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能力バトル物書いてみた - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:21:31.47 ID:L8T4Ek9C0
5時から今まで書いてきたやつだから低クオリティ
粗いところが多々ありますが、見ていってください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358040091
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:21:54.49 ID:L8T4Ek9C0
男「この部屋は・・・?」

男が目をさましてみると、そこは何もない真っ白な部屋だった。

男「なにもない・・・」

男が冷静になろうとしている、その時だった。

ガタン!

後ろから物音がして男がとっさに振り返った。

男「誰だ!」

振り返ってみるとそこは顔が見えないが「人」が立っていた。

人「私は、このゲームの立案者です。
ルールを簡単に説明させてもらいます。」

男「ゲーム?説明?いきなりなんなんだ!」

人「@ あなたを含め数人がこのゲームに参加しています
A その複数人と殺し合いをしてもらいます
B この場所にはゲームに参加している人しかいません
C このゲームに参加している人には特殊な能力を与えています
D 能力を使えば生力を失います。能力が大きければ大きいほど多く生力を失います。
当然生力をすべて失ってしまいますと・・・死にます。
Eそして・・・助かるのは、最後に残った二人だけです。」

「人」は男に何も動じず、淡々と説明していった。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:22:32.29 ID:L8T4Ek9C0
人「あなたの能力は・・・」

「人」は懐からカードを取り出した。

人「 ROLE DE FORTUNE 」

人「この能力は-----
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:23:28.02 ID:L8T4Ek9C0
女「白い部屋から出てきたはいいものの・・・
この町、どこかおかしい」

コンビニやビルがあるのだが何も音がしない。
いや、人すらいないのだ。

女「とりあえず、見回ってみよう・・・」

女が数歩歩いた時だった。

カツン 

響きわたる物音。

女「誰かいるの!?」

ハッと振り向いてみるがそこには



誰もいなかった。

女「気のせい・・・?でも確かに音が聞こえたわ・・・
油断は禁物ね。」

彼女の能力は「JUGEMENT=審判」
触れた物にルールをつける。
たとえば、物なら5秒後に爆発する。
人なら呼吸をしたら死ぬ、といったものだ。

女「どの程度のことをしたら生力がどのぐらい減るかがわからないから、
むやみに使うのはやめたほうがよさそうね・・・」

だが、ここで何らかの行動をしなければ、一方的に攻撃される危険性があるのだ。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:25:06.73 ID:L8T4Ek9C0
女「どうしよう・・・」

迷っていた、その時だった。

キラッ

ドカアアアン!!

女「何が起きたの!?」

女の真横をなにか、光るものが通り過ぎて行った。
そして、爆発した。
女は何があったか理解できなかった。

女「とにかく、逃げないと!」

そばにある建物の中に入った。

?「チッ 遠くからだとあたらねえか・・・」

?「とりあえずやってみたが、とくに体に変化はねえ。
もっとやってみても大丈夫そうだな」

ドカアアアン!ドカアアン!ドカアアアン!

女「また爆発!一体どんな能力なの!?
このままじゃあ一方的にやられちゃう・・・」

このまま攻撃され続けると、このまま一方的にやられ、
死んでしまうのは目に見えていた。

女は建物の壁に触った。

女「ルール付与、この壁は一度だけ私なら通れる。」

女は建物から抜けだした。

女「このまま隠れるか・・・それとも敵と戦うか・・・」

じっくり考えている時間がないのは明らか。
この時間にも敵は攻撃し続けているのだ。

ドカアアアン!

ガラガラガラ!
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:26:35.83 ID:L8T4Ek9C0
先ほど板建物が崩れた。

女は考えた。
このまま、待っていれば敵は死んだと思い去るか、
死体を確認しにくるだろうと。

女は息をひそめ、崩れた建物の影に隠れた。

?「うし!やったかな?」

コツ、コツ、コツ
足音が近づいてくる

ガラガラ

崩れた建物の残骸をどかす音が聞こえた。
女は少しだけ顔を出し、のぞいてみると、
そこには身長170cmぐらいの男がいた。

女は小石を握りしめ、ルールを付与した。

この石に当たったものは眠る。

そして、保険のために自分の足元にある大きなガレキにルールを付与した。
誰かが踏んだら、爆発する。


?「死体がねえ・・・」

爆発で吹き飛んだ、ということは考えにくい
つまりまだ生きているということだ。

?「どこにいやがる!このDQN様をなめるなよ!」

DQNが能力を発動させようとしたその時。

女「くらえ!」

女はルールを付与した小石をDQNに向かって投げた。

ガン! 鈍い音が響き渡る。

女「やった!?」

ドサッ!

DQNは倒れた。

女「眠ってる・・・よね・・・?」

DQNに触れてみてもなんの反応も示さない。
眠っているようだ。

女「でも・・・どうしよう・・・」

生き残るためには殺さなければならない。
女はどうしようか迷った。

女「やらないと・・・いけないんだ・・・
ルール付与 この男の心臓は止まったまま動かない。」

脈を触ってみても、動いていない。

女「私・・・人を殺したんだ・・・、ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・。」

女「なんだろう・・・疲れちゃった・・・」

DQN、脱落。
能力名「CHARIOT=戦車」

人「DQNは簡単に死んでしまったか・・・
面白くない。」

人「お!次はこいつを見てみよう。」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:28:29.59 ID:L8T4Ek9C0

少女「さて、能力を一通り試してみようかな。」                    コツ 
この少女の能力は
「SOLEIL=太陽 火を発生させ、自由に操作できる。。
距離が近ければ、近いほど熱を高くすることができる。
距離が遠ければ遠いほど、熱は低くなる。」

自分の目の前に火を出した。

少女「なるほど、こうやって火を出すことができるんだー」

少女「さて、それじゃあ行きますか♪出てきてください。」

建物の影からやせ細った、ガリガリの男がでてきた。

根暗「いつから気付いていたんだい・・・?」

少女「足音がしたような気がしたので、カマをかけてみただけですよ。」

根暗「そうか・・・君は火を操る能力のようだね・・・」

根暗「僕の能力は死神・・・死神をだして攻撃する・・・鎌で攻撃することしかできないけどね・・・」

少女は何も言わず、根暗の周りに火を出した。

少女「これでもう動けないですね!」

根暗「そうだね・・・すごく熱いし・・・僕は動けないや・・・」

後ろから死神が鎌を持ち、少女の後ろから迫ってきていた。

少女「バレバレですよ。」

少女が後ろをすばやく振り返り、右に飛び込み、死神に火をつけた。

ギイイヤアアアアアア"ア"ア"

死神が断末魔を上げる。

根暗「ウウアアア・・・」

死神を燃やすと、根暗も苦しみ始めた。

根暗「許さない・・・許さないぞ・・・」

死神の姿が消えた。

少女「何か知ってることはありませんか?」

根暗「たとえ知っていてもお前になにもいうことはない・・・」

少女「このまま焼き殺されたいんですか?
何か知っていることを教えてくれたら、助けてあげるかもしれませんよ?」

少女が建物に寄りかかった。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:31:13.59 ID:L8T4Ek9C0
男「おれのこの能力・・・説明を聞いただけでは強力そうだが、
実際にはどうなんだ?」

男が一人ごとをつぶやくと、目の前に身長190cmはありそうな黒人が現れた。

黒人「おれの名前は黒人、能力は力、自分の力を増大させる能力だ。
そして能力を適用させている部分は防御力も高くなるみたいだ。」

男「偉く丁寧に説明してくれたな。それだけの自信があるとみていいのかい?」

黒人「いいや、おれはただ、正々堂々と戦いだけだ。
お前は?」

男「お前は、というと?」

黒人「お前は自分の能力を教えてくれないのかい?ってことさ。」

男「教えないね。おれはそこまで馬鹿じゃないさ。」

黒人「そうか。じゃあ・・・いくぞ!」

黒人は足と腕の能力を適用させた。

ドンッ!!

男に向かってとびかかった。
そして、男に向かって殴りかかった。

男「あぶねえ!」

男は紙一重でかわした。

タタッ

男は距離をとった。

黒人「む?常人にかわせるようなスピードじゃないと思うんだが・・・
お前の能力か?」

男「さあ、どうだかな・・・悪い頭で必死に考えたらどうだ?」

軽口をたたく男だが、内心焦っていた。

男「おれの能力をどう使えばあいつを倒せるんだ・・・」

黒人「いまだ!」

黒人が飛びかかってきた。
男は考えごとをしていたため、反応が少し、遅れてしまった。

男の右腕に黒人の拳があたった

メキメキッ!
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:32:22.01 ID:L8T4Ek9C0

鈍い音が響き渡った。

男「ウガアアアッ!くっそおおおおお!」

黒人「なんだ・・・ただの雑魚か、とどめだああああああああ!」

男は必死に生きることを願った。

シーーーーン

男「なんだ・・・これ?」

世界が真っ白になっている。

ガコン!ガラガラガラ

音がした。

世界に色が戻った。

黒人の動きが止まっている。

男「何がおこった・・・?」

黒人「私はDIABLE、悪魔の能力をもつものだ
この男を操っている。君に話がある。」

男「なんだ・・・?言ってみろよ・・・」

黒人「私はとてつもなく強い能力をもつものと出会ってしまった。
そいつは強い、私一人では到底太刀打ちできない。
だから、私の仲間になってほしい。どうだい?」

男「仲間に・・・?姿も見せもせずに一方的に仲間になれなんて
無理な願いだぜ。」

黒人「それもそうだ、そこから100mぐらい先のでかいビルの7階におれはいる。
待っているから来てくれ。」

ブチッ   バタンッ!!

男「!」

倒れた黒人を見てみると
舌を噛み切っていた。

男「とりあえずは助かったことをよろこぶべきか・・・
ビルにいってみよう・・・」



黒人、脱落
能力名 「FORCE=力」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:32:47.73 ID:L8T4Ek9C0

男「お前が悪魔の能力をもつものか?」

中年「そうだ」

男「とりあえず、おれはまだお前を信用する気はない。
お前の能力をしゃべってもらおうか。」

中年「おれの能力は悪魔を自由に操ることができる。
悪魔は人の精神操作もできるし、単純に力もある。
だが、悪魔を操作している間はおれの意識はなくなる。
そして悪魔がくらったダメージはおれにもふりかかってくる。」

男「なるほど、どれぐらいの距離まで動けるんだ?」

中年「500mが限界だな。」

男「それで、お前がおれを仲間にしてまで倒したい奴の能力は?」

中年「わからない」

男「は?」

中年「わからないんだ。何をされたか。」

男「どういうことだ?」

中年「言葉の通りだ。気付いたらやられていた。
この腕をみてくれ」

腕には切り傷がついていた。

男「切り傷?それがそいつの能力か?」

中年「わからないが、それだけではないと思う」

男「なるほど・・・とりあえずは、あんたのことを信用して、
協力してやるよ。とりあえずおれは何をすればいい?」

中年「おれはこの悪魔を使ってあいつの能力を調べる。
意識が切れるから、意識が戻るまでおれを守ってほしいということだ。」

男「なるほど、まかしておけ。」

中年「頼んだぜ・・・それで、お前の能力は何か教えてもらえないか?」

男「おれの能力は・・・




「運命を操る能力」
 
          だ。





人「ほほお、男と中年が手を組んだか・・・
面白い。 あいつと男・・・どっちが勝つのか楽しみだな。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:34:13.56 ID:L8T4Ek9C0
大きな時計塔がある場所に女はいた

女「ふう・・・」

女の精神に限界が来ていた。
極度の緊張に加え、人を殺めたという事実。
その二つがのしかかっていた

女「もう疲れちゃった・・・これ以上人を[ピーーー]くらいなら・・・」

?「人を[ピーーー]くらいなら・・・なんだ?死ぬか?」

女「!?」

うしろを振り向いたが誰もいない。
もう一度前を見てみると-----



そこには金髪の男がいた。

金髪「どうした?これ以上人を[ピーーー]くらいなら?」

女「な・・・あなたは・・・だれ・・・?」

金髪「なるほど、質問に答えれない馬鹿だったか?」

女は煽られ、頭に血がのぼってきた。


金髪「どうした?何も言い返さないということは認めたということか?」

女「うるさあ"あ"あ"いいいい!!
ルール付与、生きていれば死ぬ!!!!」

女は半ば狂乱気味で金髪に向かっていった。

金髪「くだらない。ヒステリックな女ほどうるさい物はないな。」

女「!?」

女「何がおこったの?あの一瞬で移動したというの?」

金髪「どうした?何かするんじゃないのか?」

金髪「行動を起こさないということは、死ぬ準備ができたという解釈でいいかな?」

女「あ・・・ああ・・・あ・・・」

金髪「潔く死ぬがいい」

ヒュ!

金髪「後ろから・・・か。」

根暗「なんだ・・・今の動きは・・・」

金髪「お前の能力は?この貧弱そうな骨を動かすだけの能力か?」

ヒュ!ヒュ!

金髪「あたらんなああああ!」

根暗「瞬間移動・・・?」

死神が金髪を狙って鎌を振り回しているが
金髪が一瞬で別の場所に行き、あたらないのだ。

根暗「いったい・・・どうしたら・・・」

金髪「つまらんな、このまま死ぬがいい」

瞬き、その瞬きをした後に映ったものは
目の前に飛んできているナイフだった。

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:35:30.97 ID:L8T4Ek9C0
金髪が根暗の頭を踏みつけた。

金髪「さぁて次はそこにいる君の番だ・・・」

金髪「視線!何者だ!」

コンビニの上からみている悪魔に気がついた。

悪魔「ようやくわかった・・・」

悪魔「お前は・・・と金髪「おれの能力はしゃべらせぞおお!この腰抜けがああああ!」

金髪が一瞬で悪魔の背後をとった。

悪魔「能力かいじ・・・」

グサッ!

悪魔「カ・・・しんぞ・・・を・・・」

金髪「ふう・・・危ないところだった・・・」

金髪「さて・・・女だが、まあ逃げたか。
いいだろう。じっくり探し回って
蟻を潰すように簡単にぶち殺してやろう。」



男「中年・・・?」

中年「こ・・・・・・・あ・・・つは・・・き・・・める・・・」

男「中年!?どうしたんだ!」

男「中年!中年!」

男「死んでいるか・・・くそ!」

中年、離脱
能力名 「DIABLE=悪魔」



人「残りは女と男と金髪か・・・」


さあ、おれを楽しませてくれよ。




〜残りは3人です〜
さあ、頑張って殺し合いをしてください。


男「残り3人・・・?」

男「まてよ?二人がつぶしあってくれれば、おれは安全に生き残ることができる。」

男「だが逆に残りの二人が協力すれば、おれは命が危ういわけだ・・・」

男「どうするべきか・・・・・・」



女「残り3人・・・怖い・・・」

私が隠れていればだれかがやってくれるのだろうか
という考えを巡らせてみた。

あの金髪が私よりももう一人を見つけ、殺してくれれば
私は助かる。


13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:36:50.76 ID:L8T4Ek9C0
生きるなら、ずっと隠れているべきだ・・・

女「でも、あの金髪は明らかに人を楽しみながら殺している・・・」

女「このまま生き残っていても私は人を殺したという事実に耐えられるのだろうか・・・」

女「それぐらいなら、たとえ死んでもあの金髪に少しでも痛い思いを見せてみたい。」

女「自暴自棄になっているのだろうか?でも、私はそれでいいとおもっている。」

女「でも・・・一人では無理だわ、最後の一人を仲間に加えなきゃ。」

女「よし、行こう!」


金髪「残り3人か、ゲームももうそろそろで終わりだな。」







女「ここは・・・私が初めて人を殺した場所・・・」

男「突然だが、仲間になってくれないか?」

不意に声をかけられ、女はびっくりして転んでしまった。

男「悪い、驚かすつもりはなかったんだ。」

男「最後の一人、最後の一人が聞く話では
恐ろしいくらい強いのだ。」

男「君の力を貸してもらえないか?」

女「いいわよ。」

あっさりと決まってしまった。

男「いいのか?」

女「あなたには好都合だと思うけど?なにか問題でも?」

男「いや、信用されないかとおもっていたからな。」

女「金髪に立ち向かうには一人では無理だからね。」

男「金髪・・・か、そいつにあったことがあるような口調だが、どんな能力かわかるのか?」

女「わからない・・・けど瞬間移動に近い能力、もしくは瞬間移動ね。」

男「なるほど・・・どうする?お前の能力は?」

女「私はルールを付与する能力よ。
ルールは触れたものにしか付与できない。
石を爆弾にも、人に触れば死なすこともできるわ。」

男「なるほど、なかなか強力な能力だな。
おれは運命を操る能力だ。
あまり使い方はわからないがおれが念じれば
発動するようだ。」

女「なるほど・・・で?
それであいつにどうやって勝つの?」

男「そのルールを付与するのは一度付与したものに
もう一度付与できるのか?」

女「わからないわ・・・いま石にたいしてやってみましょう。」

男の指示通り
女はまず石に形が崩れたら5秒後に元の形になおる。
というルールを付与した。
その後10秒後に砕け散る、というルールを付与した。

女「ルールを付与してみたわ、さあ、どうなるのかしら・・・」

パアアン!

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:37:26.20 ID:L8T4Ek9C0
シュッ!

石が元通りになった。

男「成功だ!これをうまく使えば・・・」

女「どうするの?」



男「よし、あとはあいつをおびき出すだけだ・・・」

女「準備できてるわよ。」

男「よし、やってくれ。」

女は木の棒に上に飛んだあと、色を出しながらはじける、
いわば花火になるルールを付与した。

金髪「む?花火か・・・?いいだろう誘いにのってやろう。」

男「あとは待つだけだな。」

女「作戦通りに事が運べばいいけどね。」

男「そうだな、おれの能力がうまく作用してくれればいいんだがな。」

女「とりあえず気付いたかしら?」

男「あれだけ大きな音を出せば気付くんじゃないか?」

女「できるだけ早く来てほしいものね。」

男「そうだな。」

沈黙・・・そして何分かたったころ

コツ、コツ、コツ

男「来たか・・・」

女「来たね・・・」

金髪「なぁんだ貴様ら、仲間にでもなったのかあ?」

金髪「いくら雑魚が策を練ろうが無駄だがなあ!」

男「女・・・頼むぜ。」

女「わかってるわ。」

金髪「どこを向いているのだ?もうすでにお前の後ろにいるぞ。」

男「何!?」

ガツン!

金髪に頭を思いっきり殴られた。

男「グッ・・・なんの能力だ・・・」

心の中で男は金髪の能力にあてをつけていた。

ひとつはそのまま瞬間移動
そして次は・・・

「時間停止」

男「後者だったら無理だな・・・」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:38:20.80 ID:L8T4Ek9C0


女「くらえ!」

女は手に握っていた何個かの小石を金髪に向かって投げつけた。

金髪「なんだあこれは?」

女「爆死しろ!」


ドカン!ドカン!

小さな爆発が何回も起こった。


が・・・気付いたら、そこにはだれもいなかった。

女「嘘・・・」

グサッ

男「マジか・・・」

男の胸に深々とナイフが突き刺さっていた。

女「男!」

ドサッ!

男が倒れた。

男「やはり・・・うまくいかないもんだな・・・」

ズル・・・ズル・・・
這いつくばりながら男は移動した。

金髪「無様だなあああどうした男!策があるんじゃあないのかあああああ?」

金髪が近づいてくる。

男「クッ・・・」

女「いまだ!」

ドオオオオン!

突然金髪の足元が爆発した。

金髪「馬鹿か?攻撃する前に叫ぶだなんて、「攻撃します」って
いってるようなものだろう」

女「また一瞬で違うところへ・・・」

そして金髪が女に近づいて歩いてきた。

金髪「もう、おもしろそうなことはなさそうだな。」

ガツン!

女の後頭部を思いっきり殴りつけた。

女「また・・・一瞬で・・・」

女「でも・・・触れたわ・・・ルール付与!息をしたら死ぬ。」

女「あれ?これ見たことがあるような・・・」

そうだ!これはさっきと同じ位置だ!

女「わかったわ!あなたは時を操作できるんだわ!」


金髪「ふむ・・・わかったから、どうだ?というのかね。
今時を止めて殺してやろうか?」

男「それほどの力をそんなに連発できるのかい?」

女「どうせ無理でしょう!ルール付与!石に触れたものを溶かす!」

金髪「チッ!くそがああああああ」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:39:06.55 ID:L8T4Ek9C0

金髪「なんていうと思ったか?」
金髪「時よ止まれ!」

女の背後にまわり、能力を解除し、ナイフを投げつけた。

女「消えた!」

男「うしろだあああああ」

ザスッ!

女「クッ!」

男「大丈夫か!」

女「足が・・・」

金髪「クッ、ふらつくが・・・これでお前はもう動けない。だろう
そこで男の殺人ショーをじっくり見るがいい」

男「クソッ・・・クソッ・・・」

生きたい!生きたい!
生きたい!生きたい!

能力よ、発動してくれ!
発動して、おれを助けてくれ!
あの時みたいに、あの時みたいに。


シーーーーーン

来た!あの時と同じだ。


ガコン!ガラガラガラ

そして、色が戻った。

金髪「じっくりいたぶってやろう!
どお〜〜れえええ、まずは一発!」

思いっきりけり上げられた。

男「グフ・・・」

金髪「そおれ!2発!3発!」

男「やばい・・・能力は発動したはずなのに・・・」

金髪「おらああ!」

男がふっとばされた。

男「だめだ・・・このまま殺される・・・」

金髪「さ〜て、とどめだ。」

コツ

近づいてくる

コツ

近づいてくる

コツ

近づいてくる

コツ

男「うおおおおおお運命よおおおおおお
こいつを・・・こいつを・・・」

金髪「神頼みかああ?情けない!」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:39:43.75 ID:L8T4Ek9C0
コツ

カチッ!

金髪「なっ」

ドカアアアアアアアアン!!

いきなり、爆発が起きた。
何が起きたのいうのだろうか?

女「あれは・・・私が・・・DQNと戦ったときの・・・」

金髪「畜生め・・・が・・・
おれの・・・世界が・・・負けるわけは
ないんだあああ”ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"


能力発ど・・・う・・・

バタリ!

男「倒れた・・・?」

女「倒したの・・・?」

男「最後はあっけなかったな・・・」

女「あんたの能力のおかげなのかな・・・?」

男「とりあえず、これでゲームは終わりのはずだ・・・」
 
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/13(日) 10:40:11.12 ID:L8T4Ek9C0

人「おめでとう 。君たちがこのゲームの勝者だ。
いままで見させてもらっていたが、最後の必死さは、笑えたよ。
ある意味で楽しませてもらったね。」

男「腹が立つな・・・質問してもいいか?」

人「どうぞ」

男「見ていたのはお前だけか・・・?」

人「いいえ。これを見ているのは複数の人ですよ。」

男「何人ぐらい見ていたんだ?」

人「さあ、私にもわかりません。」

男「このゲームは一体何なんだ?」

人「このゲームはとある人が考えたものです。」

男「ゲームといったな、人気はあるのか?」

人「さあ、わかりません。これからわかります。」

男「人気がある場合はどうなるんだ?」

人「続けられるかもしれませんね。」

女「こんなのが続けられるの・・・?」

人「続けられるかも、しれませんね。」

人「もし、続けるなら、あなたたちにはでてもらいますよ。」

男 女「なんだって・・・」


ハハハハハッ
ハハハハハハハ





男 女 「なるほど それじゃあ 


        お前ら(あんたら)見物人を
        
     
                 ぶちのめすチャンスはあるわけだ(ね)
          
          
                     今見ている奴
                      
                           覚えてろよ(なさいよ)
                 


                  いつか、お前達をぶちのめしてやる 」
 


                                             end  
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/13(日) 11:41:20.90 ID:T3Ef8wGk0
つまんねえええええええええええええええええwwwwwwwwwwwwwwwwww
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