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岡部「ありがとう……ただいま。紅莉栖」 紅莉栖「?」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/18(土) 21:20:41.08 ID:YgPZkNg4o
紅莉栖「ハロー」
岡部「おぅ……紅莉栖か……」
紅莉栖「……何時にもまして、テンションが低いわね。」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1368879640
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/
渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/
二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/
全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/
【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/18(土) 21:24:38.30 ID:YgPZkNg4o
岡部「あぁ…………どうやら、夏風邪でも引いたらしい……体調がすこぶる優れなくてな…」
紅莉栖「テンションの低いあんたなんか、炭酸の抜けたドクペみたいでなんか嫌ね」
岡部「そ、それ……どうゆう…意味だ」
紅莉栖「ほんとにダメそうね」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/18(土) 21:28:25.27 ID:YgPZkNg4o
岡部「すまんが…冷蔵庫にポカリがあるはずだ……取ってくれ…」
紅莉栖「はいはい、あんたはそこでそのまま横たわってなさい。」
岡部「すまんな…」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/18(土) 21:32:11.96 ID:YgPZkNg4o
紅莉栖「……っと、これね」
紅莉栖「岡部ー 持ってきたわ……よ?」
岡部「……スゥ………スゥ」
紅莉栖「寝てる…か」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/18(土) 21:42:03.87 ID:YgPZkNg4o
___________
_________
______
___
「……」
「ねぇ……」
「ねぇ岡部ってば」
肩を揺らす振動が、意識を覚醒させる。
「ん…あ、あぁ」
目を開くと目の前には紅莉栖の顔があった。
視界を動かし、状況を把握する。
パソコンの前にある緑色の山のようなものは、言うまでもなくダルであろう。
水色の帽子が俺の横たわるソファの傍で揺れている。
まゆりが、コスプレを縫っていることが容易く予想できる。
実際そうだろうし、
いつもどおりのラボだ。
俺が、調子を崩していないこと以外は…
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/18(土) 21:44:48.42 ID:YgPZkNg4o
「買い出しに付き合って」
……コイツは、何を言っているんだ?
まぁいいだろう
幸い調子も戻ってきたらしく、体のだるさもない。
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/20(月) 17:44:21.77 ID:xZiUlbW9o
ラボを出て階段を下りる。
ラボの外に出ても肌に感じる温度は、変わることなく俺の肌をベタつかせる。
路面に立つと、強烈な太陽光と強烈な照り返しでまるで、レンジの中に放り込まれたかのように思える程だ。
数歩先を歩く紅莉栖
紅莉栖「………。」
着いていこうと歩き出すが、地面がままならない。
あれ?
紅莉栖「……………?」
視界が歪む。歪んで混ざる。
紅莉栖「………!?」
蜃気楼とも陽炎とも言えない世界に、
紅莉栖「………!」
俺は、
沈んでいった。
紅莉栖「岡部!」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/20(月) 17:48:23.02 ID:xZiUlbW9o
___________
_________
______
気がつくと、俺は暗闇にいた。
いや、正確には暗闇ではない。
暗闇のような空間に俺はいた。
ただの暗闇とは異なり、自分の姿を視認することができた。
シルエットではなく、色味を失った己の姿を。
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/20(月) 17:51:13.00 ID:xZiUlbW9o
自分の灰色の手を眺めていると、不意に何か異物を認識した。
白衣を着た何かを
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/20(月) 17:55:26.80 ID:xZiUlbW9o
『よう、はじめまして……か?
それとも、久しぶり……か?』
何を言ってるのだ?
というか、お前は誰だ? ここはどこだ?
『ここがどこなのかは、正確には俺にも良く分からない。
ただ一つ言えるのは、俺の名は、だ。』
は? お、おまえは何を言っているのだ?
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/20(月) 18:13:57.69 ID:xZiUlbW9o
『だから、だと言っているではないか!
聞き覚えがあるだろう?! お前なら!』
意味が頭に入ってこないのか、頭が理解を拒否しているのか解らんが、言っている言葉の理解ができん。
『………くそぅ、これも運の扉択なのか。』
『ま、まあいい! 今この世界で俺の名前など世界一どうでもいい情報だ!』
『今重要なのは、お前に訪れた………いや、お前に今から訪れる事態だ。』
『お前は………覚えているかどうかわからんが。
今のお前は、昏睡状態にある。
牧莉と買い出しに行った途中で倒れたのだ。』
やはり、理解ができない。
言葉として認識はしているのだが、意味を汲み取れない。
『理解できなくても聞け。
聞くことに意味があるのだ。』
『いいか、お前が目を覚ますのは、遥か彼方の未来。
2036年だ。』
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/20(月) 18:24:58.35 ID:xZiUlbW9o
『その時代には、瀬栖は居ない。
橋も……、二人とも既に死んだ未来だ。……』
『だが、それはの択ではない。』
『お前が昏睡状態に陥ったことによる世界線の変動によるせいだ。』
『この未来を変えたければ、選択を誤るな。』
『世界は、お前の手の中にあるのだから』
『健闘を祈る』
『ル・イ・コン』
___
______
__________
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/20(月) 18:28:23.53 ID:xZiUlbW9o
そいつの白衣に飲まれるかのように視界が白に包まれる。
気がつくと俺は、天井を見上げていた。
薬品系の匂い、そして電子機器が定期的に音を鳴らす………
ここは、
「病院?」
俺が音を発したことによるのか、
傍の人物が飛び上がるかのようにのぞきこんでくる
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/20(月) 18:39:34.84 ID:xZiUlbW9o
揺れる二つのおさげ
「お、おじさん? 気が……ついた…の?」
『鈴羽か。』
声をだそうとしたが、出し方をど忘れしたみたいなので
頷いて答える。
「そ、そっか 本当に今日、目覚めたんだね。 いやはや、流石と言うべきか。」
「……ちなみにさ、私……誰だかわかる?」
忘れるはずもない、俺が見たままの鈴羽なのだから。
コクン
「そっかぁ〜 よかったぁ」
「あ、お医者さん呼んでくるよ。」
そう言っておさげが視界から消えると、急に意識が遠のいていった。
_________
______
____
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/20(月) 18:43:32.35 ID:xZiUlbW9o
不意に覚醒すると
目の前には、
タイムリープマシンがあった。
細かいディティールは違いども、確かに俺は、それをタイムリープマシンと認識できた。
「いい、おじさん」
「説明をはじめるね」
『頼む』
……やはり、声は出ない。鈴羽の目を見ながら頷く
「おっけー、まず……」
_________
_______
_____
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/20(月) 18:47:13.47 ID:xZiUlbW9o
鈴羽の説明を要約すると
・現在の時間軸は、2036年
・岡部倫太郎は、20年以上昏睡状態にあった
・牧瀬紅莉栖は既にこの世には居ない
・橋田至も同様
……そして最も重要なのは
・牧瀬紅莉栖は、タイムリープマシンを完成させた。 マシンの使用目的は、岡部倫太郎を助けるため
だという
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/20(月) 21:28:20.08 ID:PalwWwY8o
シュタゲSSだー
完結してくれると嬉しいな
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/20(月) 22:53:46.10 ID:wsaYjccko
支援
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/21(火) 23:59:37.08 ID:R2LrSIaKo
「牧瀬紅莉栖は、おじさんを救うためにマシンを作った。 ……私には、どうゆう意味かわからないけど」
「そうだ、彼女から、おじさん宛にビデオを預かってるんだ」
「再生するね。」
『おはよう、倫太郎。』
『これを見てるってことは、私はあなたの目覚めに立ち会えなかったってコトね』
『………くやしいけど、まあいいわ 目的はそれだけじゃないし』
『いい、倫太郎。 あなたはおそらく、一晩寝て起きたぐらいの時間しか感じていないはずよ。
でも現実には、あなたは20年以上もの間、昏睡状態にあった。』
『それは、体感時間が他人と桁外れに短いってことになる。』
『あなたが寝てる間、私はとある夢を見た。』
『あなたが、仲間を助けようともがき苦しむ世界を』
『ただの夢と言えばそれまでかもしれない。 たった一人が見た夢幻。 そう、たった一人ならね。』
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/21(火) 23:59:45.90 ID:9Ndt0tB8o
「牧瀬紅莉栖は、おじさんを救うためにマシンを作った。 ……私には、どうゆう意味かわからないけど」
「そうだ、彼女から、おじさん宛にビデオを預かってるんだ」
「再生するね。」
『おはよう、倫太郎。』
『これを見てるってことは、私はあなたの目覚めに立ち会えなかったってコトね』
『………くやしいけど、まあいいわ 目的はそれだけじゃないし』
『いい、倫太郎。 あなたはおそらく、一晩寝て起きたぐらいの時間しか感じていないはずよ。
でも現実には、あなたは20年以上もの間、昏睡状態にあった。』
『それは、体感時間が他人と桁外れに短いってことになる。』
『あなたが寝てる間、私はとある夢を見た。』
『あなたが、仲間を助けようともがき苦しむ世界を』
『ただの夢と言えばそれまでかもしれない。 たった一人が見た夢幻。 そう、たった一人ならね。』
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:02:16.27 ID:7LEEWSA+o
『その日、ラボにはあなた以外のメンバーが揃った。』
『夢で、あなたを見た。 と皆が口を揃えてたわ。』
『内容は、僅かな差異はあれど一貫していた。』
『あなたが、タイムリープマシンを使っていた。』
『そして、最後に少し落ち着いた……あなたの様であなたではない
誰かの声を聞いた。』
『聞いたのは、私だけだけど』
『世界を巻き戻せ……と』
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:04:05.65 ID:7LEEWSA+o
『何が正しいのかわからない。』
『私が、タイムリープマシンを作ったのは、もしかするとあなたにとっては絶望かもしれない。』
『でも、これを作ることが世界を変える鍵なのよと……おそらく』
『出来たら、私が直にあなたにこれの使い方を教えたかったのだけれど……』
『あなたならば大丈夫よね。』
『後は…任せたわ。』
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:15:56.61 ID:7LEEWSA+o
まさか、
皆が夢で見たというのは、もしや別世界線?
ということは、リーディングシュタイナーが発動したというのか?
確かに今までに夢で別世界線を見る。 という現象には、既に遭遇している。
だが、ラボメン皆に同じタイミングで発動する…などありえるのか?
しかも、紅莉栖のビデオにあった不審人物の声。
まさか…………
機関!!??
「……っと、ビデオはここまで」
「? おじさん?」
考え込んでいると、お下げが斜めになったので、のぞき込んできたということがわかった。
『あ、いや。 なんでもない。』
「そっか じゃいいや」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:18:17.14 ID:7LEEWSA+o
「で、どうするの?」
『どうする……とは?』
「その……たいむりーぷましんを使うの? ってこと」
『あ、あぁ ちょっと考えさせてくれ。』
「うん いいよ」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:23:29.48 ID:7LEEWSA+o
タイムリープマシン
これは、あってはならない物
作ってはいけない物だ。
世界に反逆する術
どうする? これを使うと、何が起こるか。………
いや、待て!
もしかすると……これを作るという事が、既に世界に影響を与えている?
これが存在してる世界は、全て何かしらの歪みが起きうる。
この世界の歪みは?
……もしかして、
鈴羽に聞いてみるか
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:27:08.33 ID:7LEEWSA+o
『なぁ、鈴羽』
「ん〜?」
『紅莉栖って………どうやって……』
『何が…原因で』
『死んだんだ?……』
「えっと、確か」
「心不全 だったかな」
『心不全……ということは、原因は』
「詳しくはわかってない。
病気もないし、外傷もなかった。
いつもどおりのある日、いきなり牧瀬紅莉栖は亡くなった。」
そうか、これが
歪みか
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:31:22.27 ID:7LEEWSA+o
紅莉栖は心不全で死んだ
おそらく、それは世界の歪みのせい
そして、歪みの原因はこのタイムリープマシン
これを作ったがために紅莉栖は死んだ。
ならばどうする。
……どうやら今回は、悩む必要はないらしい。
紅莉栖が残してくれたタイムリープマシン
これには、改良が施されている。
飛ぶ期間に制限はない。
つまり、紅莉栖がタイムリープマシンを完成させる前に戻ることができる。
そして、タイムリープマシンを完成させなければ、紅莉栖は死なない。
やることは、決まった。
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:39:05.05 ID:7LEEWSA+o
『鈴羽』
「ん?」
『ちょっと手伝ってくれ』
「オーキードーキー」
ヘッドセットだけではなく、様々な付加装置を着けなければならず
体がだるくて動かない俺には、一苦労だった。
鈴羽に感謝しなければ。
「こ〜れ〜で……よしっ! と」
「まだなんかある?」
『あぁ、すまんがパソコンに俺が言う設定を打ち込んでくれ。』
「軽い軽い〜」
画面に、戻る日時の設定画面が出る。
「で、いつ?」
『あぁ、それは俺が倒れた日にしてくれ。』
「おっけー」
『分かるのか?』
「牧瀬紅莉栖がちゃーんと記録してくれてるよ。」
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:43:14.25 ID:7LEEWSA+o
「じゃ、行くよ? 準備はいい?」
『あぁ』
相変わらず声は出ない。
頷き、意思を表示する。
「〜〜〜んん やっぱだめだ
これはおじさんが押すべきだよ。」
……やっぱりそうだよな
最後は、俺が押さないと
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:47:42.25 ID:7LEEWSA+o
エンターキーに手を沿え、覚悟を決める。
ダル……それに、紅莉栖
二人は、死ぬべきじゃない。
そんな世界は認めない。
そんな世界は、俺が許さない!
カチッ
途端、世界が白黒に歪み、吐き気を催すような頭痛が頭の奥底からはい上がってくる。
ぐ、
うおおおおおおおおおおお
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 00:54:18.97 ID:7LEEWSA+o
『ねぇ、岡部』
『あなたは、失った20年よりも長い時間を旅したのかもしれない。』
『でも、わたし達にとっては、それは夢や幻みたいなもの。』
『私は、あなたと一緒に20年を過ごしたい。』
『あなたを横でただ見守る20年じゃなくて』
『あなたと共に先を見据える20年を』
『だから、私は待ってる。』
『20年前で』
『だから、さよならは言わない。』
『………いってらっしゃい 岡部』
頭痛の中に声が聞こえた……
なんだか、聞き覚えのある声が……
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 01:04:06.37 ID:7LEEWSA+o
____
______
________
__________
紅莉栖「〜♪」
岡部「………お前は何をしとるんだ。」
紅莉栖「あ、起きた?」
岡部「『あ、起きた?』ではないっ! なぜ人の頭にキンッキンに冷えたアイスを押し付けてるのだ!」
紅莉栖「いや……濡れタオルの代わりになるかなぁと」
岡部「代わりになんかなるかっ! 冷えすぎて頭痛がするわ!」
紅莉栖「それだけ元気なら、もう大丈夫そうね。」
岡部「そ、それはそうだが」
紅莉栖「アイス食べる?」
岡部「そんなものラボの冷蔵庫にあったか?」
紅莉栖「買ってきたのよ。」
岡部「そ、そうか ありがたく頂こう。」
紅莉栖「はい♪」
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 01:04:49.65 ID:7LEEWSA+o
岡部「ありがとう……ただいま。紅莉栖」
紅莉栖「?」
-fin-
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/22(水) 01:53:30.63 ID:MBUXSF2To
オツカリン
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/22(水) 06:27:28.30 ID:yUvulP5Mo
タイムリープだから世界線変動しなくね?
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/22(水) 06:53:49.00 ID:dOYsrgQNo
結局なんでオカリン倒れたんだ
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 11:25:58.18 ID:7LEEWSA+o
一応設定としては
地の文が書かれているところは、夢の世界という設定で書きました。
もし、オカリンが他世界線を夢で見たら
みたいな感じです
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 11:26:43.72 ID:7LEEWSA+o
でも、結局実際にタイムリープしたのか
それともただの夢なのかは、投げっぱなしです
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[age]:2013/05/22(水) 11:33:59.15 ID:7LEEWSA+o
倒れた直接的原因は熱中症です
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/22(水) 12:30:36.25 ID:YAxhwII6o
乙。
ただ、紅莉栖が心不全の突然死なら、自分が死ぬことを予見したビデオが残ってて鈴羽に伝えていた
というのがいまいち腑に落ちない。
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/05/22(水) 13:14:12.60 ID:7LEEWSA+o
自分の死を予見した
というよりも
もし、自分が死んだあとに目覚めた時のためにビデオを残した
という感じです
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