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ルルーシュ「ロスカラ2が出るとしてだな」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:17:38.13 ID:VpIbVRv80
ルルーシュ「主人公はどうなるんだ?」
スザク「ライじゃないかな。前回同様ってことで」
ルルーシュ「確かに、オリキャラは凡庸性が高いか」
スザク「それにブリタニアと日本のハーフって設定じゃないと色々と不便だよ」
ルルーシュ「ブリタニア側に付くか日本側に付くかでルート分岐が出来るからな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1354889857
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:25:44.89 ID:VpIbVRv80
スザク「2ってことは内容もR2ってこと?」

ルルーシュ「そうだな。R2では世界観も広がってキャラも大幅に増えたからな。攻略ルートもそれだけ多くなるだろう。それに」

スザク「それに?」

ルルーシュ「出演キャラが多いと言うことは、その分出番が少ないキャラもいた」

スザク「アーニャを除く女性ナイトオブラウンズとか?」

ルルーシュ「そう!2ではその様な不遇な目にあった者にもライトを当てることが出来る!」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:30:30.59 ID:jo+FZoG20
ダールトンはロスカラでかなり株をあげたからな
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:32:44.76 ID:Ib4Saw4/o
ぼ・・・凡庸性
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:40:12.77 ID:VpIbVRv80
スザク「なるほど」

ルルーシュ「分岐ルートも大きく分けて4種類。まず、黒の騎士団」

スザク「カレンか」

ルルーシュ「ああ、ロスカラではライとカレンのカップリングを押す奴らが多いしな」

スザク「不満なのかい?」

ルルーシュ「俺としてはやはり、ナナリーが折り鶴を手に泣いている姿が一番印象深かった」

スザク「まぁ、感動する所だけど」

ルルーシュ「綺麗だったぞ。ナナリー」

スザク「……」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:01:37.26 ID:iahzFtwJo
ロスカラはかぐや様のルートが最高でしたね。

ラストもビターで中々
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:07:58.16 ID:9n1l+aQE0
スザク「えっと…他にはどんな攻略キャラがいるんだい?」

ルルーシュ「まぁ、前回もいた千葉は確実だろう。他はオペレーターの3人と黒の騎士団の古参である井上だろう」

スザク「上手くフラグを立てないとディートハルトって人のエンドになったよね」

ルルーシュ「そんなのはどうにでもいい。
あとはゼロの秘密を知りつつも忠実な部下となるとかあるが、言いだしたらキリがないから今は恋愛要素の話だけにするぞ」

スザク「うん、まぁそうだね」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:21:59.88 ID:T89lDemBo
ロスカラは
ギアスらしいカレンルート
王道ナナリールート
設定を生かしたC.C.ルート
何故か人気のアーニャルート
が二次創作で人気
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:23:01.71 ID:9n1l+aQE0
ルルーシュ「次はアッシュフォード学園ルートだ」

スザク「でも、R2は1期ほど出番がないんだよね」

ルルーシュ「それも踏まえると話自体は短くなるはずだ」

スザク「確かにそうだね。だって相手はシャーリーと会長の2人だけじゃないかな?カレンとニーナ、それにナナリーはいないし」

ルルーシュ「咲世子も入れることは出来るかもしれんが、ゼロに忠誠を誓っているからどちらかと言えば黒の騎士団ルートだな」

スザク「やっぱりか。R2からは戦争がメインになっているからがないんだから仕方ないか」

ルルーシュ「そうなるな」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:25:14.78 ID:rtRyCYx6o
先生!学園編で女教師ヴィレッタさんを攻略したいです!扇[ピーーー]
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:56:17.57 ID:9n1l+aQE0
ルルーシュ「そして3番目にブリタニア軍人編だ」

スザク「軍人編って、一応ライは皇族なんだしブリタニア皇族編もあっていいんじゃないかな?」

ルルーシュ「流石に同じ皇族同士の付き合いは不味い。というかユフィもいないし、つまらんだろう?それならば軍人ルートにして多くの人間と接したストーリーのほうがやっていて面白いはずだ。ライの実力ならナイトオブラウンズになれるだろうからより選択の幅が広がる」

スザク「セシルさんにニーナもいるからね」

ルルーシュ「ヴィレッタやコーネリア、下手をしたらグラウサム・ヴァルキリエ隊でハーレムルートにも入るかもしたないだろうからな。攻略相手が一番多いルートになるだろう」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:10:38.68 ID:KFzNwnazo
これを実はゼロレクイエム中に話してたら笑う
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:33:39.48 ID:9n1l+aQE0
スザク「そういえばナナリーが入ってなかったけどどうしたの?」

ルルーシュ「ナナリーは最後のルートに出てもらう」

スザク「最後はやっぱり」

ルルーシュ「ああ、ギアスルートだ。本編では明かされなかった謎を解明するルートだ。主にC.C.やナナリーがヒロインのルートだな」

スザク「結局前回と変わってないんだ。で、何でそこでナナリーが出てくるの?」

ルルーシュ「最後のゼロレクイエムのゼロにはライになってもらう。そうすればライはゼロとしてナナリーのそばにいることになるからな」

スザク「……僕は?」

ルルーシュ「最終決戦でカレンにやられる」

スザク「え?ルルーシュは?」

ルルーシュ「もちろんC.C.からシャルルのコードを受け継いで生き延びる」

スザク「つまり死ぬのは僕だけ?」

ルルーシュ「そうなるな」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 01:37:45.91 ID:9fo1PdBAO
スザクの扱いが……いくらギアス編最後のムービーに1人だけいなかったからって……
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 02:23:39.86 ID:9n1l+aQE0
すいません、眠ります
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 03:16:03.75 ID:Zsm+tEACo
おやすみ
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 06:31:21.99 ID:hRwtV+bAO


ロスカラ2欲しい

作れよ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 10:48:53.39 ID:9n1l+aQE0
続きです


スザク「ルルゥゥーシュゥゥゥ!」

ルルーシュ「馬鹿!冗談に決まってるだろう!流石に1人だけ[ピーーー]なんて後味が悪すぎる。製作者側が何かしらするだろうから安心しろ」

スザク「うう、でC.C.ルートは?」

ルルーシュ「C.C.ルートの場合は最終決戦で俺を裏切ってライ自身が皇帝となり、俺はナナリー達と同様処刑場に連れて行かれる。そこに撃墜されていたはずのスザクがゼロとなりライを剣で刺す。そしてエピローグの馬車のシーンで2人並んで座っているシーンが出る!これは決定だろう!」

スザク「うん、意外と良いけど、それもやっぱり僕だけが犠牲になってない?ルルーシュはルルーシュとして生きてるのに僕はゼロって…」

ルルーシュ「…よし、ではまとめるぞ!」

スザク「」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 11:07:38.88 ID:9n1l+aQE0
ルルーシュ「黒の騎士団ルートはさっき言ったカレン、千葉、オペ子3人、井上、咲世子だ。更に細かい分岐で中華連邦ルートを考えていたんだがその場合は神楽耶、天子、周香凛も加わる」

スザク「そういえばさっきは神楽耶がいなかったね」

ルルーシュ「最初のほうは中華連邦にいたからな。とにかくこれが黒の騎士団ルートのメンバーだ」

スザク「やっぱり随分いるね。って、あれ?ラクシャータって人は?」

ルルーシュ「あれは選択ミスをすると改造されてゲームオーパーってほうにしたほうが面白いだろうと考えてな。俺の考えではジェレミアみたくなるだろう」

スザク「…シュールだね」

ルルーシュ「おふざけで考えたエンドだからな。細かく考えるな」

スザク「うん」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 11:32:54.55 ID:9n1l+aQE0
ルルーシュ「アッシュフォード学園ルートは言わずとも先ほど2人プラスアーニャも入るかもな」

スザク「アーニャが?」

ルルーシュ「ああ、普通に学園生活をライと楽しんでいるうちに、本当に惹かれていくという内容でな」

スザク「軍人ルートとは最後も違うのかい?」

ルルーシュ「軍人ルートは戦場をともにする相棒として。学園ルートは最終的にアーニャの補佐的な立場になりどちらかと言うとメンタルケア役になるだろう。まぁ、公私ともにパートナーと言うのは変わらないがな」

スザク「なるほど。SSを見ると何かとライとアーニャの組み合わせも人気だからね」

ルルーシュ「ちなみに俺も好きだ」

スザク「やっぱりそうなんだ」

ルルーシュ「やっぱりだと?」

スザク「まぁ、何となくだけどね。(シスコンでマザコンでロリコンか)」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 12:43:07.01 ID:9n1l+aQE0
ルルーシュ「ブリタニア軍人編は長いから大きく省くがナイトオブラウンズの女性メンバーとその他だ」

スザク「省きすぎじゃない?」

ルルーシュ「気にするな。メインはナイトオブラウンズのいるルートだからな。アーニャとノネット、それとお前に倒されたモニカ・クルシェフスキーを見たいと思うやつが多いはずだ」

スザク「気にしてるんだから強調しないでよ」

ルルーシュ「可愛いと人気なキャラだったからな。必ず出るだろう。いや、出なかったらファンが怒るはずだ」

スザク「確かに」

ルルーシュ「セシルやニーナ、ヴィレッタとコーネリアは個人的に興味があるが、まぁ、いい」

スザク「(いいんだ)」

ルルーシュ「ギアスルートは2人だけだし恋愛要素はこんなものか」

スザク「なんだかあっさり終わらせたね」

ルルーシュ「他にも話すことは多いからな。このぐらいにしておかないとな」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 15:56:53.79 ID:9n1l+aQE0
スザク「その前にルルーシュ…君に聞きたいことがある」

ルルーシュ「何だ?いきなり」

スザク「君は誰とライのカップリングを至高だと思う」

ルルーシュ「急にどうしたんだ?お前らしくない」

スザク「これはとても大事なことだから確認したい。君は誰を選ぶ」

ルルーシュ「俺は」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 17:07:53.61 ID:C93d9RVDo
ナナリー一択
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 17:21:58.30 ID:9fo1PdBAO
ルルーシュ、ギアス編でも黒の騎士団編でもライをナナリーの騎士にする気満々だったよな
黒の騎士団編はカレンがいたから半分諦めてたっぽいし、学生としてしか過ごしてない青月編はシスコン全開だったけど
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 20:32:28.88 ID:iahzFtwJo
神楽耶様だろ。愛しの少尉様は最高やでぇ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 20:38:05.92 ID:KFzNwnazo
>>25
よう、俺
でもブルームーン編のカグヤEDもいいぞ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:30:11.56 ID:9n1l+aQE0
続きです

ルルーシュ「ナナリーだ」

スザク「……ライにナナリーを渡していいと」

ルルーシュ「変な男よりもライに託したほうが安心できる」

スザク「しかし…」

ルルーシュ「では、お前は誰がいいと言うんだ?」

スザク「もちろん、僕はカレンを押す。ハーフ同士といい前作では学園編と黒の騎士団編でヒロインをやっただけあって納得のできる理想的なカップリングだと思う」

ルルーシュ「いや、ナナリーだ!ナナリー以外は認めない!」

スザク「カレンだ!」

ルルーシュ「ナナリーだ!!」

スザク「カレン!!」

ルルーシュ「スザァァク!!!」

スザク「ルルゥーシュゥゥゥ!!!」



C.C.「夜更けに叫んでるのはどこの馬鹿だ!!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:56:16.42 ID:9n1l+aQE0
C.C.「私の睡眠時間を奪うとは覚悟は出来ているんだろうな?」

ルルーシュ「C.C.!良いところに来てくれた!」

スザク「君はカレンとナナリーどっち派だ!」

ルルーシュ「ナナリーだよな!」

スザク「カレンだよね!」

C.C.「おいおい、急にどうしたんだ?事の経緯をだな」

ルルーシュ「かくかくしかじか」

スザク「というわけなんだよ」

C.C.「なるほどロスカラでライに一番合う女か……って、おい」

ルルーシュ「どうした?」

C.C.「今の話だもう1人いるだろう」

ルルーシュ「まさか、第三勢力だと?」

スザク「一体誰なんだ?」

C.C.「……本当にわからないのか?」

ルルーシュ「ああ」

スザク「見当もつかないね」

C.C.「……」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:37:39.53 ID:9n1l+aQE0
C.C.「い、いいだろう、ヒントを与えてやる」

ルルーシュ「もったいぶらずさっさと言えばいいだろう」

C.C.「いいから聞け。まず髪が長い」

ルルーシュ「ナナリーか!」

C.C.「次、目が見える」

スザク「第三の人だからナナリーではないだろうって分かってたけどなぁ」

C.C.「次、何を考えているのかが分からないミステリアスな部分がある」

スザク「咲世子さん?」

ルルーシュ「いや、髪が短いし、何よりあれは天然だ」

C.C.「大ヒントをやろう。お前たちともっとも親しい女性だ」

ルルーシュ「俺たちと」

スザク「もっとも親しい人物」

C.C.「(流石にここまで言ったら分かるだろう)」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 00:14:48.67 ID:101/zt/D0
ルルーシュ「分かったぞC.C.!」

スザク「僕もだ!」

C.C.「ふん、やっと分かった。ではその名前を心を込めて言ってみろ」

ルルーシュ「スザク」

スザク「うん」

ルルーシュ・スザク「「せーの」」

スザク「ユフィだ!」

ルルーシュ「ユフィだな!」

CC「そう、わたs……って、え?」

スザク「やっぱりルルーシュも同じことを」

ルルーシュ「ああ、当たり前だ。髪は長く、目が見え、そして時に何を考えているのかわからないが必ず良い方向へと運んでいくミステリアスと言っても過言ではないほどの行動力と運。ユフィしかいない!」

スザク「でも一体どうやって?」

ルルーシュ「スパロボのIFルートでもユフィが生還していたりしていたからな。なんとかなるだろう」

スザク「なるほど」

C.C.「……」

ルルーシュ「ありがとうC.C.とても大切なことを思い出させてくれて」

スザク「うん、本当にありがとう」

C.C.「……」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:41:04.01 ID:101/zt/D0
ルルーシュ「冗談だ」

C.C.「え?」

スザク「確かにユフィのエンドも良かったけどC.C.エンドのほうが深くて好きだったな」

ルルーシュ「ああ、こう胸に来る内容だった」

C.C.「ふ、ふん!分かればいいんだ。それにしても本当に発売されないなロスカラの2は。一体何年経ったんだ?」

ルルーシュ「4年は経ってるな。アニメで3期やらない限りゲームは無理だろうな。いや、3期やったとせても3期の内容のゲームが出るだけだろうがな」

C.C.「そうか…」

スザク「……だったらさ、作ろうよ」

ルルーシュ「何?」

スザク「僕たちの手で、一から」

ルルーシュ「スザク」

スザク「妄想でだけどね」

ルルーシュ「ふふふ」

C.C.「ルルーシュ」

ルルーシュ「その言葉を待っていたぞスザク!」

スザク「つまり」

ルルーシュ「ああ、無いのなら作ればいいのだよ!俺はゼロ、不可能を可能にする男だ!」

ルルーシュ「作ろうじゃないかロストカラーズR2を!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:43:34.59 ID:101/zt/D0
今日はここまでです。
明日も夜ごろに再開します。
次回から安価になるかもしれませんがよろしくお願いします。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:48:13.98 ID:ARciEoWAO
SS界隈では見た事ないライ登場を全力で期待してます
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 01:52:42.14 ID:YFt2ak1Mo
ロスカラ2、来るか。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 18:08:15.32 ID:nqNXJPyio
意外に皇帝ルル時代でも違和感はないな。ダモクレスに接続して多次元の人の意思を見たとすればライを理解していても問題はない。
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 20:03:13.83 ID:101/zt/D0
続きです。

ルルーシュ「と、言うわけでロスカラR2を始めるが、内容が内容なため行き当たりばったりなったり、多少のキャラ崩壊及び原作崩壊が起こる可能性があることを考慮してほしい」

「僕の口調が少し違うかもしれないけど、そこもあまり気にしないで欲しい」

スザク「ルルーシュ!まだ出てきてない声が聞こえたよ!」

C.C.「あいつも早く出たくてうずうずしているのだろうな」


ルルーシュ「ああ、では

コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS R2 を始めるぞ!」


スザク・C.C.「オー!」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 21:09:54.31 ID:101/zt/D0

ルルーシュ「スタートはブラックリベリオンの後、神根島で俺がお前に捕まった後にシャルルの下へ連れて行かれた時だ」

スザク「ルルーシュとライの2人でしょ?」

ルルーシュ「ああ、ブラックリベリオンでブリタニア軍に捕らえられたことになっている」

C.C.「黒の騎士団ルートへ入れるようにだな」

ルルーシュ「そうだ、すぐに分岐入るから少し待て」

C.C.「随分早いな?」

ルルーシュ「まぁ、楽しみにしていろ。さ、始めるぞ」


☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スザク「……陛下2人を連れて参りました」

ライ「ぐっ!」

ルルーシュ「スザク、お前」

シャルル「枢木よ。お前の望みはナイトオブラウンズになることと聞いたが。良かろう、お前の願い叶えてやろう」

スザク「ありがとうございます」

ライ「スザク、やめっ、ぐあ!」

スザク「黙れ」

ルルーシュ「ライ!」

スザク「ライ、君のギアスの条件は知っている。余計なことを言うたびに痛い目を見るぞ」

ライ「くそ」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:15:37.30 ID:101/zt/D0
シャルル「ふ、ではナイトオブラウンズに命ずる。ルルーシュの左目を塞げ」

スザク「イエス・ユア・マジェスティ。ライ、君の口も塞がせてもらう」

ライ「(ルルーシュ!)」

ルルーシュ「ぐうう」

シャルル「皇子でありがなら反旗を翻した愚か者めが」

シャルル「しかし、まだ使い道はあるからな。記憶を書き換えさせてもらう」

ルルーシュ「何!?」

シャルル「ゼロであることマリアンヌのこと、そしてナナリーのことも。儂のギアスで只人に戻るがいい」

ルルーシュ「止めろ!また俺から奪うきか!!?」

シャルル「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む。偽りの記憶を」

ルルーシュ「止めろォォォォォ!」

ライ「(ルルーシュゥゥ!)」

シャルル「ふ、これで」

スザク「……この者は如何なさいますか?」

ライ「………」

シャルル「始めましてというべきかなご先祖様よ」

ライ「(僕の正体を!?)」

シャルル「それとも封印を解かれ、記憶を失った哀れな男と言うべきか?」

ライ「皇帝陛下はこの者をご存知なのですか?」

シャルル「気にするな。それはそうと枢木、お前に1つ選ばせてやろう」

スザク「選ぶ、ですか?」

シャルル「そうこの者をルルーシュ同様に只人に戻すか。それとも、お前が監視下に置く条件で味方にするかだ」

スザク「(ライ、黒の騎士団ではカレンと並び評されるエースであり、ルルーシュと同等の頭脳も持っている。しかし……)」

「さぁ、どうする?」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:26:52.31 ID:101/zt/D0
☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルルーシュ「よし、ここから安価だ」

C.C.「こう見ると中々エグイ事してるな」

スザク「まぁ昔のことだし許してよ」

ルルーシュ「……何とも言えないが続けるぞ」

ルルーシュ「では、@『ルルーシュと同じようにする』、A『味方にする』を>>40が選べ!」

C.C.「どうせ見てる奴も少ないだろうからな。適当でいいぞ」

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:28:59.39 ID:dJdu1tqio
1
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:55:13.14 ID:101/zt/D0
ルルーシュ「@か」

C.C.「思ったより早かったな。軽く2時間は待つと踏んでいたが」

スザク「それは流石に。多分寝ちゃうよ」

C.C.「全く情けない」

ルルーシュ「(お前はピザニートだしな)」

C.C.「おい、今何気なく失礼なことを考えただろう!?」

ルルーシュ「気のせいだ。では続けるぞ」


☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スザク「……ルルーシュ同様記憶を消してください」

シャルル「ほう?いいのか?」

スザク「彼は何かと不幸な人生を送っていたと聞いています。これは彼にかける最後の情けです」

ライ「(スザク!)」

シャルル「まぁいい。では、記憶を書き換えるとしよう」

ライ「(クソォォ!)」

スザク「(ライ、これからは平和な争いのない世界でルルーシュと共に過ごしてくれ)」

ライ「カ、レン」

☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


C.C.「これで、序章は終わりか」

スザク「さっきのところでAを選んだらブリタニアルートだったってこと?」

ルルーシュ「そうだが、ぶちゃけると先のことを一切考えてなかったから、あの時Aが選ばなれなくて助かった」

C.C.「本当に行き当たりばったりだな」

ルルーシュ「そう言うな。とにかく、今日のところはこれで終わりだ。次回も分岐があるからよろしく頼むぞ」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 22:56:44.00 ID:BbfJ07Wqo
乙乙

ライの新型KMFは何かなー(チラッチラッ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:28:48.80 ID:PAyYRnA/0
頑張って続けてほしいな

R2まじで企画できないものか・・・
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 21:05:50.83 ID:pNu7E0je0
続きです。


C.C.「さて、前回でライは俺同様シャルルに記憶を書き換えられたところだったな」

ルルーシュ「前置きだが、それから数ヶ月間はアッシュフォード学園で普通に生活をしていることになっている。その日まではな」

スザク「…なるほど。で、あの日に入ると」

ルルーシュ「ああ、俺が再び動き出すあの日だ」

C.C.「そうか」

ルルーシュ「では、続きを始める。場所はアッシュフォード学園だ。始めるぞ」

☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ライ「(今日も平和だな)」

ルルーシュ『ライは学園内を散策しながらそう思った』

スザク『(ナレーションだと思ってね)』

ライ「(さて、授業も終わったからな。この後はどうする?リヴァルとルルーシュを誘ってどこかに行くか?)」

ルルーシュ『そんなことを考えているライの下にリヴァルが現れた。ライはどうする?』

@『抱きつく』、A『挨拶を交わす』、B『適当な話をしているうちにバイクの鍵を盗む』

ルルーシュ『どれかを>>45が選べ』
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 21:13:50.40 ID:tMIHGMpLo
2
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 21:42:35.92 ID:pNu7E0je0
ルルーシュ『相変わらず早くて助かるな。では続きだ』

ライ「リヴァル、こんなところで何をしてるんだ?」

リヴァル「おう、ライか。ちょうど良かった」

ルルーシュ『リヴァルは何故か少し安心したようにライに寄る』

ライ「どうかしたのか?」

リヴァル「いやぁ、ルルーシュがヴィレッタ先生に追われるだろうからって俺に身代わりになれって言うんだよ」

ルルーシュ『リヴァルはルルーシュの髪型と同じカツラをかぶり出す』

ライ「ルルーシュらしいな。で、何か困ったことがあるのか?」

リヴァル「いやぁ、別に俺が身代わりになること自体はいいんだけどさ。俺が時間を稼いでいる間に俺じゃない誰かが、ルルーシュをトウキョウ租界に送ってい欲しいんだよ」

ライ「そんなことだったら僕がやるさ。暇だし」

リヴァル「おお、助かるぜ!んじゃ、これが俺のサイドカーの鍵だ。校門の近くに置いてあるから頼むぞ」

ライ「了解」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 22:15:35.17 ID:pNu7E0je0
「こら!止まれ!」
「止まれと言われて止まるほど馬鹿じゃありませんよ」

ライ「ん?来たか」

ルルーシュ『バイクの上で待機していたライだが騒がしい声が耳に入ってきた』

ルルーシュ「運転手はお前か、ライ」

ライ「ああ、じゃ行きますよ。ご主人様」

ルルーシュ「頼む」

『ルルーシュはヘルメットをかぶり、ライはエンジンをかける。そこを遠くでリヴァルを踏みつけているヴィレッタが叫ぶ』

C.C.『ルルーシュが自分のことをルルーシュはとか言ってるぞ』

スザク『正直面白いね』

ルルーシュ『俺だって恥ずかしいんだ!黙ってろ!……く、話を戻すぞ』


ヴィレッタ「ルルーシュ!何処へ行く気だ!」

ルルーシュ「すいませーん!戻ったら補修受けますんで!」

ライ「ふ、端っから受ける気無い癖に」

ルルーシュ「運動ができるお前には分からないだろう。あの苦痛が」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 22:57:41.62 ID:pNu7E0je0
ライ「普段から鍛えてないからだと思うけど」

ルルーシュ「そっちのジャンルはスザクやお前に任せる。俺は頭脳労働派だからな」

ライ「この前のテストで僕と同じくらいだったくせに」

ルルーシュ「お前は運動も勉強もできるからな。…ほんと羨ましい」

ライ「そうでもないよ。進路だって決まってないし」

ルルーシュ「そんなことだったら俺も同じだ。学生って身分も飽きたが、人に使われるのもな」

ライ「ルルーシュらしいな。企業でも起こすか?」

ルルーシュ「それもいいが、どうせ上には大企業や貴族様が居座ってるからな。無駄かもしれない」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:12:56.50 ID:pNu7E0je0

ルルーシュ『2人が信号待ちで止まっていると、大型テレビから発せられる声が聞こえてきた』

ルルーシュ『内容は現エリア11の総督であるカラレスの演説だった。彼曰くイレブンを教育しなければいけないとのことだ』

ライ「(ゼロか。馬鹿な男だな。どうせ足掻いても世界は変わらないというのに)」

ルルーシュ『ライは内心でそう思っていた。もちろん隣にいるルルーシュも同じことを考えている。
今日、これから起きる事件に遭遇するまでは』

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:27:52.27 ID:pNu7E0je0
ルルーシュ「今日はこれで終わりだ。明日は10時以降からになるだろうからよろしく頼むぞ」


では、おやすみなさい(-_-)゜zzz…
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:29:01.13 ID:h++eRkJLo
おやす
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:32:37.83 ID:sr0n6moBo
乙乙
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/11(火) 14:28:54.25 ID:nRWAB2RM0
おつ
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 15:08:03.58 ID:c4GT6QfAO


頼むロスカラ2作ってくれ

頼む
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/11(火) 16:24:06.01 ID:N89uxOD40
>>50

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 16:24:58.45 ID:N89uxOD40
すみません…sage忘れ…
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:59:50.10 ID:3DdWbm5T0
ルルーシュ「ふ、皆の集、少し早いが私は帰ってきた!」

と、言うわけで続きです。

>>54 俺もだよ。
ギアスの関連者の方々、見ているのならご検討を。
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:13:58.16 ID:3DdWbm5T0
ルルーシュ『2人が目標の場所に着いたのは数分後だった。そこはバベルタワーと言うトウキョウ租界の中でも1番高い建物だった』

ロロ「待っていたよ、兄さん」

ルルーシュ「ロロ!お前何でこんな所に?」

ロロ「兄さんが心配だからだよ。今日のは非合法なんでしょう?いくらライさんがいるからって無茶しすぎだよ」

ルルーシュ『彼らを待っていたのはルルーシュの弟であるロロだった。2人はこれからその建物の中で行われる非合法のカジノに入ろうとしていた。弟のロロはそんな無茶をする兄が心配だったらしい』

ライ「(仲の良い兄弟だな。僕にも……ん?僕には弟妹はいないはずなのにな)」

ルルーシュ『ライはそんなルルーシュとロロを見ながら記憶に引っかかる何かを感じた』

ルルーシュ「おい、ライ。行くぞ」

ライ「ああ、すまない。(気のせいか)」

ルルーシュ『何はともあれ、3人はそのままそのカジノ場へと向かうことにした』
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:56:50.14 ID:3DdWbm5T0
ルルーシュ『カジノ場へと向かうエレベーターの中』

ルルーシュ「(ちっ!なんだ?こんなのはただの暇つぶしのハズなのに俺は何でこんなにイライラしている?)」

ライ「(やはりルルーシュもか。ここ最近感じる妙な違和感は一体……)」

ルルーシュ『2人は何故かエレベーターの中で落ち着きがなく、切羽詰っているように感じる。ルルーシュに対してライはまだ冷静だが、それでも内心は乱れている』

『2人はまだ気づいていない。本来の自分たちを』

ピーンッ
ルルーシュ『エレベーターのドアが開くと同時に喧騒とした騒がしさが耳を襲う』

ルルーシュ『スロット、カードゲーム、ルーレットと様々ある。その中で一番活気があったのは』

司会の男「さぁ、本日注目の兄弟対決。生き残れるの果たしてどっちだ!?」

ルルーシュ『どちらが勝つかに賭けをするコロシアムだった。しかも、負けた方は死ぬという罰ゲーム付きの』

ライ「(酷いことを)」

ロロ「兄さん、やっぱり帰ろ」

ルルーシュ「いいじゃないか、分かりやすくて」

ルルーシュ「笑って遊ぶのが俺たちブリタニア人、笑われて遊ばれるのがあいつ等イレブン達。見ないふりをしたって変わりはしない事実だ」

ライ「そこまで言うのか?」

ルルーシュ「イレブンは2回負けたんだ。枢木首相の時とゼロの時力もないくせに反乱なんか「きゃ!」」

ライ「ん?」

ルルーシュ『誰かがライにぶつかった』
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:16:46.24 ID:3DdWbm5T0
???「申し訳ありません!」

『ぶつかった拍子にシャンパンの入ったグラスをライのズボンにかけてしまったのだ』

ライ「いや、気にしないでくれ」

???「いいえ、私はイレブン。あなたはブリタニアの学生さんですから」

ルルーシュ『止めようとするライを遮ってぶつかったバニーガールはしゃがみ込んでライのズボンをタオルで拭く』

ライ「僕は嫌いなんだ。立場を振りかざすってのがさ。ほら、顔を上げて」

???「しかし」

ルルーシュ『少女と同じようにしゃがんで俯いている表情をみようとしたライだが』

ライ「……君、は?」

ルルーシュ『ライは微かにだが見覚えのある少女の顔をもっと深く見ようとするが』

???「あ!うぅぅぅ!」

男「顔を見せてくれないか?……ふむ、いい商品だ」

店員「本日のウサギ狩り。大量でございますなぁ」

ルルーシュ『急に少女の髪を男が掴み上げた。後ろの店員の近くには彼女同様のバニーガールが手を拘束されて立っている』

ルルーシュ『どうやら働いているバニーガールの中で自分好みの少女を買い集めているようだ』
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:36:10.69 ID:3DdWbm5T0

???「私は…売り物なんかじゃない」

男「売り物だよ。皇帝陛下が言うように、世の中弱肉強食だ。弱い自分の生まれを悔やむがいい」

ライ「ふん、傲慢な奴だな」

ルルーシュ『男のことを鼻で笑いながらライは立ち上がる』

男「何ぃ?」

ライ「自分が食べる側にいるつもりか?そんなアンタには『上には上がいる』って言葉をプレゼントするとしよう」

男「子供が。大人の世界に入るもんじゃない」

ライ「では、大人の世界と僕の世界。どちらが食われる方なのか。とりあえずチェスで勝負するか?」

男「チェスでだと?」

ロロ「ライさんダメだよ!」

男「もう遅い。全く学生というのはなにも知らんな。」

ライ「案外そうでもないんだよ。黒のキングさん」

黒のキング「ほう、俺を知った上でか」

ライ「もちろんだ」

ルルーシュ「……ライ、勝てるのか?」

ライ「問題ない。何故か負ける気が一切しないからな」

ルルーシュ「(こうなったライが負けるとは思えないが……何がきっかけだ?)」

ライ「(無性にイライラするな。こいつを倒さないと収まらなそうだ)」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:39:11.58 ID:IAQ8JEwso
いいぞ
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:00:32.91 ID:3dYbomWr0
黒のキング「馬鹿な!」

ライ「食べられたのはそっちのほうだったみたいだな?」

ルルーシュ『数十分後。ルルーシュの思ったとおりライはさほど苦戦せずに勝った。ルルーシュがこの男と戦った場合も勝つだろうが、ここまで圧倒的には勝てなかっただろう。それほどまでに歴然とした試合だった』

ライ「(……僕はこれほどまでに強かったか?)」

ルルーシュ『ライも自身の強さに驚きを隠せないでいた。普段の自分とは何かが違うのだ』

ライ「(まさか、この少女が?)」

ルルーシュ『椅子に座っているライは、黒のキングの隣に立っている少女を見つめようとするが』

黒のキング「ふ、困ったな。このような噂を立たされては私のメンツが潰れてしまう」

ライ「…言いふらすような趣味はないが?」

ルルーシュ『急に表情の変わった黒のキングに視線を戻す』

黒のキング「いやいや違う、君が仕掛けたイカサマの話だ」

ライ「イカサマだと?」

ルルーシュ「ちょっと待て!チェスでイカサマなんか出来るはずがないだろう!?」

黒のキング「おい」

黒服の男「はい」

ルルーシュ『黒のキングの後ろにいた体格のいい男たちがライに近づく』

黒のキング「さて、証拠を作ろうか」

ライ「ちぃ!汚らわしい大人が!」

黒のキング「正しいことに価値はないんだよ」

ライ「ぐわ!」

ルルーシュ「ライ!」

ロロ「ライさ」

『ロロがライを呼ぼうとした瞬間にカジノ場全体が大きく揺れた。いや、バベルタワーそのものが揺れたという方が正しいだろう』
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:31:23.71 ID:3dYbomWr0
黒のキング「この揺れは、テロか!」

???「は!てい!それ!」

黒のキング「がは!」

男たち「ぐはぁ!」

ルルーシュ『先ほどの少女がまるで獣のように黒のキングと取り巻きを倒す』

ライ・ルル・ロロ・「「「………」」」

ルルーシュ『あまりにも急なことに3人はまるで理解できず固まる』

???「来て!こっち!」

ルルーシュ「お、おい!」

ライ「いきなりなんだ!?」

ロロ「兄さん!ライさん!」

ルルーシュ『2人を助けようとするロロだが、天井が裂け、そこからロボットが降りてきた』

ロロ「ナイトメア?あの形は黒の騎士団!?」

ルルーシュ「(何が起きているんだ?)」

ライ「(いや、違う。これから起こるんだ。一体何が起こるんだ?)」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:36:06.09 ID:3dYbomWr0
今日はここまでです。

一体どこで分岐を作ればいいのかイマイチ分からない。

このままライカレンでもいいのかな?
俺としては嬉しいけどほかのも書きたいというジレンマ。

まぁ、とにかく、明日は9時ぐらいに書き始めると思いますのでよろしくお願いします。
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 02:00:57.20 ID:SBQS39s6o
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 06:18:30.54 ID:IOjMz1pAO


とりあえずライカレ書いてその後にライアーニャ書けば完璧だ!!

ロスカラ2作ってください土下座します

     ___
    /   \
   / /    ヽ_
  //⌒ヽ    ノ|)
  // ̄\|  _///フ
  /   ヽ/ |廴/
 |    |) |/
  レ ||||ノ ノ
  ヽN/ノ L/
    ̄  ̄
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 09:19:30.72 ID:9sAFSFovo
           ────-,
          | /ヽ_ノく
          | ]ヽ   /|
          |6=■=■
          |/ |  └┘|__
      __/ヽ |_ ̄ j::::::::::|\
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        |::::::::::::::ヽ────┐ |__| |     ) ジジジ・・・
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      |     \==== ( =============================== \
            ジュワ・・・
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 17:48:59.37 ID:idt+S2EEo
だいじょうぶか〜?
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 22:29:38.73 ID:QtB4AoMn0
大変遅くまってすいません。

ノロにかかってます。

明日には書ける状況に戻ると思いますのですいまさん、
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:27:09.65 ID:nYjDzmH5o
お大事に
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 06:02:43.79 ID:0Dwl8iAAO
無理せず休むんだ
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:12:47.59 ID:V+Z0jH5j0
まだ無理っぽいです。

明日こそ書きますので焼き土下座だけは許してください!

俺の家族全員ノロに感染中です。

みなさんもお気を付けて。
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:17:16.73 ID:bo65PoURo
無理しないで休んでくれ
いつ再開でも大丈夫だから休め
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 12:54:32.96 ID:i93vaKLAO
体調を万全にしてから書けばいい
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:13:28.49 ID:V+Z0jH5j0
やっとのこと治りました。

薬よりゲロったほうが圧倒的に楽という不思議。

では、続けていきます
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:41:10.70 ID:V+Z0jH5j0

赤バニー「急いで!」

ルルーシュ「ま、待て!」

ライ「僕たちに何の用だ!?」

赤バニー「後で説明する。だか…え?」

ロロ「今だ!早く!」

ルルーシュ『確かに2人を掴んでいたはずの赤バニーだが、いつの間にかその手から2人の腕が離れていた』

ルルーシュ『そしてその2人はいつの間にかロロに手を握られていた』

赤バニー「ちょっと待って!…くっ!」

ルルーシュ『赤バニーが追いかけようとするが天井が崩壊し分かれてしまった』

赤バニー「こんなところで!すいません卜部さん。目標を見失ってしまいました」

卜部「気にするな。俺はそっちに合流する。紅月君は戻って紅蓮に乗ってくれ」

カレン「分かりました!零番隊隊長紅月カレン、必ず任務を遂行します!」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:48:21.36 ID:V+Z0jH5j0

赤バニー「急いで!」

ルルーシュ「ま、待て!」

ライ「僕たちに何の用だ!?」

赤バニー「後で説明する。だか…え?」

ロロ「今だ!早く!」

ルルーシュ『確かに2人を掴んでいたはずの赤バニーだが、いつの間にかその手から2人の腕が離れていた』

ルルーシュ『そしてその2人はいつの間にかロロに手を握られていた』

赤バニー「ちょっと待って!…くっ!」

ルルーシュ『赤バニーが追いかけようとするが天井が崩壊し分かれてしまった』

赤バニー「こんなところで!すいません卜部さん。目標を見失ってしまいました」

卜部「気にするな。俺はそっちに合流する。紅月君は戻って紅蓮に乗ってくれ」

カレン「分かりました!零番隊隊長紅月カレン、必ず任務を遂行します!」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:11:37.49 ID:V+Z0jH5j0
連役すみませんでした(~_~;)

ルルーシュ『バベルタワーはその高さが災いしたのか、移動手段の1つであるエレベーターは大混雑で動かない。その理由は貴族が多いからだろう。こんな状況でも階段を使おうとはしなかった』

ルルーシュ『その頃3人はそんな輩たちとは違い階段を目指していた』

ルルーシュ「(黒の騎士団の残党が何故こんなところに?)」

ライ「(あの女は黒の騎士団の一員のようだったが、何故僕たちを連れて行こうとした?)」

ルルーシュ『2人は自分の中にある疑問を解消できぬまま走っていた。すると』

ルルーシュ「うわぁ!」

ロロ「ナイトメア」

ルルーシュ『まるで3人を遮るかのように角がついているナイトメアが天井を突き抜け来た』
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:56:43.69 ID:V+Z0jH5j0
ルルーシュ『ここまでか、と思った3人だがそのナイトメアはただ3人のほうへ手を伸ばしているだけだった』

ライ「(僕たちを呼んでいるのか?)」

ルルーシュ『戸惑っていたところに、外からサザーランド数機が窓ガラスを割ってタワー内に入ってきた』

ロロ「ブリタニア軍だ!」

ルルーシュ『ロロが喜んだのも束の間。サザーランドたちは民間人がいることをまるで意識していないように黒の騎士団のナイトメアである無頼に向け発泡する』

ルルーシュ『その銃弾に当てられ何人かは即死した』

ライ「ここは危険だ!逃げるぞ!」

ルルーシュ『それを見た3人はなんとかその場を離脱した』
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:09:52.17 ID:cNRQ5MZh0
今日はここまでです。

明日は安価になりますのでよろしくお願いします。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 03:26:45.03 ID:7QETZZGMo
おつでした
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 06:32:23.11 ID:zBZe7yRAO
おつおつ
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 22:28:50.14 ID:cNRQ5MZh0
続きです。

ルルーシュ『3人は奥の部屋に入ることで難を逃れることができた』

ライ「(先ほどのナイトメアは気になるが、まずはここを出なければな)」

ルルーシュ「建設中だったのが幸いしたな。ここの階段から下に行こう」

ルルーシュ『その階段は建設する際に使われる即席のものだったが。贅沢は言ってられない』

ロロ「うん、急ご」

ルルーシュ『しかし、その階段を使おうとした矢先に近くの壁が爆発した』

ルルーシュ「なっ!?」

ライ「ルルーシュ!」

ルルーシュ『ルルーシュはその爆風で階段から足を踏み外し、底の見えない地面へ落ちていく』

ライ「くそ、間に合え!!」

ルルーシュ『さっそくだがここで安価だ。@間に合った A間に合わなかった かを>>85が選んでくれ』
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 22:59:00.89 ID:TD4LhtBFo
1
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:12:01.57 ID:cNRQ5MZh0
ルルーシュ『ライの手がルルーシュの腕を掴んだ』

ライ「よし!今上げるぞ!」

ロロ「僕も手伝う!」

ルルーシュ『ロロも手伝おうとするが、その時に再び爆風が3人を襲う』

ライ「やばい!」

ロロ「うわぁぁぁぁぁ!」

ルルーシュ「ロロォォォ!」

ルルーシュ『なんとその爆風でロロが落ちてしまったのだ』

ライ「くっ!今はルルーシュだけでも」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:29:06.94 ID:cNRQ5MZh0
ルルーシュ『なんとかルルーシュを引き上げたライ』

ライ「すまない。僕がもっと注意させていれば」

ルルーシュ「いや、お前は悪くない。元はといえば俺がこんなところに来なければロロは…」

ライ「無事かもしれない。すぐに助けに行こう。大丈夫か?」

ルルーシュ「ああ、平気だ。ロロが心配だ、すぐに行こう」

ルルーシュ『こうして2人は階段を下っていった』
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:44:04.57 ID:cNRQ5MZh0
短いですが今日はここまでです。

どうでもいいけど皇族のライは一人称が私になるんだろうなぁ。

格好良い
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 02:29:51.83 ID:6VjGpaRAO
おつおつ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:54:45.84 ID:JabbSENU0
続きです。


ルルーシュ『2人は爆発や銃声の聞こえる中を一生懸命走った』

ルルーシュ『途中道が崩れていたり通れないところは遠回りをしながらだが確実に降りて行った』

ライ「ここは……」

ルルーシュ『2人は広いスペースの場所に着いた。そこは天井が壊れており、無数の骸がガレキと共に散らばっている』

ライ「テロリストの仕業か?だが、同じイレブンまで」

ルルーシュ「うっ!」

ライ「我慢するな。吐いたほうが楽になるぞ」

ルルーシュ「だ、大丈夫だ」

ライ「(無理をしているな。だが、普通はそうか。ではなぜ僕はこんなふうにいられるんだ?)」

ルルーシュ『突然口を押さえたルルーシュをライは背中を撫でることで落ち着かせる。対してライは自分の落ち着き様に少し困惑していた』

ライ「あれは」

ルルーシュ『その時にライは先ほどのバニーの1人がゼロの写真を持っていたことに気づく』

ライ「まだ、ゼロなんかにすがっているのか?」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:22:44.05 ID:JabbSENU0
ルルーシュ『そして2人は巨大な人影に気づく』

ルルーシュ「黒の騎士団!?」

ライ「(あの機体は僕らを呼んでいたものか?)」

ルルーシュ『目の前の機体は先ほど出会ったばかりの角付きのナイトメアだった』

?「ルルーシュ、そしてライ」

ルルーシュ・ライ「「!!?」」

ルルーシュ『自分たちの名前を呼ばれたことに2人は驚く』

C.C.「私はC.C.。お前たちを迎えに来た」

ルルーシュ『C.C.と呼ばれた少女はナイトメアのコックピットから出てきた』

「ルルーシュ、共犯たるお前なら覚えているだろう?私のことを」

ルルーシュ「(俺はこの女を知っている?)」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:34:26.21 ID:JabbSENU0
ルルーシュ『ルルーシュの足は自然と彼女の方へと歩みだす』

ライ「ルルーシュ?」

ルルーシュ『その時バンっ!という銃声が聞こえた』

C.C.「う、ルルーシュ」

ルルーシュ『落ちそうになるC.C.にルルーシュは駆け寄り、その体を受け止める』

ルルーシュ「おい!大丈夫か!?」

ライ「(こいつらはブリタニア軍?)」

ルルーシュ『C.C.を撃ったのはブリタニア人の組織ではあるがブリタニア軍では無かった。数人の男たちは火炎放射器で周りの死体を焼き払い始める』

ルルーシュ「おい、一体何を?」

女「ぎやあぁぁああぁぁあああ!」

ライ「まだ生きているぞ!早く助ければまだ!」

ルルーシュ『しかし、ライの言葉は叶わなかった。男たちは所持している銃で確実に[ピーーー]と再び作業を再開した』
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:44:28.23 ID:JabbSENU0
男「お役目ご苦労だったね、ルルーシュ君にライ君」

ルルーシュ『唯一のナイトメアのコックピットから小太りの男が出てきた』

ライ「役目だと?」

ルルーシュ「一体何の話だ?」

男「私たちは君たちのことをずっと観察していたのだよ。」

男「6時32分起床。7時20分にテレビを見ながら弟と朝食。8時45分登校。ホームルームと1時間目の授業は参加せずに屋上で読書」

ルルーシュ「今日の俺の1日か」

男「もちろんライ君のもある。飼育日記と言ったところかな?餌のね」

ライ「餌だと!?」

男「そう、そのC.C.を捕らえるためのね」

ルルーシュ「待ってくれ、どういうことだ!?」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 00:15:26.46 ID:i5wo+IFx0
男「餌とこれ以上話す気はない。さて、処分の時間だ。これで目撃者はいない」

ライ「(こんな理不尽に終わると言うのか?何も出来ずに、こんなに簡単に!!)」

ライ「(世界を変える力が!力さえあれば!あの時のような力が!!)」

ライ「(待て、あの時とはいつだ?そのとき何があった?)」

ライ「(僕は一体誰だ?)」

ライ「(何故思い出せない!?僕は誰で何をしていた!!?)」

ルルーシュ『自問自答をするライの目の前に一人の少年が現れる』

少年「おやすみ」

ライ「(お前は誰だ?)」

少年「おやすみ」

ライ「(僕は眠っていた。何故眠っていた?)」

ルルーシュ『今度はライにそっくりな男が現れた。服装は違うが紛れもなくライ本人だった』

ライ「僕は人を大勢死なせてしまった」

ライ「(これは僕?)」

ライ「母も妹も!みんな死んだ!」

ライ「(何を言っている?)」

ライ「僕はいずれこの責任を取らなくてはいけない。でも、それは僕であって君ではない」

ライ「君は僕に戻ってはいけない」

ライ「(お前は一体)」

ライ「思い出せ!君はただのライでない!領主のライでもない!黒の騎士団のライだ!さぁ、君を待っている人のもとへ戻れ!!」

ライ「(そうだ、僕はライだ。黒の騎士団のライだ!)」

ルルーシュ『そして、ライは全てを思い出した』
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 00:16:07.32 ID:i5wo+IFx0
今日はここまでです。

では、お休みなさい。
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 00:41:51.23 ID:9hD1kD2Ro
おつ
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 00:44:03.34 ID:MIFdK3Fyo
おつ
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:24:32.19 ID:i5wo+IFx0
続きです。

ライ「やっと思い出せた」

ルルーシュ「ライ?」

C.C.「ライは自力で思い出した。次はお前だ、ルルーシュ」

ルルーシュ「!?」

ルルーシュ『ルルーシュの腕の中で絶命したはずのC.C.は、ルルーシュの顔を自分に向けさせると唇を合わせた』


☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スザク『うわぁ、自分で言っちゃったよこの人。恥ずかしくないの?』

ルルーシュ『黙れ!俺だって恥ずかしいんだって言ってるだろ!!」

スザク『セカンドキスだもんね』

C.C.『童貞坊やは辛いな』

ルルーシュ『いい加減黙れ!今まで静かっだくせにどうした!?』

スザク『あまりにも暇なもので』

C.C.『それにしても、あの時はまるで怯えた小動物で可愛かったなぁ?ルルゥーシュ?』

ルルーシュ『ハッ!お前も記憶がないときなんか素直で可愛かったのにな』

C.C.『安心しろ。お前には負ける』

ルルーシュ『そんな口を聞いていいのか?』

C.C.『何だと?』

ルルーシュ『このボイスレコーダーの中に何が入っていると思う?』

C.C.『まさか』
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:42:36.30 ID:i5wo+IFx0
C.C.「大好きです。ご主人様」カチッ

スザク『おお!これはすごい!』

C.C.『ルルーシュ、貴様』

ルルーシュ『ふふふ、本当に可愛らしいなぁ?C.C.』

「大好きです。ご主人様」カチッ「大好きです。ご主人様」カチッ
「大好きです。ご主人様」カチッ「大好きです。ご主人様」カチッ

ルルーシュ位『ふははは!!可愛いなぁ!C.C.』

C.C.『壊してやる!』

ルルーシュ『近づくな!』キューン

C.C.『私にギアスは効かん』

ルルーシュ『しまった!』

『ギャーギャー』


スザク『……では、ルルーシュに変わって僕が続けるね』
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 23:03:23.99 ID:i5wo+IFx0
☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルルーシュ「(そうだ。俺がゼロだ!)」

スザク『ルルーシュはC.C.との接吻によって記憶を取り戻すことができた』

ルルーシュ「……ふふふ、君たちは幸福だ。ブリタニア人で初めてゼロの復活を見ることができるのだからな」

男「貴様!記憶が戻ったのか!?」

ルルーシュ「ふはははは!そうだ!君たちには感謝しよう。私の記憶を戻す手伝いをしてくれたようなものだからな」

男「ふ、だから何だ?我々は貴様のギアス対策用に特殊なコンタクトをつけている。貴様のギアスは我々には効かない」

ルルーシュ「ほう?それは計算外だ。しかし、君たちは私と会話をしているな?」

男「それがどうした?」

ルルーシュ「確かに私1人では絶望的な状況は変わらなかっただろう。しかし、ここにはもう1人いるじゃないか。強力なギアスを持つ者が」

男「しまっ」

ライ「ライが命ずる!貴様たちは[ピーーー]!!」

男たち「「「「イエス・ユア・マジェスティ!」」」」

スザク『ライのギアスによって男と他の兵士たちは互いに銃を向け合い、発泡した』
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 23:19:33.44 ID:i5wo+IFx0

今日はここまでです。

[ピーーー]などのピーはなんとかならないものですかね。

シリアスな場面が台無しになってしまう。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 23:24:57.93 ID:eNKJtYlpo

メール欄にsagaって入れればおk
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 21:06:40.80 ID:a9apwCj40
いつもより早いですが続きです。

>>102
ありがとうございます。早速やってみます。
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 21:28:37.70 ID:a9apwCj40
C.C.「ルルーシュ」

ルルーシュ「大丈夫だ。全てを思い出すことができた。あの男にギアスをかけられたこともな」

C.C.「一応言っておくが私ではないぞ。あの男にギアスを与えたのは」

ライ「それは後回しでいいだろう。それよりも問題は」

ルルーシュ「ああ、ナナリーだ。ナナリーは無事なのか?」

C.C.「お前の妹を探そうにも黒の騎士団が壊滅状態だからな」

ライ「咲世子さんは?」

C.C.「ディートハルトとラクシャータ、それから神楽耶とともに中華連邦に亡命している。と言っても、あの女はゼロの正体を知らないからな。ナナリーの重要さに気づかないのも仕方がないというものだ」

ライ「やることは決まったな」

ルルーシュ「ああ、あの男にギアスを与えたやつを探し出すことと、ナナリーをこの手に取り戻すことだ」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 21:56:23.75 ID:a9apwCj40
ルルーシュ「待て、俺には妹はいるが弟はいないぞ」

ライ「ロロのことか?確かにブラックリベリオン以前にはいなかったはず」

ルルーシュ「では、あいつは一体」

スザク『その時にふとライが一番位の高そうな男が持っていた手帳を見つけ拾い上げる』

ライ「(これは、僕たちのことが書かれているやつか)」

スザク『ライは今にでも燃え盛る炎の中に投げ込もうとしたが…』

ライ「(……ほう、これは使えるな)ルルーシュ」

ルルーシュ「ん?これは」

ライ「こいつらが関わっている組織についてとこの建物の構造図が入っている。そのナイトメアの認識番号は俺がもらうが構わないか?」

ルルーシュ「ああ、お前はカレンたちと合流して時間稼ぎを手伝ってくれ」

ライ「分かった。僕は行くがC.C.はルルーシュを安全な場所に連れて行ってくれ」

C.C.「言われるまでもない」

ルルーシュ「気をつけろよ」

ライ「ああ」

スザク『ライは男の乗っていたサザーランドに乗り込み、その場を去った』
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 22:25:48.90 ID:a9apwCj40
ルルーシュ「N1、30メートル前進後天井に向け斉射」

ライ「了解」

スザク『ライはルルーシュの指令通りに動く』

ライ「(やはり変わらないな。この正確さは)」

スザク『それから数分後、ルルーシュの想定通り順調に進んでいると思っていた矢先に事件は起きた』

ライ「……ルルーシュ、様子がおかしい。先程から味方が返事をしないんだが」

ルルーシュ「イレギュラーが現れた。ライは一度私のもとへ戻ってこい」

ライ「いいのか?」

ルルーシュ「ああ、元々遅かれ早かれ来てもらう予定だったから大丈夫だ。場所は分かるな?」

ライ「大丈夫だ。すぐに向かう」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 22:50:42.64 ID:a9apwCj40
ライ「状況は?」

ルルーシュ「最悪だ。隊士たちが言うにはナイトメアはランスロットをベースにした量産用試作機らしいが、何故か消えると言っていた」

ライ「消える?」

ルルーシュ「とにかく、C.C.たちの作業が終わるまでここで時間を稼ぐぞ」

ライ「ああ……、来たぞ!」

ルルーシュ「こいつがイレギュラーか!」

ルルーシュ「(スザクではあるまいし、戦略が戦術に潰されたなるものか!)」

カレン「近接戦闘ではこっちが上だ!ライ!」

ライ「分かっている!」

卜部「私も行く!」

『3人の乗る機体は一斉にヴィンセントに向かい、攻撃を繰り出そうとするが』

カレン「そんな!?」

ライ「消えただと!」

卜部「神速か!」

スザク『一瞬で先ほどまで3人がいた場所に移動していた。しかも、3機にそれぞれダメージを与え』

ルルーシュ「(これは物理的法則を超えている。一体何が起きている!?)」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 22:51:46.58 ID:a9apwCj40
今日はここまでです。

今更ながら分岐が全然ない。

どうしよう(;´Д`)
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 23:13:23.42 ID:nvAcqBw+o
乙ー
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 23:42:35.02 ID:h5vOaDeKo

書いてる方と読んでる方が楽しけりゃ何でもいいんじゃね?
俺はこのスレ楽しんでるよ
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 22:52:57.23 ID:Ej50H8vk0
>>110

あざっす!では、見つけたら分岐にすると言うことで。


続きです。

スザク『ヴィンセントはMVSをつなぎ合わせるとルルーシュの乗るサザーランドに向けて振り下ろす』

ルルーシュ「しまった!」

卜部「ゼロ!避けろ!」

ルルーシュ「卜部!」

スザク『いち早く戻った卜部の月下がその斬撃を防ぐ』

卜部「ゼロ、お前の正体が学生であろうと構わない。私は君を信じよう。紅月!ライ!」

カレン「はい!」

ライ「……」

卜部「ゼロを頼む。彼は我々に残された希望だ!」

スザク『卜部の乗る月下は自身の廻転刃刀で自分の腹部ごとヴィンセントを刺す。ヴィンセントの右肩に貫いたが致命傷にはならない』

ルルーシュ「卜部!」

卜部「ゼロよ!日本人の未来を頼んだぞ!!」

スザク『そして、卜部の月下はヴィンセントごと自爆した』
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 23:07:49.94 ID:Ej50H8vk0
カレン「卜部さん」

ルルーシュ「卜部」

ライ「気を抜くな!敵はまだ生きてるぞ!」

スザク『ライの言葉でカレンとルルーシュが振り向くと、そこには少しダメージを受けたヴィンセントがいた』

スザク『しかし、本当に少しだけだ。普通に戦闘はできるだろう』

ルルーシュ「くっ、また瞬間移動か?」

ライ「ここは僕が引き受ける。ルルーシュはカレンと共に安全な場所まで下がれ」

カレン「何を言ってるのよ!ここは紅蓮でやったほうが」

ライ「相手は瞬間移動をするようなやつだ。機体の性能差なんてさほど関係ない。いやむしろここで紅蓮が破壊されるよりかはよっぽどマシだ」

カレン「でも」

ライ「カレン、君は零番隊隊長だ。ゼロを護ることが君の役目のはずだろう」

ルルーシュ「ライ」

ライ「早く行け!時間がないぞ!」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 23:56:20.39 ID:Ej50H8vk0
C.C.「カッコつけているところに悪いが、時間だ。準備が整ったぞ」

ルルーシュ「そうか、卜部。お前が残したこの数秒は決して無駄ではなかった」

スザク『ルルーシュはポチっと手に持っていたボタンを押す。すると、どこかで爆発音が響き、地面が揺れる』

カレン「何!?」

ルルーシュ「ライ!すぐにこっちへ来い!」

ライ「分かった!」

スザク『先ほどの爆発の影響かルルーシュの周りの床が崩れ、下に落ちる』

ルルーシュ「すぐにそこの角に入れ!他の団員が揃っているはずだ」

スザク『ルルーシュの言うとおり、そこにはC.C.を始めとする他のメンバーが揃っていた』

スザク『バベルタワーは爆発でその集まっている場所より少し高い場所から横に倒れていく』

カレン「そうか、これで上にいる敵は地面に叩き落とされる」

ライ「それだけじゃないな」

ルルーシュ「ああ、唯一の出口で待ち構えているカラレス率いる本陣を潰す役目も持っている」

ライ「流石だな」

ルルーシュ「では、例の場所へ向かうぞ」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:04:44.25 ID:qaKaSuNE0
今日はここまでです。

卜部さんは死んでこそ際立つ存在なので安価はありませんでした。

男キャラで五本の指に入るぐらい好きなんですけどね。

ちなみに他はルルーシュ、ビスマルク、オレンジ卿、プリンさんです。

皆さんはどうでしょう?

では、おやすみなさい。
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:28:21.46 ID:QQoohsGQo
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 21:42:03.53 ID:qaKaSuNE0
続きです。

スザク『場所は中華連邦総領事館。黒の騎士団の面々は倒れたバベルタワーを道に見立て一直線にこの場所へ来た』

ゼロ「私はゼロだ。高亥殿はいらっしゃるか?」

スザク『ゼロに扮装したルルーシュは機体のコックピットから体を出すと警備員の男に聞く』

高亥「見ていたぞよゼロよ。しかし、私に何用かな?」

ゼロ「そこにお出てですか要件がありましてな」

高亥「ほう?」

スザク『ゼロは上から見下ろす高亥に一礼するとライに対して頷く』

ライ「貴方はゼロに心酔していたはずですよね?では、ゼロの言うことを聞いていただきたい」

スザク『その時、ライのギアスが発動した』

高亥「いいでしょう。ゼロに従うことは我が至高」

星刻「よろしいのですか!?」

高亥「よい、全ての責任は私が取る。ゼロとその御一行をお入れして差し上げろ」

警備員「ははっ!」

117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 22:04:58.79 ID:qaKaSuNE0
ルルーシュ「さて、始めるか」

C.C.「ここに来るなりアリバイ工作とは大変だな」

ルルーシュ「お前にも働いてもらうんだからな。それと、ライは分かっているな?」

ライ「ああ、僕は車を手配してもらってくる」

ルルーシュ「すぐに合流する予定だからな。早めに頼むぞ」

ライ「分かった」

スザク『そういうと、ルルーシュは手にボイスレコーダーを持ち、ライは早足でその場を離れた』


ライ「(さて、始めるか)」

スザク『ライはさっそく近くにいた警備員の1人に自分の命令を聞くようにギアスをかける。そして裏口の場所に車を手配させるように命ずる』

スザク『数分後、警備員の服装に着替えたルルーシュはライとの待ち合わせに着いた』

ルルーシュ「よし、では行くぞ!」

ライ「先ほど言った場所に向かってくれ」

警備員「畏まりました」

ライ「演説のほうは大丈夫か?」

ルルーシュ「ああ、後はC.C.の演技力にかけるしかないな」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 22:26:53.71 ID:qaKaSuNE0
ライ「これからはどうする?」

ルルーシュ「この手帳を頼りに色々調べてみるつもりだ」

ライ「ロロのこともか」

ルルーシュ「ああ、そして体育教師のヴィレッタだ。あいつは軍人のはずだ」

ライ「軍人?だが、あの男たちは皇帝直属の機関だろう?何故ただの軍人が」

ルルーシュ「それも含めてだ。ナナリーのこともあるしな」

ライ「今思えば学校もミレイさんたち生徒会のメンバー以外はほとんど知らない人間だった。それに全員がナナリーのことを忘れている」

ルルーシュ「そうだな。それにあれだけの情報を収集するためには多くの隠しカメラがあるのだろう。それに教師は関係者と見てまず間違いない」

ライ「四面楚歌か。つらいな」

ルルーシュ「だが、逆に考えれば全員からナナリーの記憶を奪ったと言うことはナナリーとの接触がありえないと考えたからだろう。つまり」

ライ「皇帝がナナリーを握っている。か」

ルルーシュ「ああ、お前には悪いがもう少し手伝ってもらうぞ」

ライ「分かっている。僕もナナリーが心配だからな」

スザク『こうして2人は学園へと戻っていった』

119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 22:30:09.20 ID:qaKaSuNE0
少し早めに終わらせていただきます。すいません

裏事情というかこの時はこんなふうにしていたんですよ的なものを知ることができるのもロスカラの醍醐味だったなぁ、と思って書いたんですけれどうまくいきませんね。

カレンとライのいちゃらぶが書けなさそうです。

あしからず。
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:55:01.88 ID:MnBr+3YOo
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 14:34:21.28 ID:JdBuz52AO

122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 21:44:41.78 ID:qQkmWu6X0
昨日は財布を落としてふて寝をしていました。すいません

みなさんも不意な紛失にはお気をつけて。

それと、誰のにかかわらず財布を見つけた人はお札だけ抜いて財布は警察に届けてください。

まぁ、お札も抜かないに越したことはないんですが、捨てられるよりはずっとマシです。


では、続けます。
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 22:16:46.94 ID:qQkmWu6X0

スザク『学校の入口近く。2人は監視カメラをに映らないであろう場所で車から降りた』

ルルーシュ「放送が始まるまで後7分。俺はすぐにヴィレッタの下に行き補習を受けると言うことでアリバイを作る。手伝ってくれ」

ライ「ああ、丁度いることだしな」

スザク『校門を潜ったすぐのところにヴィレッタが立っていた』

ヴィレッタ「ルルーシュにライ、今までどこにいたんだ!?」

ルルーシュ「ちょっとした野暮用です。ライに学校に戻って補習を受けろと言われましてね」

ライ「ルルーシュのマッチ棒みたいな体を矯正しないと心配で」

ヴィレッタ「しかし、お前が素直に人の聞くとは珍しいな。よし、こんな機会は滅多にないな。すぐ始めるぞ」

ルルーシュ「わかりましたよ。手加減はしてくださいね」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 22:26:41.25 ID:qQkmWu6X0
ヴィレッタ「そういえばお前たちはバベルタワーの爆発を見たか?」

ルルーシュ「ええ、とても怖いものを感じました。テロリストの仕業ですか?」

ライ「(ふ、白々しいことだな)」

ヴィレッタ「ああ、黒の騎士団の残党という説が一番だが」

ルルーシュ「そうですか」

スザク『この時、ルルーシュはチラリとライを見た』

ライ「(そろそろか)そうだ、ロロに連絡しないと」

スザク『ライはその視線の意図を察したのか急にポケットから携帯電話を取り出す』

ロロ「もしもし?」

ライ「やっと繋がったか、大丈夫か?」

ロロ「ライさん!」

ライ「今ルルーシュの体育の補習を見学しているところだ。代わるぞ」

ルルーシュ「ロロ!今どこにいる?大丈夫か?安全な場所にいるのか?」

ロロ「(僕が今見ているゼロの演説はルルーシュではないのか!?しかし)ヴ、ヴィレッタ先生に変わってもらえますか?」

ルルーシュ「ああ、分かった。先生、ロロが」

ヴィレッタ「どうかしたんだロロ?」

ロロ「(やはり学校にいるのか)いえ、なんでもないです。今から戻るので兄さんに伝えてください」

ヴィレッタ「ああ、分かった」

ロロ「(どうなっているんだ?)」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 23:09:10.96 ID:qQkmWu6X0
スザク『翌日、体育の授業中。バスケットボールをしている他の生徒を見ながらルルーシュとライは会話をしている』

ルルーシュ「こんな喧騒の中では俺たちの小声なんて盗聴できないだろう」

ライ「なるほど。で、どうだった?」

ルルーシュ「ああ、学校中にある写真という写真からナナリーが消え、ロロが替わっていた」

ライ「そして、僕たち以外はナナリーのことを覚えていない」

ルルーシュ「あの男はリヴァルたちの記憶も書き換えているのだろう」

ライ「表情を変えるな、怪しまれるぞ」

ルルーシュ「すまない」

ライ「当面の方針は?」

ルルーシュ「当面はお互い過度の接触は避け、いつも通りに行動するべきだな。記憶が戻ったことを悟られたくない」

ライ「分かった。最後の確認だが扇さんたちはどうする?処刑まで時間がない」

スザク『カラレス総督の死後、代わりに総督代行としてギルフォード卿が指揮をしていた。そんなギルフォード卿はゼロをおびき寄せる為に扇や藤堂を含む捕らえた黒の騎士団200名以上の処刑を翌日に行うとしていた』

ルルーシュ「俺に考えがある。任せて欲しい」

ライ「……分かった。しかし無理はするなよ」

ルルーシュ「心がけよう」

ライ「(ここはルルーシュを信じよう。扇さんたちを救う手立てか、僕も考えるか)」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 23:12:04.09 ID:qQkmWu6X0
ここまでです。

お休みなさい。

☆GOODNIGHT☆(;д;)
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 00:30:31.19 ID:02SM7QRJo
おつですー
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 22:37:51.69 ID:Plxx6m020
今日は財布が見つかったので超テンションが高いです。

札も取らないで交番に届けるとか本当にいるんだなぁと感動した日でもあります。

もしかしたらこれを見ている誰かさんですか?

そうだったの土下座します。

本当に嬉しいです。

では、続けたいと思います。
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 22:49:50.91 ID:Plxx6m020
スザク『放課後、ライは廊下の窓から租界のほうを眺めている』

ライ「(さて、どうするかな)」

シャーリー「あれ?ライ君、こんなところで何してるの?」

ライ「シャーリー、水泳部はどうしたんだ?」

シャーリー「それがさぁ、私ヴィレッタ先生の誕生プレゼントを買う係になっちゃったんだよね」

ライ「出来るのか?プレゼント選びなんて」

シャーリー「むぅ、痛いところ突くね。本当にね誰かがいれば別なんだけど」

ライ「なら

@僕と行かないか?Aルルーシュを誘えば?>>130
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 22:51:09.90 ID:zbsSjaaHo
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 23:49:09.21 ID:Plxx6m020

ライ「ルルーシュを誘えばいいんじゃないか?ヴィレッタ先生はワインが好きだったよな?ルルーシュはワインにも詳しそうだし2人で選んでくるといい」

シャーリー「でも…」

ライ「僕が呼んでくるよ。ルルーシュも多分今頃暇してるだろうし」

シャーリー「ごめんね」

ライ「気にしないでくれ(これは、使えるな)」

スザク『生徒会クラブハウス、そこにルルーシュは1人でいた』

ライ「ルルーシュ、シャーリーとヴィレッタ先生へのプレゼントを買いに行かないか?」

ルルーシュ「急にどうした?」

ライ「買い物をしに租界付近まで行ってきてくれるかと聞いているんだ。これはチャンスだぞ。シャーリーとの距離を詰める」

ルルーシュ「お前は何を?……ん?」

スザク『ライはルルーシュの肩に置いていた手を胸ポケット付近に近づけポンポンと叩く』

ライ「たまにはデートもいいもんじゃないか?」

ルルーシュ「仕方ないか、ヴィレッタ先生には俺も世話になっているからな。いいだろう」

ライ「1時間後にシャーリーが校門の前で待っている。遅れるなよ」

ルルーシュ「ああ、俺は少し仮眠を取ってくるとしよう」

ライ「寝過ごすなよ」

ルルーシュ「当たり前だ」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 00:23:38.79 ID:Mv/f6ZnY0
スザク『ライが仕組んだ策はこうだ。ルルーシュがトウキョウ租界で監視を集中させている間、ライは密かに偽装と変装を用いり2人を監視している機密情報局員の目を欺く。そしてルルーシュを監視している局員の人間に自分の命令を聞くようギアスをかける』

スザク『これを繰り返すことで次々と手駒を増やしていった』

スザク『そして、その局員たちから組織についてのことを全て話させる。おかげで司令室の存在、監視構成員について、さらには監視カメラの場所までこと細やかに知ることができた』

スザク『もちろん、本部にいるヴィレッタにそのことがバレないように嘘の情報を流すことも忘れなかった。これで自分のアリバイが成立し、監視の目は更にルルーシュに注がれる』

スザク『そして最後にルルーシュのいる場所を混乱させることでルルーシュへの監視の目を外した。ヴィレッタは司令部にいる数人だけ残すと残りの局員とともにその場所へと向かった。ルルーシュを監視していた局員にC.C.を見たというデマを流させることによって』

『アッシュフォード学園、機密情報局司令部。ロロは急いでエレベーターを下るとそこに入った』

「兄さんの様子は!?」

『ロロは入ってすぐに異変に気づいた。局員が1人もいないのだ』

「誰もいない」

「C.C.を探しに行ったんだよ」

『ルルーシュはロロの後頭部に拳銃を向けた構えた』

「やっぱり、記憶は戻っていたんだ」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 00:33:40.70 ID:Mv/f6ZnY0
眠すぎて名前入れ忘れてしまった。

今日はもう寝ます。ルルーシュとシャーリーのデートは見てもつまんないと思いましたので省略しました。

カレンはまだか!!

お休みなさい。
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 01:24:13.11 ID:tFpcm+990
乙です。

個人的に、ライとシャーリーのデートを見てみたかったが致し方ない。
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 22:16:16.37 ID:Mv/f6ZnY0
続きです。
前回のに一応名前を入れておきます。


スザク『ライが仕組んだ策はこうだ。ルルーシュがトウキョウ租界で監視を集中させている間、ライは密かに偽装と変装を用いり2人を監視している機密情報局員の目を欺く。そしてルルーシュを監視している局員の人間に自分の命令を聞くようギアスをかける』

スザク『これを繰り返すことで次々と手駒を増やしていった』

スザク『そして、その局員たちから組織についてのことを全て話させる。おかげで司令室の存在、監視構成員について、さらには監視カメラの場所までこと細やかに知ることができた』

スザク『もちろん、本部にいるヴィレッタにそのことがバレないように嘘の情報を流すことも忘れなかった。これで自分のアリバイが成立し、監視の目は更にルルーシュに注がれる』

スザク『そして最後にルルーシュのいる場所を混乱させることでルルーシュへの監視の目を外した。ヴィレッタは司令部にいる数人だけ残すと残りの局員とともにその場所へと向かった。ルルーシュを監視していた局員にC.C.を見たというデマを流させることによって』

スザク『アッシュフォード学園、機密情報局司令部。ロロは急いでエレベーターを下るとそこに入った』

ロロ「兄さんの様子は!?」

スザク『ロロは入ってすぐに異変に気づいた。局員が1人もいないのだ』

ロロ「誰もいない」

ルルーシュ「C.C.を探しに行ったんだよ」

スザク『ルルーシュはロロの後頭部に拳銃を向けた構えた』

ロロ「やっぱり、記憶は戻っていたんだ」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 22:24:22.36 ID:Mv/f6ZnY0
ルルーシュ「ああ、この鳥かごのような場所は今日から俺の自由の城になる。そして、お前にはナナリーを探し出すための駒になってもらう」

ロロ「それはダメだよ」

ルルーシュ「何!?」

スザク『いつの間にかロロはルルーシュに銃を向けていた。その銃は先程までルルーシュが持っていたものだ』

ルルーシュ「時を止めるギアスか!」

ロロ「その答えの返答はしませんよ。僕に命じられたのはゼロの記憶が戻ったら[ピーーー]というものですから」

ルルーシュ「ふ、残念ながらお前の力は理解した」

ロロ「え?」

ルルーシュ「俺はこの部屋に入ってからずっと心の底で時間を数えていた。しかし、そこの時計と俺の中での時間がずれていた」

ロロ「……」

ルルーシュ「お前の能力は体感時間を止めるギアス。違うか?」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 22:46:24.58 ID:Mv/f6ZnY0
ロロ「そのことに気づいたところで僕には勝てません」

ルルーシュ「ふ、ロロ。お前は正しい。何だかんだ言ってすぐに俺を殺さないのは、俺を殺してしまえばC.C.は手に入らなくなることを分かっているからだろう?ライは俺と違い記憶は戻っていないからな」

ロロ「……」

ルルーシュ「俺を逃がしてくれたのならC.C.をお前に渡してやろう。ライも好きにしていい」

ロロ「売るのか?2人を」

ルルーシュ「自分の命とは比べられないからな。そしてもう1つお前には未来をやろう」

ロロ「未来?」

ルルーシュ「未来とは希望だ。お前も分かっているだろう?例えC.C.を手にしてこの任務を終えたところで次の任務に回される。それを繰り返すだけの人生だ」

ロロ「でも、これは任務だ」

ルルーシュ「そうか、俺は明日ゼロとしてC.C.を引きずり出してやる。それでお前は新しい未来を作るんだ」

ロロ「……」

ルルーシュ「偽りの記憶とは言えお前は俺の弟だ。お前には幸せな人生を掴んで欲しいんだ。大丈夫俺はお前にだけは嘘はつかないよ」

ロロ「わ、分かった。でも待てるのは1日だけだ。それを超えたら」

ルルーシュ「ああ、俺を殺せばいい。安心しろ、俺はお前の味方だからな」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 23:10:52.38 ID:Mv/f6ZnY0
スザク『その頃ライはリヴァルに借りていたサイドカーが見つかったとの知らせが入り警察署にいた』

スザク『借りただけにライも心配はしていたが、置いた場所が良かったのか奇跡的に無傷ですんでいた』

リヴァル「俺の愛車よ、よくぞ無事だったな。今日は日が暮れるまで乗ってやるからな!」

ライ「もう少し待て。えっと、ここはどう書けばいいんですか?」

警察官「はい?」

ライ「すいませんお願いしてもいいですか?」

スザク『質問をすると見せかけてライは警察官にギアスをかけた』

警察官「はい、何でしょうか?」

ライ「実はですね・・・・・・・・・で、お願いできますか?」

警察官「はい、かしこまりました。他に何かありますか?」

ライ「いいえ、それだけです。では、お願いします」

リヴァル「やっと終わったのか。さっさと行こうぜ!」

ライ「(これで僕ができることは終わった。後はルルーシュがロロをどうにかすればカレン、君のもとに戻れるよ)」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 23:13:49.74 ID:Mv/f6ZnY0
今日はここまでです。

お休みなさい
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 23:18:23.43 ID:FNv6Us4Mo
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 23:18:41.60 ID:xX9Uu+sUo
乙ー
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 21:46:25.43 ID:CF4wMLyI0
続きです。


スザク『そして、翌日の真昼間に中華連邦総領事館前で死刑が行われようとしていた』

ギルフォード「キンメル卿、機情が一度ヴィンセントを使ったから不具合があるかもしれん。少しでも異常があったら報告してくれ」

ロロ「こちらキンメル、ヴィンセント正常に作動しています。いけます」

ロロ「(ルルーシュ、約束を破れば死んでもらう)」

スザク『ロロは本来乗るはずであったキンメルを殺し、代わりにヴィンセントに乗っている』

ゼロ「随分待てせてしまって申し訳ない。ギルフォード卿」

ギルフォード「やっと来たか!ゼロよ!」

『野次馬の侵入を防ぐゲートの外に無頼に乗ったゼロが現れる』

ライ「(ルルーシュ、上手くやってくれよ)」



スザク『その頃、機密情報局では』


ヴィレッタ「2人の様子はどうだ?」

男「はい、ルルーシュはロロとともに20分前にシアターに入っていますから大丈夫でしょう。ライはブレッドが監視しています。ブレッド、様子はどうだ?」

ブレッド「こちらブレッド、対象に異常なし。監視を続けます」

ヴィレッタ「(これで2人にアリバイが成立した。では、やはりルルーシュはゼロではないのか?)」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 22:07:07.34 ID:CF4wMLyI0
ゼロ「さぁ、貴方の好きな決闘で勝負をつけましょう。その変わり条件がある」

ギルフォード「条件?」

ゼロ「そんなに難しいことじゃない。一体一で戦うことを武器の使用は1つのみだ」

ギルフォード「いいだろう。他の者には手を出させない。そして、私の武器はこの槍だ!」

ゼロ「では、私はその盾を貸していただきたい」

ロロ「(あれは、暴徒鎮圧用のシールド。まさか、死ぬ気か?)」


スザク『中華連邦総領事館内』

カレン「何もできないなんて!」

カレン「(電話?)もしもし」

ライ「カレンか」

スザク『紅蓮の中で待機していたカレンの携帯にライから通信が入った』

カレン「ライ!今どこにいるの!?このままじゃルルーシュが!」

ライ「安心しろ。それより君は僕が合図を出したらナイトメア部隊を連れ扇さんたちの救出に向かってくれ」

カレン「でも!」

ライ「話は後だ。僕とルルーシュを信じてくれ。それにもう少しで君とちゃんと話が出来る。それまで待っててほしい」

カレン「ライ」

ライ「それじゃ、いつでも行けるよう準備しておいてくれ」

カレン「分かった。絶対後で顔を見せなさいよ」

ライ「約束する。そろそろ始まるか。任せたぞ」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 22:46:29.45 ID:CF4wMLyI0
ギルフォード「ゼロよ!姫さまのためにも死んでもらうぞ!」

ゼロ「ふ、残念だなギルフォードよ!私はゼロ!不可能を可能にする男だ!」

ライ「今だ!やれ!」

警察官「イエス・ユア・マジェスティ」

スザク『制御ルームにいた警察官がスイッチを押すとゼロやギルフォードたちの足場が大きく揺れ始める』

玉城「何だなんだ?地震か!?」

扇「違う!これではまるで」

藤堂「ブラックリベリオンの時の作戦か!」

ギルフォード「く、これでは」

スザク『ゼロに向かって槍を向けていたギルフォードだが直角になっていく地面に脚を止める』

スザク『もちろん、被害を受けたのはギルフォードだけではない。他のナイトメアも次々と総領事館の敷地に落とされていく』

ライ「よし、カレン!ブリタニア軍が体制を立て直す前にはやく扇さんたちの救出を!」

カレン「了解!」

スザク『事前にサザーランドの1機の中に紛れ込んでいたライは無事に着地すると他のナイトメアの殲滅に入った』

ライ「僕はこれからカレンたちのサポートに入るが大丈夫か?」

ゼロ「ああ、ここまでの準備助かった。少しでも多くの兵士を救い出してくれ」

ライ「分かった。ルルーシュも気をつけろ。一筋縄では行かないぞ」

ゼロ「安心しろ手は打ってある。取って置きのな」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 23:04:57.26 ID:CF4wMLyI0
今日はここまでです。

ロロ陥落にライは必要ないみたいですね。

ヤンデレエンドも考えましたが、私にはそっちのけがないもので無理でした。

すみません
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 23:06:12.33 ID:2/UqDreqo
乙ー
ライが普通に決闘で勝っちゃう展開はなかったか
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 22:31:05.00 ID:w4nAJGR+0
続きです。

グラストンナイツ1「テロリスト風情が!」

ライ「いいのか?ここは日本の領土であると同時に中華連邦の領土なんだぞ?」

グラストンナイツ1「黙れ、日本など存在しない!」

ライ「これだから貴族は困る。どの時代でもその傲慢さは変わらないのか!」

スザク『ライはグロースターの槍での突きをトンファーで弾き距離を詰める』

グラストンナイツ1「残念だったな!」

ライ「お前がな」

スザク『ライはグロースターのスラッシュハーケンを発射される前に胸部にあるマシンガンでコックピットを狙い撃ちする』

グラストンナイツ1「ぐあああ!」

スザク『内部まで貫通した弾がパイロットに当たり、絶命する』

ライ「悪いな。護るもののためなら僕はどこまでも残酷になれる」
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 22:46:33.07 ID:w4nAJGR+0

スザク『そして、その後高亥を殺した星刻が撤退を勧告したおかげでそれほど被害を出さずに終わることが出来た』

カレン「扇さん!」

扇「ありがとう、カレン」

カレン「ううん、藤堂さんたちも無事でよかった」

藤堂「すまない迷惑をかけたな」

カレン「お互い様ですよ。でも、本当によかった」

玉城「おいおい、あのナイトメアは何なんだ!?」

カレン「最初は敵だったんだけれど、ゼロを救ってくれたから今は味方かも」

玉城「信用できるのか?」

C.C.「さぁ?しかし、敵ではないことは確かだろう」

スザク『ヴィンセントのコックピット内』

スザク『ロロは自分を裏切ったルルーシュを殺そうとしたが、ルルーシュの仕掛けた策略によりロロはブリタニアを裏切る形となった』

ロロ「C.C.がいるのに僕は一体…」

ルルーシュ「お前はもはや命令に動く人形じゃないんだ。お前の居場所はここだ。ここはお前の自由の世界なんだ」

ロロ「ああ、あ」

ライ「(ロロは堕ちたな。これで僕の記憶が後日に戻ったことにすれば話のつじつまは合う。ロロが味方になれば監視の目も極端に緩めることが出来る。
さて、僕は怪しまれないうちに学園に戻るとするか。カレン、話はまた今度になるが許してくれ)」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 22:50:51.42 ID:w4nAJGR+0
すみませんが今日はここまでです。

また体調が悪くなっている気がします。

本当にすみません
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 22:52:06.79 ID:LkyMUommo
乙乙。無理しなさんな
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 22:19:28.69 ID:E+XfQxQU0
続きです。

スザク『中華連邦総領事館 ゼロの部屋』

スザク『仮面を脱いだルルーシュをカレン、そしてC.C.がその場にいた』

カレン「ゼロを助けたナイトメアは?」

C.C.「星刻が他のやつにバレないように外に逃がした」

ルルーシュ「星刻?」

カレン「さっき話した中華連邦の人」

ルルーシュ「そうか、なら私も使わせてもらおう。(ライも使うことになるだろうしな)」

カレン「で、そのパイロットはバベルタワーの?」

ルルーシュ「ああ、卜部の件があるからな。名前などは伏せるが我々の協力者と考えていい」

C.C.「ギアスを使ったのか?」

ルルーシュ「いや、当面は必要ない。それよりC.C.皇帝についてだが」

カレン「ちょっと待って!私にもそのパイロットのことは秘密なの? 」

ルルーシュ「いいだろう?秘め事ぐらい持ちたい時もある」

カレン「それはゼロとして?ルルーシュとして?」

ルルーシュ「君との関係もオープンにしていないだろ?それと同じさ」

カレン「変な言い方止めなさいよ!」

C.C.「そうだぞ。カレンには愛しのライがいるんだからなぁ」

カレン「C.C.!あんた何言ってんのよ!」

C.C.「悪い悪い。で、ゼロの正体を知っているのは組織内で私とカレン、それにライと例のパイロットか」

ルルーシュ「もちろん私の正体に関しては他の者には伏せることになる。いいな?」

カレン「了解しました。そうそうライを見なかった?」

C.C.「ライなら先にここから出て学園に戻っている。ラブレターを書けばルルーシュが届けてくれるんじゃないか?」

カレン「うるさい!もういいわよ!」

C.C.「ギアスのことは後日話そう。それより今は」

ルルーシュ「ああ、開放した団員たちに挨拶をしてから学園に戻る」

スザク『そう言うとルルーシュは仮面をつけてその場を離れた』
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 22:57:59.53 ID:E+XfQxQU0

スザク『翌日、ある出来事が起こった』

スザク「本日よりアッシュフォード学園に復学することになりました枢木スザクです。よろしくお願いします」



☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スザク「やっと僕が出てきたよ」

C.C.「分かっていたことだが今更感がするな。シャルルのところできちんと喋ってから20日も過ぎているのかぁ」

スザク「何言っているんだ。ブリタニアルートだったら君は出てこなかった可能性だってあったんだよ?」

ルルーシュ「そうだな。それに当初予定していたよりグダグダしてしまった。もっと省略するべきだったかもな」

スザク「どんな感じに?」

ルルーシュ「戦闘シーンと重要シーン以外、というよりライ視点だけでやることとかだな。どうせこんなのを見ているのは内容を知っている人間だろからし」

スザク「こんなスロースペースじゃ見ている人も飽きるだろうしね」

C.C.「一種のテコ入れだな」

ルルーシュ「ああそうだ。そして語り部ももう面倒だからライにやらせよう」

スザク「ゲームでもライだったしね。いいと思うよ」

ルルーシュ「よし決定だ!異論は認めんぞ!」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 23:25:54.00 ID:E+XfQxQU0
スザク「テコ入れか。なら、いっそロスオーバー要素を入れてもいいかもね。ナイトメアオブナナリーとかさ」

C.C.「……どんなルートだ?」

スザク「兄と最愛の男の暴虐を止める為に少女は異形のナイトメアを駆ける!とか」

C.C.「……止めたほうがいい。果てがなくなる」

スザク「面白いと思ったんだけどなぁ」

ルルーシュ「違う二次小説で書いているやつを探せ。とにかくここではノーだ。あくまで主人公はライだからな」

スザク「残念だけど仕方ないか」


ルルーシュ「では、そういうことで次回からはかなりショートカットを多用するようになる。多少時間軸がおかしくなるかもしれないが容赦してもらいたい。なお、意見や質問は何でも答えるので気軽に聞いてくれ」

ルルーシュ「それでは今日はここまでだ。次回にまた会おう」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 23:31:48.59 ID:8C5uSnZTo
乙ー
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/31(月) 00:26:18.13 ID:AH6Tl7Nxo
乙です
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/31(月) 01:29:19.87 ID:9bxdAULko
ルルーシュの仮面って蒸れそうだよね
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/01(火) 22:19:15.85 ID:P2P38C3v0
あけましておめでとうございます!

私用で3日まで投稿が無理になりました。

良いお年を
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/02(水) 22:48:14.57 ID:5xcLqcRk0
今年はロスカラ続編出ないかなぁ
乙です。続き待ってます
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 02:15:22.77 ID:N2bguT4T0
続き待ってます。
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 01:43:01.95 ID:TDCc/OF/0
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 13:57:37.03 ID://JnwNyI0
ハーリーハーリー!
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 00:17:11.51 ID:v0JbF5sjo
いつまでも待っています
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/24(日) 23:24:56.55 ID:XU3AJPCao
ロスカラR2早く出ないかなー
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 00:59:04.32 ID:4FIYilxgo
保守

ライ「ルルーシュにニュースがあるんだ。多分いいニュースと悪いニュース、どちらから聞きたい?」

ルルーシュ「では、まずは良い方から聞こう」

ライ「実は、僕に彼女が出来た」

ルルーシュ「! …それはおめでとう、心から祝福しよう。…で、悪いニュースとはなんだ?」

ライ「それはルルーシュ、君に義弟が出来る、ということだ」

ルルーシュ「…」

ライ「…」
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