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岡部「最悪の世界線だ・・・ここは」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/02/21(木) 16:27:22.41 ID:rTD0zsvU0
※ このSSは ネタバレや登場人物の死亡要素があります。
また、BADENDも存在する話です。 それが嫌な人は退室をおすすめします。
8月12日 深夜 変動率0.337187%
ガチャッ
岡部「(・・・ん?)」
岡部「(なんだ?まだ深夜もいいとこだぞ。誰だ?)」
岡部「(ダル・・・にしては足音が軽い。・・・助手か?)」
岡部「(明日にはまた、まゆりが死ぬというのに・・・)」
?「・・・準備オッケー♪ これで・・・」ブツブツ
バリバリバリバリッ!!
岡部「!?」
岡部「きっ貴様ぁ! さては”機関”の・・・え?」
岡部「まゆり!?」
まゆり「えい」ポチッ
岡部「(!・・・Dメール!)」
ブゥゥーーン 0.337187%(α)
↓
8.924156%(Σ)
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1361431642
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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]: ID:???
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/
渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/
二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/
全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/
【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 16:45:24.61 ID:rTD0zsvU0
岡部「ぐあああああああっ!!」ズキィィン
岡部「何だ・・・今のは・・・」ゼェゼェ
岡部「(リーディングシュタイナーだよな・・・?)」ハァハァ
シーーーーーン
岡部「夢・・・だったのか?」
岡部「(まゆりが・・・俺に黙って・・・過去改変・・・)」
岡部「な、ないない。あるもんか! 夢だ夢! そうに違いない!」アセアセ
岡部「フゥーハハハ!・・・寝るか」
このとき、俺は考えるべきだった。 見て見ぬふりをするべきでなかった。
なぜ、まゆりはDメールを送ったかを。
何を、改変したかったのかを。
その結果、何が起こるかを。 俺は考えるべきだった。
chapter1 『未知領域のアナザーライン ーunknown anotherzone-
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 16:58:15.84 ID:rTD0zsvU0
8月13日 午前10:00
岡部「なん・・・だと・・・?」
紅莉栖「ドクペなら昨日岡部が最後の1つを飲んだだろうが」
岡部「・・・そうだったか?」
紅莉栖「そうだった」
まゆり「オカリンのんでたよ」
岡部「そうか・・・」
岡部「なら、買ってくる。 留守は頼んだ」ガチャッ
まゆり「うん♪わかった〜」
岡部「(俺からドクペを奪うとは・・・おのれ”機関”めっ)」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 17:08:03.31 ID:rTD0zsvU0
鈴羽「うぃーっす」
岡部「ん、バイト戦士か、何をしている?」
鈴羽「見ての通り、サボりかな」
岡部「また怒られるぞ」
鈴羽「岡部倫太郎は?」
岡部「俺は”機関”の妨害で奪われた知的飲料を取り戻しに行く」
鈴羽「! ”機関”・・・”機関”ってまさかWBO!?」
岡部「!? いや、違う。別の所だ」
鈴羽「そっかぁ・・・なら・・・いいんだ」
岡部「? それよりバイト戦士よ。」
鈴羽「? 何?」
岡部「後ろにミスターブラウンいるぞ」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 17:15:09.87 ID:rTD0zsvU0
鈴羽「」ゾクッ
店長「よう、岡部ぇ」
鈴羽「」タラタラ
店長「それに・・・」
鈴羽「い、いつから?」
店長「『また怒られるぞ』のとっから」
店長「岡部も岡部でお前の妄想にこいつをまきこむんじゃねぇよ」
岡部「それでは、俺はそろそろ・・・」
鈴羽「!?」
岡部「」ダッ
鈴羽「裏切り者〜!」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 17:23:41.97 ID:rTD0zsvU0
岡部「逃げ切った」ゼェゼェ
岡部「(鈴羽・・・お前の犠牲は無駄にはしない・・・)」
岡部「さて、ドクペドクペと・・・」
岡部「さて、帰るか。」
ーーー大檜山ビル前ーーー 午前11:30
鈴羽「よぉ、裏切り者。」
岡部「根に持ちすぎだろ」
鈴羽「それより さっき上から悲鳴が聞こえたんだけど・・・」
岡部「何ッ!?」
鈴羽「いやね、牧瀬紅莉栖が角に小指ぶつけたんだって」
岡部「そんなことか・・・」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 17:44:23.58 ID:rTD0zsvU0
岡部「(あの助手が悲鳴か・・・聞いておくべきだった)」
岡部「(おちょくりながら入るか)」ニヤニヤ
岡部「クリスティィィィンンンンナァァァ!」バンッ
そうしてみた助手の姿は俺の想像を遙かに上回った
紅莉栖「岡・・・部・・・」
なぜなら、そこにいた牧瀬紅莉栖の姿は
紅莉栖「」ガクッ
あの日のような血まみれだったからだ
岡部「え・・・」
紅莉栖「」
岡部「紅莉・・・栖・・・?」
紅莉栖「」
岡部「わかった! サイリウムセイバーだな。 それで俺にドッキリを「違うのです」
岡部「まゆり!?」
まゆり「紅莉栖ちゃんはね、ーーー
やめろ、聞きたくない
まゆり「ーーまゆしぃがねーー
やめろ、やめてくれ
まゆり「殺したのです」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 18:07:11.34 ID:rTD0zsvU0
その瞬間俺の中で何かが切れた
それからのことはよく覚えていない
だが、かつて無いくらい怒っていたことは覚えている
そして、まゆりは死んだ。 俺が・・・殺した
岡部「はぁ・・・はぁ・・・ 殺っちまった。」
岡部「タイムリープマシンが完成していてよかった」
岡部「とりあえず、今朝まで「させないよ!!」
鈴羽「タイプリープなんてさせない!」
岡部「2人が・・・死んでしまったんだ・・・」
鈴羽「知ってる。「だったら!」
鈴羽「けど、岡部倫太郎が死ぬよりはまし。」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 18:19:59.70 ID:rTD0zsvU0
岡部「なんだと?」
鈴羽「君が死んだら、それこそ2人を助けられない!」
岡部「どういうことだ? 説明しろ。」
鈴羽「もちろん、そのつもり」
鈴羽「まずWBOのことから始めるね」
岡部「今朝も聞いたな、何なのだそれは?」
鈴羽「うん、WBOってのは、WORLDLINE BALANCE ORAGANIZATION」
鈴羽「つまり、世界線安定機構」
岡部「世界線安定機構? 聞いたこともないぞ」
鈴羽「だろうね。 発足するのは2015年だもん」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 18:22:12.09 ID:VSNDkW6N0
オカリンこの状況下で冷静すぎやしませんかねぇ…。
いくら人の死を何度も目の当たりにしてきたとはいえ…。
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 18:37:23.29 ID:rTD0zsvU0
岡部「5年も後にできる組織とタイムリープできないこと、どう関係する」
鈴羽「奴らは、10年かけてタイムマシンを作った。 そして2025年から世界線を監視している」
岡部「何の為にだ?」
鈴羽「世界線変動を管理するため」
岡部「そのとき、SERNはどうしてる?」
鈴羽「2017年にWBOに吸収合併された」
岡部「そうか・・・」
岡部「(ということはα世界線ではない・・・?)」
岡部「鈴羽、世界線変動率メーターはあるか?」
鈴羽「有るよ。」ゴトッ
8.924156
岡部「α世界線って、どのあたり?」
鈴羽「0%代。岡部倫太郎は、そこから来たの?」
岡部「そうだ。」
鈴羽「そっか、君にはリーディングシュタイナーが「中にいる2人! 動かずに手を上げろ!」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga sage]:2013/02/21(木) 18:43:26.64 ID:rTD0zsvU0
>>10
それはオカリンが受け入れ拒否したいから それに>>8の上4行で3時間位過ぎてる(ダルは来てません)
説明不足ですみません
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 18:55:57.07 ID:rTD0zsvU0
鈴羽「WBOだっ!!」
岡部「何っ!?」
鈴羽「やられた・・・このままじゃ2人とも消されちゃう・・・」
鈴羽「あたしが時間を稼ぐその間に早くタイムリープを!!」
岡部「それは不可能じゃ「君が死ぬよりましだ!!」
岡部「・・・分かった。 やってやる!」
鈴羽「頼んだよ。」ダッ ハイルゾッ! >
岡部「(紅莉栖・・・まゆり・・・まってろ!俺が助ける!)」カタカタ ウワッ ナンダオマエ>
岡部「(行くぞ!)」ッターン コノォ! バーン ッァ!>
岡部「鈴羽!?「行って!! 大丈夫だから!」 ッナ コノオンナァ!>
岡部「跳べよぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉッッッッ!!!!!」 !?>
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 19:12:41.24 ID:rTD0zsvU0
Chapter2 ー不可逆のアクセラレーション don`t stop accelerationー
ミュゥゥゥゥーーーーン
岡部「ぐわぁっ!!」ズキィィン
紅莉栖 まゆり「!?」
岡部「戻って・・・来たぞ・・・」ハァハァ
紅莉栖「岡部・・・大丈夫・・・?」
岡部「・・・ああ」ブーンブーン
岡部「メールか」パカッ
それはいずれも鈴羽からだった 今下にいる鈴羽ではなく
ついさっき、俺にWBOについてはなしてくれた鈴羽からのDメールだった
繋げると、こうだ
『岡部倫太郎は たった1人の 例外である』
紅莉栖「・・・岡部、妄想なら1人で「Dメールだ。 未来から来てる」
紅莉栖「えっ?・・・ほんとだ。」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 19:22:33.32 ID:rTD0zsvU0
岡部「(俺は・・・抗ってみせるぞ。鈴羽!)」
まゆり「? オカリ〜ン?」
岡部「おわぁ! 驚かすな!」
まゆり「えへへ〜 だってねー 変にまじめな顔してるんだもん」
紅莉栖「確かに、岡部らしくない。」
岡部「どういうことだったく・・・あれ?」
紅莉栖「ドクペはないぞ。」
まゆり「オカリンが飲んじゃったからね〜」
岡部「買ってくる 行くぞ!まゆり」
まゆり「は〜い」
岡部「(よし! 回避したぞ!)」
まゆり「行くよ〜オカリ〜ン」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 19:55:54.29 ID:rTD0zsvU0
だが、このとき、俺は失念していた。あまりにも理不尽な世界の構造を・・・
岡部「」
まゆり「くりすちゃあぁぁぁぁぁぁん」グスグス
橋田「・・・オカリン・・・ええと・・・」
岡部「・・・なにがあった?」ギラッ
橋田「ひっ 怖いお」ビクビク
岡部「いいから話せ」
橋田「う、うん」
・
・
・
ダルが言うには俺たちが出ている間に電話レンジ(仮)の放電が暴発したらしい
近くで作業をしていた紅莉栖には直撃だったらしい
マシン自体は生きていたのが不幸中の幸いだった
これでまた跳んでいける
岡部「跳べよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉっぉぉっっっ!!!!」
ミュゥゥゥゥーーーーン
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 20:37:41.59 ID:rTD0zsvU0
岡部「ぐわぁっ!!」ズキィィン
紅莉栖 まゆり「!?」
紅莉栖「岡部・・・大丈夫・・・?」
岡部「・・・ああ・・・む?」ズキズキ
紅莉栖「ドクペはないぞ。」
まゆり「オカリンが飲んじゃったからね〜」
岡部「買ってくる 行くぞ!紅莉栖!」
紅莉栖「はいはい」
・
・
・
岡部「トラックが・・・突っ込んできた・・・」
まゆり「くりすちゃあぁぁぁぁぁぁん」グスグス
橋田「オ・・・オカリン・・・」
岡部「くそっ・・・くっそぉぉぉぉぉ!!!!!」ダンッ
橋田 まゆり「オカリン!」
岡部「もう・・・嫌なんだよ・・・」
橋田「オカリン・・・まさか・・・」
岡部「そうだ・・・俺はタイムリープを続けている」
岡部「ここはΣ世界線って言うアトラクタフィールドらしい」
・
・
・
橋田「オカリン・・・ホントにいいん?」
岡部「ああ」
まゆり「オカリ〜ン」グスグス
岡部「大丈夫だ。(お前も・・・助けてやるからな・・・)」
岡部「跳べよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉっぉぉっっっ!!!!」
ミュゥゥゥゥーーーーン
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 20:51:01.81 ID:rTD0zsvU0
岡部「ぐわぁっ!!」ズキィィン
紅莉栖 まゆり「!?」
紅莉栖「岡部・・・大丈夫・・・?」
岡部「・・・ああ」
紅莉栖 まゆり「?」
岡部「ちょっと・・・出てくる」
岡部「(WBO・・・アトラクタフィールド・・・世界線とその監視・・・)」
岡部「(Dメール・・・タイムリープ・・・FG204・・・)」
「岡部倫太郎」
岡部「! 鈴羽か・・・」
鈴羽「話して! あたしは14日からタイムリープしてる!」
岡部「! 本当か!?」
鈴羽「うん 牧瀬紅莉栖も呼んできて 彼女にも話すことがある」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 21:03:23.92 ID:rTD0zsvU0
Chapter3 ー収束上のトレード trading membersー
鈴羽は全てを話した。
14日からタイムリープしたこと。
ここがΣ世界線であること。
自分がジョン・タイターであること。
紅莉栖「じゃあ、阿万音さんが・・・ジョン・タイターなの?」
鈴羽「・・・うん」
紅莉栖「で、2025年ではWBOっていう組織が世界線を管理してる・・・それでいい?」
鈴羽「・・・」
岡部「鈴羽?」
鈴羽「・・・が」
岡部 紅莉栖「が?」
鈴羽「牧瀬紅莉栖! お前が!! WBOを作ったんだろうがっ!!!」
岡部 紅莉栖「!?」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 21:18:58.44 ID:rTD0zsvU0
鈴羽「それがどんなに岡部倫太郎を苦しめるか分かるか!?
それがどんなに岡部倫太郎を苦したか分かるか!?
今!どんなに岡部倫太郎が苦しんでるか分かるか!?」
紅莉栖「岡部が今苦しんでるのは分かる、けど、未来のことは分からない」
鈴羽「けどっ!「もういい」
紅莉栖 鈴羽「岡部」倫太郎」
岡部「もういいんだ、それより俺はどうすればいい?」
鈴羽「・・・あのね、このΣ世界線では何が収束してるか、分かる?」
岡部「紅莉栖の死、それを見る俺・・・だろ?」
鈴羽「もう一つ、その原因が椎名まゆりであることも・・・だよ」
岡部「まゆりが!?」
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/21(木) 21:34:58.16 ID:rTD0zsvU0
鈴羽「うん、彼女も絡んでる。そして複雑なのは、
岡部倫太郎、椎名まゆり、牧瀬紅莉栖の3人は
位置を変えられるってことだ。」
岡部「どういうことだ?」
鈴羽「この三人のうちならポジションを変えても収束範囲内ってこと」
岡部「ってことは、まゆりや俺が死ぬことも」
鈴羽「無くはない」
鈴羽「逆にそこを突けば 収束にも勝てる気がする」
岡部「そうか」
「オカリーーン!、 牧瀬氏ーー!大変だお−!!」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/22(金) 07:47:42.30 ID:3BHl2Hoh0
ふむふむ
とりま期待
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 15:00:59.63 ID:5FRgLovz0
岡部「なんでだよ・・・」
結論を言うと、紅莉栖の時と同じ電話レンジの暴発放電の結果
まゆりは死んだ、しかし鈴羽の話を聞くに俺たちのどちらかに
原因がある・・・らしい。
紅莉栖「あ・・・」
岡部「何かあったのか?」
紅莉栖「・・・これ」
岡部「・・・モアッド・スネークか」
橋田「使用痕跡があるお」
紅莉栖「これが使われ、電話レンジが濡れ、気づかず使用、で・・・」
岡部「異常放電・・・か」
紅莉栖「!?、岡部!何してる!?」
岡部「見りゃ分かるだろ。跳ぶ準備だ。」
鈴羽「待って、岡部倫太郎。タイムリープは駄目」
岡部「なら「あたしの・・・」
岡部「?」
鈴羽「あたしの・・・タイムマシンで跳んで欲しい」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 15:12:32.43 ID:5FRgLovz0
岡部「なぜだ?」
鈴羽「そうすれば、13日には岡部倫太郎が二人居ることになる」
岡部「確かに・・・そうだが」
鈴羽「そうして、二人で『同期の岡部倫太郎』を演じて欲しい。」
紅莉栖「それで何が変わるの?」
鈴羽「そうすれば、岡部倫太郎は8月13日限定だけど、アリバイを破れる存在となる」
紅莉栖「それは・・・二人なんだから当然でしょ」
鈴羽「それで・・・WBOを欺く・・・収束に勝つ」
鈴羽「それに過去の岡部倫太郎はその1日、生存を保障される」
岡部「未来の俺・・・つまり『この』俺が居るからな。」
その後、相談の結果、鈴羽にはタイムマシンをラジ館屋上に用意してもらい、
過去の同座標上へと、跳んだ。
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 15:35:41.91 ID:5FRgLovz0
chapter4 ー 二重存在のブランチ double branch ー
8月13日 AM6:30 ーーーラジ館屋上ーーー
ブシュゥゥゥー バタンッ
未来鈴羽「着いたよ、岡部倫太郎」
未来岡部「そうか、てことは・・・」
未来鈴羽「うん、作戦開始だよ」
未来岡部「では、『”運命の双生児作戦”』(オペレーション・ジェミオス)の内容を確認するぞ」
俺たちの作戦はこうだ。
まず、未来鈴羽が、 タイムマシンを隠し、その後、俺が『現行岡部』を装って
『現行鈴羽』にタイムマシンをラジ館の屋上へ運ばせるメールを出し、ブラウン管工房から
退かせる。
その隙に、未来鈴羽が、『現行鈴羽』として出勤し、『現行鈴羽』の動きを縛る。
その間に、俺はブラウン管工房に身を隠し『現行岡部』がラボを出るまで待機
その後『現行岡部』と、俺は入れ替わりラボに戻る。
未来岡部「そして・・・二人を守る」
未来鈴羽「じゃぁ、はじめよっか」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 15:52:08.15 ID:5FRgLovz0
8月13日 AM8:00 ーーー某所の公園ーーー
ブーンブーン
鈴羽「ん、岡部倫太郎から・・・え?ラジ館?」
鈴羽「なんでだろ・・・今の隠し場所勧めてくれたの岡部倫太郎なのに・・・」
鈴羽「ま、いいや! とりあえず、柳林神社の裏へ・・・」タッタッタッ・・・
未来岡部「(よし! 第1段階成功だ)」ヒソヒソ
未来鈴羽「(だね!じゃぁ、行こっか)」ヒソヒソ
タッタッタッ・・・
AM8:30 ーーーブラウン管工房ーーー
未来鈴羽「こんちわーっす」
店長「バイトぉ、今日はやけに早くねぇか?」
未来鈴羽「そ、そんなことないよぉ」アセアセ
AM 9:45
未来岡部「こんにちは、ミスターブラウン」
店長「どうしたぁ、岡部?」
未来岡部「ちょっと、ブラウン管にも興味が・・・(大ウソ)」
店長「! 岡部ぇ・・・俺ぁおめぇを信じてたぜ・・・(大ウソ)」
未来鈴羽「(ウソくさいなぁ・・・)」
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 15:58:22.58 ID:5FRgLovz0
AM9:50
鈴羽「(さて、バイトバイトっと・・・)」
鈴羽「(!?)」
未来鈴羽「 ニ
未来岡部 ヤッ 」
鈴羽「(あれぇぇぇぇえぇっぇぇ!!?)」
鈴羽「(なんであたしがもう一人!?)」
鈴羽「(あっ歴史に何かあったのかな・・・?)」
鈴羽「(なら、あっちに任せて今日はサボろう!)」
鈴羽「(さて、なにしよっかな〜♪)
未来岡部 未来鈴羽「(第2段階成功!)」
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 16:42:19.58 ID:5FRgLovz0
AM10:00
岡部「(WBO・・・アトラクタフィールド・・・世界線とその監視・・・)」
岡部「(Dメール・・・タイムリープ・・・FG204・・・)」
「岡部倫太郎」
岡部「! 鈴羽か・・・」
未来鈴羽「話して! あたしは14日からタイムリープしてる!」
未来鈴羽「(ホントはタイムトラベルだけど・・・)」
未来岡部「(今だッ)」タッタッタッ・・・
ガチャッ
未来岡部「大丈夫か! ふたりと(ry !?」
俺は黙らされた、無理もない。なぜならそこには
包丁を持って紅莉栖を追い詰めるー
紅莉栖「岡部ぇ!!」
まゆり「オカリン・・・意外と早かったね・・・」
ーまゆりの姿があったからだ。
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 16:51:38.70 ID:5FRgLovz0
未来岡部「・・・とりあえず、紅莉栖を放せ」
まゆり「・・・オカリンはいっっっっっつも、紅莉栖ちゃんからだよね」
未来岡部「何を言っている、ラボメンは全員同じ仲間だ、誰かに重きを置いてはいない。」
まゆり「じゃぁ・・・まゆしぃが軽かったのかな?」
未来岡部「そんなことはない、お前は俺の大事な人質ではないか。」
まゆり「そう・・・人質・・・」
未来岡部「まゆり?」
まゆり「人質止まりで・・・好かれない・・・」
未来岡部「なに?」
まゆり「紅莉栖ちゃんみたくは・・・なれない」
なん・・・だと・・・ ということは・・・まゆりは・・・
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 17:01:37.05 ID:5FRgLovz0
未来岡部「お前・・・まさか・・・」
まゆり「うん・・・知ってるよ。 まゆしぃが何度も死んだことも、その度に、オカリンががんばったことも・・・」
まゆり「オカリンが、紅莉栖ちゃんを好きなことも」
間違いない、リーディングシュタイナーを持ってる。
俺の『想い』のことも・・・
まゆり「まゆしぃはオカリンと居たいのです」
まゆり「まゆしぃとオカリン、それにダルくんが居て・・・」
まゆり「それで良かったのです」
紅莉栖「まゆり? あのね・・・」
まゆり「紅莉栖ちゃん、まゆしぃは今オカリンと話してるのです」
紅莉栖「」ゾクッ
岡部「そうだ、少し待っててくれ、助手よ」
まゆり「その『助手』ってのも嫌なのです」
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 17:11:55.28 ID:5FRgLovz0
紅莉栖「わ、私だって嫌よ」
まゆり「その割には随分無抵抗だよね?」
紅莉栖「そ、そう?」
まゆり「そうなのです」
未来岡部「まゆり、俺がお前を嫌いだと思うか?」
まゆり「紅莉栖ちゃんよりかは、好かれてないと思うけど」
未来岡部「そんなことはない! 俺は好きでもない人の為に・・・」
未来岡部「大切『存在』(ひと)の為でもなきゃ、『鳳凰院凶真』は存在しない!」
紅莉栖 まゆり「!!!」
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 17:22:07.52 ID:5FRgLovz0
未来岡部「だが!紅莉栖が好きだったのも事実なんだ・・・」
紅莉栖 まゆり「・・・」
未来岡部「けど、今まゆりの想いを聞き、全て決まった!」
紅莉栖 まゆり「!」
岡部「俺が好きなのは・・・
>>33
だ!!」
紅莉栖orまゆり
紅莉栖ならαルートへ
どちらか分かる固有名詞で安価よろ!
まゆりならβルートへ
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/22(金) 17:23:27.92 ID:bldITMiXo
まゆしー
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 17:35:41.81 ID:5FRgLovz0
>>32
の最後の台詞言ったの岡部×→未来岡部○
スマソ
岡部「俺が好きなのは・・・まゆりだ!!」 ホステージ
まゆり「!」パァッ
紅莉栖「」
まゆり「ほ、ほんと?」///
未来岡部「ああ、ホントだ。今まで気づけずにいてすまなかった」ギュッ
まゆり「オカリン・・・」///
紅莉栖「わ、私ちょっとドクペ買ってくる・・・」
未来岡部「ん、切れてたか?」
紅莉栖「ええ。そういうわけだから・・・」ダッ
まゆり「オカリン・・・じゃあ、まゆしぃを恋人に・・・」
未来岡部「それはできない、今まで通り人質だ。」
35 :
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[saga sage]:2013/02/22(金) 17:37:33.50 ID:5FRgLovz0
>>34
の ホステージってのはメモです、消し忘れました。
何度もミスしてすいません
36 :
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[saga ]:2013/02/22(金) 17:53:33.78 ID:5FRgLovz0
まゆり「え・・・なんで?」ジワッ オカベノバカー!!!!>
未来岡部「な、泣くなよ。いいか、よく聞け」 ウワァァァァァァン!>
未来岡部「恋人には、別れがある!気移りがある!気変わりがある!」 キキー! ドグチャァ!!>
まゆり「うん」グスッ マキセシーーーーーーーーーーーーーー!!!>
未来岡部「だが、人質は強制だ! そんなことはできないしさせない!」 ガチャッ オカリーッテウワァァァァ!>
未来岡部「俺の、いや鳳凰院凶真の決定無しにはな。」 オカヘリンノバカー!!!!>
まゆり「!」
未来岡部「ちなみに俺は一生契約のつもりだ。」
まゆり「オカリン!」ギュッ
そうだ、俺はまゆりが好きだったんだ。一生共に居よう。今なら、そう言える。
俺はまゆりが生きてるこの世界線で生きていく。
ずっとずっと生きていく。
まゆり編GOODEND
last chapter ー永遠のホステージ lovers of Hostageー
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga ]:2013/02/22(金) 18:09:04.04 ID:5FRgLovz0
ここからは
>>32
からのαルートパターンです
未来岡部「紅莉栖だ!!!」
紅莉栖「!」パァッ
まゆり「」
紅莉栖「ほ、ほんとに?」///
未来岡部「ああ、ホントだ。助手よ。」ギュッ
紅莉栖「岡部ぇぇ///」ギュッ
未来岡部「目をつむってくれ、助手よ」
紅莉栖「う、うん///」ンー
未来岡部「(さて・・・紅莉栖・・・)」
ドスッ!
未来岡部「(キス・・・を・・・あれ・・・いし・・き・・・が・・)」
紅莉栖「あれ? !岡部ぇ!」
まゆり「さよならです。オカリン♪」
38 :
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[saga ]:2013/02/22(金) 18:17:57.72 ID:5FRgLovz0
紅莉栖「まゆり! あんたねぇ!」ギリリ
未来岡部「紅莉・・・栖・・・」
紅莉栖「ハッ 岡部!早くタイムリープして!」
未来岡部「最期は・・・お前と・・・」
紅莉栖「死んでもいいの!?」
まゆり「黙ってよ!!」ドスッ
未来岡部「早・・・く・・・」スッ
紅莉栖「岡部・・・私は
>>40
がいい!」
未来岡部 まゆり「!」
岡部とキスor岡部をタイムリープさせる
キスなら、引き続きαルート
どちらか分かるようにで安価!
タイムリープならγルート
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/22(金) 19:38:45.79 ID:h+T+C1AAO
踏み台
ankst
40 :
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:2013/02/22(金) 20:00:40.20 ID:5UmIGCwA0
キス1宅だろjk
41 :
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[saga ]:2013/02/22(金) 20:08:27.11 ID:5UmIGCwA0
紅莉栖「岡部・・・私はキスがいい!」
未来岡部「なぜ・・・いきなり・・・」ゴハッ
紅莉栖「そりゃぁ! 好きだから1卓だろjk!」ンー
未来岡部「分かった・・・グフッ・・・紅莉・・・栖」スッ
紅莉栖「んっ///」
未来岡部「紅莉栖・・・愛・・・し・・・t・・・」ドサッ
まゆり「がああああああああああああああっ!!!!」ドスドスドスドスッ!!
そのとき、私は、多分吹っ切れた
崩れていく岡部を見て、ふっきれた
ワタシハ、フッキレタ
・
・
・
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/22(金) 20:11:03.99 ID:O1N7zl680
あっかねーん(^o^)
この事態なんぞや
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/22(金) 20:37:12.32 ID:rGEgFCxFo
自演なのか成りすましなのか
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/23(土) 14:39:24.69 ID:d6sROPpX0
天才小説家ですよぉ
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/24(日) 08:34:04.42 ID:MEkbaA+I0
こしこしこしこし
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/24(日) 17:21:35.54 ID:MEkbaA+I0
続きまだかねん
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