アクタベ「ようやく守らなければならないものができたんだ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:22:05.98 ID:q4zXv33+0

はじめまして（´・ω・｀）
需要があったら全部上げます

よんでますよ、アザゼルさん×ハウルの動く城

・クロスオーバーではなくパロディ
・アクサク
・アクタベさんが堕天使設定
・なぜかアンダインも堕天使設定
・さくまさんがずっとおばあさん状態
・ちょいちょい捏造
・某所に投下したもの

よろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1351689725

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック ＠ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる ＠ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 22:22:54.03 ID:1ESX4VVSO

初めてみたなアザゼルSS。期待させていただく

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:25:22.95 ID:q4zXv33+0

悪魔使いアクタベと淫奔の悪魔


部長「りんこりん、イベント行っちゃいまつよｗりんこりんも来ればいいのにｗ」

さくま「課題やっちゃう。楽しんできて」

部長「それでは、いってきまつｗｗ」

ユミタス「あっ、待ってくださいまし」

モモニャン「これおかしくなぁい？」

ネパール「ちょｗこの人出店してる！」

ユミタス「えっ、ホントなりかぁ？」

部員「どこどこ！？」

ネパール「ほら、こんなに近くにｗ」

部長「お隣りさん神すぎワロタｗｗｗ」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:27:22.16 ID:q4zXv33+0

部員「同士様、来てくれるかしら」

部員「聞いた？前のお隣りのサークル、お金取られちゃったんだお！」

部員「おそろしあ」

部員「問題ない、もれたちは狙われないから！」

一同「あははは、あはははは！」

部長「ちょｗ遅刻しそうな件についてーｗｗｗ」

一同「あはははは…」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:28:14.07 ID:q4zXv33+0

外に出て行くさくま


さくま「はっ！」

ナンパ１「やあ、なにかお探しかな？眼鏡ちゃん」

さくま「いえあの、ご心配なく」

ナンパ２「ではお茶などいかがでしょう。お付き合い願えますか？」

さくま「結構です。用事がありますので」

ナンパ２「ねぇ、君いくつ？この辺の子？」

さくま「通してください！」

ナンパ１「ほら、お前の髭面のせいだぞ！」

ナンパ２「怒ったとこもかわいいじゃないか」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:28:50.33 ID:q4zXv33+0

アクタベ「やぁ、ごめんごめん。探したよ」

ナンパ１「なんだお前は！」

アクタベ「この子の連れさ。君たち、ちょっと消えてくれないか」

ナンパ「うっ、は、はい…」

アクタベ「どちらへ？私が送って差し上げましょう」

さくま「いえ、知り合いのところへ行くだけですから」

アクタベ「知らん顔して。追われてるんだ。歩いて」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:29:26.81 ID:q4zXv33+0

アクタベ「ごめんね、巻き込んじゃったな」

さくま「あっ！」

アクタベ「こっち…このまま」

さくま「ああっ！」

アクタベ「歩き続けて」

さくま「あっ、ああっ…」

アクタベ「そう、怖がらないで。上手だ」

アクタベ「俺は奴らを引き付ける。君はちょっと待ってから出て」

さくま「はい」

アクタベ「いい子だ」

さくま「あっ…！」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:30:16.22 ID:q4zXv33+0

ユミ「はい、ありがとう」

客「チョコはないのかい？」

客「俺そっちが欲しいな」


ユミ「え…さくまさんが？」

店員「ユミ、早く戻ってきてくれよ！」


ユミ「さくまさん！」

さくま「ユミちゃん…」

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:30:45.43 ID:q4zXv33+0

ユミ「どうしたの？男の人と一緒にいたって…彼氏でもできちゃったの？」

さくま「私…夢を見てるみたいなの」

店長「ユミ、オフィスを使いなよ」

ユミ「でも、仕事中ですから。ありがとう」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:31:21.03 ID:q4zXv33+0

ユミ「えーっ、それナンパじゃないの？」

さくま「とってもいい人だった…私を助けてくれたの」

ユミ「それでさくまさん心を取られちゃったってわけ？」

ユミ「そのナンパが詐欺師とかだったら、さくまさんお金取られてるよ！？」

さくま「大丈夫だよ。ナンパは美人しか声かけないもん」

ユミ「またそんな。あのねぇ、世の中物騒になってるんだから！痴漢もうろついてるっていうよ」

ユミ「さくまさん？」

さくま「…ん？」

ユミ「もう！」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:31:54.27 ID:q4zXv33+0

店員「ユミ、マドレーヌがあがったよ」

ユミ「はーい、ちょっと待ってね」

さくま「私、帰るね。ユミちゃんの元気な顔見たら安心したから」

店員「やあユミ」

ユミ「ごくろうさまー…ねえさくまさん。ホントにずっとあのサークルにいるつもりなの？」

さくま「ノート借りるためだし…お金も稼げるから…」

ユミ「違うの！コスプレイヤーに本当になりたいのかってこと！」

さくま「そりゃ…」

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:32:25.07 ID:q4zXv33+0

店員「ユミ、またね」

ユミ「はーい」

さくま「私行くね」

ユミ「さくまさん。自分のことは自分で決めなきゃダメだよ！」

さくま「うん」


部室に戻るさくま

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:33:04.27 ID:q4zXv33+0

さくま「…？」

さくま「あの、今日はおしまいなんです。すみません、鍵をかけたつもりだったんですが…」

アンダイン「悪魔が見えるの？」

アンダイン「安っぽい服…安っぽい眼鏡。あなたも十分、安っぽいわね」

さくま「…ここはしがない大学のサークルです！」

さくま「おばさんはどうぞお引き取りください！」

アンダイン「アンダインに張り合おうなんて、いい度胸ね」

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:33:33.84 ID:q4zXv33+0

さくま「アンダイン？…あっ！」

アンダイン「その呪いは人には話せないからね。アクタベさんによろしくね、フフフフ…」

さくま「…？」

さくま「…んん…あっ！？」


さくまがおばあさんの姿になっている

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:34:00.18 ID:q4zXv33+0

さくま「あっ、あ…」

さくま「…ホントに私なの！？」

さくま「落ち着かなきゃ…んん、ああ〜…」

さくま「…ああっ！」

さくま「落ち着かなきゃ…慌てるとロクなことないよ…」

さくま「ああ…なんでもない、なんでもない…落ち着かなきゃ…あああ落ち着かなきゃ…ううう…」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:34:38.82 ID:q4zXv33+0

部長たちが部室に戻ってくる


部長「ただいま戻りまつた！」

部員「乙でした！」

部長「どうでつか、これ！苺の戦士が流行りはじめたのでつよ！」

ユミタス「わぁ、すごぉい！」

モモニャン「クオリティ高杉」

部長「これ絶対いけると思いませんかｗｗりんこりん、りんこりん…おっ？」

部員「部長、りんこりんは更衣をしているようです」

ユミタス「まぁ、どうしたのかしらん」

部長「りんこりん、りんこりん」

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:35:06.11 ID:q4zXv33+0

さくま「開けないで、着替えてるの」

部長「ちょｗｗ声ｗｗｗ９０歳のおばあさんみたいな件についてｗ」

さくま「部室は閉めておきますから」

部長「そーでつか？それではよろしくおながいしまつｗｗ」

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:35:32.75 ID:q4zXv33+0

さくま「よいしょっと…」

さくま「大丈夫だよおばあちゃん、あなた元気そうだし服も前より似合ってる」

さくま「でもサークルには居られないなぁ」

さくま「あいた！年寄りって大変だな」


部室から出て行くさくま

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:36:05.73 ID:q4zXv33+0

若者「おばあちゃん、手を貸そうか？」

さくま「親切だけはいただくね、ありがとう」


タクシー「ばあちゃんどこ行くの？」

さくま「どこか働けるところ」

タクシー「やめときなよばあちゃん、このご時世どこも雇ってくれないよ」


さくま「まだどれだけも来てないなあ。歯だけは前のままでよかった」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:36:35.85 ID:q4zXv33+0

なにかが道の間に挟まっている


さくま「ん？腰掛けによさそう…あいたたっ」

さくま「ちょっとやわらかいかも。ん…うんん…！」

さくま「ふうふう…頑固だな…私を甘く見ないで！」

さくま「うんん…！」

さくま「ペンギンか。ぬいぐるみかな」

さくま「でもなんでこんなとこにあるの？」

さくま「頭がハエみたい。私、小さい頃からハエはキライなの」

さくま「逆さになってるよりましでしょ」

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:37:15.98 ID:q4zXv33+0

さくま「うぅ…まだ大学があんなとこにある…んん？」

さくま「ついてこないでよ！」

さくま「あなたも悪魔なの？悪魔とか呪いとかもうたくさん！」

さくま「どこでも好きなとこに行っちゃいなさい！」

さくま「はあはあ…」

さくま「これはぴったりの杖だね。ありがとう」

さくま「就職先も紹介してくれるといいんだけどな」

さくま「…年を取ると悪知恵がつくみたい」

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:37:41.47 ID:q4zXv33+0

さくま「大きなビル」

さくま「あぁ、年寄りがこんなに体が動かないなんて思わなかった」

さくま「ふうふう…」

さくま「ハエ頭、あれ探偵事務所じゃない？」

さくま「あなた、就職先を紹介してって、まさか…！」

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:38:09.70 ID:q4zXv33+0

さくま「わあ、これ。これで事務所なの？」

さくま「芥辺探偵事務所…そこが入口なの？」

さくま「ちょっと待ってよ、はあはあっ…ちょっと！」

さくま「紹介するの、しないの、どっちかにして…うわぁ！」

さくま「ソファ…！」

さくま「ハエ頭、中はあったかそうだからとにかく入らせてもらうね。ありがと！」

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:38:38.40 ID:q4zXv33+0

さくま「いくら悪い人でもこんなおばあちゃん追い出したりはしないでしょ」

さくま「今度こそさよなら。あなたはハエだけどいいハエだったよ！」

さくま「幸せにね！」

さくま「はぁ…あいててて…よいしょ」

さくま「なんだろ、ただの事務所にしか見えないけど…」

さくま「ま、年を取っていいことは、驚かなくなることだね」

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:39:08.19 ID:q4zXv33+0

アザゼル「…こんがらがった呪いやな」

さくま「んん！？」

アザゼル「その呪いは、簡単には解けへんで」

さくま「ぬいぐるみがしゃべった！」

アザゼル「ワシが見えるんか」

さくま「あなたがアクタベさん？」

アザゼル「ちゃうわ。ワシは淫奔の悪魔アザゼルっていうんや」

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:39:42.56 ID:q4zXv33+0

さくま「ならアザゼルさん、あなた私にかけられた呪いを解けるの？」

アザゼル「簡単や、ワシをここに縛り付けとる契約を解除してくれれば、すぐにあんたの呪いも解いたるわ」

さくま「悪魔と取引をするってわけ」

さくま「あなたそれ約束できるの？」

アザゼル「悪魔は約束はしーへん」

さくま「…他を当たって」

アザゼル「ワシ、かわいそうな悪魔なんや。契約に縛られて、ここでアクタベはんにこき使われとるんやでえ！」

アザゼル「この事務所かて、ワシが天使から隠しとるんや！」

さくま「そう…大変なんだね…」

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:40:13.40 ID:q4zXv33+0

アザゼル「アクタベはんにワシと契約を解くって言わせたら契約は解けるんや」

アザゼル「そしたら、あんたの呪いも解いたるわ！」

さくま「わかった…取引ね…んん…」

アザゼル「…ばあちゃん。ばあちゃん！」

さくま「ｚｚｚ…」

アザゼル「…大丈夫かいな」

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2012/10/31(水) 22:40:57.49 ID:q4zXv33+0

>>2
ありがとう…！！

短いけどとりあえずここまで…！！
また来ます

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 08:44:03.79 ID:GtZD76VSO

まだか