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姉「…ただいま、妹」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 21:57:08.76 ID:On/tKUTY0
わたしのお姉ちゃんは、心臓が弱い。
だから、いっつも体育は見学するし、学校への送り迎えもある。
わたしの部活の朝練の時には乗せてもらえないから、いつも羨ましいと思った。
同時に、少しだけ、嫉妬もした。
でも、仕方のない事だって割り切れた。
体が弱いんだもん、しょうがないよね。
でも、お姉ちゃんはいつも、その事に対してわたしに謝ってきた。
そう、お姉ちゃんは優しい。
素直だし、気遣いもできる。
病気がちであまり外出はしなかったから、肌は白い。
でも、スタイルはいい。 胸もおっきい。嫉妬した。
背はわたしとおなじくらいかな?
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1355835428
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荒巻@管理人★
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/
旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/
木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 21:58:51.99 ID:On/tKUTY0
姉「…あのね」
妹「うん?」
姉「…その、いっつも、ごめんね」
妹「え?」
姉「……私が心臓弱いせいで、お母さんも私ばっかり構って……」
妹「あははっ、もー、気にしないでって言ってるでしょ?」
姉「でも……」
妹「でも、じゃないのっ! わたしの心配より、お姉ちゃんは自分の心配をしなさいっ」ピンッ
姉「あいたぁっ……むぅ……」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 21:59:39.27 ID:On/tKUTY0
お姉ちゃんは、ちょっとからかったりとかすると、すぐに拗ねる所がかわいい。
お姉ちゃんというより、妹みたい?
でも、お姉ちゃんらしさを見せてくれたことも、いっぱいあったけどね。
わたしが寂しくて泣いちゃったときとか、怖くて眠れなかった時とか。
ついつい怖い映画を見ちゃったんだよね。
お姉ちゃんと一緒に見てたけど、お姉ちゃんは平気そうだった。 怖くなかったのかな?
わたしはすっごく怖かった。
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:00:48.93 ID:On/tKUTY0
姉「ん、妹?」
妹「…お姉ちゃん」
姉「どうしたの?」
妹「…えっと」
姉「ふふ……怖くて、眠れなくなっちゃった?」
妹「………」
姉「いいよ……ほら、おいで? ちょっと狭いけどね」
妹「ん……」
姉「だいじょうぶ、私がいるから、怖くないよ……」
妹「ん……おねえちゃん……」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:02:20.50 ID:On/tKUTY0
お姉ちゃんと一緒にいると、心があったかくなって、すごく安心する。
もっと、ずっと一緒にいたいって思っちゃう。
……そう、私はお姉ちゃんが好き。大好き。
家族として、じゃなくて……なんて言えばいいのかな?
とりあえず、恋愛的な意味で、わたしはお姉ちゃんが好き。
でも、お姉ちゃんはそれに気づいてくれない。
一回だけ、好きって伝えたことがあるけど、『家族として』好きっていう風に取られちゃった。
お姉ちゃんは、すっごく鈍感。
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:03:19.14 ID:On/tKUTY0
妹「ねねね、お姉ちゃん」
姉「ん? どうしたの?」
妹「あのね、その……ね?」
姉「うん」
妹「わたし───ね、お姉ちゃんのこと、好きだよ?」
姉「……うん、私も、妹のこと、大好きだよ」
妹「…ほんとに?」
姉「当たり前でしょ? こんなに可愛い妹だもん、嫌いなわけがないよ」
妹「……むぅ……」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:04:19.31 ID:On/tKUTY0
お姉ちゃんの良いところを上げてくと、キリがないよ。
だって、わたしの理想のお姉ちゃんだもん。
ずっと一緒にいたい、って。
そう思えるくらい、大好きなお姉ちゃん。
お父さんもお母さんも、ちゃんとわたしのことを構ってくれてるんだよ?
いつもお姉ちゃんばっかり構っててごめんねって、謝られたこともあるよ。
だから、心配しないで。
わたしは、お姉ちゃんがいてくれれば、それでいいんだよ?
だから──────だから…………。
妹「目を………覚ましてよぉ……おねえちゃぁんっ……」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:05:32.21 ID:On/tKUTY0
妹「おねえちゃんっ……起きてよっ、おねえちゃん……っ」
妹「そんなに、わたしが嫌いなの……?」
妹「わたしから、離れたいの……?」
妹「いやだよぉっ……いっしょに、もっといっしょにいたいのにっ……ひっく……」
妹「このまま目を覚まさなかったら、死んじゃうかもしれないんだよ……?」
妹「お医者さんが言ってたもん……その時は、覚悟してください、って」
妹「……覚悟なんて、できないよ……」
妹「死んじゃ……しんじゃ、やだよぉ……っ」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:06:44.83 ID:On/tKUTY0
私の妹は、とても元気だ。
いつもはつらつとしてて、明るい。
そのことを羨ましいと思うし、少しだけ嫉妬したりする。
でも、それが妹の良さだし、私は体が弱いから。
妹は、気遣い上手。
病気がちな私に、いろいろ世話を焼いてくれる。
そう、妹は優しい。
肌は私ほど白くはない、健康的な色。
胸はちっちゃい。 かわいい。
ちょっと子供っぽいところもある。 かわいい。
背は、実は私のほうが少し高い。
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:07:50.83 ID:On/tKUTY0
私は、よく妹にからかわれる。
姉としてどうなんだろうって思う。
たまに妹がお姉ちゃんみたいに見える時がある。
でも、やっぱり妹は妹。
妹は怖がりなのに、ホラー映画を一緒に見たことがあったっけ。
私は平気だったけど、案の定、あのあと妹が眠れなくなって、一緒に寝たんだよね。
妹が眠るまで、頭撫でて……手を繋いで。
寝顔、かわいい。 今もケータイの待ち受けにしてる。
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:08:47.61 ID:On/tKUTY0
妹と一緒にいると、安心する。
自分が病気だって事も忘れて、ただ妹と一緒にいたいって思っちゃう。
私は妹が大好き。
家族としても………恋愛対象としても。
でも、妹は気づいてくれない。
前に、妹に『好き』って言われたこともあったっけ。
私も『大好き』って言ったのに、『家族として』っていう意味で取られちゃった。
妹は鈍感。
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:11:26.55 ID:On/tKUTY0
妹のかわいい所をあげてくと、キリがない。
私の理想の、かわいい可愛い妹。
誰にも渡したくない、ずっと、ずっと一緒にいたい。
そう思っちゃうくらい、大好きな妹。
いつもいつも、お父さんとお母さんを取っちゃって、ごめんね。
妹が寂しがってないか、すっごく心配だよ。
でもね、私が、ずっと一緒にいてあげるから。
だから……………
今、起きるよ。
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:12:27.15 ID:On/tKUTY0
妹「…………え?」
姉「……ん………」
妹「…おねえ……ちゃん……?」
姉「ん…………?」
妹「あ……ぁ……ぁ……」
姉「…………?」
妹「お、お医者さんっ、呼んでくるっ!!」
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:13:43.99 ID:On/tKUTY0
医者「……うん、脈も安定してますし、意識もハッキリしています」
医者「ですが、しばらくは入院という形になるでしょう」
妹「そう、ですか……」
医者「姉さん、よく頑張りましたね」
姉「………?」
妹「よかった………ほんとに……よかったぁ……っ」
医者「では、ご両親に報告してきますので」
妹「あ、ありがとうございましたっ!」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:15:01.88 ID:On/tKUTY0
妹「……ふぅ」
姉「………おはよ、妹」
妹「…うん、おはよ、お姉ちゃん」
姉「…今、何時?」
妹「もう、夕方の五時だよ」
姉「そっか……さっきまでは、明るかったのに」
妹「…ばかっ」
姉「あはは……ごめんね、また、心配かけちゃったね」
妹「…ほんとだよ、まったく」
姉「うん……ごめんね」
妹「…いいよ、だって、また起きてくれたもん」
姉「…うん」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:15:52.37 ID:On/tKUTY0
妹「…それじゃ、わたし、帰るね?」
姉「……帰っちゃうの?」
妹「うん、お母さんに迎えに来てもらおうと思って」
姉「………」
妹「またあした、お母さんたちと来るよ」
姉「…うん」
妹「それじゃ、おやすみ、お姉ちゃん」
姉「………」
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:17:28.05 ID:On/tKUTY0
姉「……………あの、待って」
妹「え?」
姉「…声が、聞こえたの」
妹「え? 声……?」
姉「暗い暗い、真っ暗な場所で……声が聞こえたの」
妹「………?」
姉「その声がね、私を起こしてくれたの」
姉「もうこのまま眠っちゃいたいって思ってた私を、起こしてくれたの」
妹「……え、え? そ、それって……?」
姉「…うん、全部聞いたよ、妹の気持ち」
妹「………!!!」
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:18:21.95 ID:On/tKUTY0
妹「……わ…………わ、わ、わっ、忘れてっ!!」
姉「どうして?」
妹「だ、だって……その……あぅぅ……」
姉「嬉しかったよ?」
妹「え」
姉「理想のお姉ちゃん、なんて言われて」
妹「う、うぅぅぅ〜〜………っ」
姉「私もね、理想の妹だって思ってるよ?」
妹「………っ」
姉「そんな、そっぽ向かないでよ」
妹「……だ、だって、恥ずかしいんだもん」
姉「ふふ、もう、かわいいなあ……食べちゃいたいくらい」
妹「たっ、食べ……っ!?」
姉「うん、食べちゃいたいくらい」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:19:17.34 ID:On/tKUTY0
姉「でも、残念なことに、動けないんだよね……いろいろ繋がってるし」
妹「………」
姉「あ、今ガッカリした?」
妹「しっ、してないっ!」
姉「そっか……それはちょっと残念かも」
妹「…え」
姉「知ってる?」
妹「…何を?」
姉「私ね、妹のこと、好きなんだよ?」
妹「…………………………えっ?」
姉「優しくて、かわいくて……ずっとずっと、好きだったんだよ?」
妹「え……ええぇぇとぁのっ」
姉「なのに……全然、気づいてくれなかったよね」
妹「そっ、それはその………っていうか、お姉ちゃんだってそうだったじゃんっ!!」
姉「あ、そっか……ごめんね」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:20:47.17 ID:On/tKUTY0
姉「ふふ……でも、両想い、だね」
妹「…っ」
姉「またそっぽ向いて……私のこと、嫌い?」
妹「〜〜〜っ、好きだもん、大好きだもんっ!!」
姉「えへへ、私も好きだよ。 大好き」
妹「ぁぅぅぅぅっ………」
姉「…ね、キス、しよ?」
妹「え、き、きす、って………」
姉「うん、ちゅー、しよ?」
妹「え、ぁ、で、でも………」
姉「ほんとは私からしたかったんだけど………だめ、かな?」
妹「ぁ、ぁぅぅ……」
姉「ね、お願い……」
妹「…っ、もう、一回だけだからね」
姉「うん……」
妹「……ん……ちゅ……」
姉「ん……」
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:21:56.43 ID:On/tKUTY0
妹「ん……柔らかい……」
姉「うん………ずっと、したかったの」
妹「…わたしも」
姉「妹も? ふふ、嬉しい」
妹「だって、ずっと好きだったんだもん……」
姉「……ごめんね、気づいてあげられなくて」
妹「…お姉ちゃん」
姉「うん?」
妹「もういっかい……しても、いい?」
姉「…いいよ、妹の、好きなだけ……」
妹「お姉ちゃん……すき…ちゅ……」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:22:51.00 ID:On/tKUTY0
妹「んっ……ちゅ、ちゅく……」
姉「ふぁ……んむ……」
妹「ちゅ……くちゅくちゅ……」
姉「んっ、んんっ……いもっ、と…んんぅっ」
妹「ちゅるっ、ちゅくっ……」
姉「んちゅ、ちゅ……ちゅむ……」
妹「ん、ん……ぷは……」
姉「はぁっ………やば、ちょっと夢中になっちゃった……」
妹「わたしも……」
姉「妹とのキス……すっごく気持ちいい……」
妹「…あ」
姉「え?」
妹「心電図、早くなってるよ?」
姉「あ……えっと……今、すごいドキドキしてるから……」
妹「ん、そっか……ドキドキ、してくれてるんだね」
姉「…それは、するよ。 だって、妹とキスしたんだもん」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:24:18.78 ID:On/tKUTY0
妹「あ、ほら、お姉ちゃんもそっぽ向いた」
姉「…あっ、や、今のは、その……」
妹「顔赤くしちゃって……かわいいっ」
姉「う、ぅぅ………妹のいじわる……」
妹「えへへ、お姉ちゃんがかわいすぎるのが悪いんだよ?」
姉「…私は悪くないもん」
妹「ううん、お姉ちゃんがかわいすぎるから、いじわるしたくなっちゃうの」
姉「い、いじわるしないでよぉっ」
妹「やだ」
姉「妹のいじわるっ!」
妹「嫌いになった?」
姉「……………っ、いじわるっ」
妹「えへへ、さっき散々からかわれたから、お返しー」
姉「…もう」
妹「ね、ね、またキスしてもいい?」
姉「…私とのキス、好きになっちゃった?」
妹「…うん、大好きになっちゃった」
姉「ふふっ……うん、私も、妹とのキス、好きになっちゃったから……もっと、して?」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:25:58.86 ID:On/tKUTY0
──────────────
───────
───
─
姉「はぁっ……ふぁむっ……ちゅるっ……」
妹「んちゅ、ちゅ、ちゅるるっ……」
姉「んんっ……んちぅ……」
妹「んっ、ぷはぁっ………はぁっ………」
姉「はぁっ………はぁっ………」
妹「はぁっ………はぅ……」
姉「…満足、できた?」
妹「…ううん、全然」
姉「ぜ、全然?」
妹「今までの分も、したいんだもん」
姉「…しても、いいんだよ?」
妹「ううん、だめ……あんまり夢中になっちゃうと、誰か来ても気付けなくなっちゃうから」
姉「そっか……そうだね」
妹「……だから、また今度」
姉「うん……すっごく、気持ちよかったよ」
妹「私も、気持ちよかった」
姉「ふふっ………って、なんか外がだいぶ暗くなってるね」
妹「…あっ、もう七時!?」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:26:35.70 ID:On/tKUTY0
姉「に、一時間ぐらい、ずっとキスしてたんだ……」
妹「だ、だって、お姉ちゃんとのキス、気持ちよすぎて……」
姉「私も、夢中になっちゃった……」
妹「だ、誰か来てたかな? 来てなかったよね?」
姉「う、うん、たぶん……」
妹「………」
姉「………」
妹「きゅっ、急に黙らないでよぉっ」
姉「い、妹だってっ」
妹「………」
姉「………」
妹「だ、だからぁっ」
姉「うぅぅっ、だって恥ずかしいんだもん……」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:27:55.31 ID:On/tKUTY0
それからしばらくあと、お姉ちゃんに心臓を提供してくれるドナーが見つかった。
その後お姉ちゃんは心臓を移植してから、再び入院生活を送った。
そして、今日がお姉ちゃんの帰ってくる日。
わたしが学校から帰ってくる頃には、もう家にいるかな?
本当に元気になってるのかな?
お姉ちゃんに会うのが楽しみで、今日の授業に身が入らなかった。
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:28:49.88 ID:On/tKUTY0
妹「はぁっ、はぁっ、ただいまっ!」
姉「…あ、おかえり」
妹「…! 〜〜〜〜っ!!」
姉「うわっ、わっ、っとっ、急に抱きついてきたら危ないよっ」
妹「よかった……よかった、お姉ちゃんだっ……!」
姉「…うん、私だよ」
妹「ずっと……ずっと待ってた……ぐすっ……」
姉「…ただいま、妹」
妹「おかえり、なさい……」
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:30:50.99 ID:On/tKUTY0
姉「もうこれで、びくびくしながら生活しなくても済んだんだよね」
妹「うん……」
姉「これでやっと、したいことができる……ドナーの人には、感謝しなきゃ、ね」
妹「? したいこと?」
姉「うん」
妹「何がしたいの?」
姉「えへへ、妹とのえっち、だよ」
妹「………………!!??」
姉「ずっと我慢してたの……私、心臓が弱いから……」
妹「や、ゃっ……おねえちゃんっ、触り方がえっちだよっ」
姉「ね、いいよね? 妹も………したいよね?」
妹「………っ」
姉「ね?」
妹「〜〜〜〜〜っ、わたしの部屋で、ねっ」
姉「あっ、待ってよぉっ!」
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:31:35.32 ID:On/tKUTY0
そんなこんなで、お姉ちゃんは元気になった。
運動もそれなりにするようになったし、ご飯もちゃんと食べられるようになった。
それに、よく笑うようにもなった。
学校ですれ違った時も、微笑みかけてくれる。 ドキドキした。
わたし、完全にお姉ちゃんの虜になっちゃった。
ただ…………ちょっと……っていうか、お姉ちゃんは、すっごくえっちになった。
まだ……やっぱり、恥ずかしいっていうか、ほら、まだあんまりしたことないし……。
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:32:31.79 ID:On/tKUTY0
妹「って、聞いてるのお姉ちゃんっ!!」
姉「んー? ちゃんと聞いてるよー?」
妹「ちょっ、くっつきすぎ……ふぐぅっ!?」
姉「えへへ、妹あったかーい♪」
妹「んぐぐぐぐーーーっ!!」
姉「あっ、ごめんっ!」
妹「はー……はー……おっぱいに殺されるところだった……」
姉「ふふっ、初々しい妹も大好きだよ?」
妹「う、うぅ………」
姉「顔赤らめちゃって……かーわいっ♪」
妹「やぁっ、もうっ……お姉ちゃんのばかっ」
姉「えへへ、妹がかわいすぎるのが───んむぅっ!?」
妹「ん、ちゅ………」
姉「ん、ん………」
妹「ちゅ……ぷは……」
姉「はぁっ……」
妹「……好きだよ、お姉ちゃん」
姉「………っ、ずるいよ、妹……」
妹「えへへ……♪」
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/12/18(火) 22:33:20.22 ID:On/tKUTY0
姉「むむ……」
妹「えへへ……今日はね、私が『攻め』だからね?」
姉「え?」
妹「いっつもお姉ちゃんにいいようにされてるけど、今日はそうはいかないから……」
姉「え? え? い、妹? 顔が怖いよ?」
妹「じゃあお姉ちゃん、寝っ転がって……ううん、わたしが寝かせてあげる」
姉「ちょっ、ちょっわあぁっ」
妹「ふふー……覚悟は、できてる?」
姉「……後で、覚えておいてね」
妹「……お姉ちゃんのせいで、それすらも楽しみになっちゃってるんだよ?」
姉「…妹のえっち」
妹「…お姉ちゃんだって」
おわり
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/18(火) 22:35:36.32 ID:On/tKUTY0
ありがとうございました
姉妹百合っていいよね
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2012/12/18(火) 22:35:47.00 ID:ewXtM2vm0
感動モノかと思ったらいささかエロ要素が強かったでござる
欲を言えば純粋に姉妹でいちゃらぶする話が読みたいけど、とりあえず乙
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/18(火) 22:37:01.29 ID:i/HIfV2E0
ハッピーエンドktkr
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/18(火) 22:41:43.17 ID:+GIEBoqco
松実姉妹が思い浮かんだ(KONAMI)
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/18(火) 22:57:46.56 ID:53mXirLxo
乙
姉妹百合いいよね本当いいね
こういうのもっと読みたいわ
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/18(火) 23:22:15.45 ID:1wOFHtP60
たまにはこういうエロイ姉妹百合もいいな
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/12/18(火) 23:37:38.94 ID:PVovDs1Fo
おつ
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