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ミカサ「タイムループ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:18:53.35 ID:4syVd06bo

――はじめに――


もしも本当に進撃の巨人のタイムループ説があったとしたら……



異次元的な内容の短編です

アニメ未放送分のネタバレはありません



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373624333
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
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旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:20:07.17 ID:4syVd06bo

―――

――



エレン(ここは……どこだ?)


エレン(周り一面に真っ白なモヤがかかって……何も見えねぇ……)


エレン(……霧なのか…………?)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:23:34.92 ID:4syVd06bo


ミカサ「……ここは時の狭間」


エレン「ミカサ!?」

エレン「……どこから現れたんだ?」



ミカサ「ここは世界の理の外だから」

エレン「せかいの……ことわり……?」



ミカサ「時の歯車が廻っている……私たちは今……時をさかのぼっている」

エレン「何を言っているんだ……?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:27:47.54 ID:4syVd06bo


ミカサ「エレン……どうか落ち着いて聞いてほしい」

エレン「……?」



ミカサ「私たちは皆……死んだ」



エレン「な……に……?」



ミカサ「壁はウォール・シーナまで陥落」

ミカサ「あなたも死んで……人類は負けた」
5 :ナイトエンペラー ◆EImHeCmqIA :2013/07/12(金) 19:30:45.28 ID:SuyLgR470
!?
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:30:46.60 ID:4syVd06bo


エレン「何言ってんだよ! 現にいまオレはここに……」



エレン「…………?」

エレン「……体の感覚が……おかしい」

ミカサ「…………」



エレン「じゃあ……ここにいるオレたちは幽霊か魂か?」


ミカサ「どちらも当てはまる。私たちは意識体」

エレン「意識体……」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:33:06.69 ID:4syVd06bo


エレン「!」


エレン「そうだ! アルミンは!? 調査兵団……みんなはどこだ!?」

ミカサ「…………それぞれが個別に時をもどっている」



ミカサ「心配しなくていい。みんなちゃんといる」

ミカサ「……二人で一緒にいて特別なのは私たちだけ」


エレン「そう……か」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:36:09.27 ID:4syVd06bo

エレン「なぁ、ミカサ」

ミカサ「うん」


エレン「なんでオレたちは特別なんだ?」

エレン「どうしてお前はこんなことを知っている?」

ミカサ「…………」



エレン「ミカサ……お前は何だ」

ミカサ「…………」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:39:32.38 ID:4syVd06bo


ミカサ「……わからない」

エレン「なに?」


ミカサ「私もわからない」

ミカサ「ただ……私の右腕に刻まれた紋章が教えてくれた」

エレン「……それか」


エレン「ミカサの……母さんに刻まれたんだっけ?」

ミカサ「…………」コク



エレン「青く光っているな」

ミカサ「これが私の心に直接語りかけてくる」

エレン「そうか……」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:41:26.51 ID:4syVd06bo


ミカサ「私の祖先から代々受け継いできたこの紋章……」

ミカサ「これがここの場をつくっている」


ミカサ「そしてこの紋章には時間を戻す力がある」

ミカサ「私もそんなことは……こうなるまでちっとも知らなかった」


エレン「……」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:44:53.97 ID:4syVd06bo


ミカサ「私たちが特別なのは……」

ミカサ「エレン……あなたが紋章の発動に関わったから」


エレン「オレが?」

ミカサ「そう」

エレン「何かしたのか」

ミカサ「…………」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:47:17.58 ID:4syVd06bo


ミカサ「あなたの魂の断末魔が……私をとおして紋章を動かした」

エレン「魂の断末魔……? なんでそんなものが」



ミカサ「エレンが……私の失われた半身だから……」

エレン「半身……?」



ミカサ「私の両親が死んだとき、私の心の半分も死んだ」

ミカサ「そんな私の心を埋めたのがエレン」

ミカサ「私の心の中にはずっとエレンがいる」



ミカサ「だからあなたの魂の叫びが……私を揺さぶった」

エレン「…………」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/12(金) 19:48:35.79 ID:1Q0Q2ckxo
期待
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/12(金) 19:48:40.52 ID:6YMz0RIz0
ほう
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:49:46.14 ID:4syVd06bo

エレン「なぁ。そしたら教えてくれないか」

エレン「オレたちはこれからどうなるんだ?」



ミカサ「……過去の世界に戻る」



ミカサ「いま私たちの意識は、ゆっくりと時をさかのぼっているところ」

ミカサ「この感じだと、たぶん私たちが出会う前になる」


ミカサ「次に気づいたときはお互い子供になって、その頃に暮らしていた自分になっていると思う」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:51:45.78 ID:4syVd06bo

エレン「つまり人生を途中からやりなおすのか」


ミカサ「……同じにはならない」

エレン「?」



ミカサ「意識の中に少しだけ……今までの記憶が残る」

エレン「……ッ! じゃあ!」



ミカサ「同じ失敗を繰り返すことが減るはず」

エレン「そうか!」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:53:08.41 ID:4syVd06bo


エレン「……ん?」

エレン「…………」

ミカサ「?」


エレン「…………」

ミカサ「どうしたの?」


エレン(同じにはならない……なら)
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:54:23.12 ID:4syVd06bo


エレン「……なぁ」

ミカサ「なに?」



エレン「オレたちは…………」

エレン「…………また……出会えるのか?」



ミカサ「…………ッ!」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:56:15.14 ID:4syVd06bo

ミカサ「それは……心配ない」

ミカサ「……私たちは必ずまた……出会う……それは決まっている」


エレン「そうか……ならいいんだ」



ミカサ「……」

ミカサ「…………」グス
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 19:59:02.77 ID:4syVd06bo


エレン「……なに泣いてんだよ」

ミカサ「今のエレンの言葉が……嬉しかった……から」

エレン「…………」


エレン「……お前のいない人生なんて……ねぇよ…………」

ミカサ「え……?」

エレン「ねぇんだよ……それは……」

ミカサ「…………ぁ」ホロリ



ミカサ「……ぅん…………うん……私もそぅ……」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:01:38.94 ID:4syVd06bo


ミカサ「エレン」

エレン「ん」



ミカサ「時の狭間にいるここでの記憶は絶対に残らないけど」

ミカサ「現実に戻されるまでの間」

ミカサ「…………二人で少し世界を見てみたい」


エレン「世界を見る?」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:05:35.17 ID:4syVd06bo


ミカサ「今この場でだけ、紋章の力で私たちのいた世界を飛び回ることができる」


エレン「なんだって!? じゃあ……」

ミカサ「壁の外も自由にいける」



エレン「まてよ……ということは」

エレン「アルミンから聞いた海……塩の水がたくさん溜まっている海も見れるのか?」

ミカサ「たぶん……見れる」



エレン「……見てみたいな、それは……記憶に残らなくても」

ミカサ「うん」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:08:38.89 ID:4syVd06bo


ミカサ「エレン……少し待って」



――サァァァァ



エレン(白いもやが晴れていく……)

エレン(…………青い)

エレン(ここは……空?)



ミカサ「落ちる心配はないから足元を見て」

エレン「……!」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:12:40.79 ID:4syVd06bo


エレン「下に小さく見えるのは……町と壁か?」

ミカサ「うん」



ミカサ「私たちは今……ウォール・マリアの上空にいる」


エレン「ウォール・マリアだって!?」

エレン「最外郭じゃないか……」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:14:41.62 ID:4syVd06bo


エレン「ならあの廃墟はもしかして」

ミカサ「私たちの故郷」

エレン「やっぱりそうか……」



ミカサ「大丈夫……全部戻るから」

エレン「そうだったな」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:17:11.89 ID:4syVd06bo

エレン「しかしこうして見ると……」

エレン「壁の外って……こんなに広かったのか」


ミカサ「果てが見えない」

エレン「……すげぇ」



ミカサ「そろそろ行こう……私の手をとって」

エレン「ああ」


――
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:19:04.68 ID:4syVd06bo


エレン「飛んでいる……んだよな? ……オレたち」

ミカサ「うん」



エレン(ミカサに引かれてどんどん進む……)

エレン(……壁がもうあんな後ろに)



エレン「立体機動とはずいぶん違う」

エレン「空を飛ぶって……こんなに気持ちがいいのか」


ミカサ「私も今すごく自由を感じる」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:22:10.01 ID:4syVd06bo


エレン(眼下に巨人の姿がちらほら見える)

エレン(なのに……)



エレン「なぁ、ミカサ」

ミカサ「?」


エレン「飛んでいるせいかさ……心がすごく……晴れやかなんだ」

エレン「この爽やかな気分……」

エレン「なんだか……懐かしい……な」


ミカサ「……」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:26:10.46 ID:4syVd06bo



ミカサ「ちょっと前に……カルラおばさんが生きていた時まで戻った」



エレン「母さん!?」

ミカサ「うん」


ミカサ「だから今のエレンの心からは……憎しみが消えている」

エレン「そうだったのか……」

ミカサ「……うん」

エレン「……母さん…………」

ミカサ「…………」

エレン「……」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:29:43.56 ID:4syVd06bo


エレン「そう……か……母さんか……」ジワ

エレン「もう二度と……って思っていたのにな……」


エレン「……う……ぐっ…………」

ミカサ「エレン……」

エレン「また……会えるのか……」

ミカサ「…………会える」

エレン「はは……」


ミカサ「じきに私の両親も戻る……時間がない……急ごう」


――
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:32:21.48 ID:4syVd06bo


ミカサ「エレン……あれは……ひょっとして」

エレン「ぁぁ……ああ!」



ミカサ「すごい広さの湖……」

エレン「きっと……あれが海だ!」

ミカサ「……うん」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:34:32.21 ID:4syVd06bo


エレン「対岸もまったく見えない」

エレン「見ろよ……地平線が真っ平らだぜ」



ミカサ「太陽が……海の向こうに沈む」

エレン「すごい夕焼けだ」



エレン「ミカサ! もっと上にあがろう!」

ミカサ「わかった」


――
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:36:35.85 ID:4syVd06bo


エレン「すげぇ……どこまで昇れるんだ、これ」

ミカサ「きっと世界の外まで……」



エレン「海を見てみろよ……地平線が丸いぞ!?」

ミカサ「これが私たちの世界……私たちの星……」



エレン「あぁ……オレたちの世界は……」

エレン「……こんなにも美しかったんだな」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:39:31.13 ID:4syVd06bo



ミカサ「……ぁ」ピク



ミカサ「ええ……本当に……」パァァ

エレン「なっ……ミカサ!?」


ミカサ「はい……」

エレン「え……お前……なんだかちょっと感じが……」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:42:05.41 ID:4syVd06bo



ミカサ「いま……私のお父さんとお母さんが……この世界に戻ったの」



エレン「ミカサ……」

ミカサ「私の心も戻ってきた……」ジワ

ミカサ「……戻ってきたよ……あったかい……」



ミカサ「すごく嬉しいの……お父さん……お母さん……」

ミカサ「涙が……とまらないよ…………エレン」


エレン「ミカサ……」

ミカサ「うぅ……うぁぁぁ……」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:45:40.88 ID:4syVd06bo

エレン「ミカサ!!」



ミカサ「えへへ……」



エレン「ミカサ……お前……笑って…………」

エレン「そんなに笑えるやつだったのか……」



ミカサ「うん!!」

エレン「嘘みたいだ……」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:48:44.87 ID:4syVd06bo


エレン「なんだか……かわいいな……お前」

ミカサ「本当?」

エレン「ああ」



エレン「夕焼けに照られた笑顔がとても……いいと思う」

ミカサ「エレンもすごく格好いい」

エレン「そ、そうか?」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:51:32.23 ID:4syVd06bo



ミカサ「エレン……そろそろ時の終わりが近い」



エレン「もう……お別れか」

ミカサ「うん……」



エレン「オレ今さ……その……素直になりたい気持ちっていうか」

エレン「そんな気分……なんだけど……」

ミカサ「……私も」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:53:46.70 ID:4syVd06bo


エレン「別れる前に」

ミカサ「うん」



エレン「ミカサ……お前を思いっきり抱きしめて……いいかな……」

ミカサ「…………ッ!」



ミカサ「私も……エレンに思いっきり抱きつきたい……」



エレン「同じ気持ちだったか」

ミカサ「うん!」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:54:41.71 ID:4syVd06bo



エレン「ミカサ……」ギュ

ミカサ「……エレン」ギュ



エレン「きっと……また会おうな」

ミカサ「うん……絶対会う」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 20:57:04.15 ID:4syVd06bo


エレン「太陽が……海の向こうに沈む」


ミカサ「…………綺麗」



エレン(……お前のいるこの世界は)

ミカサ(……エレンのいるこの星は)



――――なんて美しいんだろう



――
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 21:00:51.55 ID:4syVd06bo


エレン「!」

ミカサ「……ぁ」



エレン「ミカサの体が……消えていく……?」

ミカサ「エレンの体も……」



エレン「そうか……時間か」

ミカサ「うん……」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 21:03:34.58 ID:4syVd06bo

エレン「じゃあ……ちょっといってくるよ」

ミカサ「…………」

エレン「……母さんのいる世界へ」



エレン「また……な…………」

ミカサ「ぁ……」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/07/12(金) 21:05:22.52 ID:4syVd06bo



―――いってらっしゃい


―――――――エレン



―――またいつか


―――――――会いましょう





ミカサ「私もお父さんとお母さんに会いにいこう」





おわり
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/12(金) 21:06:12.04 ID:4syVd06bo
読んでくださった方、ありがとうございました
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/12(金) 21:29:09.93 ID:4syVd06bo
ミカサの印の仕様については勝手設定なので容赦ください

また心が戻ってからのミカサに違和感があるかもしれません
そこについては以前に書いた
ミカサ「あったかい」 のイメージを引きずりました

エレミカばかり書いていますが
エレン「なんだこの本?」 も良かったら読んでみて貰えると嬉しいです
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/13(土) 00:24:17.45 ID:mw7h94KCo
よかった

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