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オリジナルなプリキュアを考えてみた - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 00:25:38.77 ID:HXbeROkDO
こんな2人がプリキュアになったら……

後輩「せ、先輩!」

先輩「ん?え〜と……」

先輩(誰だっけ?ウチの高校の制服じゃないし……)

後輩「あの、私、○○女子中学の1年生なんですが……あの……先輩、今日も男の皆さんに混じってバスケットしてましたよね。しかも……かなり活躍してましたよね……格好良かったです!!」ニコッ


先輩「ん?あ、あぁ、そぉ。ありがとう」ニコッ

後輩(せ、先輩の笑顔……格好いい……//)

先輩(ヤバっ!!なに!?この娘!!綺麗で……可愛過ぎ!何コレ!?……まさに天使………)

後輩「あ、あたし!今度ピアノのコンサートに出るんですけど!!
……これ……良かったら来て下さい!!」

先輩「え?あ、ありがとう……」

先輩(中学生のコンサートにチケット……?
……って、これ国立のホールで開催!?普通に凄いコンサートじゃん!?
……そういえば、市内の中学に滅茶苦茶頭良くてピアノもプロがびっくりの天才少女が居るとか……)


後輩「あ、あの……私!先輩を応援してますから……頑張ってください!!」

先輩「え?あ、あぁ……こ、こちらこそ。コンサートに呼ばれた限りは、しっかり応援しに行くからな!頑張れよ!」

後輩「はい!」



先輩(おとしやかで、でも初対面の私に話かけてくる行動力あって、頭もよくて、インドアな特技も天才的……そしてあの女子力満載な可愛さ……。
女の私でも尊敬しちゃうなぁ……)




後輩「〜♪」

妖精「お?なんか嬉しそうだねぇ〜?」

後輩「ちょ!?ちょっと!街中ではぬいぐるみのフリしてて!」

妖精「今は近くに誰も居ないし。それで?あの人の事が好きなのか?そうなのか?」

後輩「好きっていうか、尊敬してる……かな。
先輩は高校内で、いや街中のどんな男の人よりも強くて格好良くて……。なんか、実際に10人以上の不良の人達と喧嘩して1人で撃退しちゃったらしいし……。ちょっと不良なところもあるかも……。
でも、スポーツや勉学にも真剣にとりくんでて、皆からも尊敬されてるし……。
私は……あんな強くも格好よくもなれないから………本当に尊敬しちゃう……」

妖精「強い……そんなに強いのか?なら、プリキュアになってもらおーよ!?
後輩ちゃんは防御や癒しに専じたプリキュアだったし、攻撃系の強いプリキュアがパートナーになれば丁度いいよ!!」

後輩「え、えぇ!?……でも、先輩、なってくれるかな……?」



  その頃、先輩宅……

先輩「よし!いけっ!ライダーキック!!(テレビ視聴中)
……いいねぇ〜♪正義のヒーロー最高!!あたしも正義の戦士になりたいなぁ……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358177138
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寝こさん若返る @ 2024/05/11(土) 00:00:20.70 ID:FqiNtMfxo
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第五十九回.知ったことのない回26日17時 @ 2024/05/10(金) 09:18:01.97 ID:r6QKpuBn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715300281/

ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part13 @ 2024/05/09(木) 23:08:00.49 ID:0uP1dlMh0
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今際の際際で踊りましょう @ 2024/05/09(木) 22:47:24.61 ID:wmUrmXhL0
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誰かの体温と同じになりたかったんです @ 2024/05/09(木) 21:39:23.50 ID:3e68qZdU0
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A Day in the Life of Mika 1 @ 2024/05/09(木) 00:00:13.38 ID:/ef1g8CWO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715180413/

真神煉獄刹 @ 2024/05/08(水) 10:15:05.75 ID:3H4k6c/jo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715130904/

愛が一層メロウ @ 2024/05/08(水) 03:54:20.22 ID:g+5icL7To
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 00:27:50.43 ID:HXbeROkDO
出たし部分だけん
パッと考えてみた

もうちょっと続きます

(関係ないけど、バットエンドプリキュアは至高)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 01:27:08.27 ID:HXbeROkDO
こんな敵かもしれない


ブッチャケール「ブッチャケー!!」

敵幹部「ふふ。人は普通に暮らしている中でも自然とストレスを溜め込んでいる。
それを具現化、悪のモンスターとしたのがこの“ブッチャケール”だ!……だったっけ?」

悪妖精A「そゆこと♪さぁ、ブッチャケールよ!思う存分ストレスをぶっちゃけちゃって!!」


ブッチャケール「ブッチャケー!!」


先輩「あたしの中から、こんな化け物が……。あたしがストレスを溜めてる?いつも何かと発散してるはずなのに……」

悪妖精B「無駄。どんなに頑張っても、人間ストレスは溜まるの。」

悪妖精C「残念ですわね。あなたがいくらストレスを作らぬようにしても、あんな大きなブッチャケールを作っちゃう程溜まるんですもの……」


先輩「……くっ…」

先輩「そういや……昨日はコンビニで店員にお釣誤魔化された。一昨日は道端でガム踏んだ。その前は好きなパンが売り切れてて、タンスに小指ぶつけて……」


悪妖精A「うわぁ……こいつ、ねちっこいストレスばっか……」

悪妖精C「……ま、まぁ、ストレスは人それぞれですわ……」

敵幹部「こ、これが俺の高校の最強女の素顔……?(敵幹部の正体は先輩ちゃんと同高校の男子生徒)



「そこまでです!」


先輩「……え?」

敵幹部「……きたか」

悪妖精B「……プリキュア…」


「人は確かに心の中にストレスを溜めこみますが、それは決して悪いものではない。それも込みで、人は人なのですから。
それを悪い力で悪用するのは許しません!!」


「大地の守人 恵みのプリキュア キュア・アース!参ります!!」



悪妖精A「まぁ〜た出たよ。役立たずのプリキュアちゃ〜ん♪」

悪妖精C「毎回格好よく登場するけど、未だにブッチャケールに勝てたことないじゃん。いつもボロボロにされちゃうくせに、いつの間にか回復してまた性懲りもなく現れるんだから……」

悪妖精B「その執念だけは一級品。でも実力は過去最低のプリキュア……プッ。」

敵幹部「また守りばっかで攻撃は全くしないんだろ?
なぁ?正義のヒーローは拳なしで勝てるとでも考えてるのか?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 01:28:09.11 ID:HXbeROkDO
“守り”のプリキュア。キュア・アース


ブッチャケール「ブッチャケー!!!」

アース「大地の恵みよ……グランドオーブ!!」

ガガガガガ!!!(アースの周りに岩の壁がそびえたつ)

ブッチャケール「ブッチャケー!!」

ドゴォン!ドゴォン!(ブッチャケールが岩の壁を殴りだす!!)

アース「………くっ…」

ブッチャケール「ブッチャケー!!」



先輩「……ヤバい。タコ殴り状態じゃん。あれじゃ、壁が壊れるのも時間の問題……。
なんであの娘は攻撃しないんだ?あんな岩操る力があるんなら……」

妖精「無理だよ!アースは恵みのプリキュア。守る事と癒す事が得意だけど、攻撃は出来ないんだ……」

先輩「えっ!?それじゃあ、あいつはあのまま殴られっぱ……。
………って、お前誰だよ!?ぬいぐるみ!?」

妖精「あ、あたしはプリキュアの妖精…」


ガララララ……!!(壁が壊れた!)

アース「きゃっ!?」

ブッチャケール「ブッチャケー!!」

バキィッ!!
アース「あぅっ!!…………ぐ……」


悪妖精A「あー可哀想……。またプリキュアの殴られショーか〜。」

悪妖精B「正直、見てて気分が悪くなる……。えげつない。」

敵幹部「分かってる。そのうち助けてやるさ。」

悪妖精B「幹部さん優しい。できる男。敵すら助けちゃうお人好し〜。」

敵幹部「……俺だって、胸くそ悪いショーはごめんだよ……」



アース「グ……グランドオ……ーブ……」

ブッチャケール「ブッチャケー!!」
バコォン!!

アース「ひぃっ!?」



先輩「守りばっかじゃ駄目だ!!やり返せ!!殴られたら、殴り返すんだ!!」


アース「……だ……だめ……。」

先輩「……なに…?」

アース「あれだって……あの暴れてるのだって……先輩なんだよ……。先輩の心の一部なんだよ……。
先輩を傷つけるなんて………私には出来な……い……」

先輩「………」


ブッチャケール「ブオオオオ!!!」
ドン!!!

アース「あぐっ!!……ん……あ……」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 01:29:09.20 ID:HXbeROkDO
悪妖精A「……そろそろぉ〜、助けあげなぁ〜い?」

敵幹部「まだだ。もう少し痛い目を見れば、二度と俺らの邪魔をしなくなるだろう。」

悪妖精C「トラウマを植え付けるんですの?でも、あの娘は凄い根性の持ち主のようですし………効き目ありますの?」




先輩「ま、待ちやがれ!!」


アース「……あ……先……輩……」

ブッチャケール「ブッチャケ?」

先輩「お、おい!お前、私のストレスなんだろ!
あれか!?昨日のお釣誤魔化しの件か?あのアルバイトは後で締めあげに行こう!な!だからその娘に八つ当たりするのはやめろ!!」


悪妖精A「ありゃりゃ?あの女、何やってんのぉ〜?」

敵幹部「………」




後輩「先……輩……。逃げ……」

先輩「あたしのストレスなんだろ!?ならこんなか弱い娘に八つ当たりしてどうすんだ!?それこそストレスが溜まるだろ!!」


ブッチャケール「……ブッチャ?」

悪妖精B「ブッチャケール……混乱してる……?」

先輩「なら、さっさとやめろぉ!!」カチャッ(どこからともなく消火器を取り出す!!)

ブシュゥゥゥ!!!!


ブッチャケール「ブ!?ブッチャケー!?」

先輩「今だ!!逃げるぞ!」

アース「せ、先輩……?で、でも……」

先輩「あー、もぉ!喋るな!!」

アース「え……あ……」

ガバッ!!(先輩がアースちゃんをお姫様抱っこ〜♪)
アース「!!?」

アース(せ、先輩……////)

妖精「え?あ、待ってよ!?」




敵幹部「……逃げたか……」

悪妖精B「……ブッチャケール放置。」

ブッチャケール「ブ、ブッチャケー!!!」

敵幹部「もういい。ブッチャケールを捕獲してさっさと帰るぞ。」

悪妖精B「ほーい。」
悪妖精A「はぁ〜い。」
悪妖精C「了解ですわ。」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 01:52:48.74 ID:HXbeROkDO
先輩「…………」

アース「……う……う……」

ピカァァァ……

先輩「………?」

先輩(光?……傷が……治っていく?)

先輩「おいぬいぐるみ。これ、どういう理屈だ?」

妖精「ぜぇ……ぜぇ……、え?あ、あぁ……。アースの自動治癒力だよ……。アースは癒しのプリキュアでもあるから……」

先輩「……なるほど。」

妖精「でも、アースがいくら守りや癒しに特化してても、攻撃が出来ないんじゃ意味がないんだ……」

先輩「そりゃそうだろな。格闘の世界じゃ、攻撃が防御になっても、防御が攻撃にはならない。」


妖精「そこで!!あなたに是非プリキュアになって欲しい!!」

先輩「プリキュア?」

妖精「伝説の戦士だよ!!悪い奴らと戦うの!」

先輩「……悪い奴ら……。正義のヒーローってことか?いいねぇ!やれるもんならやってみたいよ!!」

妖精「なら、早速……こうして……これ持って………って叫んで………」





アース「……?あれ?ここは……」


先輩「よ〜し!
プリキュア!!エレメントポセイドン!!」


アース「……え…?」





バッシャアアアアアン!!!!!


先輩「な、なんじゃこりゃ!!?水が降ってきた!!」

妖精「ポセイドンは水のプリキュアだからさ!」

先輩「……あれ?なんか……水がドレスっぽく……?」

妖精「大海の討人 裁きのプリキュア キュア・ポセイドンの誕生だね!」




ポセイドン「……キュア……ポセイドン……」

ポセイドン(……なんか………滅茶苦茶強そうな名前!!)

“ポセイドンとは……
ギリシャ神話に伝わる海の主神。強大な力を持ち、海の魔物達を操るらしい。”



アース「せ、先輩……」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 02:09:10.96 ID:HXbeROkDO
アース「先パ〜イ!!」

ポセイドン「ん?あ、あの、プリキュア的には、私より先にプリキュアだったあんたが先輩なんじゃ……」


アース「……いえ、先輩は先輩です!」


ピカッ!!(変身解除)

後輩「私の……尊敬する……先輩なんです!!」


ポセイドン「…………」

後輩「せ、先輩?どうかしました?
……ひょっとして、私がプリキュアだったのが……変……でした?」


ポセイドン「……いや、予想通り、或いは期待通りだったから……。
アースのこと見てると、何故か後輩ちゃんのことを思い出してたから……」

後輩「え……?」

ポセイドン「そっか……。やっぱり、後輩ちゃんは凄い娘だったんだね。」

後輩「そ、そんなぁ〜////」

ポセイドン「あんだけ殴られても平気なんて、あたしには真似できないわ。
なんか秘密の特訓でもして体を鉄に変えたとか?」


後輩「……いえ、ただ我慢してただけなんです。
傷は後で直せますから……」


ポセイドン「……打たれ好き?」

後輩「ち、違いますよ!もぉ〜……」


ポセイドン「はは、ごめんごめん。たださ、攻撃できないくせになんであんな敵の前にたったのさ?
下手したら、タダじゃすまないんだぞ?」

後輩「……ほっとけないんです……プリキュアとして……私として……。
何も出来ないと分かってても……」


ポセイドン「そっか……。

ま、任せなさいな!今日からは、あたしがあんたを傷めつけてきた敵たちを片っ端からぶっ飛ばすから!!」

後輩「あ、でも……」

ポセイドン「分かってる。あいつらだって、元は人の心。ちゃんと手加減はしてやるし、消したりはしない。
ただ、裁きのプリキュアとして、いたずらっ子のお仕置きに鉄拳制裁するだけさ……」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 02:44:57.53 ID:HXbeROkDO
2人はプリキュア!!


敵幹部「さぁ、いでよブッチャケール!!」


ブッチャケール「ブッチャケー!!」

悪妖精C「今日も大物ですわ〜♪」

敵幹部「……さて、あいつらは現れるだろうか……?」

悪妖精A「あんだけ痛い目みたし、もう来ないんじゃない?」

敵幹部「そりゃ寂しいな。あの元気な姿を見るのが生き甲斐だったのにな。」


悪妖精B「……恋?」

悪妖精A「いやぁ〜、傷めつけるのが楽しいんだよ。」

悪妖精C「まぁ、なんと歪んだ恋なのかしら……」





ポセイドン「クリーチャースプラッシュ!!!!」


『ゴォオオオオ!!!!』

敵幹部「っ!?」

悪妖精A「み、水のお化けぇ〜!!?」

悪妖精B「水竜……?」



バッシャアアアン!!!!
ブッチャケール「ブッチャケーッ!?」


敵幹部「……これは…一体……」



ポセイドン「出だしはいい感じね。」

敵幹部「!」

悪妖精A「うぉ〜!……誰だアレ?」


アース「か、格好いいですぅ!!水のドラゴンさん……?」

ポセイドン「我が配下の水竜“ネプチューン”。どうだ?至高の水の味は?」


敵幹部「こいつ……」

ポセイドン「今まで可愛いアースちゃんがお世話になったようで……。今日からはあたしもこのお戯れに参加させてもらうからな!」


ブッチャケール「ブッチャケー!!!」グワッ!!


アース「グランドオーブ!!」

ガララララ……ドゴォン!!(岩の壁がブッチャケールの攻撃を受け止める!)

ポセイドン「さぁ!!行こうか、ミズチ!!」

ゴゴゴゴゴ!!!(ポセイドンと共に水の塊が空高く登っていく)

ポセイドン「潰れろぉおお!!!!」

ドバァアアアアアアア!!!!!!

ブッチャケール「ブッチャケ〜……ェ……」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 03:00:24.87 ID:HXbeROkDO
悪妖精A「あ……あ……、幹部様、こいつら強い……」

悪妖精C「この青いプリキュア、かなりの破壊力を持ってますわ!……正直……怖いぐらいに……」



ポセイドン「さてと、これでも手を抜いたんだけどな……。」

アース「あ、あの……潰しちゃだめですよ……」

ポセイドン「分かってるって。しかし、こっからどうすりゃいいのさ?せっかく動かないまでに叩きのめしたのに……」


妖精「アース!癒しの力だよ!ブッチャケールの悪の力を浄化だよ!!」

アース「え?で、でもどうやって……。私、癒しの力を自分には使えるけど……あんな大きいのにどうやって……」


ポセイドン「……なら、私に使ってみてくれないか?」

アース「え?」

ポセイドン「私がその力を水を使ってあいつに流し込んでみるから。」

アース「わ、分かりました……」

アース「あ、あの……手を握ってもいいですか?その方が力を伝え易いから…」

ポセイドン「ん、分かった。ほら。」

アース「は、はい……」

ギュッ

アース「………。で、では、いきます………。」


ピカァァァァ…………


ポセイドン「………。……ぐっ……!!」

アース「!あ、あの!どこか痛みますか!?」

ポセイドン「……い、いや……なんか……ほんわか……な気持ちになって……力が抜ける……」


妖精「頑張って!!負けるなポセイドン!!」

ポセイドン「………ふぅ………よしっ!!一気に水と一緒に流し込んでやる!!

この………っっっっ!!!」



ザザザザザザザァァー!!!!!!!

ブッチャケール「ブ……ブッチャケー………ェェ……」

シュゥゥゥゥ………



ポセイドン「……はぁ……はぁ……」

アース「……や、やりました!!やりましたよポセイドンさん!!」

ポセイドン「………ぐっ……」

アース「あ、あの……どうかしました?」

ポセイドン「……いや……さ……手……」

アース「……手?」


ギュゥゥゥゥ!!!!!!!!!!

アース「っ!!ご、ごめんなさい!?つ、つい……」

アース(あたしったら、先輩の手を……こんな………///////)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 03:09:14.78 ID:HXbeROkDO
ポセイドン「……ぬふふ……最っ高……」

アース「……え?」

ポセイドン「気持ちよっすぎ!!!最高だよ!!正義のヒーローは!!!」


アース「え?あ、あの……」


ポセイドン「アース!」

アース「は、はい!!」

ポセイドン「防御のプリキュア、攻撃のプリキュア。一緒にやっていこうな!また悪者倒そうぜ!!」ニコッ

アース「は、はい!」ニコッ






敵幹部「………」

悪妖精C「幹部さん……次からはどうします?
あいつら、かなり厄介ですわ……」

敵幹部「……妖精A。お前はあいつらの正体を探れ。」

悪妖精A「正体ぃ〜?」

敵幹部「奴らも俺みたいに元はこの街のごく普通の人間かもしれないだろ。
奴らのアジト、どんな事をしている者達かを調べてくれ。」

悪妖精A「ラジャァ〜♪」

敵幹部「ま、次からは少しは楽しめそうで、愉快じゃないか。
だろ?」

悪妖精C「……そう…ですわね……」

悪妖精B「……」コクリ

悪妖精C(あの青いプリキュア……油断なりませんわ……)

悪妖精B(……お腹減った……)
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 03:39:41.53 ID:HXbeROkDO
そして……ピアノのコンサートの日……

後輩「……ほっ。何とか無事に終わった。
……先輩、見ててくれたかな?客席の方は薄暗くて見えなかったし……」


先輩「後輩ちゃ〜ん!」

後輩「せ、先輩!?」

後輩(あ、あれ!?せ、先輩が……ドレス姿………綺麗……)

後輩「//////」ポーッ

先輩「……あはは。やっぱあたしの格好、変だよな……」

後輩「……い、いえ!!綺麗ですとても!!!」

先輩「……後輩ちゃんの大切なコンサートだから、普段着でくるのはマズいかな……って。
久々に親に頭下げたんだけど、親がね、会場が超豪華なホールって知ってかなり真剣に服を選び出してな……。親戚から特注して、これになったってワケ。
後輩ちゃんはやっぱ可愛いね。その格好、」


後輩「はい。お祖父さんがこの日の為にって……」

先輩「やっぱ、お互い家族に決められたんだな。全くあいつら、本人の意志を無視しやがってな。」

後輩「えへへ。」



先輩「後輩ちゃん。」

後輩「は、はい!なんでしょう?」

先輩「このまま二人で会場抜けない?」

後輩「え?でも、コンサートはまだ……私の出番が終わっただけで……」

先輩「あたしは後輩ちゃんの演奏だけで耳が満足なんだ。それよりさ、胃の方も満足にしたくない?親が万札2枚もくれたんだ〜。」

後輩「え……あの…でも……」


ぐぅぅぅ………

後輩「!!……ああ…////」

先輩「ふふ、決まったね。」

後輩「……うぅ…恥ずかしいです……」

先輩「ついでにさ、夜の公園でも散歩する?なんかロマンチックで良さそうじゃん。」

後輩「は、はい!!
……あ、でも、なんかデートみたいですよね?」

先輩「そうさ。
あたしと後輩ちゃんの親交を深めるお付き合い。プリキュアとして、先輩として……」

後輩「……先輩……」


妖精「………」

先輩「あ、後この妖精も入れて……か。」

妖精「もぉ〜、2人だけ勝手に話して……。カバンの中にいるあたしの存在忘れないでよ!!」

先輩「悪い悪い、つい……ね。」

後輩「つい……ですね。」
妖精「ぶぅーぶぅー」

先輩「まぁまぁ。ご飯奢るからさ、許してよ。」

妖精「え?やったぁー!!」

先輩「ただし2万円までな!!」

妖精「……いや、逆にそんな食べられないし……」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 03:58:22.03 ID:HXbeROkDO
おわり

あとがき
プリキュアは元々2人だったし、やっぱ2人が王道だろうと

同級ではなく年齢も離れた先輩と後輩
なんとなく……歳離れてもお友達になれるし

スポーツマン系とインドア系って組み合わせならよくありますが、それをレベルアップさせ、男以上の最強女と超天才系美少女に

そして互いに尊敬しあう、ある意味仲良しで百合しいコンビ

しかしプリキュアとしてはかたや攻撃のみ、かたや防御と癒しのみといった
まさに2人一緒じゃないと成り立たないコンビ

攻撃は防御にもなる、なんて発言もありましたが、本当にそうでしょうか?

アースは地球、ポセイドンは海の主神、それぞれ大地と大海を連想すると考えてください(もっといえば、地震と津波。セーラー界のレジェント)
ネプチューンやミズチはただ水関連だから使っただけです


ブッチャケールはハートキャッチの敵に似てる?いやいや、あれはストレスではなく悩みだし……


こんな感じオリジナルなプリキュア世界の出だしを考えてみました


ABC局が次に何を考えてるかは分かりませんが、とりあえず胸がドキドキしてますね
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 10:52:02.76 ID:HXbeROkDO
こんな教育回があったら……

図書館にて

先輩「……」カリカリカリ

後輩「………」

先輩「……ふぅ。どうかな?」

後輩「…………。」パサッ

先輩「……」ドキドキ

後輩「……ばっちりです!これなら満点貰えますよ。」

先輩「そっかぁ〜!いやぁ、こんな面倒くさい問題解かされるなんて……。
こんなんなら、Sクラスなんて入るんじゃなかった……」

後輩「でも、優秀生ばかりのクラスに入れるなんて、やっぱり先輩は凄いです!!」

先輩「いや、ただの凡人。学年では上の方かもしれないけど、クラス内じゃ下から数えた方が早いしね。」

後輩「……でも、今こうして頑張って勉強する姿は格好いいです!普段スポーツで格好いい姿の先輩と重ねると…なおさら……」


先輩「まぁ、本当は大人達にスポーツ馬鹿とか不良女って蔑まれるのに耐えられなくてね……。
あいつらを黙らすのに手っ取り早かったのが学業だったんてわけさ。不純な動機そのものだろ?」


後輩「……いえ、自分でちゃんと考えて決められたんですから……。私が勉強していたのは、家族に命じられたからで……先輩みたいに自発的ではなかったです……。」

先輩「あたしだって自発的ってワケじゃないさ。自分としては、大人達の罠に引っ掛かって勉強を余儀なくされた感があるしな……。
まぁ、それで周囲の目が180度変わったんだから、文句はないけどさ。」


後輩「……でも、私なんか…」

先輩「……ていうか、高校生の勉強を教える天才中学生とか凄すぎだろ。
……ホント、どこまでいっても後輩ちゃんには追いつけないか……」

後輩「……私みたいに突出したって……。同学年の人には変人呼ばわりされるだけだし……。
私、先を行き過ぎてるんです。やっぱり、クラスの皆と一緒に進んでいかないと……」

先輩「別にいいじゃん。元にあたしとこうして高校過程の内容を言い合えるんだし。先々したからって、悪い事じゃないさ。」

後輩「……先輩……、」

先輩「後輩ちゃんみたいなのがいてさ、あたしは本当に幸せ者だよ。ありがとう。」ニコッ

後輩「……、はい!」ニコッ

先輩「さてと……」

妖精「………」

先輩「ん?どうした?妖精。」

妖精「この紙……日本語だけど、日本語じゃないよ。あたしには何が書いてあるか読めない……」

先輩「はは、あたしの努力の結晶だからね。そう簡単に読まれたら困るだろ?」


後輩(先輩……私に合わせて無理してないですよね……。本当は勉強なんてしたくないんじゃ……。
でも、私、ちょっと嬉しい。自分がやってきた事、先生も友達もお父さんお母さんも褒めてくれた!……でも、これが本当に自分の為になってるのか実感が沸かなかった……。
だけど、今は先輩とこうして一緒に勉強できて……先輩に誉められて……私、嬉しい……嬉しいよ……)
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 11:21:41.93 ID:HXbeROkDO
後輩「………」サラサラ…

先輩「……ふぅ〜ん…」

後輩「……先輩?あの……何か変でした?」

先輩「いやさ、そんなまわりくどい解き方してるんだなって……」

後輩「……え?」

先輩「……よしよし、あたしがとっておきの計算術を教えてやろう!
……ほい、まずこうやって……」


・・・・・・・・・

後輩「凄いです!これ、かなりの時間短縮になりますよ!!」

先輩「……へへ…」

後輩「……やっぱり、先輩は私なんかより凄いです。」

先輩「……いやさ、実は最近まであたしも後輩ちゃんみたいな解き方してたんだ。そしてこの前の授業で先生にその方法聞いてさ。
だから、受け売りの知識なんだよね……」

後輩「でも凄かったです!私、やっぱり先輩と一緒に居れてよかった!!」

先輩「んなオーバーな……。でも、天才な後輩ちゃんに勉強教えられると思うと、勉強に励んできたかいがあったって思うよ……」


後輩「……ありがとうございます……」

後輩「先輩。……私って、やっぱり他人より先に行き過ぎてるんです……。
最近、同学年はもちろん、先生やお父さん達からも真新しい知識を聞くことがあまりなくて……」

先輩「……でも、そりゃ後輩ちゃんが凄い優秀ってことなんじゃない?」

後輩「……クラスの子が私に質問にくることがよくあるんです。けどたまに、私に自分が新しく知った知識を自慢しに来る子もいて……。
やっぱり、人って自分が知っている知識を他人に教える事に楽しみを感じるんだと思います。それも、私みたいな天才って周りから持ち上げられてる子なんかに教えれたら……自分はその子の知らない事も知ってたって、優越感を感じられる……」

グサッ
先輩「……あ、あぁ、そうだね……」

先輩(それ、まんまさっきのあたしじゃん……)

後輩「皆嬉しそうに知ってることを話かけてくるけど、私が当然のように知ってたら皆ガッカリして………だから……」


友達『後輩ちゃ〜ん!○○って知ってる?』

後輩(……知ってる。知ってるけど……)
後輩『ううん、知らない……』

友達『へぇ〜後輩ちゃんでも知らないんだ!大丈夫!あたしが教えてあげる♪』


後輩「嘘をついたんだけど、友達ちゃんがスッゴく楽しそうな顔をして……。
私もそれを見てたら嬉しくて……」

先輩「……まぁ、分からないこともないかな……」

後輩「……私、そんな卑怯な事ばかりで……皆だましてきた……友達や……先生や……お父さん達や近所の伯母さんや………先輩まで………」


先輩「………?え?今、何て……」

後輩「先輩の学年のこの時期なら、さっきの計算方式を習うだろうって分かってたんです。……だから……だから私……わざと……」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/15(火) 11:47:12.65 ID:HXbeROkDO
後輩「ごめんなさい……つい……つい……」

先輩「……え?それ、マジ……」

後輩「違うんです!馬鹿にしてたワケじゃないんです!ただ……先輩の笑顔が見たくて………だから……」




先輩「あちゃ〜、やっぱり後輩ちゃんは天才か〜…」

後輩「……え?」

先輩「せっかく、勝てた!って思ったのに……。なんだ、あたしは既に負けてたのか……。
いやぁ、後輩ちゃんは策士だね〜?」

後輩「ち、違うんです!先輩!!私は……」


先輩「……でも、あたしは悔しくない。」

後輩「え?」

先輩「あたしは最初から後輩ちゃんに適わないって分かってた。あたしはいつでも後輩ちゃんを尊敬してるから……。
だから、あたしは気にしないよ。後輩ちゃんがあたしより色んな事を知ってても……」

後輩「……先輩……」

先輩「……だってさ、どうせバスケやサッカーだったらあたしが余裕で勝つじゃん。スポーツは私のフィールド。勉強は……後輩ちゃんのフィールドだから。
あたしはスポーツ面では後輩ちゃんに自慢しまくる。だから後輩ちゃんはあたしに自慢しまくってよ。自分の知ってる事をさ……」


後輩「………」

先輩「……さっき打ち明けてくれた事、後輩ちゃんがたまに小悪魔な策士になっちゃう事、他の誰かにも話したことある?」


後輩「……話したら嫌われちゃう……例え、お父さん達でも……」

先輩「……つまり、後輩ちゃんはまだそうやって無理して周りに合わせてるんだね。そして、自分の知識を教授するという楽しみは封印してる……。
ならさ、これからもあたしを使ってその楽しみを感じなよ。何も知らないあたしに知識をバンバンぶつけて、優越感に浸りなよ。」


後輩「先輩……」

先輩「……つかさ、そんな秘密をあたしに打ち明けてくれてありがとうな。」

後輩「……信じてたから……先輩なら、受け止めてくれるって……」


先輩「……さて……」

後輩「?」

コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ

後輩「ひゃっ!?……あ、あははははは!!!!あはははははは!!?せ、せんひゃい!!?や、やめひぇ!!」

先輩「あたしも後輩ちゃんの笑顔が見たくてねぇ〜♪ほれほれぇ〜!!」

後輩「あははははは!!!!せ、せんひゃぁあい……あは…怒ってます…あはは!!!」

先輩「別に怒ってないよ?ただ、裁きのプリキュアとして、悪い小悪魔ちゃんにお仕置きしてるだけ〜♪」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 11:53:10.09 ID:HXbeROkDO
おわり

プリキュアの視聴者層って幼稚園女児か大友達か〜


幼稚園にはこういう内容キツいかな?
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 14:13:34.71 ID:U+DFNvN6o
お、こんなスレが。
面白かった、乙。
しかし本当に特化型のプリキュアだな。
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