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魔王「ちょっと勇者倒してくる」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:01:08.86 ID:/qbxDvj50
魔王「人間の世界では勇者が生まれたと騒ぎになっているようだな」
側近「はい、なんでも女神の紋章が額に刻まれていたそうで」
魔王「よし、殺してくる」
側近「ま、魔王様が直々にですか!?」
魔王「なに、我の手にかかれば赤子の手を捻るも同然よ」
側近「いや完全にイコールですよね」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1384264868
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/
旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/
木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/
いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/
【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/
こんな恋愛がしたい 安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/
【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/
アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/11/12(火) 23:04:59.09 ID:bE+9r7+Oo
クソss臭がすふ
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:07:07.09 ID:/qbxDvj50
魔王「二ヶ月程空ける。その間城はお前に任せるぞ」
側近「は、はあ…。しかし魔王様単独では五年はかかるのでは?」
魔王「いや、我は昔とは違う、いわばメガ魔王。勇者のとこまでチャリで行っても片道一週間なのだ」
側近「さっき二ヶ月って言いましたよね?」
魔王「だって近所の魔王に邪魔されるかもしれないじゃん」
側近「まあ、時間に余裕は持たせておいたほうが良いとは思いますけど」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:11:20.55 ID:/qbxDvj50
魔王「では行ってくるぞ。ちゃんと帰る場所を守っておけよ」
側近「あ、財布持ちました?あと念のため携帯も」
魔王「側近よ、我は子供ではない。持ったぞ」
側近「そうですか…ところでもちろん暗殺ですよね?」
魔王「いや、タイマン」
側近「勝てるんですか?」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:13:15.92 ID:/qbxDvj50
魔王「舐めるな、君主を舐めるな。勇者と言っても童。流石に勝てるわ」
側近「気をつけて下さいね」
魔王「うむ、では改めて行ってくるぞ」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:17:25.43 ID:/qbxDvj50
魔王城周辺
魔王「よし、さっさと行くぞ。他の魔王の手下にエンカウントしたr」ドン
トロール「あ?」
魔王「ぐおおおおおおおおお」
魔王「」
トロール「し、死んだ…」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:21:11.94 ID:/qbxDvj50
魔王「おえ、おえええええええ」
魔王「痛てえええええええ」
魔王「当たり判定どうなってんのあれ。腹に釘でも仕込んでるの?」
魔王「ぐふ、まあ良い。さっきは死んでしまったが、きちんと周りに注意すれば次はないだろう」
トロール「キョロキョロ」
魔王「…」カクレル
トロール「アッチカナ」
魔王「ほらね!」ドヤァ
魔王「おぼろろろろろろろろろろ」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:24:47.65 ID:/qbxDvj50
魔王「まさかドヤ顔しても死ぬなんて…最近縛りきつくなっておらんか?」
魔王「き、切り替えが大事なのだ。よし、他にモンスターはいないようだし早く人間の町へ辿り着こう」
魔王「見つかりたくないし小走りで行くか」
魔王「あ」イシコロツマヅク
魔王「ぶっほおおおおおおおお」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2013/11/12(火) 23:32:07.46 ID:/qbxDvj50
魔王「石ころにつまづいて死ぬとか無いわ」
魔王「しかし今ので結構距離を稼いだな。転んで数キロ吹っ飛ぶなど認めたくないが」
魔王「まあ何にせよもう町は見えている」
魔王「最前線の町だし警備は厳しいとは思うが、そこは我の見事な潜伏技術でなんとかなるだろう」
門番A「さっきあっちでなんか飛ばなかったか?」
門番B「さあ。鳥の魔物じゃないか?」
門番A「ちょっと見てくるわ」
門番B「あ、俺も俺も」
魔王「ふはは、我ながら惚れ惚れする計画性。警備ザルじゃないかまったく」ドヤァ
魔王「ぐぺあっ」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2013/11/12(火) 23:37:31.26 ID:/qbxDvj50
魔王「我としたことが、つい気を抜いてしまった…」
魔王「とはいえ町に入ったのは事実。ここから適当に勇者のいる町行きの商隊に着いていけばすぐだろう」
魔王「最前線の町ともなれば様々な国から支援の馬車が来ているしな。足に困りはしないだろう」
魔王「自分の聡明さが恐ろしい…」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:46:21.49 ID:/qbxDvj50
商人A「ふう、騎士団に食料も引き渡したし、町へ帰るか」
商人B「勇者様が生まれたっつうんで魔物も近寄らなくなったし、帰りは安全だろう」
商人C「それに、護衛も二人雇ったしな。内一人は金は要らないとか言うし」
商人A「最近金回りもよくなったし、いよいよ俺達にも風が起きてきたかもな!戦士さんもそう思わないかい?」
戦士「はっは、私は商人ではないので金勘定は解りませぬ。それに、勇者様のおかげで魔物が減って逆に私の収入は減りましたよ。護衛さんもそうでしょう?」
護衛(魔王)「ふはは、生憎と我は魔物殺しの稼業ではないのでな。魔物が減ったのにただ乗りさせて貰えるだけありがたいと言っておこう」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:53:38.62 ID:/qbxDvj50
勇者のいる町へと向かう道
魔王「この辺りは晴天だな!魔王城のどんよりとした雲など露ほどもない!」
商人B「魔王城だけが特別なんでしょうよ。なんせあそこには魔王が三人いる」
商人A「力の魔王、知恵の魔王、そして不死の魔王だな」
戦士「はて、私は最弱の魔王と聞き及んだが」
商人A「けどもよ、流石に俺らよりは強いだろう。そんなら怖い。怖いに強いも弱いもないんだよ」
魔王「ふはは、その通りだな!」ガタッ
商人C「おっと、何かにぶつかったみたいだな。馬車が揺れちまった。大丈夫か?」
商人B「ご、護衛さんが死んでる…」
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/11/12(火) 23:54:02.90 ID:bE+9r7+Oo
つまんないからやめて結構ですよ
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/12(火) 23:58:40.32 ID:/qbxDvj50
魔王「こ、ここは?」
戦士「町だ。だが、君は何で八回も血を吐いたんだ?商人さん達も困っていたぞ」
魔王「じじじ持病でな。べべべべ別に不死の魔王だからとかじゃないぞ」
戦士「ふーん、変なの。じゃあこれでな」
魔王「あ、ああ(危ないところだったな…)」
魔王「ごほおっ!」
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/11/13(水) 02:09:10.91 ID:2fyP/qtpo
支援
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/11/13(水) 18:41:20.35 ID:/uAQTbKPo
少し説明不足なきらいはあるけど期待してます
おつー
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage saga]:2013/11/13(水) 19:00:52.25 ID:zf+49mKg0
この魔王はスペランカー先生かよw
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2013/11/14(木) 01:51:52.17 ID:0mvN29F80
魔王「鼓動が高まり過ぎて死んだ…」
魔王「まあ気をとりなおそう。勇者を探さねばな」
魔王「む、あの人だかりは」
町人A「うわああああ勇者さまああああ」
町人B「らめえええええ神々しいいいいいい」
町人C「まだ赤ちゃんなのにいいいいいいんほおおおお」
魔王「」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2013/11/14(木) 01:56:50.64 ID:0mvN29F80
魔王「引きすぎて死んだ」
魔王「なんだったんだあれは」
??「オギャーオギャー」
魔王「ん?あの町人達の中心にいるのは…来てる!我の勇者センサーになんかビンビン来てるぞ!」
魔王「そうッ!あそこで女性に抱かれている赤子こそッ、勇者なのだッ!」
魔王「ふはは、ここは我の魔法で町ごと葬ってやろう!」バッ
魔王「ぬわーーーーー」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/14(木) 02:01:02.12 ID:0mvN29F80
魔王「腕を勢いよく挙げたら死んだ」
魔王「今度は慎重にだ。そっと、優しく包み込む神のような微笑みで」
魔王「そう、アガペーだ。無償の愛。それを持ってして勇者を徹底的に、存在の根底から削ぎ落とすのだ」
魔王「いくぞ、超絶極大炎球!」
魔王「あっつううううう」
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/14(木) 02:05:15.24 ID:0mvN29F80
魔王「手が焼けるかと思った」
魔王「うわ、生き返ったのにまだじんじんする」
魔王「火はやめよう。ダメージ大きい」
魔王「むむ、悶絶していたせいで勇者を見失ってしまった!」
魔王「不覚ッ!魔王たる者としてあるまじき醜態ッ!」
魔王「ええい、どうせ勇者なのだからさっきのように人だかりができているだろう。人だかりを探すのだ!」
魔王「あ、足つった」
魔王「のおおおおおおおおお」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/14(木) 02:08:26.75 ID:0mvN29F80
魔王「これ今更だけど探索魔法使えばいいのでは」
魔王「ふはは、それがいい。流石我、惚れ惚れする発想力だ」
魔王「うおおおお探索魔法!」
魔王「あべしっ」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/14(木) 02:10:35.12 ID:0mvN29F80
魔王「聖なる力とか聞いてないんですけど」
魔王「探索魔法で見つけたら死ぬとかせこいだろ」
魔王「しかし居場所はわかった。待っていろ勇者よ!今すぐ貴様を深淵へと叩き込んでやる!」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/14(木) 02:15:22.07 ID:0mvN29F80
勇者宅、屋根裏
魔王「我は現在聖なる力を持つというびっくり人間、勇者さんのお宅にお邪魔しております」
魔王「いやーそれにしてもお洒落な家ですね。国から援助でもして貰っているのでしょうか。いっそ城に住まわせた方がいい気がしますが」
魔王「では早速おねんね中の勇者さんの目玉を抉り出した後に臓物を耳から詰めてやりたいと思います」
勇者「…」zZZ
魔王「しねええええええ」ズサッ
魔王「のふっ」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/14(木) 02:19:18.29 ID:0mvN29F80
魔王「まあ屋根裏から飛び落ちたら普通痛いよね」
魔王「さる国では衝撃を受け流す武術があるらしいが、学ぶべきだろうか」
魔王「だがそれは追々。勇者は最早我の手中にある」
魔王「今度こそいくぞ、ありとあらゆる穴に詰め物を入れる!」
魔王「ふはは、窒息するがよい!」
魔王「ひでぶっ」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/11/14(木) 02:21:25.65 ID:0mvN29F80
魔王「聖なる力強すぎぃ!」
魔王「何か手が無くなってるけどさしたる問題ではないよね!」
魔王「あとは小一時間待てば勝手に死ぬだろう」
魔王「我、してやったり!」ドヤァ
魔王「のごおおおおおお」
終わり
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/11/15(金) 07:35:25.19 ID:j0QEyxx2o
終わったか
乙でした
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/11/16(土) 03:09:27.03 ID:D6/fEDA4o
つまんねー
10.00 KB
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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