まゆ「黄瀬さんってかわいいなぁ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:07:18.64 ID:Sij2Z5A00

〜昼休み〜

れいか「やよいさん、ごめんなさい。私はこれから生徒会のお仕事があるので、一緒にお昼ご飯を食べることが出来ません。」

やよい「そうなんだ、頑張ってね」

まゆ「・・・」ジー

れいか「はい、ありがとうございます」

みゆき「やよいちゃんごめん！私も先生に呼ばれて、今から職員室に行かなきゃいけないの！」

あかね「ウチとなおも今から部活の集まりや、ごめんな！」

やよい「そっか・・・、みんな頑張ってね」

やよい「はあ、今日のお弁当は一人で食べるのか・・・」

まゆ「ねぇ、黄瀬さん」

やよい「わ、お、岡田さん！？どうしたの？」

まゆ「さっきの話をちょっと聞いちゃったんだけど、良かったら私と一緒にお弁当食べない？」

やよい「え、うん・・・いいよ」

やよい(岡田さん、急にどうしたんだろう)

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少し暑くて少し寒くて ＠ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 ＠ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 ＠ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味 ＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:08:08.28 ID:Sij2Z5A00

〜中庭〜

まゆ「え、黄瀬さんって自分でお弁当作ってるの？すごーい、しかも上手いね！」

やよい「そんなことないよ・・・///」

まゆ「絵が上手なのは知ってたけど、料理もこんなに上手なんだねー！」

やよい「ちょっと待って、どうして絵のこと知ってるの！？」

まゆ「え、だってポスター描いてたじゃない」

やよい「・・・あ、そっか」

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:09:03.73 ID:Sij2Z5A00

まゆ「そういえばあのときの絵ってどうしちゃったの？黄瀬さんのだけなくなってたけど・・・」

やよい「あー・・・あれはね、いろいろあって捨てちゃったの」

まゆ「え！？捨てちゃったの？」

やよい「うん・・・」

まゆ「・・・そっか、残業。あの絵、私をは好きだったのになぁ」

やよい「え！？///」ドキッ

まゆ「あ、良かったら黄瀬さんの絵見せてくれない？私すごく見たいなぁ」

やよい「うーん、見られるのはちょっと・・・」

まゆ「同じクラスの仲だし、見せてよ。お願い！」

やよい(えぇ〜、困ったなぁ。どうしよう・・・)

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:10:20.98 ID:Sij2Z5A00

＼チャイムの音／

まゆ「あ、いけない！もうお昼休み終わっちゃったわ」

やよい(助かった)ホッ

まゆ「じゃあまたお話聞かせてね」

ーーー
ーー
ー

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:11:35.33 ID:Sij2Z5A00

れいか「そんなことがあったんですか」

やよい「うん、私あんまり岡田さんと話したことないから、ちょっとびっくりしちゃったの」

あかね「やよいと岡田さんって全然違うタイプやねー」

なお「そういえば岡田さんって、やよいちゃんのことよく見てたよ」

やよい「え？」

みゆき「ねぇ、それはきっとやよいちゃんとお友達になりたいんじゃない？」

やよい「うーん、そうかもしれない・・・」

あかね「ってか、岡田さん。そこにおるで」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:12:51.61 ID:Sij2Z5A00

まゆ「え！？」ギクッ

なお「こそこそしてないで、こっちにきなよ」

まゆ「あ、あの、これはその・・・」

やよい「岡田さん・・・」

れいか「岡田さんは、やよいさんとお友達になりたいのですよね？」

まゆ「そういう・・・ことなの」カアッ

みゆき「やよいちゃん、いいよね？」

やよい「う、うん・・・」

まゆ「ほんと！」パアッ

まゆ「ありがとう黄瀬さん！よろしくね！」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:14:34.68 ID:Sij2Z5A00

それから岡田さんと私はよくお話したり、お弁当食べたり、一緒に帰ったりした。

岡田さんは優しくて、一緒にいて楽しかった。

でも、あのときの岡田さんの言葉が頭から離れなくて、少し不安だった。

最近の岡田さんの様子からして、本当にお友達として私と付き合っていくのは大丈夫だと思う。

じゃあ、あのときの言葉はなんだったのかな？

私は岡田さんを信じたい。

信じるためには、岡田さんがどう思っているのかを知らなきゃいけない。

私は思い切って聞いてみることにした。

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:19:17.14 ID:Sij2Z5A00

やよい「ねぇ、岡田さん」

まゆ「なに？」

やよい「私ね、運動会の前に聞いちゃったの」

〜聞いたことを説明するやよい〜

まゆ「そう、聞かれてたの・・・」

やよい「何かの間違いだよね？岡田さんは本気でそんなこと思ったりしないよね？」

まゆ「黄瀬さん、ごめんね」

やよい「岡田さん・・・」

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:20:35.62 ID:Sij2Z5A00

まゆ「ホントよ、そう思ってたのは。まさか聞かれてるとは思わなかったなぁ」

やよい「・・・」

まゆ「傷つけちゃったよね、あんなこと言っちゃって」

やよい「でも・・・」

まゆ「もうこんな私と仲良くなんて、出来ないよね」

やよい「何か理由があったんじゃ・・・」

まゆ「ごめんね・・・さよなら」タッ

やよい「あ、待って！」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:21:30.28 ID:Sij2Z5A00

〜〜〜

まゆ「・・・ぐすっ・・・黄瀬さん、ごめんね」

アカオーニ「お前なんで泣いてるオニ？」

まゆ「！？」

〜〜〜

やよい「バッドエンド空間！？まさか！」

〜〜〜

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:22:20.62 ID:Sij2Z5A00

まゆ「友達なんて・・・」

アカオーニ「人間どもの発したバッドエナジーが、悪の皇帝ピエーロ様を甦らせていくオニ！」

やよい「岡田さん！」

アカオーニ「ん、キュアピースか」

やよい「私の友達を傷つけたりしたら、許さないんだから！」

＼レッツゴー！／

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:23:16.56 ID:Sij2Z5A00

ピース「ぴかぴかぴかりん☆じゃんけんポン！キュアピース！」バーン

アカオーニ「出でよ、ハイパーアカンベー！やつを倒すオニ！」

Hアカンベー「アカンベー！」

(中略)

ピース「うわー！」ドーン

アカオーニ「泣き虫のお前一人くらい、おれさまが倒してやるオニ」

ピース(ダメ・・・このままじゃ・・・)

アカオーニ「ハイパーアカンベー、とどめオニ！」

Hアカンベー「アカンベー！」

ピース「くっ・・・」

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:24:19.17 ID:Sij2Z5A00

まゆ「待ちなさい！」バッ

アカオーニ「え？」

Hアカンベー「！？」

ピース「！？」

まゆ「黄瀬さんにひどいことしたら、許さないんだから！」

アカオーニ「なんだお前は？そこをどくオニ」

まゆ「いいえ、どかないわ！」

ピース「岡田さん・・・」

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:25:24.98 ID:Sij2Z5A00

まゆ「黄瀬さん、ごめん。私ね、黄瀬さんのことが嫌いであんなこと言った訳じゃないの。黄瀬さんってなんだかちっちゃくて可愛くて、守ってあげたくなる子だなって思ってた。それで引っ込み思案な性格だし、人前に出るのも苦手かなって。だからリレーで黄瀬さんをメンバーに選んだ緑川さんに反対だったの。きっと嫌な思いをするだけだって。」

ピース「・・・」

まゆ「でも私は、黄瀬さんのことを少し勘違いしてたことに気づいたの。黄瀬さんは思ってたよりも、ずっとがんばり屋さんだった。それに強い子だってことも分かったわ。それを知ってて、信じてた他のみんなが羨ましかったの。そして私は黄瀬さんのことを何も知らなかったみたい。だからあのときは、黄瀬さんを傷つけてしまった。本当にごめんなさい。」

アカオーニ「お前何を言っているオニ！邪魔だオニ！」

まゆ「罪滅ぼしっていう訳じゃないけど、黄瀬さんは私が守るわ！絶対に！」

アカオーニ「もういいオニ！アカンベー、二人まとめて片付けてしまうオニ！」

Hアカンベー「アカンベー！ 」

ピース「ダメ！岡田さん逃げて！」

ドーン！

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:26:25.02 ID:Sij2Z5A00

Hアカンベー「アカンベェェ・・・！」

まゆ「！？」

ハッピー「遅くなっちゃってごめんね」

ビューティ「二人とも、お怪我はありませんか？」

マーチ「危なかったぁ、間に合って良かったよ」

ピース「みんな・・・」

アカオーニ「あー！全員そろってしまったオニ！」

サニー「やかましいわ！よくも、うちらのクラスメイトをいじめてくれたなぁ」

ビューティ「ピース、立てますか？」

ピース「うん、大丈夫。ありがとう」

ハッピー「みんな、いくよ！」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:27:15.92 ID:Sij2Z5A00

全員「ロイヤルレインボーバースト！」

Hアカンベー「アカンベェェ！」

アカオーニ「あぁ！また負けてしまったオニ！」ダッ

まゆ「・・・」ヘタリ

ピース「岡田さん、大丈夫？」

まゆ「・・・うぅ」ジワ

まゆ「わーん！怖かったぁぁ！」ダキッ

ピース「無事で良かった、ありがとう」ナデナデ

ーーー
ーー
ー

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:28:30.87 ID:Sij2Z5A00

〜昼休み、中庭〜

やよい「ねぇまゆちゃん、あのときはどうして動けたの？」

まゆ「うーん、分かんないわ。なんか体が勝手に動いた」

やよい「そうなんだ・・・あのね・・・」

まゆ「あ、分かってるよ。やよいちゃんがプリキュアだってことは誰にも言わないからね」

やよい「うん、ありがとう・・・」

まゆ「でもびっくりしちゃったなぁ。守ってあげたいと思ってたやよいちゃんが実は正義の味方で、私は守られてたなんて」

やよい「ううん、私一人じゃ何も出来なかったよ。今回はまゆちゃんに助けてもらったみたいなものだし」

まゆ「いや、私こそ何もしてないよ。私が出て行ったところで何も出来なかったから」

やよい「そんなことないよ」

まゆ「・・・」

やよい「・・・」

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:29:24.08 ID:Sij2Z5A00

まゆ「きりがないね」

やよい「そうだね・・・あ、そうだ」ゴソゴソ

まゆ「？」

やよい「この間言ってた、私の絵を持ってきたよ」サッ

まゆ「え、見ていいの？」

やよい「うん、もちろんだよ」

まゆ「ありがとう」

やよい「・・・」モジモジ

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:30:29.53 ID:Sij2Z5A00

まゆ「わぁ、凄く上手いね！これって青木さん？」

やよい「うん、弓道やってるときのれいかちゃんって凄くカッコいいから好きなの」

まゆ「これは星空さんと日野さんね？」

やよい「あの二人、とっても仲良しでしょ。微笑ましくていいなって」

まゆ「・・・これってもしかして」

やよい「それはまゆちゃんだよ、昨日描いたの」

まゆ「・・・」

やよい「せっかく見せるんだから、まゆちゃんの絵も描いてみようと思ったんだ」

まゆ「ねぇ、これもらっていい？」

やよい「え？」

まゆ「こんなに上手に描いてくれて嬉しい。だからほしくなっちゃって・・・あ、無理にとは言わないわ」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:31:17.52 ID:Sij2Z5A00

やよい「い、いいよ、あげるよ。ほしいなんて言われたのが初めてだったからびっくりしちゃって///」

まゆ「そっか。ありがとう」

やよい「ううん、こっちこそ誉めてくれて・・・あ、ありがとう///」

まゆ「もぉ〜！やよいちゃんはホントにかわいいんだから！」ナデナデ

やよい「ちょっと、や、やめてよぉ///」

＼チャイムの音／

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:32:09.11 ID:Sij2Z5A00

まゆ「そろそろ教室に戻らないとね」

やよい「うん」

まゆ「あ、やよいちゃん」

やよい「？」

まゆ「あのときは助けてくれてありがとう。キュアピース、かっこ良かったよ」チュッ

やよい「ふぇ！？」カァァ

まゆ「じゃ、先に教室行ってるねー」

やよい「っ・・・///」ドキドキ

突然キスされた頬をなでて、呆然と立ち尽くすやよい。
このあとの授業にはギリギリ間に合ったみたいです。



おわり

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/01/24(木) 14:36:24.81 ID:Sij2Z5A00

スマプリSSでした。
最後まで読んでくれた方々、ありがとうございます。
最終回の放送前で、本編とは大幅に時間がずれていますが、せっかく考えていたのであげてみました。
まゆちゃん可愛いのに本編じゃ全然出番がなくて、もう放送も終わってしまうので悲しい限りです。
もう少しストックが残っているので明日にでもあげようかと思います。
ではでは