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QB「魔法少女が思い通りにならない。訳が判らないよ…」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 00:06:23.76 ID:DP9OwQus0
QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

ーーー

まどか「夢か……?あの白い動物と黒い少女は…?」

まどか「もしかして、予知夢か……?それとも、並行世界の記憶か……?」

まどか「あの黒い少女は、私と白い動物との契約を阻止しようとしていたな……。彼女が時間を繰り返したのか……?それとも、私が無意識に時間を繰り返していて、例えばあの白い動物と契約するとループイベントが発生するとか……」

まどか「いずれにしても、あの白い動物が黒幕にしか思えない…」

まどか「今はまだ机上の空論に過ぎない。そう遠くない未来のようだし、取り敢えず、今週一週間様子を見よう。あの少女とも未だかつて会った事が無いし」

まどか「なんてな、常識的に考えて有り得ない」

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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 00:11:58.53 ID:OR+U85IAO
うわっ、糞スレだ
依頼出しとけよ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 00:18:50.94 ID:DP9OwQus0
ーーー学校

まどか(それにしても、今日は妙な胸騒ぎがするな…)

和子「転校生を紹介します」

まどか(なッ……!?転校生……!?ハッ、まさか…)

和子「自己紹介いってみよう」

ほむら「暁美ほむらです…」

まどか(何ッ……!?夢に見た黒い少女と瓜ニつ…!?何かの偶然だ、そうに違い無い…。いや、そんな偶然あるのか…!?)

ーーー

ほむら「あなたがこのクラスの保健係よね。保健室に連れてって貰える?」

まどか「……(まぁ、予め彼女と関わっておくのも損では無いよね…。それに、丁度退屈してた所だし…)」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 00:34:40.81 ID:DP9OwQus0
まどか(しかし気不味いな…。向こうから話し掛け辛いってのは否めないが、沈黙ってのも込まるんだよな…。ここは私が口火を切るしか無いのか…)

まどか(夢の事について話すか…。いや、それはもう少し後で言った方が良いよね。いきなりそんな話をすると拒絶され兼ねない)

まどか(ここは挨拶程度で済まして置くか…?しかし、“今日は良い天気ですね〜”なんて言うと、返って不味い。)

まどか(前の学校について聞くか…?いや、前の学校で色々あって来てるだろうから、そこは敢えて考慮しておくか…。彼女の名前…“暁美ほむら”か…。変わった名前ではあるが、からかい難い名前だしその事について触れてみても良いか…)

まどか(しかし、何と呼ぼうか。同じクラスとはいえ転校生で初対面だし、いきなり呼び捨てるのは気が引けるな…。“暁美さん”辺りが無難か…)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 00:40:21.49 ID:OT6/3z9DO
(お、富山県か?)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 00:42:52.59 ID:PtPR2omso
談義スレからだろ
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 00:43:02.53 ID:DP9OwQus0
まどか「暁美さん…?」

ほむら「……“ほむら”で良いわ」

まどか「……ほむらちゃん…?」

ほむら「何かしら?」

まどか「変わった名前だよね…」

ほむら「……」

まどか(ここで沈黙か…やはり不味かったのか…!?)

まどか「ああいや、変な意味じゃなくて、格好良いなぁって……」

まどか(これだけおだてて置けば良いかな…?何とか機嫌取れたかな…?)

ほむら「……」

まどか(うわぁ、ここで沈黙が来たらもう手の施し様が無いな…)

ほむら「……」バッ

まどか(立ち止まった…何か話すつもりなのか…?わざわざ立ち止まるという事は、それ相応の重要な事なのだろうか…?)
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 00:53:31.63 ID:DP9OwQus0
ほむら「鹿目まどか。あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友人を大切にしてる?」

まどか(流石にここでyesと答えない者は居ないだろうが…。彼女は私を試しているのかな…?)

まどか「大切にしてるよ、家族も友達も…」

ほむら「本当に?」

まどか(念押しして来たな。何か裏がありそうだ…。あの白い動物と関わるなとでも言っているのか…?関われば、家族や友人を失ってしまうと…)

まどか「本当だよ、嘘な訳無いよ!!」

ほむら「だったら、今とは違う自分になろうだなんて思わないで。あなたは今まで通り鹿目まどかであれば良い…」

まどか(あの白い動物と関わると、自分その物をも失うという訳か…。彼女には、私にそうまでしてソイツと関わらせたくない何かがあるのか…?)
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 00:59:48.41 ID:DP9OwQus0
“助けてまどか…”

まどか「今、何か聴こえたような…」

ーーー

QB「助けて…」

まどか「あなたが私に助けを呼んでいたの…?」

まどか(薄々は予想がついていたが、やはりコイツか。完全に仕組まれているんだな、この世界は…。それが暁美ほむらに因る物なのか、この白い動物に因るのか、それとも私自身に因る物なのかは、現段階では定かでは無いが…)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 01:08:37.48 ID:DP9OwQus0
ほむら「ソイツから離れて」

まどか(言われなくても関わらないよ。寧ろ、殴ってやりたいぐらいだ)

シュ------ッ

さやか「まどか、その子をソイツから連れて逃げて!!」

まどか(チッ、余計な邪魔が入ったな…。それだからいつも美樹さやかは…。だが、敢えてそれを逆に利用させて貰うッ……)

まどか「うん…」ガシッ

ほむら「えっ…?」

さやか「いや、転校生じゃなくて動物の方…」

まどか(黙れ!!逃げればこっちの物だ…!!全力で走るぜ!!)ダッ

ほむら「……」ダッ

さやか「あっ、ちょっと待てぇい!!」ダッ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 01:12:25.46 ID:R7ZW96/DO
ほうほうww
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 01:13:50.70 ID:DP9OwQus0
QB「……」ポツン

グニャァ…

ーーー結界

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

ーーー

QB「マミ、実はさっき、イレギュラーな魔法少女1人と究極の魔法少女予備軍1人とその他1人が居たんだが、警戒されたのか全力疾走で逃げられた」

マミ「だったらわざわざ言わなくて良い。寂しくなるだけだし…」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 01:28:50.97 ID:DP9OwQus0
QB「減茶苦茶急げば追い付くと思うよ」

マミ「仕方無いわね…」ダッ

QB「あっ、ちょっと待って…!!」ダッ

ーーー

まどか「ハァ…ハァ…ここまで逃げれば大丈夫だよね…」

さやか「アンタ、何で寄りにも寄ってあの怪我してた動物よりも通り魔の転校生の方を連れて来ちゃうのよ…」

まどか「さやかちゃんは、あの動物を見て何も思わなかったの…?」

さやか「えっ、何が…?」

まどか「あの動物は、見た事も無い動物、すなわち、未確認生物(UMA)だよ。いきなり襲って来るかもしれないし、警戒するのは当然じゃない」

さやか「そうだけど、でもさ…

まどか「更にあの動物は流暢に言葉を喋るんだよ?しかも日本語で。そんなのに付き纏われたりしたら、逃げるのは確実、ほむらちゃんの様に武装してたなら攻撃してたかもしれない。違う?」

さやか「……」

まどか「もっと言うと、さっきからその動物と金髪の娘が急接近して来てるんだけど…」

ほむら・さやか「!?それを早く言いなさいよ!!」ダッ

マミ「無駄無駄無駄無駄ァッ!!」バッ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 01:39:07.75 ID:DP9OwQus0
マミ「あなた達がキュゥべえを虐めてたの?」

まどか(久兵衛って言うのか。見た目の割に渋い名前だな…。何処ぞの寿司屋とは関係無さそうだが…)

まどか「すいません、その子が急に襲い掛かって来たんで病む無く…」

マミ「そう、普段は大人しい子なんだけど…。ごめんなさい、この子には後でキツく言っておくから」

QB「違うんだ、僕はそんな…

マミ「あなたは黙ってなさい」ギロッ

QB「ひっ」

まどか(如何にもヒステリックな女だな。この人には極力減らず口は叩かないようにしよう…。でないと後が恐いから)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 01:40:19.18 ID:wOL4FDy+0
マミさんwww
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 02:00:56.48 ID:DP9OwQus0
ーーーマミ宅

QB「魔法少女には、魔女と戦う使命が課せられる」

まどか「“魔法少女”と“魔女”…。違うのは“少女”と“女”。詰まり、“魔法少女”はいずれ“魔女”になるって事かな?”」

マミ「えっ」

ほむら「なっ」

QB「君の言っている事は訂正する程間違ってn

まどか「止めて、言わなくて良いから。これはあくまで仮説でしか無いけど、先にネタバレされるのは困るからね。その過程をこの目で確かめてみたいからね」

QB「……」

マミ「……これがソウルジェム」ペカアァァッ

まどか「“魂の宝石”…か」

マミ「これは魔翌力の源で、魔法少女であるという証拠でもあるのよ」

まどか「そしてそれが、魔法少女の最大の弱点と言った所かな。それを粉砕すれば、力が失われるか死ぬかのどちらかだろうね」

マミ「これはキュゥべえとの契約によって出来る物よ。そして、あなた達にはそのキュゥべえが見えている。あなた達はキュゥべえに選ばれたのよ」

まどか「成る程。こりゃあ、とんでもない奴に目を付けられたな。どうみてもコイツ(キュゥべえ)が死神にしか見えないんだけどな。大方、そのソウルジェムとやらに本当に魂でも収められているのだろう。ソウルジェム粉砕後死亡の可能性高し」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 02:15:43.36 ID:DP9OwQus0
QB「何故だか悔しいけどそうd...

まどか「おっと、言わせないよ。面白さが半減するから」

ほむら・QB・マミ(コイツは何を楽しんでやがんだ……っ!?)

ーーー

マミ「これがグリーフシード。魔女の卵よ」

まどか「“悲しみの種”か。絶望を撒き散らす存在の核でもあるが、絶望によって生まれた種とも言えるな」

QB「今の状態では安全だ。寧ろ、役に立つ貴重な物だ」

マミ「私のソウルジェム、昨日のより少し濁ってるでしょう?」

まどか「目ぇ悪いんでよく判らんけど…」

マミ「良いから黙って聞けや」

まどか「は、はい…(キレられた…)」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 02:22:03.16 ID:DP9OwQus0
まどか「穢れをグリーフシード側にシフトしたのか…」

マミ「後一回くらいは使える筈よ?」ヒュッ

パシッ

ほむら「それはあなたの獲物でしょ」ヒュッ

マミ「……」パシッ

まどか「良かったじゃん」

マミ「るさい」

まどか「はい…」

さやか(アタシってホント空気……ってか、蚊帳の外…)
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 02:39:50.94 ID:DP9OwQus0
ーーー

ほむら「鹿目まどかを契約させないで」

マミ「気付いてたのね、彼女の素質に」

マミ「判ってるって。あなたは、私・巴マミを敵視してるんじゃない、鹿目まどかを庇ったんだ」

ほむら「……」

まどか「甘いわね、あなたは。まさか、こんな甘ちゃんだったとは。まぁ、お蔭で都合の良い展開になって来たけどね…」

ほむら「……?」

マミ「鹿目さんも美樹さんも私の方に傾いてる、あなたよりもね」

ほむら「あなた……何を考えているの?」

マミ「ずっと鹿目さん達と居たいのよ、あなたの代わりにね。判るかな?あなたは邪魔なのよ。私を好きにならない人間は邪魔なのよ…!!」

マミ「何なら今から戦ってもいい…。負けた方が見滝原から出て行くのよ…!!」

まどか「ほむらちゃん!!マミさん!!」

マミ「ぐああぁぁぁっ!!」

まどか「どうしたんですか、マミさん!!」

マミ「判らない…。いきなり暁美さんが殴り掛かって来て…」

まどか「嘘つけ」

マミ「チッ」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 02:54:18.29 ID:R7ZW96/DO
なんだこの関係はww
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 03:00:07.03 ID:DP9OwQus0
まどか「今夜は2人にとって重要な情報を伝えに来たのにね…。ま、ほむらちゃんはもう知ってるかもしれないけど」

ほむら「……」

まどか「ソウルジェムのシステムを解読した」

マミ「えっ」

ほむら「なっ」

まどか「まず、願いを叶える。この時、一つの意志にソウルジェムに機械的に固定されて、魂がソウルジェムに収納される。ソウルジェムが出来上がったら、後は循環するのみ。」

まどか「だけど、人間は長時間、一定の感情を維持し続ける事が出来ない。維持し続けるには努力が必要だ」

まどか「故に、魂が段々願いに飽きて来る。当初程の満足感が得られなくなり、次第に裏切られたと誤解するようになる。すると、エネルギー変換のサイクルのバランスが崩れて、穢れを溜め込むようになる。」

まどか「絶望を溜め込み過ぎて、今度は返って絶望を吐くようになる」

まどか「希望から絶望への相転移が始まる。この時、ソウルジェムはグリーフシードと化し、魂その物は呪いとなって実体化する」

まどか「どうです?異論はあるかな?」

ほむら「……」

マミ「……」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 03:16:07.64 ID:DP9OwQus0
マミ「詰まり、私は初めからQBに騙されてたのね…」

まどか「それは違いますよ。それに、仮にもQBはあなたの命の恩人だし」

マミ「……何故それを…!?」

まどか「大体は察しが付きますよ…。中学生なのにアパートで一人暮らしなんて普通じゃない…多分訳有りなんだろうなって。大方、交通事故で死にかけてた所を都合良く現れたんでしょう

まどか「QBが“願いは?”と聞くとマミさんが“助けて”と言った。別にQBに悪い点は見当たらない」

マミ「……」

まどか「失礼は承知の上ですが、言っちゃ何ですけど要は“騙された方が悪い”んですよ。さっきも言った通り、これはあくまであなたが一方的にキュゥべえに期待したまで。そして一方的に失望し、その責任をQBになすりつける。理解不能なのは人間の価値観の方だ」

ほむら・マミ「」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 06:56:19.10 ID:PKFEXD9Fo
中学生の妄想みたいで気持ち悪い
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 08:21:55.67 ID:uKnkFUTAO
まどかが天才になった
ってSSを思い出した、まどかのキャラ変更って前の時間軸の願いを使えばいいから便利だよね
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 09:07:29.03 ID:R7ZW96/DO
>>23
そりゃ主人公達からして中学生だし
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 10:00:04.54 ID:PtPR2omso
なんだろう、コレジャナイ感が
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 10:22:16.95 ID:OT6/3z9DO
>まどか「“魔法少女”と“魔女”…。違うのは“少女”と“女”。詰まり、“魔法少女”はいずれ“魔女”になるって事かな?”」
これは酷い
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 11:14:00.83 ID:s+QsNAAL0
>>24
それ、俺も思い出した。
確か、”物理法則で出来る事を何でも出来る様にしろ”って
願って、ワルプルをむっちゃ遠くに跳ばして終わったんだっけ?
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 11:16:19.67 ID:DP9OwQus0
ーーー

QB「不味い、グリーフシードだ!!孵化しかかってる!!」

QB「さやかには僕が付いてるから、まどかはマミを呼んで来てくれ」

まどか「あなたが食べれば良いじゃない、あのグリーフシード」

QB「……は?」

まどか「キュゥべえって背中の赤い丸い穴に突っ込んでグリーフシード処理してたよね…」

QB「あ、まさか…やめっ…」

ほむら「その必要は無いわ」

QB「そんな事言ってる場合じゃないよ!!刺激し過ぎてグリーフシードが孵化する…」

まどか・ほむら・さやか「えっ」

グニャァ…
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 11:29:18.82 ID:DP9OwQus0
QB「おええええええ」

まどか「ごめんね、キュゥべえ。流石に今のは私のせいだから…」

QB「本当にそうだよ、ふざけるのも大概に……あぁー、気持ち悪ぃー」

まどか「あんまり調子乗ってっと命貰うぞ!?」

QB「えっ」

さやか「因みにどれくらい気持ち悪いの?」

ほむら「聞かない方が良いと思…

QB「例えるなら、君達が汚物を喰したのと同等な……おえええええ」

さやか「うっ…」

ほむら「だから言ったのに」

マミ「もう直ぐ結界の細心部よ!!」

ほむら「何時の間に居たの…!?」

マミ「(実はさっきからずっと居たのだけど…)そんな事はどうでも良いわ。言った筈よね、二度と会いたくないって」

ほむら「というより、あなたが付いて来たんじゃ…

マミ「黙れ!!」

ほむら「!?」

マミ「判った風な口利くな。あなたに何が判る…?」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 11:30:26.45 ID:l21gUuGIO
あれこれやっぱり富山か
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 11:34:53.16 ID:WjfsBk9SO
せめてまどかの心の中の口調を変に男らしくしなきゃまだ読めるのに



面白いかどうかはまた別
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 11:46:36.49 ID:DP9OwQus0
ほむら「鹿目まどかには手を出すなと言った筈よね」

マミ「自分より強い敵は邪魔って訳…?いじめられっ子の発想ね」

ほむら(お前が言うな、糞ボッチ)

まどか「そうかなぁ、孤独で仲間が欲しいって言ってる人の方がよっぽどいじめられっ子っぽいと私は思うけどなぁ…」

マミ「!!」

まどか「“自分より強い相手は邪魔”ってのがいじめられっ子の発想とか何とか言ってるけどさ……弱い者苛めを嫌うのも又、いじめられっ子の発想だよね」

マミ「!!」

まどか「もっと言うと、漢にはどうしても勝たなきゃいけない時がある。多分ほむらちゃんがそれなんだと思う。勝つ為には手段を辞さない…」

ほむら(私は漢じゃないんだけど…)

マミ「!!」

まどか「それに、魔法少女は孤高の英雄でなくちゃ」

マミ「!!」

まどか「そういう意味で言っても、やっぱりあなたは所詮は、正義の味方気取りの厨ニ病ボッチ[ピザ]なんだよ」

マミ「……」←人格を全否定された

QB「グリーフシードが動き出した!!気を付けて、出て来るよ!!」

まどか・ほむら・さやか「ここでかよ!?」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/28(金) 12:05:44.24 ID:DP9OwQus0
マミ「」バッ シュルシュル

ほむら「なっ…こんな事やってる場合じゃ…!?」ガシッ

まどか「マミさんがほむらちゃんを拘束…!?そういうプレイなの…!?」

マミ「やかましい」

まどか「やっぱりだ!!酷い!!マミさんは魔女か死神(キュゥべえ)の手先なんだ!!」

ほむら「えっ」

さやか「ほえ?」

マミ「なっ」

QB「おや…?」

マミ「何故そんな事が言えるの…!?しょ、証拠はあるのかしら…!?」

さやか「しょうこ…?麻原…?」

マミ「黙ってろ」

まどか「証拠はありますよ。もしマミさんに拘束されたほむらちゃんが、私達が居ない間に使い魔にでも襲われたら…?まさか、想像がつかなかったっては言わせませんよ」

マミ「なっ…!?そ、それは…」

まどか「グリーフシードを強奪するかもしれないから…?グリーフシードは確かに魔法少女にとっては貴重な物だけど、それだけの理由で人を[ピーーー]んですか…!?」

マミ「いや、そんなつもりは…」

まどか「あなたのような先輩は要らない!!この街から出て行け…!!」

マミ「!!」

マミ「そんな……私は、ただ…」

まどか「一生そこでビービーほざいてな。誰も助けてくれないよ、あなたに本当の友達なんて居ないんだから……!!」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 12:09:41.10 ID:DP9OwQus0
>>33-34

ちょっと[ピ---]とか[ピザ]とか酷いんでsaga入れるようにします…

因みに訂正
[ピザ]→デブ
[ピ---]→殺す

まぁ、阿呆でも判ると思うけどさ…
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 12:19:39.41 ID:OT6/3z9DO
やっぱり富山じゃん(憤怒)
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 12:26:00.39 ID:DP9OwQus0
charlotte「……」

まどか「お菓子…病院でグリーフシード発動…。これは、病気でお菓子を食べられなくなった少女の呪いかな…?もしかしてガンか…?可哀想に…」

ほむら「……」

さやか「今回の魔女はやけに大人しいな…」

まどか「逆に、そうやって魔法少女を都合良く行かせて油断させて、隙を見せた所をバクッと……

マミ「私はもう迷わない…。戦う事の罪なら、私が背負ってやる…!!」

まどか・ほむら「なっ」

マミ「私は遂に真の英雄になれたんだ…。もう、何も怖くない…!!」

まどか「やはり都合良く行き過ぎてる…。このままでは不味いな…。この後マミさんは確実に死ぬ……っ!!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

さやか「あーあ、馬鹿だ、死んだ」

恵方巻き「」ニパ---ッ

マミ「えっ……?」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 12:36:27.84 ID:R7ZW96/DO
さやかww
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 12:37:09.79 ID:DP9OwQus0
マミ「馬鹿なっ…契約が……!?私は、絶対に生き延びて……ッ!!」

ガブッ

まどか「やはりか…。無念…」

さやか「何か予め死に方判ってると、ただマミさんが馬鹿なだけに見える…」

ほむら「コイツを仕留めるのは、わたs...

“まだよ…!!”

まどか「えっ」

ほむら「なっ」

“ティロ・フィナーレ!!”

恵方巻き「」ドゴオオォォォン

マミ「ふぅ…」シュタッ

さやか「えっ…何で生きてるの…?」

QB「魔法少女は、ソウルジェムを破壊されない限りは不死身だよ」

さやか「そうなの!?ちょwwwwマジかよ!?wwwwすげー」

マミ「ただ首だけってのはなかなかキツいわね…」フワフワ

さやか「何このホラー。何か怖いのキターーー」

ほむら「安心するのはまだ早いんじゃないのかしら?」

さやか・マミ「えっ?」

恵方巻き「」ニパアァァァ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 12:55:58.82 ID:DP9OwQus0
ほむら「ニゴリエ-スバオリノモノダ-」バッ

マミ「あっ、待って!!」フワフワ

ほむら「ロイッレロ!!」バキィ!!

マミ「ぐえっ!!」

ほむら「ふんッ」ドスッ←面倒なので間髪入れずにいきなり本体踏んだ

恵方巻き「」チュド-ン

ほむら「これで終わった…」

マミ「あなた…何を考えているのかしらぁ…一体…!?」ガシッ

ほむら「……!!」

マミ「まぁ、どうでも良いんだけどね…」

マミ「ほら、さっきみたいにもう一度殴ってみろよ…ほら、どうしたぁっ!!」バキィッ!!←頭突き

ほむら「ぐわあぁぁっ!!」

ほむら「……くっ…!!うああぁぁぁっ!!」ドガアァッ!!

マミ「……来い!!」

ほむら「うああぁぁっ!!」ドゴッ バキッ ボカッ ゲシッ

ほむら「……」ready. EXSEED CARGE...

まどか「止めてほむらちゃん!!」

ほむら「……!!」グッ

マミ「ぐあぁぁっ…」変身解除

さやか「大丈夫ですか…!!どこが痛いんですか…!!」

ほむら「……」変身解除
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 13:00:17.79 ID:DP9OwQus0
まどか「見直しましたよ、マミさん…!!あなたは真の英雄でした…!!」

マミ「あぁ…有難う…」

さやか「どうしたんだよ、転校生。いきなりマミさんに遅いかかったりして…。何とか言ったらどうよ?」

マミ「多分…、私が彼女の気に障るような事をしたんだろう…」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 13:40:05.31 ID:DP9OwQus0
マミ「私は戦士としてまだまだ未熟だからね……。教えてくれないか?私に悪い所があるのなら、必ず直してみせるから」

ほむら「……」バッ

さやか「あっ、ちょっと、転校生!!飛んで行っちゃった…」

まどか「ほむらちゃん、どうしたんだろう…」

マミ「……(計画通り…)」ニヤッ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 13:55:25.64 ID:uKnkFUTAO
まどかの性格だけが変わったのかと思ったらマミさんまで本編以上のクズになっとる・・・
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 13:55:42.21 ID:7NJtCM9Zo
やっぱり富山じゃないですかやだー!
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 14:36:24.36 ID:HUGl6nECo
もはや富山マギカとして別のジャンルで成り立つレベル
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 14:51:47.43 ID:DP9OwQus0
ーーー病院

恭介「さやかはさぁ…僕を苛めてるのかい…?」

さやか「……」

恭介「もう諦めろって言われたんだよ、“奇跡か魔法でも無い限り無理だ”って…」

恭介「オデノカラダハボドボドダ!!」

さやか「……あるんだよ…。奇跡も、魔法もあるんだよ…!!」

恭介「ヒドォオジョグッデルドブットヴァスゾ!!」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 15:04:21.54 ID:DP9OwQus0
まどか「仁美ちゃん…?」

仁美「鹿目さんじゃないですか。今からとても素晴らしい所へ行くんですの」

まどか(魔女に洗脳されている…!?コイツも精神的に病んでいたって事か。一体何故…?……ハッ、まさか……!!)

まどか「いや、折角の所悪いけど、遠慮しとくわ。急いで家に帰んないといけないし…」

仁美「そうですか。でも、とても素晴らしい所ですのよ?気に入って頂けると思いましたのに…」

まどか(結構しつこいなぁ…。魔女に洗脳されてても、後から目覚めたら記憶が無いんだよね…。例え魔女に洗脳されていようと力は人並み……。だったら…)

仁美「どうしても嫌とおっしゃるのなら…

まどか「せいやぁっ!!」ドゴッ

仁美「ぐはあぁっ!!」

まどか(許せ、志筑仁美…)
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 15:07:37.38 ID:DP9OwQus0
しかし安心出来たのも束の間、まどかが仁美を蹴り倒した直後、どこからとも無く魔女に洗脳された輩が集団でゾンビのように襲い掛かって来た。

そしてまどかは廃工場へと連れ去られた。
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 15:17:14.74 ID:DP9OwQus0
まどか「せいっ!!はあっ!!喰らえっ!!」ドカッ バキッ メキョッ

魔女の接吻を受けた集団「ワ---」

まどか「糞っ、倒しても倒しても切りが無ぇ…!!」

まどか(暁美ほむらの携帯電話番号知らねぇし…さやかやキュゥべえじゃ役に立たないし…巴マミはどっか行ったし…←ほむらに負けた)

まどか(あ、空間が歪み出した。魔女の結界が展開した。もうどうにでもなれー。人生なんて糞喰らえー)

さやか「……」

まどか(美樹さやか…!?何故こんな所に…!?アイツも巻き込まれたのか…!?……ハッ、あの姿は…まさか……!!)
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 15:20:42.62 ID:XCRnC4ADO
マミをディスるやつらは大体がほむら厨が杏子厨だよな
この>>1とめが俺(笑)とどっちがレベル高いかな
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 15:25:35.89 ID:l21gUuGIO
富山の場合はマミはdisるものと認識してるから
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 15:25:46.26 ID:DP9OwQus0
まどか(美樹さやか…。契約してしまったのか…。何と愚かな…。まぁでも、彼女のお蔭で助かった訳だし、今日の所は良しとしてやるか…。)

さやか「キサムカァ-!!キサムガミンナウォ-!!」

まどか(……何アレ…?)

さやか「ヘシン!!」

バッ ザシュッ

まどか(武器は剣か…。殺傷能力も銃程高くないし、あんなんずっと振り回しとったら疲れるし、スピードもイマイチ…。これは…早死にするな…)

さやか「コリディドドメダアァッ---!!」

まどか(何とか倒したか…。それにしても、彼女の魔法少女姿はエロいな…。肩出し+臍出しとか…。露出度高…。そういう趣味なのか…?いかんいかん、何を考えているのだ私は……)
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 15:39:06.23 ID:WjfsBk9SO
もうセリフ回しやら何やらがほぼ仮面ライダー何ですが
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 16:06:08.44 ID:OT6/3z9DO
>>50
あっちは消防でこっちは基地外
つまりどっちもどっち
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 16:33:42.93 ID:UgBvxb750
衣装はアレだよ…ブラック職だから、せめて見た目だけでも
華やかにしてやるか。って感じの…申し訳程度の慈悲なんだよきっと
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 19:52:10.64 ID:DP9OwQus0
ーーーさやかの回想

さやか「本当に、どんな願いでも叶うんだね…?」

QB「ああ」

マミ「美樹さん!!」フワフワ

さやか「マミさん!?」

マミ「美樹さんに出来て…私に出来ない事、お願いしたいから…」

マミ「キュゥべえに騙された私を助けてくれないかな…」

さやか「やだ。no」

マミ「魔女に胴体を食べられた私を助けてくれないかな…」

さやか「黙れ。死ね」

マミ「暁美さんに敗れた私を、たす…

さやか「だあああぁぁぁぁッ!!」ズシュッ

マミ「ぎょえ」

QB「……」

ーーー数日後

さやか「あ、恭介退院したんだ。足引っ掛けたろ」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 20:04:54.91 ID:IEYRZ3PJo
もういい休め
というかもう黙れ
頼むから
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 20:09:25.18 ID:uKnkFUTAO
面白い部類だとは思うよ
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 20:42:17.28 ID:OT6/3z9DO
ジャンル:富山
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 23:14:41.39 ID:DP9OwQus0
ーーー

杏子「さっきのアレ使い魔だよ?人間4〜5人喰らわしてグリーフシード孕んでから殺すもんでしょ」

さやか「は?」

杏子「食物連鎖って知ってるでしょ?学校で習ったよね?」

杏子「人間を使い魔が喰う。そして成長して魔女になったのをアタシらが狩る。卵産む前の鶏締めてどうすんのさ?」

さやか「なっ」

まどか「不味いな…。このままじゃ戦闘になり兼ねない。ここは私が一肌脱ぐしか…」

QB「どうするつもりだい、まどか?」

まどか「彼女達を説得する。なるべく無駄な争いは避けたい」

QB「そうか。いざという時の為の準備はいつでも整ってるよ。待ってるからね」

まどか(出来る限りそうならないようにしたい物だ…。“猫の手も借りたい”等というが、コイツの手だけは何があっても借りたくない物だな…)ザッ

杏子「おぅ?」

さやか「まどか…」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 23:35:22.46 ID:DP9OwQus0
まどか「君の名は佐倉杏子…だったかな?」

杏子「あぁ?何だ手前ぇ」

まどか「佐倉杏子。君の理論は大体あっている」

さやか「なっ…、まどかまで…!?」

まどか「確かに、さやかちゃん、君の言っている理論は理想的だ。それ程度の事くらい、佐倉杏子も判っている筈だ」

杏子「知らねぇよ」

まどか「今、彼女は“知らない”と言った。つまり全否定はしてないって事だ。彼女がもし、完全にその論理に否定的であるとしたら、はっきりと“NO!!”と言っていた筈だ」

杏子「あたしゃ別に外国人じゃねぇから“NO!!”なんて答え方しねーけどよ…」

まどか「……だが、それもあくまで理想論でしかない…」

さやか「……どういう事よ…?」

まどか「佐倉杏子の目的は使い魔に人を襲わせる事じゃない。彼女自身を維持し続ける事だ」

さやか「というと…?」

まどか「判り易く言うと、真面目過ぎて破綻するのと、多少いい加減でも良いから長持ちしたのとでは、結果論で言えば後者の方が断然良いだろう、という事だ」

さやか「……」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/28(金) 23:58:18.39 ID:DP9OwQus0
さやか「いい加減って何よ…?人の生死が拘わっているんだよ……!?」

まどか「まぁ、一旦落ち着け…。その点についてはまだ判っていないようだから、説明してやるよ」

ほむら(しかし、入り込みづらいわぁ…。巴マミってこんな気持ちだったのね…w)

まどか「例えば全ての魔法少女が君と同じ考えで、グリーフシードの浄化が追い付かなくなって力尽きたとしよう」

さやか「いきなり残酷な例だね…」

さやか「でもちょっと待ってよ、アタシと同じ考えだと、どうして魔法少女が全滅すんの?」

まどか「ソウルジェムは常に肉体の鮮度の維持で少しずつ濁っている。更に、日常生活でのストレスもソウルジェムの穢れに反映する。そして魔女との戦闘で魔力を消費すると穢れが溜まる。それらを、漸くギリギリグリーフシードで賄っているのだ。使い魔はグリーフシードを持っていないだろう?だったら、何時か必ず穢れの浄化のサイクルが追っ付かなくなる」

まどか「すると、この世界を守る魔法少女はどうなる?」

さやか「また、別の子がキュゥべえと契約すれば良いじゃん」

まどか「それもそうだが…そう簡単に行くと思うか…?」

さやか「へ…?」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 00:17:48.03 ID:dvOTJ1M30
まどか「魔法少女が居なくなった途端、その隙を狙って魔女達はあっという間に地球上の人間を喰らい尽くすだろう。その後、魔女同士の殺し合いでも起こったりするのかな?」

さやか「……」

まどか「判ったかな?君の言う理論は“働かずに喰っていきたい”、“勉強せずにテストで満点取りたい”等と同等に現実味が無い。まぁ、要はそういう事だ。納得してくれたかな?」

さやか「……」

マミ「あなたは、使命感に捉われ過ぎなのよ。“魔法少女だから戦う”、“戦いたいから戦う”。それで良いじゃない。自分の思いのままに魂を解放するのよ!!さぁ、今すぐ裸になって、馬鹿みたいに股おっ開げて派手に豪快にジャンプするのよ!!」

さやか「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいっ!!」ザシュッ

マミ「ヴェエッ!!」

まどか「…まぁいい、さて、次は佐倉杏子、君の番だ」

杏子「まだ何か用かよ?もうそろそろ帰りてぇんだけど…←何処に?」

まどか「人間を使い魔が喰らい、成長してグリーフシードを孕み魔女になったのを魔法少女が狩る。ここまでは良い問題はこの後だ。この後更に続きがある」

杏子「何だよ…?」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 00:41:46.80 ID:qz1CwzQZo
はよ
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 00:49:06.94 ID:dvOTJ1M30
まどか「魔法少女の上がキュゥべえだ。まぁ、魔法少女を狩る魔法少女ってのも居るかもしれないが…。そして、更にそれらの上に立つのが…ほむらちゃん」

ほむら「……なっ!?」

まどか「そして最後に……、それら総ての頂点に立つのが…この私だ」

さやか「えっ」

杏子「むっ」

ほむら「なっ」

マミ「ちょっwwww」

QB「……ほう?」

まどか「……」ニヤッ

QB「まどか、君の願いは…?」

まどか「願いの解釈については、あなた達が一方的に決めているの?」

QB「いや、君達の意志をそのまま形にしているまでだ。悪意を持って修正したりはしない」

まどか「そう、よかった」

ほむら「まどか…!!」

まどか「私は神になりたい」

ほむら「なっ」

まどか「進化という物は、環境の耐性を付ける事。しかし、人間はその逆を行っている。体表に毛が生えてないのは人間だけだろう?人間だけが服を着ている」

まどか「それは豊かになったとも言えるが、環境に甘えているとも言える。その甘えという物はすなわち“感情”だ。“感情”という物が、人間が進化を誤る要因となったのではなかろうか」

まどか「そこで私は考えた。どうしたら人間を正しい道へと導けるのかと。答えは簡単だった。それは、“人に試練を与える”という事だ。極限状態に陥ってこそ、初めて人間は物事を真剣に考えるのだ」

まどか「私は神になっても、あくまで人間の運命との戦いを管理しているまでだ。私は別にこの次元から完全に消える訳では無い」

まどか「神でありながら、人でもあり続ける。それは、人間に進化を促しつつ、人間として同じ立場での苦痛を分かり合う為だ。そうでないと、私の主義に反するからね」

QB「それじゃあ、契約を…」

まどか「ああ…」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 01:08:09.85 ID:dvOTJ1M30
ーーー鹿目まどかに因る世界改変後

QB「いやぁ、しかし君のお蔭だよ暁美ほむら」

ほむら「どういう事なの…?何故まどかがああなったか、あなたには判るというの?」

QB「ああ。要するに、君は繰り返し過ぎたんだ。そしてバグが蓄積されていった…。そしてそのバグプログラムが暴走したんだ。時空間に歪みが生じた、等とも言えるがね」

ほむら「そう…」

QB「宇宙の感情エネルギーは充分に満ち足りてる。今度は逆に、そのエネルギーを用いて人間に因果を蓄積させて行くんだそうだ」

QB「今度の世界は、魔法少女同士で殺し合いをさせて、最も意志の強い者が世界の支配権を握る、というルールらしい」

ほむら「こんな世界、彼女が望んだとは思えない…」

QB「君は数多の並行世界を渡り歩き、その因果を彼女に束ねたのだろう?だとすれば、それまでの鹿目まどかの代表として、彼女の一存で世界を改変しても別に問題は無いと思うけどね」

ほむら「そう。……さて、そろそろ行くかしらね…」

QB「ああ…」

ーーー

QB「鹿目まどかとの決着を付けさせてあげるよ…」

まどか「フフ…」

ほむら「あなたと私は、戦う事でしか分かり合えない…!!」バッ

THE END
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 01:10:24.37 ID:/FW6phIDo
なにこれ?
きもいな
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 01:13:36.98 ID:SavbDlA/o


信号機組展開に置いてけぼりワロタ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 01:14:36.08 ID:dvOTJ1M30
人の世の呪いを受け入れダークサイドに堕ちた鹿目まどか

総ての魔法少女の意志を背負い戦い続ける暁美ほむら

最終的にどちらが勝ったか、それを知る物は最早誰も居ない。

by QB
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 01:18:09.70 ID:VEn7LlwSO
富山のスレがまともに完結したの初めて見たわ感動した

内容はいつも通りか三割ましで読んでて辛かったけど
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 01:23:52.55 ID:SLiVCcsAO
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 08:44:45.80 ID:xSgbXMODO
いつもよりもつまらんかったぞ富山
まあ完結させたし一応乙
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/29(土) 22:32:07.45 ID:dvOTJ1M30
>>19 真ん中らた辺のまどか→マミ

今更だが気付いたんで訂正
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 22:38:02.81 ID:orPWxOcAO
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 10:56:28.27 ID:1a664kVDo
相変わらずの富山
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 13:30:09.31 ID:hWIyemhAO
>>74
もはや恒例である
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