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横島ナルコ「アンタ、だれ?」堕天使「はじめまして。堕天使と申します」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/24(月) 23:41:45.47 ID:eZMjAiP60

シノ「生徒会会則 番外編! 私にも降りて来い!堕天使!!」

アリア「このSSには性的表現が含まれています。18歳未満の方は明石家サンタか『けいおん!』を観てね〜」ニコニコ

スズ「…私たちも18歳未満なのでは?」




-横島ナルコ 家-

ナルコ「はぁ〜…クリスマスイブだってのに1人家で晩酌かぁー…セフレも連絡つかねぇし、使えねぇ」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1356360105
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 00:02:30.83 ID:OjvAmbnx0

ピーンポーン

ナルコ「誰だこんなときに…はいはーい」

ガチャ

堕天使「こんばんは。どうも、はじめまして。堕天使と申します」

ナルコ「…は?」


 やはり上界で見たとおり、美しい。


堕天使「貴方が興味をお持ちの、新手の出張ホストではございません。れっきとした堕天使です」

ナルコ「いや、意味わかんねーよ(でも、コイツ…イイ男じゃない)」ジュル

堕天使「さすが、ウワサ通りの方だ。貴方の為に堕天使になれて良かった」

ナルコ「はい?(飛んで火に入る…か…)」ニヤリ



3 :sage :2012/12/25(火) 00:12:49.79 ID:t5gNCj710
なぜ自分でさげ?
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 00:25:13.32 ID:OjvAmbnx0

堕天使「フフッ、ここで詳しく話したいのはヤマヤマなのですが……入れろよ、部屋」ガッ

ナルコ「あっ(コイツ…!!強引だが、でも私のツボを心得ている!)あっ…う…ん」

 
 乱暴に、ドカドカと部屋に上がる。ナルコさんの願望そのまま、攻めのオーラを全身に放ち、なすがままにさせる。

 上界で見ていたのと変わらず部屋は散らかっている。
 
 この方らしい。


堕天使「汚ねぇ部屋だな。片付けろよ」

ナルコ「えっ…ごめん…でも…」

堕天使「どーせ片付ける気ねぇんだろ。おい、そこどけよ」


 魔法を使えるのは今夜が最後だろう
 こうして貴方に会うために、ほとんど使い切ってしまった
 せめてできること、させていただきます。


堕天使は指を鳴らすと、部屋は一瞬で整理された。
クリスマスイブらしく、ワイン、七面鳥、ケーキ、キャンドル、銀食器、ツリー

そしてプレゼントをこしらえた


 貴方にぴったりの大人のオモチャをご用意しました
 どうぞ、ご堪能ください

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 00:39:42.22 ID:OjvAmbnx0

ナルコ「あ、アンタ…ほ、本当に…堕天使なのね!(マジかよ!)」


 驚く顔、姿が、とてつもなく…カワイイ


堕天使「だから、そう言ってんだろ」

堕天使「なぁ」

彼女の下あごへ乱暴に、そして優しく触れ、顔半分を堕天使の手が包み込む

ナルコ「えっ」


 こうして貴方に触れるために生まれてきたんだ


堕天使が彼女へ口をつける。強引に舌を入れ、かきまわし、絡めていく

ナルコ「んん!んっ…ん!…んっ…んっ…」


 ナルコさん、悪いですが、僕の残りの魔力で、最高に男を感じてもらいますよ。
 これから、力が果てるまで、もっと与えさせていただきます。

唾液がこぼれ、口が離れると、糸をひいて2人の架け橋を作る。
堕天使はそれすらも、全て飲み込んで味わいたいと感じていた。

6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 01:02:07.24 ID:OjvAmbnx0

ナルコ「(コイツ…やるわね…っていうか…こ、こんなキスはじめて…わ私としたことが…あれ…?…?)」


 最初のキスでウォーミングアップは終わらせる。それが僕の誠意です。
 アシエルの言う通りだ。下界で愛を与えることは、こんなにも気持ちがいいのか!


堕天使は彼女の後ろに回りこみ、背中から両手で包み込むように抱きしめた。
右手は左肩、左手は右肩を経由して距離をゼロにしてから
首筋に軽くキスをする。

それから後頭部にも。

ナルコ「んっ…(じ、自分をコントロールできなくなって、きて…る?)」ハァハァ


 貴方の香り。上界から貴方を見ていたとき、どんなに想像していたことか。
 あなたの背中を通じて、自分でも自分の鼓動が早くなるのを感じる。
 もう少しだけ、こうさせて下さい。


堕天使は1度大きく息を吸い込んでから、彼女を包み込む両腕両手に、優しく力をこめた。

 
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 01:28:13.34 ID:OjvAmbnx0

…時間だ。もう、リミットを越えた。人間にしてはかなりの強者だと言える。
彼女の『何か』が 自由 に放たれた。


 繋がれていた鉄枷が砕けていく。僕の愛と魔力によって、彼女のコアに近づいていく。
 今、このとき。それが終わったとき、魔力が果てたとき、僕は永遠に地獄から出所することはできないだろう。
 でもそれでもかまわない。彼女を、今、愛せるのなら。それ以上の正義など僕にはないと知っている。


香りを堪能したあと、堕天使はそのまま彼女のうなじに口を当てる。
まるでシュークリームにキスをするように1点1点を捕らえ、触れた範囲を少しずつ拡大していく。

ナルコ「あっ…あ、ん…」

すると、彼女は後ろから抱きつかれたまま、自ら堕天使へキスをねだる。

ナルコ「ん…ジュッ…んっ…レロレロ…んっ」ハァハァ


 貴方の目がとろけているのが分かる。
 僕は嬉しいよ。


堕天使は両手を少しづつ、肩から心臓のほうへ近づける。
部屋中に響く水気を含んだ音と、彼女の香りに包まれながら。

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 01:52:19.10 ID:OjvAmbnx0

このとき

手の皮膚と、彼女の着ている洋服が擦れる音が、普段の何倍よりも大きく、そして官能的に聞こえただろう。
2つの柔らかく膨らんだ大きな山が、堕天使のこめかみの後ろへアドレナリンを直撃させ続けている。

ナルコ「ん…」ピク

まずはただ、服の上から優しく手を乗せる。

右手は右の乳ぶさへ。左手は左のちぶさへ。

2つの口は離れ、堕天使は再び首筋にキスを
と、同時に、彼女のうなじを、唐突に甘がみした。

ナルコ「!あんっ!」ビクッ

彼女のリアクションと共に、服の上から左右の突起物が硬くなったのを、堕天使の両手は逃さなかった。

彼女が、ナルコが、先ほどから逃していないことといえば、腰のあたりに当たっている、柔らかく硬い堕天使だろう。
当たるたび、擦られるたびに、彼女の下半身も素直に反応して、足元の付け根から水分が垂れていく感覚を味わっていた。

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 02:08:21.87 ID:OjvAmbnx0

堕天使「美しい…」チュッ

堕天使は思わず声を漏らした。
ナルコが顔を向け、潤んだ瞳で堕天使を見つめる。

ナルコ「お願い…もっと…触って…お願い…」

笑顔のまま再び長いキス。
もうナルコの唇の感覚は痺れかけてきていた。

そして、堕天使の両手が静かに、動き出した。

ゆっくりゆっくり、回していく。

ナルコ「あっ…んん…あっ…」

彼女の感度を最大限に引き出すために、最初はゆっくりと、感覚を目覚めさせていく。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 02:28:57.22 ID:OjvAmbnx0

堕天使は、それからようやく彼女の乳ぶさを揉みしだいた。

10本の指を模様を描くように、器用に、そして優しく、手の平で真ん中の突起物を覆い隠しながら。

ナルコ「ハァハァハァ、あっ…ん…」ビクビクッ

 
 貴方の、この鳥肌が愛しい。
 貴方が感じれば感じるほど、僕も気持ち良くなっていく。


すると、彼女の意志が「もう我慢できない」と言わんばかりに
堕天使の下半身へ伸びた。

彼女の、柔らかく円みを帯びた、美しい左手が、服の上、カチカチに硬くなった堕天使の性器を包みこむ。

ナルコ「あっ…んん…硬い…///」

そのまま左手は上下運動を繰り返す。

堕天使はナルコの後頭部に何度も口付けしながら、優しく微笑んで、それを感じていた。


11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 03:02:05.75 ID:OjvAmbnx0

ブラックスーツ
ネクタイは黒と銀のストライプ
そんな堕天使、いるはずないと、そう思っていた彼女はもう、どこにもいなかった。

今や、快楽を得るためならどんなことでもする女へ『完璧に』脱皮した。
サナギから、雄を虜にする模様が描かれた蝶へ。ハネを広げ、優雅に空を羽ばたいていく。


 貴方はこの世界で、性的な欲求が満たされることを心から望んでいた。
 僕ら天使はそれをキャッチして、その望みをかなえてあげることが仕事なんだ。
 だが、上界の人間が直接、下界の人間と関わることは禁止されている。

 それでも僕は貴方を一目見たときから、心奪われずにはいられない。
 こうして触れられずにはいられなかったんだ。
 
 しかし、この世界で、貴方がずっと今の状態でいるのは、自ら命を絶つほどの苦痛を伴う。
 だから今夜のことのほとんどは記憶に残さないよ。
 それでも、どこかで僕は貴方を見ています。
 キリストが生まれたこの夜に、貴方に与えること、触れることができて良かった。
 心から、感謝します。

 ありがとう。


堕天使「咥えろよ」

ナルコ「う、ん…」ドキドキ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 03:47:15.64 ID:OjvAmbnx0

堕天使はスーツを脱いでいく。
ジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩める。
その仕草に、ナルコは思わず悦惚し、心拍数は異常なまでに数値を上げていた。

パンツを脱ぎ、カルバンクラインの下着を剥ぎ取ると、そこには
もうこれ以上ないくらい若さに満ち足りた、日夜1人想いを寄せ続けた、彼女の理想とする男性器がそびえ立っていた。

下半身を裸にすると同時に、堕天使は残りの力を使い、14歳の細胞へ変え、彼女の趣向に合わせたのだ。


瞬時にナルコの手が堕天使の性器へ直に触れ、愛おしそうに愛を伝えていく。
顔は赤く、瞳は潤み、口からはオツユが滴り落ちていた。

14歳の尿道からはすでにカウパーが大量に吹きこぼれ、今にも射精しそうな硬さでナルコを受け止める。

彼女の手の動き、性器に触れるたび、血管は太くなり、何度も脈打っていく。


とうとう彼女の口の中に運ばれ、亀頭が全て口内の彼女に触れたとき

堕天使「くっ!!!出る!!!…ぞっ!!!」

堕天使は1度目の射精を行った。
ヨーグルトのような濃さで、ビュルビュルと音を立て発射されていく。

ナルコ「んっ…んっんっんっ…」

しばらくして音がなくなると、彼女の喉が鳴った。

ン……ゴッ…クン

ナルコ「…もっと…ちょうだい?」


あんなにたくさんの量を出したのに、堕天使の性器は一向に柔らかくならず、むしろ強度が増していた。


 前立腺と海綿体の準備運動は終わった。
 ここからが本番だ。

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 04:13:51.30 ID:OjvAmbnx0

堕天使はバチスタ手術をする前の心臓外科医のような集中力で
これから自分がやろうとすることに神経を研ぎ澄ました。


 全ての準備は整った。これ以上の前戯、焦らしは毒だ。
 あとは以前からの彼女の希望通り、無理やり襲い掛かればいい。
 ナルコさん…貴方を乱暴に扱ってしまうのは気が引けるけれど
 今という戯れを精一杯楽しんでください。


彼女を無理やりベットに押し倒す。

ナルコ「キャッ!」

彼女の両手首を、頭上で左手1本で押さえつけ、荒々しくキスをする。

ナルコ「んっ!んっ!!」

ベロを絡ませたまま、服の上から右手で胸を揉みしだく。

ナルコ「んァァッ!!」

部屋着のフリースの裾の終わりの隙間から、裸体へと手を潜らせていく。
傷1つ残らないように、乱暴さの中に優しさを籠めた。

力の加減のリミットをできるだけ下げて、彼女の体温を味わおうと決めていた。





 
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 04:24:00.53 ID:OjvAmbnx0

ナルコ「やめっ…あっ、んっ!」

ブラをつけていない生の乳房、乳首をこねくり回す。

ナルコ「あっ!!ダメッ!!やァ!!ぁぁん!!」

左手を両手首から放し、ルームパンツの隙間から彼女の下半身へ忍ばせる。


ここで堕天使は時を止めた。
彼女の動きは止まり、自分以外、一切のものが動作をストップした。


15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 04:35:22.34 ID:OjvAmbnx0

素早く下半身へ動かした左手を、ゆっくりと彼女の中へ。

もう性器はグチョグチョに濡れて、一刻も早く男性器を欲しているように感じられた。

シルクのショーツは悶々と水分を発し続けている。
その生地の下へ優しく、優しく入り込み、泉の源泉へたどり着いた。

それから、丁寧に指で愛液をすくい上げたり、クリトリスをなぞる。

下を全部脱がし、彼女の足を持ち上げクンニリングスができる格好にしてから

再び時間を進めた。

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 04:49:16.02 ID:OjvAmbnx0

ナルコ「?!えっ」

彼女の性器を肛門の上からクリまで、一気に舌をはべらす。すると彼女は1度大きく仰け反った。
それからは抵抗することを止め、堕天使が性器を舐めやすいよう体勢を保ってくれるようになった。


足の付け根から、足先まで行き、折り返す。

大陰唇、小陰唇をそれぞれ2周し、陰核はジュルジュルと音をたてて、そっと吸い込む。
堕天使は最後に膣に舌を押し付けると、今まで喘いでいた彼女が

「…挿れて…」と囁いた。
 
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/25(火) 17:31:22.23 ID:OjvAmbnx0

寝そべる彼女を堕天使は眺める。

荒々しくはだけた上半身に
秘部、ちぢれた毛並み、下に敷かれていたシーツ、全て愛液でぐちゃぐちゃだった。

彼女は自分で両足を持ち、穴を強調する。

堕天使は、自分のギンギンになった男性器をナルコの陰部に擦りつける。

ナルコ「あっ…//」ハァハァ

触れられる度に感度が増していく。
確実に今夜はオーガズムを得るだろうと、彼女は少ない意識の中で確信していた。

手を伸ばし、堕天使の腕を掴む。
震えながら、握る手に力をこめた。

ナルコ「ハァハァ、は、はやく…あっ…んっ」ハァハァ





18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/26(水) 00:59:37.62 ID:BLqtUpVw0

堕天使は感動していた。
今、この状況を何度も何度も想い描き、それが現実で実際に起こっている、ということに。

自分の性器をナルコさんに懇願され、1つになるシーン…堕天使はそれを上界で数え切れないほど想像していた。

細かい描写で、何度も何度も。下界では、いわゆる引き寄せの法則と呼ばれているものだ。


 心から望んだ『今』が目の前にある。
 神よ、僕は貴方を裏切ったが、それでも、この今に、感謝します。


堕天使にとって、『今』と『神』と『愛』は変わらずに同義語だった。

彼は気づいていないが、彼がいずれ入る地獄に、彼が一生居ることはありえない。
地獄というものは、二分化されたこの世界『光と影』の影の部分なだけであり
影は、光がなければ存在しえないからだ。


つまり、ずっと『影』に居続けること自体が不可能なのだ。

それは仏教の言葉からすれば、『諸行無常』の法則からきている。

変わらないことが存在しないのは上界でも同じだ。
その更に上の、純粋なエッセンスだけで構成された界で、初めて例外がありえるのだろうが
そこでは『善と悪』『光と影』など、全ては1つであることを、深く理解していると思える。

そう考えれば、罪や戒めに、上界下界ほどの重要な意味合いで用いられることがないだろう。

全てが許された界…身体と心に感じる性的な快楽の成分の中に
堕天使はこのような悟りを感じ、そして自分の奥底に戻し、しまいこんだ。

そしていずれ、思い出すのだろう。




19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/26(水) 01:24:03.73 ID:BLqtUpVw0


 ナルコさん、貴方と1つに…
 その体温を全身で感じられる…
 この魂は全て貴方のものだ。
 
 貴方を、愛しています。


堕天使は、コンドームも付けず性器を一気に突き挿れた。

ナルコ「!!あぁああんんッッッ!!!」

彼女は猫が鳴くような声で、今までで1番大きく喘いだ。


 これが…ナルコさんの膣(なか)…
 あたたかい…


最初はゆっくりと腰を動かしていく。

ナルコ「あっ…あっ…か、かたい…あっ…熱くて…んっ…あっ…」

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/26(水) 01:38:52.48 ID:BLqtUpVw0

堕天使「まんこグチャグチャじゃねーかよ」

そう言うと、腰を動かしながら堕天使は両腕で、ナルコの首から上を包み込み、彼女の耳を攻める。

ナルコは、堕天使が自分の耳をジュルジュルに吸い舐め尽くす音を、誰よりも近くで聞いていた。

ジュルッ ジュルジュルッ ジュルルルルッ

ナルコ「んっ!!あっ!ミミっ!!んあっ!!だめっ!!!」

同時に下半身の皮膚と皮膚は重なり合う音も響く。

パンッ パンッ パンッ パンッ!!


21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/26(水) 01:48:46.08 ID:BLqtUpVw0

堕天使は、リズムを変え、硬さを変え、ストロークを変え、動きを止め

ナルコの膣内の快感を全身で受け止める。

パンパンッ
ナルコ「あっあっ!ああっ!んっ!んっんあっ!!」

堕天使の性器が、第二次発射までのカウントダウンを始めていた。

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/26(水) 23:08:07.00 ID:BLqtUpVw0

パンッパンッパンッパンッ!!

堕天使が彼女の海に飛び込んでから、部屋に響くのは

彼女の喘ぎ声と、2人の重なり、そして離れていく音

何度も何度も快楽の満ち引きを繰り返し、オーガズムの波を高めていく。

ナルコ「あっ!ああっ!!あぁああぁんっ!!!!」ハァハァ


23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/26(水) 23:14:49.54 ID:BLqtUpVw0

9

8

7

6(s☆x)…


 ナルコさん、貴方の中に僕を、放ちます。
 どんな時だって、貴方は美しい…
 

5

4

3

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/26(水) 23:29:21.15 ID:BLqtUpVw0

堕天使「ナルコ…」パンッパンッ

堕天使は彼女に荒々しくキスをする。

ナルコ「んっ!んんっ…レロレロあっ!んんっ!ジュルッ」

堕天使「中に、出すぞっ!」パンッパンッパンッパンッ

2

ナルコ「んんああっ!!出してっ!中にっ!出してっ!!!」

1

堕天使が射精する直前、堕天使の性器は最高に硬くなる。

それに誘発された彼女の身体は、射精と同時に、とうとう絶頂に達する。


オーガズムの殻を 破ったのだ。





25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 00:01:27.06 ID:52Ffq7yd0




zero ドピュドピュドピュドピュッッッッ!!!!

ナルコ「あっあっハァハァあ!あああっ!!あああぁっっ!!!!!!!!」




26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 01:44:29.45 ID:52Ffq7yd0


オレンジや黄色の明るい色で

一見、手で触れても感覚はないように思えるが

しかし確かに存在しているオーラのような

心地よい空気、力強いエネルギー、いつも一緒だったと気づく何か

彼女自身に、堕天使に、全てに


ナルコは全身が包まれているのを感じた。


声が漏れる。


花畑、花ビラが流れていく  桜才の自分のデスク  読み取れない英文

SMグッズ  生まれたての甥の姿  長ネギ


…様々なイメージが全身を駆け巡る。


また、普段は毛嫌いしているような、心底イヤなもののイメージも

『素晴らしい』と感じている自分に気付く。





27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 01:53:57.16 ID:52Ffq7yd0

何もかも素晴らしいと感じられる快楽

そのオーガズムの宇宙、無重力の好き嫌い、善悪に

彼女は、彼女が保てるだけ、ゆるやかに漂っていた。

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 02:06:31.42 ID:52Ffq7yd0

堕天使は彼女に、ゆっくりとキスをして、優しく微笑む。


 貴方を、あの場所まで、お連れすることができたようだ。
 堕天使である僕に、あとできることと言えば
 できる限り、その快楽の中にナルコさんを留まらせること。
 そのための力が、あとどれくらい持つかは分からないけれど
 魂が尽きるまで、僕は貴方の傍にいます。


堕天使は2度目の射精をしても、硬度が変わることが無かった。

そこからはゆっくりと、何よりも優しく彼女を愛し触れ
もはや意識が飛んでいる彼女を、愛おしそうに見ていた。

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 02:31:34.81 ID:52Ffq7yd0

彼女はそこからしばらく、オーガズムの宇宙を漂っていたが

やがて自身の体力の限界から、大気圏を越え、眠りに落ちていった。

彼女が完全に眠りにつくまで、見守ったあと

堕天使はもう一度だけ、ナルコに長い長い口付けをした。

残り全ての愛を彼女に注ぎ込むように。


 貴方ほど、欲望に忠実で真っ直ぐな人はいない。
 
 貴方のその姿に、誰よりも虜になり、間違いを犯したが
 僕は後悔はしていない。

 貴方が、いつまでも貴方らしくいられるように
 永遠に貴方を見つめています。
 
 ありがとう。
 そして、メリークリスマス。

 


30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 02:41:04.85 ID:52Ffq7yd0

それから、堕天使は、ある1点を除いて全てを元に戻した。

自身の力も、もう無いに等しいことを悟ると
最後はナルコを見つめたまま、優しく微笑んで、水蒸気のように姿をかき消した。


その夜を境に、堕天使の姿を見たものは、上界でも下界でも誰一人いない。

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 02:51:17.00 ID:52Ffq7yd0

-翌朝-

ナルコ「んっ、んー…」

ナルコ「(何だか、とてつもなくエロい夢を見ていたような気がする…)」

ガバッ! スッ!

ナルコ「…濡れて…ない…」

彼女は思い出せずにいた。
そしてこの先、思い出すことはないだろう。

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 14:37:56.49 ID:52Ffq7yd0

その日は桜才学園の終業式のため、起きて学校へ向かう準備をする。

大きなあくびをし、少しアルコールが残った身体をふらつかせながらトイレに向かう。

ルームパンツ、黒いショーツを脱ぎ、用を足していると、ふと思いついた。

ナルコ「(…今ここでオナったら…夢を思い出せる気がする…!!)」!!


そのとき

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 14:56:16.93 ID:52Ffq7yd0

♪♪「Who wear short shorts? テッ テ テ テ テ テ テッ

We wear short shorts! テッ テ テ テ テ テ テッ…」♪♪


ケータイのアラームが鳴り響いた。そういえば今日は、目覚ましなしで起きられるくらい
スッキリした目覚めだった。

ナルコ「ちっ、ダメかっ」

トイレを流し出て、アラームを止めると、あとは少しの諦めで
自然と支度をする流れにシフトしていった。

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 17:48:21.53 ID:52Ffq7yd0

-桜才学園 体育館 終業式 生徒会会長 挨拶-


シノ「で、あるからして、つまり、とは言うものの…」

ナルコ「…(…こういう式の時の、この大人数の静けさ…)」

ナルコ「(式を仮病で欠席した一組の男女が…)」

ナルコ「(声を押し殺し、式が進められる壇上の舞台裏で激しく愛し合う…!!)」

ナルコ「…(た ま ン ね えッ !!!!!!!!!!!!!!)」ジュンッ ジュワーッッ!! エヘッアハッジュルルルル ハァハァ

津田「…(あーあ、あの人またエロい妄想してるよ…)」llll

アリア「(あらあら、涎垂れちゃってるよー。先生も、終業式に[ピー]ーター入れてるんだぁー)」フフフフッ

津田「(…先ほどから、隣の七条先輩から聞こえてくる、何らかの回転音を、僕は無視し続けている)」



轟「私もなのー」ニッコリ      ブルータス、お前もか


35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/27(木) 23:59:49.66 ID:52Ffq7yd0

-エピローグ-


終業式も終わり。生徒たちは完全下校を終えた。

ナルコは1人職員室で、年始に行われる英語スコアアップテストの雑務をこなしていた。

ふと、時計を見る。2時半だった。そして、腹が鳴る。

ギュルギュル〜
ナルコ「飯食ってねーしな。昼にすっか〜」

学期も終わり、食堂も年内の営業を終了させているため
少し遅めの昼食の為に、外に出る。

36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 00:20:54.33 ID:LknZ7jMK0

テクテク スッ

ナルコ「うわ、外、さみー!!」

出島サヤカ「横島先生。」

ナルコ「?」

玄関前に、七条家専属メイドの出島サヤカが立っている。
送り迎えは、もう終わっているようだった。

ナルコ「お。出島さん。学校に何かよーお?」

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 22:39:46.55 ID:LknZ7jMK0

出島サヤカ「こんにちは。お嬢様がいつもお世話になっております。実はこの度、先生へお渡ししたいものがあり、伺いました。」

ナルコ「渡したいもの?」

出島サヤカ「はい。七条k…いやいや、わたくしが贔屓にしております、アンティークショップ兼アダルトショップにて、横島先生へ是非に。というものがございまして。」

ナルコ ピキーンッ!「(なんですって!?)…わざわざありがとうございます。なん、でしょう?」キラリ ワクワク

出島サヤカ「こちらです。」

綺麗にラッピングされた箱が、黒いエナメル袋に入ってる。

箱を包む包装紙には
ソリの席にSM嬢が座り、トナカイ役のサンタを鞭で叩いている絵が描かれていた。

手に持って 箱から振動 お約束。

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 15:03:55.62 ID:IhzxvLQD0

ナルコ !「なにっ!」ドキドキ

出島サヤカ「こちらは最新式のバイ●レーターです。棒の部分が特殊な素材でできていて、液体も出るようになっています。」

ナルコ !!「素晴らしい…」ワクワク

出島サヤカ「また、取っ手の部分に浮彫が施されています。」

ナルコ「うきぼり?」

出島サヤカ「はい。19世紀―」

ナルコ 「19…(ジュウ…キュウ…イチとキュウ……イ…ク…『イク』っ!!!!!!)」キラキラキラーン

出島サヤカ「(さすが横島先生…いつでも自然体にエロスのアンテナが立ってらっしゃる)」フッ

出島サヤカ「―のオーストリア人で画家、詩人、小説家のチラシノーラの絵画をもとに」

出島サヤカ「現代芸術家の南田夢花が彫り上げたものです。」

ナルコ「ふーん…」

出島サヤカ「ちなみにその絵画は、堕天使が下界の女性に愛を捧げている場面が描かれておりまして―」


堕天使…この言葉がナルコの中で変に残った。
何故か連想される、Yシャツに結ばれた銀色のネクタイ、血管の浮き出た右手で緩ませていく。
クロスされた前髪がピストン運動で、横にずれる、残像。


出島サヤカ「このバ●ブを一目見た瞬間、根拠はないのですが、これは横島先生の下へ行くべきだと確信したのでございます。」

ナルコ「?」ポカーン

出島サヤカ「是非使っていただきたい気持ち…これは何かに導かれるかのごとく…それが無視できなかったのは、机のカドで擦り続けたあの日々…あの時の衝動に似ていたからなのです!!」

ナルコ !!!「確かに…!それは否定できないわ…!!!!うんっ(はぁと)」///


深刻な津田不足

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 15:06:50.53 ID:IhzxvLQD0

最新式のアレを受け取ると、ナルコは深くお礼を言い、お返しをすると伝えた。

出島サヤカは「いえ、御構い無く。」と言ったが、ナルコは何にしようか考えながら、1度職員室へ戻る。



-職員室-


自席につき、机に袋を置く。
職員室には誰もいなかった。

開けたい気持ちを抑えるつもりは、毛頭ない。

エナメル袋から取り出すと、ソリの絵の下に『ニンフォマニア』と書かれている。
店名のようだ。


包装を解いていく。

ささくれのない、程よく整えられた指先
紙の隙間に指を潜らせ、テープを綺麗に浮かす。

その工程を終えると、相手のシャツのボタンを上から外していくように
包装紙を開く、丁寧に。

それは、甘いクリーム色のキャンディが、ゆっくりとベロで溶けていくようだった。


透明なアクリルの箱に入った、最新式のアレを見たとき
ナルコの顔は思わず、ほころぶ。


ナルコ「…良さそう…///」

彼女の、快楽に関するこの直感力は、一種の才能だ。
彼女が、彼女であるが故に培われたものと言えるだろう。

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 15:18:43.38 ID:IhzxvLQD0

取っ手の部分は、月の次に綺麗だった。

翼をもぎ取られた男-堕天使-が、片足を着きかがみながら、玉座の女性へ、頭を下げている。




…ナルコは気づいた。心の底から


 感謝する気持ちを。


それは、出島サヤカにはもちろんのこと、それ以外の-誰か-、そして-何か-にも発せられていた。

そのとき、お返しのプレゼントはすぐに決まる。

そしてその-誰か-や-何か-への想いは、誰か・何かからの、働きかけや問いかけに、応えようとする意志に変わっていく。


贈られた気持ちを、手に持ちながら、空を見上げた。

青空には、一枚絵で描かれたような海月が、少し崩れた円で漂っている。




ナルコは今というこの瞬間、全てに「ありがとう」と呟いた。

誰にも見られていないが、1人、優雅に歩き出す。

お尻を強調させ、蝶のように、羽ばたいているようにも見えた。


目的地は1つ。

そう、それは外食をしに行く、学校の外ではなく


教員用の女子トイレ、そして個室。


浮彫の堕天使が一瞬、キラリと光ったのを、彼女は知らない。



ブーッブーッ





41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 23:21:44.53 ID:IhzxvLQD0

あとがき


1です。

このssを読んだ方に、感謝を。


文字を綴る、喜びと苦しみ、表裏一体、それを感じることができる、このSS速報VIPに感謝いたします。

どうもありがとうございました。


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