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男「オカルト研究会が無い、だと!?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/06(土) 23:32:04.78 ID:RoFvuxMdo
女「部活・ 同好会一覧を見てもそれに近いのは無かったわよ」

男「ふむ……入る高校を間違えたか」

女「そこまで重要なの!?」

男「当たり前だろう」

女「そ、そうなんだ」

男「……よし、無いなら自分で作るか」

女「マジで言ってんの!?」

男「マジだ」

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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/06(土) 23:43:23.93 ID:eIqwj5+Mo
男「女よ、部活の設立に必要なのは何だ」

女「そうね……とりあえず人じゃない?」

男「成程、となるとオカルトに興味のありそうな人を探さねばな」

女「そうね、それじゃ頑張って」

男「女、入ってくれないのか?」

女「え……私?」

男「流れ的に入るものだと思っていたのだが」

女「え、いや私は//」

女(確かにここで入部すれば男との距離が縮まる……)

女(でも、オカルトなんて得体の知れないモノの研究なんてしたくない!)ゾクッ

女(しかも……)

ーーー
女「お、男……怖いよ//」

男「なんだ、こんな事で怖がるとは、失望したよ」

女「」
ーーー

女(なんてことになりかねない!!)

男「そうと決まれば部員確保に行くぞ!」ガッ

女「え、あっいやちょっと待ちなさいってー!!//」ズルズル
3 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/06(土) 23:49:00.93 ID:CVQfT+xco
先生「おう、何やら楽しそうだな、何してるんだ」

男「実はですね、我々で新しく部活を作ろうと思っているのです」

先生「部活?」

男「はい、オカルト研究会です」

先生「オカ研か……そういえば、昔あったが廃部したらしいな」

女「そうなんですか?」

先生「なんでも、部員全員が突然失踪したとかでな……」

女「ひぇぇ……」ガクブル

男「成程、興味深いですね」クイッ

先生「楽しそうに眼鏡をクイッとするなよ……」

男「失礼しました」

先生「更に、当時の部室は呪われてるだのなんだので誰も寄り付かないんだ」

先生「そんな状態だから、もし使いたきゃテキトーに使っていいぞ」

男「本当ですか、助かります」

女「」
4 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/06(土) 23:54:57.29 ID:CTj95f18o
男「というわけで、思わぬ進展があったわけだが」

女「や、やめようよ男……私たち呪い殺されちゃうよ? ほらいますぐ鍵を返しに……」

男「腐っても我々はオカルト研究会なんだぞ、怪しいところに行かずにどうする」

男「それに、部室なんて滅多に手に入るものじゃない」

女「で、でも、怖いものは怖いし……」

男「大丈夫だ、何かあれば私が守る」

女「えっ……//」ドキッ

男「通販で買った除霊護符、退魔の魔導書、エクソシストの指輪……」

男「これだけあれば何かあっても安心だろう」ドヤ

女「……私のドキッを返せ!!!」

男「な、何だ一体?」
5 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 00:15:30.16 ID:yBSC24XUo
男「ほう、ここが部室か」

女「なんかただならぬ邪悪なオーラが漂ってる気がするんだけど……」ビクビク

男「ふむ、彰気が濃いようだな」

女「それに、このドアのオカルト研究会って文字……禍々しすぎない?」ブルブル

男「さすがオカルト研究会、だな」

女「やめようよぉ……今なら引き返せるよ」ガクガク

男「大丈夫だ、あとで片付ければ問題ない」

女「そういう問題じゃなーい!」

男「ほら、ツッコむ元気はあるじゃないか」

女「それは関係な

男「まぁいい、開けるぞ」カチャカチャ

女「やめてええええええ!!!」
6 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 00:25:15.27 ID:X5604tGvo
男「ふむ、存外綺麗ではないか」

女「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」ガクガクブルブル

男「おい女、中は片付いているみたいだぞ」

女「だ、騙されないんだからね!」チラッ

女「って、ほんとだ……」

男「だから言ったであろう」

女「なーんだ、何が呪いの教室よ! 噂なんてバカみたいーーー」





ガタッ



女「ふぇ!?」ビクッ

男「む」

女「や、、やだ脅かさないでよ男!」

男「私は何もしていないが?」





ガタガタッ



女「え……」ガクブル

男「なんだ、誰かいるのか?」









??「何か……、ご用ですか……、、?」

女「」

男「む!?」
7 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 00:36:51.63 ID:ntQ8ocyoo
図書委員「どうも……、、わたし、図書委員ともうします……、、」

男「なんだ、驚かせるな」

図書委員「ふふ……、、申し訳ありません、驚かせるつもりはなかったのですが……、、」

図書委員「まぁ、、この長ーい黒髪と、物凄い隈があれば無理もありませんか……、、ね」

男「ここは誰も寄り付かないと聞いたが?」

図書委員「ある未返却図書があると聞きまして……、、

男「未返却図書?」

図書委員「わたし、今年図書委員になったのですが、、」

図書委員「ここに、誰も取りに行けない未返却図書があるという話を……、、」

図書委員「その話を聞いて……、、いてもたってもいられなくなりまして、、」

男「行方不明の旧オカ研部員が借りていたのか?」

図書委員「ふふ……、、ミステリアスですよねぇ……!」クヒッ

男「その本と言うのは?」

図書委員「 Necronomicon 」

男「何……!? あの禁断の魔導書が!?」

図書委員「クヒッ、、複製ですけどね……、、!」

男「それは今借りれないのか?」

図書委員「わたしが借りるので、、一ヶ月後……、、までお待ちください」

男「くぅ、待ちきれん」

図書委員「クヒッ……、、!」
8 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 00:42:33.62 ID:MIxAGrANo
男「そうだ、図書委員、君は我々オカルト研究会に入る気はないか?」

図書委員「おや……、、オカルト研究会、、再建するんですか……?」

男「うむ、その通りだ」

図書委員「クヒッ、、!! それはとても面白そうですねーーー」

図書委員「でも、、わたしは色々と忙しいので、、ね」

男「そうか、残念だ」

図書委員「応援していますよ、、わたしもたまに遊びに来ても良いですかね……、、?」

男「もちろん大歓迎だ」

図書委員「クヒッ、、あなたも変わった人です……ね、、?」

男「まぁよく言われることだ」

図書委員「では、、わたしはそろそろ失敬します……、、」

図書委員「あ、、貸し出しの予約はしておきますね? 男さん」

男「ありがたい、それではまた会おう」

図書委員「失礼しまーす……、、クヒッ!」

男「ふぅ、なかなか面白い生徒に出会えたものだな、女よ」

女「」

男「む」
9 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 00:54:48.25 ID:oJevf2Vfo
下校

女「もーなんなのよあの子!!」

男「まぁ、出で立ちは少々奇怪ではあったが、なかなか楽しい女子生徒であったぞ」

女「何よそれ……」

男「む、どうした女よ、何か気にさわることを言ったか?」

女「なっ、なんでもないわよー!//」

男「そうか、なら良いのだが」

女「もーあんな部活やめてやるんだからね!!」

男「な、何!?」

女「え」

男「女よ、それは困る! ……女が必要なのだ」

女「な……!!//」

女「……そ、そこまで言うなら付き合ったげるわよ!!// じゃあね!!//」スタスタ

男「あ、女……」

男「物凄い速度で行ってしまったな」

男「ま……良かった、今女に抜けられてはますます部員集めに手を焼くことになるからな」


ーーー
女「女、お前が必要なんだ!!!」

女「////」

女「ふふ、あそこまで言われちゃったら、ね♪」
10 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 00:56:18.16 ID:vCRwWwqEo
本日分投下終わりです。
見ての通り行き先の分からないSSですが
読んでいただければ幸いです。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/07(日) 01:07:00.52 ID:7goiW1Hx0
乙、これは期待

それにしても複製とはいえネクロノミコンがある学校って…
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/07(日) 11:38:48.26 ID:XfCkxNFTo
きたい
13 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 18:40:30.26 ID:vCRwWwqEo
女生徒A「容姿端麗、文武両道」

女生徒A「その上、あらゆる生徒達から熱い人望があり」

女生徒A「成績は5以外を取ったことがないらしい」

女生徒A「まさに欠点の無い完全無欠の女子生徒である」








女生徒A「……しかし、ある一点を除いては……ね」




巫女「くしゅん!」

女生徒B「どうしたの巫女さん、花粉症?」

巫女「誰かに噂されているのでしょうか……?」フキフキ

女生徒C「一年女子のトップに君臨する巫女さんの噂話をするなんて」

巫女「まぁ、Cさんったら!」

キャッキャウフフ

女生徒A「なぜ、彼女は制服でなく巫女服を着ているのか……」

女生徒A「咎められるとかそれ以前に、誰もその事について触れない」

女生徒A「いや、なんの違和感もない常識として定着してるみたいな感じ」

女生徒A「誰に聞いても、『何言ってんのコイツ』みたいな反応」

女生徒A「何か秘密があると見て間違いない……!」






女生徒A「……ま、詮索するのもめんどくさいし順応しちゃおうかなぁ」
14 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 18:49:27.93 ID:vCRwWwqEo
先生「おう男、部室はどうだったか?」

男「意外と片付いていましたよ」

先生「そうか、なら良かった」

先生「あ、そうだ、テキトーに使っていいとは言ったが、同好会新設の手続きはしておけよ、ほれ」

女「部活・同好会新設申請書……ですね、分かりました」

先生「顧問は俺がやってやるから、全部書いたら持ってくるといい」

男「何から何までありがとうございます」

ーーー
部室

男「さて、それではこれを書いてしまうか」

女「ちょっとまって、これ」

男「む」

女「※部活の新設には9名、同好会の新設には4人の部員が必要となります」

男「やはり人数が必要か」

女「オカルト研究会なんて入りたい人いるのかしら……」

男「とりあえずは探すしかなかろう」
15 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 19:08:43.66 ID:vCRwWwqEo
女「ーーと言っても、どうやって探すの?」

男「奇妙な格好をした者など、オカルトに興味のありそうな人を探して声をかける」

女「そんなの居るわけなくない?」

男「何、居なければ別の方法を考えるまでだ」

女「何それ……」

女「って、なんか巫女服着た人が歩いてるー!?」

男「む?」

巫女「ひっつじ肉〜♪」テクテク

女「な、何で巫女服着て学校の中歩いてるわけ!?」

男「そこの巫女服の君、少しいいか」

巫女「ほえ? 私ですか?」

男「ああ、実は我々、オカルト研究会という同好会を新設しようとしているのだが」

巫女「まぁ、面白そう!」

女「食いついてきた……だと」

男「人数不足で困っているところなのだ、良ければ加入しては頂けないか」

巫女「そうですね……」

巫女「では、そこの奥方の胸部を揉ませて頂けるのでしたら」

女「落ち着いた口調でとんでもない事言い始めたよこの人!」

男「取引は成立だな」ガシッ

女「え」

巫女「では、失礼します♪」

ーーー
ーー


男「では巫女よ、これから宜しくお願い申し上げる」

巫女「はい男さん、こちらこそよろしくお願いしますね♪」

女「」ゲッソリ
16 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 19:15:00.73 ID:vCRwWwqEo
巫女「まぁ、ここが部室ですか!」

男「うむ」

女「……」

巫女「うーん、なんだか意外と綺麗なんですね」

男「ま、我々も昨日初めて入ったばかりだからな」

巫女「まあ」

男「時に巫女よ、自己紹介がまだだったな」

男「私は男、一年B組だ」

女「……女よ、クラスは男と同じ」

巫女「巫女と申します、一年のE組ですね」

男「共に、世に蔓延る不可思議を探求して行こう」

巫女「はい!」

女「……」
17 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 19:20:36.15 ID:vCRwWwqEo
男「これで、あと一人だな」

巫女「あと一人、とは?」

男「ああ説明がまだだったな、実は四人いなければ同好会の新設は出来ないのだ」

巫女「まあ、そうなんですか」

女「誰か知り合いで入ってくれそうな人いない?」

巫女「あ、それならうってつけの人材を知っていますよ!」

男「む」

巫女「その方なら絶対入ってくれます!」

男「是非紹介して欲しい」

巫女「了解です! 早速会いに行きましょう!」
18 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 19:29:30.19 ID:vCRwWwqEo
ーーー
男「しかし、気づけば暗くなってしまったな、もうすぐ下校時刻ではないか」

巫女「まぁ、丁度いいですよ」

女「?」

巫女「さあ、ここですよ」

男「厠? こんなところに居るのか?」

巫女「はい! 女子トイレですが、この時間なら男さんも入って大丈夫でしょう」

男「些か抵抗はあるが」

女「ま、まって? 巫女の知り合いってもしかして……」





  コン、






      コン、







          コン。







巫女「花子さん、あそびましょ〜♪」
19 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 19:40:08.97 ID:vCRwWwqEo
花子「……呼んだ?」ヌッ

巫女「花子さん、お久しぶりです♪」

花子「……おひさ」

男「ほう、トイレの花子さんか、実在したのか」

巫女「久しぶりに花子さん成分補給です♪」ギュッ

花子「……//」

男「む、壁抜けしてきたにも関わらず、触れるのか……それに足もあるな」

男「花子よ、良ければ我らがオカルト研究会に入らないか?」

花子「……おかると?」

巫女「不思議な物を探す集まり、ですね」

花子「……巫女が居るなら」ギュッ

巫女「入部決定、ですね!」

男「花子よ、これから宜しくお願い申し上げる」スッ

花子「……握手」ギュッ

男「私は一年B組の男、隣に居るのが」

女「」

男「……同じクラスの、女だ」
20 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 19:50:07.74 ID:vCRwWwqEo
部室

女「ひっ!」

花子「……握手、しないの」

女「う、うん……」ギュッ

男「幽霊とは触れないものだと認識していたのだが」

巫女「何故か花子さんは触れることができるんですよね」

男「足もあるしな、幽霊にも様々なタイプが居るのかもしれん」

女「な、何それ……」ビクビク

花子「……女、怖がり」

女「そりゃ幽霊目の当たりにしたら怯えるわよ!!」

花子「……!」ビクッ

花子「……」グスッ

女「ご、ごめんっ! 言いすぎた……」

花子「……乙女心は繊細」ベシッ

女「あ痛っ」

男「ふむ、女とも馴染んできたな」

巫女「そうですね、これで新生オカルト研究会、発足ですね!」

女「ちょっと待って、巫女」

巫女「ほえ?」

女「花子って、ここの学校の生徒じゃないわよね……加入しても申請書には書けないんじゃ」

巫女「あ」

男「あ」

花子「……?」
21 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 19:54:15.68 ID:vCRwWwqEo
本日分投下終わりです。
自分も花子さんに会ってみたかったです。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/07(日) 20:01:28.91 ID:rYea0osbo

みんな良いキャラをしているな
23 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/07(日) 20:02:16.80 ID:vCRwWwqEo
訂正

>>13
熱い人望→厚い人望
24 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/08(月) 23:01:32.26 ID:bUQM/34zo
男「今日の活動内容は他でもない、とにかくオカルト研究会会員を確保することだ」

男「尚、今回は効率を重視して4人で手分けして探す」

女「てか、その格好で外うろついたらまずくない?」

巫女「確かに、花子さんの格好はこの学校の制服ではないですしね」

女「巫女もね」

巫女「え? 私はこの格好で普段から学校生活しているので大丈夫ですよ?」

女(理事長の弱味でも握ってるのか?)

女「だとしても、花子は怪しまれるでしょ」

花子「……問題ない」ブォン!

男「おお、服が制服に変化した!?」

花子「……服は記憶か資料さえあれば自由に変形できる」ブォン!

巫女「まぁ、私とお揃いの巫女服ですね!」

花子「……」ブォン

女「スク水は止めなさい」

花子「……」ブォン

男「よし、これで問題ないな」

ーーー

女「会員確保ねぇ……いったいどう探せって言うのよ」

女「巫女みたいな変な格好した人なんてそういないだろうし」

女「そもそもいきなりオカ研云々なんて声かけたら変人と思われそうだしね……」

女「ーーよし、図書館でも行って時間潰そっと」

……

女「あ、この本出てたんだ、借りよ」

図書委員「おや、、奇遇ですね……、、」

女「ひっ!?」ビクッ

図書委員「クヒッ、、相変わらずいい反応ですねぇ……」

女「な、何なのアンタ」

図書委員「巫女さん、、入ったんですって?、、」

女「なんで知ってんの……」

図書委員「彼女には、、気を付けてくださいね……クヒッ」スタスタ

女「相変わらず気味が悪い……」

女「それにしても、巫女さんが?」

女「…………ああ、セクハラ的な意味か」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/08(月) 23:30:27.99 ID:U8wVY5nO0
ハルヒ初巻に似てる気がしないでもない
26 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/08(月) 23:43:37.05 ID:fDyqwRBno
巫女「くしゅん!」

巫女「またくしゃみが出てしまいました、本格的に花粉症なのでしょうか?」

巫女「……、なかなか変な格好の方、いらっしゃいませんね」

巫女「妖怪の仲間を呼んでもいいんですが、生徒でないと意味がありませんし」

巫女「うーん……」

生徒1「なにあれ、コスプレ?」

生徒2「学校の中で何やってるんだろねー」

巫女「おや、再びでしょうか?……いえ、違うみたいですね」

巫女「あの方は…………魔法少女?」

??「〜♪」テクテク

巫女「うーん、魔法ってつくし一種のオカルト、ですよね」

巫女「失礼、そこの魔法少女さん」

??「?」キョトン

巫女「どうしてそのような格好を?」

??「……」

巫女(無口なのでしょうか?)

巫女「とても可愛い衣装ですね、何かの漫画に出てくるのですか?」

??「……//」

巫女(……どこか、違和感がありますね)

??「……」

巫女「!」

??「?」

巫女「そこか……!」ガシッ

??「!!//」

巫女「やはり、この感触……この胸は偽物ね」

??「!」

??「……ちぃ! 見破られたか!」

巫女「男……声……?」

??「いやー、こんな時にあの有名な巫女ちゃんと出会うとは! 色々複雑だわー」

巫女「女装されていたのですか?」

??「なかなか可愛いっしょ? 見破られたのは巫女ちゃんが初だわ」

巫女「まぁ、それは光栄です♪」
27 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/08(月) 23:50:41.13 ID:fDyqwRBno
??「ところでさ、巫女ちゃんよかったらメルアドを……」

巫女「あ、そうだ!」

??「え」

巫女「実は、今オカルト研究会という同好会の会員を探していて」

??「オカ研? 男が言ってたな」

巫女「まぁ、男さんご存じなのですか?」

??「巫女ちゃんあいつの同好会入ったの?」

巫女「ええ……」

??「俺も入るわ」

巫女「まぁ、本当ですか!? 嬉しいです!」

男友「俺は男友、趣味は裁縫と女装とアニメ鑑賞さ」
28 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/08(月) 23:57:56.29 ID:fDyqwRBno
女「」

男「男友か、最初見たときは全く気づかなかったぞ」

男友「おい、巫女ちゃんが入ってるなんて聞いてねーぞ」

男「あのときはまだ巫女はは入会していなかったのだ」

花子「……美少女なのに男声」

女「あのさ、恐いから普通のカッコにもどって話して欲しいんだけど」

男友「あ、もしかしてお前より可愛いから嫉妬してる??」

女「そういうんじゃないから!」

女(普通に可愛いから余計にムカつく……)
29 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/09(火) 00:02:54.29 ID:DD3RJtVFo
男友「戻った」

花子「……イケメン」

女「こいつ、顔だけはイケメンなのよね」

男友「なんだよそれ性格もイケメンだろ」

女「それは無い」

男「所謂残念イケメンだな」

男友「おめーよりは残念じゃねーから!」

巫女「まぁまぁ皆さん、ケンカは程ほどに、ですよ」

男友「ほらお前ら巫女ちゃんに注意されてるぞ!」

女「うっわぁ」
30 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/09(火) 00:18:22.72 ID:DD3RJtVFo
男「ところで男友、なぜあのような格好をしていたのだ?」

男友「ああ、手芸部で作ったから着てみたんだ」

女「手芸部入ってたの?」

男友「ああ、でもすぐ退部するけどな」

巫女「まぁ」

男「兼部でも構わないが?」

男友「いや、気が変わった」

男「ふむ」

女(こいつ、巫女目当てか……)

巫女「どちらにせよ、男友さんのお陰でオカルト研究会、新設できますね♪」ニコッ

男友(嗚呼、まるで水仙のように淑やかなその笑顔、何て可憐なんだ……!」

女「漏れてるよ途中から思考だだ漏れだよ」

巫女「?」
31 : ◆uogeDf36Lo [saga]:2013/04/09(火) 00:22:37.79 ID:DD3RJtVFo
本日分終わりです。
>>25
気のせいじゃないですかね(震え声)
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/13(土) 19:40:27.76 ID:Bl0IqKdno
きたい
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