P「ザ エレメントマスター」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 17:11:58.35 ID:ifC9Cb2B0

目覚めろっ…！！

誰もが己の体に宿す能力、「エレメント」

普通なら一生気がつくことなく終わるこの能力に目覚めた者を「エレメントマイスター」と呼ぶ。

この物語はエレメントの力で世界を征服せんとする謎の組織から世界を守るため立ち上がった、11人の戦士の物語である…！！

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少し暑くて少し寒くて ＠ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 ＠ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 ＠ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 17:18:00.24 ID:ifC9Cb2B0

ドクン…！！

P「…？何だよこの感じ…」

ドクン…ドクン…！！

P「かっ…身体が…燃えるように…熱いっ…！」

グオオオオオオン…！！

P「熱い…はぁはぁ…どうしちまったんだ…俺は…」

P「今日は仕事休むか…」

ｐｒｐｒｐｒｐｒ

P「あ、もしもし…？小鳥さんですか？」

小鳥「あらプロデューサーさん、どうかなさったんですか？」

P「今日はなぜか身体が燃えるように熱いので風邪引いたかもしれません…休んでいいですか？」

小鳥「…！！身体が熱くなったのは心臓がドクドク鳴ったからですか…？」

P「え、ええ…はい…」

小鳥「すぐ事務所に来てください！
すぐです！」

P「えっちょっまっ…」

P「切れた…」

P「まぁいい…事務所行こ…気のせいだろ、あんな熱くなるなんて」

グオオオオオン…！

P「うおっ！またかよ？！」

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 17:28:43.47 ID:ifC9Cb2B0

事務所

P「小鳥さん…急にどうしたんです？声を荒立てて…」

小鳥「社長が待ってます、どうぞ」

P「え？え？ちょ、ちょっと…」

社長室

高木「おめでとう、君は「エレメント」の能力に目覚めたんだ」

P「……は？」

高木「君のエレメントを調べるから、こっちに来てくれたまえ」

P「ちょ、ちょっと待って下さい社長、な、何なんですか？エレメントって…」

高木「ふむ…説明が必要か…」

高木「エレメントというのは人間が本来持つ潜在能力のようなものでな、本来なら目覚めることなく一生を終える。ところがそのエレメントに目覚めた者をがいる…それを「エレメントマイスター」と呼ぶのだ」

高木「私はある組織と戦うために将来エレメントに目覚める可能性のある者たちを集めているのだ」

P「じ、じゃあ社長のティンと来たっていうのも…」

高木「そう、エレメントに目覚める可能性があるということだ」

高木「ここは表向きはアイドル事務所。いいカモフラージュだよ、ははは」

P「じゃあアイドル達も全員…」

高木「そう、マイスターだ」

P「小鳥さんと社長は？そのマイスターってのじゃないんですか？」

高木「私と小鳥くんはエレメントの素質を持つ者を探す…いわば司令塔…指揮官…そんな具合だ」

P「社長達が戦っている組織って一体…？」

高木「私たちも今調査中だ…とそれより君のエレメントを調べなければ。こっちに来てくれたまえ」

P「は、はぁ…」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 17:32:02.86 ID:ifC9Cb2B0

高木「そこに座ってくれたまえ」

高木「一瞬で終わる」

P「は、はい…」

高木「はっ…！！」

P「うおっ！ドクンってなった…」

高木「君のエレメントは…何！こんなことが…あるのか…」

P「ど、どうかしたんですか？」

高木「君のエレメントは…四属性全てだ…」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 17:36:53.06 ID:ifC9Cb2B0

P「ど、どういうことです社長…」

社長「エレメントは火、水、土、風、闇、光の六種なんだ。闇と光に目覚めるのは稀でな、通常エレメントは一つ、良くて二つなんだ。二つ持つ者はどちらかのエレメントが弱体化するんだが…君は四つのエレメントを持ち、そしてそれぞれが独立し、弱体化していない…すごい、すごいぞ…」

P「は、はぁ…」

高木「早速報告しなければ…」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 17:38:16.52 ID:sbCa6rpOo

アイマスSSにまた一つ黒歴史が増えそうだな期待

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 17:40:22.04 ID:o1z+yf0DO

４属性ワロタ

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 17:50:52.68 ID:ifC9Cb2B0

高木「小鳥くん！すごい、すごいぞ！やはり私の目に狂いはなかった！」

小鳥「な、何があったんです…？」

高木「彼は四つ、基本の四属性全てのエレメントを持っている！しかも一つ一つが独立していて、自由に切り替えができるんだ！」

小鳥「す、すごい！すごいですよ社長！これで大幅な戦力アップ間違いなしですね！」

高木「ああ！素晴らしい！素晴らしいよ
君ィ！」

P「あ、ありがとうございます…」

高木「早速マイスター達に招集をかけなければ…」

小鳥「はい！すぐにでも！」

P(なんなんだこれ…俺の身体になんかとんでもない力があるらしい…)

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 18:02:53.32 ID:zJ1Zyudmo

なんかのクロスなら、クロス先明記してくれ

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 18:04:23.86 ID:bzKcvhdB0

これは…カオスの予感!!

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 19:10:26.46 ID:ifC9Cb2B0

高木「よし、皆集まったな」

春香「なんですか？社長直々に招集なんて…」

高木「皆、心して聞いてくれ。遂にP君がマイスターとして目覚めた！」

ざわ… ざわ… ざわざわ…

春香「ほ、本当ですか！」

やよい「うっうー！遂にやったんですね！プロデューサー！」

あずさ「あらあら?なんのエレメントかしら?」

亜美「遂ににーちゃんにも…」

真美「エレメントが使えるようになったんだね…」

千早「で？属性は何ですか？」

高木「驚くなかれ…！なんと！四属性のエレメントを使いこなす事ができる！」

高木「そして！副属性のように弱くなる事なく！エレメントが使えるのだ！」

ざわ… ざわ… ざわざわ…

雪歩「す、すごいです…プロデューサー…！」

真「すごい…すごいよ…」

伊織「天才エレメント使いのあたしにはかなわないと思うけど…褒めておくわ！」

律子「流石です…プロデューサー…」

高木「マイスターの諸君、これからP君が自在にエレメントを使いこなせるまで…頼んだぞ！」

アイドル一同「はい！」

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 19:16:36.45 ID:ifC9Cb2B0

小鳥「そういえば美希ちゃんは？」

春香「さぁ…？みてないですよー」

あずさ「あらあら?迷ったのかしら?？」

一同(あずささんじゃあるまいし！)

小鳥「た、大変です！」

高木「ど、どうした？」

小鳥「美希ちゃんと…連絡が取れないんです！」

高木「な、何だって！！」

P「美希を探しに行こう！」

アイドル一同「はい！」

マズい…美希がいない…？どうして、急に…

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 19:21:04.22 ID:o1z+yf0DO

そういや携帯ゲームにエレメンタルマスターとかあったな

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 19:28:46.00 ID:1D07/+bu0

女の子と合体するアニメがとうの昔にあったけどあれは関係ないか……

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 19:33:37.68 ID:ifC9Cb2B0

高木「P君は一番この中でエレメントの扱いが上手い…雪歩と行動してくれ」

P「よろしくな、雪歩」

雪歩「よ、よろしくですぅ」

P「手分けして探そう！」

春香「大丈夫かな…美希ちゃん…」

伊織「案外どっかで昼寝でもしてるんじゃない？」

やよい「ちょ、ちょっとひどいです…」

千早「伊織の言った通りですあればいいけど…」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 19:41:57.65 ID:ifC9Cb2B0

市街地

春香「いないなぁ…美希ちゃん…」

千早「もっと探してみましょう」

春香「うん…」


繁華街

やよい「はわー…キラキラですー…」

伊織「ちょっとやよい…そんな場合じゃないでしょ？」

やよい「そ、そうでしたー…」

裏路地

雪歩「プロデューサー…ちょっとこの道怖いです…」

P「心配するな。何かあったら俺も闘うよ。雪歩が居れば何とかなりそうだしな」

雪歩「うぅ…」

P「そんな気負う事ないだろ？一番エレメントの扱いが上手いって、社長も言ってたじゃないか」

雪歩「…でも…」

P「さ、早く美希を見つけないとな」

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 19:57:59.60 ID:ifC9Cb2B0

？「ふふ、案外簡単な仕事だったぞ」

？「油断は禁物ですよ、いつ奴らが嗅ぎつけてくるかわかりません」

？「もー…心配性だなー…感知されないように闇のエレメントを張ってるんじゃないか」

？「ですがエレメントの過信も禁物です」

？「自分の実力ぷらすあるふぁがエレメントであるべきです。実力を伴ってこそのエレメントですよ」

？「ぶー…折角あの人に力を貰ったのに…」

？「力の過信が禁物だというのです！」

？「ひっ！わ、わかったから怒らないで欲しいぞ…」

？「さ、早く行きましょう」

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 20:09:50.40 ID:o1z+yf0DO

響と貴音がいないと思ったら黒井さんのところのアイドルだからか
美希は闇か光のエレメントでそれを狙ってるのか

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 20:47:22.52 ID:ifC9Cb2B0

春香「いないなー…」

千早「まさか本当に連れ去られたとか…」

春香「や、やめてよ千早ちゃん！」

千早「…何かしら？あの2人組」

春香「え？どこどこ？」

千早「ほら…あそこに…人を背負ってる…」

千早「行ってみましょう」

春香「うん」



千早「！！」

春香「ど、どうしたの千早ちゃん」

千早「見て…あれ…美希じゃない？」

春香「あ、あの2人組が美希ちゃんを連れ去ろうとしてるの…？」

千早「どっちにせよ、行くしかないわね」

千早「あなた達！美希をどうするつもり？」

？「げげっ！な、なんだよなんだよー…もう感づかれたのかー」

？「765のまいすたあ達ですね…」

？「これは…やるしかないですね…」

？「ま、完璧な自分に叶うわけないけどなー」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 22:08:08.40 ID:ifC9Cb2B0

春香「いくよ、千早ちゃん」

千早「ええ、春香」

春香、千早「エレメント開放！」ﾎﾞｫｫｫｫ

？「エレメント開放！」ﾋﾞｭｳｳｳｳ

？「エレメント、開放いたします」ｽﾞﾝｯ!

春香「まずは様子見…ていっ！」ボゥッ

？「貴音！頼んだぞ！」

？「わかっております…はっ！」

春香「ひ、火が消えた！？」

？「んっふっふー！貴音の闇のエレメントは相手のエレメント攻撃を無効にできるんだ！」

？「今度はこっちから行くぞー！」

？「てやてやてやてやー！」ドガバキッ

千早「くっ…」

？「風のエレメントのスピードアップと自分のブレイクダンスを組み合わせれば無敵だぞ！」

？「響、調子に乗ってはいけません。…そろそろですね」

？「ん？ああ、そろそろ美希を連れて帰らなきゃな」

？「貴音、頼んだぞ！」

？「わかっております。はっ！「夜の帳！」」

春香「あ、辺りが…見えない！」

千早「このままじゃ美希が…」

？「さ、さっさととんずらするぞー」

？「目覚める前に…あのお方の下へお連れするのです」

春香「ま、待てー！」

千早「春香、もう…無駄よ…」

春香「そ、そんな…」

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 22:16:09.74 ID:ifC9Cb2B0

事務所

P「そうか…美希は…」

春香「ごめんなさい…私達に実力がないばかりに…」

高木「春香くん、千早くん、君達のせいではない、自分をあまり責めるな…」

千早「でも…！でも…！」

高木「奪われたのなら、取り返せばいい」

高木「みんな、聞いてくれ。これから私達は強化合宿に入る」

一同「ええっ！？」

伊織「合宿って…一体何をするの？」

高木「それはもちろんそれぞれのエレメントのパワーアップと自身の修行だ」

高木「場所は既に用意してある…明日から一ヶ月！私達は修行して強くなる！」

一同「おおっ！」

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 22:39:17.17 ID:HA9oItHJ0

マスターなのかマイスターなのか

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/23(日) 23:08:09.49 ID:olr+UsVto

何のクロスだか分からないし春香は美希を呼び捨て

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 23:09:11.03 ID:ifC9Cb2B0

明日早いので寝ます…

>>22
アイドルマスターの流れを汲んでマスターにしてるだけで、マイスターが正しいです

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 23:10:45.76 ID:ifC9Cb2B0

>>22

二人が絡むところはあんま見ないので忘れてました… 後クロスとかないんで、完全オリジナル設定なので

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/23(日) 23:20:05.45 ID:ifC9Cb2B0

ごめんなさい上は>>23でした。失礼しました。

黒井「ウィ、ご苦労だったな…」

響「さぁ！さらなる力をくれるんだろ？早く！もっと自分、強くなりたいんだ！」

黒井「まぁそう慌てるな…今開発中だ…「エレメントジュエル」これが完成すれば…ククク…ハーッハッハッハッハーッ！」

貴音「響、そろそろ行きましょう。邪魔になってしまいます」

響「…うん！またなー！社長！」

黒井「ああ、気をつけて帰りたまえ」

黒井(ククク…星井美希のエレメントがあれば完成するんだ…エレメントジュエルが…あの二人はそれを試す器のようなもの…どうなってもかまわん)

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/24(月) 03:09:56.08 ID:SvRdvQq4o

美希と春香さんが絡むとこあんま見ないとかにわかもいいとこだな

設定も痛々しいし近年稀に見る糞スレだわ

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/24(月) 03:33:26.46 ID:AnlKPXMDO

社長って皆を下の名前呼びだっけ？名字で呼んでた気するがどうだっけかな？

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/12/24(月) 04:18:10.91 ID:JC1b6stFo

まぁ細かいところはいいじゃん
全部終わってからで（ﾆｯｺﾘ）

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/24(月) 20:15:54.81 ID:ld1kmEbI0

南の島

春香「うわぁー！潮風が気持ちいいー！」

千早「ホントね…」

P「この島って…」

伊織「あたしが所有してる島よ」

P「やっぱり…」

伊織「正確に言えばあたしのお爺様だけどね…」

雪歩「うっぷ…おぇぇ…」

真「だ、大丈夫？雪歩…」

雪歩「う、うん…ちょっと横になってるね…」

高木「皆！もうすぐ着くから降りる準備を始めるように！」

P「…美希…」

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/24(月) 20:36:47.07 ID:ld1kmEbI0

高木「早速各々の修行を始めてくれ！日が暮れ始めたら迎えに行く！」



P「俺は…そうだな、雪歩にエレメントの
使い方を教えてもらおうかな」

雪歩「ふぇ？わ、私ですかぁ…？」

P「エレメントの使い方が上手い雪歩に習えば短期間でうまくなれると思ってな」

雪歩「じゃ、じゃあ…私で良ければ…よろしくお願いしますぅ…」

洞窟近く

P「…こんな場所でやるのか？」

雪歩「え、エレメントは例えば火だったら暑い所や火を焚いて修行すると共鳴してエレメントの力が発揮しやすいんです…」

P「つまり自分のエレメントに合った場所で修行するとさらに効率がよくなるんだな」

雪歩「そういうことですぅ」

P「…よし、そろそろ始めよう」

P「雪歩、よろしく頼む」

雪歩「はい、まずはエレメントの基本から教えますね」

雪歩「エレメントを発動させる方法は簡単ですぅ。土のエレメントしか教えられませんけど…「土」をイメージして下さい。泥とかでも構いません…」

P「おう」

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/25(火) 22:34:47.07 ID:Hnu9OuQe0

P「こうか？」ドンッ！

雪歩「す、すごいですぅ！プロデューサー！」

雪歩「次はエレメントの放出をやってみます…えいっ！」ドシン！

P「岩がでてきた、俺にもできるのか？」

雪歩「やってみてください。多分プロデューサーにもできますぅ」

P「よっと」ズシン！

雪歩「す、すごいすごい！次はエレメントのコントロールをやってみましょう…」


その頃

春香「はぁ…はぁ…」

千早「春香、少し休憩しましょ？体力を消耗しすぎよ…」

春香「ダメだよ千早ちゃん…美希を奪われたままで終わっていいの？もっと力を…強い炎を…」

千早「春香の気持ちもわかるわ、でも焦っても何も始まらない。ゆっくり、落ち着いて着実に力を付けていきましょう…」

春香「うん…」

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/25(火) 22:51:15.10 ID:Hnu9OuQe0

黒井「おはよう、美希ちゃん」

美希「だ、誰…？ここは何処なの…？」

黒井「怖がらなくていい、私は君を助けにきた…」

美希「た、助ける…？ミキを？」

黒井「君は高木に洗脳され、765の世界征服計画に参加させられそうになっていた…それをうちの優秀なマイスター達が救い出したんだよ」

美希「じゃ、じゃあ…」

黒井「そう、765に洗脳された君の「敵」だ」

美希「そんな…皆が…悪いヤツだったなんて…信じたくないの…」

黒井「もう心配することはない…私が保護して君を765を倒せる、最強のマイスターにすることを約束しよう」

美希「………」

黒井「わかったね？」

美希「ハイナノ」

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/26(水) 00:01:10.40 ID:mT7uSx/X0

黒井「紹介しよう。我々の新たな仲間、星井美希だ」

美希「ヨロシクナノ」

響「よろしくだぞ、美希」

貴音「よろしくお願いいたします、美希」

黒井「自己紹介はそれくらいにして…完成したのだ、エレメントジュエルが」

響「そ、それが社長の言ってた新しい力か…」

黒井「見てくれ、これが完成品だ」

貴音「…面妖な…！」

響「す、すごい輝きだぞ…」

黒井「これは焔のエレメントジュエル。さぁ、響、こちらへ」

響「う、うん…！」

黒井「さあ、これを掌に置いて…炎をイメージするんだ」

響「炎…炎…」

ボゥ、ボゥ、ボウボウボォォォォォォウ！！！！

響「うっ、うわああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！」

貴音「響！大丈夫なのですか！」

響「はぁはぁ…はぁ…す、すごいエネルギーだ…熱い、熱い、燃えるような力だ…」

黒井「これで響ちゃんは炎のエレメントを操れるようになった。その力、存分にふるってくれ」

響「あ、ありがとう…！社長！」

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/12/26(水) 22:47:48.89 ID:mT7uSx/X0

翌日

雪歩「今日はエレメントについてまとめますぅ」

P「頼むよ、雪歩」

雪歩「エレメントまとめるとこんな感じですぅ」

・エレメントには6つの属性があり、属性と関連した物質を操れる

・光、闇については特殊な性質があり、光は他人のエレメントを強化し、闇は他人のエレメントを弱体化させる

・エレメントには属性の覚醒者全員が持つ「共通能力」と個人が持つ「固有能力」がある

・エレメントは基本的に一人一つだが、稀に二つの属性を同時に操れる覚醒者がいる。なお、二つ「同時」に操れる者は後に覚醒した属性が弱体化する

・エレメントの属性を「切り替えられる」者もいる。切り替える場合は操れる属性は「一つ」とみなされ、弱体化はしない

雪歩「ざっとこんな感じですぅ」