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梓「澪…捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:09:59.86 ID:EPzQpRJAO
澪「それを捨てるなんて とんでもない!!」

梓「大丈夫、言ってみたかっただけです」

澪「そうか」

澪「後輩にいきなり呼び捨てにされたし、ちょっとドッキリしたよ」



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国 土 交 通 省 @ 2025/10/14(火) 00:32:33.57 ID:HEtgdMDho
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(安価&コンマ)鬼滅の刃 新星の書 四冊目 @ 2025/10/13(月) 21:33:58.45 ID:cyqsh3dE0
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元太「美味ッ!博士が作ったうな重美味ッ!」モグモグ @ 2025/10/11(土) 02:22:20.40 ID:h7x4wHcGO
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【劇場版安価】佐天「Alive A」鴻野江「Life is Beautiful」【禁書】FINAL @ 2025/10/09(木) 20:20:16.69 ID:3p2DQkpI0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:13:42.72 ID:EPzQpRJAO
梓「ところで、そんな澪先輩に相談があるのです」

澪「どんな澪先輩なんだ。まあ、いいよ。なんだい?」

梓「実はその…律先輩の事なんですけど…」

澪「律?あいつがどうかしたのか?」

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:14:03.94 ID:t67z7U3SO
けいおんSSより咲SSの方が面白い
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:14:45.69 ID:EPzQpRJAO
梓「この間『もしも無人島にモノを3つまで持ち込めるとしたら』
って話をしたじゃないですか」

澪「ああ…なんかしたね、そんなような話」

梓「あの時、律先輩は持ちこめる3つのものを
『澪、唯、ムギ』って書きましたよね」

澪「うん…そうだったな」

澪「好きな漫画やDVDを持っていくって言う人もいるけど
友達がいれば ずっと楽しいからな〜とかナントカ言って」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:16:18.01 ID:EPzQpRJAO
梓「何故、私はそのリストに入ってないんでしょうか」

澪「え?」

梓「澪先輩が一番手に来るのは分かるとして
三番手あたりに私がランクインしてもおかしくないですよね?」

澪「え?」

梓「律先輩…もしかして私の事が嫌いなんですかね…」

澪「ま、待て待て」

6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:18:51.57 ID:EPzQpRJAO
澪「別にそれで嫌いとかって事にならないだろう」

梓「でも…」

澪「大体お前、そこで『澪、唯、梓』って書いちゃったら
ムギの深層心理がすごい事になっちゃうよ」

梓「いいじゃないですか!!あの人 お金持ちなんだから!!」

澪「そうだな」

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:19:29.92 ID:EPzQpRJAO
澪「そもそも お前、自分が好かれてるかどうか気にしちゃうくらい
律の事に関心があったの?」

梓「そりゃ…律先輩の事はわりとどうでもいいけど
私だけないがしろにされてたらドタマに来るじゃないですか」

澪「ドタマ?」

梓「まぁ、前置きが長くなりましたが
そういった経緯で一計を案じようと思うワケです」

澪「ふぅん」

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:19:58.23 ID:EPzQpRJAO
梓「私は今まで部内で澪先輩をリスペクト、唯先輩にはツンデレというスタンスを保ってきました」

澪「うむ」

梓「ですが、しばらくの間、律先輩の私への好感度を高めるため
律先輩をリスペクト路線に切り替えます」

澪「アイツを尊敬してるように振る舞うって事?」

澪「調子に乗るからあんまりおだて過ぎないようにな」

梓「はい、その辺りは心得ています」

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:21:55.10 ID:EPzQpRJAO
梓「それで、ここからが本題なのですが」

澪「おお、なんだい?」

梓「えっと…」

澪「うん」


梓「これから律先輩を持ち上げるかわりに
澪先輩の事をないがしろにしていいですか?」

澪「うん」



澪「うん?」


梓「これから律先輩を持ち上げるかわりに
澪先輩の事をないがしろにしていいですか?」

澪「……?」

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:22:23.35 ID:EPzQpRJAO
澪「お前は何を言っているんだ」

梓「す、すいません!!殴らないでください!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」

澪「お、落ち着け。梓の中で私はどんな人物像に仕上がっているんだ」

梓「いや…自分を慕ってくれてた後輩が
ある日いきなり別の人間を慕い始めたら
嫉妬して最悪、殺害を謀るのでは、と…」

澪「謀るわけないだろ!!」

梓「ほっ」

澪「謀るわけないけど……」

梓「びくっ」

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:23:23.78 ID:EPzQpRJAO
澪「律のご機嫌をとるのは分かったが、なぜ私をないがしろにするんだ」

梓「ほら来たああああああああ!!!!」

澪「何が来たんだ」

梓「秋が来た」

梓「やっぱり後輩が自分をないがしろにするなんて許さないんだ!!怒り猛っているんだ!!」ウギャアアアアアア

澪「落ち着け」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:25:11.69 ID:EPzQpRJAO
澪「そうじゃなくて
律への応対を変えるからって私への接し方まで変えなくていいだろ」

梓「でも唯先輩にはツンデレ、澪先輩律先輩はリスペクト路線なのに
ムギ先輩だけスルーしたらムギ先輩の深層心理が大変なことに…」

澪「いや、ムギの事もリスペクトしてやれよ」

梓「ムギ先輩の?どこを?」

澪「えっ」

梓「違うんですよ」

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:28:27.19 ID:McMMRfMLo
こういうキャラ崩壊キャラdisがウケる時代は終わった
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:29:40.13 ID:EPzQpRJAO
梓「いや、あのですね、じゃあ澪先輩がムギ先輩の後輩だとして
どんな所を尊敬しますか?」

澪「そりゃお前…」

澪「ムギ先輩は毎日お菓子を持ってきてくださるだろ」

梓「えっ」

澪「あっ」

梓「ほ、ほらっ」

澪「い、いや、違うんだ違うんだよ」

梓「心の中ではあの人を『お菓子マン』って呼んでるんだ!!」

澪「えっ」

梓「違うです、違うんですったら」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:30:31.62 ID:EPzQpRJAO
澪「今の話は10年後くらいに改めて話し合おう」

梓「わかりました」

ガチャッ

律「うぃーっす!!」

唯「わぁ、あずにゃんだ!あずにゃんが私の街にやってきたんだ!!」

唯「あ〜ずにゃん♪」ギュッ

梓「わぁっ、やってきたのは唯先輩じゃないですか〜!!」

紬「あらあらまぁまぁハァハァ」

澪(話が終わらないうちにみんな揃ってしまったか…)
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:33:36.30 ID:EPzQpRJAO
澪「3人とも遅かったなぁ」

唯「うん、澪ちゃんが教室から出てったあと
和ちゃんが急に『モード反転、裏コード、ザ・ビースト!!』とか叫び出して大変だったんだよ〜」

澪「なんだ、それは」

律「知らん」

紬「あと、一枚ィィィィ〜!!とか叫びながら唯ちゃんの制服を口で剥ぎ取っていく
戦闘に特化した和ちゃん獣化形態は2012年のベストバウトに入るアレだったわ」

澪「ああ…それで唯の制服がビリビリに引き裂かれているのか」

唯「えへへ〜」

梓「そんなリアクションで済ませちゃう唯先輩って素敵だなぁ」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:34:46.97 ID:EPzQpRJAO
澪「まあ、いいや。そんな事より、さっさと練習を始めよう」

唯「えええ〜」

律「おいおい、こっちは和を押さえつけて体力を消耗してるんだ」

律「少しは休憩させてくれよ」

澪「そんなこと言ってまた部活終わるまで休憩する気なんだろ」

律「おい唯、相撲とろっぜ〜!!」

唯「よし来たりっちゃん!!」ドスコ〜イ

澪「話の途中で相撲とるんじゃないよ!?そして女の子が気軽におっぱじめる遊びでもないよ!?そして疲れてるから休ませろといった直後に相撲ってどうなの!?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 21:34:56.81 ID:Mhyn9ce1o
何これ糞つまんねーな
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/10/28(日) 21:35:59.84 ID:O/zjwgiS0
俺は続きが見たいから続けてくれ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:38:28.50 ID:EPzQpRJAO
律「見ろよ、流れるような突っ込みだぜ」

唯「大丈夫だよ澪ちゃん。相撲は早ければ1秒でケリがつく最速の競技だから」

澪「じゃあ1秒で終わらせてすぐ練習を始めるぞ」

律「ちぇ〜」

梓「……」

梓「い、いいじゃないですか澪先輩。
律先輩たちも一息ついてから練習した方が、効率がいいかも…」

律「おっ!話が分かるな〜!今日の梓はなんか いいぞ〜!!」ヨシヨシナデナデ

梓「あっ、えへへ…///」

澪「うオおおォォォォォォオォッ!!???」

ガシャーンッ

梓「ぎゃっ」

唯「あぁっ、あずにゃーん!!」

紬「澪ちゃん!!梓ちゃんをドラムセットに叩きつけないで!!」

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:39:46.37 ID:EPzQpRJAO
澪「ドラムは叩きつける楽器だよ」

律「人間を叩きつける楽器じゃないハズだ」

澪「でもよく言うだろ?ウニを最初に食べようと思った人はすごいとか」

唯「?」

紬「そうね、確かにウニは美味しいけど中身は一見グロテスクだものね」

澪「それと同じで500年後くらいに
『初めてドラムに人間を叩きつけようと思った人ってすごいよな』なんて
言われる日が来るかも知れないよ」

律「なるほど」

唯「一理あるね!」

紬「はたしてそうかしら」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:42:54.32 ID:EPzQpRJAO
梓「うぅっ…」フラフラ

唯「大丈夫?」

澪「ごめんな梓、悪気は無かったんだ…」

澪「だって悪いのはお前だから」

律「ムチャクチャな理屈だ」

紬「そもそも理屈として成立してるかすら怪しいわ」


23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:43:44.78 ID:EPzQpRJAO
唯「ひどいよ澪ちゃん!あずにゃんが何をしたっていうの!?」

澪「いや…だって練習したいという私の意志をないがしろにして
律の肩を持ったから…」

律「あっ、ハハーン…」

律「もしかして梓が澪よりも
アタシを慕い始めたと思って不安になったんだな〜?」

紬「ふふっ、澪ちゃんたら」


紬「りっちゃんを慕う人間なんているわけないのに」


唯「澪ちゃんは本当に怖がりだね〜」

澪「こ、怖くなんかないぞ!!」

律「ハハハハ!!!」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:44:34.25 ID:EPzQpRJAO
梓「り、律先輩…」

律「ん、なんだ?」

梓「これで無人島に連れてってくれますか…?」ニコッ

律「なんの話だ?」

梓「ひ、ねええぇ!?」
紬「ど、どうしたの梓ちゃん」

梓「ここまでやったのにダメなんですか!?」

梓「私も無人島に連れてってくださいよ!!」

澪(ああ…そういえばそんな話してたな)

澪(まあ、どうでもいいよね面倒だし☆)

梓「無人島無人島無人島!!!」ワー

25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:46:21.76 ID:EPzQpRJAO
律「梓のヤツどうしちゃったんだ?」

紬「頭を打って気が狂ったんじゃないかしら」

唯「あははは!!あはははは!!おもしろいね!!おもしろいねりっちゃんちゃん!!!!」パァンパァン(手拍子)

律「お、お前も気が狂ってるんじゃないのか」

唯「どうなのかなあ」

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:47:07.07 ID:EPzQpRJAO
紬「本当は狂っているのは、りっちゃんの方かも知れないわよ?」

律「そうなのかなあ」

律「澪はどう思う?」

澪「どうなんだろうなあ」

梓(うぅっ…また先輩たちだけで和気あいあいとして…!!)

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:47:56.97 ID:EPzQpRJAO
梓「律先輩!!どうやったらムギ先輩の代わりに
私を無人島に連れていってくれるんですか!?」

律「知るか」

唯「りっちゃん、ムギちゃんと無人島に行く予定があるの?」

律「知らん知らん」

紬「もしかしてHな話?」ワクワク

律「知らないよ」

澪「やれやれ…いや、アレだよ」

澪「どれだけか前に無人島の話をしただろ?」

律「知らないって言ってるだろ!?」

澪「うオおおォォォォォォオォッ!!???」

ガシャーンッ

律「ぎゃっ」

唯「あぁっ、りっちゃーん!!」

紬「澪ちゃん!!」


紬「りっちゃんをドラムセットに叩きつけていいわ」


28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 21:59:27.62 ID:EPzQpRJAO
^ω^ω^ω^ω^ω^ω^ω^

律「あ〜、してたっけ そんな話」

梓「私だけ のけ者なんて悲し過ぎます!!」

唯「ねぇ、りっちゃん。あずにゃんがかわいそうだよう…」

唯「あずにゃんも無人島に連れていってあげようよ〜」

律「う〜ん、しかしなぁ」

澪「何か問題あるのか?」

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:00:09.12 ID:EPzQpRJAO
律「無人島に持っていけるのは3つまでなんだろ?」

紬「そうね、そうだったわね」

律「梓を連れていくなら、お前ら3人の中の誰か1人を置いていかなきゃならん」

澪「いや、正直 私は無人島になんか連れてってほしくないけどな」

紬「奇遇ね。私も同じ事を考えていたわ」

唯「あっ、じゃあ私も」

律「そういうワケで無人島には梓1人で行ってこいや」

梓「そんな話じゃありませんよ!!そんな問題じゃないんですよ!?」

律「じゃあ どんな問題なんだよ…」

30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:03:46.10 ID:EPzQpRJAO
梓「例えば断崖絶壁があるとするじゃないですか」

律「おい、誰か代わりに聞いといてくれよ」

澪「なんでいきなり断崖絶壁が出てくるんだ…」

唯「ねぇムギちゃん、断崖絶壁って何〜?」

紬「りっちゃんみたいな絶望的な壁の事よ」

律「なんだ、壁?」

澪「お前の気の毒な乳房の話だろうさ」

梓「私の話を聞いてください!」

唯「肉まーん」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:05:47.95 ID:EPzQpRJAO
梓「もしも断崖絶壁に私と唯先輩と澪先輩とムギ先輩が
ぶら下がっているとするじゃないですか」

澪「私たちは何故そんなところにぶら下がっているんだ」

梓「それはこの際、どうでもいいです」

紬「え…でも例え話にしても
リアリティーに欠けていると真剣に考える気がしないわ」

唯「そうだね、リアリティーだもんね!!」

梓「じゃあ、ふざけたさわ子先生に崖から突き飛ばされたとして」

律「リアリティーあるなぁ」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:07:43.81 ID:EPzQpRJAO
梓「その時、崖の上に律先輩がいて
崖にぶら下がってる中から3人しか助けられないとしたら
確実に私を助けない感じになるじゃないですか!?」

律「ん、なんで?」

澪「いや、だから律の中の優先順位は私、唯、ムギで梓はランク外だから…」

律「あ〜」

梓「ホラ!!このままじゃ私は見殺しにされてしまうじゃないですか!?」

紬「でも、そんなシチュエーション、そうそうないからいいんじゃない?」

梓「ダメです!!いざとなったら律先輩は私を見殺しにするという事実が
私には耐えられないんです!!」

律「どっちかというと
そんな事でマジになってわめきちらす後輩がいるという事実に耐えられないよ」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:09:18.78 ID:EPzQpRJAO
律「じゃあ梓を無人島に連れてくし断崖絶壁から
いの一番に救ってやるよ」ハイハイ

梓「や、やった!!」

唯「良かったねぇあずにゃん」

梓「はいっ!!」

澪「じゃあ、いい加減 練習するぞ」


紬「ちょっと待ってもらえるかしら」

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:12:43.27 ID:EPzQpRJAO
紬「梓ちゃんを助けるのなら誰を見殺しにするの?」

律「なにが?」

澪「そういえば断崖絶壁から救えるのは3人までだったな」

唯「はっ。りっちゃん、私は助けてくれるよね!?」

律「お前らまで何言ってるんだよ。んなもん例え話だろ」

紬「でも、りっちゃん」


紬「ハンターになったら、この先 本当にそんな局面を迎えるかも知れないのよ」


律「アタシはハンター試験なんか受けるつもりはないんだ」

唯「でも、りっちゃんは断崖絶壁なんだよ!?」

澪「そうだ、胸に絶望を抱く律にこの先、何があるか分かったもんじゃない」

律「けいおん部にはイジメが存在している」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:14:41.07 ID:EPzQpRJAO
律「アタシはどうすりゃいいんだ」

唯「澪ちゃんとムギちゃんと唯ちゃんの中から
一番見殺しにしたい人を選ばなきゃね!」

律「見殺しにしたい人は いねーよ!?」

澪「でも誰かは見[ピーーー]んだろ?」

律「うーむ…」

36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:15:13.72 ID:EPzQpRJAO
紬「りっちゃん、突然だけど5万円あげるわ」

律「おっ、サンキュー!!」

澪「露骨な賄賂してんじゃないよ!!そして軽々しく大金受けとるな!!」

律「うっさいなー。じゃあ必ず澪を見殺しにするからな」

澪「そんな大金を気持ちよく受けとるなんてさすが大物は違うな」

澪「もし律が男だったら私は迷わずお前の肉奴隷になっていた事だろう」

律「おっ、嬉しい事言ってくれるねぇ」

梓「醜い人たちだなあ」

紬「お前に言われたくないのよ」

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:16:29.97 ID:EPzQpRJAO
律「さーて、唯ちゃんは何をしてくれるのかなぁ」

唯「…私は何もしないよー」

澪「なにっ」

紬「どういうトンチをきかせるつもりかしら」

唯「そんな友達を比べるようなりっちゃんに私は助けてほしくないよ…」グスッ

律「ゆ、唯、お前…」


律「さっき、一番見殺しにしたいのは誰〜?とか言い出したのは
キミだったよね」


唯「アホのくせに余計な事覚えてんじゃねーよクソがあ〜」フンス-3


38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:20:13.47 ID:EPzQpRJAO
唯「なーんちゃって」

梓「目がちっとも笑ってない」

紬「唯ちゃんの真意ははたして」

律「唯、お前だけは絶対に助けるから
いつまでもいつもの唯でいてください」

唯「合点承知だよ〜♪」

澪「律。ソイツはお前が思ってるほど綺麗な生き物じゃないぞ」

唯「えへへ〜」

梓「目がちっとも笑ってない」

紬「唯ちゃんの真意ははたして」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:21:23.57 ID:EPzQpRJAO
梓「それで結局、誰を見殺しにするんですか〜?」

律「なんか だんだんお前ら全員見殺しにしてもいい気分になってきたなあ」

唯「あっ、いけないよ。りっちゃんがやさぐれてきちゃったよ」

紬「じゃあ、ちょっとお茶で一服しましょうか」

澪「ふぅ、仕方無いな…」

梓「ムギ先輩、私ミルクティーをお願いします」

紬「はぁい」

澪「私はアイスレモンティーを頼む」

紬「はぁい」

唯「私、リアリティー!!」

紬「はぁぃ…」

紬「…はぁ?」

律「アタシも唯と同じヤツを頼む」

澪「やっぱり私も」

梓「あっ、私もみなさんと同じものをお願いします!!」

紬「ちょっと待ってちょっと待って」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:23:06.35 ID:EPzQpRJAO
紬「リアリティーってなぁに?」

唯「えっ、ムギちゃんがさっき ゆってたんじゃん」

紬「私、そんな事いったかしら…?」

律「ムギよ、考えるな感じるんだ」

澪「ムギが好きなように調合したオリジナルハーブティー」

澪「それが私たちのリアリティーさ!!」

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:23:33.71 ID:EPzQpRJAO
唯「ところでさー、カレー味のうんことうんこ味のカレー、
どっちか食べるとしたらどっち?ってよくあるでしょ〜?」

澪「あれっ!?せっかく私が気持ち悪い事いったのに
あっさり話題が変わった!?」

梓「気持ち悪いって自覚はあったんですね」

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:24:29.61 ID:EPzQpRJAO
律「それで その究極の選択がどうしたんだ?」

唯「みんなは食べるとしたらどっち?」

澪「え?」

梓「そりゃ うんこは食べたくないから
大体の人はうんこ味のカレーを選ぶんじゃないですかね」

澪「ふむ、私もそっち派だ」

梓「うんこ味でも成分的にはカレーですものね」

唯「ムギちゃんは?」

紬「わ、私はそんな話聞いた事ないんだけど
よくある選択肢なの?」

律「まあ、庶民なら一度は頭を悩ませた問題さ」

紬「そう…庶民て大変なのね…」

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:28:30.29 ID:EPzQpRJAO
紬「私も う、うんこ味のカレーかしら…」

澪「まぁ普通はそうなるよ」

梓「律先輩はどうです?」

律「なんも言えねぇ」

梓「おや、北島康介のようなセリフを」

紬「きっと感無量なのね」


44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:29:04.42 ID:EPzQpRJAO
澪「それで唯、このよくある選択肢がなんなんだよ」

唯「醤油味のラーメンって結局、醤油入ってるじゃん」

澪「ん?」

梓「まぁ、そうですね」

唯「その理屈で行けば、うんこ味のカレーにも
結局は調味料として うんこが入ってる可能性 大なんだよ〜!!大だけに」

紬「あっ、確かにそうね!!」

澪「それは盲点だったな…」

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:29:59.72 ID:EPzQpRJAO
律「で、結局なんなんだ?」

唯「つまりどうせ うんこを食べるならカレー味の美味しいうんこを食べた方が得だよね!!」

紬「それ、得というのかしら」

律「まあ、でも確かに うんこ味うんことカレー味うんこなら
迷わずカレー味うんこを食うよな」

澪「いや、私は何味だろうと うんこ食べる時点で相当迷うと思うな」

唯「ケーキ屋で悩む女の子のように?」

梓「どれにしよっかな〜って感じで?」

澪「そんなテンションでは断じてない」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 22:32:36.44 ID:EPzQpRJAO
梓「それで なんの話でしたっけ」

律「もういいから練習しようぜ」

澪「おお、り、律!!お前自分から練習を…」

律「な〜んちゃって」

梓「目がちっとも笑ってない」

紬「りっちゃんの真意はどこにあるのかしら」

唯「あぁっ!!」

澪「今度はなんだよ…」

唯「なんともう6時だよ」

梓「あっ、外が真っ暗です!!」

紬「もう秋だものね〜」

律「じゃあ帰るか」

澪「また今日も練習出来なかった!!また今日も練習出来なかった!!」

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 23:22:59.53 ID:w7TxMe6f0
キャラ崩壊が激し過ぎて、何処へ行こうとしているのかわからない。
ひょっとしてこの作者は、以前スメアゴル和とか温泉旅行でカニちゃん食べ放題とか書いていた人か?
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/10/28(日) 23:24:35.68 ID:TPs0NN6Ho
たんたんと進むギャグが何とも言えず面白い
続けてくりゃれ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/28(日) 23:27:05.04 ID:t67z7U3SO
無理やりフォローしなくていいよ
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:44:01.90 ID:EPzQpRJAO
―帰り道―

澪「週末の〜大通〜りを〜黒猫が歩く〜♪」

紬「澪ちゃん、うるさい」

律「おっLAWSONで肉まん売ってるぞ!!」

唯「と、突撃〜!!」シュピリョリャリン

梓「あっ、行っちゃった」

紬「まるでドラえもんが歩くような音で」

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:45:35.28 ID:EPzQpRJAO
―LAWSON―

店員「いらっしゃいませ〜今レジにて出来立てのコーヒーを販売しておりま〜す」

律「うるせぇんだよ!!」

紬「りっちゃんは悪魔なの?」

梓「そういえばムギ先輩、こういう所のコーヒーってどうなんですか?」

紬「あ゙ー私、こういう所のコーシー飲むの夢だったのー」

紬「はいはい、これで満足かしら?」

梓「ムギ先輩が何と戰ってるかは知りませんが
私はただ、こういう高そうなコーヒーって
味の違いの分かるムギ先輩的にはありがたみが分かるのかなって」

紬「私、実はコーヒー飲んだ事ないの…」

梓「嘘!?」


紬「嘘よ」


紬「アホなの?」


梓「う、うぅっ…」グスッ

律「ムギの方が悪魔のようだが」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:47:58.87 ID:EPzQpRJAO
唯「あっ、澪ちゃん澪ちゃん!!」

澪「なんだい、唯?」

唯「え、えろ本が売ってるよ…」

澪「何故、あのメンバーの中から私を選んで呼んだんだ」

唯「わ、私 一冊買ってみようかな…」

澪「えっ、嘘!?ていうか制服じゃ無理だろ!?」

澪「ていうか何故、いきなり買おうと思ったんだよ!?」

唯「い、いきなりじゃないよ…私はもう一ヶ月前からえろ本が買いたくて買いたくて仕方なくて
正直、さっきの部活中もえろ本の事で頭がいっぱいだったんだよ…」

澪「そ、そうか…」

唯「でももう我慢出来ないよ!!私はえろ本を買うよジョジョー!!」

澪「だから制服じゃ18歳未満てバレるから無理なんだってば」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:49:32.58 ID:EPzQpRJAO
唯「あっ、でもムギちゃんとりっちゃんはもう18歳なんじゃなかったっけ」

澪「だっ、ダメ!!律にそんなモノ買わせないぞ!!」

唯「じゃあムギちゃんに買ってもらうのは?」

澪「やぶさかではない」

紬「話は聞かせてもらったわ」

唯「だって聞こえるように大きな声で話したからね」

紬「確かに私は18歳だけど
18歳ってブレザー着て車を運転していいんだったかしら」

梓「法的には問題無いはずですけど…」

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:50:50.72 ID:EPzQpRJAO
律「すいません、コミック快楽天ビーストください」

店員「390円になります」

店員「只今レジにて淹れたてのコーヒーを販売

律「氏ね!!」

梓「あっ、律先輩がまるで呼吸でもするかのように
悠然とエロ本を買っちゃってますよ!?」

澪「しかもレジでなんでエロ雑誌のタイトルを誇らしげに述べたのか」

紬「恥知らずだから」

唯「人はそれを勇者と呼ぶんだよ〜!!」

律「ギガデイン」


55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:53:11.85 ID:EPzQpRJAO
―帰り道―

律「勢いでエロ本買っちゃったよ」

唯「読もう読もう!!」

ピッ

澪「あっ、ママ?今日、律の家に泊まるから夕飯いらないよ」

梓「家に外泊を告げる電話をかけた!?」

紬「戦闘準備は万端ね」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:55:02.13 ID:EPzQpRJAO
律「おい待て。エロ本読むのはいいが
アタシの家に泊まるなんて聞いてないぞ」

澪「今、聞いただろ」

律「ていうかさー、泊めるのは構わないけど
アタシはもうアタシの家に飽き飽きしてるから
たまには誰か別のヤツの家に行かない?」

澪「なるほど。確かに律の家なんて やりまくったスーパーマリオくらいツマらないからな」

唯「カセットをズラせば まだ楽しめるんじゃない?」

梓「なんですか、カセットをズラすって」

紬「スーパーマリオのカセットをファミコンにわざと変な感じで差し込むと
バグが発生して色々おもしろい現象が起きたりするのよ」

唯「あっ、じゃあ りっちゃんの家も30度くらい傾けたら?」

律「バグが発生しておもしろいステージが楽しめるぞ!!」

澪「お前たちの存在自体がバグだとしたら?」

唯「困るよ〜」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:57:12.73 ID:EPzQpRJAO
梓「ズラせないなら律先輩の家なんかに行っても仕方無いですよね」

澪「お前、律を持ち上げるんじゃなかったの?」

梓「飽きました!」

澪「そうか…」

58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:57:57.63 ID:EPzQpRJAO
紬「じゃあ唯ちゃんの家はどうかしら?」

律「おっ、憂ちゃんの手料理が堪能できるな!!」

梓「憂、料理が上手ですもんね」

澪「待て待て。急に押し掛けたら迷惑だろ」

律「お前、アタシん家には急に押し掛けようとしただろうが!?」

唯「あははっ、大丈夫だよ。憂、賑やかなの好きだから
みんなが来たら、きっと喜ぶよー♪」


唯「だから…」


唯「 私 の 家 は 絶 対 に ダ メ 」


律「……」

紬「え……」

梓「……?」

唯「ふふ」

澪「どういうことなんだ…」

59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/28(日) 23:58:53.13 ID:EPzQpRJAO
律「憂ちゃんが喜ぶんなら唯の家でいいんじゃないの」

唯「でも私は憂を喜ばせたくないんだよ」

紬「えっ」

梓「何かあったんですか?」

唯「今日、私、お昼にお弁当箱開けたら
毛がムシられたニワトリが一羽まるごと入ってた」

紬「ああ」

澪「アレか」

律「入ってたな。ニワトリが、確かに」

梓「えっ。えっ?」

梓「お昼に一体 何があったんですか?」

唯「私が聞きたいもん…」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:01:28.31 ID:yRvU1wfAO
澪「もう、今 唯が話したとおりだよ」

律「昼休みに唯がなんかいつもより大きめの弁当箱開けたら
羽根をムシられたニワトリが押し込まれてたんだ」

紬「しかもアレ、生きてたわよね」

澪「ああ…元気はなかったけどクチバシがぴくぴく動いてて気持ち悪かった」

梓「ゆ、唯先輩 なんでそんなお弁当持ってきたんですか」

唯「お弁当は憂が作ってるから知るもんか!!」

梓「ご、ごめんなさい!!」

61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:02:13.01 ID:yRvU1wfAO
律「まあアレだろ。憂ちゃん、ちょっとテンション上がっちゃっただけだろ」

唯「そうなのかなあ」

梓「ちなみにニワトリさんはどうなったんですか?」

紬「最初はぐったりしていたんだけど
そのうち弁当箱から這い出して
しばらく教室内を徘徊したのち
どこかへ去っていったわ」

梓「怖っ」

律「教室中の女子が机の上に避難して震えてたよ」

澪「でも『私のお弁当が!!』って泣き叫ぶ唯を見て
みんなの顔に笑顔が戻ったんだ 」

唯「私の不幸を喜ぶなんてヒドイよ!!」

紬「ごめんね」

62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:02:39.21 ID:yRvU1wfAO
律「あの鳥肌ニワトリ…まだ学校の中にいるんじゃないか?」

梓「や、やめてくださいよ」

紬「じゃあ 今日は梓ちゃんの家に泊まりましょうか」

澪「そうだな」

梓「えっ、なんでそんな流れになるんですか!?」

梓「嫌ですよ!!やめてくださいよ!!」

律「お前、人ん家に行くのはよくて自分ん家に呼ぶのは嫌なのか」

唯「わがままあずにゃん空を飛ぶ」

梓「いや…空は飛びませんけど…」

63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:03:16.33 ID:yRvU1wfAO
澪「梓、家は都合悪いのか?」

梓「はい。私の家は最高ですけど
先輩方は物を盗んだり下駄箱の中に排泄したりする最低なイメージがあるので
家にあげたくありませんね」

律「じゃあ梓ん家でエロ本読むしかないな」

紬「間違いないわね」

梓「そんなのおかしいですよ!?」

澪「おかしいのはお前だ」

唯「大丈夫だよあずにゃん。私たちは必ずやあずにゃんの期待に応えて見せるよ〜」

梓「た、大変なことになっちゃった…!!」

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:06:11.27 ID:yRvU1wfAO
―中野邸・前―

律「よーし、見てろ」

梓「ど、どこへ行くんですか律先輩」

律「決まってらぁ。アイサツがわりに火を放ってやるのよ」

梓「;;」

澪「お、おい いきなり飛ばしすぎだ」

紬「そうよ、さすがの私も家と人命と世間体は弁償出来ないわ」

唯「一度に多くの大切なモノが失われるよ〜!!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:06:38.09 ID:yRvU1wfAO
梓「うわ〜ん、うわ〜ん、うわあああん;;」

唯「あずにゃんがいきなり泣き出した」

律「嘘ウソ冗談。アタシが可愛い梓にそんなことするわけないだろ?」

ナデナデ

梓「にゃっ…!?」

紬「ウホッ、頭をなでなでしこしこ」

梓「り、律先輩…///」グニャグニャ

唯「骨抜きあずにゃん、土に還る」

梓「いや、還りませんけど…」

澪「えらいぞ〜梓〜」ナデナデ

梓「ふ、ふにゃん///」ゴロゴロ

唯「骨抜きあずにゃん、海に還る」

梓「いや、還りませんけど…」

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:07:44.44 ID:yRvU1wfAO
澪「ま、そんなことより家の中に入れてくれないか」

唯「10月の夜風は冷たいもんね」

紬「でも唯ちゃん、アイス好きでしょ?」

唯「あっ、アイス好き!!」

紬「アイスは冷たいわよね」

唯「うん、アイスは冷たいよ」

紬「じゃあ梓ちゃん、中に入れてくれる?」

梓「えっ、あっ、はい」

ガチャッ

梓「あだいま〜」

澪「えっ」

律「なぁムギよ。結局アイスの話はどこから来て、どこに行ったんだ?」

紬「待って。梓ちゃん、『あだいま〜』って何?」

唯「アイス」

梓「アイスただいま」

律「お持ちしま〜す」

澪「待て!!みんな好き勝手に喋るんじゃない!!」

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:11:10.36 ID:yRvU1wfAO
梓「正解は『あずさただいま帰りました』の略でした」

澪「変な人だなあ」

梓「まあ、そんな事はどうでもいいんですよ」

律「お?」

唯「どうしたの、あずにゃん」

梓「ここで律先輩に選択してもらいます」

律「何を?」

紬「家を燃やすか燃やさないか?」

唯「燃やそう燃やそう!」

梓「やれるもんならやってみろよ!?」

68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:11:47.36 ID:yRvU1wfAO
梓「さっき、なんか言ってたでしょう」

梓「律先輩が無人島に3つだけ何か持っていけるとしたら何を持っていくかって…」

澪「ああ?」

唯「なんか言ってたね」

梓「あの続きをやるですよ!!」

紬「あ?」

梓「今から律先輩は中野家に3つしかモノを持ち込めない事とします!!」

律「なにっ」

澪「何様なんだアイツは」

梓「さあ、律先輩。中野家に何を持ち込むかを宣言してください」

紬「ちなみにお前の戯れ言を無視したら、どうなるの?」

ゲシッ

ゲシッ

梓「痛い!!足を蹴らないでください!!」

69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:13:41.13 ID:yRvU1wfAO
梓「ここでは私の作ったルールは絶対です」

梓「だってここは私の家だから」

紬「一理あるわね」

澪「性格には梓の親の家だと思うけどね」

梓「私のルールに従わない者はなんぴとたりとも家に上がることは許されないのです!!」

律「お前、中学時代に友達いた?」

梓「えっ、いましたよ」

紬「それ、梓ちゃんの体だけが目当てだったのよ?」

梓「う、嘘だ…」

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:14:11.69 ID:yRvU1wfAO
律「さて、どうする?」

澪「そうだなあ」

唯「りっちゃんが3人選んだら
1人だけあずにゃんハウスに入れないんだね」

紬「あんな子ほうっておいて別の誰かの家に行かない?」

唯「あっ、私 ムギちゃんの家に行ってみたいよー」

紬「あっ、それはダメ」

唯「なんでー?」


紬「ダメだから」


唯「わかったー」

澪「物分かりいいなあ」

71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:14:40.35 ID:yRvU1wfAO
律「まあアレだ。ここまで来て、他の家に行くのも しんどい」

紬「そうね」

律「だからアタシはお前らの中から3人選ぼうと思っているぜ」

唯「選ばれなかった人は?」

澪「背中丸めて帰るしかないな」

梓「ハハハハ!!」

紬「蹴りたい背中」

ゲシッ

梓「痛っ!?蹴りたくてもガマンして下さい!!」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:16:58.38 ID:yRvU1wfAO
律「1人目に選ぶのは梓だ」

梓「やった!!」

律「さすがに梓を抜いて中野家に上がり込む勇気はないからな」

紬「勇気と無謀は違うものね」

唯「あと、あずにゃんを可愛いがってる私だけ帰るのも なんだか妙な話だよね」

律「そうか〜?」

唯「そうだよ〜」


律「そうだな〜」

唯「えへへ〜」

律「あはは〜」

澪「お前たちはアヘン常習者だ」

73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:17:29.13 ID:yRvU1wfAO
紬「田井中りっちゃん」

律「はい」

紬「りっちゃんはもしかして最終的に仲のいいもん順に選ぼうとしてないかしら」

律「それは ありうる話だな」

紬「でも、よく考えて」

紬「一番仲が良くない子が、この上さらに中野家の前で置き去りにされたらどうなるかを」

律「どうなるんだ?」

紬「きっと その子は2度と紅茶を淹れてくれないし、お菓子も持ってこないわ」

澪「それ、もう、ムギの事じゃないか」

唯「一番嫌われてる自覚はあったんだね」

紬「ちょちょちょっ!?言い方がおかしい!!」

紬「嫌われてるというか、唯ちゃんや澪ちゃんに比べて絡みが少ないんじゃないかしらと、ふと思っただけよ」

律「うーむ」

梓「ハハハハ!!」

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:18:48.17 ID:yRvU1wfAO
紬「唯ちゃん、アイツにマッスルリベンジャーを仕掛けるから最初だけ手伝って」

唯「な、なにをすればいいの?」

澪「最初だけ手伝えば出来るのか」

梓「くっ、律先輩!!私が倒れたら家に入るどころではないですよ」

律「わかったわかった」

75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:19:18.28 ID:yRvU1wfAO
律「おい、みんな」

唯「なぁに、りっちゃん」

律「そろそろ面倒になったからアタシはおもむろに結論を出したぜ」

紬「えっ」

梓「誰ですか!?律先輩は誰を置き去りにするですか!?」

律「それは…」

唯「ごくっ…」


76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:23:28.91 ID:yRvU1wfAO


律「おめえの出番だぞ、澪」


澪「!?」

唯「えっ」

紬「澪ちゃん!?」

梓「カッwwwwまさかの澪先輩が置き去りっ」

ゴッ

梓「にっ!?」

ドサッ


澪「おい、律っ!!どういう事だっ」

唯(なぐった…)

紬(澪ちゃんが梓ちゃんの鼻面をベースで殴った…)

77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:23:58.07 ID:yRvU1wfAO
律「まあ落ち着けよ。昔から言うだろ」


律「澪捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」


澪「お前っ、それが言いたかっただけだろっ!」

ゴッ

律「りっ」

ドシャ

唯(蹴った…)

紬(澪ちゃんがりっちゃんの鼻面に飛び膝を入れた…)

78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:24:48.68 ID:yRvU1wfAO
律「お、落ち着くんだ澪」

澪「うん、わかった!」
唯「物分かりいいな〜」

律「別にお前、アレ、私は澪が嫌いだから置き去りにするんじゃない」

律「一番深い繋がりがあるからこそ、置き去りにしても私たちはいつも繋がっているんですよ?というアレさ」

澪「律…」

梓「うっ、くっ…」

唯「あずにゃん?」

梓「ハッ、繋がり?そんなカタチの見えないものなんて私は信用しませんよ!!」

紬「コイツはなんなの?」

律「私と澪は離れていても繋がっている…その証拠に、見ろ!!」

カチ

唯「カチ?」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:26:33.74 ID:yRvU1wfAO
びくんっ

澪「あっ!?ひゃぅん!?」ピクッ

紬「」

唯「えぁ?」

澪「り、律っ!!人前でっ…」

律「……」

カチ

澪「みゃあぁぁんっぁんっあんっああああああ」ピクンピクンッ

梓「……」

唯「なんだろう、りっちゃんがポケットの中に手を入れて何かのスイッチを入れるたびに澪ちゃんがクネクネしてる」

律「な?」

紬「な、なにが?」

律「私と澪は離れていても繋がっているだろ?」

澪「はぁはぁ」グスッ


80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:28:00.35 ID:yRvU1wfAO
律「そういうワケでお前は1人でも大丈夫」

澪「律ぅ…」

カチ

澪「ひゃうっ…ん」

律「じゃあ梓んちに上がってエロ本 読もうぜ!!」

唯「そ、そうだね」

紬「目の前でエロ漫画みたいな展開が繰り広げられているから
今さらエロ本ごときなんなの?って気もするけれど」

澪「ううう…待ってよぉ…」

梓「アディダス」

ガチャン

81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:29:40.47 ID:yRvU1wfAO
澪「くっ…みんな本当に私を置き去りにして家の中に入っていった」

澪「しかし、なぜ梓は『アディダス』といきなり言ったんだ…」

和「アディオスって言おうとして間違えたんじゃないかしら」

和「バカだから」

澪「あれっ、和!」

82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:30:06.73 ID:yRvU1wfAO
澪「いつからそこにいたの…?」

和「澪が『それを捨てるなんてとんでもない』って言ってたあたりから」

澪「それ、部室での話じゃなかったっけ」

和「そうだったかしら」

澪「ひうっ!?」

和「なにが?」

澪「いや、なにが…っていうか律がまたスイッチを入れたんだ…」

澪「もう、はずしちゃおう」

カチャッ

和「あっ」


和「何故、脇の下に○ーターを入れていたの?」

澪「くすぐったいだろ?」

和「まあ、そうだけど…」


和「まあ、いいわ」

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:30:35.79 ID:yRvU1wfAO
憂「あれっ、和ちゃん、澪さん」

和「あら、憂」

澪「こんなところで会うなんて珍しいね。梓に何か用かい?」

憂「お姉ちゃんが帰ってこないから捜してて…」

澪「ああ、唯ならこの小屋の中にいるよ」

憂「あっ、本当ですか?」

憂「よ〜し」シュッ

84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:32:22.15 ID:yRvU1wfAO
澪「ところで憂ちゃん」

澪「どうして今日、唯のお弁当に裸の鶏を入れたの?」

和「そういえば入ってたわね」

憂「あはっ…あれは」

憂「お姉ちゃんの部屋にかっこいい鶏の人形があったじゃないですか」

澪「そうなの?」

和「ああ、平沢チキンのことかしら」

85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:32:50.12 ID:yRvU1wfAO
憂「お姉ちゃんが抱きしめて汗やニオイが染み込んだアレをナニしとるうちにバラバラになったのでお姉ちゃんに言い訳しようと思ってアレがある朝、魔法で本物の鶏に変身したので私はお姉ちゃんは唐翌揚げが好きなお姉ちゃんが好きだからお姉ちゃんに食べてもらおうと思ってお弁当に入れようと思ったけど勝手に殺したらお姉ちゃんが生きたままの平沢チキンにキチンと挨拶したかったと言い出す可能性を考慮して生かさず殺さずのラインでああいうカタチとあいなりました」

和「一理あるわね」

澪「それはどうかな」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:35:42.87 ID:yRvU1wfAO
憂「もういいですか?私、早くお姉ちゃんに会いたいから…」

和「まあ、待ちなさい。唯は今、大事なところだから
今日のところは私がお姉ちゃんのかわりになってあげるわよ」

憂「あっ、じゃあソレで」

澪「簡単なんだなあ」

87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2012/10/29(月) 00:38:28.71 ID:yRvU1wfAO
憂「お姉ちゃん、家に帰ろーね♪」

和「ふふっ」

澪「あっ、私もお邪魔していいかな」

憂「ああ?」

澪「ううっ」

憂「澪捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」

澪「えっ?」

和「澪ステテコそ浮かぶ瀬もあれ」

澪「ステテコ?」

澪「ていうかなんなの?なんでみんな、その言葉を口にしてみたいんだ!?」


和「エヴァンゲリヲンQがすごい待ち遠しいから」

澪「そういうことだったのか」







88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/29(月) 03:57:54.75 ID:B3LBGbtDo
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/29(月) 17:55:58.01 ID:pbQbaJ5SO
ノリが寒い
こういうノリのSSは、その作品の旬が過ぎるとつまらない
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 05:55:27.07 ID:kBczk7txP
乙乙!
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/10/30(火) 09:11:48.49 ID:JkkS87Fjo
ワロタ

乙じゃん
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 23:08:18.65 ID:g+vXx0ySO
けいおんSSは数が少ないから、どんな寒い内容でもバカみたいに喜ばれるな
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 04:51:43.11 ID:cy3AEgm60
じゃあ増やそう
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 03:15:50.71 ID:OLmm6X/ao

けんじゃタイム完結させれ
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