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劇場版宇宙海賊ゴー☆ジャスU『其処に在るスピカ』 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 03:51:20.67 ID:fmburx8K0
以前vipで書いた[劇場版宇宙海賊ゴー☆ジャス『フォーマルハウトの宝物』]の続き的なやつ
【以前のあらすじ】
ゴー☆ジャスがフォーマルハウト星系第三惑星に不時着

独裁者を倒して星を平和にする

次の星は地球!宇宙☆旅行に出発だ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394218280
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 03:53:24.30 ID:fmburx8K0
宇宙船内

ゴー☆ジャス「ほうほう・・・地球にもマダガスカルがあるのか・・・」

ゴー☆ジャス「ややっ!カンボジアもあるじゃないか・・・じゃないか・・・」

ゴー☆ジャス「ジャマイカ!!ソーレッ☆」ダダダダダダダダダダダダ

ゴー☆ジャス「ここッ!ジャマイカ!」

ゴー☆ジャス「ふふっキレも抜群だ・・・これで地球も大爆笑だぞ」

アン☆ジェリーナ(悦に浸ってるとこ悪いけどゴー☆ジャス・・・)

ゴー☆ジャス「ん?」

アン☆ジェリーナ(また墜落しそう☆)

ゴー☆ジャス「なにいいいいいいい!?大丈夫だ焦るなアン☆ジェリーナ!まだ助かる・・・まだ助かる・・・」

ゴー☆ジャス「マダガスカル!!ソーレッ☆」ダダダダダダダダダダダダ

ゴー☆ジャス「ここッ!マダガスカル!」

ドオオオオオオオオオオオオオン!!!
3 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 03:59:29.92 ID:fmburx8K0
地球?

ゴー☆ジャス「う・・・うん?・・・はっ!」

アン☆ジェリーナ(うう・・・ゴー☆ジャス大丈夫?)

ゴー☆ジャス「あ、ああ・・・私は大丈夫だが・・・また墜落したのか」

アン☆ジェリーナ(オンボロ宇宙船だしね・・・自動修復装置がうまく作動してなかったのかも)

ゴー☆ジャス「なんてことだ・・・はぁ」

ゴー☆ジャス「それよりここはどこだ?見た感じ地球・・・なのか?・・・太陽がほのかに青いんだが」

アン☆ジェリーナ(ちょっと待ってね・・・いま調べて・・・って、うわぁ・・・)

ゴー☆ジャス「どうしたアン☆ジェリーナ・・・」画面ノゾキコミー

ゴー☆ジャス「うわぁ・・・」
4 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 04:08:04.83 ID:fmburx8K0

ゴー☆ジャス「・・・アン☆ジェリーナ・・・意味が分からないんだが」

アン☆ジェリーナ(大いに同感だよゴー☆ジャス・・・)

ゴー☆ジャス「なんで・・・」


ゴー☆ジャス「なんで私たちはスピカ星系にいるんだ!!!?」


アン☆ジェリーナ(フォーマルハウトから地球に向かう途中だったのにねえ)

ゴー☆ジャス「方向が真逆じゃないか!!?あといつの間にこんな離れたとこまで飛んだんだ!!」

アン☆ジェリーナ(知らないうちにワームホールにでも入っちゃったのか・・・あと初期設定が間違ってたか・・・)

ゴー☆ジャス「その両方か!アン☆ジェリーナお前って奴はぁ!」

アン☆ジェリーナ(・・・初期設定したのゴー☆ジャスだよね)

ゴー☆ジャス「あ・・・」

アン☆ジェリーナ(ねえ)

ゴー☆ジャス「・・・・・・」

アン☆ジェリーナ(ねえってば)

ゴー☆ジャス「・・・アン☆ジェリーナ」

アン☆ジェリーナ(なに)

ゴー☆ジャス「目的地とは違うがこの惑星もなかなかいいじゃないか!空気がおいしい!」

ゴー☆ジャス「そう!つまりこんな惑星ファンタ☆スティック!」

アン☆ジェリーナ(ごまかした)
5 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/08(土) 04:22:40.44 ID:0rSWt2iC0
ゴー☆ジャスが
ついにSSまできたのかとか思ってたら
何をやってんだコイツらwwww
6 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 04:25:58.22 ID:fmburx8K0

ゴー☆ジャス「そんなことよりも問題は、だ」

アン☆ジェリーナ(すごく釈然としないけど・・・問題は?)

ゴー☆ジャス「・・・この星の国名がわからない」

アン☆ジェリーナ(くだらねえ)

ゴー☆ジャス「くだらなくなどない!これは私にとって重大な問題だぞアン☆ジェリーナ・・・」

ゴー☆ジャス「国名がわからない=ギャグが出来ない=この星に笑顔を届けられない!」

ゴー☆ジャス「どうしたものか・・・このままでは宇宙海賊の名折れ!だが地球の国名はみんな知らないだろうし・・・」

ゴー☆ジャス「・・・アン☆ジェリーナ、宇宙船の書庫にこの星についての本はあったか?」

アン☆ジェリーナ(ないと思うよ)

ゴー☆ジャス「この星の惑星儀は!?」

アン☆ジェリーナ(ないよ)

ゴー☆ジャス「じゃあどうするんだ!」

アン☆ジェリーナ(しらねえよ・・・)

ゴー☆ジャス「知らないでは済まされない!ああもう!」

アン☆ジェリーナ(宇宙船のなかで自動修復をおとなしく待ってれば?)

ゴー☆ジャス「駄目だ!到達したからには私はこの星に笑顔を届けたい!!」

アン☆ジェリーナ(・・・そのポリシーだけはほんとに折れないよねゴー☆ジャス)

ゴー☆ジャス「ああー!せめて人が通りかかればなあ!その人にいろいろ聞けるのになあ!」

アン☆ジェリーナ(そう都合よく事は・・・あ)

ゴー☆ジャス「どうしたアン☆ジェリーナ?・・・おお!」
7 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 04:38:42.25 ID:fmburx8K0

ゴー☆ジャス「アン☆ジェリーナ・・・地球儀取ってきてくれ・・・」

アン☆ジェリーナ(え?地球儀?地球儀でいいの?)

ゴー☆ジャス「ああ・・・この際仕方ない!くるぞ!急げアン☆ジェリーナァァァァ!!」


少女「〜♪」

ゴー☆ジャス「・・・君、ちょっといいかな」

少女「〜♪」

ゴー☆ジャス「・・・ちょっと・・・」

少女「〜♪」

ゴー☆ジャス「君!!!!ちょっといいかな!!」

少女「〜♪!!わ!び、びっくりした!」

ゴー☆ジャス「やっと気付いてくれたね君ぃ!無視されてるのかとちょっと不安になっちゃった」

少女「え!無視だなんてそんなことしないです!・・・それで、あなた誰です?」

ゴー☆ジャス「ウォンチュー!!君のハートにレボ☆リューション!!」

ゴー☆ジャス「私の名前は〜キャプテン・ヘヴィー・ゴージャス!泣く子も黙る〜宇宙海賊さ☆」

少女「へえ〜、それはすごいですね〜」

ゴー☆ジャス(ニコニコしている・・・しかし手ごたえが無い)

少女「それで、うちゅうかいぞく?っていうのはなんなんですか?」

ゴー☆ジャス「そこからか!!」
8 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 04:46:43.86 ID:fmburx8K0

ゴー☆ジャス「・・・えー、宇宙海賊ってのはだね・・・えー」

ゴー☆ジャス「宇宙を股に掛けるまあヒーローみたいなものさ☆」

少女「へぇ〜そうなんですか〜・・・それで、うちゅうっていうのはなんなんですか?」

ゴー☆ジャス(!?・・・宇宙がわからないのか・・・もしかしてこの子・・・馬鹿なんじゃ)

ゴー☆ジャス「う〜ん・・・宇宙っていうのは・・・わかりやすく言うとお空の上ってことだよ」

ゴー☆ジャス「私はそこから来たんだ!」

少女「お空の上からきたんですか?すごいです!」

ゴー☆ジャス「はっはっはっは!そうだろう!君はいいこだね〜」

少女「えへへ、いい子なんです!」

ゴー☆ジャス「じゃあ君にはこの私のネタを見せてあげよう!」

少女「ねた?」

ゴー☆ジャス「ああそうさ!(アン☆ジェリーナはまだか・・・仕方ない、あれを使うか)」

ゴー☆ジャス「それじゃあいくよ?」
9 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 05:05:35.24 ID:fmburx8K0
ゴー☆ジャス「ギャーグ!ギャーグギャグ流ー星群!!」

ゴー☆ジャス「『悪口』」

ゴー☆ジャス「やーい!やーい!お前の母ちゃん」

ゴー☆ジャス「メグ・ライアン!!」シャキーン

ゴー☆ジャス「・・・」

ゴー☆ジャス「ギャーグ!ギャーグギャグ流ー星群!!」

少女「・・・・・・」

アン☆ジェリーナ(やっちゃったねゴー☆ジャス・・・)

ゴー☆ジャス「・・・遅いじゃないか」

ゴー☆ジャス「ええい!地球儀をこちらに!」

アン☆ジェリーナ(はいはい)

ゴー☆ジャス「ショートコント、バイク」

ゴー☆ジャス「ブアンダダダダダダダダダダダ!!ブアンダダダダダダダダ!!ヘケーヘケー」

ゴー☆ジャス「ヘイカ〜ノジョォ〜、このバイク、カッコいいだろ?」

ゴー☆ジャス「っほー、そのバイク、すごい所にハンドルがついてるんですねぇっ・・・そのバイク、スゲー変」

ゴー☆ジャス「スゲー変、スウェーデン!ソーレッ☆」ダダダダダダダダダダダダ

ゴー☆ジャス「ここッ!スウェーデン!」

ゴー☆ジャス「・・・」

少女「・・・わぁー」

アン☆ジェリーナ(気使われてるよゴー☆ジャス)
10 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 05:24:11.86 ID:fmburx8K0
ゴー☆ジャス「・・・」

少女「・・・え、えっと!よくわからなかったけどなんだかおもしろかったです!」

ゴー☆ジャス「・・・・・・君、悩みは!?」

少女「え?悩み?そんなものないですよ?」

ゴー☆ジャス「無いのか!?じゃあ何故だ・・・なぜウケない・・・」

少女「落ち込まないでくださいゴー☆ジャスさま!ほら、上を見るです」

ゴー☆ジャス「上?」

少女「お空を見るです!今日も『スピカさま』がきれいですよー?」

ゴー☆ジャス「スピカ・・・さま?」

少女「はい!そういえばゴー☆ジャスさまもお空から来たんですよね?だったらスピカさまともお知り合いじゃないですか?」

ゴー☆ジャス「スピカさま・・・っていうのは、あの恒星の事かい?」

少女「こうせい?よくわかりませんが、スピカさまはいつも私たちを照らしてくれてる神様なのです!」

アン☆ジェリーナ(原始的な太陽信仰・・・かな)

ゴー☆ジャス「・・・なるほどね・・・」

少女「あ!そうだゴー☆ジャスさま!申し遅れました私、スピカさまの降誕祭の神子、スピカです!」
11 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 05:43:18.86 ID:fmburx8K0

ゴー☆ジャス「スピカ・・・ってそれは神様の名前じゃないのかい?」

スピカ「神様はスピカさまです!私はスピカ・・・スピカさまのお名前をお借りすることが出来るのは神子だけなのです」

ゴー☆ジャス「ふ・・・む」

アン☆ジェリーナ(ねえゴー☆ジャス・・・宗教なんか関わり合いになるのやめようよ)

ゴー☆ジャス「いや・・・そういうわけにはいかない・・・それに降誕祭とかいうものにも興味がある」

ゴー☆ジャス「人がたくさん集まるだろうし、そこでネタ披露すれば最高じゃないか?」

アン☆ジェリーナ(いやまあそうだけどさ・・・)

ゴー☆ジャス「と、いうわけでスピカちゃん!」

スピカ「?なんですか?」

ゴー☆ジャス「君の住んでいるところへ案内してくれないかな?」
12 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 05:49:42.30 ID:fmburx8K0
スピカ「私の住んでいるとこですか?いいですよ〜」

ゴー☆ジャス「本当かい?ありがとう」

スピカ「降誕祭も近いですし、精いっぱいおもてなしするです!」

ゴー☆ジャス「聞いたかアン☆ジェリーナ!降誕祭も近いそうだ!」

アン☆ジェリーナ(さっさとおわらせて地球向かおうね)

ゴー☆ジャス「もちろん!」クルッ

ゴー☆ジャス「スピカちゃん!君に出会えてディス☆ティニー!」
13 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 05:50:28.96 ID:fmburx8K0
ひとまずここまで
14 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/08(土) 07:17:06.40 ID:+lhhGsjA0
割とちゃんとしたプロットにワロタ
15 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/08(土) 08:52:42.47 ID:uOjDvxYP0
期待
16 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/08(土) 10:59:50.02 ID:XwXU3TAr0
基地外系や一発ギャグ系だと思って開いたら良い意味で裏切られたわw
期待
17 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 22:17:17.08 ID:fmburx8K0
スピカの村

ゴー☆ジャス「おお!綺麗な村じゃないか!!」

ゴー☆ジャス「緑に囲まれて・・・ファンタ☆スティック!」

ゴー☆ジャス「あの離れたところに見えるのは櫓か何かかな?」

スピカ「はい!あの櫓のてっぺんにあるスピカさまがわかりますか?」

ゴー☆ジャス「あの丸い木で編まれたやつかい?子供のころああいう遊具で遊んだことあるな・・・」

スピカ「降誕祭の時、私はあの中でスピカさまに祈祷を捧げることになっているのです!とっても誇らしいのです!」

ゴー☆ジャス「そうなのか!すごいね」

スピカ「はい!・・・あ、そうだゴー☆ジャスさま!長老のところに案内するです!」

ゴー☆ジャス「えっ、長老?」

スピカ「ゴー☆ジャスさまはスピカさまと同じところから来たです!きっとみんなも歓迎してくれるです!」

ゴー☆ジャス「えっ、あっ、ちょっとスピカちゃん引っ張らないで・・・」

アン☆ジェリーナ(幼女に振り回される宇宙海賊・・・)
18 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 22:32:43.38 ID:fmburx8K0
長老宅

スピカ「長老!お客さまを連れてきたです!」

長老「おやスピカ・・・お客様・・・?」

ゴー☆ジャス「・・・」

長老「おやおや・・・随分と変わった客人ですな・・・お客様、お名前は何と?」

ゴー☆ジャス(よくぞ聞いてくれた!)

ゴー☆ジャス「ウォンチュー!君のハーt

スピカ「ゴー☆ジャスさまです!」

ゴー☆ジャス「レボ☆r

スピカ「ゴー☆ジャスさまは『うちゅうかいぞく』らしいのです!」

ゴー☆ジャス「私の名前は!キャプテン・へヴィー

スピカ「『うちゅう』っていうお空の上から来たのです!スピカさまと同じところです!」

ゴー☆ジャス「泣くっ・・・子もっ・・・」

スピカ「だからゴー☆ジャスさまも神様なのです!皆で歓迎するのです!」

スピカ「ね!ゴー☆ジャスさま!」

アン☆ジェリーナ(・・・ゴー☆ジャス)

スピカ「あれ・・・?ゴー☆ジャスさま、どうしたですか?」

ゴー☆ジャス「うっ・・・ううっ・・・」

長老「おやおやどうされましたかな」

ゴー☆ジャス「ぐすっ・・・いいんだ・・・どうせ私なんか」

アン☆ジェリーナ(うわぁ・・・)

スピカ「ゴー☆ジャスさま!どうしたんですか?私何かしちゃったですか!?」

ゴー☆ジャス「いや・・・いいんだ・・・君は何にも悪くないから・・・」
19 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 22:57:47.81 ID:fmburx8K0
しばらく後

長老「・・・落ち着きましたかな?えー、ゴー☆ジャス様」

ゴー☆ジャス「ええ・・・おかげさまで」

長老「それでゴー☆ジャス様は・・・天から来られたとか」

ゴー☆ジャス「ええ・・・証拠はありませんが」

スピカ「証拠なんていらないのです!普通の人ならスピカさまと同じところから来たなんて嘘はつかないです!」

長老「スピカの言う通り証拠などいりません。その恰好や肩に停まっている神々しい生き物を見れば一目瞭然でございます」

アン☆ジェリーナ(神々しい!?やった!)

ゴー☆ジャス「はっはっは!ありがとうございます・・・ところで長老」

長老「はい?」

ゴー☆ジャス「この星の地図を見せてもらいたいのですが」

長老「地図・・・ですか」

ゴー☆ジャス「ええ・・・その、私用でこの星の国名を覚えたいと思いまして」

長老「国名・・・とは?」

ゴー☆ジャス「ええ、ですから国の名前です」

長老「はて・・・『国』とはいったい何なのでしょう・・・?」

ゴー☆ジャス「なんだと・・・!?」

アン☆ジェリーナ(・・・ゴー☆ジャスまさかとは思うけどこの星って・・・)

ゴー☆ジャス「まさか・・・まさか国が存在しない・・・!?」
20 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/08(土) 23:24:26.03 ID:fmburx8K0
いったんここまで
21 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 00:15:07.54 ID:PbrXs1jmo
ゴー☆ジャス声優上手かったな
あれで口が上手けりゃ芸人として文句なしだったけど口上手かったらあのキャラにはならなかったろうな
22 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 00:47:19.95 ID:c1FTGS5h0


思ったよりちゃんとストーリーになってて笑ったww
ゴー☆ジャスェ……w
23 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/09(日) 03:05:34.83 ID:r16Fw0PG0
眠れん
24 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/09(日) 03:13:08.42 ID:r16Fw0PG0
その夜、スピカの家

ゴー☆ジャス「・・・」

アン☆ジェリーナ(そんな落ち込まないでよゴー☆ジャス)

アン☆ジェリーナ(国名がなくったってゴー☆ジャスにはあれがあるじゃない・・・ほら)

アン☆ジェリーナ(えー、ほら、ギャグ流星みたいなやつ)

ゴー☆ジャス「・・・・・・・・・」

アン☆ジェリーナ(死んだ目でこっち見ないで)

スピカ「ゴー☆ジャスさまー!晩御飯ができましたー!」トコトコ

アン☆ジェリーナ(あ!ほら、ゴー☆ジャス!晩御飯だってさ!おいしそうだよ!)

ゴー☆ジャス「・・・・・・」のっそり

スピカ「はい、これはアン☆ジェリーナさまの分です!好き嫌いとか無いですか?」

アン☆ジェリーナ(大丈夫だよ・・・ってゴー☆ジャス通訳してよ!)

ゴー☆ジャス「・・・・・・大丈夫だよっ・・・てさ」

スピカ「それはよかったです!」

スピカ「・・・ゴー☆ジャスさま・・・何を落ち込んでいるのかはわからないですけど、とにかくご飯を食べるです!」

スピカ「お腹いっぱいになれば嫌なこともふっ跳ぶです!」

アン☆ジェリーナ(・・・ゴー☆ジャス、たべようよ)

ゴー☆ジャス「うん・・・そうだね・・・・・・いただきます」パクリ

ゴー☆ジャス「むっ・・・・・・!?」

アン☆ジェリーナ(ゴー☆ジャス?)
25 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/09(日) 03:16:42.72 ID:r16Fw0PG0
いちおう酉つけとこう
>>1ですよー
26 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/09(日) 03:31:49.45 ID:r16Fw0PG0
ゴー☆ジャス「こんな晩飯ファンタ☆スティック!!」

ゴー☆ジャス「スピカちゃん!おいしい!」

ゴー☆ジャス「アンドロメダ三丁目の高級レストランで食べた飯の三倍おいしい!」

ゴー☆ジャス「・・・ありがとう、元気が出たよ」

スピカ「ほんとですか!?えへへ、うれしいです!」

アン☆ジェリーナ(これはまたまあ簡単に復活したなぁ)

ゴー☆ジャス「アン☆ジェリーナ!やっぱりご飯は元気のもとだ!速やかに食べるぞ!」

ゴー☆ジャス「むっ・・・速やか・・・スピカ!ソーレッ☆」ダダダダダダダダダダダダダダダ

ゴー☆ジャス「そこっ!スピカ!!」ビシッ!

スピカ「え?私ですか!?・・・ふふっ、なんか恥ずかしいです」

アン☆ジェリーナ(人名でやることにしたのか)

ゴー☆ジャス「私はあきらめないよアン☆ジェリーナ!」

ゴー☆ジャス「スピカちゃん、降誕祭まであとどれくらいだい?」

スピカ「えーっと・・・あと四回スピカさまがお隠れになったときです!」

アン☆ジェリーナ(つまり四日後の夜ってことかな?)

ゴー☆ジャス「なるほど!よーし、あと四日!あと四日でこの村の人々の名前を憶えてみせる!」

スピカ「村の人々ですか!?・・・200人くらいいますよ?」

ゴー☆ジャス「なーに、地球の国名195か国と大して変わらないじゃないか!余裕だ!」

スピカ「ゴー☆ジャスさますごいです!頑張ってくださいね!」

ゴー☆ジャス「ああ!そのためにもこの美味い料理をたくさん食べさせてもらうよ!」

スピカ「ごはんはまだまだあるです!じゃんじゃん食べてくれると私もうれしいです!」
27 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/09(日) 04:02:45.32 ID:r16Fw0PG0
食後

ゴー☆ジャス「ああ・・・あんまりにおいしいんで食べ過ぎちゃった・・・動けないし眠い」

アン☆ジェリーナ(そうだね・・・眠い)

スピカ「あ、ゴー☆ジャスさま、アン☆ジェリーナさま、おやすみですか?今布団引きますね」

ゴー☆ジャス「い、いや!そこまで君にしてもらうのは忍びない・・・私がやろう」

スピカ「大丈夫ですよ!ゴー☆ジャスさまは寝ててください」

ゴー☆ジャス「いやいや・・・」ウトウト

ゴー☆ジャス「・・・・・・そういえば君、ご両親は?」コックリコックリ

スピカ「え?パパとママですか?・・・えっと、パパは私が生まれてすぐ、死んじゃったらしいです」

ゴー☆ジャス「・・・そうか」

スピカ「ママは・・・先代の『スピカ』なんです!それでママは降誕祭を立派に務めきって・・・って、あ!ゴー☆ジャスさま!」

ゴー☆ジャス「zzzzzzzz・・・」

アン☆ジェリーナ「zzzzzzz・・・」

スピカ「あ、アン☆ジェリーナさままで・・・もう、そんな恰好で寝てたら風邪ひくですよ?」

ゴー☆ジャス「すま・・・な・・・zzzzzz・・・」

スピカ「毛布かけときますね」バサッ

スピカ「それにしても降誕祭・・・楽しみです!!」


28 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/09(日) 04:28:45.47 ID:r16Fw0PG0
翌朝

スピカ「ふぁ・・・ああ」

スピカ「もう朝ですか・・・うー」

スピカ「今日もスピカさまは眩しいですねー」

ゴー☆ジャス「スピカちゃん!おはよう!!」

スピカ「うわ!びっくりした」

ゴー☆ジャス「私はちょっと長老のところへ行ってくる!」

スピカ「は〜い、いってらっしゃいです!」
29 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/09(日) 05:04:52.59 ID:r16Fw0PG0
長老宅

ゴー☆ジャス「ウォンチュー!君のハートにレボ☆リュ―ション!!」

ゴー☆ジャス「私の名前は〜キャプテン!へヴィー・ゴー☆ジャス!泣く子も黙る〜宇宙海賊さ☆」

長老「・・・なんなのですかないきなり」

ゴー☆ジャス「いえ、昨日のリベンジをと思いまして」

ゴー☆ジャス「それで・・・突然なんですが長老、村人全員の名前を教えていただけないでしょうか?」

長老「構いませんが・・・またどうして?」

ゴー☆ジャス「ふふふ・・・それは降誕祭のお楽しみに取っておいてください!」

長老「はぁ・・・」

ゴー☆ジャス「ああそうだ長老」

長老「なんですかな」

ゴー☆ジャス「その・・・恥ずかしい話なんですが、降誕祭というのはどういうイベントなんでしょうか・・・?」

ゴー☆ジャス「私はこの星に来たばっかりでわからないんですよ」

長老「降誕祭ですか・・・」

長老「そうですね、では、軽く説明させていただきましょうか」

ゴー☆ジャス「ありがとうございます☆」

長老「・・・まず、降誕祭というものは、遥か昔、この星に光を与えてくださったスピカさまを称える祭りなのです」

長老「あと四回すぴかくれた夜、それは行われます」

ゴー☆ジャス「すぴかくれた?」

長老「スピカさまがお隠れになる、という意味でございます」

アン☆ジェリーナ(なんか響きがかわいいね、『すぴかくれた』)
30 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/09(日) 05:26:29.32 ID:r16Fw0PG0

長老「降誕祭は村人総出の祭りです・・・この日のためにあの櫓も組み立てたのです」

長老「えー、降誕祭のもっとも重要な儀式がそこで行われるのです」

ゴー☆ジャス「もっとも・・・重要な、儀式?」

長老「ええ。その儀式に不可欠なのが・・・あの、スピカというわけでして」

ゴー☆ジャス「そういえばスピカちゃんは自分の事『神子』だっていってたね」

アン☆ジェリーナ(そうだね)

長老「儀式が始まると、スピカはまず櫓の頂上、スピカさまを模した木の檻に入れられます」

ゴー☆ジャス「・・・?」

長老「そして櫓の周りを村人全員で取り囲み、櫓に火を放ちます」

ゴー☆ジャス「・・・!?なんだって!!?」
31 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/09(日) 05:27:02.46 ID:r16Fw0PG0
つかれた
寝る

きょうはこれまで
32 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 05:29:36.39 ID:Fwi2t23Vo

前作も読んだけど面白いね
33 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 09:28:54.89 ID:OXJ1/cfFo
面白い
しかし何故ゴー☆ジャスでやろうと思ったのかだけ聞きたい
34 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 14:37:07.23 ID:M5HxbAbBO
なんだこの展開…

一発ネタだと思っていたのに
すげぇ裏切られた(いい意味で
35 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/10(月) 01:35:02.66 ID:lLhkBCal0
>>33
ゴー☆ジャスって(設定上)宇宙海賊だけどどんな星を渡ってきたんだろう・・・

わかんねえや捏造するか

で、今
36 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/10(月) 01:45:23.16 ID:lLhkBCal0
ゴー☆ジャス「そんなことをしたら・・・スピカが死んでしまうではないか!!」

長老「・・・何をそんなに憤っておりますかな・・・ゴー☆ジャス様」

ゴー☆ジャス「何を・・・って当たり前だろう!お前たちはあんな子供にそんなことをさせようと・・・!」

長老「神聖な儀式なのですぞ!そんな事とはなんですか!」

ゴー☆ジャス「いくら儀式だろうとやっていいことと悪いことがある!」

ゴー☆ジャス「スピカは神子の役目を誇りに思っていたんだぞ!」

長老「それのどこがおかしいのです?神子の役目は誇り高きもの・・・スピカ様と同じになれるのですぞ?」

ゴー☆ジャス「もういい!スピカのところへ行ってくる・・・!!」ダッ

長老「ゴー☆ジャス様!・・・・・・・・・」
37 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/10(月) 02:03:29.84 ID:lLhkBCal0
スピカの家

ゴー☆ジャス「スピカ!!」

スピカ「〜♪・・・あ!ゴー☆ジャスさま!お帰りなさい・・・長老のとこにはもう行ってきたですか?」

ゴー☆ジャス「ああ・・・話はあとだ、スピカ!私と一緒に逃げよう!」

スピカ「逃げる?どこにですか?ゴー☆ジャスさま、追われてるですか?」

ゴー☆ジャス「違う!とにかくここじゃないどこかへ逃げよう!ここにいたら・・・」

スピカ「駄目ですよー!降誕祭ももうすぐなんですから、ここを離れるわけにはいかないです!」

ゴー☆ジャス「ダメなんだよここにいちゃ!降誕祭で、君は殺されてしまう・・・!」

スピカ「殺される!?え、そんな、そんな悪い人がこの村にいたですか?」

ゴー☆ジャス「・・・そうだ!君は騙されてるんだ!」

ゴー☆ジャス「降誕祭の儀式で、君はあの櫓のてっぺんに閉じ込められて・・・燃やされるんだ!」

スピカ「へ・・・?」

ゴー☆ジャス「スピカ様と同じになれるとかなんとか・・・よくわからないが君は・・・死んでしまう!」

スピカ「ゴー☆ジャスさま・・・『殺される』って、そのことですか?」

ゴー☆ジャス「ああ!だから・・・」

スピカ「ふふふっ!なぁんだ、びっくりして損しちゃったです」

ゴー☆ジャス「え・・・?」

スピカ「ゴー☆ジャスさま、勘違いしてるですよ?」

ゴー☆ジャス「勘・・・違い・・・?」

スピカ「降誕祭の儀式は[ピーーー]ための儀式じゃないです・・・神子が、スピカさまのもとへ向かうための大事な儀式なんです」
38 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/10(月) 02:18:54.40 ID:lLhkBCal0

スピカ「降誕祭の時、神子は櫓のてっぺんでスピカさまに祈祷を捧げるです」

スピカ「しばらくしたら村のみんながてっぺんに火をつけてくれるんです!」

スピカ「あのスピカさまを模した木の檻は青白く輝きながら、燃えていくです・・・まるで、本物のスピカさまみたいに」

スピカ「その中で祈祷を捧げる神子は・・・私は、スピカさまのところへ昇って行くのです」

スピカ「だから、降誕祭の儀式はゴー☆ジャスさまの思っているようなものじゃないです!とっても神聖で、誇らしいことなのです!」

ゴー☆ジャス「・・・違う!それは・・・それが死ぬってことだ!」

スピカ「死なないのです!スピカは、スピカさまとおんなじになれるのです!」

ゴー☆ジャス「でも・・・それは」

スピカ「あのお空の上で、スピカさまと一緒になって、みんなを照らすです」

スピカ「えへへ、みんなを照らしたら野菜も元気になって、みんな喜ぶです!」キラキラ

ゴー☆ジャス「・・・けど」

スピカ「神子の役目は私以外に果たせないです!だから、私は早くスピカさまのもとへいって、みんなに喜んでほしいのです!」

ゴー☆ジャス「・・・・・・」

スピカ「・・・ゴー☆ジャスさま?」

ゴー☆ジャス「・・・はは・・・はっはっは・・・」フラ・・・

スピカ「あ、あれ?ゴー☆ジャスさま!?どこいくですか!?」

ゴー☆ジャス「・・・・・・」フラ・・・フラ・・・

スピカ「私何か失礼なこと言っちゃったですか?ゴー☆ジャスさま!」

ゴー☆ジャス「もう・・・わからないんだ・・・何が幸せで・・・間違っているのか」

アン☆ジェリーナ(・・・ゴー☆ジャス・・・・・・)
39 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/10(月) 02:21:29.82 ID:lLhkBCal0
はいここまで!
寝る!!
40 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/10(月) 03:08:22.52 ID:KnwlUT+20


シリアスで良かった……
…だがピーーーが……

saga入れて欲しかった…
41 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/15(土) 22:55:51.83 ID:tI5U0pVK0
おいまだかー
待ってるんだぞ
42 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/19(水) 02:33:46.99 ID:QIkjb9NH0
ただいま
43 : ◆tgllQTnAZOaw :2014/03/19(水) 02:35:06.88 ID:QIkjb9NH0
その夜

スピカ「ゴー☆ジャスさま・・・どこ行っちゃたんでしょう・・・・・・?」

スピカ「心配・・・です」

44 : ◆tgllQTnAZOaw [saga]:2014/03/19(水) 02:47:27.22 ID:QIkjb9NH0
村近辺、森の中

ゴー☆ジャス「・・・はぁ」

アン☆ジェリーナ(ねえゴー☆ジャス・・・スピカきっと心配してるよ)

ゴー☆ジャス「ああ・・・でも」

アン☆ジェリーナ(でも?)

ゴー☆ジャス「どんな顔をして・・・会えばいいのか」

ゴー☆ジャス「あの子の前で、今まで見たいに笑うことが私にできるんだろうか?」

ゴー☆ジャス「あの子は犠牲になることを本当に幸せそうに語ってたんだ・・・」

ゴー☆ジャス「私が儀式を邪魔したら、あの子はきっと私を恨むだろう」

ゴー☆ジャス「みんなを喜ばせてあげることが出来なかったといって、悲しむだろう」

ゴー☆ジャス「私は・・・あの子に死んでほしくない」

ゴー☆ジャス「でも、あの子に悲しんでほしいとも思わない」

ゴー☆ジャス「命を救うことが正しいのか、心を救うのが正しいのか・・・わからないんだ」
45 : ◆tgllQTnAZOaw [saga]:2014/03/19(水) 03:10:15.59 ID:QIkjb9NH0

アン☆ジェリーナ(らしくないよ、ゴー☆ジャス)

ゴー☆ジャス「・・・?」

アン☆ジェリーナ(悩みすぎだよ・・・もっといつも通りでいいんだよ)

アン☆ジェリーナ(いつもみたいにバカみたいなことしながらさ)

アン☆ジェリーナ(馬鹿みたいに突き進んで自分のやりたいことをして)

ゴー☆ジャス「しかし・・・」

アン☆ジェリーナ(どうなの?あの子の希望を叶えたいの?それとも助けたいの?)

ゴー☆ジャス「それがわからないんだ・・・自分が何をしたいのか」

アン☆ジェリーナ(なっさけないなあ・・・じゃあ地球儀投げて北半球が上なら助けるとかでいいじゃない)

ゴー☆ジャス「それは流石に・・・」

アン☆ジェリーナ(どっちにせよゴー☆ジャスが決めたことは否定しないよ)

アン☆ジェリーナ(・・・ほら、顔あげてゴー☆ジャス!)

ゴー☆ジャス「アン☆ジェリーナ・・・」

アン☆ジェリーナ(お腹すいちゃったしスピカのとこへ帰ろう?美味しいごはん食べたら良い考えも浮かぶよ)

ゴー☆ジャス「・・・ああ、そうだね」

アン☆ジェリーナ(スピカがどうしたいのかちゃんと聞いてさ!)

ゴー☆ジャス「・・・よし!ありがとうアン☆ジェリーナ!少し・・・頭がすっきりした」

ゴー☆ジャス「さあ!スピカのとこへ帰ろう・・・考えをまとめるのはあの子と話してからだな!」
46 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/19(水) 07:46:44.35 ID:Xw1WVXOUo
まさか続きがあるとは思わなかったぞ……!


一応うrl置いときますね

劇場版宇宙海賊ゴー☆ジャス『フォーマルハウトの宝物』
http://hayabusa5.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1393920026/
47 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/28(金) 14:50:56.84 ID:UXyIlmldo
wktk
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/07(月) 01:54:29.41 ID:e6sjSKN1o
まだかなー
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/20(日) 18:17:55.83 ID:blJaM0rvo
もう一月か
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 08:42:06.33 ID:5FeBpf0Ao
まだかー
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