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ミーナ「そこまでよ、宮藤芳佳軍曹。両手を壁につきなさい」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:15:37.38 ID:oAeGjOaM0
宮藤「遅かったですね、ミーナ中佐」
ミーナ「正直言って事態を、いえ、あなたを甘く見すぎていたわ。まさか…美緒までも……」
坂本「」ピクッ…ピクッ…
宮藤「えへへ。普段偉そうな割には坂本さんも大したことなかったな〜」
ミーナ「許さない…」ギリッ
宮藤「えへへ…」ニヤニヤ
ミーナ「最後の警告よ。壁に両手をつきなさい!!」
宮藤「ハイハイ、わかりましたよっと」ハンズアップ
ミーナ「そのまま壁まで歩いて!」
宮藤「……」ニヤリ
ガシャーン!!
ミーナ「うっ!!?」
カラカラカラカラ
ミーナ「くっ…、銃が…!」
宮藤「ニヤニヤ」
ミーナ「……リーネさんの狙撃ね…相変わらず良い腕だわ…」
宮藤「リーネちゃんの狙撃可能距離ならミーナさんの能力の範囲の外から撃てますからね」
ミーナ「くっ……(まずいわね……!誰かがこの部屋に近づいてくる……!)」
「(これは……トゥルーデ!!?助かったわ……!)」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1359573337
1.5 :
荒巻@管理人★
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/
旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/
木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/
いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい 安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/
【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/
アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:17:22.27 ID:oAeGjOaM0
ガチャリ
バルクホルン「……」
ミーナ「トゥルーデ!!良かった、来てくれて!二人で宮藤さんを取り抑えるわよ!」
バルクホルン「ああ…」
ミーナ「窓に気をつけて。リーネさんが狙って……」
ガシッ
バルクホルン「……すまない、ミーナ」
ミーナ「そんな……まさかあなたまで…嘘でしょう、トゥルーデ…」ウルウル
宮藤「あまりバルクホルンさんを責めないであげてくださいね〜ミーナさん」
ミーナ「……」キッ!
宮藤「うわぁ、怖い目」ニヤニヤ
ミーナ「……どうして?…トゥルーデ……」
バルクホルン「……すまない…」
宮藤「しょうがないですよ〜。可愛い妹のためですもんね?トゥルーデお姉ちゃん?」ニヤニヤ
バルクホルン「くっ…!!」ビクッ!
ミーナ「卑劣な……。あなたは最低よ、宮藤芳佳!」
宮藤「ニヤニヤ)そのまま抑えていてくださいね〜、お姉ちゃん♪ミーナさん、すぐ楽にしてあげますからねー。痛くしないようにしてあげます」
ミーナ「くっ…!あなたは!あなたは何が目的なの?!なぜこんなことを…!」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:19:04.01 ID:oAeGjOaM0
宮藤「目的なんてあるわけないじゃないですかー。やだなぁ、ミーナさん」
ミーナ「目的もなくどうしてこんなことができるの!?」
宮藤「…そうですね〜。強いていうなら、欲望ですかね…」ニヤニヤ
ミーナ「そんな…欲望のためだけに美緒を…。サーニャさんもエイラさんも、シャーリーさんもルッキーニさんまでも!!」
宮藤「楽しかったですよ〜」ニヤニヤ
ミーナ「……最低よ…、あなたは……」
宮藤「えへへ。それじゃあミーナさん、そろそろやっちゃいますね♪」
バルクホルン「……」
ミーナ「こんなの…あんまりだわ……!501が…。ストライクウィッチーズがたった一人の手によって……。たった5日前までは……みんな楽しく過ごしていたのに……!」
これは、『第501統合航空戦闘団』通称ストライクウィッチーズの中で起こった、史上稀に見る淫鬱な事件の記録である。
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:19:42.10 ID:oAeGjOaM0
―――5日前。
食堂
ペリーヌ「ここにいましたの、宮藤さん」
宮藤「あれ、どうしたんですか、ペリーヌさん?まだ夕食の時間じゃないですよ?」
ペリーヌ「あなたを探していましたの」
宮藤「え、私を?」
ペリーヌ「ええ。坂本少佐からの伝令ですわ。至急ハンガーに来られたしとのことです」
宮藤「ハンガー?でも今日はもう訓練は終わりじゃあ?」
ペリーヌ「なにやら輸送機で到着する補給についてのお話のようですが…」
宮藤「補給のこと…?なんだろう?」
リーネ「さあ…?」
ペリーヌ「とにかく私は伝えましたわよ。坂本少佐をお待たせすることなど許しません!さっさとお行きなさい、宮藤さん!」
宮藤「は、はい!ごめん、リーネちゃん。私ちょっと行ってくるね」
リーネ「うん。夕食の支度はもう私一人でも大丈夫だから」
宮藤「ごめんね」
リーネ「いってらっしゃーい」シ
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:20:17.10 ID:oAeGjOaM0
ハンガー
宮藤「お待たせしました、坂本さん!」
坂本「おぉ、宮藤。すまなかったな、急に呼び出したりして」
宮藤「いえ、大丈夫です。それよりどういったご用でしょう?」
坂本「うむ。あと半時ほどでスオムスから補給が届くのだがな、その機にスオムスから一人ウィッチが乗ってくることになっているんだ」
宮藤「スオムス…。確かエイラさんの故郷ですよね?」
坂本「そうだ。我々と同じようにスオムスには507統合戦闘航空団があるのだが、扶桑からそこに派遣されている迫水ハルカ中尉が今日やってくる」
宮藤「迫水中尉ですか…」
坂本「お前の大先輩だ。挨拶しておけ」
宮藤「は、はい!」
宮藤「ところで迫水中尉はなぜここに?」
坂本「501の視察、だそうだ」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:21:16.72 ID:oAeGjOaM0
30分後…
坂本「久しぶりだな、迫水!」
ハルカ「お久しぶりです、坂本少佐!」
坂本「はっはっは!見違えたぞ、迫水。カールスラントのときとは別人のようだな!」
ハルカ「いやぁ、お恥ずかしい…。そちらの方は?」キラーン
坂本「宮藤芳佳軍曹だ」
宮藤「宮藤芳佳です。初めまして!」
ハルカ「初めまして、宮藤軍曹。507統合戦闘航空団所属、迫水ハルカです」
坂本「うむうむ。宮藤、早速だが迫水をミーナのところに案内してやってくれ」
宮藤「はい!では迫水さん、こちらです」
ハルカ「少佐、またのちほど」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:22:00.70 ID:oAeGjOaM0
…………
エイラ「さ、坂本少佐…」
坂本「ん?なんだエイラ、いたのか?」
エイラ「そこの陰のところで居眠りしてて、宮藤と少佐の声が聞こえて起きたンダ」
坂本「なんだ、いたのなら出てくれば良かったではないか。スオムスで迫水とは面識があるのだろう?」
エイラ「ああ…。少佐、迫水はいつまでここにいるンダ?」
坂本「明日には発つと言っていたな」
エイラ「明日…。守らなくちゃ……。サーニャは私が守るンダ…!」
坂本「エイラ…?」
エイラ「少佐なら大丈夫だと思うケド…。迫水には気をつけてくれ、少佐。あいつは…恐ろしい奴ダ」ガクブル
坂本「何を言っているかわからんぞ、エイラ」
エイラ「守るンダ……」
坂本「おい、エイラ…。行ってしまったか。おかしな奴だな」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:23:04.29 ID:oAeGjOaM0
ハンガー外廊下
宮藤「ミーナ中佐は司令室にいると思います。こっちですよー」
ハルカ「あ、ちょっと待って、宮藤さん」
宮藤「?どうかされましたか?」
ハルカ「ごめんね、少しだけここで待たせて」
宮藤「待つ?誰をですか?」
ハルカ「ちょっとね…」ニヤリ
ハルカ「そんなことより芳佳って呼んでもかまわないかしら?」
宮藤「もちろんいいですよー!」
ハルカ「ふふ、ありがとう、芳佳。なんだか芳佳とは仲良くなれそうな気がするわ……」ニヤリ
宮藤「?」
ハルカ「匂うのよね……同族の香りが…!」
宮藤「同じ扶桑出身ですものね!」
ハルカ「そうね。それだけじゃないけどね…」ニヤ
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:24:15.26 ID:oAeGjOaM0
ガチャ
宮藤「あ!エイラさん!ハンガーにいたんですか?」
エイラ「!!!!?」
ハルカ「あら!ユーティライネン中尉じゃない!久しぶりね」
エイラ「ア……!アァァ……!!」
宮藤「エイラさん…?どうかしたんですか?」
エイラ「サササ、迫水…!!!」
ハルカ「ニコッ」
エイラ「く、来ンナ!近づくナ!!」
宮藤「え?!」
ハルカ「どうしたの?久しぶりだというのに冷たいじゃない」
エイラ「み、宮藤…!こいつと関わンナ!」
宮藤「え?え??」
エイラ「〜〜〜〜!!早くスオムスに帰れー!!」タッタッタッタッタ
宮藤「…走っていっちゃいましたね…。なんだったんでしょう…?」
ハルカ「どうしたのかしらね、エイラ。不思議な子…」ニヤリ
宮藤「ひょっとして迫水さん、エイラさんが来るってわかっていたんですか?」
ハルカ「さあ、どうかしらね」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:24:55.19 ID:oAeGjOaM0
司令室
コンコン
宮藤「ミーナ中佐、宮藤入ります」
ミーナ「どうぞ」
宮藤「失礼します」
ハルカ「失礼します」
宮藤「ミーナ中佐、迫水ハルカ中尉をお連れしました」
ミーナ「ご苦労様、宮藤さん。迫水さん、私が501統合戦闘航空団隊長のミーナ・ディートリンデ・ヴィルケです」
ハルカ「507統合戦闘航空団、迫水ハルカです。初めまして」
ミーナ「話はスオムス空軍からうかがっています。明日一日、自由にこの基地内を見て回ってくださいね」
ハルカ「ありがとうございます。統合戦闘航空団の中でも501は特に名高いところですので、いろいろ勉強させていただきます」
ミーナ「宮藤さんは明日一日迫水中尉の案内をしてさしあげてね」
宮藤「はい、わかりました!」
ミーナ「寝室は空いている隊員部屋に布団を入れておいたので、そちらを使ってください」
ハルカ「わかりました。それではいったん失礼します」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:26:08.04 ID:oAeGjOaM0
バタン
ハルカ「あれがストライクウィッチーズ隊長、ミーナ中佐……。噂通り美しい方だわ」
宮藤「そうですよね〜。ミーナ中佐、とっても綺麗だし、歌もお上手なんですよ〜」
ハルカ「なるほど…」
宮藤「もうすぐ夕食なんで、食堂に行きましょうか。そうすればみなさんとも会えますし」
ハルカ「うん、そうさせてもらおうかな」
サーニャ・エイラ部屋
エイラ「おはよう、サーニャ」
サーニャ「おはよう、エイラ」
エイラ「サーニャ、今日と明日は部屋から一歩も出ちゃだめだゾ。私以外の人間を部屋の中に入れるのも駄目だ」
サーニャ「?何かあったの?」
エイラ「ああ。スオムスからかなりヤバイ奴が来てる。サーニャはかわいいから…あいつに目を付けられるかも知れナイ」
サーニャ「かわいいって///」
エイラ「あ、いや、今のはその…ち、違うンダ!」
サーニャ「違うの…?」
エイラ「い、いや、違わナイゾ!あ、いや、ウアアア!わ、わかんダロー、サーニャァ!」
サーニャ「うん…わかった。でもこれから晩御飯だよ、エイラ。食堂に行かなきゃ」
エイラ「晩御飯は私が運んでくるから、サーニャは部屋にイロ。絶対に私が戻るまでドアを開けちゃだめダゾ!」
サーニャ「変なエイラ……」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:27:27.48 ID:oAeGjOaM0
食堂
宮藤「ここが食堂です、迫水さん」
ハルカ「ふーん……」
リーネ「あれ?芳佳ちゃん、そちらの方は?」
ハルカ「!!!!!(このサイズ、なかなか…!)」
宮藤「スオムスから視察に来られた迫水中尉だよ、リーネちゃん」
リーネ「初めまして、リネット・ビショップです」
ハルカ「迫水ハルカです」
宮藤「みんなはまだ来ていないみたいだね……。座って待っていましょうか、迫水さん」
ハルカ「そうね」
ハルトマン「おっなかすっいたー♪宮藤ー、今日のご飯はなーに? あれ?どちら様?」
バルクホルン「はしゃぎ過ぎだ、ハルトマン。宮藤、こちらは?」
宮藤「スオムスから視察にこられた迫水中尉です」
ハルカ「迫水ハルカです。お二人のような大エースにお会いできるとは光栄です」
ハルトマン「よろしくねー」
バルクホルン「迫水……、確か『味方撃ち』の……」
迫水「あ、あはははは…!バルクホルン大尉、それは昔の話ですので…!」
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:28:26.06 ID:oAeGjOaM0
宮藤「『味方撃ち』?」
ハルトマン「あー、思い出した!あの迫水かー」
迫水「そ、その話はやめましょう!後輩がいますので…!」
ハルトマン「オッケーオッケー。リーネー、今日のご飯はなんだい?」
リーネ「今日は近くの牧場から牛乳をいただいたので、シチューにしてみました」
ルッキーニ「シチュー!!?」
宮藤「うわ!びっくりしたー」
シャーリー「おーいルッキーニー、あんまり慌てるなよー」
ハルカ「!!!!!!!!!!!!!(で、でかい!!!)」ジュルリ
ルッキーニ「あれー?知らない人がいるよー?シャーリー、だれー?」
シャーリー「私も知らないよ。誰だい、バルクホルン」
バルクホルン「スオムスから視察に来た迫水中尉だそうだ」
ハルカ「迫水ハルカです…。あの、お名前は…?」
ルッキーニ「フランチェスカ・ルッキーニだよ!」
ハルカ「あ、いや、そちらの大きなおp……、いえ、長身の女性の方です」
シャーリー「シャーロット・イェーガー。シャーリーって呼んでよね」
ハルカ「シャーリーさん、ですか…(赤丸要チェックやでぇ!!)」
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:29:10.95 ID:oAeGjOaM0
宮藤「あとのメンバーはえっと…エイラさんとは知り合いですし、あ、サーn」
エイラ「み、宮藤ー!!!!」
宮藤「あれ?エイラさん。どうしたんです、そんなに慌てて」
エイラ「宮藤、ちょっとこっち来い!いいから来い!」
宮藤「や、ひっぱらないでー、エイラさーん!」
シャーリー「なんだあ、エイラの奴?」
ハルトマン「さあ?」
ハルカ「(ストライクウィッチーズ……。噂には聞いていたけど、さすがに粒揃いね…!)」
リーネ「あれ?そういえばペリーヌさんがまだ来てないですね」
バルクホルン「ああ、ペリーヌなら先ほど坂本少佐を迎えに行ったぞ」
リーネ「それじゃあ先に食べていましょうか」
シャーリー「そうだな!おなかも減ったし」
ルッキーニ「シチュー♪シチュー♪」
ハルトマン「シチュー♪シチュー♪」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:31:09.48 ID:oAeGjOaM0
…………
ルッキーニ「おっいしー!!さっすがリーネだね!」
シャーリー「こら、ルッキーニ!スプーン振り回すなって」
宮藤「あー、大変!シチューがシャーリーさんの胸元に……」フラフラ
迫水「ブフォ!(む、胸元に白いシミ…!なんてベタでいてかつ素晴らしいシチュエーション…!)」
ハルトマン「迫水汚ーい」
迫水「し、失礼」
坂本「おや、もうみんな食べているのか」
ペリーヌ「な…!坂本少佐を差し置いて食事を始めるなど…!!非常識ですわよ!宮藤さん!」
宮藤「な、なんで私だけ〜…」
坂本「あっはっは、構わん構わん。今日はシチューか。うむ、美味そうだ」
ペリーヌ「まったくもう…、これだから豆狸は……。あら?こちらのお方はどなたですの?」
リーネ「507統合戦闘航空団から視察にいらっしゃった迫水中尉ですよ」
坂本「ああ、すまないな、ペリーヌ。私が紹介するべきだった」
ペリーヌ「い、いえ!そんな、少佐は何も…」
迫水「迫水です。よろしくお願いします」
ペリーヌ「…オホン。ペリーヌ・クロステルマンですわ」
迫水「(ふむ……、喋り方からして貴族かしらね。プライドが高そうだわ。その分、一度堕ちれば……ムフフ)」
坂本「どうした、迫水?」
迫水「い、いえ、なんでもありません!」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:31:56.69 ID:oAeGjOaM0
シャーリー「いやあ、それにしてもこのシチューは美味いなー。このパンも…なかなか…」ムグムグ
バルクホルン「あ!このリベリアン!!それは私のパンだ!!」
シャーリー「あー、悪い悪い。手をつけずにおいてあるから、てっきり食べないものかと」ゴックン
バルクホルン「とっておいたんだ!あぁぁ、私のパンが……」ガックシ
リーネ「あ、あの…バルクホルン大尉、パンならまだいくつかありますので…」
バルクホルン「なに?!本当か?!」
シャーリー「お、本当かい、リーネ!持ってきてくれよ」
バルクホルン「貴様はもう食べただろう!自分の分と…私の分までも…!!」
シャーリー「はっはっは、まーまー細かいことは気にするなよ。カールスラントは細かいことばっかり気にしてるからみんな眉間にシワが寄ってるんだよ」
バルクホルン「んな…!!」
宮藤「ま、まーまーお二人とも落ち着いてください!」
リーネ「パンならまだありますから」
バルクホルン「このリベリアンに与えるパンなど一つもない!」
シャーリー「なんだとぉ?」
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:33:28.81 ID:oAeGjOaM0
バルクホルン「ふん!」
シャーリー「あ!全部取るこたないだろ!」
ハルトマン「トゥルーデ〜、大人げないぞー」
バルクホルン「モグモグ」
ルッキーニ「シャーリー!負けるな〜」
シャーリー「よぉ〜し、そっちがその気なら…!」バッ!モグモグ
バルクホルン「?!」モグモグ
シャーリー「ふふん」モグモグ
ペリーヌ「まったく!大尉ともあろう者が二人もそろって!」
坂本「あっはっは、にぎやかでいいじゃないか」
迫水「ふふ、楽しい食事ですね」
シャーリー「最後の一つ!もらったぁああ!!」
バルクホルン「渡すものか!!」
エイラ「待てー!」サッ
シャーリー・バルクホルン「!!!!??」
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:34:14.28 ID:oAeGjOaM0
エイラ「これはサーニャのだ!!」
バルクホルン「あ……」
シャーリー「あっちゃー、すっかり忘れてたよ。ごめんごめん、エイラ」
エイラ「まったく……。リーネ!シチューももらってくゾ」
リーネ「サーニャちゃん、具合でも悪いんですか?」
エイラ「う…、そ、そんなところダ」
坂本「む、それでは今夜の哨戒は無理か?」
エイラ「い、いや大丈夫!シチュー食べれば元気になるって!」
坂本「ならばいいが…。くれぐれも無理はさせるなよ。駄目そうならすぐ私かミーナに報告してくれ」
エイラ「はいはーい」タッタッタ
迫水「……サーニャ、ね」ニヤリ
宮藤「あれ、どうしました、迫水さん?」
迫水「いえ、なんでもないわ」
シャーリー「いやー、サーニャの分を忘れてるなんて、ひどいことしちゃったなー…」
バルクホルン「私ともあろうものが……」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:35:14.42 ID:oAeGjOaM0
ミーナ「……二人とも、私の分のパンも忘れていたようね…?」
シャーリー「!!!!ちゅ、中佐!!」
バルクホルン「ミ、ミーナ!!!!」
ハルトマン「(面白くなってきた〜!)」
ミーナ「リーネさん、もうパンは残っていないのかしら?」ニコニコ
リーネ「ひっ!す、すみません、今ので全部です……スイマセン」ガクブル
ミーナ「さて、シャーロット・イェーガー大尉」ニコニコ
シャーリー「は、はい!」
ミーナ「ゲルトルート・バルクホルン大尉」ニコニコ
バルクホルン「はい!!」
ミーナ「……どうしましょうか?」ニコニコ
シャーリー「ち、近くの町で買ってきます!」トンズラッシュ
バルクホルン「!!わ、私も行こう!」ダッ!
ミーナ「こんなことにストライカーの使用許可は下りませんからね。買い物に行くならその足で、ね?」ニコニコ
シャーリー「!!!!い、急ぐぞ、バルクホルン!」
バルクホルン「よ、よし!」タッタッタ……
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:35:50.95 ID:oAeGjOaM0
ミーナ「まったくもう…」
坂本「すまんな、ミーナ。私が気付くべきだった」
ミーナ「いいのよ、美緒」
迫水「(よ、芳佳…、ミーナ中佐って怒ると怖いのね)」
宮藤「(隊内最恐です…)」
ミーナ「迫水中尉、どう?リーネさんの作ったシチューは美味しい?」
迫水「ひっ!お、美味しくいただいております!」
ミーナ「そう、良かった」
ルッキーニ「う〜ん!おなかいっぱい!ごちそうさまー、リーネ!」
ハルトマン「私もお腹いっぱいだぁ。う〜、眠くなってきた……」
リーネ「ハ、ハルトマン中尉、寝るなら部屋に戻って寝てください…!」
ハルトマン「ん〜、だってリーネの膝気持ち良いしー」
迫水「(!!)」
ペリーヌ「もう!バルクホルン大尉がいないとすぐこれですわ!」
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:36:40.74 ID:oAeGjOaM0
エイラの部屋
エイラ「サーニャー、晩御飯持ってきたぞー」
サーニャ「おかえりエイラ」
エイラ「今日はシチューだ。美味しいゾ〜」
サーニャ「うん……、美味しそう……。いただきます」
エイラ「…………」ジーッ
サーニャ「…………」モグモグ
エイラ「…………」ジーッ
サーニャ「…………エイラ……そんなに見られてたら食べづらいわ…」
エイラ「! ご、ごめんゴメン」
サーニャ「……やっぱりみんなで食べたかったわ……」
エイラ「……ごめんな、サーニャ。でもこれもサーニャを守るためなンダ」
サーニャ「……?」
エイラ「迫水ハルカ……。スオムス義勇独立中隊でアホネンの“妹”の一人だ……。扶桑から一緒に派遣されてきた上官を……」ブルブル
サーニャ「上官をどうしたの?」
エイラ「/// そ、そんなこと言えるわけないダロー!」
サーニャ「もう……。エイラの言うことよくわからないわ」
エイラ「わからなくたっていいンダ。……明日、あいつが帰るまでサーニャが見つからなければそれでいい」
サーニャ「ごちそうさまでした。私、もう夜間哨戒に行かなくちゃ……」
エイラ「あ、待って、サーニャ」ゴソゴソ
サーニャ「……?」
エイラ「この帽子をかぶって、顔を隠しながら私についてくるんだ」
サーニャ「……エイラ…」
エイラ「頼ム!」
サーニャ「もう……。今日だけだからね…」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:37:15.87 ID:oAeGjOaM0
食堂
坂本「さて、食事も摂ったことだし、全員就寝!」
ルッキーニ「ええ〜!!まだ早いよ〜!」
坂本「明日も訓練だ!早く寝るに越したことはない!」
バルクホルン「こら!ハルトマン!寝るなら自室に戻れ!!」
ハルトマン「命令に従ってるだけだよ〜」
バルクホルン「その場で寝る奴があるか〜!!」
ミーナ「まぁ、確かにまだ早い時間ではあるわね……。各自、自由行動とします。消灯までには就寝すること。ただし、自分の部屋でね、フラウ」
ハルトマン「は〜い」
宮藤「リーネちゃん、少しおしゃべりしていかない?」
リーネ「うん、芳佳ちゃん」
ミーナ「あ、宮藤さん。迫水さんを寝室に案内するのを忘れないようにね」
宮藤「あ、そうでした!」
リーネ「輸送機の中に長時間いて疲れてらっしゃるでしょうしね」
迫水「そうね、お願いするわ」
宮藤「それじゃ、リーネちゃん、私迫水さんを送ってくるね」
リーネ「うん、いってらっしゃい」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:39:11.38 ID:oAeGjOaM0
…………
エイラ「あれ……?迫水はどうしたんだ?」
坂本「ん?エイラか。迫水ならもう寝室へ行ったぞ」
ミーナ「エイラさん、サーニャさんの具合はどう?」
エイラ「ぜ、全然大丈夫だ!シチュー食べたらすぐ元気になって、今、夜間哨戒に行った!」
ミーナ「そう……。ならいいの」
バルクホルン「起〜き〜ろ〜!ハルトマン!」
ハルトマン「ん〜〜、あと40分……」
バルクホルン「寝るなら自室で寝ろ〜〜!!」
ハルトマン「ん〜、トゥルーデ〜、連れてって〜」
バルクホルン「な、何を言っているんだお前は!// 自分の足で行け!」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:39:49.81 ID:oAeGjOaM0
ルッキーニ「シャーリー、一緒に外行こうよ〜」
シャーリー「え〜?もう外真っ暗だぞ、ルッキーニ」
ルッキーニ「だいじょぶだいじょぶ〜!」
シャーリー「しょーがないなー」
ペリーヌ「坂本少佐……。坂本少佐はいずこに……?」
リーネ「坂本少佐なら『もう寝る!』とおっしゃって自室に戻りましたよ」
ペリーヌ「そ、そんな……!まだおやすみの挨拶をしておりませんのに…」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:40:18.10 ID:oAeGjOaM0
エイラ「あれ?リーネ、宮藤はどうしたんだ?もう寝たのか?」
リーネ「芳佳ちゃんならさっき迫水中尉を寝室に案内しに行きましたよ」
エイラ「!!!!ほ、本当かリーネ?!」ガシッ
リーネ「きゃ!い、痛いです、エイラさん…」
ペリーヌ「どうしまして? あら、そういえば今日はあの幽霊みたいな子は一緒じゃありませんの?」
エイラ「うるさいぞ、ツンツンメガネ!」
ペリーヌ「な!だからわたくしはツンツンメガネなどではないと何度申し上げたら……!」
エイラ「宮藤……。くっ…助けてやりたいけど……、もう手遅れダナ……。でもこれでサーニャが狙われることも……」
ペリーヌ「ちょっと!聞いてますの?!」
エイラ「…………」フラフラ
リーネ「……?どうしたんでしょう、エイラさん。なんだか様子がおかしかったですね」
ペリーヌ「おかしいのはいつものことですけど……。妙なことを口走ってましたわね……。あの豆狸がどうとか…」
リーネ「そういえば、芳佳ちゃん遅いなぁ……」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:40:52.78 ID:oAeGjOaM0
廊下
宮藤「え〜っと、迫水さんの寝室は……っと、ここですね!ここです。なぁんだ、私の部屋と近いじゃないですか!」
迫水「どうもありがとう。鍵は……」
宮藤「あ、すみません、これです」
迫水「ありがとう」ガチャ
迫水「さすがに殺風景な部屋ね……。ねぇ、芳佳。少し501のことも聞きたいし、中でおしゃべりしていかない?」
宮藤「え?う〜ん(リーネちゃんが待っているんだけど……少しなら大丈夫かな)……。じゃあ少しだけ…」
迫水「ええ、少しだけ、ね」ニヤリ
迫水「(宮藤芳佳……。ふふふ、なんだか同じものを感じるのよねぇ…この子は…。迷える子羊を導いてやるのが先輩の務めですよね!アホネンお姉さま!)」
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:41:51.83 ID:oAeGjOaM0
宮藤「それでー、エイラさんは占いが得意でー。サーニャちゃんはとってもピアノが上手なんですよー」
迫水「ふーん、そうなのぉ……」サワサワ
宮藤「(な、なんだろう…。さっきから迫水さん、やたらボディタッチが多い気がする…)」
迫水「それで芳佳はどの子が一番好きなのかしら?」ナデナデ
宮藤「ひ、ひぁ!」
迫水「んー?どうしたの?」ペタペタ
宮藤「あぅぅ…。す、好きとかはわからないですけど……、リーネちゃんが一番仲が良いです……」
迫水「あのおっぱいの大きな子ね……(さすがに目の付け所がわかっているわね…)」ツルペタ
宮藤「はふぅ……。さ、迫水さん……なんだか変ですぅ……」
迫水「ふふふ、怖がらなくていいのよ……。あなたの中に潜む本当の獣を目覚めさせるだけだから……」プチプチ
宮藤「あ……あぅぅ…(いつの間にかボタンが外されて……)」
迫水「芳佳は綺麗な体をしているわね…。たっぷり可愛がってあげるわ……」
宮藤「だ…だめですぅ……あぁぁぁ……(な、なんだか頭が熱くなってきて……)」
迫水「怖ガラナクテイインダヨ……」クチュクチュ
宮藤「あ…!そ、そんなところ…!!恥ずかしい…!!」
迫水「……Make Love?」
宮藤「Noooooooooo……」
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 04:42:25.35 ID:oAeGjOaM0
食堂
ミーナ「リーネさん、そろそろ消灯時間ですよ。自室に戻りなさい」
リーネ「は、はい!すいません!」
リーネ「(芳佳ちゃん、結局戻ってこなかったなぁ)」
廊下
エイラ「…………」
リーネ「わ!びっくりしたぁ…!どうしたんですか?エイラさん」
エイラ「リーネ……。宮藤は戻ってこなかったのか?」
リーネ「え、ええ…」
エイラ「……そうか…。もしかしたらって思ったケド……。ゴメン、宮藤……」
リーネ「どうかしたんですか?エイラさん。さっきから様子が変ですけど…」
エイラ「リーネ……。宮藤は…犠牲になったノダ……」
リーネ「え…?犠牲…?」
エイラ「おまえは知らなくてもイイ…」
リーネ「は、はぁ…(変なエイラさん)」
エイラ「……おやすみ、リーネ」ガチャ、バタン
リーネ「お、おやすみなさい、エイラさん」ガチャ、バタン
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 05:55:10.62 ID:7LPYkCU80
(アカン)
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 12:46:28.69 ID:lJc0F5TKo
いらんこ新刊はよ!
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 17:01:35.36 ID:ML72Oikdo
乙
1-3の始まり方でもう続きが楽しみでしかない
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 23:39:53.08 ID:VqwQBGys0
大先輩…(意味深)
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 02:12:32.08 ID:AOxdpbO2o
乙
ハルカが芳佳を目覚めさせるとは……続きが楽しみだ。
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 05:01:49.52 ID:PA6efzFio
このハルカは妹のままなのかw
09年春はいつくるんですかねぇ
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 13:49:48.22 ID:ymIZjt8Uo
続きが楽しみだ
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/02(土) 04:16:58.50 ID:44f4Z7Ys0
ハルカ・寝室
宮藤「ハァ…ハァ…」
ハルカ「良カッタヨ、芳佳……」
ハルカ「(初めてにしてこの感度、よがりっぷり……私の見込んだ通りね……。この子……やはり淫獣だわ)」
ハルカ「(ともすれば私やアホネンお姉さまをも越えうる逸材……)」
宮藤「ハァ…ハァ…」
ハルカ「ふふ、どう、芳佳。これが甘美なるウィッチの世界よ」
宮藤「す、すごかったです……」
ハルカ「この女体の素晴らしさを知ってしまえばもう元の世界には戻れないわよ」
宮藤「は、はい……」
ハルカ「まぁ、初体験の後ですものね……。今はゆっくり眠りなさい。私も移動の疲れが残っているし……」
宮藤「ハァ…ハァ…」
ハルカ「……Zzz」
宮藤「ハァハァ…!」
ハルカ「Zzz……」
宮藤「ハッハッ!」ユラリ
宮藤「……」キラーン!
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/02(土) 04:33:36.53 ID:44f4Z7Ys0
リーネ・宮藤 寝室
リーネ「(芳佳ちゃん……部屋にも戻ってないし、どこ行っちゃったんだろう?)」
リーネ「(迫水中尉を部屋に送って行ってそのままおしゃべりしてるとか……?でもそれにしても長すぎだよね……)」
リーネ「(あれ……?なんか隣の部屋から変な声が……?芳佳…ちゃん……?)」
リーネ「(な、なんかこの声……変にいやらしいような……///)」
リーネ「(それに隣の部屋は確か空き部屋じゃ……?)」
迫水 寝室
ハルカ「アッ、アアッーー!!」
宮藤「ペロペロペロペロ」
ハルカ「ちょ、そこは…!」
宮藤「ココガイイノカイ?ハルカ」
ハルカ「アッ、ダ、ダメ!」
宮藤「フッ、カワイイ声ダネ、ハルカ」
ハルカ「!!」ビクッ!ビクッ!
宮藤「フーッ……。ナンダモウイッチャッタノカ……」
ハルカ「ハァ…ハァ…(こ、この子!!有り得ない!まさかこれほどなんて…!)」
ハルカ「(確かに今日が初めてだったはず……ッ!間違いなく私が最初の相手……ッ!)」
ハルカ「(だというのに、たったあの一回で快感のなんたるかを理解しッ!さらにはこの私にやり返してくるなんて……ッッ!)」
ハルカ「(いや……、この絶頂の恍惚度……かつてないほどの快感…ッ!これは……私以上の使い手……ッ!)」
ハルカ「アホネンお姉さま……、私はとんでもない化け物を目覚めさせてしまったのかもしれません……)」
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/02(土) 04:54:19.34 ID:44f4Z7Ys0
コンコン
ガチャ
リーネ「あ、あのー……誰かいるんですか?よ、芳佳ちゃん…?」
ハルカ「!!(ま、まずい!今の芳佳にあの巨乳は…!)」
芳佳「ニヤァ」
リーネ「え!!よ、芳佳ちゃんと迫水さん?!ど、どうして裸なの…?!」
迫水「ハァ……!リ、リーネさん、逃げなさい!危険だわ!」
芳佳「リーネチャン、イイ所ニキタネ」シュンッ!
迫水「(は、早い!!リーネさんの背後に…!)」
芳佳「リーネチャン、イツカ直接揉ミシダキタイトオモッテイタヨ……!」
リーネ「ひゃ!よ、芳佳ちゃんどこ触ってるの?!」
芳佳「胸ダヨ……」
ハルカ「(一瞬で背後に回り込むスピード、抜け目なく退路を断つため鍵を閉める狡猾さ……)」
ハルカ「(そして同時にブラウスの上からホックを外し、両手で包み込むように揉みしだく……)」
ハルカ「(この間わずか4秒……ッ!やはり天才ね……!)」
リーネ「よ、芳佳ちゃん……、アッ、だ、駄目だよぉ……」
芳佳「リーネチャン……好キダヨ……」チュッ
リーネ「/////」
ハルカ「(なるほど……、純愛路線ね……。これでもうリーネさんは堕ちたわね……)」
ハルカ「(もう誰も芳佳を止められない……)」
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 05:00:19.54 ID:uVIh7uVRo
恐ろしすぎる…
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/02(土) 05:14:39.56 ID:44f4Z7Ys0
翌朝 ハルカ・寝室
リーネ「ハァ…ハァ…」
芳佳「Zzz……」サワサワ
ハルカ「寝ながら触り続けるとは……恐ろしい子…」
ハルカ「それにリーネさんの方も朝まで芳佳の攻めを受けきるとは……この子もまた天才……」
ハルカ「見ていますか、智子大尉。あなたを超える逸材がここにいるのです」
ハルカ「それも……」
リーネ「ハァ…ハァ…芳佳ちゃん……」チュッ
ハルカ「二人も同時にです……大尉」
食堂
ルッキーニ「えーー!?今日の朝食はバルクホルンが作ったのー?!うぇー、またポテトかー…」
バルクホルン「文句を言うな、ルッキーニ少尉!戦争の最前線基地でまともに食にありつけるだけありがたいと思え!」
ルッキーニ「だぁってー、芳佳とリーネならいろいろ作ってくれるのにぃー」
シャーリー「しっかしあの二人がそろって寝坊だなんて、珍しいなー」
バルクホルン「あの二人は毎朝早くに起きて朝食を用意してくれているんだ。たまには大目にみるさ」
シャーリー「ふーん、軍規大好きのカールスラント人がそんなこというだなんて、これまた珍しいなー」
バルクホルン「……そんなにポテトがいらないようだな、大尉?」
シャーリー「あー、ウソウソ!朝から飯抜きは勘弁してくれよ」
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/02(土) 05:19:38.83 ID:44f4Z7Ys0
あ、なんか途中名前が宮藤から芳佳になってた。
失礼
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/02(土) 05:37:22.34 ID:44f4Z7Ys0
宮藤「お、おはようございます!すみません、寝坊してしまって!」
シャーリー「おー、宮藤。まぁ、気にするなよ、飯ならちゃんとできてるからさ」
バルクホルン「こら!まるで自分が作ったかのように言うな、リベリアン!宮藤、朝食を作ったのは私だ!!」
シャーリー「細かいこと言うなよ、バルクホルン。お、リーネも来たな。おはよう!」
リーネ「お、おはようございます……///」
ルッキーニ「あれー?どしたのリーネー?元気ないよー?」
リーネ「い、いえ……///大丈夫です……///」
バルクホルン「ふむ……、確かに顔も赤いな。熱でもあるのか?」
リーネ「ひゃっ!だ、大丈夫ですから……!ほ、本当に……!///」
宮藤「大丈夫?リーネちゃん?」サワサワ
リーネ「!!」ビクッ!
リーネ「ハ……だ、大丈夫です……。さ……、ご飯食べましょう……!(だ、駄目だよぅ!芳佳ちゃん!)」
バルクホルン「本当に大丈夫か?無理はするなよ、リーネ。何かあったらすぐ言うんだぞ」
リーネ「は、はい……」
ハルカ「(フフ、この雰囲気なんだか懐かしいわね。出来てしまった二人の翌朝の気恥ずかしさ……。遠い昔のようだわ……)」
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/02(土) 05:51:47.75 ID:44f4Z7Ys0
基地中庭
ハルカ「やっぱりロマーニャ基地は広いわねー。スオムスとは大違いだわ」
宮藤「スオムスの基地はどんなところにあるんですか?」
ハルカ「カウハバという場所にあってね。凍った湖を滑走路代わりに使っているわ」
宮藤「凍った湖を!?話には聞いていましたけど、やっぱり寒いところなんですねー」
ハルカ「私たち扶桑の人間には想像もつかないほど寒い地域ね。年中雪が溶けることがないんですもの」
エイラ・サーニャ 寝室
エイラ「う〜ん、宮藤の奴……見た目にあんまり変化はないんだよナァ……。無事、だったのカ?」
エイラ「といってもあの迫水がまともになったとも思えないし……」
サーニャ「……芳佳ちゃんがどうかしたの?」ムクリ
エイラ「あ、起こしちゃったカー。ご、ごめんなサーニャ。なんでもナイゾ」
サーニャ「……?うん……Zzz」
エイラ「う〜ん……。まぁ、もうすぐ迫水は帰るシナ!気にすることナイカ。気晴らしにタロットでもやろっと」
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/02(土) 06:23:35.19 ID:44f4Z7Ys0
基地 ハンガー
宮藤「もう帰っちゃうんですか、迫水さん。残念です」
ハルカ「本来の目的は補給物資の輸送だからね。仕方ないわ」
ミーナ「たった一日じゃそれほど視察もままならなかったんじゃないかしら?ごめんなさいね、普段は各人の自由にさせてる面が強いから……」
ハルカ「いえいえ、ウィッチーズ隊は大体どこもそうですよ。うちの507はもっと……そのひどいですから……」
坂本「はっはっは!北方の防衛は507にかかっている!がんばれよ、迫水!」
ハルカ「はい!」
宮藤「あ、迫水さん、これ私がこっちに来てから漬けた漬物です。良かったらお持ちください」
ハルカ「あら、嬉しい!私ももうずいぶん扶桑には帰ってないから……。扶桑からの補給もスオムスにはあまり来ないのよ。ありがたいわ」
宮藤「やっぱり外国にいると時々漬物が恋しくなりますよね!どうぞたくさん持って行ってください!」
ハルカ「ありがとう、芳佳」
ハルカ「(それに新たな才能の開花の瞬間に出会えたという、良い土産話もできたしね)」
ハルカ「それでは、ヴィルケ中佐、坂本少佐、宮藤軍曹!またお会いしましょう!」
坂本「行ったか……」
ミーナ「ふふ、カールスラントでも当時話題になっていたわ。『味方撃ちの迫水』」
坂本「欧州への派遣部隊にあいつの名前が入っていた時にはみんなで大反対したものだ……」
ミーナ「扶桑のウィッチはみんな言っていたものね。こんなところに味方撃ちが派遣されてたら、背中からも狙われてるところだって」
坂本「スオムスに行ってどうなったものかと心配していたが……。見違えたものだ。人は変わるものだな」
ミーナ「あなたも初めて会ったときと比べればずいぶん変ったわよ、美緒」
坂本「ん?そうか?あっはっは」
宮藤「(さて、迫水さんが帰った今、501のメンバーは私が独り占めできるということですね……)」ニヤリ
宮藤「(まずは……あのデカパイ……もといシャーリーさんから行きますかねぇ……)」ジュルリ
坂本「ん?どうした宮藤、よだれなんて垂らして」
宮藤「あ、いやなんでもないです!お、おなか空いたなーって。あ、あはははは」
坂本「まったく仕様のない奴だな」
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 09:10:50.49 ID:aixgxZ4SO
乙
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 10:48:41.91 ID:8WElERj4o
もっとくれ
47 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 12:36:57.48 ID:qEhkKzno0
いいぞ
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 15:21:54.29 ID:3iuEDjV4o
乙
面白いわ
投下終了タイミングの合図だけ欲しいかも
49 :
ブロリー
:2013/02/02(土) 15:46:09.30 ID:33CG9iBU0
と思っていたのか?
デデーン♪ 終了
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 19:51:39.60 ID:edlm+bYho
乙
ハルカは恐ろしいモノを目覚めさせていきましたね
51 :
>>1
:2013/02/03(日) 00:44:35.44 ID:BDN0zvnC0
すんません。書き終わって寝落ちしたようです。
のんびり書いてこうと思いますんで、気長にどうぞです。
今日はスマホからなんでさらに遅くなるかと思われます。
52 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 10:17:38.32 ID:sDtRWGS/o
みてるぞ
, ´  ̄`ヽ
ノ イ(ィハ从)i、
. "ヾ(!´・ω・ノ゙
c(,_U_U
53 :
>>1
:2013/02/04(月) 01:34:18.27 ID:d0Y7kn3i0
リーネ・宮藤・ペリーヌ 寝室
リーネ「はぁ……(芳佳ちゃんとあんなことを……///)」
ペリーヌ「どうしまして?」
リーネ「ひゃっ!ペ、ペリーヌさん!?いたんですか?」
ペリーヌ「あなたも大概失礼ですわよ……」
リーネ「ご、ごめんなさい」
ペリーヌ「はあ……。まあそれはよろしいです。ため息なんて吐いて、なにか悩み事かしら?」
リーネ「はい、ちょっと……」
ペリーヌ「話しにくいことでしたら無理にとはいいませんけど、わたくしでよければいつでも相談に乗りますわよ」
リーネ「ペリーヌさん……」
ペリーヌ「まあ、その、なんですの、あなたにはガリアの復興活動を手伝っていただいたりと、色々と、その……感謝もしておりますし……(ゴニョゴニョ)」
リーネ「……ありがとうございます、ペリーヌさん」
ペリーヌ「どういたしまして。それで、話しづらいことですの?」
リーネ「えっと……その……(ペリーヌさんは……多分真性のレズ……だよね?坂本少佐への態度を見る限り。話しても……良いかな)」
54 :
>>1
:2013/02/04(月) 01:46:21.04 ID:d0Y7kn3i0
同寝室前 廊下
宮藤「(中からリーネちゃんとペリーヌさんの話し声が……)」
宮藤「(リーネちゃんはおそらくペリーヌさんは真性のレズと見てすべて話してしまうだろう……)」
宮藤「(反面、ペリーヌさんは貴族という身分から潔癖のきらいがある)」
宮藤「(拮抗した思いの中、もし私からカミングアウトをすれば、私への反発心からペリーヌさんは間違いなく私とリーネちゃんの関係を糾弾するはず)」
宮藤「(しかし、相手がリーネちゃんとなると話は別。ガリアの件もあってリーネちゃんを認めているペリーヌさんは、間違いなく堕ちる……!)」
宮藤「(501を私のハーレムにすべく大きな障害がペリーヌさんとハルトマンさんだったけど……。リーネちゃんがペリーヌさんを堕としてくれれば助かる)」
宮藤「(体の関係になるまではいたらなくとも、レズ仲間というくくりの中、徐々に抵抗感をなくしていけば良い……)」
宮藤「(ここは私が介入しないのが得策か……)」
55 :
>>1
:2013/02/04(月) 01:57:52.48 ID:d0Y7kn3i0
同寝室
ペリーヌ「///」
リーネ「///」
ペリーヌ「あ……あなたがたはなんという……///」
リーネ「ごめんなさい///ふしだら、ですよね///それに同性愛なんて……///」
ペリーヌ「いえ……!同性愛というものに対してわたくしは否定いたしませんわ!」
リーネ「そ、そうですか?」
ペリーヌ「ええ!そもそも女性が男性を愛さなければならないという固定観念は唾棄されるべき悪習です!」
リーネ「は、はぁ……」
ペリーヌ「わたくしはむしろ嬉しいのですわ、リーネさん。わたくしと歩む道をともにする友人がいたことが」
リーネ「え……」
ペリーヌ「やはりわたくしの目に狂いはなかったようですわ。あなたとはあらゆる面で似ているものがあると思っていましたの」
同寝室外 廊下
宮藤「(……一緒に、するなよ……。坂本さんのストーカー風情が……)」
宮藤「(聞くに堪えないにせよ、ともかくリーネちゃんはよくやってくれた……。こちらは任せても大丈夫そう……)」
宮藤「(やはり私は……シャーリーさんの元へ…!)」
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 18:23:33.25 ID:14lDF/yv0
>坂本さんのストーカー風情
ヒドスww
ちょっとマジレスするとペリ犬の場合はそれが半分ともっさんのことを父親と
被せているってのがもう半分って気がする。
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 04:11:35.62 ID:84DiraMio
純粋なストーカーだろ
58 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/21(木) 04:56:47.97 ID:WYnjUqGZ0
もうダメか…
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