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ネミッサ「いつかアンタを泣かす」 ほむら「そう、期待しているわ」 R-18 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:20:14.62 ID:cMZTykG+0


【ネミッサ「いつかアンタを泣かす」 ほむら「そう、期待しているわ」】

の番外編です。
興が乗り、エロシーンが必要になったため新たにスレッドを作成しました。

こちらは


【18禁シナリオ】です。


ご注意をお願いいたします。


元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357299816/


大雑把な設定。

「魔法少女まどか☆マギカ」×「デビルサマナー ソウルハッカーズ」
クロスSS

ネミッサが頑張り、ほむらたちを「みしらぬあした」に連れて行く物語。
その番外編です。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358688014
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

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  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

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  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

2 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:26:54.94 ID:cMZTykG+0

筆者です。

お初の方は初めまして。

元スレでのお約束通り、マミッサを投稿いたします。

ただ、かなり自分も恥ずかしいので覚悟してください。
それと、即興のつもりでしたが、やはり書き溜めて
しましました。
期待された方、すみません。


マミッサの三回がちょうど、
『初会』、『裏』、『通し』
となり、雰囲気が出せたかと思います。

エロスなのはあまり期待しないでください。
ですが逆に、性描写が嫌いな方は、ご注意ください。

それでは、どうぞ。
3 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:28:04.57 ID:cMZTykG+0

番外編 【おしげり】

そこは看板とはいえ室長としてあてがわれたネミッサの居住スペース。
一人身にしては大きな部屋はネミッサが物を多く置く習慣がなく
余計に広く感じる。

リビングには特徴的な三角形のガラスのテーブル。
飲みかけのティーセット。
部屋の奥には個室に続くドアが三つもある
そこを抜けてネミッサが使う寝室。ほかは空室になっている。
いつもなら、一人で眠るベッドの上。

「んんんんんんん! くぅ…、んくぅ!」

嬌声が漏れる。痙攣する度に銀糸がくねる様に動く。

「だ、大丈夫?」

豊かな髪を降ろし全裸のマミが問いかける。その下に、息も絶え絶え
なネミッサが、やはり一糸まとわぬ姿で仰向けに寝そべる。夏の暑さ
でも汗一つかかない彼女の青白い肌には大量に汗で濡れている。その
肌も、今は羞恥と悦びで朱に染まっている。
4 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:29:13.63 ID:cMZTykG+0

(……綺麗……)

マミは心配しつつも、そう思う。
マミの瑞々しい乳房が、覆いかぶさるように四つん這いに
なっているため、ネミッサの目の前に晒される。
生前散々からかわれたその大きさや形は、今も変わっていない。
それが、今はネミッサの胸に押し付けられ柔らかく形を変えている。

ネミッサの長い髪がベッドに広がりシーツに張り付く。
悪魔として転生した今となったマミの髪は見事なほどのウェーブの
かかったブロンドだった。
それがネミッサのストレートの銀髪と、対になっているようだった。

「だ、大丈夫なわけ、……ないでしょ……、死ぬかと、思ったわ」

「ご、ごめんなさい……」

「あなた……、な、慣れてる……のね?」

「ええと、一応生前は……二児の母親なのよ」

悪魔として生まれ変わったマミは見た目こそ魔法少女の年齢だが
そこに宿る記憶や知識は、ずっと大人だ。だが、なぜか精神面は
あのころの、まま。
ネミッサへの、恋心も、あのころの、まま。
5 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:30:08.57 ID:cMZTykG+0

「もう少し、優しくするわね」

「ちょ、ま、タンマ! 待って! まだ! 今はダメ! …はぅっん」

マミの唇が触れる度、ネミッサの悲鳴がこぼれる。どこに触れられても
ネミッサに電流が走る。もう何回達したかわからない。目の前が何度
も白くなる。どこに触られても、どう触っても、ネミッサには
信じられないほどの刺激が伝わってくる。
シーツには汗が染みこみ、汗以外のものも吸い込む。

「あっあぁあああああああっ、や、みるなっ。見ないでっ。
バカっさわっ……。今、ヘンなの、おかしいの! なに、なにこれ?」

「ちょっと……、すごくない?」

「誰の、せいだと……、やっ……やだっ、バカっ!」

息も絶え絶えに抗議するも、愛撫に遮られる。

(すごい乱れ方……。でも、正直……嬉しい)

マミは自分がそこまでのテクニックがあるとは思っていない、なのに
この有様である。
百年分、マミへの思いが今夜溢れ出ていた。
それだけ、愛されていると。……待っていてくれたと。
6 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:30:47.43 ID:cMZTykG+0

しかもまだ、ネミッサの足は閉じられたままだ。触れてさえいない。
ネミッサがあろうことか百年間、誰にも体を許していないという。
それなりに準備をしてから、と思っていたからだ。
彼女は誓いを、守り続けていた。

(でも、ちょっと、もっと、見てみたい)

「はーっ、はーっ……、もー、か、かんべん、して」

「…………や♪」

「あなた、そんな、せ、性格だったっけ? はぅっん!」

閉じられた足の間に指が入り込む。身をよじって逃げようとするが
力が出ない。

(これで触られたらどうなるのよ? こわいこわいこわいこわい!)

恐怖と期待が入り混じって体が動かない。
7 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:31:18.92 ID:cMZTykG+0

「あし、ひーらーいー、て?」

ぼーっとした頭で、左右に首を振る。

「ダ・メ♪」

乳房を撫でる。
ネミッサの体が跳ねる。
言うことを聞くまで止めないつもりだ。

「ほ・ら。ネミッサ?」

徐々に足が弛緩する。そこにマミの指が忍び寄って、入口をそっと撫でた。

ちゅく……。

声にならない声を上げて、ひときわ大きく躰が跳ね上がる。
それきり力が抜けると動かなくなった。
驚いてマミが真っ青になる。
8 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:32:17.02 ID:cMZTykG+0


「ご、ごめんね?」

中休み、ネミッサはむくれている。寒さ除けか恥ずかしさからか
毛布に丸まっている。枕元の水差しは、中身が半分以上減っていた。
それだけ喉が渇いていたらしい。

「マミちゃん、生まれ変わって意地悪になった」

(だって、嬉しかったんだもん)

とは言えなかった。

「やめて、って言ったのにさー、ヒドイよ」

「ごめんってば」

むくれて拗ねるネミッサを撫でる。でも、マミのその手を払いのけたり
しないあたり、甘えているのだろう。
マミには可愛くて仕方ない。思わず覆いかぶさって抱きしめる。

「わ、わ、わ! ヤバいって、こらぁ! んっ!」

文句を唇でふさぐ。それだけで達するのだからマミも
嬉しくなってしまう。だがそうすると、それだけネミッサがいじられ
続けてしまうわけだが。
9 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:33:35.04 ID:cMZTykG+0

吉原言葉で「おしげり」という優しい言葉がある。男女の情事で
身も心も潤う、という意味だ。
吉原で「おしげりなまし」「おしげりなんし」と言われれば、
「どうぞごゆっくりお楽しみください」ということになるだろうか。


マミの手で、ゆっくり解きほぐされたネミッサの体は、ゆっくりと開花
されていった。その間、何度も高みに昇らされ、ネミッサは羽化登仙の
域だ。

(も、もういいかな?)

仰向けに大の字でひっくり返る。先ほどまで固く閉じられていた部分も
あられもなく開いていた。

焦点の合わない瞳で、マミを見つめている。その凄艶さにマミも
息をのむ。そこに顔を近づけると、そっと口付をする。女の匂いが
充満する。

「あっ、あああああ…、ま、マミちゃん…」

膝を立てて、爪先が伸びきるほど緊張する。感触そのものに加え、
あの愛しいマミが、自分の恥ずかしい部分に何をしているか、
そちらのほうで異常に高ぶってしまう。
恥ずかしくてたまらないのに、脚を閉じられない。ただ嬌声を上げる
だけしかできなかった。
10 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:34:39.10 ID:cMZTykG+0

マミは許せなかった。
マミのお願いを無視し、誓いを忘れずにいて、
百年もの間、操を守り続けたネミッサを。
契約、誓いの重さに気づかずに
遊び半分で安易に誓いをたてさせた自分たちを。

そして、その誓いを自分だけが都合よく忘れたことを。

だから、ネミッサの百年分の思いを、返そうと思った。
言葉にすれば簡単だ。

『百年分、愛してあげたい』

ワルプルギスの夜に挑むのも当然。魔法少女の救済だって手伝う。
一緒に暮して、百年分の寂しさを埋めてあげたい。

何よりマミは思っている。死の運命から救ってくれたネミッサに、
未だ報いていないと。

彼女の右肩に残る刻印は二人を繋ぐ絆にして、マミの咎の証。
だからマミはすべてをネミッサに捧げるつもりだった。
かつて、時間を繰り返したあの少女のように。

ネミッサの口から嬌声の間に漏れるうわ言は、マミの名前。
それは朝が白みだすまで、途切れることはなかった。
11 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:35:38.30 ID:cMZTykG+0

翌朝、大分遅い目覚め。今日はまだワルプルギスの夜との
対決のための準備期間だ。
たっぶりと行った「おしげり」の余韻を残したまま、
二人ともすぐには起きようとはしなかったし、その必要もなかった。

「ごめんね、ネミッサ」

「ホント、ヒドイよ。あんなに激しいなんて思わなかった」

ネミッサの声がかすれている。汗をかきすぎたのだろう。
マミの言葉の真意を取り違え、ネミッサはむくれる。

「水、飲まない? すごい声よ」

枕元の水差しからマミが一口。そのあともう一口を含むと、ネミッサに
口付る。ネミッサの喉が水を飲む音を立てる。

「もう一回」

ネミッサが甘えると、もう一度口移しに飲ませる。飲み終わっても、
その口付は終わらない。
マミの目から涙が零れ落ちる。

「……待たせて、ごめんなさい……」

「……会いに来てくれて、ありがとう……」
12 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:36:54.24 ID:cMZTykG+0

『二人で』シャワーを浴び、身支度を整え、午後も遅く部屋を出る。
ネミッサの部屋は身寄りのない魔法少女の仮住まい用に『葛の葉』が
購入している、家具付きのマンション、その一室である。
しばらくは『伝説の魔法少女たち』にも部屋を貸している。
今も、数人の現役魔法少女が暮らしている。

そのマンションのパブリックスペースには現役魔法少女のほかに、
ほむらたちが思い思いの時を過ごしていた。しかし、現役組は
ほむらたちに聞きたいことがあるのか、各々が気に入った英雄たちに
近づいては話を聞きに行っていた。

そこに、マミとネミッサが現れる。昨日のしたであろうことを
をからかおうとさやかと杏子が現役組から離れ二人に近づいた。
だが現れた二人を見て固まってしまった。

ネミッサが昨夜と全くの別人になってしまっていたからだ。

いや、姿形が変わったわけではない。身支度も髪型も、何も変わって
いない。けれどもそこから匂い立つものが全く違う。
女性ですら息を飲む、美しさが溢れていた。

「おはよ。ん?……どったのみんな。アホ面下げて」

「おはよう。ふふ、みんな、どうかした?」

皆は悟ったのだ。
ネミッサの百年にも及ぶ、忍ぶ恋が
昨夜、実ったということに。
13 : ◆sIpUwZaNZQ [saga]:2013/01/20(日) 22:42:42.29 ID:cMZTykG+0

筆者です。

自分にはこれくらいが限度でしょうか。
あまり直接描写してないから、ご期待に添えるかどうか。


それと、無駄にスレッドを増やして申し訳ありません。

見たくない人に見せたくなかったための、浅知恵でした。
寛容な対応をしていただけないでしょうか。


それではまた、ご感想などお待ちしております。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 00:00:04.41 ID:tOFAg0VTo
うわぁ・・・
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