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【オリジナル】安価で学園ほのぼのコメディ 2時間目 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/23(月) 14:14:26.76 ID:VNcxUduRo
■概要
 皆様の安価でご協力を頂き、オリジナルの学園コメディを展開していくスレです。

 R18、ダーク展開、他作品のキャラの登場、その他あまり流れから外れた安価は申し訳ございませんが、安価下もしくは再安価とさせて頂きます。

 安価指定を忘れた場合、基本的に下1とさせて頂きます。

 のんびり更新になりますが、よろしくお願いします。

 感想、アドバイス、展開案などありましたら気軽にお願いいたします。(ただし全てを反映できるとは限りません)

■注意事項
 登場人物の名前あり。
 このスレは2スレ目です。前スレは下記を参照してください。

■前スレ
【オリジナル】安価で学園ほのぼのコメディ
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382449469/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387775666
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710581803/

昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710408334/

どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710347017/

アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710333881/

そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710247997/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710229065/

2 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/23(月) 14:15:44.21 ID:VNcxUduRo
■あらすじ
 田舎の山桜高校に通う、高校二年生の渡瀬弘人。
 幼馴染で恋人の山吹和歩や、サッカー部の友人、高城直樹や朝井隆広、生徒会に所属する夕霧彩音などの友人と騒がしくも平凡な高校生活を送っていた。
 そんなある日、和歩の幼い頃の友人である東雲岬が弘人達のクラスに転校してくる。
 転校生の岬を加え、弘人達の高校生活はますます賑やかさを増していくのであった。
3 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/23(月) 14:16:43.90 ID:VNcxUduRo
■登場人物一覧
渡瀬 弘人(わたせ ひろと)
 野球部に所属する高校二年生。基本的に真面目でツッコミ役。恵まれない体格を練習で補う努力家。
 和歩のことを大切に思っている。

山吹 和歩(やまぶき かずほ)
 剣道部に所属する、弘人の幼馴染。弘人とは恋人同士でもある。
 基本的に誰に対しても敬語で話す。温和で気配りのできる性格。少し天然な所も。
 弘人を全面的に信頼している。

東雲 岬(しののめ みさき)
 弘人達のクラスに転校してきた女の子。フェンシング部に入部する。
 少し引っ込み思案で人見知りするが、気持ちは優しい。
 和歩とは親友。

高城 直樹(たかしろ なおき)
 弘人のクラスメイト。
 基本的には爽やかな好少年だか、サッカー馬鹿でサッカーが絡むとすぐ熱くなる。

朝井 隆広(あさい たかひろ)
 弘人のクラスメイト。サッカー部所属。
 クールな外見に反して、学業については赤点ぎりぎり。本人は冷静な風を装っているが、よく崩れる。

夕霧 彩音(ゆうぎり あやね)
 弘人のクラスメイト。いつも元気な生徒会長。
 小さくて一見では高校生と認識できない。
 思いつきで行動することが多いため、周りの人をトラブルに巻き込むことも。
 和歩や岬、菜月と仲が良い。直樹とはめでたく恋人同士となった。

渡瀬 千里(わたせ ちさと)
 弘人の妹。一つ年下の高校一年生。弘人と同じ山桜高校に通っている。
 今は元気だが、幼い頃は病弱だったこともあり、インドア派。
 兄に対して多少毒舌だが、その実兄を尊敬している。
 幼い頃から頼りきりだった兄に、頼らないようにしようとしているため。
 生徒会書記を務める。
4 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/23(月) 14:17:31.73 ID:VNcxUduRo
川崎 菜月(かわさき なつき)
 彩音の友人。知的で落ち着いた、良い意味で大人びた高校二年生。
 生徒会副会長を務めている。
 弘人や和歩とは幼馴染だが、クラスは異なる。
 
御織 灯夏(ごしき とうか)
 彩音の友人。菜月のクラスメイト。
 ごろごろしながらお茶を飲むのがなによりも幸せと豪語する面倒くさがり。
 何気に面倒見が良い。

東雲 湊(しののめ みなと)
 岬の双子の姉。幼い頃は病弱で、岬とは別の学校で療養しながら通っていた。
 成長するとどういうわけか、もの凄く丈夫になり、水泳部に所属したり、バイクに興味を持ったり、あまつさえコスプレにはまったりしてしまった。
 岬と一足遅れて、山桜高校に転校してきた。
 菜月達と同じクラス。
 
滝本 司(たきもと つかさ)
 元生徒会会長。賑やかなことが大好きで、よく騒動を起こしたり、首を突っ込んだりしては伊織に制裁を食らっている。
 ちゃんとやるべきところはしっかりやっている。

上月 伊織(こうづき いおり)
 元生徒会副会長。
 体を動かすのが大好きだが、特定の部活動には所属していない。
 さばさばとした、面倒見のいい姉御肌。

奥宮 佳久(おくみや よしひさ)
 菜月と灯夏、湊のクラスメイト。
 生徒会副会長を務める。
 周りの濃いメンバーに振り回されるツッコミ役。
 教師である奥宮翔子の弟。

天海 このは(あまみ このは)
 千里のクラスメイト。
 元気でとても純粋な良い子。
 少しあわてんぼうな所もある。
 生徒会会計を務める。
5 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/23(月) 14:18:05.31 ID:VNcxUduRo
東雲 大地(しののめ だいち)
 岬、湊の弟の小学四年生。
 物静かだけど、子供相応の好奇心もある少年。
 野球クラブに所属していて、たまに弘人に教えてもらっている。

水上 修治(みなかみ しゅうじ)
 弘人達の担任である、数学教師。
 教師とは思えないほど、巨体で筋骨隆々のスポーツマン。

奥宮 翔子(おくみや しょうこ)
 山桜高校の女性の体育教師。
 メガネをかけ、髪形はポニーテール。
 真面目で生徒思いのいい先生。
 フェンシング部の顧問だが、学生時代にはフェンシングの経験はなく、顧問となってから一生懸命勉強している。

岩嵜 玲奈(いわさき れな)
 山桜高校の水泳部顧問の先生。
 口調こそ乱暴だが、生徒想いのいい先生である。
 ただ素直になれないツンデレ。
 
西行 俊也(さいぎょう としや)
 他校の野球部部員。
 一年にして、甲子園準優勝投手になった本格派投手。
 幼い頃、弘人に誘われて野球を始めた。
6 : ◆dbGyYYDw8A [sage]:2013/12/23(月) 14:18:58.02 ID:VNcxUduRo
とりあえずスレ立てだけ。
続きは前スレを埋めてから、こちらで進行していきます。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/23(月) 16:56:54.21 ID:6mi1ALXX0
立て乙
8 : ◆dbGyYYDw8A [sage]:2013/12/24(火) 00:02:22.53 ID:14gfIKO0o
>>7さん
乙ありがとうございます!

前スレを小ネタで埋めました。
こちらでの進行は明日(日付変わっていますが)以降にさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。

感想、アドバイス、リクエストお待ちしております。

また、>>1の最後にURLがあると携帯で上手くアクセスできないみたいなので、ここにも前スレのアドレスを貼っておきます。

【オリジナル】安価で学園ほのぼのコメディ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382449469/
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 00:06:09.09 ID:rAJrYJVUo
前スレ乙 奥宮君は結局自分で全部淹れそうだなww
10 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 22:08:27.60 ID:14gfIKO0o
>>9さん
乙ありがとうございます!
このはさんの気力が持てば大丈夫かもしれませんね。

『岬の悩み』

View 東雲 岬

いつもの教室。

昼休みの最中だと言うのに、私の気分はいまいち晴れなかった。

岬「……はあ」

和歩「岬ちゃん、どうしたんですか?」

岬「あ、和歩。なんでもないのよ」

和歩「そうですか? でも、元気がないですよ?」

岬「そんなことないわよ。なんでもないから、気にしなくていいの」

岬「心配してくれて、ありがとうね」

和歩「いえ。なにかあったら、言ってくださいね」

岬「うん。そうするわ」

……言えないわよね。こんな悩み。

だって――

選択安価

1 お姉ちゃんの趣味が和歩にバレてから、お姉ちゃんが趣味バレを怖がっているなんて。

2 前髪をちょっと切りすぎちゃった、なんて。

3 胸が大きくならないことなんて。

4 体重が500グラムも増えたことなんて。

5 自由安価(ただし深刻でない悩みであること)

安価下1
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 22:08:50.67 ID:mHqGoK95o
3
12 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 22:17:38.48 ID:14gfIKO0o
View 渡瀬 弘人

弘人「東雲さんが落ち込んでいるって?」

和歩「はい……でも、岬ちゃんはなんでもないって」

和歩「きっと、私達に心配かけまいとしていて、平気なことを装っているんと思うんです」

弘人「うーん、たしかにありえるね」

弘人「けど、相談しないってことは、本人が言う必要ないと思っているかもよ?」

和歩「そうかもしれないですけど……」

選択安価

1 直樹「悩み? だったらサッカーやろうぜ! そうすれば悩みなんて吹き飛ぶさ!」

2 湊「和歩〜、何の話してるの?」

3 陽菜「こんにちはーっ。あれ、どうしたんですか、暗い顔して?」

4 灯夏「や。……ん、どうしたの、二人とも?」

5 特に誰も来ない

6 自由安価(だれか来ることに限りません。ただし先生キャラの来訪は除外)

安価下1
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 22:21:01.39 ID:mHqGoK95o
3
14 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 22:28:49.19 ID:14gfIKO0o
陽菜「こんにちはーっ。あれ、どうしたんですか、暗い顔して?」

和歩「あ、陽菜(はるな)ちゃん、こんにちはです」

弘人「こんにちは、姫宮(ひめみや)さん」

陽菜「はい、お二人ともどうされたんですか?」

和歩「えっと、実は――」



陽菜「なるほど、岬さんがなんか様子がおかしいと」

陽菜「むむむ……ここは新聞部である私にお任せを!」

陽菜「と言いたいところなんですが、さすがに個人の悩みはどうにもならないですねえ……」

陽菜「噂話とかならお力になれそうなんですが」

和歩「いえ、陽菜ちゃんが聞いてくれただけでも、ありがたいですよ」

弘人「そうだね。でも、どうしたんだろう?」

陽菜「うーん、そうです、ここは最近の岬さんの様子から推測してみましょう!」

和歩「岬ちゃんの様子ですか……」

陽菜「はい、そして見事悩みを的中させて、ズバッと解決です!」

陽菜「……なーんて」

弘人「そう上手く行くのかなあ……」

自由安価

弘人の予想 安価下1

和歩の予想 安価下2

陽菜の予想 安価下3

※10分レスなかったら同一IDの連投OK
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 22:30:21.28 ID:xGTs+lsJo
湊が岩嵜先生とバイクに乗ってたことが関係してるんじゃないか?
俺も見たし
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 22:32:47.76 ID:rq7Nauzho
成績が悪いとか勉強が上手く行ってないとか?
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 22:33:39.08 ID:mHqGoK95o
フェンシングで勝ててないから
18 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 22:52:53.60 ID:14gfIKO0o
弘人「湊さんが岩嵜先生とバイクに乗ってたことが関係しているとか?」

弘人「いきなりツーリングに連れて行かれたって、湊さん本人が言っていたし」

和歩「たしかに、湊ちゃんがいきなり岩嵜先生にツーリングに連れて行かれたというのは私も聞きましたね」

陽菜「そのときに、なにかあったとかでしょうか?」

和歩「……いえ、違います。あの後、私は岬ちゃんのお家に遊びに行ったのですが」

和歩「二人とも、元気でしたよ」

弘人「そっか……じゃあ、違うか」

和歩「はい、元気にケンカしてました」

陽菜「ケンカ? またなんででしょうね?」

和歩「……あ。い、いえ原因は分かりませんが」

和歩「で、でもそのケンカはもう解決したみたいなので、原因はそれじゃないと思います!」

陽菜「……はあ」

陽菜(なんで焦っているのでしょうか?)

和歩(あぶないです……ケンカの原因を言ったら、湊ちゃんの秘密を口外することになってしまいます)
19 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 22:53:36.59 ID:14gfIKO0o
和歩「成績が悪いとか、勉強が上手く行ってないとかでしょうか?」

陽菜「うーん……私は個人の成績なんて知りようがないですし、可能性としてはありですね」

弘人「でもこの前の中間テストは成績良かったはずだよね?」

和歩「転校する前より悪かったとかでしょうか……?」

陽菜「……あ、ですけど、それだったら別に和歩さんに言っても良さそうな気がしますよ?」

陽菜「渡瀬さんが言うには、成績自体は恥ずかしいものじゃなかったみたいですし」

和歩「……それもそうですね」

陽菜「となると、部活の成績が振るわないとかでしょうか?」

和歩「たしか、公式戦はまだ先ですよね?」

弘人「練習中で、他の部員相手にとか、練習試合でとかならありえるよ」

陽菜「でも、自分で言うのもなんですけど、これも相談してもおかしくないですよね?」

弘人「うーん。でも僕達はフェンシングは専門外だからね」

弘人「心配かけないように、言ってこないというのはあるかもしれない」

和歩「……それはあるかもしれません」

選択安価

1 陽菜「湊さんに、岬さんの転校前の成績やフェンシング部の様子について訊いてみましょう!」

2 陽菜「……ならちょっとフェンシング部の様子について、さらっと調べてみましょうか?」

3 和歩「やっぱり岬ちゃんに訊いてみます!」

4 直樹「悩み? だったらサッカーしよ(以下略)」

5 自由安価

安価下1
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 22:53:49.18 ID:mHqGoK95o
1
21 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 23:10:06.69 ID:14gfIKO0o
陽菜「湊さんに、岬さんの転校前の成績やフェンシング部の様子について訊いてみましょう!」

和歩「そうですね。湊ちゃんのクラスに行ってみましょう」



2−A教室。

湊「あら? 珍しい組み合わせね」

弘人「ちょっと東雲さんに聞きたいことがあって――東雲さんのことについてなんだけど」

湊「私の?」

陽菜「渡瀬さん、この人も東雲さんですよ」

湊「……ややこしいから名前で呼びなさいよ」

弘人「……岬さんのことで、湊さんに訊きたいことがあって来たんだ」

湊「ウチの妹に興味があるの? 彼女(和歩)の前でずいぶんやるわね?」

弘人「いや違うからね」

湊「はいはい、冗談よ。さっさと詳細を言いなさい」
22 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 23:10:39.26 ID:14gfIKO0o
湊「成績? それだったら転校前よりむしろ上がっているみたいよ」

湊「部活についても――先生や部員と上手くいっているみたいね」

湊「この学校が強豪みたいなのもあって、腕前も上達しているようよ」

陽菜「あちゃあ……予想は全滅ですか」

陽菜「どうやら私達は探偵には向いてないみたいですね」

弘人「推理ゲームじゃないからね、これ」

和歩「でも、それじゃあなんでしょうか?」

陽菜「ではお姉さんに質問です!」

陽菜「ずばり、妹の岬さんの悩みはなんだと思いますか!」

陽菜「正解者には校内新聞のコラムを書く権利を差し上げます!」

湊「普通にいらないわねそれ!? たんなる押し付けじゃない!」

陽菜「ぶっちゃけネタに困っているんですよ〜」

陽菜「……で、心当たりはありますか?」

湊「……そうね」

自由安価

湊の予想

安価下1
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 23:11:27.46 ID:6lfOkI/8o
おっぱいじゃない?
私と比べたらはるかに岬は小さいし
24 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 23:18:36.92 ID:14gfIKO0o
湊「……胸とか?」

湊「双子のはずなのに、私と比べてなぜか小さいし」

和歩「……胸、ですか?」

弘人(……コメントしづらい)

陽菜「……うーん」

選択安価

1 陽菜「……いやいや、それはないですって」

2 陽菜「……えっと、ノーコメントでお願いします」

3 陽菜「……もしかしたら、ありえるかもしれませんね」

4 陽菜「……つまり、私と同志と言うことですね! 同時に、お姉さんと和歩さんは岬さんの敵ということなんですよ!」

5 陽菜「自由安価」

安価下1
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 23:19:08.56 ID:mHqGoK95o
1
26 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 23:27:57.34 ID:14gfIKO0o
陽菜「……いやいや、それはないですって」

湊「そうかしら? でも、だとするとちょっと心当たりはないわね」

和歩「他になにか思い当たることはないんですか?」

湊「ちょっと私には思いつかないわ」

陽菜「大体、今更悩んだってもう成長なんてしないんですから……」

陽菜「あ、自分で言ってて悲しくなってきました。湊さん、責任とってコラム書いてください」

湊「ちょっと待ちなさい。私がなにをした?」

陽菜「私と岬さん他、持たざる者を傷つけました」

湊「いや、そんなこと言われても」

選択安価

1 湊「ああもう、だったら私がズバッと訊いて来てあげるわよ!」

2 灯夏「さっきからうるさいわねえ、なにを騒いでいるのよ?」

3 直樹「悩み? だったらサッカー(以下略)」

4 陽菜「もし本当に胸で悩んでいるとしたら、私には話しやすいでしょうね! 私が訊いて来てあげますよ!」

5 自由安価

安価下1
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 23:28:44.96 ID:xz/76N0Uo
2
28 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 23:49:35.77 ID:14gfIKO0o
灯夏「さっきからうるさいわねえ、なにを騒いでいるのよ?」

陽菜「あ、灯夏さん、おはようございます」

灯夏「おかげでまどろんでいたのに、すっかり目が覚めちゃったじゃないの」

湊「よく授業中でもない教室で、眠ることが出来るわね……」

弘人「たしかに」

灯夏「なに言っているの。授業中は内容暗記とノートとるためにちゃんと起きているわよ」

灯夏「じゃないとテストで点数取れないじゃない」

湊「ちょっと待った。アンタもしかして、授業で完全に内容理解して、あと勉強してないとか言わないわよね?」

灯夏「え? そりゃ勉強しないとは言わないわよ。ただ授業でおおまかには理解していることはたしかね」

灯夏「逆に授業中に寝ている湊の方がすごいと私は思うわよ。成績大丈夫なの?」

湊「……さて、なんのことかしら」

和歩「湊ちゃん、授業はしっかり受けないとダメですよ!」

灯夏「……まあ、湊が赤点取ろうが、留年しようが私には関係ないわね」

陽菜「……湊さん、来年は同級生かもしれませんね」

湊「ちょっと、縁起でもないこと言わないでよ!?」
29 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 23:50:08.38 ID:14gfIKO0o
灯夏「で、結局なんだったのよ?」

陽菜「実は――」



灯夏「ふうん。なるほど、岬が悩んでいると」

灯夏「で、湊は胸が理由じゃないかと思っているわけね」

陽菜「……だから、今更悩んだところで、大きくなったら苦労はしませんよ」

弘人(……さっきから発言しづらい)

佳久(……渡瀬、お前も大変そうだな) ←遠目から巻き込まれないように見ている

灯夏「なるほど。それはありえそうね」

陽菜「ええ!? なんでですか」

灯夏「勘よ」

湊「いやいやいや、勘って」

和歩「……灯夏ちゃんの勘ならありえそうですね」

弘人「……そうだね」

陽菜「……灯夏さんの勘なら。ありえるかもしれませんね」

湊「え、なにこの信頼感!? 灯夏アンタ何者なの!?」
30 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/24(火) 23:50:56.52 ID:14gfIKO0o
陽菜「転校してきたばかりの湊さんは知らないかもしれませんが」

陽菜「灯夏さんの勘はよくあたることで有名なんですよ!」

湊「なにその占い師みたいな能力!?」

灯夏「ま、あくまでそう思うってだけだから。確実に当たるわけじゃないしね」

陽菜「的中率はおよそ七割ですね。新聞部調べ」

湊「意外と高い!?」

選択安価

1 灯夏「面倒ね。本人に確かめに行きましょう」

2 陽菜「……いや、だったらもうそっとしといてあげましょうよ」

3 直樹「悩み? だったらサッカー(以下略)」

4 自由安価

安価下1
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/24(火) 23:52:10.52 ID:q/F1SQvWo
32 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 00:00:26.47 ID:qpAbTzB5o
灯夏「まったく、面倒ね。それだったらさっさと本人に確かめに行きましょう」

陽菜「いや、本当にそうならもうそっとしといてあげましょうよ」

陽菜「悩んだって、どうにかなることでもないんですから」

直樹「よく分からないけど、悩んでいるのか?」

直樹「だったら、サッカーやろうぜ! そうしたら、悩みなんて吹っ飛ぶさ!」

灯夏「アンタどっから出てきたのよ!?」

直樹「サッカーは皆が楽しめるスポーツなんだぜ! さあ、みんなサッカーやろうぜ! 東雲姉妹や朝井、他の皆も誘ってさ!」

選択安価

1 陽菜「……渡瀬さん。この人なんとかしてくださいよ」

2 弘人「……まった。サッカーもいいけど、野球だって楽しいスポーツだよ!」

3 灯夏「いや、そういうのいらないから。あっち行きなさい」

4 彩音「そこまでだよ、高城! サッカーはまた今度にしなさい!」

5 湊「……いっそのこと、本当に岬誘ってサッカーしましょうか?」
  灯夏「……え、本気?」
  
6 自由安価
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 00:00:45.54 ID:mzl+awMbo
4
34 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 00:08:55.45 ID:qpAbTzB5o
彩音「そこまでだよ、高城! サッカーはまた今度にしなさい!」

直樹「夕霧!? いや、俺はただサッカーを通じて東雲の悩みを解決してやろうと思って――」

彩音「岬はサッカーやれば悩みがなくなるような、高城のように単純じゃないのよ! ほら、行くわよ!」

直樹「夕霧、ちょっと待って――」

彩音「いいから、ほら行くの!」

そして、夕霧さんに連れて行かれる高城。

灯夏「……いつもとは逆のパターンね」

弘人「そうだね……なんか珍しいというか、サッカーに対しては相変わらずと言うか」

和歩「本当にサッカーが好きなんですね、高城君」

灯夏「……いや、ただの馬鹿でしょ」

弘人「で、岬さんについてだけど」

陽菜「……あ、そうでしたね」

選択安価

1 陽菜「なら、私が訊いてきますよ」

2 和歩「……やっぱりもう一度私が訊いてきます」

3 湊「みんなで訊きに行きましょ」

4 自由安価

安価下1

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 00:09:10.98 ID:6JJv8BaGo
2
36 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 22:43:25.90 ID:qpAbTzB5o
和歩「……やっぱりもう一度私が訊いてきます」

陽菜「……もし悩みが湊さんの言うとおりなら、やめといた方がいい気がしますけど」

灯夏「んー、多分悪い結果にはならないと思うわよ」

湊「また適当な」

弘人「……和歩、大丈夫?」

和歩「はい、任せてください」
37 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 22:44:08.65 ID:qpAbTzB5o
View 山吹 和歩

――放課後。

私は岬ちゃんと二人きりになると、話を切り出しました。

和歩「岬ちゃん! 話を訊かせてください!」

岬「……和歩」

和歩「……ごめんなさい。岬ちゃんには迷惑かもしれませんけど、岬ちゃんの力になりたいんです」

岬「……ありがとう。本当に、和歩に心配してもらう悩みじゃないのよ」

岬「えっと……和歩、耳貸して」

和歩「……? はい」



和歩(み、湊ちゃんと灯夏ちゃんの予想は本当でした……)

岬「ごめんね。本当に心配してもらうような悩みじゃないでしょう?」

和歩「い、いえ……そんなことは」

岬「……ねえ! 私どうしたらいいと思う!?」

自由安価(和歩の返答でも、起こる出来事でも)

安価下1
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 22:44:59.08 ID:mzl+awMbo
豆乳を飲んだり鶏皮を食べることと10時から2時までが胸の大きくなる時間だから早く寝る
39 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 22:52:44.03 ID:qpAbTzB5o
岬「そうだ! 和歩! 胸が大きくなる秘訣を教えて頂戴!」

和歩「え、えっと……」

そもそも私も意識して大きくなったわけではないのですが……

で、でも岬ちゃんが頼られているのです! なにもしないわけには行けません!

な、なにか案を出さなければ!

まずは私の生活習慣や、今まで聞いた噂とかを思い出しましょう!

……思えば、私は早寝早起きですね。あと、幼い頃、ぼんやりしていたことから剣道を始めました。

あと、基本的に好き嫌いはありません。以前は納豆がダメでしたが、千里ちゃんとの約束どおり克服しました。

……あ、そういえば! たしか噂でこんなことを聞きました!

和歩「豆乳を飲んだり鶏皮を食べることがいいみたいです!」

和歩「あと、早寝早起きを心がけましょう! できれば夜十時までに寝るといいと思います!」

選択安価

1 岬「……なるほど! 分かったわ!」

2 岬「……それ、もう既に続けているのよ」

3 岬「自由安価」

安価下1
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 22:53:17.24 ID:mzl+awMbo
2
41 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:07:12.77 ID:qpAbTzB5o
岬「……それ、もう既に続けているのよ」

和歩「……そうですか」

岬「ちゃんと夜早く寝て、勉強とかは朝にやるようにしているのよ」

岬「豆乳も飲み続けているわ。すっかり習慣になってしまったわ」

岬「なのに、大きくならないのよ。双子のお姉ちゃんは夜更かししているのに、理不尽よね……」

ああ、岬ちゃんがすっかり落ち込んでしまいました!

ど、どうすればいいでしょうか……

和歩「……岬ちゃん」

和歩「大丈夫です、岬ちゃん」

岬「……和歩?」

和歩「胸の大きさなんて関係ありません! 岬ちゃんはとっても魅力的な女の子です!」

和歩「優しくって、頑張り屋さんで、そしてとても可愛い女の子だってこと、周りのみんなが知っています」

和歩「だから、そんなことちっとも気にする必要なんてないんですよ」

和歩「……岬ちゃん、元気だしてください」

岬「……和歩」

選択安価

1 岬「……そうよね。悩む必要なんてなかったんだわ」

2 岬「……でも、やっぱり」

3 岬「……いいわよね、和歩は。ちなみにどれくらいあるの?」
  和歩(まったく通じてません!?)
  
4 岬「自由安価」

安価下1
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 23:08:06.97 ID:Ug5uIxQHo
4今度はもっと早く寝て牛乳に切り替えるわ!
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 23:09:02.15 ID:f2v9qGp4o
・・・湊と同じこと言うのね そうよねあなたたちはちがうものね
44 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:15:10.28 ID:qpAbTzB5o
岬「……ごめんね、和歩。ありがとう」

和歩「岬ちゃん……?」

岬「心配かけたわね。もう大丈夫よ」

和歩「っ! いえ、そんなことないです!」

和歩「岬ちゃんが元気を出してくれたことが、なりよりなんですから」

岬「……そうよね! 今までの方法がダメなら、違う方法に変えればいいのよ!」

和歩「……はい?」

岬「豆乳がダメなら――今度は牛乳を試してみるわ!」

和歩「え、いやあの岬ちゃん!? 私が言ったことは――」

岬「今日から毎日、牛乳二本ね!」

選択安価

1 和歩「違うんです! 聞いてください岬ちゃん!」

2 和歩「……えっと(声が出ない)」

3 陽菜「いけません岬さん! それは私が以前通った道なんですよ!」
  和歩「ええっ!? 聞いていたんですか陽菜ちゃん!?」

4 自由安価

安価下1
45 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:15:54.88 ID:qpAbTzB5o
エラーで上がらなかったので、上げます。
安価下。
46 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:16:55.18 ID:qpAbTzB5o
またエラー……安価下です。
47 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:19:18.60 ID:qpAbTzB5o
……またまたエラー。重いんでしょうか。時間置いて再度。
48 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:21:27.31 ID:Qm/evZuI0
何度もすみません。
パソコンからだとエラーでるので、携帯からテスト。
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 23:25:19.43 ID:f2v9qGp4o
50 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:29:33.57 ID:qpAbTzB5o
陽菜「いけません岬さん! それは私が以前通った道なんですよ!」

和歩「ええっ!? 聞いていたんですか陽菜ちゃん!?」

陽菜「はっ!? しまった、つい出てきてしまいました!」

岬「姫宮さん……それは本当なの?」

陽菜「はい、事実です……私は中学の頃から毎日牛乳を飲み続けました」

陽菜「けど、結果はごらんの通りですよ、ええ……」

岬「……そう」

選択安価

1 岬「なら……やっぱり和歩の言うことが正しいのね」

2 岬「なら……別の方法を探すのよ!」

3 自由安価

安価下1

今度は大丈夫かな?
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 23:31:21.23 ID:f2v9qGp4o
52 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:38:46.65 ID:qpAbTzB5o
岬「なら……別の方法を探すのよ!」

陽菜「……別の方法、ですか?」

和歩「……えーと、お二人とも?」

岬「お姉ちゃんが大きいんだから、私だって可能性はあるはずなのよ!」

陽菜「……いや、それ遺伝って奴ですか。私にとってプラスの情報じゃないですね」

岬「でも、方法が分かれば姫宮さんだって使えるはずよ!」

陽菜「そういうもんですかね?」

和歩「……えっと、岬ちゃん、陽菜ちゃん?」

岬「――つまり」

選択安価

1 岬「新聞部のあなたの出番よ、姫宮さん! 情報を片っ端から集めてきてくれないかしら!」

2 岬「和歩の生活習慣を細かく調査するのよ!」

3 自由安価

安価下1
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/12/25(水) 23:39:54.85 ID:77riQyQ10
2
54 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:54:51.38 ID:qpAbTzB5o
岬「和歩の生活習慣を細かく調査するのよ!」

和歩「……はい?」

岬「和歩! 今度和歩のお家に泊まりに行ってもいいかしら!?」

和歩「……お泊りですか? 両親に訊かないと分かりませんが、私は構いませんよ」

岬「決まりね! 今度の土曜日は和歩のお家にお泊りよ!」

陽菜「……いや、それってただのパジャマパーティーのような」

岬「でも、そうすると変な服は着ていけないわね。しまってあった服を出さないと」

岬「それからちゃんとドライヤーも……」

陽菜「岬さーん、目的変わってませんか?」

岬「あ、寝るところとかの問題があるわね! 和歩、布団持って行った方がいいかしら!?」

和歩「いや、必要ないですよ!?」

岬「そ、そう? 大丈夫? 和歩の邪魔になったりしないかしら?」

和歩「いえ、私は大歓迎ですよ! 楽しみです!」

岬「え、ええ! 私も楽しみよ!」

陽菜「……ダメですね、これ」

和歩「じゃあ、岬ちゃんと陽菜ちゃんと、あとは――」

陽菜「……あれ、私もですか?」

和歩「え、嫌でしたでしょうか?」

陽菜「いえいえ! ただ、私も参加していいのかなと」

和歩「もちろんです! 陽菜ちゃんもよければぜひ来てください」

陽菜「なら、もちろん行かせてもらいますよ」

和歩「はい!」

岬「……えっと、今日から早速準備が必要ね。まず――」

陽菜「岬さん、完全にお泊り会を楽しみにしている子供ですね……」
55 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:55:22.59 ID:qpAbTzB5o
View 東雲 湊

……岬の様子はどうなったのかしら?

和歩は上手く岬を元気づけてあげられたのかしら?

にしても、姉である私が気づかなかった岬の様子に気づいてあげられたなんて。

いい友達持ったわね、岬。

岬「お姉ちゃん!」

岬が大きな声を出しながら駆けつけてくる。

この調子だと、上手くやってくれたみたいね。

湊「どうしたの、岬?」

岬「土曜日、和歩のお家に泊まりに行くことになったから! お姉ちゃんも来るわよね!?」

湊「……はい?」

……笑顔でお泊り会の参加の是非を問う、妹。

……一体、どうしてこうなった?


『岬の悩み』 完
56 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/25(水) 23:55:51.63 ID:qpAbTzB5o
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/25(水) 23:56:56.34 ID:f2v9qGp4o
58 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 22:49:31.17 ID:q1fjTCvuo
>>57さん
乙ありがとうございます!

『再会と対決』

View 渡瀬 弘人

時間を少しさかのぼる。

――それはこの前の土曜日のことだ。
59 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 22:50:32.93 ID:q1fjTCvuo
……ふう。今日の練習はこれで終わりか。

弘人「……あれ?」

今、御織さんがいたような?(前スレ>>980で、気まぐれで灯夏が学校に来たところ)

いや、でもたしか御織さんって部活も委員会もやっていなかったような?

どうして土曜日に学校にいるんだろう?

和歩「お疲れ様です、ヒロ君」

弘人「あ、和歩。和歩もお疲れ様」

和歩「いえ。もう帰れそうですか?」

弘人「うん。剣道部ももう終わり?」

和歩「はい、それでは帰りましょう」

弘人「そうだね」
60 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 22:51:13.89 ID:q1fjTCvuo
和歩「ヒロ君、最近頑張ってますね」

弘人「そろそろ夏の大会も近いからね。和歩こそ、頑張り過ぎないように気をつけてね」

和歩「はい、大丈夫ですよ」

俊也「やあ、弘人。久しぶりだね」

弘人「……俊也(としや)? 久しぶり。どうしてここに?」

僕の前に現れた少年は西行俊也(さいぎょうとしや)。

幼い頃から一緒に野球をやっていた昔なじみだ。

ただ、彼は僕とは違って、中学で好成績を残し、野球の強豪高にスポーツ推薦で進学している。

その俊也がなぜここに?

コンマ安価

高いほど、俊也と和歩が親しい(00は100として扱う。)

コンマ安価下1
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/27(金) 22:51:56.43 ID:qU4k9R43o
00
62 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 23:07:56.94 ID:q1fjTCvuo
>>61(43、まあまあ)

俊也「和歩も久しぶり。相変わらず弘人と仲良さそうだね」

和歩「お久しぶりです、俊也君」

俊也「で、さっきの質問の答えは――偵察さ」

弘人「偵察って……ウチに?」

俊也「まあ、確かに本来なら山桜は偵察するまでもないところかもしれないけど、一応ね」

俊也「僕は自分の目で確かめないと気がすまない性質でね」

弘人「……相変わらずだね」

俊也「まあね。で、本来なら声を掛けずに立ち去ろうと思ったんだけど……」

俊也「一応昔なじみだ。君達の実力を見せてもらって、こちらの実力を見せないのはアンフェアだと思ってね」

弘人「……つまり?」

俊也「弘人。今の僕の実力を見せてあげるよ」

俊也「お互い、ピッチャーだ。一打席勝負と行こうじゃないか」
63 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 23:08:31.16 ID:q1fjTCvuo
弘人「……分かった。受けて立つよ!」

俊也「そうくると思ったよ。ちょうどいい、和歩が見届け人になってくれるしね」

和歩「え、私ですか!?」

俊也「他に誰がいるのかい?」

和歩「は、はあ……分かりました」

弘人「よし、どっちが先に投げる?」

俊也「どっちでもいいけど……せっかくだ。僕から投げさせてもらおうかな」

弘人「了解」

和歩「ヒロ君、頑張ってください!」

弘人「うん。大丈夫」
64 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 23:09:17.53 ID:q1fjTCvuo
俊也「弘人……君はたしかにこの一年頑張ってきたんだろうね」

俊也「けど……僕にはまだまだ届かない」

弘人「……それはどうかな? やってみなくちゃ分からないよ!」

コンマ安価

01〜39 三振

40〜79 打ち取られるが……?

80〜95 ヒット

96〜00 ホームラン

コンマ安価下1
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/27(金) 23:09:29.33 ID:qU4k9R43o
おう
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/27(金) 23:09:30.68 ID:/HqA2UdIo
ほい
67 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 23:17:35.72 ID:q1fjTCvuo
――速い!

俊也「……どうした? 完全について行ってないじゃないか」

俊也「それじゃあ僕の球は打てないよ」

あっという間にツーストライクに追い込まれた。

俊也「これで――ラストだ」

くっ――なんとか食らい付いてでも、打ってみせ――

これは――フォーク!?

けどなんて落差だ!?

僕のバットはあっけなく空振りしていた。

和歩「……す、すごい落差です」

俊也「どうだい? これが今の僕の実力だよ」

弘人「……まだだ! 僕が抑えればいいだけの話だ!」

俊也「そう上手く行くかな?」

コンマ安価

01〜09 ホームラン

10〜69 ヒット

70〜95 凡フライ

96〜00 三振

コンマ安価下1
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/27(金) 23:17:48.91 ID:/HqA2UdIo
69 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 23:31:53.07 ID:q1fjTCvuo
俊也(……弘人の球を遠くからは見たけど、こうして打席に立ってみるのとはやはり大違いだ)

俊也(せっかくだから良く見させてもらうよ)

弘人「……どうしたの? そのまま見逃しで三振するつもり?」

わかっている。俊也は僕の球を良く観察しているだけだ。

ただ、強気を保つためにあえて挑発めいた言葉を投げつける。

俊也「まさか。ラストボールはしっかり打ってあげるよ」

弘人「……なら、やってみろ!」

俊也(遅いカーブを見せた後に、ストレートが来ると思ったよ!)

俊也(狙い通り――っ!? 予想以上に速い!)

俊也の打ったボールは金属音を響かせ――

俊也の真上に浮かんだ。

和歩「――ととっ」

和歩が慌ててそれを抑える。
70 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 23:32:23.47 ID:q1fjTCvuo
俊也「キャッチャーフライか……」

弘人「僕は三振だから、今回は俊也の勝ちかな」

俊也「なに言っているんだ? 三振もフライも同じアウトだろう?」

俊也「しかも、なさけないキャッチャーフライだ。今回は引き分けだよ」

和歩「……俊也君」

俊也「……なるほど、やはり予想以上だったね」

俊也(そうでなきゃ、面白くない。僕を野球に誘った張本人としてね)

俊也「けど、本番はこうは行かないよ」

俊也「県予選。そこで決着をつけよう」

俊也「僕達と当たるまで、負けるなよ」

弘人「……! ああ、そっちこそね!」

俊也「僕達の心配より、自分達の心配をしなよ。去年の成績を思い出すことだね」

弘人「去年とは違う! 絶対勝ち抜くよ!」

俊也「……そうか。とりあえずその言葉を信用させてもらうよ」

俊也「じゃあね。今度は試合で会おう」

選択安価

1 弘人「――ああ!」

2 弘人「え? それまで連絡取らないつもり?」

3 和歩「あれ? せっかくだからこの後どこか行きませんか?」

4 自由安価

安価下1
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/27(金) 23:32:40.00 ID:/HqA2UdIo
2
72 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/27(金) 23:46:09.04 ID:q1fjTCvuo
弘人「え? それまで連絡取らないつもり?」

俊也「――おい! そこはうなずいて言葉を返してくれ! 揚げ足を取るんじゃない!」

弘人「いや、だってお前メールとか中々返事しないし」

和歩「そうです、久しぶりに会ったんですから、どこかでお話しましょう!」

俊也「お前ら相変わらずだな! そういうところが調子を狂わされるんだ!」

俊也「特に和歩! おまえその天然どうにかしろ! 空気読め!」

和歩「し、失礼ですね! 私は天然じゃありません!」

俊也「天然な奴はみんなそう言うんだ!」

和歩「それじゃあ肯定しても否定してもダメじゃないですか。私どうすればいいんです?」

俊也「知るか!?」

弘人「まあ、和歩もそう言ってるし、昼飯一緒に食べようよ」

俊也「おまえ相変わらず和歩には甘いな!? さっきまでの気迫はどこ行った!?」

和歩「あんまり大声出しちゃダメですよ、俊也君。ほら、行きましょう」

俊也「おまえらーっ!? いいか、試合ではこんなボケボケで来るなよ! 分かったな弘人!」

弘人「わかっているよ」

和歩「そうです! ヒロ君はちゃんと頑張ります!」

俊也「……分かった、もういい」

和歩「はい、では行きましょう」

俊也「……やっぱりこいつは天然だ」

『再会と対決』 完

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/28(土) 05:25:49.47 ID:Eo+CrKBmo
乙 体格に恵まれないのに速球投手だと名門!第三野球部の檜みたいだな弘人くん
74 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 22:54:11.41 ID:Cfgn9l3yo
>>73さん
乙ありがとうございます!
そのキャラクターは知りませんが、体格に恵まれないキャラが頑張るというのはいいですよね。
ダイの大冒険のクロゴダインさんみたいなパワーキャラも魅力的ですけど。


『生徒会の校内放送』

View 夕霧 彩音

――学校の昼休み。

陽菜「みなさん、準備はいいですか?」

彩音「あたしはオッケーだよ……緊張するなあ」

菜月「大丈夫よ。あーちゃん、リラックスよ」

佳久「俺もオーケーっす」

このは「私も準備はできたのです……心臓がバクバク言っているのです」

千里「……大丈夫。あくまで校内だけなんだから」

このは「そ、そうですね」

放送部員「放送準備オーケーです。こちらはいつでも行けます」

陽菜「分かりました、では――お願いします」

放送部員「はい、3、2、1――マイクオン!」

陽菜「生徒の皆さんこんにちはーっ!」

彩音「こんにちは!」

陽菜「今日は生徒会と放送委員、及び新聞部との合同企画により――」

陽菜「生徒の皆さんから寄せられた要望、質問に生徒会の皆さんに答えていただきます」

陽菜「そのため、本日は生徒会の皆さんにきていただいております」

彩音「生徒の皆! 生徒会長の夕霧彩音です! 今日はよろしくお願いします!」
75 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 22:56:10.03 ID:Cfgn9l3yo
陽菜「はい、では他の皆さんも紹介をお願いします」

菜月「副会長の川崎菜月です。今日はよろしくお願いします」

佳久「同じく副会長の奥宮佳久です」

このは「会計の天海このは、なのです! よろしくお願いします!」

千里「書記の渡瀬千里です」

陽菜「ありがとうございました――さて、では早速最初のお便りからいきましょう」

彩音「時間もないしね。たしか、匿名もオーケーなんでしたっけ?」

陽菜「そうですね。別に名前記名でもオーケーですけど」

陽菜「で、最初の要望、及び質問は――」

自由安価

要望及び質問内容
既存キャラからの要望・質問の場合は、名前も添えて
(無記名の場合は、基本的に名無しさんとして扱います)

安価下1
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/28(土) 22:59:49.78 ID:iAT5BY6io
会長に

今年の活動で目標とかあるんですか?
77 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 23:02:53.81 ID:Cfgn9l3yo
陽菜「今年の活動で目標とかあるんですか?」

陽菜「会長さんに、だそうです」

彩音「真面目でかつ、ズバッとした質問ね!」

彩音「もちろん、それはあるよ!」

彩音「今年の目標はね――」

選択安価

1 >>1に任せる

2 自由安価

安価下1
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/28(土) 23:04:36.52 ID:9YqsKUrDo
1
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/28(土) 23:04:57.28 ID:UvjiQTTP0
何やら嫌な予感がするが1で
80 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 23:11:45.72 ID:Cfgn9l3yo
彩音「まず、ちゃんとした活動をする生徒会であるべきだよね」

陽菜「……ああ、去年の生徒会ですね」



3−C教室。

司(前会長)「失礼だな、おい」

伊織(前副会長)「100パーお前のせいだぞ」

司「なんだよ、いいじゃねえか。いろいろやった方が絶対楽しいだろ!」

司「ただ堅苦しいだけの生徒会なんて、俺はごめんだぜ!」

伊織「限度とか常識とかを考慮しろ!」
81 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 23:12:14.68 ID:Cfgn9l3yo
彩音「それから、生徒に近い生徒会であることだよ!」

陽菜「ああ、今日のこの企画もその目的がありましたからね」

彩音「うん、ということで、今日はみんなの要望や質問にどんどん答えていくからね!」

陽菜「とりあえず今回はテスト的にですけどね。好評でしたら、次回も考えてますよ」

彩音「というわけです! 頑張るから、よろしくね!」

彩音「じゃあ、次に言ってみよーっ!」

陽菜「はい、では次は――」

自由安価

要望及び質問内容
既存キャラからの、要望・質問の場合は名前も添えて(無記名の場合、基本的に名無しさんとして扱います)

安価下1
82 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 23:17:15.24 ID:Cfgn9l3yo
×言ってみよーっ!

○行ってみよーっ!

ですね。安価下
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/28(土) 23:17:40.12 ID:J02T5/OM0
この前生徒会室覗いたら副会長が会計の天海さんを紅茶の入れ方について厳しく指導してたんですがメイド養成したるんですか?
84 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 23:30:24.92 ID:Cfgn9l3yo
陽菜「この前生徒会室覗いたら副会長――奥宮さんの方ですね」

陽菜「奥宮さんが会計の天海さんに紅茶の入れ方について、厳しく指導してたんですが」

佳久「ああ……そんなことがあったな」

彩音「まず、覗いたりしないで、ちゃんと入ってね! 特に変なことはしてないけど、マナーだよ!」

陽菜「そうですね……で、続きなんですが」

陽菜「メイド養成しているんですか? だ、そうです」

このは「はい!?」

佳久「ち、違う、誤解だ!」

千里「奥宮さん、そんな趣味あったんですか……?」

菜月「まさか奥宮君にそんなゆがんだ願望を持っているなんて……」

佳久「お前ら分かって言っているだろう!?」

佳久「ただ、普通に紅茶の淹れ方をレクチャーしていたら、熱くなってしまっただけだ!」

菜月「メイド育成に?」

佳久「紅茶の淹れ方にだ!」

このは「すみません、覚えの悪い弟子で……」
85 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 23:31:09.72 ID:Cfgn9l3yo
彩音「このはちゃんは悪くないわよ! 奥宮が暴走しただけなんだから!」

彩音「一応フォローしておくと、本当にただ紅茶の淹れ方を教えていただけよ!」

彩音「奥宮にそんな趣味はないから、安心してね」

佳久「ゆ、夕霧がまともだと……?」

彩音(むっ)

彩音「まあ、もしあたし達に隠していたとしたら、別かもしれないけど」

佳久「含みを持たせたこと言うなーっ!? そんな感情はねえ!」

菜月「はいはい、そんなに熱くならないの」

千里「そうですよ、今皆さんはお昼ご飯の最中なんですから」

佳久「ちくしょう、誰だ生徒会室を覗いて、こんな質問してきた奴は……」

陽菜「えっと、無記名ですし、本人の希望がない限り記名してても名前は出しませんから」

佳久「……はあ。もういい」

菜月「自分のメイド趣味を認めると」

佳久「そういう意味じゃねえ!」

千里「陽菜、次行って」

陽菜「はい。では次は――」

要望及び質問内容
既存キャラからの、要望・質問の場合は名前も添えて(無記名の場合、基本的に名無しさんとして扱います)

安価下1
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/28(土) 23:38:38.45 ID:iAT5BY6io
今年は野球部とサッカー部が大会で有望との下馬評ですが生徒会のみなさんはどちらが好きですか?
87 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 23:47:59.12 ID:Cfgn9l3yo
陽菜「今年は野球部とサッカー部が大会で有望との下馬評ですが」

陽菜「生徒会のみなさんはどちらが好きですか?」

彩音「どちらが好き? どういう意味だろ?」

菜月「さあ……? 野球とサッカーどっちが好きとかそういうことかしら?」

陽菜「まあ、たしかに野球部とサッカー部は今年結構期待できそうですが……」

千里「でも、菜月さんの言うとおりでしたら、わざわざ『部』なんてつけないですよね?」

このは「そうですね――生徒会としては、どちらも応援していますとしか言いようがない気がするのです」

彩音「そうね。このはちゃんの言うとおり、どちらも応援しているからね!」

彩音「だけど――陽菜ちゃん、その質問だと、それしか答えようがないんだけど。なにか他に書いてないの?」

陽菜「ちょっと待ってください――」

選択安価

1 陽菜「特にないですね」

2 陽菜「『あくまで一個人としてなら、どちらを応援するか、で答えてください』だそうです」

3 陽菜「『まあ、自分の好きなスポーツを応援すると思うので、野球かサッカーどちらが好きですか?』だそうです」

4 陽菜「自由安価」

安価下1
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/28(土) 23:48:53.78 ID:iAT5BY6io
89 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/28(土) 23:55:15.55 ID:Cfgn9l3yo

陽菜「『まあ、自分の好きなスポーツを応援すると思うので、野球かサッカーどちらが好きですか?』だそうです」

彩音「最初からそこまで読んでよ!」

陽菜「すみません、まさか二枚目があるとは」

彩音「まあいいや、どっちが好きかと言われれば、サッカーだよ!」

菜月「スポーツ自体あまりやらないけど……野球ね」

千里「同じく、あまりやりませんけど。体があまり強くないので。しいて言えば野球ですね」

佳久「うーん、特にこだわりはないがサッカーっすかね」

このは「えーと、私はどっちも好きですけど――どちらかと言えば野球なのです!」

陽菜「みごとに分かれましたね」

彩音「サッカー部も野球部も、他の部活の頑張ってね!」

彩音「じゃあ次へ行こう!」

要望及び質問内容
既存キャラからの、要望・質問の場合は名前も添えて(無記名の場合、基本的に名無しさんとして扱います)

安価下1
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/29(日) 00:02:37.59 ID:8ER7Gehho
モブ
フェンシング部はどんな感じですか?
転校生が入ってかなり強くなったみたいですが
91 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/29(日) 00:10:30.91 ID:YAZwEbv0o
陽菜「フェンシング部はどんな感じですか?」

陽菜「転校生が入ってかなり強くなったみたいですが」

彩音「いや――生徒会じゃなくてそれ顧問の先生に聞いた方がいいような」

彩音「まあ、質問だし答えるね!」

彩音「知ってのとおり、この高校は立派なフェンシング場があるわ」

彩音「その設備、及び顧問の奥宮先生の指導の下、去年は全国まであと一歩のところまで行ったわ」

陽菜「惜しかったですねえ、県三位でしたね」

彩音「転校生については――個人に言及することになるから詳しくは言わないけど、ちゃんと馴染めているみたいよ」

彩音「部の雰囲気もいいし、夏の大会に向けて練習にも熱が入っているみたい」

彩音「今年は上手く行けば、全国にいけると思うよ!」

彩音「……こんな感じでいいのかしら」

陽菜「大丈夫だと思います」

彩音「で、次の質問はある?」

選択安価

1 今までと同じように、質問と要望、投稿者名記載(投稿者名は既存キャラの場合のみ)。

2 自由安価(起こる出来事など、質問、要望に限りません)

3 陽菜「いえ、さっきので最後です」

安価下1
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/29(日) 00:12:59.29 ID:CwJzU3+5o
司と伊織が乱入
93 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/29(日) 00:20:06.36 ID:YAZwEbv0o
陽菜「えっと――」

司「ちょっと待った!」

バン! と大きな音と共に滝本さんが放送室内に入ってくる。

放送委員「なんですか滝本先輩! 今放送中ですよ!」

司「そんなことは分かっている! だから入ってきたんだ!」

放送委員「はい!?」

彩音「なんですか急に!? 放送の邪魔ですよ前会長!」

伊織「――そうだ、てめえ司! 急に走り出したと思ったら、まさか放送室に乗り込むなんてな!」

続けて、滝本さんを追ってきたのだろう、伊織さんも放送室に駆け込んできた。

伊織「一体てめえなに考えてやがる!?」

司「なにをだと?」

菜月「……まあ、たいしたことじゃない気がしますけど」

彩音「なんで放送の邪魔するんですか!?」

司「それはだな――」

自由安価
司の行動、または台詞など

安価下1

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/29(日) 00:25:50.77 ID:CwJzU3+5o
ちゃんとした活動をする生徒会であるべきといったな夕霧 お前がそんなこと言うなんてな

己に枠を作って自ら囚われるものに大事をなすことはできんぞ!!
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/29(日) 00:56:48.48 ID:CwJzU3+5o
96 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/29(日) 23:04:17.64 ID:YAZwEbv0o
>>95さん
乙ありがとうございます!

司「夕霧に言いたいことがある!」

彩音「あたし!?」

司「ちゃんとした活動をする生徒会であるべきといったな夕霧。お前がそんなこと言うなんてな」

司「己に枠を作って自ら囚われるものに大事をなすことはできんぞ!」

菜月「もっともらしいことを言って煙に巻くつもり? 耳を貸しちゃダメよあーちゃん」

彩音「……なにを言うかと思えば会長」

彩音「逆に言いますが、ちゃんとした活動をしない生徒会だったら、生徒会がある意味がないでしょうが!」

司「なにぃ!?」

彩音「そもそも、己の枠に囚われると言いますが、あたしは自分の行動理念に基づいてやろうとしているだけです!」

彩音「それを枠に囚われていると言うなら、枠に囚われていない人間なんていないでしょう!」

彩音「そういう意味では、先輩! 先輩だって自分の枠に囚われていると言えるんじゃないんですか!?」

司「……」

選択安価

1 司が納得する。

2 司が更に反論する(内容も記載)

3 自由安価

安価下1
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/29(日) 23:05:10.54 ID:Mtd9RyOAo
1
98 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/29(日) 23:14:03.76 ID:YAZwEbv0o
司「……正解だ、夕霧」

彩音「……は?」

司「そこで俺に反論するお前が見たかった。それでいい」

司「これなら、安心して任せられるな」

彩音「……先輩、今のはもしかして、演技だったんですか?」

司「……さあな。ただ」

菜月「ただ?」

司「一回こういう、生放送中に乗り込んでみたいと思っていたのも事実だ!」

司「一つ夢が達成できたぜ! ありがとよ!」

伊織「そんな夢捨ててしまえーっ!」

司「ごばっ!?」

このは「うわっ、痛そうなのです……」

千里「もろに入りましたね、今のは……」

佳久「会長やめても相変わらずだな、この光景は」

伊織「あ、えっと……こほん、邪魔したな。とりあえずお叱りは後で受けるから、進めてくれ」

放送委員「は、はあ……」

陽菜「えー、放送に大変お見苦しい点がございました、申し訳ありません」

彩音「改めて再開するよっ!」

選択安価

1 今までと同じように、質問と要望、投稿者名記載(投稿者名は既存キャラの場合のみ)。

2 自由安価(起こる出来事など、質問、要望に限りません)

3 陽菜「といっても、もう質問、要望はないのですが」
  彩音「あら?」

安価下1
99 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/29(日) 23:42:24.32 ID:YAZwEbv0o
人がいないので今日はここまで。
皆様、お疲れ様でした。
100 : ◆dbGyYYDw8A [sage]:2013/12/29(日) 23:43:02.27 ID:YAZwEbv0o
あ、安価は下でお願いします。
101 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2013/12/30(月) 08:30:24.25 ID:PZxA//qh0
上げさせて頂きます。
安価下。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/12/30(月) 08:40:34.92 ID:C7dJlDg9o
3
103 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 22:32:22.28 ID:6h1Eig0fo
皆様、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

陽菜「といっても、もう質問、要望はないのですが」

彩音「……あれ? なんか寂しいなー、もっとみんな送ってきてよ」

陽菜「まあ、初めての試みでしたし、みなさん様子見してる部分があったんじゃないですか?」

彩音「んー、そうだね。みんな、またなにかあれば意見を寄せてね!」

陽菜「そうですね」

このは「よろしくお願いします!」

菜月「けど、最後が前会長のあのどたばただと、なんかしまらないわね」

千里「そうですね……」

選択安価

1 彩音「……まあ、しょうがないよ! これで終了!」

2 彩音「大丈夫! 最後に考えていることがあるから」(内容を自由記載)

安価下1
104 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 22:35:09.46 ID:nEPC56iLo
2後で副会長を締めるから
105 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 22:39:05.70 ID:6h1Eig0fo
彩音「最後に副会長を締めるから!」

陽菜「はい!?」

このは「なんでですか!?」

選択安価

副会長ってどっち?

1 菜月

2 佳久

安価下1
106 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 22:39:18.30 ID:ILaThimAo
2
107 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 22:42:25.26 ID:6h1Eig0fo
菜月「私のことじゃないわよね、あーちゃん?」

彩音「もちろん! 奥宮! あんたよ!」

佳久「いやちょっと待て! 一体何の理由で、そしてなぜ今!?」

陽菜「なんですかこの急展開……おーい、今校内放送中ですよ」

彩音「それは――」

自由安価

その理由

安価下1
108 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 22:46:41.99 ID:A+3680sno
前会長の管理をしなかったから
109 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 22:51:42.29 ID:6h1Eig0fo
彩音「前会長の管理をしなかったからよ!」

佳久「ちょっと待て! それはおまえや川崎にも言えることだろう!?」

菜月「あの会長の管理をできるのは伊織さんくらいだと思うけど……」

司「ふっ、俺は誰にも縛れないさ」

伊織「おまえは黙ってろ」

選択安価

1 彩音「……むう。たしかにあたしにも責任はあるわね」

2 彩音「いや、あたしと菜月はそれなりに頑張ったけど結果的にダメだったのよ!」

3 彩音「自由安価」

4 自由安価

安価下1
110 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 22:53:03.21 ID:XFbJFth8o
1
111 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 23:00:41.63 ID:6h1Eig0fo
彩音「……むう。たしかにあたしにも責任はあるわね」

佳久「だろう!? なのに俺だけ責任を問われるのはおかしいだろ!?」

彩音「それもそうね」

彩音「というわけだから、前会長は生徒会がしっかり監視するからね!」

司「なにぃ!?」

千里「爆発物処理係みたいな扱いですね」

菜月「実際そんなものじゃない?」

彩音「というわけで、さっきのはなしで、改めて締めるよ!」

選択安価

1 陽菜(適当な曲を流して終わりましょうか)

2 彩音「というわけで、歌うよ!」
  陽菜「……は?」
  
3 菜月「むしろ前会長を締めるというのはどうかしら?」
  陽菜「やめて!」
  
4 菜月「じゃあ、最後に奥宮君にメイドのこだわりについて語ってもらいつつお別れしましょう」
  佳久「そのネタいつまで引っ張るんだ!?」
  
5 自由安価

安価下1
112 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 23:01:05.35 ID:B3tF8b7No
1
113 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 23:10:52.39 ID:6h1Eig0fo
陽菜(適当な曲を流して終わりましょうか)

彩音「それでは、みなさん! ここまでありがとうございました!」

このは「ありがとうございました!」

陽菜「次回は未定ですが、また機会があればよろしくお願いします」



彩音「ふー、なんとか終わったわね!」

このは「緊張したのです……」

菜月「お疲れ様、あーちゃん。けど、まだ終わってないわよ」

彩音「あれ、まだなんかあったっけ?」

伊織「……いや、正確にはこれからあるべきというところか」

彩音「……?」

修治(彩音達の担任)「……滝本、夕霧。おまえら、いろいろとやってくれたな」

彩音「……あ」

菜月「まあ、前会長だけじゃなくて、あーちゃんも奥宮君を締めるだの言ってたしね……」

千里「まあ、たしかに」

修治「特に滝本(前会長)。おまえはみっちりと説教してやる。覚悟しておけ。夕霧もな」

司「はいっ!」

彩音「はいっ!」

このは「あ、彩音さん……ご愁傷様なのです」

陽菜「なんか、私いろいろと疲れましたよ、本当に」

『生徒会の校内放送』 完
114 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 23:14:40.79 ID:6h1Eig0fo
次回の話ですが、ちょっと安価取らせていただきます。
本来は1にするつもりでしたが、正月に七夕の話はどうかなと思ったので。

選択安価

1 七夕(正月だけど)

2 >>55で出た、お泊り会

3 自由安価(出来る限り先生キャラ主役はなしにしてくださると、ありがたいです)

安価下1
115 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 23:15:07.45 ID:HxYW5zOao
2
116 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 23:23:05.89 ID:6h1Eig0fo
『お泊り会!』

View 山吹 和歩

和歩「岬ちゃん、ちょっといいですか?」

岬「どうしたの、和歩?」

和歩「昨日言っていた、お泊り会の件なんですが……」

和歩「今、参加者は岬ちゃん、湊ちゃん、陽菜ちゃんの三人ですよね?」

岬「そうね」

和歩「他の方も誘いたいのですが、それ以上だと私の家だとちょっと手狭になってしまいそうで……」

岬「ああ、たしかにね……あまり大勢だと和歩の家の方にも迷惑でしょうし」

選択安価
1 岬「悪いけど、今回は他の人は諦めましょう」

2 岬「……なら、ウチはどうかしら? 多分あと二、三人は大丈夫だと思うわ。確認しないとダメだけど」

3 彩音「なに、なんの話〜?」

4 自由安価

安価下1
117 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 23:24:43.61 ID:HxYW5zOao
3
118 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 23:32:49.19 ID:6h1Eig0fo
彩音「なに、なんの話〜?」

和歩「あ、彩ちゃん。実はですね――」

……説明中。



彩音「ならウチに来ればいいじゃない! 大歓迎だよ!」

和歩「いいんですか?」

岬「彩音の家は大丈夫なの?」

彩音「うん! 確認してみるけど、お父さんもお母さんもきっと歓迎してくれるよ!」

岬(……そういえば、彩音の家って凄い大きいって話だったわね)

岬(……はっ! そんなところに行ったら、緊張しちゃうのもそうだけど)

岬(肝心の普段の和歩の様子が見れないかもしれないじゃない!)

岬(それじゃあ意味がないわ! すっかり浮かれて忘れてたけど!)

選択安価

1 岬「やっぱり今回は私のウチにしましょう! 彩音も入れてね!」

2 岬(仕方ないわ。残念だけど和歩の方については諦めましょう)

3 自由安価

安価下1
119 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 23:45:45.19 ID:n+Y+ItQj0
2
120 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/01(水) 23:53:27.22 ID:6h1Eig0fo
岬(仕方ないわ。和歩の方については諦めましょう)

彩音「ちょっと待ってね。今、お母さんに確認してみるね」



彩音「今度の土曜日、大丈夫だよ!」

和歩「すみません、彩ちゃんにご迷惑をかけてしまって」

彩音「全然! むしろ楽しみだよ!」

岬「人数的にはどうなのかしら?」

彩音「えーとね、今五人だよね」

彩音「だから後――」

後何人呼べる?
2〜4の間の数字

安価下1
121 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/01(水) 23:55:34.24 ID:n+Y+ItQj0
4
122 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 00:11:51.03 ID:AslWiG3oo
彩音「四人は呼べるよ!」

岬「つまり九人ね……大勢になりそうね」

彩音「でも、楽しそうだよね!」

和歩「本当にいいんですか、彩ちゃん?」

彩音「うん、大丈夫だよ!」

彩音「というわけで、早速みんなを誘いにレッツゴーだよ!」
123 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 00:13:00.12 ID:AslWiG3oo
彩音「菜月、灯夏! 土曜日、あたしの家でお泊り会するよ!」

菜月「お泊り会? あーちゃんの家で?」

和歩「はい」

灯夏「また急な話ねえ」

菜月「私はもちろん行くわ。よろしくね、あーちゃん、和ちゃん、岬」

彩音「うん!」

岬「こちらこそよろしくね」

和歩「灯夏ちゃんはどうでしょうか?」

灯夏「そうね……行かないでもないわ」

彩音「行くって事だね!」

菜月「灯夏、あなたもうちょっと素直に言いなさいな」

灯夏「はいはい、行くわよ。これでいい?」

和歩「楽しみですね」

灯夏「……はあ、まったく、この人たちは」
124 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 00:13:52.62 ID:AslWiG3oo
和歩「千里ちゃん、このはちゃん、こんにちはです」

千里「あ、和歩お姉ちゃん」

このは「和歩さん、彩音さん、岬さん! こんにちはなのです!」

岬「こ、こんにちは」

千里「皆さん、どうしたんですか?」

和歩「えっと、実は……」



千里「お泊り会ですか……彩音さんさえ良ければ、行かせて頂きますよ」

このは「私もなのです!」

彩音「じゃあ、決定だね!」

千里「彩ちゃんの家でやるってこと、陽菜ちゃんには伝えておくね」

和歩「ありがとうございます」

岬「でも、ただ泊まらせてもらうっていうのも迷惑よね……」

岬「食材とか買って、私達で作ったりした方がいいのかしら?」

選択安価

1 彩音「んー、みんなでご飯作るのも楽しそうだよね」

2 彩音「別に大丈夫だよ、そんな心配しなくて」

3 彩音「別にそれはいいけど、おやつとか持ってきてもいいよ。ただし一人300円までね」
  岬「遠足か!」
  
4 自由安価

安価下1
125 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/02(木) 00:17:02.02 ID:P31+LFaoo
3
126 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 00:21:07.80 ID:AslWiG3oo
>>124

千里「彩ちゃんの家でやるってこと、陽菜ちゃんには伝えておくね」
×彩ちゃん→○彩音さん
×陽菜ちゃん→○陽菜

最初和歩の台詞だったのを直したら……

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。

今年もよろしくお願いいたします。
展開案、感想等はいつでも募集しています。
127 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 23:04:29.19 ID:AslWiG3oo
彩音「別にそれはいいけど、おやつとか持ってきてもいいよ。ただし一人300円までね」

岬「遠足か!」

千里「バナナはおやつに入りますか?」

彩音「ん? 入らないよ」

このは「つまりはお弁当扱いなのです?」

和歩「バナナがおやつに入ったとしたら、一本がいくらになるのか計算が大変ですね」

岬「そんなどうでもいいこと気にしなくていいわよ……」
128 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 23:05:19.57 ID:AslWiG3oo
――そして土曜日。

彩音「みんな! いらっしゃい!」

菜月「こんにちは、あーちゃん」

岬「……」

和歩「こんにちは彩ちゃん。今日はよろしくお願いしますね」

岬「……」

彩音「さあさあ、上がって!」

灯夏「はいはい、いちいちそんな大きな声出さなくても大丈夫よ」

このは「ふえー、彩音さんのおウチは大きいですね」

彩音「んー、そうかな? 普段から暮らしているから、あんまり実感ないけど」

岬「……」

千里「いえ、ウチと比べたら大違いですよ」

陽菜「はい、そのとおりですよ」

彩音「ふーん」

岬「……」
129 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 23:06:02.26 ID:AslWiG3oo
湊「……岬、あんたさっきからなに黙っているのよ?」

岬「お姉ちゃん、本当にここ彩音のおウチなのよね?」

湊「……は?」

彩音「いや、あたしの家じゃなきゃどこの家になるのよ?」

岬「だ、だってこんな大きな家初めて入るんだもの! 本当に今日ここに泊まっていいの!?」

彩音「え、いやいいんだよ?」

和歩「岬ちゃん、深呼吸してください」

岬「……え。そ、そうね」

岬「……はあー」

和歩「落ち着きました?」

岬「……ちょっとは」

湊「まったく、岬は気が弱いわね」

岬「お姉ちゃんが遠慮なさ過ぎなのよ!」

灯夏「岬、また声大きくなっているわよ」

岬「……御織さんもやけに落ち着いているわね」

灯夏「まあ、何回か来た事あるし。泊まったことはないけど」
130 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 23:06:37.98 ID:AslWiG3oo
岬「あ、そうなのね……はっ! やたらに周りの物に触れたらまずいかしら!?」

岬「もしかしたら何十万、いや何百万とするものがあったり――」

このは「そ、それはうかつに動けないのです!」

彩音「いや、ないよ!?」



彩音「空いてる部屋はそれなりにあるけど、別々に寝るのはつまらないよね!」

和歩「せっかくのお泊り会ですからね」

彩音「けど、さすがに九人が一緒に寝れる部屋はないんだ」

菜月「まあ、仕方ないわね」

彩音「というわけで、四人と五人に別れよー」

千里「どうやって分けましょうか? くじとか……」

陽菜「今から作る?」

和歩「あ、私トランプ持って来てますので、それを使いましょうか」

千里「なるほど、さすがお姉ちゃん」

岬「スーツを4、5で分けるのね」

和歩「はい、その通りです。皆さん引いて、私は残ったのになりますね」
131 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 23:07:58.91 ID:AslWiG3oo
菜月「引く順番はジャンケンでいいかしら?」

灯夏「はいはい、なんでもいいから早くしましょ」

選択安価

四人部屋のメンバーは?

1 和歩

2 岬

3 湊

4 彩音

5 菜月

6 千里

7 このは

8 陽菜

9 灯夏

安価下1(四人指定してください。残った五人がもう一部屋になります)
132 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/02(木) 23:10:12.18 ID:0FQAcctpo
1 3 2 5
133 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 23:24:51.51 ID:AslWiG3oo
グループA
和歩 岬 湊 菜月

グループB
彩音 千里 このは 陽菜 灯夏

和歩「こうなりますね」

岬(やった! 和歩と同じ部屋!)

湊「あ、岬と一緒になったわね」

菜月「和ちゃんと一緒にお泊りなんて久しぶりね」

和歩「そういえば、そうですね。今日は楽しみましょう、菜月ちゃん」

菜月「ええ」

菜月「でもあーちゃんが一緒じゃないのは残念ね」

菜月「抱き枕にして、一緒に寝たかったのに」

彩音「さらっと変なこと言わないでよ!? そしていきなり抱きしめないで!?」

菜月「あら。一緒に寝れないのだから、今するしかないでしょう」

灯夏「はいはい、菜月。そこまでにしときなさい」
134 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 23:28:52.12 ID:AslWiG3oo
陽菜「このは、千里。一緒の部屋だね」

このは「はい。今日はよろしくお願いします」

千里「こっちこそ。よろしくね」

灯夏「はいはい、まあ適当によろしく」

彩音「みんな、よろしくね!」

灯夏「彩音は夜中にあんまり騒ぐんじゃないわよ。眠れなくなるから」

彩音「えー」

灯夏「そこで不満げな顔をしない」

和歩「大丈夫ですよ。彩ちゃんは十時になると眠くなりますから」

陽菜「はやっ!?」

和歩「ちなみに私も十一時くらいが限界で……」

岬「ということは、やっぱり早寝早起きは正解なのね!」

岬「……あ、でも彩音という例も」

湊「いきなり何言っているの岬?」

彩音「……良く分からないけど、失礼なこと考えてない?」

陽菜「まだ気にしていたんですか、岬さん」

千里「……なんだか賑やかになりそうですね」

このは「なのです」
135 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/02(木) 23:29:20.33 ID:AslWiG3oo
彩音「まっ、あくまで寝るときの部屋だから、寝るまではみんな一緒に遊べばいいよね!」

和歩「そうですね」

岬「……迷わないかしら?」

湊「岬、あんたもう笛でも持ってなさいよ」

灯夏「防犯ブザーでも可」

岬「そ、そんなの要らないわよ! そして防犯ブザーの使い方違う!?」

和歩「岬ちゃん、迷ったら彩ちゃんか私の携帯に連絡してくださいね」

岬「和歩まで、そんな気にしなくても大丈夫よ!」

岬「……たぶん」

菜月「そこで不安にならないの」

自由安価(誰かの発言でも、起こる出来事でもなんでもOK)

安価下1
136 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/02(木) 23:53:09.26 ID:3wd/DLZU0
コイバナとか
137 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 00:03:58.37 ID:KZ3LEkuio
彩音「とりあえずリビングでお話しよー!」

千里「いいですね」

陽菜「私お菓子いろいろ持って来ましたよ」

彩音「陽菜ちゃん、もしかして300円以内の条件破ったわね!」

陽菜「ふっ、これは元から家にあったものがだから0円ですよ!」

彩音「な、なんでっすって!? まさかそんな裏道が……」

灯夏「なんの話をしているのよあんたら……」



彩音「というわけで、話題プリーズ!」

菜月「急ね。じゃああーちゃんを可愛さについて――なんてどうかしら?」

彩音「真顔でなに言っているの!? 却下よ却下!」

陽菜「えー」

千里「陽菜、悪乗りしない」

岬「話題ねえ……なにかしら?」

湊「なに言っているの。これだけ女性陣が集まっているのよ」

和歩「と言いますと?」

湊「当然コイバナに決まっているでしょう?」

このは「そうなのですか!?」

岬「え……でも前も私に聴いたばっかりでしょう?」

湊「岬は興味ないかしら? 他の人の話には」

岬「そ、それは……」
138 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 00:04:30.20 ID:KZ3LEkuio
灯夏「……お茶がうまい」

菜月「灯夏興味なさそうね」

湊「こらそこ、参加しなさいよ。じゃあそうね、まずは――」

選択安価

1 湊「和歩の話を聞かせてもらおうかしら」

2 湊「彩音の話をきかせてもらおうかしら」

3 湊「そこで興味なさそうな顔している灯夏、あんたなにかないの?」

4 自由安価

安価下1
139 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 00:18:21.40 ID:KZ3LEkuio
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。

安価下でお願いします。
140 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 00:21:42.41 ID:QNHcC14W0
3
141 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 11:49:20.86 ID:KZ3LEkuio
湊「そこで興味なさそうな顔している灯夏、あんたなにかないの?」

灯夏「ここで私に振るか」

湊「いやいや、意外となにかないかなって思って」

灯夏「あんたねえ」

菜月「でも私も興味あるわね」

陽菜「さあさあ、きっちり話をしてもらいますよ」

灯夏「まったく面倒ねえ」

選択安価

1 灯夏「興味なし、終わり」

2 灯夏「ノーコメントで」

3 灯夏「そりゃ、私だって恋くらいしたことあるわよ、実らなかったけど」

4 灯夏「……好きな人ぐらいいるわよ、私だって」

5 自由安価

安価下1
142 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 12:05:36.79 ID:P0LOq4sCo
3
143 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 12:18:34.70 ID:KZ3LEkuio
灯夏「そりゃ、私だって恋くらいしたことあるわよ、実らなかったけど」

湊「……え?」

灯夏「どうしたのよ、鳩が豆鉄砲食らったような顔して」

湊「ごめん、まさかシリアスな回答が来ると思わなかったから」

陽菜「普通に興味ないわそんなの、で終わると思ってましたから……」

菜月「湊、あんまり興味本位で突っ走らないの」

岬「まったく、お姉ちゃんってば」

湊「わ、悪かったわね! ……灯夏、それってどんな人だったの?」

湊「いや、言いたくないならいいのよ?」

岬「……お姉ちゃん?」

灯夏「まあ、別に語るくらいいいけどさ」

灯夏「あ、お茶おかわり」

和歩「あ、持ってきますね」

このは「なんでそんなに馴染んでいるのですか?」

彩音「私がやろうか、和歩?」

和歩「大丈夫ですよ、彩ちゃん」
144 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 12:19:04.42 ID:KZ3LEkuio
灯夏「で、そうね……」

選択安価

1 灯夏「子供のとき、近くに同じ年の男の子がいたんだけど――」

2 灯夏「小学生くらいのとき、近所のお兄さんが――」

3 灯夏「自由安価」

安価下1
145 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/01/03(金) 12:20:09.42 ID:zJbsi+v4o
146 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 12:22:26.41 ID:KZ3LEkuio
>>145さん
すみませんが、自由安価の場合は内容を指定してください。

再安価
安価下1
147 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 12:38:19.06 ID:q7wIdc6o0
1
148 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 13:03:38.47 ID:KZ3LEkuio
灯夏「子供のとき、近くに同じ年の男の子がいたんだけど」

和歩「私とヒロ君のような感じでしょうか?」

灯夏「そうね。まあ、やんちゃというか、無鉄砲というか」

灯夏「いつも自信ありげだけど、その裏で負けず嫌いでいつも見えないところで頑張っているような奴だったわね」

湊「へえー」

灯夏「危なっかしい奴だったから、目を離せないような奴だったわ」

菜月「で、その内気になっていたと」

千里「だった……ということは?」

灯夏「今はどうしているかよく知らないわよ」

選択安価

1 灯夏「いつの間にか疎遠になっちゃったからね」

2 灯夏「振られてそれっきりだからね」(本気で)

3 灯夏「振られてそれっきりだからね」(実は誤解)

4 灯夏「遠くに引っ越して……『また五年後に戻ってくるぜ!』なんて言ってたけど……そういえば、もうすぐ五年ね」

5 灯夏「自由安価」

安価下1
149 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 13:19:10.48 ID:QkHh3X6xo
2
150 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 13:29:32.88 ID:KZ3LEkuio
3か4選ばれてたらそれで話展開するのも面白いと思ったり。



灯夏「振られてそれっきりだからね」

湊「そ、そう……悪かったわね、嫌なこと訊いて」

灯夏「そう思うなら最初から訊かないの」

湊「じゃあ他の人の話にしましょうか! えっと――」

選択安価

1 湊「和歩の話を聞かせてもらいましょう!」

2 湊「彩音の話を聞かせてもらいましょう!」

3 湊「岬、あれからなにかないの?」

4 湊「菜月はそういう話ないわけ?」

5 灯夏「じゃあ、次は湊の番ね」

6 岬(話題転換を図りましょう!)「そうだ、えっと――」

7 自由安価(話題転換や、起こる出来事でもなんでもOK)

安価下1
151 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 13:31:22.80 ID:QkHh3X6xo
3
152 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 13:37:27.07 ID:KZ3LEkuio

湊「岬、あれからなにかないの?」

岬「いや、特に出会いとかないし」

湊「そう言って、実は気になる人とかいるんじゃないの?」

和歩「湊ちゃん、あんまり無理に聞くのはよくないですよ」

千里「そうですよ、湊さん」

湊「なによみんな固いわねえ……」

岬「そういうお姉ちゃんこそ、好きな人とかいないわけ?」

湊「いないわね」

岬「即答ね」

陽菜「たしかにそんな感じはありませんもんねえ」

岬(趣味に精一杯だものね……)

湊「で、どうなのよ?」

自由安価
湊に対する岬の言動

安価下1
153 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 13:41:00.40 ID:P0LOq4sCo
まだいまいちよく分からないと答える
154 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 13:51:23.76 ID:KZ3LEkuio
岬「まだいまいちよく分からないわね」

湊「なによ、つまらないわね」

岬「人の恋路に面白さを求めないで頂戴」

灯夏「その通りよ、岬には岬の道があるんだから、お姉ちゃんはそっと見守るくらいでいいのよ」

湊「……あれ、灯夏が真面目なこと言っている!?」

このは「そこに驚くのですか!?」

灯夏「殴るわよ」

湊「ごめんなさい」

菜月「湊は調子に乗りやすいのが短所ね」

灯夏「授業をまともに受けないのもね」

和歩「もしかして、今も授業中に寝ているのですか?」

菜月「その通りよ」

和歩「ダメですよ、湊ちゃん!」
155 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 13:52:42.62 ID:KZ3LEkuio
陽菜「はあ、本気で来年は同級生かもしれませんね」

千里「来年はクラスメイトですね、湊さん」

このは「え、えっと……」

菜月「そうね、ちゃんと私やあーちゃんを先輩と呼ぶのよ」

岬「あ、もちろん私もね」

彩音「よろしくね、後輩!」

湊「いじめか! 洒落にならないこと言わないで頂戴!」

和歩「皆さん、そこまでにしてあげましょう」

湊「かずほ〜」

和歩「よしよし、湊ちゃん」

彩音「和歩が湊のお姉ちゃんみたいになってるわね」

和歩「でも、勉強はちゃんとしないとダメですよ」

湊「だって嫌いなんだもーん」

岬「こ、この姉は……」

岬(趣味しか頭にないのかしら)

自由安価(コイバナ継続で誰かに話しを振るでも、話題転換でも、起こる出来事でもなんでもOK)

安価下1
156 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 13:54:08.48 ID:7iRK7/cmo
枕投げをしよう
157 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 13:57:25.38 ID:KZ3LEkuio
>>156
枕投げ

現在昼ですが――

1 夜までスキップ

2 昼や夕方にやりたいことがあれば(外に出る、昼にしかできないことをするなど、自由安価で。その後、枕投げはやります)

安価下1
158 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 13:59:20.94 ID:7iRK7/cmo
2スイーツバイキングに行こう
159 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 14:02:08.14 ID:KZ3LEkuio
>>158さん
了解しました。
外出するので、一旦ここまで。
また夜には戻ってくる予定です。

皆様、お疲れ様でした。
160 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 22:07:46.14 ID:KZ3LEkuio
湊「そういえば和歩。前に無料券を持ってた、スイーツバイキングのお店って行ってみた?」

和歩「あ、はい。ヒロ君と行きました」

千里「どうだった?」

和歩「なかなか良かったですよ。私とヒロ君それぞれケーキは一個ずつしか食べませんでしたが」

彩音「え? なんで?」

和歩「私もヒロ君もそこまで甘い物をたくさん食べられないので」

岬「そうなの?」

和歩「はい。なので後はパスタとか他のを食べてました」

湊「なんかもったいないわねえ」

灯夏「いいんじゃないの? 本人達が満足なら」

陽菜「あー、そういえば今度校内新聞の記事にでもしようかなって思っていたんですよねえ」

このは「校内新聞はそんなのも扱っているのですか?」

陽菜「あ、うん。やっぱり生徒個人のプライバシーに関わる部分は書きにくいからね」

陽菜「どうしてもいろいろな話題を提供しないとネタ切れしちゃうんですよ、これが」

陽菜「なので、学校の近くの店とか、噂話とかも扱っているわけです」

このは「ふえー、新聞部さんも大変ですね」
161 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 22:08:34.37 ID:KZ3LEkuio
湊「なら丁度いいかもしれないわ」

岬「お姉ちゃん?」

湊「今からそこに行かない?」

彩音「あ、いいかも!」

菜月「あーちゃんの目が変わったわね」

岬「相変わらずケーキとかに目がないわね、彩音は」

岬「……おかしい、なんで太らないのかしら」

湊「おーい、負のオーラが出てるわよ」

岬「そんなの出してないわよ!」

和歩「今からですか?」

彩音「うん、行こうよ!」

陽菜「渡りに船ですし、いいかもしれませんね」

灯夏「えー、面倒ねえ。ウチで済ませればいいじゃない」

菜月「もう止まりそうにないわよ、これ」

灯夏「はあ、仕方ないわねえ」

千里「私小食だから、食べ放題とかなんか損した気分になるんだよね」

このは「私もなのです」
162 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 22:09:34.08 ID:KZ3LEkuio
――数十分後。

ケーキバイキングの店内。

彩音「とーちゃくだよ!」

湊「へえー、いろいろ種類があるわね」

菜月「あーちゃん、食べれる分だけしか取っちゃだめよ、分かった?」

彩音「分かっているわよ、そんなの」

和歩「うーん、どれにしましょうか……」

岬「どれも美味しそう……でも、あんまり食べるとまたウエストが……」

湊「岬、あんた気にしすぎよ」

岬「栄養が別のところに行っているお姉ちゃんには、私の気持ちは分からないわよ!」

湊「いくらなんでも、理不尽じゃない!?」

このは「いろいろあって迷うのです」

陽菜「うーん、さすがに全てはチェックできませんからね……やっぱりここは人気商品に絞るべきか」

千里「こんなところでまで記事の心配なんて、大変だね」

陽菜「そうでもないよ、大丈夫」

灯夏「和菓子の種類が少ないわね……まあ、抹茶のケーキでも食べてみますか」

選択安価

1 特に何事もなし、そのまま進行

2 自由安価

安価下1
163 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 22:11:49.20 ID:P0LOq4sCo
湊が岬にアーンされる
164 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 22:33:23.99 ID:KZ3LEkuio
湊「あら、和歩にこのは。千里まで。そんな少しでいいの?」

和歩「はい、先ほども言いましたがあまり甘い物を食べないようにしているんです」

千里「もともと小食なので」

このは「私もなのです」

和歩「……彩ちゃん、そんなに食べられるんですか?」

彩音「これくらいへーきだよ! たくさん食べないと、大きくならないものね」

灯夏「……いや、もう成長期はとうに」

菜月「あーちゃんはこれ以上大きくなっちゃだめよ」

彩音「なんで!?」

菜月「その方が可愛いからよ」

彩音「ひ、酷いよ!」

和歩「そうです! 大きくなった彩ちゃんも素敵だと思います」

湊「大きくなった彩音……無理だわ、想像できない」

彩音「もう! みんな怒るよ!」

このは「私も大きくなりたかったのです……」

彩音「このはちゃんだって私より大きいじゃない!」

このは「大して違いはないですよ?」
165 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 22:34:07.01 ID:KZ3LEkuio
彩音「むー」

和歩「彩ちゃん、そんなにむくれないでください」

和歩「ほら、甘い物食べて落ち着きましょう」

彩音「はーい」

菜月「むくれている彩ちゃんも可愛いわ……」

灯夏「隣で不気味なこと言っているんじゃないわよ」

和歩「陽菜ちゃんはたくさんの種類を持ってきましたね?」

陽菜「はい、記事にするには一つでも多く確かめたいので」

千里「大変だなあ……私には無理だね」

和歩「……ところで、岬ちゃんはどこへ?」

岬「――お待たせ」

和歩「あ、岬ちゃん……どうしたんですか、その量?」

彩音「え? あたしより少ないわよ?」

灯夏「いや、あんたの量は普通じゃないから」

湊「どうしたのよ? どう見たっていつも岬が食べる分より多いじゃない?」

岬「当然よ。お姉ちゃんの分も含まれているんだから」

湊「……は?」

岬「はい、お姉ちゃん。お口開けて」
166 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 22:34:55.10 ID:KZ3LEkuio
湊「……なんで?」

和歩「どうしたんですか、岬ちゃん?」

岬「はい、あーん」

湊「……いやいやいや、なんで!?」

選択安価

1 岬「お姉ちゃんにも私と同じ苦しみ(体重増加)を味わえばいいのよ!」

2 岬「……特に理由はないけど(恋人同士で食べさせあうシーンにあこがれて、なんて言えない)」

3 岬「前にやられて恥ずかしかったから、その仕返しよ」
  湊「……中学時代の話じゃないの」

4 岬「自由安価」

安価下1
167 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 22:35:13.02 ID:P0LOq4sCo
2
168 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 22:49:03.87 ID:KZ3LEkuio
岬「……特に理由はないけど」

岬(実は……和歩と渡瀬君が水族館でパフェを食べさせあったって話を偶然耳にしちゃったのよね)

岬(それにあこがれて、私もやってみたかった……なんて言えない)

岬(大体、恋人じゃなくて実の姉になんでこんなことやっているのかしら私?)

岬「い、嫌ならやめるけど」

湊「……しょうがないわね。付き合ってあげるわよ」

岬「じゃ、はい」

湊「――ん、おいしい」

このは「お二人とも、仲がいいのです」

彩音「いいなあ、私も妹がいればよかったのに」

菜月「じゃあ、私がお姉ちゃんになってあげるわ」

灯夏「こんな姉は嫌ね」

彩音「しかも妹じゃなくて姉になっている件について」

菜月「え、だってあーちゃんはどう見たってお姉ちゃんにはならないでしょ」

彩音「菜月、そろそろあたしに対する認識をはっきり聞いておきたいんだけど!?」

菜月「……え? 私の最高の妹」

灯夏「なによそのフレーズ?」
169 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 22:52:06.37 ID:KZ3LEkuio
千里「私には和歩お姉ちゃんが姉みたいな感じでしたからね」

菜月「二人とも本当の姉妹みたいに仲良かったものね」

このは「うらやましいのです」

陽菜「これはいいシーンを頂けましたね」

湊「あんまり見ないで頂戴」

岬「そ、そうね。ちょっと恥ずかしいわ」

湊「ならやるんじゃないわよ」

岬「いいじゃない、別に」

陽菜「――ところで、和歩さんはなぜ顔を赤くされているのですか?」

和歩「ふぇ? いえ、なんでもありません!」

このは「もしかして風邪ですか? 気をつけてくださいね」

和歩「大丈夫ですよ」

水族館のことを思い出して恥ずかしくなってなんていないです……

選択安価

1 その後、枕投げまでスキップ

2 自由安価

安価下1
170 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 22:53:52.91 ID:wyaJ0/TKo
2みんなで銭湯に行こう
171 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 23:08:21.93 ID:KZ3LEkuio
彩音「ご馳走様でした!」

岬「本当に全部食べたわね、この子……」

彩音「あたし、ご飯残したりしないよ?」

和歩「彩ちゃん、偉いですね」

彩音「えへへ〜」

湊「頭撫でられてほわほわしている彩音……」

菜月「かわいいでしょう?」

湊「はっ!? 今、菜月と同レベルになっていた!?」

菜月「それどういう意味かしら?」

千里「でも、本当によくあの量食べれますね」

このは「私にはとても無理なのです」

陽菜「あの体のどこにそこまでの容量が……?」

彩音「あたしは頭使っているからね! 糖分をたくさん使うんだよ!」

岬「あ、前にも聞いたわねそれ」
172 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 23:09:13.22 ID:KZ3LEkuio
その後、夕霧家へ移動中。

このは「ところで、彩音さんのお家、お風呂は大丈夫でしょうか?」

彩音「んー? 多分三人ずつくらいなら一緒に入れるから、大丈夫だとは思うよ?」

和歩「でも、たしかに大人数ですからね」

菜月「近くに銭湯があるから、そこに行ってもいいかもしれないわね」

彩音「そうする? あたしはどっちでもいいよ?」

湊「銭湯に行きましょうか? その方が時間節約にもなるでしょう?」

岬「そうかもしれないわね」

和歩「なら、一旦帰って、タオルとか必要な物を取りに行きましょうか?」

彩音「ん、りょーかい!」

選択安価

1 前スレでもお風呂行ったよね、ってことでカット

2 いやいや、そこは書こうよ(どういう描写やシーンを希望するかも書いてくれると助かります)

安価下1
173 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 23:11:19.63 ID:c/7H4Ej2o
1
174 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 23:28:30.04 ID:KZ3LEkuio
というわけで、カット。

――夜。具体的には午後八時です。

湊「というわけで、枕投げよ」

岬「待ってお姉ちゃん、どういうわけ?」

湊「え? 枕投げと言えば定番じゃない」

このは「そういうものなのでしょうか……?」

千里「たぶん違うと思う」

陽菜「いえいえ、この場合そんなのどうでもいいんです」

陽菜「挑まれた勝負、ここで逃げたら姫宮の名が廃るってもんですよ!」

千里「なんで燃えているのよ?」

和歩「陽菜ちゃんのお家って、武士とかだったんですか?」

陽菜「いえそこはノリです」

灯夏「だと思ったわよ」
175 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 23:29:26.10 ID:KZ3LEkuio
菜月「ちょっと待った。普通にお家の人たちに迷惑でしょう?」

和歩「そうです、あんまり騒ぐようなことはできないです」

岬「その通りよ。お姉ちゃん」

湊「むう……」

彩音「あ、お父さんもお母さんも良いって」

岬「いいの!?」

彩音「うん、おっけーだってさ」

湊「よっし、許可は出た」

灯夏「……どうしてこんな面倒なことに」

彩音「とりあえず、壊れそうなものは退避ねー」

和歩「あと窓とかからは離れてやりましょうね」

このは「このお家が広くてよかったのです」

千里「狭ければやらなくて済んだという考えもあるけどね……」

和歩「そう言われれば……」

岬「お姉ちゃんってば……」
176 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 23:30:09.97 ID:KZ3LEkuio
湊「さて、バトルフィールドの準備は済んだわね!」

陽菜「いえっさー!」

このは「は、陽菜ちゃんがノリノリなのです……」

岬(なんでお姉ちゃんが仕切っているんだろう?)

湊「さて、まずは戦闘方法だけど――」

選択安価

1 個人のバトルロワイヤル

2 三人、三チームで

3 自由安価

安価下1
177 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 23:30:43.68 ID:dWcCUO9yo
1
178 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 23:41:19.43 ID:KZ3LEkuio
湊「もちろん、ルール無用のバトルロワイヤルよ!」

湊「失格とかチームもなし! 背中を見せたら撃たれると思いなさい!」

このは「撃たれるのですか!?」

陽菜「ふっ、望むところです」

このは「望むのですか!?」

千里「このは、いちいち驚かない」

千里「でも、私達には不利だなあ……和歩お姉ちゃんとかに勝てる気しないし」

岬「大丈夫よ、和歩に関してはこっちから狙わない限り」
179 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 23:42:30.50 ID:KZ3LEkuio
湊「みんな、獲物(枕)は持ったわね」

彩音「オーケー!」

菜月「抜かりないわ」

灯夏「……どうしてこんなにノリがいいのよあんたら」

岬「……本当にね」

灯夏「ま、私も黙ってやられるつもりはないから真面目にやりますか」

岬「お、お手柔らかにお願いね」

岬「か、和歩もこっち狙わないでね!」

和歩「は、はあ……」

湊「じゃあ、スタートよ!」

……困りましたね。まさか岬ちゃんや千里ちゃんをこちらから狙うのもなんですし。

――そこで後ろから私を狙った枕を、紙一重で避ける。

今、私を狙ったのは――

選択安価(単独でも、複数でもオーケー。ただし複数は三人まで)

1 岬

2 湊

3 彩音

4 菜月

5 このは

6 灯夏

7 陽菜

8 千里

安価下1
180 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/03(金) 23:46:12.42 ID:P0LOq4sCo
34
181 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/03(金) 23:48:40.15 ID:KZ3LEkuio
彩音と菜月が和歩を狙ったところで、今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
182 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 21:31:32.25 ID:NJjpIiz4o
彩ちゃんと菜月ちゃんでした。

彩音「うそっ!? 完全に死角から投げたはずなのに避けたよ! しかも二つとも!」

菜月「さすがね和ちゃん。ぼんやりとして、弘人君や私についてきてたあの頃の和ちゃんはもういないのね……」

菜月「こんなにしっかりなっちゃって! 私は悲しいわ! あーちゃんを見習いなさい!」

彩音「なに悲しんでいるのよ!? というかそれどういう意味よ! ――って攻撃しないと!」

和歩「やりましたね! 攻撃されたからには、容赦しません」

遊びですしね。手を抜くのも失礼です。

彩音「てりゃ!」

和歩「はいっ!」

彩音「簡単に掴まれた!?」

和歩「お返しです!」

彩音「わぷっ!?」

菜月「和ちゃん、よくもあーちゃんを――」

和歩「遅いです!」

菜月「ととっ!」

彩音「一対二なのにこっちが不利だよ!」

菜月「さすが剣道で鍛えられてないわね……普段運動していない私達とは違うわ」

自由安価(和歩の行動または、誰かの参戦とか、他の人の状況など)

安価下1
183 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 22:05:07.51 ID:73/utpRH0
岬が彩音を不意撃ち
184 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 22:14:17.73 ID:NJjpIiz4o
彩音「むうー、こうなったら! このはちゃん! 和歩を攻撃しなさい!」

このは「私ですか!?」

彩音「会長であるあたしが許可する!」

このは「わ、分かりました!」

和歩「わわっ、さすがに三対一は厳しいですね!」

岬「そうね! 援護するわ!」

彩音「うわっ! やばい岬まで来たよ!」

菜月「あの二人が組んだらやっかいね」

湊「甘いわね、岬! その背中貰った!」

岬「たっ!? 後ろからなんて卑怯じゃない!」

湊「戦場に卑怯なんて言葉はないわ!」

陽菜「ええ、その通りですね――その言葉そのままお返しします!」

湊「うわっ! 陽菜やったわね!」

灯夏「とっ、ほい」

千里「灯夏さん適当に投げているだけですね……」

灯夏「いや、なんか流れ的に取り残されたから適当に暇そうな人撃ってればいいかなって」

千里「……で、その対象が私ですか!?」

灯夏「適当にやってあげるから、そっちも適当にかかって来なさい」

千里「私にとっては十分厳しいです! 」

選択安価

1 そのまま何事もなく枕投げ終了

2 自由安価

安価下1
185 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 22:25:50.13 ID:NdXJdpL7o
2 枕の中からお金が出てくる
186 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 22:32:14.58 ID:NJjpIiz4o
和歩「千里ちゃん! 援護しますよ!」

千里「あ、和歩お姉ちゃん!」

彩音「余裕ね和歩! 千里ちゃんまで援護する余裕があるかしら!」

灯夏「む、ならちょっと本気でやりますか」

和歩「行きますよ――あれ?」

灯夏「……ん? どうしたの?」

和歩「なんか枕に入ってます……なんでしょう?」

岬「……なにかしら?」

和歩「あれ? お金ですね」

千里「ええっ!?」

彩音「なんで枕に?」

灯夏「いくらぐらい入っているの?」

選択安価

1 和歩「10円です」
  彩音「えー」
  
2 和歩「500円です」

3 和歩「1000円です」

4 和歩「い、一万円です!」

5 自由安価(枕に入る、現実的な範囲で)

安価下1
187 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 22:34:36.36 ID:73/utpRH0
5000円
188 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 22:34:37.24 ID:MIGU7wZm0
4
189 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 22:38:48.28 ID:NJjpIiz4o
和歩「五、五千円です!」

菜月「なんで五千円札が枕の中にあるのかしら?」

和歩「さあ?」

千里「どうしてでしょうね?」

陽菜「むむ……ここはこの家の住人である彩音さんに訊いてみましょう!」

彩音「え、あたし?」

灯夏「他の人は知りようがないじゃないの」

選択安価

1 彩音「いや、あたしも知らないわよ?」

2 彩音「あー、そういえば前そこにおこづかいをしまった気が……すっかり忘れてた」

3 彩音「自由安価」

安価下1
190 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 22:43:01.41 ID:NdXJdpL7o
191 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 22:49:34.87 ID:NJjpIiz4o
彩音「いや、あたしも知らないわよ?」

陽菜「なら、貰っちゃいましょうよ」

千里「ダメだよ、陽菜」

陽菜「じょ、冗談だよ冗談」

彩音「んー、ちょっとお母さんに訊いてくるね」

菜月「いってらっしゃい」

湊「車に気をつけるのよー」

岬「お姉ちゃん、ここ家の中よ」

菜月「夕御飯までには帰るのよ」

岬「川崎さんも乗らない! もう晩御飯は済んでいるから!」

彩音「二人とも子供扱いするな!」
192 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 22:50:05.08 ID:NJjpIiz4o
彩音「ただいまー、あれお母さんがうっかりなくしちゃったのだったわよ」

和歩「それは良かったです」

このは「良かったのです」

灯夏「まあ、ちょっともったいない気はするけどね」

選択安価

1 丁度いいので枕投げ終了

2 自由安価

安価下1
193 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 22:50:46.01 ID:NdXJdpL7o
194 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 23:03:49.90 ID:NJjpIiz4o
菜月「まあ、丁度いいしここまでにしましょうか」

湊「んー、ちょっと不完全燃焼ね」

千里「たしかに、ちょっと疲れました」

このは「私もなのです」

岬「なら、終わりにしましょうか」

和歩「そうですね」

陽菜「あー、楽しかった」

灯夏「ちょっと汗かいたわね。風呂の後にあまり動き回るもんじゃないわ」

彩音「……んー」

和歩「あ、彩ちゃん眠たいですか?」

彩音「ちょっと……」

湊「まだ十時前よ?」

和歩「ちょっと早いですけど、もう寝ます?」

彩音「うん……」

菜月「じゃあ私がお布団まで運んであげるわね」

彩音「和歩〜、運んで〜」

和歩「分かりました」
195 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 23:04:18.68 ID:NJjpIiz4o
菜月「……あら?」

灯夏「無意識に警戒したんでしょうね」

菜月「あら、失礼ね。やましい気持ちなんてないわよ」

このは「私もちょっと眠いのです……」

千里「じゃあ、部屋に戻ろうか?」

このは「ふあ、そうさせてもらってもいいですか……」

灯夏「じゃあ、私達は自分達の部屋に行くわね」

菜月「おやすみなさい」

岬「おやすみなさい、みんな」
196 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 23:04:57.60 ID:NJjpIiz4o
和歩たちの部屋。

和歩「戻りました」

岬「お帰り、和歩」

和歩「はい。ふふっ、彩ちゃんはもうぐっすり寝てしまいました」

菜月「そう……」

岬「どうする? ちょっと早いけど私達も寝ようか?」

湊「えー、もうちょっとなにかしない?」

菜月「早く寝て、明日早く起きるって考えもあるわよ」

選択安価

1 もうみんな寝る。

2 自由安価

※室内にいるのは、和歩、岬、湊、菜月の四人です。

安価下1
197 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 23:06:53.45 ID:73/utpRH0
1
198 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 23:23:22.88 ID:NJjpIiz4o
岬「そうよ、お姉ちゃん。早く寝ないと、明日がきついわよ」

湊「こんな時間に寝ることめったにないんだけど」

菜月「たしかにちょっと早いけど……もしかして、授業中の居眠りは夜更かしが原因じゃないかしら?」

湊「うぐっ」

和歩「ちゃんと寝ないと、体に毒ですよ」

湊「……だって服作ってたりすると、時間がないんだもん」(小声)

和歩「はい?」

湊「いや、なんでもないわよ?」

岬「……なんで夜更かししていて、その大きさなのかしら? やっぱりずるいわ」

湊「にらまないでよ、岬」

岬「にらんでなんかないわよっ」

和歩「では、もうお休みしましょうか」

菜月「そうね。湊、あんまり騒いだらダメよ。もうみんな寝ているんだから」

湊「分かったわよ」

和歩「それでは、お休みなさいです」

岬「お休み」

菜月「ふふっ、おやすみなさい」

……今日は楽しかったです。

みんなとおしゃべりして、ご飯食べて、枕投げをして。

明日は、もっと楽しい一日になればいいと、そう思います。

……みなさん、おやすみなさいです。

『お泊り会!』 完
199 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/04(土) 23:24:47.37 ID:NJjpIiz4o
というわけで、今日はここまでにさせて頂きます。
……で、皆さんにちょっとご意見を訊きたいのですが。

最近、内容ですがやっぱりマンネリ化してますでしょうか?
書いているこちらとしては楽しくかけてはいるのですが、読者の方からみて、飽きているという感覚がありますでしょうか?

で、ちょっとアンケートみたいなことをさせていただきたいと思います。

複数回答ありで

1 このまま今までどおり、その時でいろんなキャラの日常を書いていていいよ。

2 すくなくても、自由安価だけはやめて選択安価+自由安価にして欲しい。
  自由安価だけおかれると展開考えるのが面倒。
  
3 主役(視点)となるキャラを固定して欲しい。いろんなキャラの視点で書かれると、読者としては把握しづらい。

4 日常を書き続けられて、マンネリ化している。なにか目標みたいなものを置いて欲しい。
  (この場合、ちょっと設定変更が必要になります)
  
5 その他、ご意見あれば。

もし、よろしければ、答えていただけると非常に嬉しいです。

皆様、お疲れ様でした。
200 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 23:26:07.16 ID:NdXJdpL7o
乙 1で
201 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/04(土) 23:26:39.04 ID:73/utpRH0

アンケートは1
202 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/01/05(日) 07:43:36.67 ID:hNmmZsqo0
4
203 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/05(日) 22:57:31.98 ID:rMqvVk2mo
>>200-202

乙とアンケート回答ありがとうございました。
とりあえず、今のまま進めていこうと思います。

これからもよろしくお願いいたします。

次の話ですが、またちょっと迷っていますので、安価で決めたいと思います。

1 七夕(弘人視点)

2 2−Bのとある一生徒の一日(安価で簡単に人物設定を決めて、弘人達に安価で交流)

3 弘人と和歩が雨の日に家でまったり過ごす

4 自由安価

安価下1
204 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/05(日) 22:58:15.60 ID:GGOFAAopo
205 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/05(日) 23:04:10.95 ID:rMqvVk2mo
2ということで……

今回、主役となる2−B(弘人達のクラス)の生徒について

名前:
性別:
性格:
その他特徴:

安価下1(空欄がある場合、そこは>>1にお任せということにします。あんまりな場合、安価下または再安価)
※完全に>>1に任せる場合、お任せと書いてくだされば適当に決めます。
206 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/05(日) 23:12:09.81 ID:IGo65FCJ0
お任せ
207 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/05(日) 23:14:29.08 ID:wlPKDqXp0
名前 藤堂 晶(とうどう あきら)
性別 男性
性格 軟派だけど軟弱ではない 女の子には優しいが男には厳しい
特徴 野球部員でポジションはセンター 長身俊足なアベレージバッター 
208 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/05(日) 23:17:09.40 ID:rMqvVk2mo
>>206さんには申し訳ないですが
せっかく考えてくださったので、>>207さんを採用しようかと思いますが……よろしいですかね?
反論が出ないようなら、その設定を使わせて頂きたいと思います。
209 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/05(日) 23:43:11.86 ID:rMqvVk2mo
『藤堂晶のとある一日』

View 藤堂 晶(とうどう あきら)

夏の大会も近づいてきたある日。

野球部も大会に向けて、周りの奴らの熱も上がってきている。

俺――藤堂 晶(とうどう あきら)もそんな野球部の一人だ。

部員数が少なく、去年はふがいない成績に終わった。

しかし、それをバネにして今年はそれなりの実力を付けてきているとの想いはある。

その中で特に燃えているのが――

弘人「藤堂! 今日は調子良さそうだね!」

朝練終了して、着替え終わった後に話かけてきた男。

同学年のピッチャーである、渡瀬弘人である。

一年前はてんでダメな奴だったが、現在はまあ、それなりには出来るようになったとは思う。

まあ、野球部員の中で特に練習している奴だからな、それぐらいでなきゃおかしいか。

晶「まーな。けど男に褒められても嬉しくねーよ」

どうせなら女の子に励ましの言葉を貰いたいもんだ。

こいつに褒めてもらったところでちっとも嬉しくない。

弘人「ははっ、まあマネージャもいない部なんだし、そこは勘弁してよ」

……これである。まったく、気楽な奴だ。

女性には優しく、男には厳しく。それが俺のモットー。

そんな態度を前面に押し出している俺に対しても気楽に話しかけてくる、数少ない奴だ。

……そんなんだから友人少ない、というのは自覚はしているが、別にいい。

さっきも言ったとおり、男にモテても嬉しくないからな。
210 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/05(日) 23:45:00.56 ID:rMqvVk2mo
晶「今年こそ活躍して、甲子園に出てやるぜ!」

晶「そうすれば、女の子からの人気もうなぎ上りだろうしな!」

弘人「そういうものかなあ……?」

晶「まあお前は興味ねーだろうな」

なんてったって――

和歩「ヒロくーん!」

弘人「和歩! 和歩も朝練終わったところ?」

和歩「はいっ」

こいつは彼女持ちだからな。

しかも、幼馴染で昔から相思相愛――

加えて、この山吹和歩、文武両道の優等生で温和な癒し系。

見た目もかなり可愛い。

ちっ! 俺も試合で華麗なヒットを打って、女の子にモテてやるからな!

自由安価(晶の行動でも、起こる出来事でも、誰かから話しかけられるとか、なんでもOK)

安価下1
211 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/05(日) 23:52:53.71 ID:GGOFAAopo
外見でなく内面に問題のあるタイプだなこいつww

安価は甘い会話に藤堂君イライラ
212 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 00:02:54.28 ID:zpoLUMhno
>>211さん
女の子には優しいが男には厳しいというのを表現しようとしたらこうなってしまいました(汗)
そこまで酷いキャラにはしないように心がけます。


和歩「ちょっと早く終わったので、ヒロ君の練習見てました」

弘人「え? だったら先に教室行ってくれても良かったのに」

和歩「いえ、ヒロ君の練習しているところを見ていたかったので」

弘人「そ、そう言われると恥ずかしいんだけど」

和歩「一生懸命頑張っていて、かっこよかったですよ」

弘人「そ、そうかな?」

和歩「はい! 試合には応援に行きますから、頑張ってくださいね」

弘人「うん。和歩が応援してくれるなら、もっと頑張ろうと思えてくるよ」

弘人「和歩の試合も、応援に行くからね」

和歩「ありがとうございます」

……こいつら、なに朝から爽やかかつ甘い会話してるんだ。

なんだかイライラしてきたぞ。

選択安価

1 会話に割り込んでやる。

2 二人は置いてさっさと一人で教室行こう。

3 直樹「みんなおはよう!」
  高城がやって来た!
  
4 自由安価

安価下1
213 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 00:04:29.01 ID:FR0ORMxWo
1
214 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 00:17:35.49 ID:zpoLUMhno
晶「二人とも。あんまり廊下でしゃべっていると、遅刻するよ」

本当はまだ余裕あるけど。

弘人「あ、そうだね。ありがとう藤堂」

和歩「そうですね。ついうっかり話し込んでしまいました」

和歩「ありがとうございます、藤堂君」

晶「いや、別に山吹さんは悪くないさ」

暗に渡瀬のせいと言う雰囲気で言ってやろう。

和歩「……あれ、まだ結構時間に余裕ありますね?」

弘人「余裕を持って行動した方がいいよ」

和歩「そうですね」

……こいつら、わざと会話に割り込んだことにやはり気づいていないな。

まあいい、さっさと教室へ行こう。
215 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 00:18:54.59 ID:zpoLUMhno
彩音「おっはよー! 和歩、渡瀬!」

直樹「おはようみんな」

隆広「今日も二人一緒か。相変わらず仲いいな」

和歩「おはようございます、彩ちゃん、高城君、朝井君」

弘人「おはよう、みんな」

和歩「岬ちゃんはまだですか?」

彩音「んー、もうすぐ来ると思うよ?」

岬「おはよう、みんな」

彩音「あ、噂をすれば! おはよー、岬!」

岬「う、噂って私の? い、一体なんの噂をしてたの!?」

隆広「いや、まだ来ないなってだけだが……」

渡瀬、山吹さん、サッカー部の高城に朝井、生徒会長の夕霧さん。

そして転校生でフェンシング部の東雲さん。

クラス内では、この六人が仲が良い。

俺は渡瀬と野球部繋がりで話すくらいだが。

今日も相変わらずちょっとずれた会話を楽しそうにしているな。


自由安価(藤堂の行動でも、起こる出来事でもOK)

安価下1
216 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 00:31:21.87 ID:zpoLUMhno
今日はここまでにさせて頂きます。
みなさま、お疲れ様でした。

安価下でお願いします。
217 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 08:24:58.65 ID:zuzJ4wx10
上げさせて頂きます。
安価下。
218 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 08:28:39.71 ID:9JKRrcAuo
岬の手を握って口説く
219 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 09:25:09.53 ID:zuzJ4wx10
本格的な更新はまた夜になる予定ですが、安価だけ置かせて頂きます。

コンマ安価

晶に対する女の子からの評判(高いほどいい。00は100として扱う)

コンマ安価下1

今回の行動に対する岬の反応(上に同じ)

コンマ安価下2

また、弘人、和歩以外で、それなりに親しい友人を一人だけ指定します。

選択安価

1 直樹

2 隆弘

3 岬

4 彩音

5 佳久

6 菜月

7 灯夏

安価下3

※コンマ安価なので連投OK
220 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 09:27:45.14 ID:9JKRrcAuo
221 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 09:48:46.64 ID:iQ2t4RvQo
少しときめく
222 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 13:46:36.95 ID:XArzHRkI0
4
223 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 13:48:33.54 ID:XArzHRkI0
評判悪過ぎワロタwww

下心出し過ぎなせいか
224 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 22:33:58.91 ID:zpoLUMhno
>>223さん
これは酷い。
どうやら残念キャラになってしまったようです。
私としてはこっちの方が書きやすいですが。

>>220
評判(14)

>>221
岬の反応(64)
※ただし評判(14)で効果減

>>222
彩音


しかし東雲さんも可愛いな。

俺としてはぜひともお近づきになりたいところだ!

そして俺は知っている。彼女がロマンティックな恋愛物が好きだということを。

晶「おはよう、岬ちゃん」

岬「え? あ、お、おはよう藤堂君」

晶「今日も可愛いね。岬ちゃんなら噂になっても不思議じゃないさ」

彼女の手を取り、にっこりと笑う。

このとき、さりげなく笑うのがポイントだ。

岬「え、ええっ!?」

晶「こうしてすぐ照れるところも魅力的だね」

岬「……きゃああ!」

恥ずかしがって、手を払われてしまった。残念。

岬「あ、ご、ごめんなさい!」
225 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 22:35:00.09 ID:zpoLUMhno
彩音「朝からなに岬にちょっかいかけてんのよ、藤堂!」

先ほど話す奴は六人の中では渡瀬しかいないと言ったが、それは正しくない。

一年の頃から、夕霧とも比較的よく話をする。

……もっとも、邪魔されていると言った方がいいかもしれないが。

俺が女の子と楽しく話しているところを、ちょくちょく中断してくるのだ。

まったく、空気が読めない奴だ。

晶「いいさ、気にしてないよ岬ちゃん」

彩音「いいのよ、いきなり人の手を触ってくる奴になんか謝らなくて」

晶「何言っているんだ夕霧。俺はただ岬ちゃんと話してただけじゃないか」

彩音「岬はアンタと違って、純粋な子なの。あんまりからかわないで頂戴」

彩音「アンタみたいなろくでなしと関わってたら、岬が悪い影響受けちゃうじゃないの」

誰がろくでなしか。

直樹「おいおい、二人ともそこまでにしておけ」

彩音「高城、だって」

直樹「東雲が謝っているんだから、それでいいじゃないか。藤堂もあんまりからかうなよ」

晶「分かってるよ、サッカー馬鹿」

彩音「高城のことサッカー馬鹿言うんじゃないわよ!」

直樹「おい、ちょっと待て。夕霧、いつも俺のことサッカー馬鹿言っているだろ?」

彩音「言っていいのはあたしだけなの」

直樹「なんだそれ!?」
226 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 22:35:30.84 ID:zpoLUMhno
くっ、こいつらもいつの間にか付き合いだしてたんだよな。

晶「どうして俺には春が来ないんだ!」

女子生徒「また藤堂君が叫んでいるわよ」

女子生徒「いつものことでしょ?」

男子生徒「あれでまともなら、かっこいいし、野球も頑張っているからモテると思うんだけどな」

男子生徒「女の子言わなくなった硬派な藤堂は、それもう藤堂じゃねーよ」

男子生徒「それもそーか」

晶「おまえら俺をネタにしてんじゃねー!」

男子生徒「だって本当のことじゃねーか」

晶「なんだとぅ!」

男子生徒「まあ、頑張れよ、応援はするからさ。応援しかしねーけど」

晶「そこはなにかしてくれ!」

男子生徒「いい案があるならとっくに自分がやっているよ」

晶「それはそうかもしれんが」

女子生徒「そうね、私も応援だけはしてあげる」

晶「なら俺と付き合わない?」

女子生徒「あ、それはお断りね」

晶「ちくしょー!」
227 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 22:36:15.79 ID:zpoLUMhno
修治「お前ら、席につけー」

そこで担任の水上が教室にやってくる。

やれやれ、席に着くとするか。


コンマ安価

コンマ下1桁で、晶の隣の席の人が決まります。

1 弘人

2 和歩

3 岬

4 彩音

5 直樹

6 隆広

7 男子生徒(名無し)

8 女子生徒(名無し)

9または0 自由選択で再安価

コンマ安価下1
228 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 22:39:58.22 ID:Ga3PAAsO0
s
229 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 22:46:43.50 ID:zpoLUMhno
俺の隣の席は山吹さんだ。

普通なら喜ぶところだが、彼女は渡瀬しか見えてないからな……別の可愛い女の子が隣なら良かったのに。

ちなみに、なぜ彼女を山吹さんと呼んでいるかというと、名前でちゃんづけすると渡瀬が不機嫌になりそうだからだ。

さすがにそういうところは自重する。

夕霧? あいつは例外だ。高城と付き合う以前からな。

自由安価

安価下1

※今回はテーマ上、自由安価を大目にしていきたいと思います。
230 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 22:56:46.32 ID:Ga3PAAsO0
昼休みに弘人と和歩がイチャイチャしだす
231 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 23:05:27.24 ID:zpoLUMhno
>>230さん
とりあえず午前中の授業について描写した後、安価内容を書かせて頂きます。



授業中。

隣の山吹さんは真面目に授業を受けている。

前の方にいる渡瀬、岬ちゃんも同様だ。

この三人は真面目だからな。

成績も上位をキープしているし。

以前から変わったのは夕霧だ。

前は真面目に授業を受けず、退屈そうにしていたりしていたが、ちょっと前から真面目に授業を受けるようになっている。

アイツになにがあったのだろうか。

高城も真面目に受けているように見えるが、たまにサッカーについて真剣に考えてたりしているみたいだから油断ならない。

朝井は……なんか苦しい顔をしている。

たぶん授業内容についていけていないのだろう。

さて、俺は――

選択安価

1 俺も真面目に授業を受けるか。

2 適当に聞き流すか。

3 山吹さんにちょっかいかけてみよう(内容も記載)

4 自由安価

安価下1
232 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 23:08:39.94 ID:Ga3PAAsO0
2
233 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 23:19:46.94 ID:zpoLUMhno
適当に聞き流すか。

正直朝練で、眠いからな……



修治「で、あるから、教科書の58ページの問題だが――」

修治「藤堂、ここはどうなる?」

晶「……は?」

修治「問3だ。まさか何ページか分からないとか言わないよな?」

……やばい、分からん。

ちなみにもしページが分かっても答えられるとは限らん。

どうするよ? 水上は厳しいからな。

真面目に授業を受けていなかったことがばれたらどうなることやら。

ていうか、いつの間に三時間目になってたんだよ!

水上の授業はそれなりに真面目に聞く様にしてたのに!

……一時間目からずっと寝てただけか。誰か起こしてくれよ。

和歩「……」

ん? 山吹さんがさりげなく自分の教科書を指差しているぞ……

そうか! 58ページのこの問題か!

……って、今更分かったところで解いている時間ねーよ!

選択安価

1 しょうがない! 勘で答える!

2 こっそり山吹さんに助けを求めてみる。
  
3 正直に謝る。

4 自由安価

安価下1
234 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 23:22:38.44 ID:wm9J8Ay9o
4 あ、この問題前に進○ゼミでやった問題だ!
235 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 23:31:32.99 ID:zpoLUMhno
……待てよ?

あ、この問題前に進○ゼミでやった問題だ!

さすが○研ゼミ! 問題予想もばっちりだ!

○研ゼミさえやっていれば、勉強も部活も恋もばっちりだ!

――って俺彼女いねーじゃねーか!

……なんてボケている場合じゃない、もちろん細部は違うが、数字さえ当てはめれば!

晶「――です」

修治「……時間はかかったが、まあいい」

やった! やっぱり進○ゼミは凄いや!

和歩「……なんでそんなに嬉しそうな顔をしているんですか?」

おっと、ついうっかり。

選択安価

1 とりあえず小声でお礼を言っておく。

2 進○ゼミのお陰だからさ! と言っておく。

3 恥ずかしいので適当にごまかして、授業に集中する。

4 自由安価

安価下1
236 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 23:34:32.90 ID:Ga3PAAsO0
1
237 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 23:34:59.09 ID:0WCMNcvX0
進研ゼミwww

2にしたいが気取りながら1で
238 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/06(月) 23:38:23.78 ID:zpoLUMhno
晶「いや、助かったと思ったらついな、ありがとうね、山吹さん」

和歩「いえいえ。でも、授業はちゃんと聞かないとダメですよ」

晶「へーい」

選択安価

1 昼休みへ、そして(>>230)

2 自由安価

安価下1
239 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/06(月) 23:43:20.19 ID:Ga3PAAsO0
1
240 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 00:03:48.84 ID:D+HVxBaZo
チャイムの音が鳴る。

四時間目が終了、やっと昼休みだ。

和歩「皆さん、一緒に食べましょう」

相変わらず、渡瀬、山吹さん、高城、朝井、夕霧、岬ちゃんの六人で固まって昼食を取っている。

さすがにあの中に割って入って、岬ちゃんに声かけるのは難しい。

いや、前やったら夕霧がうるさいからやめている。

彩音「いただきまーす!」

直樹「相変わらず元気いいな」

彩音「なによー、いいじゃない」

岬「ふふっ、でも彩音を見ていると私も元気になってくるわね」

和歩「その通りですね」

隆広「数少ない長所だな」

彩音「数少ないってどういう意味よ!?」

和歩「あ、ヒロ君いつもとお弁当ちょっと感じが違いますね」

弘人「わかった? ちょっと今日は変えてみたんだ」

和歩「そうなんですか……ちょっと興味ありますね」

弘人「食べてみる?」

和歩「いいんですか?」

弘人「もちろん」

和歩「では……わっ、美味しいですね。以前のもいいですが、これもなかなか」

弘人「そう、よかった」

和歩「ヒロ君から貰ったので、私もお返しです。好きなの一個取っていいですよ」
241 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 00:04:56.48 ID:D+HVxBaZo
弘人「うーん、じゃあ卵焼きもらうね」

和歩「はい、どうぞ」

弘人「うん、おいしい」

和歩「お粗末さまです。……ふふっ」

弘人「ん? どうしたの?」

和歩「いえ、やっぱり卵焼きを取ったと思いまして」

和歩「ヒロ君、卵焼き好きですからね」

弘人「あれ、お見通しだった?」

和歩「はい。ヒロ君の好みはちゃんと把握してますよ」

……こいつら、昼休みになにいちゃいちゃしてやがる。

隆広「……おまえら、そろそろ自重しろ」

岬「……いいなあ、和歩と渡瀬君」

彩音「……岬の目がキラキラしてる」

直樹「憧れているんじゃないか? こういうシチュエーションに」
242 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 00:05:31.90 ID:D+HVxBaZo
晶「……くっ」

男子生徒「おい、藤堂。なに怖い顔しているんだよ」

男子生徒「いつもの嫉妬だろ。もうあの二人は暖かく見守ってやれよ」

自由安価

安価下1
243 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 00:08:18.27 ID:lXmfhbero
こんなところにいられるか!俺は(略)と弁当持って屋上へ
244 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 00:19:42.40 ID:D+HVxBaZo
晶「こんなところにいられるか! 俺は自分の部屋に戻るぞ!」

男子生徒「いや、ここ学校なんだけど。自分の部屋なんてないだろ」

男子生徒「そのあと、藤堂は物言わぬ体となって帰ってくるパターンだな」

晶「不吉なことを言うな!」

男子生徒「おーい、って本当に行っちまったぞあいつ……」

男子生徒「ほっとけよ、五時間目には元気になって戻ってくるさ」



俺は弁当を持って屋上への階段を上る。

そして扉のノブに手を掛け、開ける――

選択安価

1 晶「って、鍵かかってやがる!」

2 湊、灯夏、菜月の2−A三人組がご飯食べてた。

3 千里、陽菜、このはの1−D三人組がご飯食べてた。

4 佳久がいた。

5 人はいるが、知り合いはいない。

6 自由安価(誰か単独でも、未登場キャラでも、なんでもOK)

安価下1
245 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 00:23:40.59 ID:AKQkQYC50
佳久と彼女がいた
246 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 00:24:49.10 ID:D+HVxBaZo
>>245さん
晶「いじめか!?」

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
247 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 00:27:05.89 ID:lXmfhbero
乙 物言わぬ体で帰らされそうだな晶君ww
248 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 22:00:19.62 ID:D+HVxBaZo
>>247さん
乙ありがとうございます。
男子生徒「藤堂! なにがあったんだ!? 藤堂ーっ!?」



そして、まぶしい日の光が目に飛び込んでくる。

澄んだ青空。今日は天気がいいな。

そろそろ夏だからちょっと暑いが、今日はまだ涼しいほうか。

そのためか、ここで弁当を食べている生徒もチラホラといる。

最近じゃあ学校の屋上というと閉鎖されていることも多いらしいが、ウチは開放されている。

まあ、フェンスも高くてしっかりしているし、転落とかの心配はないだろう。

さて、改めて落ち着いて弁当を食べるか。

あんなところ(教室)じゃまともに食べていられないからな。

ここなら落ち着いて食え――

女子生徒「どう、佳久。ボクの作った弁当は?」

佳久「ああ、おいしいぞ。ありがとうな、朝大変だっただろ?」

女子生徒「いいの、でもよかった。佳久は味の好みとかうるさそうだし」

佳久「そうか? でもわざわざ楓が作ってくれた弁当だ、もし不味くてもありがたく頂くさ」

晶「……ここもかよ!?」

なんだこれは!? 今日は厄日か!?


コンマ安価
コンマ下2桁で佳久との親しさを判定(大きいほど仲がいい。00は100として扱う)

コンマ安価下1


自由安価

晶の行動

安価下2

※一つ目がコンマ安価なので連投OK
249 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 22:00:58.70 ID:QNHpaThJo
ほい
250 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 22:02:26.80 ID:+NcN709Co
藤堂晶はクールに去るぜ!と背中に甘い会話が突き刺さりながら転進
251 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 22:07:14.36 ID:+NcN709Co
ブルータスお前もか!だなこの親しさだとww
252 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 22:13:21.48 ID:D+HVxBaZo
くっ、奥宮もそういえば裏切り者だったな!

※別になにも約束とかしていません。

奥宮の彼女――鳥羽 楓(とば かえで)。

同じクラスの、スポーツが超得意でボーイッシュ。

姉御肌の元気な女の子だ。

佳久「じゃあ明日は俺が楓に作ってきてやるよ」

楓「え、いいの? 生徒会とか大変じゃない?」

佳久「いいよ、楓に俺の作った弁当を食べて欲しいからさ」

楓「えへへ、じゃあお願いしようかな。ボク楽しみにしてるね」

甘い! 奥宮、会話が甘すぎるよ!

……奥宮の裏切り者。月夜のない晩は背後に気をつけることだな!

だがここで奥宮に文句を言ったら俺は完全に敗北者だ。

藤堂晶はクールに去るぜ!

背中に甘い会話が突き刺さるのを感じながら、俺は屋上を後にするのであった。

奥宮には後で個人的に恨み言を叩きつけてやろう。

……弁当どこで食べよう?

選択安価

1 ……教室に戻るか。

2 適当な空き教室を探すか。

3 中庭に行こう。

4 自由安価

安価下1
253 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 22:19:38.64 ID:D+HVxBaZo
エラーで上がらなかったので再度。
安価下。
254 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 22:21:43.32 ID:idyUgRDn0
3
255 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 22:39:15.33 ID:D+HVxBaZo
中庭で食べよう。

となると、屋上から中庭まで移動しないと行けないからな。

そんなに時間はない。

少し急ぐか。



中庭に到着。

まあ、あまり人はいない。

そりゃ大抵の人は教室で食べるからな。

わざわざ中庭まで来る人はそういないだろう。

選択安価

1 さっさと弁当を食べよう。

2 ……水筒片手にボーっとしている女の子がいるな。

3 本を読んでいる、大人びた女の子がいるな。

4 自由安価

安価下1
256 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 22:40:18.35 ID:+NcN709Co
257 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 22:43:30.72 ID:D+HVxBaZo
灯夏「……」

……水筒片手にボーっとしている女の子がいるな。

あの子は――

コンマ安価

01〜49 面識なし

50〜84 知り合いではある

85〜00 一応友人

コンマ安価下1
258 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 22:44:01.11 ID:s7cdAQUP0
s
259 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 22:48:00.23 ID:D+HVxBaZo
知らない子だけど、可愛い子だな。

ちょっと近寄りがたいオーラは出ているけど。

こんな女の子の存在を知らなかったとは、藤堂晶、不覚だぜ。

選択安価

1 しかし、またなにかあっては昼飯を食い損ねる。今は弁当を食べよう。

2 声をかけてみる。(どういう風に声をかけるか、希望があれば記載)

3 自由安価

安価下1
260 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 22:51:51.16 ID:s7cdAQUP0
1
261 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 22:55:48.26 ID:D+HVxBaZo
しかし、またなにかあっては昼飯を食い損ねる。弁当を食べよう。



ふう、食べ終わった。ご馳走様。

いろいろ動き回ったせいで、昼休みも残り少ないな。

……さっきの女の子はまだいる。

ちょっと様子を見ていたが、たまにお茶を飲んでいるだけで、すごくまったりしている。



選択安価

1 少し早いけど、さっさと教室に戻ろう。

2 自由安価

安価下1
262 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 22:58:09.36 ID:+NcN709Co
そろそろ教室行かないといけないんじゃない?と話しかける 
263 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 23:02:51.99 ID:D+HVxBaZo
もしかして、時間分かっていないんじゃないか?

まさかとは思うが、のんびりとした様子から、思わずそう思ってしまう。

晶「そろそろ教室行かないといけないんじゃない?」

灯夏「うん? 時間なら分かっているわよ。あと五分くらいは大丈夫よ」

晶「……そりゃまあね」

ちゃんと時間は把握していたらしい。

女の子はそれっきり、こちらを伺うこともなくぼーっとしている。

……なんか独特な子だな。

選択安価

1 晶「それじゃあ、俺はこれで」

2 晶「ところで、君なんて名前? 俺は藤堂晶っていうの。よろしくね」

3 自由安価

安価下1
264 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 23:05:18.70 ID:abjXk/xx0
2
265 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 23:09:56.15 ID:D+HVxBaZo
しかし、可愛い女の子ならば、ここでぜひ知り合いになっておきたい。

ここは自己紹介と行こう。

晶「ところで、君なんて名前? 俺は藤堂晶っていうの。よろしくね」

こちらから名前を名乗るのは礼儀だ。

そしてにこやかに名前を訊いてみる。

灯夏「……御織灯夏よ」

彼女は、そう名乗るのみだった。

あんまり社交的じゃない子みたいだ。


自由安価

安価下1
266 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 23:12:02.00 ID:+NcN709Co
お茶の銘柄について
267 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 23:19:52.79 ID:D+HVxBaZo
しかし、さっきから灯夏ちゃんが飲んでいるものが気になる。

晶「それ、なに飲んでいるの?」

灯夏「……緑茶よ」

晶「……湯気立っているけど、熱いの?」

灯夏「お茶は熱い方がいいのよ。たとえ夏でもね」

灯夏「夏に飲むお茶というのも、またいいものよ」

晶「ふーん、そんなものかな」

晶「ところで、そのお茶の銘柄は?」


コンマ安価

01〜19 灯夏「そんなの、藤堂君に関係ある?」

20〜59 お茶の銘柄について言われるものの、晶はよく理解できず。

60〜95 灯夏が銘柄について言及し、晶も理解。

96〜00 お茶について語り合い、ものすごく盛り上がる。

コンマ安価下1
268 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 23:20:44.39 ID:EUETbcUNo
あちゃお茶玄米茶
269 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 23:34:28.40 ID:D+HVxBaZo
灯夏「今日は――ね」

晶「うん?」

銘柄について訊いたはいいものの、考えてみれば俺はお茶について別に詳しい訳でもない。

よって、灯夏ちゃんの言っている銘柄についても理解できなかった。

灯夏「まあ、銘柄それぞれで良さが違うから、その日の気分によって変えているんだけど――」

晶「そ、そう」

灯夏「……そっちから訊いてきたわりには、興味なさそうね」

晶「そんなことはないよ」

図星だが、極力声に出ないように答える。

灯夏「まあいいわ。そろそろ戻る時間だから」

しかし、彼女は俺が興味ないことに気づいたのか、そのまま話を中断して、立ち上がる。

灯夏「じゃあ。一応声を掛けてくれたことは礼を言っておくわ」

晶「あ、うん」

そのまま立ち去ってしまう。

くっ、俺がもっとお茶について興味を持っていれば、灯夏ちゃんと親しくなれたかもしれないのに!

だが、こんなことでくじけてたまるか!

野球は九回ツーアウトから、そうだろう!

俺は急いで図書館に駆け出した。
270 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 23:37:12.23 ID:D+HVxBaZo
男子生徒「おう、やっと戻ってきたか。もう五時間目始まるぞ……?」

男子生徒「なんでお前息切らしているんだ……?」

男子生徒「しかも、おまえなんの本持ってるの?」

晶「……お茶についての本だ。急いで図書館から借りてきた」

灯夏ちゃんと今後話す機会があるかもしれないし。

そうでなくともお茶に興味がある女の子とあったときに話で盛り上がれるようにな!

男子生徒「……訳がわからないよ」

男子生徒「……ほっとけ。コイツのいつものことだろ」

男子生徒「本借りるにしても、明日とかじゃダメだったのか?」

男子生徒「明日まで待てなかったんだろうな」


選択安価

1 午後の授業はなにごともなく終了。

2 授業中、違う本を読んでいることが先生にばれる。

3 6時間目は体育だ!(授業内容も記載)

4 暇だから山吹さんにいたずらしてみよう(内容も記載)

5 自由安価

安価下1
271 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 23:39:38.74 ID:YFbWv8IY0
3 陸上
272 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 23:48:08.64 ID:D+HVxBaZo
6時間目に体育。

まったく、朝練もして、放課後には部活もあるのに、6時間目に体育か。

しかもマラソン。春先にもあったのにまたか。

渡瀬と高城はまた競争しようみたいなこと言っているし。

朝井もなんだかんだで参加するみたいな流れだな、あれは。

まっ、体育のいいことと言ったら女の子の体操服姿が見れることだよな!

弘人「藤堂、なにキョロキョロしているのさ?」

晶「いや、今日は天気いいなと思っただけだよ」

翔子(体育教師)「はい、みんな並んでー」


自由安価

安価下1
273 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 23:49:34.37 ID:+NcN709Co
良い所見せてやる!と三人に混ざる
274 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/07(火) 23:56:46.11 ID:D+HVxBaZo
しかし、あんまり乗り気はしなかったが、マラソンは明確に順位が出る競技!

渡瀬と高城、朝井の三人の勝負に混ぜてもらおう。

そうすれば、必然とトップ争いになるはずだ。

渡瀬達に勝って、女の子の注目を集めてやるぜ!

晶「渡瀬! その勝負俺も混ぜてもらうよ」

弘人「え? 別にいいけど、どうしたの?」

直樹「いいじゃないか! 一緒に頑張ろうぜ藤堂!」

隆広「いや、こいつはただ女子からの注目を浴びたいだけだろ……」

朝井だけには目的がお見通しだった。

まあいい。

勝って、みんなの注目を集めてやるぜ!


コンマ安価

01〜09 勝負にすらならず、負けました。

10〜24 (四人の中で)最下位。

25〜49 三位。

50〜74 二位。

75〜00 一位。

コンマ安価下1
275 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 23:58:15.33 ID:EUETbcUNo
カモシカ
276 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/07(火) 23:58:42.79 ID:+NcN709Co
ほい
277 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/08(水) 00:14:36.86 ID:9MPhB6f8o
>>275さん
……カモシカ?

しかし、マラソンか。

短距離なら俺に分があるのにな。

なにせ、俺は俊足が武器だからな。

しかし、持久力だと正直渡瀬と高城には勝つのは厳しいかもしれん。

いや、だがここは勝つ! 勝ってキャーキャー言われてやる!

翔子「藤堂君……普段はあんまり真剣じゃないのに、今日は頑張っている……?」

翔子「はっ、やっと授業について真面目に取り組んでくれるようになったんですね!」

翔子「やりましたよ先輩……! 生徒と真摯に向き合えば、やっぱり生徒は答えてくれるんですね!」

彩音(……絶対違うと思います)

直樹「なかなかどうして、藤堂! 今日は燃えているじゃないか!」

直樹「けど、そのときだけの熱意じゃあ足りない!」

直樹「大切なのは、如何にして努力を続けていくかだ! 継続は力だ!」

直樹「そうだろう!? その時だけの決意は結構簡単に出来るものだ!」

直樹「けど、その時の想いをずっと燃やし続けていくのは困難だ!」

直樹「だが、その困難をこなしてこそ、人は輝ける! 藤堂! お前にはそれがあるか!?」

直樹「普段、体育の授業を適当にこなしているお前にその熱い心が!」

晶「うるせえ! 走りながら叫んでんじゃねえ!」

隆広「お前ら、静かに走れないのか……?」

弘人「まあまあ」
278 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/08(水) 00:15:24.29 ID:9MPhB6f8o
……そして。

直樹「やられた……今回も僅差か」

弘人「いや……高城は叫んでたのが大きいんじゃないの? それがなければ負けてたと思うよ」

隆広「……まさか四位とは。コイツに負けたのが一番悔しい」

晶「コイツ言うな!」

俺だって悔しいよ!

三位じゃ大して目立てねーじゃないか!

和歩「ヒロ君、お疲れ様です。すごいですね、一番です」

彩音「高城、惜しかったね。まったく、無駄に体力使うからよ」

岬「みんな、お疲れ様。凄かったわね」

……俺にも声を掛けてくれる人が欲しい。


自由安価

安価下1
279 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/08(水) 00:26:55.57 ID:9MPhB6f8o
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。

スキップさせたい場合は自由安価でそう書いてくだされば結構です。

安価下。
280 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/08(水) 00:27:06.35 ID:hhd0k9730
高城に話しかけられる
281 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 11:19:29.50 ID:yYunrZV00
乙 コンマのおかげで藤堂君いい感じのキャラになったなぁ なんかカップリング上手く行く未来は見えないがwww
282 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 22:16:02.07 ID:DfwsyBOao
>>281さん
乙ありがとうございます!
コンマのお陰でおいしいキャラになった印象ですね。
モテモテのキャラとかだと多分、私には書きにくいと思います。

直樹「おう、藤堂! お疲れ!」

晶「……なんだ、高城か」

直樹「なんだって、失礼だな」

晶「彼女いるやつに俺の気持ちなんか分からねーよ」

直樹「……思うに、男と女であからさまに態度違うのが不味いんじゃないのか?」

晶「いや、可愛い女の子には優しくなるのが普通だろ」

直樹「……そうか?」

晶「少なくても俺にとってはそうだね。男に優しくなんてできないね」

直樹「……話は変わるけど、今日はなんでそんなにやる気出していたんだ?」

晶「トップになって女の子の注目を集めるためだ!」

直樹「いや、それこそ普段から頑張っている姿見せないとダメだろ」

直樹「部活は真面目にやっているんだから、授業も真面目に受けたほうがいいと思うぞ」

晶「授業中にサッカーのこと考えていることがあるお前に言われたくはないな」

直樹「ま、まあたしかに、たまにそういうこともあるが、いつもじゃないぞ」

選択安価

1 会話終了。放課後へ。

2 自由安価

安価下1
283 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 22:16:39.14 ID:b2wOKN+Xo
1
284 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 22:19:30.51 ID:DfwsyBOao
その後、着替えて放課後へ。

放課後。つまりは、部活の時間だ。

選択安価

1 弘人「よし、藤堂、部活に行こう」

2 弘人「……急だけど、水上先生が用事ってことで、今日の部活は休みだって」

3 自由安価

安価下1
285 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 22:20:16.87 ID:t4Fy3UDfo
286 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 22:39:43.08 ID:DfwsyBOao
弘人「よし、藤堂、部活に行こう」

晶「いちいち声を掛けてこなくてもいいよ。ちゃんと行くから」

弘人「まあ、そう言わないで。同じクラスなんだからさ」

晶「はいはい、分かったよ」



グラウンド。

キャプテン「……よし、まずは準備体操から始めるぞ。いつも言っているが、真面目にやれよ」

相変わらずウチのキャプテンは貫禄あるな。

顧問の水上と並んでたら、どこかの軍隊と間違えそうだ。

野球部員「おいおい、どうした藤堂。考え事しながらアップしてたら怪我の元だぜ?」

こいつは同学年ながらも、ショートのレギュラーを守る須崎 恭介(すざき きょうすけ)。

まあ、部員数の少ない部活だからあまり自慢にならないが。

ひょうひょうとした態度を取っているが、なんだかんだで渡瀬と同じような真面目人間だ。

晶「心配ないね。手は抜かないさ」

恭介「まっ、気をつけろよ! この時期に怪我なんてしたら洒落にならんぜ」

晶「まったく、うるさいな」
287 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 22:40:20.75 ID:DfwsyBOao
三年ピッチャー「次はスライダー、行きます!」

キャプテン「……いいぞ。今日は一段と切れているな」

弘人「さすが橘(たちばな)さんだ。僕もまだまだあの人には敵わないな」

恭介「まっ、一年差があるんだ。焦ることはねーだろ」

恭介「それに、渡瀬も最近は負けてないと思うぜ?」

弘人「そうかな?」

恭介「ああ、逆にお前は頑張りすぎて体壊さないようにしろよ?」

恭介「おまえは橘さんが投げている時はセカンドも守らないといけないんだからな」

晶「……人の心配ばかりして、自分は大丈夫なのか?」

恭介「当たり前だ。恭介さんをなめちゃいけないぜ」

……たしかにこいつの守備と打撃センスはいいからな。パワーが少し足りないが。


選択安価

1 なにごともなく、部活進行。

2 自由安価。

安価下1
288 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 22:40:28.50 ID:b2wOKN+Xo
1
289 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 22:51:55.95 ID:DfwsyBOao
だが、俺も脚と打率ではこいつらに負けない。

県予選、甲子園で活躍して、一躍ヒーローに!

そして女の子からの注目を集めるんだ!

晶「うおおおおっ!」

キャプテン「……藤堂も頑張っているな。動機は不純だが」

橘「まあ、いいじゃないですか。頑張っているなら。理由は人それぞれですよ」

二年キャッチャー「よし、渡瀬来い!」

弘人「はい!」



……そして、今日も厳しいながらも充実した練習が終わった。

弘人「それじゃあね、藤堂」

晶「ああ、さっさと山吹さんところ行きやがれ。そして爆発しろ」

恭介「相変わらずだな、お前は〜」

晶「お前はうらやましくないのか!? はっ、もしかして女に興味がないとか――」

恭介「違う!? なんでそうなる!?」

晶「だったらここは渡瀬に恨み、妬みをぶつけるところだろ!」
290 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 22:52:29.93 ID:DfwsyBOao
恭介「当たり前のように言うな! 普通に祝福してやれよ!」

晶「うわー、ないわー。須崎、その考えはないわー。いい子ちゃんですか?」

恭介「お前なあ……まあいいや、帰ろうぜ」

選択安価

1 あいにく、男と一緒に帰る趣味はないんでね。

2 仕方ない、一緒に帰ってやるか。

3 いや、俺は今から出会いを求めてさすらうよ。

4 自由安価。

安価下1
291 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 22:52:57.82 ID:b2wOKN+Xo
3
292 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 23:01:27.61 ID:DfwsyBOao
晶「いや、俺は今から出会いを求めてさすらうよ」

恭介「……は? 今から?」

晶「もちろんさ。美少女達が俺との出会いを待っているはずだからね」

恭介「……止めはしないけどさ。じゃあ、頑張れよ」

晶「言われなくても」

恭介「部活の後だって言うのに、元気な奴だな〜。本当、ある意味それだけは凄いな」

恭介「……尊敬はしねーけど」



晶「さてと……時間は少ないからな。どこへ行こうか?」

選択安価

1 2−B教室の方向へ

2 生徒会室の方へ

3 文化部のある方向へ

4 屋上へ

5 格技場の方向へ

6 学校を出て外をぶらつく

7 自由安価

安価下1
293 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:02:17.47 ID:t4Fy3UDfo
294 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 23:07:53.01 ID:DfwsyBOao
格技場の方向へ向かってみよう。

さて、可愛い子との出会いがないかな。

和歩「あれ? 藤堂君、お疲れ様です」

弘人「どうしたの、藤堂? こっちになにか用事?」

……お前らかよ!

そりゃあ、渡瀬に山吹さんのところに行けってさっき言ったな。

で、山吹さんは剣道部に所属しているんだから、格技場の方に行けばそりゃこの二人に会う可能性はあるだろうさ。

選択安価

1 晶「ちくしょー、渡瀬なんか呪ってやるー!」
  捨て台詞を残して立ち去る。
  
2 放っておいて別の人を捜そう。

3 自由安価

安価下1
295 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:09:13.23 ID:OyvreLGg0
2
296 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 23:21:09.99 ID:DfwsyBOao
晶「お前に用はない!」

弘人「なにいきなり!?」

晶「というわけで、じゃあね山吹さん」

そしてすばやく立ち去る。

弘人「え? 僕なにかした!?」

和歩「むー、ヒロ君がなにをしたっていうんですか!」

あ、まずい。さすがに山吹さんも怒るか。

明日謝っておこう。



さて、早くしなければ下校時間だ。

ん――あそこにいるのは!?

選択安価

1 岬

2 岬……に似ているけど、違う人物?

3 灯夏

4 直樹と彩音

5 菜月(灯夏の友人の生徒会副会長)

6 陽菜(一年後輩の新聞部員)

7 隆広

8 司(前会長)

9 佳久と楓

10 このは(一年後輩の生徒会会計)

11 千里(弘人の妹)

12 自由安価(複数選択、未登場キャラあり。未登場キャラの場合、特徴を書いてください)

安価下1
297 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:22:06.56 ID:OyvreLGg0
11
298 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 23:26:36.80 ID:DfwsyBOao
渡瀬の妹の千里ちゃんか。

ちょっと斜めに構えたところもあるけど、清楚で可愛い子なんだよね。

晶「千里ちゃん、こんにちは」


コンマ安価

晶に対する千里の印象(大きいほど良い。00は100として扱う)

※弘人の妹ということで、知り合いではあることにします。

補正 -10(兄さんを邪険にしている)

コンマ安価下1
299 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:27:31.76 ID:t4Fy3UDfo
補正きついなww
300 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 23:35:45.17 ID:DfwsyBOao
>>299さん
でもコンマは高め(76−10=66)という。
どう扱っていいものやら。

千里「あ、藤堂先輩。こんにちは」

晶「千里ちゃんも今帰りかい?」

千里「はい。今生徒会活動が終わったところなので」

選択安価

1 晶(千里ちゃん、可愛いけど渡瀬の妹だし……ちょっとね)

2 晶(千里ちゃん、可愛いし、渡瀬の妹とか関係ないな)

3 自由安価

安価下1
301 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:37:34.71 ID:t4Fy3UDfo
302 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 23:44:53.06 ID:DfwsyBOao
千里ちゃん、可愛いし、渡瀬の妹とか関係ないね。

ぜひともお近づきになりたいところだ。

晶「途中まで一緒に帰らない?」

千里「はあ……まあ、いいですけど」

晶「うん。もう遅いから、女の子一人は危険だしね」

千里「藤堂先輩の方が危険な気がするんですけど……」

そう言われるが、あくまで冗談ぽくだ。

大体本気にしていたら、一緒に帰ろうなんて断られるだろう。



晶「で、見ててよ! 今度の試合は大活躍するから!」

千里「ええ。兄さんも出ますし、都合さえつけば元から見に行くつもりですよ」

晶「いやいや、俺、渡瀬より活躍するから!」

千里「……頑張っているのは知っていますし、そうやって兄さんを邪険にするところさえなければ、もうちょっと好感持てるんですけど」

……あ、しまった。つい、いつもの感じで。


自由安価(晶の行動でも、起こる出来事でもなんでもOK)

安価下1
303 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:46:22.48 ID:t4Fy3UDfo
生徒会について聞く
304 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:46:39.71 ID:OyvreLGg0
帰る途中の弘人と和歩に遭遇
305 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:47:01.90 ID:am6+fiB60
お茶に誘う
306 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 23:52:17.99 ID:DfwsyBOao
こういう場合は、話題転換をしよう。

晶「そういえば、最近生徒会はどう?」

千里「まあ、それなりに慣れてきたところでしょうか?」

晶「そうなんだ」

選択安価

1 生徒会の活動について詳しく訊いてみる。

2 生徒会の雰囲気について訊いてみる。

3 この前の生徒会の放送について話題を挙げる。

4 生徒会メンバーの特定の人物について、話題に上げる
  (生徒会メンバー:彩音、菜月、佳久、このは)
  
5 自由安価

安価下1
307 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:53:23.09 ID:OyvreLGg0
4 菜月
308 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:53:50.58 ID:hfwGu/160
3
309 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/09(木) 23:58:43.53 ID:DfwsyBOao
晶と菜月の関係について

コンマ安価

01〜29 面識なし

30〜69 知り合いではある

71〜00 一応友人

※千里とそれなりに仲いいので、千里と仲のいい菜月に対する判定は、灯夏より易しくなっています。

コンマ安価下1
310 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/09(木) 23:59:53.88 ID:fy0u0bcr0
ジュデーム
311 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 00:05:17.75 ID:GrWghGPYo
川崎菜月。

千里ちゃんを通して、一応友人といえる間柄ではあると思う。

……けっして一方通行じゃないからな!

晶「菜月ちゃんのことなんだけどさ」

千里「菜月さんの?」

選択安価

1 最近の様子はどう?

2 生徒会活動はどんな感じ?

3 趣味とか、菜月ちゃんのマイブームとか知らない?

4 相変わらず夕霧にべったりなの?

5 千里ちゃんと菜月ちゃん、普段どんな話をしているの?

6 自由安価。

安価下1
312 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 00:06:27.90 ID:piIzDaFWo
313 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 00:13:39.62 ID:GrWghGPYo
晶「千里ちゃんと菜月ちゃん、普段どんな話をしているの?」

千里「えーと、そうですね」


選択安価

1 千里「最近見たドラマの話題とか」

2 千里「野球の話が多いかもしれないです、兄さんの影響かもしれませんね」
  晶(ここでもおまえかよ!?)

3 千里「彩音さんの話題が多いですね……菜月さん、なんだかんだで彩音さん大好きですから」
  晶「……相変わらずか」

4 千里「料理の話題が多いです。最近、私はまりだしたので」

5 千里「コンピュータ工学の話題が多いですね」
  晶「……え?」
  
6 自由安価

安価下1
314 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 00:14:23.72 ID:ajZAjaJI0
4
315 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 00:20:53.94 ID:GrWghGPYo
千里「料理の話題が多いです。最近、私はまりだしたので」

晶「そうなんだ。千里ちゃんの料理、興味あるなあ」

千里「始めたばかりなので、大したことはありませんよ」

千里「まあ、当初の兄さんよりはマシかもしれませんが」

晶「ん? 渡瀬、最初は酷かったの?」

千里「……まあ、兄さんあまり要領がいい方ではないので」

千里「そこでちゃんと頑張って改善するのが、凄いんですけどね」

晶「へえ……」

意外だ、渡瀬はもっと、物事をすいすいとこなしているイメージがあったのだが。



選択安価

1 菜月に対する話題継続(内容も記載)

2 この前の生徒会の放送について話題を挙げる。

3 帰宅途中の弘人と和歩に遭遇。

4 お茶に誘ってみる。

5 千里の料理に対して興味を示す。

6 スキップ。渡瀬家に到着。

7 自由安価。
316 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 00:21:25.54 ID:GrWghGPYo
エラーが出て、上がらなかったので再度。
安価下。
317 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 00:24:50.50 ID:ajZAjaJI0
4
318 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 00:29:37.10 ID:GrWghGPYo
晶「ねえ、千里ちゃん。ちょっと喫茶店に寄っていかない?」

千里「え? また急ですね」

晶「もっと千里ちゃんと話していたいしさ」

コンマ安価

01〜19 和歩「藤堂君、なにしているんですか?」
      先ほどのことでちょっと怒っている和歩と、弘人に遭遇。

20〜50 千里「でも、家に帰ったらもう夕御飯ですから」

51〜00 千里「まあ、少しだけなら」

コンマ安価下1
319 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 00:30:18.71 ID:ajZAjaJI0
s
320 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 00:34:39.24 ID:GrWghGPYo
千里と喫茶店にということで、今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
321 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 00:38:18.78 ID:piIzDaFWo

藤堂「義兄さんとよばせてください!」とか?ww
322 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 07:37:30.95 ID:3/BeGk4t0

何故だろうお茶に誘えたのに成功する気が全然感じられないのはwww
323 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 22:09:56.70 ID:GrWghGPYo
>>321さん
乙ありがとうございます。
なぜだろう、まったく想像ができない。

>>322さん
乙ありがとうございます。
同感ですね。本当に何故でしょう……



千里「まあ、少しだけなら」

千里「もうすぐ晩御飯なので、長くは付き合えませんが」

晶「よし。それじゃ行こうか。もちろん俺のおごりだよ」

千里「え? いえ、そういうわけには」

晶「いいのいいの。ほら、行こうよ」
324 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 22:10:48.31 ID:GrWghGPYo
喫茶店内。

晶「へえ、この喫茶店たまに来るんだ」

千里「はい。雰囲気がいいですし、ケーキもおいしいので」

千里「ご飯が食べれなくなるので、今日は紅茶だけにしておきますが」

晶「遠慮しなくてもいいよ?」

千里「別に遠慮なんかしてませんよ」


選択安価

1 菜月に対する話題継続(内容も記載)

2 この前の生徒会の放送について話題を挙げる。

3 さきほど話題に出た千里の料理に対して興味を示す。

4 隣の席に岬の姿が。

5 進○ゼミについて語る。

6 自由安価

安価下1
325 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 22:11:11.24 ID:zoNmjfBno
5
326 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 22:17:53.74 ID:GrWghGPYo

千里「そういえば、藤堂先輩、あまり真剣に授業を受けてないそうですね」

晶「え、千里ちゃんどこからそんな情報を?」

千里「彩音さんからですよ。よく居眠りしてるって聞きましたよ」

晶「そ、そんなことないさ」

夕霧のやつ、後で覚えて置けよ……

授業中はどうしても眠くなるんだよな……厳しくない先生とかだと特に。

晶「それに俺はちゃんと家でも勉強しているからね」

千里「そうなんですか?」

晶「そう、進○ゼミでね!」

千里「し、進○ゼミ?」

晶「そう。進○ゼミは予想問題もばっちりさ」

晶「俺が野球部にいながら、それなりの成績を維持していられるのも進○ゼミのお陰なんだよ!」

千里「は、はあ……」

千里(どうしてそんなに進○ゼミにこだわっているんですか……?)

自由安価

安価下1
327 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 22:18:52.30 ID:ZmqAxskOo
母が赤○ン先生先生だから
328 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 22:26:12.05 ID:GrWghGPYo
晶「まあ、実は母さんが赤○ン先生でね」

千里「そ、そうなんですか?」

晶「お陰で小学準備号からお世話になっているよ」

晶「教育熱心な母親でね。家で勉強してないとうるさいんだよ」

千里「へえ、大変そうですね」

晶「だから授業中は逆に気が抜けちゃってね」

千里「……って、やっぱり彩音さんの言うとおり、サボっているんですね」

晶「……あ。いや、そんなことないって」

千里「説得力ありませんよ」


選択安価

1 スキップして、喫茶店を出るところまで。

2 自由安価

安価下1
329 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 22:31:30.82 ID:pLwVE6fo0
1
330 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 22:38:56.49 ID:GrWghGPYo
喫茶店を出て、帰り道。

千里「すみません、ご馳走になってしまって」

晶「いやいや、千里ちゃんと話せるならこれくらい安いものさ」

千里「それ、いろんな女の子に言っているんでしょう」

晶「そんなことないって」

晶(……図星だけど)

選択安価

1 千里に話題を振る(内容も記載)

2 帰宅途中の和歩と弘人に遭遇。

3 帰宅途中の岬と湊に遭遇。

4 自由安価

安価下1
331 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 22:40:20.99 ID:pLwVE6fo0
2
332 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 22:46:53.98 ID:GrWghGPYo
弘人「あれ? 千里と藤堂?」

晶「……げ、渡瀬か」

千里「あ、お疲れ様、兄さん」

弘人「お疲れ、千里。生徒会はどうだった?」

千里「まあ、ぼちぼちと慣れてきたところです」

弘人「藤堂、おまえが千里を送ってくれたのか? ありがとうね」

晶「別におまえのために送ってやったわけじゃないさ」

弘人「はは、そんなこと思ってないよ」

相変わらず気楽な奴だな……

に、しても……

和歩「……むう」

山吹さん、ちょっと機嫌が悪いな。

やはり渡瀬に対する態度が気に食わないのだろう。

俺は男に対して優しくする主義はないのだが。


自由安価

安価下1
333 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 22:53:58.84 ID:pLwVE6fo0
弘人に謝る
334 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 23:01:44.30 ID:GrWghGPYo
だが、ここで意地を張り続けても、千里さんや山吹さんの印象を悪くし続けるだけだ。

ここは渡瀬に対して、今までの態度を謝るべきだろう。

選択安価

1 晶「すまないな、渡瀬。これが俺の性分なんだ。これからも目につくかもしれないが、大目に見てくれよ」

2 晶「……今まで嫌な態度を取ってきてすまなかった、渡瀬。これからは渡瀬に対する態度を改めるよ」

3 晶「自由安価」

4 自由安価(晶の言動に限りません)

安価下1
335 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 23:05:06.87 ID:pLwVE6fo0
1
336 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 23:10:23.44 ID:GrWghGPYo
晶「すまないな、渡瀬。これが俺の性分なんだ。これからも目につくかもしれないが、大目に見てくれよ」

だが、謝ると言っても、俺は自分の主義を曲げるつもりはない。

これが最大限の譲歩だ。

弘人「……はあ、まあそれが藤堂だって分かっているけどさ」

渡瀬は苦笑しながらも、大して気にしていないようだ。

俺の性格を分かってて、それでもこうして接し続けているのだから、こいつにとっては今更かもしれない。

コンマ安価下1
千里の心象

コンマ安価下2
和歩の心象

コンマが低いと……?
※と言っても、スレタイ的にそんなシリアスにはなりません。
連投可。
337 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 23:11:16.78 ID:zoNmjfBno
@
338 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/10(金) 23:12:44.36 ID:pLwVE6fo0
s
339 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/10(金) 23:14:48.16 ID:GrWghGPYo
少し早いですが、今日はここまでにさせて頂きます。
……ちょっと今日は上手く文が出てきません。

皆様、お疲れ様でした。
340 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/11(土) 12:41:26.25 ID:2BCU80an0
千里ちゃんコンマ高いなー この調子なら本来もうフラグ立っててもおかしくないはずなのに
マイナス方向への努力し過ぎだろ藤堂君www
341 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/11(土) 17:39:38.54 ID:Nv6UX7lA0
>>340ですが乙です
342 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 15:29:46.56 ID:+a0lhfaBo
>>340-341さん

乙ありがとうございます。
真っ当な努力をする晶君がもう想像できません。
今回のコンマは、低いと怒る判定でした。
で、和歩のコンマが36なので……
(千里20以下、和歩40以下を想定してました)


千里(全く、兄さんは相変わらずお人よしですね……)

千里(まあ、だから藤堂先輩と仲良くできているのでしょうが)

和歩「……藤堂君、いい加減にしてください」

晶「え?」

和歩「朝に岬ちゃんの手を取って口説いていましたよね」

晶「ちょ、それは」

千里「え、そうなんですか?」

和歩「で、放課後は千里ちゃんですか……あまりに節操なさ過ぎです」

弘人「か、和歩?」

和歩「それにヒロ君……いつもないがしろにされて、そこは怒っていいんですよ」

和歩「優しいのはヒロ君のいいところですけど、ずっとそれでは藤堂君のためにもなりません」

和歩「藤堂君、友達を大切に出来ない人を、魅力的に感じる女の子なんていませんよ」

和歩「同時に、可愛い女の子なら誰でもいい……そう思わせてしまう態度も問題です」

和歩「本当に女の子にもてたかったら、まずはそこを改善するべきだと思います」

千里(か、和歩お姉ちゃんが怒るところなんて久しぶりに見た……)

弘人(でも、たしかに一理あるんだよね……決してただ怒っているんじゃなくて、藤堂のために叱っているっていうのもある)

藤堂「……」

自由安価

安価下1
343 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 16:00:43.02 ID:txjai1ZKo
……そう、だな 弘人すまんな

弘人は幸せ者だな こんないい子が彼女なんだから
千里ちゃんお茶付き合ってくれてありがとね

それじゃ
344 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 16:11:16.61 ID:+a0lhfaBo
……そう、だな。

晶「渡瀬、ごめんな」

弘人「いや、別に気にしていないよ」

晶「はは、お前さっきからそんな言葉ばっかりだな」

晶「渡瀬は幸せ者だな こんないい子が彼女なんだから」

弘人「たしかに僕にはもったいない人だけど」

和歩「ひ、ヒロ君!?」

千里「はいはい、お熱いですね、二人とも」

晶「千里ちゃんお茶付き合ってくれてありがとね」

千里「あ、いえ! ご馳走になったのはこっちですから!」

晶「渡瀬がいるから、千里ちゃんと山吹さんは送る必要はないよね」

晶「……それじゃ」

和歩「藤堂君! 待ってください!」

晶「……どうしたの?」

和歩「そ、そのごめんなさい。言いすぎました」

和歩「藤堂君には藤堂君の考え方があるのに、私の考えを押し付けるようなことを言ってしまいました」

和歩「だから、ごめんなさい……」

弘人「和歩……」

晶「いや、山吹さんの言っていることは正しいよ」

晶「……だから」

選択安価

1 晶「これからはちゃんと男友達にもちゃんと接するようにするよ」

2 晶「これからはもう少し一途になるようにしていくよ」

3 晶「つまり、可愛い女の子みんなに真摯に接すればいいんだろう? 今までどおりじゃないか!」
  和歩「……は?」
  
4 自由安価

安価下1
345 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 16:16:26.60 ID:u6pWu/0l0
3
346 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 16:16:30.10 ID:txjai1ZKo
347 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 16:25:21.25 ID:+a0lhfaBo
晶「つまり、可愛い女の子みんなに真摯に接すればいいんだろう? 今までどおりじゃないか!」

和歩「……は?」

晶「山吹さん。誤解しているかもしれないが、俺は軽い気持ちで女の子と接しているわけじゃない」

晶「いつも真剣に接しているよ! 可愛い女の子限定だけどね!」

晶「あ、渡瀬。山吹さんは可愛いけど、さすがに手は出さないから安心してくれよ」

晶「で、山吹さん。渡瀬に対する態度は改めていくよ、他の男友達に対してもね」

晶「ありがとう、目が覚めたよ」

弘人「……あのさ、藤堂。それはいいんだけど」

晶「というわけで、千里ちゃん。野球の大会終わったら二人でどっか行こうよ」

晶「俺いろいろデートスポット知っているからさ!」

千里「……はあ」

晶「……あれ? どうしてそんな呆れ顔しているの?」

選択安価

1 晶「……あの、山吹さん。なんで背中の竹刀袋を手に持っているんですか?」

2 千里「兄さん、和歩お姉ちゃん。さ、帰りましょうか」

3 自由安価

安価下1
348 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 16:29:56.77 ID:txjai1ZKo
349 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 16:36:59.08 ID:+a0lhfaBo
晶「……山吹さん、なんで背中の竹刀袋を手に持っているんですか?」

和歩「いえ。少し藤堂君の性根を叩き直してあげるだけです」

晶「ちょ! 洒落にならないんだけど!?」

晶「千里ちゃん、ちょっとこのお姉ちゃん止めてくれない!」

千里「あー、私なにも聞こえないなー。ちょっと耳が悪くなったのかなー」

晶「白々しい! 渡瀬、頼む! お前の彼女だろ!」

弘人「うん。一回藤堂は反省した方がいい気がした」

晶「てめえー!」

和歩「あ、下手に動かないでください。ずれたら怪我しますよ……」

和歩「大丈夫です、急所はずらしますから。じっとしていてくださいね」

選択安価

1 そのまま、お仕置きされ、晶くんの一日は幕を閉じる。

2 自由安価

安価下1
350 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 16:37:52.32 ID:Q1wrkI7U0
1
351 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 16:45:13.44 ID:+a0lhfaBo
晶「ちょ、やめ……ぎゃー!」

そのまま俺は山吹さんのお仕置きを受け、散々な目に遭ったのであった。

本当に急所は外してくれたし、手加減はしてくれたみたいだけど……痛かった。

今日学んだこと……山吹さんは怒らせないようにしよう。



『藤堂晶のとある一日』 完

というところで、一旦ここまでにさせていただきます。
また夕方〜夜に戻ってくる予定です。
次回のリクエストがあれば是非。
なければ、多分七夕の話になります。

皆様、お疲れ様でした。
352 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 16:47:58.92 ID:txjai1ZKo
乙ー 結局藤堂君は二枚目半かアメリカ映画の面白黒人枠なのかww
353 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 22:19:07.66 ID:+a0lhfaBo
>>352さん
乙ありがとうございます!
>>344の安価次第ではまた違ったと思いますが……これはこれでおいしいキャラになったと思います。
万が一、藤堂君を考えてくださった方が不快に思われたなら、申し訳ありません。

『星に願いを』

View 渡瀬 弘人

七月七日――つまり七夕と呼ばれる日の朝。

我が山桜高校の中庭に、大きな笹が立てられていた。

傍には、大量の短冊と、数本の筆ペンが置かれている。

弘人「……夕霧さん、どうしたのこれ?」

彩音「どうしたのって、今日は七夕だよ、渡瀬!」

和歩「たしかにそうですけど、どこから持ってきたんです、この大きな笹は?」

彩音「家から持ってきたの!」

佳久「これだから金持ちって奴は……」

彩音「まあ、これも生徒会の活動の一部だけどね!」

彩音「生徒の皆が自由に願い事を書けるようにって要望があったの!」

菜月「要望が来て、それに答えちゃうあーちゃんも大概ね」

彩音「というわけで、和歩達も願い事書いていきなよ!」
354 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 22:19:43.42 ID:+a0lhfaBo
まだ学校に来るには若干早い時間だが、既に十数人の短冊が吊るされていた。

恐らく、僕たちと同じように部活の朝練で来た人達だろう。

和歩「せっかくですし願い事書いていきましょうか、ヒロ君」

弘人「そうだね」

千里「兄さんがなんて書くのか、ちょっと興味ありますね」

弘人「そういう千里はなんて書いたの?」

千里「え、それは――」

選択安価

1 千里「願い事は人に言うものじゃないよ、兄さん」

2 彩音「あ、生徒会のみんなは書いてないよ。あくまで生徒主体だからね」

3 千里「自由安価」

安価下1
355 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 22:21:31.38 ID:puQbdusxo
2
356 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 22:40:21.56 ID:+a0lhfaBo
彩音「あ、生徒会のみんなは書いてないよ。あくまで生徒主体だからね」

このは「だから私達は願い事を書いてないのです」

弘人「あ、そうなんだ」

千里「ささ、ですから兄さん、どうぞ」

弘人「覗き見る気満々だよね、千里」

千里「さて、なんのことやら」

菜月「まあ、この二人ならなんて書くか分かりきっているけど」

弘人「いや、なんで」

和歩「そうです、なんで分かりきったみたいなことを言っているんですか菜月ちゃん?」

千里「……本気で言っているの?」

全然怖くない目でにらみ付ける千里。

まあ、せっかくだから願い事を書いていこうか。
357 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 22:41:17.02 ID:+a0lhfaBo
『和歩とずっと一緒にいられますように』

『ヒロ君とずっと一緒にいられますように』

菜月「はいはい、予想通り」

佳久「ボーナス問題にもなりやしねえ」

このは「さすがに私も予想できたのです」

彩音「うん、あたしも」

千里「書く前からわかってました」

弘人「……」

和歩「せ、生徒会の人たちはやっぱり凄いんですね。先読みとかできるんですか……」

菜月「いやその認識はおかしいわ」
358 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 22:42:03.30 ID:+a0lhfaBo
朝練終了後。

岬「おはよう、和歩、渡瀬君」

和歩「おはようございます、岬ちゃん」

弘人「おはよう、岬さん」

直樹「おう、おはよう! みんなも短冊書いたのか?」

和歩「はい、私とヒロ君は書きましたよ」

岬「七夕かあ……一年に一回しか逢えないなんて、織姫と彦星もかわいそうよね」

岬「でも、きっと今日はそれだけ一日幸せなのかしら……」

彩音「あ、なんかまた岬のスイッチが入っている」

和歩「岬ちゃんはロマンチストですね」

隆広「短冊か……高城はなにか書いたのか?」

直樹「俺か? サッカー選手になれるようにって書いた」

彩音「相変わらずね、まあ予想できたけど」

岬「和歩と渡瀬君はなんて書いたのかしら?」

和歩「え、えっと……」

隆広「訊かなくても大体予想できるだろ」

岬「え?」

弘人「……否定できない」
359 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 22:42:40.74 ID:+a0lhfaBo
直樹「まあ、渡瀬と山吹は訊くまでもないとして――」

和歩「な、納得行きませんが、ツッコムとやぶ蛇な気がします」(←小声)

弘人「同感だね。黙っていよう」(←小声)

直樹「東雲と朝井はなんて書いたんだ?」

岬「私?」

隆広「俺か?」


選択安価

1 秘密。

2 書いていない。

3 自由安価

岬について 安価下1

隆広について 安価下3

※10分レスがなかったら連投OK
360 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 22:43:40.92 ID:2vwlO++Lo
もっとフェンシングを上手くなれますように!
361 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 22:44:10.07 ID:XcIO0nuh0
362 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 22:47:50.52 ID:kubO6kGIo
赤点回避
363 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:00:40.71 ID:+a0lhfaBo
岬「もっとフェンシングを上手くなれますようにって書いたわ!」

隆広「俺は……赤点回避だな」

隆広「もう水上先生の補習は勘弁してくれ」

隆広「うわぁー、思い出しただけで恐怖がぁー!」

弘人「朝井! しっかりして!」

直樹「そこまできついのか、先生の補習は……?」

岬「そ、それは怖いわね」

彩音「……去年、もうちょっと成績が悪かったらあたしも朝井と同じようにトラウマを負っていたのかしら?」



隆広「すまん、取り乱した」

和歩「大丈夫ですか、朝井君?」

隆広「大丈夫だ、問題ない」

直樹「けど、今度も補習にならないようにしないとな」

岬「この前中間テストが終わったと思ったら、もう期末テストなのよね」

隆広「……ううっ」
364 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:01:45.48 ID:+a0lhfaBo
直樹「あー、この前みたいに勉強会でもするか?」

彩音「それもいいかもしれないわね。まだまだあたしの成績も、和歩や岬に及ばないし」

隆広「この裏切り者め……」

彩音「なによ裏切り者って。あたしだって頑張っているのよ!」

弘人「まあまあ。朝井、分からないところがあったらいつでも訊いてよ。僕で教えられるところは教えるからさ」

隆広「渡瀬、すまん! 恩に着る!」

弘人「お、大げさだよ」

直樹「それだけ必死なんだろう……先ほどの様子を見るにな」


選択安価

1 湊「やっほー」 灯夏「朝から騒いでいるわね」
  湊と灯夏の二人がやってきた。
  
2 晶「なんだ、さっきから騒がしいね」
  晶がやって来た。
  
3 自由安価(誰かがやってくることに限りません)

安価下1

※人物について
湊……岬の双子の姉。岬と違いお調子者の一面あり。
灯夏……マイペースなお茶が好きな少女。
晶……前話主役の軟派なクラスメイト。
365 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 23:02:01.60 ID:P7BnwPbQo
1
366 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:15:43.03 ID:+a0lhfaBo
湊「やっほー」

灯夏「朝から騒いでいるわね」

岬「どうしたの、お姉ちゃん? ウチのクラスになにか用?」

湊「なによー、可愛い妹の顔を見に来ちゃいけないわけ?」

岬「まったく、そんなこと思ってないくせに」

灯夏「湊が暇だーって言って、来たのよ。勝手に私まで連れてね」

湊「いいじゃない、授業開始までまだ時間あるんだし」

灯夏「私連れてきた意味あるの?」

湊「一人じゃ寂しいでしょ?」

灯夏「別に」

湊「またまた、強情張っちゃって」

灯夏「……はあ」

岬「御織さん、姉が迷惑かけてすみません」

灯夏「いいわよ、岬は別に謝らなくて」
367 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:16:25.95 ID:+a0lhfaBo
灯夏「湊、宿題やって来た?」

湊「……何の話?」

灯夏「……ああ、やっぱり。あんた寝てたから知らないわよね」

湊「え、本気!? 何の授業!?」

灯夏「私に教える義務はないわよ。あんたのお母さんじゃないんだし」

湊「そこをなんとか! お願い灯夏!」

灯夏「嘘だけど」

湊「……くおらっ!」

灯夏「授業中寝てるあんたが悪い」

和歩「授業はちゃんと受けないとダメだって、前から言っているじゃないですか」

岬「和歩の言うとおりよ、お姉ちゃん」

湊「だって……」

湊(服の作成が間に合わないんだもの……)
368 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:16:58.44 ID:+a0lhfaBo
隆広「東雲姉。一つ良いことを教えてやろう」

湊「なによ?」

隆広「数学の授業だけは赤点を取るな」

湊「数学? なんで?」

弘人「数学は水上先生の担当なんだよ」

湊「うん。だからなんで?」

隆広「水上先生の補習は……トラウマになる」

湊「はあ? また大げさな」

隆広「大げさだったらどんなに良かったことか……」

灯夏「そうね。被害者から数多くの悲鳴が聞こえているわ」

和歩「剣道部でも数名被害がありましたね……」

弘人「野球部にもね……」

湊「……え? マジ?」

彩音「うん。大マジ」

岬「……お姉ちゃん、まずいんじゃない?」
369 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:17:39.57 ID:+a0lhfaBo
湊「岬ーっ! 今日から勉強教えて! 特に数学!」

岬「私も自分の勉強があるのよ!」

湊「そこを曲げてなんとか! 貴方、数学得意でしょう!」

和歩「……湊ちゃん、大変そうですね」

灯夏「半分位は事項自得でしょ?」

弘人「まあ、そうなんだけどね……」



隆広「それはそうと、中庭の笹は見たか?」

湊「ああ、あれね」

灯夏「あんな大きな笹、よく用意したわよね」

彩音「二人はどんな願い事をしたの?」

湊「そうね――」



選択安価

1 秘密。

2 書いていない。

3 自由安価

湊について 安価下1

灯夏について 安価下3

※10分レスがなかったら連投OK
370 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 23:18:18.83 ID:z+BGAY/Do
もっと良いコスプレ衣装を作れるように腕を磨く
371 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 23:18:49.58 ID:z+BGAY/Do
加速下
372 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/12(日) 23:23:47.88 ID:XcIO0nuh0
2
373 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:40:22.07 ID:+a0lhfaBo
湊「え、えっとそれはそうね!」

湊「素敵な出会いがありますようにって書いたわ!」

湊(本当は『もっと良いコスプレ衣装を作れるように』って書いたのだけど)

湊(そんなこと言えるわけないじゃない!)

岬(ああ、お姉ちゃんの様子からして、絶対嘘ね……)

岬(どうせ、また趣味関係かしら……これ以上変な服増やさないでほしいんだけど)

和歩「わあ、素敵ですね。いい友達がたくさんできるといいですね。湊ちゃん」

湊「そ、そうね……」

湊(この子の純粋な目が痛い)

湊「そういうみんなはなんて書いたの?」

和歩「え、えっと……」

弘人「そうだね……」

灯夏「あ、あんたら二人は訊かなくてもいいわ」

和歩「……ひょっとして私達って、分かりやすいのでしょうか」(←小声)

弘人「……そうかも」(←小声)
374 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:40:54.65 ID:+a0lhfaBo
灯夏(自覚ないんかい、この二人は)

和歩「と、灯夏ちゃんはなにか書いたんですか?」

灯夏「書いてないわよ。願い事なんて、書くもんじゃなくて叶えるものでしょ」

灯夏「まあ、今のところ願い事なんてないけど」

隆広「相変わらずマイペースだな」

灯夏「面倒だし。わざわざ変える必要ないでしょ」

湊「クールねえ。彩音達は?」

彩音「あ、あたし達生徒会メンバーは書いてないよ」

湊「あら、そうなの?」

彩音「うん。やっぱり、ちょっとね」

湊「じゃあ他の皆は?」

直樹「サッカー選手になれるように」

隆広「赤点回避」

湊「同士ね!」

隆広「仲間よ!」
375 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:41:48.93 ID:+a0lhfaBo
岬「お姉ちゃん……ダメなところで同感しないで」

弘人「朝井……もうちょっと授業真面目に受けようよ」

湊「努力はしているわ!」

隆広「努力はしている!」

灯夏「嘘ね」

彩音「……あたしもあんまり人の事言えないけど、もうちょっと頑張ろうよ」

湊「なら、その努力もここでお終いだなとか言って欲しかったわね」

隆広「……?」

湊「いや、なんでもないわ。じゃあ、彩音。もし貴方が一生徒だったら、なんて書いてたの?」

彩音「ん? あたしが一生徒だったら? そうね……」

選択安価

1 秘密。

2 思いつかない。

3 自由安価

安価下1
376 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/12(日) 23:59:00.51 ID:+a0lhfaBo
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。

安価下1

また、次回の話について安価を取ります。

1 野球、夏の県大会決勝(安価が多分ほとんどないと思います)

2 自由安価

安価下2(もし安価なければ、1を書きます)
377 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/13(月) 00:01:33.77 ID:fZfDrM3uo
1
378 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/13(月) 00:03:14.29 ID:klo6H3sco
>>377さん
了解しました。協力ありがとうございます。

次回の話について。

1 野球、夏の県大会決勝(安価が多分ほとんどないと思います)

2 自由安価

安価下1(もし安価なければ、1を書きます)
379 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/13(月) 00:04:47.83 ID:7B+6xPBK0
1
380 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/13(月) 11:48:28.86 ID:klo6H3sco
彩音「うーん。秘密!」

湊「なによそれ」

彩音「願い事はあんまり人に言うもんじゃないのよ」

岬「今までみんなのを聞いていて、それはないんじゃないかしら」

彩音「んー、でもたいした願い事とか特にないからね」

彩音「だって願い事は自分で叶えるものじゃない!」

彩音「灯夏の言うとおりにね!」

隆広「おお、なんかいい感じの台詞だな」

直樹「……でも、それだと今日やった生徒会の活動……つまり笹を用意したことを否定してないか?」

彩音「……あ」

和歩「えっと……」

彩音「えーと、うん! やっぱり願い事を書くのは大切なことよね!」

彩音「それによって、自分の目標とか明確になると思うし! うん、願い事は書くべき!」

灯夏「見事な手のひら返しね」

湊「やめて。もう彩音の手首はボロボロよ!」

選択安価

1 七夕の話終了。

2 自由安価

安価下1
381 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/13(月) 11:51:09.99 ID:meskn05Co
382 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/13(月) 12:07:32.94 ID:klo6H3sco
そして放課後。

彩音「ごめんね、みんな。手伝ってもらっちゃって」

和歩「別に構いませんよ、彩ちゃん」

菜月「全く、五人で片付けとか無理だって、最初から分かることでしょう」

弘人「けど、みんな結構書いたよね」

岬「それだけ、皆願い事があるということよね」

岬「織姫と彦星は願いを叶えてくれるかしら?」

菜月「さあ、案外なんで一年に一度しか逢えない日に願いなんぞ聞かなきゃいけないんだって怒っているんじゃないかしら」

千里「菜月さん、夢ぶち壊しですね」

このは「ロマンがないのです……」

弘人「で、この短冊どうするの?」

彩音「んー、もちろん保管するよ」

彩音「みんなの大切な願い事だしね!」

菜月「そして、数年後の生徒に掘り出されて、笑いの種にされるのね」

佳久「ありそうな話だな」
383 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/13(月) 12:08:12.83 ID:klo6H3sco
菜月「そうね……特に弘人君と和ちゃんとか、うわぁ、こいつらバカップルだって感じよね」

和歩「あ、彩ちゃん! 私達の短冊だけ燃やしてください!」

彩音「例外は認めないよ!」

和歩「そ、そこをなんとか!」

彩音「ふっ……数年後に笑いものとなるがいいわ!」

和歩「彩ちゃん意地悪ですーっ!」

このは「ふふっ、彩音さん楽しそうなのです」

佳久「おいこら、会長が遊んでんじゃないぞー」

彩音「はーい」

和歩「彩ちゃん、ちょっと待ってください!」

弘人「和歩……数年後の生徒なんて、僕たちが誰だか分からないと思うから、諦めよう……」

千里「まあ、そうかもしれませんね」

菜月「しかし、弘人君の判断は間違いであった」

菜月「数年後、彼の名前は有名になる」

菜月「当然、この山桜高校でも彼の名前を知る者は多い」

菜月「よって、短冊に書いた彼の願いは大いにネタにされるのであった」

弘人「変なナレーション入れないで!」

このは「菜月さん、意地悪なのです……」

菜月「ふふっ。でも、案外本当に有名人になるかもしれないわよ、弘人君」

このは「はい?」

『星に願いを』 完
384 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/01/13(月) 12:09:01.84 ID:klo6H3sco
一旦ここまで。
次の話を書き溜めてきます。
385 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/01/13(月) 13:53:18.99 ID:ylmvOqyso
乙 いやこれは揄いたくなりますわ このカップルは
386 : ◆dbGyYYDw8A [sage]:2014/01/19(日) 00:54:47.20 ID:uFavjvP+o
>>385さん
乙ありがとうございます。
そういう感じを狙って書いていますね、この二人は。
案外見かけないですが、こういう関係好きなんですよ。

もし待ってくださっている方がいらっしゃいましたら、間隔が開いて申し訳ありません。
次回の話の展開はほぼ固まっているのですが、文章になかなか出来ていません。
次回は安価なしになる予定です。
387 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/02/02(日) 18:55:36.78 ID:CTBMGevY0
来ないなあ……再開待ってます
388 : ◆dbGyYYDw8A [sage]:2014/02/16(日) 02:12:40.45 ID:3L+tb5Rz0
随分間が空いて申し訳ありません。
なかながかける状態になっておりませんでした。
前言を覆すようで申し訳ありませんが、近日中にまず、勘を取り戻すために気軽な内容で更新できたらなあ……と思います。

まず書かないことには始まりませんしね。
見捨ててくださらず、参加してくださる方がいましたらやろしくお願い致します。

>>387さん
返信が遅れて申し訳ありません。
もしよろしければ、無理なく、自分も参加者もしでも楽しめる物を書いていければなと思います。

間を開けておいて身勝手ですが、リクエストなどあればお待ちしております。

それでは。
389 : ◆dbGyYYDw8A [sage]:2014/03/02(日) 23:20:46.08 ID:5MKNMBleo
間隔が開いて、申し訳ありません。

再開させて頂きます。

まず、先に言ったとおり軽い内容から書いていきます。

>>377さんの安価を反故にするようで申し訳ありませんが、感覚を取り戻せていけたら、野球の試合を書いていく予定です。

しばらくは前以上に更新が遅いかもしれませんが、もしよければお付き合い頂ければ幸いです。

また、サーバー復旧に関わっていた方々、お疲れ様でした。
390 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/02(日) 23:21:42.96 ID:5MKNMBleo
『お姉ちゃんの試験勉強』

View 東雲 岬

一学期の期末テストも近い、ある土曜日。

私は平日と同じ時間に起きた。

テストが近いため、部活は休み。

それなのに早起きした理由はもちろんテスト勉強と――

岬「……お姉ちゃん、大丈夫かな?」

お姉ちゃんが心配だからである。

……けど、さすがに大丈夫よね?

あれだけ朝井君から脅し(?)かけられたんだから、しっかりテストに励んでいると思うんだけど。

……やっぱり心配になってきたなあ。

ちょっと様子を見にいこうかしら?

不安になってきた私は、こっそりお姉ちゃんの部屋に行ってみることにした。

岬「お姉ちゃん、入るよー?」

選択安価

1 そこには、しっかりと早起きして勉強している湊の姿が!

2 そこには、ぐっすりと眠る湊の姿が!

3 湊「私の狂気の瞳で狂うといいわ!」
  岬「狂っているのはお姉ちゃんの方よ!?」
  そこには、某玉兎の姿をした湊の姿が!
  
4 自由安価

安価下1
391 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/02(日) 23:23:04.59 ID:HzbLwdBKo
1
392 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/02(日) 23:31:12.17 ID:5MKNMBleo
岬「……え?」

湊「あら、おはよう岬」

岬「お姉ちゃんが……真面目に勉強している!?」

湊「……いきなり失礼な反応ね」

岬「だって、お姉ちゃんだし……え、これ夢じゃないわよね? まだ私が寝ているとか?」

湊「ちゃんと起きているわよ! これ現実だから! 夢とかじゃないから!」

岬「ご、ごめんね。つい驚いちゃって」

湊「岬にとって、私が勉強しているのは夢と驚くくらいのことなのかしら?」

岬「あ、えっと――勉強の進み具合はどう? テストはなんとかなりそう?」

湊「なんか釈然(しゃくぜん)としないけど、まあいいわ――そうね」

湊の勉強の捗り具合
安価コンマ下1
(下2桁が大きいほど捗っている。00は100として扱う)
393 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/02(日) 23:34:27.33 ID:HzbLwdBKo
394 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/02(日) 23:42:39.21 ID:5MKNMBleo
湊「……あんまりよろしくないです、はい」

岬「……やっぱり」

湊「やっぱりってなによ! いや、まあ事実だから否定できないんだけど」

岬「もしかして、このままだとまずい?」

湊「……数学は、赤点になりそう」

岬「だ、ダメじゃないの!」

湊「岬〜、なんとかしてーっ!」

岬「な、なんとかって言われても……私も自分の勉強があるし」

岬「四六時中、お姉ちゃんに付きっ切りっていうわけにも」

湊「そこをなんとか!」

岬「ええ〜?」

選択安価

1 しょうがない、付きっ切りで勉強教えるしかないか……

2 こんなときは、協力を要請しましょう! 私一人じゃ無理でも、数人いれば大丈夫よ!

3 お姉ちゃんの自業自得だから、ほっとく。

4 自由安価

安価下1
395 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/02(日) 23:43:59.84 ID:HzbLwdBKo
1
396 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/02(日) 23:48:42.63 ID:5MKNMBleo
岬「しょうがないか……分かったわ。お姉ちゃんが赤点になったら私も困るし」

湊「ありがとう! 岬! 恩に着るわ!」

岬「その前に、朝ごはんを食べないと。お姉ちゃんはもう食べたの?」

湊「いえ、まだよ」

岬「もう……そんなんじゃちゃんと頭回らないよ?」

湊「はいはい、分かったわよ」


自由安価
朝ごはんを食べている時、または勉強中にある出来事
(特になしもOK。その場合>>1がストーリーを考えます)

安価下1
397 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/02(日) 23:49:56.16 ID:HzbLwdBKo
朝ごはんを食べているながら勉強して一教科だけ完璧になる
398 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 00:02:18.82 ID:N1lUMoO4o
朝ごはんを食べている最中。

湊「はむ……やっぱり岬が作るごはんは美味しいわね」

岬「もう、お姉ちゃん。食べながらは行儀悪いよ」

湊「分かったわよ」

岬「そうそう、食べる時はちゃんと食べないと」

湊「あんたは私のお母さんか」

岬「え? 私はお姉ちゃんの妹よ?」

湊「……いや、まあ、いいわ。うん」

岬「……そう?」

湊「……今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり」

岬「!?」

湊「名をば、讃岐の造となむいひける。 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける」

岬「竹取物語!?」

湊「ふっ、とりあえず全て暗記したわ!」

岬「いつの間に!?」

湊「今朝と今ご飯食べている最中によ!」

岬「す、凄いお姉ちゃん!」

選択安価

1 岬「この調子なら他の教科も大丈夫よ!」
  とりあえず褒める。

2 岬「私なんか必死に覚えたのに、すぐ覚えるなんて……ずるいなあ」
  とりあえず嫉妬してみる。

3 岬「すごいよお姉ちゃん、天才だよ!」
  とりあえず天才だと言っておく。
  
4 岬「……けど、今回竹取物語は範囲じゃないよ?」
  とりあえず今回のテスト範囲が違うと指摘しておく。

5 岬「……けど、手元のカンペを見ないで言えるようにしようね?」
  とりあえず手元のカンペを手放すように言う。
  
6 自由安価

安価下1
399 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 00:03:48.27 ID:igmrOiTYo
2
400 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 00:06:59.53 ID:N1lUMoO4o
今日はここまでにさせて頂きます。
短くても、なるべく小まめに、楽しく更新していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
展開案等は随時募集中です。

皆様、お疲れ様でした。
401 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 21:47:33.49 ID:mwHYJKfko
展開なら臨海学校とか林間学校とか学校で宿泊学習とかあるといいかも
402 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 22:15:31.90 ID:N1lUMoO4o
>>401さん
展開案ありがとうございます。
二学期には修学旅行を予定しています。


岬「私なんか必死に覚えたのに、すぐ覚えるなんて……ずるいなあ」

湊「やればできるのよ、私は!」

岬「けどやらないのがお姉ちゃんなんだけどね……」

湊「うぐっ! そ、そんなことないわよ! やるときはやるわよ!」

岬「だったらべつに私助ける必要ないかなあ?」

湊「……ごめん助けて」

岬「もう、しょうがないなあ」

湊「ありがとう! 岬! 数学は本当にお手上げ状態なのよ!」

岬「授業真面目に聞かないからだよ、もう」

湊「……だって分からないのよ」

岬「うん、じゃあビシバシ行くからね!」

湊「お、お手柔らかにお願いします」

岬「ふふっ、それはお姉ちゃん次第ね」
403 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 22:16:12.78 ID:N1lUMoO4o
現在、お勉強中――

岬「……お姉ちゃん、よく二年生になれたね」

湊「ちょ、そこまで言う!?」

岬「だって、教科書の最初の部分からつまづくなんて」

湊「しょうがないじゃない! 苦手なんだから」

岬「それ以前の問題よ、もう……」

選択安価

1 岬「一から丁寧に教えていくしかないわね……」

2 岬「こうなったら、スパルタで行くわよ!」

3 岬「あれ? 携帯にメールだ」

4 自由安価

安価下1
404 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 22:24:35.40 ID:N1lUMoO4o
エラーで上がらなかったので、上げます。
405 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 22:25:11.05 ID:igmrOiTYo
1
406 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 22:32:55.93 ID:N1lUMoO4o
岬「一から丁寧に教えていくしかないわね……」

湊「すまないわね、私が病弱なばかりに」

岬「それは言わない約束じゃない、おとっつあん……ってなに言わせるのよ!」

湊「乗ってたくせに……」

岬「あーもう、真面目にやらないと時間なくなっちゃうよ!」

湊「分かっているわよ、もう」

そうして、お姉ちゃんの数学勉強は始まって――

選択安価

1 意外とお姉ちゃんの覚えはよく、調子よく進む。

2 やっぱり普段の不真面目さがたたり、上手く進まない。

3 湊「数学なんてもうこりごりよ! 私の歌を聴けーっ!」
  岬「お姉ちゃん、しっかりして!」
  
4 彩音「岬ーっ! 湊ーっ! 遊びにきたよーっ!」
  岬「始まらなかった!?」

5 自由安価

安価下1
407 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 22:33:16.06 ID:82JF82Kwo
1
408 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 22:41:09.00 ID:N1lUMoO4o
岬「ここは――」

湊「ふむふむ……」

岬「……やっぱりやればできるのよね、お姉ちゃんは」

湊「ふふん、お姉ちゃんを甘く見るんじゃないわよ」

岬「偉そうに言わないでよ……できるんなら普段からやってよね」

湊「土壇場にならないと力が発揮できないのよ」

岬「追い詰められるまでやらないだけでしょ……」

湊「そうとも言うわね!」

岬「そうしか言わないの!」

湊「岬、お腹空いたわ」

岬「はあ……そういえばもう一時ね」

湊「あ、どうりで。あー、こんなに集中したのはいつ以来かしら」

岬「普段、真面目に勉強していないのが丸分かりの台詞よね……」

自由安価(起きる出来事でも、岬の台詞、言葉など、基本的になんでもOK)

安価下1
409 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 22:43:06.37 ID:igmrOiTYo
湊「それで最近部活の方はどうなの?」
410 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 23:00:59.83 ID:N1lUMoO4o
湊「それで最近部活の方はどうなの?」

岬「どうって?」

湊「それは――」

選択安価

1 湊「岬のフェンシングの腕前は上達しているの?」

2 湊「部活でちゃんと上手くやれているの?」

3 湊「部全体の雰囲気とか、実力とか?」

4 湊「いや、なにもなければいいわ」

5 湊「自由安価」

安価下1
411 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 23:06:12.28 ID:N1lUMoO4o
すみません、安価下でお願いします。
412 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 23:06:41.30 ID:igmrOiTYo
1と3
413 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 23:14:14.40 ID:N1lUMoO4o
湊「岬のフェンシングの腕前は上達とか、部全体の雰囲気とか、実力とか?」

岬「ちょ、ちょっとそんないっぺんに訊かれても……えっと、私の腕前かあ。そうね――」

コンマ安価下1

01〜02 岬「全然上手く行かなくて……もうやめちゃいたい」
      湊(いきなりシリアスな話に!?)

03〜19 岬「あんまり上達してない、わね」

20〜79 岬「ぼちぼちってところかしらね。悪くないと思うけど」

80〜99 岬「最近調子良いと思うんだ」

00    岬「奥宮先生がもう相手にならないくらいかな」
     湊「……は?」

コンマ下2桁で判定
414 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 23:14:58.12 ID:N1lUMoO4o
なんかエラー頻発ですね……安価下。
415 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 23:16:37.46 ID:MQzgDLQPo
きたか!
416 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 23:27:37.10 ID:N1lUMoO4o
岬「ぼちぼちってところかしらね。悪くないと思うけど」

湊「まあ、岬はコツコツとやっていくタイプだからね。焦らずにがんばりなさい」

岬「そういう、お姉ちゃんは?」

湊「まあ、私も可も無く不可もなくよ。で、フェンシング部の雰囲気とかはどうなの?」

岬「そっちも特に言うことはないかなあ……強いて言うなら、あんまり練習試合とかできないから、部全体の実力が分からないことくらいかなあ」

湊「あー、なるほどねえ」

湊「ふーん。なにか面白いこととかないわけ?」

岬「面白いことって……」

選択安価

1 岬「特に無いわよ、面白いことなんて」

2 岬「あ、この前なぜかフェンシング対剣道みたいなことを和歩と――」
  
3 岬「そういえば生徒会メンバーがいきなりやってきて――」

4 岬「新聞部の姫宮さんがインタビューに訪れて――」

5 岬「地獄の素振り1000回なんてやったりして――」

6 岬「自由安価」

安価下1

>>1はフェンシングのことをあまり知らずに言っています。おかしいことがあったら指摘、またはスルーしてくださるとありがたいです。
417 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 23:31:25.74 ID:MQzgDLQPo
418 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/03(月) 23:39:49.95 ID:N1lUMoO4o
岬「そういえば生徒会メンバーがいきなりやってきて……」

湊「彩音達が? 一体なんで?」

岬「それは――」

回想

フェンシング部練習中……

彩音「フェンシング部の皆さん、こんにちはーっ!」

フェンシング部員「うわっ!?」

フェンシング部員「え、あれ生徒会長!?」

フェンシング部員「かわいーっ! やっぱり小さいーっ!」

彩音「そこ! 小さい言うな!」

岬「あ、彩音!? なにしに来たの!?」

彩音「ん? それは――」

選択安価

1 彩音「生徒会の仕事だよ! フェンシング部の壮行会! 各部を周っているの!」

2 彩音「生徒会の仕事だよ! 奥宮先生はどこにいるのかな?」

3 彩音「生徒会の仕事だよ! あたしもフェンシングするの!」
  菜月「はいはい、あーちゃんは黙ってて」
  
4 自由安価

安価下1
419 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/03(月) 23:52:33.76 ID:4YFCdNYd0
1
420 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/04(火) 00:00:52.41 ID:gYfeGaIto
彩音「生徒会の仕事だよ! フェンシング部の壮行会! 各部を周っているの!」

岬「へえー、毎年やっているの?」

菜月「そうね。ウチの高校の伝統みたいなものよ」

フェンシング部員「あ、そういえばもうそんな時期か」

岬「そうなんだ……あ、じゃあ奥宮先生呼んだ方がいいかな?」

このは「お願いするのです」



彩音「えー、このたびは大変……」

彩音「……えっとなんだっけ」

佳久「しょっぱなから台詞忘れたのかよ!?」

彩音「しょうがないじゃない! それぞれの部ごとに言葉考えたんだから!」

千里「各部ごとに!?」

菜月「あーちゃん、ある意味真面目過ぎよ……」


『回想終了』



岬「なんてことがあったわ」

湊「へえ……じゃあ、水泳部にも来るのかしら?」

岬「きっとそうじゃないかな?」

選択安価

1 湊「それはそうと、お腹空いたわ。お昼ごはんーっ」

2 自由安価(起こる出来事でも、言動でも基本的になんでもOK)

安価下1
421 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/04(火) 00:02:12.72 ID:D7yZ5T+H0
1
422 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/04(火) 00:05:03.09 ID:gYfeGaIto
今日はここまでにさせていただきます。
皆様、お疲れ様でした。
423 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/04(火) 23:30:16.87 ID:gYfeGaIto
湊「それはそうと、お腹空いたわ。お昼ごはんーっ」

岬「まったくもう……って、私が作るの?」

湊「それ以外に誰が作るのよ? お母さん今出かけているじゃない」

岬「自分で作るって言う選択肢はないんだね……」

湊「私に作らせてみる? 後悔するわよ?」

岬「服とかは自作するくせに……」

選択安価

1 岬「分かったわよ、私が作るわよ」

2 岬「たまにはお姉ちゃんが作ってみてよ」

3 岬「……大地に作ってもらってみたり?」

4 自由安価

安価下1
424 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/04(火) 23:31:14.55 ID:YyuZOFOeo
2
425 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/04(火) 23:31:34.26 ID:Kzyy+50ro
426 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/04(火) 23:38:14.60 ID:gYfeGaIto
岬「たまにはお姉ちゃんが作ってみてよ」

湊「え? 本気で私に作らせる気?」

岬「お姉ちゃんも料理の一つ位できないと」

湊「言っとくけど、私は調理実習以外で包丁を握ったこと無いわよ!」

岬「自慢げに言われても……」

湊「それでも私に作らせる気なのね!?」

岬「うん。食べてみたいなあ、お姉ちゃんの料理」

湊「……妹にそこまで言われたらしょうがないわね。やってみようじゃないの!」

岬「あっ、お姉ちゃん! ……そんな急いで行かなくてもいいのに」

岬「……やっぱりなんか不安になってきたわね」

選択安価

1 岬「まあ、大丈夫よね。お姉ちゃん、裁縫とかできるし、器用だし」

2 岬「……ちょっと様子を見てみよう」

3 岬「いざというときの生贄(いけにえ)として、誰か呼ぼうかしら?」

4 自由安価

安価下1
427 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/04(火) 23:39:43.88 ID:gYfeGaIto
またエラー出たので、上げます。
安価下。
428 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/04(火) 23:40:48.32 ID:JTNR8Q/Go
1
429 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/04(火) 23:40:58.21 ID:uEi8v92no
430 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/04(火) 23:48:02.98 ID:gYfeGaIto
岬「まあ、大丈夫よね。お姉ちゃん、裁縫とかできるし、器用だし」

そしてしばらく待ち。

湊「お待たせーっ!」

大地「……お腹すいた」

岬「意外と早かったわね」

湊「ふふん、まあね! さあ、ありがたく頂きなさい!」


コンマ安価

湊の料理について

01〜05 ――料理と呼ぶのもはばかれる物が出てきた!

06〜29 見た目はあんまり良くなさそうだけど、一応食べれるものが出てきた!

30〜79 見た目も味も普通なものが出てきた!

80〜99 これは結構おいしい! ほぼ初めてにしては上出来だ!

00   岬「私より……上手だわ」
    岬より料理上手! 嬉しいけどなんか複雑だ!
    
コンマ安価下1
下2桁で判定。
431 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/04(火) 23:49:04.20 ID:uEi8v92no
トランザム!
432 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/04(火) 23:57:08.25 ID:gYfeGaIto
湊「……まあ、ちょっと失敗しちゃったけど」

大地「ちょっとこげてる……けど、おいしいよ」

湊「しょうがないじゃない! ほとんど初めてだったんだから!」

岬「目玉焼きに、お豆腐のお味噌汁……定番だけど、初めてにしては凄いよ!」

湊「そ、そうかしら?」

岬「うん! やっぱりお姉ちゃんは凄いなあ……」

湊「岬の方がもっと上手く作れるじゃない?」

岬「でも、最初は私酷かったし……」

湊「過去のことなんてどうでもいいじゃない。今は上手なんだから」

岬「うーん、そうかもしれないけど」

大地「湊お姉ちゃんは長続きしないから」

湊「その通りね!」

岬「……はあ」

湊「そこ、ため息つかない」

岬「ため息つきたくもなるわよ……」

選択安価

1 岬「後片付けは私がやるから、お姉ちゃんは勉強の続き!」
  湊「えー」
  
2 湊「ちょっと一息つきたい〜」
  岬「しょうがないなあ……ちょっとだけなにかで遊びましょうか?」
  
3 自由安価

安価下1
433 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/04(火) 23:57:36.79 ID:Kzyy+50ro
2
434 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 00:02:59.80 ID:STM2AKSLo
湊「ちょっと一息つきたい〜」

岬「しょうがないなあ……ちょっとだけなにかで遊びましょうか?」

大地「僕も」

岬「そうね……じゃあなにして遊びましょうか?」

選択安価

1 大地「……キャッチボールがいい」

2 岬「録画したドラマを見ましょう!」
  湊「……どうせまた恋愛ものでしょう?」
  
3 湊「ここはやっぱり対戦ゲームでしょう!」
  大地(湊お姉ちゃんの一人舞台になるような……)

4 自由安価

安価下1
435 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 00:05:26.71 ID:Pa51bMoIo
2
436 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 00:05:33.34 ID:xyhUNO8vo
437 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 00:10:46.48 ID:STM2AKSLo
岬「録画したドラマを見ましょう!」

湊「……どうせまた恋愛ものでしょう?」(←小声)

岬「……なによ、悪い?」(←小声)

湊「いや、悪くはないけどさ……今、大地がいるじゃない?」

岬「あ」

大地「?」(←小学四年生)

湊「そんなの見せられても退屈なんじゃない?」

岬「……それもそうね」

選択安価

1 岬「大丈夫よ! この子大人びているし、きっと理解を示してくれるわ!」

2 岬「……別のもの見ましょうか。そういえば、丁度スポーツものも録画していたわね」

3 岬「自由安価」

4 自由安価

安価下1
438 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 00:15:43.13 ID:STM2AKSLo
今日はここまでにさせていただきます。
皆様、お疲れ様でした。

安価下。
439 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 03:08:49.80 ID:xyhUNO8vo
乙 1
440 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 22:16:59.65 ID:STM2AKSLo
>>439さん
乙ありがとうございます!


岬「大丈夫よ! この子大人びているし、きっと理解を示してくれるわ!」

湊「うーん、どうかしらね……」

岬「ものはためしよ、再生しましょう」

湊(夢中になったら、それはそれでどうかと思うけど……)

コンマ安価

01〜03 岬「ってあれ……なんでアニメ?」
     湊「あ、ごめん間違えて上書きしちゃったみたい」

06〜10 開始五分で大地君寝ちゃった! 予想以上に退屈だったみたいだ!

11〜79 大地「……」
     岬「……やっぱり退屈そうね」

80〜99 湊(結構食いついて見ているわね……これはこれでどうなのかしら)

00   恋愛物のドラマと思いきや、トンでもサッカーものだった!
     岬「なによこれ! タイトルとあらすじ詐欺じゃない!」
    
コンマ安価下1
下2桁で展開が変わります。
441 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 22:18:49.12 ID:xyhUNO8vo
君の瞳に乾杯
442 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 22:25:04.07 ID:STM2AKSLo
大地「……」

岬「……やっぱり退屈そうね」

湊「だから言ったじゃない。自分の趣味を人に押し付けるのはよくないわよ」

岬「お姉ちゃんには言われたくない台詞だけど……今回はたしかに私が悪いわね」

湊「あら、私は人に押し付けたりはしないわよ。岬に見せたりはするけど」

岬「お姉ちゃんはすぐそのキャラに入るから、こっちとしては混乱するのよ!」

大地「お姉ちゃん達、ケンカしちゃだめだよ」

岬「ご、ごめんね大地。とりあえず他のことしようか?」

自由安価

起こる出来事でも、岬の言動でも基本的になんでもOK

安価下1
443 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 22:28:03.23 ID:STM2AKSLo
エラー出たので、再度。

安価下1。
444 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 22:31:02.65 ID:xyhUNO8vo
湊がサッカーアニメを録画してたので見る
445 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 22:45:45.96 ID:STM2AKSLo
湊「ふっ、こんなこともあろうかと! 私が録画したアニメがここにあるわ!」

岬「……一体なんのアニメよ?」

湊「心配は要らないわ。ちゃんとスポーツものだから」

大地「なんのスポーツ?」

湊「サッカーね」

岬「へえ、お姉ちゃんもそういうの見るんだ」

湊「丁度再放送やってたのよね〜」

岬「ふーん、ってこれは……」

湊「ささっ、一緒に見ましょう! 岬君!」

岬「岬君言うな!」

大地「……なんでドライブシュートで人が吹っ飛ぶんだろう?」

湊「大地、そこは気にしちゃだめよ。そのうち触れるだけでキーパーが大怪我するシュートとか出てくるから」

岬「なんでもありね!?」

選択安価

1 大地「このキーパーかわいそう……」
  おっと大地君がどんどん点を取られる主人公チームのキーパーに興味を示したぞ?
  
2 湊「今ならゴールデンコンビとかできそうじゃない、ねえ岬君?」
  岬「だから岬君言わないで」
  
3 湊「ドライブシュート撃てないかしら?」
  岬「いや、無理だからね?」

4 岬「はい、そろそろ勉強に戻りましょう!」
  湊「ちぇー」
  
5 自由安価

安価下1
446 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 22:48:52.04 ID:JAhy1BiE0
2
447 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 22:49:03.44 ID:xyhUNO8vo
448 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 22:58:53.27 ID:STM2AKSLo
湊「今ならゴールデンコンビとかできそうじゃない、ねえ岬君?」

岬「だから岬君言わないで」

大地「ねえ、お姉ちゃん、岬君って?」

湊「ああ、今はいないけど、主人公の親友の子なの。小学生の頃にフランスに行っちゃったのよ」

湊「主人公の子と、二人合わせてゴールデンコンビ――つまり黄金のコンビなんて呼ばれているのよ」

大地「へえ……たしかに岬お姉ちゃんと湊お姉ちゃん、仲良いもんね」

岬「いや、仲良いからって出来るわけじゃないからね?」

湊「ふふ、照れなくても良いわよ?」

岬「照れてないってば!」


選択安価

1 岬(……で、なんで庭でサッカーボール蹴っているんだろう、私達?)
  湊「へい、岬! 早くボールよこしなさい!」
  
2 勉強再開。

3 自由安価

安価下1
449 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 22:59:39.87 ID:xyhUNO8vo
450 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 23:03:38.58 ID:STM2AKSLo
岬「はい、休憩おしまい! そろそろ勉強再開するわよ」

湊「えー」

岬「そんなに余裕ないんだから、お姉ちゃんは。ほら、行こう?」

湊「はーい……」

大地「頑張ってね、お姉ちゃん」

湊「ま、なんとかするわよ。補習なんてごめんだし」

選択安価

1 そのまま何事も無く勉強は順調に進む。

2 自由安価

安価下1
451 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 23:18:14.49 ID:8i03XNhq0
1
452 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 23:26:07.78 ID:STM2AKSLo
――夕方。

岬「ふう。これなら試験もなんとかなりそうかも」

湊「はぁー、疲れたーっ」

岬「あくまで、油断しなければだからね? ちゃんと当日まで勉強しないとダメよ?」

湊「あー、きついわね」

岬「普段勉強してないからよ」

湊「返す言葉もないわね」

岬「あんまり根をつめても効率悪いし、夕御飯まで少し休みましょうか」

湊「そうね……岬」

岬「ん? どうしたのお姉ちゃん?」

湊「勉強教えてくれてありがとうね」

岬「どうしたしまして。ちゃんと良い点取ってよね」


『お姉ちゃんの試験勉強』 完
453 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/05(水) 23:34:28.44 ID:STM2AKSLo
『生徒会のお仕事!』

View 夕霧彩音

――生徒会室にて。

千里「……暑い」

彩音「ダメだよ、千里ちゃん。暑さなんかに負けてたら……あーつーい〜」

菜月「そういうあーちゃんの方が暑さに負けているように見えるのだけど」

菜月(けど、だれているあーちゃんも可愛いわね)

このは「……えっと」

佳久「たしかにな」

彩音「うっ……仕方ないじゃない! このところ忙しかったんだから!」

菜月「まあ。それもそうかもしれないわね」

このは「部活の壮行会とか、盛りだくさんでしたのです」

千里「しばらくあまり動きたくないです……」

彩音「……でも、こんなときこそ細々としたこと、今まで手を付けられなかったことが出来るのよ!」

菜月「……というと?」

彩音「ずばり! 今日の議題はこれだよ!」

自由安価

生徒会の今日の議題について

安価下1



今日はここまでにさせていただきます。
皆様、お疲れ様でした。
454 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/05(水) 23:35:06.32 ID:NDca1pvno
部活動の予算の割り当て
455 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/06(木) 23:30:11.94 ID:EdvD37jgo
千里「部活動の予算の割り当てですか……?」

佳久「むしろそれって最重要な議題じゃねーか」

彩音「わ、分かっているわよ! 今まで手を付けられなかっただけよ!」

このは「あ、前年の資料を出してくるのです」

菜月「基本的には去年を踏襲(とうしゅう)すればいいと思うけど……」

彩音「そうだね。えーと、後は新規の部活とか、部費の増額要望があれば検討するといったところなんだけど……」

佳久「部費増額の要望とか結構あるのか?」

彩音「えーとね……」

自由安価

新規、または部費増額の要望があった部活名
増額要望の場合は理由も添えて

安価下1〜3(10分レスがなければ同一IDの連投OK。なしもあり)
456 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/06(木) 23:32:02.99 ID:3WgUyVhVo
フェンシング部 部員が増えたから新しく備品を買い揃えたい
457 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/06(木) 23:34:54.15 ID:hqF/ze/io
野球部 ウェイトトレーニングの機材購入
458 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/06(木) 23:36:44.52 ID:bu0Ud9Nuo
水泳部 新しく水着と部活ジャージを作ったため
459 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/06(木) 23:46:37.12 ID:EdvD37jgo
彩音「これだっ! 千里ちゃん、書き出して」

千里「はい……えっとまずはフェンシング部ですね」

彩音「部員が増えたから備品が欲しいと……額はたいしたこともないし、正当な理由だと思うけど」

佳久「その備品の詳細を確認してからだな」

彩音「まあ、最終決定は先生に任せるしかないんだし、とりあえず全部挙げてみて」

千里「はい……あ、次は野球部ですね」

千里「ウェイトトレーニングの機材購入……だそうです」

彩音「他の部と共有ならともかく、単独の部活での購入は無理じゃないかな」

千里「そうですね。次に水泳部……新しく水着と部活ジャージを作ったため?」

彩音「過去形!? 既に作った後なの!?」


選択安価

1 千里「あ、読み間違えです。作りたいから、だそうです」
  彩音「な、なんだ……」
  
2 千里「はい、もう作った後みたいです……」
  彩音「予算を通さずなにやっているのよ水泳部!?」
  
3 自由安価

安価下1
460 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/06(木) 23:47:29.99 ID:3WgUyVhVo
2
461 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/06(木) 23:47:33.55 ID:hqF/ze/io
462 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/06(木) 23:53:56.79 ID:EdvD37jgo
千里「はい、もう作った後みたいです……」

彩音「予算を通さずなにやっているのよ水泳部!?」

菜月「落ち着きなさい、あーちゃん。学校のお金が動いている以上、勝手にやっているってことはないはずよ」

彩音「そ、それもそうよね」

佳久「多分もう話は通してあるんじゃないか? それが生徒会に伝わっていないだけで」

このは「恐らくそのはずですね……」

彩音「だ、だよね。えっと……とりあえず生徒会顧問の先生に確かめよう!」

千里「顧問の先生……」

自由安価

生徒会顧問の先生について
空白の部分は>>1が補完します。
下記以外の項目を付け足してもOKです。
あんまりに酷い場合、再安価、安価下、または>>1が改変します。

名前(なるべく漢字変換で出やすい名前で):
年齢:
性別:
性格:
外見:
その他:

安価下1
463 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/06(木) 23:54:28.61 ID:EdvD37jgo
エラーが出たので、安価下1
464 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/06(木) 23:55:01.96 ID:EdvD37jgo
えっと、またエラーです。
安価下1。
465 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/06(木) 23:57:14.45 ID:IdD7E+BSO
年齢:アレックス・マーフィー
性別:男
性格:超絶人見知り
外見:背が高い金髪碧眼。片目隠しな髪型
その他:バームクーヘンが好き
466 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/06(木) 23:57:51.09 ID:IdD7E+BSO
名前と見間違えたwwww24で
467 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/07(金) 00:08:25.05 ID:Ud3Zhp3do
千里「たしか外国の人なんですよね。アレックス先生」

彩音「……生徒会の顧問の先生なのに、生徒会のメンバーがおぼろげにしか覚えていないって、かなり問題よね」

菜月「……そうね。私達にも未だに慣れてないみたいだし」

佳久「あの人見知りの性格、なんとかならないのか? つーか、よく先生になれたよな」

このは「え、えっと、誰にでも苦手なことはあると思うのです」

彩音「とりあえずこの件は先生に確認しないとダメよね。職員室に行ってくるわ!」

千里「お一人でですか?」

彩音「……あんまり大勢で行くとおびえるかもしれないし」

このは「……そうなのですか」



職員室。

彩音「失礼します。アレックス先生いますかーっ!」

翔子「あら、夕霧さん。委員会の用事ですか?」

彩音「はい。それで先生はどこに?」

翔子「アレックス先生なら――」

選択安価

1 翔子「そこの自分の席にいますよ」

2 翔子「僕にはやっぱり先生なんか無理ですって水上先生に泣きついてました……」
  彩音「は、はあ……」
  
3 翔子「先ほど生徒会室に向かいましたけど」
  彩音「あれ、入れ違い?」
  
4 翔子「すみません、ちょっと分かりませんね」

5 自由安価

安価下1
468 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/07(金) 00:09:10.60 ID:E/vhYT34o
1
469 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/07(金) 00:10:08.89 ID:Ud3Zhp3do
少し短いですが、今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
470 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/07(金) 00:13:04.70 ID:E/vhYT34o
乙 アレックス先生にはワロタ
471 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/08(土) 23:29:48.65 ID:4MVavLxlo
>>470さん
乙ありがとうございます。
今までにいないタイプなので、話を展開しやすそうです。
先生としてはどうかというキャラになりそうですが、よろしくお願いします。



翔子「そこの自分の席にいますよ」

彩音「あ。ありがとうございます」

彩音「アレックス先生ーっ!」

アレックス「ゆゆゆ、夕霧さん!? ごめんなさい、ごめんなさい!」

彩音「え? ちょ、ちょっとなんでいきなり謝っているんですか!?」

アレックス「生徒会室になかなか足が向かないのは、その、ちょっと二の足踏んでしまっただけで……その、決して悪気があったわけでは――」

彩音「……はあ、分かってますよ。アレックス先生は去年から知っているんですから」

アレックス「そ、そうですか……」

彩音(もう一年経つんだよね……いい加減あたしや菜月にはなれて欲しいんだけど)

彩音「で、ちょっと予算の件で確認したいことがありまして」

アレックス「予算ですか?」

彩音「はい、水泳部の件なんですけど――」

アレックス「ああっ!」

彩音「わあ!?」

アレックス「すみません! 伝えていませんでした、すみません!」

彩音「わ、分かったから落ち着いてください!」
472 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/08(土) 23:30:20.84 ID:4MVavLxlo
彩音「ようするに、急を要することだったから、後付で予算に組み込むようにってことだったんですね」

アレックス「……はい」

彩音「で、アレックス先生には連絡が行っていたと」

アレックス「はい……あの、怒っていないんですか?」

彩音「え? いえ、別に。誰だって忘れたり、間違えたりすることぐらいあるじゃないですか」

彩音「そんなこと言ったら、あたしなんか間違えたり、忘れたりすることなんてしょっちゅうですよ」

アレックス「そ、それもどうかと思いますが……」

彩音「じゃあ、水泳部の件については解決と」

彩音(けど、アレックス先生もこれじゃあ大変だよね……なんとかできたらいいんだけど)

自由安価
(アレックス先生の人見知りをなんとかできないかな? この場は完全スルーで、他の出来事や行動でもOK)

安価下1
473 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/08(土) 23:30:51.38 ID:PqI2KQUUo
次にフェンシング部の顧問に挨拶しに行く
474 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/08(土) 23:34:14.39 ID:4MVavLxlo
>>473
次にフェンシング部の顧問に挨拶しに行く

フェンシング部の顧問の先生……って、さっきお話した奥宮先生だよね?

もう挨拶はさっきしたけど。

選択安価

1 アレックス先生と一緒に、もう一度話そう(振りたい話題があれば追記)。

2 あたし一人で、もう一度話そう(振りたい話題があれば追記)。

3 別のことをしよう(自由安価)

4 自由安価

安価下1
475 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/08(土) 23:35:05.43 ID:PqI2KQUUo
2
最近の部活の雰囲気についてとか気になることとかあれば教えてもらう
476 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/08(土) 23:47:29.86 ID:4MVavLxlo
彩音「奥宮先生、先ほどはありがとうございました」

翔子「いえ、たいしたことはしていませんよ」

彩音「えっと、ちょっと気になっただけなんですけど、最近、フェンシング部の方はどうですか?」

翔子「フェンシング部ですか? そうですね――」

コンマ安価

01〜05 翔子「ちょっと問題が起きてまして――」

06〜19 翔子「あんまり指導が思ったように行かないんですよ。私もまだまだですね」

20〜79 翔子「特に問題はありませんよ」

80〜99 翔子「大会に向けて、結構いい雰囲気で盛り上がっています」

00    翔子「断言します。全国優勝いけます!」

コンマ安価下1
477 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/08(土) 23:47:40.21 ID:PqI2KQUUo
ほい
478 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/08(土) 23:52:15.87 ID:4MVavLxlo
翔子「特に問題はありませんよ」

彩音「あ、そうですか……」

翔子「ふふ、夕霧さんは友達思いの子ですね?」

彩音「え?」

翔子「東雲さんのことが心配だったんでしょう?」

彩音「あ、えっと……」

翔子「恥ずかしがる必要はないですよ。そろそろ、私は部活に行きますね」

彩音「あ、はい。お邪魔してすみませんでした」

さて、それじゃどうしようかな?

選択安価

1 早く生徒会室に戻らないとね。

2 自由安価

安価下1
479 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/08(土) 23:53:06.14 ID:PqI2KQUUo
1
480 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/09(日) 00:02:42.53 ID:NtXb61sKo
早く生徒会室に戻らないとね。

水泳部の件は早く伝えないといけないし。



生徒会室。

菜月「はあ、結局先生のせいじゃない」

佳久「まあまあ、いいじゃねーか特に問題はねえんだから」

このは「誰にだってミスはあるのです」

彩音「というわけで、ぱぱっと予算を片付けちゃいましょう!」

千里「そうですね」

彩音「よーし、はりきって行くぞ!」

そして、仕事は再開される。

しばらくして――

選択安価

1 彩音「奥宮ー、のどが渇いたよー。ジュース頂戴」
  佳久「だから俺は使用人じゃねえ!」
  
2 司「よう可愛い後輩達! 顔を見に来たぜ!」
  前会長が現れた!

3 アレックス「す、すみません……えっと」
  アレックス先生が恐る恐るやってきた!

4 菜月「さーて、今日はどうやってあーちゃんで遊ぼうかしら」
  このは「……なに言っているのです?」
  
5 自由安価

安価下1
481 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 00:03:52.47 ID:dg2ngZKbo
1
482 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/09(日) 00:04:44.97 ID:NtXb61sKo
今日はここまでにさせていただきます。
皆様、お疲れ様でした。
483 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/09(日) 23:25:10.26 ID:NtXb61sKo
彩音「奥宮ー、のどが渇いたよー。ジュース頂戴」

佳久「だから俺は使用人じゃねえ!」

このは「あ、奥宮さんは座っててください。私が持ってくるのです」

彩音「え? いいよ、このはちゃんはそんなことしなくても。あたしが自分で持ってくるから」

佳久「ちょっと待て、この扱いの差はなんだ?」

彩音「んーと、レディーファーストってやつ?」

菜月「あーちゃん、それは違うわ」

彩音「でもまあ、結構進んだし、小休止しようか。せっかくだし、会長のあたしがみんなの飲み物を入れてあげるよ!」

佳久「夕霧が? ……嫌な予感しかしないんだが?」

彩音「ちょっと、それどういうことよ!」

千里「ええと、なんなら私とこのはが用意しましょうか?」

彩音「千里ちゃんまでーっ!」

選択安価

1 彩音「むう……分かった。お願いね」

2 彩音「いや、やっぱりここはあたしが!」

3 佳久「……で。なんで結局、俺が用意することになっているんだ?」

4 自由安価

安価下1
484 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 23:25:24.39 ID:dg2ngZKbo
2
485 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/09(日) 23:38:44.16 ID:NtXb61sKo
彩音「いや、やっぱりここはあたしが!」

千里「まあ、彩音さんがそこまで言うなら……」

菜月「任せてみましょうか」

佳久「……大丈夫か?」

このは「別に問題ないと思いますけど」

彩音「みんな、何が飲みたい?」

菜月「それじゃあ、コーヒー。ブラックで」

千里「アイスティーがいいです」

このは「なんでもいいのですけど……それでは、ジュースを飲みたいのです」

佳久「ホットの紅茶で頼む」

彩音「りょーかい! ちょっと待っててね!」

彩音「ふんふんふふーん。みかんのジュースとお日様の紅茶〜」

彩音「遠くからやってきましたコーヒー豆。冷たいのと、暖かいの〜」

菜月「ああ、陽気に歌うあーちゃんもかわいい……」

佳久「つーか、アイツ本当に高校生か? そもそも、なんだあの歌?」

このは「でも、彩音さんらしいのです」

選択安価

1 彩音「おまたせーっ!」
  何事も無く準備できた!
  
2 佳久「紅茶の淹れ方がなってねえ! 俺にやらせろ!」
  おおっと奥宮君が待ったをかけた!
  
3 陽菜「楽しそうな歌声が聞こえてきたので。つい」
  通りすがりの新聞部員が顔を出してきた!

4 灯夏「おーい、彩音。あんたの奇妙な歌、廊下まで響いているわよ」
  通りすがりの帰宅部員が顔を出してきた!
 
5 自由安価

安価下1
486 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 23:39:02.47 ID:dg2ngZKbo
4
487 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/09(日) 23:46:47.24 ID:NtXb61sKo
トントン。

このは「あれ、お客さんでしょうか? 今行きますーっ!」

灯夏「やっほ。お邪魔するわね」

このは「灯夏さん? どうしたのです?」

灯夏「いや、特に用はないんだけど」

灯夏「おーい、彩音」

彩音「ん? あ、灯夏? どうしたの?」

灯夏「どうしたのって。あんたの奇妙な歌、廊下まで響いているわよ」

彩音「え……あれ? あたしなんか歌ってた?」

灯夏「……気づいていなかったんかい」

菜月「ふふ。ばっちり聴かせてもらったわよ」

彩音「ええ!? ちょっと恥ずかしいわ! みんな、なんで教えてくれなかったの!?」

千里「えっと。その、楽しそうに歌っていたので」

このは「お邪魔するのもどうかと思ったのです」

菜月「大丈夫、いい歌声だったわよ」

彩音「うーわー!」

彩音「灯夏! 他には誰も聴いてないよね!?」

灯夏「え? そうね――」

選択安価

1 灯夏「大丈夫よ。私以外には誰もいなかったから」

2 灯夏「渡瀬君が聴いていたわね」

3 灯夏「和歩が聴いていたわね」

4 灯夏「高城君が聴いていたわね」

5 灯夏「水上先生が聴いていたわね」

6 自由安価

安価下1
488 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 23:47:24.42 ID:dg2ngZKbo
5
489 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/09(日) 23:58:38.60 ID:NtXb61sKo
灯夏「水上先生が聴いていたわね」

彩音「ええっ!? よりによって水上先生に!?」

灯夏「大丈夫よ。『夕霧らしいな』って笑顔で言っていたから」

彩音「そ、それってどういう意味だろう……?」

灯夏「別に気にしなくていいんじゃない? 水上先生は厳しいけど、根は優しい先生だと思うわよ」

菜月「そうそう。あーちゃんはデンと構えてればいいのよ」

佳久「その、なんだ。また変な歌を人前で歌わないようにだけ気をつけとけよ」

彩音「むーっ!」

彩音「……っと。そういえば、なんで灯夏はこの辺りに来たの?」

菜月「そうね。正直もう帰ったとばかり思っていたわ」

選択安価

1 灯夏「別に。ぶらぶらと歩いていたら彩音の歌が聴こえてきただけよ」

2 灯夏「私もノドが乾いたからね。あ、彩音。私は緑茶ね」
  佳久「ここは休憩所じゃねえよ」

3 自由安価

安価下1
490 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 23:59:01.52 ID:0ozOBgIdo
2
491 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/10(月) 00:08:39.04 ID:AFfa7pMco
灯夏「私もノドが乾いたからね。あ、彩音。私は緑茶ね」

佳久「ここは休憩所じゃねえよ」

灯夏「なによ。休憩中なんでしょ? なら別にいいじゃない」

千里「えっと、決定前の予算とかあまり見せてはいけないものもあるんですけど……」

灯夏「別に見たりしないわよ、そんなの。興味ないし」

このは「まあ、たしかに灯夏さんなら信用できると思うのですが……」

彩音「ダメだよ! いくら灯夏でも、こうしこんどーはしないから!」

灯夏「ん? 公私混同のこと? ならいいわよ。私が机に顔を伏せとけばいいんでしょ?」

灯夏「あー、暑いわー。夏は嫌いじゃないけど、やっぱり暑いものは暑いわー」

佳久「果てしなく自堕落な奴だな、おい」

灯夏「なによ。楓に『他の生徒会メンバーにデレデレしてました』って嘘八百並べるわよ?」

佳久「鬼かおまえは!?」

灯夏「嘘よ。いくらなんでもそんなことしないわよ」

自由安価

起きる出来事でも、行動でも基本的になんでもOK。

安価下1
492 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/10(月) 00:14:38.97 ID:AFfa7pMco
今日はここまでにさせていただきます。
皆様、お疲れ様でした。
安価なら下。
493 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/10(月) 00:46:00.50 ID:xw3MCB/Yo
佳久の彼女が生徒会室にくる
494 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/11(火) 23:45:21.48 ID:z9afEEeEo
――コンコンコン。

このは「あれ? またお客さんですね」

菜月「今日はやけに来客が多いわね」

このは「はーい、今開けるのです」

楓「こんにちはーっ」

佳久「楓? どうしてここに?」

楓「なによーっ。用がないと来ちゃいけない?」

佳久「いや、そんなことはないが……」

菜月「いやいや、そう気軽にホイホイと入ってくるのもどうかと思うのだけど?」

彩音「菜月の言うとおりね。なにか用事があるのなら別だけど」

楓「え? そこでだらけている灯夏は?」

彩音「……これはまあ、灯夏だから」

灯夏「なんかその扱いは引っかかるわね。まあ否定しないけど」

菜月「いや、否定しなさいよ」

選択安価

1 彩音「というわけだから、二人とも用がないなら帰るの!」

2 彩音「……しょうがないなあ。休憩終わるまではいいよ」

3 彩音「で、本当に何の用で来たのよ?」

4 自由安価

安価下1
495 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/11(火) 23:45:38.28 ID:Hau60h7Eo
1
496 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/11(火) 23:51:22.14 ID:z9afEEeEo
彩音「というわけだから、二人とも用がないなら帰るの!」

灯夏「えー」

楓「えー」

菜月「こらこら、あんまりわがまま言わないの」

千里「というか、なんでそこまでここに居たがるんですか?」

灯夏「ここならただでお茶飲めるし」

楓「ぶっちゃけ遊びに来たし」

このは「……えっと」

彩音「そんな理由は却下!」

自由安価

灯夏の反応
安価下1

楓の反応
安価下3

10分経ってレスないなら、同一IDの連投OK
497 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/11(火) 23:52:13.66 ID:Hau60h7Eo
それでも離れないとお茶を飲む
498 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/11(火) 23:52:44.29 ID:bf6SWED5o
しょうがないな 最近仕入れた珍しいお茶を馳走しよう
499 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/11(火) 23:53:12.95 ID:Wdsc02coo
500 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/12(水) 00:03:46.24 ID:E+V60XJ7o
灯夏「なによー、さっきは休憩時間は良いって言ったじゃない」

菜月「あのねえ……」

楓「ふっふっふっ……そこまで言うなら仕方ない! ボクが最近仕入れた、珍しいお茶をみんなにご馳走するよ!」

千里「……珍しい?」

このは「お茶ですか?」

佳久「おい、それ一体どういうもんだ?」

楓「それは飲んでからのお楽しみということで」

彩音「……はあ、もう! 休憩時間が終わるまでだからね!」

楓「分かっているよ!」

灯夏「楓ー、温度は熱めにねー」

菜月「そしてこの子はすっかりくつろいでるし」

彩音「まあ、灯夏だし……」

選択安価

1 灯夏「……ねえ、なんか涼しくなるものない?」
  菜月「そろそろ自重しなさい」
  
2 このは「あれ? またノックなのです」
  これで何人目だ?

3 彩音「ところで、みんな最近変わったことあった?」
  休憩時間らしく、話題を振ってみよう
  
4 ちょっと楓の様子をみよう。
  本来はあたしが飲み物いれる予定だったんだし。
  
5 自由安価

安価下1
501 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/12(水) 00:04:57.77 ID:Ddp3fp0Po
1
502 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/12(水) 00:12:57.91 ID:E+V60XJ7o
灯夏「……ねえ、なんか涼しくなるものない?」

菜月「そろそろ自重しなさい」

灯夏「はいはい、分かったわよ」

このは「でもなんか灯夏さんらしいのです」

灯夏「……ん? 私らしいって?」

佳久「言われなきゃ分からないのか?」

灯夏「いや。けど、まあ別にいいか」

彩音「いいんだ!?」

灯夏「わざわざ気にするのも面倒だし」

千里「……そ、そうですか」

楓「おまたせーっ!」

彩音「あ、早かったわね」

楓「まあね! ささ。みんな、召し上がれ!」

コンマ安価

01〜05 このは「……きゅう」
     一口飲んだこのはが倒れたぞ!? なんだこのお茶!?
    
06〜19 彩音「これは……」
     微妙な味だった。
    
20〜49 おいしいとも、不味いとも言えない。普通の味だ。

50〜99 結構おいしい!

00   灯夏「こ、これは! 香りはもちろん、味も渋みのなかにマイルドな口当たりがありそれで――」
    と、灯夏が暴走しだしたぞ!?
    
安価下1
503 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/12(水) 00:14:05.16 ID:zpomtAKwo
まったりとして
504 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/12(水) 00:23:27.79 ID:E+V60XJ7o

彩音「これは……」

このは「……なんというか」

菜月「微妙ね」

楓「えー!?」

灯夏「タダだし、文句はないけど。おいしいとは言えないわね」

楓「そんなあ……せっかく珍しいお茶だっていうから、持ってきたのに!」

楓「……う、本当に微妙な味だ」

佳久「おいおい、まさか一回も飲んでないのに、自信満々で持ってきたのか?」

楓「う……おいしいと思ってんだよ!」

彩音「まあまあ、次から反省すればいいよ! ねっ!?」

このは「そうなのです。失敗は次に活かせばいいのです」

楓「……うん、そうだね」

彩音(うーん、ここはなにか別の話題を振って、この微妙な味のお茶から意識を離そうかなあ?)

自由安価

起きる出来事でも、彩音の言動でも基本的になんでもOK。

安価下1
505 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/12(水) 00:24:57.89 ID:zpomtAKwo
彩音「ところで、みんな最近変わったことあった?」
506 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/12(水) 00:29:39.76 ID:E+V60XJ7o
彩音「ところで、みんな最近変わったことあった?」

灯夏「変わったこと?」

菜月「うーん、そうね……」

自由安価

ここにいるメンバーの発言内容

安価下1〜3
(特になしもOK。10分経ってレスないなら、同一IDの連投OK)

※生徒会室にいる人
彩音
菜月
千里
このは
佳久
灯夏
507 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/12(水) 00:32:14.14 ID:E+V60XJ7o
今日はここまでにさせていただきます。
皆様、お疲れ様でした。
安価なら下。
508 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/12(水) 00:33:32.94 ID:zpomtAKwo
佳久で 最近トルココーヒーの研究してるがなかなか面白いぞ
509 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/12(水) 08:43:10.16 ID:xRwvGkMU0
すみませんが、上げさせて頂きます。
安価下。
510 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/12(水) 08:44:29.87 ID:/XdWZCj4o
彩音 最近奥宮先生がすごい可愛くなった
511 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/12(水) 09:44:45.31 ID:JJM23fEc0
乙 楓でコーヒー占いからの惚気話
512 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/14(金) 00:04:01.43 ID:WeoJfIRTo
佳久「最近トルココーヒーの研究してるが、なかなか面白いぞ」

彩音「ん? なにトルココーヒーって? トルコのコーヒー?」

菜月「そのまんまね、あーちゃん」

佳久「もともとオスマントルコの首都コンスタンチノープル――今のトルコのイスタンブールにコーヒー店が登場したのは1554年とされているが、この頃から変わらぬスタイルのトルコ式コーヒーは、コーヒー好きの間でターキッシュ・コーヒーとも呼ばれている」

佳久「だが、日本で実際に飲んだことがある人は少ないかもしれないが――」

彩音「ちょ、ちょっと待って! 説明に頭が追いついていかないから!」

このは「か、会長さんと同じくなのです!」

佳久「……まあ、簡単に説明すると、“ジャズベ(CEZVE)”または“イブリック(IBRIK)”と呼ばれる真鍮や銅製などの小さなひしゃく型の抽出器具を使ってコーヒーを煮出して、コーヒーの粉を濾(こ)さずに上澄みをすすって飲む、と言ったものだ」

彩音「じゃず? いぶりっく?」

楓「……あのさ、佳久。それじゃあだれもわからないと思うよ?」

佳久「む? そうか。なら今度実際にご馳走するとしよう」

彩音「……あたし、奥宮が時々とんでもない奴じゃないかと思えてくるんだけど」

千里「……私もです」

参考:カップの底に未来が見える 〜トルコ式コーヒー〜
http://www.ucc.jp/enjoy/column/column.php?cc=11
513 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/14(金) 00:04:36.41 ID:WeoJfIRTo
楓「あ、そういえばトルコ式コーヒーで占いもできるんだよ」

彩音「占い? コーヒーでどうやって?」

楓「コーヒーカップの縁にソーサーをかぶせてひっくり返し、カップの底に指を乗せてお祈りをするの」

楓「それで、器が冷めたら、カップの底から広がったコーヒーの粉の模様を見て占うんだよ」

彩音「……ようするに、カップの底の、コーヒーの粉の模様によって、運勢が見れるということ?」

楓「そう! この前、佳久と一緒にそれをやったの!」

楓「そしたらね、コーヒーの粉が全体に流れていたから、『好調に展開、周囲からの協力に期待が持てます。』だって!」

灯夏「あー、はいはい良かったわね」

楓「えへへー、うらやましい?」

灯夏「よけい暑くなった」

菜月「まあ、奥宮君がコーヒーマニアだということは分かったわね」

佳久「マニアじゃねえよ!」

楓「……ごめん、ボク否定できない」

佳久「お前もか!?」
514 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/14(金) 00:05:08.31 ID:WeoJfIRTo
彩音「そういえばさ、奥宮先生なんだけど」

このは「奥宮先生……奥宮先輩のお姉さんですか?」

彩音「そう。その奥宮先生なんだけど。最近すごく可愛くなったよね」

佳久「……は?」

灯夏「彩音、それどういうこと?」

彩音「あ、えっと……」

選択安価

1 彩音「よく分からないけど、なんとなく」

2 自由安価

安価下1
515 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/14(金) 00:06:27.37 ID:UG7Ludogo
何か休みの日におめかしして出かけてるのを見てね。彼氏とか出来たんじゃないかなって推理したの!
516 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/14(金) 00:12:55.18 ID:WeoJfIRTo
彩音「休みの日におめかしして出かけている奥宮先生を目撃したのよ」

彩音「だから、彼氏とか出来たんじゃないかなって推理したのよ!」

彩音「どう、あたしの名推理! ふふ〜、あたし、探偵になれるかも!?」

菜月「あーちゃん、それ推理もなにも、たんなる想像じゃない……」

彩音「なによ! 想像だって大事なことよ!」

灯夏「まあ、否定はしないわ。それに……だったらその弟君が真相を知っているんじゃないかしら?」

選択安価
佳久の反応

1 佳久「ん? 姉さん付き合っている人いるぞ? まあ、隠すことでもないが、あんまり広めないでくれよ?」

2 佳久「な、なにぃ!? 俺も初耳だぞ!?」

3 佳久「……いや、俺もよく知らないな」

4 佳久「(姉さんに口止めされているんだよな)……いや、姉さんには特定の相手はいないはずだぞ?」

5 佳久「……いや、姉さんには特定の相手はいないはずだぞ? まあ、俺が知らないだけかもだが」

6 自由安価

安価下1
517 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/14(金) 00:14:16.48 ID:UG7Ludogo
2
518 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/14(金) 00:21:46.54 ID:WeoJfIRTo
佳久「な、なにぃ!? 俺も初耳だぞ!?」

このは「はわっ!? びっくりしたのです!」

彩音「ちょ、急に大声出すんじゃないわよ!?」

楓「お、落ち着きなよ佳久。彩音はあくまで推理を言っただけなんだからさ」

灯夏「大体、別に先生に恋人が居たっておかしくないでしょう?」

選択安価

1 佳久「そ、それもそうか……すまん、ちょっとびっくりしただけだ」

2 佳久「真相を確かめる必要があるな……なに、弟として、姉を心配するのは当然のことだ」

3 自由安価

安価下1
519 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/14(金) 00:22:09.44 ID:KlkKREIRo
1
520 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/14(金) 00:34:36.92 ID:WeoJfIRTo
佳久「そ、それもそうか……すまん、ちょっとびっくりしただけだ」

菜月「まあ、とりあえず奥宮君はシスコンと」

佳久「おいこらそこ」

楓「まあまあ、落ち着いて」

千里「そうですよ、落ち着いてください、先輩」

灯夏「まったく、落ち着いてお茶も飲めやしないわね」

彩音「本来、ここで灯夏が落ち着いてお茶飲んでいるのはおかしいんだけどね。というか勝手に淹れなおしているし……」

灯夏「別にいいじゃない」

選択安価

1 佳久「けど、家族を心配する気持ちは分かるだろう? 渡瀬だって、兄のこととか心配しないのか?」
  千里「なんでいきなり兄さんが出てくるんですか」
  
2 灯夏「まあ、私は真相を知っているんだけどね」
  佳久「なにぃ!?」
  
3 彩音「そんなに心配なら……岬とか何か知っているんじゃない?」
  菜月「……弟の奥宮君が知らないことを知っているとは思えないけど?」
  
4 司「さっきから聞いていれば、まどろっこしい! だったら本人に確認すればいいだろう!?」
  彩音「どっから湧いて出てきたんですか!? 滝本先輩!」

5 自由安価

安価下1
521 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/14(金) 00:36:33.14 ID:UG7Ludogo
3
522 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/14(金) 00:37:45.24 ID:WeoJfIRTo
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
523 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 22:59:50.82 ID:hHAiBZM0o
こんばんは。開始前に一つお詫びを。
前話、湊が料理したことがないという設定ですが、前スレを見返してみたところ、コンマ判定でそれなりにできる設定になっていました。
すっかり忘れていました(汗)
すみませんが、前話の設定を正しいことにさせて頂きます。


彩音「そんなに心配なら……岬とか何か知っているんじゃない?」

菜月「……弟の奥宮君が知らないことを知っているとは思えないけど?」

彩音「まあ、一応よ。奥宮があんまり心配していると、仕事も捗らないだろうしね」

佳久「いや、そこまでするわけには……姉さんのプライバシーにも関わるし」

彩音「あくまでそれとなく訊くだけよ。あくまで一部員である岬が知っていることなら、別に隠していることでもないんでしょう?」
佳久「それはそうかも知れないけどな」

楓「私は気になるよ!」

菜月「いや、貴方は帰りなさい。あくまで、話を訊くのは岬の部活が終わった後なんだから」

楓「えー、酷い! 灯夏も気になるよね? ねっ?」

灯夏「いや、まったく」

千里「テンション低いですね」

灯夏「別にどうでもいいしね」
524 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 23:00:24.93 ID:hHAiBZM0o
彩音「はいはい、二人とも帰りなさい。そろそろ仕事再開するから」

楓「ちぇー」

灯夏「まあ、お茶飲み終わったし、そろそろ帰ろうと思っていたところよ」

菜月「そうね、それがいいわ」

楓「それじゃあね。面白い結果報告を期待しているよ!」

佳久「いや、面白がるなよ」

灯夏「はいはい、そろそろ行くわよ」

楓「分かっているよ、もう」

灯夏「それじゃあ。お茶、ご馳走様」

彩音「あー、あんまり用も無く来ないようにね。先生に見つかったらまずいから」

灯夏「へいへい」

彩音「それじゃあ、仕事再開するよーっ」

このは「分かりました!」
525 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 23:01:02.07 ID:hHAiBZM0o
しばらくして――

このは「ふう。これで一段落でしょうか?」

彩音「そうね、みんな。お疲れ様」

千里「ふうー、疲れました」

――コンコン。

佳久「っと。丁度いいタイミングでやって来たみたいだな」

彩音「岬? 今開けるねーっ」

ドアを開けると、そこにいたのは――

選択安価

1 岬一人だった。

2 岬と湊の二人だった。

3 岬と和歩の二人だった。

4 岬と陽菜の二人だった。

5 岬と弘人の二人だった。

6 岬と直樹の二人だった。

7 自由安価(ただし岬は必ずいます)

安価下1
526 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/15(土) 23:02:30.18 ID:S9vbM5LUo
3
527 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 23:09:17.79 ID:hHAiBZM0o
岬「彩音、入るわよー?」

彩音「あ、岬。入って入って!」

岬「えっと……失礼するわね?」

菜月「そんな固くならなくてもいいのよ? わざわざ来てもらったのはこっちの方なんだから」

岬「そうだけど……生徒会室なんて入ったことないから」

和歩「岬ちゃん、リラックスですよ」

千里「あれ? 和歩お姉ちゃんも一緒なんだ?」

和歩「はい、岬ちゃんと行き会ったので」

岬「よく分からないけど、話を聞ける相手は多いほうがいいみたいだったし」

菜月「そう。部活で疲れているところ悪いわね」

和歩「いえ、大丈夫ですよ」

菜月「あら? そういえば弘人君は?」

選択安価

1 和歩「まだ部活が終わっていないので」

2 和歩「ヒロ君? 呼んだ方がいいですか?」

3 和歩「自由安価」

安価下1
528 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/15(土) 23:11:16.82 ID:VlO6XLlVo
1
529 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 23:25:02.31 ID:hHAiBZM0o
和歩「まだ部活が終わっていないので」

佳久「へえ、野球部も張り切っているな」

このは「大会も近いですからね」

和歩「終わるまで待っていた方がいいですか?」

彩音「いや、いいよ。あくまで分かったらいいな、程度のことだから」

彩音「奥宮も、それでいいよね? あんまり訊いて回るのもよくないし」

佳久「……そうだな」

和歩「……一体なんでしょう?」

岬「さ、さあ?」

菜月「私から説明するわ。つまり――」
530 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 23:25:45.35 ID:hHAiBZM0o
岬「つまり、奥宮先生が、付き合っている人がいるんじゃないかってこと?」

菜月「そう。それで、奥宮君が心配で仕事も手に付かなくて――」

佳久「もういいだろそのネタは」

菜月「あら、さっき大声を出して反応していたのはどこのどなたかしら?」

このは「え、えっと……菜月さん、そこまでにした方が」

菜月「あら、もちろん冗談よ」

和歩「菜月ちゃん、相変わらずですね……」

佳久「で、なにか知っているのか? もちろん、話せることだけでいいんだ」

岬「そ、そうね――」

選択安価

1 岬「最初に言っておくと、それは勘違いよ」

2 岬「しょうがないわね――奥宮君がいるから話すけど」

3 岬「ご、ごめん、私も知らない」

4 自由安価

安価下1
531 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/15(土) 23:28:58.56 ID:GztANFfco
2
532 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 23:33:31.47 ID:hHAiBZM0o
岬「しょうがないわね――奥宮君がいるから話すけど」

岬「っと、その前に、彩音。奥宮先生を見かけたのは、この前の日曜日なのよね?」

彩音「うん、そうだよ」

岬「この前の日曜日――うん、やっぱり」

佳久「知っているのかっ?」

岬「え!? う、うん。えっとね」

選択安価

1 岬「その日は部活の懇親会だったよ」

2 岬「その日は、水上先生と一緒にいたみたい」

3 岬「自由安価」

安価下1
533 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/15(土) 23:36:25.54 ID:1AxpPqApo
1
534 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 23:47:58.82 ID:hHAiBZM0o
岬「その日は部活の懇親会だったよ」

佳久「……は?」

彩音「へ?」

岬「奥宮君、先生のことが心配だったんだよね?」

岬「え、えっと気にしないで。先生、ちょっと失敗しちゃっただけだから」

佳久「いやいやいや、ちょっと待て? 話がかみ合ってないぞ?」

岬「え? 奥宮先生のことを心配しているんじゃないの?」

岬「あんまり広めたくないけど、たいしたことじゃないから」

岬「えっと、奥宮先生、部員に激励の言葉を送ったんだけど――」

岬「そのとき、思いっきり言葉を噛んじゃって」

岬「で、部員の皆が笑っちゃって……まあ、却って明るい雰囲気になったんだけど」

岬「奥宮先生、真面目だからそのこと気にしちゃってて……」

佳久「あー、えっと、なんとなく分かった」

菜月「そうね……つまり、あーちゃんと奥宮君の壮絶なる勘違いね」

彩音「あー、うん。ビシッと服装決めてたから、つい。まあ、そういうこともあるよね」

佳久「おい、夕霧。おまえが余計なことを言うから――」

千里「いや、奥宮先輩も完全に勘違いしてたじゃないですか」

和歩「……えっと。よく分からないけど、解決したみたい?」

菜月(そもそも、デートの服装と、部活の服装だと、コーディネートも全然違うと思うんだけど)

菜月(どうしてあーちゃんは気づかなかったのかしら?)

自由安価

起こる出来事でも、誰かの言動でも基本的になんでもOK

安価下1
535 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/15(土) 23:51:10.28 ID:S9vbM5LUo
お詫びにとトルココーヒー試飲会開く
536 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/15(土) 23:57:21.04 ID:hHAiBZM0o
佳久「そうだ、話をしてくれた御礼と言ってはなんだが、トルココーヒーを淹れてあげよう」

このは「あの、どうやって淹れるのです?」

千里「さっき言ってた道具――名前は忘れましたけど。持ってないんじゃないですか?」

佳久「……あ。えっとそれはだな!」

選択安価

1 佳久「さっきの言葉はなし! 普通のコーヒーな!」

2 佳久「後日だよ、後日! 道具持ってくるよ!」
  彩音「あのー。あんまり本格的な道具を持ち込まれても困るんだけど」

3 佳久「大丈夫だ。こんなこともあろうかとバックに入っている」
  このは「こんなことって、どういうことを想定していたのですか!?」
  
4 自由安価

安価下1
537 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/15(土) 23:59:31.17 ID:S9vbM5LUo
3
538 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/16(日) 00:06:18.24 ID:jt8oT7E/o
佳久「大丈夫だ。こんなこともあろうかとバックに入っている」

このは「こんなことって、どういうことを想定していたのですか!?」

佳久「気にするな。というわけで、ちょっと時間をくれれば――」

彩音「あのー。あんまり本格的な道具を持ち込まれても困るんだけど」

佳久「……え?」

どこかイキイキとしていた奥宮の動きがぴたりと止まる。

菜月「そうね。それにもう下校時刻も近いし」

和歩「あ、ヒロ君部活が終わったみたいです」

岬「そういえば、そろそろお姉ちゃんも部活終わっている頃かしら」

千里「あー、そういえば私も今日は宿題が結構出ているから、早く帰りたいなあ」

佳久「ちょ、ちょっと待てお前ら!」

菜月「どうしたの、奥宮君?」

選択安価

1 佳久「いや、この扱いはあんまりじゃないか!」

2 佳久「悪かった! 俺が悪かったから!」

3 佳久「下校時刻? そんなの関係ねえ! コーヒー飲んでいけ!」

4 自由安価

安価下1
539 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/16(日) 00:07:34.74 ID:7tWM+sngo
2
540 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/16(日) 00:07:49.54 ID:uqo9JbG0o
3
541 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/16(日) 00:08:25.05 ID:kiX6/FMl0
1
542 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/16(日) 00:15:21.25 ID:jt8oT7E/o
佳久「悪かった! 俺が悪かったから!」

彩音「……そうだね。あたしも軽率な発言しちゃったわね。みんな、ごめん!」

岬「え? え?」

菜月「はあ。いいわよ、別に。あーちゃんはちょっと思考が横に逸れただけだし」

菜月「奥宮君は先生のことが心配だっただけでしょう?」

佳久「……ああ」

菜月「ちょっと真相が馬鹿らしかったから、ついね。私も大人気なかったわよ」

このは「私もただ傍観していただけだったのが、悪かったのです」

千里「そうですね。もうちょっと落ち着いて考えること流れに持っていければ良かっただけですから」

佳久「たしかに、ちょっと落ち着きが足りなかったな、今日の俺は」

和歩「……よく分からないけど、万事解決でしょうか?」

選択安価

1 何事も無く、下校

2 自由安価(起こる出来事でも、誰かの言動でも基本的になんでもOK)

安価下1

今日はここまでにさせて頂きます、皆様お疲れ様でした。
543 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/16(日) 00:18:43.90 ID:uqo9JbG0o
乙 1
544 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/18(火) 00:00:32.73 ID:LgYSP0Bqo
>>543さん
乙ありがとうございます!

彩音「うん! 全部解決! というわけで、今日の生徒会のお仕事は終了ーっ!」

菜月「途中からなんか話がすり替わっていたけどね」

彩音「ちゃ、ちゃんと仕事はしたじゃない!」

佳久「そうだぞー、仕事したぞ」

千里「奥宮先輩はなんでそんなコーヒーの道具を持ってきてたのですか?」

岬「もしかして、最初から淹れるつもりで……?」

佳久「そんなことはないぞ! たまたまだよ、偶然!」

彩音「偶然でカバンの中に入るわけないでしょ……」

菜月「あくまでここは生徒会室なんだから、もうちょっと自重して欲しいわね……」

このは「ま、まあ普段、奥宮先輩にはいろいろとお世話になっているわけですし!」

和歩「そうです! つ、次から気をつければいいんですよ、ね、奥宮君!」

佳久「あ、ああ。以後気をつける」

彩音「というか、もうキリが無いから帰ろうよー」

『生徒会のお仕事』 完
545 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/18(火) 00:01:11.69 ID:LgYSP0Bqo
『2−Bの騒がしい午後』

View 渡瀬 弘人

一学期の期末試験が終わった数日後のこと。

試験が終わった開放感と、部活の、夏の大会が近づくことにより、高まる緊張感。

それらが合わさった昼休みのある日。

選択安価

1 和歩「ヒロ君、夏休みなんですけど……」
  和歩が話しかけてきた。
  
2 隆広「試験結果が怖い、試験結果が怖い……」
  なにやら試験の結果を不安に思っている人物が……
  
3 晶「渡瀬、どうすれば女の子にもてるんだーっ!?」
  いきなりなにを言っているんだおまえは。
  
4 直樹「そうだ渡瀬。野球部の様子はどうだ?」

5 菜月「あーちゃんは頂いていくわーっ!」
  彩音「ぎゃー! いきなりなによこれ!?」
  弘人「……え、なにこれ?」
  
6 自由安価

安価下1
546 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/18(火) 00:07:06.94 ID:/FIWv6rMo
5
547 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/18(火) 00:14:34.46 ID:LgYSP0Bqo
そんなのどかなお昼時――

菜月「お邪魔するわね」

和歩「あ、菜月ちゃん。どうしたんですか?」

菜月「そうね。ちょっとあーちゃん分を補充しようと思って?」

和歩「はい?」

彩音「え?」

菜月「というわけで――」

しかし、そののどかな時間は突如打ち破れた。

菜月「あーちゃんは頂いていくわーっ!」

彩音「ぎゃー! いきなりなによこれ!?」

和歩「え、ええっ!?」

弘人「……え、なにこれ?」

菜月「ふふっ、ここ数日ほとんど会えなかったからあーちゃん分が不足してたのよね」

弘人「なにその意味不明な成分!?」

選択安価

1 まあいいや、好きにやらせておこう。

2 夕霧さんが困っているみたいだし、止めようか。

3 直樹「ちょっと待て!」

4 灯夏「……はあ」
  菜月さん、後ろに呆れ顔した友人がいますよー。
  
5 岬「よ、よく分からないけど、そこまでよ!」

6 自由安価

安価下1
548 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/18(火) 00:16:17.93 ID:LgYSP0Bqo
短くて申し訳ありませんが、今日はここまでにさせて頂きます。
安価下でお願いします。
549 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/18(火) 00:17:49.58 ID:LgYSP0Bqo
二回連続でエラー出たので、再度。
今度こそお疲れ様でした。
安価下でお願いします。
550 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/18(火) 00:20:00.10 ID:C3xVPGER0
パソコンだとエラーでるのでい携帯から。
今度こそ安価下でお願いします。
551 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/18(火) 00:31:59.39 ID:/FIWv6rMo
4
552 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 00:07:08.59 ID:3+TEfF/Ao
菜月「説明するわ! あーちゃん分とは、世界一かわいらしいあーちゃんから発生する物質であり、これが枯渇するとどんな生命体も滅んでしまうのよ!」

和歩「はあ……酸素みたいですね」

菜月「つまり、この世の生物はみんなあーちゃんには勝てないの! さあ、あーちゃんを可愛がりましょう!」

直樹「おまえはなにを言っているんだ」

菜月「A-CHAN! A-CHAN!」

彩音「なんでもいいから離してーっ!」

灯夏「……はあ」

弘人「あ、御織さん」

灯夏「こいつ、一発おしおきしていいわよね? 返事は訊いてない」

和歩「は、はあ……」

灯夏「よし」
553 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 00:07:57.06 ID:3+TEfF/Ao
菜月「あーちゃんの慌てた顔が見たくてやった。反省はしているわ」

灯夏「反省していなかったらもう一発行ってたところよ」

菜月「だって、あーちゃんは高城君に取られたし。私の許可もなしに」

彩音「なんで菜月の許可がいるのよ!」

菜月「それは、私はあーちゃんの保護者みたいなものじゃない」

彩音「そんなわけないでしょ!」

和歩「あ、でも昔は頼りがいのあるお姉ちゃんみたいな感じでしたね。同じ年齢ですけど」

弘人「うーん、たしかのそういう面もあったかも」

灯夏「……え? これが?」

菜月「これって……失礼ね」

灯夏「さっきアホやっていた人物がなにを言ってるのよ」

菜月「少なくても、高城君のサッカー暴走癖よりましだと思うけど?」

直樹「ちょっと待て。俺はサッカー馬鹿だが、人に迷惑かけたりはしないぞ?」

岬「サッカー馬鹿は認めるのね……」

選択安価

1 彩音「そうよ、高城の方がまともよ!」

2 彩音「いや、菜月の方がまともよ!」

3 彩音「いや、どっちもどっちよ!」

4 彩音「自由安価」

安価下1
554 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/23(日) 00:08:51.38 ID:uAgbkHt+o
3
555 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 00:22:51.02 ID:3+TEfF/Ao
彩音「いや、どっちもどっちよ!」

直樹「なにぃ!?」

菜月「……どうやら、あーちゃんにとって、私と高城君は同レベルみたいね」

弘人「いや、まあ……高城も結構前に暴走したことがあったからなあ」

彩音「ああ、そういえば四天王騒ぎのときだっけ」

灯夏「さらっと四天王という単語が出るのが恐ろしいわね」

岬「ていうか、その騒ぎの張本人がなに言っているのよ?」

灯夏「あれ? 岬知っているの?」

岬「え? あ、うん。彩音と高城君から聞いたのよ」

灯夏「……あの恥ずかしい自爆体験を。彩音、あんたなかなかやるわね」

彩音「うぐっ! も、もうあのときのことは謝ったじゃない! 闇照らす街灯!」

灯夏「やめて! 二つ名考えろって言ってたのは彩音でしょうが!」

弘人「懐かしいなあ……もう一年ぐらい前か」

和歩「そうですねえ」

選択安価

1 岬「……そういえば、どうして高城君の二つ名だけ、『サッカー馬鹿』なんて妙な二つ名だったのかしら?」
  細かいことが気になる岬さん!
  
2 菜月「いいわよ。同レベル同士、仲良くしましょう高城君」
  菜月(ふっ、次は嫉妬するあーちゃんを見る作戦よ!)
  
3 直樹「……そういえば、渡瀬とはあの時勝負してなかったな」
  彩音「……え、今更?」
  
4 灯夏「……勝負、約束……抹茶と和菓子……あ! そういえばまだおごってもらってないじゃない!」
  菜月「あ、ばれた?」
  弘人「一年間放置してたの!?」

5 自由安価
  
安価下1
556 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/23(日) 00:25:42.96 ID:uAgbkHt+o
1
557 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 00:40:44.87 ID:3+TEfF/Ao
菜月「そういえば、あーちゃん。高城君とどこか出かけたりしたの?」

彩音「え? うーんとね、遊園地とか……甘味どころとか……」

彩音「カルカルさんに撫でてもらったりしたよ〜」

菜月「か、カルカルさん……?」

直樹「遊園地のマスコットキャラだよ」

菜月「あ、そ、そう……」

岬「マスコットキャラに撫でられる高校生……」

弘人「でもどうしてだろう……」

灯夏「不思議と違和感がないわ……!」

和歩「楽しかったですか、彩ちゃん?」

彩音「うん!」

選択安価

1 彩音「でも酷いんだよ! あたしを高城の妹と間違えたの!」

2 彩音「すっごく楽しかった! また行きたいな〜」

3 自由安価

安価下1
558 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/23(日) 00:41:14.83 ID:D6OT+zhSo
1
559 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 00:50:41.23 ID:3+TEfF/Ao
彩音「でも酷いんだよ! あたしを高城の妹と間違えたの!」

和歩「む、それは酷いですね。大丈夫です! 彩ちゃんはちゃんと大人の女性ですから!」

彩音「だよね!」

弘人「たしかに生徒会長の仕事もしっかりやっているし、千里や天海さんも夕霧さんを信頼しているみたいだしね」

彩音「だよね、だよね!」

彩音「それなのに、あたしを子供扱いするなんて酷いよ! ぷんぷんだよ!」

選択安価

1 菜月「怒らないの、あーちゃん。可愛らしさもあーちゃんのいいところの一つよ」

2 灯夏「ほらほら、大人の女性ならちょっとやそっとのことじゃあ、怒らないの」

3 直樹「気にするなよ。そのときも言ったけど、夕霧は俺の彼女なんだからさ」

4 菜月「……ちなみに、高城君は小さい子に興味が?」
  直樹「おいこら」
  
5 岬「うーん。なら、大人っぽく見えるように気をつけてみたらどうかしら?」

6 自由安価

安価下1
560 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/23(日) 00:50:58.02 ID:uAgbkHt+o
4
561 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 01:01:28.69 ID:3+TEfF/Ao
菜月「……ちなみに、高城君は小さい子に興味が?」

直樹「おいこら」

彩音「菜月! それどういうことよ!?」

菜月「え……だって、あーちゃんだし」

彩音「むーっ! 酷いよ!」

和歩「菜月ちゃん、あんまりからかっちゃダメですよ」

灯夏「大体、彩音にべったりなあんたが言える筋合いはないわ」

菜月「あら。私はただ単にあーちゃんを愛でているだけじゃない」

岬「いや、それもちょっと度が過ぎていると思うけど……」

菜月「そんな可愛らしいあーちゃんに、高城君はあんなことやこんなことをやっているんでしょう!?」

岬「ええっ!? あああ、高城君! 私達はまだ高校生よ!」

直樹「ちょっと待て! 冤罪(えんざい)だ! まだなにもしていないぞ!」

菜月「……まだ? やっぱりなにかするつもりなのね!」

直樹「違う、言葉の綾だ!」

灯夏(彩音だけに……あ、今のナシ)

菜月「でも、あーちゃんと付き合っているってことはそうなんでしょう?」

直樹「……あのなあ」

コンマ安価

01   直樹が壊れます

02〜98 普通に弁解

99、00 直樹「俺が好きなのは夕霧だけだ!」
    教室の中で大暴露!
    
下1のコンマ下2桁で判定
562 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/23(日) 01:01:46.51 ID:uAgbkHt+o
 
563 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 01:08:39.74 ID:3+TEfF/Ao
直樹「別にそういう趣味とかじゃない。好きになったのがたまたま夕霧だっただけだ」

菜月「30点ね。もう少し面白い反応なかったのかしら?」

弘人「いや、菜月を楽しませるためじゃないんだからさ」

岬「……ねえ、彩音?」

彩音「うん、なーに、岬?」

選択安価

1 岬「もうちょっとデートの話聞かせて欲しい、かな?」
  岬さん興味津々。
  
2 岬「身長どれくらいだっけ?」
  岬さんズバッっと訊いてきた!
  
3 岬「……そっとでいいから、胸の大きさ教えてくれない?」(小声)
  岬(まさか私の方が小さい……なんてないわよね?)
  
4 岬「テストどうだった?」

5 岬「夏休み、みんなでどこか行かない? 予定合わせて」

6 岬「さっきから朝井君の様子がおかしいんだけど……」
  隆広「テスト返却怖い、テスト返却怖い……」

7 岬「自由安価」

安価下1
564 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 01:10:29.17 ID:3+TEfF/Ao
再度、安価下1でお願いします。
565 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 01:11:19.77 ID:3+TEfF/Ao
むむ、またエラーですね。
安価下1。
566 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 01:12:28.87 ID:ab/L6K/10
携帯から。
安価下で。
567 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 01:13:47.25 ID:3+TEfF/Ao
これでエラーなら今日はここまでにしたいと思います。
安価下。
568 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 01:15:03.61 ID:3+TEfF/Ao
……というわけで、今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。

安価下でお願いします。
569 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/23(日) 04:17:35.27 ID:uJtFLhj9o
乙 3
570 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/23(日) 16:15:04.85 ID:PajuqbvB0
571 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 23:21:00.69 ID:3+TEfF/Ao
岬「……そっとでいいから、胸の大きさ教えてくれない?」(小声)

岬(まさか私の方が小さい……なんてないわよね?)

和歩「岬ちゃん、どうしたんでしょう?」

弘人「さあ? なにか気になることがあったんじゃないかな?」

彩音「……え? なんで?」

岬「……いいじゃない、その、なんとなくよ」(小声)

岬「耳打ちでいいから」

彩音「まあ、それならいいけど」

岬「ふむふむ……ってええ!?」

和歩「み、岬ちゃん、どうしたんですか!?」

岬「……いいの。和歩、なんでもないの」

和歩「なんでもないことないですよ!?」

灯夏「良く分からないけど、負のオーラ漂いまくっているわね」

直樹「夕霧、なに言ったんだ?」

彩音「えーと、ごめん。岬の為にノーコメントよ」

自由安価

起こる出来事でも、誰かの言動でもなんでもOK。

安価下1
572 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/23(日) 23:46:18.42 ID:uAgbkHt+o
岬どうしたら胸って大きくなるのかしら
573 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/23(日) 23:50:47.68 ID:3+TEfF/Ao
>>569-570さん
乙ありがとうございます!

岬(どうしたら胸って大きくなるのかしら……って前にも和歩に訊いたような)

岬(そういえば和歩の生活習慣を調べるはずが、いつの間にかうやむやになっていたわね)

選択安価

1 もう一度和歩に訊いてみる

2 菜月に訊いてみる

3 灯夏に訊いてみる

4 (なぜか)弘人に訊いてみる

5 前も訊いたし、この場は諦める。

6 自由安価

安価下1
574 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/23(日) 23:51:41.41 ID:uAgbkHt+o
5
575 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 00:10:20.26 ID:xHoH4kcno
岬(そうね……前も訊いたし、ここは堪えるのよ、岬!)

和歩「大丈夫ですか、岬ちゃん?」

岬「ええ、大丈夫。ちょっと驚いただけだから。もう平気よ」

岬「……ところで、さっきから気になってたんだけど」

隆広「テスト返却怖い、テスト返却怖い……」

岬「朝井君。あれ、大丈夫かしら?」

直樹「……数学が微妙なラインらしい。一応勉強は頑張ってたみたいだけどな」

彩音「……うん。あたしも気になってたんだけど、なんか声をかけ辛くて」

和歩「私も心配して声をお掛けしたんですか……」

灯夏「はあ……今更心配してもテストの点が上がるわけないじゃない」

灯夏「そんなんだったら夏休みの予定でも気にしたほうが100倍ましよ」

弘人「あれ? 御織さんは夏休みの予定あるの?」

灯夏「ないわ」

菜月「あんたねえ……」

灯夏「まあ、ちょっと発破かければいいんじゃない?」

弘人「発破って……」
576 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 00:10:56.79 ID:xHoH4kcno
灯夏「ねえ、朝井君?」

隆広「……ああ、御織か?」

灯夏「……まあ、お茶でも飲みなさい」

彩音「なんで水筒持っているのよ!?」



隆広「……すまない。どうやら心配かけたみたいだな」

弘人「まあ、気にしないでよ」

彩音「いつものことだしねえ」

和歩「大丈夫です! 朝井君頑張ってましたし、きっとなんとかなります!」

灯夏「だいだい、終わったことを心配しても仕方ないじゃないの」

隆広「……そうだな」

和歩「そうです! 夏休み、どこか行きませんか?」

岬「いいわね! 部活とか予定あわせれば、一日ぐらい多分平気よね?」

菜月「そうね……生徒会の私達はともかく、運動部の和歩達はちょっと大変かもしれないけど」

選択安価

1 直樹「そうだな……夏休みの後半になりそうだけど、いいな!」

2 晶「俺も混ぜろ!」
  弘人「うわ! 藤堂!?」
  
3 湊「私もいるわよ!」
  岬「お姉ちゃん、いつの間に!?」

4 自由安価

安価下1
577 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 00:13:14.73 ID:EfMbWUTYo
3
578 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 00:20:02.85 ID:xHoH4kcno
湊「その話待った!」

弘人「え?」

湊「私もいるわよ!」

岬「お姉ちゃん、いつの間に!?」

湊「灯夏が帰ってこないから、なんかあるなと思ったのよ!」

湊「そしたら、案の定私抜きで面白そうな話しているじゃない!」

灯夏「……妙なところで勘が鋭いわね」

岬「……別にお姉ちゃんを外そうとしていたわけじゃないんだけど」

湊「こういうのは最初からいた方が楽しいでしょ!」

菜月「……はあ」

弘人「まあ、湊さんは誘うことになってただろうしね」

和歩「そうですね」

湊「さーて、それじゃあどうしましょうか?」

彩音「待ちなさい! 仕切り役はあたしよ!」

隆広「途中から現れてなんでいきなり仕切りだすんだ、東雲姉は?」

直樹「そして、なんで張り合っているんだ?」

自由安価

遊びに行く場所の候補
(高校生が日帰りで行ける場所。10分レス無かったら連投OK)

安価下1〜3

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
579 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 00:27:39.29 ID:EfMbWUTYo
遊園地
580 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 00:31:28.57 ID:Qe9avB3Mo
乙 美術館
581 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 09:11:15.36 ID:xHoH4kcno
読み返して違和感が……と思ったら1レス抜けていました(汗)

>>556>>557の間に以下の部分が入ります!
大変失礼しました!

岬「……そういえば、どうして高城君の二つ名だけ、『サッカー馬鹿』なんて妙な二つ名だったのかしら?」

直樹「ん? どういうことだ?」

岬「だって、灯夏は『闇照らす街灯』でしょ」

灯夏「……」

岬「で、菜月は『仏』」

菜月「可愛らしいのって言ったのに……」

岬「最後に上月先輩は『全力の詐欺師』」

和歩「認識を全力で欺くって言ってましたね」

岬「なのに、高城君は『サッカー馬鹿』……なんか他の三つと比べて違和感ない?」

弘人「言いたいことは分かるけど、全部違和感しかない」

岬「そ、それはそうかもしれないけど……」

直樹「いや、俺が考えたわけじゃないからな」

彩音「それはノリよ!」

岬「二文字!?」

彩音「だってそれ以外当てはまりそうにないし」

直樹「おいおい」

-------------

読んでて意味不明なところがあったと思います、すみませんでした。
安価は下でお願いいたします。

更新はまた今日の夜以降になります。
よろしくお願いします。
582 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 11:45:10.34 ID:5CQbua9j0
乙 何時も面白く読ませてもらってるのでこれからも期待

安価は海岸で海釣り
583 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/24(月) 22:49:37.03 ID:skm3N2zO0
お疲れさま
584 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 23:06:01.54 ID:xHoH4kcno
>>580さん
>>582さん
>>583さん
乙ありがとうございます!
楽しみにしてくださって、とても嬉しいです。

彩音「あたしは遊園地がいいな!」

直樹「遊園地って、この前行ったばかりじゃないか?」

彩音「みんなで行ったら、また楽しいと思うよ! それに全部周ったわけじゃないし!」

灯夏「でも、遊園地って結構歩いたり、待ったりで疲れるわよ」

菜月「灯夏……あんた年寄りみたいなことを」

灯夏「そういう菜月こそ、人ごみとかあんまり好きじゃないんじゃない?」

菜月「そうだけど、別に平気よ。遊園地くらい」

和歩「灯夏ちゃんはどこか行きたい場所ありますか?」

灯夏「そうねえ……自宅とか?」

弘人「いやいやいや、それ行きたい場所じゃないよね?」

岬「……ただごろごろしたいだけよね」

灯夏「冗談だって。美術館なんてどう?」

弘人「美術館? 御織さん美術に興味があるの?」

灯夏「のんびり周れるじゃない? 誰かさんも騒ぎそうにないし」

菜月「あら、失礼ね」
585 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 23:06:48.92 ID:xHoH4kcno
弘人「高城や朝井は希望ある?」

隆広「俺は遊園地でも美術館でもいいが……」

直樹「そうだな。海なんてどうだ?」

湊「……海?」

直樹「いや、一度やってみたいんだよ、海釣り」

岬「でも、海はちょっと遠いんじゃないかしら?」

弘人「県外になるしね。行くなら朝早くになるかな」

直樹「それなんだよなあ……」

直樹「あ、つりの経験ある人、この中にいるか?」

コンマ安価

01〜49 だれも経験なし。

50〜64 直樹が経験あり。

65〜79 湊が経験あり。

80〜99 灯夏が経験あり。

00   岬「釣りなら任せて!」
    意外な人物が経験者だ!
    
コンマ安価下1
586 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:07:04.42 ID:G0Vrox0Vo
 
587 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 23:14:23.14 ID:xHoH4kcno
彩音「あたしは釣りはやったことないよ!」

隆広「俺もないな」

灯夏「竿を持って座して待つ位なら、家でごろごろするわ」

岬「ご、ごめん。私もやったことない」

和歩「私もちょっと経験ありませんね」

菜月「そういえば、私もないわね」

湊「性分じゃないわね、泳ぐほうが楽しいわ!」

弘人「うーん、僕も釣りはやってことないよ」

直樹「全滅か……」

選択安価

1 直樹「でも、一度やってみるのもいいんじゃないか?」

2 直樹「なら、海水浴はどうだ?」

3 直樹「なら他の場所にしよう」

4 直樹「ならサッカーやろうぜ! それがみんな一番楽しいはずだ! そうだろう! なぜなら――(以下略)」

5 自由安価

安価下1
588 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:14:49.75 ID:Qe9avB3Mo
589 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 23:20:53.95 ID:xHoH4kcno
直樹「なら他の場所にしよう」

弘人「そうだね。みんな初心者だとちょっと辛いだろうしね」

和歩「となると、美術館か、遊園地ですね」

菜月「美術館はともかく、遊園地の場合、他の場所と一緒に周るのは難しいわね」

彩音「んー、みんな他に行きたい場所ある?」

選択安価

1 ある(場所記載)

2 ない

安価下1
590 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:21:51.88 ID:Qe9avB3Mo
591 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:22:14.68 ID:0QRgKixvo
1水族館
592 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 23:28:49.00 ID:xHoH4kcno
和歩「えと、特にないみたいですね」

彩音「じゃあ、美術館か遊園地どっちに行くか決めよ!」

コンマ安価

01〜49 美術館

50〜98 遊園地

99または00   隆広「そういえば遊園地がとなりにある美術館があるらしいぞ」
          岬「どんな美術館よそれ!?」
    
コンマ安価下1
593 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:29:18.93 ID:9B9ssIxoo
594 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 23:39:37.53 ID:xHoH4kcno
彩音「じゃあ、遊園地行きたい人、挙手!」

湊「ほい」

和歩「はい」

直樹「そうだな」

隆広「……」

弘人「遊園地かな」

菜月「そうね」

岬「……えっと、はい」

灯夏「……私以外全員かい!」

菜月「諦めなさい、灯夏」

灯夏「ま、別にいいけど」

弘人「案外御織さんも楽しいかもしれないよ?」

和歩「遊園地なんて久しぶりですね」

選択安価

1 菜月「あ、もう昼休みも終わるわね。そろそろ教室戻らないと」

2 菜月「……さてと」
  岬「……え、遊園地のガイドブック? 気が早すぎない?」
  
3 晶「渡瀬ーっ! 俺も一緒に連れて行けー!」
  彩音「わ!? 急に出てくるんじゃないわよ!」

4 自由安価

安価下1
595 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:40:25.46 ID:VLhgSQOGo
2
596 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:40:30.25 ID:F1vTMQLho
2
597 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/24(月) 23:48:55.63 ID:xHoH4kcno
菜月「……さてと」

岬「……え、遊園地のガイドブック? 気が早すぎない?」

菜月「だって、ジェットコースターに乗って怖がるあーちゃんや、メリーゴーランドに乗ってはしゃぐあーちゃんが見れるのよ!」

菜月「想像するだけで幸せな気分になれるじゃないの!」

和歩「えと、菜月ちゃん大丈夫ですか?」

彩音「大丈夫じゃないわね――ていうか、生徒会の副会長が私物持ってくるんじゃないわよ! 没収!」

菜月「ええ!? ちょ、ちょっと待ちなさいあーちゃん! それを取り上げられたら、私はどうやってあーちゃんが遊園地で遊ぶ姿を想像すればいいのよ!?」

彩音「そもそもするんじゃないわよ!」

弘人「こう見ると菜月も変わった……いや、昔から和歩や千里には結構こんな感じだったっけ」

和歩「最近落ち着いてきたと思ったんですが……」

直樹「昔からこんな感じだったのか、川崎は……」

菜月「お、お願いだから、返して、ね。あーちゃん。もう持ってこないから」

選択安価

1 彩音「……しょうがないから返してあげる。もう持ってきちゃだめだからね」

2 彩音「だめよ! 校則は校則!」

3 自由安価

安価下1
598 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:49:08.76 ID:9MaVLDr+o
2
599 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/24(月) 23:51:20.68 ID:Qe9avB3Mo
彩音ちゃん厳しいなww
600 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/25(火) 00:05:16.43 ID:5R7Q1TD1o
>>599さん
今の彩音は、意識的に生徒会長らしく振舞うように意識しています。
その割にはへんてこな言動が多いですが。
一年前の時点なら、むしろ一緒に見て楽しむ側だったかもしれません。

彩音「だめよ! 校則は校則!」

菜月「うう……和歩、あーちゃんが冷たいわ……」

和歩「大丈夫ですか、菜月ちゃん? でも、菜月ちゃんが校則破ったのも事実ですし……」

彩音「……むむむ。これじゃああたしが悪者みたいじゃない」

彩音「はあ……先生には言わないし、今日の放課後には返すわよ」

隆広「先生に見つかったら、もうちょっと厄介なことになったかもしれないしな」

岬「そうね……特に水上先生とか」

湊「アレックス先生なら簡単に言い負かされそうだけど」

彩音「……たしかに」

弘人「アレックス先生って、生徒会の顧問もやっているんだっけ?」

彩音「そうだよ。去年から顔を合わせているんだけど」

選択安価

1 彩音「……でも、最近は少しあたし達になれてきたかな、アレックス先生も」

2 彩音「……相変わらず、あたし達にも人見知り激しいし、アレックス先生」

3 自由安価

安価下1
601 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/25(火) 00:05:46.95 ID:RMCaKwxDo
2
602 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/25(火) 00:09:00.55 ID:jEnpJsgdo
1+この前自作のバウムクーヘン持ってきてくれたのよ
603 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/25(火) 00:14:15.74 ID:5R7Q1TD1o
彩音「……相変わらず、あたし達にも人見知り激しいし、アレックス先生」

菜月「そうよねえ。なんとかならないかしら?」

灯夏「……と、そろそろ教室に戻らないといけない時間ね。もう授業始まるわ」

湊「あら、もうそんな時間? それじゃあ、またね!」

弘人「うん。それじゃ」

直樹「ちゃんと授業は真面目に受けろよ? 東雲」

岬「そうよ、テストが終わったからって気抜かないでよ、お姉ちゃん」

岬「御織さん、見張りお願いね」

灯夏「気が向いたらね」

湊「ちょ、あんたら酷くない!?」

灯夏「日ごろの行いでしょ?」



アレックス「……え、えとみなさん、授業が始まるので……せ、席に」

彩音「せんせー、そんな小声じゃ聞こえませんよ……」

和歩「みんなー、授業が始まりますよーっ」

弘人「……うん、夕霧さんが心配するのももっともだね」

直樹「……そうだな」

彩音「……なんとかしないといけないのかなあ」

『2−Bの騒がしい午後』 完


今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
604 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/25(火) 00:19:44.60 ID:jEnpJsgdo
乙 安価ちと遅かったか残念
605 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/25(火) 19:20:28.11 ID:UZb0BN/p0
灯夏を振った奴出して欲しい
606 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/25(火) 23:43:14.00 ID:5R7Q1TD1o
>>604さん
乙ありがとうございます。
アレックス先生はバームクーヘンが好きという設定がありましたね。
人見知りの先生がいきなりバームクーヘンを作ってきたら、彩音達はさぞかし驚くでしょうね。

>>605さん
実は灯夏の昔なじみとして考えていたキャラがいました。
>>149で灯夏が振られたことにしたので、その設定をそぎ落としてちょっとだけ既に登場しています。
ですが、せっかくのリクエストなので復活させて、また今度ほど書いてみようと思います。
ただしシリアスには多分なりません。

『俊也の思い』

View 西行 俊也

幼い頃、僕は人の輪に入るのが苦手だったと思う。

こう言うとなんだが、教育熱心な母親の影響で勉強づけだったり。

お陰で周りの子達よりなまじ勉強ができることも、理由の一つだったかもしれない。

まあ、それは単なる言い訳にしか過ぎないのだが。

その日も図書室に行って、なんの本を読もうかと考えていた。

「ねえ。一緒に遊ばない?」

だから、いきなり小学校のクラスメイトにそう誘われたのは、僕にとって意外なことだった。
607 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/25(火) 23:44:01.63 ID:5R7Q1TD1o
俊也「……僕が?」

「だめかな? もし時間があるなら一緒に野球やろうよ!」

俊也「……野球なんてやったことないんだけど」

男の子「おい、渡瀬! 無理に誘うのはやめよーぜ。こいつは本読んでいる方が好きなんだろ?」

弘人「え、でもやったことないなら一度やってみてもいいと思うんだけど」

「う、うん……西行君。よければ野球やろうよ。私は……下手だけど、ヒロ君が教えてくれるから」

「まあ無理にとは言わないけど。和ちゃんもそう言ってるし、とりあえず一緒にやってみない?」

今日読もうと思っていた本があるんだけど……。

だからってどうやって断ればいいかも分かんないし……。

大体道具も持ってないし。

弘人「僕の前のグローブ貸してあげるよ」

俊也「え、僕まだ何も……」
608 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/25(火) 23:44:32.00 ID:5R7Q1TD1o
弘人「やっぱり、やりたくないかな?」

俊也「……まあ、いいけど」

つまらなかったら、次から断ればいいや。

……そもそも、この子名前なんだっけ?

「……もしかして、クラスメイトの名前分かってないとか言わないわよね?」

俊也「……君、鋭いね」

「はあ、やっぱり」

男の子「おいおい、そりゃないだろ」

弘人「まあまあ、これから覚えればいいよ!」

弘人「僕は渡瀬弘人だよ。よろしくね、西行君」

和歩「……えっと、山吹和歩です」

菜月「川崎菜月よ。今度はちゃんと覚えてよね」

弘人「さっ、行こう!」

俊也「わ、ちょっと待って」

それが、僕の弘人と――。

そして野球との出会いだった。
609 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/25(火) 23:45:04.19 ID:5R7Q1TD1o
いつの間にか、弘人と一緒に少年野球をやることになって。

僕も弘人に引きずられるようにいつしか野球にのめり込んでいった。

もちろん、始めた当初は弘人の方が遥かに上手くて。

けれど――小学高学年になる頃には、その立場は逆転していた。

僕が六年生の選手を押しのけて、エースとしてマウンドに立つ一方。

弘人は全く試合に出ることができなかった。

僕を野球にさせってくれた恩人。野球を教えてくれた最初の師は――

僕のプレイを、ベンチで眺める人になっていた。
610 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/25(火) 23:46:01.00 ID:5R7Q1TD1o
弘人「俊也! 今日の投球も良かったね」

俊也「ああ。あれぐらいの相手ならちゃんと抑えないとな」

俊也「……えっと、今日は千里が来ているんだろ?」

弘人「あ、うん……体の調子があんまり良くないみたいだから、無理しないでって言ったんだけど」

俊也「なんだかんだ言って好かれているな、おまえ」

弘人「そうかなあ?」

千里「あ、兄さんっ!」

弘人「千里! あんまり大声出しちゃダメだよ」

和歩「そうですよ、千里ちゃん。無理しちゃダメです」

千里「せっかく来て上げたのに、出番ないなんて情けないですね、兄さんは」

弘人「うーん、ごめんね。出ようと思って出れるわけじゃないからさ」

千里「全く、兄さんには根性が足りないです。もっと練習してください」

和歩「大丈夫ですよ。ヒロ君は人一倍練習していますから! 次こそきっと出れますよ!」

弘人「うん、そうだね。いつチャンスが来てもいいように頑張るよ」

……僕は知っている。

弘人がチームメイトの誰よりも練習していることを。

……それなのに、なかなか上達しなくて、悔しい思いをしていることを。
611 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/25(火) 23:46:41.66 ID:5R7Q1TD1o
俊也「……どうしてだろうな。今日はなぜか昔のことを思い出す」

野球の部活終了後。

なんとなく落ち着かなくて、僕は自主的にランニングをしていた。

結局、弘人は中学の野球部でもまともに試合には出れなかった。

だからこそ。この前、大きく成長した弘人を見て、嬉しくなった。

ようやく、アイツの努力は実ろうとしているのだと。

俊也「……ん?」

考えながら走っていた僕の前に、懐かしい顔が現れたのはそのときだった。

選択安価

1 俊也「久しぶり、菜月」

2 俊也「久しぶり、千里」

3 俊也「久しぶり、和歩――って、久しぶりってほどでもないか。この前あったばかりだし」

安価下1
612 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/25(火) 23:49:22.73 ID:jEnpJsgdo
613 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/26(水) 00:01:18.56 ID:mbzBat2Io
俊也「久しぶり、千里」

千里「はい? ……俊也さん! 久しぶりです!」

俊也「すっかり元気そうだね。安心したよ」

千里「それはもう……というか、メールの返答とかまともにしてください! 兄さんも困ってましたよ!」

俊也「ああ、すまない。機械がどうにも苦手でね」

千里「はあ、まったく……なんで携帯の使い方もおぼつかないんですか。勉強や野球はあんなに上手くできるのに」

俊也「それとこれとは話が別だろう? 僕には簡単についったー? らいん? だったかを扱えるほうが不思議だ」

千里「……そうですか」

選択安価

千里の他に誰かいる?

1 千里だけ。

2 陽菜も一緒。

3 このはも一緒。

4 彩音も一緒。

選択安価下1
614 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/26(水) 00:01:49.79 ID:ux0YWm4zo
2
615 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/26(水) 00:01:52.11 ID:KmDwyvQwo
3
616 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/26(水) 00:10:56.47 ID:mbzBat2Io
陽菜「久しぶりの出番きましたよ、これ!」



陽菜「どったの、千里? って、なんで西行さんと親しく話ししているんですかーっ!?」

千里「陽菜、うるさい」

陽菜「いやいやいや、去年の甲子園準優勝校、一年生エースだよ。普通驚くって」

千里「あれ? 陽菜詳しいね?」

陽菜「そりゃもう、新聞部ですから。アンテナは常に広く張ってますよ、ええ!」

……妙にテンション高い人だなあ。

俊也「……この人、お友達?」

千里「まあ、一応」

陽菜「一応ってひど!? そりゃもう、親友ですから私達は!」

千里「陽菜はそう思っているかもしれないけど」

陽菜「うう……この思いは一通ですかーってなんでやねん!」

陽菜「とと、すみません。私は姫宮陽菜といいます。千里のクラスメイトです」

俊也「ああ。僕のこと知っているみたいだけど、一応自己紹介しとくよ。西行俊也。よろしく」

陽菜「はい、よろしくお願いします」

選択安価

1 俊也「で、最近の弘人の様子はどう?」

2 俊也「……体の方はもうよくなったみたいだね。良かったよ」

3 俊也「菜月や和歩は元気そうかい?」

4 俊也「生徒会に入ったんだって? 弘人から聞いたよ」

5 自由安価(俊也の台詞に限りません)

安価下1
617 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/26(水) 00:11:38.75 ID:KmDwyvQwo
3
618 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/26(水) 00:20:00.75 ID:mbzBat2Io
俊也「菜月や和歩は元気そうかい?」

千里「和歩お姉ちゃんは元気ですよ……ってやっぱり携帯まともに扱えてないんですね」

俊也「それを言わないでくれ」

千里「せめてメールの使い方ぐらい覚えてください!」

俊也「……善処する」

陽菜「……うわー、なんか希少人物見ちゃいましたよー」

俊也「……自覚はしている。で、菜月の方は?」

千里「元気ですよ……いろんな意味で」

俊也「……相変わらずか?」

千里「はい、ウチの生徒会長にベタベタです」

俊也「変わってないな」

陽菜「こうして、また他校の生徒にウチの学校のおかしな噂が広まっていくのであった、マル」

千里「事実無根でないことがまた救いがたい」

俊也「別に他の人に言ったりはしないよ」

自由安価

この三人の行動でも、起こる出来事でも、基本的になんでもOK。
619 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/26(水) 00:22:46.19 ID:E8i4Xei5o
お茶でも奢るよとあの喫茶店へ
620 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/26(水) 00:24:30.38 ID:mbzBat2Io
>>619さん
了解しました。

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
621 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/26(水) 00:26:48.16 ID:E8i4Xei5o
乙です 
622 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 17:18:39.24 ID:7i4KQ4ML0
乙 菜月も幼馴染だったっけ
623 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/27(木) 23:40:00.63 ID:1iQ2xE5Go
>>621さん
乙ありがとうございます!

>>622さん
乙ありがとうございます。
菜月は最初、彩音の友人かつ生徒会メンバーとして出しましたが、安価で和歩と幼い頃からの友人という設定になったので。
和歩と幼馴染である弘人と千里も、菜月と仲が良いということにしております。

……まあここで会ったのもなにかの縁だろう。

俊也「久しぶりに会ったことだし、立ち話もなんだ。千里と姫宮さんさえよければ、喫茶店にでも入らないかい」

千里「へ?」

俊也「都合が悪いか?」

千里「いえ、俊也さんが意外な発言をしたので」

俊也「……そうか?」

千里「まあ、別にいいですけど……っと、ちょっと待ってくださいね」

千里「兄さんに帰りが少し遅くなると連絡しますので」

俊也「ああ、構わないよ」

陽菜「えーと、お二人はお知り合いみたいですけど……」

俊也「弘人と小学校のとき、クラスメイトだったんだよ。で、同じチームで野球をしていたんだ」

陽菜「へえ〜。意外な縁ですねえ」

千里「送信っと……お待たせしました」

俊也「ずいぶん早いな」

千里「いやいや、普通ですよ。俊也さんが例外ですから」

俊也「相変わらずずばっと言ってくるな、お前は」

千里「性分なので」

コンマ安価

01〜09 晶「あ! 千里ちゃん、奇遇だね」

10〜60 誰とも会わず喫茶店へ

61〜70 灯夏「……あれ? いつぞやの」

71〜80 彩音「……ん?」

81〜90 菜月「あら?」

91〜00 弘人「俊也?」 和歩「あ、本当ですね」

コンマ安価下1
624 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/27(木) 23:40:25.91 ID:TQmS89JIo
625 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/27(木) 23:56:30.24 ID:1iQ2xE5Go
千里がお勧めだという喫茶店への道中。

俊也「しかし、誘っておいてなんだが、時間は大丈夫なのか?」

千里「ええ、兄さんにも連絡しましたし、少しくらいなら大丈夫ですよ」

陽菜「はい、私も平気です。それに、こんな有名人と話せる機会なんてめったにありませんしね!」

俊也「おっと、インタビューとかはよしてくれよ」

陽菜「あれ? もしかして目立つのがお嫌いですか?」

俊也「そういうのじゃない。ただ面倒なだけだよ」

千里「俊也さんこそ、走りこみの途中だったのでは?」

俊也「いや、いいさ。せっかくの機会だからね」

弘人「……あ、俊也!」

和歩「本当ですね。こんにちはです。俊也君」

俊也「……二人とも? どうして?」

千里「兄さん。今お帰りですか?」

弘人「うん。千里からメールがあったから、もしかしてと思ったけど」

和歩「本当に会えましたね」

俊也「千里、そんな詳細まで書いていたのか?」

千里「大体、俊也さんと、喫茶店で少し話してきます、ぐらいですね」

俊也「ほとんど全部じゃないか……」
626 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/27(木) 23:57:07.92 ID:1iQ2xE5Go
喫茶店内。

俊也「結局こうなるのか……」

弘人「俊也、相変わらず機械が苦手なんだね……」

千里「メールとかなかなか返信ないですしね」

和歩「だ、誰にだって苦手なことぐらいありますよ! ね、俊也君!」

俊也「俺はその分、練習や勉強に当てているんだよ」

陽菜「……はあ、左様でございますか」

選択安価

1 弘人に野球の調子はどうか訊いてみる。

2 和歩に剣道の調子はどうか訊いてみる。

3 千里に生徒会活動の様子について訊いてみる。

4 陽菜がどういう人か訊いてみる。

5 誰かから話題が振られるのを待つ。

6 自由安価

安価下1
627 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/27(木) 23:57:26.48 ID:BT1TZpoko
5
628 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/28(金) 00:09:25.74 ID:5+7MKe7Go
俊也(まあ、勝手に和歩や姫宮さんの方からなにか話題が振られるだろう)

コンマ安価

01〜03 晶「千里ちゃん! その男はいったい誰だい!」
     俊也「……君は誰だい?」
    
04〜30 弘人「よかったら、俊也の野球部の様子を訊かせてくれないかな?」

31〜50 陽菜「せっかくです。携帯の扱い方を多少なりともレクチャーしましょう」

51〜70 和歩「それで、岬ちゃんがですね――」
     普段の学校生活の話だ。
    
71〜99 千里「あ、陽菜の紹介がまだでしたね」
      陽菜「え?」

00   菜月「久しぶりね! 俊也君」
     和歩「菜月ちゃん、いつの間に隣に!?」
    
コンマ安価下1
629 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/28(金) 00:09:44.36 ID:dBy3PIhLo
630 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/28(金) 00:15:48.97 ID:5+7MKe7Go
陽菜「せっかくです。携帯の扱い方を多少なりともレクチャーしましょう」

俊也「……は? いきなりなんだい?」

陽菜「いえ、さすがにメールくらい扱えるようにならないと、この情報化社会は生き抜けませんよ!」

俊也「いや、別に必要ない」

陽菜「大丈夫です! この姫宮陽菜、情報ツールの扱いでしたら、それなりに自信ありますよ!」

俊也「一朝一夕で直ったら苦労しないんだが……」

陽菜「ささ、泥舟に乗ったつもりで任せてください!」

弘人「泥舟じゃ沈むよね?」

陽菜「おおっ、渡瀬さんナイスツッコミです!」

俊也「……」

選択安価

1 まあ、せっかくだし教えてもらおうか。

2 どうも、信用ならない。ここは他の人に教えてもらうか。

3 却下だ、時間の無駄だ。

4 自由安価

安価下1
631 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/28(金) 00:17:35.64 ID:5+7MKe7Go
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
安価下でお願いします。
632 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/28(金) 00:17:58.81 ID:SxwQZWaDo
2
633 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/28(金) 22:36:51.20 ID:5+7MKe7Go
どうも、先ほどからテンションがやたら高い、姫宮さんは信用ならない。

なんか途中でボケて脱線したりする気がする。

ここは他の人に教えてもらうか。

そうだな、ここは――

選択安価

1 一番付き合いの長い弘人に教えてもらおうか。

2 和歩は教えるのに向いてそうだな。

3 さっきから指摘している千里に教えてもらうか。

4 自由安価

安価下1
634 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/28(金) 22:55:35.07 ID:dBy3PIhLo
3
635 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/28(金) 23:10:10.14 ID:5+7MKe7Go
さっきから指摘している千里に教えてもらうか。

俊也「いや、千里に教えてもらうよ」

陽菜「ちょ、なんでですか!?」

千里「私ですか? こういうのは陽菜の方が得意だと思うんですけど」

陽菜「ははあ。なるほど。つまり、私よりも千里さんに教えてもらいたいと。そういうことですね?」

俊也「……なにを言っているんだい?」

陽菜「いえいえ。渡瀬さんも和歩さん、そして私もいるのに、あえて千里を指名したということは……」

俊也「いや、そういうのまったくない」

千里「俊也さん、陽菜は放っておいていいですよ」

陽菜「も〜、千里ってば照れ屋さんなんだから」

千里「なに、にやけているのよ」

和歩「ふふっ、お二人とも仲がいいんですね」

陽菜「私達の間には、和歩さんも弘人さんも割り込めませんよ。ねー、千里」

千里「はいはい」

千里「時間もあまりありませんし、さっさと始めましょう」

陽菜「ちえー、いいですよ。私は渡瀬さんと和歩さんに構ってもらいますから」

陽菜「千里のお兄ちゃんとお姉ちゃん奪っちゃうもんね〜」

俊也「賑やかな子だな……」

コンマ安価

01〜09 数十分後、真っ白になった俊也の姿があった……

10〜50 やっぱりよく分からなかった!

51〜99 メールぐらいはなんとか……

00    数十分後、そこには完璧に携帯を扱えるようになった俊也が!

コンマ安価下1
636 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/28(金) 23:14:27.22 ID:bTOj6uJSo
s
637 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/28(金) 23:25:50.35 ID:5+7MKe7Go
千里は丁寧に教えてくれたのだが。

年季の入っている、僕の機械音痴は多少の時間で矯正されるはずもなく――

俊也「……つまり、どういうことなんだ?」

千里「……はあ、まさかここまでとは」

和歩「俊也君、説明書は見たんですか?」

俊也「見たけど、理解できなかったね」

弘人「うーん、そうなるとちょっとお手上げかもしれない……」

陽菜「いっそのこと、初心者向けの携帯でも買ったらどうです?」

俊也「いや、それもちょっとな」

陽菜「まあ、そう簡単に買い換えるわけにも行きませんよねえ」

俊也「これ以上は時間の無駄だし、いいよ」

千里「はあ、すみません。お役に立てなくて」

俊也「というか、用があるならメールじゃなくて電話してくればいいじゃないか」

弘人「……そうするよ」

和歩「……ですね」

自由安価

誰かの台詞でも、起こる出来事でも基本的になんでもOK

安価下1
638 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/28(金) 23:43:50.22 ID:5+7MKe7Go
今日はここまでにさせて頂きます。
安価下でお願いします。
639 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/28(金) 23:53:12.49 ID:bTOj6uJSo
東雲姉妹がやってくる
640 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/29(土) 23:24:42.12 ID:lQaRG/Rto
View 東雲 岬

湊「まったくもー、岬ってば真面目なんだから」

岬「お姉ちゃんが不真面目なだけよ。休み明けに困っても知らないんだからね」

岬「宿題できないーとか、テストどうしようー、って泣きついて来ないでよね」

湊「それは保障できないわね」

岬「あのねえ……」

湊「だからってテスト終わったばかりなのに、参考書なんて買う必要ないじゃないの」

岬「だって、数学以外、思ったように点数取れなかったし」

湊「あの点数でそれを言うか……」

岬「誰かさんのせいだからね」

湊「相変わらずお姉ちゃんだけには容赦ないわね、この妹……」

湊「和歩や彩音に対する優しさの半分でもいいから分けて欲しいわ」

岬「お姉ちゃんがもう少しまともになったら考えてあげる」

湊「私のどこがまともじゃないって言うのよ?」

岬「ウサギの格好したり、巫女服着て、『スペルカード発動よーっ』とか」

岬「銃(ダンボール製)持って、『沈んだ船もできれば助けたいのです』とか脈略も無く言い出したりするところよ」
641 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/29(土) 23:25:28.35 ID:lQaRG/Rto
湊「……別に普通じゃない?」

岬「普通じゃないわよ!」

岬「……って、あれ? 和歩と渡瀬君?」

湊「……うん? どうしたの岬? 喫茶店に誰かいるの?」

湊「あら、和歩と陽菜と渡瀬君……それと千里と」

湊「……あれ? あと一人、どっかで見たような……?」

岬「いいなあ。和歩と弘人君。学校帰りでもこうして会っているなんて……」

湊「もしも〜し? 岬〜?」

岬「……わっ!? どうしたのお姉ちゃん?」

湊「どうしたのじゃないわよ、またあんたロマンティックなこと考えてたんでしょ?」

岬「そ、そんなことないわよ?」

湊「まあいいけど。それじゃあ――」

選択安価

1 邪魔するのも悪いし、このまま帰りましょうか。

2 せっかくだし、あの中に入ってみましょうか。

3 自由安価

安価下1
642 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/29(土) 23:26:02.42 ID:Ugmhwd+Go
こっそり2
643 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/29(土) 23:33:05.26 ID:lQaRG/Rto
湊「せっかくだし、あの中に入ってみましょうか」

岬「ええ? 急に入り込んで、迷惑じゃないかしら?」

湊「ふっ、別に和歩や渡瀬君に遠慮することなんてないでしょうが。特にあんたはね」

岬「そ、そんなことないと思うけど」

湊「じゃあ、気づかれないようにこっそりと行くわよ」

岬「ええっ!? なんでよ!?」

湊「その方が面白そうだから」(きっぱり)

岬「あ、あのねえ……」

湊「というわけで、行くわよ。ここからはスニーキングミッションよ。ダンボールを用意しろ」

岬「ダンボールが何で必要になるのよ!?」

湊「甘いわね岬。ダンボールはスニーキングミッションの必需品よ。私も過去、何度もダンボールのお陰で敵兵の目を欺いてきたわ」
岬「お姉ちゃんそんなことしたこと無いわよね!?」

湊「ほらほら、道の真ん中で騒がないの」

岬「誰のせいよ……」

湊「というわけで、行くわよ!」

岬「あ、お姉ちゃん!?」

選択安価

1 止める

2 止めない

3 自由安価

安価下1
644 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/29(土) 23:33:54.41 ID:xi4MgvCwo
2
645 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/29(土) 23:41:51.80 ID:lQaRG/Rto
店員「いらっしゃいませ〜、何名ですか?」

湊「あ、二人です」

岬(い、いいのかしら?)

湊「ほら、キョロキョロしない。気づかれるでしょ」

岬「や、やっぱりよくないわよ」

湊「今更帰れないでしょ。ほら、和歩達の後ろの席にこっそり行くわよ」

岬「……なんでこんなことやっているんだろう?」

コンマ安価

01〜05 店員「あの〜お客様? なにやっているんですか?」
     店員が不振な目で見ている!
    
06〜50 和歩「岬ちゃんに湊ちゃん? どうしたんですか?」
     気づかれた!
    
51〜99 気づかれること無く、近づくことに成功!

00    上+菜月がいつの間にか湊の後ろに!?

コンマ下1
646 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/29(土) 23:42:05.46 ID:QGkEtUbyo
 
647 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/29(土) 23:45:54.38 ID:lQaRG/Rto
湊「よし……あともう少しで……」

和歩「岬ちゃんに湊ちゃん? どうしたんですか?」

岬「――って何がもう少しよ!? 普通に気づかれているじゃないの!?」

湊「ふ……屋外ならいざしらず、喫茶店で気づかれずに忍び寄るのは無理があったわね」

岬「今更!?」

弘人「えっと、どうしたの二人とも?」

選択安価

1 ごまかす。

2 正直に白状する。

3 自由安価

安価下1
648 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/29(土) 23:46:07.16 ID:9DnVECJUo
2
649 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/29(土) 23:57:18.67 ID:lQaRG/Rto
湊「窓の外からみんなが見えたから、つい魔が差して、こっそり近づいてみた。反省はしている」

岬「ついこの間の川崎さんと同じようなことを……」

岬「えっと、ごめんね、みんな」

和歩「いえ、特に気にしていませんよ」

俊也「誰だい、この人たちは?」

湊「……えーと、もしかして、この前、ウチの学校にいた人よね?」

俊也「うん? すまないが、ちょっと覚えていないな」

湊「……なんか態度でかいわね、この男」(←小声)

岬「お、お姉ちゃん失礼だよ」(←小声)

岬「ええっと、自己紹介しますね、私は――」



岬「渡瀬君のお友達だったのね」

弘人「うん。小学校のときからの付き合いだよ」

湊「ふーん。なんだ、もっと面白いことかと思ったのに〜」

岬「面白いことってなによ……」

千里「どんなことを期待していたんですか?」

陽菜「まあ、新聞のネタ探しをしているときは、似た様な心境になることはありますね」

自由安価

誰かの発言でも、行動でも基本的になんでもOK
(ただし、これ以上人が増えてもなんなので、誰かがやってくる系は除外)

安価下1
650 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/30(日) 00:06:05.61 ID:5luJs54Io
湊がバッティングセンターに行く事を提案する
651 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/30(日) 00:07:01.19 ID:UdLrty0u0
岬「彼女いる?」
652 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/30(日) 00:23:22.23 ID:NZC789EZo
湊「そうだ! あなた、すごい選手なんでしょ!?」

俊也「……まあ、それなりには自信はあるけど。いきなりなんだい?」

弘人(きっぱりと言うなんて、俊也すごいな。やっぱりそれぐらいの自負心が必要なのかな?)

湊「なら、そのバッティング見せてほしいなあって。バッティングセンター行きましょうよ」

岬「お姉ちゃん、今から?」

湊「別にいいでしょ? 近いし、少しだけならそんなに遅くならないわよ」

岬「そうかもしれないけど、いきなりそんな……西行君だって迷惑でしょ?」

湊「いいじゃない、別に。せっかくだし、腕前見せてもらいましょうよ」

湊「それとも、いきなりだと自信ないかしら?」

俊也「むっ。いいだろう、バッティングマシーンの球なんて簡単に打って見せるよ」

湊「ふふっ、そう来なくっちゃ」

千里「……えっと。なんでこんな展開に?」

和歩「え、えっと。どうしてでしょう?」

岬「もう、お姉ちゃんってば……」

弘(でもせっかくだ。俊也のバッティングを見せてもらうか)

陽菜「おおっと、面白くなってきましたねえ。さあさあ、西行さん。ばっちり見てますからね!」

俊也(なんかテンション狂うな……この人後輩だよな?)
653 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/30(日) 00:23:51.99 ID:NZC789EZo
バッティングセンターへの道中。

岬「ところで、もし失礼じゃなかったら、一つ質問してもいいでしょうか?」

俊也「うん? 野球に関することかい?」

岬「あ、いえ。私はあんまり野球に詳しくないので……あ、弟は野球をやっているので、多少は分かりますけど」

俊也「いいよ、なんだい?」

岬「その、付き合っている人とかいるんでしょうか?」

俊也「……は?」

俊也(なんだこの子? もしかしてミーハーな子なのか?)

俊也(いや、でもさっき野球には興味ないって言ってたよな? だったら一体……?)

陽菜「えと、岬さん? いきなりぶっちゃた質問過ぎません?」

湊「気にしなくていいわよ。この子、ちょっとロマンティックに侵されているだけだから」

俊也「はあ?」

湊「いや、でもいくらなんでもそこまで変じゃないはずなんだけど……どうしたのかしら?」

岬「ご、ごめんなさい! ちょっとどうかしてたわ!」

俊也「まあ、特に彼女とかはいないよ」

岬「え? ああ、すみません、答えて頂きまして」

選択安価

1 岬「じゃあ好きな人はいますか?」

2 そこまでにしておく。

3 自由安価

安価下1
654 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/30(日) 00:24:15.42 ID:+mkbzok9o
2
655 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/30(日) 00:30:45.43 ID:NZC789EZo
岬「うう……恥ずかしいわ」

和歩「大丈夫ですか、岬ちゃん?」

湊「だったらあんな質問するんじゃないわよ……」

岬「それはその……ついというか、なんというか……」

陽菜「難儀な性質ですねえ」

千里「陽菜ほどじゃないと思うけど」

陽菜「千里ー、それどういう意味よー?」

千里「さあ?」



バッティングセンター。

湊「到着!」

岬「お姉ちゃん、ここに来た事あるの?」

湊「うん。上月先輩や彩音達と一回だけね」

岬「上月先輩と?」

湊「まあ、そんな話は置いといてと……」

選択安価

1 湊「まず私から打ちますか」

2 湊「さっそく西行君の腕前を見せてもらいましょうか」

3 湊「岬、まずやってみなさいよ」

4 湊「弘人君。あなたの腕前みせてあげなさい!」

5 湊「和歩! あなたも意外と打てるんじゃない?」

6 湊「陽菜にやらせてみたり?」

7 湊「千里ちゃん……やってみる?」

安価下1

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
656 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/30(日) 00:36:26.23 ID:UdLrty0u0
乙 4
657 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/31(月) 09:05:10.48 ID:g1iIUdPLo
>>656さん 乙ありがとうございます!

湊「弘人君。あなたの腕前みせてあげなさい!」

弘人「え? まず俊也からじゃないの?」

湊「西行君はその後で見せてもらいましょう」

湊(弘人君が上手く打てば、プレッシャーになるんじゃないかしらね)

岬(お姉ちゃんがなんかしょうもないこと考えている気がする)

弘人「まあ、俊也がいいならいいけど」

俊也「いいよ。弘人のバッティングを見せてもらおうか」

弘人「それならいいよ」
658 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/31(月) 09:06:39.30 ID:g1iIUdPLo
View 山吹 和歩

和歩「ヒロ君。力を抜いて、リラックスですよ」

弘人「うん、ありがとう、和歩」

私の言葉に答えてくれたヒロ君は、そのままバッターボックスに入ると、バッティングを始めます。

俊也「なるほど。コンパクトでいいスイングだね」

和歩「俊也君、なんだか嬉しそうですね」

俊也「な、別に。ただアイツの情けない姿を見たくないだけだ」

和歩「ふふっ、そうですか」

岬「よ、よく分からないけど、すごいわね。ほとんど前に飛んでいるじゃない」

湊「前に飛ぶって……それはともかく、ほぼ全部芯に当ててるわね」

俊也「マシン打撃だからね。それぐらいやってもらわないと困る」

千里「あれだけ練習しているんですから、それくらい当然ですよ」

陽菜「またまた、千里ってば。素直に褒めたらいいのに」

湊「どうかしら、西行君?」

和歩「俊也君から見て、ヒロ君はどうでしょうか?」

俊也「まあまあかな。僕には敵わないけど」

湊「ずいぶん自信あるのね」

俊也(自分に自信を持てないようじゃ、そいつはまだまだだ)

俊也(そういう意味では、弘人。君にはまだそれが足りない)

俊也(……仕方ないか。弘人。まだまだアイツには実戦経験があまりにも乏しい)

俊也(いくら練習を重ねても、実戦で得られる経験はまた別だからね)

俊也(もっとも、練習量でも僕は弘人に負けているつもりはないけど)

俊也(でないと、弘人のライバルは名乗れないからね)
659 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/31(月) 09:07:52.78 ID:g1iIUdPLo
弘人「えっと、どうだったかな?」

和歩「お疲れ様です、ヒロ君。凄かったですよ」

弘人「あんまり大人数に見られるのは恥ずかしいけどね」

俊也「情けないことを言うな。実際の試合は、比べ物にならないほど大人数に見られるんだぞ」

俊也「そんなことじゃ、試合ではまともなプレイは覚束ないだろうね」

弘人「大丈夫だよ、ちゃんとやるって」

俊也「そうだといいけど。じゃあ、次は僕が行こうか」

湊「台詞にあった活躍見せないさいよね」

俊也「そうさせてもらうとするよ」

岬「……うわ、すごい! 豪快に飛んでいるわよ!」

湊「へえ〜、言うわけのことだけあるわね」

弘人「……やっぱりパワーでは敵わないな」

陽菜「言ってはなんですが、体格が違いすぎますからね。でも、渡瀬さんも凄いと思いますよ」

千里「まあ、私もそう思います」

和歩(たしかに、パワーが違いますから、一概には言えませんが……)

和歩(打撃能力としては、ヒロ君も決して負けていない……?)

俊也「さて、こんなところかな」

和歩「お疲れ様です、俊也君」

岬「なんか凄かったですよ! ほとんど大きく飛ばしてて!」

湊「そうね。なかなかすごいのね、西行君」

俊也「それで、これからどうするんだい?」

選択安価

1 和歩「もう遅いですし、帰りましょうか?」

2 和歩「湊ちゃん、一回やってみますか?」

3 和歩「岬ちゃん、試しにやってみます?」

4 和歩「陽菜ちゃん、やってみます?」

5 自由安価

安価下1
660 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/31(月) 09:37:10.39 ID:1hllZX0Xo
2
661 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/31(月) 10:02:11.17 ID:g1iIUdPLo
和歩「湊ちゃん、一回やってみますか?」

湊「私? この前やったしね……けど、まあやってみますか」

陽菜「ファイトですよ、湊さん!」

千里「頑張ってくださいね」

岬「無理はしないようにね」

湊「ふっ、じゃあ頑張りますか!」



和歩「湊ちゃんはバッティングの経験あるんですか?」

岬「いや、多分前に一回ここに来た以外はないはずよ?」

和歩「そうなんですか?」

弘人「にしてはなかなか上手いね」

俊也「ふーん。完全な素人だな。ほとんと経験がないならまあ及第点か」

陽菜「まあ、西行さんから見たらそうでしょうね」
662 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/31(月) 10:03:17.30 ID:g1iIUdPLo
湊「あー、相変わらず手が痛いわね」

岬「大丈夫、お姉ちゃん?」

湊「大丈夫、平気、平気」

俊也「じゃ、僕はこれで。あんまり遅くなるのもまずいからね」

弘人「あ、今日はありがとうね、俊也」

千里「ごちそうさまでした。俊也さん」

陽菜「ありがとうございました。西行さん、よければ今度はインタビューさせてくださいね」

俊也「それは遠慮させてもらうとするよ」

和歩「それでは、俊也君。また会いましょう」

俊也「ああ、じゃあね」
663 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/31(月) 10:03:57.45 ID:g1iIUdPLo
岬「それじゃあ、和歩、千里、渡瀬君、姫宮さん。また明日ね」

湊「じゃあねー」

和歩「あ、また明日ですね。ばいばいです」

弘人「それじゃ、気をつけてね」

陽菜「それでは、私もここでサヨナラです! 千里、また明日ね!」

千里「うん。陽菜、それじゃあね」

和歩「じゃあ、私達も帰りましょうか」

弘人「そうだね」

恭介(野球部員)「……ん? よう、渡瀬。今帰りか?」

弘人「あ、須崎。今帰り?」

和歩「こんにちは、須崎君。なにかあったんですか?」

恭介「ああ。ちょっと部活の後、やることがあってな」

千里「兄さんのお友達ですか?」

弘人「あ、うん。須崎恭介って言って、僕と同学年で、同じ野球部員だよ」

千里「初めまして。兄さんの妹の、渡瀬千里です。よろしくお願いします」

恭介「ああ。須崎恭介だ。渡瀬とは仲良くしてもらっているつもりだぜ」

弘人「うん。いつもありがとうね」

恭介「相変わらず、まっすぐな奴だな。まあ、そこがおまえのいいところかもしれないが」

恭介「……ところで、渡瀬と山吹って、とう――御織と最近仲いいのか?」

和歩「灯夏ちゃんですか? はい、仲良くさせてもらっていますよ」

恭介「……そうか」

弘人「御織さんがどうかしたの?」

恭介「いや、いいんだ。変なこと訊いて悪かったな」
664 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/03/31(月) 10:04:57.28 ID:g1iIUdPLo
恭介「おっと。もう帰らないとまずいな。じゃあ、また明日な」

弘人「あ、うん。それじゃあね」

恭介「おう。また明日会おうぜ」

和歩「……須崎君、灯夏ちゃんとお知り合いなのでしょうか?」

弘人「……かもね」

千里「それにしても、俊也さんと会ったのも久しぶりでしたね」

弘人「あ。千里が会ったのは久しぶりか」

千里「はい。なかなか連絡が取れませんでしたから」

和歩「また、近く会えますよきっと」

弘人「そうだね……それに、僕らが大会で勝ち進んでいけば、対決することができるだろうし」

弘人(……負けないよ、俊也)

『俊也の思い』 完




とりあえずここまでです。
665 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/31(月) 18:38:06.87 ID:Bua/rcyso
乙 岬ちゃんロマンス求め過ぎだろww 悪い男にだまされちゃうよ?
666 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/01(火) 12:41:31.58 ID:RrMI19s/0
乙 灯夏とのフラグに期待
667 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 21:32:56.14 ID:+klmUwlHo
>>665さん
乙ありがとうございます。
岬はいつの間にかこんなキャラになってしまいましたね……
ですが、根はしっかりとしているので大丈夫でしょう。

>>666さん
乙ありがとうございます。

恭介ですが

本来灯夏の友人として出すつもりだった。

フラグ折られたから、まあ関係ないキャラにしよう。丁度いいから野球部員として出そうかな。

振ったキャラを出してか……よし、再度出そうか

いきなり出してもわけ分からないから、弘人達と露骨な顔合わせ←今ここ

という経緯になっております(汗)
668 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 21:33:38.30 ID:+klmUwlHo
※本来、エイプリルフールは午前中だけみたいですが、気にしない方向で
※時間軸は適当です
※たとえ翌日以降に周っても気にしない方向で

『エイプリルフール!』

今日は四月一日。

そう、一年の内、一日だけ嘘をついてもいい日なのである。

というわけで、ちょっとした嘘で仲のいい人を楽しませよう!

そう思い立った人物がここに一人。

その人物とは――

1 渡瀬弘人だった。

2 山吹和歩だった。

3 渡瀬千里だった。

4 高城直樹だった。

5 夕霧彩音だった。

6 朝井隆広だった。

7 東雲岬だった。

8 自由安価

安価下1
669 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 21:33:55.02 ID:H/cLc7ORo
5
670 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 21:41:06.42 ID:+klmUwlHo
View 夕霧彩音

彩音「今日は四月一日! エイプリルフールなのよ!」

彩音「せっかくだし、ここで行動しない手はないよね!」

彩音「ちなみに四月一日? この世界だと今は夏だろ!? っていう矛盾はここでは無視よ! ……ってあたしなに言っているんだろ?」

まあいいや。

だけど、あんまり変な嘘で困らせるのはよくないわね。

あくまで騙されたほうも冗談で済ませられる嘘じゃないと。

それと、まずは誰を目標にしようかな。

今は春休みだから、こちらから出向かないと会えないのよね。

よし。ターゲットは――

選択安価

1 高城ね!

2 和歩ね!

3 岬ね!

4 菜月ね!

5 灯夏ね!

6 千里ちゃんね!

7 このはちゃんね!

8 渡瀬(弘人)ね!

9 自由安価

安価下1
671 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 21:41:49.10 ID:+klmUwlHo
安価下でお願いします。
672 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 21:42:45.59 ID:+klmUwlHo
再度エラー。もう一度安価下。
673 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 21:44:29.58 ID:+klmUwlH0
またまたエラー。安価下。
674 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 21:48:08.85 ID:+klmUwlHo
少し時間を置いて。
安価下でお願いします。
675 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 21:57:24.93 ID:+klmUwlHo
更に時間を置いて。
安価下。
676 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 21:59:59.85 ID:YGNNIAOKo
1
677 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:06:57.58 ID:+klmUwlHo
なんでこんなにエラー出るんでしょうね……回線がおかしいのかな?



彩音「高城にしましょう!」

彩音「ふふっ、あたしは高度なジョークもいえる、立派なレディーだってことをあいつに教えてあげなきゃね」



直樹「……で、どうしたんだいきなりウチを訪ねたりして」

直樹(夕霧のことだから、多分エイプリルフールだろうな)

彩音「ふっ、それはあることを伝えるためよ!」

直樹「あること?」

選択安価

1 彩音「あたしはサッカーに目覚めたのよ!」

2 彩音「今日から生徒会長はこのはちゃんになったのよ!」

3 彩音「あたし、身長150センチなのよ!(本当は149センチ)」

4 彩音「本当は今7月なのよ!」

5 彩音「自由安価」

安価下1
678 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 22:08:00.60 ID:YGNNIAOKo
1
679 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:15:59.13 ID:+klmUwlHo
彩音「あたしはサッカーに目覚めたのよ!」

直樹「なんだって!?」

彩音「今のあたしはスーパーストライカーよ……」

彩音「今ならドライブシュートもマッハシュートも皇帝ペンギンもなんだって出来る気がするわ!」

直樹「いや、一つ目はともかく、後は普通の人間にはできないからな」

彩音「……あれ? 信じていないわね? どうしてかしら……高城と言えばサッカー、サッカーと言えば高城」

彩音「とりあえずサッカー言っておけばなんとかなると思っていたのに……計算外ね」

直樹「おい、いくら俺だって夕霧の冗談には騙されないぞ」

彩音「むー。高城のくせになかなかやるわね……」

選択安価

1 彩音(なら次のジョークね。今度こそ高城をあっと言わせてやるわ)

2 彩音(しょうがない。とりあえずこの場は引き下がるわ。大人のレディーは引き際も弁えるものよ)

3 彩音(なら、エイプリルフールとか抜きで高城と別のことしようっと)

4 自由安価

安価下1
680 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 22:16:55.87 ID:H/cLc7ORo
3
681 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:19:34.36 ID:+klmUwlHo
なら、エイプリルフールとか抜きで高城と別のことしようっと。

彩音「ばれたからにはしょうがないわね。ところで、高城。今時間ある?」

直樹「ああ、大丈夫だぞ」

彩音「じゃあなにかしようよ!」

直樹「なにかって……なにをするんだ?」

彩音「うーんとね……」

自由安価

なにをしよう?

安価下1
682 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:23:32.42 ID:+klmUwlHo
安価下でお願いします。
もしかしてエイプリルフールネタを書く人が多くて混雑しているのかも?
683 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 22:24:45.76 ID:spxVPBCbo
着ぐるみを着て襲おう
684 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:35:14.95 ID:+klmUwlHo
直樹「まあ、なんにせよとりあえず上がっていけよ」

彩音「おじゃましまーす!」



彩音「あれ……これはキッ○ロのきぐるみ? なんで愛・地○博のきぐるみがここにあるの?」

直樹「ああ。地元のイベントで親戚の子が着たことがあってな。その後お役御免になってウチで引き取ったらしいんだ」

彩音「へえ〜。着てみていい?」

直樹「ん? まあいいけど……暑いぞ?」

彩音「ちょっとだけちょっとだけ」

直樹(ちなみにその子は中学生だったんだが……まあ、それは言わなくてもいいか)

彩音「どう? キッ○ロだよ〜。がおー!」

直樹「キッ○ロはそんなこと言わないし、人を襲ったりもしない」

直樹(なんというか、がおー! なんて夕霧が言ってもまったく迫力がないな。むしろ可愛いぐらいだ)

彩音「むー! 高城なに笑っているのよ〜っ!」

直樹「ああ、すまない。けど夕霧がそうやってても微笑ましいだけだからな」

彩音「なによーっ!」

選択安価

1 このまま彩音視点で継続。

2 もう一人エイプリルフールネタをやる。

安価下1
685 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:38:52.41 ID:+klmUwlHo
またエラーですか……

安価は下でお願いします。
686 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:44:58.57 ID:+klmUwlHo
安価下。
687 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:46:24.55 ID:KnFc2wus0
安価下でお願いします。
688 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 22:49:37.26 ID:YGNNIAOKo
2
689 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 22:55:08.03 ID:+klmUwlHo
などと彩音と直樹が微笑ましいやりとりをしていた頃。

彩音と同じようなことを、思い立った人物がここに一人。

その人物とは――

1 渡瀬弘人だった。

2 山吹和歩だった。

3 渡瀬千里だった。

4 高城直樹だった。

5 姫宮陽菜だった。

6 朝井隆広だった。

7 東雲岬だった。

8 自由安価

安価下1
690 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 22:57:15.62 ID:H/cLc7ORo
7
691 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 23:03:28.10 ID:+klmUwlHo
View 東雲 岬

岬「エイプリルフール、か」

いつもの私ならそんなことは思わないのだろうけど。

何故だろう、今日の私はついこんな風に思ってしまった。

なにか小さな嘘をついて、楽しませるのもいいかも、なんて。

岬「とはいっても、誰を対象にしようかしら?」


選択安価

1 お姉ちゃん(湊)がいいかな。

2 和歩にしようかしら。

3 大地にしてみる?

4 ……渡瀬君とか?

5 手ごわそうだけど、御織さん……とか。

6 千里ちゃんにしてみようかしら。

7 ……朝井君、こんな冗談に付き合ってくれるかしら?

8 姫宮さんならノリノリで付き合ってくれそう。

9 天海さん……もしかして私でも騙せちゃうかも。

10 自由安価

安価下1
692 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 23:06:38.23 ID:YGNNIAOKo
4
693 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 23:24:35.66 ID:+klmUwlHo
なんて考えていると、見知った顔が。

岬「……渡瀬君とか?」

そうね。大したことのない嘘だったら、渡瀬君なら笑って済ませそうね。

岬「おはよう、渡瀬君」

弘人「あ、岬さん。奇遇だね」

岬「そうね。ところで……」

選択安価

1 岬「後ろにいるの、和歩じゃない?」

2 岬「私、岬じゃなくて湊なんだけど」

3 岬「私、フェンシングから剣道に転向しようと思うの」

4 岬「自由安価」

安価下1
694 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 23:28:34.87 ID:+klmUwlHo
安価下でお願いします。
695 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 23:29:56.65 ID:YGNNIAOKo
2
696 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 23:35:24.49 ID:+klmUwlHo
岬「私、岬じゃなくて湊なんだけど」

弘人「えっ!? でもその髪留めは……」

岬「岬に借りたのよ。ちょっと付けて歩いてみたくて」

コンマ安価

01〜49 嘘がばれる

50〜99 嘘がばれない

00   湊「岬、なにやっているの?」
     ご本人登場!
    
コンマ下1
697 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 23:36:49.11 ID:H/cLc7ORo
7 
698 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/01(火) 23:42:46.13 ID:+klmUwlHo
弘人「……ってやっぱり岬さんでしょ」

岬「あー、やっぱり分かっちゃった? やっぱり慣れないことはするものじゃないわね」

岬「でもよく分かったわね、私だって」

弘人「うーん、髪留めもそうだけど、やっぱりそっくりでも、微妙な仕草とか言葉使いとか違ってくるからね」

岬「そ、そう……渡瀬君って結構鋭いのね」

弘人「そんなことないと思うけどなあ」

弘人「それに今日が四月一日だってわかっていたこともあるしね」

岬「あはは、それもそうよね」

弘人「千里も分かりやすいような変な嘘ついてたしね」

岬「千里ちゃん、意外とそういうの好きなのね」

自由安価

起こる出来事でも、言動でも基本的になんでもOK

安価下1
699 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/04/01(火) 23:49:23.06 ID:YGNNIAOKo
弘人はもう嘘はついた?
700 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/02(水) 00:03:12.02 ID:GDAJPMbUo
岬「渡瀬君はもう私のような嘘を言ってみたのかしら?」

弘人「僕? 僕はやってないよ。さっきも言ったとおり、千里には言われたけど」

岬「やっぱりそうなのね。たぶんそうじゃないかと思っていたわ」

弘人「そうじゃないかって……予想できてたの?」

岬「まあ、そうね。渡瀬君、嘘とか得意そうじゃないし」

弘人「酷いなあ」

岬「ふふっ……なら和歩とかどうかしら?」

弘人「うーん。どうかなあ……というか、もうすぐお昼すぎちゃうしね」

岬「それもそうね。急いで和歩のところに行ったら、あの子も気づいちゃうわよね」

弘人「急いで家に訪ねてきて、しかも妙なこと言ったら、間違いなくばれるね」



彩音「うん……? 今誰かになにか言われたような?」

直樹「ところで夕霧。俺が家にいなかったらどうするつもりだったんだ?」

彩音「えと……考えてなかった!」

直樹「……そうか」
701 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/02(水) 00:04:03.57 ID:GDAJPMbUo
岬「しかも、もしかしたら家にいない可能性もありえるわね」

弘人「走っていってみたら、ターゲットは不在と……それは確かにしょうもない結果だね」

弘人「というわけだから、今年はやめておくよ」

岬「そうね……来年こそ、渡瀬君を欺けるような嘘を考えてみようかしら」

弘人「じゃあ騙されないように注意しとくよ」

岬「一年間も?」

弘人「それはこっちの台詞だよ。来年まで覚えていないんじゃない?」

岬「そうね、だからこそ可能性があるじゃない?」



『エイプリルフール!』 完


今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
702 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/04/03(木) 17:06:35.12 ID:XkqrsCjX0
乙 直樹と彩音はいつまで苗字で呼び合ってるんだ
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/05(土) 13:40:57.03 ID:0ScL3EhE0
はよ
704 : ◆dbGyYYDw8A [sage]:2014/04/05(土) 23:23:40.70 ID:tsCp1kgMo
生存報告です。
恭介のストーリーを考えてますが、コメディっぽくするか、それともシリアスを交えていくか、
考え中です。

>>702さん
乙ありがとうございます。
2人は当分こんな感じだと思います。
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/10(木) 19:17:50.66 ID:WSgJe/aP0
コメディっぽい方がいい
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/11(金) 20:04:52.84 ID:UQkF+ZcY0
ある程度考えたら安価に頼ればいいと思う
707 : ◆dbGyYYDw8A [sage]:2014/04/19(土) 23:44:43.11 ID:qsSdfjBUo
展開に迷っていたらいつの間にかこんなに間隔が(あぜん)
以前の安価と微妙に異なるけど、コメディ展開にするためやむなくこうしました。


View 須崎 恭介

『トモシビ』

そいつは、俺にとってまぶしい奴だった。

子供の頃から、なんだかひょうひょうとしていながら、人より一歩先に行ってしまうような女の子で。

勉強も、運動も、遊びでもなんでも、頑張っている俺をあざ笑うかのように、上を行ってしまう。

それでいて、なんだかんだでお人よしな奴で。

だから、なんだか憎めなくて。

俺だけじゃなくて、他の奴らも彼女の周りに集まって。

自然と周りを惹きつけてしまう。

――彼女は、御織灯夏はそんな奴だった。

……俺は、そんな彼女に憧れていた。
708 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/19(土) 23:45:14.53 ID:qsSdfjBUo
灯夏「まったく、あんたはいつも無茶ばっかりするんだから」

恭介「何を言う。特訓は男にとって欠かせないものだ」

灯夏「そのたびに傷作っちゃ、こっちとしてはたまったもんじゃないわよ」

灯夏「治療するこっちの身にもなってほしいわよ」

恭介「別に頼んではいないぜ?」

灯夏「ほっとくのも決まりが悪いでしょうが。だったらもうちょっと自重しなさいよ」

恭介「いや、ありがたいけどな」

灯夏「はあ……まあ、その方が恭らしいけどね」

恭介「まあな。恭介さんはそう簡単に自分を曲げないぜ」

灯夏「なにを自慢げに言っているのやら」

灯夏「……はい、終了っと」

恭介「おう、サンキュー。いつもありがとうな」

恭介「けど、なにもいつも治療してもらう必要はないぜ? これくらい自分でも出来るしな」

灯夏「……心配なのよ」

恭介「うん? さっきも言ったが、これくらい平気だ。傷は男の勲章だからな」

灯夏「あーもう、気になるのよ! 放っておくと傷作ってくるし、無茶ばかりするし!」

灯夏「だから私がついていないと……その、心配じゃないの!」

恭介「お、おお。その、すまないな心配かけて」

灯夏「そうよ……だからこれからも……その……」

灯夏「その、私と『付き合い』なさいよね」

恭介「へ?」

灯夏「……なによ?」

恭介「それは違うぞ灯夏」

灯夏「……え?」
709 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/19(土) 23:46:30.89 ID:qsSdfjBUo
恭介「そうだな、『付き合う』とかじゃない。俺はお前に追いついていないからな!」

恭介「けど、灯夏は俺の目標だからな! いずれおまえに追いついてやるぜ! 見てろよ灯夏!」

灯夏「……あんたは」

恭介「ん? どうした灯夏?」

灯夏「人が勇気出して言った言葉をなに盛大にスルーしやがるのよアンタはーっ!」

恭介「な、なんだなんだーっ!?」

灯夏「もういい! 恭なんか知らないわよ!」

それが数年前のこと――
710 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/19(土) 23:47:13.08 ID:qsSdfjBUo
恭介「……朝か」

さて、ささっと用意をしなければ、野球部の朝練に遅れちまうな。

灯夏に並び立てる男を目指して、今日も頑張るぜ!


恭介「じゃあ、行ってくるぜ!」

元気に外へと飛び出す。

そこでばったりと会ったのは――

選択安価

1 弘人と和歩の二人組みだった。

2 灯夏だった。

3 東雲姉妹だった。

4 高城だった。

5 自由安価

安価下1
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/19(土) 23:48:05.76 ID:VSFyjq0vo
1
712 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/19(土) 23:55:32.01 ID:qsSdfjBUo
弘人「あ、おはよう須崎」

和歩「おはようございます、須崎君」

恭介「おう、おはよう! 奇遇だな二人とも」

弘人「まあ、朝練が同じ時間だからね」

恭介「それもそうだな。せっかくだし、一緒に行っていいか?」

和歩「はい、もちろんですよ」

弘人「相変わらず元気だね、須崎は」

恭介「まあな。それが恭介さんのモットーだからな」

選択安価

弘人と和歩は、恭介と灯夏の関係について

1 二人とも知っている

2 弘人だけ知っている

3 和歩だけ知っている

4 二人とも知らない

安価下1
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/19(土) 23:56:48.92 ID:VSFyjq0vo
3
714 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 00:17:19.97 ID:k76esKPTo
弘人「ところで須崎。前から訊きたかったんだけど」

恭介「お、なんだ?」

弘人「灯夏――つまり御織さんが目標ってときおり言っているけど、須崎と御織さんって――」

恭介「ああ、俺と灯夏は小学時代からの友人だぜ」

弘人「あ、そうなんだ。なんで御織さんが目標なの?」

恭介「ああ。あいつは今でもそうだけど、昔から大抵のことはそつなくこなす奴だからな」

恭介「まあ、その裏ではあいつもそれなりに努力はしているけど……まあ、俺は昔っからあいつにほとんど勝てなくてな」

恭介「それであいつには迷惑かもしれないが、負けず嫌いな俺は灯夏を目標にして今も頑張っているわけだ」

弘人「そうなんだ」

恭介「下手すると野球でも負けるかもしれないからな、末恐ろしいぜ」

弘人「へ、へえ……」

和歩「……」

弘人「和歩? どうしたの?」

和歩「え? い、いえなんでもないです」

恭介「どうした、朝早いからまだ眠いのか?」

和歩「大丈夫です! なんでもないですよ」

恭介「そうか? なんでもないなら別にいいけど」

和歩(や、やっぱり壮絶にすれ違ってますね……)
715 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 00:17:49.97 ID:k76esKPTo
――その後。昼休み。

さて。午前の授業は無事終わったし、弁当も食べた。

どうするか。

このままクラスの友達と話しているのもいいし、予習をしてもいいのだが。

……たまには中庭辺りで時間をつぶすのもいいかもしれない。

ふと気まぐれに行ってみることにした。

ほどなく中庭に到着。

そこにいたのは――

選択安価

1 灯夏だった。

2 晶だった。

3 自由安価。

安価下1
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 00:23:29.50 ID:LM5plWSbo
1
717 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 00:28:28.42 ID:k76esKPTo
恭「よう、灯夏」

灯夏「ん? ――あ」

選択安価

1 灯夏「あら、恭。どうしたのよ?」

2 灯夏「……なに、なにか用事?」

3 灯夏「……なにその左手の絆創膏。恭、あんた相変わらずいい加減な手当てしてるじゃないの?」

4 灯夏「……このお茶はあげないわよ?」

5 灯夏「自由安価」

安価下1
718 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 00:33:30.93 ID:k76esKPTo
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
安価下。
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 00:36:42.24 ID:LM5plWSbo
2
720 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 22:38:44.85 ID:k76esKPTo
灯夏「……なに、なにか用事?」

恭介「おお? いや、別にないが、まずかったか?」

灯夏「別に。立っているのもなんだし、座れば?」

恭介「おう。失礼するぜ……相変わらず夏でも熱いお茶飲んでいるんだな」

灯夏「まあね。恭も相変わらず無駄に熱血しているじゃない」

恭介「失礼な。無駄じゃないぜ」

恭介「これぐらいやらんと、灯夏に追いつけないしな」

灯夏「はあ……相変わらずこの馬鹿は」

恭介「ん? なんか言ったか?」

灯夏「別に……大体、私は野球やっているわけでもないのに、なんで目標にしてんのよ」

灯夏「それだったらもっと野球部の先輩とか、プロの選手とか目標にしなさいよね」

恭介「んー、もちろんそういう人たちも目標にしているんだが、別に目標が複数あったっていいだろう」

灯夏「ふーん。けど、やたらと主張するのはやめなさい。私が恥ずかしいじゃないの」

恭介「別に恥ずかしいことじゃないだろう?」

灯夏「恥ずかしいわよ、まったく」
721 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 22:39:34.14 ID:k76esKPTo
灯夏「それにしても、なんで私なんか目標にしているのよ?」

恭介「ん? なんでって……」

選択安価

1 子供の頃からなにしても敵わなかったから……つまり、対抗心だな。

2 いつも俺の一歩先にいるから……つまりは憧れだな。

3 ……灯夏に相応しい男になるためだな。こんなこと本人には言えないけど。

4 ……自分でもよく分からない。

5 身近に優れた人物がいたら、目標にするのはおかしなことじゃないだろ?

6 自由安価

安価下1
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 22:40:32.67 ID:c6bJ9PZko
2
723 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 22:54:57.58 ID:k76esKPTo
灯夏は子供の頃から、いつも俺の一歩先にいる。

運動だって、勉強だって、他のことだって。

努力しても、灯夏は常に俺より優れた結果を出してきた。

まあ、渡瀬にはああ言ったが、さすがに野球では今なら俺が勝てるだろう。

けど、それ以外では未だに俺は灯夏に勝てる気がしない。

もちろん、悔しさもあるが……それ以上に俺は灯夏に羨望を抱いている。

本人には恥ずかしくて言えたもんじゃないが。

恭介「ま、身近に優れた人物がいたら、目標にするのはおかしなことじゃないだろ?」

だから適当な言葉を選ぶことにする。

灯夏「……そんなものかしら?」

選択安価

1 恭介「しかし、もうちょっと自堕落な態度はどうにかならないのか? 川崎がこの前文句言っていたぞ」
  灯夏の日常生活について話題にする。

2 もう少し灯夏に対する感情について考えてみる。

3 なにか話題を振ってみる(自由安価)

4 自由安価

安価下1
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 22:57:28.25 ID:c6bJ9PZko
2
725 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 23:13:25.94 ID:k76esKPTo
灯夏「自分で言うのもなんだけど。私なんか目標にしない方がいいんじゃない?」

恭介「……なんでだ?」

灯夏「んー、ほら私って結構いい加減だし。面倒くさがりだし。むしろ反面教師の方が向いているんじゃないの?」

恭介「……まあ、たしかにそういうところはあるかもしれないが」

恭介「けど、お前が目標だってことは揺らがないんだぜ」

灯夏「……変な奴ね」

たしかに、灯夏自身が言うように、面倒くさがりだし、いい加減なところもある。

それでも、俺の中でこいつが目標で、憧れの存在だと言うのは変わらない。

……それは何故か?

選択安価

1 灯夏がちゃんと肝心なところでは努力しているし、世話焼きな一面があることを知っているからだ。

2 それはそれとして、灯夏の才能はずば抜けているからだ。

3 灯夏のライバルと胸張って言えるようになるためだ。

4 灯夏が好きだからだ(友人的な意味で)

5 灯夏が好きだからだ(恋愛的な意味で)

6 自由安価

安価下1
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 23:16:15.75 ID:ssuAurH4o
727 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 23:24:12.61 ID:k76esKPTo

灯夏がちゃんと肝心なところでは努力しているし、世話焼きな一面があることを知っているからだ。

だからこそ、灯夏が俺の中で目標であり、憧れであるということに揺らぎはない。

恭介「しかし暑いぜ。よくお茶飲んでいられるな」

灯夏「あら。まだまだ我慢が足りないわよ。いいじゃない、これくらい」

恭介「この前、無理やり生徒会室に涼みに言った奴の台詞じゃないな」

灯夏「……どうしてあんたが知っているのよ?」

恭介「人の噂は怖いな」

灯夏「菜月か、彩音……いや、奥宮君の可能性もあるかしら」

恭介「さあ、どうだろうな?」

自由安価

恭介の行動でも、起こる出来事でも基本的になんでもOK

安価下1
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 23:27:44.39 ID:6A0KJmhK0
藤堂くんが来て灯夏に話し掛ける
729 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 23:44:50.13 ID:k76esKPTo
晶「あ、灯夏ちゃーん!」

灯夏「……げ」

晶「奇遇だね、こんなところで会えるなんて」

恭介「いや、奇遇も何も学校内だからそりゃ会うことあるだろ……」

灯夏「というか、あんたちょくちょく中庭に来るわよね、昼休み」

晶「そりゃ、灯夏ちゃんに会いたいからね!」

灯夏「あんた、岬や千里にも同じようなこと言っているでしょうが」

恭介「相変わらずだな。つーか、俺は無視かい」

晶「ん? なんだ、いたのか須崎」

恭介「最初からいたぜ。冷たい奴だな、同じ部活仲間だぜ?」

晶「俺はこれから灯夏ちゃんとお話するんだよ。須崎は自分の教室に戻っておけばいいじゃないかな?」

恭介「おいこら、人の行動を勝手に決めるのはよくないぜ」

選択安価

1 まあいい、こいつも本気で俺を追い返そうとはしないだろ。このまま三人で話そう。

2 灯夏「今、私は恭と話しているの。邪魔しないでくれる?」

3 彩音「会長チョーップ!」
  晶「ごはっ!」
  いきなり彩音が晶に不意打ちだ!

4 弘人「なにやっているのさ、藤堂」
  弘人君が現れて場を仲裁。

5 自由安価

安価下1
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 23:45:40.55 ID:ssuAurH4o
731 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/20(日) 23:52:58.79 ID:k76esKPTo
彩音「会長チョーップ!」

晶「ごはっ!」

恭介「うお!? か、会長か!」

灯夏「後頭部に右斜め45度から……あれは痛そうね」

晶「夕霧なにしやがる!」

彩音「なにしやがるじゃないわよ! また節操なしに灯夏に色目使ってたでしょ!」

晶「おまえには関係ないだろ!」

彩音「あるわよ! 灯夏はあたしの友達だし、あたしせいとかいちょーだよ! 生徒を守る義務があるのよ!」

晶「そんな義務いつできたんだ!?」

恭介「おおう、なんでこんな事態に……」

灯夏「……ずずず」

恭介「そしておまえはお茶飲んでいるのかよ……」

選択安価

1 仕方ない、仲裁に入るか。

2 まあ、藤堂には反省が必要だ。灯夏だけ連れて、この場を去ろう。

3 だれか止めてくる人こないかなー
  心の中で助けを求めてみる。
  
4 自由安価

安価下1
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 23:56:56.76 ID:/DqRd7NF0
2

733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 23:57:06.16 ID:c6bJ9PZko
2
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 23:57:33.33 ID:ssuAurH4o
3
735 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 00:07:02.02 ID:UEcda5Flo
まあ、藤堂には反省が必要だ。

灯夏だけ連れて、この場を去ろう。

恭介「灯夏、とりあえず逃げるぞ」

灯夏「ん? あれ放っておいていいの?」



彩音「大体、藤堂はいろんな子にちょっかい出しすぎるのよ! もうちょっとなんとかしなさいよ!」

晶「なんだと!? 可愛い子がいたら、話しかけるのは世界のルールだろうが!」

彩音「どこの世界よそれ!?」



恭介「いや、暢気にお茶飲んでいた人物が言う台詞じゃないよな?」

灯夏「ん〜」

コンマ安価

01〜05 千里「どうしたんですかみなさん?」
     晶「あ、千里ちゃん!」
     恭介「更にややこしいことに……」

06〜25 灯夏「……まあいいか」

26〜99 灯夏「しょうがないわ。ちょっと止めてくるわ」

00   菜月「そこまでよ!」
     恭介「どっから出てきたアンタ」
    
下1のコンマ以下の数値で分岐
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 00:09:09.83 ID:UjV0Ayj/o
00!
737 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 00:14:15.80 ID:UEcda5Flo
今日はここまでにさせて頂きます。

後、雑談になりますが、皆様の好きなキャラ(このスレの)がいたら書き込んでいただけると嬉しいです。
キャラ数は特に制限しません。
参考にしたいのと、後どれくらいの方が安価に参加してくださっているかを知りたいというのがあります。

皆様、お疲れ様でした。
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 00:17:36.62 ID:UjV0Ayj/o
乙 基本的に賑やかなキャラが好きなんで彩音 晶 東雲姉妹かな
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 00:18:58.60 ID:d6ols3Dvo

弘人、和歩、彩音、直樹、菜月、灯夏
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 00:29:20.15 ID:Qjo+2Rea0
乙です

佳久 司 天海
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 00:53:31.39 ID:+1B+wHPdo
乙 彩音、菜月、岬。湊
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 12:22:27.53 ID:TiSCobxAO
彩音 佳久 菜月 晶
743 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 22:44:32.96 ID:UEcda5Flo
>>738-742さん
乙と回答ありがとうございます。
それなりの方が見てくださっているようで、ありがたいです。
彩音と、それから少し意外で菜月の人気が高いですね。
そして弘人と和歩が好きな人がいてほっとしています。


隆広「初期からいるのに、俺の名前が……」

千里「私もです……」

陽菜「千里、同じ仲間同士ですよ! で、賑やかなキャラで私の名前が挙がらないのはどうしてでしょう?」
744 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 22:45:47.17 ID:UEcda5Flo
灯夏「しょうがないか。ちょっと止めてくるわ」

恭介「いや、おまえが行ってもややこしいことにならないか?」

灯夏「はいはい、二人とも大声でケンカしないの。他の人に見られたら恥ずかしいわよ?」

晶「あ、灯夏ちゃん! やっぱり俺と話したいんだ――」

灯夏「いや、それはないから」

晶「あっさり!?」

灯夏「彩音も少し落ち着きなさい。少なくてもいきなりチョップは良くないわ」

彩音「だって灯夏と須崎が迷惑そうにしてたから!」

灯夏「そう言ってくれるのはありがたいけどね。もう少し手段ってものがあるでしょう?」

彩音「そんなこと言ったって、藤堂はそっとやちょっとじゃ聞かないし」

晶「いいぞ灯夏ちゃん、もっと言ってやれー」

恭介「おまえは少し静かにしてろ」

晶「須崎の言うことを聞く筋合いはないね。大体おまえはなに灯夏ちゃんと話して――」

灯夏「アンタも少し口閉じてなさい」

晶「灯夏ちゃんが言うなら仕方ないね」

恭介「本当に男と女で態度分かれる奴だな……」

よく渡瀬はこいつの相手をしていられるものだ。
745 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 22:46:21.78 ID:UEcda5Flo
彩音「むー。分かったよ……あたしも悪かったし」

晶「まあ、今日のところは矛を収めておくよ。一応夕霧も女の子だしな。これが男だったらボコボコにしてたけど」

彩音「一応ってどういうことよ!?」

灯夏「あー、もう……」

恭介「二人とも、もう昼休み終わるぞ」

彩音「あ、もうそんな時間?」

灯夏「分かったら、さっさと戻るわよ……はあ、無駄に疲れたわね」



そして放課後――

選択安価

1 よし、野球部に行くぜ!

2 自由安価

安価下1
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 22:49:11.84 ID:63vMT7nGo
1
747 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 22:59:41.18 ID:UEcda5Flo
よし、野球部に行くぜ!

そしてグラウンドに行く途中、灯夏と出くわす。

恭介「おう、灯夏。もう帰るのか?」

灯夏「ん? そうよ。私は恭と違って、部活はやってないしね」

恭介「それは知ってるが……生徒会室に休みに行ったりはしないのか?」

灯夏「そうそういつも行かないわよ、そんな面倒な」

恭介「面倒っておまえ」

灯夏「というか、わざと言っているでしょ」

恭介「まあな。じゃあ、気をつけて帰れよ」

灯夏「はいはい、アンタも怪我とかしないようにね……と、そうだ」

恭介「どうした?」

灯夏「恭、夏休みに彩音達と遊園地行くんだけど」

恭介「遊園地?」

灯夏「良かったら、アンタも行く? 渡瀬君とかともそれなりに仲良いみたいだし、多分平気でしょ」

恭介「んー」

選択安価

1 行くぜ

2 やめとくぜ

安価下1
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 23:01:01.07 ID:63vMT7nGo
1
749 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 23:06:39.11 ID:UEcda5Flo
恭介「もちろん、行くぜ」

灯夏「ん、了解。彩音達には伝えておくわ」

恭介「サンキュー。よろしくと伝えてくれ」

灯夏「はいはい、それじゃあね」



恭介「さて、張り切っていくぜ!」

弘人「いつもだけど、元気だね。僕も負けないようにしないと」

晶「……ったく、暑苦しい奴らだ。はあ、誰か可愛い子が応援してくれないかな」

恭介「活躍すればしてくれるんじゃないか?」

晶「それもそうだね!」

弘人「……ある意味分かりやすいよね。藤堂って」

恭介「……だな」

『トモシビ』 完
750 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 23:43:43.86 ID:UEcda5Flo
『アレックス先生とこのはちゃん』

View 天海このは

私は天海このは。山桜高校で生徒会の会計をしています。

生徒会には顧問の先生がいます。アレックス先生という方なのです。

このは「うーん。ここは先生に訊かないと分からないのです」

彩音「どれどれ……たしかにそうね」

佳久「けど、今日はいないんじゃなかったか、あの先生」

彩音「そうなのよね……明日訊いてみましょうか」

このは「では、明日の昼休み、私が訊いてくるのです!」

彩音「いいの? でもアレックス先生だし、大丈夫かな……」

ですけど、アレックス先生にはちょっと苦手なことがあるみたいで……

菜月「あーちゃんには若干慣れているけど、それ以外のメンバーには未だにダメダメなのよね……」

彩音「菜月に対しては、なんか別の意味で怖がっている気もするけど」

菜月「まったく、失礼ねえ」

佳久「いや、無理もない気もするが」

菜月「あら、どういう意味よ」
751 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 23:44:26.32 ID:UEcda5Flo
千里「けど私たちはなんででしょう?」

彩音「単に慣れてないだけ……だと思う、多分」

このは「うーん、なんとか仲良くしたいのです!」

このは「よし! これは会計のことですし、私もアレックス先生と仲良くするのです!」

彩音「このはちゃん……うん、ありがとう! あたしにできることがあったら言ってね!」

このは「分かったのです!」

千里「な、なんか彩音さんとこのはが盛り上がってる……」

菜月「ふふ、二人とも可愛いわね」

佳久「こっちはなんか光悦とした表情してやがるし……」

佳久「……はあ、今年も生徒会でまともな奴は俺だけか」



彩音「いや、それはないわ」

菜月「奥宮君、私のどこがまともじゃないのかしら」

千里「というか、私もそんな目で見てたんですか?」

このは「ふぇ!? わ、私変なのでしょうか!?」

彩音「そんなことないよ! 変なのはトルコ式コーヒーとか生徒会室に持ってくる奥宮だけだから!」

佳久「いやちょっと待て、そこまで変じゃないだろう、な!?」

彩音「十分変よ!」

佳久「なにぃ!?」
752 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 23:45:08.12 ID:UEcda5Flo
翌日の昼休み。

このは「失礼します。アレックス先生はいますでしょうか?」

英語教師「あら、こんにちは。天海さん。生徒会のお仕事ですか? えらいですねー」

このは「い、いえ……で、アレックス先生は?」

英語教師「先生なら……えっと、そこの隅に」

このは「なんで端っこの方にいるのですか!?」

アレックス「え、えと……やはり僕に用事ですか?」

このは「は、はい。そうですけど……」

アレックス「や、やっぱり……いえ、多分そうなのかと思いましたけど、体が勝手に隠れてしまいまして……」

こ、この先生授業とか大丈夫なのでしょうか?

いえ、先生として居る以上、多分大丈夫なのでしょうが……

このは「えっと、アレックス先生に訊きたいことがありまして」

アレックス「え、えーと。後ではダメでしょうか?」

このは「後って、どれくらいでしょうか?」

アレックス「に、二週間とか」

このは「ダメなのです!?」

アレックス「じゃ、じゃあ一週間と六日……」

このは「一日しか減っていないのです!?」
753 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 23:45:54.69 ID:UEcda5Flo
和歩「どうしたんですか、このはちゃん?」

このは「あ、あれ? 和歩さんに、渡瀬さん? どうして職員室に?」

和歩「どうしてって……」

弘人「廊下まで聞こえてきたから……」

このは「……あ、ごめんなさいなのです!」



弘人「えーと、大丈夫ですか、アレックス先生?」

アレックス「は、はいなんとか……」

このは(先生が生徒に心配されているのです……)

このは「アレックス先生、私は先生とお話したいのです」

アレックス「は、はい。僕もこのままじゃあダメとは分かっているんですが……」

和歩「うーん、難しいですね……」

このは(でも、このままじゃいけないのです。なんとかアレックス先生の人見知りを直してあげたいのですけど……)

選択安価

1 やはり同じ男性の方が慣れやすいのです。渡瀬さんとお話をしてもらうのです。

2 和歩さんは優しい方ですから、きっと会話しやすいのです。和歩さんとお話してもらうのです。

3 やっぱり同じ生徒会メンバーとして、私がお話しするのです。

4 彩音さんならある程度話せるはずです。彩音さんを呼んでくるのです。

5 自由安価(誰かと話すことに限りません)

安価下1
754 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/21(月) 23:56:50.64 ID:UEcda5Flo
今日はここまでにさせて頂きます。
安価下でお願いします。
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/21(月) 23:58:16.57 ID:63vMT7nGo
1
756 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/22(火) 23:40:57.75 ID:FTlXNOIQo
このは「あの……渡瀬さん」

弘人「どうしたの、天海さん?」

このは「すみません、ちょっと渡瀬さんにお願いがあるのですけど」

このは「アレックス先生と、お話して欲しいのです」

弘人「え?」

このは「やはり、同じ男性同士の方が、私や和歩さんより、慣れやすいと思うのです」

このは「渡瀬さんにお願いする形になってもらうので、申し訳ないのですが……」

弘人「それは構わないけど……」

アレックス「そ、そう言われても……」

弘人(……やっぱり距離感あるなあ。とは言っても、やる前から諦めるのも良くないか)

自由安価

さて、アレックス先生にどう対応しよう?
(振る話題、またはとる行動など)

安価下1
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/22(火) 23:43:43.52 ID:YuGb7+iGo
教えてもらった紅茶の話からお菓子の話
758 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/22(火) 23:51:45.37 ID:FTlXNOIQo
このは「そういえば、渡瀬さん。アレックス先生はバームクーヘンが好きなのです」(←小声)

弘人「バームクーヘンが?」

和歩「そうなんですか?」

このは「ですから、その方向でならアレックス先生もお話できるかと……」(←小声)

弘人(うーん……僕もそれなりに料理はするけど、紅茶やお菓子の知識があるかというと……)

コンマ安価

01〜39 弘人(ないんだよなあ……)

40〜69 弘人(最近、千里が覚え始めたから、その関係で少しはあるかな)

70〜99 弘人(和歩や菜月がそれなりに詳しくて、僕も多少は知識がある)

00    弘人(何故か、奥宮から最近猛特訓を受けて、知識を詰め込まされたんだよね……)

下1のコンマ2桁で分岐します。
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/22(火) 23:57:31.74 ID:bEdl7OUSo
s
760 : ◆dbGyYYDw8A [saga]:2014/04/23(水) 00:13:38.07 ID:d4Rm1YXgo
弘人「和歩や菜月がそれなりに詳しくて、僕も多少は知識がある」

このは「そうなのですか? 私は、最近奥宮さんに仕込まれて、ちょっとずつ覚えているのですが……」

弘人「アレックス先生って、バームクーヘンが好きなんですよね?」

アレックス「え、ええ……それがなにか?」

弘人「いえ。天海さんから、そう聞いたのですが……お勧めの店とかありますか?」

アレックス「えっと……お勧めと言われても、僕の好みですから……渡瀬さんが気に入るかどうかは……」

弘人「えーと……」

弘人(なんかちょっとずつ距離取られているし、声も小さくなっていくんだけど)

このは(会話が終わってしまったのです……)

和歩「そんなことないですよ。アレックス先生が好きな店、教えてください」

アレックス「そ、そんな教えるもののほどじゃありません! ご、ごめんささい!」

和歩「え、先生!?」

このは「こ、これは予想以上に人見知りなのです……」

選択安価

1 でも、めげないのです。更に声をかけ続けていくのです。

2 話題変更してみましょう。とりあえず、先生に昨日の生徒会で出た質問をするのです。

3 自由安価

安価下1

今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 00:14:34.08 ID:1lQadqTQo
2
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/04/23(水) 20:57:22.83 ID:fpU+s90c0
だいぶ遅れたが好きなキャラは灯夏と彩音
763 : ◆dbGyYYDw8A [saga sage]:2014/05/16(金) 20:33:17.87 ID:pdayjKnyo
生存報告です。
なかなか更新できずすみません。

>>762さん
回答ありがとうございます。
やはり彩音みたいなキャラは書いていても楽しいですね。
764 : ◆dbGyYYDw8A [saga sage]:2014/06/08(日) 23:04:25.82 ID:LxQG6a+Fo
長らく更新が途絶えていて、申し訳ありませんでした。

なかなか話が出てこず、リハビリがてらに二次創作の安価SSを書いていたのですが、そこでもグタグタな感じで終わってしまいました。

設定の狂いや、元々の内容が安価向けでない(登場人物の名前あり、関係性やキャラの性格が最初から固定されているなど)等の不備も感じたので、打ち切りという形にさせて頂きたいと思います。
ただ、私自身このキャラ達をこのまま消してしまうのはさびしいと思いますので、設定等を見直して、ハーメルン様辺りに投稿できたらな……と思っています。(まだ考え中ですが)

安価スレを立てるにしても、今度はもっと短く、また安価に適した形にしていきたいと思います。

今まで安価に参加してくださった方、見てくださった方、ありがとうございました。
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 23:13:34.62 ID:T0kq+g/eo
766 : ◆dbGyYYDw8A [saga sage]:2014/06/08(日) 23:15:24.21 ID:LxQG6a+Fo
>>765

乙ありがとうございます!
本当にこんな形になってしまい、すみません。
この反省を活かしていきたいと思います。
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