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【咲:安価】京太郎「……家が無い」はやり「19ですっ☆」【鶴賀】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:38:49.18 ID:2RfsfGwC0
咲-saki-の数少ない男手こと須賀京太郎君が安価で500万を集めるSSです

part10以前はこちらから【咲:安価】京太郎「……家が無い」健夜(第三)「真の10!」【龍門渕→鶴賀】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349799755/

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜Part10(龍門渕)の壁〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

前々々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす!」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350311946/
前々々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350831948/
前々々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」智美「ワハハ、その13だぞ、男子」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351268996/
前々々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」ゆみ「その14だな」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351695525/
前々々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」佳織「えっと……その15だよ」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352216694/
前々々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その16だよ、えへへ」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352903622/
前々スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その17 」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353684583/
前スレ【咲:安価】京太郎「……家が無い」健夜「その18だよ 」【鶴賀】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354429458/

簡単なまとめ

京ちゃんの両親が500万の借金をしたまま逃げちゃったので、2ヶ月以内に500万を返しましょう!

500万を手に入れるためなら何しても構いません、でも大体何も出来ない。やっぱり麻雀でがんばって(震え声)

臓器をうったり、犯罪をしたり←最近この文が不要だと気がついた

あ、でも法的な手段で解決とかは許してください、マジで。

なお、ここの京ちゃんはたまに女装します。 でも、鶴賀編に移動してから描写が少ない、くすん

ついでに、割とパロネタを使ったりします。

ついでについでに、短編が多めです、イッチが誤字する度に一日一つ書きます、逆に言えば小ネタを書かない日はほとんどない

二週目、借金13日目。

はやりんの出番マダー?

現在の雀力43 所持金52,890円



こんな感じで大丈夫かな


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1355150328
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:40:07.95 ID:2RfsfGwC0
現時点では、借金500万、二ヶ月、時期は入学して一週間くらいから。

午前中に学校にいくかどうかを選べる、行けば好感度、それと運がよければいい儲け話が、行かなければバイトor賭場or雀荘。

昼も同じ、早退可。昼

夕方、麻雀部、バイト、賭場の三つ、勿論麻雀部で雀力が上がる。

ヤクザさんの下でバイトも出来ます、失敗確率=ゲームオーバー確率

夜はバイト、賭場。

宝くじは継続。

煎餅を買うとコンマでカードがついてきます

同じカードを七枚あつめるとそのプロが!?

なお、現在の一覧(+が枚数、☆が召喚済み、キラキラはいつでも召喚可能)
00〜24モブ +++++++
25〜40のよりん←NEW!
41〜50藤田プロ ++++
51〜60☆すこやん +++++
61〜70うたちゃん ++
71〜80はやりん +++++キラキラ
81〜90良子さん +++++
91〜99大沼プロ +


大体こんな感じ、もしかしたら色々と変わる、かも

3 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:40:38.04 ID:2RfsfGwC0
賭場においては1点=1円、5円、10円、50円、100円、500円のうちのどれかで麻雀が行われます。
間違っても点1じゃないです、正直すまんかった。

麻雀の判定は安価で取ります。
まず四人の順位を安価+雀力の値で決めます。
次に京ちゃんの得点安価を取りその数値に応じて点数を決めます、下図のように

25000+安価*500 =一位
25000+安価*300 =二位
25000-安価*300 =三位
25000-安価*500 =四位

そこでの得点、失点がそのまま手に入る、または失う金額につながります

30000点返しとか無いです、許してください(震え声)

レートごとの雀力表 (結局変わりました)
円=〜雀力

1=〜15
5=〜25
10=〜45
50=〜60
100=〜85
500=85〜

4 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:41:06.21 ID:2RfsfGwC0
宝くじについて。

まずこちらが00〜99までの番号を6個決めます
>>1-12のように安価を出します。
その安価内に決められた6個の番号があった場合当選します。

もらえる金額は1つで25,000円、2つ50,000円、3つで250,000円、4つで500,000円、5つで2,500,000円、6つで5,000,000円となります (予定)

なお、2枚以上買った場合、買った枚数に応じて当たり数字が増えます。
最高10枚(当たり数字15個)ですので、あしからず。
5 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:41:54.12 ID:2RfsfGwC0
病み度という設定があります

その値により、BADエンドへの可能性が高まります

5以上になると流血沙汰が起こり始めます。

まあ、よっぽどのことが無い限りあがりませんが
6 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:45:10.85 ID:2RfsfGwC0



安価連続取得は>>○-○と設定されてる、または麻雀安価においてはあり。

その他――同じレスに>>○ >>△などの二つの安価があった場合など――の場合においては、連続取得禁止でございます


わかりにくくてすまぬ
7 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/10(月) 23:45:42.11 ID:2RfsfGwC0
・1日5誤字は当たり前、1日10誤字も
・1レス2誤字も日常茶飯事
・1回の投下で誤字が3つ見える
・むしろ誤字のし過ぎで全てを発見しきれていない
・投下をするだけで住民が即座に誤字を指摘した、それを生きがいにする住民も
・スッと投下しただけで3人くらいから指摘が入った
・あまりに誤字をするので1誤字につき1小ネタを宣言した時期も
・宣言後あっという間にストックが10個溜る
・その小ネタ中にも誤字、しかも増える
・付いたあだ名はバードカフェイッチ、誤字の宝石箱、ゲーメストイッチと多彩
・住民との会話で誤字るというファンサービス
・名前欄でも余裕の誤字
・イッチの誤字に釣られて住民も誤字
・投下が無くても総合スレで誤字る徹底ぶり
・本人は「キチンと推敲して投下している」といったのはあまりにも有名



↑大体実話

こんなふうに、ゲーメストと揶揄されるほど誤字が多く、かつ行き当たりばったりなイッチですので

何かご不満や不思議な点、あと誤字があれば指摘していただけると幸いです。

以上、テンプレ終わり
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:47:43.06 ID:Q+OXoITFo
立て乙ー
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:48:08.95 ID:v9hSHkdgo
立て乙ー
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:49:23.70 ID:qPdYg39Po
時空がwwww
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:50:49.33 ID:vmiFuawY0
立て乙ー
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:51:09.03 ID:OdkhFu3e0
立て乙
取れん、前スレ1000のように時空を歪めたい
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:51:52.87 ID:yhfeh2hto
立て乙ー
歪んどるやないかww
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:52:16.38 ID:TgJB0NG6o
立ておつ
これは二つともだね (ニッコリ
15 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:19:34.33 ID:Y8aZHTew0
復帰。

>>1000じゃないからダメだよね(ニッコリ

……というか、まだのよりんのキャラ把握が出来上がってないから落としようがないのよー、許して欲しいのよー

そして、狡猾な罠が完全にシリーズ化してしまった、イッチに何を書かせたいんですかー!


あ、再開します
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:20:56.64 ID:ooP3dJqNo
出遅れた
すこやんの膝裏にキスって書くつもりだったのに
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:22:04.57 ID:vA/xXQx3o
狡猾な罠すこやん
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:23:47.83 ID:0u8PY+u30
実はここまでの流れはイッチの狡猾な罠だったのだ

次回「誤字」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:24:22.68 ID:dyhxBOpoo
狡猾(なつもり)な罠 ワハハ にしようと思ってたのに
20 :借金スレ改め狡猾スレやね ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:26:13.01 ID:Y8aZHTew0
京太郎「……」

健夜「……なに、してるのかな?」

京太郎「いえ、目線でばれるなら、いっそ目線を隠してしまえばいいのではないか、と」

京太郎「心の眼で見ればいいのではないか、と」

健夜「それもう私から習う必要ないよね」

健夜「……ちなみに、見える?」

京太郎「まぶたの裏が見えます」

健夜「どんな感じ?」

京太郎「ねちょねちょ……って感じですね」

健夜「本当に見えてるの!?」

京太郎「……あ、なんか妖精が現れた」

健夜「どうなってるの、京太郎君の目!?」

京太郎「見ます?」

健夜「こ、怖いからやめて、ね!」

京太郎「……ちぇ」

健夜「そ、そんなに見せたかったの……?」

京太郎「俺のまぶたの裏を見せたらいい出会いがあるっていいますし」

健夜「誰が流したのかな、そんなの!?」

京太郎「見ます?」

健夜「……いや」

健夜「つい最近、いい出会いがあったばかりだから、別にいいや」

京太郎「……そうですか」

健夜「うん」

健夜「……ふふっ」

完全におふざけモードだった空気が、一気にほのぼのに引き戻された気がした。



1、もうちょっと続ける
2、今度は雀力の方を
3、帰る
>>24
21 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:26:56.20 ID:Y8aZHTew0
あ、1,2の場合明日の朝安価が完全に消えます


それを踏まえたうえで下4に訂正
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:27:29.28 ID:CNpg+HXRo
1
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:27:29.87 ID:GlBUsLhAO
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:27:33.04 ID:2pWaUyVDo
1
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:27:35.33 ID:hHBSh7xZo
狡猾に3
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:27:35.62 ID:QApIDVlAO
1
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:27:36.17 ID:YPVchVrLo
本当の戦いはこれからだぜ、1
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:27:37.38 ID:pIFrv4N3o
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:27:38.73 ID:1VYW8PTd0
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:29:15.30 ID:DWldwq15o
朝帰りですね(ニッコリ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/11(火) 00:29:42.00 ID:I+fAZt5z0
本当にテンプレ入りしとる……>>7
作った甲斐があった……のか?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:30:05.14 ID:1VYW8PTd0
もう今日は鶴賀キャラでなさそうだな
33 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:32:35.72 ID:Y8aZHTew0
え、あれ、下4って21から下4のつもりなんやけど……
大丈夫だよね、大丈夫ですよね?

……やり直したほうがいいのかな?
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:33:51.99 ID:/K920esXo
いや大丈夫だろ 狡猾だし
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:34:52.67 ID:3m4lFTV1o
いや普通に3じゃない?
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:35:51.34 ID:pIFrv4N3o
狡猾なのか…?
37 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:37:05.01 ID:Y8aZHTew0
ああ、よかった……。


健夜「さて……」

健夜「続ける?」

京太郎「帰ります」

健夜「だよね、もういい時間だし」

京太郎「さすがに、そろそろ帰らないと怒られそうですし」

健夜「心配が先じゃないかな」

京太郎「その後怒られるじゃないですか」

健夜「くすくす」

健夜「……それじゃ、かえろっか」

京太郎「ええ」


………………。
…………。
……。


健夜「……寒いなぁ」

京太郎「時間も時間ですしね」

健夜「そろそろアクセス制限がかかる時間だもんね」

京太郎「……もしかしてかけられてるんですか?」

健夜「そこまで子供じゃないよ!」

健夜「まったくもう……京太郎君は私をなんだと思っているのかな」

京太郎「おばあちゃんですかね、同じようなことを何度も話すあたり」

健夜「もう、口聞いてあげない」

京太郎「えぇ!?」

健夜「つーん」

京太郎「ちょ、じょ、冗談ですってば!」

健夜「つーん」

京太郎「健夜さんは……そ、そう、可愛いですし、頼りになるし、美しいし、強いし、優しいし――」

健夜「――ごめん、京太郎君、恥ずかしいから――」

健夜「その――もう……ね?」

京太郎「……」

京太郎「――上手いし、格好いいし、頭もいいし――」

健夜「ちょ、きょ、京太郎君!」

京太郎「凛々しいし、面白いし――」

健夜「やめて、ねぇ、やめてってばぁ!」


すこやんの好感度があがりました。
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:39:01.02 ID:++en433u0
いいすこやんだ
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:39:49.05 ID:GlBUsLhAO
褒め殺しに慣れてないんやな
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:39:50.09 ID:YPVchVrLo
すこやんのヒロイン力がヤバい
41 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:42:05.84 ID:Y8aZHTew0
京太郎「ただいまー」

叔母「お帰り」

叔母「遅かったな」

京太郎「ちょっと、これがこれでして」

叔母「そうか」

叔母「表に出ろ、その腐った性根を叩き潰してやる」

京太郎「せめて、叩きなおしてくれよ」

叔母「手遅れです」

京太郎「わぁ、実の叔母に手遅れ扱いされた!」

叔母「……で、どこ行ってたんだよ」

京太郎「遊んでたんだよ」

叔母「夜遊びか」

京太郎「ものは言いようだな」

叔母「……で、どうする?」

叔母「風呂とかもわいてるけど……」



1、寝る
2、メール(鶴賀、咲、すこやん)
3、とりあえずはやりんにメールだけ送っておいて、寝る
>>45

2の場合、朝安価が消滅します
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:42:39.80 ID:DWldwq15o
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:43:05.47 ID:WbvLkDyW0
3
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:43:07.32 ID:fCx5BZ2I0
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:43:08.13 ID:S51xv/Wko
2すこやん
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:43:09.82 ID:pIFrv4N3o
2 かじゅ
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:43:15.63 ID:0u8PY+u30
1
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:43:35.11 ID:GlBUsLhAO
風呂に入らないで寝るとか京ちゃんフケツ!
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:45:32.93 ID:RM8G68Vy0
きめぇ
50 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:49:25.21 ID:Y8aZHTew0
京太郎「……後で風呂はいるよ」

叔母「ん、そっか」

京太郎「とりあえず、部屋に行ってるな」

叔母「ん」

叔母「寝るなよ?」

京太郎「寝ないっつの」


………………。
…………。
……。


どうしてすぐ風呂に入らないのか。

そこに携帯があるからさ!

……いや、まあ冗談は置いておいて。

ほら、今日もお世話になったことだし、そのお礼のメールを、と。

京太郎「……」

しかし、なんと送ろうか。

事務的に送るのもいいが、それだときっとすぐに会話が終ってしまうし……何よりもつまらない。

さっきまであんな元気に動いていたからか、あまり眠気は着ておらず、話そうと思えばいくらでも話せそうだ。

……ふむ。


1、あくまで事務的に返事
2、自由安価
>>54
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:51:00.54 ID:DfQLbmo40
1
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:51:12.94 ID:9rrt5YdG0
可愛いくて、頼りにななって、美しくて(以下略)な健夜さんありがとうございました
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:51:40.23 ID:unokwRj4o
顔文字くらいはつけよう
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:51:41.70 ID:b2j7Z1nC0
1
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:51:42.76 ID:pIFrv4N3o
俺、実はちっちゃもの好きなんで三尋木プロ紹介してください!
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:53:42.91 ID:YPVchVrLo
春陽の候いかがお過ごしでしょうか
健夜様につきましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます
先日は麻雀をご教授頂き誠にありがとうございました
これからも借金を返済すべく精進して参りますので
よろしくお願いします
57 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:56:19.93 ID:Y8aZHTew0
京太郎「……」

まあ、夜も遅いし。

あくまで事務的に返事しておこう。

話したければ明日はなせばいい。

大丈夫、時間はまだいっぱいある。

あれさえなくなれば、無限大に。

京太郎「……今日はありがとうございました……っと」

『うん、こっちもありがとう』

『今日も楽しかったよ』

京太郎「そういっていただけると、嬉しいです……っと」

『……でも、ごめんね』

『結局京太郎君は技を磨けなかったし……』

京太郎「ああ、いえ、それは俺が悪いんですよ」

京太郎「ですので、また機会があればそのときに、続きを教えてください……っと」

『……ん、そっか』

『ありがと、京太郎君』

京太郎「お礼をいうのは俺ですよ……っと」

『駄洒落?』

京太郎「これを駄洒落というには無理があると思います……っと」

『それもそっか』

『……っと、それじゃ、京太郎君の明日も早いだろうし』

『……またね?』

京太郎「ええ、また今度……っと」

……携帯を閉じる。

こうして会話が終る。

ほんのりと優しい気持ちには慣れたけれど、さっきみたいな楽しい気持ちには慣れなかった。

……。

…………。

………………寝るか。



1、サボる
2、ちゃんと学校に
>>60

58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:56:30.63 ID:3m4lFTV1o
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:56:44.46 ID:fCx5BZ2I0
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:56:50.68 ID:WbvLkDyW0
2
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:57:03.18 ID:0u8PY+u30
2
62 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 00:57:35.41 ID:Y8aZHTew0
ということで、本編はここでしゅーりょー

狡猾電車モモ書いてきます
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:58:35.37 ID:S51xv/Wko
乙ー
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:10:04.93 ID:hHBSh7xZo
やっと本編か(ゲス顏)
65 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 01:20:28.94 ID:Y8aZHTew0
今回はR-18はないで、投下
66 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 01:21:00.06 ID:Y8aZHTew0
〜狡猾電車モモ〜


京太郎「……なぁ、モモ」

桃子「どうしたっすか?」

京太郎「満員電車って、こんなにきついんだな」

桃子「……あー、確かにあまり経験したこと無かったっすね」

京太郎「身動きが取れなくて大変だ、助けてくれ」

桃子「私の方が助けて欲しいっすよ、もう」

桃子「……離さないでくださいっすよ?」

京太郎「わかってるっつの」

ぎゅ、と彼女の手を握る、はぐれないように。

少しだけ、彼女の顔が遠い。

いつも見たいな隣同士より少し離れていた。

京太郎「……っあぁ、まだかなぁ……」

桃子「あと……3駅くらいあるんじゃないっすか?」

京太郎「……だよなぁ」

桃子「大丈夫、もうあと三駅っす!」

桃子「あっていってればきっとついてるっすよ!」

京太郎「……そっか」

京太郎「サンキュ、モモ」

桃子「えへへ、どういたしまして、っす」

……しかし、本当に長い。

一駅、一駅がもう少し近くなればいいのに。

桃子「――っ!?」

京太郎「……モモ?」

桃子「……あ、いや、な、なんでもないっす」

京太郎「……?」

……一瞬、様子がおかしそうに見えた。

気のせいだといいのだが。

桃子「……っ」

桃子「ん……」

桃子「……」

京太郎「……」

……本当に大丈夫なのだろうか。

かといって、人の壁が邪魔して彼女の様子もあまり見えない。
67 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 01:21:28.18 ID:Y8aZHTew0
『――』

桃子「……あ、ついたっすね」

京太郎「しっかり握っとけよ」

桃子「ん……わぁっ!」

それが、心配で。

なんだか無性に心配で。

俺は彼女を抱き寄せるように引っ張った。

想定外だったのか、人の波に逆らうようにするり、と彼女は俺の方に抜けてくる。

そのまま、俺の胸に飛び込んできた。

京太郎「……あ、わりぃ」

ば、と離れる。

桃子「あ、いや、大丈夫っす」

桃子「……」

桃子「あの、京ちゃん」

本当に波のように、一度人がひいたと思ったら今度は大量の人が押し寄せてきた。

そんな中、モモは俺の胸にもう一度飛び込んできた。

俺に背中をぶつけて、縮こまる。

京太郎「……モモ?」

桃子「その……」

桃子「……さっきまで、おしり……触られて、て」

京太郎「……っ!」

桃子「だから……」

桃子「……私のこと守ってくださいっす」

こちらに顔を向けず、彼女はそう言った。

頷くしかない、頷かないわけにはいかない。

桃子「ありがとっす」

弱弱しく彼女は呟いた。

そして、俺の持つつり革と同じつり革を握る。

外から見たら彼女を包み込むような形だ。

京太郎「……ごめんな、モモ」

桃子「別に、京ちゃんが謝ることじゃないっすよ!」

京太郎「でも……俺が気づかなかったから、モモは傷ついて……」

桃子「大丈夫、大丈夫っす!」

京太郎「……」

強がるように彼女はそういって、俺から眼を逸らした。

がたん、ごとん。

電車は揺れる、人の体も揺れる。

俺の体も揺れる。

それは、まるで彼女にあれをこすり付けるように。
68 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 01:22:15.00 ID:Y8aZHTew0
京太郎「……」

……さっきまで、彼女が感じていた痴漢、もこんな感じだったのだろうか。

これなら不可抗力じゃないだろうか、痴漢ではなく。

……いや、まあ証拠が無いからなんともいえないけれど。

桃子「……京ちゃん?」

京太郎「ん?」

桃子「さっきから、その――」

桃子「――なんでもないっす」

京太郎「……?」

わかっているくせに、わからないふりをする。

そう、これが不可抗力だということは、きっと彼女だって理解している。

だから何もいえない。

だから何も言わない。

――不可抗力であれば、何をしても、何も言われない。

京太郎「……」

開いた左手が、自然と彼女の背中へと向かった。

前は無理だ――目の前に知らないおっさんいるし。

そして、這わせるようなこともしない……それは不可抗力ではない。

強いて不可抗力で触れる部位と言えば、丁度手を自然状態に伸ばした――。

桃子「……っ」

彼女が触られていた、と言っていた。

名前に恥じない桃尻……げふんげふん、なんでもない。

桃子「京ちゃん……?」

京太郎「どした?」

桃子「あ……ぅ」

桃子「……ぅぅ」

京太郎「モモ?」

彼女の顔を除きこむようにぐい、と動く。

わざと、手の平がスカートの中に入り込むように。

そう、これは不可抗力。

不可抗力でしかない。
69 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 01:22:57.73 ID:Y8aZHTew0
桃子「……なんでもない……っす」

京太郎「ん、そっか」

京太郎「あと二駅だからな、頑張れよ」

桃子「う、うん」

そして、俺は少しだけ体制を戻す。

スカートの中に入ったまま、下着越しに彼女に触れる俺の手はそのまま。

電車に揺られ、ぐらん、ぐらん、ぐらん、ぐらん。

京太郎「……」

桃子「……っ」

目を瞑っているのだろうか。

必死で絶えているのだろうか。

ソレを想像しただけで、俺の中の何かがたぎる。

やめれられない、止まらない。

ぐらん、ぐらん、ぐらん、ぐらん。

桃子(……気づかれてないって思ってる……っすよね)

桃子(さっき、痴漢されたふりした甲斐もあって、こうして京ちゃんに包まれてるし、嬉しいっすけど……)

桃子(……ああ、もう、中途半端っすよ!)

桃子(私だって反応したいのに反応出来ないじゃないっすか、もうっ!)

桃子(……そうだ!)

桃子(後で、このネタで脅して、ホテルにでも行って、続きをしてもらうっす!)

桃子(それで……その後は……ふふふっ)

ぐらん、ぐらん、ぐらん、ぐらん


終われ
70 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 01:23:43.01 ID:Y8aZHTew0
限界


今日はこれにてしゅーりょー、お付き合いありがとうございましたー
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:24:17.86 ID:DWldwq15o
おつー
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:24:35.97 ID:GlBUsLhAO
おつ
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:27:07.99 ID:UF9zDXz0o
おつー
ちょっと自首してくる
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:35:48.27 ID:fCx5BZ2I0
乙でした
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:48:50.41 ID:rjFJVH5S0
おまわりさん痴漢です
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:51:59.37 ID:dyhxBOpoo
おさわりマンチカンです
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 02:54:30.87 ID:1R1hNVzoo
おつ
結局風呂はいってねぇ
78 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 11:52:54.81 ID:Y8aZHTew0
>>77 びょ、描写してないだけでちゃんと入ったから(震え声)


前スレ>>730書きました

一応死ネタですし、苦手な方はテルミーをNGワードに
79 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 11:53:27.19 ID:Y8aZHTew0
〜前スレ>>730


咲「……京ちゃん」

咲「京ちゃん……京ちゃんってば」

咲「もう、朝だよ」

ゆさゆさ、と。

裸で横たわる彼に声をかける。

おきなさい、と、まるで姉のように。

京太郎「ん……んぅ」

咲「京ちゃん、京ちゃんってば」

京太郎「……」

京太郎「……おはようのキス」

咲「……」

い、いきなり何を言ってるのかな、この男の子は!

京太郎「ぐぅ……」

そして、京ちゃんは寝返りを打って、布団に更に深くもぐった。

本当に起きる気が無いらしい。

もう、本当に甘えん坊なんだから。

でも、可愛いなぁ。

私にはそんな視線を全然向けてくれなかったのに。

私は手に入れることが出来なかったのに。

今は私だけに。

咲「……もう」

嘆息。

そして、寝返りを打った、彼のほっぺに近づく。

咲「……おはよ」

ちゅっ、と。

頬に唇を近づけて、挨拶をした。

京太郎「……口じゃなきゃ嫌だ」

咲「……もう」

咲「本当に子供なんだから」

と、いいつつ、私は布団を少しだけはがす。

現れた、愛しい人の唇に触れた。

咲「……ちゅっ」

京太郎「……」

ぱちり、と眼が覚める。

その目はばっちりと私を捉える。

京太郎「……おはよ」

京太郎「照」

しかし、その眼は私を見ることは無かった。
80 :忘れてた テルミー ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 11:54:07.97 ID:Y8aZHTew0
京太郎「ふぁ……」

咲「……しっかりと、起きなきゃだめ」

京太郎「照が起こしてくれるからな」

京太郎「安心してぐっすり眠れるんだよ」

咲「……そう」

京太郎「んじゃ、ご飯作るな」

咲「うん」

そして、京ちゃんは台所へ向かった。

一人になった食卓で、ふぅ、と溜息。

さっきみたいな呆れたような――それでも嬉しいような嘆息とは違って。

負が固まった息。

咲「……京ちゃん」

こんな喋り方で大丈夫だったろうか。

髪も染めた。

髪形も少し変えた。

服装だって、お姉ちゃんが昔使っていた制服にした。

……そこに彼の色眼鏡が加われば完璧だ。

私はもうお姉ちゃんにしか見えない。

私をもうお姉ちゃんとしてしか見てくれない。

もういない人を私にうつしているんだ。

咲「……」

それが、京ちゃんの望みなら、私は別に構わない。

そういう思想もないことはない――しかし、それだけか、といわれたら頷けない。

京太郎「お待たせ」

京ちゃんが持ってきたのはスープとサラダ、それと食パン。

健康的な朝食だ。

咲「……美味しそう」

京太郎「俺の自信作だからな!」

京太郎「さ、食べてくれよ――いや」

咲「?」

京太郎「ふぅ……ふぅ……っと」

京太郎「……あーん」

スプーンで救ったスープを私に近づける。

私は迷うことなく、あむ、と口に入れた。

京太郎「どうだ?」

咲「……おいし」

京太郎「よかった」

京太郎「ほら、もっといっぱいあるぜ?」

咲「ん」

81 :テルミー ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 11:54:50.85 ID:Y8aZHTew0
……こうして、京ちゃんに愛されることをどれだけ夢見ただろうか。

その機会はないと思ってた。

しかし、思わぬところから私にもチャンスが訪れた。

……それは。

亡きお姉ちゃんの思いを。

京ちゃんの恋心を踏みにじるようなチャンスだったけど。

けれど、私は迷わずそれを選んだ。

表向きは、京ちゃんのため。

本当は、京ちゃんに愛されるため。

京太郎「……面白いのやってねぇな」

咲「平日の……昼、だから」

京太郎「それもそうか……昼ドラは興味ねぇしなぁ」

誰もいない家の、ソファに並んで座る。

京ちゃんの肩に頭を乗せて、つかの間の幸せに浸って。

脆くて、触れただけで崩れてしまいそうな。

京太郎「……なぁ、照」

咲「……ん?」

京太郎「……いや」

京太郎「なんでもない」

咲「ん」

……しん、と。

テレビの音だけがやけに響く。

学校にも行かず、私は、私達は何をしているのだろう。

それが幸せだというのならそれでいい。

けれど、私は幸せなのか。

京太郎「……なぁ、照」

咲「ん?」

京太郎「昔……海に行ったこと、覚えてるか?」

咲「……うん」

知らない。

そんな思い出、私には無い。

82 :テルミー ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 11:55:26.16 ID:Y8aZHTew0
京太郎「あの時は楽しかったな……照が海で泳げないなんて知らなかったぜ」

咲「……だって、長野に海ない」

京太郎「プールくらいはあっただろ?」

咲「……」

京太郎「おいおい」

京太郎「露骨に目をそらすなよ」

咲「……っ」

そして、やはりその眼は私を見ない。

私という輪郭に、お姉ちゃんを当てはめている。

私はこうしてじぃっと見つめているのに。

京ちゃんには視線を逸らしているように見えるらしい。

彼は私なんか見ていない。

それでも、私で代用になれるなら……私の輪郭を愛してもらえるなら。

私は……私は……っ。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


咲「……あの、すいません」

咲「ええ、はい」

咲「……その、少しお願いしたいことがあるんです」

咲「聞いてくれますか?」

咲「……ありがとうございます」

咲「それで――」


………………。
…………。
……。


咲「――以上です」

咲「……ありがとうございます」

咲「場所は――」
83 :テルミー ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 11:56:08.71 ID:Y8aZHTew0
ピンポーン、とチャイムが鳴る

咲「……あ」

咲「お客さんだよ、京ちゃん」

京太郎「……居留守で」

咲「もう」

咲「ちゃんとでなきゃ、ダメ」

京太郎「……」

咲「めっ」

京太郎「……わかったよ」

しぶしぶ、と立ち上がり、京ちゃんは玄関へと向かった。

はいはい、と扉を開ける。

……そして、扉の前に立っている少女の姿を見た。

「……こんにちは、京ちゃん」

京太郎「……っ!?」

「どうしたの?」

「そんな豆が鳩鉄砲を食らったような顔して」

逆です。

京太郎「……」

京太郎「……て」

京太郎「照……?」

「うん」

「久しぶりだね、京ちゃん」

そう、扉の前に立っていたのは、紛れも無くお姉ちゃんだった。

もうここにはいないはずの――この世界にはいないはずの。

京太郎「なんで……だって、照はここに――っ」

「京ちゃん」

「恋人の顔を忘れるなんて、悲しいな」

京太郎「……っ!?」

振り返る。

そして、私を見る。

輪郭じゃなくて、私を。

「久しぶり、咲」

咲「……うん、お姉ちゃん」

「元気にしてた?」

咲「……うん」

「そっか……うん、よかった」

京太郎「……咲……か?」

咲「……何?」

私の名前を久方ぶりに呼ぶ。

何日……何週間……何ヶ月ぶりだろう。
84 :テルミー ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 11:57:11.65 ID:Y8aZHTew0
京太郎「……」

くるん、と京ちゃんは振り向いた。

……こうして、きっと私が愛されることもなくなるのだろう。

「……ね、京ちゃん」

「私ね、ずっと京ちゃんのこと見守ってきたの」

「咲の中に入って、じゃなくて」

「貴方の隣で、ずっと、ずっと」

京太郎「……っ」

「相変わらず格好いい京ちゃんを見るのは楽しかったけれど」

「私を愛するがあまり、他の人に迷惑をかけるのはどうかと思ってた」

京太郎「だって……っ」

京太郎「照が……照がいないから……っ!」

京太郎「恋しくて、寂しくて、悲しくて!」

京太郎「照が……ぁ……っ!」

「……人の所為にしたらだめって、お母さんに習わなかった?」

京太郎「ぁ……」

「京ちゃんが、そうして私を咲にうつして……どれだけ彼女は迷惑していたと思う?」

京太郎「ぁ……あぁぁ……っ!」

京太郎「だって、俺は……俺は……っ!」

「……京ちゃん」

ぎゅ、とお姉ちゃんは京ちゃんを抱き締めた。

まるっきり蚊帳の外だ。

それでいい、そうでなきゃいけない。

京太郎「……照……照……っ!」

京ちゃんも抱き返し、その肩で涙を流した。

「……ふふ、やっぱり京ちゃんはあったかい」

「……こうして抱きしめられるの、幸せ」

京太郎「俺だって……っ!」

「でもね、京ちゃん」

「もう私はこの世界から退場しちゃった」

「もう、私はいないんだよ」

京太郎「何言って……」

「私は死んじゃったの」

京太郎「……っ!」

「知ってるでしょう、京ちゃん」

「私が死んだことを、その現場にいたんだから」

京太郎「う……ぅ……」

「……だからね、京ちゃん」

「ここで、私とはお別れしなきゃ」
85 :テルミー ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 11:58:41.05 ID:Y8aZHTew0
京太郎「……嫌……だっ!」

京太郎「嫌だ、嫌だ、嫌だっ!」

咲「京ちゃん……」

京太郎「照がいなきゃ……俺はダメなんだよ……っ!」

京太郎「なぁ……照……照っ!」

京太郎「帰ってきてくれよ、照……っ!」

「……それじゃ、このキーホルダー」

「京ちゃんとの思い出、これを私と思って、なんて」

京太郎「そうじゃない……っ!」

京太郎「そうじゃなくて、俺は照が――」

「……んっ」

咲「……ゎ」

お姉ちゃんは京ちゃんの唇を塞いだ。

有無を言わせないように。

……私がいるからか、見せ付けるような深いキスはせず、小さなお互いの愛を確かめるだけのキスだった。

「……ぷは」

「……うん、やっぱり私は幸せだよ、京ちゃん」

「こんなに嬉しい気持ちで帰れるんだから」

京太郎「……っ!」

「ありがとう、京ちゃん、私を好きになってくれて」

京太郎「照……っ!」

「ありがとう、京ちゃん、私を愛してくれて」

京太郎「照!」

「ありがとう、京ちゃん、私にたくさん幸せをくれて」

京太郎「嫌だ、照!」

「私はね、とっても幸せだったよ、だから――」

京太郎「照、照っ! 照ぅっ!」

「――だから、京ちゃんも幸せになってね」

「咲」

「あとはよろしく」

咲「……うん」

ふ、とお姉ちゃんが空気と同化するように消えた。

私が今まで見たこともないような笑顔を見せて、消えていった。

そこに残るのは、テレビでよく見るプロ雀士と。

彼女が渡したキーホルダー。

京太郎「う……うわあああぁぁぁああぁあぁっ!」

ガシャ、とまるで壊れたロボットのように、京ちゃんは倒れた。

キーホルダーを握り締めたまま、その場でうめき続ける。

それを気にも止めず、お姉ちゃんだった人は家を出た。

私は追うように外に向かった。
86 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 11:59:22.85 ID:Y8aZHTew0
咲「……ありがとうございました」

良子「ユアウェルカム」

良子「……しかし、あれでよかった?」

咲「ええ」

良子「もう君を愛してくれなくても?」

咲「大丈夫です」

良子「……そう」

良子「……人を失った痛みっていうのは、きっと想像より遥かに大きいんだよ」

咲「……そうですね」

私だって、知っている。

最愛のお姉ちゃんが消えてしまったのだから、知らないわけがない。

あのときの苦しみを忘れられるわけない。

良子「それを乗り越えてこそ、人として生きるということだと、私は思っている」

良子「だから、君は言うなれば彼にライフを届けたんだよ」

咲「……そんな、たいそうなことじゃないですよ」

ただ、私自身が苦悩に押しつぶされそうになるのが怖かっただけ。

ただ、それだけ。

87 :また忘れてた、テルミー ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 12:00:09.00 ID:Y8aZHTew0
良子「まあ、何はともあれ、これで彼の呪縛は消えた」

良子「ここから彼が元に戻るか、それともそのまま壊れ続けるかは彼しだいだ」

咲「……大丈夫です」

咲「京ちゃんはきっといつものように戻ってくれるし、それに」

良子「……それに?」

咲「私も、頑張りますから」

咲「お姉ちゃんに頼まれましたし」

……今まで甘えるだけだった私だ。

今度は京ちゃんを導かないと。

良子「……ふふっ」

良子「頼もしいね」

咲「そんなに強くないんですけどね」

良子「誘惑に負けなかった時点で、君は強い意志を持っているよ」

良子「……うん、大丈夫、きっと君ならできる」

良子「ファイト」

咲「ありがとうございます」

良子「……それじゃ、また」

良子「何かあったら、よろしく」

咲「ええ、本当にありがとうございました!」

ペコリ、とお辞儀をする。

顔を上げると、微笑んだ彼女が、こちらこそ、と呟き、そして離れていった。

咲「……さて」

……うん。

頑張ろう……っと!

輪郭として、じゃなくて、私としてみてくれるように。

頑張ろうっ!



終わり。
88 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 12:01:50.92 ID:Y8aZHTew0
テルミーというラノベが面白い(ステマ)

てるてるの台詞がてるてるっぽくなかった、すまぬ

89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 12:06:42.52 ID:XmV/RHqwo
なんか、うるっときた
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 12:11:47.20 ID:bOzo4UPAO
数日後、そこには戒能プロの元でシャーマンになるために元気に修行する京太郎の姿が!

京太郎「もう二度と咲を身代わりにしたりなんかしないよ」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 12:19:35.95 ID:ZApedvyFo
そら(目の前でこんなオカルト見せられたら)そう(弟子にもなる)よ
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 12:34:30.67 ID:q+zHQjPDO
こ、こ、こ、こ、こんなオカルトありえません!
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 12:47:21.34 ID:sn6Tk2kp0
>>90
数年後、照の骨を媒体にオーバーソウルする京太郎の姿が
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 13:10:28.69 ID:oQWjYnNJ0
無粋だが照と咲が逆の方がしっくりくる
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 13:17:35.94 ID:bOzo4UPAO
>>93
そこは貰ったキーホルダーだろ

あと無粋だけど戒能さん照を降ろしてたときの記憶ってあるのかな?後で「私のファーストキスがぁ〜///」みたいに身悶えてたりして
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 13:37:04.64 ID:0G10pbyIO
>>94
逆パターンはぐう畜三銃士筆頭がやる予定あるって言ってたで
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 13:42:15.74 ID:07LZ0P+8o
>>96
どうあがいてもハッピーエンドにはならないじゃないですか〜やだ〜
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 13:46:03.50 ID:j/WEwyqIO
>>96
(アカン)
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 13:51:36.66 ID:L0v8Ci0IO
筆頭……だれだ
鹿児島は三銃士画像後に本性だしたし
今はパニキがシズで人の心を取り戻したし
白糸台は白糸台だし
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 14:38:41.47 ID:sn6Tk2kp0
>>95
ファウスト的な意味やったんや
すまんな
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 14:41:26.33 ID:p1RRo0sq0
>>95
そこに京太郎が弟子として入門してきたら最早恋人化は止まらんね!

・・・リク頑張ってみようかな
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 16:38:00.32 ID:bOzo4UPAO
>>100
ファウストだって言ってから気付いた

こっちこそ無粋なツッコミしてスマンな
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/11(火) 19:29:57.38 ID:I+fAZt5z0
>>101

良子「……良いでしょう、免許皆伝です。3年間よく頑張りましたね、京太郎」

良子「今の貴方なら照君の霊を口寄せし彼女をO.S.させることもできるでしょう」

京太郎「先生……いえ、良子さん、ありがとうございます」

京太郎「こんなこと、決して正しいことではないはずなのに、それでも貴方は俺に術を教えてくれた」

京太郎「本当に……ありがとうございました」ペコリ

良子「半島は、君には真っ直ぐに生きてほしかったんだがね……これだけ愛されていた照君は本当に幸せだったんだろうな」

良子「さ、では早速口寄せの準備を……」

京太郎「待って下さい、良子さん」

京太郎「口寄せは……しません」

良子「え?」

京太郎「俺は確かに照を愛していました。でも今は良子さん、俺は貴方のことを……」ガシッ

良子「な!?し、正気か!?」

京太郎「俺は女々しくて、情けなくて、みっともない男です。それでも、俺は……!」ググッ

京太郎「……嫌だったら、跳ね除けて下さい」カオチカヅケ

良子「き、京太郎、待っ……!?」


省略されました、続きはイッチにお願いしてください

しかし、もしこうなったら照は兎も角、咲ちゃんは憐れすぎるな……
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/11(火) 19:40:20.62 ID:I+fAZt5z0
そして誤字をする痛恨のミス
半島は→本当は ですチキショー
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 19:41:57.70 ID:npNECP2e0
これがイッチのスタンド能力か!!
住民全員が誤字るように!
106 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 21:02:27.48 ID:Y8aZHTew0
>>103

咲「京ちゃん、京ちゃん、夕飯作ったよ!」

京太郎「ん、サンキュ」

京太郎「……上手くなったよな、咲も」

咲「えへへ、いつも作ってたらね」

京太郎「いつも手伝っていたら、だよな」

咲「まぁ、そうだけど、ふふっ」

京太郎「……さて、いただきます」

咲「いただきます」

京太郎「……ん、美味しい」

咲「えへへ、ありがと」

京太郎「……そうだ、咲」

咲「ん?」

京太郎「俺さ」

咲「うん」

京太郎「良子さんと付き合うことになった」

咲「……」

京太郎「……咲?」

咲「……そうなんだ」

京太郎「ああ」

咲「……」

咲「……やったね!」

咲「漸く、お姉ちゃんに捕らわれなくなったんでしょ?」

咲「うんうん、がんばって介護した甲斐があったよ」

京太郎「介護って」

京太郎「……別に、照を忘れられるわけじゃないんだけどな」

京太郎「ただ……うん」

京太郎「……やっぱり、照から漸く離れられたのかも」

咲「えへへっ、おめでとう京ちゃん」ニコッ

京太郎「……ん、サンキュ」

咲「私は、いつでも応援してるか……ら……っ!」

京太郎「……咲?」

咲「……ごめ……んっ、ちょっ……と……トイレ……行ってくる……っ!」ダッ

京太郎「……」



こんな感じで、咲ちゃんは京ちゃんを祝福してくれると思う
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:06:04.49 ID:3m4lFTV1o
おい、やめろ
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/11(火) 21:06:50.81 ID:I+fAZt5z0
よりによってそこの続きですかー!!?
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:09:04.11 ID:npNECP2e0
やっべぇ・・・咲ちゃんの周りでねぇどんな気持ちwwwwwwねぇどんな気持ちwwwwwwって煽りてぇ・・・
110 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 21:09:13.11 ID:Y8aZHTew0
>>94物静かだった子が亡き人を忘れないように明るくなろうとする様は本当に素晴らしい。
DC2の茜とか。

>>105どうしてイッチのせいになるのか(迫真)

>>108こういうシーンはだいす……げふんげふん、そそりますよね。

ファウスト……
京太郎「今週のYAMABA」
京太郎「華だろ? 俺華だろ?」
京太郎「いきなりオイッス!」

こういうことですか、わかりません><

あ、本編はもう少し後から始めます
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:14:20.57 ID:Nmkd7jSEo
>>110
おう、刺激的絶命拳使う京ちゃんを書くんだよあくしろよ
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/11(火) 21:14:47.17 ID:I+fAZt5z0
>>110
個人的には京太郎は良子さんの元で住み込みで修行してて咲にはその旨を伝えてるイメージだったんだけど、咲ちゃんに世話されてるってのもアリですね……
ただ、3年も世話になっといてポイーとか屑ってレベルじゃないけどね
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:19:10.59 ID:npNECP2e0
>>112
いい友人だったんだろ
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:20:29.95 ID:fZUJh5QVo
>>112
尚原作では逆に……
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:21:15.48 ID:Bc0xnmI10
>>105>>106
サンクス!ID変わってるけど101です

むしろ付き合ってた&亡くなったのが照だから京太郎の次の恋の選択肢に咲は入りづらいんじゃないかな、と思った
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:46:33.68 ID:0u8PY+u30
>>106
この後の展開はこうかな

咲「……ごめ……んっ、ちょっ……と……トイレ……行ってくる……っ!」ダッ

京太郎「……」

咲「あ、ああっ。う……」

咲「うげぇぇぇぇぇぇぇ(嘔吐) 」

咲(最近、食欲ないしどうしたんだろ)

咲「……ううっ」ゲロマミーレ

咲(京ちゃんが幸せなら、私は祝福するべきだよね?)

京太郎「おい、大丈夫かよ! 最近よくご飯残してるしあんまり無理すんなよ!」

京太郎「ああ、もう! 背中さすってやるから出すもの出しちまえ」ナデナデ

咲「うげぇぇぇ(嘔吐)」

咲(もしかして…… おめでたかな?)

京太郎「少しの間、我慢しとけよ すぐ車だすからな」タッタッタッ

咲「……あっ」フクノスソニギッ

咲(駄目だよ、京ちゃんの人生を壊しちゃいけない。離さなきゃ 話さなきゃ……)

どうしても、咲さんが可哀そうな展開に……
すまん
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:48:37.62 ID:WbvLkDyW0
>>116
いや、早苗さんが泣くときはトイレかパパの胸の中だけって教えたんだろ
あっちも照(渚)死んでるし
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:49:07.34 ID:3m4lFTV1o
おう、もう書くなよ
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:55:33.06 ID:bOzo4UPAO
やっぱり京ちゃんが屑じゃないか(憤慨)

この後ひっそりと生まれた咲ちゃんの息子と結婚して生まれた良子さんの娘、そして照の生まれ変わりの娘が高校でラブストーリーを織り成すんですね、わかります
120 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/11(火) 22:38:29.34 ID:Y8aZHTew0
>>116 なんで京ちゃん咲ちゃんと関係もってるんですかー!

>>119 いっそ他の女の子達の子供も全部ひっくるめてスクイズ状態にしよう(提案)

>>111
京太郎「はずれ〜。ロン!(物理)」
慧宇「乙女の純情が!」グサッ

こうですか、わかりません><


はじめるでー
121 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 22:40:02.06 ID:Y8aZHTew0
あげ忘れ。

GGと言えば始めてブリジット見た時に騙された昔の俺。

朝安価は消滅してるので、昼から
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:41:45.18 ID:uvzYsf5co
あんなかわいい子が女の子のはずないじゃないですか(迫真)
123 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 22:48:12.55 ID:Y8aZHTew0
やべぇ、ブリジット超可愛い!持ちキャラにする!

そいつ男だよ?

えっ?

まあいいや

それがいいよね!

ここまでテンプレ



あ、本日土曜ゆえ、部活自由参加です
今日部活に出る人。
モモ>>124
かじゅ>>125
むっきー>>126
さとみー>>127
かおりん>>128

50以上で参加
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:49:02.84 ID:pIFrv4N3o
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:49:09.85 ID:3m4lFTV1o
えい
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/11(火) 22:49:09.98 ID:I+fAZt5z0
ほい
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:49:10.78 ID:S51xv/Wko
誰かなー
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:49:13.15 ID:hhKT8gtD0
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:49:24.68 ID:0u8PY+u30
ペッコリン
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:49:35.74 ID:YPVchVrLo
不足コストはブレイドラから確保!
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:49:58.50 ID:hhKT8gtD0
さーせん…
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:51:46.78 ID:DWldwq15o
カッオリーン
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:52:11.30 ID:WbvLkDyW0
ビギナーズラックを維持するため、とうとう部活にすら呼ばれなくなるかおりん
134 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 22:52:36.58 ID:Y8aZHTew0
14日(土) 昼


京太郎「……今日の授業は終りか」

桃子「お疲れ様っす」

京太郎「あんまりお疲れてないんだけどな」

桃子「いつもより数倍短いっすからねー」

京太郎「実際は二時間なんだけどな」

桃子「二時間って大きいっすよねー」

京太郎「だな」

桃子「……っと、そんなわけでもう放課後っす」

桃子「京ちゃんは今日部活参加するっすか?」

京太郎「……自由参加だっけ?」

桃子「そうっすね」

桃子「土曜は基本そうらしいっす……というか、なんで知らないっすか」

京太郎「今日のことは今日しればいいかな、と」

桃子「そんな考えじゃいつか破滅するっすよ?」

京太郎「……まあ、冗談だよ」

桃子「……で」

桃子「京ちゃんは参加するっすか?」


1、参加
2.不参加
>>137
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:52:58.75 ID:3m4lFTV1o
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:53:27.90 ID:fCx5BZ2I0
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:54:11.55 ID:DWldwq15o
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:54:26.36 ID:AnQ2qdQeo
あえて2
139 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 22:58:20.65 ID:Y8aZHTew0
京太郎「ん、参加する」

桃子「一緒っすね」

京太郎「モモもか」

桃子「どうせ帰ったところで暇っすし」

京太郎「そろそろ試験勉強始めないといけないんだろうけどなー」

桃子「勉強なんてどこかに忘れてきたっす!」

京太郎「よし、桃子隊員、君がこの学校に来た理由を行って御覧なさい」

桃子「京ちゃんと出会うため……っすかね」

京太郎「……」

桃子「引いたっすか?」

京太郎「なんていうか……いろんな意味で胸を打たれた」

桃子「ふふっ」

……まあ、冗談だろうけど。

桃子「で、京ちゃん」

京太郎「ん?」

桃子「昼はどうするっすか?」


1、弁当
2、学食
>>142
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:58:37.13 ID:WbvLkDyW0
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:58:51.17 ID:CNpg+HXRo
1
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:58:52.25 ID:QApIDVlAO
2
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:59:04.10 ID:0u8PY+u30
1
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/11(火) 22:59:13.64 ID:w2Yl1MCI0
1
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/11(火) 23:00:01.45 ID:w2Yl1MCI0
スナイパーつえぇ
146 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:01:36.72 ID:Y8aZHTew0
京太郎「学食」

桃子「そうっすか……」

桃子「……ま、仕方ないっすね」

京太郎「モモは今日も弁当なんだな」

桃子「当然っす!」

当然なのか。

桃子「んじゃ、いってらっしゃい、京ちゃん」

桃子「また後で、っす!」

京太郎「ん、また後で」

今日は変に長引かせることも無く、すぐ別れた。

……何でだろ?


かじゅ>>148
むっきー>>149
さとみー>>150

(かおりんは部活に参加しないので選択肢に現れません)
50以上でいます
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:02:04.93 ID:fCx5BZ2I0
わほ
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:02:12.97 ID:WPVLXcvZo
おまかせあれ!
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:02:17.70 ID:DWldwq15o
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:02:18.74 ID:S51xv/Wko
うぇい
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:02:29.74 ID:0u8PY+u30
ぺっこりん
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:04:04.42 ID:b4N5WXX7o
おまかせあれ!
153 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:08:09.22 ID:Y8aZHTew0
京太郎「……今日は空いているな」

智美「土曜だからなー」

京太郎「なるほどー」

智美「ワハハ、誰かと約束するには絶好の日だなー」

京太郎「そうなんですか?」

智美「こういうところで待ち合わせをしてもちゃんと座れるからなー」

京太郎「……さて」

そんなわけで、隣に智美先輩がいた。

京太郎「いつからいたんですか?」

智美「今日は空いているな、あたりからだなー」

京太郎「そりゃ、そこから会話が始まりましたからねー」

京太郎「誰と待ち合わせしてるんです?」

智美「ユミちん」

京太郎「なるほど」

智美「――」キョロキョロ

唐突にきょろきょろとしだす。

つられて俺も顔を動かすが、ゆみ先輩のような人影は見当たらない。

智美「えっと……」

京太郎「ん?」

智美「……きょーたろーも、一緒に食べる?」

智美「……」キョロキョロ

もう一度彼女は視線を動かした。

……誰かが近くにいないことを確認するように。

京太郎「……んじゃ、ご一緒します」

智美「……よかった」

智美「ワハハ」

いつものように快活に笑った。

その笑い声に反応する人が一人。

智美「……あ、むっきー!」

睦月「こんにちは、蒲原先輩、京太郎君」

京太郎「ええ、こんにちは。睦月先輩も学食ですか」

睦月「うむ……」

智美「もしよかったら、むっきーも一緒に食べるかー?」

睦月「やった!」

智美「……?」

睦月「……ごほん」

睦月「それじゃ、ご一緒します」

智美「了解だぞー」
154 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:13:03.28 ID:Y8aZHTew0
京ゆ智睦「いただきます」

手を合わせて、四人で食事。

いつもと比べて大所帯だ。

京太郎「……今日はフルーツポンチにカレーかけないでくださいよ?」

ゆみ「おいおい、私が何時そんなことしたというんだ」

京太郎「つい先日ですね」

ゆみ「ははは、君は面白い冗談を言うな」

対して面白くも無い。

実話だし。

睦月「……ん、おいし」

京太郎「なんだかんだここの学食って美味しいですよね」

智美「美味しくなかったら人は集まらないからなー」

京太郎「いや、そりゃそうですけど」

ゆみ「……」ズズ

……ふむ。

会話が無い、話題もない。

……誰かに話を振ってみようか。



>>157
誰に


>>160
どんな話
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:13:50.83 ID:vA/xXQx3o
かじゅ
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:13:55.25 ID:0u8PY+u30
むっきー
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:13:56.27 ID:S51xv/Wko
むっきー
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:13:56.85 ID:3m4lFTV1o
かじゅ
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:13:59.31 ID:Bc0xnmI10
かじゅ
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:14:06.22 ID:fCx5BZ2I0
かじゅ
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:14:32.30 ID:pIFrv4N3o
麻雀の練習
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:15:03.71 ID:CNpg+HXRo
むっきーにかじゅの話をするのか…
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:16:19.64 ID:npNECP2e0
惚気るんですねわかります
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:16:23.06 ID:DWldwq15o
魔法少女(ボソッ
165 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:22:26.91 ID:Y8aZHTew0
京太郎「睦月先輩」

睦月「ん?」

京太郎「ゆみ先輩についてどう思います?」

睦月「」

ゆみ「……君はいきなり何を聞いているんだ」

京太郎「いえ、ゆみ先輩の支持率を、と」

睦月「えっと……えぇ……?」

睦月「……私どんなこと言えばいいの?」

智美「小言がうるさいとかじゃないかー?」

ゆみ「よし、とりあえず蒲原が私のことをどう思っているかは理解したよ」

智美「ワハハ、怒るとしわが増えるぞー?」

ゆみ「脳のしわが増えるなら喜ばしいことこの上ないな」

ゆみ「そういうわけだ、ちょっと舌を出せ」

智美「ワハハー、その右手に持つ練り辛子はなんだ、ユミちん」

ゆみ「そのままの意味だ」

智美「……ま、まって……そ、それは流石に無理……っ!」

ゆみ「冗談だ」

智美「……冗談と本気の区別がつかないぞー」

智美「なぁ、むっきー」

睦月「え?」

睦月「ん……いや、わかりません」

京太郎「……まあ、とりあえず」

京太郎「睦月先輩はゆみ先輩をどう思っているんですか?」

ゆみ「続けるのか」

睦月「えっと……」

睦月「頼りになる、クールな人?」

ゆみ「そうか、ありがとう、津山」

睦月「い、いえっ、別に!」

智美「……なんで慌ててるんだー?」

睦月「慌ててないです、大丈夫です、別に取り繕ってないです!」

京太郎「頼りになる、クールな人……かぁ」

京太郎「……まほ」

ゆみ「それ以上行ったら明日はないと思え」

京太郎「……」

京太郎「……うつかいのように、クールな人だと思います、あはははは」

睦月「……魔法使いってクールなんですか?」

智美「そんなの知らないぞー」

ゆみ(……クールな魔法使いもいれば、明るい魔法使いもいるし……くぅ……話したい)

京太郎(きっと話したいとか思っているんだろうなー……)


ゆみちんとむっきーの好感度が上がりました。
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:24:37.06 ID:dyhxBOpoo
よし、かじゅと「魔法少女だということをバラされたくなければ従えプレイ」をしよう
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:25:12.27 ID:dFJ8Q5A1o
このかじゅは菫さんと絡ませたいな
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:25:26.13 ID:WbvLkDyW0
>>166
京太郎も魔法少女だったことを忘れたらいかん
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:27:54.86 ID:3m4lFTV1o
>>167
ゆみちんとスミレンの魔法少女対決か
170 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:29:30.25 ID:Y8aZHTew0
京太郎「ごちそうさま」

ゆみ「……っと、これで皆食べ終わったか」

智美「このあと用事がある人とかいるかー?」

誰も手を上げない。

ああ、皆参加するんだ、部活に。

睦月「……それじゃ、一緒に行きましょうか」

京太郎「そうですね」

智美「ワハハ、こんないっぱいで動くのもひさしぶりだなー」

ゆみ「基本的に学年が違うからな」

智美「ユミちんと一緒だといつも小言ばっかりで……」

ゆみ「黙れ」ベチッ

智美「あうっ!」


………………。
…………。
……。


桃子「超寂しかったっす!」

部室に入るとモモが一人でトランプタワーをしていた。

存在感が完全に無かった……そう、見えてる俺ですら思いました。

京太郎「……なんか、ごめんな」

桃子「いや、別に京ちゃんが悪いわけでもないし、先輩達が悪いわけでもないっす」

智美「一緒にご飯が食べてただけで悪いとか言われたら、流石に困るなー」

ゆみ「お前と一緒に食べていると学力が下がる、困る」

智美「ユミちん!?」

睦月(冗談……だよね?)

桃子「そんなわけで、超寂しかったっす!」

桃子「誰か私を癒してっす!」

睦月「……えっと、具体的には……?」

桃子「チョコが欲しいっす!」

京太郎「ねだるな」ベチッ

桃子「あうっ!」

睦月(……デジャヴュ?)

ゆみ「……さて」

ゆみ「それじゃあ、今週のびっくりどっきりメカの時間だ」

智美「メカ要素皆無だなー」


1、四人で麻雀
2、二人で麻雀
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:29:36.32 ID:Bc0xnmI10
>>169
マジカル京子ちゃんが得票率一位で二人はぐぬぬ、ですね
172 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:29:50.68 ID:Y8aZHTew0
安価忘れ>>175
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:31:14.93 ID:0u8PY+u30
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:31:18.68 ID:fCx5BZ2I0
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:31:19.46 ID:QApIDVlAO
2
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:31:44.89 ID:CNpg+HXRo
1
177 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:31:57.23 ID:Y8aZHTew0
誰と?

>>179
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:32:07.47 ID:WPVLXcvZo
モモ
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:32:08.48 ID:S51xv/Wko
むっきー
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:32:09.37 ID:v6XqqTHRo
モモ
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:32:15.72 ID:3m4lFTV1o
かじゅ
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:32:37.01 ID:hiZx8DTJ0
スナイパー強すぎwww
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:33:05.37 ID:0u8PY+u30
3麻とネト麻か
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:34:00.51 ID:jHJ2EHWx0
1人じゃね?
185 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:40:35.16 ID:Y8aZHTew0
>>183忘れてた、済まぬ
そういうことで、余った三人は三麻ということで、許してください!


京太郎「……そろそろくじの意味が無いんじゃないか、って思ってきました」

睦月「私も」

ゆみ「そんなこと言われても、ここに不正は無いぞ?」

京太郎「いや、知ってますけどね」

睦月「というか、くじ箱にどうやって不正をするんですか」

智美「出来ないこともないぞー?」

桃子「なんで知ってるっすか」

智美「家の都合でなー」

京太郎「……どんな家業なんですか?」

智美「いや、冗談だー」

京太郎「どこから!?」

智美「ワハハ」

ゆみ「……それじゃ、始めるか」

ゆみ「私達はこっちで三麻やってるから」

京太郎「ええ」

京太郎「……あの、ゆみ先輩」

ゆみ「ん?」

京太郎「これだったら、四人麻雀、一人ずつ交代でよかったんじゃないですか?」

ゆみ「……」

ゆみ「……」

ゆみ「……特にいい言い訳が思いつかなかった、すまん」

京太郎「いや、まあ別にいいんですけど」

ゆみ「……次回からは気をつけるか……」

京太郎「……んじゃ、やりますか」

睦月「うむ」

京太郎「今日も、ですか?」

睦月「うむ」

京太郎「即答ですか」

睦月「うむ」

京太郎「ポニーテール似合ってますね」

睦月「うむ」

睦月「……」

睦月「……え、ああ、ああ、うん、あ、ありがとう!」

京太郎(おもしろい……)
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:44:09.87 ID:DWldwq15o
むっきーはうむかわいい
187 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:51:34.13 ID:Y8aZHTew0
京太郎「……んじゃ、今度は睦月先輩の番ですね」

睦月「うむ」

京太郎「ご指導の方、お願いします」

睦月「うむわない」

京太郎「なんですかその新しい言葉!?」

睦月「……いや、私が教えられることなんてほとんど無いから……」

京太郎「そんなことないですって」

京太郎「現に、俺はこうして教わっているじゃないですか」

睦月「私の間違いを直してるだけだけど」

京太郎「……」

京太郎「……ふ、復習的な意味で!」

睦月「無理がある!」

京太郎「いや、本当勉強になってますって」

京太郎「色々な人の打ち筋を見ることはためになります」

睦月「……最近、私のしか見ていないような気がするんだけど」

京太郎「そうでもないですよ」

この前はモモや健夜さんとしたし。

京太郎「ともかく、次は睦月先輩の番です」

睦月「……わかった」

ログアウトをして、アカウントを睦月先輩の物に変える。

睦月「それじゃ」

京太郎「ええ」

睦月「………………」

京太郎「……あ」

睦月「……何?」

京太郎「……」

睦月「えっと……あの、京太郎君?」

京太郎「あ、いえ、なんでもありません、続けてください」

睦月「う、うむ……」

京太郎「あぁ……」

睦月「!?」

京太郎「ああ、なんでもないです、大丈夫です、続けてください」

睦月「……」

京太郎「はぁ……」

睦月「な、何、何か変なことした!?」

睦月「ねぇ、京太郎君、何か言って!?」

京太郎(面白い……)

……対局後、素直に話したら怒られました。

ちょっとだけ、顔が赤らんでいたけど。


むっきーの好感度がぐんとあがった。
188 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/11(火) 23:57:43.49 ID:Y8aZHTew0
京太郎「帰り道!」

智美「その通りだー」

京太郎「でも、家に行く道と考えたら、行き道ですよね」

智美「そもそもそんな言葉は無いけどなー」

京太郎「おっしゃるとおりで」

智美「……しかし」

京太郎「しかし?」

智美「いや……」

智美「……おなかへったなぁ、って」

京太郎「さっき食べたばかりですのに」

智美「なんだかんだ夕方までやっていたから仕方ない」

京太郎「いや、まあそうですけど」

智美「何か食べ物もってないかー?」

京太郎「……わかりました」

京太郎「包丁持ってませんか?」

智美「何を切るんだ?」

京太郎「刺身でも」

智美「なまもの!?}

京太郎「俺の」

智美「いきもの!?」

京太郎「大丈夫です……俺……智美先輩のためなら……っ!」

智美「いや、そんなに頑張らなくてもいいから、ね!」

京太郎「でも……智美先輩が餓死してしまうくらいなら……っ!」

智美「そんなに大げさじゃないぞ!?」

京太郎「……こうなったら、肉を素手でかきむしって……」

智美「えぇ!」

智美「えと、えっと……もうおなかいっぱい、大丈夫だぞ!」

京太郎「そうなんですか?」

智美「そうだ!」

京太郎「さっきまでおなか減ってたのに?」

智美「いや、えっと……」

智美「……自分の口の中を食べてたんだぞ!」

京太郎「いや、そんなに頑張らなくてもいいじゃないですか!?」


話題
>>191
内容によっては好感度があがりません。
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:59:33.43 ID:WbvLkDyW0
あめちゃんあげるから・・・
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:59:42.37 ID:CNpg+HXRo
その髪型って毎朝セットとかしてるんですか
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:59:45.86 ID:pIFrv4N3o
俺たちの将来(意味深)について
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:00:03.59 ID:kLjmltHc0
異性のどこが気になるか
193 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 00:06:44.62 ID:l2MVTj5Y0
智美「……」

京太郎「……」

京太郎「……あの、智美先輩」

智美「どしたー?」

京太郎「……俺たちの将来って、どうなるんでしょうね」

智美「いきなり深いな!?」

京太郎「いや……なんとなく、そう思ったんで」

智美「……んー」

智美「まー、なるようにしかならないだろうなー」

京太郎「そんなもんですかー」

智美「そんなもんだろうなー」

京太郎「まあ、二人になってもこんな風に駄弁るしかないんですしね」

智美(……ん?)

京太郎「別に甘い雰囲気が流れるわけでもないし……やっぱり、そんな感じなんでしょうか」

智美「ちょ、ちょ、ちょっと待って!」

智美「……何の話をしてるんだ、きょーたろー?」

京太郎「何って……」

京太郎「……俺たちの将来の話?」

智美「え……えぇぇぇっ!?」

京太郎「最初にいったじゃないですか」

智美「いや、言ったけど、言ったけれど!」

智美「というか、色々早い……っていうか、え、えぇっ!?」

京太郎「?」

智美「その……え、そ、それは」

智美「……そういうこと……って受け取ってもいい、のかー?」

京太郎「……えっと」

京太郎「もし俺たちの将来があるとしたらどんな風になるんでしょうね……って話なんですが」

智美「えっ」

京太郎「えっ」


好感度は上がりませんでした。
194 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 00:09:01.13 ID:l2MVTj5Y0
京太郎「ただいま」

叔母「お帰り」

叔母「今日はどうするんだ?」

京太郎「随分と展開が速いな」

叔母「いや、別に意味は無いけどな」

叔母「駄弁る意味も無いだけで」

京太郎「……いや、まあそうなんですけどね」

叔母「……で、どうするよ」

京太郎「ん……」



1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん 道場もこちらから)
4、散歩(コンビニ、宝くじもこちらから)
5、ヤクザさんのバイト
6、賭場へ
7、返済ボックス(現在129,900+α円)
8、はやりん召喚
9、その他(自由安価)
>>198
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:09:38.31 ID:+LhWtyAgo
6
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:09:45.28 ID:R0VNWZTYo
8
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:09:48.85 ID:pxMKWinwo
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:09:49.30 ID:CejM7TGS0
8
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:09:49.74 ID:kLjmltHc0
3モモ
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:09:50.07 ID:07pCH1z6o
3かじゅ
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:10:53.79 ID:+pgwelgb0
ついにはやりんが召喚される……!
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:12:43.05 ID:CejM7TGS0
モモの約束に遅れない程度に頑張ろう(大事)
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:13:17.55 ID:ekLPwJvVo
はやりーん
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:13:42.57 ID:sLBxH+95o
ようやくか
205 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 00:17:31.28 ID:l2MVTj5Y0
京太郎「ん……」

叔母「……京太郎?」

京太郎「いや……」

京太郎「……ちょっと試したいことがあるから部屋にいる」

叔母「……試したいこと?」

京太郎「企業秘密だ」

叔母「……?」

京太郎「じゃ」

手を振って、叔母さんと別れた。

少し駆け足で部屋へと戻る。

鞄を投げ捨て、タンスの中からカードの束を取り出す。

えっと……この辺に……。

あった、瑞原プロのキラキラカード。

当たったのに、今日の今日まで呼ばなかったんだよなぁ。

折角あたったのだから、もらえる特典は貰っておきたい。

京太郎「……ふむ」

カードの裏を見る。

URLとパスワードが書かれていた……流出しないのだろうか、こういうのって。

いや、流出させないけれど。

京太郎「さて」

パソコンを起動する。

この時間がちょっとだけわずらわしい。

……で、ブラウザを開いて、URLを打ち込む。

その開かれたサイトにパスワードと住所諸々を入れて、OKを押す。

……完了。

京太郎「……さて」

そのプロにメッセージを送れる……のは健夜さんでも通った道。

なんと送ろうか。


1、瑞原プロって可愛いですよね、あ、よろしくお願いします
2、瑞原プロっていくつなんですか?
3、このプロ痛い……
4、魔法少女になりたいですっ☆
5、はやりん大好きっ!
6、はやりん愛してるます、結婚してくださいっ!
7、その他(自由安価)
>>210
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:18:07.30 ID:17rYK6H8o
4
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:18:17.96 ID:wXBIxAZFo
6
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:18:18.55 ID:07pCH1z6o
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:18:29.29 ID:+pgwelgb0
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:18:31.94 ID:pxMKWinwo
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:18:32.27 ID:kLjmltHc0
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:18:40.51 ID:JttXLwCAO
6
213 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 00:19:43.93 ID:l2MVTj5Y0
と、はやりんに言う言葉が決まったところで本編しゅーりょー


丁度そこで誤字しましたし、小ネタかきます>>219
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:20:56.92 ID:a3iJ4I/qo
乙ー
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:21:42.38 ID:+pgwelgb0
狡猾な罠シリーズエイスリン編
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:21:54.32 ID:R0VNWZTYo
おつー

モモの膝裏にキスで
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:22:01.88 ID:19rDdSyX0
ずっと京太郎の家の近くで出番を待ってたはやりん
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:22:14.65 ID:uvyOIZkOo
おつ
狡猾な罠すこやん編で
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:22:15.84 ID:07pCH1z6o
かじゅとプール
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:22:16.33 ID:kLjmltHc0
モモちゃんの狡猾な罠 服の中に入った虫
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:22:19.32 ID:haBAf34Io
モモの一人飯中の心中
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:22:20.94 ID:ekLPwJvVo
狡猾な(つもり)罠 ワハハ
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:22:26.88 ID:pHhS+Ar/o
狡猾な罠
姉帯さん
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:23:08.66 ID:kLjmltHc0
狡猾な罠多すぎwwwwww
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:26:47.86 ID:KINvrTzso
アラサー達の闘いが始まる
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 00:27:34.05 ID:ekLPwJvVo
アラサーアラフォーたちは狡猾というより婚活……いやなんでもない
227 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 00:28:47.61 ID:l2MVTj5Y0
狡猾シリーズ増えすぎィ!

>>219了解、風呂入ってからかきます

あ、>>217拾います、多分。


>>205
1はいつもどおりのアイドルはやりん可愛い
2だと『君より年は上だぞっ☆』なんて自虐するおねーさんはやりん可愛い
3だと痛いと言われて不機嫌だけど、アイドルだから、ということでがんばって自分の心を隠そうとしている健気はやりん、すねるはやりん可愛い
4だと同じ仲間だと思ってやけに元気なはやりん可愛い
6だと『そういうことにはなれているのですっ☆』とかいいながら、内心ちょっと焦り気味で
『愛してるます、なんてかかれたら本気には思えないですよね☆』とかいいながら、割とドキドキしてる初心はやりんかわいい

って感じでした
228 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 00:59:49.07 ID:l2MVTj5Y0
〜かじゅとプール〜


京太郎「……」

ゆみ「……」

京太郎「……魔法少女柄じゃな」

ゆみ「殴るぞ」

京太郎「もう殴ってます」

ゆみ「これは殴るじゃない、私にとっての叩くだ」

京太郎「どこの大魔王ですか」

ゆみ「……まあ、それはそれとして、だ」

ゆみ「いくら私がそういうのが好きだからって、流石に柄にはしない」

ゆみ「幼児の下着でもあるまいし」

京太郎「ゆみ先輩なら、あるいは」

ゆみ「君は私をなんだと思っているんですか」

京太郎「魔法少女ならきっとわかってくれますよね」

ゆみ「ああ、わかったよ」

ゆみ「さあ、腹を出せ」

京太郎「絶対にわかってない!?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

京太郎「流れるプールですね」

ゆみ「そうだな」

京太郎「こういうので流れてると逆走したくなりますよね」

ゆみ「はた迷惑だな」

京太郎「いや、そうですけど」

ゆみ「流れるプールはこうしてのんびりする場所だ」

ゆみ「ぷかぁ……って感じで」

京太郎「そうですか」

ゆみ「ああ、そうだ」

ゆみ「仰向けに浮かんでぷかぁ……って」

京太郎「こうですか」

ゆみ「ああ、そうだな」

京太郎「……」

ゆみ「……」

京太郎「いまだ、くすぐり攻撃!」

ゆみ「えっ!」

京太郎「こちょこちょ」

ゆみ「あっ、ちょ、ばか、おい、あは、ははは、やっ!」

京太郎「こちょこちょ」

ゆみ「ふふ、はは、ははは、まっ、はは、どこ、触って、ははははは!」

京太郎「こちょこちょ」

ゆみ「や、ばか、ぁっ、あはははは、っはは、やっ、ゃめ、あはは、あははは!」
229 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:00:46.46 ID:l2MVTj5Y0
ゆみ「反省しているか」

京太郎「この格好を見てどう思いますか?」

ゆみ「ふんぞり返ってるな、思わず蹴り倒したいほどだ」

京太郎「蹴ってくれるんですか!」

ゆみ「いや、私は帰る」

京太郎「冗談です、帰らないでください」

京太郎「もっと一緒に遊びましょう、ね、ね!」

ゆみ「……時に京太郎」

ゆみ「流れるプールでくすぐるならまだしも……そこから、色々なものを触ったことについてどう思う?」

京太郎「周りの目が痛かったです」

ゆみ「わかってるならやめる努力をしろ!」ゲシッ

京太郎「おうふっ!」


………………。
…………。
……。

ゆみ「スライダー……か」

京太郎「怖いですか?」

ゆみ「これが怖がっているように見えるか?」

京太郎「足が震えているように見えます」

ゆみ「武者震いだ」

京太郎「なるほど」

『はい、それでは次の方ー』

ゆみ「」ビクッ

京太郎「……ほら、ゆみさんの番です」

ゆみ「……」

ゆみ「……二人ですべります」

京太郎「えぇ!?」

『あ、はい、わかりましたー』

京太郎「大丈夫なんですか!?」

ゆみ「大丈夫だ京太郎」

ゆみ「……何事も、二人で乗り越えよう」

京太郎「いや、そっちじゃなくて!」

『つっかえるので早くしてくださーい』

ゆみ「ほら、行くぞ、京太郎」

彼女の腕が俺の腕に絡みつく。

それだけ。

京太郎「せめて、進むという意思を見せて欲しいです」

ゆみ「……いっしょに、あるいて、いこう」

仕方無しに、一歩踏み出す。

京太郎「……じゃ、俺が前でいいですか?」

ゆみ「ああ、後ろは任された」
230 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:02:05.47 ID:l2MVTj5Y0
『それじゃー、いくですよー』

『というか、さっさといけですよー』

京太郎「……じゃ、行きますよ」

ゆみ「ああ、準備万端だ」ギュゥ

京太郎「……」

ゆみ「……ゎ」

ゆみ「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」ギュゥ

滑り出すと同時にゆみ先輩は力強く俺を抱きしめた。

痣になりそうなほど強く俺を抱きしめた。

京太郎「痛い、いたい、強い、強すぎです!」

胸の感触とかあまり理解出来ない。

それでもやわらかい彼女の胸、素敵。

ゆみ「は……ははは、京太郎は怖がりだなぁ!」

京太郎「この期に及んでまだ言いますか!?」

ゆみ「安心しろ京太郎、私がついてるからな」ギュゥゥ

京太郎「だから痛い、絞まる、絞まりますから!」

京太郎「……っ!」ザバーン

ゆみ「わ……っ!」ザバーン

そのまま終着点に到達する。

彼女の体は結局離れることが無かった。

ゆみ「……ふぅ」

ゆみ「き……気持ちよかったな」

京太郎「そうですか」

ゆみ「ああ」

京太郎「じゃ、俺も気持ちよかったですし、もう一回行きますか」

ゆみ「」ビクッ

ぎゅぅ、と強く抱きしめられる。

……今度はちゃんと彼女の感覚が体中に染み渡った。

ゆみ「……そ、そうだ、京太郎、アイスなんてどうだ?」

京太郎「アイスですか?」

ゆみ「ああ、なんでもここのアイスは美味しいらしくて――」

そして、必死にスライダーから逃げようとするゆみ先輩が可愛いかった。

……まあ、色々と楽しめたし、次はアイスでも食べて、ゆみ先輩と話しながらゆっくりしようかな。

どんなことだって、先輩と一緒なら楽しいし。


終わり。
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:25:04.88 ID:+pgwelgb0
乙ですよー
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:34:01.23 ID:ekLPwJvVo
かじゅかわいい
233 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:40:56.07 ID:l2MVTj5Y0
〜はやりんが京ちゃんの家の前で待機してたよ!〜


借金11日目

京太郎「……いやー」

京太郎「まさか、キラキラカードをこの手であてるなんてなぁ……」

京太郎「しかも瑞原プロ!」

京太郎「……わりと集まってたからそろそろ7枚来るかな、と思ってたけど」

京太郎「あとちょっとで貯まるってところでなぁ」

京太郎「……ま、いっか」

京太郎「折角揃ったわけだし……うん、後で呼んでみるか」


………………。
…………。
……。


はやり「……そういった、呟きを聞いてしまったのですっ☆」

はやり「えっと……確かこの辺のおうちだったと思うけど……」

はやり「む……ん……」

はやり「あ、あった、あの喫茶店だっ☆」

はやり「はやりはちゃんとあの子があの中に入っていくのを見たのですっ☆」

はやり「ふふっ……呼び出されて、すぐその家に行ったらどう驚くかな――」

『はやり「呼ばれて飛び出て参上、牌のお姉さんだよっ☆」

京太郎「わぁ、牌のお姉さんだ!」

はやり「君に呼ばれたから魔法の力ですぐきちゃった☆」

京太郎「牌のおねえさんすごーいっ!』

はやり「……はっ!」

はやり「う〜ん……いや、これはちょっと子供っぽいかな……」

はやり「えっと……あの子は高校生くらいだったし……」

はやり「……はっ、もしかして不良の子かな?」

『京太郎「親も学校もくそくらえだ!」

京太郎「でも……牌のお姉さんだけは……好きなんだ……信じたいんだ!」

はやり「呼ばれて飛び出てじゃじゃーん!」

はやり「だめだよ、お父さんお母さんの言うことも聞かなくちゃ☆」

京太郎「はやりんがそういうなら!」

京太郎父「うちの息子が更正したぞ!」

京太郎母「はやりんのおかげね!」

はやり「おまかせあれっ☆』

はやり「……はっ!」

はやり「ん……ちょっと違うかな……」

はやり「でも……想像出来ないってことは……きっと想像出来ないような驚き方をするってことだよね☆」

はやり「ん〜っ、はやりん楽しみっ☆」
234 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:41:50.07 ID:l2MVTj5Y0
はやり「うぅ……肌寒い……」

はやり「コートくらい持って繰ればよかった……深夜の路上で何やってるんだろ……私……」

はやり「……ううん、めげちゃダメだよ、はやりん!」

はやり「はやりは元気の子!」

はやり「はやりはいつだってどこだって元気満々だもんっ☆」

はやり「あの子は……後でするって言ってたけど……今日は疲れちゃったのかなっ☆」

はやり「うんうん、仕方ないよね、あのくらいの年の子はいっぱい遊んで疲れて、すぐ寝ちゃうもんねっ☆」

はやり「……」

はやり「……また出直しますっ☆」

はやり「待ってるからねっ☆」


………………。
…………。
……。


借金12日目

はやり「……えっと、この辺だった……かな?」

はやり「……あの喫茶店のご飯美味しそう……ちょっと入ろうかな?」

はやり「……あ、でも、今日は変装用具を持ってきてないのですっ☆」

はやり「はやり失敗しちゃった、てへっ☆」ペロッ

はやり「……」

はやり「……出直してこようかな」

はやり「近くにいれば、別になんてこと無いだろうし……とりあえずコート着て、髪も下ろして……」

はやり「……」

はやり「次の機会には頑張りますっ☆」
235 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:42:31.87 ID:l2MVTj5Y0
はやり「そろそろ人通りも少なくなってきたので、はやりモードっ☆」

はやり「でもでも、いつもはやりんはみんなのはやりんなんだよ、なんてね、きゃっ☆」

はやり「……」

はやり「……うぅ、やっぱり肌寒い」

はやり「でもはやりは学習する子、やれば出来る子!」

はやり「今日はちゃんと毛布を持ってきたのですっ☆」

はやり「これにくるまれば……はぁ、あったかい……」

はやり「……」

はやり「……今日も来ないなぁ」

はやり「もしかして照れちゃってるのかな☆」

はやり「……」

はやり「……まだかなぁ」

はやり「私はいつでも準備できてるぞっ☆」

はやり「……」

はやり「……出直そうかなぁ……」

はやり「ううん、まだ夜の10時!」

はやり「もしかしたら恥ずかしくてはやりを呼べずにいるのかもしれないもんねっ☆」

はやり「そんなにはずがしがらなくたっていいんだよ☆」

はやり「……うん、はやりお姉さんが手伝ってあげるっ☆」

はやり「がんばれーっ☆」

はやり「がんばれーっ☆」




13日目


はやり「はぁ……はぁ……が、がんばれーっ☆」

はやり「がんばれーっ☆」

はやり「……」グス

はやり「……ううん、はやりめげない」

はやり「世界中のみんなに夢を届けるため」

はやり「はやりはめげないぞっ☆」

はやり「……」

はやり「でも今日は帰る……」グス
236 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:43:50.59 ID:l2MVTj5Y0
はやり「コートを着て潜入した甲斐があったのですっ☆」

はやり「私を呼んだあの子は京太郎君って言うんだって☆」

はやり「私と会った瞬間に呼んでみたらどうなるかなーっ?」

『はやり「始めまして、京太郎君っ☆」

京太郎「な、なんで俺の名前を!?」

はやり「はやりの夢はみんなに幸せを届けること」

はやり「京太郎君も幸せになった?」

京太郎「はやりんに名前を覚えてもらうなんて!」

京太郎「幸せだ〜っ!」』

はやり「……はっ!」

はやり「……でも、今のはいい想像だったなぁ」

はやり「こうじゃなくても、きっと驚いてくれるし、喜んでくれるよねっ☆」

はやり「そうと決まったら早速!」

はやり「がんばれ〜っ☆」

はやり「がんばれ〜っ☆」


………………。
…………。
……。


はやり「……」グス

はやり「知らない人に怒られた……くすん」

はやり「店の前で騒ぐな……って……くすん」

はやり「……で、でもでも、はやりはめげないよ!」

はやり「はやり、何でもやり通すいい子だもん!」

はやり「だから、やっぱり応援もやめるわけにはいかないよね☆」

はやり「だから、ちっちゃいこえで……がんばれーっ☆」ボソッ

はやり「がんばれーっ☆」ボソッ

はやり「……ん?」

はやり「わ、わ、京太郎君だっ☆」

はやり「……隠れないとだよねっ☆」

はやり「京太郎君は頑張ってる最中なんだからっ!」

はやり「がんばれーっ☆」ボソッ

はやり「がんばれーっ☆」ボソッ
237 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:44:43.62 ID:l2MVTj5Y0
14日目

はやり「……」

はやり「……私って、魅力無いのかなぁ……」グス

はやり「やっぱり、こういう性格じゃ嫌われるのかなぁ」グス

はやり「……」

はやり「……今日はかえろ」

はやり「明日は……」

はやり「……明日」

はやり「来なかったら……」

はやり「……」

はやり「……」グス
238 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:46:02.81 ID:l2MVTj5Y0
はやり「……うん、はやりん超復活!」

はやり「深夜のあれははやりんじゃないんだよっ☆」

はやり「宇宙からやってきたダークエネルギーにちょっとやられちゃってましたっ☆」

はやり「……でも」

はやり「……ううん、違う!」

はやり「はやりんはみんなのためにがんばる、すっごくいい子!」

はやり「……」

はやり「……でも、本当にあまり呼び出されなくて……」

はやり「もしかして、やっぱり人気無い……嫌われてるのかな……」

はやり「……くすん」

はやり「……」

はやり「京太郎君、がんばれーっ☆」

はやり「京太郎君、がんばれーっ」

はやり「……京太郎君、がんばれーっ」

はやり「……がんばれーっ」

はやり「……呼んで」

はやり「はやりを、呼んで」

はやり「私を、呼んで」

はやり「それで、笑顔を見せて欲しいな……って」

はやり「……だめ、なの?」

はやり「……」グス

はやり「ふぇ……っ」グスグス

はやり「……」

はやり「!」ピルルピルル

はやり「えっと……何々……」

はやり「須賀京太郎君がキラキラカードを手に入れたので、以下の住所に――」

はやり「!」バッ

はやり「や、やったっ!」

はやり「京太郎君、今君の家の前にいるんだよっ☆」

はやり「えっと……すぐ行きますから、外で待ってて……っと」

はやり「えっと、えっと、服オッケー☆」

はやり「髪形も……うん、ばっちりっ☆」

はやり「早く、早く来ないかなっ☆」

はやり「牌のお姉さんが京太郎君のこと驚かせちゃうぞっ☆」

はやり「幸せにしちゃうぞっ☆」

はやり「ふふ……」

はやり「まだかなっ、まだかなっ☆」

はやり「――きたっ!」

はやり「京太郎君っ☆」


おしまい
239 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 01:46:39.39 ID:l2MVTj5Y0
注:ifです、実際のはやりんはここまでちょろくありません、多分。

それでは、本日はここでしゅーりょー、おつきあいありがとうございましたー
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:47:45.45 ID:ekLPwJvVo
乙ー
なんだろう、もう何日か放置しておきたかったと思う
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:48:02.30 ID:+LhWtyAgo

このプロキツイ…
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:48:30.55 ID:a3iJ4I/qo
乙ー
放置小ネタ取るしかないな
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:49:06.95 ID:uvyOIZkOo
おつー
はやりん健気かわいい
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:49:11.77 ID:wXBIxAZFo

めっちゃ胸が痛くて苦しいです
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:49:45.51 ID:Dwp4Xnm50

つーかこれストーk 牌のお姉さんとしての立派なお仕事だから仕方ないね、うん
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:50:50.50 ID:2+eZd5VNo
このまま放置してヤクザバイトのキツいやつとかしてたら、目撃者として楽しいことになったりしたのかなぁ
おつー
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:52:52.87 ID:+pgwelgb0
乙でしたー

もうちょっと焦らしても良かったか
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:53:29.93 ID:OWl9fm8To

なにここ畜生しかいない
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:55:35.72 ID:19rDdSyX0
お疲れ様です
すこやんバージョンも見てみたいと思ったがそんなに放置してなかった。
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:56:19.68 ID:YQxe2ZIM0

これで温いのか、すげぇな皆
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 02:07:16.47 ID:07pCH1z6o
乙ー
かわいい
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 02:31:57.36 ID:hCPLKTBV0

早く呼んであげなくてごめんなあああああああwwwwww
心が超痛いわwwww
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 05:50:30.54 ID:fddL7e+c0
はやり「京太郎くんに呼ばれるまでずっとスタンバってました(CV.石田彰)」

みたいなのをイメージしてたw
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 07:33:41.87 ID:sLBxH+95o
揃って無い時点から待機かよwwww
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 09:41:38.60 ID:ZXxlrGmao
お姉さん正直怖いです
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 10:53:44.76 ID:D8rTmy2AO
>>254
キラキラ手に入ったって言ってるよ

かじゅはやっぱりはやりんファンなのかね?魔法少女的に

ワハハは咏ちゃんでかおりんはプロをよく知らないイメージ
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 12:29:49.17 ID:5xu5pIJco
すこやん道場も見てたのかな
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 12:38:48.28 ID:yeiTRXfDO
むしろマジカル☆キョーコちゃんが本物と偽物の格の違いを見せる展開で
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 12:39:10.80 ID:haBAf34Io
なんではやりんが魔法少女?
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 14:58:41.71 ID:CejM7TGS0
あの見た目だから魔法少女っぽいのが一つ
もう一つ考えられるのはあるSSではやりんが魔法少女してるのがあるからその影響なんだろうか
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 15:01:02.09 ID:iwRQ+hJIO
毎週欠かさずプリキュア見てそうなイメージではある
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 16:38:03.72 ID:D8rTmy2AO
むしろこの世界だと声当ててそう
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 18:16:12.04 ID:vlwOaOBQ0
二次設定をさも当然のように語るのは…

まあ、はやりんはもう原作で登場しないだろうけど
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/12(水) 18:32:07.56 ID:FRbKThUx0
二次設定でSSを書く場所で何をいまさら
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 18:43:10.44 ID:bAh6zThIO
それ以上はいけない
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 19:03:16.23 ID:yeiTRXfDO
なんで魔法少女?と思ったらそういうSSがあるのか

ちなキャラ作り的な意味だった
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 19:09:52.98 ID:haBAf34Io
他スレ原産の二次設定はポイーで
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 20:40:24.34 ID:a+VgN+d80
はやりんもキャラ作りでなく天然である可能性が微レ存
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 21:02:16.90 ID:CejM7TGS0
キャラ作りではなく、天然ですか
それもらいです
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 21:03:49.83 ID:NhaQ1IBIo
天然のほうがよりキツいな
271 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/12(水) 21:59:32.82 ID:l2MVTj5Y0
>>207(このスレでも魔法少女はやりん(設定だけ)出てきたなんていえない……)

今日本編出来そうにないので、短編だけ書きます、すまぬ。

>>276

272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:01:34.41 ID:xQO00pMDo
かじゅVSはやりんの魔法少女対決
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:01:37.73 ID:uvyOIZkOo
狡猾な罠すこやん編
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:01:45.58 ID:j+OVWIdAO
信じて送り出したモモがアへ顔ダブルピースをして帰ってくるなんて……

犯人は京太郎で
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:01:47.19 ID:3sNggYS5o
姉帯さんの狡猾な罠
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:01:48.21 ID:a3iJ4I/qo
狡猾な罠シリーズエイスリン編
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:01:49.14 ID:07pCH1z6o
はやりんとかじゅの魔法少女談義あるいは指導
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:01:49.74 ID:nNO9h+P9o
すこやんの狡猾な罠
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:01:57.11 ID:ehAkU/AKo
ヤクザさんの狡猾な罠
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:02:16.47 ID:pHhS+Ar/o
狡猾な罠
姉帯さん編
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:02:27.93 ID:j+OVWIdAO
俺だけ異端すぎ草生える
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:02:37.56 ID:hmGcB4/IO
咲ちゃんから調教ビデオレター

最後は夢オチ
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:02:57.91 ID:xQO00pMDo
罠多過ぎてワロタ
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:05:46.51 ID:5mPKT0uVo
一つだけだけ罠の意味がおかしいのがあるんだが(震え声)
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:06:25.19 ID:CejM7TGS0
誤字イッチ改め狡猾イッチやね
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:07:46.50 ID:uvyOIZkOo
堕ちネタ
誤字
狡猾な罠←new
287 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/12(水) 22:11:15.40 ID:l2MVTj5Y0
>>276 シチュエーション何か希望ありますか?

というか、このままじゃ本当に狡猾イッチじゃないですかー!
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:13:29.16 ID:a+VgN+d80
狡猾に誤字をするイッチ
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:14:13.92 ID:uvyOIZkOo
>>288
それもイッチの罠だね (ニッコリ
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:14:15.27 ID:ehAkU/AKo
狡猾ネタの第一人者としてこの現状は大変喜ばしい
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:19:04.01 ID:+LhWtyAgo
狡猾で残忍なイッチ
292 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/12(水) 22:19:21.10 ID:l2MVTj5Y0
返事が無いので、希望無いということで。

とりあえずかいてきます、もしあったら言ってくださいね
293 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/12(水) 22:48:22.27 ID:l2MVTj5Y0
〜狡猾シリーズ、エイちゃん編〜


京太郎「……あれ?」

部室に入る。

そこには、突っ伏したエイスリンさんが一人だけ。

京太郎「エイスリンさんだけですか?」

話しかけてみる。

返事が無い、ただの屍のようだ。

京太郎「……」

エイスリン「……zzz」

京太郎「……あぁ」

眠っているのか。

いや、本当に屍になっていたら、困るけれど。

エイスリン「……zzz」

京太郎「二人きり……か」

エイスリンさんが眠る対面に座って、彼女を見つめる。

完全に突っ伏していて、肌色すら見えない。

京太郎「……ありがとう、っていおうと思ったんだけどなぁ」

この前、彼女に英語を教えてもらって、そのおかげでテストの点が上がったのだから。

きっと彼女は謙遜するだろうけど。

そもそも、彼女がいなければ俺は勉強することは無かっただろうから。

京太郎「……」

京太郎「……ん?」

ふ、と彼女の傍にあるスケッチボードに目がはいる。

その上には蓋の開きっぱなしなペンが転がっていた。

京太郎「……ちゃんと閉じておかないと」

ペンを取って、蓋を閉める。

京太郎「……」

……これだけで返すのも味気ない。

というか、だってあそこに何か書いてあるんですもん。

見ないで帰るわけには行かないだろう。

京太郎「えっと……何々?」

京太郎「キョウタロウ、ヘ…………え、俺?」

一番上にはそう書かれている。

俺がここに来ることを見越しての手紙だろうか。

京太郎「何々……」

『If you want to marry with me , please pat my head and call me .』

京太郎「……」

……わかんねぇ。

くそう、英語苦手だっつのに。

ええと……あ、一番最後に私を呼べって書いてる。
294 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/12(水) 22:48:48.85 ID:l2MVTj5Y0
call me……そういうことだよな?

京太郎「あの、エイスリンさん?」

うん、きっと呼んだらネタ晴らししてくれるだろう。

ごめんなさい、俺英語苦手なんです。

エイスリン「……zzz」

京太郎「えっと、エイスリンさーん?」

京太郎「おきねぇな……」

エイスリン「……zzz」

京太郎「……エイスリンさん?」ピト

彼女の手に頭を乗せる、少しくらい刺激が必要かなって

エイスリン「……」

京太郎「エイスリンさーん?」ナデナデ

エイスリン「!」

エイスリン「キョウタロウ!」ガバッ

京太郎「わっ、びっくりした!?」

いきなりエイスリンさんは飛び起きた。

その青色の綺麗な瞳で俺をじぃと見つめると彼女はそのまま真っ直ぐ進んできた。

具体的には、椅子に乗って、机の上に載って。

そして、驚き見上げる俺に飛び乗るように抱きついた。

京太郎「と……っと……うわぁっ!?」

エイスリンさんが重いわけではない。

ただ、そんな上から飛び込まれて倒れないはずが無い。

幸い壁までは遠く、俺の体をクッションにすることができた。

エイスリン「キョウタロウ!」

エイスリン「キョウタロウ!」

京太郎「ちょ……っ、な、なんですか!?」

エイスリン「Thank you very much!」

エイスリン「ワタシモ、キョウタロウ、ダイスキ、ダヨ!」

京太郎「へ……ちょ、ちょっと……」

エイスリン「……」チュッ

エイスリン「エヘヘ……my first kiss」

京太郎「え……あ、あの……っ!?」

エイスリン「キョウタロウ……キョウタロウ! ダイスキ!」

ごろごろと彼女は俺の胸に頬を擦り付ける。

今まで見たどんな表情よりも幸せそうに俺の腕に抱かれていた。

京太郎「……」

エイスリン「〜♪」

京太郎「……わっかんね〜」

上機嫌な彼女を胸に呟くしかなかった。


おしまい
295 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/12(水) 22:50:09.77 ID:l2MVTj5Y0
『もしも私と結婚してくれるなら、私の頭を撫でて名前を呼んでください』

イッチの稚拙な英語力で作文したから間違ってます、ほとんど確実に


エイちゃんは天使、エロイことなんて出来るはずがない(断言)


今日はこれでしゅーりょーです、明日はちゃんと本編やりますので
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:50:41.07 ID:a3iJ4I/qo
乙ー
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:51:31.16 ID:isVXUWEjo
乙ー
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:51:33.04 ID:uvyOIZkOo
おつー
可愛らしい罠だった
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:51:57.91 ID:19rDdSyX0
てか、罠ですらないという
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:56:24.94 ID:nNO9h+P9o
乙ー
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:57:44.40 ID:nd8hFP+Y0
罠じゃねぇwww
これただの超絶に可愛らしい告白じゃねぇかwww
かわいいから許すがなっ!

乙〜
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:58:24.80 ID:+pgwelgb0
乙やでー

実に天使な罠だった
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:59:22.94 ID:cBK+5Vito
大天使にはこれが限界の罠ってことやww
可愛いは正義
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:27:05.21 ID:haBAf34Io
marry with meだと「私といっしょに(他の人)と結婚する」みたいな意味になるんじゃないか?よく分からんけど
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:31:57.13 ID:uvyOIZkOo
marry meでいいみたい
あとは最初にWould you、Please、Let'sとか
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:38:53.33 ID:NsBXHxk10
>>304の意味だと大天使どころかとんだビッチ
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:41:53.10 ID:ATo5t4Yao
京太郎ハーレムを作りましょうって意味だから…(震え声)
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:42:07.05 ID:19rDdSyX0
>>306
一夫多妻でもいいよ、って意味かもしれないだろ
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:58:01.20 ID:NW17nhUJo
ご、誤字の可能性もあるから……
310 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/13(木) 00:11:18.34 ID:tjkKwzb40
>>304-305

なるほど……ためになります。

get married withとごっちゃになってたかも


>>306
シロ達も大好きで、自分ひとりで京ちゃんを独占なんか出来ないという考えの可能性があるから(震え声)
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:12:48.98 ID:hYk0DDVFo
call meもおかしいんだよなあ

「call me〜」で「私を〜と呼んで下さい」って意味だから

「名前を呼んでください」だと「call my name」ぐらいが妥当
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:17:56.35 ID:LaetDjY10
call me だけだと「電話してね」って意味合いが強いかもね
「名前で呼んでね」だったら call me by my first name かね?
313 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/13(木) 00:20:45.19 ID:tjkKwzb40
>>311-312
ありがとうございます、ありがとうございます……。
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:23:49.88 ID:mDM1S2/io
センター英語80点のワイからしたら全く違和感無かったわ
住民凄いな
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:23:54.26 ID:cI8RFOsJ0
get married toなんだよなぁ…withは使われない
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:27:53.77 ID:pYUquohJo
俺センターとか60点台だったぜ、だいぶ昔だけど
317 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/13(木) 00:47:46.08 ID:tjkKwzb40
>>315辞書で調べた、マジだった、くそう。

もう喋らないほうがいい気がしてきた。
でも、イッチ理系やから仕方ない(言い訳)


なんかもうグダグダですし、軽めの小ネタかきます。
というわけで、ネタをください>>320
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:49:36.64 ID:ypwJes5io
京ちゃんの体重がなぜか0になり宙に浮くようになって不便な暮らしをするの巻
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:49:39.81 ID:Y1w8I/U8o
狡猾な罠にはめようとするも京太郎に見抜かれて翻弄されるワハハ
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:49:47.07 ID:6xH24zGRo
>>277
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:49:50.32 ID:hAjEH9M/o
狡猾なとよねぇ
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:54:30.68 ID:pYUquohJo
狡猾なすこやん
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:56:01.53 ID:7HI0NI6IO
>>318
そらのひとひら(ガンガンWING)かよww
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 01:13:10.81 ID:Sonht6Cto
>>318
質量0って空気より軽いから宇宙まで飛んでくんじゃ…
325 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 01:20:50.22 ID:tjkKwzb40
〜かじゅとはやりんが談義〜


ゆみ「……」

はやり「……」

京太郎「ファイッ!」

ゆみ「待て」

はやり「うん、まって☆」

京太郎「……何がですか?」

はやり「はやりは何も聞いてないんだけどなー☆」

ゆみ「同じく」

京太郎「そうでしょうね、言ってませんもんね」

ゆみ「それで何を戦えって言うんだ」

京太郎「年――」

はやり「京太郎君?」ニコリ

京太郎「……む――」

ゆみ「京太郎君?」ニコリ

京太郎「……」

京太郎「……ふぅ、みなまでいわないとわかりませんか」

ゆみ「すいません、瑞原プロの分まで殴っておきましょうか?」

はやり「はやりんでいいよっ☆」

はやり「んー……そうしたのはやまやまだけど」

はやり「でも、京太郎君がかわいそうだから許してあげるっ☆」

ゆみ「……そうですか」

はやり「でも、こんなこともうしたらダメだぞっ☆」デコピンッ

京太郎「あうっ!」

京太郎「いてて……それで、二人をこうして引き合わせた理由ですけどね」

ゆみ「ああ」

はやり「何かなっ☆」

京太郎「……」

京太郎「……瑞原プロの――」

はやり「はやりんだよ?」

京太郎「……はやりんの好きなものはなんですか?」

はやり「ん――」

はやり「みんなの笑顔かなっ☆」

京太郎「いや、そういう体裁はおいておいて」

はやり「ふふっ、体裁なんかじゃないよ?」

はやり「でも…………んー、京太郎君の望んでいる答え、としては――」

はやり「魔法少女とかかな?」

ゆみ「」ビクッ

はやり「……ん?」

ゆみ「ああ、いや、なんでもないです」
326 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 01:21:22.09 ID:tjkKwzb40
京太郎「魔法少女が好きなんですか?」

はやり「うんっ☆」

はやり「みんなにああやって幸せを分けている魔法少女さんが大好きだよっ☆」

京太郎「ウルトラハッピーって感じですか?」

はやり「ウルトラハッピー☆」

はやり「なんてね、えへっ☆」

ゆみ「……」

京太郎「……ゆみ先輩」

ゆみ「ん、なんだ?」

京太郎「そんな俺たちとは90度違う方向を見てどうしましたか」

ゆみ「ああ、別になんでもないよ」

京太郎「そうですか」

はやり「でねでね、京太郎君っ」

京太郎「ええ」

はやり「魔法少女はね、そういった行動だけじゃなくてね」

はやり「何よりも服装がす〜〜っごく可愛いんだよっ☆」

ゆみ「ですね」

京太郎「……ゆみ先輩?」

ゆみ「……」

ゆみ「……ああ、すまない、電話中だ」

京太郎「……」

はやり「だからねっ、私そういう服着るのが大好きだから、こうやってアイドルになったのですっ☆」

京太郎「そうなんですか?」

はやり「嘘です☆」

京太郎「すっごいさらりと嘘ついた!?」

はやり「でも、そういう服を着るのが好きなのは本当だよっ☆」

はやり「この前なんて、何故か――っていう魔法少女のコスプレを――」

ゆみ「詳しく聞かせてください」

京太郎(あ、折れた)

はやり(作戦成功だねっ☆)
327 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 01:23:09.73 ID:tjkKwzb40
はやり「ゆみちゃんはこういったお話が好きなのかな?」

ゆみ「……いや」

はやり「違うの?」

はやり「折角いっぱい話せる人が来たと思ったのにな☆」

ゆみ「……えっと」

はやり「お近づきのしるしとして、この非売品の魔法少女マジカル☆キョーコグッズをもって――」

ゆみ「愛してます」

はやり「……いきなり愛の告白?」

はやり「気持ちは嬉しいけど、こういうのはお互いの――」

ゆみ「……ああ、いや、そういうことじゃなくて!」

ゆみ「えっと……魔法少女を」

はやり「ん、やっぱりそうなんだねっ☆」

ゆみ「ええ」

はやり「……」ゴソゴソ

はやり「じゃーんっ☆」

ゆみ「それは……っ!」

はやり「お近づきのしるしにこれあげるっ☆」

はやり「約束したもんねっ☆」

ゆみ「い……いいんですか!?」

はやり「もっちろんっ☆」

はやり「魔法少女は、人の喜びのために動くのですっ☆」

ゆみ「あ、ありがとう、ございます!」

はやり「でも、まだあげないっ!」ヒョイッ

ゆみ「!?」

はやり「ゆみちゃんは知ってるはずだよ?」

はやり「魔法少女が出会ったときの挨拶の仕方、ね?」

ゆみ「……」

ゆみ「……それでは、行きますよ?」

はやり「うんっ☆」

立ち上がる。

机から離れて二人で並ぶ。

はやり「いぇいっ☆」

右手でパン、とハイタッチ。

ゆみ「いぇいっ!」

今度は左手でパン、とハイタッチ

ゆは「いえ〜いっ☆」

そして、両手でパン、とハイタッチ。

そんな魔法少女もいるんだなぁ、へぇ。

京太郎「ところでゆみ先輩、ここ店内ですよ」

ゆみ「ありがとう京太郎君、君と出会えて幸せだった、瑞原プロ、貴方とはもう少し話したかったです」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 01:24:19.92 ID:hYk0DDVFo
まず質量が0の物質なんて存在してません
329 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 01:25:11.16 ID:tjkKwzb40
はやり「はやまっちゃだめっ!」

ゆみ「はなしてください! いや、本当に、逃げ出させてください!」

京太郎「ぷーくすくす」

ゆみ「……後で覚えていろ、京太郎君」

ゆみ「新作の服を着させてやるからな」

はやり「……あれ、ゆみちゃん服つくってるの?」

ゆみ「ええ、魔法少女の服を真似たものを」

ゆみ「それをきた京太郎君ってすっごく似合うんですよ」

はやり「……」

はやり「……」ニヤリ

京太郎「俺に矛先が向いた!?」

はやり「ゆみちゃんの家に案内して欲しいなっ☆」

ゆみ「お安い御用です」

ゆみ「なので、瑞原プロは京太郎君を捕まえてください」

はやり「おまかせあれっ☆」

はやり「でも、はやりんだぞっ!」

京太郎「んじゃ、俺は急用を思い出したのでコレで」

はやり「しかし回り込まれてしまった☆」

京太郎「確かにあのゲームにも魔法使いはいますけど!」

はやり「がっちり!」

京太郎「しまった……突っ込みに夢中になっている間に――」

はやり「ぎゅーっ☆」ギュウ

京太郎「……」

京太郎(……これはこれで胸が背中に当たっていいかもしれない)

京太郎(ぐへへ……)

はやり「む、京太郎君えっちな顔してるっ☆」

京太郎「気のせいです」

はやり「悪い子にはおしおきだぞっ☆」

はやり「ぎゅ〜〜〜〜っ!」ギュゥゥゥ

京太郎「……」

京太郎(もう死んでもいいかもしれない)
330 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 01:25:48.13 ID:tjkKwzb40
ゆみ「……さて」

京太郎「ちょ、俺の財布!?」

はやり「京太郎君のおごりだもんねっ☆」

京太郎「いつ決まったんですか、そんなの!?」

ゆみ「安心しろ、ちゃんと返してあげるから」

ゆみ「魔法少女の服を切ることが出来る権利という形で」

京太郎「いらねぇ!?」

はやり「魔法少女をいらないってどういうことかなっ☆」

ゆみ「ああ、いくらなんでもその言葉は聞き捨てならないな」

京太郎(やっべ、地雷踏んだ)

ゆみ「それではいきましょう、瑞原プロ」

はやり「うんっ☆」

はやり「でも、はやりははやりんって呼んで欲しいなっ☆」

ゆみ「……ええと、はやりん」

はやり「なにかな、ゆみちゃんっ☆」

はやり「……ふふっ、こうしてると本当に魔法使いみたいっ!

ゆみ「まだ名前だけですけどね」

はやり「名前から入るのは重要だよっ☆」

はやり「形から入るのも重要だよねっ☆」

はやり「ゆみちゃんのおうちのお洋服楽しみだなぁっ☆」

ゆみ「いえ、そんなに完成度の高いものじゃありませんよ」

京太郎「……」

ゆみ「どうしたキョーコちゃん、そんなナイーブな顔して」

はやり「変なものでも食べちゃった、キョーコちゃんっ?」

京太郎「俺まで仲間に入れないでください!」



終われ
331 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 01:27:13.39 ID:tjkKwzb40
談……義……?

どうでもいいけど、ゆみちんは目上の人にはちゃんと敬語を使いそうだけど、あまり敬語を使っているイメージが無い。
なんでだろ?

今度こそ終わり、お付き合いありがとうございましたー
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 01:30:34.62 ID:Sonht6Cto
>>328
そこは限りなく0に近いというなんか納得いかない都合のいいあれでいいんじゃね?
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 01:30:39.98 ID:pYUquohJo
おっつおっつ
334 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/13(木) 01:31:23.77 ID:tjkKwzb40
と思ったら、藤田プロ相手にまったく使ってないからだった。
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 01:48:24.39 ID:lVzl9yxXo
魔法少女の服を切るとな
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 01:50:29.90 ID:Y1w8I/U8o
…エロいな!
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 02:10:44.39 ID:YUz+W5CRo
> ゆみ「魔法少女の服を切ることが出来る権利という形で」

なんのプレイですか
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 02:16:10.48 ID:LaetDjY10
>>337
ゆみちん自身が言ってた薄い本でよくある魔法少女の敗北パターンじゃね?(すっとぼけ)
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 02:17:32.71 ID:7HI0NI6IO
こんどは最後にネタバラしー
でみたいな

衣ビデオレター並の絶望の後に救い
340 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 22:30:31.90 ID:tjkKwzb40
あんまりできないけど、はじめるでー
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:32:29.72 ID:UT7I0b/50
わーい
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:32:48.27 ID:m3LIS+qZo
わぁい
343 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 22:38:40.99 ID:tjkKwzb40
京太郎「ふむ……」

聞けばあの人はアイドル雀士だという。

いや、普通の雀士との違いが良くわからないけれど。

しかし、アイドルとついているくらいだ。

……普通に挨拶するよりかは、こう挨拶したほうがいいんじゃないだろうか。

京太郎「はやりん大好きっ!……っと」

……今度は、押す前に考える。

これで本当に大丈夫かどうか。

もう健夜さんのときのような失態は冒さない。

……いや、こうして親交が続いている今、あれはある意味成功だったのかもしれないけれど。

京太郎「……」

つまり、ここでもこういうのを送って何とかなる可能性が――。

いや、落ち着け京太郎。

あれは健夜さんが健夜さんだったから大丈夫だったわけで、今この場で送っても多分無視されるor敬遠されるだろう。

現に書く気にはなれない。

京太郎「……」

でも、この文章なら大丈夫な気がするんだよなぁ。

アイドルだし。

言われなれているだろうし。

……なんだろう、こう。

ファンの間の一種の挨拶みたいなもの?

京太郎「ん〜……」

ちょっと違うかもしれないけれど。

まあ、お世辞としてはいい部類だろう。

多分。

多分。

京太郎「……送っちゃえ」

ポチ、とボタンを押した。

少し読み込んで、送信しました、の画面が出てくる。

……終わり。

メールが来て、何時ごろにくるかどうか、書かれている。

京太郎「……」

京太郎「勉強でもしてるか」

期末近いし。



はやりんの様子
普通00〜79
なんかちょっとテンパった様子で顔を真っ赤にしているはやりん可愛い80〜99
>>347
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:39:03.11 ID:6xH24zGRo
えい
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:39:16.86 ID:nWVGIxEto
可愛い
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:39:35.49 ID:UT7I0b/50
カピバラ
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:39:47.10 ID:UwSI7Nma0
テンパれ
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:39:52.38 ID:LaetDjY10
どぉぉぉりゃぁぁ
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:43:57.88 ID:rlMoOck9o
こら言われ慣れてますわ
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:45:17.18 ID:rg12xKGJo
>>349 歳だからな
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:46:36.19 ID:UT7I0b/50
すこやんに散々惚気られていたとか?
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:48:19.79 ID:eWrtFmyb0
放置されすぎてそれどころじゃないのさ
353 :×期末 ○中間 ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 22:50:53.05 ID:tjkKwzb40
京太郎「……さて」

一応指定された時間はそろそろだ。

……着替えて玄関先にでも出ていようか、と決めたところでメールが来る。

『もうちょっとでつくから待っててね、京太郎君っ☆』

京太郎「……」

……ええと、これが瑞原プロのメールってことでいいんだよな。

28とは思えな……げふんげふん。

京太郎「……さて」

まあ、それなら話は早い。

外はまだ寒いだろうし、と、コートを羽織って階下に降りた。

叔母「……ん、どこか出かけるのか?」

京太郎「いや……」

京太郎「……ううん、そうだな」

叔母「ん、そっか」

叔母「暗いから気をつけろよ」

京太郎「サンキュ」

叔母さんの了承も貰ったので、安心して外に出る。

寒い。

京太郎「……ふぅ」

右を見て、左を見て、それらしい姿を探す。

……まだ見えない。

京太郎「……」

ちょっと早かっただろうか。

それならそれであたりをちょっと散歩するか。

……行き違いになったら困るけれど、駅はこっちだ。

まさか町内に住んでいることもないし、こっちに歩いていたらいつか会えるだろう。

……仮に合えなかったとしても、携帯電話という便利手段で何とかなる。

京太郎「……」

そんな変な言い訳を作ってから、俺は駅方面に向かって歩き始めた。
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:52:10.58 ID:UT7I0b/50
そうだ、このタイミングですこやんを呼び出そう。
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:54:16.60 ID:m3LIS+qZo
修羅場にさす気か
356 :いや、まあ別に特になんでもないんですけどね ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 22:58:08.52 ID:tjkKwzb40
はやり「はむはむ……」

京太郎「……」

はやり「んー……ごくんっ☆」

はやり「やっぱり寒空のしたで食べる肉まんは美味しっ☆」

いた。

散歩の最中、両手で肉まんを持って美味しそうにほおばる瑞原プロが。

帽子を被っていたり、髪を結ってなかったりするけれど、きっとあれは瑞原プロだ。

はやり「はむはむ……」

はやり「はむはむ……」

はやり「……ん」

はやり「ご馳走様でしたっ☆」

周りに誰もいないにもかかわらず、テレピで見るような明るさをかもし出していた。

何時誰に見られてもいいようにしているのか。

それともそれが素なのか。

はやり「……さて」

はやり「ん……ちょっと遅れちゃったけど、準備も万端だし」

はやり「帽子を脱いでー」

はやり「髪を結ってー」

はやり「ついでにマフラーもはずしてー」

はやり「……うんっ、はやりん参上☆」

はやり「なんてね、えへへっ☆」

あれを見る限り素にしか見えない。

なんで一人であそこまで盛り上がれるんですか。

はやり「でも、京太郎君怒ってるかなぁ?」

はやり「ううん、きっと大丈夫、何時行くかなんていってなかったもんっ☆」

はやり「それでもだめなら……うんっ、このはやりんスマイルがあればなんとかなるよねっ!」

京太郎「……」

京太郎「……あの」

はやり「」ビクッ

はやり「……ひ、人違いです」

京太郎「まだ何も言ってないのに!?」

はやり「私を探してくれる人なんてこの世にいないからねっ☆」

京太郎「厨二病ですか!?」

はやり「ちゅーに?」

京太郎「……」

……うん、まあ知らない人もいるよね、きっと。
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 22:59:17.38 ID:nWVGIxEto
ジェネレーションギャップか
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:01:03.31 ID:jsIVrJVPo
やっぱきついよこの人
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:02:16.13 ID:TOHx5JYpo
      \ハッヤリーン/
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:04:46.36 ID:G40G5TLQo
それにしてもこの(28)
ノリノリである
361 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 23:06:03.23 ID:tjkKwzb40
はやり「それで……はや……こほんっ」

はやり「私に何の用かな?」

京太郎「始めまして、須賀京太郎です」

はやり「……」

相手の時が泊まっていた。

ぽかんとした表情で肉まんが包まれていた紙を握る。

はやり「……」

はやり「えへっ☆」

笑顔が返ってきた。

なんかもうあざといとしか言いようが無い。

はやり「いや、違うんだよ京太郎君っ☆」

はやり「『京太郎君と会う前に英気を養わないとなーっ☆』……って思ったからここで肉まん食べてたんだよ?」

京太郎「そうなんですか」

はやり「そうそう☆」

はやり「はやりんの笑顔を京太郎君に見せるためにね、えへっ☆」

京太郎「……」

あと10年若ければ……いや、なんでもない。

それにしても、さすがはアイドル雀士である。

第一印象で可愛いと思える人なんてそうそういない。

京太郎「……そんなわけで、須賀京太郎です」

はやり「えっと……知ってると思うけど、改めて、瑞原はやりです」

はやり「はやりんって呼んでねっ☆」

京太郎「はぁ……」

……プロにも色々な人がいるんだなぁ。

はやり「えっと……とりあえず、ありがとう、京太郎君っ☆」

京太郎「……?」

はやり「ほら、はやりんのこと大好きって言ってくれたでしょ?」

はやり「すっごく嬉しかったよ☆」

京太郎「……ど、どういたしまして」

はやり「どういたされました!」

京太郎「いや、それは何かおかしい」

はやり「?」

362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:07:19.29 ID:ypwJes5io
>時が泊まっていた

このプロきつくない
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:10:08.64 ID:LImNjrNV0
さりげなく誤字を挟むのがイッチの狡猾な罠
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:11:16.89 ID:m3LIS+qZo
はやりんはあざとかわいいからな
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:12:16.72 ID:2rnQu8pXo
はやりんはアラサーかわいい?(難聴)
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:12:24.96 ID:jsIVrJVPo
つーか瑞原プロの一人称は「はやり」だぞ
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:12:26.12 ID:D6w/1IZAO
歳が12も離れてるとは思えんな
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:13:03.11 ID:iSl1WMaPo
>>366
きっとまだテンパってるんだよ
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:14:14.91 ID:TOHx5JYpo
>>366
あざといな流石はやりんあざとい
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:16:09.37 ID:lEC/EWLLo
28で自分名前呼びはイタいな
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:18:48.54 ID:2rnQu8pXo
28歳ってハヤテの雪路と同じ年齢か……イタすぎる
372 :>>366一文目はあえて、それ以外は誤字 ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 23:18:57.25 ID:tjkKwzb40
はやり「京太郎君のことは小鍛治プロから聞いてるよっ☆」

京太郎「ああ、そうなんですか?」

はやり「うんっ☆」

はやり「なんでも、200X年に世界を救った勇者で――」

京太郎「なんだその尾ひれしかついていない設定!?」

はやり「趣味は人間視姦でー」

京太郎「せめて観察って言ってくださいよ!?」

はやり「特技はわりばし鉄砲でー」

京太郎「勇者しょぼっ!?」

はやり「雨と埃だけ食べて生きててー」

京太郎「死ぬわ!」

はやり「将来の夢がダンボール少年なんだってねっ☆」

京太郎「少年!?」

あの人何を教えてるんだ。

あることないことどころか、ないことしか教えてない。

はやり「違うの?」

京太郎「違いますよ!」

はやり「そっかー……残念っ☆」

京太郎「残念なんですか」

はやり「だって、本当にこんな人がいたらあってみたいと思わない?」

京太郎「……」

わからないでもなかった。

特に、将来の夢:ダンボール少年はあってみたい。

京太郎「……ともかく」

京太郎「俺はいたって普通の一般人です」

はやり「ふ〜ん」

京太郎「なんですか、その目は」

はやり「いや……」

はやり「初対面で大好き、とか言っちゃう子が普通か〜って☆」

京太郎「お世辞です」

はやり「はやりショック!」

京太郎「新しいアニメみたいですね」

はやり「ちょっと喜んでいたはやりを返して!」

京太郎「はやりん大好きっ!」

はやり「ありがと、えへへっ☆」

京太郎「……まあ、そんなわけで」

京太郎「お世辞ですけど、好きなプロってことに変わりはありませんよ」

はやり「そっかー……」

はやり「……なんか複雑」
373 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 23:30:19.95 ID:tjkKwzb40
はやり「……さて」

はやり「ツーショット、とる?」

京太郎「そうですね」

はやり「わー、即答するなんてすごーいっ☆」

京太郎「一応二回目ですし」

はやり「……」

はやり「……前世?」

京太郎「そういう意味でなく」

プロととるのは二回目だ。

あと、彼女がこういった性格、というのもあって気楽に接することが出来るのもあるし。

はやり「ん……まあいいやっ☆」

はやり「それじゃ、京太郎君京太郎君、こっちこっち」

京太郎「ああ、はい」

ベンチの傍の瑞原プロに駆け寄る。

はやり「京太郎君の携帯で撮る?」

京太郎「むしろ、俺の携帯で撮らない理由を教えてください」

はやり「はやりの携帯にも記録が残るよっ☆」

京太郎「消去まで何日くらいですか」

はやり「消去なんてしないよ☆」

京太郎「……」

京太郎「……じゃあ、瑞原プロの携帯で」

はやり「はやりんだってば☆」

簡単につられていた。

いや、どうせ俺に渡されるのだったら、彼女の使いやすいほうがいいな、と思っただけだ。

はやり「じゃんっ!」

京太郎「携帯ですね」

はやり「それじゃ、撮るよ、京太郎君っ!」

京太郎「ああ、はい」

はやり「こっちこっち☆」

手招きをする瑞原プロの傍による。

……ううむ、二回目だからといって、やはりなれるわけではない。

このときのこの緊張感は、この場に立たないとわからない。

はやり「それじゃ、撮るよ?」

京太郎「かかってきてください」

はやり「電話?」

京太郎「そうじゃなくて」

はやり「ふふっ、冗談ですっ☆」

はやり「それじゃ、はいっ、チーズっ☆」

えへ、と瑞原プロはピースを携帯に向け。

……つられるように、俺もちょっとだけピースをした。
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:33:57.04 ID:2rnQu8pXo
はやりんってわりと立派なおもちだったよな
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:34:57.89 ID:TOHx5JYpo
>>374
わりとってか五本の指に入るだろ
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:35:22.98 ID:eWrtFmyb0
わりとどころじゃない気が…
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:36:31.16 ID:G40G5TLQo
五本の指で掴みきれない?(難聴)
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:37:01.19 ID:NWTURl+go
霞さんじゅうはっさいと並ぶ大きさ
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:39:23.43 ID:LaetDjY10
>>378
無茶しやがって・・・(AA略
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:39:30.35 ID:G40G5TLQo
メメタァ
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:42:15.94 ID:2rnQu8pXo
霞さんじゅうはっさいは黄金長方形の力でボールブレイカー使うからな……
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:43:12.17 ID:cp8fqWaTo
だが垂れ始める歳である
383 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 23:45:32.69 ID:tjkKwzb40
はやり「わっ、京太郎君可愛いっ☆」

京太郎「可愛いくないです」

はやり「見切れたピースが特に☆」

京太郎「やめてください」

しなければよかったよ、畜生。

はやり「えっと……京太郎君のメアドに送信……っと!」

はやり「……」

はやり「……」

はやり「……京太郎君のメアド知らない」

京太郎「でしょうね」

あの時送られてきたメールはあくまで会社のメッセージだし。

メアドは登録したものの、まさか個人にそのメアドを教えるわけにも行かないだろう。

はやり「そんなわけで、交換しよ?」

京太郎「……へ?」

はやり「いらないの、この写真?」

京太郎「いや、ほしいですけど」

京太郎「……俺なんかとメアド交換していいんですか?」

はやり「なんかとか言ったら、めっ☆」

京太郎「……」

はやり「だって、京太郎君、小鍛治プロとも親交があるんでしょ?」

京太郎「いや、まあそうですけど」

はやり「それなら、はやりとだって大丈夫ですっ☆」

京太郎「……」

理由になっているような、なっていないような。

はやり「それとも、私と親交は深めたくないかな?」

京太郎「いや、そういうわけでもないですけど……」

はやり「じゃあ、決まりだねっ☆」

京太郎「……」

はやり「ほら、赤外線っ☆」

京太郎「ああ、はい……」

京太郎「……」

はやり「そんな暗い顔したら、めっ☆」

京太郎「暗い顔っていうか、困惑顔ですかね」

はやり「はやりとメアド交換しちゃったから?」

京太郎「そうですね」

はやり「……はやりのこと、嫌い?」

京太郎「そうではなく」

京太郎「というか、ちゃんと大好きって言ったじゃないですか」

はやり「えへへ、そっか☆」
384 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 23:46:53.30 ID:tjkKwzb40
はやり「あ、送れたよ☆」

京太郎「んじゃ、送り返しますね」

京太郎「……ただ」

はやり「ん?」

京太郎「なんていうんでしょうね……こう」

京太郎「……俺でいいのかな……って」

はやり「……」

はやり「んー……」

はやり「小鍛治プロが話す君のことが気になったから」

はやり「これじゃ、ダメ、かな?」

京太郎「……」

はやり「……ダメ、かぁ」

はやり「それなら……む〜……」

京太郎「いや、ダメじゃないんですけど」

はやり「……あれ、そうなの?」

京太郎「ええ」

はやり「……っと、私にも来た……っと」

はやり「えへへ、これで二人はお友達、だねっ☆」

京太郎「ええ、そうですね」

はやり「京太郎君どんなメール送ってきてくれるのかなー……」

はやり「……ふふっ、楽しみ☆」

京太郎「期待に添えるかどうかわかりませんけど」

はやり「ハードルをあげてまってるねっ☆」

京太郎「なんでわざわざ期待を上げるんですか!?」

はやり「そうすることによって、きっと抱腹絶倒するくらいのメールが……」

京太郎「きませんっ!」

はやり「そっかー……残念っ☆」

はやり「……さて」

はやり「一応ここにはやりが来た理由は終ったけれど」

はやり「何かしたいことある?」

京太郎「……はい?」

はやり「友達は、遊ぶものだよ☆」

京太郎「いや、そうですけど」

京太郎「……仕事とかは?」

はやり「あったらこんなところにいません☆」

京太郎「……まあ、それもそうですけど」

……ふむ。


1、んじゃ、お友達記念ということで麻雀しましょう
2、んじゃ、お友達記念ということでどっかで遊びましょう
3、ごめんなさい、今日は用事があるので
>>389
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:48:02.04 ID:PE5qpNGAO
3
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:48:02.99 ID:m3LIS+qZo
2
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:48:24.54 ID:mDM1S2/io
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:48:36.38 ID:LsIWaZeGo
1
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:48:53.99 ID:XoY4wfRL0
2
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:48:56.44 ID:0Hw1HDhOo
1
391 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 23:55:03.32 ID:tjkKwzb40
京太郎「んじゃ、お友達記念ということで、どっかで遊びましょう」

はやり「さんせーっ☆」

京太郎「……」

はやり「ん、どうしたの?」

京太郎「いや、ほとんど冗談のつもりだったのに、まさか賛成してもらえるとは」

はやり「だって、楽しそうだもん☆」

京太郎「……」

京太郎「……あのー、一つ気になったんですけど、俺に対するその期待値の高さはいったいどこからきてるんですか?」

はやり「小鍛治プロからだよ☆」

はやり「い〜〜〜っつも自慢してくるんだもんっ☆」

京太郎「……」

やっぱりあの人が原因ですか。

……それがつながりを増やしてくれるんだから、悪いことじゃないんだろうけどさ。

はやり「そんなこと言われ続けたらさ、期待値も上がるし」

はやり「京太郎君と遊んでみたいな、って思っても仕方ないよね☆」

京太郎「……そうですね」

はやり「そうです☆」

はやり「というわけで、京太郎君☆」

京太郎「はい」

はやり「はやりは、この辺りに疎いので、エスコートお願いします☆」

京太郎「……」

京太郎「……期待に沿えるように頑張ります」

はやり「大道芸してくれるの?」

京太郎「さすがにその期待はおかしいです!?」



どこで遊びますか?
>>396


>>397ぞろ目で……?
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:55:51.80 ID:Y1w8I/U8o
ゲーセン
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:55:55.95 ID:eWrtFmyb0
カラオケ
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:56:02.75 ID:6xH24zGRo
雀荘
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:56:12.43 ID:NWTURl+go
自宅の喫茶店でのんびりしよう
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:56:16.69 ID:LsIWaZeGo
カラオケ
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:56:26.17 ID:UT7I0b/50
カラオケ
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:56:28.19 ID:IyXc8J7V0
ゲーセン
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:56:51.82 ID:ReOBFbEMo
学校の部室
窓の鍵はゆみ先輩と空けていた
400 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/13(木) 23:57:31.83 ID:tjkKwzb40
カラオケですね、了解です。

というわけで、今日はこれでしゅーりょー

一応小ネタ安価は出しますけど、今日かけるかどうかはわからないです>>405
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:57:41.15 ID:m3LIS+qZo
ピンクハウス
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:57:49.73 ID:jsIVrJVPo
ぞろ目だとすこやんか?
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:58:16.97 ID:iSl1WMaPo
狡猾な罠はやりん編
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:58:20.02 ID:m3LIS+qZo
リロードしてなかった
おつー
狡猾な罠すこやん
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:58:23.73 ID:jsIVrJVPo
病んでれもも
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:58:29.31 ID:of+jIGWuo
狡猾咲ちゃん
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:58:30.50 ID:LTyxIrxYo
>>404
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:58:37.27 ID:eWrtFmyb0
狡猾な罠 はやりん編
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:58:38.62 ID:2rnQu8pXo
狡猾になりきれない罠 ワハハ
410 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/13(木) 23:59:55.30 ID:tjkKwzb40
だから狡猾多すぎィ!
いったい何を望んでいるんですか。


>>405
1、相互ストーカー
2、普通のヤンデレ
3、堕ちネタ
4、その他

お好きなのをお選びください
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:04:29.78 ID:GUk3ltc1o
迷うな…
4で狡猾な手段をつかってかじゅから京ちゃんをntrとか…

駄目なら3で
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:06:19.73 ID:FFd5PSlb0
4 病弱モモ 尾行しようとするも体調崩すとか
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:06:59.74 ID:KE+9nqUOo
一つや二つではない…全部だ。
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:07:46.13 ID:Ez5D8tyPo
と言うかID変わっちゃったから>>405が誰かわからんなこれ
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:07:51.36 ID:/A73hoN+0
3 はやりんとすこやん
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:08:21.52 ID:1QU0pQ3Ko
ID変わったから誰がレス踏んだかわからんという悲劇
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:08:43.99 ID:GUk3ltc1o
一応俺です…
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:09:00.91 ID:8MVXdJvfo
なんだこの状況
419 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 00:10:18.35 ID:uIMD8YIL0
とりあえず>>411(>>405?)と>>412(俺の趣味)は頑張ってみます

それ以外も書いてくれれば拾うかも
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:10:37.74 ID:zV3wvSDZo
なんもかんも時間という概念が悪い
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:11:42.06 ID:zV3wvSDZo
前世ネタの痛い娘モモとか…
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:14:47.42 ID:FFd5PSlb0
>>421
モモ「ダークフレイムマスター」
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:46:53.38 ID:rhXOYk8xo
なんかすこやんが今まで友達いなかったのが始めてできてテンション上がりまくってるように見える
それを聞かされるはやりんおかんか同僚ポジション
424 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 00:55:12.77 ID:uIMD8YIL0
>>421 元ネタ(?)がよくわからないので……


>>412 尾行することを忘れたまま普通に書いてしまった。
怜の方がしっくりくるわ、これ、書き直してきます。



ええと、それじゃ、一旦今日はここでしゅーりょー、ということで。
お付き合いありがとうございましたー
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:57:07.16 ID:ksUpErdno
乙やでー
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:57:54.78 ID:tS0xqmyE0
おつー
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:04:13.66 ID:zV3wvSDZo
おつー
元ネタは、お兄ちゃんどいてそいつ殺せない
428 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 01:05:16.13 ID:uIMD8YIL0
>>412


京太郎「……」

今、俺は視線を感じている。

いや、本当にストーカーとかそう言った意味で。

ゆみ「……」

そして、隣にいるゆみ先輩もきっと感じている。

しかし、その顔はどこか呆れ顔だった。

それもそのはずだ。

桃子「はぁ……はぁ……」

桃子「……ごほっ!」

その視線の持ち主があからさまだったから。

というか、まるでわかってくれといわんばかりに声を発している。

桃子「はぁ……げふっ!」

桃子「がふっ、ごほっ!」

というか、咳してる。

そのうち吐血しそうないきおいで。

ゆみ「……なぁ、京太郎君」

京太郎「いや……はい」

ゆみ「流石にあれを放っておくのは……」

京太郎「いや、そうなんですけどね……」

本人は気づいていないと思っているのか、電柱の後ろからこちらを見ている。

……本当に焦点があってるのか、あれ。

京太郎「……」

ゆみ「……」

桃子「ごほっ、ごほんごほっ!」

桃子「はぁ……ずずっ……ごほっ!」

京太郎「……あの、ゆみ先輩」

ゆみ「私は気にするな、行ってくれ」

ゆみ「……というか、今日はもう無理だ、色々な意味で」

京太郎「ですね……すいません」

ゆみ「気にするな」

ゆみ「……うん、また」

ゆみ「明日にでも、もう一度、な?」

京太郎「……そうですね」

京太郎「それでは、今日は失礼します」

ゆみ「ああ」

ゆみ「お大事に、と伝えておいてくれ」

京太郎「かしこまりました」

……そして、俺はモモの方に駆け寄るのだった。

つづく
429 :>>427なんかのオンゲーの実話だっけ? ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 01:29:32.45 ID:uIMD8YIL0
以下NTRあり(軽め)

苦手な方はNTRをNGに
430 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 01:30:12.26 ID:uIMD8YIL0
〜+>>421


ゆみ「……」

先ほどの話だが。

東横さんは私が気づいていると気づいていなかった。

ならば、彼は私が気づいていると気づいているだろうか。

……東横さんが後ろからつけていることではなく。

ゆみ「……」

そして、私が後ろからつけていることに気がついているだろうか。

京太郎「……ったく、お前は……」

桃子「だって……ごほっごほっ!」

京太郎「ほら、家に帰るぞ」

桃子「うぅ……」

彼は東横さんに肩を貸す。

それだけで私の心は静かに燃える。

嫉妬。

おそらくどうあがいても消せない感情の一つだ。

ゆみ「……」

羨ましい。

しかし、ああさせたのは私だ。

他ならない私なんだ。

ゆみ「……」

あの場所で、そういう提案が出来ないほど自己中心的ではなかった自分が恨めしい。

私が遊びたいから逃げようでよかったじゃないか。

しかし。

彼が。

彼の様子が。

どことなくおかしかったから。

そう言い訳をさせてもらう。

ゆみ「……」

それに気がついたのは、つい先日だ。

彼が東横さんを見る目の変化に気がついたのは。

友達を見る目から、まるで――

ゆみ「……だから、私は」

それを見極めるために、こうして尾行しているのだった。
431 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 01:30:50.86 ID:uIMD8YIL0
>>421ちゃう>>411


京太郎「……ほら、家だぞ」

桃子「うぅ……ありがとうっす」

そうだ、ここが東横さんの家だ。

二、三度くらいったことはあるけれど……しかし、まだ一桁だ。

全然覚えていなかった。

ゆみ「……」

二人は家の中に消えていく。

ふむ……さすがに手ぶらでは入りがたい。

……コンビニにでも行って、何か買ってくるか。

きびすを返して、道中に会ったコンビニに向かう。

適当なお菓子とスポーツ飲料と……病人には何を買ったらいいんだっけ?

ゆみ「……いや」

どうせいいわけだ。

なんだっていいだろう。

ゆみ「……」

私は出来るだけゆっくりコンビニに向かった。

のんびりと、のんびりと。

――早く進めば何も気がつかないうちに終る気がしたから。
432 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 01:31:17.30 ID:uIMD8YIL0
『あら、ありがとうございます』

やけに笑顔の女性が私にそう挨拶した。

ゆみ「いえ、後輩を心配するのは当然のことですから」

『ふふっ、頼もしい先輩ですね』

ゆみ「そうでもありませんよ」

『それでは、どうぞ……ええと、二階の――』

ゆみ「……ありがとうございます」

彼女の部屋の位置を聞くと、私は階段を上り始める。

案の定、適当な見舞い品を持ってくれば簡単に通してくれた。

ゆみ「……」

コンビニに行った時のように、ゆっくりと、ゆっくりと。

音を立てないように、ゆっくりと、ゆっくりと。

ゆみ「……」

二階につく。

とくんとくんと心臓がはね始める。

彼と話すときのような心地よい鼓動からはかけ離れたような、不協和音のようだった。

ゆみ「……」

そろり、そろり。

彼女の部屋は、すぐそこだ。

ゆっくりと近づく。

……そのとき。

やけに甲高い声が聞こえた、気がした。

ゆみ「……」

気のせいだ。

気のせいだ。

気のせいだ。

ゆみ「……」

部屋の前。

やはり耳を劈くような高音が聞こえる。

かすかだけれど、聞こえる。

ゆみ「……」

用意周到な自分が恨めしい。

袋の中に入れておいた紙コップをドアにくっつけて、耳を近づける。
433 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 01:33:45.22 ID:uIMD8YIL0
京太郎「モモっ、モモっ!」

桃子「あ……んっ!」

桃子「そんな……一応私……病人……っ!」

京太郎「誘ったのはモモだろ!」

京太郎「この胸が、この体がっ!」

桃子「や……ぁん!」

京太郎「あんなに構ってほしそうについてきたのはどっちだっつの!」

桃子「だって……京ちゃんが好きっすもんっ!」

桃子「大好きで、大好きで、たまらないっすもん!」

京太郎「モモ……」

桃子「……ふ、ふふ」

桃子「い……ぃいんっすか?」

桃子「加治木先輩との約束をやぶってまで……んっ!」

桃子「こんなことして……ぁんっ!」

京太郎「破らせたのはだれだよ」

桃子「破ったのは京ちゃんっすよ?」

京太郎「……」

桃子「……ね、京ちゃん」

桃子「もしも、私を選んでくれるなら」

桃子「……中でもいいっすよ?」

京太郎「……モモ……っ!」

桃子「来て……京ちゃん」

桃子「私に、京ちゃんをください……っす!」

京太郎「モモっ、モモっ!」

桃子「ゃんっ! 京っ、ちゃんっ、激しっ――」

京太郎「ああ、愛している、モモ!」

京太郎「だから――」
434 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 01:35:49.59 ID:uIMD8YIL0
ゆみ「……」

……は。

はは。

あはは。

そうか。

そうか。

なるほど、私は間違っていなかったわけだ。

はは。

ははは。

今ここで扉を開けたらどう思うのだろう。

面白そうだ。

でもやらない。

やれない。

やれるわけがない。

ゆみ「……」

とさり、とその袋を置く。

せいぜい自責の念に駆られるといい。

私は帰る。

もう嫌だ。

いたくない。

それとも、私がいたことにすら気づかないだろうか。

証拠。

……そうだ、このネクタイを残してやれ。

どうせ、家にかえはあるのだから。

誇示してやれ。

そして、自責の念に駆られろ。

後悔しろ。

ざまぁみろ。

はは。

あはは。

はははは。
435 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 01:37:34.91 ID:uIMD8YIL0
はは。

あはは。

明日あったらなんといってやろうか。

『私は君が嫌いだ』

『だから私と別れてくれ』

そういったらどう思うだろうか。

悲しむだろうか。

喜ぶだろうか。

喜ぶのだろう。

私は選ばれなかったから。

彼は私を選ばなかったから。

表面上は悲しんでくれるのだろうか。

表面上は。

引きとめもしないのだろう。

ゆみ「……」

こんな世界なんて滅んでしまえばいい。

こんな世界なんて消えてしまえばいい。

こんな私なんて消えてしまえばいい。

「……あら、どうしました?」

ゆみ「いえ、用事があるので」

ゆみ「ありがとうございました」

表面上の礼だけ呟き、私は東横さんの家を出た。

そうして。

当てもなく、歩き出した。

走り出した。

耳を押さえて。

目をふさいで。

うわん、うわんと。

ざまぁみろとか気取ったくせに。

悲しくて。

悔しくて。

苦しくて。

うわん、うわんと。

かろうじて開いた瞳も、涙でぬれた視界では何も見えず。

何も聞こえず。

そんな私を待ち受ける運命は。

……はは。

永遠に私を忘れなくしてやろう。

だから、一生をかけて後悔しろ。


おしまい
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:38:35.55 ID:FtfEeUQSo
乙ー
この桃と京太郎は天罰受けるべきだわ
437 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/14(金) 01:38:47.26 ID:uIMD8YIL0
限界
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:48:12.28 ID:D5y+vwCMo
死にオチは白糸台だけでお腹いっぱいだから…(震え声)
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:49:36.16 ID:7KV5PYguo
乱入して3Pバージョンオナシャス!
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:50:26.13 ID:1QU0pQ3Ko
おつー
女の暗い情念って感じで好きだわこういうの
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:52:42.62 ID:GUk3ltc1o
おつ

終わったけどモモ側の描写が見たかったな
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:54:57.55 ID:gybF3sZQ0
加治木だからK落ちか?…まさかなww
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 02:07:01.58 ID:kVAYLOKl0
イッチくんがこころを知ってるように思えんな
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 03:07:04.02 ID:ToAtSUzR0
精神的向上心のない者はばかだ
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 04:06:46.23 ID:grTf9tSPo
>>350
アラスリーハンドレッドフィフティー?
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 04:38:21.32 ID:WLeyLVopo
最近は鬱がないね
そろそろ小ネタでガチなビデオレターが来そうな予感
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 04:46:13.86 ID:rhXOYk8xo
鬱が足りない?二週目の難易度アップってことで賭場で勝ちすぎると帰り道襲われるとかキャラが勝手に動いて状況が二転三転するとか借金ばれてみんなが離れていくとか?
金の切れ目が縁の切れ目っていうからなぁ
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 04:50:27.68 ID:WLeyLVopo
まあ帰り道と、キャラが勝手には結構危惧されてるな
バイトの特殊イベント、叔母さんと遭遇以外はなんだったんだろう
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 09:06:11.99 ID:Baj5Ly5IO
Kさんちーす
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 12:03:40.37 ID:ttFRxSKAO
>>429
NTRをNGにって、どこにもそれついてないじゃないですかーやだー
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 17:36:06.82 ID:vO2w++SDO
病人の方が強いなんてそんなオカルトありえます(世紀末的な意味で)
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 21:18:19.59 ID:ZTQ5QbRIO
モモ:ヒロイン筆頭
かじゅ:魔法少女ごっこした仲
むっきー:強力なスナイパーによる援護
ワハハ:帰り道にイベント
かおりん:

お前らかおりんの事も忘れないでやって下さい(懇願)
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 21:21:54.47 ID:8MVXdJvfo
安価の結果だからね…
前週のともきー、純のように空気のまま終わってしまいそうだな
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 21:28:40.79 ID:D5y+vwCMo
そこで狡猾な罠ですよ(ゲス顏)
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 22:23:26.00 ID:zV3wvSDZo
シチュはあれか、なんも知らん顔して身体押し付けてくるんか
456 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 23:03:45.51 ID:uIMD8YIL0
>>443 こ、高校の頃に授業で少しだけ触れたから……

>>446 だからイッチはNTRが苦手だから安価で来ない限りは(ry

>>450 忘れてた、てへペロっ☆

>>453 と、ともきーは脱衣麻雀したから(震え声)


今日あさきバムの収録曲が発表したのにタイトルが斜め上すぎてワロタ、どれがどれだかわかんねぇ。



はじめるでー
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:04:48.93 ID:1JJN/yHE0
イッチガキタデー
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:06:39.23 ID:FtfEeUQSo
脱衣麻雀は興奮した
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:09:06.06 ID:tS0xqmyE0
あの時のコンマは神懸かってた
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:09:19.88 ID:zV3wvSDZo
あさきさんのは個人的に蛹とこの子七つのお祝いにが好きなの
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:10:39.50 ID:2WkdfOrIO
赤い鈴ー
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:13:58.03 ID:o1MCtR8to
キタデー久しぶりに見た
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:16:42.71 ID:Hun7Tj700
まだ絶滅してなかったのか
464 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 23:19:16.59 ID:uIMD8YIL0
あさきさんの中だと万物、空澄み、色欲、赤い鈴、雫、水面が特に好きです。
あと、歌唱違うけどLead Meとかほしふりとか

とりあえず、天庭に虹の先が入っていることを祈るばかり……ま、まだチャンスはあるはずだから。


京太郎「んじゃ、カラオケとかどうです?」

はやり「カラオケ……」

京太郎「ちょっと歩いたら……駅の方にありますし」

はやり「ん〜」

はやり「……うん、いいよ☆」

京太郎「ああ、よかった」

……そもそも、女性をエスコートなんてしたことがない俺にとって、これは最後の防波堤とも言うべき案だった。

いや、ちょっと時間をかければ他にも思いついただろうけど。

……しかし、カラオケか。

……。

…………。

別におかしくないよな?

はやり「それじゃ、レッツゴー☆」

京太郎「どっちにいくかわかってるんですか?」

はやり「わかってないから、レッツだよ?」

京太郎「なるほど」

京太郎「……んじゃ、ついてきてくださいね」

はやり「了解ですっ☆」

はやり「……あ、やっぱりちょっと待って」

京太郎「どうしました?」

はやり「髪をほどいてー」

はやり「帽子かぶってー」

はやり「うーんっと……よしっ、変装完了っ☆」

京太郎「あー……」

はやり「遊びに行くんだもんね☆」

……確かに、その髪色からして目立つし、そして何より瑞原プロはアイドルだ。

そりゃあ、そのままその辺を歩いていたら道行く人に指を指され、話しかけられるだろう。

はやり「そんなわけで、変装です☆」

はやり「ふふっ、はやりがはやりに見えないでしょ?」

京太郎「ええ、まるっきり」

……多分、知らない人には。

はやり「それじゃ、こんどこそレッツゴー☆」

京太郎「おー」

はやり「声が小さいぞ☆」

京太郎「おー!」

……日も沈んだ公園で俺たちは何をやっているのだろうか。
465 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 23:26:37.55 ID:uIMD8YIL0
京太郎「そんなわけで、こちらでございます」

はやり「ありがとうございます☆」

はやり「……っと、ここって会員証とか必要だったりする?」

京太郎「俺が持ってるんで大丈夫です」

はやり「わぁ、京太郎君頼もしいっ☆」

京太郎「えへん!」

はやり「パチパチ〜☆」

……結局周りの人には指を指されることとなった。

俺達二人のテンションの所為で。

京太郎「んじゃ、中入りましょうか」

はやり「オッケー☆」

やっぱり俺が先導で店内に入る。

京太郎「……二時間でいいですよね?」

はやり「む〜……うん、そうだね☆」

はやり「もっと歌いたかったら長引かせる、でいいんじゃないかな?」

京太郎「ええ」

京太郎「飲み物は?」

はやり「ドリンクバー☆」

京太郎「了解です」

……っと、こんな感じで適当に部屋を取る。

個室の番号を言い渡されるので、マイクとグラスを持ってその部屋へ移動した。

はやり「……わっ、広い!」

京太郎「そうですか?」

はやり「うん☆」

……まあ、確かに二人で使うには少し広めの部屋だった。

京太郎「……っと」

京太郎「それじゃ、飲み物取ってきますけど、何か好みはありますか?」

はやり「おまかせで☆」

京太郎「……了解です」


1、普通に何か持ってこよう
2、おまかせ……人に任せるのがいけないんだよな、うん
>>469
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:27:51.28 ID:5dSKX2Mpo
2
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:27:52.16 ID:tS0xqmyE0
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:28:09.19 ID:FFd5PSlb0
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:28:10.26 ID:+Ggkzn6jo
470 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 23:34:50.08 ID:uIMD8YIL0
京太郎「お待たせしました」

はやり「お待ちしてました☆」

京太郎「……あ、脱いだんですか」

はやり「あははっ、流石にあのままじゃ熱くて歌いづらいもん☆」

髪もくくって、帽子もはずして、コートも脱いで。

テレビで見るあの服装の瑞原プロがそこにいた。

……よくそんな格好でここまで来れたな。

京太郎「えっと……とりあえず、りんごジュースです」

はやり「ありがと☆」

彼女の前にコップを置いて、俺も適当な場所に座る。

京太郎「……どっちから歌います?」

はやり「ん〜……じゃ、私からで☆」

京太郎「自信満々ですね」

はやり「アイドルだからね☆」

はやり「歌って踊って喋れて麻雀も出来るアイドル」

はやり「それが私、瑞原はやりですっ!」

京太郎「わー」パチパチ

はやり「えっへん☆」

はやり「……それじゃ、先に入れるね☆」

京太郎「どうぞ、俺も考えてます、何入れるか」

はやり「ん〜☆」

……ううむ、何を歌おう。

はやり「ピ、ピ、ピ――っと」

京太郎「ふ〜む……」

はやり「それじゃ、行きます☆」

京太郎「……う〜む」

はやり「……京太郎君?」

京太郎「……ぐぬぬ」

そんなに悩まなくてもいいのかもしれないが、いかんせんアイドルと歌うということで、変に緊張をしているというか、変なものは歌えないというか。

……下手なものは歌いづらいというか。

ううむ、ううむ、と唸りながら曲を検索しては戻り、検索しては戻り。

はやり「京太郎く〜〜〜〜〜んっ!」

京太郎「うわぁっ!?」

そんな中、瑞原プロの大きな声がスピーカー越しに響いた。

耳がきぃん、と鳴る。
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:35:23.95 ID:grTf9tSPo
適当にロキノン系のノリの良い曲歌ったらええねん
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:39:24.84 ID:N7yrwOTh0
「暑い」じゃないのか?
473 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 23:43:41.50 ID:uIMD8YIL0
はやり「……ぅ……耳痛い……」

耳を押さえたまま瑞原プロを見ると、そっちも耳を押さえてた。

京太郎「自分でまいた種じゃないですか……」

はやり「だって……」

……ああ、耳鳴りがまだ止まらない。

はやり「……京太郎君、聞いてくれようとしてないんだもん」

京太郎「……」

はやり「折角一緒に、二人きりで来たのに、その機会に夢中になってたら、はやりん悲しいぞ☆」

京太郎「……すいませんでした」

はやり「わかればよろしい!」

さて、と瑞原プロは耳から手を離して、マイクを握りなおす。

はやり「……えっとね、京太郎君」

はやり「はやりは京太郎君が何を歌ってくれても、別に気にしないよ☆」

京太郎「……そうですか」

はやり「うん☆」

はやり「だからね、京太郎君」

はやり「私の歌を、聴いて?」

……ふ、と顔を上げる。

真剣な瞳の瑞原プロがそこにはいた。

はやり「……いや、違う、今日仕事じゃないっ!」

すぐ戻ってた。

柔らかい表情を浮かべた瑞原プロが口元にマイクを運び、小さく口を開いた。

……まあ、なんていうんだろう。

有り体に言うならその歌がとても綺麗で、俺はそれに見惚れて。

だから俺は、彼女の言う通り、適当に曲を決めて。

……そして、彼女を見つめていた。

はやり「〜♪」

知らない曲だ。

だからこそ、その声が余計に五臓六腑に染み渡る。

時たまこちらを向く笑顔に心を打たれながらも、俺は彼女を見つめ続ける。

瞬きすらも忘れるくらいに。

京太郎「……」

……あと。

……ええと、台無しにするようだけど、その。

体を揺らしたりしながら踊っているから、その。

……。

……ともかく、目を逸らせなかった。
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:44:38.55 ID:5dSKX2Mpo
お・も・ち!お・も・ち!
475 :>>472そうですね、済まぬ >>473 踊っている→歌っている ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 23:51:15.81 ID:uIMD8YIL0
はやり「〜♪」

はやり「……っと、おしまい☆」

京太郎「……」

はやり「……京太郎君?」

京太郎「……はっ!」

京太郎「あまりの素晴らしさにトリップしてました!」

二重の意味で。

はやり「……えっと、どうだった?」

京太郎「なんかもう、言葉で表すのが馬鹿らしくなるほどでした」

はやり「……あははー、それは流石に言いすぎかなー?」

京太郎「いや、そんなことはないですって!」

京太郎「最高です、本当に最高でした、至高でした!」

……ううむ、語彙力が少ない自分が恨めしい。

はやり「えへへっ、ありがと☆」

にこり、と笑ってはやりさんは俺にマイクを向ける。

はやり「次は京太郎君の番だね」

京太郎「ええ、俺の番になってしまいました」

はやり「わーっ、楽しみーっ☆」

京太郎「だから、期待しないでくださいってば」

はやり「何歌うのかなー」

はやり「……あ、この曲知ってる☆」

京太郎「まあ、有名な曲ですしね」

はやり「私も歌っていいかな?」

京太郎「……俺なんかとでよければ」

はやり「君とがいいんだよ☆」

そう笑って、彼女はもう一つのマイクを持った。

そして、こっちによってくる。

はやり「ふふっ、デュエットだね☆」

京太郎「そう……ですね」

はやり「……いや?」

京太郎「滅相もないです」

はやり「あ、始まるよ、京太郎君っ☆」

京太郎「ええ」

京太郎「か、かかってこいや!」

はやり「京太郎君、もう歌始まってる!」

476 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/14(金) 23:59:01.15 ID:uIMD8YIL0
……まあ、緊張っていうのはなれたら消えるものって言うのは誰もが知っていることだろうけど。

まさか、こんな短期間で消えるとは思っていなかった。

……逆に言えば、羞恥心を考えるのが面倒くさくなった。

京太郎「〜♪」

はやり「あははっ、京太郎君、おもしろ〜いっ☆」

だから、例えば、間違えて選曲した知らない曲をアドリブだけで歌いきってみたり。

はやり「〜♪ はいっ!」

京太郎「はいっ!」

はやりさんにあわせて合いの手を入れてみたり。

京太郎「〜♪」

はやり「おぉ……渋い……」

京太郎「瑞原プロが好きかな、と思いまして」

はやり「私そんなに年じゃないもん!」

はやり「あと、はやり!」

……っていうやり取りだったり。

はやり「……」

京太郎「どうしました?」

はやり「自分の歌なのに点数が低い……」

京太郎「ああ、いや、ほら、カラオケってそういうところありますし」

はやり「しかも、京太郎君の方が高い……」

京太郎「ああ、いや、ほら、カラオケってそういうところありますし」

……っていうやり取りだったり。

京太郎「世界一可愛いよ!」

はやり「みんな、ありがとっ☆」

京太郎「わあああぁぁ!」

……っていうやり取りだったり。

いっぱい歌うにつれて、いっぱい楽しくなって。

いっぱい楽しくなるにつれて会話もどんどんとふざけたような形になって。

なんていうか、友達みたいな感じだった。

はやり「……」

京太郎「最後、ですね」

はやり「最後はやっぱりしんみり?」

京太郎「いや、もっと明るく行きましょうよ」

はやり「オッケー☆」

……で、まあそんな楽しい時間は、楽しすぎれば過ぎるほど早く過ぎるのであって。

気がついたらもう退出時間。

延長はしないから、これが本当の本当に最後だ。

はやり「じゃ、京太郎君、歌うよっ☆」

京太郎「ふっ、任せておけ」

はやり「ふふっ、頼りにしてるね☆」
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:02:16.83 ID:Y5Ai2CfKo
一回り位年違うんだよな
478 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/15(土) 00:03:57.67 ID:B4icZVs+0
はやり「ん……っ、楽しかったーっ☆」

京太郎「ええ、楽しかったですね」

最後の最後も何事もなく歌い上げ、カラオケから外に出る。

真っ暗だった。

はやり「ありがと、京太郎君、つれてきてくれて」

京太郎「いや、こちらこそ」

はやり「期待以上の楽しさをいっぱいいっぱい貰ったよ☆」

京太郎「……それはよかった」

期待値が低かったのか。

本当に高いハードルを越えられたのか。

……俺的には後者であってほしいけれど。

はやり「ふふっ、京太郎君が私を呼んでくれてよかった☆」

京太郎「運が良かっただけですけどね」

はやり「それじゃ、きっと私たちの出会いは運命だね☆」

はやり「……なんて、ふふっ☆」

にこやかに笑う。

終始笑顔の絶えない、一緒にいて楽しい人だった。

俺だって。

楽しさはいっぱいいっぱいもらった。

はやり「……ね、京太郎君」

京太郎「はい」

はやり「また、遊びに誘ってくれる?」


1、はい
2、いいえ
3、これが終わりだと何時から錯覚していた?
>>482

3の場合夜安価消滅
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:04:16.49 ID:oWNmsgqao
他のプロと先に仲良くなった状態ではやりんの猛追か
ジュ(ryうっ頭が・・・
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:04:24.06 ID:0+Fr3ukVo
3
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:04:27.61 ID:mzhtZFWdo
世界一!かわいいよ!
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:04:29.29 ID:DFpUYvpdo
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:04:45.83 ID:lB6ugjZN0
1
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:09:21.85 ID:xcV/DJl8o
一回りも年上なんだよな…
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:10:31.59 ID:dVM3TU4So
出てる女性プロで一番年上だっけ?
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:10:53.72 ID:DFpUYvpdo
アラフォーがいるじゃないか(憤怒)
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:12:19.04 ID:NxVVb33Lo
はやりんはすこやんより上だっけ?
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:12:44.39 ID:H+toLgOp0
一応上だけどなぜかアラフォーの方が上だという感覚
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:14:11.58 ID:wV94yBZBo
見た目だけならカツ丼あたりが一番年増
490 :なんであの曲がSDVXに入るんですか(困惑) ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/15(土) 00:21:03.62 ID:B4icZVs+0
京太郎「はい」

はやり「……義務的な感じ」

京太郎「はいっ☆」

はやり「わっ、京太郎君可愛いっ☆」

京太郎「やっべ、全然嬉しくねぇ!」

はやり「褒めてるのに……」

京太郎「だって、瑞原プロだって格好いいって言われたって嬉しくないでしょ?」

はやり「そんなこともないけどなー☆」

はやり「それに、はやり、だよ?」

京太郎「……」

はやり「もう、どうして呼んでくれないのかな……」

はやり「はやり、悲しくて泣いちゃいそう……」

京太郎「そんなこと言われましても……」

はやり「ダメ?」

京太郎「うぐ……」

はやり「……友達記念、に、ね?」

京太郎「……」

京太郎「……は、はやりさん」

はやり「んー……」

京太郎「なんでまだ不満顔なんですか」

はやり「さんづけなんだなー……って」

京太郎「だって、俺より年上じゃないですか」

はやり「はやりは別に気にしないよ☆」

京太郎「俺が気にするんですよ」

はやり「ん、そっか……」

はやり「……それなら、仕方ないね☆」

京太郎「ええ、仕方ないんです」

はやり「私がもっと若々しくなれば、はやりって呼んでくれるんだよね!」

京太郎「違いますけど!?」

はやり「えっと……若々しく……」

はやり「……ばぶー?」

京太郎「退化しすぎです」

京太郎「そもそも、どうしてそこまで名前呼びにこだわるんですか」

はやり「友達だもん☆」

京太郎「……」

別に、友達だって全部が全部呼び捨てってわけでもないだろうけど。

491 :藤田プロっていくつだっけ? 俺の中で30代後半になってたんだけど ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/15(土) 00:21:56.62 ID:B4icZVs+0
京太郎「……まあ、努力しますよ、呼べるように」

はやり「待ってるね☆」

はやり「ふふっ……明日楽しみだなぁ☆」

京太郎「そんなに早くは無理です」

はやり「そっかー……」

京太郎「そんなに呼ばれたいんですか」

はやり「友達だもん☆」

京太郎「……」

京太郎「……んじゃ、もっと親交が深まったら、頑張ってみます」

はやり「つまり、いっぱいい〜っぱい遊んだら、ってことだよね」

京太郎「まあ、そうですね」

妥協案というか、もう面倒くさくなっただけだけど。

はやり「そっか、ふふっ☆」

はやり「それじゃ、次に遊ぶの楽しみにしてるね」

京太郎「ええ、楽しみにしていてください」

はやり「メール待ってるからね☆」

京太郎「気が向いたらメールします」

はやり「それじゃ、気が向くように祈っておかないと!」

京太郎「そんなに遊びたいんですか」

はやり「期待以上の楽しさを届けてくれた京太郎君への期待値はぐんぐんあがってます☆」

京太郎「やめてください」

はやり「やめられないし、とまらないです☆」

京太郎「どこのスナック菓子ですか」

はやり「……っと」

駅前に着いた。

はやり「それじゃ、今日はこれで解散、かな?」

京太郎「そうですね」

京太郎「そろそろご飯の時間ですし」

はやり「そっかー……ん、残念」

はやり「また次、遊べるのを楽しみにしてるからねっ☆」

京太郎「ええ、また遊びましょう」

はやり「それじゃ、またね、京太郎君☆」

京太郎「ええ」

はやり「ばいば〜い☆」フリフリ

こっちを振り返り、何度も手を振りながらはやりさんは駅の中へと消えていった。

…………楽しかったけど。

あれで、俺より随分と年上っていうんだから。

……人間って不思議。


はやりんの好感度が上がり始めました。
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:23:07.45 ID:Ri2oR2mv0
二十代前半だったかな?
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:23:47.71 ID:Wnf1oOsr0
25だったような
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:23:58.84 ID:NxVVb33Lo
カツ丼さんはすこやんより下でしょ
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:24:37.47 ID:wV94yBZBo
24,5とかじゃなかったっけ

あの人はこの調子でカツ丼食べてたらアラフォー時にはどうなってることやら
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:24:58.79 ID:SUaKyVLMo
25のはず
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:25:28.53 ID:0+Fr3ukVo
きつい(28)
アラフォー(27)
かつ丼(25)
11歳児(24)
俺の嫁(20)
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:26:13.43 ID:mzhtZFWdo
>俺の嫁(20)
屋上
499 :なん……だと……!? ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/15(土) 00:27:11.09 ID:B4icZVs+0
京太郎「ただいま」

叔母「おう、おかえり」

叔母「ご飯できてるぜ」

京太郎「ん、サンキュ」

叔母「飯食ったらどうする?」


1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん、はやりん)
4、散歩(コンビニ、宝くじはこちらから)
5、ヤクザさんのバイト
6、賭場へ
7、返済ボックス(現在129.900+α)
8、その他(自由安価)


>>503


>>504 *300 今日の叔母さんの稼ぎ

500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:27:56.55 ID:0+Fr3ukVo
3はやりん
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:27:57.66 ID:7jGO1wuL0
>11歳児(24)
どうやらあなたは必要としてなさそうですね
貰っていきます
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:28:00.01 ID:DFpUYvpdo
3モモ
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:28:00.89 ID:QTTsXlreo

はやりん
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:28:01.12 ID:AKvH1pKAo
モモ3
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:28:01.31 ID:YkL+I2v1o
3かじゅ
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:28:08.97 ID:Wnf1oOsr0
3 はやりん
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:28:11.87 ID:Ri2oR2mv0
3 アラフォー
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:28:20.23 ID:wV94yBZBo
はやりんをきついっていうのやめろ!

ところでこのスレのスレタイ、はやりんがサバ読んでるみたいだよね
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:28:27.04 ID:xcV/DJl8o
大沼プロが(72)でアカギ世代なんだよな…団塊老害だけど 

3モモ
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:30:28.75 ID:HLkzNOcLo
はやり「(28-9)ですっ☆」
511 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/15(土) 00:30:34.66 ID:B4icZVs+0
はやりんにメールということで、今日は本編しゅーりょーです。

誤字したし小ネタ安価
かけそうなら書きます>>515
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:31:33.77 ID:QTTsXlreo
乙ー
毎日の小ネタに精が出ますね!
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:31:36.66 ID:FLnVm2WXo
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:31:45.84 ID:Wnf1oOsr0
狡猾な罠シロ編
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:31:46.76 ID:DFpUYvpdo
ヤクザさんの狡猾な罠
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:31:46.94 ID:YkL+I2v1o
かじゅと甘々イチャラブ
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:31:48.35 ID:HLkzNOcLo
おつー
津山睦月です、狡猾な罠のはずでした…
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:31:50.01 ID:MkbxlaZAO
狡猾すこやん
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:31:54.90 ID:u2eeQ44eo
狡カツ丼(ギャグ路線で)
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:32:07.59 ID:KHzAjUE3o
すこやんと結婚しちゃった
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:32:07.70 ID:mzhtZFWdo
(アカン…)
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:32:16.75 ID:Ri2oR2mv0

狡猾な罠 咲ちゃん編
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:32:21.61 ID:M+v8NqDLo

おまえらぁ!三巻64Pのかつ丼さん見てみろかわいいだろ!
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:32:33.27 ID:BLelhZ+Io
おつ
狡猾な罠すこやん
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:33:30.42 ID:HLkzNOcLo
よっしゃ!ホモやんけ!
これは騙されてヤバい仕事させられるパターンやな
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:33:40.26 ID:SUaKyVLMo
みんなの狡猾な罠を実体験して学んだ京太郎がヤクザさんに狡猾な罠
527 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/15(土) 00:33:54.14 ID:B4icZVs+0
>>515!?

ええと、とりあえず流石にモブに近いようなキャラの小ネタっていうのもあれですし
BLならせめてハギヨシに変えさせてください(懇願)

もしくは、何かほかに何かあれば、そちらに変えますので。
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:35:17.03 ID:cvV7UV7Fo
なんだか誰かがきゅふふと笑っている気がするww
529 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 00:36:19.00 ID:B4icZVs+0
よく考えたら恋愛方面じゃなくて普通に借金さらに重くさせればいいのか。

真っ先ににホモに直結したイッチは重症。
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:36:19.16 ID:DFpUYvpdo
なら、姉帯さんの狡猾な罠

姉帯さん「虫が服の中に入っちゃったからとってー」
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:37:10.18 ID:M+v8NqDLo
借金鬱売プッシュ

なおヤクザさんは口振りから叔母さん目当てっぽ
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:37:24.60 ID:mzhtZFWdo
>>530
これにしよう(提案)
533 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 00:38:55.16 ID:B4icZVs+0
>>530 了解です
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:39:52.09 ID:DFpUYvpdo
借金が増えて体を売るしかなくなった京太郎を、モモや記憶持ち衣やすこやんやハギヨシが買うでもよかったのか!?
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:47:24.19 ID:1Aym1x+w0
京子ちゃん×ヤクザさんじゃいかんのか?
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:59:08.80 ID:ogXO5gXfo
俺もてっきり京子ちゃんかと
537 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 01:27:14.70 ID:B4icZVs+0
叔母さんだったりヤクザさんだったり、それらがメインになるような小ネタは基本的に受け付けてないです。
なんでかって言われてもこうだからって答えられないですけど。



書きました。

R-18

宮守は天使、えっちなことなんてしません!
なんて方はNGワードに豊穣を。

こ、今度はちゃんといれるから(震え声)
538 :豊穣 ◆tXdh2WZ0lM [sage saga]:2012/12/15(土) 01:28:00.33 ID:B4icZVs+0
〜豊音の狡猾な罠〜


豊音「ひゃぅっ!」

京太郎「!?」

京太郎「ど、どうしました……?」

豊音「いや……あぅぅ……」

京太郎「ちょ、本当にどうしたんですか!?」

いきなり声を上げたかと思うと、今度は縮こまるように、何かに耐えるような表情を見せた。

豊音「う……うぅ……」

京太郎「……豊音さん?」

豊音「あの……えっと、ね?」

豊音「その……」

豊音「服の中に虫が入っちゃったみたいで」

京太郎「……へ?」

豊音「よかったら……その、取ってくれない、かな……って」

京太郎「……」

まず整理しよう。

今の彼女は、長身なのに、Tシャツとミニスカート。

まあ、夏だし。

なんかもう簡単に見えそうげふんげふん。

で、その状態で虫が服の中に入ったそうだ。

京太郎「……前ですか、後ろですか?」

豊音「後ろだよー」

豊音「うぅ……」

京太郎「……豊音さんって虫苦手でしたっけ?」

豊音「苦手だよー、もーちょー苦手だよー」

豊音「だから、動けなくて、だから、その……」

京太郎「ああ、もう、わかりましたよ!」

豊音「……ごめんね?」

京太郎「気にしないでください」

京太郎「ええと、それじゃ、入れますよ?」

豊音「う、うん」

Tシャツを少しだけまくって手を中に入れてみる。

豊音「ひゃっ!」

豊音「京太郎君の手、ちょーつめたいよー」

京太郎「さっき冷えたカルピス持ってきたばかりですしね」

京太郎「ええと、どの辺ですか?」

豊音「ん……もうちょっと上……」

さわさわ、と。

柔らかい背中を撫でる。

きっとこのまま潰されるのも嫌がるだろうから、強く探すことも出来ず、ゆっくりと探す。
539 :豊穣 ◆tXdh2WZ0lM [sage saga]:2012/12/15(土) 01:28:46.05 ID:B4icZVs+0
京太郎「……ん?」

豊音「い、いた……?」

京太郎「……いや」

さわさわ、と。

なんだか変な気分になってくる。

京太郎「……」

豊音「……ぁ……ん」

京太郎「」ビクッ

豊音「あ、ご、ゴメンね、変な声だして!」

豊音「ちょっとくすぐったくてー……」

京太郎「ああ、いや、気にしないでください」

それ自身は悪いことではない。

問題は俺の自制心が耐えられるかどうかの問題だ。

さわさわ、と。

嘗め回すように撫でる。

背骨にそって指をつーと動かしてみたり。

調子に乗って何か文字を書いてみたり。

……。

……いや、ちょっと待て、俺は今虫を探しているんだ。

遊んでいる場合じゃないぞ、俺。

豊音「……ひゃっ!」

豊音「ま、前の方に……」

京太郎「……へ?」

豊音「きょ、京太郎君……」

声が少しだけ潤んでいた。

そんなことをされたら断れるはずもない。

京太郎「……えっと」

京太郎「……行きますね」

豊音「う、うん」

彼女に了承を貰う。

だから、俺は背中側からおなかに腕を回した。

……まるで抱きつくような形だ。

豊音「……京太郎君」

豊音「なんで前に来なかったのー?」

京太郎「いや、前だと恥ずかしいかなって」

俺が。
540 :豊穣 ◆tXdh2WZ0lM [sage saga]:2012/12/15(土) 01:29:16.75 ID:B4icZVs+0
豊音「ん、そっか……」

京太郎「えっと……前にいるんですよね?」

豊音「うん……今おなかの辺りを登ってて……」

京太郎「了解です」

……この際だ、もう片方の腕も入れてしまえ。

それによって本当に抱きつくような形になる。

京太郎「……ん、いませんね……」

豊音「そ、そんなことないよー」

豊音「ぁぅ……」

京太郎「……ふーむ」

……おなかを撫でる。

へその中に指を入れてみたり。

豊音「……ぁ」

豊音「きょ、京太郎君」

豊音「その……胸を上って……」

京太郎「」

豊音「その……」

豊音「……とってくれないかなー?」

京太郎「」

豊音「……京太郎、君?」

京太郎「」

今、俺の中の何かが切れるか切れないか、という状態である。

頑張れ俺、さすがにそれは無理だというんだ。

いや、だって、ほら、豊音さん純粋ですし。

そんなことできるわけが――

豊音「その……いくらでも、触ってもいいから」

――あった。

糸は簡単に切れるし、たがは簡単に外れる。

京太郎「わかりました」

す、と動かす。

人並みに膨らんだそれに手を寄せる。

なんでこの人ノーブラなんですか。
541 :豊穣 ◆tXdh2WZ0lM [sage saga]:2012/12/15(土) 01:29:50.21 ID:B4icZVs+0
豊音「〜〜〜〜〜っ///」

京太郎「おかしいですね……見当たらないです……」

豊音「そんなこと……」

京太郎「あ、いた」

豊音「……へ?」

豊音「いや、そんなはず――」

何か言いかけてる豊音さんの言葉を無視して俺はそれをピンとはじく。

豊音「ぁ……んぅ……っ!」

京太郎「ほら、これですよね」

京太郎「今俺がこうしてぐりぐり弄ってる」

豊音「ゃ……ちょ、ゃめ……」

京太郎「虫を取ってほしいっていったのは豊音さんじゃないですか」

京太郎「……しかし、吸い付いているみたいですね……」

京太郎「……引っ張ってみますか」

豊音「〜〜〜〜っ///」

豊音「ゃ……め……っ!」

京太郎「いやいや、俺は虫を探しているだけですし」

京太郎「……あ、そうだ、もしかしたら穴の中に隠れたのかもしれませんね」

豊音「ほぇ……?」

京太郎「虫って暗いところとか好きそうですし」

京太郎「ちょっと探してみます」

右手を胸から離す。

そして、そのまま下に持っていく。

下に、下に、下に。

豊音「ゃ……ちょ、京太郎君……っ」

京太郎「……ああ、あったあった」

京太郎「……すっごいぬれてますよ?」

豊音「そんなこと……ぃゎなぃで……ほしい、よー」

京太郎「……ああ、なるほど」

京太郎「このまま水を流して、虫を外に追い出そうということですね!」

豊音「……?」

京太郎「それじゃ、お手伝いしてあげます」
542 :豊穣 ◆tXdh2WZ0lM [sage saga]:2012/12/15(土) 01:31:04.93 ID:B4icZVs+0
京太郎「……あ、こっちにも虫みたいなのいますし、少し弄ってみます」

豊音「あんっ!」

京太郎「……どうしました?」

豊音「……ん……やぁ……んっ!」

京太郎「どうもしてないんですね」

京太郎「それじゃ、続けます」

豊音「ゃ……んっ……ぁ……ぇ……はぁんっ」

豊音「きょ、京太、京太郎……くんぅっ!」

京太郎「ん……やっぱりこれは違うみたいですね」

京太郎「それじゃ、中に入れてみます」

豊音「!?」

京太郎「よいしょ」

京太郎「ん……こっちか、こっちのほうか……?」

豊音「ゃだ……京太郎くん……っん……ゃめ……」

豊音「我慢……出来なくなっちゃう、からー……っ」

京太郎「……もう少し奥か?」

豊音「〜〜〜〜〜〜っ!///」

京太郎「こっちか、それともこっちの方に……」

京太郎「……ああ、やっぱり胸に帰ってきたのか?」

豊音「や、んっ、ぇ、っ、はっ、あんっ、あ、ゃ!」

豊音「きょっ、たろ、っ、く、っん、っ、ん!」

豊音「もうんっ、ゃ、め、てっ、で、ちゃんぅっっ!」

豊音「やだ、だやだ、でちゃう、でちゃううううぅぅぅ!」

豊音さんがそういうと同時に、俺の指は出てくる何かに押し出された。

たくさんの愛液が俺の手に降りかかる。

豊音「……はぁ……はぁ」

京太郎「……これで、虫も出て行ったんじゃないんですか?」

豊音「それじゃ……離す、のー?」

京太郎「……」

豊音「はぁ……はぁ……」

豊音「……ここまで、したんだから」

豊音「……責任、とってほしい、よー」

ぐるり、と豊音さんは無理やり体を反転させる。

そして、ぎゅむ、と俺を抱きしめた。

俺も俺で先ほどと同じような位置に手を置いたまま回転されたので、彼女の背とお尻に手が当たっている。

だから、抱き合っているような形だった。

豊音「きょぅ……たろぅ……くんっ……!」

俺よりも高所から呼ぶ声の発信源が俺の唇に近づく。

両手をふさがれているようなもので、勿論抵抗も出来ない。

……ちゅ、と触れる。
543 :豊穣 ◆tXdh2WZ0lM [sage saga]:2012/12/15(土) 01:32:25.73 ID:B4icZVs+0
それだけでは飽き足らず。

彼女は俺をそのまま押し倒した。

がん、と床が俺の背に痛みを与える。

……もっとも、彼女の手があったため、最小限にまで抑えられたわけだが。

豊音「ぷはっ」

唇を離した豊音さんは俺の体から手を離し、俺の顔の両脇に手をついて、四つんばいになった。

京太郎「豊音さん……っ」

豊音「もう……我慢できないよー」

豊音「京太郎君もそうでしょー?」

さわ、と彼女の手が先ほど俺にしていたように俺の体に触れる。

下に、下に、下に。

豊音「こんなにおっきくなってるもんねー」

そして、伸びた先では当然のごとく自分を誇示している息子が。

豊音「えい」

京太郎「っ!?」

豊音「えへへ、仕返し、だよー?」

ぎゅぅ、と握られたあと、そのままこすられる。

ただでさえ窮屈だったそれが、さらに大きくなる。

豊音「……ね、京太郎君」

豊音「私にあんなにしたんだから」

豊音「責任とって欲しいなー?」

京太郎「……」

こすこす、と動く手が止まった。

ここからというところで。

もうすこし、というところで。

豊音「……どう?」

京太郎「……」

京太郎「俺でよければ」

豊音「ん、そっかー」

豊音さんは体をあげる。

彼女が離れてしまった、ああ、もしかして選択を間違えたのだろうか。

そう思ったのはつかの間。

彼女は俺のズボンをおろし、パンツをおろす。

そうすると、勿論現れる。

そして、それに彼女は顔を近づけた。

豊音「それじゃ、続き、しよっかー?」

ペロリ、とそれを一舐めして、彼女は笑った。

全て彼女の手の平だ、と気がついたのはそれから少しして。



おしまい
544 : ◆tXdh2WZ0lM [sage saga]:2012/12/15(土) 01:34:29.76 ID:B4icZVs+0
京太郎「……これはなんですか?」

豊音「む、むしだよー」

豊音「ちょーこわいよー」

京太郎「完全におもちゃの虫じゃないですか!」

って感じのルートは没になりました。


豊音は天使、襲っても天使、襲われても天使。

それじゃ、今日はこれでしゅーりょーです

お付き合いありがとうございましたー
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:34:32.31 ID:BLelhZ+Io
ふぅ…すばらだな
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:34:59.78 ID:BLelhZ+Io
あ、おつー
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:35:59.50 ID:M+v8NqDLo
ふぅ・・・乙
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:36:02.85 ID:AXaY4lwzo
すばらやった
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:36:58.09 ID:DFpUYvpdo
ふぅ……まったくすばらやな
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:37:07.76 ID:mzhtZFWdo
宮守は天界
はっきりわかんだね
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:39:54.86 ID:Wnf1oOsr0
ふぅ……おつだよー
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 02:21:24.99 ID:dYtpQboTo
ヤクザさんのぐう狡猾な罠が見れると期待したのに……
いや、満足だけどね?
553 : ◆tXdh2WZ0lM [sage saga]:2012/12/15(土) 16:51:34.69 ID:B4icZVs+0
本日用事があって本編できませぬ。


おそらく夜、または明日になりますけど、かけたら書きます小ネタ安価>>558
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/15(土) 16:55:37.36 ID:Ymcyb/HN0
踏み台
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 16:56:30.49 ID:lRX6SrNGo
ksk
すこやんの狡猾すぎる罠
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 16:57:24.15 ID:oagiHTJ7o
ワハハの狡猾なつもりの罠
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 16:58:04.41 ID:u2eeQ44eo
狡猾なワハハ
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 16:58:08.63 ID:HLkzNOcLo
>>517
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 16:59:20.78 ID:EVClX2zao
すこやん 狡猾な罠
560 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 16:59:38.68 ID:B4icZVs+0
>>558 シチュエーションの希望があればよろしくお願いします
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 17:03:35.35 ID:HLkzNOcLo
うなじの続きっぽくチラリズムで誘ってから主導権を握ろうとしたんだけど…
みたいな感じでオナシャス
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 17:10:12.67 ID:VALggaufo
むっきーのとか本当誰得なんだよ
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 17:14:29.86 ID:Kskn1caYo
お前の意見はもっと誰得
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 17:15:29.72 ID:lRX6SrNGo
俺得
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 17:29:24.98 ID:SUaKyVLMo
俺ら得
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 17:31:21.04 ID:fwtlISt9o
いいぞ…次はかおりんの狡猾な罠だ…
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 17:32:18.60 ID:NJr06Wujo
京得
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 18:00:47.85 ID:DFpUYvpdo
出遅れた……次はシロで狡猾な罠を狙ったる
569 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 22:12:24.14 ID:B4icZVs+0
R-18ではないけれど、一応注意。

苦手な方はチュロスをNGワードに
570 :チュロス ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 22:12:56.05 ID:B4icZVs+0
>>517



睦月「……」チラッ

京太郎「……ずず」

京太郎「ふぅ……今日もお茶が上手いな……」

桃子「じじくさいっすね」

京太郎「将来を先取りしてるんだよ」

睦月「……あの、京太郎君」

京太郎「はい、なんでしょう?」

睦月「……」

睦月(うなじに興味を示していたし……)

睦月(こうして、肩を見せたらきっと……)

京太郎「……」

睦月「……」

桃子「……あ、京ちゃん、ちょっと聞きたいことがあるっすけど」

京太郎「ん、なんだ?」クルッ

睦月「へ?」

桃子「えっとっすね……」

睦月「あの、京太郎君?」

京太郎「ああ、睦月先輩」

京太郎「時期が時期ですし、そんな風に肩出してたら風邪引きますよ」

睦月「……」


……………………………………………………………………………………………………


睦月「京太郎君っ!」

京太郎「ん、どうしました?」

睦月「えっと……」

睦月「……ぴら」

京太郎「……」

睦月(今度は、人気のない踊り場でスカートをあげてみた)

睦月(……きっとあの時は全てが露出していたからいけなかったのだろう)

睦月(こうすれば、きっとうなじを見るときと同じような要領で、私の付け根に釘付けに――)

京太郎「王女様の真似事ですか?」

睦月「……へっ?」

京太郎「いや、こんな感じで、かしこまりましたー……って」

睦月「……あ、うん、そうだよ」

睦月「なんとなくやってみたくなって」

京太郎「そうですか、似合ってますよ」

睦月「あ、ありがとう」

睦月「……」
571 :チュロス ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 22:13:29.29 ID:B4icZVs+0
睦月「ん……っ、疲れた……」

京太郎「お疲れ様です」

睦月「京太郎君、肩揉んでくれると嬉しいな」

京太郎「俺は貴方の雑用ですか?」

睦月「だめ?」

京太郎「いや、いいですけど」

睦月「ん……じゃ、お願い」

京太郎「そこでどうして猫背になるんですか」

睦月「ついでに、マッサージも、と」

京太郎「……まあ、いいですけど」

京太郎「でも、肩を揉みますので、背筋を伸ばしてください」

睦月「わっ!」

京太郎「……」

睦月(……こうすることによって、彼が執着したうなじを目の前に)

睦月(さらに、少し顔を前に出せば服と体の隙間から私の体が見える)

睦月(……このために、下着をつけてこなかったのだから、もう彼の視線は釘付けに違いない)

睦月(そしてそのまま時間が経ったら――)

京太郎「あ、終りました」

睦月「……え?」

京太郎「あまりこってないみたいですし、俺は必要ないですね」

睦月「……」


………………………………………………………………………………………………………

京太郎「こんなところに呼び出しまして、どうしました?」

睦月「いや、ちょっと京太郎君に話したいことが、と」

京太郎「そうですか」

睦月「うん」

睦月「えっと……」

京太郎「……また、王女様の真似事ですか」

睦月「そうじゃなくて……」

睦月「その……」

睦月「京太郎君に、なら……」

睦月「この先……見せても、いい、よ?」

睦月(強硬手段である)

睦月(ぎりぎりまでスカートをあげる)

睦月「もう少し視線が下がれば見えるかもしれないのに、そんな風に彼を葛藤させて――)

京太郎「あ、結構です」

睦月「……へ?」

京太郎「用はそれだけですか?」

京太郎「なら帰りますね」

睦月「……」ポツーン
572 :チュロス ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 22:14:02.62 ID:B4icZVs+0
京太郎「……」

睦月「あの、京太郎、君っ!」

京太郎「どうしました?」

睦月「その、京太郎君は……」

睦月「……どんなのが好きなの?」

京太郎「いや、何の話ですか」

睦月「あ、えっと……」

睦月「……趣向?」

京太郎「……要するにフェチですよね」

睦月「ああ……うん……まあ……うむ」

京太郎「なんで、こんな会話を女子の先輩としなければいけないんですか」

睦月「いや……ちょっと、気になって……」

京太郎「そうですか」

京太郎「ふむ……フェチ……」

京太郎「……ああ、俺、チラリズムとか好きですよ」

睦月「!」

睦月「そうなんだ」

京太郎「ええ」

京太郎「あの見えそうで見えない、そんな部分がちらりと見えたときの興奮とかもう最高ですね」

京太郎「でも、最近、うなじやふとももなんかじゃあまり感じなくなってきたんですよ」

睦月「……そうなの?」

京太郎「ええ」

京太郎「なんでしょう……マンネリ、ですかね?」

京太郎「もっと過激なものが欲しい気分です」

睦月「過激……」

京太郎「下着なんかも微妙ですし……服の中からチラ、と見えるのも微妙ですし……」

京太郎「……って、俺先輩に何はなしているんでしょうね」

睦月「下着なんかも微妙……」

京太郎「……睦月先輩?」

睦月「ああ、ありがとう、京太郎君!」

睦月「それじゃ、私行くね!」

京太郎「いや、どこに――」

京太郎「……いっちゃったよ」

京太郎「……」

京太郎「……」ニヤリ
573 :チュロス ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 22:14:29.37 ID:B4icZVs+0

呼び出されたはずの場所に、睦月先輩はいなかった。

京太郎「睦月先輩?」

屋上前の扉へ向かう階段の途中。

休み時間にはほとんど誰も来ないこの場所で、俺は彼女の名前を呼んでみる。

睦月「……う、む」

小さく、いつもの彼女らしい頷きが聞こえた。

階段をもう何段かあがり、扉の目の前に。

そして、右を向く。

そこには。

睦月「……京太郎、君」

全裸の睦月先輩がいた。

右手で右胸の突起を隠し、左腕で左胸と股の両方を隠している。

大切なところだけは見えていない。

見えそうで、見えない。

京太郎「……」

睦月「……」

京太郎「……睦月先輩」

睦月「」ビクッ

京太郎「……見えそうで見えないものがちらりと見えたときって、素晴らしいですよね」

睦月「……ぅ」

京太郎「それだとただの露出ですもんね」

睦月「……」

睦月「……ゃ、それ、は……流石に……」

京太郎「そうですか」

京太郎「それじゃ、睦月先輩は男子生徒に自ら裸を見せている痴女だっていい降らしてきますね」

睦月「や、まって――っ!」

振り返ろうとする俺を止めるように彼女は両手を伸ばす。

両手を伸ばす。
574 :いい降らす→言いふらす チュロス ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 22:15:31.65 ID:B4icZVs+0
京太郎「……」

睦月「――っ!///」

あっ、という間にもう一度体を隠すように腕で包んだ。

睦月「……こ、こんなの見せるの、京太郎君、だけ、だからっ!」

睦月「痴女じゃなくて、京太郎君、だけ、だからっ!」

京太郎「隠しているじゃないですか」

睦月「……ぅ」

京太郎「本当に俺だけに見せるのなら、見せてくださいよ」

京太郎「全てをさらけ出して見せてくださいよ」

睦月「……」

す、と彼女の腕が外れる。

インドア派なのだろう、まるで外に出たことのないような白い肌が扉から少し差し込む光に照らされていた。

京太郎(計画通り!)

心の中でガッツポーズ。

睦月「京太郎……っ、くぅん……っ」

彼女は恥ずかしそうな顔をしたまま俺を見上げる。

まるでやめてほしいといわれるのを願うように。

京太郎「まだ、だめですよ」

京太郎「まだ、俺が堪能していないですから」

っ、と苦しそうな顔を見せる。

けれど、彼女はやめることはなかった。

それは、俺の言うことなら何でも聞くという意思表示に変わりない。

京太郎(否、計画以上!)

心の中で喜びの舞(アドリブ)。

……さて。

俺の言うことを何でも聞いてくれるというのなら。

これから、どう調教してやろうか――



終わり
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:15:54.89 ID:DFpUYvpdo
むっきーちょろかわ
576 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/15(土) 22:15:55.19 ID:B4icZVs+0
こうですか、わかりません!><
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:17:27.16 ID:AXaY4lwzo
すばらやっ!
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:22:56.84 ID:HLkzNOcLo
むっきーはちょろい、はっきり分かんだね
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:26:00.98 ID:M+v8NqDLo
これがだれか男に見られてたら・・・と思ってしまう
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:31:01.46 ID:qGP2tpeC0
まぁ、モモはステルスモードで京太郎の後ろについてて
この光景を目撃してしまっただろうな
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:33:59.55 ID:lTXJBlKYo
>>579
京太郎がどう調教しようか考えてる間に、写真をネタに寝取られるむっきーだなんてそんな
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:38:59.49 ID:c6irgb6jo
え?むしろ京太郎がそういうプレイをしてると脅されて京太郎が寝取られるんじゃないの?
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:40:29.14 ID:DFpUYvpdo
ハギヨシ&ヤクザさん「!?」(ガタッ)
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 22:46:39.51 ID:nveT0fyIO
ダメヨシとヤクザは帰って、どうぞ
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:01:27.11 ID:RNs8YARco
大沼「!!」ガタッ
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:44:44.43 ID:lD+E+dOn0
(菊門・・)
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 16:25:46.12 ID:RDyKZyKF0
モモ「あ゛〜こんなことが学校に知れたらどうなるッスかねぇ〜?」
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 16:36:54.89 ID:T4J1djN3o
>>587
京太郎「すいません許してください!何でもしますから!」
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 16:37:53.19 ID:KRpqUdsUo
ん?
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 16:43:36.57 ID:Hk+WQCUPo
なんでもするって
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 16:46:42.33 ID:l0G1DoYuo
うむ
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 19:17:46.48 ID:lPa9DNmP0
桃子「『この写真をばら撒かれたくなかったら今後二度と須賀京太郎に近づくな』…っと」カキカキ
593 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 22:38:51.96 ID:i706xglg0
>>580玄関開けたら首輪と紐をつけたモモが四つん這いになって『わん』って上目遣いで、舌を出しながらこちらを見ている、一緒に散歩しますか?
ニフはい
 YES


はじめるでー


594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:39:29.48 ID:V0kU++gX0
モモはステルスかわいい(文句なし)
595 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 22:45:45.41 ID:i706xglg0
叔母さんの稼ぎ、3,600円


京太郎「家にいるよ」

叔母「ん、そっか」

京太郎「んじゃ、いただきます」

叔母「おう、いただかれます。


………………。
…………。
……。


京太郎「……さて」

おなかイッパイ、たらふく食った。

そして暇になる。

……いや。

折角遊んだんだ。

ついでに、メールアドレスも貰ったんだ。

……。

はやりさんに何か話して見ようかな。


1、今日はありがとうございました、また遊びましょうね!
2、今度は一緒に麻雀しましょう、っていうか、教えてください。
3、暇だったのでメールしました、何か話しましょう
4、その他(自由安価)
596 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 22:46:11.85 ID:i706xglg0
安価忘れ>>600
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:46:29.68 ID:+A3AP6zc0
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:46:56.97 ID:vMZZnC+Yo
1
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:46:59.50 ID:qwm695b8o
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:47:00.54 ID:LPij5gAXo
2
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:47:02.98 ID:3QCFlPcyo
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:48:11.07 ID:mUQ02Z1r0
モモ「これからする私のお願いに、ハイかYesで答えてくださいっす!!」

京太郎「それって、俺に拒否権ねーって事だろ!!?」

こうですか?わかりません
安価なら下
603 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 23:02:39.44 ID:i706xglg0
京太郎「今度は一緒に麻雀しましょう、っていうか教えてください……っと」

『わぁ、すっごく直球だね☆』

返事が早い。

暇なのだろうか。

京太郎「遠まわしにするのもどうかと思ったので……っと」

『うんうん、その心意気はお姉さん感心しちゃうな☆』

京太郎「……で、どうですか?……っと」

『構わないよ☆』

京太郎「ありがとうございます」

『どういたしまして』

『困ってる子に手を差し伸べるのは当然のことだよね☆』

京太郎「そこまで困ってるわけでもないですけどね……っと」

『えっ』

『はやりと麻雀しなきゃ死んじゃう病じゃないの?』

京太郎「小学生ですか……っと」

『アイドルですっ☆』

『写真ほしい?』

京太郎「結構です……っと」

『えー』

京太郎「いや、カードいっぱい持ってますし……っと」

『今取ったばかりだから非売品だよ!』

『in電車』

京太郎「公共の場で何やってるんですか……っと」

『冗談です☆』

『はい、こっちが本物の写真』

『イェイ☆』

京太郎「……」

添付画像ファイルを開くと、片目を閉じてウインクしているはやりさんが出て来た。

京太郎「……ところで、はやりさん……っと」

『わぁ、感想がなくてはやり泣いちゃうぞ☆』

京太郎「何時麻雀しますか?……っと」

『……』

『……ん、そうだね』

『私は別にいつでも大丈夫だけど、京太郎君の空いてる日は?』

京太郎「そうですね……」


>>607(自由にどうぞ)
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:03:43.67 ID:qwm695b8o
今予定って何があったっけ?
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:04:33.64 ID:/klbXjlNo
明日以外なら
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:04:36.32 ID:V0kU++gX0
モモとデートがある、被って良いなら被せるけど 駄目だよな
安価下
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:05:11.76 ID:qwm695b8o
明後日以降
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:11:04.96 ID:qwm695b8o
で、いいんだよね?
609 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 23:13:08.20 ID:i706xglg0
京太郎「……ええと、明後日以降なら……っと」

『明日はダメなんだ?』

京太郎「ええ、約束がありますので」

……よし、忘れてない、忘れてないぞ。

夜寝る前に月に向かって三度唱えていることが功を奏したな。

……いや、冗談だけど。

でも、忘れないように、思い出したように唱えているし。

うむ、もう大丈夫、大丈夫である。

『そっかー』

『折角明日休みだから、と思ったけど』

『残念☆』

京太郎「まあ、さすがに今ある約束は敗れませんからね」

京太郎「明後日以降、適当な日にお願いします……っと」

『じゃ、3年後で☆』

京太郎「わかりました」

京太郎「忘れていたら何かおごってもらいますからね……っと」

『アイス?』

京太郎「豪邸……っと」

『豪邸!?』

京太郎「敷地面積は大体ロシアの二倍で…………っと」

『どうすればいいの!?』

京太郎「家は全部オリハルコンで出来ていて…………っと」

『そもそも、この地球上にあるの!?」』

京太郎「見ます?」

『持ってるんだ!?』

京太郎「いやー……最近家の庭での繁殖がすさまじくて、正直邪魔なんですよね……」

『オリハルコンってそういうものだっけ!?』

『……もう、京太郎君、お姉さんをからかうのも大概にしなさい!』

京太郎「すいませんでしたー……っと」

『やっぱり棒読みだ!』

京太郎「ああ、そんなわけで、麻雀できる日を楽しみにしてますね……っと」

『一向にどういうわけかわからないです☆』

京太郎「3年後……っと」

『まだその冗談続いていたんだ!?』

『……あの、冗談、だよ?』

京太郎「そんくらいわかってます」

『……よかった』

まあ、3年後までこうして親交が続いていれば冗談じゃなくなるのかもしれないけれど。

……折角関わりをもてたんだし、続けたいなぁ。
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:15:22.36 ID:UKkdPzYd0
明後日以降とした場合、
⇒(例:モモとデート後に次の)デートの約束を取り付けられる。
⇒はやりんがそのデートに被るように約束をしてくる。
⇒俺たち忘れてる。
⇒シュラバ、シュラバ
みたいにならなければ良いけど
611 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 23:17:13.15 ID:i706xglg0
『日曜日です☆』

京太郎「日曜日ですね」

京太郎「……約三時間、何してたんでしょうね……っと」

『楽しかったから問題なし☆』

『それとも、京太郎君は楽しくなかった?』

京太郎「いえ、全然」

『ならよかった』

『……えっと、それじゃ、京太郎君はきっとそろそろ寝る時間だよね?』

京太郎「ん……」


1、寝る
2、もうちょっと話しませんか?
3、他のことをする
>>615

1以外で明日の朝寝坊するかもしれません
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:17:41.05 ID:qwm695b8o
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:17:57.52 ID:Q7n9igb+o
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:18:09.23 ID:UKkdPzYd0
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:18:10.43 ID:mBJvYdago
2
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:18:12.58 ID:zRIvyUWho
1
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:20:56.66 ID:JGHYPvbto
昼からの約束にしといて良かったねぇ
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:24:19.65 ID:UKkdPzYd0
でもモモって昼から約束して、朝の9時くらいから居そうじゃん
619 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 23:24:45.15 ID:i706xglg0
京太郎「もうちょっと話しませんか……っと」

『……ナンパ?』

京太郎「メールでナンパって新しいですね……っと」

『常に時代の最先端を行く、それが須賀☆京太郎』

京太郎「変なところに☆をつけないでください……っと」

『須賀☆自演乙☆京太郎』

京太郎「やめてください」

それは俺じゃない。

『須賀☆魔法少女☆京太郎?』

京太郎「もっと違います」

『むー……』

『……須賀☆国士無双☆京太郎!』

京太郎「いったい何と戦ってるんですか……っと」

『はやりの想像力とかな☆』

京太郎「それに俺を巻き込まないでください……っと」

『京太郎君の名前弄りやすいから仕方ないよね☆』

京太郎「それを言うならはやりさんの名前だっていじりやすいじゃないですか……っと」

『例えば?』

京太郎「瑞原は槍とか……っと」

『私のこの一直線な性格が現れてるね☆』

京太郎「すごいポジティブな考え方ですね……っと」

『槍にネガティブな意味ってあるのかな?』

京太郎「空から降ってきます……っと」

『……つまり、空からちっちゃなはやりがいっぱい降ってくるってこと?』

京太郎「どうしてそうなるんですか……っと」

『いる?』

京太郎「結構です……っと」

『えー……』

……。

……ちょっと欲しいと思ったかもしれない。

小さかったら、その口調や言動もまだ納得が……げふんげふん。


>>624(自由に話題をどうぞ)
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:24:51.92 ID:/klbXjlNo
そこまで知るかwwwwww
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:25:44.56 ID:Q7n9igb+o
麻雀について熱く語ってください
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:26:25.42 ID:dZK0daPuo
キャラ作りについて
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:26:32.00 ID:vkCphFJ5o
>>621
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:26:34.02 ID:qwm695b8o
異性関係
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:26:36.50 ID:b9vlAslvo
日曜朝に見る番組について
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:27:34.62 ID:buwRQO/Oo
好きなタイプ
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:28:16.60 ID:z1zoVC5Xo
スリーサイズ
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:34:29.99 ID:Pw0cosyno
将来設計
629 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 23:36:43.81 ID:i706xglg0
京太郎「そういえばはやりさん……っと」

『何かな☆』

京太郎「聞きたいことがあるんですけど、いいですか?……っと」

『お姉さんにおまかせあれ!』

京太郎「いや、異性関係について……っと」

『良い子はもう寝る時間だぞ☆』

『だからはやりは寝る、寝るったら寝る!』

京太郎「いや、おまかせあれっていったじゃないですか……っと」

『あれは嘘です☆』

『もうやだ、寝る、寝るもんっ!』

京太郎「……寝る?……っと」

『お父さんとは一緒に寝ないよ?』

『愛用のうさちゃんと一緒に寝ます☆』

京太郎「そうですか」

見た目は置いておいて、性格からそれは十分に想像できた。

京太郎「……って言うか別に異性関係ってそういうことだけじゃないと思うんですけど」

京太郎「男性の知り合いとかいないんですか?……っと」

……少しだけ間が空く。

『いるよ☆』

なんかすっごく苦労した四文字が帰ってきた。

今の彼女のが顔が見てみたい。

すっごく見てみたい。

『今私とメールしている子とか☆』

少し遅れてそんなメールが来た。

京太郎「  ……っと」

『その意味深な空メールはどういうことかな?』

京太郎「そういうことです」

『……はっ、あぶり出しってことかな☆』

京太郎「携帯をあぶってどうするんですか……っと」

『あぶり携帯だね』

『ふふっ、美味しそう☆』

京太郎「それはさすがにどうかと思います……っと」

『えー、そうかなー?』

……話題の逸らし方が無理やりすぎる。

それはきっと、やっぱり彼女がそういう関係の話だと思っていたわけで。

……ああ、もう、本当に今のはやりさんの顔が見てみたい。

……なんにせよ、異性交友も異性関係も、あまりなさそうだった。

その口調じゃしかたな……げふんげふん。



はやりんの好感度があがりました。
630 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 23:42:52.75 ID:i706xglg0
『一時です☆』

京太郎「お昼ご飯を食べてちょっと満足した気分の時間ですね……っと」

『ちょっと外を見てみよっか☆』

京太郎「お星様が綺麗ですね……っと」

『おんなじお星様を見ているんだね、くすっ☆』

わざわざ笑い声が入っている。

……いや、☆とか入れているからそれ以前の問題だけど。

『お月様が綺麗なのが、好きって合図なら、お星様が綺麗なのはなんの合図なんだろうね?』

京太郎「……そうですね」

京太郎「あまり思いつかないです……っと」

『やっぱり?』

京太郎「そういうはやりさんは?……っと」

『はやりもだよ☆』

『……二人で決めちゃう?』

京太郎「……また今度ですかね」

京太郎「正直眠いです……っと」

『一時だもんね☆』

『よくがんばりました、えらいえらい☆』

ナデナデ、とそんな擬音が聞こえてきそうだった。

京太郎「それじゃ、また今度……ってことで……っと」

『うん、また今度☆』

『京太郎君とまた遊ぶの――っと、今度は麻雀だっけ?』

『ともかく、楽しみにしてるからね☆』

京太郎「ええ、俺も楽しみにしています……っと」

『それじゃ、お休み☆』

……と、メールを受け取った。

このまま続けても、きっと同じようなメールの押収になるので、ここで止める。

……ふぁ。

1時か。

……まあ。

明日は昼までに起きればいいわけだし。

……。

……寝るか。


>>634
40以下で寝坊
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:43:11.28 ID:qwm695b8o
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:43:12.02 ID:/klbXjlNo
えい
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:43:40.18 ID:mBJvYdago
いこう
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:43:43.75 ID:+joKz/0Vo
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:43:44.01 ID:+A3AP6zc0
ほい
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:43:47.22 ID:vkCphFJ5o
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:49:37.52 ID:cFdtkMq3o
唯一の成功を引き当てるこのコンマ運
638 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/16(日) 23:51:16.88 ID:i706xglg0
15日目(日)、所持金52,890円


京太郎「ふぁ……」

京太郎「ん……っ」

京太郎「……おぉ、まだ七時……」

京太郎「昨日あれだけ起きていたのに……奇跡」

でも、丁度いい睡眠時間は6〜8時間らしいし、そう考えると案外普通なのかもしれない。

京太郎「ふぁ……っ」

京太郎「……ねみぃ」

しかし、今日の約束が約束だ。

ここで二度寝して送れるなんてことがあったら俺は一生モモに足を向けて寝られない。

……実際は、今のベッドの形なら脚を向けて寝ることなんてないと思うが。

大丈夫だよな……モモの家はあっちだし……。

京太郎「……ん」

京太郎「……起きるか」

そして、漸く布団から出た。

うぅ……寒い。

布団に帰りたい……でもダメだぜ、俺……。

京太郎「……」

……早起きしたから昼まで暇だな……。

……何かしようかな?


1、バイト
2、ネトマ
3、メール(鶴賀、咲、すこやん、はやりん 道場もこちらから)
4、散歩
5、ヤクザさんのバイト
6、賭場へ
7、返済ボックス(現在133.500円)(行動には含まれません)
8、その他(自由安価)
>>642
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:51:39.21 ID:3KBOklego
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:51:43.96 ID:KRpqUdsUo
4
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:51:45.39 ID:UKkdPzYd0
3 モモ
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:51:50.58 ID:qwm695b8o
3モモ
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:51:57.59 ID:77uF/r6eo
8楽しみにデートを待つ
644 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 00:02:33.09 ID:quZaOxqv0
京太郎「……モモにメールしてみるか」

京太郎「こんな朝早くだけど、起きてるかな?」

京太郎「まあ、メールしてみればわかるか……」

京太郎「ええと……朝だし……インパクトがあるほうがいいだろうから……」

京太郎「やっほー☆」

京太郎「今日も一日すっきりさわやかひゃっきりくっきり楽しい朝がやってきたよ☆」

京太郎「良いこの皆さんは起きているかな?」

京太郎「それでは、今日も気張って頑張りましょーっ!……っと」

……自分で打っておいてなんだが、なんだこの文面。

京太郎「……送信と」

それを躊躇わず送信できるのは、きっと寝起きで頭が良く働いてないから。

昼くらいに後悔するんだろうな。

主に、モモにからかわれる形で。

『……朝から元気っすね』

おお、帰ってきた。

京太郎「だって、今日は日曜日だからな」

京太郎「モモは元気じゃないのか?……っと」

『元気っすよ?』

『一巡してちょっと鬱屈してるだけで』

京太郎「何があったらそうなるんだよ……っと」

『楽しみすぎて寝れないとこうなるっす』

京太郎「遠足前の小学生か……っと」

『だって、楽しみっすもん、楽しみなんっすもんっ!』

京太郎「……え、マジで寝れなかったのか?……っと」

『ああ、そこは流石に冗談っすよ』

『徹夜して肌もかさかさで髪もぼさぼさで――』

『そんな姿、京ちゃんに見せたくないっすもん!』

京太郎「ああ、よかった」

京太郎「待ち合わせ場所に山姥が来たらどうしようかと思ったよ……っと」

『そこまでひどくないっすよ!』

『せいぜい妖怪乱れ髪っす!』

京太郎「十分ひどいだろ……っと」

自分で妖怪自称してるし。
645 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 00:12:04.60 ID:quZaOxqv0
『でも、楽しみだったのは本当っす!』

『だからこんなに早く起きちゃったっすけど……』

『……京ちゃんも、一緒に早く起きてくれたっすね、ふふっ』

京太郎「たまたまだけどな……っと」

『楽しみじゃなかったっすか?』

京太郎「いや、まあ楽しみだったけどな……っと」

『約束してから大体2週間くらいっすもんね……』

『こんだけ先延ばしにしたっすから、きっと楽しさに楽しさを重ねたような、すっごい楽しさが――っ!』

京太郎「ハードルを上げないでください……っと」

『二人で上ればノープロブレムっす!』

京太郎「ハードルは上るものじゃねぇよ……っと」

『くぐるものっすよね!』

京太郎「もっと違う!?」

乗り越えるものだ。

……で、高くしすぎたら乗り越えられません、と。

『……あ、そうだ、京ちゃん』

京太郎「ん、なんだ?……っと」

『お昼ご飯、食べる予定あるっすか?』

京太郎「お前は俺に死ねといっているのか……っと」

『そういうわけじゃないっすよ、もう!』

『そうじゃなくて!』

『……一緒に食べないっすか?』

京太郎「お昼?……っと」

『お昼』

京太郎「……ふむ」



1、一緒に
2、別々に
>>649


646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:12:28.11 ID:C7XtVTeCo
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:12:33.89 ID:s4kHSWrxo
1
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:12:35.07 ID:UfWO8me70
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:12:35.14 ID:u05AXMuwo
1
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:12:36.02 ID:N3cIVTZ8o
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:12:38.21 ID:Bx0BNKJwo
1
652 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 00:19:10.77 ID:quZaOxqv0
京太郎「ん……まあ、別にいいぜ……っと」

『ほ、本当っすか!?』

京太郎「ああ」

別におばさんだって許してくれるだろう。

そこまで忙しい時期でもないし……どうせ遊びに行くんだから。

『……よし!』

京太郎「心の声が漏れてるぞ、おい……っと」

『むしろ意気込みっすから聞こえてたほうがいいっす!』

メールに聞こえるも何もないけどな。

『……ん、ありがとうっす!』

京太郎「いや、そこまで礼を言われるようなことじゃねぇよ……っと」

『そこまで礼を言うことなんっすよ!』

『おかげで、いい後押しになったっす!』

京太郎「……どういう意味?……っと」

『それじゃ、えっと……忙しくなるっすから!』

『楽しみにしててくださいっすね!』

京太郎「お、おう……」

『ちゃんと待ち合わせ場所は覚えてるっすよね、そこで待ってるっすから!』

『それじゃ!』

……まるで、電話をしている時のようなきり方だった。

別に返そうと思えば返せるのだけど、なにやら忙しそうなので、やめておく。

……楽しみにしておく、かぁ。

……。

……いや、もう十分楽しみにしてるって。

それはもう、この5時間をどうやって潰そうかを考えるのが億劫に鳴るくらいに。



モモの好感度が上がりました。
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:20:02.39 ID:Poifat14o
やってしまいましたなぁ
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:21:00.80 ID:C7XtVTeCo
なにをですか?(震え声)
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:21:57.00 ID:Au9Limt9o
後押し?
656 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 00:22:56.14 ID:quZaOxqv0
最後の最後にコレだよ!

本日はこれでしゅーりょー、小ネタ書きます>>660
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:23:54.29 ID:j4tOcjVKo
狡猾な罠
姫様
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/17(月) 00:24:05.60 ID:VWuZdvaO0
狡猾な罠すこやん
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:09.51 ID:b/dLXkEyo
すこやんの狡猾な罠
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:10.48 ID:C7XtVTeCo
夏の暑い日、ダルいと言っておぶさり、ぎゅぅと背中におもちを押し付けてくるシロを
ベッドまで運んだものの、背中に当たっていた感触と夏の日差しで思考力と理性が弱ってる
京太郎の前には汗を吸った薄着姿の無防備な少女の肉体が……




勿論これは小瀬川白望の狡猾な罠だった!


京太郎の反応は……
@ハンサム京太郎は最後までシロをリードして翻弄してみせる
A塞さんがきて(シロを)援護してくれる
B捕食される(意味深)。現実は非情である
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:10.62 ID:N3cIVTZ8o
>>516
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:12.60 ID:xvmLoKifo
シロ狡猾
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:18.70 ID:gS1p9auq0
狡猾な罠久編
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:18.85 ID:to1EnVL30
宮永ホーンフェチになった京ちゃん
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:23.85 ID:u05AXMuwo
狡猾な罠()

ワハハ
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:32.66 ID:faDUqqry0
かおりんの狡猾な罠 因果応報
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:41.60 ID:Z6nPwW9p0
乙ー

>>555
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:58.29 ID:UfWO8me70
午前中に誰かと約束してなかった?
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:24:59.28 ID:ay8FbiI1o
ksk
670 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/17(月) 00:32:20.09 ID:quZaOxqv0
>>668 あれ、マジで?


みなさんどこに潜んでいるんですかー、というかなんで1つ除いて狡猾しかないんですかー!


>>660
全部書く、がんばる

671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:33:26.69 ID:DKOgNaqio
もう狡猾な罠スレを建てればいいんじゃない?(すっとぼけ)
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:33:40.68 ID:C7XtVTeCo
>全部書く
漢前な宣言にきゅんときた
イッチになら掘られてもいい
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:34:40.65 ID:N3cIVTZ8o
>>670
狡猾に疲れたら書いてもええんやで(ニッコリ
674 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 01:32:29.94 ID:quZaOxqv0
〜狡猾な罠、シロ編〜


白望「……京太郎」

京太郎「嫌です」

白望「……ダルい、から」

京太郎「嫌です」

白望「……家、まででいいから」

京太郎「嫌です」

白望「……ジュース、あるよ?」

京太郎「どうせ用意するの俺ですよね」

白望「……」コク

京太郎「せめて少しくらいは躊躇ってください」

白望「……じゃあ」

白望「……私の部屋、入る?」

京太郎「……ぐ」

京太郎「……い、嫌です」

白望「……」

京太郎「俺は、別に召使じゃないんですよ?」

白望「……知ってる」

京太郎「じゃあ、俺はなんですか」

白望「……ん」

白望「……大切な、人?」

京太郎「……っ」

白望「……だから、私を預けようと、思ってるんだけど」

白望「……ダメ?」

京太郎「……」

白望「……」ジーッ

京太郎「……わかりましたよ、もう」

白望「……ん」

白望「……ありがと」

京太郎「どういたしまして」
675 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 01:33:26.03 ID:quZaOxqv0
京太郎「ふぅ……ふぅ……」

白望「……大丈夫?」

京太郎「心配するなら降りていただけると嬉しいです」

白望「……私、裸足だから」

京太郎「なんで靴脱いだんですか」

白望「……ダルい、から」

京太郎「……」

まあ、確かに汗で靴が群れたりしたらダルくもなるのかもしれないけれど。

そんなわけで、帰り道。

夏の炎天下の下。

まるで光が避けているように、白さの変わらない、彼女を背負いながら俺は歩く。

人一人分の重さ。

加えて、完全に力をこっちにゆだねているのだから。

重いことこの上ない。

口には出せないけれども。

京太郎「ふぅ……ふぅ……」

白望「頑張れ」

京太郎「ふぅ……ふぅ……」

白望「……応援ダルい」

くそう、この人が先輩でさえなければ、その場において帰っていたのに。

お世話になっていなければ、こんなことも絶対にしないのに。

ああ、もう、流されやすい自分が悔しい。

くそう、ちょろすぎんだよ、俺。

そんな風に愚痴が次から次へと脳を駆け巡る。

言葉には出さず、ただ彼女を運ぶだけ。

おんぶしているので、彼女の太腿を握れるし、

彼女の制服越しの胸も感じられる。

それを抜きにするほど今日は暑く。

それを抜きにするほど体が重かった。

京太郎「ふぅ……ふぅ……」

京太郎「……くっそ、荷台でも盛ってくれば良かったよ、本当……」

そんで、その上にシロさんを乗せて……。

ああ、すっごく楽そうだ。

白望「……楽そう」

白望「お願い」

京太郎「日用大工の知識さえあればなんとかなるんですけどね」

京太郎「ただ、多分がったんがったん揺れますよ?」

白望「……明後日、日曜」

京太郎「その日曜じゃないです」

白望「冗談」
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 01:33:28.80 ID:C7XtVTeCo
全裸待機してた
677 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 01:33:58.92 ID:quZaOxqv0
白望「……頑張れ」

京太郎「ありがとうございます」

おおよそ20分くらいは経っただろうか。

三回目の声援である。

役7分に一回の割合である。

応援されてる気がしねぇ。

京太郎「……」

や、まあそれはいつものことだ。

たとえどんな状況に至って彼女は言葉少なく自分の気持ちを伝える。

だからそこに込められる感情は普通よりも高く、強く。

例えばおしゃべりな人に好き、といわれるのと、シロさんに好きといわれるのは価値が違う、様な気がする。

少なくとも俺はそう思っているからこそ、先ほどの大切な人で揺れたり、今の声援でがんばる気持ちに慣れる。

単純と言えばそれまでだけど。

京太郎「……こっちでしたっけ?」

白望「……こっち」

京太郎「ああ、すいません」

……やばい、暑さで判断力までおかしくなってきた。

何度もシロさんの家にはよったことがあるはずなのに。

夏って怖い。

いや、日差しって怖い。

京太郎「はぁ……はぁ……」

たらり、と汗が頬を流れた。

当然、彼女を背負う背中も群れてびしょびしょだ。

彼女はどうなのだろう。

……変わらないか。

きっと、何をしていても汗をかく天気だ、今日は。

白望「……」

京太郎「はぁ……はぁ……」

まるで物のように動かないシロさんとそれを運び、一歩一歩大地を踏みしめるように歩く俺。

20分前からのこの構図は一度も変わらず、そしてきっと到着するまで変わることはない。

歩けば歩くほど、汗が出てくる。

疲れが増してくる。

さっきまでは0.1ずつ増えていたものが累乗していくような気分だ。

0,1を累乗させてくれ、頼むから。

京太郎「はぁ……はぁ……」

白望「……頑張れ」

京太郎「ありがとうございます……っ!」

四度目の声援で俺は、もう一度気力を養う。

そして、ラストスパート、と限界を訴える体を鞭で叩いた。
678 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 01:34:44.53 ID:quZaOxqv0
京太郎「……ついた」

白望「……本当に、おんぶして運んでくれるとは思わなかった」

京太郎「だって裸足じゃないですか」

白望「冗談」

京太郎「そして、そういいつつ降りてくれないじゃないですか」

白望「……乗りかかった船」

京太郎「……」

京太郎「……まあ、確かに最初に約束したのはシロさんの部屋に入るまで、ですけど」

白望「……覚えてたんだ」

京太郎「嫌ならいいですけど」

白望「……いや」

京太郎「わかりました」

白望「そうじゃなくて」

白望「……部屋まで、運んで?」

京太郎「……了解です」

どうせあと数十歩だ。

そう考えると体から力が抜け始める。

だからあと数十万歩と錯覚しようと念じ始める。

勿論無駄だが。

白望「……鍵、私の服のポケットの中」

京太郎「取ってくださいよ」

白望「……落とさないで」

京太郎「当然です」

肩からだらんと垂れていた腕が片方消える。

もぞもぞ、と太腿が何度か動いた後、腕が鍵を持って戻ってきた。

白望「ん」

京太郎「どうも」

京太郎「……ちょっと、捕まっててくださいね」

白望「ん」

ぎゅぅ、と締め付けられる。

そんな力があるなら最初から締め付けてください、もう少し楽だったかもしれないんですから。

さて、無駄なことを考えてシロさんが落ちる前に、と素早く腕を動かして鍵を開ける。

するり、と鍵穴に入り、かちりと回る。

京太郎「開きました」

白望「……まあ、当然」

京太郎「ですよね」

鍵を持ったまま扉を開く。

中には誰もいない、そのため心地よい風は吹いてこなかった。
679 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 01:35:14.30 ID:quZaOxqv0
白望「……そっち」

京太郎「この部屋ですか?」

白望「……ん」

京太郎「わかりました」

京太郎「もう一度ちゃんと捕まっていてください」

もう一度ぎゅぅ、と締め付けられる。

外と比べて日の光が当たらないここでは、俺の負担も少しだけ減る。

そうすると、その分の力をほかに与えることが出来るため。

さきほどはあまり感じなかったぎゅぅ、と俺の背中でつぶれる二つの物に焦点が向く。

京太郎「……」

止まったままで、迷惑をかけるわけには行かない。

どうせならずっとこのまま抱きしめて欲しい、何て思いながら扉を開く。

足で抑えて、もう一度彼女の太腿を握ると同時に、俺を抱きしめる強さは弱まった。

勿論、胸の感触も弱まったのだが、意識してしまった今、先程よりもそこがより強調されている。

京太郎「……つきましたよ?」

白望「……」

白望「……ベッド」

京太郎「……ああ、もう、おまけですからね」

ぐ、り、こ、の、お、ま、け、なんて。

実際はそこまで広くもないので、それを唱える頃には彼女をベッドに落としているのだが。

白望「……ぁぅ」

京太郎「あ、ごめんなさい、痛かったですか?」

白望「……いや」

白望「……大丈夫」

京太郎「そうですか」

体勢を整えて彼女は綺麗な仰向けに変化した。

京太郎「気分はどうですか?」

白望「……ふとん、きもちいい」

白望「ありがと」

京太郎「どういたしまして」

仰向けに寝転がる彼女を見下ろす。

その体はやはり汗でしめっており、シャツもまたびしょぬれだ。

即ち、その下が見えるということである。

健全男子を目の前に、なんていう格好をしているのだろうか。
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 01:35:17.97 ID:C7XtVTeCo
>>677
× 役7分に一回の割合である。
○ 約7分に一回の割合である。
681 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 01:36:26.26 ID:quZaOxqv0
>>680済まぬ

とりあえず分岐まで。

書くかもしれないけど、そろそろ寝落ちしそうなので、いったんしゅーりょーということで。

おつきあいありがとうございましたー
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 01:39:31.50 ID:XbQ6L+HIO
乙ぱい
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 01:41:50.33 ID:77Tu/5eb0
乙牌
これから分岐か
答え33333の
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 01:42:43.25 ID:b/dLXkEyo
この焦らし上手め
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 01:43:51.51 ID:C7XtVTeCo
>>670で全部書くと言ったイッチの迷いなき覚悟に乙采を
686 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 02:22:33.32 ID:quZaOxqv0
@


京太郎「……」

思わず、見てしまう。

仕方ないだろう、健全男子なんだから。

むしろ見ないやつは健全男子として……否、男として失格だ。

男たるもの、この光景を未来永劫忘れないよう脳裏に直接焼き付け――。

白望「……京太郎?」

京太郎「……」ハッ

シロさんの声が俺を我に返らせた。

……確かに、この景色は素晴らしいものだけど。

京太郎「……あはは、すいません、ちょっと疲れたみたいです」

笑って、ごまかした。

しかし、それもまた間違っていない。

白望「……大丈夫?」

京太郎「ダメですね」

白望「……なら――」

京太郎「――だから」

もう一度視線を落とす。

夢ではなく、やはりそこに桃源郷は存在している。

それはもう今すぐにでも飛び込んでやりたいほど、顔を埋めたいほどの楽園だ。

白望「……?」

京太郎「お茶、取ってきますね」

京太郎「あ、スポーツドリンクの方がいいですか?」

けれど、俺はその誘惑を撥ね退けるように提案した。

ごめんなさい、俺は男として失格するようです」

白望「……スポーツドリンクは無い」

京太郎「ああ、本当ですか?」

京太郎「それじゃ、お茶持ってきますね」

彼女の家には何度も立ち寄ったことがあるから、冷蔵庫の場所はわかる。

だから俺は後ろを向いた。

まるで軍隊のように規則正しく歩こうとするあたり、俺の後悔が見受けられるけれども。
687 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 02:24:45.15 ID:quZaOxqv0
京太郎「……はぁ」

彼女が見えなくなったところで溜息を吐く。

ああやって、視線をあれに向けていたところで、果たして、俺は幸せだろうか。

……なんていうか、変な罪悪感を感じてしまった。

別に彼女はなんとも思っていないかもしれないのに、俺はあの姿を記憶に納め……そして、きっと今日の夜にでも想起することを。

使わせてもらうことを。

それはやはり健全男子なら仕方の無いことなのだが。

だけれども、後ろめたい気持ちは消えなかった。

京太郎「……しっかりしろ、京太郎!」

パン、と勢いよく自分の頬を叩いた。

彼女の俺に対する評価はわからない。

大切な人とは初めて友達としてか、それとも――。

京太郎「……」

なんにしたって、彼女は俺を信じてくれている。

それなら、そんな裏切る行為を出来るはずもない。

だって。

だって、俺は、彼女が好きなのだから。

京太郎「……さて!」

お茶を取ってこよう。

持ってきたら彼女は喜んでくれるだろうか。

どういう反応をするだろうか。

……彼女の一挙一動が気になる。

彼女の全てを知りたい。

その上で、俺の全てを知ってもらいたい。

……きっと、それが恋心なのだろう。
688 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 02:25:32.16 ID:quZaOxqv0
白望「……ダル」

ほう、と呟いてシロは寝返った。

うつぶせになって、枕に顔を埋める。

すると浮かんでくるのはたった一人の顔。

突然現れて、突然シロの中に入ってきた。

彼女にとっての大切な人。

白望「……」

朝に考えた作戦は成功しなかった。

こうしたら京太郎が手に入るのじゃないか。

少なくとも、誘惑されるのではないだろうか。

白望「……」

私には魅力が無かったのだろうか。

それとも、彼が横暴な私に愛想をつかせてしまったのだろうか。

いやだなぁ、とシロは呟く。

決して口に出すことはせず、無駄な労力を使おうとせず。

喉で止まる。

白望「……ダル」

このまま寝てしまえば、彼は誘惑されるだろうか。

それもいいかもしれない。

彼が構ってくれるなら。

白望「……」

まったくもって自分らしくない。

そもそもこうやって考えるのはダルい。

何も考えたくない。

そう考える彼女の思考はストッパーが壊れてしまったらしい。

彼に好かれたい。

彼に愛されたい。

彼が好きだ。

彼を愛している。

シロ、という名に似合わない桃色の考えだ。

そして、桃色をまた望んでいる。

――ダルいなぁ。
689 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 02:26:56.83 ID:quZaOxqv0
京太郎「持ってきまし――」

京太郎「――寝てる?」

帰ってきた俺の瞳に移ったのは、瞳を閉じて寝るシロさんの姿だった。

お盆を机において、ベッドで眠るシロさんに近づく。

すぅ、すぅ、と小さな寝息が聞こえてきた。

京太郎「……よくこんな短時間で眠れるなぁ」

尊敬する。

ダルいダルい言っていると体の機能まで止まりやすくなるのだろうか。

……それはそれで危なくないか?

京太郎「……はぁ」

本日何度目かの溜息をついて、彼女の顔の傍に腰掛けた。

それは、体を見ないため、というのもある、けど。

京太郎「……」

こうして、髪を梳いたり、頭を撫でたり。

それくらいなら許してくれないだろうか?


………………………………………………………………………………………………


冷たい手が彼女の髪を通り抜ける。

優しい手が彼女の頭を撫でる。

……少し目を閉じてゆっくり呼吸していただけなのだけど。

目を開くに開けない、と彼女は意識が発揮し利しているにもかかわらず目を閉じていた。

白望「……」

ちっくたっくと時計の音だけが部屋中に響く。

まるで時がゆっくりになったよう。

彼女は目を閉じる。

自分を包むような感触に身を任せるように。

京太郎に自分の全てを預けるように。

――ああ、もう、ダルいなぁ。

こんな自分の考えが。

……そう思う彼女の口元が少しだけ緩んだのは京太郎も、そして彼女でさえも気づくことは無かった。



おしまい
690 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/17(月) 02:28:36.82 ID:quZaOxqv0
移る→映る

相互片思いみたいな空気は大好きです、あんまり出てないけれど。
あと、愛や恋についてはタッコク!!みたいな考え方が好きです。
面白いよ!(ステマ)
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 02:29:36.17 ID:C7XtVTeCo
ほっこりしたわぁ(*´∀`*)

>>689
○ 、と彼女は意識が発揮し利しているにも
× 、と彼女は意識がはっきりしているにも
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 02:57:15.33 ID:C7XtVTeCo
>相互片思い
この前の京桃の相互ストーカーもそんな感じだよね!(台無し)
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 03:17:24.70 ID:tyrEAQD4o
相互片思いでめだかボックス思い出した
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 04:01:30.05 ID:cxjCzNpwo
>汗で靴が群れたり
想像したらシュールすぎた
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 07:46:33.13 ID:wqKhTZTDO
こういう甘酸っぱい感じいいな
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 10:11:52.42 ID:eRODbNUAO
荷台を盛ってくるとか、番外になると誤字率上がるなぁ
697 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 15:24:25.21 ID:quZaOxqv0
A


京太郎「……」ゴクッ

固唾を呑む。

……宮守麻雀部の中でも随一の大きさを誇るそれだ。

動くことに労力を使わないうちに栄養がそっちに言ったのだろうか。

なんとまぁけしからん。

白望「……」

京太郎「……」ジィ

白望「……」

……目が離せない。

目を離すなと俺の何かが言っている。

俺の本能が俺の視線を動かさない。

……つまり、俺は悪くない。

たとえじぃ、と見つめ返されていたとしても。

俺は――

「こんにちはーっ!」

京太郎「」ビクッ

白望「……」

後ろから元気な声が聞こえた。

なんとか我に帰って、振り向いてその正体を確かめると、大きな買い物袋を持った塞さんが立っていた。

塞「……やっ!」

京太郎「いや、なんでここにいるんですか」

塞「ん……シロをおんぶする京太郎君を見かけたから」

塞「いたわってあげようかなーって、はいアイス」

京太郎「……あ、ありがとうございます」

棒アイスを受け取る。

夏にはやっぱりソーダアイスだな、うむ。

袋を開けて、口に突っ込む。

さっきあれだけ頑張ったから、余計に冷たさが身にしみて、とてもとても気持ちがいい。

塞「ほら、シロの分も」

白望「……腕動かすのダルい」

塞「まったくもう……」

塞「京太郎君、お願い」

京太郎「……へ?」

同じアイスをもう一本渡される。

食べろということだろうか。
698 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 15:25:20.43 ID:quZaOxqv0
京太郎「……あ、ありがたくいただきます」

塞「そうじゃなくて」

塞「シロに食べさせてあげて?」

京太郎「……へ?」

塞「シロに食べさせてあげて?」

京太郎「いや、二回も言わなくても、ちゃんと聞こえています」

聞こえていて聞き返しているんです。

塞「いいからいいから、はい!」

京太郎「……はぁ」

無理やり開いた手にアイスを握らされた。

じい、と見返しても塞さんは指をシロさんに指すばかり。

……しかたない、とアイスを口にくわえて、袋を開けた。

京太郎「……どうぞ、シロさん」

白望「……んあ」

京太郎「持ってください」

白望「……ダルい」

白望「……んあ」

ぱか、とくちを開いて俺を待つ。

口内が見えるのってなんだかエロティック。

服が透けているのもあって余計に。

……そろそろ乾いてきそうだけど。

京太郎「……塞さん」

塞「ゴー!」

京太郎「いや、何でですか」

塞「私は……えっと、ほら」

塞「まだ色々用意しているから、それの準備をしようかなって」

がさ、と色々入ってそうなスーパーの袋を開けた。

……ならば仕方が無いのか、と首をかしげながらもう一度シロさんに目を向ける。

んあ、と開いた口はそのままだった。

京太郎「……」

そー、っとアイスを口元に持ってくる。

……で、止まる。

早くしないと溶けるけど。
699 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 15:25:59.07 ID:quZaOxqv0
京太郎「……」

塞「いけいけー、塞いじゃえーっ!」

京太郎「塞だけに塞ぐのは貴方の役目ですよね?」

塞「ほら、私は誰もしないようにこっちのドアをふさいで置くから」

塞「そっちは……任せたっ!」グッ

塞さんはドアまで下がった、そして背中でドアを塞ぐ。

ミッションを完遂した彼女は親指を立てて俺に向けた、とってもいい笑顔で。

準備は終ったのだろうか。

京太郎「……はぁ」

一度溜息。

んあ、と開かれる口は一向に閉じない。

……わかった、わかりましたから。

そんなもの欲しそうな目でこちらを見ないでください。

京太郎「……行きますね」

頷きもせず、ただ彼女は雛鳥のように俺のアイスを待っている。

……いや、本物のアイスのほうです、消して棒状のあれじゃないです。

白望「……ペロ」

白望「……甘い」

京太郎「そりゃ、アイスですし」

彼女はアイスをチロチロ、と舐めてから、口にくわえた。

本当に小動物か、この人は。

白望「……ん」

京太郎「……」

無言で、俺は右手のアイスを食べて、左手のアイスを食べさせている。

奇妙この上ない光景だ。

塞「……わ、おいしそ」

ドアを塞いでいたはずの塞さんが帰ってきた。

本格的に俺がやる必要は無かったんじゃないだろうか。

京太郎「自分の分買ってないんですか?」

塞「お金が無かったからね!」

京太郎「後で返しますよ」

塞「いや、別にいいって」

塞「季節はずれのサンタクロースだよ?」

京太郎「あわてんぼうどころか痴呆症じゃないですか」

塞「でも、南半球では夏にサンタが来るんじゃなかったっけ?」

塞「エイちゃん的には正しいんじゃない?」

京太郎「あー……そうかも」

……ただ、時期はずれなのは間違いない。

あと四ヶ月くらいはあるのだけど。
700 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 15:27:53.65 ID:quZaOxqv0
白望「……」ペロペロ

塞「……いいなぁ」

塞「美味しそうだなぁ……」

京太郎「……」

塞「……食べたいなぁ」

塞「でも、また外にでるのもなぁ……」

京太郎「ああ、もうわかりましたよ、あげますよ!」

塞「え、やだ、別にいいよ、あはは」

京太郎「散々耳元でそんなこといわれたら食べるものも食べられないです!」

京太郎「……ほら、どうぞ」

す、と右手に持つアイスを塞さんに向けた。

塞「きゃっ、京太郎君優しっ!」

京太郎「いいから取ってください、溶けます」

塞「溶けてべたべたになった体……どう?」

京太郎「いいから取ってください」

塞「もう、釣れないなぁ……」

京太郎「俺を釣るにはすごい釣竿でも持ってきてください」

塞「……すごい……釣竿……」ジー

京太郎「どこ見てるんですか」

塞「も、もう、京太郎君!」

京太郎「なんで俺が怒られなきゃいけないんですか」

京太郎「いいから早くとってください」

塞「……あ、もうちょっと下にして」

塞「先っぽをこうして……」

塞さんは俺の手を動かして、アイスの向きと位置を動かす。

……なんかもう、この時点で嫌な予感しかしない。

塞「……あ、シロ、ちょっとそっちいって」

白望「……」ペロペロ

相変わらずシロさんはゆっくりとアイスを舐めていた。

こっちでやってることは気にせず、マイペースに、ペロペロ、と。

そのシロさんの体をどけて、塞さんはベッドに座った。

上目遣いに俺を見上げる。

その目と俺の目の間に、アイス。
701 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 15:29:56.20 ID:quZaOxqv0
塞「それじゃ、いただきます」

京太郎「……は?」

塞「ぱくっ」

少しだけ首を伸ばして、彼女に渡すつもりだったアイスを加えた。

塞「……んっ……ひゅめたくて……おいし……」

そのままペロペロ、と舐め続ける。

……とりあえず、そのままの体制はきつそうだったので、もう少し腕を下げて、食べやすい格好になるようにした。

京太郎「あの……」

塞「?」

白望「……?」

二人の先輩に上目遣いで見上げられる。

その口にはどちらもアイスが入っていて……こう、なんていうか、うん。

京太郎「……自分で食べていただけませんか?」

白望「……ダルい」

塞「んじゃ、私もダルいってことで」

白望「……」ペロペロ

塞「♪」ペロペロ

京太郎「……」

……ペロペロとアイスを舐める彼女達に反応してしまうのは、仕方の無いことだろう。

いつもと変わらないように、口元だけを動かす小動物のようなシロさんと。

目を細めて、とても嬉しそうに、楽しそうにアイスを舐める塞さん。

……どちらも、美味しそうに食べているから、見ているだけでもほっこりしてくるのだが。

……。

……腕いてぇ。


続く?
702 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/17(月) 15:32:23.50 ID:quZaOxqv0
今回は誤字をしないことを目標にしたけれど、開始四文目ですでに誤字してた。

>>692台無しどころか、最高じゃないですか!

>>693江迎ちゃん可愛い江迎ちゃん可愛い江迎ちゃん可愛い江迎ちゃん可愛い

援護のつもりが、何時の間にか塞さんがほぼメインになっていた、なにが起きたか(ry


需要があれば続きます。

具体的には18方面に
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 15:35:06.23 ID:s4kHSWrxo
需要しかない
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 15:42:33.30 ID:u05AXMuwo
需要がない訳がないと思いきやそんな事もなくなくなくない?
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 16:31:09.95 ID:kqSBC/zC0
いつのまにかアイスがすごい釣竿(意味深)になってる展開・・・
そんなもん需要が無い訳が無い
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 16:41:36.09 ID:eRODbNUAO
オープンエロな塞さん……アリだな
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 16:44:24.30 ID:C7XtVTeCo
需要がないといつから勘違いしていた
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 18:57:41.52 ID:ltKrE93B0
久しぶりに咲最初から読み直したがなんか京ちゃんがどんどん可愛いくなってる気がする・・・ホモになってしまいそうなくらいだ・・・
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 21:26:19.58 ID:OPsoKfvt0
男が嫌いなホモはいない
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 22:08:04.68 ID:Y3oo7Aixo
男嫌いなホモってなにその……なに?
想像を越えすぎてもう何もわかんない
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 22:24:34.62 ID:siOpYujbo
男の娘が好きなんだろ、たぶん
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 22:30:55.88 ID:oydBVFZIo
あれだろ、「男なんて嫌いなのに……でも……」ビクンビクン(♂)
713 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 23:12:03.07 ID:quZaOxqv0
マオって可愛いよね!→男かよ!
ブリジットって可愛いよね!→男かよ!

男の娘には女子にない特有の可愛さを見せ付けるキャラが多いような気がします。


いや、うん、田村ゆかりさんの声はいいと思うし、八雲紫さんのテーマ曲は格好いいと思うよ。
でも俺が話したいのは結月ゆかりさんなんです。
なんでこんなに知名度低いんだろう。


んじゃ需要がありそうなので2の続き書きます、本編後にでも。

それじゃ、始めるでー
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:15:40.83 ID:ltKrE93B0
マオはむしろ男だからよかった
715 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 23:16:36.83 ID:quZaOxqv0
京太郎「さて、昼だ」

……そう、昼である。

待ちに待った昼である。

……勿論、約束の時間が過ぎているわけでもない。

今から行けばあるいてでも10分前にはつく。

京太郎「……しかし腹減ったな」

モモと約束したから。

一緒にご飯食べるって。

京太郎「……っし」

まあ、それはどうせ後で満たされるのだから。

今は早く、モモの下へ向かおう、と。

京太郎「……っと」

京太郎「……待ち合わせ場所は……」



1、校門前
2、いつもの分かれ道
3、駅前
4、モモの家の前
5、俺の家の前
>>720
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:17:14.04 ID:Pfc8Le1ro
わっかんねー
3?
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:17:55.63 ID:oydBVFZIo
3
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:18:05.01 ID:b/dLXkEyo
2じゃなかったか
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:18:16.14 ID:LgDVIOoP0
2じゃなかった?
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:18:22.41 ID:1AVQJkJDO
2
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:18:25.34 ID:WzkV6cuNo
2だよな?
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:18:29.60 ID:faDUqqry0
じゃあ2で
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:19:09.72 ID:zRBTLyUWo
メール電話で2って云ってた
724 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 23:25:47.50 ID:quZaOxqv0
京太郎「……さて」

登下校時、いつも通るあの分かれ道まで。

ある種、思い出の場所だろうか。

……いや、よく考えたらそんなに思い出もないけれど。

でも、例えばここでモモと合流したり、ここまでモモが送ってきてくれたり。

そういう意味では、待ち合わせとしては最適だったかもしれない。

いつもと変わらない気楽さでそこまでてくてくと歩く。

楽しみになってスキップするようなことはしない、恥ずかしいし。

京太郎「ん……」

今日は何をしようか。

一週間引き伸ばしにしたんだ。

楽しみに楽しませて、楽しませ尽くしてやりたい。

……いや、楽しみつくしたい、一緒に。

京太郎「……」

そうと決まれば、やはり彼女の意見を聞かないと。

俺だけが考えるだけじゃ、きっとそれは叶わないから。

……スキップはしない。

けれど、足は速まる。

てくてく。

すたすた。

たったっ。

……そして、待ち合わせの15分前。

桃子「〜♪」

モモはそこに立っていた。

そして、こちらを向いていた。

まるで当然のごとく……俺が遅れたかと錯覚させるくらいに当然のごとく、彼女はそこに立っていた。

自分との遊びがそれほど楽しみだったのか。

いや、メールで言ってたけどさ、確かに。

……ただ、こうして、目の当たりにすると……。

なんていうか……こう、胸に来るものがある。

桃子「……あ、京ちゃん!」

桃子「おはよ……いや、こんにちはっす!」

俺の姿を視界に入れたモモは挨拶しながら駆け寄ってきた。

それはもう、スキップするくらいに楽しそうに。
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:32:01.58 ID:N3cIVTZ8o
今日の小ネタ募集はなくなるのかな?
726 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 23:32:24.65 ID:quZaOxqv0
桃子「えへへっ、楽しみすぎて2時間前から待ってたっす!」

京太郎「朝から大げさだな、おい」

桃子「それくらい楽しみにしてたってことっすよ!」

京太郎「……で、実際はどれくらい待ってたんだ?」

桃子「ん……」

人差し指を顎にあてて考える素振り。

少しして、ピンと何か思いついたような表情をすると。

桃子「今来たところっす!」

もういちどにへら、と笑った。

砕けた、完全に俺に心を許している笑顔だった。

京太郎「……そっか」

桃子「そうっす!」

桃子「ふふっ、気があうっすね、私たち」

京太郎「ああ、そうだな」

……きっと嘘だろうけど。

言及するのもあれなので。

桃子「……で、まずはどうするっすか?」

京太郎「飯だろ?」

桃子「おっと、そうだったっす!」

京太郎「モモとの昼食を楽しみにしてちゃんと昼食抜いてきたんだぜ」

桃子「ふふっ、えらいえらい」スッ

京太郎「……」

桃子「背伸びしないで欲しいっす!」

京太郎「届くけどな」

桃子「そうっすね」ナデナデ

京太郎「……さて」

桃子「おっと、ノーリアクションっすか」

京太郎「いつものことだしな」

桃子「私たちのいつものことってすごいっすね」

京太郎「人間のなれって怖いよな」

……何の話をしているんだか。

京太郎「……っと、それじゃ食いに行こうぜ、モモ」

京太郎「どこにする?」

京太郎「やっぱ駅前――」

桃子「――いや」

京太郎「ん?」

桃子「オススメの場所があるっす、ついてきてくれないっすか?」

京太郎「……まあ、いいけど」

桃子「やたっ!」

桃子「それじゃ、ついてきてっす!」
727 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 23:41:33.08 ID:quZaOxqv0
桃子「じゃんっ!」

京太郎「ここは――っ!?」

桃子「『レストラン・ザ・パーク』っす!」

京太郎「……いや、公園じゃねぇか」

桃子「公園っすね」

そう、公園だった。

滑り台やブランコがあるような。

砂場でおままごととか出来そうな。

いかにもな公園だった。

京太郎「……俺達さ、飯食いに来たんだよな?」

桃子「そうっすね」

桃子「あ、VIP席を用意してるっすよ」

桃子「どうぞ、こちらっす!」

ぐい、と俺の手を引いてモモは歩く。

逃がそうとしない……いや、冗談にしても性質が悪すぎる。

おままごとでもしようというのだろうか。

泥団子を食えというのだろうか。

……そんなことなら飯食ってくればよかったよ。

桃子「ええと……あ、あそこでいいっす!」

京太郎「……」

予想とは外れて、砂場とは逆のベンチにつれてこられた。

とりあえず外れてくれてよかった。

しかし何も無いベンチがVIP席とはどういうことだろう。

……そういえば、このベンチの傍の木……木の実があるけど……。

京太郎「……なぁ、モモ」

桃子「ああ、ご飯っすよね?」

京太郎「この木の実食えるのか?」

桃子「……京ちゃんワイルドっすね」

京太郎「え、違うの?」

桃子「むしろどうしてそう思ったっすか」

京太郎「公園だし」

桃子「いくら私だってそのくらいの常識はわきまえてるっす!」

桃子「……もう、まだわからないっすか?」

京太郎「……」

わかるもなにも、問題もヒントも貰ってないと思うのだが。

昼食に関してというのなら何もわからない。

桃子「今日のメインディッシュっす」

そう呟くとがさごそと、彼女の持つ鞄を弄った。

そして、出てきたものは可愛い包みに包まれたお弁当箱。

……二つ。
728 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/17(月) 23:50:34.68 ID:quZaOxqv0
桃子「はい、今日のメインディッシュ」

桃子「私の特製手作り弁当っす!」

京太郎「……」

桃子「……おお、反応がない」

桃子「すべったっすか、もしかして私盛大にすべっちゃったっすか!?」

京太郎「いや、そうじゃなくて……」

京太郎「……マジで?」

桃子「マジっすよ」

京太郎「親が作ったとかじゃなくて……?」

桃子「私のこの指を見てくださいっす」

桃子「がんばって傷まで作ったっすよ?」

京太郎「そのがんばりはおかしい」

確かに絆創膏ははられているけれども。

桃子「……ま、流石に冗談っすけど」

京太郎「冗談じゃなかったら引いてたわ」

桃子「じゃ、冗談ってことにしておくっす」

京太郎「ひぃぃ……」

桃子「冗談っすよ!」

……そろそろどっちが冗談かわからなくなってきた。

京太郎「……まあ、それは置いておいて」

京太郎「……本当に俺にくれるのか?」

桃子「そうじゃなかったら、何のために二つ作ってきたと思うっすか?」

京太郎「……それもそうだけど」

……なるほど、確かにコレも一緒に食べることになる。

メールのときもちょっと変な態度も納得がいった。

京太郎「……サンキュ」

桃子「お礼は食べ終わってからにして欲しいっす」

京太郎「ん、それもそうだな」

二つある弁当のうち、片方を取った。

間違ってなかったらしく、モモは満足げに頷く。

そして、もう一つの弁当箱をひざに乗せて、手を合わせた。

京太郎「……じゃ、いただきます」

桃子「いただきます」

誰にとも無く手を合わせて、その弁当箱を開いた。



>>731
00〜60普通に食べよう
61〜98あーん
99  口移し

>>731までにぞろ目で……?
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:50:59.92 ID:Pfc8Le1ro
おまかせあれ!
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:51:16.01 ID:u2IOeDR4o
おまかせあれ!
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:51:18.95 ID:oLBk+lK9o
おまかせあれ!
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:51:20.26 ID:IHlmAlYPo
おまかせあれ!
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:51:41.53 ID:fNZpWPbro
うむ
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:54:55.80 ID:zRBTLyUWo
これでまだ付き合ってないんだぜ……
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:56:24.59 ID:WzkV6cuNo
さっさと結婚しろよ
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:59:02.77 ID:gS1p9auq0
でもこう言う付き合うか微妙な時期って好きだな
737 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 00:00:44.13 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……おぉ」

桃子「ふふん」

京太郎「料理が入ってる……」

桃子「私をなんだと思ってるっすか!」

京太郎「私東横桃子、ちょっと料理の苦手な女子高生☆」

桃子「……」

京太郎「やめてくれ、そんな目で見ないでくれ」

桃子「今の私なら目から冷凍光線が出せると思うっす」

京太郎「せめて温暖光線が出てくれればよかったのにな」

京太郎「弁当があったまるぜ」

桃子「京ちゃんの弁当を氷付けに――」

京太郎「やめて!」

桃子「……で、京ちゃん」

桃子「どうっすか?」

京太郎「……見た目はすっごく美味しそうだな」

桃子「何か嫌味ったらしい言い方っすね」

京太郎「食べてみないとわかんないってことだよ」

京太郎「だからあれだ、箸くれ」

桃子「了解っす」

桃子「えっと……この袋の中に……」

桃子「……」

桃子「」

京太郎「……モモ?」

桃子「……あの、京ちゃん、驚かず聞いて欲しいっす」

京太郎「ん……おお」

桃子「箸が一膳しかないっす」

京太郎「」

……ええと、箸が一膳しかない。

それは、つまり、二人で一緒に使わなければいけない。

京太郎「……い、一本ずつ分け合えば……」

桃子「食べづらいし、ぼろぼろこぼすっすよ?」

京太郎「いや、そうだけどさ……」

……変な羞恥心に駆られるくらいなら、そっちの方がマシだ。

別にモモの食べ物が食べたくないわけじゃなくて。

男子高校生としての変なプライドみたいなものが俺を邪魔する。

738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [SAGE]:2012/12/18(火) 00:00:47.06 ID:ESPOd9xh0
>>731まで90台とイチタリナイに住民の執念を感じる
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:02:34.30 ID:mlWlO0Kbo
小ネタで口移し狙いたくなるなw
740 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 00:08:34.60 ID:KqXVp+Xx0
桃子「……私の弁当が食えないって言うっすか?」

京太郎「いや、そういうわけじゃないけど……」

桃子「じゃ、いいじゃないっすか」

京太郎「でも、誰かに見られたら――」

お前に迷惑がかかるんじゃないのか。

その思いは優しさというより、言い訳。

桃子「……私は、別に見られても構わないっす」

京太郎「……は?」

桃子「……」

京太郎「……」

桃子「……今声に出てたっすか?」

京太郎「……おう」

桃子「〜〜〜っ!」

桃子「じょ、冗談っす、冗談っすから!」

桃子「あ、や、でも、でも、京ちゃんに弁当を食べてほしいのは本当で――」

桃子「折角作ったんだから、食べて、もらって、美味しい言っていってほしくて――」

わたわた、と腕をふって慌てながら必死に弁明する。

……ひざに乗ってる弁当があぶねぇ。

京太郎「……なぁ、モモ」

桃子「〜〜〜〜〜っ!」

桃子「ああ、もう、いいから食えっす!」

話し続ければ墓穴を掘るだけだと気がついたのか、一膳ある箸を使って、彼女はひざの上の弁当箱からハンバーグを掴んだ。

そして、ぐい、と俺に向ける。

桃子「ん!」

ずい、と箸をこちらに近づける。

京太郎「ん!」

桃子「ふざけている場合っすか!」

うるせぇ、俺だって恥ずかしいんだよ。

桃子「……あーん」

目を少しだけ逸らして、彼女はボソリと呟いた。

聞こえてしまった。

聞こえたからには口を開かなければならないだろう。

京太郎「……あーん」

観念したように開いた俺の口に、ハンバーグが飛び込んだ。

京太郎「……ん、うまい」

桃子「そうっすか?」

京太郎「ああ、いかにもハンバーグって味だ」

桃子「いや、まあそりゃハンバーグっすからね」

桃子「……でも、嬉しいっす」

逸れた瞳はなかなか帰ってこなかった。
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:11:28.58 ID:lee4jeGb0
壁)・・)コソッ
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:12:57.13 ID:XE18VV/wo
モモを膝に乗っけてあーんしてもらおう
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:15:20.58 ID:kIcSnEpm0
心どころか半ば体も許している
744 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 00:17:01.65 ID:KqXVp+Xx0
桃子「んじゃ、次はこれで……はい、あーん」

京太郎「あー……んむっ」

桃子「あーっ!」

京太郎「!?」

桃子「何箸舐めてるっすか!?」

京太郎「いや、デミグラスソースがついてて美味しそうだったから――」

桃子「そうっすけど、でも、でも!」

桃子「……これ、私も使うっすよ……!?」

京太郎「……」

……しまった。

つい癖で。

だって美味しそうじゃないか、箸についているソースって。

……だって、美味しそうじゃないか、箸についているソースって。

桃子「……ああ、もうどうしたらいいっすか」

京太郎「……悪かった」

しかし、俺が悪かったのもまた事実だ。

そりゃ、こんな男の口に入った箸なんか使いたくないだろう。

桃子「……や、別に京ちゃんは悪くないっすよ」

京太郎「そんなことねぇって」

桃子「そんなことあるっす」

桃子「……どうせ、こういう話は平行線で続くっすから」

桃子「……はい、あーん」

少しだけ声を潜めてモモはこちらに箸を向ける。

京太郎「……あん」

今度はそれに気をつけて、モモが口内に放り投げてくれるまで口を開いて待っていた。

……。

……そして、4度目くらいでもう一度忘れるのが俺だった。



………………。
…………。
……。



京太郎「……ふぅ、ご馳走様」

桃子「お粗末様っす」

やはり人間慣れとは怖いもので。

羞恥心でかたどられた妙なプライドなんかは10回も続けているうちに壊れてしまった。

決して恥ずかしくなかったとはいえないけれど、それを拒むような気持ちは完全に消えてしまった。

京太郎「……さて、それじゃ、次はモモの番だな」

桃子「……へっ?」

だから俺はこんな提案を恥ずかしげも無く出来るんだ。
745 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 00:25:33.31 ID:KqXVp+Xx0
桃子「……ちょ、ちょーっと待ってくださいっす」

京太郎「いいや、待たない」

桃子「ほ、ら、私は!」

桃子「自分で食べるっすから、別にいいっすよ!」

京太郎「間接キスだな」

桃子「」ボンッ

おお、爆発した。

……くくく、今の俺なら何でもできる気がするぜ。

羞恥心という壁を乗り越えた俺に敵無し!

京太郎「その点、俺があーんってしたら、間接キスはしなくなるんだぜ」

京太郎「……むしろ、お得だろ?」

何がだよ。

桃子「……く」

納得するなよ。

京太郎「ほら、箸を貸して」

桃子「う……うぅ……」

桃子「……よろしくっす」

京太郎「オッケ、よろしくされた」

案外早く折れてくれた。

モモから箸を受け取る。

……今度は、俺のひざの上においておいた弁当箱をつつく。

……どうやら、さっきモモが俺に食べさせていた弁当とほとんど同じみたいだ。

京太郎「ほら、行くぜ」

桃子「お……おう、かかって来いっす!」

京太郎「あーん」

桃子「あ……あーーんっ」

んぁ、と口が開かれた。

その中に掴んだハンバーグを投げ込む。

京太郎「……美味しいか?」

桃子「……悔しいくらいに美味しいっす」

京太郎「そっか」

京太郎「……んじゃ、第二陣行くぜ」

桃子「か、カモンっす!」

……そんな調子で、モモのターンは滞ることなく進む。

逆の立場とはいえ、お互い経験したのもあるし。

なにより、間接キスをなんとでも逃れようとする彼女の努力のおかげだろう。

……。

……この箸で物をつかんでいる時点で間接キスなのだけど。

……やべ、自分で思ってて恥ずかしくなっちまった。


モモの好感度がグンとあがりました。
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:27:54.79 ID:cgiFtmMto
間接キスをなんだと思っているんだ
747 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 00:31:44.07 ID:KqXVp+Xx0
>>746俺的には唾液が付着した部分が間接的に唇触れるか体内に入るかしたらもう関節キスだと思ってました。
ハンバーグとか持ったら、唾液が付着した部分がハンバーグに付着して……(ryとか思ってたんだけど、やっぱ違うのかね


桃子「ご馳走様っす」

京太郎「ご馳走様」

もう一度誰にともなく礼をする」

京太郎「……サンキュモモ、美味しかったぜ」

桃子「作った甲斐があったっす、ふふっ」

京太郎「スパイスもあったしな」

桃子「……ぅ///」

小さくうめいて彼女は体を縮こまらせた。

その頬は真っ赤に燃えている……きっと同じように。

自爆してどうするんだよ。

京太郎「……さて!」

気を取り直すように。

この妙に淡くなった空気を元に正すように、声を上げた。

京太郎「昼飯くって燃料補給もしたし」

京太郎「……どうする?」

桃子「……あ、ああ、この後っすか?」

京太郎「ああ」

京太郎「何か、遊びたいところとか、遊びたいこととかあるか?」

桃子「そうっすね……」


>>751
自由にどうぞ


>>751までにぞろ目で……
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:32:47.25 ID:XE18VV/wo
プリクラ撮ろう
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:32:48.21 ID:Lzzjighm0
踏み台
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:33:41.10 ID:ydfWlNBlo
ウィンドウショッピング
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:34:07.42 ID:K4NOSp/90
ウィンドウショッピング
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:35:29.19 ID:v9fSOwA0o
関節キスwwww
753 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 00:36:18.52 ID:KqXVp+Xx0
……ぶっちゃけ素で目的がウィンドウショッピングなの忘れてた。
ごめんなさい、こんなダメイッチでごめんなさい、許してください!


とりあえず、短いけど本編しゅーりょーです。

明日はもうちょっとがんばるから(震え声)
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:36:58.99 ID:v1dQdqRQo
乙ー
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:37:34.95 ID:cgiFtmMto
>>747
ああいや、京太郎とモモにです
誰が食べさせても同じ箸使ってて間接キスにならないことはないだろうみたいな
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:39:07.40 ID:XE18VV/wo
おつー
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:40:03.27 ID:0r6FTZM40
乙です
758 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 01:54:20.56 ID:KqXVp+Xx0
Aの続き、宣言どおりR-18
あと、過度なキャラ崩壊があるかもしれません。


苦手な方はどんぶりをNGワードに
759 :どんぶり ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 01:55:03.72 ID:KqXVp+Xx0
A、続き



白望「……」ペロペロ

塞「♪」ペロペロ

少し前と寸分違わない格好のまま二人はアイスを舐め続ける。

よって俺の腕も寸分違わずその場にとどまり続けていた。

ついでに、俺自身も。

白望「……」ガリッ

白望「……もぐもぐ……んくつ」

白望「……なくなっちゃった」

塞「ふぉんふぁふぁふぁふふぁふぇふぇふふぁふぁふぁふぁふふぁふふぁっふぁふんふぁふぉ」

京太郎「何語ですか」

白望「……ちぇ」

京太郎「今ので理解できたんですか!?」

白望「なんとなく……」

……俺には理解出来ない。

せいぜい何か喋っているんだろうな、としか。

塞「……」バリ

塞「……んくっ」

塞「私の方も終っちゃった」

京太郎「結局なんていったんですか?」

塞「そんなはやく食べるから早くなくなっちゃうんだよ」

……やべぇ、聞いてもわからねぇ。

いや、俺はおかしくない、俺はおかしくないはずだ。

付き合いの長い二人だからできることだろう。

塞「……あ、京太郎君京太郎君」

塞「このアイス、あたりだったよ」

京太郎「あたりつきアイスなんですか?」

塞「ほら」

……確かにあたり、と掘られていた。

マジックで書いたような偽者とは違って、いかにも本物らしい。
760 :どんぶり んくつ→んくっ ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 01:55:46.41 ID:KqXVp+Xx0
塞「そんなわけで、もう一本頂戴?」

京太郎「ありません」

塞「シロと半分こするから、ね?」

京太郎「ありません」

塞「……」ジー

京太郎「だから、どこを見てるんですか」

塞「……アイスというにはあったかそうだよね」

京太郎「何の話ですか」

塞「ナニの話だよ?」

京太郎「何をしれっとした顔で!?」

塞「シロもアイス食べたいよねー?」

京太郎「無視か!」

白望「……」

僅かに首が動いた。

縦に。

気のせいだろうか。

気のせいであってくれ。

京太郎「……だから、アイスはありませんって」

塞「世にも不思議なあったかいアイスのほうだよねー?」

京太郎「ちょ……っ!?」

誰かこのセクハラお姉さんをどうにかしてください。

白望「……ん」

ちょっとだけ迷うように目を逸らした。

白望「……鍵」

塞「塞いじゃった」

白望「……そっか」

塞「だから、今なら私たちのし放題だよ」

白望「……」

京太郎「……あのー、シロさん……?」

シロさんは相変わらず寝転がったままぼうっと正面を見る。

……彼女の前に立つ俺の丁度股間辺りを見られているのだから。

変な気分になってしまう。

盛り上がってしまう。

白望「……じゃあ」

白望「食べたい……かなぁ」

塞「ほいきた!」

京太郎「ひっ!?」

ば、と立ち上がる塞さんにびっくりして思わず後ろにのけぞってしまった。

その隙を逃さず彼女は俺の後ろへと周り、羽交い絞めした。
761 :どんぶり んくつ→んくっ ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 01:56:15.51 ID:KqXVp+Xx0
塞「よっし、いまだよ、シロ!」

京太郎「ちょっ、何するんですか……!?」

白望「……」

白望「……ダルい、けど」カチャカチャ

京太郎「ちょっ、マジ、本当、やめ……っ!」

塞「私の手にかかれば京太郎君の腕も力も塞ぐのなんてお茶の子さいさいだよ!」

京太郎「その力を別の場所に発揮してください!」

白望「……あ」

ジーンズのボタンが外れた。

あとはおろすだけで、全てが見えてしまう。

全てを見られてしまう。

京太郎「……」

正直それに興奮している俺もいる。

俺の中でいきり立つそれを見せたらどんな反応をするのか、とか。

そう考えれば考えるほどさらに強まる。

だから、こんなにも力が入らない。

体が望んでいるのだから。

白望「……」スルスル

京太郎「あ……あぁ……」

塞「……トランクス、か」

塞「うん、似合ってるよ?」

京太郎「下着を褒められて嬉しいと思う人なんていると思いますか!?」

塞「私とか」

塞「……ね、京太郎君」

シロさんがついに俺のパンツに手をかける。

それが気にならないほど、塞さんの言葉は誘惑に満ちていた。

塞「……私ね、今日、黒い下着なんだ」

京太郎「――!?」

塞「ね、想像してみて、京太郎君」

塞「黒い下着の私……似合ってるかな?」

言われるがままに脳裏にその姿が浮かんだ。

黒いブラに黒いパンツ姿の塞さんがとってもエロティックな格好をしているところを。

しかも、紐である。

俺の想像力は働きすぎだ。
762 :どんぶり ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 01:57:50.04 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「――っ!」

白望「……わ」

想像力に息子が追いついたと同時に、シロさんが下げ終える。

よって、彼女の目の前にびんびんにいきり立ったそれが出された。

塞「……わ、おっきぃ」

塞「どんな私を想像していたのかな……くす」

羽交い絞めにする塞さんの言葉攻めは病まない。

耳元で、荒い息遣いが直接聞こえるような距離で囁かれているのだ。

反応しないわけが無い。

塞「……ゃ、またおっきくなった」

塞「もう、京太郎君のえっち」

白望「……」チロ

京太郎「!?」

そして、そのいきりたったものを目の前にシロさんはさっきと同じようにチロ、と舐めた。

思わぬ感覚につい体中に鳥肌が立つ。

白望「……ん」

白望「……もうちょい、前」

塞「りょーかーい」

京太郎「ちょっ……!」

白望「ありがと」

白望「……ん」チロチロ

白望「……れろ」

舌先で確かめるようなものだったその動きが、近づいたことによって本格的に俺のそれを舐め始めた。

京太郎「……っ!?」

塞「……あは」

塞「京太郎君、元気だね」

塞「ちょっと舐められただけなのに……えっちな汁いっぱいでてるよ?」

京太郎「……」

白望「……」レロレロ

塞「シロ、美味しい?」

白望「……」ペロペロ

塞「あははっ、シロは京太郎君に夢中みたいだよ?」

京太郎「……」

塞「ねぇ、どう思う?」

塞「いつも頼りになる先輩が、まるで犬みたいに君のモノを舐めてるんだよ?」

塞「あんなに格好いい先輩が、いやらしく君のモノを舐めているんだよ?」

京太郎「……ぅ」

塞「やだ、一丁前に我慢してるの、京太郎君?」

塞「そんな紳士な京太郎君も格好いいけどね」

塞「……今くらい、トリガーをはずしてもいいんじゃないかな?」
763 :どんぶり ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 01:58:21.56 ID:KqXVp+Xx0
視覚はベッドから少しだけ実を取り出して俺の物を舐めるシロさんが。

聴覚は耳元で囁き続ける塞さんが。

嗅覚は尾行をくすぐるようないいにおいを発する塞さんが。

感覚は変わらず俺の物を舐め続けるシロさんが。

残る味覚を除いて、全て二人によって占領されている。

白望「……ん」

白望「……ここ、おいし」

京太郎「……」ゾワッ

塞「……やだ、京太郎君、こんなところまで臭ってくるよ?」

塞「何日間洗ってなかったのかな?」

塞「まさか、こうなることを気にしてあえて洗わなかった、とか?」

京太郎「そんなこと……っ」

塞「ふふっ、仕方ないよね、男子だもんね」

塞「私達はいったい何回おかずにされたのかな?」

白望「……動くのダルい」

塞「京太郎君に動いてもらえばいいんじゃない?」

白望「……ん」

シロさんは少し頷くと、もう少しだけ顔を伸ばした。

そして、先端だけを彼女の中にふくむ。

京太郎「……は?」

塞「動かないの?」

京太郎「いや……そんなこと……っ」

塞「シロがあんなに待ってるのに?」

京太郎「……」

確かにシロさんは俺のことを上目遣いで長めていた。

やはり『待て』と命令された小動物のようだ。

京太郎「シロさ……」

塞「君がおかずにした情景が今ここで、現実に起きているんだよ?」

塞「夢にも見たんじゃないの、私たちが君に征服されるところ」

塞「君が私たちを蹂躙するところ」

塞「その夢が叶おうとしているのに、諦めちゃうの?」

京太郎「シロさん……」ズズ

白望「……ん」

ゆっくりと腰が動いた。

腕がふさがれていようと、腰が動かないことは無い。

小さくしぼんだ彼女の口をこじ開けていくようで、物理的じゃない快感も俺に襲い掛かる。
764 :どんぶり ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 01:59:07.03 ID:KqXVp+Xx0
塞「ほら、待ってるんだよ?」

塞「シロは京太郎君に口の中を犯されることを待ってるんだよ」

塞「ぐっちゃぐっちゃに、めっちゃくっちゃに」

塞「ぬちょって、ぐちょって、にちゃって、くちゃって」

塞「ほら、やってあげなよ」

塞「シロの望みをかなえてあげなよ」

京太郎「シロさん……っ!」

ゆっくりと動く腰がさらに早まる。

彼女もそれに伴い、目を閉じる。

気持ちがいい。

本能的に押し返そうとする舌を押しのけてあったかいアイスを出し入れする時なんか。

反抗する舌が丁度いい具合に俺の快感を増幅させる。

白望「――っ!」

塞「……やだ、京太郎君、いやらし」

塞「実の先輩をオナホールみたくつかっちゃった!」

塞「人権を無視するようにがんがんついちゃった!」

塞「ね、気持ちいい?」

塞「私にそそのかされるまま先輩の口を玩具にするの気持ちいい?」

京太郎「く……っ……シロ……さん……っ!」

白望「ん――む――じゅぼ――」

塞「あははっ、もう声も聞こえてないんだ」

塞「おさるさんみたーい」

塞「くすくす……かーわいー」

塞「そんな京太郎君にご褒美を上げるね」

片方の腕の封印が解かれた。

しかしもうそんなことはどうでもいい。

今はただ気持ちよさだけを。

にちゃにちゃ、と俺の棒が彼女の口を出し入れする音ともう一つ。

ぴちゃ、と湿った音が聞こえた。

塞「えっちな汁をだすのは男の子だけじゃないんだよ、知ってた?」

塞「ほら、京太郎君、舐めてみる?」

塞「たった今私の中から取ってきた、えっちな汁だよ?」

塞「あーん」

言われるがままに口を開く。

そこに二本の指を突っ込まれた。

少しだけしょっぱい味が広がる

――ついに味覚さえも占領された。
765 :どんぶり ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 02:00:10.68 ID:KqXVp+Xx0
塞「どう、京太郎君、美味しい?」

塞「くすくす、人の口を犯されながら人に口を犯されるだなんて」

塞「ほらほら、京太郎君の舌に、口内にえっちな汁がいっぱい塗られちゃうよ?」

塞「あとで舐めるためにとっておくのかな……あははっ、京太郎君やーらし」

京太郎「――っ!」

塞「あはは、我慢の限界、見たいな顔してるね?」

塞「出しちゃうの? シロ先輩に白いものをぶっかけるの?」

塞「あ、それとも中かな?」

塞「あーあ、シロも汚されちゃうんだ」

塞「京太郎君にマーキングされるんだ」

塞「知ってる? シロって女子にも男子にも人気があるんだよ?」

塞「格好良くて、聡明で、気遣いが出来て、なんだかんだ優しくて」

塞「そんな、みんなの憧れのシロが君にマーキングされちゃうんだよ?」

塞「君の便器に成り果てるんだよ?」

塞「くすくす……いけない子だぁ……」

塞さんの言葉の一つ一つが俺の快感を増幅させる。

もう我慢の限界だ。

出したい。

出したい!

出したいっ!

京太郎「――」

塞「……ん、指だけははずしてあげる」

京太郎「はぁ……はあ、シロさんっ、シロさんっ!」

京太郎「俺っ、も……ぅ……っ!」

白望「じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ」

京太郎「う……ぁ……あああああぁぁぁっ!」

思わず悲鳴をあげてしまった。

同時に、俺の中からかつてない量の精液が飛び散る。

それは彼女の口の中に出すだけでは飽き足らず。

飛び出た息子は彼女の顔に、布団に自分の証をこびりつける。

塞「……あーあ」

塞「こんなに汚れちゃった……どうするの、シロ?」

白望「……んくっ」

白望「……美味しい」

塞「あははっ、見てみて、京太郎君」

塞「シロったら顔についたのまで舐めてるよ?」

京太郎「……」

塞「本当に君に征服されちゃった」

塞「学校の皆が知ったら、どう思うかなぁ?」
766 :どんぶり ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 02:00:52.61 ID:KqXVp+Xx0
……ぞくぞく、と。

シロさんのみんなの知らない顔を見れた喜びが湧き上がる。

それと同時に。

真っ白けのシロさんにまた興奮してしまった。

塞「……やだ、また元気になってる?」

塞「くすくす、シロはさっきやったし、次は私の番だよね?」

漸く枷が外れる。

しかし、俺は動く気にはなれなかった。

それどころか、シロさんの様子を凝視するレベル。

白望「……」

白望「……京太郎」

白望「……動くのダルい、から」

白望「……来て?」

京太郎「――っ」

横向けに寝転がる彼女は少しだけ腕を広げた。

それは。

それはそういう意味で――。

塞「ふふっ、私を忘れてもらっては困るよ?」

――シロさんしかいなかった視界に塞さんが入る。

手にはいろんな玩具が。

京太郎「それは……」

塞「いったでしょ?」

塞「色々用意したって、くす」

悪戯っぽく笑って彼女はシロさんの前に寝転がる。

塞「シーロ♪」

白望「……塞」

塞「私も混ぜて?」

白望「……ん」

塞「ありがと、シロ大好き!」

767 :どんぶり ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 02:01:55.61 ID:KqXVp+Xx0
そして、そのままぎゅぅと彼女を抱きしめた。

シロさんは相変わらず動かない。

だから彼女のなすままに体勢を変えられる。

仰向けにさせられ、90度回転させられ。

こちらに股を向けるような形に。

塞「……さ、京太郎君」

塞「上?」

塞「下?」

塞「それとも両方?」

塞「お好きにどうぞ、くす」

上の黒色か、下の白色か。

対照的な色合いだ。

京太郎「シロ……さん、塞さん……っ」

塞「ほら、早くしてよ」

塞「私もシロも準備万端だよ?」

塞「だから、ね、京太郎君」

白望「……京太郎」

塞白「来て?」

抱き合う二人は、シンクロしたように同時にそう俺を誘惑した。

京太郎「〜〜〜〜〜っ!」

そして、俺の理性のたがははずれた。

何戦したか、どんなプレイをしたか……もう全然覚えてない。

唯一つわかることは。

……俺は一生この二人には逆らえず、そして尻にしかられることになるのだろう、ということだけだ。



おしまい
768 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 02:04:35.11 ID:KqXVp+Xx0
>>755 なるほど……なんかすまんかった。


シロはやっぱり依存するんだろうなぁ、と。
塞さんには言葉責めが似合うと思った。


R-18の文章を上手く書ける人は本当に尊敬する。
誰かコツを教えてください。


それでは、本日はここでしゅーりょーです、お付き合いありがとうございましたー


769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 02:06:25.66 ID:mlWlO0Kbo
乙ー
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 02:06:27.49 ID:cgiFtmMto
おつー
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 02:11:23.86 ID:ONLyxNbUo
おつ
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 02:16:59.34 ID:YtblaaWbo
乙どうでもいいが
>嗅覚は尾行をくすぐるようないいにおいを
鼻腔やね
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 04:21:13.60 ID:DT0acWBoo
塞さんノリノリやな
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 08:33:04.90 ID:pVEHKcn1o
言葉責めは病まない
止まないじゃね?
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 11:10:05.21 ID:1BsJvdjAO
これもうシロは事前に塞さんの調教済みだったんじゃ……ヘタしたら宮守全員

あと、公園にいるんだし箸は洗えばいいんじゃないかと思った(台無し)
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 11:15:45.02 ID:Ci6HnWHSo
と、トシさんすら調教済みだというのか……
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 14:29:02.38 ID:XJeMa1Seo
洗ったら家に持って帰ってしゃぶるときに意味がなくなるだろ
778 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 17:28:48.46 ID:KqXVp+Xx0
B


京太郎「……ごくり」

京太郎「……はっ、いかんいかん、無心無心……」

白望(口に出てるんだけど……)

……しかし、思わず視線が向いてしまうのも仕方ないのではないだろうか。

そもそも、その胸をしまうものがあるということは、そのしまうものは見ても言いということだろう。

パンツはその中身を人に見られないために作られた、とどっかで聞いたことがある。

ならば、ブラジャーだってそうに違いない。

つまり、俺は悪くない。

むしろ、それに恥ずかしがる女性がおかしいのである。

京太郎「……」ジー

白望(……)

逆に言えば、俺は他人のTシャツを見て興奮しているも同義なのだが、それ自身はおかしなことではないはずだ。

身を包むはずのジーンズに興奮することだってあるだろう。

京太郎「……」ジー

しかし素晴らしい胸だ。

宮守麻雀部の中では一番大きいのではないだろうか。

しかし、奇乳というほどの大きさでもなく。

形を取ってしてみれば手の平から少しはみ出そうな、一級品の大きさである。

やはりおもちは素晴らしい。

白望「……京太郎」

京太郎「」ビクッ

落ち着け京太郎。

俺はやましいことをしているわけじゃない。

ただ、彼女の透けた服を凝視しているだけだ。

そう、やましいことではない。

言うなれば、ワイシャツのしたに見えるTシャツを見つめているようなものだ。

白望「……」

白望「……一緒に、寝る?」

京太郎「……は?」

白望「……ん」

普段はダルがって寝返りすらもほとんどうたない(それはそれで気持ちよく眠れ無さそうだが)シロさんがコロコロとイッ回転して壁際によった。

そして、シロさんの目の前に人一人分が入れるくらいのスペースが開く。

汗だくの体を乗せていたんだ。

少しだけ湿っているのはきっと幻視じゃない。
779 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 17:29:45.17 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……ええと、何を言ってるんですか?」

白望「……一緒に、寝るか……って」

京太郎「いや、俺はその意図を聞いたんですけど」

白望「……私の方ずっと見てた、から」

白望「眠いのかな……って」

京太郎「……」

白望「一緒に、寝る?」

やはり微動だにせずに彼女は俺をそう誘う。

それでこそ彼女らしい。

しかし、言動は彼女らしくない。

白望「……」

京太郎「……」

ほう、と彼女は俺の顔をじぃ、と見つめる。

先ほど俺がしていたように、じぃと、じぃっと。

白望「……じゃ」

煮え切らない俺に痺れを切らしたシロさんは小さく口を開いた。

白望「一緒に、寝よ?」

先ほどと一文字変わっただけ。

それ以外は目の大きさも、体の位置も、何もかもがそのままだった。

先ほどの言葉でさえ俺を誘惑するには十分だったにもかかわらず。

その小さな変化は、俺を洗脳するのに十分だった。

京太郎「……」

お言葉に甘えました。

無言で俺はベッドの上に乗る。

……先ほどシロさんが寝転がっていた、その場所に。

向きは、丁度彼女と向き合う形。

あと少し手を伸ばせば、まるで抱き合えそうな、そんな距離。
780 :イッ回転→一回転 ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 17:31:21.30 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……」

白望「……じゃ」

白望「……おやすみ」

京太郎「ええ、おやすみなさい」

そして、そのままシロさんは目を閉じた。

すぅ、すぅ、と俺に心を預けきったような寝顔だ。

どうして、そんなに安心できるのか。

俺だって男だ、この天使のような寝顔に悪戯してみたい。

ふに、と頬を引っ張ってみたり、つん、と鼻をつついてみたり。

……あるいは、その唇に触れてみたり。

白望「……すぅ」

京太郎「……」

……勿論、そんなことを出来るはずもない。

言い訳の余地もないほどの犯罪になってしまう。

……寝よう。

そうでなくても、目を閉じて。

どうか、この思いとおさらばできるように。

……寝てしまおう。


……………………………………………………………………………………

白望「……京太郎」

京太郎「……」

白望「……寝た?」

京太郎「……」

白望「……」

す、と腕を伸ばした。

いつもならダルいけど。

今は違う。

だから、彼の頬へと。

白望「……」

そして、触れた指でつ、となぞった。

愛しむように、つ、と。

……それだけでは飽き足らず。

頬をつかんで伸ばしたりもしている。

白望「……くす」

白望「……面白い顔」

変な顔。

白望「……起きてる?」

白望「……まだ夢?」

出来れば、このまま夢におぼれていて欲しい。

……なんて。
781 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 17:31:55.91 ID:KqXVp+Xx0
白望「……ん」

彼を見ていると気力がわいてくる。

動く力がわいてくる。

……別に私は力を無駄に使いたくないわけじゃなくて。

その結果、それが幸せにつながるなら。

動かないでも手に入る平穏につながるなら。

白望「……」

ずい、と体を動かす。

目を瞑る京太郎君は未だ目を開かない。

どうか夢から覚めないでください。

……こんなこと。

見られたくない、から。

白望「……ん」

でも、一番楽な距離を動く。

それは、もう体に染み付いたから。

だから私は上半身だけを少しだけ動かし。

彼の唇に自分の唇を近づけた。

……近づけて。

近づけて。

息が当たる。

交換してるみたい。

でも、それだけ?

……いや。

嫌。

もっと。

白望「……京太郎」

名前を呼ぶ。

愛しい人の名前を呼ぶだけで。

私の中のガソリンが補充される。

……だからもうちょっと動こう。

もうちょっと、だけ。

……ちゅ、と。

小さく触れた。
782 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 17:33:34.64 ID:KqXVp+Xx0
白望「……」

時が止まったようだ。

嬉しいのもあるけれど。

私が動かないのもあって。

時が止まったようだ。

白望「……」

ああ、ガソリンが切れてしまった。

さあ、戻らないと。

夢から返ってくる前に。

……迷惑かもしれないのだから。

……その先は、

もっと後。

白望「……ぷは」

唇をはずす。

彼の顔が目の前に。

相変わらず目を閉じている。

きっと気づいていないのだろう。

ちょっとした罪悪感。

それを超える幸福感。

白望「……」

つ、と唇をなぞる。

嬉しさ倍増。

ガソリンもちょっと補充。

だから、元の格好に。

白望「……ありがと」

嬉しかった。

幸せだ。

もっと幸せになりたいけど。

でも、それはもっと後。

私と彼が結ばれてから。

思いが通じてから。

白望「……おやすみ」

だから、今はこれでおしまい。

おやすみ、京太郎。

今度はいい夢見れるかな。



おしまい
783 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 17:34:51.65 ID:KqXVp+Xx0
>>772,774済まぬ

>>775つまりハーレムルートですね、わくわく!


食べる(物理)もありましたが、需要なさそうなので、お蔵入りになりました。
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 17:38:18.07 ID:ZO0gdimoo
どっから(物理)が…?
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 17:44:47.26 ID:+us0JjoIO
おつ

カニバ的なのだったら、お蔵入りしてよかった(震え声)
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 17:47:46.54 ID:5SoqcU2to
イッチはカニバもありなのか……
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 17:48:07.06 ID:drDOC7tDO
カニバは死別した後だな

死んでしまっても私の中で生きよと
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 17:58:37.33 ID:ONLyxNbUo
カニバはアカン
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 18:19:48.73 ID:DuUSJ1vY0
愛ある話ならば基本なんでもいける
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 18:21:25.14 ID:lee4jeGb0
死んだ恋人を泣きながら食らうわけか
791 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 18:59:03.18 ID:KqXVp+Xx0
>>786 ヒント:照堕ち。

どんなに歪でも純愛なら大好物です。
だから>>790みたいなシチュとか大好きです。
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 19:27:05.73 ID:V0yS3AzIO
やっぱイッチって畜生だわ
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 19:49:47.65 ID:lee4jeGb0
だってそれが愛だろう?
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:21:36.71 ID:qi9Vm7Woo
愛さえあれば何をやってもいいという風潮
一理ない
795 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 20:24:39.09 ID:KqXVp+Xx0
>>792 胸にしまったからぐう聖と呼ばれるべきだと思います(棒)



ええと、ちょっとはやめですが本編始めたいと思います

その代わり、多分終るのもはやめになります、済まぬ
796 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 20:31:55.18 ID:KqXVp+Xx0
桃子「ウインドウショッピングっすね」

京太郎「!」

桃子「……というか、もとよりその予定っすよね?」

京太郎「……ああ、そうだな」

桃子「……」

京太郎「……」

桃子「……もしかして忘れてたっすか?」

京太郎「まさか」

京太郎「神に誓ってそんなことは無いと断言してやるぜ」

桃子「……ふーん」

疑わしそうな目でこちらを見る。

頭の片隅に残っていたからノーカンだ、ノーカン。

桃子「……ま、楽しませてくれたら許すっす」

京太郎「だから忘れてないっての?」

桃子「そうっすか?」

京太郎「そうっすそうっす」

桃子「……じゃ、そういうことにしてあげるっす、くす」

京太郎「……」

桃子「で、何はともあれ、楽しむ、楽しむっすよ!」

京太郎「……よし、じゃあ質問を変えよう」

京太郎「どんな店のウインドウをショッピングしたい?」

桃子「その質問だと窓しか買わないみたいじゃないっすか!」

京太郎「……えっ?」

桃子「違うっすから!」

京太郎「まあ、冗談は置いておいて」

桃子「むぅ……」

京太郎「で、どんな店を見たいんだ?」

桃子「……ウインドウショッピングって当ても無くぶらつくようなもんだと思うっすけど」

京太郎「……あー」

桃子「へへん、勉強不足っすね」

京太郎「うるせ、こういう経験はほとんど無いんだよ」

桃子「はじめてっすか?」

京太郎「そういう訳でもないけど」

桃子「……なんだ」

桃子「ま、いいっす、うん」

桃子「その始めての相手を忘れてしまうくらい、今日はい〜〜〜〜っぱい楽しむっすよ!」

京太郎「……」

言い方が妙すぎて、何か誤解を生みそうだった。
797 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 20:44:20.23 ID:KqXVp+Xx0
桃子「ウインドウがいっぱいっす!」

京太郎「だからそれだと窓を買いに来たみたいだっての」

そんなわけで、駅を少しだけ移動して、ある繁華街にやってきた。

交通費は叔母さんが出してくれた、ありがとう、でもごめんなさい。

京太郎「モモは来たことあるのか?」

桃子「何回か」

桃子「例えばこの服を買いに、とかっすね」

来ているシャツを引っ張って彼女は笑った。

……ああ、そういえばそれは俺に見せるために着ていたんだっけ?

思わぬ形で先行披露することになってしまったけれど。

京太郎「……似合ってるぜ?」

桃子「……ちょっと遅いっす」

京太郎「不満か?」

桃子「大満足っす!」

桃子「や、一人で買いに来た甲斐があったっすね!」

京太郎「……さて、カイロは……」

桃子「駄洒落のつもりじゃないっす!」

あはは、といつものようにふざけあう。

この姿は他人から見たらどう見えるのだろうか。

仲のいい友達だろうか。

それとも――

桃子「――っと!」

桃子「それじゃ、行こうっす!」

京太郎「ん、そうだな」

桃子「やー、楽しみっすねー、どんなのが並んでるっすかねー?」

京太郎「……ちょっと前に来たばっかだろ」

桃子「無粋なこといわない!」

桃子「……それにしても人多いっすね」

京太郎「……まあ、そうだな」

なんていったって今日は日曜だ。

そりゃ、人も溢れ帰るだろう。

ましてやこういったいろんな店が並んでいる通りなんて言わずもがな。
798 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 20:46:30.74 ID:KqXVp+Xx0
桃子「はぐれたら大変っすね」

京太郎「……携帯があるけどな」

桃子「電波が通じなかったら大変っすよね?」

京太郎「……モモ?」

桃子「だから――」

ぎゅ、と不意に右手がつながれた。

俺の方が冷たくて、彼女の方が暖かい。

彼女の暖かさが俺に流れ込んで、俺の体を温める。

同じ温度を目指す、

桃子「――繋いでた方がいいっすよね?」

ちょい、と視線を逸らしながら彼女は尋ねた。

尋ねた、というか、許可を伺ったようなもんだ。

ドキドキ、と彼女の心音が俺にも聞こえてくる気がする。

京太郎「……そうだな」

だから俺はそれを受け入れた。

ぎゅぅ、と少しだけ強く握ると、さらにつよく握り返される。

桃子「……えへ」

……少しだけいつもと違った柔らかい笑みが見えた。

すぐさま元みたく、明るい東横桃子へと戻りる。

桃子「それじゃ、いくっすよ!」

京太郎「おう」

桃子「目指すは全店舗攻略!」

京太郎「……ごめん、流石にそれは無理だ」

……で、仲のよさに加えて手のつながりも増えたのだけど。

まだ友達だと言い張れるだろうか。



>>802
どのお店に目を引かれた?
1、服屋
2、アクセサリ
3、ファンシーショップ
4、何か高そうな時計とかネックレスとかの店
5、その他(自由安価)


>>802までにゾロ目で……
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:47:18.42 ID:lIoXGS9mo
3
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:47:35.48 ID:WI7TCW8uo
1
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:47:40.31 ID:L002cDFN0
3で
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:48:16.86 ID:ZLcMDMSEo
2
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:48:38.43 ID:B0+/7/yIO
4
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:49:08.44 ID:V0yS3AzIO
咲ルートを諦めない……
1000万稼いだら重婚できないかな
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:53:43.72 ID:iIoVrj+t0
>>804
あ、あぶねーな
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:54:43.80 ID:V0yS3AzIO
怖い(震え声)
807 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 20:55:10.31 ID:KqXVp+Xx0
桃子「……あっ」

京太郎「どした?」

桃子「いや……あの、アクセサリ、綺麗じゃないっすか?」

前方左前。

そこに、色とりどり、多種多様のキーホルダーがたくさん飾ってあった。

京太郎「……見る?」

桃子「見るっす!」

京太郎「オッケ」

もう少しだけ歩いて、その店の目の前まで来た。

モモはまず店頭に飾られているキーホルダーを手に取る。

桃子「……んー」

桃子「これとかどうっすか?」

ビーズで作られたウサギのキーホルダー。

京太郎「可愛いな」

桃子「そうっすよねー」

桃子「……じゃあ、これは?」

ハート柄のネックレス。

京太郎「可愛いな」

桃子「そうっすかー」

桃子「……じゃあ、これは?」

星がちりばめられたリング。

京太郎「可愛いな」

桃子「……ちゃんと見てるっすか?」

京太郎「見てる見てる」

桃子「言葉が甲斐性無しの彼氏みたいっすけど」

京太郎「誰が彼氏だよ!」

桃子「そっち!?」

……つい。

こうして手を握ってるものだから。

京太郎「……甲斐性なしの方も!」

桃子「結局全否定じゃないっすか!」

京太郎「うるせぇ、可愛いものに可愛いといって何が悪い」

桃子「じゃあ私は?」

京太郎「可愛い」

桃子「そうっすか……」

桃子「……はぅ///」

……恥ずかしがるなら自分で言うなよ。

こっちだって恥ずかしくなるんだから。
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:57:38.92 ID:ZLcMDMSEo
これ付き合ってないんだぜ…
809 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 21:02:57.25 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……中、入るか?」

彼女が平静を取り戻し始めたところで話しかける。

具体的には、俺たちの結びつきが弱まり始めた頃。

……結局まだ離れていないけれど。

桃子「そうっすね」

桃子「わりと好きな感じのお店っす」

京太郎「了解」

モモを引っ張るようにして店内へと入る。

中に入っても相変わらず綺麗なアクセサリがたくさん置いてあった。

……勿論、可愛い系だけでなく、格好いい系もあるので、俺だって楽しめる。

桃子「……あっ、それとか京ちゃんに似合うんじゃないっすか?」

京太郎「どれ?」

桃子「えっと……ほら、これ」

なんかでっかいどくろが吊り下げられたネックレス。

……似合うのか、これ。

桃子「こちらで装備していくっすか?」

京太郎「とりあえず腕封じをはずしてくれ」

桃子「あいや失敬!」

京太郎「何時の時代だよ」

……とりあえずモモからそのネックレスを受け取る。

そして、首にかけてみた。

京太郎「……どうよ?」

ちょっとだけポーズをとってみる。

桃子「……いいと思うっすー」

京太郎「せめてこっちを見て言え」

目は口ほどに物を言っていた。

お前が似合うって言ったんじゃねぇか。

京太郎「……」

変に格好つけてみた分余慶に恥ずかしくなって、俺はそれをはずし元の棚へと戻す。

……くっそ、誰も見ていなかったからいいものの――見てないよな?

……まあ、何はともあれよし、仕返しだ、うん、仕返し。

何かすっごいダサそうなの……っと。

店員「……あの」

京太郎「」ビクッ

店員「……いや、そこまで驚かなくても」

後ろからいきなり話しかけられたら誰だって驚きますって。

特に、集中して周りが見えていなかったんですから。
810 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 21:13:51.84 ID:KqXVp+Xx0
桃子「えっと……どうしたっすか?」

店員「ああ、いえ、お客様方仲よさそうに見受けられたので」

桃子「ふふん!」

京太郎「はずかしいから威張るのをやめてください」

桃子「あうっ!」ペチッ

店員(その対応も十分恥ずかしいと思いますけど……)

店員「……それでですね、折角ですし、今当店の人気商品をお教えしようかと」

京太郎「はぁ」

店員「あちらに見える、ペンダントと鍵が――」

京太郎「いや、それはいいです」

……なんていうか、ろくなことにならなそうだし。

店員「ふむ……まあ、あれは任気無い商品ですしね」

桃子「なんでそれを私たちに勧めようとしたっすか」

店員「テンイナージョークです」

京太郎「……」

店員「そんなわけで、本題に入りますと」

店員「今、この店ってイベントやってるんですよ」

桃子「……あれ、そうなんっすか?」

店員「一応外に張り出しておいたんですけど……見てなかったんですね」

京太郎「……多分」

桃子「私も見てないっす」

店員「……まあ、それじゃ、完結に説明しますと」

店員「カップル限定で同じものなら一つの値段で二つ買えます」

京太郎「へぇ……」

桃子「……それと私たちと、どういう関係があるっすか?」

店員「……いや、どうせならペアルックにしたらどうでしょう、と」

……ああ、そうか、カップルに見られているわけですね。

……でも、安くなるのか。

ふむ……。


1、ペアルックにする
2、……いや、俺達カップルじゃないし

>>813

>>813までにぞろ目で……?
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:15:02.20 ID:89eY2sxJo
1
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:15:10.97 ID:z0W0Tn540
2
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:15:15.12 ID:DuUSJ1vY0
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:15:26.80 ID:L002cDFN0
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 21:15:30.66 ID:K4NOSp/90
1
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:15:38.22 ID:WI7TCW8uo
>任気無い商品ですしね
1
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:18:32.94 ID:z0W0Tn540
そっちより完結に突っ込み入れんとあかんて
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 21:21:03.10 ID:qwJB4lOg0
店員さんモモ見えてるのか……よっぽどラブラブオーラ出てんだな
819 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 21:22:54.54 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……いや、俺達カップルじゃないし」

店員「……えっ?」

桃子「そうっすよね……別に普通に友達ってだけで」

店員「……手を繋いでるのに?」

京太郎「さっき離しましたし」

桃子「というか、何時から見てたっすか?」

店員「なんかすっごい会話してましたのに?」

京太郎「別に友達だったら普通のことじゃないですか?」

桃子「……もしかして、ストーカーっすか?」

店員「……」

店員「……夜道には気をつけてくださいね?」ポン

京太郎「?」

何故か肩を叩かれた。

……よくわからない表情をして店員さんは去っていく。

京太郎「……なんだったんだろうな」

桃子「さぁ……」

……そういえば、設定としてでもカップルとして通しておけば少し安くなったかもしれない。

そう考えると残念な気もする。

桃子「……ま、気を取り直して何かいいの探そうっす!」

京太郎「そうだな」

京太郎「……このキーホルダーなんてどうだ?」

桃子「何か得たいの知れない物体が描かれているっすけど!?」

京太郎「モモに似合ってるぜ?」

桃子「それは何を暗喩してるっすか!?」

京太郎「永遠の美……みたいな?」

桃子「そんな奇妙な物体がそんなものあらわしているわけ無いじゃないっすか!」

京太郎「まあ、いいから、つけてみようぜ」

京太郎「ほら、その鞄にでも」

桃子「いーやーっすー!」

京太郎「くくく、中学の頃ゴッドハンド京太郎と呼ばれた俺から逃れられるかな?」

桃子「……ふっ、なら中学の頃ヘブンハンド桃子と呼ばれた私からこの鞄が奪えるっすか……?」

京太郎「……」

桃子「……」

京太郎「……何やってるんだ、俺達」

桃子「いつものことじゃないっすか」

京太郎「そうだけども」

店員(……)

店員(……爆発すればいいのに)
820 :毎度誤字指摘ありがとうございます ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 21:28:03.53 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……で、結局どうするよ?」

桃子「まあ、いい商品はいくつかあったっすね」

京太郎「買うか?」

桃子「買ってくれるっすか?」

京太郎「俺の分も買ってくれるなら」ジャラ

桃子「何で箱の中身を一掴みしてるっすか!?」

京太郎「モモが買ってくれるっていうから……」

桃子「……じゃ、私はこれだけ!」

京太郎「箱ごと持ってくるなよ!?」

桃子「だって、京ちゃんが買ってくれるっすから」

京太郎「なら俺は――」

店員「お客様」

京太郎「――このアクセサリを箱の中に戻すことにしよう」

桃子「それなら、私もこの箱を元の場所に戻すっす」

店員「……」

……で、どうしようか。

確かに気に入ったものはあったけれど。

京太郎「……モモはどれにするんだ?」

桃子「んー……やっぱコレっすかね?」

取り出したのは、小さなハートが三つ四つついたキーホルダーだった。

……まあ、確かに可愛らしいし、女の子らしい。

京太郎「そっか……」

……俺は、どうしようかな……。


>>823
1、適当に自分の分を一つ買う
2、モモの分だけ買ってきてあげる
3、自分とモモの分を買う。


>>823までにぞろ目で……?
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:28:56.18 ID:L002cDFN0
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:29:35.75 ID:89eY2sxJo
3
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 21:29:36.92 ID:K4NOSp/90
3
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:29:36.98 ID:v1dQdqRQo
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:29:43.77 ID:DuUSJ1vY0
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:29:44.55 ID:qi9Vm7Woo
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:29:49.34 ID:2J6yo4aPo
3
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:30:04.09 ID:ZLcMDMSEo
3
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 21:36:44.34 ID:qwJB4lOg0
ゾロ目怖ぇな……ヤクザさんに会いそう
「借金あるのにいいご身分だな」みたいな
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:38:54.74 ID:cgiFtmMto
いや他の咲キャラじゃないの
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:40:21.68 ID:2J6yo4aPo
すこやん辺りに見られて「へー、余裕だね?」とか白い目で言われても地獄
832 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 21:41:22.89 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……ん、決めた」

桃子「何をっすか?」

京太郎「貸して」

桃子「……へっ?」

京太郎「ほら、そのキーホルダー」

桃子「え……ああ、はい」

京太郎「サンキュ」

京太郎「んじゃ、言ってくるな」

桃子「……いやいやいや、ちょっと待ってくださいっす!」

京太郎「ん?」

桃子「意味がわからないっす!」

京太郎「……いや、ただ俺が買ってやろうかと」

桃子「……冗談っすよ?」

京太郎「別にそれに触発されたわけじゃなくてさ」

京太郎「……ほら、今日に至るまでいろいろ迷惑かけたからそのお詫びってことで――」

桃子「やっ、別にいいっすよ、そんな!」

京太郎「俺がしたいんだよ」

京太郎「どうせ合計しても1000円だろ?」

京太郎「そんくらい俺が払ってやるって」

桃子「や、待って、待つっす!」

京太郎「いいや、待たないね」

京太郎「折角こうして一緒にお出かけしてるんだからさ」

京太郎「少しくらい男に華持たせろよ」

桃子「恋人ならまだしも、友達同士じゃないっすか!」

京太郎「親しい中にも礼儀あり、だろ?」
833 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 21:41:57.93 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……んじゃ、そうだ、代わりに」

桃子「……代わりに?」

京太郎「俺に似合いそうなの持ってきてくれ」

桃子「……」

桃子「……なんかずるいっす」

京太郎「何が?」

桃子「結局私は一銭も払ってないじゃないっすか」

京太郎「その辺は、ちょっと前にしたことの贖罪ってことで」

京太郎「……んじゃ、あれだ、プレゼントってことにしよう、プレゼント」

京太郎「俺からモモへの」

桃子「余計ずるいっす!」

桃子「……はぁ、どうせやめる気は無いっすよね?」

京太郎「ああ、ないな」

桃子「それじゃ、とってくるっすよ」

桃子「……まったく」

流石に無理やりすぎただろうか。

でも、まあ何かお詫びをしたいと思っていたし。

丁度いいタイミングではあったのだ。

モモには変な感情を与えさせてしまったけど。

桃子「……取ってきたっすよ」

京太郎「ん、サンキュ」

桃子「私は外で待ってるっすね」

京太郎「了解」

……モモから目を離して取ってきてくれたものを見てみる。

モモのはハートが3つ4つちりばめられたキーホルダーだった。

俺のはスペードが3つ4つちりばめられたキーホルダーだった。

……トランプ?




52,890→51,890
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:43:11.58 ID:qi9Vm7Woo
睦月「クローバーを私に」
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:43:12.07 ID:cgiFtmMto
>親しい中
親しき仲
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:43:43.20 ID:WI7TCW8uo
334?
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:44:05.35 ID:2J6yo4aPo
スペードはひっくり返せばハートなんだからお揃い判定で半額!!
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:45:17.46 ID:V0yS3AzIO
こころにつるぎーかがやきゆうきー
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:47:37.84 ID:PRjDd906o
スペードダイヤヘイヘイヘヘイハートにクラブヘイヘイヘヘイ
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:48:25.81 ID:5SoqcU2to
効果:語尾に?とか?とかつく
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 21:48:43.42 ID:qwJB4lOg0
>>838
それだとモモがジョーカーになってしまうからシャッフル同盟にしよう
842 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 21:49:33.19 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……ああ、いた、モモ!」

店から少し離れた場所に見えたモモに声をかけた。

……何か手に持ってる。

桃子「ん、お帰りっす」

桃子「はい」

京太郎「……これは?」

桃子「さっき、そこで買ってきたっす」

彼女が渡してくれたのは、小さなお饅頭。

桃子「お礼っす」

桃子「今のも今までのも全部ぜーんぶ含めた御礼っす!」

京太郎「……お、おう」

桃子「いいっすか、これでチャラっす!」

桃子「全部全部無くなって、借金帳消し状態っす!」

京太郎「……いや、まあ構わないけど」

京太郎「まあありがたくもらいます」

桃子「……京ちゃんだけにいい格好なんてさせないっすよ」

京太郎「は?」

桃子「なんでもないっす!」

がさごそ、と自分の分の饅頭を取り出そうとするのであろうモモを尻目に、俺はその饅頭を口に入れた。

京太郎「……んむ、おいし」

桃子「そりゃよかったっす」

桃子「私が作ったわけじゃないっすけど、くす」

京太郎「そりゃそうだ」

桃子「はむ……あ、本当だ、美味しいっす」

桃子「はむ……はむはむ……」

無言で饅頭を食べ続ける。

美味しいのもあるけれど。

きっと根底は早くこの楽しい時間を続けたいから、というのがある。

京太郎「……んくっ」

京太郎「ご馳走様」

桃子「ご馳走様」

京太郎「……早いな、おい」

桃子「京ちゃんこそ」

京太郎「……ははっ」

桃子「ふふっ」

なんだかそれがおかしくて、道の真ん中で向き合って二人してくすりと笑った。



>>847
したいことを自由にどうぞ(ウインドウショッピングの続きでも可)

>>847までにぞろ目で……
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:49:35.01 ID:2J6yo4aPo
モモ「私はここだぁ!」
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:50:28.92 ID:FL9Jxrpho
そろそろゾロ目でそう
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:50:35.22 ID:V0yS3AzIO
ksk
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 21:50:41.00 ID:qwJB4lOg0
うどん捏ねにいく
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:50:42.37 ID:cgiFtmMto
占い
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:50:45.47 ID:WI7TCW8uo
モモ化粧直し、京太郎が待ってると誰か女の子と遭遇(咲さん以外)
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:50:59.42 ID:FL9Jxrpho
ついにきちゃったかー
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:50:59.70 ID:PRjDd906o
ウエストサイドストーリー
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:51:05.14 ID:V0yS3AzIO
やっちまった、すまんね
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:51:05.70 ID:2J6yo4aPo
>>845
すばら!!

安価下
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:51:19.90 ID:cgiFtmMto
言ったそばから2つも出たな
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:51:27.98 ID:2J6yo4aPo
ってすばらなわけなかったぁぁ!!
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 21:51:39.79 ID:qwJB4lOg0
ゾロ目二つwwwww
スマヌ……スマヌ……
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:55:10.74 ID:cgiFtmMto
逆に考えて2人出ればマイナスも半分になるのではないか
857 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 21:56:56.50 ID:KqXVp+Xx0
ぞろ目が入りましたので、イベントがデート終了時に入ります。


京太郎「……なあ、モモ」

桃子「なんっすか?」

京太郎「そんなに興味があるのか?」

桃子「まさか、そんなわけ無いじゃないっすか!」

京太郎「そうか」

桃子「ええ、そうっす」

桃子「まったく、占いみたいな非科学的なもの信じるほうがどうかしてるっすよね!」

京太郎「……ああ、そうだな」

桃子「まったく……まったく!」

京太郎「……」

桃子「……」

京太郎「……いや、そろそろ行こうぜ?」

桃子「まったく……まったく!」

京太郎「……」

京太郎「……わかったよ、入るよ、入るぞ」

桃子「!」パァ

桃子「ふ……ふん、京ちゃんが仕方なくって言うなら――」

京太郎「わかった、次行こう」

桃子「いやっす!」

京太郎「……」

桃子「……」

京太郎「……ほら、行くぞ」

桃子「わぁいっ!」

……と、まあこんな調子で。

何か君の悪いテント(占いの館)の中に入ったのだ。

モモが生きたいっていうから。

……占い、かぁ。

そういえば、今日の占い7位だったな。

反応しようも無いんだよな、あの辺。
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 21:58:36.12 ID:qwJB4lOg0
>>君の悪い
一体誰の何が悪いんだ……
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 21:59:19.75 ID:K4NOSp/90
>モモが生きたいっていうから。
ゾロ目イベントでモモに命の危機が……?
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 21:59:25.66 ID:cgiFtmMto
>モモが生きたいっていうから。
全米が泣いた
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:01:25.65 ID:yzKH+NWqo
流石誤字の仕込みに余念がない
862 :君は気味を書き換えて君にしてしまった、なんでだろう ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 22:04:54.46 ID:KqXVp+Xx0
テントの中には、大きななべと変な色の液体。

謎の怪物の骨に、やもりのホルマリン漬けのようなもの。

得体の知れない物で埋め尽くされたその中に。

占い師「よく来たわね……いひっ」

すっごいしわが生えたおばあちゃんがいた。

京太郎「間違えました」

桃子「ちょっ、どこ行くっすか!」

京太郎「いや、あれ占い師じゃないって、魔術師だって!」

京太郎「絶対魔女狩りを逃れて生き残った人だって!」

占い師「いかにも……イ〜ッヒッヒ、イィ〜ッヒッヒ」

京太郎「ほら、自称してるし」

桃子「……そんなの信じるっすか?」

京太郎「すっごい蔑まれてる!?」

いや、あの占い師やばいって、まじやばいって。

だってもう水晶球が無いもん。

大なべぐつぐつ煮込んでるんだもん。

占い師「いひっ、今日はどんなことを知りたくてきたのかえ……?」

桃子「どんなこと……」

京太郎「考えてなかったのかよ!?」

桃子「ふむ……」

桃子「……あ、そうだ!」

ポン、と思いついたように手を叩く。

頼む早くしてくれ、俺は一刻も早く出たいんだここから。

桃子「京ちゃんと私、どれだけ親交が続くっすか?」

桃子「こんな仲良くずっとい続けられるっすか?」

京太郎「……モモ」

ふ、と見た横顔は真剣そのものだった。

……そんなにも心配なのだろうか。

確かに。

確かに俺は、もしかしたら――。

占い師「……いひっ、いい悩みだ」

占い師「よいよい、私が貴方達の未来を占ってあげようかね」

ぐつぐつ、と煮込む。

大なべがぐつぐつと煮込まれ続ける。

占い師「……きひひっ」

妙な笑顔を浮かべて何か白い粉をかけたり、黒い粉をかけたり。

……やっぱり怖い。


>>865
数値が高ければ高いほどいい結果になります
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:05:24.16 ID:v1dQdqRQo
おまかせあれ!
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:05:52.00 ID:WI7TCW8uo
しわって生えるのかね
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:05:57.78 ID:z0W0Tn540
ねるねるね〜るね(古いかな)
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:06:04.87 ID:cS/O9Jmxo
いけ
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:06:06.18 ID:V0yS3AzIO
はい
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:06:51.17 ID:PRjDd906o
>>865
   \テーレッレッテー!/
869 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 22:15:49.38 ID:KqXVp+Xx0
占い師「……出たよ」

桃子「ど、どうっすか?」

……なんで鍋ぐつぐつ煮込んでいるだけでわかるんだ。

占い師「そうさね……まあ、変なへまを起こしたりしない限りは安泰さ」

占い師「男の子と女の子が一緒に手を繋いで笑いあう」

占い師「そんな姿が私には見えたさ」

桃子「……そうっすか」

桃子「ふふっ、よかった」

嬉しそうにモモはこちらを見た。

……例え占いなんて無くても俺だってそうするつもりだったけどな。

だって、モモと一緒にいると楽しいし。

モモは――。

占い師「でも、占いは所詮占い」

占い師「気持ちの持ちようとこれからの行動しだいでいくらにでも変えることができるものだよ」

……わぁ、割と正しいことを言っている。

ふむ、人はやっぱり見かけによらないのだろうか。

占い師「……ま、だから結局は貴方しだい」

占い師「貴方が頑張れば、世界は如何にでも変わる……いひっ」

桃子「……あ、ありがとうっす!」

……しかし、それは自分で占いなんて意味の無いことだといっていないだろうか。

商売になるのか、それ。

占い師「ま、ちょっとした手助けはしてやろうかね」

桃子「……?」

京太郎「……?」

占い師「ちょっと待ってな……」

どこからとも無く二つのびんを取り出した。

そして、その二つを大なべの中に突っ込む。

占い師「私お手製、幸運になるスープだよ、いひっ」

前言撤回。

やっぱり怪しさの塊だった。
870 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 22:20:41.27 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……」

占い師「そんな疑いの目でこちらをみなさんな」

占い師「別になんてことの無い、私特製オニオンスープだよ」

京太郎「……本当ですか?」

占い師「嘘をついてどうするのかえ?」

京太郎「騙して売り飛ばすとか」

占い師「いひひっ、私はそこまで悪い魔女じゃないねぇ」

ついに自分で魔女といいおったよ、この人。

占い師「占いに金をかけるほうが間違ってるのさ」

占い師「一種のカウンセラーみたいなもんだよ……そんなもんに金を使うのはばかげているだろう?」

……しかし、ちょくちょく占い師らしからぬ言葉が出てくるな。

いっていることは正しそうだけど。

占い師「だから、このスープの値段、300円」

でも金は取るのか。

占い師「商売だからねぇ……これは譲れないさ……いひっ」

占い師「……ああ、そうだ、貴方の悩みを聞いていなかった」

占い師「何か、占って欲しいことはあるかい?」

京太郎「……別に」

……ふ、とモモを見てみる。

……どうやら夢の世界にトリップしていて、何も話を聞いていなかったらしい。

占いが好きな彼女にとってはそのほうがいいのだろうか。

占い師「そうかいそうかい」

占い師「……ま、お二人さん、このスープを飲んで元気にやってきな……いひっ」

占い師「信じ続ければ、願い続ければ、夢は叶うものだからね……いひひっ」

桃子「は、はいっ!」

おお、帰ってきた。

桃子「ありがとうございました、っす!」

京太郎「……ありがとうございました」

占い師「私はいつでもここで待ってるよ……イ〜ッヒッヒ、イィ〜ッヒッヒ」

……テントから出た。

京太郎「……どうだった?」

桃子「大満足っす!」

京太郎「そりゃ、よかったよ」

桃子「……あ、そうだ、このスープ」

桃子「……ん、ぷはぁっ!」

桃子「美味しいっすよ、京ちゃん」

桃子「これで、幸せになれるっす、ふふっ」

……ここまで信じられるのもすごいよなぁ。


>>875
したいことを自由にどうぞ(ラスト)
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:21:43.39 ID:jHLmF2Jio
個室
密室
カラオケ
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:22:39.59 ID:WI7TCW8uo
>>871
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:23:10.93 ID:cgiFtmMto
>>846
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 22:23:29.55 ID:qwJB4lOg0
>>846
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:23:35.79 ID:89eY2sxJo
お城のようなホテルに行く
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:23:40.60 ID:lIoXGS9mo
ロッカー
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:23:54.11 ID:/+wAY3lp0
公園で膝枕
878 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/18(火) 22:25:56.96 ID:KqXVp+Xx0
またかよ!
一ちゃんのときといい、またかよ!

……まあ、丁度いいかもしれないけれど。


ええと、本編はこれでしゅーりょーです


それじゃ、短編安価>>883
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:26:23.50 ID:/4P49rAAO
おいおいぞろ目イベントあるのにヤバくねーか?
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:26:48.95 ID:L002cDFN0
やっぱイベントは告白っすか!
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:27:06.37 ID:lPiXlaxM0
怜が目の前でふらついてて危ないから送っていくことに・・・
しかしそれは怜の狡猾な罠だった!!
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 22:27:15.54 ID:qwJB4lOg0
借金が返せずヤクザさんの店でホストになった京太郎
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 22:27:17.65 ID:K4NOSp/90
モモの狡猾な罠 〜彼女の唇から目を離せない〜


要約:チュッチュしようぜ!
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:27:18.40 ID:DuUSJ1vY0
宮永ホーンフェチになった京太郎
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:27:27.13 ID:0r6FTZM40
狡猾な罠久編
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:27:42.44 ID:z0W0Tn540
モモとクリスマス
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:27:49.75 ID:cS/O9Jmxo
ぞろ目が有るからちょうどいいんだろ?
良い意味か悪い意味かはしらんが
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:28:24.17 ID:v1dQdqRQo
ちょうど出会うはずだった人に見られるとか?
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:30:02.96 ID:7CXsx4zJ0
ゾロ目は基本危ない
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:30:05.31 ID:V0yS3AzIO
咲に見られて
891 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 22:31:50.29 ID:KqXVp+Xx0
>>883了解

そういやそろそろクリスマスか……。
何かネタ考えておこうかな。
星のアルベジオネタとか。
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:33:30.38 ID:jHLmF2Jio
聖なる夜(意味深)
尻を叩いて(意味深)
自分でも驚くようなダンス(意味深)
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:35:53.69 ID:ONLyxNbUo
性の6時間…
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:36:31.89 ID:ZLcMDMSEo
アラフォー怒りのクリスマス中止のお知らせ〜須賀サンタをやっつけろ〜
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:38:49.87 ID:IDZoi3Opo
アルペジオ(伊:Arpeggio)

ファッキンクリスマス楽しみっすなぁ
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/18(火) 22:39:42.93 ID:qwJB4lOg0
正拳突きをしよう(提案)
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:40:16.62 ID:DuUSJ1vY0
クリスマス?何ですそれ12月25日はソ連崩壊記念日!
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:40:25.61 ID:ONLyxNbUo
クリスマスの朝に婚活プロ勢に京太郎が届けられるとか
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 22:45:34.86 ID:qi9Vm7Woo
踊れ遊星ェ!死のダンスをォ!
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:06:43.28 ID:qXnOxY7to
イィッヒッヒに聞き覚えあると思ったらグルグルのババアか
901 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 23:09:33.41 ID:KqXVp+Xx0
軽め、R-18


あとちょっとずれたかもしれない、>>883、済まぬ

苦手な方はご注意を。
902 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 23:10:14.05 ID:KqXVp+Xx0
あ、NGワードは桃源郷で
903 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 23:11:06.68 ID:KqXVp+Xx0
〜狡猾な罠、モモ編Part3〜


学期が変われど、年度が変われど、俺たちは変な力で結びついているのか席が隣、というのは変わらなかった。

しかし、人間関係は変わる。

それは隣にいる、彼女とだって。

桃子「……んー」

時刻は二時間目。

現代社会の時間。

退屈な授業。

ふぁ、と欠伸をしてふと隣を見る。

そこでは、シャーペンのとがってないほうで、つんつんとつついている。

……それは、いつかのことを思い出させた。

といっても、つい最近のこと。

というか、今日の朝のこと。

朝、いつもどおりの分かれ道で彼女とであった。

笑いながら他愛の無い話を繰り返し、学校に着く。

1年生の教室へと向かう。

……はずだった。

彼女が更にその上に連れて行かなければ。

屋上付近の踊り場。

朝ともなれば誰も通ることの無いその場所で彼女は。

『ん……んぅっ……ちゅ……んちゅ……んっ!』

俺の唇を無理やり奪った。

どこで練習したのか、俺を腰抜けにするのに時間はかからなかった。

『ぷはっ……ね、いやらしい音、響いてるっすよ……?』

『いやらしい糸がつながれてるっすよ……?』

『……モモ……っ!』

そして、ツボを抑えている彼女のキスで俺が反応しないわけが無かった。

たとえ恋人同士でなかったとしても。

そんなことをやられたら。

そんな風に言われたら。

『だーめ』

『もうちょっとで朝のHRっすよ?』

『だから、お、あ、づ、け……っす、くす』

そんな、小悪魔のような笑みを浮かべて、階段を下りていった。

俺は、取り残される。

……結局戻れたのは始業少ししてから。
904 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 23:12:05.46 ID:KqXVp+Xx0
適当に謝って席につくと、朝のことが嘘のような、いつものモモが俺に話しかけてきた。

子犬みたいな笑顔で遅刻っすか、と笑っている。

……まるで朝のことが無かったかのように。

あれは夢だったのだろうか。

いいや、夢なんかじゃない。

だって、俺の感触が覚えている。

彼女の唇の柔らかさを覚えている。

桃子「……むぅ」

ぷに、と唇に少し刺さった。

その柔らかさも知っている。

だって、ほら、その証拠に息子がこんなにも反応している。

お預けっていつまでだよ、なぁ、モモ。

我慢出来ないんだよ、なぁ、モモっ!

桃子「……くす」

京太郎「……っ!」

……一瞬、あのモモが戻ってきた気がした。

しかし、彼女は黒板を見ている。

……ただ、暇をもてあましていた左腕がこちらに伸びてきた。

それは俺の股間辺りをまさぐる。

……チャックを見つけると、じぃ……とゆっくりとそれをあける。

……そしてその中に手を突っ込んだ。

桃子「わ、硬い」ボソリ

桃子「何を想像していたっすか、くすくす」ボソリ

……そして、気のせいじゃない。

確かに夢じゃない。

彼女はその柔らかい手で俺の竿を握った。

……そして、ゆっくりと上下する。

……その過程、俺の棒は公衆の面前にさらけ出されることとなる。

京太郎「……っ」

しかし、目線は唇から離れない。

あの唇がくれた快感を思い出そうとすればするほど、余計に離れられなくなる。

触れたい、キスしたい。

いっぱい、いっぱい、濃厚に。

キスしたい、キスしたい、キスしたい!

桃子「……」

モモはこちらを見て口を開いた。

お、あ、う、え――おあづけ。

その代わり、俺の竿をしごく腕は止まらない。

それどころか、だんだんと速さを増してきて……っ。

ちょっ……やめ……今、授業中で……っ!
905 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 23:12:43.75 ID:KqXVp+Xx0
京太郎「……っ」

それでも彼女はやめない。

それどころか、裏筋をなぞったり、先端をぐにぐにっと弄ったり。

一番後ろの席だったのが不幸中の幸いだ。

快感が止まらない。

桃子「……」ス

モモは前を向いたまま手を動かす。

……もう片手でこちらに何か送ってきた。

『出していいっすよ?』

……おい。

そんな。

そんなこと出来るわけないんだから。

だから、もう、動かさないで……くれ……って……。

う……う……っ!

京太郎「……っ!」

彼女のテクが気持ちよすぎて。

必死に我慢しようとしても耐え切れず、決壊した。

びゅびゅ、と俺の息子から溢れる液体を彼女は全てその手の平で受け止めた。

桃子「……」

京太郎「……っぁ……はぁっ……」

桃子「先生、調子が悪いので、保健室に言ってきます、といってくれたら」

桃子「……また、やってあげるっすよ?」

ぼそり、と限界状態の俺にそう呟いた。

我慢できるはずが無い。

我慢するはずが無い。

俺はズボンの中にそれをしまうと、迷わず手をあげた。
906 :桃源郷 ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 23:13:14.17 ID:KqXVp+Xx0
彼女は教室から出る俺についてくるように歩いた。

……しかし、すぐ先導する形になる。

誘導されたのは、朝のあの場所。

桃子「ほら、京ちゃん、望んでいたっすよね?」

桃子「キス、したいっすか?」

くるりとまわって、そう俺に尋ねた。

指で唇をぷるんと撫でる。

……ただし、命の源がついたその指で。

京太郎「……!」

桃子「っと、その前に」

桃子「いっぱい手の平についちゃった、この汚いものを掃除しないと」

ペロペロ、と先ほど出した新鮮な液体を彼女は口の中に含む。

……全部口に含まれるまでに時間はかからなかった。

桃子「はい、どうぞ」

んぁ、と彼女は口をあける。

勿論白い精液だらけだ。

京太郎「……は?」

桃子「やだ、キス、したくないっすか?」

京太郎「いや、だって――」

桃子「それじゃ、この話はおしまいっすね」

京太郎「ま、待ってくれよ!」

京太郎「あんなにやっておいて――」

桃子「でも、やりたくないっていったのは京ちゃんじゃないっすか?」

京太郎「……」

桃子「それとも」

桃子「この精液塗れの口内でもキスしたいっすか?」

京太郎「俺は……っ」

京太郎「……モモ……っ!」

ダメだった。

叶わなかった。

彼女の唇を奪う。

彼女は予期していたかのように、すぐ下を伸ばした。

その先端は少しだけ残っていた俺の精液が。

自分から出たものを自分で摂取する。

……おえ、とはきかける気持ちが気にならなくなるほど。

やはり、彼女のキスは上手だ。
907 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 23:14:08.62 ID:KqXVp+Xx0
桃子「……ぷはっ」

桃子「あーあ、私の中に入ってたものが空になっちゃったっすよ?」

京太郎「モモ……っ!」

桃子「や、そんなにがっつかなくたっていいじゃないっすか」

桃子「……ふふっ、そんなに私の唇の魅力になっちゃったっすか?」

ああ、もう魅力だ。

とりこだよ。

その唇から目が離せない。

その唇から頭が離れない。

桃子「……でも、まだ、ダメっす」

京太郎「なんで……っ!」

桃子「次のことを約束してくれたら、いつでもキスしてあげるっすよ?」

桃子「一つ」

桃子「キスした後、私のことも気持ちよくすることっす」

京太郎「ああ、してやる」

桃子「二つ」

桃子「私と恋人になることっす」

京太郎「わかった、してやる」

桃子「三つ」

桃子「子供は2人欲しいっす」

京太郎「たった2人でいいのか」

桃子「四つ」

桃子「一生、幸せにしてくださいっす」

彼女は手を大きく広げた。

そして、俺を見る。

小悪魔な彼女と、子犬な彼女が入り混じったような表情だった。

京太郎「……ああ」

よく考えもせずに、俺は頷いた。

そして、彼女の体を強く抱きしめた。

ああ、もうどうだっていい。

なんだっていい。

その唇で俺を犯してくれるなら。

俺はなんだってしてやる。

桃子「……ふふっ、ありがとうっす」

くすくす、と笑う彼女は俺の正面に顔を持ってくる。

けれど、俺は瞳よりも唇に目が言ってしまった。

ああ、近づいてくる、早く、早く、早く!

桃子「……一生幸せにしてもらうっすからね、京ちゃん」

ちゅ、と唇が触れ、それから――


おしまい
908 : ◆tXdh2WZ0lM [sage]:2012/12/18(火) 23:16:34.75 ID:KqXVp+Xx0
>>895ずっとアルベジオだと思ってたから今すっごいびっくりしてる。



最後の最後でNGワード忘れてたよ! マジ済まぬ。


狡猾な罠じゃなければ、お互いに気持ちよさが忘れず学校を休んでまでどちらかの家でベッドの上でキスをしながらわっふるわっふる。


それじゃ、今日はおしまいです、お付き合いありがとうございましたー
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:16:40.45 ID:jHLmF2Jio
流石狡猾担当
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:22:19.13 ID:qXnOxY7to
>どこで練習したのか

(ガクブル)
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:24:25.13 ID:ONLyxNbUo
おつー
やっぱりモモだね
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:24:25.94 ID:0r6FTZM40
おつー

……ふぅ
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:25:20.83 ID:K4NOSp/90
>>910
ね、寝ている京ちゃんで練習したんだろ
練習と睡眠調教の両方ができて一石二鳥じゃない
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:51:56.11 ID:XJeMa1Seo
>桃子「私と恋人になることっす」

>京太郎「わかった、してやる」

盛り過ぎだろww
915 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 21:03:34.38 ID:+WtOpQ6+0
ちょっと早めで、今日も早めに終ると思います。

わりかし重要な安価がありますが、人はいますか?
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:05:17.43 ID:FWiGMhxgo
居るわけないだろ
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:05:26.69 ID:KL6/7p3r0
いますよー
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:11:11.31 ID:vb4jii9IO
ルート突入レベルの選択はお願いだから多数決に…
スナイプに勝てる気がしないんや
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:13:00.47 ID:2nlFPRGuo
少数派がでもチャンスがあるのが安価スレなのに何をいうんだ
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:14:44.41 ID:R4MfVqiJo
携帯で安価は無理だわな
921 :いるならやっちゃおう ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 21:15:30.13 ID:+WtOpQ6+0
桃子「……」

京太郎「……モモ?」

……あの占い師の家を出てから、少しだけ様子がおかしい。

更に正確に言うなら、幸せになれるスープを飲み干した後、少し歩いてから。

楽しく話していたはずなのだが、何故かどんどんと視線が遠ざかっていく。

最終的には、こちらを向かない。

……あからさまに嫌われたとするならもう落胆するほか無いのだけど。

桃子「……ん、なんっすか?」

呼べば、こうして明るい笑顔を見せて話しかけてくれる。

それが演技という可能性が無いわけではないのだけれど。

いかんせん、それが今までの彼女と変わらないからなんとも言いがたい。

京太郎「いや……」

京太郎「……さっきから、どうした?」

だから俺は単刀直入に聞くことにした。

わざわざ回りくどくして話を長引かせるよりはそのほうがいいだろう、と。

桃子「……別にどうもしてないっすよ?」

京太郎「……本当に?」

桃子「……」

桃子「……ちょっと、どうかしてるかもしれないっす」

モモは簡単に折れてくれた。

明るい仮面が外れる。

雑踏の中立ち止まった彼女は顔を俯かせてこちらに表情を見せない。

だから、何を思っているかわからない。

京太郎「……モモ?」

桃子「……」

京太郎「……調子悪いなら、帰るか?」

桃子「嫌っす」

即答だった。

モモはそのままぎゅ、ともう一度手を握る。

今度は体温の違いがあまりなかった。

桃子「……」

桃子「……ちょっと疲れたから、あそこで休憩しないっすか?」

京太郎「あそこって……」

大きなホテル――。

桃子「そっちじゃないっす」

京太郎「へっ!?」

桃子「あっちの、ベンチ」

……。

……なんともいえない感情が浮かんだ。
922 :いるならやっちゃおう ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 21:20:45.01 ID:+WtOpQ6+0
桃子「……」

京太郎「……」

あのおっきなホテルからちょっと離れたところにあった、ベンチと滑り台だけの小さな公園。

そんな場所を気に留める人もおらず、遊ぶ人もおらず。

事実上、二人きりの空間だ。

京太郎「……」

ベンチで隣り合って正面を向く。

彼女の顔が見れない。

……なんていうか。

勘違いしたのもあって。

桃子「……」

彼女は話さない。

京太郎「……」

だから俺も話せない。

あれ、休憩ってこんなに息苦しいものだったっけ?

もっとこう……笑い話を続かせて心を休めるような――。

桃子「……京ちゃん」

京太郎「ん?」

漸く彼女は口を開いた。

だけど、それも少しだけおずおずとしたもの。

桃子「……」

京太郎「……なんだよ」

少しだけ怖い、その先に続く言葉が。

読めなくて、怖い。

桃子「……すぅ……はぁ……」

息遣いが耳に入る。

時がゆっくりと進んでいるような気がする。

桃子「……っし!」

桃子「遊ぼうっす!」

京太郎「……は?」

桃子「折角公園にいるっすよ?」

桃子「こんな職失った大人みたいなことしてないで、もっと遊ぼうっす!」

すごいたとえだ。

京太郎「……滑り台しかないぜ?」

桃子「滑り台でいいっすよ!」

京太郎「……」

……消えた。

暗かったり、厳粛だったりする冷たい雰囲気が。

彼女はぴょんと飛び跳ねると一足先に滑り台へと向かう。

……手招きする彼女につられ、俺もその滑り台に近づいた。
923 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 21:27:27.18 ID:+WtOpQ6+0
桃子「一番手、モモ、行くっす!」

……何をやっているのか。

いや、球形としては正しいのかもしれないけれど。

おそらく対象が小学生の滑り台に乗って。

何をやっているのか。

桃子「んしょ、んしょ……」

……流石に体育座りですべるような恥ずかしいまねはしなかった。

足を伸ばして、するするーっと全ていく。

桃子「ひゃーっ!」

そんな騒ぐほどの早さも高さもあるまいに。

5も数えないうちに、彼女は地面に足をつけていた。

桃子「いやー、久しぶりの滑り台は気持ちいいっすよ!」

桃子「風の感じが心地いいっす!」

京太郎「……ほー」

心底どうでもいい。

口には出さないけれど。

桃子「ほら、次は京ちゃんの番っす!」

……俺もやるのか。

モモはキラキラ、とこちらを見つめている。

やらなかったら2週間くらいは根にもたれそうだ。

……仕方ない。

京太郎「……危ないからもうちょっと後ろに下がれって」

桃子「ラジャっす!」

二、三歩彼女が下がったのを見届けると、俺もモモと同じように足を伸ばす。

そして、すー……っと、すべった。

……子供のころは楽しかったなぁ。

今は少し物足りない。

桃子「どうだったっすか?」

地面に足をつけた俺にモモがよってくる。

京太郎「……なんか懐かしかったよ」

適当に答えて立ち上がる。

立ち上がろうとする。

……すべりだいだ、立ち上がろうとするには正面方向にしか立ち上がれない、よっぽどのことが無い限りは。

そして、よっぽどのことが無いと思っていた俺は、普通に、何も気にせず立ち上がった。

桃子「……」

その隙を狙われた。

モモはもう半歩踏み出す。

……俺が完全に立ち上がるのと、彼女が俺に抱きつくのはほとんど同時。

桃子「好き……っす」

そして、その言葉が口から出たのもほぼ同時。
924 :ちなみに、ぞろ目イベントはこれでした ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 21:34:54.18 ID:+WtOpQ6+0
京太郎「は……?」

……頭が追いつかない。

いやいや、何が好きなんだ、滑り台か?

桃子「私は、京ちゃんが、好きっす――大好き……っす!」

そんな俺の疑問を一蹴するように、彼女はもう一度唱えた。

……ああ、なるほど、俺が好きだということか。

京太郎「……」

京太郎「……ちょっとまって、頭が追いつかない」

桃子「早くして欲しいっす……私の頭が冷静になる前に――」

京太郎「……え、じゃあ、これは一時の気の迷いか?」

桃子「ああ、もう、そうじゃなくって!」

人のいない公園で、わたわたと抱き合って慌てている図。

滑稽極まりない。

京太郎「……よし、整理するぜ」

京太郎「モモが、俺のことを好きってことだよな?」

桃子「Loveっすからね」

京太郎「……ああ、整理することがなくなってしまった」

桃子「一途な思いっすから」

ぎゅぅ、と彼女は俺を抱く。

胸に埋めた顔は一向に上がる気配が無い。

……抱き返すことは出来ない。

京太郎「……なぁ」

京太郎「その、言いにくいけどさ……流石に、早過ぎないか?」

出会ってから、そろそろ一ヶ月経つか経たないか。

よくあるボーイミーツガールならありえるのかもしれないが、生憎現実である。

……嬉しさというより、戸惑いの方が先行した。

桃子「ああ、もう、わかってるっす、わかってるっすよ!」

桃子「私だって思ってるっす、どうかしてるって!」

桃子「一ヶ月も立ってないのに、京ちゃんのことがこんなに好きになるなんて、どうかしてるって!」

桃子「……でも、でもっ!」

桃子「好きになっちゃったんだから、しょうがないじゃないっすかぁ!」

ば、と顔を上げる。

少しだけ、泣きそうな表情だった。

……それこそ小動物のような。

嬉しさと、期待と、戸惑いと、心配と、羞恥心。

他にもいろいろ、いっぱい。

そんなにもたくさんの表情をかもし出す彼女の顔を見て、これが嘘だなんて思いがたい。

……つまり、これは。
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:36:53.92 ID:Du081n5IO
球形……?
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:39:31.27 ID:3jPrMTKvo
今いいとこなんだからチャチャ入れるのもうちょっと待てよ
927 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 21:43:48.88 ID:+WtOpQ6+0
桃子「……きっと、京ちゃんが私を見れる、というのも関係してるっす」

桃子「その時から京ちゃんのことはずっと気になっていたっす」

桃子「初めて気軽に話せる人」

桃子「初めて気楽に遊べる人」

桃子「初めて悪戯できる人」

桃子「初めて、ジェスチャーなんかで遊ぶことが出来る人」

桃子「……例えば、遠くで手を振ることだって」

桃子「こっちに気づいて欲しいな、って手を振ることだって、私にとっては特別なことだったっす」

桃子「そして、それを京ちゃんとなら全部叶えられたっす」

桃子「……気にならないわけないじゃないっすか」

ぽつりぽつりと話し始めた言葉は、進むにつれてより感傷的に、より感情的に。

赤らむ頬は元の音頭に戻るように冷めていった。

……勿論、それは俺への思いが冷めたとかじゃなくって。

なれることによって、羞恥が消えたことを示しているはずだ。

……やっぱりなれって怖い。

桃子「で、京ちゃんも京ちゃんっす」

桃子「ただ席が隣にいただけの女子なのに、一緒に話して、一緒にお弁当を食べて」

桃子「一緒に遊んで、一緒に帰って……そして、もっと一緒にいることを私に提案して」

京太郎「……あれは、俺じゃなくてゆみ先輩がやったことだけどな」

桃子「きっかけは京ちゃんっす」

桃子「京ちゃんが私の名前を聞かなければ」

桃子「京ちゃんが私にネトマで勝たなければ」

桃子「……多分っすけど、京ちゃんが私を部員候補として提案しなければ」

桃子「きっと私はあそこにい続けなかったっす」

桃子「だから、京ちゃんのおかげなんっすよ」

桃子「今の私がこうしてあるのは、京ちゃんのおかげなんっす」

桃子「世界がこんなにも輝いているのは京ちゃんのおかげなんっす!」

離れず、彼女は唱え続ける。

……俺はそんな大それたことをやったとは思っていない。

しかし、彼女にとっての俺はそんな人間だった。

人と人との認識の相違なんて良くあることだ。

京太郎「……そっか」

だから、俺はそれを否定することはしなかった。

桃子「……それに」

モモの言葉は続く。
928 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 21:50:49.32 ID:+WtOpQ6+0
桃子「京ちゃんは優しいっす」

桃子「京ちゃんといると楽しいっす」

桃子「優しくて楽しくて、話しているとやっぱり世界が明るくなって」

桃子「学校に行くのが楽しみになって、京ちゃんと会うのが楽しみになって」

桃子「……ああ、やっぱり京ちゃんのこと好きなんだなって」

桃子「ちょっと前、気づいちゃったっす」

京太郎「……」

桃子「面白いっすよね、ついこの間まで適当に話していた相手と話すのに心臓がとくんとくんとなるっすよ?」

桃子「京ちゃんと一緒にご飯が食べられたら嬉しいし、京ちゃんと一緒にご飯が食べられなかったら寂しいっす」

桃子「欲しいものリストなんか作っちゃったりすると、ちゃんと遂行してくれる京ちゃんに胸が高鳴ったっす」

桃子「……ああ、もう、優しいなって!」

桃子「ああ、もう、嬉しいなって!」

桃子「そんな、きっと京ちゃんにしては些細なことが、私にとっては一つ一つがおっきくて!」

桃子「こんな、好きになっちゃったじゃないっすかぁっ!」

更に強く抱きしめられる。

もう離したくないという強い意志と。

もう離れないで欲しいという弱い願い。

桃子「だから、私は京ちゃんが好きっす」

桃子「貴方を愛しているっす」

桃子「貴方だけに愛されたいっす」

京太郎「……」

桃子「……もっと、いいたいことはいっぱいあるっす」

桃子「もっともっと、私の愛を知ってもらいたいっす」

桃子「でも、京ちゃんの迷惑になりたくないから」

桃子「……はっきり言ってくださいっす、須賀京太郎君」

桃子「私、東横桃子は貴方が好きっす」

桃子「貴方を愛しているっす」

桃子「……貴方は私を愛してくれるっすか?」

京太郎「……」


1、はい
2、いいえ
3、保留
>>938まで、多数決
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:01.94 ID:2nlFPRGuo
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:07.67 ID:fear7d+7o
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:09.65 ID:VGvSt2mho
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:15.40 ID:XKckzTXho
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:27.47 ID:Vzu2QcPIo
1
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:28.81 ID:KL6/7p3r0
1
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:28.97 ID:Zy67iba7o
1
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:29.68 ID:qojEevUAO
2
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:34.07 ID:Pv+vQ2vgo
2かな
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:36.44 ID:aBXFVtgZ0
1
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:42.10 ID:ZbaP+1Xw0
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:51:51.49 ID:TVjg7s8V0
1
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:52:00.13 ID:915/gtT8o
3
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:52:01.06 ID:CwiI/kj4o
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:52:03.24 ID:m8qmrqy6o
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:52:20.47 ID:fear7d+7o
この範囲で多数決じゃ勝ち目ねえな・・・
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:53:04.54 ID:3jPrMTKvo
更新かけたらもう埋まっててわろた
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:53:43.85 ID:R98hx7PPo
みんなはやいなぁ
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:53:47.47 ID:Pv+vQ2vgo
さすがに10ありゃ負けるか……
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:54:25.60 ID:2nlFPRGuo
範囲広い
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:54:27.86 ID:915/gtT8o
多数決じゃ少数派勝てんか
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:54:51.75 ID:EKB6LEdIO
参加すらできなかった
咲ちゃん…
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:54:57.71 ID:m8qmrqy6o
接戦だったじゃないか
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:55:02.68 ID:R98hx7PPo
でも結構ギリだね
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:55:08.66 ID:XKckzTXho
しょうがないね、ところで他のキャラが多数決で勝ちようがなさそうだったのはどう対処するつもりだったんだろう
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:55:35.38 ID:6hyRH5Gio
衣の時と違って今回は範囲広かったね
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:55:55.42 ID:VGvSt2mho
1 … 5
2 … 4
3 … 1

で、モモ√か?
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:56:21.45 ID:fear7d+7o
衣の時いくつだっけ
咲とワハハの病みルートまっしぐらで笑えない
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:58:23.21 ID:m8qmrqy6o
衣一透華「」
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:58:30.57 ID:915/gtT8o
ワハハは未だに名前呼び練習中でかおりんに至ってはろくにイベント思い出せない段階でヒロイン決まったな
むっきーはイベント数のわりに印象薄いけど
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:58:34.22 ID:dKBoB0Hqo
ここは入水しないから(震え声)
960 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 21:59:21.04 ID:+WtOpQ6+0
1=5
2=4
3=1

よって、答え『はい』となります

範囲広かったか、すまんね。

ちょっと席を立つので、もう一つ安価。

借金を伝えるか否か、下10まで


……ああ、ついでに。

告白を受け入れたからといって、他人の好感度が上がらないわけじゃありません。

なので、月並みですが、頑張ってください。
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:59:41.20 ID:XKckzTXho
伝える
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:59:43.30 ID:ifAo8LqDo
この周はモモばっかりだったな
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:59:51.55 ID:3jPrMTKvo
伝える
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:59:55.48 ID:dKBoB0Hqo
伝えよう
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 21:59:56.83 ID:qojEevUAO
伝える
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:00:01.08 ID:PWy+sqcw0
そろそろ伝えよう
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:00:07.68 ID:ESgPLRXDo
伝える
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:00:12.86 ID:KL6/7p3r0
伝える
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:00:13.74 ID:VGvSt2mho
伝える
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:00:36.05 ID:Vzu2QcPIo
伝えない
971 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:00:38.49 ID:R98hx7PPo
じゃあ別れて他の子と付き合うのもあるのか…モモ病むな絶対
伝えない
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:00:58.48 ID:2nlFPRGuo
えない
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:01:23.27 ID:m8qmrqy6o
える
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:01:39.25 ID:6hyRH5Gio
…げる
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:03:01.02 ID:VGvSt2mho
>>974
告白されて答えずに、逃げる?(難聴)
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:04:44.94 ID:fear7d+7o
このタイミングでついてきたらモモ死ぬんじゃないか
衣桃と敗北続き、三週目あるのかな?
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/19(水) 22:12:06.07 ID:j5z4MLqy0
>>976
別に来させなくてもいいじゃん、一緒に住んでるわけじゃないんだから連絡しなければ行っても分かんないでしょ

ついでに前回の反省点から、部活で報告もしといた方がいいな
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:12:32.30 ID:BoMe9TlIO
他のキャラの好感度が上がって仮に告白されたとして、その場合も多数決になるの?
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:14:02.58 ID:SVqvgMKF0
一番最初のコンマでモモ見えるかどうかが実は一番デカかったんだね>モモ√
あれ無かったら、下手すると未だにモモは部活入ってなかったかも知らんし

そして、今周こそ誰も病ませたくないぜ(震え声)
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:15:19.25 ID:VGvSt2mho
モモ見えなかったら原作通りに進むんじゃないか?
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:18:22.81 ID:paUMz2/Z0
>>979
テニプリのギャルゲーに唯一人、一番最初の選択を選ぶとその√行くけど
そんな感じだったのかもしれないなww
982 : ◆tXdh2WZ0lM [saga]:2012/12/19(水) 22:24:10.91 ID:+WtOpQ6+0
次スレだけ立てておきました
【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355922906/


>>976
需要があるんならやると思うけど、無いんならやらないね。
もし無いようなら適当に新スレ立ててます、もしかしたら平行でやるかもしれないけれど、忙しくならなければ。
あと、どうでもいいですけどIDにfearってなんかすごいですね。


>>978
多数決は多数決。
ただ、どういう形にするかは少し考案中です


>>979
仮に見えなかったとしたら、部活への勧誘は原作どおり行われていました。
そして仮に見えなかったとしても、好感度の上がり方は変わりませんでした。


>>981
DC1の頼子さんみたいなもんですね!
頼子さんも美咲さんも超可愛い!


こちらは埋めてください

11時15分くらいには戻ってくると思います
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:25:14.07 ID:fear7d+7o
ないわけがない
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:25:23.43 ID:3jPrMTKvo
うめ
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:25:38.03 ID:2nlFPRGuo
需要ないなんてことはない
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:25:48.24 ID:8Idw5pQOo
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:25:58.28 ID:zLTarUeR0
埋め
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:26:07.04 ID:/cIZELfg0
需要アリアリだよー
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:26:12.82 ID:dKBoB0Hqo
ヒャッハー罠の時間だぁぁ
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/19(水) 22:27:01.62 ID:j5z4MLqy0
借金じゃないのも見てみたいけどね
イッチにもアイディアあるのかもしれないし
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:27:49.02 ID:LIXyXyI4o
埋め
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:28:05.04 ID:BoMe9TlIO
埋め
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:28:21.55 ID:9KB8rxnFo
狡猾な>>1000とり合戦
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:29:18.82 ID:R98hx7PPo
>>1000なら狡猾な罠すこやん
婚期ちらつかせて
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:29:35.80 ID:/cIZELfg0
>>1000なら狡猾な罠清澄麻雀部編
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:29:45.82 ID:LIXyXyI4o
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/19(水) 22:30:22.51 ID:xQ1m8dFh0
>>1000なら咲の狡猾な罠
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:30:25.52 ID:zLTarUeR0
埋めだよ〜
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:30:27.07 ID:qojEevUAO
>>1000なら登場したばっかで彼女決まっちゃったはやりんの様子
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 22:30:27.95 ID:VGvSt2mho
京太郎に認識されなくなったと勘違いしてガチ泣きするモモ
誤解がとけた後、一層京太郎に依存する






それは京太郎の狡猾な罠
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】 @ 2012/12/19(水) 22:15:07.00 ID:+WtOpQ6+0
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ここだけ魔王の城 ただしコンマ00で魔王様に怒られる @ 2012/12/19(水) 21:08:34.99 ID:5JksC1EFo
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特に意味はないけど雑談がしたい @ 2012/12/19(水) 20:20:48.06 ID:FOksEYmK0
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