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エクスデス「光の戦士怖すぎワロタwwwwwww」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 20:38:01.14 ID:i9kmw4th0
暗黒魔道士「第三防衛ライン、突破されました!」

アレイジ「溶岩トラップも効いてないみたいだ。風水士でもいるんすかね?」


エクスデス「」ガクガクブルブル

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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 20:40:12.59 ID:i9kmw4th0
エクスデス「だ、第四防衛ラインは出撃準備を――」

アレイジ「あ、たった今突破されたみたいっすよ」

暗黒魔道士「本気で殺しにかかってきてますね」

エクスデス「」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 20:48:36.07 ID:i9kmw4th0
エクスデス「もうやだ……何なのあいつら……」グスッ

アレイジ「相当恨まれてるみたいっすねぇ」

暗黒魔道士「そもそも連中、これといったジョブに就いていないみたいですが。何故あんなに強いのですか?」

エクスデス「わからん。ムーアの大森林で会った時はあそこまで鬼畜じみた強さじゃなかった」


アレイジ「……聞いたことがある」

エクスデス「知っているのかアレイジ!?」

アレイジ「バル城の地下にはえらいジョブ経験値を持った石像がわんさかいるらしいっすよ」

エクスデス「それがどうした?」

暗黒魔道士「……ある程度の数ジョブをマスターした人間は、下手なジョブに就くよりも自然体のほうが強いと聞きます」

暗黒魔道士「なんでも、自然体のままマスターしたジョブの力を使いこなせるようになるとか。連中も恐らくは……」

エクスデス「………」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 20:53:56.79 ID:i9kmw4th0
エクスデス「そういえばガラフが死んでから暫くの間、あいつらのこと見かけなかったな……」

暗黒魔道士「恐らくその間、地下に篭って修行を重ねていたものと思われます」

アレイジ「それであんなに強いわけか。納得」

エクスデス「………」チラッ


バッツ『おらっ!出てこいエクスデス!!』ガンガンッ!!

レナ『お父様の仇!!』ドガッ!!

ファリス『親父の仇!!』バキッ!!

クルル『おじいちゃんとゼザおじさんとケルガーおじさんの仇!!』グシャッ!!

モンスター達『ぎえええええええっ!!』ドサッ


エクスデス「」ガクガクブルブル
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 21:01:15.60 ID:gmTJSU8AO
このバッツ達ならエンハンスソード8本持ってそうだな
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 21:04:28.72 ID:i9kmw4th0
アレイジ「怖っ!あいつら怖っ!」

暗黒魔道士「まるで親の仇でも見るかのような顔ですねぇ」

アレイジ「っつーか実際親の仇なんですけどね。クルルちゃんにとってはおじいちゃんの仇っすけど」

エクスデス「ゼザとケルガーは私関係ないもん……」グスッ

暗黒魔道士「そこは、まあ……ねぇ?」

アレイジ「間接的にはエクスデス様が原因っすからねぇ」

エクスデス「そんなこと言われても知らん!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 21:09:59.83 ID:i9kmw4th0
アレイジ「そもそも何でエクスデス様は光の戦士に狙われてるんすかねぇ?」

暗黒魔道士「あ、それ私も気になります。我々が生み出される頃にはもう狙われてましたもんね。何故なんです?」

エクスデス「あー、それは遡ること1000年ほど前の話になるんだけど」

アレイジ「1000年wwwwwwwwwエクスデス様テラ年増wwwwwwwwwwwwww」

バキッ

アレイジ「」

暗黒魔道士「失礼しました。続きをどうぞ」

エクスデス「……うん」グスッ
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 21:16:14.15 ID:i9kmw4th0
エクスデス「なんか1000年前に調子こいてたエヌオーとかいう魔道士がいたんだけど」

エクスデス「500年ほど前かな。そいつの邪悪な心がムーアの大森林で普通の木やってた頃の私に宿ったんだ」

エクスデス「それで私が生まれた、と」

暗黒魔道士「エクスデス様は元は樹木だったのですか?」

エクスデス「うん」

アレイジ「樹木wwwwwwwおらっwwwファイガ食らえwwwwwwwwww」

暗黒魔道士「デス」

シュイン

アレイジ「」

暗黒魔道士「失礼しました。続きを」

エクスデス「……うん」グスッ
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 21:23:38.07 ID:i9kmw4th0
エクスデス「で、今の私の姿になったわけなんだけど」

エクスデス「私を封印してたクリスタルってどんな物なのかなーって思って興味本位で見に行ったら」

エクスデス「なんかクリスタルを奪おうとしてるって勘違いされて、やけに強いカメに封印された」

暗黒魔道士「賢者ギードですか」

エクスデス「うん」

アレイジ「亀に負けるとかwwwwwwwwww暗黒魔道士(笑)wwwwwwwwwwww」

暗黒魔道士「ストップ」

カチッ

アレイジ「」

暗黒魔道士「殺しても自己アレイズで復活して鬱陶しいのでこのまま止めておきましょう」

エクスデス「私が弱いんじゃないもん……あのカメが異常なんだもん……」グスッ

暗黒魔道士(エクスデス様、おいたわしや……)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 21:32:37.21 ID:i9kmw4th0
暗黒魔道士「500年前の経緯はわかりましたが……では何故、彼らはここへ?」

エクスデス「あー、なんか30年前に突然封印が解けてね」

エクスデス「この世界はじゃ私は完全に悪者扱いだし、あのカメも当分死にそうにないってことでもう一つの世界に逃げ込んだんだ」

暗黒魔道士「確か、1000年前にクリスタルを分割したことによって分かれた世界でしたね?」

エクスデス「うん」


エクスデス「そしたら向こうの世界のクリスタルを狙ってるんだと思われて、暁の四戦士とかいう痛い名前の連中に封印された」

アレイジ「エクスデス様も十分痛い名前ですよwwwwwwwwwww死を超えるもの(キリッwwwwwwwwwww」

暗黒魔道士「コンフュ」

コケッコー

アレイジ「だいsfgふぃうdgpjpqあgfdgjw−@」

暗黒魔道士「こいつこのままデジョンしていいですか?」

エクスデス「やめて!これ以上戦力減らさないで!」

暗黒魔道士「畏まりました……」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 21:35:40.07 ID:6xexZeyco
うさぎうぜえwwwwww
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 21:42:39.48 ID:i9kmw4th0
エクスデス「で、あいつらのリーダーは暁の四戦士の一人、ドルガンの息子なんだってさ」

暗黒魔道士「なるほど、親子二代に渡る因縁というわけですか」

エクスデス「でもって暁の四戦士の中にはあのガラフもいたんだ。もう死んじゃったけど」

暗黒魔道士「クルル様は復讐のためにここへ来たわけですね。鬼気迫る表情なのも納得がいきます」

エクスデス「………」ガクガクブルブル


アレイジ「あふぃsぢgjzl;z――――ふぅ」

アレイジ「っていうかガラフはエクスデス様が殺したんっすよね?」

エクスデス「うん」

アレイジ「そりゃ恨まれて当然なんじゃないですか?実際クルルちゃんにとってはじーちゃんの仇なわけですし」

エクスデス「そうだよね……」ズーン
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 21:48:31.78 ID:i9kmw4th0
エクスデス「今更こんなこと言っても信じてもらえないかもしれないけど」

エクスデス「私だって別にガラフのこと殺すつもりはなかったんだよ……」グスッ

暗黒魔道士「というと?」

エクスデス「ほら、私ずっとクリスタルに封印されてたわけじゃん?」

エクスデス「向こうの世界のクリスタルは、復活する時に割っちゃったし」

暗黒魔道士「ああ、割ってましたねぇ」

エクスデス「実物のクリスタル見るの初めてだったから、ちょっと舞い上がっちゃってさ……」

エクスデス「『私をしばりつけたクリスタルの力…今度は、わがものとなるのだ!クリスタルにひざまづくがよい!』って冗談混じりに言ってみたら、ほんとに発動するんだもん」

暗黒魔道士「……では、本来彼らに危害を加えるつもりはなかったと?」

エクスデス「うん」

アレイジ「wwwwwwwwwwwwwwww」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 21:53:38.16 ID:i9kmw4th0
エクスデス「そしたらさ!あのガキがさ!!」ガンッ!!

暗黒魔道士「!?」

エクスデス「また私にサンダー撃ってきたんだよ!また!!」ガンッガンッ!!

エクスデス「タイクーン王の身体借りてた時も撃たれたし!不意打ちで!!」ガンッガンッ!!

エクスデス「何なのあいつ!バル城の王族は出会い頭にサンダー撃つのが礼儀なの!?馬鹿なの!?死ぬの!?」ガンガンガンッ!!!

暗黒魔道士「エ、エクスデス様、落ち着いてください!!」


エクスデス「はぁ、はぁ……。ごめん、ちょっと思い出し怒りしちゃった」

暗黒魔道士「い、いえ……」

アレイジ「小娘にサンダー撃たれちゃう暗黒魔道士(笑)wwwwwwwwwだせぇwwwwwwwwwwwwww」

暗黒魔道士「………」

バキッ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 22:01:38.36 ID:RGqZsgHro
何かもうエクスデス応援したくなってきた
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/06(水) 22:05:43.27 ID:i9kmw4th0
エクスデス「で、さすがに私もカチンときちゃってさ。お返しにちょっと痛めつけてやったのよ」

エクスデス「そしたらガラフがブチ切れちゃって、なし崩し的に戦うことになっちゃってさ……」

暗黒魔道士「うっかり殺害してしまったわけですね」

エクスデス「……あいつ絶対おかしいよ。魔法で身体燃えてるのに平気な顔して斬りかかってくるんだよ?」

エクスデス「まさかのアンデッドかと思ってホーリー撃っても死なないし、しまいにはフレアとメテオ撃たれてもピンピンしてるしさ……」

エクスデス「ほんとなんだったのあいつ」ガクガクブルブル

暗黒魔道士「火事場の馬鹿力というやつでしょうね……」

エクスデス「さすがに怖くなったから適当なところで逃げてきた」

アレイジ「wwwwwwwwwwwwwww」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:09:52.56 ID:i9kmw4th0
暗黒魔道士「なるほど……つまり全ては彼らの誤解である、と」

エクスデス「うん……ガラフも適当に動けなくしてから逃げようと思ってたんだけど……」

エクスデス「………」グスッ

暗黒魔道士(エクスデス様……!)ブワッ


アレイジ「っていうかあれっすよね」

暗黒魔道士「何ですか?」

アレイジ「そもそもエクスデス様って誤解される要素多すぎwwwwwwww」

エクスデス「えっ」ガーン
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:13:28.46 ID:i9kmw4th0
アレイジ「いやいやwwwwwまずこの城の造りからしておかしいっしょwwwwwwwww」

アレイジ「壁も床も髑髏まみれとかwwwwwwwwセンス疑うwwwwwwwwwwwww」

エクスデス「………」

アレイジ「これならまだ幻覚魔法で誤魔化してた頃のほうがましっすよwwwwwww」

アレイジ「こんなwwwwwwいかにも厨ニじみた城に住んでたんじゃwwwwwwwwwwそりゃ誤解されますってwwwwwwww」

暗黒魔道士「アレイジ!いい加減にしないか!」

アレイジ「サーセンwwwwwwwww」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:16:25.07 ID:i9kmw4th0
暗黒魔道士「エクスデス様!このような輩の言うことなど―――」


エクスデス「……しょうがないじゃん……私だってお客さんに見せられる城にしようと頑張ったもん……」

エクスデス「苦手な幻覚魔法まで使って誤魔化してたのにさ……ケルガーが余計なことしてくれてさ……」

エクスデス「しかも何故かケルガー死んだの私のせいになってるし……そんなの知らないよ……」グスングスン

暗黒魔道士(エクスデスさまぁ……!)ブワワッ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:21:04.66 ID:i9kmw4th0
アレイジ「とかなんとか言ってるうちに……」

暗黒魔道士「ッ!?エクスデス様!奴らがもうこの付近にまで迫ってます!!」

エクスデス「ひっ!?」ビクッ


エクスデス「だ、だが、奴らが今通過しようとしているフロアにはあいつらがいる!!」

暗黒魔道士「!!ドラゴン部隊ですか!」

エクスデス「そうだ!RPGにはありがちの『その辺の中ボスより強い雑魚敵』だ!」

エクスデス「さあ行け、ドラゴン達!あいつらを仕留めてみせろ!!」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:25:20.29 ID:i9kmw4th0
―――ドラゴン部隊待機フロア―――

レッドドラゴン「やべぇwwwwwwwあいつらもうすぐそこまできてるんだけどwwwwwwwwwww」

ブルードラゴン「ちょwwwwwwwこええwwwwwwwwwwww」

イエロードラゴン「あんなの勝てるわけねぇwwwwwwwwwwww」


レッドドラゴン「でwwwwwww誰から行くのwwwwwwwwwwww」

ブルードラゴン「俺パスでwwwwwwwwww」

イエロードラゴン「俺もパスwwwwwwwwwwwww」

レッドドラゴン「ちょwwwwwwおまえらやる気出せしwwwwwwwww減給されるぞwwwwwwwwwwww」

ブルードラゴン「命賭けてまで働くつもりないし」キリッ

レッドドラゴン「ちょwwwwwwwwwww」

イエロードラゴン「かっけぇwwwwwwwwww」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:28:46.95 ID:i9kmw4th0
レッドドラゴン「わかったwwwwwwwwwwここは平等にwwwwww三人同時にいこうwwwwwwwwwww」

ブルードラゴン「まあそれならwwwwwwwww」

イエロードラゴン「うはwwwwwww俺達最強wwwwwwwwwwww」


バッツ「ここを抜ければ最上階まであと少しだ!行くぞみんな!!」

レナ「ええ!」

ファリス「おう!」

クルル「任せて!」


レッドドラゴン「きたwwwwwwwwいくぞみんなwwwwwwwwwwwww」

ブルードラゴン「任せろwwwwwwwwww」

イエロードラゴン「サポートするおwwwwwwwwwww」


レッドドラゴン「いwwwwwwくwwwwwwwwwぜwwwwwwwww」


バッ!!
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:30:52.29 ID:i9kmw4th0
バッツ「っ!モンスターか!」

レナ「気をつけて!手ごわい相手よ!」

ファリス「ハン!たかだか一匹でおれたちを止められるとでも思ってんのか!」

クルル「サポートは任せて!」


レッドドラゴン「ちょwwwwwwおまえら逃げんなしwwwwwwwwwwwwwwwww」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 22:38:40.89 ID:YnpvB9HKo
録な部下がいねえw
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:43:22.33 ID:i9kmw4th0
―――最上階―――

暗黒魔道士「……ドラゴン部隊、全滅しました」

エクスデス「」ガクガクブルブル

アレイジ「使えねぇwwwwwwwww」


エクスデス「そ、そういえば城に住まわせてやってる召喚獣がいただろ!あれはどうした!?」

暗黒魔道士「カーバンクルなら寝返りました」

エクスデス「えっ」

暗黒魔道士「『こいつらは俺を倒した。だから力を貸すことにした』だそうです。何でも、自分より強い相手の言うことしか聞きたくないとか」

エクスデス「あの野郎……!」ギリッ

アレイジ「脳筋かよwwwwwwwwwwwwww」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:50:27.64 ID:i9kmw4th0
エクスデス「くっ、仕方ない!ギルガメッシュを行かせろ!」

暗黒魔道士「畏まりました」

アレイジ「大丈夫っすかねぇ?あの人相当抜けてますけど」


エクスデス「ふふふ……今度はいつものようにはいかんぞ!」

エクスデス「ギルガメッシュが待機するフロアには!伝説の剣エクスカリバー!!」

エクスデス「……の、レプリカを置いてきた!」

暗黒魔道士「レプリカ……ですか?」


エクスデス「聞いて驚け!あの剣はぱっと見かなりの攻撃力があるように見えるのだ!」

エクスデス「しかし!実際には切れ味も何もない、単なるナマクラにすぎない!!」

エクスデス「思いがけない収穫を得た奴らは、喜び勇んであの剣を装備するだろう!それがレプリカだとも知らずにな!」

エクスデス「その時こそ!私が直々に止めを刺してくれよう!!」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:52:24.32 ID:i9kmw4th0
暗黒魔道士「連中が件の宝箱を開けたようです」

エクスデス「ファファファ!!さあ、今こそ我らが勝利の時だ!!」


バッツ『……ん?空っぽじゃないか』

レナ『罠?』

ファリス『いや、何も仕掛けられてるようには見えねえ』

クルル『どういうことなのかな?』


エクスデス「……あれ?」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 22:53:45.10 ID:i9kmw4th0
ギルガメッシュ『ファファファ!こいつの中身はおれさまが持ってるぜ!!』



エクスデス「ギルガメッシュゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」

アレイジ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:03:04.47 ID:i9kmw4th0
エクスデス「馬鹿!あいつほんと馬鹿!」ガンッガンッ!!

エクスデス「何なの!?せっかく仕掛けたトラップにおまえがかかってどうするの!?」ガンッガンッ!!

エクスデス「しかも負けてるし!結局何がしたかったの!?」ガンガンガンッ!!!

暗黒魔道士「エ、エクスデス様、お気を確かに!」


エクスデス「はぁ、はぁ……。ごめん、ちょっと頭に血が上っちゃった」

暗黒魔道士「い、いえ……。しかし、どうされますか?このままではギルガメッシュ様が」

エクスデス「こうなったからには仕方ない。あいつは先に逃がしてやろう」

エクスデス「通信用の魔法を」

暗黒魔道士「はっ」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:06:18.00 ID:B/aEQdEC0
ワロタwww
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:07:48.09 ID:i9kmw4th0
暗黒魔道士「準備、整いました」

エクスデス「ありがとう。……おっほん」

エクスデス『ギルガメッシュ!!』


ギルガメッシュ『エ、エクスデス様……』

エクスデス『役に立たぬやつめ!次元のはざまへ行くがいい!!』

ギルガメッシュ『そ、そんな!それだけは勘弁を!!』

エクスデス『だまれ!!』

キュイイイイイン

ギルガメッシュ『あーれー!!』


エクスデス「……ふぅ」

暗黒魔道士「お疲れ様です。ところで、本当にギルガメッシュ様を次元の狭間へ……?」

エクスデス「そ、そんな恐ろしいことするわけないじゃん……ちゃんと最寄の街へ送ったよ……」ガクガクブルブル

アレイジ「ヘタレwwwwwwwwwwwwwww」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:12:19.67 ID:i9kmw4th0
暗黒魔道士「さようでございますか。お優しいのですね」

エクスデス「!?べ、別にそんなんじゃないし!」

エクスデス「あいつが役立たずだから城から放り出しただけだし!!別にギルガメッシュとかどうでもいいし!!」

エクスデス「いつもいつも失敗ばっかりだし!肝心な時に役に立たないし!」

エクスデス「そのくせ何かと私の後をくっ付いて離れないし!仕方ないから傍に置いてやってただけだし!!」

エクスデス「だからあいつがいなくても何ともないし!むしろいなくなって清々するし!!」

エクスデス「………」



エクスデス「……、やっぱり清々するっていうのは取り消す……」

アレイジ「ツンデレかよwwwwwwwwwwwww」

暗黒魔道士(エクスデス様……)ホッコリ
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:17:38.72 ID:i9kmw4th0
バンッ!!

三人「!?」


バッツ「エクスデス!とうとう追い詰めたぞ!!」

レナ「お父様の……仇!!」

ファリス「観念しやがれ!」

クルル「おじいちゃんとゼザおじちゃんとケルガーおじちゃんと父さまとお母さまとレナとファリスのお父さんとお城の兵士達と三年前に死んじゃったモーグリと五年前に死んじゃった飛竜とその他大勢の仇!!!!!」

エクスデス(ガラフとタイクーン王以外知らないし……)グスッ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:23:27.18 ID:i9kmw4th0
エクスデス「クッ!こうなってしまっては仕方ない!」

エクスデス「おまえたちは逃げろ!こいつらは私が何とかする!」

暗黒魔道士「何を仰いますか!私も戦います!!」

アレイジ「えー忙しいんだけどなーほんと忙しくて戦ってる場合じゃないんだけどなーエクスデス様がどうしてもって言うから仕方ないなーほんと忙しいんだけどなー」チラッチラッ

暗黒魔道士「」イラッ


エクスデス「おまえたち……すまない」ウルッ

アレイジ「お礼は出世払いでいいんでwwwwwwwwwww」

暗黒魔道士「………」

バキッ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:26:55.46 ID:i9kmw4th0
バッツ「行くぞ!!」

エクスデス「来いッ!!」


エクスデス(やってやる……!光の戦士が何だというんだ!!)

エクスデス(私にはこんなにも……こんなにも、私に尽くしてくれる部下たちがいる!!)

エクスデス(ならば私は!彼らの想いに全力で応えるまでッ!!)


エクスデス「いくぞおおおおおッ!ブリザ―――」


バッツ「ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!」

レナ「ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!」

ファリス「ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!」

クルル「ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!ドラゴンパワー!」


エクスデス「」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:28:13.75 ID:sp1cyduVo
ひでぇwwwwwwwwwwwwwwww
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:29:00.94 ID:i9kmw4th0
バッツ(LV99)「待たせたな……」ゴゴゴゴゴ

レナ(LV99)「お父様の仇……!」ゴゴゴゴゴ

ファリス(LV99)「観念しやがれ……!」ゴゴゴゴゴ

クルル(99)「おじいちゃんとゼザおじちゃんとケルガーおじちゃんと父さまとお母さまと(以下省略)」ゴゴゴゴゴ


エクスデス「」

暗黒魔道士「」

アレイジ「オワタwwwwwwwwwwwwww」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:32:06.84 ID:i9kmw4th0
ファリス「うらぁっ!!」バッ!!

暗黒魔道士「!!エクスデス様ッ!!」

ドンッ

エクスデス「なにっ!?」

ザシュッ!!


暗黒魔道士「エクスデス様……お逃げくだ…さ……」

シュウウウウ…

エクスデス「暗黒魔道士ーーーッ!!!」


アレイジ「あんたも暗黒魔道士(笑)だろwwwwwwwwwwwwww」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:34:37.05 ID:i9kmw4th0
バッツ「みだれうち!みだれうち!!みだれうち!!!」ザンッザンッザンッ

レナ「サンダガ!!ブリザガ!!ファイガ!!コメット!!」ドガガガガッ

クルル「サンダー!サンダー!!サンダー!!!」バリバリバリッ

エクスデス「がっ……!?」ガクンッ

アレイジ「ぱねぇwwwwwwwwwwwwww」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:36:04.64 ID:i9kmw4th0
エクスデス(これまで、か……)

エクスデス(ギルガメッシュ……せめておまえだけは生き延びてくれ……)

エクスデス(暗黒魔道士……すまない……私のせいで……)

エクスデス(アレイジ……いっぺん死んでこい……)






カッ!!
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:38:25.11 ID:i9kmw4th0
エクスデス「……え?」


バッツ「なにっ!?」

レナ「そんな……!確かに倒したはずなのに!」


エクスデス(な、何故私は生きているんだ!?)

エクスデス(今、確かに死んで―――)

エクスデス「―――っ!?」


エクスデス「アレイジ!?おまえなのか!?」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:43:45.05 ID:i9kmw4th0
アレイジ「へへ……ドジっちまった……」

エクスデス「アレイジ!何故私を!?」

アレイジ「ははっ……単なるミスっすよ……」

アレイジ「自分が復活するために唱えてたアレイズを……間違えてエクスデス様にかけちまっただけっす……」

エクスデス「もういい!早く自分にもアレイズを!!」

アレイジ「そりゃ無理っすね……俺、馬鹿なんでMP少ないんっすよ……今ので打ち止めっす……」

エクスデス「――ッ!!」


アレイジ「エクスデス様……こんな俺のこと…迎え入れてくれて……うれしかった……っす………」

シュウウウウ…

エクスデス「アレイジーーーッ!!!」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:48:33.18 ID:i9kmw4th0
エクスデス「……おのれ!おのれ光の戦士ども!!」

エクスデス「よくも……よくもォォォォ!!」


ゴゴゴゴゴゴゴ!!


ネオエクスデス「私はネオエクスデス」

ネオエクスデス「穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の


バッツ「ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!」

レナ「ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!」

ファリス「ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!」

クルル「ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリーブレス!」


ネオエクスデス「」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:49:36.91 ID:i9kmw4th0
バッツ「ホーリーブレス!ホーリーブレス!ホーリー―――――やべっ、勢い余ってクリスタルに!!」



パキィィィィン
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:55:31.03 ID:i9kmw4th0
――――第三世界・どこかの孤島――――

エクスデス「……う……」

エクスデス「ここは……どこだ?」

エクスデス「私は……生きているのか……」

エクスデス「………」



『エクスデス様!不肖この私、全身全霊を以って貴方様に仕えさせて戴きます!!』

『エクスデス様wwwwwwwその甲冑絶望的にカッケェっすwwwwwwwwww』



エクスデス「暗黒魔道士……アレイジ……」グスッ
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/06(水) 23:59:55.68 ID:i9kmw4th0
エクスデス「………」

エクスデス「……許さん」

エクスデス「絶対に許さんぞ、光の戦士ども!!」

エクスデス「この命燃え尽きようとも!必ず貴様達に一矢報いてくれるッ!!」


暗黒魔道士「不肖この私!お供させていただきます!!」

アレイジ「うはwwwwwwwエクスデス様テラ厨ニwwwwwwwwwwwww」


エクスデス「えっ?」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 00:02:29.93 ID:0t8Mj+Cp0
エクスデス「えっ、あれ?生きてたの?」

暗黒魔道士「はい!アレイジに蘇生していただいたので!」

アレイジ「俺のアレイズが火を噴いたwwwwwwwwwうはwwwww修正されるねwwwwwwwwwwwwww」


エクスデス「え、いや、だって。MPないって言ってたじゃ……」

アレイジ「エーテルおいしいですwwwwwwwwwwwww」

エクスデス「………」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 00:07:09.46 ID:0t8Mj+Cp0
暗黒魔道士「それはともかく!私、感動致しました!」

エクスデス「えっ?」

暗黒魔道士「その身を燃やしてでも光の戦士を倒す……エクスデス様の心意気に、私感無量でございます!!」

エクスデス「えっ、えっ?」

暗黒魔道士「そうと決まれば!まずは我々も力を付けましょう!」

エクスデス「ちょ……」

暗黒魔道士「聞くところによると!次元の狭間には『無の力』が眠っているとか!」

暗黒魔道士「エクスデス様が『無の力』を身に付ければ!光の戦士など恐るるに足らぬ相手でございましょう!!」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 00:09:53.02 ID:0t8Mj+Cp0
暗黒魔道士「それでは!次元の狭間へと向かいましょう!」

エクスデス「え、ちょ」

暗黒魔道士「アレイジ!準備はいいですか!?」

アレイジ「まかせろwwwwwwwwwwwwww」

エクスデス「ちょ、ちょっと」

暗黒魔道士「いきますよ!デジョン!!」

エクスデス「ちょっと待――――!!」




キュイイイイイイイン
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 00:11:26.37 ID:0t8Mj+Cp0
こうして『無の力』を求めて次元の狭間へと旅立ったエクスデス一行。

果たして彼らは光の戦士を倒すことができるのか!?

エクスデスの勇気が第三世界を救うと信じて―――!

ご愛読ありがとうございました!!
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:12:20.34 ID:Z+WM5HnSo
えっ、えっ?
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:12:41.00 ID:97YIxTKAo


仲間が増えるよ!やったね(
それにしてもバッツ達が鬼畜過ぎた
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 00:12:46.61 ID:0t8Mj+Cp0
おわり。正直途中からネタ切れだったよごめん。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:32:40.16 ID:8sTDqzdLo

エクスデスかわいすぎワロタ
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