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響「ハム蔵!クマ吉!朝ご飯だぞー!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/07(木) 00:51:09.81 ID:3N1A9nEj0
ハム蔵「もきゅもきゅ」

ヘビ香「ぬるぬる」

クマ吉「ひびきんの手作りご飯ペロリンチョ」


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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/07(木) 00:51:38.29 ID:3N1A9nEj0
ー数週間前ー

クマ吉(はあっ…はあっ…)

クマ吉(なんとか…逃げ切ったか…?)

クマ吉(時空警察を誤魔化してここまで逃げてきたが、もう体力が限界だ…次の世界線に賭けよう…)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/07(木) 00:52:29.67 ID:3N1A9nEj0
クマ吉(僕は理想の世界を求めて、今まで沢山の世界線を旅してきた。そしてどの世界線でも、僕は幸せを手にすることはできなかった…)

クマ吉(僕がクマだからという理由で(そして下半身を露出することに至上の悦びを感じる紳士でからという理由で)、皆は僕をいじめ、迫害した。)

クマ吉(特に100エーカーの森とかいう世界は酷かった。)

クマ吉(服を着て二足歩行で言葉をしゃべる熊は既に存在するということで、エラーが起きて僕はあやうく消滅するところだった。)

クマ吉(あのハチミツ野郎さえいなければ…呑気にハチミツ採りなんかしやがって!蜂に刺されて死んでしまえ!)

クマ吉(しかし全ては過ぎたことだ。もう忘れよう。)

クマ吉(もう僕には後がない。生きるか死ぬかは運次第だ…)

クマ吉(さあ次の世界線の入り口が見えてきた…ここが僕の墓場となるか、ユートピアとなるか…)

バシュゥッ!
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 01:02:05.44 ID:3N1A9nEj0
ー東京の郊外ー

クマ吉(う…移動は終わったか…)

クマ吉(もう立ち上がる気力すらない…)

シーン

クマ吉(静かだ。遠くからうなりのような音が聞こえる…)

クマ吉(周りはほのかに明るい…でも、これは太陽の暖かな眩しさとは違う…)

クマ吉(太陽と月はどの世界線にもあった。長い旅だった。彼らには親近感のような感情を持ってしまう。)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:05:05.61 ID:JalNMUYjo
紳士!紳士じゃないか!
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:18:07.23 ID:YDCFJ9l70
初代変態紳士とは
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 01:19:31.08 ID:3N1A9nEj0
クマ吉(多分今は夜なんだろう。空き地も目立つけど、ここは住宅街のようだ。)

クマ吉(家の窓から光が漏れていない。相当夜更けみたいだな。)

クマ吉(この光は…あの棒の先から来ているのか。)

クマ吉(知っている。あれは街燈ってやつだ。)

クマ吉(ということは、ここは夜でも明るい世界なのか。)

クマ吉(…経験上、夜でも明るい世界にはあまりいいことは期待できない…)

クマ吉(夜でも明るい世界には必ず、ニンゲンという生き物がいる。)

クマ吉(彼らは僕の姿を見ると、皆悲鳴をあげて逃げて行ってしまう。そして間もなく、おっかない武器を持った集団が現れ、何のためらいもなく僕を殺そうとするんだ。)

クマ吉(だからといって人里を離れても、僕たちが生きる場所はない。)

クマ吉(山や森はニンゲンによってどんどん犯され、残ったわずかな場所さえも、彼らは「保護」の名の下に徹底的に管理する。そこに僕みたいなよそ者の入り込む余地はない。)
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:33:17.08 ID:vTk4r9gl0
これは機体
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 01:40:32.93 ID:3N1A9nEj0
キャークマヨ!


クマ吉(ほらきた。見つかったら最後、連中は、僕が犯罪的行為を犯したときののウサミちゃんのように、偏執的に僕を殺そうとするからね。こうなったら世界線移動でしか逃げられない。)

クマ吉(でもとてもそんなエネルギーはないよ。それどころか、立つことすらままならない。)

クマ吉(…僕は死ぬのか。)

クマ吉(もういいか。もう僕は疲れたよ。)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 01:41:12.59 ID:3N1A9nEj0
クマ吉(………僕は街燈の真下にいる。街燈は僕だけを照らしている。)

クマ吉(…まるでケイムショみたいだ。)

クマ吉(漫画やドラマなんかで、ケイムショの机に決まって置かれている電燈。僕は無実の罪人。)

クマ吉(僕は身の潔白を必死で訴えるけど、役人はあの手この手で僕を尋問・拷問し、証言を押さえようとする。)

クマ吉(僕は身も心もボロボロになって、獄中で孤独な死を迎えるんだ…)
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 01:44:20.00 ID:JalNMUYjo
※シリアスっぽいけど元祖変態紳士です
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 01:53:03.34 ID:3N1A9nEj0
クマ吉(…ははっ。でも僕は時空法を犯しているからね。無実の罪人というのはおかしいか…)

クマ吉(…しかし時空管理局の手を煩わせたとはいえ、この世界の人達にはなにも迷惑をかけていないではないか!)

クマ吉(僕がどうして殺されなくちゃならないんだ!)

クマ吉「う”っ…う”う”っ…!!」ボロボロ

クマ吉(幸せが欲しい!温もりが欲しい!安らぎが欲しい!)

クマ吉「死にたく…ないよぉ…」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 01:53:30.97 ID:3N1A9nEj0
???「お、おーい…お前、大丈夫か?」

クマ吉「!?」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:14:01.58 ID:3N1A9nEj0
クマ吉(柑橘系のいい匂いがする。扇状に広がった髪で、街燈の光が遮られる…)

クマ吉「き、君は…?」

響「わっ…しゃべった!あなた言葉がしゃべれるのか?」

クマ吉「助けて…た、助けてくれ!」

響「君、ひどい傷だね…」

クマ吉「助けて!追われているんだ!じきに僕は殺されてしまう!」

響「うう…見たところクマだよな…野生のクマは危ないさー…」

イヌ美「わんっ!」

クマ吉「そんな…」

響「自分は助けることはできないさー。じゃあ頑張って逃げてねっ。ばいばい。」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:14:49.17 ID:3N1A9nEj0
クマ吉「待って!」

響「何さー。」

クマ吉「ひどいじゃないか!置いていかないで!」

響「野生の動物とむやみに関わってはいけないって言われてきたんだ。それが生き死にに関わることならなおさらだよ。」

クマ吉「少しの間だけかくまってくれたらそれでいいから!お願いだよ!」

響「…人間には人間の、野生には野生のルールがあるんだよ。」

クマ吉「ううっ…やっぱり君も、僕を殺しに来たんだね…僕が野垂れ死ぬのを笑いに来たんだね…」

響「そんなこと言われても…」

クマ吉「頼むよ………う”う”っ………もう一人ぼっちは嫌だよ……助けてくれよぅ!」

響「そ、そんなに泣かないでよ…」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:15:26.72 ID:3N1A9nEj0
イヌ美「わん…」(ひびきん、この子は辛い過去を背負っているよ。)

クマ吉「う”あ”あ”あ”あ”あー!!」

響「どうしよう、イヌ美…」

イヌ美「わん」(放っておいたら確実に死ぬでしょうね。)

響「やっぱり可哀そうかも…」

クマ吉「ううっ…うう…」

響「わ、わかったさー!少しの間かくまうだけだからね!」

クマ吉「ほ…本当かい?…」

響「うん。とりあえずウチに行くよ。歩ける?」

クマ吉「ごめん…もう歩けないよ…」

響「わかったさー。イヌ美、悪いけどこの子を担いでくれない?」

イヌ美「わんっ」

クマ吉「ありがとう…」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:15:56.93 ID:3N1A9nEj0
ー響宅ー

バタンッ

クマ吉「…」

響「さっ。着いたぞ。」

ハム蔵、へび香、シマ男、オウ助、うさ江、ねこ吉、ワニ子、ブタ太、モモ次郎 ゾロゾロ

クマ吉「ありがとう。た、助かったよ。」

響「うん。でもウチに上がる前に、言っておかなければならないことがあるさー。」

クマ吉「うん…」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:16:27.84 ID:3N1A9nEj0
響「自分の実家は沖縄なんだけど、代々動物たちと仲良く暮らしてきたさー。」

響「自分も、動物たちとの暮らしから大切なことをいっぱい学んだんだ。」

響「そしてご覧の通り、今もたくさんの動物と楽しく暮らしている。」

響「みんなは家族だよ。あなたが他人だから、自分は建前上動物動物って呼称を使っているけど、本当は区別なんかしてないんだ。」

響「でもだからこそ、自分は動物関係のことはしっかりとしたい。」

響「野生の動物たちは、自分たち人間とは違うスタイルで生きている。」

響「そんな彼らの生き方を、自分は尊重したいんだっ!対等な存在としてね。」

響「だから彼らの生活に無責任に干渉したりはできない。まだまだ短い人生だけど、自分はそうやって生きてきたさー。」

響「でもあなたは、どうやら自分の助けが必要みたいだね。」

響「無理に干渉はしないけど、助けを求められたらそれを無下にはできないさー。」

響「だから少しの間だけ、うちにおいてあげる!感謝するさー?」

クマ吉「ありがとう…この恩は忘れないよ…」

クマ吉(若いのに、なんてしっかりした子なんだ!長い旅の間で色々なニンゲンと出会ったけど、はっきりと自分の意見を持って行動できるニンゲンは数えるほどしかいなかった…)
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:18:59.14 ID:3N1A9nEj0
響「でも勘違いしないでねっ!少しの間だけだぞー?傷が治ったら山に帰るんだからね!」

クマ吉「ははっ。それはツンデレってやつかい?」

響「つん…でれ…?なんだそれ?」

クマ吉「なんでもないよ。」

クマ吉(それによく見るとこの子、すごく可愛いじゃないか!僕の僕は早くもギンギンになりそうだよ。)

クマ吉(ああ〜。早く下半身を露出したいな〜!!)

響「まあいいさー。傷の手当てをしないとね。」

クマ吉「お世話になります…」

響「でもその前に、お風呂に入らないとねっ。あなたドロドロだぞ。そんな子をウチには上げられないさー。」

クマ吉「ははっ。その通りだ…おっと、まだ自己紹介をしていないね。僕はクマ吉。」

響「うんっ。自分は我那覇響。響って呼んでね。じゃあイヌ美、クマ吉をお風呂に連れて行って。」

イヌ美「わんっ」

クマ吉「イヌ美さん、ありがとう。もう歩けるよ。」

イヌ美「わん」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:19:25.24 ID:3N1A9nEj0
ー脱衣所ー

響「この服もボロボロさー。脱いで脱いで。」

クマ吉「うん…でもいいの?」

響「いいのって、何が?」

クマ吉「だってここ、響さんも使う風呂場でしょう?僕が入ったら汚れるよ。」

響「なんくるないさー。おいでっ。」

クマ吉(太陽のような娘だ…響さん…)
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:19:53.88 ID:3N1A9nEj0
ー風呂場ー

クマ吉「うっ…し、沁みる…」

響「我慢するさー。クマ吉は男の子でしょ。」

クマ吉「そうさ…僕は男の子。そしてなによりも、僕は紳士だからね。」

響「紳士?」

クマ吉「本当のことだよ。」

響「あはははっ!クマ吉は面白いね!」

クマ吉(響さんは僕を洗うために風呂場にいたので、当然ながら服を着ている。おかげで僕の紳士っぷりは発揮できそうにない。)
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:20:22.51 ID:3N1A9nEj0
ー居間ー

響「さあ、傷の手当ても終わったし、自分もお風呂に入ってくるさー。」

クマ吉「うん。いってらっしゃい。」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:22:13.20 ID:3N1A9nEj0
クマ吉(僕は助かったのか?とりあえずここに居れば安全は確保されそうだ…)

クマ吉(…いや、騙されるなクマ吉!ニンゲンがどんなに残酷な生き物か、お前は散々見てきたはずだ!)

クマ吉(あの響さんだって、優しいふりして、裏では僕を金儲けの道具に使おうとしているに違いない!)

クマ吉(僕は騙されないぞ。ニンゲンはクマを、サーカスとかいうバカげた団体に入れて連れ回し、危険なことをさせてそれを見世物にするんだ!)

クマ吉(それだけじゃない。僕たちから自由を奪い、動物園とかいう場所の檻の中に閉じ込めて、デパートの商品かなにかのように陳列しやがるんだ!)

クマ吉(挙句の果てには生きた動物をガス室に閉じ込めてブチ殺し、腐らないように処理して死体を晒し者にしやがる!連中は剥製とか呼んでたか。)

クマ吉(僕は決して忘れないぞ!引っこ抜かれてすげ替えられた彼らの眼から滴る、無念の涙を!氷のような無言の怒りを!)
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:23:23.93 ID:3N1A9nEj0
ヘビ香、ハム像「♪」


クマ吉(しかし、ここに住んでいる動物たちは、皆楽しそうにしている。)

クマ吉(信じていいのか?響さんのことを。)

クマ吉(彼女は優しい。たとえそれがかりそめのものであったとしても、僕の渇いた心の大地に、豊かな水が沁みわたったんだ。)

クマ吉(………)

クマ吉(どの道、もう響さんしか頼れる人はいない、ここは一つ、賭けてみるとしよう。)

クマ吉(…でもお世話になった響さんに、迷惑を掛けることはできない。)

クマ吉(クマ狩りが来るかもしれないし、時空警察だっている。)

クマ吉(できるだけ関わりを持たずに、ひっそりと暮らそう。)

クマ吉(自分のことは極力自分でしよう。)

クマ吉(そして響さんの言った通り、傷が癒えたら、この家は出ていこう。)

クマ吉(その後のことは…その後のことさ。またどうにかするしかない。)

クマ吉(とにかく今は、体力を蓄えるんだ。)
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:24:11.22 ID:3N1A9nEj0
響「ふう、いい湯だった!じゃあみんな、明日に備えて今日は寝るさー。」

クマ吉「うん。おやすみ。」

クマ吉(僕はこの隅のほうで寝るとしよう…)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:25:53.18 ID:3N1A9nEj0
響「クマ吉、なにしてるさー?」

クマ吉「…えっ…」

響「うちでは、家族はみんな固まって寝る決まりになっているんだよっ!クマ吉もおいでっ!」

クマ吉「でも、僕は動物だし…」

響「何言ってるのさ!言ったでしょ、みんなは家族だって。」

クマ吉「でも僕は…」

響「クマ吉も、一時的とはいえ、一緒に住むなら家族だよ!」

クマ吉「……ありがとう…響さん…」

響「その響さんっていうのも禁止!自分のことは響か、ひびきんって呼んでよね!」

クマ吉「うん…ひびきん!」

響「さっ!わかったらおいでっ!」


ゴソゴソ

クマ吉(ひびきんのふとんの中…)

クマ吉(あったけえ…あったけえよ……)ボロボロ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:27:26.52 ID:3N1A9nEj0
響「…」

クマ吉「…」


シーン


響「…クマ吉、大丈夫。傷はきっと治るよ。」

クマ吉「…」グスッ

響「それまで自分が守ってあげるからね。安心して眠っていいぞ。」

クマ吉「…」ブワッ


クマ吉(こうして、僕とひびきんは出会った)

クマ吉(あのときの布団の温もりは、生涯忘れることはないだろう…)
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:33:25.91 ID:3N1A9nEj0
一方そのころ、とある路地裏にて。
地面から少し浮いた空間が不自然に歪み、しばらくうねった後、空間に穴が開いた。
近くで寝ていた野良猫が飛び起き、慌てて逃げていった。

穴の中は紫色の不気味な空間が広がっている。
そこからゆっくりと姿をみせたのは…

to be continued
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/07(木) 02:36:15.31 ID:3N1A9nEj0
とりあえずここまで

今回は初回ということもあり、あまりクマ吉に紳士させることができませんでしたが、徐々に増やしていくつもりです。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 02:38:03.03 ID:JalNMUYjo
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 03:22:04.49 ID:VMfaFTwDO
クマ吉で元祖変態紳士ってなんぞ?と調べたら貴様かwwww乙
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/07(木) 10:37:43.12 ID:HPWQYMMD0
クマ吉さんならモテサーガの一話ネタを使いそうwwwww
ルパンネタの……
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/07(木) 12:01:37.37 ID:oAQEiDa80
時空管理局って……まさか、「お話」されるのか……?
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 01:49:49.19 ID:iHu4Mkxno
>>32
あの漫画好きだったけど一話は分からんわー
どんな話なん?

>>33
ちょっと…頭冷やそうか…


思いつきで書き始めたけど「響 クマ吉」でググったら先人がいた
まあ10レスくらいで終わってたし大丈夫だよな…
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/03/08(金) 02:10:58.29 ID:UwrkMfKZ0
>>34
古本屋で結構コミックおいてあるからお勧めする
パロディネタは一話で有名なルパン映画の名シーンがパロディ化されているから見ればわかる
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 02:19:32.34 ID:iHu4Mkxno
>>35
thx
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/08(金) 16:13:28.16 ID:qDiVgubDO
クマ吉を追ってたのか白い魔王様だったらもうアウトだな
雷神様ならprprしたい男ならカエレ
と書いたがな○はであってるか不安になった
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 08:06:38.67 ID:AK+4ExGXo
期待
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/15(金) 20:58:02.35 ID:zo1gUDhSO
まだー?
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/06(土) 23:11:50.17 ID:DM3kReVDO
まさか飽きたから投げるとかないよな?
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