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純一「2012年だって?!」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/03(月) 20:47:57.05 ID:lNI74e8C0
1996年12月某日
純一「はぁ…今日もアマガミSSの話題はなしか…」
純一「二期の放送からもうすぐ一年。早いなぁ…」
純一「絢辻さんと選挙したり、梨穂子と涼んだり、合宿抜け出して七咲とデートしたり、薫と旅したり、紗江ちゃんとビデオ撮って監督やったり、森島先輩は…特になんかしたっけ?ああ、そうそう、ジェシカさんがでて来たんだ。温泉行って門脇さんが一人芝居したり…いろんな事があったなぁ…」
純一「はぁ…寝るか…」
この時まだ知らなかった。これから起こる、異常な出来事が、人生を大きく変えてしまう事を、少年は知らなかったのである…
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1354535276
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/
少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/
渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/
二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/
全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/03(月) 20:51:58.98 ID:lNI74e8C0
純一「うぅ…寒…」
ビュウウウウ
純一「うわっ!風強っ!って…え…?」
純一「ここ…何処だよ…?」
純一「って!服も何故か制服だ…」
純一「と、とりあえず、落ち着いて、ここが何処かを確認しよう」
純一「……見た感じあの公園だ。七咲と出会ったりした、あの公園」
純一「…ということはまだここは輝日東か?」
純一「…早く家に帰ろう」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/03(月) 20:57:03.39 ID:lNI74e8C0
自宅
ピンポーン
純一「あれ?おかしいな…?」
ピンポーン
純一「ん?誰もいないのか?」
純一「あ、そうか…今日が平日だったら家には誰もいないはずだ…って…あぁ!僕も学校じゃないか!は、早く…急がなきゃ…」
タッタッタッタ…
純一「あれ、ここのファミレス、何時の間にコンビニに変わったんだ?」
純一「なんか変だな…」
純一「まぁいいや…そんな事より急がなくちゃ…」
タッタッタッタ…
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/03(月) 21:02:34.36 ID:lNI74e8C0
純一「はあはあ…と、とりあえず着いたぞ…」
純一「あれ?何か校舎が新しいなぁ…」
純一「気のせいかな…」
純一「や、やっぱり新しいぞ…!?」
純一「…もしかしてこれは夢なんじゃないか?」
純一「急に外にいたり、ファミレスがコンビニに変わってたり、校舎が新しかったり…」
純一「急にそんなことあるわけないもんな!うんそうだ夢だ!」
ビュウウウウ…
純一「さ、寒っ!」
純一「…ほっぺたつねれば分かる!」
純一「痛い…と言う事は…夢じゃない…」
純一「一体、ここはなんなんだろう?」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/03(月) 21:08:45.76 ID:lNI74e8C0
純一「そ、そうだ!コンビニに行けば新聞とか置いてるから今日の日付もわかるぞ!」
純一「一日くらいサボっても大丈夫だよね…」
コンビニ
店員「いらっしゃいませー」
純一「うん、さて新聞新聞…と…えええ????!!」
2012年12月X日
純一「に、2012年…?」
純一「待て待て待て待て!昨日まで1996年だったはずだろ?な、なんで急に?」
店員「お、お客様…静かにしていただけますか?」
純一「は、はい…すみません…」
純一「一体どう言う事だ?いきなり2012年何て…」
純一「16年後って事か…?16年後…ダメだ、全く実感が湧かない…」
純一「と、とりあえずこの世界がどうなってるのか確認しよう」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/03(月) 22:07:31.82 ID:R6YQtrXjo
ほう。
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/03(月) 23:11:27.43 ID:lNI74e8C0
純一「一通り見回ったけど、特に何か変わった様子はなかった…」
純一「デパートの店がかなり変わってたけど、それ以外は1996年と大体一緒だった」
純一「いったい何でこんな事が起こったんだ??」
純一「うーん…わからん…」
純一「は!と、とりあえず学校だ!学校に行けば何か見つかるかも!手がかり的な何かが!」
純一「よし!そうと決まれば学校にダッシュだ!」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/03(月) 23:14:26.14 ID:lNI74e8C0
学校
純一「着いたはついたけど…この後どうしよう…」
純一「あ、そういえばあのお宝本の隠し場所…あそこに隠れていよう。放課後にみんな帰ったら探せばいいよね」
純一「えーと確かここにポンプ小屋が…あれ?ないぞ…あの梨穂子が詰まった穴も埋まってる…」
純一「どうやって入ればいいんだ…」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/03(月) 23:23:40.10 ID:lNI74e8C0
???「そこで何をしているの!」
純一(うわっ!マズイ…見つかった…)
???「あれ?貴方…ここの制服を着てるわね…」
???「今は授業中でしょ?こんなところで何をしているの?」
純一「いや、その、えーと…」
???「はっきり言いなさい。何年何組の誰?」
純一(ん?この声…どっかで聞いた事があるな…やんわりとしていながら凶気がにじみ出てる声…)
???「どうしたの?黙ってちゃ何も分からないわよ。あ、職員室の方がいいかな?」
純一(怖…)
純一(って!そんなこと考えてる場合じゃないぞ?早くこの状況を何とかしなきゃ…)
???(この子の顔…何処かで見た気がするのよね…)
???(この学校の生徒なのだから当たり前よね…でもこんな子いたかしら…?)
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/04(火) 15:56:56.13 ID:3NLlYANPo
ワンチャンD.C.あると思った
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/04(火) 17:21:28.66 ID:Nr1OCHcp0
純一「も、もしかして…」
???「うん?どうしたの?」
純一「あ、絢辻さん…?」
純一(うっ…!つい思ったことを口に出してしまった…マズイ…変な奴だと思われて最悪警察を呼ばれるぞ…)
絢辻「絢辻先生、でしょ?私を知ってるって事はやっぱり貴方ここの生徒ね」
純一「……え?」
絢辻「え?じゃないでしょ?何をそんなに驚く事があるの?もしかして私と会うの初めてかしら?私は二年の現代国語を担当している絢辻詞よ。覚えておいてね」
純一「そ、そういうことじゃなくて…えーと…」
絢辻「そういうことじゃないならどういうことなのかしら?…はぁ…ラチが明かないわね。職員室へ来なさい。事情はそこで聞くわ」
純一「あっ!引っ張らないであ、絢辻さーん!」
純一(うう…まさか本当に絢辻さんだったなんて…え?何で絢辻さんが先生なんだ?)
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/04(火) 20:20:10.13 ID:Nr1OCHcp0
純一(あ、そうか…ここは16年後の世界だから絢辻さんは先生になってここで働いてるんだ…絢辻さん、頭良かったもんな…)
職員室
絢辻「ほら、早く入って」
純一「し、失礼しまーす…」
絢辻「もっとはっきり言いなさい。ほら、談話室はそこだから」
純一(……マズイ…)
純一(このままじゃ信じてもらえない…うん、勇気を出して言うべきだ!)
絢辻「で?君、名前は?」
純一「絢辻さん、信じてもらえないかもしれないけど、聞いて欲しい話があるんだ!」
絢辻「はぁ…絢辻先生、でしょ?で、何なの、話って」
純一「僕は、過去から来た橘純一なんだ!」
純一(うう…言ってしまったぞ…やばい、
完全に終わった…」
絢辻「貴方が…橘くん…?」
絢辻「そういわれると高校時代の橘くんにそっくりね…」
絢辻「貴方がここの制服をきていたのも頷けるわ」
絢辻「で?学校に忍び込んで何をしようとしていたのかしら?」
純一「元の世界に帰る手がかりを探しに来たんだ…」
絢辻「それをあたしに見つかった、というわけね」
絢辻「ふーん…そっかー…過去から来た…ねぇ…」
絢辻「貴方を過去に帰すわけにはいかないわ」
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/05(水) 10:52:01.61 ID:Py7CjNDbo
アマガミSS少ないから、期待!
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/05(水) 19:41:28.84 ID:PHS0q8t90
純一「ど、どういうことだよそれ…」
純一「僕が過去に帰れないって…どういうことだ…?」
純一「答えてよ…絢辻さん…」
絢辻「ええ、言った通りよ。貴方を過去に帰すわけにはいかない」
純一「だからなんで!」
絢辻「未来が変わるからよ」
純一「未来が…変わる…?」
絢辻「ええ。未来が変わるの。未来に行った貴方を返したら…どういうことか分かる?」
純一「……」
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