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希「にこ、愛してる」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 00:43:39.34 ID:wwkeSWsO0
・のぞにこ
・3年の10月末

という設定

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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 00:46:52.39 ID:wwkeSWsO0
―部室―

ガラガラ

希「あ、にこっち」

にこ「どうしたの、今日は練習休みよ」

希「ん〜、ちょっと暇しててな。にこっちこそ、何してるん?」

にこ「…今日中に出せって。数学の課題」

希「にこっち数学苦手やろ? 教えてあげよか?」

にこ「それには及びませんよー…」カリカリ

希「…………」ジーッ

にこ「集中できないから見ないでくれる?」カキカキ

希「………」チラッ
3 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 00:49:07.55 ID:wwkeSWsO0
5分後

にこ「…やっと終わった、ちょっと出してくるから」スタスタ

希「行ってらっしゃい……」

ガラガラ

希「暇やな……」スタスタ

希「……ん?」

希「(にこっちのカバンの中に付いとるの、これウチと一緒に買ったストラップやん…)」

希「(大切にしてくれてるんやな…ウチのは…どこにやったんやっけ)」
4 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 00:50:58.74 ID:wwkeSWsO0
10分後

ガラガラ

にこ「はぁ、なんか知んないけどすっごい怒られたんだけど…年取ると怒りっぽくなるのかしら」

希「にこっちがサボるからやん、ふふっ、そういうとこ変わらんなぁ〜」クスッ

にこ「…うっさいわね。はぁ、さっさと帰ろ」荷物ガサゴソ

希「……」

希「……」ワシワシ

にこ「!? 急に、何してんのよぉ!!?」

希「うーん、大きさ、変わらんなぁ…あの時から」ワシワシ

にこ「は、はぁ!? こらっ、ちょっと、やめなさいよぉ!!」ドンッ
5 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 00:53:34.43 ID:wwkeSWsO0
希「うわっ!」ヨロ

にこ「何なのよアンタ…」

希「久しぶりに触ってみたくなったんよ、にこっちのお胸はあの頃のままやね」

にこ「ケンカ売ってんの?」

希「…にこは、変わってしもうたん?」

にこ「は? …何のことよ」
6 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 00:55:33.32 ID:wwkeSWsO0
希「ウチは、変わってないよ、にこへの気持ち」

にこ「……」

希「にこは何で、ウチを振ったん? まだ…教えてもらってないよ」

にこ「別に……理由なんて無いわよ」

希「嘘や、ちゃんと教えて!」

にこ「……飽きたからよ」

希「……そうなんや」

にこ「…そうよ」
7 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 00:57:21.96 ID:wwkeSWsO0
希「じゃあもう大丈夫やな! 別れて1年近くになるし! にこっちだってそろそろウチが恋しくなってきたんとちゃうん!?ん??」ズイッ

にこ「ヴェ!? なんでそうなんのよ! 別に恋しくなんかないわよ!」

希「ウチはにこっちの事、忘れたことなかったんやけどなぁ…」

にこ「にこは全部忘れたわよ」

希「お揃いのキーホルダー」

にこ「え」

希「カバンの内ポケットに付けとるやん」

にこ「…アンタ、勝手に見たわね」ジロ

希「たまたま見えただけやもーん。…ウチ嬉しかったわ、ウチはまだにこの中に居るんやなって、思った」

にこ「…もったいなかっただけよ」
8 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 00:59:00.89 ID:wwkeSWsO0
希「ウチは振られてすぐに外したけどな」

にこ「アンタまさか捨てたの!!?」

希「? 外しただけやで?」ニコニコ

にこ「……//」カァァ

希「捨てるわけ、ないやん?(どこやったか忘れたけど)」ホホエミ

にこ「…あっそ//」

希「……今日、うちに、寄ってかへん?」

にこ「…今日は、ダメ…もう帰って夕飯作らないと」

希「そう…」

にこ「……明日は大丈夫、一日中」

希「! うち、明日誰も居らんから、練習終わったら泊りにき?」

にこ「…うん」
9 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:01:36.72 ID:wwkeSWsO0
―翌日・部室―

穂乃果「いやぁ、今日も練習キツかったね」

ことり「ライブ近いからね、しょうがないねぇ〜」

凛「はぁ、土曜日なのにもういつもの放課後と同じ時間にゃ!海未ちゃん気合い入りすぎにゃ!」

海未「己に克つに、事々物々時に臨みて克つようにては克ち得られぬ也。兼て気象を以て克ち居れよと也。精進あるのみです!」ギラギラ

凛「また変なやる気スイッチ入っちゃってる…」
10 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:03:35.91 ID:wwkeSWsO0
花陽「あ、希ちゃん、そのストラップ可愛いね!」

ことり「ホントだぁ〜、猫ちゃんかわいい」脳トロボイス

希「ウチの大切なストラップなんよ」

穂乃果「あ! も し か し て、いい人からのプレゼントだったりして〜!!」

希「ん〜、どうやろなぁ」

凛「あ〜! アヤシーにゃぁ〜!!」

にこ「……」

絵里「(あれって…確か…)」

ガヤガヤ

にこ「一回帰って、行くから」コゴエ

希「…」ウナズキ
11 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:05:33.00 ID:wwkeSWsO0
―えりのぞ・帰り道―

絵里「ねぇ希」

希「どしたん?」

絵里「バッグに付けてるストラップ…昔付けてた…」

希「…にこっちとお揃いのストラップやで」

絵里「何か、あったの?」

希「何かあるかもしれんし、無いかもしれんね」

絵里「…そう、頑張ってね」ニコ

希「…うん」
12 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:07:13.40 ID:wwkeSWsO0
―希の家―

ピンポーン

ガチャ

希「いらっしゃい」

にこ「…うん」

希「飲み物準備するから、部屋行ってて?」

にこ「分かった」
13 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:08:42.77 ID:wwkeSWsO0
―希の部屋―

にこ「…」

にこ「(……変わってないわね、匂いも、何もかも)」

にこ「(…にこも、変わった? いいや…)」

ガチャッ

希「おまたせ、紅茶でええ?」

にこ「うん、ありがと」

希「はい、どうぞ」
14 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:09:54.42 ID:wwkeSWsO0
にこ「いただきます…最近、肌寒くなってきたわね」ズズ

希「せやね…なんか切なくなる季節や…」ズズ

にこ「ふぅ……ちょっと早いけど、夕飯、にこが作ろうか?」

希「ほんま? にこっちの手料理久しぶりやわぁ、楽しみ」ニコ

にこ「…材料あるの?」

希「一通りあったと思うよ、下行こか」
15 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:11:48.31 ID:wwkeSWsO0
―キッチン―

トントントントン

希「……」ジーッ

トントン…

にこ「…なによ」

希「お姉さんの顔になってる」

にこ「…あっそ//」

トントントン……
16 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:13:11.91 ID:wwkeSWsO0
―リビング―

にこのぞ「いただきまーす」

希「うん、おいしい!」ハフハフ

にこ「そう?よかった」

希「にこっちの肉じゃがは最高やなぁ、毎日作ってほしいわぁ」

にこ「肉じゃがだけでいいの? 他にもいろいろ出来るのに」フフン

希「そやね…もっと知りたい」

にこ「……まぁ、たまになら作ってあげてもいいわよ」

希「楽しみ…」
17 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:16:25.75 ID:wwkeSWsO0
希「そういえば、今日は妹ちゃんたちは良かったん?」

にこ「うん、親戚の家に泊まりに行く予定だったから…にこは明日も練習だし、今日はどうしようかと思ってたのよ」

希「…これって運命やんね」

にこ「何の運命よ、何の。…ごちそうさま」

希「ごちそうさま、美味しかったわぁ」

にこ「お粗末様」

ピピー ピピー ピピー

にこ「ん? 何の音?」

希「お風呂沸いたんよ、にこっち、先に入ってき?」

にこ「あー…うん、分かったわ」スタスタ
18 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:18:41.13 ID:wwkeSWsO0

―お風呂―

にこ「ふぅ…」

にこ「(…やっぱり、今日)」

にこ「………」

にこ「……希」ポツリ
19 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:20:02.32 ID:wwkeSWsO0
―リビング―

希「(ふぅ、洗い物も終わったし…あとは…)」

ガチャッ

にこ「上がったわよ…洗い物済ませちゃった?」

希「うん、そんなに多くなかったし、すぐ終わったで」

にこ「あぁ…ありがと」

希「じゃあ、ウチ入ってくるわ。にこっち、部屋に上がっててくれる? 寒かったら暖房付けていいし、自由にくつろいでてええから」

にこ「…分かったわ」
20 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:21:42.40 ID:wwkeSWsO0
―お風呂―

希「(にこっち、気付いとるかな…)」

希「(……まぁ、あからさまやったしな)」

希「……にこ」ポツリ

希「…緊張してきた//」カァァ
21 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:24:22.83 ID:wwkeSWsO0
―希の部屋―

にこ「(…ちょっと寒いわね、暖房付けよ)」

ピピッ

にこ「……」

にこ「……」ウロウロ

にこ「(あっ…にことの写真、これ、去年の夏のやつだ……ずっと飾ってたの…?)」

にこ「(友達…だったけど、去年の夏の前から付き合い始めて、去年の今頃…別れて)」

にこ「(何で別れたんだっけ…それに、今日希が付けてきたストラップ…やっぱり、今から…)」

にこ「うああぁぁ! 考えるのやめやめ!!」ベッドニダイブ

にこ「……希の、匂いだ…」

にこ「………zz」
22 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/02/03(月) 01:25:49.69 ID:NfE3Nu2o0
にこかわいい
23 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:25:54.60 ID:wwkeSWsO0
20分後

ガチャッ

希「にこ」

希「……?」

希「にこ?」スタスタ

にこ「……」zzz

希「(えぇ!? にこっち寝てるやん! せっかく下着とワイシャツだけで来たのに…!!)」

希「(こんなん、ウチ…まるっきり、道化やん)」ガッカリ

希「(……やっぱり、にこっち可愛いなぁ、髪の毛、ふわふわや)」ナデナデ

希「(……ウチ…やっぱり、にこのこと、好き)」ナデナデ
24 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:27:56.63 ID:wwkeSWsO0
にこ「…ん、ふぅ、あぁ、お風呂上がったんd…!!!?? な、ななな、何よその格好!!?」ビックリ

希「ねぇ…にこ」

にこ「え、な、何?」

希「…」ガシッ

にこ「え、何よ!?」

希「ウチ、にこのことが好きです。付き合ってください」ズイ

にこ「え、急になn

希「好きです!!」ズイズイ

にこ「うぅ、近い///」ドキドキ
25 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:37:59.85 ID:wwkeSWsO0
希「好き」

にこ「……まぁ、にこも」

希「付き合ってください」

にこ「………いいよ、希」

希「…にこ」

にこ「…希」

チュッ

希「にこぉ!!!」ガバッ

にこ「ちょっ!! あっ」イヤァ-!!

―この後、滅茶苦茶アレした―
26 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:40:15.04 ID:wwkeSWsO0
―事後・ベッド―

希「………」

にこ「…希、アンタどんだけよ」

希「…今までずっと我慢してきたんやもん」

にこ「だからって…あんなに激しく//」

希「にこが、急に別れるとか言い出して…」グス

にこ「ぇ、希?」

希「にこに振られて、ウチ何かにこに嫌われることしたんやろうかって、毎日毎日、悩んで悩んで…にこは理由なんにも、教えてくれんし…」ポロポロ

にこ「……」

希「ウチずーっとにこのこと好きやったのに!!うぅ…グスグス」ゴウキュウ
27 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:42:45.74 ID:wwkeSWsO0
にこ「…言うから、理由。泣き止んで? 希…」

希「うん…教えて」グスグス

にこ「………その、なんて言うか、拗ねたというか、嫉妬というか…」モジモジ

希「よう分からん…」グスグス

にこ「…やっぱやめない?」

希「…イヤ」グスグス

にこ「……希の、やさしさが、苦しくなったのよ」

希「……」グスグス
28 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:44:21.47 ID:wwkeSWsO0
にこ「……アイドル研究部をみんな辞めちゃって、学校で一人ぼっちになっちゃって、そんな時、希が話しかけてくれたのよね」

にこ「にこ、すっごく嬉しかった。あの頃は本当につらかったから…ありがとう、希」

希「…うん」グス

にこ「そのうち部室にも来てくれるようになって、そして告白してくれて…正直女同士だから、戸惑ったけど…希なら、いいかなって…」

にこ「二人で色んな所に行って、色んな事をして、ますます希を好きになったわ…」

にこ「希が生徒会副会長になるって聞いた時も、すごく嬉しかった。希が今まで頑張ってきた結果だし、彼女としても、鼻が高いじゃない? でもにこは苦しくなったの」

希「…ぇ」グス
29 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:46:29.25 ID:wwkeSWsO0
にこ「希の推薦人のスピーチ。あの子のスピーチ、0点よ。希の良いところ、全然分かってない! にこのほうがもっと希の良いところを一杯いっぱい言えるのに、スピーチするのは……にこじゃないの」

にこ「選挙の時期は、希とあまり一緒に居られなかったから、つい考えちゃうの。にこと希の違いを…」

希「…」

にこ「希はあんなに人望があるのに、にこには…無いわ」

にこ「希は誰にでも優しい、包み込んでくれるような安心感があるわ。にこにも優しくしてくれた、優しさを与えてくれた…でもにこは希から貰うばかりで、与えるものはないの…にこはいつも頼ってばかり」

にこ「もし、にこが希の前から居なくなっても、希は全然平気なんじゃないかなって…思ったの」
30 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:47:48.66 ID:wwkeSWsO0
にこ「だから、希を振ってみた。これで希が…泣いてくれたら、にこも希に必要とされてるんだって思ったから」

にこ「だけど、希…ケロっとしてるんだもん…やっぱりにこは要らないんだと…思ったのよ…でも、希も悩んでたのよね…ごめんなさい」ポロポロ

希「……にこも悩んでたんやね、気づいてあげられんで、ごめんな?」ギュッ

にこ「にこも、グスッ…希の事、ずっと好きだったよ」ポロポロ

希「にこ、愛してる」

にこ「希…」

チュッ
31 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:49:54.62 ID:wwkeSWsO0
―朝―

希「ん…ふぁぁ…今は…7時か」マドロミ

希「(いつの間にか寝てもうたんやね…ぁ、ウチら裸や…//)」

希「(うわぁ、にこっちエッロ…)」

希「……」

希「……」ワシワシ

にこ「ん…んん!? ちょ、ちょっと触んないで!」ビクッ

希「おはよう、にこ」ニコ

にこ「うわぁ! 裸のままだったわ…//」

希「にこの身体、綺麗やなぁ」ジロジロ

にこ「あ、あんまり見ないで……希、アンタ本当、大きいわね…」

希「ウチの自慢やで」
32 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:51:03.99 ID:wwkeSWsO0
にこ「……シャワーでも浴びようかしら」

希「せやね…あっ」

にこ「どうしたの?」

希「お風呂の保温、昨日から付けっぱやった……一緒に入らへん?」

にこ「いいけど…確信犯じゃないでしょうね?」

希「ま、まさか…もったいない事した…」
33 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:53:34.88 ID:wwkeSWsO0
―お風呂―

チャポン

希「ふぅ…しかし、にこ可愛かったわぁ。したの3回目やっけ?」

にこ「数えてんじゃないわよ!!」

希「だってぇ、にこいつも妹ちゃんのお世話あるから、なかなか二人きりになれんで寂しかったんやもん…部室では、さすがに無理やし」

にこ「……言ってくれたら、いくらでも時間作ったのに…」

希「じゃあ、これからは言お」ニコ

にこ「受験近いんだけど…」

希「その後一緒に勉強すればええやん?」
34 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:55:23.08 ID:wwkeSWsO0
にこ「……そんな風に、あの頃ももっと、色々言ってくれたら良かったのに…」

にこ「大体、振った後も普通に、平気な感じで話しかけて来て…希が分かんなかったわよ…」

希「だって、にこを一人ぼっちに出来んやん?」

にこ「ホント、優しいわ…希は」
35 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 01:57:10.46 ID:wwkeSWsO0
―リビング―

にこ「簡単にハムエッグでいいかしら」

希「うん、ウチはトースト焼くわ」


にこのぞ「いただきまーす」

希「…」mgmg

にこ「…」mgmg

希「…幸せやなぁ、にこと相思相愛! 恥じらいの朝チュン!!」

にこ「…そうね、悪くないわ」

希「……デレた?」

にこ「そうよ……希も、たまにはデレなさいよ」チュッ

希「……うん」///
36 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 02:00:23.60 ID:wwkeSWsO0
―部室―

凛「あー! にこちゃん、希ちゃんと同じストラップ付けてるにゃ!」

穂乃果「もしや…お二人さ〜ん、付き合ってるんじゃないの〜??」ニヤニヤ

希「せやで、にこと付き合い始めたんや」ドヤッ

まきりんぱなほのうみこと「!?」

にこ「違うわよ」

海未「び、ビックリしました…変な冗談やめてください!」

にこ「よりを戻したのよ」

まきりんぱんほのうみこと「」

絵里「(…おめでとう、にこ、希)」

37 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/02/03(月) 02:05:27.00 ID:NfE3Nu2o0

素晴らしいのぞにこをありがとう。
希のデレをよくぞ書いてくれた
38 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/02/03(月) 02:05:27.11 ID:yXRdDiWSo
おつ
39 : ◆2xaQxUvgeA [saga]:2014/02/03(月) 02:06:04.76 ID:wwkeSWsO0
以上です。
初めてSS書いてみました、駄文失礼!

ちなみに冒頭は金曜日、土日も練習があったという設定でした。
40 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/02/03(月) 03:13:33.03 ID:JHIy0Qbe0
すばらしかった・・・ハラショー!
41 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/02/03(月) 03:30:13.53 ID:U5D5dTwQ0
いいゾ〜これ
114514810893点!
42 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/02/03(月) 15:49:58.14 ID:pjRA5ePzo
希のデレとか素晴らしいな
43 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/02/06(木) 13:34:13.73 ID:0bIMBPqd0

のぞにこいいぞふえてほしい
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