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エイリーク「おにいさま、どうやらわたくしたちは捨てられたようです・・・」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 02:25:14.37 ID:2M2nKgfDO
エフラム「そうだねエイリーク・・・でも大丈夫だよ、おれがついているもの」ナデナデ


エイリーク「ふぇぇ・・・」


エフラム「なにかケモノがでてもこの木のやりでたおしてみせるよ」キリッ


エイリーク「わぁかっこいい」キラキラ


エフラム「さ、ここにいてもしかたがない。どこかお家をさがそう」


エイリーク「はい・・・・・・」ギュッ

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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 02:26:53.72 ID:2M2nKgfDO
エフラム「あそこにお家がみえるよエイリーク」


エイリーク「でもなんだかこわいです・・・」ビクビク

エフラム「しんぱいいらないよ、なにがあってもおれが必ずおまえを守ってみせるから」ギュッ


エイリーク「ふぇぇ・・・//」


エフラム「こんばんはー」コンコン


シーン・・・


エイリーク「おるすみたいですね・・・」


エフラム「そんなはずはない、だってあかりがついているもの」


エフラム「だれかいませんかー!」ガンガンガン


ニイメ「うるさいね!全く、やかましいったらありゃしない!!」ガチャ


エイリーク「ひぃ!まじょさんです・・・」ガクガクガク

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 02:34:09.40 ID:2M2nKgfDO
ニイメ「ま゛、訪ねてくるなりいきなり失礼な小娘だね全く!親の顔が見てみたいよ!」ガミガミガミ


エイリーク「ふぇっ・・・」ブルブル


エフラム「もう、ちちもははもいません。おれたちは捨てられました」


ニイメ「なに!?・・・・・・全く!親もどうしようもなく馬鹿たれだね・・・!」


エフラム「すみませんおばあさん、ひとばんだけでもとめさせて下さい」


ニイメ「ふん!・・・・・・好きにおし・・・・・・」


エフラム「ありがとうございます」ペコッ


エフラム「さぁエイリークもちゃんとおじぎしなきゃ」


エイリーク「ふぇぇ・・・あ、ああありがとうございます・・・」ガクガクガク


ニイメ「ふんっ!・・・・・・」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 02:45:03.81 ID:2M2nKgfDO
ニイメ「晩御飯が出来るまでしばらく向こうで大人しくおし!!」シッシッ


エイリーク「おにいさま・・・あのおばあさまこわいです・・・」グスン


エフラム「ダメだよエイリーク。しんせつなおばあさんだよ、失礼のないようにね」

エイリーク「・・・・・・・・・はい」



アイク「・・・・・・・・・・・・」


エイリーク「ひぐぅっ!?」


エフラム「わっ、どうしたんだいきなり」


エイリーク「あ、あわわわ・・・び、びっくりしました」


エフラム「ん?あれ、おまえは?」


アイク「おれはアイク・・・」


エイリーク「わたくしはエイリークです・・・」


ミスト「お兄ちゃん?だれとおはなししてるの?」ヒョコ


ミスト「あ!新しい子だ!はじめまして!ミストっていいます!」ニコニコ


エイリーク「!!!は、はじめまして!エイリークです・・・!」パァー
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 02:56:23.26 ID:2M2nKgfDO
ミスト「ねぇ!エイリーク!むこうでいっぱいおはなししましょ!」グイグイ


エイリーク「え?・・・・・・う、うん!」タタタタ


エフラム「アイクっていうのか、おれはエフラム。よろしく」スッ


アイク「ああ、よろしく・・・」ガシッ


エフラム「おまえたち二人はどうしてここへ?」


アイク「おやじは・・・ようへいをやってたんだ、でも・・・・・・」ウルッ


エフラム「あ、ごめん・・・・・・。おれたちは捨てられてここまできた」


アイク「そうか・・・おれたちこどもは生きづらいよのなかだ・・・」


エフラム「うん、生きづらいよのなかだ」


ニイメ(何子供のくせして悟ってんだいあの二人・・・)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 03:18:39.55 ID:2M2nKgfDO
リムステラ「皆、ご飯が出来たわ。席について」


エイリーク「わっ、キレイなまじょさんです・・・」

オーシン「やっほーい!おれおなかペコペコだもんねー!」ダダダダダダ


タニア「あ!オーシンまって、おいてかないで・・・!」グスン


オーシン「なんだよなんで泣くんだよー」


タニア「だってとなりにすわりたいんだもんっ」グスン

ミネルバ「マリア、ごはんのじかんだ、席にすわろう」


マリア「はい」


セリス「ユリウス、いつまでそこにいるつもり?ぼく先にいくよ?」


ユリウス「ふ、ふん!いくならはやくいってしまえばいい!・・・・・・」


セリス「ならふくをはなしてほしいのだけれど・・・」


エフラム「おれたちのほかにけっこうおおいね。子供たち」


アイク「ああ」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 03:44:18.48 ID:BWNKoo6g0
FEとか珍しすぎるでしょ
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 03:51:42.63 ID:0khSA7dYo
ニイメさんいい人
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 07:51:37.02 ID:bf4z+KgDO
カナスやヒュウは……?
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 19:05:37.53 ID:7n5B/ccJ0
カナスさんは生きてますか?
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 22:04:40.79 ID:At3S7CFXo
3DSアンバサダー乙
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 22:53:22.04 ID:2M2nKgfDO
エイリーク「」ジィ〜


エフラム「おいしい」モグモグ


オーシン「うまい!おかわり!」


ニイメ「全く・・・よく食べる子だね・・・」


アイク「うまい」


ミスト「うん!とってもおいしいね!」


エイリーク「・・・・・・」


ミスト「あれ?食べないの?」


エイリーク「え・・・お腹すいて・・・・・・ないから・・・」


ミスト「そうなんだー」


エイリーク(きっとこれはワナです・・・)


エイリーク(いっぱいわたくし達にご飯をあたえて、太ってきたところをたべちゃう気です)ガクガクガク


ニイメ『イーヒッヒッヒッ!!!』


エフラム『うわぁーやめてよ食べないでー』


エイリーク(きっとそうにきまってます)ブルブルブルブル


リムステラ「ここに来たときから小刻みに震えているけど、どこか調子でも悪いのかしら」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 22:54:48.22 ID:2M2nKgfDO
ユリウス「・・・・・・」

セリス「ねぇユリウス、この間からぜんぜん元気がないけどどうかしたの?」


ユリウス「別に・・・・・・」


セリス「おかしなユリウス」


ミネルバ「あ、マリア。ほっぺについてるいるわ」フキフキ


マリア「はひはほう」(ありがとう)


ミネルバ「めっ、たべながらしゃべっちゃダメだよ」

ニイメ「それが食べ終わったならさっさと寝な!・・・・・・それと、『あの部屋』には絶っっ対入ってはいけないよ・・・?」


ユリウス「っ!!!!」ビクッ


エイリーク「『あの部屋』ってなんですかぁ・・・」ガクガクガク


ミスト「あのね!おばあちゃんね、いっつもああ言うの!」ヒソヒソ


タニア「あたし、まえにちかよっただけで怒られたよ・・・ひぐっ」


エイリーク「ふぇぇ・・・きっとちょうりばです・・・」ガクガクガク
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 22:56:13.94 ID:2M2nKgfDO
リムステラ「ここがあなた達の寝室。私の部屋は隣にあるから、なにか用があるなら訪れて」スタスタスタ


エイリーク「おにいさま・・・」ギュッ


エフラム「なんだいエイリーク」


エイリーク「はやくここからだっしゅちゅしましょう」


エフラム「んん?え?だっしゅつ?」



エイリーク「ここはまじょさんたちのかくれがです!」


エフラム「なにをいうんだエイリーク、第一にここから脱出してどうする?俺達には身寄りがいない。例え元の家に行ってもきっと辛い思いをするだけでなんの解決にもならんだろう。申し訳ないが、今はここでしばらく厄介になろう」


エイリーク「ふぇぇ・・・・・・」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 23:03:31.39 ID:2M2nKgfDO
エフラム「zzzz」


アイク「zzzzzzzz」


タニア「んーー!・・・・・・zzzz」

オーシン「うぇ・・・く、くるし・・・zzzz」


ミネルバ「よしよしzzzzzzzz」ナデナデ
マリア「zzzz」



エイリーク「ミスト・・・おきてます?」


ミスト「えへへへ、もうおにいちゃんてば・・・zzzz」


エイリーク「・・・・・・。こわくてねむれません」


ユリウス「・・・おい」


エイリーク「ふぇ!?」ドキッ!


ユリウス「ばか!おおごえだすな!」


エイリーク「ふぇぇ・・・」コクコク
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 23:10:10.22 ID:2M2nKgfDO
ユリウス「ぼくはユリウス、おまえ今日きたしんじんだな」


エイリーク「は、はい」


ユリウス「ぼくのほうがちょっとえらいな!」ドヤッ



エイリーク「はい・・・・・・じゃあ、おやすみなさい」

リウス「あ!まってよじょうだんだよぉ!」


エイリーク「な、なんのようですか」


ユリウス「さっきさ、まじょのかくれがっていったよね」


ユリウス「このまえさ、ぼくみちゃったんだよね・・・」


エイリーク「み、みたって」


ユリウス「あのおばあちゃんがしつこくいってくる部屋に・・・」


エイリーク「ひぃぃぃい」ガクガクブルブル


17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 23:10:23.22 ID:hCzoJCKco
ビラクは…?
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 23:12:33.30 ID:2M2nKgfDO
エイリーク「な、なかには大きななべやほうちょーが・・・」


ユリウス「ちがうよ・・・ちがうんだよ」


エイリーク「・・・・・・え?」


ユリウス「中はふつーの部屋だよ・・・・・・」


エイリーク「???」


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 23:20:50.20 ID:2M2nKgfDO
ユリウス『ふわぁ・・・・・・おしっこ』ポケェ〜


ジャー



ユリウス『ふぅ・・・・・・あ、この部屋って・・・・・・』


ユリウス『だれかいるかな・・・』キョロキョロ


ユリウス『こんな夜中にだれもいないよね・・・』フフッ


ユリウス『えいっ!』ガチャ

ギィ〜〜


ユリウス『うわっまっくら』


ユリウス『なんだこのへやー』ジィ〜


『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』


ユリウス『うわぁ!だ、だれ!?』


『・・・・・・・・・・・・』


ユリウス『え?』


『・・・・・・・・・・・・』


『・・・・・・・・・・・・』


『・・・・・・・・・・・・』


ユリウス『え?な、なにしてるの?・・・なんでみんな返事してくれないの?』ガクガクガク


『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』


ユリウス『う、うわぁ・・・うわぁあぁぁぁぁぁああああ』
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 23:26:23.29 ID:2M2nKgfDO
ユリウス「あそこには三人のおとこのひとがいるだけなんだよ」


エイリーク「え?なにしてるの・・・?」


ユリウス「なんにも・・・・・・なんにもしてないんだよ。・・・生きていて・・・呼吸もしている。目も開いている。でも・・・少しも動かなかった。一言、声を発することさえも・・・」


エイリーク「よ、よくわからないけど・・・すごくさびしい感じがします・・・・・・」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 23:30:14.77 ID:2M2nKgfDO
ユリウス「ここはやばいところなんだ・・・だからみんなではやく


ドンドンドン


エイリーク「ひぐっ!?」ダキッ!

ユリウス「ふぇ!?」ダキッ!


エイリーク「な、なんの音ですかぁぁぁぁ!?」


ユリウス「ば、ばかいまのは下の階だよなにそんなにおどろいているのささささ」ガクガクガク


エイリーク「ふぇぇぇぇ・・・」ガクガクガク
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 23:44:26.40 ID:2M2nKgfDO
リムステラ「はい」ガチャ


ラガルト「よぉ」


ニイメ「なんだい、こんな時間に!今何時だと思ってるんだい!」


ラガルト「その事に関しては失礼。ただな、ばぁさん。あんたにこいつを早く渡さなくちゃいけないと思ってな・・・・・・」


ニイメ「ふんっ・・・手紙かい」


ラガルト「なぁ・・・・・・村に下りてこねぇかばぁさん、皆心配してるぜ?こんな山奥で身寄りのないチビ達を勝手に引き取って・・・孤児院じゃねぇんだからよ」


ニイメ「ふんっ!何をどうしたってアタシの勝手だろ!第一に今の孤児院にそんなにゆとりはないよ・・・あの子達がひもじい思いをしないって保証がどこにあるんだい!」


ラガルト「ばぁさん、気持ちはわからないでもないけどよ・・・・・・」
ニイメ「いいから早くその手紙とやらをお寄越し!」バッ スタスタスタ



ラガルト「・・・・・・」

リムステラ「あの手紙は」

ラガルト「・・・・・・・・・・・・あのばぁさんをしばらく注意して見ててやってくれ・・・何かおかしな気を起こさないか」


リムステラ「ええ・・・」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/28(木) 23:48:14.74 ID:2M2nKgfDO
ニイメ「・・・」ペラッ


ニイメ「・・・・・・・・・っ!?!?」


ニイメ「あ、ぁあ・・・・・・!!そんな・・・!」ポロポロ


ニイメ「本当に・・・・・・親不孝な馬鹿息子達だね・・・・・・・・・・・・・・・・・・うっ、うぅ・・・」グスッ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/01(金) 01:25:10.46 ID:6ww95rQDO
エイリーク「おばあちゃん泣いてます・・・」


ユリウス「きっとかなしいことがあったんだ・・・」

リムステラ「ニイメ様の四男の息子が他界されました」


エイリーク「ひゃっ!?」

ユリウス「うわぁっ!」


エイリーク「え、たかい・・・?」


リムステラ「この世界からいなくなる、即ち死んでしまったということ」


ユリウス「え・・・・・・」


リムステラ「ニイメ様にとってはその方は最も尊かった方」


ユリウス「どうゆうこと?」


リムステラ「貴方が見た御三方は闇の魔道に蝕まれた身」


ユリウス「え、ばれてた!?」


リムステラ「ですが四男の息子様には他の方より素質があったためか闇にその身が侵される事はありませんでした」


リムステラ「ですからニイメ様は、その自責の念なのか、あの方をひどく可愛がられていました」


エイリーク「うーん・・・?」


リムステラ「ふふっ、まだ難しかったわね。そう、大切な人を失ってしまったの・・・とても大切な」


リムステラ「貴女にはいる?とても大切で、とても大好きな人が」


エイリーク「・・・・・・・・・おにいさま」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/01(金) 01:32:39.41 ID:6ww95rQDO
リムステラ「さ、もう寝ましょう」


エイリーク「待って!」テテテテ


ユリウス「?」


エイリーク「おばあちゃん!なかないで!」


ニイメ「っ!お前、まだ起きてたのかい!」


エイリーク「わたしもおにいさまがしんでしまったらいやだ・・・」


ニイメ「な、何故その話を・・・」


エイリーク「でもなかないでほしいです。わたしじゃ変わりになれないけど・・・せめてこれくらい・・・・・・」ナデナデ


ニイメ「全く・・・!馬鹿な娘だね!そんなことで喜ぶ老人がいるものかね!」ポロポロ


ニイメ「ふんっ!ほらもう早く寝なさい」ナデナデ


エイリーク「あっ」


エイリーク「うん!」


ニイメ「好きなだけ・・・ここにいてもいいからね・・・・・・」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/01(金) 01:42:59.47 ID:6ww95rQDO
10年後


タニア「っしゃあ!命中!今日も大漁だね!」


マリア「あ、お姉様それ毒キノコですよ」


ミネルバ「え、すまん」


マリア「もう、いい加減覚えて下さいよね」


ミネルバ「すまんってばぁ・・・」

ミスト「ねぇねぇこのお花キレイじゃない!?おばあちゃんにもってこ!」


エイリーク「ええ、とっても綺麗ですね」


ユリウス「フフッ・・・また少し真理に近づけた・・・」ククク


オーシン「よぉユリウス!相変わらずがり勉だねぇ」ドゴォ


ユリウス「ぐぇぇ!?ゴホッ!ゴホッ!だからいい加減その挨拶はやめろ!痛いじゃないか!」


アイク「天!空!!!」


エフラム「ぐっ!また精度がましてきたな!」


セリス「私達の中で一番の出世頭だね、アイクは」

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/01(金) 01:49:41.26 ID:6ww95rQDO
アイク「いや、それを言うならユリウスだろう」


アイク「このなかで唯一高位な闇魔法を使えるし、ここ10年誰よりその研究に取り組んだ奴だ」


ユリウス「当然だ!お前達脳筋と一緒にするな!!この闇魔法は深い知識力と強靭な精神力が
オーシン「ああもうそれは聞き飽きたから!」


ユリウス「大事な事なんだよ!とくに一番頭の悪いお前はもっとよく聞け!」


オーシン「いったなこいつ!」


リムステラ「皆、ニイメ様が呼んでいるわ」


28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/01(金) 02:05:32.09 ID:6ww95rQDO
ニイメ「お前たちが来てもう10年だね、早いものだね・・・」


エイリーク「おばあちゃん・・・」


ニイメ「もういつまでもここにいることはないんだよ、自分の好きな事をおし・・・」


エフラム「俺は・・・・・・騎士学校にいく、そして国に貢献していきたい」


アイク「俺はオーシンとタニアの三人で傭兵稼業をする」


オーシン「ま、俺達がいりゃ怖いもんなしだよな!」

タニア「あ、ちょ、そそそんな引っ付かないでよ!//」


オーシン「はぁ?なんだよ昔はお前の方から引っ付いてきたくせに」


タニア「うう、うるせ///」


ミスト「私もそれについていく!」


ミネルバ「私は竜騎士学校に入り、いずれは立派な騎士になる」


マリア「私は教会で働きます」


ミネルバ「ええ!?着いてきてくれるんじゃないのぉ!?」


ユリウス「僕は国家資格を取り、世界中の人々に魔法の素晴らしさを教えたい」

セリス「私は詩吟になって人々と触れ合い、いろんな事を伝えていきたい」


29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/01(金) 02:18:52.51 ID:6ww95rQDO
エイリーク「私は・・・」

ニイメ「エイリーク、いいんだよ、自分のやりたい事をしなさい。こんな老婆は気にしなくていいんだよ」

エイリーク「おばあちゃん・・・」


リムステラ「ニイメ様には私がついてます」


エイリーク「・・・私・・・・・・私は今もどこかで争いをしている人達に、それは愚かな事だと説きたい。ネゴシエーターになりたいです」


ニイメ「お、おお・・・」

ニイメ「ふふっ・・・お前達の成長を聞くのが私の唯一の楽しみだよ、たまにでいいからここに顔をだしにきておくれ」


一同「はい!!!」


リムステラ「彼等の怒涛の活躍はまた別のお話」


fain
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