勇者１「なんで勇者が二人なんだよ」勇者２「黙れチビ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 14:50:31.71 ID:Q02bowCd0

勇者１「何だとゴラァ、剣の錆にされてぇかボケェ」

勇者２「やってみろ、その一太刀より早く我が拳でその喉元を潰す」

勇者１「あ゛あ゛？」

大臣「無礼な！王の御前であるぞ！」

勇者１「うっせーぞハゲ」

勇者２「口出し無用だ」

大臣「き、貴様ら…」

王様「もうよい大臣」

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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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少し暑くて少し寒くて ＠ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 ＠ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 ＠ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味 ＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 14:56:35.48 ID:Q02bowCd0

大臣「し、しかし王様」

王様「性格にはちと難ありだが、なにより腕がたつ」

王様「魔王を倒してくれるならば、余はもうそれでよい」

大臣「は、はい、わかりました」

勇者１「てめぇ表出ろ、その生意気な面ぶっ潰す！」

勇者２「貴様が表に出ろ、貴様の指図は受けん」

勇者１「なんだとゴラァ！！」

大臣「性格にちと問題って…問題あり過ぎだろ…」

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:05:21.12 ID:Q02bowCd0

勇者１「ケッ、なんだかんだで旅に出ることになっちまった」

勇者２「こちらとしても不本意だ」

勇者１「言ってろ、まあ俺の方が有能だって見せつけりゃいい話だ」

勇者１「そうすりゃ、お前は自ずとお払い箱だ」

勇者２「お払い箱って誰に見せる気だ、アホが」

勇者１「そんなに死にてーのお前？」

勇者２「全く先が思いやられる」

魔物「グオォォォォォ」

勇者１「うぉ、来たね！旅最初の敵！」

勇者２「ただのゴブリンじゃないか」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:12:02.56 ID:Q02bowCd0

魔物「グアァァァ…」

勇者１「おっしゃ俺の勝ちだな！ってかてめぇ口のわりには全然手出さねぇじゃねぇか」

勇者２「出す必要が無い、こんな一般モンスターにくれてやるほど、俺の拳は安くない」

勇者１「ヘッ！強がってんじゃねぇよキザ野郎」

勇者２「ザコはすべてお前が処理しろ、俺はボスと一騎打ちだ」

勇者１「はぁ！？ふざけんな！！」

勇者２「貴様にはお似合いだろう」

勇者１「てめぇ…」

？？？「あのぉ…」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/02/10(日) 15:18:09.76 ID:44ycvCDMo

また二人居たりするのだろうか

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:18:58.30 ID:Q02bowCd0

勇者１「あん？なんだてめぇ？」

勇者２「馬鹿が、服装からして僧侶だろう」

勇者１「あ？その僧侶さんが何の用だってんだ」

僧侶「あのぉ…勇者御一行ですよね？」

勇者２「いかにも」

勇者１「だから何の用だっつてんだ！」

僧侶「え、えーと…私も魔王討伐の旅に参加させて頂きたく…」

勇者１「ダメだ」

勇者２「断る」

僧侶「えぇぇぇ！？」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:27:09.50 ID:Q02bowCd0

僧侶「ど、どうしてですか？」

勇者１「女はすぐ泣くから」

勇者２「貧弱な者に用はない」

僧侶「でもでも！回復役になれますよ！？」

勇者１「そもそも怪我しないし」

勇者２「この強靭な体に傷を負わせれる者がいるなら、是非ともあってみたいものだ」

勇者１「うぜぇクソナルシ」

勇者２「何だとチビ」

勇者１「あ゛あ゛？」

僧侶「な、なら料理はどうですか？私得意なんです！」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:32:35.39 ID:Q02bowCd0

勇者１「まぁ旨いモン作ってくれるなら…」

勇者２「ふん、脆弱者が、味付けなど不要」

勇者１「ハッ！とか言って女が苦手なだけじゃねぇのか？」

勇者２「」ビクッ

勇者１「は？マジか？」

勇者２「そそ、そんな事あるわけないだろう、よろしい、ついて来い、そそ僧侶」

僧侶「やったぁ！ありがとうございます！」

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:38:29.60 ID:Q02bowCd0

勇者２「オイあまり近くによるな」

僧侶「す、すいません」

勇者１「いーじゃんかよー、僧侶ちゃんもこんな屈強な男に守られてーよなぁ？」

僧侶「えぇ///そんなぁ///恥ずかしい」

勇者２「貴様ぁ…後で覚えとけよ…」

勇者１「へっへっへ（笑）」

僧侶「ん？なんか焦げ臭くありません？」

勇者１「お前屁こいたか？」

勇者２「どんな屁だ」

僧侶「ああ！あれ見てください！」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:44:08.94 ID:Q02bowCd0

勇者１「村が焼かれてるな」

僧侶「のんき言ってる場合ですか！」

村人「ううっ…………」

僧侶「だ、大丈夫ですか？！何があったんです？！」

村人「と、盗賊が、盗賊が現れて…」

僧侶「盗賊！勇者さん達出番でｓ」

勇者１「なんだ盗賊かよ」

勇者２「人間相手なら用は無い」

僧侶「………え？」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:52:37.95 ID:Q02bowCd0

僧侶「ちょ、ちょっと勇者さん達？！何処へ！？？」

勇者１「旅の続きにきまってんだろドアホ」

勇者２「人間相手など高がしれている」

僧侶「そ、そんなぁ！！それでも勇者ですか！？」

勇者１「勇者に決まってんだろがボケ、紋章見せるか？」

勇者２「だいたいそういうの憲兵団の仕事だろう、我々の知ったことか」

僧侶「そ、そんなぁ…」

盗賊A「おっと何処行く気だあんちゃん！」

盗賊B「さっさと金品よこしな！」

僧侶「しま…囲まれた…！」

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 15:59:22.42 ID:Q02bowCd0

勇者１「……………」シカト

勇者２「……………」シカト

盗賊A「オイ！露骨にシカトこいてんじゃねぇ！！」

盗賊B「俺達はここ一帯を仕切る、盗賊団……って何処行く気だオイ！」

盗賊A「待てっつてんだ！」

盗賊B「調子のってんと痛い目みるぜって…話聞けぇ！」

僧侶「この二人スゴイ…」

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 16:09:31.21 ID:Q02bowCd0

盗賊A「なめやがって…こんにゃろ！」

盗賊B「もう許せねぇ！！ぶっ[ﾋﾟｰｰｰ]！！」

僧侶「あ！勇者さん達！危ない！！」


ガシッ


勇者２「ん？ああ条件反射的に腕をつかんでしまった」


ミシミシミシ


盗賊A「ぐぁぁぁぁぁぁぁ！！！折れる！！！折れる！！！」

盗賊B「あ、あにきぃ！！」


ボキッ


盗賊A「あｑｗｗせｄｒｆｔｇｙふじｋ」

盗賊B「あー！！！兄貴の腕があり得ない方向に曲がってる！！！」

勇者２「悪いな、訓練で後ろから攻撃されるとついへし折ってしまうのだ」

勇者１「は？自慢かそれ」

？？？「何やってんのよ！あんたら！」

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 16:18:03.38 ID:Q02bowCd0

盗賊B「あ、アネゴーへぼしぃ」バキッ

盗賊（♀）「情けないわね！こんなチビとノッポにのされるなんて！」

僧侶「あ、新手ですか？」

盗賊（♀）「おいそこのチビとノッポ！！待ちな！！」

盗賊（♀）「いや待てって、コラ！」

盗賊（♀）「シカトかこの野郎！」


数十分後


盗賊（♀）「待て…オマエラ…」ハァハァ

勇者１「まだ追いかけてくんぞ？」

勇者２「ザコはお前担当だろ」

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 16:25:57.46 ID:Q02bowCd0

勇者１「しゃぁねーなぁ…おいアンタ」

盗賊（♀）「か…かく…ご…はできたか？」ゼーハー

僧侶「もう虫の息じゃないですか…」

勇者１「うぉ！お前ついて来れたのか！？」

僧侶「ハイ、体力には自信があるので」

勇者１「意外だなオイ…ん？あっそうだ」

勇者１「僧侶、お前に頼みがある」

僧侶「え？な、なんでしょうか？」

勇者１「お前が相手してやれ」

僧侶「……………はい？」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/02/10(日) 16:30:02.43 ID:ZJ8SZ+R30

うーん

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]：2013/02/10(日) 16:30:46.93 ID:6pnHOPdTo

sagaで殺すとか死ねとか伏字回避できたはず

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 16:32:11.56 ID:Q02bowCd0

僧侶「えーー！？ちょっと無理ですよ！！」

勇者１「大丈夫だお前！気合いありゃなんとかなるだろ！！」

僧侶「いやいやいやいや、どう考えたっておかしいですよ！私戦闘職じゃないんですよ？！」

勇者１「その杖でちょっと小突いてやりゃ倒れるって」

僧侶「そ、そんな事言われても！」

勇者１「いいからやれゴラァ」

僧侶「はい……」

勇者２「腹減ってきたな」

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 16:46:42.45 ID:Q02bowCd0

盗賊（♀）「何だお前？」ｾﾞｰﾊｰ

僧侶「エイ！」


ボカッ


盗賊（♀）「あばばばばばばば」バタッ

勇者１「おっ脳天いったなありゃ」

僧侶「え？あれ？もう終わり？」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/02/10(日) 17:25:38.50 ID:66f4KQrY0

しえん

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/02/10(日) 20:26:11.98 ID:qZjHjEGx0

初めての遭遇だ、支援