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シャーリー「トゥルーデちゃん!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :1 [saga]:2013/04/15(月) 20:03:46.23 ID:LUdldV5bo
一応完結してるので暇な時に書き込みます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366023825
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KU-RU-KU-RU Cruller!Neo @ 2025/07/13(日) 21:55:45.76 ID:YIcI6tEGo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752411332/

ひたむきに! @ 2025/07/13(日) 20:04:58.82 ID:YMv4024Yo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752404698/

今日の疑問手 @ 2025/07/13(日) 19:07:12.02 ID:ZqmtXqZ3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752401231/

旅にでんちう @ 2025/07/13(日) 13:03:56.58 ID:cdEpW45FO
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阪神と日ハム優勝しまんた @ 2025/07/13(日) 11:55:31.57 ID:GE534dXh0
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【小川しのん生誕祭】古舘くれあ「7月1日に一番乗りした話」【大遅刻】 @ 2025/07/13(日) 09:46:25.13 ID:UYwhN/KBO
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忌村「不思議な薬が出来たわ…」【安価】 @ 2025/07/12(土) 00:02:05.36 ID:BD6esqAF0
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2 :1 [saga]:2013/04/15(月) 20:04:10.63 ID:LUdldV5bo
バルクホルン「おい、なにを見ているんだリベリアン。私の顔に何かついているか」

シャーリー「へっへっへ〜。トゥルーデちゃん!」

バルクホルン「!?…なっ、なんだ突然気持ち悪いな。その呼び方はやめてくれ。お前に呼ばれると寒気がする」

シャーリー「気持ち悪いとはなんだよ〜。それに、私の事はシャーリーって呼んでくれ」

バルクホルン「フッ、私がなんと呼ぼうが私の勝手だろう。リベリアンはリベリアンだ」
3 :1 [saga]:2013/04/15(月) 20:28:41.41 ID:LUdldV5bo
シャーリー「そーかそーか、じゃあ私もトゥルーデちゃんと呼ばせてもらうよ」

バルクホルン「なっ!……そうなるくらいだったら仕方ない、シャーリーと呼ばせてもらおう」

シャーリー「おっ、じゃあ試しに呼んでみてくれよ!」

バルクホルン「くっ…。しゃ、…シャーリー……」ボソッ

シャーリー「んー?なんだって?よく聞こえないぞ〜」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/15(月) 21:07:09.41 ID:Loq1XZQSO
完結してるならさっさと投下しちゃえば?
5 :1 [saga]:2013/04/15(月) 22:54:31.93 ID:LUdldV5bo
>>4
わかりました
なるべくサクサク行きます
6 :1 [saga]:2013/04/15(月) 22:55:04.24 ID:LUdldV5bo
バルクホルン「……シャーリー」ボソッ

シャーリー「おいおい、本当に聞こえないぞ」

バルクホルン「ぐっ…シャーリーっ!!!!ふん、これでいいだろう!?」

シャーリー「び、びっくりしたー。よしっ、ありがとなトゥルーデちゃん。じゃーまた後でなー」スタスタ

バルクホルン「なっ…!待て貴様!待たんか!」

バルクホルン「あいつめ……。適当な事を……。というか、何がしたかったんだあいつは…」
7 :1 [saga]:2013/04/15(月) 22:56:22.19 ID:LUdldV5bo
−−−−−

シャーリー「よう、トゥルーデちゃん。なにやってるんだ」

バルクホルン「おい……まだ続けるのかリベ……」

バルクホルン(いや……もしかしてこいつは、私がシャーリーと呼び続けるようになるまでやめないつもりか?)

シャーリー「んー?どうしたトゥルーデちゃん」ニヤニヤ

バルクホルン「い、いやなんでもない、し…シャーリー。見ての通り、懸垂の最中だ。…貴様は何の用だ」

シャーリー「私か?私は…トゥルーデちゃんに会いにきたんだ」

バルクホルン「ななっ、何を言っている…!ぐっ!」ズルッ
8 :1 [saga]:2013/04/15(月) 22:57:33.17 ID:LUdldV5bo
シャーリー「おいおい、カールスラントの怪力エース様は懸垂もできないのか??」

バルクホルン「ふん、汗で滑っただけだ。このくらい…なんともない」

シャーリー「へへーん、じゃあこれはどうだ?それっ」コチョコチョ

バルクホルン「なっ!?ばっや…やめろっくすぐるな…!ははっ、な…やめろと言っているんだリベリ…!!」

シャーリー「ん?リベリ…なんだって?」

バルクホルン「くっ…シャーリー…」

シャーリー「ははっ、しょうがないな〜今日はこの辺にしといてやるよ。じゃーなっ」

バルクホルン「なっ…またか!待て!……逃げ足の早いやつめ」

バルクホルン(なぜだ…なぜ私があいつに振り回されているんだ…)
9 :1 [saga]:2013/04/15(月) 22:58:37.68 ID:LUdldV5bo
−−−−−

シャーリー「あー…今日は眠れなかったなー…」

バルクホルン「なんて顔だシャーリー。寝れる時はきちんと睡眠をとる。軍人として当たり前の事だぞ」

シャーリー「おっ、トゥルーデちゃん。今自然にシャーリーって言ったな」

バルクホルン「そ、それがどうした。それに、ずいぶん前からお前をシャーリーと呼ぶ事はあったはずだ」

シャーリー「ああ、そうだったな。それ以来全然呼んでくれないからさみしくってな〜」
10 :1 [saga]:2013/04/15(月) 22:59:51.54 ID:LUdldV5bo
バルクホルン「ふん、何を言うか。私に呼ばれたところで嬉しくもなんともないだろう」

シャーリー「お前こそ何言ってるんだよ。お前に呼ばれるから嬉しいんだろ」

バルクホルン「なっ、なな…!」

シャーリー「はははっ、おかげで目が覚めたよ。先に食堂行っててくれ」ダッ

バルクホルン「おい待て…!……ふっ、あいつめ」

バルクホルン(しかし少し具合が悪そうだったな…)
11 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:01:23.09 ID:LUdldV5bo
−−−−−

シャーリー「あー…やっぱり今日は体調がよくないな…」

シャーリー(なんとかバレずに済んだか?あいつこういうところはよく見てるからなー…)

ウー

シャーリー「け、警報!?…出撃か」

−−−−−

バルクホルン「敵は小型一機。他のものはいつでも出撃できるよう待機しているようだ」

シャーリー「……そうか」

バルクホルン「おいシャーリー、やはり具合が悪そうだぞ。他の者を呼んで、お前は基地に帰還した方が…」

シャーリー「…ははっ、ちょっと寝不足なだけだ。戦闘には支障を出さないよ」
12 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:04:07.79 ID:LUdldV5bo
バルクホルン「そうか、ならいいんだが……。来たぞ」

シャーリー「私があいつを引き寄せる。お前は後ろから頼むよ」

バルクホルン「おい、それではお前は…」

シャーリー「私には自慢のスピードがある。あんなやつすぐに巻くよ」

バルクホルン「……わかった。だが無理はするなよ。無理とわかったら私が奴を…」

シャーリー「ははっ、思ったより心配症なんだな。心配すんなって。帰ったら芋でも揚げてくれ、フライドポテトにケチャップをつけて食いたい気分なんだ」
13 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:09:44.27 ID:LUdldV5bo
バルクホルン「ふっ、そうか。なら、早く済ませてしまおう」

シャーリー「おう。…さて、いくぞっ!こっちだ!」

ネウロイ「ソッチカ」ドシュウ

シャーリー(ひゃー、思ったより攻撃が激しいな)

バルクホルン「後ろはとったぞ!」
14 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:19:21.83 ID:LUdldV5bo
シャーリー「……よし。さあ、頼むよマーリン!」

ガクッ

シャーリー「なっ…!?なんだ!?」

バルクホルン「どうした!?」

シャーリー「全然スピードが出ない…?くそっ、頼む!」

シュー

シャーリー「ダメだ…魔力がうまくコントロールできない…?」
15 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:33:44.61 ID:LUdldV5bo
バルクホルン「おいシャーリー!
次がくるぞ!」

シャーリー「くっ!避けられないか…!」ウィン

ドシュウ

シャーリー「ぐっ…この体制でシールドはきつ…っ!!」

バルクホルン「くそっ…狙えない!こうなったら直接こいつで……ずおりゃああああ!!」ドーン

グラッ
16 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:35:35.24 ID:LUdldV5bo
シャーリー「攻撃が止まった!?」

バルクホルン「シャーリー!私の銃はもう使い物にならない!頼む!」

シャーリー「こんのぉぉ!!」ダダダ

パリーン

バルクホルン「やったぞ!!……おい、シャーリー?」
17 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:46:05.67 ID:LUdldV5bo
シャーリー「…」

バルクホルン「なっ!?どうした!くそっ!」

ガシッ

シャーリー「……ん?ば、バルクホルン……ネウロイは……!?」

バルクホルン「ネウロイならお前が撃墜したよ。まったく、無茶をして」

シャーリー「そうか…よかった」

バルクホルン「さて、基地に帰還するぞ。…お前を休ませなきゃならないようだからな…」
18 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:54:21.96 ID:LUdldV5bo
シャーリー「ああ、そうしてくれ…ぐっ!」

バルクホルン「どうした!?…なっ、これは血!?被弾していたのか!?いったいいつ…!」

シャーリー「くっ……バルクホルン…もう基地までもちそうにない……」

バルクホルン「バカいえ!お前とはまだ話したい事が山ほど…!」
19 :1 [saga]:2013/04/15(月) 23:58:12.13 ID:LUdldV5bo
シャーリー「……なあ、バルクホルン……私…お前の事が…ずっと……」

バルクホルン「ああ、わかっている…!私だってお前の事が……!」

シャーリー「……ははっ、そうか…。安心したよ……」

バルクホルン「ま、待て!だったら私を…もう一度トゥルーデと……トゥルーデと呼んでくれ……!!」

シャーリー「……トゥルー……で………」ガクッ
20 :1 [saga]:2013/04/16(火) 00:05:46.76 ID:mGyIYB0Vo
バルクホルン「そんな……待ってくれ…私を置いていくなシャーリー……シャーリィィィ!!!」

シャーリー「……zzz」

バルクホルン「えっ」

シャーリー「……むにゃむにゃ……zzz」

バルクホルン「おい、ちょっと待て……。…なっ、これは……ケチャップ!?」

シャーリー「……足りねー…腹減った……zzz」

バルクホルン「こいつ……!!こんのぉぉおお…!」

バルクホルン「起きろ!!シャー……りっ、リベリアン!!!」

シャーリー「……トゥルーデ…ちゃん……zzz」
21 :1 [saga]:2013/04/16(火) 00:40:01.04 ID:mGyIYB0Vo
−−−−−

シャーリー「よぉ、バルクホルン!」

バルクホルン「なんだリベリアン。昨日あんな目にあっといて、今日はずいぶん元気なようだな」

シャーリー「皮肉を言うなよ〜、トゥルーデちゃんっ」

バルクホルン「やっ、やめろ!もうその名前で呼ぶんじゃない!」

シャーリー「んー? “私だってお前の事が” ……なんだって??」
22 :1 [saga]:2013/04/16(火) 00:49:01.72 ID:mGyIYB0Vo
バルクホルン「うるさい!なんでもない!わ、私はお前に合わせただけでだな…!」

シャーリー「私は、お前の事がずっと好きだったぞ?」

バルクホルン「〜〜っ!?」

シャーリー「お前の気持ちも、教えてくれよ」

バルクホルン「わっ、私は…その……あの……」

シャーリー「……いいよ気にすんな、忘れてくれ。じゃ、また後でな」

バルクホルン「待てシャーリー!
!」
23 :1 [saga]:2013/04/16(火) 01:00:19.41 ID:mGyIYB0Vo
シャーリー「…っ!な、なんだよびっくりしたな」

バルクホルン「……いつもいつも、そうやって私を置いて行かないでくれ…っ。私と一緒にいてくれ……。私にはお前が…」ウルウル

ギュッ

シャーリー「もういいよ、ありがとう。もうお前を置いて行ったりしない。…泣くなよ」

バルクホルン「ば、バカ者っ…泣いてなどいないっ!」
24 :1 [saga]:2013/04/16(火) 01:01:10.28 ID:mGyIYB0Vo
シャーリー「ははっ、そうかそうか。……なあ、トゥルーデちゃん」

バルクホルン「……なっ…なんだ…?」

シャーリー「たまに思うんだ。もしもこれが夢だったら…ってさ。そう思えると、普段言えない事も言いやすくなるだろ?」

バルクホルン「………そうか……そうだな。なら、私にも言わせてくれ」

シャーリー「どんと来い!」

バルクホルン「私は、お前の事が好きだ」

シャーリー「……ありがとう。私もお前の事が好きだよ」ギュッ
25 :1 [saga]:2013/04/16(火) 01:02:28.37 ID:mGyIYB0Vo
−−−−−

バルクホルン「…はっ!?」ガバッ

バルクホルン「なんだ……今のは夢か……?やけに生々しかったな…。あいつの唇の感触まで…って何を言っているんだ私は!」

バルクホルン「二人で出撃というのはどう考えてもおかしい。あれは夢で間違いない。そもそも、私とあいつがあんな関係になるはずがない。…いや、なったら困る。夢で良かったんだ。ああ、きっとそうだ」

バルクホルン(これで良かったんだ…)

26 :1 [saga]:2013/04/16(火) 01:17:12.93 ID:mGyIYB0Vo
−−−−−

シャーリー「……」

バルクホルン(なんだあいつめ…こっちをニヤニヤ見つめて)

バルクホルン(あいつは何も知らないんだ。私も気にする事はない)

バルクホルン「おい、なにを見ているんだリベリアン。私の顔に何かついているか」

シャーリー「へっへっへ〜。トゥルーデちゃん!」

バルクホルン「!?…なっ、なんだ突然気持ち悪…………あれ……?」
27 :1 [saga]:2013/04/16(火) 01:23:16.09 ID:mGyIYB0Vo
シャーリー「どうしたんだトゥルーデちゃん、変な夢でも見たのか?」

バルクホルン「……ふっ。ああ、とっておきの夢を見たぞ。人生を変えてしまう様な夢をな」

シャーリー「ははっ、そうかそうか。そいつはぜひ聞かせてもらいたいよ」

バルクホルン「これは私だけの秘密だ」

シャーリー「なんだよ冷てーなー。…さて、食堂に行くかな」

バルクホルン「……!待てシャーリー!!」
28 :1 [saga]:2013/04/16(火) 01:26:22.84 ID:mGyIYB0Vo
シャーリー「なんだよ。さっき『もうお前を置いて行ったりしない』って言っただろ?」

バルクホルン「……っ!!!……そうか、そういう事か……。そうだったな。行こう、シャーリー」

シャーリー「ははっ。ああ、トゥルーデちゃん」

バルクホルン「……ところで、ちゃん付けはやめろ……。その…恥ずかしい…」

シャーリー「いいじゃないかー、可愛くて。なんて呼ぼうが私の勝手だろー?」

バルクホルン「なんだと〜!?」


おわり
29 :1 [saga]:2013/04/16(火) 01:29:50.09 ID:mGyIYB0Vo
というわけで以上でおわりです

シャーゲルはこんなに甘くないと思いながらも、夢という設定を利用して甘々にしてやりました

またいつか書きにきます

今まで書いたもの
ペリーヌ「誰も宮藤さんを覚えてらっしゃいませんの!?」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/16(火) 03:33:11.50 ID:1q9VCb5qO
おつん
素晴らしい甘々なシャーゲルだった、またなんか書いてくれぇ
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