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勇者「安価 と 記憶を消す能力 で 魔王討伐」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : :2013/03/06(水) 22:35:31.24 ID:r8R4Vrdx0

ちょっぴり特殊な能力を持った勇者(スライムより弱い)が、安価で魔王討伐を目指すスレです。

能力:左手で人の頭に触れると、自由に記憶を消すことができます。



まずはどうしましょう?

1、仲間は酒場で調達!
2、仲間は現地で調達! 1人で出発しよう!
3、自由

>>3


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1362576931
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 22:38:15.30 ID:oxbFuEdd0
kskst
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/06(水) 22:41:54.78 ID:e10NPG2L0
1
4 : :2013/03/06(水) 22:50:29.08 ID:r8R4Vrdx0

―――酒場―――


勇者「さっそく酒場に来てみた」



マスター「おや、もしや勇者様ですか?」

勇者「はい。仲間を3人ほど探しているのですが……」

マスター「なるほど、でしたら >>6 なんて如何ですか?」




―――――――――

>>6

職業:

性別:
年齢:
特徴:

―――――――――

職業は確実にお願いします。

下3つは自由でお願いします。

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/06(水) 22:52:59.78 ID:OksBjoze0
職業: 医者

性別:女
年齢:23
特徴:見た目ロリ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 22:53:01.48 ID:oxbFuEdd0
職業: 踊り子

性別: 女
年齢: 16歳
特徴: 引っ込み思案な性格の隠れナイスバディ
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 22:53:07.84 ID:kNNeFZvWo
騎手(馬乗り)
性別 女
年齢 17
特徴 目が隠れるような髪型
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 22:53:34.77 ID:oxbFuEdd0
女多いなぁおい!!
9 : :2013/03/06(水) 23:03:03.95 ID:r8R4Vrdx0

マスター「踊り子なんて如何ですか?」

勇者「踊り子……ですか。ちょっと会ってみます」



踊り子「あ、あの、踊り子です! これからよろしくおねがいしますっ……!」ペコッ

勇者「ああ、ごめん。まだ連れて行くかどうかは決めてないんだ」

踊り子「えっ!? ご、ごめんなさいっ! わたし、早とちりしちゃって……」///

勇者「いや、気にしなくていいよ。多分、ほとんど決まったようなものだから」

踊り子「え、あ、はい……?」



勇者「マスター、他にはどんな人が?」

マスター「そうですね……他には、>>12 なんて如何です?」


10 : :2013/03/06(水) 23:04:29.43 ID:r8R4Vrdx0

>>12

職業:

性別:
年齢:
特徴:

―――――――――

職業は確実にお願いします。

下3つは自由でお願いします。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:05:36.13 ID:QcXQ+65DO
加速
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:05:36.93 ID:CqhRoC0U0
カレーライスマン

職業:食のヒーロー
性別:カレーライス

なんと彼は、生きて動く人型のカレーライスなのだ!
その気になれば味や種類・食感、具の量や大きさ、温度など色々と自在だぞ!
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:09:08.01 ID:QcXQ+65DO
フアッ!?同秒!?
安価の方じゃなくて良かった
14 : :2013/03/06(水) 23:15:53.79 ID:r8R4Vrdx0

マスター「カレーライスマンなんて如何です?」

勇者「カレー……ライスマン?」




カレーライスマン「やあ! キミが勇者様だね! 僕の名前はカレーライスマン! よろしく!」

勇者「わあ、スパイシーですね。もしかして中辛ですか?」

カレー「はは、わかるかい? お恥ずかしい」///

勇者「中辛はオールラウンダーですからね」

カレー「無難な奴だと笑ってくれて結構だよ。けれど僕は、この辛さで世界を救うよ!」

勇者「その熱意、しかと受け取りました。貴方とは仲良くなれそうです。よろしくおねがいします」スッ

カレー「こちらこそ!」スッ


ベチョ





勇者「マスター、他にはどんな人が?」

マスター「そうですね……他には、>>17 なんて如何です?」



―――――――――


>>12

職業:

性別:
年齢:
特徴:

―――――――――

職業は確実にお願いします。

下3つは自由でお願いします。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:16:39.57 ID:ikG9UsJ3o
5
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:16:50.89 ID:kNNeFZvWo
加速下
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:17:02.39 ID:paO4+Qzho
騎手(馬乗り)
性別 女
年齢 17
特徴 目が隠れるような髪型で口数は少ないが巨乳
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/06(水) 23:17:13.44 ID:/1N3xEFB0
よかったなカレーライスが仲間になるぞ!
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:19:42.22 ID:oxbFuEdd0
再安価なのかこれ
いつ旅に出るの?
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:21:40.85 ID:oxbFuEdd0
あ、ごめん。勘違いしてた
21 : :2013/03/06(水) 23:26:40.13 ID:r8R4Vrdx0

マスター「騎手なんて如何です?」

勇者「騎手? あの、馬に乗る騎手ですか?」



騎手「……」ペコッ

勇者「俺は勇者。えっと、キミは……」

騎手「騎手」

勇者「もしかして、酒場の前に繋いであった馬って」

騎手「私の馬」

勇者「やっぱりかぁ。うん、わかったよ。とにかくよろしくね、騎手ちゃん」ニコッ

騎手「……」コクッ




勇者「うん、なかなか粒揃いだったね。この3人で、魔王討伐に出発しよう!」

カレー「オー!!」バッ

踊り子「お、おぉー」///

騎手「……おー」バッ


22 : :2013/03/06(水) 23:29:51.64 ID:r8R4Vrdx0

勇者(>>25

完全自由安価

これから何をするのか?

23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:31:06.91 ID:F+pwLJ05o
次の町に向かう
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:31:28.37 ID:4xfVcBl40
コンビネーションバトルの訓練
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:31:46.83 ID:hSZTS1kY0
残金確認と装備
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:32:12.67 ID:kNNeFZvWo
廃れた温泉街に向かう
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/06(水) 23:32:27.77 ID:OksBjoze0
アクシズ落とし
28 : :2013/03/06(水) 23:43:36.91 ID:r8R4Vrdx0


勇者「ところでみんな、お金はどれくらい持ってる?」

カレー「ごめん、あいにく僕は無一文さ。お金ってのは不衛生だからね!」

騎手「2万円」

踊り子「4千円くらい、です……」

勇者「俺は千円だ。さっき城を出るとき、王様に頂いた」

踊り子「せっ……!?」

勇者「合計で2万5000円か。そこそこだね。次は装備だ」

カレー「あいにく全裸さ。衣服ってのは不衛生だからね!」

騎手「衣服類と、乗馬鞭。あと馬」

踊り子「服以外、特に何も……」

勇者「で、俺がひのきのぼう……と」

カレー「まあ、序盤にしてはそこそこな装備だね」

勇者「ですね」

踊り子(あれ、わたしがおかしいのかなぁ……)

勇者(それじゃあ次は、>>31



>>31

完全自由安価。次に何をするのか?

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:45:15.91 ID:QcXQ+65DO
加速
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:45:18.49 ID:oxbFuEdd0
レベル上げ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:45:25.83 ID:eSDpl2oS0
それぞれが出来る事を確認しながら次の町へ
32 : :2013/03/06(水) 23:50:20.46 ID:r8R4Vrdx0

勇者「みんな、次の町へ向かう間に、それぞれなにができるのかを確認しておきたいんだ」

踊り子(それって酒場でやるべきことなんじゃ……)

勇者「まずは踊り子ちゃん」

踊り子「は、はいっ」

勇者「キミは、なにができるのかな?」

踊り子「え、えっと……」


>>33

踊り子はなにができる?


33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/06(水) 23:50:46.09 ID:3JHPXzxSO
ジェノサイド
34 : :2013/03/06(水) 23:58:14.92 ID:r8R4Vrdx0


踊り子「ジェ……ジェノサイドくらいしか、取り柄はありません……」

勇者「おお〜っ。いやいや、ジェノサイドができるなんて、十分すぎるくらいだよ!」

カレー「うんうん! その歳でジェノサイドできるなんて、なかなかなものだ!」

騎手「……すごい」

踊り子「あ、ありがとうございます……!」///

勇者「う〜む……。となると、踊り子ちゃんは戦力として数えて良さそうだね」

勇者「カレーライスマンさんは、なにができるんですか?」

カレー「うーん、そうだなぁ……」


>>36

カレーライスマンは何ができる?

35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:00:07.37 ID:u7OtIhiDO
加速
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:00:07.47 ID:fnZdvcvdO
自身を激辛に変える
↑からの自爆
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:00:10.34 ID:tw7TIhBA0
カレーライスの提供(リクエストに対応可能)
戦闘はルー・具・ライスを使った近(パンチ他)〜遠距離(あっつい
ルー放射・巨大な具を落とす等)攻撃
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:00:11.93 ID:8PR2K6Evo
世界一旨いカレー作り
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/07(木) 00:00:46.33 ID:/8o4gpzf0
無限増殖
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:01:21.24 ID:7QzbxPwoo
夜中だけどカレー食いたくなってきた
41 : :2013/03/07(木) 00:07:09.71 ID:OS1FBsyL0


カレー「じつは、本気になると自分の辛さを激辛に変えることができるんだ」

勇者「ええっ! つまり辛党の人を満足させることができるってことですか?」

カレー「それも可能だが、オススメしないね。なにせ、激辛になった僕は、直後大爆発してしまうから!」

勇者「自爆ってことですか……カレーライスマンさんは大丈夫なんですか?」

カレー「僕もただでは済まないだろうね……だからこれは、最後の切り札ってわけだ」

勇者「う〜ん……なるほど。わかりました」ゴクリ

勇者「さて、最後は騎手ちゃんだね」

騎手「」コクッ



>>44

騎手は何ができる?

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:08:17.14 ID:uLyo7WXIo
馬を空に飛ばす
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:08:27.96 ID:8PR2K6Evo
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:08:40.54 ID:c0KavnEIo
自分が操った乗り物全てを空に飛ばせる
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:10:40.57 ID:c0KavnEIo
↑は車だろうがバイクだろうが馬だろうが彼女が乗ると空を翔けることができる設定です……
46 : :2013/03/07(木) 00:16:32.80 ID:OS1FBsyL0

騎手「」スッ

カレー「おや? 騎手くんが、連れていた馬に跨って……?」

騎手「」フワフワ

勇者「空を飛んでる!?」

騎手「」ヒューン!

踊り子(しかも結構な速度で、自由自在に……! わかりやすいスゴさです……!)

カレー「騎手くん! 是非、僕の背中に乗ってみて欲しいんだ……!!」ワクワク

騎手「やだ。おしり汚れる」

カレー「」ズーン

勇者「あ、ちなみに俺は人の記憶を消せるんだ」

勇者(次は、どうしようかな……)



>>48

完全自由安価。次に何をするのか?

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:18:11.75 ID:yG2fVaFSO
旅へ…
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:18:24.12 ID:u7OtIhiDO
加速
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:18:26.20 ID:tw7TIhBA0
コンビネーションバトル
50 : :2013/03/07(木) 00:23:31.77 ID:OS1FBsyL0


勇者「加速しよう」ダッ

カレー「加速かい? いいだろう!」ダダッ

騎手「」ヒューン!

踊り子「え、え、どういうことですか? なんで走ってるんですか!?」

勇者「次の町まで急ぐんだ! がんばれ踊り子ちゃん!」

踊り子「は、はいぃ!」



>>52

何の町に着いた?

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:24:14.57 ID:u4QPvoLWo
農村
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:24:31.34 ID:tw7TIhBA0
超巨大ロボになる街
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:24:36.04 ID:8PR2K6Evo
さびれた温泉街
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/07(木) 00:27:17.42 ID:u7OtIhiDO
使わせてもらえれば魔王余裕?www
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:28:41.09 ID:fnZdvcvdO
ナンの街
56 : :2013/03/07(木) 00:31:42.40 ID:OS1FBsyL0

―――機械街―――


勇者「う〜む。全体的に銀色な街だね」

カレー「食べ物にはやや辛い街だね! はは!」

勇者「見渡す限り、工場に煙突ばかり。小さなネジや歯車を売っている露天なんかもあるね」

勇者「さて、この街で何をしようか……」


>>58

なにをしよう?

57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:32:38.34 ID:8PR2K6Evo
店訪問
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:32:44.77 ID:a22nZUI9o
宿を探す
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:33:17.25 ID:u7OtIhiDO
職人達にカレーを振る舞う
60 : :2013/03/07(木) 00:39:25.17 ID:OS1FBsyL0


勇者「まず街に到着したら、宿をおさえるのが定石だね」

カレー「なるほど。日が暮れてから慌てるのは三流のやることだね! さすがは勇者様だ!」

騎手「さすが」

勇者「照れるなぁ」///

勇者「では早速、宿を探そうか!」



1、やたらメタリックだがなかなかの宿だ。2部屋取ろう!
2、錆だらけの残念な宿だ。しかも1部屋しか取れない!
3、宿がないぞ!? こうなったら街の中心にある大きな建物に交渉だ!

61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:39:50.81 ID:yG2fVaFSO
1
62 : :2013/03/07(木) 00:39:51.00 ID:OS1FBsyL0
>>62
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:40:21.21 ID:3sf6eACT0
3
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/07(木) 00:42:12.47 ID:TVZ9OD1e0
2
65 : :2013/03/07(木) 00:47:12.05 ID:OS1FBsyL0

勇者「なんて街だ。宿がないなんて」

カレー「ああ、ナンて街だ……」

騎手「あふっ」

勇者「?」

カレー「?」

騎手「」プルプル

騎手(変な声出ちゃった……)///

踊り子(騎手ちゃん、変なところにツボがあるんだ……)

勇者「とにかく宿がないなら、どこかに泊めてもらうしかないね」

勇者「俺のおすすめは、あの街の真ん中の巨大な建物かな!」

カレー「僕も同感だ! あそこは見晴らしが良さそうだからね!」

騎手「」コクッ

勇者「踊り子ちゃんも、それでいいかな?」

踊り子「え、あ、はい! 大丈夫、です」

勇者「よぉし! じゃあ早速、訪問だ!」

66 : :2013/03/07(木) 00:50:11.31 ID:OS1FBsyL0

―――大きな建物―――


勇者「ごめんくださーい」コンコン

カレー「いるのはわかっているぞー! ここを開けなさーい!」ドンドン

騎手「」ゲシゲシ

踊り子「ちょちょちょ! 何してるんですかぁ!?」


ガチャッ


>>68
出てきたのは、どんな人?
特徴:

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:50:55.84 ID:7QzbxPwoo
厳ついおっさん
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 00:51:22.38 ID:yG2fVaFSO
オレンジ色の金平糖に顔、手足生えたような生き物
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/07(木) 00:51:22.93 ID:XgoLlk6Ho
超デカイ老人
70 : :2013/03/07(木) 01:00:04.42 ID:OS1FBsyL0


金平糖「キー!」

カレー「むむ!? なんだ、この奇っ怪な生物は!?」

踊り子(自虐でしょうか?)

金平糖「キーキー!」

勇者「う〜〜む。なんだこいつは。言葉が通じていないぞ」

金平糖「キキー!」グイグイ

勇者「うわ、なんだこいつ。風邪予防ポスターに描かれてそうなナリして、俺を建物から遠ざけようとしよる」

騎手「」ゲシッ

金平糖「キー!?」コテッ

踊り子「ちょ、騎手ちゃん!? どうして蹴ったの!?」

騎手「勇者が困ってた」

勇者「ありがとう騎手ちゃん! この借りは今日中に返すよ!」

騎手「」コクッ

カレー「お、ばい菌くんが建物に戻ったよ!」

勇者「中には入れってことかな。よし、あとに続こう」

踊り子「いえ、危険を感じて逃げただけかと……」

勇者「よし、行くぞっ!」ダッ

カレー「オーッ!」ダッ

騎手「……おー」ヒューン!

踊り子「騎手ちゃん!? 馬ごと入るの!?」ダッ

71 : :2013/03/07(木) 01:09:04.68 ID:OS1FBsyL0

金平糖s「キーキーキー!」


勇者「見渡す限り金平糖だね」

カレー「甘味属性とは相性が良くないな! 仲良くなるのは無理そうだ!」

踊り子「ど、どうするつもりですか勇者様……わたしたち、宿を探しているんですよね?」

勇者「そういえばそうだったね」

カレー「そうか、宿を探してたんだったね!」

踊り子「じゃ、じゃあ、ここで問題を起こしたら大変ですよね……!」

勇者「確かにそうだ。ここで、この建物の主の機嫌を損ねるわけにはいかない!」

金平糖s「キキー! キーキーキキー!」

勇者「う〜〜〜む。めっちゃ怒ってらっしゃるようだ。どうしよう」



1、建物の主が現れる
2、金平糖どもを蹴散らしながら建物内の探索開始
3、ジェノサイド

>>73

72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:10:06.18 ID:7QzbxPwoo
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:10:10.74 ID:8r5tHako0
1
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/07(木) 01:10:54.32 ID:e78BlzwJ0
75 : :2013/03/07(木) 01:14:11.22 ID:OS1FBsyL0

金平糖s「キーキキーキキキキ!!」

勇者「ええい、耳障りな」

カレー「発泡スチロールを擦ったみたいな声だね!」

騎手「……蹴散らす?」パカラッパカラッ

踊り子「み、みなさん落ち着いて……!」


ガチャッ



>>77
おもむろに現れた建物の主は、一体どんな人?

76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:14:37.54 ID:u7OtIhiDO
加速
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:14:40.36 ID:N7sUn79q0
超デカくて厳ついおっさんと
眼鏡白衣女史
78 : :2013/03/07(木) 01:25:28.26 ID:OS1FBsyL0


博士「……何者だ?」ズシン、ズシン

勇者「うわ、筋肉を白衣でラッピングしたみたいな人だね」

カレー「はちきれんばかりだね!」

女史「貴方がた、どうしてこの建物に入ってきているのですか? ここは関係者以外立ち入り禁止ですよ」

踊り子「ご、ごめんなさいっ! 今すぐ出ていきます……!」ペコペコ

勇者「すみません、この街には宿らしき建物がないので、是非ここに泊めていただきたいんです」

女史「何を言ってるんですか? ここは関係者以外立ち入り禁止だと今言ったばかりでしょう」

カレー「どうやったら関係者になれるんだい?」

女史「まずは工業大学でも出てきてください」

勇者「それは時間がかかりそうですね。う〜〜〜む……」



1、仕方ない、諦めるか。他所をあたろう。
2、全力で駄々をこねる!!
3、自由安価

>>90


79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:27:13.53 ID:9dSMqxSG0
遠いww
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:29:15.99 ID:9dSMqxSG0
80の間違いだろ?

3
彼が無限生成出来る具沢山で極上なカレーライスの提供
それをする事で巨ロボの仮借使用権もゲット
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:29:41.22 ID:u7OtIhiDO
82 : :2013/03/07(木) 01:39:33.94 ID:OS1FBsyL0

女史「さぁ、早く出て行ってください! これから実験なんですから!」グイグイ

勇者「実験?」グググ…

女史「食いつかなくて良いですから! 早く出て行ってください!」グググ…

カレー「まあ待ちな」

女史「?」

博士「?」

カレー「ゴチャゴチャ抜かすのは、この俺を食ってからにしてもらおうか」

女史「な、何言ってるんですか。いやですよ、そんな気持ち悪いのを食べるのは……」

カレー「みんな最初はそう言うんだ。けどな、一口食べればその言葉を後悔することになるぜ」

女史(な、なんなのその自信は……!?)

博士「よかろう。ちょうど昼時だ」

女史「博士!?」

カレー「話がわかるじゃないか! それでは! どうぞ!」

博士「どうやって食べればいいのだ?」

カレー「心の赴くままにっ!!」

博士「」パクッ

博士「…………」

博士「そのひのきのぼう……貴様ら、もしや勇者一行では?」

勇者「いかにも俺が勇者です」

博士「そうか……やはりな。この味、そうだと思ったよ」

カレー「へへっ」

博士「女史。この街の『機能』を見せてやれ」

女史「博士!?」

博士「早くしろ。俺が許可する」

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:46:38.28 ID:u7OtIhiDO
ダメだ……>>1さん、おやすみ
84 : :2013/03/07(木) 01:46:38.72 ID:OS1FBsyL0


ウィーン、ウィーン、ガシャコン、ガシャコン、ガシーン!

ガチャガチャ、ウィーン、ウィーン……ガシーン!!



勇者「街が……」

踊り子「巨大ロボに……!?」

カレー「なんてことだ! 素晴らしい!」

騎手「燃える」

博士「どうか、魔王を倒すのに使ってくれ……」

女史「よろしいんですか、博士?」

博士「良いのだ。そのほうが、このロボも喜ぶだろう……」

カレー「お礼は、僕のカレーで良いかい? 好きなだけ出すぜ」

博士「ありがとう……この味、この風味……今まで生きてきて良かったと思えるような味わいだ」

カレー「そこまで言ってもらえれば、食べられていった僕の一部も喜んでいるよ!」

勇者「それじゃあ、このロボに乗って旅を続けようか!」

カレー「オーッ!!」

騎手「……おー」

踊り子(だ、だめだ、ぜんぜんついてけないよぉ……)


85 : :2013/03/07(木) 01:51:05.42 ID:OS1FBsyL0


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


勇者「まさか騎手ちゃんが操縦するだけで、こんなに巨大な物体まで空を飛べるとは思わなかったよ」

カレー「素晴らしいね!」

騎手「照れる」

勇者(さて、次はどうしようか)



>>87
自由安価。次に何をするか?

86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:57:29.05 ID:gm3mAhZao
前方から飛んできた魔物の集団と交戦
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 02:02:03.66 ID:7QzbxPwoo
>>86
88 : :2013/03/07(木) 07:50:17.20 ID:OS1FBsyL0

騎手「なにか来る」

勇者「え?」

踊り子「ゆ、勇者様! 前方からおびただしい数の魔物が……」

勇者「よし騎手ちゃん、このロボの力を見せてやるんだ!」

騎手「合点」



>>89
1、快刀乱麻の大進撃だ!
2、動かし方がよくわからん! やばい!
3、自由安価

89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:02:12.06 ID:8PR2K6Evo
1
90 : :2013/03/07(木) 08:14:19.85 ID:OS1FBsyL0

巨大ロボ「」ウィーン

 カレー「行け! パンチだ!!」

 騎手「」カチャカチャ

巨大ロボ「」グオッ

魔物s「グギャッ!?」

 勇者「軽く腕を振っただけで、5分の1が吹っ飛んだ!」

 踊り子(ちょ、ちょっと楽しくなってきましたぁ……)ワクワク

 カレー「キックだ!」

 騎手「」カチャカチャ

巨大ロボ「」ギュオン

魔物s「ゴギャッ!?」

 勇者「もうすでに、残りは半分か……あれ、逃げていく」

 カレー「逃がすな! 悪は全部根絶やしにするのだ!」

 騎手「……おー」カチャカチャ

巨大ロボ「」ピキュンッ


ドカァァァン!!


 踊り子「……ビームだぁ……」

 勇者「魔物の群れが消えてなくなった!」

 カレー「向かうところ敵なしだね!」

 騎手「……いえい」ピース

巨大ロボ「」ウィンウィン



>>91
次のできごとは?

91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:17:22.78 ID:f4QUeV860
魔物のボス登場
92 : :2013/03/07(木) 08:21:24.35 ID:OS1FBsyL0

>>93

魔物のボス
外見:
能力:
特徴:

93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:25:17.00 ID:f4QUeV860
外見:ベヒーモス(FF)
能力:馬鹿力
特徴:巨大
94 : :2013/03/07(木) 08:31:55.57 ID:OS1FBsyL0


ベヒーモス「」ズシン ズシン

巨大ロボ「」ヒューン



騎手「なんかデカイ。どうしよ」

カレー「蹴散らせぇ!」

騎手「」コクッ



巨大ロボ「」ブンッ

ベヒーモス「」ガシッ

ベヒーモス「グォォォオオオオ!!」ブン

ズガァァン!!



勇者「うわあああああ!?」

踊り子「きゃあっ!?」

カレー「うおおおお!?」ベチョ

騎手「っ」

勇者「う〜む。なんて馬鹿ヂカラ……」




>>95

1、勝てる! ひたすら攻めるのみだ!
2、勝てないっぽい! 逃げるぞ!
3、自由安価


95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:33:10.52 ID:f4QUeV860
2
96 : :2013/03/07(木) 08:38:40.82 ID:OS1FBsyL0

勇者「多分だけど勝てない気がする! ロボが勿体無いから逃げよう!」

騎手「」コクッ


巨大ロボ「」ヒューン

ベヒーモス「」ズシンズシン


踊り子「お、追ってきてますぅ……」

カレー「ビーム撃ってやれ、ビーム!」

勇者「とにかくあのデカいのが見えなくなるところまで行こう」

騎手「」コクッ




>>97
次はなにが起こる?

97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:40:17.24 ID:mYHxw81qo
ヘビーモス自爆
98 : :2013/03/07(木) 08:46:33.27 ID:OS1FBsyL0

ベヒーモス「」キュィィィン

カレー「勇者様! なにやらデカいのが光を吸収しているよ!」

勇者「あっちもビームかな?」

カレー「あのナリでビームはないんじゃないかな?」

騎手「どうする?」

勇者「とりあえずタイミングを見て、右に跳ぼう」

騎手「」コクッ



ベヒーモス「」ピカッ




ズガガァァァアアアン!!



>>99 被害は?
1、ロボが吹っ飛んで大破、みんな大怪我を負ってしまった……
2、さすがはロボだな。なんともないぜ!
3、自由安価

99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:48:20.30 ID:mYHxw81qo
2
100 : :2013/03/07(木) 08:51:26.71 ID:OS1FBsyL0

勇者「あいたたた……大丈夫、みんな?」

カレー「なんとかね!」ベチョ

騎手「」ムクッ

踊り子「うぅ、一体何が……」

勇者「自爆しやがった、あいつ……まぁロボには傷一つないから、むしろ儲けものだけどね」

勇者「さあ、旅を続けよう!」



>>101
次は何が起こる?
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:52:18.39 ID:f4QUeV860
町発見
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:52:53.04 ID:8PR2K6Evo
さびれた温泉街に向かう
103 : :2013/03/07(木) 08:54:57.87 ID:OS1FBsyL0

>>104
新たな町は……
特徴:

104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 08:55:44.15 ID:8PR2K6Evo
温泉がたくさん湧き出ている
105 : :2013/03/07(木) 09:04:56.39 ID:OS1FBsyL0

―――温泉街―――

勇者「温泉で有名な町のようだね」

カレー「硫黄臭が鼻につくね!」

勇者「それにしても、どうしてみんな俺たちのことを見てくるんだろう?」

踊り子(町の隣に巨大ロボを置いてるからじゃないでしょうか……)

勇者「まああれだ、旅の疲れを癒すいい機会だよ! みんなそれぞれ温泉を満喫しよう!」

カレー「ああ、そのことなんだが勇者様。僕は入浴するとスープカレーになってしまうから、温泉はちょっとノーセンキューかな。どこかで卓球でもやってくるよ!」

勇者「ん、そうか。それは残念だね」

勇者「しょうがない、俺は一人で回ることにしよう。踊り子ちゃんと騎手ちゃんは2人で回っておいで」

踊り子「は、はい!」

踊り子(汗かいてたから温泉に入れて良かったぁ)

騎手「」コクッ

騎手(温泉久しぶり。楽しみ)ワクワク




>>107
勇者が1人でどの温泉に入ろうかと吟味していると……?


106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:06:27.13 ID:8PR2K6Evo
騎手が勇者の手をつなぐ
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:06:28.66 ID:f4QUeV860
商人が話しかけてくる
108 : :2013/03/07(木) 09:07:32.79 ID:OS1FBsyL0

商人
性別:
特徴:
狙い:

>>110
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:08:45.59 ID:u7OtIhiDO
加速
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:09:30.64 ID:n/KRae+2o
少女
物怖じしないツンデレぺったんこ
ロボと勇者
111 : :2013/03/07(木) 09:25:19.61 ID:OS1FBsyL0


商人少女「そこのお兄さん!」

勇者「う〜〜む。どの温泉に入ろうか……美肌の湯?」

商人「需要がないよお兄さん!」

勇者「うん? おやなんだこのぺったん娘は。ずいぶんグイグイ来る迷子だね」

商人「ああ、言葉に悪意しか込められていないわ」

商人「ほら見てこの格好! 背中のリュック! どう見ても商人でしょう?」

勇者「お母さんはどこにいるの?」

商人「優しい言葉の裏に悪意が見え隠れしている!」

勇者「しかしキミ、迷子でないのだとすると、俺がキミに構ってあげる理由が皆無なんだ。ばいばい」

商人「迷子なので温泉卵を買いませんか?」

勇者「じゃあ5個頂こうかな」

商人「まいどあり! 1個250円なので、5個で1250円になります!」

勇者「ごめん、今1000円しか持ってないや。1個まけてね」チャリンチャリン

勇者「そして可愛いキミに、この温泉卵を1つプレゼントだ。喜び悶えるがいい」

商人「私がタダで譲った温泉卵をリリースされても」

勇者「それじゃあバイバイ。お母さんによろしくね」

商人「迷子の子を1人置いていくつもりですか!」

勇者「う〜む、そう言われると弱い。勇者的に考えて」

商人「勇者様的には、捕まえた幼女は親にリリースですよね?」

勇者「異議なし」

商人「では、私と一緒に親を探してください♪」

勇者「致し方ないな」

商人(ふっふっふ! こうやって取り入って、最後には勇者様とあの巨大ロボを……)ムフフ

勇者「じゃあ早速お土産売り場を探そうか」

商人「うわ、己の欲求になんて正直なんだろうこの勇者様! しかもあなた今、無一文ですよね!」

勇者「ツケといてくれ」

商人「いい歳した勇者様が、年下の自称迷子の小娘に金を無心するなんて」

勇者「まずはまんじゅうだ。4つ頼む」

商人「情け容赦がない!」


112 : :2013/03/07(木) 09:34:19.87 ID:OS1FBsyL0


勇者「ご両親、見つからないねぇ。かれこれ15分も探しているというのに」

商人「私の両親がお土産屋の陳列棚にいると思っていたのなら、ちょっと話し合う必要がありますね!」

勇者「さて、そろそろ温泉に入ろうかな」

商人「あれ、私の5000円分の投資は水泡に帰すわけですか?」

勇者「俺は男湯を探す。キミは女湯を探す。分担作業だね」

商人「私のお父さんの顔も知らないくせに、いけしゃあしゃあと抜かしやがりますね」

勇者「まあそう言うなって。こういうのは探すと見つからないんだ。動かないのが一番なんだよ」

商人「それっぽいことを言えば誤魔化せると思わないでよね、お兄さん」

勇者「さて冗談はともかく、温泉に入ろうか」

商人「ああ、温泉は冗談じゃないんだ」

勇者「よし出発!」

勇者(う〜〜〜む。どうしようかな、この子。こうなったら……)



1、執拗に商人を男湯に入れようとして嫌われよう。
2、女湯に入れて、即座にトンズラしよう。
3、その他

↓ +2

113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:34:37.04 ID:8PR2K6Evo
1
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:34:47.04 ID:f9cVi/fQo
2
115 : :2013/03/07(木) 09:41:30.14 ID:OS1FBsyL0


勇者「それじゃあ、また後でね」フリフリ

商人「ちゃんと先に上がったらここで待っててくださいよ!」

勇者「わかってるよ。勇者は約束を守る」ニコッ

商人「むぅ。それでは」スタスタ

勇者「」クルッ

勇者「さて、どこに行こうかな。みんなへのお土産は買ったし……とりあえずここから一番遠い温泉に入ろう」




その温泉で勇者に待ち受けるものとは?

↓ +2

116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:42:01.59 ID:8PR2K6Evo
加速下
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:42:08.38 ID:1xNNZUVQo
裸の騎手
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:42:17.79 ID:f4QUeV860
先回りした商人
119 : :2013/03/07(木) 09:52:51.13 ID:OS1FBsyL0


カポーン


勇者「なんと」(全裸)

騎手「……」(全裸)

勇者「混浴だったのか。踊り子さんはどうしたの?」

騎手「ヤダって」

勇者「混浴が? そりゃ年頃の娘だもんね。騎手ちゃんの肝の座りっぷりが末恐ろしいよ」

騎手「?」

勇者「まあいいか。とりあえず湯に浸かろう」

騎手「」コクッ

勇者「それにしても巨乳d……おっと、流れるようにセクハラをしてしまった。ごめんね」

騎手「慣れてる」タプーン

勇者「むしろ誇らしげですらあるね」

騎手「温泉入った?」

勇者「これが1つ目だよ。ちょっと変なのに絡まれてさ、命からがら逃げてきたんだ」

騎手「……一緒に回る?」

勇者「混浴ばっかりじゃないだろうから、遠慮しとくよ。踊り子ちゃんが可哀想だしね」

騎手「……そう」

勇者「よし、そろそろ上がるかな。騎手ちゃんはどうする?」

騎手「もうちょっと」

勇者「そっか。じゃあまだ後でね!」

騎手「」フリフリ

勇者(目に毒だったなぁ)

勇者(う〜む、次は……どこ行こっかな)




勇者に身に、次は何が起こる?

↓+2

120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:55:32.27 ID:f4QUeV860
ゴロツキに絡まれる
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 09:57:36.31 ID:u7OtIhiDO
温泉の精が現れ、ステをアップしてくれた
122 : :2013/03/07(木) 10:02:35.86 ID:OS1FBsyL0

カポーン


勇者「聞き覚えのある少女の声が聞こえたから逃げ込んできたはいいものの」

勇者「どういうわけか人が誰もいない温泉に来てしまった。なにやら寒気が」ブルッ


ピカッ


温泉の精「ふぉ、ふぉ、ふぉ。ワシは温泉の精」

勇者「温泉の精!? ダメだ、偉いのか否かがわからない!」

温泉の精「ステータスをアップしてあげよう。どのステータスがいい?」

勇者「なんという無償なる奉仕精神に富んだ精霊だ。感涙も辞さない」

勇者「う〜む、じゃあ……」




あげたいステータスは?

↓+2

123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:04:13.93 ID:8PR2K6Evo
戦闘力
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:04:21.41 ID:koBkPyr7o
体力
125 : :2013/03/07(木) 10:10:17.52 ID:OS1FBsyL0

勇者「じゃあ体力を!」

温泉の精「ふぉ、ふぉ、ふぉ、謙虚じゃな若者。ビジュアル面を強化すると思っとったが」

勇者「え、そんなことできるの!? じゃあ」

温泉の精「体力アップ!!」

勇者「ぐわあああ! 詐欺にあった気分でステータスが上昇した!」ティロリロリン♪

温泉の精「さらばじゃ……」フワッ

勇者「温泉に溶けるように消えていった……あの爺さんが溶け込んだ湯にこれ以上浸かりたくないな。出よう」

勇者「体力がアップしたぞ。これでシャトルランも100回超えられるかもしれない」

勇者「実にいい気分だ! 素晴らしいことがこれから起こる気がする! そんなテンションで次に行くか!」




そんな勇者を襲う次なる展開は?

↓+2

126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:11:08.54 ID:8PR2K6Evo
>>120
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:11:22.54 ID:z00DnjrXo
射的屋に絡まれる
128 : :2013/03/07(木) 10:18:17.06 ID:OS1FBsyL0

射的屋「へい兄ちゃん!」

勇者「ん?」

射的屋「こいつでちっと遊んでいくかい? 遊んでいくだろう?」

勇者「なんと。この俺に射的で遊べとは命知らずな」

射的屋「得意なのかい?」

勇者「いや、下手過ぎて景品に当たらず、周りの人に弾を当てまくることから、付いたあだ名が『射殺屋ゆーちゃん』さ」

射的屋「なんてこったい。こりゃあ防具を付けたほうが良さそうだな」

勇者「あのぬいぐるみを取ってパーティの誰かに渡せば、なにやら好感度上昇の予感。狙いに狙っていく」

射的屋「ありゃあ難易度高いぜぇ?」

勇者「それでも勇者なら! 勇者ならどうにかしてくれる!」




1、そんなことはない。現実は非情。
2、たまたま弾が台の脆いとこに当たって全落とし達成。
3、射的屋の眉間を捉えて失神させる。

129 : :2013/03/07(木) 10:18:48.56 ID:OS1FBsyL0
↓+2
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:20:08.79 ID:u7OtIhiDO
加速

安価なら2
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:21:46.10 ID:z00DnjrXo
2
132 : :2013/03/07(木) 10:33:13.48 ID:OS1FBsyL0

勇者「やったるぜ!」パァンッ!

カン

コン

カン

ビシッ


ドガッシャァァァン!!


射的屋「」

勇者「フゥッ。なかなかの手応え」

勇者「ところで射的屋さん。俺は今、お金を1円たりとも持っていない」

射的屋「なにぃ!? そんなんで射的をエンジョイするとはいい度胸じゃジョイ!!」

勇者「しかし俺の仲間がすぐ近くにいるはずだから、もしお金を払えばその景品全部くれるのかな?」

射的屋「うぐっ!」

勇者「そこで、ものは相談だ旦那。あのプリチーなクマちゃんぬいぐるみを1個くれたら、俺はお金を払わずに立ち去ってやってもいい」

射的屋「なんたる甘美な響き! 見逃してくれるのかい、坊ちゃん!」

勇者「ああ。俺は勇者だ、盗賊じゃない。ぬいぐるみ1つで見逃してやろう」

射的屋「ありがとやす! ありがとやす!」

勇者「はは、良いことをした後というのは気分がいいな」

勇者「さて、では誰かにぬいぐるみを渡してご機嫌をとるか。カレーライスマンさんにあげたらどうなるかは火を見るより明らか。ここはオナゴにあげるとしよう」


1、踊り子ちゃんは、なんかこういうの好きそうだな。彼女に媚びよう。
2、騎手ちゃんに、これを手土産に、さっきのセクハラをお詫び申しあげよう。
3、うわ、商人ちゃんだ! ご機嫌を取るために使用しよう。


133 : :2013/03/07(木) 10:36:25.95 ID:OS1FBsyL0
↓+2
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:36:56.83 ID:u7OtIhiDO
加速
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:37:02.05 ID:ib0SpPeAO
136 : :2013/03/07(木) 10:49:34.18 ID:OS1FBsyL0

勇者「踊り子ちゃん!」タタタ

踊り子「……あ、勇者様?」

勇者「風呂上がりの女性は魅力がやばいね」

踊り子「え、あの……」///

勇者「そんなキミに、これをあげよう!」

踊り子「あっ……テディベア……」

勇者「最近の若者はそんなシャレオツな呼び方するんだね」

勇者「射的屋でキミのために取ったんだ! 是非使ってくれ!」

踊り子「え、何に使うんですか……?」

騎手「」ジー

勇者「おや騎手ちゃん。踊り子ちゃんだけじゃ可哀想だから、一応騎手ちゃんにも……」

勇者「はい、四つ葉のクローバー。さっきがんばって見つけたよ」

騎手「……!」

騎手「ありがと」

勇者(あれ、喜んでないな。さすがに雑草じゃダメだったか……超がんばって探したのに)

踊り子(騎手ちゃん、あんなに喜んで……)

勇者「まあ、そういうわけだから! じゃあまたね!」

踊り子「あ、これ、ありがとうございました!」ペコペコ

勇者(踊り子ちゃんは喜んでくれたっぽいな。好感度は上がったか? いや、流石にまだか)

勇者(時間的にもう日が暮れるな。今夜は温泉街の宿を取るか……多分高いだろうなぁ……)

勇者「日が暮れる前に、最後にひとっ風呂していくかな! 四つ葉探しで汗と泥がやばいし」





日が暮れる直前、最後に勇者を襲った出来事は……?

↓+2
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:50:04.27 ID:u7OtIhiDO
加速
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 10:50:44.80 ID:f4QUeV860
商人に見つかる
139 : :2013/03/07(木) 10:58:30.14 ID:OS1FBsyL0

商人「ああー!」

勇者「げっ。迷子娘」

商人「ヒドイじゃないですか置いていくなんて! 勇者は約束守るとか言って、即刻ですよ!?」

勇者「言い訳のしようもございませんな」

商人「これはもう責任取っていただかないと! 是非、私が取ってる宿に来ていただかなくては!」

勇者「……ほう?」

商人「お、食いついてきましたね。念の為に3人部屋を取っといたんです! どうです? 魅力的でしょう?」

勇者「大変魅力的だね。部屋を二つ取ると高くつくからね」

商人「え?」



1、俺は商人のところに転がり込んで、他の3人で3人部屋を取れば……
2、踊り子ちゃんと騎手ちゃんを商人ちゃんの部屋に押し込んでしまえば……
3、商人ちゃんを縛って押し入れに詰め込んで、4人で部屋を使えば……

140 : :2013/03/07(木) 11:00:52.06 ID:OS1FBsyL0
またやっちゃった。安価し忘れてたら↓+2だと思ってください。

↓+2
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:02:05.29 ID:GJo8metAO
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:02:24.67 ID:8PR2K6Evo
2
143 : :2013/03/07(木) 11:08:07.77 ID:OS1FBsyL0

勇者「というわけで、女子を商人ちゃんという謎の迷子系つるぺた少女に預けてきた」

カレー「で、僕たちは格安のボロ宿を取る。勇者様は節約上手だね!」

勇者「こういうコツコツとした節約が、旅を円滑にするんですよ」

カレー「この狭い部屋ではカレー臭がやばいだろうが、我慢してくれ」

勇者「いや、むしろ料理も出てこないボロ宿だから、カレーライスマンさんを食べることでさらに節約!」

カレー「素晴らしい! エクセレントだよ勇者様! さあ、僕の顔をお食べ! スプーンどうぞ!」

勇者「いただきます! ……あれ、甘口ですね?」

カレー「さっき温泉まんじゅうを食べたからね!」


144 : :2013/03/07(木) 11:12:42.63 ID:OS1FBsyL0

翌朝。


勇者「商人ちゃんは?」

騎手「まだ寝てる」

踊り子「勇者さんの言うとおり、こっそり抜け出してきました……けどいいんですか?」

勇者「魔王討伐に、戦闘能力のない子供を連れて行くのはね……」

カレー「はは! 勇者様は優しいね!」

騎手「やさしい」

勇者「照れるぜ」

勇者「さあ、次の町へ向かおうか!」




次の町は……?

↓+2


145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:19:11.72 ID:8PR2K6Evo
森の中の町
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:19:23.82 ID:d3oWZ3sso
かなり栄えている漁師町
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:20:41.24 ID:u7OtIhiDO
やっぱ楽しいスレだぜ
148 : :2013/03/07(木) 11:24:22.47 ID:OS1FBsyL0

―――漁師町―――


カレー「随分と大きな町だね!」

勇者「潮風が気持ちいいなー」

カレー「シーフードカレーになれそうな町だ」

勇者「あ、俺シーフード好きです」

カレー「本当かい!? 張り切っちゃうよ!」

踊り子(わたし、お魚はあんまり……)




しかしこの町では、最近なにやら事件が起こっているようだ。

↓+2
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:28:30.57 ID:d3oWZ3sso
海の底に住んでいる「海の姫」が漁の邪魔をする

150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:28:39.87 ID:8PR2K6Evo
子供たちが何かにつられて海に溺れる事故が毎日起きている
151 : :2013/03/07(木) 11:32:29.32 ID:OS1FBsyL0

勇者「なんかこの町、次々と子供が溺れてるらしいよ?」

カレー「それは大変じゃないか! 子供の危機は見逃せない!」

勇者「ですね。2人とも、そういう流れで大丈夫?」

踊り子「あ、はい! わたしも、えっと、なんとかしたいです」

騎手「」コクッ

勇者「よぉし、じゃあ行くぞ!」

カレー「オーッ!!!」

騎手「おー」

踊り子「ぉー」///


152 : :2013/03/07(木) 11:36:40.53 ID:OS1FBsyL0


勇者「というわけで、何事も情報収集ですよ」

カレー「僕らは厳つい漁師さんに話を聞こう!」

勇者「ああ、女子供は2人に任せましょう!」



勇者「ってことなんですが、心当たりはありませんか?」

漁師「いやぁ、わかってりゃどうにかしてらぁな」

勇者「おお、そりゃそうだ」

カレー「なんでもいいんだ! 些細なことが事件解決につながるものなのさ!」

漁師「うぅむ…………おお、そういえば最近……」




最近、漁師さんが気になることとは……?
あるいは事件の原因でもいいです。

↓+2

153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:41:39.91 ID:NLdUXWJB0
魔物がぱったりと海に現れない
ここ一週間も続いているので珍しい。
漁をしてる身にとってはありがたいけど。
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:42:07.05 ID:CNkmcp/+o
沖に出ると何かが呼ぶ声が聞こえ、若い漁師が海に落ちやすくなっている
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:42:12.03 ID:f4QUeV860
魚が獲れなくなってきた
156 : :2013/03/07(木) 11:48:49.44 ID:OS1FBsyL0

漁師「そういやぁ、最近若いモンが海に落っこちることが多いなぁ」

カレー「なんと! ちゃんと浮かんでくるのかい!?」

漁師「いやまあ、ただ落ちるだけでな、足を滑らせただけだと思うんだが……」

漁師「そいつらが口を揃えて、なにかが自分を呼ぶ声がしたって言うんだ」

勇者「」チラッ

カレー「」チラリズム

勇者「ありがとうございました。ちょっと海の様子を見てきます」

漁師「おう、子供も今は助かっとるが、いつか本当に溺れ死ぬ子が出るかもしんねぇ。頼んだぜ」

カレー「まかせたまえ!!」ドンッ

漁師(……ところで、なんなんだろうコイツ? カレーキメラ?)


157 : :2013/03/07(木) 11:54:01.45 ID:OS1FBsyL0


勇者「なにか聞こえます?」

カレー「いいや、なにも。僕は少年の心を持っているから、チャンネルは合ってるはずなんだが」

勇者「俺は精神年齢が高いから、多分なにも聞こえないだろうなぁ」ドヤッ

勇者「ん?」ピクッ

カレー「どうしたんだい、勇者様?」

勇者「いや、今……」

勇者「」ピクッ



1、「コチラヘコイ……ニンゲン……」なんとおぞましい声だ。
2、「誰か……お願い、気づいて……」弱々しい子供のような声だ。
3、「いしや〜きいも〜」後ろを通っていた焼き芋屋さんだったか。

158 : :2013/03/07(木) 11:54:34.06 ID:OS1FBsyL0
↓+2
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:55:21.03 ID:u7OtIhiDO
加速

3
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:56:34.43 ID:1R5KWq8Zo
3ってなんだよ……
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:57:01.29 ID:1R5KWq8Zo
あ、安価は3で
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 11:58:21.76 ID:u7OtIhiDO
安価なら
を略したらこのざま
163 : :2013/03/07(木) 12:03:08.48 ID:OS1FBsyL0


勇者「やっぱりなにも聞こえなかったか」モグモグ

カレー「芋もなかなかいいね」モグモグ

勇者「二人共、聞き込みの結果はどうだった?」

騎手「……聞けなかった」

勇者「え?」

踊り子「ご、ごめんなさい勇者様……初対面の人とは、あんまり……」ウルッ

騎手「ごめんなさい」シュン

勇者「いや、大丈夫。とりあえず海になんかいるっぽいね。ただ子供じゃないと聞こえないみたいだ」

カレー「若い漁師も落ちるらしいから、成人前なら大丈夫なんじゃないかな!」

勇者「なるほど、じゃあちょっと海に出てみようか。漁師さんに船に乗せてもらおう」


164 : :2013/03/07(木) 12:11:58.78 ID:OS1FBsyL0


カレー「」



踊り子「あの、カレーさん、どうしたんですか……?」

勇者「船酔いみたいだね。口からスープカレーを海に撒いてる」

漁師「おい、あんたら! いつもこの辺で若いのが落っこちるんだ! 気をつけな!」

勇者「とりあえず念の為に2人を捕まえておこう……と、おもむろに手を握るボディータッチ」ギュッ

踊り子「ひゃっ!?」///

騎手「っ」

勇者「すげぇ嫌がられた。これは立ち直れない。ちょっとカレーさんのところ行ってくる……」

踊り子「あ、いえ、今のはビックリしただけで……」

騎手「……」


『来い』


踊り子「えっ」ズルッ

騎手「!」ズルッ


ボチャーン!


勇者「!?」

漁師「嬢ちゃん!」

勇者「今一瞬、なにか見えたぞ!! あれが2人を引っ張り込んだ!!」




勇者が見たものとは?

↓+2

165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 12:15:22.52 ID:Unad6JQNo
人魚
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 12:15:39.80 ID:yG2fVaFSO
陽気でアクティブ、歌好きな生きた骸骨と相棒のクラーケン
167 : :2013/03/07(木) 12:28:50.72 ID:OS1FBsyL0


勇者「しょうがない、俺も海水浴だっ!」バッ

ボチャーン



勇者「ゴボボ……」キョロキョロ

勇者「!」



踊り子「」ジタバタ

騎手「」プラーン

骸骨「大人が来たかぁー! それじゃあ撤退DA!! クラーケン、キャモン!!」

クラーケン「♪」ウネウネ

骸骨「さらばDAー! HAHAHA!」

踊り子「」ガシッ

クラーケン「」ガクン

骸骨「えっ」

踊り子「ジェノサーイ…」ギラッ

骸骨「ヒィィィ!?」

クラーケン「!?」


グシャッ!!




勇者「ぷはっ!」ザバッ

騎手「」ザバッ

勇者「あれ、結構真剣にやばい! 騎手ちゃん息してない!」

勇者「漁師さーん!! 人工呼吸できますか!?」

漁師「おうよ、任せな!!」

勇者「お願いします!!」


168 : :2013/03/07(木) 12:36:07.01 ID:OS1FBsyL0


騎手「うっ……?」パチ

勇者「気づいたか……よかったぁ」ホッ

踊り子「ほ、ほんとによかったですぅ……」ポロポロ

踊り子「勇者様が来てくれなかったら、騎手ちゃんで手が塞がってジェノサイドできないところでした……」

勇者「まさか騎手ちゃんが極度のカナヅチだったとはね」

騎手「……ここは?」

勇者「さっきの漁師町だよ。騎手ちゃんを襲った魔物は、踊り子ちゃんがジェノサイドしてくれた」

カレー「くっ……仲間の危機に、僕は口からスープカレーを垂れ流していることしかできなかったなんて……!!」

騎手「勇者が、助けてくれた?」

勇者「いや、騎手ちゃんを助けたのは踊り子ちゃんと漁師さん。けど、とにかく無事でよかったよ」

カレー「この町の人がお礼に無料で泊めてくれるらしいから、ゆっくり休むといいよ!」

騎手「」コクッ



169 : :2013/03/07(木) 12:40:15.79 ID:OS1FBsyL0


勇者「みんなそれぞれの部屋で休んでるか……」

勇者「俺は何をしようかな?」




事件を解決した勇者一行。宴も終わり、夜もすっかりふっかり更けている。

勇者は何をしようか?

↓+2


170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 12:41:14.28 ID:f4QUeV860
魔王について考える
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 12:46:13.22 ID:8PR2K6Evo
夜の海をはいかい
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 12:46:17.69 ID:u7OtIhiDO
回避を極めんとする
173 : :2013/03/07(木) 12:57:00.09 ID:OS1FBsyL0


勇者「ということで夜の海を徘徊してやるぜ。ここそとばかりに徘徊してやる」

勇者「うろちょろするぜぇ〜」ウロチョロ

勇者「……」

勇者「まあ、案の定誰もいないわけだ」

勇者「月も海も綺麗だなぁ。そういえば昔、家族みんなで海に来たっけ」

勇者「兄ちゃんは貝集めしてたし、妹は素潜りでウツボを捕まえてたな」

勇者「俺は……砂浜で漫画読んでたか」

勇者「父さんと母さんは遊んでる俺たちを写真で撮ってたっけ」

勇者「ま、誰も覚えてないだろうけどNE!」

勇者「…………」






たそがれる勇者に起こる出来事とは!

―――御飯食べてきます―――

↓+2


174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 12:59:24.79 ID:yG2fVaFSO
歌いハープを奏でる人魚と遭遇
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 12:59:44.55 ID:CNkmcp/+o
バイクに乗った妹が通りかかる
176 : :2013/03/07(木) 13:30:36.39 ID:OS1FBsyL0

ブロロロロ…


妹「ん?」

勇者「お?」


ブロロロロ…


妹(なんだなんだ、こんな夜の海に1人って……自殺でもすんのか、あの男の人……?)


ブロロロロ…




勇者「……行ったか」

勇者(うっかり両親の俺に関する記憶を全部消しちゃった時、兄ちゃんと妹が親身になってくれた)

勇者(まあ、そのあとすぐに耐え切れなくなって2人の記憶も消して家出しちゃったんだけど)

勇者(いやあ〜そんな俺が、まさか勇者に選ばれるとは。人生って楽しいなあ)

勇者(みんな、どうして自分の家に勇者支援金が送られてくるのかわかってないんだろうな)

勇者「ま、俺には王様から授かった1000円があるから……」

勇者「……」

勇者「いや温泉卵を買うのに使ってしまったぞ!?」


177 : :2013/03/07(木) 13:33:16.30 ID:OS1FBsyL0

勇者「ということで、名残惜しいが次の町に移動するよ!」

カレー「オーッ!」

勇者「次はどんな町に着くのか、楽しいだね!」

カレー「オーッ!!」

騎手「おー」

勇者「おおーっ!!」

踊り子(みんなテンションがおかしいよぉ……)





次に到着した場所は?

↓+2


178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 13:34:59.79 ID:f4QUeV860
機械の町
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 13:43:22.95 ID:yG2fVaFSO
180 : :2013/03/07(木) 13:51:02.23 ID:OS1FBsyL0

―――機械の町―――

勇者「なにやら騒がしいな。一体なにがそんなに珍しいっていうんだ?」

踊り子「……巨大ロボじゃないですか……?」

勇者「そういえば機械街がそのまんま変形してるんだったね。じゃあ機械の街の双子を作れるね」

カレー「そいつは楽しそうだね! みんなも喜ぶだろう!」

踊り子「や、やめてくださいぃ! 余計にややこしく……」

勇者「とりあえず、この町でなにをしようかなぁ」




なにをするか、なにが起きるか、どんな人と会うか

自由にどうぞ。

↓+2


181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 14:15:45.18 ID:QY20UV72o
機械たちの反乱がおきる
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 14:18:51.33 ID:yG2fVaFSO
ロボ娘が仲間になる
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 14:18:53.33 ID:GJo8metAO
エロ機械が現れる
184 : :2013/03/07(木) 14:32:58.09 ID:OS1FBsyL0

お出かけしてきます。今日の夜中に帰ってきます。

多分、今後終盤までずっと出てくるであろう敵キャラを2人だけ安価します。

位置的にはロケット団のムサシとコジローみたいな存在です。

かなり大事に扱うと思います。





外見:
能力:
特徴:

>>190

>>195


185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 14:39:49.03 ID:GJo8metAO
ksk
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 14:44:03.32 ID:5yfvWGxV0
kskst
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 14:58:48.54 ID:driukRZzo
加速下
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 15:00:59.09 ID:INjmqzEqo
krk
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 15:01:45.19 ID:8PR2K6Evo
外見 頭がデカイ老紳士
能力 発明家
特徴 ゲスい
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 15:01:52.66 ID:5/VpaGWgo
外見 金髪でロングの女性で露出の多い服装をしている

能力 外見 金髪でロングの女性で露出の多い服装をしている

能力 髪は伸縮自在で、モノを縛ったり捕まえたり自分の手足の様に自由に操れる(普通の人間より何百倍も固く掴まえたら髪を切って逃げることは難しい)

特徴 人(おもに男性)を誘惑するような言動を取り、性的に挑発する癖があり、戦っている間もそれを行う
191 :190 [sage]:2013/03/07(木) 15:21:42.15 ID:5/VpaGWgo
外見 金髪でロングの女性で露出の多い服装をしている

能力 髪は伸縮自在で、モノを縛ったり捕まえたり自分の手足の様に自由に操れる(普通の人間より何百倍も固く掴まえたら髪を切って逃げることは難しい)

特徴 人(おもに男性)を誘惑するような言動を取り、性的に挑発する癖があり、戦っている間もそれを行う

書き直しましたすみません……
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 16:24:26.43 ID:M4YQqCuW0
ksk
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 16:26:10.33 ID:u7OtIhiDO
加速
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 16:26:18.33 ID:oszp3aph0
ksk
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 16:26:48.64 ID:YcmyGOM8o
外見 藍色ロングパーマ、藍色のスーツをラフに着こなしている、細身だが筋肉もしっかりついている、見た目40歳代ぐらいの男性
能力 魔法のスペシャリストで、特に水を操る魔法を好む、近接もそこそこで苦手というわけではない
特徴 常に心に余裕を持ち、劣勢であっても口元に薄い笑みを浮かべている
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 19:10:45.16 ID:n/KRae+2o
まんじゅうで甘口になったり漁師町でシーフードになったりするカレーライスマンマジミステリアス
197 : :2013/03/08(金) 01:27:40.77 ID:hGTu6ww/0
帰ってきました。うるとら疲れましたので、明日再開します。

7時〜9時くらいだと思います。

198 :190 [sage]:2013/03/08(金) 01:30:12.83 ID:1kcQ8i2Eo
乙おやすみ
199 : :2013/03/08(金) 08:46:56.61 ID:hGTu6ww/0
再開です。
200 :190 [sage]:2013/03/08(金) 08:51:11.97 ID:1kcQ8i2Eo
はい
201 : :2013/03/08(金) 09:00:09.57 ID:hGTu6ww/0


ロボ娘について安価しますね。

ロボ娘
外見:
能力:
特徴:

↓+2

202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 09:07:31.31 ID:1kcQ8i2Eo
加速下
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 09:07:37.56 ID:N/QYFZH1o
外見 おかっぱ髪型の幼女
能力 とにかく怪力でどんなものも投げ飛ばせる(オーバーヒートしやすい)
特徴 オーバーヒートしやすいために捨てられた少女だが、特にそれをなんとも思っていない
性格は人見知りをするが顔見知りには従順な犬のように人懐っこく接する
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 09:11:39.81 ID:/xHDjy3AO
>>203
なんだこの速さ
205 : :2013/03/08(金) 09:21:12.98 ID:hGTu6ww/0

勇者「まずは宿だね。何を置いてもまず宿だ。うんうん」

カレー「勇者様の宿への尋常ならざるこだわりには敬服するよ! さあ宿を探そう!」

勇者「しかし見渡す限り機械街と同じような景色ですし、ちょっと嫌な予感がしますね」

カレー「探す前から諦めてはいけないよ! 僕らは勇者一行なのだから!」

勇者「一理ある。よーし、全力で宿を探すぞぉ」フンス

カレー「その意気だ!」

カレー「……む!?」

勇者「どうしたんですか、カレーライスマンさん? ルーが飛び散るくらい大げさに振り向いて」



ロボ娘「……」



カレー「あそこに、ぐったりと建物の壁に背中を預けて座り込んでいる少女が! 救出せねば!」

勇者「それは見過ごせない。勇者的に考えて」

カレー「どうしたんだい少女A! お腹が痛いのかい!? 僕の顔を食べるかい!?」

踊り子「……お腹が痛いのに刺激物はちょっと……」

ロボ娘「っ」ダッ

勇者「あっ!」

騎手「……逃げた」

カレー「追えぃ! 絶対に逃がすな! 捕らえるのだ!!」

踊り子「悪役の台詞ですぅ……」


206 : :2013/03/08(金) 09:32:37.67 ID:hGTu6ww/0

勇者「ゴキブリのようなすばしっこさだ。即座に見失ってしまった」

カレー「なぜ逃げたんだろう?」

踊り子(全身カレーでできた人が話しかけてきたからじゃないかなぁ……)

勇者「う〜む。でもまあ、元気っぽかったし、よかったんじゃないですか?」

カレー「そうだね! あれだけ元気があれば大丈夫だろう!」

勇者「日向ぼっこでもしてたんですよ。きっと」

勇者「さて、では改めまして宿探しを……」

騎手「」グイグイ

勇者「……ん? どうしたの騎手ちゃん、俺の服を引っ張って」

騎手「あれ」

勇者「指差す先には…………おお、さっきの女の子が倒れてらっしゃる」

カレー「なにぃ!? ああ、本当だ! ピクリとも動かない! 死体のごとく!」

勇者「カレーさんが触るとベタつくので、踊り子ちゃん、ちょっと様子を見てあげてくれるかな?」

踊り子「は、はい」トテテ

ロボ娘「」プシュー

踊り子「な、なんだか湯気がでてます。それに体がすっごく熱いです」

勇者「つまり……どういうことだ? インフルエンザ?」

カレー「僕も湯気くらいなら出せるよ?」ホカホカ

踊り子「そういう美味しそうな湯気ではないみたいです〜」

勇者「騎手ちゃん、馬に乗っけてあげてくれる? 病院に連れて行こう。勇者的に」

騎手「」コクッ


207 : :2013/03/08(金) 09:49:25.68 ID:hGTu6ww/0


医者「あー、この子ね。人間じゃないから診れないよ。修理工場にでも持って行ってくださいよ」

カレー「人間ではない? どういうことだい?」

医者「いや、だからね。この子の中身は機械なんだ。ロボットなんだよ」

カレー「なんだって!? 機械で出来てるから人間じゃない!? それなら僕は!!」

カレー「カレーで出来てる人間は、なんて呼んだらいいんだい!?」

医者(カレーと呼べばいいんじゃないかな……)

踊り子(人間として扱って欲しかったんだ……)

医者「この子、こんなナリだからよく間違ってここに運ばれてくるんだ。けどすぐに起きるよ」

医者「オーバーヒートが原因だからさ」

ロボ娘「」

ロボ娘「……ぅ」パチッ

医者「ほらね」

カレー「おお! 目覚めたかい、おかっぱの少女よ!」

ロボ娘「」ビクッ

勇者「まあロボットならほっといても大丈夫ですよカレーさん。それに、作った人が今頃探してますって」

カレー「それもそうだね! お腹がすくこともないだろうし、安心だね!」

勇者「じゃあね、ロボ子ちゃん。ご両親によろしくね」フリフリ

カレー「達者でね!」

踊り子「お、お達者で」ペコッ

騎手「ばいばい」フリフリ

ロボ娘「……」

ロボ娘「」ガシッ

騎手「?」

勇者「では出発進行ー!」ガチャ

騎手「勇者」

勇者「うん?」

騎手「捕まった」

ロボ娘「……」ギュー

勇者「なんてことだ。うちの大事な騎手ちゃんが、誰ともしれぬロボット娘なんぞに捕らわれてしまった」

勇者「要求はなんなんだ小娘よ。返答次第ではただではおかないぞ! 踊り子ちゃんが!」

踊り子「ええ〜っ!?」

ロボ娘「……」

ロボ娘「お」

勇者「お?」

ロボ娘「……」

ロボ娘「おなか、へったの」/// グー


208 : :2013/03/08(金) 10:05:59.14 ID:hGTu6ww/0


ロボ娘「」ゴキュ、ゴキュ

勇者「幼女が工場脇のホースから油臭いオイルを浴びるように飲んでいる。なんと犯罪的な光景」

カレー「守銭奴な勇者様が、見ず知らずの幼女にオイルを奢ってあげるなんて、ちょっと意外だったよ!」

勇者「勇者だもの。困ってる人には優しいんです。困ってない人には執拗にたかるというだけで」

ロボ娘「」ペロペロ

勇者「もう出ないよ。ホースを舐めるんじゃありません」

ロボ娘「」コクッ

勇者「それじゃ、俺たちはこれで。もうオーバーヒートするんじゃないよ?」

カレー「達者でね!」

踊り子「えっと……あなたを造った人は、どこにいるんですか?」

ロボ娘「……あっち」

勇者「方角で示しやがった。これだから子供は嫌いだ」

ロボ娘「」ビクッ

勇者「まさか家出してきたわけではあるまいな」

ロボ娘「」フルフル

ロボ娘「すぐ熱暴走しちゃうから……捨てられた」

カレー「うおおおおおおおおおおおおおッ!!!」

ロボ娘「」ビクッ

踊り子「」ビクッ

勇者「」ビクッ

カレー「なんてことだ! こんないたいけな少女が路頭に迷っていただなんて!!」

カレー「勇者様! 是非、しばらくこの子を僕たちが預かるということはできまいか!?」

勇者「ちゃんと面倒見れるの?」

カレー「ちゃんと面倒見るよ!」

勇者「しょうがないわねぇ。ちょっとだけよ?」

カレー「わーい!」

カレー「そういうわけで、よろしくね! ロボットちゃん! 僕はカレーライスマン!」

ロボ娘「……ロ、ロボ娘、です」オロオロ

踊り子「勝手に連れて行くって決めちゃだめですよ?」

勇者「たしかにねー。ロボ娘ちゃんとやら。ここで平和に生きてくのと、俺たちと危険な目に遭うの、どっちがいい?」

カレー「いいや、子供は僕が守ってみせるよ!」バチコーン

ロボ娘「……」

ロボ娘「……よ、よろしく、おねがいします」オドオド


209 : :2013/03/08(金) 10:13:44.51 ID:hGTu6ww/0


勇者「なんだかんだで、俺らのパーティって人間関係が希薄だったりする」

勇者「基本的に友人関係なのは俺とカレーさんだけで、他の組み合わせでは会話が続かない」

勇者「踊り子ちゃんは引っ込み思案だから自分からグイグイ行けないし」

勇者「騎手ちゃんは無口だから会話が弾まない」

勇者「あのロボ娘とかいう子もまだめっちゃ周囲を警戒してるし」

勇者「ここはパーティのリーダーとして、真剣に人間関係を円滑にしてみよう」

勇者「とりあえず、誰か1人にターゲットを絞って、執拗に狙っていこうじゃまいか」





勇者がまず打ち解けようと狙うのは……?

1、踊り子
2、騎手
3、ロボ娘

↓+2



210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 10:20:16.90 ID:/xHDjy3AO
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 10:26:43.60 ID:/xHDjy3AO
212 : :2013/03/08(金) 10:53:03.66 ID:hGTu6ww/0


勇者「騎手ちゃん……だな。無口ってだけで、別に心の壁があるわけではなさそうだし」

勇者「いや心の壁はあるかもな。以前、裸を見た上に、セクハラをした上に、さらに雑草をプレゼントしてしまったからな。ここらで挽回しなくては」

勇者「そして見計らったかのように騎手ちゃんが1人になる絶妙なタイミングが発生。推して参る」



騎手「毛並み、つやつや」ナデナデ

馬「ブロロッ」

勇者(いや、でもどうする? 嫌われてるというマイナスな状況からプラスに持っていくにはどうすれば……)

勇者(いっそ記憶を消してしまいたいが、それはさすがに人としてアウトだろう)

勇者(あの混浴で見た騎手ちゃんの裸は、もう俺の記憶から消してあるんだが……言っても信じてもらえないだろうし)

騎手「……勇者?」

勇者「ハッ! 気づいたら騎手ちゃんの目の前まで来ていた」

勇者「おはよう騎手ちゃん、いい天気だね!」

騎手「うん」

勇者「今日も馬の世話をしてるんだね。俺には馬の見分けはつかないけど、騎手ちゃんにはついてるのかな?」

騎手「顔、結構違う」

勇者「おお、そうなんだ。後ろ姿でも見分けつく?」

騎手「つく。筋肉のつき方とか、毛並みとか、歩き方とか」

勇者「歩き方……か。そういえば、昔読んだ漫画で馬のヒヅメで馬を識別するシーンがあったなぁ」

騎手「それもできる。結構違う」

勇者「ずっと馬を見てれば、そういう違いがわかるようになるかな?」

騎手「なる。きっと」

勇者「……ちょっと乗ってみたいな」ボソッ

騎手「!」

勇者(あ、これはちょっと過程をすっ飛ばしすぎたか!?)

騎手「じゃ」

勇者「い、いや、それはさておき。騎手ちゃんの家系は馬を操る家系だったの?」

騎手「……。」コクッ

勇者「じゃあ、昔から馬と触れ合ってるんだね」

騎手「」コクッ

勇者(あれ、なんか喋らなくなっちゃったよ。なんで?)

勇者(ま、まあいいか。今日はちょっと長めに話せたし、初日はこんなもんだろ)

勇者(これからはまず、馬関係の話題を振っていこう)


213 : :2013/03/08(金) 11:04:33.17 ID:hGTu6ww/0


勇者(お、騎手ちゃんが1人になるタイミングが再び発生)

騎手「」キョロキョロ

勇者「なにか探し物?」

騎手「!!」ビクッ

勇者「え? そんなにビックリしなくても」

騎手「なんでもない」

勇者「そう? なんかキョロキョロしてなかった?」

騎手「してない」

勇者「……なんか怒ってる?」

騎手「怒ってない」

騎手「あっち行ってて」

勇者「やっぱり怒ってない? ごめん、なんか俺」

騎手「いいから」グイグイ

勇者「お、おおっ? わ、わかったから! どっか消えるから!」

勇者(いきなり話しかけたのがいけなかったのか?)

勇者(もしかして女の子の日? いや、用を足せる場所を探してたのかも。うわ、そうだとしたら流石に今の俺の行動は無いわ……)

勇者(もっと注意深く騎手ちゃんの気持ちを察しよう……女の子はデリケートだからな)



騎手(良かった。バレてない)

騎手(もう行った、かな)

騎手「」キョロキョロ

騎手「」ガサガサ

騎手(四つ葉……栞にしたのに、落としちゃった)

騎手(見つからなかったらどうしよう)ジワッ



勇者(やっぱなんか探してないか……?)


214 : :2013/03/08(金) 11:20:35.55 ID:hGTu6ww/0


勇者(5分ほど様子を見てみたが、やっぱりどう考えてもなにか探してるらしい。大事なものを落としちゃったんだろう)

勇者(森の近くで草が生い茂ってるから、一人で探すのはかなり難儀のはず)

勇者「騎手ちゃん」

騎手「」ビクッ

勇者「俺も探すの手伝うよ」

騎手「だめ」ガサガサ

勇者「いや、でも」

騎手「だめ」ガサガサ

勇者「……」

勇者(俺には見られたくないようなものなのかな? だとしたら、ここで粘るのはかなりウザいよな)

騎手「……」ガサガサ

ポタッ

勇者「…………んん?」

騎手「……グスッ」

勇者「騎手ちゃん、まさか」

騎手「……」ポロポロ

勇者「ねえ、何を落としたの? 俺には見られたくないようなものなの? なら踊り子ちゃんとか呼んでくるよ?」

騎手「……」ゴシゴシ

騎手「四つ葉」

勇者「え?」

騎手「四つ葉、栞にしたのに、なくしちゃった」

勇者「あ、ああ、四つ葉ってあれか。栞にしたって、わざわざそこまでしなくっても……」

騎手「ごめんなさい……」ポロポロ

勇者「……」

勇者(たかが四つ葉なんて、と言うのは簡単だけど……)

勇者「よし、探そう!」ガサガサ

騎手「……怒ってないの?」グスッ

勇者「怒ってないよ。そんなに一生懸命探してくれて嬉しいし!」

勇者「とにかく日が暮れたら見つかりっこない。急いで探そう!」

騎手「」コクッ

勇者(見つからなかったら、四つ葉の記憶を消しちゃおう。そしてもう1回、四つ葉をプレゼントしよう)

勇者「」ガサガサ

騎手「」ガサガサ


215 : :2013/03/08(金) 11:27:28.08 ID:hGTu6ww/0


勇者「!! 騎手ちゃん、もしかしてこれ!?」

騎手「!!」コクッ

勇者「っづぁーッ! 見つかったー!」ゴロン

騎手「……よかった」ギュー

勇者(栞を胸に抱いて……あんなに大事にするなんて、よっぽど物を大切にする子なんだな)

勇者「太陽が沈んだ時は、さすがにもうダメかと思ったけど……諦めずに探して良かったね」

騎手「ありがとう。もう無くさない」ウルッ

勇者「はは、もっかいプレゼントしたみたいになっちゃったね。ま、これからも大事にしてよ」

勇者「って、やば! みんなに無断で3時間くらい失踪してた! 絶対みんな俺らのこと探してるよ!」

騎手「!」

勇者「やっべ、急ごう騎手ちゃん!」ダッ

騎手「」コクッ


216 : :2013/03/08(金) 11:37:21.13 ID:hGTu6ww/0


カレー「そういうことだったのかい! いやあ、心配したよ! とにかく、無事でよかった!」

勇者「すいません……えっと、他の2人は?」

カレー「暗くなる前に巨大ロボの中に帰らせたよ。早く顔を見せて、安心させてあげておくれ!」

勇者「はい! 行こう、騎手ちゃん」

騎手「」コクッ

勇者「……」

勇者「このタイミングで言うのはアレかもだけど……」

騎手「?」

勇者「温泉街の浴場で見ちゃった騎手ちゃんの裸は、ちゃんと俺の記憶から消しといたから!」

騎手「……」

勇者「えっと、うん。まあそういうこと。だから安心して」

騎手「べつにいいのに。裸くらい」

勇者「そう言うとは思ったけど、一応ね。パーティの人間には絶対欲情しないように気をつけてるから」

騎手「えふっ」

勇者「ん?」

騎手「……なんでもない」///

騎手(浴場で欲情……なんちゃって。また変な声出ちゃった)

217 : :2013/03/08(金) 11:40:47.01 ID:hGTu6ww/0


勇者「あれからちょっとずつ、騎手ちゃんとは打ち解けた話をするようになった」

勇者「この調子で、みんなと気兼ねなく話ができるようになればいいんだけど」

勇者「とにかく、今は次の目的地へ向かうのが先決かな」




次に到着した場所

↓+2
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 11:43:22.11 ID:vHZr3h9DO
加速
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 11:43:26.48 ID:8vWrV9Td0
神秘の力が溢れる森
220 : :2013/03/08(金) 11:56:53.56 ID:hGTu6ww/0

―――神秘の力が溢れる森―――


勇者「やっべ。神秘の力溢れてる。めっちゃ溢れてるわー」

カレー「こういうところには、なんらかの精霊がなんらかの力を授けてくれると相場が決まっているからね!」

勇者「すごいフワッとした意見だけど、同感ですね! なんらかの助けになるはず!」

勇者「でもまあ、実際なにが起こるかわからないから、あんまり興味ない人は巨大ロボの中で待ってていいよ」

カレー「危ないかもしれないしね!」

踊り子「えっと……危ないなら、みんなで行ったほうがいいと思います……」

勇者「う〜む、一理ある。そっちの2人はどう思う?」

騎手「勇者についてく」

ロボ娘「……行き、ます」

勇者「ん。じゃ、行こっか!」






(ちょっと席外します)

この森の奥には一体なにが……?

↓+2

221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 11:59:38.50 ID:d6yS8/zb0
ksk
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 11:59:43.82 ID:vHZr3h9DO
すっごいパワースポット
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 12:01:18.90 ID:vHZr3h9DO
あれ、踏み台になると思ったら
224 : :2013/03/08(金) 12:16:11.82 ID:hGTu6ww/0


勇者「おお。なんだこの開けた場所は。ミステリーサークルか? ここだけ木が生えていないぞ」

カレー「みなぎるパワーを感じる! ここはカレー星雲の光が届く場所なのか!?」

勇者「そんな星雲はないでしょ」

カレー「バレたかい! でも力がみなぎるっていうのは本当さ!」

騎手「私も」

踊り子「あ、わたしも……」

勇者「ん〜? そうか? 俺は別に……」

ロボ娘「あたしも、特には……」






弱さの極みである勇者と、ロボットのロボ娘はパワースポットの恩恵を受けられないようだ。

3人のうち、誰かがパワースポットのパワーでなんらかのパワーを得たぞ!

どんなパワー?

1、カレーライスマン
2、踊り子
3、騎手

↓+2
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 12:18:47.05 ID:ZWVJmQme0
1 自爆(自分のHPと引き換えに相手に大ダメージ)
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 12:20:57.78 ID:/xHDjy3AO
1付け合わせのらっきょうと福神漬。さらにサラダも付いた
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/08(金) 12:23:07.60 ID:d6yS8/zb0
生活的に嬉しいwww
228 : :2013/03/08(金) 12:33:40.32 ID:hGTu6ww/0


カレー「うわ、うわあああああああああああ!!!」ピカーッ!!

勇者「な、なんだ!? カレーさんの体が誘蛾灯のごとく光り輝いている!!」

カレー「なんか出ちゃうううううううううううううう!!!」



カッ!!!



らっきょう「きょ? きょきょ?」キョトン

福神漬け「ここどこぉ?」キョロキョロ

サラダ「これは、どういうことかしら?」



カレー「な、な、な……!!」

カレー「なんだいこれは!?」

勇者「変なの出たぁー!?」

勇者「カレーさん! 早くしまってください!」

カレー「しまうって、どうやって!?」

勇者「適当に戻れって唱えたりとか!」

カレー「戻れ!」バッ


シュンッ


カレー「……ほ、ほんとに戻ったよ……」

騎手「また出せる?」

カレー「らっきょうだけ出ろ!」バッ

らっきょう「きょきょーっ!」

勇者「……えっと」

勇者「食べ合わせが……増えました……ね……」

カレー「ああ! 仲間ができた!! やったぁー!」

踊り子(わたしにへんな能力がでなくてよかったです……)



229 : :2013/03/08(金) 12:49:08.13 ID:hGTu6ww/0



踊り子「らっきょうさん、これ食べますかぁ?」

らっきょう「きょきょっ♪」

踊り子「えへへ、可愛いです」ナデナデ

らっきょう「きょ?」



騎手「」ジー

福神漬け「な、なぁに、おねえさん……?」ビクビク

騎手「おいしそう」

福神漬け「そ、そうかなぁ? えへ。食べてみる?」

騎手「」コクッ

騎手「」パクッ

福神漬け「どうかなぁ?」

騎手「おいしい」

福神漬け「やったぁ!」ニコニコ



勇者「」モシャモシャ

サラダ「ちょっと! このサラダちゃんが食べられてあげてるんだから、もっとありがたく頂きなさいよね!」

勇者「ご、ごめん……」

サラダ「あら、素直なのね。……あんたトマトとかセロリも食べられる?」

勇者「基本的に好き嫌いはないかな。むしろ野菜も結構好きだよ」

サラダ「そう、なの……? ふぅん?」///

サラダ「ド、ドレッシングも出るわよ」トロッ

勇者「うめぇ! なんだこれ!?」

サラダ「ふふっ」




カレー「うんうん、みんなすぐに仲良くなれたようでよかった!」

ロボ娘(なんでみんな、当然のように食べ物と喋ってるんだろ……)


230 : :2013/03/08(金) 12:51:12.59 ID:hGTu6ww/0
勇者パーティの種族割合が、

人間:無機物:食べ物 = 3:1:4

なんだこれ。

カレー食べたくなってきました。




次はどこに行く?

↓+2


231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 12:54:03.34 ID:vHZr3h9DO
液体金属の泉
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 12:54:10.46 ID:nZzblejx0
強化ナノマシンの里
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 12:54:20.64 ID:f2e70FRio
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 12:56:48.70 ID:nZzblejx0
>>232は、なんというかこう……強化用のナノマシンポッドから漏れ出たナノマシンが
里的なものに変化している……みたいな?
235 : :2013/03/08(金) 13:13:12.42 ID:hGTu6ww/0

―――強化ナノマシンの里―――


勇者「ここか?」

ロボ娘「……うんっ」キラキラ

勇者(巨大ロボで移動中見かけたこの里に、ロボ娘がどうしても寄りたいと言いだした)

勇者(ロボ娘がなにか自分の意見を言ったのは初めてなので、快諾して今に至る)

勇者(ちなみに付き添いは俺だけだ。変に緊張させてもかわいそうだからね)

ロボ娘「うわぁ」キラキラ

勇者「それにしても、なんなんだこの里は? 水槽がたくさんあるけど、全部中身は空だぞ?」

科学者「空ではないよ。目に見えないだけさ」

勇者「……どちらさま?」

科学者「おや失礼。私は科学者だ。この里の長でもあるがね」

ロボ娘「じゃあ、あなたがナノマシンを造ったのっ?」

科学者「ああ、私が造った」

ロボ娘「」キラキラ

勇者「ナノマシン?」

科学者「見たところ、そっちの子はロボットだね。そしてキミはナノマシンを知らないところを見ると、どうやら製作者ではないようだね」

科学者「ナノマシンというのは簡単に言えば、目に見えないくらい小さな機械ってところかな」

勇者「小さい機械? 何に使うんだ?」

科学者「できることはサイズ相応だが、電磁波などで動きを制御することができるのさ」

科学者「体内の悪いところを削り取ったりもできるし、ちょっと悪巧みすれば密室殺人なんかも可能だ」

科学者「小さいからこそできることを実現するのがナノマシンなのさ」

勇者「ほえー」


236 : :2013/03/08(金) 13:13:52.31 ID:hGTu6ww/0
ナノマシンとかよくわかんないですごめんなさい。おかしいところはスルーで。

ご飯食べてきますね。

237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 13:38:56.84 ID:ZWVJmQme0
いってら
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 13:42:24.75 ID:y3zQIbLE0
カレーの人だけでも姿が想像できなかったのに、久しぶりに覗いたにら福神漬けとからっきょうとかサラダとか凄いことになっていた。

>>1乙です。
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/08(金) 13:52:46.42 ID:9+ud7WlJ0
会話が面白い

>>1
240 : :2013/03/08(金) 13:58:52.63 ID:hGTu6ww/0

勇者「それで、ロボ娘ちゃんはなんでここに来たかったの?」

ロボ娘「……えっと」

科学者「ナノマシンはね、ロボットの動きを補助したり、超常の能力を付与できるものもある。それを強化ナノマシンと言うんだが……」

科学者「後者は魔法の力を借りた魔科学だから、純粋な科学を追及する者からは異端視されてしまう」

科学者「この里は、そんな異端者たちの巣窟ってわけなのさ」

勇者「ここは強化ナノマシンが手に入る里ってことか」

勇者「でもどうしてロボ娘ちゃんは強化ナノマシンを手に入れたいの?」

ロボ娘「……」

ロボ娘「役に立ちたい……から」

勇者「?」

ロボ娘「勇者さんたちは、あぶない旅してるんでしょ? だから、役に立ちたいって……」

ロボ娘「熱暴走しないようにしたり、すごい力を使えるようになれば……」

勇者「……」

勇者「子供がそんなこと気にしなくてもいいのに」ナデナデ

ロボ娘「っ」

勇者「でもまぁ、ありがとう。熱暴走は普通に困ってるみたいだから、そこは解決しよう」

科学者「熱暴走の除去くらいなら簡単さ。魔科学じゃなくても解決できるし、まけとくよ?」

勇者「どうもです」

ロボ娘「あ、あの……!」

科学者「ふふ。そちらの姫様は、それだけじゃあ満足いかないようだよ?」

勇者「でも、魔科学はお高いんでしょう?」

科学者「そうだね、普通に車くらいするヤツも多い」

科学者「……けど、さっきの茶番を見せてもらった手前、なんとなく手ぶらで帰すのも癪だ」

勇者「茶番て」

科学者「そこでだ。私が最近開発した強化ナノマシンの被検体になってくれるのなら、特別にタダで譲ろう。ついでに熱暴走もタダで直すよ」

ロボ娘「!!」

勇者「危なくないんですか?」

科学者「使い方を間違えて被害を出す可能性はある。けれどそれは車だって同じだろう?」

勇者「すごくマッドサイエンティストっぽい発言だー!?」

科学者「そういう意味でなら危ないかもしれないが、ボディに不調をきたすタイプの危険はないよ」

勇者「……どうする?」

ロボ娘「おねがいしますっ!」キラキラ

勇者「だ、そうです」

科学者「ではこちらへ来たまえ。すぐに準備しよう」



241 : :2013/03/08(金) 14:02:48.68 ID:hGTu6ww/0

科学者が最近開発したという『強化ナノマシン』とは一体……?


生活に便利な家庭的スキルでもいいし、

ジョジョのラスボスのスタンド能力みたいなのでもいいですよ。

↓+3
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:03:13.81 ID:BmnATVni0
ksk
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:04:16.43 ID:vHZr3h9DO
燃料無限
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:04:19.57 ID:QmIJAECw0
オートスペックアップ
強化用ナノマシンが内臓され、じりじりと自動で色々強化されてゆく
データの蓄積による武装の製造などもしてくれるようだ
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:05:03.41 ID:f1aBiWrSO
変形合体したり、様々なアタッチメントパーツを転送し装備できる
246 : :2013/03/08(金) 14:07:54.16 ID:hGTu6ww/0

いま以前の書き込みを改めて見直していたら、

>>234

に気づきました。強化ナノマシンの里の解釈が全然違ってました。死にたい。消えてなくなりたい。

247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:10:40.78 ID:QmIJAECw0
遅い補足など
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:13:38.29 ID:vHZr3h9DO
構わず続けて下さい!
249 : :2013/03/08(金) 14:17:26.59 ID:hGTu6ww/0

勇者「オートスペックアップ?」

ロボ娘「うん」

勇者「略してASU?」

ロボ娘「うん。 ……うん?」

ロボ娘「今は特に変わったところはないけど、そのうちどんどん強化されていくんだって。じりじりと」

勇者「じりじりと強化されていく!?」

ロボ娘「ええ。それはもうじりじりと」

勇者「そいつは楽しみだ」

勇者「よし、じゃあ巨大ロボに戻ろうか!」

ロボ娘「うん!」

科学者「ええ!? なんだあの山のような大きさのロボは!? キミ達のロボなのか!?」

勇者「うふふ、よぉし巨大ロボまで競争だぁ!」ダッ

ロボ娘「わ、ずるいよぉ!」トテテ

科学者「あれぇ!? なんで急に耳が遠くなったんだキミ達!! うわ、速い! 待ってくれ! ちょっとだけでいいから中を見せt」


250 : :2013/03/08(金) 14:19:21.71 ID:hGTu6ww/0


次のイベント。


↓+2


251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:21:01.66 ID:vHZr3h9DO
バトル
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:21:05.96 ID:QmIJAECw0
踊り子さんの町の人たちが移動パレードしてくる
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:21:08.83 ID:/xHDjy3AO
女人禁制の神殿都市。女が入るためには性転換する必要あり
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:21:09.60 ID:f1aBiWrSO
魔王の手下がマジ手強い
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 14:21:19.78 ID:1kcQ8i2Eo
妹が騎手と会う
256 : :2013/03/08(金) 14:44:33.62 ID:hGTu6ww/0


勇者「花畑が綺麗だから下に降りて見てみようだってぇ!?」

勇者「ったく、しょうがない奴らだぜ!!」クワッ

踊り子「勇者様は花の冠を作るのがお上手ですね」

勇者「まあな!!」

勇者「よし、せっかくだから踊り子ちゃんにプレゼントしよう。ミツバチにたかられるがいい」

踊り子「えへ、ありがとうございます」ニコッ

勇者「このへんはいい匂いだね。俺の鼻が喜んでるよ」

騎手「あふっ」

ロボ娘「?」



カレー「おーい、みんなー! あれは何かなー!?」



勇者「そう言って遠くから俺たちに呼びかけるのはカレーライスマンさん。彼は虫の多そうなところには入りたがらないのだ」

勇者「して、『あれ』とは一体?」キョロキョロ

騎手「あそこ。踊り子パレード」

踊り子「!?」

勇者「おお、あれが噂に聞く踊り子パレードか。全員泥酔した陽気な大名行列かと思った」

踊り子「わ、わたしの……出身町の人たちです……」

勇者「それは恥ずかしい」

騎手「音楽が聞こえないから遠目だとちょっと怖い」

ロボ娘「じゃあ、近くに行きませんか……?」

勇者「幼女に上目遣いをされたら、行かないわけにはいかないな。いざ参る」グイッ

踊り子「え、なんで引っ張るんですかぁ!? わたしはいいですから、皆さんだけで……やめ、やめてくださぁい……ちょ、ほんとに嫌です! やめてぇぇ!」ズルズル


257 : :2013/03/08(金) 15:03:53.18 ID:hGTu6ww/0


勇者「近くに来てみたわけだが」

踊り子「ぅぅ……」シクシク

踊り子母「あんらぁ、踊ちゃんじゃねぇのぉ! こんなとこさでなにやってっぺさ!」

踊り子「ああ……ああああ……」ガクガク

勇者「おぉっと、ここにきて俺を罪悪感が襲う」

騎手「私まで恥ずかしい」ムズムズ

ロボ娘「なんでですか?」キョトン

勇者「そのうちわかるよ……きっとね」

踊り子母「そちらの方が勇者様だっぺか?」

勇者「おっと俺にまで火の粉が。風下だったか」

勇者「どうも初めまして、わたくし、王国より魔王討伐の任を仰せつかりました、勇者です」キリッ

勇者「踊り子さんにはわたくしのパーティでとても素晴らしい活躍をして頂いております」ペコッ

踊り子母「それはそれは、こげな出来の悪い娘を面倒みて頂いてぇ、あんがとぉごぜぇます」ペコペコ

勇者「とんでもございません! 踊り子さんには、我々、何度助けられたかわかりません! とても優秀で、強く賢い女性ですよ」キリリッ

踊り子母「そう言っていただけっとぉ、わだすも鼻が高いもんでさぁ。これからも娘をよろしくおねげぇします」ペッコォ

勇者「お任せください! なにがあろうと、守り抜いて見せます!」キリリリッ

踊り子母「踊ちゃん、こげなご立派な勇者様にお仕えできてよがったなぁ。ちゃぁんと旅のあいだに唾つけとくんだぞぉ?」

踊り子「帰って!! お願いだから今すぐにこの空間から消失してえええっ!!」//////

踊り子母「まぁた母親にそげなこと言ってぇ、この子は」

勇者「はは、照れてらっしゃるんですよ」

踊り子「……殺して……おねがい……だれかころして……」ボソボソ



騎手「誇り高く戦い、散っていった同志に……敬礼」ビシッ

ロボ娘「?」ビシッ



258 : :2013/03/08(金) 15:08:15.14 ID:hGTu6ww/0

会話形式のSSにおいて、歌と踊りは鬼門だと思います。まじで。歌使いと踊り子はほんとキツイ。



次のイベント

↓+2

259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 15:12:56.99 ID:it82ZQWmo
魔物の襲撃
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 15:13:19.53 ID:v4tqbXmAO
セックスに解放的な村で乱交パーティー見学
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 15:13:45.50 ID:y3zQIbLE0
おいっ
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 15:16:38.62 ID:vHZr3h9DO
そういうのの後の為の左手
263 : :2013/03/08(金) 15:30:20.74 ID:hGTu6ww/0

―――精祭村―――


女幹部「うふ。ここが悪名高い『背徳村』かしら」

村人A「おおっ? なんだアンタ、そんなエロい服来てこの村に来たってことは、そういうことなんだよな?」ニヤニヤ

女幹部「べつに興味ないわ。ただ、『色欲』という7つの大罪の1つをおおっぴらに行ってるって聞いたから、覗きにきただけ」

村人B「へへ、つっても、ただで帰れるとは思ってねぇよな?」

村人C「男は見学、あるいは参加。女は強制参加、それがルールだ」

村人D「ましてやこんなベッピンを、逃がすわけねーだろっ!」ガクン

村人s「……!?」グググ…

村人A(なんだ!? 体が動かない……まるで見えない糸にでも縛られたみてぇに……!!)

女幹部「アタシが逃げるぅ? 冗談でしょ? むしろ……うふっ」ニコッ

女幹部「『逃がさない』のは、こっちだから」ザワザワザワ

村人A「か……髪の毛が……!? ムグッ……!?」

女幹部「ちょっとお姉さんと、楽しいことしましょうか。んふっ♪」


264 : :2013/03/08(金) 15:38:23.84 ID:hGTu6ww/0


カレー「本当に1人で大丈夫かい?」

勇者「大丈夫です!」

踊り子「用があるって、どんな用なんですか?」

勇者「それは内緒! とにかく行ってくるよ! じゃ!」



勇者(俺も健全な男子だ。けしからんボディのオナゴが2人もいて、なにも感じないわけがない!)

勇者(けど、そういう情欲を駆り立てるような記憶を片っ端から消していくことで、どうにか理性を保っている……)

勇者「……が、それももう限界だ。特に騎手ちゃんの無防備っぷりがやばい。このままだといつか手を出しかねん」

勇者(絶対にパーティの人間には手は出さん。いやらしい目では見ないし、特別な感情も向けない)

勇者(悪名高い『あの村』で、この高ぶりを発散してしまおう! 1ヶ月分くらい!)

勇者「よおおおし! みなぎってきたあああああ!!」ダダダ


265 : :2013/03/08(金) 15:50:16.25 ID:hGTu6ww/0

―――精祭村―――


勇者「ここ……だよな?」

勇者「意識を集中すれば、なるほど、濃厚な香りが漂ってきやがる。俄然テンション急上昇である」

勇者「この村って、男にはガイドが1人つくんじゃなかったっけ?」キョロキョロ

勇者「お? もしかしてあの子か?」




ガイドについてくれる子は……

外見:
性欲:
性癖:
要望:

↓+4

266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 15:55:30.69 ID:it82ZQWmo
要望とはどういうことを書けばいいのです?
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 15:58:37.05 ID:vHZr3h9DO
何かくれ的な
268 : ◆xHDd9UIgGM [sage]:2013/03/08(金) 15:59:10.17 ID:U31abK0lo
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
( ・_ゝ・)ツマンネ

( ・_ゝ・)ツマンネ
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 15:59:19.59 ID:vHZr3h9DO
あ、加速
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 15:59:19.91 ID:v4tqbXmAO
外見 全裸の巨乳美少女

性欲 非常に旺盛

性癖 露出狂(服を着るのが生理的レベルで嫌いな程)

要望 3歳から男共に処女を奪われた
271 : :2013/03/08(金) 16:04:35.37 ID:hGTu6ww/0
安価下? 再安価??
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 16:05:44.36 ID:v4tqbXmAO
>>270
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 16:08:12.38 ID:it82ZQWmo
こういう場合安価下を採ることが多いけど
面倒じゃなければ再安価でも問題はない
274 : :2013/03/08(金) 16:15:28.14 ID:hGTu6ww/0
じゃあ安価下で。

要望っていうのは「これからもこの子を出して」とか「戦闘展開にしないで」みたいなことです。

私の性癖はかなり常軌を逸してるので、かなりマイルドめに書いてきまーす。

275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 16:16:05.86 ID:v4tqbXmAO
なるほど、これからは気をつける
276 : :2013/03/08(金) 16:20:56.98 ID:hGTu6ww/0


露出少女「あ、いらっしゃいです♪」

勇者「美少女、ナイスバディ、全裸。この村を一発で理解させるような娘が来てしまった」

露出少女「あは♪ 褒めてもなんにも出ませんよ?」

勇者「出とる出とる。いろんなものが出とるぞ」

露出少女「お兄さんも一発出していきますかぁ?」スリスリ

勇者「あかん、グイグイ来られすぎて逆に興奮しない!」

露出少女「む。じゃあまずは村をご案内しますね☆」ムニッ

勇者「腕を胸でホールドされてしまった。もはやこの子といるだけで、だいぶ女性に耐性が付きそうな気がする」


277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 16:27:10.23 ID:it82ZQWmo
>>274 要望……

なるほど、そういうことね
278 : :2013/03/08(金) 16:32:48.32 ID:hGTu6ww/0


露出少女「案内って言っても、べつに紹介することはないんですよね。マナーの説明くらいでしょうか?」

勇者「マナー?」

露出少女「まず、「致す」時は必ずガイドと。乱交の場合もガイドを混ぜること。ガイドが気に入らない場合は、チャンジしても大丈夫ですよ?」

勇者「まあべつに、このままでいいよ」

露出少女「次に、むやみやたらと他グループの情事に干渉しないこと。そういうプレイの場合は別ですが、基本は見るだけです」

勇者「ふむふむ」

露出少女「最後に、ここでのことは他言無用でお願いします☆」ウインク

勇者「言いたくても言えないだろこれは」

露出少女「以上でご案内を終わります♪ それでは、いただきまぁす」チュッ

勇者「んむっ!?」


279 : :2013/03/08(金) 16:49:07.28 ID:hGTu6ww/0


勇者(うおお!? 弱さが祟って女の子に組み伏せられる!!)ググ…

露出少女「はーっ、はーっ、なんかお兄さんを見てると、すごく興奮してきちゃうんだぁ♪ なんでだろ?」トローン

勇者「あのぉ、俺的には白昼堂々に道の真ん中じゃなくって、せめて2人っきりになれる場所がいいんですけどぉ……」

露出少女「我慢できないよぉ♡」ギュッ

勇者「ですよねー」

勇者(どうしよっかなぁ……見るだけのつもりだったんだけど)



1、Yes! 据え膳食わぬはなんとやら!
2、Yes! 据え膳食わぬはなんとやら!(描写省略)
3、No!  この旅で、初めて『左手』を使うことになるとは……

↓+3

280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 16:49:49.79 ID:u9XBd8Op0
2
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 16:50:04.94 ID:it82ZQWmo
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 16:50:24.79 ID:v4tqbXmAO
1
283 : [sage]:2013/03/08(金) 17:00:16.82 ID:hGTu6ww/0

んー、ちょっとだけタイム。こーいうの書いたことないんで、勉強してきます。

284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 17:01:19.18 ID:v4tqbXmAO
285 : :2013/03/08(金) 17:22:10.75 ID:hGTu6ww/0


露出少女「あは♪ ねえ、早く早くぅ! それともやっぱりチェンジしちゃうの?」

勇者「う〜む。どうしたものか……」

露出少女「…………」ウルッ

勇者「……よし決めた」

勇者「」チュッ

露出少女「ふむっ!? ……ふぁ、んんっ♡」

勇者「据え膳食わぬはなんとやら、だからな」

露出少女「あは♪ そうだよ、女の子をこんなにさせちゃったら、責任取らなきゃいけないんだよ♪」スリスリ

勇者「猫みたいなヤツだな。まあ、うちのパーティの仲間でもあるまいし……」ナデナデ

露出少女「早く♡ はやk」

勇者「遠慮はいらないか」

ズンッ

露出少女「く―――ッ!? ……そん、な……いき、なり……!?」ビクッ、ビクッ

勇者「いきなりでも入るのか。締め付けはすごいけど」

勇者「持ち上げるぞー。よい、しょっと!」グイッ

露出少女「ひぃんっ!?」ビクン

勇者「この隙に、人目につかない場所へ移動しよう」ユッサ、ユッサ

露出少女「あ゛っ♡ うぁっ♡ 今、動いちゃ……♡」


286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 17:24:55.33 ID:v4tqbXmAO
いきなり挿入とは勇者すげえ
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 17:26:45.52 ID:f1aBiWrSO
流石勇者。勇者すぎんだろww
288 : :2013/03/08(金) 17:59:18.19 ID:hGTu6ww/0


勇者「誰の家のベッドか知らんが、ここならいいかな。よっと」ギシッ

露出少女「んんっ!」ピクン

勇者「おいおい、なに声我慢してるんだよ。この村じゃ今更だろ?」ナデナデ

露出少女「や、やめ、て、そういうの、だめ……」ギュッ

勇者「頭撫でるのがいけないのか?」

露出少女「ダメじゃ、ないけど……あたまボーっとするから……」

露出少女「やさしくされると、なんか、変だから……♡」

勇者「……」

露出少女「もっと、ほかの人、みたいに……乱暴に……」

ギュッ

露出少女「!?」

勇者「そんなこと言われちゃうと、優しくしたくなるなぁ」ボソッ

露出少女「やめ、て、耳元で囁くの、だめ……♡」ゾクゾクッ

勇者「ちゅっ、ちゅる、ちゅっ」

露出少女「ひっ!? 首も、だめだからぁ……♡」

勇者「わがままな子だ……なっ!」ズンッ

露出少女「―――〜〜〜っ!!?」ビクッ、ビクッ!

勇者「やべえ、俺の中で……「スイッチ」、入っちゃったかも」チュッ

露出少女「やぁ……らぁ、こんなの、おかしいよぉ……♡」

勇者「かわいいなぁ。いま、世界で一番かわいいよ。愛してる」ボソッ

露出少女「かっ……あ、あぁ……」ゾクゾクッ

勇者「はむっ」

露出少女「―――っ!!!」ビグンッ

勇者「耳咥えただけでこれか。もう全身性感帯だな」

勇者「それじゃあ準備運動は終わりにして、そろそろ全部弄ってくよ」スッ

露出少女「ま、待って! ちょっと、待って! おねがい、ちょっとだけ休憩させて! 今されたら、私、もう……」

勇者「キミ、名前はなんていうの?」

露出少女「えっ……? えっと、___です、けど……」

勇者「そう。じゃあ休憩終わり。触ってくよ」

露出少女「!? まだだめ!! もうちょっとだけ待ってください! おねがいしますっ! ほんとに、これ以上されたら、壊r」

勇者「かわいいキミの、恥ずかしい顔が見たいな」ボソッ

露出少女「あ、ああ、あああ……♡」ゾクゾクッ

勇者「壊しちゃってもいいかな?」

勇者「___」ボソッ

露出少女「―――ぁ」パチッ

露出少女(頭に、電気、みたいなのが……いま、ちょっとでも動かれたら―――)

ズンッ

289 : :2013/03/08(金) 18:13:25.28 ID:hGTu6ww/0



・・・・・・


露出少女「フーッ、フーッ、フーッ……」ガクガクガク

勇者「やばい、ちょっとアレな感じの痙攣だ。3回は流石にやりすぎたっぽい……」

勇者「おーい、大丈b」ピトッ

露出少女「―――ッ!!」ビグンッ

露出少女「ぁ……ぁぁ……」プシャッ

勇者「……」

露出少女「」ビクッ、ビクッ、

勇者「……」

勇者「……よし、30分待っても回復の兆しが見えなかったら、逃げよう」


290 : :2013/03/08(金) 18:15:16.12 ID:hGTu6ww/0

よっしゃ、あんまりエロい描写もなくマイルドに、3レスで乗り切った。よくやった私。

291 : :2013/03/08(金) 18:25:25.11 ID:hGTu6ww/0


―――30分後―――


露出少女「はぁ、はぁ、はぁ……♡」ブルブル

勇者「えーっと……やりすぎました! すいません!!」ゲザッ

露出少女「はぁ、はぁ、……い、いいんです……ちょっと私の体調が、おかしかったんです……あんなの、ぜったい変です……」

勇者「まあ、うん、とりあえず目的は果たせたから、そろそろ行くよ」

露出少女「あっ……」ウルッ

勇者「ダメだから。そういう目してもダメだから」

露出少女「……」シュン…

勇者「まあ、俺のマイサンが困ったことになったら、また来るかもしれないけどね」

露出少女「!!」パァ

勇者「んじゃ、ばいばい」

露出少女「ま、また来てね!!」フリフリ!

勇者「あはは……」フリフリ


292 : :2013/03/08(金) 18:38:40.61 ID:hGTu6ww/0


勇者(多分、上手いこと記憶を消せば、あの子を更正させることもできるんだろうけど……)

勇者(それはなんか違うような気がするんだよなぁ……)

勇者「はぁ……」

女幹部「あ〜ら、辛気臭い顔ねぇ? 精気全部吸い取られちゃった?」

勇者「ん?」

女幹部「ねぇ坊や、アタシと遊ばなぁい? んふっ♪」

勇者「あー、いえ、この里に来る前だったら、喜んで! って感じだったんですけど……」

女幹部「そうよねぇ、アタシも疲れちゃった。髪もベトベトだし……」

勇者「しばらくはいいかなって感じですよね」

女幹部「そうねぇ。本当はこういう目的で来たんじゃなかったんだけど……」

勇者「あ、じゃあ俺はこっちなんで」

女幹部「あらそう? じゃ、お達者でね、坊や」フリフリ

勇者「どうも」ペコッ




女幹部「あー、この近くにお風呂ないかしら……」

フォンッ

男幹部「おいおーい、なぁに勝手にお楽しみしちゃってんだい、女幹部」

女幹部「げ。嫌なやつに見つかっちゃった」

男幹部「自由時間はとっくに過ぎてるんだけどねぇ〜」

女幹部「はいはいわかってるわよ、ったく」

男幹部「僕たちの任務を忘れちゃった……なんてわけじゃないだろうねぇ?」

女幹部「いちいち嫌味ったらしい言い方するわね。わかってるわよ、もう」

男幹部「ならいいんだ。それならさっさとターゲットを探そうじゃないの」

男幹部「『勇者討伐』のために、さ」ニヤッ


293 : :2013/03/08(金) 18:47:42.67 ID:hGTu6ww/0

うおー。終わった終わった。やっぱりエロい文章なんて私には無謀だったんや……

疲れたので、夕飯がてら、ちょっと休憩しますね。8時〜9時くらいに再開します。




次回:打ち解けよう企画

1、踊り子(Lv.1)
2、騎手(Lv.2)
3、ロボ娘(Lv.1)

レベルが上がるとさらに親密になり、みんなで一緒にいるときでも仲良く会話をします。

ちなみにカレーライスマンのレベルは3くらい。だから勇者は彼と喋ることが多いです。


↓+5 遠めで。


294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 18:49:37.70 ID:vHZr3h9DO
加速
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 18:50:58.21 ID:it82ZQWmo
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 18:51:17.70 ID:9HGP9cAUo
踊り子 
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 18:52:36.93 ID:u9XBd8Op0
3
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 18:52:46.49 ID:vHZr3h9DO
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 18:56:14.26 ID:UmGIwj3j0
踊り子は羞恥祭りの後だったしな。ほとぼり冷めるの待ってからが良いかね。3
300 : :2013/03/08(金) 21:07:06.10 ID:hGTu6ww/0


勇者「カレーライスマンさん、カレーおかわり!」バッ

カレー「任せたまえ!!」シュババッ

勇者「ああ美味い! 美味いなあ! 生きてて良かった!」バクバク

カレー「はは、大げさだなぁ勇者様は!」

勇者「カレーはキング・オブ・食べ物ですよ!」

カレー「よせやい!」

勇者・カレー「「HAHAHA!!」」


勇者「ん?」

ロボ娘「……」シュン…

勇者(?)


301 : :2013/03/08(金) 21:08:32.09 ID:hGTu6ww/0


ロボ娘「……」トボトボ

勇者「ロボ娘ちゃーん」

ロボ娘「!」ビクッ

勇者「おおぅ、そんなにビックリしなくても」

ロボ娘「な、なに?」ビクビク

勇者「いやさ、なんだか俺らの食事中、ロボ娘ちゃんが元気ないように見えるんだよね。どうしてかなって思って」

ロボ娘「……」

ロボ娘「カレーって『おいしい』の?」

勇者「もちろん! 素晴らしい味だよ! なんならロボ娘ちゃんも食べてみる?」

ロボ娘「……たべられない。ロボットだから」

勇者「あっ……」

ロボ娘「それにあたし、味覚機能なんてついてないから……」

勇者「……だから、俺らの食事中は元気がなかったんだ」

ロボ娘「」コクッ

ロボ娘「みんなたのしそうで、いいなって……」

勇者「……」

勇者「ちょっと待ってな。「確認」してくるから」

ロボ娘「?」


302 : :2013/03/08(金) 21:12:46.33 ID:hGTu6ww/0


―――後日―――


勇者「ロボ娘ちゃーん!」

ロボ娘「!」ビクッ

勇者「ちょっちおいで! ちょっちおいで!」グイグイ

ロボ娘「え? え? えっ?」




ロボ娘「な、なに?」

勇者「はい、あーん」

ロボ娘「そ、それ、カレーだよ……?」

勇者「そうだね、オイルじゃないね」

ロボ娘「じゃあ、たべちゃだめだよ……こわれちゃうもん」

勇者「大丈夫大丈夫、いいからいいから。はい、あーん」

ロボ娘「……」

勇者「あーん」

ロボ娘「あ、あーん」パクッ

勇者「いいかい、ロボ娘ちゃん。ゆっくり噛むんだ。はい、もぐ、もぐ、もぐ」

ロボ娘「んっ……」モグモグ

勇者「味は感じないだろうけど、味わって食べるんだ。もぐ、もぐ、もぐ」

ロボ娘「?」モグモグ

勇者「そしたら、はい、ごっくん。オイルを飲むみたいに喉の奥に流し込むんだ」

ロボ娘「……っ」ゴックン

勇者「はい、よくできました」ナデナデ

ロボ娘「っ……な、なに、これ?」

勇者「いいからいいから。そんで、今度は俺が食べるとこを見てて?」

勇者「ぱくっ。もぐもぐ。ごっくん」

勇者「ああ、美味しい!」パァ!

ロボ娘「……」

ロボ娘「……いじわる」プルプル

ロボ娘「勇者さんなんかきらいだもん!」ダッ

勇者「あっ」


ガチャ、バタン!


ロボ娘「」タタタ

ロボ娘(勇者さんは、あたしがロボットだから、ばかにしたんだ!)

ロボ娘(くやしい、けど、涙もでない……そんな機能、ないから……)

ロボ娘(……っ!)タタタ


303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 21:21:30.75 ID:ZWVJmQme0
ロボ娘かわええw
304 : :2013/03/08(金) 21:30:09.56 ID:hGTu6ww/0


―――翌日―――


ロボ娘「……」テクテク

勇者「あ、ロボ娘ちゃん」

ロボ娘「!」

ロボ娘「」ダッ

勇者「待てっ!!」クワッ

ロボ娘「」ビクッ!

勇者「ロボ娘ちゃん。もう一度、カレーを食べてみてくれないかな?」

ロボ娘「……また、いじわるするんでしょ?」

勇者「今度は、昨日みたいにはならないはずだよ」

ロボ娘「……?」




勇者「はい、あーん」

ロボ娘「……」

勇者「あーん」

ロボ娘「勇者さん、なにがしたいの?」

勇者「あーん」

ロボ娘「……」

ロボ娘「あーん……」パク

ロボ娘「……」モグ…モグ…



ロボ娘「ッ!!?」ビクッ


305 : :2013/03/08(金) 21:42:53.23 ID:hGTu6ww/0


勇者「お、成功したかな? 科学者さんの言ったとおりだな」

ロボ娘「!? っ!? ッ!?」

勇者「おーおー、混乱しとる混乱しとる。ちなみにカレーはかなり甘めにしておいたから心配ご無用だぜ」

勇者「ロボ娘ちゃん、それが「味覚」だ。よく覚えとくといい」

ロボ娘「」ゴックン

ロボ娘「な、なんで? そんな機能、あたしにはないのに……」

勇者「新たな機能を獲得する機能。それが強化ナノマシン「A・S・U」の正体なのさ」

ロボ娘「!!」

勇者「俺も最初は、「強化」って言うくらいだから、もともとの性能が上がるだけのものかと思ったんだけど……」

勇者「科学者さんに聞いてきた。これは強化と一口に言っても、新たな機能を増やしていくものらしい。ロボ娘ちゃんが、本当に必要だと思った……願った機能を、じりじりとね」

勇者「だから昨日、カレーを食べさせてみたんだ。よかったー、もし成功しなかったら嫌われたまんまだったよ……」

ロボ娘「あ、あ……」

勇者「今のがカレーの味なんだけど……もっと食べたいって思った?」

ロボ娘「!」コクコクッ

勇者「なら、「おいしい」って思ったってことだよ。良かったね」

勇者「はい、スプーン」

ロボ娘「……」ドキドキ

ロボ娘「」パク

ロボ娘「!!」

ロボ娘「」モグモグ

ロボ娘「」ゴックン

勇者「どうよ、カレーライスマンさんのカレーのお味は?」

ロボ娘「『おいしい』!」パァ!

勇者「そりゃよかった」ニッ

ロボ娘「」ガツガツ ムシャムシャ

勇者「おいおい、そんなに慌てて食べなくたって……」

ロボ娘「おいひい、おいひぃ……」パクパク


ロボ娘「おいひぃよぉ……」ポロポロ


勇者「!!」

ロボ娘「あれ……なに、これ? オイルじゃ、ない……しょっぱい……」ポロポロ

勇者「涙まで出るようになったのか」

ロボ娘「これが、涙? ……じゃあ、あたし、かなしいの?」

勇者「それはすごく嬉しいときに出る、嬉し涙って言うんだよ」

ロボ娘「……うれし涙……」

ロボ娘「……」

ロボ娘「勇者さん、きのうは、ひどいこと言ってごめんなさい……それと……」

ロボ娘「ありがとう、勇者さん」ニコ

勇者「……どういたしまして」ニッ
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 21:44:57.31 ID:Cq8B90kV0
流石はナノマシンさんだ。アンタならやってくれると思っていたぜ
307 : :2013/03/08(金) 22:01:40.27 ID:hGTu6ww/0

―――それからというもの―――



ロボ娘「勇者さんっ!」キュッ

勇者「おお、どうしたロボ娘ちゃん。俺の袖をビロンビロンにする算段かい?」

ロボ娘「えへへー」ニコニコ




ロボ娘「勇者さん勇者さん!」ギュッ

勇者「はいはい、どうしたの?」

ロボ娘「なんでもないよ!」ニコニコ

勇者「そんな満開の笑顔で言われたら怒れねぇなーちくしょー」




ロボ娘「勇者さーんっ!」ダキッ

勇者「ほいさっさ、なんでござる?」

ロボ娘「だーれだっ?」ニッコーッ!

勇者「うん、せめて背後から尋ねようか」ニコッ




ロボ娘「あー」アーン

勇者「……ええっと」モグモグ

ロボ娘「あー」アーン

勇者「……あーん」スッ

ロボ娘「」パクッ モグモグ

ロボ娘「おいしいっ!」ニッコニコーッ!

勇者「よかったね」ナデナデ

ロボ娘「うん!」ニッコレスト!



勇者「」テクテク

ロボ娘「」チョコチョコ

勇者「」スタスタ

ロボ娘「」トテテ

勇者「なにかな?」クルッ

ロボ娘「?」ニコニコ




騎手「誰あれ?」

踊り子「さ、さぁ……?」

カレー「子犬みたいで可愛いね!」


308 : :2013/03/08(金) 22:05:34.32 ID:hGTu6ww/0
ロボ娘はまだ子供だから、レベル2でもデレちゃいます。依存度は70パーセントくらい。

けどレベル3は思春期になりますのでベタベタはしてこなくなります。

そして浮上する、ナノマシン万能説。




次のイベント

↓+3

309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:07:24.50 ID:1Yq5hOCJ0
ksk
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:08:30.78 ID:vHZr3h9DO
加速
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:08:35.35 ID:PQrXTm4o0
勇者がおもむろに食べたキノコのおかげで、勇者は若干「気」を扱えるようになった
312 : :2013/03/08(金) 22:22:14.82 ID:hGTu6ww/0


勇者「なんか変な森だね」キョロキョロ

カレー「確かに、なにやら面妖な雰囲気を感じるね!」

勇者「なんなんだろう?」

ロボ娘「」ニコニコ

カレー「ロボ娘ちゃん、勇者様と手を繋げでご機嫌だね!」

ロボ娘「うん!」

勇者「もう慣れましたけどねー……」

勇者「ん?」

カレー「どうしたんだい勇者様?」

勇者「」スタスタ

ロボ娘「?」トテテ

勇者「きのこ」ボソッ

勇者「……」ブチッ

勇者「」ジー

踊り子「勇者様、あの、そのキノコ、どうするんですかぁ? まさか食べたりしません、よね……?」

勇者「……」



勇者「そいやッ!!!」パクッ



踊り子「!?」

ロボ娘「!?」

勇者「」モグモグ

勇者「んー。なるほど。なるほどなるほど、こういうことね……んー、なるほど」モグモグ

踊り子「あ、あの……」

カレー「大丈夫かい、勇者様? いまのキノコ、紫と緑のチェック柄だったけど」

騎手「自然界のデザインじゃなかった……」

勇者「……」ゴックン

ロボ娘「……ゆ、勇者さん?」

勇者「……」



勇者「感じるぞearth!!」クワッ



ロボ娘「!?」

踊り子「!?」

騎手「!?」

カレー「ほう」


313 : :2013/03/08(金) 22:33:07.56 ID:hGTu6ww/0


勇者「なぜだろう、見なくても周囲の状況が手に取るようにわかる……」

勇者「昔、漫画で見たことがある。これは「見聞色の○気」……!!」

勇者「感じるぞ……茂みの奥のリスの親子も、木の中で眠る幼虫の息吹も……」

踊り子「あの、一体なにを……」

勇者「なぜか踊り子ちゃんがノーパンなのも……」ボソッ

踊り子「!?」バッ

勇者「今のキノコ、どうやら「気」を高める効果があったようだ。さしずめ「気ノコ」と言ったところか」

騎手「えほっ」

カレー「勇者様、なにやら知らないけど、覚醒したようだね! 頼もしい限りだよ!」

勇者「はは、よせやい」

ロボ娘「勇者様、かっこいい!」

勇者「ふはは、褒めろ褒めろ。崇め奉るがいい」

勇者「どうやらこの森、同じような木がたくさん生えてて道に迷わせるようだ。さっきの違和感は、同じところをグルグル回っていたことによる既視感だろう」

勇者「出口は多分こっちだ! ついてこい野郎ども!!」ダッ

カレー「オーッ!!」

ロボ娘「おーっ!」

騎手「おー」

踊り子「……ぉー」///


314 : :2013/03/08(金) 22:35:40.81 ID:hGTu6ww/0


次のイベント

↓+2

315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:37:49.93 ID:1kcQ8i2Eo
加速下
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:37:52.82 ID:5M9x18tAO
kskst
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:37:54.61 ID:ZfZ1jYhAO
さっきの村で遊び過ぎて妊娠した女遊び人を発見
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:37:56.50 ID:dZBedIVMo
騎手が川から流れてきた呪われた面を被りに性格が明るく饒舌になり、勇者を押し倒してしまう
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:37:59.68 ID:has70Uft0
2mくらいの黄色ブドウ球菌が大量になだれて来る
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 22:38:24.71 ID:9HGP9cAUo
住民がどんどん若返っていく街
321 : :2013/03/08(金) 22:56:19.66 ID:hGTu6ww/0


勇者「ふと目が覚めてしまったが、朝の散歩もたまにはいいもんだなぁ。おはよう太陽さん」

勇者「んん?」ピクッ



女遊び人「……」ブツブツ



勇者「なにやらブツクサ言っとる女を発見。ずいぶんとIQの低そうな服装に心からの同情を寄せよう」

女遊び人「!」

勇者「しまった気づかれた。独り言なのに60デシベルくらいの大きさで話すんじゃなかった。反省」

女遊び人「ね、ねえあなた! ちょ、ちょっと相談があるんだけど、聞いてくれないかな!?」

勇者「気安く話しかけるんじゃない。いま俺は風と会話するので忙しいんだ。へぇ、そうなんだぁ。潮風さんって最近調子に乗ってるよねー。ちょべりばー」

女遊び人「お願い! 今すぐ私と付き合ってくれない!?」

勇者「熨斗つけて返却したるわベラボウめい! お腹の子の父親にするつもりか?」

女遊び人「!?」

女遊び人「な、なんで……そこまでお腹大きくなってないのに……」

勇者「変なキノコのおかげで、気配に敏感なんだ」

勇者「とにかく諦めな。どうしてそうなったのかは知らんが、自業自得だろ」

女遊び人「……そう、なんだよね……」

女遊び人「はぁ……こんなことなら、興味本位で精祭村になんか行くんじゃなかった……」

勇者「」ピクッ


322 : :2013/03/08(金) 23:08:47.71 ID:hGTu6ww/0

女遊び人「親になんて言えばいいんだよぉ……」

勇者「精祭村に行ったのか?」

女遊び人「うん……いろいろすごいところだったよ。最高だった。けど、おかげで妊娠しちゃった……」

勇者(……露出少女ちゃんは大丈夫かな)

女遊び人「ねえ、せめて1回、私の両親に彼氏として会ってくれないかな!? そしたらその後は捨てられたってことにするから……」

女遊び人「こうなったらお腹の子供は絶対に産んで幸せにするから! この通り! お願いします! なんでもするから!」

勇者(……普段なら即座に断って砂を投げつけてやるところだけど……精祭村に関わることだ、無関係と言いきるのはなぜか憚られる……)

勇者(う〜〜〜む、どうしたものか……)



1、しょうがないなぁ。
2、だが断る。
3、その他、解決案を提示。

323 : :2013/03/08(金) 23:09:13.57 ID:hGTu6ww/0
↓+3で。
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 23:16:35.69 ID:ZfZ1jYhAO
安価下
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 23:17:19.43 ID:vHZr3h9DO
加速
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 23:17:24.72 ID:XDyXmBSu0
時戻りの祠という、入った人の時間を戻してゆく祠を紹介する
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 23:19:51.08 ID:/xHDjy3AO
男体化するキノコを発見(ただし一ヶ月は元に戻らない&常に性欲異常増強)。これを利用して騎手や踊り子を男体化させ世界に存在しない男を作り出し親を騙す。
328 : :2013/03/08(金) 23:32:26.65 ID:hGTu6ww/0


勇者「……それなら、いいことを教えてあげよう」

女遊び人「?」グスッ

勇者「『時戻りの祠』を知ってるかい? 入った人や物の時間を巻き戻すと言われている」

女遊び人「!!」

勇者「どうする? 妊娠したという事実をなかったことにできるぜ?」

女遊び人「……」

女遊び人「け……ど……」

勇者「そう。『けど』だ。お腹の子供はこの世から『消滅』する。もうすでに生命としては誕生してるのにな」

勇者「やってることは中絶となにも変わらない」

女遊び人「……」

勇者「さあ、案内するよ。ついてきな」

女遊び人「……」ググッ…

勇者「よかったね、何度妊娠してもやり直せるぜ。なんならその足でもう一度、精祭村に行ったら?」

女遊び人「……っ」

勇者「ほら、行くならさっさとしろよ。俺も暇じゃないんだぜ」

勇者「どうせそんな考え無しじゃ、子供も幸せになんかできないさ。ここで殺してやるのが優しさなんじゃないの? ははっ」

勇者「で、どうする?」ジロッ

女遊び人「……」

女遊び人「あの、さ。もしかして……もしかしてだけど……」

勇者「?」



女遊び人「『時戻しの祠』があるんならさ―――」



329 : :2013/03/08(金) 23:42:54.81 ID:hGTu6ww/0


女遊び人「た……ただいま」

父「!」

母「!」

母「あんた、子供産んだって本当なの!?」

女遊び人「うん……」

父「そいつが……お前の」

勇者「どうも、始めまして」ペコッ

父「貴様……」ザッ

父「!?」

娘(1歳)「うー?」

父「!!」

母「!!」

女遊び人「勝手に決めて、勝手に産んだのはごめんなさい。ほんとに反省してる……」

女遊び人「けど、この子は絶対に幸せにする、から……!」

父「……」

母「……」

父「子供の前で、大声を出すべきではないな……」

父「母さん、その子を2階へ。そして女遊び人とお前は、居間に来なさい」スタスタ

女遊び人「は、はい」スタスタ

勇者「……」スタスタ


330 : :2013/03/08(金) 23:54:50.85 ID:hGTu6ww/0


女遊び人「ほんっとにありがとう!!!」ペコッ

勇者「……まあ、うん。すげえ疲れた。嘘ってわかってるのにすっげえ緊張したもん」

女遊び人「まさかここまで付き合ってくれるなんて……」

勇者「キミが『時戻しの祠』を使うって言い出したら、さっさと見切ってたところだけど……」

勇者「『時進めの祠』もあるんじゃないか、なんて言い出したからね。まあ、付き合ってやるかって思ったんだ」

女遊び人「あんな追い詰めるような言い方されたら、誰でも『時戻しの祠』なんて使えないよ!」

勇者「俺が言う前に、『時戻しの祠』を使うリスクに気づいたろ。それで十分だよ」

女遊び人「とにかく、ほんとにありがとう。あとはなんとか、してみるよ」

勇者「……」

勇者「まあ、キミが誰か頼れる男を捕まえるまでは、付き合っといてやるよ」

勇者「ねー、娘ちゃん? べろべろばぁ」

娘「キャッ、キャッ」ニコニコ

勇者「よしよし」ニコッ

勇者「んじゃ、そろそろ仲間が心配するから行くよ」

女遊び人「うん……またね!」フリフリ

勇者「ん。じゃっ」フリフリ

娘「あぅ?」ヨチヨチ


331 : :2013/03/08(金) 23:57:49.69 ID:hGTu6ww/0

せっかく時戻しの祠って安価してくれたのに、使わなくてすいません。なんか、倫理的にどうしても使いたくなかったんで……

そろそろ寝ます。明日は多分8時前後からやってます。



最後に安価しときます。

次のイベント

↓+3

332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 23:58:22.48 ID:1kcQ8i2Eo
加速下
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 23:58:29.65 ID:msyNLWfao
乙おやすみ
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 23:58:42.18 ID:f1aBiWrSO
大根の大軍に襲われる
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 23:58:53.36 ID:qS/i/brwo
>>318
336 : :2013/03/09(土) 00:00:52.85 ID:h25YPMI/0
了解です。おやすみなさい。
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 00:02:05.14 ID:WovAdZeAO
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 00:04:01.75 ID:/irpYFTs0
乙す
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 00:08:58.40 ID:PZi7mTxt0
乙です
340 : :2013/03/09(土) 07:58:14.43 ID:h25YPMI/0

あれ、やばい。大根についてなにもネタが浮かんでこない。あんまり寝てないからかな。ちょっと寝ます。おやすみなさい。

341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 08:52:45.00 ID:m4W7ZeIO0
突飛な安価が多いから仕方ないか
>>1 お休み
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 09:24:55.83 ID:TixAPIgAO
カレーライスマンの時点でこのスレの方向性は決まってた気もするけどな
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 10:27:13.57 ID:l5xJQtNDO
カレーの付け合わせになったサラダのキャベツを好いていた(キャベツの方はそれ程では
ない)大根が、同情してくれた仲間の大根達と共にキャベツを取り返しに来た。とか
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 10:29:58.76 ID:l5xJQtNDO
どうやって場所を知ったか?
野菜同士の波長だかを探知したんでしょ
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 10:54:14.07 ID:l5xJQtNDO
あ、そうだよ
それこそ困った時の安価じゃん
大根が来た目的を安価すれば良いんだよ
346 : :2013/03/09(土) 11:24:57.50 ID:h25YPMI/0
それじゃあ↑の感じで書いていきます。

カレーライスマンを見たとき、私はガッツポーズをした。前の安価スレでは無難な安価しかなかったから。

347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 11:32:27.37 ID:wBoQ2YySO
確かにカレーライスマンが誰よりも何よりも輝いている最高な安価キャラ
348 : :2013/03/09(土) 11:36:38.54 ID:h25YPMI/0


ピキュキューン

カレー「!」バッ

勇者「? どうしたんですかカレーさん。顔の作画がジョジョみたいですよ?」

カレー「……いや、なんでもない」

カレー「それより、どうやら落し物をしてしまったようだ。取ってくるから、先に行っててくれ」

勇者「はぁ、そうですか。わかりました」

カレー「すぐに追いつくよ!」タッタッタ…

勇者「……」

勇者「カレーさん、全裸なのに何を落としたんだろうね? 具かな?」

騎手「……3秒ルール」

勇者「アウトだろー」


349 : :2013/03/09(土) 12:02:47.36 ID:h25YPMI/0


カレー「いつまでそうやっているつもりだい? ……出て来い!!」

ズモモ…

大根「……フフフ、ボンクラばかりではないようですねぇ。この私の地中尾行に気づくとは」

カレー「フリーザみたいな声だ……どう見ても悪役ッ!!」

大根「ほぅ、まずは精神攻撃ですか。しかしその程度の暴言、小学生の頃から言われ慣れています」

カレー「……強敵、だな……」ゴクリ

大根「フフフ」

カレー「貴様の狙いはなんだ!? 金か!? 世界か!?」

大根「失望させて申し訳ないが、そんな大それたものではありません」

大根「1人の女を手に入れたい……ただ、それだけですよ」

カレー「女……だって?」

大根「スレンダーでありながら包容力があり、みずみずしい肌は健康的な牧場色!」

大根「私の憧れ、キャベツさんですよッ!!」

カレー「……ッ!!」

PON!

サラダ「……そのキンキン声を聞くのも、久しぶりね……大根先輩」

カレー「!! どうして出てきた、サラダちゃん!」

大根「やはり美しい……!! 貴女を前にすれば、世の男はみんな欲望をむき出しにして襲いかかってしまいますよ」

サラダ「男なんて、みんな青虫なのよ……」

大根「その通り! 私は軟弱な肉食系ベジタブルどもとは違う! 欲しいものを手に入れるためにがっついてこそ男なのですよ!!」

大根「こんな服(皮)なんて、不要なのだッ!!」バッ、シュルシュル!

サラダ「きゃあ!? い、いきなりなに脱いでるのよ変態!!」///

カレー「セルフ桂剥き……だって!?」ゴクリ

大根「この日のために、汁の滲むような特訓を重ねてきた……全てはキャベツさんを手に入れるために!!」

大根「さあ、私はまだ2回、変身を残していますよ!! カレーくん、キミのような香辛料ジャンキーに私が止められるかァ!?」

カレー「できるかできないかじゃない……やるんだ!! 僕は食のヒーローなのだから!!」

サラダ「……カレーライスマン……」



『ヒーローには仲間がつき物だろ!! 福神漬けのごとく!!』


カレー「!!!」

350 : :2013/03/09(土) 12:21:31.90 ID:h25YPMI/0


カレー「この声は……!!」

サラダ「!!」

大根「何ィ!? 仲間だと!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ズシーン…ズシーン…ズシーン…



巨大ロボ『カレーさん……あなたは俺たちを危険な目にあわせまいとしたんだろうが……』

巨大ロボ『残念ながら、仲間ってのはピンチにかけつけちまうものなのさ』

カレー「……勇者様……」

巨大ロボ『それに、俺を騙したいならもっと演技力を磨くんだな! とんだ大根役者だったぜ!!』『えふっ』

巨大ロボ『さあ騎手ちゃん、笑ってないで、悪に正義の鉄槌を下すんだ!!』『りょ、了解……あふっ』

ブゥンッ

大根「うおおおおおおおおおおお!!! この大根が、たかが無機物に負けてたまるかッ!!」

大根s「」ズモモモモッ!!

カレー「仲間がいたのか!!」

巨大ロボの拳「」ヒュゴッ

大根s「」ガシィィィン

サラダ「止めた!?」

カレー「しかし、止めるので精一杯のようだ!」

大根「う……ぎぎぎぎぎ……」ギリギリ

カレー「大根くん……きっと僕1人では、キミには敵わなかっただろう。それは認める」

カレー「しかし、僕には頼もしい仲間がいるんだ! 種族を超えた仲間が!」

カレー「さあ、最期は僕の必殺技で散るがいい!!」


カレー「カレーシャワー!!」ゲロッ


大根「うわ、汚ねっ!!」バッ

大根「あっ!」

ズガァァァアアアアン!!!!

巨大ロボの拳「」シュゥゥゥ…

カレー「潰れたか……もっと別の出会い方をしていれば、僕たち、最高の大根カレーになれたかもしれないのに……」

サラダ「カレーライスマン……」

カレー「行こう……仲間のもとへ……」フッ


この時飛び散った大根の欠片がカレーライスマンに付着したらしい。

カレーライスマンはそれからというもの、生み出せる具材に大根が増えたという。

そして料理中、あのキンキン声が聞こえるのだ。

僕たちはそのたびに、あの激闘を思い出して仲間の大切さを再確認する。


僕たちの旅は、まだまだ続く!!
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:26:56.50 ID:wBoQ2YySO
いや大根カレーってうまいのか…?
352 : :2013/03/09(土) 12:32:33.38 ID:h25YPMI/0
ググったらそこそこ美味しいらしいよ。


そろそろ魔王を安価で決めようかなぁ。

まずは性別で。


1、男
2、女

↓+3までの多数決

353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:35:10.69 ID:l5xJQtNDO
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:35:15.43 ID:ggThojTKo
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:35:33.68 ID:WovAdZeAO
1
356 : :2013/03/09(土) 12:38:44.52 ID:h25YPMI/0

うーんと、外見年齢。

1、ショタ魔王
2、青年魔王
3、ダンディ魔王

↓+4までの多数決

357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:39:04.86 ID:RZmfBP2go
1
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:39:10.27 ID:4aCgeTIMo
1
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:39:39.19 ID:b8jzbK5ro
1
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:45:13.41 ID:WovAdZeAO
1
361 : :2013/03/09(土) 12:46:27.59 ID:h25YPMI/0

じゃあ、強さは。

1、勇者くらい弱い。1つだけ特殊能力あり。
2、ぼちぼち強い。無難だ。魔法とかも使うよ。
3、ばりくそ強い。オニ強い。勝てないだろこれ。

↓+4
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:47:22.84 ID:RZmfBP2go
1
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/09(土) 12:47:29.25 ID:jkUj1UvV0
3
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:47:34.18 ID:UUEEtUc7o
1
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:47:59.49 ID:KIAeATRUo
2
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:51:06.03 ID:wBoQ2YySO
勇者側がほぼチートだから3くらいのが丁度いいんじゃないか
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:52:15.02 ID:RZmfBP2go
安価だと2になったんだから後出しジャンケンで意見言うなよ
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/09(土) 12:52:39.41 ID:jkUj1UvV0
側近は?
369 : :2013/03/09(土) 12:53:36.56 ID:h25YPMI/0

性格っていうか性質っていうか。

1、カリスマ溢れてる。ドバドバ溢れてる。肉の芽とか埋めそう。
2、年齢相応だ。ツッコミも天然もどっちもいける両刀。優秀だぁ。
3、サイコパス。私にやらせるとマジでガチサイコになるらしいよ。気をつけろー。

↓+4
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:54:31.39 ID:wBoQ2YySO
>>1の本気見たい3
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:55:42.64 ID:vl3Emtauo
2
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/09(土) 12:56:12.22 ID:TQ9qxySv0
2
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/09(土) 12:56:20.97 ID:jkUj1UvV0
3
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 12:56:22.39 ID:RZmfBP2go
1
375 : :2013/03/09(土) 13:02:04.99 ID:h25YPMI/0

割れたな。モーセの海のように。延長戦だ。アゲイン!

1、年齢相応。周囲に可愛がられて育ったようだ
2、サイコパス。呼吸をするように悲劇を生み出す。

↓+3
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:02:27.84 ID:RZmfBP2go
1
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:02:33.77 ID:5hBziZwro
1
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:02:57.50 ID:riXjFXOSo
1
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:03:02.41 ID:WovAdZeAO
2
380 : :2013/03/09(土) 13:09:36.66 ID:h25YPMI/0

魔王は血筋と側近の優秀さだけで魔王になったので、能力の強さは関係ない。
……ということにもできるので、魔王らしい能力じゃなくてもいいですよ。

勇者は左手で記憶を消す能力。


それを踏まえて、魔王の能力だ。


1、>>382
2、>>384
3、>>386


決定方法は投票制多数決だー。決めてくれー。
>>390
>>391
>>392
>>393
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:11:14.80 ID:OdWOiQhLo
踏み台
安価なら材質変換
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:11:25.67 ID:RZmfBP2go
相手に音を聞こえなくする
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:11:42.18 ID:WovAdZeAO
食べ物を全て毒入にする
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:11:50.63 ID:wBoQ2YySO
右手で触れた物はスキル系によるものなら何でも無効、消滅させる
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:12:18.94 ID:ggThojTKo
右手で物質を消す能力
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:12:29.61 ID:WovAdZeAO
>>383
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:12:39.00 ID:e9HR4vrFo
右手で触った者に嘘の記憶を植えつける
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:13:50.74 ID:wBoQ2YySO
kskst
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:14:11.43 ID:mOH/678AO
ksk
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:16:32.22 ID:e9HR4vrFo
382
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:17:04.92 ID:mOH/678AO
3
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:17:21.04 ID:RZmfBP2go
1
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:17:39.53 ID:hk4+hMvlo
1
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:17:41.92 ID:WovAdZeAO
3
395 : :2013/03/09(土) 13:23:26.16 ID:h25YPMI/0

側近の性別を決めるぞー!

1、男
2、女


↓+3

396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:23:55.77 ID:mOH/678AO
ksk
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:24:05.25 ID:wBoQ2YySO
2
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:24:43.23 ID:OzU5ZFJyo
2
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:25:32.15 ID:l5xJQtNDO
2
400 : :2013/03/09(土) 13:29:33.83 ID:h25YPMI/0

やべ、多数決になってなかった。空気呼んでくれてありがとうございます。

側近の強さは?

1、一般人並。ただし頭は恐ろしくキレッキレ。
2、ぼちぼちでんな。男幹部たちと同じくらい?
3、戦闘時の移動は音速がデフォ。放つプレッシャーで相手の心拍が弱る。小動物なら死ぬ。


↓+4までの多数決で。

401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:30:36.76 ID:ggThojTKo
1
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:30:42.34 ID:wBoQ2YySO
奇数にした方がいいんじゃ…安価なら3
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:31:14.57 ID:l5xJQtNDO
1
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:31:29.75 ID:/aY9a50AO
魔王強くないっぽいし3
405 : :2013/03/09(土) 13:34:11.12 ID:h25YPMI/0

再びモーセか。

1、弱いか
2、強いか

↓+3まで多数決。

406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:34:33.03 ID:mOH/678AO
2
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:34:48.12 ID:wBoQ2YySO
2
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:35:00.49 ID:l5xJQtNDO
2
409 : :2013/03/09(土) 13:40:39.34 ID:h25YPMI/0

じゃあ側近の性質を決めるぞー!

1、異常献身(出血や刃物のないヤンデレみたいな感じ。言動に実害は一切ないが、歪んでいる)
2、天然さん(うっかり扉の横の壁を開けちゃったり、うっかり気が付いたら天井を歩いてたり)
3、冷淡冷酷(家政婦のミタさんみたいな感じ。けど貴女、意外と可愛いところもあるじゃない)

↓+4までの多数決
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:41:19.66 ID:vhOMbNUA0
1
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:41:39.67 ID:l5xJQtNDO
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:43:00.44 ID:2oLW7jJe0
1
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:43:49.87 ID:mOH/678AO
1
414 : :2013/03/09(土) 13:48:18.65 ID:h25YPMI/0

ショタ魔王投票の時ばりの団結力にわろた。

じゃあ、側近さんの属性を決めちゃいます。

1、妹!!
2、姉!!
3、幼馴染!!


↓+4までの多数決。


415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:50:22.28 ID:l5xJQtNDO
3
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:50:37.55 ID:mOH/678AO
3
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:50:37.70 ID:lOBxk5l00
3
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:50:56.34 ID:ggThojTKo
3
419 : :2013/03/09(土) 13:55:42.25 ID:h25YPMI/0

これが正真正銘、ラストの多数決だ!

魔王たちは現在どこにいる?


1、世界の最果て、魔王城に決まっておろう! 文句あるか!!
2、男幹部・女幹部と勇者討伐に向かっているのだ! 魔王城なんてこの世界にはない!!
3、あまり人目につかない隠れ里の普通の一軒家で生活してるよ! みんな人間だけど良い人たちだよ!!


↓+4までの多数決。なお、私は朝からなにも食べてないので、いい加減ご飯を食べてくる模様。


420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:56:32.93 ID:RZmfBP2go
3
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:56:41.73 ID:wBoQ2YySO
王道1
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:56:46.34 ID:6ipSdNSCo
3かな
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:57:13.10 ID:WovAdZeAO
1
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:57:20.56 ID:W3C2CPDqo
3
飯行ってら
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 13:58:30.97 ID:l5xJQtNDO
またカパッと割れたww
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 14:05:58.84 ID:/aY9a50AO
あまりモーセ言ってると10回は割れそうだな
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 14:06:52.40 ID:wBoQ2YySO
十戒だけに
428 : :2013/03/09(土) 14:22:18.45 ID:h25YPMI/0

えふっ。

再びの投票だぁ。

1、魔王城
2、隠れ里

↓+3まで多数決。


429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 14:25:32.26 ID:m4W7ZeIO0
1
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 14:27:28.22 ID:WrjxhYd5o
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 14:31:30.04 ID:l5xJQtNDO
432 : :2013/03/09(土) 14:35:31.64 ID:h25YPMI/0

そしておもむろにコミュニケーションタイム。

1、踊り子(Lv.1)
2、騎手(Lv.2)
3、ロボ娘(Lv.2)

現在のところ、

踊り子:勇者に気安く話しかけていいのかわからない。
騎手:2人っきりだと結構喋るし時々笑う。レベル3からはみんなでいるときもグイグイ来る。
ロボ娘:ご主人様と子犬みたいな感じ。レベル3からは思春期に突入。

↓+3までの多数決で

433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 14:36:44.54 ID:l5xJQtNDO
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 14:36:51.74 ID:WrjxhYd5o
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 14:37:28.33 ID:LsWiWj8K0
1
436 : :2013/03/09(土) 14:45:25.68 ID:h25YPMI/0


勇者「さて、もう他3人とはそこそこ話ができるようになったわけだが」

踊り子「……」

勇者「踊り子ちゃんとはあんまり話せてねーなぁ!」クワッ

踊り子「!?」

勇者「というわけでデートしよう、デート!」

踊り子「え、あ、あの、えっと……」アタフタ

勇者「まあ、デートっていうのは冗談だけど、ちょうど夕飯の買出しに行かないといけないからさ、一緒に行ってくれないかな?」

踊り子「は、はい……」

勇者「……」

踊り子「……」

勇者(かなり嫌そうだ。早くも心が折れそう)グスッ

踊り子(うぅ……せっかく勇者様が気を遣ってくださってるのに、言葉がうまく出てこないよぉ……)グスッ


437 : :2013/03/09(土) 15:02:24.85 ID:h25YPMI/0

勇者「たまにはカレー以外のものも食べたいよね。いや、カレーは美味しいんけどさ」

踊り子「そ、そうですね。……あ、えっと、夕飯は何にしましょうかっ?」

勇者「……え? さっきロボ娘ちゃんに牛丼を食べさせてあげようって……」

踊り子「あ、はい! そう、でしたね! ごめんなさいっ!」アワワ

勇者「はは……そんなにあわてなくても大丈夫だよ」

踊り子「は、はい、ごめんなさい……」シュン

勇者(あっれー、さっきの会話結構盛り上がったと思ってたんだけどなぁ……勘違いだったかー)

踊り子(緊張しすぎて頭が真っ白になっちゃう……2人っきりって怖い……)

勇者(えーっと……そうだ、騎手ちゃんの時は馬関係で話を広げたんだった。それなら……)

勇者「踊り子ちゃんって、あの町で育ったってことは生まれたときから踊りを学んでたの?」

踊り子「すー、はー。……え、ごめんなさい、なんですかっ!?」

勇者「……あ、うん。なんでもない。あそこで牛肉買おうか……」

勇者(そんなに俺に興味がないかっ!! しまいには泣くぞ!?)

踊り子(ややややっちゃったー!? おねがいですからもう一度チャンスをくださいいいっ!!)



438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2013/03/09(土) 15:05:54.22 ID:LsWiWj8K0
いやー、これでもか!って程に空回ってるね〜w
439 : :2013/03/09(土) 15:17:50.45 ID:h25YPMI/0


肉屋「へいらっしゃい!」

勇者「今夜は牛丼なんで、それ5人分くらいでお願いします」

肉屋「はいよ! ……んん? おうおう、可愛い子連れてるね! 彼女さんかい?」

踊り子「へっ!?」///

勇者(ノリでYes!と答えたいところだが、それやると完全に嫌われるな)

勇者「いえいえ、そんn」

肉屋「お熱いカップルならお安くしとくよ!」ニヤニヤ

勇者「!」

踊り子「!」

勇者(「安い」に弱い勇者としては、ここは是非ともお安くしていただきたい……だが)チラッ

勇者(たかが数百円で、踊り子ちゃんの好感度の上下が絶望的!! 正直かなり痛い!!)

踊り子(勇者様は「安い」という言葉がなにより好きだから、きっとこ、こ、恋人ってことにしたいはず)///

踊り子(でも、恥ずかしい……! それにわたしなんかと恋人なんて、たとえ嘘でも、嫌だよね……)

勇者「……くぅ……カップルとかじゃ、ないです……旅の仲間です……」

踊り子「……」

肉屋「おや、そうかい。まあお似合いだから、ちょっとはまけとくよ」

勇者「ありがとうございます……」

勇者「……行こうか、踊り子ちゃん」

踊り子「……はい」


440 : :2013/03/09(土) 15:36:50.55 ID:h25YPMI/0


勇者「……」

踊り子「……」

勇者(これでよかったんだ勇者よ。きっとさっきので好感度は上がった……いや上がってはいないか。けど下がることはなかったはず。あれが最適解だ、うん……)

勇者「……はぁ」

踊り子「」ビクッ

踊り子(たたたため息をおつきになられてらっしゃるー!? いまのは絶対「ちっ、こんなことなら騎手ちゃんを連れてくるんだったぜ」ってため息だよぉ……)ウルッ

踊り子「……ご、ごめんなさい」ジワッ

勇者「え? ……ええッ!?」

勇者(なぜにお泣きになられていらっしゃるのですか殿下!? え、どの選択肢をミスったの俺!?)

勇者「え、え、え、なに、なんで泣いてるの? ごめんなさいっ!」ゲザッ

踊り子「ちが、ちがいます……騎手ちゃんだったら、カップルってことにも出来たのにって思って……」

勇者「え?」

勇者(いや、まあ、騎手ちゃんだったら嘘でもキスとかさせてくれそうだけど……)

勇者「うん、そうだね。騎手ちゃんだったら……」

踊り子「」ジワッ

勇者「いや、でも! 踊り子ちゃんに嫌な思いさせるくらいなら、たかが数百円くらいどうってことないって!」アタフタ

踊り子「……?」

踊り子「わたしが、嫌な思い? 勇者様がじゃなくってですか?」

勇者「え? いやいや、踊り子ちゃんほどの女の子とカップルに見られたら、男なら喜ぶでしょ」

踊り子「そ、そんなことは……わたしなんか……」フルフル

勇者「え、じゃあなに? カップルってことにしてもよかったの?」

踊り子「え、えっと……勇者様さえ、よかったのなら……」

勇者「…………」

勇者「戻るぞ!!」ダッ

踊り子「ええっ? どこにですかぁ!?」

勇者「さっきの肉屋!! 無駄に数百円払ってたまるかァ!! 守銭奴勇者舐めんなコラァ!!もっかい殴りこみじゃァ!!」

踊り子「……!!」

踊り子「ふふっ、もう。なんですか、それ」クスッ


441 : :2013/03/09(土) 15:53:32.97 ID:h25YPMI/0


勇者「半額以下まで値切ってやったぜ、クルルルァア(巻き舌)」ドヤッ

踊り子「肉屋さん、最後は泣いてましたね……」

勇者「いやあ、ごめんね。カップルの証明しろって言われて、抱きついたりして」

踊り子「う……それは、しょ、しょうがなかったですから。大丈夫です」///

勇者「踊り子ちゃんの隠れナイスバディに触れられて、俺はもう思い残すことはないよ……」フッ

踊り子「せ、せめて魔王討伐してくださいっ!」///

勇者「おっと、そういえばそうだった。HAHAHA!」

踊り子「もう……」クスッ

勇者「……」

勇者「踊り子ちゃん、結構喋ってくれるようになったね」

踊り子「え? ……あぁっ!!」

踊り子「ご、ごめんなさいっ!」

勇者「いや、悪いことじゃないし。むしろずっと踊り子ちゃんとはこうやって話たかったんだよ」

勇者「まあ、あんまり好かれてないようだから今までグイグイ行かなかったけどさ……」

踊り子「そ、そんなことないですっ! わたしもお話したかったんですけど……その、あんまりお話は得意じゃなくって……」

踊り子「家族以外だと、その、緊張しちゃって……特に2人っきりだと……」

勇者「じゃあ、俺とはそこそこ緊張は取れたってことでいいのかな?」

踊り子「えっと、はい、多分」

勇者「俺のこと嫌いじゃない?」

踊り子「と、とんでもないです! むしろ信頼してます!」

勇者「ふぅ、良かったぁ……いやマジで」

勇者「あ、それならさ、もっと話しかけてきてもいいからね? 変に遠慮とかしないでさ」

踊り子「はい。今度からは、なるべく」ニコッ

勇者「うぎゃー! 笑顔が眩しいっ!」

踊り子「も、もう……」///


442 : :2013/03/09(土) 15:57:10.48 ID:h25YPMI/0


次のイベント

1、「性格反転の仮面」パニック!?
2、男幹部・女幹部サイド!
3、魔王・側近サイド!

↓+3

443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 15:57:46.28 ID:l5xJQtNDO
加速
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 15:58:02.05 ID:mOH/678AO
2
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 15:58:07.99 ID:TixAPIgAO
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 16:05:11.23 ID:m4W7ZeIO0
カレーライスマンも牛丼食うのか?
彼の食生活が物凄く気になる。
447 : :2013/03/09(土) 16:14:19.07 ID:h25YPMI/0

―――隠れ里―――


魔王「むにゃむにゃ……」グースカピー

側近「魔王様、魔王様」ユサユサ

魔王「んにゅ……ああ、側近ちゃん。おふぁよぉ……」ウトウト

側近「おはようございます、魔王様」ニコッ

側近「もうすぐ11時になります。お昼から近所の子とお遊びになられる約束ですので、そろそろお支度をなされた方がよろしいかと存じますが」

魔王「んん〜。あと5分」

側近「あと300秒ですね?」

魔王「……んー、あと15分」ゴロン

側近「かしこまりました。では軽食の用意をしてまいりますので、900秒後に再び伺います」ニコッ


448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 16:16:47.98 ID:WovAdZeAO
魔王城じゃなかったの
449 : :2013/03/09(土) 16:27:38.12 ID:h25YPMI/0
ミスったぁー。魔王城ってことで。
450 : :2013/03/09(土) 16:30:02.73 ID:h25YPMI/0
―――魔王城―――


魔王「むにゃむにゃ……」グースカピー

側近「魔王様、魔王様」ユサユサ

魔王「んにゅ……ああ、側近ちゃん。おふぁよぉ……」ウトウト

側近「おはようございます、魔王様」ニコッ

側近「そろそろ魔族長たちとの会合がございますので、お支度をなされた方がよろしいかと」

魔王「んん〜。あと5分」

側近「あと300秒ですね?」

魔王「……んー、あと15分」ゴロン

側近「かしこまりました。では軽食の用意をしてまいりますので、900秒後に再び伺います」ニコッ
451 : :2013/03/09(土) 16:38:38.50 ID:h25YPMI/0


魔王「いただきまぁす」ウトウト

魔王「」モグモグ

側近「……」

魔王「側近ちゃんは一緒に食べないの?」

側近「恐れながら、すでに頂いております。私如きはお気になさらずお召し上がりくださいませ、魔王様」

魔王「……」

魔王「ねえ、側近ちゃん。せめて2人っきりの時は、敬語とか魔王様ってどうにかならないかなぁ?」

魔王「ぼくたち幼馴染だし、また昔みたいに呼んでほしいな、なんて。……お願い」

側近「……」

側近「そのような恐れ多きこと、出来ようはずがございません。魔王様」

魔王「……そっかぁ」シュン

側近(……)ギリッ…

側近「では魔王様、会合の前にいつもの魔法をかけますね」

魔王「ぼくが立派に見える魔法でしょ?」

側近「はい。私としましては今のままでもよろしいと思うですが、中には見掛けだけで判断する脳無しもいるようですので」

魔王「ぼくは大丈夫だよ、側近ちゃん」

側近「……それから魔王様。くれぐれも、私のことを側近ちゃんなどと呼ぶことのありませんように」

魔王「うん、大丈夫。魔王っぽく喋るから」

側近「」ニコッ

452 : :2013/03/09(土) 16:59:49.33 ID:h25YPMI/0


魔王「よくぞ集まった、魔族長たちよ」

魔王「今から伝令を言う。よく聞け」

魔王「側近」チラッ

側近「かしこまりました」

側近「人狼族は縄張りを広げすぎているので現状を維持するように。吸血鬼族は先月の人間殺害規定を5人もオーバーしているので気をつけるように。機械族は工業排水に関する苦情が来ているので今月中に解決案を提出するように。人魚族は縄張りが縮小しすぎている。海魔族は人魚族に助力して人間たちを撃退するように」

側近「以上だ」

悪魔族長「待て!」

魔王「なんだ、悪魔族長」

悪魔族長「俺たちが先月申請した人間殺害規定の人数上げはどうした?」

側近「却下だ。現状を維持するように」

悪魔族長「ふざけんな! こちとら縄張りはそのままで人数だけ増えてるんだぜ? 縄張り拡大申請が通らないなら、せめて殺害規定は上げてくれよ!」

悪魔族長「今代の魔王様はヘタレなんだよ! お優しいのは結構だが、そんな弱腰でh」

魔王「側近!!」

側近「」ピタッ

悪魔族長「!? い、いつの間に、俺の後ろに……」

側近「魔王様が「お優し」くてよかったな……」ボソッ

悪魔族長「」ゾクッ

魔王「側近。やたらと手をあげるなと言っているだろう」

側近「申し訳ございません。少々口が過ぎると思いまして」

魔王「べつによい。とにかく、規定人数は今のままだ、悪魔族長」

悪魔族長「……あ、ああ」

魔王「『縄張りはそのままなのに人数が増えている』……良いことではないか」

魔王「では報告は終わりだ。私は戻る。後は好きにやってくれ」ガタッ

側近「」スタスタ


453 : :2013/03/09(土) 17:09:17.45 ID:h25YPMI/0


魔王「緊張したぁ……」グテー

側近「お疲れ様でした、魔王様」

魔王「もう、側近ちゃん! ぼくずっと、自分も他人も傷つけちゃだめって言ってるでしょー!?」

側近「あれはハッタリです。「魔王様がお止めになる」ことで威厳を保とうとしたのです」

魔王「も〜、あれ殺気がやばかったじゃない。ほんとにハッタリだった?」

側近「……」ニコッ

魔王「んー、まあいっか」

魔王「ねえねえ、それよりもうお仕事終わったんでしょ? じゃあ遊ぼ?」

側近「では、魔従姉様と竜族皇女様をお連れ致します」スタスタ

魔王「ええー、側近ちゃんはー!?」

側近「失礼致します、魔王様」

魔王「……うぅ〜」グスッ


454 : :2013/03/09(土) 17:31:12.30 ID:h25YPMI/0


側近(魔従姉さんは魔王くんの従姉で血縁としては問題ない。けどちょっと体が弱いのが気になるなぁ。生殖機能に問題があるかもってお医者さんも言ってたし……。人格的にはかなりすごい人なんだよね。それに魔術は多彩で高度、頭も良い…………まあ、年齢の割にはってことだけど)

側近(竜族皇女ちゃんも。もちろん血筋は問題ない。けど、まだちょっと心が幼いかな。あれが人格的な問題なのか、まだ子供だからなのかはこれからの成長を見ていくしかない……かぁ。ちょっと頭が弱そうな子だけど、そこは今のうちから教育しちゃえば大丈夫だと思うし、体も丈夫で健康そのもの、身体能力も高い……)

側近(う〜ん、どっちも捨てがたいなぁ。一長一短……魔王くんには絶対に最高の血筋と最高の人格、そして優秀な能力をもつ人のお婿さんになってもらわないと)

側近(ぶっちゃけ優秀さ、強さで言ったら私が最高なんだけど……私は魔王くんにはふさわしくないからしょうがないね)

側近(他の何を犠牲にしても、魔王くんには最高の人生をプレゼントしなくちゃ……ふふふ)

男幹部「側近様」

側近「勇者討伐はどうなりました?」

男幹部「今は情報集めといったところでしょうか。まず顔を割り出さないことには」

側近「早く結果を出しなさい。貴方は魔王様と面識が無いから、別に消したっていいんですよ?」ニコッ

男幹部「ええ、善処いたします」ニヤ

側近(気持ち悪い男。私のプレッシャーに笑顔で応えるなんて、何考えてるかわからないわ。まあ、たとえなにを考えてても、魔王くんの障害になれば消すだけだけど)

男幹部(側近様は割と血の気の多い方なのに、なぜかどんなザコにも手を出したりはしない。だからさっきのプレッシャーもハッタリだとすぐにわかったけど……まあ、多分魔王様に仇なしたら即殺されるんだろうねぇ)

男幹部(怖い怖い)ニヤ


455 : :2013/03/09(土) 17:34:25.17 ID:h25YPMI/0
こんな感じで。

次のイベント

↓+3

456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 17:48:36.97 ID:mOH/678AO
>>318

457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 17:49:02.73 ID:WovAdZeAO
踊り子の幼なじみの女踊り子達が堕落して公開ストリップショーして男共に精子ぶっかけられているのを、勇者と踊り子の二人で発見
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 17:49:32.21 ID:WovAdZeAO
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 17:51:27.26 ID:mOH/678AO
ひっでえ安価だなww
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 18:00:15.88 ID:4Cm5cRU8o
これは酷い(棒)
461 : [sage]:2013/03/09(土) 18:17:15.81 ID:h25YPMI/0


勇者「たまたま見かけた町だけど、結構町並みとか綺麗だね」

踊り子「ですね。風も気持ちいいですし」

勇者「老後はこういうところに住んでみたいかも。魔王討伐したら、ここに家を買おうかな」

踊り子「勇者様のご家族は?」

勇者「ああ、俺、家出してるから」

踊り子「そう……なんですか? ご家族の方たちは心配されてるんじゃ……」

勇者「いや、記憶消しちゃったからさ。この手で」

踊り子「……!」

勇者「そういえば、この旅に出てからは記憶を消したことはないなぁ。それまでは結構バンバン使ってんだけどなー」

踊り子「踏み込んだことを聞いてしまって、ごめんなさい……」

勇者「いやいや、適当に誤魔化そうと思えば誤魔化せたんだ。気にしてないから言ったんだよ」

勇者「とにかく今は情報収集だよ。魔王城がどこにあんのかもわかってないんだから」

踊り子「はい。そうですよね、魔王をどうにかしなきゃです!」

勇者「おう! ……ほら、あそこに人だかりができてるから、ちょっと聞いてみよう」

踊り子「はい!」

462 : [sage]:2013/03/09(土) 18:33:01.57 ID:h25YPMI/0


踊り子「―――」

勇者「……これは」



男A「おら、ヘバってんじゃねーぞ! 金は入れてやってんだろうが!」

踊り子幼馴染1「は、はいぃ! あ、触るのはダメ、です……」

男B「さっさと脱げよ、他の子を見習えよな」

幼馴染2「すぐ、すぐ脱ぎますから……」

男C「キミはかなりノリノリだねぇ。開き直っちゃった?」

幼馴染3「あはっ、すっごく濃いよぉ……」ドロッ



勇者「……今どき、あるんだなぁ。こういうの」

勇者「踊り子ちゃん、行こうぜ。あんま見ないほうがいい」

踊り子「あ、あ……」プルプル

勇者「踊り子ちゃん? ショックなのは分かるけどさ、行こう。知り合いでもあるまいし」

踊り子「幼馴染……です」

勇者「え?」

踊り子「あれ、わたしの町の、幼馴染……なんです……」

勇者「……マジ、かよ」


463 : [sage]:2013/03/09(土) 19:00:42.10 ID:h25YPMI/0


男s「はは、また明日も来てやるよ。じゃあな」



幼馴染2「うっ……ひぐっ……」ポロポロ

幼馴染1「げ、元気だして……きっとなんとかなるから……」

幼馴染3「あは、あははは。べつにいいんじゃないかな、このままでも。ううん、ずっとこのままなんだよ」

幼馴染1「そ、そんなこと…………えっ?」


踊り子「……」


幼馴染3「あ。踊り子ちゃんだぁ。久しぶりだね」

幼馴染1「踊り子……そんな、なんで……」

幼馴染2「いやあああっ!!」

踊り子「みんな、これ、どういうことなの……?」

踊り子「なんでみんな、町の通りで……裸に……」

幼馴染3「ストリップショーってやつだよぉ。こうやってお金を稼いでるの、私たち」

幼馴染1「……」

幼馴染2「いや、うそ、こんなの嘘……」

踊り子「みんな……踊り子パレードはどうしたの? あれに参加してれば、こんなことしなくても……」

幼馴染1「ばかだったんだ、私たち。あんなことしなくても、実力でやっていけるって勘違いして……」

幼馴染1「気づいたら枕とか、そういうことばっかりで……もうとりかえしのつかないことになっちゃった」

幼馴染3「心配いらないよ。もうすぐ幼馴染2ちゃんも諦めるから。そしたらもう、大丈夫」

踊り子「……」

踊り子「勇者様……どうにか、なりませんか」

勇者「どうにか……ねえ。3人の働ける場所か、養ってくれるところがあればいいんじゃないの?」

踊り子「……勇者様。この子たちを、私たちと一緒に……」

勇者「それは、危ないでしょ。魔王討伐してるんだぜ?」

踊り子「……けど。でも、このままじゃ……」

幼馴染1「私たち、踊り以外にはなにもできないのに……その踊りでも失敗したんじゃ、どこでもやっていけません……」

踊り子「じゃあ踊り子パレードに……!」

幼馴染3「べつにいいよ、いまさら。なにも考えなくても、こうやって生きていけば……」

幼馴染3「それに悪いことばっかりじゃないよ? 気持ちいいもん。ほら」クチュクチュ

踊り子「っ!!」

勇者「踊り子ちゃんがどう言っても、結局はこの子達次第なんじゃない? 全部を忘れてパレードに戻っても、また同じことの繰り返しなんだ」

勇者「この左手は、人助けにはあんまり役に立たないんだよ。人間って結構バカだからさ」

踊り子「……」

勇者「けど、敢えてこの力を人助けに使おうっていうんなら……」スッ

踊り子「あっ……」

勇者「……嫌な夢だったんだ。忘れときな」ピト

踊り子「………………は……い」ポロポロ

464 : [sage]:2013/03/09(土) 19:13:54.04 ID:h25YPMI/0


勇者「2人の記憶は消しといたから」

幼馴染2「」スヤスヤ

幼馴染3「」クークー

勇者「ま、あとはキミ次第かな。どう転ぶかはわかんないけどね」

幼馴染1「……はい……ありがとうございます」

勇者「その子たちが大事なら、またパレードから抜けないように、ちゃんと制御してあげなよ」

勇者「よいしょっと!」ヒョイッ

踊り子「zzz」グイッ

勇者「じゃ、ばいばい」

ガチャ




勇者「さーて、どうなることやら。ね、踊り子ちゃん?」ツンツン

踊り子「むにゃ……えへへ」プニプニ

勇者「ったく、俺の記憶はどんどん嫌なことばっかになってくなぁ……やれやれ」

勇者「でも俺はいろいろ覚えとかなきゃだもんな。みんなの分まで」


勇者「じゃ、みんなのところに戻りますかね……」


465 : [sage]:2013/03/09(土) 19:14:48.75 ID:h25YPMI/0


ちょっと夕飯休憩しまっせー。


次のお話。

↓+3

466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 19:20:31.85 ID:WrjxhYd5o
カレーマンにライバル登場
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 19:23:23.53 ID:l5xJQtNDO
加速
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 19:23:28.62 ID:+4/mNceH0
騎手がとある魔法を覚えた
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 19:23:33.65 ID:mOH/678AO
そろそろストーリー進めたいし、ここは「女幹部が部下達に管理させている奴隷街に行く」とかどうかな?

そこで、主人公のライバル的存在も登場させたりしつ
470 : [sage]:2013/03/09(土) 20:49:39.88 ID:h25YPMI/0


勇者「ふんふふんふふん、チョコバット〜♪」テクテク

ガチャ

騎手「ばっちこい」

勇者「お、騎手ちゃんじゃん。何食ってんの?」

騎手「怪しげなキノコ。金色と青緑の水玉模様の」モグモグ

勇者「それよく食べようと思ったね。有機物の色彩じゃねーよそれ」

騎手「勇者も食べたじゃん」

勇者「えー? 俺のはもっとマシだったっしょー」

騎手「どっこいどっこい」

勇者「まじかー。どっこいかぁ」

騎手「んっ」ピクッ

勇者「お? なにか副作用あった? もしかして気を使えるようになった? 気のこだけに?」

騎手「ぷふっ。ちょ、ちょっと、いまマジメなトーンだったじゃん。茶化さないで」クスクス

勇者「めんごめんご。で、なんか異変があった? 毒とかやめてくれよ?」

騎手「違う。なんか、力が溢れてくる。今ならなんか魔法が使えそう」

勇者「マジか! なになに、どんな魔法?」

騎手「んーとね……」





この書き込みから>>474までの間で「騎手が目覚めた魔法」を書いてってください。

その中から、>>478が指定したのに決定で。

一応私も案を出しときますね。1がネタ用、2がガチ用です。

1、感情の数値化・操作
2、大きさ操作

471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:50:56.85 ID:ZgHq7LEe0
馬装着身(まそうきしん)
相棒の馬を、なんかメカ格好良い感じの武装に変えて装着する
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:51:51.62 ID:l5xJQtNDO
お笑いで楽しませる
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:52:49.95 ID:GSAkIqct0
粉末操作
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:54:02.00 ID:nb0cSih80
コショウ無限生成
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:54:57.92 ID:WovAdZeAO
ksk
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:55:23.05 ID:WovAdZeAO
ksk
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:55:44.72 ID:l5xJQtNDO
加速
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:55:45.54 ID:WovAdZeAO
ksk
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 20:55:49.43 ID:jkgH7J7C0
>>471
480 : [sage]:2013/03/09(土) 21:10:47.90 ID:h25YPMI/0


騎手「見てて」スッ

馬「ブロロッ」

騎手「装着」

キュィィィン

勇者「おおっ、変身。さながら魔法少女のごとく」

騎手「どっちかって言うとライダー」ガチャ、ガチャ

騎手「どや」ガシーン!

勇者「うおお、かっけー!! なぜ俺のキノコはサーチ系だったのか!」

騎手「日頃の行い」

勇者「ひどい!?」

騎手「冗談。勇者はがんばってる。偉い」ナデナデ

勇者「うぎぎ。この歳で少女に頭を撫でられるとは屈辱。だが鎧の上からでもわかるけしからん胸に免じて許そう」

騎手「触ってみる?」

勇者「触らないことを信頼して言ってくれてるのはわかってるから触らない」

騎手「ふふっ」クス

勇者「その笑顔は大抵のことを許せてしまう悪魔の微笑みだなぁ」


481 : [sage]:2013/03/09(土) 21:11:43.64 ID:h25YPMI/0

次のイベント。

↓+3

482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:13:24.74 ID:l5xJQtNDO
加速
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:15:19.35 ID:zl+D0Oiu0
ロボにダッシュ用足ジェット(飛べないが、大ジャンプくらいには応用可能)機能と、高硬度ナイフが開発される
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:15:22.04 ID:l5xJQtNDO
485 : [sage]:2013/03/09(土) 21:30:21.93 ID:h25YPMI/0

―――巨大ロボ・開発ラボ―――


カツ、カツ、カツ…

ガチャ


勇者「どもー」

博士「来たか」

勇者「そりゃ呼ばれましたから」

博士「巨大ロボのために新開発したアタッチメントだ。試してみろ」

勇者「そんなはちきれんばかりの筋肉で言われたら従うしかないですな」

勇者「で、どんな機能なんです?」

博士「足へのアタッチメントがブースター。今までよりずっと早く走れる。大ジャンプもできる」

勇者「Bダッシュかー」

博士「そして、高硬度ナイフ。岩山を彫刻しても傷つかず、カキ氷のように削ることの出来るナイフだ」

勇者「巨大ロボサイズのナイフって、もう船みたいなもんですよね、それ」

博士「機械街モードの時は、ブースターはサウナ、ナイフは広場のオブジェになる」

勇者「なぜ科学者っていうのは、どうでもいいこだわりに全力なんだ!?」

博士「まあ、どちらも使う機会はあるだろう。試してみるといい」

勇者「わかりました。早速試してみますよ」

勇者「ところで、女史さんは?」

博士「キミの仲間にロボットがいただろう。その子に話を聞きに行くと言っていた」

勇者「ロボ娘ちゃん、人見知りだから心配だなぁ」

勇者「まあ博士さんと女史さんも、同じ巨大ロボ内にいるんですからたまには顔を出してくださいよ」

勇者「不意打ちでその筋肉見るとビビるんで」

博士「善処しよう」


486 : [sage]:2013/03/09(土) 21:35:21.10 ID:h25YPMI/0

ズシーン、ズシーン!

勇者「うおお、速い速い! どうよ騎手ちゃん、動かし心地は!」

騎手「爽快」

カレー「景色がすごい勢いで後ろに流れていくね!」

踊り子「うわあ、すごいですねー」

ロボ娘「」キラキラ

騎手「ナイフも」

巨大ロボ「」シュラッ

ズガーン!!

勇者「海が割れたー!?」

カレー「ごめんねシーフードたち!」

騎手「燃える」

ロボ娘「燃える!!」キラキラ

勇者(ロボ娘ちゃん、絶対この機能欲しいと思ってるな……)

勇者(明日あたり、廊下を高速で走るロボ娘ちゃんが目撃されるかもなぁ……)


487 : [sage]:2013/03/09(土) 21:39:25.38 ID:h25YPMI/0

次のイベント。

今日最後のイベント。ちょっとじっくり書きます。多分。

お風呂入ってきます。

↓+4

488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:45:05.29 ID:IhoGFm0f0
ksk
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:48:51.69 ID:l5xJQtNDO
加速
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:49:52.37 ID:WZlGXGaAO
加速
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:49:55.46 ID:WovAdZeAO
ロボ娘、美少女ロボを見つけ一人でついていくも、実はそれが性欲処理用ロボで研究者達に乱暴に輪姦されているのを目撃して困惑

一部始終見届けた後に美少女ロボと二人でロボの意味について話をする
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 21:49:58.52 ID:IhoGFm0f0
世界に、全ての存在の夢(寝てる時の)が繋がった世界が出来る
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 22:06:57.14 ID:mOH/678AO
よくこんな安価が思いつくもんだww
494 : [sage]:2013/03/09(土) 22:59:07.38 ID:h25YPMI/0


ロボ娘「よいしょ、よいしょ」ヨチヨチ

勇者「ん? わー! おいおいなにしてんの!?」

ロボ娘「博士さんに、倉庫の荷物をもってきてっていわれたの」

勇者「んなもん子供にやらせるなんて……」

勇者「ほら、貸して……って重っ!?」ズシッ

ロボ娘「あたしなら重くないよ?」

勇者「う〜む、なら別にいいかと思わないでもないけど、ここは男として意地をみせちゃるぜ」

勇者「ロボ娘ちゃんは誰かと遊んできな?」

ロボ娘「じゃあ、カレーさんと遊んでくるー!」トテテ

勇者「カレーさんは今、巨大ロボにいないからねー?」

勇者「うぐぐ……重いぜちくしょう……」ヨタヨタ


495 : [sage]:2013/03/09(土) 23:08:04.36 ID:h25YPMI/0


ロボ娘「カレーさんは買出しかー……」

ロボ娘「1人で町にでてきちゃった。勇者さんにおこられちゃうかな?」

ロボ娘「うーむ。うん、たぶんだいじょーぶだよねっ!」

ロボ娘「なにかおもしろいものないかなー♪」キョロキョロ

ロボ娘「う?」


性ロボ「」ゴクゴク


ロボ娘(工場の蛇口でオイルのんでる……ロボットだ!)

ロボ娘(きれいな人だなぁ。髪もながくてきれい……!)キラキラ

性ロボ「」スクッ、スタスタ

ロボ娘(どこにいくんだろう? もしかして、ロボットがたくさんいるところがあったりして!?)

ロボ娘(ついてっちゃおっと! えへへ♪)コソコソ


496 : [sage]:2013/03/09(土) 23:23:12.16 ID:h25YPMI/0


ロボ娘(研究所の、おとなりの倉庫にはいってっちゃった……)

ロボ娘(あのおねーさんのお友達が、あそこにいるのかな? そしたら、あたしもお友達にしてくれるかなっ?)

ロボ娘(えへへ、たのしみだなぁ♪)コソッ

ロボ娘(倉庫の扉をあけちゃったらバレちゃうよね……どこか、のぞけるとこないかな?)キョロキョロ

ロボ娘(窓もカーテンがしまってて……あっ、ここの壁のヒビからみえるかも!)

ロボ娘(むむむ、んーと……)スッ



研究者A「さっさと脱げ。早速だけど咥えてもらおうかな」

性ロボ「……」シュルシュル

研究者B「脱いだら四つん這いな」

研究者C「後がつかえてるんだから、早くしろよ?」

研究所B「おいおい久しぶりなんだから楽しませろよー」



ロボ娘(……え? なんであのおねーさん、服ぬいではだかになってるのかな?)

ロボ娘(わわっ、まわりのおじさんたちもぬいじゃった……いっしょにお風呂にはいるのかなぁ?)

497 : [sage]:2013/03/09(土) 23:33:55.69 ID:h25YPMI/0


研究者A「おらっ」

性ロボ「んぐっ、ん、うっ、ぉう」ジュプジュプ

研究者B「おいもっとケツあげろ。お前初めてか?」

研究者A「いや、かなり、いい具合だぜっ!」

性ロボ「うぐっ、んんっ……」




ロボ娘(え、え、え? なにあれ。なにしてるんだろ?)

ロボ娘(あのおじさんたち、おまたにへんなのついてる……男の人、だから……? 勇者さんも、あれついてるのかな……)

ロボ娘(で、でもあそこって、おしっこするところなのに……おくちにいれちゃったらきたないのに……)

ロボ娘(なんなんだろ、あれ。……おねーさんくるしそう……なんであんなことしてるのかな……?)


498 : [sage]:2013/03/09(土) 23:45:54.76 ID:h25YPMI/0


研究者B「んじゃ、いれるぞ」グイッ

研究者C「せっかくだから前と後ろ一緒にいれねーか? 我慢できねーよ」

研究者B「お前相変わらず変態だなぁ。まあいいけど」

研究者C「じゃあ下から失礼して……」

性ロボ「んぐっ!?」

研究者B「いれてくぞー」

研究者C「おい力抜け。あともっと腰落とせ。よい、しょっと!」

性ロボ「んむ、んんーーーーーっ!!?」

研究者A「うおっ!」

研究者B「締まりやべー!」

研究者C「むしろ痛い! もっと奥にいれねーと!」ギチギチ

性ロボ「んンーーーーーッ!!!」ガクガク




ロボ娘(ええ!? おしりに、あの、おまたのやつがはいっちゃった!?)

ロボ娘(おねーさんのおまたにも……なんで!? あそこ、穴なんて……)サワッ

ロボ娘(あれ……? ある……かな? ちっちゃいけど……でも、あんなのぜったいはいらないよ……)

ロボ娘(おねーさん、すごくくるしそう……なんでおじさんたち、おねーさんをいじめてるの……?)ウルッ

499 : [sage]:2013/03/09(土) 23:57:29.83 ID:h25YPMI/0


研究者A「うわ、やべー! もう出そうだ」ジュプジュプジュプ

研究者B「おい、胸いじってやれ。多分締まるぞ」パンパンパン

研究者C「これくらいで、ちょうどいいだろ!」ギリリッ

性ロボ「んぎぃっ!?」ビクン

研究者B「うおぉ! で、出る!!」ビュク、ビュク

研究者C「おら出すぞ!」ドピュ、ドピュ

研究者A「こぼすんじゃねーぞ!」ゴプッ、ゴポッ

性ロボ「うぎゅっ!?」ビクッビクッ

性ロボ「んくっ、うっ、んぐっ」ゴクゴク

研究者A「……ふー。お疲れさん。金は振り込んどくぜ」

研究者B「けっこう良かったな、今回のは」

研究者C「後片付け任せたぞー」

性ロボ「……ご利用、けほっ、ありがとう、ございました……」クタッ




ロボ娘(……!! おじさんたち、でてっちゃった! いまなら……!)ダッ


500 : [sage]:2013/03/10(日) 00:23:57.64 ID:n8cXLuWD0

ガラッ

ロボ娘「おねーさん!」ダッ

性ロボ「……!?」

ロボ娘「だいじょうぶ!? おじさんたちにひどいことされて……ごめんなさい、みてたのに……」

性ロボ「……ううん。大丈夫だよ。ありがと」ニコッ

ロボ娘「?」

性ロボ「」ゴソゴソ

ロボ娘「ティッシュ?」

性ロボ「お掃除しなきゃ」ゴシゴシ

ロボ娘「あたしもやる!」スッ

性ロボ「ダメ」パシッ

ロボ娘「え?」

性ロボ「あなたはこんなのに触っちゃダメだよ」

ロボ娘「その白いの、おしっこ……でしょ? だいじょうぶだよ、あとで手、あらうから……」

性ロボ「そういうことじゃないの。いいから、ちょっと待ってて」ゴシゴシ

性ロボ「んっ」グチュッ

ロボ娘「な、なんでそんなところに、おっきな穴があるの? それに、なんでそこにおしっこいれるの?」

性ロボ「それは……うん、もうちょっと大きくなったら学校で習うよ」

ロボ娘「学校は、いってないよ? あたしもロボットだもん」

性ロボ「!! そうなんだ。すごいね、気づかなかった」

ロボ娘「おねーさんもだよ! オイルのんでるとこをたまたまみて、ついてきたんだ!」

性ロボ「そっか。まあ、私は人間にぎりぎりまで似せる必要があるからね」

性ロボ「えっと、あなたにもご主人様がいるんでしょ? その人はあなたのこと、どう扱ってる?」

ロボ娘「勇者さんのこと? 今日は、あたしがお荷物をはこんでたらおこられちゃった」

性ロボ「どうして? 落としちゃったの?」

ロボ娘「ううん、子供がそんなことしなくていいっていわれて……」

性ロボ「……とってもいいご主人様なんだね」

ロボ娘「うん! 勇者さんはすっごくいい人なんだよ!」ニコニコ

ロボ娘「おねーさんも、勇者さんにあってみる?」

性ロボ「それはいいかもね。でも、私は性処理用の人形だから」

ロボ娘「せーしょりよー?」

性ロボ「ロボットは利用されてなんぼだから。私も造られた目的のために活動していくよ」

ロボ娘「……? よくわかんないけど、うん、わかった!」

ロボ娘「でもあたしたちはロボットだけど生きてるから、やりたくないことはやらないでいいとおもうよ?」

性ロボ「……そういうわけにもいかないよ」

ロボ娘「?」

性ロボ「とにかく、私みたいなのと一緒にいるところを見られちゃいけないよ。それに、そんなに優しいご主人様なら、今ごろ心配して探してるかもしれないよ?」

ロボ娘「ああっ! そうだった! おねーさん、げんきでね! もうおじさんたちにいじめられちゃだめだよ! ばいばい!」フリフリ

性ロボ「……ばいばい」ニコッ

501 : [sage]:2013/03/10(日) 00:39:02.49 ID:n8cXLuWD0


ロボ娘「」トテテ

勇者「ああーっ!! ロボ娘ちゃん!!」クワッ

ロボ娘「あ、勇者さん!」トテテ、ダキッ

勇者「もー! どこ行ってたの!? カレーさんが帰ってきたのに会ってないって言うし、巨大ロボの中にはいないし……!!」ナデリナデリ

勇者「ったく、これから外に出るときは、ネックレスつけといて! 発信機ついてるから!」

ロボ娘「はーい!」

勇者「で、どこ行ってたの?」

ロボ娘「ロボットのおねーさんとお話してたの!」

勇者「ロボットのおねーさん?」

ロボ娘「なんかね、おじさんたちにいじめられてたの。おしっこのまされてたり、おまたに、おまたの棒をいれられたり!」

勇者「……それって性処理用ロボットじゃないの?」

ロボ娘「あ、そう言ってた! せーしょりよーだって!」

勇者「なんか変なことされたり、変なこと教えられたりしてない?」

ロボ娘「うん! やさしいおねーさんだったよ! 勇者さんのことをおしえてあげたらね、いい人なんだねってほめてくれたの!」ニコニコ

勇者「そっか……とにかく、もう1人でどこかに行ったりしないでね。心配したんだから」

ロボ娘「うん!」

勇者「じゃ、帰ろっか。歩きにくいからちょっと離れて。手ぇ繋いであげるから」

ロボ娘「はーい!」ギュッ

ロボ娘「ねーねー勇者さん。ロボットって、やりたくないこともやらなきゃいけないの?」

勇者「……」

勇者「そういうロボットもいるよ。けどロボ娘ちゃんは、絶対にやりたくないってことは、やらなくてもいいからね」

ロボ娘「はーい!」

勇者「よしよし」ナデナデ

ロボ娘「えへへー♪」

勇者「んじゃ、帰るぜー!」

ロボ娘「おーっ!」

502 : [sage]:2013/03/10(日) 00:53:33.65 ID:n8cXLuWD0
えっと、こんな感じのお話でよかったのかな……?


そろそろ寝ます。泥のように。おやすみなさい。

最後に安価を置いときますね。



次回:もっと仲良くなろう企画

1、踊り子(Lv.2) 現在:結構気を許してくれてる。
2、騎手(Lv.2)  現在:2人きりならかなり仲良し。
3、ロボ娘(Lv.2) 現在:子犬のようにべったり。


レベルが上がると……

踊り子:かなり気を許し、ツッコミやボディタッチが多くなる。
騎手:みんなでいる時でもグイグイくるようになる。2人だとテンション高くなる。
ロボ娘:思春期に突入。ベタベタしてこなくなる。


↓+2

503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:54:04.31 ID:0Lg8Ly9Jo
2
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:54:13.77 ID:cViD/wMWo
2
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 00:56:12.38 ID:8Kep5skAO
乙!

すごく良かった!
506 : [sage]:2013/03/10(日) 01:18:58.23 ID:n8cXLuWD0

明日は、9時ごろはじめようかなーって。

あとそろそろストーリー進めようね。500超えちゃったからね。

ほいでは、おやすみなさいです。釈迦のごとく。

507 : [sage]:2013/03/10(日) 09:12:41.33 ID:n8cXLuWD0


カレー「勇者様、明日は暇なのかい?」

勇者「ん? ああ、またどっか行きます?」

カレー「それならこの前行った劇場に足を運んでみないかい? 僕、あの演劇というものにハマってしまってね!」

勇者「いいですよー。カレーさんってお涙頂戴的な展開になると、即泣いちゃいますよね」

カレー「あれは目から勝手にスープカレーが出てくるだけさ! まあ、王道展開には弱いね!」

勇者「映画とかもそうじゃないですか。感受性強いんですね」

カレー「勇者様はあんまり泣かないよね。あ、でもゲームで負けるとあからさまに不機嫌になるよね」

勇者「あ、ゲーセン行ったときの話ですか? いや、だってあのハメ技エグかったじゃないですかー」

カレー「はは、勇者様の戦法は結構単純だからね。でもUFOキャッチャーは無駄に上手かったじゃない」

勇者「昔、妹とよくやってたんですよ。取れるまで帰らせてもらえないから必死でした。あはは」

カレー「兄妹かぁ、いいねえ。……おっと、もうこんな時間か。そろそろ夕飯の支度をしてくるよ!」

勇者「いつもすいませんね。料理できるのがカレーさん以外にいなくって……」

カレー「はは! 適材適所さ、任せたまえ! じゃ、またね!」

勇者「……」

勇者「カレーさん、すっげー良い人だよなぁ。料理も出来るし、あれはモテるだろうなぁ」

勇者「……ん?」クルッ



騎手「……」ジー


508 : [sage]:2013/03/10(日) 09:35:02.95 ID:n8cXLuWD0


勇者「あ、騎手ちゃん。どうしたの? おなか減った? 今カレーさんが作りに行ったとこだよ」

騎手「」フルフル

騎手「勇者、カレーマンといろんなとこに行くんだ……」

勇者「ん、まあね。カレーさん結構フットワーク軽いんだよね。目についたとこにはすぐ入って行っちゃうし」

勇者「俺って、人といるときじゃないとお金使わないからさ、カレーさんといるといろいろ経験できて楽しいよ。騎手ちゃんもカレーさんと出かけてみれば?」

騎手「……」

勇者「?」

騎手「勇者とカレーマンって、友達?」

勇者「ん、まあね。多分そうじゃないかな。むしろマブダチ? なんちゃって」

騎手「……私も勇者と友達なのに、あんまり仲良しじゃない……」

勇者「え? いや、そんなことはないんじゃない?」

騎手「どこにも出かけたことない。せいぜい買出しくらい」

勇者「う……まあ、そうだけどさ。ほら、それは男同士だから気軽に行けるんであって。男女だとどうしても気を遣っちゃうからさ。騎手ちゃんも楽しくないだろうと思って」

騎手「……」プクッ

勇者「な、なんだそれ。ほっぺを膨らませて……新ワザ? 可愛すぎんだろバッキャロー」

騎手「劇場に連れてって。映画館も。ゲーセンも。今すぐに」

勇者「今すぐに!? 別に、友達なら一緒に出かけなきゃいけないってわけじゃないぜ……? そんな無理しなくても……」

騎手「」プックー!

勇者「わかったわかった! でも明日ね! 明日行こう! カレーさんとの演劇はまた今度にするから!」

騎手「2人でお出かけ?」

勇者「おっけーおっけー。了解だ! 任せたまえ!」

騎手「♪」

勇者(……突然どうしたんだろう? 親元を離れて1人だったから、寂しかったのかな?)

勇者(騎手ちゃん、そんなに自分から行くタイプじゃないし、ちょっと誤解されやすそうな性格だもんな)

勇者(……明日は甘えさせてやろう)

509 : [sage]:2013/03/10(日) 09:49:06.78 ID:n8cXLuWD0

―――劇場―――


セリヌンティウス『ああメロス、貴方はどうしてメロスなの……?』


勇者「……」チラッ

騎手「」ジー

勇者(すっごい真剣に見てる。普通、間違い探しでもここまで注視しないぞ。なんかかわいいな)

騎手「」ウルッ

勇者(お……)

騎手「」チラッ

勇者「あ」

騎手「勇者。前見て」

勇者「は、はい……すいません」

騎手「」ジー




勇者「どうだった?」

騎手「よかった。ちょっとウルっときた」

勇者「騎手ちゃんも感受性強い方なんだね」

騎手「勇者はウルっと来そうになると、私の方を見るよね。そうやって、泣かないようにしてるんでしょ?」

勇者「!?」ドキッ

騎手「そういうの、可愛いね。ふふっ」

勇者「く、屈辱だぜぇ……」


510 : [sage]:2013/03/10(日) 10:00:04.44 ID:n8cXLuWD0

―――映画館―――


『みんな、どこに行っちゃったの……? 返事してよ!?』


騎手「……っ」ギュッ

勇者(おもむろに俺の袖を掴みよる。かわいい)

勇者「もしかして、怖いのダメだった?」

騎手「! べ、べつに」フルフル

勇者「そっか、よかった。カレーさんこういうの死ぬほど苦手だからさ。あんまり見れないんだ」

騎手「ふ、ふぅん……」チラッ


『ぎゃああああああああああ!!!』ドドンッ


騎手「ひぅ!?」ビクッ

騎手「〜〜っ」ギュー

勇者(やっぱ怖い系はやめとくんだった)

勇者(でもかわいいなぁ……)




勇者「よし、終わったから行こうか、騎手ちゃん」

騎手「……」

勇者「騎手ちゃん?」

騎手「……立てない」

騎手「腰、抜けちゃったかも……」ウルッ

勇者「……なんということでしょう」

勇者「じゃあ、落ち着くまでここにいよっか。ね?」ニコッ

騎手「」コクッ

511 : [sage]:2013/03/10(日) 10:16:04.23 ID:n8cXLuWD0

―――ゲーセン―――


勇者「こういうとこ初めて?」

騎手「初めて。結構うるさいね」

勇者「そのうち、このうるささが心地良くなるんだけどね」

勇者「なにかやりたいのある?」

騎手「カレーマンとはなにやったの?」

勇者「カレーさんとやったのは、あっちの筐体だね。格ゲーとかやってた」

騎手「じゃあ、それやる」

勇者「はは、初心者だからって手加減しねーぜ?」

・・・・・・

勇者「……」グスッ

騎手「私、操作したりするの、慣れてるから」

勇者「本物のロボット操作してるもんね……」

騎手「勇者もそんなに弱くなかったよ。ちょっと脳筋なだけで……」

勇者「うわああああん!」




勇者「よっ、ほっ、やっ、とうっ、」

騎手「勇者、音ゲーは上手」

勇者「ふはは、惚れたかい?」

騎手「それはない」

勇者「ですよねー♪ あ、ミスった」




騎手「それ! それ取って! 馬のヤツ!」ピョンピョン

勇者「いやいや、あれかなり位置がエグいよ?」

騎手「おねがい」

勇者「そうやって上目遣いで媚びれば、なんでも上手くいくと思ってるんだろ!? 甘いんだよ!」

勇者「ちょっと時間かかるけど、いいよね!?」

騎手「!」コクッ

・・・・・・

勇者「っしゃオラァ! 取ったぞちくしょう!」

騎手「ほかのぬいぐるみもコンプリートしちゃう勢いだったね」

騎手「えへへ、ありがと勇者」ニコッ

勇者「その笑顔で、おじさん報われたよ……はい、どうぞ。お馬さん」

騎手「♪」ギュー


512 : [sage]:2013/03/10(日) 10:28:25.16 ID:n8cXLuWD0


勇者「今日はどうだった?」

騎手「楽しかった!」

勇者「そりゃよかった。姫様に喜んでいただけて、わたくしも恐悦至極ですぅ」

騎手「勇者は、楽しくなかった……?」

勇者「死ぬほど楽しかったけどね! また来ような!」

騎手「うん」コクッ

勇者「ああ、でも俺とばっかり仲良くてもダメだぜ? もっと他のみんなとも話せるようにならないと」

騎手「……うん。がんばってみる」

勇者「まあ、いきなり1対1で話せとは言わないよ。俺もいる時で、みんなで話してる時に会話に加わる。まずはそれで、カレーさんとは気兼ねなく話せるようになると思うよ」

騎手「やってみる」

勇者「そしたらゆっくり1人ずつ、打ち解けていけばいいからさ」

勇者(ま、そしたら俺と話すこともなくなるんだろうけど……まあそれはしょうがない。騎手ちゃんのためだからな)

騎手「でも」

勇者「?」

騎手「みんなと仲良くなっても……また2人で遊ぼうね」

勇者「!」

勇者「……」

勇者「あたぼうよ!」

騎手「ふふっ」ニコッ


513 : [sage]:2013/03/10(日) 10:38:10.96 ID:n8cXLuWD0

ご飯食べてきます。


ストーリー進めないとね。そろそろ怒られちゃうからね。

次のイベント
1、奴隷市場(女幹部)
2、キノコの秘境(男幹部)
3、その他


↓+4 やや遠めで。
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/10(日) 10:39:48.38 ID:8Kep5skAO
ksk
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 10:40:45.15 ID:mGpdf4gvo
ksk
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 10:42:45.94 ID:8Kep5skAO
ksk
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 10:44:19.02 ID:Nz3UMiil0
ロボ娘が勇者と模擬戦し、その神回避っぷりへの対抗策として、
ロボに探知レーダー・調査センサー、ロックオンレーザー(まだ一発で、
一回使うと次に使えるまで多少の待ち時間が必要)機能が開発される
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 10:52:38.76 ID:p033FmCDO
ナイフからいきなり飛んだな……

って、ナイフは超巨大ロボの方だったか
519 : [sage]:2013/03/10(日) 11:04:44.39 ID:n8cXLuWD0
『ロボ』と言われたとき、「え、ロボ娘の方? 巨大ロボの方?」って思っちゃうよね。
520 : [sage]:2013/03/10(日) 11:19:02.93 ID:n8cXLuWD0


ロボ娘「勇者さん、勇者さん! 見て見てー!」

勇者「ん? なんだい?」ニコッ

ロボ娘「指を2本たてて」

勇者「うんうん」ニコッ

ロボ娘「それをおもいっきり……」

勇者「ほうほう?」ニコニコ

ロボ娘「ふる!」ブンッ

スパッ

ロボ娘「ほら、岩が切れたよ! すごいでしょー!」ニコニコ

勇者「……お、おお、すごい、ですね(白目)」ガクガク

ロボ娘「このまえ見た、巨大ロボのナイフがすごいなーっておもって、練習したんだー!」

ロボ娘「ほかにもね、いろいろ機能がふえたんだよ?」

勇者「え、偉い偉い……」ナデナデ

ロボ娘「えへへ ///」テレテレ

勇者「でもロボ娘ちゃんは、一体どこに向かっているんだい……?」

ロボ娘「勇者さんといっしょに、たたかえるようになりたくって!」

勇者「おー。あー。うん。そっか……」

ロボ娘「勇者さんって、どれくらいつよいの?」

勇者「……ちょ、超強いぜ。ふはは……」ダラダラ

ロボ娘「じゃあ、あたしとたたかってみようよ!」

勇者「えっ」

ロボ娘「でも、ちゃんと手加減してね? あたし、まだよくたたかえないから!」ジャキン

勇者「すすすすいません調子こきましたー! クッソ弱いです! スライムより弱いです!」

ロボ娘「あはは! そういうジョークはいいよぉ。あそこのひらけた場所でたたかってみよう?」グイッ

勇者「いやだあああああ! 殺されるうううううううう!!」ズルズル


521 : [sage]:2013/03/10(日) 11:44:08.58 ID:n8cXLuWD0


勇者「」ガクガクガク

ロボ娘「よぉし、勇者さんにみとめてもらうために、がんばっちゃうよー♪」ジャキーン



踊り子「あ、あれって大丈夫なんですかぁ? ロボ娘ちゃん、全身から凶器が飛び出してますよ?」

騎手「勇者って弱いんじゃなかったっけ?」

カレー「少なくとも、自称・スライムより弱い……だね!」

騎手「……死ぬんじゃないの、あれ」

カレー「うーん、どうしようか……今からでも止められるかな?」

踊り子「わ、始まっちゃうみたいですよ!」



ロボ娘「よーし、さっそくいくよー!」

ロボ娘「えっと、ブースターで機動力をあげて、指ナイフで……」ヒュンッ

ロボ娘「えいっ☆」ブンッ

勇者「」サッ

ロボ娘(よけられた! けっこう速くうごいたのに……それなら!)

ロボ娘(タックルでつかまえる!)ダッ

勇者「」ピョンッ

ロボ娘(飛び越えられちゃった!?)

ロボ娘「やぁ!!」ブンッ

勇者「」サッ

ロボ娘(な、なんで当たらないんだろう……あたしのほうが速くうごいてるのに……)

ロボ娘「それなら、とっておきだぁ!!」

ロボ娘(カレーさんのカレーシャワーを、オイルで……発射口をほそくして、いきおいよく……発射する!)

ロボ娘「っ!」ピキュンッ

勇者「」サッ

ロボ娘「!!」ピキュキュキュキュキュンッ

勇者「」サッ、サッ、サッ

ロボ娘「な、なんで当たらないの……!? ぜったい音速くらいでてるのに!」

ロボ娘「うっ……!?」クラッ

勇者「オイル出しすぎてバテちゃったか。いくら食べ物でも活動できるようになったとはいえ、いきなりそんなに燃料吐いたらダメだよ?」ポンポン

ロボ娘「うっ……ぐすっ……うわあああああん!」ダッ

勇者「あれ!? ロボ娘ちゃーん!? どこ行くんだー!?」

522 : [sage]:2013/03/10(日) 11:52:37.36 ID:n8cXLuWD0


勇者「ロボ娘ちゃんは巨大ロボに帰っただけか……でも、なんで泣いちゃったんだろう?」

カレー「勇者様、とっても強いじゃないか! 僕ビックリしちゃったよ!」

騎手「かっこよかった」

踊り子「どうして弱いなんて嘘ついてたんですか?」

勇者「いや、弱いのはほんとだよ。スライムに勝ったことないもん」

勇者「どんな魔物にも勝てないから、避けて避けて避けて、逃げて逃げて逃げて……」

勇者「気が付いたら大抵の攻撃は避けられるようになってた。あと、逃げ足が異常に速くなった」

カレー「なるほど、勇者様の強さは回避限定なんだね」

踊り子「だから装備がひのきのぼうオンリーなんですね……」

カレー「ロボ娘ちゃん、自分が強くなったって思ったのに勇者様に軽くあしらわれたから傷ついちゃったんだね」

勇者「本当はかなりいっぱいいっぱいだったんだけどなぁ……っていうか攻撃翌力高すぎだろあの子。全部の攻撃が即死攻撃だったぞ……」

カレー「とにかく追いかけて、慰めてやっておくれ!」

勇者「わかりました。ちょっち行ってきます!」


523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 11:58:01.29 ID:8Kep5skAO
メール欄にsaga入れると攻撃翌力がちゃんと変換できるようになるよ
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/10(日) 11:59:14.30 ID:8Kep5skAO
こんな感じに

攻撃力
525 : [sage saga]:2013/03/10(日) 12:06:21.26 ID:n8cXLuWD0


ロボ娘「」トボトボ

勇者「ロボ娘ちゃん!」

ロボ娘「あっ……勇者さん……」

ロボ娘「あたし、よわかったんだね……なのにつよくなったって、かんちがいしちゃってた……」

ロボ娘「こんなんじゃ、みんなをまもれないよぉ……」

勇者「いやいや、ロボ娘ちゃんは強かったよ。おかげで俺、逃げることしかできなかったもん」

ロボ娘「うそだよぉ……。手加減してくれたんでしょ?」

勇者「だから言っただろ? 俺はスライムより弱いんだって。ただ逃げることだけは誰にも負けないってだけなんだ。ロボ娘ちゃんの方が、ずっと強いよ」ナデナデ

ロボ娘「……えへ。ありがと、勇者さん」ニコ

勇者「おうよ!」ニカッ

ロボ娘「でもね、もうおねがいしちゃった!」

勇者「?」

博士「おい。さっきの話だが、探知範囲とレーザーの威力はどうする?」

ロボ娘「探知範囲は50メートルくらいで、威力は……45mm鉄板を貫通するくらい!」

博士「わかった」スタスタ

勇者「……ねえ、ロボ娘ちゃん? 今の物騒なお話、なに?」

ロボ娘「レーダーで相手の位置を補足して、センサーで周囲の状況を把握して、ロックオンレーザーで相手を倒すの!」

ロボ娘「今度は勇者さんに、ぜったい勝ってみせるからねっ!」ニコッ

勇者「いやだ! 絶対戦わないぞ!? だってそれ死ぬじゃん!? 鉄を貫通するって言ってたじゃん!!」

ロボ娘「もっともっとつよくなって、みんなをまもるからね!」

勇者「なら俺には撃たないでね!? 絶対だよ!? え、なんで今、目を逸らしたの……? 試し撃ちとかさせないよ? ねえ、聞いてる? おーいロボ娘ちゃーん!? おーい!?」



526 : [sage saga]:2013/03/10(日) 12:09:35.55 ID:n8cXLuWD0
sagaのことありがとうございます。しばらく魔力とか打ってなかったから油断しました。うへへ。

あとストーリー進めようね、みんな。 >>700くらいまでには終わらせようね。



次のイベント

↓+3

527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 12:12:28.00 ID:8Kep5skAO
>>700くらいまでって>>700でこのスレ終わっちゃうって事?それとも>>700までにはストーリー進める安価出してって事?

加速
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 12:12:57.14 ID:ox8qvboZ0
側近と偶然出会うがお互いの正体を
知らないまま仲良くなる
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 12:13:01.66 ID:ctLVIG5AO
勇者達が着いたのは神殿都市。
そこははるか昔に旧魔王軍大将軍の一人が封印された都市だった。
その封印を解こうと密かにサキュバスを侵入させ謀略を張り巡らす幹部達。
勇者達はその神殿都市に何も知らず入ろうとするがそこは『女人禁制』。女は人間であるとは認識されない性奴隷しかいなかった。
陰部のみの男体化を施され勇者達は町へ侵入する
530 : [sage saga]:2013/03/10(日) 12:23:11.49 ID:n8cXLuWD0
>>700までにはストーリー進める安価出してってこと? って、いささかサディスティックが過ぎるでしょうw

前やってた安価スレで散々グダって2スレやってしまったので、今回は1スレで終わらせる所存。もう怒られたくないんじゃ……


ところで、なぜにサキュバスは神殿に入れるんですか? もしかしてインキュバスですか? それとも生やせる系女子? はたまた魔物だから? あるいは性奴隷扱い? 
ちょっと選択肢が多くて質問しちゃいます。すいません。

531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 12:27:34.45 ID:ctLVIG5AO
生やして男って事にする直接指揮を行う少数と指揮官に性奴隷として連れこまれた多数って感じですね。
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 12:28:08.44 ID:8Kep5skAO
普通に性奴隷扱いでいいんじゃない?俺は>>529じゃないから決定権はないけど
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 12:29:03.59 ID:8Kep5skAO
ってもう>>531でレスしてたか、ごめん
534 : [sage saga]:2013/03/10(日) 12:49:28.05 ID:n8cXLuWD0


勇者「うおおおおおおおおお!! なんじゃこりゃあ! 地下帝国!? 燃える!!」

ロボ娘「燃えるー!!」

騎手「燃える」

カレー「なにやら樹海に巨大な穴が空いていると思ったら……地下にこんな空間が広がっていたとはね!」

踊り子「どうして地下なのに明るいんでしょう?」

カレー「多分、発光石が天井に埋め込まれてるね。これだけ広大な空間を照らせるほどの発光石……か」

カレー「もともとこの土地に多くあったのなら納得だけど、もしどこか別の場所から持ってきたんだとしたら、この地下都市は相当な有力者の持ち物だったんだろうね」

踊り子「見た感じ、神殿都市……って感じですね」

勇者「とにかく入ってみようぜ! この大きな鉄扉、もともと開いてたんだから入っていいよな!?」

カレー「見たところ、人気はなさそうだね!」

勇者「よっしゃー、一番乗りー!!」ダッ

ロボ娘「あ、勇者さんずるいー!」ダッ

騎手「ずるい」ダッ


バヂィッ!!


ロボ娘「わっ!?」ズザザッ

騎手「くっ……」ズザザッ

勇者「え?」テクテク

踊り子「結界……ですか?」

カレー「勇者様はそのまま入れたのに、ロボ娘ちゃんと騎手ちゃんは弾かれたね」

カレー「もしかして、勇者様みたいに血筋の良い人しか入れないのかな?」

勇者「え!? ちょ、ちょっと2人も試してみてくれ!」

踊り子「うぅ……怖い」ソー…

カレー「ご飯がオコゲになったらどうしよう……」ソロー…


バヂィッ!!


踊り子「痛ったぁ!?」

カレー「あれ? 普通に入れたよ?」スッ

勇者「どういうことだ? 俺とカレーさんの共通点ってなんだ?」

カレー「さぁ? 人間とカレーライスだからねぇ。二足歩行くらいしか共通してないんじゃないかな?」

勇者「カレーさんって、改めて考えてみると、謎な部分しかないんですね」

カレー「照れるなぁ」///

騎手「男、だからじゃない?」

踊り子「なるほど。結界からこっちは女、そっちは男」

カレー「女人禁制ってわけか!」

勇者「ええ!? じゃあどうするんだ!? 俺らしか入れないの!?」

カレー「そういうことになっちゃうだろうね」

勇者「どうにかなんないかな……? 行くならみんなで行きたいし……でもこの先に、魔王城についての情報があるかもしれない」


535 : [sage saga]:2013/03/10(日) 12:57:01.42 ID:n8cXLuWD0

さて、どうやって男体化する?

1、困ったときはあやしいキノコ(青地にオレンジのボーダー模様)
2、サキュバス軍を裏切ったサキュバスと出くわす。その子の魔法で男体化
3、その他

2の場合、サキュバスがしばらくパーティに加わります。
なので一緒にサキュバスのスペック(外見・外見年齢・性格・強さなど)も書いてください。


↓+5 ご飯タイムなので遠めで。ゆっくり食べてくるんで加速しすぎないでね。

536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 13:02:51.84 ID:0H5iQ/lAO
しかしこのスレだけで終わらせるにしては、やるべき事がちと多いな

まず、サキュバスを倒さなきゃいけないし、そのあとで男・女幹部の撃退、最終的には魔王&側近との対決もしないと

これからは安価以外のレスは控えた方がいいかな?
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 13:12:11.15 ID:ctLVIG5AO
かそく
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 13:20:00.05 ID:ctLVIG5AO
かそく
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 13:22:08.18 ID:8Kep5skAO
2
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 13:22:10.35 ID:0H5iQ/lAO
2、裏切った理由はこの神殿の性奴隷にされてしまい、男の子を二人も産んでしまった友達(勇者の妹)を助ける為(サキュバス本人は勇者の妹という事を知らない)

外見は小麦肌の金髪ロリ

年齢は13歳

性格は人見知りするタイプ(勇者の妹以外に友達がいないくらい)

強さはサキュバスの中で一番弱く、一般人にも劣る
541 : [sage saga]:2013/03/10(日) 13:49:26.78 ID:n8cXLuWD0


勇者「」ピクッ


カレー「どうしたんだい、勇者様?」

勇者「そこにいるのは誰だ? 出てこい」

踊り子「えっ!?」

騎手「敵?」

ロボ娘「解析してみたよ! なんか、子供みたい!」

勇者「ああ、体が小さいし、心拍が速い。敵って言うより……」

勇者「出てきなよ。俺たちは今ここに来たんだ。もしかして、ここの住人か?」

?「……」

サキュ「」コソッ

カレー「サキュバス……だね。あれ? でもどうして、サキュバスが結界の「内側」から出てきたんだい?」

サキュ「……あ、あの……あなたたち、魔王軍……?」

勇者「いや、違うよ。その逆で、魔王城を探してる勇者一行だ」

サキュ「!!」

カレー「言っちゃっていいのかい、勇者様? あの子が魔王軍だったら大変だよ?」

勇者「あ、そっか!! 魔王軍だったら……斬り捨てよう……」

サキュ「ち、ちが、もう、魔王軍じゃ、ない……」フルフル

勇者「ならコソコソしてないで出てきなよ。こっちにおいで」

サキュ「……は、はい」スッ

勇者「……んなっ!? その股間のソレは……!!」

踊り子「きゃあっ!?」///

騎手「おー」

ロボ娘「あのおじさんたちとおなじ……」

カレー「あれ? サキュバスじゃなくて、インキュバスだったのか!」

サキュ「」フルフル

サキュ「男に、なる魔法を、使ってます……そうしないと、結界に入れないから……」

サキュ「奴隷として入った時は、女として数えられなかった、けど……」

サキュ「もう、裏切った……から」

勇者「裏切った? なにを?」

サキュ「……魔王軍、を」

勇者「!!」

カレー「ちょっとその話、詳しく聞かせてもらっていいかい!?」

サキュ「」コクッ


542 : [sage saga]:2013/03/10(日) 14:12:39.91 ID:n8cXLuWD0


カレー「この神殿都市に、旧魔王軍の大将軍が封印されている……か。とんでもない話だね」

カレー「それで、幹部クラスが動くような作戦中に裏切っちゃって大丈夫なのかい?」

サキュ「」フルフル

カレー「だよねぇ。…………勇者様!」クワッ

勇者「ほんとにカレーさんは、子供には甘いよねぇ」

カレー「甘くはないさ、カレーだもの! 優しいと言って欲しいね! なにせヒーローだから!」キラリーン

勇者「とにかく目下の目的は、大将軍とやらの復活阻止、サキュバスリーダーの打倒……それから」

勇者「サキュちゃんのお友達の救出、かな?」

サキュ「!」

勇者「キミがいなかったら、俺たちは何も知らずに動いて大変なことになっていたかもしれないからね」

勇者「情報を教えてくれてありがとう。お友達は必ず助けるよ」ニコッ

サキュ「……///」コクッ

カレー「なんだかんだ、勇者様も優しいよね!」

勇者「そんなんじゃないやい! 俺のはギブアンドテイクですーっ!」

勇者「……で、そろそろ慣れたかキミ達? もう出発するぜ?」



踊り子(男)「うぅ……すごく変な感じです……」

騎手(男)「……おっぱい軽い。新鮮」

ロボ娘(男)「男の人って、こんなの生えてるんだぁ……」

543 : [sage saga]:2013/03/10(日) 14:35:14.84 ID:n8cXLuWD0


勇者「大将軍の封印には魔族は近づけない。しかし大将軍自身の瘴気が強すぎて、人間やロボットでも近づけない」

勇者「だからサキュバスたちは、人間を攫ってきて混血種を作っている。淫魔の生殖は1週間で全行程が完了するからな」

勇者「人間と淫魔のハーフの男の子。その子供たちが封印を壊せるくらい成長してしまう前に、サキュバスリーダーを倒し、子供達と人間を救出しなければならない」

勇者「だからここからは二手に分かれよう。サキュバス軍と戦うチームと、人間と子供を救出するチームに」

勇者「もちろん戦闘能力皆無な俺は救出チームだぜ! それとサキュちゃんも、案内係として来てもらう!」

カレー「くぅ……本当なら子供たちを救出したいところだよ……ヒーローとしては」

カレー「しかし悪と戦うのもヒーローの役目! 戦う力のある僕は、サキュバス討伐に行くよ!」

踊り子「わたしも、久しぶりにジェノサイドして頑張ります!」

ロボ娘「強くなったあたしの力をみせちゃうよっ!」

騎手「私は勇者様とサキュのタクシーだね」

サキュ「……案内、がんばります……!」グッ

勇者「よっしゃあ、いくぞー!」

カレー「オーッ!!」

騎手「おー!」

ロボ娘「おーっ!!」

踊り子「お、おぉー」

サキュ「え、え、え?」アセアセ


544 : [sage saga]:2013/03/10(日) 14:52:03.38 ID:n8cXLuWD0


ドガァァァアアン!!


サキュバス隊長A「何事だ!?」

奴隷サキュバス「お、恐ろしく強い、人間とロボットとカレーライスが暴れています!!」

隊長A「そうか、侵入者か……人間とロボットと……えっ、カレーライス!? おい、3人目だけ明らかにおかしいぞ!?」

隊長B「とにかく行くわよ! 隊長A、隊長C! 敵が3人ならちょうど数も同じなんだから!」

隊長C「私、人間」ダッ

隊長B「じゃあ私はロボット!」ダッ

隊長A「おい、ズルイぞお前たち! 私もカレーは嫌だ!! 意味が分からないもん!!」ダッ

タタタ…




勇者「上手いこと陽動してくれてるみたいだな」コソッ

勇者「みんな、大丈夫かな?」

騎手「淫魔は対して強くない。みんななら大丈夫。それより、今のうちにあの扉に入ろう」

勇者「騎手ちゃん、馬に乗っけてくれて助かったよ。おかげでひとっ飛びだったからね」

勇者「一応、馬は鎧にして着といてくれ」

騎手「わかった」ガシーン!

サキュ(す、すごい人たちだなぁ……)

勇者「性奴隷は、あの扉の向こうなんだな? サキュちゃん」

サキュ「は、はいっ。増えてなければ、3人……です。子供は、8人」

勇者「うし。行くぜ!」


ガチャッ ギギギ…

545 : [sage saga]:2013/03/10(日) 14:56:08.67 ID:n8cXLuWD0

なんだか普通に解決できそうな流れ。

ここでおもむろにイベント発生。何事?

↓+2

546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 15:02:36.57 ID:aUDqo/TUo
ksk
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 15:02:47.61 ID:jdIkyp9AO
50人のマッチョ漢女が現れた
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 15:02:54.33 ID:ctLVIG5AO
サキュバス達が性欲異常増強の魔術を踊り子とロボ娘にかけ誘惑に引っ掛かけられて捕らえられてしまった。
549 : [sage saga]:2013/03/10(日) 15:27:26.83 ID:n8cXLuWD0

ムキッ

ムキッムキッ

ムキムキムキッ



勇者「」

サキュ「え、ええっ!? なんで……女の人がここに……!?」

騎手「違う。あれは四捨五入したら男」

騎手「勇者、一旦逃げよう」

騎手「……勇者?」

勇者「な、んで……」


妹「はぁ、はぁ……」グッタリ


勇者(なんで妹がここにいる!?)

騎手「マッチョが来てるよ! 2人とも、一旦逃げよう!」グイッ

サキュ「妹ちゃん……! ごめんね、ぜったい、助けるからね!」

勇者(サキュちゃんのお友達って……まさか!)

漢女「待てオラァ!!」ギュンッ

騎手「装着解除!」

馬「ヒヒーン」シュンッ

バッ



騎手「あ、あぶなかった……危うくプロテインをかけられて美味しく頂かれるところだった」

勇者「……チッ。いろいろ面倒なことになってんな」

騎手「勇者?」

サキュ「まさか、護衛がいたなんて……。早くしないと、サキュバス隊長が、帰ってきちゃうかも……」

騎手「それは多分大丈夫だとは思うけど、急いだ方がいいっていうのは間違いないね」

勇者「……俺が囮になるから、2人は隙を突いて人間たちを回収してくれ」

騎手「で、でも」

勇者「回避と逃げに徹すれば大丈夫だよ。時間がない、行くよ!」

騎手「……わかった。気をつけてね」


550 : [sage saga]:2013/03/10(日) 15:40:35.17 ID:n8cXLuWD0


カレー「くっ、なかなかやるね!」

隊長A「お前こそ、カレーライスのくせに粘るじゃないか!」

カレー「まさかここまで追い詰められるとは……ならば僕も、全力で行かせてもらうよ!」ユラッ

隊長A「な、なんだあの構えは……それに湯気がにわかに立ち昇っている……何をするつもりだ!?」

カレー「これを食らって、立っていた者はいない! 食らえ! 必殺のb」

ヒュン

グシャッ

隊長A「……ぐはっ……」ドサッ

踊り子「ジェノサーイ…」ギラッ

カレー「……」

カレー「踊り子ちゃん……今の、僕の見せ場だったんだけど……」

ロボ娘「」シュタッ

ロボ娘「あ、2人もおわってたんだ! はやく勇者さんと合流しよう!」

カレー「……あ、うん、そうだね……」

カレー「ところで勇者様は今どこに……」キョロキョロ



勇者「うおおおおおおお!!!」ダダダ

漢女×50「「「待てゴルァァァアアアア!!!」」」ドドドドド



ロボ娘「へー、ああいうサキュバスもいるんだぁ」

カレー「一体、なにがどうなったらああなるんだろうね」

踊り子「とにかく勇者様を助けに行きまジェノサーイ…」

カレー「もしや踊り子ちゃんって情緒不安定なのかい!?」


551 : [sage saga]:2013/03/10(日) 16:02:27.83 ID:n8cXLuWD0


踊り子「ハッ!?」


踊り子「どうしてわたしは筋肉の山の上にいるんですか!?」キョロキョロ

カレー「暴れていた時の記憶はないんだね……」

ロボ娘「踊り子さんがみんなやっつけちゃったんだよ!」

騎手「それはもう鬼神のごとく」

踊り子「うう、お恥ずかしいところを見られちゃいましたぁ……」///

踊り子「えっと……それで、勇者様は?」

カレー「サキュバスたち全員の記憶を消して回っているよ! もうすぐ戻ってくるはずさ!」




サキュ「そっか……ここでヒドイ目に遭った記憶を消しちゃうと……」

勇者「うん。それを励ましていたキミとの思い出も消えちゃうんだ」

サキュ「……」

サキュ「消してあげて……ください」

勇者「いいのかい?」

サキュ「こんな記憶、無いほうが、いいんです……。妹ちゃんが苦しむくらいなら……」

勇者「……そっか」

勇者「妹のことを支えてくれて本当にありがとう。キミは俺の恩人だよ」

サキュ「……?」

サキュ「もしかして……ですけど、勇者さんって、妹ちゃんのお兄さんですか?」

勇者「!!」ピクッ

サキュ「や、やっぱり……よく妹ちゃんが言ってました! 兄ちゃんが助けに来てくれるって!」

勇者「……違うよ。それは別の兄ちゃんだ。妹が俺のことを覚えてるはずがない。だって俺が記憶を消したんだから。……念入りにね」

サキュ「妹ちゃん、いつも言ってました。昔の写真を見ると、必ず知らない男の子が映ってるって。家族の誰も知らない子なのに、仲よさそうに映ってるって」

サキュ「夢の中で、その子と遊んだり、その子が助けてくれたりするって言ってました! 覚えてないけど、きっとその人は自分の兄ちゃんなんだって!」

勇者「……」

勇者「関係ないよ。俺が消した記憶は、どんなことがあっても絶対に戻らない。「時戻しの祠」でもね」

勇者「サキュちゃんは妹しか友達がいないって言ってたね。それなら、もう一度友達になってやってよ」

サキュ「!」

勇者「コイツ、誰とでもすぐに仲良くなれる子だから。きっともう一度、友達になれるよ」

サキュ「は、はい!」

勇者「じゃあ……消すよ」スッ


552 : [sage saga]:2013/03/10(日) 16:08:49.11 ID:n8cXLuWD0

サキュが元魔王軍として知っていることは?

ちなみにこの答え次第で、サキュが仲間になるか離脱するかが決まります。

1、魔王城の場所
2、男幹部のアジトの場所
3、女幹部のアジトの場所

↓+3

553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:09:45.69 ID:8Kep5skAO
3
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:12:02.87 ID:ctLVIG5AO
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:13:19.84 ID:0H5iQ/lAO
3
556 : [sage saga]:2013/03/10(日) 16:17:13.97 ID:n8cXLuWD0


女幹部のアジトはどんな場所で、どういうことになってる?

また、女幹部の役割は?

↓+2

557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:24:16.19 ID:0H5iQ/lAO
ksk
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:24:19.74 ID:8Kep5skAO
性玩具用の魔物と人間のハーフを産み出す牧場

そこで泣き叫びながら出産する人間のメスをからかいながら出産補助
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:28:10.08 ID:ctLVIG5AO
女幹部の役割:各地にある旧魔王軍重鎮の封印を解くため女淫魔たちを指揮しハーフを作りつつ、人間達の生殖能力を奪うため女を陰部のみ男体化させている
女幹部のアジト:天空にある城、そこで陰部のみ男体化させた人間達を侍らせつつ洗脳して兵士にもしている
560 : [sage saga]:2013/03/10(日) 16:36:24.93 ID:n8cXLuWD0


勇者「サキュちゃんが言うには、そういうことらしい」

カレー「性玩具牧場か……そんな場所があったのか」

カレー「どうしてそんな非人道的な行いができるんだろうか……すでに僕、行きたくないよ」

ロボ娘「せーがんぐ?」

勇者「ロボ娘ちゃんも行かせたくないね。カレーさん、ロボ娘ちゃんとお留守番しててもらっていいですか?」

カレー「ああ、構わないよ。しかしいいのかい?」

勇者「どのみち、まずは俺1人で行きますよ。そんなエグイ場所に女子供は絶対連れて行きたくない」

カレー「それもそうだね」

騎手「私は別に平気だけど」

勇者「俺が平気じゃないの。まあ、近くまでは巨大ロボで移動しよう。地図でサキュちゃんに場所を教えてもらったからね」

踊り子「そういえばサキュちゃんは?」

勇者「妹と一緒に、王国へ帰した。魔王軍を裏切って、帰る場所もないだろうしね。戦闘能力も無いし」

勇者「それじゃあ、移動しよう!」

561 : [sage saga]:2013/03/10(日) 16:37:55.45 ID:n8cXLuWD0


性玩具牧場に単身乗り込むことになった勇者。

そこで、どんなイベントが待ち受ける?

↓+3

562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:45:41.37 ID:8Kep5skAO
加速
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:46:09.75 ID:2/lC5kmAO
加速
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:46:12.28 ID:ctLVIG5AO
魔術で女体化させられ、改造手術と魔術で陰部のみ男体化させられた女達に性的拷問をされる
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:46:13.57 ID:0H5iQ/lAO
絶望しながら魔物の子どもを出産している女の子達をおちょくるように応援している女幹部を目撃

その後、自分が産んだ魔物の子ども達に輪姦されて喜んでいる露出少女と再会
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 16:46:56.22 ID:FT/WcRsG0
kskst
567 : [sage saga]:2013/03/10(日) 17:02:55.44 ID:n8cXLuWD0


勇者「ところどころから悲鳴が聞こえる……あと魔物っぽい鳴き声。泣き声と鳴き声……なんちって。ふふっ、今の騎手ちゃんがいたら爆笑だったなぁ。覚えとこっと」

勇者「と言っている間に、なかなか深いところまで来てしまった」

勇者「それにしても嫌な匂いだな……不快な……」

勇者「あ、深いところで不快な匂い! あははっ! やべえ、今日の俺冴えてr」

ゴスッ

勇者「」バタッ

女悪魔「なんか頭の可哀想な人だったな。周囲への警戒だけは異常に鋭かったけど……つまらないギャグ言って笑ったせいで隙だらけなんて、残念な人だなぁ」

女悪魔「男の人かぁ……じゃあ、あの奴隷エルフに女体化魔法かけさせちゃおう」グイッ

勇者「」ズルズル


568 : [sage saga]:2013/03/10(日) 17:29:27.71 ID:n8cXLuWD0


勇者「はっ!?」ガバッ

勇者「あれ、ここどこ……」ジャラ

勇者「ジャラ? ……鎖で拘束されて全裸に剥かれている……」

勇者「っていうか」


女勇者「女になっとるー!?」


女1「あはは、なんか緊張感のない人だね」

女2「すぐに泣き叫ぶようになるよ。楽しみだね」

女3「……」

勇者「あれー? おっかしいなぁ。周囲への警戒は万全だったはずなのに……笑った一瞬の隙を突くような手練れに追跡されてたのか……」

女1「ごちゃごちゃ言ってないで、お楽しみの時間だよ?」グイッ

勇者「なんかいかがわしいものが股間から生えてらっしゃるけど、ニューハーフの方ですかい?」

女2「お薬と魔法で生えちゃったんだー。いいでしょ?」

勇者「いや俺も持ってるから」

女1「今は無いでしょ?」

勇者「……そういえばそうだった」

女1「ほら、さっそく咥えてよ!」グイッ

勇者「むぐっ」

女1「ほらほら、喉の奥まで咥え込んで楽しませてよ!」グチュッ、グポッ

勇者「んぐぅ!? ごぼっ! んぶっ!?」ブプッ

女1「あはは、鼻からゲロ吐いてる。かわいい〜!」

女1「もっとかわいい顔を見せて!!」グチュ、グチュ、グチュ!

勇者「ごっ、おぇ!? ぐぶっ!?」

女1「じゃあ記念すべき一発目いくよー? ちゃんと全部飲みな、よ!!」ビュルルッ

勇者「んむぅッ!? んぐっ、ごぶっ、んん……」ゴキュッ、ゴクッ

女1「あはは、偉い偉い。残さず飲めたね〜」ナデナデ

勇者「ひゅーっ、ひゅーっ、げほっ、げっほ!」

女2「まあ飲まないと窒息しちゃうからね。ってわけで、次行くよ〜」ペタペタ

勇者「……あっ?」

女2「拷問と言えば、これでしょ!」カチッ

勇者「ひぎゃあああああ!?」ビグッ ビグッ!

女2「あはは、すごい反応! もしかして体弱いのかな?」

女1「ちょっとちょっと、いきなり壊さないでよ? 電圧高すぎじゃない?」

女2「あ、ごめんごめん」カチッ

勇者「ああッ、がッ!?」ガクッ

勇者「…………ぅぁぁ……」プシャァァ

女1「あらら、お漏らししちゃったね」

女2「しょうがないなぁ。そんな子にはお仕置きだね!」


569 : [sage saga]:2013/03/10(日) 17:59:08.14 ID:n8cXLuWD0


女2「じゃーん!」

勇者「……!!」

女1「うっわぁ。いきなりそれ使うんだ」

女2「ねえねえ、この蟲、なんだと思う? 見た目は、まあ大きいナメクジみたいなんだけど……」

女1「はい、あーん」

勇者「んがっ!? ああ、あああ!」グググ

女2「一名様ごあんなーい!」グヂュルッ

勇者「んくっ……かはっ、うぇ、おぇえええええっ!!」ガクガク

女1「だめだめ、飲んじゃったらもう吐けないよ。そのまま内臓を下っていっちゃうから」

女2「信じられないくらい生臭いよね、最初は。わかるわかる」

勇者「う……あっ!?」ビクン

女1「わ、もう始まったんだ。ほんとに体弱いんだね」

女2「お腹の中でどんどん増えてるでしょ? あはは、外からでもわかるくらいグネグネしてるね!」

女2「ほら、もう妊婦さんみたいなお腹になっちゃった……ね!」グリッ

勇者「あがっ、ああああああああ!!!」

女2「我慢してると内臓破裂して死んじゃうよ?」

女1「早くお尻から蟲を出産しちゃいなって」

勇者「ふーっ、ふーっ……」プルプル

女1「ほら、どんどん増えてく。1匹でも残ってたら、また増えてくからね?」

女2「はやく全部出し終えるといいねー」

女2「ほらさっさと、出しなよ!」ゲシッ

勇者「ぎっ」

勇者「ああああああああああああああッ!!!」ブリュリュリュッ!!

女1「あはは! すごーい、あんなとこまで飛んでっちゃった!」

女2「見て見て、お尻がめくれちゃってる! ぴろぴろしててかわいい〜」

勇者「あ、はっ、ひぐっ……はっ、はぁっ……」ピクピク

女1「休んでる暇はないよー? ほら、もう増え始めてる」

女2「これは一晩中かかるかなぁ。ね、妊婦さん?」グリッ

勇者「ぐっ、うぅ……」グググ…

女1「ちょっと私たちは休憩しよっか」

女2「そうだね。お腹減ったし。女3、死なないように回復よろしくー」

女3「」コクッ

勇者「うあああああああッ」ブリュリュ!!

570 : [sage saga]:2013/03/10(日) 18:05:54.68 ID:n8cXLuWD0
ググって出たのを適当にアレンジしてみたものの、やりすぎた感も否めない。ソフトめを目指してるけど、私の定規は当てにならん。

この後の展開。

1、裏切り者の女悪魔が接触してくる。
2、偶然女幹部に目に留まり、近づくチャンスを得る。
3、もうちょっと苛める。

↓+3

571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 18:08:57.00 ID:8Kep5skAO
加速
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 18:11:08.61 ID:2/lC5kmAO
2
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 18:11:13.15 ID:0H5iQ/lAO
2、内容は豚の怪物に挿入されながら腰を振られて喜んでいる、ボテ腹(中身はもちろん豚の怪物の子ども)の露出少女を女幹部によって見せつけられる、で
574 : [sage saga]:2013/03/10(日) 18:29:53.54 ID:n8cXLuWD0


勇者「ハァ…ハァ…ヒュー……」クタッ

女1「あ、終わったんだ? じゃあ次はどーしよっかなー?」

女2「そろそろお薬で遊ばない?」

女1「あ、いいねー! えっと、注射器どこにいったかな?」

ガチャ


女幹部「あら、その子誰?」


女1「え、あ!?」

女2「女幹部様!?」

女幹部「ご苦労様。で、アタシその子のこと初めて見たんだけど……どこにいたの?」

女1「女悪魔様が連れてきてくださいました!」

女2「いま可愛がってるところです!」

女幹部「ふぅん? ちょっとお顔拝見〜」グイッ

勇者「ぁ……ぅ……」

女幹部「……へ〜、可愛い顔してるじゃない。こんな上玉を報告しないなんて、悪い子ね」

女1,2「も、申し訳ございません!」

女幹部「んふ。まあいいわ。この子、貰っていくわね?」ザワッ

シュルシュルッ

勇者「ぅ……」

女幹部「適性検査をしてあげる。もし合格したら、アタシの付き人にしてあげるわ」

勇者「……」

女幹部「不合格なら、牛さんになってもらうけどね、んふっ♪」


575 : [sage saga]:2013/03/10(日) 18:53:17.93 ID:n8cXLuWD0


女幹部「ほら、シャキっとしなさいな。アタシがお風呂にまで入れてあげたのよ?」

勇者「……」モジモジ

女幹部「ああ、その服? 露出は高いけど、ギミックは仕込んでないわよ? 仕込んでほしい?」

勇者「」フルフル

女幹部「そう。じゃあさっそく適性検査を行うわね?」

女幹部「これから面白い物を見せてあげる。その反応次第で合否を決めるわ。覚悟はいい?」

勇者「」コクッ

女幹部「それじゃあ」ポチッ

ウィーーーン

女幹部「この子は「精祭村」ってところで捕まえたんだけど、これがなかなか可愛い子でね?」

女幹部「最初は誰かのことを呼んで泣き叫んでいたけれど、今じゃすっかりお楽しみみたい」

勇者「……ッ!!」



露出少女「あ、はぁ♡ 深いぃぃ!! これ、しゅごいよぉぉ!!」グチュッ、グポッ

豚魔物「ブゴッ、ゴフッ、ゴフッ!!」パチュンッ パチュンッ



女幹部「あら、もう根元まで入っちゃってるのね。子宮に入っちゃってるんじゃないかしら?」

女幹部「お腹の子供に触っちゃってるかもしれないって思うと……んふ、楽しいわね」

女幹部「これを見て、どうかしら?」チラッ

勇者「……」

女幹部「……どうしたの? ショックで頭が痛くなっちゃった?」

女幹部「『左手で頭を押さえて』どうしたの?」

勇者「……いいえ、女幹部様」



勇者「なかなか楽しい見せ物でしたわ」クスッ



女幹部「…………」

女幹部「……ふ〜ん。あなた、本当に上玉ね。笑顔もステキだわ。それに、その世界中を見下したような目、ゾクゾクしちゃう」

女幹部「合格よ。今日からアタシの付き人になりなさい?」

勇者「うふ。ありがとうございます」

女幹部「あなた、名前は?」

勇者「……」


女勇者「女勇者と申します」ニコッ


576 : [sage saga]:2013/03/10(日) 18:59:14.17 ID:n8cXLuWD0

付き人・女勇者としての最初のお仕事は?

↓+3

577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:07:33.30 ID:v7sWrPSqo
加速下
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:07:56.01 ID:cViD/wMWo
温泉ほり
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:08:54.27 ID:szM7FbVro
性玩具牧場の爆破と奴隷を元の性に戻して解放
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/10(日) 19:09:10.41 ID:Xl65i4sI0
裏切り者の始末
581 : [sage saga]:2013/03/10(日) 19:16:06.19 ID:n8cXLuWD0
性玩具牧場爆破の理由。

1、牧場運営に正直飽きていた女幹部の命令。
2、女勇者の独断による裏切り。


1の場合は女幹部と共に勇者討伐へ。魔王城に行くチャンスを伺う。
2の場合は女悪魔と共謀して女幹部を追い詰める。


↓+3

582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:16:33.22 ID:57Jy5e1So
1
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:16:45.20 ID:cViD/wMWo
2
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 19:16:55.83 ID:Cx1z4t36o
2
585 : [sage saga]:2013/03/10(日) 19:43:56.16 ID:n8cXLuWD0


女幹部「んふっ♪ ほんとにかわいいわぁ、あなた」ナデナデ

女勇者「そうでしょうか?」チョコン

女幹部「今度はこっちの服を着てみなさいな。あ、髪型も変えましょうか」

女勇者「うふ、お願いします」

女幹部「ああ、もう、本当にお人形さんみたいね!」ザワザワ

女勇者「髪の毛を自由に動かすという能力なのですか?」

女幹部「ええ。なかなか便利よ? 強度も長さも動きも自由自在。最強の武器ね」

女勇者「そんなに髪がお美しいのも、能力なのですか?」

女幹部「んふ、これはケアの賜物よ♪」

女勇者「さすがですわ」ニコッ

女幹部「んもぅ、その笑顔! こうなったら徹底的にメイクアップして……」

ガチャ

女1「女幹部様! また、見たことない魔物が突然現れました!!」

女幹部「……今、す〜っごくいいところだったんだけど?」ジトッ

女1「も、もうしわけございません!! しかし私たちだけでは……」

女幹部「しょうがないわねぇ。女勇者、ちょっと待ってて頂戴」

女勇者「はい」ニコッ

女幹部「で、今度はどこに出たの?」スタスタ

女1「はい、前回とは逆の……」スタスタ

ガチャ バタン



女勇者「…………」

女勇者「見てるんでしょ? 出てきてお話しない?」

影「……」ズズズ…

女悪魔「おかしいなぁ。どうしてわかったの? 『影』に潜む私を察知するなんてすごいね?」

女勇者「ハッタリよ。どんなに早く動いても、私がまったく察知できずに不意打ちされるなんてありえない」

女勇者「だから、空間を気配なく移動できる手段がある人がいると思ったの」

女悪魔「わお。引っかかっちゃったよ。もしかして、1人でいるときはずっと独り言言ってたの?」

女勇者「やっと引っかかってくれたわね。それで、どうして私に近づいてきたの?」

女悪魔「…………」

女悪魔「……あなた『どっち』?」

女勇者「……あなたと『おなじ』よ。きっとね」

女勇者「どこからともなく、見たことのない魔物が牧場に出現する……あれ、あなたの仕業よね?」

女勇者「そして私に接触するために、このタイミングで事を起こした。それなら……」

女悪魔「……ねぇ。なんでか知らないけど、あなたって辛いことを平気で受け入れるよね。なにか秘密があるの?」

女勇者「『生きてさえいれば、やりなおせる』……そういう能力なのよ」

女悪魔「ん〜……まあ、一応謝っとくね。ごめんなさい」ペコッ

女悪魔「今夜9時から10時までの間、女幹部をこの部屋から出さないで。それで全部終わりにできる」

女悪魔「おねがいね。私と『おなじ』、裏切り者さん」
586 : [sage saga]:2013/03/10(日) 20:01:13.85 ID:n8cXLuWD0

―――午後20時58分―――


女勇者(……これから62分)チラッ

女幹部「こっちにいらっしゃい女勇者」ザワザワッ

女勇者「あっ」フワッ

女幹部「ふふ、ほんとに、どうしてくれようかしら? どう可愛がってあげようか迷っちゃうわ♪」

女幹部「ねえ、ここに来てから何された?」

女勇者「……喉の奥に突っ込まれたり、電気を流されたり、変な蟲を飲まされたりです」

女幹部「はぁ……まったく、こんな子に、そんな下卑たことをするなんて。後でおしおきね」

女幹部「辛かったでしょう?」ナデナデ

女勇者「はい。でも、女幹部様に出会えたから……悪いことばっかりじゃ、なかったかなって……」

女幹部「もぉ! いちいち可愛いわね!」ギュー!

女勇者「……」ギュッ

女幹部「ねえ、あなたをアタシに可愛がらせてくれない? 痛いことはしないから。気持ちよくなりたくない?」

女勇者「……可愛がって頂けるんですか?」キュッ

女幹部「その潤んだ瞳」ゾクゾクッ

女幹部「我慢できなくなっちゃうわぁ……んふっ♪ さぁ、先にお風呂に入ってらっしゃい」

女勇者「……」

女幹部「アタシはちょっと外に出てくるわね」

女勇者「!」ギュッ

女幹部「……? どうしたの?」

女勇者「…………」

女勇者「い、いっしょに、入ってもらえませんか?」ギュー

女幹部「……」

女勇者「……」

女幹部「もぉ、しょうがないわねぇ! 一緒に入りましょうか!!」

女勇者「はい」ニコッ

女勇者(あと59分……)


587 : [sage saga]:2013/03/10(日) 20:12:02.82 ID:n8cXLuWD0

―――午後21時36分―――


女幹部「んふ♪ ちょっとのぼせちゃったわね」

女勇者「……」ポー

女幹部「あら、ちょっと可愛がりすぎちゃったかしら? これからが本番なのに」

女幹部「のぼせたのなら、外の空気を浴びましょうか」スタスタ

女勇者「!」キュッ

女幹部「あら、手を繋ぎたいの? 甘えんぼさんね」クスッ

女勇者「」フルフル

女勇者「もう……がまんできないです。私を可愛がってください……!」

女幹部「……」

女勇者「……」

女幹部「」ザワザワッ

女勇者「あっ」シュルシュル

女幹部「アタシが全力で、可愛がってあげる♪」グイッ

女勇者「うれしい……です」ポスッ

女勇者(あと20分ちょっと……)


588 : [sage saga]:2013/03/10(日) 20:24:39.59 ID:n8cXLuWD0

―――午後21時57分―――


女勇者「ハァ、ハァ、ハァ……」クタッ

女勇者(あと3分……)

女幹部「もうへばっちゃったのかしら? まあ昨晩は一晩中蟲を産んでたらしいし、しょうがないわね」

女幹部「それにしても、そろそろ例の報告が来てもおかしくないのに、誰も来ないわね……」スッ

女勇者「!」

女幹部「ちょっと外に様子を……」ガシッ

女勇者「あ、あの……私なら、大丈夫ですから。女幹部様の好きにしてください!」

女幹部「……」

女勇者「……」

女幹部「あなた、なにを狙っているの?」

女勇者「!!」

女幹部「さっきからずっと時計を気にしてるし……アタシが部屋の外に出ようとするたびに止めるわよね?」

女勇者「……」

女幹部「なにを隠しているの? 言いなさい!」ザワザワッ

女勇者「うぐっ!?」ギリギリ

女幹部「まさかとは思うけど、アタシを裏切ろうだなんて思っていないわよね? 今ならまだ許してあげないでもないわよ? あなたは特別だから」

女幹部「けれど、もしやましいことがあって、それでも隠していたことが分かったとき……」

女幹部「生まれてきたことを後悔するほどの恥辱を苦痛を与えてあげるわ……!!」

女幹部「さあ、白状しなさい! なにを隠しているの!?」

女勇者「……かん……だ……みろ」

女幹部「なぁに? もっとハッキリ喋りなさい」

女勇者「……」



女勇者「時間、だ……ざまぁみろ」




ズガァァァアアアン!!!


589 : [sage saga]:2013/03/10(日) 20:30:55.94 ID:n8cXLuWD0

女幹部「何!? この揺れ……爆発!?」グラグラ

女勇者「」ズズッ…

影「」シュンッ

女幹部「なっ……消えt」

影「」ポイッ

女幹部「爆弾―――っ!?」


ドガァァアアン!!




女悪魔「ご苦労様。1時間でどうにか、全員の解放と性別修正ができたよ」

女勇者「女幹部は倒せたのか?」

女悪魔「多分まだだろうね。これからトドメを刺しに行く」

女勇者「俺も行く!」

女悪魔「……」

女悪魔「わかった。爆煙が晴れたら、影から出るよ」


590 : [sage saga]:2013/03/10(日) 20:46:48.60 ID:n8cXLuWD0

ズズ…

女勇者「」スタッ

女悪魔「」スタッ



女幹部「……あ……なた……たち……」ヨロッ



女勇者「あの至近距離の爆発を防げるのかよ……」

女悪魔「伊達に幹部やってないね。あの能力の万能加減は呆れちゃうよ」

女悪魔「もっとも、いまやほとんど吹っ飛んじゃってるけど」

女勇者「どうやってトドメを刺すの?」

女悪魔「念には念を。近づかないよ。爆弾はまだ3つ残してる」

女勇者「さすがにもう防げないだろうね」

女幹部「こんな、ことをして……ただで済むと、思わないことね……」

女悪魔「こんな牧場を運営して、ただで済むと思ってたの?」

女悪魔「私の友達を犯し殺しておいて、ただで済むと思ってたの?」

女幹部「……女勇者……おねがい……たすけて……」

女勇者「命乞いをする女性にトドメを刺すなんて、勇者としては良心が痛むな」

女幹部「なら……」

女勇者「魔王城の場所を教えてくれるなら、見逃してあげてもいいよ」

女幹部「……」

女幹部「……それは、できないわ……」

女勇者「そう。だと思った」

女勇者「さっきは良心が痛むとか言ったけどさ、きっと俺はあなたのことを、明日の朝まで覚えちゃいない」

女悪魔「あなたは私なんかよりもずっと悪魔らしいから、地獄でも楽しく過ごせるんじゃないかな」


ポイッ


女悪魔「ばいばい」シュン

女勇者「さよなら」シュン



ズガガァァァァアン!!!


591 : [sage saga]:2013/03/10(日) 20:54:50.22 ID:n8cXLuWD0


女勇者「」

奴隷エルフ「」パァァ

勇者「」シュゥゥ

勇者「おお。戻った戻った。やっぱりこのごつい感じがしっくりくるな」

女悪魔「さっき勇者とか言ってたね。じゃあ、魔王城を探してるの?」

勇者「なにか知ってるの?」

女悪魔「ううん。けど、女幹部はよく男幹部っていう魔術師と一緒にいたから……その男を探してみるのがいいかも」

勇者「そうなんだ。ありがと」

女悪魔「お互い様だよ。達者でやりなよ」

勇者「うん。そっちも元気でね」

奴隷エルフ「」シュン

女悪魔「」シュンッ

勇者「…………」

勇者「連絡途絶えて2日経って、牧場が爆発か。心配かけちゃっただろうな」

勇者「戻るか……みんなのところに……」


592 : [sage saga]:2013/03/10(日) 20:57:29.69 ID:n8cXLuWD0
夕飯休憩に入ります。どうにかなってよかった。いや、どうにかなったのかなこれ……?

次のイベント

↓+6 遅くなるので遠めで。

593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:03:21.34 ID:2/lC5kmAO
かそく
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:03:52.10 ID:2/lC5kmAO
かそく
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/10(日) 21:04:03.92 ID:W4FQZmRn0
不老不死の猫のような自由人に会う。
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:04:33.54 ID:2/lC5kmAO
かそく
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:05:09.16 ID:2/lC5kmAO
かそく
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:05:13.64 ID:8Kep5skAO
解放されそこねた露出少女が豚の赤ちゃんを必死に出産するのを見て優雅にアフターヌーンティーきめてる男幹部を踊り子とロボ娘の二人が発見する
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 21:05:20.08 ID:QAUxFNaAO
カイジの沼に挑戦
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/10(日) 22:25:57.63 ID:Xl65i4sI0
600ゲト
601 : [sage saga]:2013/03/10(日) 22:47:43.57 ID:n8cXLuWD0
おもむろに600ゲトわろたw なんかすごく和みました。


始めに謝っときますね。『この攻撃方法』なら、たとえDIO様でも殺せちゃいます。こんなん誰でも無理です。


602 : [sage saga]:2013/03/10(日) 22:50:23.05 ID:n8cXLuWD0

―――牧場跡―――


踊り子「勇者様……どこにいるんだろう。このひどい爆発も勇者様の仕業なのかな……?」

ロボ娘「だいじょうぶだよね? 勇者さん、無事だよね? ね?」ウルッ

踊り子「あの勇者様がそう簡単にやられたりはしません。きっと生きてるはずです……!」

踊り子「今はきっと連絡が取れないだけで、きっとわたしたちを待っています!」


踊り子「……!?」バッ


ロボ娘「わっ」グイッ

踊り子「誰かいますっ」

ロボ娘「……勇者さんじゃないの?」

踊り子「もっと大人の男性ですね。一瞬だったのでなにをやっているのかはわかりませんでしたが……」

踊り子「こっそり様子を見てみましょう」

踊り子「」ソロー

ロボ娘「」ソロー

603 : [sage saga]:2013/03/10(日) 22:52:32.26 ID:n8cXLuWD0


男幹部(……女幹部との連絡が途絶えちゃったねぇ。これはもしかするともしかしちゃうかな?)

男幹部(こんな爆発程度で死ぬタマじゃないんだけど……これが女幹部を狙ったものだとすれば……)

男幹部「ん?」


露出少女「う……くっ、ぐぅ……」プルプル


男幹部(牧場の商品か。逃げ遅れたか、見捨てられたか……生き残ったのは運が良かったのか悪かったのか……)

男幹部(この子から情報を引き出せるかもしれないねぇ)

露出少女「あああっ、ふーっ、ぐ、ぎぃ……」ムリッ ムリムリッ

男幹部(出産か。人間の子供なわけないよねぇ。相変わらず女幹部は趣味が悪い。ろくな死に方しないとは思ってたよ)

男幹部(とりあえず出産し終わるのを待って、話を聞こう。それまでは……そうだな、お茶にしようかな)スッ

男幹部(やれやれ、コンビの尻拭いとはいえ、どうして僕がこんなことを……)グビッ

604 : [sage saga]:2013/03/10(日) 22:55:17.70 ID:n8cXLuWD0


踊り子(あの子、出産してる……「この牧場で」ってことは、人間の子供じゃない……よね)

踊り子(それをあんな近くで見ながら平気でお茶を飲んでるあの人は、絶対普通の人じゃない……!)

ロボ娘「あの人たち、なにやってるの?」

踊り子「あの男の人は敵ですね。ここで倒しちゃいましょう。もしかしたらこの牧場をこんなにした張本人かも」

ロボ娘「!! ……じゃあ、ロックオンレーザーの出番だね!」

踊り子「見たところ人間みたいな姿だから、きっと通用するはずです……」

ロボ娘「おっけー。50メートル以内、ロックオン完了だよ!」

踊り子「よく狙ってください……いつでも発射できるように」

605 : [sage saga]:2013/03/10(日) 22:56:40.92 ID:n8cXLuWD0


露出少女「うううううううぅぅぅぅっ!!」メリメリメリ!!

男幹部(もうすぐ出るな。一緒に精液まで出てる。正視に耐えないね)

男幹部(この子、まともに話ができるのかな? ダメなら魔法で情報を引き出さないといけないけど……)

男幹部(記憶に関する魔法は高度だから、準備なしで行うのはしんどいねぇ)

露出少女「うあぁっ!!」ズポンッ ビチャビチャッ!

露出少女「ハァ、ハァ、ハァ……」ドサッ

男幹部(そろそろいいかな)スッ

606 : [sage saga]:2013/03/10(日) 22:58:51.44 ID:n8cXLuWD0


踊り子「立ち上がった! いまです!!」

ロボ娘「」キュィィィン



ピキュンッ!!



男幹部「―――なッ!?」

ブシュッ

男幹部「ぐぅッ!?」ドサッ

男幹部「な、何だって!? なぜ、こんなところに……人が……」ググ…

男幹部(ギリギリで回避行動をとったが、脇腹に穴が……!!)

男幹部(僕の治癒呪文では追いつかない! 専門の治癒術師でもなければ……!!)

男幹部「ごふっ……転移呪m」

ガスッ

男幹部「ムグッ!?」

踊り子「やっぱり魔術師でしたか。よく見たら人間ではなさそうですし……」

ロボ娘「踊り子さん、い、いいのかな、こんなことして……その人が悪い人かどうか、まだわかんないんじゃ……」

踊り子「少なくとも、魔物を出産している女の子を見て紅茶を飲んでるような人です。そこは心配いりません」

男幹部(く……そ……こんなところで……)ググ…

607 : [sage saga]:2013/03/10(日) 23:12:42.42 ID:n8cXLuWD0


勇者「ん、あれは……お、踊り子ちゃん!? これはどういう状況だ!?」

カレー「敵かい!?」

騎手「敵じゃなかったら口に靴突っ込んだりはしないと思う」

男幹部(あ、あの男は……昨日、王国の人間を拉致して書かせた似顔絵の「勇者」そのもの!!)

勇者「その男が、そこの女の子に出産させてたのか?」

踊り子「いえ、出産を見ながらティータイムしてました。それと、魔法も使えるみたいです。攻撃を受けた直後、転移呪文を唱えようとしましたから」

勇者「まさかこいつが「男幹部」とかいう魔術師か?」

男幹部(ッ!! 口を割ったのかい、女幹部!!)

勇者「多分反応からして当たりだな。今、心拍数が一瞬上がった。図星のサインだ」

ロボ娘「あたしもかんじた! 「ドキッ」ってしたよね!」

勇者「あんまりこういう使い方はしないんだけど、状況が状況だししょうがないな」スッ

キュィィィン

勇者「『魔法に関すること』の記憶を消した。踊り子ちゃん、口を解放していいよ」

踊り子「はい」スッ

男幹部「げほっ、ごほっ……」

勇者「もう出血でろくに体の感覚はないだろうが、助けてあげないこともないぜ? 記憶はほとんど消させてもらうが、条件次第では見逃してやる」

男幹部「……」

勇者「魔王城はどこだ?」

男幹部「……知らないねぇ」ニヤ

勇者「そっか。じゃあ、試してみよう」スッ

キュィィィン

勇者「魔王城の場所に関すること『以外のすべての記憶』を消した」

男幹部「ぁ……」

勇者「自分の名前も人生も、全部真っ白。これなら、どうして魔王城の場所を言えないのかも思い出せないだろ?」

勇者「さあ言え。魔王城はどこだ!」

男幹部「……」



1、世界のヘソという巨大な『穴』から出入りできる『異界』。
2、合言葉で『鏡』から出入りできる、『鏡の中の世界』。
3、海底都市に存在する『門』から辿り付ける『月』。

↓+2

608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 23:15:52.79 ID:2/lC5kmAO
かそく
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/10(日) 23:19:08.70 ID:2/lC5kmAO
露出少女はあの村に返すのか?豚の赤ちゃんの処遇は?

安価なら1
610 : [sage saga]:2013/03/10(日) 23:38:23.75 ID:n8cXLuWD0


勇者「世界のヘソって……聞いたことある人いる?」

カレー「自殺スポットである広大な樹海の、さらに中心にあると言われる穴だね!」

勇者「場所はわかる?」

カレー「誰も行かないだけで、一応地図にも載ってるような穴だよ。多分行けば分かるさ」

勇者「そっか。……おーい、男幹部さん。見逃してやってもいいぜ?」

男幹部「」

勇者「……死んじゃったか」

勇者「これ、踊り子ちゃんとロボ娘ちゃんがやったの?」

踊り子「え、は、はい……」ビクッ

ロボ娘「あの……ね、えっと、なるべく死なないように、撃ったつもり……だったんだけど……」ポロポロ

勇者「」スッ


踊り子「」フラッ

ロボ娘「」フラッ


勇者「……そんな記憶はいらない」ガシッ

勇者「ようやく魔王城の場所がわかったね」

騎手「長かった」

カレー「流石、長年発見されていないだけのことはあったね!」

勇者「早速向かおうか」

騎手「それより、まずは王国に報告した方がいいと思う。それで先遣隊を派遣して……」

勇者「それじゃあ、なんのための勇者だってなっちゃうよ。なんなら、また俺1人でだって……」

カレー「それじゃあ、なんのためのパーティだってなっちゃうんじゃないかい?」クスッ

騎手「そうだよ。もう、今回みたいに心配するのは嫌だよ。ずっとついてく」

勇者「……2人とも……」

カレー「その2人も、まったく同じことを言うだろうね!」

踊り子「zzz」

ロボ娘「zzz」

勇者「……わかった」

勇者「地獄の果てまでついて来い!!」

カレー「オーッ!!」

騎手「おーっ!!」


611 : [sage saga]:2013/03/10(日) 23:53:38.85 ID:n8cXLuWD0


露出少女「……ぅぅ」

勇者「ん? そういえば、どうしてこんなところで豚魔物を出産してるんだ、キミは?」

露出少女「ゆ……勇者、さん?」ウルッ

勇者「俺の名前を知ってるの?」

露出少女「勇者さん、勇者さん、勇者さん……」ギュゥゥ…

勇者「えーっと……もしかして、俺たちって知り合い?」

露出少女「精祭村で……会った、じゃない、ですかぁ……」ポロポロ

勇者「精祭村? ……ごめん、覚えてないや。多分、自分で記憶を消しちゃったんだなぁ」

露出少女「……覚えて、ない……?」

勇者「うん。俺だけ覚えてないなんて変だなぁ。普通は相手の記憶だけ消すのに。緊急事態だったのかな?」

勇者「なんかそれって気持ち悪いし、キミの記憶も消しちゃおう」スッ

露出少女「やだやだやだ! 忘れたくない! ぜったいやだああ!!」ギュゥゥ

勇者「……ヒドイ目に遭って、パニックになってるんだな……」

勇者「じゃあまず、せめてこの牧場であったことは全部忘れちゃいな」スッ

露出少女「う……」フラッ

勇者「……とりあえず巨大ロボに運ぼう。精祭村……だっけ? そこに運んであげようかな」

カレー「この豚魔物はどうするんだい?」

勇者「豚魔物を探して渡しちゃおう。いっそ殺すのも優しさかもしれないけど、生まれたからにはね」

勇者「とにかく明日は魔王城だ。それまでに出来る限りの準備をしておこう」


612 : [sage saga]:2013/03/11(月) 00:03:14.83 ID:Nqq8v9WT0

お風呂入ってきますー。

これどうにか>>700までに終われそうだなぁ。



おもむろにキャラ安価。

魔王城の門番
容姿:
性格:
能力:
備考:


↓+2

613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/11(月) 00:08:43.92 ID:MSqT7c4AO
ksk
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 00:19:02.76 ID:kDGoxJhAO
容姿:金髪ロングエルフ
性格:外道
能力:読心、洗脳、指定した相手の人体操作。無数の魔法
備考:敵とみなした相手をいきなり強制的に全裸にし、さらに男ならペニスを除き女体化、女なら陰部のみを男にし、さらに彼女の支配下の女に死ぬまで吸い付くさせるのを眺めるのが趣味
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 00:36:26.03 ID:MSqT7c4AO
今更言うのもなんだけど、どうして>>1は投下の時にsageるようになったの?

sageると投下してる事に中々気づいて貰えないと思うんだけど
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 00:40:58.00 ID:kDGoxJhAO
自分の想像なんだけど>>1は無駄に人が増えてこのスレで終わらなくなる事を危惧したんじゃないかな
617 : [sage saga]:2013/03/11(月) 01:03:32.64 ID:Nqq8v9WT0

え、投下するときはsageるのが常識だと思ってたんですけど……違うんですか?

前スレでもずっとsageてて、このスレの途中で「あれ!? sageてなかった!! やっちまったああああ!!」と気づいてsage始めました。

618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 01:09:19.30 ID:xxdWBifAO
どっちでもいいと思うよ
619 : [sage saga]:2013/03/11(月) 01:26:33.30 ID:Nqq8v9WT0

―――異界―――


ゴゴゴゴゴゴゴ…

巨大ロボ「」ズズ…




勇者「ここが異界か。空が紫色なこと以外は特に俺らの世界と変わったことはないな」

カレー「とりあえず魔王城を空から探してみようか!」

ロボ娘「見つけたら巨大ロボごとアタックだね!」

勇者「それを実行したら、地上に残してきた博士と女史が泣くだろうね……」

騎手「けどそれが一番現実的な作戦だと思う」

踊り子「確かにそうですね……わざわざ玄関からお邪魔しなくっても」

勇者「みんな発想がたくましくなってきたね……」

カレー「あ! もしやあれが魔王城じゃないかい? いかにもって感じの古城が建っているよ!」

勇者「たしかにそれっぽい。っていうか他には町しか見当たらない。うーん、じゃあ……」



1、ダイナミックお邪魔します。
2、まずは情報収集に近くの町へ寄った。そこで魔王と出会う。
3、まずは情報収集に近くの町へ寄った。そこで側近と出会う。

↓+2

620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 01:27:54.81 ID:xxdWBifAO
2
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 01:36:41.44 ID:D8cuMAUDO
1
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 01:37:58.56 ID:D8cuMAUDO
↑出来れば巨大ロボの蹴りで格好良く
623 : [sage saga]:2013/03/11(月) 02:04:17.43 ID:Nqq8v9WT0

―――魔王城―――


側近「魔王様」

魔王「? なあに、側近ちゃん」

側近「今日はお仕事がないからといって、そうやって一日中ごろごろしているのは関心いたしませんよ?」

魔王「も〜。側近ちゃんは固いことばっかり言うんだから」プクー

魔王「側近ちゃんも一緒にごろごろしよ?」

側近「では魔従姉様をお呼び致しましょう」

魔王「ぼくは側近ちゃんとごろごろしたいのっ!」プンプン

側近「……それはなりません、魔王様」

魔王「魔王の命令だよ! 側近ちゃんは今すぐ魔王と一緒のベッドでごろごろしなさいっ!」

側近「……命令、ですか」

魔王「そうだよ! 命令だよ!」

側近「……」

側近「で、では失礼s」


『お邪魔しまあああああああああああす!!!』


側近「」ヒュッ

魔王「え?」ガシッ



ズガァァァァアアアン!!



巨大ロボ『いつもお世話になっております! ちょっとダイナミックにお邪魔しますね!』ガラガラ

巨大ロボ『今、誰か逃げた』『え、まじで? 魔王?』『魔王なら逃げないんじゃないですか?』

巨大ロボ『とにかく魔王を探してみよう。騎手ちゃん、やっちゃって』『了解』

巨大ロボ『』ズガァァァアアアン ゴシャァァアアアアン!!




魔王「な、なに今の……」ガクガク

側近「なんでもありませんので心配いりません、魔王様」ニコッ



側近(な、なにあれ!? 機械族の新兵器!? なんで魔王城を攻撃してきたの!?)

側近(とにかく、魔王くんを安全な場所に隠さないと! それからあのロボットを……いや、もう魔王城は諦めよう。どこかに身を潜めて……)

側近(いますぐあのロボットをスクラップに変えたいけど、魔王城以外で私が魔王くんから離れるなんて論外!)

側近(まあ魔王城に住んでるような人は、魔王くんのために死ぬのなら本望だよね)

側近(今はなによりも魔王くんを安全で落ち着ける場所へ!!)


624 : [sage saga]:2013/03/11(月) 02:13:07.01 ID:Nqq8v9WT0

―――巨大ロボ内―――


勇者「魔王っぽいヤツは見当たらないなぁ」

騎手「やっぱりさっき逃げた人影が気になる。たぶん2人くらいだった」

カレー「とにかく、魔王城はほとんど更地になっちゃったね! 一応下に降りて、魔王の死体がないか確認してみるかい?」

勇者「じゃあ俺が行ってきますよ」スタスタ

カレー「言いだしっぺだ、僕も行くよ! 他のみんなは巨大ロボの中から探してみておくれ!」

625 : [sage saga]:2013/03/11(月) 02:30:35.26 ID:Nqq8v9WT0


門番エルフ「……けほっ、けほっ……」

門番エルフ「いきなり正面から陽気なステップで駆けてくる巨大ロボットが突っ込んできた……悪夢だわ」

門番エルフ「うん?」

勇者「お、生存者発見。大丈夫かい?」

門番エルフ(読心)

勇者『おお、かわいい。……じゃなくって、とりあえず怪我してなけりゃ魔王について聞き出せるだけ聞き出そう』

門番エルフ(こいつ、ロボットから降りてきたんだ。ってことは、魔王城をこんなにしたのも私をこんな目に遭わせたのも、全部こいつのせい!!)

門番エルフ「くらえっ!」バッ

勇者「うおっ!? 服が無くなった!?」

門番エルフ「さらに!」バッ

女勇者「うわあああああ!! またかよぉ!?」ガバッ

カレー「勇者様!? 今の声は一体……ええっ!? これは何事だい!?」

女勇者「逃げてカレーライスマンさん! そのエルフ、変態魔法の使い手だ!」

門番エルフ「ふん、そっちの男も……え、男? なに、あなた。カレーライスマン!? なにそれ!?」

カレー「性別:カレーライスだよ。さあ、僕を性転換させてみたまえ!」

門番エルフ「くっ……それっ!!」バッ

カレーライスマン「ぐあああああああ!!」

ライスカレーマン「……おお。こうなるのか」

門番エルフ「!?」

女勇者「そこはカレーライスウーマンじゃないんだ!?」

ライスカレーマン「茶色と白の模様が逆転したね。新鮮な気分だ!」

ライスカレーマン「さあ、魔王についての話を聞きだそうじゃないか!!」ジリジリ

門番エルフ「く、来るなバケモノめ! なんなんだお前は!? どうしてカレーなんだ!?」

ライスカレーマン「ふふ、それは創り給うた神に訊ねておくれ」ジリジリ




1、門番エルフを捕まえた!
2、逃げられた!

↓+1

626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 02:40:54.69 ID:fT1EMfc/o
627 : [sage saga]:2013/03/11(月) 03:05:29.68 ID:Nqq8v9WT0


門番エルフ(な、なぜかそこのカレー男には私の魔術が通用しない……それなら!)

門番エルフ「はぁ!!」バッ

女勇者「う、わ……体が勝手に!」ダッ

カレー「む、強制操作か」

カレー「うーん、他のメンバーだったらそれも通用したんだろうけどねぇ」ベシッ

女勇者「ひゃっ!!」ドテッ

カレー「元が弱すぎる勇者様じゃあ意味はないかな!」

女勇者「うぅ……事実だけどさ……」シクシク

門番エルフ「くっ……!!」

カレー「さあ観念するんだ! おとなしく魔王に関する情報を吐けば、痛い目を見ずにすむぞ!」

門番エルフ(読心)チラッ

女勇者『もしゴネたら、聞き出したいこと以外の全ての記憶を消して廃人にしてやる』

門番エルフ「」ゾクッ

門番エルフ「ちょ、ちょっと待って! 魔王様の情報を漏らしたら、私が殺されるんだって!」

カレー「魔王にかい?」

門番エルフ「いや、側近様に……恐ろしくお強い方で、巨竜を素手で仕留めて解体したという伝説があるほどなんだ」

カレー「側近? 魔王以外にもそこまでの実力者がいたのかい」

門番エルフ「魔王様よりも、側近様の方が恐ろしいんだよ……だから情報は漏らせない」

カレー「……それは困ったね」

女勇者「ねえキミたち、全裸の女の子放っておいて、なにマジトーンで話してんの……?」


628 : [sage saga]:2013/03/11(月) 03:08:51.94 ID:Nqq8v9WT0

寝ますが、その前に安価置いときますね。

1、門番エルフを廃人にしてでも情報を引き出す。
2、門番エルフから情報を聞き出して、巨大ロボに保護しつつ手なずける。
3、魔王の情報は諦めて、門番エルフは記憶を消して野に放つ。

↓+1 おやすみなさい。

629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 03:19:25.84 ID:p+KgW4V5o
2 乙
630 : [sage saga]:2013/03/11(月) 11:29:33.70 ID:Nqq8v9WT0


カレー「じゃあキミのことは僕たちが守る!! だから魔王や側近について教えておくれ!」

門番エルフ「だからとんでもなくお強いんだってば……勝てっこないよ。あの巨大ロボットだって、真正面から戦えば側近様の敵じゃないんだから……」

カレー「それでも守る!!」ドドン

門番エルフ「……」チラッ

女勇者『言い出したら止まらないよなぁカレーさんは。まあしょうがない、今は情報が欲しいし、この子を巨大ロボ内に保護するくらいは許してあげよう』

門番エルフ(……騙そうっていう意思は感じられないね)

門番エルフ(しかも、ここで情報を渡さなければ廃人)

門番エルフ「……大した情報は、ないからね」

カレー「!! ありがとう!!」

門番エルフ「……」

門番エルフ「まず、魔王様はかなりお若いはず。先代の魔王様が倒れてからそんなに経ってないから。けど政治手腕は優秀で、人間を襲うのは最低限にするようにって方針なんだよ」

門番エルフ「魔王様は滅多に人前に姿を現さない。会議室以外で魔王様を見たものはいないらしい」

門番エルフ「だから魔王様は本当に強いのか、疑問に思う人が多い。代わりに側近様がよく暴れてるから、それで威厳は保たれてるらしいけど」

門番エルフ「……ほとんどの魔物が、知ってるのはこれくらいだよ。多分幹部クラスでも、これくらいしか知らないはず」

カレー「そうかい……ずいぶん秘密主義なんだね」

女勇者「それはつまり、秘密にしなきゃいけない何かがあるんじゃないかな?」

門番エルフ「魔王様が直接成した功績が1つもないから、本当に存在するのか? っていう声もあるくらいだからね。疑いだしたらキリがないよ」

女勇者「……なるほどね」

門番エルフ「さあ、これで私も追われる身になっちゃった。ちゃんと守ってくれるんだよね?」

女勇者「さあ、どうだろうね。キミが変な行動を起こさなければ考えてもいいかな」

女勇者『約束したからには守ってあげなきゃな』

カレー「約束は必ず守るよ! 任せておくれ!!」ドドン

門番エルフ「……ふん……ヨロシク」


631 : [sage saga]:2013/03/11(月) 11:48:21.39 ID:Nqq8v9WT0

「ただいまー」

踊り子「あ、おかえりなさい勇者さブフゥッ!? 誰ですかあなたたちは!?」

女勇者「あ、うん。勇者勇者。1着しかない俺の服消されちゃったからさ、誰か服貸して、お願い。寒い……」

騎手「勇者……なの?」

女勇者「おう勇者だぜ? 騎手ちゃん、四つ葉はまた無くしちゃいないかい?」

騎手「!……勇者だ。服持って来るね」

女勇者「なるべく男っぽい服ね!」

ロボ娘「勇者さん、どうしてその人と鎖でつながってるんですか?」

ジャラ

エルフ「……まあ、逃亡と謀反の防止ってところだよ」

女勇者「この子はエルフちゃん。魔王城の門番なんだけど、魔王について情報を教えてくれた。まあ仲良くしてあげてね」

ロボ娘「はーい! よろしくおねがいしますっ!」ペコッ

エルフ「ふん」プイッ

踊り子「大丈夫なんですか? この子……」

女勇者「一応、カレーさんが天敵らしいから。こうやって俺たち3人で行動してるかぎりは安全だよ」

騎手「勇者、服持ってきた」

女勇者「なんだそのフリフリの服は!? 男っぽい服って言ったよね!? 騎手ちゃんが今着てるようなヤツでいいんだよ!!」

騎手「早く、着て」ワクワク

女勇者「あ、こいつ女幹部と同じタイプだ……カレーさん、服持ってませんか?」

カレー「服は残念ながら無いね! カレーを塗るかい?」

女勇者「そんなスパイシーなもんをデリケートゾーンに塗ってたまるか!!」

女勇者「とにかく男ものの服を買いに行って、早く男に戻りたい!! さっき見かけた町に行くよ!!」

632 : [sage saga]:2013/03/11(月) 12:01:28.74 ID:Nqq8v9WT0

打ち解けよう企画


1、踊り子(Lv.2) 現在:結構気を許してくれてる。
2、カレー(Lv.3) 現在:会話が途切れない。
3、騎手 (Lv.3) 現在:よく一緒に出かける。
4、ロボ娘(Lv.2) 現在:子犬のようにべったり。
5、エルフ(Lv.1) 現在:どういう人かまだわからない。


レベルが上がると……

踊り子:かなり気を許し、ツッコミやボディタッチが多くなる。
カレー:心の友に
騎手 :なんだろうこの気持ち……
ロボ娘:思春期に突入。
エルフ:ツンツンし始める。


↓+1

633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 12:07:55.01 ID:D8cuMAUDO
1
634 : [sage saga]:2013/03/11(月) 12:19:38.97 ID:Nqq8v9WT0


踊り子「よかった、異界でも服は売ってるんですね」

女勇者「店員も人間っぽい人だったしね」

踊り子「あの、それより、ほんとにわたしなんかが勇者様の服を選んでいいんでしょうか……?」

女勇者「俺、自分であんま服とか買わないからさ。誰かに選んでもらいたいんだ」

女勇者「騎手ちゃんは絶対女ものを買いやがるだろうし、他3人は論外。踊り子ちゃんしか頼れる人がいないんだよ……」シクシク

踊り子「あ、あはは……そういうことなら、お役に立てるようにがんばりますね!」ニコッ

女勇者「踊り子ちゃんは俺の心のオアシスだぜ……」

踊り子「えっと、えっと……じゃあこんな服はどうでしょうっ!?」バッ

女勇者「……それ女性用ね」

踊り子「はっ!? ごめんなさい、つい……!!」

女勇者「頼むオアシスよ、枯れないでおくれ……」


635 : [sage saga]:2013/03/11(月) 12:33:10.23 ID:Nqq8v9WT0


踊り子「こんなのはどうでしょうか?」

女勇者「う〜〜む。なるほど。けど元の姿を思い出せないから合ってるのかよくわからんな……」

女勇者「とりあえず、また服を消されたときのために多めに買っておこう」

踊り子「えっと、それならまた女の子にされた時のために、女用も1着くらい買っておきませんか?」

女勇者「……不本意ながら、その方がいいかもね……まだエルフちゃんのことよくわかんないし」

踊り子「早く魔王を倒したいところですね」

女勇者「踊り子ちゃん、誰が聞いてるかわからないから……」

踊り子「あっ、ごめんなさい!」

女勇者「いやいいさ。俺が周囲を警戒してるからね。さあ、服はこんなもんでいいかな?」

踊り子「そうですね。それじゃあ戻りましょうか」

女勇者「おいおい、せっかく2人っきりで買い物なんだぜ? もっとデートしようぜ、デート!」

踊り子「ん〜、そうですね、そうしましょうか!」ニコッ

女勇者「……あれ? 踊り子ちゃん、うろたえたりしないの?」

踊り子「今の勇者様は女の子ですから。こうやって手を繋いでも恥ずかしくありません」ギュッ

女勇者「わっ」///

踊り子「あー! 勇者様が赤くなっちゃいました! えへへ、珍しいですね!」

女勇者「くっ……は、恥ずかしい……いつもなら平気なのに」///

踊り子「えへへ、いつもと形勢逆転ですね!」ギュー

女勇者「や、やめてぇ……」///

踊り子「あれ、服の胸の部分が……」

女勇者「いいんだよ! 俺男だもん!! 胸の部分が余って変な感じになってても良いんだよ!!」

踊り子「あ、気にしてたんですか。ごめんなさい……」

女勇者「もうやだ……踊り子ちゃんきらい……」シクシク


636 : [sage saga]:2013/03/11(月) 12:43:27.41 ID:Nqq8v9WT0


踊り子「騎手ちゃんの服じゃなくって、女勇者様用の服なら胸の部分も大丈夫ですね!」

女勇者「襲ってやる……男に戻ったら踊り子ちゃんを真っ先に襲ってやる……」ブツブツ

踊り子「うーん、心も女の子になりつつあるんでしょうか?」

女勇者「怖いこと言わないで!」

踊り子「それで、どこにデートしますか?」

女勇者「完全に主導権を握られてしまった……。まあ行くとこなんて喫茶店くらいしかないね」

踊り子「えへへ、お洒落なデートですね!」

女勇者「デートしたことはあるの?」

踊り子「これが初デートです!」

女勇者「おぅふ、今日の踊り子ちゃんは動じないぜぇ……」

637 : [sage saga]:2013/03/11(月) 13:08:15.47 ID:Nqq8v9WT0

店員「ご注文をお伺いいたします」

踊り子「え、えと……」アセアセ

女勇者「シーフードドリアとサンドイッチ、それとコーヒーとキャラメルマキアート、アイスクリーム2つで」ニコッ

店員「かしこまりました。デザートは食後にお持ちしますか?」

女勇者「ええ、お願いしますわ」ニコッ



踊り子「な、なんか勇者様、女の子対応に慣れてませんか?」

女勇者「ん? そうかな?」キョト

踊り子「それ! その仕草もです! 計算されつくした、生きとし生けるものの庇護欲をくすぐるその仕草!」

女勇者「う〜〜む。まあ女の子になったのは初めてじゃないからなぁ」

踊り子「ええっ!? そうだったんですか!?」

女勇者「ほら、俺あの牧場に1人で潜入したじゃん?」

踊り子「は、はい……わたしたちは危ないからって、頑なに1人で行っちゃいましたね……」

女勇者「その時、うっかり捕まっちゃって。女の姿にされたんだ」

踊り子「!!?」

踊り子「だ、大丈夫だったんですか!? ひどいことされませんでした!?」

女勇者「あー……うん、まあ……あはは……」

踊り子「なに、されたんですか……?」ザワッ

女勇者「聞かない方が、いいよ?」

踊り子「…………教えてください」

女勇者「……」

女勇者「男の、アレを、喉に突っ込まれたり……」ウルッ

踊り子「―――」

女勇者「電気、流されたり、変な、蟲を、一晩中……」ポロポロ

女勇者「あ、れ……なんで、俺、泣いて……」ポロポロ

踊り子「」ギュッ

女勇者「……踊り子ちゃん?」

踊り子「だから、牧場でのことはなにも言ってくれなかったんですね……」

踊り子「そんな記憶、消しちゃえばいいじゃないですか」

女勇者「自分の記憶を、消すのは、ヒック、緊急事態だけ、なんだ。俺はみんなの、記憶を消すから、グスッ、その分、みんなのこと覚えてなきゃ……」

踊り子「だからって……」

踊り子「……」

踊り子「これからは、勇者様のことはみんなで守りますから」

踊り子「勇者様が、みんなのことを影ながら守ってるのは知ってますから」

踊り子「だからもう、1人で無茶なんてしないでくださいね?」ニコッ

女勇者「……」

女勇者「……うん」


638 : [sage saga]:2013/03/11(月) 13:20:10.59 ID:Nqq8v9WT0


勇者「ふぅ〜。やっと戻れたぜ」コキコキ

エルフ「ちぇっ」プイ

勇者「ったく、一時はどうなることかと思ったよ」

カレー「けど女勇者様も可愛かったと思うよ!」

騎手「」コクコク

勇者「お前らなぁ……」

ロボ娘「あたしはいまの勇者さんのほうがすきー!」ダキッ

勇者「おーよしよし、ロボ娘ちゃんは偉いなぁ!」ナデナデ

ロボ娘「えへへー」

踊り子「……」

勇者「そういえば」

勇者「さっきはよくもぺチャパイだの貧乳だのとからかってくれたなぁ踊り子ちゃ〜ん?」グヘヘ

勇者「イタズラされる覚悟はできてるんだろうなぁぁぁ」ジリジリ ワキワキ

踊り子「……」


踊り子「」ギュッ


勇者「!?」

カレー「おお」

騎手「!!」

ロボ娘「あー! 抱きついちゃった!」

勇者「踊り子……ちゃん?」

踊り子「べつに勇者様なら、これくらいなら平気になりました」ニコッ

勇者「え……え?」

踊り子「また悲しくなったら、いつでも胸をお貸ししますよ?」

踊り子「勇者様♪」


639 : [sage saga]:2013/03/11(月) 13:34:20.14 ID:Nqq8v9WT0

ご飯食べますね。

1、勇者サイド、魔王の足跡を追う話
2、魔王サイト、町に潜伏して逃げる話

↓+2

640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 13:39:03.61 ID:FNS1IHCAO
1
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 14:12:19.49 ID:wtXmf5qK0
2
642 : [sage saga]:2013/03/11(月) 14:26:39.49 ID:Nqq8v9WT0


魔王「ねえ側近ちゃん、お城はどうなったのかな?」

側近「恐らく全壊かと。しかし問題ありません、すぐに元通りになります」

魔王「そうなの?」

側近「ええ、心配要りません」ニコッ



側近(って言っても、まずいなぁ。今度の会議は結構先だから、魔族長たちも来てくれないし……)

側近(魔王様を地上へお連れするのは絶対にダメ。でも他でもない私が魔王様と外界との接点を絶ってしまったから、他に頼れる人もいない……)

側近(結局、私が魔王くんの傍にいなきゃいけない以上、あの巨大ロボを始末することはできない)

側近(誰か、信用できる人を探さなくちゃ……ああ、魔従姉さんか竜族皇女ちゃんが魔王城を訪れて異変に気づいてくれないかなぁ……)



魔王「側近ちゃん、お腹減ったから、どっかに食べに行かない?」

側近「」ニコニコ

側近(緊張感とかないの魔王くん!?)


643 : [sage saga]:2013/03/11(月) 14:37:09.50 ID:Nqq8v9WT0

側近(結局押し切られて外食しちゃうんだよね……)

魔王「お城のみんなは大丈夫かな?」

側近「数名の使用人は不定形ですし、死ぬとすればせいぜい門番くらいでしょう」

魔王「心配だなぁ」

側近(あんな変態エルフはどうでもいいと思うけど……それでも心配なさる魔王様は流石だなぁ)

魔王「それにしても、ぼくが魔王だって全然気づかれないんだね?」

側近「普段、私や魔王様は仮の姿で活動してますので」

側近(っていうか、魔物の最高権力者が子供2人だなんて、誰も思わないよね……)

魔王「お城にはいつ帰れるかな?」

側近「私が最大限手を回し、なるべく早く帰れるように手配いたします」

魔王「ありがと、側近ちゃん」ニコッ

側近「もったいないお言葉です」

側近(魔王城が破壊されたとあっては、魔王の沽券に関わる。地上の魔物が異変に気が付く前にケリをつけたいな……)

側近(でもでも、なるべくなら助けてもらいたいし……)

側近(あぁー、もう! 私は魔物で一番強いのはずなのに、どうして逃げなきゃいけないのー!?)


644 : [sage saga]:2013/03/11(月) 14:49:52.16 ID:Nqq8v9WT0

側近(いっそ魔王くんを、ちょっとの間だけ眠らせて隠しちゃおうか……)

側近(いや、だめだめ! 魔王くんには何不自由なく活動してもらわなきゃ!)

側近(なら敵が襲ってくるのを待つ?)

側近(それはリスクが高い……それなら、偽魔王情報で敵を釣る?)

魔王「えへ、いただきー♪」

側近「あっ!」

魔王「側近ちゃん、ショートケーキのイチゴは最後に食べるんだよね。昔ぼくが食べちゃったときすごく怒ったよね」

側近「……今は昔とは違います」

魔王「そう、だよね。側近ちゃんは大人だもんね……それに忙しくって遊べなくなっちゃったし」

魔王「……ぼくがなにもできないから」

側近「違います。魔王様がわざわざ手を下すほどの事態が少ないだけです。先代魔王様も幼少時はそうだったと聞きます」

魔王「へぇ、そうなんだ」

側近(嘘だよごめんね)

側近「昔を懐かしむのもよろしいですが、魔王様にはこれからのことを考えていただかなければなりません」

魔王「これからのこと?」

側近「魔従姉様か、竜族皇女様か……どちらと一緒になるのか」

魔王「う、うん……その2人じゃなきゃダメかな?」

側近「この2人以上に適した方がいらっしゃるのですか?」

側近「優秀で強く、血筋がよく美しく、魔王様のことを良く知っておられて、魔王様に相応しい方が」

魔王「」ジー

側近「?」

魔王「……はぁ。ごちそうさま」

側近「はい、そろそろ行きましょうか」


645 : [sage saga]:2013/03/11(月) 15:05:17.65 ID:Nqq8v9WT0

側近(それとなく、魔王がこの町の宿屋に逃げ込んでいるという情報を流してみた)

側近(その宿屋とは真逆の宿屋に魔王くんを泊まらせて、私はその両方の宿屋が見える高台で様子を見る……)

側近(相手が追ってきてるのなら、この餌に食いつかないはずがない)

側近(さあ、尻尾を出しなよ、反逆者。魔王様に逆らえばどうなるかと教えてあげる)


・・・・・・


「ほんとに正しい情報なのかね? 魔王が宿屋だなんて」

「とにかく確認してみるしかない。手掛かりくらいならあるかも」

「その通りさ! とにかくがむしゃらに動くしかないよ!」



側近(布を深く被った怪しい集団が宿に! 釣れた!!)

側近(距離は800メートル、2秒で辿り付ける)ググ…

側近(魔王くん、ごめん! 約束は守れない! 私はこれから人を傷つける!!)

側近(問答無用で全員殺す!!)ギュンッ!!


646 : [sage saga]:2013/03/11(月) 15:14:48.41 ID:Nqq8v9WT0


側近「」スタッ

「ん、なんだこの子h」

ガシッ

側近「あなたたちですね、魔王様のことを嗅ぎ回っているのは」

「ぐっ、ぐぁ……」ジタバタ

側近「困るのですよ、未来の明るい魔王様に、汚い手で触れてもらっては」

側近「脈に触れていますから、嘘をつけばわかります。質問に答えなさい」

「……」

側近「魔王城を襲ったのは、あなたたちですね?」

「……」

側近「……? フードを取りなさい」バッ


盗賊「……」ダラン


側近「……これは……洗脳されている!?」

側近「まさか全員!!」バッ

盗賊s「……」ダラン

側近「―――っ!!」

側近「や、られた……!! 釣られたのは私の方……!!」

側近「魔王くんっ!!」ダッ


647 : [sage saga]:2013/03/11(月) 15:25:49.73 ID:Nqq8v9WT0

女勇者「この町は、他に宿屋が3つある。エルフちゃんが洗脳してくれた盗賊たちが餌で、その間に他の宿屋を探す」

カレー「情報は自然だったと思うけど、念には念を、だね!」

エルフ「あの側近様のことだから、魔王様はどこかに隠して自分が動くだろうね。その隙を突く、と?」

女勇者「その通り。それぞれ宿に向かって、魔王らしき人物がいなかったら、盗賊が向かった宿に集合。その後、集合しなかったグループの向かった宿に合流しよう」

女勇者「ただしみんな、無茶はするなよ。逃げてるとはいえ魔王だ。恐ろしい能力を持っているかもしれない」

女勇者「みんなが到着するまでは戦おうとしちゃダメだ。時間を稼いでくれ」

騎手「ところで、どうして勇者は女になってるの?」

女勇者「エルフちゃんに協力してもらう代償で、いろいろさせられたんだよ! そこには触れないで! 出発までには戻るから!」

女勇者「とにかく、全員無事で! いのちをだいじに! 行くぞ!」

カレー「オーッ!!」

騎手「おーっ!!」

踊り子「おー!」

ロボ娘「おーっ!!」

エルフ「……おー」


648 : [sage saga]:2013/03/11(月) 15:28:27.97 ID:Nqq8v9WT0
出かけてきます。夜中まで戻れません。

魔王のいる宿に当たった勇者パーティのうちの2人は?

↓+2
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 15:31:46.50 ID:IXbJqR1Ko
加速下
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 15:31:57.05 ID:jLLMz3Edo
カレーと踊り子
651 : [sage saga]:2013/03/12(火) 02:00:36.95 ID:cxchE8K30
帰ってきました、明日9時に始めます。
652 : [sage saga]:2013/03/12(火) 08:56:36.10 ID:cxchE8K30


踊り子「魔王ってどんな人なんでしょう?」タタタ

カレー「さぁ、皆目見当もつかないね! ただ、みんなの前に姿を現さないのには、相応の理由があるはずだよ!」

踊り子「威厳のない姿をしている、とかでしょうか」

カレー「かもしれないね。逆におぞましい姿かもしれないけど」

踊り子「少なくとも宿に泊まれるくらいの容姿だとは思いますけど」

カレー「なるほど、それはそうだね。とにかく、ここは異界だからね。宿を利用する人なんてかなり稀さ!」

踊り子「宿を利用するような人は「ワケあり」ということですね」

カレー「その通り! 電気が点いてたら容赦なく突入しよう!」

踊り子「そして即ジェノサイドですね!」

カレー「それは状況次第だね!」

カレー「さあ、宿の前に着いた! 気を引き締めていこう!」

踊り子「雨戸が閉まっていますけど、若干光が漏れていますね……」

カレー「これはもしかしちゃうかもしれないね……!」

カレー「行こう!」

踊り子「はい……!」

653 : [sage saga]:2013/03/12(火) 08:58:03.07 ID:cxchE8K30


バンッ


魔王「!?」ビクッ


カレー「……!?」

踊り子「こ、子供?」

カレー「なぜ子供がこんなところに……?」

魔王「え、え、え……?」ビクビク

踊り子「魔王に攫われた子供でしょうか? それとも魔王の子供?」

カレー「キミ! 魔王を知らないかい?」

魔王「え……あの、ぼくが、魔王だけど……?」

カレー「?」

踊り子「?」

魔王「それより、おねえさんたち誰? 側近ちゃんの部下の人?」

カレー「……洗脳されている、のかな」

踊り子「けど、魔王がこんな子供なんだったら、秘密主義も頷けます」

魔王「?」キョト

654 : [sage saga]:2013/03/12(火) 09:00:40.66 ID:cxchE8K30


踊り子「―――殺しましょう」

カレー「なっ……なに言ってるんだい!?」

魔王「」ビクッ

踊り子「見た感じ、大した力は無さそうです」

カレー「けど、子供だよ! 子供に手をかけるなんてことは看過できないよ!」

踊り子「子供じゃないです、魔王です! もしかしたら側近という人がいない今が、最初で最後のチャンスかもしれません!」

踊り子「魔王が殺せなければ、より多くの子供が傷つくんです!」

カレー「し、かし……子供を……」

踊り子「わたしが全部やります。カレーさんは外に出ててください」

カレー「……」

バッ

カレー「僕はヒーロー! 魔王とはいえ子供の味方だよ!」

踊り子「ヒーローなら悪と戦ってください!」

カレー「最も戦うべき悪は、自分の弱さだ! 自分の覚悟は曲げたりしない!」

踊り子「勇者様が作ってくれた最後のチャンスなんです!」

カレー「罠かもしれない! 全部の宿に自称魔王の子供を置いているのかもしれない!」

踊り子「……それは……! そんなことを言いだしたらキリがないですっ!」

踊り子「時間がないんです! あんな盗賊では大した時間稼ぎにはなりません!」

踊り子「どかないなら、カレーさんもやっつけちゃいます……!」

カレー「子供を守れないなら生ゴミも同然さ! 子供を背にしている限り、僕は誰にも負けない!」

踊り子「……っ!!」


655 : [sage saga]:2013/03/12(火) 09:03:25.87 ID:cxchE8K30

1、それでも魔王を殺す。

2、やっぱり魔王(推定)は殺せない。


↓+2

656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 09:04:21.65 ID:B023cMqAO
2
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 09:08:45.47 ID:B023cMqAO
658 : [sage saga]:2013/03/12(火) 09:23:04.28 ID:cxchE8K30


踊り子「くっ……うぅ」グググッ

カレー「……」ジッ

踊り子「……っ」

踊り子「……自称魔王というだけで、子供は……殺せません。ごめんなさい、勇者様……」

カレー「いや、気にすることはない。悪いのは全部僕だ」

カレー「キミ」

魔王「」ビクッ

魔王「あ、あなたたち、ぼくを殺しに来たの……? 勇者って人たち?」

カレー「そのはずだったんだけど、どうやらキミを殺すことは出来ないようだ」ナデナデ

魔王「……?」

カレー「さて、どうしたものかな……」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


踊り子「!?」グラグラ

カレー「なんだ、この地響きは……?」グラグラ

魔王「まさか……」

魔王「2人とも、ぼくのうしろに!」


ドガァァアン!!


側近「魔王くん!!」バッ

魔王「側近ちゃん……!」

側近「よかった、無事で……!!」ギュッ

側近「そいつらが賊だね。すぐに消すよ」ギロッ

カレー「」ゾクッ

踊り子「」ゾクッ


魔王「ダメ!!」


側近「!?」ビクッ

魔王「その人たちに手を出すことは絶対に許さないよ、側近ちゃん」ギュッ

側近「な……なんで、魔王くん……?」

魔王「ねえ、教えて欲しいんだ、おねえさんたち。どうして……

魔王「勇者は魔王を殺そうとするの?」

659 : [sage saga]:2013/03/12(火) 09:41:28.30 ID:cxchE8K30


踊り子「どうしてって、それは……魔王が魔物の王だから……」

魔王「完全にじゃないけど、でもなるべく人間に迷惑をかけないように気をつけてはいるつもりだよ?」

魔王「気性が荒くて制御できない魔物も、月に殺していい人数を決めることで、これまでより人間側の被害人数を10分の1まで減らせたもん」

魔王「縄張りも、狭くなりすぎず、広くなりすぎないようにしっかり調査して、人間たちとバランスをとってたつもりなんだけど……」

魔王「それでも納得できないの? えっと、なにがダメだったの?」

側近「……」

踊り子「……それは」

カレー「ヒーロー的に言えば、人間は魔物の存在自体が怖いんだよ。だから同じ世界に魔物が存在してることが許せない」

魔王「……!」

カレー「キミのような優しい魔物なら人間も安心できるんだけど、中には人間を傷つけることを楽しんでいる魔物もたくさんいる」

側近「それは人間だっt」

魔王「側近ちゃんは黙ってて」

側近「!」

魔王「ならどうすればいいのかな? 人間としては、どうなってほしい? 魔物はみんな死んだほうがいいのかな?」

カレー「……」

踊り子「魔物は、もともとこの異界に住んでたんですか?」

魔王「ううん、違うよ。人間も魔物も同じ世界で生まれた。でも途中で魔王の一族がこんな場所を見つけて、移り住んだの。今でも時々、人や魔物が落ちてくるけどね」

踊り子「……」

踊り子「こんなに広い世界がもう1つあるのなら、人間か魔物のどっちかが移動しちゃえばいいんじゃないですか?」

カレー「!」

魔王「……!」

側近「どっちも納得するはずがない……どっちが異界に追いやられるかで戦争が始まる」

勇者「それはさせないよ」

魔王「!」

側近「!」

カレー「ゆ……」

踊り子「勇者様!!」


660 : [sage saga]:2013/03/12(火) 10:13:50.04 ID:cxchE8K30

魔王「この人が……」

側近「……勇者」

勇者「俺が本気で暗躍すれば、王国を操ることだってできる。もっと言えば、エルフちゃんあたりに協力してもらえばあっという間だよ」

勇者「まあでも、ほとんどの人間は弱くてすぐ死んじゃう。だから、農耕とか牧畜をやってる人たちはかなり困るだろうね」

勇者「理想としては、ちょっとの採集・狩猟で生きていける、たくましい魔族がこっちに移ってくれるとすごく助かるんだけど」

勇者「その場合、俺がなにかするまでもなく人間側は最大限の援助をするだろうね。なにせ魔物が1体もいなくなるんだから。そのためならいくらでも喜んで金をつぎ込むさ」

魔王「……」

側近「魔王くん……?」

側近「まさか、いいかも、とか思ってないよね? ダメだよ、そんなことしたら……人間に屈したって言われて魔王じゃいられなくなっちゃうかもしれないんだよ……?」

魔王「……それでどっちも幸せになれるのなら……」

側近「違う!! 幸せになるべきなのはこの世で魔王くんだけなんだよ!! 魔王くんには、王として君臨して幸せになってもらわないといけないの! 素晴らしい、相応しい人を妃に迎えて、雑務は全部私がこなして……」

側近「他の人の幸せなんて考える必要ないんだよ! 魔王くんはただ、魔王くんの幸せだけ考えていれば、それで……」

魔王「ぼくは魔王であることを幸せに感じたことはないよ」

側近「…………え?」

魔王「側近ちゃんはぼくのためにいろいろしてくれるけど、そのほとんどが、べつに嬉しいとか思わないようなことばっかりだったよ」

側近「―――そん、な……!?」フラッ

魔王「ぼくが幸せに感じること……それはね、」チラッ

勇者「?」

魔王「―――」フッ

勇者(あれ?)

踊り子(耳が……)

カレー(音が聞こえなくなった……)


魔王「_____________、__________」ニコッ


側近「」

側近「な、な、なぁ……!!?」カァァ ///

魔王「お願い側近ちゃん。魔物たちをこっちに移動させるのを手伝ってくれないかな」

魔王「魔王ではいられなくなるかもしれないけど……」

魔王「その時は…………ね?」

側近「そ、そそそ、それは、えっと、つまり……」///

魔王「うん。そういうこと」

側近「〜〜〜っ!!」///

側近「…………ゎ、わかった、よ……言うとおりにする……」///

魔王「勇者さん。さっきの話、おねがいできるかな?」

勇者「魔物がこっちに移動するなら、是が非でも全力で援助するよ」

魔王「おねがいね」

勇者「…………」

勇者「キミは誇り高く優しい王だ」

勇者「俺たちはキミのことを、永遠に忘れない」

661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 10:17:03.59 ID:B023cMqAO
これで終わり?なんかあっけないな
662 : [sage saga]:2013/03/12(火) 10:20:19.61 ID:cxchE8K30

最後の安価です。勇者の隣安価。

1、踊り子
2、カレーライスマン
3、騎手
4、ロボ娘
5、エルフ


↓+2

663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 10:22:03.83 ID:B023cMqAO
安価下
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 10:25:35.68 ID:PrBllGbDO
1人とは言ってないよね?
1、2、3
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 10:27:40.99 ID:B023cMqAO
そう言えば、妹・露出少女・女遊び人・踊り子の幼なじみ三人・性ロボはその後どうなったのだろうか

安価なら1
666 : [sage saga]:2013/03/12(火) 10:57:00.22 ID:cxchE8K30



勇者「…………」

勇者「……平和だな」



踊り子「ここにいたんだ、勇者」

勇者「!」

カレー「勇者は気が滅入ると、いつもここで黄昏てるよね」

騎手「お仕事は終わったの? 大使様♪」

勇者「おいおい、懐かしいメンバー全員で俺をからかいに来たのか?」

勇者「仕事なんてほとんどないよ。あっちの大使が優秀だからね」

カレー「人魔親善大使……か。無難なところに納まったね!」

踊り子「もしかしたらこの王国の王子にだってなれたかもしれないのにね?」クスッ

勇者「ははっ、柄じゃないよ。」

騎手「……私は勇者が王子にならなくて安心したよ。だってそれじゃあ姫様と……」

勇者「?」

騎手「……べつに」プイッ

踊り子「……」

カレー「ふふ、変わらないねぇ、みんな」クスクス

勇者「……」

勇者「なんというか、あの時はいろいろ考えることがあって、言ってなかったけど……」



勇者「……あ、ありがとう。みんなと旅ができて、本当に良かった」



カレー「……!!」

騎手「ふふっ」

踊り子「」ニコッ

勇者「うわー、うわー! なんか恥ずい! やっぱ忘れて! っていうか忘れさせて!!」///

カレー「それはできないなぁ」ガシッ

踊り子「そうだねっ! こんな貴重な記憶を消すわけにはいかないよね!」

騎手「ずっと覚えとく。心のテープにしっかり録画した」

勇者「うぅ……消えてなくなりたい……」///

カレー「それに、勇者の左手も万能ではないことがわかったじゃないか」

騎手「今日は家に帰ってあげるの?」

勇者「……帰って来いって言われてるけどさ」

勇者「踊り子ちゃんこそ、最近帰ってるの?」

踊り子「毎日帰って来いって連絡が来ます……」

カレー「それなら、勇者も踊り子も、例の件の前に一度ゆっくり里帰りでもすることだ!」

勇者「……だね。俺も、せっかく取り戻したんだから……」

勇者「家族ってやつを」

667 : [sage saga]:2013/03/12(火) 11:34:23.85 ID:cxchE8K30


末妹「……」

妹「それでね、これが上空からの写真」

サキュ「うわあ、きれいだね……」キラキラ

妹「今度一緒に連れてったげるよ」

サキュ「ほんと!?」

妹「マジマジ。可愛いサキュちゃんがいると、いろんなお店でサービスしてもらえるしねー♪」

サキュ「か、かわいくないよ」///

妹「照れるでない照れるでない。うりうり」ナデナデ

サキュ「うぅ……」///

末妹「……!」ピクッ


ガチャ


勇者「ただい……まッ!?」

末妹「」ギュー

妹「あ、おかえり兄ちゃん」

サキュ「お邪魔してますっ」ペコッ

勇者「おう、ただいまー。いらっしゃーい。なにしてんだ、玄関で……出待ち?」

末妹「」ギュー

勇者「末妹も、ただいま」ナデナデ

末妹「……おかえり」

妹「末妹はほんとにお兄ちゃんっ子だねー」

勇者「記憶がないとはいえ、ずっと俺と一緒にいたからなぁ」

妹「どうして末妹は記憶が戻らないんだろうね?」

勇者「正確にはお前も、記憶を戻ったわけじゃないだろ。記憶を補填してるだけ。エルフちゃんの力でな」

勇者「妹の場合は、俺に妹との記憶が残ってたから、俺の心を読んだエルフちゃんがそれを映像のままお前に流し込むことで、まあ記憶「みたいなもの」として解決したわけだが……」

勇者「まあ末妹はきっと相性がよくなかっただけさ。それにこれまでの記憶がなくたって、これから可愛がってやるさ。ねー?」ナデナデ

末妹「ねー」ギュー

勇者(まさか、みんなの記憶がないのを良いことに、性的な記憶を全部消した空っぽの露出少女ちゃんを末妹として家族に紛れ込ませただなんて……口が裂けても言えないな……)

妹「そういや兄ちゃん、兄ちゃんが帰ってくるって伝えたら、珍しく大兄ちゃんも帰ってきてるよ」

勇者「マジでか。珍しいな、兄ちゃんが帰ってくるなんて」

妹「年末以来だよね。早く会ってあげなよ。お父さんとお母さんも待ちわびてるよ」

勇者「だな。……よいしょっと」ヒョイッ

末妹「」ギュー

勇者「16歳だっけ? さすがに抱っこするには重たいな」

妹「女の子に重いとか言っちゃだめっしょー。だから彼女なしなんだよ」

勇者「うるせー! 人が気にしてることをー!」

サキュ「ふふっ」クスッ

勇者「……なにもかも懐かしい気がする。自分の家なのにな……。ま、これから慣れていくか!」ガチャ

勇者「ただいま!」
668 : [sage saga]:2013/03/12(火) 11:45:01.40 ID:cxchE8K30


踊り子「ただいま」ガチャ

踊り子母「あんれぇ、帰んなら帰るって連絡寄越しんさいよこの子はぁ!」

踊り子「いいでしょ、自分の家なんだから。それより、パレードの方はどう?」

踊り子母「んまぁ、ぼちぼちだわなぁ。とりあえず、食うに困らねぇ程度は稼いでっから心配すんな?」

踊り子「そう、良かった。そういえば、幼馴染たちがどうとか言ってたけど、あれどうなったの?」

踊り子母「2人が、パレード抜けてやってくって言い出したんだけんど、幼馴染Aちゃんがそれを必死になって止めてなぁ。今は落ち着いてるみてぇだわな」

踊り子「そっか、よかった。勇者が、あの3人をパレードから抜けさせると大変なことになるって言ってたから……」

踊り子母「そういやぁ、勇者様とはどぉなったんだ? 上手く行ってんのけ?」

踊り子「そ、そういうこと聞かないでよ、無神経だなぁ! いいの! 私のペースでゆっくりと……」

踊り子母「んな悠長なこと言ってっと、バーッと攫われちまうんだぞ?」

踊り子「わー! もう、うるさいうるさい! ちょっと散歩に行ってきます!」ガチャ!

踊り子母「まぁたこの子はぁ」ヤレヤレ


669 : [sage saga]:2013/03/12(火) 12:06:46.43 ID:cxchE8K30



勇者「へ〜……大きくなったなぁ。今が可愛い盛りかな? 会いに行きてぇな」


エルフ「なにブツブツ言ってるの? 気持ち悪いなぁ」

勇者「ん。エルフちゃんか」

エルフ「その写真の子、誰?」

勇者「俺の子供」

エルフ「……ってことにした、売女の子でしょ」

勇者「さすがに心が読めると面白い反応してくれねーな。ってか売女って口が悪すぎだろ」

エルフ「ふんっ」

勇者「でも「俺の子供」って言った瞬間、心臓が高鳴ったぞ。ビックリしたんだろ?」ニヤニヤ

エルフ「……」スッ

勇者「ごめんなさい!! 調子こきました!!」バッ

エルフ「わかればよろしい」

勇者「……いやー、全然俺の子じゃないけどさぁ、この頃の子供って一番可愛いときじゃん? たまには会いに来てくれって書いてあるし、でも新しい旦那さんにちょっと申し訳ないし……」

エルフ「お幸せに、とでも返事しとけばいいでしょ。子供は、本当の自分の子供の時の楽しみに取っときなよ」

勇者「お、いいこと言うなぁエルフちゃん。……まあ、子供作るアテはないんだけどさ……」

エルフ「末の妹とヤっちゃうような猿が、よく言うよ」

勇者「それ言葉だけ聞くとすごい犯罪的な響きがする!! 誤解を招く言い方はやめて!? それ妹になる前の話だから!」

エルフ「……まあそれを抜きにしても、アテはたくさんあるでしょ」

勇者「?」

エルフ「はぁ……」ヤレヤレ

エルフ「…………」

エルフ「あっ、閃いた」ピコーン

勇者「絶対ろくでもないことだろうが、言ってみろ」

エルフ「ちょっと勇者、私の子を産んでみない?」

勇者「俺が産むの!? 逆転の発想ってレベルじゃねーぞ!?」


ピピピ…


勇者「ん、時間か。―――行こう」

エルフ「はいはい、勇者サマの仰せのままに」


670 : [sage saga]:2013/03/12(火) 12:26:39.92 ID:cxchE8K30


勇者「ごめん、遅くなった!」


踊り子「あ、勇者。それに……やっぱりエルフも来たんだね」ニコッ

エルフ「」プイッ

カレー「なんだかんだエルフは、魔王の一件以来ずっと勇者の面倒見てあげてるからね!」

エルフ「……だって、魔王城が無くなっちゃったから仕事もなくなっちゃったんだもん。しょうがないでしょ」

騎手「お仕事紹介してあげようか?」

エルフ「……別にいい。このままで」

勇者「ロボ娘ちゃんは、まだ来てないのか?」キョロキョロ

踊り子「はい、でももうすぐ……」



ロボ娘「ごめんなさーい! 遅くなりました!」ヒュォッ



勇者「上か!」バッ

ロボ娘「歩いてたら間に合わなそうだったので、飛んできちゃいました!」スタッ

ロボ娘「勇者さーん! お久しぶりですー!」ダキッ

勇者「おっと。……まったく、ロボ娘ちゃんもいろいろ成長したんだから、気軽にそういうことしないほうがいいよ?」

ロボ娘「あたしのメロメロボディに欲情しちゃいましたぁ?」クスッ

勇者「ロボット人権運動や非人道的ロボット運用撤廃運動……を始めてから、ロボ娘ちゃんの色っぽさが留まることを知らない。十中八九、性処理ロボットたちのせいだ……」

ロボ娘「あの頃は何にも知らないで納得してましたけど、やっぱりあんなことは許せませんから!」

勇者「性ロボちゃんはどうしてる?」

ロボ娘「いっちばん最初に救い出しましたから、もう大幹部です! あたしがいなくても組織は大丈夫かなって感じになりました!」

勇者「ん、そっか。なら安心だね」



勇者「みんなでもう一度、旅に出ても」

671 : [sage saga]:2013/03/12(火) 12:40:30.44 ID:cxchE8K30


勇者「魔物がみんなあっちに移り住んでも、中にはいろんな事情でこっちに残ってる魔物も少なからずいる」

エルフ「まあ、私もそんなようなものだね」

勇者「そういう魔物とのトラブルは今も絶えない。まあ流石に死人がでるほどじゃないけど……それでも、そういう人たちの悲鳴をなるべく減らしていきたい」

勇者「それに、魔物がいなくなったら今度は人間同士での対立が始まった。これはしょうがないことだけど、それでも俺たちに出来る限りのことはしよう」

カレー「僕たちはあらゆる国や土地、そして異界への立ち入りが許可されてるからね」

騎手「さすが人魔親善大使様、だね」

勇者「からかうなって」

勇者「せっかく平和になったってのに、俺のわがままに巻き込んじゃってごめん。行きたくないって人は……」

踊り子「今ここにいるのに、行きたくないなんて人はいないよ。強制されたわけでもあるまいし」

カレー「みんな自分の意思でここにいるのさ! 勇者と一緒にいたいっていう意思で!」

騎手「また勇者と冒険、楽しみ。行きたくないなんて、ありえないよ」

ロボ娘「来るなって言われたって、どこまでだってついていきますからね!」

エルフ「……まあ、いい暇つぶしかもね、うん」

勇者「みんな……」




勇者「よーし、じゃあみんな、出発だー!!」

「「「「おーっ!!」」」」


672 : [sage saga]:2013/03/12(火) 12:41:35.46 ID:cxchE8K30
って感じで、おわりにします。ありがとうございました。
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 12:42:47.70 ID:+T42YHQ9o
乙ー!
今回も面白かったよ、次も書くの?
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 12:44:54.08 ID:B023cMqAO
乙!

まさか露出少女に救いがあるとは……やっぱりハッピーエンドが一番か

それと、今までずっと気になってたんだけど、>>1の前に書いたスレのタイトルって何?良かったら教えてほしい
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 12:50:17.32 ID:ROUQFhoYo
乙!
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 13:00:24.92 ID:PrBllGbDO
最後の安価も、採用ありがとうございました!

この物語には、血と汗と涙とエロが詰まってましたね!

>>1さん乙っ!!
677 : [sage saga]:2013/03/12(火) 13:06:37.79 ID:cxchE8K30
見てくださってありがとうございました。



次回のネタはいろいろ案がありすぎて悩んでます。どれにしようかな…



前スレのことですが、「ああ、あのスレの人か」みたいに思われるのがすごく怖いので内緒ってことでお願いします。ごめんなさい。



とりあえずご飯食べてきますね。
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 13:18:44.60 ID:b6MOanqw0
「おいおい>>676君、僕のカレーも流れていただろう?忘れてしまうなんて悲しいじゃないか」
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/12(火) 13:29:17.89 ID:PrBllGbDO
>>678
ハッ!Σ(゜ロ゜)
あ、あなたはカレーライスマンさん!?

しまったあああぁぁ!
なぜかさっきの時は頭からすっぽり抜けていたんだ!

ちくしょー!足しとけば良かったぁ!
何故カレーを書かなかったし俺ぇ……
680 : [sage saga]:2013/03/12(火) 13:48:07.78 ID:cxchE8K30
カレーさんはMVP安価だったかもしれない。



それじゃあこのスレ落としますね。

お付き合いいただきほんとにありがとうございました。すごく楽しかったです。

さようなら!

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