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モバP侍「安価で妖怪アイドルたちをぶちのめす修正完結編」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:24:02.18 ID:OBZIo9EK0
・完結編というかこのスレに収めたいので最初の方はただの修正版の再放送です

・一応18禁?

・アイドルマスターシンデレラガールズのSSです



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1360473842
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バームくんへ @ 2025/06/11(水) 20:52:59.15 ID:9hFPsRzXO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749642779/

秘境 @ 2025/06/10(火) 00:47:53.81 ID:BDVYljqu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749484073/

【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】 @ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749472989/

ツナ「(雲雀さん?!)」雲雀「・・・」ビショビショ @ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749227436/

【安価コンマ】障害走を極めるその5【ウマ娘】 @ 2025/06/06(金) 01:05:45.46 ID:RaUitMs20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749139545/

貴様たちの整備のお陰で使いやすくしてくれてありがとう @ 2025/06/04(水) 20:56:21.03 ID:QjuK6rXtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749038181/

阿笠「わしの乳首に米粒をくっ付けたぞい」コナン「は?」灰原「は?」 @ 2025/06/04(水) 04:01:13.39 ID:ZjrmryLdO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748977273/

レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界) @ 2025/06/02(月) 21:21:00.13 ID:ix3UWcFtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748866860/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:26:50.75 ID:OBZIo9EK0
-時代はけっこう昔の日本-




-----------------カントウ地方 エド 団子屋「椎名」---------------------------


団子屋の娘 法子「はーい、おまたせっ!みたらし団子5本でーす」

モバP侍「うむ、かたじけのうござる」

法子「・・・・普通にしゃべってもいいんだよ?」

モバP侍「ありがとう。団子屋の娘さん」

謎の女 楓「・・・・このお団子、おいしい」

法子「モバP侍さんはたしか、全国の妖怪を退治してまわってるんだよねっ」

モバP侍「ああ、この刀で悪さする妖怪をこらしめるんだ」スラッ


3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:28:37.63 ID:OBZIo9EK0
法子「その刀?うーん・・見たところ普通の刀っぽいけど・・・?」

モバP侍「この刀は実は呪われてるんだ。ほら、でてこーい」ブンッ

法子「わっ!刀から幽霊・・・!?」


幽霊モバマスアイドル>>
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:30:23.10 ID:OBZIo9EK0
憑依霊 幸子「なんですか?今日もかわいいボクの姿が見たくなったんですか?」ボワン

法子「・・・・・・・」

モバP侍「ま、まぁこんな感じだ。もう戻っていいぞ幸子」

幸子「いえ、モバP侍さんのためにここにいてあげますよ!」

モバP侍「・・・・気を取り直して、二人目でてこーい」ブンッ

楓「・・・・二つ目のお団子もいただきますね」ヒョイパクッ


モバマスアイドル>>
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:32:47.68 ID:OBZIo9EK0
憑依霊 杏「ふわ〜あ・・何か用?杏は呼ばないでっていつも言ってるよね。モバP」ボワン

モバP侍「いやあ、杏の魅力を法子ちゃんにおしえてあげようと思って・・・」

杏「飴。あめ。アメ」

モバP侍「お団子じゃダメか?」

杏「飴ないのぉ?おやすみ・・・・・zzz」ボワン

法子「他にもいるの?」

モバP侍「あと一人な。ほら、でてこーい」ブンッ

6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:35:09.17 ID:OBZIo9EK0
憑依霊 川島「私の力が必要なのね。わかるわ」ボワン

モバP侍「なんで川島さんは「瑞樹」じゃなくて「川島」なんですか?」

川島「それは・・・・私にもわからないわ」

法子「自分の知ってることと、知らないことをよく知ってるんだね!」

モバP侍「こんな感じだけど、戦いになったら役に立つんだみんな」

幸子「一番強くてかわいいのはボクですけどね!」

楓「・・・・・・」ペロリ
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:37:51.52 ID:OBZIo9EK0
----------------近くの河原---------------------------


小豆ぶつけ妖怪 あずき「新鮮小豆攻撃っ!えい!えい!」パラパラ

平民A「うへえ!いたたたた・・・助けてくれえ!」


------------------------------------------------------------------

モバP侍「さっそく出たな。妖怪め」

法子「どうするの?」

モバP侍「よし、今回はこいつの力を借りよう!」



8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:39:19.62 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「ゆけ、幸子!あいつを仕留めろ!」

幸子「ボクに命令ですか?もちろん嫌です!」ボワン

法子「はやく助けてあげてよぉっ」




あずき「あれ?小豆がなくなっちゃった・・・」ガサゴソ

平民たち「今だ!やっちまえ!!」

あずき「え、ちょっと待って!『町中あずきだらけ大作戦』が・・・」

平民たち「おらおらああああ!!」ドドドド

あずき「きゃーーー!」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:51:01.14 ID:OBZIo9EK0
幸子「・・・・・・・」

モバP侍「・・・・・・まぁ、いつもこんな感じだ」

法子(こんな感じで大丈夫なのかな・・・?)



楓「ごちそうさまでした」スタスタ

モバP侍「・・・・・・ん?」

法子「知り合いじゃないの?」

モバP侍「え?今の誰?」

モバP侍&法子「・・・・・・・」

法子「言いたくないけど・・・・・知り合いじゃないふりして、お金払わないつもりっ?」

モバP侍「い、いや本当に知らないって 」

法子「とにかく、お金はちゃんと払ってねっ!お団子10本分」

モバP侍(げげっ!さっきの女の人、おかわりしてたのか・・・)

モバP侍「あ、俺そろそろ行かなきゃ!それじゃっ」ダダッ

法子「こらーっ!食い逃げー!!」

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 14:57:49.99 ID:OBZIo9EK0
---------------夜 カントウ地方エド 森の中--------------



モバP侍「はぁ・・・はぁ・・・なんとか、逃げ切った」

川島「お金払ってくれば逃げなくてよかったじゃない」ボワン

モバP侍「団子10本分の金はないっすよ。最近、まとまった収入がないし」

川島(風俗用の資金はしっかり別で貯めてるくせに・・・)

モバP侍「しかし、さっきの女の人はなんだったんだ?」

幸子「ボクの方がかわいさはうえでしたけどね」ボワン

杏「だれでもいいよ。とにかくのーんびりできれば」ボワン

モバP侍「よーし、改めて妖怪退治の旅に出発だ!」

幸子・杏・川島「おー」

モバP侍(大丈夫かな・・・)

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:01:28.82 ID:OBZIo9EK0
-------------エド湾の沖 停泊中のアメリカ軍 軍艦内部の司令室----------


司令官 メアリー「ウフッ・・似合ってるかしら」

補佐官 ワクイ「はい。とてもきれいなドレスですお嬢様」

メアリー「それはアタシを褒めてるノ?ドレスを褒めてるノ?」

ワクイ「・・・・・」

メアリー「まぁいいワ。でもなんでジャパニーズモンスターの機嫌取りをアタシがやらなきゃいけないのヨ!」

ワクイ「それは祖国のため、お父様のためですお嬢様」

メアリー「このお仕事がうまくいけば必ずアメリカのプレジデントであるパパに認めてもらえるのネ?」

ワクイ「ええ。必ず」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:07:44.50 ID:OBZIo9EK0
---------------隣の部屋 会食場-------------------

酒呑童子(鬼のボス) 姫川「ごくごく・・・・プッハー!!」

鵺(キマイラ) 仁奈「友紀おねーさん」

姫川「なぁに?仁奈ちゃん」

仁奈「友紀おねーさんが飲んでるお酒って・・・」

姫川「『鬼殺し』がどうかしたの?」

仁奈「それでいーのでごぜーますか?」

姫川「・・・・・?」

仁奈「おにごろし・・・」

姫川「よくわかんないけど、せっかくごちそうしてくれるんだから、ありがたくいただこうよ!」

仁奈「・・・・・・・・」



13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:12:41.87 ID:OBZIo9EK0
姫川「でも、なんであたしと仁奈ちゃんしか来てないんだろうね。地方ボス妖怪の半分も来てないよ?」

仁奈「きっと、ようかいはいそがしーのです!」

姫川「それじゃあ、ヒマなあたしと仁奈ちゃんが妖怪じゃないみたいじゃん!」

仁奈「たしかに、仁奈は・・・立派なようかいでごぜーますし・・・・つよいですし・・・・」

姫川「他に来ないんなら、気にせずごちそうぜーんぶ食べちゃおうよ!」

仁奈「そうしましょー!」

姫川・仁奈「いっただっきまーす!」

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:17:27.46 ID:OBZIo9EK0

ガチャリ


メアリー「ちょっと!メインであるアタシの到着ぐらい待てないノ!?」

姫川「あ!アメリカの人!」

仁奈「おいしーご飯をありがとうごぜーます!」ペコリ

メアリー「えー、オホン。今夜は日本のヨーカイのみなさんと我が国アメリカで、親睦を深めるために・・・」

姫川「みなさんって言っても、二人しかいないよ」

メアリー「え?・・・・・少々お待ちクダサイ」



ワクイ「どうされました?お嬢様」ヒソヒソ

メアリー「ほとんど来てないじゃないノ!どういうコト!?」ヒソヒソ

ワクイ「妖怪モバマスアイドル>>からは欠席を言い渡されておりますが・・・」ヒソヒソ

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:20:23.97 ID:OBZIo9EK0
楓「輝子ちゃんは欠席ですか」

メアリー「!?」

ワクイ「!?」

姫川「あ!総大将!!」

仁奈「そーだいしょーもヒマヒマよーかいなのですか?」

妖怪総大将 楓「・・・ふふっ」

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:25:14.69 ID:OBZIo9EK0
メアリー「ア・・アナタは?」

楓「私は妖怪総大将の高垣楓です。今日は素敵なお酒がいただけると聞いてやってきました」

メアリー「つまり、ヨーカイのボスってことネ。それなら早く、ヨーカイ全員呼び出してヨ!」

楓「いえ、私は妖怪の中で特に強いわけでも、権力があるわけでもないので・・・」



姫川「仁奈ちゃん、楓さんは絶対『妖怪になんか用かい?』を言うタイミングを狙ってるね」ヒソヒソ

仁奈「でも、楓おねーさんがそんなつまんねーダジャレなんて言いやがりますか?」ヒソヒソ

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:29:24.72 ID:OBZIo9EK0
楓「あと来てないのは・・・志乃さんと・・・・・」キョロキョロ

姫川「楓さん」

楓「・・・?どうしたの?」

姫川「ちょっと楓さんに用があるんですが」

楓「そんな、妖怪の私になんかよ

メアリー「もうディナーはおしまいヨ!とにかく、ヨーカイたちでさっさとジャパンを征服してくれればいいワ!!」 バンッ!!

姫川「チッ」

仁奈「チッ」

楓「・・・?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:33:53.79 ID:OBZIo9EK0
------------------司令室------------------------

メアリー「もうやってられないワ!ヨーカイがこんな連中だナンテ!」

ワクイ「しかし、妖怪たちはうまくいけばアメリカのジャパン制圧の大きな力になるかもしれません」

メアリー「・・・・で、妖怪のキングはもう復活したノ?」

ワクイ「いえ、まだ時間がかかるようで・・・」

メアリー「早くしなサイ!妖怪のキングさえ復活すれば、もうへなちょこヨーカイなんかに媚びなくていいのヨ!」




楓「・・・・・・・」

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:47:08.75 ID:OBZIo9EK0
-----------朝 カントウ地方エド〜シズナシ 森の中----------------------

モバP侍「今日も清々しい朝だな!」

モバP侍「・・・・・・・・」

モバP侍「みんな寝てるのか・・・」

モバP侍「よーし、一人だけどはりきっていくぞ!!」

モバP侍「目的地は>>だ!」

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:49:19.70 ID:OBZIo9EK0
----------シズナシの寺子屋 門の前---------------------


モバP侍「すいませーん。おじゃましまーす」


ワイワイガヤガヤ


薫「誰だろ?新しいせんせぇかな?」

千枝「でも、刀持ってるよ・・・」

舞「聞いてみよっか!」



モバP侍「ん?」

舞「あなたは、新しい先生ですか?」

モバP侍「俺は・・・>>だ」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:51:32.12 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「俺は・・・通りすがりの怪しいものだ」

舞「あ、怪しい人ー!?」

モバP侍「・・・・・こそこそ」

舞「とっても怪しい!!」



薫「舞ちゃんがピンチ!千枝ちゃん、せんせぇを呼んできて!!」

千枝「うんっ」タタタッ

薫「薫は、舞ちゃんをきゅーしゅつ!!」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:54:03.40 ID:OBZIo9EK0
薫「ちょっと待ったぁー!!」

モバP侍「ん?なんだお前は」

舞「薫ちゃん!!」

薫「舞ちゃん、薫がこの怪しい人をやっつけるよっ!」

モバP侍「おいおい、怪我したくないなら下がってな!お嬢ちゃん」

薫「そ、そんなこと言われても全然こわくないもん!」

モバP侍「じゃあ、>>してやる!」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:56:43.58 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「団子をおごってやる!」

薫「え?ほんとー?」

モバP侍「本当だよ。俺についてきてくれたら、お団子をあげるよ」

薫「うーん・・・それはちょっと欲しいかも」

舞「ダメだよ薫ちゃん!知らない人についてっちゃダメって先生が言ってたよ!」

モバP侍「大丈夫だよ。俺は君のママとお友達なんだ」

舞「えっ・・・・・そ、それなら・・・いいの・・かも」




千枝「せんせい!こっちですー!」

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 15:58:31.63 ID:OBZIo9EK0
尼先生 クラリス「どうしたのです?千枝さん」

モバP侍「げぇっ!大人が出て来た!!」

薫「あ、せんせぇ」

舞「ほっ・・・」

千枝「先生、この人が怪しいんですっ」

モバP侍「ぐっ・・・・!」

クラリス「あの・・・失礼ですがどちら様でしょうか?」

モバP侍「いや、あの・・その・・・えっと」

クラリス「・・・・怪しい」

モバP侍「違うんです!俺は・・・>>しにきただけなんです!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:00:59.20 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「俺は仲間探しをしにきただけなんです!」

クラリス「仲間・・・探し・・・?」

モバP侍「実は俺、全国の妖怪を退治してまわってまして・・・」

クラリス「妖怪退治!?」

千枝「妖怪をやっつけるってこと・・・ですよね・・?」

舞「じゃあ、クラリス先生もやっつけるんですか!?」

薫「そ、そんなのダメだよ!」

モバP侍(なんだか変な展開になってきたぞ・・・)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:03:47.38 ID:OBZIo9EK0
クラリス「・・・・そうですか。しかたがありませんね」

舞「ど、どうするんですか・・・?」

クラリス「大人しく、斬られるしかありません。私もここまでということです」

薫「怪しい人さんっ!せんせぇは優しいし、お菓子くれるし、べんきょーも教えてくれるし、怒るとちょっとこわいけど・・・」

千枝「もう悪いことしてないし、先生を許してあげてください!」

モバP侍「ちょっと待って!どういうことか説明を・・・」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:08:13.64 ID:OBZIo9EK0
-----------------------------------------------------------------------

モバP侍「なるほど、クラリスさんは全身に目があるように進化した『もくもくれん』という妖怪だったのか」

クラリス「はい。・・・腕、見ますか?」ギョロッ

モバP侍「ふーむ・・・どうしたものか」

薫「せんせぇ」

舞「先生」

千枝「クラリス先生」

モバP侍「よし!今回は見逃そう!」

モバP侍「・・・・ただし>>と交換条件だ」

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:10:43.44 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「ただし、子ども達を泣かせないこと。それでいいですね?」

クラリス「本当ですか!?・・・・ありがとうございます!」

薫「せんせぇっ!」ギュッ

千枝「よかったですっ!」ギュッ

舞「ずっと一緒ですー!」ギュッ

クラリス「ふふふ・・・この約束、必ず守ってみせます」ナデナデ

モバP侍「よろしくお願いしますよ。クラリス先生」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:12:34.25 ID:OBZIo9EK0
---------------寺子屋 門の外---------------------------

モバP侍「ただし、子ども達を泣かせないことっ!」

幸子「何回言ってるんですか?それ」

川島「完全に自分に酔ってるわね・・・・」

モバP侍「いやー!いいことすると気持ちがいいなぁ!」

杏「んで?次はどうするのー?」

モバP侍「もちろん、あそこに行くぞ!」


30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:15:27.45 ID:OBZIo9EK0
----------------夜 エド 吉原---------------------

モバP侍「きたぜ吉原!男と女の合戦場!!」

川島「昼は寺子屋、夜は吉原・・・なんでこの人は煩悩だらけなのかしら」

支配人のおっさん「じゃあ、好きな娘を指名してくれぃ!」

モバP侍「レベルがたけえな。さすが吉原!」

杏(妖気・・・?戦うのめんどくさいし、黙っとこーっと)

モバP侍「よし、この娘だ!」

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:17:35.99 ID:OBZIo9EK0
--------------吉原 龍虎の間------------------------

???「失礼します」

モバP侍「・・・・ど、どどどどうぞ!」


ススーッ


紗理奈「アタシ、松本紗理奈。今夜はよろしくっ」

モバP侍「モ、モバPです!よろしくお願いします!!」

紗理奈「んん?どこみてんのかな〜?」

モバP侍「いや、そのお胸が・・・大きくて・・・・」

紗理奈「触ってみる?」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:19:15.47 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「い、いいんですか!?」

紗理奈「トクベツな夜にしようよ」

モバP侍「お、俺は、ここここういうの初めてで・・・」

紗理奈「ウフ。実はアタシも」

モバP侍「じゃ、じゃあ・・・初めましてを少しだけ・・・・」フニッ

紗理奈「あんっ」

モバP侍「こ、こんな声なんすねっ!」

紗理奈「あまり・・・乱暴にしないでねっ?」

モバP侍「・・・・・・はぁ・・・はぁ」ムクムクッ



紗理奈「トクベツな夜に・・・ねっ」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:20:46.80 ID:OBZIo9EK0
\アンアンッイクイクゥ!ヌハハハヨイデハナイカ/


モバP侍「と、隣の部屋・・・すごいっすね」

紗理奈「あんなの、やってみたい?」

モバP侍「・・・・・・」フニッ

紗理奈「ぅんっ」

モバP侍「・・・ふぅ・・・ふぅ」

紗理奈「ねぇ、触るばっかりなの?」

モバP侍「つ、次は・・・どうするんすか?」

紗理奈「せっぷん・・・」

モバP侍「せっぷん!?」

紗理奈「やったことある?」

モバP侍「な、ないっす」

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:22:38.81 ID:OBZIo9EK0
紗理奈「いいよ・・・・来て」

モバP侍「・・・・・・」ムチューッ




幸子「そこまでですよ!妖怪ろくろ首!!」ボワン

紗理奈「!?」

モバP侍「え・・・?妖怪?」

幸子「モバP侍さん!今すぐ退治しますよ!」

モバP侍「ちょっと待てよ・・・今忙しい!」ムチューッ

紗理奈「スキあり!!チンポにキーック!」ドスッ

モバP侍「うっ!!なんで・・・?紗理奈ちゃん・・・・」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:24:33.37 ID:OBZIo9EK0
ろくろ首 紗理奈「ウフ。せっかく気持ちよく死なせてあげようと思ったのに」ニョロニョロ

川島「キスぐらいさせてあげてもよかったんじゃないの?」

幸子「ダメです!モバPさんはボクの犬なんですから、勝手は許しませんよ!」

杏「・・・・・zzz」



モバP侍「くそう・・・許さんぞ貴様・・・」

紗理奈「だったらどうするつもり?」

モバP侍「>>するに決まってるだろう!」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:29:36.54 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「続きだ!俺はもうできあがってるんだ!」ガシッ

紗理奈「ちょっ・・もう戦闘モードなんだから、放してよ!」

モバP侍「うるせぇ!・・・・・はむっ」

紗理奈「んんっ!?・・・むちゅる」

モバP侍「紗理奈・・・!あむっ・・ちゅる・・・はぷっ」

紗理奈「し、舌いれないで!・・・れるっ・・・あぶっ」



川島「女性の首にぶらさがってディープキスしてる男なんて初めて見たわ」

幸子「なななな何をやってるんですかモバPさん!」

杏「・・・・・zzz」

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:31:16.64 ID:OBZIo9EK0
紗理奈「ぶえっ、汚い!!ぺっぺっ!!」ニョロニョロ

モバP侍「まてよオイ!顔だけ逃げるな!」フニッ

紗理奈「ひゃっ」

モバP侍「『秘儀!衣裂き』」シャキン!


スパスパスパン!!



紗理奈の頭「アタシの服がっ・・・!!」

モバP侍「もう・・・いいよな?」ムクムクッ

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:32:57.77 ID:OBZIo9EK0


ガシッ!


モバP侍「は、放せ!幸子!」ジタバタ

幸子「あ、あなたにはボクがいるじゃないですか!」

モバP侍「幽霊とは性行為ができないだろう!」

川島「もう、戻れないのよ?」

モバP侍「この機会を逃したら、俺は一生このままかもしれないんだ・・・!」

杏「・・・・・おはよー」パチッ

モバP侍のチンポ「ブランブラン」

杏「・・・・・・おやすみ」

幸子「こうなったら・・・>>します!」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:34:11.83 ID:OBZIo9EK0


ボトッ!!


モバP侍「・・・・え?」

川島「できれば、こんなことはしたくなかったわ」

モバP侍「・・・・な・・なにが起きて・・?」ドクンドクン

幸子「・・・頭を冷やしてください」ボワン

川島・杏「・・・・・・」ボワンボワン



チンポ「・・・・」

モバP侍「あ・・・ああ・・・あああ・・・・」

モバP侍「俺の・・・俺の・・・・・だった・・・・のか?」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:36:25.21 ID:OBZIo9EK0
チンポ「!!」ビクンビクン

モバP侍「な・・に・・・!?」

チンポ「・・・・・」ビクンビクン

モバP侍「まわりの・・・妖気を吸い上げてる!?」

チンポ「ククク・・・心地よい」

モバP侍「こ、声・・・?」

チンポ「やっと自由になれた!あばよ、マスター!!」フワーッ

モバP侍「おい、どこに行くんだ!」

チンポ「・・・・」ヒューン

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:41:13.30 ID:OBZIo9EK0
-------------翌朝 トウカイドウ地方アイチ 田舎道-----------------------

モバP侍「昨日はよく眠れたよ、みんな」

幸子「ろくろ首は・・・どこかに行ったみたいですね」

杏「・・・・・zzz」

川島「あの・・・昨日の・・・アレはどうやって処分したの?」

モバP侍「ああ、ゴミ捨て場にすてといたんだ。俺にはもういらない物だからな」

川島「そ、それならいいのよ。少し・・・残念ね」

モバP侍(まさか飛んで行ったなんて・・・いえないしなぁ」

モバP侍「よし!妖怪の地方ボスがいるナゴヤが見えてきたぞ!」

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:42:51.03 ID:OBZIo9EK0
---------------ナゴヤの町 大通り--------------------

モバP侍「ものすごい人の波だなぁ・・・」


ワイワイガヤガヤ


モバP侍(妖怪を退治しながら、俺のチンポも探さないとな)

モバP侍「ん?」

猫「にゃ〜お」

モバP侍「なんだ?野良猫か?」

猫「にゃ〜お」スリスリ

モバP侍「かわいい猫だな。>>してみるか」

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:44:53.62 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「ほーれ、お魚だよ〜」

猫「・・・!!」

モバP侍「どうした?食べないなら俺が食べちゃうぞ〜」

猫「・・・・食べていいにゃあ」

モバP侍「そうか?じゃあ、いただきまーす」

猫「今夜、ナゴヤ城の広場で待ってるにゃ」

モバP侍「・・・ん?おう」 ムシャムシャ

44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:46:51.80 ID:OBZIo9EK0
-----------------夜 ナゴヤの町外れ---------------------

モバP侍「結局、妖怪は出ずか・・・」

モバP侍「うーむ、チンポの手がかりもないとすると・・・」

モバP侍「どこか行ってみるか!ナゴヤなんて初めて来たし」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:48:22.87 ID:OBZIo9EK0
----------ナゴヤの町 大通り-------------


謎の娘「・・・・・」

モバP侍「あのーすいません」

娘「・・・・待ってたに

モバP侍「大須観音ってどっちですか?」

娘「はぁあああ!?ナゴヤ城の広場にいくんじゃないにゃ!?」

モバP侍「なんでアナタが勝手に行先を決めてるんですか」

娘「うっ・・・それは・・・・」

モバP侍「で?大須観音どっち?」

娘「あっち・・・だにゃあ」

モバP侍「ありがとう娘さん」

娘「・・・・・・・」

46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:49:36.93 ID:OBZIo9EK0
----------ナゴヤ 大須観音 本殿前------------------

モバP侍「やっとついた・・・けど、夜中なのに入ってよかったのかな?」

モバP侍「真っ赤なお寺か。綺麗だ」

モバP侍「拝んでいくか・・・・」パンパン

モバP侍「妖怪を全部退治して、俺のチンポが見つかりますように」

モバP侍「・・・・・夜中だから、だれもいないな・・・」




???「ちょーっと待つにゃあああああ!!」

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:51:08.60 ID:OBZIo9EK0
化け猫 みく「ふーっ!ふーっ!」

モバP侍「お前は・・・さっきの娘?」

みく「ある時は!かわい〜い町娘にゃ」

みく「またある時は!かわい〜い猫チャンにゃ」

みく「はたしてその正体は!!」

管理人「うるせーぞバカ!!」

みく「ご、ごめんなさいにゃっ」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:52:09.93 ID:OBZIo9EK0
みく「・・・・って、みくは自分を曲げないよ!」

管理人「うるせぇっつってんだろ!水をくらえ!!」バシャーッ

みく「うにゃああああ!さ、寒い・・・・にゃ」

モバP侍「お、芭蕉句碑もあるのか」

みく「ううう・・・着替え・・・持ってきてないよぉ・・・・」

モバP侍「・・・・・・」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:53:27.76 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「・・・・・・」スッ

みく「え・・?何なに?」

モバP侍「寒いなら・・・脱げ!」グイッ

みく「ふぇっ・・・・にゃああああ!!」

モバP侍「こんな猫耳も外せ!!」グイグイ

みく「い、痛いにゃ!これは本物にゃあ!」

モバP侍「ほら、おっぱいまるだしだぞ!」ペチンペチン

みく「う・・うう・・・・」ポロポロ

モバP侍「え・・・・?」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:55:08.97 ID:OBZIo9EK0
みく「みく、ホントは・・・ぐすっ・・・・侍チャンと仲良くなりたかったにゃっ」

モバP侍「・・・・・そうだったのか」

みく「それなのに・・・こんなのって・・・・ヒドイにゃあ〜!!」

モバP侍「お、落ち着け!」

みく「・・・・許してほしい?」

モバP侍「お、おう!」

みく「じゃあ、誠意ってものをみせてほしいにゃ」

モバP侍「しかたない・・・>>するよ」

観音様(なんだコイツら・・・・)

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:56:27.54 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「ディ、ディープキッスをだな・・・」

みく「みくとチ、チューするにゃ?」

モバP侍「ああ、しかもオトナのやつだぞ!」

みく「・・・・・は、恥ずかしいにゃっ」

モバP侍「照れるなよ。誰も見てないんだから」

観音様「・・・・・・・・」

みく「危ないから、その刀を捨ててほしいにゃ」

モバP侍「分かった」ポーイ

みく(にゃふふ・・・・・)
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:57:48.71 ID:OBZIo9EK0
みく「みく、こういうのは自分でがんばるタイプにゃ!」

モバP侍「主導権を握ってくれるんだな?」

みく「うん!だからぁ・・・・目、つぶって!」

モバP侍「こうか?」パチッ

みく「そのまま・・・そのまま・・・動かないでにゃあ・・・」

モバP侍「・・・・・・ん?」

みく「目を開けちゃだーめっ」



53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 16:59:08.83 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「やっぱり我慢できない!おらっ!」ドンッ

みく(な・・・みくの攻撃を見切ったのかにゃ・・!?)

みく「にゃうっ」ドテッ

モバP侍「はぁ・・はぁ・・・・」

みく「い、息が・・・荒いにゃっ」

モバP侍「仕方ないだろ!裸の女が目の前にいたら・・・俺のムスコが・・・」ガサゴソ

みく「だ、だれか〜!!」

モバP侍「俺の・・ムスコが・・・ムスコ・・・ムスコは・・・もう・・・」ポロッ・・

みく「にゃ!?何泣いてるにゃあ!」

モバP侍「俺の・・・・だったんだ。もうないんだ、俺のは・・・・」ポロポロ

みく「・・・・・・?」

モバP侍「でもいいんだ。これがある!」フニッ

みく「ひゃうっ」

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:00:13.24 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「・・・棒・・・棒・・・・なにか・・棒・・・」キョロキョロ

みく「こ、今度は・・・なにを探してるにゃ?」

モバP侍「挿すんだ。・・・・俺のやつの代わりに」

みく「に、逃げ・・・」

モバP侍「動くな!!もう俺には・・・こうするしかないんだ!」

みく「・・・ろ、ろうそく?」

モバP侍「これに火をつける。反対側を挿す。そんだけだ」

みく「!!?」

モバP侍「火・・・火を・・・つけなきゃ・・・」キョロキョロ

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:01:31.39 ID:OBZIo9EK0
みく「そんなことしたら・・・大火傷しちゃうにゃ!」

モバP侍「ごめんなぁ・・・・」

みく「も、もう悪いことしないし、町の人々にいいことして生きるにゃ!」

モバP侍「そういう問題じゃないんだよ」

みく「も、もうダメ・・・にゃあ・・・・?」

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:03:31.01 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「仲間に・・・なってくれ」

みく「え?」

モバP侍「俺の・・・仲間にぃ・・・・」

みく「そしたら、もうやめてくれるにゃあ?」

モバP侍「・・・・」コクン

みく「しょ、しょうがないにゃあ」

モバP侍「は?」

みく「ご、ごめんなさいにゃっ!」




----------------------トウカイドウ妖怪のボス みくを仲間にした----------------------
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:05:05.28 ID:OBZIo9EK0
-----------翌朝 ナゴヤ 大通り---------------------------


モバP侍「おはよう!気持ちのいい朝だね!」

みく(まるで別人にゃ・・・昨日の夜のこと、すっかり忘れてるのかにゃ・・・?)

幸子「誰ですか?まるで媚びたような猫耳の人は」

モバP侍「みくちゃんだ。みんな仲良くな」

川島「・・・昨日、何かあったの?」

モバP侍「い、いえ・・・何も!」

杏「最近、毎晩忙しいんだね」

モバP侍「ま、まぁな。とにかく次の目的地に行こう!」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:10:13.99 ID:OBZIo9EK0
------------キンキ地方ギフミエ カップル茶屋---------------------

モバP侍「ここが・・・カップル茶屋」

川島「えーと、『この茶屋は、カップルのみの入店できます』ですってよ」

モバP侍「まぁ、男は俺でいいとして・・・・」

みく「侍チャン!みくと一緒にカップルするにゃあ?」

幸子「ボクが行ってあげますよ!しかたないモバPさんですね」

川島「ふふっ・・・私でもいいのよ?」

杏「杏はパスします!めーんどくさすぎるからぁー」ゴロゴロ

モバP侍「これは>>だろう」

59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:12:17.14 ID:OBZIo9EK0
店主のオヤジ「ラブラブカップル一組ご入店!ちゃんと手をつないでねっ!」



おっさん「ぐふぐふ」

嫁「あはんあはん」


モバP侍「うわあ・・なんだここ。壁一面ピンクだ」

幸子「ボクと手をつなげる喜びはどうですか?」ギュッ

モバP侍「・・・・・・緊張とかはないのかお前」

幸子「や、やだなぁモバPさん!ボクはこういうの馴れてるので」ドキドキ

モバP侍(妖怪の気配はなさそうだが・・・)

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:13:25.64 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「ここの長椅子に座ろう。よっこいしょっと」

幸子「なんだかおっさん臭いですよモバPさん。よいしょっと」

モバP侍(・・・ん?なんだこの気配・・・幽霊?)

幸子(ボ、ボクが・・・緊張している・・・!?)ドキドキ

モバP侍「お前・・・」

幸子「ひぃっ!な、なんですか?」バクンバクン

モバP侍「この近くに憑依霊がいるの、分かるか?」

幸子「憑依霊・・・?」

モバP侍「ほら、アイツの近くだ・・!」




謎の琵琶法師「だりーのやつ・・・どこいったんだ?」ソワソワ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:14:25.13 ID:OBZIo9EK0
モバP侍・幸子「・・・・・・・」ジーッ

憑依霊 李衣菜「ちょっと見とれすぎだよ、お二人さん!」ヒョコッ

モバP侍・幸子「!!?」

李衣菜「そんなに驚かなくてもいいでしょ。そっちのあなたも憑依霊なんだし」

モバP侍「君は・・・あの人の憑依霊か?」

李衣菜「具体的には、あの人の持ってる楽器『琵琶』の憑依霊だけどね」

幸子「・・・で?あなたが何か用ですか?」

李衣菜「・・・いや、用とかはないんだけど・・・」

62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:16:28.27 ID:OBZIo9EK0
琵琶法師 夏樹「おせーぞ!だりー・・・とそちらさんは・・・」

モバP侍「こんにちは、琵琶法師さん。俺は全国の妖怪を退治してまわってるモバPだ」

幸子「・・と、その刀の憑依霊の『憎らしいほどカワイイ』輿水幸子です」

夏樹「よ、よろしく」

モバP侍「君たちは・・・カップルか?」

李衣菜「まだ、そういう関係には・・・

夏樹「違う違う!情報収集だ、情報収集」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:17:35.05 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「キンキ地方のボスの情報か」

夏樹「ああ、それにアタシは女だしな!」

李衣菜「私たちも妖怪を退治してまわってるんだけど・・・最近始めたばっかりで」

幸子「つまり、ボクたちの方が先輩ですね!」ドヤッ

李衣菜「うん・・?まぁそういうことだけど」イライラ

幸子「哀れな後輩になにかコツなんかを教えてあげませんか?モバPさん」

モバP「いや、お前も妖怪退治したことないだろ」

幸子「なっ・・・!」

李衣菜「・・・・くすくす」

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:18:32.42 ID:OBZIo9EK0
幸子「・・・・今笑いましたね!ボクのこと」ムカッ

李衣菜「ふーん。へぇー・・・」ジロジロ

モバP侍「ん?なんだ俺の方をジロジロ見て」

李衣菜「10対0」

モバP侍「え?」

李衣菜「10−0でなつきちの勝ちかな。ルックスは」

夏樹「」ゴツン

李衣菜「痛っ!」

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:20:15.78 ID:OBZIo9EK0
おっちゃん「まーまー。喧嘩はいけねぇよ!ほら、ようかん二人前やるから」ゴトッ

モバP侍「あ、前歯が欠けてるおっちゃん、ありがとうございます」

おっちゃん「そうそう、女の方に『あーん』してもらうのが、この店の決まりだからな!」

モバP侍・幸子・夏樹・李衣菜「!!?」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:21:25.51 ID:OBZIo9EK0
李衣菜「・・・・・」ドキドキ

幸子「・・・・・・」ドキドキ

夏樹「・・・・・・・」ドキドキ

モバP侍「・・・・・」ドキドキ

ようかん二つ「・・・・・・・・」

夏樹「じゃ、じゃあ・・・食うか?」

李衣菜「う、うん・・・」

幸子「食べます・・?」

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:22:26.27 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「幸子、頼む」アーン

幸子「うっ・・・や、やりますよ」

モバP侍「あーん」

幸子「・・・・」ドキドキ


李衣菜「なつきち!口開けて!!」

夏樹「な、なにムキになってんだよ」

李衣菜「はぁあやぁあくぅう開けてぇえ!!」グイグイ

夏樹「ひゃめろっ・・・ちょっ・・・!」

68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:24:16.72 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「俺達は今はカップルなんだぞ!」

幸子「分かってますよ!ほら、あーんしてっ!」

モバP侍「あーん」

幸子「・・・・・・」ポイッ

モバP侍「あっ」



夏樹「ちょい待て!お前・・・それ」

李衣菜「ようかんまるごと一本!これぞロック!」

夏樹「何言ってんだバカ・・・むぐっ!」

李衣菜「それっ」

夏樹「んむっ・・ちゅぷ・・・むぐっ」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:25:37.20 ID:OBZIo9EK0
幸子「あれ?ようかんは・・・・」

料理運び 槙原「ひゃんっ!服の中にようかんがぁ・・・」スポッ

幸子「」

おっさんA「どれ、わしがとってやろう」

おっさんB「いや、わしが」

おっさんC「はやく服を脱ぐんだ!」

モバP侍「ここは俺が脱がせよう」

槙原「いやっ、やめてくださ・・・きゃああああ!!」ビリビリィ




幸子「ボ・・ボクのせい?」

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:29:04.28 ID:OBZIo9EK0
夏樹「はむはむっ・・うぐっ!?」

李衣菜「な、なつきち!がんばって!」

夏樹「死ふ!・・・まひえ死ふ!」

李衣菜「ほら、水!!」ジャーッ

夏樹「ぶっへぇ!!ふぁか、もひゅくひに入らふぇーお!!」

李衣菜「なななな、なんとかしないと・・・!」

夏樹「なひもひゅんな!なひもひゅるな!」

李衣菜「次は・・・えーと、押し込んでみるねっ!」ググッ

夏樹「うっ・・・・」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:30:47.06 ID:OBZIo9EK0
----------カップル茶屋 店の前----------------------


モバP侍「・・・・・・・出禁か」

夏樹「・・・・・・・・出禁だな」

幸子「・・・・・・・・・出禁ですか」

李衣菜「・・・・・・・・出禁だったね」

モバP侍「もう、行くよ」

夏樹「ああ、頑張れよ」




野良猫「ごろにゃん」

みく「にゃーにゃー」

野良猫「ふーっ!」ペシッ

みく「痛いにゃあ!」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:33:24.05 ID:OBZIo9EK0
-------------翌朝  キンキ地方ギフミエ〜ナラヤマ 田舎道-------------------


モバP侍「よーし!素晴らしい朝日だなっ!!」

みく(やっぱり別人みたいにゃ)

川島「どうだったの?昨日のカップル茶屋」

杏「・・・・・zzz」

幸子「・・・・・・・」

モバP侍「・・・・・・・」

みく「出禁にゃ」

川島「え?」

みく「でーいーりーきーんーしー!」

川島「何したのあなたたち・・・・」





----------------------------------------------------------------------

再放送終了
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 17:52:36.10 ID:OBZIo9EK0
----------------キンキ地方ナラヤマ 大通りにあるそば屋----------------------------


モバP侍「ちゅるちゅるずるーっ!!」

みく「もぐもぐ・・・・麺がしっかりしてて、おいしいにゃ!」

店主のオヤジ「へへっそうかい?嬉しいこと言ってくれるねぇ、猫の姉ちゃん!」

みく「かわい〜い猫チャンって呼んでにゃっ☆」

店主のオヤジ「そりゃ失敬!・・・それにしても、アンタらちゃんと食べてんのか?」

モバP侍「いやあ、なにしろお金がなくて・・・」

店主のオヤジ「まぁ、今日は好きなだけタダで食いな」

店主の妻「ちょっと、アンタ!うちも最近『飛びちんぽ』のせいで客足減ってんだから・・・

モバP侍「飛びちんぽ!?」

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 18:09:25.79 ID:OBZIo9EK0
---------------ナラヤマ 大通り----------------------------


モバP侍「なるほど・・・女の子の股間に寄生する、妖怪『飛びちんぽ』か」

みく「みく、けっこう妖怪知ってるけど、そんな妖怪聞いたことないにゃ」

モバP侍「さ、最近生まれた妖怪じゃないか?」

みく「そうかにゃあ・・・・」

モバP侍「まぁ、その妖怪を退治するかわりに、そばの代金をタダにしてもらったんだし、がんばろうぜ!」

みく「おーっ」




女の声「きゃああああ!妖怪『飛びちんぽ』よ!」



みく&モバP侍「!!!」

飛びちんぽ「げぇーーへへへへ!次のターゲットは・・・お前だぁ!!」フワフワ



モバマスアイドル>>75
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 18:12:31.93 ID:yoUvtMvSo
歌鈴
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 18:21:48.84 ID:OBZIo9EK0
巫女長 歌鈴「きゃあああああ」ダダダッ

飛びちんぽ「待ってくれよぉ・・・お嬢ちゃん!」フワフワ



みく「間に合わないにゃあ!」

モバP侍「逃げるんだっ!!」


歌鈴「ふぇっ!」スッテン

飛びちんぽ「ひゃっひゃっひゃ!!お邪魔しまーす!」ヒューン

歌鈴「や、やめてくださいぃ・・・・」


みく「あっ!はかまの中に『飛びちんぽ』が入ってくにゃあ!」

モバP侍(あれ、俺のなんだよな・・・・くそっ!興奮してきた・・・・!)


歌鈴「あっ・・ああっ・・・うぅん・・・」ガクッ

みく「し、しっかりするにゃ!」

モバP侍「大丈夫か!?」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 18:35:34.34 ID:OBZIo9EK0
-------------------近くの河原---------------------------------

歌鈴「・・・・ふぇ?」パチッ

川島「あら、目が覚めたみたいね」

歌鈴「きゃっ!幽霊・・・?」

みく「巫女だから幽霊なんて見慣れてるものなんじゃないにゃ?」

歌鈴「除霊や退魔は・・・いつも他の人にやってもらってるからっ・・・」

モバP侍「しかし・・・そうなると・・・どうするかなぁ・・・」

歌鈴「・・・・?」

幸子「巫女なのが、不幸中の幸いですね。この人の神社に行けば、誰かが退魔してくれるかもしれません」

歌鈴「え・・・?退魔・・・・?」

杏「誰か教えてあげたら?」

みく「・・・・・・」

モバP侍「教えたら、またショックで気絶するんじゃないか?」

歌鈴「え?・・・私、どうしたんですか?」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 18:48:52.95 ID:OBZIo9EK0
川島「ちょっと、自分で足の付け根あたりを触ってみなさい」

歌鈴「・・・・・」サワサワ

川島「どう?」

歌鈴「!!?」フニッ

杏「これは・・・ムゴい・・・」

歌鈴「ここここれってぇ・・・・」ガタガタ

モバP侍「・・・・」ドキドキ

幸子「みなさん、少し離れていましょうか」

みく「ちゃんと、自分で確認するといいにゃ」





歌鈴「うぅ・・・ぐすっ・・・私・・・わた・・・し・・・」ポロポロ



全員「・・・・・」

79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 19:03:01.41 ID:OBZIo9EK0
---------------------------数分後--------------------------------------



歌鈴「・・・・・・・」

モバP侍「落ち着いたか?」

歌鈴「・・・さっきの・・・幽霊さんたちは・・・?」

モバP侍「全員、この刀の中にしまった」

みく「歌鈴チャンっていうのかにゃ?元気だしてねっ歌鈴チャン!」

歌鈴「えへへ・・・・ありがとうございまふっ・・・・あ、噛んじゃった・・・」

モバP侍「とにかく、君の神社に行ってみよう。なんとかなるかもしれないから、な?」

歌鈴「でも、こんなの・・・他の巫女たちに見せられません・・・・うぅ・・・」

みく「か弱い歌鈴チャンを泣かせるなんて、なんて極悪なイチモツにゃ!」ギュッ

歌鈴「ひゃんっ!・・・痛いですぅ・・・うぅ」

みく「ご、ごめんにゃあ」

モバP侍「>>81



セリフまたは行動
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 19:23:41.83 ID:MzNAujYVo
ksk
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 20:27:12.91 ID:kwS4sd4AO
止めろ!
そんなごほ…変に刺激をするな!
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 20:59:49.58 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「止めろ!そんなごほ・・・変に刺激をするな!」

歌鈴「ごほ・・?」

みく「刺激・・・こういうのってどれくらい痛いにゃ?」

モバP侍(くっ・・・今の俺には分からない・・・)

みく「ちょーっと棒でたたいていいかにゃ?侍チャン」

モバP侍「バカやめろ!・・・・今の俺には特にやめろ!」

歌鈴「!!?」ビクンッ

みく「・・・?どうしたにゃ?」

歌鈴「今の・・・刺激で・・・・」

モバP侍「痛むのか!?」

歌鈴「固くなって・・・身体が・・・・熱くなって・・・・はぁ・・・はぁ・・・」

モバP侍&みく「!!!」

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 21:19:11.68 ID:OBZIo9EK0
-------------------ナラヤマ 亜古杯(あぷるぱい)神社--------------------


巫女 十時「会いたいから♪焼いちゃおう♪ランラランラン♪」サッサッ

十時「ふぅー・・・毎日お掃除してると、時間を忘れちゃうなぁ」

十時「そろそろ、おやつの時間にしようかな・・・?」



みく「あ、巫女さんがいるにゃ!!おーい!」

十時「はぁーい」

みく「ちょっと、助けてほしい人がいるにゃ!」

十時「猫耳がとれなくなっちゃったんですかぁ?」

みく「みくじゃないにゃあ!」





モバP侍「もう少しだ・・・!がんばれ!」

歌鈴「・・・おんぶまで・・・はぁ・・してもらって・・・すいませむっ・・」

モバP侍(おっぱいが背中にあたるのは嬉しいのに・・・)

モバP侍(その下の固いモノも背中にあたって・・・しかも、もともと俺のだというのは、なんか複雑だ)
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 21:45:25.83 ID:OBZIo9EK0


モバP侍「よいしょっと・・・ほら、ついたぞ」

十時「歌鈴ちゃん、そんなに前かがみになって・・・お腹でも痛いの?」

歌鈴「ふぇぇ・・・あまり、見ないでぇ・・・」ドキドキ

みく「なんとかできないにゃあ?」

十時「妖怪なら、私が退魔の術でなんとかできますけど・・・」

モバP侍「じゃあ、今すぐ頼む!こんなに身体が熱くなってるんだ」

歌鈴「ふぅ・・・ふぅ・・・」

十時「なんだか、暑そうですね。そんな歌鈴ちゃんを見てると・・・・」

みく「見てると・・・?」



十時「私も、暑くなっちゃいます!」

モバP侍「へ?」

十時「脱いじゃっていいですか?いいですよね!ええ〜い!!」ヌギヌギ

モバP侍「うわあ!脱ぎ始めたぞ!」

みく「なんでそうなるにゃあ!?」

歌鈴「!!!」ムクムクッ

モバP侍「みく!こいつを止めろ!!今の歌鈴の体には悪すぎる!」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 22:09:56.24 ID:OBZIo9EK0
-----------------亜古杯神社 境内の中--------------------------------

十時「では、今から歌鈴ちゃんへの退魔の儀式を始めます」

みく「なんとか・・・服を着せられたにゃ・・・」

モバP侍「よくやった、みく」

十時「歌鈴ちゃんは少し前で、仰向けに寝てください」

歌鈴「・・・・・はひっ」スッ

十時「ここですね?」

歌鈴「・・・・・・・」モッコリ

みく「はやく、助けてあげて欲しいにゃ」

十時「次・・・次は・・・・なんでしたっけ?」

モバP侍「さっき用意した、経典を読むのでは?」

十時「そうでした!えーっと・・・『なにかありそうな高いブルースカイ』」

モバP侍&みく(ものすごく不安・・・・)
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 22:32:59.59 ID:OBZIo9EK0
歌鈴「うぅ・・・・・・・」ゴゴゴゴゴ

モバP侍「お!効いてるみたいだぞ!!」

みく「がんばるにゃ!」

十時「『できそうな気がっするっわ!そーんな予感がするっんだーもん』」


スポン!!


モバP侍「なにか出て来たぞ!」

飛びちんぽ「ぐわああああ!!やめろおおおお!」フワーッ

みく「やったにゃあ!・・・・・でも見た目がグロテスクにゃ」



歌鈴「うーん・・・・・・」ガクッ

十時「うまくいったみたいで、よかったです」


飛びちんぽ「ちっ!せっかく居心地のいい体だったのに」

モバP侍「ケリをつけようぜぇ・・・>>87!飛びちんぽに>>87だ!!」



人物名と行動
>>87
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/10(日) 22:36:36.05 ID:p14WChuto
あいりん タックル
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/10(日) 22:39:42.59 ID:L3Ivl7ub0
俺と合体だ
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 22:53:10.35 ID:OBZIo9EK0
モバP侍「あいりん!飛びちんぽにタックルだ!」

十時愛梨「えっ?私ですかぁ?」

飛びちんぽ「ケケケ!!くるなら来てみろ!」フワフワ

十時「うぅ〜・・あまりやりたくないですよぅ」

モバP侍「いいからいけっ!」ドンッ!!

十時「ひゃっ!」ドッテン

飛びちんぽ「うわっ!」



十時「いったたたた・・・・」

飛びちんぽ「くっ・・・なにかに締め付けられて・・・」

みく「見るにゃ!胸の間にはさまってるにゃあ!」

飛びちんぽ「!!」

十時「・・・・えっ?」

モバP侍(くそっ・・・!俺のちんぽだけいい思いしやがって!)

90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 23:02:08.35 ID:OBZIo9EK0
飛びちんぽ「捕まってたまるかよ!『精子暴発』!!」ドピュドピュ

十時「きゃっ!」ベチョッ

みく「なんか先から白いのが出たにゃ!」

モバP侍「今回の旅で一番とんでもないことになってるな」



飛びちんぽ「あばよ!バカな人間ども!」ヒューッ

モバP侍「あっコラ!待て!!」ダダッ


みく「くんくん・・・臭いにゃ!この液体」

十時「ベトベトに・・・なっちゃいましたぁ」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/10(日) 23:15:36.72 ID:OBZIo9EK0
--------------------翌朝 ナラヤマ 亜古杯神社------------------------


歌鈴「本当に、ありがとうございまひっ・・・」

川島「ふふふっ」

幸子「礼にはおよびませんよ。ボクはやさしいので、困った人を助けるのは当然です」

みく「なーんにもしてないクセにー!」

杏「・・・・・zzz」



モバP侍「もし、もう一度・・・俺のムスコが帰ってきたら、もう一回アレをやってくれるかい?」

十時「息子さんがいるんですか?」

モバP侍「いや、息子じゃなくてムスコ・・・」

十時「今度は息子さんも連れて、遊びに来てくださいねっ」

モバP侍「あ、はい・・・」



モバP侍「よーし、出発だ!いくぞみんな!」

みく&幸子&川島&杏「おーっ!!」


-----------------------------------------------------------------------------------------------


今日はここまでです。明日も夜にやります
ありがとうございました
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 18:28:55.04 ID:IQoJCxVl0
-------------------キンキ地方ナラヤマ〜キョウサカ 田舎道---------------------------------------


モバP侍「ふーむふむ。なるほど・・・このままいくとキョウサカに着くのか」

みく「侍チャン、なに読んでるにゃ?」

モバP侍「この前のカップル茶屋で出会った琵琶法師さんに、キンキ地方のだいたいの地図を書いてもらったんだ」

みく「じゃあ、この地図のバツ印はなぁに?」

モバP侍「この地方のボスだな。ヒメジ城にいるのかな」

みく「まぁ、そんなことより・・・・」



モバP侍&みく「お腹すいたーーーー!!!!」

百姓「うるせーぞアホ!!」

みく「ごめんなさいにゃっ」

モバP侍「ほら、見えてきたぞ!食と文化の町キョウサカ!」

93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 18:41:31.35 ID:IQoJCxVl0
----------------------キンキ地方キョウサカ 大通り---------------------------------


たこ焼き屋 笑美「そらあかへんわ。兄ちゃんら文無しやろ?」

モバP侍「そこをなんとか・・・俺達、今にも死にそうなんです!」

みく「なにか、妖怪のことで困ってたら、みくたちが退治するにゃ!だから・・・」

笑美「あかん、あかん。妖怪よりも銭ナシの方が、よっぽど恐ろしいわ」

モバP侍「じゃあ、金があればたこ焼きを食わせてくれるんですね?」

笑美「当たり前やがな。ゼニがあるならお客さんや」


みく「・・・・・こそこそ」

笑美「あ!コラ!ウチの商品に勝手にさわんなや!!」

みく「み、みくはちょっと味見を・・・」

笑美「やかましいわアホ猫!」ゴツン

みく「痛いにゃあ!」

94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 18:52:00.81 ID:IQoJCxVl0
------------------キョウサカ のびのび広場--------------------------


モバP侍「さすが商業の町・・・そんなにうまくはいかないか」

みく「どうするにゃあ侍ちゃ〜ん・・・・みく、悲しくなってきたにゃ」ウルウル

モバP侍「大丈夫だ。この広場はフリマの聖地だぞ」

みく「フリマ?フリーマーケットってことにゃ?」

モバP侍「うん。『超楽市・超楽座』という制度のおかげで、誰でも好きなときに好きな商売ができるんだ」

みく「なんだかアイドルマスターシンデレラガールズのフリトレみたいにゃ」

モバP侍「それで、儲けた金で、うまいもんを食おう!」

みく「でも、何を売るにゃ?みくたち、何か売れそうなもの持ってたっけ?」

モバP侍「そうだな・・・>>95を売ろう!」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 19:19:27.39 ID:SXL+ykUmo
みくの服
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 19:36:31.68 ID:IQoJCxVl0
モバP侍「みくの服を売るぞ!そりゃあ!!」ヌガシッ

みく「うにゃああああ!前より脱がしの技術があがってるにゃあ!」ヌガサレッ

モバP侍「下着はとれなかったか・・・・残念」

みく「いいから返すにゃ!恥ずかしいにゃあ!」

モバP侍「いやだ!!俺はこの服を売っておいしいたこ焼きを食うんだ!」

みく「みく、こんなカッコじゃどこにもいけないにゃ・・・」ヘナヘナ

モバP侍「いらっしゃーい!いらっしゃーい!ぬぎたてホヤホヤ、この猫娘の服だよー!!」

おっさんA「なんやなんや?」

少年B「うわー、この姉ちゃん裸んぼやん!」

おじいさんC「よし、わしが買うぞ!」


ワイワイガヤガヤ・・・


モバP侍「はいはい、一番お金が出せる人に売るよ!押さない押さない!」

みく「にゃふんっ!今、みくのおしりに誰かさわったにゃあ」

97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 19:59:37.97 ID:IQoJCxVl0
--------------------------------------------------------------------------------------

モバP侍「やったぞ!100万円で売れた!!」

みく「もう、辛いにゃ・・・・・」ガクッ

モバP侍「みく、お疲れさん。この金でおいしいご飯と、かわいい着物を買ってきてやるからな」

みく「・・・・・・むにゃむにゃ」

モバP侍「それまでは、俺の上着で我慢してくれ・・・」パサッ

幸子「らしくないことしますね。・・・・ボクにはしてくれたことないのに」ボソッ

杏「もちろん、アメも買って来てくれるよねぇ?」

川島「でも、あなたなら刀を売っちゃうと思ったけど・・・少し見直したわ」

モバP侍「刀は侍の命ですよ!・・・それじゃあ、俺が買い物してる間、みくをお願いします」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 20:13:51.72 ID:IQoJCxVl0
-----------------キョウサカ 大通り-------------------------

モバP侍「あの着物・・・みくに似合うかな・・・」

モバP侍「たしか魚はダメだったなアイツ・・・・お好み焼きなんてどうだろう」


平民A「たいへんやー!!!たいへんやー!!『ビンボー胞子』がキョウサカにも来るぞーー!!」


モバP侍「なんだ?『ビンボー胞子』?」

商人A「こらあかん!店しめな!」

商人B「兄ちゃんも早く家に帰りや!!」

モバP侍「・・・・・?」


ビンボー胞子「・・・・・・」フワフワ


笑美「侍の兄ちゃん!触ったらあかんで!!」

モバP侍「えっ?」フニッ

商人D「ああ、犠牲者がでてしもたか!!」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 20:34:03.44 ID:IQoJCxVl0
---------------キョウサカ のびのび広場-----------------------

川島「あっ!帰って来たわよ」

幸子「ここですよ!!あれ・・・・・?」

モバP侍「・・・・・・」ボロッ・・

杏「あれ?こんなに服、ボロボロだっけ?」

みく「おかえりっ!んで、何を買ってきてくれたにゃあ?」

モバP侍「・・・・・・・ごめん、お金が・・・・」パサパサッ


枯葉の束「パサッ…パサパサッ」


杏「え・・・?なにこれ・・・アメは・・・・?」

みく「・・・・ひどくない?」

幸子「・・・・・あのモバP侍さん?」

モバP侍「・・・・・・・・してやる」

川島「え・・?」

モバP侍「キンキ地方のボス妖怪、絶対ぶちのめしてやる!!!!!!」メラメラ

100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 20:49:44.41 ID:IQoJCxVl0
-------------キンキ地方オカヒョウトリ ヒメジ城近くの大通り---------------------------


モバP侍「おりゃあああ!!勢いだけで来たぜオカヒョウトリ!」

みく「見るにゃ侍チャン!」


大量のビンボー胞子「・・・・・」フワフワフワフワ


モバP侍「馬鹿にしやがってコノヤロウ!!」スラッ

みく(今の侍チャン、今までで一番強そうにゃ)


スパスパスパァン!!


みく「やったにゃ侍チャン!真っ二つ!!」

モバP侍「さっさといくぞオラァ!!」ダダダッ

みく「わっ!まってにゃ〜!」ダダダッ







モバマスアイドル>>101「なかなか・・・やりますね」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/11(月) 20:52:31.22 ID:4DAXwBnco
島村卯月
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 21:10:13.15 ID:IQoJCxVl0
みく「あ!お城の前に、だれか立ってるにゃ!」

モバP侍「ぬぅ!?だれだ貴様は!!」メラメラ

剣士 卯月「私、島村卯月17歳です。よろしくお願いしますっ!」

モバP侍「邪魔だぁ!どけぇ!!」

卯月「あ、あのっ、ちょっと私の話を・・・」

モバP侍「死にたくなければ消え失せろぉ!!」

みく「はいはい、侍チャンは先に行っててっ」

モバP侍「おらああああ」ダダダッ






卯月「行っちゃいました・・・ね」

みく「んで?話なら、みくが聞くにゃ」

卯月「あの、あなたたちにお願いがあって・・・・・」

103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 21:19:56.59 ID:IQoJCxVl0
------------------------ヒメジ城 最上階----------------------------

貧乏神 輝子「キノコーノコノコ・・・・」

キノコ「・・・・・・・」

輝子「フフ・・・ボッチでも・・・ボッチじゃない・・・」

キノコ「・・・・・・」

輝子「トモダチ・・・トモダチ・・・・キノコはトモダチ・・・・」

キノコ「・・・・・・」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 21:28:07.77 ID:IQoJCxVl0
モバP侍「ここかオラァ!!!」

輝子「!!?」ビクッ

モバP侍「お前がこの地方のボス、貧乏神だな!?覚悟しやがれ!!」

輝子「・・・・・・」

モバP侍「なんとか言えよコラ!!」

輝子「い、いや・・・わ、私・・・えっと」オドオド

モバP侍「はぁ?聞こえねーよ!!」

輝子「・・・・・・それ、キ、キノコですけど・・・」

モバP侍「あ?このデカいキノコが妖怪じゃないのか?」

輝子「そ、その後ろにいる・・・私がボス・・で・・・」

モバP侍「うわっ!?いつからそこに!?」

輝子「ず、ずっとココにいましたけど・・・」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 21:39:23.53 ID:IQoJCxVl0

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

みく「侍チャン!遅れてごめんにゃあ!」ダダダッ

卯月「すいません!」ダダダッ

モバP侍「おう、卯月ちゃんも来たか」

みく「・・・ボスはどうなったにゃあ?」

モバP侍「それが・・・・」



輝子「・・・・あ、あの、私の負けで・・いいので、キノコだけは・・・許して・・・」

キノコ「・・・・・」


モバP侍「こんな感じなんだ」

卯月「戦いはお終いですか?」

みく「あっけなさすぎるにゃ」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 21:46:25.58 ID:IQoJCxVl0
みく「それにしてもこのキノコ・・・」

キノコ「・・・・・・」




モバP侍「胞子は君の体から出ていたのか」

輝子「フフ・・・私の・・特技」

モバP侍「なんだか、怒りも興奮も君をみたらおさまっちゃったよ」

卯月「でも、実際に被害者がいるんですから、もうまき散らしちゃダメですよっ」

輝子「つ、つぎからは・・・か、壁に囲まれた・・ボッチ部屋で・・・する」

モバP侍「よし、一件落着だな」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 21:54:59.61 ID:IQoJCxVl0
輝子「・・・・・」キョロキョロ

モバP侍「どうした?」

輝子「キ、キノコ・・・が、いない・・・わ、私のトモダチ」

卯月「たしかに、さっきここにあったキノコがありませんねぇ・・・」

みく「けぷっ」

モバP侍「みく、キノコがどこにいったか知らないか?」

みく「ああ、あれ?みくが美味しくいただきました、にゃ」

卯月「え!?食べちゃったんですか!?」

みく「だって〜、みくはずーっとお腹すいてたんだし、しょうがないにゃ〜。あと、味はイマイチだったにゃ〜」ゴロゴロ




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



モバP侍&みく&卯月「え?」

輝子「・・・トモダチ、だったのに・・・・わ、私のタイセツな・・・・トモダチ」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 22:05:52.45 ID:IQoJCxVl0

ミシミシッ・・バキバキバキィ!!!


モバP侍「うわっ!柱がどんどんボロボロに・・・!」

卯月「きゃっ・・服がぁ・・・」ボロボロ

みく「見て!輝子チャンの姿が、変わっていくにゃ!!」


輝子「ゴーーートゥーーーーーヘェエエエエルッ!!!!フヒヒヒ・・・アッハッハッハッハッハ!!!!」ゴゴゴゴゴ

輝子「シイタケ!!」

輝子「エリンギ!!」

輝子「ブナシメジ!!キノコ!!!」

輝子「死んだ!キノコが死んだ!トモダチが死んだぜぇ!!!アッハッハッハッハッハ!!!」



モバP侍「くそっ・・・>>109>>109しろ!!」


>>109
人物と行動
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 22:07:26.68 ID:4DAXwBnco
みく 輝子を星に
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 22:34:17.32 ID:IQoJCxVl0
モバP侍「みく!輝子を星にしろ!!」

みく「はぁああ?なにを言ってるにゃあ!」

輝子「フッヒヒヒヒ・・・・全員ぶちこわしてやるぜぇ!!」

卯月「き、来ますよ!」

モバP侍「はやく、星にするんだ!」

みく「や、やってみるにゃ」

輝子「キノコキノコキノコォオ!!」

みく「えい、ねこぱんち☆」

111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 22:40:21.55 ID:IQoJCxVl0
モバP侍「・・・・・・」

卯月「・・・・・・・」

みく「あ、あれ・・・?」

輝子「・・・・・・・」

みく「みくの計算では、ばこーん!ってなって星輝子チャンがキラン!ってなって夜空の星になるはずなんだ、け、ど」

輝子「・・・・・・」

みく「も、もしかして怒ってるにゃあ・・・?」

輝子「ファック」




バコーン!キラン!

112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 22:48:52.42 ID:IQoJCxVl0
モバP侍「・・・・・みく、さらば」サッ

卯月「敬礼してる場合じゃないですよぉ!」



輝子「フヒヒ・・・トモダチ・・いない・・・わ、私・・・ボッチ・・・」

モバP侍(ちょっと戻りかけたぞ・・・・?)

輝子「インザダァアアアアアクッ!!」

卯月「なんとかなりませんか?モバP侍さん!」

モバP侍「心配するな、卯月。いつも通りなんとかするさ」

卯月「モバP侍さん・・・!!」


モバP侍「おい、貧乏神!!」

輝子「ハァ・・ハァ・・・」ギロリ

モバP侍「俺達がお前のトモダチになってやる!」

輝子「!!?」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 22:58:14.66 ID:IQoJCxVl0
モバP侍「キノコのかわり・・というわけじゃないが、ダメかな」

輝子「・・・・・キノコじゃない・・・トモダチ?」

卯月「はい!私も、お友達になります!」

輝子「ふ、二人も・・・トモダチ」

モバP侍「ああ、友達だ」

輝子「ほ、本当に・・ト、トモダチなら・・・しょ、証明を・・・」

モバP侍「証明?」

輝子「みんなで・・>>114する・・・」


行動
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/11(月) 22:59:44.80 ID:4DAXwBnco
夕焼けを見る
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 23:15:52.04 ID:IQoJCxVl0
----------------------翌日 キンキ地方オカヒョウトリ 浜辺----------------------


モバP侍「みんなでてこ〜い」ボワンボワンボワン

輝子「幽霊・・た、たくさん」

川島「話は聞いたわ。よろしくね輝子ちゃん」

幸子「ボクが友達になってあげますよ!あなたは今世紀最高の幸せ者ですね!」

輝子「フフ・・・ち、ちっちゃいのも・・・トモダチ」

杏「ちっちゃいのって・・・まぁいいけど」ゴロン

卯月「よかったですね!輝子ちゃん」

モバP侍「ほら、夕日がしずむぞー」

116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 23:27:46.91 ID:IQoJCxVl0


全員「・・・・・・・」



モバP侍「川島さん、きれいですね」

川島「あら、私を口説くつもり?」

モバP侍「いや、夕日がきれいですねって意味で・・・」

川島「まぁそんなことだろうと思った・・・わっ!」ゲンコツ!



卯月「みんなで夕日にむかって走りましょう!」

幸子「またそんなベタな・・・」

輝子「み、みんなで走って・・・親友・・・!!」ダダッ

卯月「島村卯月、負けません!」ダダッ

幸子「なっ!?ボクが一番ですよ!!」ダダッ
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 23:41:39.22 ID:IQoJCxVl0
------------------------翌朝 キンキ地方オカヒョウトリ 山道---------------------------------


モバP侍「結局、輝子はヒメジ城に残ったか」

川島「まずはいいことをして町のみんなと仲良くなるつもりらしいわよ」

モバP侍「アイツなら大丈夫・・・だろう」

幸子「で、今更ですけどアナタは?」

卯月「島村卯月、17歳です!みなさんよろしくお願いします!」

杏「・・・・・zzz」

モバP侍「あれ・・・なんか忘れてるような・・・」


-------------------------剣士 島村卯月が仲間になった!!---------------------------



???「ちょーっと待つにゃああああ!!」



----------------------------------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。続きはまた近日中にやります
ありがとうございました
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 18:34:47.58 ID:KIiNP9y/0
---------------チュウゴク地方ヒロシマネグチ 山の中の宿『じぇいぴいわい』-------------------------------


みく「泊めてくれてありがとう!やまんばサン!」

やまんば 礼子「礼子さんって呼んでちょうだい。もうやまんばの活動はやってないんだから」

みく「で、この地方のボスはどこにいるにゃ?やまんばサン」

礼子「・・・・・ん?」パキポキ

みく「れ、礼子サン」

礼子「たしか、海を渡った先のシコクという島にいるはずよ」

みく「じゃあ、船が必要かにゃあ・・・・」

礼子「あら?あとの二人は?」

みく「庭で修行中にゃ」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 18:44:33.54 ID:KIiNP9y/0
----------------------山の中の宿『じぇいぴいわい』 庭---------------------------

島村「それっ!」ヒュンッ

モバP侍「まだ、踏み込みが甘いぞ!」ヒョイ

島村「えーい!!」ヒュッ

モバP侍「木刀の重さに負けてる!」ヒョイ

島村「はぁ・・・それっ!」ゴスッ

モバP侍「おっ」

島村「やった!」

モバP侍「残念・・・幸子ガードだ」

幸子「痛いですよ!いきなりなんですか!?」ボワン

島村「わわっ!すいません!」

モバP侍「よそ見するなよ・・・・川島ミサイル!!」

川島「いくわよーっ!」ボワン
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 18:53:37.26 ID:KIiNP9y/0
島村「よ、避けなきゃ!」ササッ

モバP侍「足元に・・・・杏トラップ!」

島村「えっ・・?」グニャッ

杏「・・・・・・・・・」

島村「きゃっ!ご、ごめんなさーい!」

川島「ええーい!!」

島村「え?きゃーーーー!!!」


ドゴオオン!!!
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 19:05:23.31 ID:KIiNP9y/0
島村&川島&杏「・・・・・・」バタリ


モバP侍「ちょっと・・・やりすぎたかな」

みく「そろそろ出発するにゃ?侍チャン」

モバP侍「おう、みく。目指すはチュウゴク地方のボス妖怪だな」



???「モバP侍さーーん!」ダダッ

モバP侍「君は・・・配達員の真尋ちゃん!?」

飛脚 真尋「はぁ・・はぁ・・・お、お手紙でー・・・・す」

モバP侍「俺に手紙?」

真尋「はいこれ。じゃあ、さよならーーー!!」ダダッ
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 19:16:59.98 ID:KIiNP9y/0

みく「誰からの手紙にゃ?」

モバP侍「待て待て・・・ふむ」ペラッ

モバP侍「『拝啓 モバP侍様、我々は将軍様直属の妖怪討伐局という組織です』」

モバP侍「『単刀直入に申し上げますとシコクのボス妖怪討伐に局の一員である私を同行させてはいただけないでしょうか』」

モバP侍「『すでに局長の許可は得ましたので、よろしければヒロシマネグチの大通りまで来てください、敬具』」

みく「妖怪討伐局ぅ?なーんか、うさんくさいにゃ」

モバP「名前が・・・書いてないな。礼儀正しいけど、ドジな子なのかな」

みく「どうするにゃあ?」

モバP侍「罠とは考えにくいし・・・とりあえず会ってみようか」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 19:33:31.82 ID:KIiNP9y/0
----------------チュウゴク地方ヒロシマネグチ 大通り------------------------


モバP侍「お、あの子かな・・・おーい!」

???「あなたが・・・モバP侍さんですか?」

モバP侍「ああ。君は、妖怪討伐局の人?」

妖怪討伐局員 水野「はい。私は妖怪討伐局員の水野翠と申します」

みく「みくは、かわい〜い猫チャンの前川みくにゃ」

卯月「島村卯月です!よろしくお願いします!」

水野「こちらこそ。今日は局長のモバマスアイドル>>124の指令により、この土地に赴いた所存です」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 21:32:17.41 ID:UNYWPrw4o
菜々
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 22:14:14.01 ID:KIiNP9y/0
モバP侍「菜々?もしかして安部菜々か?」

水野「ご存知ですか?」

モバP侍「いや、名前だけ聞いたことがあるくらいだな」

水野「近々、会っていただくことになりますよ。あの方も会いたがっていましたし」

卯月「それで、さっそくシコクに行くんですか?」

水野「ええ、さっそく向かうつもりですが・・・あなた」

みく「え?みく?」

水野「みたところ妖怪には見えませんが・・・」

みく「みくはかわい〜くて強〜いバケネコにゃ!」

水野「!?」
126 :>>125 ×妖怪には 〇人間には [saga ]:2013/02/13(水) 22:26:31.20 ID:KIiNP9y/0
モバP侍「ん?どうした?」

水野「いえ、行きましょう」

みく「?」

卯月「どこに向かえばいいんですか?」

水野「それは・・・この地図にっ!」ビリィッ!!



モバP侍&みく&卯月「あ・・・・」

水野「・・・・・・・・・」カァーッ

モバP侍「よ、よめるよな?みんな」

卯月「つ、つかえますよ!まだ」

水野「申し訳ありません・・・・・」

127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 22:47:59.94 ID:KIiNP9y/0
-----------------------チュウゴク地方ヒロシマネグチ 港--------------------------


水野「今回、我々が使う船が・・・こちらです」

いかだ「・・・・・・・」ボロッ

モバP侍&みく&卯月「・・・・これ?」

水野「ええ。名前は『いてざ丸』といって・・・」

モバP侍「ま、まぁ・・・もっといいのを借りようと思うなら、予算が必要だしな。ぜいたくは言えないよな!」

水野「借りる?これは私が作ったのですが・・・・」

卯月(手作り・・・!?)

みく(努力の方向が違うにゃあ・・・)

モバP侍(天然かコイツ・・・)

水野「こういうのは初めてなので・・苦労をしましたが、喜んでいただけると嬉しいです」

モバP侍「お、おう。ありがとうな水野ちゃん。で、では出港!!」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 22:59:21.49 ID:KIiNP9y/0
---------------チュウゴク地方ヒロシマネグチ〜シコクの海上-------------------------

魚「ピチピチッ!」

みく「うにゃあああ!お魚が飛んできたにゃあああ!!」ジタバタ

いかだ「・・・・・・ギシギシ・・・・・ミシミシ」

水野「落ち着いて!・・・・・私が仕留めます」スッ

卯月「ゆ、弓矢でどうするんですか!?」

水野「・・・・・・」ギリギリ・・・

みく「こっちこないでにゃー!」ジタバタ

魚「ピチピチッ!」



ドシュッ!!



魚「・・・・・・」シーン

水野「ふぅ・・・」

モバP侍「おお!すげえな!」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/13(水) 23:15:18.76 ID:KIiNP9y/0
----------------------海上 夜----------------------------------------

ザザーン・・・ザザーン・・・・


みく「・・・・・zzz」

卯月「・・・・・・zzz」

モバP侍「ん、水野ちゃんは寝ないのか?」

水野「妖怪相手に、気を休める時間などありませんから」

モバP侍「真面目だな。もう少し気楽になってもいいんじゃないか?」

水野「・・・・妖怪討伐局、というのは極端にいうと『妖怪に恨みをもつ者』の団体です」

モバP侍「君の過去に何があったのかは聞かないが、じゃあ・・・何がしたくて妖怪討伐局に入ったんだい?」

水野「妖怪を殲滅すること・・・だったのですが・・・」

化け猫 みく「・・・・侍チャン・・・・・むにゃむにゃ」

水野「それも間違っているのかもしれません」

モバP侍「・・・・・・」

水野「モバP侍さん、私はどうしたらいいのでしょうか」

モバP侍「>>130


セリフ
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 23:52:34.27 ID:74LXhbew0
やりたいようにやればいい
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/14(木) 00:02:42.07 ID:O3UYkGuh0

モバP侍「やりたいようにやればいいさ」

水野「モバP侍さん・・・」

モバP侍「もし、間違いそうになっても、俺や仲間たちがなんとかしてやる」

水野「・・・・・・」

モバP侍「お前がやりたいことをやることに誰も反対しないよ」

水野「・・・・・では」

モバP侍「ん?」

水野「今日だけ・・・甘えてもいいでしょうか」ドキドキ

モバP侍「甘える?」

水野「あなたに・・・・」ギュッ

モバP侍「・・・・・・!!」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/14(木) 00:14:11.37 ID:O3UYkGuh0

モバP侍「・・・・・・み、水野さん!?」

水野翠「・・・・・・」スヤスヤ

モバP侍「なんだ・・・寝たのか」



幸子「・・・・ボクにはそんなセリフ言ってくれたことないのに」

杏「モバPが珍しくまともだぁ・・・」

川島「去勢してから、性格もかわったんじゃない?」

モバP侍「聞こえてるぞお前ら。水野さんをそっちに運ぶの手伝え」



卯月「・・・・・・・・」ジーッ

みく「・・・・・・・zzz」

133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/14(木) 00:31:17.58 ID:O3UYkGuh0
---------------翌朝 シコク島 近海----------------------------


卯月「シコク島が見えてきましたよ!みなさん!」

モバP侍「よし、がんばろうな!卯月!」

水野「モバP侍さん、昨晩はありがとうございました。おかげで充分な睡眠がとれました」

みく「にゃにゃ!?昨日の夜、何があったにゃ!?」

幸子「あなたのような子供にはまだ早いですよ」

杏「まさか、あんなことになるなんて・・・」

川島「昨日はお楽しみだったわね」

モバP侍「お前ら勝手なこと言うな!なにもなかっただろうが!!」

水野「・・・・ふふっ」

みく「ねーねー、昨日何があったにゃあ?ねーねー」


モバP侍「とにかく、気を引き締めていくぞ、みんな!」

水野&卯月&みく&杏&川島&幸子「おーーっ!!」



卯月「妖怪を・・・・殲滅・・・・・」


------------------------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。また明日の同じくらいの時間にはじめます
お疲れ様でした
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 10:24:08.82 ID:seqsNlKAO
おつなの
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/02/15(金) 16:46:32.05 ID:BGmNESNq0
昨日は落ちてたようで宣言通り書けなくてすいません
今日の夜に書きます
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/02/15(金) 18:41:29.59 ID:BGmNESNq0
----------------------シコク島 浜辺-----------------------------------------

卯月「・・・・・・」

モバP侍「どうした?行くぞ卯月」

卯月「あ、はい!」


いかだ「・・・・・・・ボロッ」

みく「・・・・・帰りもこれに乗って帰るにゃあ?」

水野「ええ。なにか不備でもありますか?」

みく(この人・・・・本気で言ってるにゃ)



\うわああああ!!助けてくれぇ!!/



モバP侍「なんだ!?行ってみよう、みんな!!」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 18:53:22.90 ID:BGmNESNq0
---------------シコク島 本土----------------------------------

みく「侍チャン!たくさんの足軽が倒れてるにゃ!!」


弱い足軽たち「・・・・・・・・・・」

武将「・・・・・うぅ」


モバP侍「全員、息はあるな・・・武将さん!何があったんですか!?」

武将「あ、あいつ・・・だ」

卯月「あいつ?」

水野「まさか・・・妖怪!?」

武将「・・・・・・」ガクッ

モバP侍「気絶したか・・・・一体何が・・・・・」




???「ふっふっふ・・・」

モバP侍「!?」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 19:11:00.01 ID:BGmNESNq0

鵺(キマイラ)の 仁奈「仁奈がぜーいんやっつけたのですよ!!」

モバP侍「お前・・・チュウゴク地方妖怪ボスのヌエか!」

みく「ヌエ?みたところ、ただのウサギ人間にゃ」

仁奈「ネコ人間に言われたくねーですよ!!」プンプン

水野「それで、あなたは私達と戦うつもりですか?」

仁奈「・・・・・・」ジーッ

卯月「な、なんですか?」

仁奈「仁奈は、みんなであそびてーですよ!」

みく「あ、あそびぃ!?」

139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 19:26:08.90 ID:BGmNESNq0
仁奈「あそびは・・・うーんと・・えっと・・・・」

モバP侍「あの、仁奈ちゃん?」

仁奈「うん!鬼ごっこにするですよ!」

みく「ちょ、ちょっ

仁奈「では、この島の中にいるので、仁奈をつかまえてくだせー!」ピョーンピョーン





全員「・・・・・・・・・・・・・」

卯月「行っちゃいました・・・・ね・・・」

水野「兎狩りですか。いいでしょう、受けて立ちます」

モバP侍「とにかく、まずはみんなであの子をつかまえよう!」

140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 19:38:34.34 ID:BGmNESNq0
-----------------数分後 森の中 みく&卯月チーム--------------------------------


みく「はぁ・・・はぁ・・・ど、どこにいるにゃ・・・・」

卯月「この島・・・はぁ・・・・広すぎるんですよ・・・・・・」

仁奈「・・・・・」テクテク

みく「あ!いたにゃ!」

仁奈「!!」

卯月「ま、待ってぇーー!」

仁奈「ぐぬぬ・・・!パンダの腕!」ニュッ

みく「う、腕が変化したにゃ!」

仁奈「ふぬっ!」パンチ!!



バキバキィ!!ミシミシミシ・・・・



卯月「きゃっ!竹林が倒れてきますよっ!」

みく「うにゃあああああ!!」


仁奈「仁奈はかんたんにはつかまらねーですよ・・・・オオカミダーッシュ!!」ダダッ!!

141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 19:53:48.78 ID:BGmNESNq0
-----------------数分後 とある村 モバP侍&水野チーム-------------------------


水野「この島のどこの村も・・・・人がいませんね」キョロキョロ

モバP侍「ああ、おそらく全員逃げ出したんだろう」

仁奈「・・・・・」テクテク

モバP侍「あっ!いたぞ!!」

仁奈「ま、また見つかったです!」アセアセ

水野「待ちなさい!」

仁奈「待たねーですよーっ!ドラゴンしっぽ!!」ニュッ

モバP侍「うわっ・・・・飛んだ!」



仁奈「ふぅ・・・・つかまるところでした・・・・」フワフワ


水野「逃がしませんよ・・・・!」ギリギリ・・・

モバP侍「おい待て!弓矢は・・・・」


ビュンッ!!
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 20:05:06.84 ID:BGmNESNq0
仁奈「・・・・・・・・・ヒツジモフモフ!!」モフッ

水野「なにっ!?」


モフッ


仁奈「ふっふっふ・・仁奈のぼでぃは無敵なのです!」フワフワ

水野「くっ・・・私の矢が、弾かれるとは・・・」

仁奈「せいぜい、がんばるですよっ!」フワーッ

水野「なっ・・・待て!」

モバP侍「ストップストップ!水野さん」

水野「なんですか・・・?」

モバP侍「相手が空を飛ぶ以上、追ってもしょうがないよ。一度、みくたちと合流しよう」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 20:17:17.73 ID:BGmNESNq0
--------------シコク島 中心街----------------------------


川島「・・・・・で、一時間探し回っても無理だったのね」

幸子「モバP侍さんは安定の無能っぷりですね!」

杏「こーんな結果じゃ、何もしてないのと同じだよね。杏のこと、バカにできないよ?」

卯月「うぅ・・・ごめんなさいっ」

みく「ちょっと言い過ぎにゃ!みくたちもがんばったにゃあ!」

水野「喧嘩してる場合じゃありませんよ。なにか作戦を立てないと」

モバP侍「うーん・・・そうだ!>>144してみよう!」


行動
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/15(金) 20:34:48.78 ID:/AYdV5iSo
だんごで餌付け
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 20:51:45.77 ID:BGmNESNq0
--------------------数分後 シコク島 中心街-------------------------------


仁奈「もうあきらめやがったのでしょうか」キョロキョロ

仁奈「・・・・・・・・」

仁奈「仁奈は・・・またひとりぼっち・・・・」



モバP侍「仁〜奈〜ちゃんっ!」

仁奈「!?」

モバP侍「おっと、待つんだ。これを・・・」スッ

仁奈「お団子ですか・・!!」

モバP侍「そうだよ。おいしいお団子だよぉ〜」

仁奈「くんくん・・・おいしそうな匂いですっ!!」

モバP侍「おやつにしようよ。疲れただろ?」

仁奈「・・・・・・」ジーッ

モバP侍「食べないの?じゃあ俺が食べちゃおうかな〜」アーン
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 20:58:48.53 ID:BGmNESNq0
仁奈「ま、まちやがってくださいっ」

仁奈(いっしゅんで取って、すぐに逃げれば・・・・よーしっ!)

モバP侍「ん・・?」

仁奈「今、行くですよ・・・!!」


ビュンッ!


パシッ!!


ビュンッ!


モバP侍「うわっ!な、なんだ・・・?」

仁奈「ふぅ・・・大成功ですっ!いただきまーすっ」パクッ

モバP侍「くっそぉ〜」

仁奈「もぐもぐ・・・・んっ!うめぇですーーー!!」

モバP侍「・・・・・・・」
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 21:06:22.96 ID:BGmNESNq0
仁奈「も、もう一個・・・・・」

仁奈「・・・・・・・」

仁奈「あ、あれ?・・・どこいきやがりましたか?」キョロキョロ



みく「ほーら、こっちにあるにゃ〜」ヒョコッ

仁奈「あっ!待ちやがれですっ!」タタッ


卯月「こっちですよーっ」ヒョコッ

仁奈「もう一個くだせー!」タタッ


水野「ふふっ、こちらです」ヒョコッ

仁奈「はぁ・・ふぅ・・・おいしいお団子、もういっこーっ!」タタッ

148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 21:17:59.88 ID:BGmNESNq0
----------------------------数分後--------------------------------------------


仁奈「ふぅ・・・ふぅ・・・もう歩けねーです・・・・」ドテッ

モバP侍「お疲れ様。はいお団子」スッ

仁奈「ぱくぱく・・・・やっぱりうめぇーです・・・・ぱくぱく」

モバP侍「はい、仁奈ちゃん捕まえた」タッチ

仁奈「!!」

みく「やったにゃ!作戦成功にゃー!」

卯月「やりましたねっ、モバP侍さん!」

水野「どうやら、うまくいったようですね」

モバP侍「お前らも、川島さんたちも、よくやったぞ!」

仁奈「仁奈の・・・・負け・・・・ですか・・・」ガックリ

モバP侍「ん・・・どうした?」

仁奈「でも・・・・・」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 21:31:16.57 ID:BGmNESNq0
仁奈「仁奈、とーっても、楽しかったですよ!ありがとうごぜーます!」

モバP侍「ずっと、一人でこの島にいたのかい?」

仁奈「もっと人がいたのですが・・・仁奈を怖がって、みんな逃げやがってしまいました」

卯月「それで、この島には誰もいなかったんですね」

仁奈「でも、仁奈はみんなと遊びたかっただけなのですよ!ひとりぼっちはさびしーです・・・・」

みく「島の入口にいた、武将たちとはあそばなかったにゃ?」

仁奈「あのぶしょーたちは、仁奈が近づいたら、いきなり剣でこーげきしようとしてきたのですよ!」

モバP侍「なるほど、正当防衛だったのか・・・・うーん・・・」

卯月「なんとかしてあげれませんか?」

モバP侍「わかった。一緒に本州に戻って、町のみんなに仁奈は悪い妖怪じゃないことを話してみよう」

仁奈「ほ、ほんとーですか!?うれしいですっ!」

卯月「よかったね、仁奈ちゃん!」

みく「うんうん。これで、一件落着にゃ!」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 21:48:50.47 ID:BGmNESNq0

水野「お待ちください!!」



卯月「なっ、なんですか?」

水野「この妖怪はここで殺さねばなりません!」シュボッ

仁奈「!!?」

みく「なんで矢に火をつけてるにゃ!?危ないにゃあっ!」

水野「私は妖怪討伐局として、この妖怪を野放しにするわけにはいかないのです」ギリギリ・・・

仁奈「や、やめてくだせー・・・・」ブルブル

水野「理由はどうあれ、武将や足軽たちを倒す力を持つ妖怪。その力が制御出来なくなった時、罪のない人々がどうなるか、あなたに分かりますか?」ギリギリ・・・

卯月「・・・・・・・!!」

水野「弁解の余地はありません・・・死になさいっ!」ギリギリ・・

モバP侍「>>151



セリフ
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/15(金) 22:35:15.29 ID:qb0IMv170
射つならみくをうて
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 22:45:06.38 ID:BGmNESNq0
モバP侍「射つならみくをうて!!」

みく「えーっ!!そこは『俺をうて』なんじゃないかにゃ!?」

モバP侍「いや、だって・・・あの矢、めちゃくちゃ痛そうだし」

みく「みくがうたれるのはいいにゃあ!!?」

モバP侍「お前、つよーい妖怪なんだろ?だから再生能力とか・・・・」

みく「そんなのないにゃ!侍チャン、みくのこと嫌い?」

モバP侍「いや、それとこれとはまた別・・・・」

みく「みくは侍チャンが大好きにゃっ!」ギュッ

モバP侍「うわっ!言ってることがめちゃくちゃかお前!」

幸子「そんなことしてる場合ですか!」ボワン

モバP侍「あ、幸子ー!たすけてくれー!!」

みく「スリスリにゃん☆」スリスリ

幸子「なっ!・・・・ボ、ボクも・・・」スリスリ

モバP侍「だれかー!!助けてー!!」

153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 23:01:09.26 ID:BGmNESNq0



水野「・・・・・・・」

川島「みくちゃんを見て。・・・・彼女、あれでもナゴヤのボス妖怪よ」

水野「・・・・・・・」

川島「あの化け猫が、あんな風になるなんて、地元の人は思ってなかったでしょうね」

水野「・・・・・・私のやりたいようにやれ、とモバP侍さんはおっしゃられました」

川島「じゃあ、今のあなたがやりたいことは何?」

仁奈「・・・・・?」

水野「仁奈さん、申し訳ありません。できるかぎり、私があなたの力になります」

仁奈「じゃ、じゃあ・・・仁奈と・・・仲直りの握手をしやがってください」

水野「ええ。仲直りの握手です」ギュッ




卯月「うぅ・・・グスッ・・・・」ポロポロ

杏「わっ!なんで泣いてんの?」

卯月「なんだか・・・ズビッ・・・・うれしくなっちゃって・・・うぅ・・・」ポロポロ

杏「鼻水鼻水。はい、ちり紙」スッ

卯月「チーンッ!!」

154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 23:22:17.15 ID:BGmNESNq0
------------------夕方 チュウゴク地方ヒロシマネグチ 海岸-----------------------------------


モバP侍「お前、ペンギンにもなれたのか。船、引っ張ってくれてありがとうな」

仁奈「ペンギンキグルミはつよいです!」エッヘン

水野「このまま、キュウシュウ地方まで行かれるのでしょう?私の『いてざ丸』を使ってください」

いかだ「・・・・・・ボロッ」

みく「あ、ありがとう・・・にゃ」

卯月「水野さんは、これからどうするんですか?」

水野「私はしばらく、チュウゴク地方で仁奈さんが悪い妖怪ではないこと広め、シコク島に人が帰ってくるように努めます」

モバP侍「それでよかったのか?」

水野「ええ、やりたいようにやった結果ですから・・・・菜々さんにはうまく報告しますよ」

仁奈「翠おねーさん!これからよろしくですよ!」

水野翠「ええ。よろしくお願いします」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/15(金) 23:35:00.98 ID:BGmNESNq0
--------------------翌朝 キュウシュウ地方〜チュウゴク地方 海上----------------------


モバP侍「青い空!青い海!・・・・・おはようみんな」

いかだ「・・・・・・・ギシギシ」

川島「・・・・これ、大丈夫なの?」

幸子「モバP侍さん、自分は落ちても、刀は落とさないでくださいよ・・・・!」

杏「・・・・・zzz」

卯月「大変です!目の前に大きな岩が!!」

みく「ぶ、ぶつかるにゃ!こんなところで死にたくないにゃあ!!」

モバP侍「くそ!がんばれ『いてざ丸』!!」


ギシギシッ・・・!ブチブチブチミシミシミシィ!!!!


全員「あっ」


ざっぱーん!!


----------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。続きは問題なければ明日やります
ありがとうございました
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 04:00:20.10 ID:hW+YEpUJo


イイハナシダナー
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 18:53:46.98 ID:HdZ6ahUo0
--------------------キュウシュウ島 北の森----------------------------


みく「・・・・・・・・・・・はっ!」パチッ

卯月「目が覚めましたか?」

みく「たしか・・・大波に飲まれて・・・ここはどこにゃ?」

卯月「おそらく、キュウシュウ島だと思うんですけど・・・・」

みく「あれ?・・・・侍チャンがいないにゃあ!」キョロキョロ

卯月「刀だけ、ここにありますね・・・」

みく「この刀・・・・・えいっ!」ブンッ


杏「・・・・・・・・zzz」ボワン

幸子「なぜあなたが、刀を持ってるんです!?モバP侍さんはどこにいるんですか!?」ボワン

川島「さっきの大波ではぐれちゃったのね。無事だといいけど」ボワン


みく「にゃははっ、おもしろいにゃあ!」

幸子「遊んでる場合ですか!」

???「その通り!」


全員「!?」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 19:02:39.90 ID:HdZ6ahUo0
卯月「だ、だれですか!?」


るきとれ「緑鬼のるきとれ!」

とれな「黄鬼のとれな!」

べてとれ「青鬼のべてとれ!」

ますとれ「赤鬼のますとれ!」

4人「我ら、鬼の4姉妹!!」


みく「赤鬼?青鬼?・・・・・肌は普通の人間の色にゃ」

るきとれ「ちゃ、ちゃんと緑っぽい服を着てるじゃないですか!」

とれな「それに・・・ほら!髪の毛に隠れてみえないけど、ツノもありますよ!」ヒョコッ

159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 19:17:39.09 ID:HdZ6ahUo0
杏「それで・・・杏たちになにか用?」

べてとれ「この島では、出島以外から、よそ者は入れてはいけないという決まりがあってな」

ますとれ「しかも、君たちのことは妖怪のなかで少々、噂になっている」

幸子「ボクのかわいさが妖怪のみなさんもようやく分かってきましたか」ドヤッ

べてとれ「そこで有名な君たちを我々キュウシュウ妖怪で討ち取って、全国に名を上げようというわけだ」

ますとれ「もう、おしゃべりはいいだろう。・・・・いくぞ!!」ダダッ


川島「やるきらしいわね・・・!みんな、いくわよ!」

卯月「はい!」

みく「やったるにゃーっ!」

160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 19:39:47.47 ID:HdZ6ahUo0
--------------------------数時間後 キュウシュウ島 出島------------------------------


モバP侍「とりあえず生きてたけど・・・みんな無事かな」

モバP侍「刀もないか。妖怪が出てきたらマズいな」

モバP侍「幸い、ここは町みたいだし、こんなに人がいるところで妖怪もでないだろ」



ザワザワ・・・ワイワイ・・・ガヤガヤ・・・!!


モバP侍「なんだ、人だかりが出来てるぞ」

???「いけーっ!がんばれー!」

モバP侍「ちょっと君、これはなんの騒ぎだい?」

???「あたし?これはね、もうすぐ辻相撲が始まるんだよっ」

モバP侍(辻相撲・・・・・・町中でやる相撲か。町人の楽しみみたいなもんだな)

???「あたしは、辻相撲団体の『猫』を応援してるの!」

モバP侍「へぇ、チームがあるのか」

???「ほら、はじまるよっ」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 19:48:40.10 ID:HdZ6ahUo0

行司「ひがーしー、『あべの山』〜!」

あべの山「どすこーい!!」

行司「にーしー、『のうみの海』〜!」

のうみの海「ごわすっ!」

行司「みあってみあって・・・・はっきょーい、のこった!!」



ワイワイガヤガヤ・・・・


???「いけー!!がんばれー!!あべの山ー!!」

おっちゃん「やったれー!」

青年「叩き潰せぇ!」

少年「こてんぱんにしてまえー!」

モバP侍「うわっ!すごい熱気だ・・・!」
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 19:59:24.45 ID:HdZ6ahUo0
あべの山「でーい!!」ハリテッ

のうみの海「うぎゃーっ!」コテン

行司「あべの山の勝ちぃー!!」



???「わーい!勝ったよっ!」ギュッ

モバP侍「お、おう・・・よかったな!」

おっちゃん「なんや、負けかいな。帰ろ帰ろ」

青年「よーし、結果を町のみんなに知らせよう!」

少年「さて、帰ろかな」



ぞろぞろ・・スタスタ・・・・


モバP侍「あ、みんな帰ってく・・・選手も会場も撤収したな」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 20:16:14.23 ID:HdZ6ahUo0
???「あー楽しかった!」

モバP侍「おっと、こうしちゃいられない!俺、そろそろ行くよ」

???「何か用事でもあるの?」

モバP侍「人を探していて・・・君、普通っぽい女の子と猫耳の女の子を知らないかい?」

???「それって・・・・」

モバP侍「ん?なにか知ってるのか?」

???「もしかして、モバP侍!?」

モバP侍「そうだけど・・・」

???「ふふふ・・・探す手間が省けた・・・・!」


酒呑童子(鬼のボス) 友紀「あたしは、キュウシュウ妖怪のボス、酒呑童子の友紀!!」

モバP侍「なにっ!?お前がキュウシュウのボス!?」

友紀「さっきの二人と刀一本は、あたしが預かったぁ!取り返したくばオキナワ・・・・別名『鬼ヶ島』まで来なさい!」

モバP侍「なんだと!?」

友紀「では、さらば!」ダダッ

モバP侍「コラ、待て!」ダダッ

164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 20:22:17.38 ID:HdZ6ahUo0
おっちゃんA「おい、兄ちゃん」ガシッ

モバP侍「な、なんですか!?」

おっちゃんB「彼女はよそ者から俺達のキュウシュウを守ってくれる妖怪なんや」

モバP侍「えっ?」

おっちゃんC「あの子にあんまり下手なことしたら・・・どうなるか分かっとるな?」パキポキ

モバP侍「ははは、冷静に話し会うだけですよ!さ、さよならっ!」ダダッ

おっちゃんたち「待てやコラァ!!」ダダダッ

165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 20:33:32.41 ID:HdZ6ahUo0
--------------------数分後 キュウシュウ島 北の森------------------------------


モバP侍「はぁ・・・はぁ・・・危なかった・・!」

モバP侍「しかし、この島では妖怪が応援されてるのか・・・」

モバP侍「でも、俺には関係ない。とにかく『鬼ヶ島』に行って、みんなを助けないと」


ぐーぎゅるるるるるる・・・・


モバP侍「なんだ、腹の音?」

謎のくノ一「はうぁ・・・・・」バタリ

モバP侍「うわっ!なんだ君は!」

謎のくノ一「さ、さむい・・・・・」ブルブル

モバP侍「全身、びしょ濡れじゃないか!この子も漂流したのかな」

謎のくノ一「み、みず・・・・と・・・たべ・・・・もの・・・・・・を・・・・」

モバP侍「待ってろ、今>>166してやるからな!」




行動

166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/16(土) 20:34:31.32 ID:z0zreN0yo
介抱
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 20:50:42.18 ID:HdZ6ahUo0
モバP侍「今、介抱してやるからな!」

くノ一「ニンッ・・・・・・」ガクッ

モバP侍(かなりヒドい状態だな・・・!しかし・・・・)チラッ

くノ一「・・・・・・・」

モバP侍(ふともも・・・二の腕・・・・そしてかわいい顔・・・・でゅふふ)

モバP侍「えーっと、まずは服を脱がさないとな!風邪ひいちゃうしな!」

モバP侍「・・・・・・そーっと」ヌガシ・・・

くノ一「ふぅ・・・っ」

モバP侍「・・・・・・・」ドキドキ
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 21:11:05.79 ID:HdZ6ahUo0
--------------------その夜 キュウシュウ島 北の森----------------------------

くノ一「う、うーん・・・・・」パチッ

モバP侍「目が覚めたか。気分はどうだ?」

くノ一「・・・・あなたが介抱してくださったのですね。なんとお礼を言えばいいものか」

モバP侍「いいんだ。それより、たき火にあたりな。それと、簡単な野菜汁をつくったんだ、食べるか?」スッ

くノ一「何から何まですみませんっ!このご恩は必ず・・・・!」

モバP侍「聞いてもいいかな・・・・君は何者なんだ?」

くノ一 あやめ「私は、くノ一の浜口あやめと申します。妖怪討伐局の指令により、この島へ来ました」

モバP侍(また、妖怪討伐局か・・・・)

あやめ「酒呑童子を討伐しに、この島にやってきたのですが、途中で私の作ったいかだが沈んでしまって・・・」

モバP侍(なんで討伐局の連中は、自分で船をつくりたがるんだ・・・)

あやめ「食料や水も、落としてしまったようで・・・」

モバP侍「聞いておいて悪いが、忍が自分のことを簡単にしゃべっていいのか?」

あやめ「はっ!!!・・・・・・次から気をつけます・・・・ニンッ」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 21:26:20.03 ID:HdZ6ahUo0




あやめ「・・・・・・つまり、あなたも酒呑童子の討伐に?」

モバP侍「ああ、刀と仲間を取り返さなきゃならない」

あやめ「では、私と共に行きましょう!ニンッ!」

モバP侍「うん、君みたいなベテラン戦士がいるのはこころ強いな!」

あやめ「いえ・・・実は私、恥ずかしながら妖怪とまともに戦ったことがなくて・・・怖いですし・・・」ブルブル

モバP侍「・・・・・・・・」




???「それなら、私でも勝てそうですー」

モバP侍&あやめ「!?」

170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 21:38:36.35 ID:HdZ6ahUo0

牛鬼 雫「こんばんわー雫ですー。ボスがあなたたちをやっつけるようにってー」

あやめ「で、でたな妖怪!成敗してあげますよっ!」

モバP侍(敵も味方も弱そう・・・・だけど)


ボインボイーン!!!!


モバP侍(すっげぇおっぱいぱい!!)

モバP侍「・・・・・・」ツーッ

あやめ「モバP侍殿!鼻血鼻血!!」

モバ侍「え?・・・うわっ!」

雫「だ、大丈夫ですかー?」

モバP侍「こ、これは、あいつの攻撃だ!不思議な術を使うぞ!気をつけろ!!」

あやめ「そうだったのですか!?おのれ牛鬼・・・許しません!」

雫「えー?私、なにもしてませんよーっ」

モバP侍「うるさい妖怪め!あやめ、>>171してやれ!」


行動
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/16(土) 21:41:04.19 ID:z0zreN0yo
分身の術で混乱させる
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 21:48:36.81 ID:HdZ6ahUo0
モバP侍「あやめ、分身の術!」

あやめ「はい!『影分身』っ!」ボワン

雫「ごほっごほっ!け、煙で前が・・・・・」


あやめ「モバP侍殿、今のうちにこれを、いろんなところに置いてきてください」スッ

モバP侍「お?おう、わかった」


雫「ふぅ、煙がなくなってきましたー」

あやめ「ふふふ、さぁ本物はどれでしょう!」

雫「!!」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 21:57:31.08 ID:HdZ6ahUo0

あやめちゃん人形A「・・・・・・・」

あやめちゃん人形B「・・・・・・・」

あやめちゃん人形C「・・・・・・・」

あやめちゃん人形D「・・・・・・・」

あやめ「ふふふ・・・・・」

モバP侍「いや、わかるだろ」


雫「騙されませんよー!えい、牛さんぱんちー!」

あやめちゃん人形C「・・・・・」ポコッ

雫「あれ?ニセモノですかー!こっちに牛さんぱんちー!」

あやめちゃん人形D「・・・・・」ポコッ

雫「うぅん・・・あれもニセモノで、これもニセモノで・・・・うぅん・・・・」クラクラ

モバP侍「わかるだろ!しっかりしろ、雫!!」

雫「うぅ・・ごめんなさいー」バタリ
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 22:04:15.34 ID:HdZ6ahUo0
あやめ「やりましたよっ!私が初めて、妖怪をやっつけました!」

モバP侍「まぁ、いっか」

あやめ「モバP侍殿・・・・・あの、すべての妖怪を退治し終わったら・・・・・」

モバP侍「ん?」

あやめ「い、いや!なんでもありません!」

モバP侍「この調子で、いくぞ!鬼ヶ島!!」

あやめ「はい!」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 22:17:01.41 ID:HdZ6ahUo0
------------------キュウシュウ地方オキナワ 別名『鬼ヶ島』 牢屋-----------------------


ますとれ「ほら、好き嫌いせずに食べるんだ!」

みく「イヤにゃ!みく、お魚は本当にダメにゃあ!」ジタバタ

べてとれ「ならば、無理矢理でも食べさせてやるぞ」グイグイ

みく「あぐっ・・ぺっぺっ!!うにゃーーーー!!」ジタバタ


卯月「せめて、この縄をほどいてください!」

るきとれ「たしかに、ずっと縛られてると痛そうですね・・・」

とれな「ダメです!ちゃんと見張ってますからねっ!」

卯月「そ、そんなぁ・・・」


友紀「この刀、いくらで売れるかなぁ・・・。これ売って、もっとファングッズ買いたいな」

モバP侍の刀「・・・・・・・」ガタガタ

176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 22:30:38.88 ID:HdZ6ahUo0
----------------キュウシュウ島 南の海岸-----------------------


ゴゴウゴウゴウッ!!!


モバP侍「この海の先が『鬼ヶ島』だな・・・ものすごい渦潮だ」

あやめ「海ですか!ならば、私が船を作って・・・」

モバP侍「絶対やめろ」

あやめ「むぅ・・・ならばどうするのです?」

モバP侍「うーん・・・鬼たちがここを通ってるから、なにか方法があると思うんだけど」



ぶくぶくぶく・・・・


モバP侍「ん?泡?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴザバーッ!!!


あやめ「海から・・・な、なにか出てきましたよ!」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 22:37:29.46 ID:HdZ6ahUo0

モバP侍「なんだ!?海坊主か!!?」


大入道 きらり「にょにょにょ・・・にょっわーーー!!!!」ザバーッ


モバP侍「うわぁああああああああ!!」

あやめ「きゃーーーーーーっ!!」


きらり「おっすおっすばっちし☆」

モバP侍&あやめ「・・・・・・・」

きらり「ありゃ?だれかいるにぃ?」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 22:54:26.45 ID:HdZ6ahUo0
モバP侍「き、きみは何者だ!!?」

きらり「きらりはきらりだにぃ☆せーの、きらりん」

モバP侍「君が、鬼ヶ島に鬼たちを運んでいるのか?」

きらり「うん!きらりはお仕事がんばってるにぃ!」

あやめ「では、私たちも鬼ヶ島へつれていってはくれませんか?」

きらり「うにゅ〜・・・・でも、知らない人の言うことは聞いちゃダメって言われてるし・・・」

モバP侍「実は、俺達・・・友紀ちゃんのともだちなんだ!」

あやめ「えっ?そうなんですか?」

きらり「ふぇ?・・・・うーん、どうしよ〜」

モバP侍「連れて行ってくれ・・・・頼む!!」

きらり「じゃ、じゃあ、きらりが喜ぶことしてくれたらいいにぃ☆」

あやめ「どうします?」

モバP侍「うーん・・・>>179しようか」


行動
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/16(土) 22:56:59.47 ID:CcBo2clQo
びっくりするほどユートピア!
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 23:07:03.75 ID:HdZ6ahUo0

モバP侍「まず全裸になり」ヌギッ

きらり「!!」

あやめ「な、なにをしてるんですか!ふ、服を着てくださいっ!」

モバP侍「自分の尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき」バンバン

あやめ「きゃっ・・・!」

きらり「」

モバP侍「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」

きらり「うーーーきゃーーーー!!!!」ガシッ

あやめ「えっ?」

モバP侍「びっくりするほ・・・・えっ?」

きらり「こっちが恥ずかしいにぃーーーーーーーー!!!!!」ブンッ



ポーイッ!!!!
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/16(土) 23:15:39.09 ID:HdZ6ahUo0
------------------------翌朝 鬼ヶ島 近海の上空------------------------------


ひゅーんっ!!


あやめ「わ、私達、いつまで飛んでるのでしょうか!?」

モバP侍「しらんっ!知らんが・・・・ほら、あれ!!」

あやめ「あ、あれが鬼ヶ島ですねっ!」

モバP侍「このままじゃ、直撃するぞ!着地どうするんだ着地!!」

あやめ「こうやって身体をひねって・・・・」グイッ

モバP侍「こうか?」グイッ

あやめ「これで島の近くの海におちるはずです!」

モバP侍「よーし、なんだかよく分からないけど、いくぞ鬼ヶ島!!」

あやめ「はいっ!」

-------------------------------------------------------------------------------------------


今日はここまでです。問題なければ明日続きをやります
ありがとうございました
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:37:46.20 ID:CcBo2clQo
おっちし
クライマックスかな……?
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 18:41:01.02 ID:dib926A80
-----------------------鬼ヶ島 門の前------------------------------------


モバP侍「・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・死ぬかと思った」

あやめ「うまく近海におちることができて・・・ぜぇ・・・・よかったですね」

モバP侍「さて、この門をどう突破しようか」

あやめ「ニンッ!城門突破には・・・この、忍必須アイテム『焙烙火矢』ですっ!」スッ

モバP侍「簡易型爆弾といったところか。どれどれ」

あやめ「ここに火をつけて、投げるんですっ」

モバP侍「よし、火をつけるぞ!離れろ!」ドキドキ


ジュッ


モバP侍「・・・・・」


ジュッジュッ


あやめ「あっ・・・海に落ちた時に、しけって・・・・」

モバP侍「だろうな」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 19:07:58.20 ID:dib926A80

あやめ「むぅ・・・では、私の自慢の刀で」シャキッ

モバP侍「待てっ、誰か出てくるぞ!隠れろ!」




ギイィイイィ・・・バタン!!




緑鬼 るきとれ「うぅ・・誰も出てこないでくださいよぉ・・・」キョロキョロ


あやめ「見回りでしょうか?」ヒソヒソ

モバP侍「おそらくな。・・・・しかし、これはラッキーかもしれないぞ」ヒソヒソ

あやめ「ど、どういうことです?」ヒソヒソ

モバP侍「あいつを人質にとる」ヒソヒソ

あやめ「しかし、人質にとったところで、説得に応じるような相手でしょうか?」ヒソヒソ

モバP侍「いや、門の前で騒ぎを起こすだけだ。その間にお前が、俺の仲間たちを助けに行ってくれ」ヒソヒソ

あやめ「どちらにせよ、危険な任務というわけですか・・・・」ブルブル

モバP侍「ああ・・・震えてるけど、できそうか?」

あやめ「む、武者震いがしただけですよっ!・・・・では、健闘を祈ります」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 19:20:25.35 ID:dib926A80

モバP侍「おい!そこの緑鬼!!」


るきとれ「ひゃあっ!!だだだ、だれですか!?」


モバP侍「妖怪ハンターのモバP侍様だぁ!!!」

るきとれ「モバP侍・・・?な、仲間をとり戻しに来たというわけですか!?」

モバP侍「そうだ!みくと卯月と俺の刀を返してもらうぞ!」

るきとれ「そ、それはダメだとお姉ちゃ・・・姉が言ってたので、ダメですっ!」

モバP侍「いいのか?」

るきとれ「へっ?」

モバP侍「ナゴヤの化け猫、キョウサカの貧乏神、シコクの鵺・・・すべて俺様がぶち殺した!!」

るきとれ「ひぃっ」ガタガタ

モバP侍「フヒヒヒ・・・次に死ぬのは・・・お ま え だ」

るきとれ「」ガクッ
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 19:27:45.31 ID:dib926A80

モバP侍「よし、成功。あとは頼んだぞ、あやめ」

あやめ「では行って参ります!ニンッ!」シュタッ



モバP侍「すぅううううう」

モバP侍「出てこい酒呑童子の友紀ぃ!!!モバP侍が来てやったぞぉおお!!」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 19:41:16.27 ID:dib926A80
-----------------鬼ヶ島 島内部---------------------------------


\キテヤッタゾオオオオオオオオオオオ!!!/



全員「!!?」


みく「侍チャンにゃっ!侍チャーン、みくはここにゃー!!」

友紀「正面から来たね・・・・!あたしもいっくぞー!!」

べてとれ「ほう、我らが鬼ヶ島に単身乗り込んでくるとは」

とれな「るきとれは無事かしら・・・」

ますとれ「ふむ・・・私はここに残ろう、何も人間一人相手に鬼全員行くこともないだろう」

みく「そんなこと行ってぇー、モバP侍チャンが怖いのかにゃ〜?ただサボってるだけにゃっ!杏チャンにゃ!」ジタバタ

卯月「でも、今のモバP侍さんは武器もないハズ・・・どうするんでしょう」

モバP侍の刀「・・・・・」ガタガタ

188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 19:46:47.35 ID:dib926A80
--------------------鬼ヶ島 門の前----------------------


モバP侍「はやく出てこい鬼共!!」

るきとれ「・・・・・・」

モバP侍「うっ・・・この子、けっこうかわいいな」

モバP侍「は、はやく出てこないとこいつに>>189しちゃうぞーっ!!」


行動
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 19:48:31.16 ID:Yw/znXKr0
キス
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 19:55:11.29 ID:dib926A80
モバP侍「はやく出てこないと、こいつにキスしちゃうぞーっ!!」

モバP侍「・・・・・・・」

モバP侍「出てこない・・・ってことは、いいんだよな?」

るきとれの唇「ぷるぷる」

モバP侍「・・・・ゴクリ」

るきとれ「んっ・・・お姉ちゃ・・・・ん・・・・」

モバP侍「い、いただきまーす・・・・」

るきとれ「あれ・・・?」パチッ

モバP侍「ムチューッ」

るきとれ「きゃっ、きゃーーーーー!!!」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 20:06:30.95 ID:dib926A80

モバP侍「うるせぇ!ちょっと、じっと、してろっ!」

るきとれ「や、やめてくださいっ!」

モバP侍「くそっ、あきらめろ!」ガシッ

るきとれ「むぅ・・はなひてくらはい」

モバP侍「ふぁむっ」

るきとれ「んむっ」

モバP侍「ぷはっ!ははは、ざまあみやがれ!」

るきとれ「うぅ・・・・・ひぐっ・・・ぐすっ」ポロポロ




とれな「な、なにをやってるんですか!?」

モバP「へっ、やっとでてきやがったか!」

192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 20:18:17.21 ID:dib926A80

るきとれ「・・・お姉ちゃんっ」タタッ

モバP侍「ちっ!人質にとるつもりだったのに」

とれな「どうしたの?なぜ泣いているの!?」

べてとれ「おのれ・・・許さんぞ、この鬼!!」

モバP侍「黙れ黙れっ!友紀はどこだぁ!」

友紀「あたしはここだーっ!いざ、勝負!!」ブンッ

モバP侍「・・・・・ちょっと待て。何その武器」

友紀「『金属バット』っていう外国から貿易で手に入れた武器だよっ」ブンッ

モバP侍「俺、武器持ってないじゃん?」

友紀「うるさーい!るきとれちゃんの仇ーっ!!」ブンッブンッ

モバP侍(うわぁ・・・はやくしてくれ、あやめぇ・・・)

193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 20:34:49.31 ID:dib926A80
-----------------------鬼ヶ島 島内部----------------------------------


ますとれ「外が騒がしいな・・・はじまったか」

みく「侍チャン、大丈夫かにゃあ」

卯月(あれ・・・?あそこの壁だけ色が違う・・・・)


あやめ「・・・・・・・」


ますとれ「・・・・・・ん?」


あやめ「・・・・・・・・」コソコソ

ますとれ「ふーん」

あやめ「・・・・・・・・・」ドキドキ

ますとれ「ここに、掛け軸でも掛けようかな。壁に針を刺してっと」ドスッ

あやめ「きゃあっ!痛いっ!!」

ますとれ「でてこい馬鹿!!」ビリッ

あやめ「あわわわわわ」ガクブル
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 20:47:01.94 ID:dib926A80
卯月「わっ!だ、だれですか!?」

あやめ「妖怪討伐局、浜口あやめと申します。モバP侍さんと共に、あなた方を助けにきましたっ!」

ますとれ「へぇ・・私を倒して、か?」

みく「いっけーっ!あやめチャン!!」

あやめ「浜口あやめ、一世一代の大勝負ですっ!ニンッ!」

ますとれ「おもしろい・・・さぁ来い!」

卯月「がんばってくださいっ!」

あやめ「いきますよっ!>>195!」


行動、技
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 20:55:20.68 ID:Yw/znXKr0
火遁 豪火球の術
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 21:09:29.91 ID:dib926A80

あやめ「火遁 豪火球の術!」

ますとれ「おいおい、もうその術はサスケすら使ってな

あやめ「ボウッ!!」

ますとれ「うわっ・・!本当に出たっ!」ヒョイッ

あやめ「むっ、よけましたか」


ジジジジジ・・・・


卯月「あれ?なんでしょう、この音」

みく「どこかに火がついた音にゃあ?」

あやめ「こうなったら千鳥を・・・・」

ますとれ「おい!!お前の服の中から、変な煙が出てるぞっ!」

あやめ「ふぇ?・・・・ああ、『焙烙火矢』ですよ。湿気がなくなったんですね」

ますとれ「落ち着いてる場合か!爆発する!!」

あやめ「ひええええっ!あ、あげますっ」ポイッ

ますとれ「馬鹿っ!こっちに投げるなっ!」





ピカッ

197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 21:26:15.40 ID:dib926A80

ドカアアアン!!!バキバキバキィ!!!!



友紀「うええええっ?何なにナニ!?」

モバP侍「くそっ・・・無事なのか、あいつら」


とれな「くっ・・助けにいかないとっ!」

???「えいっ!ねこぱんち☆」

とれな「きゃあっ!!」バタリ



べてとれ「ぐっ・・なにが起きた!?」

???「えーいっ!島村流剣術・・・『巣舞輪』(スマイリング)!!」

べてとれ「うっ・・・ぐはっ」バタリ



モバP侍「お、お前ら・・・!!」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 21:34:17.54 ID:dib926A80
みく「侍チャーン!みくを助けに来てくれて、ありがとうっ!」

卯月「もう、死ぬかと思いましたよぉーっ」

あやめ「けほっ・・・けほっ・・・・私も、なんとか無事ですっ!」

モバP侍「よかった・・・無事だったか」

みく「みくが無事でうれしい?」

モバP侍「ああ、うれしいよ、みく」

みく「うにゃーっ!!」ギュッ


イチャイチャ



ますとれ「・・・・・・・・」バタリ

べてとれ「・・・・・・・・」ドサリ

とれな「・・・・・・・・」グッタリ

るきとれ「お、お姉ちゃんっ」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 21:43:53.89 ID:dib926A80
あやめ「モバP侍さんっ!これを・・・」スッ

モバP侍「刀もとりかえしてきてくれたのか!ありがとうな、あやめ」

あやめ「・・・・」テレテレ



友紀「ぐぬぬ・・・ピンチだけど、あたしは絶対かぁつ!!」

川島「ふぅ、やっと出られたわ」ボワン

幸子「もっと早く助けにきてくださいよっ!」ボワン

モバP侍「ごめんな、幸子」

幸子「ま、まぁ今回だけは許してあげますっ」

モバP侍の刀「・・・い、いやだ!杏は出ないぞっ!」ガタガタ

モバP侍「改めて、勝負だ!友紀!!」

友紀「よーし、勝負っ!!」ブン

モバP侍(一瞬で決めるぞ・・・>>200だっ!)



人物名と行動
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 21:53:39.12 ID:Yw/znXKr0
飛天御剣流 九頭龍閃
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 22:08:21.01 ID:dib926A80

友紀「速っ・・・・!」

モバP侍「飛天御剣流・九頭龍閃!!」


サァッ・・・ザザザザザザザザザンッ!!!




モバP侍「ふぅ・・・」チャキッ

友紀「なんで・・・JUMP漫画の・・・・技・・・・ばっかり・・・・」バタリ

モバP侍「不殺でござる」




みく「やったにゃっ!侍チャンが勝ったにゃあ!」

卯月「やりましたねっ!」

あやめ「一件落着ですね!ニンッ!!」
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 22:29:02.59 ID:dib926A80




卯月「・・・で、どうするんですか?この人たち」

みく「にゃっふっふ・・・みくに見せた地獄を100倍にして、返してやるにゃっ!!」

モバP侍「いや、何もしないでおこう。彼女たちはおそらく、このキュウシュウ地方に必要な存在だ」

卯月「そ、そうなんですか?」

モバP侍「ああ、少なくとも町の人々には嫌われてはいなかったし、これで少しは懲りてくれるだろう」

みく「侍チャンは妖怪にあまあまにゃっ!でも、そういうところが好きにゃあ!」スリスリ

モバP侍「あやめ、今回は見逃してやってくれないか?」

あやめ「そういうことならば、何も言うことはありません」

モバP侍「よし、じゃあ次の目的地へいくぞ!」

みく&卯月「おーっ!」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 22:41:38.41 ID:dib926A80
あやめ「そういうと思って・・・きらりさん!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴザバーッ!!!



きらり「にょにょにょ・・・にょっわー!!!!!!!」ザバーン


みく「うにゃああああああ!!・・・・っと思ったけど、ここにくる時に一回見たにゃ」

卯月「よろしくお願いしますねっ!」

きらり「うにゅー・・・・もっと驚いてほしいにぃ・・・」ガッカリ



モバP侍「あやめは来ないのか?」

あやめ「お供したいのはやまやまですが、妖怪討伐局員である以上、報告と次の任務がありますので」

モバP侍「そうか・・・みくや卯月や刀のことありがとうな!」

あやめ「いえいえ、ほんのお礼ですよ」

モバP侍「じゃあ、またどこかで」

あやめ「はいっ!」
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 22:51:54.57 ID:dib926A80


きらり「みんな、きらりの手の上に乗ったにぃ?」

みく「侍チャーン、はやく乗るにゃー!」

モバP侍「今行く・・・よっと」ピョーン

卯月「どこまで運んでくれるんですか?」

きらり「ふぇ?運ばないよぉ☆」

モバP侍「おい、まさか・・・」

きらり「きーらーりーんスローーーーーー!!!!!!!!」ビュンッ



ポーイッ



あやめ「さようならーー!みなさーーーん!」
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/17(日) 23:00:18.76 ID:dib926A80
------------------翌朝 日本列島 上空-----------------------------


モバP侍「うおっ!ションベンは垂れ流しか・・・」ジョジョジョ

杏「うわぁ・・・酸性雨も真っ青」

川島「これは、どこに向かってるの!?」

モバP侍「おそらく、ホクリク地方だと思うんだが・・・」

幸子「ちょっとモバP侍さん!汚い手で刀に触らないでくださいよっ!」

みく「あれがシコク・・・んで、あれがキョウサカにゃ!仁奈チャンや輝子ちゃんは元気かにゃあ・・・」

卯月「あ!日本海が見えてきましたよっ!」

モバP侍「よし、いくぞホクリク地方!」

卯月&みく&川島&杏&幸子「おーっ!!!」



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今日はここまでです。問題がなければ明日、続きをやります
お疲れ様でした
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/18(月) 00:15:25.69 ID:lhRZ4aYPo


なにげに強いモバP侍wwwwww
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/18(月) 00:18:56.01 ID:ZD2nukglo
おっつし

ボス戦で普通に戦ったのって今作だと初?
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 18:47:26.83 ID:9PdTXbH00
>>207
改めて見ると、確かに初ですね

キャラクターが多くなってきたので簡単にまとめました


☆モバP侍一行

〇モバP侍

・剣士 島村卯月

・化け猫 前川みく

〇モバP侍の刀

・憑依霊 幸子

・憑依霊 川島

・憑依霊 杏



☆妖怪軍団

◎江戸の妖怪総大将 楓

・小豆ぶつけ妖怪 桃井あずき

〇トウカイドウ地方ボス 化け猫 前川みく-------転身

・ろくろ首 松本紗理奈----------逃亡

〇キンキ地方ボス 貧乏神 星輝子-------------和解

〇チュウゴク地方ボス 鵺 市原仁奈----------和解

・やまんば 高橋礼子----------活動停止

〇キュウシュウ地方ボス 酒呑童子 姫川友紀------------敗北

・赤鬼 ますとれ---敗北

・青鬼 べてとれ---敗北

・黄鬼 とれな---敗北

・緑鬼 るきとれ---敗北

・牛鬼 及川雫-------敗北

・大入道 諸星きらり

〇志乃さん(柊志乃)

〇???


☆アメリカ軍

〇司令官 メアリー・コクラン

・補佐官 ルミ・ワクイ




☆妖怪討伐局

〇局長 安部菜々

・水野翠

・浜口あやめ



209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 19:01:07.33 ID:9PdTXbH00

☆エドの団子屋「椎名」

・団子屋の娘 椎名法子


☆シズナシの寺子屋

〇尼先生(妖怪もくもくれん) クラリス

・生徒 龍崎薫

・生徒 佐々木千枝

・生徒 福山舞


☆琵琶法師一行

〇琵琶法師 木村夏樹

・琵琶の憑依霊 多田李衣菜


☆ナラヤマの亜古杯神社

〇巫女長 道明寺歌鈴

・巫女 十時愛梨





・キョウサカの商人 難波笑美

・飛脚 北川真尋



・妖怪 飛びちんぽ(モバP侍のちんぽ)





〇、◎はリーダーやまとめ役の人物です
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 19:22:25.37 ID:9PdTXbH00
-------------------ホクリク地方 日本海 沿岸------------------------

妖怪討伐局 珠美「ふぅ・・・なんとか海に出られましたが」ユラユラ

いかだ「・・・・・・ギシギシ」

珠美「キュウシュウ地方へは、どう行けばよいのやら・・・・」



みく「うにゃあああああああ!!」

モバP侍「うわあああああああ!!」

卯月「きゃああああああああ!!」


珠美「へ?」


みく「い、いかだにぶつかるにゃああああああ!!」

モバP侍「誰か乗ってるぞうわああああああ!!!」


珠美「ヒッ、ヒャアアアアアア!!!!」




ヒューン・・・ズガーン!!ギシギシバキバキバキバキバキ・・・・


211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 19:50:45.19 ID:9PdTXbH00
------------------ホクリク地方フクカワ 海岸--------------------------


モバP侍「けほっけほっ!!よいしょっと・・・大丈夫か、みんな!」

みく「げぇっほ!ぜぇぜぇ・・・ここのところ、こういうのばっかりにゃ!」

卯月「はぁ・・・・はぁ・・・・勝手にぶつかっちゃって、ごめんなさいっ」

珠美「・・・・・・な、なんですか?誰ですか?何者ですか?」

モバP侍「はぁ・・・俺はモバP侍。全国を妖怪退治してまわってるんだ」

珠美「モ、モバP侍殿!?」

モバP侍「なんだ?知ってるのか俺のこと」

みく「み、みくのことも知ってるかにゃあ?みく、有名?」

卯月「あの、私も有名になりましたかっ?」

珠美「いえ、お二人のことは存じ上げておりません・・・」

みく&卯月「しょぼーん・・・・」
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 20:04:23.47 ID:9PdTXbH00
モバP侍「君、自分で船を作って、海に出たのか?」

珠美「え?そうですが・・・」

モバP侍「もしかして、君は妖怪討伐局員・・・だったりしない?」

珠美「な!?なぜそれを!!」

みく「なんで分かったにゃ?侍チャン」

モバP侍「俺の経験上、妖怪討伐局員は自分でボロボロの船を作って、よく自滅してる」

珠美「珠美の『ぶしどう丸』は自滅ではありませんよっ!」

モバP侍「そうだった、俺達がぶっ壊したんだったな。ごめんな」

珠美「いえ、それよりも珠美の事情を聴いていただきたい」

卯月「事情?」
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 20:28:34.69 ID:9PdTXbH00
モバP侍「・・・なるほど、つまりホクリク地方の姫にボス妖怪の退治を依頼されたけど、怖いからビビりな珠ちゃんは俺に助けを求めようとキュウシュウに行こうとしてたのか」

珠美「ビ、ビビりなどではありませんっ!冷静に判断をしただけです!」

みく「そんなに行動力があるなら、姫に直接断りにいけばいいのににゃあ」

珠美「断ってしまっては、珠美が妖怪に怖気づいたみたいではありませんかっ!」

卯月「モバP侍さん、一緒に妖怪退治に行ってあげませんか?」

モバP侍「まぁ、俺の目的もホクリク地方のボスだし別に構わないけど・・・」

珠美「ほ、本当ですか!?」

モバP侍「しかし、姫様と妖怪退治に何の関係があるのか気になるな」

珠美「では、一度会ってみるのはいかがでしょう。話は珠美がつけておきますゆえ」

モバP侍「そうか?じゃあ、会ってみようかな。姫の名前は?」

珠美「モバマスアイドル>>214姫です!」


モバマスアイドル名
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/18(月) 20:33:42.82 ID:ESNC0s5m0
ちゃま
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 20:42:47.93 ID:9PdTXbH00
--------------------ホクリク地方二イガノ 桃華城 門の前----------------------------


モバP侍「ここが桃華城・・・なんだかよく分からないけど懐かしい名前の城だ」

モバP侍「交渉してもらったけど、結局中に入れるのは俺だけか」

部下の侍「どうぞ、お入りください」

モバP侍「はい、お邪魔しまーす!!」

部下の侍「桃華姫の容体に響きますゆえ、お静かにお願いいたします」

モバP侍「あ、すんません」

モバP侍(桃華姫はなにかの病気なのか・・・・?)

216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 20:59:49.03 ID:9PdTXbH00
-----------------桃華城 内部 階段---------------------------

侍女 千川ちひろ「ようこそ桃華城へ。私は案内役兼侍女の千川ちひろと申します」

モバP侍「怪しい・・・」

ちひろ「な、なんで私を疑ってるんですか!?」

モバP侍「なんか、国の乗っ取りとか考えてません?」

ちひろ「考えてませんっ!本当ですよ!?スーパー善人ですっ!!」

モバP侍「ふーん。まぁいいや」



女A「最近、妖怪『飛びちんぽ』を見なくなってよかったわね・・・・」ヒソヒソ

女B「ほんとほんと。一時期はこのホクリク地方で大暴れしてたのにね・・・」ヒソヒソ

女C「私なんて一時期憑りつかれて、ほんとどうしようかと思ったわ・・・」ヒソヒソ



モバP侍(うっ・・・・俺のちんぽがこんなところでも迷惑を・・・・)

217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 21:15:31.49 ID:9PdTXbH00
--------------------姫の間 ふすまの前-----------------


ちひろ「桃華姫様。モバP侍様をお連れしました」

姫 桃華「やっと来たのですわね・・・待っていましたわ」

モバP侍「初めまして、桃華姫。モバP侍と申します」

桃華「ウフ。こちらこそ初めましてですわ」

モバP侍「今日は何か俺に用件があるとか・・・やはり妖怪退治ですか?」

桃華「詳しくは、二人きりで話しましょう。どうぞ、入っていらして」

モバP侍「では、失礼します」




ススーッ




218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 21:36:35.62 ID:9PdTXbH00
-------------------姫の間------------------------------------



桃華「アナタがモバP侍ちゃま?ふぅん・・・意外とお若いのね」

モバP侍(それはこっちのセリフだ・・・!寺子屋の子供ぐらいの年齢だろうか・・・・)

桃華「わたくしが依頼するのはもちろん妖怪退治なのですけれど・・・」

モバP侍「それを、なぜ姫が?」

桃華「アナタ、私が病気であるという噂はご存じ?」

モバP侍「あ、さっきの部下の侍さんが言ってたような・・・」

桃華「ここから、少し北へ行ったところに『治癒の池』という池がありますの。しかし、その池の成分が極上のお酒らしくて、お酒が大好きなホクリク地方ボスの妖怪『ヤマタノオロチ』がそこに住み着いてしまったのですわ」

モバP侍「今回の相手は首が八本ある大蛇の妖怪、『ヤマタノオロチ』か」

桃華「その池の水を身体に浴びれば、わたくしの病気も治ります。ですから、妖怪を退治してその池の水を汲んできてほしいのですわ」

モバP侍「その病気というのは大丈夫なのですか?」

桃華「それは・・・・・」

モバP侍「なにか、重い病気なのですか?」

桃華「・・・・・・・・・」
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 21:45:13.21 ID:9PdTXbH00

モバP侍「・・・・・分かりました。言いたくないのならばこれ以上聞きません」

桃華「モバP侍ちゃま・・・・」

モバP侍「必ず、持ち帰ってきますよ!行ってきます」

桃華「お、お待ちになってくださいましっ」ギュッ

モバP侍「えっ?」グイッ

桃華「いいですわ。モバP侍ちゃまだけに、教えます・・・・・・少し、向こうをむいていてなさい」

モバP侍「は、はいっ・・・!」クルッ



ヌギヌギ・・・ヌギヌギ・・・・


モバP侍「・・・・・・」ドキドキ

モバP侍(今、俺の後ろで姫様が服を脱いでるのか・・・・!いかんいかん、下手なことしたら打ち首だ・・・!)


220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 21:56:06.57 ID:9PdTXbH00

桃華「もういいですわよ。どうぞ」

モバP侍「は、はいっ!」クルッ

モバP侍(うおっ!・・・・これ、薄い肌着一枚か・・・!?もし帯をほどいたら・・・・裸だ!!)

桃華「少し目がいやらしくてよ。わたくしはアナタを信頼して、決心したのですから」

モバP侍「で、俺はどこを見ればよいのでしょう・・!」

桃華「それは・・・・その・・・・」

モバP侍「それは・・・・?」

桃華「こ、ここですわ!・・・・・足の付け根あたりを・・・少し触ってみてくださいましっ」

モバP侍(おいおい、まさか・・・・!!!)



ふにゅっ



221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 22:05:07.53 ID:9PdTXbH00

桃華「うっ・・・あぁんっ・・・・」

モバP侍「・・・・・・!!?」

桃華「こ、これが・・・少し前に・・・朝目が覚めたら・・・」

モバP侍(飛びちんぽ・・・・・!!俺のちんぽ・・・・!!)

桃華「わ、わたくしが触ると、すこし固くなって・・大きくなってしまって・・・・」

モバP侍「だ、大丈夫です。俺、一時的ですけど楽にする方法を知ってます!」

桃華「ほ、ほんとうですの?ぜひ、やってみてくださいませんか?」

モバP侍「>>222



セリフまたは行動
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/18(月) 22:30:57.67 ID:kOpWtXqTo
それじゃちょっと触らせてもらいますね
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 22:44:43.61 ID:9PdTXbH00
モバP侍「それじゃちょっと触らせてもらいますね」

桃華「え、ええ・・・・・・」

モバP侍「さわさわっ・・・」

桃華「んっ・・・なんだか・・・気持ちが・・・・・」

モバP侍「なでなで・・・・・」

桃華「も、もうよろしくてっ・・よっ・・・」

モバP侍「ちょっとにぎりますね」ギュッ

桃華「はぁっ・・!」ムクムクッ

モバP侍「んんっ?少し固くなってますね」ニギニギ

桃華「んふぁっ・・・・・あ、ああっ・・・・すんっ・・・・や、やめてっ」ムクムクッ

モバP侍「よーし、もうすぐ出
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 22:53:10.44 ID:9PdTXbH00

バシッ!!!


モバP侍「平手・・うちっ・・・!」バタリ

桃華「ふーっ・・ふーっ・・・誰か!!この者を城の外へ!!」


ダダダダッ!!


モバP侍「えっ?なになに?」

部下の侍A「この愚か者がぁ!!!」

部下の侍B「姫様をあんなあられもない姿にさらしおって!!」

モバP侍「いや、あれは姫様が自分で・・・」

部下の侍C「黙れぃ!!」キック!!

モバP侍「ぐあっ!!」



ちひろ「姫様?どうされました!?立ち上がれますか!?」

桃華「い、今は無理ですわ・・・!」カァーッ
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 23:02:14.83 ID:9PdTXbH00
--------------------桃華城 門の前---------------------------


卯月「あっ!なにか転がってきますよっ!」

モバP侍「うわあああああ」ゴロゴロ・・・

みく「侍チャン!!どうしたにゃあ!?」

珠美「追い出されたように見えましたが・・・」

モバP侍「いっててててて・・・・・おお、お前らか」

みく「なにがどうなってそうなったにゃ?」

モバP侍「俺、この妖怪退治やっててよかった!本当よかった!!」

卯月「顔が腫れ上がってますよっ!痛そうですっ」

珠美「しかし、本人が嬉しそうなのはなぜでしょうか?」

モバP侍「にっこりニヤニヤ」


川島「今回ばかりは・・・」ボワン

杏「うん・・・・」ボワン

幸子「さすがに引きます・・・・」ボワン


モバP侍「なっ・・・おまえら見てたのなら助けろよっ!!」
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/18(月) 23:23:33.53 ID:9PdTXbH00
---------------------翌朝 ホクリク地方トヤマ 森------------------


モバP侍「みんな、おっはー!」

珠美「ふわぁ〜あ、皆さんはいつもこんなに早起きなのですか?」

卯月「いえ、今日は早いですねっ!モバP侍さん」

モバP侍(昨日のことで興奮して眠れなかった・・・)

みく「・・・・・zzz」

杏「・・・・・・zzz」

幸子「二人とも、起きてください。出発しますよ」ユサユサ

モバP侍「『治癒の池』があるのはホクリク地方ヤマシマですよね、川島さんっ!」

川島「え?・・・ええ!そうねっ」ササッ

モバP侍「ん?なんで顔を隠してるんですか?」

川島「お化粧がまだなのよっ!あっちむいてなさい!」ササッ

モバP侍(化粧してたんだ・・・)




----------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。続きは金曜日の同じくらいの時間にやります
ありがとうございました
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 18:40:59.62 ID:sj/67cXl0
--------------------ホクリク地方ヤマシマ 治癒の池-------------------------------


モバP侍「ここが治癒の池か」

みく「そういえば侍チャン、ホクリクに来る途中、おしっこ垂れ流していたよねっ?」

モバP侍「うん、まき散らしてたよ」

みく「それ、どこから出てるにゃ?」

モバP侍「実はな・・・ケツの穴から出るようになったんだ」

みく「にゃんとぉ!?侍チャンは進化したにゃ!?」

モバP侍「人間ってすごいよな。俺も驚いたよ」

珠美「あの、そんな汚い話は妖怪退治が終わってからにしませんか?」

卯月「えへへ・・・でも、緊張が解けちゃいましたねっ」

モバP侍「よし、みんな覚悟はいいか?」

全員「はいっ!」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 18:58:44.70 ID:sj/67cXl0

モバP侍「・・・・・しかし、池はあるが妖怪『ヤマタノオロチ』の姿が見えないな」キョロキョロ

みく「じゃあ、みくがささっと池の水も汲んで戻ってくるにゃっ!」ダダッ

珠美「たしかに、戦わずに解決するならばそれで良いのかもしれませんが・・・」

モバP侍「おい!気をつけろよ!」

みく「大丈夫、大丈夫。妖怪なんて本当はいなかったっていうオチにゃ」チャプ


ニョロニョロ・・・


卯月「あ!池から何か出てきましたよ!」

モバP侍「大蛇だ!!みく逃げろっ!」

みく「ふぇ?」コポコポ


ニョロニョロ・・・


大蛇「シャーーー!!ガブッ!!!!」

みく「うにゃあああああ!!腕に噛み付いたにゃあああああ!!!」

珠美「み、みく殿!!」



229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 19:10:33.58 ID:sj/67cXl0
モバP侍「今たすけるぞ!みく!」ダダッ

みく「にゃああ!放すにゃああ!」ジタバタ

大蛇A「ガブガブッ!!」


珠美「た、たたた珠美も今行きま

大蛇B「シャーッ!!!」

珠美「ヒャアアアアアッ!!も、もももう一匹ぃ!」


卯月「きゃっ!大蛇が・・・巻き付いてっ・・・」ギュウウウ

大蛇C「ニョーロニョーロ」

卯月「み、身動きが・・・・!」ギュウウ


モバP侍「くそっ!全部斬り裂いてやるっ!!」

???「待ちなさい」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 19:25:17.39 ID:sj/67cXl0

ザバーッ!!


大蛇DEFG「シャーッ!!」

八岐大蛇 志乃「大蛇たちよ、やめなさい」

大蛇ABC「・・・・・ニョロン」


卯月「大蛇が八匹もっ!」

珠美「しししししかも全部の大蛇が繋がっているなんてぇ・・・」ガクガク

みく「一匹だけ、首から上が女の人の上半身のヘビもいるにゃあ!!」

モバP侍(しかし、どういうことだ?あっさり解放してくれたな・・・)


志乃「あなたがモバP侍さんね」ニョロン

モバP「ああ、そうだ!」
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 19:40:55.84 ID:sj/67cXl0
志乃「貴方の噂は聞いてるわ。今日は、私を退治に来たの?」

モバP侍「あなたが凶悪な妖怪ならそうするつもりですが・・・今日は別件もあります」

志乃「別件?」

モバP侍「病気の姫を助けるのに、この池の水が必要なんです」

志乃「そうなの?・・・いいわよ別に」

モバP侍「やっぱりダメか・・・じゃあ、お前を倒して奪い取るまでだぁ!!」

志乃「いえ、好きなだけ持って行っていいわよ」

モバP侍「え?・・・・いいんすか?」

志乃「私の分は別に確保してあるし、良いお酒は独り占めしたってつまらないじゃない?」

モバP侍「あ、ありがとうございます!」
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 20:05:40.83 ID:sj/67cXl0

みく「ちょっと待つにゃ!好きなだけ汲んでいいなら、にゃーんでみくに噛み付いたにゃっ!」

志乃「だって貴方、未成年でしょ?」

卯月「あっ!だから私達だけ襲われて、モバP侍さんは襲われなかったんですねっ」

珠美「話を聞いてるかぎりでは、凶悪な妖怪ではないみたいですね」ホッ

志乃「まぁ、私はそんなに好戦的なタイプではないし、別にここの池も支配してるわけじゃないのよ」

モバP侍「妖怪がいる、というだけで誤解して変な噂が立ったり、近寄らなくなる人もいるからな」

志乃「でも、未成年の飲酒はさすがに見逃せないわね。そんなに痛かったかしら?」

みく「とーーっても痛かったにゃあっ!!!」

志乃「ふふ、ごめんなさいね。ところで、モバP侍さん」

モバP侍「はい?」

志乃「貴方の実力、ちょっとテストしてもいいかしら」

モバP侍「いいですよ。実力には多少自信がありますゆえ」

珠美(これが・・・本物の侍・・・)

233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 20:33:29.57 ID:sj/67cXl0
-----------------トーホク地方アキヤギ 墓地 入口--------------------------------


モバP侍「・・・・で、なんでこうなったんだろう」

珠美「も、もももモバPさささ侍さん!!はははは離れななないいいでくださいひぃいいい」ギュウ

モバP侍「たしか志乃さんは、この墓地の中心のほこらに『もじゃもじゃのスルメ』があると言ってたな」

珠美「なななな、なんで珠美がこんな目にひぃいいい」ガタガタ

モバP侍「じゃんけんで負けたからだ。あきらめて覚悟決めろっ!」

珠美「そそそっそんなぁ〜」

モバP侍「ほら行くぞ!」




???「つ、次の・・・ターゲット・・・」

???「またやるのかよ・・・」

234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 20:49:49.32 ID:sj/67cXl0


モバP侍「お、『多田李衣菜』って書いてあるな。あの子はここの墓地出身だったのか」

珠美「うぅ・・・早く、行きましょおよお!!」ガクガク

モバP侍「ああ、今行くよ」


???「まずは背中に氷っと・・・」スッ


モバP侍「うおっ!?」ヒヤッ

珠美「ひゃんっ!!!」ヒヤッ


???「次は顔面にコンニャク」


モバP侍「わぷっ!!」ベチョッ

珠美「わひゃっ!!」ベチョッ


???「そっちに行ったよ!」


モバP侍「な、なんだよこれ!?コンニャクか?」

珠美「も、もう帰りましょう!!」ダダッ

モバP「おい!一人で戻れるのか!?」
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 21:06:28.61 ID:sj/67cXl0
珠美「ふぇっ?」


ひゅ〜どろどろ・・・


珠美「かかかか肩に、しし白い・・・手・・!?」ガタガタ


???「・・・わっ」ゾゾォ


珠美「ヒャアアアアあああああああああああわあああああああああああ!!!」ダダダダッ

モバP侍「うわっ!めちゃくちゃ速い!」

モバP侍(今のは・・・妖怪じゃなくて幽霊か・・・?)




???「はい、お疲れ」スッ

???「は、はいタッチ」ペチッ

???「今回はけっこう簡単だったよ」

???「お、驚かすの・・た、楽しい・・・」
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 21:16:16.04 ID:sj/67cXl0




モバP侍「・・・結局また入口からだな。大丈夫か、珠美」

珠美「も、もう無理ですよ!志乃殿に正直に謝りにいって・・・」

モバP侍「なんだよ、あきらめるのか?」

珠美「どうしてもと言うなら、モバP侍殿一人で行かれてはどうですか・・・」

モバP侍「何言ってんだ珠美!身長も小さければ気も小さいのか?」

珠美「ちびっこ言うな・・・・いえ、言い返す言葉もありません」

モバP侍(こりゃ、そうとう重症だな・・・なんとかしないと)

モバP侍「おい珠美!」

珠美「な、なんですか?」

モバP侍「>>237


セリフまたは行動
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/22(金) 21:20:43.82 ID:9jqmFV6a0
手を握り、「俺が付いてるから大丈夫だ」
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 21:51:46.29 ID:sj/67cXl0
モバP侍「俺がついてるから大丈夫だ」ギュッ

珠美「モバP侍殿・・・・・」

モバP侍「倒れそうになったら、俺が支えてやる。立てなくなったら俺がおんぶしてやる。だから大丈夫だ」

珠美「た、珠美は・・・」

モバP侍「ん?」

珠美「甘えていました。次こそ本気でがんばってみます!それでもダメなときは・・・・」

モバP侍「任せろ!俺が引っ張って行ってやるっ!」

珠美「はいっ!」

モバP侍(しかし、相手は幽霊・・・・ん?幽霊か・・・そうだ!!)


239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 21:53:51.33 ID:sj/67cXl0

珠美「いざ、参ります・・・!!」

モバP侍「こうやって手を握ってると・・・」

珠美「握ってると・・・?」

モバP侍「本当にちびっこって感じだな
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 22:04:41.59 ID:sj/67cXl0

バキッ!

モバP侍「痛っ!た、珠ちゃん?」

珠美「おいたが過ぎますよモバP侍殿!珠美はちびっこではありません!」

モバP侍「わかったから、その木刀をおろせ、な?」



???「おい小梅、次はこの前商人が落としていった『けちゃっぷ』っていうのを使ってみようか」

???「く、口に・・・塗る・・・」

???「お、本物の死人っぽいなそれ!」

???「涼さん・・わ、私達・・本物の死人・・・」

241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 22:09:44.89 ID:sj/67cXl0

珠美「・・・・」ビクッ

モバP侍(この生暖かい風は・・・来たか!?)

珠美「・・・・・い、いきましょう」ギュッ

モバP侍「がんばれよ・・珠美・・・!」


サワッサワッ


珠美(足を触られてる・・・見てはダメ見てはダメ・・・)


ペタペタ・・・


珠美「・・・・・・」ドキドキ


ひゅ〜どろどろ・・・


???「・・・わっ」

珠美「!!?」
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 22:23:40.39 ID:sj/67cXl0
モバP侍「今だ!!行け!!」

杏「行かない!!」ボワン

モバP侍「バカ!!行け!!」


一つ目幽霊 小梅「えっ・・・み、見つかった・・・!?」

ロッキング幽霊 涼「ちっ!相手も幽霊か・・・逃げよう、小梅!!」


幸子「どちらが幽霊として上かを教えてあげますよ!!」ボワン

涼「このぉ・・・!強行突破!!」タックル!!

幸子「ぐえっ!」ドンッ


モバP侍「くらえ川島さんの必殺ノーメイクフェイス!!」バッ

川島「ちょっとモバP侍君!?あっ・・メイクがぁ・・・」ゾゾゾォ

涼&小梅「ひっ」


          

          \ヒャアアアアアアアアア/

243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 22:30:46.10 ID:sj/67cXl0
モバP侍「よっしゃあ!!悪霊退散大成功!!」

川島「ちょっと」

モバP侍「・・・・・・はい」


杏「うん、いつも通り」

幸子「ボクは認めませんよ・・・こんなのがいつも通りだなんて・・・・」ガクッ

珠美「」ガクッ

モバP侍「よくがんばったな、珠美」ナデナデ

川島「あの、私の話はまだ終わってないんだけど?」パキポキ

モバP侍「いや、本当にすいませんって・・・ほら、あの状況ですし・・・」
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 22:39:58.65 ID:sj/67cXl0
-------------------ホクリク地方ヤマシマ 治癒の池--------------------------

みく「にゃーにゃー!」

大蛇B「シャーッ!」

みく「フーッ!にゃーお!」

大蛇C「シュルルル・・・!」


卯月「おかえりなさい!モバP侍さんっ!」

モバP侍「お、おふ・・・たひゃいま」ボロッ・・・

志乃「あら、そんなにボコボコになるようなほど凶暴な幽霊だったかしら・・・?」

モバP侍「凶暴な幽霊は・・み、味方にいたんですよ・・・・・」

志乃「?」


卯月「背中の珠美ちゃんは、気絶してるんですか?」

モバP侍「いや、少し眠ってるだけだ。朝が早かったからな」

珠美「・・・・・zzz」

卯月「珠美ちゃん、お疲れ様ですっ」
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 22:53:38.02 ID:sj/67cXl0
モバP侍「はい、これが『もじゃもじゃのスルメ』です」スッ

志乃「うふふ、ありがとう。この実力なら、これから先も大丈夫そうね」

モバP侍「では、俺達そろそろ行きます。お酒、ありがとうございました」

みく「にゃははっ!ヘビ三匹やっつけたにゃ!」

卯月「珠美ちゃんはどうするんですか?」

モバP侍「とりあえず桃華城まで、俺がおんぶしていくよ」


志乃「これからどうするの?」

モバP侍「トウホク地方へ最後のボスを退治しに行きます」

志乃「全てを退治し終わったら?」

モバP侍「エドにいると言われてる妖怪総大将に会って、全凶悪妖怪を降伏をさせます」

志乃「ふーん、楓ちゃんに会うのね」

モバP侍「楓ちゃん・・・?」

志乃「なんでもないわ。がんばりなさいね」

モバP侍「はいっ!」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 23:06:49.90 ID:sj/67cXl0
---------------------------ホクリク地方二イガノ 桃華城 姫の間-----------------------------


モバP侍「手に入れました!治癒の池の水!」

姫 桃華「本当ですの!?・・・は、はやくわたくしにっ!」

モバP侍「はいっ!」ジャーッ

桃華「・・・・・!!」

モバP侍「ど、どうですか?」

桃華「な、なんだか・・・んっ・・・あぁ・・・ふっんぅ・・・・・」ドクンドクン


スポーンッ!!



モバP侍「来たっ!」

桃華「・・・・・・・や、やりましたわっ!きれいになくなりましてよ、モバP侍ちゃま!」

飛びちんぽ「くそっ!なんだよこの水・・・とにかく逃げねぇと・・・・」フワフワ

モバP侍「今日こそケリを付けようぜ、妖怪飛びちんぽ!」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 23:14:10.24 ID:sj/67cXl0
飛びちんぽ「やなこった!あばよマヌケ!」フワーッ

モバP侍「くそっ・・窓から外に逃げられるっ・・・!」ダダッ

桃華「も、モバP侍ちゃま・・・」ギュッ

モバP侍「な、なんですか桃華姫」

モバP侍(は、早く追いかけないと・・・!!)

桃華「わたくし、本当のことを言いますと貴方を疑っていましたの。でも、モバP侍ちゃまはわたくしのために・・・」

モバP侍(話がなげーよ!早く放してくれ!!)

桃華「少しばかりお礼として、ちひろに褒美をもってこさせ・・・・」

モバP侍(くそっ!こうなったら・・・)

モバP侍「>>248


セリフまたは行動
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/22(金) 23:16:53.30 ID:C6kPf6jDO
魔法のランプだ!
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 23:32:19.04 ID:sj/67cXl0

モバP侍「魔法のランプだ!」スッ

桃華「な、なんですの?」

モバP侍「くらえ、桃華姫!」コスコス


ボワ〜ン


大魔神 ランコ「ぬっはははは!我は異世界より出でし大魔神、ランコ!!闇に飲まれよ!!」

モバP侍「たのむぞ、大魔神ランコ。こいつを地獄の業火で焼き払うのだっ!」

ランコ「御意。我にとっては造作のないこと・・・『地獄の業火』!!」ゴウッ

桃華「きゃっ!」

モバP侍「やったぜランコ!闇に飲まれよ!」

ランコ「これにて終焉だ!闇に飲まれよ!」


ホワ〜ン


250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 23:39:24.60 ID:sj/67cXl0
桃華「わたくし・・・火に包まれて・・・」

モバP侍「うおう!?桃華姫がなぜ全裸に・・・!?」

桃華「な、なななな・・・・」

モバP侍「なるほど地獄の業火ってこういう呪文なのか・・・こりゃ傑作だ!あっはっは」

桃華「きゃーーーーーーーっ!!!!!!」


ちひろ「桃華姫のピンチ!みなさん、またアイツです!」

部下の侍たち「うおおーーーーっ!!」

モバP侍「おい、待て。俺は桃華姫の病気を治して・・・痛っ!ちょっと、あうっ・・・!!」ドカバキ
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/22(金) 23:54:06.73 ID:sj/67cXl0
--------------------桃華城 門の前---------------------------


卯月「あっ!なにか転がってきますよっ!」

モバP侍「うわあああああ」ゴロゴロ・・・

みく「これ前にも見たにゃ。デジャヴュってやつにゃあ!」

珠美「モバP侍殿」

モバP侍「おお、珠美。もういいのか?」

珠美「珠美は一度、妖怪討伐局に戻り、また鍛えなおします」

モバP侍「へぇ、ちょっと立派になったんじゃないか?」

珠美「いつか、モバP侍殿も越えて見せますよ!」

モバP侍「言ってくれるな、ちびっこ侍」

珠美「ちびっこ言うなし!それでは!」

卯月「さよーならっ!珠美ちゃん」

みく「珠チャンっ!またどこかで会おうにゃーっ!!」

モバP侍「じゃあな、珠美」

252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 00:08:53.83 ID:Rys/qVxB0
------------------翌朝 ホクリク地方〜トーホク地方 田舎道-------------------------

モバP侍「おはようございまーすっ!」

農民「おはようさん」


杏「・・・・・・・zzzz」

みく「まさか、こーんなランプ持ってたなんてにゃあ」

モバP侍「でも、滅多に出て来てくれないから、普段は使えないぞ」

幸子「ボクは優しいので、いつでも助けてあげますよっ!モバP侍さん」

モバP侍「はいはい、ありがとう幸子」

卯月「うぅぅ・・・寒いですね・・・・」ブルブル

川島「見て!雪だわっ」

モバP侍「よーし、気合入れていくぞ!最後のボスの土地、いざトーホクへ!」

全員「おーっ!!」



-----------------------------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。続きは問題がなければ明日の同じくらいにやります
ありがとうございました
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 11:40:31.17 ID:GZhO2t/7o
おっつ
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 20:00:35.11 ID:37073vnU0
------------------------エド近海 停泊中のアメリカ軍艦 司令室------------------------------


補佐官ワクイ「『妖怪の王』復活の準備がまもなく整います」

司令官メアリー「フーン・・・あとは最後のカギだけってことネ!」

ワクイ「最後のカギは今、トーホク地方にいるそうです」

メアリー「でも、ヨーカイの王だけでは不安だワ。確実に任務を遂行するためにハ・・・」

ワクイ「心配ありません。本国より『自由のメアリー』がジャパンに向かっているとのこと」

メアリー「フフ、『妖怪の王』と『自由のメアリー』があればパーフェクト、完璧ネ!」

ワクイ「はい。では、これより最後のカギ入手作戦に全力を注ぎます」





メアリー「・・・・・・必ず手に入れなサイ。最期のカギ【卯月】を」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 20:21:13.71 ID:37073vnU0
----------------トーホク地方イワモリ 自然温泉--------------------------------


ザバーッ


モバP侍「はぁー・・・・」

みく「にゃはー・・・・」

卯月「あぁー・・・・」

楓「ふぅー・・・・」

菜々「ふぇー・・・・」

美羽「ふぃー・・・・」


全員「きもちぃー・・・・・・・・・」


みく「まさか温泉があるなんてにゃー・・・」

卯月「しかも天然の温泉だから、お金もいらないしっ」

モバP侍(混浴だしなー・・・)
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 20:47:47.16 ID:37073vnU0

楓「・・・・・みなさん食べますか?温泉タマゴ」スッ

菜々「ふぇー・・・・いただきまーすぅ」

美羽「私もー」

みく「みくもー」

モバP侍「俺もー」

卯月「ありがとうございますっ」

楓「ふふっ、みなさんは何故ここに来たんですか?」

みく「みくたちはトーホク地方のボスがいるホッカイドウ島に行く途中にゃー」

卯月「しってますか?モバP侍さんのこと」

菜々「モバP侍!?」

モバP侍「は、はい」

美羽「?」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 21:06:05.89 ID:37073vnU0
妖怪討伐局長 菜々「ナナは妖怪討伐局、局長なんですよぉっ!キャハっ!」

楓「ようかい・・・とうばつきょく・・・きょくちょう・・・」

菜々「ナナはずっと、モバP侍に会いたかったんですっ!」

モバP侍「俺に?」

菜々「はい!局員たちがいろいろとお世話になったお礼をしたくて・・・」

みく「な、なにかくれるにゃ?」

菜々「いえ、ナナが今回の妖怪退治に協力しますよ♪」

みく(えっ・・・正直うれしくないにゃ)

モバP侍「よ、よろしく・・・」

菜々「ピピッ!よろしくお願いしますっ!」

卯月「こちらこそ、よろしくお願いしまーすっ」


美羽「ふぇー・・・なんだかよくわからないけど、すごいですね」

楓「あなたは?」


258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 21:25:45.84 ID:37073vnU0
旅芸人見習い 美羽「あっ!はじめまして、矢口美羽です。旅芸人見習いを友達とやってたんですけど・・・」

卯月「旅芸人ですか!と、いうことはお仕事の帰りか何かですか?」

美羽「いえ、今はその友達を探してるんです。最近、行方不明になっちゃって」

菜々「ピピッ!それは、もしや妖怪の仕業では・・・」

楓「なにか、手がかりはあるんですか?」

美羽「置手紙をこの前見つけて、その手紙によるとエドにいるらしいんです」

モバP侍「じゃあ、エドに向かってるのか」

美羽「はい、もう居場所は分かってるので、のーんびり行こうと思ってます」


みく「その友達の名前はなんていうにゃ?」

美羽「本田未央っていう子です。知ってますか?」

卯月「本田・・・・未央・・・・・!?」

モバP侍「知ってるのか卯月?」

卯月「うーん・・・聞いたことはあるんですけど・・・・思い出せませんっ!すいません・・・」

美羽「大丈夫ですよ、きっとエドにいると思いますから」
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 21:39:22.30 ID:37073vnU0


楓「・・・・・・・」

モバP侍「どうしました?」

楓「ほら、雪です」

モバP侍「ほんとだ。癒されるなぁ・・・」

楓「雪を見てると・・・ゆーきが湧いてきますね」

モバP侍「えっ」

楓「ふふっ」


みく「美羽チャン!旅芸人なら、面白いだじゃれの一つでも言ってみるにゃあ」

美羽「えっ?・・・ゆき・・ゆき・・・雪で迷って、ゆきだおれー・・・みたいな?」

卯月「・・・・・」

菜々「・・・・・・」

みく「はぁー・・・」

美羽「す、すいません」
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 21:59:01.59 ID:37073vnU0

美羽「わっ!も、もうこんな時間!さ、さよならーっ」ピューッ


みく「逃げるように出て行ったにゃ」

楓「じゃあ、私もそろそろ・・・」ザバッ

モバP侍「俺達もホッカイドウ島に行くための『青函ドウクツ』に向かおう」ザバッ

卯月「あっ、失礼ですけど名前を聞いてもよろしいですか?」

楓「私ですか?」

卯月「はいっ」


妖怪総大将 楓「私は高垣楓・・・妖怪総大将です」

モバP侍「妖怪総大将!!?」

菜々「えっ?ええっ!?」


楓「ふふっ・・・またどこかで会いましょう」ヒョン


モバP侍「あっ!待てっ!!」

みく「き、消えちゃったにゃっ!」

261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 22:19:37.74 ID:37073vnU0
---------------トーホク地方イワモリ 青函ドウクツ 入口-----------------------


モバP侍「まさかあの人が妖怪総大将だったとは・・・」

卯月「気を落とさないでくださいっ!今はこっちをがんばりましょう!」

モバP侍「そうだな。いざ、ホッカイドウ島へ!!」


餓鬼 かな子「そうはさせませんっ!門番である私と勝負ですっ」


みく「出たにゃ猪八戒!」

菜々「ナナたちの力でチャーシューにしてあげますよっ!」

かな子「ち、違いますよぉ!餓鬼です餓鬼!」

モバP侍「なんでもかまわねぇ!>>262!」

かな子「そんなヒドいこという人たちは私が成敗しますっ!」



人物名と行動
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 22:49:00.63 ID:4pqHOIfc0
きび団子あげるから仲間になってよ
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 23:01:34.92 ID:37073vnU0
モバP侍「きび団子あげるから仲間になってよ」

みく「な、なに言ってるにゃ!侍チャン」

モバP侍「いいだろ。俺はキュートな子が大好きなんだ」

川島「・・・・・・」ボワン

かな子「き、きび団子をくれるんですか?」

モバP侍「ほら、仁奈ちゃんも絶賛スーパーきび団子だ」スッ

かな子「もぐもぐ・・・うん!おいしいですっ」

モバP侍「どうだい?俺と一緒に来てくれるか?」

かな子「あなたと一緒に行けば・・・もっと美味しいもの、食べられますか?」

モバP侍「ああ、日本にはまだまだ美味しいもの、たくさんあるぞ!」

卯月「ケンカはやめて、一緒にいきましょう!」

菜々「モバP侍さんはいい人ですよ♪仲間じゃないけど、ナナが保証しますっ」

かな子「わ、私も仲間になりますっ!」

モバP侍「やったー!!!」


みく「かな子ちゃんは、豚耳にゃ」スッ

かな子「えっ・・・?」


-----------------------------餓鬼 かな子が仲間になった--------------------------------------

264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 23:16:03.55 ID:37073vnU0
-------------------青函ドウクツ 内部-----------------------------------

みく「そ〜お〜じゃ〜な〜い〜♪」

卯月「愛をこめてずっと、歌うよ〜♪」

かな子「ショッコーラ・ティアーラッ♪」


モバP侍「杏は歌わないのか?」

杏「歌ってほしいの?」ボワン

モバP侍「・・・アメを要求されそうだからやっぱりいいや」

杏「歌わなくても要求するよ!」

モバP侍「ねぇよ馬鹿!おやつはかな子が全部食ったよ!」

菜々「みんなはなんで歌ってるんですか?」

モバP侍「ああ、ここってドウクツだろ?声が響くんだよ。それがおもしろいとかなんとか」

菜々「じゃ、じゃあナナも『ウサミン音頭』を・・・」

モバP侍「ウサミン音頭?」

菜々「はい!ウサミン星の伝統芸能ですっ」

モバP侍「・・・・その、『ウサミン』っていうのはなんだ?」

菜々「ふっふっふ・・・それはですね・・・・」
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 23:29:28.86 ID:37073vnU0




モバP侍「・・・・・なにを言ってるんだお前は」

菜々「だから、ウサミン星は

モバP侍「分かった、もういい。お前はそういう妖怪か何かだろ」

菜々「ちーがーいーまーすーっ!ウサミン星人ですってばーっ!」

モバP侍「で、年齢はなんだって?」

菜々「ナナは永遠の17歳で・・・

モバP侍「そんな奴いるわけないだろ!なんのために毎年正月が来ると思ってるんだ!」

菜々「ほ、ほんとですよぉ!ナナはウサミン星人だから・・・」

モバP侍「お、そろそろ出口が見えてきたぞーっ!」


みく「次はみくが歌う番にゃっ!」

幸子「あなたは最初に5曲歌ったじゃないですか!ボクの美声を聞かせてあげますっ」ボワン

卯月「わ、私も・・・」

かな子「そ、そろそろ私にも歌わせてくださいっ」


モバP侍「あーもう!いくぞみんな!」ダダッ
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/23(土) 23:46:42.32 ID:37073vnU0
------------------ホッカイドウ島 青函ドウクツ 出口-----------------------


モバP侍「おりゃーっ!」

鎌鼬(かまいたち) 奈緒「うわっ!なんだなんだ?」

モバP侍「出口の門番か・・・かな子同様、とんかつになりやがれ!」

かな子「なってませんっ!」

奈緒「な、なに勘違いしてるんだよっ!あたしはあんたらと戦う気はねぇって」

卯月「そうなんですか?」

奈緒「ああ、ただ・・・あたしは島に入ろうとする奴らを止めてるだけだ」

モバP侍「どういうことだ?ボス妖怪の命令か?」

奈緒「違うっ!そんなことどうでもいいから、あんたらも早く出て行った方がいい」

モバP侍「>>267



セリフ
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/23(土) 23:57:38.99 ID:tyCaQ2tDO
自分の目で見たものしか信じられんタチなのでな
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 00:09:53.72 ID:k7uTnNyC0

モバP侍「自分の目で見たものしか信じられんタチなのでな」

かな子(モバP侍さん・・・ちょっとかっこいい・・・・)

奈緒「そ、それなら・・・確かめてみろよ。どうなってもしらないからなっ!」

みく「入っていい?いっくにゃーっ!」ダダッ

卯月「し、失礼しますっ」

菜々「ピピッ!ナナがホッカイドウ島に初上陸ですっ♪」

かな子「だ、大丈夫でしょうか・・・」

モバP侍「何が起こっても今まで通り、大丈夫だろ」


奈緒「・・・・・・こ、これでよかったのか・・・あたしは」



ジュオ〜ンジュオ〜ンジュオ〜ン・・・・


みく&卯月&かな子「!!?」
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 00:20:42.96 ID:k7uTnNyC0

菜々「わっ!ど、どうしましたっ?」

モバP侍「おい、どうした!?みく?」


みく「うっにゃー!!猫チャンいっぱいにゃ!ナデナデにゃん♪」ナデナデ

石ころ「・・・・・・・」


モバP侍「何してるんだみく!・・・・卯月?」


卯月「みなさーん!今日は私のライブに集まってくれて、ありがとうございまーすっ」

雑草「・・・・・・・・」


モバP侍「おい卯月!まさか・・・かな子もか!?」


かな子「お、お菓子がこーんなにたくさん!全部食べていいんですか!?」

落ち葉や泥「・・・・・・・・・」


モバP侍「やめろ!かな子!!」ガシッ

菜々「こ、これは一体・・・・」
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 00:41:46.07 ID:k7uTnNyC0

奈緒「だから止めたんだよあたしは」

モバP侍「これは・・・幻覚か?」

奈緒「ああ、トーホク地方のボス『キュウビノキツネ』の妖術なんだ」

モバP侍「分かった。ならば『キュウビノキツネ』を倒せばいいんだな?」

奈緒「それは違う!能力が暴走してるだけで、もともとは悪いことする妖怪じゃないんだ!」

モバP侍「能力の暴走?君は『キュウビノキツネ』とどういう関係だ?」

奈緒「『キュウビノキツネ』は・・・加蓮はあたしの友達なんだ。それが数ヶ月前から病気にかかって・・・」

モバP侍「なるほど、病気が悪化すると共に能力も暴走していったということか」

奈緒「いつもなら、凜が解決法を知ってたりするんだけど・・・最近、あいつ行方不明で・・あたしもどうしたらいいか分からなくて・・・」

モバP侍「そういうわけだったのか。じゃあ一度、加蓮ちゃんに会わせてくれないか?」

奈緒「なっ、加蓮をどうするつもりだっ!」

モバP侍「言っただろ?俺は自分の目で見たものしか信じない。それで俺になんとかできそうなら、全力で協力するよ」

奈緒「ほ、ほんとか・・・?」



271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 00:51:19.31 ID:k7uTnNyC0
みく「なでるにゃー!」ナデナデ

卯月「私の歌、聞いてください!」ラララー

かな子「いただきまーすっ」パクパク

菜々「た、助けてぇ〜!」


川島「ちょっとこれ、どういう状況よっ!」

幸子「キツネ妖術なんかに惑わされるなんて、情けないですね!」

杏「ん〜?いつも自分で自分を惑わしてる女の子がいたような・・・」

幸子「むっ、なにか言いましたか?」


奈緒「じゃあ、あたしに付いて来てくれ」

モバP侍「よーし、お前らもいくぞっ!」

全員「おーっ!!」



--------------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。明日も夜にやります
お疲れ様でした



272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/24(日) 12:03:43.44 ID:nkm9r5RFo
お疲れー
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 19:58:22.94 ID:yVzswDGS0

モバP侍「よし、一応三人とも縛っておいたぞ!」


みく「ねこチャ〜ン♪」

卯月「続いての曲は〜」

かな子「あめに、ようかん、おはぎも〜」


菜々「それにしても、幻覚が効く人と効かない人がいるのはナゼですかぁ?」

奈緒「あたしに効かないのは、凜が昔、一つだけ作ってた特効薬を飲んだからで・・・」

モバP侍(凜・・・・けっこうすごい人なんだな・・・・)

奈緒「幽霊には当然効かないし、あんたら二人に効かないのは・・・大人だからだよ」

菜々「!?」

モバP侍「子どもの方が効きやすいのか・・・・ん?菜々どうした?」
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 20:12:47.43 ID:yVzswDGS0
菜々「な、ナナも・・・ああ、ウサミン星の幻覚が〜・・・」

モバP侍「もう遅いぞ」

菜々「なんでナナには効かないんですか!?17歳なのにぃ!」プンスカ

奈緒「し、知らねーよっ!」

モバP侍「菜々、無理しなくていいぞ」

菜々「べ、別に無理なんかしてないモン!」

奈緒「ほら、ここが加蓮の家だ。かれーん!入るぞーっ!」


ガラッ!


九尾の狐 加蓮「ゲホッ・・・・ゴホゴホ!」

モバP侍「この子が・・・九尾の狐・・?」



275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 20:40:46.14 ID:yVzswDGS0
加蓮「あ、いらっしゃい奈緒・・・とお客さん?」

モバP侍「俺はモバP侍だ。よろしく」

菜々「ウサミン星人のナナです♪ピピッ!」

モバP侍「マジメに」

菜々「マジメです」

モバP侍「・・・・・・と、あとは家の外に三人だ」

加蓮「ごめんね。たいしたもてなしもできなくて・・・ゲホッ」

モバP侍「気にしなくていい、奈緒から事情は聴いている」

奈緒「加蓮、この人たちは妖怪ハンターなんだ」

加蓮「・・・・九尾の狐を退治しにきたってわけじゃなさそうだけど・・・?」

奈緒「ああ、妖怪に詳しいから加蓮の病気のことも何か知ってるんじゃないかと思って」

加蓮「ゴホッ・・・・モバP侍さん、あなたを信用していいの?」

モバP侍「ああ、信用してくれ」
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 20:57:55.34 ID:yVzswDGS0



菜々「何か分かりそうですか?」

モバP侍「うーん・・・話した感じだと、どうにも・・・」

加蓮「本当に、治せる?」

モバP侍「全力をつくす。幻覚の被害者を助けるのも妖怪退治だ」


加蓮「それなら・・・・」ヌギッ

モバP侍「ぬおっ!は、半裸!」

奈緒「うわぁ!か、加蓮!?」

菜々「ちょ、ちょっと!?」

加蓮「私も協力しないと・・・ゲホッ・・・ダメだよね」

モバP侍「お、おう。医療行為だからな。分かってる分かってる」

加蓮「ほら、お腹のあたりに小さなアザがあるの、分かる?」

モバP侍「ああ、ここか」サワッ


モバP侍の手の位置>>277

277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/24(日) 21:03:00.01 ID:gVFtuiG/o
アザ
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 21:19:36.44 ID:yVzswDGS0
モバP侍「このアザか」サワッ

加蓮「うん、病気になったころからできてて・・・」

モバP侍「これは・・・アイツだな。もう服着ていいぞ」

菜々「アイツ?」

モバP侍「このアザは、妖怪『けうけげん』だな」

奈緒「なんだそれ?やっぱり妖怪の仕業か!」

モバP侍「『けうけげん』とは病気をばら撒く妖怪だ。でもおそらく、こんな幻覚騒ぎになるとは思ってなかったんじゃないかな。ほんのイタズラぐらいの気持ちだと思う」

奈緒「その『けうけげん』っていうのをやっつければいいんだな?」

モバP侍「そうだけど、そいつが今どこにいるかなんて・・・」

奈緒「さ、探すよ!あたしはずっと島の出入り口にいたし、きっとこの島のどこかにいるはずだ!」

菜々「でも、この島はただでさえ広いんですよ?」

奈緒「じゃ、じゃあどうすんだよっ!」

菜々「ふっふっふ・・・ナナにおまかせあれっ!」
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 21:48:35.44 ID:yVzswDGS0
-------------------ホッカイドウ島 南海岸---------------------------

けうけげん 麗奈「アーッハッハッハガッ・・・ゲホゲホ・・・ッ!」

麗奈「今回の病気はすごいわよッ!アタシを倒さないと絶対に治らない『永久風邪』!」

麗奈「・・・・・・・」キョロキョロ

麗奈「そろそろ、南条が来てもいいころなんだけど・・・?」

麗奈「ほらほら、早く来ないとアタシがこの島を支配しちゃうわよッ!」




菜々「ピピッ!妖怪電波受信中です!このあたりから・・・」

奈緒「このあたりは幻覚の効果が届いてないのか」

モバP侍「あ!いたぞ、アイツだ!」



麗奈「ん?何よアンタ達」
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 22:07:33.39 ID:yVzswDGS0
モバP侍「お前が妖怪『けうけげん』だな!?覚悟しやがれ!」

麗奈「はぁ?南条とは別の妖怪ハンターかなんか?」

菜々「17歳のナナに幻覚をかけなかった罪・・・許しませんよっ!」

奈緒「それはコイツのせいじゃなくないか・・・?」

麗奈「な、なんだかよく分かんないけど、レイナサマの前ではみんなザコよ!消えなさいッ!」

菜々「ピピッ!対決電波受信中ですっ!」

奈緒「あたしのカマでその腐った性根を切り裂いてやるっ」シャキッ

モバP侍「うかつに近づくなよ!みんな!」

麗奈「先手必勝よッ!『病原菌アタッーク』!!」


奈緒「うわっ!」

菜々「むぐっ!」

モバP侍「ほごっ!」
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 22:22:53.66 ID:yVzswDGS0
麗奈「フハハ!アタシは忙しいのよッ!とっとと消え失せなさいッ!」


奈緒「ぐああー!突然、腹が痛くなってきたぁ!」ジタバタ

菜々「うぅ・・頭がガンガンします・・・」グッタリ

モバP侍「ズビビーッ!はなみずが止まらん・・・頭もボーッとしてきた・・・」

奈緒「ぐぅあー・・どうする?モバP侍さん!」

菜々「な、なんとかなりませんか?」

モバP侍「ズビーッ!・・・こうなったら麗奈に>>282>>282だ・・・はっくしょん!」



人物名と行動
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/24(日) 22:24:50.37 ID:YDfr/4iro
菜々 読心術
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 22:31:47.57 ID:yVzswDGS0
モバP侍「菜々!麗奈に読心術だ・・・ズビビーッ!」

菜々「で、できませんよぉ!そんなこと」

モバP侍「ウサミン星人だろ!なんとかしてくれ!」

菜々「都合がよすぎますっ!・・・・一応、やってみますけど・・・ピピッ!」

麗奈「な、なによッ!」

菜々「・・・・・・・」

奈緒「は、はやくしてくれぇ・・・・ぐぅう・・・・」

モバP侍「なにか分かりそうか?」

菜々「・・・ハッ!」
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 22:52:00.12 ID:yVzswDGS0
菜々「『・・・・・・次はどんなことをしてやろうかしら』」

麗奈「なっ!」

菜々「『どんなことをしたら南条が来てくれるかしら』」

菜々「『さすがに今回はやりすぎたかしら・・・まさか南条もアタシの風邪に苦しんで・・・』」

麗奈「ちょ、ちょっと!やめなさいよッ!」

菜々「『小春とも最近遊んでないわね・・・・元気にしてるかしら』」

モバP侍「こいつ・・・病気をばら撒く妖怪のくせに、元気にしてるかしらって・・・・」

麗奈「う、うるさいわねッ!」

菜々「『南条・・・小春・・・・・もっとアタシと遊んで・・・・』」

麗奈「そ、そこまでよ!レイナサマキーック!!」キック!

菜々「きゃあっ!」ゲシッ

モバP侍「今だ、奈緒!!ズビビーッ!!」

奈緒「いったたたた・・・よし!」
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 23:11:20.93 ID:yVzswDGS0
鎌鼬 奈緒「くらえ『カマの持つところでゴン』!!」ゴンッ!

麗奈「ぎゃあっ・・・・・・!」バタリッ


モバP侍「ズビーッ!あっさり倒れたな」

菜々「あ、痛いのがなくなってきましたっ!」

奈緒「ふぅ・・・これで加蓮も治ってるだろ」

モバP侍「幻覚もそろそろ収まるんじゃないか?」

菜々「一件落着ですねっ!ウーサミンっ♪」

286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 23:25:09.09 ID:yVzswDGS0



妖怪ハンター 南条「麗奈が迷惑をかけたみたいで、本当にすまない!」

麗奈「・・・・・・」ガクッ

モバP侍「まぁ、終わったことだし気にするなよ」

南条「いつもならアタシがこらしめてるんだけど・・・今日はなんだか変な夢を見てたみたいで・・・」

奈緒(幻覚のことだな・・・)

南条「でも、もう安心だな!モバP侍のような戦士がいてくれるとアタシも助かるっ!」

菜々「ナナもがんばりましたよっ」

南条「この麗奈はアタシが引き取って行くよ。それじゃっ!また会おう!」ダダッ


モバP侍「あ、南条!」

南条「んー?だれかアタシを呼んだかー!!」

モバP侍「麗奈ちゃんと仲良くしてやってくれよ!」

南条「大丈夫!世界の平和はアタシが守る!」ダダッ
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 23:40:46.94 ID:yVzswDGS0
-----------------------加蓮の家の前-------------------------------


モバP侍「じゃあ、俺達行くよ」

かな子「はぁー」ズーン

卯月「はぁー」ズーン

みく「はぁー」ズーン

奈緒「三人とも、なんで落ち込んでんだ?」

モバP侍「ああ、気にしないでいいよ。おいみんな!現実もそんなに悪くないだろ?」

みく「うっにゃー!モバP侍チャンと一緒なら現実も悪くないにゃあ」スリスリ

卯月「そうですね!やっぱり現実が一番ですっ!」

かな子「今度は現実でお腹いっぱいお菓子を食べますぅ!」

モバP侍「うんうん。切り替えが早いのがお前らのいいところだ」

加蓮「ふふっ、よかった・・・・」フラッ

奈緒「わっ!無理するなよ加蓮!・・・本当にいろいろありがとうなモバP侍さん」

加蓮「また遊びに来てよ。今度は凜と奈緒と一緒に待ってるからさ」

モバP侍「ああ、じゃあな!二人とも!」

菜々「さよーならーっ!」
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/24(日) 23:49:54.94 ID:yVzswDGS0

菜々「さて、ナナもそろそろ行きますね」

モバP侍「ああ、ナナもありが

菜々「それ以上の言葉はいりません。ウサミンは心と心で通じるんです」

モバP侍「分かった。じゃあな、ウサミン星人」ナデナデ

菜々「はわわ・・・い、いつかモバP侍さんの専属メイドにメルヘンチェーンジ☆な、なーんて・・・」

モバP侍「そういうのは次に会う時はやめような」

菜々「ちょっと引かないでくださいよぉ!で、ではさよならっ!」ダダッ
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 00:04:11.79 ID:WepPsJZE0
----------------------翌朝 青函ドウクツ------------------------------------------

みく「こね、こじゃ、ないのよっ♪ニャアォウ♪」

卯月「にゃあぉう♪」

みく「はい、次は幸子チャンの番にゃ」

幸子「げほっげほっ・・・!今日は本当にのどの調子が・・・」ガラガラ

モバP侍「幽霊も風邪って引くんだな。知らなかった・・・」

みく「昔からナントカは風邪を引かないって言うのににゃあ」

幸子「ボクを馬鹿にしてるんですか?ボクがかわいすぎるので嫉妬心からですか?」

川島「・・・・これは風邪どころか死んでも治らないわね」

卯月「幽霊だから、もう死んでるんじゃ・・・」

杏「・・・・zzz」

かな子「あ、出口が見えてきましたよっ!」

モバP侍「うん、かな子はかわいいなぁ!」ムニッ

かな子「きゃっ!お腹をつままないでくださいっ!」

モバP侍「よし、いくぞ最終決戦の地、いざエドへ!!」

全員「おーっ!!」


-----------------------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。続きは明日の夜やります
ありがとうございました
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/25(月) 15:28:22.97 ID:WZPDQuh4o
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 19:26:57.58 ID:Bx27mKpK0
--------------------------夜 エドの近くの丘---------------------


モバP侍「よーし、今日はここで寝るか」

卯月「じゃあ、晩御飯の用意しますねっ」

みく「みく、今日はお肉の味噌汁がいいにゃあ」

かな子「それなら、私は山菜を探してきますぅ」

モバP侍「ほれ、かな子。俺の刀だ」ポイッ

かな子「えい、キャッチ!いつも通り、川島さんたちにも手伝ってもらいますねっ」

モバP侍(明日で最後か・・・・)

みく「ん?どうしたの侍チャン」

モバP侍「いや、なんでもないよ。今日の寝床の準備は俺がしよう」

みく「・・・・・?」

モバP侍「んっ、いい匂いだな卯月」

卯月「そうですか?私、お料理うまくなったのかもっ」

292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 19:48:14.09 ID:Bx27mKpK0


みく&卯月&かな子&モバP侍「いっただっきまーす!」

川島「モバP侍君、今日みんなに話すつもりなの?」ヒソヒソ

モバP侍「ああ、食べながら話すよ」


かな子「うーん、今日のご飯もおいしいっ!」モグモグ

みく「今日はお肉が大きいにゃあ!」

卯月「夕方によったお店で安く売ってたので、奮発しちゃいました!」

モバP侍「なぁ、みんな。ちょっと、これからの話をしよう」

みく「これからの話?」

卯月「・・・・・・・・」

かな子「明日のことですか?」

モバP侍「うん。明日、妖怪総大将の楓さんと会って、妖怪と人間の共生について交渉するつもりだ」

卯月「こ、交渉が決裂したら・・・」

モバP侍「いや、楓さんとは戦わない。どんな結果になっても最後まで話し合う」

かな子「私、あまり戦いが得意じゃないから、安心しますぅ」ホッ

モバP侍「で、その後だ」
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 20:12:02.12 ID:Bx27mKpK0
モバP侍「お前ら・・・どうする?」

みく「どうって・・・みくはモバP侍チャンと一緒にずっと冒険したいにゃ!」

かな子「わ、私もまだまだ旅したいですよっ!」

卯月「・・・・・・・・・」

モバP侍「卯月?」

卯月「あっ!わ、私も・・・・みんなと同じ意見です・・・」

モバP「そうか。いや、そうだよな!変なこと聞いてスマン」

みく「もしかして、侍チャンはみくたちとの旅をもうしたくないにゃ?」

モバP侍「そんなわけないだろ!・・・・この話はもう終わりだ。明日に備えて寝るぞみんな!」



川島「・・・・・・」

杏「・・・・・・」

幸子「・・・・・・・」

モバP侍「三人とも、もう刀に戻ってくれ」

川島「いいの?それで」

モバP侍「ごめん、川島さん。もうちょっと考えさせてくれ」
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 20:36:16.93 ID:Bx27mKpK0




モバP侍「寝れん・・・・!寝れぬぅ・・・・!」


ガサガサッ・・・!


モバP侍「うおっ!妖怪か・・・!?」

うさぎ「ぴょーん」

モバP侍「なんだ、ウサギか・・・」

モバP侍「寝よう・・・・」


ガサガサッ・・・!


モバP侍「やっぱり妖怪か・・!?」

うさぎ「待ちやがれですっ!」ピョーン

モバP侍「なんだ、ウサギか・・・」

鬼「仁奈ちゃーん?どこいったのー?」

モバP侍「なんだ、鬼か・・・」

きのこ「このへん・・キノコいっぱい・・・フヒヒ」

モバP侍「なんだ、きのこか・・・」

蛇「あなた、家は大丈夫なの?」

モバP侍「なんだ、蛇か・・・」

狐「友達の奈緒に留守番を頼んできたので大丈夫です。多分」

モバP侍「なんだ、狐か・・・」

モバP侍「寝よう・・・・」

295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 20:54:12.39 ID:Bx27mKpK0


モバP侍「やっぱり寝れん・・・女三人はもう寝たかな・・・?」

モバP侍「明日を意識するからダメなんだな・・・別のこと、別のこと・・・」

モバP侍「そうだ、俳句でも詠むか・・・えーっと、上の句は」

モバP侍「『おぼろづき』・・・うん!これで・・・『おぼろづき』・・・」

モバP侍「はぁ・・・・・・・何をやってるんだ俺は・・・・」

モバP侍「飛びちんぽのこと・・・楓さんのこと・・・そして卯月、みく、かな子のこと・・・・」

モバP侍「明日になれば全部解決・・・してればいいなぁ・・・」


ガサガサッ・・・!


モバP侍「うわぁ!なんだ!?」

???「あの・・・」

モバP侍「>>296!」




@みく
A卯月
Bかな子
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/25(月) 20:55:51.05 ID:m02IvzMl0
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/25(月) 20:56:02.47 ID:3kZT2hNgo
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 21:16:44.55 ID:Bx27mKpK0
モバP侍「かな子・・・・!」

かな子「えへへ・・・眠れなくて」

モバP侍「他のみんなはもう寝たか?」

かな子「みんなも多分、起きてると思いますよ」

モバP侍「そうか。・・・・・お前、みんなのことどう思う?ここまで旅してきて本当によかったか?」

かな子「みんな、とってもいい人ですよ。一人で門番をしてた時より、ずっと楽しいですっ」

モバP侍「・・・・・・・お、せんべいあったぞ。食べるか?」ガサゴソ

かな子「私の話、ちゃんと聞いてくださいよぉ」ムスッ

モバP侍「せんべいは?」

かな子「食べます」

モバP侍「水もやるから、食べ終わったら口をゆすぐんだぞ」

かな子「わ、わかってますっ!」ムスッ
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 21:33:36.70 ID:Bx27mKpK0

かな子「・・・・・もぐもぐ」パリッ

モバP侍「かな子、俺の話も聞いてくれるか?」

かな子「私の話を真面目に聞いてくれなかったじゃないですかっ」プイッ

モバP侍「ごめん、かな子」

かな子「えへへっ、冗談ですよ。私も、モバP侍さんのお話を聞いてみたいですっ」

モバP侍「飛びちん・・・これはいいか。楓さんのことは知ってるか?かな子」

かな子「昔、一度見たことありますけど、会ってしゃべったことは、ありません・・・」

モバP侍「俺も、まともに会話したこともないし、妖怪総大将だと考えると緊張しちゃってさ・・・」

かな子「えっ!モバP侍さんも妖怪に緊張したりするんですか?」

モバP侍「俺だって緊張はするさ。友紀や仁奈の時は怖かったりもしたもんだ」

かな子「でも、きっと大丈夫ですよ!私や卯月ちゃん、みくちゃんもついてます!」

モバP侍「ははは・・・かな子はやさしいな」

300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 21:47:48.73 ID:Bx27mKpK0

かな子「えっと、さっきの食事の時・・・・・」

モバP侍「ああ、一番の悩みはそれなんだ」

かな子「・・・・・私たちのこと、ですよね」

モバP侍「ハッキリ言うと、そうなんだ。俺は正直、お前らをエドから先に連れて行く気はない」

かな子「わ、私を誘ってくれた時・・・・」

モバP侍「うん・・・それは、みく達と三人で・・・俺とは別に、全国を旅するっていうのじゃダメか?」

かな子「・・・・・・・」

モバP侍「ダメだろうな・・・でも、こうするしかないんだ。ごめんな、かな子」

かな子「な、何を言ってるんですか・・・?」

モバP侍「分かるだろ!?お前たちはもういい歳の女なんだ。俺に付き合って、時間を無駄にしてほしくないんだ!」

かな子「>>301




かな子のセリフまたは行動
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/25(月) 21:49:02.36 ID:3kZT2hNgo
いや、わたしもついていきます
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 22:18:05.80 ID:Bx27mKpK0

かな子「いや、わたしもついていきます」

モバP侍「おい、俺の話を聞いてたのか!?」

かな子「モバP侍さんの話なんて聞きたくありませんっ!」

モバP侍「はぁ?」

かな子「わたしがついていくと言ったら行くんですっ!絶対ですぅ!」

モバP侍「そんなお前が勝手に決めても・・・」

かな子「モバP侍さんも勝手に決めたことじゃないですかぁっ!!」

モバP侍「うっ・・・それは・・・・」

かな子「はい!この話は終わりですっ!わ、わたしは絶対についていきますからっ」

モバP侍「ダメだぞ!ついて来ないように意地悪もするし、路地裏とかにも逃げるし、腹もプニプニするからな!」

かな子「お腹プニプニだけはだめですぅ!おやすみなさいっ!」

モバP侍「おう!おやすみっ!」
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 22:29:18.04 ID:Bx27mKpK0

モバP侍「・・・・・・・・・・・・・・・」

モバP侍「ありがとうな、かな子」




卯月「かな子ちゃん・・・・・?」

かな子「お、おやすみ・・・卯月ちゃん」

卯月「・・・・・・・」

みく「・・・・・むにゃむにゃ・・・・侍チャン・・・・・」

卯月「おやすみ、二人とも」
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 22:38:43.48 ID:Bx27mKpK0
-------------------翌朝 エドの町 楓の住む一軒家の前---------------------------


モバP侍「ここだな、楓さんの住む家は」

卯月「普通って感じの家ですねっ」

みく「卯月チャンに『普通』って言われるってことは相当にゃ!この家は他の人に自慢できるにゃ!」

楓「そうかしら?こんど志乃さんに自慢してみようかな・・・?」

モバP侍「いやいや志乃さんも反応に困るだろ」

卯月「それにしても、いよいよですね・・・!」

モバP侍「ああ、この中に楓さんがいる・・・!!」ドキドキ

かな子「モバP侍さん、まずは今日をがんばりましょうねっ!まずはそれからです!」

モバP侍「ああ、まずは今日をがんばるぞーっ!」

全員「おーっ!」

305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 22:47:40.79 ID:Bx27mKpK0



楓「では、開けますね・・・!」

みく「みく、緊張してきたにゃ・・・!」

モバP侍「・・・・ゴクリ」


ガラッ!


楓「さぁ、中へどうぞ」

かな子「お、おじゃましまーす」

卯月「中も普通って感じですね・・・」

楓「うーん・・・朝ごはんだから、漬物なんてどうですか?」

モバP侍「あ、いただきます」

みく「まさに二十代女性の一人暮らしの家って感じにゃ・・・」キョロキョロ
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 22:56:00.96 ID:Bx27mKpK0



楓「では手を合わせまして、いただきます」

モバP侍&みく&かな子&卯月「いただきまーす!」

かな子「・・・・この漬物、おいしいですっ!」コリコリ

卯月「しっかりと漬けてあって、愛情を感じますねっ!」

みく「みく、おかわりもらってもいいかにゃあ?」

楓「はい、今持ってきますね」

モバP侍「うおっ!漬物が箸からこぼれ落ちてしまった!」

楓「漬物だけに・・・この、うつけもの!・・・なんて」

モバP侍「あっはっは、こりゃ傑作だ!」

楓「ふふっ」

全員「あっはっはっはっは」
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 23:05:56.33 ID:Bx27mKpK0

楓「・・・で、みなさんはナゼ私の家に?」

モバP侍「そうそう、妖怪総大将の楓さんと交渉をしに・・・楓さんと・・・・楓さん?」

楓「・・・・・・・」ニコッ

モバP侍「・・・・・!!!?」

みく「どうしたの?侍チャン」

モバP侍「この人だよ!この人が高垣楓だ!!」

卯月「そ、そういえばそうでした!」

みく「まったく気づかなかったにゃ!!」

かな子「・・・・もぐもぐ」コリコリ

モバP侍「くそっ・・!すっかりペースに飲まれてた・・・!!なんて恐ろしい妖怪なんだ!!」ダッ

楓「ダメですよ、ご飯の途中に立ち歩いちゃあ」

モバP侍「あ、すいません」
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 23:17:29.91 ID:Bx27mKpK0


楓「食後のお茶をどうぞ・・・」スッ

モバP侍「・・・・・・・」

かな子「・・・・・ごくごく」

みく「・・・・・・ごくごく」

卯月「・・・・・・ごくごく」

楓「それで、私になんの用事でしょうか」

モバP侍「俺、妖怪退治をしながら全国をまわって来ました!」

楓(あ、あの時のお団子の人・・・・)

モバP侍「地方のボスともそれぞれ戦ったり、和解したりして全て解決してきたつもりです!」

楓「・・・・・ごくごく」

モバP侍「それで、俺が考えたのは人間と妖怪との共生の道です!妖怪総大将にそのことを分かっていただきたくて」

楓「あの、よく皆さんが勘違いされるのですけれど、私の『妖怪総大将』というのは肩書きだけで特に権力があるわけでも、命令ができるわけでもないんです」

モバP侍「えっ・・・?」
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 23:33:37.88 ID:Bx27mKpK0
ぬらりひょん 楓「私は正確には『ぬらりひょん』という妖怪なんです」

モバP侍(ぬらりひょん・・・たしか、のらりくらりと人の家に勝手に入って食べ物を食べたりするだけの妖怪・・・)

楓「力なら、『酒呑童子』の友紀ちゃんの方が圧倒的に強いですし、妖術なら『九尾の狐』の加蓮ちゃんの方がよっぽど上手だと思いますよ」

モバP侍「・・・・で、あなたには権限や権力どころか強制支配する力や凶悪さもない、と・・・?」

楓「ええ、だから全国にいる妖怪のみなさんは今も昔も自分のやりたいことをやってるだけです」

化け猫 みく「たしかに、みくも特に命令されてたワケでもないにゃ」

餓鬼 かな子「私も家系の関係上、門番をしてただけでしたっ」

モバP侍「な、なんだそりゃ・・・じゃあ、地方ボスっていうのは・・・?」

楓「うーん・・それは人間の方が勝手に決めたという噂ですけど・・・・」

みく「うん!それで何時の間にか、みくも自分のことをトウカイドウ地方のボスだと思うようになったにゃ!」

モバP侍「て、適当すぎませんか・・・?」

楓「ふふっ、妖怪っていうのは本来こういうものなんですよ。きっと」

310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/25(月) 23:52:04.20 ID:Bx27mKpK0

モバP侍「それじゃあ、俺が考えた『人間と妖怪の共生〜かけがえのない日本〜』計画は・・・・」

みく「え?・・・・そんな名前だったにゃ・・・?」

楓「それは・・・もう実現してるんじゃないですか?」

モバP侍「え・・・?」

楓「あずきちゃん、覚えてますか?」

モバP侍「ああ、あの小豆ぶつけ妖怪・・・・・」

楓「あの子、そこの市場であずき屋を始めたそうですよ。本人は『今度は、小豆のよさを分かってもらおう大作戦』っていってましたけど」

かな子「他の妖怪たちも、モバP侍さんに助けてもらって・・・いろいろ変わってると思いますよっ」

みく「イチバン変わったのはみく達だけどにゃ〜」

モバP侍「そうか!俺の旅も無駄じゃなかったわけだ!」


幸子「これですべて、一件落着ですね!」ボワン

杏「やっと、この旅もおしまいかぁー。あー疲れた!」ボワン

川島「あなた、自分が今まで何をしたか覚えてるの?」ボワン

杏「ん?杏、何かしたっけ?」

モバP侍「何もしてないってことだろ」

311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/26(火) 00:02:21.06 ID:mE/Z02PM0


楓「これで一件落着、ならいいのだけれど・・・」

卯月「・・・・・・」

モバP侍「ま、まだ何かあるんですか!?」

かな子「・・・・?」

みく「卯月チャン!さっきから様子がヘンだけど、何かあったにゃ?」

卯月「か、楓さんは・・・本当の私のこと、知ってるんですか?」

楓「ええ・・・全て」

卯月「・・・・・・!!」ビクッ

モバP侍「おい、なんのことだ卯月」

卯月「も、モバP侍さん!!」

モバP侍「な、なんだ・・・?」


卯月「私を・・・・・・・・私を、今すぐ殺してくださいっ!!」

モバP侍&かな子&みく「はぁ!?」

----------------------------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。続きは金曜日の夜にやります
ありがとうございました
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 13:08:30.33 ID:A63SfbCho
おつおつ
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 19:06:43.15 ID:2oWASztR0

卯月「私をこ、殺さないと誰かが私を・・・・」

モバP侍「ちょっと落ちつけよ卯月!ふぅーっ・・・・も、もう一度言ってくれ」

卯月「私を殺してください!」

モバP侍「な、なんだとぉ!も、もう一度・・・・」

卯月「私を殺してください!」

モバP侍「何を言ってるんだお前は!!もう一度言って・・・・」

みく「侍チャン!びっくりしすぎて訳のわからないことになってるにゃあ!」

かな子「と、とりあえずちゃんと説明してください!」

卯月「え、えーっと・・・私は『妖怪の王』復活のカギなんですっ!」

モバP侍「妖怪の王・・・?そんなの聞いたことないぞ」

楓「私も、知ったのは最近です」
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 19:07:45.86 ID:s9UCou94o
な、なんだってーっ!
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/01(金) 19:35:09.71 ID:2oWASztR0


卯月「・・・・というワケなんです」

モバP侍「つ、つまり?」

かな子「妖怪の王が復活するには卯月ちゃんが必要なので、妖怪の王の復活を企むアメリカという国の軍が卯月ちゃんを狙ってるから、殺してください!・・ということですね」

モバP侍「さすがかな子。声優の大坪さんみたいなかわいい声で説明ありがとう」ナデナデ

かな子「それで・・・・なんでお腹をなでるんですかぁ!妊婦じゃないんですよっ!」

楓「妖怪の王が復活すれば・・・真っ先に妖怪の悪の繁栄さまたげる存在であるモバP侍さんを殺しに来るでしょう」

みく「だ、大丈夫にゃ!アメリカ軍でも妖怪の王でも、モバP侍チャンが全部やっつけてくれるハズにゃあ!」

モバP侍「お前も手伝えよ?」

卯月「待ってください!私が[ピーーー]ば、戦いは避けられるはずです!」

モバP侍「馬鹿なこと言うな!!そんなことは許さないぞ!」

卯月「戦いが始まれば私のせいで必ず誰かが死ぬことになります・・・それが嫌なんです!」

かな子「卯月ちゃん・・・・」

みく「他の方法はないにゃあ!?」

モバP侍(くそっ!どうすればいいんだ・・・・!)
316 :すいません [saga ]:2013/03/01(金) 19:38:44.54 ID:2oWASztR0
卯月「・・・・というワケなんです」

モバP侍「つ、つまり?」

かな子「妖怪の王が復活するには卯月ちゃんが必要なので、妖怪の王の復活を企むアメリカという国の軍が卯月ちゃんを狙ってるから、殺してください!・・ということですね」

モバP侍「さすがかな子。声優の大坪さんみたいなかわいい声で説明ありがとう」ナデナデ

かな子「それで・・・・なんでお腹をなでるんですかぁ!妊婦じゃないんですよっ!」

楓「妖怪の王が復活すれば・・・真っ先に妖怪の悪の繁栄さまたげる存在であるモバP侍さんを殺しに来るでしょう」

みく「だ、大丈夫にゃ!アメリカ軍でも妖怪の王でも、モバP侍チャンが全部やっつけてくれるハズにゃあ!」

モバP侍「お前も手伝えよ?」

卯月「待ってください!私が死ねば、戦いは避けられるはずです!」

モバP侍「馬鹿なこと言うな!!そんなことは許さないぞ!」

卯月「戦いが始まれば私のせいで必ず誰かが死ぬことになります・・・それが嫌なんです!」

かな子「卯月ちゃん・・・・」

みく「他の方法はないにゃあ!?」

モバP侍(くそっ!どうすればいいんだ・・・・!)
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 19:51:25.79 ID:2oWASztR0

卯月「本当は出会った時に言うつもりだったんですけど、みんなとの旅が楽しくって・・・・」

みく「それじゃあ、なおさら死ぬなんてダメにゃあ!」

卯月「いいんです。もう覚悟はできています!」

モバP侍「・・・・なにか方法はありませんか?楓さん!」

楓「おそらく今、アメリカ軍はあとの二人・・・『凜』と『未央』という二人の女の子を捕まえに言ってるはず・・・」

かな子「じゃ、じゃあ逃げましょう!日本は広いですから、そう簡単には見つかりせん!」

モバP侍「それだ!卯月・・・お前が死ぬ必要なんて・・・・」



ガラッ!


みく「な、何事にゃ!?」


???「フリーズ!!全員、武器を捨てて、手をあげなサイ!」
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 20:23:33.52 ID:2oWASztR0
モバP侍「なんだお前は・・・!異国の女の子?」

メアリー「アタシはメアリー・コクラン。ユナイテッド・ステイツ・アメリカ軍の司令官よ!」

ワクイ「補佐官のルーミン・ワクイです。なお、貴方達はすでに包囲されているので、無駄な抵抗は謹んでください」

かな子「外は・・・・」チラッ


アメリカ軍人A「・・・・・・」

アメリカ軍人B「・・・・・・」

アメリカ軍人C「・・・・・・」


みく「国際交流・・・ってフンイキでもなさそうにゃ・・・」

モバP侍「全員、フル装備だな・・・こりゃあ参った」ポイッ


ドサッ…


メアリー「武器と言えるモノはそのカタナだけのようネ・・・・ワクイ!!第三のカギを連れて『エドの古井戸』へ行きなサイ!」

ワクイ「はい・・・・第一部隊!!」

アメリカ軍第一部隊員「イエッサー!」ガシッ

卯月「きゃっ・・・!!」

モバP侍「卯月ぃ!!」

319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 20:42:58.42 ID:2oWASztR0

メアリー「シャラップ!!あまり騒ぎ立てないでもらえるかしら?」ガチャッ

モバP侍「くっ・・・・!」

楓「あれが・・・ピストル・・・・」


卯月「モバP侍さん・・・!!」

ワクイ「では、行きましょう」

アメリカ軍隊員「イエッサー!」グイッ

卯月「は、放してください!!私は・・・捕まるわけには・・・・!!」


みく「卯月チャン!!」

かな子「ど、どうするんですか!?モバP侍さんっ!」

モバP侍「必ず助ける・・・・・・!!」

メアリー「ウフフ・・・もう遅いワ。あとは彼女だけだもの」

320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 20:43:50.45 ID:Kqb+mtKf0
安価が少ないな
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 21:06:09.33 ID:2oWASztR0
楓「卯月ちゃんが最後のカギ・・・?」

メアリー「あぁカエデ。アナタには失望したワ!アナタがうまくやってくれればこんなことする必要なかったのに」

楓「・・・・・・」

メアリー「でももういいのヨ。ヨーカイの王にすべてを任せることにしたワ!準備はバンタンよ・・・・」

モバP侍「卯月をどうするつもりだ!」

メアリー「さぁね。アタシを追いかけてみる?・・・それができれば、だけど」

みく「ま、待つにゃあ!!」

メアリー「じゃあね。バイバーイ」スタスタ

モバP侍「くそっ・・・!」


メアリー「第二部隊はアタシと一緒に!他の部隊は・・・・いいわね?」サムズダウン

アメリカ軍隊「イエッサー!!!」


楓「来る・・・・!!」

アメリカ軍人「ヒャッハー!!」ダダッ

かな子「モバP侍さんっ!」ポイッ

モバP侍「おっと・・・刀ありがとな!かな子!!」パシッ

みく「どうするにゃあ侍チャン!!」

モバP侍「よし、>>321だ!」



人物名と行動
322 :すいません [saga ]:2013/03/01(金) 21:07:31.67 ID:2oWASztR0
モバP侍「よし、>>324だ!」
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sega]:2013/03/01(金) 21:14:08.16 ID:83jsR7f7O
メアリーフルボッコ
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/01(金) 21:14:56.10 ID:83jsR7f7O
卯月を助ける
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 21:36:07.13 ID:2oWASztR0
モバP侍「卯月を助けるぞ!」

アメリカ軍人「パーンチ!」ビュッ

モバP侍「うおっ」ヒョイッ


みく「猫ぱんち☆」ポコッ

アメリカ軍人「グワァ!」ボゴォ

みく「卯月チャン、今助けるにゃっ!」


アメリカ軍人「ヘイ!ピッグガール!」

かな子「ぴっぐがーる・・・?」

アメリカ軍人「Oh・・・ナイスポット。キャナイタッチイット?」ナデナデ

かな子「ひゃっ!お腹に触らないでくださいぃ〜」


楓「れっつごー!ふぁっきんじゃっぷ!」

アメリカ軍人「イェア!」

モバP侍「あの・・・楓さん?」

楓「・・・・・・・・」ニコッ

アメリカ軍人「ウープス!・・・ジャパニーズロリババー!」

楓「」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 21:45:23.16 ID:2oWASztR0
---------------エド 楓の家の前--------------------------

みく「よーし、全部倒したにゃ!」

モバP侍「楓さん・・意外に強いっすね」

楓「・・・・例外です」

かな子「はやく卯月ちゃんを助けに・・・」


エドの住人「大変じゃー!海から巨人が出てきよったー!!」


みく「巨人・・?」

モバP侍「きらりか?」

かな子「あ!見てくださいあれっ!」

楓「あれは・・・・石像?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ




327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/01(金) 21:59:53.38 ID:2oWASztR0
巨像 自由のメアリー像「アイアムメアリー・・・・・」


ズシーンズシーン


エドの住人「うわぁー!!踏みつぶされるぞぉー!!」

エドの女「きゃーっ!町が壊されるーっ!」

エドの爺「まるで動く米国の『自由の女神の像』じゃ・・・顔は童じゃが・・・」



モバP侍「あれもアメリカ軍の作戦か・・・!もう鎖国もクソもないな」

かな子「あ、あれとも戦うんですかっ!?」

モバP侍「なんとかしなきゃならんが、あんなのと戦ってる時間はもう・・・!!」

みく「ここは任せるにゃ侍チャン!はやく二人で卯月チャンを追いかけてっ!」

モバP侍「バカ言え!みくだけでなんとかできる相手じゃないだろ!」

楓「みくちゃんだけじゃありませんよ」

???「そうそう!」

モバP侍「お、お前は・・・・!!」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 22:18:54.14 ID:2oWASztR0
友紀「キュウシュウ地方ボス、酒呑童子の姫川友紀!」

仁奈「チュウゴク地方ボス、鵺の市原仁奈です!」

志乃「ホクリク地方ボス、八岐大蛇の柊志乃」

輝子「フヒヒ、キンキ地方ボス・・・び、貧乏神の星輝子」

加蓮「トーホク地方ボス、九尾の狐の北条加蓮」

みく「そしてみくが!トウカイドウ地方のボスであり、さいきょーの化け猫!前川みくにゃ!!」

モバP侍「お、お前ら・・・来てくれたのか!」

楓「あの、まだ私の名乗りが・・・」

友紀「ちょっと待ってよ!最強の妖怪はあたしでしょ!?」

仁奈「仁奈が一番ですよっ!」

みく「異論は受け付けてないにゃよ!しっしっ!」

志乃「経験なら私が一番よね?」

輝子「きのこのことなら、一番・・・」

加蓮「・・・・というわけだから、最強の妖怪軍団が助っ人にきたよ」

モバP侍「ありがとうお前ら!ここは任せるぞ!」


全員「おーっ!」
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 22:36:24.06 ID:2oWASztR0
モバP侍「いくぞかな子!卯月を助けるんだ!」ダダッ

かな子「は、はいっ!」ダダッ




自由のメアリー「アイム・・・・ストローング・・・・」ズシーンズシーン


みく「よし、リーダーみくの作戦にゃ!>>するにゃ!」

仁奈「仁奈もリーダーやりてーですっ!これ(>>)出してーですよ!」

みく「じゃ、じゃあ仁奈ちゃんにリーダーはあげるにゃ・・・みくはチーフねっ!」

友紀「はいはーい!あたし、キャプテンやりたい!」

輝子「わ、私は・・家の中に避難・・・」ササッ


志乃「これ、おみやげ」

楓「わぁっ・・・高級そうなお酒ですね。後で枝豆でも買ってきましょうか」

志乃「ふふっ、頼むわね楓ちゃん」


加蓮「だ、大丈夫かな・・・」
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 22:47:39.98 ID:2oWASztR0

自由のメアリー「ハンマー・・・・」ブンッ

楓「!!」

加蓮「右腕がくるよ!みんな!」


バゴォン!!!


友紀「わっ!あぶなかった・・・」ヒョイッ

仁奈「オオカミ仁奈で回避したですよっ!」ヒョイッ


みく「・・・・・・・・」

志乃「みくちゃん大丈夫?」

みく「痛いにゃー!!!」ムクッ


加蓮「楓さん!!」

楓「・・・・・・・ええ」

加蓮(ここは楓さんにまとめてもらうしか・・・)

楓「>>331



セリフ

331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 22:56:18.38 ID:Kqb+mtKf0
妖怪が言いました、何か用かい?
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 23:03:43.84 ID:2oWASztR0
楓「妖怪が言いました、何か用かい?」

加蓮「え・・・・・?」

友紀「よし!」ガッツポーズ

仁奈「よし!」ガッツポーズ

楓「やっと言えた・・・!」

加蓮「・・・・・・・」

志乃「これでこそ楓ちゃんね」



自由のメアリー「カカト・・オトシ・・・・・」ブンッ


みく「そっち!あぶないにゃ!」

仁奈「へっ?」

友紀「影・・・?」



ズゴオオオオン!!!




333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 23:13:13.67 ID:2oWASztR0
楓「友紀ちゃん!」


ググググ・・・


自由のメアリー「・・・・ワット!?」

友紀「ふんぬぅうう!!気合はいったーっ!」グググ


みく「鉄の棒で受け止めてるにゃ!」

志乃「すごい力ね・・・」


仁奈「反撃をくらいやがれですっ!」ピョーンッ

自由のメアリー「・・・・!!」

仁奈「パンダアーム・・・ぱーんち!!」

自由のメアリー「アウチッ!!」バゴォ!!


加蓮「やった!顔に一発入った!!」

楓「あら?輝子ちゃんは・・・・?」キョロキョロ

334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 23:28:53.37 ID:2oWASztR0
仁奈「わっ・・!放しやがれです!」ジタバタ

自由のメアリー「キャッチ・・・・!」ガシッ


みく「仁奈チャンが空中で捕まったにゃ!」

加蓮「私が行くっ・・!」ダダッ



グググッ・・・・

友紀「ぐぅ・・・金属バットが折れそう・・・!!」

志乃「押し返すわよ!私も手伝うわ」

友紀「志乃さん・・・!」




楓「家の中にいたのね」

輝子「キノコーノコノコボッチノコー・・・あ、楓さん」

楓「あら、こんなところにきのこが生えていたの?」

輝子「フフ・・私はきのこ見つけ上手」

楓「そうね・・・ふふっ」

335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 23:41:20.46 ID:2oWASztR0

ポイッ・・


仁奈「は、放しやがった・・・ですか?」フワッ

加蓮「仁奈ちゃん!私に捕まって!」ピョーンッ



みく「二人とも危ないにゃ!」

自由のメアリー「ハタキオトシ・・・・!!」ゴウッ

加蓮&仁奈「えっ?」



バチーン!!!



みく「仁奈チャン!加蓮チャン!!」

336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/01(金) 23:52:06.47 ID:2oWASztR0

スッ・・・


友紀「よーし、右足押し返したぁ!」

志乃「押し返したというより、向こうがわざと足を引いたように見えたけど・・・」


みく「反対にゃ!左足がくるにゃあ!」

自由のメアリー「シュート・・・!」ビュオッ

志乃&友紀「えっ」


ボゴオオオオオン!!!!



みく「ふ、二人が・・・民家に吹き飛んだ・・・・にゃ」
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 00:02:42.78 ID:RhMR3yZJ0
自由のメアリー「ロックオン・・・・!!」

みく「次は楓サンの家に・・・・!?そうはさせないにゃ!」ダダッ

自由のメアリー「・・・・・・ファイア!」ボウッ

みく「うにゃああ!炎まで吐くなんてぇ・・・!」


ズシーンズシーン・・


みく「楓サン・・・・輝子チャン・・・・!」ガクッ

自由のメアリー「レフトアーム・・・・」

楓の家「・・・・・・・」

自由のメアリー「クラッシュ!!」ブゥン!



ドガァン!!!ミシミシバキバキィ・・・



自由のメアリー「アイアムメアリー・・・・・!」

楓の家だったガラクタ「・・・・・・・」
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 00:09:07.24 ID:RhMR3yZJ0
みく「・・・・・・・・」


加蓮「・・・・・・・」

仁奈「・・・・・・・」


志乃「・・・・・・・」

友紀「・・・・・・・」


楓の家だったガラクタ「・・・・・・・」


自由のメアリー「ジ・エンド・・・・!!」


ズシーンズシーン・・・


------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。続きは明日の夜にやります
ありがとうございました


339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 18:29:10.06 ID:vVRj4Dqr0
------------------------エドの町外れ 『エドの古井戸』--------------------------

メアリー「こ、これは・・・・どういうコト!?」



アメリカ軍人たち「・・・・・・・」シーン

ワクイ「し、司令官・・・!」フラッ


メアリー「ワクイ!何が起こったノ!?妖怪の王はどうなったのヨ!!」

ワクイ「作戦通り、凜、卯月、未央を井戸に放り込んで・・・地獄の門が開いたハズ・・・なんですが・・・」


???「妖怪の王なら、私が地獄で倒しました」


メアリー「ア、アナタは・・・その姿・・・人間!?」

???「いえ、私は『地獄の鬼神』・・・今はこの娘たちの姿を借りていますっ」

メアリー「ワクイ、早くみんなと一緒に逃げ

???「全員逃がしませんよ。いただきます」


バクンッ!!

340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 18:44:20.61 ID:vVRj4Dqr0
------------------------エドの町 街道------------------------------------

モバP侍「ほら早く行くぞ、かな子!」ダダッ

かな子「はぁ・・・ふぅ・・・ま、待ってください〜・・・」フラフラ

モバP侍「まったく、しょうがない奴だな・・・・・ほら、乗れよ」スッ

かな子「お、おんぶしていってくれるんですかっ?」

モバP侍「ああ、女の子一人くらい、どうってことねぇよ。さぁ、早く!」

かな子「すいません・・・」ノソッ・・・



モバP侍「!!」

かな子「ど・・・どうしたんですかぁ?」

モバP侍「一歩も動けん・・・・!!」

かな子「ええっ!?」

モバP侍「お前・・・体重何キロ?」

かな子「・・・・40キロ代・・・・後半です・・・・・多分」ボソッ

モバP侍「いやいやいや、そんなわけな

かな子「は、早くいきましょうっ!!」

モバP侍「そ、そうだな。うおおおおおおおおおおおお!!!!」
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 18:55:06.74 ID:vVRj4Dqr0
------------------エドの町外れ 『エドの古井戸』-------------------------------

モバP侍「はぁ・・はぁ・・・やっと着いた・・・・」

かな子(明日からダイエット・・・明日からダイエット・・・・!!)


卯月「・・・・・・・待ってましたよ。モバP侍さん」


モバP侍「卯月!無事だったのか!!」

かな子「アメリカの人たちの姿が見当たりませんね・・・」キョロキョロ

モバP侍「そんなのはあとでいい・・・卯月!帰ってこい!」


卯月「いいえ、今の私は島村卯月ではありません」


モバP侍「なんだと・・・?」

かな子「卯月ちゃん・・・・・?」
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 19:10:27.84 ID:vVRj4Dqr0
卯月「私は『地獄の鬼神』ですっ!妖怪の王を倒して、代わりに私が地獄から来ちゃいました」

モバP侍「・・・何を言ってるんだ?」

卯月「全ての妖怪を殺して、地獄へ送ってあげるのが私の仕事ですから、一生懸命がんばりますね!」

かな子「え?ええっ?」

モバP侍「つまり、『地獄の鬼神』とかいうのが卯月の身体を乗っ取ってるんだな?卯月の身体から出て行け!!」

卯月「それは困りますね・・・この子たちの身体から出て行ったら、私消えちゃいますしっ」

かな子「この子『たち』・・・?」

卯月「三人分の身体ですっ!・・・見せてあげますね」



ゴゴゴゴゴゴ


モバP侍「姿が変わっていくぞ!?」

かな子「う、腕が6本・・・顔が3つ・・・!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 19:32:31.30 ID:vVRj4Dqr0
阿修羅鬼正面 卯月「これが本当の姿ですっ!」

阿修羅鬼右面 凜「私達は負けない・・・すべての妖怪を滅ぼすまで」

阿修羅鬼左面 未央「邪魔する相手は、問答無用で地獄行きーっ!」


かな子「あ、あれが・・卯月ちゃん・・!?」

モバP侍「俺が倒してやる・・!妖怪たちのためにも、卯月たちのためにもな!」スラッ


凜「あくまで邪魔をするつもりみたいだね・・・・!」

未央「じゃあ、戦おうよ!モバP侍は、私たちの三刀の剣技を、受けられるかな〜?」

卯月「仕方ありませんね。では、死んでください!」


かな子「モバP侍さんっ!」

川島「モバP侍君・・・!」ボワン

杏「モバP侍・・・!」ボワン

幸子「モバP侍さん!」ボワン

モバP侍「ああ、みんな・・・・・いくぞ、阿修羅鬼!!最終決戦だ!!」

344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 19:52:29.19 ID:vVRj4Dqr0
-------------------エドの街 楓の家の前--------------------------------


ズシーンズシーン!!


自由のメアリー「アイハブノーエネミー・・・・」

自由のメアリーの肩の上の楓「リアリィ?」

自由のメアリー「イェス。アイムストローングガール!」

楓「ノーノー。ユーアーストロンゲスト!」

自由のメアリー「アイムストローンゲスト!」

楓「イェス、イェース」

自由のメアリー「・・・・・・・?」

楓「・・・・・・」

自由のメアリー「フーアーユー?」

楓「・・・・・グッバーイ」ニコッ

自由のメアリー「ウ、ウェイト!!」


フワン・・・


自由のメアリー「・・・・・シット!」キョロキョロ

345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 20:16:41.89 ID:vVRj4Dqr0
楓「では、反撃をしましょうか」

みく「うにゃああああ!!ここからが本気にゃああ!!」

仁奈「仁奈のフルパワー見せてやるですよ!!」

友紀「遊びはおしまいだー!!!試合再開ぃいいいい!!!」

輝子「ゴオオオオトゥウウヘエエッルッ!!!!」

加蓮「私も負けないよっ!」

志乃「第二ラウンド開始ね」

楓「じゃあまず・・・・

みく「じゃあ、まず>>346から行くにゃーっ!!!」

楓「・・・・・」ショボーン



人物名と行動
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/02(土) 20:26:07.91 ID:9thbA5ZDO
驚異の6体合身
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 20:41:42.04 ID:vVRj4Dqr0
みく「驚異の6体合身にゃ!」

友紀「そ、そんなことができるのっ!?」

みく「ちっちっち。みく達キャラクターの大元の会社はバンダイナムコ、つまり合体ロボットのエキスパートにゃ!」

仁奈「なんだかよく分からねーですが、できそーな気がしてきたですよ・・・!」キラキラ

みく「行くにゃ!『妖怪6体合身』!!」

楓「6体・・・・あの、私は?」

みく「楓サンは説明役しててよねっ!」




楓「えーっと、この合体は志乃さんがみくちゃんの右足を支え・・・」

志乃「ちょっ・・・」


楓「次に加蓮ちゃんが左足を支える・・・・」

加蓮「私!?」


みく「さぁ、みくを支えるにゃ!」


348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 20:50:40.62 ID:vVRj4Dqr0
楓「そして、みくちゃんの右手がつかむマッシュルームナックル・・・」

みく「にゃっ!」ガシッ

輝子「わ、私ナックル・・・フヒヒ」


楓「左手には友紀ちゃんハンマー・・・」

みく「うにゃっ!」ガシッ

友紀「ええっ!あたし左手!?」


楓「そして最後にヒツジモフモフヘルメット・・・」

みく「よいしょっ・・!」ノソッ

仁奈「仁奈に頭は任せやがってくだせー!」



楓「完成!『妖怪大魔神チャーミングみく』!!」

みく「いっくにゃー!!」

349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 21:06:20.12 ID:vVRj4Dqr0

自由のメアリー「ギブユーナックル・・・!」ブンッ

みく「来るにゃ!ユッキハンマー!!」ブンッ



バキッ!


自由のメアリー「・・・・!?」ボロッ!

みく「やったにゃあ!右手破壊!!」

友紀「・・・・・・・」ガクッ


自由のメアリー「ギ、ギブユーチョップ!」ブンッ

みく「なんの!きのこバルカン!」ブンッ


ボキッ!


自由のメアリー「・・・・・・・!!」ボロッ!

みく「よーし、左腕も破壊したにゃ!」

輝子「・・・・・・」ガクッ

350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/02(土) 21:18:25.82 ID:vVRj4Dqr0
自由のメアリー「ライトフット・・・キック!!」

みく「志乃サンシールド!!」ボゴォ!

自由のメアリー「レフト・・・カカトオトシ!!」

みく「加蓮チャンガード!!」ボゴォ!



自由のメアリー「・・・・・!」フラッ

みく「よし、今にゃ!ヘルメット・ドラゴンモード!」

仁奈「ドラゴンキグルミ・・・・フライ!」フワッ・・


フワァッ・・・


自由のメアリー「・・・・・・」フラフラ

仁奈「みくおねーさん!トドメを指すですよ!!」

みく「うん!みくを投げるにゃあ!」

仁奈「えーいっ!」ブンッ


みく「行くにゃ!必殺・・・>>!」ゴゴゴ




行動
351 :すいません [saga ]:2013/03/02(土) 21:19:21.49 ID:vVRj4Dqr0
みく「行くにゃ!必殺・・・>>352!」ゴゴゴ




行動

352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/02(土) 21:45:32.88 ID:GS/b2l7mO
闇に飲まれよ!(瞬獄殺)
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 22:40:06.32 ID:vVRj4Dqr0
みく「闇に飲まれよ、にゃあ!!」ビュンッ

自由のメアリー「・・・・・!!!」フラッ・・


カッ!!


ズゴゴゴゴゴゴォ



みく「にゃっ・・・・・!」スタッ

自由のメアリー「・・・・・ソレハ・・・カプコンノ・・・ゲーム・・・・ヨ・・・!」フラッ・・


ズシーーーーーーン!!!!!!!



楓「あれが殺意の波動に目覚めたみくちゃん・・・!!」

みく「くにへ 帰るんだにゃ お前にも 家族が いるとかいないとか」

楓「・・・・・・ちょっと露骨すぎるわね」

354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/02(土) 22:54:04.55 ID:vVRj4Dqr0
自由のメアリー「・・・・・・・・」シーン




みく「なにはともあれ、自由のメアリーを倒したにゃ!」

仁奈「仁奈たちの大勝利ですよっ!」

輝子「・・・・・・・」ゴゴゴゴ

友紀「・・・・・・・」ゴゴゴゴ

志乃「・・・・・・・」ゴゴゴゴ

加蓮「・・・・・・・」ゴゴゴゴ

楓「仁奈ちゃんは、私とあっちへ行っていましょう」

仁奈「?」


みく「み、みくはみんなの協力のおかげで勝てたと思ってるし!そ、そんなに怒らないで・・・にゃ?」

加蓮「私は盾にされただけなんだけど?」

志乃「私もそうねぇ」

輝子「フヒヒヒハハハハッハ・・・地獄に送ってやるぜぇ!!」

友紀「自分がやったことの罪はちゃんと報いを受けようね」パキポキ


みく「うううううううにゃあああああああ!!!」


-------------------------------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。続きは明日にやります
お疲れ様でした
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/02(土) 23:07:48.23 ID:GS/b2l7mO
荵吶↓繧繧
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 17:57:51.95 ID:53Lb8Voq0
---------------------エドの町外れ 『エドの古井戸』がある空き地-----------------------------

阿修羅鬼右面 凜「てやっ!!」

川島「きゃあっ!」ズバッ



阿修羅鬼左面 未央「くらえー!『メツブシ☆☆★』」

幸子「あぎゃあっ!」ドスッ


阿修羅鬼正面 卯月「杏ちゃんには・・・・アメです!」スッ

杏「なんか『杏にはアメをあげとけばなんとかなる』って思われるのは心外だなー」

卯月「じゃあ、いらないんですね」

杏「ごめんなさいいただきまふ」パクッ




モバP侍「くそっ!三人でもダメか・・・・!」


かな子「私も何かできることを・・!!」
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 18:16:47.53 ID:53Lb8Voq0
卯月「かな子ちゃんは確か・・・『餓鬼』という妖怪でしたね」

凜「卯月、妖怪は悪だよ」

未央「じゃあ、駆除しないとダメだねっ」

ダダッ


モバP侍「かな子!!そっちにいったぞ!!」

かな子「えぇえっ!?」


卯月「逃がしませんよっ!!」

かな子「どどどどうすれば・・・!!」

モバP侍「くそっ!間に合わないっ・・・!!」ダダッ


卯月&凜&未央「さよなら・・・・」スラッ・・

358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 18:37:29.36 ID:53Lb8Voq0

ビュンビュンッ!!



かな子「えっ・・・?弓矢?」

卯月「わっ!危なかった・・・・」ヒョイッ

未央「あきらかに私たちを狙ってたね」

凜「そこにいるのは誰・・・!?」


???「避けられてしまいましたか・・・」

モバP侍「お、お前たちは・・・!!」




局員 水野「妖怪討伐局員、水野翠!」

局員 あやめ「妖怪討伐局員、浜口あやめ!」

局員 珠美「よ、妖怪討伐局員・・・脇山珠美!」

局長 菜々「そしてナナが!妖怪討伐局長かつウサミン星人の安部菜々ですよぉ!」


卯月&未央&凜「・・・・・・」


モバP侍「菜々、ちょっといいかな」ヒソヒソ

菜々「はい!ナナたちが来たからには・・・」

モバP侍「いや、もっといいメンバーで来れなかったのか・・・?水野はまだしも、他の二人は素人同然じゃないか」

菜々「こ、これがウチの精鋭メンバーですよっ!」

モバP侍(これで精鋭かよ妖怪討伐局・・・!!)

359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 18:49:57.59 ID:53Lb8Voq0
かな子「た、助かりました。ありがとうございますっ」

水野「いえ、礼にはおよびません。モバP侍さんにはお世話になりましたゆえ」

あやめ「私たちも協力しますよ、ニンッ!!」

珠美「ちびの意地、みせてやる!」スラッ


未央「まぁ誰が相手でも関係ないけどねっ!」

凜「何人でもかかっておいでよ」

卯月「全員、ここで始末します」



川島「いたた・・・みんな、大丈夫?」

杏「あんずは大丈夫でふ」モグモグ

幸子「アメ食べてるだけじゃないですか!」

菜々「全員で協力しましょう!モバP侍さんっ!」

モバP侍「作戦の幅が広がったな・・・よし、>>360だ!」


人物名と行動
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/03(日) 18:51:45.27 ID:wL82dxYNo
幸子の鉄拳制裁
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [SEGA]:2013/03/03(日) 18:58:43.31 ID:6urtCcatO
幸子のみがわり
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 19:09:24.73 ID:53Lb8Voq0
モバP侍「幸子ぉ!鉄拳制裁だ!!」

幸子「いいんですか?ボクがトドメを指しても」

モバP「ああ、お前の一撃で仕留めろ!みんな、サポートしてやってくれぇ!」



珠美「やぁー!!」ブンッ

未央「たぁ!!てぃやぁ!!!」ガキンッ!!!


水野「・・・くらいなさい!」ビュンッ

凜「効かないよ、そんなの」キンッ!


あやめ「忍者アイテムといえばやはり・・・『手裏剣』!!」ヒュン!ヒュン!

卯月「あたりませんっ!」ヒョイヒョイッ



モバP侍「いけ!幸子!」

幸子「いきますよ!!」ダダッ



菜々「・・・・・・」ジーッ

川島「・・・・・・・」ジーッ

杏「・・・・・・・」ジーッ

かな子「・・・・・」ジーッ

モバP侍「なんだお前ら、その目は」
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 19:20:11.32 ID:53Lb8Voq0
卯月「なっ・・・誰か走ってくるっ!」

凜「くっ!弓矢が邪魔でそっちには手が回せない・・・!」

未央「しまむー!なんとかしてっ!」

卯月「こ、こっちも手裏剣が邪魔で・・・!」ヒョイッ



幸子「カワイさと強さを兼ね備えたボク・・・・」ダダッ

卯月「えいっ!」ブンッ

幸子「・・・・ハズレです」ヒョイッ

卯月「しまった!」


幸子「ボクこそが最愛最強最高です!!てやぁ!!」ブンッ

364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 19:27:19.29 ID:53Lb8Voq0

ポコッ☆


卯月「・・・・・・・・」

凜「・・・・・・・」

未央「・・・・・・・」

水野「・・・・・・」

あやめ「・・・・・・・・」

珠美「・・・・・・・」

菜々「・・・・・・・・」

杏「・・・・・・・・」

かな子「・・・・・・」


幸子「あ、あれ?」


モバP侍「うん」

川島「みんな、知ってた」
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 19:39:37.91 ID:53Lb8Voq0

ドカバキボコボコベキベキメッシャァアアアア!!


ポイッ



幸子「ボ、ボク・・・・・・ぐ、ぐはっ!!」

モバP侍「大丈夫か幸子!・・・・惜しかったな、もうちょっとで勝てた」

杏「絶対うそでしょ」

モバP侍「うん」

川島「幸子ちゃんはこういうポジションだと分かってて行かせたでしょ」

モバP侍「はい」



菜々「ひ、引き続き攻撃ーっ!」

珠美&あやめ&水野「はいっ!」



卯月「・・・・キリがありませんね」
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 19:48:33.91 ID:53Lb8Voq0
未央「そろそろ本気だそうよっ!」

凜「うん。もう決着にしよう」



モバP侍「な、何か来るぞ・・・!!」


卯月「スマイリング!」

凜「ネバーセイネバー!」

未央「ミツボシ!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ


菜々「わわっ!み、みんな、一旦退避!!」


卯月&凜&未央「シンデレラ流剣術・・・『新世代』!!!」



ゴウッ!!!!



367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 20:11:43.24 ID:53Lb8Voq0

ゴウッ!ゴゴゴゴゴウッ!!!!



かな子「きゃっ!これは・・・風!!?」

モバP侍「くるぞ!!斬撃の突風だ!!!」


ズバッ!スパッ!


あやめ「石も葉っぱも全て切り裂かれていきます!!」

珠美「どどどどどどどどっどどうしましょう!!」

水野「落ち着いて!あそこの民家に避難しましょう!」

モバP侍「おお、水野さんの方がリーダーっぽいな」

菜々「ナ、ナナはいざという時にリーダーシップを発揮するタイプですから・・・」

モバP侍「今が『いざという時』じゃないのか」

菜々「うっ・・・!」

水野「そんなことより、早く避難を!」

かな子「きゃーーーーっ!!」




ビュオオオオオオオオオオオオオウ!!!!!!




368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 20:29:30.69 ID:53Lb8Voq0
--------------------エドの町外れにある長屋 その中の空き家---------------------------


モバP侍「はぁ・・・はぁ・・・み、みんな・・・無事か・・・・?」

菜々「ピピ・・・妖怪討伐局、番号・・・・!」

水野「1・・・」

あやめ「にぃ・・・」

珠美「さん・・・」


かな子「私も無事ですぅ〜・・・」

モバP侍「刀は・・・あるな。よし、俺が外を見張るから、みんな少し休め・・・」


水野「では、敵が見えたらすぐに知らせてください」

菜々「し、死ぬかと思いましたよーっ!」

珠美「あやめ殿、ひざから血が出ていますよ。水を持っているので使ってください」スッ

あやめ「かたじけのうござる」


369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 20:40:56.47 ID:53Lb8Voq0
モバP侍「こちらに来る様子はないな・・・俺達が出てくるのを待ってるのか・・?」

かな子「みくちゃんたち、無事でしょうか・・?」

モバP侍「そっちも気になるな。俺達が殺されそうなのに気にしてる場合じゃないけど」

かな子「あの、ごめんなさいモバP侍さんっ!」

モバP侍「ん?なんで謝る?」

かな子「私、何もできなくて・・・卯月ちゃんを助けないといけないのに、足を引っ張ってばっかりで・・」

モバP侍「気にするなよ。俺もこんなに強い相手は初めてだしさ」

かな子「でも、何かできることを考えても、私分からなくてっ!」

モバP侍「かな子・・・・」

かな子「こんなこと今聞くのは間違いかもですけれど・・・私、どうしたらいいのでしょうかっ!?」

モバP侍「>>370



セリフまたは行動
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/03(日) 21:21:52.88 ID:yF3kqLd2o
あの三人を説得してくれ
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 21:37:55.76 ID:53Lb8Voq0

モバP侍「あの三人を説得してくれ!」

かな子「あの・・・三人・・・?」

モバP侍「顔は三つだけど阿修羅鬼の体は一つだから一人かな?・・・まぁいいや!凜未央卯月を説得してくれ!」

かな子「説得って・・話し合うってことですよねっ!」

モバP侍「ああ、お前は優しいから戦うのが苦手なだけなんだ。別にそれは悪いことじゃない」

かな子「・・・・・」

モバP侍「何も戦うことだけが妖怪の倒し方じゃないしな!・・・・お前はお前の得意なやり方で妖怪に勝てばいいんだよ」

かな子「はいっ!」

モバP侍「よし、じゃあ行ってこい!」

かな子「必ず説得してみせますーっ!!」ダダッ




水野「かな子さんを一人で行かせたんですか!?」

モバP侍「なんだ、アイツが妖怪を倒しちゃうのが悔しいのか?」

水野「そういう意味ではありませんっ!話し合いが通じる相手だと思っているのですか!?」

モバP侍「かな子をナメるなよ。あいつはただのぽっちゃり系じゃない」
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 21:58:45.26 ID:53Lb8Voq0
-----------------------エドの古井戸がある空き地-------------------------------------

かな子「・・・・・・・・・・・・・・・・」

卯月&凜&未央「・・・・・・・・・・・・・・」


卯月「一人で来たんですか?」

かな子「私は、戦いにきたんじゃありませんっ!」

凜「ふーん・・・『おとり』ってワケ?」

かな子「違いますぅ!話し合いをしに来たんです!」

未央「話し合い?」

かな子「あの、もうこんな戦いやめませんか?」

卯月「そうですねぇ・・・すべての妖怪を滅ぼしたら、戦いをやめてもいいですけど・・・」

かな子「なんで妖怪を滅ぼすことにそんなに執着するんですか?」

卯月&凜&未央「それは、私が妖怪に対する憎みや恨みでできているからだよ」

かな子「妖怪に対する・・・恨み・・?」

卯月&凜&未央「そう。人間に対する恨みが集まって生まれる化け物いれば、その逆もいるってこと」

かな子「それで戦いを繰り返しても、また別の化け物が生まれるだけですよっ!」

卯月&凜&未央「それでいいんだよ。どちらかが滅びるまで戦えばいいだけだから」

かな子「そ・・・それは・・・・・」

373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 22:21:13.46 ID:53Lb8Voq0
かな子「それは、間違ってますっ!」

卯月&凜&未央「なっ・・・!」

かな子「私が知ってる侍さんは妖怪を殺さずに悪さをする妖怪を退治しています」

卯月&凜&未央「バカな!?そんなことができるハズはない!!」

かな子「それができるんですっ!妖怪である私が一緒に旅をしてきたこと、そしてこの目で見たものすべてが証明です!」

卯月&凜&未央「そう・・・・分かった」

かな子「わ、分かってくれますか?」

卯月&凜&未央「でも、あなたが話し合いでしか解決できないように、私には戦うことでしか解決できない・・・!!」

かな子「そ、そんなっ!」

卯月&凜&未央「ごめんなさい・・・死んでっ!!!」

かな子「きゃーーーっ!!」
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 22:38:26.93 ID:53Lb8Voq0

モバP侍「おらぁっ!!」


ガキィイン!!



卯月「・・・・・・出てきましたね」


モバP侍「よくがんばったな。下がれ、かな子」

かな子「モバP侍さんっ・・・!!」ギュッ


水野「しかし、まだ勝算はありませんよ・・・!」

あやめ「また、さっきの必殺技がきますっ!」

珠美「なにか、対策でもあれば・・・・」



ヒューンッ!!


菜々「あれ?何か飛んできますよ!」

モバP侍「あれは・・・・・」
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/03(日) 22:41:50.53 ID:33vKt/ZAO
つよ
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/03(日) 22:42:19.02 ID:6urtCcatO
神風特攻
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 22:51:41.32 ID:53Lb8Voq0
モバP侍「妖怪飛びちんぽ!!」

飛びちんぽ「ひゃはは!次はどいつに憑りついて・・・」


ヒューン・・・ベチョッ!!


卯月「!?」

飛びちんぽ「うへっ!何かにぶつかった!!」

菜々「う、卯月ちゃんの顔に何かがぶつかりましたよぉっ!」

モバP侍(くそっ!面倒な時にっ・・・!)


卯月「わわっ!前がみえませんっ!」フラフラ

未央「大丈夫?しまむー!」

凜「このっ!」ビュンッ


スパンッ!!

378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 22:59:16.64 ID:53Lb8Voq0
モバP侍「えっ・・・・・?」


斬られた飛びちんぽ「・・・・・・・」ボトッ

未央「すごーい!真っ二つ!!」

卯月「うっ・・・!まだ動いてるっ!」

凜「えいっ!」ヒュッ



スパスパスパンッ!!




モバP侍「・・・・・・・・」

菜々「ピピッ!よく分かりませんが、チャンスですっ!」

かな子「モバP侍さん!指示を!」

モバP侍「今はそっちの方が大事か・・・!こんなチャンス二度とないぞみんな!!>>379だ!!」




トドメの行動

379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/03(日) 22:59:56.20 ID:Wxl0qcpMo
握りつぶし
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 23:08:31.49 ID:53Lb8Voq0
モバP侍「握りつぶしだっ!」

かな子「何をどう握りつぶすんですかっ!」

モバP侍「>>381


何をどう握りつぶすか
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/03(日) 23:15:34.83 ID:JyjnDu3c0
相手の武器を
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 23:27:19.73 ID:53Lb8Voq0
モバP侍「相手の武器だっ!凜、卯月、未央の剣を握りつぶせ!」


あやめ「真剣白羽取りっ!」パシッ

卯月「なっ!刀を放してくださいっ!」

菜々「放しませんっ!・・・ぐぐぐぅ!」グイグイ



珠美「珠美も・・・白羽取りっ!」スルッ

スパッ

珠美「ヒャアアッ!手の皮が切れたぁ!」

未央「勝手に切られてどーするのっ!」

かな子「刀にも切れない部分があるんですっ!・・・ぐぐっ!」グイグイ



モバP侍「よくも俺のちんぽをっ!」

凜「ちょっと、そんな乱暴に扱ったら、刀がっ・・・!」

水野「刀さえ折れればこっちのものです!・・・ふんっ!」グイグイ




ボキッ! ボキッ! ボキッ!


383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/03(日) 23:36:58.96 ID:53Lb8Voq0
卯月&凜&未央「刀がっ・・・!」


あやめ「あんがいあっさり折れましたね」

珠美「それは、刀への愛情を忘

水野「おそらく、さっきの必殺技のすさまじさに刀自身がついていけてないからだと思います」

菜々「ふーむ・・・それで刀が折れやすくなってた、ということですねっ!」


モバP侍「よし、あとは俺に任せろ!!」スラッ


かな子「頑張れーっ!モバP侍さんっ!!」

モバP侍「うおおおおおおお!!」



卯月&未央&凜「ま、マズい・・・!!」

モバP侍「うおおおおおおおおおおお!!!」










----------------------------------------------------------------------------------------------

今日はここまでです。もうほぼ終わりで安価はないので適当な時間に続きを書いていきます
分かりにくい部分があってすいません
ありがとうございました
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 10:41:51.74 ID:W5+tdIT+0
---------------------夜 エドの町 楓の家だった木材の山の前-------------------------


加蓮「じゃあ、その木はあっちに運んで」

友紀「よーしっ!任せといてっ!」

仁奈「仁奈もいっしょーけんめー運ぶですよっ!」

輝子「こっちの木は・・・キ、キノコの原木にする・・・」



楓「みんなが私の家の建て直しに協力してくれて、助かります」

志乃「いいのよ。でも、今晩中に建て直すのは難しそうね」

楓「じゃあ、とりあえず今夜はみんなで温泉旅館にでも泊まりましょうか」

志乃「さっすが楓ちゃん。そうこなくちゃね」



みく「あっ!誰かがこっちに向かって歩いてくるにゃ!」


楓「あれは・・・・・」
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 11:03:46.61 ID:W5+tdIT+0

モバP侍「おーい!!みんなーっ!」

みく「侍チャンにゃ!侍チャンが勝ったにゃあ!!」



加蓮「凜っ!」

凜「・・・・・」

未央「・・・・・」

卯月「・・・・・・」

菜々「大丈夫ですよぉ♪眠ってるだけですっ」

加蓮「無事でよかったぁ・・・」ギュッ



あやめ「ややっ!いつぞやの鬼さんではありませんかっ!」

友紀「ちょ、ちょっとタイム!今のあたしは、くたくたでシーズンオフだから」

あやめ「私もです。今は休戦ということにしておきましょう・・・ニンッ」



水野「立派になりましたね、仁奈さん」ナデナデ

仁奈「えへへっ・・・翠おねーさんもたくましくなりやがったですよっ!」

水野「それは私にとって、このうえない褒め言葉です」



志乃「あら?いつかのちびっ子剣士じゃない」

珠美「ちびっ子言うなし!今の珠美はあなたにだって負けませんよっ!」

志乃「ふふ・・また今度試してみようかしら」


輝子「人が急に増えて・・ヤバい・・!も、物陰に避難・・・!」ササッ
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 11:31:24.40 ID:W5+tdIT+0
みく「にゃーんで幸子チャンだけそんなにボロボロにゃ?」

幸子「・・・・・・zzz」

幸子を背負った川島「そういうみくちゃんだって桁外れにボロボロだけど、どうかしたの?」

みく「こ、これは・・その・・・」

杏(この二人は、たいてい自業自得だよね)



かな子「一度、アメリカに戻って日本のことを考え直してくれませんか?」

メアリー「・・・zzz」

メアリーを背負ったワクイ「ええ、ここまでの惨事にしてさらに助けてもらってるんだから何も言うことはないわ。メアリー指令も納得してくれるハズ」

かな子「あ、ありがとうございますっ」

ワクイ「礼を言うのはこちらの方よ。指令官共々、ありがとうございます」



モバP侍「これで、すべて解決だな!」

モバP侍(俺のちんぽ・・・バラバラになったんだよな・・・ま、まぁ解決といえば解決・・・か?)

楓「どうかしましたか・・?」

モバP侍「い、いやなんでもありませんよっ!あはは・・・」
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 12:59:52.09 ID:W5+tdIT+0

菜々「でも、ついに終わったんですねっ!」

水野「長旅、お疲れ様です」

あやめ「私もお役に立てたのなら嬉しいのですが・・・ニンッ!」

珠美「今回の件もふまえて、珠美はもっと強くなってみせます!」

楓「妖怪全員分のお礼を・・・本当にありがとうございました」

輝子「こ、これで・・・本当の親友に・・・フヒヒ」

志乃「まさか、本当にやりとげるとは思ってなかったわ。おめでとう」

加蓮「前回のことも、凜のことも・・・いろいろありがとね」

友紀「モバP侍にはいろいろ借りがあるからね・・・いつか必ず返すよっ!」

仁奈「なんだかよく分からねーですが、おめでとうごぜーます!」

ワクイ「メアリー司令官は、我が国に必要な人物・・・ありがとう」



卯月「・・・・・・zzz」

幸子「・・・・・zzz」

杏「・・・・zzz」

川島「杏ちゃんはノーダメージでしょっ!起きなさい!」

かな子「いろいろ教えてくれて、ありがとうございますぅ!こ、これからも・・・・」

みく「侍チャンはよくがんばったにゃ!えらいえらい!」




モバP侍「みく、卯月、かな子、幸子、杏、川島さん・・・・・みんな!ありがとう!」


388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 13:10:55.55 ID:W5+tdIT+0

モバP侍「・・・・・・・・あれっ?」フラッ



ドサァッ・・・!!



全員「!?」

みく「さ、侍チャン!?」

かな子「モバP侍さんっ!?」


モバP侍(どうした俺の身体・・・・な、なんだか・・眠たくなってきたぞ・・・・)

モバP侍「・・・・・・・???」ドクンドクン

モバP侍(いかん、意識が遠く・・・なって・・・・いく・・・・)

モバP侍「・・・・・か・・・楓・・・・・さん」

楓「は、はい・・・・!?」

モバP侍「みくと・・・卯月と・・・・かな子・・・・の・・・こと・・・・よろしく・・・お願いします・・・」

楓「えっ・・・・?」

モバP侍「・・・・・・・・・」







------------------------------------------------------------------------------------------

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389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 13:33:10.64 ID:W5+tdIT+0
--------------------2日後の朝 温泉旅館の露天風呂------------------------------------


みく「まったく、人騒がせな侍チャンにゃ!」プンスカ

かな子「睡眠不足って・・・これまたベタなオチですよね」

卯月「やっぱり、私のせいでモバP侍さんが倒れて・・・」

みく「卯月チャン!!!そーいう過去のことは、もう気にしないようにって言ってるにゃ!!」

卯月「で、でも私が『地獄の鬼神』に操られてなかったら、こんなことには・・・」

みく「あーもうっ!しぶにゃんを見習うにゃ!」



凜「私達だけ温泉に入って・・・奈緒にちょっと悪い気がするよね。おみやげは買ったけど」

加蓮「じゃあ、また今度三人でここに来る?」



水野「この大きな虎の石像の口から、お湯が出続けてるみたいですね」

あやめ「珠美殿、虎の口の下で何をやっておられるのです?」

珠美「ふっふっふ・・・温泉でも珠美は修行の心をかかさないのですよ」

あやめ「滝打たれの修行ですか!?私も見習わなくては・・・」

水野(子供だ・・・・)


390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 13:51:16.67 ID:W5+tdIT+0

仁奈「ごーとぅーへーるっ!ってどういう意味ですか?」

輝子「そ、それは・・・」

メアリー「直訳で『地獄に落ちろ!!』って意味ヨ」

輝子「フヒヒッ・・・・」

仁奈「よく分からねーですが、カッコイイですっ!ごーとぅーへーるっ!」

メアリー「Go to hell!」

輝子「ゴオオオオトゥへエエエルッ!!!!」



ワクイ「日本のお酒もおいしいわね・・・」ゴクッ

志乃「ごくごく・・・このまま三日目も泊まっちゃう?」

楓「うーん、それもいいですね・・・」

菜々「ピピッ!おいしそうなお酒ですねっ!ナナにも一杯・・・・」

友紀「あれ?17歳じゃなかったっけ?」ゴクッ

菜々「そうでした・・・」




ガラッ!!


未央「大変っ!モバP侍が部屋にいないよっ!!」


全員「!!!?」

391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 14:06:18.70 ID:W5+tdIT+0

未央「履物がなかったし、おそらく外だと思うんだけど・・・」

かな子「まさか、私たちを置いて出発・・・」

卯月「そんな!お別れなんて嫌ですっ!」

みく「とにかく外に出て、追いかけるにゃあ!!」ダダッ



楓(『卯月、みく、かな子のことをお願いします』ってそういう意味だったのかしら・・・)


楓「待って!三人ともっ!」

みく「にゃ!?早く追いかけにゃいとぉ・・・!」

楓(本来なら、ここで引き留めなきゃいけないのだけれど・・・・)

楓「・・・・・・・・」

卯月「・・・・楓さん?」


楓「さようなら卯月ちゃん、みくちゃん、かな子ちゃん。いつまでもモバP侍と仲良く、ね」

卯月&かな子&みく「はいっ!」


全員「さよーならーっ!!」

392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 14:23:06.65 ID:W5+tdIT+0
-----------------------朝 エドの近くの川沿いの道--------------------------------



モバP侍「さーて、チンコ再生日本一周の旅でもするかっ!」

川島「こんな別れ方でよかったの?」

モバP侍「いいんだよ。男に別れの言葉はいらねぇのさ」

杏「・・・・・・変な鳥肌がたったよ。今のセリフ」ゾォォ

モバP侍「杏が起きてるなんて、珍しい朝だな」

杏「・・・・・失礼だなぁ・・・・むにゃむにゃ」

モバP侍「なんだ寝言か」

幸子「三人がいなくなって、さびしい時はボクがいてあげますよ!ボクは優しいので!」

モバP侍「ホントにいいやつだな幸子ぉー!!」ギュッ

幸子「ひゃっ!・・・は、放してくださ・・いや、放さなくていいです・・・・」

川島「はいはい。いちゃいちゃもいいけど・・・・走って来たわよ、三人が」

モバP侍「えっ・・・?」



みく「侍チャーンっ!!」

卯月「モバP侍さーんっ!!」

かな子「ま、待ってくださいぃー!!」



モバP侍「くそっ・・!アイツらのことは楓さんに任せたハズなのにっ!」

川島「別れるなら、ちゃんと別れの挨拶ぐらいしておきなさいよっ?」
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 14:27:06.81 ID:W5+tdIT+0

モバP侍「お前ら・・・・・・」


みく「みくも連れてってにゃあ!」

卯月「私も、お別れなんてしたくありませんっ!」

かな子「私、こんなお別れ認めませんからっ!!」


モバP侍「・・・・・・・・」


みく「・・・・・・・・・」

卯月「・・・・・・・・」

かな子「・・・・・・・・」



モバP侍「・・・・・・」クルッ

みく&かな子&卯月「・・・・!?」

394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/03/04(月) 14:42:51.21 ID:W5+tdIT+0
モバP侍「・・・・・・・」スタスタ

かな子「そ、そんな・・・!」



モバP侍「・・・・・ほら、行くぞ」

卯月「えっ・・・?」

モバP侍「なんだよ来ないのか?・・・・ほら早く行くぞ」

みく「侍チャン・・!!」

川島「・・・ふふっ」


モバP侍「幸子、川島さん、杏・・・卯月、みく、かな子・・・・・・次はどんな日本一周の旅にする?」






「みくは猫チャン巡りがいいにゃあ!」「私はお菓子巡りがしたいですっ!」「私は観光地巡り・・・とか?」「普通すぎるにゃ!」


「・・・・zzz」「ボクは『ボクの可愛さを世間に教えてあげようツアー』とか・・・」「『全国美容健康法』巡りなんかも良さそうね」


「やっぱり『チンポ再生の旅』で・・・」「それはナシっ!!」「あっはっはっは」






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お疲れ様でした
これで終わりです。支援や安価レス等、ありがとうございました


395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/04(月) 21:08:13.88 ID:/B1ZtHoV0
乙乙乙
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