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勇太「闇を恐れよ、しかし恐れるなその力」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/09(水) 19:30:10.29 ID:XEUbimRS0
2013年 現代日本 人類は、人知れぬ支配を受けていた。

〜公園、人気の少ない通り 茂みの裏〜


携帯電話『間もなく予定地に着くよぉ〜』

?1「そんな明るく言われるとどうにも調子が狂うのだけれど…」コソッ

?2「ぎゅっふっふ、偽物はそれしきの事で緊張感を保つこともできないデスか」

?1「うっさい馬鹿中坊」ギギギ

?3「お前ら本当に仲いいなぁ」

?4「しっ、そろそろ来るぞ…」

?1「あら?…小鳥遊さんはどこに行ったの?」

?4「は?」

?2「そういえば何処にも…」

キャアアァァァァァァ

「「「「!!!!」」」」」

?4「しまった、タイミングを逃した!?」ダッ

4人が茂みから姿を現した時には、まるで初めから決まっていたかのように異常な光景がその場に繰り広げられていた。
通りかかった女性に襲い掛かるのは、人に近いシルエットこそしていたがその全身が炎に包まれたまさしく異形。
異形に襲い掛かられた女性は奇跡的にかすり傷を負うだけで済んでいたが
その鋭利な爪が何処かに当たっていたならばその炎で酷い火傷以上の惨事になっていたに違いない。

【グルルルルルル…】

そして今、まさしく炎の異形はネコ科の猛獣が獲物を狙うのと同じように身を低くかがめるとそのまま女性に向かって大きく跳躍した。
しかし…

「まてぇーい!!」バッ

【…!?】

六花「我こそは邪王真眼の使い手にしてダークフレイムマスターの恋人、小鳥遊六花!!推参!!」

【……ぐるる?】


勇太「 」


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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/09(水) 19:31:25.90 ID:XEUbimRS0
〜現実 極東魔術昼寝結社の夏部室〜

チョップ

六花「あうっ」

勇太「お前なぁ!!ロールプレイとはいえ何恥ずかしい自己紹介してくれるんだ!!」///

凸守「そして私こそが小鳥遊六花第一の…」

森夏「ていうかこれ予知の内容から外れるんじゃないの?」

くみん「大丈夫だよぉ〜、その行動も依頼するときに六花ちゃんに許可しておいたの〜」

一色「さっすがくみん先輩!用意周到っすね!!」サムズアップ

凸守「ぐぬぬぬ…名乗りを途中で切るとはニセサマの癖にぃ」

森夏「ニセサマ言うな」

くみん「そうこうしている内にイフリートは六花ちゃんに襲い掛かるよぉ〜?」

森夏「な!!これメタ会話じゃないの!?」

六花「ふっ、我が邪王真眼をもってすれば余裕」

勇太「ンなわけあるか。封印解除して六花をかばうぞ」

凸守「あ!私もするディス!」

六花「私も」

一色「あれ、解除コードってやつ…本当にやんなきゃダメ?」

くみん「がんばれ〜v」

勇太「…爆ぜよリアル」

六花「弾けろシナプス!」

「「「「「バニッシュメント・ディス・ワールド!!!!!」」」」」


※そんな感じで中二病メンバーがサイキックハーツTRPGをプレイするSSです
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/09(水) 19:35:17.77 ID:iE5JufM40
面白そう、期待
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/09(水) 21:30:31.75 ID:zNivcsq7o
期待
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/10(木) 09:54:30.45 ID:INrqbFGAO
 『シルバーレイン』は、2012年12月31日をもちまして、運営を終了致します。長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。

勇太「……は?」

〜現実 一週間前 勇太の部屋〜

勇太「……はは、そうだよな…もう7年もやってたんだしそろそろ終わっても良い頃だったんだよな…」

この日富樫勇太は久しぶりにとあるサイトを覗き、そして打ちのめされることとなった。
シルバーレイン、トミーウォーカーが運営するPBW型SNS。
現代日本を舞台に超常の力をもって戦う能力者という設定の元、能力者の学園を拠点に異形や来訪者達と戦い一般人の平和を守るという趣旨のネットゲームである。

ネット上でキャラクターを演じる、これが中々どうしてドハマりすると楽しいものなのだが
慣れるまでは発言の度にこっぱずかしさに苛まれることになる。
なりきり(ロールプレイ)故に慣れてしまった頃には意識的に能力者の一員だ。

要するに、中二病の因子を持つ人間のためのゲームなのである。

勇太もまた、ダークフレイムマスターの称号をつけた持ちキャラが居た。
中学を卒業してからめっきり手をつけていなかったものの
週一で開催される学園黙示録(チームを組んで行う模擬戦大会のようなもの)やゴーストタウンでコツコツ上げたレベル
好きな絵師に頼んで作ってもらったイラスト製品の数々
そして、自ら立ち上げた結社(プレイヤーがゲーム内に個人運営で立ち上げるコミュニティ)さえもがそのまま残されていた。

勇太「…って、何切なくなってるんだ俺は」

勇太「これはもう封印した歴史であって…後悔なんか…後悔なんか……」

六花「勿体無い」

勇太「うわっ!?何処から出てきた?!」

六花「ベッドの下に、ずっと」

ッターン ア゙ッーー

勇太「そこに入るなと言っとろうが!!」
六花「大丈夫、淫魔の書は視界に入れて精神を侵食される前に灼滅しておいた」

言ってる意味がわかってしまった

勇太「のおおぉぉ…俺のおっぱいコレクション…」ガクッ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 09:56:36.24 ID:INrqbFGAO
六花「シルバーレインの時代は、私もエレクトリカルオーシャンからよく訪れていた平行世界。私も、戦いの時代が終わったのは残念」

勇太「なんだ、お前もやってたのか」

六花「参加したのはラストバトルだけ。でも結社では皆エレクトリカルオーシャンの民にしては優しかった」

勇太「確かに…ネットの中でもモラル高かったよな、無限のファンタジアでもそうだった…」

六花「…ゆーた」

勇太「正直言うと、今思いっきり後悔してる…」ハァ

六花「ゆーた、ゆーた」ポムポム

勇太「ん?」

六花「こっち…後悔しているなら、またやり直せば良い」カチカチ

勇太「サイキック…ハーツ?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/12(土) 09:22:06.71 ID:4Iph/XVG0
勇太「・・・何だこれ」

六花「・・・・・・」ごくり

勇太「めちゃくちゃ面白そうじゃないか・・・っ」

六花「!?」

勇太「あぁ、あぁ!!何時怪物に墜ちるともしれない中で戦うダークヒーロー、格好良すぎる!!」

六花「流石はDFM、早くもこの作品の潜在的な魅力に気がついたとは」

勇太「性善説はやりすぎだと思うけどな」

六花「それは同感」

勇太「しかし・・・やっぱりこれもTRPG版出てるのか・・・そっちも買ってみようかな」

六花「余裕、既に2冊買ってある」シュピッ

勇太「早いな!!」

六花「セッション・・・する?」クビカシゲ

勇太「むむむ・・・人数は集まるのか?」

六花「宛はある、集めるのは余裕」

勇太「・・・よし、やろう!」

六花「心得た」ピポパ

勇太「しかし、俺がやらないっていう可能性もあっただろうに」ルルブモライ

六花「DFM・・・いや、ゆうたならこれに惹かれると思っていた。寧ろちょっと理解が早くてびっくりした」

勇太「おまえの彼氏やってるんだぞ?これくらいのイタい設定でこんな面白そうな機会を逃してられるかっての」

六花「・・・っ、あうぅ」///

勇太「・・・ごほん」///
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 09:22:33.48 ID:4Iph/XVG0
そんなこんなで次の日


〜現実・極東魔術昼寝結社の夏〜

『第壱回 議事不可視境界線探索会』 ・・・の垂れ幕

くみん「さてぇ〜、みんな集まったねぇ〜v」(本日のGM襷

勇太「え、先輩がGM?」汗

一色「くみん先輩に呼ばれてきたんだけど、何が始まるんだこれから?」

森夏「私も何も聞かされずに呼ばれたんだけど・・・何これ」

凸守「げふふふ、これだから愚民共は・・・マスターのことデス、きっとこれから想像を絶する素晴らしき闇の儀式が開催されるのディスよ」

森夏「あんたも聞かされてないんじゃない」

くみん「あのねぇ〜、これからぁTRPGをするんだよぉ〜v」

森夏「」ピクッ

一色「RPG?もんはんですか?」

勇太「なんだ六花、皆に教えてなかったのか?TRPGっていうのは自分でキャラクターを作って、紙とペンとサイコロだけを使ってGMと会話しながらやるタイプの卓上ゲームだ」

立花「くみんにだけはルールも伝えてある。サプライズも醍醐味の一つに・・・」

勇太「なるか」チョップ

立花「あうっ」

一色「会話?つまりあれか、くみん先輩と語らいながら遊ぶゲームってことだよな!!よっしゃあぁ乗ったぁ!!」

凸守「どこ行くデスか偽モリサマー」

森夏「ぐっ・・・偽モリサマーいうな!!今時そんなアナログな遊びにつき合ってられないだけよ!!」コソッ

凸守「げふふふ、怖じ気付いたですかニセサマー。デスが貴様はもうこの闇の遊技に参加するよう定められているのディス。マビノギオン第37章42項によれば、聖霊王の定めた誓約に伴い・・・」

森夏「ストォップ!!わかったわかったわよ!!あたしも参加すればいいんでしょ!?」ツカツカツカ・・・ドカッ

くみん「大勢でやった方が楽しいよぉ〜v」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 09:23:39.93 ID:4Iph/XVG0
そんなこんなで次の日


〜現実・極東魔術昼寝結社の夏〜

『第壱回 議事不可視境界線探索会』 ・・・の垂れ幕

くみん「さてぇ〜、みんな集まったねぇ〜v」(本日のGM襷

勇太「え、先輩がGM?」汗

一色「くみん先輩に呼ばれてきたんだけど、何が始まるんだこれから?」

森夏「私も何も聞かされずに呼ばれたんだけど・・・何これ」

凸守「げふふふ、これだから愚民共は・・・マスターのことデス、きっとこれから想像を絶する素晴らしき闇の儀式が開催されるのディスよ」

森夏「あんたも聞かされてないんじゃない」

くみん「あのねぇ〜、これからぁTRPGをするんだよぉ〜v」

森夏「」ピクッ

一色「RPG?もんはんですか?」

勇太「なんだ六花、皆に教えてなかったのか?TRPGっていうのは自分でキャラクターを作って、紙とペンとサイコロだけを使ってGMと会話しながらやるタイプの卓上ゲームだ」

立花「くみんにだけはルールも伝えてある。サプライズも醍醐味の一つに・・・」

勇太「なるか」チョップ

立花「あうっ」

一色「会話?つまりあれか、くみん先輩と語らいながら遊ぶゲームってことだよな!!よっしゃあぁ乗ったぁ!!」

凸守「どこ行くデスか偽モリサマー」

森夏「ぐっ・・・偽モリサマーいうな!!今時そんなアナログな遊びにつき合ってられないだけよ!!」コソッ

凸守「げふふふ、怖じ気付いたですかニセサマー。デスが貴様はもうこの闇の遊技に参加するよう定められているのディス。マビノギオン第37章42項によれば、聖霊王の定めた誓約に伴い・・・」

森夏「ストォップ!!わかったわかったわよ!!あたしも参加すればいいんでしょ!?」ツカツカツカ・・・ドカッ

くみん「大勢でやった方が楽しいよぉ〜v」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 09:24:21.37 ID:4Iph/XVG0
凸守「その前に、今回やる闇のゲィムはなんなんディスか」

勇太「あぁ、サイキックハーツっていう割と最近できたゲームだ
人類の魂の奥底にはダークネスと呼ばれる別の人格が眠っていて
強い精神的負荷がかかった人間はそいつと精神を入れ替わらせて肉体を支配されるんだ。
ダークネスは人間と違ってサイキックっていう異能の力を持っていて
人類の文明はずっと陰ながらそいつ等に支配されることになる」

一色「なんだ、舞台はファンタジーな世界なのか?」

勇太「いいや、現代、それも日本が舞台だ。」

一色「は?それじゃあ矛盾するじゃねぇか。そんな化け物連中が政治や歴史を支配してたらどんなに隠れてたっていつかぼろが出るだろ?」

六花「それを隠すのが、バベルの鎖」

勇太「バベルの鎖はダークネスを隠すサイキックの結界幕だ。こいつに守られてるダークネスは通常兵器が殆ど全く通じない上、一般人達の情報伝達を阻害するんだ。その上予知能力まで持つから何時どこで誰と会うとか、もし一般人がその存在に気づいて近づこうとしても会うことすらできないんだ」

一色「なんじゃそりゃ!それじゃ勝ち目ねぇじゃねぇか!」

勇太「それが17年前に転機を迎えることになる。サイキックアブソーバーという超機械を日本のとある組織が作り上げたんだ」

一色「おぉ?」

勇太「ダークネスの存在には、それが強ければ強いほど大量にサイキックエナジーという力の元が必要なんだ。元々ダークネスの数だけ大気中に増える酸素のようなもんなんだが・・・サイキックアブソーバは世界中のサイキックエナジーを吸収したんだ」

一色「酸素を無くしたようなもんか、えげつねぇなぁ・・・」汗

勇太「まったくだwwだが低燃費な連中は生き残った、そいつ等はかつての支配を取り戻そうとより活発に人々を襲ってダークネスに落とし始めた。ダークネスは通常の生き物のように増えることが出来ない、人間をいちいち絶望させてダークネスにすることで個体数を稼ぐしかないんだ。しかしサイキックアブソーバーの稼働で生まれ始めたもう一つの存在があったんだ」

一色「ほうほう?」

勇太「それがプレイヤーキャラ、人間の心を保ちながらダークネスから力のみを引き出すことが出来る『灼滅者』達ってことだ。
人類の側に立つ彼らはこれ以上のダークネスの横暴を止めるため、あるいは自分の中のダークネスに打ち勝つため、あるいはダークネスへの復讐のために立ち向かうのさ」

一色「おぉぉ・・・こうしてみると良く出来てるもんだなぁTRPGって」ルルブペラペラ

六花「それではくみんよ、我が愛しき邪王真眼を継ぐ(予定の)ものよ。シナリオの予告をするのだ」

くみん「フッ、造作もない」

勇太・一色(その設定まだ続いてたの!!?)


今回予告

世界は人知れず支配されていた。
人の魂の奥底に眠り、サイキックという力を使いこなすダークネス。
それに対抗できるのは、強き心でダークネスに抗うことができる灼滅者達だけなのだ。

物語はとある少年の新生活から始まる。
彼は、中二病だった。

勇太「ぶっ」

過去を振り払うように新しい生活を始めた彼を襲う闇
夢を介して現れるそれは容易に彼の心を蝕んでいく。
・・・そして彼を救う少女と少年の邂逅
それを始まりとして、周囲の者達の闇に包まれた過去が覚醒していく
そして少年は己の力を解放する・・・

『サイキックハーツセッション:中二病でも恋がしたい!!』
プロローグ「黒歴史を紡ぐもの」

ーーーー恐れるな、この力。


11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 09:25:00.24 ID:4Iph/XVG0

一同「おぉ〜」パチパチパチ

勇太・森夏「「ってちょっとまてええぇぇぇ!!!!」」ガタッ

くみん「ふぇ?」

森夏「あ、あんたねぇ!!明らかに敵の精神攻撃?が私たちには天敵のような気がするんだけど!!?」

くみん「え〜気のせいだよぉ〜v」

勇太「くみん先輩って、悪意無くドストレート突くよなぁ・・・」

一色「さっすがくみん先輩!!俺たちに出来ないことを平然とやってのける!!そこに痺れる憧れるゥ!!」

森夏「憧れるなあぁぁ!!」

くみん「それじゃあハンドアウト行くよぉ〜v」

一色「ハンドアウト?」

勇太「あぁ、PC個人に降り当てられる予告みたいなもんだ。大体こんなオープニングから始まって、こういう運命をたどるぞって奴」


PC1用ハンドアウト
コネクション:ダークフレイムマスター? 感情:恐怖
君は元中二病の男子高校生だ。

勇太「おい!今回予告でも相だったけど何でそんなにおれ名指しなんだ!!」

一色「お、落ち着け勇太!!正直さっきの説明の時も口調が中二だった!!もう立派に現役だ!!」

勇太「そっちじゃなあぁぁい!!」

過去の恥ずかしい記憶を封印し、新たな生活を歩み始めた君は連日悪夢にさいなまれることになる。
夢の中で彼を追うのは過去の自分、それも妄想でも何でもない
本物の力を持ったダークフレイムマスターだった。

勇太「・・・・・・もうつっこみ疲れた」チーン

一色「しっかりしろおぉぉ!!まだ息はあるぞおぉぉ!!」


PC2用ハンドアウト
コネクション:ジャックブラック 感情:敵意

君は武蔵坂学園に通い、ダークネスと戦う灼滅者だ。
君が倒すべき敵はジャックブラックと呼ばれるシャドウのダークネスである。
エクスブレインの言葉に従い、君はとある少年のソウルボードに足を踏み入れた。

くみん「これは六花ちゃん用に用意しておいたハンドアウトだよ〜」

勇太「ぐぐ…そっちのハンドアウトはずいぶん普通だな…」

森夏「いいえ、キャラメイクもあるからここから先化ける可能性も…」

勇太「ん?」

森夏「な、何でもないわよ?」

PC3用ハンドアウト
コネクション:PC2 感情:同志

君はPC2の遊び友達だ。
そして同時に同じ宿命を持った灼滅者でもある。
君の持つ魔道書の予言に従い、彼女と共に行動する君は
その魔道所を奪われてしまうのであった。

凸守「これは私ディスね」

一色「微妙にリアルの設定もかぶせてくるあたりがニクい…だがそんな天然鬼畜さもいい」

六花「並行世界の私たちをイメージしてほしいと言っていたけれど…くみん、恐ろしい子」

くみん「えへへ〜」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 09:25:36.94 ID:4Iph/XVG0
森夏「嫌な予感しかしない…」

PC4用ハンドアウト
コネクション:ジャックブラック 感情:仇敵

君はかつてダークネスだった。
そしてそのダークネスは、中二病だった。
彼女が正気を取り戻すまでの間そのダークネスは好き勝手に凶悪な力を持った魔道所をばらまいた。
ネット、新聞、書籍、ノート、あらゆる形態で出回った魔道書を君は処理してきた。
その一つをジャックブラックが持っていると知った君はそのダークネスから魔道書を奪い返す決意を固めるのであった

森夏「い、イヤあああぁぁぁぁぁマビノギオンが、マビノギオンがばらまかれてくうぅぅぅ!!」

凸守「おぉ!!ニセサマのSAN値がみるみる下がっていく!!」

勇太「お、落ち着け!!リアルじゃない、リアルじゃないから!!」

PC5用ハンドアウト
コネクション:PC1 感情:親友
君はPC1の親友である。
ある日、君の夢に親友が現れた。
その姿は奇怪で、まるで漫画の悪役かダークヒーローのような出で立ちをしていた。

勇太「うわああぁぁこのシャドウマジ迷惑だああぁぁぁ!!」

くみん「じゃあ皆キャラクターを作ってねぇ〜」

一色「何故だろう…ここからが本当の地獄のような気がするのは…」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 09:35:22.87 ID:4Iph/XVG0
とりあえず今回はここまで
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 09:46:24.45 ID:2+ZWXx/e0
デコッ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 09:47:36.62 ID:hrhaIpREo
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 11:03:41.47 ID:B3xzrcQJ0
乙ー
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/14(月) 13:58:55.75 ID:uQ0d40Ee0

六花「最初に決めるのはルーツ、灼滅者は己の魂に眠るダークネスに起因する能力と、もう一つ別の能力を備えている。一つがメインの【ルーツ】、もう一つがサブのポテンシャル」

勇太(六花の説明が普通に聞こえるだと…!?)

=========================

ダンピール
ヴァンパイヤの感染に巻き込まれながらも闇落ちを拒み覚醒した灼滅者。
宿敵は一人が闇落ちすると血縁者達がそろって『感染』して闇落ちする性質を持つ【ヴァンパイア】。

殺人鬼
卓越した殺人技能を持ちながら、殺人衝動に抗い続ける灼滅者。
宿敵は殺人衝動のままに殺戮を繰り返し、666の序列を競い続ける【六六六人衆】

魔法使い
古代より魔術や魔法といった形で伝わってきたサイキックを扱う術士。
宿敵は優性学や選民思想を人々に植え付け闇落ちを促すダークネス【ソロモンの悪魔】

シャドウハンター
人間の精神世界『ソウルボード』に潜り込み宿敵である強力なダークネス【シャドウ】を倒す宿命を背負った灼滅者。
宿敵はソウルボードに寄生する強力なダークネス【シャドウ】

ストリートファイター
己の技を磨きサイキックにまで昇華させた格闘家。
宿敵は戦闘狂と化した格闘家【アンブレイカブル】

神薙使い
己の身におろすカミの力で清浄な風を操る術士。
宿敵はおとぎ話に伝わり現代においても人間に混じり悪逆を尽くす【羅刹】

ファイアブラッド
燃えたぎる血を炎に変えて戦う灼滅者。
宿敵は人の身に宿った幻想種、炎の身体を持つ獣【イフリート】

エクソシスト
信仰によって退魔と浄化の力を操る聖職者。
宿敵は肉体を捨てる程に強力化する単体最強のダークネス【ノーライフキング】

サウンドソルジャー
魔術の域にまで高めた音楽と踊りの才能を駆使して戦う灼滅者。
宿敵は己の欲望のためにあらゆる者を犠牲にする【淫魔】

ご当地ヒーロー
土地に宿るご当地の力を借りて戦う正義のヒーロー(もしくはヒロイン)
宿敵はご当地を悪に染めてなんやかやで世界征服をたくらむ【ご当地怪人】

=========================

勇太「まぁふつうのRPGでいう職業みたいなものだな、剣士とか魔法使いとか・・・」

一色「こうしてみると確かに中二っぽいというか、ヒロイックだなぁ」

凸守「ぎふふふ、それがこの闇の遊技のウリというものディス」ギフフフ

一色「というか、一つだけ異様に目立つ職業があるんだが・・・そうだなぁ、俺はこれにするかなぁ」カリカリ

六花「ダークフレイムマスターはやはり炎を使わないと・・・」チョンチョン

勇太「はいはい・・・お、この技かっこいいな」フムゥ

森夏「全く何でこんなこと・・・」イイツツモクモク

凸守「ロケットハンマーはロマンディス!!偉い人にはそれが解るのディス!!」グワッ

くみん「それじゃあできたら起こしてねぇ〜…v」むにゃむにゃ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/14(月) 13:59:36.89 ID:uQ0d40Ee0
〜そんなこんなで〜

くみん「さぁて、そろそろみんなできたかなぁ?」

一同「「「「異議なーし!」」」」

くみん「それじゃあ富樫くんからハンドアウト順でじこしょうかいおねがいしますねぇ〜v」

=========================

PC@ 富樫勇太
ファイヤブラッド×ダンピール  燃え盛る炎が獣の姿を描いた時、覚醒した 
充実した青春を送るため入学した  無敵斬艦刀 男子高校生冬服 気魄15 術式9 神秘9
行動値11 HP39

勇太(DFM)「俺はダークフレイムマスター、嘗て銀の雨の時代を超えて戦ってきた最強の魔術師・・・」

勇太「と思いこんで暮らしてきた、富樫勇太という至極平凡な成り立ての高校生男子だ。高校進学と一緒に中二病を卒業して普通に暮らそうと思った矢先にこれというわけだ。」

六花「おぉ〜」パチパチ

凸守「戻らないでいいのにデス」

勇太「うっさい、平行世界っていったのは六花だ」

一色「まぁゲームでは妄想じゃなく能力が現実のものになっちゃうわけだけどなww」

勇太「そういうことだww」

一色(というか確実に戻ってきてるとかいえないよなぁ)

=========================

PCA 小鳥遊六花
シャドウハンター ×魔法使い 奇妙なトランプを拾い、灼滅者に覚醒した
一目惚れの相手が学園にいた マテリアルロッド バトルコスチューム 気魄13 術式10 神秘10
行動値10 HP31

くみん「次は小鳥遊さんだよぉ〜v」

六花「私は邪王真眼の使い手、小鳥遊六花。偶然拾ったトランプには強大なシャドウ『邪王』が宿っていた。まるで感染するように片目に邪王を封印してしまった私は武蔵坂学園に助けてもらい、どうにか今制御できている状態
どちらの私も最終目的は同じ、混沌たるカオスを渡ることによる不可視境界線の探索」

勇太「中身は大して違わなそうで安心したよ」

森夏「ん・・・?ねぇGM、このセッションにまさか不可視境界線が実在したりしないわよね?」

くみん「さぁ〜それはどうでしょうv」ウフフ

六花「ちなみに灼滅者としてはちょっと先輩、フォース『武蔵坂学園』所持」エヘン

=========================

PCB 凸守早苗
ストリートファイター×神薙使い アンブレイカブルと化して暴れまわっていた
闇堕ちから救われて入学した ロケットハンマー ドレス 気迫14 術式12 神秘7
行動値11 HP40

凸守「邪王真眼の使い手小鳥遊六花第一のサーヴァント!!」

森夏「大きさ的にせいぜいナノナノね」プッ

凸守「なぁっ、ナノナノをバカにするなディス!!ミョルニルハンマーの使い手、凸守早苗ディス!!
確かにこちらの意味でのサーヴァントではないディス、しかし・・・アンブレイカブルとして強き者を求めてさまよっている際であったのがマスターデス、激闘の末私はマスターとの絆を得たのディス」

凸守「ちなみにキリングツールでこそないデイスが、魔道書を特別ルールでアイテムとして持っているディス。私はこれを読んだことで神薙使いの力を得て、今は聖なる暗黒の書として大事に持っているデイス」

森夏「」ギリギリ

一色「?」ビクッ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/14(月) 14:00:08.83 ID:uQ0d40Ee0
PCC 丹生谷森夏
エクソシスト × 魔法使い アンデッドの軍団を率いる屍王だった
自ら学園の存在を探り当てた 契約の指輪 スポーツウェア 気魄6 術式13 神秘16
行動値15 HP20

森夏「えぇと・・・にぶたにゅ・・・」ソワソワボソボソ

凸守「どうしたディスかニセサマー、私の見事な自己紹介の後で怖じ気付いたデイスか?」

森夏「あぁもううるさいわね!!一発で言えるあんた等が変なのよ!!」

勇太(・・・・・・・・・・・・俺も!?)

森夏「あ、あたしは丹生谷森夏。今は学園近くの教会でシスターをしてるわ。別に神様を信仰してるからとかじゃない、聞き込みで昔闇落ちしていた頃に書いた魔道書を探して滅ぼす為よ」

凸守「むむっ・・・ダークネスより表の方が邪悪ディス」

森夏「ジャッジメントレイで白く染めてあげましょうか?」牛乳瓶キュポン

凸守「や、やめるデスよすデスそんな臭い白い液体を顔に近づけないでくださいデス淫魔…あ”あ”あ”あ”」ゴボゴボ

森夏「フゥ・・・灼滅者歴の方は悔しいけど中坊と一緒くらいかしらね」

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PCD 一色誠
ご当地ヒーロー(日野市) × サウンドソルジャー ヒーローに憧れながら、日々を過ごしていた
充実した青春を送るため入学した バイオレンスギター 着流し 気魄14 術式12 神秘13
行動値13 HP40 

一色「滋賀県日野市のご当地ヒーロー、一色誠だ!!」

森夏「っ」ガクッ

森夏「何であんたも普通にいえるのよ、なに私がおかしいの!?」

一色「いやぁこういうヒーローものに憧れがあって…」

森夏「フンっ」アシフミ

一色「ぎゃあああぁぁぁっ!!?ゆ、勇太と同じく能力には目覚めたばっかりってことで…」グオォ

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くみん「うんうん、皆の分のキャラクターシートがそろったからシナリオの最終調整をするねぇ」

凸守「ギュッフッフ、待ち遠しいデイス…並行世界のニセサマなど一捻りしてやるデイス」

勇太「いやPVPじゃないだろいくらなんでもそんな初めから」

くみん「10分くらいで仕上げてくるからね〜」

勇太「10分!?」

六花「手が早い…流石はくみん、戦慄のナイトシエスタ」

森夏「確かに戦慄ね…」

くみん「TRPGって海外だとそんなに珍しいゲームじゃないんだよ〜v」

一色「流石先輩…!」

〜10分後〜

くみん「できたよ〜v」

勇太「予告通りだと…帰国子女パネぇ」

六花「いよいよか…邪王真眼の御名において!これより第一回疑似不可視境界線探索会を執り行う事を宣言する!!」

勇太「…?六花、垂れ幕の字間違ってるぞ?」○疑似 ×議事

六花「あぅ…それはいわなぃで…」///

森夏「何やってるの」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/14(月) 14:21:19.92 ID:uQ0d40Ee0
とりあえず今回はここまで
次回更新でようやく本編始まります…プロローグが思ったより長引いたな;
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/14(月) 14:22:04.91 ID:n3zIr+UMo
おつ
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