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男「じゃあ俺も世界を救ってみるか」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/22(火) 22:50:11.84 ID:chvm44doo
くそゆっくりです
下手です
終わり見えてないです
色々矛盾起こしそうです
よろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358862611
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 22:55:44.03 ID:chvm44doo
男「ふー」

男(今日は寝坊せずに済んだみたいだな)

男(さっさと飯作って学校いくか)

トントン

グツグツ

男「いただきます」

モグモグ

男「ごちそうさまでした」


チーン


男「母さん行ってくるね」

男(もう母さんがいなくなって三年か…)

男(この生活にも慣れちゃったな…)

ガチャ

トコトコ

男(うおー、さっみー)ガクブル


?「おはよー!男くん!」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 23:05:08.49 ID:chvm44doo
男「おう、女!久しぶり!」

女「久しぶり!冬休みちゃんとしてたー?」

男「ちゃんとこたつでぐーたらしてたぜ!」

女「それはちゃんとしてるって言わないから」

男「えっ!?そうなの!?」

女「三学期はじめから飛ばしすぎよ」ハハッ

男「こういう性格なんだよ」

女「中学生の時は俺が世界を救う英雄だ!とか言ってた、痛くて友達のいないタイプだったのにねー♪」

男「ばっ、バカ!そういう事大きい声で言うんじゃねーよ!」

女「高校に入っておもしろキャラに転向したとか言えないよねー」

男「も、もとからこんなだ!」

女「あれ?日本は今やこんな状態だけど英雄になって救ってくれないのかな?」

男「うっ、うっせえ!」

女「照れてる照れてる、かわいー」

男「…」クソッ

女「あ、英雄といえばニュースみた?」

男「ん?なんのだ?」

女「日本に英雄現る!ってやつ」

男「なにそれ?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 23:18:02.13 ID:chvm44doo
女「知らないだーおっくれってるぅーー」

男「もったいぶらずに早く言え」コツン

女「イタタ…叩かなくても…」

男「はよ言え」

女「この前の犯行予告は知ってるでしょ?」

男「あーあれか犯罪者を全員開放するとか言うやつだろ?」

女「そう、警察も予告以降必死で捜査したらしいんだけど、なんの手がかりも掴めなくて」

女「そして、予告通りに犯罪者開放は実行されたの」

男「へー、アホな奴らだな捕まるに分かってあるのに」

女「私もそう思ったわ、でも」

男「でも?」

女「ここからは曖昧にしかメディアでは言ってなかったんだけど、、、」

女「刑務所はその犯罪グループに占拠されたんだって」

男「うそだろ!?」

男「あっ!また俺をからかって…」

女「いや、本当だって!ニュースサイトとか見てみなよ!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 23:28:24.95 ID:chvm44doo
男「まっさかー」

カチカチ

男「ほ、ほんとだ…それらしい事が…」

女「続けるね」

男「そこで、英雄と名乗る人が現れたんだろ?」

女「えっ、なんだ知ってるんじゃん!」

男「そして、その英雄さんが占拠された刑務所を救ったと」

女「知ってるなら話させないでよ!」

男「いや、今読んだから!」

女「なんで先に読んじゃうのよ!」

男「いやお前無茶苦茶だな!お前が読めって」

女「そこまで読めって言ってないし」

男「そんな無茶苦茶な…」

女「まあとりあえず、男くんも英雄になる再チャンスって事じゃないの?」プププ

男「こ、この野郎!」

男「お前だってな!中学3年にもなっておねし…

ドンッ!!!!

女「おい」ガシッ

女「今なにかいいかけた?」

男「なにも言いかけておりません」

女「だよねー!びっくりした!」

女「あっ!もう学校じゃん!じゃあまたね男くん」

男「じゃ、じゃあな…」ハハ

男(こ、こええ…)



6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 23:36:08.05 ID:chvm44doo
男(それにしても英雄か…)

男(今でも正直憧れがないって言うと嘘になるけど)

男(でも、いつまでもそんな漫画みたいな事考えられる年じゃないしな…)

キーンコーンカーンコーン

先生「席につけー、今日は……」





キーンコーンカーンコーン

先生「おっし、それじゃあ今日は解散」

クラスメイトA「はーっ、今日も学校疲れたー」

クラスメイトB「男寝過ぎwwwwww」

男「もう大学も決まったし授業なんか聞いても仕方ないだろ」

クラスメイトA「それもそうだけど」

クラスメイトB「受験中のやつには悪いけどカラオケいかね?wwwwwwww」

クラスメイトA「いいねー」

男「すまん!今日はパス!」

クラスメイトB「なんだよーwwwwwwつれねーなーwwwwwwww」

男「じゃあな!また明日!」

クラスメイトAB「うい」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 23:44:45.04 ID:chvm44doo
〜帰路〜

男(今日も普通の日だった)

男(いつか俺は漫画の主人公みたいに特別な何かをもらえるものだと思ってた)

男(でも、そんなものない)

男(もうすぐ高校卒業して、大学行って、また卒業して、就職して、退職して、死ぬ)

男(所詮こんなもんなんだろう)

男(そう考えるようになったのはいつからだっけか)

男(いつからこんなつまんねー人間に…)

ガチャ

男「ただいまー」

男「ん?郵便?」

男「は?なんだこれ?」

男「英雄社ってどこだよ」

男「とりあえず中身を…」

バサバサ

ドゴロン

男「!?」

男「な、なんだこれ!?さ、札束!?け、携帯?」

男「ちょっ、ちょっと待て落ちつけ…」

男「と、とりあえず警察か?」

?「認証を開始します」

男「うわっ!!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 23:50:52.43 ID:chvm44doo
?「あなたは男さんですね?」

男「そうだけど…てか、誰だよ!どこにいるんだ!?」

?「ここです」

男「ここですってどこだ!」

?「あなたが携帯!?と思ったものをみてください」

男「これか?」

?「はいこれです」

男「ん?」

?「では、認証を続けます」

男「いや、続けません」

?「なぜ?」

男「こっちがなぜ?だよ!」

男「色んな事が一気に起こりすぎてわけわかんねえ!!」

?「とりあえず認証してください、その後で説明してます」

男「わ、わかった」

男(認証すらなにかわかってないのに…」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/22(火) 23:51:46.46 ID:chvm44doo
今日はここまで!
大分ゆっくりになると思います
寛大な目で
できればこれからもお付き合いお願いします
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 08:24:20.87 ID:kxVR4WI6o
?「あなたは男さん、性別は男、誕生日は5月12日」

男「げ!?なんで知ってんだよ!?」

?「最後に人差し指で私の画面にタッチしてください」

男「うわっ、起動した」

男(いやに怪しいな)

男(なんかのいたずらか?)

男(よく見たら携帯つーより、ワンダースワンだし…)

?「どうされました?人差し指で画面にタッチを…」

男「まっ、まった!お前はなんなんだ!」

男「わからない事が多すぎて認証とやらに抵抗が大きい」

?「わかりました、では3つだけ質問に答えましょう」

男「お前はなんなんだ?」

?「私は英雄デバイスです」



シーン



男「はっ?それだけかよ!英雄デバイスってなんだよ!?」

英雄デバイス(以下:デ)「英雄の補助をするデバイスです」

男「ほぼまんまじゃねーか!」

デ「あと、質問は一つです」

男「ええっ!?ええっ!?」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 22:30:01.67 ID:8OuG1GYJo
男(いろいろ聞きたい事があるけど…)


男「電源ボタンとかないのか?」

デ「本体の左上にあります」

男「あ、そうなのサンキュ」

デ「え、まさか」

ポチ

男「ったく手のこんだいたずらだな」

男(もう触っても大丈夫だよな…)

サワッ

デ「認証完了しました」

男「ほわっ!?」

デ「そのボタンは長押しです」

男「て、てめえ……」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 00:27:01.80 ID:DjwDJlU8o
デ「おめでとうございます」

男「はあ?」

デ「あなたは英雄に選ばれました!」

男「はあ?」

デ「これに同封されていた札束が軍資金です」

男「はあ」

デ「100万円ありますが、もしも足りない場合はお申し付けください」

男「は、はあ」

デ「なお、この100万円を英雄行為以外にしようすると厳しく罰しますのであしからず」

男「厳しく罰するとは?」

デ「殺します」

男「!?」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/24(木) 00:42:55.82 ID:DjwDJlU8o
男「ま、まあとりあえず続けて…」

男(おっかねー…)

デ「このデバイスを通してあなたに依頼が届きます」

デ「その依頼をこなす事によって、英雄ポイントが溜まっていきます」

デ「最終的に英雄ポイントが一番高い英雄が日本のヒーローとして君臨することが許されます」

男「一番…?って事は他にもいんのか?」

デ「ええ、100人ほど」

男「100人!?」

デ「正確には100人ちょっとです」

男「全然正確じゃねえ!」

男「はあ、全部聞いてもよく手のこんだイタズラって事しかわからなかった」

男「とりあえずお金と一緒に交番にでも持ってくか」

デ「いいのですか?英雄になれるチャンスですよ?」

男「うるせー、ヒーローなんて実在しねえよ」

男「現実はヒーローなんか必要としてないんだよ」

男「現実が必要としてるのは、有能な政治家だっつーの」

デ「必要だからこうしてスカウトしているのですよ」

デ「それにヒーローはいないなんてあなたが勝手に決めた事でしょう?」

男「…チッ」

男「うるせー喋るワンダースワンめ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/01/24(木) 09:35:46.55 ID:tQ+S7Wzuo
見てるぞ
がんばれ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/24(木) 11:07:09.22 ID:X0Keacjeo
男「長押しで電源が落ちるんだな」ポチ

デ「後悔しませんか?」

男「しねえよ」

ピシャン

男(やっと静かになった…)

男(まだ日も落ちきってないし今のうちに持っていくか)
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/24(木) 11:13:52.47 ID:X0Keacjeo
〜交番〜
男「すんませーん」

警察「どうされました?」

男「なんかうちに変なものが届いて」

警察「変なもの?」

男「なんか間違いだと思うんですけど、現金もあったのでとりあえず交番に」

警察「わかりました、お預かりします」

警察「一応、氏名と住所と電話番号だけここに書いてもらえますか?」

男「あ、はい」

カキカキ

男「これで大丈夫ですか?」

警察「はい、ありがとうございます」

警察「何かわかったら連絡する場合があるので」

男「はい、わかりましたー」

男「では!」

警察「さようならー」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 11:15:37.83 ID:X0Keacjeo
>>14
ありがとうございます頑張ります
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 12:39:30.66 ID:XkuBSu210
期待大

失踪しないでね
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 15:33:46.94 ID:X0Keacjeo
>>18
頑張るわ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/24(木) 15:46:48.45 ID:X0Keacjeo
〜自宅〜

ガチャ

男「ったくなんだったんだ」

男「もうこんな時間か、飯でも作るか」

チョウリチュウ

男「いただきます」

モグモグ

男「ごちそうさまでした」

男(もう全然食材ないし明日買い物いかねーとな)

ピンポーン

男「はーい」

男(誰だ?こんな時間に)

ガチャ

男「うおっ、おまわりさん」

警察「やあ、さっきぶりですね」

男(あれ、俺が持って行った紙袋…)

男「どうしたんですか?」

警察「いいですか?よく聞いてください」

男「?」

警察「あなたはこれを交番に届けていない」

男「は?」

警察「私はこれをおとしものとして処理していない」

男「??」

警察「今日これに関しての僕とあなたやりとりは全てなかった」

警察「これはあなたが道で落として、そして持ち主が判明して中身を開けずあなたのもとへ持ってきた」

警察「受け取ってください」

警察「それでは」

男「ちょっ!まっ…」

バタン

男(ど、どう言う事だ…)

男(もしかして、ただのイタズラじゃないとか…?)

男(とりあえず、もう一度だけ電源つけてみるか…)
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 16:02:53.56 ID:X0Keacjeo
ピチュン

デ「こうなる事はわかってましたがね」ドヤア

男(うぜえ…)

男「とりあえずいろいろ聞きたい事がある」

デ「なんでしょう?」

男「とりあえず、なんで返ってきたんだ?」

デ「非常に薄い関係ですが、警察と英雄は繋がっているのですよ」

男「どういうふうに?」

デ「よく漫画であるじゃないですか」

デ「警察じゃ処理しきれない犯罪から世界を守る組織、ネ◯フとかあんな感じです」

男「そんな漫画みたいな話…」

男「とも断定できなくなってきたな」

男「で、俺らは実際なにをすれば言い訳なんだ?」

デ「英雄行為です」

男「その内容を聞いてるんだ!」

デ「英雄社からの依頼をこなす事が英雄行為とみなされます」

男「じゃあ!その依頼の内容は!」

男(つ、疲れる…)

デ「今届いてる依頼は、」

デ「各所通信基地に英雄プログラムをインストールする事です」

デ「こちらが通信基地の配置マップになります」

デ「インストールが必要な1万台の内2862台がクリアされてます」

デ「期限は1月15日です」

男「なんだそれ?」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/24(木) 16:10:49.44 ID:X0Keacjeo
男「それのどこが英雄行為なんだよ」

デ「我々が英雄を名乗る以上、もちろん悪があります」

デ「その悪の次の作戦が日本の通信死滅作戦なのです」

男「ネーミング…」

男「その悪組織ってなんなんだよ?」

デ「回答できません」

男「そんなのありかよ…」

男(やっぱうさんくせえなあ…)

男(だいたい…)

男「だいたい通信基地が1万個だけな訳がねえだろ」

デ「そこは英雄社の技術力で1万個にまで減らせたのです」

男「なんだそのご都合主義!?」

男(いとうさんくせえ)

男「というか、単純計算一人で100個か」

男「いや、無理だろ」


23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/24(木) 17:32:40.70 ID:27/Fzfnvo
デ「自分には無理だと言うのなら、このデバイスを破棄してください」

男「そんな事できるのか?」

デ「もちろん」

デ「これに参加したらほぼ義務的に英雄行為を行わなければなりません」

デ「参加しなければ、いままでとなにも変わらない日常を謳歌することができます」

男(いままでとなにも変わらない日常…)

デ「よく考え、返答してください」

男(うーん…)

男(まだまだ、胡散臭いし気持ちの整理もできてないけど…)



男(これはチャンスかもしれない)



男(俺は昔、ヒーローになりたかった)

男(成長と共にいつの日か失った夢だけど)

男(正直、今も途絶えきってない)


男(誰かが言ってた「お前がおもんないのは、おまえのせい」だって)

男(俺が今まで主人公じゃなかったのはこの一歩が踏めなかったからだけじゃないのか?)

男(俺はこのままでいいのか?)
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/24(木) 17:36:45.32 ID:27/Fzfnvo
すまん、訂正

デ「自分には無理だと言うのなら、このデバイスを破棄してください」

男「そんな事できるのか?」

デ「もちろん」

デ「このデバイスを破棄することによって、今回の話はなかっことになります」

デ「これに参加したらほぼ義務的に英雄行為を行わなければなりません」

デ「参加しなければ、100万円とこれに関する記憶は回収しますが」


デ「いままでとなにも変わらない日常を謳歌することができます」

男(いままでとなにも変わらない日常…)

デ「よく考え、返答してください」

男(うーん…)

男(まだまだ、胡散臭いし気持ちの整理もできてないけど…)



男(これはチャンスかもしれない)



男(俺は昔、ヒーローになりたかった)

男(成長と共にいつの日か失った夢だけど)

男(正直、今も途絶えきってない)


男(誰かが言ってた「お前がおもんないのは、おまえのせい」だって)

男(俺が今まで主人公じゃなかったのはこの一歩が踏めなかったからだけじゃないのか?)

男(俺はこのままでいいのか?)
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 17:44:34.28 ID:27/Fzfnvo
男(決まってるだろ…!)

デ「どうされますか?」

男「お前ってもしかして通信料とかかかるのか?」

デ「英雄社で負担します」

デ「その上携帯電話の機能と呼ばれるものはだいたい利用できます」

男「え!?マジで携帯持ってないんだよ俺」

男「メールとかできんの?」

デ「可能です」

男「メールできのか!じゃあ…」

デ「じゃあ…?」







男「じゃあ俺も世界を救ってみるか」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 19:58:14.92 ID:F8az4Kk60
良いね、期待するよ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/24(木) 22:10:47.04 ID:DjwDJlU8o
>>26
ありがたや〜
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/25(金) 07:57:06.96 ID:M7yjzFlBo
デ「承諾しました」

デ「救うのは日本ですが」

男「言葉のあやだよ!」

デ「では注意、ルールがあります」

男「注意?」

デ「まず、故意的にこの英雄チャレンジの事をバラしてはいけません」

男「英雄チャレンジってださいな…」

デ「いかなる情報も漏らしてはいけません」

デ「もし、故意的にバラした場合厳しく罰します」

男「罰するというと?」

デ「殺します」

男「やっぱり」

デ「その2です」

デ「英雄たる心得です」

デ「英雄というのは人の憧れの象徴であるという認識を忘れてはいけませんさらにそれと同時に…」


男(ながくなりそう…)

男(ふわぁ…眠いな…)

男(眠いと考えたらなんだか…)

男「」zzZ

デ「……と心がけてください」

デ「そしてその3、これが一番重要です」

デ「英雄には相棒というものが存在しますね」

デ「孤独なヒーローもいますが、そんなのはかわいそうなので今回は相棒を作ってもらいます」

デ「これは強制です」

デ「相棒の登録方法ですが、この端末のカメラ機能で撮影した最初の人物を相棒として登録します」

デ「相棒とあなた二人で日本を助けるのです」

男「…ぉ…ぅ」zzZ

デ「では、私はよく働いてしまったので、次起きるのに時間がかかりますお昼頃になるかもしれません」

男「…」zzZ

デ「では、おやすみなさい」

ピチュン
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/25(金) 09:21:39.03 ID:mZ31iLDlo
〜朝〜

男「ハッ!」

男「寝てしまってた」

男「おーい、デバイスー」

男「返事がない、ただ(ry」

男「えーっと、確か俺が英雄チャレンジってのをしてるのをバラしちゃいけないんだったな」

男「でも、ばれないならこれは持っていっていいはずだ」

男「ついに俺も携帯(っぽいもの)デビュー…」グフフ

男「さっさと支度するか」グフフ

ガチャガチャ

モグモグ

チーン

男「昨日ちょっと変な事があったけど行ってくるね母さん」

ガチャ
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 09:31:05.00 ID:mZ31iLDlo
ガチャ

〜登校〜

男「ふー、さびー」

男(変な事があっても、冬の寒さは変わらないんだな…)

男(ん?)

男(なんだあれ)クスクス

男(朝から公園のジャングルジムって)クスクス

男(しかも、なんかハトにエサやってるし)クスクス

男(しかも、ウチと同じ学校の制服)クスクス

男(昨日携帯にある昨日はほとんど使えるとか言ってたよな…)

男(写メってみよう)クスクス

パシャ

男(よしよし…)

男(ん?なんだこれ?)

男(「この方でよろしいですか?」?)

男(保存しますか?みたいな話か?)

男(まあいいや、とりあえず「はい」だろ)

デ(「登録しました」)

男「やべっ!もうこんな時間急がないと!」

タッタッタッ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/25(金) 09:39:35.80 ID:mZ31iLDlo
〜学校〜

男「ふぅー、なんとか」

クラスメイトA「男ー、おはよう」

男「おう、おはよう」

クラスメイトA「今日転校生くるらしいぜ」

男「こんな時期にか!?」

クラスメイトA「俺もびっくりしたんだけどさ、まあ男子らしいから興味ねえけど」

男「男子かよ…」

ガラッ

先生「オイオラッ!席つけコノヤロウ!!」

先生「今日は転校生来てるぞコノヤロウ!!」

ガラッ

?「失礼しまーす」

先生「自己紹介しろ!コノヤロウ!!」

相 棒太(以下:相)「相 棒太(ソウ ボウタ)です、よろしくー」

男(ハトヤロウ!?)

男(や、やべぇ…変な奴が転校してきた…)

先生「じゃああの空いてる席に座ってろコノヤロウ!!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/25(金) 13:56:54.85 ID:mZ31iLDlo
キーンコーンカーンコーン

〜休憩〜

クラスメイトB「ねー、相棒くーん」

相「なにー?」

クラスメイトB「なんでこんな時期に転校してきたのー?」

相「仕事の都合でね」

クラスメイトB「そうなんだー、大変だねー」

クラスメイトC「うちも親の都合で引っ越したからなー、大変だよな!」

相「まあねー」

ワイワイ

男(悪いやつじゃなさそうだな…)

男(写真きっかけで、変なやつと思われて友達できなくなってもあれだし消しておくか…)

ピッピッ

男(あれ?削除できない?)

男(あれ?なんでだ?)

クラスメイトA「あれ?携帯かったの?」ヒョイ

男「うわっ!勝手にとるんじゃねえ!」

クラスメイトA「ん?これ転校生か?」

男「はっ!?」

クラスメイトA「やっぱ転校生だよな!」

クラスメイトA「おい!見てみろよこいつさっそく転校生の写真とってるぞ!」

男「やっ、やめ!」



クラスメイトB「やだー、きもーい、やっぱホモなんじゃん」

クラスメイトC「俺はホモじゃないって信じてたのに…」

男「ち、違う!ホモじゃねーっつーの!」

クラスメイトB「じゃあなんで撮ったの?」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/25(金) 17:20:15.66 ID:yeDbs9870
まんこ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 18:40:37.93 ID:Ivx0Eu8Lo
男(幸いあいつらは写真の中の転校生が奇行にはしっているのに気づいていない…)

男(それなら…!)

男「いやー、実は昔からの知り合いでさ、な?棒太」

相「!?」

クラスメイトB「そーなのぉ?」

男「親にこんなにも大っきくなって帰ってきたよって、送ってあげたんだよ」

男「な?」ガシッ

相「う、うん」

男「よし、じゃあ募る話もあるし一緒に飯くおーぜ」

相「うおっ、ひっぱらないでー」

タッタッタッ

クラスメイトA「あいつって両親いないよな?」

クラスメイトB「いないよね」

クラスメイトC「とりあえずどっちにしろ男は…」

クラスメイトABC「「「ホモだな」」」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/25(金) 18:56:12.78 ID:Ivx0Eu8Lo
〜屋上〜

男「ふーっ、危なかった」

男「でもこれでお前が奇行にはしっていた事も俺がホモな事もばれなかったな」ニイ

相「えっ?ホモなの?」

男「あっ!違う!ホモじゃないことが証明された!」

相「本 当 は ?」

男「ホモ」

ブハハハハ

男「言わせてんじゃねーよ」ハッハッハ

相「なんか言いたくなって」ハッハッハッ



相「あー、お腹痛い」ハハッ

男「笑い過ぎだろ…」

相「君もじゃん」

男「まあそうだけど」ハハッ

相「ふー、」

相「で、なんで僕の写真撮ってたの?」

男「お前が変なことしてたから写メってやろうと思ってだなあ」

相「なんだ、じゃあホモじゃないんだ」

男「ホモじゃねえって!!」

相「ごめんごめん」ハハッ

男「ホモネタなげえぞ!」

相「ごめんってば」ハハッ

相「じゃあなんでそう言わなかったの?」

男「これきっかけでお前がいじめられたりしたら寝覚めが悪いじゃないか」

相「やさしいね」

男「そんなんじゃねー」

相「そんなんじゃん」ハハッ

男「んで、写真わ消そうと思ってたらなぜか消せなくてあたふたしてる間に携帯を奪われて」

相「確かに変わった携帯だったね、ああいうのに詳しいつもりだったけど見たことないモデルだったよ」

男「あ、もしかしてこういうの得意か?」

相「多少はね」

男「ちょっとやってみてくれよ」ヒュ

相「おっけー」パシッ

デ「相棒の指紋認証を完了しました」

男・相「「!?」」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/26(土) 00:31:47.29 ID:ljOW/vDDo
相「今なんか音なったよね?」

男「う、うん」

男「ちょ、ちょっと待ってね」

トコトコ

男「相棒登録ってなんだよ!」コソコソ

デ「昨日説明したじゃないですか」

男「え?」

デ「カクカクシカジカ」

男「あ〜、なるほどね」

男(完全に半分以上寝てた…)

男「で、どうやって解除するんだ?」

デ「情報漏洩を防ぐため相棒は変更できません」

男「!?」

男「どうすんだよ!?」

デ「知りません」

男「ほぼ初対面だぞ!」

デ「知りません」

男「どうしてくれんだよ…」

デ「知りません」

男「このなの打ち明けれるかよ…」

デ「知りません」

男「もう知りませんって言わなくていいんだよ!!」

デ「知りません」

男「お前はNPCか!」

デ「NPCではありませんよ?」

男(こ、こいつぅ……)イライラ

デ「率直に申し上げます」

デ「ぶっちゃけましょう」

男「俺がここでぶっちゃけたら、ただの電波やろうじゃねえか…」

相「何をぶっちゃけるの?」

男「いや、だからお前に俺と一緒に世界を救ってくれって」

相「いいよ」

デ「世界じゃなくて日本ですけどね」

相「あっ、なんだ日本ね」

相「どっちでも別にいいけど」ハハッ

男「そっか、やってくれんのか…」

男「ってえええええええええええええ!?ええええ!?えええ!?えええええええええええええええええええ!?」

デ「うるさいです」

男「なんでやるの!?」

相「おもしろそうじゃん?」

男「は?」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/26(土) 12:36:26.93 ID:4K7O6+Sv0
見てるよーん

乙乙
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/26(土) 17:40:57.32 ID:pKUlVX9ao
男「まず、こんな突拍子もない話信じるの?」

男(俺も、信じきってないし…)

相「信じるよ」

相「だって、信じた方がおもしろそうじゃん」

男(こいつ…)

相「いや〜むしろ、こんな時期に転入してきたらもう思い出もクソもないだろうと思ってたからちょっと嬉しいよ」

男(こいつ俺より主人公っぽい…!!)

相「どうかした?」

男「わかった、ならばお前を相棒として認めよう」

男「相棒としてな!」

相「?」

デ「では学校が終わればさっそく英雄行為に入りましょう」

相「英雄行為?」

男「デバイス、説明頼む」

カクカクシカジカ

相「ふーんなるほどね」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/27(日) 00:18:27.72 ID:6xcGRhj4o
>>37
あざっす!
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 00:33:28.32 ID:6xcGRhj4o
男「てなわけで放課後とりあえずいろんなとこ散策して探してみようと思ってるんだけど」

相「わかった、放課後ね」

男「じゃあそろそろ休憩終わるしいくか」

相「了解〜」

男(すごい適応力だな…)

男(俺なんか何時間も疑ったのに…)

相「あっ、僕トイレに寄るねはらや

男「んじゃあ、先いってるぞ」



デ「変わった人ですね」

男「おい!しゃべるな!」

デ「大丈夫です、周辺に人はいません」

男「そんな事もわかるのか」

デ「むしろ声がでかいのはあなたです」

男「いちいちにくたらしいやつめ」

デ「で、変わった人ですねと」

男「確かにそうだな…」

デ「大丈夫ですか?」

男「でも、もう決まっちまったものだし」

男「あいつと頑張るよ」

デ「そうですか、それなら安心です」

デ「心の中であの人とやるのは難しいんじゃないかと考えているかと心配になったのですが」

デ「無駄な心配だったようですね」

男「お前…」

男「ツンデレなのか?」

デ「断じて違います」

男「その感じがまたツンデレっぽくて…」ニヤァ

デ「断じて違います」

キーンコーンカーンコーン

男「うわっ、やべえ、授業中は黙ってろよツンデレデバイス」

デ「断じて違うと言っているでしょう!!」

ハッハッハッ
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/27(日) 00:41:49.61 ID:6xcGRhj4o
〜放課後〜

男「じゃあ行くか」

相「おっけー」


トコトコ

相「どこに向かうの?」

男「えっと、マップみると…」

男「どうやってみればいいんだ?」

デ「この通信基地ごとに円が描かれているでしょう?」

男「おう」

デ「この範囲に入れば無線で英雄プログラムを送信できます」

男「えっ、無線!?」

デ「無線です」

男「なんか通信基地の横まで行って線と線を繋ぐみたいなのを想像してたんだけどな…」

デ「非効率的過ぎるでしょ(笑)」

男「画面に(笑)って表示するのやめろ」

相「それじゃあ、ここも圏内なんじゃない?」

男「ほんとだ」

デ「英雄プログラムを送信します」

ピコン

デ「完了しました」

デ「英雄ポイントが10加算されました」

男「10って言われてもピンとこねえよ…」

相「そういうときはどれぐらいとればいいか聞くんだよ」

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/27(日) 00:48:18.36 ID:6xcGRhj4o
男「そうか、どれくらいとればいいんだ?」

デ「わかりません」

男「おい、ダメじゃねえか」

相「えっ、僕が悪いの!?」

男「はー、とりあえず次いくか」

相「これって送信にどれぐらいかかるの?」

デ「一瞬です」

相「じゃあさ、電車にのりながらやればいいんじゃない?」

男「お前天才か」

相「マップ見る限り、最寄の駅から続いてる線路の上にあるのだけでも8つだし」

男「お前天才か」

男「そうと決まれば駅にいくぞ!」

相「了解〜」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 18:30:58.10 ID:UtdQO5gc0
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/27(日) 22:49:33.29 ID:xf8saXHpo
〜電車〜

男「いやー、楽だな」

相「だねー」

デ「送信完了しました」

男「これで7件目か」

デ「電車に乗ってからは7件目です、合計8件目となります」

相「終点で8つ目かな」

デ「というか私ばかり働いているんですが」

男「だって、できることないし」

相「なー」

男「じゃあできることがあったら言ってくれよ!」

デ「…チッ」

男「あ!お前舌打ちしたな!」

デ「してません」

男「嘘つけ!聞こえたからな!」

デ「そのような機能はついておりません」

男「この期に及んで…」

相「それにしても、よくできてるよねこれ」

男「うーん、言われれば確かにそうだな」

デ「もちろん、私は優秀ですので」

男「すごいのはすごいんだけど、」

男「なんか、人間らしすぎて機械として評価できないんだよな…」

デ「褒めてもなにも出ませんよ?」

男「別に褒めてねーし」

デ「いや、今のは褒めてましたよ」

相「今のは褒めてたね」

男「うるせぇ!」

デ「もうすぐ終点です」

相「じゃあ、送信の準備して!」

男(ここで放置かよ…)

男「今日はここで引き上げるのか?」

相「マップを見ると、ここで乗り換えられる線に17つほどエリアが含まれてるんだけど…」

男「じゃあ、まだ時間あるし行くか!」

電車「ゴジョウシャアリガトウゴザイマサシュウテンデゴザイマスオワスレモノナイヨウゴチュウイクダサイ」

デ「送信完了しました」

相「よし、いこう!」

男(あれ?あいつがひっぱってね?)

男「おう、行くぞ俺の相棒!」

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/27(日) 22:52:25.49 ID:xf8saXHpo
男「ふぅー、もう合計26か」

相「次の線には22個あるよ!」

男「マジかよ!行くしかないな!」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 22:53:32.12 ID:xf8saXHpo
男「ふぅー、、、もう48個か…」

相「つ、次の線には25個あるよ」

男「つ、次で最後にしよう…」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 22:55:40.36 ID:xf8saXHpo
男「も、もう73か…」

相「つ、つ、次のに37個あるけど、どうする?」

男「37って…どこまで行くつもりだよ…」

男「えーい!!もういってしまええ!!!」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/27(日) 23:02:22.93 ID:xf8saXHpo
男「帰れなくなったね〜」

相「そうだね〜」

男「お、お前が次から次へと見つけてくるから」

相「君がいこう!って言うからだろ!」

相「僕は発案だけだ!」

男「発案されなきゃ、行動しないんだよ!」

デ「どっちもどっちですよ」

男・相「………シュン」

男「と、とりあえずどうする?クソ寒いぞ…」

相「そのお金でホテルとか借りれないの?」

男「デバイス、それはセーフか?」

デ「問い合わせます」

デ「アンサーがでました、英雄社でホテルを手配するとのことです」

男「おっしゃ!早くそこへ向かおう」

相「まともホテル頼みますよ…」

トコトコ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 23:02:53.58 ID:xf8saXHpo
>>43
あざっす!
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 14:41:31.29 ID:QlYJdOCwo
相棒がわりと優秀だね
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 19:56:29.34 ID:Oodn5Zke0
男が空気だな(笑)

52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/28(月) 23:03:59.94 ID:D5jWRiiOo
〜ホテル〜

男「ら、らぶほ!?」

デ「安価で近い場所が選ばれましたので」

相「お、男くん…///」

男「えっ!?気持ち悪っ!」

相「もうなんでもいいから入ろうよー」

男「お、おう…さ、寒いしな…」

男(襲われないよな…?)

デ「

トコトコ

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/28(月) 23:06:51.94 ID:D5jWRiiOo
〜ホテル〜

男「ら、らぶほ!?」

デ「安価で近い場所が選ばれましたので」

相「お、男くん…///」

男「えっ!?気持ち悪っ!」

相「もうなんでもいいから入ろうよー」

男「お、おう…さ、寒いしな…」

男(襲われないよな…?)

デ「部屋は307号室です」



トコトコ

ガチャ

男(めっちゃジロジロ見られた…)

相「じゃあ、どっちからお風呂はいる?」

男「えっ…!?」

相「?」

相「もう疲れたしお風呂入ってさっさと寝ようよ」

男「あ、そういうことね…」

男「じゃ、じゃあお先にどうぞ」

相「了解〜」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/28(月) 23:23:50.29 ID:D5jWRiiOo
男(ふぅ〜、疲れた〜)

男(それにしてもできる相棒を見つけてしまったものだ…)

デ「どうしました?情けない顔をしてますね」

男「いやー、これじゃどっちが付き人なのかなってな」ハハッ

男「自分の中ではこんなイタズラまがいなものに参加を決断するだけで大きな一歩だったのに」

男「あいつ、ひょろっと決めちまって、いざ行動しはじめてもさらっと活躍するからさ」

デ「確かに優秀な方ですね」

男「まー、でもこれで日本が救えるならいいか」ハハッ

デ「我々としてはそうですが…」

デ「あなた個人としてそれはどうなんでしょうねえ?」

男「含んだような言い方しやがって」…チッ

男「そんなことよりだなあ」

デ「?」

男「こんなんで本当に日本を救えてるのか?」

デ「ええ、もちろん」

男「実感ねえなあ」

デ「今、この国で通信機器が利用できなくなるというのは非常に大きな問題になりうるんですよ」

男「へえー」

デ「下手すればそれだけで人が死んだりします」

デ「それだけ通信に依存した社会になっているのも問題なんですがね」

男「なるほどね…」

男「難しい事はよくわからん!」ハッハッ

デ「まったくこれだから…」

男「とりあえず、本当に人の命がかかってるならできるだけ頑張るよ!」

デ「そうですか」フフッ

男「それにしても、本当に日本を潰そうとしてる組織なんかあんのか?」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 23:26:16.41 ID:HXXknVpn0
デバイスがワンダースワンとは懐かしい。
乙です。
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/29(火) 07:03:33.08 ID:GWbo0SY+o
デ「そういえば、話してませんでしたね」

デ「彼らに名前はないですが、我々はクラッシャーと呼んでいます」

男(相変わらずのネーミングだな…)

デ「クラッシャーは7つの方法を用いて日本の崩壊を目論んでいます」

デ「一つ目がこの前クリアされた、囚人大開放作戦」

男(名前…)

デ「そして、二つ目がこれです」

男「まだ二つ目か…」

男「警察とかは動けないのか?」

デ「警察は動くなと脅されているのです」

デ「動けば7つ目の最終兵器を出すぞと」

男「最終兵器って中2くさいな」

デ「恐らく核兵器でしょう」

男「ああ、核兵器ね…」

男「ええっ!?」

デ「それほどのものを持ってるん、ですよクラッシャーは」

男「ちょっ、ちょい待て!ま、マジ?」

デ「マジです」

男(なんか思ってたよりやばいことに首つっこんじまったんじゃないか…?)

男「じゃ、じゃあ警察はダメなのに、なんで俺たちは大丈夫なんだ?」

デ「そこは話せません」

男「なるほど、そうくるか」

デ「まあ理由の一つとしては、奴らの7つの方法は段階的に日本を崩壊させて行くものなので」

デ「本来なら7つを決めた順番でクリアしていくのが彼らにとってベストなんです」

デ「しかし、警察ほどの大きい組織が絡むと難しくなるので牽制している」

デ「今のところはこうお考えください」

男(これに関してはこれ以上つっこんでもなにも出てこなさそうだな…)

男「わかった」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/30(水) 00:54:49.23 ID:1VxlqdyMo
男(それにしても核か…)

男(結構話が一気に大きくなったような)

男「でも今のところは全然英雄感がないからなー」

男「未だに信じきれてないし」

デ「いつか信じざるを得ない日が来ますよ」

男「そんなもんなのか…」



相「あがったよー」

男「おう、じゃあ入るな」



ヌギヌギ

男(ふぅー、疲れた)

男(最近色々一気に起こりすぎたな…)

男(最近ってか昨日からか…)

男(我ながらむちゃくちゃだな)

男(今日転校してきたやつとラブホに来てるなんてヤバすぎるだろ)

男(そういえば始発のったとしてもここから学校まで間に合うのか?)

男(風呂上がったら調べよ…)

ビシャー

ワサワサ

男「いい湯だったー」

デ「ただそのセリフを言いたいだけでしょう」

男「うるせー」

男「あれ?相棒は?」

デ「もう寝てますよ」

相「グースカピー」

男「はやっ」

男「デバイス、マップみせてくれ」

デ「了解しました」

男(こっちのルートで行けば帰りも回収できるな…)

男「よし、んじゃあ俺も寝るわ」

デ「私も寝ます。おやすみなさい、良い眠りを」

男「お前もな………」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/30(水) 00:55:46.18 ID:1VxlqdyMo
>>50
>>51
>>55
サンクスです!
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/31(木) 00:07:08.73 ID:YGZkiUKpo
〜朝〜

男「ふわぁ」

デ「おはようございます」

相「グースカピー」

男「今なんじ?」

デ「9時42分です」

男「!?」

デ「もうすぐ出ていかないと追加料金がかかりますのではやくチェックアウトしてください」

男「!?」

男「おい!相棒起きろ!」ガシッ

ユサユサ

相「へぇ?」

男「学校遅刻だしなんか追加料金がどうとかなんやらかんやらてんやわんや…」

男「とりあえず早く出るから起きろ!」

相「はーい」

デ「朝から騒がしいですね」

男「お前も気を利かせて起してくれればよかったのに!」

デ「私もさっきおきました」

男「機械のくせになんだよそれ…」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 21:56:15.42 ID:Q5uEg7GP0
荵吶シ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/31(木) 22:26:32.34 ID:NkQ01+Dbo
〜電車〜

男「はあ〜、まさかここに来て学校遅刻か〜」

相「まあいいじゃん」

男「まあいいことないだろ」

デ「送信完了しました」

男「おっ、もうこれで115だっけ?」

相「そうだね」

男「もうノルマはこえたんじゃね?」

相「そうっぽいね」

相「ただ、みんながみんな100個もクリアするのかな?」

男「今の状況はどうなってるんだ、デバイス」

デ「ただいま6825個クリアされています」

男「!?」

デ「どうされました?」

男「結構増えてるなと…」

デ「みなさん結構本気でとりかかってるんですんよ」

男「ちなみに一番クリアしてる人はどれくらいなんだ?」

デ「一位はこの「救世主」という方ですね」

デ「2000件ほどがこの方です」

男・相「「!?」」


62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/31(木) 22:27:06.49 ID:NkQ01+Dbo
〜電車〜

男「はあ〜、まさかここに来て学校遅刻か〜」

相「まあいいじゃん」

男「まあいいことないだろ」

デ「送信完了しました」

男「おっ、もうこれで115だっけ?」

相「そうだね」

男「もうノルマはこえたんじゃね?」

相「そうっぽいね」

相「ただ、みんながみんな100個もクリアするのかな?」

男「今の状況はどうなってるんだ、デバイス」

デ「ただいま6825個クリアされています」

男「!?」

デ「どうされました?」

男「結構増えてるなと…」

デ「みなさん結構本気でとりかかってるんですんよ」

男「ちなみに一番クリアしてる人はどれくらいなんだ?」

デ「一位はこの「救世主」という方ですね」

デ「2000件ほどがこの方です」

男・相「「!?」」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 01:49:09.56 ID:98FljmjKo
男「二千件て…」

相「さすがに驚いたね」

デ「スタートが違うのである程度は仕方ないですよ」

男「スタートが違う?」

デ「はい、あなたより数日前に英雄候補に抜擢されています」

男「そうなのか」

デ「あの囚人開放を防いだのにも大きく関わっていますね」

男「あっ、やっぱりあれもそうだったのか」

相「そんなニュースあったね」

デ「現在総ポイント数も一位ですね」

男「へぇー、何点?」

デ「30608点です」

男「!?」

相「これってまだ逆転できるの?」ヤレヤレ

デ「もちろん」ニカッ

男「そんなに明るく言われても…」

電車「◯◯方面はオノリカエクダサイ」

男「おっ、ここで乗り換えか」

相「こんなローカル線乗ったことないなー」

男「そりゃ、昨日来たばっかしだしな」

相「あれ?そうだっけ?」ハハッ

男「お前…」

プシュー

デ「うまくのりかえられましたね」

男「乗り換えにうまくもクソもあるかよ」

デ「最初の駅までにポイントがありますね」

男「本当だ、てか駅を出てすぐだな」

相「おっ、もうはいったな」

デ「送信失敗しました」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/02(土) 14:44:54.69 ID:98FljmjKo
男「へっ?」

デ「英雄プログラムの送信に失敗しました」

男「なんで?」

デ「すでにクリアされています」

相「ん?どういうことかな?」

デ「だからすでにクリアされたポイントです」

男「いや、さっきまであったじゃん」

デ「これまであくまで予想ですが、私達より前の車両に英雄候補が乗っているのではないかと」

相「あー、なるほどね」

男「あー、なるほどね、じゃないよ」

男「結構珍しいことじゃね?」

デ「そうですね」

男「よし、見に行こう」

デ「良いのですか?」

男「なにがだ?」

デ「私が言うのも変な事ですが、英雄には変わり者が多いですよ?」

男「んー、別に大丈夫だろ!」

相(一見、良識人でただのパンピーなのにこういうとこあるよね…)コソコソ

デ(そうですね)コソコソ

男「ん?なんだ?」

デ「なんでもないです、あなたがそういうなら行きましょう」

男「レッツラゴー」



65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/02(土) 15:02:51.64 ID:98FljmjKo
相(あの人じゃないの?)コソコソ

デ(そのようですね)コソコソ

男「おー!おっす!」

相・デ「「!?」」

?「んー?誰だい?」

男「あんた英雄候補だよな?」

?「うん、そうだね」

男「俺もそうなんだよ!」

?「知ってるよ」

男「え?なんで?」

?「僕はなんでも知ってるからね」ハハッ

男「なんか変わり者だなー」

?「君ほどじゃないよ」ハハッ

男「なんか鼻につくやつだな…」

?「えらい正直だね」ハハッ

男「ハハッっていうのやめろ!」

?「ごめんごめん」ハハッ

男「この野郎…!!」

?「とりあえず、男くんと僕どっちがこの電車で抑えられるポイントを抑えるか決めようか」

男(あれ?なんで名前を?)

?「僕は何だって知ってるっていっただろう?」ハハッ

男「うげえ!気持わりぃ!」

相「とりあえず、名前教えてよ」

男「おっ、相棒いたのか」

相「いるよ!どっちがツッコミかハッキリしようよ!」

?「ハハッ、おもしろいね君たち」ハハッ

?「僕の名前は「救世主」」

男「えっ?あの一位の?」

救世主(以下:救)「そうだよ、あの一位のだよ」ハハッ

男「えっ…じゃあ…」



66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/04(月) 01:08:13.00 ID:HTCxzIn5o
男「この電車のポイント譲ってよ」

相・デ「「!?」」

救「いいよ」

相・デ「「!?」」

救「僕は君たちと違って学校とか通わなくていいから、他のとこのをとりにいくよ」

男「いい兄ちゃんだな」

相「一つ質問してもいい?」

救「同行する必要がないからだよ」ハハッ

相「へ?」

救「相棒はいないの?って質問でしょ」

相「なんでわかったの?」

救「僕はなんでも知ってるんだ」ハハッ

救「君のこともね」ニヤリ

相「?」

救(コソコソコソコソコソコソ)ハハッ

相「!?」

相「まさか!」

救「大丈夫誰にも言わないよ」ニヤリ

男「なんていったんだ?」

相「」

プシュー

救「じゃ、駅についたし僕は行くよ」

救「縁があればまた会おう」

プシュー
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/04(月) 01:19:03.38 ID:HTCxzIn5o
男「変なやつだったな」

デ「それなりにそういう人を選んでますからね」

男「そうなのか?」

デ「あなたも何かしらの形でそのアンケートに答えているはずです」

男「アンケート?」

デ「はい、悪の組織が現れたらどうしますか?という」

男「あー、なんかやったような気がする」

男「一時期Twitterとかですごく話題になってたよな?」

デ「それですね、あれを参考に英雄候補を選んでますので」

男「へー」

男「もうなんて答えたか覚えてないけど」

デ「でしょうね」

男「それより、さっきからなに黙りこくってるんだよ相棒」バンッ

相「はっ!ご、ごめんちょっと考え事を」

男「さっきなに言われたんだ?」

相「いや、なにも…」

男「そうか?ならいいけど」

デ「そろそろ学校の最寄り駅ですよ」

男「やっと着いたか」

男「ってもうお昼ご飯の時間じゃねーか!」

男「駅おりてからダッシュだぞ相棒!」

相「そ、そうだね…」

男「?」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/04(月) 01:34:30.82 ID:HTCxzIn5o
〜学校〜

ハアッハァッ

男「なんとか昼休憩中に…」

相「男くん早いね…」ハァッハァッ

男「お前が遅いんだよ!貧弱野郎!」

相「男くんもそんなにガタイいいわけじゃないけどね」ハハッ

男「うるせえ!」ハハハ

男「とりあえず購買いくぞ」

相「了解〜」


〜購買〜

女「あれ?男くん今きたの?」

男「お、女!久しぶり!」

女「久しぶりーかな?微妙なとこだねー」

女「でも確かに昨日も行き道で会わなかったね」

男「昨日は公園に変なやつがいて…」

相「変なやつ?」

男「あっ…」

男(いや、でも普通に変なやつだよな…?)

女「ん?新しい友達?」

男「そんなとこ、転校生の相棒太」

相「どうも」

女「なんか柔らかそうな人ー」

女「うちの男がお世話になってます」

男「誰が「うちの」だ」グリグリ

女「いたい!いたい!」スッ

ポトッ

相「なにか落としましたよ」ヒョイ

相「こ、これは!」

男「えっ!?」

女「ん?どうしたの?」

男「お前これどうしたんだ!?」

女「どうしたのそんな声を張って、昨日家に届いてたのよ」

男「い、一応聞くが、これがなにか分かってるよな?」

女「英雄デバイスとかいうのでしょ?」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 04:55:53.11 ID:qHS1vGD2o
相棒が女っていう・・・・
わけないかWWW
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/06(水) 03:30:09.54 ID:yvEkwG64o
寒いので今日も勘弁!
しばしお待ちを…
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 10:26:13.76 ID:iJbYycZJ0
待ってるからだいじやでー
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