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P「新しいプロデューサー!?」 律子「人間台風です…」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 02:06:43.79 ID:UI3/2rcAO
―― 天空に輝き 我々を見下ろす真ッ赤に血塗られたあの眼球(つき)を見ろ

―― そして思い出せその男の名を

―― その男の伝説(レジェンド)を

―― 時は満ちる 語るべきは未来(フューチャー)へ続くその軌跡のみ

※そんなに書き溜めがないんで更新が停滞するかもです

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バームくんへ @ 2025/06/11(水) 20:52:59.15 ID:9hFPsRzXO
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秘境 @ 2025/06/10(火) 00:47:53.81 ID:BDVYljqu0
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【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】 @ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749472989/

ツナ「(雲雀さん?!)」雲雀「・・・」ビショビショ @ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
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【安価コンマ】障害走を極めるその5【ウマ娘】 @ 2025/06/06(金) 01:05:45.46 ID:RaUitMs20
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貴様たちの整備のお陰で使いやすくしてくれてありがとう @ 2025/06/04(水) 20:56:21.03 ID:QjuK6rXtO
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阿笠「わしの乳首に米粒をくっ付けたぞい」コナン「は?」灰原「は?」 @ 2025/06/04(水) 04:01:13.39 ID:ZjrmryLdO
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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界) @ 2025/06/02(月) 21:21:00.13 ID:ix3UWcFtO
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2 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 02:08:11.07 ID:UI3/2rcAO
P「おはようございまーす」

小鳥「あ、おはようございます!お茶いれますね〜」

律子「プロデューサー殿早いですね?」

P「天気良かったしスッキリ目覚めたから早めに来たんだ」

小鳥「はい、どうぞ」コトッ

P「ありがとうございます」

P「いやー…なんか、こう…平和な毎日ってのも悪くないなぁ」ズズズ

律子「何を言ってるんですか…私達にとっては毎日が戦争ですよ」

P「そうだけどねぇ…たまにはこんな気分でも良いじゃないかアハハハ」

律子「そんな気を抜いてると今に痛い目見ますよ」
3 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 02:10:02.89 ID:UI3/2rcAO
P「アハハハ律子は少し気を抜いた方が」

―― バリィィィィィン

ドンガラガッシャン ズガガガガ

「アホんだらぁ!いきなり何をしさらすんじゃボケェ」

ズガーーン

「ちょっと!汝、殺すなかれだろ!?なんつー牧師だよ」

「じゃかぁしいわ!お前がいらんことに首突っ込むからこうなったんやないか!!」

P「アハハハ」

律子「」

小鳥「」

P「アハハハハハハハハハハハ」バタンッ

「ん?ウルフウッド大変だ!!人が倒れてる」

「アホちゃうか?人なんてそこらへんにぎょーさん倒れてるやんけ!そんな事よりはよ加勢せいや」

ズガガガガ
4 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 02:12:40.48 ID:UI3/2rcAO
「手間掛けさせやがって!ワイの迷惑を考えろっちうんじゃ」

「なぁなぁウルフウッド…なんかここ人居たみたいだぞ」

「あ?あ…ほんまや」

「怪我してないかなぁ…大丈夫かなぁ…」

P「」シーン

小鳥「」

律子「」

「大丈夫やろ!行くで」

「お、おう…お邪魔しましたー」

律子「待ちなさいよ!」ガシッ

ズゴゴゴゴゴゴ

「「うっ」」

律子「ただでさえボロい事務所を半壊させてどこに行く気なんですかねぇ?」ズゴゴゴゴゴゴ

「なぁウルフウッド…ヤバくないか?」

「ヤバい…この上なくヤバい…この姉ちゃんGUN-HO-GUNSより凄まじい殺気放っとるで…」
5 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 02:38:53.27 ID:UI3/2rcAO
律子「秋月流奥義!二重眼鏡(ふたえグラス)」

メキョズガッメキッメキッ

「「ずびばぜんでじだ」」

律子「貴方たち一体なんですか!私達の事務所に飛び込んで来て銃撃戦を繰り広げるなんてどういう神経してるんですか?バカなんですか!?」

「「…ずびばぜんでじだ」」シュン

小鳥「あーあ…どうしましょう…資料室と会議室と給湯室は大丈夫ですけど…」

P「アハハハ殺せーいっそ殺せーー!」

律子「見なさいよ!うちのプロデューサーまで壊れちゃったでしょ!!どうしてくれるんですか?ジャパニーズセップク知ってますか!?」

「なぁウルフウッド…どうにかしろよ…」

「どないせいちうねん」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 03:01:49.39 ID:UoUQyRgI0
まさかと思ったがやはりトンガリと牧師か!期待
7 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 12:15:52.14 ID:UI3/2rcAO
「あ、あの…お姉さん?」

律子「なんですか!」ギロッ

「どうか許してくれないかな?僕たちだって悪気があったわけじゃないんだ」ウルウルキラキラ

律子「悪気がなかったらやって良いんですかねぇ?」ギロッ

「ヒィィィィ!?」

「チッ…しゃあないな…」

「おい姉ちゃんよう聞けや!」

律子「ああん?」ギロッ

「このトンガリはなぁ…フィフスムーンにけったいな穴をブチ開けてジュネオラロックを荒野にしさらした人間台風!人類初の指定局地災害のヴァッシュ・ザ・スタンピードや!」

律子「」

「あれ?ヴァッシュやで!?人を殺すのに毛ほどの躊躇もない冷酷な殺人機械(キリングマシーン)やで!」

「君…酷いヤツだね…」
8 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 12:19:11.01 ID:UI3/2rcAO
律子「へぇー…で?」

「アカーン!アカンで!トンガリどうにかせぇや!!」

「無理無理無理無理ッ!無理だって!!」

律子「貴方たち…覚悟は出来てる?」ズゴゴゴゴゴゴ

社長「みんなティンと来てるかな?アハハハ」

律子「社長!?」

社長「やー律子くん!事務所ずいぶんスッキリしたねぇ」

律子「違うでしょ!?半壊ですよ半壊ッ!」

社長「そうか?アハハハ!あれ?金髪の君と黒髪の君…」

律子「そうです!この二人が犯人です」

社長「ティンと来たッ!君たちプロデューサーやりたまえ」ビシッ

「「はぁ?」」

律子「社長!?いきなり何を言ってるんですか!」
9 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 12:20:58.98 ID:UI3/2rcAO
社長「ティンと来たんだよ!それになかなか根性ありそうな面構えしてるじゃないか」

律子「で、でも…」

社長「そういう事で律子くんあとは頼んだよ!」

律子「事務所はどうするんですか!?」

社長「私からベルナルデリ保険協会に連絡しとくから適当に業者に連絡しときなさい」

「な、なぁ…ウルフウッド…僕たちどうなるんだ?」

「知らんわ!だけど…なんやらけったいな事させられる気がすんでぇ」

律子「」ギロッ

「「うっ」」

律子「はぁ…貴方たち名前は?」

「ヴァッシュ・ザ・スタンピードです」

「ニコラス・D・ウルフウッドや」
10 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/10(日) 12:23:01.46 ID:UI3/2rcAO
律子「と言うわけで新しくプロデューサーになるニコラスさんとヴァッシュさんよ」

ヴァ「やぁ!お嬢さんたち今日からよろしくね」キラキラ

ニコ「チッ…なんでワイがケツの青いガキの相手せなアカンねん…」ボソッ

ドゴッ

律子「セクハラで訴えますよ」ギロッ

ニコ「ニコラス・D・ウルフウッドですーよろしくお願いしますー」

春香「プロデューサーさんが入院って…それにな、なんか濃い人たちだね」

千早「……そうね」

伊織「それに胡散臭いわ」

雪歩「だ、大丈夫かな…ちょっと怖いですぅ」

真「楽しそうな人たちじゃないか!ボクは大歓迎だよ」

律子「本当に大丈夫かしら…」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/10(日) 12:39:58.42 ID:6Y+iVG8io
とうとう来たか、ヴァッシュ・ザ・プロデューサー!
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 20:13:29.07 ID:x0tSa+XB0
保険屋の二人やナイヴズがどうでてくるか期待wwww
13 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/11(月) 10:03:42.70 ID:6YT63/HAO
ニコ「なぁなぁ姉ちゃん ワイは何すればええねん」

律子「秋月律子です!」

真美「インディアンデスロ→ック☆」

亜美「腕ひしぎ逆十字!」

ヴァ「いだだだだだ!ギブギブギブ」ジタバタ

ニコ「そのアホはほっといてくれ…」

律子「はい…まぁ、具体的には彼女達のマネジメントを担当してもらいます」

ニコ「つまりは嬢ちゃんたちのお守りをせぇちう事か…」スッ

千早「タバコはやめてください」

ニコ「なんやねん…タバコもろくに吸えんちうんか…」

真美「十六文キ→ック☆」

亜美「フライングクロスチョ→ップ☆」

ヴァ「ぐはぁ」ドンガラガッシャン

律子「これ以上事務所を壊さないで!」
14 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/11(月) 10:05:27.86 ID:6YT63/HAO
ニコ「けったいなことになったなぁ…こないしてる暇なんかあらへんのに…」

小鳥「まぁまぁ、もう諦めましょうよ!はいコーヒー」

ニコ「ありがとさん 嬢ちゃんにも世話なるわ」

小鳥「嬢ちゃん/// ニコラスさんはお世辞が上手ですね?ハイ婚姻届」

ニコ「すまんなぁ…いくらワイが牧師かて結婚の受け付けは…」

小鳥「違いますよ?私とニコラスさんの婚姻届です///」

ニコ「……さぁて、何から手をつければええんやろ」

小鳥「さすが///破かないなんて紳士ですね///」

ニコ「……嬢ちゃん不憫やな」
15 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/11(月) 10:07:28.80 ID:6YT63/HAO
律子「はぁ…とりあえずニコラスさんとヴァッシュさんの担当を決めときましたんで」

ニコ「どれどれ…はぁ!?なんでワイが五人も受けもたなアカンねん!第一ぶっ倒れてたあの男はどないしたんや」

律子「プロデューサー殿なら貴方たちのせいで入院したでしょ!」

ニコ「かー!ほんまろくなことないな」

ヴァ「いやぁ…やっぱり女の子でも元気な方が良いねぇ」ヨタヨタ

ニコ「ほれ…おんどれの担当アイドルや」

ヴァ「えーっと…」

・天海春香
・萩原雪歩
・高槻やよい
・双海真美

ニコ「ワイは…」

・如月千早
・菊地真
・我那覇響
・四条貴音
・星井美希
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 11:05:18.86 ID:M9OfwgvSO
人間台風による被害って保険おりたっけ……?(震え声)
17 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/11(月) 12:51:34.46 ID:6YT63/HAO
律子「じゃあ、私は亜美と伊織を連れて現場に向かうんでよろしくお願いしますね」

亜美「ヴァッシュ兄ちゃ→んニコ兄〜またね☆」

ヴァ「気をつけて〜」

ヴァ「さぁて…僕じゃ頼りないかもしれないだろうけどしばらくよろしくね」

春香「よろしくお願いします!」

真美「んっふっふ〜♪せくちーでぷりちーな真美に任せなさい☆」

やよい「よろしくお願いしまーす!」

ヴァ「君もよろしくね」

雪歩「よ、よろしくお願いしますぅ」

ヴァ「りっちゃんから聞いたよ?男の人が怖いんだってね…無理しなくて良いからね」

雪歩「は、はい…」

ヴァ「さぁて…先ずは」

春香「私と雪歩はレッスンで真美とやよいは収録ですよヴァッシュさん」

ヴァ「よーし!しゅっぱーつ」
18 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/11(月) 12:53:37.92 ID:6YT63/HAO
ニコ「あー…無茶な事を言うもんやでぇ」

千早「…あの」

ニコ「あ?なんや」

千早「一応、みんな揃ったのだけれど」

ニコ「さいか…ほな、行くか」

千早「スケジュールは把握してるんですか?」

ニコ「お前とそこの嬢ちゃんはラジオ収録やろ?」

千早「お前はやめてください」

真「嬢ちゃんか…なんかなれないな///」

ニコ「細かいこと気にすんなや…んで、銀髪の姉ちゃんと長い髪の嬢ちゃんはワイと打ち合わせな」

貴音「美希はどうなさるのですか?」

ニコ「あー…寝とる嬢ちゃんか 嬢ちゃんらの打ち合わせが終わったらレコーディングや ワイがあとで迎えに行くわ」

貴音「この短時間ですけじゅーるを把握するとは…」

ニコ「四の五の言っとらんではよ行くで」
19 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/11(月) 12:55:49.13 ID:6YT63/HAO
春香「じゃあ、ヴァッシュさん!また後で」

ヴァ「うん、怪我しないように気をつけてね?」

真美「ヴァッシュ兄ちゃん早く早く」

やよい「こっちですよヴァッシュさん!」

ヴァ「ちょっと待ってよ」


春香「ヴァッシュさん良い人だね」

雪歩「ちょっと怖いけどニコラスさんじゃなくて良かった…」

春香「ニコラスさんは雪歩の苦手なタイプだもんね…」

雪歩「なんか…うちの会社の人と似た感じがして…それに比べてヴァッシュさんは優しそうだし大丈夫かも」

春香「ニコラスさんはチンピラみたいだからね…本当に牧師さんなのかな?」
20 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/11(月) 13:00:22.10 ID:6YT63/HAO
ニコ「ぶぇ〜っくしょん」

ニコ「誰か噂しとんな」

千早「ここです」

ニコ「そか ほなまた後でな」

響「なんで十字架もってるんだ?」

貴音「戒めと言う事でしょうか?」

ニコ「小さな事を気にすんなや ワイかて置いてきたら良かったて後悔しとるんや」


真「ニコラスさんなんか頼りになる感じするね」

千早「あの短時間でスケジュールを把握したのには舌を巻いたわ」

真「あれにはビックリしたなぁ〜…確かにニコラスさんからはやり手な雰囲気がビシビシ伝わって来てたんだよね!それに比べてヴァッシュさんは優しそうだけどなんだか頼りなさそうだもん」

千早「彼だとちょっと不安だったわ…春香大丈夫かしら…」

真「ヴァッシュさんはさっそく亜美真美に良いように遊ばれてたしね…まぁ、雪歩はヴァッシュさんの方が安心かな」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/11(月) 13:22:24.91 ID:1fLUVEYDO
ウルフウッドの年齢って見た目よりかなり若いけどいくつぐらいだっけ?
十代後半ぐらい?
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 13:57:44.31 ID:M9OfwgvSO
>>21
18〜22くらい?
もうちょい範囲狭いか
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 14:08:24.49 ID:kbe8XjGlo
ニコラスの声が
トミーズ雅師匠で
再生されるボク。
24 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/12(火) 22:12:36.49 ID:5JxsWhHAO
―― ヴァッシュチーム

ヴァ「へっくしょん!誰か噂してるのかな…」ズビズビ

やよい「ヴァッシュさん!ここがテレビ局ですよ」

ヴァ「へぇ…ずいぶん大きいんだなぁ…」

真美「んっふっふ〜ヴァッシュ兄ちゃんはぱんぴーですからなぁ」

ヴァ「どう?髪型決まってる?僕だってちゃんとすればそれなりに行けるんだぜ」キラキラ

真美「うりうり!この色男め☆」

やよい「ヴァッシュさんカッコイイですよ!赤いコートも似合ってます」

ヴァ「でしょ?じゃあ、突入」

真美やよ「「ラジャー」」

ヴァ「ところで…どこに行けば良いんだろう…」

真美「ヴァッシュ兄ちゃ〜んしっかりしてよね」
25 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/12(火) 22:14:22.21 ID:5JxsWhHAO
ヴァ「ちょっとここで待っててよ 受け付けの人に訊いてくるからさ」タッタッタ

真美「あ、ヴァッシュ兄ちゃん!?」

やよい「私たち何度も来てるから知ってるのにね」

真美「もうヴァッシュ兄ちゃん置いていっちゃおうか」

「あれ?真美ちゃん!久しぶりだね〜」

真美「ん?…誰だっけ?」

「そんなぁ酷いよ〜ほらッ前にあの番組でさ」

真美「や、やだなぁちゃんと覚えてるYO☆さ、佐藤のおっちゃんでしょ?」

「違いますディレクターの山田です…」

真美「んっふっふ〜♪真美は山田のおっちゃんを試したのだよ!」

山田「ありゃ?真美ちゃんも酷い事するなぁ〜」
26 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/12(火) 22:15:44.91 ID:5JxsWhHAO
山田「そこにいるのは高槻やよいちゃん?」

やよい「はじめまして!高槻やよいです」ガルーン

真美「ん?はじめまして?」

山田「噂通りのカワイイ娘すなぁ…そうそうこんなところで何やってるの?」

やよい「代理?のプロデューサーが楽屋の場所わかんないから訊きに行って私と真美で待ってるんです」

山田「あーアイツの番組だな?同僚のディレクターがやってる番組だから案内してあげるよ」

真美「で、でも待ってろって言われたし…」

山田「大丈夫大丈夫!後で受け付けに連絡しとくから」

やよい「じゃあ、私ヴァッシュさんに伝えてきます!」
27 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/12(火) 22:17:40.85 ID:5JxsWhHAO
真美「あ、やよいっち〜…」

山田「…チッまぁ良いか」

山田「さ、行こうか」グイ

真美「あーいやぁ急がば舞えって言いますしー」

山田「急がば回れね?それにこういう時に使う諺じゃないよ〜でもそういうところもカワイイなぁ」ニヤニヤ

真美「」ゾクッ

山田「こっちだよ!こっち!」グイグイ

真美「痛いッ!痛いよ〜…や、やめて」

山田「ごめんごめん!でもこれから行くところでは痛い思いはしないよ?」ウットリ

真美「だ、誰か助け…」モガモガ

山田「言うこと訊いてよ〜じゃないとイケない薬をつかわなきゃいけなくなっちゃうよ〜?」

真美(やよい!ヴァッシュ兄ちゃんッ!助けて)ジタバタ
28 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/12(火) 22:20:37.26 ID:5JxsWhHAO
ヴァ「トォーーーウ」

山田「ぐっはぁ」ドンガラガッシャン

真美「ヴァッシュ兄ちゃん!?」

やよい「真美ーー!」

真美「やよいっち〜」グスン

やよい「実は前に会った山田さんとは違う人だったからヴァッシュさんを呼びに行ったんだ」

真美「やよいっち気付いてたのかよー…もう…怖かったよぉ」グスン

ヴァ「さぁて、この気を失ってるオッサンに制裁を加え無ければいけませんなぁ」キュポン

キュッキュッ

ヴァ「よし!ほれ真美もやよいも書いちゃえ書いちゃえ」

真美「んっふっふ〜♪人間竜巻(ヒューマノイドサイクロン)真美を怒らせましたな」キュッキュッ

やよい「うっうー♪お絵描きですね」キュッキュッ

警備員「あの〜どうしたんですか?」
29 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/12(火) 22:22:53.46 ID:5JxsWhHAO
警察「ご協力感謝します!」ビシッ

ヴァ「ご苦労さまでーす!」ビシッ

やよい「ご苦労さまでーす!」ビシッ

真美「………」ガタガタ

ヴァ「大丈夫だよ…今度はちゃんと僕がついててやるから」

真美「…うん」

やよい「わ、私もいるよ!」

真美「はは…やよいっちありがとうね」

ヴァ「らしくないなぁ…このヴァッシュ・ザ・スタンピード様がいるんだ!どーんと任せなさい」

真美「ヴァッシュ兄ちゃんじゃ頼りないっしょ〜」

ヴァ「なんでぇ!?」

真美「だってやよいっちが呼ばないと気づかなかったじゃん?」

ヴァ「それをいっちゃおしまいだぜ」キラキラ

真美「…ぷっ」
30 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/12(火) 22:24:55.20 ID:5JxsWhHAO
真美「ねぇねぇヴァッシュ兄ちゃん」

ヴァ「なんだい?」

真美「なんでもっと痛めつけなかったのさ…あの人すごく悪い人だったみたいじゃんよ→」

ヴァ「んー…どんなに悪い人でも僕は諦めたくないな…見限って見放す事は簡単だけどそれじゃ何にもならないよ…手が届く範囲なら必ず手を伸ばしたい」

真美「……ちょっと難しいかも」

ヴァ「ラヴ&ピースって事さ」

真美「ラヴ&ピース?」

ヴァ「ラァァァヴエエエエンドピィィィィスさ」

真美「ラアアアアアヴアーーンドピィィィィスだね!」

やよい「うっうー!なんだか楽しそうですーラヴ&ピース!」

「「「ラァァァァァァヴエエエエンドピィィィィス」」」

AD「すいません…そっちで収録してるので静かにしてください…」

ヴァ「あ、すいませんでした…」
31 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/13(水) 21:53:00.26 ID:XiTTtNCAO
―― ウルフウッドチーム

響「なぁなぁ」

ニコ「なんや?」

響「あの赤いコートの兄ちゃんは大丈夫なのか?自分ちょっと心配だな」

ニコ「トンガリか…まぁ、大丈夫やろ」

貴音「あの御方は苦しみを知り尽くしております だからこそどこまでもお優しく暖かい…そうでございましょう?」

ニコ「……嬢ちゃんトンガリの事を知り尽くしてるみたいな口振りやんけ 出会うた時から何とはなしに感じとったが嬢ちゃん何者なんや」

響「なに言ってるんだ?貴音は貴音だぞ」

貴音「ふふふ…響の言う通り私は私でございます」

ニコ「まぁ、深くは追求せんわ」
32 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/13(水) 21:55:11.19 ID:XiTTtNCAO
貴音「にこらす様は何をその様に押し込めていらっしゃるのですか?」

ニコ「ワイが何を押し込めてるいうねん あんなぁ…人っちうんは…いや、嬢ちゃんらに説教たれたってなんもならんな ささ、やるからには徹底的にやったんで」

響「なんか良く分からないけど自分も妥協はしないぞ!なんたって完璧だからな」

ニコ「まぁ、期待させてもらうわ」

貴音「……いけずな御方」

ニコ「あ?なんぞ言うたか?」

貴音「いいえ?さぁ、参りましょう」

ニコ「……調子狂うわ」

響「なにやってるんだ?こっちだぞ!こっち」

貴音「響 あまりはしゃいではいけませんよ」

響「は、はしゃいでないぞ!」
33 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/13(水) 21:56:38.56 ID:XiTTtNCAO
「あーどうもどうも!担当の佐藤です」

響「よろしくお願いします」

貴音「よろしくお願いいたします」

佐藤「すいませんねぇー急に打ち合わせ入れちゃって…ってあれ?いつものプロデューサーさんは?」

ニコ「ああ、ちと体調崩しおってな…ワイが代理や」

佐藤「そうなんですか?心配ですね…」

ニコ「まぁ、前もっての打ち合わせ内容は訊いとるから中身詰めてこか」

佐藤「そうですね!じゃあ、さっそく…今度の響ちゃんと貴音ちゃんそれぞれのニューアルバム発売記念のコラボライヴの件なんですけど…」
34 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/13(水) 21:58:44.12 ID:XiTTtNCAO
貴音「ここの照明は少し変えて貰えると有り難いのですが…」

佐藤「うーん…だけど次の曲に入った時の色合いとか考えると」

響「だったら曲順変えたらどうかな?」

佐藤「それだと響ちゃんの体力の心配が…」

響「自分は大丈夫だぞ!完璧だからな」

佐藤「じゃあ…曲順変えて…このライティングは貴音ちゃんのリクエストを反映させる方向で」

貴音「良いと思います」

響「自分も賛成だぞ」

佐藤「プロデューサーさんはどうですか?」

ニコ「あーワイはそこらへんの知識に疎いから嬢ちゃんらの希望通りならかまへん」

佐藤「じゃあこれでいきましょう!思ったより早く終わりましたね?もう書類あげちゃいましょう」
35 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/13(水) 22:00:32.32 ID:XiTTtNCAO
佐藤「じゃあ書類あげてきちゃうんで少し待っててください」

貴音「あ…あの…」

佐藤「お菓子も好きにどうぞ」

貴音「ありがとうございます」

響「やったな貴音!」

ニコ「あー…ちょっとええか?」

佐藤「なんですか?」

ニコ「タバコ吸いたいんやけど」

佐藤「喫煙所はそこの廊下を真っ直ぐ行ったところです」

ニコ「すまんな」

――― 喫煙所 ―――

ニコ「」スパー

貴音「ずいぶん複雑な表情ですね?」

ニコ「難儀なもんやな思うてな…ブタ箱みたいな狭い場所でタバコ吸うちうんは」

貴音「本当は?」

ニコ「なんやねん」スパー
36 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/13(水) 23:13:58.67 ID:XiTTtNCAO
貴音「本当は違う思いを抱いているのでしょう?」

ニコ「ずいぶん人の心中探るのが好きなんやな?良い趣味とは思えへんぞ」

貴音「……申し訳ありません」

ニコ「人ちうんはな…運命ちうもんにすこぶる弱いねん…なんぞ自分で決めてる気になったところで少ない選択肢から僅かな余裕を与えられてるだけなんや…自分の運命変えるなんぞ大義な事しようとして出来ることやないんや」

貴音「ずいぶん冷たい事を言うのですね…」

ニコ「それが真理や…ロマンなんぞ生ぬるい事は言ってられへん」

貴音「…いけず」

ニコ「嬢ちゃん行くで!…あとな」

貴音「はい?」

ニコ「隠し持っとる菓子はちゃんと返しとき」

貴音「なんと」
37 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/13(水) 23:15:23.92 ID:XiTTtNCAO
ニコ「ほな金髪の嬢ちゃん迎えに行くわ」

響「もう行くのか?」

ニコ「なんや?ワイと離れて寂しいんか」

響「ち、違うぞ!ぜんぜん違うぞ!」

ニコ「そこまで否定するかい…まぁ、適当に茶でもしばいて帰って来たらええやん…ほなな」

貴音「あの…あなた様」

ニコ「ん?なんぞ用か」

貴音「いえ…先ほどは失礼いたしました」

ニコ「ほんまやで…詫びとして今度メシでもおごってもらうからな」

響「貴音ニコ兄と何かあったのか?」

貴音「いえ…それより響はあの御方をずいぶん親しげにお呼びになるようになったのですね?」

響「ち、違うぞ!呼びやすいからだぞ!」
38 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/16(土) 01:30:34.03 ID:dTceOIjAO
―― ヴァッシュチーム

ヴァ「本当に二人だけで大丈夫?」

真美「大丈夫だYO」

やよい「律子さんが迎えに来るって言ってましたし」

ヴァ「じゃあ僕は行っちゃうけど知らない人にはついて行っちゃダメだよ?ちゃんと人には親切にするんだぞ」ウルウル

やよい「ヴァッシュさんお父さんみたいです」

真美「チャーン!行っちゃ嫌だよチャーン!」

ヴァ「達者で暮らすんだぞー!」ブンブン

真美「ふぅ…行っちゃった」

やよい「ヴァッシュさん凄く良い人だね」

真美「あのお人好しっぷりは兄ちゃんを凌駕しますな」

やよい「私ヴァッシュさん好き」

真美「ちょ、ちょっとやよいっち!?」

やよい「あれ?真美は好きじゃないの?」

真美「あ、いや…えっと///」
39 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/16(土) 01:31:48.94 ID:dTceOIjAO
春香「ヴァッシュさん遅いね?」

雪歩「道に迷ってないと良いけど…」

春香「私ちょっと探しに行ってくるよ!雪歩は待ってて」

雪歩「私も行こうか?」

春香「大丈夫大丈夫!」


春香「ヴァッシュさんどこかな?…あ、居た!」

婆「ごめんなさいねぇ…荷物を持ってもらった上におんぶまでしてもらっちゃって」

ヴァ「良いって良いって!お嬢さんには優しくが僕のポリシーだから」

婆「まぁ///まったくお世辞が上手い外人さんだよ///」バシッ

ヴァ「いたッ!お嬢さん…痛いよ〜」

春香「ヴァッシュさん!私も手伝いますよ」

ヴァ「あれ?春香?」
40 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/16(土) 01:32:57.55 ID:dTceOIjAO
春香「遅かったので探しに来ちゃいました!」

ヴァ「あれ?もうそんな時間?ごめんね〜…」

婆「急いでるならもういいよ〜」

春香「大丈夫だよおばちゃん」

婆「小娘には言っとらんわ!」クワッ

春香「」

ヴァ「お嬢さんはちゃんと僕が送ってあげるから安心して?春香も戻っていいよ!お嬢さん届けたら行くからさ」

春香「いいえ!私も手伝いますよ!」ムンス

婆「ふんッ!あくまでも外人さんとのラブラブな時間を邪魔する気かい!気のきかない娘だよ」

春香「お年寄り!には優しくするのは普通ですからね!お年寄りには!」

ヴァ「アハハハ…」
41 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/16(土) 01:34:17.50 ID:dTceOIjAO
婆「ありがとね!お茶でも飲んでいきな」

ヴァ「ごめんね?ちょっと時間ないんだ…」

婆「そうかい…残念だよ…」

ヴァ「じゃあね?」

春香「じゃあねおばちゃん」

婆「ぐぬぬぬ小娘め」

ヴァ「わざわざごめんね?」

春香「いえいえ!当然の事をしたまでですよ」

ヴァ「春香は偉いなぁ」ナデナデ

春香「……っ///」ビクッ

ヴァ「確かドーナツ屋さんが会ったよね?ちょっとだけ寄り道していこうか」

春香「え、あ…はい///(初めてナデナデされちゃった)」

ヴァ「ドーナツ二つくださーい」

店員「はいよッ!」
42 : ◆.vSAdaJeFs [saga]:2013/02/16(土) 01:36:08.93 ID:dTceOIjAO
店員「お待たせしやしたー」

ヴァ「ハイどうぞ」

春香「ありがとうございます!」

ヴァ「雪歩に黙ってデートみたいな事してちょっと悪いかな?」

春香「デ、デートですか!?」

ヴァ「雪歩には内緒だぜ?」

春香「は、はい!(デートなんか初めてだよぅ)」

ヴァ「あおーいそらのしたーでーかーぜはみらいにふーくー♪」

春香(どうしよ…ちょっとドキドキしてきたよー!ヴァッシュさん優しいし…っていけないいけない!私はアイドルなんだからダメだよ!)

ヴァ「春香?どうしたの?」

春香「え!?な、なんでもないです!」

ヴァ「なら良いんだけど」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 02:10:01.96 ID:7JhIZYgAO
うわ、クソつまんね
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