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男「彼女を救えるのならなんだってやってやる!」悪魔「本当かい?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:50:37.31 ID:w4rs9pKx0
ある週末の出来事。
一年間片想いだった人と
友達に手伝ってもらったり
偶然を装って会ってみたり
あの手この手を駆使して仲良くなった僕は
ようやく初デートに至ることとなった。

映画を見て、ご飯を食べて、その帰り道。
彼女は呆気なく
本当に呆気なく

トラックに弾かれ命を散らした。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1351529437
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:53:00.04 ID:w4rs9pKx0
あまりにも衝撃的な映像に身も凍ったが
頭から飛び出た得体の知れない物体が
彼女が死んでしまっていることを
強制的に解らせた。

僕はただ泣いた。

僕が遊びに誘わなければ
きっと彼女は死なずにすんだ。

男「彼女を救えるのなら・・・なんだってやってやる!」

男「だから!・・・だから・・・彼女を・・・」

悪魔「本当かい?」

そいつの声が甘く囁かれたことは
言うまでもないのかもしれない。
3 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:53:28.29 ID:w4rs9pKx0
男「なんだ、お前は」

悪魔「私は悪魔だ。フレンドリーにマーくんと呼んでも構わない」

男「頭のイカれたオッサンに付き合ってる余裕はないんだよ」

悪魔「信じる信じないは君の勝手だ。私は君に呼ばれてやってきたのだから」

悪魔「今一度問おう」

悪魔「彼女を救えるのならなんだってやる。この言葉に嘘偽りはないかい?」

男「当たり前だ!」

悪魔「ならば私が彼女を救ってあげようじゃないか」

4 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:53:55.62 ID:w4rs9pKx0
男「ふっざけんな!」

悪魔「怒り猛るのは結構だが、もしもそれが真実だとして、君はそのチャンスをみすみす逃すわけだ」

悪魔と名乗る男の言葉を鵜呑みにするほど馬鹿じゃない。
いつもなら。
悪魔と名乗る男の囁きを信用するほど馬鹿じゃない。
いつもなら。

男「本当に・・・彼女が助かるのか?」

悪魔「私は嘘をつかない。悪魔だから」

それが嘘だと言わんばかりに
悪魔はにやりと口角を上げる。
5 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:55:13.32 ID:w4rs9pKx0
男「でも悪魔なんだから、無償ってわけじゃないんだろ」

悪魔「もちろんだ。等価交換という言葉は悪魔が作ったと言っても差し支えない」

男「それも嘘臭い。で、なんだよ。僕の命とかでいいのか?そんなんでいいなら持ってけよ。彼女が助かるならそれでいい」

悪魔「君の命を貰ったらそこで終わってしまうじゃないか。それに彼女さんを救っても、君がいなければ証明できない。故にその方法は取引にならない」

男「勿体ぶらずにさっさと言えよ!」

藁にも縋る思いとはこのことだった。
得体の知れない中年に
僕は必死で縋りつく。
6 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:55:59.43 ID:w4rs9pKx0
悪魔「君にはこれから三つの命令を実行して貰おう」

男「三つ?」

悪魔「ああ、三つさ。
   なんの変哲もない三つだ。
   重ねて、私は君に一つだけ嘘を言った。
   その嘘がどの言葉だったのかを当てて貰おう」

男「お前・・・彼女を救うってのが嘘だったりしないだろうな」

悪魔「だったらそう思えばいい。
   それじゃあ今から命令を下すけど、君はそれを聞く必要がないね。
   良かったじゃないか」

悪魔的だと感じてしまう。
悪魔である証明は言葉にあるのだと恐くなる。

悪魔「まずは人を一人殺してきてほしい。君の大切な人をだ」

男「・・・」
7 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:56:26.10 ID:w4rs9pKx0
白昼夢のような出来事だった。
悪魔と名乗る中年は
魔法めいた部分もなく
極々普通に歩いて目の前から去っていった。

どこまでも悪魔の証明をしない。

仮に悪魔だと信じることができたなら
彼女が生き返るかもしれないと希望が持てたのに。
その望みそら持たせない。

なるほど、そこは悪魔めいていた。
8 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:56:52.87 ID:w4rs9pKx0
僕の大切な人と聞かれれば
間違いなく彼女のことを想うだろう。

けれどその彼女は死んでしまっていて
少なくとも殺すことができない。

そうなった時に思い浮かんだのは
極々普通に、産みの親。

僕を産み育ててくれた
僕の大切なお母さん。
9 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:57:25.54 ID:w4rs9pKx0
悪魔「長かったね、あれからもう一ヶ月だ」

男「・・・」

悪魔「よっぽど堪えたみたいだね。それもそうか、もう君は後戻りできない場所にいる」

男「・・・」

悪魔「母親の首は暖かかったかい?母親の命は綺麗だったかい?
   苦しませたくないばかりに選んだ絞殺という手口は
   素人が考えたにしては中々の選択だと思うけど
   道具を使わなかったことに対しては首を傾げてしまうな
   だから失敗した。手で締めて、失敗した
   苦しそうにしていただろう?君が下手糞だからだよ
   可哀想だね、お母さん。長く苦しく、君に殺されて」

男「うるさい!」

悪魔「そんな君を見ているのは愉快だったから、早速次の命令に移ろう」
10 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:57:52.46 ID:w4rs9pKx0
悪魔「彼女には妹さんがいるのだろう?」

悪魔「その子をレイプしておいで」

男「・・・冗談、だろ?」

悪魔「残念ながら、本気だ」

男「な、なあ、頼むよ。それならいっそ殺させてくれよ」

悪魔「とんだ悪人だね。殺しを望むなんてね」

悪魔「生きて呪われることが恐いかい?」

悪魔「生きて恨まれることが恐いかい?」

悪魔「君の想いなんてそんなものだったんだね」

頭の中で
なにかが砕ける音がした。
11 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:58:26.97 ID:w4rs9pKx0
悪魔「あっはっは
   頑張ったじゃない
   でも中々いないよね
   泣きながら、謝りながら、腰を振るレイプ犯
   目隠しをしたのは正解だったね
   これで妹さんは得体の知れない化物に犯されたことになる
   でも、君ったら本当に面白いね
   犯されたばかりの妹さんが縋りついたのは偶然にも君で
   犯した本人が犯された子を慰めるなんて
   事実は小説よりも奇なり、ってね」

男「あと、一つ、でいいんだよな」

悪魔「そうだよ。おや、元気がないね。ようやく彼女さんが救われるというのに」

男「さっさと言え!次の命令はなんだ!」

悪魔「言うのは構わないけど、それよりも」
12 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:59:06.02 ID:w4rs9pKx0
悪魔「君、私の嘘がどれか解ったのかい?
   それが解らないと、どの道彼女さんは救えないよ?」

男「さっさとしろ!」

悪魔「恐いなあ、もう。悪魔より恐いよ、恐い恐い」

悪魔「じゃあ最後の命令だ」

悪魔「その背中を押してこい」

男「その背中って、どの背中だよ」

悪魔「見れば解るさ。迷わず押せよ」
13 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 01:59:34.85 ID:w4rs9pKx0
彼女が死んだことで
不思議だったことが一つある。

彼女はトラックに轢かれた。
そこに間違いはない。

でも彼女は暴走トラックに轢かれたわけじゃない。

交通ルールを守るトラックに轢かれたのだ。

危険を促す赤い色は確実に照っていて
トラックは進行方向が青い時に走ってきた。

彼女は信号が赤いというのに
赤い信号に身を押し込んだ。

結果としてそうなったのだ。
14 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:00:01.57 ID:w4rs9pKx0
弾き飛ばされた彼女が
弾き出されたのかは解らない。

でも
死ぬ素振りが皆無だった彼女が
突然自殺したとは考えられない。

彼女はどうして死んだ。

彼女はどうして赤い信号を追いかけた。
15 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:01:10.50 ID:w4rs9pKx0
“見れば解るさ。迷わず押せよ”

悪魔の囁きが耳につく。
見慣れた背中がそこにある。

“見れば解るさ。迷わず押せよ”

悪魔の囁きが繰り返される。
隣には見慣れた服を着た男がいる。

“見れば解るさ。迷わず押せよ”

悪魔の囁きが心を殺す。
彼女を救うステップの最後。
僕は片手を突き出して
見慣れた背中を押し出した。
16 :1 ◆mSvgS5v5Fc [sage saga]:2012/10/30(火) 02:01:39.96 ID:w4rs9pKx0
彼女はあっけなく
本当にあっけなく

トラックに弾かれて命を散らした。
17 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:02:05.61 ID:w4rs9pKx0
男「うああぁぁぁああああ!!」

悪魔「私は一つ確信したよ。私が悪魔だと、信じて貰えたね」

ボロボロと
ボロボロに
涙が壊れて心が流れて
全身余すことなく爪で引き裂く。

痛みが欲しい。
愚かな自分に痛みが欲しい。

悪魔「さあ、審判の時だ。私が言った嘘って、なあんだ」
18 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:02:40.96 ID:w4rs9pKx0
そのどれもが嘘 嘘 嘘
嘘で構成されて 嘘で作られて
一辺倒が嘘で
左右対称に嘘だ。

そんな嘘つきの嘘がどれかなんて
それこそが嘘だろうと喚き散らしたくなる。

けれど、だからこそなのか。
僕には嘘を選ぶことすらできなかった。

選ぶまでもなく、選べる嘘は一つしかなかった。

僕はどこまでも綺麗に綺麗なご都合主義を願う。
彼女が助かる唯一の道がそれだけだと思ったから。

とっくに砕けた精神に
一つだけでいいから希望が欲しかった。
19 :1 ◆mSvgS5v5Fc [sage saga]:2012/10/30(火) 02:03:11.40 ID:w4rs9pKx0
男「“私は悪魔だ”
   それがお前の嘘だ」


悪魔「正解。おめでとう、男くん」
20 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:03:47.12 ID:w4rs9pKx0
途端に景色が移り変わった。
絵を交換したかのような変わり方に目眩がして
うっと額を抑えた。

女「大丈夫?男くん」

赤い光が灯るそこは
彼女が果てた交差点。

喜ぶよりもなによりも
恐くなった僕は彼女を引き寄せた。

間違っても飛び出さないように
しっかりと腕を掴んで引き寄せた。
21 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:04:21.83 ID:w4rs9pKx0
女「きゃっ、どうしたの?//」

辺りを見回すが悪魔はいない。
そこに居て欲しくない僕もいない。

夢だったのか。どこからが夢だったのか。
どこまでが現実だったのか。

拭われた不安に安堵の息を漏らして
僕は出かけた涙をそっと拭った。

男「なんでもないよ、行こう」
22 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:04:47.47 ID:w4rs9pKx0
危険を知らせる色は青で
僕たちは交差点を歩いていく。

照れた彼女の顔に微笑みながら
その中間地点で背筋が凍った。

「Retake」
23 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:06:31.90 ID:w4rs9pKx0
男「・・・今の」

女「どうかした?男くん」

聞き覚えのある声だったような気がした。
耳をちぎっても聞きたくない声だけど。

見覚えのある背丈な気がした。
目を潰しても見たくない物だけど。

男「・・・いや、なんでもないよ」

男「行こう」
24 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 02:07:23.54 ID:w4rs9pKx0
男「うあああああ!ああああああ!あああああああああああああ!」

悪魔「いくら叫んだ所で現実は変わらないよ。
   彼女は死んで、君は私の目の前にいる」

悪魔「安心しなよ、彼女は救った」

悪魔「君は所謂平行世界の君。
   つまり、さっきまでの君は救われて
   今頃彼女と楽しくやっているんじゃないかい?」

悪魔「君は救われなかった君
   もう一度僕の玩具になってもらうよ」

男「糞野郎!畜生!なにが正解だ!なにが救うだ!」

悪魔「しつこいなあ
   だから救ってあげたろう?
   君は
   でも君は救われなかった
   不正解だったから
   もう一度挑戦するかい?」

悪魔「なあに、嘘はつかないよ。私は悪魔だから」

ぐるぐる回る。
世界が終わる。

悪魔が踊る。
悪魔と踊る。
25 :1 ◆mSvgS5v5Fc [sage saga]:2012/10/30(火) 02:07:54.32 ID:w4rs9pKx0

めっちゃ短いですが、おしまい。
26 :1 ◆mSvgS5v5Fc [sage saga]:2012/10/30(火) 02:09:44.40 ID:w4rs9pKx0

因みに悪魔の嘘についてですが
解る人には解りますし
解らない人でも解ると思います。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/30(火) 05:37:13.75 ID:vLBm0lhIO
糞スレage
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 08:04:17.33 ID:WmWcrcVDO
>>26
いやそういうのいいから、ちゃんと説明してください
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 10:08:14.55 ID:gcnTLfJV0
>>28

>悪魔「私は嘘をつかない。悪魔だから」

>悪魔「ああ、三つさ。
   なんの変哲もない三つだ。
   重ねて、私は君に一つだけ嘘を言った。
   その嘘がどの言葉だったのかを当てて貰おう」

ここじゃね?
嘘を言ったのなら嘘をつかないってのが嘘
前者が真は後者が矛盾するので成り立たない

結論:嘘つき
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage saga]:2012/10/30(火) 13:07:57.14 ID:eRWpLOEE0
嘘を吐かないって言っているのに
一つ嘘を吐いたってのが矛盾ってこと?
なんか面白かった
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 13:54:39.83 ID:1IxyS4pIO
今までは新ジャンルみたいなの書いてたのにまた違った志向だな

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/10/30(火) 17:15:38.01 ID:6q1edkTAo
嘘が一つってのが嘘だろ
33 :1 ◆mSvgS5v5Fc [sage saga]:2012/10/30(火) 21:47:05.25 ID:w4rs9pKx0
返信の前に、悪魔の嘘について。

僕はこの悪魔の嘘問題、全く練らずに作っているので、正直な話
答えが何通り有るのか解っていませんw

それでも一応三つの答えはあるので説明させていただきます。

一つ目
>>29さんの解答が正解です。
私は嘘をつかない。
という部分が嘘。でないと説明して下さっている通り、後者が矛盾して問題そのものが破綻します。

二つ目
「私は君に嘘を一つだけ言った」というのが嘘。
これは問題文そのものが嘘という意味であります。
もしそういった意味で>>32さんが解答してくれたのなら、正解です。
一つ目の解答と照らし合わせるなら
後者を嘘にすれば前者も成り立つ、という風ですね。

三つ目
これは今までのとは見方の違う答えになりますが
「私は嘘をつかない」です。
一つ目と同じじゃないかと思うかもしれませんが捉え方が違っています。
問題は「私は君に嘘を一つだけ言った」なのですから
悪魔が“嘘”という単語を一つだけ言った、という意味合いでの正解になります。

でもまあ先述した通り、練って作っていないので他の正答があるかもしれません。
というか、こういうのは悪魔を論破できれば勝ち、という点もありますので
屁理屈だろうと悪魔を言い負かせれば正解なのかもしれませんね。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 21:47:06.31 ID:WmWcrcVDO
いやいやそれじゃ酷すぎるだろ

嘘の有無や数が嘘、なんてのは小学生の屁理屈レベルだ
古今東西そんなオチだった作品は知らん
35 :1 ◆mSvgS5v5Fc [saga]:2012/10/30(火) 21:47:51.58 ID:w4rs9pKx0
問題に対しての答えを表示したので一度だけageさせて頂きます。
失礼します。
36 :1 ◆mSvgS5v5Fc [sage saga]:2012/10/30(火) 21:53:55.34 ID:w4rs9pKx0
>>30
なにかしら面白みを感じていただけなら幸いです。

>>31
新ジャンルだったのですかね?
この女の子可愛いよ!っていうのに在り来たりな話をくっつけて
会話劇ができればと思っていただけなのですが。

コメント下さった方、読んでくれてありがとうございます。


>>34
ええと、これは作品に対してのコメントでしょうか。
僕が>>33を書いた一秒後に書き込まれているので判断のしようがありません。
申し訳ありませんがスルーします。

読んで下さりありがとうございます。
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 22:03:16.02 ID:WmWcrcVDO
>>36

いやすまん、>>32までの「嘘が嘘」ってのが答えだってコメントに対して言ったんだ。
正解だったなら俺が間違っていた。ゴメン。

ただそのオチだと、作品としては非常に残念だと個人的に思う。
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) [sage]:2012/10/30(火) 22:09:07.56 ID:6q1edkTAo
深い作品だったって書くと荒れそうだけどそれはちょっと読み方が浅くないか?
39 :1 ◆mSvgS5v5Fc [sage saga]:2012/10/30(火) 22:10:31.08 ID:w4rs9pKx0
>>37

いえいえ。

>ただそのオチだと、作品としては非常に残念だと個人的に思う。

悲しいですがこれはもうどうしようもないですね。精進します。
ここからは言い訳のようになりますが
"悪魔の嘘"という謎を残しはしましたが、ミステリとしては書いていなかったりします。
だからこそ問題を練っておらず、複数の正解があるという結果になっています。
じゃあなんのジャンルだったのかって"ホラー"を意識しています。

が、
書き手がそう思っていようと読み手に伝わらなければ意味がないんですよね。
ようは僕の力不足なので、ありがとうございます、頑張ります。としか言えなかったりしますw
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 22:45:55.03 ID:WmWcrcVDO
そう自分を卑下しなくても、昔の「世にも奇妙な物語」でありそうなお話ではある。
救い無きホラーとしてはいい読み物だと思うよ。
偉そうにゴメンね。また何か思いついたら書いとくれ。
41 :1 ◆mSvgS5v5Fc [sage saga]:2012/10/30(火) 22:53:49.84 ID:w4rs9pKx0
>>40

これは卑下ではなく、現実を客観的に捉えた事実を理解というのを謙虚に行った結論ですので
悲しいよおとか苦しいよおとか
そんなメンタル弱くもないのでw
ご心配してくださりありがとうございます。
また書かせて頂きます!

頑張って"最近"の世に奇妙になれるようになりますw
"昔"の世に奇妙って微妙なストーリー多かった気がしますw
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/30(火) 23:39:35.17 ID:p2PaUhEO0
そうか?
最近の世にも奇妙?の方が面白くない希ガス
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/04(日) 00:10:55.51 ID:WCcZgLrmo
悪魔的なのを強調したいがために、本当に人外的力があるかどうかを明らかにしなかったせいで
あの内容の命令に従うのはさすがに無理があると思った
まぁそこがやりたいわけじゃないんだろうけどさ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/25(火) 06:26:28.11 ID:Nn/yq9UIO
まだか
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/30(日) 02:32:34.89 ID:qQVW23lno
まだー?
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/30(日) 02:33:23.79 ID:qQVW23lno
せめて生存報告だけでもいいから
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