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小鳥「アイドル王位決定戦?」P「はい」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/01/15(火) 05:56:08.15 ID:rXgFh0bs0

小鳥「キン○マン?」


P「そうです」




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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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さくらみこ「インターネッツのピクルス百科辞典で」大空スバル「ピクシブだろ」 @ 2024/04/13(土) 20:47:58.38 ID:5L1jDbEvo
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暇人の集い @ 2024/04/12(金) 14:35:10.76 ID:lRf80QOL0
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ミカオだよ。 @ 2024/04/11(木) 20:08:45.26 ID:E3f+23FY0
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アルミン「どうやら僕達は遭難したらしい」ミカサ「そうなんだ」 @ 2024/04/10(水) 07:39:32.62 ID:Xq6cGJEyO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 06:40:47.76 ID:XsbMhANIO

『埼玉スーパーアリーナ』


P「お前らっ!!最強のアイドルが知りたいか?!」


観客「「「「ウオ??ーーーー!!!」」」」


P「血湧き肉躍る闘いが観たいか!!!?」


観客「「「「ウオ??ーーーー!!!」」」」


P「という訳で始まりました、アイドルの中のアイドル、キングオブアイドルを決める闘い、アイドル王位決定戦!!!」


P「実況は私Pと、」


小鳥「音無小鳥がお送りしますピヨ」


3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 06:53:20.91 ID:XsbMhANIO


小鳥「プロデューサーさん、いきなり始まりましたが、何でプロレスで決めるんですか?」


P「それは…


美希「そんなの、みんなキン肉マンが好きだからに決まってるの!!」


小鳥「美希ちゃん!?」


P「そのとおり、俺が事務所にキン肉マン(初代)を全巻置いていたら、いつの間にかアイツらはゆでたまご先生を崇拝する様になったんです」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 06:59:26.90 ID:XsbMhANIO

春香「そして、『この中で誰が最強のアイドル超人なのか』という疑問が起きた…」


美希「春香!!久しぶりなの!!」


春香「気安く私を春香と呼ぶな!!『春香将軍』と呼べッ」

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 07:06:10.49 ID:XsbMhANIO

P「春香、いや、春香将軍。世界を一周して更に力をつけた様だな…」


春香「今の私にはアイドル王位などどうでもいい。狙うは世界征服ですよ、世界征服!!」


美希「そんなこと許さないのっ!!」


小鳥(ついていけないピヨ)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 07:13:00.74 ID:XsbMhANIO

千早「春香、そろそろ行きましょう」


伊織「あんたもそろそろ行くわよ?」


春香「ふん、せいぜい今の内に神にでも祈りを捧げておく事だな」スタスタ


美希「そっちこそ、負けた時の言い訳を練習した方がいいよ?」スタスタ
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 07:37:26.43 ID:XsbMhANIO

P「さぁ会場もヒートアップして来たところで、ルール説明に入ります!」


P「試合はトーナメント形式で行い、会場も様々な場所に移ります」


P「ルールは基本タッグマッチ、時間無制限、凶器持ち込みアリ、場外乱闘アリの何でもアリアリの一本勝負です!!」


小鳥「基本タッグというのは?」


P「分身や胴体などが分かれても一応一人とみなします」


8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 08:05:51.27 ID:MlNN8wEio
面白そう期待
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 10:35:35.80 ID:XsbMhANIO

小鳥「優勝チームにはスポンサーのブーブーエス社から、今後5年間専属の広告塔になる権利が送られます」


高木「レフェリーはわたくし、高木にやらさせて頂く」



10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 11:45:09.08 ID:XsbMhANIO

小鳥「社長はいいんですか?アイドル達にこんな事させて」


高木「何を言ってるんだ!?アイドル達が己の鍛え上げた肉体、磨いた技で競い合う…素晴らしいじゃないか!!どんどんやってくれたまえ!!」


小鳥(ダメだこの会社早くなんとかしないと…)


P「それではいよいよ、選手達の入場です!!」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 11:48:32.06 ID:XsbMhANIO

小鳥「社長はいいんですか?アイドル達にこんな事やらせて」


高木「何を言ってるんだ!アイドル達が己の鍛え上げた肉体と磨いた技で競い合う…素晴らしいじゃあないか!どんどんやってくれたまえ!!」


小鳥(ダメだこの会社早くなんとかしないと…)


P「ではいよいよ、選手達の入場です!!」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 12:12:52.25 ID:XsbMhANIO

P「第一ゲートからは、星井美希、水瀬伊織の、チーム『ザ・凸凹シャイニング』の入場です!!」

観客「「「「ワー!!!!」」」」


伊織「ちょっと!?誰が凸よっ!!」


美希「みんなー!ミキ絶対優勝するから、応援してねー!!」


観客A「ミキー!!オニギリあげるから付き合ってくれー!!」
観客B「いおりんのデコマジフェイスフラッシュ!」
観客C「いお×みきはジャスティス」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 12:32:46.03 ID:XsbMhANIO

P「第二ゲートからは、天海春香&如月千早の、『パーフェクトデビルズ』チームが入場!!」


春香「プロデューサーさん!殺戮ですよ、殺戮!!」


千早「…よろしくお願いします。」


観客D「閣下ー!俺を踏んでくれー!!」
観客E「千早ー!72がなんでも勝ってくれー!!」
観客F「はる×ちはは究極」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 12:43:41.94 ID:XsbMhANIO

P「第三ゲート、高槻やよい、三浦あずさのタッグ、『ビック×キューティーエンジェルス』の入場だー!!」


やよい「みなさーん!いきますよー!!」


やよい、あずさ「せーの…


会場「「「「ハイターッチ!!」」」」


やよい「うっうー!!がんばりまーす!!」ガルーン


全員(やよいはかわいいなぁ)

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 12:51:41.41 ID:XsbMhANIO

P「第四ゲートには、菊地真と萩原雪歩の『ブラック・ホワイトコンビ』が現れたーッ!!」


真「みんなー!!いくよー!?せーの…



まっこまっこりーん!!!」



会場「…」しーん


真「……うわーん!!!」


雪歩「真ちゃん?!か、可愛かったよ!?」


美希「これはヒドイの」



16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 15:13:15.26 ID:XsbMhANIO

P「第五ゲート!!俺達はお前達を待っていたッッ!!双海亜美、双海真美の『アミマミシスターズ』の入場だッッッ!!」


亜美「んッフッフ→はおーしょーこーけんを使わざるおえないっしょ→!」


真美「亜美→、なんかそれちがくない→?」


観客G「亜美ー!俺もとかちつくちてくれー!!」
観客H「真美たんペロペロ(^ω^)」
観客I「亜美真美は神話」



小鳥「だんだん実況がバキみたいになってる…」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 15:22:08.97 ID:YUXUnxcDO
大事な事だから二回ry

面白そうだがマジプロレスをしかも凶器アリとはアイドルにやらせるもんじゃねぇだろ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 16:28:22.78 ID:XsbMhANIO

P「メガネーーーーーーーッッ!!!説明不要ッ!!秋月律子と謎の覆面レスラー『IQ2000万パワーズ』が第六ゲートから満を時して登場だッッッ!!」


律子「…」


やよい「うぅ?…律子さんがなんか恐いです?」


亜美「そりゃあんな事いわれりゃ誰だって怒るッしょ→」


あずさ「あの覆面さんは誰なのかしら?」


?「…」


真(…!アイツ!?)


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 16:38:34.61 ID:XsbMhANIO

P「一体誰なんだッ!?謎の仮面二人組、『ムーン・デンジャラスコンビ』は第七ゲートからだッッッ!!」


?「ふふふっ、優勝は私たちが頂くさー!」


?「響。やはり『はいさいらーめんず』の方がよかったのでは?」


?「うがー!?貴音!?隠してるんだから名前で呼んじゃダメだよー!?」



小鳥「グダグダすぎる…」


高木「うーん、一体誰なんだ?」


小鳥「えっ」

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 17:01:42.28 ID:XsbMhANIO

P「以上で選手入場及びチーム紹介を終了します。

次に開式の言葉を、大会実行委員長である、キン肉…

アイドル達「!?」


…真弓さんにお願いします」真弓「いやー、どーもどーも」


会場「」ズルッ



21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 17:15:22.89 ID:YUXUnxcDO
キン肉スグルが来たかと俺も一瞬だが期待しちまった
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 17:35:02.60 ID:MlNN8wEio
律子とコンビ組んでいる謎の覆面レスラーって真が反応していたとこから察するに…
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 18:11:46.83 ID:7zBQPDHeo
男繋がりか……
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 18:29:49.09 ID:XsbMhANIO

真弓「なんだなんだこの反応は!?せっかくキン肉星から来てやったってゆーのに!!」


美希「はぁ?、ガッカリなの!スグルかアタル連れて来いってカンジ!」


真美「大王(笑)は肥満委員長と相撲とってればい→じゃん」


真弓「えーいうるさいうるさい!!王様だぞっ?!強いんだぞ?!」

25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 18:32:38.08 ID:XsbMhANIO

P「キン肉真弓さんの漫才はここら辺にして真弓「漫才じゃないわい!!」


いよいよ、会場と対戦チームの抽選に入ります!」




その頃…

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 18:44:18.18 ID:XsbMhANIO

〜地下駐車場〜


警備員「なっ、なんだね君たちは!?ここは部外者は立ち入りk…うっ」ドサッ


?「ふん、こんな面白いゲームに私を誘わないなんて。後で高木ちゃんにはお説教ね?」


?「ママ?、下手な伏線は失踪フラグだよ??」

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 18:57:13.60 ID:XsbMhANIO

P「さぁ、厳正なる抽選の結果、今最高の対戦カードが決まりました!!」


P「一回戦は………




『ビック×キューティーエンジェルス』

『ブラック・ホワイトコンビ』

だー!!」


やよい「真さん!よろしくお願いします!!」


真「う、うん(なんでみんなやよいだけ…)」


あずさ「うふふ?。お手柔らかに?」


雪歩「は、はいぃー(真ちゃんに恥書かせた罪、償ってもらいますー)」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 19:06:17.06 ID:XsbMhANIO

P「第二回戦は……



『パーフェクトデビルズ』

『アミマミブラザーズ』

になったー!!」


春香「…ただの雑魚か……肩慣らしにもならないわ」


亜美「なに→!?はるるんチョ→シ乗ってると痛い目みるよ?!」


千早「私は負けられない…負けられないの…」


真美「真美だって絶対勝つもん!!」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 19:14:54.51 ID:XsbMhANIO
P「第三回戦は…


『IQ2000万パワーズ』

『ムーン・デンジャラスコンビ』


の戦いだー!!」


律子「…」


響(う?、さっきから律子からスゴイオーラを感じるぞ?)


?(…)



貴音(この感じ…まさか…)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 19:19:48.94 ID:XsbMhANIO

美希「ちょっとハニー!?ミキ達はどうするの!?」


伊織「とりあえずシードってこと?」



P「そんなことはないぞ。ちゃんと一回戦は用意してある。

只、すごいスペシャルゲストだから、後のお楽しみなんだ」


美希伊織(もしかして、今度こそ!?)
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 19:24:02.47 ID:XsbMhANIO

P(クククッ…まさかスペシャルゲストが俺と社長の『765一凶悪コンビだとは)


高木(夢にも思うまい)


小鳥(なんかめっちゃ悪い顔してるピヨ)
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 19:28:07.27 ID:XsbMhANIO

そして、すべてのカードが出揃った!


あるものは勝利のために、あるものは己の正義のために!


ゆけっ!アイドル達よっ!!君達の力が世界を救うと信じてっ!!



ご愛読ありがとうございました。



小鳥「打ち切り!!??」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 19:56:08.42 ID:MlNN8wEio
んんんんんんん!!!!!!!!!!!!!????????????????
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 19:57:39.12 ID:XsbMhANIO
すまん飯食ってくる

あと安価したいんだが、

雪歩のわざ>>35

イメージ的にはポケモンの穴を掘る
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 20:35:49.33 ID:EPwzXGZD0
強襲ゆきぽヴォルケイノ
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 20:59:58.22 ID:rXgFh0bs0
ID変わりましたが>>1です。後ここからは暴力描写注意な。


〜両国国技館〜


P「さぁ、いよいよ1回戦が始まりました!場所は、相撲といえばここ、両国国技館です!」


小鳥「ウルフマンはいませんけどね」


リング上


やよい「雪歩さん!いい試合にしましょうね!」


雪歩「……」





伊織「やよい!!がんばんなさい!!」


亜美「いけ→!やったれ→」






高木「二人とも準備はいいかい?」


やよい「はいっ!」

雪歩「……はぃ……」


高木「では…、レディ・・・・ファイッッ!」


カーン


37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:02:38.87 ID:rXgFh0bs0


やよい「うっうー!いきまs雪歩「参りましたぁっ!!!」ドゲザッ


会場「「「「!??」」」」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:12:37.59 ID:rXgFh0bs0

やよい「なっ、何してるんですか雪歩さん!?」


雪歩「うぅー、こんな臆病でちんちくりんなわたしは、穴を掘って埋まってますぅ…」ガクガク





亜美「え→!?」


美希「どういうことなの?」





やよい「…はじめから、闘うつもりはなかったんですか?」


雪歩「はぃ。この大会に参加したのも、真ちゃんに誘われて強引に…」




貴音「本当なのですか、真?」


真「…」


響「うがー!!それはひどいぞっ!!」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:17:38.03 ID:rXgFh0bs0

やよい「…わかりました。あとで真さんにはお話があります」


あずさ「あらあら〜」




真美「じゃ〜さ、一回戦はやよいっち達の不戦勝ってこと?」


伊織「何ともあっけない幕切れね」



真「……」







真「………クスッ」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:24:36.42 ID:rXgFh0bs0


やよい「じゃあ、あずささん!勝った時の決めポーズを!!」クルッ


雪歩「…」


あずさ「そうねぇ〜、じゃあ」


やよい・あずさ「ハイ、ター ドガッ


やよい「うっ!」あずさ「!??」





雪歩「…うふふー。どこを見てるんですかー?



試合終了の鐘は、まだ鳴ってませんよー?」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:31:05.46 ID:rXgFh0bs0

P「なっ!?なんと!!?油断し後ろを向いたやよいに、雪歩が奇襲のパンチを放ったーーー!!!」




亜美「えっ!?ちょっ!な何っ!?」


伊織「ひ、卑怯よ!!不意打ちなんて!!」




雪歩「卑怯〜??

勝負っていうのは、『勝・て・ば』いいんですぅ」クスクス




伊織「っ!!!!」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:34:42.84 ID:EPwzXGZD0
ゲェー!
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:35:35.37 ID:rXgFh0bs0

P「なっ、なんという発言!!まさに悪役ッ!!!ダークゆきぽだぁーーーーーー!!!!!」


真「ほら、雪歩」ヒュン


雪歩「ありがとう真ちゃん♪」パシッ



小鳥「あれは、s、スコップです!!!」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:42:14.24 ID:rXgFh0bs0

雪歩「ここからは残虐ファイトになるから、心臓の弱い方は見ないほうがいいですぅ〜

…ふんっ!!」ヒュッ


やよい「うぅっ!!」バコッ




伊織「やっ、やよい!!」




雪歩「ふんっ!!ふんっ!!」ヒュッ ヒュッ


やよい「うっ、うっう〜!!」バコッ バコッ



P「無抵抗のやよいを、雪歩はスコップの面で殴り続けるっ!!」


小鳥「も、もう見てられませーん!!!」

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 21:47:47.66 ID:rXgFh0bs0

伊織「ちょっとレフェリー!!もうアレ止めなさいよっ!!!」


高木「…」


伊織「高木ぃ!!!!聞いてんのっ!!??」




雪歩「…そろそろトドメですぅ……」キラッ


P「な、なんと!!スコップのとがった部分を、やよいに向けたーーーーッ!!!!」


小鳥「ヒィッッ!!」ブルブル





やよい「………」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 21:51:43.94 ID:rXgFh0bs0

雪歩「…墓場は私が掘ってあげますぅッ!!」ヒュン!




伊織「やめてーーーーー!!!!!」




ガシュ!!







雪歩「!!??」


P「き、消えた!?」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 21:55:34.37 ID:rXgFh0bs0

やよい「うっうー!もうおこりましたー!!」プンプン


雪歩「そこっ!!」ヒュン


スカッ


雪歩「くっ!!」


やよい「今からわたし、本気だしちゃいまーす!!」


48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 22:01:14.00 ID:rXgFh0bs0

伊織「やっ、やよい!!」

真美「やよいっち、メチャメチャ動くの速くない→!?」



真「雪歩!!後ろだ!!」


雪歩「えっガッ


雪歩「うっ…ッ!」




美希「ミキでも目で追うのがやっとなの!!」


響「なんであんなに速いんだー!?」







49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 22:03:26.58 ID:rXgFh0bs0

雪歩「がっ!…うぐっ!!」

やよい「まだまだですーー!!」ヒュンヒュン!




伊織「…そ、そうよ!!」


亜美「知っているのか!?いおりん!?」


50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 22:11:28.91 ID:rXgFh0bs0


伊織「………やよいは毎日、事務所の隅から隅まで掃除をしていた…


それこそ、掃き掃除、拭き掃除、天井のほこり取りから窓拭きに至るまで…隅から、隅まで、きれいに…


その過酷な作業を1年365日休むことなく続けてきたことによって…


自然と、あの強靭な足腰を、作り上げたのよッッッ!!!!!」





亜美「…」





Ω ΩΩ「ナ、なんだってーーー!!!!????」

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 22:12:23.03 ID:giwKjwKM0
民明書房「キミにもできる暗殺拳」より
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 22:22:06.61 ID:rXgFh0bs0

やよい「これでおえありですー!!」ヒュン


雪歩「!!??」


P「おおっと!またやよいは雪歩の後ろをとったぁーーー!!」




伊織「あっ!あの体勢は!!」


真美「まだ何か知っているのか!?いおりん!?」



伊織「えぇ、あれこそがやよいの必殺技(フィニッシュホールド)…



やよい「うっうー!!いきまーす!!」ババッ


P「アレはっ!まさかっ!…」





伊織「何度も私と共に練習してきた………






     『パロ・スペシャル』 よッッッ!!!!!」


53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 22:34:21.98 ID:rXgFh0bs0
やよいの文字がバグった…氏にたい…
正確には、やよい「これでおわりですー!!」です、よほど興奮していたんですね


P「で、でたーーーー!!原作ではウォーズマンの得意とする技!!!あれはもう逃れられないっっっ!!!」


小鳥「は、初めて生で見ました!!」



雪歩「うぅ……ッ」ギリギリ


真「ゆ、雪歩!!耐えるんだ!!」




亜美「す、すげ→→→!!亜美も生で見るの初めてだよ!!」


美希「キレイ…。ロビンマスクが一目惚れする気持ちもわかるの!!!」


響「すごいぞやよい!!もう勝負は決まったな!!!」


伊織「えぇ…そうね」


伊織(…だけど、パロ・スペシャルには致命的な弱点がある…


   いったいどうする気?やよい………)

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 22:50:38.02 ID:rXgFh0bs0


やよい「雪歩さん!!もう降参してくださいっ!!」


雪歩「まだ、まだですぅ…」ギリギリ


P「だが雪歩も負けじと押し返す!!!まだ勝負は分からない!!」




真美「え→?あんな技くらっちゃったら、もうギブするしかないっしょ→」


響「そーだそーだ!!潔く負けを認めろー!!」



伊織(そう。確かにパロ・スぺシャルは、一度かかったら逃れられない無敵の鎖…

   しかし…)



雪歩「まだ…まだぁ…!!」ギリギリ


やよい「うぅ、うっうー…」


P「まだだぁーーーー!!まだ耐えるっ、まだ耐えるっ!!!ダークゆきぽはまだ耐えるっっっ!!!!!」




伊織(やっぱり…


   パロ・スペシャルは相手の背中の上に覆いかぶさり、有利な体勢でマウントを取り続ける技。


   実際ウォーズマンは、キン肉マンとの戦いで上に乗って殴り続けた…

   
   だけど、今のいおりは雪歩の押し返しを抑えるので精一杯。殴るにもやよいの握力じ力不足…

   
   このままだと、いずれパロ・スペシャルは解かれるわよっっ!!?)

   
   









55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 22:56:47.65 ID:rXgFh0bs0

やよい「……まだあきらめてくれないんですか?」


雪歩「真ちゃんの前で、無様な姿は見せられないですぅ…」


やよい「…わかりました…

    この技はできるなら使いたくなかったんですが……





伊織(…!?やよい、何をする気!!??)




やよい「うけてください!!私の必殺技ッッ!!!」


56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 23:06:17.09 ID:N5/H0y/c0
手に汗握る展開のところで悪いが
パロスペシャルしながらパンチ攻撃ってあったっけ?
エルボースタンプの嵐は覚えてるんだが

この勝負の決着がついたら教えてくれろ
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 23:10:27.16 ID:rXgFh0bs0

P「!?やよいが突如動き出した!!

こっこれは…?


やよい(まず体をできるだけ前に倒すっ!!


P「やよいっ、雪歩の背中でガルウィングのような体勢を取ったぁ!!!


伊織「何よ…これ…


やよい(そして、相手の腕を脇で抱え込むっ!!


雪歩「!?」


やよい(さらに、相手の背中から肩を通じて顔に手を伸ばし、顎を両手で固定っ!!


春香(何っ!?あの技は!!?)


やよい(そのまま全体重を後ろに乗っければっ!!)グイッ!


雪歩「うがぁ!!!」ミシミシッ


会場「「「「「「!!!!!!」」」」」」





やよい「できました!!!わたしの新・必殺技!!!




    名付けて、『ガル・スペシャル』!!!!」



58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 23:28:29.45 ID:YUXUnxcDO
>>16でアミマミシスターズだったのに>>28でアミマミブラザーズとかどっちだよ
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 23:30:00.76 ID:rXgFh0bs0

伊織「こっ、これはっ!!」


伊織(足で下半身を固定しつつ、腕を脇に挟んで上半身を固定。


さらに、手で顎を後ろに傾けることにより、相手を強制エビぞり、いや、強制ガル・ウィング状態にしているっ!!)



美希「すごいの…。とっっってもキラキラしてるの!!」


亜美「あ、あんな技、亜美しらないよ→!!」




伊織(当然だわ…あれはやよいが自分で考え、自分で編み出した技…


   やよいは、自分ではパロ・スペシャルを使いこなせないことを理解し、パロ・スペシャルを自分自身の技へと『進化』させた!


   そして、私との練習でそれを見せなかったのは、あれが大変危険な技だと心得てるから!!)




伊織(つまり、『ガル・スペシャル』を使ったイコール、いおりの勝ちは確定した…)






いおり「さぁ、負けを認めて下さい、雪歩さん!!」


雪歩「うっ、うっ!!!」プルプル


P(これは、勝負あったな…)





第一章 その名は『ガル・スペシャル』



         完




60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 23:35:10.82 ID:MlNN8wEio

いおりはやよいの間違いだよな
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 23:38:20.29 ID:rXgFh0bs0

次回予告




あずさ「…この場合、亜空間殺法といった方がいいのかしら?」




真「とりあえず、『50%』でいいかな」




やよい「わたしは、あきらめません!!!!」





雪歩「これが、『強襲ゆきぽヴォルケイノ』ですぅぅぅぅーーーーー!!!!!!」




第2章 勝者



P「歯磨いて寝ろよっ!!」

62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 23:46:39.89 ID:YUXUnxcDO
>>16>>28でコンビ名が違うのはなんでか作者答えて
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/15(火) 23:50:33.19 ID:rXgFh0bs0
とりあえず今日はここまでです。やっぱり酒飲みながらSS書くもんじゃないね。身に染みました…


後半いろいろご指摘を頂いた通り、ところどころ間抜けなミスが多いです。ほんとスマンこ

>>58
ミスった…元ネタは凸凹ブラザーズです。アミマミシスターズでいかせてくださいm(_ _)m

>>56
今マンガ見返して気づいた…モゥダメダァ、オシマイダァ…



というか>>1は完全な見切り発車でこのネタ思いついたので、こんな長くなると思わなかったんですという言い訳


あとガル・スペシャルってホントにできんの?無理じゃね?だれか絵で書いてくんね?


第2章を書くかは今のところ未定(プロレスしらんし
あまり期待しないでまっててね!!

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 08:48:33.31 ID:qUk5Q5Z00
乙。続き待ってるぜ

ああ〜心に〜愛がなければ〜 スーパーアイドルじゃ〜ないのさ〜
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 12:28:33.93 ID:h+8hZYLzo
おつ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 12:44:40.89 ID:fmzwvubh0

>>1です。

仕事中ですが ヒャア がまんできねぇ 投下だ!



 第二章 勝者


やよい「さぁ、負けを認めて下さい、雪歩さん!!」


雪歩「うっ、うっ!!!」プルプル


P(これは、勝負あったな…)



あずさ「あらあら〜、これはわたしの出番はないみたいね〜?

    
    ちょっと残念だけど〜」チラっ


真「……」


やよい「雪歩さん!はやくタップしてください!!出ないと体がこわれちゃいますよ!?」


雪歩「…まだ…m真「もういいよ雪歩」


雪歩「!!?ま、真ちゃ、」


真「やっぱり雪歩を誘ったのは間違いだったかな…正直、もうちょっと頑張ってくれると思ったんだけど…


      『がっかり』   だよ」


雪歩「ッッ!!???」




春香(…ッ!?何!?雪歩から何か……!?)


律子(……)

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 12:45:19.24 ID:fmzwvubh0



やよい「雪歩さん、もういいで雪歩「ウガァァァーーーッッッ!!!!!!」


やよい「!?!?(なんで!?どこからこんな力が!!??)」


雪歩「…真ッ…ちゃんのッ……前でッ………こんな姿見させやがってッッ…!!」ミシミシ




P「ど、どうしたというんだ!?やよいの『ガル・スペシャル』が!!」




雪歩「あんただけはッ…許さないッッ……!!!」グググ




小鳥「首の力だけで、押し返されます!!」




やよい(うぅ、ダメ、解けちゃう!!)



雪歩「ウラァァァーーーーーーッッッ!!!!!!」バシッ





会場「「「「えぇ!?」」」」」



68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 12:56:13.43 ID:fmzwvubh0


雪歩「コーホー…コーホー…」



伊織「う、嘘でしょ!!??やよいの『ガル・スペシャル』に抜け出せるスキなんてなかった!!」


美希「で、でも、現に雪歩はガル・スペシャルをやよいに解かせたの!!」


亜美「てゆ→か、ゆきぴょんの様子おかしくない…?」



あずさ「やよいちゃん!!逃げて!!」


やよい「うっう…」ヨロヨロ


雪歩「……逃がしませぇん」ヒュン

69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 14:25:32.03 ID:fmzwvubh0


P「おぉっ!!ふらつくやよいに雪歩は構わずアイアンクローを仕掛ける!!!」



雪歩「……捕まえたぁ……」ガシッ


やよい「うっうー!!(すっ、すごいあくりょくですー!)」ギシギシ




伊織「やっ、やよい!!!」

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 14:34:16.36 ID:fmzwvubh0






真「雪歩の怖いところは、卑怯な不意打ちをすることでも、穴を掘って埋まることでもない…






やよい「っ!うっうー!!」バキッ


雪歩「ッ!?クッ」フラッ


P「しかし!やよいも雪歩のがら空きのボディに強烈な腹蹴りだっ!!」





真「雪歩の怖いところ…それは……





雪歩「いい加減にッッッ!!!」ガバッ


P「!?ゆ、雪歩、大きく振りかぶって……」


やよい「え?」







真「コンクリートの地面すら、まるで海辺で砂遊びをするように掘ってしまう




  その異常な“怪力”だよ」




雪歩「・・・フンッ!!!」ブンッ


P「投げたーーーーーーーー!!!!!????」


71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 14:52:28.38 ID:fmzwvubh0

亜美「や、や、やよいっち→→→!?」


真美「もうわけがわからないよ」


伊織「片手でやよいを投げ飛ばすなんて…!!


   人間が出来ることじゃないわよっ!!!」




伊織「・・・!?雪歩は!?」





P「やよいはぐんぐん真上に飛んでいきます!これはホームランコースかぁーー!!?


  ん!?今までリング上にいた雪歩の姿が見えません!!一体どこにいったんだゆきぽん!!!」






あずさ(!?リングに穴が!!・・・まさか・・・」


真「そう、雪歩は 『下』 ですよ」




ドドドドドド



小鳥「なに!?地震!?」


P「いや、これは地震じゃない・・・!これは・・・



  雪歩が地面を掘り進む振動だぁーーーーーー!!!!!」



72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 15:05:26.66 ID:fmzwvubh0

伊織(雪歩、あんた何をする気!!?)



P「そしてやよいは上昇をやめ、今ゆっくりとリングに落ちてきます!!」


小鳥「あんな高さから落ちたら、一溜まりもありませんよ!」ピ、ピヨ-



あずさ(いえ、あの高さからでも、やよいちゃんの強靭な足腰ならなんとか耐えられる…


    だけど………)


真「雪歩はただ闇雲に穴を掘って、地震を起こしたい訳じゃない。



伊織(ま、まさかっ!!)


真「雪歩の地下の進軍……その終着点は……」


P「落ちます!!!!やよいが、リングの上におt








雪歩「これが、『強襲ゆきぽヴォルケイノ』ですぅぅぅぅーーーーー!!!!!!」


     ドカーーーーーーン!!!!!




73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 15:13:32.75 ID:fmzwvubh0


   〜やよいの回想〜


やよい「うっうー?キン肉マン、ですか〜?」


美希「そうなのっ!すっうっっっっごいおもしろいの!!!やよいも読んで感想を・・・


伊織「コラッ!なにやよいに変なもん勧めてんのよ!?」


亜美・真美「なになに→?何の話→?」

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 15:25:01.93 ID:fmzwvubh0


美希「ブー、キン肉マンは変なものじゃないの!!とってもキラキラしてるの!!」


P「おー!!美希もキン肉マンの素晴らしさが分かるのか!?」


美希「ハニー!もちろんなの!!ウォーズマンとの戦いはマジ泣きだったの!!」


やよい「プロデューサーさんも好きなんですか〜?」


P「当然だ!!なんてったって、事務所に置いてある本は全部自前だからな!!」


律子「プロデューサー殿があれ持ち込んだんですか…はぁ、まじめに仕事してくださいよ…」


美希「まぁまぁ、律子、さんも好きなんでしょ?キン肉マン!」


律子「ま、まぁ、少しはね…」


小鳥(昔『僕の考えた超人』に応募した“やおい超○ん”はいい思い出ピヨ)

75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 15:35:55.01 ID:fmzwvubh0

亜美「亜美も読んだよ→!チョ→うけるよね→!!」


真美「真美も読んだよ→!なんてったってブタと間違えられるんだもん!!」


春香「最初の1,2巻は、初見では鬼門だよね…」


千早「まぁ、そこを読めれば後はすごく面白いし、ジョジョとかバキみたいなものかしら?」


響「自分もよく兄貴とキン肉マンごっこしたぞー!!」


貴音「……ラーメンマン様………」ウットリ


76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 15:48:49.62 ID:fmzwvubh0

真「みんなどの超人が好き?ボクは断然ロビンマスクだなー!!
  
  強くてかっこいいアイドル超人!!」


雪歩「わ、わたしはジェロニモです〜。ダメダメでも頑張る姿は勇気がでますぅ」


美希「ミキはとーぜんキン肉マンなのっ!物理的にキラキラしてるのっ」


あずさ「わたしはテリーマンさんかしら〜。凛々しくてとっても男らしいわ〜」


律子「私は……ブロッケンJr.かしら…?」


全員((あー・・・なんか好きそう・・・))


77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 15:54:37.50 ID:fmzwvubh0

美希「てゆーか、デコちゃんもこの前こっそり読んでたのミキ知ってるんだよ?」


伊織「な、な、な何言ってんのよ!!あ、あれは、ちょっと目についたから、暇つぶしに・・・」


美希「その割には、熱心に読んでたみたいだけど?」


伊織「〜〜!///うるさ〜い!!」


やよい(伊織ちゃんも読んでるんだ…)

78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 15:56:56.14 ID:fmzwvubh0

やよい「わたしも、ちょっと読んでみたいかな〜って…」


美希「ホント!?じゃあじゃあミキが復刻版全巻貸してあげるの!!」


伊織「まったく、しょうがないわね…」

79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 16:11:48.64 ID:fmzwvubh0

しばらく経って…



やよい「うっうー!!ベアークローフィニッシュゥ!!」


亜美「うわ→!やられた→!」


真美「亜美はやられたか…後でひとのろしのケイだ!!えぇ→い、今度はこの真美が!」


美希「ちょっと待つの!亜美のカタキはこのミキ肉まんがとってみせるの!!」


P「やれやれ、あいつらまた事務所でキン肉マンごっこか…」ウズウズ


律子「誰のせいですか誰の」






やよい「うっうー!!キン肉マン、すっごいおもしろいですー!」


真美「やよいっちはどの超人が好きなの→?」


やよい「わたしはウォーズマンが好き!仲間を助けるため命をかけて闘って…」






やよい「わたしも、誰かがこまってるときには、最後まであきらめないで、




    絶対に助けてみせます!!!」

80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 16:28:35.99 ID:fmzwvubh0


………

モクモク…


伊織「ど、どうなったの!?」


美希「スゴイ衝撃が、こっちにまで飛んできたの!!」


響「うがー!土煙で全然見えないぞー!!」




P「…土煙が消えてきました!!果たして二人は……」




真(『強襲ゆきぽヴォルケイノ』は、雪歩の必殺の殺人技


   相手を超上空に投げ上げ、その間に自分は土を掘って落下地点の真下へ


   相手がリングに落ちた瞬間、掘り進んだ勢いをそのまま、相手をシャベルで突き上げる


   落ちた時の衝撃と下からの攻撃の相乗効果は、ただ落ちただけのダメージの数倍!


   雪歩の怪力と、“地面を掘る”という特技があるからこそ出来る、まさに雪歩オリジナル!!


   あれをくらって立てることなど……)




P「今リングが見えました!!……っ!!

 
  おぉーーーとっ!!!二人ともリングの外、リングアウトです!!!」




あずさ「やよいちゃん!!」タッ


やよい「……」シーン




81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 16:36:45.22 ID:fmzwvubh0

あずさ「やよいちゃんっ!!しっかりして!!」ユサユサ


やよい「………うぅ…」




雪歩「ま、真ちゃん…わたし……」フラフラ


真「よくやったね雪歩。少しここで休んでていいよ?」


雪歩「う、うん。ありがとう、真ちゃん………」ドサッ





やよい「…あ、あずささん……」グッタリ


あずさ「しゃべらなくていいわ!!今、救護の人を…!」


やよい「わ、わたし、さいごまでがんばれなくて、ごめんなさい…」


あずさ「…いいの、いいのよ?やよいちゃんはとっても頑張ったから…」

82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 16:58:22.56 ID:fmzwvubh0


やよい「…ごめんなさい、あずさs……」グタッ


あずさ「…」ソッ




真「おーい。あずささーん?はやくあがって来てくださいよー?」


あずさ「…今行くわ」




伊織「よかった…意識はあるみたいだわ」ホッ


亜美「それにしても、マコチンは薄情だよね→あんなに頑張ったゆきぴょんに手も差し伸べないんなんて」


伊織(…それに、あずさをまるで挑発するかのようなあの態度……いつもの真からは全然想像できない。

   …ホントに、あいつは真?)




P「やよい、雪歩が倒れ、今リングにいるのはあずささん、真の二人!!

  どっちが勝つか私にはまったく予想できません!!!小鳥さんはどう思いますか?」


小鳥「」ピヨピヨ


P「あ。気絶してる」



83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 16:58:52.93 ID:fmzwvubh0

真「もー、はやく始めましょうよ?もうボクうずうずしちゃって」


あずさ「えぇそうね…わたしも…」チラッ


やよい「スー、スー…」


あずさ「…ちょーっと、



    ちょーーーーーーーーーーーーっと、怒ってるから」ニコッ


真「!?」ダッ






84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 17:08:55.06 ID:fmzwvubh0

P「真が初めにしかけたぁーーー!!はやい!!やよいよりもはやいか!!?」



真「うらぁっ!!」


あずさ「遅いわ」フッ


真「!!?」スカッ




貴音「消えた!?」


美希「はやい!!全然目に負えないの!!」


伊織「はやいとか以前の問題よ!!確かに一瞬、リング上から消えたわっ!?」


亜美「あ…ありのまま今起こったことを話すぜ状態だよ→!!!」

85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 17:21:33.16 ID:fmzwvubh0

真「フンッ!フンッ!!」


あずさ「うふふ〜。どこを見ているのかしら〜??」フッフッ


P「当たらない当たらないーーーー!!!真渾身のこぶしを繰り出すも、まったくあずささんにあたりませーーーん!!!」


あずさ「ちょーっとお話ししない?真ちゃん?」


真「…闘いの最中に何をいってるんです…かっ!!!」ブンッ


あずさ「わたしってよくみんなに方向音痴って言われるでしょ?」フッスカッ


P「突然あずささん語りに入ったーーーー!!これは真への挑発かぁーーーー!?」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 17:32:21.25 ID:fmzwvubh0


あずさ「前々からおかしいって思ってたの。急に知らないところに着いちゃったり、気付いたら事務所の外にいたり…」


あずさ「でもね、真ちゃん。わたし気づいたの。これはわたしが悪いんじゃない。わたしの『体質』が悪いんだって」




P「あずささん、真が攻撃を繰り出す中、まるで気にしてませんよぉ〜って感じで話し続けるーーーーーー!!!」




あずさ「それに気づいてから、わたしはこの体質を思い通りにできるよう練習したわ。

    最初は直そうって思ったんだけど、20年間染みついた体質を直すなんて、むずかしいわよねぇ〜?」


あずさ「それから、段々自分の体質をコントロールできるようになったの。後は自然と出せるように経験を積むだけ」




伊織(最近レッスンに遅刻しなくなったのは、その特訓のおかげね…)



87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 17:35:31.60 ID:fmzwvubh0

真「…それがなんだっていうんです?ただ方向音痴が治っただけじゃないですか?」





あずさ「…この体質っていうのはとっても不思議で、自分が行きたいと思ったところにすぐ着いちゃうの。



    ……『ワープ』っていうのかしら?…ううん……」










あずさ「…この場合、亜空間殺法といった方がいいのかしら?」








88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 17:45:11.84 ID:fmzwvubh0

あずさ「…ていっ!…てぃ!」…ブンッ…ブンッ


真「ぐっっ!?がはっ!!」…ドカッ…ドカッ


P「な、なんとーー!!あずささんは本当に消えていたんです!!!

  マジック!?瞬間移動!?いいえ、亜空間殺法だぁーーーーー!!!!」



真「うぐっ!!ぐふっ!!」…ドカッ…ドカッ


P「消えては打って、打っては消えての繰り返しぃーーーーー!!

  あずささん、真をフルボッコだーーー!!!」


小鳥「もう理解が追いつきません」


P「あ。小鳥さん起きたんですね」

89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 17:51:02.32 ID:fmzwvubh0

あずさ「こぉんなこともできるのよ〜?」ガバッ


真「!?」ギシィ


P「あずささん、真を後ろから抱えたー!?

  そのままバックドロップかぁーー!?」


あずさ「真ちゃん、暴れないでね?」ヒュンッ


P「消えたぁーーーー!?今度は真も一緒だぁーーー!!」





90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 17:57:43.54 ID:fmzwvubh0

伊織「どこに行ったの!?」


亜美「上から来るぞ!気をつけろぉ!」




ヒュン



P「ホントに上からきたぁーーーー!!!」

91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 18:08:44.62 ID:fmzwvubh0

あずさ「やよいちゃんと同じ目にあって、少しは頭を冷やしなさい?」フッ


真「…くっ!」




P「あずささん、真を上空に残したまま、リングに戻ったぁ!!」



あずさ「さらぁ〜に…」クルクル




P「!!?あずささんその場で円を描くように回り出したっ!?

  喜びのダンスでしょうかっ!!」


小鳥「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 18:20:42.31 ID:fmzwvubh0

あずさ「勢いを殺さずー」ヒュン



P「また消えてっ………落ちている真の前に現われてっ……!」



あずさ「3倍の回転なら、3倍のパワーなんでしたっけ?」クルクルー



P「真と一緒に回り出したぁーーーー!!!」

93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 18:26:40.59 ID:fmzwvubh0

真「ぐぅっっ!!」クルクルー


あずさ「このまま行ったら、どこに落ちるか分かる?」


真「……!?まさか!?」


あずさ「そうよ〜


    さっき雪歩ちゃんが開けた“穴”の真上!」ニコッ

94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 18:48:14.54 ID:fmzwvubh0

今から帰ります。見てる人いんのかよ…

もしいたら変な所とか質問があったら言ってください。出来るだけ答えます

95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 19:41:29.78 ID:4SqU0mZ10
見てるぜ乙
技名の安価採用、仕事中の無謀な投下
正にゆでイズム(褒め言葉)ですな

初期キン肉マンもあれはあれで面白いと思うんだが
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 20:06:38.82 ID:r+29INXIO
>>1です

↑みてくれてありがとうm(_ _)mこんな駄文に付き合うなんてとんだ変態だな

俺も初期は割と好きです。特に宇宙野武士?のときは腹がしんだ
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 20:32:42.47 ID:meAqwEgO0
週プレキン肉マンでペンタゴンが登場した時の感想について一言
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 21:17:47.63 ID:rNE6li5p0
ペンタゴン「良い子の諸君!長く待たせたな!いよいよ私の登場だ!

だが>>1はAAを書けないので省略だ!歯を磨いて寝ろよ!?

ただし、物を食べて30分は歯を磨いてはいけないそうだぞ!勉強になったかな!?必死で磨いてる受付嬢にも教えてあげよう!!」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:00:55.50 ID:rNE6li5p0
>>1です。続き書きます


真「!!」


P「なんとっ!落下地点には先ほど雪歩が掘った穴が!!!」


あずさ「とっても深いみたいだから、戻ってこれるか分からないわね〜」



あずさ「じゃあ、気を付けて〜」フッ





ちゅどーーーーーん!!

100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 22:01:28.74 ID:jj7Cvcgq0
あーーーっと!真と雪歩ペアが完全に悪行超人ペアだーーーー!!
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:05:56.95 ID:rNE6li5p0


P「真は避けることができず、雪歩の穴に今ダーーイビーーング!!」




あずさ「この技に名前を付けるとしたら、『亜空間錐揉殺法』ってとこかしら?」



伊織(この技は…)


亜美「また解説の時間か→」

102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 22:16:40.03 ID:jj7Cvcgq0
知っているのか雷電
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:17:53.60 ID:rNE6li5p0

伊織(あずさの『亜空間殺法』によって相手を上空に追いやり、さらにその応用によって相手に回転を加える。


   その回転により、落ちた時の衝撃を数倍に上昇!その攻撃翌力は、バッファローマンの『ハリケーン・ミキサー』を想像すれば容易!!


   そして極めつけは、雪歩がさっき掘った穴!比較的柔らかいリングの上に比べて、固い土の中に受け身も取れずダイブ。

   
   あずさ、地の利を使ったとはいえ、『亜空間錐揉殺法』はとてつもない大技よ!!)




P「伊織の解説も終わったところで、リング上にはあずささん一人!!

  もう真も這い上がってこれないでしょう!!」

104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:23:34.08 ID:rNE6li5p0

あずさ(…勝ったわよやよいちゃん!)ダッ


P「そして勝利を確信したあずささんはやよいのもとへ!!

  感動のワンシーンd真「それははやいんじゃないですか、あずささん?」ヒョイッ


会場「「「!?」」」

105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:28:12.51 ID:rNE6li5p0

真「あー、痛かった。いくらボクでも、急所をはずさなかったら危なかったですよ」コキコキ


あずさ「な、なぜ!?あの状態では受け身を取ることは不可能なはず!!」


真「まぁ落ち着いて。今から説明しますから。と、その前に…」






真「とりあえず、『50%』でいいかな」





106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:35:08.63 ID:rNE6li5p0


ブワッ!!



あずさ「!!!??」



P「なにぃーーー!?突如リングに現れたかと思うと、何やら真の周りから水蒸気がーー!?」




律子(!?この気は!!)






真「あずささん。幽遊白書って見たことあります?」



107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:41:00.46 ID:rNE6li5p0

あずさ「……いえ、ないわ」


真「ほんとは『幽☆遊☆白書』なんですけどね。このね、☆がポイントなんですよ。

  まぁいいや。そこに出てくる『戸愚呂』ってキャラがボク好きなんですよ。

  あぁ、弟の方ですよ?兄はごみです。」



P「なんか真が語りだしたぞ!?」


小鳥(蔵馬くんハァハァ…)

108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 22:47:33.55 ID:RyrEdcu1o
小鳥「飛影はそんなこと言わない」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:49:52.51 ID:rNE6li5p0

真「戸愚呂ってね、不器用なもんで、一つの技しか使えないんですよ。その技も自分の命を縮めちゃうし…」


あずさ「……」


真「だがそこがいいっ!一つの技を文字通り、命を懸けて極めて!不器用なりに精一杯!!

  さらに強い!!主人公をギリギリまで追い詰めて、しかも死因は力の出しすぎ!!

  …ボクはね、あの時、なんで100%を出しちゃったんだろうって思ったんですよ。まぁその理由もかっこいいんですけど」

  
あずさ「……何が言いたいの?」

110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:54:04.16 ID:rNE6li5p0

真「…長くなっちゃいましたね。

  さっきあずささんは、自分の力のことを『体質』っていいましたよね?

  実はね、ボクにもあるんですよ、『特異体質』」


あずさ「!?」


真「それをボクは、尊敬する戸愚呂を見習って





  “筋肉操作”って呼んでます」

111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 23:04:59.72 ID:rNE6li5p0

P「筋肉操作?」小鳥「筋肉操作とは」


P「!?」


小鳥「筋肉操作とは、その名の通り自らの筋肉を自在にコントロールすることである。

   劇中戸愚呂はこの筋肉操作を行い、己の肉体以上の筋肉を作り出すことに成功。

   先ほど真ちゃんのいっていた様に、戸愚呂は自分の力を20%、30%と抑えることにより肉体の崩壊を防いでいたが、

   幽助との戦いによりその100%の力を発現。最後は自らのフルパワーの反動により死亡。

   なお、100%の姿はグロイ (民明書房引用」


真「説明ありがとうございます小鳥さん」

112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 23:11:55.57 ID:rNE6li5p0





亜美「いおりんの解説とられちゃったね→」


伊織「別に悔しくなんかないわよっ!!

   そんなことより、さっきの説明だと筋肉操作をすると、体が見た目でわかるほど変わるって言ってたけど、

   真は全然変化してないじゃない!?」




真「仮にもボクはアイドルだからね。さすがに肩からフジツボははやせないよ」


あずさ「あら、でもそしたら本当に筋肉操作ができるのか分からないわよ〜?」


真「…分かりますよ」真「ほら」


会場「「「!?」」」

113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 23:17:12.03 ID:rNE6li5p0

響「真が!」


貴音「分裂した!?」





あずさ「…筋肉操作で体を分けたってこと?」


真「やだなぁ。そんなことあるわけないじゃないですか」真「化け物じゃあるまいし」


真「ただ目に見えない速さで」真「横移動しているだけですよ」




美希(十分化け物なの)

114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 23:22:07.28 ID:rNE6li5p0

P(最初に言った影分身って、冗談のつもりだったんだが…)


真「だからね」真「ほら」ヒュン


あずさ「!!」…フッ 真「無駄ですよ」ゲシッ


あずさ「うっ!?」





美希「あずさが蹴りを受けたの!?」


亜美「早すぎて見えないよー!!」

115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 23:29:56.07 ID:rNE6li5p0

真「いくら亜空間殺法でも、移動した場所に追いつけば、攻撃は出来るでしょ?」


あずさ「ありえない…移動した場所を確認してから追いつくまで、1秒もかからなかったわ…」


真「まぁ、見た目には分からないですけど、今のボクは普段の5倍の筋肉になってますからね。

  多分今ならボルトにも勝てますよ」


P「もうアイドルやめて陸上選手になれよ」

116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 23:38:38.91 ID:rNE6li5p0

真「じゃあそろそろお開きにしますか」真「長々と一回戦だけやってもつまらないですからね」



亜美「あ→!また分身した!!」


真美「アミマミシスターズの必殺技、幽体離脱のパクリじゃん!」




真「じゃあ景気良く」真「一気に80%にします」


あずさ「!?」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 23:49:29.33 ID:rNE6li5p0

真「ふんっ!!!」ドンッ!


あずさ「!!(もう気迫だけで強いと感じる)」


小鳥「ちなみに戸愚呂80%は、拳の風圧で人を殺せます!」






真「ふー、久しぶりに80%になったから、結構負担がパないなぁ。

  あーちなみに、今のボクは最大4人になれますよ?」


あずさ「………」


真「んー?あずささん、もしかして怯えてるんですか?」


あずさ「!?そ、そんなことっ、」


真「そーですか。じゃあ今から技使いますけど、逃げないで下さいね?」


あずさ「ッ!!…わたしは逃げない!!やよいちゃんのためにもッ!!」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/16(水) 23:59:10.15 ID:rNE6li5p0

真「…じゃあ行きますか!!

  さっきボクがくらった技、『ハリケーン・ミキサー』はいくつか改良型がありますが、やっぱりやるならオリジナルがいいですよね!?」



あずさ(わたしは…、わたしは…!!)


真「…死なないでくださいね?




  ボクの『ブラック・ハリケーン・ミキサー』で



119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/17(木) 00:02:04.30 ID:tVj7Ct/N0

明日も仕事なのでもう寝ますノシ尻切れトンボですまんな


あと最後に質問なんだが、雪歩の時みたいに技名安価してもいいか?どうもセンスのある技名が思い浮かばん…
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 00:11:27.59 ID:MB+VAORa0
乙。がんばれよ
技名安価は好きなようにしたらいいけど、いいのか?
安価次第じゃ「強襲ゆきぽヴォルケイノ」だぞ?
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 00:16:23.82 ID:4EUE5Plx0
いいけど、まこりんなので全力でセンス無い技名が集まる予感ww
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 01:14:17.08 ID:8+9jDYKIO
>>121
え?
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/17(木) 06:16:15.61 ID:pmGfOW9IO
>>1です。携帯から


いいみたいなんで取り敢えず真の技安価
>>127
余りにもあんまりな時はブラック・ハリケーン・ミキサーにさせてくれ…


イメージ的にはハリケーン・ミキサーと8メンブラックホールキックを足した感じ
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/17(木) 06:33:32.86 ID:pmGfOW9IO
あと>>1は強襲ゆきぽヴォルケイノ結構好き

少しネタバレになるが、出たアイドルのイメージキャラみたいなの↓

やよい→ウォーズマン

あずさ→ブラックホール

雪歩→特になし。残虐超人っぽい。原作で穴掘るやついたっけ?

真→バッファローマン、戸愚呂

後、響のイメージが全く思い浮かばないorz暇なら誰か考えてくれ…


125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 08:01:02.31 ID:TGJ/W9sq0
技名は好きに決めたらいい。本家のフリーダムさを見習え。
扉絵登場だけで終わった読者応募の超人達のなんと多いことか…
今頃超人墓場で泣いてるぞ…

後、響はジェロニモのイメージだな。理由?なんとなく。
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 13:41:16.02 ID:fKrItvhIO
キン肉マン知らんけど面白い
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 14:05:50.41 ID:l4wFawpDO
真☆乙女ハリケーン(80%)

うむ、我ながら惚れ惚れするネーミングだ!
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 14:21:09.40 ID:ghkf3sXzo
おつ
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 15:42:40.66 ID:qpPMAAPDO
>>127
腹いてぇwww
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 16:22:57.10 ID:fdG99rJF0
>>1です。もうちょっとしたら続きかく

>>125
響がジェロニモ…ありだな!!
とりあえず今後はネタ尽きたら安価させてくださいorz

>>126
これおもしろいと思ったら原作を読むことをお勧めする。特にキン肉マンVSウォーズマン戦は泣いた
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 17:02:29.37 ID:xMmdogRjo
ハム蔵取られたら人間に戻るのか…
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 17:20:26.73 ID:fdG99rJF0

響「『ブラック・ハリケーン・ミキサー』…!?」


亜美「てゆーか、50%でもジュ→ブン強かったのに、80%になったらどうなっちゃうのさ→!」


伊織(あずさ…)





あずさ「…」


真「…うーん。なんか違うなー。もっとこうキャピキャピ感が……

  そうだ!『真☆乙女ハリケーン』にしよう!これはカワイイ!!」


P「シリアス展開なんてなかった」

133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 17:24:48.54 ID:fdG99rJF0


真「じゃあ行きますよあずささん!!



    『真☆乙女ハリケーン(80%)』!!」





あずさ「…くっ!」
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 17:36:14.86 ID:fdG99rJF0

  ヒュン


真「まず相手の大勢を崩して…」ゲシッ!


あずさ「うっ!」ドサッ



P「真の強烈なローキック!

  たまらずあずささん片ひざをついたッッ!!」




真「まだ」真「まだ」真「ですよ」真「あずささん!」




P「ほんとに4人に分裂したーー!!おまえはブラックホールかーーー!!?」


135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 17:38:15.13 ID:fdG99rJF0

  ダッ!!



P「そして4人同時のロングホーン・トレイン!!その交差する中心には・・・ッッ!!!」



真「ダメージは…4倍かな?」


ドカァ!!



P「あずささんが、暴走する特急列車の餌食にーーーー!!!」

136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 17:43:36.92 ID:fdG99rJF0
またミスった…ハリケーンミキサーな



亜美「いおりん、説明!!」


伊織「わかったわ!!」


美希(ノリノリなの…)
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 17:48:39.03 ID:xMmdogRjo
デコーマンはよ
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:03:17.84 ID:fdG99rJF0

伊織「あの技は…

  
   真の人間の限界を超えた筋肉だからこそ出来る、ハリケーン・ミキサーの応用技。

   
   まず相手の態勢を崩し、リングの中央に留まらせる。そして真はリングの四隅に移動。

   
   そして4人に分裂した後、一斉にハリケーン・ミキサーを開始!!その交差点の衝撃は、

   
   通常のハリケーン・ミキサーの4…いや、8倍以上!!

   
   それが 『真☆乙女ハリケーン(80%)』  の正体よ!!!」




真美「解説サンキュ→!あとその技名ダサいよ→?」


伊織「うっさい!私が考えたんじゃないわよっ!!」

139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:07:14.39 ID:fdG99rJF0

律子(……まぁ、そんなところか真「伊織はせっかちさんだなぁ」


律子(!?)




真「まだ僕の『真☆乙女ハリケーン』は終わってないよ」ググッ



全員「「「!!!?」」」」


140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:11:29.08 ID:fdG99rJF0

P「な、なんだぁーーー!?真はロープを背に、限界まで伸ばしているぞッ!!!」



真「あずささん!ボク分かったんですよ!」グググッ



真「結局、勝負っていうのは『力』が強いほうが勝つんだって!!!」ググググッ!

141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:17:20.98 ID:fdG99rJF0

真「すべての超人は、超人強度という力に縛られていた!

  神だって例外じゃない!一億パワーというとんでもない力を持っていてから、人々から恐れられた!」


真「すべては『力』!!『力』こそが勝利の鍵!!!


  だから、誰にも負けない力をつければ、僕は最強!!無敵になれる!!!」


律子(………)

  
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:21:36.84 ID:fdG99rJF0

P「真の伸ばしたロープはもう限界だぁーーー!!その目線の先には…!!」


伊織(ま、まさか!!)




真「そしてこれが、ボクの手に入れた『力』です!!!」バシューン!!



ドカァッ

143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:29:31.40 ID:fdG99rJF0

P「あ、当たったーーーー!!!

  真の『真☆乙女ハリケーン』をくらい、上空にふっとばされていたあずささんにクリーンヒットー!!」



伊織「ま、まずいわ!!あれじゃ…!」


律子(…どうやら伊織は気付いたようね。あの技の恐ろしさが)

144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:39:23.71 ID:fdG99rJF0

律子(真の『真☆乙女ハリケーン』は、ただ4人に分裂してハリケーン・ミキサーを撃つだけじゃない。

   
   4人同時のハリケーン・ミキサーを受けた相手は、超上空に打ち上げられる。


   その上昇中、ロープの反動を使い、追撃のハリケーン・ミキサーを発動!

   
   バッファローマンの必殺技、『ハリケーン・ミキサー、死のコース』と違う点は、

  
   その『上昇中』の相手に攻撃することにある)



   
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:45:53.22 ID:fdG99rJF0

律子(『ハリケーン・ミキサー、死のコース』は、落ちてきた相手に追撃を行い、その回転数を上げる技。


   ただ、相手が落ちるまでにかかる時間で、その回転数はどうしても少なくなる。


   しかし、『上昇中』の敵に追撃を当てることが出来れば…


   その回転数は落ちることがない!!)




律子「…あのまま落ちれば、ダメージは16倍、いや…


   およそ32倍ね…」

146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:50:09.15 ID:fdG99rJF0

あずさ(…ごめんなさい、やよいちゃん…わたしはもうダメみたい…)グルグル…


あずさ(…でも…、自分勝手だって思われるかもしれないけど……)ヒューン…


あずさ(でも、お願い…!!真ちゃんを止めて!!…あの子は…)ヒュー…




    ドシャーーーーーーン!!!!



147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:53:17.19 ID:fdG99rJF0

真「…終わったみたいですね…」トサッ


会場「」シーン


P「……!しょ、勝者!!『ブラッ「待ってください!!!」


会場「「「「「「!!!!????」」」」」」」

148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:55:01.91 ID:fdG99rJF0

真「!?」クルッ




伊織「う、嘘、でしょ…?」




やよい「…真さん…勝負はまだ…終わってません………」フラフラ


149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 18:58:14.71 ID:fdG99rJF0

P「な、なんとぉーーーーー!!!!さっきまで気絶していたはずのやよいが、

  今リングの上にたっているーーーーーーーーーー!!!!!!!」





真「…へぇ、驚いたね。まだ立てるんだ」


やよい「…」フラフラ




伊織「や、やよい!!あんたは寝てなさい!!!勝てる相手じゃないわっ!!!!」




150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:00:25.82 ID:fdG99rJF0

真「…で?そんなフラフラで何をする気?」


やよい「…真さん、続けましょう…」




伊織「やよい!!!!??」


151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:04:38.18 ID:fdG99rJF0

真「…は、あはははは!!そんな体でボクと勝負を!!?アッハッハ!!!」


やよい「…」


真「ハー、ハー……はぁ〜あ。ボクもなめられたもんだなぁ」ギリッ




伊織「真!!!もうやめて!!ジャッジ!!勝負はもうついてるわっ!!!!」





高木「いや、あの目の輝きは…」

152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:06:54.81 ID:fdG99rJF0

やよい「…べろちょろ。お願い」


べろちょろ『ハイ、マスター』ヒュン




全員「「「「!?」」」」

153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:21:34.00 ID:fdG99rJF0

P「な、な、な、なんてこったぁーーーーー!!!!やよいの持っていたべろちょろが突然喋ったかと思ったら、

  どこかで見たことある手にはめるカエルの人形に変形し、やよいの両手にはまったぁーーーー!!!」


小鳥「パ○ットマぺ○ト?」





真「へぇ、おもしろいもの持ってるね。どうしたのそれ?」


やよい「…ある人からもらいました。


    これがわたしの切り札、 『べろちょクロ〜』 です」


154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:27:57.20 ID:fdG99rJF0

真「ふーん…まぁ、やりたいことはわかるよ?

  でも『それ』をボクが黙ってくらうと思う?」


やよい「・・・」フラフラ


真「見た感じ、今やよいに残っている超人強度は、1万パワーってとこかな」


やよい「……」


真「ちなみに、今のボクの超人強度は


  1000万パワーってとこかな!」ニコッ



やよい「!!」

155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:32:06.00 ID:fdG99rJF0

真「これでもかなり抑えてるよ?まぁ、ボクもそんな状態のやよいに本気なんてだせないからね。

  だからさっさと負けを認めなyやよい「関係ありませんっ!!!」


真「!!!」



やよい「真さんがどれだけ強いだろうが、絶対に勝てない相手だろうが…」







やよい「わたしは、あきらめません!!!!」




    
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:36:46.79 ID:fdG99rJF0

やよい「行きます!!!」ピョーーーーン!



P「うぉーーーーーーーー!!リングの反動を使い飛び上がり、

  今やよいが無謀にも、真に勝負を仕掛けたーーーーー!!!」







やよい「いつもの2倍のジャンプでっ!!」




伊織「やめてぇーーーーーーー!!!!!!」



157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:39:52.87 ID:fdG99rJF0

やよい「いつもの3倍の回転をくわえてっ!!!!」



真「まったく、そんな攻撃が当たる訳が…」ガシッ



真「!?」







あずさ「・・・逃がさないわよ?真ちゃん・・・」ガシィッ!

158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:43:49.06 ID:fdG99rJF0

やよい「あ、あずささん!!」


真「は、離せっ!!」ジタバタ


あずさ「来なさい、やよいちゃん!!勝負を、決めなさい!!!!」


やよい(あずささんっっ!)


159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:51:46.36 ID:fdG99rJF0



やよい「…っ!そしてぇ!!!」


真(まずい!あの攻撃を直でくらえば、いくらボクでも…!!!)




やよい「そしてぇ!!!








    あずささんとの  “友情パワー”  の1000倍をかけて!!!






     
    合計1200万パワーですーーーー!!!!!!!!!」ヒューン!!





    ドカァーーーーン!!!


160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 19:54:26.75 ID:fdG99rJF0

あとちょっとですが帰宅します。
携帯になるので変になるかもしれんが、質問とかあったらできるだけ答える

変なとこは見逃してくれorz見返すのが怖い(ガクブル
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 20:06:44.46 ID:l4wFawpDO
グヌー
思っていた以上に熱いバトル展開だった……乙っす

ところで酉はつけないの?
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/18(金) 20:11:25.55 ID:QULem08IO
>>1です

ss初心者なんでその西?のやり方が分からん。良ければ教えてくれ
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 20:33:59.07 ID:lHFx9fqh0
>>1
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355629671/

ここの>>2あたりに色々書いてある。酉について抜粋すると

Q.コテとか酉ってなに?
A.コテ=固定ハンドルネーム 酉=トリップの略。酉は乱数要素が含まれるので本人証明代わりに使われる
  酉の付け方は名前欄に「#好きな文字列」でつけれる

ようは「作者ですよー」という名札。騙り防止だろうな
俺もぶっちゃけ新参だから詳しい事は上のスレで聞いてみてくれ
164 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/18(金) 20:49:36.98 ID:QULem08IO
こうか?
165 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 21:44:11.49 ID:GR4cqowh0
家ついたので再開します。



シュー………



美希「ど、どうなったの…?」


伊織(やよい…!!)





やよい「…」


やよい「うぅ…」ドサッ






166 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 21:46:39.57 ID:GR4cqowh0

あずさ「……そんな……」ドサッ



真「…」



真「…どうして?



         ……雪歩……」



雪歩「…」シュー


167 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 21:50:20.48 ID:GR4cqowh0

美希「雪歩が!?」


真美「まこちんをかばった!!?」




真「…どうしてボクをかっばたのか聞いてるんだよ、雪歩」


雪歩「ま、真ちゃ…」ドサッ

168 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 21:53:27.12 ID:GR4cqowh0

貴音「!?早く救護班を!!」






雪歩「わたし…チンチクリンで…ダメダメだけど…

   真ちゃんの役に立てたかな……」ハァハァ


真「…」

169 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 21:56:21.72 ID:GR4cqowh0

真「…審判。ジャッジを」


高木「!?バッ」



P「・・・!き、決まりました!!


  勝者!!『ブラック・ホワイトコンビ』!!!!!」



会場「「「「ワーーーーーーー!!!!!!」」」」

170 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 21:59:31.03 ID:GR4cqowh0

伊織「やっ、やよい!!」ダッ


やよい「…いおりちゃ……わたs…負け………」


伊織「いいの!!喋らなくていいの!!!」






真「…」


雪歩「………」グッタリ



171 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:05:10.56 ID:GR4cqowh0

伊織「やよi喜永「どきなさいっ!!」バッ


喜永「……どうやら、みんな命に別状はないみたいね……」


伊織「ホッ…あんたは?」


喜永「私は救護を担当する喜永よ。

   さぁあなた達、早くこの3人を医務室へ」


お前等「えっほ、えっほ」






172 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:09:26.09 ID:GR4cqowh0

真「…役に立てた?もちろんだよ雪歩」


雪歩「真ちゃん・・・」


真「雪歩はとっても頑張ってくれたよ。


  ボクの最高の『道具』としてね」ニコッ


全員「「「!!」」」





雪歩「……良かっ、た…」バタッ


173 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:15:25.92 ID:GR4cqowh0

真「…」…スタスタ


美希「待つの、真クン」ザッ


真「…何?」


響「…さっきの言葉はどーゆー意味さー?」


真「?何かボクが変な事を言ったかい?」


貴音「っ!このっ!!」伊織「待ちなさい」


貴音「!?で、ですが…」


伊織「…あんた、本当に真?」




174 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:20:24.78 ID:GR4cqowh0

真「ははっ、何を急に言い出すのさ伊織?」


伊織「答えなさいよ」


真「…やだなぁ。みんなどうしてボクをにらんでるのさ?

  ボクは勝ったんだよ?褒められるなら分かるけど、怒られるなんて聞いたことがないよ」


亜美「まこちん…」


伊織「…どうやら話しても無駄みたいね」

175 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:22:52.91 ID:GR4cqowh0

真「そう?じゃあボクは行くよ」トコトコ


真美「…どこに行くの?」


真「決まってるだろ?


  次の試合のトレーニングだよ」スタスタ



全員「「「「…」」」」」

176 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:25:47.91 ID:GR4cqowh0

真「…」スタスタ


律子「…真、後で話があるわ」


?「…」


真「…奇遇だね。ボクも律子に聞きたかったことがあるんだ。」





春香「…千早ちゃんはどう思う?」


千早「…さぁ…」

177 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:34:13.51 ID:GR4cqowh0

P「…いやー、1回戦から見ごたえのある試合でしたねー」


小鳥「170超えましたからね。だらだら続けすぎです」


P「作者は50ぐらいで終わると思ってたらしいですよ?」


小鳥「この調子でいくと、1000で終わるかも微妙ですね」


P「早く終わらせたいなら解説(笑)をなくせばいいのに」


小鳥「どうせ誰も見てないですしねぇwww」


P・小鳥「あははははは」



俺「」

178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 22:38:11.90 ID:3IEfX1s8o
メタネタ寒いんで止めてくれると嬉しいです
179 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:41:47.94 ID:GR4cqowh0



第一回戦

『ビック×キューティーエンジェルス』
  対
『ブラック・ホワイトコンビ』





  やよい−雪歩 引き分け

  あずさ×−真○

  やよい×−真○

  
 勝利チーム
『ブラック・ホワイトコンビ』   ※ただし雪歩が今後戦えるか不明






第2章   勝者     完
180 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 22:50:28.38 ID:GR4cqowh0

次回予告


亜美「トップバッタ→は亜美だよ→!!」




春香「…千早ちゃん、分かってるよね?」





千早「見せてあげるわ。私の『ブルー・バード』を」






第3章    タッグ

181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 22:57:53.02 ID:1lu3yDZk0
優勝したペアに贈られる広告塔の権利って折半?
182 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 23:01:27.00 ID:GR4cqowh0
明日早いので今日はここまでにします。


>>178
すまん、ネタを書かずにはいられないんだ…これからは控えますorz


あと、バトルシーンで今何やってるか分かるか?予想以上に戦闘描写がむずい

これからさらに中二&トンデモ展開が続くと思うので、訳わかめなとこがあったら言ってほしいです
183 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/18(金) 23:04:19.79 ID:GR4cqowh0

>>181
とりあえず折半かな…正直深く考えてなかったスマソ

最終的な到達点は「仲間だもんげ!!」を目指しています。
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 23:19:36.05 ID:1lu3yDZk0
>>183乙です。
P「優勝賞品の枠は一つ。つまり恩恵に与れるのは一人。だが、お前達は二人」
P「ならば奪い獲れッ!!ともに戦ったパートナーからッ!!枠をッ!!王は常に一人ッ!!」
みたいな展開かと思ってたんだが……
185 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/01/18(金) 23:28:59.80 ID:GR4cqowh0
一応今後の展開も妄想はしているが、かなり行き当たり

ばったりに書いてるので今後どうなるか俺にも分からん


予想と違ってても気にせんといてや
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 23:51:22.08 ID:nvnbiaXm0
全てを持っていった真☆乙女ハリケーン(80%) のはかいりょくwwww
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/19(土) 01:17:51.88 ID:mxGC6iEeo
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/19(土) 02:58:16.82 ID:PbYTmmIIO
おつ
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/19(土) 11:05:38.62 ID:jv0eAUMj0
カッチョいいツープラトンを期待している
もちろん技名もな
190 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 21:59:23.96 ID:9b6uzfZN0
再開します。



『医務室』


ガラッ


喜永「…」


伊織「…あいつらの容態は?」


喜永「今は静かに眠ってるわ。絶対安静だけど」


伊織「そう…」


貴音「…菊池真の言葉……あれは本心だったのでしょうか?」


伊織「さあね」

191 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:07:53.49 ID:9b6uzfZN0

〜東京ドーム〜


P「会場をここ東京ドーム球場特設リングに移し、今第2回戦が始まろうとしています!」


小鳥「実況は引き続き、わたくし小鳥とPが行います」



美希「伊織と貴音は?」


響「やよいたちの付き添いだよ。律子や真もどっか行っちゃたし・・・」




P「さぁ!お待たせしました!!選手たちの入場です!!!」


192 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:12:02.33 ID:9b6uzfZN0

P「東ゲートより!双海亜美、双海真美タッグの

  『アミマミシスターズ』の入場です!!」



亜美「お兄ちゃん!お姉ちゃん!応援よろしく→!」


真美「真美たちがんばるよ→!」


193 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:14:51.17 ID:9b6uzfZN0

小鳥「西ゲートより、天海春香、如月千早タッグの

   『パーフェクトデビルズ』の入場です!」




春香「ほら、千早ちゃん。手を振って?」


千早「・・・」

194 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:28:23.37 ID:9b6uzfZN0

P「さあ、両タッグがリングに集いました!小鳥さん、この試合どう見ますか?」


小鳥「1試合目があれでしたからねぇ。この子たちもいい試合をしてくれるんじゃないでしょうか。

   特に亜美ちゃん真美ちゃんのコンビプレイに期待ですね!」


P「小鳥さんが実況にも慣れだしたところで、今両チームの先方がリングに入ります!」



亜美「トップバッタ→は亜美だよ→!!」


春香「じゃあ始めはわたh千早「春香、先方は私にやらせて」




195 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:32:31.36 ID:9b6uzfZN0

春香「…何か考えでもあるの?」


千早「いえ。ただ、こんな雑魚相手に春香が出ることもないわ」


亜美「トカチーン!さっきから亜美たちのことザコザコって!!

   戦ってもないのに、そんなの分かる訳ないじゃ→ん!」


千早「分かるわよ。見ればね」

196 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:35:35.14 ID:9b6uzfZN0

亜美「むっか→!兄(c)!早くはじめちゃってよ!!」


P「両名のマイクパフォーマンスも終わったところで、いよいよ第二試合のゴングが!!」


高木「ふぁい!!」



  カーン


197 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:40:29.73 ID:9b6uzfZN0

〜東京ドーム野外〜


真「はぁ、はぁ・・・ハッ!ハッ!」シュッシュッ



ツカツカ




律子「…試合の直後だっていうのにずいぶん熱心ね、真」



?「…」


198 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:45:20.94 ID:9b6uzfZN0

真「…律子か…それと…」


?「…」


律子「第2回戦が始まったわよ。見なくていいの?


   この試合に勝った方が次の対戦相手でしょ?」


真「…あまり興味がないんだ。誰と当ろうが、叩き潰すだけだし」




律子「そうね」クスッ





199 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:49:02.96 ID:9b6uzfZN0

真「…それと、早くその趣味の悪い覆面取った方がいいよ。


     “ 涼 ”?」


?「…はぁ」



涼「やっぱり真さんにはバレてましたか」パサッ


200 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:55:27.94 ID:9b6uzfZN0

真「なんで覆面で隠してるんだい?」


律子「別に他意はないわ・・・

   ただ、765プロの子達と組むのが嫌だっただけ」


真「それは、みんなが弱いから?それとも、傷つけたくないから?」


律子「…強いていえば、両方かしら…」



201 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 22:58:40.59 ID:9b6uzfZN0

真「まぁ、そんなことも、ボクには関係が無いけれどね」


律子「…真は知っているんでしょう?



      この『 力 』のことを」



真「…」

202 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 23:04:29.29 ID:9b6uzfZN0

律子「今は言わなくてもいいわ。戦ってみれば分かることだし

   じゃあ、決勝で会いましょう」スタスタ


涼「それじゃあ、また…」真「涼」


真「涼は知っているのかい?律子のこと」


涼「…僕は、律子姉さんや真さんの言っていることがあまりよく分かりません。



  ただ、僕は、律子姉さんについていきます」タッタッ



真「・・・」





203 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 23:15:17.12 ID:9b6uzfZN0

〜ドーム内〜


亜美「千早お姉ちゃん!かくご→」ダッ


P「おおっと!まずは亜美が仕掛けに行ったぁ!!」


亜美「てやぁっ!!」シュッ


千早「フンッ」


ガーン・・・


亜美「・・・いった→!なにこれ→!!」ヒリヒリ


P「んん!?千早のボディを叩いたはずの亜美が逆に痛がっているぞー!?」




204 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 23:19:33.49 ID:9b6uzfZN0

亜美「千早お姉ちゃん!おなかに鉄板仕込むなんて、ばんちょ→のやることだよ!?」


千早「鉄板なんかじゃないわ。『腹筋』よ」


亜美「え→!だってガーンって音したじゃん!」


千早「…少し鍛えただけ」

205 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 23:24:09.20 ID:9b6uzfZN0

亜美「信じられないよ→!じゃあこっち!!」シュッ


P「続けざまに、亜美のアッパーカットだぁーー!!」


ガーン


亜美「…ツーーー!!」ヒリヒリ


千早「ついでに全身鍛えといたの」




206 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 23:31:02.44 ID:9b6uzfZN0

春香「千早ちゃんに物理系のダメージは効かないよー?

   なんてったって、全身の超人硬度がダイヤモンドだからねー!」


P「なーんと!!超人硬度の中では最強の固さを誇るダイヤモンドボディを、千早はすでに身に着けていたーー!!」



美希「ふつうは、人を叩いてガーンなんて音は出ないの」


響「もう常識が通用しないぞー」

207 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 23:36:23.94 ID:9b6uzfZN0

千早「…私からもいかせてもらうわ」ヒュン


ズドッ


亜美「うっ!」グフッ


小鳥「手の皮膚も固いから、一発の打撃が重そうです…」




千早「もう一発」ヒュッ


亜美「もうくらわないよ!」サッ

208 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/19(土) 23:41:49.01 ID:9b6uzfZN0

P「千早のパンチは危険と感じたか、亜美は大きく距離をとった!」


小鳥「あまり千早ちゃんにスピードは無い様子ですねぇ」




亜美(うーん、どうしよう。あそこまで固いと、ちょっと遅いくらいじゃアドバンテージにならないよ…)




真美「亜美!アレを使って!!」


亜美「アレ?…!ピコーン

   そうか!亜美にはアレがあった!!」

209 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 00:12:22.61 ID:KjvpeATh0

亜美「んっふっふ〜!千早お姉ちゃんに見せてあげるよ。

   亜美のとおっておきの必殺技!!」バサッ


P「!?亜美、突然マントを出したかと思うと、それをリング全体に広げた!!」


千早「!?…これは!?」




亜美「なんか知らない兄ちゃんがくれたんだ→!『不思議なキャンパス』ってゆ→んだけど…


   んっふっふ〜、なんかこれ、“地獄のキャンパス”に似てるよね→!!」


210 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 00:40:07.25 ID:KjvpeATh0
今日はここまでにします。
明日は暇なので、少し進むと思います。
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/20(日) 01:18:48.29 ID:A36cRNgjo
おつ
212 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 07:36:56.03 ID:KjvpeATh0

見てる人いるかな?
テストで画像うpする

http://www1.axfc.net/uploader/so/2761335

ガルスペシャルっぽい何か
213 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 08:19:19.88 ID:KjvpeATh0


千早「!?」



美希「地獄のキャンパスって、アシュラマンが使った悪魔超人を呼び出すやつ?」


響「うわー!そんなのチートだぞー!」



亜美「さすがに悪魔超人は呼び出せないよ→。亜美は魔界のプリンスじゃないしね→」


214 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 08:24:41.22 ID:KjvpeATh0

亜美「でもこの不思議なキャンパスはね→」ンッフッフッフ-




亜美「悪魔超人の使っていた“技”を使えるようになるのだ!!」



『不思議なキャンパス』

原作で登場した悪魔超人の技を使用者が使えるようになる。

ただし、体を変形させたり、質量や重さを変えることは出来ない。



215 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 08:34:08.06 ID:KjvpeATh0

亜美「例えば→」真美「亜美→!ほらっ」ポイッ


亜美「サンキュ→!」パシッ



P「あれは、」小鳥「メガホン?」


千早「まさか!?」


亜美「そのまさかだよ→!みんなー!耳ふさいでねーー!!」




亜美「スー…『でゅわーーーー!!!!!!!』」キーン



216 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 08:44:56.62 ID:KjvpeATh0

会場「「「ドーン!!」」」パリーン


P「う、うるせぇーーー!!」キーン

小鳥「しょ、衝撃で窓が割れちゃいました!」キーン




千早「・・・くっ!」フラフラ


亜美「どう、千早お姉ちゃん!ステカセキングの100万ホーンの威力!」


真美「音爆弾よりキョーレツでしょ→」ミミセンポイッ


春香(千早ちゃん、あまりの音量に足元がふらついてるわね…)



217 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 09:01:16.70 ID:KjvpeATh0

亜美「こんなこともできるよ→!」ビカ-


P「亜美の目から黄色の光がーーーー!!」


小鳥「ミスターカ−メンの怪光線ですね!」


千早「くっ!」ピタッ


218 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 09:06:34.68 ID:KjvpeATh0

亜美「んっふっふ〜。これでもう逃げられないよ〜!」


千早「固まって・・動けない・!?」




亜美「それじゃ、亜美特製!『地獄めぐりver.亜美(ナンバ→01)』!!

   いっくよー!!」


219 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 09:13:17.77 ID:KjvpeATh0

亜美「まずプラネットマンの“プラネット重力”で引き寄せて…」ミョンミョンミョン


千早「・・・くっ!」ズルズル


亜美「んっふっふ〜、つかまえた→!」ガシッ


亜美「そしてサンシャインの怪力で投げ飛ばす!!」ブンッ


千早「!!」ヒュー

220 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 09:21:11.50 ID:KjvpeATh0

亜美「さらに〜…」


亜美「アシュラマンの“竜巻地獄”でおいうち!!」シュバッ


千早「きゃあ!」フーン


P「千早、亜美の繰り出す技の応酬でなす術がない!!上空に舞い上がったーーー!!」


亜美「ラストは!」


P「おおーーーっと!亜美!!千早の近くに高くジャーーーンッッップ!!」



亜美「(手が6本ないから普通の)キン肉バスタ→!!」



  ドォーン!!

221 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 09:28:10.20 ID:KjvpeATh0

亜美「へっへ〜ん!どうだ千早お姉ちゃん!これでもまだ亜美たちは弱い→?」


千早「・・・そうね、雑魚だわ」スクッ


P「平気で立ち上がったー!あれだけの技のフルコースでも、千早にダメージは通らないのか―!!」


亜美「…も〜!しぶとすぎるよ→!こーなったら…」


真美「亜美!アレやっちゃおう!」バッ!


P「ここで真美がリングインだー!しかし春香は黙って突っ立っている!!」


春香「…」


222 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 09:34:34.52 ID:KjvpeATh0

真美「行くよ→!亜美隊員!!」ダダッ


亜美「リョ→カイ!真美隊員!!」ドンッ


P「そして走り出す真美!迎える亜美!これはコンビネーション攻撃かーーー!?」


真美「はいっ!」ピョン


亜美「ふんっ!」ググッ


P「真美がジャンプ!亜美はそれを両手で踏み台に・・・!!」


亜美「どりゃー!!」ブンッ


ヒューン



P「勢い殺さずそのまま投げたーーー!!」


223 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 09:39:38.15 ID:KjvpeATh0

P「高ーい高ーい!!亜美の怪力で、真美は大きく宙を舞う!!」


亜美「そしてー!!」ダダッ


P「残った亜美は、千早に向かって突進だー!!」


千早「!?」ガバッ


P「肉のカーテン!!千早、危険を察知したかっ、ガードを固めるー!!」

224 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 09:54:10.54 ID:KjvpeATh0

亜美「とりゃあ!」ビューン!


P「亜美は構わず大きくジャンプ!!そのまま・・・

  飛び蹴り!?亜美はライダーキックの体勢に入った!!」





真美「くらえ→!千早お姉ちゃん!!」スタッ





P「なんとぉーーー!!高く宙を舞っていた真美が、今亜美の肩に綺麗に着陸っ!!!」小鳥「10点!!」





亜美「これが亜美たち『アミマミシスターズ』のツープラトン!!その名も・・・



P「しかしライダーキックの勢いは消えない!!重力に逆らっているとでもいうのかーーーー!!??」




亜美・真美「『アミマミ・ツイン・バスター・キーーーーック!!』」ドンッ!!



千早「!!!」





チュドーーーン!!!




225 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:11:32.48 ID:KjvpeATh0

春香「・・・」



美希「『アミマミ・ツイン・バスター・キック』

    中二臭いそのネーミングセンスは置いといて、あれは『アミマミ・シスターズ』だからこそできるタッグ技…

    アクロバティックな動きでまず真美が上空に飛び上がり待機。一方、亜美は助走をつけ、相手に対し飛び蹴りを発動。

    多分このとき、“不思議なキャンパス”の力でプラネットマンの技を使い、重力を消していたの。

    そして、待機していた真美が亜美の背中に乗り、攻撃が当たる瞬間、真美が亜美の肩を蹴りだし、亜美の飛び蹴りの威力を上昇させた。

    運動神経がよく、息もピッタリな亜美真美だからこそできる、強力なツープラトンなの!!」


   http://www1.axfc.net/uploader/so/2761393.jpeg



    響「この場合美希が解説するんだな」


    美希「凸ちゃんがいないから仕方ないの」




   
226 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:15:01.47 ID:KjvpeATh0

スタッ


亜美真美「「やったか!?」」


千早「…」シーン


春香「…」

227 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:17:37.19 ID:KjvpeATh0

春香「千早ちゃんがやられちゃったなら仕方ないよね。

   いよいよ、わた春香さんの出番が…」


千早「…待って春香…」ムクッ


亜美真美「「!?」」

228 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:23:23.04 ID:KjvpeATh0

亜美「も〜!なんで倒れないのさ→」


真美「千早お姉ちゃんの固い胸は化け物かっ!?」



春香「・・・休んでたほうがいいんじゃない、千早ちゃん?」


千早「いえ…大丈夫よ。こんな勝負すぐに終わらせるわ」


春香「…そうだね…私は千早ちゃんを信じてるから…だから」




春香「…千早ちゃん、分かってるよね?」



千早「…えぇ」



   
229 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:33:30.17 ID:KjvpeATh0

P「千早いまだに倒れない!!まさに鋼鉄!!まさに不死身!!

  『アミマミシスターズ』の前に今、巨大な壁が立ちはだかるぅーーーーーー!!!!!」


千早「・・・」ピクッ


亜美「まったく!!そのスレンダーな体のどこにそんな体力があるの→!?」


千早「・・・」ピクピクッ


真美「本当だよ→!私達にも負けちゃうお胸なのにね→www」


千早「・・・」ピクピクピクッ

230 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:38:17.86 ID:KjvpeATh0

千早「…」


千早「…黙って聞いてりゃあ、人の胸が残念だぁ、壁が72だぁ言いやがって…」ゴゴゴ


会場「「「!!?」」」ゾゾッ



美希「千早さんが」響「キレてるぞ…」


千早「…今教えてあげる。

   『パーフェクトデビルズ』のパーフェクトが、何なのかをね。」



   
231 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:44:25.69 ID:KjvpeATh0

亜美「!?」バッ


P「…あぁーー!亜美がメガホンを取り出した!!またお得意の大声攻撃かー!?」小鳥「早く耳栓!!」


亜美「みんn千早「そんなの私でも出来るわよ!」


亜美「!?」


千早「スー…

   『んあーーーー!!!!!!』」



ドカーン!!





232 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:53:32.70 ID:KjvpeATh0

P「う、うるせぇーーーーーーーー!!」キーン

小鳥「今度は屋根が吹っ飛びました!」キーン



亜美真美「」ヘロヘロー


千早「真美。じゃま」スッ


真美「うぅ!!」ドカッ


P「千早の強烈なブロー!!真美、リングから吹っ飛んだーーーー!!」


233 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 10:55:24.50 ID:KjvpeATh0


亜美「ウーン………はっ!真美!!」


千早「余所見はダメよ亜美」スッ


亜美「!!」




千早「見せてあげるわ。私の『ブルー・バード』を」



234 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 11:02:19.31 ID:KjvpeATh0

千早「ふぅん!!」バキッ!!


亜美「うぎゃ!!!」


P「千早、強烈なラリアー――ット!!それはまさに、ネプチューンマンの『クォーラルボンバー』を彷彿とさせるーーー!!」



美希(さっき言っていたパーフェクトは究極超人のことなのっ!?)



P「亜美その攻撃をもろにくらい、高く吹き飛ばされたー!!」




千早「…」シュッ




P「千早もそれを追うようにして、上空に飛び上がる!!!」


235 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 11:05:47.72 ID:KjvpeATh0

真美「うぅ、亜美ーーーー!!」



千早「・・・見てなさい真美。これが私たちの力

   『パーフェクトデビルズ』に恐怖しなさい!!!!」




P「千早、空中で亜美をつかんだ!!いったい何をする気だ―――!!?」


236 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 11:27:32.94 ID:KjvpeATh0

千早(まず亜美の足の間に、片方の足を入れる…




P「千早、空中で亜美の背中に腰かけたー!!まるで、尻に敷いているような体勢だーーー!!」




千早(そして両足を組ませ、片方の手で固定…




P「なんだあの形はーー!!片足4の字固めとでも言ったらいいのかーーー!!?」




千早(残った片方の手で、亜美の手首をつかみ…





P「亜美の手首を固めた!!これでもう亜美は逃げられないーーー!!!」





千早(そして…もう片方の足は…


   …首を“挟むような形”でロック…!!


春香「…」



千早「完成ね…


   これが私の 『ブルー・バード』  よ!!」




        ドカーン!!!
237 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 11:44:00.24 ID:KjvpeATh0




美希「・・・な、何が起こったの!!?」


響「美希!解説は!?」


美希「・・・分からない。あの技は複雑すぎて、説明できそうもないの・・・」


美希「ただ、あの形、キン肉マンが使用した『完璧マッスルスパーク』に近いと思う。

   相手の首と手首を固めるまでは一緒。だけど、もう片方の足と手の使い方がまったく違う…」


響「い、威力は!?」


美希「…未知数なの」


画像
http://www1.axfc.net/uploader/so/2761450.jpeg

238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/20(日) 11:44:54.93 ID:DZrBDeSD0
うおーっ!!
俺の亜美に72をするだァーーッ!!
239 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 11:46:28.76 ID:KjvpeATh0

真美「あ、亜美ーーーー!!!」


亜美「…」プスプス


千早「…」



春香「…千早ちゃん?ちょっと来て」



千早「…えぇ」スタスタ

240 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 11:48:51.74 ID:KjvpeATh0

P「り、リング上の亜美!!まったく動きません!!果たして、大丈夫なのかーーーー!!?」


真美「亜美ーーー!!起きてーーーー!!」



春香「・・・千早ちゃん。さっきの技、なに?」


千早「…」


241 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 11:52:23.82 ID:KjvpeATh0

亜美「…う、ウーン」ヨロヨロ…


真美「あっ、亜美!!」


P「亜美立ち上がった!!」小鳥「どうやら無事なようです!!」ホッ


春香「・・・さっきのブルー・バード・・・


   “手加減した”よね?」


千早「…くっ!」

242 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 12:06:56.51 ID:KjvpeATh0

春香「本当のブルー・バードは、相手の足をロックしたまま

   もう片方の足は相手の首筋に添える。そう、悪魔将軍の『地獄の断頭台』のように」


千早「そっ、それは…!」


春香「ちょっと黙ってて?」ニコッ


千早「ッ!!・・・」


画像
http://www1.axfc.net/uploader/so/2761475.jpeg
http://www1.axfc.net/uploader/so/2761478.jpeg
243 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 12:14:33.45 ID:KjvpeATh0

春香「そうすれば、ダメージはさらに増加

   亜美だって今みたいに起き上がってなんてこれない。下手をすれば・・・」


千早「で、でも!首をロックすることで、相手はさらに逃げにくく・・・」


春香「千早ちゃん。私達が戦ってるのは超人なんかじゃないんだよ?

   空中で足と手を固定されて、逃げられるなんて思う?」


千早「…しっ、しかし・・・!」


春香「千早ちゃんは、落下して行く中、亜美が心配になってしまったの・・・

   だから“ロック”という名目で、自分の足を“クッション”にした。

   じゃなきゃ今、千早ちゃんが片方の足をかばって歩いてきた説明がつかない」


千早「!!!」ヒリヒリ

244 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 12:17:44.51 ID:KjvpeATh0

春香「・・・はぁ、もういいよ千早ちゃん。

   どっちにしろその足じゃ戦えないでしょ?私が行くから休んでて?」



千早「!!…春香!」



春香「・・・やっぱり千早ちゃんは『パーフェクト』だけど


   『デビル』にはなれないいんだね・・・」トコトコ



千早「・・・くっ!」ダンッ



245 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 12:20:48.67 ID:KjvpeATh0

真美「亜美!?大丈夫!?」


亜美「いてて→…ちょっときびちぃかな…」


真美「ダイジョ→ブ!!亜美のカタキは、真美がとってくるよ!!」タタッ


亜美「も→!亜美まだちんでないよ〜!!」


246 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 12:27:28.65 ID:KjvpeATh0

P「亜美、千早、ともに交代!!リング上では真美、春香が睨み合っています!!!」


小鳥「す、すごい気迫ピヨ〜」ブルブル



真美「やっと出てきたねはるるん!!今まで足が震えて歩けなかった!?」


春香「・・・とんでもない。今まで戦いたくてウズウズしちゃった!

   やっぱり、みなさんメインヒロインの戦いを見たくてここに来てるからね!!」





P「さぁ、勝負は仕切り直し!!今レフェリーが試合再開の合図を出す!!!」



高木「ファイ!!」



第3章  タッグ   完



247 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 12:32:31.00 ID:KjvpeATh0

真美「真美のとっておきの必殺技を、お見舞いしてあげる!!」




千早「春香!!もうやめて!!」




春香「亜美、斬首刑と絞首刑、どっちがいい?」



第4章   仮面    続



248 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 12:36:07.53 ID:KjvpeATh0

とりあえず休憩してきます。今日中に第4章まで終わらせたい

見てる人いたら、張った画像見れる?あんまり詳しいやり方知らないです




やっぱキン肉マンはマイナー漫画なのだろうか・・・

249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/20(日) 12:37:00.10 ID:DZrBDeSD0
参照画像がいい味出し過ぎ
しかしどうしていつも片方が悪魔超人コンビみたいになってるんですかね…
250 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/20(日) 12:52:23.78 ID:QDkhvaZIO
携帯から

画像見れたかよかった


やっぱり、キン肉マンは悪から正義になるのが良いんだと思う。
アシュラマンとサンシャインのタッグ戦は泣いてしまった爆
251 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 13:46:02.48 ID:KjvpeATh0

戻ってきたので続き書きます


第4章   仮面   




律子「…」スタスタ


美希「!律子・・・さん!どこ行ってたの?」


律子「ちょっと真の様子を見にね。

   それより試合は?どうなったの?」


響「今、真美と春香が戦いはじめるところだぞー!」


律子「そう…(春香は、“違う”みたいね)」






252 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 13:55:23.23 ID:KjvpeATh0

春香「それで、真美はどんな技を使うの?

   また真美みたいに“不思議なキャンパス”で攻撃?」


真美「・・・んっふっふ〜。真美は亜美とは違い、オノレのニクタイだけで戦うよ→!」


春香「そう、それは楽しみ」ニコッ



P「小鳥さん、この二人どう見ますか?」


小鳥「はい。真美ちゃんは先ほどのタッグ技で自身の身軽さが証明されたので、そこをどう使っていくかですね。

   一方春香ちゃんは、今まで試合を傍観していただけなので、どんな攻撃を仕掛けるのかわかりません…」



律子「春香は試合に出てないの?」


美希「うん。ずっと静かに見ていただけだったの」


律子「…そう」



253 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 13:59:23.63 ID:KjvpeATh0

真美「どうせ戦うのが怖かったんでしょ!?はるるんは泣き虫だからね!」


春香「…さて、どうなのか?」


千早「…」




真美「そんなビビリなはるるんでもヨウシャしないよ→!」



真美「真美のとっておきの必殺技を、お見舞いしてあげる!!」


254 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 14:27:09.60 ID:KjvpeATh0

真美「いくよ→!!」ピッ


P「なんだ!?真美のやつ、忍者が術を唱えるように手を組んだぞ!?」


真美「兄(C)正解!!真美の必殺技は、ザ・ニンジャの東洋忍術とサタンクロスの西洋忍術をユーゴーした

   『双海流宇宙忍術』なのだ→!!」シュバッ


P「真美が消えたーーーーー!!」


255 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 14:34:48.22 ID:KjvpeATh0

真美「ここだよはるるん!!」


春香「!!」


P「真美はリングの外だ!!ん!?先ほど亜美が使った“不思議なキャンパス”の端をつかんでいるぞぉーー!?」


亜美「この“不思議なキャンパス”はね→…

   なんと!リバーシブルになっております!!」クルッ


春香「!?」ドボーン!

256 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 14:39:24.40 ID:KjvpeATh0


P「なっなんということだぁーーーー!!今まで春香が立っていたリング上が一転!真っ青な大海原にーーーー!!」



亜美「そう!“不思議なキャンパス”の裏側は、“ミラクルシーツ”なのだーーー!!!」


『不思議なキャンパス』

『不思議なキャンパス』

原作で登場した悪魔超人の技を使用者が使えるようになる。

ただし、体を変形させたり、質量や重さを変えることは出来ない。

NEW! さらにリバーシブルとなっており、裏側はサタンクロスの使用した“ミラクルシーツ”になっている。

257 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 14:48:24.90 ID:KjvpeATh0

春香「・・・くそっ!」ジャブジャブ


亜美「マーメイになるのはまだ早いよはるるん!!

   行くよ〜!!『忍法、蜘蛛糸風鈴』!!」シュバッ!


P「真美が仕掛けた蜘蛛の糸が、春香を雁字搦めに縛る!!身動きが取れずに、さすがのマーメイも溺れてしまうのかーー!?」



真美「別にはるるんを溺れさせい訳じゃないよ→!!」




響「す、すごい!!変幻自在だ!!」


美希「いったいどうする気なの!?」

258 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 14:56:27.93 ID:KjvpeATh0

真美「・・・んっふっふーーー!はるるん!!濡れた糸の先を見てなよ!!」


春香「えっ・・・!!」


真美「そう!!あらかじめシュパッと切断しておいた照明の電気ケーブルに繋がっておりまーす!!」


春香「ま、まさか!」




真美「はるるん?今日の天気は“大雨につき洪水、または漏電災害に注意”だよ→!!



   忍法!!『くも糸変幻・サンダーの術』!!!!」




     ビリビリビリ!!!


259 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:04:43.24 ID:KjvpeATh0

春香「・・・」プスプス


P「なんてトリッキーな技なんだー!!!仕込んでおいた電流の漏れた電気ケーブルに、海の水で濡れた蜘蛛の糸を繋ぎ

  身動きが取れない相手に蜘蛛の糸から伝わる電気を浴びせる合わせ技ーーーー!!

  これは、ちょっとやそっと忍術をかじっただけじゃマネできないぜーーーーー!!」



美希「こ、これが“双海流宇宙忍術”!!」


響「スゲー!!まるで手品師だー!!」



千早「春香!!」

260 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:07:41.11 ID:KjvpeATh0

亜美「ムダだよ千早お姉ちゃん!!この技をくらって立てることなど」


春香「うーん、けっこういい気持ちですよこれ!」ピリピリ




会場「「「!!?」」」



美希「うそ…!あの攻撃をくらってピンピンしてるの!!」


律子「…」

261 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:12:23.57 ID:KjvpeATh0

春香「あ〜、最近疲れてたから、いいリフレッシュになったよ!

   ありがとう真美!!」



真美「・・・ど→いたしまして・・・ちょっとおばさん臭いよはるるん」


P「無傷!!あの攻撃をくらっても春香は無傷だーーー!!!」


春香「!そうだ!お礼に『3分間』だけ私動かないから、好きにしていいよ!!」


真美「なっ!?何言ってんのさ!?」


262 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:16:58.10 ID:KjvpeATh0

春香「だって、さっきの『電気風呂』のおかげで、すっかり元気になっちゃたし。
 
   それに、そのおもしろい“一発芸”、私もっと見たいもん!!」


真美「!!!っ!後で後悔しても知らないからね!!!」シュバッ




美希「何を考えてるの春香!?3分何もしないだなんて!!」


響「・・・もしかして、そんなに余裕があるってこと?」


律子「…」

263 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:28:21.08 ID:KjvpeATh0

真美「いくよーー!!『忍法!絶対零度』!!」クルクル-


P「おおーーー!!これはザ・ニンジャが使った、海さえも凍らせる秘技!!」

カチーン


小鳥「今まで広がっていた太平洋の景色は一転、北極大陸に変わりました!今まで海に浸かっていた春香ちゃんも氷漬けに!」



春香「・・・」


真美「そして!!」シュババ


P「さらに!!真美は忍者お得意の影分身で、4人に分身だー!!!」





真美「「「「でりゃー!!




   『忍法!フロスト・背転田楽4倍刺し』!!!!」」」」ヒュン!


      ガガガガシッッッッ


264 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:32:01.32 ID:KjvpeATh0

真美「・・・どうだはるるん!まいったか!!」


春香「…」


春香「あと2分」


真美「くぅ!!こんのぉーーー!!」バッ




千早「春香・・・っ!」





265 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:39:34.10 ID:KjvpeATh0

真美「…分かったよはるるん!もうあの隠してた秘技、使っちゃうもんね〜!!」


亜美「真美!あれをやる気!?」


真美「亜美はそこで見てていいよ!!“太陽のフィールド”!」バッ



P「おぉーーー!!氷が解け、リングが元通りに!!!」



真美「いっくよ→はるるん!オシッコちびんないでね!!」ガシッ



P「真美が逆さになり春香の首を足でつかむ!!・・・ん!?この技は!」


真美「兄(C)またまた正解!!


   サタンクロスの技、『ブレイクダンスシューーート』!!」



266 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:45:30.13 ID:KjvpeATh0

P「真美がその場で頭を軸にし、春香を回す、回す、もっと回す!!!」


春香「あと1分」


真美「そんなこと言ってられるのも今のうちだよ→!

   ・・・でりゃー!!!」ブンッ


P「真美そのままポストへ投げず、春香を上に投げ飛ばしたーーーー!!」真美「とうっ!!」


P「そのまま真美も後を追う!!」

267 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 15:52:14.46 ID:KjvpeATh0

真美「『忍法!うつせみの術』!!」


P「真美が分裂したーー!!・・いや!?あれは人形!!?」


真美「もうあの形にはなってあるよ!!」ガシッ


P「動かない春香を、人形&自分でろっくだーーー!!」


美希「あの形っ!!まさか!!」



真美「そう!亜美がいない分の人形を使った、


   一人『トライアングルドリーマー』だよっ!!!」


268 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 16:02:17.81 ID:KjvpeATh0

P「決まったーーー!!空中での『トライアングルドリーマー』!!

  ん?でも待てよ・・・?このまま行くと・・・」


ヒューン


春香「どーするの真美?決まったはいいけど、このまま下に落ちたら

   あなたもダメージをくらうわよ?」


真美「そんなことはヒャクもショーチだよ!!


   『忍法!順逆自在の術』!!!」ヒュン!


P「なんだとぉーー!!空中で順逆自在の術を使い、真美の背から落ちていたのが、春香を下にして入れ替わった!!」


269 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 16:02:51.50 ID:KjvpeATh0






亜美「そう!これこそまさに『アミマミシスターズ』の隠れ秘奥義!!」




真美「いっけえーーーーー!!!




    一人『トライアングルドリーマー・スタンプ』!!!!!」


 
   ドカァーーーン!!!

270 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 16:07:34.72 ID:KjvpeATh0

ちょい休憩

この技は画像を添付できません。フィギアが3つないから

とりあえずトライアングルドリーマーを逆にして落とす感じです。
271 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 18:52:32.35 ID:KjvpeATh0
亜美・真美「ふっ、勝ったな・・・」


P「うぉーーーー!!!上空からの必殺技、『トライアングルドリーマー・スタンプ』を春香にお見舞いしたぁーーー!!
 
  これはいくら春香でももう立てないかーーーー!!!??」


律子(もともと、『トライアングルドリーマー』 は、サタンクロスが使用した、必殺のコンビネーション攻撃。

   それ自体が胴体にダメージを与える技だが、相手を上空からリングに叩きつけることによってさらに攻撃力を上げた。

   それが『トライアングルドリーマー・スタンプ』の正体。しかし・・・)


美希「うぇー!痛そうなの!」


響「さすがの春香も、これには耐えられないぞ!」


律子(果たしてそうかしら…)

272 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 19:06:58.74 ID:KjvpeATh0

春香「・・・」プスプス


真美「さぁ、おっちゃん!!早くジャッジしてよ→!」


高木「・・・」


P「ん?社長、はやく判定を 春香「あー痛かった!」ムクッ


全員「!?」


春香「もー!何すんのよ真美!危うく死んじゃうところだったよ!?」


律子(やはり、ね)




273 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 19:13:21.86 ID:KjvpeATh0

律子(やはりあの技は、亜美真美がそろって初めて完成する技…

   いくらうつせみの術の人形で亜美の代わりをさせようとも、威力はせいぜい通常の50、60%程

   あの頑丈な春香なら、十分耐えられる)



真美「うそでしょはるるん…真美たちにあの技を超える攻撃はもう…」


春香「じゃあ3分たったし、今度はこっちから行くね!!」シュン


千早「!!真美、逃げなさい!」



274 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 19:46:01.41 ID:KjvpeATh0

真美「え」春香「遅いよ真美ー」ガシッ


春香「行くよーーー!春香さん特製『地獄の九所封じ』!!」ガシィ


春香「その1!背中の急所封じ!“ラストライド”!!」ドガッ


真美「うっ!ごほっ!!」


春香「その2と3!両腕の急所封じ!“地獄の石打ち”!」ドスッ


真美「うぎぃ!!」


P「春香、高所からのパワーボム、ラストライドで真美を寝かせ、

  そのまま倒れこみつつ両肘で真美の両腕をつく、容赦ない追撃だー!!」


亜美「ま、真美ーー!!!」

275 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:02:11.80 ID:KjvpeATh0

春香「その4と5!両足の急所封じ!」ヒョイ!


P「春香の攻撃は止まらない!!今度は真美の足を曲げさせ抱え―――」


春香「“地獄の股裂き”!!」バシィ


真美「うぅ!!」ガンッ



P「そのまま膝から落としたーーーー!!」小鳥「うぅ、ひどいっ・・・!!」



http://www1.axfc.net/uploader/so/2762008.jpeg
276 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:15:43.40 ID:KjvpeATh0

春香「その6!頭の急所封じ!!」


P「まだまだ続く!!アクロバティックな動きで、真美の両肩に逆立ちし―――」


春香「“地獄の鐘ならし”!!」ガギイッ


真美「っっ!!」ガチン


P「そのまま垂直落下、打ち付ける!!両名の頭から鈍い音がぁーーーー!!」小鳥「ヒーン!」



美希「あのままじゃ、真美死んじゃうの!!」


響「春香ちゃんと手加減してるよね!?」


律子「・・・」




277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/20(日) 20:23:49.57 ID:A36cRNgjo
もうやめて! 真美のライフはゼロよ!
278 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:28:19.47 ID:KjvpeATh0

春香「その7!腹の急所封じ!!」タッ


P「コーナーポストに戻り、助走をつけ・・・」


真美「うぅ…」ヨロッ


春香「“地獄の抽腸(ちゅうちょう)”!!!」ドグッ


真美「あがっ!!」ゲホッ


P[片膝をついた真美にシャイニングウィザードの要領で、強烈な腹蹴りーーーーー!!!」


亜美「うぅ・・!はるるん、もうやめてよー!!」

279 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:37:14.23 ID:KjvpeATh0

春香「ほら、真美?神様にお祈りして?」


真美「・・・」


P「春香、真美にまるで神を拝むように手を合わさせたー!いったい何を・・・」


春香「その8!手の急所封じ!!“地獄の蟹挟み”!!」ヒュン!


真美「!!!」バチィ


P「なんとそこに逆水平チョップ!!!挟み込むようにして、手首を両手で痛打ーーー!!!」小鳥「」パタッ





280 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:42:03.34 ID:KjvpeATh0

春香「ほら、これで最後だよ真美?立ち上がって?」


亜美「もうやめてーーー!!負けを認めるからーーーー!!!」


真美「」ヨロヨロ


P「もう意識のない亜美を無理やり立たせたーー!!亜美からギブアップの声を聞いてもおかまいなし!!

  なぜそこまでするのか!!何が春香をそうさせるのか!!!??」



千早「春香!!もうやめて!!」


281 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:43:15.94 ID:KjvpeATh0
ミス
春香「ほら、これで最後だよ真美?立ち上がって?」


亜美「もうやめてーーー!!負けを認めるからーーーー!!!」


真美「」ヨロヨロ


P「もう意識のない真美を無理やり立たせたーー!!亜美からギブアップの声を聞いてもおかまいなし!!

  なぜそこまでするのか!!何が春香をそうさせるのか!!!??」



千早「春香!!もうやめて!!」

282 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:48:07.43 ID:KjvpeATh0

春香「ラスト・ワン!!」ブンッ!


P「そのまま投げたーーーー!!!」


春香「仕上げの急所封じ!!」ピョン!


亜美「真美ーーーー!!!!!!!」






春香「“地獄の断頭台”!!!!!!!!」




ズドーーーン!!!!!!


283 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:51:23.23 ID:KjvpeATh0

P「終わった、のか…?」



真美「」シーン


春香「よっと」シュタッ


会場「「「「・・・」」」」


春香「プロデューサーさん!勝利ですよ勝利!!」ブイッ


千早「・・・くっ!」


284 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:54:23.44 ID:KjvpeATh0

美希「…なんだったの、あれ」ボーゼン


響「…真美が…しんじゃ…」



春香「へっへーん!やっぱり、メインヒロインは格が…」バシュン


春香「?」クルッ



亜美「はるるん…許さない…!」


285 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 20:58:55.53 ID:KjvpeATh0

千早「!?亜美!ダメっ!!」


春香「・・・フーン。アトランティスの“ウォーターマグナム”か・・・

   飛び道具も使えるんだね!!」


亜美「真美のカタキっ!!」ダッ


P「亜美が突っ込んでいったーーーー!!!」




春香「…遅いよ。」ヒュン

286 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 21:04:03.48 ID:KjvpeATh0

亜美「!?消えっ・・」ヒョイ


春香「ダブル・ニー・クラッシャー!!」ズドン!


亜美「!いたぁ!!」グキッ


P「亜美の隙をついて、両膝を攻撃する“ダブル・ニー・クラッシャー”だー!!」



春香「もー。せっかく千早ちゃんが手加減して生かしてあげたのに・・・

   悪い子にはお仕置きが必要だよね、亜美?」ニコッ


287 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 21:07:02.73 ID:KjvpeATh0

亜美「うぅ…」ポロポロ


春香「泣いたってダーメ。それじゃあ・・・」





春香「亜美、斬首刑と絞首刑、どっちがいい?」







288 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 21:15:27.92 ID:KjvpeATh0


千早「!!は、春香!もう勝負はついてるのよ!?」


春香「…はぁ〜。ホント千早ちゃんはやさしいよね?

   アッチに攻撃の意思があるなら、徹底的に迎え撃たなきゃ…」




春香「でなきゃ、“競争”には勝てないんだよ?」



千早「・・・」



春香「…やっぱり、みんなオリジナルの技を披露してるんだし、


   メインヒロインの私も新必殺技をお披露目しなきゃですよね!!」




289 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 21:33:01.49 ID:KjvpeATh0

春香「じゃー・・・いっきまーす!!」ポイッ


P「真美に引き続き、亜美も春香の魔の手にかかってしまうのかーーー!!」




春香「“地獄の九所封じ”その10(エクストラ)!!」ヒュン



千早「・・・くっ!」ダッ


290 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 21:34:20.47 ID:KjvpeATh0

P「春香、亜美を追い、上空へ!!!」



春香「人体の急所封じ!!」バッ



美希「あれは!?」


P「上空で亜美を逆さに!そして背中合わせの体勢になった!!」




春香「これが私の超必殺技!!!!」




P「亜美の足を肩に担ぎ・・・、足で亜美の頭を固定!?」





春香「逝きなさい!!!



    “地獄の13階段(ヘル・サーティン・カウントダウン)”!!!!!」





     バシィ!!!!

291 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 21:37:02.55 ID:KjvpeATh0

ヒュ―――・・・


春香「・・・何してるの?

   
   千早ちゃん?」



千早「・・・」ガシ


亜美「うぅ・・・うわーん!!」ビエー



292 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 22:09:52.67 ID:KjvpeATh0

律子「美希。解説を」


美希「え!?う、うん

  あの技は、空中で相手の足、背中を固定し、そのままリングへと突き落す、んだと思う…

  千早さんが、リングに落ちる瞬間に止めちゃったから、正確なことは分からないけど…

  少し似てるマッスルドライバーと違う点は、相手の足の付け根あたりを持つことで

  相手の背中を伸ばしリングに落とすことで、背折り、股裂きの効果も持ってる・・・

  すごい恐ろしい技なの!!」


画像
http://www1.axfc.net/uploader/so/2762219.jpeg
293 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 22:19:40.90 ID:KjvpeATh0

春香「千早ちゃん、私の邪魔をするの?」


千早「…春香、もうやめましょう…」




亜美「真美―――!!!」ダッ


真美「」シーン





高木「・・・」バッ


P「!!しょ、勝者!!『パーフェクトデビルズ』!!!!!」




294 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 22:25:29.80 ID:KjvpeATh0

喜永「救護班!!」


オマエラ「えっほ、えっほ」



春香「・・・まあいっか!ちょっと物足りないけど!!」


美希「春香!!」ダッ


春香「あらなーに、美希?」


295 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 22:31:24.02 ID:KjvpeATh0

美希「さっきから変なの!!春香も真クンも!!仲間を傷つけるなんて…

   いったいどうしちゃったの!?おかしくなっちゃたの!?」


春香「…仲間?いーえ、それは違うよ美希」


千早「…」


美希「違う…?」

296 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 22:34:43.12 ID:KjvpeATh0

春香「私たちは“ライバル”だよ。トップアイドルという頂点を目指す、競い合う相手」


美希「違う!!わたし達は・」春香「違わない!!!」クワッ


美希「!!」ビクッ


春香「…少しお話しようか、美希」





297 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 22:39:22.69 ID:KjvpeATh0


春香「美希、『金の斧銀の斧』って話知ってる?」


美希「…おじさんが池に自分の斧を落としちゃう話?」


春香「そう。ある日真面目な木こりは、大切にしていた斧を泉に落としてしまうの。

   そして、泉の精が現れて木こりにこう聞くの…

   『あなたが落としたのは、この金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?』って」


千早「…」


298 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 22:45:03.02 ID:KjvpeATh0

春香「そして正直者の木こりは、
  
   『いえ、私が落としたのは普通の斧です』と答えた。

   その答えに満足した泉の精は、木こりに斧を返して、持っていた金の斧も銀の斧もあげるの。

   どう?いいお話だよね?」


美希「…それがどうしたの?」


春香「私が言いたいのはね、

   普通の斧の返すついでに、さも“おまけ”のように扱われた金の斧と銀の斧…

   いったいどんな気持ちだったんだろうね?」




299 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 22:56:35.33 ID:KjvpeATh0

美希「春香が言いたいことが分からないの…」


春香「美希、黄金のマスクと銀のマスクの伝説は知っているでしょう?

   キン肉族より古くから伝えられてきた二つのマスク…

   それは、遥か昔天上界に昇ったゴールドマンとシルバーマン兄弟のつけていたもの・・・

   やがて、黄金のマスクは悪魔の力を使い、世界を滅ぼそうと考えた」


美希「で、でも!それはキン肉マンたちが止めて、最後は融合して完璧のマスクに・・・!!」


春香「・・・その話はそれで終わりじゃないの。

   やがて、天上界に帰った二人を待っていたもの。それは、他の神々による中傷と非難の嵐だった」


美希「・・・!!」







300 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:03:31.55 ID:KjvpeATh0

春香「当然よね?ゴールドマンは神としてやってはいけない行いをし、

   あまつさえ“普通の”超人であったキン肉マンに負けた・・・。

   そんなへっぽこの神を他の神はいい目で見るはずもない」


美希「で、でも…!それは…」


春香「シルバーマンがキン肉マン達を助けてくれたから?

   確かにあの人達は神の力を借りたけど、最後は自分たちの力で止めた。

   それに、兄弟とはいえ、神を裏切った兄を助けようとした弟も同罪よ」


美希「っ!・・・」

301 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:08:58.47 ID:KjvpeATh0

春香「そして、ゴールドマンは神達の差別を受けるにつれ、かつての怒りが再び湧き上がった・・・」


律子「でも、今でも完璧のマスクはその輝きで超人たちを守っているわよ?」


春香「…そうです。完璧のマスクのなったことにより、その怒りを発散する術を失ってしまった。

   やがてその怒りは、身に見えない霧となって、ここ、地球に舞い降りた」


美希「・・・」

302 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:14:17.87 ID:KjvpeATh0

春香「世界を旅していた私は、ある日その霧を吸い込んでしまった。

   そして、神の怒りに私は支配されてしまったの」


千早「・・・」


春香「でもね美希、それは悪いことなんかじゃなかった…かえって私は、自分の気持ちに素直になれた」


美希「な、なにを…」


春香「世界を旅して、いろいろな国に行った。ある国では他国と戦争していて、ある国では宗教の違いから内戦していた。

   どうしてこんなことしているんだろうって、私考えたの。そして、答えを見つけた。

   結局みんな、人間が弱いからいけないんだって」


律子「・・・」



303 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:22:21.02 ID:KjvpeATh0

春香「私、アイドルになって結構たつけど、今だFランクのままだよね?

   それって、才能とか努力とか、いろいろ足りてないせいなのかもしれないけど、違う、それは自分が弱いから。

   オーディションに落ちまくってさ、なんでこんなダメなんだろう。やっぱりあきらめた方がいいのかな。って思う。

   違うの。そうじゃないの。それは、“他人”がいるから落ちちゃうんだ」


美希「・・・え?」


春香「仲間という“他人”がいるから、足を引っ張り合う。ライバルという“他人”がいるからオーディションに落ちる。

   だったら、この世から邪魔な人を消しちゃえばいいんだ!!」


美希「春香!!なにを春香「美希には分からない!!」


美希「!!?」

304 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:26:24.27 ID:KjvpeATh0

春香「才能があって、かわいくて、いつもみんなにちやほやされてる美希には、私の気持ちなんて分かりっこない!!」


美希「!!!…春香…」


春香「力が欲しかった。誰にも負けない力。オーディションで合格できる力。

   他人を消して、世界のトップになれる、そんな力」


春香「そして私は力を手に入れた!とてつもない力を!!神にも負けない力を!!!」


律子「…」



305 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:33:39.21 ID:KjvpeATh0

春香「・・・それが今の私。残虐非道で、血も涙もない天海春香。

   でも、素直で一直線でちょっとドジなところは変わってないよ?」


美希「おかしいの…そんなの、間違ってるの…」


春香「…間違っててもいい。私はこの大会で優勝して、名実ともにトップに立つ。

   そして、邪魔するものには容赦しない残虐ファイトを見せつけることによって、

   天海春香には逆らえないという認識を世界に発信する」


律子「そのためには、かつての仲間を殺してもいいと?」


春香「前に立つなら仕方ないよ。だって私たち、仲間だとか言う前に、ライバルだもんね!!」


306 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:37:55.54 ID:KjvpeATh0

春香「じゃ、そろそろいこっか、千早ちゃん?」


千早「・・・えぇ」



美希「待ってよ千早さん!!」


千早「…」


美希「千早さんはどう思ってるの!?ホントに春香の言ってることは正しい思ってるの!!?」


千早「…私は、春香の隣に立ってなければいけない…」



千早「…私たちは、『友達』だから…」スタスタ



全員「…」



307 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:42:17.64 ID:KjvpeATh0
第二回戦

『パーフェクトデビルズ』

『アミマミシスターズ』






  亜美 − 千早 引き分け

  真美 − 春香○

  亜美 − 春香○

  
 勝利チーム
『パーフェクトデビルズ』  






第4章    仮面    完


308 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:46:32.70 ID:KjvpeATh0
次回予告




響「うがー!!!!これでもくらえーーー!!」




貴音「響!!共に行きましょう!!」




涼「律子姉さんを止めるのは、このボクだから・・・」





律子「ねぇ、『神』ってホントにいると思う?」




第5章   悪       
309 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/20(日) 23:49:10.78 ID:KjvpeATh0

今日はここまで
何が何でも第4章を終わらせようとした結果がこれだよ…

これはフィクションです。実際の原作、765プロとは一切関係ありません
ゆでたまご先生すみませんorz
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 00:48:35.85 ID:69fjX8UKo
おつ
流石春香さんだ
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 01:21:46.41 ID:abpKufgno
次、りっちゃんか…

wktk
312 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/21(月) 06:52:26.31 ID:lltyKUjIO
今気付いたんだが、次の試合当然涼ちんと響達が戦うんだが、いいのだろうか?

パイタッチどころの話じゃないぞ
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 08:50:59.36 ID:sRht2vmDO
大丈夫大丈夫。響はいじめられても可愛いから

しかし執筆ペース早いな。本当に今までSS書いた事ないのか?
もしくは仕事柄よく文章書くとか?
314 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/21(月) 09:52:08.94 ID:M/M2+A5x0
今日は仕事中書けそうもない…夜には書けると思う


>>313

文章書くのが仕事じゃないが、パソコン使うことわ多いかな

ちなみに>>1は文系出身ではないので、文章がめちゃくちゃでスマソ
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 14:58:02.40 ID:Yl0Wtn3DO
涼ちんは即失格でOK
316 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/21(月) 15:37:27.35 ID:lltyKUjIO
若干妄想が固まって来たんだが、次の試合ネタっぽくなってもいいか?
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 15:48:16.94 ID:JbMXeMPAo
涼ちんが股間からハンマーだしたりするのか
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 16:28:28.41 ID:sRht2vmDO
すぐ下ネタに持っていくのはやめロッテ
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 17:17:09.82 ID:69fjX8UKo
涼ちんとお姫ちんが戦うとなにか問題でもあるの?(すっとぼけ)
320 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/21(月) 17:37:28.58 ID:lltyKUjIO
あと、久々におまいらの力を貸してくれorz

響の技>>323

響は、ハム蔵が回転するおもちゃで遊んでるのを見て、この技を思い着きました
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 18:36:32.28 ID:69fjX8UKo
ksk
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 19:12:42.82 ID:+K6kMgk+0
ksk

技名だけど、複数レスから選ぶ形の方が参加しやすくね?
323 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/21(月) 19:30:53.01 ID:M/M2+A5x0
>>322
それもそうだな。

スマンが、再安価
次から>>327まで
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 19:54:15.35 ID:sRht2vmDO
完璧! ワイルド・ホイール・クラッシュ
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 20:06:53.72 ID:+K6kMgk+0
意外と難しいな
シャイニー大車輪、とか…
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 20:53:17.09 ID:WHkvrTvf0
ハム蔵地獄車アタック
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 21:38:13.37 ID:Yl0Wtn3DO
ハム蔵流(か響流)…果てなき暴走大輪車さー!


あー駄目だセンス駄目すぎる…安価下任せる
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 21:47:16.13 ID:WHkvrTvf0
がんばれゆで信者!後は任せた!
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 21:50:59.23 ID:69fjX8UKo
>>327の〜流みたいのは付けそうだよな響って
330 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 21:54:45.43 ID:OsCo0C6D0
今から再開するが、技思いついたらどんどん書いてくれ。


『医務室』


伊織「春香がそんなことを…」


貴音「雪歩達に続き、真美殿までこんな事に…」


響「…伊織はどう思う?春香の言ってた話」


伊織「信じられないわね。いや、信じたくないのかしら…

   その話が本当なら、春香は私たちを敵として見てるってことでしょ?」

亜美「・・・」

331 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:01:26.41 ID:OsCo0C6D0

貴音「どのような理由があるにせよ、仲間を傷つけたのは事実。

   止めなければなりません。天海春香も、菊地真も」


伊織「…あんた達は、次の試合会場に行きなさい。ここにいても私たちに出来ることは何もないわ」


亜美「亜美はここにいる。真美のそばにいたいんだ」


響「…分かった。貴音、行こう!」タタッ





332 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:02:48.17 ID:OsCo0C6D0

伊織「…私もそろそろ行くわ。亜美、一人で大丈夫?」


亜美「うん…」


真美「…」

333 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:09:20.08 ID:OsCo0C6D0

〜代々木競技場〜


美希「もうすぐ第3試合が始まるのに、みんな遅いの…」ソワソワ


律子「プロデューサー殿?先に第4試合をするというのは?」


P「い、いや!もう少し待とう!もう少し!(登場はなるべく最後にした方がかっこいいだろ!!)」


小鳥「なんでそんなに焦ってるんです?」




334 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:13:38.71 ID:OsCo0C6D0

響「お待たせ!!」ハァハァ


美希「どうだった!?真美の様子は」


貴音「幸い一命は取り留めましたが、もう少しで危ない所だったと…」


律子「…そう」






335 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:18:01.96 ID:OsCo0C6D0

P「響、貴音、そろそろ始めるが、準備はいいか?」


響「うん!」貴音「はい」


P「それではっ!お待たせしました!! 第三試合!!

  『IQ2000万パワーズ』 対 『ムーン・デンジャラスコンビ』 の試合を始めます!!」
 


会場「「「「ワーーーー!!」」」」





  
336 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:24:38.40 ID:OsCo0C6D0

?「…」


貴音「律子と一緒にいる方、いったい誰なのでしょう…」


響「765プロは全員出たし、律子の友達じゃないか?」




真「涼だよ。秋月涼。律子のいとこの」


全員「!?」


337 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:28:11.75 ID:OsCo0C6D0

美希「真クン!?」


貴音「なぜ、菊地真がここに!!」


真「ちょっと気になることがあってね…」


響「うがー!!やよい達をあんな目に合わせといて、よくも抜け抜けと来られたもんさー!!」


真「…やよいには何もしてないし、雪歩はボクを庇っただけだろ?」


338 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:30:49.89 ID:OsCo0C6D0

美希「そうゆう問題じゃないよ、真クン」


真「まぁ、どうだっていいけど。

  …ここは居心地が悪いし、観客席で見させて貰うよ」スタスタ


全員「…」



339 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:36:27.18 ID:OsCo0C6D0

律子「ばれちゃったみたいだし、その覆面とっていいわよ?」


涼「…うん」パサッ




P「なんとぉーーー!覆面の下に隠れていた顔!

  それはまさしく、876プロ所属アイドル!!秋月涼の姿だーーーー!!!」


律子「ごめんなさいね、みんな。私どうしてもこの試合に出たくて、いとこの涼に来てもらったの」


響「まぁ、それならしょうがないなー」


涼「・・・」



340 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:40:55.73 ID:OsCo0C6D0

P「それではさっそく…」


律子「プロデューサー殿。少し待っていただけませんか?」


P「ん?トイレkバコッ小鳥「遠慮がなさすぎます!!」




律子「・・・涼。始める前にこれを渡しておくわ」


涼「これは…手紙?」

341 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:44:28.63 ID:OsCo0C6D0

律子「読んでみれば分かるわよ」


涼「う、うん…」パサッ




『涼!!がんばんなさいよ!!負けたら許さないから!!

   PS.他の女の体触ったらコロス!!!!!! by 夢子』




律子「昨日夢子ちゃんから貰ったの」


涼「」

342 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 22:50:32.09 ID:OsCo0C6D0

涼(あ、あわてるな涼!まだあわてる時間じゃあない!!!

  そうだ!!どうせ見てないだろうから、後で適当に話してごまかせば・・・)


律子「あと今日どーしてもって頼まれたから、夢子ちゃんセコンドに着かせるわね」


夢子「どーもー」


涼「」



343 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 23:00:41.60 ID:OsCo0C6D0

響「誰だあれ?涼の友達か?」


貴音「さぁ…」




涼「嘘でしょ!?なんで夢子ちゃんがここにいるの!!?」


夢子「何よ!いちゃいけないわけ!?」


涼「いや、ダメでしょ!?仕事は!!?」


夢子「休んだわよっ!!」

344 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 23:01:07.38 ID:OsCo0C6D0


律子「『自分の目で確かめて、ジャッジを下したい』って頼まれたの。

   とりあえずこの試合、あんたジャッジが二人着くから頑張んなさいよ」


涼「セコンドじゃなかったの!!!?」


夢子「言っとくけど、ちょっとでも触ったら即コロスから」


涼「ぎゃおおおおおん!!!」


345 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/21(月) 23:09:37.15 ID:OsCo0C6D0
もう寝ます。少なくてスマン。今日は疲れたorz



技考えてくれた人サンクス!どれがいいか迷うわ



ちなみに、涼は夢子と付き合ってる設定です。

そんなの嫌だ>>1氏ねって方は自分の中の好きなカプを夢子に置き換えて妄想してくださいノシ
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 23:56:29.68 ID:69fjX8UKo
おつ
夢子は涼と他のアイドルとのカプを防ぐためにつくられたキャラの様なもんだから問題ないとは思うがな
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 23:56:43.42 ID:PZbcKrWE0

響の必殺技って「地獄のメリーゴーランド」みたいなやつかな?
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 03:19:34.26 ID:372hbTgEo
触ったらってことは涼は足技かな…?
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 04:03:40.70 ID:KTSdJ1Gfo
数合わせだけの可能性
350 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 06:39:09.78 ID:V2gsWpJIO
レスさんきゅ(^ω^)

今後の展開とかどっちが勝つか予想して貰えると、書いてるほうも楽しいです。

今日は携帯からちょこちょこ書いてく予定。ペース遅くなるがサーセン
351 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 06:53:32.87 ID:V2gsWpJIO

律子「という訳なんですが、宜しいですかプロデューサー殿?」


P「セコンドか。まぁ響達がいいならいいんじゃないか?」


響「私は別に問題ないぞー」

ハム蔵「ぢゅっ!」

響「ん?どうしたんだハム蔵?

何々、『だったら俺にもセコンドやらせろ』だって?」


貴音「ハム蔵殿にセコンドの任について頂けるとは。大変心強いですね」



352 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 07:02:23.03 ID:V2gsWpJIO

高木「…成る程、ティンッときた!!」パチンッ


ゴゴゴゴゴゴ


会場「「「!?」」」


P「な、なんとぉーーー!!レフェリーが指を鳴らすと、地下からリングがせり上がって来たーーー!!!」


高木「両チームセコンドが着くのなら、いっそダブルマッチにしようじゃないか!!」


353 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 08:23:39.73 ID:V2gsWpJIO

ゴゴゴ…ピタ


P「そして今まであったリングの隣、□□のように配置されたーーー!!」


小鳥「どこにそんなお金が…」


響「おー!スゴイぞー!」


律子「なかなか面白い試みね」


黒井「レフェリーはウィ、セレブな私が行う」バッ


響「げぇっ!黒井!!」

354 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 10:14:23.74 ID:V2gsWpJIO

律子「実はすべての黒幕、ってことじゃなかったの?」

黒井「あいつら(ジュピター)に戦わせるとかませ臭がハンパないから、彼等には会場の売り子をやってもらっている」



冬馬「ビールいかがっすかー!!くそっ!なんで俺様がこんなことを…!」

翔太「出番があるだけマシだと思おうよ」

北斗「チャオ☆子猫ちゃん達、この後僕と遊ばない?」

冬馬「おい!ナンパしてないで仕事しろ!!」

翔太「結構ノリノリじゃないか」



真(見せてもらおうか…律子の実力!!)

真「あ、オレンジジュース下さい」冬馬「まいど!!」



355 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/22(火) 10:23:00.07 ID:+H0EIeLJ0

小鳥「引き続き実況は私達がお送りします」


P「では、第三回戦、『IQ2000万パワーズ』 対 『ムーン・デンジャラスコンビ』の試合を始めます!!」


貴音「頑張りましょう、響」響「うんっ!!」


涼「どうすればいいんだ…」律子「負けたら許さないわよ?」




高木・黒井「「ファイッ!!」」






356 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/22(火) 10:40:22.38 ID:+H0EIeLJ0

P「さぁ始まりました!さっそく、響と涼君のいる第一リングの状況は…」


響「うがー!逃げないで戦えー!!」ダダダ


涼「そ、そんなこと言われてもー!!」ダダダ


小鳥「なんだか走り回ってますね」




P「…い、一方!律子と貴音のいる第二リングの状況は…」


律子「・・・」


貴音「・・・」


小鳥「じっとしていて動いてないですね」


P「…」

357 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 12:26:30.13 ID:V2gsWpJIO

夢子「ちょっと、何やってんのよ!戦いなさいよ!!」


涼「触ったら夢子ちゃんが怒るじゃないか!!」ダダダ


夢子「うん」


涼「なんで真顔で答えるの!?ぎゃおおおん!!」ダダダ



律子「涼も大変ね」


貴音「…律子殿は、来ないのですか?」


律子「貴音からお先にどうぞ?」


P「グダグダ過ぎる…」

358 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 12:29:51.03 ID:V2gsWpJIO

響「うがー!!!!これでもくらえーーー!!


『ウチナーからの呼び声』!!」ハイサーイ


涼「!?」ピタッ


P「なんだ?涼君が突然止まったぞ?」

359 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 12:42:35.09 ID:V2gsWpJIO

響「フフーン!『ウチナーからの呼び声』を聞いた者は、
ウチナー(沖縄)のゆったり流れる時間、うるま(珊瑚)の素晴らしさ、
そしてしまんちゅ(島人)の温かいこころに感動し、
動くのがイヤになっちゃうんだ!!」



涼「何故だろう、戦う自分がちっぽけに感じる…」



美希「な、なんて恐ろしい技なの…!?」


夢子「え(困惑)」



360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 12:57:47.78 ID:ul6XzKeMo
拳圧はよ
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 13:08:03.93 ID:zTat442DO
な、なんて恐ろしい技なんだー!


でも、それだと技をかけた響まで戦うのがイヤになっちゃうんじゃ…
362 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 13:40:18.56 ID:V2gsWpJIO
>>316
美希「でも、それじゃあ響も動けないんじゃ…」

響「耳栓してるから大丈夫なんだぞ!自分完璧だからな!!」

P「だからさっきから大声だったのか!」

小鳥「スゴイこじつけピヨ」

363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 13:59:26.13 ID:zTat442DO
てっきり沖縄を思い出してホームシックになってリングで体育座りかと思いきや!
完璧な作戦だ(白目)
364 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 14:36:40.87 ID:V2gsWpJIO
>>361だミス

響「それじゃあ行くぞー!」ダダッ


P「響、涼君とは反対のロープに向かって走り出したーーー!!」


夢子「ちょっと涼!しっかりしなさい!!」


涼「そうだ。沖縄に行こう」

365 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 14:50:22.47 ID:V2gsWpJIO

響「とりゃー!!」ピョン


P「勢いをつけてジャンプ!涼君の方向を見ながらロープをもった!?」


響「これが、ワニ子の食事を見て閃いた必殺技!」グググ


P「ロープはぐんぐん伸びる!まるで重量を無視したように、水平に体を張り…これはまるで…」




響「くらえーーー!!

『ワニ子流!デスロール・ボンバー』!!!」バシュン!



P「ロケットだーー!!響が今、ロープの反動を生かして、回転しながら涼君に発射されたーーー!!」




366 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 15:00:22.26 ID:V2gsWpJIO

夢子「涼!避けて!!」


ガシッ


P「響が涼君を掴んだ!そして…」


ドガァッ!!


涼「グハッ!」


P「回転したまま場外の壁に激突!!コンクリートの壁に亀裂がー!!」


367 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 15:16:41.65 ID:V2gsWpJIO

伊織「響のやつ、回転した事で、速度を増して威力を上昇させたわね」ざっ


美希「凸ちゃん!」


伊織「因みに、デスロールっていうのは、
ワニがとる行動の一つで、獲物を捉えた後鋭い牙で挟みながら回転する事により、獲物を気絶させるの。

鹿とかがこれを受けると体がバラバラになるわ」


美希「まるでグラントヴァイパなのっ!」

368 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 16:37:04.17 ID:V2gsWpJIO

涼「うぅ、まったく歯が立たない…」ボロッ


律子「涼、そろそろ『アレ』使いなさい」


涼「!!あ、アレって、まさか…」


律子「取り敢えず一本でいいわよ」


涼「やだよあんなの!第一、アレを使ったら」チラッ


夢子「?」


369 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 16:58:41.37 ID:V2gsWpJIO

響「何をのんきに話してるんだー!」o(怒`・ω・´)o


律子「このままだとあんた、負けるわよ?」

涼「だ、だって…!!」チラッ

夢子「??」

律子「…あんたは秋月一族の最高傑作なのよ?負けることは許されないの」


律子「それに、あんたの『目的』を忘れたの?」


涼「!!うぅ…分かったよっ!!」




響「無視されたぞ」(´・ω・`)

ハム蔵「ぢゅっ!(気にすんな!)」

370 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ ]:2013/01/22(火) 17:22:08.13 ID:+H0EIeLJ0


涼「夢子ちゃん!そこのペットボトルとって!!」

夢子「これ?」ポイッ

涼「ありがとう!そして、ゴメン!!」キュポッ

夢子「???」


貴音「!?…あれは?」


371 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ ]:2013/01/22(火) 17:23:40.56 ID:+H0EIeLJ0


律子「…あれこそ、私が揃えた世界各国の増強剤、精力剤、果物野菜、様々な栄養素」


ゴクゴクゴク


律子「それを秋月家に伝わる極秘の配合でブレンドし、ひと振りの塩を加え…」


ゴク…プハッ


律子「三日三晩煮込み、一晩寝かせておいた…」


ゴゴゴ…


「そう…」




スーパー涼「ドーピングパインジュースだ…」ピクピク



372 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ ]:2013/01/22(火) 17:28:26.52 ID:+H0EIeLJ0

夢子「」

美希「覚醒涼どころの話じゃないの!」

伊織「もはやスーパーサイヤ人ね…」

P「いや、スーパールーツフ人だろ」


響「なに?もしかしてあれと戦うの?」

ハム蔵「ぢゅぢゅっ!(覚悟を決めろ響!)」

373 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ ]:2013/01/22(火) 17:39:08.38 ID:+H0EIeLJ0

夢子「りりり、律子姉さん!な、なななんですかあれ!?」ガクブル


律子「そこに取説があるわ」


夢子「これ…?」ピラッ


『このジュースを1本飲めば、約10分間自らのパワー、スピード、タフネスがおよそ3倍になるわ』


夢子「ス、スゴイ!…でも、なんで涼はためらって…ん?2枚目?」ピラッ


『※注 ただしこのジュースを飲んだ次の日は、副作用でアソコがりゅんりゅんになって理性もなくなるわ。

    オオカミっていうより盛りのついた犬みたいな状態ね』



律子「がんばってね夢子ちゃん」


夢子「」

374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/22(火) 17:48:21.84 ID:P4LDdJkDO
クズ涼とクズ律子死んで欲しいわ
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 17:58:16.45 ID:prtOTSNa0
ドーピングなんて有りか!?
と思ったが元ネタのキン肉マン自体が何でも有りだったな
376 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/22(火) 18:29:55.92 ID:+H0EIeLJ0

涼「行きますよ!響さん!!」ダッ


響「うわー!来るなー!!」ダッ


P「今度は響が逃げる番だー!!」




律子「…いい加減始めましょうか?」


貴音「…そうですわね」


377 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/22(火) 18:45:09.74 ID:+H0EIeLJ0

律子(ホントは後攻が良かったけど、この際仕方ないわね)タッ


P「こっちでもようやく試合が始まった!!

  まずは律子が仕掛ける!右ストレートだー!」


律子「行くわよ!」ブンッ


貴音「…見えました!!」カッ

378 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/22(火) 18:57:13.64 ID:+H0EIeLJ0

スカッ

律子「!(半身で交わした!?)」貴音「…」スッ


律子「!!」バッ


P「うぅーん!?何が起きたんだ!?律子が空振ったと思ったら、大きく下がったーー!!」


律子「…避けたあと、すぐにチョークの態勢に入ったわね。カウンターってこと?」


貴音「…」

379 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/22(火) 19:09:29.96 ID:+H0EIeLJ0

律子「なら、これならどう!?」シュ


P「律子、続けざまに攻撃!今度は上段回し蹴りだぁーーー!!」




貴音「…見えました!!」カッ


スッ


律子「!?」バタン!


P「な、何が起きたんだぁーーー!!?律子が蹴ったと思ったら、ぶっ倒れていたーー!!

  さらに貴音は律子の片足を持ったまま、


貴音「フンッ!」律子「グッ!」


P「片逆エビ固めーー!!律子、貴音に捕らえられたーーー!!!」



380 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 19:38:56.20 ID:V2gsWpJIO

律子「くっ!」ゲシッ貴音「!!」パッ


バッ


P「しかし律子、空いていた片足で貴音の腕に攻撃!解けた隙をついて脱出!」


伊織「律子の蹴りの勢いを利用して、足をとった後それを軸に捌いて転ばしたわ!」


美希「凸ちゃん見えたの?!」


伊織「伊達に解説やってないわよ。それにしてもあの技…」


381 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 19:53:15.51 ID:V2gsWpJIO

律子(またカウンター!?)


貴音「…これは<かうんたー>という技ではありません」


律子「じゃあ…」




貴音「これは『合気道』です」



382 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/22(火) 20:40:55.01 ID:V2gsWpJIO
飲んじゃったので今日はここまで。

やっぱり毎日書くのはキツイな、明日はちょっと休むよ
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 20:57:56.90 ID:P4LDdJkDO
???「はい、スタドリ」
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 21:03:40.13 ID:zTat442DO
乙でがんす
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 22:26:16.21 ID:lb6c5PjAo
飲んだら明日は盛りのついた犬みたいになるから書けないね
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:24:12.32 ID:/IrDDoG7o
おつ
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 20:36:50.71 ID:6Vuw9Iyh0
今日は仕事が早く終わったので、少し続き書きます


律子(なるほど…
  
   さっきのパンチを避けれたのは合気道の「入身」を使ったから。

   さらに「転換」を応用し、キックの勢いを殺さずそのまま次の攻撃へ…)


律子「貴音の得意技は、合気道とプロレスを組み合わせた技ってわけね」


貴音「…合気道だけではありません。


   『柔道』、『剣道』、『空手道』。この国の古くから伝わる武道とぷろれすを混合させた戦闘術…」



貴音「名付けて、 『らーめん拳』  !!!!!」どーん


美希「なんで!?」

388 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 21:04:40.29 ID:6Vuw9Iyh0


貴音「…」さっ


律子「!!」ギュッ


P「あっ!貴音が律子の腕を取った!そのまま1本背負いの態勢!!」


貴音「これが、柔道とぷろれすの技を組み合わせた技…

   
   術技!『背面滝落とし』!!!」がしっ


律子「くっ!」



伊織「一本背負いの要領で相手の腕を取り、

   相手の体を回して背中合わせにした後、肩と両手で腕を固め、

   片足で相手の足をロックすることで相手の肩と背中を破壊するわけね」


美希「柔道の投げ技とプロレスの固め技の融合なの!」


画像
http://www1.axfc.net/uploader/so/2765690.jpg
389 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 21:06:02.79 ID:6Vuw9Iyh0


貴音「さらに!!」するっ


律子「!?」


P「貴音!腕を持ったまま流れるように律子の股をすり抜けたぁーーー!!」


貴音「合気道の呼吸法を使い、流線の動きで…」ばっ


律子「!ぐっ…」ばたん


P「律子が天を仰ぐ!!自らの股から腕を引っ張られ、限界までブリッジしているー!」


390 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 21:25:47.87 ID:6Vuw9Iyh0

伊織「柔らかい体を生かし、腕を持ったまま相手の股から正面に移動。

   そしてそのまま両足で相手のすねを固定することで、腕の脱臼、首筋の破壊を誘ってるわ!」



貴音「『背面滝落とし』からの隙を生じぬ2段階攻撃…


   秘技!『手打頭腕破壊固め』!!!」



P「決まったーーー!!日本武道とプロレスのコラボレーション、“ラーメン拳”が律子を翻弄するー!!」


画像
http://www1.axfc.net/uploader/so/2765716.jpg
391 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 21:26:48.04 ID:6Vuw9Iyh0


響「やったぞ貴音!」ダダダ


涼「よそ見していていいんですか?」ふわっ


響「!?」


涼「てやあ!!」ブンッ


響「ぐうっ!」バキッ


小鳥「涼君のマーシャルアーツキックが炸裂!響ちゃん、たまらず膝を崩します!」

392 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 21:31:37.34 ID:6Vuw9Iyh0


涼「はぁ!」ブンッ


響「!うわっ!!」バキッ


小鳥「涼君追撃!膝をついた響ちゃんにシャイニングウィザード!

   響ちゃんロープに吹っ飛んだー!!」


涼「夢子ちゃん!!今のは!?」スタッ


夢子「ギリギリセーフよ!!」


涼「ありがとう!!」ダッ


小鳥「さらに追撃…いや、涼君は響ちゃんと逆方向のロープに向かいました!」

393 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 21:37:36.81 ID:6Vuw9Iyh0


涼「響さんごめんなさい!貴方の技、使わせてもらいます!!」ヒュン!


伊織「!あいつ、まさか!!」


響「な、なんだ!?自分の技!??」ヨロヨロ


小鳥「涼君反動をつけてロープにつかまりました!…これは…



涼「行きます!!

   『秋月流!デスロール・ボンバー・リバース』!!」ギュン!



小鳥「飛んだーーー!!響ちゃんに足を向けて、響ちゃんと同じ技で、響ちゃんを攻撃だー!!!」


394 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 21:38:12.76 ID:6Vuw9Iyh0


ハム蔵「ぢゅっ!ぢゅ!(響!避けろ!)」


響「わー!!」バッ


小鳥「響ちゃん必死に逃げる!涼君はそのまま自爆だー!!」


涼(それなら!)バンッ


ギュン


ハム蔵「ぢゅっ!?(なにー!?)」


響「嘘でしょ!?こっちに来た!!」

395 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 22:00:55.52 ID:6Vuw9Iyh0



小鳥「まさかのカーブ!涼君のミサイルは追尾機能付だー!!」


伊織「なんて反射神経してんのよ!?」


美希「凸ちゃん!涼クンは何をしたの!?」


伊織「あいつ、響が避けたことが分かった瞬間、キャンパスを殴って軌道を変えたのよ!!」



ハム蔵「ぢゅぢゅー!(響ー!!)」


ドガァ!


小鳥「飛ばされたー!涼君の度重なる攻撃に、響ちゃんなす術がなーい!!」

396 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/23(水) 22:02:18.65 ID:6Vuw9Iyh0

今日は終わり。明日は仕事が休みなので、少し進むと思います。
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 22:03:34.61 ID:upIOCBfAO
おつ
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 23:10:36.67 ID:/IrDDoG7o
涼ちん我を取り戻したのか
399 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 07:24:14.94 ID:a/k6CnD/0

バターン!


ハム蔵「ぢゅっ!(大丈夫か響!)」

響「うぅー、もうだめだぞー…」グッタリ


小鳥「響ちゃんダウーン!秋月一族の最高傑作、ドーピングで鬼神のごとき連続攻撃だー!」


ハム蔵「ぢゅっ!(なに弱気になってるんだ!俺との特訓を忘れたのか!?)」

響「ハム蔵との特訓…! そうだ!自分にはまだあの技があったさー!!」


貴音「響!あの技を使うのですね!!」ググ

律子(・・・)


400 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 07:39:29.30 ID:a/k6CnD/0

ハム蔵「ぢゅ、ぢゅっ!(そうだ、俺の動きを見て思いつき、3人で練習してきた技!)」


貴音「響!!共に行きましょう!!」 ぱっ


P「貴音、律子の拘束を解き、響に向かって走り出したー!!」


響「ハイサーイ!貴音、頼んだぞ!」ゴロン


小鳥「響ちゃんはその場所で丸まったーー!いったい何をする気なのー!?」



ハム蔵「ぢゅっ(そう、ボロボロになりながら、必死になって練習してきた技…


    その名も  『琉球四連円武』  !!!!)』


401 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 08:05:35.44 ID:a/k6CnD/0

貴音「でやー!!」どごおっ!


P「そのまま相手に響をシューーーット!!なんてキック力なんだーーー!!」


ハム蔵「ぢゅっ!(響!回り続けろ!回り続けるんだ!!)」




響「第一の円武!!

   『ハム蔵流、果てなき暴走大輪車』さー!!!」どがあ!




涼「グフッ!」ヒューン


小鳥「涼君に激突ーー!!まるでひき逃げ事故ピヨーーー!!」


402 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 08:16:54.63 ID:a/k6CnD/0

響「まだまだー!!」グルグル


P「響は依然回転を続けたままだーー!!そして、ロープの反動を使い律子のいるリングの上空へーーー!

  お前はピンボールかぁーーーー!?」


律子(来なさい、響!貴方の技、受けさせてもらうわ!!)




響「第二の円武!!

     『沖縄流!地獄車アタック』!!!!!」ドダーン




P「落下と回転の衝撃で、律子が大きく吹っ飛んだーー!

  しかし、今だ響の回転は止まらないーーー!!」




403 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 08:28:29.94 ID:a/k6CnD/0

ポーン

P「響バウンドー!!回転したまま律子の後を追う!!」



貴音「こちらも参ります!」しゅた!


小鳥「第一リングでも、今貴音ちゃんが涼君を追って上空に!」




貴音「くらいなさい!

   奥義!『百発麺切崩壊拳』!!!!」しゅばばばばばっ


涼「あががががが!!!」




小鳥「神速の手刀ーーー!見えない!見えないピヨー!!」





404 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 08:40:48.04 ID:a/k6CnD/0

響「行くぞー!律子!」バッ


P「空中でのアクロバティックな動き!!響、回転しながら律子を掴む!」


響「捕まえたぞー!」ババッ

律子「くっ!!」


P「背中合わせの状態から、両手で律子の腕、両足で律子の足をロック!!

  この体勢は、まるで車輪だー!」



響「第三の円武!!

   『完璧! ワイルド・ホイール・クラッシュ』!!!」ドゴーン



P「そのままリングに打ち付けたーーーー!!」


405 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 08:51:42.58 ID:a/k6CnD/0

貴音「…そして!」すっ


小鳥「こちらのリング上空でも、貴音ちゃんの攻撃が止まりました!!」


涼「うぅ…」ボロッ




貴音「 絶技!『頭骨粉砕天空落とし』!!!!」ばしゅっ!


涼「ふんぎゃっ!!」ゴチンッ!


ピュー・・・ドガーン



小鳥「落ちたーーーーー!!!!

   貴音ちゃん、涼君の頭に強烈すぎる瓦割り!!落ちた衝撃でリングが凹んでおります!!」

406 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 09:00:09.21 ID:a/k6CnD/0

グルグル

P「まだ回る!まだ回る!!

  律子を打ち付けた後も響は手を離さず、バウンドだーーー!!」



響「これでラスト!第四の円武!!!

    『貴音流!!シャイニー大車輪』!!!!」



バダーン!



P「腕を持ったまま、回転の勢いを使い律子をリングに叩きつけたーーー!!」

ハム蔵「ぢゅっ!!(完璧だぞ響!!)」



  
407 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 09:22:28.51 ID:a/k6CnD/0

伊織「『琉球四連円武』…

   まず第一、第二の円武で二人を上空に浮かせ、続く第三、第四の円武にて一人を連撃。

   一と二は回転して攻撃しただけだけど、第三の『ワイルド・ホイール・クラッシュ』は、相手の腕と足を固めたプレス技。

   その後、残った回転力を使い、第四の『シャイニー大車輪』でトドメを刺した」

http://www1.axfc.net/uploader/so/2766277.jpeg
http://www1.axfc.net/uploader/so/2766279.jpeg


美希「貴音は剣道との応用で素早い手刀を打ったあと、

   空手の瓦割りチョップを涼クンに放ったの!!

   ラーメン券、おそろしい攻撃なの!!!」

伊織「ラーメン拳よ」



408 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 09:23:52.94 ID:a/k6CnD/0

プスプス…

P「律子、涼君、両名ともリング上に転がっています!!」


響「ハイサーイ!! 貴音!やったぞ!!」パチン

貴音「えぇ、真素晴らしいこんびねーしょんです」ぱちん


小鳥「もう勝負は決まりましたね!!」


409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 09:25:15.50 ID:xbox/sRDO
ゲェー!!
技名全部使ったー!?
410 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 09:47:12.06 ID:a/k6CnD/0

夢子「涼!!大丈夫!?」

涼「ハァ・・・ハァ・・・」ヨロヨロ


小鳥「ここで涼君起き上がった!!しかし、もうフラフラピヨ!!」



涼「ハァ・・・」スッ

夢子「ちょっと涼、何持ってんのよ?」


涼「ハッ!!ゴクゴク…」

夢子「やめろーーーー!!!」


小鳥「涼君おかわり!!まさかの二本目ーーーー!!」

411 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 09:53:52.41 ID:a/k6CnD/0

すまん、どうしても選べなかった


涼「・・・ハァー・・・」ゴゴゴ


伊織「またあいつ使った!!?」

美希「三倍の三倍だから…九倍!!?」



涼「…ごめん、夢子ちゃん…でも、」



涼「律子姉さんを止めるのは、このボクだから・・・」




412 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 10:05:43.45 ID:a/k6CnD/0

律子「…その意気や良しッッ!!」ガバッ

響「!!」ガシッ


P「律子突然起き上がったと思いきや、響の体を羽交い絞め!!」


律子「とりゃーー!」ブンッ

響「うわ!!」ピューン


P「響をロープに投げたっ!!自分は反対のロープへ!!」




律子「『秋月流!地獄への暴走超特急』!!!」ゴロゴロ!


バシッィ!!


P「反動で転がりながら攻撃ーーー!!完全に『果てなき暴走大輪車』のパクリだー!!」


413 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 10:16:37.64 ID:a/k6CnD/0

ヒューン

P「響、上空へ舞ったーー!!」


伊織「またコピー!?」


律子「パクリでもコピーでもないわ。

   私たち秋月一族は、相手から受けた技を瞬時に理解、解析、考察する事によって、

   それを自らの持ち技へと“進化(パワーアップ)”させるのよ!!」タンッ


P「恐るべき天才一族!!

  IQ2000万の名は伊達じゃないーーー!!!」


414 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 10:26:23.24 ID:a/k6CnD/0

涼「こちらも行きます!!」ヒュン!

貴音「!!?」


小鳥「はやい!!ジュースでさらにドーピングした涼君、もう目には負えない速さよ―!!」


涼「必殺!!」バッ





涼「『秋月流!千発刻殺崩壊蹴』!!!」ダダダッ



貴音「くっ!!」さっさっさっ・・・


小鳥「先ほど受けた攻撃のお返しと言わんばかりに、

   涼君逆立ちのまま連続キーーーーック!!まるで見えないブレイクダンス!!!

   貴音ちゃんも必死で攻撃を躱しているけど…いつまで持つのかーーー!!?」



415 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 10:36:28.14 ID:a/k6CnD/0

涼「!ここだ!!」バシッ

貴音「かはっ!」


小鳥「一瞬のすきを突き、貴音ちゃんのボディに当てた!!」


涼「どりゃあ!!」ブンッ


小鳥「続けざまに、貴音ちゃんを蹴り上げ、上空に飛ばす!

   そして…涼君は逆立ちでその場待機!!??」


416 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 10:44:59.25 ID:a/k6CnD/0

涼「これが僕のオリジナル技…!」


ヒューン

小鳥「貴音ちゃん、涼君の下に落ちてきました!!それを逆立ちで迎え討つ涼君!!

   いったい何をしようとゆーのーー!!?」


貴音「!?」



涼「  『Dazzling Future(輝いている未来)』  !!!!」


    ガキーン!!








417 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:06:27.64 ID:a/k6CnD/0

小鳥「決めたーーー!落ちてくる貴音ちゃんを、両足だけで受け止めました!!

   しかも、貴音ちゃんの背中で両手両足を固めている!!まるで、足だけのロメロ・スペシャルだー!!」


伊織「なんて筋力なの!!?」


http://www1.axfc.net/uploader/so/2766361.jpg
418 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:13:11.28 ID:a/k6CnD/0

律子「涼は決めたみたいね」バッ

響「ぐうっ!」


P「こっちは律子が響を仕留めにかかった!

  空中でのこの体勢…先ほどの『ワイルド・ホイール・クラッシュ』ーーー!!」


律子「もうちょっと肩の方を持った方がいいわよ?」ググッ

響「グハッ!」


P「さらに進化させたーーー!肩を持つことで、さらに響の背骨にダメージ!!」

419 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:20:18.19 ID:a/k6CnD/0


律子「行くわよ涼!!」涼「はい!姉さん!!」



小鳥「律子さん達が落ちていく場所…その先には……」




律子・涼「「秋月流!!

      『マッスル・コンビネーション』!!!」」ドガァッッ!



P・小鳥「「決まったーーーーー!!!『IQ2000万パワーズ』でサンドイッチ!!

    その名も『マッスル・コンビネーション』だーーーー!!!」」


http://www1.axfc.net/uploader/so/2766371.jpeg

420 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:24:27.49 ID:a/k6CnD/0

響「きゅ〜…」パタン

貴音「面目ありません…」ぱたん


高木・黒井「「!!」」ばっ!!


P「けっちゃーーーーーく!!

  試合を制したのは『IQ2000万パワーズ』、律子&涼タッグだぁーーーーー!!!!」




会場「「「「ワーー!!!!」」」」




421 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:31:27.15 ID:a/k6CnD/0

美希「律子…さん!!すごい試合だったの!!」タタッ

伊織「あんたもいい戦いぶりだったじゃない」


律子「ありがとう、美希」

涼「いえ、それh」バキッ


夢子「ちょっと涼!!何やってんのよ!!2本も飲んじゃって!!!」

涼「夢子ちゃん…ごめん!!もうああするしかなかったんだ!!」


美希「最初から思ってたけど、あなたは誰なの?」

夢子「私は、」律子「涼の彼女よ」


涼・夢子「「ちょ!律子姉さん!?」」


422 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:36:01.44 ID:a/k6CnD/0

伊織「なるほどね。だから涼がドーピングパインジュースを飲んだ時慌ててたのね」

夢子「そ、それは…///」カァーッ


涼「…夢子ちゃん……よろしくお願いしますっ!!」ドゲザッ

夢子「ううううっさい!死ねっ!!!」バキッ


伊織「なかなかお似合いね」

美希「いいなー、美希もハニーと…///」


423 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:38:59.27 ID:a/k6CnD/0

律子「じゃあ、私はもう行くわね。次の試合のために休まないと…」

伊織「ええ。お疲れ様」

美希「あとでミキにもあのジュースちょうだいね!!」




スタスタ


真「…いい試合だったね?」

律子「……」

424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 11:41:16.56 ID:7FYNC2cDO
まさか…技名全部使うのはワロタw
425 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:44:27.95 ID:a/k6CnD/0

真「でも残念だったなぁ。律子のオリジナル技、見ることが出来なかったよ」

律子「切り札は最後まで取って置くものよ?」

真「フーン…まあ、出したくなかったのか、

  それとも“出せなかった”のか知らないけどね」

律子「…」







律子「ねぇ、『神』ってホントにいると思う?」
426 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:47:42.96 ID:a/k6CnD/0

真「…神なんて信じないよ。いるのは“悪魔”だけさ…」

律子「私は知ってるわ。神はホントに“いる”ってことを」

真「そう…」

律子「じゃあ、決勝で会いましょう」スタスタ





真「・・・っ!」ドンッ
427 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:53:52.16 ID:a/k6CnD/0

『医務室』


響「…痛い!痛いぞー!!」ジタバタ

喜永「少しはジッとしてなさい!!治療出来ないでしょう!?」

ハム蔵「ぢ、ゅっ!!(まったく、不甲斐ない弟子だな!!)」


貴音「亜美殿…申し訳ありません…春香を止めるなどといっておきながら…」

亜美「いいよ、お姫ちんは最後まで戦ってくれたし…」




やよい「…う、う〜ん…」


全員「!!」

428 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 11:56:39.26 ID:a/k6CnD/0

亜美「やよいっち!!」

響「目を覚ましたのか!!?」


やよい「う〜ん・・・ここは?」




雪歩「・・・やよい、ちゃん・・・」スッ


貴音「雪歩!!」

429 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 12:01:00.73 ID:a/k6CnD/0

雪歩「四条さん・・・」


亜美「ゆきぴょん!!またやよいっちにひどい事する気!!?」


貴音「いくら萩原雪歩でも、そのような事をするのであれば、全力で止めさせて頂きます」ジリッ




やよい「雪歩さん…」


雪歩「…やよいちゃん……ごめんなさい!!」ドゲザッ


全員「!??」
430 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 12:14:04.98 ID:a/k6CnD/0

?「ふーん、面白そうなことになってるじゃない?」コソ

?「ママ、もう次の試合始まるよ?」コソ


?「そうね、まだ見てたいけど行かなくちゃ!」





舞「キラメくステージが私達を待ってるわよ、愛!!」


愛「うん!!愛、いっきまーす!!!!」∩(>ヮ<)q



431 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 12:14:39.88 ID:a/k6CnD/0

第三回戦

『IQ2000万パワーズ』
   対
『ムーン・デンジャラスコンビ』






  貴音・響 − 律子・涼○


  
 勝利チーム
『IQ2000万パワーズ』  






第5章    悪    完

432 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 12:16:07.44 ID:a/k6CnD/0


次回予告




伊織「受けてみなさい!水瀬伊織の華麗なる武闘演劇!!」




愛「ママには頼らないって決めたんです!!」




美希「これがミキの、キラキラした必殺技!!!」





舞「親子っていうのは、そういうもんじゃないでしょ?」




第6章   親子   

433 :ゆで信者 [saga]:2013/01/24(木) 12:21:32.92 ID:a/k6CnD/0

飯食ってきます。

なんと!!初めから謎だった二人組は、日高親子だったのだ!!驚いたかな!?


今回はペースをあげて、5章だけで終わらせました。やっぱり、もったいなくて技選べないね


響と貴音は出させたい技がいくつかあったけど、あんまりぐだぐださせるのも嫌だったので…時間が空いたら出したかった技紹介します。

434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 12:49:57.08 ID:xbox/sRDO
乙っす
しかしまぁ、なんというか…
本当に色々頑張るよな。あんま無理はすんなよ
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 13:03:25.58 ID:7FYNC2cDO
あれ?Pと社長コンビは…
まぁ技名期待してます。
436 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/24(木) 13:04:36.69 ID:wJGruNZIO
このスレ完結させたら暫くROM生活に戻るよ
でも最近更新するのが楽しくてしょうがないです
437 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/24(木) 13:16:18.94 ID:wJGruNZIO
P・高木の技なんてこんなのしか思いつかないよ…

P『チェンジ・プロデュース』
相手によって3つの技に派生し、その結果バッドなら自己ダメージ、グッドなら相手ダメージ、パーフェクトなら相手は氏ぬ


高木『ティン・ティン・カーニバル』
ティンと来たとき、即興で技を繰り出す。だいたいハズレる。マグレで相手に勝つ
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 13:35:00.62 ID:W3qOi9N6o
>なんと!!初めから謎だった二人組は、日高親子だったのだ!!
な、なんだってー!!
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 13:37:16.96 ID:xbox/sRDO
なるほど…
Pと社長コンビはカナスペ枠だったか…
440 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 13:43:36.82 ID:a/k6CnD/0

第6章   親子


『医務室』


貴音「・・・操られていた?」


雪歩「…はい……」


響「つまり、雪歩は真のよく分からない力によって、無理やり戦わされていたってこと?」


亜美「そんなの嘘っぱちだよ!!そんな超の→りょくみたいなこと、まこちんに出来るわけないじゃん!!」


喜永(亜美ちゃんがいうと説得力ないわね)


441 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 13:50:00.00 ID:a/k6CnD/0

雪歩「うぅ…信じられないかもしれないけど…信じてくださいぃ……」オロオロ

全員「・・・」


やよい「私は…雪歩さんのいうこと、信じます」

響「やよい…でもっ」


あずさ「わたしも、雪歩ちゃんの言葉は正しいと思うわ」


亜美「あずさお姉ちゃん!!」


442 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 14:00:33.42 ID:a/k6CnD/0

あずさ「真ちゃんと戦っているとき、気付いたの。何か違和感があるって」

やよい「私も、雪歩さんと戦っているとき、何か不思議な、オーラみたいなものが見えました!」

亜美「で、でも!!」


雪歩「…確かに私は操られていました…。でも、自分の意識はあったんです。

   そのよく分からない力はすごく怒っていて、私が少しムカッてなると暴走して、自分でも止められなくて…」


雪歩「本当に、やよいちゃん、ごめんなさい!!」ポロポロ


やよい「いいんです、雪歩さん。私も真さんを止めようとして、雪歩さんを傷つけてしまいましたから…」


あずさ「そう。おあいこよ、雪歩ちゃん。水に流しましょう♪」




雪歩「・・・う、うえぇーーん!!」ダー




443 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 14:02:10.38 ID:a/k6CnD/0

響「真が操られているなんて…」


亜美「じゃ、じゃあ、はるるんも!!」


「それは違うわ、亜美」


全員「!?」


444 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 14:06:31.38 ID:a/k6CnD/0

〜埼玉スーパーアリーナ〜

P「戻ってまいりました、埼玉スーパーアリーナ!!

  第4回戦は、ここの特設リングで行われます!!」


小鳥「そういえば、美希ちゃんと伊織ちゃんの対戦相手って、誰なんですか?」


P「・・・ふっふっふっふ(暗黒微笑)ついにそれを聞いてしまいますか小鳥さん・・・」


小鳥「え何この人怖ピヨ」


445 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 14:13:20.35 ID:a/k6CnD/0

P「そう!何を隠そう次の対戦相手はk 舞「私達よ!!!」


舞「とうっ!!」愛「たあっ!!」


スタッ


P「え」小鳥「な、なんとうぉーーーーー!!次の『ザ・凸凹シャイニング』の対戦相手は、

       あの伝説のアイドル、日高舞&その娘、日高愛だーーーーー!!!」




会場「「「「うおーーーー!!!!」」」」





P「社長?」高木「私も知らん」

446 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 14:24:45.71 ID:a/k6CnD/0

小鳥「アイドル界の生きる伝説!突如舞い降り、突如去った暴風雨!!着いた異名は『女版オーガ』!!!

   1文字で鬼!2文字で悪魔!!3文字で日高舞だあーーーー!!!」


舞「ハーイ♪みんなのアイドル舞ちゃんでーす!」


観客J「うおーーー!!舞ちゃーん!!子供産んでくれーーーー!!」
観客K「ひゃっひゃっ!!面白そうな餌だっ!!」
観客N「歳考え…うっ、急に心の臓が…」パタッ

447 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 14:34:24.67 ID:a/k6CnD/0

小鳥「一方、その遺伝子を受け継ぎ、アイドル界に旋風を巻き起こす豆タンクこと日高愛!!!

   今日も元気に入場だッッッ!!!!みんな、セーブは済ましたかーーーー!!!??」


愛「みんなーーーっっ!!応援してねーーーーっっっ!!!」


観客M「愛ちゃんうるせぇーーーー!!!」
観客O「近親カプ…アリだな!!」
観客P「俺、この試合が終わったら、ごはん山盛り太郎食べるんだ…」
448 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 14:39:39.33 ID:a/k6CnD/0

小鳥「すごいですよPさん!!あの日高舞と日高愛のタッグが見れるなんて、夢みたいです!!!」

P「い、いや!違います、ホントは俺と社長の『765一凶悪コンビ』で…」



舞「ん?なんか言った?」ゴゴゴ

P・高木「」

449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 14:48:24.39 ID:7FYNC2cDO
観客Nぅぅぅぅ!

舞…マジで、歳を考えr…おや誰か来たような








ウニャァァァァァァァァァァァア
450 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/24(木) 14:50:24.76 ID:a/k6CnD/0

ちょっと構想ねる

次は夜か明日になると思います

451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 16:13:40.29 ID:W3qOi9N6o
おつ
452 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 20:45:23.52 ID:8Szbh85i0
再開


高木「…P君、あきらめよう」

P「そ、そんな〜」


美希「ザ・マシンガンズじゃないのは残念だけど、伝説のアイドルさんと戦えるのはうれしいの!

   ミキ、なんだかワクワクしてきたの!!」

伊織「あんたの方がサイヤ人じゃない」

453 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 20:48:46.23 ID:8Szbh85i0


小鳥「でも、この場合舞さん達が勝ったら、舞さんもブーブーエスの広告塔になるんですか?」

舞「私が広告塔になってもしょうがないから、娘の愛に全権譲るわよ」

愛(もしかして、ママは私のためにこの大会に!?)

舞「まぁそんなことはどうでもいいから、早く試合始めましょ♪

  こっちは戦いたくてウズウズしてんのよ!」

愛「だよねー」

454 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 20:51:41.69 ID:8Szbh85i0


P「では美希と舞さんがリングに着いたのでさっさと始めましょー」

小鳥「やる気出して下さい」


舞「あっ!ちょっと待って!!」

美希「?どうしたの??」

舞「プロレスするなら、これを着ないとね〜♪」


バサッ


会場「「「!!」」」

455 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 20:52:50.04 ID:8Szbh85i0


P「おおーー!!舞さん、ノースリーブの迷彩コートを羽織ったーー!!

  しかも後ろには“戦”の文字だー!!これはもしや…」


舞「美希ちゃん。試合前に一つ言っておくわ」

美希「何?」



舞「私は、キン肉マンソルジャーが大好きよ!!」ドーン


美希「!!?」

456 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 20:58:12.98 ID:8Szbh85i0


美希「待って!確かにアタルもかっこいいけど、スグルには遠く及ばないの!!」

舞「ふっ、青いわね美希ちゃん…確かにキン肉マンは主人公よ?

  しかし、本当は兄のキン肉アタルが王子になるはずだった」

美希「そうなの!アタルは途中で逃げ出した卑怯者なの!!」

457 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:02:24.93 ID:8Szbh85i0

舞「そうね、それは認めるわ。

  ただ、それからアタルは弟を影から見守り、友情に甘えていると知って喝をいれに王位争奪戦に出場した」

美希「で、でも結局最後は…」

舞「そう。最後はフェニックスチームの卑怯な戦法によって負けてしまった。

  そして、自分が消えると分かってもなお、最後まで弟のためを思い“キン肉王家三つの心得”を伝えた」

美希「…」

458 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:03:22.02 ID:8Szbh85i0


舞「それにね…

  
  兄より優れている弟なんていないのよ♪」


美希「!!」


・・・

459 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:07:51.43 ID:8Szbh85i0


〜美希の回想〜


美希「お姉ちゃんは?」

美希母「菜緒ちゃんは教育実習に行ってるわよ〜

    美希ちゃんは今日もアイドルのお仕事?」

美希「うん」

美希父「…今はまだいいだろうが、お前もそろそろお姉ちゃんを見習ってだな…」

美希「…行ってきます」スタスタ


美希父「…うーん。少し甘やかし過ぎたかな?」

美希母「あの子もああ見えてしっかりしています。

    将来は菜緒ちゃんの様な立派な先生に……」

460 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:09:05.08 ID:8Szbh85i0



美希「パパもママもお姉ちゃんを見習えって毎日うるさいの!」スタスタ

美希「ミキだって、ホンキでアイドルになろうって…」スタ…

美希「…やっぱり、ミキよりもお姉ちゃんの方が大事なのかな」

美希「…ミキは……お姉ちゃんより……」


・・・

461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 21:10:29.38 ID:uEtHqvJDO
Pラブパワー期待する
462 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:11:39.26 ID:8Szbh85i0


美希「…あなたはミキを怒らせたの」ゴゴゴ



舞「あら怖い♪じゃあ始める前に…愛!!いつものアレ、行くわよ!」


愛「えー!?やだよー!!恥ずかしいよー!!」


舞「言わないと今日のご飯抜きっ!!」


愛「もー!!ほんとママは傍若無人!!」
463 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:13:39.82 ID:8Szbh85i0

舞「日高家三つの心得その壱!!アイドルを制する道に近道はない!!

  穏やかな道とイバラの道があるとき、敢然とイバラの道を進め!!」



愛「日高家三つの心得その弐!!如何なるフェスであっても、自分のために歌うなかれ!!

  フェスは観客を楽しませるだけに歌え!!」

464 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:15:28.93 ID:8Szbh85i0




舞・愛「「日高家三つの心得その参!!アイドルから友情を失うことはこの世から太陽を奪うも同じ!!

   そんな暗黒の世に、アイドル業界をしないこと!!」





P「決まった―!キン肉王家三つの心得をオマージュした日高家三つの心得!!

  日高舞のソルジャー愛が、こっちまで伝わってくるぞー!!」

465 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:18:53.68 ID:8Szbh85i0

小鳥「Pさんも元気になったところで、いよいよ試合開始です!」


高木「レディー・・・ファイ!」


カーン


美希「なのーー!!」ダッ


P「美希先制!伝説のアイドル日高舞を目の前にして、まったく恐れていない!!」


466 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:22:46.20 ID:8Szbh85i0

舞「ふふっ♪来なさい美希ちゃん!」

美希「にゃーー!!」ガシッ


ブンッ


P「いきなり投げたー!」伊織「美希!落ち着きなさい!!」


美希「もうプンプンなの!そこまでいうなら、この技をくらってみるの!!」ヒュン

467 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:31:51.18 ID:8Szbh85i0

P「舞さんを追って空中へ!美希、何を仕掛けるんだーー!!」


美希「トーゼン!あの技なの!!」ガシィ


伊織「あの構え…!美希、やめなさい!!」



美希「くらうの!

   『キン肉・バスター』ーーーーー!!』




舞「…甘いわね、美希ちゃん!」

468 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:38:52.57 ID:8Szbh85i0

美希「!?」

舞「この技は原作でも散々破られてきたわ。

  この技の最大の弱点、首のフックが甘いという理由でね!」サッ


P「キン肉マンのお家芸、キン肉・バスターを美希が仕掛けたー!!

  しかし舞さん、美希の首から難なく脱出…しない!!そのまま腕を美希の首に……」




舞「だからあなたは甘いのよ!!


  くらいなさい!『キン肉・バスター返し』!!!」




どごおっ!!


469 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:48:07.10 ID:8Szbh85i0

美希「うぅ…」フラフラ


P「な、なんとーー!!美希のキン肉・バスターが決まったと思ったら、

  美希の方がダメージを受けているーーーー!!?」


伊織「さすがはオーガと言ったところかしら…

   美希のキン肉・バスターから逃げると思いきや、そのまま攻撃に転換。

   フックの甘い首から体を出し、美希の首を脇で絞める。すると当然、落下の衝撃は美希本人に…

   アレを即興で繰り出したとしたら、末恐ろしいわね」


http://www1.axfc.net/uploader/so/2768062.jpeg
470 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:52:51.56 ID:8Szbh85i0

舞「はーい、美希ちゃん♪自分の技を自分でくらうのはどう?」


P「舞さん相変わらず挑発的な態度!!しかし美希はもうフラフラだぁーー!!」


美希「ま、まだまだ…!」伊織「美希、交代よ」


美希「凸ちゃん!美希はまだ戦えるの!!」


伊織「…そんなフラフラで何言ってんのよ。

   何考えてるか知らないけど、さっきからアンタおかしいわよ?」


美希「・・・」


471 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 21:59:27.45 ID:8Szbh85i0

伊織「ほらっ!黙って私の優雅な戦いを見て、頭冷やしなさい!」


美希「デコちゃん…うん、分かった!」




舞「ほんじゃ、私達も交代ね、愛?」


愛「え?いいの?」

472 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 22:12:39.78 ID:8Szbh85i0

舞「だって、私が一人で勝っちゃてもつまらないでしょ?

  それに、母は娘の戦いを両の眼で静かに見てればいいのよ♪」

愛「はぁー…ほんとママはソルジャーが好きなんだね」


P「ここで両チームとも交代!!試合は伊織対愛ちゃんで仕切り直しです!!」



伊織「言っとくけど、後輩だからって手加減しないわよ?」

愛「当たり前です!!あたしも先輩だからって容赦はしません!!」


高木「ファイ!」




473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 22:25:02.57 ID:Z/p5GB6d0
参照画像があると分かりやすいな
欲をいえばアイドルフィギュアでやってもらうとなお嬉しい
474 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 22:39:58.76 ID:8Szbh85i0
>>473
悪いがフィギュアはこれとジョジョしかないんだ


愛「行きます!!うりゃー!!」ドドドッ


P「豆タンク突撃!!やっぱり愛ちゃんは猪突猛進だぁーーー!!」


愛「捨て身タックル!!」

伊織「バカじゃないの?」ヒュン


P「その場で高くジャンプ!愛ちゃんの攻撃を体をひねりながら優雅に躱した!!まるで新体操だぁー!!」


伊織「アンタにも見せてあげるわよ。特別にね」スタッ

愛「!!」


P「ポールに着地!いったい君は何を見せてくれるんだいおりーーーん!!!」






伊織「受けてみなさい!水瀬伊織の華麗なる武闘演劇!!」


475 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/25(金) 22:43:09.81 ID:8Szbh85i0
今日はここまでっす

だんだん技のネタがなくなってきた…最初から飛ばしすぎたようだ

また1日充電するかもしれん。日曜には書きますノシ


476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 22:54:23.09 ID:X4KeI6zv0
乙っす
自分のペースでやってくれ
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 22:58:56.49 ID:b+N9ISTxo
おつ
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 23:37:47.76 ID:uEtHqvJDO
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 23:57:41.51 ID:OJNgxWMDO
乙でがんす
480 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:12:11.72 ID:hXoX78VX0
ネタ浮かんだんで投下


伊織「とうっ!」シュタッ


P「飛んだー!そのまま愛ちゃんの頭に着地!!」


愛「いたっ!」ズンッ



481 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:14:50.41 ID:hXoX78VX0


伊織「まずはこれよ!


   『ワルツ・オブ・スワン <白鳥のワルツ> 』!!!」ズダダダ



愛「いたたたた!!!」


P「伊織、愛ちゃんの上でつま先立ちでの連続スタンピング攻撃!!

  まるで舞台の白鳥の湖を見ているようだーーー!!!」


482 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:16:32.41 ID:hXoX78VX0


伊織「さらに!!」タンッ


P「また飛んだー!!まるでボリショ○サーカス!!!」



伊織「次なる演目!!

  『ファントム・ザ・オペラ <オペラ座の怪人> 』!!!」ガキィ!



愛「ふんぎゃ!!」バターン


P「またしても愛ちゃんの頭への攻撃!!さらに今回は足を振り上げてからの、全体重をかけた踵落とし!!

  勢いをつけたことの反動で愛ちゃんは頭からリングにダイブ!!これは痛いっ!!」



483 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:17:46.56 ID:hXoX78VX0



伊織「これでフィナーレよ!!」ガシ


P「伊織の公演は終わらない!!愛ちゃんの両足を抱え、ジャイアントスイングの態勢だーー!!」


舞「愛!頑張りなさい!!」


愛「それだけー!?・・・わー!!」グルグル


P「回る回るーーー!!かなりの勢いをつけて、いつもより長く回っております!!」


484 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:21:36.81 ID:hXoX78VX0


伊織「ほいっ!!」パッ


愛「ひょえーーー!!!」ピューン


P「投げたー!!…って、勢いをつけすぎてロープに激突!!伊織の方に戻ってきたー!!?」




伊織「戦いのの幕引き!!


   『マスクド・ファイティング・シアター <仮面武闘会> 』!!!!!」ダーンッ!!



485 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:29:35.66 ID:hXoX78VX0



P「戻ってきた愛ちゃんにタイミングを合わせ、勢いを殺さず頭にエルボードローーーップ!!顔から落ちた―!!」


愛「ふらふらー」


P「まるで劇場!!まさに演劇!!恐るべき伊織の武闘演劇の前に、愛ちゃんは糸の切れたあやつり人形だーーー!!」


愛「ママー?星が見えるよー」ピヨピヨ

486 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:31:37.57 ID:hXoX78VX0



舞(動物の最大の急所である頭への連続攻撃!

  いくら私の超過酷な特訓を受けた愛でも頭は鍛えようがない。

  タフさが自慢の愛も、すでに満身創痍ね…)




伊織「にひひっ♪どう!?今の私のエレグァントなこうげk…」クルッ


美希「Zzz」


伊織「何寝てんのよ!見なさいよ!!」ムキー


487 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:33:28.24 ID:hXoX78VX0


美希「Zz・・うーん、もう!起こさないでほしいのデコちゃん!!」

伊織「試合中に寝るやつがあるか!!己はオペラで寝るタイプかっ!!」

美希「寝ることで体力を回復してたの!おかげでとっても元気だよ☆」

伊織「なんでこんな奴と組んだのかしら…」


P「いおみきが痴話げんかしてる間に伊織「いおみきゆーな!!」キーキー

  愛ちゃんは舞さんにタッチに行った!!」


愛「ママ―…チェンジで…」舞「だまらんかー!」カッ

愛「ええ!?」



488 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:45:50.12 ID:hXoX78VX0


舞「愛、あなたのこのタッチは明らかに伊織ちゃんの武闘演劇の恐怖から逃れるために、

  わたしに助けを求めているものよ。

  
  こんな弱気なタッチは受け取れません!!」ドーン


愛「それバッファローマンじゃん!!」ヒーン


P(仲の良い親子だなぁ)

489 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:46:56.78 ID:hXoX78VX0


舞「それに、あなたはもう私の力を借りないんじゃなかったの?」


愛「!!(そうだ!あたしはもうママの力じゃなく、自分の力で…!)」



愛「そうです…あたしはもう



  ママには頼らないって決めたんです!!」クルッ







舞「まぁ冗談だけど」愛「ズルッ」
490 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:47:53.42 ID:hXoX78VX0


愛「せ、せっかくの決め台詞が…」ヒーン

舞「次回予告も消化したとこで、私から提案があるんだけど」


P「はい?親子コントの後は何がしたいんです?」



舞「ここからの試合は、2人同時に行う『サバイバルマッチ』にしない?」



美希・伊織「!!」

491 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/26(土) 19:50:43.49 ID:hXoX78VX0
今から帰ります。今日で6章終わるかな…
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/26(土) 20:19:35.65 ID:DbCUPttdo
舞さんイキイキしているな
493 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/01/26(土) 21:36:33.16 ID:OZAOJdyIO
まだ家に着かんorz

因みに、ソルジャーが好きで舞さんは大好きです。
494 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/26(土) 23:11:04.75 ID:vDKCPzYIO
すまん、今日はもう書けそうにない…
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 07:53:28.44 ID:d4AUjMYDO
了解
なんか大変だったみたいだな
続きは余裕のある時に書いてくれればいいから、ゆっくり休んでくれ
496 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 10:07:48.04 ID:jawAxmFy0
ありがとう。元気になったので続き書きます

『医務室』


貴音「何をされに来たのですか!?如月千早!!」


千早「…」カツカツ


響「だ、ダメだぞ千早!!今真美はっ…」


千早「亜美。ちょっと真美とお話しさせて?」

響「千早!!」亜美「いいよ…千早お姉ちゃんなら…」

千早「ありがとう亜美。…真美?意識はある?」

真美「・・・」
497 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 10:10:25.46 ID:jawAxmFy0

千早「…ごめんなさい…私が春香を止めていれば…」

亜美「いいんだよ、千早お姉ちゃんは悪くないよ…」


千早「…真美、これを見て?」スッ


あずさ「あれは…水晶?」

498 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 10:13:38.00 ID:jawAxmFy0

真美「・・・」


貴音「千早殿は何をする気なのでしょうか」響「分からないぞー」


千早「…お願いします」


ピカッ


あずさ「水晶が光った!」やよい「うぅ〜!まぶしいです!!」

499 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 10:18:24.78 ID:jawAxmFy0

真美「・・・う〜ん…アレ?真美なんでここに」


全員「!?」


真美「あっ!千早お姉ちゃん!!ヒ→!!お助け亜美「真美ーーー!!!!!」ガバッ

真美「亜美隊員!?ど→したのさ急に!!」

千早「どうやら本当だったようね」スゥー


やよい「水晶が消えました!」響「なんで真美はおきたんだー!?」



500 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 10:24:34.16 ID:jawAxmFy0

真美「あれ→?真美は確かはるるんのゲキリンにふれて…」

亜美「そーだよ!!傷は大丈夫なの!!?」

真美「あっ!そーいえば、どこも痛くない!!」


全員「!?」


千早「みんなも知ってるでしょ?キン肉族に伝わる伝説の奥義…“フェイス・フラッシュ”」

501 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 10:53:05.76 ID:jawAxmFy0

響「あ、あの光はフェイス・フラッシュの光だってゆーのかー!?」

やよい「うっうー!!言われてみれば、なんだか体が軽いですー!!」ピョンピョン


千早「あの水晶は、1度だけフェイス・フラッシュを使える道具よ。

   ある人から、仲間に危険がせまったら使いなさいと渡されたもの」


亜美「…その“ある人”って、まさか…」


千早「亜美、それと高槻さんは知っているはずよ。
   
   髭を生やした初老の男性を…」



亜美・やよい「!!」
502 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 11:17:46.40 ID:jawAxmFy0

亜美「た、確かに変なオッチャンから“不思議なキャンパス”をもらったよ→!!」
やよい「わ、わたしも!優しそうなおじさんからこの“べろちょクロ〜”をもらいました!!」

千早「…あの人が何者か分からないけど、この765プロの危機に気付いていたことは確かよ」

真美「で、でも、なんで千早お姉ちゃんは真美にその大事なものを?」


千早「…ずうずうしいとは思ってる。でも、どうか春香を許してあげてほしいの」ペコリ


真美「そ、そんな!いいよ千早お姉ちゃん!!

   千早お姉ちゃんには助けてもらったし、傷も治ったし!!」

亜美「それに、はるるんだってゆきぴょんみたいに操られて…」


雪歩「…」



千早「…いいえ。真達の力と春香の“悪”は別物よ」


503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 11:19:25.69 ID:VaeJmdjIO
千早殿www
504 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 11:30:17.78 ID:jawAxmFy0

『会場』

伊織「行きなさい美希!」ガシッ 美希「オーケーなの!!」ガシッ


P「おーっと!伊織が舞さんの動きを止めてる間に、美希は愛ちゃんの胴に腕を回したーーー!!」


美希「くらうの!!

   『トリプル・イチゴ・おにぎり』!!」ダンッダンッダンッ

愛「ふんぎゃ!ふんぎゃ!!ふんぎゃ!!!」


P「怒涛のバックドロップ3連撃!!相手を抱えたまま転がることで勢いがつき、続くほど威力を増しているぞー!!」

505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 11:39:18.25 ID:jawAxmFy0

伊織(どうやら、日高舞の提案を受けて正解だったみたいね!

   オーガを1人で相手にするには骨が折れるけど、こうして1人が止めてる間に日高愛を先に仕留め、

   後は2人掛かりで日高舞を攻撃すれば楽勝!

   …あんたが何考えてるか知らないけど、この勝負もらったわよ♪)


舞「愛!もっと相手の動きをよく見なさい!!」

愛「うえーん!!そんなこと言ったってー!!」

506 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 12:07:50.05 ID:jawAxmFy0

伊織(それにしても…) 美希「ブー!いい加減しぶといの!!」

伊織(そう…少し休憩したとはいえ、日高愛の耐久力は相当高い。

   さすがは豆タンクといったところかしら、これは長期戦になりそうね)


舞「あら、伊織ちゃん?よそ見してて大丈夫?」スッ

伊織「!?」


P「ここで伊織の隙を突き、舞さんが後ろを取ったー!!」



舞「『日高版 マッスル・スパーク』!!」ガシッ

伊織「うぐっ!!」バンッ


P「そして、伊織の背を取った状態からのマッスル・スパーク!!これなら、次の攻撃に続けられます!!」

http://www1.axfc.net/uploader/so/2770010.jpeg
507 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 12:19:06.50 ID:jawAxmFy0

舞「まだまだー!」クルンッ


P「伊織の手を持ったまま前方に回転!途中体を入れ、足で頭をロック!!」


伊織(なっ、何をする気…っ!)


http://www1.axfc.net/uploader/so/2770022.jpeg
508 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 12:30:55.77 ID:jawAxmFy0



舞「『完成 マッスル・ウォー』!!!」ダーンッ!



P「決まったーーー!!!伊織を頭からリングに着かせるダイナミックな固め技!!

  今だあの頃の輝きは健在!!日高伝説第2章の幕開けだーーー!!!」




http://www1.axfc.net/uploader/so/2770035.jpeg

http://www1.axfc.net/uploader/so/2770038.jpeg

509 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 12:32:56.50 ID:jawAxmFy0
飯食ってくる。画像見れなかったら言ってくだせえ
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 12:34:08.16 ID:5MMyUGC7o
斧はクッション挟まないといけないから面倒というのはある
511 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 12:37:01.27 ID:jawAxmFy0
いかんせん新参なもんで、うpの仕方がよく分からん

よかったらいいやり方教えてくれorz
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 12:44:40.14 ID:4P0cLuHGo
>>511
imgurがいいと思う
http://blog.livedoor.jp/easy2ch/lite/archives/256381.html
513 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 12:47:34.83 ID:2Q1oixKIO
サンクス!家帰ったら試してみます
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 13:02:56.23 ID:gpz9krZ60
なんて無茶な技を繰り出すんだ舞さん!
年齢を考えろ舞さん!!
515 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 13:12:33.91 ID:2Q1oixKIO
>>514
あ?舞さんdisってんのか?
真☆乙女ハリケーンくらうか?
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 13:23:40.05 ID:gA/7f+6DO
舞ってPコンビの出番奪ってるにゃ、弱者相手(経験低い)虐め様にしてやるにゃ。流石に汚いバb…いや…汚い大人だにゃ。年齢考えておけ…んぅ?後ろの気配するにゃ?










ウニャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 13:28:28.45 ID:d4AUjMYDO
一定時間経つと筋肉痛で行動不能になりそうだな…舞さん
だって舞さんは年齢的に…



グワーッ!(真☆乙女ハリケーン直撃)
518 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/27(日) 13:50:09.84 ID:2Q1oixKIO
いいか?
ピヨちゃん=一番かわいい
舞さん=ピヨちゃんよりかわいい
だ。覚えておけ
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 14:00:19.43 ID:9ZY1Uydfo
はい!覚えました!
520 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 14:57:50.96 ID:jawAxmFy0
再開前にテスト
http://imgur.com/zmlKckz
見れるかな
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 15:02:44.13 ID:5MMyUGC7o
http://i.imgur.com/zmlKckz.jpg
こんな感じに拡張子まで欲しい。
強いていうなら写真デカイ…
522 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 15:33:12.71 ID:jawAxmFy0
>>521
分かった。やってみる



舞「うふふ♪Pちゃんありがとっ」パッ


美希「デコちゃん!」タタッ

伊織「あ、あの技は…

   まず『日高版 マッスル・スパーク』で私の首、肩、背骨にダメージ。

   そして回転の反動をつけ『マッスル・ウォー』を行うことで、体へのダメージを加速させたわ!……痛い…」グッタリ


美希「こんな状況でも解説するんだね!」
523 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 17:20:09.02 ID:jawAxmFy0

愛(もー!ママばっかり目立っちゃって)プクー

愛「あたしだって!!」ダダッ


P「ここで体勢を立て直した愛ちゃん!美希に向かっていきます!!」


愛「うりゃー!!」ガシッ

美希「なの!?」


P「これは…バックドロップの体勢!!先ほどのお返しかぁー!?」


524 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 18:42:59.01 ID:jawAxmFy0

愛「でりゃー!!」ピョーン

美希「なのー!!」ピョーン


P「抱えたまま飛んだー!!いったいどうする気なんだーー!?」



愛「これがあたしの考えた必殺技!!!

   『ジャンピング・デンジャー・ボム』!!!」ズドーン




P「空中でバックドロップの形になり、そのまま落下!!リングに激しく叩きつけてた…って、あれ?」


愛「うえーん!!痛いよーー!!」ゴロゴロ

美希「いたいのーーー!!」ゴロゴロ


P「なんと、受け身をミスって自爆だー!!愛ちゃんはちょっとバカかーー!?」

525 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 18:57:20.28 ID:jawAxmFy0

愛「ま、まだまだ!!」ヨロッ


P「まだ愛ちゃんは戦意を失っていない!続けざまに美希の頭上にジャンプだー!」



愛「いっくよー!!

  『マリポーサ版 マッスル・リベンジャー』!!!」ドンッ



P「こ、これは!原作ではキン肉マンマリポーサが使ったマッスル・リベンジャーの偽物!!

  キン肉マンはこれをくらい、リングに体をめり込ませたがーー…って、あれ?」


愛「痛い!痛い!!痛い!!!」ガン、ガン、ガン

美希「いたいの!いたいの!!いたいの!!!」ガン、ガン、ガン


P「またしても自爆!そりゃ自分だって痛いよ!!やっぱり愛ちゃんはちょっとバカだーーー!!」

526 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/01/27(日) 19:31:10.05 ID:jawAxmFy0

舞「まったく、何やってんのよ愛!!」

愛「ごめんなさーい!!」ヒーン


伊織「あれだけ自爆しといてまだ元気なんて、どんだけ鍛えてんのよ…」

美希「愛はちょっとお馬鹿さんなの!!」ヒリヒリ

伊織「…美希!もうアレを使いなさい!!」

美希「えー!あれは決勝戦まで取っておいて…」

伊織「そんなこと言ってられる相手じゃないでしょ!! いい?また私が日高舞の足止めをするから…」

美希「ブー!…もう!分かったの!!」


527 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 19:37:44.15 ID:jawAxmFy0

P「打ち合わせは済んだのか?ではさっそく試合を再開します!!」


伊織「日高舞!!一つ言っておくわ!!」

舞「あら、なにかしら伊織ちゃん?」

伊織「あんた、昔は相当売れてたアイドルだったらしいけど…


   あんた、もう2[ピー]歳でしょ!!ちょっとは歳考えなさいよ!!このオバサン!!!!」






舞「・・・・・・・・・ほう」ゴゴゴ


会場「「「「!!!!」」」」


528 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 19:44:00.28 ID:jawAxmFy0

P「そそそそれは、いってはならないタブーの中のタブー…」ガクガク

小鳥「い、い、一瞬にして会場の空気が氷点下に…」ブルブル


観客Q「おい、いおりんやばいんじゃ…」
観客R「やめて!いおりんが死んじゃう!!!」
観客S「仕方がない…あの言葉を言ってしまっては、オーガを止めることは不可能…
    おお!神よ!!いおりんを救いたまえ!!!」


529 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 19:50:24.23 ID:jawAxmFy0

舞「覚悟はいいかしら、伊織ちゃん♪」ゴゴゴ

伊織「ああああ当たり前よっっ!!(こ、恐い!)」


愛「あーあ、ママ怒っちゃった。まったく、大人げないんだから!!」

美希「デコちゃん…ムチャしやがって…」


P「舞さんにあの言葉を発し、生きて帰ったプロデューサーはいない…

  この勝負、伊織達の敗北決定かーーー!!?」

530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 19:56:38.57 ID:gA/7f+6DO
観客Z「そうだそうだ!いおりん言う通り、マジで年齢考えろ。」
531 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 19:57:24.06 ID:jawAxmFy0

舞「じゃ、逝くわね♪」キュピーン


P「目が光った!!」小鳥「ザク!?」


伊織「こ、これだけは使いたくなかったけど…しょうがないわ!!」サッ


P「ん?なんだ!?伊織何か布の様なものを取り出したぞ!!?」


舞「遅い!!」ダッ

伊織「ムキーーーー!!!」キュキュキュキュキュ…


P「舞さん特攻!!伊織は…おでこを必死に磨いている!!!」



伊織「必殺!!

    『オデコ・フラッシュ』!!!」ピカー



舞「うおっ!まぶしっ!!」

532 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 20:05:53.57 ID:jawAxmFy0
>>530屋上

舞「目が!目が〜!!」フラ〜


美希「デコちゃんの必殺技、オデコ・フラッシュなの!!

   高速でオデコを磨くことによって、相手の眼をくらます…

   その威力は実に太陽拳の100倍なの!!!」(■ω■)スチャッ

愛「どこからサングラスを…」


P「これは強烈ーー!!!伊織のオデコ・フラッシュによって、舞さんは前後不覚で大佐状態だー!!」


伊織「ほらっ!早く決めなさいミキ!!」



533 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 20:11:00.50 ID:jawAxmFy0

美希「オッケー!!」ガシッ

愛「うわわ!」ピューン


P「その隙に美希は愛ちゃんを上空に投げる!!

  またしても『キン肉・バスター』かー!!」


美希「違うの!これはミキの必殺技だよ!!」ヒュン!


P「そして、追いかけるように飛んだーーー!!また新しい必殺技が見れるのかーーー!?」





  
   
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 20:14:41.16 ID:d8phF/Qro
舞さんは年齢設定失敗だよな
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 20:21:37.80 ID:LxgbABt4o
20代に収めようとしたせいでかなり無理がある
536 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 20:34:35.40 ID:jawAxmFy0

美希「まず、相手の後ろに回って、逆さまにするの!!」クルッ

愛「ヒーン!何が始まるんですー!?」


P「おーっと!これはキン肉マンの必殺技、『キン肉ドライバー』のような体勢だーー!!」


美希「ここからがちょっと違うの!まず相手の足を抑えて、頭を両足でフック!!」ガシッ


P「おぉー!この形は見たことないぞーーーー!!空中で愛ちゃんを完全にロックだーーー!!」




美希「見ててねハニー!! これがミキの、キラキラした必殺技!!!

 
   『ミキミキ・マッスル・ドライバー』!!!!」




ドカーン!!
537 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 20:42:50.94 ID:jawAxmFy0

舞「愛!!」ダッ!

伊織「無駄よ!あの技をくらって立つことなんてできないわ

   そもそも『キン肉・ドライバー』ですら、最高のフィニッシュホールド。

   しかし、あの技は相手の上半身にしかダメージを与えられない必殺技…

   その点、美希の『ミキミキ・マッスル・バスター』は、相手の足を抑え込むことにより、

   首、背骨、そして股関節に大ダメージ与えることが出来るの!!」



愛「…」バタッ



http://imgur.com/iGXdOfV.jpg
538 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 20:46:04.58 ID:jawAxmFy0

舞「しっかりしなさい!舞!!」

愛「・・・う・・・うーん・・・」グッタリ


美希「うそ!?あの技を受けて意識があるなんて!!」

伊織「意識があるだけよ。立つことは出来ないわ」


舞「まったく…お母さんに心配かけさせるんじゃないわよ!」

愛「ごめんね…ママ…」

539 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 20:52:05.08 ID:jawAxmFy0

伊織「でも、勝負はこれからね…正直、あの日高舞相手に2人掛かりでも勝てるかどうか…」

美希「ミキも、もうキン肉バスター返しはくらいたくないの…」ブルブル


愛「ごめんね…私は外で休んでるから…あとは」舞「馬鹿言ってるんじゃありません!!」

愛「!!」

舞「愛…あんたは何も分かっちゃいないわ…」




舞「親子っていうのは、そういうもんじゃないでしょ?」



540 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 20:53:52.61 ID:jawAxmFy0

愛「…ママ?」

舞「さて…高木ちゃん!」

高木「ん?何かね?」


舞「私たちは、棄権します!!」



会場「「「!?」」」


541 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 20:58:34.72 ID:jawAxmFy0

美希「ええええーーー!?」

伊織「ちょっと!!どういう事よ!!」

舞「仕方ないでしょ?愛を医務室まで連れてかなくちゃ♪」

愛「でも!ママ!!」


高木「・・・本当にいいのかね?」

舞「アイドルは嘘を言わない!!常識でしょ?」

高木「!・・・」バッ


P「し、し、し試合終了ーーーー!!勝ったのは美希・伊織の『ザ・凸凹シャイニング』ーーーー!!!!」



会場「「「「わーーーー!!!!!」」」」

542 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:08:01.63 ID:jawAxmFy0

美希「舞…さん!途中で逃げるの!?最後まで戦おうよ!!」

伊織「ちょっ!何言ってんのよ!!あっちが負けを認めてんだから素直に・・・」

舞「ふふ…やっぱり青いわね美希ちゃん。アイドル…女にはね、トップになることより大事なことがあるのよ♪」

美希「大事な…こと?」

舞「そのうち分かるわ、よっと!!」ヒョイ

愛「ちょ、ちょ、ちょっとママ!!恥ずかしいよ!!/////」カー

舞「おだまり!!負けたんだから罰ゲームよ♪」スタスタ


P「おお!!舞さん愛ちゃんをお姫様だっこ!!そのままリングを降りてゆきます!!

  娘を思った母の愛情!!これには、私も、涙が…」グスッ

小鳥「はい、ハンカチ」⊃□



舞「みんなーーー!!応援ありがとねーーーー!!」愛「/////」



全員「な、なんて…」
543 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:11:46.51 ID:jawAxmFy0




全員「なんて、さわやかなアイドルなんだ!!!」



544 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:20:41.23 ID:jawAxmFy0

『医務室』

亜美「違うってどゆこと?」

千早「春香の受けた霧っていうのは、世界中に散らばったわ」

響「それじゃーみんな春香みたいな悪い奴になっちゃうじゃないか!!」

千早「いえ、普通に吸うだけでは、ただ何となくイラッっとするだけで終わってしまうの…

   ただ、春香は大量にその空気を知ってしまい、その霧がなぜ発生したか分かってしまった」

貴音「分かってしまうと、どうなるのです?」

千早「…春香は神の兄弟が受けた屈辱を、自分の境遇を照らし合わせてしまったの…

   馬鹿にされ続ける兄弟、自分を落ちこぼれだと思う春香…ちょっと似ていると思ってしまった」

雪歩「じゃ、じゅあ…」

千早「ええ。今の春香は、原因はなんであれ、自分の意志で悪行を働いているわ」

545 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:24:27.70 ID:jawAxmFy0

千早「そして、自分と兄弟の無念を、この場で晴らそうと考えてるの…」

真美「ひどいよそんなの!!世間が悪いからって、真美達に八つ当たりなんて!!」

千早「ごめんなさい…でも、春香は本当にトップアイドルになりたくて・・・!!」


春香「こんなとこにいたの?千早ちゃん」


全員「!!」

546 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:27:39.82 ID:jawAxmFy0

千早「春香…」

春香「ずいぶんと無駄話してたようだけど、そろそろ次の試合だよ?」


真美「はるるん…」

春香「あら、真美、起きれたの?」クス


亜美「っ!はるるん!!」ダッ

やよい「だめだよ亜美!」ガッ

亜美「離してよやよいっち!!」ジタバタ

547 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:31:24.01 ID:jawAxmFy0

春香「あー怖い怖い…じゃ、千早ちゃん、いこ?」スタスタ

千早「…ええ」スタスタ


あずさ「千早ちゃん…あなたは…」


千早「…大丈夫。私が春香を止めて見せます」




千早「…だって、春香は私の“友達”だから…」スタスタ



全員「・・・」
548 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:38:57.01 ID:jawAxmFy0


第四回戦

『ザ・凸凹シャイニング』
  対
『アイドル親子コンビ』





  美希×−舞○

  伊織○−愛×

  美希○−愛×

  愛が試合続行不可能のため、舞が降参を宣言

  
 勝利チーム
『ザ・凸凹シャイニング』 






第6章   親子     完
549 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:44:04.55 ID:jawAxmFy0
次回予告


真「ボクは、一人だって戦えるんだ!!」




雪歩「真ちゃん…ごめんなさい…」





春香「なんで!?なんでよ千早ちゃん!!」





千早「私たちは、友達でしょ?」




第7章    友達


550 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/27(日) 21:45:35.32 ID:jawAxmFy0
きりがいいとこで今日は終わりにします。

あと千早がいった霧を知ってじゃなく霧を吸ってだ、ミスった
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 23:10:04.49 ID:5s+mjiObo
色んな意味で舞さんらしい終わり方だったな
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 03:42:00.61 ID:WCmHCjmDO
子犬のために新幹線を止めて失格になったテリーマンのようだ
親子の絆と比べるのはちょっとアレだけど

あ〜心にィー愛がなければー
スーパーアイドルじゃーないのよー
553 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ sage]:2013/01/28(月) 10:31:40.35 ID:+5+B8eBN0
夜続き書きます

これからしばらくシリアス展開が続いて寒くなるかも…

だが舞さんが書けたので後悔はしていない(キリッ
554 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:00:13.33 ID:vABqoKdU0
書き溜めた分投下する


〜東京ビックサイト〜


P「準決勝第1回戦はここ、東京ビックサイト特設リングで行われます。

  なお、今まで実況を担当してました音無小鳥ですが、もう残虐ファイトは見たくないと別室で待機しております。

  そのため、この試合の実況は日頃から残虐生活をたしなむ魔王エンジェルの東豪寺麗華さんに来てもらいました」

麗華「よ、よろしくお願いしまーす」(誰が残虐だ誰が!)ピクピク


全員( 誰?)


りん「麗華ーーー!!がんばって実況しなさいよー!!」

ともみ「これで注目されれば、私たちにも仕事がっ…!!」
555 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:00:49.16 ID:vABqoKdU0


P「さあ!舞台は整いました!!後は選手達を待つばかり!!

  お前らはどんな試合を見せてくれるんだー!!?」


会場「「「わー!!!」」」




東ゲート


春香「いこっ、千早ちゃん!私たちがトップになるために!!」

千早「…えぇ」


春香(そう、私はトップにならなきゃいけない…いけないんだ!)


・・・
556 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:01:39.57 ID:vABqoKdU0


〜春香の回想〜


千早「春香!いつ帰ってきたの!?」タタッ

春香「千早ちゃん」

千早「帰ってきたなら事務所に連絡ぐらい入れなさいよ。みんな心配してたわよ?」

春香「うん…いろいろあってね、今は事務所に顔出したくないんだ…」

千早「…何があったか知らないけど、大丈夫?なんだか顔色が悪いわよ?」

春香「大丈夫だよ。…話はそれだけ?もう私行かなくちゃ」

557 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:02:35.05 ID:vABqoKdU0


千早「えと、春香、あの、約束のことだけど…」

春香「…」

千早「やっぱり駅から近い方がいいわよね?結構いい所を見つけたから、これから…」

春香「千早ちゃん、やっぱりやめない?それ」

千早「!!」

558 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:03:57.69 ID:vABqoKdU0



春香「やっぱり二人の都合もあるし、それに私は一人で仕事に打ち込みたいんだ」

千早「…そう…そうよね……その方が…」

春香「じゃあ行くね?みんなには後で言っておいて!」タッ

千早「…」


・・・

559 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:04:56.52 ID:vABqoKdU0


春香(そう。いつ裏切られるか分からないのに、馴れ合いなんてできない。

   友情?仲間?馬鹿馬鹿しい。絶対な“支配力”と利用できる“友達”がいれば…)チラッ

千早「…」

春香「千早ちゃんは、私の友達だよね?」

千早「!……ええ」




西ゲート


真「・・・」

『そろそろだな』

真「はい」

『ククク…期待しているぞ?』

真「・・・」


・・・
560 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:06:12.27 ID:vABqoKdU0


ファン「きゃー!真くーん!!こっち向いてー!!」

真「はーい!みんなー!応援してねー!!」

ファン「キャー!!」


  くそっ


ディレクター「じゃあ真君、次はこのプールに飛び込んで…」

真「まままって下さい!!今日はボク私服ですよ!?」

ディレクター「いいからいいから!その方が女受けがいいんだよ!!」

真「は、はぁ…」


  チクショウ

561 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:07:40.12 ID:vABqoKdU0



P「ごめんな真…俺がもっとマシな仕事を持ってこれれば…」

真「大丈夫ですよ!ボクもうあーいう仕事慣れてますから!!」

P「そ、そうか?じゃあ、次の仕事も…」

  
  チクショウ!チクショウ!!


雪歩「やっぱり真ちゃんはスーツ姿のほうが似合うよ」

真「…雪歩、ボクも女の子だからもっと可愛い服が…」

雪歩「だめだよ真ちゃん!みんなかっこいい真ちゃんが見たいんだから!」


  なんで、なんでボクは…

562 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:09:18.09 ID:vABqoKdU0


真「なんでみんなボクの気持ちを分かってくれないんだ!」スタスタ

真「ボクだって…女の子なのに…」


  『見つけたぞ。俺にピッタリなアイドル!』


真「!? だ、だれ!?」


  『お前、みんなに認めて欲しいんだろ?』


真「誰なんですか!出て来て下さい!!」


  『俺もそうだ。みんなに認められたい。なぁ、協力しないか?』


真「何言ってるんです…協力?」

563 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:10:00.72 ID:vABqoKdU0

  『そうだ。俺に協力すれば、俺の力を貸してやる。

   お前、自分が女だって認めてもらいたいんだろ?』


真「!!」


  『俺に協力すれば、世界中に認められる力をやる。みんなが認めざる負えない力をな』


真「あ、あなたは…」


  『俺か?俺は……<強力の神>だ』



・・・
564 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:10:45.08 ID:vABqoKdU0


真「・・・」スタスタ

 『分かっているんだろうな真?もし負けた時はこの爆弾で…』

真「大丈夫ですよ…ボクは負けませんから」



真(そうだ、ボクは優勝しなきゃいけない。そしてみんなに教えないといけないんだ…

  ボクが可愛い女の子であることを)


565 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:12:16.68 ID:vABqoKdU0


P「いよいよ選手入場ですね!どうです?麗華さんの予想としては?」

麗華「そうですね。どっちも頑張ってほしいです!」(テキトーに無難なこといっときゃいいだろ)

P「そうですか。では…東ゲートより天海春香、如月千早の『パーフェクトデビルズ』の入場です!!」


会場「「「ワー!!」」」


春香「頑張りまーす!」千早「…」


P「続いて西ゲートより菊地真、萩原雪歩の『ブラック・ホワイトコンビ』の入場…あれ?」


真「…」スタスタ


P「真しかいませんね…やはり雪歩は続行不可能だったのでしょうか?」



566 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:13:03.75 ID:vABqoKdU0


春香「あれ?雪歩は?」

真「今は医務室で休んでるんじゃないかな」

春香「ふーん…それで、棄権するの?」

真「まさか!ボク一人でも戦うよ!!」

千早「…社長、それはどうなのでしょうか?」

高木「むむむ…一応タッグマッチということになってるから、代役を立てるかセコンドがいないと…」

567 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:13:48.47 ID:vABqoKdU0
 
春香「別にいいんじゃないですか?真は戦いたいっていってるんだし…」

高木「し、しかし」

春香「じゃあ、私と真の一騎打ちにしましょう!千早ちゃんはそこで見てて?」

千早「…真がいいのであれば」

真「もちろん!ボクは二人いっぺんに相手にしてもいいけどね!!」


春香「…少しでも私の恐ろしさをみんなに知ってもらわなきゃ…」ボソ

千早「…」

568 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:15:04.67 ID:vABqoKdU0


P「おおお!!タッグマッチからシングルマッチにシフトチェンジ!!

  この場合、春香の負けはチームの負けとなるが、いいのか!?」


春香「もちろんですよ!だって私はメインヒロイン!!負けるなんてありえませんから!!」


P「すごい自信だー!!対して真は…」


真「ボクだって伊達に鍛えてないですからね。絶対に勝ちます!!」


P「どちらも勝つ気まんまん!!麗華さんはどう見ますか!?」

麗華「そうですね。どっちも頑張ってください!!」

P「…じゃあさっさと始めましょう!社長、合い図を!」


高木「レディー・・・ファイッ!!」

569 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:15:52.75 ID:vABqoKdU0


『医務室』


雪歩「私、行かなきゃっ…」

あずさ「どこに行くの雪歩ちゃん?」スッ

雪歩「!わ、私は、真ちゃんのところに…」

あずさ「ダメ。また操られるわ」

雪歩「で、でもっ…」

あずさ「それでも行くというのなら、約束して?

    もし自分が操られそうになったときは、絶対に逃げるって」

雪歩「!!」


570 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:16:28.15 ID:vABqoKdU0


亜美「そーだよ!まこちんを止めるなんて考えたらダメだかんね!?」

響「真なら、みんなでちゃんと話せばなんくるないさー!!」

貴音「言って分からなければ、一丸となって止めるだけです」

やよい「そーです!!私たちはみんなで765プロなんですから!!」

雪歩「やよいちゃん…」


571 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:17:04.95 ID:vABqoKdU0


雪歩「ありがとうございます。行ってきます!」タッ


伊織「…私たちも行くわよ」

美希「春香も止めないとだめなの!」

真美「うん!私たちは、仲間だもんね!!」


・・・
572 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:17:47.44 ID:vABqoKdU0

真「あんなこと言ってた割には、千早とは一緒にいるんだ?」

春香「千早ちゃんは友達だもん。真は一人っきりで寂しそうだね?

   もうあなたと一緒にいてくれる友達はいない…孤独だよね」

真「っ!ボクは!!」



真「ボクは、一人だって戦えるんだ!!」ダンッ



P「いきなり4人に分裂ー!!真のっけから80%だーーー!!!」

麗華(え?何コレ??手品?)

573 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:18:38.76 ID:vABqoKdU0


真「これが」真「ボクが」真「欲していた」真「力だ!!」


春香「…だから?」

真「!?」

春香「こんな攻撃、ちゃんと見れば…そこっ!!」ガシッ

真「!!!」


P「なんとーーー!!真の超スピードをものともしない春香の動体視力!!

  いきなりその手で捕えたーーーー!!」

574 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:19:38.08 ID:vABqoKdU0


春香「じゃあ行くね♪オリジナル『地獄の九所封じ』!!」

真「!!」


春香「その1!背中の急所封じ!!」


P「で、でたーーー!!ラストライドから始まる、春香の九連続攻撃!!!

  真美を窮地に追い込んだあの技を、真もくらってしまうのかーーー!!!」

575 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:20:14.28 ID:vABqoKdU0


春香「ラスト…」真「フンッ!」

春香「!? っ!」グイッ


P「真!!春香が高く持ち上げたところで、強引に前に倒れ春香の攻撃を防いだ!!そして…」


真「でやあっ!!」ブン


P「なんとそのまま持ち上げたーーー!!足を使い春香の体を固定しつつ、その場で倒立だーーー!!」

576 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:20:55.85 ID:vABqoKdU0



真「くらえっ!!

  『ハリケーン・ミキサー・ダイブ』!!!」グルン!



春香「うぐうっ!!」バキッ


P「体を軸に腕だけで回転し…その回転を維持したまま春香を頭から落としたーーー!!?

  勢いよく落ちた春香!頭がキャンパスにめり込みます!!」

麗華「え何これこわい」

577 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:22:00.40 ID:vABqoKdU0


春香「…ぷはっ!さすが自称最強だけあって、なかなかやるね!!」バッ


真「春香もボクのスピードに追い付くなんて、さすがじゃないか!!」


千早「…春香…あなたは…」

578 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:23:19.91 ID:vABqoKdU0


P「いやー、開始早々お互い全力を出してますねー!どうですか麗華さん?」

麗華「は、はい!どちらも頑張って…」(アイドルじゃなかったのか!?)

P「さっきからそればっかりじゃないですか!!もっと解説らしいことは!?」

麗華「い、いや、私、プロレス見たことないですし」(こんな仕事だって聞いてねーよ!!)

P「はぁ〜…もういいです。そこのピーナッツでも食ってて下さい」

麗華「…はい」(りん、ともみ…ゴメン)ポリポリ

579 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:24:11.24 ID:vABqoKdU0


真「しょうがない。じゃあ100%で行かせてもらうよ!!」ヒュン!!

春香「!!(早い!さっきのとは比べ物にならない!)」


P「うおーー!!真100%!!もはや残像どころか見えませんっ!!!」

麗華「スゲーなー」ポリポリ


真「「「「「「行くよ!!」」」」」」

春香(…!!)



580 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:24:57.40 ID:vABqoKdU0

P「6人!!真6人に分裂!!そこから繰り出される技はもちろん…




真「『真☆乙女ハリケーン』!!」ドシュッ!



春香「ガハッ!!!」ドガァ!!




P「あずささんを仕留めた必殺技、『真☆乙女ハリケーン』だーーーー!!!」

麗華「変な名前だな」ポリポリ


581 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:27:06.88 ID:vABqoKdU0



春香「…」ヒューン


P「しかも今回は100%!!威力も段違い!!あずささんより高く上空を舞う春香!!

  それを狙い定める鷹が一人、その名も…」


真「あっけない幕切れだね春香!!これで終わりだよ!!!」グググ



P「菊地真ーーーーー!!!ロープをしならせ、今まさに春香の飛ぶ上空に・・・・・飛んだーーーー!!!」

                                  バシュン!

582 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:27:40.47 ID:vABqoKdU0


千早「春香!!!」


春香「!!」カッ



バシィ!!



P「上空で…」麗華「受け止めた!?」



真「なにーーーーー!!?」ググ


583 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:28:28.18 ID:vABqoKdU0


春香「…追撃なんて必要なかったのに…残念だったね、真?」ハァ、ハァ、


真「うそ…でしょ…?」



春香「“地獄の九所封じ”エクストラ!!!


   『地獄の13階段(ヘル・サーティン・カウントダウン)』!!!!!」ヒューン


  ダーーーーン




・・・
584 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:29:06.07 ID:vABqoKdU0


雪歩「待ってて、真ちゃん!!」ダダダ

雪歩(あの日の真ちゃんは、どこか違ってた…)




真『雪歩、これからはボクの前を歩かないでね?気が散るから』

雪歩『え!?う、うん…』



585 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:29:33.91 ID:vABqoKdU0

雪歩(思えば、あの頃から真ちゃんは変わってしまったんだと思う)




ファン『キャー!真くーん!!サインちょーだーい!!』

真『…』テクテク

雪歩『い、いいの?真ちゃん…』

真『いいんだよ。今のうちだけさ、あんなことを言ってられるのも』

雪歩『…』


586 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 21:30:27.77 ID:vABqoKdU0


雪歩(でもそれは私のせい…気付いてあげられなかった、助けてあげられなかった私の責任!!)



真『いいかい雪歩?これからはボクのいうことだけ聞けばいいんだ』

雪歩『真ちゃん…』

真『雪歩は道具だ。ボクに必要な道具。返事は?』

雪歩『…はい』




雪歩(だから…だから!私は!!)


雪歩「真ちゃん!!!」ダダダダ・・・



・・・
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 22:06:43.93 ID:WCmHCjmDO
強力の神や
強力の神がみんな悪いんや

あいつのせいでストロングマンも…
588 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:07:52.53 ID:vABqoKdU0


真「…はぁ…はぁ…うぅ!」

春香「まだ倒れないんだ…やっぱり、しぶといんだね…」ハァ、ハァ


千早「春香!!もうやめなさい!あなたは悪に取りつかれて…」


春香「千早ちゃんは黙ってて!!私は、勝って、トップに…」



雪歩「真ちゃん!!」バンッ



真「!?…ゆき、ほ?」


589 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:08:56.99 ID:vABqoKdU0


雪歩「ハァ、ハァ、ハァ…」


真「なんで!どうして!!」


雪歩「ハァ…私は、真ちゃんの、パートナー、だから…」


真「!!いらない!いらないんだよ雪歩なんて!!ボクは一人で十分なんだ!!!」


雪歩「私にも、責任が、あるから!」




真「雪歩!」

 『ほう?まだ利用価値がありそうだな』

真「!!」
590 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:09:41.67 ID:vABqoKdU0

 『ほら、どうした真?アイツを使ってやれよ』

真「黙れ!ボクは一人でも…」

 『フン!まだ情があるようだな!それならば…』

真「な、何を…うっ!…ぐがっ!!あ……」スウゥ…


真「…雪歩。ボクのために戦ってくれるかい?」

雪歩「…はい…」

591 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:10:24.84 ID:vABqoKdU0

P「これは、タッグマッチに戻るということでよろしいんでしょうか?」

麗華「さぁ」


真「じゃあ雪歩、あの技だ」

雪歩「!!…でも、」

真「頼むよ雪歩。もうボクには雪歩しかいないんだ」

雪歩「…分かった」スチャ


P「またもや雪歩がスコップを取り出した!!一体二人で何をする気なんだァ―――!!!」



592 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:12:07.68 ID:vABqoKdU0


千早「はる 春香「私は!!」


春香「私は仲間なんていらない!!友情なんていらない!!友達なんていらない!!」


春香「そうしないとトップになれない!!そうしないと認めてもらえない!!そうしないとアイドルでいられない!!」


春香「私は非情で!!私は悪で!!私は最強なんだ!!!」


千早「はる、か…」
593 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:12:50.38 ID:vABqoKdU0


真「行くよっ!雪歩!!」ブンッ 雪歩「…はい!!」ヒュン

千早(足を振りかぶって…萩原さんを…蹴った!?)


P「雪歩は真の足に乗り、真はそのまま蹴りだしたーーー!!そのまま回転をつけながら上空へ!!

  すさまじいスピード!!このままだと天井にぶつかるぞーーーーー!!!」



594 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:13:35.42 ID:vABqoKdU0


真「これがボクの『真☆乙女ハリケーン』と…」グググ…


P「な、な、な、なんだぁーーー!!!?真ロープを引っ張り、迎撃態勢をしている…」


雪歩「私の『強襲ゆきぽヴォルケイノ』を合わせた技…」ヒュルルル…



バシュン!!


P「真が雪歩目掛けて飛んだーーー!!!!」






真・雪歩「「必殺!!

     
      『逆襲!ゆき☆まこ・インフェルノ』ーーーーー!!!!!」ドンッ





595 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:14:37.86 ID:vABqoKdU0



P「空中で更に蹴り、雪歩の行先を変更した!!!その先は…!!!!」


千早「!!」


春香「私は!私は!!」



ヒューン!!


                ドン


春香「え?」


・・・


〜千早の回想〜



春香「千早ちゃん!一緒に帰ろ?」

千早「春香…」
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 22:28:32.84 ID:6e+jHyMwo
麗華いいかげんすぎwwww
597 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:39:15.14 ID:vABqoKdU0

千早「いよいよ明日出発ね…」

春香「うん…ちょっと寂しいけど」

千早「帰ったら、世界で見たこといっぱい教えて?」

春香「もちろんだよ!千早ちゃんに一番に話してあげる!」

千早「クス…ありがとう」
598 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:39:47.99 ID:vABqoKdU0


春香「…千早ちゃんは、家のこと、大丈夫?」

千早「…あの人達はいつも通りよ…何も変わらないわ…」

春香「…あ、あのさ!私が世界1周から帰ったらさ…

   一緒にルームシェアしない?」

千早「!?」

599 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:40:41.15 ID:vABqoKdU0


春香「ごめん!分かってるんだ、こんなことしても何の解決にもならないって…」

千早「・・・」

春香「でもさ、ちょっと距離を置けば少しはいい方向に…」

千早「・・・春香」

春香「そ!それにさ、私もいい加減遠距離通勤も大変だし、お母さんも千早ちゃんと一緒なら、」千早「春香」

春香「!」ビクッ


千早「私も、そろそろ家を出たいって思ってたの」

春香「!!それって…」
600 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:41:12.67 ID:vABqoKdU0

千早「あの人達と離れて暮らして、今の関係が直るとは思えない。けど…」

春香「…」

千早「…けど、一緒に暮らすのも悪くないかもね?」ニコッ

春香「!!!」パァー
601 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:41:52.52 ID:vABqoKdU0


春香「絶対だよ!?私が帰ってきたら一緒に!」

千早「ええ。約束ね?」

春香「うん!約束は絶対に守る!!だって、私達……



・・・



千早「」パタン

春香「千早、ちゃん?」


雪歩「うう・・・」ボロッ 真「…」スタッ

602 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:42:34.15 ID:vABqoKdU0


春香「なんで!?なんでよ千早ちゃん!!」 千早「…はる…か…」


春香「私は助けてなんていってないよ!?そこで見ててって!」千早「…春香…」


千早「さっきの言葉…ほんと…?」


春香「!!」

603 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:43:25.83 ID:vABqoKdU0


春香「ほ、本当だよ!!私は、仲間なんて!!」千早「う…そよ…」




千早「だって、あなた、泣いてるじゃない」春香「!!!!」ポロポロ




春香「あ、あ、あ、アイドルは、常に冷静で、常に非情で、そこに正義なんて…」



604 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 22:44:36.77 ID:vABqoKdU0



千早「…アイドルとか…非情とか…正義とかいう前に…


   私たちは、“友達”でしょう?」





春香「!!!!!


   …うっ、うぅ、…トップアイドルに友情なんて



   必要ないんだよぉおおおーーーーー!!!!」ダバー


605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 22:46:20.72 ID:0EjvR93vo
はるるん!
606 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 23:00:17.95 ID:vABqoKdU0


真「ちっ!しぶといやつだ…かくなる上は…」スッ

 『!? おい!!何をする気だ!!』

真「うるさい!!…雪歩、もう一度だ。今度はこれを持って」

雪歩「こ、これは?」ヨロヨロ

真「爆弾だよ。当たりそうになったときボタンを押すんだ」

 『!!やめろーーーーーーー!!」

雪歩「で、でも!!」


真「頼んだよ、雪歩」ミュンミュン

雪歩「!!……はい」サッ
607 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 23:01:11.40 ID:vABqoKdU0


P「ここでもう一度、真達はツープラトンの態勢!!勝負を決めるのかーーーー!!!」


真「はぁ!!」ブンッ 雪歩「はっ!」ヒュン


春香「!千早ちゃ」千早「」シーン


春香「っ!!(コーナーに…いえ、間に合わない!!)」


真「『そうだ!!俺が本当は最強なんだ!!あの憎きフェニックスがいなければ!!』」グググ


608 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 23:02:03.61 ID:vABqoKdU0

雪歩「……真ちゃん…」ヒュルルル…


真「『いけぇーーー!!!』」バシュン!    ドンッ


春香「うぉぉぉーーー!!!」ヒュン!        ドンッ



真「『え?』」



P「上空で…更に軌道を……変えただと?」
609 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 23:02:36.60 ID:vABqoKdU0


ヒューーーン


真(『マズイ!!この態勢では!!』)


雪歩「…」





雪歩「真ちゃん…ごめんなさい…」






ポチッ



ドカーーーン!!!!!


610 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 23:13:00.87 ID:vABqoKdU0


真「がはっ!!」ドンッ


P「な、なんだぁーーー!!!いったい今何が起きたんだぁーーーー!!?

                   ・・・・・
  空中で春香が雪歩の軌道を変え、真に当たりそうになった瞬間、爆発したぁーーーー!!」


雪歩「」プスプス


真「がっ、はぁ…っ!!雪歩!!」ダッ

611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/28(月) 23:13:27.54 ID:vABqoKdU0


雪歩「…」グッタリ


真「雪歩!!しっかりして!!!」ユサユサ


雪歩「…真ちゃん…ごめんなさい…」


真「何を言ってるんだ雪歩!!君はボクを助けようと…」




雪歩「…最後まで…一緒に…いて、あげられなくて……ごめんなさい…」


真「!!!」

612 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 23:14:11.04 ID:vABqoKdU0

 『まったく、最後まで使えない道具だったぜ!』

真「…黙れよ」

 『あぁ?』

真「黙れって言ってるんだ」

 『き、貴様!!俺様に逆らったら…』真「黙れって言ってるんだよ!!!」カッ

613 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 23:15:12.27 ID:vABqoKdU0


春香「…」シュタ

真「…」ザッ


P「な、なにが…」麗華「よく分からないけど」

麗華「あの二人から、邪気みたいなものが消えたわね」




春香「…決りをつけようか」

真「…そうだね」

614 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/28(月) 23:16:42.33 ID:vABqoKdU0
今日はもう寝ます

やっぱりシリアス展開は疲れるな…なんか心臓がドキドキする
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 23:21:23.71 ID:a6YhtGBAO
乙です
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 23:23:40.99 ID:WCmHCjmDO

ゆるして☆パイタッチ
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 00:29:59.58 ID:UlQbQLADO
百合ような話はいらねー…
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 00:32:57.10 ID:lSisSHAIo
おつ
619 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/29(火) 05:59:59.77 ID:Ocjx1cHIO
>>617
俺の書き方が悪かったのか、百合ではなく女同士の友情だと思ってくれると嬉しい
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 08:48:25.53 ID:jekbXtCX0
アイドルにだって友情はあるんだーっ!!
621 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/29(火) 18:52:17.98 ID:TPsFWSpQ0

・・・

伊織「駆けつけてみたら、なんの騒ぎよこれ…」


会場「「「ワー!ワー!」」」


響「あー!みんな!リングリング!!」


春香「せいっ!…ブッ!!…」シュッ!バキッ!

真「…ガハッ!…うらぁ!!」ドガッ!シュッ!!


P「春香のボディ!!真のアッパー!!」

麗華「イケーー!!やったれーーー!!!」ガタッ


美希「すごいの…二人とも、ノーガードでなぐり合ってるの!!」

622 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/29(火) 18:53:57.56 ID:TPsFWSpQ0


春香「…はあっ!…アガッ!!」ドンッ!ゴキッ!


あずさ「…アイドルがやって良いことではないわね〜」


真「…ウグゥ!…だりゃあ!!」ボコッ!ヒュッ!


やよい「もはやプロレスでもないですー」


春香「…グフッ!…おらぁ!!」ガッ!ダンッ!


貴音「ですが、二人とも何か憑き物が落ちた顔をしております…」


真「…でりゃあ!…ゲホッ!」


真美「ジャブ!ストレ→ト!」亜美「そこだ→!エルボ→!!」


623 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/29(火) 18:54:55.24 ID:TPsFWSpQ0


春香「・・・はぁ・・・はぁ」

真「・・・はぁ・・・しゅっ!」


ズルッ


真「!?(涙で…すべっ)」春香「!!そこだっ!!」ガシッ


美希「春香が押えたの!!」


春香「うおおぉぉー!!」ブンッ


P「投げたーーー!!」

624 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/29(火) 18:57:30.26 ID:TPsFWSpQ0

ヒュン!


春香「これが…私の……千早ちゃんへの…答え!!」ガシィ!


真「!?」


伊織(なに…あの姿勢? 一体春香はどんな技を…)

625 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/29(火) 18:58:06.91 ID:TPsFWSpQ0




春香「千早ちゃんから貰ったもの!!

   『ブルー・マーメ@…」




   ドシーン




P「か・・・勝ったのは・・・」









第7章    友達    完
626 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/29(火) 19:03:03.77 ID:TPsFWSpQ0

次回予告


律子「運命共同体、といったところかしら」



美希「そんなこと、絶対させないの!!」



伊織「ほら、あんたが行くのよ」




春香「伊織…お願いがあるの」




第8章    神     
627 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/29(火) 19:05:49.14 ID:TPsFWSpQ0
今から帰る

スマンが次は戦闘がないんだ。
だらけるかもしれんが、美希の技でも予想してくれ

628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 19:33:51.22 ID:RMyPv8+c0

美希の技はフィニッシュホールドか?
難しいな…
629 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/29(火) 19:54:15.78 ID:Ocjx1cHIO
あまり考えず、いつもその時のノリとふんいきで技名考えてる
今のところ、ミキん肉バスターだな
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 21:05:43.43 ID:lSisSHAIo
おつ
きん肉マンは2世をアニメで見たくらいだからあんまり知らないけど面白いぞ
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 21:10:36.60 ID:1uXICJo40
シャイニングスターバスターとかどう?
632 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 21:19:21.06 ID:Z/k1nUcx0
もうちょっとで再開

>>630
俺は逆に万太郎がどうも好きになれなくて2世を見てない…

>>631
なるほど…参考にする

633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 21:30:31.06 ID:6R2gf1gDO
美希の技なんだから「シャイニングおにぎりバスター☆」にしようぜ
こっちの方がカッコいいしカワイイだろ?
634 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 21:53:46.22 ID:Z/k1nUcx0
第8章    神     

『・・・』

春香『・・・』

『・・・春香』

春香『・・・誰?』

『春香。私の声が聞こえるか?』

春香『…はい。あなたは?』

『私は、お前を不幸にした者…黄金のマスクの持ち主…』


『私は、ゴールドマン』

635 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 21:59:12.93 ID:Z/k1nUcx0

春香『ゴールドマンさん?』

 『そうだ。お前に悪の霧を吸わせ、悪の心を植え付けた張本人』

春香『わたしは…』

 『そうだ。お前は悪だった。仲間を信頼できず、友達を裏切った悪…』

春香『…千早ちゃん…』

 『だが、もう大丈夫だろう…お前は、とても良い友人に巡り会えたようだ』

636 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:03:12.30 ID:Z/k1nUcx0

春香『わたしは、友達を傷つけました…もう、誰もわたしを助けてはくれません…』

 『そうだ。お前は罪を背負わなければならない』

春香『・・・』

 『仲間を、信じることが出来ない罪を』

春香『!!』

637 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:07:42.11 ID:Z/k1nUcx0

春香『もうわたしに仲間なんていません!!

   真美を傷つけて、千早ちゃんとの約束を破ったわたしなんかに!!』

 『お前の信じてきた友情というのは、そんな脆いものだったのか?』

春香『でも!…』

 『お前は、とても良い友人に巡り合えたんだ』モワーン

春香『?これは…わたし?』


・・・



638 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:11:37.91 ID:Z/k1nUcx0

〜病室〜

春香「・・・」

美希「春香の様子は?」

伊織「大丈夫よ。命に別状はないわ」

あずさ「ほっ…よかったわ〜」

響「一時はどうなることかと思ったぞー!」

貴音「無事でなによりです」

639 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:15:04.98 ID:Z/k1nUcx0

亜美「まったく!ムチャちやがって!!」

やよい「千早さんも、何事もなくて良かったですー!」

真美「・・・はるるん」

雪歩「真美ちゃん…」


真美「みんなに心配かけさせて!!起きたら、げんこつだかんネ!!」



640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 22:16:37.44 ID:UlQbQLADO
美希の技はキン肉マン系か…

HRE(ハニーラブエネルギー)満タン!

ハニーラブ@
あふぅ・インフェルノ

ハニーラブA
なのなの・スパーク

ハニーラブB
キラキラ・リベンジャー


くわぁぁぁぁ!駄目だ…誰かいいセンスある技名任せる
641 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:20:24.70 ID:Z/k1nUcx0
・・・

春香『みんな…』ポロポロ

 『…お前は罪を償わなければならない。この私のように』

春香『?ゴールドマンさん?』

 『私は、多くの人間を不幸にした。それも2度も。この罪は一生消えることがないだろう』

春香『でも、あなたは!』

 『超人たちのことなら心配するな。私には、よく出来た弟がいるからな』

642 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:31:17.16 ID:Z/k1nUcx0

春香『ゴールドマンさん…』

 『なに、私もドクターボンベと一度手合せ願いたいと思っていたところだ』

春香『あなたは悪くありません!あの霧は、吸った人間の本性を出すだけで、』

 『もういいんだ春香。私はもう、神達とはうまくやっていけそうにない…』

春香『だけど…』

 『…お前は優しく、強い。お前にはまだ、やらなければならないことが残っている…』

春香『やらなければ、ならないこと?』

 『お前は一人ではない。それを忘れるな…』スー

春香『待って!ゴールドマンさん!!まt・・・



・・・
643 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:36:45.95 ID:Z/k1nUcx0
〜病室〜


春香「・・・」パチリ

伊織「あら、目が覚めた様ね?」

春香「…ここは…」

伊織「ったく、私に感謝しなさいよ?

   水瀬財閥が誇る、最高の医療技術が備わったここ、プリンス病院で治療出来て」

春香「伊織!!千早ちゃんは!?」ガバッ

伊織「…試合結果より、まず千早の心配なんてあんたも大概ね…」クイッ


千早「すー・・・すー・・・」


春香「…良かった…」ホッ


  
644 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:42:32.20 ID:Z/k1nUcx0

春香「わたし…あの後…」

伊織「試合のあと、すぐこの病院に運ばれたのよ。

   すごい顔だったわ。ここじゃなかったら、明日からあんた、町歩けないわよ?」

春香「じゃあ、わたし達は…」

伊織「…負けたわ。あんたが最後の技をかけようとした瞬間に気絶して、そのままリングに落下。

   3ノックダウンで真達の勝ちよ」

春香「っ・・・」

645 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:44:21.17 ID:Z/k1nUcx0

伊織「まぁその後、もっとすごい事があったんだけどね…」

春香「…?何があったの?」

伊織「…あれは、試合が終わってすぐだった」


・・・
646 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:48:29.22 ID:Z/k1nUcx0

真「・・・」

 『貴様、分かってるんだろうな?神に背いてどうなるのか』

真「・・・」

 『お前には、やはり血染めの…』「だからあんたは雑魚なのよ」


全員「!?」


律子「さすがは“私達”にボロ負けした協力の神ね。器の小ささに涙が出るわ」

647 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:52:54.23 ID:Z/k1nUcx0

美希「律子…さん?さっきのはどーゆー…」

律子「美希。次の試合は、あなた達の不戦勝でいいわ」

美希「え!?」

律子「聞こえなかった?私達『IQ2000万パワーズ』は、次の試合を棄権すると言ったの」

涼「!!姉さん!」

律子「その代わり、私は真のパートナーとして、決勝戦であなた達と戦うわ」

全員「!!?」

648 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:55:30.11 ID:Z/k1nUcx0

 『な、何を馬鹿な!!』

律子「『お前は黙っていろ』」

 『っ!!・・・』

涼「やっぱり、姉さんは最初から…!!」

律子「そういうことだから涼、ごめんなさいね。まぁ貴方は最初から気付いていたみたいだけど」

649 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 22:57:28.82 ID:Z/k1nUcx0

涼「…姉さんは、僕が止める!!」ダッ

律子「・・・」


涼「でやあっ!!」ブン

バコッ


伊織「いきなり蹴った!?」

650 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 23:03:07.70 ID:Z/k1nUcx0

涼「行きます姉さん!!

  『Dazzling Future』!!!」


律子「…涼。その技には大きな弱点がある。

   それは、落ちてくるまで相手の動きを止められない事」バッ


伊織(空中で体勢を変えた!?・・・!!あの形、まさか!!)


律子「くらいなさい


   『マッスル・リベンジャー』」 ヒューン


ガキーン

651 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 23:12:53.68 ID:Z/k1nUcx0

涼「うぐうっ!!…」バタッ

夢子「涼!!」タッ


律子「先の戦いで消耗していたとはいえ、情けないわね。秋月の人間が聞いてあきれるわ」

伊織「律子…あんた、さっきの技…」

律子「ええ。キン肉族三大奥義の一つ、『マッスル・リベンジャー』よ」

美希「で、でも!あの技は、選ばれた者にしか使えないんじゃ…」


律子「そう。私は選ばれたの…そこの真と同じ様に」 真「…」
 



律子「キン肉マンに復讐を果たすアイドルとして…

    

   『知性の神』にね」


652 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/29(火) 23:16:08.73 ID:Z/k1nUcx0
今日はこれで終わり

いろいろ技名考えてくれてありがとう。さすがに全部採用は今回はしない多分

そんなことより今日は29日だぞ!?牛丼食え牛丼!!吉野家じゃないぞ!!?すき屋だからな!!!?
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 23:37:19.29 ID:UlQbQLADO
やっぱりかぁぁぁぁぁぁあ律子かよorz

ハニーラブパワー(火事場のクソ力)なの!あはっ☆

HRスター(星井の[星])バスターなの

…これくらいしか浮かばなかった…まぁ乙
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 23:56:33.11 ID:6R2gf1gDO
乙っす
誤字がひとつ。協力→強力かと
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/30(水) 00:10:52.73 ID:9uKkaEWN0

せっかくだから俺はなか卯を選ぶ……ってもう29日じゃないや
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/30(水) 00:54:15.47 ID:E/69zUv9o
おつ
657 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/01/30(水) 06:33:29.42 ID:9u45vAaIO
今日も夜書けるかな…
>>653
やはり知性といえば律子かと
リッチャンハカワイクテアタマモイイデスヨ
>>654
ごうりきじゃなくってきょうりょくで書いてたからミスたorz
協力の神だったら完全にキン肉マン側だな
658 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:37:20.15 ID:XsmXv59x0
再開

伊織「…中二病も大概にしときなさいよ律子」

律子「信じてもらわなくてもいいけど、私は本気よ?

   知性の神は私を選び、強力の神は真を選んだ」

美希「…どうしてスグルに復讐なんてするの!?」

律子「あの大会の後、邪悪の神はキン肉マンを本当の王子と認めたわ。

   知性の神と強力の神以外はね」
659 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:40:29.28 ID:XsmXv59x0

響「な、なんでなんだ!?」

律子「強力の神はビックボディがあんな負け方をしたから。

   知性の神はフェニックスに乗り移った事を後悔していたわ。

   いくら王子の素質を持つとはいえ、あんな知性も品格もない超人に乗り移ってしまったことを」

貴音「ですが、フェニックスは試合後スグル殿と和解を…」

律子「それが許せなかったのよ。まるで自分がすべて悪いとでも言う様な態度…

   力を与えてやったにも関わらず、負けるばかりか最後には裏切ったフェニックス。

   そして、それを許したキン肉マンもね」

660 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:41:41.69 ID:XsmXv59x0


伊織「だから復讐?馬鹿げてるわ。そんなのただの八つ当たりじゃない」

律子「…そうね。単なる神の一時のワガママ…

   でもね、人間はそんな神の気まぐれにも、付き合わなきゃならないものでしょ?」

伊織「…あんた、本当に操られてるの?いつもの律子と全然変わんない様に思うんだけど」


律子「私は真の様に操られてはいないわ。そうね…


   運命共同体、といったところかしら」


661 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:42:42.70 ID:XsmXv59x0


律子「彼は私に力を貸す代わりに、キン肉マンを倒せと命じた。私はそれに応じたわ」

あずさ「律子さんは、なぜ力が欲しいと?」

律子「この力があれば、私にもなれると思った…

   竜宮小町をトップに導くプロデューサーにね」

亜美・あずさ・伊織「!?」

662 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:44:37.59 ID:XsmXv59x0


亜美「じゃ、じゃあ!律っちゃんは亜美たちをトップアイドルにするために!?」

伊織「そんなの誰も望んでないわよ!私達は、私達の力だけでトップになれるんだから!!」

律子「そうかもしれないわね…でも私は焦っていた…

   プロデューサーになったはいいものの、ノウハウを知らない、情報もコネもない…ないことだらけ」

あずさ「それは、これから少しづつ身に着けていけば…」

律子「そうね、それが1番…

   でも、目の前に全てが思い通りになる禁断の果実があったら、誰でも食べたくなるでしょう?」

真「…」

663 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:46:51.47 ID:XsmXv59x0


伊織「だからあんたは神の力を?そんなの、私達を言い訳にしてるだけじゃない!!」

律子「そうね。別に分かってもらおうなんて思ってないわ。

   ただ一つ言っておきたいことは、私は貴方達に、本当にトップに立ってほしいと思っている」

美希「…理由は分かったの。でもどうやってスグルに復讐するの?

   今スグル達はキン肉星だよ?」

律子「…ヒーローっていうのは、決まってピンチの時に駆け付けるものよ」

全員「??」


律子「・・・今、地球に1000人の残虐超人が向かってるわ」

全員「!!!?」

664 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:48:14.86 ID:XsmXv59x0


律子「私の計画はこう。まずこの大会で優勝し、世界中にブーブーエススタジオから演説を行う。

   優勝者には独占インタビューがあるからね。それもネット中継で」


律子「そこで私は地球に危機が迫っていること、そして、この危機はキン肉マンでなければ解決しないことを説明。

   世界中は大パニックね。残虐超人がこちらに向かう様子もライブ中継が繋がるから」


律子「それを知ったキン肉マンは、必ずここにやってくるわ。私を止めるためにね。

   そこで、本当の決勝戦、地球の存亡をかけた戦いを始める…」

665 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:50:14.34 ID:XsmXv59x0


伊織「そ、そんなことしたら、優勝する意味なんてないじゃない!地球が侵略されるわよ!?」

律子「大丈夫よ。残虐とはいっても、所詮は有象無象の雑魚超人。本当に強いものには従うわ」

美希「そんなことして、もしスグルが来なかったときは…?」

律子「その時はその時よ。臆病で弱虫な者に王子が務まる訳がないとでも言って、私がキン肉星の王位継承者になる。

   むしろ、そっちの方が都合がいいかしら?初めての宇宙を股にかけたアイドルをプロデュースできるわ」


伊織「…やっぱり、今のあんたはいつもの律子なんかじゃないわ…神の力に溺れているメガネ馬鹿野郎よ」

美希「そんなこと、絶対させないの!!」

666 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:51:41.37 ID:XsmXv59x0

律子「…じゃあ私達は次の決勝戦の会場、<ブーブーエススタジオ・特設野外リング>で待ってるから。

   行くわよ、真」

真「…ボクは嫌だ」

律子「・・・」

真「ボクは自分が間違っていたことに気付いたんだ…神の力を使った勝利なんかに意味はないんだって。

  どんなに辛くても、友達…雪歩と一緒に、自分の力でトップアイドルになるんだって!」

律子「…神に逆らうことなんて出来ないわよ」ミョンミョン

真「!!!」

667 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 17:52:43.06 ID:XsmXv59x0


真「!?うぐっ!…うわぁぁぁああ!!!・・・・・」

律子「さあ、行きましょうか。時間がないものね」スタスタ

真「…はい」スタスタ

伊織「ま!まちなさ…」

ヒュン!

伊織「消えた!?」

亜美「あ→!!亜美のマントがない!!」

伊織「…ブラックホールの技を、使ったってこと…?」


・・・
668 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:01:07.22 ID:XsmXv59x0

春香「…そんなことが起こってたなんて…」

伊織「まったく…ちゃんちゃらおかしいわよ。神だとか、悪魔だとか」

春香「・・・」

伊織「でも、これが現実だし、起こっちゃったもんはどうしようもないわ。

   一応あいつは私のプロデューサーだし…それに…」

春香「…伊織…」

伊織「ダメね。あんた達みたいに仲間だとか友情だとか、臭いこと言おうとするとじんましんが出るわ。

   でもね、私達にも責任がある。あいつを不安にさせてしっまった責任がね」


春香「伊織…お願いがあるの…」

669 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:02:07.16 ID:XsmXv59x0


伊織「…言ってみなさいよ」

春香「次の試合、私に戦わせて」

伊織「…」

春香「…私は、二人を止めないといけない…真美を、仲間を傷つけた罪を償うために…」

伊織「…ほんと、馬鹿で勝手なやつばっかりね、ウチの事務所は。

   世界征服しようとしたり、地球を壊滅させようとしたり、仲間を急に裏切ったり」

春香「…」

伊織「そんなだから、簡単に騙されちゃうのよ」

春香「…ごめんなさい」

670 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:03:46.28 ID:XsmXv59x0


伊織「…そんな顔で人前に出るつもり?ほら、これ」パサッ

春香「?これは・・・!!」

伊織「なんか全身金色に光った人があんたに渡せってね。

   あと、『私は私の罪を償う。お前はお前の罪を償え』だって。何のことかしら」

春香「!!!」

671 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:05:11.42 ID:XsmXv59x0


伊織「…罪を償うだとか、誰を止めるとかは勝手だけどね。

   わたしの席を譲るんだから、負けたら承知しないわよ?」バババ


      バババババ!!


春香「!?へ、ヘリ!!?」

伊織「どう?すごいでしょ?私専用の自家用ヘリ…


   名付けて、『スーパー伊織ちゃん号』よ!!」

672 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:06:19.02 ID:XsmXv59x0


春香「ど、どうしてヘリが…」

伊織「ほら、あんたが行くのよ」

春香「!!!」

伊織「せっかくかっこよく登場しようとしてたのに…これは大きい借りね?ニヒヒッ♪」

春香「い、伊織!」



伊織「ほら!行ってきなさい春香!!あんた自身のケリをつけるために!!」


春香「っ!!行ってきます!!」ばっ!


・・・

673 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:08:18.56 ID:XsmXv59x0


〜野外特設リング〜

P「とんでもないことになってきましたね…」

小鳥「もう、少しのことでは動じないようになりました」


美希「デコちゃん遅いの…」ソワソワ

響「ま、まさか…怖くなって逃げ出したんじゃ…」

やよい「うっうー!!伊織ちゃんはそんなことしません!!」

亜美「で、でも、もし負けちゃったら…」

貴音「伊織殿…」   …バババ



    バババババ!!

674 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:08:57.44 ID:XsmXv59x0


P「ん?なんだ!?…ヘリ!!!?」

小鳥「ヘリのロープに誰かいます!!」


美希「あー!!デコちゃんズルいの!!一人でかっこつけちゃって!!」

あずさ「…!待って!ロープにつかまってるの…」


?「・・・」


真美「あれは…」

675 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:11:19.58 ID:XsmXv59x0


P「ん!?あれは誰だ!?黒いマスクで、伊織より大きい体!!」

小鳥(あのマスク、どこかで……!!)

P「マスクをかぶっていますが、その頭にはトレードマークの2つのリボン!!

  その姿はまさしく…h 小鳥「プロデューサーさん。無粋、ですよ?」

P「え?……あ!!」

P「…そうでしたね」


?「・・・!!」バッ


676 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:14:38.90 ID:XsmXv59x0



P「そうだぁーーーー!俺は!!俺たちは!!!キミが来るのを待っていた!!!!」




?「・・・」ヒュー




P「誰であろうと関係ない!!キミはキン肉マンの永遠の友達!!!永遠のパートナー!!!!」




?「・・・」ドンッ




P「俺たちのヒーロー!!俺たちの救世主!!!その名も・・・・」




?「・・・」スッ

677 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:15:17.51 ID:XsmXv59x0





P「キン肉マ―――――ン・グレ―――――トだぁーーーー!!!!!!!」





グレート「・・・」バーン!!






第8章   神   完

678 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [ saga]:2013/01/30(水) 18:16:07.27 ID:XsmXv59x0

次回



第9章   アイドル・マスター


  
 
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/30(水) 18:26:33.94 ID:ve+CIBYDO
PヘッドをかぶったP参加するか期待したか…なかったな…無念
680 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/01/30(水) 18:28:02.35 ID:9u45vAaIO
続きはまた今度

このシーンを書いて力尽きた。今日は書けそうにないので、ここからはレスを返します
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/30(水) 20:05:34.77 ID:x4riJjy90
乙!
Pは参加しないのか…残念。
P用の技も考えてたんだが。

Pの必殺技「パーフェクトコミュニケーション・デストロイヤー」
パイタッチをはじめあらゆる禁じ手(セクハラ)をアイドルに繰り出す技
技を繰り出した後Pは社会的に死ぬ
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/30(水) 20:15:18.53 ID:E/69zUv9o
おつ
683 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/01/30(水) 20:20:34.95 ID:AA3sc4Qw0
お前らのPへの期待度にワロタ

俺の想像の中ではPはもやしなので、本編では戦うことはないと思う

完結したら番外編でP・ピヨちゃんVS高木・黒井でも書こうかな
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 11:39:06.13 ID:aMloToBIO
グレートですぜ
Pはぷちますの影響でPヘッドもやしで耐久力だけ無駄に高いイメージ。


社長は打撃音がティン!なんだろうな
685 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 12:39:10.09 ID:EP/b8TpT0
今日は夜少し書きます

後、少し長くなるがPの戦い見たい?
一応9章がラストの予定だが、10章の展開も考えた
>>1はどっちでもいいです
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 12:50:07.45 ID:GNwdd7BDO
Pはアイドル達にいろいろ指導したり訓練など、育ての親があるためアイドル対しては完全無敵ような気にするだか…おそらくPは能ある鷹は爪を隠すだな
687 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 20:20:18.11 ID:vUUwry8O0

グレート「・・・みんな、ごめん!!」ガバッ

全員「…」

グレート「許してくれなんて図々しいことは言わない…

     でも、次の試合、私が戦いたいの!!」

全員「…」

グレート「…私は間違いを犯した…その償いを次の」

全員「「「「ぷっ!あははっははっは!!!!!」」」」


グレート「!?」



688 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 20:24:15.38 ID:vUUwry8O0

美希「ぜ、全然似合ってないの!!」ククク…

響「そのリボンとマスク、すっごくおかしぞ!!」アハハ

真美「だね→!どこの変態さんかと思ったよ!!」プププ

春香「み、みんな…」

あずさ「それに、わたし達はあなたとは初対面。でしょ?」

春香「!?」




689 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 20:32:09.99 ID:vUUwry8O0

亜美「そうそう!亜美たちはあの伝説のキン肉マン・グレートとちりあいじゃないよ!」

春香「わ、わたし!ほんとは…」

やよい「そうですよグレートさん!だから、あやまることなんてないかなーって!!」

貴音「わたくし共としては、グレート殿が戦って頂けるのであれば、感謝の至りでございます」

美希「そうそう!中の人がテリーマンでもプリンスカメハメでも気にしないの!!」

春香「で、でも…!!」

真美「まぁ、そんなにゆ→んだったら…

   終わったら、ミキミキのキン肉バスターで許してあげるよ!!」


春香「!!!!」

690 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 20:38:18.17 ID:vUUwry8O0

美希「それがいーの!生のグレートと戦えるの!」

亜美「それが終わったら、次は亜美の番だかんね!!」

春香「みんな…っ!!」グスッ

真美「じゃあグレート、後はまかちたよ!!」

響「ハム蔵も応援してるぞ!!」ハム蔵「ぢゅっ!(頑張れよグレート!)」


全員「頑張れ!謎のキン肉マン・グレート!!」


グレート「…うん!!いってきます!!!!」ポロポロ



・・・
691 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 20:46:00.54 ID:vUUwry8O0

〜病室〜

千早「いいの水瀬さん?春香を行かせて…」

伊織「あら、あんたも起きたの?

   いいのよ。あいつはもう一人じゃないって分かっただろうから」

千早「…そうね…私は、ただ見守ることしか、出来なかったから…」

伊織「あら自虐?まぁ、止めなかったあんたも悪いけど、気付かなかった私達も悪いわ」

千早「・・・」

伊織「でもね…

   あんなことで友情は壊れない。あんたが一番良く知ってるんじゃない?」ポリポリ


千早「!!」

692 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 20:55:51.79 ID:vUUwry8O0

千早「そうね…ありがとう水瀬さん」

伊織「ふん!別に感謝される筋合いなんてないわよ。あたしだってあの律子と戦いたくなかったし…
   
   それに…」

千早「?」

伊織「あいつが勝てば、必然的に私が優勝!自分の手を煩わせることなく、トップアイドルになれる!

   これぞ策士!扇子でも仰ぎながら、ただ解説してればいいだけよ!にひひっ♪」

千早「…水瀬さんらしいわね」クスッ

693 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 21:08:37.87 ID:vUUwry8O0

千早「じゃあ、わたし達も試合会場に向かいましょう。まだこの時間なら走れば間に合うはず…」

伊織「何言ってんのよ。このかよわい伊織ちゃんが走るとでも思ってんの?」

千早「え?じゃあどうやって…」

伊織「あんた、ヘリより早い乗り物、何か知ってる?」ピポパ


伊織「…あ、新堂?あれ持ってきて。大至急。

   …そう、私専用セスナ、『ウルトラ伊織ちゃん号』をねっ!!」

694 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/01(金) 21:15:32.76 ID:vUUwry8O0
続きは日曜に書きます

ここが分岐点なので、この後から日曜までのレスで多い方で決めます

9章で終りor10章に続く
レスなかったら9章で終わらせます。
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 22:26:09.57 ID:14mlcru10


できれば10章まで読みたいが分岐点というのが気になる
9章までならグッドエンド、10章はバッドに近い隠しエンド、みたいな感じ?
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 22:51:40.73 ID:Ble+A3vSO


ζ(*・∀・)ζ10章までみたいかなって
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 00:10:06.80 ID:fqs7kTTDO
せっかくだから俺は10章まで読む方を選ぶぜ!
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [ゆで信者]:2013/02/02(土) 06:08:03.79 ID:q0gOr19IO
9章までなら、アイドル達の戦いだけでケリがつくノーマルエンド
10章はその裏で戦うP達も加えたエクストラエンドって感じかな
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 06:19:07.60 ID:1+gTDPdDO
トップアイドルより真の主人公であるP見たいので、10章じゃ
700 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 09:15:15.29 ID:0SHufFZr0
・・・

P「いよいよ始まります!人類の運命を懸けた決勝戦!!実況は私Pと、」

小鳥「音無小鳥がお送りします…おや?レフェリーが高木社長ではないんですか?」

P「社長なら、雪歩のお見舞いに行くと言って医務室に向かいました」

善澤「不肖ながら、私がレフェリーを務めます」


律子「準備はいい?悪行超人達が到着する前に優勝したいの。そうしないと示しがつかないから」

真「・・・」


美希「わたし達が律子…さんを止めて見せるの!!」

春香「律子は勝てないよ…私達にはみんながついてる。誰にも負けない!」
701 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 09:25:04.17 ID:0SHufFZr0

律子「貴方たちは勝てない。…いいわ、この預言書を見せてあげる」パサッ

美希「!?」

春香「預言…書?」


律子「邪悪の神が持ってきたのよ。そこにはこう記されてるわ

  『黒き者が邪悪に染まり、世界は悪で満たされるだろう…そして、強き者が神と契約を交わし、一つの望みを叶えるだろう』

   最初の文は春香の事を指してるわね。そして次の文。これは私達が勝って、世界を支配することを言ってる。
   
   運命は私たちの味方よ?」


美希「そんな嘘っぱちの預言書、信じる訳ないの!!」

春香「そ、そうだよ!邪悪の神が作った偽物だよ!」


   
702 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 09:31:09.50 ID:0SHufFZr0

P「!!(あの文章…まさか…!)

  …小鳥さん、ちょっとトイレ行ってきます!」ダッ

小鳥「えー!?もう試合始まっちゃいますよー!?」


春香「美希、先鋒は私にやらせて?」

美希「頑張って!応援してるの!」


真「…ボクが行くよ」

律子「頑張りなさい。あなたには、期待してるから」


小鳥「えーと、プロデューサーさんがいなくなっちゃたので、実況は私一人で行います!」


善澤「ファイ!!」

703 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 09:41:07.33 ID:0SHufFZr0

真「…ハアッ!!」ヒュンッ

ババババババ!

小鳥「のっけから真ちゃん、6人に分裂!!春香ちゃん囲まれたー!!」


春香「だからそんな技、効かないって…!?な、なんで!?」

真(6人)「「「…」」」

春香「・・・くっ!(おかしい、全員本体にしか見えない!)」


律子「亜美には良い物を貰ったわ。

   すでに“不思議なキャンパス”は発動してるわよ?」


春香「!!ま、まさか…」

真「そう。ブラックホールの技を使った。


  今度は全員が本物だよ?」

704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 11:33:46.58 ID:0SHufFZr0
真「くらえ!真☆乙女ハリケーン!!」ダッ

春香「それなら…上に逃げれば!!」ヒュン


小鳥「ここで春香ちゃん頭脳プレー!一直線に向かってくる真ちゃん達を、上空に逃げることでかわし…」


真「よんでいたよ…」真「その行動!!」

ガシッ!

春香「!?」


美希「真クンがもう二人!?

   初めから春香のジャンプを先読みし、上空に待機していた2人でホールドしたってこと!?」

律子「知らなかった?ブラックホールは、8人に分裂できるのよ」


705 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 11:57:49.23 ID:0SHufFZr0

真「いくよ!」真「『僕たち』の必殺技!!」


小鳥「一人が春香ちゃんの背に乗り両足を抑えてエビ固め!!

   そしてもう一人が太ももで頭をホールドしつつ、脇で両腕を固定した―――!!」


春香「くうっ…!!」ジタバタ




真「これが神の力…

  『フルパワー・ダブル・ボディ』!!!」ヒューン


ズドーン!!


小鳥「そのままリングに激突ーーー!!果たして春香ちゃんは無事なのかーーー!?」


・・・

http://imgur.com/7xukbhA.jpg
706 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 12:16:02.96 ID:0SHufFZr0

〜編集室〜

?「・・・」

P「…こんなとこにいたんですね?」

?「…何故分かった?」

P「預言書を見たときに。あの預言では、『黒き者が邪悪に染まり…』とありましたが、春香は初めから悪ではなかった。

  そして、邪悪の神が現れた時期、この大会のタイミング、優勝賞品、舞台…偶然にしても出来過ぎている」

?「・・・」

P「初めから、仕組まれていたんですね? 邪悪の神“達”は、誰一人納得なんてしていなかった」

?「・・・ああ…」


P「…あなたには、どの邪悪の神が憑いているんですか?




         高木社長               」




高木「・・・私には…残虐の神が憑いている」


707 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 12:44:22.45 ID:0SHufFZr0

P「なぜ!?なぜなんですか社長!!」

高木「私は…あの子達をトップアイドルにしたかった。いや、しなければならなかった…

   私には責任がある。あの子達をスカウトした責任…社長としての責任……だが、私のせいで、あの子達はトップになれずにいた」

P「それは!俺に、プロデューサーの才能がなかったから…」

高木「…君をスカウトしたのも私だよ」

P「!くっ!!」

708 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 12:51:53.19 ID:0SHufFZr0

P「でも!あの子達はあの子達の力で、」

黒井「いつまで下らない与太話をしているんだ?」

P「!!黒井社長!?」

黒井「ウィ、こんにちはへぼプロデューサー君。悪いが早々に立ち去ってくれないか?目障りなんでね」

P「しゃ、社長!これは!?」

高木「今回の計画、黒井にも尽力してもらった」

黒井「高木にブーブーエスとのコネなどあるはずがない。少し考えれば分かるだろう?」

P「ま、まさか!!」



黒井「ウィ、そのまさかだよカスプロデューサー君。

   私にも邪悪の神、『飛翔の神』が憑いているんだ」

709 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 12:59:54.50 ID:0SHufFZr0

P「あなたの作ったユニット、ジュピターは今回の大会に出場していない!!なぜ高木社長に手を貸したんですか!?」

黒井「もうそろそろアイツらの人気も底が見えてきたからな。ここでいっそ、新しいユニットをプロデュースしたくてね。

   メンバーはもちろん、選りすぐりのアイドル超人達さ」

P「っ!やはりあなたは、アイドルを自分の駒にしか!!」

黒井「もちろんだ。彼らは私の可愛い“ポーン”。勝負に勝つためには、捨てなければいけない時もあるだろう?」

P「そんな考え方、間違ってる!!」

710 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 13:05:25.83 ID:0SHufFZr0

黒井「さっきから貴様は私を非難してばかりだが、貴様にはその資格があるのか?」

P「俺はみんなを大切に思って…」

黒井「貴様もアイドルを駒にしか見てないんだろ?

   だから天海春香に見切りをつけ、世界旅行だとかいう名目で切り捨てた」

P「!!!!!」

黒井「ははは!そうだ!それでいいんだよプロデューサー君!!邪魔になるゴミは捨てなければいけない!!その空気が自分につく前にね!!」

P「お、俺は…」


・・・
711 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 13:12:35.98 ID:0SHufFZr0

〜空港〜


P『春香…ホントに大丈夫なのか?たった一人で…』

春香『大丈夫ですよプロデューサーさん!私、よく転ぶおかげで、人一倍体が頑丈なんです!』

P『…そういう事じゃないよ。世界旅行に行っている間にも、他のアイドル達と差が着く。それは…』

春香『プロデューサーさん。私、旅行から帰ってきたら自分の将来のこと、真面目に考えようと思います』

P『!春香!それは…』

春香『だから!それまで私の席は空けておいてくださいね!!もちろん、真ん中ですよ、真ん中!!』

P『…分かったよ春香。行ってらっしゃい』

春香『はい!行ってきます!!』


・・・
712 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 13:17:07.65 ID:0SHufFZr0

P「俺は、アイドル達…あいつらを信じています」

黒井「はんっ。見苦しいな。そうやって自分の都合の良い様に逃げてるだけだろう?」

高木「…あの子達には、私達の力が必要なんだよ…分かってくれ、P君」



P「あいつらはもう子供じゃない!!立派なアイドルだ!!自分達の問題は、自分たちで解決できる!!

  大人の助けなんて、必要ないんだ!!」


713 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 13:24:59.68 ID:0SHufFZr0

黒井「はっ!貴様がいくら吠えようが、プランを中止には出来ない。

   2対1、それも普通の人間と神の力を得たセレブな私達を、止められると思っているのか?」

高木「P君。大丈夫だよ…この作戦が終われば、あの子達もきっと納得して…」


P「貴方達の思い通りになんかさせない!!アイドルは、自分の力でトップに立つんだ!!


  
  アイドルの問題はアイドルに解決させる!大人の問題は…大人だけで解決しましょう」ザッ!



「かっこいいこというじゃない!新人プロデューサー君!!」


全員「!?」

714 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 13:28:47.75 ID:0SHufFZr0

「高木ちゃんにお仕置きするのを忘れたから戻ってきてみれば…どうやら、黒井ちゃんにもお仕置きが必要な様ね♪」スタスタ


P「あ、あなたは…!!」




舞「ハロー♪非情な裁判官、舞ちゃんでーす!」





・・・
715 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 13:29:54.29 ID:0SHufFZr0
続きは多分夜に
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 13:45:10.75 ID:xy06SJ6DO

なんという熱い展開に
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 13:46:18.89 ID:W0dXBM/no

ここで再び舞さんキター
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 15:06:42.48 ID:nY7J16eDO
うおおぉぉぉ!P&舞VS社長ズか!!胸熱
719 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/02/03(日) 18:27:06.32 ID:0SHufFZr0

〜リング上〜

シュー


律子「終わったわね。やはり預言書に書いてあることは本当・・・ん?」


春香「はぁ、はぁ…」


小鳥「おーっと!絶体絶命かと思われた春香ちゃん!ですがまだ倒れてはいません!

   って、なんですかこのリングの様子はーー!?一瞬にして砂地に変わっています!!」


律子「!まさか…!!」


亜美「んっふっふ→!そのまさかだよ律っちゃん!」

真美「不思議なキャンパスはリバーシブル!使い方も真美たちの方がよく知っているのだ→!!」


小鳥「なんと!!亜美ちゃん真美ちゃんがリングに敷いてあったマントをひっくり返し、ミラクルシーツ(砂のフィールド)に変えていたーー!!

   砂がクッションとなり、春香ちゃんのダメージを最小限に抑えました!!」


律子「…ちっ」

720 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 18:41:56.17 ID:0SHufFZr0

律子「どうやら命拾いした様だけど、真のホールドは解けてないわ。

   一度出した技は、自分の好きな時間まで効力が続くようね」


小鳥「だそうです!春香ちゃん、依然二人の真ちゃんに抑えつけられたまま!

   この完璧なホールドの前では、なす術がないのかーーー!?」


真「…春香、負けを認めるんだ。8対1じゃあ勝てっこないよ」

春香「…8対1?違うよ…今の状況は“8対8”だよ」プルプル

真「何を馬鹿な…春香は一人」美希「その通りなの!」

真「え?」
721 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 18:48:39.04 ID:0SHufFZr0

やよい「うっうー!春香さんには、私達がついてます!」

響「その通りだぞー!真になんか負けるなー!」

亜美「亜美たちが助けてあげたんだから」真美「負けたらショーチしないよ→!」

貴音「勝負は互角…いえ、こちらに分があります!」

あずさ「うふふー。そういう事よ真ちゃん?」


真「…ふん。応援だけしか出来ないのに、何を言って…!?」グググ

春香「その応援がっ…私の力をっ…何倍にもしてくれるっ…!!」グググ


小鳥「なんと!なんと!!春香ちゃん、二人を抱えたまま、今、立ち上がろうとしています!!」


真「う、嘘だ!ボクの力は今春香の何千倍もあるはず!!なのになんで!!」


春香「やよいが言ったことを忘れたの?

   友情パワーは、1000倍なんだよ!!」ドーン


小鳥「立った―――!!真ちゃん二人を抱えながら今両足で立ち上がりました――――!!」

722 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 19:09:42.72 ID:0SHufFZr0

春香「うおおおおおーーーーー!!!」ダンッ

真「!!?」ヒュン


小鳥「飛んだ―――!!抱えたまま飛んだ―――!!!」


春香「これが、真が馬鹿にした、友情の力なんだ!!」バッバッ

真「な、何を!?」


小鳥「春香ちゃん、空中で真ちゃん二人を軽々とさばきます!!…ん?まさか…この体勢は…!!」


春香「765プロを敵にまわしたことを後悔するといいよ!

   

   8億パワー!!一人『マッスル・ドッキング』!!!!」



   ドカーン!!



http://imgur.com/ykNm6li.jpg
723 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 19:19:22.86 ID:0SHufFZr0

美希「すごい!片手でキン肉ドライバーとマッスルドライバーをかけたの!!」

律子「なんて怪力…前回の戦いで消耗していたんじゃ!?」


春香「友情パワーに、限界なんてないんだよ!」


小鳥「決まった―!春香ちゃんの必殺技、一人マッスルドッキング!!これには真ちゃんもお手上げだ―!!」


真「…」


美希「あっ!真クンが一人に戻ってる!!」

724 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 19:29:30.62 ID:0SHufFZr0

真「…春香…早く…トドメを…」グッタリ

春香「真!操られてるんじゃ!?」

真「今ボクの中で、神の力を抑え込んでる…今なら、ボクに勝てる…」

春香「でも!もう真の体は、前回の戦いでボロボロに…」

真「今しかない…また神がボクを操る前に…早く!!」

春香「…くっ!!……分かった、終わらせてあげる!!」ガシッ


ヒュン!


小鳥「春香ちゃん更に追撃!真ちゃんを抱えたまま上空に!!これで勝負が決まるのかーーーー!!?」


725 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 19:36:12.62 ID:0SHufFZr0

真(これでいいんだ…これで、ボクがやった事の償いを…)ヒューン


小鳥「春香ちゃん!真ちゃんにトドメを刺すため、今攻撃の態勢に!」


春香(今真にあの必殺技を出せば…最悪真の命は…)


美希「春香…迷っちゃダメなの!!チャンスは今しかないの!!」


春香「くっ!…でも…」



『春香!!決めなさい!!あの技で、あなたの運命を!!』キーン



会場「「「!?」」」


726 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 19:50:30.61 ID:0SHufFZr0

小鳥「上空に…セスナ!?」


千早『貴方がした事の償いなんかのためじゃない!!みんなの、誰かのためなんかでもない!!』


春香「!!千早ちゃん!!」


千早『あなた自身のため!!あなた自身の未来を照らすため!!この勝負を、勝ち取りなさい!!』


春香「…うん!!」バッ


律子「何…!?あの体勢…両足を両腕で抱え、足で腕を複雑にロックしてる!?」




春香「これが、千早ちゃんから受け取った、大切なもの!!



   歌う青き人魚姫!!『マッスル・ブルー・マーメイド』!!!!!』


    



      ドカーン!!




http://imgur.com/8gd8WUT.jpg
727 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 19:59:05.22 ID:0SHufFZr0

プスプス

美希「決まった…の?」

春香「…いえ、トドメはさせなかった…」

美希「え?…!!リングに…穴が!!」


真「…雪、歩?」

雪歩「間に合ったみたいだね、真ちゃん」


小鳥「何が起こったの!?春香ちゃんの大技、『マッスル・ブルー・マーメイド』が決まったと思ったら、

   リングにいつの間にか穴が開いています!その穴が真ちゃんの落下地点に!すっぽりと体が入り、リングへの直撃を免れた!!?」


真「雪歩…なんで…」

雪歩「私には、責任が…ううん、そんなことじゃない…真ちゃんは、私の大切な“友達”だから」

真「…雪歩…うぅ…ごめん、グスッ、なざい…」ポロポロ

728 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 20:08:40.71 ID:0SHufFZr0

律子「…真から邪悪な気配が消えた…」

美希「真クン…」


真「雪歩…ボクは…」

雪歩「いいんだよ真クン。一緒に、みんなと、やり直そう?」

真「…うん…」パタッ

雪歩「…真クンは、私が運びます」スタスタ


響「なんか、雪歩がかっこいいぞー」

貴音「雪歩…成長しましたね…」グスッ

伊織「ほら」⊃□

貴音「かたじけありません…ヅビー!!」

伊織「返さなくていいわよ?」

亜美「いおりん!」真美「いおりんが遅いから、もうはるるんが勝っちゃたよ!」

伊織「あら、それは残念ね。にひひっ♪」

やよい「うっうー!伊織ちゃんから邪悪な気配がしまーす!!」

729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 20:15:59.51 ID:nY7J16eDO
友情ごっこは良いけどプロレスとしては最低な行動だな。
730 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 20:19:58.39 ID:0SHufFZr0

律子「…やっぱり、真はアマちゃんだったみたいね?友情だのなんだのと…」

春香「律子さん…もう残ってるのはあなただけだよ?」

律子「ふふ、最初から真になんか期待してないわ。私一人でも、貴方達の相手なんて十分よ」

美希「そんなの強がりなの!!さっさと負けを認めるの!!」

律子「…あんまり私を舐めてると、美希でも容赦しないわよ?」ゴゴゴ


パサッ

731 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 20:21:38.60 ID:0SHufFZr0

あずさ「律子さんが、メガネと髪を解いた?」

伊織「何?あいつからすごい、オーラみたいな気が…」


律子「これが、神の力…」ゴゴゴゴゴ


小鳥「り、り、り律子さんの服に、線上の模様が!?」



律子「恐れ、崇め奉りなさい…

   これが私の戦闘モード、“律子・フェニックスモード”よ」ゴゴゴゴゴゴ!


732 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 20:24:57.85 ID:0SHufFZr0
>>729おいおい、これはプロレス漫画じゃなくて、キン肉マンだぜ?
733 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 20:36:10.11 ID:0SHufFZr0

春香「すごい力…私が手に入れた力の数倍…いや、数十倍っ!!」

律子「あら、怖じ気ずいたみたいね?分かるわ、私も最初この力が怖かったもの。

   でも、この力、すごく気分がいいの。誰にも負ける気がしない…たとえキン肉マンでもね」

美希「スグルに勝てる訳ないの!!スグルは最強なの!!」

律子「最後まで友情だの仲間だの…一人で戦う事なんて出来ない臆病者に、負けるはずないわ」

美希「…もう怒ったの。スグルを侮辱したこと、許さないの!!」ゴゴゴ


小鳥「おおっと!美希ちゃんリングに上がっていきました!メッチャ怒ってます!!」


美希「かかってくるの!律子の間違い、正してあげるの!!」

律子「律子さん、でしょ?」スタスタ


小鳥「今両者が並び立ちました!!これがホントの最終戦!

   善か!悪か!正義か!邪悪か!地球の運命をかけた一戦が、今切って落とされます!!!」


善澤「…ファイ!!」

   カーン!



・・・
734 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 20:56:52.31 ID:0SHufFZr0

舞「どうやら、あっちでも勝敗が決まりそうね?」

P「いいんですか?こっちの勝ち目は薄いですよ?」

舞「何弱気になってんのよ!男なら、一度決めた事はいかなる困難、障害があろうとも絶対に遂行して見せなさい!!」

P「またソルジャーの名言ですか…まぁ、俺も好きですけどね、ソルジャーの男らしさ」スタスタ


高木「どうやら、話し合いでは決着はつかないようだな」

黒井「だから最初から言ったのだ。勝つためには、無情に、非情になれとな」

高木「ああ…この計画、止めさせる訳にはいかない」スタスタ


ヒュー・・・

735 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 20:58:39.98 ID:0SHufFZr0

黒井「日高舞。過去の栄光をいつまでも引きずってないで、さっさと隠居したらどうだ?」


舞「まったく、いつまで経っても青いままね、黒井ちゃん。たっぷりお仕置き、し・て・あ・げ・る♪」




高木「P君…君ならば分かってくれると思ったが…やはり男は、戦闘本能には逆らえないようだな」


P「あいつらの戦いを見てたら、こっちもウズウズしちゃいまして(笑)

  ・・・高木社長、あいつらの夢を汚すこと、この俺が許しません」


黒井「ウィ、一瞬で叩き潰してあげよう」 舞「原作知らないの?アタルは一瞬で残虐の神叩き潰したわよ?」

高木「私は、君とは比べ物にならない責任を背負っている」 P「俺は、あいつ等の夢を背負っている」




高木・黒井「「見せてあげよう、神の力」」

P・舞「「みせてあげます(あげるわ)、人間の力」」





第9章  アイドルマスター  完
736 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 21:00:00.89 ID:0SHufFZr0

次回



最終章      キン肉マン



      
737 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 21:01:34.08 ID:0SHufFZr0
今日は終わり。次回は来週の日曜かな
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 21:07:58.00 ID:W0dXBM/no

最終章らしいサブタイだな
739 :名無しNIPPER [sage]:2013/02/03(日) 21:12:02.18 ID:V0f86iNAO

楽しみに待ってる
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 21:43:32.82 ID:TiE9b/It0
キン肉マンとアイマス
ミスマッチかと思いきや意外や意外
741 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/03(日) 22:16:59.38 ID:0SHufFZr0
ちょっと番外編

〜伊織の必殺技講座〜

真美「ねーねーいおりん、さっきのはるるんの技、説明しないの?」

伊織「ぶっちゃけ忘れてたわ。あんまし空気汚すのもヤダし、この番外編で説明するわね」

亜美「こっからは本編と関係ないから、みなくてもいいよ→!」

742 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga sage]:2013/02/03(日) 22:35:18.98 ID:0SHufFZr0

伊織「説明っていっても、正直この技の威力はどんなに凄いかわんないけどね」

真美「>>1の妄想だけで作ってるからね!」亜美「ただの自己満だね→」


伊織「まず初めに、この技は千早のブルー・バードと春香の地獄の13階段を合わせた技よ」

亜美「え→!!全然違うじゃん!」真美「どうせ後付設定でしょ?」

伊織「まぁ初めは>>1も適当に考えてたんだけど、フィギュア弄くってる間に、これいけそうかなって思ったのよ」


伊織「背を向けて足を掴むのは地獄の13階段から、腕を複雑に絡ませるのはブルーバードからね」

亜美「その絡ませるって、どうやってんの?」

伊織「画像を見てもらえば早いんだけど、いかんせん訳わかんない状態だから、口では説明できないわ」

亜美「文章力がないからね→」亜美「プロレス技もよく知らないからね→」


伊織「ただ、少しこだわったのは、敵を人魚の様にしようとしたところかしら」

亜美「まぁ、言われてみれば分かんなくもないけど…」真美「ぶっちゃけ苦しいよね→」

伊織「それが>>1の限界ってことね。大目に見てちょうだい」


伊織「じゃあ番外編終了。良く分かんないって人は、どうか想像で補って下さい」

亜美「引き続き、必殺技を募集してます!」真美「良かったらどんな体勢かも教えてくれると嬉しいです!!」

伊織・亜美・真美「ではまた来週〜さようなら〜」

743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 23:06:02.56 ID:ToR8W6yXo
乙。続き待ってるよ
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 23:30:51.45 ID:xy06SJ6DO
乙です。次は一週間後か

ところで必殺技のアイディアなんだけど10章に出てきそうな必殺技って事?
それならりっちゃんの必殺技や黒井高木コンビのツープラトンでも考えてみようかな

自信ないけど
745 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/02/04(月) 00:05:09.39 ID:11Q8U+B60
>>744
レスありがとうございます。

律子はまんまフェニックス。不死鳥を思わせる技を考え中です。
美希はとにかくキン肉マン。キン肉バスター改良型など。後まったく新しいフィニッシュホールドとか…

大人チームは少しタッグも組むけど、個人戦がメインになると思います。

高木は正攻法な技(イメージはカメハメ)
黒井はあくどい技(悪魔超人+マリポーサ?

舞さん=アタル
Pは今だ謎。でもチェンジ・プロデュースはやる予定

イメージ的に高木とPは泥臭い試合。舞黒井は黒井ボコボコかと…

746 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/02/04(月) 00:19:09.90 ID:11Q8U+B60
後スマン、募集はするが採用するかは分かりませんorz
なのでそんなに真剣に考えず、気楽に書いちゃって下さいm(_ _)m

一応テンプレ

キャラ<
技名<
その他<
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/04(月) 20:25:51.99 ID:iffMVsU/0
技を考えるのって意外と難しいな
律子にはマッスル・リベンジャーの改良版がいいと思うんだけど
どう改良すればいいのか思い浮かばん…技名もティンと来るのがない

意外とゆでたまごって凄いんだな
748 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/02/05(火) 06:06:10.01 ID:TYnEz5fIO
マッスルリベンジャーはあれでほとんど完成してるからな
後はタッグ技で活かすか、返し技を考えるぐらいかな
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:04:22.12 ID:uW7564ew0
キャラ<黒井高木コンビ

技名<ゴージャスレインボーブリッジ

その他< 黒井が首四の字を、高木社長が足四の字を仕掛け、さらに
    その状態からブリッジ気味にのけぞり技の威力を上げる
    名付けて「ゴージャスレインボーブリッジ」

ぶっちゃけ超人デコレーション・ツリーのマンモスマンがいないバージョン
ネーミングセンスがないのはご愛嬌
750 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I :2013/02/07(木) 06:07:08.33 ID:26AdUA1IO
>>749いいじゃないか!ティンときた!

あとどうでもいいことなんだがコテハンって変えていいのか?ゆで信者だとキン肉マンしか書けないことに気付いた
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 08:01:43.61 ID:UcsYbAo6o
ここには酉しかないひとも多いですしおすし
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 08:24:34.49 ID:zZGOOFl80
特に変えても問題ないような
SS製作者総合スレあたりで聞いてみては?
753 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/02/07(木) 12:25:41.50 ID:5jwvDGFo0
分かりにくいだろうから、終わるまでゆで信者で、他はコテハンなまたまごにします
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 22:10:45.36 ID:4Azu1P4B0
りょーかいっス
てゆーかもう次回作の構想決まってるのか!?
なんというハイペースぶり
755 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage saga]:2013/02/07(木) 23:07:38.88 ID:QFwzvWuJ0
さすがにキン肉マンじゃない…かな?
いろいろ書いてみたいヤツがあるんで
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/09(土) 01:08:09.73 ID:A7T+pSN70
黒井社長の技を考えてみた。

キャラ< 黒井

技名< ナイトメア・スリーパーホールド

その他<

黒井社長のフィニッシュホールド。一見ただのスリーパーホールドだが、
極めながら黒井社長が相手の耳元に陰湿な毒舌攻撃を仕掛けてくる点が大きく異なる。
極められた相手を「ナイトメア(悪夢)」に誘う、恐怖のスリーパーホールドなのだ!
敵対する同業者を闇に葬る時や、自分の言う事を聞かないアイドルへの制裁にこの技を好んで使う。
757 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/02/09(土) 12:48:29.60 ID:x1VMENUQ0
>>756
これはひどい…もしや美希もこの技によって!?
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 01:33:13.80 ID:ktlK2sJX0
さぁ最終章は何時頃から開始?
759 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 09:40:47.99 ID:8yKCC9/f0
今から開始します。待ってくれた人スマンorz

760 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 09:50:38.70 ID:8yKCC9/f0

黒井「では舞台を用意しよう」パチン


ゴゴゴゴゴゴ


P「リングが?!」舞「でっかいモニターも出てきた!」


黒井「セレブな私が戦うにふさわしいゴージャスなセットだろ?」

P「まさか…律子たちの試合でも…」

黒井「ウィ、当然だ。貧乏な765プロにあんな豪華な舞台装置が作れるわけないだろ?

   初めから私の計画通りに進んでいたのさ」

高木「…スマン、P君…私が律子君と戦う前から打ち合わせをしていてね。

   律子君が戦いやすいよう、あらかじめ黒井に頼んでいたんだ…」

P「…初めから、全部仕組まれてたってことですか…」


 
761 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 10:01:55.34 ID:8yKCC9/f0

黒井「さらに…」パチン

ブウン

P「モニターが!」舞「あれは…野外ステージ!?」

・・・

小鳥「これは一体どういう事でしょうか!?突然地下からモニターが現われたと思ったら、

   そこに写っているのはプロデューサー、舞さん、高木社長、黒井社長です!!」

美希「ハニー!?なにしてるの!?」

律子「…ちっ、余計なマネを…」


・・・

黒井「この場所と野外ステージをモニターで繋いだ。やはりセレブな私の華麗な姿を観客に披露したいからな」

P「…何が狙いなんですか?黒井社長」

黒井「私達が勝った瞬間、このモニターから全国に新しいプロダクションの結成を発表する。

   その名も、『459(地獄)プロ』だ」

舞「最悪なセンスね」

黒井「私達に逆らうプロダクション、芸能各社は、悪行超人の手ですべて潰す。アイドルも同様だ」

P「高木社長!嘘だと言ってください!!」

高木「…これが、私と黒井が交わした契約だ」

P「そ、そんな…」

 
762 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 10:11:15.32 ID:8yKCC9/f0

・・・

黒井『そういうことだ、ジュピターの諸君。お前達はお払い箱だ。

   私のプロダクションに、役立たずはいらないのでね」

冬馬「くそっ!あの野郎、俺たちを裏切りやがったな!」

北斗「あの場所は…編集室だね」

翔太「文句言いに行ってやろうよ!」


冬馬「当然だ!あの野郎、タダじゃおかねぇ!!」


ダダダダ!


麗華「…なんか面白そうなことになってんじゃない。私たちも行くわよ!」

りん「えー!?早く帰って豆腐鍋(只の湯豆腐)食べようよー」

ともみ「…これで4日連続豆腐鍋…はぁ…」


麗華「…うまく転べば、チャンスかもしれないわね…」

 
763 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 10:20:00.44 ID:8yKCC9/f0

黒井「さらーに!特別ゲストを招待した!!お前等、入って来い!」パンパン

黒服「ぞろ……ぞろ………」

愛「うわーん!!離してー!!」

舞「愛!?あんた何やってんのよ!」

愛「うわーん!!ママ、ごめんなさーい!!」

黒井「さすがに私でも日高舞の相手は少々骨が折れるのでね。ほっつき歩いているところを、縄で縛って連れてきた

   オーガよ、少しでも動いたら可愛い娘がどうなってもしらんぞ?」

舞「この卑怯者!愛を離しなさい!」

黒井「ウィ。もちろん離すさ。この勝負が終わったらね」

P「これも契約なんですか!?社長!!」

高木「…悪く思わないでくれ…全てはアイドルたちのためなんだ…」

 
764 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 10:31:02.22 ID:8yKCC9/f0

・・・

美希「早くハニーを助けに行かないと!」
 
律子「どこを見ているの?あなたの相手はこの私よ?」タンッ

美希「え?」


小鳥「律子さん!美希ちゃんの隙をついて大きくジャンプ!美希ちゃんの頭上に…!」


律子「くらいなさい!『ワルツ・オブ・スワン 』!!」ズガガガガ

美希「なのーーー!!」


伊織「あれは…!私の技!!?」


律子「私も一応プロデューサーだからね。竜宮小町のメンバーの技は、全て熟知してるわ!!」

美希「痛いのー…」フラフラ

律子「さらに!」バッ


小鳥「律子さん、美希ちゃんを中央に置いたまま、ロープに向かいました!!」


    
765 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 10:41:42.44 ID:8yKCC9/f0

律子「『超人牛裂き刑 レイジング・オックス』!!」グイッ

シュバッ!

美希「やーん!!」ギシギシ


伊織「あれはキン肉マンスーパーフェニックスの必殺技、『レイジング・オックス』!?」

亜美「なんであんなこと出来んの→!?」真美「明らかにロープ引っ張り過ぎっしょ!?」


律子「知性の神は、私にフェニックスの全ての技を授けてくれたわ…

   このレイジング・オックス、不死鳥ストレッチ、そして、マッスル・リベンジャー」


春香「それで一度くらった技が効かないなんて!!」

千早「美希に勝ち目はあるの…?」


美希「ぐぐぐ…!」

律子「まだ息はあるようね…それじゃあ…!」ダッ


小鳥「まだ攻撃は止まらない!律子さん、フリーのロープに向かっていきます!!」

 

766 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 10:55:53.73 ID:8yKCC9/f0

律子「トドメよ!!

    『秋月流!デスロール・ボンバー・リバース』!!」ビュン!

ズガァ!!

美希「かはっ!」


小鳥「動けない美希ちゃんの横っ腹に、律子さんの『デスロール・ボンバー・リバース』が決まったーーー!!

   勢いで美希ちゃん、ロープから解放されたが、これはもう動けないかーーー!?」


伊織「美希!頑張って!あんたには地球の未来がかかってるのよ!?」

美希「…うぅ…ミキ…もぅ…」グッタリ


・・・


黒井「あちらは始まったようだな…こちらもそろそろ始めようじゃないか」

P「許しません!俺だけでも貴方達を止めてみせます!!」

「合意とみてよろしいですね!?」

全員「「!?」」

石川「ではこれよりエキシビジョンマッチ、P&舞VS黒井&高木のタッグマッチを開始します!」バッ

P「石川社長!?なんでロッカーから!?」

石川「細かいこと気にしてるとハゲるわよ?レフェリーは876プロ社長、この石川が務めます」


 
767 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 11:12:29.16 ID:8yKCC9/f0

黒井「ウィ。ではまず雑魚から仕留めるとしよう」サッ

ガンッ

P「うっ!」ガクッ


舞「ちょっとレフェリー!不意打ちでしかも鉄パイプで殴るなんて!!止めなさい!」

石川「私は開始するといったはずです。そして、凶器の持ち込みも自由です」


黒井「ククク…勝負とは勝たなければ意味がない。

   どこぞの馬鹿が友情だなんだと言ってるようだが、そんなモノこの業界のルールを知らない甘ちゃんのセリフだ」ササッ


舞(ロープに向かった!?)



黒井「私の技は牛裂き刑より強烈だぞ?

   黒井流殺人プロデュース、『超人十字刑 キリスト・イミテーション』!!」



バババ!


P「ぐはあっ!!」ギシギシギシ!!


高木「黒井のあの技は、レイジング・オックスのようにロープを使い、相手を縛り付ける技だ。

   レイジング・オックスと違う点は、4箇所のロープ全てを使うことで、相手の首、腕、胴、足、全身を拘束する。

   その姿はまさに磔にされたキリストの模倣…あれから逃れることは絶対に出来ない」


 
768 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 11:13:21.35 ID:8yKCC9/f0
ちょっと空けます。リングは2つあると思って下さい
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 11:46:06.97 ID:b7VmAH3jo
459プロって758プロよりちょっと強い感しかしないのは(四国)
770 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 13:05:10.80 ID:8yKCC9/f0

黒井「…貴様、自分が哀れだとは思わないのか?」スッ 

P「…な…に…?」グググ

黒井「信じていたアイドルからは裏切られ、社長には無能扱い…しかも、仲間を止めるために戦わなければいけない。

   まるで道化だな。今のお前を見ていると軽蔑どころか、むしろ可哀想に思えてくるよ」

P「…だ…まれ…!」

黒井「ふん…せいぜいそこで信じていた仲間に自分のアイドルがやられるところを見ているがいいさ」

P「……美、希…!!」


高木「舞君すまない…

   高木流殺人プロデュース!『ティンティン・カーニバル』!!」ガッ

舞「!?」ヒュン!


クルクルクル


高木「相手を抱え…落とす!!」ドン!

舞「うぐっ!」グシャ



黒井「高木のあの技は、自分の思い付きで即興で繰り出す、完全アドリブ技

   失敗する可能性は高いが、今回は日高舞と一緒に空中までジャンプするジャーマンスープレックス。

   回転も加えその威力を増したな。珍しく成功といった所か」

 
771 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 13:15:21.61 ID:8yKCC9/f0

舞「くっ!まだまだよ!」ガバッ

黒井「いったはずだ。少しでも動いたら娘は…」

愛「うわーん!!ママ――!!」

舞「・・・」

黒井「高木、あの技だ」スッ

高木「…分かった」スッ


舞「何を…!?」


黒井・高木「「これが神の力だ!

       協力殺人プロデュース!!『ゴージャスレインボーブリッジ』!!!」」


バキーン!


舞「うがぁ!!」


参照>>749

772 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 13:24:23.74 ID:8yKCC9/f0

どさっ

舞「…くっ…」グッタリ

黒井「どうだ?神の力によりパワーアップした技の威力は?いくら地上最強の生物でも神には勝てんだろ」


愛「もういい!私に構わず戦ってよママ!!」


舞「…馬鹿なこと言ってんじゃないわよ!娘を心配しない母親なんて…」

舞(でも正直、これはちょーっとやばいかも…せめて2対2にできれば…

  …しょうがない…こうなったら!)サッ

黒井「んー?なんだそれは?」

舞「愛!このバナナを見なさい!!」


愛「!それは…」スゥ


黒井「ウィ、なにをバナナ!それを食べるとでも言うのか!?ハッハッハッ!」


バキドコグシャ!!


黒井「え?」クルッ


愛「…コホー…コホー…」黒服「」シーン

 
773 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 13:37:43.27 ID:8yKCC9/f0

黒井「ななな!何が起こったんだ!?」

舞「説明しましょう!!

  私が愛に行った地獄の特訓により、愛は何度も生死を彷徨った…

  私はそのたび、愛にバナナを与え、意識を取り戻させたわ。バナナは栄養が豊富だからね♪

  そして、何度も生死を彷徨ううちに、愛の中の生存本能が暴走し、私でも手を焼くほど凶暴になってしまったの…」


愛「コホー…」スッ


舞「凶暴化した愛は別人よ?自分が生きるために、目の前の敵は全て粉砕、滅殺。あまりの形相に、私は愛に仮面を被せた。

  そして、バナナを見ることによりそれがトリガーになって、愛は暴走状態になるの。あ、あと暴走すると身長が伸びるわ」


愛「・・・がああああぁぁぁぁあぁああーーーーー!!!!!」


舞「私はこうなった愛をこう呼ぶわ…


  愛の中の別人格、『愛(ラブ)ロデム』と!!」


黒井「そんなバナナ!!」


   
774 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 13:39:09.04 ID:8yKCC9/f0
ちょっと構想練ります、続きは多分夜
てかこのネタ分かる人いるのか?詳しくはWEBで!
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 17:39:50.18 ID:sIs+8IlDO
後半も期待してます!
最後のネタはネットで調べます!
776 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 17:51:25.74 ID:otbXHohK0
いやそんなに期待されても…
あと最後のは嘘喰いのロデムで調べれば出ます
777 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 19:06:17.19 ID:otbXHohK0

愛「コホー!!」ヒュン!


P「こっちに来た!?」

バチーン!

P「あ!ロープが!!」ハラハラ


舞「どうやらまだ理性が僅かに勝ってるみたいね…成長したわ、愛…」ホロリ


愛「うがああぁぁぁああぁぁーーーーーー!!!!」


黒井「くそっ!こんな化け物、私の『ナイトメア・スリーパーホールド』で…」

舞「うふふ♪黒井ちゃん、よくも私の可愛い娘にヒドイことしてくれたわね?」ガシッ

黒井「なにー!?おい高木!もう一度『ゴージャスレインボーブリッジ』だ!!」


高木「悪いが黒井、そっちはお前に任せる。どうやら私は、この男と決着を付けなければいけないようだ」

P「社長…俺が貴方の目を覚まさせてあげます」


舞「そういう事だから、こっちは3人で楽しみましょう♪」

黒井「高木ーーーー!!!」


 
778 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 19:20:19.10 ID:otbXHohK0

舞「愛!受け取んなさい!!」ポイッ

黒井「ふんがっ!」ヒュン

ガシィ!


愛「スー…がぁあぁぁああぁあーーー!!!」ゴシゴシゴシ

黒井「あああ熱いーー!いたいいーーー!!」ブンブンブン


舞「あの技は愛の準備運動、『超人乾布摩擦』!!

  相手を背後に廻し、両腕両足を掴んだ状態で、まるでタオルの様に背中をゴシゴシと擦るわ!

  ダメージを与えられて、なおかつ体もあったまるから一石二鳥ね♪」


779 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 19:55:29.73 ID:otbXHohK0

舞「そのまま抑えてなさい、愛!」ダダダ


愛「コホーーー!!」クルッ

黒井「はぁはぁ…今度は何を…」


舞「くらいなさい!『親子クロスボンバー』!!」 愛「うらああぁああぁぁぁぁぁーーーー!!!」


バキッ


黒井「ぐはあっ!!」ガクッ


愛「コホコホ」

舞「何々?あの技を出したい?」

愛「コホッ!コホッ!」ウンウン

舞「じゃあやっちゃいましょう♪ 愛、ブン投げて!!」

愛「どりゃぁあぁぁぁあぁぁーーーー!!!」ブンッ

黒井「うわぁ!!」


 ヒューン

 
780 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 20:36:26.91 ID:otbXHohK0

愛・舞「はぁっ!!」ヒュン


ガシッ!


黒井「何をする気だ!!」


舞「私が後ろでナパームストレッチ、愛が前でキャメルクラッチよ♪」

黒井「え?」


ガシッ


舞「これが人間の力!親子の絆!!

  くらいなさい!『SOLDIER make ALIVE(生きていく兵士)』!!!』


ドガーン!!


http://i.imgur.com/YGfShXv.jpg
http://i.imgur.com/LOdpU4y.jpg
781 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 20:40:39.39 ID:otbXHohK0

黒井「ぐはっ…」パタッ

愛「うがぁぁああぁあぁあーーーーー!!」∩(>ヮ<)q

舞「あんたも寝てなさい」トスッ

愛「ヒドイ!!」パタッ


舞「さて、あとは高木ちゃんと…

  任せたわよ…Pちゃん…美希ちゃん…」


・・・

782 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 20:44:34.10 ID:otbXHohK0

『…起きなさい』

美希『Zzz…』

『起きなさい、星井美希』

美希『うーん…あなた、だれ?』

『私は、神だよ』

美希『!…もしかして、あなたは…!』

 

『そう…残る邪悪の神、“技巧の神”だ』


 
 
783 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 20:51:32.68 ID:otbXHohK0

美希『なんで邪悪の神がミキの中にいるの!?』

『…少し話をしよう。私は今、邪悪の神ではない』

美希『え?』

『あの戦いで、私はキン肉マン・ゼブラと共にキン肉マンの王位を争奪しようと目論んだ…

 しかし、ゼブラは死に、私もキン肉マンの仲間にやられた』

美希『…知ってるの。あなたはフェニックスの母親を仕留めようとして、ラーメンマンにやられたの』

『そうだ。私はあの後、天界からキン肉マン達を見張った。

 どうせ友情などすぐ壊れる、人間とはそういう生き物だと…』

美希『…』

 
784 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 21:00:18.81 ID:otbXHohK0

『しかし、いつまでたっても友情は崩れなかった。そればかりか世界は平和になり、キン肉マンは英雄になった。

 私は思った…私は間違えていたのではないか…友情とは、仲間とは弱くなんかないのではないか…』

美希『当たり前なの!友情パワーには神様だって勝てっこないの!!』

『…私は後悔したよ、自分の愚かな行為を、己の未熟さを…

 私には神を名乗る資格はない。だが、せめて他の邪悪の神々を止めたいと思った。それが私の残された使命だと思った』

美希『もしかして、やよい達に道具を渡したおじさんて…』

『そう…私だ。高槻やよい、双海亜美、そして如月千早。彼女らなら、邪悪の神を止めてくれると思った』

 
785 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 21:07:17.99 ID:otbXHohK0

美希『なんであなたが止めなかったの?』

『私にはもう、余り力が残されていない…もう少しで超人墓場へと送られるだろう…』

美希『そんな!せっかく間違いに気付いたのに…!』

『時間がない、用件だけ言おう。星井美希、彼女を、知性の神に操られている秋月律子を止めてくれ』

美希『!…でも、今のミキの力じゃ…』

『君には仲間がついている…一緒に戦ってくれる力強い仲間が』

美希『!! うん!!友情は誰にも負けないの!!スグルに教えてもらったの!!』

『…やはり君はキン肉マンに似ている…その仲間を信じる心、友情を大切にする心…』

 
786 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 21:13:22.49 ID:otbXHohK0

『君に残りの私の力をあげよう。私の技巧、パワー、受け取って欲しい』

美希『でも、そしたらあなたは!』

『平気さ。あちらにはもうゴールドマンがいるだろう。彼とは唯一意見があった神でね。仲良くなれるかもしれない…』

美希『技巧の神さん…』


『美希よ、決して諦めるな。仲間の未来のため、自分の誇りのため』


美希『…分かったの!!優しいおじさん!!』



 君は今日からこう名乗るのだ・・・



   “キン肉マン・スーパー・マスター”と・・・



・・・


 
787 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 21:17:06.09 ID:otbXHohK0

美希「…」スクッ

律子「!?…まだ立ち上がるのね。やっぱりあんたは分からず屋だわ…」


伊織「…!?何!?あいつの体、少し光って…」

春香「!!この光は…あの人と同じ…」


美希「…確かに受け取ったの…あなたの思い、無駄にはしない」


やよい「美希さんの背中が…!!」

千早「あれは…文字?」


 
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 21:21:00.66 ID:sIs+8IlDO
アツい展開だけど、ミキミキがキン肉マンになっちゃうのかー…
789 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 21:21:08.20 ID:otbXHohK0

美希「私は世界を、未来を守るの!あの人に…キン肉マンに、そう誓ったの!!」

律子「何を馬鹿な…!!この力…まさか!?」


小鳥「背中に金色の…肉の文字が…」

響「キレイだぞー…」




美希「私は、キン肉マンを背負いしアイドル。運命を背負ったアイドル」



 
790 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 21:22:17.95 ID:otbXHohK0






美希「私は!!『キン肉マン・スーパー・アイドル』!!!!」





 
791 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/10(日) 21:23:10.11 ID:otbXHohK0
今日はここまでです。次回の予定は分からん、なるべく早く書きます
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 21:43:40.20 ID:sIs+8IlDO
乙ー
最後の大トリなんでじっくり書いてくれ


黒井がラスボス、そう思っていた時期が俺にもありました
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 23:35:33.14 ID:d+9vlmMv0
さぁどう持っていくのか
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 02:47:13.95 ID:sx4oEunDO
ダサっ…
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 08:40:15.05 ID:2dC8VEZIo
おつ
796 : ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/17(日) 07:25:40.95 ID:ig/tzBZk0

小鳥「美希ちゃんの背中に黄金の『肉』の文字が!あれはまさにキン肉マンの証!

   いったい美希ちゃんの身に何が起こったというのでしょう!?」

春香「『キン肉マン・スーパー・アイドル』…」

伊織「ついにキン肉マンになっちゃったわね」


律子「…知性の神ね?」

美希「・・・」

律子「初めからあやしいと思っていたわ。あの神だけ今回の作戦に賛同しなかった。
 
   大方、キン肉マン達の友情とかいう生ぬるい考えに毒されたんでしょう」

美希「…友情は大切なもの!律子ならそれを一番知ってるはず!」

 
797 : ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/17(日) 07:32:57.77 ID:ig/tzBZk0

律子「…今となっては、どうでもいいわ」ヒュン

美希「!!」


千早「!?消えた?!」

あずさ「あれは、私の…!」


律子「いくら神の力を持ってしても、今の私に勝てる訳はないでしょうからね!!」ガシッ


ヒュン!


小鳥「美希ちゃんを抱え上空に瞬間移動!これはあずささんが使った“亜空間殺法”です!

   律子さん、竜宮小町の技は全て使えるのか!?なんてこった!!」


 
798 : ◆uvFco7Jv0I [saga]:2013/02/17(日) 07:55:03.60 ID:ig/tzBZk0

律子「このままリングに突き刺してあげるわ!」ババッ


小鳥「この体勢は…キン肉マン・スーパーフェニックスの最強の必殺技、マッスル・リベンジャー!

  この技をくらえば、いくらキン肉マン・スーパーアイドルになった美希ちゃんでもひとたまりもありません!!」


律子「終わりよ!!『マッスル・リベンジャー』!!」

美希「甘いの!!」クルッ

律子「!?」

ガシッ


響「空中で上下を入れ替えた!?」

伊織「それだけじゃないわ!抑えられていた足を、逆に相手の足に絡ませることによりホールド!!

   さらに腕をつかみ返すことで、見事に律子を捕らえてるわ!!」


律子「ば、ばかな!!超人強度が勝ってなければ、空中でこの技を返すことなんて…!!」



美希「くらうの律子!!


   アイドル奥義!!『マッスル・カウンターアタック』!!!」


ズドーン!


http://i.imgur.com/bFcoK4U.jpg
 
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 16:57:16.16 ID:2WQmcKVDO
美希、律子よりP見たいじゃい。はよ
800 :ゆで信者 ◆uvFco7Jv0I [sage]:2013/02/17(日) 18:10:24.84 ID:CTKDJhuIO
次からP対高木書こうと思うんだが、展開が思いつかん

少し考える
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 02:04:49.06 ID:5Lrxjg80o
もう投げたのか?
802 :名無しNIPPER [sage]:2013/03/30(土) 21:05:53.99 ID:07X4h6UAO
キン肉マンよく知らないけど楽しみにしてたのにな…
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