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上条「学園都市文学祭?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:31:03.66 ID:MUoLuWu00
上条「えっと、それは何をするお祭りなのでせうか?」


小萌「先生も詳しくは聞いてないのですが、様々な学生が集まって小説を書くそうですよ?
   上条ちゃんは出席日数が足りてないので補修替わりに出てもらうことになりました」


上条「俺……文章書くの苦手ですよ?」


小萌「そうは言っても理事会からの推薦状があるので出てもらわないと先生は困るのです」


上条「はぁ……」


小萌「詳しいことはこのプリントに書いてあるのでよく読んでおくですよ?」ピラッ


上条「はぁ」


小萌「ち・な・み・に、それが終わってもいつもの補修があるので、そちらもちゃんと参加してくださいね?」


上条「……不幸だ」ズーン

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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:31:42.16 ID:MUoLuWu00
――――― 同時刻・黄泉川のマンション ―――――



一方「あン、もっかい言ってみろ」


黄泉川「だから、アンタが文学祭で小説を書くじゃん」


打ち止め「わー、すごいすごい!ってミサカはミサカは飛び跳ねながら喜びに打ちひしがれてみる」ピョンピョン


一方「誰がンなことやるかよ」


番外個体「だよねー、中二病満載の黒歴史的な小説なんて人には見せられないもんね」ゲラゲラ


芳川「でも彼、頭はいいわよ?」


番外個体「あの人の服見てから言いなよ、頭が良くてもセンスがあれじゃ小説の内容もたかが知れてるって」ギャハギャハ


一方「テメェら好き勝手言ってンじゃねェぞ!」


黄泉川「まぁ、私も一方通行が本を読み書きしてる姿なんて想像できないじゃんよ」


一方「なら断りゃいいじゃねェか」


黄泉川「理事会からのお達しじゃ断るに断れないじゃんよ」


芳川「で、行くの?行かないの?」


一方「誰が行くかよ」プイッ


番外個体「へー、逃げるんだ」クスクス


一方「」ピクッ


番外個体「第一位っていうのも大したことないんだね」ケラケラケラ


一方「ハッ、好きに言ってろ」


打ち止め「えー、行かないの?ってミサカはミサカは残念な気持ちを態度で示してみたり……」シュン…


黄泉川「ほら、こんな小さい子を悲しませるわけにはいかないじゃん?」


一方「……チッ、行きゃァいいンだろ」


打ち止め「」パァッ


芳川「……いいお父さんになりそうね」ボソッ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:32:10.38 ID:MUoLuWu00
――――― 同時刻・スクールのアジト ―――――



心理定規「学園都市文学祭って知ってる?」


垣根「あん、なんだそれ?」


心理定規「学園都市の学生が小説を書くみたいよ?」


垣根「はん、学生作品じゃ大したものも出来ねぇだろうな」ケラケラケラ


心理定規「自分ならできるって言い方ね」


垣根「当たり前だろ?俺を誰だと思っている?」


                         ダークマター
心理定規「学園都市序列2位【未元物質】の垣根帝督でしょ?」


垣根「何だか癪に触る言い方だな、オイ」イラッ


心理定規「あら、ごめんなさい」クスッ


垣根「ちっ、まぁいい。その文学祭がどうかしたのか?」


心理定規「貴方も出るから」


垣根「……はい?」


心理定規「あなたも出るの。 詳しいことはコレにまとめてあるわ」スッ


垣根「ちょっ、ちょっと待て、何でこの俺がそんなものに参加しなくちゃならねぇんだ!?」ガタッ


心理定規「それが今回のお仕事だからよ?」クスッ


垣根「なん…だと…」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:32:46.38 ID:MUoLuWu00
――――― 同時刻・常盤台中学 ―――――



御坂「ねぇ黒子ー、あんた学園都市の『文学祭』って知ってる?」


白井「それぐらい誰でも知ってると思いますが、それがどうかしましたの?」


御坂「なんかね、それに出て来いって理事長に言われちゃったのよ」


白井「なんですと!?」


御坂「な、何? 急に大きな声出して……」アセッ


白井「お、お姉さま、今の話はホントでしょうか?」オロオロ


御坂「ほら、これ」ピラッ


白井「な、な、な……」ワナワナ


御坂「ね?私の言ったとおりでs「イヤッホオオオオオオォォォォォオオオウウ」」ビクッ


白井「流石お姉さまですわ!」


御坂「いや、でも、私あんまり気が進まn「ずいぶんと楽しそうね御坂さん」」


御坂「……常盤台の女王様が何か用かしら?」


食蜂「同じ文学祭に出る者として挨拶ぐらいしよぉかと思ったんだけどぉ
   どうやら御坂さんは出る気がないみたいだしぃ無駄足になったみたいねぇ」


御坂「そう、なら失礼させてもらうわね」


食蜂「まぁ御坂さんは幼児趣味のようだしぃ、出ない方がいぃかもしれないわねぇ」


御坂「……そこまで言うなら、受けて立ってあげようじゃない」イラッ


食蜂「子供っぽ過ぎてみんなに笑われちゃうからやめた方がいいわよぉ?」クスクス


御坂「そっちこそ、余裕でいられるのも今のうちよ?」フンッ
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:33:17.66 ID:MUoLuWu00
――――― 同時刻・ファミレス ―――――


麦野「ねぇ、文学祭って知ってる?」


滝壺「私、知ってるよ?」


フレメア「にゃあ」


フレンダ「結局これだけ騒がれてたらみんな知ってるって訳よ」


浜面「なんだそれ? オレは知らないぞ?」ハテ?


麦野「アンタには聞いてないわよ」


絹旗「まぁ浜面は超おバカなので知らないのは仕方ないですよね」


浜面「ひでぇ……」


滝壺「大丈夫だよ、はまづら。私はみんなが知ってるような常識を知らないおバカなはまづらを応援してる」グッ


フレンダ「その文学祭がどうしたって訳よ?」


麦野「昨日あのクソアマがこの私に参加しろって言ってきやがった」


絹旗「そんなのいつもの様に超断っちゃえばいいんじゃないんですか?」


麦野「それがさぁ、仕事として参加するうえに金は既に振り込んであるって言うのよ」


浜面「なら金だけ貰って参加しなけりゃいいじゃん」


麦野「はぁ……、やっぱ浜面は所詮浜面ね」


絹旗「超浜面ですね」


フレンだ「って訳よ」


フレメア「にゃあ」


浜面「そこまで言うか!?」


麦野「金額も金額だし、何よりそんなケチくさいこと私のプライドが許さないわよ」


滝壺「じゃあむぎのは参加するんだね」


麦野「仕方なしに……ね」ハァ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:33:54.46 ID:MUoLuWu00
――――― 同時刻・某所 ―――――


削板「こ、これは……」


           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
          /                    /
         /        果          /
        /                    /
       /        た          /
      /                    /
     /        し          /
    /                    /
   /        状         /
  /                    /
 /                   /
/                   /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


削板「果たし状を出すとはなんて根性のあるやつだ!」


削板「『削板軍覇様 あなたの力は重々承知していますが熱いバトルを繰り広げたいので、
    以下の場所に来ていただきたくこの様な形でお伝えしました』だと!」


削板「いいだろう、俺の根性を見せてやるぜ!!」ドカーン
7 :>>1 :2013/01/16(水) 22:38:05.49 ID:MUoLuWu00
ということでレベル5+上条さんが文学祭なるものに参加するというお話です

SSは初めてなうえ、遅筆なので書き溜めた分をまとめて投下する形式で行きたいと思います
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:43:03.87 ID:P1dcxXfJ0
支援しちゃうもん!!
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 22:49:29.62 ID:UGDep2Er0
ふむふむ
期待するのねん
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 22:54:57.79 ID:P1dcxXfJ0
できれば青ピとか土御門とかのほのぼの日常パートとかを所望す
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 22:58:07.28 ID:sZeJz4R50
期待する
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/01/16(水) 22:59:19.36 ID:5kJyEwEF0
レベル5達の常識に囚われない小説に期待
13 :>>1 :2013/01/16(水) 23:04:17.47 ID:MUoLuWu00
今後のことも考えて今日はとりあえず終わり

ごめんね

色々とネタを練りつつ3日以内には投下に来るんでノシ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 23:08:42.93 ID:h6NCFbN40
じゃあね〜
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/16(水) 23:28:31.94 ID:Zs5Zect10
支援
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 02:16:41.97 ID:RoJtcRHAO
ソギーが小説書くってWWWWW
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/31(木) 17:07:34.50 ID:XRWAud3y0
まだか
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:37:17.23 ID:AetGb4+F0
ノートのキーボードがブッ壊れて全然来れなかったぜ

待たせてしまって申し訳ない

とりあえず修理から帰ってきたから今日から投下再開だ


それと、注意事項を書き忘れてたから投下前に少しだけ
・ギャグ物
・基本は台本形式、偶に地の文が割り込む
・キャラ完全崩壊
・基本的にエロやグロ等の描写はありません。
・とりあえず遅筆です。遅筆です。大事なことなので二回言いました。
・まとめて投下するので遅くなりますが、最低でも週1で生存報告にきます


では、本編です
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:39:16.52 ID:AetGb4+F0
上条「えーっと、多分ここら辺だと思うんだけどなぁ」キョロキョロ


 手元の地図を見ながら道に迷うこと数十分、文学祭なるものに参加すべくツンツン頭の学生 ――― 上条当麻は第九学区にいた。
 ここ、学園都市は東京都の三分の一の広さがある。また、内部は二三の学区に分かれており、学区ごとに違った特徴がある。
 現在上条当麻がいる第九学区は工芸や美術関連の学校が集まる学区であり、伝統芸能からホログラム技術まで、全ての分野の芸能が収まっている。


上条「やっべ、時間ギリギリじゃん!?とりあえず誰か人に聞いて……」キョロキョロ


 現在の時刻はプリントに記された集合時間五分前。
 流石に焦りを感じ始めた上条当麻は道を聞くために近くを通っていた茶髪の学生に声をかけた。
 というか、なぜ今まで声をかけなかったのかが不思議である。


上条「すいませーん、ここってどうやって行けばいいですか?」


「そこだったら私も今から向かうんで一緒n……」


上条「なんだ、ビリビリじゃねーか」


御坂「アンタは!?ってかビリビリって言うなぁ!」ビリビリッ


 ビリビリと呼ばれた茶髪の少女 ――― 御坂美琴は前髪から電撃を放つ。
 喰らえばひとたまりもない程の電撃が上条当麻へ直撃するかと思われたが―――。


上条「おっと」パキィン


 上条当麻の伸ばした右手によって遮られた。


御坂「ちっ、相変わらず嫌な能力ね」


上条「出会い頭に電撃飛ばすなよ……
   俺じゃなかったら大変なことになってるぞ?」フゥ…


御坂「別にいいじゃない、アンタにしかしないんだし。
   それに、どうせさっきみたいにその右手で防ぐんでしょ?」


上条「そうだけどさ、される側としましてはハラハラドキドキする訳ですよ」ハァ・・・


 普段から電撃を飛ばされている為か、反射的に電撃を打ち消した上条当麻だが心臓の鼓動は穏やかではない。
 電撃を回避した安心感から胸をなでおろす上条当麻だったが、自身の居場所にふと疑問を感じた。
 彼らがしている鬼ごっこ(上条当麻は逃げるだけだが)は主に彼らの居住区である第七学区で行われる。だが、ここは第九学区である。
 基本的にほかの学区へ行くことがない上条当麻にはそれが妙に引っかかった。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 21:40:19.81 ID:AetGb4+F0
                 ココ
上条「……ところでお前は第九学区で何してんの?」


御坂「私? 私は文学祭ってのに出るから来てんの。
   そういうアンタこそなんでココにいんのよ?」


上条「俺も一応文学祭ってのの参加者だからな」


御坂「ってことはアンタも!?」


上条「出席日数が足りないから補習替わりに出ろー、だそうだ」


御坂「へ、へー、そうなんだ」


御坂(まさかこんなところでコイツに出会えるなんて……)ブツブツ


上条「いやー、お前に会えてよかったよ」フゥ


御坂(会えてよかった!?私に会えてそんなに嬉しいの!?
   いやいや、きっといつもの勘違いよ)ブツブツ


上条「他に誰が出るのか聞いてなかったし御坂に会うまで不安だったんだよな」


御坂(不安!?私に会うまで不安だったの!?
   そこまで私のことを……)ブツブツ


上条「御坂は他に誰が出るか聞いてるか?」


御坂(もしかして今朝やってた占いが!?)ブツブツ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:41:12.72 ID:AetGb4+F0
━━━━━━━━ 回想 ━━━━━━━━


御坂「黒子ー、もうすぐ占いコーナーの時間だからチャンネル変えてよ」


白井「もぅお姉さま、それぐらい自分でつけてくださいな」


御坂「いいじゃない、アンタの方が近いんだから」


白井「仕方ないですわね」ピッ


TV「次は本日の占いコーナーでーす」


御坂「今日は何位かなーっと」〜♪


白井「ご機嫌なところ申し訳ありませんが、
   科学で物事を推し量るこの街で占いコーナーなんて意味ありますの?」


御坂「別に私だって信じちゃいないけどこういうのは気分よ、き・ぶ・ん」


TV「ごめんなさい、今日の最下位は無能力者の貴方…。
  憶測や勘違いから様々なトラブルに巻き込まれるかも。
  特に水瓶座の方は注意しないと大変なコトになるので気をつけてくださいね」


御坂「あちゃー、無能力者は今日も最下位か……」


白井「今、無能力者って言いました?」


御坂「この占い能力占いって言って能力の系統毎で運勢を分けてるんだって」


白井「はぁ……」


TV「おめでとうございます!今日の一位は発電能力者の貴方!!
  今まで振り向いてくれなかったあの異性が急接近してくれるかも。
  想いを伝えるなら今日がチャンス!!
  ラッキーアイテムはゲコ太ストラップよ♪」


御坂「黒子、黒子!!私一位だって、一位♪」ニパー


白井(あんな満面の笑顔で喜ぶなんて……かわいすぎですのぉぉお!)ハァハァ



━━━━━━━ 回想終わり ━━━━━━━
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:42:20.93 ID:AetGb4+F0
御坂(あてにならないお遊び占いと思ってたのに……)ブツブツ


上条「御坂、聞いてる?」


御坂(急接近……私とアイツが急接近……)ニヤニヤ


上条「御坂さん?」ヌッ


御坂「フニャッ!?」ビクッ


上条「うおっ、ビックリした!?」ビクッ


御坂「ビ、ビックリしたのはこっちの方よ!!
   ああアンタの顔が急にち、近くにあるんだもん!!」


上条「いや、御坂が急に黙りだしたもんだから上条さんは少し心配した訳ですよ」


御坂「だからって急に顔を近づけないでよ!!
   傍から見たらアンタが私にききき、キスしようとしてるみたいじゃない!!」カァッ


上条「はいぃぃぃぃいい!?
   いやいやいやいや、上条さんにそんな気はこれっぽちもございませんのことよ!?」


御坂「嘘ね、私が可愛いから隙あらばとか狙ってるんでしょ!?」キッ


上条「上条さんは中学生相手に欲情するようなロリコンなんかじゃ……
   って御坂さん?なぜそんなバチバチ言わせながら近づいてくるのでせうか?」


御坂「別にぃ?ただ、アンタにちょーっと避雷針にでもなってもらおうかなぁと思ってね」ニィ


上条「御坂さん、顔は笑ってますが目が笑ってないです」ガクブル


御坂「ちょっとだけよちょっとだけ、ほんのちょっと10億ボルトぐらいの電撃を当てるだけだから」


上条「そんなの喰らったらひとたまりもないだろうがぁ!」ダッ


 上条当麻は逃げ出した。


御坂「待てやごるぁぁぁぁぁあ!!」ダッ


上条「不幸だぁぁぁぁぁぁあ!!」


―――――――――――――――

――――――――――

―――――
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:48:49.46 ID:AetGb4+F0
「おい、なんでテメェがここにいやがる」


「それはこっちのセリフよ」


 集合場所に指定された学校の教室で長身の新人ホストのような風貌の男 ―――― 垣根帝督と
 緩やかウェーブのロングヘアが特徴的な大人びた雰囲気のキツ目の女 ――― 麦野沈利は睨み合っていた。


垣根「俺は『スクール』の仕事で来てんだよ」


麦野「奇遇ね、私も『アイテム』としてココにいるわ」


垣根「ってことはお前も統括理事会に参加させられた口か」


麦野「当たり前よ、私がこんな面倒なこと進んでするわけないじゃない」


垣根「そりゃそうだ」ハハッ


麦野「まさか参加者って私達だけなんてことないでしょうね?」


垣根「これだけの教室に机と椅子が7つだけ用意されてんだ、さすがにそれはねぇだろ」チラッ


 彼らがいる教室は縦横10m四方程の大きさだが、机と椅子はその真ん中にポツンと7つ置かれているだけである。
 他にあるのは教卓と大画面テレビ、何故か置いてある冷蔵庫だけと何とも殺風景である。


麦野「私、場所と日時しか知らされてないんだけど、アンタ何か知らない?」


垣根「俺だって似たようなもんだ」


麦野「はぁ、使えないわね」


垣根「あぁ?」


ガラガラッ


「あらぁ、そこにいるのは第二位さんと第四位さんじゃなぁい?」


 殺伐とした空気を断ち切るかのように、独特の喋り方の少女が教室に入ってくる。


麦野「ちっ、面倒なやつが来たわね」


垣根「……何の用だ、第五位」ギロッ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:49:57.64 ID:AetGb4+F0
「おい、なんでテメェがここにいやがる」


「それはこっちのセリフよ」


 集合場所に指定された学校の教室で長身の新人ホストのような風貌の男 ―――― 垣根帝督と
 緩やかウェーブのロングヘアが特徴的な大人びた雰囲気のキツ目の女 ――― 麦野沈利は睨み合っていた。


垣根「俺は『スクール』の仕事で来てんだよ」


麦野「奇遇ね、私も『アイテム』としてココにいるわ」


垣根「ってことはお前も統括理事会に参加させられた口か」


麦野「当たり前よ、私がこんな面倒なこと進んでするわけないじゃない」


垣根「そりゃそうだ」ハハッ


麦野「まさか参加者って私達だけなんてことないでしょうね?」


垣根「これだけの教室に机と椅子が7つだけ用意されてんだ、さすがにそれはねぇだろ」チラッ


 彼らがいる教室は縦横10m四方程の大きさだが、机と椅子はその真ん中にポツンと7つ置かれているだけである。
 他にあるのは教卓と大画面テレビ、何故か置いてある冷蔵庫だけと何とも殺風景である。


麦野「私、場所と日時しか知らされてないんだけど、アンタ何か知らない?」


垣根「俺だって似たようなもんだ」


麦野「はぁ、使えないわね」


垣根「あぁ?」


ガラガラッ


「あらぁ、そこにいるのは第二位さんと第四位さんじゃなぁい?」


 殺伐とした空気を断ち切るかのように、独特の喋り方の少女が教室に入ってくる。


麦野「ちっ、面倒なやつが来たわね」


垣根「……何の用だ、第五位」ギロッ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:53:31.00 ID:AetGb4+F0
>>24ミス



垣根「……何の用だ、第五位」


食蜂「別にぃ、貴方たちに’は’用はないわよ?」


垣根「って事はお前も文学祭に参加しろと言われた口か」


食蜂「理事長にどぉしてもって頼まれちゃったし、仕方なくだけどね」


麦野「暗部自体は文学祭と関係なさそうね」


垣根「お前は他の参加者について何か知らねぇのか?」


食蜂「そうねぇ、私が知ってるのは御坂さんだけかしらぁ?」


麦野「ってことは第三位を含めて4人か」

                レベル5
垣根「しかも全員が超能力者ときたもんだ、絶対何かあrぶほぁ!!」ドカーン!!


 垣根の言葉を遮るように、とてつもない爆音と共に粉塵が教室を包む。
 どうやら廊下とは反対側の壁の一部が垣根共々に吹き飛んだようだ。
 可哀想な垣根。君のことは忘れないよ。


食蜂「な、何!?何が起こったのよぉ!?」


麦野「爆発にしては熱がない……能力による襲撃か!?」


食蜂「第二位さんは大丈夫なのぉ?」


麦野「アイツがあの程度でくたばるなら私が消してるわ。それよりも誰か入ってきた事に注意しな!」


 『第二位の垣根が吹き飛ばされた』という事実と視界の悪さから警戒態勢をとる麦野は、2つの人影が先程の穴から入ってくるのを確認した。
 そして、辺りを包む粉塵が次第に晴れていき ―――。


削板「なんとか時間には間に合ったな」ハッハッハ


一方通行「ムチャすンじゃねェよ、この筋肉ダルマ!
     見ろ、壁の一部が吹き飛ンでンじゃねェか!」ゲシゲシ


削板「なに!?この程度で壊れるとは根性のない壁め!!」


 白い、細いとまるでもやしのような男 ――― 一方通行と
 筋肉質で豪快なバカそうな男 ――― 削板軍覇の見るからに両極端な2人の姿が現わになった。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:54:39.26 ID:AetGb4+F0
麦野「第一位と第七位じゃねぇか」


一方通行「あン、第四位と第五位か。珍しい組み合わせだなァ」


麦野「私たちだけじゃないわよ?」


垣根「クッソ、ひどい目にあったぜ」ゲホッゲホッ


一方通行「おやァ、しばらく見ない間に随分とカッコよくなってンじゃねェか、垣根くゥン」ゲラゲラ


垣根「ちっ、テメェこそ変わらない白さで安心したぜぇ、一方通行」


食蜂「第二位さんが壁ごと吹き飛ばされた原因には誰も触れないのねぇ」


麦野「どうせ第七位がぶち壊したんでしょ?」


一方通行「あァ、第七位が校門にぶつかって門扉が吹き飛ンだ」


麦野「はぁ?」


食蜂「門扉って校門にある重たい鉄のやつよねぇ?」


垣根「どうやったらそれが吹き飛ぶんだよ」


削板「根性だ!!」


垣根「あー、お前は黙っててくれねぇか」


一方通行「ンで、吹き飛んだ門扉が校舎の一角に穴空けたって事だ」


 そう言いながら一方通行は垣根が埋まっていたであろう瓦礫の中に紛れていた門扉を引き抜いた。
 その門扉は大砲の直撃を受けたかの様な曲がり方をしており、削板がどれほどの力で突っ込んだのかを思い知らされる。


一方通行「ところでよォ、なンで超能力者がこンなにいンだよ」


垣根「俺と第四位は仕事で、第五位は学校に言われて文学祭に参加だ」


麦野「ちなみに第三位も来るらしいわよ」


一方通行「俺も似たようなもンだが、超能力者勢ぞろいたァ文学祭ってのは随分と豪華じゃねェか」ケラケラ


小萌「はい皆さーん、席に着いてくださいねー」


 ガラガラとドアを開け、明るい声を上げながら一人の少女が教室に入ってくる。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:55:37.92 ID:AetGb4+F0
垣根「ん?」


麦野「何?このちっこいの……」


食蜂「小学生かしらぁ?」


削板「迷子か!」


小萌「先生は小学生でも迷子でもありません!!」プンプン


麦野「なるほど先生ゴッコね。私も昔よくやったわ」


一方通行「ほォ、そりゃ何十年前の話だァ?」ケラケラ


食蜂「へぇ第四位さんにもそんな日があったのねぇ」クスクス


垣根「お前らそのへんにしとけ。でないと更年期障害のババアは何すっかわかんねぇぞ?」


削板「何、第四位はババアだったのか!?」


麦野「テメェらブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」ピキッ


小萌「もーっ、喧嘩しちゃだめですよ!!それにほら、先生は正真正銘の先生なんです!」つ ID


垣根「ん?」


麦野「はぁ!?」


食蜂「はぃ?」


 彼等が驚くのも当然である。先生と名乗ったその少女はどこからどう見ても小学生にしか見えない。
 そんな少女が自身のIDを黄門様よろしく掲げているのである。


一方通行「そういやこのチビ、黄泉川と同じ学校だったな」


垣根「これも学園都市の技術の成せる業か……」


麦野「その技術凄く興味あるわ」


食蜂「第四位さんは老けて見えるものねぇ」クスクス


麦野「はい、ドバーン!!」


食蜂「ひぃ」ビクッ


削板「ぐはぁっ」


 客観的に見て、自分が実年齢に対して少々大人びているのは自覚している。
 (老けているのではない。大人びているだけで、断じて老けているわけではない)
 だからといって、その事を他人にどうこう言われるのは気に食わない。それが現役中学生なら尚更である。
   メルトダウナー
 なら原子崩しをかすらせて軽く粛清するか、と考えた麦野は食蜂の目の前を通るように原子崩しを放った。
 つまりは八つ当たりである。
 そして、その八つ当たり原子崩しは食蜂の目の前を通りすぎ ――― 削板の腹部に直撃した。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/01(金) 21:56:22.53 ID:AetGb4+F0
麦野「あちゃー、失敗失敗」テヘペロ


食蜂「ちょっとぉ、前髪かすったじゃないのぉ」


垣根「前髪なんかよりもお前のせいでとばっちりを受けた第七位を心配しろ」


削板「いきなり攻撃するとは、第四位は根性がないな」イタタタタ


麦野「効いてない……だと……」


一方通行「アイツは色々と規格外だからなァ」


小萌「元気が有り余ってるのはいいことですが、喧嘩はダメですよー!」


食蜂「そうよそうよ、喧嘩はダメなんだゾ☆」


麦野「あ?」ギロッ


食蜂「ひぃっ」ビクッ


削板「第四位、弱い者イジメは良くないぞ!」


麦野「今のは粛清だからいいのよ」


削板「そうか」


食蜂「納得しないでよぉ」クスン
29 :>>1 [saga]:2013/02/01(金) 22:03:43.82 ID:AetGb4+F0
とりあえずここまで


始まるどころかまだ人数すら集まってねぇ……

そしていいネタが思いつかねぇ……

まぁ来週までには投下に来るんで気長に待っててください
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 22:06:57.45 ID:rZFcSK9iP
おつおつ
みさきちはかわいいなぁ( ^ω^)
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 22:07:10.66 ID:ptRlfA5Co
気長にまってるおつ
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 23:49:13.71 ID:roTmeqcI0
みんないい感じ
これは期待
33 :>>1 :2013/02/08(金) 22:08:57.57 ID:AW1BGeaO0
そぉら、ちょっとだけだが投下開始だ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/08(金) 22:12:22.78 ID:AW1BGeaO0
小萌「ところで、上条ちゃんと御坂さんがいないんですが、誰か知りませんか?」


削板「カミジョーってのは知らんが、第三位ならさっきツンツン頭のやつを追いかけてたぞ」


小萌「……そのつんつん頭の人は『不幸だー』とか言ってませんでしたか?」


削板「おう、言ってたぞ!よくわかったな」


小萌「はぁ……、まったくもう上条ちゃんは仕方がないですね」


一方通行(……アイツまた追いかけられてんのか)ボソッ


小萌「では、先生は上条ちゃんたちを探してきますので
   皆さんは自分の序列が書かれた机に座って待っていてくださいね?」ガラガラ


 そう言い残し幼女先生、月詠小萌は教室から出て行った。


垣根「机が七つってことは第六位の変わりにカミジョーってやつが参加すんのか?」


麦野「いつ来るのか分かんないんだし座ってましょ」


イイカゲンニ マチナサイヨ、アンタ!
マッタラ ビリビリ スンダロ !?
アタリマエヨ!
ハヤク キョウシツニ ハイルデスヨー、カミジョーチャーン!
デナイト マタホシュウ デスヨー!!
エェー、ソンナー
オリャァァァア!!
ギャー、フコウダァァァ!


食蜂「……今の声、御坂さんとさっきの先生よねぇ?」


削板「ほぅ、さっきのつんつん頭はまだ逃げてるのか、中々根性あるな」


垣根「グランドの方から聞こえたみたいだが見に行くか?」


一方通行「めんどくせェからイヤだ」ハァ…
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/08(金) 22:13:48.04 ID:AW1BGeaO0
―――――――――― 数十分後 ――――――――――


上条「皆さんをお待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした!」ボロッ


小萌「えーっと、それでは第一回学園都市文学祭の説明を始めますねー」


 全身ボロボロで土下座をする上条をよそにテキパキと行動する小萌。
 進行の邪魔になるものはすべてスルーするとはこの幼女やりおる!!


小萌「はじめまして、皆さんの担任をすることになった月詠小萌です」


御坂「た、担任?」


一方通行「それは何の冗談だァ?」


小萌「冗談なんかじゃないですよ?文学祭の間だけですが皆さんは私の生徒さんです」フンス


垣根「担任だの生徒だのってのはこの際どうでもいい。さっさと文学祭について説明してくれ」


麦野「そうね、誰も詳しいことは何も知らないみたいだし、そろそろ教えてもらいたいわ」


小萌「えっとそうですね、まずは今回の企画者さんからのメッセージを見てもらいます」ピッ


 小萌が手に持ったリモコンのボタンを押すと教卓の上の天井が開き、巨大なモニターが降りてきた。
 そのサイズなんと160インチ!もはやスクリーンである。


一方通行「ほォ、なかなかの設備じゃねェか」


上条「このサイズなら4人でマリカーしても全然問題なさそうだな」


食蜂「マリカー?」


御坂「家庭用ゲームの事よ」


食蜂「そ、それぐらい知ってるわよ!」


小萌「では繋ぎますね」ピッ


アレイスター「諸君、よく来てくれた。統括理事長のアレイスター・クロウリーだ」


 画面に映し出された謎の巨大ビーカー。
 ビーカー内は何がしかの液体で満たされており、そこに逆さまの状態で一人の人間が浮いている。
 その人間は、男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見え……。


上条「うおっ、なんだこの変な人!?」


削板「逆さでビーカーに浸かるとはすごい根性だな!」


 ……バカ2人には変態にしか見えなかったようである。
36 :>>1 :2013/02/08(金) 22:15:56.04 ID:AW1BGeaO0
テストやら制作実習やらが近いからとりあえず終わり

土日の間にもういっかい来れたらいいなぁと思いつつ、来週にはまた投下に来ます
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/08(金) 22:36:48.29 ID:B9kG0HdE0
面白いな

期待
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/08(金) 22:45:59.39 ID:DsTBn3fW0
乙です
レベル5+上条さんSS好きだ〜
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/08(金) 22:55:27.52 ID:h44bYqRAO
期待


いや、なかなか面白いわこれWWWWW
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 05:50:56.08 ID:9At5NUtH0
>>35 削板「逆さでビーカーに浸かるとはすごい根性だな!」

? 

「ビ−カ−に漬ける」はあっても「ビ−カ−に浸かる」ないと思うのだが、そこは根性か…
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 10:40:50.68 ID:LD9ADKUAo
つか・る【漬かる】
国語
[動ラ五(四)]
1 (「浸かる」とも書く)

漬けるだとアレイスターがビーカーで漬け物作ってることにならないか
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 10:42:21.01 ID:D21RNjl6o
風呂に浸かる
ビーカーに浸かる
43 :>>1 [sage]:2013/02/18(月) 02:05:05.66 ID:NFFrvmOc0
浸かる、撞かる、漬かる、付かる……日本語って難しいね
誤字脱字の確認はしていますが間違っていた場合は特に突っ込まず、ニュアンスで感じ取ってください

少し遅くなりましたが生存報告です

現在インフル→ノロのウイルスコンボくらったので全く書き溜めできてません
また、体調もあまりいいとは言えないのでしばらくは来れないと思います
来週には来れたらいいなぁ……

では、みなさんも体調には気をつけてください
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/18(月) 16:09:00.37 ID:n+JcK9y70
お大事に
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/18(月) 20:24:45.58 ID:ENj+Wf9R0
報告乙&お大事に
待ってるよ
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 01:08:44.24 ID:/5DRrfNIO

身体しっかりなおせよ
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/18(月) 21:24:11.45 ID:TeB/5k4eO
生存報告を…
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/28(木) 10:46:06.04 ID:nkiXkZRE0
>>1

まだか?
せめて生存報告をしてくれ!
49 :>>1 [sage]:2013/03/28(木) 23:44:36.29 ID:MbKDNctI0
小萌「こらっ、この人はとっても偉い人なんですよ!そんな変態を見るような目を向けちゃダメですよー」プンプン


上条「……すいません」


削板「すまなかったな、ビーカーの人」ハッハッハ


一方通行「まァ、アレは仕方ねェよなァ」ウン


垣根「あぁ、仕方ないな」ウン


麦野「ビーカーの中にいるってだけでも十分変態なのに、その上逆さなんて救いようがないものね」


御坂「ねぇ、本当にあの人が統括理事長なの?」


食蜂「こんな変態がトップってのはさすがに嫌よぉ」


☆「ふむ、どうやらこの状態で話すのはあまりよくないようだな
  すまない、カメラの上下を入れ替えてくれ」


???「はいよぉ」ガタガタ


一方通行(あン?今の声は……)ピクッ


木原「よっと、これで問題ねぇかなっと」ヌッ


 アレイスターに言われ、白衣を着た研究者と思われる者がカメラの調節を行う。
 だが、その研究者は顔の刺青に金髪と、とても研究者とは思えない風貌の男であった。
 そう、その男こそかつて一方通行の能力開発を行なった研究者 ――― 木原数多だった。


一方通行「……そこで何やってんのかなァ、木ィィィ原くゥゥゥゥゥン?」


木原「あぁん、どっかで見たモヤシだと思ったら一方通行じゃねぇか
   何、お前そこのガキ共と仲良く学校ゴッコでもやってんの」ゲラゲラ


一方通行「ハッ、テメェこそアレイスターに顎で使われて忠犬気分に浸ってんじゃねェのかァ?」ゲラゲラ


木原「オーケーオーケー、どうやら死にたいようだな一方通行ぁぁあ!」


一方通行「かかってこいよォ、三下野郎!愉快なオブジェにしてやンぜ!」ハハッ


小萌「もう、進行の邪魔する子にはお仕置きなのです」ビシッ


一方通行「いてっ」


木原「あ、ん?」


一方通行「えっ、はァ?」


 小萌の綺麗なチョップが一方通行の横腹に突き刺さり、驚愕する一方通行と木原数多だが、
 教師が生徒に手をあげたという事にではなかった。
 (ちなみに、これはあくまで暴走しかけた一方通行を抑制する手段であって体罰ではない。もう一度言う、体罰などではない)


一方通行「おい、今どうやって反射の膜を破りやがった?」


小萌「どうって言われても、反射の膜に当たるタイミングで手首を返して反射のベクトルを調節しただけですよ?」
50 :>>1 [sage]:2013/03/28(木) 23:52:11.54 ID:MbKDNctI0
一方通行「なん……だと……」


 説明しよう!
 一方通行はベクトル操作の能力者である。自身が触れたありとあらゆるベクトルを自在に操ることが可能であり、
 また、その能力をデフォルトで反射に設定しているため、彼に降りかかるありとあらゆる衝撃を反射できるのである。
 すなわち、誰ひとりとして一方通行を殴るどころか、触れることすら出来ないのである。

                                     イマジンブレイカー
 これを破ることが出来るのは説教!ウニ男こと上条当麻の 幻想殺し で能力そのものを無効にするか、
 木原数多が考案した「自動でベクトルを逆向きにしている」ことを逆手に取った必殺技 ――― 木原神拳を使わなければならない。

 ただし、木原神拳とは「放った拳を寸止めの要領で反射の直前に引き戻すことで『遠ざかる拳』を内側に反射させる」という
 「理屈は分かるけど人間じゃ無理だよね?」と言わんばかりに手首や肘等の関節、及びそれを使うための筋肉に多大な負荷がかかる。
 それをこの幼女体型の先生は意図もたやすく使いこなしたのである。


木原「ほぉ、この俺以外にその技使える奴がいるとはなぁ」フム


小萌「生徒さんの情報は頂いていたので少しばかり対応させてもらったのです」エッヘン


一方通行「ちっ、ガキに手を上げるつもりはなかったが、まずはテメェから……」


小萌「いーやー、外道の白モヤシに犯されちゃうですー(棒読み)」


一方通行「はっ?犯…って誰が白モヤシだ!!」


上条「いくらロリコンだからって合法ロリの小萌先生を襲おうとするなんて、見損なったぞ白モヤシ!」ガタッ


一方通行「なっ誰がロリコンだ、誰が!
     ってか白モヤシを定着させようとするんじゃねェ!!」


ワーワー
ギャーギャー


☆「……話を続けても構わないか?」
51 :>>1 :2013/03/29(金) 00:00:29.93 ID:4CJ7b6960
一か月以上経ってしまって申し訳ない
>>1です

ウイルスコンボで一時期死にかけてましたが、とりあえず元気です

ですが、卒業や就職関連のことで忙しく全然来れませんでした……
しかも、引越したため現在スマホでしかネットに繋げない上に、
研修や何やらで4月中旬まで忙しいんで申し訳ないが今回はこれだけになります

時間を見てスマホのメモに書き溜めてたけど、まさか2レスすら使いきれないとは……
こういう時用にタブレットやブックレット買うべきか?

見てくれてる人には申し訳ないですがもうしばらくお待ちください
それまでになるべく多く書き溜めれるようにしておきます
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/29(金) 00:05:38.09 ID:Bq7hVzRa0
乙です。

気長に待ちます
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/30(土) 00:36:12.73 ID:+QfI7/HNO
乙乙
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/04(木) 09:16:48.07 ID:nbN+AiZg0
支援
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/04(木) 09:17:41.32 ID:nbN+AiZg0
期待して待ってます
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/05/24(金) 13:16:12.62 ID:pEz66PWm0
まだかい?
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