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【安価】だんがんろんぱDEサバイバル生活! - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/01(土) 16:09:16.96 ID:6XB3uxJl0


モノクマ「うぷぷ、オマエラにはこれから1・2年生合同のサバイバル生活を送ってもらうよ」

モノクマ「参加するのは――コイツらだー!」


《参加者リスト》

【1年生】

・苗木誠 ・桑田怜恩 ・十神白夜 ・山田一二三 ・大和田紋土 ・石丸清多夏 ・葉隠康比呂 不二咲千尋

・舞園さやか ・霧切響子 ・腐川冬子 ・セレスティア・ルーデンベルク ・朝比奈葵 ・大神さくら ・江ノ島盾子 


【2年生】

・日向創 ・狛枝凪斗 ・九頭龍冬彦 ・左右田和一 ・田中眼蛇夢 ・十神白夜 ・花村輝々 ・弐大猫丸

・終里赤音 ・小泉真昼 ・西園寺日寄子 ・ソニア・ネヴァーマインド ・罪木蜜柑 ・七海千秋 ・辺古山ペコ ・澪田唯吹




モノクマ「う〜ん、まずは5人1組のグループを6つ作っちゃおうかなぁ」

モノクマ「……うぷぷ、誰が残っちゃうのか楽しみだなぁ」



『参加者リストの中からリーダーを6人選んで下さい』




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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 16:09:58.72 ID:AooK7wRco
期待
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/12/01(土) 16:11:23.60 ID:PMT1nxqAO
んじゃまず苗木で
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/12/01(土) 16:22:21.17 ID:PMT1nxqAO


誰もとらないのか?

石丸

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 16:24:37.33 ID:AooK7wRco
取るも何も安価先を指定してくれなきゃ取りようが無い
6 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/01(土) 16:27:07.11 ID:6XB3uxJl0

『すみません、指定し忘れていました』

『それでは↓6までの人物がリーダーとなります』
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 16:27:47.40 ID:AooK7wRco
苗木
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/12/01(土) 16:31:51.51 ID:PMT1nxqAO
石丸
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 16:45:17.42 ID:IZQD6nTSO
こまえだ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/12/01(土) 16:46:57.63 ID:PMT1nxqAO
弐大
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/12/01(土) 17:07:48.60 ID:oj6MSoar0
七海千秋
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/12/01(土) 17:39:36.63 ID:+3SvyXN3o
十神 詐欺師の方
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 20:14:21.45 ID:eQTEg+cIO
まさかの七海が紅一点
14 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/01(土) 20:20:23.79 ID:6XB3uxJl0

『リーダーが決定されました』

『では次にそのグループのメンバーを決めましょう』


『苗木誠のメンバーは↓1、石丸清多夏のメンバーは↓3、狛枝凪斗のメンバーは↓5』

『弐大猫丸のメンバーは↓7、七海千秋のメンバーは↓9、十神白夜(二年生)のメンバーは↓11となります』


『それと注意点がございまして、まずメンバーは1グループにつき4名選択でお願いいたします』

『さらにそれに関しまして、他のグループとメンバーが重複してしまった場合は、先に書き込まれた方が有効となりますので予めご了承ください』

『重複して選ばれなかったメンバーは後ほど再選択を行いますのでご安心下さい』

『最後の1人になってしまった方には……、』

『……』

『長々と失礼いたしました。それではメンバーをお選び下さい』
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/12/01(土) 20:34:50.63 ID:PMT1nxqAO
霧切 不二咲 田中 ソニア
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 20:35:21.42 ID:eQTEg+cIO
適当な数字選ばせてそれに対応したキャラとかの方がギャンブルっぽくて楽しそうだが

大神さん、一二三、ソニア、冬彦
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 20:38:03.36 ID:eQTEg+cIO
大神さん、一二三、蜜柑、冬彦
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 21:50:56.00 ID:LGHN7xyZo
kskしとくか
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 21:55:08.66 ID:LGHN7xyZo
江ノ島・桑田・澪田・日向
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 22:18:01.82 ID:w8gS/y8Vo
ksk
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/01(土) 22:38:11.60 ID:PMT1nxqAO
終里 花村 朝比奈 左右田
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 22:38:49.91 ID:PMT1nxqAO
sage忘れてスマン

ksk
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 22:59:51.28 ID:PMT1nxqAO


舞園 ペコ セレス 葉隠
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 23:00:18.86 ID:PMT1nxqAO
ksk
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 23:02:10.93 ID:LGHN7xyZo
十神1年・腐川・小泉・西園寺
26 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/01(土) 23:26:52.44 ID:6XB3uxJl0

モノクマ「うぷぷ、どうやら残ってしまったのは大和田クンみたいだねぇ」

モノクマ「……さーて、みんなが嫌いな大和田クンには、どんなオシオキをし「――そんなことはさせまちぇん!」……テンションさがるなぁ、なんだよオマエ?」

ウサミ「あちしは魔法(以下略)ウサミでちゅ! 大和田くんはあちしが命に代えても守ってみせまちゅ!」


『魔(以下略)が颯爽登場!』 

『直下判定で1が出たらチーム苗木へ加入、2が出たらチーム石丸へ加入、3が出たらチーム狛枝へ加入』

『4が出たらチーム弐大へ加入、5が出たらチーム七海へ加入、6が出たらチーム十神へ加入、7〜0が出たら大和田バターになります』

『ゾロ目の場合は……?』

↓1
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 23:28:06.61 ID:LGHN7xyZo
いくぜー!
28 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/01(土) 23:40:20.10 ID:6XB3uxJl0

『大和田クンがチーム苗木に加入しました』


ウサミ「な、なんとかなったでちゅ…」

モノクマ「ちぇっ、なんだよつまんないなぁ」

モノクマ「――まぁいいや、ボクはかーえろっと」

ウサミ「……モノクマ、やっぱりあいつは危険でちゅ…!」



『お疲れ様でした、ようやくグループが結成されましたね』

『皆様の書き込みを元にメンバー表を作成しました。お役に立てれば幸いでございます』
29 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/01(土) 23:41:55.70 ID:6XB3uxJl0
《メンバー一覧》

【チームNAEGI】
リーダー・苗木誠
メンバー・霧切響子 ・不二咲千尋 ・田中眼蛇夢 ・ソニア・ネヴァーマインド ・大和田紋土

【チームISIMARU】
リーダー・石丸清多夏
メンバー・大神さくら ・山田一二三 ・罪木蜜柑 ・九頭龍冬彦

【チームKOMAEDA】
リーダー・狛枝凪斗
メンバー・江ノ島盾子 ・桑田怜恩 ・澪田唯吹 ・日向創

【チームNIDAI】
リーダー・弐大猫丸
メンバー・終里赤音 ・花村輝々 ・朝比奈葵 ・左右田和一

【チームNANAMI】
リーダー・七海千秋
メンバー・舞園さやか ・辺古山ペコ ・セレスティア・ルーデンベルク 葉隠康比呂

【チームTOGAMI】
リーダー・十神白夜(2年)
メンバー・十神白夜(1年) ・腐川冬子 ・小泉真昼 ・西園寺日寄子

30 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/01(土) 23:54:55.36 ID:6XB3uxJl0
『下準備が整いましたところで、早速この物語の簡単なルールを説明させて頂きます』

『この物語では原作で登場する【希望のカケラ】ではなく、【友情のカケラ】を手に入れることが目標でございます』

『「らーぶらーぶ」、ではなく「らいくらいく」を目指してもらわけですね。――実に意味不明です』

『他の細かい説明はまたその時が来た際にご説明いたしますのでご安心ください』



『ではさっそく、物語を始めるとしましょう』



『ダンガンロンパDEサバイバル――――――START!』


31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 00:21:37.96 ID:nZW6wqdjo
江ノ島は本物?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 00:24:02.35 ID:bVtqLCEIO
残姉がいないから残姉じゃない?
33 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/02(日) 00:35:34.22 ID:dZC8xhaQ0
モノクマ「オマエラにはこの【ホープアイランド】でサバイバル生活を過ごしてもらいまーす」

モノクマ「不平不満は聞かないよ? だってボクは学園長だからね」

モノクマ「それにボク権力至上主義者だし、エラいし、ちょーエラいんだよボクは」

モノクマ「でもボクは聖母マリアのごとく慈悲深い存在だから、オマエラには餞別を贈りたいと思います」

モノクマ「まあせいぜい有意義に使ってよネ!」


『モノクマからの餞別のようです。一体何を貰いましたか?』

↓1でチーム苗木へ ↓2でチーム石丸へ ↓3でチーム狛枝へ 

↓4でチーム弐大へ ↓5でチーム七海へ ↓6でチーム十神へ

『1〜9のコンマが貰った個数になります。0の場合は貰えません」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 00:47:26.92 ID:G+e9n5hAO
テンポ悪いな

希望の乾パン
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 00:51:50.85 ID:R5kMle9xo
宝の地図
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 00:53:10.44 ID:G+e9n5hAO


戦刃ナイフ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 00:55:35.43 ID:VqAL8VEIO
日本科学技術大学教授、上田次郎著
どんと来い!超常現象3
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 00:55:55.76 ID:nZW6wqdjo
LEDランタン
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 00:58:22.59 ID:G+e9n5hAO

寝袋
40 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/02(日) 01:34:52.50 ID:dZC8xhaQ0
『希望の乾パンを2個手に入れました』


霧切「苗木クン、その乾パンは何枚入りかしら?」

苗木「え? あ、うん。えっと……、15枚入りみたいだ」

不二崎「2つ合わせて30枚だね」

大和田「オイオイ、そんな枚数じゃあっという間になくなっちまうぞ?」

田中「……フンッ、思考を放棄した愚か者どもめ。重要なのは数ではないわ」

ソニア「大事なのは【量より質】ですよね、田中さん?」

田中「そうだ。我々が今すべき事とはなんだ?」

田中「モノクマの意図はこの俺様の邪眼でも計り知れんが、とりあえずは【生き残る】ことが前提条件であろう?」

ソニア「流石です田中さん! 流れる石と書いて流石です!」

苗木「(仲が良いんだなぁ、この人達)」

41 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/02(日) 01:48:06.08 ID:dZC8xhaQ0
『宝の地図を5個手に入れました』

石丸「やったぞ皆! 僕たちは宝の地図を入手したぞ!」

山田「あのー、石丸清多夏殿? 歓喜に満ちているところ申し訳ないのですが、それは実用性に欠けるというかなんというか……」

九頭龍「必要ねーだろ。つーか役に立たねーよ」

大神「我も同意だ。我らの現在位置すら把握出来ぬ状況であれば尚更な」

罪木「ふゅぅ…、ごめんなさい私がダメなばっかりに〜!」

九頭龍「なんでテメーが謝ってんだよ!?」
42 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/02(日) 02:00:19.37 ID:dZC8xhaQ0
『戦刃ナイフを4個手に入れました』

狛枝「へぇ、どうやらボクらに渡されたのはナイフのようだね」

桑田「サバイバルにはもってこいの道具じゃね? 超ラッキーじゃん」

澪田「あー、唯吹が持ってると危ない気がするんで、唯吹のは創ちゃんが持っててほしいなー」

日向「当たり前だ、女子にこんな危険なモノは持たせられないからな」

江ノ島「……、」

日向「? どうした江ノ島、このナイフがどうかしたのか?」

江ノ島「っ! い、いや別になんでもねーし!」

江ノ島「あ、アタシもそのナイフは必要ないから先輩が持っててくんない?」

日向「ああ、任せろ」

日向「――っていうか、人数分はないからこのやり取りは意味がないんだけどな」

43 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/02(日) 02:10:26.45 ID:dZC8xhaQ0
『日本科学技術大学教授、上田次郎著 どんと来い!超常現象3 を3個手に入れました』

弐大「ガッハッハ! こいつは弩ぇれーモンも貰っちまったようじゃのう!!」

終里「ウソ……だろ? 食いモンじゃねーのかよ……?」

花村「そんなに気を落とさなくても大丈夫だよ終里さん」

花村「食材が見つかれば、ぼくがデリシャスな料理を振る舞ってあげるからさ」

朝比奈「あの、花村先輩はドーナツも作れますか? 作れるんですね、よかったぁ〜」

花村「……あれ? ぼくまだ何も返事してないんだけど?」

左右田「(なんでオレはソニアさんと一緒じゃねーんだよチクショォ……!)」
44 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/02(日) 02:21:50.83 ID:dZC8xhaQ0
『LEDランタンを6個手に入れました』

七海「うーん、これは……」

舞園「? どうかしたんですか七海さん?」

七海「うん、えっとね。このLEDランタンなんだけど」

葉隠「――ヘンなレバーが付いてるべ! きっとこれは手回し式のヤツだべ!!」

セレス「そんなことはいちいち言わなくても分かりますわ、馬鹿は口を塞いでいなさい」

葉隠「そんな言い方はあんまりだべ!?」

辺古山「……で、そのLEDランタンがどうかしたのか七海?」

七海「うん。このLEDランタンなんだけど、確か隠し機能で…………ZZZ」

葉隠「なんでそんな肝心の部分で寝るんだべかー!?」

45 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/02(日) 02:42:55.48 ID:dZC8xhaQ0
『寝袋を9個入手しました』

十神「……オイ、貴様は誰だ?」

十神「フン、それはこちらの台詞だ。貴様は誰だ?」

腐川「あわわわわ、白夜様が2人に分身――いや体格に大きな差があるから分裂するなんてこれは夢かしら夢なら覚めないでほしいけどダメよ腐川冬子あのふくよかな白夜様はあたしの好みでは……………あれ、意外とイケるかもしれないわ」

西園寺「どうしよう小泉おねぇ、本気で気持ち悪いんだけど」

小泉「アタシも同感よ日寄子ちゃん。……とりあえず、遠くから離れて見てよっか」


十神「肥えた豚の分際でこの【十神】の名を名乗るとは大した度胸だな」

十神「フン、貴様は豚を馬鹿にしているようだが、俺は豚でもただの豚ではない」

十神「俺は動ける豚だ! 少なくとも50メートルは5秒台で走れるぞ!」

十神「なん……だと……?」

46 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/02(日) 03:11:45.56 ID:dZC8xhaQ0

『各チームにモノクマからの餞別が渡されました』

『さて、これからは【サバイバルタイム】となります。【サバイバルタイム】について、簡単に説明させて頂きます』

『……え? 会話の続きでございますか? それにつきましてはモノクマ様をお呼び下さい』

『私はただの説明&解説役でございますので、要望は【助けてモノえもーん】と記入していただければ(たぶん)通ります。……どこぞの青いネコ型ロボとは関係ないですからね?』

『……コホン、さてまず【サバイバルタイム】とは読んで時のごとく【生き残る為の時間】です」

『この時間では各チームがサバイバル生活に欠かせない【食材】を求めて【ホープアイランド】を探索します』

『そしてこの時に【ある条件】を満たすとアレが手に入るわけです。アレですね――そう、【友情のカケラ】でございます』

『この【友情のカケラ】の入手方法はもちろん安価によって決定いたします、それについてはまた後ほどに』

『では早速【サバイバルタイム】へと移行いたしましょう』



『どのチーム視点で開始しますか?(残り6回)』

↓1 コンマ判定で1か2ならチーム苗木《超高校級の幸運によりプラス1》 3ならチーム石丸 
  
   4か5ならチーム狛枝《超高校級の幸運によりプラス1》6ならチーム弐大 

   7ならチーム七海 8ならチーム十神 9なら??? 0なら残りの回数が1減ります
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 03:19:59.72 ID:J+IiwXRNo
むぅ
48 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 03:56:54.56 ID:YM4dwQLu0
『視点がチーム苗木になりました』


モノクマ『オマエラ、今から【サバイバルタイム】が始まるけど、くれぐれも死なないようにねぇ。うぷぷぷ……』



【ホープアイランド・南エリア】

苗木「ハァ……。結局詳しい理由が分からないまま、このサバイバル生活は始まるんだね」

不二咲「ほんの数時間前までは、希望ヶ峰学園でみんなと楽しく過ごしていたはずなのになぁ……」

大和田「オイオイ、んな辛気臭ェ面してんじゃねーよ」

不二咲「大和田くん……」

大和田「安心しろって。たとえ猛獣が目の前に現れたとしても、このオレがぶっ倒してやるからよ」

霧切「……そうね。なぜさっきの会話から猛獣を倒す話になったのかは疑問に残るけれど、大和田クンの言う通りだわ」

霧切「いま私達がいるこの島に猛獣がいると仮定した場合、このメンバーで立ち向かうことが出来るのはおそらく大和田クン、あなただけよ」

苗木「――ちょ、ちょっと待ってよ霧切さん! 僕だって戦えるよ!?」

霧切「貧弱モヤシっ子の苗木クンに期待なんてしてないわ」

苗木「その言い草はあんまりじゃないかな!?」



49 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 04:29:21.91 ID:YM4dwQLu0
霧切「……、苗木クンのクセに生意気よ」

霧切「あなたは私が守るの、異論は認めないわ」

苗木「それは普通だと僕が言わないといけない台詞だよね!?」

田中「……フハッ! 貴様は実に情けない男だな」

田中「男が女に守られるのが許されるのは、この混沌とした世界に産み落とされた刹那の刻のみ」

田中「男という存在は、常に孤高であるべきなのだぞ!!」

ソニア「……つまり、男は生涯ひとりぼっちでなければいけないんですね!?」

ソニア「その点で言えば田中さんは漢の中の漢、――超COOLですよ旦那!!」

田中「…………あ、ありがとう…………」

大和田「待ちやがれ! 漢の中の漢といえばこのオレに決まってんだろうが!」

大和田「テメーには見えねえのか、このオレの背中に刻まれた文字がよぉ!!」

不二咲「け、喧嘩はダメだよ大和田くん……!」



モノクマ「そうそう、喧嘩する暇があったら勉学に勤しみなさいな」

モノクマ「オマエラだって超高校級とか言われてるけど、学生であることには変わりないんだからさ」
50 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 04:55:43.14 ID:YM4dwQLu0

苗木「……も、モノクマ!」

モノクマ「はーい、呼んだ? ……まったく、オマエラはなんで【サバイバルタイム】になっても何もしないのさ。時は金なりなんだよ?」

モノクマ「ま、この島では世の流通貨幣なんて意味のないモノなんだけどネ! ぶひゃひゃひゃひゃっ!」

霧切「――ならこの地面に落ちていたあなたの肖像が刻まれたコインが、この島におけるお金の代替品なのかしら?」

モノクマ「! ……おやおや、さすがは霧切さんだねぇ、もうそれをみつけちゃったのかぁ。毎度きみの観察力には驚かされるよ」

霧切「御託はいいから質問に答えなさい。このコインは一体何の意味を持っているの?」

モノクマ「まったくしょうがないなぁ、霧切さんはせっかちでボクはクマっちゃうよ」

霧切「……、」

モノクマ「……コホンっ」

モノクマ「それは【モノクマコイン】だよ。ボクが親切にこの島の至る所に500枚ほど置いておいたモノさ」

苗木「(500枚って、多すぎじゃないか…?)」

モノクマ「この島の中央部に【モノモノマシーン】って名前のガシャポンがあるから、それに対して使えばオマエラの生活に必要な物資が手に入るってワケ、――理解できた?」

不二咲「……えっとぉ、それならこのコインを探してガシャポンを回せば、生活は成り立つってことなのかなぁ……?」



モノクマ「いやいや、そんな簡単なワケないじゃん。【モノモノマシーン】にはアタリの生活物資だけでなく、ハズレも入ってるんだからさ!」
51 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 05:25:16.30 ID:YM4dwQLu0
モノクマ「まあ百聞は一見に如かずって言うし、試しにそのコインを使って回してみようよ」

モノクマ「今回は初回お試しキャンペーンってことで、ボクの【四次元コンテナ】を使って【モノモノマシーン】を持ってきてるから、さっそくYOU回しちゃいなよ!」



霧切「……苗木クン、お願い」

苗木「え、僕が回すの?」

田中「……、風が運んだ噂によると、どうやら貴様は【超高校級の幸運】と呼ばれているようだな」

ソニア「つまり苗木さんなら、アタリを引く可能性が高いんですね」

大和田「よし、んじゃチンタラしてねーでさっさと回せよ苗木」

不二咲「が、がんばって……!」



苗木「…………わかった。それじゃあ――回すよ」



『苗木誠が【モノモノマシーン】に挑戦しました、一体何がでてきましたか?』

↓1 自由安価です 《超高校級の幸運》により、コンマが偶数の場合はもう一度引くことが出来ます。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 05:40:41.17 ID:I0o0KaLo0
男のマロン
53 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 06:18:47.74 ID:YM4dwQLu0

『男のマロンを1個入手しました』


苗木「こ、これは……!」

田中「フハハッ、貴様がその禁断の果実に魅入られし存在とはな。正直俺様は武者震いが止まらんぞ……!」

大和田「なんだそのデケー栗!? オイそれって食えんのかモノクマ!?」

モノクマ「モチのロンだよ。――まあ食べる以外にも使い道はあるんだけどね、うぷぷ……」


モノクマ「んじゃ説明も終えたことだし、そろそろボクは帰るねー。ばいなら」



霧切「……、」

不二咲「? ど、どうかしたの霧切さん……? もしかして具合が悪いの……?」

霧切「……いえ違うわ。私の気のせいならいいのだけれど、なんだかさっきから妙な気配を感じるのよ」

ソニア「もしかして……この島に住まう猛獣さんですか……?」

霧切「……そうかもしれないわね」

不二咲・ソニア「「ッ!?」」


『霧切響子が妙な気配を感じています。その正体とは?』

↓1 コンマ判定で1か2の場合は猛獣出現 3から9の場合は気のせい 0の場合は別のチームと遭遇します
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 06:27:52.35 ID:dDUkXA8zo
ふむ
55 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 06:42:37.91 ID:YM4dwQLu0

霧切「――ふふっ、冗談よ。おそらく何もいないわ」

不二咲「……ほ、ホントにぃ?」

ソニア「ウソついたら針万本飲ますですよ!?」

霧切「ソニア先輩、そこは万本ではなく千本ですよ」

ソニア「おっと、これはわたくしうっかりさんでした。――てへぺろっ♪」

霧切「(……何故だか持ちネタを奪われた気分だわ)」



『物語の進行を一度中断致します。物語の再開は本日の20時以降となります』

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 11:51:19.92 ID:gHMX5jrIO
乙ー
57 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 21:14:59.88 ID:YM4dwQLu0

『物語の進行を再開します』


苗木「ねぇ霧切さん、これから僕らはどうしよっか?」

霧切「どうしようも何も、私達はモノクマからこのサバイバル生活を強いられているのだから、まず揃えなければいけないことがいくつかあるわ」

霧切「まずは食料の確保、飲み水、暖かい寝床の3点が必須ね」

大和田「……ん? オイ、食料ならオレ達はさっきモノクマの野郎から餞別でもらったじゃねぇか」

大和田「それをわざわざ探す必要なんてねぇんじゃねぇか?」

不二咲「ううん、それはまだ食料にカウントしたらダメだよ大和田くん」

大和田「あん? なんでだよ?」

不二咲「えっとね、ボクらがモノクマから貰った乾パンは、あくまで非常食用として考えるべきだと思うんだ」

不二咲「ほら、乾パンってかなり日持ちするし、非常食にはもってこいだよね?」

ソニア「乾パンとアンパンって響きが似てますよね! 愛と勇気だけが友達です♪」

田中「周囲を俺様の邪眼で見渡してみたところ、安全に食べられそうな果実をいくつか確認した」

田中「俺様の破壊神暗黒四天王も、その朗報に喜びを隠しきれぬようだ」

霧切「ここまでみんなが言えば、分かるわよね大和田クン?」

大和田「……チッ、わーったよ。とにかくそれらを探せばいいんだな?」

霧切「ええそう、それでいいの」

霧切「それじゃあ貴重な時間を無駄にしない為にも、さっそく行動に移りましょう」
58 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 21:33:14.04 ID:YM4dwQLu0
霧切「この中で1番体力のある大和田クンには、この島を歩きまわって眠れそうな場所の探索をお願いするわ」

大和田「おう、任せなッ!」

霧切「田中先輩はソニア先輩と共に、安全に食べられそうな果実の採集をお願いします」

ソニア「合点承知の助です! 頑張りましょうね田中さん♪」

田中「フハッ、この俺様が直々に出向いてやるのだ。貴様らはせいぜい俺様の帰還を、その首を長くして待っているのだな!!」

霧切「不二咲さんは枯葉や木の枝を集めておいてちょうだい。サバイバル生活に火は必要不可欠だわ」

不二咲「うん、まかせて!」

霧切「苗木クンは、モノクマコインの捜索と湧き水の探索をお願いするわ」

苗木「うん、了解」

苗木「……あれ? 霧切さんはどうするの?」

霧切「私? 私は――」

霧切「   」


『霧切響子はどのような行動を取るのでしょうか?』

↓1 コンマ判定で1〜3が出たら不二咲千尋と一緒に行動 4〜8が出たら苗木誠と一緒に行動 9か0が出たら1人で釣りに出かけます
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 21:36:02.68 ID:gHMX5jrIO
60 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 22:18:30.25 ID:YM4dwQLu0
霧切「私は苗木クンと行動するわ。それでいいわよね、苗木クン?」

苗木「うん、助かるよ霧切さん」

霧切「礼には及ばないわ」


霧切「それじゃあみんな、日没前には再びこの場所へと集まること――以上、解散」


不二咲「――あ、待ってよ大和田くん、ボクも途中まで一緒に行くよ」

大和田「お、そうか? んじゃ途中まで一緒に行こうぜ」


ソニア「たくさん集めましょうね田中さん♪」

田中「……そうだな。この孤島に存在するすべての果実は、《制圧せし氷の覇王》と呼ばれた田中眼蛇夢のモノだ! フハハハハハッ!!」


霧切「私達も行くわよ苗木クン」

苗木「――あ、待ってよ霧切さん!」


『チーム苗木が3組に分かれました。どのペアを追いますか?』

↓2 行動を見たいペアを選んで下さい。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:24:32.70 ID:dDUkXA8zo
苗木ペア
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:27:39.27 ID:gHMX5jrIO
田中ソニア
63 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/03(月) 23:05:22.55 ID:YM4dwQLu0

『田中眼蛇夢、ソニア・ネヴァーマインドのペアが選ばれました。このペアに視点が移動します』


ソニア「田中さん、この果実は採集してもよろしいでしょうか?」

田中「否、それはまだ完熟していない果実だ」

田中「この果実は完熟を迎えていなければ、とても食えたものではないのだ。せいぜい気を付けるのだな小娘よ」

ソニア「はっ、了解であります!」

田中「……完熟期を迎えたかどうかは普通その果実に触れれば分かるが、俺様の邪眼の前ではすべてが丸裸なのだッ!」

田中「――前方3時の方向の空中に完熟した果実が存在しているぞ小娘!」

ソニア「……対象捕捉、――射出準備整いました」


ソニア「ソニア、いっきまーーーーす!!」


タタタタ――ガッ

ソニア「きゃっ!?」

コテンッ

田中「ッ! 大丈夫か小娘!?」

ソニア「あいたたた……っ」


ソニア「…………え、えへへっ。いつかの罪木さんみたいに盛大に転倒しなくて助かりました」
64 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/04(火) 06:43:20.40 ID:54uW+N8L0
田中「…………っ、……すまない」

ソニア「? どうして田中さんがわたくしに謝るのですか? わたくしにはさっぱりワケワカメです」

田中「貴様が転倒する原因を生んだのはこの俺様だ。俺様が一方的に悪いのだ。だから……すまない」

ソニア「……、」

ソニア「お顔を上げて下さい田中さん」

田中「っ、しかし――」


ソニア「御託は申さず面を上げよ! これは命令であるぞ!!」


田中「ッ!」

ソニア「はい、それでよろしいのです」

ソニア「田中さんは聞き分けのいい良い子良い子ちゃんです♪ 特別に褒めてつかわしますね♪」

田中「っ、……////」

ソニア「……でも、さっき何でも1人で抱え込もうとしたので減点です。マイナス20点ですからね」

ソニア「転倒したのはわたくしの前方不注意が原因です、田中さんの問題ではありません」

ソニア「けれど心優しい田中さんがそれでもご自身が悪いと言い張るようでしたら、わたくしはもう何も申しません」

ソニア「ただこれだけは覚えておいて下さい」


ソニア「わたくしはどんな事があろうと、田中さんのご友人であり続けますからね」



『田中眼蛇夢とソニア・ネヴァーマインドの間に【友情のカケラ】の存在を確認しました』

『【友情のカケラ】を入手する為には、これより行うコンマ判定で奇数を連続で2回出さなければいけません』

『チャンスは全部で3回です、――では張り切ってまいりましょう』

↓1と2のコンマ判定でどちらも奇数を出そう
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 07:38:51.79 ID:zuEufkTao
いけー
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 08:13:27.97 ID:2XYhwDpDo
へい
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 22:09:55.48 ID:zuEufkTao
お、いきなり成功してるー
68 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/04(火) 23:36:29.95 ID:54uW+N8L0

『成功』


田中「……フッ、どうやら貴様の覚悟は本物のようだな」

田中「この世界の頂点に君臨する俺様の隣に並ぶことは、非常に非情で困難極まる茨の道だぞ?」

ソニア「そんなのちゃーらーへっちゃらーです。わたくしは一度決めたことは絶対に曲げません!」

ソニア「……わたくし田中さんのことを、とっても頼りにしていますからね」

ソニア「だからこれからわたくし達は、もっともっと仲良くなっていきましょう! ――絶対の絶対ですからね♪」

田中「……ああ、そうだな」

田中「俺様も、貴様とは惹かれ合う運命(さだめ)にあるようだ」

田中「だから俺様からも、……その、…………――よ、よろしくお願いするぞ」

ソニア「はいっ! こちらこそ、よろしくお願い致します♪」



『【友情のカケラ】を1個入手しました』

『【友情のカケラ】は3個集まると、ウサミがそのカケラを元に【自主制作映画】を上映してくれます。頑張って集めましょう』

『【自主制作映画】とは、ウサミが現場監督となって内容自由(安価で決定)の物語を作り上げます』

『ただし内容が過激な場合はウサミが全身全霊で止めに入るので注意しましょう』

『田中眼蛇夢とソニア・ネヴァーマインドの間に強い絆が生まれました』

『スキル《氷の覇王と王女の戯れ》を入手しました。戦闘系安価で補正が入るようになります』
69 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/04(火) 23:40:57.34 ID:54uW+N8L0
『チームの視点が切り替わります(残り5回)』

↓1 コンマ判定で1か2ならチーム苗木《超高校級の幸運によりプラス1》 3ならチーム石丸 
  
   4か5ならチーム狛枝《超高校級の幸運によりプラス1》 6ならチーム弐大 

   7ならチーム七海 8ならチーム十神 9なら??? 0なら残りの回数が1減ります
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 23:43:02.08 ID:zuEufkTao
十神チームに期待
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 23:43:39.47 ID:zuEufkTao
マジで出たー!
72 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/05(水) 00:20:49.89 ID:m0fv1lld0
『視点がチーム十神になりました』


【ホープアイランド・中央エリア】

十神「まだだ、まだ終わってないぞ……!」

十神「……なんだ、まだ貴様は俺のことを疑っているのか?」

十神「当たり前だッ! なぜ貴様のような体型で、50メートルを5秒台で走れるというのだ!?」

十神「他にも垂直跳びに三段跳び、走り幅跳びなどでも全国トップクラスのスコアを叩きだすなどありえん……!!」

十神「……喚くな偽者め。 この俺の華麗なる走りを目の当たりにして、その理屈を理解出来ないとでも言うのか?」

十神「ああ理解出来んよ。貴様の不健康極まりない体型で、そのような運動能力が備わっているはずがないのだからな」

十神「……やれやれ、【十神】の名も随分と安くなったものだな。まさかこんな頭の堅い男が名乗ってしまうとは」

十神「……なんだと?」

十神「先程も言ったように、この俺は豚であってもただの豚ではない、――動ける豚だ!」

十神「世の定説を覆すこの規格外な俺こそが、【十神】の名を冠するにふさわしい存在だ」

十神「そうだろう? そこにいる女共よ」




西園寺「……え、なに? ごめん、わたし2人の醜い争いがあまりにも退屈すぎて聞いてなかったから、もう一度言ってもらえるかな?」


十神・十神「「なん、だと……!?」」

73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 00:25:14.00 ID:+IshaGFIO
腹筋が崩壊するwwwwww
74 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/05(水) 00:54:17.24 ID:m0fv1lld0

西園寺「ってゆーか、もうむちむちしてる十神おにぃが【豚神(とんがみ)】おにぃで、そっちのスリムな十神おにぃがそのまま十神おにぃでいいじゃん」

豚神(?)「なッ!? ……ま、待てはやまるな西園寺、なぜそのように結論を先急ぐのだ!?」

西園寺「えー、だってさっきのモノクマのアナウンスを聞いた限りじゃ、サバイバル生活はもう始まってるんだよー?」

西園寺「それなのにこんな所で時間を無駄にしてていいの? ねぇ、どうなの? 道草食ってる場合じゃないんじゃないのかなー?」

小泉「そうよそうよ。なんで男子っていつも些細なことでいがみ合ったりするのよ?」 

小泉「少しくらいは協調性を見せなさいよね、協・調・性をさ」

腐川「あたしはも、もうな、なな仲良くなったわよ……。こ、この先輩、学園内で撮った白夜様の素敵素晴らし写真を沢山撮ってい――むぐ!?」

小泉「――ちょっ、ちょっと誤解を招くようなこと言わないでよね冬子ちゃん!?」

腐川「むぐぐぐ…!」

小泉「あ、アタシはただみんなの写真を個別にフォルダ分けしておいたのを見せただけであって、別にそんな疚しい気持ちがあったからとかそんなんじゃないんだからね!?」

西園寺「ツンデレだー、小泉おねぇのツンデレだー」

小泉「日寄子ちゃんも別の方向に話を広げないで!?」

75 : ◆L06qWZH1Sc [saga sage]:2012/12/05(水) 00:57:58.23 ID:m0fv1lld0

『物語を一時中断します。次回の再開は本日の5時40分過ぎ(予定)です』

76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 07:40:48.27 ID:GkOD5qwAO
おつおつ
チーム豚神は仲良しだなぁw
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 10:48:46.31 ID:+IshaGFIO
乙ー
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 15:34:57.79 ID:MP78ojIJo
結構余裕あるなこいつら
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 15:50:43.30 ID:GkOD5qwAO
>>78
コロシアイじゃないからじゃね?
80 : ◆L06qWZH1Sc [saga sage]:2012/12/05(水) 18:47:03.30 ID:m0fv1lld0
『申し訳ございません、諸事情により再開が遅れます』
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:38:10.83 ID:+IshaGFIO
りょーかい
82 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/05(水) 22:28:24.56 ID:m0fv1lld0
十神「……静まれ愚民共め、騒がしいぞ」

豚神「元はといえば貴様が俺に突っかかってきたのが原因なのだがな」

十神「ぐっ……、――ええい黙れ黙れッ!」

十神「とにかくだ!【十神】の名を名乗るのはこの俺という結論に至ったのだ」

十神「ならばもうこの件に無駄な時間を割いている場合ではない。俺たちも至急、このサバイバル生活に必要なモノを集める必要がある」

小泉「必要なモノ? それって具体的には?」

十神「そうだな、必要なモノとは――」

豚神「食料、飲料水、寝床の3点だ」

十神「ッ、……貴様!」

豚神「……フン、まあ気にせず続けるぞ」

豚神「だが俺たちはすでに、モノクマから寝袋を9個渡されている。よって寝床はそこまで重要視する必要はない」

西園寺「そっか、寝袋があれば最低限雨風がしのげればいいんだもんね」

豚神「そして残る2点で最重要となるのが食料だ。人間何も食わなければすぐに動けなくなるからな」

腐川「で、でも飲み物も重要よ。ほ、ほほほら、人間水と塩さえあればい、1週間は生き延びられるって言うし……」


腐川「――はっ! ……ま、まさか飲み物を重要視しないのは白夜様の唾液で喉の渇きを潤すって言う為の伏線なんじゃないのなにそれご褒美じゃない最高素敵!!」


十神「1人でなにトリップしているんだ貴様は。 馬鹿なのか? 死にたいのか?」

腐川「……白夜様に罵られた……! これであと3日は生きていけるわ……!」

十神「〜〜〜〜ッ!(声にならない怒り)」
83 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/05(水) 22:51:42.11 ID:m0fv1lld0
豚神「腐川の言うことも一理ある。だが食料は湧き水などとは違って数に限りがあるのだ」

豚神「果実は再び同じ場所で採集するのにはかなりの時間がかかる。それゆえこの島に存在する果実は日毎に減少していくことになる」

豚神「【他のチームに先に取られてしまい、食べられるモノがありませんでした】じゃ話にならんからな」

豚神「そうならない為にも、一刻も早く食料を集める必要があるのだ」

小泉「……、それもそうね。それじゃあアタシ達も早く集め始めないと」

西園寺「行く末はこの島の食料を独占するんだねー。それで食料が食べられなくなった他のチームの奴は、みんなガリガリになっちゃうのかなー?」

豚神「いや、そうとは言い切れんぞ。何も食料は果実だけではない、野生の獣でもいいんだからな」

小泉「え、それって……」

豚神「地面を見てみろ、この足跡は間違いなく獣のそれだ。……おそらく大型の猪だろうな」

西園寺「この島には豚神おにぃの仲間がいるってこと? よかったねー、さみしくないじゃん♪」

豚神「……オイ、俺を猪のような野蛮な獣と一緒にするな。俺は動ける豚だぞ?」

小泉「いや、それはドヤ顔で言うことじゃないでしょ……」

84 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/05(水) 23:05:07.10 ID:m0fv1lld0
豚神「……チッ、まあいい。それよりさっきの話に戻るぞ」

小泉「(なんで舌打ちしたのよ……)」

豚神「ともかくこの島には、俺たち人間だけでなく野生の獣も存在しているというわけだ」

豚神「気を抜けば簡単に喰われるぞ。いつの世の中でも弱肉強食、弱者は強者の糧にしかならん」

豚神「自然界における人間はカースト最下位だ。武器を持たなければ蟻にだって殺されるんだからな」

豚神「だからくれぐれも気を抜か――――誰だッ!」


『豚神白夜が何かを察知したようです。その正体とは一体何か?』

↓1 コンマ判定で1から5が出たら小型のリス 6が出たら大型の猪

   7から9が出たら気のせい 0が出たら終里赤音
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 23:08:54.76 ID:VZECfI4fo
ほい
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 23:09:55.66 ID:VZECfI4fo
oh・・・
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 23:10:11.73 ID:+IshaGFIO
豚神の仲間だぁぁぁぁ!
88 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/05(水) 23:39:06.02 ID:m0fv1lld0

『大型の猪があらわれた!』


猪「フゴー! フゴー!」


小泉「きゃ、きゃああああっ!!?」

西園寺「豚神おにぃの仲間だー!?」

豚神「くっ、まさかこのタイミングで登場だとッ!?」

十神「……なんだ、耳障りな奇声を出――ッ!?」

腐川「う、ウソでしょ……!?」

猪「フゴー! フゴゴー!!」

西園寺「なんか怒ってるみたいだけど猪語だからわかんなーい。豚神おにぃ翻訳してー」

豚神「『ここは俺様のナワバリだ、貴様らのような下等生物はさっさと出て行け』――だ、そうだ」

小泉「なんでアンタ猪語を翻訳出来るわけ!?」

豚神「一般教養で身につけただけだ!」

小泉「どんな一般教養よそれ!?」


西園寺「……、」

腐川「……、」




西園寺「はあ? わたしが下等生物? その毛むくじゃらの身体でよくそんなこと言えるね、目ん玉腐ってんじゃないの?」

腐川「白夜様を侮辱したわね? 愚かな獣の分際で高貴なる白夜様を侮辱したわね? ――万死に値するわよ、その言葉」


『腐川冬子が臨戦モードに移行します。【ジェノサイダー翔】を呼び起こしましょう』

↓1でコンマ判定 1が出たらジェノサイダー翔が登場 2が出たらジェノサイダー翔が出現 3が出たらジェノサイダー翔が現出 

         4〜9が出たらジェノサイダーが降臨 0が出たらジェノサイダー翔は熟睡中です
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 23:52:08.54 ID:+IshaGFIO
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 00:07:10.43 ID:WBQlSsl10
ジェノサイダーktkr
91 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/06(木) 00:25:28.70 ID:ZsmzcusE0
『ジェノサイダー翔が降臨します』


腐川「……ふぁ、ふぁ……――――ハクション!」

腐川「……、」

腐川「」



ジェノサイダー「呼ばれて飛び出て…………ジェノサイダー!!!」



豚神「ッ!?」

小泉「ッ!?」

猪「フゴッ!?」


西園寺「だいたいわたしだって、こんな汚らしいというか穢らわしい場所にいたくなんてないしー。そもそもあんたとわたしは住む世界が違う――、って、あれれー?」

西園寺「腐川おねぇ、どうしたのその鋏? もしかして田中おにぃみたいに中二病でも発症したのかなー?」

ジェノサイダー「……は? アンタ誰よ? 馴れ馴れしくアタシに話しかけないでくんない?」

西園寺「……え? だ、誰よあんた、腐川おねぇじゃないの?」

ジェノサイダー「……はぁああああっ!?」 

西園寺「ひっ……」

ジェノサイダー「アタシをあんな根暗なオンナと一緒にすんじゃねぇよ!!」

ジェノサイダー「読書にふけりながら右手をふやけさせるオンナと一緒にされたら、気分がチョーサイアクになるんですけどー☆ゲラゲラゲラ」
92 : ◆L06qWZH1Sc [saga sage]:2012/12/06(木) 00:30:00.39 ID:ZsmzcusE0
『物語の進行を一時中断します。物語の再開時刻は本日の23時以降です』
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 16:54:28.75 ID:AIaL4zLvo
豚神が意外と優秀で困る
94 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/07(金) 00:27:50.86 ID:MTCWmmyu0
『物語を再開します』


ジェノサイダー「なーんてウソだよーん、イロイロとウソついてごめんなさーい☆ゲラゲラゲラッ!」


西園寺「…………へ?」

ジェノサイダー「アンタはひよっち、そっちでカメラを首からぶら下げてんのはまひるんでしょ?」

ジェノサイダー「黒服に身を包んでいるのはまごうことなき白夜サマでぇ、――そっちの白服の豚はしらなーい」

豚神「……、」

十神「ッ! オイ、貴様今の発言はどういう意味だ!?」

ジェノサイダー「あ、なになに気になっちゃうの白夜サマ? アタシのイった意味が気になっちゃうの?」


ジェノサイダー「……まったくもう、白夜サマったらダ・イ・タ・ン……♡」


猪「……フ、フゴー!! フゴー!!」

ジェノサイダー「ちょ、なんでいまので猪が興奮すんのよ。アタシには意味がわかんないんだけど」

十神「俺には貴様の言動のほうが意味不明だ!!」

ジェノサイダー「……あーもうマジ萎えるわー」

ジェノサイダー「萎えすぎてどうしようもないからKILLしちゃおーっと」


――ザクッスパッザシュッ!!


猪「」

ジェノサイダー「ふー、久々にいい仕事したわねー。満足満足大満足っと☆ギャハハハッ!」
95 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/07(金) 01:02:13.75 ID:MTCWmmyu0
西園寺「……は、速すぎて動きが眼で追えなかった。翔おねぇすっごーい♪」

小泉「…………ねえ、それはちょっとやり過ぎじゃないの? 何もそこまでしなくてもいいじゃない」

ジェノサイダー「はあ? 何言ってんのよまひるん、ここまで殺らなきゃアタシらがこうなってたかもしんないのに?」

小泉「! それは――、……そう、だけど…………っ」

ジェノサイダー「自然界ではつねに殺るか殺られかのせめぎ合いなんだっつーの。だから情けは無用不要必要ナシ」

ジェノサイダー「手を抜く殺戮はコロシアイに対する冒涜に値する――これアタシの持論ね。言ってる意味分かる?」

小泉「…………、」

ジェノサイダー「ありゃりゃ、ちょっと善人には難解すぎたかなー?」 

ジェノサイダー「……ま、いいや、別に理解してもらうつもりは端からねーし☆ゲラゲラゲラッ!」

ジェノサイダー「あーもう今日は疲れたから寝よう、それがいいわね」



ジェノサイダー「――それじゃあ白夜サマ達、またアタシが出てくる時まで死なないでよネ☆ギャハハハ!」


『猪の肉塊を入手しました』

『残念ながら【友情のカケラ】は確認できませんでした。戦闘が発生すると【友情のカケラ】が出現する確率は低いです(一部ペアを除く)』



『ではでは、気を取り直して次へいきましょう』

『チームの視点が切り替わります(残り4回)』

↓1 コンマ判定で1か2ならチーム苗木《超高校級の幸運によりプラス1》 3ならチーム石丸 
  
   4か5ならチーム狛枝《超高校級の幸運によりプラス1》 6ならチーム弐大 

   7ならチーム七海 8ならチーム十神 9なら??? 0なら残りの回数が1減ります
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 01:06:28.15 ID:dyBzDw2IO
ほい
97 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/07(金) 01:28:50.79 ID:MTCWmmyu0

『視点がチーム狛枝になりました』


狛枝「ねえ日向クン、こういう状況でまず第1に決めなきゃいけないことってなんだと思う?」

日向「……なんだよ狛枝、そんなことを俺に聞いてどうするんだよ」

日向「このチームのリーダーはお前なんだぞ? そんなのお前が決めろよ」

狛枝「そんな…、こんなゴミ虫みたいなボクが、キミ達の意見を尊重せずに決められるわけないじゃないか」

狛枝「お願いだよ日向クン、ボクを助けると思って……さ?」

日向「(……くっ、これは何か言わなきゃネチネチくるパターンだ)」


『何を第1に決めなきゃいけないと思いますか?』

↓2 自由安価です。 ……自由安価ですが、この狛枝凪斗の台詞の中にはこの問いの答えに繋がるヒントが隠されています。
   
   見事正解した場合は狛枝凪斗と日向創の【友情のカケラ】が手に入ります。
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 01:33:43.44 ID:JKw7QhFCo
副リーダーを決めよう
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 01:39:04.78 ID:dyBzDw2IO
寝床の確保
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 01:40:13.52 ID:dyBzDw2IO
間違えた。安価は>>98でお願いします
101 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/07(金) 21:20:38.91 ID:MTCWmmyu0

日向「うーん、そうだな……」

日向「副リーダー、……とかか?」

狛枝「うん、さすが日向クンだね。大正解だよ」


『【友情のカケラ】を1個入手しました』

『狛枝凪斗と日向創の間に絆が生まれました』

『スキル《希望を抱く者たち》を入手しました。チーム狛枝でモノモノマシーンを引く際に補正が入るようになります』



狛枝「そう、このチームのリーダーはみんなの足を引っ張ることしか出来ないこのボクなんだ」

狛枝「でもここにいるみんなはボクなんかとは違う。各々が超高校級の才能を持つ、希望に満ち溢れた存在でしょ?」

狛枝「そんなみんなの中の誰かが、このゴミ屑同然のボクを助けてくれれば、このチームはきっと素晴らしいチームになれると思うんだよ」

狛枝「だからどうか、ボクに救いの手を差し伸べてくれないかな?」

狛枝「もし差し伸べてくれるなら、ボクは喜んでキミ達の踏み台にでもなんでもなるからさ」

4人「「「「……、」」」」

――スッ

『副リーダーに立候補した人は誰?』

↓2 チーム狛枝のメンバーの中から1人選んで下さい。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 21:22:55.02 ID:t1qhlVjso
まぁ日向クンで
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 21:24:12.01 ID:fro8JdL9o
日向が無難なところ
104 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/07(金) 22:08:27.03 ID:MTCWmmyu0
日向「……まあ、ここは俺がやるしかないよな」

狛枝「助かるよ日向クン、やっぱり持つべきものは友達だね」

日向「(他のみんなにこいつの面倒は見きれないし、仕方ないな……ったく)」

澪田「ハイハーイ! それじゃあ唯吹は音楽家をやるっす! ミナサンを唯吹の美声でやすらぎの空間へと連れていくっすよー!」

澪田「ではではさっそく聞いてください。――【君にも届け】」

日向「ちょ、いきなり歌うのかッ!?」

澪田「そうっすよー。そんでここには機材がないんで、初のアカペラバージョンでいくっす♪」

日向「……ま、待て澪田! そんな無駄に体力を消費するような事は――」

桑田「おっ、なんだよ歌うのか? だったら俺も混ぜてくんねー?」

澪田「それはモチロンオッケーっす! 歌うのは人数が多いほうが楽しさも倍増するっすからね!」

澪田「むっはー! テンション上がってきたっすよー!!」


澪田「……さあ、一緒に奏でるっすよ怜恩ちゃん」

桑田「おう、最高のステージにしてやるぜ……ッ!」



澪田・桑田「「――――唯吹(俺)たちの歌を聞けぇぇぇええええ!!」」



日向「(モウイヤダコノチーム)」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:40:19.61 ID:Gv/yVLmIO
日向………がんばれ
106 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/07(金) 23:04:38.94 ID:MTCWmmyu0
江ノ島「……、」

狛枝「あれ、江ノ島さんは一緒に参加しないのかな?」

江ノ島「あー、うん、わた――ッ、……コホンっ。アタシはパスパス、生憎いまはそんな気分じゃなくてさー」

狛枝「そっか、それは奇遇だね。実はボクもあんまり歌って気分じゃないんだよね」

江ノ島「ふーん」

狛枝「それにボク、あんまり騒がしいのは好きじゃないんだ」

狛枝「こうやって傍観者の立ち位置で静かに成り行きを見守ってる方が、ボクの性に合ってる」

狛枝「なんて言うか、こう……落ち着くんだよね。みんなの楽しそうな笑顔を見てるとさ」

狛枝「――あ、ゴメンね江ノ島さん。勝手に語っちゃって」

狛枝「迷惑だったよね、ボクのゴミみたいにどうでもいい話なんて聞くに耐えなかったでしょ?」

江ノ島「……、」

『狛枝凪斗の話を江ノ島盾子はどう受け取ったのか?』

↓1 コンマ判定です。 1〜4が出たら聞くに耐えなかった 

   5〜8が出たらどうでもいい 9か0が出たらそうでもない 

   ゾロ目が出たら……、 
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:05:43.44 ID:JKw7QhFCo
ほい
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:06:13.19 ID:JKw7QhFCo
お、ゾロ目
109 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/08(土) 00:23:55.56 ID:DpdAjEab0

江ノ島「……ううん、そんなことないし」

江ノ島「むしろ興味を惹かれた……かな」

狛枝「……、ふーん?」

江ノ島「アタシって普段こんな格好してるけどさ、ぶっちゃけちゃうとホントはああいう賑やかな空間って苦手なんだよね」

江ノ島「元々アタシが身を置いていたのは、こんなほのぼのとした平和が溢れる世界じゃない」

江ノ島「もっと殺伐として、凍てつくような空気が張り詰められた戦場。そこがアタシの唯一の居場所だった」

江ノ島「だから普段の生活では、ああいった馴れ合いは自分から避けてた。何の理由もなくね」

江ノ島「……でも、アンタの話を聞いていると、アタシがなんでみんなを避けていたのかがわかった気がする」


江ノ島「私はきっと、狛枝先輩と同じような考えを心の奥底で秘めていたのかもしれない。自分でも気が付かないうちに」


狛枝「…………そっか、ボクは嬉しいよ江ノ島さん」

江ノ島「?」

狛枝「キミがゴミ屑同然のボクの話に興味を示してくれた上に、そこまでプライベートな内容を打ち明けてくれるなんて!」

江ノ島「(――あ、しまった)」

狛枝「ああ、今日はなんて最高な1日なんだろう!」

狛枝「日向クンには自ら進んで副リーダーを引き受けて貰ったし、江ノ島さんはボクの話に興味を惹いてくれるなんて……!」


『狛枝凪斗と江ノ島盾子の間に(一方的な)【友情のカケラ】の存在を確認しました』

『今回【友情のカケラ】を入手するためには、奇数と偶数を交互に出さなければなりません』

『チャンスは全部で3回です、――では張り切ってまいりましょう』

↓1と2のコンマ判定で奇数と偶数を交互に出そう (順不同)

 ただしゾロ目が出た場合は……
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:30:37.12 ID:KJ76IfXso
ほい
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:33:26.33 ID:IjlacUjmo
ほい
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:37:04.16 ID:7TmsLJNAO
あれ、どうなんのコレ?
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:38:02.69 ID:8R8WNRFUo
ゾロ目判定か
114 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/08(土) 00:40:45.92 ID:DpdAjEab0
『条件が同時に達成されたため最終判定です』

↓1のコンマ判定で奇数が出たら【友情のカケラ】を入手 偶数が出たら失敗 0が出たら再リトライです
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:47:16.28 ID:Un1+nxnIO
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:47:49.11 ID:Un1+nxnIO
すまない…
117 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/08(土) 13:37:36.24 ID:DpdAjEab0
『失敗』

江ノ島「(ここでこれ以上会話してたらボロが出る気がする、ひとまず狛枝先輩から離れなきゃ)」

江ノ島「――そ、そんなことより狛枝先輩! そろそろアタシらも行動を起こしたほうがいいと思うなー」

狛枝「ん? ああ、それもそうだね。いつまでもこの場に留まっているのは得策じゃないよね」

江ノ島「そうそう! 話は歩きながらでも出来るし、この件は後回しで問題ない問題ない!」

狛枝「うん、そうだね。それじゃあ――」


狛枝「おーい日向クン、そろそろボクらも移動しようよー」


日向「気楽でいいなお前は!?」

澪田「ぶーぶー! 創ちゃんはヒドいっす!! なんで唯吹たちのステージをジャマするんすかー!!」

桑田「痛ッテェ……! 澪田ちゃんは軽いチョップで制止させたのに、なんで俺は肩パンでなんだよ日向センパイ!?」

日向「お前たちが聞く耳持たないのが悪いんだろ!? 本当は俺だって暴力を振るいたくなかったんだからな!!」

澪田「逆ギレっす! これは創ちゃんの復讐劇の幕開けっすよ!!」 

日向「お前はもう余計な事を喋るな! それと頼むから、これ以上話をややこしくさせないでくれ……!」

狛枝「あはっ、日向クンはすっかり2人のお母さんみたいだね」

日向「(〜〜〜〜ッ! あーもう、副リーダーなんて引き受けるんじゃなかった……!)」
118 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/08(土) 13:38:44.98 ID:DpdAjEab0
『チームの視点が切り替わります(残り3回)』

↓1 コンマ判定で1か2ならチーム苗木《超高校級の幸運によりプラス1》 3ならチーム石丸 
  
   4か5ならチーム狛枝《超高校級の幸運によりプラス1》 6ならチーム弐大 

   7ならチーム七海 8ならチーム豚神 9なら??? 0なら残りの回数が1減ります
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/08(土) 13:53:36.72 ID:B8ZYcPfC0
ふー
120 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/08(土) 13:58:45.80 ID:DpdAjEab0
『チーム苗木はすでにペアで行動しています。どこのペアの動きを追いますか?』

↓2 自由安価です。 

   苗木・霧切ペア ソニア・田中ペア 大和田・不二咲ペアのいずれかから1組選択して下さい。
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 14:15:38.35 ID:JYfWrMHEo
ちーたんペア
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 14:41:50.64 ID:Un1+nxnIO
じゃあ、ちーたん
123 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/09(日) 03:12:38.08 ID:qTCMMkRs0
『視点が大和田・不二咲ペアに移動します』

【ホープアイランド・南西エリア】


大和田「見やがれ不二咲、ここが今日からオレ達が寝る場所だッ!!」


不二咲「……わぁ、すっごく大きい洞窟だねぇ。すごいよ大和田君!」

大和田「ヘッ、オレにかかれば霧切の要望なんか楽勝にこなせんだよ」

大和田「不二咲、オマエの方はどうだったんだ?」

不二咲「うん。……えへへっ、僕も頑張ったんだよぉ」

大和田「どれどれ……? おー、やるじゃねぇか不二咲! 頑張ったな!」

不二咲「うんっ! これで火を起こしてくべるには十分なはずなんだぁ」

大和田「そうか。なら試しに火でも起こしてみよーぜ」


『試しに火を起こしてみよう』

↓1で偶数が出れば点火 奇数が出れば火が起こりません
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 04:09:21.67 ID:jZEKwesAO
125 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/09(日) 10:10:26.21 ID:qTCMMkRs0
『失敗』

スッ

大和田「太めの木の枝と板を用意して……ッ!」


大和田「――ウォォォォオオオオオオ!!!」

ゴリゴリゴリゴリ

大和田「――ハァァァァアアアアアア!!!」

ゴリゴリゴリゴリ


大和田「フンヌラバァァァアアアアアアアア!!!」




火「」

不二咲「な、なかなか火が起こらないね大和田君……」

大和田「だぁークソが!! なんで火が起こらねぇんだ!?」

不二咲「うーん、やっぱりコツがいるのかなぁ」

大和田「オイオイ、オレぁコツなんて分かんねぇぞ?」

不二咲「僕もこういった話題はあんまり詳しくないなぁ……」

大和田「……チッ、それじゃあ仕方ねぇな。この方法は諦めるしかねぇってワケか……ッ」

不二咲「ご、ごめんねぇ。僕がコツを知らなかったばっかりに……」

大和田「オイコラ、んな簡単に謝ってんじゃねぇよ不二咲。何もオマエだけが悪いわけじゃねぇって」


大和田「それにホラ、オレいまライター持ってるし、な?」


不二咲「え」

大和田「火を起こすならこれで一発だぜ」

カチッ――ボッ パチパチパチッ…………

不二咲「……う、うんっ! やっぱり現代の利器ってすごいよねぇ」

大和田「そうだよな、発明者サマサマだぜまったくよ」

不二咲「(……大和田君、なんでライターを持ってるのに自力で火を起こそうとしたのかなぁ……?)」



『残念ながら【友情のカケラ】の存在が確認出来ませんでした』

『偶数が出れば存在を確認出来たのですが、まあ今回は運が悪かったということで……』

126 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/09(日) 10:13:33.24 ID:qTCMMkRs0
『チームの視点が切り替わります(残り2回)』

↓2 残り回数が少なくなったので自由安価です。 各チームから1チーム選択して下さい。
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 10:44:30.13 ID:AtyK3UePo
苗木
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 11:03:43.82 ID:AY9IHzoIO
石丸チーム
129 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/10(月) 21:43:01.82 ID:1Bo/ntD40
『視点がチーム石丸に移動します』

【ホープアイランド・西エリア】

石丸「――よし、では行くぞ諸君! この僕について来るのだ!」

九頭龍「……オイ待てコラ、ついて来いっつってもどこに行くつもりだテメーは?」

石丸「? どこも何も、この宝の地図が示す場所だが?」

山田「あのー、石丸清多夏殿? 先程も言ったようにその地図はぶっちゃけただの紙切れだと……」

罪木「わ、私もそう思う……かなぁ?」

大神「詳細な地形が把握出来るまで、余計な行動は慎むべきだと我は考えるぞ」

石丸「うーむ、諸君らがそう言うのであれば――」

石丸「  」


『石丸清多夏は何を提案しましたか?』

↓2 以下の選択肢の中からお選び下さい。

   1 腹が減っては戦も出来ぬ、食料を集めよう!

   2 僕らがいる周囲を捜索して寝床を確保しようではないか!

   3 モノクマを呼んで情報を教えてもらおうじゃないか!

130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 21:55:09.87 ID:rOsaWHvBo
1
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 22:37:00.25 ID:Y4Oaa7iAO
1
132 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/10(月) 23:07:15.87 ID:1Bo/ntD40

石丸「腹が減っては戦も出来ぬという先人の教えに従って、食料を集めようではないか!」

九頭龍「……ま、それならいいんじゃねーか」

山田「石丸清多夏殿、ナイスな判断ですな」

山田「そもそも僕らに与えられたのは紙切れですし、紙でお腹は膨れませぬぞ」

罪木「で、でもぉ、私は前に紙を食べたことならありますよぉ……?」

大神「……なに? それは本当か?」

罪木「ふゅぅ……! そ、そんなに睨まないでくださぁぁい!!」

大神「ッ!? ま、待て! 我は別に睨んでなどいない!」

罪木「ごめんなさぁい!! だから許してくださぁぁい!!」

大神「何故さらに泣き喚く!? 我が何をしたと言うのだ!?」


山田「(……ふむふむ、後輩に泣かされる先輩の構図もなかなかそそりますなぁ!)」

九頭龍「……オイコラそこのトンガリヘッド、テメーいま妙な事想像してなかったか?」

山田「ぴょっ!? い、いやー、それはおそらく九頭龍冬彦殿の気のせいではないでしょうか?」

九頭龍「…………、」

山田「(も、ものいっそ睨まれておりますぞ……っ。極道モンのメンチは童顔でも、小心者の僕にはこうかはばつぐんなのですが……!?)」

133 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/10(月) 23:19:01.52 ID:1Bo/ntD40

石丸「ええい、静かにしたまえ諸君!」

4人「「「「――っ」」」」

石丸「コホン。 えー、では諸君ら半数の賛同を得たことにより、僕らはこれより食料の調達を行う事とする。異論はないな?」

九頭龍「ああ、好きにしやがれ」

山田「ふむ、構いませぬぞ」

罪木「ふゅぅ……」

大神「(我が何をしたと言うのだ……ッ)」


石丸「……よし、では作業の効率化を図る為に人海戦術を駆使させてもらおうかな」


『チーム石丸の中でペアを作りましょう』

↓1と3 自由安価です 2人1組のペアを書き込んで下さい 余った人は単独行動になります
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:26:20.16 ID:pf5MDBULo
罪木と九頭龍
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:31:27.25 ID:FH6pHff7o
石丸とさくらちゃん
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:53:24.92 ID:Y4Oaa7iAO
>>135
137 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/11(火) 00:05:12.93 ID:Qs5rn9J50

石丸「ではまず罪木君と九頭龍君、キミ達が第1ペアだ」

罪木「わ、私ですかぁ? え、えっと、そのぉ……が、頑張りましょうね、九頭龍さん……?」

九頭龍「ハンッ、テメーに言われねーでももちろんそのつもりだ」

九頭龍「オレはこの程度のサバイバルでくたばるつもりはねーからな」

九頭龍「……それと石丸、テメー先輩に君付けはねーだろ。ちゃんと目上の人間には敬意を示しやがれ」

石丸「おっと、これは申し訳ない九頭龍先輩。以後気をつけます」

九頭龍「……ったく」


石丸「では気を取り直して、第2ペアは僕と大神君だ」

石丸「大神君、よろしく頼むよ」

大神「……ふむ、任せておけ」


石丸「そして山田君」

山田「……フッ、やっぱりヒーローは遅れて登場する者ですからな」

山田「さすがは石丸清多夏殿、僕の本質を見抜い――」


石丸「キミは現場待機だ。ここで大人しくしていてくれたまえ」


山田「」


石丸「――よし、では行くのだ諸君! 最低目標は人数分×半日分の食料だからな!」


『チーム石丸が3組に分かれました。どのペアの動きを追いますか?』

↓2 自由安価です
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:09:02.82 ID:YIQ6XNFMo
九頭龍
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:12:23.99 ID:LKUer0jmo
九頭龍罪木
140 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/11(火) 00:42:58.57 ID:Qs5rn9J50

『九頭龍・罪木ペアに視点が移動します』


九頭龍「……チッ、鬱陶しい野郎だな……ッ!」

罪木「ふゅぅ…………ご、ごめんなさあぃ!」

罪木「わ……、私が九頭龍さんの隣を歩くなんて、出過ぎた真似でしたぁ! だから指を切り落とそうとしないでぇぇ……っ!」

九頭龍「はあッ!? なんでオレがテメーの指を切り落とす話になってんだよ!?」

九頭龍「鬱陶しい野郎なのはテメーじゃなくてこの飛び回ってる虫だっつーの! 勘違いすんじゃねーぞコラ!」

罪木「はぅっ! む、虫ですかぁ……?」

九頭龍「そーだよ。……つーか、テメーみてーな一般人に手ェ出したら、いくら跡取りのオレでも親父にぶん殴られるっつーの」

罪木「そ、そうなんですかぁ……?」

九頭龍「あったりめーだろ。オレたちは人様の迷惑になったらいけねーんだ。そういう風習がウチの組には代々あってな」

九頭龍「もしその決まりを破っちまったら、オレはきっちりオトシマエをつけなきゃなきゃならねーんだよ」

罪木「は、はぁ……」

九頭龍「だから――」


虫「……、」


『虫が2人に接近なう』

↓1 コンマ判定です 

   1、3、5なら九頭龍が虫に刺される 7、9なら罪木が刺される 

   偶数なら2人共刺されません ゾロ目の場合は……、
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:43:28.48 ID:IWZIdfGPo
ksk
142 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/11(火) 01:10:50.34 ID:Qs5rn9J50

九頭龍「ハッ!」

――パンッ!

虫「」

九頭龍「テメーの身はテメーで守る。だから余計な真似はすんじゃねーぞ」

罪木「わ、わかりましたぁ」

九頭龍「……お、あっちにけっこう果実が実ってんじゃねーか。よし、あれ集めるぞ罪木」

罪木「ふゅぅ……? で、でも九頭龍さんのs」


九頭龍「みなまで言うんじゃねー! 一般人だろうとなんだろうと、それ以上口にすんなら容赦なく海に沈めんぞコラ!?」


罪木「えぇ!? さっき言ったことと矛盾してるじゃないですかぁ!?」



『残念ながら【友情のカケラ】の存在を確認出来ませんでした』

『では気を取り直して行きましょう』


『チームの視点が切り替わります(残り1回)』

↓2 残り回数が少なくなったので自由安価です。 各チームから1チーム選択して下さい。
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:15:25.60 ID:LKUer0jmo
七海チーム
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:25:31.86 ID:+CkT0H2IO
七海チーム
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 07:16:51.81 ID:aBi5OtxAO

葉隠ハーレムキタ――
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 10:23:43.15 ID:XqKyjUeM0
葵ちゃんは葉隠の嫁 ってか全員好きな人いるじゃないか
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 18:45:25.53 ID:aBi5OtxAO
七海 →日向
舞園 →苗木
ペコ →九頭龍
セレス →?
葉隠 → 朝比奈(?)

セレスさんは誰が好きなんだ?
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 18:50:03.26 ID:YkX/iFK5o
や…山田
149 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/12(水) 00:31:10.50 ID:1OKpMt+50

『視点がチーム七海に移動します』


七海「……ねぇ葉隠くん、葉隠くんって運動出来るタイプ?」

葉隠「俺か? んー……そうだべな、得意か不得意かで聞かれたら普通って答えるレベルだべ」

葉隠「そもそも【超高校級の占い師】である俺に、運動はあんまり必要ないんだべ」

七海「そっか。……それじゃあ舞園さんは?」

舞園「私は【超高校級のアイドル】ですから運動は得意ですよ♪ おそらく全国平均より高いはずです」

七海「ふむふむ。……じゃあセレスさんはどうかな?」

セレス「……そうですわね、わたくしも可も無く不可も無くと言ったところでしょうか」

セレス「ただ、わたくしは【超高校級のギャンブラー】ですから、ビリヤードやダーツの類でしたら大得意ですわ」

七海「……うん、うん、わかった。これでキミ達の大体のステータスを確認できたよ」

辺古山「おい七海、私には質問しなくていいのか?」

七海「うん、大丈夫だよ」

七海「辺古山さんは私と同じ学年だし、この中であなたのことは1番よく知ってるから、今この場であんまり質問する意味はないんだ。ごめんね」

辺古山「……なに、別に謝る必要はない」

辺古山「それよりもまずは、この状況を何とかするのが先だろう。このチームのことを頼んだぞ、七海」

七海「うん、期待に添えるように頑張ってみるね」


七海「……うんとね、それじゃあまずは――」


『まず何をしますか?』

↓2 以下の選択肢からお選び下さい。

   1 葉隠くんに占ってもらう

   2 みんなで食料を探そう

   3 寝床を確保したいなぁ
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:33:28.58 ID:gG0dRiOIo
3
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:40:56.90 ID:5ouQhEXP0
3
152 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/12(水) 01:04:25.49 ID:1OKpMt+50
【ホープアイランド・北東エリア】


七海「寝床を確保したいなぁ」

葉隠「ね、寝床だべか?」

七海「うん。だってこんな密林地帯じゃ、落ち着いてゲームが出来ないんだもん」

セレス「……ですが、その前に集めなければいけないものあるのでは?」

舞園「それってやっぱり……食べ物、ですよね?」

辺古山「そうだな、私達人間は生きるためには食べなければいけない。これは自然の摂理だ」

七海「うん、そうだね。たしかにみんなの言うことも一理あるよ」


七海「でもみんなよく考えてみて。私達のチームは、他のチームに比べると大きく劣っている点があるの」


『チーム七海が他のチームに比べて劣っている点は?』

↓1 自由安価です。 見事正解すると……?
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:06:21.63 ID:gG0dRiOIo
女子ばかりで体力面で劣っている
154 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/12(水) 01:30:23.69 ID:1OKpMt+50

『正解』


舞園「私達のチームは女子ばかりで、他のチームと比べると体力面で劣っている――ですか?」


七海「うん、正解。私達のチームはね、男子が葉隠くんしかいないの」

七海「これは恋愛ゲームで言うところの【ハーレム状態】なんだけど、ゲームのプレイヤーではない私達にとってみたらこれはデメリットでしかないの」

七海「女子は男子に比べて筋力値がかなり低いから、体力面で他のチームに差をつけられてる」

七海「特に弐大くんのチームと比べたら雲泥の差だよ」

辺古山「……そうだな。あの面子ならたとえ大型の野獣に遭遇しても、安全に撃退してしまうだろうな」

セレス「しかし、わたくし達が大型の野獣に遭遇したとなると、前線に出ることが可能なのは辺古山さんのみ」

セレス「このチーム唯一の男性である葉隠クンはインドア派。――はっきり言って役立たずですわね」

葉隠「さっきから妙に棘を刺してくるのはなんなんだべかセレスっち!? 俺に恨みでもあるんかッ!?」



モノクマ「うぷぷぷぷ……。これはもしかして仲間割れかなぁ? 仲間割れならボク、とっても嬉しくてはぴはぴはっぴーな気分になっちゃうぞー?」



葉隠「うぉぉっ!? なんかいきなり出てきたべ!!?」
155 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/12(水) 01:50:55.09 ID:1OKpMt+50

モノクマ「しょぼーん……。その言い方はヒドいなぁ、それにそんなに驚かなくたっていいじゃないかぁ」

辺古山「……、モノクマ。なぜお前がここにいる?」

モノクマ「んー? あ、やっぱり気になっちゃった? ……まったくもう、なんでオマエラはすぐに理由を欲しがるんだろうねぇ」

辺古山「……、」

モノクマ「まぁいいや、とりあえずボクがここにいるワケを説明しようかなぁ」

モノクマ「えっとね、ボクがここにいるのに理由なんてないよ」

モノクマ「強いて言えば、ただボクが暇潰しに散歩してたら突然オマエラの声が聞こえてきてね」

モノクマ「スゴく暇だったから、近寄ってちょっかいでもかけてみようって思って今に至るってところかなぁ」

モノクマ「……でも、ただちょっかい出して【ハイ、オシマイ】じゃつまらないし――」


モノクマ「ここで会ったのも何かの縁と言うことで、オマエラには特別に追加の餞別を贈りたいと思います!」


『モノクマからの追加の餞別とは一体?』

↓2 自由安価です。 0から9のコンマが貰った個数になります。
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:53:15.38 ID:gG0dRiOIo
寝袋
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 02:47:29.71 ID:5ouQhEXP0
レーション
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 07:22:38.15 ID:LuQ/5M3lo
レーションでサバイバルとかどこの軍人だよw
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 08:47:11.99 ID:5ouQhEXP0
残念お姉ちゃんを貶すのは許さん 食品系統で迷ったマックロワッサンと
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 10:45:44.46 ID:qQhBPV1AO
てかレーション1個とか少なすぎるな…
161 : ◆L06qWZH1Sc [saga ]:2012/12/14(金) 14:45:27.67 ID:XGDQ2M4n0

『遅くなりました。再開します』


モノクマ「食べかけのレーション〜! どう? 嬉しい? これってチョー嬉しいよネ? なんてったってボクの食べかけなんだよ?」

葉隠「嬉しいわけないべ! てか誰得なんだべかソレは!?」

モノクマ「えー、絶対需要あると思ったのになぁ……ガッカリだよ」

モノクマ「――まあでもいいや、食べかけのはあとでとっても残念な娘にあげとこーっと。残飯になるよりはマシだしネ!」

モノクマ「それと、もう1つ持ってたレーションは舞園さんに渡しておくよ」

舞園「え、ちょっと、あの、……私にですか?」

モノクマ「未開封だから安心していいよ、ちゃんと今回は新品だからさ!」

モノクマ「それじゃあボクはこの辺で! ばいなら」



辺古山「……、ようやく去ったか」

舞園「えっと……、モノクマに渡されたレーション、どうしましょうか?」

セレス「もしかしたら毒が混入しているかもしれませんわよ」

葉隠「いやいや、それは疑いすぎじゃないべか?」

七海「うーん……、」


『貰ったレーションをどうする?』

↓2 以下の選択肢からお選び下さい

   1 葉隠に食べさせる

   2 とりあえず持っておく

   3 そんなことより寝床を探そう
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/14(金) 16:09:12.92 ID:nEXBYLMw0
3
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 16:50:47.97 ID:r4GshB2IO
3
164 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/14(金) 20:46:22.89 ID:XGDQ2M4n0

七海「それはまたあとで考えるとして、いまは寝床を探そうよ」

七海「ほら、私達のチームは体力面が他のチームに比べて劣ってるんだから、出来るだけ無駄なことに体力は使わないで温存しないと」

葉隠「んー、それもそうだべ。ここは七海っちの言う通りにするべみんな」

セレス「……そうですわね、わたくしはその提案に異論ありませんわ」

舞園「そうですね、このレーションは後回しにしましょうか」

辺古山「では、我々の寝床をこれから探すことになるが、それは作るのか? それとも寝られそうな洞窟でも探すのか?」

七海「うーん、そうだね……」

↓2 どちらかを選択して下さい。

   1 木を切ってここに建てよう

   2 洞窟を探そう

165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 21:02:58.32 ID:9FTSYj/to
2
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 21:06:43.73 ID:hZE0sJgro
2

でも洞窟は苗木チームが先に場所とってたっけ
167 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/14(金) 22:17:38.41 ID:XGDQ2M4n0

七海「洞窟を探そうよ。その方が色々と楽だしね」

辺古山「ふむ、それがいいだろう」

舞園「1から作るのは骨が折れますし、私もそれでいいと思います」

セレス「しかし、洞窟を探すとなると、まずこの辺りにはありませんわね」

辺古山「そうだな、このエリアはどうやら密林地帯のようだ」

辺古山「このエリアに洞窟があるかと言えば、……おそらくないだろうな」

七海「……あ、そういえばこの島に連れて来られた時に、モノクマから地図を渡されてたんだっけ」

葉隠「けど、その時に俺たちの現在地までは教えられてないべ。……まったく、不親切なヤツだべモノクマは」

舞園「でも、地図を見れば闇雲に動かなくてもいいかもしれませんし、一度見てみましょうよ」

七海「うん、そうだね。それじゃあ地図を広げるよ」




【ホープアイランド・全体図】

・ホープアイランドは円形で四方を海に囲まれた離島であり、南北を縦に切るように一本の川が流れている。

・ホープアイランドの北エリアは山岳地帯。標高200メートル程の小さな山が存在している。
 川の源泉はこの山のある場所から湧き出ており、そこには大量の財宝が存在するとかしないとか……。

・ホープアイランドの北東エリアは密林地帯。丈夫な竹が生い茂る場所もあり、その付近には筍が生えている。

・ホープアイランドの東エリアは砂浜地形。ヤシの木が生え、砂浜では蟹が歩きまわる。

・ホープアイランドの南・南西エリアは洞窟が多数存在。しかし中には野生の獣の巣である場合があるので注意が必要。

・ホープアイランドの西南西〜北西エリアは密林地帯。こちらの木々には様々な果物が実るが、中には毒を含む果物も存在するので注意が必要。

・ホープアイランドの中央エリアは不安全エリア。危険とも危険でないとも言えるエリア。稀に野生の猪が現れる。
島の中央部にはモノモノマシーンが設置されており、島で拾ったモノクマコインがあれば、モノモノマシーンに挑戦できる。



葉隠「えっと、これから分かることは……なんだべ?」

七海「私達のいるエリアは密林地帯、でも果物はほとんど実ってないね」

葉隠「じゃあ俺たちがいるのは北東エリアってことだべな?」

七海「うん。そして洞窟があるのは南エリア付近だから、どうやって向かえば楽かな?」


『どうすれば南エリアへ楽に向かうことが出来ますか?』

↓2 自由安価です 楽に南エリアへ向かう方法を書いて下さい 

   1番楽な方法を書くと……、
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 22:57:49.57 ID:9FTSYj/to
ぜんぜんわからん安価下
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:11:24.32 ID:TW6/xdfeo
川?かな
北東だから近いはずだし
170 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/15(土) 10:50:29.85 ID:rRqLxYwZ0

葉隠「んー、そうだべな。川を突っ切っていくのがいいんじゃないべか? 直球ど真ん中、ストレートだべ!」

七海「……んー、そういう考えもあるんだね。盲点だったよ」

七海「でも川の深さが分からないし、それにもし浅い川だったとしても水は人間の体力を大きく奪うから、あんまりオススメじゃないかな」

七海「ここは現在地から時計回りに南エリアへ向かおうよ。砂浜なら見晴らしがいいし、危険も少ない……と思うよ」

舞園「北エリアは山岳地帯ですし、私達では厳しいですよね」

セレス「では早く移動しましょう。もしかしたら他のチームに先を越されるかもしれませんわ」

辺古山「……待て、川は南北に縦に切るように流れているのだろう?」

辺古山「南エリアに向かうには、どっちにしろ川を渡らなければいけないのではないか?」

七海「あ、そっか、そういえばそうだったね。……うーん、どうしよっか?」

葉隠「……フッフッフ、ここは俺の出番だべ! 超高校級の占い師の本領発揮だべ!!」


『葉隠康比呂の占い』

↓1 コンマ判定

   1〜3が出たら何事も無く南エリアへ到達 4〜9が出たら……
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 10:55:26.46 ID:/ipN5/C1o
そりゃあ
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 10:56:05.35 ID:/ipN5/C1o
ごめん
173 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/15(土) 11:26:56.20 ID:rRqLxYwZ0

葉隠「……視える、……視えるべ……! 南エリアを流れる川は俺達でも問題なく渡れるべ……!」

七海「……えっと、その的中率は?」

葉隠「大丈夫だべ、俺の占いは3割当たる!」

セレス「ハァ……話になりませんわね、気休めにしかなってないですわ」

舞園「ふふっ、もし渡れなかったら葉隠クンを橋にしましょうか」

葉隠「舞園っち!? 眼が笑ってないべ!?」

辺古山「では、南エリアへと向かうことにしよう」

葉隠「辺古山っちはクール過ぎるべ!?」


【ポートアイランド・南エリア】


七海「――で、来てみたけど……」

セレス「見事に外れましたわね。この役立たず」

七海「……うーん、水深はそんなに深くないけど、川幅がちょっと広すぎるなぁ」

舞園「えっと、たしか砂浜に縄のようなモノが漂着してたハズ……。ちょっと拾ってきますね」

辺古山「私もここに来る途中で良い感じな木を見つけたぞ。少し待っていてくれ」

葉隠「」

セレス「まあ、破産したギャンブラーのように顔が真っ青ですわ」

七海「……でも、葉隠くんはそんなに絶望しなくてもいいと思うんだけどね」

七海「だって占いが100%当たったら、予言者になっちゃうわけだし」

174 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/15(土) 11:41:14.67 ID:rRqLxYwZ0

葉隠「……七海っち」

七海「ほら、いつまでも凹んでないでちゃんと自分の足で立って」

七海「大丈夫だよ。このチームのみんなは絶対にそんなことはしない……と思うよ」

葉隠「そこは確信を持って言ってほしいべ!?」

セレス「……あら、どうやら2人が戻ってきたようですわよ」


舞園「お待たせしました、縄のようなモノを拾って来ましたよ」

辺古山「私も持ってきたぞ。少し厚さの調整に手こずったがな」


七海「お疲れ様。……じゃあさっそく取り掛かろっか」


『縄のようなモノと木の板をどう使う?』

↓2 自由安価です
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 12:03:50.09 ID:7wynIJNvo
簡易な吊り橋をかける
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 12:24:57.99 ID:q4OcQpmD0
>>175
177 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/15(土) 13:30:16.88 ID:rRqLxYwZ0


七海「縄を結んで…………よし、出来た!」

葉隠「……コレはなんだべ?」

セレス「簡易な吊り橋ですわ。……あら、もしかして葉隠クン、本当はあなた自身が橋になりたかったのかしら?」

セレス「――この変態」

葉隠「んなッ!? そ、そんなワケねーべ! 俺はいたってノーマルだぞ!!」

セレス「そうやってムキになるのが怪しいですわね。……まあ葉隠クンの性癖なんて、今はどうでもいいんですけれど」

舞園「と、とにかくこれなら無事に渡れそうですね」

辺古山「ああ、そうだな」

七海「それじゃあ渡ろっか、もたもたしてたら日が暮れちゃうしね」



【ポートアイランド・南西エリア】



舞園「南西エリアに着きましたけど……」

セレス「洞窟が見当たりませんわね」

七海「うーん、まだ洞窟のあるエリアじゃないのかな……?」

辺古山「――ッ! 何奴!?」


『辺古山ペコが何かに気づきました。その正体とは?』

↓2 自由安価です
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 14:20:08.98 ID:hLPu/Q9xo
モノクマ
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 14:23:58.40 ID:idZRwLxIO
ウサミ
180 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/15(土) 15:54:38.35 ID:rRqLxYwZ0

ウサミ「ミナサン無事でちゅか!」

七海「……あ、ウサミちゃん」

葉隠「な、なんだべかお前! モノクマの仲間か!?」

ウサミ「ち、違うでちゅ! あちしはミナサンの仲間なんでちゅ!」


舞園「……仲間?」

セレス「それはどういうことか、説明していただけます?」

辺古山「返答の内容次第では、お前を斬ることになるが……?」


ウサミ「あわわわわっ、なんだかミナサン殺気立っていまちゅ!」

七海「……みんな待って、ウサミちゃんは敵じゃないよ」

七海「そうだよね、ウサミちゃん?」

ウサミ「そ、そうでちゅ! あちしはミナサンのサポート役なんでちゅよ!」

葉隠「……サポート役?」

ウサミ「そうなんでちゅ! あちしはこの島を歩き回って、ミナサンを助けてるんでちゅよ!!」

ウサミ「でも通信手段がないから、なかなかミナサンとは遭遇出来ないんでちゅよね……」
181 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/15(土) 21:11:54.53 ID:rRqLxYwZ0

ウサミ「それに本当なら、サバイバル生活なんて危険な事をやらせる予定じゃなかったんでちゅが……」

葉隠「……? やらせる予定じゃなかったってどういうことだべ?」

ウサマ「そ、それがでちゅね、実は――」


モノクマ「うぷぷぷぷ。……まったくもう、誰だよコイツをこの島に連れ込んだのは」

モノクマ「ボクはオマエをこの島に呼んだ覚えはないんだけどなぁ」


舞園「モノクマ!?」

辺古山「また性懲りも無く……!」

モノクマ「あらら、ボクってずいぶんオマエラに嫌われてるみたいだね」

セレス「……そんなの当たり前ですわ。突然理由もなくこんな孤島に連れてこられて、さらにいきなりサバイバル生活を強要するなんて、頭がどうかしてるとしか思えませんわ」

モノクマ「うぷぷぷ……、それは褒め言葉として受け取っておくよ」

ウサミ「やいやい! 一体なんなんでちゅかオマエは! こんな事をしていいと思ってるんでちゅか!?」

モノクマ「えー、なんで? サバイバル生活のどこがいけないって言うのさ?」

モノクマ「世の中は弱肉強食なんだよ? オマエラ人間はお手々つないでそんな世界から上手いこと回避して仲良くやってるみたいだけど、そんな上っ面だけの付き合いしてて楽しいの?」

モノクマ「ボクはそんなのつまんないなぁ、他人なんて蹴散らしてなんぼでしょ」

モノクマ「上の人間に媚び売って地位や名誉を手にしても、そんなの高が知れてるじゃん」

モノクマ「いいかい? ボクはね、やるんだったらとにかく1番を目指したいんだよ」

モノクマ「オンリーワンよりナンバーワン、それがダメならワーストワン――あ、やっぱりワーストワンはなんか格好悪いから却下却下」

モノクマ「……こほん。えっとね、だからつまり、オマエラには【周りに頼らないでこの世界を生き抜いてもらいたい】ワケなんですよ。ボクの言いたいことがわかるかなぁ?」

モノクマ「……まあとにかく頑張ってよネ!」

モノクマ「ちゃんと【友情のカケラ】を集めたら、この島から脱出出来るように設定はされてるからさ」

モノクマ「せいぜい薄ら寒い青春を謳歌するんだね、うぷぷぷぷ」

モノクマ「そんじゃあねー!」

ウサミ「――っ、待つでちゅ! まだオマエには訊きたいことが一杯あるんでちゅ!!」

七海「……あ、待ってよウサミちゃん」

ウサミ「逃がさないでちゅよー!!」

葉隠「……あ〜らら、行っちまったべ」

舞園「一体なんだったんでしょうか今の会話は……?」

辺古山「どうやら、このサバイバル生活にはなんらかの裏があるようだな」

セレス「まったく馬鹿馬鹿しいですわね、とんだ茶番を見せてくれたものですわ」


七海「……。……えっと、とりあえずこの件はまた後で考えるとして、今は寝床を探そっか」


『南西エリアの探索を開始します。チームを編成しますか?』

↓1 チームを編成しますか?
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 21:21:26.61 ID:YW6531GKo
する
183 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/15(土) 21:40:59.83 ID:rRqLxYwZ0

セレス「七海さん、行動は単独行動でよろしいのですか?」

七海「ううん、単独だとちょっと危ないと思うから、ここはペアで行動した方がいい……と思うよ」

舞園「私もそれがいいと思います」

辺古山「異論はない」

葉隠「じゃあさっそく組むべ!」


『ペアを組んで下さい』

↓2 自由安価です (例)葉隠と七海 舞園とセレスと辺古山 のようにペアを書き込んでください
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:14:12.26 ID:idZRwLxIO
ペコと舞園
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 23:34:14.47 ID:1Mi2hthYo
七海とセレス
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 11:45:16.03 ID:2m6BCwjQ0
男一人はぶられたwww
187 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 17:57:21.14 ID:qDsS05y00
『遅くなりました。再開します』


舞園「それじゃあ行きましょうか辺古山さん」

辺古山「ああ」

セレス「わたくしと御一緒にどうです七海さん?」

七海「うん、いいよ」


葉隠「……、」

葉隠「………………あり?」


七海「……えっと、それじゃあとりあえず各自の体内時計を頼りに、1時間くらいこの周辺を探索してきてもらえるかな?」

七海「それで洞窟が発見できたらまたここに戻ってくること。もし見つからなくても、時間になったら戻ってきてね」

七海「――以上、解散だよ」


『チーム七海が3ペアに分かれました。どのペアの動きを追いますか?』

↓2 自由安価です ペアを選択して下さい
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 18:03:02.08 ID:7+Z7qGySO
ksk
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 18:10:57.80 ID:CXde2ex6o
辺古山と舞園
190 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 18:33:50.71 ID:qDsS05y00
『辺古山・舞園ペアに視点が移動します』


【20分経過】


舞園「うーん、なかなか洞窟がみつかりませんね」

辺古山「そうだな、地図ではこの近辺にあると描いてあるのだが……」

舞園「……あれ? もしかしてあれって……」

辺古山「? どうかしたのか?」

舞園「えっと、私の見間違いかもしれないんですけど、あそこに――」


『舞園が見つけたのはなんですか?』

↓1 コンマ判定 

   0〜6が出たら洞窟発見 7が出たら苗木・霧切ペアを発見 

   8〜9が出たら小型の猪発見 ゾロ目の場合は……、
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 18:36:58.55 ID:7+Z7qGySO
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 18:38:04.04 ID:xdeL3NeXo
ゾロ目か
193 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 19:49:24.87 ID:qDsS05y00
舞園「モノクマコイン……でしたっけ? それが5枚くらいまとまって落ちてます」

辺古山「モノクマコインはたしか、中央エリアのモノモノマシーンで使用出来る硬貨だったな」

舞園「はい。今から中央エリアに行くのは難しいですけど、また次の機会に使えることを考えると、拾っておいたほうがいいと思います」

辺古山「なるほどな。では拾いに行くとしようか」


【モノクマコインを5枚入手しました】


舞園「……えっと、残り時間は感覚的に30分ぐらいですね」

辺古山「さて、このあとはどうするか……」


『集合時間までの残り時間は30分、どうしましょうか?』

↓2 自由安価です
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 19:51:53.10 ID:xdeL3NeXo
引き続き洞窟を探す
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 20:00:32.44 ID:rkKSsTgl0
196 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 20:15:00.43 ID:qDsS05y00

舞園「時間ギリギリまで粘って洞窟を探しましょう」

辺古山「……ふむ、そうだな」

舞園「でも時間の関係もあるので、私達が歩いてきた方角に向かいながら探しましょうか」

辺古山「そうだな、出来るだけ無駄はないほうがいい。では行こうか舞園」

舞園「はい」


【15分経過】


辺小山「……む、アレは――!」


『辺古山が何かに気が付きました、それは一体なんですか?』

↓1 コンマ判定 
   
   0から6が出れば洞窟発見 7が出たら…… 

   8か9が出たら七海とセレスを発見 ゾロ目が出たら小型の猪発見
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 20:16:27.66 ID:xdeL3NeXo
ほい
198 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 20:33:09.47 ID:qDsS05y00

子猪「フゴフゴッ」


舞園「? どうしたんですか辺古山さん?」

辺古山「シッ、……静かにしろ舞園。……左前方、小型の猪がいる」

舞園「……っ、……猪、ですか?」

辺古山「……そうだ。……幸い私達に気付いた様子はないが、このまま見逃したら奴が七海達と遭遇してしまうかもしれない」

舞園「……じゃあそうならないためにはこの場で……」

辺古山「……そうだ、あの小型の猪をここで見逃すわけにはいかない。チームの安全の為にもな」


辺古山「だから奴は、私が仕留める」


『辺古山ペコの無音暗殺(サイレントキリング)』

↓1 コンマ判定 

   奇数が出たら成功 偶数が出たら失敗 ゾロ目が出たら……
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 20:35:39.63 ID:xdeL3NeXo
奇数!
200 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 21:05:46.96 ID:qDsS05y00
『成功』

辺古山「(――――南無三ッ!)」

――スパッ!

子猪「」

ドサッ

辺古山「……、」

舞園「……だ、大丈夫ですか辺古山さん?」

辺古山「ああ、私は平気だ。背後に回りこんで一撃で仕留めたからな」

辺古山「だが舞園、まだお前はこちらに来るな。この光景はお前には刺激が強すぎる」

舞園「っ、……わ、分かりました」

辺古山「(……さて、この猪をこのままにしておくのはマズイな)」

辺古山「(とりあえず、付近の木の葉を被せておくとしよう)」

辺古山「(それと、あとでコイツを食する為に血抜きもしておくか)」


【5分経過】


辺古山「待たせたな」

舞園「いえ、全然大丈夫ですよ」

舞園「それで……、さっきの猪はどうしたんですか?」

辺古山「ああ、とりあえず近くに落ちていた木の葉で隠しておいた」

辺古山「アレはまたあとで処理する。今は集合時間が差し迫っているから、そろそろ集合場所へ向かうとしよう」

舞園「分かりました」


舞園「(……カッコイイなぁ辺古山さん。私もこんな風な女性になれたら……)」


『舞園さやかと辺古山ペコの間に【友情のカケラ】の存在を確認しました』

『今回【友情のカケラ】を入手するためには、連続で偶数を出さなければいけません』

『チャンスは全部で3回です、――では張り切ってまいりましょう』

↓1と2 コンマ判定でどちらも偶数を出そう(残り3回)
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:09:24.94 ID:oqFik5n4o
そい
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:10:24.63 ID:xdeL3NeXo
ほい
203 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 21:17:46.27 ID:qDsS05y00
『失敗』

↓1と2 コンマ判定でどちらも偶数を出そう(残り2回)
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:18:57.36 ID:xdeL3NeXo
すまん
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:22:27.94 ID:oqFik5n4o
206 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 22:00:04.36 ID:qDsS05y00

『成功』


舞園「あ、あの辺古山さん」

辺古山「? どうした舞園?」

舞園「辺古山さんは、どうしてそんなに冷静でいられるんですか?」

辺古山「……どうして冷静でいられるのか、か」

辺古山「まあ確かに、私は生き物を殺めた直後であるのに冷静だな。これはやはり、舞園から見れば異常なことなのか?」

舞園「…………、はい」

辺古山「そうか」

舞園「……あ、その、……すみません。本当はこんな事を聞くつもりはなかったんですけど……」

辺古山「いや、構わん。むしろ疑問に思ってくれたほうがありがたい」

舞園「……え?」

辺古山「私は【超高校級の剣道家】と称されるほどの腕前を誇る1人の剣士」

辺古山「そう称されるようになったのは、私が持って生まれた才能ではなく弛まぬ鍛錬のおかげだ」

辺古山「だがそれゆえに、私はお前のような世間一般が認める【オンナノコ】とは程遠い存在になってしまった」

辺古山「それでよくぼっちゃんに『テメーはもうちっと女らしくできねーのか』と怒鳴られたものだ」

舞園「辺古山さん……」

辺古山「だが、それは仕方のないことだったのだ」

辺古山「私はぼっちゃんさえ護れるのならば、周囲からの評価や自分自身ですら、どうでもいいと思っていたのだから」


辺古山「この希望ヶ峰学園に入学するまでは――な」

207 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 22:33:24.54 ID:qDsS05y00

辺古山「訳あって詳しいことは話せないが、私はそこで新しい選択肢を与えられた」

辺古山「いままでの自分を貫くか、それともかつて言われたように、もう少し女の子らしく振る舞うか」

辺古山「……私はそれを選べなかった。いままではただ命令通りに動いていた私が、いきなり行動を自分で決定するのは無理だったのだ」

辺古山「そして悩みに悩んで行動に移した結果、私はとても中途半端になってしまった」

辺古山「私が可愛らしい笑みを浮かべてみせると、周囲の人間は苦笑いを浮かべたり泣きながら逃げ出したりした」

辺古山「この様に笑っただけなのだがな(ニタァ…)」

舞園「っ!」

舞園「(こ、怖い……っ!)」

辺古山「……そう、私の笑みを見た人間は、ほとんどがいまの舞園のような反応を見せるのだ」

辺古山「だから私は外見を諦め、せめて内面だけでもと思い、アンティークドールなどを収集することにした」

辺古山「だがいくら内面を磨いたところで、これといった変化はみられなかったがな」


辺古山「……私は一生、【オンナノコ】にはなれないのだろうな」



舞園「…………そ、それは違います!」


208 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 23:04:01.65 ID:qDsS05y00

辺古山「……舞園?」

舞園「そんな簡単に諦めたらダメです辺古山さん、そんな簡単に女を諦めたらダメです!」

辺古山「……だが、現に私は先ほどの笑顔をお前を怖がらせている。それはもう――」

舞園「さ、さっきの笑顔はちょっとビックリしただけですから、そんなに気を悪くしないでください!」

舞園「それに、女の子だから笑顔って発想は、少し安直すぎると思うんです」

舞園「……たしかに笑顔が素敵な女の子は魅力的です。それだけで心を奪われる男の人だって沢山います」

舞園「でも辺古山さんのように、冷静で大人びた女の子も十分魅力的なんです」

舞園「だから無理して変わろうとする必要なんてないんですよ。辺古山さんはそのままが1番可愛いと思いますよ、私は」

辺古山「――っ! か、可愛い……だと? わ、私がか?」

舞園「はい、いまのちょっとした動揺も可愛いです♪」

辺古山「〜〜〜〜っ////」

舞園「……でも、それでも辺古山さんが変わりたいと思うなら、私にぜひ手伝わせて下さい」

舞園「私は【超高校級のアイドル】ですから、きっと辺古山さんのお役に立てると思うんです」


舞園「だからこれから女の子同士、仲良くしましょうねペコさん♪」


辺古山「! …………ああ、よろしく頼むぞさやか」

舞園「はい、もちろんです♪」



『【友情のカケラ】を1個入手しました』

『舞園さやかと辺古山ペコの間に強い絆が生まれました』

『スキル《絶対零度》を入手しました。戦闘系安価の時に補正が入るようになります』

209 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 23:39:38.15 ID:qDsS05y00
《進捗状況》


【チームNAEGI】

《リーダー》 ・苗木誠
《メンバー》 ・霧切響子 ・不二咲千尋 ・大和田紋土 ・田中眼蛇夢 ・ソニア・ネヴァーマインド 
《所持品》  ・希望の乾パン2個 ・男のマロン1個 ・果実30個
《所持スキル》・氷の覇王と王女の戯れ(戦闘系安価で補正)
《その他》  ・南西エリアの洞窟がベースキャンプ


【チームISIMARU】

《リーダー》 ・石丸清多夏
《メンバー》 ・大神さくら ・罪木蜜柑 ・九頭龍冬彦 ・山田一二三
《所持品》  ・宝の地図5個 果実25個
《所持スキル》・ナシ
《その他》  ・特にナシ


【チームKOMAEDA】

《リーダー》 ・狛枝凪斗
《メンバー》 ・日向創 (副リーダー) ・江ノ島盾子 ・桑田怜恩 ・澪田唯吹 
《所持品》  ・戦刃ナイフ4個 食べかけのレーション1個
《所持スキル》・希望を抱く者たち(モノモノマシーンで補正)
《その他》  ・特にナシ


【チームNIDAI】

《リーダー》 ・弐大猫丸
《メンバー》 ・終里赤音 ・花村輝々 ・朝比奈葵 ・左右田和一
《所持品》  ・日本科学技術大学教授、上田次郎著 どんと来い!超常現象3 3個
《所持スキル》・ナシ
《その他》  ・特にナシ


【チームNANAMI】

《リーダー》 ・七海千秋
《メンバー》 ・舞園さやか ・辺古山ペコ ・セレスティア・ルーデンベルク ・葉隠康比呂
《所持品》  ・LEDランタン6個 猪の肉 レーション1個 モノクマコイン5枚
《所持スキル》・絶対零度(戦闘系安価で補正)
《その他》  ・特にナシ


【チームTONGAMI】

《リーダー》 ・豚神白夜(2年)
《メンバー》 ・十神白夜(1年) ・腐川冬子 ・小泉真昼 ・西園寺日寄子
《所持品》  ・寝袋9個 猪の肉塊
《所持スキル》・ナシ
《その他》  ・特にナシ
210 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/19(水) 23:45:41.99 ID:qDsS05y00

『【友情のカケラ】が3個集まりました。【自主制作映画】を上映しますか?』

↓2 自由安価 【自主制作映画】を上映しますか? それともしないでサバイバル生活を継続しますか?
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 23:46:15.83 ID:xdeL3NeXo
上映
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 23:47:01.15 ID:vXiL9vrko
上映
213 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/20(木) 00:14:08.23 ID:GAuA5LoP0
『上映が決定しました』

『ではまず映画のコンセプトを決めましょう』

↓2 映画のコンセプト
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:26:18.89 ID:l5kfGBHKo
ちょっとよくわからないので詳しい説明があるとありがたい
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:43:00.75 ID:geKE3CCIO
主演は誰なのかな?

ファンタジー系とか?
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 09:49:56.01 ID:B7bAl9y70
はい
217 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 00:05:57.15 ID:W1+mqn0r0
『大変失礼いたしました、まだご説明をしていませんでしたね』

『まず【自主制作映画】を上映するためには――』


『その映画の【コンセプト】』

『その映画の【物語】

『その映画の【主演と脇役】』

『――以上の3点を決めなければいけません』

『……ちなみにこれをもっと簡単に申しますと、ただの安価で決定するSS(ショートストーリー)です』

『文化祭のクラスの出し物で上映する演劇の如く、起承転結も定かではない行き当たりばったりの物語――それが【自主制作映画】です』



『えー、ではまずコンセプトは【ファンタジー】で決定しましたので、次に【物語】を決めましょう』

『たとえば【勇者が魔王を倒すお話】……といった具合に、簡単な一本道の物語の設定を考えてもらえると助かります』

↓2 映画の物語の設定
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:07:54.49 ID:AKrP8ixGo
王子様が魔女からお姫様を救い出す話
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 01:14:29.57 ID:eetXX5gAO
220 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 02:07:44.53 ID:W1+mqn0r0
『物語は【王子様が魔女からお姫様を救い出す話】に決定しました』

『では次に【主演と脇役】を決めましょう』

↓2 王子様 

↓3 魔女

↓4 お姫様

↓5 脇役(最大5人まで)
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:09:16.55 ID:AKrP8ixGo
九頭龍
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:11:04.57 ID:VEjAysWno
苗木
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:12:49.39 ID:AKrP8ixGo
連投なしで↓5まですぐ埋まるかな
安価下
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:20:23.09 ID:eetXX5gAO
霧切
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:22:34.29 ID:WbIT4Shno
不二咲
226 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 02:39:17.51 ID:W1+mqn0r0
王子様 苗木誠

魔女 霧切響子

お姫様 ???

脇役 不二咲千尋

『お姫様に該当する人物がいなかったので再安価します』

↓2 お姫様
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:41:19.99 ID:AKrP8ixGo
残姉ちゃん
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:41:40.69 ID:1RAAZkmx0
ソニア
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:42:01.21 ID:eetXX5gAO
舞園
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:43:02.75 ID:TI3P50EAO
江ノ島盾子(絶望)
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:44:05.81 ID:VEjAysWno
ソニアちゃんがお姫様か、まあ合ってるかもな
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:46:12.31 ID:1RAAZkmx0
田中が王子だったらなー
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 02:49:15.00 ID:VEjAysWno
だよなー
234 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 02:58:02.66 ID:W1+mqn0r0
王子様 苗木誠

魔女 霧切響子

お姫様 ソニア・ネヴァーマインド

脇役 不二咲千尋

『脇役が1名しかいませんが、このまま映画の上映を開始しますか?』

↓2 ダメな場合は人員補充 (最大4名、脇役に使いたいキャラ名を書き込んで下さい)
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 03:06:19.07 ID:CG9zPBMmo
九頭龍、狛枝、腐川、さくら
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 03:10:33.59 ID:VEjAysWno
江ノ島、狛枝、さくら、田中
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 03:11:24.34 ID:VEjAysWno
二回も安価取ってごめん
238 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 03:52:21.65 ID:W1+mqn0r0
王子様 苗木誠

魔女 霧切響子

お姫様 ソニア・ネヴァーマインド

脇役 不二咲千尋 江ノ島盾子 狛枝凪斗 大神さくら 田中眼蛇夢


『役者が揃いましたので、それでは上映を開始したいと思います』


ウサミ「はわわっ、あちし結局なにもしてないでちゅ!」



【幸運な王子様】


昔々あるところに、それは大層美しいお姫様がおりました

ソニア「まあ、今日はなんて素晴らしいお天気なのでしょう♪」

その姫の名前はソニア 

ノヴォセリック王国の次期当主である彼女は、毎日城の裏側にある森を散歩するのが日課です

ソニアが森の中を散歩していると、ある人とすれ違いました


『すれ違ったのは誰?』

↓1 自由安価 (脇役の場合はキャラ名と職業も書いて下さい)
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 04:36:45.87 ID:AKrP8ixGo
妖精のちーたん
240 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 15:19:37.12 ID:W1+mqn0r0

不二咲「これ以上先に進んだらダメだよぉ」

ソニア「あら、あなたは一体?」

ソニアとすれ違ったのは、この森に住まう人の形をした妖精でした

不二咲「えっとぉ……ボクはこの森に住んでいる妖精だよ」

ソニア「妖精さん、ですか? とっても可愛らしいですわね♪」

不二咲「えへへっ……、ありがとう」

ソニア「えっと、それで、あなたは何故わたくしに制止を促したのでしょう?」

不二咲「うん、それはね、今日はこの森の奥深くに住む魔女が、1年に1度街へ繰り出す日なんだぁ」」

不二咲「風の噂では、その街に繰り出した時に遭遇した人間を捕らえて、黒魔術の生贄にしてしまうんだって……」

不二咲「だからボクは、ここで人間が魔女に遭遇しないように呼びかけているんだ。人間が魔女に襲われたら、もうどうしようもないからね」

妖精がそう言うと、近くの茂みから何かが飛び出してきました

『茂みから飛び出してきたのは?』

↓2 自由安価
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 15:30:43.56 ID:AKrP8ixGo
kskst
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 15:43:40.56 ID:R6LDhSkQo
魔女
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 15:55:02.06 ID:Brry2QJb0
早すぎる 最初からクライマックスになったってか脇役が出る暇が
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 16:29:56.14 ID:wrxtfUEIO
おいおい、魔女と王子を恋仲にすればまだ問題はないだろ?
245 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 18:32:24.01 ID:W1+mqn0r0
霧切「……妙ね、何故今年は人間と遭遇しないのかしら……」

漆黒のローブに身を包み、怪しげな杖を持つ魔女が茂みから飛び出してきました

不二咲「あ」

ソニア「?」

いきなり魔女が現れて、つい間抜けな声を漏らしてしまった妖精と、その妖精の行動に理解の追いつかないお姫様

霧切「……、」

ソニア「えっと、わたくしのお顔になにかついていますか?」

霧切「……………見つけた」

ソニア「……へ? 今なんとおっしゃい――――きゃあッ!?」

霧切「静かにしなさい。大人しくしていれば、私はあなたに危害を加えるつもりはないわ」

ソニア「あ、そうなんですか? なら大人しくしています」

ソニア「……、」

霧切「(私に襲われてここまで落ち着いた対応をする人間は初めて見たわ)」

こうしてあっという間にお姫様は魔女に捕まってしまいました


不二咲「た、大変だ、はやくみんなに伝えなきゃ……!」

ただの妖精が魔女相手に太刀打ち出来るはずもなく、妖精は魔女に戦いを挑まずに急いで城へと向かいました


『城へ向かった妖精が最初に見つけた人物は?』

↓2 自由安価
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 18:47:16.62 ID:AKrP8ixGo
兵士のさくらちゃん
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 18:49:26.43 ID:Brry2QJb0
絶望を司る剣士江ノ島盾子
248 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 19:30:54.61 ID:W1+mqn0r0
不二咲「だ、誰か助けて……! お姫様が……ッ!」

江ノ島「え、なになにどーしちゃったワケ? ってかその羽根は飾り? 飛べないの? うわー、ツマンネ」

城へ向かった妖精が最初に見つけたのは、この城に仕えている絶望を司る剣士でした

不二咲「ご、ごめん……」

江ノ島「ウソウソ冗談だって。……で、なんだっけ? お姫様が変態なんだっけ?」

不二咲「ち、違うよ剣士さん。そうじゃなくて……」

江ノ島「まあああ見えて処女じゃねーしなあの姫様」

不二咲「しょ――っ////」

江ノ島「あはははは! 顔真っ赤にしちゃってかわいいー!」

江ノ島「……まあ、それに比べて……私は可愛くないんですけどね……」

江ノ島「……だが私様は、それを補って余るほど圧倒的な剣技を心得ており、大型の獣すらも一瞬で滅殺出来る力を持っておるのだ!」

江ノ島「だから別にアタシが可愛いか可愛くないかなんて、どーでもいいんだよねー」

不二咲「(ど、どうしよう……、はやくしないとどんどんお姫様が離れていっちゃう……っ)」

そんな慌てふためく妖精の近くを通る人影がありました

『妖精の近くを通りがかったのは?』

↓2 自由安価
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 19:37:04.72 ID:AKrP8ixGo
魔物使いの田中
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 19:45:19.44 ID:R6LDhSkQo
251 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 20:12:35.73 ID:W1+mqn0r0
田中「騒々しいぞ貴様ら、一体何事だ?」

2人(1人と1匹?)の近くを通りかかったのは魔物使いでした

不二咲「そ、それがお姫様が魔女に連れ去られてしまって……っ」

田中「なんだと!? ……オイ、貴様それは本当なのか!?」

不二咲「う、うん。急いで魔女の魔の手から救い出さないとお姫様が危険な目に……」

江ノ島「あれ? なにそれガチだったの? ……うわぁ、なんか絶望感漂ってきたじゃん……!」

田中「…………許さん、許さんぞォォオオオオッ!!」

田中「――出番だ我が破壊神暗黒四天王! 魔女の生き血を吸い尽くしてやれ!!」

魔物使いの腹の底からの咆哮に、城の中にいた人物が彼らの元へやって来ました

『やってきた人物は誰ですか?』

↓2 自由安価
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 20:15:36.19 ID:wrxtfUEIO
暗黒四天王に王冠を取られて追いかけてる苗木王子
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 20:26:20.43 ID:4NxW97omo
王子の苗木
254 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 20:47:38.43 ID:W1+mqn0r0

苗木「どうしたのみんな!?」

慌てて飛び出してきたのか、肩で息をしながらこの国の王子様がやってきました

江ノ島「あ、王子様ちーっす」

不二咲「そ、それがお姫様が魔女に連れ去られてしまって……っ」

苗木「なんだって!? じゃあ早く助けに行かないと!」

江ノ島「まあまあ、待ちなよ王子様。そんな装備で大丈夫か?」

江ノ島「……大丈夫なワケ……ないじゃないですか、そんな王冠しか武器になりそうにない貧弱装備で……魔女に勝てると思ってるんですか……?」

江ノ島「王子様なのに貧しいってどーゆーことだよ! もうちょっとマシな装備じゃないとダメダメすぎて笑えないよー」

苗木「え、えっと……うん。じゃあちょっと待っててくれるかな、装備を整えてくるよ」

絶望の剣士に促され、王子様は再び城の中へと戻っていき、数分後に戻ってきました

『王子様の装備はどんな装備ですか?』

↓2 服装は? 自由安価 

↓4 武器は? 自由安価
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 20:53:03.82 ID:AKrP8ixGo
旅人の服
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 20:53:44.89 ID:NMrVnSTYo
王家に伝わる神秘の鎧
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 20:55:44.97 ID:wrxtfUEIO
鞘から抜くと花束の剣
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 20:57:05.36 ID:4NxW97omo
神より祝福されし銀の剣
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 21:07:05.99 ID:R6LDhSkQo
マジじゃねーか
260 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 21:17:45.37 ID:W1+mqn0r0
苗木「みんな、おまたせ」

王子様の服装は【王家に伝わる神秘の鎧】、武器は【神より祝福されし銀の剣】という、最強装備でした

江ノ島「すっごーい、普段もやしみたいに貧相な王子様が超つよそーに見えるよー」

苗木「あ、あはは……」

田中「さあ、早く姫君の救出に向かうぞ我が王よ!」

不二咲「魔女の住まいはこの森の中心部だよ。魔女の住まいの近くには魔女が生み出した怪物が出るから気をつけてね」

苗木「……よし、出発だ!!」

こうして王子様たち一行は、魔女の住まう森の中心部へと向かいました


【森】

森の中心部は太陽が出ているのにも関わらず、薄暗く冷えきっていました

江ノ島「……うわぁ、いかにもって場所ですね……」

江ノ島「こんな人気のない場所にしか住めないなんてー、魔女は絶望的に人が嫌いなんだねー」

田中「ッ! ――何奴!?」


『魔物使いが何者かの気配を察知しました、その正体とは?』

↓2 自由安価
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 21:19:17.06 ID:AKrP8ixGo
遊び人の狛枝
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 21:20:56.22 ID:wrxtfUEIO
希望マニアで王子のストーカーで魔女の使い魔の狛枝
263 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 21:51:58.54 ID:W1+mqn0r0

狛枝「あはっ、見つかっちゃった。でもボクは出来る事なら王子様に見つけてほしかったなぁ……」

木と木の間から姿を現したのは、長い白衣に身を包んだ少年でした

田中「……貴様、俺様の質問に答えろ。貴様は一体何者だ?」

狛枝「ん? ボク? ボクはただの希望を心の底から追い求める希望マニアで、そこにいる王子様を壊したいくらいに愛したいけど背後から見つめていることしか出来ないストーカーで魔女の使い魔だよ」

苗木「」

江ノ島「……うわぁ、……絶望的に気持ち悪いですね……、……死んだほうがいいんじゃないですか……?」

狛枝「ヒドいなぁ、そんなこと言わないでよ。ボクはこれでも希望を胸に抱きながら生きてるんだよ?」

狛枝「あ、王子様の罵詈雑言なら喜んで聞くけどね。……さぁ、どんどんボクを罵ってよ!」

狛枝「ボクはいつでもウェルカムだよッ!?」

苗木「(もうダメだこの人、はやくなんとかしないと)」


『王子様が抜刀しかけています、どうしますか?』

↓2 以下の選択肢からお選びください

   1 ていっ、やあ!

   2 ここは私様の出番である

3 ここは俺様に任せて貴様らは先に行け!
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 21:53:47.11 ID:cBJJ5kc4o
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 21:54:17.48 ID:VEjAysWno
3
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 22:07:03.31 ID:wrxtfUEIO
ここは田中をソニアのところに行かせたかったな
267 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 22:23:53.77 ID:W1+mqn0r0
田中「――待て、我が王よ。その剣は魔女と相対するまで抜くんじゃない」

苗木「で、でもここは僕が」

田中「いいか王よ、奴は自身を魔女の使い魔と称した。つまりこの戦闘は魔女に監視されている可能性が高い」

江ノ島「つまりこの場はこいつに任せて先に行くのがベストっしょ。まあこの流れは死亡フラグすぎて絶望だけどねー」

田中「いいからここは俺様に任せて先に行け! 俺様もすぐに追いつく!」

苗木「魔物使い……っ、…………わかった。でも、絶対追いついてきてよ」

田中「……フッ、当たり前だ。俺様は約束は必ず守る――この命に代えてもな」

王子様一行はこの場を魔物使いに託し、森の中心部へと急いだ


狛枝「あーあ、王子様行っちゃった。ボクの役目はキミ達の足止めだったんだけどなぁ」

狛枝「でもまあいいや、使い魔はボク1人じゃないしね。きっと彼女なら魔女様の期待に添えられると思うよ」

狛枝「……じゃあボクらはそろそろ戦おうよ、――もちろんどちらかが死ぬまでさ」

田中「フンッ、よかろう。 貴様を斃して俺様は先に進むぞ、……仲間を待たせているのでなァァァァアアアア!!」

狛枝「あはっ、いいね、いいよキミの滾る思い。もっとボクにぶつけてきなよ」


狛枝「ボクの希望を求める力に敵うかな?」




江ノ島「……なんだか、すごく大きな声が聞こえましたけど……」

苗木「魔物使い……っ」

苗木「……いや、ここは信じて僕らは先に進むんだ! 待っててお姫様!!」

???「……、」

『一行の背後に忍び寄る影、それは一体だれですか?』

↓2 自由安価
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 22:26:10.53 ID:AKrP8ixGo
魔女の元を離脱した大天使さくらちゃん
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 22:26:46.08 ID:wrxtfUEIO
魔女に雇われた天使さくらちゃん
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 22:27:07.03 ID:Yemc/Si3o
魔女に操られてるさくら
271 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/22(土) 22:59:27.31 ID:W1+mqn0r0

大神「止まれ」

苗木「っ!」

江ノ島「あ、やっば。コイツってたしか……」

大神「久しいな、絶望を司る剣士よ。我の額につけたこの傷を覚えているか?」

先を急ぐ一行の背後から声をかけたのは、まるで大熊のような体格をした傷痕だらけの天使でした

江ノ島「あーうん、なんとなくは」

江ノ島「それよりも、一体誰の許可を得て私様の邪魔をするのだ。私様の行動を阻害した罪は万死に値する!」

大神「……そうか、それが貴様が我に下す評価なのだな」

江ノ島「えー何言ってんのー? アタシが下すのは評価じゃなくて裁きの鉄槌だよー?」

江ノ島「……あなたは私をよく覚えていたのに、私はあなたの名前どころか存在もロクに覚えてなくて、……さらにこれから一撃で葬り去られてしまうなんて、すごく……絶望的です」

腰に下げられた刀を鞘から抜いて構える絶望を司る剣士

かつてはその刀と身体のみで、千を超える軍勢を殲滅した剣士が牙を剥く

大神「……、貴様は我があの時と同じレベルと思っているのであれば、先に訂正させてもらおう」


大神「我の戦闘力は、かつて貴様と対峙した際の100倍だ」


その直後、絶望を司る剣士の刀身が粉塵と化した

江ノ島「――ッ」

大神「我は魔女の作りし秘薬『符炉手胤』で強大な力を手に入れた。持続時間は短いが、貴様を葬るには十分だ」

江ノ島「…………うっわ、なにこれ超絶望的展開じゃん……っ!」

だが絶望を司る剣士は、圧倒的な絶望であればあるほど笑顔になっていった


『武器が破壊されてしまいどうあがいても絶望、この状況を打破するには?』

↓2 自由安価
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 23:01:30.32 ID:AKrP8ixGo
真摯に説得
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 23:03:24.46 ID:jPoqaoVno
別に倒さなくてもよかろう

逃走
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 01:48:23.69 ID:jZf8aDBHo
今日は終わりかな
275 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/23(日) 14:51:50.71 ID:4z2J1IfB0

江ノ島「あはっ、あはははははははっ! 今のアタシが感じているのはこれまでで最っ高の絶望! 絶望ッ! 絶望ッツ!! アタシはこーいうのを待ってたのよ!!」

大神「……我との力量差に正気が保てなくなったか、無理もない」

江ノ島「は? 何言ってんの? 正気が保てなくなった? そんなわけないじゃん、むしろ今のアタシが正気だよ?」

江ノ島「アタシは絶望に全身を包まれてはじめて心が安らぐの。 アンタとの力量差? そんなの大歓迎よ大歓迎!」

江ノ島「だってそうなるともう【逃走】しか手札が切れないんだし、そこまで追い詰められてることを実感するとゾクゾクするわ……!」


江ノ島「――というわけで、ばいばーい」


絶望を司る剣士は腰にぶら下げてあった袋の中から煙玉を取り出し、それを地面にめがけて思いっきり叩きつけた

大神「くっ、目隠しか」

その直後にあたり一面を白い煙幕が覆い、煙幕が晴れると王子様一行の姿はなかった


そして……


苗木「ここが魔女の住む館だね」

江ノ島「あー疲れた。ねー王子様、アタシの肩揉んでよ」

苗木「も、もうちょっとだから頑張って!?」

『魔女の館に到着しました、どうしますか?』

↓2 自由安価
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 14:57:58.97 ID:jZf8aDBHo
警戒しながら前進
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 14:58:41.77 ID:D7V1M6Xdo
普通に入る
278 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/23(日) 20:30:25.11 ID:4z2J1IfB0

江ノ島「はいはい、わかったわかった」

江ノ島「んじゃ、ごめんくださーい」

苗木「え、ちょ、いきなり正面突破!?」

霧切「――はい、どちら様かしら?」

苗木「なんか魔女も普通に出てきたよ!?」

江ノ島「えっとー、とりあえず攫ったお姫様をアタシ達に返してくれないかなー、なんて思ってたりするんだよねー」

江ノ島「……彼女はあれでも一国を治める姫君なので……はやく返してください……」

霧切「残念だけど、それは出来ないわ」

霧切「彼女には私の実験を手伝ってもらっているの。誰であろうと、その邪魔はさせないわ」

苗木「……そ、それでももし僕が、お姫様を力づくでも奪い返す――って言ったら?」

霧切「……、そうね。あなたがそういう姿勢をみせるつもりなら、私にだって考えがあるわ」

『王子様が強引にお姫様を奪い返そうとした場合、魔女がとる手段は?』

↓2 自由安価
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 20:33:51.66 ID:VqMVIMU2o
しかるべきところに訴える
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 20:35:07.66 ID:EsVPMm7IO
裁判が始まる
281 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/23(日) 20:44:29.95 ID:4z2J1IfB0

霧切「もしあなたがその剣で私を貫くなら、私は抵抗もせずにその剣を受け止めるわ」

霧切「私はたしかにお姫様を攫うという強引な手段をとったけれど、彼女をこの館に連れ込んでちゃんと事情を説明したわ」

霧切「そしたら彼女は私の話をちゃんと聞いてくれて、さらに彼女の善意で実験の手伝いをしてくれているわ」

霧切「それでもあなたは私をその剣の錆にするのかしら?」

霧切「私は別にそれでも構わないわよ」

霧切「……でも、ちゃんと出るトコ(裁判所)出てもらうことになるのだけれど……どうするの?」

苗木「……っ、ぼ、僕は…………」

『王子様はどうする?』

↓2 自由安価
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 20:46:15.16 ID:Cmn3TlCFo
君が欲しい、嫁にしたい
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 20:49:07.50 ID:EsVPMm7IO
それなら、僕が手伝うからお姫様を解放してくれない?
284 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/23(日) 23:46:17.83 ID:4z2J1IfB0
苗木「それなら、僕が手伝うからお姫様を解放してくれない?」

霧切「手伝う? あなたが私の実験を?」

苗木「うん、それなら出るトコ(裁判所)出なくてすむし、お姫様を救出するという当初の目的を達成することが出来る」

霧切「……あなた、それでは自分が犠牲になっていることに気がついているの?」

苗木「もちろん気づいているよ。……でも、この件を安全に終わらせるにはこの方法しかないんだ」

霧切「……、」

霧切「そう、わかったわ。――ならまずあなたは服を脱ぎなさい」

苗木「え」

霧切「はやくしなさい。でないとお姫様は返さないわよ?」

苗木「え、えっと……」

『魔女から突然の脱衣の強要、王子様はどう対処する?』

↓2 自由安価
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 23:54:09.39 ID:Ff5iLmsoo
下着を残して脱ぐ
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 23:57:02.92 ID:VqMVIMU2o
287 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 00:20:42.48 ID:vkx+iTR60
苗木「……こ、これでいい……?」

王子は王家に伝わる神秘の鎧を脱ぎ捨て、その下に着ていた服も脱いで下着姿になった

霧切「ダメよ、まだ下着が残ってる」

苗木「そこは流石に勘弁してくれないかな!?」

霧切「……冗談よ、あなたの粗末なモノを見せられたらたまったものじゃないわ」

苗木「(もうやだ死にたい……っ)」

江ノ島「いやー、それにしても貧相な体つきしてるね王子様。ちゃんと肉食べてるー?」

苗木「……えっと、僕あんまり贅沢なモノは食べてないんだよ」

苗木「王族だけ豪華な食事をしてたら、汗水垂らして働いてる国民のみんなに悪いしね」

江ノ島「……かなりいいこと言ってる、……かなりいいこと言ってるけど、その姿で王族にはどうやっても見えない……」

江ノ島「まあ真に王族として相応しいのはこの私様なのだがな! とりあえずその鎧は私様の所有物にしてやってもよいぞ!」

苗木「あ、うん。僕はもう着られないから持って帰ってくれると助かるよ」

江ノ島「……えっと、アタシそーいう意味で言ったんじゃないんだけど……」

江ノ島「――まあいいや、鎧と武器もーらいっと♪」


霧切「……茶番は済んだかしら? それじゃあ王子様はこちらに来なさい、お姫様と交換よ」

手招きで王子様を呼ぶ魔女

しかし王子様の背後に忍び寄る影が……

『忍び寄ってきたのは誰ですか?』

↓2 自由安価 気のせいでも構いません
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 00:27:24.06 ID:nx58VNiQo
殺意の波動に目覚めたさくら
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 00:28:55.29 ID:RamTBa+AO
気のせい
290 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 00:56:00.80 ID:vkx+iTR60
霧切「お姫様、もう私の実験を手伝わなくて大丈夫よ」

ソニア「え? そうなのですか?」

霧切「ええ、今ちょうどあなたの代役が見つかったの。だからあなたはもう城へ帰ってもらえるかしら?」

ソニア「魔女さんがそうおっしゃるなら、わたくしはそろそろお暇させていただきますね」

ソニア「魔女さんの実験、大変興味深いモノでした。また機会があればわたくしもぜひお呼びくださいね♪」

霧切「そうね、機会があれば……ね」

お姫様が魔女の館から外に出ると、そこにはなぜか下着姿の王子様と絶望を司る剣士がいました

ソニア「きゃあっ! な、なぜそのようなはしたない格好をしておられるのですか王子!?」

苗木「え、えっと……、これには深いワケがあって……」

ソニア「……わたくし、あなたのことを見損ないました。もう顔も見たくありません」

苗木「え、ちょ、お……お姫様?」

ソニア「……、(つーん)」

ソニア「絶望を司る剣士」

江ノ島「んー? なになにお姫様?」

ソニア「わたくしはこれから城へ帰ります。なので道中の護衛をお願いします」

江ノ島「んー、りょーかいりょーかい」

江ノ島「ケドさ、このまま来た道引き返すと絶望的にヤバイ化物がいるからさ、大きく迂回して帰ってもいいかな?」

ソニア「ええ、構いません」

江ノ島「……よーし、アタシお姫様の護衛頑張っちゃうよー!」

絶望を司る剣士を先頭に、お姫様は城へと帰っていきました



苗木「……助けに来たのになぜか拒絶された……」

1人取り残された王子様は、その場に体操座りになって落ち込みました

霧切「えっと、その、……も、もし私でよければ話を聞くわよ?」

その姿にさすがの魔女も罪悪感を感じたのか、王子様へ優しく語りかけてきました

『王子様はどうする?』

↓2 自由安価
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 00:58:09.43 ID:RTsdUplVo
魔女の胸に飛び込んで号泣
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 00:58:29.28 ID:iPO2a4ASO
いっそのこと、俺と結婚してくれ!(シンケン
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 01:00:43.18 ID:QjSAcPaIO
エンダァァァァァァァア!!
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 01:19:20.66 ID:u0n2tvrro
あれこの話のタイトル・・・いやなんでもない
295 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 01:59:38.33 ID:vkx+iTR60
苗木「…………ねえ魔女さん」

霧切「な、なにかしら?」

苗木「僕、もう帰る場所がないんだ。誰かさんが僕に脱衣を強要したからね」

霧切「っ、それは……ごめんなさい」

苗木「いや、いいんだよ。僕も最初キミに剣を向けようとしたし、こうなった原因は僕にもあるしね」

霧切「……けれど、服を脱ぐように強要したのは私よ。あなたが謝る必要はないわ」

苗木「そう、…………だったらさ、魔女さん」

霧切「なにかしら?」

苗木「僕と結婚しよう」

霧切「ッ!?///」

霧切「あ、あなたはい、いいいきなり何を言いだすの!?」

苗木「あはは、取り乱した魔女さん、なんだかとっても可愛いね」

苗木「さっきまでずっと仏頂面してて、綺麗な顔が台無しだなって思ってたんだ」

苗木「でも、いまの僕の言葉でキミの表情がガラリと変わった。僕、もっとキミの事が知りたいなぁ」

苗木「だからさ、僕と結婚してくれないかな?」


苗木「僕の居場所をなくした責任……とってくれるよね?(真剣)」


霧切「……っ、せ、責任をとるしかないのなら仕方ないわね///」


霧切「……。分かったわ苗木君、私はあなたのプロポースを受けるわ」

苗木「え?」

苗木「ちょ、ちょっと待ってよ霧切さん、今のは台本の台詞だよ?」

霧切「誰か、婚姻届をもってきてくれないかしら」

ウサミ「な、なにしてるんでちゅか霧切さん!? まだ撮影の途中なんでちゅよ!?」

霧切「関係ないわ、そんなもの」

苗木「そんなもの!?」

不二咲「な、苗木君と霧切さんはやく逃げて! 舞園さんが模擬刀を持ってそっちに向かってるよ!」

狛枝「あはっ、なんか混沌としてきたね」

江ノ島「アタシも混ざってこよっかなー」

田中「……まったく、騒々しいぞ貴様ら」

ソニア「苗木さんは女性にモテモテなんですね。えっと、こういう時は……壁殴り代行に電話ですね!」

ウサミ「誰でちゅか! ソニアさんにヘンテコな言葉を教えたのは一体誰なんでちゅか!?」

大神「……いかんな、とりあえずここは一度幕を引かねばなるまい」


ウサミ「――――ちゅ、中断でちゅ! この映画の上映は一時中断でちゅ!!」


『映画なのに生放送とはどういうことなのでしょうか、私にもよくわかりません』

『ひとまず自主制作映画はこれにて終了です、そろそろ本編を再開したいと思います』

『チームの視点が切り替わります(残り6回)』

↓1 コンマ判定で1か2ならチーム苗木《超高校級の幸運によりプラス1》 3ならチーム石丸 
  
   4か5ならチーム狛枝《超高校級の幸運によりプラス1》 6ならチーム弐大 

   7ならチーム七海 8ならチーム豚神 9なら??? 0なら残りの回数が1減ります
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 02:01:11.10 ID:wGlsT0uTo
ほい
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 02:01:42.31 ID:wGlsT0uTo
やっちまった、ごめん
298 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 02:04:39.18 ID:vkx+iTR60
『チームの視点が切り替わります(残り5回)』

↓1 コンマ判定で1か2ならチーム苗木《超高校級の幸運によりプラス1》 3ならチーム石丸 
  
   4か5ならチーム狛枝《超高校級の幸運によりプラス1》 6ならチーム弐大 

   7ならチーム七海 8ならチーム豚神 9なら??? 0なら残りの回数が1減ります
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 02:05:08.72 ID:iPO2a4ASO
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 02:12:49.13 ID:Bd2zmFnO0
主人公チーム強すぎ(出番的に)
301 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 02:18:11.51 ID:vkx+iTR60
『視点がチーム苗木に移動しますが、チーム苗木はペアに分かれています』

『どのペアの動きを追いますか?』

↓2 自由安価
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 02:20:42.33 ID:iPO2a4ASO
苗木
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 02:21:29.34 ID:wGlsT0uTo
前の組み合わせでまだ動いてるってことかな
大和田ちーたんペア
304 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 02:38:17.11 ID:vkx+iTR60
『不二咲・大和田ペアに視点が移動します』


不二咲「ねえ大和田君、そろそろ日が傾いてきたから集合場所に行こうよ」

大和田「ん? ああ、そういやそうだったな。……よし、んじゃ行くとすっか」

不二咲「あ、待って。その前に……」

大和田「? 何してんだ?」

不二咲「うん、火はちゃんと消しておかないと危ないから、砂を被せて消したんだ」

大和田「あー、そうだな。確かに火の不始末はあぶねーからな」

大和田「俺の仲間もタバコの火で自宅燃やした馬鹿野郎がいたっけな……」

不二咲「そうなんだ……、火の扱いには気をつけないとね」

大和田「だな!」

『集合場所に向かう2人、その途中で……』

↓2 自由安価

   
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 02:45:09.04 ID:wGlsT0uTo
果物のなる木を発見
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 02:55:45.61 ID:+pWp79Rwo
307 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 03:19:59.58 ID:vkx+iTR60

不二咲「……あ、見て大和田君。アレって……」

大和田「リンゴ……か? なんか真っ赤な果物が実ってんな」

不二咲「ねえ大和田君、食べ物は田中先輩とソニア先輩の役割だけど、ボクらも少し採っていこうよ」

大和田「んー、そうだな。食料は少ないより多いほうがいいに決まってら、俺達も採るぞ不二咲!」

不二咲「うんっ!」


『リンゴを11個手に入れました』


大和田「オイ不二咲、ちょっとこっち来てみろよ」

不二咲「? どうしたの大和田君?」

大和田「見ろよアレ。この木の上の方に一際デケーリンゴがあんだよ、ほらアレだ」

不二咲「わぁ、ホントだ……! ……でも、結構高い位置にあるから採るのは厳しそうだね……」

大和田「……よし、そんじゃ肩車でもやってみっか! もしかしたら届くかもしれねえしな!」



『不二咲千尋と大和田紋土の間に【友情のカケラ】の存在を確認しました』

『今回【友情のカケラ】を入手するには、コンマ判定で1か8を出さなければいけません』

『チャンスは最大3回です、――では張り切ってまいりましょう』

↓1 コンマ判定で1か8を出そう
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 03:24:57.98 ID:iPO2a4ASO
難易度に差があるのは仕様なのか……
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 03:36:41.63 ID:oN2H2UcHo
すげー!
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 03:38:10.61 ID:wGlsT0uTo
>>308
GJ!
311 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 11:53:46.09 ID:vkx+iTR60
『成功』

不二咲「あと……少し……!」

大和田「頑張れ不二咲! もう少しだ!」

不二咲「ん〜〜っ! ――採れたっ! 採れたよ大和田君!」

大和田「おし、でかしたぞ不二咲! 待ってろよ、今下ろしてやるからな」


『キングサイズのリンゴを1個手に入れました』


不二咲「わぁ……! こうして間近で見ると本当に大きいねぇ……!」

大和田「ああ、さっき採ったリンゴと比べると2倍くらいデケーな」

不二咲「このリンゴを見たら、きっとチームのみんなはビックリするだろうなぁ」

大和田「……ああ、絶対ビックリするに決まってるぜ! 俺だっていままでこんなデケーリンゴは見たことねーしな」

不二咲「ボクもこのサイズのリンゴは初めて見たよ、リンゴってここまで大きくなれるんだねぇ……」


不二咲「…………ボクも背がこのリンゴみたいに大きかったら、もっと男らしくなれたのかなぁ……」


大和田「不二咲……、」

不二咲「……あ、ごめんね、またネガティブなこと考えちゃったよ、えへへっ……」

大和田「……、」

大和田「不二咲、そのリンゴちょっと俺に渡してくれ」

不二咲「え? ……う、うん」

不二咲「はい」

大和田「おう、サンキュー」

大和田「……。…………フンッ!!」

――グシャッツ!

不二咲「っ!? お、大和田君!? なんでリンゴを潰しちゃったの!?」

大和田「あん? だってそうしねーとお前、なんかウジウジ悩んじまうだろ?」

大和田「だったらこんなデケーだけのリンゴ、あったら邪魔だろ」

大和田「……それによ不二咲、俺は昔お前に言ったかもしれねぇが、男に大事なモンってのは図体じゃねぇ、――中身だ!」

大和田「たしかにお前は女みてぇに小柄だ。初めてお前を見た時、俺も女だと思った」

大和田「だがその中身は女か? 違うよな。不二咲千尋はれっきとした男だ、身も心もな」

大和田「たとえ周りの奴らがお前を女みてぇと馬鹿にしても、俺はお前を男として認めてやる! つーか馬鹿にした奴は俺が血祭りにあげてやんよッ!」

大和田「だからお前はもっと胸はって生きろ! 男だろ!? ウジウジ悩む暇なんてねぇハズだッ!!」

不二咲「っ、大和田君…………っ!」

大和田「あー……悪ぃ、ちっとキツく言い過ぎちまったな」

不二咲「…………ううん、平気だよ。……むしろありがとう大和田君、おかげで目が覚めたよ」

不二咲「……ボク、もう悩まない。ボクは立派な男の子なんだって、大和田君がちゃんと証明してくれるから、悩む必要なんて…………ない!」

不二咲「だからこれからもよろしくね、大和田君っ!」

大和田君「おうよ、こちらこそよろしく頼むぜ不二咲!」


『【友情のカケラ】を1個入手しました』

『スキル《鋼の心》を入手しました、緊急時の際の安価で補正が入るようになります』
312 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/24(月) 11:56:01.82 ID:vkx+iTR60
『チームの視点が切り替わります(残り4回)』

↓1 コンマ判定で1か2ならチーム苗木《超高校級の幸運によりプラス1》 3ならチーム石丸 
  
   4か5ならチーム狛枝《超高校級の幸運によりプラス1》 6ならチーム弐大 

   7ならチーム七海 8ならチーム豚神 9なら??? 0なら残りの回数が1減ります
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 12:19:49.28 ID:N7h+3PWho
ほい
314 : ◆L06qWZH1Sc [sage]:2012/12/24(月) 12:36:34.29 ID:vkx+iTR60
『視点がチーム豚神に移動します』

【ホープアイランド・中央エリア】

豚神「……さて、ジェノサイダー翔のおかげで当面の間の食料には困らなくなったわけだが」

十神「これからどうするつもりだ? 日がそろそろ傾いてきたことを考えると、もう無駄な行動は出来んぞ」

西園寺「つんつん、つんつん。うわー、完璧に死んでるねー」

小泉「こら日寄子ちゃん、そんな不謹慎なことしちゃダメでしょ?」

西園寺「……はーい、ごめんなさーい」

腐川「……ね、ねえ白夜様、あ、あたしはいつまで目を閉じていればいいの……?」

十神「俺が許可を出すまで勝手に目は開くな、それにくしゃみもするんじゃない。奴に出てこられると場が混乱するからな」

腐川「わ、分かったわ……。…………目は開けないくしゃみはしない目は開けないくしゃみはしない………」

豚神「……そうだな、とりあえずは」

『チーム豚神の今後の予定は?』

↓2 自由安価
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 13:43:49.86 ID:vdoYFtLRo
腹ごしらえして寝よう
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 13:53:05.56 ID:g15jtO2Oo
317 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/25(火) 14:37:03.18 ID:0AE5XwGm0
豚神「腹ごしらえて早めに寝るぞ」

十神「……ハッ、馬鹿か貴様は。この何も遮蔽物がない場所で眠るなど、愚行にもほどがある」

豚神「誰がこんな見晴らしのいい場所で眠ると言った、別の場所に決まっているだろう馬鹿め」

十神「ぐっ……」

豚神「いいか、このチームのリーダーはこの俺だ。貴様達は黙って俺の指示通りに行動すればそれでいいんだ」

豚神「そうすれば、この俺が導いてやる。誰一人として、このサバイバル生活から脱落はさせんぞ」

西園寺「わー、豚神おにぃ、そのセリフすっごく死亡フラグ臭いよー? サスペンスだと真っ先に殺される奴が言いそうなセリフだねー」

小泉「また日寄子ちゃんは……」

豚神「……、ともかく腹ごしらえだ。この猪の肉塊を調理する」

豚神「火はこの俺がなんとかする、だから貴様達はこの付近に落ちている枯れ枝や落ち葉を拾い集めてきてくれ」

西園寺「はーい。それじゃあ小泉おねぇ、一緒に行こー」

小泉「はいはい、わかったから引っ張らないの」

十神「……チッ、なぜこの俺がこんな豚の指図を……!」

腐川「…………目は開けないくしゃみはしない目は開けないくしゃみはしない………」


『チーム豚神が3組に分かれました、どのペアの動きを追いますか?』

↓2 自由安価
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 14:51:11.80 ID:+P6+hEKSO
豚神
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 14:53:37.60 ID:JYzhRWr3o
320 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/28(金) 22:04:00.86 ID:fJxd+Qwn0
『遅くなりました、再開します』


豚神「さて、早速取り掛かるとするか」

ゴリゴリ

豚神「(……ふぅ、やっぱり本物の前で偽物を貫くのは限界を感じるなぁ)」

ゴリゴリ


〜数分後〜


豚神「(そもそもなぜこんなチーム編成なんだろう。モノクマはバランスを考えなかったのか……?)」

パチ……パチ……

豚神「(お、流石は僕だ。もう火が着きはじめたぞ)」

――ザッ

豚神「!」

『豚神の背後に人影が、それは一体誰?』

↓2 自由安価
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 22:11:27.62 ID:WkGSZYm1o
澪田
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 22:12:28.24 ID:SXzxIUu4o
十神
323 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/28(金) 22:22:20.25 ID:fJxd+Qwn0

十神「オイ、集めてきてやったぞ」

バサッ

豚神「(ものの数分でこれだけの量の枯れ枝や落ち葉を拾い集めてくるなんて、流石は十神家の人間だなぁ)」

豚神「そうか、ご苦労だったな」

十神「……フン、貴様の方はどうなのだ?」

豚神「ああ、こちらも完了した。じきにこの火で猪の肉を焼いていくつもりだ」

十神「そうか」

豚神「そうだ」

十神「……、」

豚神「……、」

豚神「(……き、気まずい……)」

『十神白夜と何かを話そう』

↓2 自由安価 
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 22:26:17.83 ID:WkGSZYm1o
好きな食べ物について
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 22:50:18.31 ID:30jacPyKo
最近どうだ?
326 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/28(金) 23:07:54.71 ID:fJxd+Qwn0
豚神「さ、最近どうだ?」

十神「……突然どうした、頭でも打ったのか?」

豚神「ただの世間話だ、いいから付き合え」

十神「……チッ」

十神「……、最近はどうだと言われても、このサバイバル生活が始まるまでは平穏無事といったところだ」

十神「学園では苗木に茶々を入れたりして過ごしているな。アイツは本当に俺を楽しませてくれる」

豚神「……悪趣味め」

十神「暴飲暴食が趣味の貴様に言われる筋合いはないな」

豚神「っ、……コホン! そ、それで、苗木には普段どんな茶々を入れているんだ?」

十神「俺の悪趣味の内容が気になる時点で、貴様の器の小ささが知れるな」

豚神「……、」

十神「……まあ待て、そう睨むな。そうだな、ついこの間は――」

『十神白夜が苗木誠に入れた茶々とは?』

↓2 自由安価
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 23:11:34.17 ID:WkGSZYm1o
舞園と霧切に囲まれているのを見て「セレスと同じようにハーレムでも築きたいのか、せめて分相応の夢を見ろ愚民が」と茶々をいれた
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 23:25:21.41 ID:giGVAd2IO
329 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/29(土) 00:03:23.53 ID:BcfcZV610

〜回想〜

【食堂】


霧切「苗木クン、これから食堂で一緒に昼食でもどうかしら?」

舞園「苗木君、一緒にお昼ごはんを食べませんか?」

苗木「え、えーっと……」

苗木「(ど、どうしよう……)」

霧切「……そういえば、舞園さんは桑田クンと一緒に昼食を食べるんじゃなかったかしら?」

舞園「いいえ、私のスケジュールにそのような予定は一切ないですね」

舞園「そういう霧切さんは、さっきまで1人で食べるとか言っていませんでしたっけ?」

霧切「言ってないわ。もしかして、あなたの聞き間違いじゃないかしら」

舞園「そんなことありません。私、ちゃんと聞きましたから」

霧切「そう、ならその証拠はあるのかしら? 私がその独り言を呟いたという確たる証拠が」

舞園「それは……、」

十神「騒々しいぞ愚民共、場所を考えろ場所を」

苗木「あ、十神君」

十神「……、やはりお前か苗木」

十神「まったく、お前はセレスと同じようにハーレムでも築きたいのか、せめて分相応の夢を見ろ愚民が」

苗木「ッ!? は、ハーレムなんて僕が築けるわけないじゃないか!?」

十神「そうか? 俺にはそうは見えんがな」

十神「今日は霧切と舞園に昼食を誘われ、昨日はセレスと娯楽室で過ごしていたな」

十神「一昨日はここで朝比奈とドーナツを食べて、さらに」

苗木「わ、わぁあああストップ! ストップ十神君ッ!!」

十神「……なんだ、これはまだ序ノ口だぞ?」

苗木「ちょ、ちょっと待って! なんで十神君は僕の行動をそんなに知り尽くしているの!?」

十神「……フン、それは俺が十神の名を持つ者だからだ」

苗木「どういう意味なのそれ!?」

十神「(実際はただの勘だ)」


霧切「……………苗木クン」

舞園「……………今のはどういうことか、もちろん説明して く れ ま す よ ね?」


苗木「」



〜回想終了〜

十神「……くくっ、あの時の苗木の青ざめた表情は傑作だったな」

豚神「(く、苦労人だな、苗木君は……)」
330 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/29(土) 00:14:10.20 ID:BcfcZV610
『すいません、なんだかサバイバル生活を彼らにやらせる必要性がない気がするので、サバイバル生活の話を辞めたいと思います』

『代わりに《自主制作映画》のような安価系の話をやろうと思うんですが、別スレで建てたほうがいいですかね?』
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 00:21:29.33 ID:Szz8R8l2o
そうか、残念だがたしかにあまり機能してないかもな

人も増えるだろうし多分その場合は建て直した方がいいと思う
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 00:22:30.38 ID:MdbAzMOj0
ここで、そのままやってくれた方が分かりやすいかな? まあ、サバイバルは最悪死人が出てしまうからね
333 : ◆L06qWZH1Sc [saga]:2012/12/29(土) 00:32:35.10 ID:BcfcZV610
『少し考えてみます』

『とりあえず今日はこの辺りで失礼します』
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 00:32:35.78 ID:jIDLKi2IO
あら……それは残念です

俺的にはこのままでも大丈夫です
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 12:34:57.40 ID:ayFHWxI5o
すげー唐突だな
336 : ◆L06qWZH1Sc [sage]:2013/01/09(水) 23:51:02.91 ID:mTTHOT7E0
『色々と考えた結果、このスレを落とすことにしました』

『またの機会があればよろしくお願いいたします』
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 00:05:39.09 ID:XyI9vG1Go
残念だ
別のスレをすぐたてるんならこっちにも誘導があると嬉しい
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 00:14:11.62 ID:UQOKMNAG0
>>337
『更新かなりゆっくりになりますがいいですか?』
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 00:18:02.72 ID:XyI9vG1Go
>>338
おk
340 : ◆L06qWZH1Sc [sage]:2013/01/10(木) 00:28:26.99 ID:UQOKMNAG0
新スレになります

【安価】だんがんろんぱ!
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357745203/
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 00:35:13.22 ID:XyI9vG1Go
誘導ありがとう
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