このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

LSD・アンデッド ブンシャカ&エクスターミーネーター&ズッコケ三人組VSゾンビ - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/02(火) 22:21:25.79 ID:5sehRhxT0
題名が長くて申し訳ありません。

今回は下ネタと記憶喪失ネタとゾンビを扱います。


『』→シナリオで意味が明らかになる語句。


‘’→無事完了できたら解説を。 


[]→引用や暗喩などの意味。

--→場所の名称

それでは開始します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


[何人か鏡を把りて、魔ならざる者ある。魔を照すにあらず、造る也。即ち鏡は、瞥見す可きものなり、熟視す可きものにあらず。]

【出典】斎藤緑雨 日刊新聞「讀賣新聞」明治32年8月9日「霏々刺々」
………



何が人生で一番辛いのだろう?

破産したり会社をクビにされたり恋人に


「実はあなたの事そんなに好きじゃない」

と言われたりなどが辛い事じゃなかろうか。

俺の場合は…………長くなるので箇条書きに。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364908885
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

2 :1 [sage]:2013/04/02(火) 22:36:30.41 ID:JmsVVH0v0
まずは俺の名前から

名は美墨 亮太。


小学5年生『だった』。


姉・父・母を含む四人家族だ。


かつて俺はアルバイト感覚で‘LSD’にいた。


最初は事務処理の仕事だったが俺の上司だった『碇 シンジ』に誘われて‘捜査官’の訓練を受けるようになった。


案の定、心がへし折られかけたが後々『裏切る』まで相棒を勤めてくれる『ジャッキー・アルカーノ』と訓練過程で知り合う事となる。
3 :2 [sage]:2013/04/02(火) 22:45:11.87 ID:j3krPcL50
ジャッキーから[正義]とは[真の悪]とはを学びシンジからは[LSDの漢]としての生き方を学んだ。


訓練をクリアしたらいきなり現場に叩き込まれる。


ジャッキーと共に苦難を乗り越え早3ヶ月!!


‘LSD最後の正義’と呼ばれるようになった。
4 :3 [sage]:2013/04/02(火) 23:00:55.94 ID:HTTmlNjX0
ついでにLSD内部では宴の時に歌った‘ハチミツ’
という曲を‘森山直○朗‘の声マネで歌った結果…………『ブンシャカ』と呼ばれるようになった。


喜ぶべきか未だに迷っている。


ジャッキーはというと59kgだった体重が89kgまで増量しイケメンだった顔がいかついヤクザみたいな顔になってしまった。


太ってから何故か黒い噂がやたら耳に入るようになり節約家だったのに金の使い方が段々荒くなり始めた。
 

俺からも金を無心するようになり何回か金を貸したが返済されることはなかった。


それでも俺にとっては大切な『相棒』だった。


あの時までは……………
5 :4 [sage]:2013/04/02(火) 23:16:48.84 ID:eZbABKB50
俺は‘中日ユ○セフ’の金の流れに疑問を抱き独自に調査をしていた。


ジャッキーにその事を伝えたら顔が青ざめ震えた声で

「頼むリョータ!その件から手を引いてくれ!! お願いだ!」

と哀願されてしまった。


今更だがこの時に…………身を引いていればと良かったとかなり後悔している。


俺は中日ユ○セフが募金を着服してる証拠をつかみ、それをシンジに報告した。


それと同時にジャッキーがシンジの机に辞表を置いていなくなった。


俺はガサ入れの準備の為に家に帰宅する途中に連れさらわれた。
6 :5 [sage]:2013/04/02(火) 23:37:38.85 ID:0N60zmMz0
誰に連れ去れたのか目的は何かも分からぬまま目隠しをされて海辺に連れて来られ
砂浜に首から上を外に出した状態で生き埋めにされ数分後に目隠しを外された。


目の前にいたのは‘LSD最強の魔女で裏切り者‘-富江-


「新世界の神になる」で有名で今は富江の秘書-夜神 月-


最後は俺の相棒だった-ジャッキー・アルカーノ-


更に横へ目をやると俺の家族が目隠しと口に石を詰め込まれて俺と同じく首から上を外に出した状態で生き埋めになっていた。


家族、関係無いだろう…………と言った所で話が通じるか分からない状況だったあの時は。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/02(火) 23:49:13.61 ID:rJYfWAISO
これはオレグさんか?
そうだとしたら途中で飽きるな
8 :6 [sage]:2013/04/03(水) 00:18:22.63 ID:HvDbXRpn0
ああ、神よ!何故ナンダ!!

俺一人の責任の筈なのに何故何の罪もない家族を巻き込む!!


俺がそんな事を考えていると富江が話し掛けて来た。

「あなた可愛いから実験体にするわー」

いきなり何言ってんだ。
 

そんな想いも虚しく次の言葉に戦慄した。


「邪魔だから家族を処理するわね〜」
 

何で笑顔でそんな事言えるのか正気を疑ったが[処理]を任されたのがジャッキーだった。


ジャッキーはどうやら中日ユ○セフに金を借りてたみたいで中日ユ○セフは富江の傘下だったという事が真実みたいだ。


ジャッキーは 両口ハンマー 4.5kgを手に持ち何の迷いもなく

姉の頭に振り下ろした。


グシャッという音が未だに耳に離れない。


すまないが俺が覚えているのはここまでだ。


この後、何があったのかは覚えていない。


ただ教えられた事を言うならば


家族の仇を討ち取り、フランスの歴史を変えて、-ズッコケ中年三人組-の‐‘セカイ’に移住して…………
9 :第0章 近況報告-1 [sage]:2013/04/03(水) 00:29:00.59 ID:ktK3qv6r0
-ミドリ市 花山商店街-

『あるヤツ』とカフェを営んでいるのが近況だ。

ワケ解んないだろ?オレもだよ。


・ 
-カフェ・デオン内部-


チャイ「」ポカーン


『あるヤツ』について紹介しよう。


-チャイ-ていうマブダチについて
10 :第0章 近況報告-2 [sage]:2013/04/03(水) 20:31:11.78 ID:KoX0UIVr0
『マブダチ』と言ったが実は…………あんまりお互いの事分かってないが何故か-ミドリ市-でたまたま出会い、意気投合しカフェの共同経営者になった。


チャイについて分かっている事は5つある。


1:俺と同じく元LSD捜査官。


2:性別不明…………だが個人的に女だと思う。しかし仕草が男みたいなのでイマイチわからない。


3:身長は148cm。因みに俺の身長は135.8cm………クソ!マジカよ!!


4:7歳…………信憑性は低いが本人は7歳だと言い張る。


5:右腕が付け根からなく義手何だけども多分今はやりの‘オートメイル’?もしくわ‘サイボーグ’かもしれないが常に右手をポケットに入れているために分からない。


……………やっぱりチャイの事がわからねぇなチクショウ〜


第〇章 完。
11 :第1章 愉快な常連達-1 [sage]:2013/04/03(水) 21:48:42.13 ID:u9XU3+8N0
カランカラン〜 


チャイ「いらしゃいませーお好きな席にどうぞ!」


「チョコレートケーキ3つ下さい後ココアも」 


亮太「準備しますので少々お待ちを」


「わかりました」

カフェは大体15:00から朝の8:00まで営業していてかなりの確率で一番に来るのは


奥田三吉(43)通称モーちゃん。


職業は確かフリーター。


性格は現代では珍しい善人だ。


個人の意見だけどな。


チャイ「お待たせしました」


モーちゃん「ありがとう〜」


『お待たせしました』とチャイは言ったが待たせたのは5秒間だけどね。


モーちゃん「ご馳走様でした…………おいしかった!」


まるで息を吸うかの如くケーキを平らげた。


そして、ホットココアを一気に飲み!ハンパネェー!!


時たま『娘』さんを連れて来る事もあるがその時もかなり早かった。


店にいたのは3分だけ。


格の違いを何時も見せ付けられてしまう。


500円玉を置いて手を合わせて店を出る…………シブいぜ。
12 :第1章 愉快な常連達-2 [sage]:2013/04/03(水) 22:47:36.95 ID:g1mxHLjp0
チャイ「暇だね〜」


亮太「」スーパー


変だな…………何時もなら『ハチベエ』や『タクワン』が部下や同僚を連れてくるはず何だが…………


カランカラン〜

チャイ「あっ、いらしゃいませー」


町の住人が来たと思いきや見知らぬ茶髪の少年が来店した。


「」ジー


何故か交互にチャイと俺を見つめて溜め息を付くとこう言った。


「予想通りだな…………」


何言ってやがるんだ。


ワケが分からない状況の最中、茶髪のガキは名刺をチャイに渡して来た。


そしてチャイはすかさずカウンターにいる俺に名刺を渡した。


『LSD始末課 係長レントン・サーストン』


と書かれていた。


レントンは去り際に


「今すぐ、この町から離れた方がいい………直に‘レギオンの群れ’が押し押せて来る」


という中二病臭い台詞を吐いて店を出た。


冷やかしかよ!!


第1章 完。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/04(木) 03:00:33.19 ID:mzN66ZOCo
なんだこれ面白そう
14 :第2章 レギオン-1 [sage]:2013/04/04(木) 12:11:13.38 ID:vB1KFgMz0
20:00頃に

山中正太郎(44)が来店した。


『通称』は知らないけど職業は博物館の学芸員。


俺は個人的に[ドクター]と呼んでる。
 

亮太「ドクター、いつもの用意しようか?」


ドクター「宜しく頼むよ」クイッ


ドクターが『いつも』頼む奴は…………  



天ぷら付き月見そばという一風変わった代物。

 
カフェなのにドリンクよりも食い物方が人気あるとは複雑な気分だ。


5分で蕎麦を茹で上げ3分で盛り付ける。


俺の店がそこそこやっていける秘訣は速くて旨いからそれだけ。


チャイ「どうぞ〜」


ドクター「ありがとう///」


看板娘?が居ること大きな要因かもしれない。
15 :第2章 レギオン-2 [sage]:2013/04/04(木) 15:43:13.69 ID:yLuWu4b60
ドクター「」ズルズル


とりあえず『レギオン』の意味を聞いてみた。


亮太「ドクター」


ドクター「何だい?」


箸が止まった。


亮太「『レギオン』ていう言葉の意味を教えてくれ」


ドクター「トイレを貸りてもいいかな?」


亮太「ああ、勿論いいとも」

 
ドクターは『ノートパソコン』を持ってトイレに入って行った。


レギオンの意味を調べてくれるみたいだ。


今日は、タダにしようかな。

16 :第2章 レギオン-3 [sage]:2013/04/04(木) 16:24:16.34 ID:s+Ah0mJc0
3分後にドクターはトイレから出てきた。


そして、そばを完食し終えると何かに語りかけように喋り始めた。


ドクター[主が「おまえの名は何か」とお尋ねになると、それは答えた。]



[我が名はレギオン。我々は大勢であるが故に]


[マルコによる福音書第5章9節]
 

亮太「大勢ねぇ……」



(直に‘レギオンの群れ’が押し押せて来る)



(直に大勢の群れが押し押せて来る)


さっぱり意味が解らない!
   

チャイ「………他に『レギオン』の言葉の意味がありますか?」


不思議そうな顔でチャイがドクターに質問した。


ドクター「ああ、勿論だよ///」
  

と言うと『ノートパソコン』をチャイに見せた。


チャイ「『古代ローマ軍』……………『悪霊』ていう意味もあるんですね」


ドクター「新約聖書の中で[悪魔祓い(エクトシズム)]原義となったのがー」


チャイ「[マルコによる福音書第5章9節]であると言う訳ですね」


ドクター「どうやら[悪霊の名前=レギオン]ていう訳ではないみたいだ」  


チャイ「え?そうなんですか?」


ドクター「[我々は軍勢だ。なぜならば大勢による存在だからだ]ていう解釈が新約聖書から読み取れるから悪霊の名前って訳じゃないんだよ」


亮太「ありがとう、ドクター。今日はタダでいいから帰宅してくれ今日はもう閉める」


ドクター「分かった。ご馳走様」    


ノートパソコンをたたみ早歩きで店を出た。
17 :第2章 レギオン-3 [sage]:2013/04/04(木) 17:03:35.95 ID:M/UhG41v0
う〜ん…………

(直にローマ軍の群れが押し寄せて来る)

何か変だ。


(直に軍勢の群れが押し寄せて来る)


これは流石にないな。

 

(直に悪霊の群れが押し寄せて来る)


やっぱりこれが意味的に合ってる気がするな
  

カランカラン〜


チャイ「すいませんが、今日はもう閉店……………」


「すまないが俺は客じゃない」


小麦色の髪をした17歳ガキが来店した。
  

レントンと同じく同業者だったヤツか?


亮太「客じゃないなら…………誰なんだよアンタは」


バックサイドホルスターからS&W M19 6インチを
取り出し撃鉄(ハンマー)を指で引き起こした。


「まあ、一応始めましてなるのかな?」    


亮太「ああそうなるな」


「俺の名前は花神 旺里と申します。どうぞお見知りおきを」


と言って頭を下げた。


チャイ「旺里さん、あのう…………」


「オーリでいいよ」


飄々として掴み所が無さそうな感じが顔を見ただけでわかった。



椅子を持って来て誰も許可してないのに座り俺達を交互に見ながら質問して来た。

オーリ「どこまで覚えてる?」


亮太「何がだよ」


オーリ「自分に関する事で」  


コイツ、俺達について知ってんの?あっLSDだから当たり前………なのか?


第2章 完。

18 :第3章 メッセージ [sage]:2013/04/04(木) 19:31:25.37 ID:qyDufcBe0
チャイと二人で嘘偽りなく覚えている事をオーリに伝えた。
 

オーリは頭を抱えながらこう呟いた。
 

オーリ「ああ、神よ‥………何て事だ」


3分程、考え込むと俺とチャイの顔を見つめ
 

オーリ「『妙蓮寺』に入っていけない。いいね?絶対に入っていけない」


チャイ「どうして?」


オーリ「………数時間前に『メッセンジャー』が来なかったか?」



メッセンジャー?ああ………レントンの事か


亮太「レントン・サーストンってヤツの事か」
 

オーリ「そうだ。何て言ってたか覚えているかい?」

チャイ「[今すぐ、この町から離れた方がいい………直に‘レギオンの群れ’が押し押せて来る]って言ってました」


チャイがそう言うとオーリはニヤリとした。


オーリ「翻訳すると、歩く死者の群れが押し寄せて来るからさっさと逃げ出せっていう意味」



歩く死者?…………要するにゾンビか。


それを言い終えると早歩きで店を出た。


亮太「今日は変なヤツが多いな…………」


チャイ「あの人、忘れ物している」


オーリが座ってた椅子を見てみると十字架の形をしたネックレスが置いてあった。


しかもメッセージ付きで


『もし、妙蓮寺に向かうつもりならズッコケ三人組を連れて行け』


『ハチベエ』 『ドクター』 『モーちゃん』の三人を総称する渾名だ。


何で、知ってんだ?


まあ、とりあえず明日三人を誘ってみますか。
19 :第4章 記憶の棘-1 [sage]:2013/04/04(木) 20:33:42.61 ID:yLuWu4b60
-翌日-

-コンビニ・ポプラ事務室-

亮太「…………って事だ」

ハチベエ「」ポカーン



八谷良平(42)通称ハチベエ。


職業:コンビニ経営者。


元は八百屋だったらしいが経営難でコンビニにしたらしい。


ハチベエ「要するに、オレに助けてくれて頼みに来たって事か?」


亮太「そうだよ」


ハチベエ「オマエ…………もう少し年上に対する敬意ってヤ…………」


チャイ「お願いします!力を貸して下さい!」


ハチベエ「わかった!おじさんに任せろ!!」


ナイスだチャイ!


20 :第4章 記憶の棘-2 [sage]:2013/04/05(金) 00:48:51.02 ID:66lZac0U0
ハチベエ「最近、クレー射撃にハマっててよまさか……こう言うときに役立つなんてヘヘヘヘヘヘ」


ガシャン!!


ニヤニヤしながらベネリ M3 スーパー90 曲銃床モデルを撫でた。


ありがとうTPP……………

こんなヤツでも銃を握れるようにさせてくれて。


とりあえず、『ドクター』『モーちゃん』には連絡済みの為落ち合い場所である-花山第二小学校-
に向かった。


必要な物は大体俺が揃えているので軽〜いトレジャーハント気分だった俺は。


チャイは…………さっきとは打って変わり『ネックレス』をまじまじと眺め何かに取り憑かれたかのように『唄』を歌っていた。


チャイ[The just open flower breaks up〜]


[It is that this year is also early…………]


ハチベエ「彼女大丈夫か?」


亮太「俺の聞かれても困る」


第4章 完。
21 :第5章死者流し-1  [sage]:2013/04/05(金) 01:46:47.65 ID:5kk1vtrJ0
-花山第二小学校・校門-

ハチベエ「すまねぇ〜遅れちまって」


ドクター「いや、別にいいんだけど…………彼女どうしたの?」


亮太「聞かれても……突然こうなったからどうしようもない」


チャイ[It cannot be believed that it can never meet any longer!]


モーちゃん「ボクが彼女のそばに居とくよ」


亮太「ありがとうございます。ケーキ全品無料にさせて頂きます」


ハチベエ「オレは?」


亮太「お前は砂糖でも舐めてろ」


ハチベエ「何だこの温度差は…………」


亮太「今から不測の事態に備えて銃器など渡しますね」


ドクター「ほぅ…………気が利くね」


亮太「ありがとうございます。珈琲10杯無料にさせて頂きます」


ハチベエ「オレはオレは??」


亮太「角砂糖3つ無料だ」



ハチベエ「オレに何の恨みがあるんだよ…………」


そんなこんなで


俺(亮太):パックゴーラックマチェットナイフ.S&W M19 6インチ.CZ 805ブレンA2 ポリマー製


ハチベエ:ベネリM3 スーパー90 曲銃床モデル.
S&W M645.メリケンサック


ドクター:コルトMK-IV SERIES70.ディフェンスブラックアックス.S&W M60 3インチ


モーちゃん:S&W M49 2インチ.タクティカルトマホーク ポリッシュ仕様.サバイバルナイフマリーンホースリコン


を装備した。


ハチベエ「何か、オレだけ扱い悪くね?」


亮太「気のせいだろ」
22 :第5章死者流し-2 [sage]:2013/04/05(金) 12:07:26.60 ID:gJFs3M7d0
-妙蓮寺-

チャイ[Nothing is told yet…………Nothing is told yet………………]


住職「何かに憑かれているのですかな?」


ドクター「そうかも知れません…………」
 

念のために住職の許可を取った。


後、チャイは住職に引き渡しお祓いさせて頂く事になった。


‘タクティカルライト’を忘れた為やむなくハチベエが持って来た懐中電灯で補う事となった。


モーちゃん「ちょっと、人数分足りないじゃないの?」


亮太「しょうがない…………ハチベエ!ドクターに懐中電灯渡せ」


ハチベエ「何でだよ!」


亮太「ドクターには色々調べて欲しい事があるから懐中電灯がいる。だが‘ポイントマン‘をやるお前には懐中電灯は要らない」


ハチベエ「………何時、ポイントマンやるって言ったけ?」


亮太「バックアップマンは俺がやる!お前の背中を俺に預けろ!!」


ドクター「期待してるよ八谷君!」


モーちゃん「頑張ってハチベエちゃん!!」


ハチベエ「任せとけぇえええええぇぇぇえええいいい!!!!」

 
ハチベエ程、乗せやすい奴はいないと俺は思う。
  

取りあえず、寺の裏に行ってみるか。
23 :第5章死者流し-3 [sage]:2013/04/05(金) 19:09:21.07 ID:66lZac0U0
-妙蓮寺・裏-


ガシャン………ドン!!

ハチベエ「穴開けたぞ」


(そういえば、寺の裏で作業してた一団を見かけて注意した事があったな〜)


住職の証言が正しきければ裏側に地下要塞的な何かがあるはず…………


ハチベエ「亮太、懐中電灯を照らしてくれ」


亮太「オーライ」

力チッ


予想通りだ。


ドクター「何で寺院の裏にエスカレーターが?」
  

エスカレーターは下り用みたいだ。


よくよく考えたら何で警察呼ばなかったんだ?住職は………… 


ハチベエを先頭にエスカレーターを下った。

 
-地下違法建造物・内部-


モーちゃん「これは…………」


ドクター「何で、共同墓地が寺の地下何かにあるんだよ!?」


ドクターが声を荒げるのも無理はない。


『濁った青色に変色した異様な遺体の山』と『それを四角形に囲むように突き刺さった四本の鉄骨』
…………


誰が?何の為に?俺達には全く持って目的が想像付かなかった。


24 :第5章死者流し-4 [sage]:2013/04/05(金) 22:14:18.96 ID:EbF/MPFb0
-妙蓮寺・内部-


チャイ[Everybody finds love〜]


住職(中々イイ身体しとるの〜ヘヘヘヘ)


チャイ[Nothing is told yet!Nothing is told yet!]


住職(仏様…………ありがとうございます。高橋峯男69歳!今から、漢になります!!)


モミモミ……………モミモミ…………


元住職(意外と胸がない?これが所謂貧乳というモノか!!)


ガシッモミモミモミモミ……………


元住職「おお!ケツはなかなかいいな〜」


モミモミモミ


元住職(あっ…………もしかしたら処女かも知れんな…………儂が奪って良いものかな)


チャイ[Everybody finds love〜]


(正気を失っとるみたいだし気付かれんだろう…………よし!奪う!)


悲しき野獣「暑いじゃろうジーンズを脱がして差し上げよう〜ヘヘヘ」


ズルズルズルズル…………


「オイ」


悲しき野獣「」ビック


神よ汝のもろもろの御思いはわれに貴きこといかばかりか、

その思念の総計はいかに多きかな我これを算えんとすれどもその数は沙よりも多し 


我目覚むるときも、なお汝と共に居る

旧約聖書詩篇139-17、18節]


悲しき野獣「どうゆう意味だ?」


「オマエの『その思念』は神の御思いかも知れねぇなと思ってな」


悲しき野獣「そうだ!神…………いや、仏様の御行に違いと儂は確信しておる!」


「じゃあ………俺がオマエに罰を与えるのも仏様の御行なんだな」 


悲しき野獣「え?」
25 :第5章死者流し-5 [sage]:2013/04/05(金) 23:10:15.90 ID:weWX/6270
-地下違法建造物・鉄骨付近-

モーちゃん「」パシャッジリジリパシャッ

モーちゃんはひたすら壁や鉄骨などをインスタントカメラで撮影していた。


ドクターは遺体達の状態を調べていた。

ハチベエと俺はする事が無いので指相撲をした。

ハチベエ「くそっう!オマエ、指がデカい!」


亮太「ハハハハハ〜自分の身長と指の小ささを恨みな!」

ハチベエ「身長は関係ねぇだろ!身長はよぉ!」


ドクター「皆、集まってくれ!凄い発見をした!」

亮太「ホントですか?」

モーちゃん「流石、ハカセちゃん!」

ハチベエ「ヘヘヘ相変わらずやるな…………ハカセは」

『ハカセ』って呼ばれてんたんだ。 

今は関係ないな。


三人共早歩きでハカセの所に集まり話を聞いた。


ハカセ「僕の仮説が正しければ…………この人々は18世紀ヨーロッパ、フランス国民に違いないと思う」


ハチベエ「本気で言ってるのかよ………」

ハカセ「ああ、本気だ」

亮太「…………」


何故か、本能的にハカセの言ってる事が妄言とかではなく真実だと確信した。


遺体の服装がコスプレにみえるが、アクセサリーは現代では中々手には入らない代物のアクセサリーが20個以上も見受けられたからだ。


しかも白人がかなり多い(個人の感想です)。


ハカセ「後…………奇妙な点としてね」

亮太「奇妙な点?」


ハカセ「ほら、腕とか首筋とか見てみなよ」


何か腕に文字が刻まれてる?


三人「………何か英語みたいなのが刻まれてる?」

ハカセ「刺青みたいな文字が身体に刻まれてるんだしかも全部の遺体に確認できた」

懐中電灯で遺体に一つずつ入念に確認してみた。

嘘ではないみたいだ。


モーちゃん「ハカセちゃん、なんて書かれているか分かる?」

ハカセ[HOMME∴OPTARE]

三人「HOMME∴OPTARE?」

26 :第5章死者流し-6 [sage]:2013/04/05(金) 23:53:08.66 ID:fNekIbew0
ハチベエ「ハカセ…………どうゆう意味だ?」

ハカセ「う〜ん、外国語専攻じゃなかったから何とも…………」


亮太『人の願い』


ハチベエ「オマエ、意味知ってんの?」


亮太「解らないはずなんだが…………」


どうゆう事だ?さっきまで解らなかったはずだったんだけども。


亮太「すみませんがドクター………いや、ハカセ」


ハカセ「なんだい?」

 
亮太「パソコン、ここで電源入りますかね?」


ハカセ「地下なんだしそれにこれはノート………あれ?」

ハカセが『ノートパソコン型Mac』に目をやると………
モーちゃん「ハカセちゃんどうしたの?」


ハカセ「いくらアップルの『Mac』でも…………勝手に電源入る何て有り得ない!!」


ハカセが慌てるのもムリはない………だって『Mac』が可なり最先端なパソコンでも手動でやらきゃ電源が点くわけなかった。
 

中二病的…………いや、正しくは『超自然的』何かによって動かされてるとしか有り得なかった。


ハハハハハ……………まるで『神の手の上で踊らされてる』みたいだった。

第5章 完。
27 :第5章死者流し-6 [sage]:2013/04/06(土) 00:00:32.49 ID:kHeFbx4L0
>>26
> ハチベエ「ハカセ…………どうゆう意味だ?」

> ハカセ「う〜ん、外国語専攻じゃなかったから何とも…………」


> 亮太『人の願い』


> ハチベエ「オマエ、意味知ってんの?」


> 亮太「解らないはずなんだが…………」


> どうゆう事だ?さっきまで解らなかったはずだったんだけども。


> 亮太「すみませんがドクター………いや、ハカセ」


> ハカセ「なんだい?」

>  
> 亮太「パソコン、ここで電源入りますかね?」


> ハカセ「地下なんだしそれにこれはノート………あれ?」

> ハカセが『ノートパソコン型Mac』に目をやると………


>モーちゃん「ハカセちゃんどうしたの?」


> ハカセ「いくらアップルの『Mac』でも…………勝手に電源入る何て有り得ない!!」


> ハカセが慌てるのもムリはない………だって『Mac』が可なり最先端なパソコンでも手動でやらきゃ電源が点くわけなかった。
>  

> 中二病的…………いや、正しくは『超自然的』何かによって動かされてるとしか有り得なかった。


> ハハハハハ……………まるで『神の手の上で踊らされてる』みたいだった。

> 第5章 完。
28 :第5章死者流し-6 訂正 [sage]:2013/04/06(土) 00:20:36.98 ID:8kh2AmYq0

>>26

ハチベエ「ハカセ…………どうゆう意味だ?」


ハカセ「う〜ん、外国語専攻じゃなかったから何とも…………」


亮太『人の願い』


ハチベエ「オマエ、意味知ってんの?」


亮太「解らないはずなんだが…………」


どうゆう事だ?さっきまで解らなかったはずだったんだけども。


亮太「すみませんがドクター………いや、ハカセ」


ハカセ「なんだい?」


亮太「パソコン、ここで電源入りますかね?」


ハカセ「地下なんだしそれにこれはノート………あれ?」


ハカセが『ノートパソコン型Mac』に目をやると………


モーちゃん「ハカセちゃんどうしたの?」


ハカセ「いくらアップルの『Mac』でも…………勝手に電源入る何て有り得ない!!」


ハカセが慌てるのもムリはない………だって『Mac』が可なり最先端なパソコンでも手動でやらきゃ電源が点くわけなかった。


中二病的…………いや、正しくは『超自然的』何かによって動かされてるとしか有り得なかった。


ハハハハハ……………まるで『神の手の上で踊らされてる』みたいだった。


第5章 完。


※>>27は間違いです。すいません
29 :第6章 正義の詩-1 [sage]:2013/04/06(土) 20:28:29.07 ID:4XUWXR7+0
ハカセ「ネットは使えないみたいだね」カタカタ


亮太「」スーハー


モーちゃん「この人達は………苦しんで死んだのかな?」


亮太「」スーハー


ハチベエ「だろうな。訳も分からないまま藻掻き苦しみ、ちゃんと葬られないままここに置き去りにされたんだろうよ」

亮太「」


まるで、俺の家族みたいだ…………


亮太[生死去来/棚頭傀儡/一線断時/落落磊磊
:世阿弥の能楽書「花鏡」]


ハチベエ「どうした?急に小難しい言葉を言い出して」


亮太「意味…………わかるか?」


ハチベエ「わからねぇよ」


亮太「一旦死が訪れると、あたかも棚車の上のあやつり人形が、 糸が切れればがらりと崩れ落ちるように、一切が無に帰してしまう…………ていう意味らしい」


ハチベエ「オマエにはこの仏さんの山が、人形にみえるのか?」


亮太「何でだろうな………家族の死に目を見たはずなのになぁ〜イマイチ死んでるってかんじられないんだよ」


モーちゃん「亮太君…………」 



30 :正義の詩-2 [sage]:2013/04/06(土) 20:50:23.11 ID:J0eON5RY0
ハチベエ「オマエ、家族の名前言えるか?」


ハチベエが珍しく真面目な顔で言った。


亮太「そんなもん言えるに………」


あれ?


モーちゃん「どうしたの?亮太君」 
 
思い出せない。


俺を裏切った相棒の名前は…………


言えない。


どいうことだ?


ハチベエ「大丈夫か?」


亮太「わからない」


モーちゃん「家族の名前がわからないの?」


亮太「アンタら、誰?」


ハチベエ「誰って…………さっきまで名前呼んでただろうが」


亮太「誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰」

モーちゃん「しっかりして!どうしたの?!」


ハチベエ「オイ、しっかりしてくれよ何がどうなってんだ!?クソ!」


コノヒトタチハ、誰?


ギューン…………

亮太「」バタン!!


ハチベエ「お…………おい!目を覚ませ!」


モーちゃん「亮太君!!しっかりしてよ」


ハチベエ「ハカセぇぇぇぇえええええ来てくれー!亮太が、亮太が、亮太がぁぁぁああああ」


ハカセ「何があった!亮太君!?一体何が…………」


ハチベエ「しっかりしろよ!クソたっれぇぇええええええ」
31 :正義の詩-3 ※視点をハチベエに切り替えます [sage]:2013/04/06(土) 22:28:54.21 ID:OBxSQdBc0
クソクソクソクソクソ、何が起きてやがるんだ。

ハカセ「脈がない…………しかも心臓も止まってる!」

ああ…………どうすればいいんだ!
 
「You've Got Mail〜You've Got Mail〜」

ハカセ「可笑しい………着信音はミュートにしているはずなのになハハハハ」


ハチベエ「開けてみろよハカセ」

ハカセは笑いながらMacを開けた。


ハカセ「誰からだ?」カチカチッ  

名:正義の管理人

件:彼を助けたい?

本文

YESかNoで。

30秒以内に返信を。


ハカセ「ハハハハ〜何だイタズラメールか!ハハハハ」

ハチベエ「Yesて返信してくれ」

ハカセ「八谷君〜キミは…………」

ハチベエ「」ギロッ

ハカセ「」ビック


ハチベエ「さっさと返信しろ」

ハカセ「わ、わかったよ…………」カチカチッ


ティロティリン〜

「You've Got Mail〜You've Got Mail〜」

ハカセ「早いな」カチカチッ

名:正義の管理人

件:いい判断ね

本文

話が判る人で良かったわ。
 
これから下にあるUALに飛んで頂戴。

11#*56669233…………

カチッ

【プリキュア殲滅作戦 概要】

今回の作戦は決してLSDに気付かれてはならぬ。

何時も通りにしては、直ぐに感づかれてしまう…………そこでだ。

-ミドリ市-という町で化学薬品を事故に見せかけて漏らして貰いたい。

これは、『諸君』にしか出来ない事なのだ。

なので給料は倍にする。

以上だ。

-アジャストメントストレインズ諜報部責任者 ジェイムズ・モリアーティ-
32 :正義の詩-4 [sage]:2013/04/06(土) 22:30:18.60 ID:OBxSQdBc0
ハチベエ「まじかよ………」


ハカセ「『ミドリ市フッ酸漏れ事故』は………」


モーちゃん「………人為的に起こされた事件?!」


コイツらが、『一平と良介を殺したのか?』


第6章 完。
33 :未完にします。 [sage]:2013/04/07(日) 20:34:18.72 ID:vhpRSyz60
すいませんが、グダグダしてしまったので未完にします。

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/07(日) 21:56:05.14 ID:Pb7WSg6SO
この人完結させた事あるの?
さすがにそろそろ全部書き溜め終わってから
投稿するスタイルにしろよと思うんだが
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/07(日) 22:10:37.28 ID:FhB5AaQlo
1つもないだろ。
難解そうなのに挑まずに、初心者でも書けそうなアイマスのいちゃラブSSでも書いとけ。
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/08(月) 21:09:04.42 ID:7dmXoDASO
もう書かなくていいよオレグ
32.42 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)