このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

アスカ「ソードアートオンラインやるわよ!シンジ!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:10:02.75 ID:4mdm/59g0
エヴァ×ソードアートオンラインやってみようと思います。
Qネタばれは無しで行きます。
生暖かく見守って下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1355789402
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:10:29.72 ID:4mdm/59g0
シンジ「ソードアートオンライン?」

アスカ「そうよ!巷で話題沸騰のにオンラインゲーム!実際にその世界にいるかのように操作出来るのよ!」

シンジ「へぇすごいね」

アスカ「なによ!全っ然興味無さそうじゃない!バカシンジの癖に!」

シンジ「僕あまりゲームとかしないし・・それよりアスカ早くお風呂入っちゃってよ。」

アスカ「いい?お風呂出たら付き合いなさいよね!」

シンジ「(断るとめんどくさそうだな・・。)わかったよ・・ちょっとだけね。」



シャワー・・・キュッ・・・。

アスカ「なによ・・シンジの癖に・・ふたりっきりで過ごせるいい機会だと思って大枚叩いたのに・・・。」



シンジ「アスカー?替えのシャンプー置いとくよー?」

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:10:59.96 ID:4mdm/59g0
アスカ「・・・ッ!!バカシンジ!!レディの入浴中に声かけるなんてなんてデリカシーがないの!?」

シンジ「ゴメンッ!だってシャンプー無いと困ると思って・・・っ!」

アスカ「そこに置いといてっ!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シンジ「良かれと思ってやってるのに・・・。」

ミサト「シンちゃんも大変ねー」

シンジ「なんかもう慣れてきましたよ・・・。」

ミサト「ふふっ・・いい旦那さんになるわよ?」

シンジ「アスカとはそんなんじゃないですっ!」

ミサト「あっれー?アスカなんて一言も言ってないわよー?」

シンジ「・・っ!ミサトさん!!」

ミサト「ごみんごみんー!冗談だってー!シンちゃん可愛いからついからかっちゃうっ!」

シンジ「もう・・今日はおつまみ作ってあげませんからねっ!」

ミサト「あーん!ごめんってシンちゃん!ねぇいつものお願いっ!あれが無いと私頑張れないのーっ!」

シンジ「まったく・・ほんとにミサトさんは・・。」

ミサト「えへへーシンちゃん大好きーっ!」ギューッ

シンジ「ちょ・・・っ!ミサトさん!?胸に顔がっ・・!」

ミサト「あー赤くなっちゃって可愛いーっ!」

シンジ「もう・・酔っ払いすぎですよ・・ミサトさん・・・。」



アスカ「シンジー!タオルが無いわよーっ!」

シンジ「・・・・。もうこんな生活ヤダよ・・・。」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:11:31.36 ID:4mdm/59g0
アスカ「ふーさっぱりっ!さてと・・っ!」

シンジ「うっ・・ぼ・・僕宿題やらないと・・片付けも・・・あるし・・。」

アスカ「さっき付き合うって言ったじゃないっ!まさか日本男児たる無敵のシンジ様に二言はないわよね!?」

シンジ「はぁ・・・。しょうがない・・・少しだけだよ・・・?」

アスカ「そうと決まればさっそく」ガサゴソ・・

アスカ「はいコレ!着けなさい!」

シンジ「ヘルメット?叩いて守ってじゃんk」

アスカ「そんな訳ないでしょっ!前時代的!あんたの頭化石化始まってんじゃないの!?」

アスカ「これは【ナーヴギア】って言われるハードよ!脳に直接信号を送って操作するの・・。」

シンジ「なるほどね。エヴァのインターフェースみたいな物か・・。」

アスカ「まぁあんたにも分かりやすくいえばそうなるわね。ほらさっさと付ける!」

シンジ「ふぅん。なんか頭が重いや・・。」

アスカ「これは横になってやるゲームなのよ。」

シンジ「説明聞く分には体に悪そうなゲームだね。」

アスカ「つべこべ言わずにさっさと寝る。」

シンジ「う・・うん。」

アスカ「じゃあ私は自分の部屋でやるから横になったら『リンクスタート』っていうのよ?そのあとはオペレーション道理にやれば問題ないはずだから。あーワクワクしてきた!」

シンジ「わかったよ・・。」

アスカ「なによ!気のない返事!こういうのってあんたみたいな根暗がどっぷりはまって抜け出せなくなるのよ!」

シンジ「ゲームに付き合ってあげてるだけ感謝して欲しいよ・・。」ボソッ

アスカ「なんか言った?」

シンジ「な・・なにも!?早くやろうよ!楽しみだなー!アスカとゲーム!」

アスカ「なによ、ノリノリじゃない!じゃいくわよ・・。『リンクスタート』!」

シンジ「やれやれ・・・『リンクスタート』・・・。」

ウィーン・・・・!

ヴィンヴィンヴィン!

ピコン!

シュイーーーーーーン!!
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:12:00.73 ID:4mdm/59g0


オペレーター「名前を入力して下さい。」

シンジ「わ・・っ直接頭の中に声が・・」

オペレーター「名前を入力して下さい。」

シンジ「名前か・・『シンジ』っと・・・。」

オペレーター「次に性別を入力して下さい。」

シンジ「性別は男・・っと・・。」

オペレーター「次にキャラの外見を選択して下さい。」

シンジ「わー・・すごいパーツの数だ・・。」

シンジ「うーん・・。こんな感じか・・な・・・。」

オペレーター「外見はこれでいいですか?」

シンジ「わー!すごい!僕そっくりだ!でも・・ちょっと背が高いかも・・///」

オペレーター「宜しければOKボタンを押してください。」

シンジ「OKっと・・。」

オペレーター「それではソードアートオンラインをお楽しみください。」

キラキラキラ・・・シュイーーーーーーン!!!

シンジ「うわっ落ちる・・うわっ・・うわーーーーーっ!!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:12:31.76 ID:4mdm/59g0
アスカ「・・ンジッ!バカシンジ・!!」

シンジ「ん・・・っ・・あれ?ここは?」

アスカ「おっそい!全然来ないからログインしたフリして寝てるかと思ったわよっ!!」

シンジ「ごめん!なんか外見とか決めるのに手間取っちゃって・・っ!」

シンジ「それにしてもすごいねっ!エヴァの操縦よりずっとスムーズに動くんだ!本当にすごいや!」

アスカ「ふ・・ふん!まぁいいわ!この始まりの街で装備を整えてさっさと次の街へ行くわよ!」

シンジ「次の街?このゲームは何をするゲームなの?」

アスカ「いいからさっさと着いてくる!」

シンジ「ちょ・・っちょっと待ってよ!説明してよっ!」

アスカ「移動しながら説明するからさっさと着なさいっ!」

シンジ「ちょっとアスカ!アスカー!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アスカ「と・・いう訳なのよ?アスカ様の天才的な説明でわからないなんて言わせないわよ?」

シンジ「なる程ね。各フロアのボスを倒して上に行けばいいんだね?なんか単純なゲームだね。」

アスカ「言うは安しってね!オンラインゲームを舐めない方がいいわよ!さて・・さっそく狩場に行ってみましょう!」

シンジ「狩場?」

アスカ「狩場も知らないの!?モンスターの出現ポイントに決まってるじゃない!」

シンジ「モンスター!?そんなちゃんと装備を整えないと危ないよ!ほら最初から所持金があるじゃないか。」

アスカ「むっ・・。」

シンジ「ほら武器屋と防具屋にいこう!アスカ!」

アスカ「勝手に仕切らないでよ!バカシンジの癖に!」

シンジ「ほらアスカ早くー!」

アスカ「ちょ・・っ!!待ちなさいよっ!」



7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:13:09.19 ID:4mdm/59g0


ところ変わって・・武器屋

シンジ「へぇいろんな武器があるんだね・・。」

アスカ「迷う?こういうのはセンスと直感で決めるのよ?私はレイピアでいいわ。」シュッシュ

シンジ「わっ・・振り回さないでよ!危ないなぁ・・。」

アスカ「大丈夫よ!街の中じゃPKの心配はないわ・・ちなみにどうせ知らないだろうから言っておくけどPKっていうのはプレイヤーキルの事ね。」

シンジ「プレイヤー同士で傷つけあうって事!?」

アスカ「もちろん任意でね。モンスターの短調な動きに飽きて対人戦がやりたいって人もいるのよ。」

シンジ「なんだ任意か・・。」ホッ

アスカ「で?あんたは何にするのよ。」

シンジ「うーん・・。これかなぁ・・。」

アスカ「盾持ちの片手剣?だっさいの選ぶわねー!男ならこの一撃必殺のハンマーとかにしなさいよ!」

シンジ「いいじゃないか!僕の自由だろ!」

アスカ「ま・・いいけどね!シンジの出番なんてないぐらい私が狩りまくってやるんだから!」

シンジ「僕だって負けないよっ!」

アスカ「ふふん!乗ってきたわね!さてそうと決まれば・・」

シンジ「ちょっと待って!」

アスカ「こんどは何よ!」

シンジ「余ったお金で回復薬も買っていかないと・・」

アスカ「もー私は早く狩りがしたいのっ!!」

シンジ「・・・アスカ。」

シンジ「僕はアスカの分の回復役を買いに行こうって言ってるんだ。傷ついたアスカをほっておけないよ。」

シンジ「それにリーダーの命を守るのは兵士の努めでしょ?備えさせてよ。」

アスカ「///・・・っ!なによ!王子様きどっちゃってっ!ほら道具屋でしょ!行くわよ!」

シンジ「ありがとうアスカ。」

アスカ「うるさいっ!さっさとしなさいよねっ!私は一ついいレイピア買ったからもう所持金がないんだからっ!」

シンジ「うん!すぐ買ってくるよっ!!」タッタッタッタ・・・



8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:13:37.00 ID:4mdm/59g0
プレイヤー「ねぇ彼女ー!もしかして初心者ー?」

アスカ「うるさい。話しかけるな。」

プレイヤー「なんだよ釣れないなー!せっかく狩りの穴場に連れてってあげようと思ったのにー!」

アスカ「・・・。」

プレイヤー「もしかして先約がいるとかー?絶対俺についてきた方がお得だってー!」

アスカ「うるさい。」

シンジ「アスカーお待たせっ!あれ?知り合いの人?」

アスカ「誰がっ!」

プレイヤー「えー?このへなちょこの僕が先約ー?あはははは!なんだ初心者同士だったのかー!」

シンジ「へッ・・へな・・。」

アスカ「ちょっとあんた・・調子に乗りすぎじゃない?ナンパまではいいとしてなんでウチのシンジまで馬鹿にされなきゃいけないのよ。」

プレイヤー「おーこわっ。でも怒った顔も綺麗だなー。ごめんねーあんまりそこの僕が・・あれだったからさぁ・・。ププッ。」

シンジ「僕はいいから・・っ!アスカもういこっ!」

アスカ「逃げるな!」

アスカ「あんたこいつと勝負しなさい。」

シンジ「え?」

プレイヤー「え?この俺が?こいつと勝負?あはは!こいつは傑作だっ!いいよ!しようよ!決闘っ!」

シンジ「そんな・・・っ!無理だよ!アスカ!」

アスカ「言われっぱなしで引き下がれる訳ないでしょ。大丈夫・・エヴァの操作を思い出しなさい。そうすれば勝てない相手じゃない。」

アスカ「相手のレベルの大して高い訳じゃないわ。多方どっかで仕入れた情報で頭でっかちになってるだけよ。」

シンジ「でも・・っ!出来る訳ないよっ!」

アスカ「剣を抜くなら早くしなさいよっ!でなければログアウトしなさいっ!でもログアウトしたら私はこの人と狩場にいくわ。」

シンジ「・・・っ。わかった・・・アスカを賭けて決闘だね。」

プレイヤー「ねぇ?まだー?まだなのー?」

シンジ「いいですよ・・。やればいいんでしょ・・やれば・・。」

プレイヤー「デュエル!!」

シンジ「デュエル!!」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:14:33.61 ID:4mdm/59g0
シンジ「やった・・!」

アスカ「やったぁぁ!!!!」抱きっ!

シンジ「ちょ・・アスカ!!」

アスカ「やったやったやったーー!!」

シンジ「アスカ!アスカってば!」

アスカ「はっ・・!!ちょっとどこ触ってんのよ!スケベシンジ!!」

シンジ「いたぁ!アスカが抱きついてきたんじゃないかっ!」

アスカ「なによ!あのナンパ男がうざかったからやられて清々しただけよ!」

シンジ「そういえば・・・あの人消えちゃったけど大丈夫なのかな・・?」

アスカ「プレイヤーはHPが0になると復活ポイントに強制移動するみたいね。」

シンジ「なんだ・・。ゲームでよかった・・・。」ホッ

アスカ「ゲームじゃなかったらどうするつもりだったのよ。」

シンジ「アスカの事考えてたからそれ所じゃなかったんだ・・・。」

アスカ「///・・・っ!やめなさいよ!真顔でそういう事いうの!」

シンジ「いたぁ!別に変な事言ってないじゃないかっ!」

アスカ「もう・・変なのの妨害で興が覚めたわ!一旦ログアウトするわよ!」

シンジ「そうだね。そういえばまだ宿題してないし・・」

アスカ「現実世界の話は持ち出し禁止っ!」

シンジ「ごめんっ!」

アスカ「まぁ今日はかっこいいとこ見せてくれたからチャラにしといてあげるわっ!」

シンジ「かっこいい・・・///」

アスカ「///現実世界でも・・そのぐらいかっこよくいなさいよね・・。」

シンジ「う・・うん。頑張るよ。」

アスカ「それじゃおやすみっ・・」

シンジ「おやすみ・・・アスカ。」



ピロリン・・ピッ・・ピッ・・・。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:15:02.73 ID:4mdm/59g0



アスカ「ゲームの方が素直になれる私ってどうなのよ・・///」

シンジ「かっこいいかぁ・・・///」




アスカ・シンジ「また一緒にやりたいな。」


fin
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:20:15.61 ID:4mdm/59g0
貼り間違えた・・・。8の次はコレでした。補完お願いします。

3・・・

2・・・

1・・・

ファイト!!


プレイヤー「先手必勝っ!!」

シンジ「防げるっ!」

ガッキィィィィィン!!

プレイヤー「初心者にしてはやるじゃん!じゃこれはどうかな!」

シンジ「・・・っ!」

キィン!!キィン!!

プレイヤー「かてぇな・・・このぉ!!」ブンッ!!

アスカ「大振りっ!今よ!バカシンジッ!!」

シンジ「タァ!!」ヒュッ・・!

グサ・・・ッ!

シンジ「あああぁぁぁぁぁあああああ・・・っ!!」

ズバァァァァッ!!



プレイヤー「うわぁぁぁぁあぁ・・・!!」・・・シュン。



パッパッパー♫

Winner シンジ!
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:57:48.00 ID:4mdm/59g0
一ヶ月後・・・ミサトの家



ミサト「シンちゃぁぁん?」

シーン

ミサト「アスカーー??」

シーン

ミサト「またゲームか・・飽きないわねぇ・・。」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:58:17.70 ID:4mdm/59g0
一方ソードアートオンライン内

シンジ「アスカ・・っ!スイッチっ!!」

アスカ「わかってるっちゅーーーーのぉぉぉぉぉ!!!」

シュババババババ!!

ヘヴィリザードマン「ぐおおおおぉぉぉ・・・ぉぉぉ・・・。」ドシーン・・


シンジ「よしっ!」

アスカ「よしっ!じゃないわよ!ボロボロじゃない!」

シンジ「アスカが回復アイテム使わないからだろっ!自分には最低限死なない程度にしか使ってる余裕がないんだよ!」

アスカ「攻撃は最大の防御よ!」

シンジ「でもっ!」

アスカ「今日のリーダー命令を復唱しなさい。」

シンジ「・・・っ!」

アスカ「早くっ!」

シンジ「『ガンガンいこうぜ』です・・・。」

アスカ「でしょ!つべこべ言わずに私のサポートしてればいいのよ!」

シンジ「僕がサポートしてたらガンガンいけてないじゃないか・・・っ」ボソボソ・・ッ

ピロリン・・・。

シンジ「あっ・・フレンド申請だ・・・誰からだろう・・。」

アスカ「またどこの女プレイヤーに唾つけてあるいてるんだか・・」

レイにゃん『はじまりの街で待ってる。座標はz13:y49』

シンジ「」

アスカ「」

シンジ「綾波もやってるの?」

アスカ「さぁ?」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:58:50.84 ID:4mdm/59g0
はじまりの街



シンジ「綾波ぃ!」

レイにゃん「来た・・・。」

アスカ「まさかあんたがゲームやるとはね・・。」

レイにゃん「碇君がやってるって聞いて。」

シンジ「///・・・っ!」

アスカ「・・・っ!!邪魔しないで!あんたは現実世界と同じくソロでプレイしなさいよ!」

レイ「そう・・。」

シンジ「アスカ!そんないい方ないじゃないか!綾波も一緒にやろうよ!」

レイ「レイにゃん。」

シンジ「え?」

レイ「私のプレイヤー名はレイにゃん。」

シンジ「綾波?」

レイ「レイにゃん。」

シンジ「うん・・。それはわかるけど・・綾波?」

レイ「・・・。」

シンジ「レイにゃん?」

レイにゃん「何?」

アスカ「呼びづらいわよ!!エコヒイキ!!」

レイにゃん「・・・。」

アスカ「っーーーーーー!!レイにゃんっ!!」

レイにゃん「何?」

アスカ「呼びづらいっていってんの!!」

シンジ「レイにゃん・・・なんでこんな名前にしたの?」

レイにゃん「碇君にレイにゃんって呼んで欲しいから。」

シンジ「////っ!」

アスカ「いちいち照れるなっ!」ゲシッ

シンジ「いたぁ!・・・でもまぁ・・たしかに呼びづらいかも・・」

レイにゃん「不都合?」

シンジ「まぁ不都合と言えば・・不都合かも・・。」

レイにゃん「そう・・。」

ピッピッ・・・。

システム「レイにゃんがプレイヤー名をレイに変更しました。」

レイ「どう?」

シンジ「うん!いいと思う!」

アスカ「最初からそれでいいのよっ!」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 09:59:24.19 ID:4mdm/59g0
レイ「それからこれ・・。」

レイ「なんかもらったから」

シンジ「1000万Gコイン!!?」

アスカ「なにこれ!まさかあんた犯罪に手を染めたんじゃないでしょうね!?」

レイ「カジノ・・」

シンジ「あぁ先週実装されたカジノシステムか・・ってでもこれはやばい大金だよ!さっさとしまって!他のプレイヤーが見てるよ!」

・・シュン

レイ「しまった。」

アスカ「カジノシステムって新実装したはいいモノのスキルの運は鍛えようがないから勝てない奴はとことん勝てないっていうクソシステムでしょ!?」

シンジ「アスカはカジノで全額スったもんね・・。」

アスカ「エコヒイキ!ちょっとステータス見せなさいよ!」

レイ「かまわない。」

ピッ

シンジ「うそ・・なにこれ・・・。」

アスカ「運のステータスカンストなんて聞いた事ないわバグじゃないの・・・?」

レイ「これすごいの?」

シンジ「すごいなんてもんじゃないよ!綾波は幸運の女神だよ!」

アスカ「ちょっとシンジッ!!」

シンジ「もちろんアスカは武運の女神様ですっ!」

アスカ「まぁ・・・それで良しとするわ。」

レイ「このゲーム何をするゲームなの?」

シンジ「説明は歩きながらするよ。まずは綾波の武器と防具を揃えようか。」

レイ「碇君に従う。」

アスカ「ちょっと!!このパーティーのリーダーは私なのよっ!!私に従いなさい!」

レイ「このゲームではあなたが上官。」

レイ「それなら不本意ながら従う。」

アスカ「なんですってーーー!!!」

シンジ「大丈夫かな・・・っこのメンツ・・・。」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 10:04:59.79 ID:4mdm/59g0
   武器屋

シンジ「と・・いうゲームなんだって。」

レイ「各フロアのボスを倒して最上層を目指すゲーム。把握した。」

シンジ「じゃあ僕は手に入れたモンスターの素材を売ってお金にしてくるからアスカと武器揃えててよ!」

レイ「お金ならある。」

シンジ「綾波の口からそういう言葉は聞きたくなかったかも・・。でもいいんだ。それは綾波が使いなよ!」

レイ「わかったわ。」

アスカ「ほら武器屋についたわよっ!」

レイ「何を買えばいいの?」

アスカ「知らないわよ!自分の好きな物を買いなさいよ!」

レイ「好きって何?」

アスカ「自分で考えなさいよ!それだけお金があるならとにかく高い物でも買っておけばいいんじゃないの!?」

レイ「わかったわ。」

レイ「この店で一番高い武器と防具を下さい。」

アスカ「普段のエコヒイキからは想像出来ないセリフね・・・。」

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 10:09:53.89 ID:4mdm/59g0
レイ「買ったわ。」ガチャ

アスカ「遅かったわ・・ねって何よその装備!」

レイ「一番高かった。」ガチャン

アスカ「にしても槍の重戦士装備って・・似合わないにも程があるわよ・・・。」

レイ「不都合?」ガチャン

アスカ「ガチャガチャうるさいわよっ!」

レイ「音は消せる。」

アスカ「最初から消しなさいよ!」

レイ「雰囲気。」

アスカ「はぁ?」

レイ「この方が雰囲気が出ると思って。」ガッチャン・・

アスカ(エコヒイキでもそういうの気にするんだ。)

レイ「消した。」

アスカ「それでいいのよ!そろそろシンジが帰ってくるわね!集合場所に行きましょう!」

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 10:15:23.48 ID:4mdm/59g0
シンジ「あっ来た来たっ!おーい!アスカー!あれ?綾波は?それとそちらのごつい装備の方は誰?知り合い?」

アスカ「レイよ。」

レイ「碇君。どう?」

シンジ「」

アスカ「まぁそうなるわよね。顔だけレイで体が鉄の塊みたいなんだもん。」

シンジ「(どうして止めなかったのさ!綾波のかけらもないじゃないかっ!)」

アスカ「(知らないわよ!私は高いのがいいんじゃないの?っていっただけよ!)」

レイ「似・・・似合わない?」

シンジ「い・・・いや似合うよ!頼もし・・・可愛いよ!!」

レイ「可愛い・・・。///ぽかぽかする。」

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/18(火) 10:21:02.58 ID:4mdm/59g0
アスカ「ま・・まぁそろそろ眠いし!狩りは明日にしましょう!」

シンジ「そ・・そうだね!」

レイ「私はもう少しやる。」

シンジ「う・・うん!!じゃあまた明日学校でね!!」

アスカ「あ・・・あんまり無理するんじゃないわよっ!」

ピロリロン・・・ピッピッ・・・

ーログアウトー



アスカ「ねぇシンジ・・?」

シンジ「・・・。ップ」

アスカ「あはははははっ!wwww」

シンジ「あははははははっ!wwwww」

アスカ「レイのかっこ見た??wwwww」

シンジ「見たよっ!!見たからこうしてお腹抱えてるんじゃないかwww」

シンジ「ひぃーひぃーあのかっこで『碇君。どう?』って・・wwwww」

シンジ「どうもこうもないよ!戦車かよ!wwwwww」

アスカ「戦略自衛隊でも入れってのwwwww」

シンジ・アスカ「あーオンラインゲームって楽しい・・!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 13:36:49.81 ID:p4xh2WTKo
どうでもいいけど、デスゲームしないならALOとかでも良かったんじゃないの
SAOの設定だけ使うのはクロスとはいえないぞ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 14:50:35.07 ID:giAWAwCIO
シンジ酷い…
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:02:05.37 ID:eWAW+lYDO
某スレに思いっきり誤爆してたな
あのスレは面白いが、一言謝罪くらいしとけと思う・・・・
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/20(木) 06:30:31.25 ID:o02nYvMm0
・・・・・・・・・・・・・・・

次の日

アスカ「でりゃぁぁぁぁあああああっ!!!」

キィン!!

アスカ「つぅぅぅぅっ!硬いっ!!硬すぎるわ!この亀っ!!私達の攻撃翌力じゃ無理!一旦引くわよ!!!」

シンジ「たしかにダメージが全然通らないっ!わかったっ!一旦引こう!綾波っ!」

レイ「待って・・・私がやる」

アスカ「とろすぎて一回も攻撃当たってないアンタが勝てる相手じゃないわよ!」

レイ「えいっ」プスッ

アイアンタートル「ぐごぉぉぉぉ・・ぉぉ・・・!!」

アスカ「うそっ・・・」

シンジ「え・・・。」

レイ「クリティカル。」

シンジ「そうか!防御無効のクリティカルなら一撃なんだ!!すごいや綾波っ!!」

アスカ「クリティカルなんてマグレじゃない!!全然すごくないわ!」

レイ「亀殺しのレイ」

アスカ「は?」

レイ「そう呼ばれているわ。私は。」

アスカ「通り名ですってぇ!エコヒイキの癖に生意気っ!」

男プレイヤー「すげぇレイさんの亀殺し生で見れたー!」

男プレイヤー「鮮やか過ぎてスクショ撮り損ねたぁぁ!!レイさんもう一回お願いします!」

レイ「任せて」ぷすっ

アイアンタートル「ぐぎゃぁぁあああ・・・ああ・・・」


ワーワーキャーキャー


シンジ「なんだかレイ・・有名みたいだね・・」

アスカ「ぐぬぬぬ・・・っ。」

シンジ「運のステータスカンストしてるんだもんね・・。」

レイ「ただいま」

アスカ「あんたさっきの命令違反ペナルティだからね!」

シンジ「まぁまぁアスカ、倒せたんだからいいじゃないか!」

アスカ「ふんっ」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/20(木) 06:31:03.51 ID:o02nYvMm0


レイ「弐号機の人は・・とても速い。」

アスカ「なによ!媚びる気!?」

レイ「速い敵は私は倒すことが出来ない。」

レイ「お互いの不得手を補う。それがパーティーの意義。」

アスカ「っーーーー!!!・・・・はぁ・・。」

アスカ「悔しいけどあんたのいう通りだわ。私もムキになって・・・その・・悪かったわよ・・。」

シンジ「アスカッ!」

アスカ「なによ!」

シンジ「すごいやアスカが謝るなんてっ!」

レイ「私は驚いている・・。予想外・・。これが驚くという事。」

アスカ「私だって悪いと思った時ぐらい謝るわよっ!!」

シンジ「現実でもこのぐらい素直だといいのに。」

レイ「そう思う。」

アスカ「うっさいわねっ!」グゥゥ・・

アスカ「///あっ・・あんた達がからかうからお腹減っちゃったじゃないっ!」

シンジ「あははっ・・じゃあ僕もご飯の支度があるから一旦落ちよっか!」

アスカ「嫌っ!あの亀一匹は倒さないと気がすまないってのっ!」

シンジ「はいはい。じゃあご飯出来たら呼ぶから先にログアウトするね。」

レイ「碇君が落ちるなら私も落ちる。」

アスカ「あんたは私に付き合いなさい!リーダー命令よ!」

レイ「命令ならそうする。」

シンジ「あははっレイも無理しなくていいからね。それじゃまたね綾波っ。」

ピロリン・・ピッピッ・・
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/20(木) 06:46:29.24 ID:o02nYvMm0
アスカ「・・・ねぇ。」

レイ「何?」

アスカ「あんたでもゲームが楽しいって感じるの?」

レイ「・・・わからない。」

アスカ「わからない?じゃなんでやってるの?」

レイ「前にも言ったわ。碇君がやっていると聞いたから」

アスカ「誰によ。」

レイ「学校であなたと碇君が話しているのを聞いたわ。」

アスカ「それで私がシンジを独り占めしてると思って邪魔しにきたって訳?」

レイ「それは違う。碇君は物じゃない。だから独り占めなんて出来ない。」

アスカ「っ!なによ!分かったような事言ってっ!偉そうに説教してんじゃないわよっ!」

レイ「これは説教じゃない・・・。事実。」

アスカ「じゃなんでシンジがやってるからってだけでこのゲームをやるって話になるのよっ!」

レイ「碇君の役に立ちたい。そう思ったから。」

アスカ「なっ・・!それってバカシンジの事好きって事じゃないっ!」

レイ「好き?」

アスカ「だってそうでしょ!自分の時間を相手の趣味に合わせて使えるなんて・・そういう事じゃないっ!」

レイ「碇君はいつもあなたにそうしているわ。」

アスカ「なっ!///」

レイ「碇君は貴方のことが好きなの?」

アスカ「そんなのこっちが聞きたっ!・・知らないわよっ!!」

レイ「でも・・」

レイ「最近は・・このゲーム。特にみんなでみんなを庇いながら戦うって楽しいと感じるわ。」

アスカ「ま・・まぁたしかに・・使徒と戦ってる時ってそんな余裕ないもんね。自分を守るので精一杯だから・・。」

レイ「そう。」

アスカ「私たちってよく考えたら似た境遇なんだし仲良くなれるのかもね・・。」

レイ「・・・。」

アスカ「レイ。」

レイ「何?アスカ。」

アスカ「っ!!///なんかちょっと・・・照れるじゃない・・。」

シンジ「あのー・・ご飯・・できたんだけど・・邪魔だったかな・・。」

アスカ「ばっっ・・・バカシンジ!?いつからいたのよっ!」

シンジ「い・・・っ今来たトコだけどっ!なんか綾波とアスカが仲良くしてたからっ!声かけづらくて」

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/20(木) 06:56:51.07 ID:o02nYvMm0
アスカ「女子の話盗み聞きするなんてサイッテー!!」

シンジ「盗み聞きなんてしてないよっ!」

レイ「私はかまわない。」

レイ「碇君。私二号・・アスカと仲良くなった。」

シンジ「・・・!?」

アスカ「ちょ・・何いってるのよ!恥ずかしいわね!」

レイ「アスカは私の仲良くなるの恥ずかしい?」

アスカ「///」

シンジ「・・・」ジーン。

アスカ「何泣いてるのよ!バカシンジっ!」

シンジ「アスカ・・ゲームって素晴らしいね!」

アスカ「///うるさいっ!ご飯食べに落ちるわよっ!」

シンジ「うん・・っ!うんっ!」

アスカ「それと・・エコヒ・こほん・・・レイ。」

レイ「何?」

アスカ「明日学校で連絡先教えなさいよ・・///」

レイ「命令?」

アスカ「命令じゃないって言ったら教えてくれないの?」

レイ「いいえ・・教えるわ。私もアスカの連絡先知りたいから」

アスカ「うんっ!じゃあ明日ね!」

レイ「えぇ・・明日・・学校で」

シンジ「じゃみんなで落ちよっか。」

ピロリン・・ピッ・・ピッ・・。



シンジ「アスカ・・」

アスカ「な・・なによ。」

シンジ「おめでとう。」

アスカ「うっさい!バカシンジッ!!



27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/20(木) 07:20:16.72 ID:o02nYvMm0
次の日  学校



アスカ「あっレイ!グーテンモーゲン!」

レイ「おはよう。」

アスカ「さっそく昨日の約束っ!守りなさいよね!ほら!赤外線!」

レイ「赤外線?」

アスカ「赤外線も知らないの?ちょっとケータイ貸してみなさいよ!」



トウジ「」

ケンスケ「」

ヒカリ「」

シンジ「まぁ・・そうなるよね・・。」

トウジ「センセェ!なんやあれ!!どういう事や!油と水がまじっとるやないかー!!」

ケンスケ「美少女二人の朝の仲良し風景っ!これは売れるっ!」カシャカシャ!

ヒカリ「ちょっとケンスケ君やめなさいよ!でも碇君・・あれどういう事?」

シンジ「うん・・実はかくかくしかじか・・」



トウジ「なるほどのぉ!ゲームで交流かぁ!」

ケンスケ「ソードアートオンライン!?ゲームとハード合わせて13万の限定一万人限定販売の幻のゲームじゃないかっ!」

シンジ「あれそんなにするんだ!?」

ヒカリ「でもたかがゲームであそこまで二人の関係が変わるなんて」

シンジ「僕も驚いたよ・・。命をかけた戦いですら相容れなかった二人なのにって・・」

シンジ「でも・・実は嬉しいんだ・・。二人には仲良くなって欲しいって前から思ってたし・・たかがゲームと思ってたけど・・逆にいいクッションになったんだと思う。」

トウジ「なぁ・・ケンスケ。そのゲーム・・『そういう』ゲームは出とらんのか?」

ケンスケ「あるよ。」

トウジ「ほんとか!?」

ケンスケ「でも僕ら未成年だし・・借りに年齢制限を掻い潜っても全年齢対象ゲームでその値段だからね。値段も未成年お断りの値段さ。」

トウジ「そんなぁ・・・ワシの・・・ワシの桃源郷がぁ・・・」

ヒカリ「もう鈴原っ!不潔よっ!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/20(木) 08:55:48.92 ID:ucUd2jGo0
ねぇ?デスゲームは?
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 10:29:50.83 ID:/aEG1Lwlo
きっとβテストなんだよ
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 11:45:39.40 ID:GHGQVk+h0
デスゲームはよ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/21(金) 07:56:49.27 ID:cgOGc/aQ0
   放課後

アスカ「それでね!シンジがその時ね!」

レイ「えぇ。碇君はなんて?」

シンジ「アスカー!先いくよー!」

アスカ「ちょっと待ちなさいよ!シンジ今いいとこなの!」

シンジ「今日はシンクロテストの日だろ!そろそろ行かないとまたリツコさんに怒られるじゃないか!」

アスカ「そういえば今日は水曜日だったわね・・。しかたないわ!レイ!続きは本部に向かいながら話しましょう!」

レイ「えぇ。」

シンジ(見違える程仲良くなったな・・アスカも素直になったし、レイも心なしか楽しそうにしてる事が多くなった気がする。ゲームってこんなにも人を変える事が出来るんだ・・。)

    ネルフ本部

ミサト「結果はどう?リツコ。」

リツコ「そうね。特筆すべき点はないわ。ただ・・」

リツコ「若干みんなのシンクロ率が安定したくらいかしら・・。」

ミサト「どうしたの?リツコなんか疲れてない?」

リツコ「えぇ・・最近ちょっと徹夜の連続なのよ・・。」

ミサト「無理しちゃダメよ・・歳考えなさい。」

リツコ「一つしかかわらない癖に・・」

ミサト「まぁね・・。」

リツコ「それとミサト。このあと大事な話があるわ。」

ミサト「何かしら?改まって。」

リツコ「仕事の話よ。」

リツコ「マヤちょっと私とミサト席を外すからあとお願いね。」

マヤ「はい。了解です。」


   リツコの研究室

ミサト「使徒のデータが盗まれてる!?」

リツコ「えぇ私がMAGIを使ってやっと尻尾を掴んだわ。」

ミサト「相手はそうとうな命知らずね。ここを特務機関と知っての狼藉かしら?」

リツコ「しかもかなりの手練よ。正直ここのコンピューターが浸入を許したのはハッキング型使徒のイロウル以来だわ。」

ミサト「あのネルフを自爆させようとした・・。」

リツコ「えぇ。ハッキング件数自体は毎日膨大な数字をカウントしてるけどね。こういう機関のデータベースにアクセスするのはあの手の輩にとっては腕試しみたいなよ。」

ミサト「知らなかったわ。」

リツコ「まぁ実は結構すぐに尻尾はつかめたんだけどね。」

ミサト「さすがはリツコってとこね。」

ミサト「で?その命知らずはは誰だったの?」

リツコ「茅場 晶彦って聞いた事ない?」

ミサト「カヤバ・・アキヒコ?」

リツコ「知らないのも無理ないわね。」

ミサト「何ものなの?そいつは・・」

リツコ「ゲームディレクターよ。」

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/21(金) 08:11:49.29 ID:cgOGc/aQ0
ミサト「ゲームディレクタァ?」

リツコ「私達の世界では有名よ。量子物理学者としてだけど。」

ミサト「それでそのゲームディレクターは何を盗み出したの?」

リツコ「・・・MAGIシステムよ。」

ミサト「MAGIシステム!?」

リツコ「別に驚く事じゃないわ。世界中の研究機関は喉から手が出る程欲しいシステムだもの。」

ミサト「それはそうかもしれないけど・・」

リツコ「ハッキングされたのが一ヶ月前。私がハッキングの犯人を突き止めるまでに約二週間・・。」

リツコ「彼はその二週間の間にMAGIシステムのダミーをほど完成させていたわ・・。」

ミサト「一体そのカヤバはMAGIシステムのダミーを何に使うつもり・・?」

リツコ「仮想空間・・・。」

ミサト「仮想空間?」

リツコ「私の完全なる電脳世界の監視システムに使われているわ。要するにゲームね。」

ミサト「ゲーム・・?」

リツコ「ソードアートオンラインっていうゲームならあなたも一度は耳にした事があるはずよ。」

ミサト「あぁシンちゃん達がやってる・・。」

リツコ「なんですって!?」

ミサト「どうしたの!?急に!」

PIPIPI・・・プルル・・プルル・・

マヤ「どうかしましたか?先輩?非常回線なんて・・」

リツコ「パイロット達は!?」

マヤ「さっきシンクロテストが終わって帰りましたけど・・」

リツコ「ミサト!?今すぐシンジ君達に連絡を取って!」

ミサト「ちょっと!ちょっと!何がどうなってるのよ!」

リツコ「茅場 晶彦は!そのゲーム内でデス・ゲームをするつもりなのよ!」

ミサト「デス・ゲーム!?なんだかよくわからないけどすぐに連絡してみるわ!」

プルル・・・プルル・・

ミサト「お願い・・アスカ・・電話に出て・・」

プルル・・・プルル・・・

リツコ「シンジ君も出ないわ・・。」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/21(金) 08:24:22.73 ID:cgOGc/aQ0


ミサト「私の家に急ぐわよ!」

リツコ「えぇ!」


   ミサトの車

ミサト「今頃になってデス・ゲーム開始するの!?」

リツコ「開始はそもそも予定ではどっくに始っていたはずよ。私が妨害しなければね。」

ミサト「そんな事してたの!?」

リツコ「私の母の偉大な発明をゲームに使うなんて許せると思う?」

ミサト「まぁたしかに・・」

リツコ「デス・ゲームの起動プログラムに200万以上のプロテクトを仕掛けたわ。」

ミサト「二百ま・・・。」

リツコ「昨日まで一つも解除されてなかったのに・・さっきあなたと話してる時に一気にプロテクトが解除されはじめたの・・。」

ミサト「なんですって!?」

リツコ「おそらく時間にしてあと1時間よ。それまでになんとか止めないと・・・」

ミサト「そういう事なら・・飛ばすわよ!」

リツコ「お願い・・・間に合って・・・!」



    ミサト宅

ミサト「シンちゃん!!」バン!

シンジ「ミサトさん!?どうしたんですか!?」

ミサト「・・・っ!」抱きっ

シンジ「わっ!どうしたんですか!?何があったんですか!?」

ミサト「よかった・・・!シンちゃん・・・生きてて・・!」ギューッ

リツコ「シンジ君・・・アスカは?」

シンジ「アスカなら自分の部屋にいますよ・・。どうしちゃったんですか?」

リツコ「まさか・・!」

ガラッ!

アスカ「・・・。」

ナーヴギア「ヴーーーーーーーーン・・・。」

リツコ「そんな・・間に合わなかった・・。」

ミサト「そんな・・・アスカッ・・・!」

シンジ「どういう事ですか!?アスカに何かあったんですか?」

リツコ「シンジ君・・よく聞きなさい・・。」

リツコ「アスカは・・・・死ぬかもしれなわ・・・。」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/21(金) 16:30:02.07 ID:O1z4VF8S0
誤字が・・ひどい・・もうしわけないです。
私の完全な電脳世界×
完全な電脳世界○です。

リツコが黒幕みたいな誤字すいません。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/12/21(金) 19:50:51.26 ID:JVSra5vko
期待してる
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 20:18:41.11 ID:ZYpalhRwo
脳内再生余裕
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 10:58:18.21 ID:HVYQw2df0

シンジ「そんなっ・・・!!なんで・・・っ!!わからないよっ!急にそんな事言われても・・!アスカはゲームをしてるだけじゃないかっ!」

リツコ「このゲームはただのゲームじゃないのよ・・。」

リツコ「デス・ゲーム・・。開発者のプログラムにはそう書いてあった・・。」

リツコ「プレイヤーをログアウト不能の状態にしてゲーム内の死・・すなわちゲームオーバーは現実の死に繋がる。」

リツコ「この『ナーヴギア』と呼ばれるハードは脳に信号を直接送る装置っていうのはもう知ってるわね・・。」

リツコ「この装置は脳を焼けるのよ・・。出力次第ではね。」

ミサト「まだ・・まだ止める方法はあるわ!このゲームを運営している会社に直接行ってこんなバカげた事やめさせればいいのよ!」

リツコ「それが出来れば苦労はしないわ・・。」

リツコ「サーバーをダウンさせてもプレイヤーが帰ってくる保証はない・・。それどころかプレイヤー全員を死に至らしめる事になりかねないわ・・。」

シンジ「そんな・・僕は・・・僕はどうすれば・・きっとアスカは怖がってます・・。」

ミサト「シンジ君・・大丈夫よ・・私たちがなんとかしてみせるわ・・。」ギュ・・

ミサト「なんとかそのカヤバって男にコンタクトを取る手段はないの?」

リツコ「それは無理ね・・。IPアドレスの偽装を幾重にも重ねてる・・。居場所の特定は不可能よ。」

シンジ「アス・・カ・・アスカ・・・」フラフラ・・

ミサト「シンジ君?」

シンジ「アスカ!ねぇ!起きてよ!!アスカ!!」ユッサユッサ

ナーヴギア「警告!警告!プレイ中のハードの着脱は大変危険です。」

リツコ「止めなさい!!シンジ君!その装置が外れただけでアスカはもう戻れなくなるのよ!!」

シンジ「アスカが呼んでるんです・・助けて・・怖いよ・・って・・・。行かなきゃ・・・僕がいかなきゃ・・」

ミサト「シンジ君・・・。」

シンジ「ア・・・・スカ・・・・。僕がちゃんと止めてれば・・・。う・・うぅ・・・。」

ミサト「シンちゃんのせいじゃないわ・・・。」ギュ・・

ミサト「これからどうするの?リツコ・・・」

リツコ「一旦本部に戻りましょう・・。ネルフを上げてパイロットを保護するわ。」

リツコ「母さんの発明をこんな命を弄ぶような事に使うなんて・・・許せないもの・・・。」

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 11:15:59.02 ID:HVYQw2df0

ミサト「これよりSAO攻略作戦会議を行います。日向君資料だして」

日向「はい。これが今回展開されているとされるSOAの舞台『浮翌遊城アインクラッド』の見取り図です。」

ミサト「諜報部の話によるとサービス開始から二ヶ月が経過しても誰も第1層もクリアしてない超難関VTMMO。それがソードアートオンラインよ。」

日向「既に昨日だけで警告を無視し第三者がハードを取り外そうとし死亡したのが300人弱。ゲームオーバーに寄り死亡したのが100人余り・・。」

ミサト「一万人の内の既に20分の1もの人数の死亡が確認されたわ・・。」

リツコ「監視に特化したダミーMAGIシステムによりシステムへの侵入は不可能。」

リツコ「かろうじて出来るのはアクセス中のプレイヤーの視点をモニタリングする程度ね。」

ミサト「初号機パイロットはSAOにアクセスする可能性がある為隔離室・・。」

マヤ「シンジ君・・。」

青葉「こんな時に使徒が攻めて来でもしたら・・。」

ミサト「そう・・人類は終わりよ。」

リツコ「八方塞がりね・・・モニタリングを続けるしか道はない。アスカの無事・・そして一刻も早く誰かがSAOをクリアする事を祈るしかないわ・・。」

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 11:18:51.85 ID:HVYQw2df0

ミサト「リツコは引き続きSAOのシステムにアクセスする作業を続行。」

リツコ「もちろんよ。」

ミサト「私はシンジ君と話をしてみるわ・・・。せめて初号機だけでも動かせる状態にしておかないと・・」

日向「僕らは・・何をすれば・・・」

ミサト「祈っていて頂戴・・。シンジ君の心の強さ。そしてアスカの無事を・・」

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 11:28:06.40 ID:HVYQw2df0
  隔離室

シンジ「アスカ・・・アスカ・・・。僕のせいで・・」

プシュ・・

ミサト「シンジ君・・」

シンジ「ミサトさん!アスカは!?アスカを助ける事は出来ないんですか!?」

ミサト「現状手を尽くしているわ。でも今は進展無しよ。」

ミサト「それでも私たちにも出来る事があるわ・・。」

シンジ「出来る事・・?」

ミサト「アスカが無事に帰ってこれた時までちゃんと世界を守る事よ・・。」

シンジ「アスカが・・・帰ってこれなかった時は・・どうするんですか!?」

ミサト「・・・っ!」

シンジ「アスカがあの世界で・・っ!そのまま・・っ!帰ってこれなかったときは!?」

ミサト「分かってるわよ!!!」

ミサト「でも今はこれしか出来る事がないのよ・・っ!!」

ミサト「私たちにに出来る事はそれしか残されてないの!!」

シンジ「・・・ありますよ・・・。出来る事・・・。」

ミサト「・・・まさか・・・あなた・・・。」

シンジ「僕がクリアしてみせます・・。」

ミサト「無理よ!そんな事させられないわ!人類はあなたを失えないのよっ!!」

シンジ「そんなのやってみなくちゃ分からないでしょう!?」

シンジ「アスカが呼んでるんです・・!僕がいかなきゃ!アスカを助けなきゃ・・!!」

ミサト「・・・。それだけは許可出来ないわ・・。わかって頂戴・・。」

シンジ「ミサトさん!」

ミサト「また何か進展があれば伝えにきます。それまでは・・もう少し頭を冷やしなさい・・。」

シンジ「そんな!ミサトさん!ミサトさんっ!!うぅぅ・・・ぅぅ・・アスカァ・・・。」

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 11:34:02.72 ID:HVYQw2df0

・・・・・・・・・・・・・・・・・

アスカ「バカシンジっ!いつまで寝てるのよ!」

シンジ「アスカッ!!あれ!?」

アスカ「何寝ぼけてるのよ!ほら学校いくわよ!」

シンジ「アスカがゲームに閉じ込められて・・・あれ?・・夢だったのか?」

アスカ「朝っぱらから寝ぼけてんじゃないわよっ!ボケシンジッ!」

シンジ「・・・うんっ!よかった・・アスカ無事で・・・っ!あれ・・・体が動かない・・・!」

アスカ「もう先に行くわよ!」

シンジ「待って!待ってよ!アスカ!!置いていかないで!!」

アスカ「『早く来なさいよっ』」

バッ・・・

シンジ「夢・・か・・」グスッ

シンジ「アスカ・・・。ァ・・スカ・・・。」

プシュ・・

レイ「碇君・・いる?」

シンジ「綾波!?」

レイ「静かにして。見つかるわ。」

シンジ「・・・っ」

レイ「着いてきて・・。」



42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 11:37:26.28 ID:HVYQw2df0
  ネルフ通路

シンジ「レイ・・どうしてここがわかったの?」

レイ「葛城一佐と赤城博士が話してるのを聞いた。」

レイ「碇君が・・アスカを助けようとしてるのも・・」

シンジ「でもこんな事したらレイも隔離されちゃうかもしれないよ!」

レイ「かまわない。」

レイ「私は碇君の役に立ちたい。そしてアスカも救いたい。」

シンジ「レイ・・・。」

レイ「私の友達・・・。初めての友達を・・ゲームなんかに奪わせないわ・・。」

シンジ「うんっ!絶対助けよう!」

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 11:40:45.60 ID:HVYQw2df0
     レイの部屋

シンジ「綾波・・。無理しなくてもいいんだよ?本当に死ぬかもしれない。」

レイ「無理なんてしてない。私の意思で行く。」

シンジ「分かった・・。じゃあ行くよ・・・。」

レイ・シンジ『リンクスタート』・・・


44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 11:59:49.01 ID:HVYQw2df0

アスカ「・・・。」

アスカ「急に広場にワープさせられて・・現実世界に戻れなくて・・ゲームオーバーしたら死ぬって言われて・・」

アスカ「もう訳わかんないわよ・・・。」

アスカ「私二号機下ろされちゃうのかな・・。いや!それだけは嫌・・・っ!」

アスカ「でもリツコが予備のパイロットがいるって言ってたし・・。」

アスカ「・・・・シンジ達・・・今頃どうしてるかな・・・。」

アスカ「死んじゃうのかな・・・私・・・。」



男プレイヤー「君・・大丈夫?」

アスカ「・・・・。」

男プレイヤー「よかったら・・・これ食べなよ・・・。」

アスカ「・・・。」

男プレイヤー「・・・。」

男プレイヤー「じゃこれ・・・ここに置いておくから・・それと・・・このアイテム・・消失時間まであと20分しかないから。」

アスカ「・・・。待ちなさいよ・・・。」

男プレイヤー「・・え?」

アスカ「同情のつもり?」

男プレイヤー「いやそんなんじゃないけど・・」

アスカ「じゃあなんの真似よ・・っ!」

男プレイヤー「いや元気・・なさそうだったから・・・」

アスカ「始まりの街の隅っこでうずくまって何も出来ない・・どうしようもない雑魚プレイヤーに施しなんていらないわよっ!」バッ

男プレイヤー「わっ・・!」ポスッ・・シューン

アスカ「あっ・・・。」

男プレイヤー「余計なお世話だったかな?ごめん・・。」

アスカ「あんたは・・なんでそんなに・・・平気でいられるのよ・・。死ぬかもしれないのよ・・っ!」

アスカ「このまま帰れないかもしれないのよ・・っ!好きな人にも・・・会えないかも・・しれないのよ・・っ!」ポロポロ・・

男プレイヤー「うん・・。」

アスカ「こんな時に・・・優しくするなんて・・・っ!反則じゃない・・・っ!」ポロポロ・・

アスカ「うわあぁぁぁん!!」

男プレイヤー「!?」

女プレイヤー「ヤダ・・あの人・・女の人泣かしてる・・・。」

他男プレイヤー「しょうがないよ・・みんな切羽つまってるんだ・・。」

おじさんプレイヤー「おなごを泣かすなんて・・」

男プレイヤー「ちょっと!!こっち来てっ!!」抱きっ

アスカ「え!?キャッ!ちょっと離しなさいよっ!誰があんたみたいな見ず知らずの男にっ!」

キリト「キリトッ!」

アスカ「!?」

キリト「俺の名前はキリト。ここは人目につきすぎる。だから落ち着いて話せるトコに行こう。そこで話を聞くよ。」

アスカ「う・・うん。」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/23(日) 12:50:57.44 ID:cMTD7Dwf0
休憩します。
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 13:23:48.30 ID:CdctKJjso
キリトくんきたこれ
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 14:36:06.71 ID:j004AhcJ0
エヴァのパイロットほとんどがSAOの中にいるからこのとき使徒がネルフを急襲したら終わりだね
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 16:11:56.94 ID:4Ak+GMQH0
ミサト「貴方はもうSAOをしないで」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 18:36:19.81 ID:BqwBMjsAO
これはMAGI進入の練習にイロウルが来る流れ
50 :砥石 [sage]:2012/12/25(火) 08:31:37.78 ID:vxwtiJCT0
続きはよ
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/25(火) 14:55:53.93 ID:vxwtiJCT0
これは期待
52 :砥石 :2012/12/25(火) 16:22:40.16 ID:vxwtiJCT0
キリトさんの女の子攻略
キター!
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 19:05:25.27 ID:yhuWWr4d0
キリトにアスカが簡単に惚れてイチャイチャ系は辞めろよ?
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 04:52:31.70 ID:ikaXm7BM0
・・・・・・・・

   第1層レストラン

キリト「ふぅ・・ここならゆっくり話せそうだな。」

アスカ「・・・。」ムスッ

キリト「勢いでレストランまで来ちゃったけど・・。とりあいず何か飲む?」

アスカ「いらない。」

キリト「そっか。」

キリト「すいません。」

店員「はーい。」

キリト「このレッドハーブティー二つ下さい。」

アスカ「要らないっていってるでしょ!」

キリト「いいんだ。俺が勝手に君の分頼んでるだけだから。」

アスカ「勝手に同情して勝手に世話やいて・・・とんだモノ好きだわ!」

キリト「はは・・そうかもね・・。」

店員「お待たせしました。」

キリト「ほら・・とは言ってもせっかく頼んだんだしさ。よかったら飲んでよ?」

アスカ「ふ・・ふん。もったい無いから・・・頂くわ・・。」

キリト「うん。是非そしてくれ。」

アスカ「・・・ありがとう。」

キリト「!!」

アスカ「なによ!」

キリト「いや・・なんとなくお礼とか言うんだって思って・・。」

アスカ「あいつらみたいな事言わないでよっ!!」

キリト「あいつら?」

アスカ「あいつらは・・・!!あいつらは・・・・・。」うるる

キリト「わー!ちょっと待ってごめん!そうだ!何か食べよう!ここはサンドイッチが美味しいんだった!どう!?」

アスカ「ダメね・・。なんかこっちの世界だと変な所だけ素直になって涙もろいみたい・・。泣いてもなんにも解決しないって分かってるのに・・。」グスッ

キリト「たしかにこの世界だと・・自分に素直になれる・・その気持ちすごく分かるよ。」

アスカ「なんか勝手にとか色々言って悪かったわ・・。正直救われた・・。」

キリト「いいんだ。勝手にやってるのは事実だし・・それで君はこの後どうするの?」

アスカ「この後?」

キリト「うん。この後・・正確にいえばこれからどうするか・・って事だ。」

アスカ「私は・・。」

キリト「選択肢は沢山ある。この街に残って誰かがクリアするのを待つ。もう一つは・・」

アスカ「命懸けでクリアを目指すかって事ね・・・。」

キリト「そう・・・。でもこのゲームの難易度は半端じゃない・・。一ヶ月立った今でも・・誰も第一層のフロアボスの部屋さえ見つけていないんだ・・・。」

アスカ「私は・・・早く帰りたい・・・。」

キリト「君なら・・そういうと思ってた・・。」

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 05:21:57.75 ID:ikaXm7BM0

アスカ「だってそうでしょ・・。最初の街で怯えて・・誰かの命を差し出して・・自分だけのうのうと生きるぐらいなら・・」

アスカ「私は!!化物に殺されたってこの馬鹿げたゲームに挑むわ!」

キリト「・・・!只者じゃないな・・・。君は・・。」

アスカ「当たり前よっ!いくつ修羅場潜ってきたと思ってんのよっ。」

キリト「そうか。すっかり元気になってくれたみたいでよかった・・。」

アスカ「・・・ほんとに・・・ありがとう・・。」

???「失礼する!」ガチャッ

キリト・アスカ「!?」

???「俺の名はディアベル!食事中すまない。」

ディアベル「明日正午一○○(ひとまるまる)にて!この次の街の中央広場で!第1層ボス攻略会議を催そうと思う!腕に覚えのあるプレイヤーは是非参加して欲しい!」

キリト「第1層ボス・・・?」

アスカ「攻略会議・・・?」

ディアベル「食事中失礼した。」バタンッ

アスカ「アンタはどうする?」

キリト「もちろん・・」

アスカ「行くわよね?」

キリト「あぁ・・そうだね。参加するよ。」

アスカ「そうと決まれば早速次の街へ行きましょう!」

キリト「でも・・今日は遅いよ。夜はモンスターも活性化する。明日の朝出ても間に合うはずだから・・・。」

アスカ「なによっ!びびってんの!?」

キリト「なっ・・!びびってなんか!」

アスカ「強いモンスターが沸くなんて願ったり叶ったりじゃない!第1層のボスなんて目じゃないぐらい強くなって明日の会議参加者驚かせてやりましょうよ!」

キリト「ぷっ・・ふふっ!」

アスカ「なっ!なによ!私変な事言った!?」

キリト「いや・・さっきまでのアスカからは想像もつかないなと思っただけだよ。」

アスカ「あ・・!あれはっ!・・・さっきまでのは無し!ちょっと驚いてセンチメンタルになってただけよっ!」

キリト「いいよ。そっちのが似合ってる。」

アスカ「余計なお世話よっ!」

キリト「じゃあそうと決まれば行こう!」

アスカ「もちろん!準備は出来てるわっ!」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 05:37:21.03 ID:ikaXm7BM0


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     最初の洞窟

オオコウモリ「キィィィィー!!」

キリト「アスカッ!数が多すぎる!一旦下がれっ!」

アスカ「トロくさいのよ!!」

シュババババッ!!!

オオコウモリ「キィィ・・・・」ドサドサッ

キリト「や・・・やるじゃないか・・。」

アスカ「さぁじゃんじゃん来なさいっ!!」

オオオオコウモリ「キシャーーーー!!!」

アスカ「おいでなすったわね!この群れのボス!ゴリラコウモリ!キリト!遅れるんじゃないわよっ!」

キリト「アスカ待てッ!回復忘れてるぞっ!」

アスカ「あっ・・!シンジに任せてたから忘れてたわ。まぁいいわ!かかってきなさいっ!」

キリト「無茶だっ!そのHPじゃ!!」

オオオオコウモリ「キシャーーーーーーー!!!」ブオン!

アスカ「体がちょっと大きくなったってっ!」ヒョイ

オオオオコウモリ「キシャ!キシャ!」ブンブン!!

アスカ「トロくさいのは変わらないのよっ!」スカッ!スカッ!ゴクッ!

キリト「避けながら・・・回復してる・・。すごい・・・。」

オオオオコウモリ「キシュゥ・・・キシュゥ・・・」

アスカ「じゃ・・今度は・・こっちの番ね。ゴリラコウモリさんっ!」シュッ

オオオオコウモリ「ギシャーーーー!!」ブシュウ!ドシーーーン・・・。

アスカ「戦いは常に無駄なく美しくよっ!覚えて置きなさい!」ビシィッ!!

キリト「決めポーズまで完璧だ・・・。」

57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 06:00:05.56 ID:ikaXm7BM0

アスカ「なによっ。結構簡単じゃないっ!心配して損した気分っ!」

キリト「ははっ。アスカがそんなに強かったなんて知らなかったんだ。」

アスカ「これでもいつものパーティでは最前線張ってたのよっ!」ドヤァ

キリト「ははっ・・・じゃいこっか!オオオオコウモリが出たって事は出口はすぐだよ。」

キリト「ついたら宿屋に行って今日は休もう。」

アスカ「えぇ!こんなジメジメしたトコ抜けて早く街でシャワー浴びたいわっ!」ツカツカ

キリト「アスカッ!アイテムの回収忘れてる忘れてるっ!」

アスカ「あっそっかシンジ居ないんだった。」

キリト「そのシンジ君っていうのが一緒にパーティ組んでた人?」

アスカ「・・・っ!!関係ないじゃないっ!///」

キリト「あははっ!」

キリト「信用されてるんだな・・シンジ君は。」

アスカ「し・・信用っていうか?雑用係みたいなもんよ!あいつなんてさてアイテムアイテムッ!」

アスカ「なによ!とがった牙にコウモリの羽ばっかりじゃない!頑張って損したっ!・・あれ?これって・・・。」

キリト「どうしたんだ?」

アスカ「ブラッドレッドローブ?」

キリト「!?」バッ

アスカ「なっ!!なによ急に!!」

キリト「すごいっ!超レアアイテムじゃないかっ!」

アスカ「ホントッ!?やったわ!!さっそく装備してみよっ!」ピロン・・ピッ・・ピッ

バサッ

アスカ「どう?キリト!」

キリト「・・・・」

アスカ「なによっ!何黙ってんのよっ!似合わないっていいたいの?」

キリト「アスカって・・・そんなに赤が似合うんだと思って・・。」

アスカ「あったりまえじゃないっ!赤と言えば私の代名詞!愛機のにご・・っ!!」

キリト「にご・・?」

アスカ「と・・とにかく赤は私のトレードマークみたいなモノよっ!いいじゃないコレ!気に入ったわッ!」

キリト「・・・トレードマークか。」

アスカ「あんたは黒って感じね!強いしッ!孤独が似合うっていう感じが。」

キリト「孤独って・・・まぁ好きでソロプレイしてるんだけどな。」

アスカ「ふふん。さぁ!出口に向かうわよっ!」

キリト「あぁ・・・行こうっ!」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 06:17:31.56 ID:ikaXm7BM0
・・・・・・・・・・・・・・

      二番目の街

アスカ「やっと着いたー!」

キリト「ふぅ・・ひとりで街の往復は結構掛かるのに二人だとこんなに早いんだな・・。」

アスカ「まぁ私のおかげって奴ねっ!」

キリト「明日に備えて寝るとしようか。宿屋はこっちだよ。アスカ」

アスカ「詳しいわね。」

キリト「まぁ今のところここが俺の拠点だからね。」

アスカ「じゃまぁしっかりエスコートしなさいよっ。」

キリト「はいはい・・・。仰せのままにっ。お姫様っ。」

アスカ「ふふん♫わかってんじゃないっ!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        宿屋

キリト「ここだよ。」

アスカ「なによここ・・・お化け屋敷?」

キリト「この街で一番安い宿屋だよ。さっいくよ。」

アスカ「本気でいってるの!?ここに泊まるぐらいなら野宿してた方がマシよっ!」

キリト「この街のクエストしってるか?」

アスカ「なによ!急に・・知るわけないじゃない!初めての街なんだからっ!」

キリト「夜な夜な墓地から火の玉が飛んできて・・・」

アスカ「わーーーー!!分かった!わかったわよ!ここでいいわよっ!ここで!」

キリト「・・・シンジ君はさぞ大変だったろうな・・。」ボソッ

アスカ「なんか言った!?」

キリト「いーえ!なんにも!さぁ明日に備えてさっさと寝よう!」

アスカ「分かってるわよっ!!」

キリト「部屋は二つ取ったんだ。アスカは突き当たりの部屋。」

アスカ「あ・・当たり前じゃないっ!昨日今日会ったなっかりの男の人と同じ部屋で寝れる訳ないでしょ!」

キリト「ふふっ。じゃあ明日な。アスカ」

アスカ「ふんっ!あっ・・キリト・・。」

キリト「ん?」

アスカ「その・・ありがとう・・・。救われたってのはほんと・・あのままだったら私・・やけになってたかも・・しれないから。」

キリト「うん。いいんだ。じゃあ・・おやすみ・・っ。」

アスカ「おやすみ・・。」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 06:18:20.24 ID:ikaXm7BM0
休憩します。
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 07:23:13.02 ID:i7ClXNfE0
キター!
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 11:43:17.86 ID:ikaXm7BM0
復活

       次の日
コンコンッ・・
キリト「アスカー!起きてるー?」

アスカ「んーん。寝てるー」

キリト「起きてるじゃないかっ。入るぞっ。」

アスカ「おはよう。キリト。」

アスカ「さて行くわよっ!」

キリト「なんだ準備万端だな。。」

アスカ「当たり前じゃないっ。レディの朝は速いのよっ。」

キリト「そっか。じゃ俺は起こしに来ただけだからちょっと準備してくる。」

アスカ「早くねっ!もたもたしてると置いてくわよっ!」

キリト「はいはい。」

アスカ「その適当な返事をやめなさいっ!」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 12:18:54.36 ID:ikaXm7BM0
・・・・・・・・・・・・・・・・

       中央広場

キリト「中央広場はここか・・」

アスカ「結構人集まってるわね。」

キリト「あぁ・・」

???「なんや女連れかいな。デートなら他所の広場でやってんかー!」

アスカ「はぁ?誰がデートよっ!」

キリト「構うな。座ろう。アスカ。」

???「ちっ・・」

ディアベル「ではそろそろ始めようと思うっ!みんな今日は俺の呼びかけに集まってくれてありがとう!俺の名はディアベル!気持ち的にナイトやってます!」

ワイワイ

男プレイヤー「ジョブシステムなんて実装されてねぇだろー」

男プレイヤー「ナイトっても頑張らナイトってかー?」

ディアベル「昨日!俺たちのパーティはあの塔のてっぺんで第1層のボスの部屋を発見した。」

ドヨドヨッ

ディアベル「俺たちはまず第1層をクリアし始まりの街にいるみんなにこのゲームはクリア出来るんだって事を伝えるべきなんじゃないかっ!そうだろう!みんな!」

ディアベル「ボスはひとりじゃ攻略できないっ!まずはここにいる人達で6人ひと組のパーティを作ってくれ!」

ディアベル「パーティを束ねたレイドを作るんだ!」

???「ちょっと待ってんかー!」

キバオー「わいはキバオーっちゅうもんや!ボスと戦う前に言わせて貰いたい事がある。こん中に今まで死んでいったモン達に詫びいれないかんモン達がいるはずや!」

アスカ「あいつっ!さっきの関西弁・・。」

ディアベル「キバオーさん。あなたが言っているのはベータテスター達の事か?」

キバオー「そや!ゲームマスター広場に召喚されたあの日!ビギナー達を見捨ててさっさと姿を消して!うまい狩場やぼろいクエストを独り占めして自分らだけドンドン強なって!」

キバオー「その跡は知らんぷりや!わいはそいつらに土下座させて今まで溜め込んで来た金やアイテムを吐き出してもらわな。」

キバオー「パーティメンバーとして命を預けられんし預かれへん!」

エギル「発言いいk」アスカ「ちょっとアンタ!さっきから黙って聞いてればなんなのよっ!」

キリト「ちょっ・・アスカっ!」

アスカ「ベータテスターだかゼロテスター(大昔のSFアニメ)だかしらないけど、戦場じゃ知識は立派な武器であり財産よ。」

アスカ「それを手とり足取り教えてくれなかったからって逆恨みもいいトコだわ。」

キバオー「なんやとっ!」

アスカ「現に私はそのデーブスペクターだかに頼らなくても現状満足の行く強さになってるわ。」

アスカ「死んでいった人達には悪いけどゲームオーバーって情報不足・不注意・過信が産んだ結果じゃないの?」

キバオー「ぐぬぅ・・」

アスカ「もうこの世界は学校じゃないのよ。わかったらさっさと座りなさい。話が長引くわ。」

キバオー「ーーーーーーっ!!!ふん!!」ズカズカ・・ドカッ!

エギル「・・・・。」

63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 12:36:08.58 ID:8dC2aQl40
エギルのセリフが・・・
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 12:52:14.17 ID:ikaXm7BM0
ディアベル「話を続けてもかまわないか?」

ディアベル「知ってる人もいるだろうが今日この道具屋で無料配布しているこのガイドブックの最新刊が発刊された。第1層ボスについても書いてある。」

ディアベル「それに寄るとボスの名前はギルファングザコボルトロード・・それに続いてルインコボルトセンチネルという取り巻きがいる。」

ディアベル「ボスの武器はオノとバックラー。四段あるHPゲージが赤くなると武器を曲刀カテゴリのタルワールに切り替え攻撃パターンも変わるという事だ。」

ディアベル「ではさっそくパーティを6人ひと組で作ってみてくれ!」

キリト「・・・。」キョロキョロ

アスカ「・・・。」キョロキョロ

キリト「アスカってこういうの苦手?」

アスカ「だっ誰が・・!『入ーれーて!』が言えないコミュ障よっ!?」

キリト「いやそこまでは言ってないけど・・」

アスカ「出来るわよっ!見てなさいっ!あっあそこのフードの子・・・」

アスカ「ねぇアンタあぶれてんじゃない?」

???「あぶれてない。周りがお仲間同士だから遠慮しただけ。」

アスカ「そ・・そう!なんでもいいわ!私のパーティにいれてあげるから一緒に来なさい。」

アスカ「アンタも話聞いてたでしょっ!ボスはひとりじゃ攻略出来ないのよっ!」

???「・・・。」ジッ・・・

アスカ「なによっ!せっかく私が誘ってあげてるのに・・断る気!?いいからさっさと申請しなさいよっ!」

???「パーティの組み方分からない。」

アスカ「なによ!ぼっちなの!?」ピロン・・・ピッ・・ピッ・・。

???「承認・・。」

アスカ「asuna・・・あすなね・・。私はアスカよ!んであいつがキリト。」

あすな「・・・。」ペコッ

キリト「・・・どうも。」ペコッ



ディアベル「パーティが組めたら各自に分担を割り振るから中央に来てくれっ!」

アスカ「キリト!どうすんのよっ!もう全員パーティ組んじゃったじゃない!」

キリト「心配ないさ。あぶれ組はあぶれ組の役割がちゃんとある。」

あすな「あぶれてない。」

アスカ「完全にあぶれてるわよっ!私達三人はねっ!」

あすな「・・・。」

キリト「二人はちょっと話しててくれ。ディアベルさんに俺らの役割を聞いてくるから。」

アスカ「わかった。」

あすな「・・・。」

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 12:53:39.67 ID:ikaXm7BM0
アスカ「レイピア」

あすな「???」

アスカ「あなたもレイピアなんだ。」

あすな「うん。軽くて使いやすいから」

アスカ「同感。ゴツい武器もあれはあれで派手でいいんだけど美しさに欠けるのよね。」

あすな「ふふっ。」

アスカ「あっ笑えるんだ。初めて見た時は根暗な子って思ったのに。」

あすな「失礼しちゃう!アスカこそ初めて声かけて来た時意地悪そうな人って思ったわよ。」

アスカ「なによっ!失礼ねっ!」

あすな「ぷっ。」

アスカ「クスッ。」

あすな「ありがとう。声かけてくれて。ほんとはどうしようって思ってた。」

アスカ「いいわよ。お礼なんて。私も初めて自分からパーティ誘ったから緊張しちゃって変な誘い方しちゃったかもだから。」

アスカ「それにしてもそのフードいつまでかぶってるの?いい加減顔見せなさいよっ。」

あすな「えぇ。」パサッ

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 13:04:31.07 ID:ikaXm7BM0

あすな「ジッとみないでよ・・。恥ずかしい・・っ。」

アスカ「ご・・ごめんなさい。だって・・・あんまり美人だから・・」

アスカ「こんな綺麗な子もゲームとかやるんだ・・って」

あすな「あなたも十分・・・私なんかより全然綺麗だと思うけど・・・?」

アスカ「私は・・・ほらあれよ!付き合いって奴?そしたらこんな事になって最悪って感じ」

あすな「さっきの彼に?」

アスカ「キリトは・・キリトは始まりの街で塞ぎ込んでた私に心配して声かけてくれただけのお人好しよっ!」

あすな「そっか・・彼いい人ね。」

アスカ「いい人通り越しちゃってる感じもあるけどね・・。」

あすな「それなんとなく分かる!」

アスカ「分かるでしょ?」

キリト「おーい。全部聞こえてるぞー。」

あすな「!?」

アスカ「!?」

キリト「まぁいいや。俺らあぶれ組の役割はルインコボルトセンチネルの撃破が担当だそうだ。」



ディアベル「それじゃあ各役割をしっかり把握して明日の討伐に備えてくれ!以上で攻略会議を終了する!」

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 13:25:04.40 ID:ikaXm7BM0

       宿屋

あすな「声かけて来てくれたのが女の子でよかった・・正直男の人って苦手なのよ。」

アスカ「わかる。特にオンラインゲームにどっぷりはまっちゃってるような男ってゲームの中でも女口説こうとしてくるし」

あすな「わかるー!私がフードかぶってたのもね・・・!」

アスカ「もしかしてナンパ防止対策とか?」

あすな「そうなの!一回断ったら狩場まで付きまとわれてね!どうだ!俺強いだろ!って感じでモンスター倒すのよ!」

アスカ「あーそれはうざいわ。」

あすな「でしょ!レアアイテムで釣ってきたりさ!」

アスカ「それに比べてキリトなんて私に消失時間ギリギリのパンをくれようとして来てねっ!」

あすな「うんうん!」

アスカ「まぁ私にとってはどんなアイテムよりありがたかったけどね!食べずに投げつけちゃったけど・・」

あすな「そうなんだ・・。でも今は仲いいよね。」

アスカ「まぁね。」

あすな「キリト君かぁ・・男の人の仲にもまともな人がいるのね。」

アスカ「私も久しぶりに便りになる奴見たって感じ!」

あすな「ふふっ。」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 13:37:46.97 ID:ikaXm7BM0
アスカ「あすなは怖くないの?」

あすな「死ぬの?」

アスカ「うん。」

あすな「怖いよ。モンスターも怖い。」

アスカ「うん。」

あすな「でも自分が自分でなくなっちゃうのはもっと怖い・・。」

アスカ「うん。」

あすな「私は始まりの街で宿屋に閉じこもって腐ってるぐらいなら・・例えモンスターに殺されても・・最後まで自分でいたい。」

アスカ「なんか・・似てる。」

アスカ「私とあすなってちょっとだけ似てるかも。」

あすな「名前だけじゃなくて?」

アスカ「真面目に言ってるの!」

あすな「ごめんごめん・・。」

アスカ「私も自分が自分でいられるように一刻も早く帰らなきゃいけないのよ・・・っ。現実に・・。」

あすな「アスカ・・。」

あすな「一緒に寝よっか。」

アスカ「いいの!?・・・いいわよっ!一人で寝れるわっ!」

あすな「アスカ実は寂しがり屋でしょ?」

アスカ「///」

あすな「遠慮しなくていいのよ。ほらおいでっ!」パサッ

アスカ「いいってばっ!///」

あすな「そっか・・・あーあお姉さん寂しいなぁー!」

アスカ「あすなは一緒に寝たいの?寂しいの?」

あすな「うん。寂しいよ。だから一緒に寝て?」

アスカ「す・・素直ね。羨ましいわ・・」

あすな「ふふっ。アスカは素直じゃないわね。ほらおいでっ。」ポンポン・・

アスカ「うるさいっ。お・・お邪魔します・・。」

あすな「あははっ。なによそれっ。」

アスカ「うるさいっ。」

あすな「電気・・消すよ?明日は早いからそろそろ寝よ?」

アスカ「うん・・・。変な事しないでよね!」

あすな「変な事ってー?」

アスカ「////っ!おやすみっ!バカアスナ!」

あすな「ふふっ。おやすみっ。」



69 :砥石 :2012/12/26(水) 13:39:56.17 ID:i7ClXNfE0
みてるよー!
?
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 13:40:59.88 ID:ikaXm7BM0
・・・





・・







あすな「アスカ?起きてる?」

アスカ「Zzzz・・・」

あすな「からかっちゃってごめんね?」

アスカ「Zzzzz・・・」

あすな「なんか妹が出来たみたいで嬉しかったの。」

アスカ「ん・・んん・・マ・マ・・・」

あすな「ぷっ・・ふふっ・・。よしよし・・。」なでなで





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
71 :砥石 :2012/12/26(水) 13:41:18.52 ID:i7ClXNfE0
シンジ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/26(水) 13:41:43.05 ID:ikaXm7BM0
休憩します。
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/27(木) 11:10:33.01 ID:Oq7U14SN0
アスカとキリトはあかんよ
キリトはアスナや
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 14:46:46.67 ID:bOqOrT4IO
シンジはよ
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 15:42:02.28 ID:lNCGRqny0
せやな、アスカとキリトを見にきてる訳やない
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 01:38:53.70 ID:dxGLxekN0
キリト×アスカとか・・・・・・うわぁ
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 05:39:18.42 ID:WCDg//i60
キャラの恋愛ベクトルを崩すつもりはないから大丈夫

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      次の日の朝

コンコンッ・・・
キリト「アスカ。あすな。そろそろ出発するぞ。」

あすな「ほら・・アスカ起きて。」

アスカ「んー・・・・もうちょっとだけ・・・。」むにむに

アスカ「あれ?シンジちょっと太った?・・・・・・・・・・・・。!?!?」むにむに

あすな「シンジ?」

アスカ「あ・・あすなっ!!何人のベットに入ってきてるのよっ!・・って・・そうか。昨日は一緒に寝たんだった・・。」

あすな「おはよ。アスカ。」

アスカ「お・・・おはよ・・う・・///」

キリト「起きたかー?早くしろよー。」

アスカ「分かってるー!」

あすな「今行くー!」

キリト「先に下で待ってるぞー。」

78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 06:40:20.04 ID:WCDg//i60
アスカ「はーいっ!」

あすな「シンジ君」

アスカ「・・・っ!?なんで知ってるのよっ!?」

あすな「朝寝ぼけていってた」

アスカ「言ってないっ!」

あすな「昨日の夜はママって言いながら抱きついて来たし」

アスカ「嘘っ!嘘よっ!そんな事言ってないっ!///」

あすな「ふふっ。さて行きましょ!」

アスカ「もうっ!」

あすな「甘えん坊さん」ツン

アスカ「がぁぁぁぁぁっ!!」

あすな「わー怒った!」

キリト「何やってるんだよ・・」ガチャ

アスカ「もう知らないっ!バカあすなっ!」ドン

キリト「うわっ!」

キリト「何怒ってるんだ・・?」

あすな「可愛くてからかいすぎちゃった・・・。」

キリト「あのな・・。」

79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 06:45:51.91 ID:WCDg//i60
     森の道

キリト「もう一度確認しておくぞ。俺達あぶれ組の役目はルインコボルトセンチネルの・・」

アスカ「わかってるってば!要するに雑魚をボス討伐が分担のチームに近づけさせるなって事でしょ!」

キリト「三人ローテーションで、ひとりが武器を弾き次の者がすかさずスイッチだ。」

あすな「アスカ、スイッチって?」

アスカ「もしかしてあすなパーティ組むの初めて?さっすがぼっちプレイヤーのプロって感じね!」

あすな「あーまだ朝の事怒ってるんでしょー!」

アスカ「当たり前よっ!」

キリト「やれやれ・・・大丈夫か・・このメンツ・・・。」



80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 06:59:35.40 ID:WCDg//i60
     ボスの部屋の前

ディアベル「よし!これから第一フロアボス討伐作戦を開始する!俺から言える事は一つだ!勝とうぜっ!みんなっ!」



ボスコボルト「グルルルルル・・・・」

キリト「アスカ・・・あすな・・・死ぬなよ・・・。」

あすな「えぇ。」

アスカ「誰に向かって言ってんのよ。」



ボスコボルト「グォォォォォォォ!!!!!」

討伐団「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」


ガキィィィィィン!!!!


ディアベル「A隊!攻撃を弾いたらすぐ下がれ!B隊はすかさずスイッチ!C隊は次の攻撃に備えろ!D隊は後退しつつサイドからスイッチの準備だ!」



キリト「せぁぁぁぁぁぁ!!」キィン

キリト「スイッチッ!!」

アスカ「三匹目ぇ!!!」シュババッ

雑魚コボルトA「ギャウッ!」

雑魚コボルトB「ガァァァァッ!!」

アスカ「やばっ・・」

あすな「やっ!!」キィン

キリト「はぁっ!!」ズバッ

あすな「今ので今朝のはチャラにしてよねっ!」キィィィン!

アスカ「そんな事気にしてる場合っ!?」シュバッ!

81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 07:08:48.20 ID:WCDg//i60
ボスコボルト「グルルルルルル・・・ッ!ガァァァァァァ!!」盾&オノポーイ

ボスコボルト「ガルルルルルっ!!」シュラ・・・

ディアベル「よしっ!みんな下がれっ!ここからは俺が出るっ!」

キリト「あれは・・・っ!野太刀・・・・っ!!」(ガイドブックの情報と違う!?)

ディアベル「せやぁぁぁぁぁぁ!!!!」

キリト「よせっ!!!全力で後ろに飛べぇぇぇぇっ!!!」

ボスコボルト「ガウッ!!ガウッ!ガァァァァァァ!!!」シュン!シュン!シュン!!

ドゴーーーーーーーンッ!!!

ディアベル「うわぁぁぁぁぁぁ!!!ってあれ?食らって・・・無い・・・?き・・・君は!?」

アスカ「バカなリーダーね・・。リーダー自ら・・どんな武器か分からず突っ込んでくなんて・・・」

キリト「アスカッ!!」

あすな「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ディアベル「か・・・回復をっ!!」

アスカ「私にかまってる暇があったらさっさとボスを倒しなさい・・・!リーダー・・・」

82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 07:20:35.64 ID:WCDg//i60
ディアベル「!!・・・た・・・隊列を組み直せっ!!」

アスカ「二人とも・・ありがとう・・・。お兄ちゃんとお姉ちゃんが一辺に・・・出来たみたいで・・・嬉しかった・・・。」

キリト「アスカッ!!アスカッ!!」

あすな「アスカッ!!ヤダヤダッ!!!アスカッ!!!」

アスカ「シンジ・・ごめん・・・。シンジのトコ・・・かえりたか・・・った。」シュゥゥゥゥゥ・・・



ボスコボルト「グオァァァァァァ!!!」

A隊リーダー「嫌だァァァァ!!!俺は死にたくないぃぃぃっ!!」



キリト「っ!?」ダッ!!

キリト「届けぇぇぇぇ!!!!」



ガッキィィィィィン!!!

あすな「ヤァァァァァァ!!!!」シュババババッ!!!

ボスコボルト「グオァァァァ!!!」



キリト「あすな!!絶対倒すぞっ!!手順はルインコボルトセンチネルと同じだっ!!」

あすな「わかったわっ!」

キィン!!シュバババっ!!

ボスコボルト「ギャオォォォォ!!」キラーン

キリト「まずいっ!!」ドゴォォォォ!!

あすな「きゃっ!」ドカッ!

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 07:38:58.17 ID:WCDg//i60
キリト「ぐぅ・・・。」

あすな「つぅ・・・。」

ドシン・・・ドシン・・・

ボスコボルト「グルルル・・・!ガァァァァァ!!!」ブオン!

キリト「・・・っ!!」

ガキィィィィン!!!

シンジ「お待たせ・・・。アスカ・・・。」ギシッ・・

キラキラキラキラ・・・シュウウウウン。

アスカ「あれ?私・・・死んだんじゃ・・・。」

レイ「赤城博士がハッキングに成功した。ネルフにあるナーヴギアから接続してる人は死なない。」

アスカ「レイ!!」抱きっ

シンジ「アスカは無事だね。じゃ・・・戦いは男の仕事ッ!!」ズバンッ!!

ボスコボルト「ギャオオオオオォォォ!!!!」

ズバン!!ズバン!!

アスカ「ま・・まちな・・さいよっ・・」

シンジ「え?」ピタッ

ボスコボルト「ギャウ・・ゥゥゥ・・ゥ・・」

アスカ「なんでもっと早く来なかったのよ!バカシンジィィィィ!!!!」シュババババ!!

シンジ「わっ!!危ないだろっ!」

アスカ「一回殺さないと気がすまないぃぃぃぃっ!!」

シンジ「仕方ないじゃないかっ!隔離されてたんだからっ!」

アスカ「言い訳無用っ!!」シュバッ

シンジ「わぁぁぁぁっ!!」

ワーワーギャーギャー



84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 07:39:33.00 ID:WCDg//i60
キリト「」

あすな「」

ボスコボルト「」

一同「」

レイ「えいっ。」プスッ

ボスコボルト「ギャァァァァア!!」



キラキラキラ!!
クエストクリア!!
コングラッジレーション!!!

レイ「はい。」

キリト「え?」

レイ「あげる。」

キリト「ミッドナイトローブ?ラストアタックボーナスのレアアイテム・・。俺に?」

レイ「あなた一番頑張ってたから・・。」

レイ「それじゃさよなら・・。」



アスカ「待ちなさいっ!!バカシンジ!!」

シンジ「もう勘弁してよーっ!!」

レイ「転移・・『始まりの街』」



キリト「なんだったんだ・・。アスカが生き返ってたぞ・・。」

あすな「さぁ?」

85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 07:46:44.00 ID:WCDg//i60



アスカ「なるほどね・・。まぁ私を命懸けで助けに来た所まではお礼を言うわ・・。」

シンジ「ホントだよ。まさか助けに来て殺されかけるとは思わなかった・・。」

アスカ「まぁ危ない所を救ってくれたのは事実だし・・その・・ありがとう。二人共・・。それにしてもすごいいいタイミングだったわね。まるでほんとのゲームみたいだったわ。」

レイ「碇君が・・ピンチになってから助けに行こうって言わなければもっと早く行けた。」

シンジ「ちょっとレイそれは言っちゃダメだって・・・!!」

アスカ「シンジィィィ!!!!!!!」

シンジ「いいじゃないかっ!こうして死なずにすんだんだからっ!」

アスカ「ふん・・っ!所で・・そっちの三人は何者よ?」

???「私達?」

???「の事?」

???「みたいね?」

アスカ「そうよ!一体なんなのよ!あんたら名乗りなさいよっ!」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 07:52:15.85 ID:WCDg//i60

メルキオール「承認。私はメルキオール。」

タルバザール「承認。私はタルバザール・・。」

カスパー「承認。私はカスパー。」

アスカ「メルキオールにタルバザールにカスパー!?どっかで聞いた名前ね・・。」

メルキ「私達っ!三人合わせてっ!」

タルバ「美少女賢者っ!」

カスパ「MAGIッ!!!」

アスカ「なんなのよっ!こいつらっ!」

シンジ「MAGIだよね?綾波。」

レイ「MAGIよ。アスカ。」

アスカ「そんな事今聞いたわよっ!なんでこいつらがこんなふしだらな装備でこんなトコにいるかって事よッ!!」

シンジ「ふしだらかな?綾波。」

レイ「露出度は全プレイヤーの中でトップクラス。」

アスカ「そこじゃなぁぁぁぁいっ!!!!!」

87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 07:55:47.24 ID:WCDg//i60
シンジ「MAGIは赤城博士のお母さんの脳をコピーした物ってのは知ってるよね?」

アスカ「そんな事知ってるわよ。」

シンジ「そのコピーされた脳にナーヴギアを接続したんだって。」

アスカ「マジ?」

シンジ「それに寄ってシステムに入り込めるようになったんだけど発動した一度発動したデス・ゲームはゲームクリア以外じゃ解除不能。」

シンジ「おまけに相変わらず第三者が外そうとした場合はプレイヤーは死ぬわ。」

アスカ「じゃあ結局出られないって事じゃないのっ!」

シンジ「そうなるよ。ね?綾波。」

レイ「えぇ。」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 07:59:16.01 ID:WCDg//i60
レイ「一刻も早くゲームクリアしないと使徒が来た時に困るだから早く帰って来いって。」

シンジ「今はこの三人はプレイヤーに紛れてるから監視システムは気づかないけどいつかは気付くだろうし」

シンジ「僕ら三人にかけられてるNOTLOST objectモードもいつ解除されるか分からない。」

アスカ「どの道時間は無い・・って事ね。」

レイ「そう。だからいきましょ。まだ99フロアも残ってるわ。」

89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 08:00:34.28 ID:WCDg//i60
アスカ「やったろうじゃない・・・っ!!行くわよっ!打倒100層ボスッ!!」

シンジ「おーっ!」

レイ「おーっ!」

MAGI三人「おーっ!」





90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 08:08:28.02 ID:WCDg//i60
第2層ボス「ぎゃー」
第3層ボス「わー」
第4層ボス「いてっ」
第5層ボス「あべしっ」
第6層ボス「ぬわらばっ」
第6層ボス「ひでぶっ」
第7層ボス「あひぃ」


第8層ボス「ぎゅ・・ぎゅうううぅぅぅ・・・。」

アスカ「選ばせてあげるわ・・誰にトドメさされたい?」

レイ「えい。」ぷすっ

第8層ボス「ぎゅぅぅ・・・。」ガクッ

アスカ「あーっ!この心優しい私のせめてもの情けをっ!」

レイ「時間がない。」

第9層ボス「デフュ!」
第10層ボス「フォカッ!」
第11層ボス「ヌポォ!」

シンジ「なんか短調なゲームだね。」

アスカ「ーーーーーっ!!!弱者を踏みにじるっ!快感だわっ!!」

シンジ「アスカ・・・顔が怖いや・・・。」

91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 08:15:28.44 ID:WCDg//i60
一週間後・・・


       超高級宿屋

アスカ「あー今日も狩ったわねー!でもあと20層もあるのよねー!」

シンジ「敵ももう少し歯ごたえが欲しくなってきたね。」

レイ「それは無理。こっちは死なないプレイヤーが三人にゲームマスターが三人・・。」

アスカ「まっ・・・手応え求めるってのが無理な話よねー!」



CPUメイド「ご主人様。お客様がお見えです。」

アスカ「え?誰よ?」

CPUメイド「ヒース・クリフ様という方でございます。」

アスカ「ヒース・クリフ?シンジ知り合い?」

シンジ「んー分からないや・・。」

レイ「ヒース・クリフ・・・血盟騎士団の団長。」

アスカ「血盟騎士団?討伐組の大御所が私達になんの用かしら?」

シンジ「さぁ?」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 08:15:55.27 ID:WCDg//i60
休憩します。
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 09:34:35.77 ID:hK2hzNDC0
うわ…来ちゃったヨ…
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 11:51:10.70 ID:Q2fuGgG40
イーツマデモーカワルーコトナクー
俺「続きはよはよはよはよはよはよおおおおおぉぉぉ!!」
95 :砥石 [sage]:2012/12/28(金) 14:29:30.54 ID:CGV06G+30
wktkして待ってますぞ
続きはよ
96 :砥石 [sage]:2012/12/28(金) 14:32:21.96 ID:CGV06G+30
>>77
アスナとシンジだとアスナの方が太いんか
まぁ年齢がちゃうからね
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 18:40:01.73 ID:+uEBeGVRo
アスナとキリトさんはどこにいったんだ…
98 :砥石 [sage]:2012/12/28(金) 19:12:09.05 ID:CGV06G+30
>>97低層でユイと三人で遊んでるら
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 23:41:07.99 ID:Q/fqUSSX0

ところでMAGI(東方の三博士)の名前はメルキオール、“バルタ”ザール、カスパーじゃなかったっけか?
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 00:34:21.57 ID:D3gobUtIO
ネルフに中の人黒幕がいますやん
二人も
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/29(土) 09:53:34.62 ID:xNAbA5Sz0
>>98 おっしゃる通りでえした。脳内補完お願いします。
102 :砥石 [sage]:2012/12/29(土) 10:24:08.05 ID:xd/xQIlO0
>>99うん
MAGIはメルキオール (MELCHIOR)、バルタザール (BALTHASAR)、カスパー (CASPER) だね
だから>>86は訂正や
タルバザールはバルタザールや
103 :砥石 [sage]:2012/12/29(土) 10:25:21.97 ID:xd/xQIlO0
>>101いやいや
細かいとこ気にしないでがんばって
応援しとるで
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/31(月) 12:12:50.54 ID:0CmC98AS0
まだかな?
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/01(火) 04:09:48.61 ID:peyAuCzW0

     ゲストルーム

ヒース・クリフ「失礼するよ。」

シンジ「えっと・・初めまして・・。」

アスカ「血盟騎士団の団長様自らお出ましなんてなんの用?」

レイ「・・・。」

ヒースクリフ「そんなに緊張しなくてもいい。君たちの噂は聴いてる。」

ヒースクリフ「蒼穹の騎士」

シンジ「!?」

ヒースクリフ「小さい盾の機動性をいかしつつ防御範囲の狭さをとっさの判断の正確さで補い。片手剣の攻撃翌力の低さを手数と思い切りで補う。その守りの硬さそして回復薬としての有能さ。その価値の高さから君はそう呼ばれている。」

シンジ「蒼穹の騎士・・かぁ・・知らなかった・・・。なんかかっこいいね!」

レイ「そんな事を伝える為にあなたはここにきたの?」

ヒースクリフ「国砕き」

ヒースクリフ「相手の牙城の堅牢さに臆する事なく槍を突きたて瞬く間に瓦解させる。その槍に貫けぬ物無しとさえいう輩もいる。」

レイ「///」

アスカ「何照れてんのよ!レイ!私は・・!?私はなんて言われているの?」

ヒースクリフ「赤い雨の悪魔そう呼ばれている。」

アスカ「なんで私だけそんな邪悪な名前なのよっ!」

ヒースクリフ「赤い雨というのは浴びせられる無慈悲な高速攻撃が豪雨さながら相手に降り注ぐ君の太刀筋・・。それとそれに寄って引き起こされる血の雨の事だろう。」

アスカ「レディに向かって悪魔なんて!それ付けた奴呼んできなさいっ!」

シンジ「まぁまぁアスカ!畏怖をこめてだよ!ちょっとヒースクリフさん!アスカをいじめにきたんじゃないでしょう!?なんの用ですか!?早く要件を言ってください!」

ヒースクリフ「あぁ・・まずは君達は自分達が認識している以上に有名だという事を自覚して欲しくてな。」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/01(火) 05:14:47.83 ID:peyAuCzW0
ヒースクリフ「そしてこの絶望的なゲームに希望の光を与えてくれた君たちに私は直に会ってお礼がしたかった。」

アスカ「回りくどいわね。それにお礼なんてやめて欲しいわ。私達は自分自身の為にやってるのよ。このイかれたゲームを一刻も早くクリアして現実に戻る為にね。」

ヒースクリフ「お礼を言いたかったのは本心だ。本題に入る前に君たちに渡しておきたい物がある。これだ。」ガチャ

シンジ「これは・・!すごい今使ってる店売りの装備より格段に性能が上のレジェンドクラスの装備じゃないですか!」

ヒースクリフ「君たちの討伐の助けになればと血盟騎士団自慢のクリエイター達に作らせた。」

アスカ「つまりコレをやるから俺の団に入れ。といいたい訳ね?」

ヒースクリフ「いやこれは純粋に私から君たちへの感謝の気持ちだ。返事はどうあれ君たちでなれけば恐らく宝の持ち腐れになってしまうだろう。」

アスカ「考えとくわ。」

ヒースクリフ「返事はすぐじゃなくてもいい。」

ヒースクリフ「だが・・いい返事を期待している。それでは失礼するよ。」

ヒースクリフ「ところで・・・そちらの三人は?情報にはなかったようだが・・?」

シンジ「この子達は僕らの・・仲間で・・ほら自己紹介してっ!」

メルキ「拒否・・黙秘します。」

バルタ「同意。」

カスパ「同意」

ヒースクリフ「はは・・・。どうも若い女性達には嫌われてしまうようだ。」

ヒースクリフ「では本当に失礼するとしよう。返事はいつでもメッセージを飛ばして欲しい。くれぐれも良い返事を期待しているよ。」

ガチャ・・・バタン
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/01(火) 05:45:04.47 ID:peyAuCzW0

アスカ「感じわるぅい!」

シンジ「すごい気迫だったね。」

アスカ「なによ!ちょっと褒められていい気になってたくせにっ!」

シンジ「アスカだってっ!プレゼントの装備出した瞬間目が輝いてたじゃないかっ!」

アスカ「そんな事ないわよっ!あのぐらい自分で手に入れられるものっ!」

レイ「二人とも、今は言い争ってる場合じゃない。私達が有名というのは危険。」

アスカ「たしかに・・監視システムにMAGIをブロックされたりしたら終わりね。」

シンジ「ここは血盟騎士団に入って団体行動に紛れた方がいいかもしれない・・。」

アスカ「ダメよ!それじゃ!守りきれなかった人達はどうするのよ・・・。死んじゃうのよっ!」

シンジ「MAGIの存在がバレて全員がこのゲームから脱出出来なくなるよりはいいじゃないかっ!」

アスカ「戦いに犠牲はつきものって事!?あんたちょっと碇司令に似てきたわよ!!」

シンジ「・・・っ!!」

アスカ「あっ・・・。シンジ・・ごm」

シンジ「・・・ごめんアスカ・・・。残酷な考えだったかもしれない・・・。」

レイ「アスカ。」

レイ「ソーセージ臭いんだよ。ドイツ人は。」

アスカ「ぬあぁんですってー!!」

レイ「碇君。私を罵って。」

シンジ「え!?どうしたんだよ急にっ!綾波が何を言ってるのかわからないよっ!」

レイ「早く。」

シンジ「え・・・っと・・肉食えよ!このお豆腐女っ!」

レイ「・・・・・。」ズーン・・・。orz

アスカ「最低ね!シンジ!!」

シンジ「ごめんっ!!でも綾波が罵れって言ったんじゃないかっ!」

レイ「・・・これでおあいこ。」スクっ

レイ「私達は三人で一つ。」

アスカ「ぷっ・・。レイもしかしてそれが言いたかったの?」

レイ「そう・・・。」

シンジ「そうだよね。僕らがいい争ってもはじまらないよね!」

108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/01(火) 14:31:56.91 ID:peyAuCzW0
アスカ「レイ。ありがとう。」

シンジ「さぁ明日に備えて寝ようっ!」

レイ「それがいいわ。なんだか今日は疲れたもの。」

アスカ「うん・・。それじゃおやすみ。明日はいけるトコまで行きましょう。」

シンジ「うん。でもなんか嫌な予感がするんだ。」

レイ「私も・・する。この気持ちは何・・。」

アスカ「何ふぬけた事いってんのよ!しょうがないわね!今日は三人で寝ましょう!」

シンジ「え!?なんでそうなるんだよっ!」

アスカ「うるさいっ!リーダー命令よっ!」

レイ「碇君と一緒なら安心する。」

シンジ「本気なのっ!?」

アスカ「いいから早く寝なさいよっ!」

シンジ「・・はぁ・・わかったよ・・。」






109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/01(火) 14:32:29.14 ID:peyAuCzW0
アスカ「〜♫」

シンジ「ちょっとアスカ・・くっつきすぎじゃないかな・・?」

アスカ「なによっ!不満!?」

レイ「・・」ムッ・・

シンジ「不満とかじゃなくて・・わっ・・綾波までっ!」///

レイ「・・・。」ギュッ

アスカ「ちょっとレイ何抱きついてんのよっ!」グイッ!!

シンジ「痛いよアスカっ!」

アスカ「うるさいっ!」

シンジ「これじゃ寝れないじゃないかっ!」

レイ「アスカも抱きつけばいいわ。碇君暖かい。」

アスカ「ほんとだ。シンジの癖に意外と男らしい体してるじゃない。」

シンジ「ちょっと・・・っ!ほんとにっ!やめてよっ!」

アスカ「あんたは黙って抱き枕になってればいいのっ!」

シンジ「そんなのってないよっ!」

アスカ「ほら・・腕枕してよ。シンジ。」

レイ「碇君・・私も・・。」

シンジ「もう・・しょうがないな・・。」

アスカ・レイ「〜♫」

シンジ「はぁ・・。」

ガチャ

メルキ・シンジ「あっ・・」

バルタ「本日の報告に至急追加。」

カスパー「承認。三人で不純異性交遊ありっと」

シンジ「してないじゃないかっ!アスカたちからもなんか言ってよっ!」

アスカ・レイ「Zzz・・・」

シンジ「・・・・。まぁ・・いっか・・僕も寝よっ・・。おやすみMAGI。」

メルキ「おやすみなさいませ。」

バルタ「おやすみシンジ君。」

カスパ「今度は私達にもそれしてねっ!」

シンジ「はは・・・。」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/01(火) 15:02:37.81 ID:peyAuCzW0
次の日

アスカ「ん・・おはよう。シンジ。」

シンジ「おはよう。起きた?」

アスカ「んしょ・・っと!腕枕ありがとう。おかげでよく眠れたわ。腕しびれてない?」

シンジ「大丈夫だよ。」

アスカ「レイは?まだ寝てる?」

シンジ「うん。」

レイ「起きてる。」

シンジ「起きてたの?レイ。」

レイ「ごめんなさい。碇君の腕枕が心地よくてつい寝たふりをしてしまったわ。」

シンジ「///」

111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/01(火) 19:54:59.78 ID:iNXxAlse0
ふむ。
メルキオールはクール系。バルタザールは母性たっぷり。カスパーは積極的か…
この>>1できるな。エヴァ原作の設定を生かすとは
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/03(木) 06:18:18.00 ID:kQKbqWJA0
アスカ「もう・・・一生やってなさいよっ!」

シンジ「こんな事言われて照れない方がおかしいよっ!」

レイ「正直に言うのはいけない事なの?」

アスカ「そんな事ないわ。レイはレイのままでいいのっ!こいつがスケベなだけなんだからっ!」

シンジ「ひどいよっ!」

アスカ「ふんっ!・・・さて与太話はこのぐらいにて朝食を済ませたら行くわよ。」

シンジ「うん。出来れば今日100層まで行きたいところだね。」

レイ「それは難しいかもしれない。ボスのHPも高くなり恐らく攻略方法も特殊な物に変わる可能性がある。」

アスカ「それでもこんな所で尻込みしてる訳には行かないわ・・。」

シンジ「そうだね。」

アスカ「さぁ行きましょうっ!!」

113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/03(木) 06:30:52.40 ID:kQKbqWJA0
シンジ「そうだ。昨日貰ったレジェンド装備の試し切りにはちょうどいいかもしれない。装備して行こうよ!」

アスカ「まぁあいつから貰った物を使うのはプライド的に引っかかるけど・・」

レイ「たしかにいい品だわ。」ガチャ・・

アスカ「悔しいけど・・・軽いし・・すごい扱いやすい・・。」シュッ!ビュッ!

シンジ「すごい・・腕に装着するタイプの盾か・・・これなら盾を構えながらアイテムも使えそうだ・・。」

アスカ「この装備があればどんなボスが来ても楽勝だわっ!」




80層フロア

ジェネラルリザードマン「ギャオオオォォォォ・・・!!」シュゥゥゥゥン・・・・

アスカ「やっぱり強いわねっ!」

シンジ「装備を変えただけでこんなに変わるんだね。」

レイ「リーチが長くて倒しやすい。」

アスカ「まさかここまでいい物くれるなんて・・・アイツ思ってたよりいい奴かもしれないわ・・・あっ!アレ!」

シンジ「悪い人だったら討伐組を率いたりしないと思うよ・・。」

レイ「たしかに・・命をかけてみんなを救うという気持ちがない人には務まらないわ。」

アスカ「だってなんか無意味に偉そうなんだもん・・。」

シンジ「それをアスカがいう?」

アスカ「あたしがいつ偉そうにしたのよっ!」シュ!

シンジ「うわっ!!あっ・・アスカあれ!」

アスカ「なによ・・!・・・っ!ようやくボスの部屋に到着って訳ね!いくわよ!レイ!シンジ!」

114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/03(木) 08:45:40.03 ID:cYd6Rtvv0
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 05:14:06.98 ID:1Zr6GnbDO
乙です。
続きを楽しみにしています。
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/04(金) 22:14:32.04 ID:ONQY6Ge/0
↑のアスカのあっ・・アレ!は無しで・・・;;
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/10(木) 05:14:16.37 ID:FXqRPIrz0

アスカ「さっさと倒して次のフロア行くわよっ!」

シンジ「うん!いこう!アスカ!」

シンジ(でもなんだろう・・この胸騒ぎは・・・)



ギィィィィィィィィ・・・・・



アスカ「真っ暗ね・・・。」

118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/10(木) 05:46:58.18 ID:FXqRPIrz0
シンジ「とりあいず入ってみよう・・。」

レイ「・・・。」コク

ギィィィィィィィ・・・

アスカ「ドアが勝手にっ・・・ッ!!」

バタァァァァァァンッ!!

シンジ「倒すまでは・・・出れないって事だね・・・。」

レイ「碇君・・上・・。上になにかいる・・。」



シュラララララ・・・キラーン・・ッ!!

アスカ「何よアイツッ!!デカ過ぎッ!」

シンジ「しかも早いッ!」

レイ「来るわ・・・。」



ボス「シュララララ!!!」ゴゥッ!

キィィィィィィン!!

シンジ「鎌ッ!?こいつの攻撃・・今までのどのボスより重い・・・っ!鎌に気を付けてふたりともっ!!」

アスカ「両手の鎌にきをつけろって・・・?」

ボス「シュララララ!!」ブオン!!ブオン!!

アスカ「と見せかけてぇぇ・・・!!尻尾で下に落とすって訳?」ヒュヒュン・・

アスカ「でりゃぁぁぁぁぁ!!」シュババババ!!

ボス「ジュララララッ!!!」

アスカ「挨拶変わりよっ!っ・・・体への攻撃は大して効果なさそうね!」

シンジ「どちらにしてもこっちは死なないんだっ!ガンガン攻めようアスカッ!!」ズバンッ!

アスカ「私に命令しないでっ!」シュババッ!!

ボス「ジュラァァァ!!」ブンッ!!

シンジ「うわっ!!」

アスカ「きゃぁ!!」

レイ「それでも強い・・・。こんなのと命をかけて戦えなんて・・。無理・・。」

レイ「!!?」

ボス「ジュララララ!!!」ゴゥ!!

アスカ「また鎌と尾の連携!?無駄だって」

シンジ「アスカ避けてッ!!」

アスカ「え!?」ヒュッ!!

アスカ「何よっ!急に大きな声出すなんて・・っ!」

シンジ「おかしいよ・・・アスカ・・・アスカのHPゲージが赤ラインまで・・食い込んでる・・。」

アスカ「なんですって!?嘘ッ!なんで!?not lost objectモードが解除されてるって事!?」

レイ「それだけじゃない・・。MAGI達へのコンタクトも通じないわ・・。」

シンジ「そういえばダンジョンに入ってから一回もコンタクトが入らない・・・っ。」

アスカ「嘘・・・っ!嘘っ!!嘘よっ!!なんでここまでっ!ここまできてっ!こんなっ!」

シンジ(たしかにおかしい・・・なんでこんな急に・・・いつもと同じように・・・)

119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/10(木) 05:47:57.86 ID:FXqRPIrz0
シンジ「いつもと同じじゃないっ!装備だっ!この装備がっ!クソッ!外れないッ!!」

レイ「装備の着脱にプロテクトが掛かっているわ・・。」

アスカ「そんな・・・もうダメなの?私達・・・。死ぬのはイヤ・・・死ぬのはイヤ・・・。」

シンジ「アスカッ!まだ負けると決まった訳じゃないよ!」

アスカ「死ぬのはイヤ・・・死ぬのはイヤ・・・。」

シンジ「綾波ッ!アスカを頼む・・」

レイ「碇君・・一人で挑む気?」

シンジ「もし勝てなくても・・あいつの武器ぐらい破壊してみせる・・。そしたらレイでもきっと勝てる・・。」

レイ「碇君ダメ・・・。三人で帰る・・。」

シンジ「ごめん・・三人で帰りたかったけど。こうするしか・・・」

ボス「ジュラララッ!!」ブンッ!

ガキィィィィィン!!

シンジ「こうするしか・・」ポロポロ・・

シンジ「無いんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ボス「ジュラッ!?」

シンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ズバンズバンッ!!!

ボス「ジュラララララ!!!!」キキィン!!


ズバッキキキン!!ズバッ!!

レイ「アスカ・・・碇君が一人で戦ってるわ・・。」

レイ「アスカッ!!」

アスカ「死ぬのは・・イヤ・・死ぬのは・・イヤ・・・。」

レイ「アスカッ・・!」

120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/10(木) 06:03:55.92 ID:FXqRPIrz0
バキッィィィィィィン!!

ボス「ジュラァァァァァ!!!!」

シンジ「よしっ!左腕の鎌が壊れたッ!!」・・・ドスッ!

シンジ「え?」

HPゲージ「キュゥンキュゥン・・・」

シンジ「そんな・・・あと一本・・・壊さない・・と・・・。」ガクッ・・



レイ「碇君ッ!!」

シンジ「ごめん・・綾波・・・ごめん・・・アスカ・・・。やっぱり一緒に帰れそうに・・ない・・。」


どごォォォォォォん!!!

どごォォォォォォん!!!!!

ピシッ・・・ピシピシッ・・・

レイ「ドアが・・・!」

ドッガァァァァァァン!!ガラガラガラガラ・・・ッ

シンジ「今度は・・なんだ・・よ・・・。」

???「待たせたな・・シンジ・・。」

シンジ「うぅぅ・・う・・誰・・?」

レイ「碇司令・・・?」

シンジ「とう・・さん?なんで・・・こんな所に・・父さんが?」

ゲンドウ「そうだ。迎えに来た。」ツカツカ・・抱き

ゲンドウ「レイ・・シンジを頼めるか?」ツカツカ・・

レイ「碇司令っ!後ろっ・・・!」

ズパンっ!!!

ボス「ジュラァァァァァァ!!!!!!!」



レイ「ボスの腕が・・・飛んだ・・・っ?」

ゲンドウ「遅いぞ・・・・冬月。」

冬月「これがゲームというのは中々は慣れんもんだな。」

ゲンドウ「ボスの腕を飛ばして置いてそれがビギナーのいうことか?」

冬月「居合は心で斬るものだ・・。慣れは関係無い。」

ボス「ジュララララッ!!!」

ゲンドウ「さていよいよ邪魔な骨ミミズだ・・。片付けるか・・。」

ゲンドウ「むぅぅぅぅん!!!!」ドゴォォォォォン!!

冬月「ふっ・・。」シュパ・・・ッ!!

ボス「ジュラァァァアァ・・アアァァ・・・!!!!」

パンパカパーン・・・コングラッジレーション!!
クエストクリア!!

121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/10(木) 06:05:32.21 ID:FXqRPIrz0
休憩します
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 06:16:03.76 ID:MtJJ2XFmo
親父すげええええええ
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/01/10(木) 22:55:36.83 ID:flUGt+Suo
チートってレベルじゃねぇw
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/11(金) 01:45:17.20 ID:B6Kzfc4DO
ネルフのトップの2人が参戦するとは。
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/11(金) 09:27:14.55 ID:rTscp2nT0
作戦部長も気が気じゃないなこりゃww
パイロットも司令も副司令も居ないとか
使徒来たら無駄にミサイル垂れ流ししか出来ないじゃないか…
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/11(金) 17:42:37.07 ID:GQGcdkOY0
司令w
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/12(土) 03:35:19.42 ID:kl+VacSO0



ゲンドウ「・・・。」ジッ・・・

シンジ「ご・・ごめん・・なさい・・・。父さん。父さんや冬月さんまで巻き込んで・・・。」

ゲンドウ「・・・。」バシッ!!

シンジ「うぐっ!」ドサッ・・

レイ「碇指令。碇君を誘ったのは私です。殴るなら私にして下さい。」バッ!

ゲンドウ「レイ・・そこをどけ。」

レイ「どきません。」

ゲンドウ「どけ」ドンッ!

レイ「きゃっ!」

シンジ「・・・父さん。いいよ・・・・気の済むまで殴ってくれて・・・それで父さんの気が済むなら・・」

ゲンドウ「今回の一件・・・お前の感情的な行動でどれだけの人が危機に晒された。」バシッ!

シンジ「ごめんなさい・・。」

ゲンドウ「好きな女一人の為に全人類を滅すつもりか?」バシッ!

シンジ「ごめんなさい・・・。」

ゲンドウ「シンジ・・・。」

シンジ「っ!!・・・・?」ビクッ!

ゲンドウ「よく頑張ったな・・。それでこそ私の息子だ・・・。」ぎゅぅ・・

シンジ「・・・う・・・うぅぅ・・・・。」ジワッ・・

ゲンドウ「いつの間にか立派な男になった・・。」

シンジ「うっ・・あううぅ・・・ううっ・・!ひぐっ・・!」ボロボロ・・

冬月「ふっ・・泣き方まで親子そっくりだな・・・。」

ゲンドウ「当然だ。とにかく一旦街に帰る。話はそれからだ。転移・・始まりの街へ」



シュゥゥゥゥン・・・・



カツン・・・カツン・・・

萱場明彦「ピンチを救う予想外の増援か・・。ふっ・・それでこそゲームという物だ。期待してますよ。ゲンドウ先輩。冬月先生。」

128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/12(土) 03:38:59.20 ID:j1RaNXCE0
先輩…回想はよ
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/12(土) 15:44:51.86 ID:VHNcCW9AO
しえん
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/01/12(土) 19:51:54.30 ID:nu1shay7o
いい絡ませ方だ
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/13(日) 00:24:57.17 ID:CdBXNUNy0
茅場晶彦な。
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 22:24:55.23 ID:7MpiD2as0
まだ?
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/19(土) 00:04:32.12 ID:Ni1EuLB+0
成る程、限界か
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/19(土) 03:20:19.31 ID:MCPQuHIb0
ごめんなさい。辻褄合わせと構成に時間かけてました。今月中に書き溜めた物を一気に投下します。

135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 11:01:56.64 ID:W8yrDOq9o
がんばれ
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/26(土) 04:10:03.24 ID:oWRD7EGbo
楽しみにしてる
でも急ぐことは無いよ
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 21:51:01.16 ID:KKmD8qUMo
今月中とは何だったのか
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 23:01:49.00 ID:tRFFU/Ozo
×今月中に「書き溜めた物」を一気に投下します。
○「今月中に書き溜めた物」を一気に投下します。
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/06(水) 03:43:09.87 ID:ZSAgnnOU0
    始まりの街

ガチャ・・

冬月「今戻ったぞ。」

ゲンドウ「三人の様子はどうだ?」

冬月「心ここにあらずといった感じか・・。」

ゲンドウ「そうか・・。」

冬月「自体は深刻だぞ。碇。どうするつもりだ?」

ゲンドウ「・・・シンジ達の話を聞いた所ヒースクリフという男が茅場と関係がある事は間違いない。」

冬月「間違いないだろうな・・。レイ達が受け取った武器はMAGI達の分析によれば高度に隠蔽されたプログラムが組み込まれていたそうだ。それを用意出来るのはゲームマスター以外まずありえんだろう。」

ゲンドウ「私が直接ヒースクリフと話をつけてくる。」

冬月「敵本陣に乗り込むのか・・なら私も行こう。」

ゲンドウ「・・・先生はシンジ達を頼みます。」

冬月「なるほど・・お前が私を先生と呼ぶ時は嫌が応でも自分を通す時だったな・・。くれぐれも無茶はするなよ。」

ゲンドウ「わかっています。

140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/06(水) 03:58:48.73 ID:ZSAgnnOU0
    血盟騎士団本部

ゲンドウ「ここか・・。」

門番A「何者だ・・?団員志願者か?それならちゃんと」ゴシャッ!ゴロゴロゴロズサァァァァ・・・。

門番B「なっ!?」

ゲンドウ「どけ・・・。」

門番B「くっ・・・曲者だぁ!門を閉じろぉ!」

ゲンドウ「こんな物で私が・・・・止まるかぁぁぁあぁ!!!!」ドッガァァァァァァン!!パラパラ・・・・

門番B「ば・・・化物・・・っ!」

ゲンドウ「息子の為なら化物にでもなんでもなってやる。団長を出せ・・・。」

門番B「ひっ・・・。」

ヒースクリフ「その必要はありませんよ。先輩。」

ゲンドウ「やはり貴様が茅場か・・・。」

ヒースクリフ「お久しぶりですね。碇先輩。」

ゲンドウ「こんな馬鹿げたゲームの為にお前は研究を重ねてきたのか?」

ヒースクリフ「ずいぶんな言い草ですね・・。あなたも一度は共に研究をした仲じゃないですか。」

ゲンドウ「データなど所詮はデータでしかない・・・。」

ヒースクリフ「これを見てもそんな事がいえますか?」

???「久しぶりね・・・あなた。」

ゲンドウ「!?」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/06(水) 04:32:07.24 ID:ZSAgnnOU0
      宿屋

シンジ「アスカ?」

アスカ「なに?」

シンジ「僕らがいない間に使徒が攻めてきたら世界はどうなるんだろう・・・。」

アスカ「そんな事知らないわよ・・・。」

レイ「サードインパクトが起こると言われているわ。はい碇君・・紅茶・・。アスカも・・」

アスカ「・・・ありがと。」

シンジ「ミサトさん達元気かな・・?」

アスカ「知らないわよ・・・。」

ピロン・・・

レイ「メッセージ・・・碇司令からだわ。」

シンジ「父さん?なんだって?」

レイ「すぐに血盟騎士団の本部にくるようにって。」

アスカ「血盟騎士団・・・!?あいつ・・っ!!!絶対許さないっ!」

シンジ「父さんは・・・そこに行ってたの?」



冬月「そうだ。」

アスカ「副司令?」

冬月「このゲームの開発者でもある茅場明彦は・・私の教え子であり碇の後輩にあたる・・。」

シンジ「そうなの!?」

冬月「あぁ・・脳波のデータ化。エヴァを動かすプログラムの元になった物だ。大学院を出たあと二人は人類科学研究所の職員になってその研究をしていた。私もな。」

シンジ「人類科学研究所・・。」

冬月「茅場は碇を兄のように慕っていた。あの人嫌いな碇が心を許す唯一の存在だったかもしれない・・同時にユイ君には本当に姉のように接していた。」

冬月「誰がみても本当に仲の良い兄弟のようだった。」

冬月「しかしある事件をきっかけに茅場も碇も変わった。」

シンジ「まさか母さんの・・・?」

冬月「そうだ。ユイ君の事故死だ。」

冬月「数日後茅場と碇が大喧嘩をしてな・・・」

冬月「茅場は研究所を辞め一般企業に就職したと聞いていたがまさかこんな形で再会するとはな・・。」

シンジ「父さんがそんなに怒る事ってなんだったんだろう・・。」

冬月「・・・。茅場はユイ君をデータ化したんだ・・。」

シンジ「!?」

冬月「この世界に入る時に使っただろう?当時ナーヴギアの初期型が既にテスト段階にあった。茅場はそれを使って故人のユイ君のデータを作った。」

冬月「それを知った碇が憤慨してな・・・。「私の妻を愚弄するな」とそれはすごい剣幕だった。」

シンジ「なんでそんな事を今僕らに話すんですか?」

冬月「これから起こるだろう事に対応する為の情報を与えたかったのだ。」

冬月「本部で碇が待ってる・・・。いくとしよう。」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 02:48:28.94 ID:cciDE+WN0
人類科学研究所×
人口進化研究所○

間違えました。
すみません。
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 02:49:18.23 ID:cciDE+WN0
人類科学研究所×
人口進化研究所○

間違えました。
すみません。
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 02:49:45.24 ID:cciDE+WN0
人類科学研究所×
人口進化研究所○

間違えました。
すみません。
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 02:49:45.24 ID:cciDE+WN0
人類科学研究所×
人口進化研究所○

間違えました。
すみません。
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 02:50:38.58 ID:cciDE+WN0
人類科学研究所×
人口進化研究所○

間違えました。
すみません。
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 02:51:03.90 ID:cciDE+WN0
人類科学研究所×
人口進化研究所○

間違えました。
すみません。
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 02:58:35.67 ID:BAezuH6fo
落ち着け
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 03:27:25.71 ID:RB/jBQA80
PCもケータイも調子悪い・・・。すいません。
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 03:48:31.59 ID:RB/jBQA80
    血盟騎士団本部

ゲンドウ「来たか・・。」

シンジ「父さん!大丈夫!?」

シンジ「あぁ・・シンジ聞いてくれ・・。父さんは・・・この世界に残ろうと思う。」

シンジ「え・・っ?」

レイ「碇指令・・・どういうことですか?」

冬月「そんな勝手は許されないぞ。碇。」

ゲンドウ「まずは来てくれ・・・皆に会わせたい者がいる・・。」

アスカ「・・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    血盟騎士団本部内-通路-

シンジ「どうしちゃったんだよ父さん・・・。僕らを連れ戻しにきたんじゃなかったの!?」

ゲンドウ「・・・。」

アスカ「さっきの副指令の話聞いてたら粗方予想は着くけどね。」

ゲンドウ「ここだ・・。」ガチャ

ゲンドウ「待たせたな・・。明彦。」

ヒースクリフ「やぁ諸君。昨日ぶりだな。」

ダ・・・ッ!!シュバッ・・・キィィィィィンッ!!!!!

シンジ「アスカッ!?」

アスカ「あんたは・・・っ!!人の命をなんだと思ってんのよっ!!!!」

ヒースクリフ「ふっ・・。まぁ・・まずは落ち着きたまえ。相手にならいつでもなる。」

冬月「まぁ待てアスカ・・気持ちは分かるがここではPKも出来ん。剣を収めて話合いをしよう。」

アスカ「っっっっ!!!チィッ!いつか必ず[ピーーー]わ・・・。私が・・・。」シュラッ・・・

ヒースクリフ「楽しみにしてるよ。・・・それはそうと・・・お久しぶりですね。先生。」

冬月「あぁ・・10年以上だな・・。」

151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/07(木) 04:47:13.18 ID:RB/jBQA80


ヒースクリフ「お元気そうでなによりです。」

冬月「そんな月並みの挨拶はいい。本題に入ろう。貴様碇に何をした?」

ヒースクリフ「先輩にですか?別に何も?」

シンジ「嘘だっ!何もしないのに父さんがこんな世界に残るなんていう訳ないじゃないかっ!」

ヒースクリフ「こんな世界とは随分じゃないかシンジ君・・・この世界はね。私の夢なんだ。」

レイ「・・・夢?」

ヒースクリフ「そう。この浮翌遊城アインクラッドは私の夢だ。いつも思い描いていた・・。向こうの世界で・・・」

ヒースクリフ「この世界とは違う・・どこか別の世界があると。」

ヒースクリフ「ただの映像ではない。見て感じで触れる世界。望む者が手に入り・・・」

ユイ「何も失わない世界・・。久しぶりね。シンジ。大きくなったわね。」

冬月「ッ!!?」

シンジ「か・・・かあ・・・さん?母さんなの!?」

ゲンドウ「そうだ。シンジ・・・。お前の母親だ。」

ユイ「おいでシンジ。もっと近くで顔を見せて?」

シンジ「母さん・・ッ!」抱きッ!



冬月「萱場・・・貴様・・。命を弄ぶだけには飽き足らず人の心までも・・」

ヒースクリフ「弄ぶ?とんでもない。私は望む者を与えたまでですよ。先生。見てくださいよ。先輩とシンジ君の幸せそうな顔を。」

冬月「あんな物は幻影に過ぎない・・・。真の幸せでは無い。」

ヒースクリフ「本当にそうですか?」

ユイ「あら?冬月先生もご無沙汰です。」

冬月「む・・・。あ・・・あぁ・・・。」

152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/09(土) 04:54:18.47 ID:TQSIVYWp0


冬月(・・・どうみてもユイ君だ・・・。声も・・纏う雰囲気も・・・眼差しも・・・しかも消えたあの日のまま・・)

ユイ「先生はちっともお変わりありませんね。主人やシンジが迷惑などかけてはいませんか?」

冬月「あぁ・・二人ともよくやってくれているよ・・。」

アスカ「副指令!だまされちゃダメ!あんなの偽者よっ!」

冬月「し・・しかし・・。」

???「アスカ。失礼な事を言ってはダメよ?」

アスカ「えっ!?」

キョウコ「アスカ・・・久しぶりね。会いたかったわ・・・。」

アスカ「ママッ!!?ママなの!?」

キョウコ「そうよアスカ。おいで。抱きしめさせて。」

アスカ「ママッ!!!」抱きッ

ヒースクリフ「機嫌を直して貰えたかな?アスカ君。君達には随分と怖い思いをさせてしまったからね。ささやかなプレゼントだ。」

アスカ「ママッ!ママァ!私ね!エヴァのパイロットになれたのよ!いっぱいいっぱい頑張ったの!」

ヒースクリフ「ふっ・・聞こえてないか・・。」

ヒースクリフ「いかがですか?先生。これが私の研究成果です。失った物を取り戻す唯一の方法。それがこの世界なのです。」

冬月「貴様は・・・昔から問題児だったが・・ここまでとはな・・・。」スゥ・・・

冬月「教え子の不始末は・・教師がせねばなるまい・・・。」チャキッ・・・

ヒースクリフ「ほう?どう始末をつけると?」





153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/09(土) 05:28:55.90 ID:TQSIVYWp0

ヒースクリフ「何をするかと思えば・・先生も先ほどおっしゃったようにここではPKは出来ませんよ?」

冬月「時間だ・・。」シュバッ・・・!!キンッ!

ヒースクリフ「な・・・なに!?」キュゥンキュゥン・・

ヒースクリフ「not lost objectモードが解除されて・・いるだと!?」

冬月「あらかじめこの時間に貴様のnot lost objectモードを解除するようMAGI達に命じてあった。それだけの事だ。」

ヒースクリフ「な・・るほど・・では初めから私を・・・[ピーーー]つもりだったのですね・・先生・・・。」

冬月「そうだ。教え子を手にかけるなど本意ではない・・。許してくれ。」

ヒースクリフ「もう少し・・・もう少・・・し・・」

ヒースクリフ「冷静な方だと思っていましたよ!冬月先生っ!やれ!ユイッ!」

ユイ「ごめんなさい。冬月先生・・・」ドスッ!

冬月「ぐふっ・・。」キュゥンキュゥン・・・

シンジ「母さん!?」

ゲンドウ「先生っ!」

シンジ「なんて事をするんだよ!母さん!」

ユイ「ごめんなさい・・シンジ・・でもこの人が死んで・・この世界が無くなったら・・私は存在出来なくなってしまうの・・・シンジ・・・。もう二人とも会えなくなってしまうのよ?」

シンジ「でも・・っ!だからって・・っ!」

ゲンドウ「先生っ!先生っ!」

冬月「碇・・・お前の腕の中が私の死に場所とは・・な・・・。」

ゲンドウ「許さないぞ・・・冬月・・・。そんな事は・・・許さない・・。」

冬月「先にいってる・・ぞ・・。」キラキラキラ・・・・シュゥゥゥゥゥン・・・

ゲンドウ「・・・・・。」

ユイ「ごめんなさい・・・あなた・・・。」

ゲンドウ「触るな・・・。」バシッ!

ゲンドウ「貴様がユイの偽者という事は・・もう分かった・・。どんなに顔や声を真似ようとも・・・ユイは人を殺せるような人間じゃない。」

ユイ「そんな・・・っ!シンジはお母さんの味方よね?・・・シンジ・・・?」

シンジ「ごめん母さん・・・。僕は父さんを信じるよ・・・。」スッ

レイ「ヒースクリフ・・・。これがあなたの研究の成果よ?人の心は偽者じゃ満たせない・・・。」

アスカ「そうよっ・・・!本物を知ってるなら尚更ね!」バシッ!

キョウコ「きゃっ!」

アスカ「さーて・・・こちとらやっと乗り越えたトラウマほじくり返されて煮えくり返ってる訳だけど・・・?」

アスカ「お詫びしてくれるのよね!?ヒースクリフさん?」

ヒースクリフ「バ・・・バカな・・・。」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 06:34:02.43 ID:RiCL5gzVo
つづきはよ
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 19:38:47.98 ID:L+dc3V7AO
電脳の理想世界なんて補完計画に比べりゃチャチなもんだしな。
コンセント抜いたらお終いの楽園なんてネトゲ依存症しか望まないって事で
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/09(土) 16:14:36.30 ID:lYhbJW630
つづきはよ
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/12(火) 16:21:19.52 ID:jkS9n8zG0
つづきはよ
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/13(水) 03:10:43.52 ID:KB2R7OD20
続き書きます。
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/13(水) 03:29:45.56 ID:KB2R7OD20


ヒース・クリフ「・・ふ・・ふふっ・・・」

アスカ「何よ?気でも狂った?」

ヒース・クリフ「君達は・・最高だ・・・。」

アスカ「はぁ?訳わかんない事言ってんじゃないわよ!」グイッ!

ヒース・クリフ「人の心の本当の強さを見せて貰ったよ・・。」

アスカ「いいからさっさと元の世界に戻しなさいよっ!」

ヒース・クリフ「すまないが・・・それは・・・出来ない・・・。」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/13(水) 03:37:37.38 ID:KB2R7OD20


アスカ「出来ない訳ないでしょ!この期に及んでまだ分からないってんなら!」シュラッ・・・

アスカ「ころしてでも帰るわ・・・!」グッ・・

シンジ「アスカッ!?」ガシッ!


アスカ「離しなさいよっ!こいつのせいで何人死んだと思ってるのよッ!?」

シンジ「だからってアスカが人殺しになる必要ないじゃないかっ!」

ゲンドウ「萱場・・何故だ。潔いお前がここまで追い詰められてこのゲームを降りない訳を話してくれ。」

ヒース・クリフ「降りないんじゃない・・・降りれないんですよ・・・。先輩・・・。」

ヒース・クリフ「もう・・・ダミーMAGIシステムは・・・私の手に余る代物です・・・。」

161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/13(水) 10:20:07.91 ID:m9IvX2yDO
これからも頑張ってください、応援しています。
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/17(日) 23:04:56.58 ID:se8Pq4iu0

ゲンドウ「どういう事だ・・・?まさかお前・・・。」

ヒース・クリフ「はい・・。今やこの電脳空間は・・・ダミーMAGIに乗っ取られてます。」

ヒース・クリフ「私もさしずめダミーMAGIの手駒に過ぎません・・・。」

ゲンドウ「そうか・・・。」

シンジ「どういう事?このゲームの黒幕は茅場さんじゃなかったの?」

163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/19(火) 04:45:14.53 ID:FiG3WsF30

ゲンドウ「MAGI聞こえるか?冬月を起こしてくれ。」

シンジ「え?冬月さんは・・さっき・・・」

ゲンドウ「忘れたのか?ネルフからログインしているプレイヤーは死なない。」

シンジ「あ・・・。」

キラキラキラ・・・・シュゥゥゥゥゥン・・・。

冬月「やれやれ・・ユイ君に刺されるなんて我ながら良い死に方をしたと思ったのだがな・・・」

ゲンドウ「冬月・・一旦戻るぞ。」

冬月「何?呼び出しておいてどういう事だ?」

アスカ「ていうか司令達戻れるの!?」

ゲンドウ「あぁ・・。」

冬月「私達はナーヴギアを直接装着してないからな。」

ゲンドウ「擬似的な脳を挟んでログインしている。」

アスカ「なんていうインチキ・・。」

ヒース・クリフ「かないませんね・・・先輩には・・・。」

ゲンドウ「詰めの甘さは変わらないな。萱場。とにかく私一旦出る。このゲームの黒幕が人では無いと分かった以上相手の土俵で相撲を取るつもりは無い。」

164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/19(金) 10:08:06.01 ID:9qoWHsE6o
舞ってる
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/20(土) 04:37:09.94 ID:h7FgQZcR0

ゲンドウ「萱場・・ユイはこの後どうなる。」

ヒース・クリフ「現在・・・ユイさんには思想に制御をかけた状態です。これは私に権限がありますのでキョウコさん共々解除する事は可能です。」

ゲンドウ「そうか・・・ならば・・。」

ヒース・クリフ「もちろんです。解除させて貰います。」ピロン・・・ピ・・・ピ・・・

ゲンドウ「助かる。」

ユイ「あなた・・・。いいの・・?」

ゲンドウ「確かに君はユイでは無い。だがほんの少しでも亡き妻を思い出させてくれた。感謝している。」

MAGI「司令。ログアウトの準備が整いました。」

冬月「碇・・。」

ゲンドウ「あぁ・・シンジ・・レイ・・アスカ。必ず助ける。もう少し待っていろ。」

アスカ「早くしてよね・・。」

レイ「了解です。」

シンジ「うん・・・父さん。僕らは何をしたらいいの?」

ゲンドウ「指示があるまで待機していろ。必ず助ける。」

シンジ「うん・・・。」

ゲンドウ「ユイ。シンジを頼む。」

ユイ「あなた・・・。分かりました。約束します。」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/20(土) 04:43:47.57 ID:h7FgQZcR0

ゲンドウ「萱場・・・。向こうで必ず会おう・・・。」

ヒース・クリフ「ご迷惑を・・・おかけ・・します。」

ゲンドウ「では私は行く。MAGIログアウトだ・・・。」

MAGI「了解です。」

キラキラキラ・・・・シュゥゥゥゥゥゥン・・・・
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/20(土) 04:54:42.85 ID:h7FgQZcR0

シンジ「いっちゃったね・・。」

アスカ「さてと!宿屋に戻りましょう!」

ヒース・クリフ「待ってくれ。」

レイ「・・・?」

ヒース・クリフ「君達・・恥を忍んで頼む。血盟騎士団に入ってくれないか?」

アスカ「はぁ?あんたバカァ?今更何いってるのよ!そんなの当然お断りよ!」

シンジ「待ってよアスカ!ヒース・クリフさん・・何か考えがあるんですか?」

ヒース・クリフ「あぁ・・。先輩はあぁ言ってたが自分の失態はやはり自分で清算したい・・。もちろん私の考えを聞いてからでいい。」

レイ「聞かせて。」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/20(土) 05:05:30.01 ID:h7FgQZcR0

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヒース・クリフ「・・・という訳だ・・・。」

シンジ「なるほど・・このゲームの中枢にアクセス出来ればダミーMAGIごとデスゲームを止められる・・・って事だね。」

アスカ「犠牲が出る可能性はほぼ0って訳ね。」

レイ「何より安全。」

シンジ「でも僕達に団長の代わりなんて勤まるのかな?」

ヒース・クリフ「団長候補は何人もいる・・納得しない者もいるだろう。」

169 :死神 東 [!red_res]:2013/04/20(土) 07:06:15.12 ID:ISwa4pEi0
鉄 もうイヤだ〜 7mm・6mm・160mm
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/20(土) 17:35:07.64 ID:Ec/NEHYio
おつ
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/21(日) 10:57:09.65 ID:OnCw0C4y0

ヒース・クリフ「だからこそ血盟騎士団の団長の座を賭けて闘技大会で優勝して欲しい。観戦料は無料だ。」

シンジ「プレイヤーの意識を少しでも攻略から遠ざけてこれ以上犠牲を出さないようにする・・・」

アスカ「その間にあんたがシステムの中枢にアクセスするって訳ね。」

172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/26(金) 07:18:51.28 ID:ULq8T1zE0
ヒース・クリフ「そういう事だ。君らには時間を稼いで貰いたい。」

レイ「どのぐらい?」

ヒース・クリフ「二日だ。二日あれば中枢にアクセスしこのデス・ゲームを止める事が出来る。」

シンジ「わかった。なんとかやってみるよ。」

ヒース・クリフ「すまない。」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/02(日) 09:52:34.90 ID:I8BQgXhu0
もう疲れちゃった。
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/06/02(日) 11:13:11.28 ID:5I8cy9Xy0
そんな悲しいこと...言うなよ
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/02(日) 11:55:51.84 ID:xmDZDH6mo
>>173
読み返したらまだ1スレ目だったんだな
170レスでよくここまで充実した内容にしたものだよ
もう痛快に完結させるだけなんじゃ?
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/02(日) 18:43:17.10 ID:I8BQgXhu0
頑張るっ!!!
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/02(日) 18:52:19.33 ID:I8BQgXhu0
ヒース・クリフ「討議大会のルールだが参加権はレベル50以上の者なら誰でもという事にする。なるべく多くの者に参加して貰い時間を稼ぐためだ。」

シンジ「うん。」

アスカ「血盟騎士団員の反発はどうするつもり?」

ヒース・クリフ「それを狙ってだ。今まで血盟騎士団で共に支えあってきた者以外が団長に就任する可能性を持たせる事で団員はそれを阻止しようと団内の参加者も増えるだろう。」

レイ「闘技のルールは?」

178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/02(日) 20:17:17.11 ID:I8BQgXhu0
ヒース・クリフ「回復アイテムは一切使用禁止。状態異常はスキルでのみ回復可能。」

ヒースクリフ「予選は個人戦だ。本選は二人一組のチーム戦とする。」

シンジ「飽きさせず・・それでいて時間を稼ぐには持ってこいだね・・。」

アスカ「なるほどね・・」

179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 07:34:37.19 ID:OTsKDL8m0
アスカ「そうと決まればさっそく宣伝しなきゃ!」

シンジ「これはみんなで手分けした方が良さそうだね。」

レイ「私と碇君はフレンドが少ない。アスカとしか絡んでないから。」

アスカ「私はキリトとあすなを当たってみるわ。」

180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 07:59:12.03 ID:axrzm79T0
期待
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 08:12:45.70 ID:g8NOOG230
期待(`∀´)/ヘィ
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/30(日) 07:38:07.71 ID:Ypam71j50

シンジ「僕は80層エリアから下に下るから綾波は第1層から上に上がってきてよ。」

レイ「合流した所でアスカにメッセージを飛ばす。」

アスカ「分かったわ。出来るだけ多くの酒場の掲示板に書き込み。各ギルドのマスターに掛け合って。」

ヒース・クリフ「さすがのチームワークだな・・・・。」

シンジ「ヒース・クリフさんにももちろん動いて貰いますよ!」

アスカ「団員の方しっかり煽っておいてよね!私達も出るんだから!せっかくだし楽しませてもらうわ!」

レイ「この三人で誰が一番強いのか決めるいい機会。」

アスカ「面白いじゃない!切り込み隊長の腕がなるわ!」

ヒース・クリフ「はは・・頼もしいな。」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/30(日) 08:15:51.02 ID:Ypam71j50
そして・・・闘技大会予選が始まった。



実況「さぁ!いよいよ始まりました!血盟騎士団の団長の座をかけた闘技大会!いやぁ今日はとても楽しみです。アインクラッドの猛者たちがここに集い!今夜最強のプレイヤーが決定します!」

解説者「私も非常に楽しみです。」

実況「ではさっそく第一戦目の開始です。」



第一試合 アスカ VS キバオー



184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/30(日) 08:18:19.16 ID:Ypam71j50
実況「これは夢のカードッ!!赤い雨の悪魔!!アスカ!!対するは討伐軍最高指令官キバオー!!」

解説「スピード対戦術・・・これは間違いなく期待です。」



アスカ「あら?いつかの関西弁じゃない。」

キバオー「アンタはボス攻略の・・・あん時はよくも赤っ恥かかせてくれたなぁ?」

アスカ「ちょっとは強くなった訳?相変わらず頭は悪そうだけど?棄権するなら今の内よ?恥の上塗り・・したくないでしょ?」

キバオー「このクソアマ・・・。ほえ面かくなや・・?」

ジャッジ「両者構え・・・!」

チャキ・・・

ジャッジ「レディー・・・・・ゴーッ!!!!」

キバオー「先手必勝や!これでも食らえや!」ヒュッピカァァッ!!!

アスカ「な!?閃光玉!?」

シンジ「アスカッ!!」

キバオー「終わりやっ!!」ブオンッ!!スカッ!

アスカ「チッ・・・ちょっと油断したわ。」

実況「序盤から」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/30(日) 08:24:00.79 ID:Ypam71j50
実況「序盤から相手の様子を見る事なく隙を作り決めにいったぁぁぁぁ!!!」

解説「キバオーの得意とする戦法ですね。視野の確保には時間がかかるでしょう。アスカこれは苦しいんじゃないでしょうか?」

186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/02(火) 18:18:39.06 ID:I/2aQbh00
アスカ「いきなり奥の手とかマナーが悪いのよ。」スッ

キバオー「アホ抜かせ。意表をつくのが戦術じゃボケ。」

アスカ「そっちがその気ならこっちも全力で行くわ!」

キバオー「まだまだワシの戦術はこんなもんやないで!」

アスカ「ふん。私には対人用の戦術なんて無意味よ。」パチン・・パチン。ガランガラン

キバオー「なっ・・防具を外したやと?色仕掛けならワシにはきかんで!?」

アスカ「誰があんたなんかにっ色仕掛けなんてするもんですか!もう怒った!速攻で決めるわ!」

アスカ「裏コード!ザ・ビースト!!」

キバオー「四足?」

アスカ「グルルルルルッ!ガァァァァァァ!!!!」フッ

キバオー「消えたやと!?」

シュパパパパパ!!

キバオー「なんやこの音は!それにこの威圧感・・狼の群れに囲まれたような・・恐f」ブチィ

アスカ「ヤッパリマズイワネ・・。」ペッ

キバオー「ぎぃあああああああ!!!」

実況「おおっと!!アスカ選手四つん這いになったと思ったら姿が消え!現れたと思ったらキバオー選手の足が引き千切れました!これはどういう戦い方だぁ!?」

解説「これはバーサーカーのスキル擬獣化ですね。その名の通り獣のような圧倒的な力で相手をねじ伏せるスキルです。このスキルはデメリットに装備を外さざるを得ずに防御力が著しく下がるのが難点ですがスピードでそれをカバーしてます。」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/05(金) 06:31:35.75 ID:/NZmbZEC0


キバオー「ぐぅ・・!ありえへんで!こんなん!姿が見えん敵とどうやって戦えっちゅうんじゃ!」

アスカ「初ッパナカラ目眩マシシテキタアンタガ言ウ?」グルルル

キバオー「卑怯やぞ!」

アスカ「モウ良イワ・・アンタ・・ツマンナイカラ」

アスカ「終ワリニシテアゲル。」カチャ

実況「おーっとアスカ選手!レイピアを口に加えたぁ!」

解説「あのスピードで剣で斬られたら文字通り骨も残りませんね。」

キバオー「ヒッ!」

アスカ「サヨウナラ!」ヒュッ

シュババババババババ

キバオー「ぎゃぁああああああぁぁぁぁ・・!!!」


188 :一方通行 :2013/07/05(金) 17:07:15.26 ID:zfFTiE9k0
ある日、大きな封筒が届きました
     _____
    / ヽ____//
    /   /   /
   /   /   /
   /   /   /
  /   /   /
  /   /   /
 /   /   /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


  ∧_∧
 ( ・ω・)__.._______
 ( ⊃ //       /
 と____(∠_______/




  <⌒/⌒`ヽ、____
  </     ヽ    /
  ∠______/
189 :名無しの碇シンジ :2013/07/09(火) 21:02:13.28 ID:ARNp8Xya0
シンジ?!アスカ?、レイ?!
頑張って下さい!(>_<)
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/10(水) 21:06:33.43 ID:FrQpWbQv0
期待
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/06(火) 04:28:52.10 ID:JXIlDlbg0
実況「勝者ぁぁぁぁ!!!!アスカァァァァァァァ!!!!」

ワァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!

アスカ「ふん・・・!沸き過ぎよ!私が勝つのは当然じゃない!」スタスタ

シンジ「アスカッ!すごいや!」

アスカ「余裕よ!余裕!まぁ奥の手は取っとくつもりだったけど・・。ほら次あんたでしょ!いっとくけどこんなトコで負けたら承知しないわよ!」

シンジ「うん!誰だろうと負けないよッ!」

レイ「碇君・・頑張って。」

192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/06(火) 05:06:40.91 ID:JXIlDlbg0
実況「いやぁ初戦からすばらしい戦いでしたね!」

解説「えぇ・・こんなに血が沸くPKは初めて見ましたよ。」

実況「さぁて続いてのバトルはどんな戦いで我らを魅了してくれるのでしょうか?楽しみで仕方が無い状況です!」

実況「選手入場ですッ!!」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/06(火) 05:10:56.71 ID:JXIlDlbg0
ー第二試合ー

シンジ VS エギル

シンジ「うわ・・すごく強そうだ・・。外人さん?」

エギル「よう。俺はエギルってもんだ。お互いベストを尽くそう!」

シンジ(よかった・・いい人そうだ・・。キバオーさん見たいに卑怯な人じゃなさそうだ。)

シンジ「はい!宜しくお願いします!」

解説「スピード対戦術の次はテクニック対パワーの対決ですか。これは目が離せませんよ。」

実況「ではさっそく始めさせてもらいましょう!!」

実況「レディィィィィィィィィィ!!!!!GOOOOO!!!!!!!!」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/08(木) 06:10:05.85 ID:jdBDgnV/0
エギル「うぉぉぉぉぉらぁ!!!!!!!!」

シンジ「ッ!?」ヒュッ

ドゴォォォォォォォン!!!!

実況「開始早々エギルが行ったぁぁぁぁぁぁ!!!!!凄まじい風圧がこちらまで伝わってきますッ!!!立ち上る土煙がその威力を物語るッ!!!!こんな一撃をまともに受けたら並のプレイヤーでは一溜りもないぞぉぉぉぉ!!!!がっ当たっていなぁぁぁい!!シンジ後ろに飛びのいて避けるぅぅぅ!!!!」

シンジ「なんて威力だ・・・。」

解説「避けましたねシンジ選手。が一撃の攻撃翌力なら他の追随を許さない斧使い。一撃も食らえないという心理的恐怖を植えつけるには十分だったようです。」

195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/08(木) 06:20:29.11 ID:jdBDgnV/0
エギル「よく避けたな・・これでも瞬発力にも結構自信があるんだが・・。」ズォォォォ・・・

シンジ「っく・・・っ!」

エギル「まだまだこれからだっ!」ブォン!

シンジ「・・・っ!」ターンッ!!

実況「飛んだぁぁぁぁぁ!!!シンジ選手空中へ!!」

エギル「素人がよくやる手だな・・・。確かに空中は絶対安全だ。流石に俺もこの得物を持ったままジャンプは出来ない。」

解説「勝負はついたかもしれませんね。」

エギル「だが!!!」ダッ!!!

エギル「空中に行ったが最後・・・着地の瞬間こそッ!!命取りだッ!!!」ゴウッ!!!!!

シンジ「しまッッッ!!!!」ドゴォォォォォォッ!!!

シンジ「カッ・・・ハッ・・・・!!」

ヒュゥゥゥゥゥゥン!!!!ドガァァァァァァン!!

実況「決まったァァァァァァァ!!!!!エギル選手の斧が直撃ィィィィィィ!!!!!シンジ選手の体が壁に叩きつけられるゥゥゥゥゥ!!!」

エギル「・・・・・。」

シンジ「・・・。」

エギル「寝たふりなんか止めろ。時間の無駄だ。」

シンジ「・・・・。」ニヤッ

シンジ「気づいてたんですか・・。」

196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/08(木) 06:25:45.06 ID:jdBDgnV/0
エギル「当然だ。お前防いだだろ。今・・防御スキルを使ったな。」

シンジ「そりゃあんなのまともに食らったらHPほとんど持っていかれますからね。」

実況「シンジ選手立ったぁぁぁぁ!!!!!無傷ですっっ!!あの一撃を受けてほぼ無傷!!!!!驚くべき防御力です!!これはどういう事だぁぁぁ!?」

解説「片手剣のスキル『ジャストガード』です。刹那のタイミングでガードする事により攻撃を無効化する基本スキル。リスクが大きすぎて大技には一か八かで使うプレイヤーがほとんどですが・・まさかこれをここで使うとは・・」

197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/08(木) 06:26:32.58 ID:jdBDgnV/0
エギル「なるほど・・・構えに隙がないな・・。」

シンジ「・・・。」

エギル(盾の扱いにかなり慣れた慎重タイプか・・。だが慎重な奴は言い変えればビビリって事だ。ちょっと揺さぶれば・・)

シンジ「すぐに尻尾を出す?」

エギル「!?」

シンジ「エギルさんはただのパワータイプじゃないですよね。かなり頭の切れるパワータイプです。故に予想外の行動は取らない。」

エギル「っ・・・。」

シンジ「いや取らないんじゃない取れないんだ。」

シンジ「いつでも正解しか選べない。ずっとそんな詰まらない生き方しか出来ない大人です。」

エギル「・・・挑発のつもりか?」

198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/08(木) 06:36:47.99 ID:jdBDgnV/0
シンジ「いえ。ただそれでは僕に勝てないですよ。」

エギル「それはッどうかなッ!」ブォン!!

ガギィィィィィィィィン!!!

シンジ「ほらね?攻撃が単調なんですよ・・・。」

実況「またしてもジャストガードォォォォォォォッ!!!!これはすごいっ!!!コンマ1秒の遅れも許されないっ!!!鉄壁の守りだぁぁぁぁ!!!」

エギル「なっ・・・」

シンジ「予想外の攻撃っていうのは・・・」チャキッ

シンジ「こうやるんですよッ!!!」ブンッ!

実況「シンジ選手なんと剣を投げたぁぁぁぁぁ!!!」

ブシュッ!!!

エギル「ぐぅっ・・!!!」

実況「まさに予想外ッ!!!!エギル選手の足に深々とショートソードが突き刺さるッ!!!!しかしこれでシンジ選手の武器は無くなってしまったぞぉ!!この後どうするんだぁ!?」

エギル「ふっ・・・実況のいう通りだ。確かに予想外だが後先考えないのはまだ子供・・・っ!?」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/10(土) 06:19:55.33 ID:uNiivSpE0
シンジ「破ッ!!」シュッ!!

ドゴォォォォォォッ!!!!

エギル「たt・・・・!?」

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・ドガァァァァァァン!!!!!

実況「今度は形勢逆転してシンジ選手ッ!!!エギル選手の巨体を吹っ飛ばしたぁぁぁぁぁ!!!」

解説「盾スキルのひとつ『バッシュ』です・・・。しかしこれほどの威力のバッシュは見た事がありません・・・。」

シンジ「僕はもうあの頃の僕じゃない。母の優しさ、力強さ。父さんの冷静さ・残酷さを兼ね備えた真のシンジだ・・・。」

エギル「・・・・。」パラパラ・・・・

200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/10(土) 06:26:17.56 ID:uNiivSpE0
実況「勝者ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!シンジィィィィィィィィ!!!!!!」

ワァァァァァアァァァァァァァァァァァァァ!!!!

シンジ「ふぅ・・・まずは一勝・・・。」スタスタ・・

アスカ「お疲れ。」

シンジ「ありがとうアスカ。」

レイ「次は私。」

シンジ「そっか!レイ頑張ってね!」b

レイ「もちろん・・勝つ・・。」b

アスカ「当たり前じゃないッ!!」b

レイ「行ってくる・・・。」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/10(土) 11:32:10.39 ID:LeoFfPn60
ついにレイの無双が始まるのか
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/11(日) 17:12:49.49 ID:itgufHhl0
実況「さぁ白熱したバトルが続きます!次は一体どんな戦いになるのでしょうか!第三試合選手入場です!!!」


レイ VS シリカ

ワァァァアアアアァ!!

観客「シリカちゃぁぁん!こっち向いてー!」

観客「シリカちゃーん!頑張ってー!」

シリカ「はぁい!応援おねがいしまーす!」

シリカ(観客は私に付くはず。向こうはさしずめアウェーで戦うようなもの・・入場からこの勝負すでに初まってるのよ・・。)



ワァアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

シリカ「何ッ!!?」



観客「レイ様ぁぁぁぁぁ!!!」

観客「あのレイ様の槍で貫かれるなら死んでもいいー!」

レイ「・・・・。」チラ・・・プイ

観客「クゥゥゥゥゥゥル&ビューティィィィィィィィィ!!!」

観客「あのクールな感じがたまんないよなッ!」



ワァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!

シンジ「レイ・・・人気だね。」

アスカ「なんでもこの大会の宣伝で下層を回った時にあのバカ施して回ったらしいわ。」

シンジ「聞いたよ。しかも何も言わずにお金とかアイテムを困ってる初心者プレイヤーに無言で渡して去っていったんでしょ?」

アスカ「ふんっ・・!」ムスッ

203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/18(日) 07:12:57.38 ID:x8S1jCDU0
実況「割れんばかりの声援ですっ!!!本日のメインイベントと言っても過言ではない程の熱気に包まれておりますっ!!」

解説「さしずめアイドル対決と言った所でしょうか?今回もまた注目の一戦でしょう。」

実況「では両者位置について・・・・。」

レイ「・・・。」チャキッ

シリカ「速攻で決めるわよ・・っ。ピナ・・・。」

ピナ「キュイ!」

実況「レディィィィィィィ!!!!!GOOOOOOOOOOO!!!!!!」

レイ「決める・・・っ。」┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド・・・ッ!

実況「レイ選手っ!盾を構えたまま突進ッ!!いきなり決めに言ったぁぁぁぁ!!!」

シリカ「キャッ!」

実況「これをシリカ選手紙一重で交わすぅ!」

レイ「・・・。」┣¨┣¨┣¨┣¨ドスッ!!ピシピシピシ・・・・ッ!!ガラガラガラガラ・・・・ッ!!

実況「おぉぉっとこれは・・・入り口にあった戦士の石造が崩れ去るっ!!!なんという破壊力ッ!!」

シリカ「嘘でしょ・・・!?」

レイ「・・・。次は当てる。」チャキッ・・・!!!┣¨┣¨┣¨┣¨ドドドッ!

実況「またしても怒涛の突進ッ!これはシリカ選手なすすべも無くやられてしまうのかぁ!?」

解説「いやそうとも言い切れませんよ?」

ピナ「キュイィィィ!!!!」ビュン!!バシッ!!!!

レイ「・・・ッ!?」

実況「シリカ選手のテイムモンスター!!フェザーリドラのピナのタックルが炸裂ゥゥゥゥ!!!!レイ選手思わずよろけますっ!!」

解説「実質 1対2 の対戦です。レアモンスターをテイムしたピナ選手の幸運ならではの布陣ですね。」

204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/18(日) 07:18:43.77 ID:x8S1jCDU0
シリカ「よくやったわ!ピナッ!」

ピナ「キュイィ!!キュイ!!」

レイ「くっ・・!」ガチャッ

シリカ「一気に行くわよッ!ピナッ!」シュバッ

ピナ「キュイィィィ!!!」ビュンッ!

実況「早いッ!!早いッ!はやぁぁぁぁい!!!!なんという連携攻撃ッ!!!」

レイ「・・・。」キィンキキキキキンッ!!!

実況「レイ選手為すすべなしッ!!!2対1ではさすがに分が悪いッ!!!新星ここに堕ちてしまうのか!?」







205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/18(日) 07:24:48.93 ID:x8S1jCDU0
レイ「ネクロ・・・ネクロ・・・ネクロ・・・聞こえる?ネクロ・・・ここ・・・。」キキンッ!!!キキキンッ!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・

実況「と・・突然地面が揺れだしたぁぁぁぁぁ!!一体何が起こってるのでしょうか!?」

シリカ「な・・・なにこの揺れ・・・ッ!ネクロって何よ!あなた何したの!?」



レイ「友達を呼んだ・・・。あなたとフェアになる為に。」



ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!ドゴォォォォォォン!!!!

バサッ!!!バサッ!!!!バサッ!!!!!

シリカ「何よ・・・アレ・・・・ッ・・・。」

ピナ「キュ・・・・キュイィィ」

実況「突然地面から何か巨大な物が飛び出しましたッ!!会場全体に影を落とす程の巨大さですッ・・・!!!」

解説「あ・・・あれは・・・・いや・・・ありえない・・・・。」

実況「解説さん!!あれはなんなんですか!?」
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/18(日) 07:49:54.45 ID:x8S1jCDU0
解説「冥界龍・・・ネクロドラゴン・・・です・・・。隠しダンジョンの最深部に潜むとされる最凶最悪の龍です・・・。昔名だたる猛者達がレイドを組んで挑んでも勝てなかった伝説の龍・・。まさかあれをテイムしてるなんて・・・」

ネクロ「ギャオォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」

ピナ「キュ・・・」ビリビリビリビリ・・・・ッ!!!

シリカ「嘘でしょ・・・・?」ビリビリビリビリ・・・・・ッ!!!!

レイ「おいでネクロ・・・」

ネクロ「グルルルルルルルルル・・・・」ドシィィィィィィン・・・・・。

レイ「これで2対2・・・。対等・・・・。」

ピナ「・・・・。」ブクブクブクブク

シリカ「ピナッ!何寝てるの!?ピナッ!!!」

実況「圧倒的な状況っ!!レイ選手!!伝説のネクロドラゴンを召喚ッ!!!!あまりの恐怖にシリカ選手の使い魔であるピナが失神したぁぁぁぁ!!!」

シリカ「でも・・・キリト君の前で・・・降参なんて出来ない・・・。やるしか・・・・無い・・・・っ!!」

レイ「・・・降参するべき。」

シリカ「!?」

レイ「あなただけでは絶対に勝てない・・・。ネクロは容赦が無い。」

シリカ「な・・・な・・・。」

シリカ「なめんじゃないわよぉぉぉ!!!!」ダ・・・ッ!!!

キィィィィィィン・・・!!!!!

ヒュンヒュンヒュン・・・・・トスッ。

レイ「降参して。」

シリカ「う・・・・。」

実況「シリカ選手の短剣がレイ選手の盾に弾かれ宙を舞い地面に刺さるッ!これはもう勝負が決まったかぁ!?」

シリカ「ま・・負けたわ・・・私の負け。」

レイ「よかった・・。」スッ

シリカ「隙アリッ!!!」シュバッ!!!

レイ「ッ!!!?」

シリカ「チィッ!!!」

実況「シリカ選手この後に及んで隠していたナイフで急所を狙うッ!!!が・・・レイ選手を仕留め損ねたッ!!!」

シリカ「何が降参して。よ!負けられないのよぉ!!わたしはぁ!みんな私の前にひれ伏しなさぁぁぁい!!!それが正しい姿なのよぉぉぉ!!!」

レイ「・・・・。」



207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/18(日) 07:51:14.86 ID:x8S1jCDU0
アスカ「あーあの女終わったわね・・・。」

シンジ「レイ・・・相当怒ってるよね・・・あの顔。」


レイ「ネクロ・・・『ジェノサイドブレス』。」

ネクロドラゴン「ガウッ。コォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ・・・・・・。」

実況「解説さん・・・ジェノサイドブレスとは・・・。」

解説「ネクロドラゴンのHPバーが赤くなった時に放たれる100%確定の即死ブレスです・・・。途中まで優勢だった討伐軍もこれにより全滅したそうです。」

シリカ「嘘でしょ・・・?ま・・・参った!参りましたっ!!降参!!降参です!」

レイ「もう遅い・・・。」

ネクロドラゴン「ガァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」ドゴォォォォォォォォォォォォォン!!!

シリカ「イヤァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/18(日) 07:56:34.52 ID:x8S1jCDU0
ドッガァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・!!!!!!

実況「す・・・凄まじい威力ですッ!!!!なにも!!!!何も見えません!!!」

シリカ「あ・・・・あ・ああ・・・・。」ブクブクブク・・・・

レイ「よく外したわ。ネクロ。降参した相手を殺 す必要はない。」ナデナデ

ネクロドラゴン「ぐるるる♪」



実況「勝者ぁぁぁぁぁ!!!!レイ選手ぅぅぅぅぅ!!!!!」

解説「すごい物が見れましたね・・・・。」

実況「圧倒時な力に加え!器を見せつけ予選通過ッ!!!会場修復の為しばしの休憩ですっ!!!」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/18(日) 12:09:18.43 ID:jts7S/Z0o
ネクロかわいいな
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/19(月) 23:36:32.18 ID:BREisWCG0
sugeeeeeeeeeeeeeeeeeee
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/20(火) 18:39:57.49 ID:pp5c8i30o
レイ無双すぎwww圧倒的じゃないっすかwww
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/28(水) 02:49:48.54 ID:GGLfVGJO0
レイ「勝った。」

シンジ「お疲れ様!おめでとうレイ!」

アスカ「だからって会場壊すなっての。お疲れ様。」

シンジ「ところであの龍は?」

レイ「第一層の隠しダンジョンのボス。テイムした。」

シンジ「第一層に隠しダンジョンなんてあったんだ・・。」

アスカ「噂は聞いたわ。階層の進行具合で各層に隠しダンジョンが出てるらしいって噂はね。」

213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/29(木) 05:20:43.59 ID:2bmjv44V0
シンジ「予選は一勝づつで通過だから僕らはこれで通過だね。」

アスカ「次は本選ね。ヒース・クリフのハッキングの方は順調なのかしら?」

レイ「オリジナルMAGI達も手伝ってる。問題ないはず。」

シンジ「会場の復旧にはどのぐらいかかるんだろう?」

アスカ「一時間程ね。」

シンジ「一時間で!?随分早いね。」

アスカ「まぁ私達はもう戦闘無いんだし。宿屋に帰りましょう。」

レイ「私はヒースクリフさんの所に行く。」

アスカ「じゃあ先に帰ってるわ。レイもあまり遅くなるんじゃないわよ。」

レイ「分かってる。」
214 :以下、新鯖からお送りいたします [sage]:2013/09/12(木) 05:27:24.71 ID:YQ3L3ineo
はよはよ
215 :IKRSNZ :2013/09/13(金) 21:51:03.70 ID:D0Cg9v840
マダカナ?マダカナ?
216 :以下、新鯖からお送りいたします :2013/09/14(土) 05:23:37.88 ID:eDxgwP3t0
アスカ「行くわよ。シンジ。」

シンジ「うん。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヒースクリフ「・・・。」

レイ「どうですか?」

ヒースクリフ「君か・・。なんとか約束の二日に間に合わせて見せるが事態は深刻だ。常に動く生き物のようなプログラムなのだ。」

メルキオール「心配する必要は無い。私たちが成功する可能性は99.9999%。」

バルタザール「もう最終プロセスまで来てるわ。」

カスパー「ここが鬼門って感じだけどねー!」





217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/06(日) 22:54:35.72 ID:vcymCJCrO
マダか〜
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/07(月) 22:21:07.80 ID:ezGCvXnW0
更新はよ
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/08(火) 03:35:05.59 ID:qmFrOian0
続き書きます。
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/15(火) 22:27:49.49 ID:SLaVKbRao
ドッタ?
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/17(木) 03:01:01.55 ID:nQ9GSweD0
レイ「ヒース・クリフさん。」

ヒース・クリフ「なにかな?」

レイ「この世界に未練はないんですか?」

ヒース・クリフ「・・・。」

222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/17(木) 03:13:43.03 ID:nQ9GSweD0
ヒース・クリフ「未練が無い。と言えば嘘になるだろうな・・。」

レイ「・・・。」

ヒース・クリフ「しかし綾波レイ君。こんな事をユイさんや碇先輩が喜ぶはずは無かった。それが分かっていながら、私は自分に酔っていたんだ。」

レイ「じゃあ壊してもいいんですね。」



223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/20(日) 12:52:17.50 ID:ylEO92zIo
見てるよー
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/20(日) 18:53:49.17 ID:QeigGY5U0
ヒース・クリフ「あぁ。せめて未練も残らないよう跡形も無く・・」

レイ「それを聞いて安心しました。」

ヒース・クリフ「綾波レイ君。君を見てるとユイさんを思い出す。」

レイ「・・・?」

ヒース・クリフ「いや・・何でもないんだ。」

レイ「ヒース・クリフさん。」

ヒース・クリフ「まだ何か?」

レイ「こんな所にいるよりせっかくの世界を楽しみたいんじゃないですか?」
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/27(日) 16:32:15.55 ID:wV72Mobm0
ヒース・クリフ「・・・・。」

レイ「あなたの夢だったんですよね?」

ヒース・クリフ「・・・。」

レイ「・・・。」

ヒース・クリフ「ふっ・・。」



ユイ(生きている限り・・どこだって天国になるわ・・・。)

ヒース・クリフ「だって生きているんですもの・・・・か・・・。」



レイ「?」

ヒース・クリフ「・・・私を・・・闘技大会のシードに入れる。本線のペアは私が選んだ相手だ。」

レイ「分かりました。」

226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/27(日) 16:49:21.54 ID:wV72Mobm0
宿屋までの道中

アスカ「・・・。」

シンジ「もうすぐ帰れるんだね。」

アスカ「ねぇシンジ・・」

シンジ「わかってる。僕だって帰りたくない気もするよ。この世界の思い出は今までとはまったく違う。ドキドキやワクワクで溢れていた。」

アスカ「でも帰らなきゃいけない。それはわかってる。でも・・・言葉に出来ないけど・・・なんていうか・・」

シンジ「失うのが怖い・・?」

アスカ「そう・・そんな感じ。」

シンジ「SAO内の僕らとの別れ・・・今の僕にはもうなれないのか・・。」

アスカ「私このままでいい。」

シンジ「え!?」

アスカ「なぁんてね!冗談よッ!冗談!」
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/05(火) 05:04:10.31 ID:6KeTVTcu0
シンジ「そ・・そうだよね?びっくりしたよ!もう!」

アスカ「ネルフの監視もない。私の事を誰も知らない世界・・。そういうのに憧れはあった。」

シンジ「うん・・・。」

アスカ「でもね。私・・・シンジと・・・シンジとちゃんと生きたいの・・。」

シンジ「うん・・・。えっ!?」

アスカ「もう・・素直に生きるの・・。だって今回の作戦が失敗したら私達死んじゃうかもしれないし・・・。」スッ

シンジ「ア・・・アスカ!?まだ街の中だよッ!?」

アスカ「いいの・・・今すぐ・・・かりそめでもシンジを感じてないと・・不安なの・・。」

シンジ「アスカ・・・。」

アスカ「返事・・・聞かせて?」

シンジ「僕は・・・僕は必ず・・・アスカを守る。」

アスカ「シンジ・・・。」

シンジ「でも・・・僕はみんなを守りたい。今のこのゲームに生存してるすべての人と・・・そして現実世界に生きる人達も。」

アスカ「うん・・・。うん・・・。それでいいわ・・・。」

シンジ「今度は父さんの為でも無い。他人の為でも無い。自分の為にエヴァに乗れる気がするんだ・・。」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/05(火) 05:13:52.25 ID:6KeTVTcu0
アスカ「う・・・ううぅ・・・。」ぎゅぅ

シンジ「どうしたの?」なでなで

アスカ「ひゃっ・・頭なんて撫でたら余計・・離れられない・・・じゃないっ。」

シンジ「ふふっ。アスカなんだか可愛い。」

アスカ「なっ!!誰がっ・・!!」

シンジ「素直素直っ!もう忘れてるっ!」

アスカ「あっ・・///まだ慣れてないのよ・・っ!その・・・可愛いって思ってくれて・・・ありがと・・・。」

シンジ「さてともう行こう?レイがもうすぐ帰ってくるだろうし。」

アスカ「そうねッ!さて明日は頑張るわよッ!やるからに優勝ッ!」

シンジ「あっそうだ。アスカに渡したい物があるんだ。」

アスカ「??」

ピロン・・・ピッ・・・ピッ。

シンジ「これをアスカに。」つ【約束の花飾り】

アスカ「え・・・?これって・・・?」

シンジ「アスカだけのナイトにして欲しいんだ。僕を。」

アスカ「・・・///」

シンジ「明日の闘技大会のペア・・僕と組んで下さい。」

アスカ「・・・ボンッ!////」

シンジ「アスカッ!?」

アスカ「ふにゃぁ・・・///死んでも・・・いいかも・・・///」

シンジ「ダメだよッ!何言ってんだよッ!ちょっと誰か!チャーム治せる方いませんか!?」

アスカ「ふにゅぅ・・・////」
155.40 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)