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P 「告白かー」 小鳥「!」ガタッ! - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:19:41.53 ID:xCkHYMHjo
初SSです。
途中までですが、よろしくお願いします。

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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:21:12.88 ID:xCkHYMHjo
小鳥「ど、どうしたんですか? プロデューサーさん」

P 「あー、口に出てましたか。
   恥ずかしい話なんですが」

小鳥(落ち着け、落ち着くのよ。小鳥。この流れはきっと、
   P「冷蔵庫のプリン食べたの、自分なんすよ」とかよね)

P 「彼女がほしいな、と」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:22:15.92 ID:xCkHYMHjo
小鳥「ぴよおおおおおおおおおおおおおおお」

P 「うわ! お、驚かせないでくださいよ」

小鳥「す、すみません、取り乱しました!」

P 「はぁ……。
   まあ、とにかく彼女がほしいんですが
   今まで彼女がいたことなんてなかったですし
   そもそも告白すらしたことなくて」

小鳥(こ、これは間違いない。チャンスピヨ!
   小鳥「私でよければ……」→
   P「え?いいんですか!実はお前のことが好きだったんだよ」→
   そして二人は幸せなキス)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:24:00.55 ID:xCkHYMHjo
小鳥「勝ったピヨ!アイマス初SS完!」

P 「お、音無さん?」

小鳥(……いやまて、おかしいピヨ。
   はたしてそんなうまい話があるだろうか?)

P 「音無さーん、聞こえてますかー」

小鳥(考えるのよ、音無小鳥(2X)。
   プロデューサーさんは告白したことがないと言っていた)

P 「むむむ」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:25:20.41 ID:xCkHYMHjo
小鳥(告白した経験がない。
   おそらく失敗するのが怖くてできなかったのだろう。
   その気持ちはよーくわかる、わかるわ)

P 「小鳥ー! 俺だー!」

小鳥(これは告白することに慣れてもらう必要がある。
   そう、私たちの幸せな未来のために!ピヨ!)

P 「結婚してくれー!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:26:55.23 ID:xCkHYMHjo
小鳥「プロデューサーさん! あたし、協力します!」

P 「え?」

P (協力ってことはOKってこと?
   つ、つまり音無さん……、
   いや、小鳥さんが彼女に?
   まてまて、結婚に協力ってことは嫁さんか?
   まあとにかく)
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:29:14.58 ID:xCkHYMHjo
P 「やったぜ(迫真)」

小鳥「アイドルのみんなにも話しておきますね。
   告白の練習に協力してもらえないか」

P 「え?」

小鳥「え?」

P 「……」

小鳥「ピヨ?」

P 「よ、よろしくお願いします。
   ……営業行ってきますね。
   たぶん、直帰になると思います」トボトボ

小鳥「あ、はい。いってらっしゃ〜い」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:33:15.76 ID:xCkHYMHjo
トゥルルルル、カチャ

小鳥「はいはーい、今出ますよーっと。
   はい、765プロです」

高木『おお、音無君か!
   プロデューサーは居るかね?』

小鳥「あらら、今しがた営業に出ちゃいました」

高木『む、そうか。タイミングが悪かったようだね』

小鳥「えっと、お急ぎでしたら携帯に連絡入れましょうか?」

高木『いや、彼の邪魔をするのも忍びないからね。
   それより音無君、驚かずに聞いてくれたまえ。
   我が765プロのアイドル全員が……』
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:35:16.36 ID:xCkHYMHjo
高木『オールド・ホイッスルへの出演が決まったのだよ!』

小鳥「なるほど、オールド・ホイッ……。
   ええええ、オールド・ホイッスル!ほんとですか!」

高木『もちろんだとも!
   いやぁ、年甲斐もなくはしゃいでしまってね。
   早く皆にも伝えたくて、急ぎ電話をしたというわけなのだよ。
   それでは、失礼するよ』

小鳥「こ、こうしちゃいられないピヨ!
   急いでみんなに連絡入れないと!」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:38:00.85 ID:xCkHYMHjo
小鳥(このときのあたしは、みんなが、みんなの歌が
   認められたことが嬉しくて、完全に忘れてしまっていたのです)

小鳥(……プロデューサーさんの、告白練習のこと)

小鳥(もし、プロデューサーさんが呟かなければ。
   もし、社長の電話がなければ。
   もし……、いえ、起こってしまったことはどうしようもありません)

小鳥(これはもう(プロデューサーがどうなるか)わからんね)
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:40:23.83 ID:xCkHYMHjo
翌日 765プロ

P 「おはようございまーす。ってなんだ、律子だけか」

律子「おはようございます、プロデューサー殿。
   でも、なんだはないんじゃないですか?」

P 「まあまあ、そう怒……ってないな。
   どうした? えらく張り切ってるが」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:42:42.21 ID:xCkHYMHjo
律子「そりゃあ、そうですよ。
   小鳥さんから連絡ありましたし(オールド・ホイッスルの件)」

P 「音無さんから? ……あー、例の(告白練習)件か」

P (こんなことでも張り切ってくれるとは。
   やっぱ律子はいいこだなぁ)

P 「でも、いいのか?」

律子「そりゃ、私も(アイドルとして出演することが決まってて)悩みましたけど。
   でも(みんなが)頑張っていることは、誰よりも知ってるつもりです。
   そんな私が協力しないわけないじゃないですか」

P 「律子……。そっか、ならよろしく頼む」

律子「はい、頼まれました。
   それで早速なんですが……」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:45:56.50 ID:xCkHYMHjo
P 「む、そうか」

P (さ、早速告白の練習か。しかし、まいったな。
   練習とはいえ、実際告白するとなると……。やっべ、緊張してきた)

律子「……で、……というふうにしようかと」

P (律子、プロデューサーになってから髪型変えて大人っぽくなったよなー。
   それに元アイドル、普段意識しないようにしてるが、やっぱ綺麗だ)

P (てか、告白ってほんとどうすんだ? くそ、ぜんぜん思いつかん。
   俺、参考になる出来事なんてなかった……いや)

律子「ここは、……となるわけですよ」

P (違う、違うな。間違っているぞ!
   俺には漫画、アニメ、ゲームと参考になる資料は山ほどあるじゃないか!)
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:49:49.44 ID:xCkHYMHjo
律子「プロデューサー! ちゃんと聞いています?」

P 「……」

律子「プロデューサー殿? あの、大丈夫ですか?体調が悪いなら……」

P 「ふは、ふはははははははははははは」

律子「!?」

律子「ちょ、ほんとに大丈夫ですか?」

P 「ああすまん。ちょっと考え事しててさ」

律子「まあ、大丈夫ならいいですけど」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:51:08.88 ID:xCkHYMHjo
P 「律子」

律子「なんですか?あー、わかってますって。
   さっきの話をもう一度ってことですよね」

P 「いや、今はそんな事はどうでもいいんだ。 重要なことじゃない。」

律子「ちょっと! いくらなんでもどうでもいいなんてことないでしょ!」

P 「律子!」

律子「!?」ビクッ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:51:57.43 ID:xCkHYMHjo
P 「あ、す、すまん。大声出して……。
   ただ、どうしてもだな、律子に、その……」

律子「もう、どうしたんですか一体……
   そんなに言いづらいことなんですか?」

P 「まあ、多少はね」

律子「はぁ、ちゃんと聞いてますから、話しちゃってください。
   その、私では力不足かもしれませんが、話くらい聞けますから」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 01:58:09.21 ID:xCkHYMHjo
P 「……と」

律子「と?」

P 「……」

律子「……」

P「と、等価交、じゃねえ、相互プロデュースだ!
  俺の人生半分プロデュースしてくれ、
  んで、お前の人生半分プロデュースさせてくれ!」///
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:00:35.08 ID:xCkHYMHjo
律子「はぁ、なにいってるんですかまったくもう」

P 「う……(練習とはいえ、この反応はキツイ……)」

律子「半分なんて中途半端なプロデュース、この私がするとでも?」

P 「え?」

律子「やるからには、全部に決まってるじゃない!
   責任もって最後までプロデュースしますから!
   ですからプロデューサー殿。
   あなたも最後まで私の人生をプロ……(あれ?人生?)」

律子「……!」///カァァ

P 「り、律子さん?」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:01:56.39 ID:xCkHYMHjo
律子「ええええ、営業!営業行ってきましゅ!」バタバタ

P 「お、おい。今日はそんな予定、……行っちまった」

P 「しかし、あれだ。練習でも緊張するもんだな。
   でも、なんかやる気つーか、元気出てきたわ」

P 「うん、この調子で練習練習っと」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:05:11.63 ID:xCkHYMHjo
貴音「おや、あなた様お一人ですか?」

P 「おう、律子が」

貴音「なるほど、営業で外に出られたのですね」

P 「……ああ、良くわかったな」

P 「そうだ、貴音は」

貴音「ええ、(オールド・ホイッスルの件)聞き及んでおります。
   わたくしも皆に負けないよう、精一杯やらせていただきます」

P 「そ、そうか」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:06:11.92 ID:xCkHYMHjo
P (な、なんてことだ……。間違いない。
   貴音は俺の心を読んでいる!……わけないか。
   しかし、ミステリアスっていわれる理由も分かる気がする)

P (まあ、告白練習には協力してくれるみたいだ。
   ただ心は読んでいないだろうが、さっきの会話みたいに
   告白の途中で会話を切られるというのは避けたい)

P (ここは一気に畳み掛けるべきだな。
   でもどうするかな?……心を読まれる、か)
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:08:55.41 ID:xCkHYMHjo
P 「貴音」

貴音「なんでしょうか?」

P 「好きだ!」

貴音「」

P 「貴音、愛してるんだ!貴音!」

貴音「あ、あなた様?」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:11:38.50 ID:xCkHYMHjo
P 「プロデュースする前から好きだったんだ!
   好きなんてもんじゃない、貴音のこともっと知りたいんだ!」

貴音「しかし、わたくしは」

貴音(わたくしは、皆に秘密を抱えて……)

P 「貴音のことはみんな全部知っておきたい!」

貴音「!」

P 「貴音を抱きしめたいんだ!潰しちゃうくらい抱きしめたい!」

P 「貴音!好きだああああああああああ!」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:12:56.91 ID:xCkHYMHjo
貴音「あなた様!」

P 「お、おう(やばい、叫びすぎて苦しい)」ゼェゼェ

貴音(わたくしは、この方をどう思っているのでしょうか?
   この胸の高鳴り……、考えるまでもないでしょう)

P (め、めまいがする)ゼェゼェ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:13:41.32 ID:xCkHYMHjo
貴音(しかし、あなた様の思いに応えることはできない。
   いえ、一度だけ、ちゃんすが欲しい。
   わたくしの思い、これで通じなければ、
   もとより機会がなかったと諦めましょう)

貴音「あなた様」

P 「……」ゼェゼェ

貴音「今宵、あなた様と見る月はきっと美しいことでしょう」

P 「……そ、そうか(告白スルーとはたまげたなぁ)」ゼェゼェ

貴音「……ええ(通じませんでしたか、ですがこれで)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:14:34.81 ID:xCkHYMHjo
P 「(スルーとはいえ頑張ったよな、俺。
   流石に告白の練習だし我慢していたが苦)しんでもいい、よな?」ゼェゼェ

貴音「あ、あなた様、ご存知だったのですか?」///

P 「え?」ゼェゼェ

P (ああ、今日は月が綺麗だから一緒に行こうって誘われてたな。
   俺もプロデューサーの端くれ、天候の把握はばっちりだ)

P 「一応、な」ゼェゼェ、フゥ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:16:44.92 ID:xCkHYMHjo
貴音「あなた様はいけずです」///

P 「? (よくわからんが、参考にはなった)ありがとう」

貴音「いえ」///

P 「あー、のど渇いたな。なにか飲まないか?」

貴音「それでしたら、お茶でもおいれしましょうか?」

P 「いや、『夏目さん』くずしたいしジュースでも買ってくるよ。
   貴音は……」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:17:35.35 ID:xCkHYMHjo
貴音「あ、あなた様!あまりからかわないでください」///

P 「? 別にからかってなんかないぞ」

貴音「///くぅ、し、失礼致します」トビラガチャ

P 「え? おい、……消えた」

P 「……あまり深く考えるのはよそう」

P 「よし、次いくかー」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:18:44.06 ID:xCkHYMHjo
美希「ハニー、おはようなの!」ダキッ

P 「はいはい、おはよう美希。
   そして抱きつかない」

美希「えー、ハニーはいけずなの」

P 「意味分かって使ってるか?
   でも、ずいぶん早いな」

美希「えっとね、今日は夜からだからお昼寝しに来たの
   だからソファー借りるね」

P 「了解、了解。
   あ、音無さんから(告白練習の件)聞いてるか?」

美希「小鳥から? (オールド……なんとかのことかな?)
   もちろん、聞いてるの。美希頑張るの」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:22:16.63 ID:xCkHYMHjo
P 「そっか、ありがとな」

美希「? 変なハニーなの、美希もう寝るね」

P (美希も協力してくれるみたいだ。
   ……早くしないと寝ちまうな)

P 「美希、あのさ」

美希「ん〜? 寝かして欲しいの」


P 「美希の目が覚めたら、
   俺たちが恋人同士になってたら面白いと思わないか?」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:23:50.92 ID:xCkHYMHjo
美希「! ハ、ハニー、それって!」ガバッ

P 「俺と付き合ってくれ、美希。お前のことが好きだ。
   だから、これからもずっと俺と一緒にいて欲しい」

美希「も、もう、こんなんじゃ眠れないの」///

P 「美希……(あ、昼寝の邪魔してたな俺、謝っておこう)」

美希「あの、その、よろしくおねがいしますなの」///
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:24:43.72 ID:xCkHYMHjo
P 「(昼寝の邪魔をして)すまん」

美希「え? え? ど、どうして謝るの?」

P 「え? だって昼寝の邪魔だったろ?」

美希「そんなこと、どうでもいいの! 重要なことじゃないの!」

P 「こらこら、霧が濃くなるからやめなさい」

美希「む〜」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:25:42.96 ID:xCkHYMHjo
美希(落ち着いて考えるの。
   ハニーは『美希の目が覚めたら恋人』っていってたの)

美希(……昼寝をして目が覚めた後じゃないと、恋人じゃないってことかな?)

美希(ハニーは変なとこで真面目なの。
   だからきっとひっこみがつかなくなったってやつなの。
   よくわからないけど、きっとそうなの!)

美希「ハニー!美希、お昼寝するの!」

P 「お、おう、気合はいってるな。おやすみ」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:27:31.73 ID:xCkHYMHjo
美希「……」

美希「うわ〜ん、ぜんぜん眠れないの〜」

P 「ど、どうした美希、怖い夢でも見たのか?」

美希「眠りたいのに、眠れないの〜」

P 「え? 不眠症か? 病院いくか?」

美希「そんなんじゃないの〜、うわ〜んなの〜」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:28:16.19 ID:xCkHYMHjo
P (しばらくして泣き疲れたのか美希は眠ってしまった。
   とりあえず、不眠症じゃなくて良かった)

美希「う、うーん、眠れないの……」zzz

P 「なんだ、寝言か。さて、次も頑張ろう」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:37:12.79 ID:xCkHYMHjo
BIGになろう。
今のところここまでです。
ノシ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 08:08:50.07 ID:3gYhhez9o
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 20:26:49.70 ID:fz2Fy7o9o
おつ
すれ違い物か期待
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 01:52:59.84 ID:zCSvxEK3o
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 01:26:54.48 ID:ZGLuKDPSo
おつ
これは面白い
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/15(金) 20:10:49.54 ID:GJV0fp3IO
最後はピヨ落ちだよな?
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:29:58.31 ID:InrzanAlo
トリだけにピヨ落ちとはたまげたなぁ。
あと、財布見たら夏目漱石が野口英世に変わってた告訴。

再開します。
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:31:10.65 ID:InrzanAlo
雪歩「あ、あの、どうぞ」オチャ

P「さんきゅ」ズズ

P「ふぅ、やっぱ雪歩の入れたお茶はうまいよ」

雪歩「そ、そんなことありません」

P「いやいや、そんなことあるさ。
  ……ところで雪歩も音無さんから(告白練習の話)聞いてたりする?」

P(雪歩は異性が苦手だし、音無さんも話してないかな?)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:32:45.22 ID:InrzanAlo
雪歩(音無さんから? えっと、オールド・ホイッスルのことだよね。
   私なんかが……ううん、せっかくみんなで出られるんだし頑張らなきゃ!)

雪歩「はい! ダメダメでちんちくりんな私ですけど頑張りますぅ!」

P(あれ? 意外な反応だな。……! そうか!
  雪歩は異性への苦手意識克服のため、告白練習を受けてくれたんだ。
  最近は大人しい子犬なら触れるようになってきたし、
  少しづつ苦手なことを克服してるんだよな。
  えらいぞ、雪歩!)

P「そういうことなら遠慮なくやらせてもらうよ。今は忙しいから後で頼むな」

雪歩「(打合せかな?) わかりました。ソファの方で待っていますね」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:35:48.18 ID:InrzanAlo
美希「……ネムレナイノ、ムニャムニャ」zzz

雪歩(美希ちゃん眠むっちゃってる。えへへ、待っている間に詩を書こうかな)

数十分後

雪歩(う〜ん、やっぱり好きって表現は直接的すぎるかな?
   月が綺麗ですね的な表現の方が……。
   でもそれだと、愛してますってことになるかなぁ?)

雪歩(そうだ、い、一度声に出して読んでみよう。
   美希ちゃんは居るけど眠ちゃってるし、い、いけるよね!)

雪歩「夜空に涙、一陣の風は『黒き六つの原型と印を通』して攫い詞は躍る。
   光、そう光が奔るの。貴方に伝えたい……」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:37:49.18 ID:InrzanAlo
P「ごめんごめん、待たせちまったな」

雪歩「貴方のことが好き……プ、プロデューサー?」

P「」

雪歩(ききき、聞かれちゃった、聞かれちゃったよぉ。
   私の詩、聞かれちゃったよぉ。は、恥ずかしいですぅ)///
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:40:40.17 ID:InrzanAlo
P(……ハッ! 驚いて思考が停止してしまった!
  しかし女の子から告白される可能性も0じゃないよな。
  それを踏まえたうえでの告白練習もしておいたほうがいいってことか。
  今日は雪歩に感心させられてばかりだ)

P(しかしやっぱり恥ずかしかったのか、ノートで顔を隠してしまっている。
  これはなんとしても雪歩の心意気に答えなければ)

P「なあ、雪歩」

雪歩「!」ビクッ

P「順番は逆になったが、折角考えてきたんだし言わせてもらう」

雪歩「(え? え? なんだろう……。し、詩の感想かな?
   あうう、聞きたくないですぅ) は、はいぃ」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:42:23.35 ID:InrzanAlo
P「偶像を翔け上がりし白雪よ! P……いや、アイドルマスターと恋人の……」

雪歩(え?)ジー

P「恋人の……」

雪歩「……」ジー

P(……なんか雪歩にすごい眼差しで凝視されてるんだが。
  こ、この告白は駄目なんだろうか? 
  アニメでは上手くいってたんだけどなぁ、ハハハ)

雪歩(プロデューサーもポエマー(詩を嗜んでいる人)だったなんて!
   えへへ、なんだか嬉しいですぅ。
   えっと、偶像を翔け上がりし白雪は私のことだよね?
   アイドルマスターがプロデューサで、恋人……!)
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:43:01.00 ID:InrzanAlo
雪歩(こ、これは『全国に4千万人はいる。……んじゃないかな?いるといいなぁ』
   と私にいわれてるポエマーの憬れ、告白ポエムに違いないですぅ!
   つ、続き、続きを!)///

P「えーと、その、なんだ、止めだ、止め」

雪歩「つ、続けてください!」///

P「へ?」

雪歩「続けてください、プロデューサー」///

P「……おう」

P(うう、今更だが凝視されてあの言動は辛すぎる。
 ちょっと情けないが、練習だし背を向けて告白しよう)クルッ
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:46:54.24 ID:InrzanAlo
P「ぐ、偶像を翔け上がりし白雪よ。アイドルマスターと恋人の契約を」///

雪歩「……」///

P「恋人の契約を、……結べ」///

雪歩「……はい」///
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:48:53.67 ID:InrzanAlo
数分後

P「雪歩、(告白の練習に協力してくれて)ありがとう」

雪歩「あ、あの、こちらこそありがとうございました」

P(少しは男への苦手意識克服の手助けになれたかな?)

P「おう、これからはもっと頼ってくれると嬉しい(苦手意識の克服とか)」

雪歩「(こここ、恋人としてだよね!)ははは、はいぃ」///

P「俺は仕事に戻るけど、雪歩はレッスンだったよな?」

雪歩「はは、はいぃ。いいいいって、きま、きますぅ」/// フラフラ

P「気をつけてなー。さーて、お仕事お仕事」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:53:01.84 ID:InrzanAlo
真「おっはよーございまーす!」

P「真か、おはよ」

真「……あれ? 小鳥さん休みですか?」

P「いんや、社長と一緒にテレビ局の会食に出てる」

真「テレビ局ですか?」

P「うん。……ところで音無さんといえば、(告白練習のこと)聞いてる?」

真「(テレビ局……あ! オールド・ホイッスル!)モチロンですよ!
  もうバリバリ、じゃなかった。キャピキャピ頑張っちゃいますからね!」

P「そっか、よろしく頼む」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:54:48.27 ID:ag5HTHCxo
罪作りなPだな
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:55:16.59 ID:InrzanAlo
真「へへ、そうだ! レッスンまでまだ時間ありますよね?
  ちょっとコンビニまで行ってきます」

P「まあ、時間はあるがどうした?」

真「今日は月刊モバマス(キャピピピピーンでエッヘヘーな乙女向け雑誌ナリヨー)の発売日なんです!
  先月号で『キラリ』が囚われの『モバピィ』を助け出して、
  告白したところで終わってたんで、もう続きが気になって仕方ないんですよね!」

P(モバマスねぇ。読んだことはないが、少女マンガの王道って感じかな?)

真「えへへ、ボクもいつかキラリみたいに素敵な王子様に告白されたいなぁ」

P「!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 23:58:18.00 ID:InrzanAlo
P(これは、これは告白方法のリクエスト!間違いない! 
  しかしここでひとつ問題がある。俺はモバマスを読んだことがない。
  ただ、真の話から察するに『囚われの少女を救う、少年の物語』だろう)

P(……まてよ、アニメで似たような話があったな。よし、それでいこう!)
  

真「それじゃ、パパッと行ってきますね!」

P「! き、聞いてくれ真!」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:00:12.99 ID:MWXVvcXCo
真「なんですか? プロデューサー」

P(しまった、告白の仕方を思いついて咄嗟に呼び止めてしまったが、
  モバマスを買いに行かせてあげなきゃダメだろ、俺)

P「呼び止めてすまん。
  やっぱり(告白の練習は)後でいいから、コンビニに行っておいで」

真(なんだろう? ボクを呼び止めたときのプロデューサー。
  一年近く一緒に仕事してるけど、あんな表情初めて見た。
  ……なにか大切な話かもしれない)

真「いえ、聞かせてください」

P「いいのか? そうか、なら聞いてくれ」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:05:17.57 ID:MWXVvcXCo
P(昔のアニメだからちょっと記憶が曖昧だな。
  えっと、たしか……)

P「返事はしなくてもいい、ただ聞いていてくれたらいい。
  ミカムラのおじさんは逝ってしまったよ。『全て自分が悪かった』って言い残してね」

真(え? え? ミカムラのおじさんって誰だろ……。
  それに逝ってしまったとか自分が悪かったとかどういうこと?
  本当にわからないことだらけだ。けど、ひとつだけわかることがある。
  プロデューサーはボクに、この人のことを伝えたいんだって)

P「でも、そんなことはいいんだ。いいんだよ」

真「……へ?(えええ! いいの? え? いいの?)」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:08:34.99 ID:MWXVvcXCo
P(し、しまったあああ。そのまま言っちゃダメだろ。
  きちんと変えるところは変えないと!)

P「なあ、俺たちはこの一年間、一体何をしてきたんだ?
  俺たちの一年間は一体なんだったんだ?」

真「……」

P「覚えてるか? 俺もお前たちも新人だったから無我夢中でさ」

真(ボクたちの一年間か……。
  毎日必死にレッスンして、それでもオーディションに受からなくてさ。
  アイドルなんてボクには無理だって、もう辞めようって考えたこともある)

真(でもいつも、いつもプロデューサーはボクの隣にいてくれて……。
  一緒にトップアイドル目指そうって……。だから頑張れたんだ。
  そして、プロデューサーはボクたちをIA優勝に導いてくれた)

P「無我夢中でやってIAに優勝すると、
  新人敏腕プロデューサーってもてはやされてた」

真(でも、実際すごいと思う。きっとボクじゃなくてもプロデューサーは……)ドンヨリ
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:10:23.24 ID:MWXVvcXCo
P「……でも、それは全てお前がいつも一緒にいてくれたおかげなんだ」

真「……え?」

P「お前と俺とで掴み取った勝利なんだ。
  だから、これからも一緒じゃきゃ意味がなくなるんだ」

真「あ……」///
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:12:30.94 ID:MWXVvcXCo
P「なあ、真。お前に聞いてほしいことがあるっていったよな。
  ……俺はプロデュースしか能のない不器用な男だ。
  だから、こんな風にしかいえない。俺は、お前が……」

P「お前が……」

真「……」///ゴクリ

P「お前が好きだ!お前が欲しいッ!真おおおおおおおおおおお」

真「プ、プロデューサー!」///
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:15:12.34 ID:MWXVvcXCo
真「嬉しいです、もう離しませんよ」グスッ

P「ああ、ずっと一緒だ」

真「プロデューサー」///

P「(うわ、もうこんな時間か)結構時間使わせちゃったな、コンビニ行って来い、真」

真「え? でも……(せっかく付き合うことになったんだし、一緒に居たいのに)」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:17:11.39 ID:MWXVvcXCo
P「キラリとモバピーの恋の行方、気になるだろ?」

真(あ、そっか。ボクがモバマスの、キラリとモバピーの話をして……。
  それで、す、素敵な王子様に告白されたいっていったから
  プロデューサーは今日、こ、告白してくれたのかな?)

真(つまり二人はボクたちの恋のキューピットか。
  二人もボクたちみたいに付き合うことになってたら素敵だよね!
  うわー、すごく気になってきた!)

真「プロデューサー、ボクいってきますね!」

P「まてまて、ほら」つ千円

真「何を買ってくればいいんですか?」

P「まあなんだ、これでモバマスを買って、
  二人の恋の行方を教えてくれ(うまくいってたら参考にしよう)」

真「(プロデューサーもボクと同じこと考えてたんだ!ヤーリィ!)
  はい!ありがとうございます!いってきます!」/// ダッシュ

P「おう、いってこい。俺は仕事に戻るかな」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:21:06.64 ID:MWXVvcXCo
今のところ、ここまでです。
この3日間シコシコ書いてたけど全然進まないんだよなぁ。

ノシ
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 01:46:35.24 ID:C3SO/GG6o
乙女でかわいい俺のまこりんキター!  なんか後が怖いのう…乙です!
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 02:02:35.10 ID:y2vvDneWo

最後が怖くもあり楽しみでもあるな
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 03:13:30.34 ID:DfThgzyko
「モバピィ」を拉致した犯人は「キューピィ」だろうな(棒)
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 12:48:05.61 ID:EB60wfWCo
おつ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/22(金) 14:52:38.65 ID:iZf18gDUo
まゆぴぃ怖いよぉ…
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:22:22.67 ID:nwAhYo8ao
もう、なにも怖くない!

再開します。
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:23:17.03 ID:nwAhYo8ao
トゥルルルルル

P「はい、765プロです」

あずさ「お疲れ様です〜、プロデューサーさん」

P「お疲れ様です、あずささん。現場でしたよね?
  なにかありました?」

あずさ「いえ〜、仕事は順調なんですが、
    律子さんとまったく連絡がとれなくて……、
    今後のスケジュールを確認したかったのですけど〜」

P「スケジュールですか? おおまかになら律子から聞いていますが」

あずさ「本当ですか? 助かります〜」

P「えっと、この後は特に入ってないみたいですね」

あずさ「変更なしですね、
    伊織ちゃんと亜美ちゃんにもそう伝えておきます」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:24:11.22 ID:nwAhYo8ao
P「お願いします。……あの、今時間あったりします?」

あずさ「? ええ、ちょうど休憩時間に入りましたんで、
    しばらくは大丈夫ですよ」

P「あずささんも聞いてますよね? 音無さんから(告白練習の話)」

P(雪歩に頼むくらいだし、あずささんにもいってるだろう)

あずさ「(オールド・ホイッスルのことね〜)聞いてますよ〜。
    うふふ、私は最年長なんでしっかりしないといけませんね」

P「(さすがあずささん、余裕あるなぁ)ええ、よろしくお願いします」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:25:15.81 ID:nwAhYo8ao
P(電話越しの告白といえばアレだよな)

P「早速ですが、あずささん」

あずさ「はい〜、なんでしょうか〜?」

P「あー、そのですね。俺ことPはですね」

あずさ「(言いにくいことなのかしら?)プロデューサーさん」

P「え? はい」

あずさ「時間には余裕がありますので〜、ゆっくりでもかまいませんよ〜」

P「あずささん……」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:26:30.84 ID:nwAhYo8ao
P「ふぅ、……あずささん。ほんとずるいなぁ。
  でも、はっきりわかりました。自分の本当の気持ち。
  俺、今すぐにでもあずささんに会いたいです」

あずさ「プロデューサーさん?」

P「Pは世界中の誰よりも、三浦あずさを愛しています。だから……」

あずさ「あらあら? あらあらあら〜」/// ウロウロ

伊織「ちょっと、あずさ。律子と連絡は取れたの?
   ……あら? おかしいわね、ここじゃなかったのかしら」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:27:30.45 ID:nwAhYo8ao
某所

あずさ「プロデューサーさん、私も貴方が運命の……」ツーツーツー

あずさ「電話、切れてしまっているわね〜。
    でも一体どうして……、あら?」

あずさ「あらあら、困ったわ〜、ここはどこかしら〜」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:28:28.98 ID:nwAhYo8ao
ツーツーツー

P「あれ? 電話切れてる……。休憩時間過ぎちゃったか」

P「竜宮の3人も頑張ってるみたいだし、負けてられないな」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:29:59.62 ID:nwAhYo8ao
春香「おはようございます、プロデューサーさん」

千早「おはようございます、プロデューサー」

P「おはよう、二人一緒に来るなんて珍しいな」

千早「春香とCDを買いに行っていたので」

P「へぇ、ちなみにどんなCDなんだ?」

春香「お互いにお勧めのCDを1枚買って交換したんです。
   ですから、まだ秘密ですよ! ヒ・ミ・ツ!」

千早「そういうわけですので、しばらく奥で曲を聴こうと思います」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:31:11.09 ID:nwAhYo8ao
P「了解、了解。あ、美希が眠ってるから静かに頼むな」

千早「ウォークマンですので問題ありません」

P「……ウォークマンってCDのか?」

千早「そうですが、それがなにか?」

P「いや、なんでもない。まあ、千早は大丈夫か」

千早「? まあ、なんでも、いいですけれど」スタスタ

春香「プロデューサーさーん、
   それだと私は大丈夫じゃないみたいに聞こえますよー」

P「春香は転ばないようになー」

春香「ちょ、私の扱い酷くないですか?」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:32:08.85 ID:nwAhYo8ao
P「それほどでもない。……あれ? 春香は本も買ったのか」

春香「ふふふ、今人気のお呪いの本ですよ! お呪いの!」

P「(字面でみると怖いなぁ)いつの時代も女の子はそういうの好きだよな」

春香「モチのロンですよ! ……まあ、他にもいくつか試してみたんですが
   結果の出たためしはないですけどね、とほほ」

春香(プロデューサーさんの名前書いた消しゴム、何個目だろ……。ハァ)※

P「まあ、そんなもんだろ。
  ……ところで音無さんから(俺の告白の)練習の話は聞いてたりするかな?」

春香「小鳥さんからですか?」

※消しゴムに好きな人の名前書いて使い切ったら系のお呪い
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:33:10.85 ID:nwAhYo8ao
春香(そういえばオールド・ホイッスルのリハーサルについてメールが入っていたような……。
   うん、せっかくのチャンスなんだしリハーサルも本番のつもりで頑張ろう!)

春香「バッチシです! 本番のつもりでやっちゃいますよー!」

P「え! ほ、本番のつもりでか?」

春香「? あたりまえじゃないですか、千早ちゃんもそうだと思いますよ」

P「そうか、千早も本番のつもりで……。
  よし! 俺も気合を入れて(告白の練習を)やらせてもらうよ」

春香「ファイトですよ! プロデューサーさん!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:34:37.49 ID:nwAhYo8ao
P(春香だけじゃなく千早も協力してくれるとはなぁ。
  しかも本番さながらの練習。
  これはどう告白するか……。
  そうだな、お呪いの線でいってみよう)

P「なあ、春香。俺もひとつお呪い知ってるんだがやってみないか?」

春香「プロデューサーさんがですか? なんだか意外ですね。
   せっかくだし、受けてたちますよ!」

P「(まずは、えー、手と手をこんな感じ、まあ恋人つなぎみたいな感じだ」

春香「え、ちょ、い、いえ、こうですね、こう」///

春香(やった! これはお呪いの効果がでてるのかも!)///

P(よし、最大の難所はクリアできた。
  でも春香は本番のつもりでやってくれるらしいし、
  今までみたいに、うまいこといきそうにないなぁ)
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:36:11.39 ID:nwAhYo8ao
P「えー、夜空に星が瞬くように」

春香「……」///ボケー

P「溶けた心は離れない」

春香「……」///ボケー

P「たとえこの手が離れても」

春香「……」///ボケー

P「二人がそれを忘れぬ限り……、って春香?」

春香「……ひゃい! なんでしょうか!」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:37:10.33 ID:nwAhYo8ao
P「(告白として)どうだろうか?」

春香「あはは、な、なんだか恋人同士がするお呪いみたいですね!」///

P(く、たしかにゲーム中でも恋人になった後にしたお呪いだ。
  告白としては使えないか。いや、まだだ!)

P「あー、みたいじゃない、恋人同士がするお呪いなんだ」

春香「ふぇ?」

P「なあ、今度は一緒に唱えてくれないか?」

春香「そそそ、それって、あ、あれ? うわぁ!」ドンガラガッシャーン

P「春香! 大丈夫か!」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:38:33.84 ID:nwAhYo8ao
春香「大丈夫です! そんなことよ……イタッ」

P「足首捻ったのか、ちょっとまってろ
  すぐに湿布もってくるから」

春香「いえ! いまはそんなことより」

P「そんなことなんていうな、春香に何かあったら……。
  (ファンに765プロのみんな、もちろん俺も辛いしな)」

春香(こ、これは、『お前に何かあったら俺は……』ってやつですね!
   キャー! プロデューサーさんカッコイイです!)

春香「じゃあ、お願いします。で、でも恥ずかしいので自分で貼りますよ」

P「わかった、すぐ持ってくるよ」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:39:41.71 ID:nwAhYo8ao
P(その後、俺はすぐに湿布を届けた。
  しかし、春香が俯いて顔を赤くしていたので、
  『年頃の娘には、こういうちょっとしたことも恥ずかしいんだろうなぁ』
  と思い、休息室のほうに移動したのだった)

P(しかし我ながら良い告白のリカバリだったと思う。
  ふふふ、俺も着実に成長しているな)

P「まぁ、多少はね、っと……口に出てた」

P「この調子で頑張っていこう」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 02:43:15.67 ID:nwAhYo8ao
うわぁ、カイエン乗りてぇ。
まだここまでなんですよ;;
ノシ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 08:09:10.85 ID:cWgX9+sro
おつ
この天然ジゴロのPには最後どんなしっぺ返しがくるんだろう
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 12:24:16.72 ID:dZVHHHJIO
わた遥さんは可愛いですよね!
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 21:16:09.58 ID:dRkd1sogo
修行して出直してこい
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 19:05:11.83 ID:+wAGftUoo
これはわた、春香さんの人気を落とそうとするアンチの自演ですね!
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 00:19:30.94 ID:r/6EB7rOo
わた春香さんに遥さんのおまじないをするなんて…ドロドロになりますよ!
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 01:11:30.02 ID:gD3Cx7wKo
くどいわ
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/25(月) 12:13:04.84 ID:TIuNKZZco
全体からにじみ出る臭さがすごい
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/30(土) 12:20:32.19 ID:ubqa2E7oo
くさいと言っとけばドヤれるという風潮
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