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P「小鳥さんの同人推しが結構ウザい」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:34:55.43 ID:pm2flXrmo
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空を自由に飛びたいな @ 2024/11/22(金) 15:47:22.22 ID:UV495csLo
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■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/22(金) 07:20:24.33 ID:WpWM+xYMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732227623/

■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/22(金) 07:18:35.89 ID:Vr506SRJo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732227515/

■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/22(金) 07:17:49.87 ID:t6dKBjAuo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732227469/

■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/22(金) 07:17:17.71 ID:/UbTl3Hgo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732227436/

■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/22(金) 07:16:22.54 ID:Un8tNByuo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732227381/

ミア「歩夢・・・辛かったな・・・」ナデナデ歩夢「ミアちゃん・・・うぅ・・・」 @ 2024/11/22(金) 00:59:47.53 ID:w7bhdEV4O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1732204787/

ちんぽいぬ @ 2024/11/21(木) 22:13:45.60 ID:BuRqeSctO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732194825/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:36:28.19 ID:pm2flXrmo
プロデューサー宅

小鳥「えへへ……プロデューサーさん、今日も良かったですよ」

P「そ、そうですか……そりゃまぁ…どうも////」

小鳥「なにいまさら顔赤くしてるんですか? あんなことしといてぇ」

P「やっぱり恥ずかしいじゃないですか」

小鳥「ふふっ、なぁんだか思春期の男の子みたいですね」

P「あはは……」


小鳥「ねぇねぇ、次はどんなヤツでいきます?」

P(……来たか)

小鳥「今回は和姦物にしましたけど……次は陵辱系?」

P「…………」

小鳥「……どうしました?」

P「い、いや……あの……」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:37:56.22 ID:pm2flXrmo
P「もう、普通にしませんか?」

小鳥「えーまた和姦でいきますぅ?」

P「いやいやそうでなくて! ほら、同人誌の再現とかじゃなく……普通に」

小鳥「それはダメ!」

P「どうして?」

小鳥「……は、恥ずかしいじゃないですか」

P「なにいまさら顔赤くしてるんですか? あんなこといてぇ」

小鳥「もう! 真似しないでください!」


P「とにかく、一度普通にしましょうよ」

小鳥「ま、待ってください! それなら……これなんかどうです?」ペラ

P(……また薄い本だよ)

小鳥「事務員と新人君が一緒に残業してて……っていうヤツなんですけどね」

小鳥「これだったら、私達と近いからリアルじゃないですか」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:38:32.50 ID:bP0zDRq00
プレイの内容がアレってことかな?
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 18:39:25.88 ID:EDkZYbero
腹パンはまだですか?
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:40:17.48 ID:pm2flXrmo
P「リアルを求めるのなら、わざわざその本を再現する必要ないじゃないですか」

小鳥「いやでも……このページとか見てくださいよ」

P「……ワァーォ」

小鳥「ね? えっちですし、普通は思いつかないでしょこんなの」

P「うぅ〜ん、まぁ……」

小鳥「そーいうのを見たら、こう……やってみたくなるじゃないですか!」

P「だからって、プラモデル作るみたいに説明書見ながらするなんて……」

P「そんなのもう……ただの作業ゲーじゃないですか!」

小鳥「そんなことないですって!」

P「俺はただ純粋に、小鳥さんだけを感じていたいんです!」グッ

小鳥「握り拳で恥ずかしいこと言わないでください!」

P「そんな薄っぺらい本なんて参考にしなくても……」

小鳥「ちょっと! 薄っぺらいってなんですか薄っぺらいって!」

小鳥「作品の内容が薄いみたいに言わないでくださいよ!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:42:52.24 ID:pm2flXrmo
P「とにかく! 同人誌の再現はもうしません!」

小鳥「ダメです! 絶ッッ対にダメです!」

P「もう持ち込み禁止ですから!」

小鳥「ダメですってば! 同人じゃなきゃしませんからね!」

P「あぁそうですか! じゃーしなくて結構です!」

小鳥「……えっ」

P「そんなに良いなら、その薄っぺらい本を丸めてツッコんどきゃいいでしょ!」

小鳥「あっ! また薄っぺらいって言った!」

P「えぇ言いましたとも!」

P「よかったじゃないですか、丸めたらちょうどいいぐらいの太さになりますよ!」

小鳥「あーそうですね! プロデューサーさんのより太くて長いでしょうけど!」


P「……ふんっ!」プン!

小鳥「……ふんっ!」スカ!
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:44:40.25 ID:pm2flXrmo
――――――
――――
――

小鳥「――ってことがあってね、それ以来ごぶさたなんですよ」

律子「その話を私にするってどうよ……」

小鳥「だって律子さんしか相談できる人が居ないんですもの……」

律子「される方の身にもなってくださいよ」

小鳥「いいじゃないですかぁ切実なんですよぉ〜」

律子「切実も何も、簡単なことじゃないですか。 それは小鳥さんが悪いですよ」

小鳥「えー」

律子「セッ……あぁいった行為は、互いの愛をさし出して、確かめあうものです」

小鳥「まぁそうですね」

律子「プロデューサーは小鳥さんへの愛情をさらけ出してるのに……」

律子「小鳥さんはその上に何冊もの同人誌をドサッ!っと置いたわけですよ?」

小鳥「いや、私もその……あ、愛してますよ? だからこそ、もっと気持ちよく……」

律子「愛してるのは同人誌じゃないんですか?」

小鳥「違いますよぉ」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:46:46.85 ID:pm2flXrmo
律子「愛だ何だが絡むとややこしくなりますから、簡単な例を挙げましょう」

小鳥「は、はい」

律子「例えばプロデューサーに、次の休みにどこ行くかって話をしてるときに……」

律子「プロデューサーが雑誌を読んでいて、生返事しかしなかったらどう思います?」

小鳥「う〜ん、やっぱりちゃんと聞いて欲しいって思うかなぁ〜」

律子「それと同じようなものですよ、今回のケースは」

小鳥「同じ?」

律子「プロデューサーは一生懸命、小鳥さんに愛を語りかけてるのに……」

律子「当の小鳥さんは同人誌を読みながら、生返事しかしない」

小鳥「…………」

律子「プロデューサーは、ちゃんと自分を見て欲しいと思っているし……」

律子「ちゃんと小鳥さんを見たいとも思っている」

小鳥「…………」

律子「それを小鳥さんは拒んだんです」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:48:36.49 ID:pm2flXrmo
律子「小鳥さんにとってはただの薄い本でしょうけど、プロデューサーにとってそれは……」

律子「二人の心、二人の愛を隔てる、分厚く大きな壁になっているんです」

小鳥「うーん……」

律子「何をそんなに抵抗してるんですか?」

小鳥「だって………は、恥ずかしい……のよ」

律子「恥ずかしい?」

小鳥「その……役に入るんじゃなくて、素でそういうことするっていうのが……」

律子「じゃーその赤い顔を、ずっと同人誌で隠しておくんですか?」

律子「プロデューサーはずっと表紙に描かれたキャラを対象に、行為をするんですか?」

小鳥「そ、それは……」

律子「プロデューサーはどう思うでしょう?」

小鳥「…………」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:50:44.12 ID:pm2flXrmo
律子「『こんなのダッチワイフと一緒だ……』」

律子「『それならいっそ、大人のお店に行った方がいいんじゃないか?』」

小鳥「…………」

律子「『お金を払いさえすれば、ちゃんと俺を見てくれるんだから……』」

小鳥「プ、プロデューサーさんはそんなこと言いません!!」

律子「えぇ、言わないでしょうね」

小鳥「え?」

律子「あの人のことだから、きっと自分を責めるでしょう」

律子「『俺はまだ小鳥さんに信頼されていないんだ……』って思うんじゃないですか?」

小鳥「そ、そんなことないわ! 私はプロデューサーさんのこと、大好きだもの」

律子「だったら何故ホントの自分を見せようとしないんですか?」

小鳥「…………」

律子「恥ずかしいだなんて、いつまで子供みたいなことを言ってるんです?」

小鳥「で、でも……」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:53:19.67 ID:pm2flXrmo
律子「プロデューサーは、貴方との将来も考えているはずです」

小鳥「将来って……け、結婚?」

律子「えぇそうです。 小鳥さんだって考えてるでしょう?」

小鳥「もちろん……プロデューサーさんが良ければだけど……」

律子「結婚したいと思うほど好きな人に、いつまで自分を隠しているんです?」

小鳥「それは……」

律子「確かに……いくら恋人とはいえ、隠しておきたいこともあるでしょうし……」

律子「デリケートな問題であることは私もわかっています」

律子「ですけど、私はすべてをさらけ出した方が、後々楽になると思いますよ?」

小鳥「…………」

律子「不安なのはわかります。 嫌われたらどうしよう……そう思うことも」

律子「でも、プロデューサーは嫌うどころか、むしろ諸手を挙げて喜ぶと思います」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 18:56:41.01 ID:se1+qdeRo
すげぇこの2X歳、愛の営みについて19歳に説教されてやがる
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 18:56:57.12 ID:pm2flXrmo
律子「ごめんなさい。 ちょっと話が大げさになっちゃいましたね」

小鳥「い、いえ……」

律子「とにかく、たまには素面の小鳥さんで相手してあげればいいじゃないですか」

小鳥「そうね……うん、そうしてみます」

律子「…………」


律子「ちなみに……」

小鳥「???」

律子「ほ、本の内容って……どんな感じですか?」

小鳥「……は?」

律子「いえ……なんでもないです! わすれてくださいっ!」

小鳥「へぇ〜そっかぁ……」ニヤニヤ

律子「わ、笑わないでくださいよ!」

小鳥「もう……同人誌に興味があるなら、早く言ってくださいよぉ」

小鳥「貸したげますよ、どれがいいですか?」ガラッ

律子「」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:00:36.04 ID:pm2flXrmo
律子「ちょ、ちょっと! どうして引き出しの中にそんなにたくさん……」

小鳥「これなんかどうかしら? 絵も上手だし、話も良くできてるし、なによりエロい!」

律子「…………」

小鳥「どうしました?」

小鳥「あっ、もうちょっとネットリ系がいいんですか? それなら……」

律子「…………」

小鳥「……えっ? これもダメ!? もしかして……NTRとか鬼畜系が……」

律子「…………」

律子(なんか……プロデューサーの気持ちがわかってきた……)


小鳥「まさか……いきなりショタ系とかふたなり!?」

律子「も、もういいですっ!」

小鳥「あそうか! いとこが居るからそれは間に合ってるんだ……」

律子「うるさいっ!」

律子(あれ? 小鳥さんって涼のこと……)
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:03:44.06 ID:pm2flXrmo
――――
――

P「……それ以来、なんかギクシャクしちゃってさぁ」

春香「普通アイドルにそんな相談しますぅ?」

P「ほ、ほら! 時間的なこともあってさ、春香ぐらいしか話せる人居ないんだよ」

春香「まぁいいですけど……簡単なことですよ。 悪いのはプロデューサーさんです」

P「……やっぱり?」

春香「小鳥さんにとってプロデューサーさんは、初めてお付き合いする男性です」

P「そうだな」

春香「セッ……そういう行為も、プロデューサーさんが初めてだったんでしょ?」

P「う、うん……まぁ」

春香「だからやっぱり不安なんですよ」

春香「『プロデューサーさんは私を相手にして、満足してくれてるのかな?』」

春香「『ちゃんと私で気持ちよくなってくれてるのかな?』って思ってるんですよ」

P「不安ねぇ……」

春香「そう、不安です」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:06:18.92 ID:pm2flXrmo
春香「そんなとき、その……えっちな本を見てみると……」

春香「本のキャラクター達は、えっとぉ……き、気持ちよさそうにしてるわけですよ!」

P「まぁそういう本だからね」

春香「そこで小鳥さんは『これを見本にすればいいんだわ!』って思ったんです」

P「えーそうかぁ?」

春香「……不満そうですね」

P「いや……なんかそういう感じでもないんだよなぁ」

春香「どういう感じなんですか?」

P「こう……楽しんでるっていうか……」

春香「だからそれも同じですよ!」

P「同じ?」

春香「そうやって、一生懸命プロデューサーさんを楽しませようとしてるんです!」

P「俺を……楽しませようと……」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/09(日) 19:08:31.96 ID:w2VN9QAn0
支援するピヨ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:10:11.87 ID:pm2flXrmo
春香「とにかく小鳥さんは自信がないんですよ!」

P「自信がないのと同人誌は関係ないだろ」

春香「あのですね……えっちな本は、いわば小鳥さんの唯一の武器なんです!」

春香「小鳥さんには無くてはならない、教科書のようなものですッ!」

P「なくてもいいんだけどなぁ……」

春香「じゃープロデューサーさん? 行為の最中に、ちゃんと言葉をかけてあげましたか?」

P「言葉?」

春香「その……『好きだよ』とか…『気持ちいいよ』……とか」

P「んーどうだろ?」

春香「ほら、そういうところですよ!」

P「…………」

春香「そういうところで、不安を感じてるんです小鳥さんは」

春香「『ちゃんと出来てるのかな?』 『 気持ちよくなってくれてるのかな?』って」

P「まぁ同人誌は抜きにして、不安にさせていたのは間違いないな……」

春香「えっちな本を持ち込ませたのは、プロデューサーさんだったんです!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:14:39.97 ID:pm2flXrmo
P「うん、まぁ原因はわかった。 しかし……どうすればいい?」

春香「まずえっちな本の再現は、今度も付き合ってあげましょう」

P「あぁ」

春香「それと、なるべく言葉をかけてあげてください」

P「好きだとか……気持ちいいとか?」

春香「そうすれば、小鳥さんも安心して……えっちな本を卒業しますよ」

P「だといいがなぁ」

春香「あっでもケンカしちゃったから、本の再現にも抵抗があるかも……」

P「ってことは……行為そのものに抵抗が?」

春香「普通にはできないし、本を持ち込むと怒られちゃうし……」

P「そうか……俺はどうすれば……」

春香「う〜〜〜〜〜〜ん」

P「う〜〜〜〜〜〜〜ん」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:15:45.51 ID:pm2flXrmo


       |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
    /  `´  \
     ( P )
     ノヽノヽ
       くく


22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:16:25.34 ID:pm2flXrmo
P「もうあれじゃないか?」

春香「どれですか?」

P「俺の方から同人誌の再現を提案するっていう……」

春香「あぁなるほど! それいいかもしれないですね!」

P「そうすればとりあえず行為に対する抵抗はなくなるだろ」

春香「そしてちゃんと口に出してあげて………ぁ」

P「どうした?」

春香「口に出すって、そそそういう意味じゃないですからね!!」

P「……は?」

春香「言葉にしてあげるってことですからねッ!!////」

P「わかってるよ」

春香「わかってるならいいですけど……」

P「んー? なにと勘違いしたんだ?」

春香「考えなくていいですーッ!!」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:19:01.37 ID:pm2flXrmo
P「春香のおかげで、なんとなく解決法がわかったよ」

春香「お役に立てたようで……」

P「しかしなんだ……春香は同人誌を読んだことがあるのか?」

春香「……えっ」

P「いや、なんか詳しいっていうか……」

春香「そんな! み、見たことなんて………………あります」

P「ほう……」

春香「た、たまたまですよ!? 小鳥さんが棚に隠してたのを……見つけちゃいまして」

P「あの人はホントにもう…………叱っておこう」

春香「びっくりしました……男同士なのに、あんな…………」

P「BL本かよッッ!!!」

春香「で、でも二人とも胸がおっきくて……」

P「ふたなりで百合かよッッ!!」

春香「なんですか? そのBLとかふた……とか」

P「春香は知らなくていいの!!」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:22:33.98 ID:pm2flXrmo
――――――
――――
――

律子「小鳥さん、お先です」

小鳥「あっ、お疲れ様でした」

律子「小鳥さんも今日は上がったらどうです?」

小鳥「えぇ……私も、もう少ししたら帰ります」

小鳥「今日はプロデューサーさんちに行く日ですから」

律子「そうですか……頑張ってくださいね。 それじゃ!」

バタン

小鳥「頑張って……か」

小鳥(よ、よし! 今夜は同人誌は封印して、ありのままの私を……)

小鳥(そうよ! 同人誌なんてなくても、私には妄想がある!!)

小鳥(どうしていいかわかんなくなったら、妄想を具現化すればいいんだわ!!)

小鳥「うん、それでいきましょう」


小鳥「…………先に帰っとくって、メールしとこ」ポチポチ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:25:12.07 ID:pm2flXrmo
P「今日もよく頑張ったな、お疲れ様」

春香「家に帰るまでが遠足ですよ」

P「そうだな、安全運転でご自宅まで送り届けるよ」

春香「別に電車で帰ってもよかったんですよ?」

P「いいんだよ、俺には遠慮してくれるな」


トリヨートリヨートリタチヨー♪


春香「プロデューサーさん、携帯なってますよ!」

P「小鳥さんからか……そしてちょうど信号待ち」

P「えーっとなになに……『先に帰って待ってます』?」

P「あっ、そうか。 今日は俺んちに来る日だったな」

春香「もう一緒に住んだらいいじゃないですか」

P「うん……まぁそうなんだけど、なかなか踏ん切り付かなくてな」

春香「確かにお互いの家に通うっていうのも、あこがれますけど」

P「いずれ一緒に生活するようにはなるだろうけどね」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:28:25.32 ID:pm2flXrmo
春香「すみません、送ってもらっちゃって」

P「気にするなって。 ゆっくり休むんだぞ」

春香「はい………あ、あの!」

P「ん?」

春香「が、頑張ってください……ね」

P「うん、ありがとう」

春香「それじゃ、また明日!」

P「じゃーな」

ブゥーーーーン

春香「…………」

春香「…………はぁ」



P「さて、アダルトショップにでも行って、薄い本を買いますか」

P「店で買うのは恥ずかしいけど……やっぱり新しいほうがいいだろうしな」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:31:07.81 ID:pm2flXrmo
P「…………」

P(18禁コーナーって初めて入った……なにこの異様な感じ)

P(えーっと……同人誌は…………あった!)

P「…………」

P(ど、どれがいいんだ?)

P「う〜ん」

P「…………ん?」

P(この表紙のキャラ……まんま春香じゃないか!?)

P(こっちはあずささんで……こっちは貴音?)

P「マジかよ……」

P(うぅ〜ん…………よく似てるだけに、なんか複雑だな)

P「…………」


P(春香の……買っておこう)

P(や、やっぱり……こういうのも参考にしておかないといけないし…………)

P(って、誰に言い訳してんだ俺は……)
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:34:48.80 ID:pm2flXrmo
P(おいおい……亜美や真美のまであるじゃないか)

P「…………ゴクリ」

P(っていかんいかん! 小鳥さんに見せる同人誌を選ばないと!)

P「えーっと……」

P(小鳥さんのジャンルカバー率が高すぎて、どれを選べばいいのか悩むな……)

P(あっ、この絵は見たことある……)

P(同じ作者……いや、サークルか?)

P「…………」

P(確か何冊か持ってたはずだから、このサークルの本にしようかな)

P(うん……これにしよう)

P「よし!」

P「…………」

P(レジ行くのはずかちぃな……)



P「えぇいままよ!」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:37:09.73 ID:pm2flXrmo
ガチャ

P「…………ふぅ」

小鳥「お、おかえりなさい」

P「あっ……ただいまです」

小鳥「えと……ご飯、作りましたよ」

P「えぇ、いい匂いがしてます」

小鳥「先に食べますか? お風呂も用意できてま――」


ぐぅ〜


小鳥「あっ!」

P「小鳥さんがお腹空いてるみたいなんで、先に食べます」

小鳥「……はい////」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:38:18.67 ID:pm2flXrmo
P「ごちそうさまでした」

小鳥「お粗末さまでした」

小鳥「私……先にお風呂入ってきますね」

P「あっ、はい……どうぞ」

小鳥「…………」

P「どうしました?」

小鳥「い、いえ………入ってきます」

P「はい」

小鳥「…………」

P「…………」



小鳥(今日……するのかな?)
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:40:46.04 ID:pm2flXrmo
カポーン

小鳥「ブクブクブクブクブクブクブクブク………」

小鳥「ブク……」


小鳥「…………はぁぁぁぁ」


小鳥(お湯が波打ちそうなくらい、心臓が……)ドキドキ

小鳥「でも……今日は頑張らないと!」

小鳥「もう同人誌になんて頼るもんですか!」

小鳥「今夜はプロデューサーさんに、素の私を見てもらうんだから」

小鳥(ちょっと……怖いけど…………)

小鳥「…………」



小鳥「ブクブクブクブク…………」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:43:15.63 ID:pm2flXrmo
小鳥「プロデューサーさん、上がりました」

P「あ、はい……えっと、飲み物とかは適当に……」

小鳥「別にプロデューサーさんちは初めてじゃないですから、分かってますよ」

P「あぁ、そうでしたね……ははは」

小鳥「プロデューサーさんも……お風呂、入ってきたら?」

P「えぇそうします……まぁテレビでも見ててください」

小鳥「わかりました」

P「…………」


P「あ、あのぅ……」

小鳥「……はい?」

P「いや……えっと……ま、待っててくださいね」

小鳥「え? 待つって………そーいうことですか?」

P「えぇ、そーいうことです」

小鳥「わかりました…………待ってます……ね」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:45:05.56 ID:pm2flXrmo
カポーン

P「…………」

P「とりあえず、行為に対する抵抗はないようだ……」

P「問題は……同人誌をどうするかだな」

P「あんだけ否定していた俺が、急に新しいの買ってきたとなったら……」

P「小鳥さん、怒ったりするんじゃないだろうな……?」

P「…………」

P「まぁいいか……そのときは思いっきり怒られよう」

P「あっ! そういえば本の内容確認してなかったな……」


P「なんかものすげぇのだったらどうしよう……」

p「…………」ショボーン

P「はっ!? お、おい息子よ! う…うろたえるんじゃあないッ!」

P「俺の息子はうろたえないッ!」



P「…………そろそろあがろう」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:48:12.44 ID:pm2flXrmo
ガチャ

小鳥「あっ……」

P「い、いやぁ……長湯しちゃいまして」

小鳥「いいんですよ。 疲れてるでしょうから……」

P「まぁこのあと疲れますけどね」

小鳥「…………////」


P「それで……あの………」

小鳥「はい?」

P「俺の鞄とってもらえます?」

小鳥「えっと……はい、どうぞ」

P「実は小鳥さんに見せたいものがありまして……」

小鳥(え? な、なにかしら?)

小鳥(ま、まさか……指輪とか……!?)

小鳥(いや……このタイミングだから…………オモチャ!?)

小鳥(え? ど、どうしよう……心の準備が……)
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:49:14.64 ID:pm2flXrmo
P「えぇっと……これなんですけど」

小鳥「はぇ? これは、同人誌ですか?」

P「はい」

小鳥「ど、どうして?」

P「この前はツマンナイこと言って、すいませんでした」

P「お詫びと言ってはなんですけど……今日はコレの再現ってのはどうですか?」

小鳥「…………」

P「…………ダ、ダメですか?」

小鳥「いえ……」

P「そうですよね、何をいまさら……って思いますよね」

小鳥「ち、違うんです! そうじゃなくて……」

P「え?」

小鳥「あの……実はですね……」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:52:51.13 ID:pm2flXrmo
小鳥「私もこの前のことは、反省してまして……」

小鳥「今日は、本当の……素の私を見てもらうんだって思って……」

P「…………」

小鳥「だから、同人誌は無しでいこう……って決めてたんです」

P「そうだったんですか……」

小鳥「えへへ……律子さんに相談したら、怒られちゃいました」

小鳥「『プロデューサーはちゃんと貴方を見てるのに……』って」

P「いや、実は俺も……春香に相談したんですよ」

小鳥「あら、そうなんですか?」

P「俺も春香に怒られちゃいました」

P「『小鳥さんは不安なんです! その不安を作ってるのは貴方です!』って」

小鳥「それで、コレを買ってきたんですか?」

P「えぇ……18禁コーナーって緊張しますね」

小鳥「うふふっ……私はいつも通販なんで、入ったことないんです」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:55:07.62 ID:pm2flXrmo
小鳥「なんか……あの話を思い出しました」

P「え?」

小鳥「ほら、童話かなんかであったじゃないですか」

小鳥「女の人が髪を売ったお金で、恋人に懐中時計の鎖を買ってあげて……」

P「あっ、賢者の贈り物ですね?」

P「たしか男の人はその時計を売って、櫛を買うんですよね」

小鳥「そうそう! それです」

P「俺達の場合は……同人誌が賢者の贈り物?」

P「なんかそれだと、一気に低俗感が……」

小鳥「確かに低俗かもしれませんけど、とっても嬉しいです」

P「えっとそれじゃ、今夜はコレの再現にします?」

小鳥「いいえ……今夜は、私だけを見てください」

小鳥「私も、プロデューサーさんのことだけを見てますから」

P「…………」

P「わかりました」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:56:39.71 ID:pm2flXrmo
小鳥「…………」

P「…………」

小鳥「な、なんだか……初めてのときのこと思い出します」

P「そうですね」

小鳥「いや、今日が初めてかもしれませんね」

P「え?」

小鳥「私が自分をさらけ出すのは、きっと今日が初めてです」

P「…………」

小鳥「で、ですから……その………」

小鳥「優しく……してくださいね」

P「…………ゴクリ」

P「ヤ、ヤラシクしちゃいそうです」

小鳥「ふふっ……それは一向に構いませんよ?」


P「小鳥さん……」

小鳥「プロデューサーさん……」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 19:59:50.25 ID:pm2flXrmo
――――――
――――
――

小鳥「あ、あの……」

P「……はい」

小鳥「私……どうでした?」

P「どうって……?」

小鳥「ちゃんと出来てたかなぁ〜って」

P「えぇ! もちろんですよ」

小鳥「そっかぁ……よかったぁ〜」

P「いつもより恥ずかしそうな小鳥さん、素敵でしたよ」

小鳥「だ、だってプロデューサーさんが……好きとか、気持ちいいとか言うから……」

P「小鳥さんも、いつもより気持ちよさそ……んぐっ」

小鳥「恥ずかしいから言わないでくださいー!」

P「いふもより、ひまいがよはっ……ごふっ」

小鳥「もぉー!」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 20:01:28.30 ID:EDkZYbero
ん?何か足りなくないかな、
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:02:44.94 ID:pm2flXrmo
小鳥「あっ、そうだ……プロデューサーさん?」

P「なんですか?」

小鳥「もう一冊って、一緒に買ったんですか?」

P「…………へ?」

小鳥「なんかキャラが春香ちゃんに似てたんですけど……?」

P「」


P「い、いや! あれは……そのぅ………」

小鳥「やっぱり…………いいですか、いくら同人誌って言ってもですよぉ?」

小鳥「担当アイドルに似たキャラのやつを買うっていうのは……」

P「め、面目ない」

小鳥「私は別にいいんですよ? プロデューサーさんがコレでリビドーを発散したって」

小鳥「そ、それで浮気だとか言うつもりはないですしぃ……」

P(……あぁ、それが本音か)

小鳥「でも春香ちゃんがこれを知ったらどう思うか……」

P「…………」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 20:02:48.25 ID:NgSdC7sEo
そうだ、肝心のベッドシーンが足りないんだな
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:05:22.01 ID:pm2flXrmo
小鳥「わ、私は別に薄い本にヤキモチなんて妬きませんよ? でも……」

P「俺も別にそれを使おうとは思ってないですからね」

小鳥「いーやウソですねっ!」

小鳥「どうせアレでしょ? 春香ちゃんの声をこっそり録音して……」

小鳥「それを聴きながら励もうってんでしょ!」

P「しませんよ! そんな小鳥さんみたいなこと!」

小鳥「はぁ!?」

P「そもそも俺は同人誌なんて読まないし、再現なんて馬鹿げたこと……」

小鳥「馬鹿げたことぉ? ちょっとそれはないでしょープロデューサーさん!」

小鳥「大体プロデューサーさんだって楽しんでたじゃないですか!」

P「俺は最初からイヤだったんですよ!」

小鳥「はぁ……もういいですっ! もう口利いてあげませんからねッッ!!」

P「あぁいいでしょう! あとで寂しくなっても知りませんよーだ」


小鳥「……ふんっ!」プン!

P「……ふんっ!」スカ!
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:07:15.99 ID:pm2flXrmo
――――――
――――
――

律子「――ってことがあったらしくてね」


P「…………」

小鳥「…………」


律子「もうずっとあの調子なのよ」

春香「はぁ……子供の喧嘩じゃないですか……」

律子「そんな可愛いもんじゃないわ……ひねくれた大人の喧嘩よ」

P「律子、聞こえてるぞ」

律子「聞こえるように言ったんです」

春香「人前でイチャイチャされるのもイヤですけど……」

春香「喧嘩されるってのもイラッとしますね」

小鳥「春香ちゃん、聞こえてるけど?」

春香「えぇ、聞こえるように言いました」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:09:31.43 ID:pm2flXrmo
春香「っていうかそんなことより、私のえっちな本があったって……」

律子「えぇ……実は私も以前、聞いたことがあったのよ」

律子「アイドル達の、そういった本が出回ってるって話」

春香「えぇ!?」

P「そ、そうなのか?」

律子「でもこれはもう防ぎようがないですし、人気があるって証拠だから……」

律子「まぁ良いかな……って思って、黙認してたんです」

小鳥「良い判断ですね!」

律子「…………は?」

小鳥「こういうのは俗に言う『生モノ』ってヤツです」パサッ!

P「ちょ! なんで持ってきてるんですか!」

小鳥「ですから、法的位置づけは二次創作物とは異なりまして……」

小鳥「著作権ではなく……肖像権とか、パブリシティ権が絡んでくるんですよ」

律子「……知りませんよそんなの」

春香「急に饒舌になりましたね」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:11:59.19 ID:pm2flXrmo
小鳥「とにかく! これもファン活動の一種なんです! 人気の証なんです!」

小鳥「我々には、そう割り切るぐらいの懐の深さが必要なんです!」


P「……そういや俺、これ読んでなかったんだよな」

春香「えっ」

P「ちょっと読んでみよ――」ペラ

小鳥・律子・春香「「「ダメですーッ!!」」」

P「…………どうして?」

春香「恥ずかしいからです!」

律子「本人が居るからです!」

小鳥「浮気です!」

P「おい一人だけなんか違うぞ」

小鳥「いやちがっ……ほ、ほら! P禁ですよP禁!」

P「P禁?」

小鳥「プロデューサーさんに見せちゃダメって意味!」

小鳥(本当は違うけど……)
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:13:24.89 ID:pm2flXrmo
律子「それで……他の子たちの本もあったんですか?」

P「あずささんとか貴音とか……うん、律子のもあったぞ」

律子「え゛っ?」

P「っていうか……アイドルは全員分あったんじゃないかな?」

小鳥「私は?」

P「あるわけないでしょ」

小鳥「なぁんか私にだけ冷たくないですかぁ?」ウルウル

P「小鳥さんのがあったら、全部買い占めて燃やしてやりますよ」

小鳥「えっ? そ、それって…………」

P「小鳥さんは俺だけのものです!」キリッ!

小鳥「いやぁ〜ん、Pちゃんかっこいい!」

P「かっきーん!」

春香「うわぁ……」

律子「ウザッ……」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:14:59.14 ID:pm2flXrmo
律子「あ〜ぁ、無駄な時間を過ごしたわ」

春香「律子さん、二人は放っておいて、お昼行きましょうよ」

律子「そうね……こんなのに付き合ってちゃアホらしいわ」

春香「何食べます?」

律子「う〜ん……春香は?」

春香「私は……えっとぉ…………」


バタン


小鳥「…………」

P「…………」


小鳥「ねぇプロデューサーさん?」

P「はい」

小鳥「社長とプロデューサーさんのやおい本とか無かったんですか?」

P「…………は?」

小鳥「もしくは、善澤さんと……」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:16:19.53 ID:pm2flXrmo
P「小鳥さんって、いつもそんなことばかり考えてるんですか?」

小鳥「え? 考えないんですか?」

P「考えませんよ!」

小鳥「うっそぉ!? じゃあ、いつも何を考えてるんですか?」

P「そりゃ仕事のことでしょ!」

小鳥「……そっか」


P「あっ、そういえば!」

小鳥「なんですか?」

P「事務所に同人誌隠してるそうじゃないですか!」

小鳥「え? だ、誰に見つかったのかしら……?」

P「春香ですよ」

小鳥「それって、いつの話?」

P「つい最近とは言ってたかな……」

小鳥「…………」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:18:36.48 ID:pm2flXrmo
小鳥「し……し……」

P「し?」

小鳥「しまったぁー! やっぱりカメラ仕掛けとくんだった!」

P「……なんですって?」

小鳥「春香ちゃんが顔真っ赤にして……それでも続きが気になってる姿とか!」

小鳥「ちょっと下半身にきちゃって、モジモジしてる姿とか!」

P「…………」

小鳥「もう一ヶ月はオカズに困りませんよ! ねっ!」

P「…………」

小鳥「こうしちゃいられないわ! 今後の為に、すぐに隠しカメラをセットしないと!」

小鳥「ほら、ボケっとしてないで、プロデューサーさんも手伝ってください!」




小鳥「ほら早く!」

P(もうやだこんな事務員……もうやだこんな恋人……)

END
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/06/09(日) 20:19:29.28 ID:pm2flXrmo
お粗末さまでした
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 20:20:04.13 ID:gToj6vtMo
ハッピーエンドでしかもラストは安定の小鳥さんクォリティ!

大変よろしゅうございました
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 20:26:44.57 ID:yDZGsMGzo
乙ピヨ
恋人できてもこの趣味なおらないのかよ
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 23:41:39.55 ID:wu5ZHEJ/o

最近、小鳥さんssが多くて嬉しい
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/10(月) 03:35:11.43 ID:54DfXSM6P

いきなりセクロス吹いた
ピコーンのAAってどっかで見たなぁ
前使ってなかった?
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/10(月) 21:13:54.47 ID:1Bosjz2no
乙wwwwww
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/11(火) 18:26:36.40 ID:oOYTX4Guo
乙ピヨ
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