切嗣「アーサー・・・王？」リリィ「違いますよ？」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) ：2012/10/31(水) 02:52:33.72 ID:+Q1rDk0o0

切嗣「アイリ、そろそろ召喚を始めようかと思うんだけど・・・」
　　「って、あれ？アヴァロンはどこだい？」

アイリ「ああ、それならアハトお爺様がカラーリングが気に入らないとかで」
　　　「持っていってしまったわ」

切嗣「・・・アイリ、それ大丈夫なんだろうね」

アイリ「え、ええ、大丈夫よ！」
　　　「多分・・・」


〜30分後〜


アイリ「切嗣！出来たらしいわよ！」

切嗣「よし、じゃあ早速―――」ﾊﾟｶｯ

ｱｳﾞｧﾛﾝ｢ﾏｯｼﾛｰ｣

切嗣「・・・」
　　「これは―――」

アイリ「お爺様がアインツベルンのイメージカラーは白銀だからって・・・」

切嗣「い、いやぁ、これはまた、う、美しいね？」

アイリ「え、ええ！そうね、きっと魔翌力にも何かしらの付加があるに違いないわ！」

切嗣「う、うん」
　　「よし、じゃあ気を取り直して始めようか、アイリ？」

アイリ「ええ、始めましょう」


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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) ：2012/10/31(水) 02:55:42.99 ID:+Q1rDk0o0

ﾊﾞﾁﾞｯﾁﾞﾁﾞｯﾁﾞﾁﾞﾁﾞ･･･

ｼｭｰ･･･


切嗣「・・・っ」

アイリ「成功・・・したの？」

？？？「あの・・・」

切嗣「っ！？」
　　「アイリ！これは！？」

アイリ「どうしたの？切嗣・・・」

？？？「・・・あの、あなたが私のマスターでしょうか？」

切嗣「・・・」

？？？「あのぉ・・・？」

アイリ「！！」
　　　「え、ええ、そうよ」
　　　「ところで、２･３程質問があるのだけれど」
　　　「ちょっと良いかしら？」

？？？「はい、何でしょう？」

アイリ「あなたのお名前教えてくれる？」

リリィ「私はアーサー・リリィと申します」
　　　「共に聖杯を勝ち取るべく頑張りましょう！」ﾍﾟｺﾘ

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) ：2012/10/31(水) 02:57:46.53 ID:+Q1rDk0o0

アイリ「ええ、こちらこそ宜しく」
　　　「ところで、あなたはその・・・アーサー王、という事でいいのよね？」

リリィ「はい？」

アイリ「い、いえ！その、アーサー王が女だったなんてちょっと驚きでね・・・」

リリィ「？」
　　　「私は王ではありませんよ？」

切嗣「な・・・っ！！？？？」

アイリ「どういうことかしら！！」

リリィ「え、ええ？」

アイリ「あなたはアーサー王では無いの！？」

リリィ「ええ」
　　　「わたしは『姫』だった者ですから・・・」

アイリ「・・・」
　　　「切嗣！これ完全にイレギュラーよ！！」ﾋｿﾋｿ

切嗣「絶対塗装変えたせいだよ！！どうしようこれ！」ﾋｿﾋｿ

リリィ「あの、何か問題でも・・・？」

アイリ「ん、ううん！全然！これから一緒に頑張りましょうセイバー！」

リリィ「あ・・・」
　　　「はい、共に！」ﾆｯｺﾘ

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/10/31(水) 07:02:04.64 ID:P0GxVryIO

糞スレ乙

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/10/31(水) 08:07:23.62 ID:m2jMiKLO0

白い子のことは良く知らないけど支援

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 10:55:37.92 ID:A1Sv6t5jo

リリィは最優。色々な意味で

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 12:23:20.04 ID:on7FWS+DO

士郎と一緒に行く選んだセイバーか…だか士郎がいないなら糞スレだな

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) ：2012/10/31(水) 17:30:34.29 ID:+Q1rDk0o0

アイリ「でも、あれには驚きね」
　　　「まさか、王ではなく姫になって召喚されるなんて」

切嗣「うん、でもスキル面では全く問題なかったからね」
　　「これなら何とか・・・ん？」


リリィ「ん・・・しょ・・・」ｾｯｾｾｯｾ


切嗣（何だ？）

アイリ「あら、セイバー掃除してくれているの？」
　　　「でも、この屋敷には仕えの者がいるし大丈夫だと思うわ」

リリィ「いえ、やはり自分でやった方が気持ちが良いものでして」
　　　「ですが、問題があればすぐに止めますが・・・」

アイリ（切嗣・・・）ﾁﾗｯ

切嗣（いいさ、どうせ日本へ発つんだ、やらせておけばいい）ｶﾂｶﾂｶﾂ･･･

アイリ「切嗣・・・」

リリィ「あの、やはり問題が？」

アイリ「いえ、好きなだけやっても良いわよ！」

リリィ「はい、分かりました」
　　　「・・・あの、それで一つ質問をしても？」

アイリ「ええ、いいわよ？」

リリィ「先ほどの男性・・・私のマスターなんですよね？」

アイリ「ええ、そうよ？」

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 20:35:12.38 ID:VyS0r69Xo

リリィまじ天使
ケリィ許さん

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) ：2012/10/31(水) 21:57:44.86 ID:+Q1rDk0o0

リリィ「・・・ですが、召喚されてから私はマスターである彼に一度も話しかけて貰ってません」
　　　「何か意味があってやってるのでしょうか？」
　　　「それとも、私に何か欠陥でも・・・？」

アイリ「いいえ！そんな事は無いわ！！」
　　　「そうね・・・切嗣は・・・何ていうか・・・・」

リリィ「？」ｼﾞｯ

アイリ（うぅ・・・どうすればいいのかしら・・・）

アイリ「あ、あなたに緊張してるんじゃないのカナー？」

リリィ「ふむ・・・」
　　　「そうでしょうか？」

アイリ「そ、そうよ！男だと思ってたらこーんな可愛らしい女の子がでてくるんですもの！！！」
　　　「そりゃ皆ビックリしちゃうわ！」

リリィ「い、いえ！！そんなっ・・・決して可愛いなどとは・・・そんな・・・っ////」ｶｧｧｧｧ


アイリ「うふふ」

アイリ（切嗣には悪いことしたわね・・・謝っておかないと）
　　　（それにしても真っ赤ね、恐ろしいほど真っ赤だわ）
　　　（赤面症スキルでもあったのかしら）

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) ：2012/10/31(水) 22:10:14.65 ID:+Q1rDk0o0

〜食堂〜

切嗣「ん、セイバーにそんなことを言ったのかい」

アイリ「ええ、でも何だか彼女がガッカリするの見たくなくて・・・」

切嗣「いや、別にいいよ」
　　「でも、仮に話しかけられても今まで通りにさせて貰う」
　　「彼女と話をするのは無駄だからね」

アイリ「切嗣・・・」

切嗣「それと、明日日本に発つ」
　　「準備しておいてくれ」

アイリ「ええ、分かったわ・・・」


ｶﾞﾁｬ


リリィ「アイリスフィール、切嗣、食事を作りました」
　　　「どうか、お食べください」

アイリ「あなたそんな事まで？」

リリィ「ええ、調理を手伝わせてもらいました！」ﾑｯﾌｰ
　　　「この時代の包丁はどうしてなかなか切れ味がいいものですね！！」

アイリ「そ、よかったわね」ﾆｺ

切嗣「・・・」

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]：2012/10/31(水) 23:48:27.60 ID:mKOoWUFAO

切嗣でもいいじゃないか…
士郎じゃなくて切嗣でもいいじゃないか…

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 03:31:32.03 ID:aRkgaCqP0

メシマズの国の人の料理は期待できない

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/11/01(木) 08:32:00.68 ID:r5oVI2/AO

あの国の料理は雑らしいな

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/11/01(木) 12:23:19.98 ID:0FDWpFZko

都会の料理はゴミ
田舎がましっていうｗｗ

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 13:01:33.23 ID:XW2UmaPW0

イギリス行ったらマック行けは割りとマジ

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 13:20:27.84 ID:VBYQfHIIO

現代の英国がメシマズなのはだいたい産業革命のせい

ってどっかのスレで読んだ

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 13:23:54.51 ID:YDPSJX51o

>>17
どういう内容か三行だ頼む

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 13:38:21.42 ID:VBYQfHIIO

産業革命で労働者層の増加と都市部への一極集中が起きる
↓
労働者の賃金ではまともな調理器具は買えず住宅事情から焼き物も困難
↓
時間と手のかからない煮物中心の食生活に
↓
これが世代を超えて続き一般家庭レベルで調理技術が失伝

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 14:21:05.60 ID:YDPSJX51o

ぉ、ぉい…マジレスは嬉しいが三行と産業をかけたネタなんだよ（震え声）

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 14:42:30.56 ID:B9DZUAwyo

俺はカトリックとプロテスタントの違いって聞いたよ

プロテスタントは節制・禁欲を礼讃→料理とか贅沢伸びない→メシマズ
e.g.ドイツ
カトリック→メシウマ
e.g.イタリア、フランス、スペイン

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]：2012/11/02(金) 16:38:56.09 ID:PoR1UlJVo

これは期待

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage saga]：2012/11/02(金) 23:45:53.03 ID:5VB119It0

>>19
前テレビで見た時は、仕事が忙しくて料理する時間が取れないから調理技術が発展しなかったって説も言ってた気がする。

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 00:09:28.30 ID:I9vDQgbxo

それが、現代においても続いてるのが問題だ　オリンピックはひどかったそうな

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 18:16:23.13 ID:CmzykKZC0

アイリ「あら！美味しいわ」
　　　「それに、このスープ・・・何かしら？」　

リリィ「味噌汁です」
　　　「まぁ、それ以外は下ごしらえ等を言われたとおりやっただけですし」
　　　「味噌汁だって私は言われた通りにやっただけですので・・・」ﾁﾗｯ

切嗣「・・・」

リリィ「・・・」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

切嗣「・・・」ﾓｸﾞ

リリィ「・・・！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

切嗣「・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

リリィ「・・・」

アイリ「切嗣気に入ってるみたいね」ﾋｿﾋｿ
　　　「やったわね、セイバー」ﾋｿﾋｿ

リリィ「ええ？あれでですか・・・？」

切嗣（何で味噌汁があるんだ？）ﾓｸﾞﾓｸﾞ　ｽﾞｽﾞｰ

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 18:18:34.11 ID:CmzykKZC0

〜日本〜


アイリ「着いたわね」
　　　「セイバー何かある？」

リリィ「いえ、特には・・・」
　　　「あの、アイリスフィール、切嗣はどこに？」

アイリ「切嗣なら昨日のうちに日本に着いてるはずよ」
　　　「セイバーは私と一緒に行動してほしいだって」

リリィ「・・・成る程、分かりました」



アイリ「それにしても、外を歩けるなんて久々だわ」

リリィ「そうなのですか？」

アイリ「ええ、ほぼ屋敷に引き籠ってたから・・・」
　　　「―――あ！」
　　　「セイバー！！」

リリィ「どうしました？」

アイリ「見たこと無い魚よ！！」
　　　「中に黒い塊を入れられて焼かれているわ！」

リリィ「む、本当ですね」
　　　「それに何だか甘い匂いもします」
　　　「―――鯛焼きと書いてますね」

アイリ「鯛という魚なのね・・・」
　　　「日本も珍味ね！」

リリィ「そうですね」ﾆｺﾆｺ

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 18:35:41.41 ID:CmzykKZC0

〜日本〜


アイリ「着いたわね」
　　　「セイバー何かある？」

リリィ「いえ、特には・・・」
　　　「あの、アイリスフィール、切嗣はどこに？」

アイリ「切嗣なら昨日のうちに日本に着いてるはずよ」
　　　「セイバーは私と一緒に行動してほしいだって」

リリィ「・・・成る程、分かりました」

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 18:39:16.22 ID:CmzykKZC0

〜某所〜

舞弥「マダム達は無事、日本に」

切嗣「分かった」
　　「銃はどこに？」

舞弥「こちらに」ｶﾞﾁｬ

切嗣「ああ・・・」

舞弥「―――どうかしましたか？」

切嗣「・・・舞弥」

舞弥「はい」

切嗣「イギリスに・・・」
　　「イギリスに味噌汁を作る文化はあったか？」

舞弥「はい？」
　　「いえ、無かったと思いますけど・・・」

切嗣「そうか・・・」
　　「いや、気にしないでくれ」ｶﾁｬｶﾁｬ･･･

舞弥「？」

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 18:41:30.32 ID:CmzykKZC0

アイリ「そう言えば、セイバー」
　　　「今更だけど、あなた家事全般が出来るの？」

リリィ「ええ、人並みには」

アイリ「お姫様なのに？」

リリィ「はい」
　　　「女としてそれ位は出来ておきたいなと思って・・・」

アイリ「凄いわねぇ」

リリィ「いえ、教えてくれる人がとても素晴らしかったのです」
　　　「男性なのに料理に掃除、洗濯に武具の整備」
　　　「城の3分の2は彼に任せても大丈夫だと思うくらいでした・・・」

アイリ「・・・圧倒的ね」
　　　「料理もその人が？」

リリィ「ええ、一切手を抜きませんでした」
　　　「味付けも独特で・・・」
　　　「私も真似てみたんですが上手くいきませんでした」

アイリ「へぇ、凄い人なのね」

リリィ「ええ、尊敬しています」
　　　

ｻﾞﾜｯ


リリィ「―――アイリスフィール！！」ｻﾞｯ

アイリ「ええ」
　　　「行きましょう、セイバー」

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 20:49:13.70 ID:CmzykKZC0

ディル「―――ようやく来たな」

リリィ「・・・。」
　　　「アイリスフィールお下がりください」ｻﾞｯ

アイリ「ええ・・・」

ディル「どいつもこいつも穴熊を決め込むばかりでな・・・」
　　　「む、貴様、その様な軽装で戦闘をしようとしているのか？」

リリィ「こ、これはちゃんとした装備です！防具です！！！」

ディル「いや、だが・・・脇など切られたら致命傷だろう？」

リリィ「要は、当たらなければいいだけの話・・・」
　　　「心配はご無用です」

ディル「ふむ・・・これは失礼した」
　　　「では、いざ尋常に―――」

リリィ「・・・っ」ｼﾞｬﾘｯ

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 20:50:22.92 ID:CmzykKZC0

リリィ「はぁ・・・はぁ・・・」

ディル「ふっ・・・はっ・・・」

ディル（女人であるのに中々やる、さすがセイバーのクラスか）　　
　　　（それにしても・・・）
　　　（剣筋で分かる、彼女はとてもまっすぐだ）
　　　（それに加えこの美貌）
　　　（今までに会った事の無い女性だ・・・）　　　

ディル（何だこの胸の高まりは・・・）
　　　（まさか・・・まさか・・・この久しい胸の高まりは・・・）

―――ランサー！何を手間取っている！


ディル「ハッ！」
　　　「我が主よ、申し訳ございません・・・」


―――宝具の解放を許す
―――早々に終わらせよ！


ディル「了解しました、我が主よ」ｼｭﾙｼｭﾙｼｭﾙ

リリィ（・・・っ！！）

ディル「では・・・いくぞセイバー！！」

リリィ「ッ！」ｷﾞｨｨﾝ!!

ディル「ふっ・・・！！」

リリィ「！？」

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 20:51:02.02 ID:CmzykKZC0

ディル「む、当たったと思ったのだがな・・・」

ディル（何という腰の細さだ・・・・）


リリィ「なるほど、魔翌力の無効化ですか」

ディル「ああ、そうだ」
　　　「それにしてもセイバー、お前の剣戟も中々の物」

ディル「敬服するぞ！」

リリィ「・・・私にチャームは効きませんよ」

ディル「いや、それでこそだ」
　　　「これにかかり腑抜けた女を切るなどつまらんからな」

リリィ「・・・ずっと、気になっていたのですが」
　　　「もし、私がチャームにかかっていたとしましょう」
　　　「あなたは私を切りますか？」

ディル「我が主の命ならばな」
　　　「それにこの魔貌は自分の意思とは関係なしに発動する」
　　　「止められるもｎ・・・」

リリィ「ハァァァッ！！」

ディル「おっと！！」ｷｨﾝ
　　　「何をする！」

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/03(土) 20:51:36.85 ID:CmzykKZC0

リリィ「決まりました・・・」
　　　「あなたは・・・」
　　　「あなたは女の敵です！！！」

ディル「何と！？」ｶﾞｰﾝ

リリィ「あなたは・・・あなたは女心を弄び過ぎです！！！」

ディル「な、そ、そんな訳・・・」
　　　「い、いや、そんな事は今この勝負に関係あるまい！！」

リリィ「いいえ！あなたは女を愚弄している！！」
　　　「私はそれを許しません！！」

ディル「何を・・・っ！」

リリィ「なら、あなたは最後まで自分から恋をするという事があったんですか！！！？？」

ディル「ぐ・・・っ！」

リリィ「恋をするという苦しみを知らないあなたには・・・っ！」
　　　「負けるわけには行きません!!その黒子ごと葬ります！！！」

ディル「何ぃ！？」

リリィ「行きますよ！！」
　　　「エクス・・・」


ライダー「Aaaaaaaaaaalalalalalalay!!!!!」


ディル・リリィ「！？」

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]：2012/11/04(日) 02:57:59.04 ID:Y3A7eycMo

ウエストの細さでジャルグ回避とは

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/04(日) 16:01:06.94 ID:foH3iw5F0

>>34

甲冑越しで脇腹狙ったけど細すぎて当たらなかったみたいな

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 18:38:35.75 ID:gD4BUzPfo

おい、切られたニート王が[ピザ]みたいじゃないか

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/04(日) 22:47:47.67 ID:foH3iw5F0

ウェイバー「どぅぅわっわわわああぁぁぁ」
　　　　　「何してんだよ！！このばかぁ！！」
　　　　　「様子見してるんじゃなかったのかよぉ！？」

ライダー「いやぁ、そのつもりだったのだが・・・」
　　　　「こんなに血踊る死合いを見せ付けられてわなっ！！」
　　　　「余も混ざりたくなるわ！！！」
　　　　「ぬははははは！」

ランサー「そのやかましさに無遠慮っぷり・・・」
　　　　「貴様、どこの英雄だ？」

ライダー「むっ、はっはは、これは失礼した」
　　　　「我が名は征服王イスカンダル」
　　　　「此度の聖杯戦争においてはライダーのクラスを得て限界した！」

リリィ「はぁ・・・」

ディル（まさか、本当に名乗るとは・・・）

ライダー「ぬぉ！これは愛らしい娘がおるではないか！！」
　　　　「どうだ？余の愛人とならぬか？」
　　　　「男女交際もといここは一つ清く正しい聖杯交際をしようではないか！！」

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/04(日) 22:56:18.60 ID:foH3iw5F0

ディル「なっ・・・な！」
　　　　「貴様、何を！！」

リリィ「そ、そうです！！お断りします！！」
　　　　「お断りしますぅぅぅ！！！！」ﾍﾞｰｯ

ライダー「ぬぅ、二回も言われるとは・・・」
　　　　　「ハハ、小僧！振られてしまったぞ！ハハハ！」

ウェイバー「何いきなり口説いてんだ！このばかぁ！！！」
　　　　　　「しかも、真名までばらしちゃうし！」
　　　　　　「何してんだよ！！もう！！勝手にしろよ！！もう！！もう！！！！」

ライダー「んん？どうした飛蹄雷牛達よ？」

ウェイバー「僕は牛じゃなああああああああい！！！！」

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/11/05(月) 08:54:39.34 ID:wbe1ErU10

乙

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/05(月) 21:25:04.99 ID:rgSxFyrL0

リリィ「何なんですか・・・全く」

ライダー「ははは、いや何、余もちと仲間に入りたくてなぁ？」

ディル「一対一の戦いに割ってはいろうなどと・・・無粋な奴だ」

ライダー「一対一？」
　　　　　「はて、余は三つ巴戦なるかと思っていたのだがのぅ・・・」ﾁﾗｯ

リリィ「え？」

ディル「どういう意味だ？」

ライダー「ふむ・・・」
　　　　　「おぉぉい！！そろそろ姿を現してもよいだろう！！」


ｶﾞｼｬｶﾞｼｬﾝ


ランス「・・・」

ディル「何？」

リリィ「あれは・・・」

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/05(月) 21:25:46.37 ID:rgSxFyrL0

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

雁夜「はぁ・・・はぁ・・・」
　　　「―――やれっ！バーサーカー！！」
　　　「がはっ・・・ごほっ・・・！」
　　　「ふぐっ・・・・はっぁぁあ・・・・」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/05(月) 21:26:55.42 ID:rgSxFyrL0

ランス「・・・thur・・・」
　　　　「Ar･･･thurrrrrrr･･･!!!」

リリィ「ぐぁっ・・・！！！？？」ｷｨﾝｯ

ライダー「何と！！あの間合いから3歩で来るか！！」

ディル「セイバー！！」

ランス「■■■■■■！！！！！！！」

リリィ「・・・ぐぅ！！」


リリィ（―――この剣戟！！）

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/05(月) 21:27:33.83 ID:rgSxFyrL0

ランス「■■■■■■■■？」ﾋﾟﾀ

リリィ「え・・・？」

ランス「■■■■■■・・・」ｼﾞｯ

リリィ「な、何でしょうか・・・」

ランス「■■■・・・■■■・・・？」

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/05(月) 21:28:29.50 ID:rgSxFyrL0

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

雁夜「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁ？」
　　　「あ、あれ？何か体がさっきより楽だぞ？」
　　　「ん？あれぇ？」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/05(月) 21:39:42.25 ID:rgSxFyrL0

今更過ぎますが
色んな人のキャラが崩れてます

後、fate自体甘噛みした程度なので・・・ご了承下さいｍｍ

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/05(月) 21:45:06.01 ID:rgSxFyrL0

ランス「・・・・・」

リリィ（！黒い霧がだんだん晴れて・・・）

ランス「・・・・・」ｶﾎﾟｯ

リリィ「！？」

ランス「ふぅ、あの・・・王ですか？あれ？王・・・アーサー王ですよね？」
　　　　「でも、何でこんな格好・・・うん？」
　　　　「あ、今日の王は何故か一段と可愛く見えますな、ハハハ」
　　　　「あれ？王って男・・・女？え？」　
　　　　「やはり物凄く狂化してるのでしょうか・・・？」　

リリィ「ラ、ランスロットさん！！」ﾊﾟｧｧｧ
　　　　「ランスロットさんも召喚されてたんですね！」

ランス「そ、そんな、アーサー王よ・・・」
　　　　「私にさん付けなどと・・・」

リリィ「むっ！私は王じゃありませんよ！！『姫』です！！」ﾑｽｯ

ランス「え？は？」　

リリィ「・・・もうっ、本当にどうしちゃったんですか？」

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2012/11/05(月) 21:51:11.83 ID:rgSxFyrL0

リリィ「あの〜？」ﾍﾟｼﾍﾟｼ

ランス「・・・・・」

ランス（王が私の鎧を叩いている・・・確かに感触があるな）
　　　　（という事は狂化が解けているのか・・・？）

ランス（となると問題はこの女性だな、顔が王そっくりだ・・・）
　　　　（それに先程私の名を呼んだ、間違いなくアーサー王であろう）
　　　　（すると、王が女性・・・王が・・・姫・・・？）
　　　　（これは・・・どういうことだ？）
　　　　（・・・・・・・。）
　　　　（―――もしや！！）

リリィ「あの、ランスロットさん・・・？」

ランス「成る程、ふむ、いや！そういう事でありましたか・・・」
　　　　「―――王・・・いや、姫よ！！」

リリィ「は、はい！」ﾋﾞｸｯ

ランス「私はあなたから直接罰を受けたいという願望から召喚されました・・・」
　　　　「ですが・・・でずが！！！それ自体が過ちだったのですね！！？？」

リリィ「はぁ・・・」



ランス（そう・・・ここで、私は再び己の忠誠心を問われる・・・っ！）
　　　　（姫を守る・・・私が・・・！）　
　　　　（ならば！！！）　

ランス「このランスロット！！再びあなたの・・・そう、ナイトとして！！」
　　　　「この絶対的忠義を！！貫いて見せましょう！！！」
　　　　「―――では、手始めにそこにいる色ボケ狗と不届き者の筋肉ライダーから・・・」ﾁｬｷ

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/11/05(月) 23:20:35.22 ID:3ze3KiXIo

おつん
ランスロットさん何普通に喋ってるんすか

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]：2012/11/08(木) 15:05:06.53 ID:tO5m9AI60

そりゃ何時も怒鳴り声じゃ喉も痛いだろうししんどいだろうよ

50 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/11/16(金) 01:01:50.33 ID:FocYzde1o

マダー?