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:[安価][選択][コンマ] ダンガンロンパ 5 -
SS速報VIP 過去ログ倉庫
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1 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 10:22:51.31 ID:YGzleTbI0
[安価][選択][コンマ] ダンガンロンパ 5
基本事項
この作品はダンガンロンパの二次創作です。
ダンガンロンパ1、2のネタバレがあります。
[安価][選択][コンマ]の値で乗り越える。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1362187371
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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]: ID:???
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落花生アンチスレ @ 2025/07/29(火) 09:14:59.83 ID:pn6APdZEO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753748099/
ライナー「何で俺だけ・・・」 @ 2025/07/28(月) 23:19:56.58 ID:euCXqZsgO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753712396/
ワイ184cm95kgと嫁168cm50kg、某ファミレスへ入店→ @ 2025/07/28(月) 22:22:36.42 ID:7E/br4lG0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1753708955/
【グラブル】ガイゼンボーガ「吾輩の、騎空団の一員としての日常」 @ 2025/07/28(月) 19:56:02.26 ID:1M+emLR40
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753700161/
パンティ「ガーターベルト大丈夫かー」ストッキング「血が止まらないわー」 @ 2025/07/26(土) 02:27:49.65 ID:OmgbeFOdO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753464469/
うんち @ 2025/07/25(金) 23:18:36.55 ID:tsEvWZe2o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753453115/
天龍「イキスギィ!イクイク!ンアーッ!枕がデカすぎる!」加賀「やめなさい」 @ 2025/07/25(金) 19:40:58.85 ID:LGalAgLLo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1753440058/
(安価&コンマ)コードギアス 薄明の者 @ 2025/07/23(水) 22:31:03.79 ID:7O97aVFy0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753277463/
2 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 10:23:59.19 ID:YGzleTbI0
過去スレ
医者貴方〜使用人貴方
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356980920/
メイド後編〜桑田神父
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358692582/
桑田神父から九頭龍
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360157450/l50
九頭龍組から大長編1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361269342/
3 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 10:28:00.92 ID:YGzleTbI0
学園側(参加メンバー)
不二咲
小泉
西園寺
葉隠
花村
霧切、
轟
罪木
大神
瀬戸
セレス
豚神(詐欺師
戦場(変装なし)
×☆2石丸
×★1山田
×☆1左右田
4 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 10:30:06.55 ID:YGzleTbI0
オリジナル超高校級メンバー
【サバイバル側】
綿志田 礼奈(わたしだ れな) 超高校級の中の人(着ぐるみ士)
性格 特殊 (自分捜索)
[探索3] [推理2] [コミュ0] [生存0
設定 一目惚れ 対象 苗木 (苗木の行動で成長)
first step 苗木といるとき、その時に応じた補正が二人にかかる
黒羽初花(くろば はつか) 超高校級の怪盗
性格9
探索1 推理1 コミュ−1 生存2
設定 ライバル ジェノサイダー
ハツカ ザ リッパー(怪盗じゃないけど) 近距離に補正
【学園側】
瀬戸 遊 (せと ゆう) 超高校級の決闘者
性格 5
[探索0] [推理1] [コミュ1] [生存1]
設定 継承 対象 もう一人の僕
デッキに宿る心 使用時 全ての能力2倍
轟翔(とどろき かける) 超高校級のレーサー
性格 イレギュラー
探索2 推理2 コミュ−1 生存2
設定 一目惚れ 対象 セレス (セレスに執着)
スタートダッシュ 常に先の情報を得ている
5 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 10:32:28.75 ID:YGzleTbI0
オリジナル 歴代メンバー
白川 泉 超高校級の才能 医者
設定 なし 性格 今だったら1
観察眼(医者) 常時 動機、体調不良等を見抜くことが出来る
当初 [探索] +1 [推理] +1 [コミュ力] +1 [生存] +1(相手)/-1(2)(自分)
現在の案 [探索] +1 [推理] +2 [コミュ力] +1 [生存] +1(相手)/-1(2)(自分)
仕家 芽以 超高校級のメイド(使用人)
設定 幼馴染 性格 今だったら3から5
メイド 常時 親しいものにさらに補正
当初 [探索] +1 [推理] +1 [コミュ力] +1 [生存] 0
現在の案 [探索] +1 [推理] +1 [コミュ力] +2 [生存] 0
桑田 大河 超高校級の神父(ボソ「破門…」)
性格1 設定 兄弟
信仰心 スキル 効果 常時 何か罪悪感や疑問を持っているものに補正が付く(ボソ「二股していいのか…」)
[探索] +1 [推理] +2 [コミュ力] +1 [生存] 0
小金井判時 超高校級の鑑定士
性格4 設定 黄金の精神
黄金の精神(SAN値なし)
スキル 本編では明かされていない
[探索] +2 [推理] +2 [コミュ力] −1 [生存] 0
松岡景吾 超高校級のテニスプレーヤー
設定 ライバル 終里
スキル 松岡王国(松岡キングダム) 効果 学級裁判で補正
[探索] 1 [推理] 1 [コミュ]1 [生存] 1
6 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 10:35:38.22 ID:YGzleTbI0
こんな超高校級ありなの?のコーナー
例 超高校級の超能力者
戦闘とかは出来ないですが
心を読むとか
そういう能力を
スキルでいれます
書いといてくれればありか判断します…。
ぶっちゃけ落ちないように阻止するための企画
下135
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 11:16:15.25 ID:kvUejIfQ0
超高校級の預言者
一日ごとに断片的な今日起こる未来が見える。コンマがいいほど良い未来
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 11:34:23.94 ID:xDRAFLPmo
超高校級の女王様(SMの方)
前スレはドンマイ
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 12:10:49.27 ID:aRxzOZfDO
超高校級の科学者(マッドサイエンティスト)
リーディングシュタイナー的な何か
ここよく狙われるよね
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 12:43:28.98 ID:KDNTSWu80
超高級の霊能力者
遺品の声を聞けたり死者の声が聞こえたりする
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 13:08:54.79 ID:6lMmxkaE0
超高校級の超能力者(エスパー)
念動力で物体を動かしたり、固定したりできる
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 13:28:49.73 ID:tjBp9AUH0
超高校級の道化師
文字通りのトリックスターになってくれそう!
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 16:00:42.28 ID:l8OK+J/E0
超高校級の悪魔召喚士(デビルサマナー)
以前浮かんだものだけど世界観が違いすぎるよねw
14 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 18:01:41.04 ID:YGzleTbI0
OK 出された才能は検討させていただきます
現実でありえる限界までは採用します
ちなみに前回のタイム(ヒント+罪木さんのあがき)は8でした
今回は
植物状態タイム13から20(本来は死亡分も含める)
意識不明(大)タイム12から10
意識不明(中)タイム9から7(大体OK)
意識不明(小)タイム6から4
すぐに目覚める 裁判状態も含めタイム1から3
問題なし 的確に追いつめ裁判中に解き明かす(ほぼ無理)
次の裁判前後に目覚めるという形です…
人いれば
19時くらいから始めます
下135 2人以上
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/02(土) 18:02:35.38 ID:ZfgmnGXw0
「武器…?」
「…当たれば痛い…けど…?」
千夏は溜息を吐き、丸い物体――ドッヂボールをデイパックに閉まった。
確かに固めなので頭にでも当たれば痛いけれど。
邪魔だ、これは。
「あの…相模さん…一緒にいても良い…?」
晶は荷物を肩に掛け、立ち上がった。
そして、千夏の方を見た。
「早く行きましょ」
千夏はぱあっと笑顔を輝かせ、荷物をまとめ、先を行く晶を追った。
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/02(土) 18:03:08.25 ID:ZfgmnGXw0
ゆーゆ
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 18:16:07.85 ID:KDNTSWu80
いるけど
また沸いたよー
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 18:18:11.66 ID:xDRAFLPmo
はい
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 18:24:36.99 ID:mLZJM/HBO
いるよー
もう完全に狙ってるな
20 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 18:34:11.15 ID:YGzleTbI0
学級裁判場の扉が開く そこから拘束されたままの不二咲君がいた
みんなが駆け寄る… 不意に背後から声が聞こえ足を止める…
霧切「待ちなさい!モノクマあなたがこの拘束を解いて」
セレス「そうですわね…
ここで何かされたらたまった物じゃないですわ」
花村「溜まる!」
葉隠「空気読むべ!」
モノクマが不満げに指を鳴らす…
…とりあえず不二咲くんの拘束が外れる…
脳に直接つないだのか 頭に針で突いたような跡があった。
瀬人「不二咲くんしっかりしろ!」
小泉「不二咲くんしっかりして…」
声をかけ揺らすが反応はない…
心臓が動いていることから
呼吸はしているようだ
寝てるだけのようにも見える…
そう寝てるだけのように…
このまま目を覚まさないように…
全体が静観に包まれる
その静観が有無を言わせず
その事態を皆に知らせた…
21 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 18:41:16.96 ID:YGzleTbI0
モノクマへと僕は振り返る…
そう二人を殺した黒幕…の方へ
瀬人「モノクマ!僕たちは犯人を解いたぞ!
さあ轟の約束通り姿を見せろ!
そして僕たちを学園から出せ!!」
そうだ…黒幕を倒した…
ここを出れば病院を探して
不二咲くんを助け…
轟「それが出来ないんだよ…」
瀬人「!?なんで轟が言うんだ!」
轟「だってそいつは…」
罪木「あの方を超えようとして操られている
雑魚なんです!」
予想外の人物から発言が来た…
22 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 18:48:55.57 ID:YGzleTbI0
罪木「うふふふふふふ
ふふふふふふふふふふふふ!」
笑い声が響く
犯人だと確定したのに
その人物は笑う
オシオキが怖くないように…
西園寺「…ゲロ豚壊れたの?あんたこれから…」
罪木「いいじゃないですか!
私はあの方に愛をささげるためにこの雑魚を
この場に引きずり出したんですから!」
小泉「!?」
霧切「死んでもいいってことかしら?」
霧切さんも予想外だったようだ…
轟 「…で!」
罪木「他にいうことありません
だって私は愛のために行動したんですから!
ああこの解放感♡」
セレス「趣味が悪いのが多いですわね…」
轟 「本当だよ!許せないね!」
葉隠「おまえが言うな!!だべ」
…葉隠君が言いたいことを言ってくれたような気がする
ここで話しておきたいこと
話したいキャラいる?
下135
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 18:53:07.09 ID:6lMmxkaE0
罪木に君はそのお方じゃないってどうして分かったの?
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 18:55:20.01 ID:xDRAFLPmo
霧切に不二咲の容態を訊ねる
25 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 19:05:39.41 ID:YGzleTbI0
採用
霧切に不二咲の容態を訊ねる
結果は命に別状はないが何時目覚めるかわからないということだった…
とりあえず今聞いておきたいことがある…
瀬人「罪木さん、君はそのお方じゃないってどうして分かったの? 」
罪木「だって私はこのために送られてきたんですから!」
セレス「送られてきたとは…どういう意味 ですか」
さすがのセレスさんも表情は冷静だが
言葉に動揺が出ていた
罪木「この計画を壊しかねない
危ない人たちの対処を
私に預けてくれたんです♡」
意味が分からない 押し付けられてるのでは…
その時 映像が流れる
モノクマ(2体目本物)「うぷぷぷぷぷぷぷぷ
おまえらオシオキ始めるよ!」
…これが本物なのかと思った
自分の部下を殺すのが!
罪木「ああごめんなさい」
罪木さんだって今は…
罪木「あなたにオシオキを
されることを希望に感じてしまう私を
どうかお許しください」
瀬人「・・・どういうことだ 普通の常識じゃ…」
轟 「瀬人君セレスちゃんの言うとおりだよ」
【感 性 が 違 う の さ】
セレスに言われた奴に説得させられた…
26 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 19:08:53.10 ID:YGzleTbI0
い た い の い た い の
と ん で い け!
超高校級の保健委員 オシオキ
罪木 蜜柑 処刑執行
27 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 19:15:52.72 ID:YGzleTbI0
罪木さんは病室のベッドに寝かされている…
回覧の時間か、看護師の洋服を来たモノクマが来た
巨大な注射器を持って
それを罪木さんの腕に…
いや下に突き刺す
舞台が一変し
腕型の巨大な腕に乗せられる罪木さん
その腕に注射を打つモノクマ…
腕の色が赤くなっていくまるで何かが発射されるように
同時に罪木さんも
恍惚に顔をゆがめる
ついに腕は飛んでいく
罪木さんを乗せて…
どこかへと消えた・・・・
彼女がどうなったのかは知らないが
言うまでもないだろ・・・
28 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 19:25:20.12 ID:YGzleTbI0
処刑を最後まで見ていた…
最後まで…
モノクマ「エクストリーム!
いやアドレナリンが出る!!」
轟 「…で偽物をこちらに出てくるの?」
モノクマ「もう少し待ってよ〜
もうすぐ、もうすぐ君たちも
偽物とは比較にならないことが起きるから…
うぷぷぷぷぷぷぷぷ
ははははははははははは」
モノクマは笑って消えた
轟「じゃあ行こうか 」
セレス「どこへですか?」
轟「新しい場所も行ける様になったんでしょ?
事件も起きたし…
不二咲君は… 小泉さんに任せて大丈夫そうだね
さてどこを回ろうか…」
次のことを企む轟…
小泉「…ごめんね」
不二咲君を抱えて涙を流す小泉さん
セレス「…」
二人の様子を眺めるセレスさん
霧切「・・・・」
モノクマのことを考察してる霧切さん
葉隠「まさかまだいるとかじゃねえべ…?」
乱れる葉隠君
全員の反応がバラバラだった…
瀬人「…」
誰かに最後話しかけよう
誰と話す(誰でもいいよ)下135
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 19:27:01.52 ID:KDNTSWu80
轟
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 19:28:41.77 ID:xDRAFLPmo
小泉に向けて
君のせいじゃない、不二咲君の無実を証明するのが遅くなってごめん
31 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 19:34:29.49 ID:YGzleTbI0
OK 小泉 轟 採用
瀬人「君のせいじゃない、不二咲君の無実を証明するのが遅くなってごめん」
小泉「それでも…それでも」
それでも彼女は泣いていた…
だから
そいつと話したくなった…
今回すべて知っていたやつに…
みんなが聞いていても
瀬人「轟!」
轟「ん? 何だい?」
何を話す下135
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 19:50:29.64 ID:xDRAFLPmo
黒幕の一人を引きずり出した手腕は見事だが、そのために不二咲君が死にかけたのを見過ごしたのは許せない
今回も振り回されてしまったが、次は絶対に君の狂気を止めてみせる
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 19:52:49.11 ID:KDNTSWu80
始めから犯人を分かってて言わなかったのは
お前の快感の為にってやつか...
ふざけるなよ!!僕たちはお前の欲望を満たす為にいるんじゃない!!
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:03:53.58 ID:6lMmxkaE0
モノクマを止めたのは素直に礼を言う ありがとう
35 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 20:10:18.63 ID:YGzleTbI0
瀬人「黒幕の一人を引きずり出した手腕は見事だが、そのために不二咲君が死にかけたのを見過ごしたのは許せない
今回も振り回されてしまったが、次は絶対に君の狂気を止めてみせる」
轟 「でも、俺がいないと不二咲君を助けられなかったよね?
だったら俺が好きな時に行ってもいいでしょう?」
…わかってたのか こいつは
最初から!
瀬人「始めから犯人を分かってて言わなかったのは
お前の快感の為にってやつか...
ふざけるなよ!!僕たちはお前の欲望を満たす為にいるんじゃない」
轟 「…快感のためね。それもあるよ。
でも不二咲君が生きてほしかったのも事実だよ」
瀬人「…快感のためか?」
轟 「それもあるけど…
セレスちゃんは僕の理解者だし☆
愛しているけど☆
今回の不二咲君には興味があったからね。もしかしたら
・・・・まあいいか・・・・・・」
何だ?途中で冷静にな…
・・・・・・・ふふふふふくくくくくくくくくく
ははははははははははははははは!!!!!!!!」
前言撤回! いきなり笑い出して!
轟「俺はいつも通りだよ…」
そういっていたが
口元は笑っていた…
瀬人「だが、ただモノクマを止めたのは素直に礼を言う ありがとう」
轟 「・・・・・・君には言って欲しくなかったな
どうせなら・・・」
轟は去って行った。エレベーターに先に乗り込み・・・
セレス「・・・」
瀬人「何なんだよ・・・」
苗木編に行きます…
36 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 20:17:42.46 ID:YGzleTbI0
これまでの苗木のあらすじ
礼奈の匂いを嗅ぐ
↓
礼奈に手錠をつける
↓
礼奈と着ぐるみの中で
体を触りまくる…
↓
礼奈のお風呂を覗く
↓
礼奈の生まれた姿をほぼ見た
何だこの苗木…いつもと同じじゃないか!!!!
苗木好感度
礼奈☆12.7
桑田☆6.5
舞園☆5.7(原作補正)
十神☆5.0
朝比奈☆3.5
大和田☆2.5
ジェノサイダー☆2.5
37 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 20:25:13.93 ID:YGzleTbI0
学園へ入る前
十神「行くのは5名か4名で十分だ…
残りは…後方支援へまわれ!」
ジェノ「YES!コソ泥!」
ハサミを掲げて 謎の発言をするジェノサイダー…
礼奈(ボソ)「離れたくなぃ」
何だろ何か聞こえたような?
朝比奈「私だってさくらちゃんを助けたいよ!」
大和田「俺だって兄弟を救いてえ!」
桑田「オマエラ待てよ!
誰だって行きたいのは同じだろう?」
十神「…お前が決めろ苗木
おまえが今一番冷静に考えられるはずだ」
苗木「わかったよ…」
後方支援は今後出番なしです
というか人数調整です
侵入メンバーを決めます
メンバー4名から5名
下135
(多かったメンバーの名前採用)
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:28:10.29 ID:mLZJM/HBO
礼奈 十神 ジェノ 桑田
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:30:13.78 ID:mLZJM/HBO
あ、苗木もいれてなら
苗木 礼奈 十神 ジェノ
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:32:23.41 ID:l8OK+J/E0
苗木 礼奈 十神 ジェノ
41 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 20:32:37.53 ID:YGzleTbI0
補足
苗木も入れて4名又は5名です
下135
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:33:46.13 ID:6lMmxkaE0
苗木十神桑田ジェノ
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:36:35.36 ID:xDRAFLPmo
苗木 礼奈 十神 ジェノ
44 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 20:43:54.52 ID:YGzleTbI0
OK
苗木 4
十神 4
ジェノ4
礼奈 3
桑田 1
みんな4人で書いてくれたので
苗木 礼奈 十神 ジェノ 決定!!
21時30分くらいから・・・・・
事 件 で す !!
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:45:16.74 ID:mLZJM/HBO
事件速いな
というかこの状況どうすれば今いるメンバー生き残らせる事できるんだろう
46 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 20:46:56.65 ID:YGzleTbI0
それまでの間
1雑談
2出してほしい設定
3コンマ値ゾロ目でこんなキャラの性格出したい又はどう?
4 事件の発想が欲しい…(そろそろすぐには思いつかない…断片的な感じで…
忘れたころに出すかも?)
5それ以外
募集しています!!
47 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 20:48:18.67 ID:YGzleTbI0
>>44
大丈夫ですよ
サバイバルで条件は満たしましたので
満たしてなかったら 1回だけコミュは言っていました…
ということは?
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:52:44.81 ID:6lMmxkaE0
4 番て1に意見しろと? 提案したらトリックが
1は普段どうやって考えてると??
49 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:54:56.42 ID:xDRAFLPmo
4 せっかくだから礼奈の着ぐるみを使った事件が見てみたいな
ベタだけど、着ぐるみの犯行が目撃されたが誰が中に入ってたか分からないとか
無印のジャスティスロボ的な使い方してほしい
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 20:59:25.52 ID:mLZJM/HBO
けど、今の礼奈って着ぐるみない状態でしょ?
4 離れた状態で殺害するトリックとか?
気絶した状態で放置して、少し時間がたったら死ぬ感じの
51 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 21:10:18.07 ID:xDRAFLPmo
ロマンでモノクマの着ぐるみ着てたし、常に着てなくても持ってることは持ってるんじゃない?
どの程度の装備で学園に侵入するかは分からないが
52 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 21:17:21.59 ID:YGzleTbI0
ごめんなさい
事件自体は出来たけどもう少しまとめます
45分から
アイデアありがとう!!
>>48
出してくれればありがたいです!
53 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 21:45:51.76 ID:YGzleTbI0
やってきた希望々峰学園に似た地下4階…
玄関に似た場所には絶望と思われる人たちが集まっていた…
田中「ふはははは よく来たな冥界の入口へ…」
人数はここにいるのは4人だ
どこかで見た怪盗
王女みたいな女性
露出が激しい褐色の女性
そしてハムスターを連れた男…
これで4人
と思ったら後ろから足音が聞こえた…
???「…やっぱり来たんだね…」
礼奈 (ビクッ)
自分の体温が下がっていくそこには
狛枝「…やあ …超高校級の幸運…」
…狛枝凪斗がそこにいた……
54 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 21:46:37.71 ID:YGzleTbI0
狛枝に何て話しかける?
下135
55 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 21:50:23.89 ID:xDRAFLPmo
君はまだみんながコロシアイ生活を送ることが希望だと思っているの?
それは違うよ
56 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 21:59:53.00 ID:YGzleTbI0
苗木「君はまだみんながコロシアイ生活を送ることが希望だと思っているの?
それは違うよ!」
狛枝「…確かに僕たちみたいなゴミ虫のような才能には
意味がないけど…
それを生かせる才能の持ち主なら…
最高の試練になるはずさ!」
一瞬笑うがすぐに冷静になってこちらを見る
狛枝「…見極めるよ君を…
君が
超高校級の希望なのかを…」
狛枝君は不気味なことを言っていた…
数分後玄関で絶望側から説明をされるが
十神君の提案で全員(希望側)でこの学園を調べることにした…
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 21:59:56.26 ID:6lMmxkaE0
希望マニアの君が絶望側やってるなんてとんだお笑い草だね
58 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 22:00:47.65 ID:YGzleTbI0
>>57
ごめんね
59 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 22:04:13.77 ID:YGzleTbI0
事件の精度高めるために思案します
今日は小ネタします…
ごめんなさい…
書いてほしいネタあるかい?
今までのキャラ(オリ 主人公)全部でOK
下135
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 22:08:07.71 ID:aRxzOZfDO
轟
61 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 22:09:14.65 ID:xDRAFLPmo
めいちゃんのパンツが盗まれて学級裁判
62 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 22:10:28.07 ID:KDNTSWu80
白川さんに出番を.....
63 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 22:11:10.97 ID:6lMmxkaE0
白川
64 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 22:19:29.23 ID:YGzleTbI0
OK 白川採用!!
やったね出番が増えるよ
1 白川主人公で歴代主人公と学級裁判(くだらない学級裁判)
2 いつもの学園生活談
3 多恵子と私(多恵ちゃんとの出会い)
4 それ以外
下135
65 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 22:23:59.69 ID:6lMmxkaE0
3
66 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 22:28:40.71 ID:xDRAFLPmo
3
67 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 22:41:09.01 ID:YGzleTbI0
3採用 子供時代です
ブランコにおんなのこが一人いた
一人で きーこきーこ
多恵子目線
いじめっこ「ヤスヒロっておとこのなまえみて〜」
いじめっこ2「おまえのかおもだせーよな」
多恵子「・・・」
いじめっこ3「おまえの母ちゃんなにやっての?
みたことないけど
すてられたの?」
三人「あははははは」
いつも通りだ いつも通り冴えなくて
平凡な私は
誰からも見向きもされない
白川「やめなさい!」ビシ
多恵子「!?」
まさか何をするつもり
おとこのこ三人にいどむなんて
いじめっこ「何だよオマエ!」
まさかものすごい強い…
ドン
白川「あ〜れ〜」
漫画のようにふっとぶ
ゴン
・・・・・白目向いてる…
いじめっこ三人「し、しらね〜」
…とりあえずそこのびょういんに行こう
68 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 22:51:18.21 ID:YGzleTbI0
びょういんでちりょうを受けるその子
白川「大丈夫〜?」
いやあなたのほうでしょ
多恵子「なんで助けたの?」
白川「助けたらだめ?」
多恵子「・・・別にいいけど」
白川「ねえブランコのろうよ」
多恵子「・・・・あなたお名前は?」
白川「いずみ!白川 泉 あなたは?」
多恵子「多恵子…」
寂しさがやわらいだ気がした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在
白川「」白目向いてる
セレス「…何がありましたの?」
十神「筋肉痛だ…不二咲と一緒にジョギングしたらしい…」
セレス「…」
白川のそばに座る
十神「…驚いたな いつもみたいに白川に恨み言の1つ言わないのか?」
セレス「たまには昔を思い出すのもいいと思いまして…」
ほんと楽しめる子だこと…
小話 完
69 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/02(土) 22:52:34.94 ID:YGzleTbI0
今回はここまで小話でした
ではまた次回
何か感想、質問ありましたらどうぞ…
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 22:55:04.54 ID:xDRAFLPmo
乙
71 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/02(土) 23:54:02.48 ID:tjBp9AUH0
最近面白くなってきてるからただただ期待する!!
72 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:23:30.74 ID:wpa9AwqK0
帰る場所なんて何処にもないの
昔はあったけれど
君がいなければ 意味なかったんだ
今 私は一人きり。
「---それでは」
73 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:24:12.19 ID:wpa9AwqK0
放送が途切れた。水瀬雫(女子13番)は冷めた目で空をじっと見眺めた。
夜明けが終わったばかりの空。でも何故か色が寂しい。幻想的なことを言わ
せてもらうと誰かが死んでしまったからだろう。そういえばあの人が死んだ
時もこんな色をしていたんだった。あの時の私も絶望を感じていた。泣き叫
んだりした。どうしてあの人が死ななければならなかったんだろう。
「…こう、に…」
久しぶりに呼んでみた。やっぱり愛しく感じられる。気付いてはいたんだ。私
があの人に対する愛は、家族として、だったのだと。でもあの人は危険な状況
にも関わらず電話し言ってくれた。
「俺も、大好きだよ」
あの人は愛という感情を知らないはずなのに私を想ってくれていた。多分何かの
きっかけで自分を知ったんだろう。それはそれでありたがった。遺体は両親生死
不明、更に親戚もいないので一時的に暮らしていた私の家…水瀬家に返された。
私の両親はあの人を嫌っていたから私だけがもう動かないあの人を確認した。銃
で撃たれた所がたくさんあった。でもあの人の顔はびっくりするほど穏やかだっ
た。箱にはあの人の体と携帯。それで死ぬ前に私の携帯に電話をかけたんだ。仕
方ないなんて言葉なんて最初から存在しないと思った。政府の人達を恨んだ。で
も、もっと恨みたい人達もいる。
「あれー雫うー。こんなとこにいたのお?」
74 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:24:52.88 ID:wpa9AwqK0
気配を感じなかったから思わず驚いて(顔には出さないけど)空から視線をそらし
た。そこには田中裕羅(女子10番)、大野椛(女子2番)、流下夏乃(女子11番)
が立っていた。彼女達が現れたことに雫は心の中で笑みを浮かべた。ああ、そう
だ。こういう時だけプログラムには感謝しないと。此処で何をやっても許される
ことを雫は今まで忘れていたのだった。
75 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:25:58.58 ID:wpa9AwqK0
「何黙り込んでんの?アンタ。殺しちゃうよ?きゃはははっ」
椛が下品に笑った。つられて裕羅も夏乃も笑っている。三人の笑い声によって雫は
頭が痛くなった。こいつら、今、置かれている立場を知ってるのかしら。こんな奴
等なんかに、殺されたくないし、逆に殺したい。復讐を遂げるんだ。
「雫の武器何?」
夏乃が訊く。ディパックから適当に選んで小さな石を掴んだ。勿論いつも通りに無
言で。それを見て三人は溜息をついた。
「何だ、つまんないのお」
「ねえ、雫ちゃーん?こっちには糸に縄にボーガンがあるんだよ?勝ち目ないね?」
「あははっ、殺しちゃう?何せ、銃もあるしー」
「おーい、聞こえてるう?なんとか答えてちょおらいよお」
縄、というモノに雫は反応した。最も思い出したくない、モノの一つだった。
でも、もう迷わないようにしよう。
何があっても私はこの人達に復讐をするつもりなのだから。
「……何が気に入らないのよ」
ぽつりと呟いた言葉は、三人の耳にはっきり聞こえた。
「もう充分でしょう。私の存在はもう此処にない。でもだからと言って私が私で
いられなくなるわけじゃない。耳もあるし、目も、口もちゃんとあるわ…。つま
り、まだ完全には消えてないの。何でか分かる?----私は、貴方達にちょっと仕
返ししようと思うの。私は貴方達の玩具じゃないわ。もうこれ以上傷つけても無
駄よ。今度は私が貴方達を傷つけてあげる」
雫の目が見開かれ、ディパックの中からカマを取り出し、とっさに夏乃の肩に刃
をズフズフと食い込ませた。すぐ抜いて今度は首に刃をあてる。
「いやあああ!いた…痛いいいい!」
「あら、痛かった?ごめんなさいね。でもまだ足りないの」
キッと目の前で呆然とTVを見ているかのように立ち尽くしている裕羅と椛に目
を向けた。その目は、復讐に燃えている。思わず二人は後ずさりした。
76 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:30:15.31 ID:wpa9AwqK0
「第二回目の放送でーす。では早速死亡者を挙げます。男子は一人だけです。6番、
伎元拓哉君。では女子でーす。2番、大野椛さん、7番、木村彩音さん、10番田中裕
羅さん、11番、流下夏乃さん、12番、成美美奈さん、15番、涙絵れなかさん…以上
です。この調子だと今日中に終わりそうですねー。嬉しいです。では禁止エリアを
お知らせします…」
池了(男子3番)は、目を見開いて空を見上げた。中瀬礼也(男子12番)のこともそ
うだったけれど、拓哉が死ぬなんてありえなかった。何故こう立て続けに会えずに
死んでしまうんだ?俺、このまま仲間に会えずに死んでしまうのか?そんなのは、絶
対、嫌だ。せめて誰か、まともな奴がいてくれれば…俺の前にいてくれればいいのに。
ぎゅっと下唇を噛み締めた。もう誰かが死ぬ放送なんて聴きたくなかった。もう殺し合
わせるとかそういうのは正直やめてほしい。ありえないことは嫌いなんだよ、俺は。
絶対これは夢だ。夢じゃなかったら何だっていうんだよ!
77 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:30:58.11 ID:wpa9AwqK0
了が言いかけた瞬間、龍也は顔をあげた。そして、龍也の腹部に何かが刺さった。それは矢だった。
刺されたと同時に、龍也の身体が地面に当たった。目の前で死んだ仲間に対しての悲しみも絶望も
充分味わうこともなく、了もまた、心臓を矢で刺され、自分で確認する暇もなく、倒れた。同時に
ひょっこりとドアから出てきた金井優(女子4番)が現れる。もう動かない二人の身体を見た。
78 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:31:59.52 ID:wpa9AwqK0
とにかくどこでもいいから逃げなければと大野椛(女子2番)は田中裕羅(女子10番)と共に走っ た。息が続く限り、ずっと。自分達を追ってくる水瀬雫(女子13番)に銃を向けて撃ったが、全く当た らなかったようだ。他の、誰かの声が聞こえた気がしたけれども、それどころではない。今、自分の命が 危ないのだから。とにかく逃げ切らないと、終わりだ。そう思って。
何だよ、何だよ!何で今こんなことになってんだ!
あいつ、夏乃を殺しやがった!平気で、あの目で、あたしたちを見下した!許さない、許さないっ!!
叫びたくても叫べない。今、やるべきことを残して走っている。どこまで続くのかは、多分誰にもわから なかった。あの空がいつになったら暗くなるのか。今オレンジの光がこの世界を包んでいる。もうすぐ夜 になる。そのために逃げなければならない。暗くなれば、見つけづらいだろうだから。早く不利を与えな ければならなかった。
しかし、椛は改めてゾッとする。雫の自分達に対する怒りを。殺意を。憎悪を。何もかもが雫を包んで、 行動を起こさせているのだと、感じた。普段、そんなに早く長く走れるわけなかったのに、何で今は走れ ているのだろう。決まっている。自分への殺意がそうさせた。
「椛、あそこ!」
裕羅が指差した方向には、一面に咲くひまわり畑。今、この状況でなかったら、ひまわりを見ていたかも しれない。そんな場違いな思考を止めて、どうしたというかのように裕羅に顔を向けた。裕羅は今汗で顔 が濡れていた。それでも構わないらしく、真剣な表情でひまわり畑から視線を変えないまま言った。
「あそこなら、何とかなるよ!」
長くは語っていられない。椛は裕羅の言葉にこくんと頷いた。足音が響く中、二人は純粋のまま穢されて いないひまわり畑の中へと突っ込んだ。かなり強引に走っているので、多少先ほどよりスピードが遅れて しまっているが、見つかって殺されるよりマシだった。椛はこのまままっすぐに向かって、雫の視界から 自分が消えてくれることを願った。
79 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:33:13.42 ID:wpa9AwqK0
そして、ある程度、時間が経ったら雫を殺せばいい。
弾があと何発かなんてもうそんなのはわからないが、とにかく[
ピーーー
]しかない。
それしか、自分が生き延びる方法はないのだから。
次の瞬間、乾いた銃声が聞こえた。慌ててしゃがむが、どこも撃たれていない。ホッとして立ち上がった 途端、呻き声が微かながら耳に届き、椛はその場から動けなかった。足が思うように進めない。喉が押し 潰されているような感覚を覚え、ゆっくりと視線を俯かせる。
「裕羅……?」
そこに横たわっているのは、足から血をどくどくと流し、目から透明な液体を流し、喚く裕羅の姿。初め て撃たれて嘆く人を見て、がくん、と地面に座った。
一発で撃てば、すぐ痛みもなく死ぬんだと思ってた。
だけど、頭じゃなきゃ意味がない!すごく、痛いんだ!!
「バカなことはやめなさい」
凛と透き通った声に思わず肩がびくんっと跳ね上がった。顔を上げて、自分を見下すような目で睨みつけ る雫を初めて、恐ろしいと思った。もしも、これが日常なら、見下すべきは雫じゃなく、椛だった。椛が 雫を見下して、嘲笑っていた。今はこんなにも違う。
「何、だよお前……うざってえんだよ、お前なんかが生きてる価値ねえんだよ!」
「生きてる価値ないのはあなた達の方。何度言わせるのよ」
「はぁ?」
「人への思いやりを持たない可哀想な人」
その言葉と共に雫はすっとひまわり畑を一瞥した。まるでこの世で一番美しいものを見つめるかのような、 何かに浸っているような目だった。数秒してから、再び裕羅に銃を向けた。
「こんなきれいな所、汚れたあなた達には似合わないわ」
ほぼ同じタイミングで、雫の指がトリガーを引いた。裕羅の顔面を抉り、隣にいる椛に血を浴びさせ、一 部のひまわりも赤く染めた。椛はただ呆然と目を見開き、冷たく無表情の雫を平気で人を[
ピーーー
]悪魔と判断 した。ひゅうっと息を吐いて、一言。
「……悪魔」
椛の言葉に、雫は眉をぴくりと動かした。
「てめーは悪魔だ!人殺し!きもいんだよ、ゴミ!根暗!てめえなんて死んじまえばいいんだ!」
大声で叫び終えた椛は肩を上下させて息を整えようとした。一方、雫は先程より鋭い目で椛を捉え、つい に椛の額にも向けた。
「そう。最後まで私を否定するのね。あなたの口から謝罪が出てくることを願ってたのだけれど、残念。 それじゃさようなら」
また一発、音が鳴った。もう一度、ひまわり畑が赤く染まる。死体になった椛を汚らわしい目で見つめ、 雫は今までにない怒りを覚えた。まだだ。まだあと一人残ってる。一番罪が重い人。この手で殺してみせ る。絶対に、失敗は許されない。してはならないのだ。もう最後で、本当の本当に終わりだから。
80 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:34:40.03 ID:wpa9AwqK0
いつも通りの朝なんてよっほどのことがない限り、人は意識せずに過ごすだろう。当たり前とはそういう もので、厄介なものに巻き込まれない方が私達人間が口を揃えて言う「普通」。だけど、本当に普通だと 思っているものがそうだと言い切れるのか疑問に感じる。よくニュースでプログラムだとか事件だとか事 故だとか流しているけれど、他にもあるでしょう。身近で起きて、それが普通だと勘違いするものが他に も。
「雫、起きなさい。学校あるでしょ」
母の声で私は夢の世界から帰ってきた。目を開けて自分を起こそうと肩を揺らす母の姿を視界が捉える。 ああ、今日は月曜日だっけなと思う反面、また今日から学校かとわがままを言いたい自分がいる。別に、 学校が嫌いなわけじゃない。ただ、今のクラスにうんざりしているだけだった。ベットから降りて私はそ のまま母と共に階段を下りて食卓に向かった。
「ほら、ちゃんとしなさい。もうすぐテストも近いじゃないの」
「ああ……そうだったね」
「そうだったねってあんた……勉強もしなさいよ、教科書持って帰ってきてないじゃない」
「うん、ごめんなさい」
教科書なんて持って帰れるはずない。あんなもの、母が見たら心配する。きっと学校に行って先生に言う だろうだから、私は何も言わずに隠している。親に嘘をつくなんて後ろめたいけれど、仕方のないこと。 多分、母から見た私と、学校での私はまるで別人かもしれない。難しいと思いながら、朝食のパンを千切 って口に入れた。横ではテレビでニュースが流れている。特に二人共見たいんじゃなくて何となくつけて いるだけだ。静かな空間の方が、私は好きだけど、母は苦手だという。少し気持ちはわからなくもない。
「今日6時間で帰ってくるでしょ」
「うん、そうだよ」
「なるべく早く帰ってきてちょうだい。手伝ってもらいたいことが山程あるんだから」
「わかった、ごちそうさま」
母はいつも通りに接してくれる。それだけが、私の唯一の救いかもしれない。変に気を使えばそこで気ま ずくなって複雑になるのは目に見えているから。自分の部屋に行って、制服に着替え鞄を持って準備をす ませた。櫛で髪をとかし、ふと私はあることを思い出した。
今より早い時間に学校に行かなければならなかった。あの人達が言うには自分達の朝食を買わなきゃいけ ない。だけど私は無視することにしよう。だってそういうのは自分のお金で払うべきだもの。関係ない私 が払っても何にもならない。溜息をついて私は部屋から出た。玄関に向かう私を見て、母が見送りにと歩 いてきた。
「もう行くの?」
「ちょっとすることがあるから」
「傘持っとき、雨降るって」
「うん、行ってきます」
「行ってらっしゃい、気をつけてね」
母の言葉をしっかりと聞き取って私は傘を持って家から出た。空は灰色になっていて、確かに雨が降りそ うだった。おそらく、夕方には降るだろうなと特に気にせずに学校に向かって歩く。ここからそんなに遠 くはない。かといえ近くもない。本当に中途半端だ。
81 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:36:04.86 ID:wpa9AwqK0
ここで、いつもなら私は友達と待ち合わせして合流し、雑談しながら学校に向かっていっただろう。2年 になった今、友達はいなくなって、一人で行動するはめになった。これも全て、あの人達のせいだと思う。 だけど一人はそんなに辛くないと思っているのは少々変わってるかもしれない。人はみんな、一人では生 きていけないと嘆くのに、おかしいものだ。何色もの空を見て、私は時々思うことがある。
どうして、この世には生と死が存在するんだろう。
私はここで生きていていい人間なの?
いつもではないけれど、不安になることはある。何に対してなのかはわからないけれど、私は何かに怯え ているのは、確か。答えなんてない。自分で探さなければ見つからないことは当たり前なのに、私には探 す気も、見つけて得る気もない。ただ、生きる。それだけで人は過ごしていける。見えてきた学校に、私 はどことない虚しさを覚えた。
「マジうざいんだけど。ざけんなよ、買ってこいってつっただろうが!」
大野椛(女子2番)が頭に血を上らせて、私のお腹を何度も蹴った。大野さんに続くように、流下夏乃( 女子11番)、田中裕羅(女子10番)も同じ所を蹴る。そうやって、この人達はいじめを楽しんでいる。 昼も放課後も同じことを引きずって、私を殴ったり、蹴っていく。本当に可哀想な人達だ。いじめでしか 絆を深めることしかできない人々。横で黙って見ている金井優(女子4番)と柴崎実倶瑠(女子9番)も、 そう。こんなもの見て何が楽しいのか私にはよくわからない。楽しむ対象が間違っているって気づかない。
「ねー水瀬さん、今度の図書返却だけどさー」
慌てて走ってきたらしく、渡辺彩(女子17番)が教室に戻ってにっこりと笑っていた。あまりの展開に 大野さん達は舌打ちをして鞄を持ち、渡辺さんを睨みつつ、帰っていった。確か、こないだ転校してきた 人だったと思う。けれど、何のために?
82 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:36:46.05 ID:wpa9AwqK0
傘を持たずにランドセルで濡れるのを防ぎ、本屋に駆け寄ってきた小学生の女子が雨を嫌っているのか、 不愉快な表情を浮かべていた。傘を忘れたのかなとぼんやり見つめていると、その小学生に傘が差し出さ れた。火田君がその子に笑いかけて、優しい口調で話した。
「これ使っていいから。はい」
「……いいの?お兄ちゃん濡れるよ?」
「いいよ。こういう所で雨が止むの待ってたら、遅くなってお母さんが心配するぞ」
もう少し、渡しやすいように差し出していると小学生はにっこりと笑って傘を受け取った。小学生が何か 言って、二人から去った。多分「ありがとう」だと思うけれど、私は火田君の方に視線を向けてそのまま しばらく見ていた。火田君は月下君に何か言われて苦笑している。そのまま月下君と一緒に、傘に入れて もらって歩き出した。
雨音が更に激しくなって、だんだんと雨も量が多くなる。私はその二人の姿が見えなくなるまでじっと見 ていた。あまりにも火田君が優しすぎたから。人は他人より自分のことしか考えないと言うけれど、火田 君は違った。自分より他人という決まりを守っている。思いやりと優しさが欠けていく世界で、火田君は 生きている。何だか、私にはそれがとてもすごいことだと思えた。ああいう人が増えたらきっと世界はい い方向に進んでいく。みんな、笑顔を取り戻せる。できたらいいのにと少し悲しみを感じた。希望を抱く こともなく、家に向かってあるいた。
きっと、私が火田君に密かな好意を寄せたと気付くには、全てが終わった後。
83 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:37:21.82 ID:wpa9AwqK0
2003年 福岡県福岡市水々良中学校 2?E
出席番号 男子 出席番号 女子
01 赤本 険(あかもと けん) 01 大島 加奈絵(おおじま かなえ)
02 麻月 良也(あさつき りょうや) 02 大野 椛(おおの もみじ)
03 池 了(いけ りょう) 03 折本 泉(おりもと いずみ)
04 大下 香太(おおした こうた) 04 金井 優(かない ゆう)
05 木村 拓(きむら たく) 05 川瀬 愛(かわせ あい)
06 伎元 拓哉(きもと たくや) 06 川辺 彩香(かわべ あやか)
07 在野 友也(ざいの ともや) 07 木村 彩音(きむら あやね)
08 水本 かける(みずもと かける) 08 小本 小雪(こもと こゆき)
09 月下 計介(つきした けいすけ) 09 柴崎 実倶留(しばざき みくる)
10 辻 龍也(つじ りゅうや) 10 田中 裕羅(たなか ゆうら)
11 長崎 香(ながさき かおる) 11 流下 夏乃(ながした なつの)
12 中瀬 礼也(なかせ れいや) 12 成美 美奈(なるみ みな)
13 火田 美織(ひだ みおり) 13 水瀬 雫(みずせ しずく)
14 山下 守(やました まもる) 14 森本 彩菜(もりもと あやな)
15 山本 大和(やまもと やまと) 15 涙絵 れなか(るいえ れなか)
16 16 若林 未希(わかばやし みき)
17 17 渡辺 彩(わたなべ あや)
84 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:38:47.86 ID:wpa9AwqK0
男子1番 相沢 透(あいざわ とおる) 女子1番 飯塚 玲子(いいづか れいこ)
男子2番 尾崎 俊彦(おざき としひこ) 女子2番 笠木 双葉(かさぎ ふたば)
男子3番 木本 亮平(きもと りょうへい) 女子3番 黒田 冴(くろだ さえ)
男子4番 坂野 茂雄(さかの しげお) 女子4番 新藤 明美(しんどう あけみ)
男子5番 菅 直樹(すが なおき) 女子5番 瀬名 あずみ(せな あずみ)
男子6番 高井 秀和(たかい ひでかず) 女子6番 田野 聖子(たの せいこ)
男子7番 津田 貴志(つだ たかし) 女子7番 土田 千晶(つちだ ちあき)
男子8番 藤堂 達人(とうどう たつと) 女子8番 遠矢 利恵子(とおや りえこ)
男子9番 長井 雄二郎(ながい ゆうじろう) 女子9番 遠山 千歳(とおやま ちとせ)
男子10番 西川 一成(にしかわ かずなり) 女子10番 長谷部 亜矢(はせべ あや)
男子11番 西野 輝(にしの あきら) 女子11番 福本 響子(ふくもと きょうこ)
男子12番 日村 準一(ひむら じゅんいち) 女子12番 北条 麻美(ほうじょう あさみ)
男子13番 藤阪 智則(ふじさか とものり) 女子13番 三島 環(みしま たまき)
男子14番 舞鶴 敏文(まいづる としふみ) 女子14番 室井 夕菜(むろい ゆうな)
男子15番 松本 哲之(まつもと てつゆき) 女子15番 遊佐 瑛子(ゆさ えいこ)
男子16番 持田 耕介(もちだ こうすけ) 女子16番 渡部 智代(わたべ ともよ)
特別参加者 穂坂 真澄(ほさか ますみ)
特別参加者 雨宮 零(あまみや れい)
85 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:39:45.89 ID:wpa9AwqK0
小学生のころ、一番羨ましい職業は、学校の先生だった。なぜかというと、夏休みがあるからだ。俺の父は自営業を営んでいたため、夏休みどころか祝日さえまともに休めないような人だった。俺はそんな父の姿を間近で見ていたため、こんな仕事には絶対に就くまい、と心に決めた。幸い、父の跡は三つ年の離れた兄貴が継いでくれたものだから、俺はこの仕事に就くことが出来た。今時、長男だから親の跡を継がなければならない、というような考えをするような時代ではないのだが、兄貴は人一倍真面目な人だったから、特にいざこざもなく進路を決めることが出来た。去年結婚した義姉さんとも、うまくやっているようだ。教師になりたいと言い出した俺を止めるものは誰もいなかった。父も母も兄も、頑張れ、と背中を押してくれた。生憎、教育大学が近くになかったため、俺は家を出て下宿をすることになった。このことが、俺の人生を大きく左右することになるなんて、十八の俺はまだ知らなかった。もし知っていれば、殺してでも止めたのに。
86 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:40:31.74 ID:wpa9AwqK0
小学生のころ、一番羨ましい職業は、学校の先生だった。なぜかというと、夏休みがあるからだ。俺の父は自営業を営んでいたため、夏休みどころか祝日さえまともに休めないような人だった。俺はそんな父の姿を間近で見ていたため、こんな仕事には絶対に就くまい、と心に決めた。幸い、父の跡は三つ年の離れた兄貴が継いでくれたものだから、俺はこの仕事に就くことが出来た。今時、長男だから親の跡を継がなければならない、というような考えをするような時代ではないのだが、兄貴は人一倍真面目な人だったから、特にいざこざもなく進路を決めることが出来た。去年結婚した義姉さんとも、うまくやっているようだ。教師になりたいと言い出した俺を止めるものは誰もいなかった。父も母も兄も、頑張れ、と背中を押してくれた。生憎、教育大学が近くになかったため、俺は家を出て下宿をすることになった。このことが、俺の人生を大きく左右することになるなんて、十八の俺はまだ知らなかった。もし知っていれば、殺してでも止めたのに。
ともかく俺は、念願だった教師になることができた。中学か、高校か、俺が採用試験を受けたときは、中学教師のほうがなりやすかったので、そちらにした。特に、理想があったというわけではない。それに、高校生といえば、もうほとんど大人に近い奴も多い。嫌なことを思い出す。中学生ならそんなことはない。プログラムのことはあるけれど、宝くじに当たるよりも低い確率のことなのだ。心配していては、夜道も歩けない。俺が中学教師になることに、深い考えや高い理想があったわけではないのだ。
教師に夏休みは無い。俺の夢はあっさりと打ち砕かれてしまった。夏休みも登校してこなければならない。台風で警報が出ても、ずぶぬれになって学校まで来なければならない。しかも、うっかりラグビー部の顧問になってしまったものだから、休日さえろくにとることができない。父のようになりたくない一心で教師になったのに、皮肉なものだ。しかし、根は体育会系であるので、それなりに楽しんで働くことが出来た。自分の教えた生徒がいい点数をとれば嬉しいし、試合で負ければ悔しい。間違ったことをすれば、当然説教もする。相手は子供で、可愛いものだ。不良どもには手を焼いたが、それでも高校、大学と続けたラグビーのおかげで、そう簡単にやられることはない、という自信がついた。夏休みは無かったけれど、教師という仕事は、なかなか楽しいものだ。
87 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:40:59.46 ID:wpa9AwqK0
ふゆぅ!!
日向さぁん!!
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:42:00.07 ID:wpa9AwqK0
《エリア》
弥生時代のとある国(吉野ヶ里歴史公園) (原則建物内には立ち入り禁止)
《逃走者:16人》
・AMO
・岩村明憲
・おかもとまり
・木下隆行(TKO)
・小藪千豊
・今野浩喜(キングオブコメディー)
・JOY
・伊達みきお(サンドウィッチマン)
・田中卓志(アンガールズ)
・徳井健太(平成ノブシコブシ)
・富澤たけし(サンドウィッチマン)
・はるな愛
・前田典子
・南明奈
・山崎邦正
・吉村崇(平成ノブシコブシ)
《制限時間》
90分
《賞金》
1秒200円増額
《最高賞金》
108万円
《開始時のハンターの数》
4体
《自首》
エリア内2ヶ所に設置された自首用電話から自首を申告すればその時点の賞金を獲得出来る。
89 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:42:57.20 ID:wpa9AwqK0
携帯電話のアラームが鳴り響く。この前落としたばかりの曲だ。教師といえども、音楽くらいは聴く。森沢篤(3年1組担任、理科教師)は、まだはっきりしない目をこすりながら、携帯電話のボタンを押した。途端に部屋が静かになった。もう一度、夢に落ちていきたくなったが、そうはいかない。なんとかベッドから離れて、洗面所へと向かった。はっきり言って、髭を剃るという行為は、面倒なことこの上ない。いっそ、そのまま出勤してやろうか、という気になるのだが、立場上そうはいかないのが現状である。もちろん、髭を生やしている同僚もいるにはいるのだが、やはり心象がよくない。朝、俺はサンタクロースになる。
昨日、スーパーで安売りしていた食パンをオーブントースターに突っ込み、それを待つ間にコーヒーを淹れた。少しばかり苦い香りが、狭い俺の部屋の中に広がった。朝は意識をはっきりさせるために、砂糖やミルクはいれない。先日久しぶりに実家へ帰ったときに、篤も大人になったんだな、と兄貴に茶化されてしまった。そういえば、兄貴は学生時代からブラックコーヒーを好んで飲んでいた。実家に帰るたびに、誰かいい人はいないのか、と母に心配されるのだが、苦笑いを浮かべながらその話を避けていた。確かに、俺ももう若くはないし、兄貴の結婚が少し遅かったので、俺も同じようにならないかと心配しているのだろう。男にもゆきおくれ、という言葉を使うのかは知らないが、特に母がそうなることを恐れているようだ。
テレビをつけると、昨日の国会の話であるとか、どこかで起きた事件だとか、芸能人の熱愛報道だとかが、めまぐるしいほどのはやさで報道されている。ああ、この人、離婚するのか、と俳優夫婦の離婚騒動のニュースを見ながら食事を済ませて、シャツに袖を通した。準備が出来る頃には、アニメーションのキャラクターが所狭しと動き回る星座占いのコーナーに変わっていた。
「今日、一番ついてないのは、ごめんなさーい、天秤座のあなたです。過去の行いのせいで、思わぬ災難がありそう。今日は目立つ行動は控えてくださいね」
そこまで喋らせて、テレビの電源を切った。天秤座の俺だが、生憎占いなど頭から信じていない。生まれた月や血液型なんかに振り回されたらたまらない。けれど、なぜだか今日は、その占いの結果が頭から離れなかった。過去の行い。一体何だろう。ともかく俺は、スニーカーに足を突っ込んで、輝く外へと足を踏み出した。今日は登校日らしい。こんな時期に登校日があるなんて、と思ったけれど、命令である以上仕方が無い。アパートの駐車場に止めてある単車にまたがり、アクセルをふかした。満員電車に揺られて通勤するだけの気合が、俺には無い。年配の先生方に嫌味を言われながらも、毎日愛車で出勤している。単車で風を切る瞬間が、一番気持ちいい。少し冷たい風が、剥き出しの腕を撫でていた。
90 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:43:28.89 ID:wpa9AwqK0
駐車場に単車を止め、職員室まで歩き出した。野球部員のかけごえと、テニスボールがラケットにあたる音、少し離れた体育館からはボールが床に叩きつけられる音がした。三年生が引退してから、少し活気がなくなってしまった気はするが、新しく部を引っ張っていく二年生の顔がまぶしい。引退したはずの三年生も、受験勉強の合い間にのぞきに来ることも時々あった。俺もあんなふうだったのだろうか。そう思うと、なんだか懐かしくなった。中学時代はバスケット部だった。運動神経はよかったのでレギュラーにはなれたが、性に合っていなかったために、高校に入ってからはラグビーに転向し、結果大学まで七年間続けることになった。珍しいことに、弱小ながらこの学校にはラグビー部がある。俺が中学のときにも、あればよかったのだが。
「おはようございます」
いつものように大きく声をあげて挨拶をし、職員室の扉を開けた。同僚の教師が何人かこちらを向き、あいさつを返す。今日も元気だねえ、なんて言われながら窓際の席につき、授業で使うプリントの整理を始める。それが彼の日常だった。今日も、いつもと同じことが行われると、俺は信じて疑わなかった。
91 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:44:28.49 ID:wpa9AwqK0
自分の父親より少し若いくらいの男が、穏やかな笑みを浮かべながらこちらにやってきた。少し身を固くしながら、その男が寄ってくるのを待った。
「あの、どなたでしょう」
森沢はおそるおそる口を開いた。ふと、輝く胸に目をやると、桃色の飾り物が飛び込んできた。少し眉をひそめた。それが何を意味するのか、当然森沢にもわかっていた。
「ええ、今他の先生方にもご説明したのですがね」
その先の言葉が、なんとなく予想できた。嘘だ、そんなばかな。こんなことが、ありえるのか!
「3年1組が、今年度第20号プログラムに選ばれました」
やっぱりか。しかし、何故だ。こんなこと、宝くじより当たる確立が低いと言うではないか。なのに、何故俺のクラスの生徒が? 畜生……!
悔しさを押し殺しながらも、なんとか次の言葉を探した。ゆっくりと、言葉を紡ぐ。
「ど、どうしてうちのクラスが……?」
「ご存知ないですか? 毎年コンピュータによる……」
ぱちん、と何かがはじけた。それから、言葉があふれ出すのをどうにも止められなかった。
「畜生! 俺はそんなこと絶対に認めないからな!」
理科教師にしては太い腕を振り上げ、男にぶつけようとしたが、まわりにいた迷彩服の男たちにあっさりと捕まえられてしまった。腕力には自信があったのに、軍人につかまれてはわずかに動くこともできない。
「やれやれ、血の気の多いかただ」
男は少しためいきをもらし、森沢の顔をじっと見つめ、口元を歪ませた。
「まあ、理由を強いてあげるならば、因果応報、ですかね」
一瞬にしてさっと血が引いて行くのが、ありありとわかった。何故、何故こいつがそんなこと知っているんだ。何故だ、なぜ。あのことは、校長にだって知られていなかったはずなのに、何故赤の他人のこいつが知っているんだ! 森沢の脳裏に、忌まわしい出来事が蘇った。
「知っていますか。世の中にはね、死んだっていい人間も確実にいるんですよ。例えば、貴方の愛するあのクラスの生徒や、誰よりも、貴方自身、ね」
そこまで理解した途端、味わったこともない痺れが身体中を駆け巡り、森沢もまた生徒同様意識を手放した。森沢の大きな体から、一気に力が消えた。
「それでは、我々はこれで」
軍人が森沢の手を肩にかけ、軽々と職員室を去って行った。男も不気味な笑顔を浮かべながら、職員室を後にした。中に残された職員たちは、何か言いたげな顔をしつつも、言葉を紡げるものは誰もいなかった。
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:46:49.83 ID:wpa9AwqK0
さかのせ
あいりーん!
93 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:56:55.49 ID:wpa9AwqK0
渦間かわ
ちとせん
94 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 07:59:00.22 ID:wpa9AwqK0
うっうー!
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 08:32:49.20 ID:rpvvwcQm0
お前......またか.......
96 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 13:32:02.40 ID:ecnN+2r00
20時から学園をくまなく探索した結果
特におかしいところはなかった
3階までが開いており
ただ学園と似ていた
4人以外にも人がいて
超高校級の軽音部という人もいた…
21時前後に2チームに分かれて探索した
男と女でチームは分けた
こうしてもう一度探索し
学園を見て回った…
その途中だった…
【ピンポンパンポン】
アナウンスが鳴った…
16時前後から始めます…
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 13:53:04.25 ID:SOxiBTrr0
こういう荒らしってホントにどうにかならないかな?
98 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 16:19:11.88 ID:ecnN+2r00
今回の事件終わったら
しばらく来れなくなります
3月末から再開の予定
アナウンスがどこで鳴ったか
十神君と共に探す
十神「あそこだ苗木!」
美術室に綿志田さんとジェノサイダーがいた
あれ、僕らは無事?じゃあどうして
綿志田さんの顔が青ざめているの…
理由はすぐわかった・・・
美術室は全面きれいな白をイメージされていた…
そして中には4体の石造と人型の巨大なビーナス像があった
美術室らしい風景だ
それが今は
ポタッ ポタ
像は下でバラバラになっていた…
だが台の上に何かがあった…
それは先ほど出会った超高校級の軽音部の
腕が
ポタ
足が
ポタ
体が
ポタ
そして中央で笑顔で僕らを迎え入れていた…
ポタ ポタ
血を垂らしながら…
真っ赤な美術室で…
苗木「うわあああああああ!」
十神「…なぜ、貴様らは…笑っている?」
終里「だれが」
ソニア「澪田さんを」
田中「冥界に連れて行ったと思う?」
黒羽「さて誰だ?ジェノサイダー!」
絶望の異常さを見た気がした…
狛枝「・・・・」
99 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 16:29:36.96 ID:ecnN+2r00
第2章 【狂想曲】
○十神 苗木と一緒にいた
ジェノ 30分礼奈と別行動をしていた(21時20分から50分)
○礼奈 ジェノとずっといて、そのあと狛枝に話しかけられた(30分くらい)
○苗木 十神と一緒にいた
○狛枝 死体発見アナウンス三人目
田中 21時から22時見かけていない
黒羽 21時10分、21時55分目撃
ソニア 20時40分に見かける21時30分にも
終里 見かけていない
×澪田 20時30分に目撃(本人)
【モノクマメモ1】
被害者は澪田唯吹
細かいパーツに分けられていた…
22時に発見
【部屋の異様さ】
美術室は血が全体に飛び散り
絵画のようにパーツが飾られていた
各部品を突き刺し…
【美術室の石膏像】
像は5つあった、全て砕かれていた
100 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 16:38:20.42 ID:ecnN+2r00
じゃあ行くよ!!
…冷静になれ
とりあえずジェノサイダーと一緒に綿志田さんを外の捜査に行かせた
この光景はさすがに彼女には無理だ…
僕と十神君でこの場所を探ることにした…
証言を聞くことも含めて…
どうする?(6回ぐらい)
二回調べることで
さらに詳しくわかることがあります
1 現場を調査
2 2人の調査を聞く
3 証言を聞く(絶望側)
4 証言を聞く(希望側)
下135
101 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 16:54:31.03 ID:rpvvwcQm0
1
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 16:58:14.80 ID:wpa9AwqK0
模試の二乗プラス予備校の二乗プラスルートストレス分かけるカッコ妨害工作の二乗カッコとじるライバルの二乗イコール・メルクリウス! イコール・敵!イコール! 倒す!!
103 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 17:00:00.15 ID:xvkFBvdHO
1
104 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 17:01:25.04 ID:wpa9AwqK0
マーキュリーパワーメイクアップ」だけど、質問の答えは「模試の二乗プラス予備校の二乗プラスルートストレス分かけるカッコ妨害工作の二乗カッコとじるライバルの二乗イコール・メルクリウス! イコール・敵!イコール! 倒す!!
105 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 17:01:52.34 ID:wpa9AwqK0
ゆんこ
106 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 17:10:26.87 ID:ecnN+2r00
OK 1採用
十神君が現場を調べていた…
どうやらバラバラになりすぎて
十神君の検死ではどのくらいか判定するのは難しいらしい
十神「今のところは奴と会った20時30分から発見した22時までの間だな…」
【死亡推定時刻】
20時30分から22時とされる
【血の付いたシーツ】
返り血を防ぐのに使ったと思われる
【血の付いたビニール袋】
返り血を防ぐのに使ったと思われる。
【美術室の破片】
割れた破片、血が付いている
【美術室の時間】
21時に4人でのぞき
22時に見て発見
十神「俺はこのまま捜査を続ける
苗木お前は他のところを探していろ」
苗木「わかった」
次どこ行こうか?下135
1 2人の調査を聞く
2 証言を聞く(絶望側)
3 証言を聞く(希望側)
107 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 17:17:58.97 ID:rpvvwcQm0
3
主がんばろう.......
108 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 17:37:27.16 ID:ecnN+2r00
3採用
とりあえず3人から話を聞こう…
綿志田さんは狛枝君からも話を聞いていてそこからも情報を得たようだ…
ジェノサイダーからも僕は聞いた…
【狛枝の証言】
この地下学園は似ているようで似ていない…
【ジェノサイダーの証言】
21時30分に覗いたとき何もなかった…
でもあんな惨状を再現して着替えて
何てすると普通は1時間前後かかるよな?
でもジェノサイダーが21時30分に覗いた時は何もなかった…
だとしたら犯人は…
ジェノ「あの怪盗ヤローが犯人なのよ!
でも21時30分に覗いた時は何もなかった…
それに55分にも目撃しているの
このアタシが!!
・・・・」
ジェノサイダーからはまだ聞けそうだ聞く?(残り4回ぐらい)
下135
109 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 17:54:43.19 ID:xvkFBvdHO
聞く
110 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 17:59:43.92 ID:dncqq7cF0
聞く
111 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 18:14:40.49 ID:ecnN+2r00
聞く採用
苗木「何で犯人だといえるの?」
ジェノサイダー「…絶望の人数わかる?」
苗木「…そういうことか!」
ジェノサイダー「もし学級裁判と同じルールならあたしたちは答えを出そうと
出せまいと処刑!!
Death ! ! ! ! 」
「 …だとしたらあいつがここであたしを殺さないと
決着をつけられない! ! !
つまりあいつが犯人よ…」
何か感情論は言ってる意見だけど妙に納得できた
ジェノサイダー「それと怪盗なら20分で返り血を含めて
バラバラに処理できる。
この惨状再現は10分かかると思うのよ
でもなっていない…
NOおおおおおおおお!!!」
叫び声をあげるジェノサイダー…
黒羽さんが犯人なのか?
【絶望側の思惑】
絶望側は5人…なので
【ジェノサイダーの証言2】
黒羽なら20分で返り血を含めて
バラバラに処理できる。
もしこの惨状を再現するなら10分かかると思う
行動変化!!(3回)下135
1十神の検死を聞く
2絶望側から接触
3希望側からさらに何か聞く
4希望側の捜査を聞く…
112 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 18:18:20.02 ID:xvkFBvdHO
1
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 18:23:49.37 ID:wpa9AwqK0
プログラム――それは生徒同士を戦わせ、生き残った一人のみが、家に帰ることができる、わが大東亜共和国専守防衛陸軍が防衛上の必要から行っている戦闘シミュレーション。
中学3年生で知らない人はいないと思う。
そして、みんなはそれを恐れている。
雪倉早苗(女子16番)は顔面蒼白となった。
まさか、こんな暴力的なものに選ばれるなんて。
早苗はクラスメイトが騒ぎ出した声で目を覚ました。
何事かと後ろの席の小泉洋子(女子6番)に訊くと、洋子は「プログラムに選ばれたかも」とだけ答えた。
早苗の横、矢口宗樹(男子21番)が「ちくしょう」と険しい顔をしていた。
しかし、早苗は信じなかった。
1年間でプログラムの対象となるのは、全国で何万クラスとある中学3年生のクラスの中のたったの50クラス。
選ばれる確率なんてほとんど0%に近い。
宝くじで1等を当てるような確率だって誰かが言ってたような気がする。
どうせ冗談好きな土谷和(男子10番)あたりが言った冗談だと思った。
しかし、これは嘘ではないようだ。
今しがた東田晴樹(担任)が入ってきた。
片目を隠した男と、金髪の髪を逆立てた(宗樹のようだ、と思った)早苗たちと年齢差がなさそうな少年と、黒髪のクールそうな少年と、ピンクの髪のかわいらしい少女も一緒に。
片目を隠した男が言った。
対象クラスに選ばれたんだ、と。
114 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 18:25:11.18 ID:wpa9AwqK0
都内某所にある小さな公園、茂みの中を人が忙しく動き回っている。
動き回っているのはよく見慣れた制服を身にまとった警官。
そしてある一点、ビニールシートが何かに被さられていた。
「それで・・・ガイシャの身元は?」
不機嫌そうに声を上げたのは、真田勝。雲明署、刑事課課長であり階級は警部。
鋭い突き刺すような銀の髪は周りの目を惹くことは間違いないだろう。
だがその髪色は、本人の整った顔立ちもあって十分に違和感なく合っている。
「勝さん、顔色悪そうっスけど・・・どうかしたんスか?」
心配そうに勝の顔を覗き込みながら呟いたのは、池田圭祐。
勝と同じく雲明署、刑事課所属だが、階級は巡査部長である。
上司と部下という関係だが、二人はプライベートでも仲が良いらしい。
その延長線上か、あまり仕事の場でも上下関係というものはあまり見られない。
「気持ちよく飲んで・・・それでやっと寝ようかと思ったところで・・・。
事件が起きただなんて呼び出されてだなぁ・・・」
「つまり酔いが覚めてなくて気分が悪い、と。心配して損したっスよ」
圭祐が呆れながら溜め息をついて、やれやれと首を振る。
「お、おま・・・その言い方は少し冷たいんじゃねぇか?」
「ガイシャの身元は、原田千秋。近辺の高校に通う2年生っスね」
115 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 18:25:47.10 ID:wpa9AwqK0
都内某所にある小さな公園、茂みの中を人が忙しく動き回っている。
動き回っているのはよく見慣れた制服を身にまとった警官。
そしてある一点、ビニールシートが何かに被さられていた。
「それで・・・ガイシャの身元は?」
不機嫌そうに声を上げたのは、真田勝。雲明署、刑事課課長であり階級は警部。
鋭い突き刺すような銀の髪は周りの目を惹くことは間違いないだろう。
だがその髪色は、本人の整った顔立ちもあって十分に違和感なく合っている。
「勝さん、顔色悪そうっスけど・・・どうかしたんスか?」
心配そうに勝の顔を覗き込みながら呟いたのは、池田圭祐。
勝と同じく雲明署、刑事課所属だが、階級は巡査部長である。
上司と部下という関係だが、二人はプライベートでも仲が良いらしい。
その延長線上か、あまり仕事の場でも上下関係というものはあまり見られない。
「気持ちよく飲んで・・・それでやっと寝ようかと思ったところで・・・。
事件が起きただなんて呼び出されてだなぁ・・・」
「つまり酔いが覚めてなくて気分が悪い、と。心配して損したっスよ」
圭祐が呆れながら溜め息をついて、やれやれと首を振る。
「お、おま・・・その言い方は少し冷たいんじゃねぇか?」
「ガイシャの身元は、原田千秋。近辺の高校に通う2年生っスね」
「おい、無視するなよ」
子供のように口を尖らせてふてくされて言う勝に、圭祐は冷たい目を向ける。
そして何事もなかったかのように、話を続けた。
「詳しい死亡推定時刻については、まだ割り出せてないっスけど。
ガイシャの携帯に、恋人である和田純直への発信履歴が。
その時刻が午後9時。通話時間は約15分ということで。
犯行があったのは午後9時15分過ぎから、通報のあった午後10時半までという見解っス」
圭祐の話を聞いている間、勝は不機嫌そうに顔を顰めていた。
そしてその場に屈むと手を合わせて深々と頭を下げ、被せられていたシートをめくった。
圭祐は千秋の変わり果てた姿に、耐え切れず口を覆って目を背けた。
「おいおい、いい加減に慣れないと刑事なんか務まらないぞ」
勝が死体をまじまじと眺めながら、まるで独り言のように圭祐へ向けて言った。
圭祐は、すいませんと一言謝ると千秋の方へと視線を向けた。
しかしなるべくはっきりと見ないように、目を細めている。
勝は、千秋の胸元に赤い十字の線を見つけると立ち上がって何やら難しい顔をした。
「胸に十字の傷。そして頚動脈を切り裂いて殺害する。女子高生。
なぁ、圭祐。この前もそんなのがなかったか?」
「えっ?あぁ・・・確かに、先月末にまったく似たような事件ありましたけど」
「・・・こりゃあ、同一犯の犯行って可能性が高いな」
「れ、連続殺人ってことっスか!?」
勝の言葉に、圭祐は驚きの声を上げる。
そう言った当の勝は、何やら遠くへと視線を向けていた。
そしてこの事件を始まりに、一人の少年と女性の物語は幕を開ける。
116 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/03(日) 18:26:47.92 ID:wpa9AwqK0
7月7日 AM12:30 雲明署・会議室
「原田千秋は、頚動脈を切り裂かれて、ほぼ即死。
さらに胸にはナイフか何かで十字に傷をつけられていた。
以上のことから先月の29日に起きた殺人との関連性があるのではとの見方が強いです」
捜査員の一人が、報告を終えると勝はうんと頷く。
「先月に起きた事件の被害者、佐久間佳江と原田千秋の接点を洗ってみたところ。
中学校時代の同級生である事実がわかりました。
殺害方法も今回の事件と酷似していたこともあり、関連性は強いかと」
さらに別の捜査員の報告を受けて、勝はその場に立ち上がった。
「佐久間佳江、原田千秋の殺害は同一犯の犯行であるという方向性で捜査を進めていく。
各自、2人の間に何かなかったか、及びに怨恨を抱いている人物を見つけること。
後は・・・何か犯人に繋がる証拠がないかもう一度洗いなおすこと、いいか!」
その言葉に捜査員達は、力強く頷くとそれぞれ立ち上がり会議室を後にしていった。
勝は、ふぅと溜め息をついて上着の内ポケットから煙草を取り出した。
と、ふと見上げた視線の先の人物を見て取り出した煙草を元に戻した。
「なにか用か?・・・晶」
「いいえ・・・気分悪そうね。見たところ、二日酔いってところかしら?」
呆れた表情で、相模晶は言った。晶の階級は警部補。
元は警視庁の捜査一課所属だったのだが、ある事件を原因に所轄へと飛ばされてしまった。
しかし本人は、そのことを気にしている様子はない。
それに警視庁から飛ばされてしまったのは当時から上司であった勝も同じことだ。
「まぁな。飲み方が悪いとその分、酔いも酷くなるもんだ」
晶の方を見て苦笑して言うと、勝はゆっくりと晶の隣に腰掛けた。
「飲み方が悪いって、相当嫌なことでもあったのかしら」
「ハハッ・・・最近は愚痴を聞いてくれる女もいなくてね。
どうしても酒に頼らざるをえなくなる・・・悲しいだろ?」
勝の笑みに対して、晶もそうね、と綺麗な笑みを向けた。
勝はそっと晶の肩に腕を回すと自分の方へとそっと抱き寄せた。
「おまえが良ければ・・・俺はやり直したってかまわないぜ」
耳元で囁かれ、晶の頬は赤く染まる。
が、晶はすぐに勝の顔を押しのけて、肩に回された腕を払いのけた。
「悪いけどあたし。こうみえて二番手で満足できるような性格じゃないの。
透子さんの代わりだっていうなら・・・遠慮しておくわよ」
透子という名前が出されて、勝の表情が切なそうになったのを晶はすぐに感じ取った。
そう、勝が晶と交際する前に付き合っていた一人の女性。
きっと。勝が一生忘れることはないだろう、できないであろう人。
「透子のことは確かに大切だ。今でも忘れられない。
だけどな、同じように俺はおまえのことも大切に思っていた・・・。
いや、今でも思っているよ」
「・・・とりあえず。今日の相手くらいなら付き合ってあげる」
117 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 18:31:06.36 ID:dncqq7cF0
1
118 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 18:39:35.20 ID:ecnN+2r00
1 採用
十神「…苗木か…」
苗木「進展はある?」
十神「…違和感程度のものだが…
破片の大きさだ
どれも細かくされている
…ここまでする必要があったのかってほどにな…」
情報Get
【破片2】
破片は細かくバラバラになっていた…
十神「…苗木!俺は俺の方法でこの学級裁判を勝つ
ある意味絶望側から信頼を得るのは困難になるだろう
絶望側はまず説得するのは不可能だろう…
それでもお前の甘さを貫くか?」
1 貫く
2 貫かない
会話をつけても大丈夫です
下135
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 18:51:08.11 ID:xvkFBvdHO
1
僕は確かに甘いかもしれない。けど、それで諦めてしまう事はできない。
希望が絶望にかわるのなら、絶望が希望に変わる事もできるはずなんだ。
彼らが少しでも希望を持てるように僕は頑張るつもりだよ。
120 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 18:56:45.60 ID:dncqq7cF0
1
121 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 18:58:10.74 ID:ecnN+2r00
1採用
苗木「僕は確かに甘いかもしれない。けど、それで諦めてしまう事はできない。
希望が絶望にかわるのなら、絶望が希望に変わる事もできるはずなんだ。
彼らが少しでも希望を持てるように僕は頑張るつもりだよ 」
十神「…いいだろ、この学級裁判見届けさせてもらう!」
OK ルート2が立ちました…
下135
1絶望側から接触
2希望側の捜査を聞く…
122 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 18:59:49.64 ID:rpvvwcQm0
女性に対してのコンマが悪いね
123 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 19:12:59.90 ID:xvkFBvdHO
1
多分混乱させるヒントだと思うけど念のため
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 19:32:38.66 ID:dncqq7cF0
1
125 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 19:35:05.80 ID:ecnN+2r00
OK1採用します
…誰に聞いても答えはくれない
まるで相手をしてないように
???「この舞台に気づいていながら
希望を忘れていないんだね?」
苗木「…狛枝君」
狛枝「…ねえ君のパーカー何か入っているよ?」
苗木「…? 小さい何かの機械?」
狛枝「盗聴器さ…僕が仕掛けたね…」
だとしたら
狛枝「…君は着ぐるみの中で希望(胸)を掴んでいたね…」
・・・・全部聞かれてた!!
狛枝「…って話を綿志田さんにもした…」
最悪だよ!!
狛枝「…安心しなよ、僕は君を最後まで見守るから…
今回もね・・・」
…
何か会話する?(何でもいいよ)下135
126 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 20:11:53.29 ID:ecnN+2r00
OK
狛枝君は去って行った…
言葉を告げて
多分あれは…
…その前に調査の結果を聞こう…
【瓶の容器】
毒の溶液が減っていた。
【保健室の輸血パック】
綿志田、減ってなかった…
【包丁セット】
20時20分にはあった
包丁で台に突き刺したようだ
とりあえず二人の調査を聞いた…
【ピンポンパンポン】
学級裁判の合図が鳴った…
学級裁判やる?20時45分まで 下二人以上はい でやります
127 :
1
◆odbu1FyVa2
[saga]:2013/03/03(日) 20:40:58.29 ID:ecnN+2r00
OK やめましょう
やる時は何か言います
何かありましたらどうぞ
128 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/03(日) 20:55:40.56 ID:xvkFBvdHO
あ、少し仕事してる間に終わってた
乙ー
今日は人が少なかったですね。日曜日でも忙しかったのかな
129 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 05:58:48.77 ID:VMZq8s0Q0
神奈川県横浜市立十波中学校3年2組名簿一覧表
男子21名 女子21名 計42名 担任 志水 晴彦(しみず はるひこ)
男子 女子
1.麻原 勝利 (あさはら かつとし) 1.校河 しおり (あぜかわ しおり)
2.伊藤 継太 (いとう けいた) 2.綾本 杏子 (あやもと きょうこ)
3.小川 竜也 (おがわ たつや) 3.稲田 悠子 (いなだ ゆうこ)
4.片桐 徹 (かたぎり てつ) 4.柏木 沙夜耶 (かしわぎ さやか)
5.金橋 信太郎(かなはし しんたろう) 5.来口 公花 (きたぐち きみか)
6.倉満 義人 (くらみつ よしと) 6.小金井 遙 (こがねい はるか)
7.立花 昇 (たちばな のぼる) 7.里原 好美 (さとはら このみ)
8.津嶋 翔太 (つしま しょうた) 8.里矢 華菜枝 (さとはら かなえ)
9.豊神 瞬 (とよかみ しゅん) 9.篠原 文 (しのはら あや)
10.名倉 恭平 (なぐら きょうへい) 10.橘 舞衣 (たちばな まい)
11.波原 希一 (なみはら きいち) 11.天堂 結花 (てんどう ゆか)
12.野々宮 征樹(ののみや まさき) 12.科巳 澪 (とがみ みお)
13.波多野 雅宏(はたの まさひろ) 13.二ノ宮 美雪 (にのみや みゆき)
14.深沢 バーーーローー郎(ふかざわ しんいちろう) 14.久松 萌 (ひさまつ もえ)
15.古澤 緑 (ふるさわ みどり) 15.氷川 愛美 (ひかわ まなみ)
16.辺見 星哉 (へんみ せいや) 16.船原 月子 (ふなはら つきこ)
17.麻原 大海 (まはら ひろみ) 17.穂高 正代 (ほだか まさよ)
18.宮部 和彦 (みやべ かずひこ) 18.宮部 紅未 (みやべ くみ)
19.向谷 邦和 (むこうだに くにかず) 19.元倉 千代子 (もとくら ちよこ)
20.山崎 十織 (やまさき とおる) 20.社 柚子 (やまなし ゆうこ)
21.湯橋 周 (ゆのはし あまね) 21.陸井 光 (りくい ひかる)
130 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 05:59:42.39 ID:VMZq8s0Q0
中学3年生ってのは複雑な時期である。
131 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:01:40.25 ID:VMZq8s0Q0
『悪の教典』(あくのきょうてん・英表記:Lesson of the evil)は、貴志祐介による日本の小説作品。サイコキラーという裏の顔を持つ教師が引き起こす事件を描いたサイコ・ホラー作品。第1回山田風太郎賞受賞作、第144回直木三十五賞候補作、第32回吉川英治文学新人賞候補作、2011年本屋大賞ノミネート作。
『別册文藝春秋』にて2008年7月号〈276号〉から2010年7月号〈288号〉にかけて連載され、2010年7月30日に文藝春秋よりが刊行された。その後、2011年11月5日に文藝春秋ノベルスよりノベルス版が、2012年8月10日に文春文庫より文庫本が出版され、単行本未収録で書下ろしの掌編『秘密』・『アクノキョウテン』を追加収録された。また、2012年には漫画化と映画化された。
132 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:02:30.34 ID:VMZq8s0Q0
悪の教典
監督 三池崇史
脚本 三池崇史
原作 貴志祐介
製作 市川南
臼井央
東幸司
坂美佐子
森徹
製作総指揮 山内章弘
出演者 伊藤英明
二階堂ふみ
染谷将太
林遣都
浅香航大
水野絵梨奈
KENTA
山田孝之
平岳大
吹越満
音楽 遠藤浩二
主題歌 THE SECOND from EXILE「THINK 'BOUT IT!」
撮影 北信康
編集 山下健治
製作会社 東宝映画
OLM
配給 東宝
公開 2012年11月10日
上映時間 128分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 23.4億円[1]
133 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:03:17.90 ID:VMZq8s0Q0
きみと
いえいいえい
笑って
134 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:06:26.61 ID:VMZq8s0Q0
参加者
【魔法少女リリカルなのはシリーズ】2/7
● 高町なのは/ ● フェイト・テスタロッサ/ ● ユーノ・スクライア/ ● スバル・ナカジマ/ ● ティアナ・ランスター/○高町ヴィヴィオ/○アインハルト・ストラトス
【仮面ライダーW】2/7
○左翔太郎/ ● 照井竜/ ● 大道克己/ ● 井坂深紅郎/ ● 園咲冴子/ ● 園咲霧彦/○泉京水
【仮面ライダーSPIRITS】3/6
● 本郷猛/○一文字隼人/○結城丈二/○沖一也/ ● 村雨良/ ● 三影英介
【侍戦隊シンケンジャー】2/6
● 志葉丈瑠/ ● 池波流ノ介/○梅盛源太/○血祭ドウコク/ ● 腑破十臓/ ● 筋殻アクマロ
【ハートキャッチプリキュア!】3/5
○花咲つぼみ/ ● 来海えりか/○明堂院いつき/ ● 月影ゆり/○ダークプリキュア
【魔法少女まどか☆マギカ】1/5
● 鹿目まどか/ ● 美樹さやか/○佐倉杏子/ ● 巴マミ/ ● 暁美ほむら
【らんま1/2】2/5
● 早乙女乱馬/○天道あかね/○響良牙/ ● シャンプー/ ● パンスト太郎
【フレッシュプリキュア!】2/5
○桃園ラブ/○蒼乃美希/ ● 山吹祈里/ ● 東せつな/ ● ノーザ
【ウルトラマンネクサス】4/5
○孤門一輝/ ● 姫矢准/○石堀光彦/○西条凪/○溝呂木眞也
【仮面ライダークウガ】3/5
● 五代雄介/○一条薫/ ● ズ・ゴオマ・グ/○ゴ・ガドル・バ/○ン・ダグバ・ゼバ
【宇宙の騎士テッカマンブレード】2/4
○相羽タカヤ/ ● 相羽シンヤ/ ● 相羽ミユキ/○モロトフ
【牙狼?GARO?】3/3
○冴島鋼牙/○涼邑零/○バラゴ
【超光戦士シャンゼリオン】2/3
○涼村暁/ ● 速水克彦/○黒岩省吾
【33/66】
135 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:19:31.42 ID:VMZq8s0Q0
名前 最期の言葉
しまむらくん 「おえっ、あぎゃっ!!」
柊つかさ 「――え?」
谷口 「へえ? どういう……」
ルイージ (ああ、クソ……。僕っていつも、詰めが甘いんだよなあ……。少年、せめて君だけは逃げ延びて……)
綾里真宵 「ごめ、なるほ、どくん……」
136 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:19:58.72 ID:VMZq8s0Q0
順位 加害者 人数 被害者 生存状況 スタンス
1位T 女僧侶(フィリス) 1人 しまむらくん 生存 危険人物
でっていう 柊つかさ 生存 マーダー(無差別)
シャルロット・デュノア 谷口 生存 マーダー(消極的)
ウヴァ ルイージ 生存 マーダー(無差別)
柊かがみ 綾里真宵 生存 ???
137 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:20:59.06 ID:VMZq8s0Q0
【赤陣営】 11/11 【黄陣営】 11/11
アンク(ロスト) 仮面ライダーOOO カザリ 仮面ライダーOOO
アンク ノブナガ
小野寺ユウスケ 仮面ライダーディケイド 左翔太郎 仮面ライダーW
アポロガイスト 園崎冴子
バーサーカー Fate/zero 間桐雁夜 Fate/zero
ネイサン・シーモア TIGER
138 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:23:36.14 ID:VMZq8s0Q0
【赤陣営】 6人
状態 名前 作品名 コアメダル所持数
リーダー アンク 仮面ライダーOOO タカ(感情A)、クジャク:2、コンドル:2
タカ(10枚目):1 、 カマキリ:1 、 ウナギ:1
カンガルー:1
小野寺ユウスケ 仮面ライダーディケイド クワガタ:1
アポロガイスト 仮面ライダーディケイド パンダ:1
バーサーカー Fate/zero
葛西善二郎 魔人探偵脳噛ネウロ ゴリラ:1
織斑千冬 インフィニット・ストラトス
【黄陣営】 7人
状態 名前 作品名 コアメダル所持数
リーダー カザリ 仮面ライダーOOO ライオン(感情)、トラ:2、チーター:2
海東大樹 仮面ライダーディケイド クワガタ:1
園咲冴子 仮面ライダーW
鏑木・T・虎徹 TIGER
139 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:24:24.83 ID:VMZq8s0Q0
【主催者】 ?人
状態 名前 作品名 コアメダル所持数
真木清人 仮面ライダーOOO プテラ:2、トリケラ:2、ティラノ:1
インキュベーター 魔法少女まどか☆マギカ
海東純一 仮面ライダーディケイド
アルバート・マーベリック TIGER
140 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:25:01.84 ID:VMZq8s0Q0
状態 名前 作品名 陣営
自立不可 アンク(ロスト) 仮面ライダーOOO 元・赤陣営
自立不可 佐倉杏子 魔法少女まどか☆マギカ 元・赤陣営
自立不可 ガメル 仮面ライダーOOO 元・白陣営
141 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 06:26:41.05 ID:VMZq8s0Q0
チンポを握るタダシは、僕と目があうと、チンポからぱっと手を離した。
「何やってんだ!教室でまた脱がされたいか!」
「ご、ごめんなさい」
Mの声に、びくっと体を震わせたタダシは、両手で僕のチンポをぎゅ?っと強く握った。
「痛い・・・痛いぃぃ・・・」
僕は目をきつくつぶって痛みに耐えた。
「タダシ、それじゃあ痛いだけで立たねえぞ。カズヤのチンポ潰す気か?」
タダシが手を離すと、チンポが赤くなっていた。
「オレたちにシコられたようにやればいいんだよ。忘れたのか?」
「もう一回教えてやるから、チンポ出すか?」
タダシはぶんぶんと激しく首をふり
「お、憶えてるから・・・ちゃんとやります・・・」
と指で輪をつくりその中で僕のチンポをぶるぶると軽く横にゆするように動かした。
「おっ、形が変わってきたぞ」
「勃起率60%くらいか?どんどんでかくなるぜ」
僕のチンポが勃起していく様子に喜ぶMたち。
完全に勃起すると、タダシは右手でシコりながら、左手で玉を揉み始めた。
しかし、タダシの小さな手では僕の玉を鷲掴みすることができないのか、一つの玉だけを執拗に揉みこんでくる。
「金玉一個しか握れないのか?。オレがチンポをやるから両手でやれ」
両手で金玉を揉むタダシに代わって、Mがチンポをシコる。
僕のチンポから先走りが滲み出た。
「コイツって、精子だけじゃなくて先走りも多いな?」
「先走りって、この汁のことか?」
「知らねーの。兄ちゃんが教えてくれたぜ。カウパ・・・なんだっけ?ちゃんとした名前もあるんだぜ」
「名前なんてどうでもいいぜ。ようはたくさん出すコイツがエロってことだろ」
「汁の量も調べるか」
「先走りだろ。そうだタダシ、金玉はもういいぞ。次はケツだ」
僕は再びお尻の穴が丸見えの格好に押さえつけられた。タダシが僕のお尻の穴を指で擦ると、思わず「ううっ・・」と声が漏れ、ドクっと先走りが出た。
「また、先走りが出たぞ。やっぱ、ケツの穴も感じるんだ」
「いいぞ、タダシ。指を入れてみろよ」
タダシが僕のお尻の穴に指を捻じ込むように入れる。小さなタダシの指でも入れられると痛い。僕のお尻の穴はタダシの指を締め付けるようにぐっぐっと動き、それに合わせてチンポも力が入りヒクヒクと動いてしまう。
「なんかスゲーな!これ」
「チンポがビクビク動いてるぜ。涎垂らしながらよー」
「おぅ、おもしれ?な」
お尻の穴にタダシの指を入れられたまま、僕はチンポを激しくシコられた。
Mの手の動きに合わせてぷるぷると揺れる金玉を、ときどきIが指で弾く。
やがて僕の金玉はチンポの根元の方へグーっと上がっていった。Mはさらに激しく手を動かす。
「タダシ、こいつもうすぐ射精するぞ。こいつの精子を手で受けとめろ」
お尻の穴から指を抜いたタダシは、僕のチンポの先に手のひらを添えた。
とうとう僕は2回目の射精をした。タダシの小さな手のひらからあふれた精液がポタポタと僕の体に滴り落ちる。
「また、たくさん出たぜ。コイツの金玉どれだけ精子が入ってるんだ」
Sが僕の金玉を揉みながら言う。
「S、お前の金玉よりデカイのか?カズヤの金玉」
Sは体がデカイのであそこもデカイとよく自慢していた。
「さぁ、どうかな」
Sはあいまいに答えて僕の金玉を引っ張るように強く握った。金玉が引っ張られたために、腹にくっついていた僕のチンポはピンと上を向くかっこうになった。
まだ勃起したままだ。
「M、せっかくだから、カズヤのチンポもタダシみたいにしてやろうぜ。デカチンなのにちょっとしか剥けてないんじゃあカッコ悪いだろ」
「いいな、それ。よし、やるか」
Mは僕のチンポの亀頭の辺りを掴むと、ゆっくりと皮を根元に向かって剥き始めた。
無理やり皮を剥かれはじめたチンポに鋭い痛みが走った。
「痛い、ヤメロ!」
腰を左右に振ってなんとか逃れようとしたが、Sが金玉を握る手に力を込めたため抵抗できなくなった。
「せっかく優しく剥いてやろうと思ったのにな。反抗的だったから罰として一気だな」
Mは僕のチンポの皮を根元に向かって一気に剥いた。剥かれる瞬間、痛みで、僕はチンポを突き出すように身体を反らせた。
142 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 08:45:13.62 ID:VMZq8s0Q0
月島総記:はい、それじゃ次は真島です。寡黙なボクサー。クールなイケメン。日向さんは真島関連のシーンをかなり書いていますよね。どうでしたか、このキャラについては?
日向もやし:いやぁ、おもしろいキャラでした! 基本的には、何事にも積極的じゃないキャラだけに「どう動かそうか?」と考えるのが特におもしろかったかな。
月島総記:確かに日向さんは真島に、いろんな動きを強いていましたね(笑)。原作ではまずありえなかったことを、いろいろとやらせていました。
月島トラ:なるほど?。実は自分は結構その辺り、動かしにくいなと思っていました。何せ他人にどうこう言われても動じない、不動の精神の持ち主ですからねぇ。
月島総記:動かないと言うか、あまり積極的に何かに“かかわろうとしない”んですよね。ゲームに対しても、他人に対しても。ひいては自分自身の内面に対しても、ちょっと距離を置いて生きている。
日向もやし:そんな真島がどんな風にゲームに引きずり込まれていくのか、というところも彼の物語の見どころですかね?
月島総記:否応なしに引きずり込まれますからね。真島の性格なんてお構いなしに、残酷な現実は進行していく。基本的には動かざること山の如しなキャラですが、そんな彼が無理やり動かされるわけです。でもそんなルールとかそういうのを越えて、彼が“自らの信念に従って動く”時は、やっぱりカッコいいわけですよ。
月島トラ:見方を変えると、彼はいつも“自分に従って生きている”とも言えます。それを遂行する程度の力もありますしね。
月島総記:あ、確かに……! だからそうか、彼の意固地な信念が、ゲームや他人とのかかわりによって少しずつ変わって、そして得た新たな信念に従って動く時が、真にカッコいいのか。
月島トラ:それは自分の都合も他人の都合も巻き込んだ、確固たる信念ですね。
日向もやし:うーむ男くさ……男っぽいですなー!
月島トラ:なんだかんだ言って、その男っぽさが真島の魅力ですよ(笑)。クールそうに振舞っていても、根っこはかなり“男の子”しているんじゃないかと。
月島総記:最初は鼻持ちならないかもしれませんが、彼の変化と成長に注目してほしいですね。今回、彼は“いろいろな人”とかかわりますので。かかわるのは1人だけじゃないですよ!
日向もやし:そう、原作では見られなかった、彼の新たな側面が見られるでしょう。それはそれはいろんな側面が(笑)。
143 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/03/04(月) 14:35:30.20 ID:VMZq8s0Q0
しもねた
あかね
144 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 17:08:06.60 ID:eTieRbdDO
いつ消えんだよこいつ
145 :
1
◆odbu1FyVa2
:2013/03/04(月) 20:14:47.29 ID:qOlFCzzbo
専用プラウザーに変えました!!
これで安心!!
ここで始めます
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362395083/
146 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 20:16:36.57 ID:s+kkE7niO
>>1
乙です
147 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/03/04(月) 20:31:34.44 ID:lK2+05au0
乙です
おめでとう
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