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レオン「泣けるぜ」 ネイト「言ってる場合じゃないだろ!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/02/28(木) 00:43:39.46 ID:tTeYG3tz0
注意
・こちらは有名TPSのクロスオーバーSSです
・アンチャー、バイオ、デッドスペース、GoWがメインとなります。
・キャラ崩壊
・しょっぱい、B級の展開
・やたら汚い言動
・ノリと勢いで書くので更新遅し

以上を踏まえた上で斜め読みしてください




プロローグ: 急ブレーキ

マーカス 「レオン、機銃を使え! 足止めするんだ!」

レオン 「分かった。だけど、もっと早く走れないのか!」ダダダダダダダ

マーカス 「ああくそ。これで全開だ。振り切れそうか?」

ネイト 「振り切れそう、なら言わないだろうね!」

マーカス 「だと思った。」 ブォォォォ

アイザック 「車が撃たれている!」

マーカス 「修理しろ。エンジニアだろう。」

アイザック 「無理を言うな! 走ってるんだぞ! 材料も無い。おまけにこんな揺れてる場所だ!」

ネイト 「確かに! 悪路だね。舌を噛みそうになるね。」 タンッタンタンタン

マーカス 「いっそ噛みきって黙ればいい。射撃に集中出来そうだ。」

ネイト 「今だってちゃんと狙ってる!」 タンッ……タタンッ

ガンッ……ドワォ!

ネイト 「ほらね? 上手いもんだろ。」

アイザック 「お見事。ほら、予備の弾薬だ。」

ネイト 「っくー。手厳しい。」カチャッ タンッタンッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1361979819
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 00:48:07.10 ID:XBSwEZ/k0
>>1、もしかしてPXZやった?
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/02/28(木) 01:02:08.65 ID:tTeYG3tz0
アイザック 「どこまで逃げるつもりだ?」

マーカス 「さあな。回収ポイントまで連れて行くわけにはいかん。」

アイザック 「全滅させられるか?」

レオン 「数が多い。先に弾薬が尽きる。」ダダダッ……ダダッ

ネイト 「前見ろ前! 橋が切れてる。このままじゃ落っこちるぞ!」

マーカス 「ちょうどいい。しっかり掴まれ。」

レオン 「一体何を」

マーカス 「祈ってろ!」 ブォォォォォォ!!

アイザック 「!!!」

ネイト 「無茶苦茶だ!」

ガシャン! ブロロロ……

マーカス 「成功だ。アホどものトラックはどうなった?」

レオン 「何台かは落ちた。残りはブレーキをかけたな。」

アイザック 「振り切ったわけだな。この天才野郎の機転で。」

ネイト 「全くだ。無謀にも程がある……待て何か、変な音がする。」 ガタガタ…

アイザック 「さっきのジャンプでどこかイカれたんだろう。」

マーカス 「そりゃ大変だ。」

レオン 「……待ち伏せてたのか。また軽トラックが1……いや、2台だ。」

ネイト 「おい、あいつらの武器を見ろよ! AKじゃない。こっちのハンヴィーの50口径だ。おまけにああなんてこった。あの21世紀ゾンビもどきの連中、グレネードランチャーまで持ち出したぞ。フルオートのだ!」

レオン 「マジニだ。正確にはゾンビじゃない。虫に寄生されて」ダダダダダ

アイザック 「どっちでもいい! なんとかしてくれ! 工具じゃ戦えない!」

ポン! ポン!ポン!……ドンドンドン!

マーカス 「確かに、少しヤバいかもな。振り切れそうにない。」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/02/28(木) 01:24:22.51 ID:ougdVs1A0
負ける気がしない面子やでぇ…
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/02/28(木) 01:24:52.58 ID:tTeYG3tz0
>>2 未プレイですが、だいたいそんな感じのお祭りゲーの気分で行きたいです


レオン 「弾切れだ。予備の50口径はあるか?」

アイザック 「もう無い!」

レオン 「そうか。厳しくなってきたな。」 パンパンッ

マーカス 「質問がある。あのグレネードランチャーってのはどんなもんだ?」

ネイト 「どんなもんって!?」

マーカス 「爆発する距離だ! 安全装置があるだろ。近くで爆発しないための!」

ネイト 「それか! だいたい、2〜30mってとこだな。いきなりどうした!」

マーカス 「近付けば、撃てないわけだな。」

ネイト 「いきなりスピードを緩めてどうした!」

マジニ 「シネ!」ドドドドド……

カンカンカン……

アイザック 「飛び移ってきたり、どのみちマシンガンにやられるぞ!」

マーカス 「レオン、何秒か連中の攻撃を止めれるか!」

レオン 「閃光手榴弾がある。本当に何秒かだ。」

マーカス 「十分だ。投げたらすぐに中に戻れ。」

ネイト 「ああ、やな予感……」

レオン 「了解した。投擲!」 シュッ……バンッ!

カンカンカン……ドンッ……

アイザック 「成功だ。それで、どうする!」

マーカス 「連中、マジニどもは俺たちにどうしても会いたいらしい。」

レオン 「それで、どうする?」

マーカス 「こうだ!」キキィィイィィィィ!!

アイザック 「クソッ!」

ネイト 「目玉焼きが食べたい!」

レオン 「……っ!」ガシャアアアアアアアア!!


―――――
――――
――
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/01(金) 21:08:29.60 ID:JusvV4VD0
チャプター1: ブリーフィング

ハニガン 『あー、レオン、聞こえるかしら。』

レオン 「相変わらずいい声だ。どこのトローチを使ってるんだ?」

ハニガン 『茶化さないで。今回の仕事の内容は分かってる?』

レオン 「もちろんだ。1つに、行方不明になった研究チームの捜索だ。」

ハニガン 『そう。確認のために口頭でもう一度説明するわね。1ヶ月ほど前、南米のある湖に落下してきた宇宙船の件よ。それだけで水がまるごとなくなる質量だったのが驚きね。』

レオン 「市街地に落ちて大惨事にならなくて良かった。」

ハニガン 『同感。そこで、落下の原因の調査に専門家が派遣されたわけ。おまけに』

レオン 「干上がった湖から古めかしい遺跡が出たって話だろ。ニュースでもやってた。」

ハニガン 『意外ね。テレビとかを見る印象は無かったけど。』

レオン 「プライベートの話ならいくらでもするさ。俺だってCNNと実写の映画化で世界を知る平均的なアメリカ人だ。」

ハニガン 『専門家達の調査の中にはその遺跡も含まれていたの。彼らが残したメッセージ。というか、単語の羅列はこうね。“バイオハザード”、“光る人間”、“武装勢力”』

レオン 「拘束されてるなんかは考えられないのか?」

ハニガン 『絶望的ね。そうだったらとっくにメッセージが届いてるわ。』

レオン 「イカれてるよ。それだけ聞けばカルト映画も同然だ。」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/01(金) 21:22:27.56 ID:JusvV4VD0
ハニガン 『それでも、実際にバイオテロは世界中で起こってるし。AKで武装した人間なんてごまんといるわ。』

レオン 「知ってるよ。バイオテロと戦争屋が合うほど危険なことは無い。」

ハニガン 『ええ。以前の事件は大きな警鐘を鳴らしたわ。』

レオン 「しかし、光る人間って何だ? 蛍光塗料を塗りたくった間抜けか。」

ハニガン 『そんな可愛いものであればいいけど。』

レオン 「楽な仕事じゃないな。調べ物が多すぎる。」

ハニガン 『その為の、助っ人よ。』

レオン 「資料は飛行機の中で見たよ。信頼できるのか?」

ハニガン 『心理テストには合格してるわ。なんとかね。』

レオン 「なんとか……?」

ハニガン 『とにかく、背中から撃たれる心配も、彼らを守ろうと必要以上に無理をする必要は無いわ。』

レオン 「冒険家のネイサン・ドレイク。エンジニアのアイザック・クラーク……軍人のマーカス・フェニックス。軍が絡んでるのか?」

ハニガン 『フェニックス軍曹ね。光る人間について知ってるそうよ。快く協力を申し出てくれたわ。』

レオン 「……分かった。彼らに会うのが楽しみだよ。本当に大丈夫なのか?」

ハニガン 『全員、死んでも帰ってくる男よ。あなたも含めて。』

レオン 「おだてが上手くなったな。」

ハニガン 『武器に関しては向こうで渡されるわ。心細いと思うけど、拳銃だけで我慢して。』

レオン 「了解。通信は開けたままにしておく。」

ハニガン 『気を付けてね。』
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/01(金) 21:53:56.18 ID:JusvV4VD0
レオン 「……泣けるぜ。パートナーが増えただけありがたいか。」

レオン 「……まだ来ていないのか? 仕方がない。座って待つか。」

キャスター 「続いてのニュースです。バイオテロや薬剤被害者への支援活動を行うNGO、“テラ セイブ”が相次ぐ戦争でのウィルス、及び生物兵器の使用は非人間的な行いとして大規模なデモを行っています。その中には、戦争での生物兵器使用によって下半身不随となったアレクサンドル氏、ラクーンシティでのバイオハザードの生存者であるクレア・レッドフィールド氏の姿も……」

リングを提げた男「隣、失礼。」

レオン 「ああ。」

リングを提げた男 「人を待ってるのか?」

レオン 「ええ。アンタもその手合いか?」

リングを提げた男 「ご明察。」

アレクサンドル『生物兵器はあってはならないものだ。正しい使い方をというものではない。』

リングを提げた男 「……バイオテロ。ね、ぞっとしない話だ。」

レオン 「何か心当たりが?」

リングを提げた男 「まあね。今回のお宝探しでね、そいつが絡んでるって話を聞けば憂鬱にもなる。」

レオン 「奇遇だな。待っていたよ、ミスター・ドレイク。」

リングを提げた男 「気付いていないのかと思った。ネイトでいい。こっちもレオンと呼ばせてもらう。」

レオン 「……海洋冒険家の子孫にしてはフランクだな。」

ネイト 「社交性は必要さ。こっちも驚いた。確かに、エージェントって感じだ。」

レオン 「よく分からないな。」

ネイト 「しかし、そんな面白いニュースだったかい? 食い入るように見てた。」

レオン 「知り合いがいたのさ。アンタも結構楽しそうに見てた。」

ネイト 「あのキャスター、俺の知り合いでな。」

レオン 「そうか。今度会ったらサインでも貰ってきてくれ。」

ネイト 「期待しないでくれ? 結構気難しいんだ。」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/01(金) 23:35:09.78 ID:YpjlHnt50
期待
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/02(土) 00:22:19.85 ID:pMDGq2mAO
こんなんまってた!
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/05(火) 00:53:03.68 ID:SaEe8oWL0
ネイト 「さてと、これからどうするんだ?」

レオン 「残りの二人と合流する。話はそれからだ。」

ネイト 「同感。しかし、たった4人で遺跡に隕石に宇宙船?」

レオン 「あくまで俺達は先遣隊だ。安全が分かればぞろぞろ来るさ。」

ネイト 「それはそれで、気に食わないな。」

レオン 「同感だ。まずは空港を出よう。」

ネイト 「了解だ。やっぱり、人混みってのは好きじゃない。」



レオン 「ハニガン、ミスター・トレジャーハンターと合流した。」

ハニガン 『仲良くやれそう?』

レオン 「名刺交換をしてなかったかな。」

ハニガン 『取り敢えず残りの二人との合流ポイントに向かって。PDAに位置があるわ。マップの赤い点。』

レオン 「分からないと思うぞ。」

ハニガン 『マップの赤い点に向かって、いい?』

レオン 「了解……こっちだ。着いて来てくれ。」

ネイト 「悪いね、名刺持ってないみたい。」

レオン 「俺もだ。機密だらけで名前以外書けない。」

ネイト 「奇遇だ。俺も書くことが無い。」

レオン 「ままならないな。」

ネイト 「それが人生だ。」

レオン 「行こうか。場所は隣の街だ。ベッドタウンだから、観光は出来そうにない。」

ネイト 「いいねえ、静かな旅」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/05(火) 01:20:46.09 ID:SaEe8oWL0
ネイト 「どうやって行くんだ?」

レオン 「タクシーだ。」

キィィ

ネイト 「……いいね。ゆっくり出来そう。」


ブロロロ……

運転手 「お客さん、あの街へ行くの? アメリカ人? アンタらもあの湖に行くのか?」

ネイト 「ああ、アメリカ人。まあ……そ」

レオン 「……いや、古い友人がそっちに住んでる。最近子供が生まれたらしくてな。」

ネイト 「そうそう。奥さんに似て可愛いんだって……親バカで。湖に何かあったの?」

運転手 「ああ。最近物騒になってきたもんだから。湖の周りで隕石の欠片でも探して売りさばこうとした奴がいたんだけどね。銃突き付けられて逃げて帰ったとか。真面目だった奴が湖に行ってから、クスリキメたみたいになったとか。」

ネイト 「おー、恐い。」

運転手 「なあに、近寄らなければ大丈夫ですよ。さ、到着だ。」

レオン 「ご忠告、ありがとう。」

運転手 「最近は治安も悪くなってね、気をつけて下さいよ?」

レオン 「ああ。代金だ。それじゃあ。」

ネイト 「……確かに、観光で来る場所じゃないね。」

レオン 「合流地点はそう遠くない。ここからは歩きだ。」

ネイト 「はいはい。さらば文明の利器」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/05(火) 01:48:11.56 ID:SaEe8oWL0
レオン 「……ネイト、歴史の講義を頼む。」

ネイト 「どの辺り? 南米史?」

レオン 「いいや、歴史じゃないな……水に沈んでいた遺跡が見つかるのはあるのか?」

ネイト 「珍しいが、ある話だ。ヴァイキングなんかの遺跡が干上がったとこから出たって話もある。が」

レオン 「が?」

ネイト 「俺たちの調べる遺跡のもっと大きな写真は無いか?」

レオン 「行けば分かるだろう。」

ネイト 「だと思った。」

スタスタ……

ネイト 「レオン、気付いてるか?」

レオン 「ああ。尾行されてるな。」

ネイト 「素人め。」

レオン 「武器はあるか?」

ネイト 「45口径だ。そっちは?」

レオン 「デザートイーグルだ。」

ネイト 「いい趣味してる。使うのか?」

レオン 「万が一のバックアップだ。」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/05(火) 02:55:22.20 ID:GEOJjSD70
バイオしか知らんけど支援
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/05(火) 03:04:16.56 ID:2u7Rbe2Qo
何故レオンはまともな銃を持ってこないのか…
VP70然り今回然り…
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/05(火) 07:35:43.15 ID:tavqkgSM0
>>15あれでも一応、4の冒頭では謎メーカーの9mm拳銃を持ってたんだがな…
というか配属初日にジープに乗って遅刻したりする時点で察してやれ…
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 10:22:00.21 ID:6vgD+G3R0
>>16
あれSTARSのサムライエッジを作った人と同じ人物が作ったっぽい。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 16:20:49.19 ID:PMtHqXAk0
>>17本当かよ!?まぁ2の時点で死んだのはジョウ・ケンドの弟だったけどアレが!?
っと、コレ以上は流石に迷惑になるか… 続き楽しみに待ってる。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 21:27:47.88 ID:6vgD+G3R0
>>18
ゲーム中だとわかりづらいけどスライド部分に「kendo」ってロゴが彫られてる。

バイオハザードのクロスはあんまし見かけないから楽しみだ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 01:17:36.12 ID:IByLkTKW0
>>15 小説ではいきなり使ってたので。50口径+ロングバレルの素敵仕様


ネイト 「使わないことを祈るよ。」

レオン 「短距離は得意か。」

ネイト 「ああとも、足が俺の武器さ。」

レオン 「あの路地裏まで走れ。1、2、3の合図だ。いいな。」

ネイト 「ああ、待ってくれ。3の“ん”で出るんだな?」

レオン 「……ああ。その通りだマータフ。」

ネイト 「オーケー。いつでもいい。」

レオン 「1、2の……3!」 ダダッ…

ネイト 「マータフ?……ああ。俺も好きだったよ。」

追っ手 「!」ダダッ



レオン 「いいぞ。僕ちゃん。ネイト、隠れてろ。」

ネイト 「はいよっ!」 タッ

追っ手 「ーー!――!」

レオン 「こっちを見ろ。」 ドゴッ

追っ手 「っオェ……」ヨロヨロ

レオン 「面白いように上手く行ったな。素人か?」 ドガッ……ガッ……ゴッ……

レオン 「……身元になるものは持ってないか。得物も……密造のマカロフか。」

レオン 「……追っ手は1人だけらしい。ネイト、大丈夫そうだ。」

ネイト 「丁寧な無力化だ。痛そう……」 スタッ

レオン 「どこにいたんだ?」

ネイト 「狭い道だからね、腕と足を突っ張ってお前さんの2m上さ。」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 01:37:33.47 ID:IByLkTKW0
追っ手 「―――! ―――!」

レオン 「……もう起きたか。タフガイだな。英語は分かるか?」

追っ手 「ファッキュー! 」ペッ……

ネイト 「タフガイちゃんはアメリカ人が嫌いらしい。通訳しようか?」

レオン 「話せるのか?」

ネイト 「こっちの覇権言語だからな。スペイン語。多少は知ってると便利ってことさ。」

レオン 「そうだな。何故俺たちを追ったのか聞いてくれ。」

ネイト 《教えてくれ、どうして俺たちをつけた。》

追っ手 「―――! ―――!」

レオン 「何だって?」

ネイト 「ええと、レオン。2つのバージョン。どっちで訳そうか。丁寧な方。忠実な方。」

レオン 「忠実にだ。」

ネイト 「お前たちアメリカ人は、出ていけ。あの遺跡も、宇宙船も、隕石も俺たちのものだ。世界を自分の庭だと勘違いしてるのか、このクズどもが。ナニから真っ二つに裂いてやる、ふにゃちん野郎。」

レオン 「語彙が豊富なことだ。」 ガッ

追っ手 「―――! ―――!」

レオン 「今度は?」

ネイト 「殺すなら殺せ。どうせ弱虫のヤンキーには殺せない。それに、死ぬのはこわくない。死は新たな命を生む。死こそがあるべき姿だ。」

レオン 「腹を割って話は出来そうにない。何かの宗教か? 」 ドスッ

追っ手 「うっ!……」

ネイト 「らしいな……待ってくれ、聞いたことがあるぞ?」

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 01:44:08.75 ID:97EWQaZI0
続きマダー?
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 17:47:14.65 ID:DI3RB56e0
期待
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/09(土) 21:06:57.74 ID:83t6RnDe0
ネイト 「ええと……訳が違ったかも。死があるべき姿……それで……」

レオン 「あの手合いじゃないのは確かか……」

ネイト 「そうだ。確かに宗教の一説だ。最近のマーカーとか云々の。」

レオン 「ドレイク、問題発生だ。」

ネイト 「なんだって? 静かにしてくれ。もう少しで閃きそうなんだ。」

レオン 「コイツの肩を見ろ。」

ネイト 「……そこそこ筋肉がついてる。」

レオン 「そうじゃない。この不自然な出っ張りだ。何かが埋め込まれている。」

ネイト 「取り出すか?」

レオン 「……その必要は無さそうだ。」

ザッザッザ……

ネイト 「発信器だったか……追っては来ないんじゃなかったのか?」

レオン 「素人だからな。対処が遅れたんだろ。」

ネイト 「適当だな。」

レオン 「トラブルはつきものだ。早いところ合流地点に行くぞ。」

ネイト 「あいよ……ったく。早速面倒事だ。」

レオン 「逃げるのは慣れっこじゃないのか?」

ネイト 「得意だけど。慣れはしない。」

タンタンタン! タタタン!

ネイト 「こんな真っ昼間に撃たれるのに慣れる奴なんているもんか!」

レオン 「確かにな。深淵を覗く時、深淵もなんとやら。」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/10(日) 01:09:08.12 ID:sa9qtcWA0
ネイト 「どうする!? 応戦するか?」

レオン 「ああ……撃つなら1人だけだ。あとはばら蒔くだけでいい。」

ネイト 「ビビってくれりゃそれでオシマイだな。ビビらなかったら?」

レオン 「その時考える! そこのゴミ箱を盾にしろ。」

ネイト 「確かに、この距離で当てられないってのは素人臭いがね!」

ピシッ……ピシッピシッ!

ネイト 「なるようになれ!」 カチャッ…タンタンッ

追っ手 「ああああああ!」

ネイト 「綺麗に膝に命中だ。」

レオン 「お見事。どんな様子だ?」

ネイト 「痛がってる! 何人かは介抱してるけど!?」 ピシッ…ピシッ

レオン 「ネイト、走れ。次は俺がやる!」

ネイト 「ああもう……」

レオン 「頼むから、しっかりと手当てしてやれ……」 ドンッ!

ネイト 「どんな感じ!?」

レオン 「喋るな、走れ、走れ!」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/10(日) 01:59:49.43 ID:sa9qtcWA0
ネイト 「追ってくるのが居ないとなると、さっきので最後か。」

レオン 「平和的に解決出来て何よりだ。」

ネイト 「平和的だって? 尾行されて、撃たれて。これで平和。」

ネイト 「アフガンやイラクだって平和だ。」

レオン 「ああ。人と人とがドンパチやるぶんは平和さ。」

レオン 「少なくとも、撃たれた仲間を助けるんだからな。」

ネイト 「人間以外と戦ったことがあるのか? 虎か何か?」

レオン 「そんなかわいいもんじゃない……」

ネイト 「……まあいい。でもな、人と人とのドンパチも平和なんかじゃない。」

ネイト 「人間ってのは、宝とか金とか。何でもいい。それだけで対立も、殺しあいもする。ルールってリヴァイアサンも完全には機能してくれない。」

レオン 「肝に銘じておこう。さあ、目的地だ。」

ネイト 「……随分と寂れた場所だな。安モーテルって表現がしっくり。」

レオン 「ここに協力者が来る手はずだ。先に別の信頼出来る人間が来て、装備を置いていってくれる。」

ネイト 「とくに瞑れた場所に来て、怪しまれない?」

レオン 「観光地でもない街に二人の余所者アメリカ人。」

ネイト 「ごもっとも。」

レオン 「さあ、行くぞ。」


[扉にはカギがかかっている]


レオン 「妙だな。この時間には戸を開けてくれる筈なんだが。」

ネイト 「壊す……その必要も無さそうだな。」


[窓が割れている。]

[ガラスの破片が部屋の中に散らばっているのが見える。]

[どうやら外から壊されたようだ。]

ネイト 「その信頼出来る人間は乱暴みたいだな。」

レオン 「顔を拝みに行くか。」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 00:47:02.96 ID:i606r8aV0
そういやクリスとネイトって吹き替えが同じ人だね
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