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P「空白の才をかけたアイドル達の能力バトル?」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 02:38:05.07 ID:05yhyJp9o
765プロ
社長「ゴホッ、そろそろ私も歳かなあ…。誰かに社長の座を任せなくては」
小鳥「そう…ですか、ではついに始まるんですね」
社長「ああ、音無君、今までご苦労だった。これからは事務員兼『社長補佐』ではなく『社長候補』としてこの戦いに参加してくれたまえ」
社長「問題は他のアイドル達をどうやって参加させるかだが……ん?これは…」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1362159484
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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]: ID:???
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/
旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/
木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/
いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/
【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/
こんな恋愛がしたい 安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/
【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/
アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 02:47:41.97 ID:05yhyJp9o
数日後
P「みんなに残念な知らせがある。我らの765プロの社長、高木社長が定年を理由に社長を辞める」
ザワザワ
P「それにあたって次期社長を決めるのだが…アイドルでもプロデューサーでも事務員でも関係ない!」
P「やりたい人手え挙げ!!」
シーン
P「…そ、そうなるよな」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 02:55:00.71 ID:05yhyJp9o
伊織「ハァ、そもそも何で私達も社長候補に入ってるわけ?あんた頭のネジとんでるんじゃないの?」
P「いやぁ、社長からの伝言でさ、『アイドルの諸君にも社長をやらせたらどうかね!社長系アイドル!いいじゃないか!』とのことだ」
伊織「そんなのいやよ、あんたか律子が社長をやればいいじゃない」
小鳥「えっ…」
伊織「…あとそこの事務員とか」
春香「社長、か」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 02:59:24.14 ID:05yhyJp9o
春香「ねえねえ、千早ちゃん」
千早「何?春香。私は社長なんてやらないわよ」
春香「ち、ちがうよ〜。…あの、もしもだよ?」
千早「もしも?」
春香「私が社長になったら…」
千早「……」
春香「プロデューサーさんのこと好き放題にできちゃったりするのかな」
千早「!?」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 03:07:46.26 ID:05yhyJp9o
千早「な、何言ってるのよ!春香!そ、そそそそんなことあるわけ………………」
春香「あるわけ?」
千早「ある、かしら」
真「な、なるほど。そういう考え方もできるのか」
雪歩「で、でもぉ」
P「あと社長になれば『おまけ』も付いてくる」
亜美「え!なになに〜?」
P「これだ」スッ
真美「かまぼこの…板?」
P「空白の才だ」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 03:17:19.58 ID:05yhyJp9o
亜美「空腹の才?なにそれ」
真美「きっとお腹グーグー鳴っちゃうんだよ」
P「空白の才、な」
あずさ「あら?聞いたことありますね。何でもそこに書いたどんな内容の才能でも身に付く言う…ただのうわさだと思ってました」
P「さすがあずささん、でもほら、証拠もあるんですよ。この裏に」クルッ
アイドル事務所を作る才
P「これは社長が書いたもの何ですけどね、実際になってますよね」
伊織「まあ、確かに」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 03:32:52.64 ID:05yhyJp9o
P「ま、社長になればもれなくこんなのも付いてくるってことだ」
やよい「わー。いいですね、私だったらもっとお料理が上手くなるようにお料理の才、とかかなあ」
千早「私はもっともっと歌が上手くなりたい、歌唱の才とかかしら」
春香「私は転ばないように転ばない才とか」
亜美「はるるん…」
P「何でも書けるんだぞ、恋愛の才だって、女の子らしくなる才だって、運命の人を探し出す才だって」
アイドル「「「「!!!!」」」」
真美「ま、真美、社長やってみようかな〜なんて」
真「ずるい!ぬけがけなしだよ!ボクも!社長やりたいです!!」
あずさ「あらあら〜社長やってみたくなっちゃいましたね〜」
響「じ、自分も!」
貴音「社長になればラーメン食べ放題に…」
美希「それはちょっとちがうって思うな」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 03:39:59.39 ID:05yhyJp9o
小鳥「みんなやる気が出てきましたね」フフフ
律子「もう、秘密にしておけばよかったのにねえ。プロデューサー殿ぉ?」
P「ま、社長に言われたからな」
律子「ったく、私なら進んで社長の椅子に座るのに」
P「よ〜し!みんな聞け〜!」
P「改めて聞く、社長をやりたい人」
バッ
P「全員…か」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 03:49:20.04 ID:05yhyJp9o
P「分かった、じゃあみんなにはこれから社長と空白の才をかけた戦いをしてもらう」
雪歩「た、戦い!?」
P「そうだ」
伊織「何でそうなるのよ!おかしいじゃない!」
P「じゃあ伊織は何で決めようとしてたんだ?ジャンケンでもするのか?」
伊織「う…それは」
P「分かったな、じゃあルール説明をする」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 03:57:45.69 ID:05yhyJp9o
P「これからみんなには『能力』が与えられる」
響「能力?」
P「例えばだな…お、いいところに“ゴミ”が」
P「みんな見てろよ…“ゴミ”を“木”に変える能力(ちから)!」パアアア
春香「プロデューサーさんの手から“木”が!」
千早「まるでファンタジーね」
P「とまあこんな感じだ」
亜美「で?で?」
P「この能力を使ったりしてライバルを気絶させる。気絶すればゲームオーバーだ」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 04:11:11.07 ID:05yhyJp9o
P「戦う場所は無人島、期限は少なくとも1、2週間ぐらいだな」
美希「その間の食事は?」
P「大丈夫だ。1日で三回、食事休憩が三十分ある。休憩中は動けないし戦うこともできない。そこでヘリを使ってパラシュートで食べ物を落とす」
貴音「他の人の分の食料は食べられますか?」ジュルルン
P「無理だ。他の参加者の食事を食べてしまうと腹痛になって戦うどころではなくなる」
貴音「な、なるほど」
P「無人島といってもかつて人が住んでたところだからな、民家なんかはある。そこで寝たり隠れたりすればいいだろう」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 04:20:33.25 ID:05yhyJp9o
雪歩「意外としっかりしてるんですね」
P「万が一死人でもでたら大変だからな。そこらへんはしっかりしないとヤバい」
真美「で?で?真美の能力は?」
P「焦るなって、みんなの能力はこのガチャガチャで決める」ドン
千早「どんなものが出るか分からない。運ですね」
響「はい!はい!質問!自分に合ってない能力だったら他の人と交換してもいいか?」
P「ああ、いいよ」
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 04:27:42.60 ID:05yhyJp9o
P「もう質問ないなら一人ずつガチャ回してくれ」
春香「私がいっちばーん!」ガチャポン
亜美「あ!ずるいYO!はるるん!」ガチャポン
真美「こ、これは!」ガチャポン
雪歩「うーん」ガチャポン
真「やーりぃ!」ガチャポン
千早「萩原さん、交換しない?」ガチャポン
雪歩「いいですよぉ」
響「いいの来い〜、いいの来い〜」ガチャポン
貴音「面妖な」ガチャポン
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 04:35:47.28 ID:05yhyJp9o
美希「あふぅ」ガチャポン
あずさ「あら」ガチャポン
やよい「うっう〜!」ガチャポン
伊織「え〜これは」ガチャポン
律子「よいしょっ」ガチャポン
伊織「あっ、律子これと交換してくれない?」
律子「う〜ん悩むわね…けどいいわよ、私もそっちが欲しいし」
伊織「ありがと!にひひっ」
小鳥「キタ( ゚∀゚ )コレ!!!ー」ガチャポン
P「よし、全員回したな。」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/03/02(土) 04:43:58.42 ID:05yhyJp9o
春香「プロデューサーさんは参加しないんですか?」
P「何言ってんだ、もちろん参加するぞ。“ゴミ”を“木”に変える能力で」
亜美「うっふっふーん。兄ちゃん〜そんなショボッちぃ能力でいいのかな〜」
真美「コテンパンにしちゃうよ〜」
P「どんな能力当たったんだあいつら…」
P「よし!じゃあ開始は一週間後、ここに集合。その間のアイドル活動は一旦停止。次会う時は全員敵同士!以上!」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/02(土) 07:23:35.70 ID:H65Hz2bo0
このメンバーじゃ、強い能力はうまく使えそうにないな……
今思うと佐野は本当にバトルの天才だったな(手ぬぐいを鉄に変えるに力で五つ星のうえきと互角だったし……)
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 13:42:33.83 ID:l9ufKJweo
またみんなプロデューサーすきすき〜か
まあなんでもいいですけれど
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 15:52:11.01 ID:aGwbxuW9o
なにとのクロスオーバーなのか分からんが期待
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 16:10:05.64 ID:6QMEwe6to
>>18
昔サンデーで連載してた「植木の法則」
世界中から『神候補』と呼ばれる人に選ばれた中学生達がなんでも自分の欲しい才能を1つ手に入れる事のできる『空白の才』を巡って戦い合う能力物アクション漫画。
『神候補』に選ばれた中学生達は皆それぞれ『○○を××に変える能力(ちから)』を貰っていて、これに自分の持っている 『才能』と知恵と体力を駆使して潰し合ってる。
能力例
『【ゴミ】を【木】に変える能力』
『【手拭い】を【鉄】に変える能力』
『【声】を【似顔絵】に変える能力』
『【理想】を【現実】に変える能力』
『【相手】を【メガネ好き】に変える能力』
等etc...
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 19:11:56.42 ID:aGwbxuW9o
>>19
d
植木の法則か、名前だけは聞いたことあるわ
楽しみ
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sega]:2013/03/02(土) 20:10:44.24 ID:GS/b2l7mO
相手を眼鏡好きにする…だと…
上条春奈が黙ってないな
???「眼鏡好きですって?」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:45:04.44 ID:8qOZbHaDO
限定条件もどうなるか気になるな。
でもPは天界人じゃないだろうから火力不足に悩みそう。
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/02(土) 23:29:40.11 ID:H65Hz2bo0
>>22
四巻までは『【ゴミ】を【木】に変える能力』で敵を倒してたから普通に戦えるだろう
レベル2に覚醒したら……
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 00:13:19.68 ID:5V2xWnZko
一週間後
伊織「大体集まって来たわね」
真「まだ美希が来てないよ」
亜美「このままミキミキは遅れてリタイアかな→」
真美「そうだといいね→」
美希「ミキさっきからここにいるの」
雪歩「美希ちゃん!?」
伊織「!?」
千早「これが…美希の能力かしら」
P「よし。みんな集まったな」
25 :
忘れてた
[sage saga]:2013/03/03(日) 00:25:12.75 ID:5V2xWnZko
P「一つ言い忘れてた事があった。大体の人が分かってると思うがこの能力には『限定条件』というものがある」
P「俺の場合には『ゴミと認識したもので手のひらに覆えるだけのゴミ』とかだ」
亜美「それを先に言ってよ〜兄ちゃん〜」
真美「真美たち大変だったYO」
P「……一応ガチャに入ってた紙の裏に書いてあったが」
亜美真美「「え!!」」
春香「はい!分かってます。この一週間でだいぶコントロールできるようになりましたから」
千早「あら、春香の能力はコントロールできるものなのね」
春香「ち、千早ちゃん!余計な詮索はやめてよ〜」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 00:35:50.79 ID:5V2xWnZko
律子「(これでプロデューサーの能力はバレバレね。もう勝ったようなもんだわ)」
あずさ「あらあら〜」
律子「(あらあ…あれ?)」
P「よし!じゃあ出発だ!一人ずつヘリに乗れ!」
響「え!ヘリ!?」
P「もちろんだ。ヘリに乗ってもらって無人島に行く。そこで各自バラバラになって全員が無人島に降りたら開始だ」
雪歩「は、始まっちゃうんですね。うぅ〜」
伊織「(何言ってんの、もう始まってるわよ)」
真「よーし!気合い入って来たー!」
やよい「皆さん、正々堂々よろしくお願いしまーす!」ガルーン
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 00:45:41.18 ID:5V2xWnZko
上空
雪歩「降りるは降りるでも」
雪歩「パラシュートで降りるなんて聞いてないですぅうううううう!!!!」ババババ
ぎゃああああああああああ
雪歩「プロデューサーも聞いてなかったんですかああああああ!!!」ババババ
イヤアアア キャアアア アラアララララア
雪歩「みんなの叫び声が……。無事に開けてよかったですぅ」バシュッ
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 00:57:21.46 ID:5V2xWnZko
無人島
雪歩「ふぅ。なんとか着きました」
シーン
雪歩「みんなどこにいるんだろ。探したほうがいいかな、……待ち伏せたほうがよさそうだね」
「その必要はないよ」
雪歩「(は、速い!誰?)」
リボン「………」
雪歩「り、リボン」
リボン「………」
雪歩「………っええ!?」
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 01:10:31.14 ID:5V2xWnZko
雪歩「(リボン、春香ちゃんのかな。攻撃してくるよね、とりあえず距離を)」ザッ
リボン「動かないで!雪歩。動いたとたんこのリボンからレーザーを当てるよ」ガガッ…ピー
雪歩「(レーザー!?ヤバい!周りを見ても春香ちゃんは見えない、とりあえず探りを入れないと)」
雪歩「その声は春香ちゃんかな」
リボン「そうだよ、雪歩」
雪歩「(こちらの声が聞こえてるということは聞き取るマイクがある、そして私が気づいた時もう『雪歩』って分かってた)」
雪歩「(少なくともリボンには聴覚と視覚のようなものがあると考えていい、そして本人とその感覚は共有できる)」
雪歩「(ならっ、それを利用するだけ!)」
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 01:26:40.84 ID:5V2xWnZko
雪歩「レーザー、ですか!もう駄目みたいですね!!」
リボン「ふふっ、どうしたの雪歩。いきなり叫んじゃって」ガガッ
雪歩「あーあ!こんないい天気の日には外でお散歩でもしたいですぅ!!あれ?雨…」サク
リボン「雨!?」クルッ
雪歩「(今ですぅ!)」ザクァ
瞬間!雪歩はどこから取り出したかスコップで目の前の土を掘り、そのリボンにぶつけた!
リボン「わ!目の前が真っ暗!ホントに雨!?」
そのまま振り上げたスコップで叩く!
バキイ
リボン「うわわ」グシャッ
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 01:39:11.15 ID:5V2xWnZko
雪歩「そして掘った穴を!利用します!」ザクザクザク
雪歩「“穴”を“ワームホール”に変える能力!」フヒュンッ
春香「雪歩が…消えた」
春香「(一瞬だけど見えた、雪歩が穴に入るのを。だけど穴の中は誰もいなかった)」
春香「(多分穴を移動可能なトンネルか何かに変えたんだろうね)」
春香「やるね、雪歩。こっちも本気でいくよ」
雪歩「(あ、危なかったぁ〜)」ダラダラ
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 01:50:11.52 ID:5V2xWnZko
雪歩「(ふ〜、なんとか助かりましたぁ。とりあえず目の前にあった林の中に隠れたけど)」
リボン「………」キョロキョロ
雪歩「(中々頑丈ですね、あのリボン。スコップで叩いたにも関わらず普通に動いてますか)」
雪歩「(多分リボンを遠隔誘導攻撃端末にでも変えたんでしょうか。やっかいですぅ)」
雪歩「(このままリボンを攻撃するよりも本体見つけて叩いたほうがよさそうですね。でも)」
雪歩「(春香ちゃんは見えないですね、このまま逃げたほうがいいかな)」ザクザク
リボン「!」
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/03(日) 02:08:00.22 ID:5V2xWnZko
リボン「その林の中にいるね!雪歩!」ガガッ
雪歩「(遅いですぅ、もう穴は掘れました)」
リボン「レーザービーム!!!」
┠″キュ―――――ン
雪歩「!?」フヒュン
バガアアアアァァァ―――シュウウウ
春香「完全に逃げられた…」
春香「熱感知も……反応はない、か」
春香「もおー」
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 10:23:23.01 ID:IPP1HmpTo
期待
35 :
ここまでの能力
[sage saga]:2013/03/16(土) 01:05:32.34 ID:iNy5Hl55o
天海春香
・“リボン”を“遠隔誘導攻撃端末”に変える能力
限定条件…一時間以上髪に着けたリボン
遠隔誘導攻撃端末(ファンネル)の行動距離は本人を中心に半径2`圏内
ファンネルはカメラやビーム等が備わっている
萩原雪歩
・“穴”を“ワームホール”に変える能力
限定条件…自分が掘った穴しか変えられない
ワームホールにした穴をまたワームホールにするのは不可能
ワームホールの“出口”は本人を中心に半径50b以内ならどこにでも作れる
ワームホールは一方通行であり出口→入口は不可能
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/18(月) 19:33:16.77 ID:77lh2gO4o
面白そう
期待
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/19(火) 00:59:37.43 ID:gbb0LjSvo
Pサイド
P「痛ってー、パラシュートは開いたもののいきなり風が吹いてきて森の中に落ちるとは……」
P「…………」プラーン
P「まずはパラシュートが木にひっかかって宙吊り状態なのをどうにかしないとな」
タッタタッタタッタタッタ
P「!、ヤバい誰か来た」
亜美「兄ちゃん発見〜」
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/19(火) 01:19:49.67 ID:gbb0LjSvo
P「(まずい!今の状況、俺はまさに格好の的!)」プラーン
亜美「んふふ〜何してんの〜。これじゃ亜美たちのカッコーの的!だYO!」カッコー
P「格好な。カッコーだけど」
P「(今、亜美 たち と言ったな、近くに誰かいる。真美か?)」
亜美「これじゃあヌルゲーだよ、兄ちゃん〜。亜美の能力でザ・エンドだYO!」
P「………」フッ
亜美「あ!今鼻で笑った!うざっ!」
P「ジ・エンドするかしないかは試してみないと分からないだろ」
亜美「うぬぬ〜」
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/19(火) 01:38:35.08 ID:gbb0LjSvo
P「(ここで挑発して早めに亜美の能力を見極める!さあ、こい!)」クイクイ
P「おしりぺんぺん」ペンペン
亜美「っ〜。こ、後悔しても知らないからね!兄ちゃん!」
亜美「亜美の能力は〜〜これだ!メギャン!」ジャキン
P「水鉄砲?何するつもりだ?」
亜美「くらえっ兄ちゃん!」バシュッ
P「そんなもの当たるわk」フヒュ
バギャアア
P「か、かすった……なんだあれ。ただの水鉄砲じゃない!俺のひっかかってた木に穴があいた!!まるでショットガン!」
亜美「くっそ〜、外しちまったぜ!次は当てちゃうもんね!」
P「うわわ、木が折れてバランスが!」グラッ
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/19(火) 01:49:41.61 ID:gbb0LjSvo
亜美「今だ!空中では身動きがとれないってばっちゃがいってた!」
亜美「いっけぇ→!!」バシュッ バシュッ バシュッ
P「くっそ!奥の手だ!」
ヒュン ヒュン ヒュン
P「“ゴミ”を“木”に変える能力!」バシイ
亜美「そんなひょっろい木なんてぶっ壊して貫通しちゃうよ!」
亜美「(って!?木が兄ちゃんの手に絡みついた!?)」
P「………ボソッ」
キュピーン
パシャッ パシャッ パシャッ
亜美「え!?」
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/19(火) 02:07:01.48 ID:gbb0LjSvo
亜美「あ…ありのまま今起こったことをはなすぜ! 『おれはやつに高圧水流弾を放ったと思ったらただの水になっていた』な…何を言ってるかわからねーと思うがおれも何をされたのか分からなかった」
P「ふう、いきなり奥の手をつかわされるとは。油断できないな」
亜美「ホントに何をしたのさ!兄ちゃん教えてYO→!」
P「いやー、教えらんないなー。」
亜美「兄ちゃんのバカ!大人げないっしょ!!」
P「ところで、真美。そこにいるんだろ、隠れてないで出てこい」
真美「な、何で見つかったの!?」ガサッ
P「あ、マジでいたんだ」
真美「ズコー!」
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/03/19(火) 02:18:22.67 ID:gbb0LjSvo
亜美「でもでも!兄ちゃんが不利なことにはかわりない!」
真美「2対1じゃ敵いっこないっしょ→!」
P「やれやれ、しょうがないな。よいしょっと」ザクッ スタッ
P「さっきのこと教えてやる」
亜美「……」ゴクリ
真美「……」ゴクリ
P「“能力の応用”って分かるか?」
亜美「能力の?」
真美「応用?」
P「そ!まあ百聞は一見にしかず、見せてやる!」
亜美「真美!くるよ!」
真美「わかってる!亜美!」
P「さあて」
P「レッスン開始だ」
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/19(火) 09:56:23.89 ID:nNvVDHfFo
いきなりレベル2ぱなすとか大人げないぜぇ
44 :
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[sage]:2013/03/19(火) 13:10:05.61 ID:97bEs/qMo
P・・・レベル2はずるい
45 :
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[sage saga]:2013/04/02(火) 00:33:14.80 ID:f3A3F08Lo
P「(まずは二人の能力を見定めないと話にならん)」
P「(双子の出方を見つつヒットアンドアウェイで行こう)」
P「行くぞ!!“ゴミ”を“木”に変える能力!」ドドド
プロデューサーの手から幾つもの木が!双子を襲う!!
真美「うわわ!!」
亜美「真美!この水鉄砲を使って!」ヒュッ
真美「さんきゅー、亜美!」パシッ
P「(亜美が手ぶらだ!捉えた!)」
46 :
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[sage saga]:2013/04/02(火) 00:56:40.28 ID:f3A3F08Lo
真美「真美があげた使ってね!」バシュッ バシュッ
亜美「了解!真美隊員!んっふふ〜、驚かないでよ〜兄ちゃん〜」スッ
亜美がカバンから取り出したのは!
P「ライトセーバー!?」
亜美「“偽物”を“本物”に変える能力!!」ブウォン
亜美「んふふ〜」
47 :
↑修正
[sage saga]:2013/04/02(火) 00:59:15.56 ID:f3A3F08Lo
真美「真美があげたやつ使ってね!」バシュッ バシュッ
亜美「了解!真美隊員!驚かないでよ〜兄ちゃん〜」スッ
亜美がカバンから取り出したのは!
P「ライトセーバー!?」
亜美「“偽物”を“本物”に変える能力!!」ブウォン
亜美「んっふふ〜」
48 :
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[sage saga]:2013/04/02(火) 01:09:37.79 ID:f3A3F08Lo
P「“偽物”を“本物”に……、って………チートだろ。チート」
真美「あの能力見てからじゃ何言っても説得力ないよ」
亜美「でもこの能力の限定条件、めっちゃキビシーんだかんね!」
P「ど、どんな限定条件なんだ!?」
亜美「しょうがないなー、メイドの三宅に教えてやる」
P「冥土の土産な」
亜美「亜美のこの能力!実際に見て、その事を理解しなきゃ発動できんのだ!しかも制限時間付き!」
49 :
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[sage saga]:2013/04/02(火) 01:17:54.30 ID:f3A3F08Lo
P「お前……ライトセーバーを実際に見たことあるのか?」
亜美「スター・ウォーズで見た!」ドン
P「んなバカな」
亜美「ネタバレはここまでにして、ぶった斬ってやる!覚悟〜!!」ブォン ブォン
P「うわああ!!!殺す気か!!」ヒョイ ヒョイ
亜美「兄ちゃんは殺す気ぐらいで戦わないと倒せないよ!!」
真美「真美もいることお忘れなく〜!」バシュッ
P「ひぃ〜」ヒョイ
50 :
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[sage saga]:2013/04/02(火) 01:32:05.19 ID:f3A3F08Lo
P「(一旦距離を置かないと、やべえ!)」
P「地面に!くらえ!」パアア ダンッ
亜美「木なんかバター同然じゃ…!あれ!?足に!」グルグル
P「拘束用の特別な木だ!どうだ!」
真美「今だ!」バシュッ
P「おっと、木の盾だ!」パアア バキィ
真美「惜っしい!」
51 :
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[sage saga]:2013/04/02(火) 01:39:09.91 ID:f3A3F08Lo
P「ついでにこれをくらっておけ!」パアア ヒュッ
真美「こ、この木は……!?」
亜美「なんか臭わない…?」
亜美真美「「ぎゃーっ!!くっさあ〜!!!」」
P「銀杏の木だぜ、いい時期の」タタタ
52 :
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[sage]:2013/04/02(火) 10:03:47.70 ID:r2VSSL6Mo
テクニカルすぎワロタ
53 :
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[sage]:2013/04/03(水) 19:15:21.28 ID:BefgymCGo
面白い
54 :
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[sage]:2013/05/10(金) 23:36:25.53 ID:D0NCYXVd0
このPはレベル2目覚めてておかしくない
亜美の能力=劣化グラノか
グラノもペコルに出会う前は常に模型を持ち歩くオタクだったんだろうな
23.43 KB
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