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P「765プロのアイドルの護衛…?」伊織「そうよ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 21:18:11.91 ID:OdFlKN+c0
P「…765プロとは…伊織お嬢様の所属しているアイドル事務所のことですよね?」

伊織「そうよ?」

P「でも護衛はいらないと」

伊織「そうよ?」

P「というかそれなら新堂師匠でもよろしいのでは?」

伊織「…あれは私の執事だから却下」

P「…ちなみに水瀬警備保障の特殊部隊所属の私に何をやらせる気ですか」

伊織「だから護衛って言ってるじゃない」

P「…マジで言ってるんですか」

伊織「あと貴方、プロデューサーって肩書でねじ込むからよろしく」

P「…え」

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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 21:23:57.71 ID:bbZLfhXAO
機体
3 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 21:34:18.85 ID:OdFlKN+c0
P「でも伊織お嬢様には専属のボディーガードがいますよね?」

伊織「だーかーら…どれだけ物分りが悪いのよ!!私じゃなくて他の人を護衛するの!!」

P「ああ…なるほど、で765プロから我らが水瀬警備保障所属特殊部隊(M3SF:Minase Security Services Special Forces)に依頼したと?」

伊織「いや、だから依頼したのは私だって」

P「…?」

伊織「あーもう!!最近物騒だし友達が危険な目に合わないように貴方がボディーガードになりなさいって言ってるのよ!!一度で分かりなさいよバカ!!」

P「いや…そこではなくてですね、あとお友達の件につきましてはおめでとうございます」

伊織「何よ、私に友達が居ないみたいじゃない」

P「…」

伊織「極刑ね」

P「平にご容赦を」
4 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 21:44:51.23 ID:OdFlKN+c0
P「いやだから…普通に警備保障のメンバーでいいじゃないですか、ほら赤羽根君だって最近頑張ってるそうじゃないですか」

伊織「彼を入れるのも最初は考えたんだけど…」

P「けど?」

伊織「ちょっとオレンジジュースの件でトチッたから遠い地の最前線に赴いてもらってるわ」

P「…お嬢様は最近どんどん過激になりますね」

伊織「そう?」

P「なんて呼ばれてるか知ってます?」

伊織「何よ」

P「水瀬家の火薬庫」

伊織「…まあいいんじゃないかしら?そういう事をしてるのは間違いじゃないわけだし」

P「…で、私はそっちが本業なんですよ?」

伊織「五月蠅いわね。ああ、これ読んでおいてね?」

P「これは…」

伊織「潜入する際に役立つ勝利の『V作戦』マニュアルよ」


P「地味にネタ古いですね」

伊織「放っておきなさいよ、その辺は」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/05(火) 21:51:53.20 ID:VZfV/bwoo
シャフト・セキュリティ・システムかよw
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 21:53:05.17 ID:5aGt6WmAO
Vマドンナ?
ともあれ、面白そう。
期待。
7 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 21:57:22.36 ID:OdFlKN+c0
P「○○と申します、特技はプロデュースです」

社長「ティンと来た!採用!!」


P「即採用されましたが本当に人員が足りないようですね」

伊織「まあそれもあるけど、私が口添えしておいたおかげよ」

P「そうなんですか?」

伊織「ええ、伊織ちゃんもやる時はやるのよ!!」

P「はぁ、そうですか…さて、それで私の名前はPでいいんですよね?」

伊織「ええ、丁度いいから偽らなくてもいいでしょ」

P「…それではお嬢様、よろしくお願いします」

伊織「…ん。さてPよ、概要をを説明するからよく聞きなさい!」

P「…ハッ!!」
8 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 22:44:41.39 ID:OdFlKN+c0
――その一、最終的に優先すべきは所属などの情報の隠ぺいと護衛のみに尽きる。

P「おはようございます!!」

小鳥「おはようございますプロデューサーさん。初めての出勤、緊張してますか?」

P「は、はい…やはり慣れないものですから…」ハハ

――その二、しかし状況的に対象に接近することが最も望ましい、故にプロデューサーとして働きつつ異常があれば迅速に行動すべし。

P(机の中に何も仕込まれてないよな?さすがに初日だし)

小鳥「そうそう、皆そろそろ戻ってくる頃だと思いますのでその辺でゆっくりしていてください」

P「は、はい!!」

――その三、さすがに十数名の対象を守りきる事は不可能である故、身分は伏せているが協力者が潜伏している。ただし身分はお互い知らない状態になっている為注意せよ。

P(協力者…例えば小鳥さんとか…?)

小鳥「ぴよぴよぴぴぴ、ひよこがピョン♪」

P(分からん、というか俺がM3SFだってことも知らされてないらしいし…まあ臨機応変に務めるか…)

――その四、バレたら殺す、私の関係者だって事をバラしても殺す。

P(…うん、気を付けよう)

――そして最後に、プロデューサーとして女の子の夢を叶えてあげなさい。

P(…よし、頑張ろう!!)
9 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 23:15:19.57 ID:OdFlKN+c0
小鳥「さて、そういうわけで新しいプロデューサーさんですよ!!」

P「Pです!よろしくお願いします!!」

やよい「うっうー!初めましてですー!!」

美希「あふぅ…」

響「美希は起きて!」

春香「おおー…これでもしかして仕事が貰えるようになりますか!?」

律子「そこは自分自身の努力もしなさい」

春香「分かってますよ〜」

P「お、おう…みんな元気ですね」

小鳥「まだまだいますよ?とっても担当して頂く人数は数名ですけどね」

P「そ、そうですよね」

P(伊織お嬢様をプロデュース…はないよなぁ…むしろセルフで出来るだろうし)
10 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 23:32:49.47 ID:OdFlKN+c0
P「…さて、一通りアイドル全員に挨拶をしたのはいいが…」

とりあえず経歴などの個人情報を見る限りあまり怪しい点はないな。

ともかく明日からは俺もプロデューサー…伊織お嬢様からの指令で誰につくかは決まっている。

P「高槻やよい、如月千早、それにあともう一人は自由にしろ?」

誰にするか(伊織以外)

>>11
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:35:28.36 ID:7UfqtrNp0
春香
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:35:31.28 ID:TroFdhuE0
春香
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:35:38.81 ID:YfB1Dx4X0
春香
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:35:41.45 ID:7UfqtrNp0
春香
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:35:43.75 ID:7PrSDUsb0
春香
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:35:45.13 ID:YfB1Dx4X0
春香
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:35:45.96 ID:7oZDWzwi0
春香
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:36:04.63 ID:7PrSDUsb0
春香
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:36:10.87 ID:qwAwdkfc0
春香
20 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 23:39:09.70 ID:OdFlKN+c0
即制圧クッソワロタ。

>>6
元ネタはガンダム、およびVガンダム
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 23:54:51.28 ID:1+0fA+Kyo
エンゲージやん
22 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/05(火) 23:57:15.20 ID:OdFlKN+c0
P「天海春香…電車通勤で事務所まで通っているらしいが、うん一応この子も注意しておこう」

さて、一旦本部へ戻るか。


本部、休憩室

赤羽根「……」ブツブツ

P「…!!赤羽根!赤羽根じゃないか!!最近見かけなかったが何を…うん?パソコン?」

赤羽根「…モバ…です」

P「ん?」

赤羽根「…モバマス、三属性同時攻略です…」

P「」

赤羽根「あ、また出なかった…ちひろさん締め上げようかな」

P「いやいや、落ち着け」

赤羽根「幸子が俺に微笑まないんですよ!!」

P「知るかああああああ!!!」
23 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 00:17:00.45 ID:mSY9eGNv0


……

P「お嬢様、ただ今到着いたしました」

伊織「それで?誰をプロデュースするの?」

P「高槻やよい、如月千早、天海春香の三人です」

伊織「OK、申請しておくわ」

P「ありがとうございます」

伊織「さて、それでは注意点を告げるわ」

P「はい」

伊織「まずはやよいね。何か起きたらタダじゃすまないから、最重要よ。千早と春香は…まあ適当に」

P「…うわぁ」

伊織「何よ」

P「適当すぎやしませんか?」

伊織「頼りにしてるからね、隊長さん」

P「…は?」

伊織「この作戦の隊長にしたから自給20円アップよ」

P「ファーストフード店のアルバイト!?」
24 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 00:33:42.70 ID:mSY9eGNv0
次の日


春香「…三人はここに集まってと言われて待つこと早数十分」

千早「…まだ五分しかたってないわよ」

やよい「もしかしてこれって…プロデューサー関連なのかな」

はるか「どうだろう…千早ちゃんはどう思う?」

千早「…別に」

P「やあ、待たせたね!」

春香「お!プロデューサー!!」

千早「…それで、何の用です?」

P「ん?ああ、社長とか小鳥さんから聞いてないか?三人を正式にプロデュースすることになったんだ」

やよい「はわっ!ホントですか!?」

P「おう、そういうわけで個人で話し合いつつ方針を決めていきたいと思うのでまずは春香から来てくれ」

春香「は、はい!!」
25 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 00:35:29.68 ID:mSY9eGNv0
切り悪いが今日はここまで…
なお、赤羽根PはモバPと同じ扱いで進行することになるかと。
では
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/06(水) 00:54:47.99 ID:xIkKEf/20
まあ最前線ってのは間違いではないな。
スタドリ打って馬車馬のように働いてるわけだし。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/06(水) 02:01:18.53 ID:q4E6V33Fo
>>20
ドラマの「V」かと思ったぜ。すいません、古いですね。
28 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 12:50:48.26 ID:mSY9eGNv0
春香「お、お願いしまーす…」

P「ん?ああ、緊張しないで大丈夫。ちょっとした面談みたいな感じだからさ」

春香「は、はい!」

P「えーと、では自己紹介から」

春香「あ、天海春香です!!トレードマークはこのリボンです!!電車で通勤してます!!」

P「んー電車で通勤か…結構大変じゃない?」

春香「まあ…そうだとしても私は免許とか持ってないですし…」

P「まあ…そっか、それじゃあアイドルとしてこうありたいって理想像みたいなのはある?」

春香「そうですね…やっぱり皆が楽しく、それでもって笑ってくれるアイドルになりたいです!」

P「…よし!分かった!!これからよろしく!!」

春香「はい!プロデューサー!!」
29 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 13:08:16.16 ID:mSY9eGNv0
P「さて、自己紹介を頼む」

やよい「はい!高槻やよいです!!」

P「…」

やよい「…」

P「え、終わり?」

やよい「はわっ…えーとそのあの…あ、もやしが大好きです!!」

P「もやしか…いいよねもやし、栄養価も高いし」

やよい「…!!もやしの良さがわかるんですか!?」

P「まあね…」

P(言えない、こんなに笑顔がキラキラしてる純粋な娘に伊織お嬢様の逆鱗に触れて三ヶ月サバイバル生活を送った時にもやしで救われた話なんて…)

やよい「うっうー!!なんだかプロデューサーとなら頑張れそうな気がしてきました!!」

P(なんかちょろすぎないか…これは伊織お嬢様の言うこともわかる気がする…)

P「よしそれじゃあ頑張ろう!!」

やよい「頑張ります!プロデューサー!!…ハイ、ターッチ!」

P「イエイ!!」
30 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 13:32:57.96 ID:mSY9eGNv0
P「さて、最後が君だ。自己紹介頼む」

千早「…如月千早です、歌以外には興味はありません」

P「…歌以外?」

千早「はい、ダンスもビジュアルも興味ありません。ただ私は歌うだけで構いません」

P「…ふーん?」

千早「…なんですか?」

P「珍しいなって…それでいいのか?後悔はしないか?」

千早「はい…」

P「OK、それじゃあ今日から君はアイドル…意味通り偶像にしよう」

千早「…?」

P「正体不明、謎の女性歌手。いいじゃないか、君はまさに歌うだけのアイドルになれる。…どうだい?」

千早「まあ、いいんじゃないでしょうか…」

P「それじゃあ…その辺で検討してみる、楽しみにしててくれ」

千早「はい…」
31 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 14:27:21.23 ID:mSY9eGNv0
P「さて、話も終わったしまずはみんなの実力を見せてもらおうじゃないか!」

千早「実力?」

春香「も、もしかして…そこで不合格だったらアイドルとして育てられないとかですか!?」

やよい「そ、そうなんですか!?プロデューサー!!」

P「いや、さすがにそれはないよ。ただ純粋にこれからの方針を決めたいだけだからこれからレッスン場へ行こうか」


伊織「あれ?プロデューサーじゃない、これからお出かけ?」

P「ああ、えーと…」

伊織「…伊織、でいいわよ」

P「えと…伊織、まあそういうわけで今から出かけてくる」

伊織「あ、そうだちょっとこっち来て?」

P「…ん?」

伊織(アンタ、ちゃんとアイドルのせても不審に思われない車で来てるわよね?)

P(…ジープで来ちゃいました)

伊織(まあそこは容認してもいいけど…装備は?)

P(バレない所に積んだままです)

伊織(アホなの?)

P(すいません…だって緊急時と戦端でしか動かないのですっかり失念してました)
32 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 15:33:29.35 ID:mSY9eGNv0
伊織(…ちゃんと呼んであるからそれに乗りなさい、いいわね?)

P(ハイ…)

春香「伊織ー、どうしたの?」

伊織「ん?んー…どこかで見かけた気がしてたから…ちょっと質問しただけよ」

P(なるほど、これでバレたら身内に擦り付けるのか)

春香「へー…まあいっか、それじゃあ行きましょうプロデューサー!」

やよい「うっうー!」

千早「…それで、車で移動ですか?」

P「ああ、そうだ。ちょっと待っててくれ」
33 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 15:52:07.09 ID:mSY9eGNv0

数分後


早苗「お待たせー」

P「…早苗さん!?」

早苗「ん?私が来ちゃまずかった?」

P「いや…仕事は?」

早苗「今日は何もないからねー丁度いいかと思って来ちゃった」

三人「………」

P「ん?」

春香「あ、あの早苗さんですよね?アイドルの!!」

早苗「まあそうだねー、よろしく」

やよい「うっうー!すごいです!!」

千早「…一介のプロデュサーがあの有名アイドルと知り合い…親戚とか?」

P「い、いや、知り合いのプロデューサーが早苗さんの担当で…その辺の付き合いさ」

やよい「こうやって迎えに来てるのにですか?」

P(うわやよいかしこい…!というか言えない、警察から引き抜かれてMSSの同僚になったなんて絶対言えない!!)
34 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 16:03:56.26 ID:mSY9eGNv0
早苗「あはは、照れちゃって。アイドルって言っても友達ぐらい居るわよ」

千早「…なるほど」

早苗「それでP君、どこへ行けばいいの?」

P「えーと、○○にある〜」

P(早苗さん、この車って何か搭載してます?)

早苗(ん?一般乗車よりちょっと丈夫にしてるだけよ?まさか貴方特殊部隊用の車で来たの?)

P(…はい)

早苗(馬鹿ねぇ…)

P(すいません)

早苗「OK、行先はわかったわ。ほら皆乗って!」

春香「は、はい!」

やよい「分かりました!」

千早「…失礼します」

早苗「よし、出発!」
35 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 16:44:26.02 ID:mSY9eGNv0
MSS本部、休憩室

P「それでさ皆結構レベル高くて驚いたよ、あれがアイドルの卵か…ファンが少ないのはなんか納得いかないなぁ…」

赤羽根P「その言い方は考えたほうがいいな、相手によっては傷つくと思う」

P「すまん…」

赤羽根P「まあお前さんもエリートで伊織様のしごきにも耐えてるんだから頑張れると思うよ」

P「ありがとよ、それでさ赤羽根?」

赤羽根P「ん?」

P「いつから休憩室はお前の部屋になった?」

赤羽根P「あっはっは、そんなことより見てくださいよこの早苗さんの笑顔!!」

早苗「でもこの撮影の時いたよね?赤羽根君」

赤羽根P「」

P「お前重症だな」

早苗「ほんとよね…」
36 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 17:05:30.09 ID:mSY9eGNv0
P「大体いくらかけたんだよ」

赤羽根P「軽く…重課金兵ぐらいには…」

P「それで、まじなプロデューサー兼任してるくせにモバマスやってると」

赤羽根P「まあ最初はお嬢様の指令だけどね」

P「で、今の気持ちは?」

赤羽根P「たまにはレシートの匂いを嗅ぐのも悪くない」

P「オッケー、アウトだ」

早苗「いつ寝てるのかしら…」

赤羽根P「ん?…ああ、余ってるので飲みます?」つ【スタドリ】

P「」

早苗「」

<ウー!!ウー!!

MSS緊急出動!!MSS緊急出動!!
37 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 17:50:42.71 ID:mSY9eGNv0
早苗「それじゃあ行きましょう、赤羽根君」

赤羽根P「…そうですね、一万円の煙草も買わないといけないですし」

早苗「…本業を忘れないでくださいね?」

赤羽根P「…俺の本業ってなんでしょうね」

早苗「とりあえずパソコンをしまいなさい」

赤羽根P「はいはい…それじゃあ行って来ます」

P「おうてか急げや」

早苗「まあ…もう包囲自体は出来てるから私たちは後片付けですけどね」

P「まあそうだな、行ってらっしゃい」

…俺は仕事がないわけじゃないぞ?
38 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 17:57:54.86 ID:mSY9eGNv0
さて、ここからPのプロデューサー生活が始まる…。
ここで一旦お休み。

なお、モバマスは実在の人物をモバゲーにしたって感じでおねがいしやす。
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/06(水) 18:02:35.30 ID:cUdT5gmIO
乙ー
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/06(水) 20:03:48.74 ID:n+lZNqi5o
乙。早苗さん登場でちょっと笑った
41 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 21:26:32.47 ID:mSY9eGNv0
さて、もう一回だけMSS、水瀬警備保障について説明しておこう。

軽く一つの街程度なら占領できるほどの規模を持つ水瀬グループだが、もちろん警備する人数も相当存在する。

でもって伊織お嬢様がそこに目を付け、余った人数と少しの人材確保で立ち上げたのがMSSだ。

主な任務は警備と護衛などの防衛であり、警察と協力したり警察とほぼ近い権力(ただし拳銃などの凶器の使用や過剰な行動は禁止されている)も有している。

それはもはやただの警備会社ではない故に自衛隊とも渡り合えるのではないかとの噂もある、さすがにそれは無理だが。

しかし実際にMSSが守りに徹するのなら、その中に潜入、工作、襲撃を専門とする部隊も存在する。

それが俺の所属する特殊部隊、M3SFだ。


なお、赤羽根と早苗さんはMSSと副業としてプロデューサーとアイドルをそれぞれ兼任している。

というか早苗さんはMSSのCMに出てる。

まあ他にもメンバーはいるが後にしておこう。

重要なのは伊織お嬢様がトップということだ、故に間違ってはいけない。

オレンジジュースは100%果汁。
42 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 22:26:20.47 ID:mSY9eGNv0
伊織「さて、明日から貴方は本格的にプロデューサーとして働くことになるわ」

P「はい、名刺も用意しました」

伊織「車も気を付けなさい?それと防弾チョッキとか着てないわよね?」

P「…え?だめですか?」

伊織「まあその辺はグレーだけど…臨機応変でお願い」

P「了解です」

伊織「あとこれ」

P「?」

伊織「いざという時のための秘密兵器だから大切に」

P「了解です」
43 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 22:46:19.51 ID:mSY9eGNv0
P「如月千早をプロデュース!!」

千早「…なにいきなり叫んでるんですか?まあ、なんでもいいですけれど…」

P「やる気を出すには元気を出すことからだ!!燃えろ!!熱くなろうぜ!!」

千早「…それで?」

P「ん?」

千早「何故にダンスレッスン場へ?…私は歌しか歌わない予定では?」

P「ふっふっふ…よくぞ聞いてくれた、ここでは呼吸を鍛えてもらう」

千早「呼吸…?」

P「千早は多分ボイストレーニングの副産物として呼吸もいくらか鍛えられてると思うんだ、どう?」

千早「それはまあそうですね」

P「そこで、ここでは呼吸だけを鍛えてもらおう、呼吸自体は鍛えても損はない」

千早「…何故ですか?」

P「今日だけでも構わないが…呼吸の素晴らしさを知ってもらおうかと」

千早「まあ…確かに必要性はわかりますけど…」
44 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 23:16:05.39 ID:mSY9eGNv0
P「―というわけで護身術と呼吸を組み合わせたエクササイズから!!」

千早「は、はあ…」


P「うむ…ここまでの組手から、千早はやればできるタイプと見た」

千早「あの…ハァ、これ…ハァ、プロデューサーの仕事ハァ…ですか…?」

P「いや?ちょっと確かめたくてな、さあここからが本番だ。深呼吸をする」

千早「もう…ハァしてます…ハァ」

P「もっとだ!あえて言うなら超深呼吸だ!!」

千早「意味が…分かりません…ハァ」

P「深呼吸のカタチをしたリラックス法だ、脱力、瞑想、深呼吸で心と体を落ち着かせるんだ!!」

千早「…スゥ―――ハァ―――」

P「自分の中に溜まったエネルギーごと鼓動の音も体の熱さも息も全部外に追いやるイメージ!!」

千早「…スゥ―――――ハァ―――――――…」

P「…おおぅ、もう出来るのかよ」

元々のセンスに加え、教えた動きをこなす学習能力と吸収力。

そしてこのイメージする力、応用はかなり効くだろう、いい逸材だ。
45 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/06(水) 23:39:46.88 ID:mSY9eGNv0
P「気分はどうだ?」

千早「…すごい軽い、少し眠いくらいです」

P「よし、というわけでこれからの方針は大体わかったら俺からトレーナーさんに伝えるからその上で個人的にトレーナーと相談して方針を決めてくれ。」

千早「…わかりました」

P「まあ俺の助言は無視してくれても構わないからそのぐらいに考えておいてくれ。それじゃあ後は時間まで自由に使ってくれ」

千早「それで、プロデューサー。説明してほしいことが」

P「ん?」

千早「早苗さんと知り合いだったり、護身術などを体得していて、尚且つトレーナーの真似事も出来る…ということはどこか有名な事務所で働いてたんですか?」

P「いや?そういうわけじゃないけど…どうして?」

千早「いや…ちょっと興味が湧いただけです」

P「そう?それならいいけど…」


P(早苗さんは同僚だし、護身術以上にもっと体得してるし、今までの経験の応用だし…さすがに少し大人しくしないと駄目かな…)

千早「……」
46 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 00:00:16.60 ID:mSY9eGNv0
P「天海春香をプロデュース!!」

春香「イエイ!!」

P「というわけで前回実力を見させていただいたわけですが…」

春香「はい…すいません…ミスが目立ちますね…グスン」

P「それを何とかする為に今日は特別ゲストをお呼び致しました!!」

春香「え?誰ですか!?プロデューサーさん!!」

P「それは…この人だ!!」

>>48
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 00:17:53.66 ID:OFeb6HMIO
誰だ!?
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 00:21:18.44 ID:F5WRtLrX0
ニートと蘭子
49 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 00:28:09.64 ID:BE9L+jnE0
了解っす。
まあそういうわけでたまに安価するかもしれないのでよろしくです。
この二人…大丈夫なのか…?

寝るっす
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 00:35:08.09 ID:F5WRtLrX0
お休みッス
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 13:32:32.68 ID:Ir+G3cCDO
蘭子は中二だが春香に言葉が伝わるのかな…杏はどうやって動かすのか期待

モバマスって課金しないと本気でつらいのがわかる…だがあえて無課金でやってみる!
課金野郎達にボコされるけどね(笑)
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 15:17:58.70 ID:aPy4EPtIO
安価とったものだけど、それにしまむらさんいれた方がよかったかな?
まあ、流石に欲張りすぎか
53 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 15:33:07.67 ID:dLC40cK+0
さて帰還

>>51
よし、頑張る君にいもをやろう。

>>52
まあ努力はしてみる。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/07(木) 15:36:36.28 ID:aPy4EPtIO
無理しないでくださいね
キツかったら誰か一人でもいいですから
55 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 18:10:26.91 ID:dLC40cK+0
赤羽根P「こんにちはー、連れてきましたよー」

P「おう、来たか。さあ括目せよ!!これがアイドルの先輩!!」

杏「お、おう、一応その先輩として来たが…帰っていい?」

P「」

春香「…え?これ大丈夫なんですか!?」

杏「さあね…」

赤羽根P「いやいやお前が言うな!!」


P「赤羽根君?どういうことかな?速攻で帰りたい宣言されたんだけど!?」

赤羽根P「あはは何ででしょうねアハハ!!」

P「大体ほかにアイドルいなかったのか!?早苗さんでも良かったんだぞ!?」

赤羽根P「そんなホイホイとアイドルの予定が合うわけないでしょ!?」

P「ま、まあその辺はすまないと思っているが…」

赤羽根P「というわけで今日はこのままお願いします…」

P「おう…」
56 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 18:27:02.93 ID:dLC40cK+0
赤羽根P「アンズハマジメナコデスヨ」

杏「痛い痛い!!こめかみグリグリすんのやめろぉ!!」

春香「あれが…先輩…」

P「まあ…あれでも結構売れてるアイドルだからな…逆に何かを得られるかもしれない」

杏「…お、床冷たい、寝よう」

P「ダメだ」

春香「うーん…マイペースというか…自分という『アイドル』を貫き通すのも大事ってことですかね…」

赤羽根P「…そういう事にしておいてください」

杏「それもいいけど何より、やりたい事をやれる様になるのが一番だと思うよ?…印税生活とかユメダナーナリタイナー」

P「真面目なこと言ってるようでそれただ願望を垂れ流してるように聞こえるんだが、特に最後のせいで」

春香「努力も重要って言いたいんですよ!きっと!!」

杏「努力嫌い…」

赤羽根P「飴はいらないようだな」

杏「真面目にやるから!!努力とかもいいんじゃないかな?とは思うけど…やっぱりそういうのって微妙なんだよね…」

春香「…微妙?」
57 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 19:32:30.83 ID:dLC40cK+0
杏「努力はさー…その人を変えちゃうんだよ。
  力はその部分では大切だよ?例えば泳げない人が泳げるようになるのは良いんだけどね、その人自身の得た力だからさー…。
  はしゃいでさ、笑いたくもないのに常に笑っていなきゃいけないのは疲れるよね?そういうのはダメだよ。
  嫌な事はどんな時でしちゃダメだよ。笑顔でいたいなら楽しみを見つけたり見出したりするのもいいけどさ…。
  いも」

P「最後台無しじゃねえか」

杏「まあ…アイドルになるのが夢ならさ…笑おうよ、それでさ輝いてみようよ。だってアイドルだもん、みんな笑顔が一番でしょ?…そんなところじゃないかな、どう?」

春香「おおー…」

赤羽根P「お前誰だ!?」

P「俺達プロデューサー側のセリフじゃないか…?それ」

杏「まあ纏めると、努力しないことによって私には問題が生じないのだー、アッハッハ」

赤羽根P「台無しだなコノヤロウ」グリグリ

杏「痛たたたたたたた!!!?」

P「…何か掴めたか?」

春香「ハイ!…私、やはりアイドルになりたいです!!」

P「そうか、いい経験になった…のか?」

杏「私のおかげだね」

赤羽根P「調子に乗るな」

杏「あうう…」
58 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 21:17:09.80 ID:dLC40cK+0
MSS

P「というわけで、二人の方針は決定いたしましたが報告書にて提出した内容と同じですのでこの場での報告は省略致します」

伊織「…へぇ?なるほど、貴方こっちのほうが向いてるんじゃない?」

P「いやいや…それで明日は高槻やよいの番ですが」

伊織「うーん…まあ任せるわ」

P「了解」

伊織「…」

P「…」

伊織「…暇ね」

P「は?」

伊織「そう思わない?」

P「…偽善を気取るならば、この平穏こそが一番有難いものと思いますが」

伊織「そうじゃなくて?貴方たるんでない?」

P「ハイ?」
59 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 21:17:39.82 ID:dLC40cK+0
MSS

P「というわけで、二人の方針は決定いたしましたが報告書にて提出した内容と同じですのでこの場での報告は省略致します」

伊織「…へぇ?なるほど、貴方こっちのほうが向いてるんじゃない?」

P「いやいや…それで明日は高槻やよいの番ですが」

伊織「うーん…まあ任せるわ」

P「了解」

伊織「…」

P「…」

伊織「…暇ね」

P「は?」

伊織「そう思わない?」

P「…偽善を気取るならば、この平穏こそが一番有難いものと思いますが」

伊織「そうじゃなくて…貴方最近たるんでない?」

P「…は?」
60 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 21:18:12.30 ID:dLC40cK+0
MSS

P「というわけで、二人の方針は決定いたしましたが報告書にて提出した内容と同じですのでこの場での報告は省略致します」

伊織「…へぇ?なるほど、貴方こっちのほうが向いてるんじゃない?」

P「いやいや…それで明日は高槻やよいの番ですが」

伊織「うーん…まあ任せるわ」

P「了解」

伊織「…」

P「…」

伊織「…最近この仕事も退屈ね、そう思わない?」

P「…偽善を気取るならば、この平穏こそが一番有難いものと思いますが」

伊織「そうじゃなくて…貴方最近たるんでない?」

P「…は?」
61 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 21:27:34.74 ID:dLC40cK+0
あれ?二重投稿になってる…。
正確には二重投稿じゃなくて間違ってカキコミボタン押しちゃったんですけどね…。
まあそういうわけで>>59はなかったことに。

あと蘭子ちゃんはすいませんね…でもチャンスさえあれば出すかもしれませんのでご了承を…
62 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 22:08:34.00 ID:dLC40cK+0
伊織「何も起きないってことは、何かが起きるってことでしょ?」

P「…もちろん分かってますけ、といってもさすがに私が出る程の事件は早々ないと思いますが」

伊織「それが弛んでるって言いんじゃないかしら?確かに私たちはほとんど後手に回らざるを得ないけど」

P「…はい、確かに」

伊織「そもそもM3SFは確かにその分野ではエリートでも特別な優遇はしてないし特別な存在でも無い。いざという時、『何かがあった時の為に対応するチーム』なの。それなのにそんな風に弛んでたらいざって時に対応できないじゃない」

P「…おっしゃる通りです」

伊織「でしょう?だから明日に任務を与えるわ」

P「…任務、ですか」

伊織「ええ、明日はやよいのレッスンを終わらせたらミーティング室に来なさい」

P「はい…」

伊織「…真面目な話は疲れるわねー、オレンジジュース持って来て」

P「私は召使じゃないんですけどね…」

伊織「社員でしょ?」

P「はい…」
63 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 22:49:53.20 ID:dLC40cK+0
伊織「それが弛んでるって言いんじゃないかしら?

伊織「それが弛んでるって言うんじゃないかしら?

誤字とかミスが多いよう…死にたひ




P「高槻やよいをプロデュース!!」

やよい「うっうー!!」

P「というわけで特技を磨こうのコーナー!!」

やよい「節約なら得意です!!」

P「…」

やよい「…」

P「…黄○伝説とか狙ってみるか?」

やよい「黄○伝説?」

P「一か月一万円生活とか知らないか?」

やよい「…?もしかして水道代とかも込みですか?」

P「うん、家賃以外だから水道代、光熱費、食費、娯楽費、その他諸々込みで一万円だな」

やよい「うーん…まあそれぐらいあれば家族の皆でもいけそうです!!」

P「…ん?一人でだぞ?」

やよい「ひ、一人ですか!?一人で一万円なんて…そ、そんなのおかしいですよ!!」

P「…この後…何か食べに行こうか」

やよい「わ、悪いのでいいですよー!!」

P「いや、いいんだ…ミスタードーナッツでも行こうか…奢ってあげるから…」
64 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/07(木) 23:59:50.24 ID:dLC40cK+0
MSS ミーティングルーム

赤羽根「…どうしたんですか?Pさん」

P「…俺…もっと頑張るよ…」

赤羽根「本当に何があったんですか…あ、お嬢様が来ましたよ」


伊織「皆集まったわよね?今回の依頼内容を説明するわよ」


要約するとアイドルの護衛の依頼らしい。

伊織「特に今回はPに参加してもらう。みんな気を抜かないでね」


赤羽根「ああ…だからPさんが居たのか。うわぁ…Pさんが居るなんてどんな任務なんだよ…」

P「まあ…やるしかないだろ…」

早苗「まあ元気だしなって二人とも」

赤羽根「早苗さんはいいじゃないですか…後方支援なんですから」

早苗「まあお姉さんはアイドルだからね、もちろん仕事もやるけど」

赤羽根「はいはい…頼りにしてますよ」
65 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/08(金) 00:12:16.29 ID:BCkemh6w0
任務当日

P「こちらP、異常なし」

――こちら赤羽根チーム、異常なし。

――わが隊も異常なし異常なし

P「了解、警戒続行」

――『了解』


ここは空港、そして飛行機から降りてくるアイドルに合うため様々な人がせめぎ合っている。

赤羽根は直接の警備、他は周辺を警備している。

そうしてもう一人の隊は周辺のファンなどの人を整備する役目を。

早苗さんは後方支援として待機していてくれる。

しかし、わざわざ俺を呼ぶほど仕事か…と考えてしまった自分を律する。

散々お嬢様から言われたばかりだ、集中しよう。

と、その時だ。

不審な男を見つけた。
66 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/08(金) 00:38:22.40 ID:BCkemh6w0
ひどく怪しい、それ以外に表現できなかった。

そして、そういう人物の思考は思い込みを捨てれば大体予測が可能だ。

声をかければ暴れかねない相手だ、無線で早苗さんに応援の部隊を配置してもらいつつ監視する。

そして、アイドルが来た。

男は刃物を取り出した。

P「…この!!」


被害者は出なかった、俺が速攻で武器を叩き落としそのまま確保したからだ。

騒ぎも少なく、このまま終わりまで特に問題はなかった。

なお、その男は供述によれば「自分以外にファンがいることが許せなかった」と語った。

もちろんの如く警察に引き渡し、一件落着とした。
67 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/08(金) 00:44:53.59 ID:BCkemh6w0
伊織「久々のお仕事はどうだった?」

P「…そうですね、守れたのは久しぶりです」

伊織「頼りにしてるわよ?まあ何もないことに越したことはないんだけどね…」

P「そうですね…」


今日も陰ながら奮闘する組織の姿があった。





なんか需要がない気がしてきたのでここまで
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/08(金) 00:48:56.35 ID:4dWBRQSx0
乙ー

見てるぞー
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/08(金) 01:02:49.25 ID:GL/Dq7nWo
あるよ需要
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/08(金) 01:34:02.39 ID:GzKtHUkFo
おつ!
71 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/08(金) 23:50:50.31 ID:TOxKXB8v0
需要あるのか…(驚愕)
あと書いててなんだがこの伊織何者。



数日後

伊織「…もう腑抜けてなんていなわよね?」

P「はい、俺はプロデューサーではなく…彼女達を守るのが本業ですから」

伊織「でも手を抜くのは厳禁よ?」

P「もちろんです」

伊織「そう、それじゃあ本格的に始めるとしましょう…新堂」

新堂「こちらに」

P「これは…?」

伊織「貴方に振り分けた人員の一覧表よ」

P「…え?これマジですか?」

伊織「大マジ」

P「…ウソだろ…」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/09(土) 00:12:49.75 ID:+Wx6CFUpo
ここの板はvipと違ってROMが多いから意外と読者はいるもんだよ
だから投げ出さずに完結までオナシャス
73 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/09(土) 00:18:58.83 ID:jxmZHIP20
765プロ

P「よし、第二回のミーティングを始めるぞ」

春香「おおー!…もしかして?」

やよい「…?もしかして?」

千早「…オーディションですか?」

P「その通り!!再来週にそれぞれのオーディションがある、それに出るぞ!!」

春香「おおー…ついに!!」

P「そうだ、そういうわけで一人ずつ話がしたい。まずは…千早から来てくれ」

千早「はい」
74 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/09(土) 00:49:49.05 ID:jxmZHIP20
別室

P「そういうわけで、ちょっとした伝手を使ってオーディションを取ってきた」

千早「ちなみにどういった内容の?」

P「ん?ちょっとしたプロフィールと歌を記録した記録媒体を送るだけの簡単なオーディションだ」

千早「えっと…?」

P「ああ、説明しなかったのは悪かったな…えーとだな、純粋に歌唱力だけを売りにする人がいて、それを求めてる人が居るわけだ」

千早「…なるほど、そこに私の歌を送って大勢の人に審査して貰うわけですね?」

P「そうだ、上手くいけば主題歌とかも歌えるようになるかもしれないし、某教育テレビで歌えるかもしれないぞ?」

千早「み○なのうたですか?」

P「み○なのうたとかです」
75 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/09(土) 01:17:19.41 ID:jxmZHIP20
千早「なるほど…まあ得に不満もあるわけではないのでそれでお願いします」

P「分かった、応募する準備はスケジュールに入れておこう。それで後は芸名というか…名前を決めよう」

千早「…名前、そうですね。正体不明を語るならそういうのも必要になりますね」

P「そうだなぁ…何かいい案とかあるか?」

千早「いえ…特には思いつきませんね…。プロデューサーは何か思い付きましたか?」

P「うーん…そうだな、正体不明の謎の女性ボーカリスト、だろ?」

千早「そうですね」

P「そうだな…To youってのはどうだ?」

千早「…え?」

P「貴方へ送る歌って意味を込めて…って感じがだが…どう思う?」

千早「…貴方へ送る、歌」

P「駄目か…?」

千早「……気に入りました、これでお願いします。プロデューサー」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/09(土) 01:19:11.62 ID:SxubBxlHo
>P「貴方へ送る歌って意味を込めて…って感じがだが…どう思う?」
(それならforじゃないか?)ボソッ
77 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/09(土) 01:20:25.50 ID:jxmZHIP20

千早(トゥー、ユウ…優へ送る歌…って言うのは私がこじ付けてるだけよね…でも)

偶然でも、運命だと思う。
78 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/09(土) 01:25:40.89 ID:jxmZHIP20
>>76
to you 貴方へ
for you 貴方のために
地味に違う、だからなんだって話だが。誰かの為とは…まだ言わせないのだよ。
決してミスじゃないんだからね(棒)


さて、ここで今日は終わり…。
ほんとにこの伊織は何者だよ…では。
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/09(土) 01:32:24.71 ID:1ByQIoTWo
おっつー
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/09(土) 01:42:26.73 ID:EB4F2qvg0
乙ー

なんか某女装して女子校に潜入して護衛するエロゲにでてくる警備会社を思い出した
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/09(土) 01:48:23.97 ID:SxubBxlHo
>>78
おう。無粋なことを言ってすまんかった…?
82 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/09(土) 02:01:30.66 ID:jxmZHIP20
>>80
アイギスですね分かります。
設子は一番好きなルートでした。

>>81
でもたまにマジなミスの場合もあるから指摘は有難いので特に問題ないさー。
83 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/11(月) 00:41:09.17 ID:+cgtjKBd0
再び別室

P「次は春香だな」

春香「は、はい!」

P「まあ緊張しなくてもいいから…さて、以前渡しておいたオーディションの応募についての書類持ってきてるよな?」

春香「は、はい!これですね!!」

P「おう、まずはファンを獲得するためにはオーディションに出て名を売ることから始めるぞ!!」

春香「はい!」

P「そういうわけで…頑張っていくぞ!」

春香「おー!!」
84 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/11(月) 00:58:46.57 ID:+cgtjKBd0
再び(ry

P「さて、やよいはこれを見てくれ」

やよい「はい?」

P「さっきの発言で分かると思うがオーディションの書類選考が通ったぞ」

やよい「…ホントですか!!」

P「おう、これで後は本番の面接と選考を通れば出演できるぞ!」

やよい「頑張りましょうね!プロデューサー!!」

P「おう!!」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/15(金) 18:32:30.58 ID:9t2UrRcDO
>>62
P「…もちろん分かってますけ、といってもさすがに私が出る程の事件は早々ないと思いますが」

P「…もちろん分かってますけ"ど"、といってもさすがに私が出る程の事件は早々ないと思いますが」
ってこと?
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/02/20(水) 20:40:29.65 ID:Ni6Sd3wKo
続きマダー?
87 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/20(水) 22:25:29.11 ID:69/c6q7L0
やっと書き溜め


春香「…プロデューサー」

P「…なんだ?」

春香「緊張で死んじゃいますよ!!」

P「ガンバレ!!歌って踊れるアイドルになるんだろ?」

春香「確かに規模は小さくても…緊張しますよー!!」

P「…ご褒美かなんか必要か?」

春香「…ちなみに何を?」

P「宇宙食」

春香「…はい?」

P「宇宙食」

春香「…プロデューサーって変わってる人ですか?」

P「そうか?」

春香「…なんか緊張も解けました、行って来ますね!!」

P「星になってこい!!」
88 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/20(水) 23:23:51.14 ID:69/c6q7L0
春香「こんにちはー!!天海春香でっす!!アイドル目指してますー!!」

P「出だしは順調かな…?」

春香「さっそく歌っていきたいと思います!!曲は「今日も雨」です!!」

知らないほうがましだったことは
たくさんあるけれど
読みかけては印をつけて
閉ざした本に寝そべります

真実は明日も私をきっと泣かせるだろう

でも飛び出して行こう
待ってる人はいないけど
泣き止んでみても 外はもっと雨


そして春香が歌っている時にも俺の仕事は変わらない。

駆け出しとはいえアイドル、しかも可愛い女の子ときた。

そんな彼女を守るのが俺の今の使命だ。

ちなみにほかの二人もオーディションの時間が重なってしまったために別のメンバーを向かわせてある。

あ、赤羽根と早苗さんは別の業務についてるから別な。
89 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/21(木) 00:16:44.11 ID:qVmJ1KfG0
さてとりあえず

P「あそこの際どい写真撮ろうとしてるやつシメてこい」

警備員「アイサー」



春香「皆さん!聞いてくれてありがとうございましたー!!…ってうわああ!!?」ドンガラ

P「春香!?」ドサッ

春香「痛…くな、い?」

P「危ないな…ほら階段で気を抜いちゃダメだろ?」

春香「……」ポー

P「…ん?…足、捻ったとかか?」

春香「…ぷろでゅーさんって意外と力持ち?」

P「はいはい早く立とうな」(…大丈夫だよな?装備品とかバレテないよな?)

春香「あはは//…よいしょっと」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/21(木) 00:45:24.94 ID:rIaqsSCP0
まってたー
91 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/21(木) 03:01:22.49 ID:qVmJ1KfG0
春香「さて…挨拶して帰りましょう!!」

P「そうだな!!」

春香「…どうでした?」

P「ん?…オーディションがってことか?」

春香「はい…オーディションとはいえこうやって観客を呼んでその様子から判断する…でしたっけ?」

P「たしかそう説明を受けたが…「不安だったんです」…え?」

春香「私、オーディションって事忘れてました。みんなが見てくれて、色々な人がいて、私はそんな皆の前にいるんです」

P「…」

春香「…楽しかったです、ステージに立つのも、スポットライトを浴びるのも、皆に向けて歌うのも、全部全部楽しかったです」

P「…」

春香「拍手が嬉しかったです、ウソかホントかとかどうでも良くて嬉しくて…終わったら腰ぬけちゃいました」

P「…春香、お疲れ」

春香「…プロデューサー、私アイドルになりたいです」

P「ああ、なれるさ。…してみせる」

春香「えへへ…お願いしますね!!プロデューサー!!」






審査員「いやー珍しいね。彼女のこと気に入ったよ」

審査員「ふむ、合格でいいんじゃないかな?」

審査員「元々高得点ですしね、問題ないでしょう」
92 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/21(木) 03:10:41.12 ID:qVmJ1KfG0
今日はおちる…
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/21(木) 12:24:45.16 ID:rIaqsSCP0
おつー
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/21(木) 21:16:24.07 ID:g+WEUE5do
面白そうなSS発見
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 14:53:39.75 ID:MnUJJSCuo
ジュルルン
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 20:32:12.85 ID:JYFTVjhjo
次はいつ来るのかね
97 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 01:48:53.77 ID:/Zf+pfl70
MSS

赤羽根P「隊長、対象三名が帰宅した事を確認しました」

P「んー、わかった」

早苗「いやーストーカーの気分だねぇ」

赤羽根P「思っても言っちゃダメでしょ…」

P「大義名分がなければ気が進まないのは確かだけどな」

赤羽根P「まあ、そうですけどもね」

早苗「まあ裏方は寂しくやってればいいのよ」

P「…まあそれに一応こっそり別働隊が動いてるしな」

赤羽根P「まあ精々備えましょうよ、何も起きないように」

早苗「そうね」
98 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 12:16:00.76 ID:/Zf+pfl70
P「さて、ここで今更だがお嬢様から渡された資料に関して説明する」

赤羽根「…お嬢様から?一体なんですか…まさか昇給!?」

早苗「赤羽根君に渡すと何に消えるかわからないから駄目って…」

赤羽根「あんまりだ!!」

P「まあまあ…それで内容だが」

「「……」」

P「まず総指揮が俺、小隊長の一人は赤羽根、サポートは同じく早苗さん」

早苗「…ありゃ?何が違うのかな?」

P「…これを見てもらったほうが早いと思います。総責任者の名前を…」

赤羽根「…んーどれd…!?」

早苗「う、ウソでしょ!?」
99 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 12:48:24.34 ID:/Zf+pfl70
赤羽根「…千川ちひろ」

P「…時間を統べる商人王、人類史上最大最悪の絶望的事件すら起こせるとも噂の…」

早苗「いやいやいや…何でここに千川ちひろの名前があるのよ!!」

赤羽根「…Pさん?」

P「えっとな?MF3Sの選抜メンバーがミッションに行った日があるだろ?」

赤羽根「…例の無駄に力を持った組織崩れのメンバーを捕獲に向かった時の事ですか?」

P「ええ、でも本当の目的は違くてですね…」

早苗「…まさか」

P「…盛大にちひろさんをスカウトに行ったんですよ、まあ内容は言わずもがな闘争になっちゃいましたけどね」

赤羽根「…スタドリの件ですら警察が介入を恐れるのに…よくもまあ行きましたね」

P「俺としてはその警察が介入を恐れるって解っててスタドリを飲むお前の方が怖いけどな」

赤羽根「結構効きますよ?」

早苗「倒れないでくださいよー?貴方はプロデューサーなんですから」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 12:52:16.25 ID:UHCB6aSIO
ちひろさんすげぇwwww
101 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 13:16:49.49 ID:/Zf+pfl70
伊織の部屋


伊織「だ、そうよ?」

ちひろ「あはは、でもまあここも気に入ってるんで大目に見ますよ」

伊織「あらそう、嬉しいわね」

ちひろ「というか手を出したら怒るでしょ?」

伊織「まあね」

ちひろ「それに…お客様は大事にしないと…ね?」

伊織「やれやれ…」


P「まあそういうわけだからちひろさんに失礼のないように」

「「了解!!」」
102 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 15:09:39.08 ID:/Zf+pfl70
数日後

P「ストーカー?」

春香「…はい、なんか電車の中でも視線を感じて…この前も帰り道で…」

P「なるほど…他の皆は大丈夫か?」

千早「私は…私がTo youって知っている人はあんまり居ないと思うので特には」

やよい「ストーカー?」

P「オッケー、分かった。この件は俺が何とかしておく」

千早(俺が…?ああ、警察に変わりに行ってくれるって事かな?)




P「という訳だ、血祭りに上げる準備が出来たか?」

赤羽根「暗殺ですか?狙撃ですか?拷問ですか?」

早苗「待てーい!!」

赤羽根「あ、早苗さんはパラシュートで降下してきてください」

早苗「何で!?」

P「エロいからに決まってるでしょ!?」

早苗「ええ…?」
103 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 16:31:01.54 ID:/Zf+pfl70
春香「……」

春香には気づかれないように周囲を警戒する。

この場合、警戒というのは春香に見つからないことを指すのだが。

…あからさまに怪しい男。

後ろから近寄り銃口を押し付ける。

P「動くな」

ストーカー「!?」

さすがに警戒してすぐには暴れようとはしなかった、その度胸があるかどうかも怪しいものだが。

ストーカー「なんだよ邪魔するんじゃねえよ…警察か?」

P「いや?ただこいつは本物だぜ?」

ストーカー「……」
104 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 18:18:57.64 ID:/Zf+pfl70
P「ああ、ちなみに証拠もあるから」

ストーカー「…分かった、暴れないよ…」

P「おし、それじゃあ着いてきてもらおうか」

ストーカー「…はい」


MSS

P「…やっぱりさ、俺がいる意味ないんじゃないかな」

赤羽根「まあ組織規模が規模ですからね…」

P「正直ちひろさんの時のミッションの頃が不謹慎だけど一番実感があってさ…」

ちひろ「Pさんってば大人しそうに見えて結構やんちゃですね」

P「!!?」

赤羽根「あ、お世話になってますー」

P「何でお前そんなにフランクなの!?」
105 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 20:23:00.90 ID:/Zf+pfl70
ちひろ「そんなに体動かしたいなら工場にでも来ます?それとも…ドンパチします?」

P「いやいや…さすがにそれは」

赤羽根「ちなみにお給料は?」

ちひろ「…んー、関東圏の最低賃金の二倍くらいですかね?」

P「え、まじで?」

赤羽根「Pさんは理解してないかもしれませんけどその手の人は指を切ったら絆創膏を貼るぐらいの常識でスタドリを服用しますからね…5徹は固いですよ」

P「お前本当に大丈夫なの?」

ちひろ「失礼な!スタドリにそんなには危ない成分は入ってません!!」

P「そんなに…ですか」

ちひろ「…ファイト?」

P「一発もしませんからね!?」
106 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 21:32:10.67 ID:/Zf+pfl70
伊織「で、自分の存在理由が揺らいでると」

P「…はい」

伊織「貴方は今まで何を勘違いしてるかは知らないけどMSSは私設軍隊じゃないし、そもそも警察みたいに動くのが目的じゃなくて本業は警備だし、しかもあえて言うなら水瀬家関連の建物や施設を警備するのが最重要なのであって警備職は二の次よ?」

P「…解ってます」

伊織「じゃあ何が不満なのよ」

P「…」

伊織「アンタドンパチしたいだけなら外国にでも行きなさいよ、私はあくまで彼女達を守ってとしか言ってない」

P「…はい」

伊織「…はぁ、あんたクビ」

P「!?」
107 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 21:49:31.14 ID:/Zf+pfl70
P「な、何故!?」

伊織「いいじゃない。職もあるし、どうせ貯蓄もかなりあるでしょ?」

P「…本気ですか?」

伊織「私は貴方みたいな人を求めてはいないわ、はっきり言って期待外れ」

P「…わかりました、今までありがとうございました」




ちひろ「いいんですか?」

伊織「もちろん、だって何かの拍子で暴れられても困るし」

ちひろ「…それはないと思いますよ?生真面目ですし」

伊織「…知ってるわよ、いいじゃない。そろそろ普通の生活に戻してもいいかと思ったのよ」

ちひろ「まあ確かに銃弾ドンパチで死んだら堪ったもんじゃありませんしね」

伊織「その首領格だった奴が何を言うのよ…」
108 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 21:53:24.80 ID:/Zf+pfl70
P「はあクビか…いまだに信じられないな…」

ワーワーキャーキャー

P「五月蠅いぞ、何を騒いでるんだ?」


     ∩___∩     /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
     | 丿     ヽ    i ノ       `ヽ'
    /  ○   ○ |    / `(○)  (○)´i、  P助けてっ!、
    | U  ( _●_)  ミ  彡,U ミ(__,▼_)彡ミ   杏ちゃんが息をしてないのっっ!!
   彡、    |∪| ,,/   ,へ、,   |∪|  /゙
   /  ヽ  ヽノ  ヾ_,,..,,,,_ /  '  ヽノ `/´ ヽ
   |      ヽ  ./ ,' 3  `ヽーっ   /    |
   │   ヾ    ヾl   ⊃ ⌒_つ ソ      │
   │    \__`'ー-⊃⊂'''''"__,,,ノ   |
               ` ̄´  ` ̄´

杏「イヤ生きてるよ…ハフゥ」

P「え、何事?」
109 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/02/27(水) 23:18:15.53 ID:/Zf+pfl70
赤羽根「それがですね…」


モバプロダクション

赤羽根「今日もエナンザムとスタンザムを解放する作業が始まる…」

杏「プロデュ〜サ〜…にへへ〜」

赤羽根(あ、初っ端からアウトなタイプだ)

早苗「プロデューサー、杏ちゃんが熱っぽいんですよ」

杏「そんなわけないよ〜エヘ、ほらプロデューサ〜。ちゅー」

赤羽根「杏、これを飲め」

杏「…?うん」


杏「うわわわわっわわっわっわああああ!!????」


赤羽根「という訳です」

P「さっぱりわからん」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/02/28(木) 21:05:48.68 ID:QVF/wvZYo
おつ
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 01:52:02.02 ID:1j3SNteDO
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/25(月) 00:24:44.59 ID:GApyusGDO
マダー?
113 : ◆y9s8Xupzj. [saga]:2013/03/25(月) 17:26:24.07 ID:MUWe47P70
ちひろ「だめじゃないですか。未成年、しかも女の子に飲ませちゃ」

P「え?そこまでやばいの?」

ちひろ「…Pさん、この瓶を見てどう思います?」

P「あれ…成分表とか書いてない…?」

ちひろ「だって普通には流通してませんからね、コレ」

赤羽根「うーん、でもまさかここまでとは…」

ちひろ「あー、でも興奮しちゃうとかそういう作用はないのでご安心を」

赤羽根「うん、すごく安心しました」

P「気を付けろよな…」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/13(月) 23:35:22.39 ID:thJZSCQmo
あれ?
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/20(月) 01:54:18.62 ID:n5IHaiFDO
もうすぐ二ヶ月
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