レッド「………この町へくるのも久しぶりだな」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:14:04.00 ID:YFoNEjjC0

レッド「………」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386000843

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2013/12/03(火) 01:15:24.50 ID:YFoNEjjC0

レッド「………」

カンタ「ん〜？変な格好をした人がいるでやんす」

レッド「………」

カンタ「あんた一体なにやってるでやんすか？」

レッド「…なにを？」

レッド「多分なにをやっているじゃなく、なにかをやらなくちゃならないのを待っているんだ」

カンタ「はぁ〜？あんた頭おかしいでやんすか？」

レッド「………」

カンタ「ところでなんでそんな格好してるでやんす？」

レッド「……時々ありのままの自分でいたくなるんだ」

カンタ「ふーん、そうでやんすか」

カンタ「……あんたなんだか似てるでやんす」

レッド「なににだい？」

カンタ「前にこの町にいたヒーローにでやんす！」

カンタ「そのヒーローは草野球チームに入ってこの商店街の人をたくさん救っていったでやんす！」

カンタ「そして今オイラはそのヒーローに今挑戦しているところでやんす！」

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2013/12/03(火) 01:16:17.31 ID:YFoNEjjC0

レッド「じゃあ君は今野球をやっているのかい？」

カンタ「当然でやんす！でもオイラは今年で高校を卒業するでやんす！」

カンタ「だから今度はオイラがヒーローになる番でやんす！オイラは旅に出るでやんす！」

カンタ「そしてそのヒーローを必ず探し出して挑戦状を叩きつけるのでやんす！」

レッド「君もヒーローになりたいんだね」

カンタ「ヒーローはおいらの憧れでやんす！…正確には昔ここにいた小汚い旅ガラスでやんすが」

レッド「そうか」

カンタ「あんたと話してるとなんでも話してしまいそうでやんす、あんたタダものじゃないでやんすね？」

レッド「………」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

カンタ「あれ？もういくでやんすか？」


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---

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:17:03.53 ID:YFoNEjjC0

レッド「………」


姫子「ふぅ、看板を直すもの一苦労だな…って！」

姫子（なんだこいつ…コスプレ？とにかく普通じゃないよな）

姫子「………無視しよう」

レッド「ちょっといいかい？」

姫子「げっ！話しかけられた！」

レッド「今でもまかないは貰えたりするのだろうか？」

姫子「はぁ〜？」

姫子（本当にやばい奴だな…あっち系の人か）

姫子「そんなのやってないですよ」

レッド「そうか」

姫子「………」

レッド「………」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:17:30.81 ID:YFoNEjjC0

ｸﾞｩｩｩｩｩｩｩ

姫子「………」

レッド「………」

姫子「…あのさ」

レッド「なんだい？」

姫子「…警察呼ぶよ？」

レッド「………」

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

姫子「…行ったか」

「あれ？姫子なにしてるの？」

姫子「ああ、ちょっと変なやつがいたからおっぱらってたんだ」

「ふーん」

Ａ　バッティングセンターに誘う

姫子「今から？」


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---

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:17:59.23 ID:YFoNEjjC0

レッド「………」


「じゃあ今度の休みに…」

「こら、無駄口叩いてねぇで早く配達に行かねぇか！」

「は、はい！」

「ったく…」


レッド「………」

ｽﾀｽﾀｽﾀ


---------------------
---

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2013/12/03(火) 01:18:32.32 ID:YFoNEjjC0

『仕事の合い間は、大神パライソコーヒー！』

レッド「………」


「最近この女優よく見るよな」

「えー知らないの？今結構人気なんだよ？」

「そうなんだ」

「うん、あとずっとこのＣＭには出続けてるんだよね」

「ふーん」

「最初は脇役だったけど、今じゃ画面ど真ん中に映ってるよ」


レッド「………」

ｽﾀｽﾀｽﾀ


---------------
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8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:19:01.04 ID:YFoNEjjC0

カンタ「ただいまーーーでやんす」

奈津姫「カンタ！もういい大人なんだからいい加減その口調をやめなさいって言ってるでしょ！」

カンタ「これはオイラのアイデンティティでやんす！だれにも咎められないでやんす！」

奈津姫「もう…」

カンタ「そういえば今日おもしろい人に会ったでやんす」

奈津姫「おもしろい人？」

カンタ「ヒーローでやんす！」

奈津姫「あんたはまた…」

カンタ「なんだかとってもおじちゃんに似ていたでやんす」

奈津姫「えっ！？」

カンタ「あれ？かぁちゃん顔が赤いでやんす、やっぱりかぁちゃんは…」

奈津姫「いい加減にしなさいっ！ご飯抜きにするわよ！」

カンタ「お、横暴でやんす…」



レッド「………」

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

レッド「」

ｽﾀｽﾀｽﾀ


--------------
---

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:19:33.82 ID:YFoNEjjC0

ｶｧ…ｶｧ…

レッド「………」


「はぁはぁはぁ」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

「はぁはぁはぁはぁ」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

准「ほらほら、がんばれ〜」

「じゅ、准さん！も、もう限界…」

准「大丈夫…あと…１００本くらいだったかな？」

「増えてるっ！最初は２０本だって言ってたじゃないですかっ！」

准「あはは、そうだっけ？じゃああと２０本にまけといたげる♪」

「お、鬼だ…」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ


レッド「………」

ｽﾀｽﾀｽﾀ…

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:20:09.43 ID:YFoNEjjC0

「…………まって」ｶﾞｼｨ

レッド「ッ！？」

維織「…………」

由良里「維織さま、その方は？」

維織「…………似てる」

レッド「………」

維織「…………それ…とって」

レッド「………」

由良里「………」

維織「…………」

レッド「………」

由良里「………」

維織「…………お願い…してる…」

レッド「………」

由良里「………」

維織「…………」

由良里「………」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:21:53.09 ID:YFoNEjjC0

維織「……………えいっ」ｸﾞｲｯ

由良里「っ！？」

レッド「………」

維織「……………」ｽﾎﾟ

由良里「あ、あなたは…」

維織「……………人違いだった…」

レッド「………」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

由良里「あの方は…？」

維織「………多分……ヒーロー…」

由良里「それは見れば維織さまでなくとも誰でもわかります。そんな返答を聞きたいのでは決してありません」

維織「………由良里…ちょっと意地悪…」

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 01:23:07.18 ID:YFoNEjjC0

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

・

レッド「………解除」

ｼｭｲﾝｼｭｲﾝ

パワポケ「ふぅ…」

ｶﾞｼｨ!

維織「………捕まえた」

パワポケ「い、維織さん！」

維織「………維織……さん？」

パワポケ「あ、いや…維織？」

維織「なに？」

パワポケ「どうしてここに？」

維織「…………発信機」

パワポケ「えっ？」

維織「………首筋の所」

パワポケ「……あっ」

維織「……………ッ！」ﾀﾀﾀﾀ

ﾀﾞｷｯ!

パワポケ「い、維織！？」

維織「パワポケくんの馬鹿！」

維織「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿っ！」

パワポケ「……ごめん」

維織「……許さない」

パワポケ「あ、あの…とりあえず離れてくれると…」

維織「許さない！」

パワポケ「…ふぅ」


准「あーあ、維織さんがいなけりゃなぁ」

由良里「准さまともお知り合いなのですか？」

准「そりゃあもう！…ただならぬ関係って言うやつ？」

由良里「まぁ！」

准「…主人とメイドって所だけどね〜」

由良里「はぁ…」

准（うらやましいな〜）

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2013/12/03(火) 01:31:56.03 ID:0NhFwgow0

9主がレッドなのは確実なのか…

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 02:23:07.82 ID:CYtvxrcl0

カンタってパワプロの矢部にしか想像できない･･･

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 03:26:51.17 ID:p5UG/xVMo

確定ではないけど、ほぼ確定
ちなみにブルーっぽいのもいる

というかスレタイでポケモンかと思ったわｗｗ

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) ：2013/12/03(火) 04:04:37.82 ID:YFoNEjjC0

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

・

維織「………………」


准「もう一時間は抱き合ってるよ」

由良里「そろそろ維織さまには無自覚に人へ迷惑をかけていることについて注意しましょう」

准「えっ？今このタイミングで！？」

由良里「前々からずっと言おうと思っていましたから」

准「まぁわたしは止めないけどね」

由良里「さすがです、准さま」



由良里「…維織さま？」

維織「………いや」

由良里「もうそろそろ起きてくれないとNOZAKIグループ全社員の総意で社長の任期を３０年プラスすることになりますが？」

維織「！？」ﾋﾞｸﾝ

パワポケ「社長って任期制なの？」

由良里「維織さまは社長に就任なさるときに３年間の期間を設ける条件でないとイヤだとおっしゃいましたので、今やそれがNOZAKIでは慣例となっております」

パワポケ「ふーん、あれ？でも今たしか３０年って…」

由良里「ああ、わたしとしたことが０を一つ言い間違いました」

パワポケ「なんだ」

由良里「維織さま、社長の任期を３００年プラスすることになりますよ？」

パワポケ「そっち！？というか慣例とか関係なく生きてられないよ！」

維織「………」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

パワポケ「維織さんがすごく震えてるんだけど…」

由良里「維織さまはなにより社長業につく事へ畏怖を覚えておりまして…その癖いざ社長に就任すると周りには迷惑をかけ―――――――――

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]：2013/12/03(火) 13:03:02.11 ID:u9sJ4J7Y0

維織さんかわいすぎる


超期待

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 15:05:37.27 ID:vJj5/1x9o

パワポケとは

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 17:14:50.00 ID:cTvAkXA10

皇子なヒロインがメロンパン化したり
アンドロイドなヒロインの中の爆弾を取り除かないと爆死したり
義妹なヒロインが精神崩壊したり
ヒロインが酷い事(バットエンド)になる事が多い
野球育成 恋愛ゲーム

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 17:48:48.77 ID:bE1shQ+O0

あと人間不信のヒロインが主人公の目の前で飛び降りてエンディングでは主人公までもが人間不信に陥る

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 19:18:28.12 ID:OeTtRP8L0

後何故か緑髪なヒロイン達のシナリオの力の入れぐわいが
違うな詩織さんとか

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 19:48:04.98 ID:cFRshac80

レッド(ポケ主9)が商店街を回ってるのはわかるんだがなんで准となつな以外出てこないの？あと姫子って誰？

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2013/12/03(火) 20:15:01.72 ID:YFoNEjjC0

由良里「――――――ですから維織さまは社長であることの意味が理解できていない、いえむしり理解できているにも関わらず周囲への依存が非常に高く、その結果めんどくさいと一言で片付けられることで、部下であるわたし達、いえ主にわたしが非常に迷惑を被っているのは真実であり、それに伴い「お姉ちゃん」と呼べと毎回しつこく迫られるものですから、それはそれは世間で言うところのパワーハラスメントではないか…」

パワポケ（かれこれ一時間近くたっているのに…まだとまらないよ…）

維織「…………も、もう許して」

パワポケ「ね、ねぇ？」

由良里「なんでしょうか？」

パワポケ「そろそろ日も暮れてきたし…その辺で勘弁してもらえないかな？」

由良里「…そうですね、わたしとしたことが少し向きになってしまいました」

由良里「ではお部屋に戻られてから、また続きを致しましょう」

維織「ひっ…」

パワポケ（Ｓだなこの子）

由良里「では維織さま、そろそろ戻りますよ、体も冷えてきたことですから」

維織「………わかった」

パワポケ「…じゃあおれはこの辺で」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ｶﾞｼｨ

維織「………許さないといったはず」

パワポケ「………ごめん、おれにはやらなくちゃならないことがあるんだ！」

維織「聞き飽きた」

パワポケ「………い、妹が手術で」

維織「わたしの所で最高の医療を提供する」

准「パワポケさんって天蓋孤独じゃなかったっけ？」

パワポケ「………俺は…人間じゃないんだ…だから君とは…」

維織「知ってる、だからなに？」

准「もしかしてパワポケさん、たまたまこの町で見つかったとか思ってるの？」

パワポケ「ち、違うのか！？」

准「ずっと監視はつけてたんだよ？でも維織さんがパワポケさんの意思を尊重したいって言うから無理には連れ戻さなかっただけで」

パワポケ「そんな馬鹿な！」

准「……ちなみに結構な数の女性とさ…会ってたみたいだけど…」ｼﾞﾛﾘ

パワポケ「そ、そんなところまで見てたのか！？」

准「あはは、さすがにそこまでは知らないけど………やっぱり会ってたんだ？」

パワポケ「うっ…」

ｷﾞｭｩ!

パワポケ「いてて！い、維織さん？」

維織「…………かなり我慢した」

パワポケ「ぅぅ…」

准「まっ、というわけだから、言い訳はできないよ？」

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2013/12/03(火) 20:39:26.01 ID:YFoNEjjC0

由良里「では維織さま、パワポケさま、お車にお乗りください」

パワポケ「あれ？准はいかないのか？」

准「わたしはまだこの町でやることがあるからね」

パワポケ「そうなのか……手伝おうか？」

ｷﾞｭｩｩｩｩｩｩｩｩｩ

パワポケ「……また今度にする」

准「それが無難だね」

維織「………はやく乗って」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛｯ


----------------
---


ちゅん！ちゅん！


パワポケ「うう〜…昨日の夜は激しかった…腰が痛い」

維織「…………服がしわになった」

パワポケ「だから言ったのに」

パワポケ「どうして急にツイスターゲームがしたいって言ったんだ？」

維織「………酔った勢い」

パワポケ「そのまま寝ちゃったから冷たい床で寝ることになっちゃうし」

維織「ベットまで行くのがめんどくさい」

パワポケ（う〜ん、相変わらずだな）

維織「………パワポケくんの上は暖かかった」


ｺﾝｺﾝｺﾝ　ｶﾞﾁｬ

由良里「おはようございます、昨日はお楽しみでしたね」

パワポケ「ツイスターゲームだよね？誤解の招く言い方はやめてくれないか」

由良里「そのように申したつもりですが？」

パワポケ（この子からはなんだか邪気を感じる…無邪気なほうの）

由良里「？」


・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 20:47:31.82 ID:YFoNEjjC0

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛｯ

パワポケ「…あの維織さん？今日はどこへ行くの？」

維織「NOZAKIグループの総会………出ないといけない」

パワポケ「おれも？」

維織「パワポケくんは…ボディーガード兼付き人権跡供兼随身兼御伴兼陪従兼差し添え兼付き添い兼従者兼附き…」

パワポケ「ちょ、ちょっと待って！役が多すぎるよ！後半なんなのか全然わかんないし！」

維織「大丈夫……やることはいっしょ…」

維織「ずっとわたしの傍にいてくれるだけでいい…永遠に」

パワポケ（維織さん…こんなだったかな？なんだか異常なくらいおれに甘えてるような…）

維織「…………パワポケくんはいなくなったら……ダメ」

ｷﾞｭ

パワポケ（………維織）

ｷｨｨ

由良里「…つきました」

由良里「車中お暑くて申し訳ありませんでした」

パワポケ「？快適だったけど」

由良里「いえ、ものすごく暑苦しくて耐えられないほどだったと思います」

由良里「なんど冷房を入れような迷ったくらい暑かったですよ…冬なのに」

パワポケ「………」

パワポケ（この子もしかして）

由良里「熱気の原因はエンジン近くから発せられていたようですね」

由良里「このタイプの車は後ろにエンジンを積んでいますから、熱気によりオーバーヒートを起こさないか心配です」

由良里「くれぐれも帰りの際はあまりお熱くならないようお願いします」ﾆｺ

パワポケ（やっぱりＳだ…）

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2013/12/03(火) 20:58:58.79 ID:YFoNEjjC0

--------------
---

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

「…であるからして今期のグループ全体の売り上げは…」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

「…ということになっております」


パワポケ（なにがなんだかわからないけど）


維織「………」


パワポケ（やっぱり維織さんは社長なんだな…ああやって黙っているだけでもなんだか威厳がある）


維織「………」

維織「………すう」zzz


パワポケ（………見間違いだよな）


〜


ﾋﾟｯ　ｶﾞｺﾝ

維織「………はい」

パワポケ「パワビタだ！久しぶりだな〜ありがとう！」

ｶｼｬ　ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ


栄養失調が直った


維織「………」

パワポケ「ふぅ…うまい…」

維織「………」

ﾋﾟｯ　ｶﾞｺﾝ


維織「………はい」

パワポケ「えっ？…いや、今飲んだばっかだし」

維織「………」

ﾋﾟｯ　ｶﾞｺﾝ


維織「………はい」

パワポケ「い、いや…あの、維織さん？」

維織「………」

維織「………」

ﾋﾟｯ　ｶﾞｺﾝ


パワポケ（の、飲まない限り永遠に続きそうだ…）

維織「………はい」

パワポケ「あ、ありがとう」

ｶｼｬ　ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2013/12/03(火) 21:03:27.82 ID:YFoNEjjC0

維織「………おいしい？」

パワポケ「お、おいしいよ」

維織「………」

ﾋﾟｯ　ｶﾞｺﾝ

維織「………はい」

パワポケ「も、もうこれ以上は…」

由良里「維織さま、次の会議の時間が押し迫ってますので」

維織「………わかった」

維織「………先にいってる」

ｽﾀｽﾀｽﾀ


パワポケ「た、助かったよ…」

由良里「いえ」

由良里「………」

ﾋﾟｯ　ｶﾞｺﾝ


パワポケ「！？」

由良里「………」

由良里「………わたしが飲むだけですよ？」

ｶｼｬ　ｺｸｺｸｺｸ

パワポケ（………わざとだな）

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 21:31:43.84 ID:RWTN/1/N0

懐かしいな確か
准「あなたの限界に挑戦！ストマックブレイク！」
だっけ？うろ覚えだけど

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2013/12/03(火) 22:22:59.49 ID:YFoNEjjC0

>>28
たしかハムサンド大量に食わされる時かなんかだったような記憶が

↓続き


〜

パワポケ「お疲れ様」

維織「………疲れた」

ｷﾞｭ

由良里「お帰りは徒歩ですか？」

パワポケ「い、いや、エンジンは壊さないようにするから」

維織「………あったかい」

由良里「………」


ﾊﾟﾘｰﾝ!

由良里「！？」

パワポケ「なんだ一体！？」

真央「………ぐっ」ﾖﾛﾖﾛ

由良里「維織さま、離れてください！」

パワポケ「………ブラック？…っ！」

ﾀﾀﾀﾀ

維織「………パ、パワポケくん？」

真央「レッド…すぐに来てください…」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

パワポケ「なにがあった！？」

真央「……みんな……ジャッジメントに…やられた」

真央「……助けて欲しい」

パワポケ「………わかった」

ｶﾞｼ

維織「………」

パワポケ「…維織さん？」

維織「………また…どこかへいく」

維織「………それだけはダメ」

パワポケ「けれど…俺はいかなきゃならないんだ…ごめん」

維織「………知ってる…だから…わたしもついていく」

パワポケ「！？」

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2013/12/03(火) 22:23:58.48 ID:YFoNEjjC0

由良里「………維織さま」

由良里「………」

ﾀｯﾀｯﾀ

パワポケ「ダメだ！これからいく場所にはおそらく危険がたくさんある！」

パワポケ「維織さんはNOZAKIグループの社長だ！危ないところへは連れて行けない！」

維織「………今日解任した」

パワポケ「そんな嘘が通るわけ…」

由良里「維織さま、引継ぎ作業はわたしがやっておきますので」

維織「………ありがとう、由良里」

パワポケ「由良里さん！」

由良里「……お姉ちゃんをよろしくお願いします」

維織「！？由良里…今お姉ちゃ「どうして！？」

維織「………」

パワポケ「心配じゃないのか！」

由良里「もちろん心配です…けれど…それ以上に姉はあなたを信頼しているようですから…」

維織「………由良里、もう一度お姉ちゃ「わかった、行こう維織さん」

維織「………」

由良里「……行ってらっしゃいませ維織さま」

維織「………」

ｷﾞｭｩｩｩｩｩ

パワポケ「いてててっ！」

ブラック「………レッド……キャラ変わった？」

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/03(火) 23:07:58.82 ID:vJj5/1x9o

いおりさんかわかわ

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/04(水) 01:21:40.55 ID:sZkgg6Kdo

すきやき！

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/04(水) 19:29:50.33 ID:XDSkjnbA0

パワポケのバットエンドは心を殺しにかかってるレベル
(グングニルクラス)
それを上回るほどにパワポケは面白い

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/19(木) 20:54:09.18 ID:BNbyE2MuO

ﾏﾀﾞｰ

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]：2013/12/24(火) 23:39:06.48 ID:C5oPVSsm0

まあ>>1のペースでいいでしょーのんびりいこーお

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2013/12/25(水) 20:22:09.86 ID:R75PJFDoo

>>28
胃袋リミットブレイク、だね今更だけど