このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

悪魔のリドル短編SS投下スレ - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/06(火) 18:30:08.16 ID:iwKk+Mdf0
悪魔のリドルの短編SSを自由に投下していくスレッス

誰でも正しく自由に使ってくれて結構ッス

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399368608
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710581803/

昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710408334/

どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710347017/

アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710333881/

そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710247997/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710229065/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 16:45:15.17 ID:+co8OsN2o
誰も投下してなくってワロタッス
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 17:01:32.59 ID:zxWCKhJQo
こういうスレは>>1が最初に書かなきゃ集まんないでしょ
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 17:19:44.86 ID:y+td2uiNo
そもそもこんなスレ建てるほどSS投下されてないだろ
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 17:24:27.50 ID:2RdgncWWo
>>4
今多いぞ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 17:58:45.96 ID:GZ42lBDCo
鳰「おはよーッス」ガラ

晴「おはよー」

兎角「おい一ノ瀬……」

春紀「………」チッ

鳰「どうしたんスか?皆さん辛気臭い顔して?」

伊助「う……臭っ!多分臭いのはあんただけよ」

乙哉「………」クスクス

鳰「……面白いッスねそれ」

剣持「そんなことよりもうすぐHRだから早く座って」

鳰「分かってるッスよ……というかなんでウチの机の上に花が置いてあるんスか?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 18:02:01.21 ID:+co8OsN2o
おい
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 18:05:32.96 ID:fs/+Ji1+0
鳰たそ…
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 18:06:06.12 ID:kqBJvrOxo
よせ…
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/07(水) 18:11:35.33 ID:57Fsc7Mp0
臭いんだからそうなるわな
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 18:15:45.28 ID:UWpiL3/k0
鳰が晴に惚れる展開
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 18:15:55.05 ID:JVd6FJ8Po
いじめを許さない人がいるらしいし大丈夫やろ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/07(水) 18:26:45.46 ID:qh9ZKtmJ0
なんでや!伊介様だって兎角に臭いっていわれてたやろ!
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 19:19:19.89 ID:+4vb+Sixo
巧妙なしえ鳰っスかね
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 19:30:20.39 ID:7ki0UPfb0
剣持さんスルーしてないか
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 19:54:57.25 ID:RRhWcq3E0
>>6
おい続き

最近アニメ見始めたんだけどオススメのリドルSSある?
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 20:09:17.60 ID:glsf2dhJo
兎角「おい走り」

鳰「ん?なんスか?」

兎角「ふんっ!」腹パン

鳰「ごはあっ!……げほげほ……ど、どうしたんスか?」

兎角「はあっ!」タイキック

鳰「んぐううっ!……っ!っ!……い、意味わかんないッスよ……」

兎角「てやあっ!」膝ゲリ

鳰「……っ!!……っが!うう……あ……ウチはサンドバックじゃないんスよ。いい加減に……」

兎角「おりゃあ!」顔面パンチ

鳰「んぶっ!!あ……っはぁはぁ……もうやめるッス……これ以上は」ハナジダラダラ

兎角「えりゃああ!!」顔面キック

鳰「ぶはあっ!!あ゛あ゛!!いだい!いだいよ!!……ぐす……もうやめで……っ!……お願いだから……ひっぐ」



兎角「という夢を見たんだ」

鳰「へえ……そうなんッスか」

兎角「ふんっ!」腹パン
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 20:10:08.92 ID:iIvcdq40o
イザナミだ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 20:10:53.27 ID:glsf2dhJo
>>16
>>6だけどこれでもいいかな?

今度鳰お仕置きスレ立てるかもしれないからよろしく
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 20:24:34.37 ID:y+td2uiNo
キャラアンチSSならちゃんと注意書いとけよ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 20:31:01.95 ID:9CtlqTBYo
鳰たそは好きだからこそいじめたくなるんだよ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 20:34:19.70 ID:zbLTOudSo
すごいわかる
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 20:36:33.69 ID:UWpiL3/k0
ふえぇ
いじりはわかるけどいじめはやだよぉ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 20:38:06.49 ID:10RwoKnTo
胸は苦しくなるけど興奮するんだよぉ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/05/07(水) 22:45:37.02 ID:1b4H+mg+0
鳰スキーじゃないからいじめは勘弁
嫌いでもないけどな
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/08(木) 00:02:33.54 ID:7qsLRYXDo
いいから早く投下しろ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/10(土) 00:26:09.53 ID:1Z0yqV2ro
リドルスレ立ちすぎワロタッス
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/11(日) 19:03:05.46 ID:SkKgyPNNo
すみまひSSがひとつもない事案
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/11(日) 21:28:56.99 ID:n2AtYdb2o
好きな奴多いはずだけどなんでだろ
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/11(日) 21:36:17.70 ID:j29AxGzno
二重人格を捌くのが結構手間なんじゃないか
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/11(日) 21:45:49.05 ID:tYsIUSYGo
出番の問題じゃあ
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/11(日) 22:01:13.32 ID:dLYOqtNoo
しえなちゃん……
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/11(日) 23:35:32.56 ID:e3aD8CQfo
お前らBDかってやれよ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/12(月) 00:04:08.37 ID:y8ka0g04o
それは真昼ちゃんが百合百合するかどうかに懸かっている
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/05/12(月) 00:29:27.24 ID:8ExPI5Mi0
好きなんだけどどんどん退場してくし
キャラ再現難しい
書いてくれる人はありがたい
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/12(月) 00:46:38.74 ID:DIynA3l3o
つまり漫画を買えと
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/12(月) 00:48:09.74 ID:y8ka0g04o
漫画は買わないとだめですわ
番場さんの可愛さがちゃんと伝わらないですもの
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/12(月) 00:50:24.17 ID:KoFWzYM3o
英様ちょっとうるさいです
そういやちゃんとくっつく晴兎も見たことないな
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/13(火) 23:25:10.75 ID:NM5IgTYC0
だれか鳰晴書いてくださいオナシャス
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 01:40:58.12 ID:d6PjqCiKo
誰か鳰ハーレム書いて下さい
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 01:50:10.20 ID:IcbVDxDKo
退学した子は鳰ちゃんの部屋でメイドやってるとかいいっスよね
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 02:18:08.84 ID:yZXgykfmO
鳰晴とか捏造はイラネ
兎晴よろしく
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 02:25:40.81 ID:d6PjqCiKo
はぁ・・・兎晴厨はこれだから もっと視野を広げた方がいいっスよ〜
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 09:48:16.99 ID:88MuzkKS0
晴兎オオオオオオオオオオオオ
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagasage]:2014/05/14(水) 15:28:02.20 ID:vO5Kw+wt0
伊介「春紀〜、伊介の髪乾かして〜」

…………シーン……

伊介「春紀〜?聞こえないの〜?早くしないと………殺しちゃうわよ?」

…………シーン……

………

……


伊介「……」

伊介「……ああ、もういないんだったっけ」

伊介「……」




伊介「………むかつく〜」


みたいな感じで春伊頼む…


46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 15:46:17.56 ID:M3msAd94o
>>45
続きはよ
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 15:51:12.15 ID:d6PjqCiKo
はやくしろお
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 16:26:44.77 ID:NVIfeMQn0
>>45
先生早くしてください
49 :45 [sagasage]:2014/05/14(水) 19:10:03.30 ID:vO5Kw+wt0
伊介「……ほ〜んとむかつく」

伊介「…………伊介をこんなに苛つかせるなんて……次会ったらほんとに……」

コロン…

伊介「……ん?」



伊介「……これって………」

******

春紀「あれ?……ん〜、どこいった?」

「?お姉ちゃん…?どうかしたの?」

春紀「ん………いや、なんでも」

「「「春紀ねーちゃん!!春紀ねーちゃん!!」」」

春紀「…っと、どうした?」

「なんか外にへんなやついるー!」
「いるー!」

春紀「………?」
50 :45 [sagasage]:2014/05/14(水) 19:13:13.51 ID:vO5Kw+wt0


春紀「……で?何してんの、伊介様?」

伊介「!!」

伊介「べ……別に何もしてないしぃ。あんたこそ何でいるのよっ」

春紀「……いや、ここあたしんちだし…。伊介様、もしかしてあたしに会いに?」

伊介「はぁ…?や〜ねぇ……そんな訳ないでしょ」

伊介「……はい、これ」

春紀「!これ…あたしの」
51 :45 [sagasage]:2014/05/14(水) 19:13:58.24 ID:vO5Kw+wt0
伊介「リムーバーの次はマニキュア〜?あんたって忘れっぽすぎ〜」

春紀「……無いと思ってたら、やっぱ寮だったか。……ていうか、伊介様がわざわざ届けに!?」

伊介「別に〜……あの部屋にあってもあんたの顔思い出してむかつくだけだし……感謝しなさいよぉ」

春紀「……ぷっ」

伊介「ちょっ、何笑ってんのよ………殺すわよ」

春紀「いや、ごめんごめん!伊介さま!でも、邪魔なものは捨てるんじゃなかったの?なんなら貰っちゃっても……」

伊介「伊介ジェルだし〜………大体、そぉんなダサいベビーピンク、あんたくらいしか似合わないわよ」

春紀「………サンキュー…伊介様」

伊介「……ふんっ…むかつく〜」

春紀「はいはい。途中まで送るよ。伊介様」

伊介「ほ〜んとむかつく………鞄持ちくらいさせてあげても良いけど〜」

春紀「はいはい」
52 :45 [sagasage]:2014/05/14(水) 19:15:44.57 ID:vO5Kw+wt0
みたいな妄想をした訳だけど、すまん何度アニメ見直しても口調が再現できない…

とりあえずこれはこれで終わります
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 19:32:23.26 ID:NVIfeMQn0
春伊素晴らしい
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 19:39:41.34 ID:YoaJjOJro

伊介様の口調再現はむずいな
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 00:43:10.31 ID:6PpKVTvHo
乙乙!伊助様可愛いのぅ
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/15(木) 16:42:52.68 ID:gx+A6KOE0
晴「制服を交換してみませんか?」

全員「……は?」



ってお題で誰か書いてくれないッスかね〜
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 17:30:26.78 ID:KjOdzTUWo
早くしろ
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagasage]:2014/05/15(木) 21:45:33.82 ID:bSWDMpkJ0
コンコン

伊介(はあ…つまんなぁい)

伊介(なんであいつがいなくなっただけで伊介がこんなイライラしなきゃいけないのよぉ…)

コンコン

伊介「…」

伊介「…走り? 窓からってあいつどぉいうセンスしてんのよ。むかつ…」

伊介「」

春紀「よぉ。伊介さま元気そうじゃん」ガラッ

伊介「ちょっとぉ、あんたその怪我なぁに?ダサ…」

春紀「えへへ。ちょっとヘマしちゃってさあ。…流石に片手じゃ登れないや」

伊介「なんで伊介がこんな…」テダスケ

春紀「お、さんきゅっ。…あれ? 伊介さま、ジェル止めたの?」

伊介「別にぃ。ここじゃお手入れも難しいしー? 別にあんたに言われたからじゃねえし」

春紀「ふーん。やっぱり伊介さまは爪きれいだねえ」マジマジ

伊介「…」

伊介「…で?」ソワソワ

春紀「? …ああ、伊介さまは赤も似合うねー」

伊介「っ〜〜〜………」

春紀「伊介さまの手好きだなー」

伊介「バッカじゃないの……」

伊介「…」

伊介「手、だけ?」

春紀「腕も好き」

伊介「ん…」

春紀「足も好きだし、」サワッ

春紀「全部好き」オシタオシ

春紀「…シテもいい?」

伊介「そんなこと聞くな。バ―――カ」




ツイッターの絵見て思いついたけど飽きた。キャラがつかめん。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 21:50:15.27 ID:gx+A6KOE0
乙ッス!
春紀は退場早かったし、伊介様は口調が難しいからな〜
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/15(木) 22:01:04.14 ID:gx+A6KOE0
伊介「ねぇ、春紀ぃ〜」ツンツン

春紀「ん、何?伊介様」

伊介「熱中症って言ってみて」

春紀「?…何で?」

伊介「……良いから。殺しちゃうわよ」

春紀「……ねっちゅーしょー?」

伊介「もっとゆっくりぃ〜」

春紀「……!」プイッ

伊介「…早くしなさいよぉ〜!」

春紀「伊介様」グイッ

伊介「!……ちょっ」

春紀「ねっ、チューしよ?」ボソッ

伊介「!」


伊介「……っ…ムカつくぅ〜////」



勢いで書いた
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 22:02:55.51 ID:gx+A6KOE0
しかもプイッの付ける場所を間違えた
熱中症で頭おかしくなってるわ…
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 22:12:02.17 ID:SrbonUJ1o
ん?頭を冷やしてリベンジするって?
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 22:29:37.67 ID:gx+A6KOE0
春紀(……ぷぷっ。伊介様顔真っ赤。可愛いなぁ)

伊介「……で?」

春紀「…ん?」

伊介「しない訳?」

春紀「は?」

伊介「だから、チューでしょ!チュー!」

春紀「…えっ!?」

伊介「……春紀から…しないと[ピーーー]ぅ〜!!」

春紀「……ま、マジ?」タラー

伊介「……」

春紀「……///」

伊介「………クスッ…なぁに焦ってんのぉ〜?ダサっ」

春紀「……なっ////」

伊介「じゃあ……い・す・け・か・ら………いただきまぁ〜す」ガバッ

春紀「……っ/////」パタン

伊介「!?…ちょっ…やだ、ほんとに熱中症〜?」




伊介「……つまんなぁ〜い」

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 22:31:49.52 ID:gx+A6KOE0
リベンジした結果がこれッスよ…
ちょっと埋まってくるッス
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 22:33:58.97 ID:UKs5IfIQo
続きはよ


それとメ欄にsageだけじゃなくsagaも入れると文字化け?しなくなるぜよ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 22:35:07.99 ID:E/FiDgQDo
え、あの

え?
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/15(木) 22:47:24.35 ID:gx+A6KOE0
>>65サンクス!


伊介「……という訳ぇ〜」

晴「は…はぁ……」

兎角「というか何でお前がここにいる…」

伊介「晴に入れて貰っちゃったぁ〜」

兎角「一ノ瀬、お前少しは凝りろ…」ギロッ

晴「あはは…すみません」

晴「……ねっちゅーしょー…か」ボソッ

兎角「?」

晴「兎角さん兎角さん!」

兎角「何だ」

晴「ねっ、チューしよー?」

兎角「!」ガタッ

晴「あはは…なーんちゃっ……て!?…んぅっ////」

晴「と……兎角…さん///」

伊介「……」



伊介「……死ね」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 22:49:16.40 ID:B9XQUZVs0
そこでイライラした伊介様が春紀に解消してもらうんですねわかります!!
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 23:01:46.58 ID:KjOdzTUWo
うおおおおおおうお!!!ら
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/15(木) 23:12:28.80 ID:y9zfXi7CO
乙哉「ねっちゅーしょー?」

春紀「いや…まぁ、ああ」

乙哉「ねっちゅーしょー、ねっ、ちゅー、しょー…ねっ、チューしよー……あはっ、本当だ!」

春紀「な?」

乙哉「んで〜?なになに?それで伊介様とラブラブしてきましたぁ!的な話し?」

春紀「いや、伊介様は不機嫌になってどっか行ったけど」

乙哉「えぇー?なんでなんで?」

ガチャッ
しえな「あれ?誰か来てると思えば…」

春紀「お邪魔してるぜー」

乙哉「!」

乙哉「しえなちゃん!熱中症ってゆっくり言ってみて!」

しえな「はぁ?ねっちゅーしょー…?ねっチューしょー…ねっ、チューしよー……」ハッ

乙哉「はいはーい!良いよしよーしよー!ねっ、チューしよー!」

しえな「はっ!?いや違……来るなっ!ボクに近付くなぁー!!」

乙哉「照れなくっても良いんだよんっ!!はぁ…しえなちゃんかーわいい〜…///チューしたい!切り刻みたぁ〜い////」ハァハァ

しえな「いや、なんか変なの混ざって…だから来るな!ハサミをしまえ〜っ!!!」バタバタ

春紀「……」



春紀「…相談する相手間違えたわ」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 23:30:51.80 ID:B9XQUZVs0
うわ素晴らしいうわうわうわぁ最高もっと見たい
他ップルに相談してるっていいよね
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/15(木) 23:50:49.38 ID:y9zfXi7CO
涼「熱中症とねっ、チューしよー…か。ふふ、中々面白い発想じゃのぅ」

香子「…くだらないな」

涼「香子ちゃんは相変わらずじゃの…そういう所もかっこいいんじゃが」

香子「…くっ……首藤////」



伊介「……」

伊介「…なんなのぉ〜?さっきからイラっとする」

****

柩「ねっ、チューしよう…ですか?」

千足「桐ヶ谷にまだ早……いや、桐ヶ谷が望むなら私は…いやでも…」ブツブツ

柩「?…千足さん?」

春紀「……」


春紀「…うん。いや、なんかもう良いや」



73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/16(金) 00:11:59.72 ID:cFgR3B0cO
6号室前


春紀「……あ」

伊介「…!」

ーーーー
真昼「……え…えっと……ねっ…ちゅー…しょー……ですか…」

純恋子「ふふふ。えぇ。しましょう?番場さん?」

真昼「え……あの……」

純恋子「ふふふ。緊張しなくても良いんですのよ?ふふふ」
ーーーー
扉前


伊介「……」

春紀「……」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 00:17:37.26 ID:uiR4zzo30
素晴らしいな
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/16(金) 00:21:41.17 ID:cFgR3B0cO
伊介「……くっだらなぁ〜い。伊介帰るぅ〜」フンッ

スタスタスタ

春紀「あ、ちょっと…伊介様」

伊介「ふんっ……ついて来ないでよ。殺すぅ〜」

春紀「いや、あたしも同じ部屋だし」

伊介「……」

伊介「……春紀ぃ」

春紀「?」

伊介「ねっ、チュー、しよ…?」

春紀「……」グイッ

伊介「!…んっ///」

春紀「…これで良い?伊介様?」

伊介「……ばぁ〜か…////」

伊介「……足りないわよっ」


春紀「……はいはい。続きは部屋で…ね?伊介様」


伊介「………ムカつくぅ」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/16(金) 00:22:49.34 ID:cFgR3B0cO
次の日

溝呂木「皆おは……って、ええ!走り…だけ…?」

鳰「はぁ……らしいッスねぇ」

溝呂木「いやいやいやっ、一体全体どうしたんだ?他の皆は…!?」

鳰「あ〜……なぁんか皆………」






鳰「……“熱中症”………らしいッスよ」


おわり
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 00:37:17.99 ID:o8D1SHoNo
こうしてみると鳰ちゃんぼっちって割と深刻な気がするっス
乙っス
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/05/16(金) 00:42:19.76 ID:uiR4zzo30
>>77
きききき気のせいッスよ…ガクブル
素晴らしかったッス
また書いて欲しいッスね〜
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 01:07:14.28 ID:hQsJvJPCo
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 01:42:22.78 ID:fAiX6Z1c0
鳰ちゃんは別のところで複数の女の子をはべらせてるッスよきっと
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/16(金) 12:15:26.14 ID:cFgR3B0cO
春紀「ねぇ、伊介って名前、ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。かっこいいわよっ」



春紀「ねぇ、あたしらみたいのが放課後仲良くショッピングって、ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。普通よっ」



春紀「ねぇ、あたしがこんなピンクのフリフリの服って、ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。可愛いわよっ」



春紀「ねぇ、流石に同じ飲み物を先が分かれた一本のストローで飲むって、ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。春紀の顔を近くで見れて最高よっ」



春紀「ねぇ、二人で手を握りながら恋愛映画って……ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。春紀の手スベスベ……」


春紀「ねぇ、これってデートじゃね?」

伊介「そうよっ」


春紀「……女同士でこれって…いや、もう良いや」

伊介「うふふふっ」




ふと思いついた一発ネタッス…
終わりッス


82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 12:57:51.36 ID:Sl+vH1Zwo


お前ならもっとやれるだろ?
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 13:33:34.04 ID:feIHaOVZo
伊介様まじかわいい
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 14:02:06.05 ID:uiR4zzo30
もっと頑張ってもいいんですよ先生!
春紀チ伊介様かわいい
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 15:24:51.54 ID:ZHRmU52To
>>75
鳰たそ……
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 15:25:22.14 ID:ZHRmU52To
ミス安価
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/18(日) 00:36:02.06 ID:4qBLlJLr0
※まどマギネタ含むッス

春紀「晴ちゃん、そういえばさー」

晴「えへへっ春紀さーん」


伊介「……つまんなーい」

兎角「…全くだな」

伊介「なんかあの二人、やけにこう…しっくり来ない?…あ、どうしよう、すっごいムカついて来た︎後であいつ殴る︎」

兎角「二人でのんびり林檎食べてそうというか……あ、なんかわたしも殺意湧いて来た。でも予告票破っちゃったしなぁ」


春紀「なー兎角さんてばーねぇねぇ」

兎角「なんだよ、うるさいな」


伊介「……つまんなーい」

晴「……モヤモヤしますね」

伊介「なんかこう…一人ぼっちは寂しいもんなとか言って自爆しそう。……あ、どうしよう。本気で予告票出そうかな、あいつに」

晴「ついでに背中合わせで恋人繋ぎとか似合いそうですよね。……あっ晴、今なら兎角さん殺せそう。ちょっと柩ちゃんに毒貰って来ようかな」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/18(日) 00:36:56.03 ID:dojtHY9to
晴ちゃんくろーい
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/18(日) 00:37:17.32 ID:4qBLlJLr0
伊介「……」むすー

春紀「なぁ、なんでそんな不機嫌なんだよー」

伊介「別にー。…ただ、あたしとあんたじゃ、どうせ似合わないなって思っただけ♥︎」

春紀「はー?なんだよ急に、そんなこと言い出して」

伊介「…ふん。どうせ兎角さんや晴ちゃんのがお似合いよ♥︎特に兎角さんなんかさ」

春紀「……あたしにピンクが似合うって言ってくれたの、伊介様じゃん?」ぐいっ

伊介「ちょ…、なにすんの」

春紀「ほら、寮のガラスが鏡みたいになってるでしょ。あたしと伊介様、見てみなよ」


伊介「…なーんだ。やっぱり伊介が一番お似合いじゃない♥︎なんか悩んで損したわー」

春紀「コロッと変わるねー。まぁいいけどさ」

伊介「ねぇ喉乾いたー、帰ったらお茶淹れてよね。あとちゅーもしてね♥︎」ぎゅっ

春紀「はーいはい」なでなで

春紀「…あたしには…ピンクが似合うよ」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/18(日) 00:38:13.13 ID:4qBLlJLr0
晴「……兎角さんって」

兎角「…なんだ」

晴「春紀さんとお似合いですよねー!晴、びっくりしちゃったな…二人が並んでると…あんなに似合うなんて」

兎角「…それは、お前もだろ」

晴「どうせ晴なんか、春紀さんには敵わないなぁって!!!!」

兎角「………晴、お前……」

晴「あ…ごめんなさ……つい怒鳴っちゃって……」ぶわっ

兎角「お前…妬いてるのか」

晴「う…ごめんなさい、嫌ですよね。こんな汚い気持ちで……っ」

兎角「……あ…晴、見てみろ」ぐいっ

晴「???……わぁ、寮のガラス張り、こんな綺麗でしたっけ…」

兎角「そうじゃなくて。私たちがうまい具合に映ってるだろ」

晴「あ………ほんと、だ……」

晴「あは……晴は何勘違いしてたんだろ……」ボロボロ

兎角「……ごめんな、晴。実は私も妬いてた…」ぎゅうっ

晴「えへへ……私たち、やっぱりお似合いですね」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/05/18(日) 00:39:02.36 ID:4qBLlJLr0

鳰「ふーっ、ガラス拭き念入りにしたッスよ。ツヤツヤピカピカッスね!」

鳰「寮の掃除も、裁定者(雑用係)の仕事ッスから!」ドヤァ

鳰「………うーん。なんだか、すっごい不甲斐ない気が………」

鳰「まぁ細かいことは完全食ッスよ〜♪」


終わり
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/18(日) 08:23:13.01 ID:UmfcoZ9OO
乙ッス!!
拗ねる伊介様可愛いッスね〜
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/21(水) 21:55:20.05 ID:m51fUMTX0
今週は伊介様回なのかね。
学園に遊びに来る春紀ネタやるなら今日中か
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 00:23:42.31 ID:9xvte2d2O
マジで!?
タイトル的に番場さんだと思ってたが…

春紀も伊介様も逝ってしまわれたら鳰ちゃん楽しみに生きるしかなくなるじゃないか…
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 00:59:09.55 ID:HfeieXJRo
7話でタイトルから予測は難しいってわかったし
春伊が学園外でイチャイチャしてると思えば…
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 01:27:16.95 ID:yiSZC2EV0
>>93
妄想は自由ッスから自由ッスから
どんなネタだって、いつやったって良いんスよ〜
自分はいつでも見たいッスね、伊介様に会いに学園に遊びに来る春紀ネタ
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 17:20:15.00 ID:nxcuhgC8O
なんか伊晴とか書きたいのに書けない雰囲気。正直同室カプ以外興味ないなお前ら
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 17:26:37.13 ID:HfeieXJRo
晴兎、春伊は両想いって明言されてるから想像しにくいな
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 17:32:05.94 ID:i0wM8xGto
何を勘違いしてる? 公式カップル以外も妄想して書けるのが二次創作の醍醐味だろうが
公式カップル以外認めんとかいう雰囲気はくそくれえ
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 18:00:04.10 ID:Tm2cGIUeo
俺も伊晴すきだぞ
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 21:27:30.94 ID:cYj9Pjao0

伊介「うちのママ、男だもん。……パパも男だけど」

晴「へ、へぇ」

伊介「伊介はぁ…」

晴「でも、恋人にするなら女の人ですよね?」

伊介「!?…はぁ?」

晴「隠さなくて良いんですよ。伊介さん……晴と同じ匂いがするなって、ずっと思ってたんです」

伊介「ちょっ…なに近付いて…」

晴「ふふっ…伊介さん、綺麗です…」

伊介「なっ……ゃっ…ちょっ////」

晴「伊介…さん…」ドサッ




兎角(嫌な予感がする…っ!)


バンッ
兎角「一ノ瀬…っ!!」

兎角「……え?」

伊介「晴ぅ…これからは伊介が守ってあげるねぇ」

晴「はいっ!伊介さん、ありがとう」ニコニコナデナデ




兎角「……な、何があったんだ」


みたいな妄想はよくするな。
基本は春伊派だけど。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 22:06:42.44 ID:i0wM8xGto
早くしろよぉ!
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 22:22:19.60 ID:tEG3aVvSO
春→伊介←晴
いいぞー
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/05/22(木) 22:32:28.05 ID:cYj9Pjao0
伊介「晴の身体って随分傷だらけねぇ。でも、そういう所萌えちゃーう」

晴「えへへ…///」

兎角「ちょ…隠してたんじゃなかったのか!?」

伊介「えー、どうでも良いよぉ。隅々まで見ちゃったしぃ。ねーぇ?」

晴「えへへ///」

兎角「??…というかお前ら何があったんだ?」

伊介「見て分からない?…あ、もしかしてあんた……」

伊介「処女でしょ?」

晴「伊介さんの処女は晴が頂きましたけど///」

伊介「もぉー、晴ってばぁ////」


イチャイチャ



兎角「………意味が、分からないんだよ!バカ!」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/22(木) 22:51:22.67 ID:/3QQzCD50
もしも伊介様の7/14のラッキーナンバーが5だったら

伊介「伊介に任せて♪伊介の今日のラッキーナンバーは5!」

0715 ガチャ

伊介「……え?」

晴「助かった!ありがとう伊介さん!!」ダキッ

伊介「ちょ、まっ」

兎角「……(まだ、すこし唇の感触が残ってる……)」

純愛子「これで気兼ねなく真夜さんのスク水を堪能できますわ!!」

真夜「ひゃっはぁぁぁー夜はまだまだこれからだぜぇぇぇぇ!!」

涼「あ、あのお方の誕生日……。まさかこんな当て方で……」

鳰「えぇ……」

涼「犬飼伊介よくぞあのお方の誕生日を当てれたな……わしの負けじゃ……」スタスタ

ワイワイ ガヤガヤ

伊介「良くわかんないけど伊介大勝利♪」

短編SSっていうかふと思いついた小ネタの方だな……
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/23(金) 12:07:51.36 ID:KPDlJffFO
さすが伊介様ッス
そういう小ネタもどんどん投下して欲しい
107 :デッドプール :2014/05/24(土) 20:36:18.15 ID:d9oBxF590
まどマギとのクロスssを書いて欲しい
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 21:03:37.45 ID:rEs9lH/o0
溝呂木先生が生徒の転校を阻止する為にループする話が思い浮かんだ
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:01:46.83 ID:QrVdk1LBo
柩「千足さんはネコミミが似合うんじゃないですか?」

千足「いや…私なんか…」

柩「千足さんは女の人ですから、絶対似合います!」

千足「じ、じゃあ…絶対に笑わないでくれよ…?」スッ

柩「似合いますよ!千足さん!」

千足「ほ、本当か?」

柩「はい!」パシャ

千足「!?」

柩「ごめんなさい…とってもかわいかったのでつい…」

千足「構わないが、恥ずかしいから誰にも見せないでくれ」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:03:40.33 ID:QrVdk1LBo
柩「でも、こんなにかわいい千足さんをみんなに知らせなくていいんですか?」

千足「…恥ずかしいよ」

柩「そうですか」

柩「じゃあ、誰にも見せません」

千足「よかった…」

柩「ただし、条件があります」

千足「条件?」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:05:32.74 ID:QrVdk1LBo
柩「まず、部屋に戻りましょうか」ニコッ
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:12:26.23 ID:QrVdk1LBo
四号室

千足「…で、条件というのは?」

柩「これ、つけて下さい」

千足「またこのネコミミをつけるのか?恥ずかしいな…」スッ

柩「大丈夫ですよ」

柩「この部屋はボクと千足さんだけの部屋ですから」

113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:18:22.54 ID:QrVdk1LBo
千足「桐ヶ谷?も、もう満足したか?」

柩「千足さんポーズもとって下さい」

千足「え?」

柩「早く!」

千足「わ、わかった」

千足「こ…こうか?」ニャーン

柩「千足さんとってもかわいいですよ!!」パシャパシャ

千足「///」カァァ

柩「赤い顔も素敵です!」パシャパシャ
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:19:49.55 ID:ZSEzMAs3o
ひつちたっスね
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:25:48.68 ID:QrVdk1LBo
柩「でも、何か足りませんね…」

千足「こ、これ以上何をすればいいんだ?」

柩「あ!猫なのに尻尾がありません」

千足「し、尻尾?何を言ってるんだ?」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:29:44.83 ID:QrVdk1LBo
柩「これですよ、千足さん」ブブブ…

千足「そ、そんなもの挿れたら…」

柩「あれ?これをどうするかわかるんですね?」

柩「千足さんって以外にえっちですね」

千足「ち、違うんだ桐ヶ谷」

柩「使い方分かってるみたいですしもう挿れちゃいましょう」ブブブ…
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:37:33.85 ID:QrVdk1LBo
柩「あれ?なかなか入りませんね」

柩「ひと思いにいっちゃいましょう」ブスッ

千足「うあっー!!!」ビクビク

柩「…」●REC

柩「千足さん、何寝転がってるんですか」

柩「早く四つん這いになってください」

千足「あっ、あぁぁ」フルフル

柩「いいですね千足さん、猫らしくなってきましたよ」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:48:15.03 ID:QrVdk1LBo
だめだ
エロはやっぱ無理だ
誰か続き考えてくれ

ただ、ひたちつが至高だということが伝われば何よりだ
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 23:59:37.39 ID:uhwRCvfdo
おあ
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/26(月) 00:11:45.59 ID:oa5cQhGbo
千足「桐ケ谷、なんでこんなこと……」

柩「可愛いからに決まってるじゃないですか」

千足「そんなこと、ない…私が可愛いなんて」

柩「千足さん?」ズイ

千足「……っ!?」ビク

柩「私が可愛いと言ったら可愛いんです」

千足「桐ケ谷なにを言って……」

柩「千足さんはネコなんだから文句なんて言わないですよね?」ボソッ

千足「……あ」ゾクゾク


こうですか?分かりません
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/26(月) 00:20:37.59 ID:yOm0LBXXo
ネコは喋りませんよ
さあ続きを
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/26(月) 00:45:29.85 ID:xdKsNNbzo
柩「仕方のない豚共ですね」


続き

柩「分かったら返事はにゃあです」

千足「う……にゃあ///」カアァ

柩「よくできました、よしよし」ナデナデ

千足「にゃあ……」

柩「ふふ、可愛いですよ」

千足「にゃあ///」

柩「……」

千足「んにゃあ///」スリスリ

柩「うわ……変態」

千足「……え?」

柩「下半身丸出しでお尻に尻尾を挿されて家畜みたいに四つん這いになって興奮してるんですか?」

千足「それは……」

柩「正直そんな千足さんはかっこよく見えません。ただの変態です」

千足「う……でもこれは桐ケ谷が!」

柩「私みたいな小さい子に半裸で擦り寄る変態のくせに」

千足「……まない」ボソ

柩「今何て言ったんですか?そんな声じゃ聞こえませんよ?変態な千足さん」

千足「すまない……っ!」ドゲザ

柩「ふぅん……無様ですね」

千足「幻滅させてすまなかった、どうか許してくれ」

柩「まあそこまで言うのなら許してあげます」

千足「すまない……ありがとう」

柩「でも一つ条件があります」

千足「な、なんだ」

柩「今から私の言うことを聞いてください」ニヤァ
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/26(月) 00:48:08.81 ID:xdKsNNbzo
おやすみ
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/26(月) 14:07:43.34 ID:O7p12bdd0
ふぅ
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/26(月) 19:11:57.62 ID:wLAdH6dY0
春紀「厄介な事になった」シリーズが凄く好きなんだが、あの作者また続編書いてくれないかな…
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/27(火) 16:25:06.64 ID:0OxtzHbG0
千足「……まない」ボソ

まないたって言うのかと思った
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/27(火) 16:37:47.52 ID:yfJyP4pSo
鳰「優等生かい!」

兎角「ふん!」腹パン

鳰「がは…っ!」

晴「鳰っ!?」

鳰「……っかは!ごほっごほっ!」

晴「大丈夫!?……酷いよ兎角さん。どうしてこんなことするの? 」

兎角「これはお前のためだ。こんな奴と関わるな」

晴「そんなの晴の勝手でしょ!」

兎角「どうして分からない…!?」

晴「わからずやは兎角さんの方だよ!」

兎角「黙れ!」バチン!

晴「痛い!」

鳰「晴!」

兎角「お前も黙れ!」

鳰「ひ…っ!」

晴「やめて…やめてよ…本当にどうしちゃったの?」

兎角「分からない奴にはこうするしか、ないんだよ!」スパァン

晴「ひぎいっ!」


みたいなSS読みたいなあ
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/27(火) 17:01:56.17 ID:2PujjQnRo
DV兎角

鳰と晴の愛の逃避行が見える
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/27(火) 17:51:28.23 ID:VCfYvn1rO
ぶっちゃけ守護者の立場からしたらそうしたくもなるよなww
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/27(火) 18:03:24.59 ID:Ctwrmyaio
ただアイス食べたかっただけの鳰たそ
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/28(水) 19:04:44.00 ID:ii694vHVo
もっと流行れ
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/28(水) 19:05:17.45 ID:VHPnRHMgo
悪魔のガンツ


鳰「プ、プチメロあげますから…」

伊介「早く殺しちゃおうよー伊介疲れた」

晴「可哀想だよ…」

兎角「私が[ピーーー]」

春紀「お、やるのか」

純恋子「早くしてくださいませんか?」

兎角「言われるまでもない……なぜだ?撃てない…」

香子「今更腰が引けたか。暗殺者じゃなかったのか?」

晴「ほっ…」

しえな「お前らいじめは許さないぞ」

凉「そう熱くなるな。所詮ゲームじゃぞ」

柩「千足さん怖いです…」

千足「大丈夫だ。私が守ってやる」

乙哉「もー遅いよー!」チュイーン

真昼「ひっ!」

鳰「プチメロあげまーー」バァン!
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/05/29(木) 23:32:33.51 ID:aq4Cbk1yO
ターゲットに悟られないように、痕跡が残らないように、こっそりと殺すのが暗殺者のたしなみ。もちろん、ターゲットに殺害予告票を渡すなどといった、ポンコツな暗殺者など存在していようはずもない。

私立リドアン女学園10年黒組。

ここでは、寮で同室になった者同士が“姉”と“妹”に分かれ、互いに教え導き、支え合いながら暗殺者としての力を高めていくという制度が、今でも引き継がれている。


「兎角さん!お姉様どっちどっち?」
「…どっちでも構わないけど」

「あ、どうしようイラっとする……お姉様って呼んでよ」
「おうっ!お姉様!」


さてさて…今日はどんな姉妹の物語が繰り広げられていくのでしょう。


みたいな話を今温めてる
マリみてパロ
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/29(木) 23:34:00.91 ID:h9s6zunbo
ドリアン女学園に見えた
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/29(木) 23:46:26.15 ID:Z9JGZ+tb0
兎角「この学園、臭いな…(ドリアン臭)」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/30(金) 00:26:02.45 ID:8Qzj3h3io
台無しっスよ!
137 :晴「助けは来るよ、番場さん」真夜「はァ?」 [sage]:2014/05/31(土) 03:00:13.27 ID:4LE8Jyo1O




真夜「なぁーに言ってんだァ?恐怖で気でも狂ったか!?そいつは傑作だなーオイッ!」


ぎゅっ


真夜「!?」


晴「……」


真夜「な、なにしてんだ!?離せッ!!汚ったねぇ手でオレに触んなッ!!」


晴「…離さないよ、言ったでしょ?助けは来るよって」




晴「だから離さないよ、番場さん」


真夜「〜〜ッ!!」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 03:02:22.23 ID:4LE8Jyo1O
って内容でスレ立てようと思ったけど続きが思い浮かばない
にしてもアニメリドルは晴ちゃん兎角兎角ばかりで他を気にしなくなっちゃったよね、最初は聖母みたいだと思ってたんだけど…
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 06:50:23.03 ID:urZVmuHeO
>>137
真夜ちゃんがトラウマ乗り越えて消えちゃうラストしか思い浮かばない…(´・ω・`)


皆助けたい聖母聖母してるよりは人間らしくて良いと思うんだけどなー
キャラクターそれぞれの事情を晴ちゃんが知ってて…ならまだ分かるけど、兎角さんが危険な目にあったのに「伊介さん、真夜ちゃん大丈夫?」みたいな展開になったら逆にオイって思うわww
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 07:05:49.58 ID:1/NN96HJO
俺も晴真夜、晴真夜には期待してたぞ。ストラップ大事にしてたしな、理由はどうあれ。それに一、二話の頃よりは兎角以外には目を向けなくなったってのは分かる。鳰の誘いも断ってたし、快楽殺人鬼すら許してた?くらいなのに、俺は今の方が違和感あるかな。まあ兎晴以外の組み合わせにも興味あるかないかで見方も変わるわな
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 10:42:13.62 ID:k2mgxnF8o
晴真夜も晴伊もありだと思うがいかんせん話が作りにくい…
兎角さんをどうするかも
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 13:08:04.87 ID:zfl9yYqBo
晴がいらないなら兎角さんもらっていくッスよー^^
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 13:38:44.91 ID:1/NN96HJO
うーん、伊介や真夜たちに[ピーーー]意思がないってはっきりすれば問題ないんじゃね?兎角は。伊介は晴に恵介を見出したり、真夜は真昼時に仲良くなれば殺されなさそうなもんだけど
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 14:08:49.58 ID:urZVmuHeO
俺も真晴は好きだぞ。
アニメでも>>137みたいな流れにしてそこから和解…なら全然納得出来るし。
真夜ちゃんも本当は良い子っぽいし。


という訳で>>137の続きにはとても期待してるます…
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 14:51:50.25 ID:MDNmL3IB0
乙哉「ねぇねぇ晴っちー」ギュー

晴「なに?乙哉さん」ギュー

伊介「ちょっと?横取りすんな☆」ギュー

春紀「あっつい…晴ちゃんも伊介様もくっつくなよー」ギュー

しえな「だからってなんで僕に抱き付くんだ!」

春紀「ノリ?」

乙哉「近くにいたからじゃない?しえなちゃんもえーい!」片手でギュウ

しえな「ぎゃー!輪になった!」

兎角「輪というか押しくらまんじゅう…」

晴「あ、兎角さんだー!」片手でギュー

兎角「ちょ、一ノ瀬…暑っ」


涼「…何しとるんじゃ奴らは」

香子「楽しそうだな」


みんな仲良くイチャイチャしてな!って思います。
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 15:00:03.36 ID:/Jcsnn/2O
>>142
いいじゃん鳰兎、つーか>>145みたく皆仲良くなるのが理想。リドルってどの組み合わせも合うから魅力的なんだよな
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 02:11:10.13 ID:bP6ZiHwx0
溝呂木「ルームメイト替えをするぞー。あ、組み合わせは俺がランダムに決めたからな」

香子「犬飼、よろしく頼む」

伊介「やぁだ真面目
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 03:20:13.49 ID:vCWWfC/50
小ネタ思いついたが筆が進まんので誰か頼む

裏オリエンテーションで発表されたターゲットが何故か晴ではなく鳰
一同唖然とする中、遅れてやってきた兎角さんは、
ターゲットが鳰になったことも知らず本編通り予告状を破り捨て、晴を護る事を宣言して去る

黒組開始。兎角さんは晴がターゲットと勘違いしたまま、来もしない刺客を警戒しつつ平和な日常を送り、
一方我らが鳰ちゃんは兎角さん達の知らないところで10人のアサシン相手に命を狙われる羽目になるのだった

という鳰ちゃん苦労物語を誰か頼むッスよ!
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/01(日) 03:21:06.78 ID:vCWWfC/50
予告状じゃなくて予告票やったな
すまん
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/01(日) 03:42:04.33 ID:hJdRaFnIO
その場合兎晴必要ねーだろwww
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/01(日) 06:23:57.12 ID:GdBAlTX1o
鳰ちゃん
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/01(日) 07:02:10.36 ID:r82DBsD4o
>>140
シリアルキラー受け入れそうな姿勢なんかあったかな?
基本的に襲われるまでは疑い無く信じてるけど
事情が分かってまで完全に寛容かといわれると、そんな様子はないような…
友達になれたかもしれない子がいなくなって寂しいとは思ってるみたいだし、甘い部分はあるけどね

どっちにしてもハンマー振り回しながら襲ってくる相手に寛容な姿勢は流石に無理だ…物理的に…
でも番場さんは意外と話せる人だから、一段落ついたら何かしら晴ちゃんも考えるところがあるかもしれないし
晴昼とか晴夜も妄想の余地があるとするならそこだなと思った
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/01(日) 21:29:14.82 ID:Kihz+nfb0
重度の切り傷に慣れてるだろうから肉体的には受け入れられる姿勢が整ってると言えなくはない
精神的には知らん
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/02(月) 20:25:25.82 ID:nCIF0HJbo
もしも真昼と真夜が普通の双子だったらって考えたけど、真夜って性別的には男らしいっすね
その場合ギャルゲ展開とかにならんかと妄想したけど百合アニメ的にそれはタブーやな
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/02(月) 20:31:42.07 ID:SKbBPubKo
ソシャゲだと男らしいけど(聞いた話なので真偽不明)少なくともアニメでは女
無問題
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/02(月) 21:46:14.81 ID:fs9jgOBGo
その設定なら
ターゲット:真昼
守護者:真夜
とか面白そうだと思った。アニメ終わったら書いてみようかな

問題は兎角さんと晴の立ち位置どうするかだけど
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/02(月) 22:07:17.88 ID:vj1WWLZHo
男だけど身体は女の子 その子を無理やり・・・

アリですね
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/02(月) 23:13:31.39 ID:Ei7aV+ne0
あたしは負けた。

骨折し、1ヶ月入院した末に退院。

家族を養うどころか負債は増え、家計はまた一層苦しくなった。

可愛い妹弟達の事を想いつつ、私は「転校」という名のペナルティを受けるべく、まだギプスの外れない体に鞭打って歩く。

「暗殺に失敗した者の末路」。
あたしはそれを知らない。ペナルティが如何なるものであったとしても、手を伸ばさずにはいられなかった一筋の希望の光。

敗者に逃げ場なんてないんだ。

ごめんな、みんな…



ガチャッ



「「「765プロヘようこそ!!」」」クラッカーパーン


春紀「え」

春香「こんにちは寒河江春紀さん!今日からあなたも765プロとしてトップアイドル目指して頑張ろうね!」

春紀「ちょ」

やよい「もうソロCDデビュー決まってるなんてすごいですー!春紀さんのお友達も、一足先に頑張ってますよ」

乙哉「うあー!レッスンきっっつ…」ハァハァ

香子「ダンスや歌は…暗殺に必要な筋とはまた違う部位を使うんだな…」ハァハァ

春紀「ナニコレ」

鳩「破壊された備品の修理代なんてバカにならないっスからね。その為にわざわざ上玉のアサシンを集めてんスよー。ふふ、元は取ってもらいますよぉ」


みたいなね。いいと思います。
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/02(月) 23:26:08.86 ID:/jWJhYico
顔出ししていいんだろうか
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/02(月) 23:27:43.87 ID:uFlpfP31O
負けたらCDデビューにはこういうカラクリが!?ww
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/03(火) 00:06:48.94 ID:KsLeyv+/o
>>158
乙哉ちゃんをアイドル事務所なんかに入れたら何がおこるか分かったもんじゃないぞ…
なんか好みなタイプ多そうだし
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/03(火) 00:59:32.68 ID:YwtFIUrq0
というか同じ声してる人が結構いる件
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/03(火) 01:03:02.19 ID:u/FxxWpdo
さりげなく鳩になってる
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/03(火) 12:26:21.64 ID:67Z3WkrPO
鳰ちゃんは765じゃなくてスクールアイドルしてそう
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/03(火) 16:58:02.24 ID:q2EnSzXMo
鳩wwwwwwww
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/04(水) 00:07:21.72 ID:29lrSGjwO
鳩って「にお」とも読むんだ、へー知らなかったーって思ってたのにマジか…マジか…



春紀「ちょっと待て、アイドルとして顔出しなんてヤバいだろ。あたし達はアサシ…っ」モガッ

鳰「ストーップっすよ、春紀さん。それは言っちゃダメっしょ」

春紀「走り!お前いつの間に…」

鳰「暗殺者としてのあなた方の悪行は全てうちのバックが揉み消すんで安心してくださいッス」コソッ

春紀「…マジで言ってんのか?あたしはともかく、武智なんて指名手配犯だぞ」

鳰「問題ないッス。ついでに、暗殺業以外においても経歴生い立ちは全て綺麗にしておきますんで」ニッコ~

春紀「…ほんと、何者だよ」

春香「あ、最近765プロと提携を結んでくれた走り鳩さんですよね?こんにちは!」

鳰「はいはいこんちわーっす!いやいやアイドルとお近づきになれるとは…って、鳩?」

千早「鳩って可愛い名前ですよね」名刺ジー

鳰「ちょ、鳩じゃなくて『鳰』ッスよ!って、あー…名刺には確かに鳩って…くそ、あの名刺業者間違えやがったな」

小鳥「ピヨピヨピヨ…」ゴゴゴ…

鳰(殺気!?)ビクッ

小鳥「小鳥、鳩…鳥類キャラとして痛すぎるキャラ被りですねぇ」ゴゴゴ

鳰「鳥類キャラってなんスか!?ちょ、たんま…」

小鳥「問答無用!鳥類キャラは1人で十分ピヨ!」ドゥクシッドゥクシッ

鳰「痛っ!痛っ!」

乙哉「キャラ被りかぁ。それならここに深刻なのがいるのに。ね?響っち」ジョキン

響「うっ…こっちにハサミ向けるなー!あと離せー!」ジタジタ

乙哉「響っちて肩が華奢だよね…すごく細くて、なのに出るとこは出てるし…可愛い。ねぇ、どうしてあげよっか?」ハァハァ

貴音「乙哉。無礼です、響は先輩。それに貴女の行いは狂気じみていて目に余ります…」

乙哉「…なに?あたしの邪魔するの?」

響「貴音!助けてー」ウワーン

香子「被りという程のものでもないがツインテールという点では同じだ。…やはりいい気はしないものなのか?」

やよい「そんな事ないです!香子さんのツインテールは黒髪が映えてすごく綺麗ですし、仲間が増えてすごく嬉しいですー。仲良くしてくださいっ」握手

香子「あ、ああこちらこそ…//」握手

伊織「ふん、ツインテールはやよいが一番似合うわ」


春紀「…キャラ濃いな」

春香「ね?楽しそうでしょう?皆で一緒にトップアイドル、目指して頑張りましょうね!」

春紀「はは…ま、なるようになるよ、な」



という事で鳩ちゃんは伏線でした、って事にしとく。
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 00:09:58.15 ID:7e4TYkMpo
まあ鳰も鳥類なんですけどね
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/04(水) 00:43:53.35 ID:OL36pc/B0
アイマス界との同CVキャラ
伊介様=萩原雪歩
番場真昼/真夜=三村かな子
乙哉=我那覇響
香子ちゃん=城ヶ崎美嘉

番外として
冬香=城ヶ崎莉嘉

結構いるな
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 02:17:11.07 ID:ctCKsaN7o
へぇー リドル新人しかいないと思ってたから以外
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 02:39:56.59 ID:CUhI/WhGO
晴英に期待してる人は居ないんですかねぇ?
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 09:36:33.05 ID:lunBGgZIO
10話見ないことにはまだなんとも…
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 11:01:44.55 ID:AwLWZ8EdO
いやだから期待なんでしょ、見てしまったら期待もへったくれもねぇ…
どーせアニメ兎晴一直線だし
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 12:09:07.30 ID:wGDafIbhO
人数かなり減ってるしそれなりに絡み有るでしょ
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 14:21:18.72 ID:FftGCCTSO
女王蜂候補対決かもしれないし楽しみだよ
娘type記事によると純恋子も身体に秘密があるらしいからな
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 14:58:13.83 ID:lqmG0rTno
番場さんの香りに常に包まれてないと死ぬ病気持ちだっけ
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 15:24:04.79 ID:PqEM09owO
じゃあ次週冒頭から死ぬじゃん
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 17:34:52.96 ID:PqEM09owO
10話予告きたな。

「敗者の足掻きは見苦しいですよ?」って、これまでの敗者登場するんか?それとも兎角負けそうになっての流れの台詞なのか…
そして溝呂木先生遂に泣く…!?

晴ちゃん兎角さん呼びに戻ってるけど色々次も楽しみだ
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 23:13:28.41 ID:AXjFNJqTo
剣 持 し え な 再 臨
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/05(木) 02:34:56.84 ID:7QbGe1I8o
どうも乙哉ちゃんらしい
愛しのしえなちゃんに会いに来たのかな…?
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/05(木) 03:44:29.54 ID:3tZgfy2y0
どうしても殺したいっていう乙哉か不本意な退場をしたしえなくらいしか
再登場のモチベがありそうなのがいないわな
こうやって並べるとなんだ、動機はともかく似た者同士じゃないか
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/05(木) 05:43:50.43 ID:RwEKZaLuo
はるにゃんが伊助様さらいにくふんだら?
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/06(金) 14:59:12.32 ID:4wkXXtmiO
>>174
確かに女王蜂候補対決だったが…
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/06(金) 22:02:11.49 ID:5i9PKBLSO
まさか本当に英イボーグだったなんて
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 00:33:35.34 ID:1RP0KfzcO
春紀「あたしが楽にしてやるよ」つ予告状

晴「! いやっ」ダッ

春紀「……」シュッ ギュルッ

晴「ぐあっ、ぁ…!」

春紀「……」ググググッ

晴「あ、うぅ…あ、と、角さ…助け…っ」


しーん…


晴(…兎角さん、なかなか来ない)グググッ

晴(これじゃ意味ないしバカらしいよね…自分でなんとかしよっと)

シュッ、バキッ!

春紀「ぐあっ!?」バタッ

晴「けほっ、春紀さん酷いよ…」ストッ

春紀(なんだ今の脚力…!)

晴「友達だと思ってたのに…春紀さん…」

春紀「…悪いね晴ちゃん。大丈夫あたしも近々そっちに行くさ」(考えてる暇はない、気を取り直して…)ジリッ

晴「…隙だらけ、だよ」ボソッ


ーーーーーーー

晴「ね?晴は死にませんよ」馬乗り

春紀「う…っ」ボロッ

春紀(なんてこった、まさかあの晴ちゃんが…)

晴「春紀さんって強くて優しくて姉御肌で…」サワッ

晴「晴のこと実の妹みたいに可愛がってくれたけど、本当はすごく弱くてこんな風に簡単に抑え込まれちゃうような人だったんですね」

春紀「お前は一体…」

晴「うーん、兎角さんなかなか来ない…。まぁ丁度いっか」

晴「弱いのに威勢がいい人、晴は大好きです♪ギャップ萌えって言うのかな、よく分からないけど取るに足らない感じがすごく素敵に思えて」キャッ

晴「…だから、兎角さんが来るまでたっぷり可愛がってあげますね。お姉さんぶってた春紀さんの可愛い顔、見せてください」ツツ…

春紀「あっ…」


何かに目覚めた気がする。
攻め受け見境なく春晴春は素晴らしいと思うの。
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 02:01:15.11 ID:R0m0aJ3AO
>>184
春晴いいよね。
もともと絡みも他と比べて結構多いし
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 03:29:05.60 ID:9QxNPRkfo
これからは晴攻めが流行る
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 05:15:52.10 ID:RtkO+q3jo
はるはる
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 15:07:42.80 ID:/6aJvrQJo
公式化したことだし鳰乙流行ってもいいんですよ
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/08(日) 04:14:53.97 ID:yFGmBCbr0
>>184
続けて?
というか総攻め晴に期待したい

鳰はもっと乙哉さんいじめていいと思う
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/10(火) 09:35:02.61 ID:SMxRGwKT0
鳰乙なんかより乙しえ
でもしえ乙もいいと思う
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/10(火) 10:30:38.78 ID:Rr1SLfNC0
ちたしえで
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 00:48:32.58 ID:eie/lVcVO
溝呂木「働き蟻は実質3割りしか働いてなくて、7割りは仕事もせずうろうろしてるだけ。しかし働いている3割りを隔離して観察すると、またなんとさっきと同じ比率でちゃんと働いてる蟻、サボる蟻とに分かれるんだ。サボってた7割りの蟻で同じ実験をしてもそう。また、環境により性別が変化する生物も存在する。感動的だろう!このように環境に合わせて役割分担をするのは大変効率的で、素晴らしい生物の進化だと思う。よし、人間にも同じことが起こるのか実験だ!!」


兎角「…うちの担任はバカなのか……?」

ーー攻めグループーー

兎角「既に出来上がってるカップリングを引き離して攻め受けに分類後隔離?狂人としか思えない…」

涼「ファンシーな内装じゃが硬いコンクリート。強靭な壁でワシらを閉じ込めるとは。香子ちゃん大丈夫かのう…」

伊介「この人数で密室?やぁだ♪あり得ないんですけど」

乙哉「私好みがいない…!でも別嬪さんばかりの大部屋…やだ、興奮しちゃう」ゾクゾク

純恋子「不躾ですわよ武智さん。1人に手を出せば他を敵に回してしまいますわ、我慢なさって?」

千足「桐ヶ谷…大丈夫だろうか…」



ーー受けグループーー

柩「うええ…千足さん、千足さーんっ」ウェーン

晴「柩ちゃん、だ、大丈夫だよ。きっとまた会えるよ」

春紀「よしよし。つーかこのメンバーならあたし完攻め無双じゃ…」チラ

しえな「武智とカップリング組まされると命の危険を 常 に 感じるから、アイツ以外なら誰でも良い」

真昼「あの…ここどこですます…?」

香子「分からない。ただ容易には出してもらえないようだな…」



ーー未分類ーー

鳰「……未分類って、なんスか」ポツン

鳰「奇数だからあぶれただけじゃないッスかー!!こんなのあんまりだー!」

真夜「うるっせーぞ。どうした?」ヒョコッ

鳰「し、真夜さん…!?」ドキーン



おわり。
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/11(水) 05:53:05.49 ID:6aRnFY6cO
溝呂木「どうでもいいけど一ノ瀬一人だけ狙われる立場なのに晴兎だけってどういうことだよ!?どう考えても一話から晴伊や晴春、晴昼や晴鳰、晴乙や晴英といった晴ハーに期待してたのにどうしてこうなった!!百合ハーアニメなんて滅多にないから期待してた先生を裏切ったんだ!!ちくしょう…」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/13(金) 12:49:39.54 ID:ywwDllZn0
ー絶対に笑ってはいけないお茶会ー


晴「!…人形…!?」

涼人形「カタカタカタ」

兎角「ww」

デデーン東ーアウトー

晴「兎角さん!?」

兎角「しまった!」



乙哉「んーっ!んーっ!!」

※一人だけ本物

兎角「wwwwww」ブフゥ

デデーン東ーアウトー

晴「兎角さん!!」

兎角「しまった!」


人形達「サスガデスワ」「カップモステキ」「サスガデスワネ」

デデーン東ー武智ーアウトー

兎角「wwwwwwちょっwww」

乙哉「んーっwwwんんぶふっwwww」


晴「…」フッ

デデーン一ノ瀬ーアウトー

晴「!そんな…っ」


純恋子(…勝った!)



195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/13(金) 13:14:54.43 ID:kDP+PIXRo
言い訳しながらケツしばかれる兎角さんが見たい
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/14(土) 10:27:31.23 ID:EkMzV9kFo
そっくりだけれど番場さんとは違いますわ
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/14(土) 21:36:01.34 ID:BKNM9cob0
真昼「……わたすの……ニーソックスがない……」

純恋子「まぁ、それは大変」

真昼「………英さんが履いてるのって……」

純恋子「…」ニコ


みたいなネタを思いついた訳だが広がらなかった
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/15(日) 06:25:53.12 ID:EzQQ87uio
来週で本放送終わりか・・・
安価スレでも立てようかな
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/16(月) 14:43:26.12 ID:+TOx77dGO
鳰ちゃんがどう動くか気になる
原作だと「晴ちゃん卒業させる気ない」って理事長に宣言してたし…
頼むから死なないでくれ
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/16(月) 15:00:39.31 ID:ulXCY20Go
兎角が春に手を出さないのを条件に全員の慰みものにされるのがいいでしゅ
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/16(月) 16:16:00.05 ID:NyheEYDWO
晴ちゃんが全員から狙われる(貞操)展開がいいでーす
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/17(火) 00:22:17.61 ID:ePgS9IPn0
良い意味でどっちでも良い
見たい
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/17(火) 23:52:12.17 ID:kNR4chuZO
春紀「東なら来ないぜ」つ予告表

晴「え…」

春紀「悪いね晴ちゃん」シュルッ

伊介「東兎角は死んだわよ。ふふ、晴ちゃん大ピーンチ」

春紀「伊介様…?予定より早いお出ましだな」

伊介「当たり前じゃない?だって私…」ビュッ

春紀「!? ぐっ」ガキィン

伊介「アンタに晴ちゃん譲る気ないもん♪」

春紀「伊介…」

伊介「報酬はそっちにあげるから共闘しよう?バッカじゃない、そんな嘘よく信じたわね」

春紀「分かってたよ」

伊介「は」

春紀「分かってた。伊達に伊介様のルームメイトやってないよ」

伊介「…」

春紀「それでも譲れないんだ」シュル…


冬香『はーちゃん、お母さんがぁ』ヒック

弟『お腹空いたよぉ…』ウワァアン


春紀「…、あたし、は」

春紀「もう自分の意思では動けない!どんな手段を用いても、家族の為に…!!」

伊介「…ふーん」


恵介『俺を助けてくれ』

恵介『いい子だ伊介。もっと強くなってどんな任務でもこなせるようになるんだ。愛してるよ』チュッ


伊介「自分に向いてないっていい加減気付いたら?雑魚♪」

晴「ダメ、二人とも…」

伊介「そこ動かないほうが賢明よ?巻き込まれたくなかったらね♪」

春紀「…伊介様とは、戦いたくなかったな」

伊介「甘いわね。そんなんだから雑魚なのよぉ♪ターゲットにしたら後はもう肉塊にしか見えないのがプロってもんよ?どうぞー?先手は譲ってあげる」

春紀「…アンタもあたしも晴ちゃんも皆、どうしてこうなっちまったんだろうな。因果なもんだね、ホント…」

伊介「…ごちゃごちゃうるさいな。伊介は2度と待たないから」シュッ

春紀「……」

伊介(避けない?弾かない?待て、これじゃ…)





鳰「春紀さん、自分に多額の生命保険かけたらしいッスね」

鳰「暗殺報酬はみんなの笑顔と断罪?意味分かんねー、中2病かっつの」

鳰「…成功しても失敗しても叶うだなんて、本当執念深いお人ッス」



春紀「…やっぱ、大切な友達を殺せないわ」ニコ

ザシュッ
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/18(水) 09:23:29.76 ID:k+2sMw3fO
いきなり流れぶった切っててワロス
でも面白かったよ乙

個人的には千足さんじゃなく晴が柩に出会ってたら、晴の家族の誰かを始末したのはエンゼルトランペットだったら
晴親切だし家族殺されたなら有名な暗殺者に殺られたんだろうから、こんなあり得そうな話が読みたいね、書ける人いる?
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/18(水) 12:59:03.28 ID:1IlEygYSO
>>203
名作じゃないか…
泣いた
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/18(水) 17:37:18.29 ID:uiPOobAqo
1レスでこんなにグッとくるSS書けるもんなんだなぁ
すごいな
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/18(水) 18:58:33.99 ID:6cW3Rn6I0
786文字くらい
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/19(木) 00:23:58.25 ID:U04DucfL0
誰か鳰晴書いてください
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/19(木) 00:52:40.16 ID:y6GmT7D+o
兎角が死ぬか晴の元から去って晴が傷心しながら新しい理事長になって鳰がそれを支える鳰晴の妄想はする
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/19(木) 09:23:29.91 ID:Urfsunvz0
柩「千足さん、僕…」
千足「どうした?もう欲しくなったのか」
柩「うぅ…恥ずかしいです」
千足「ふふっ、仕方ないな…ほら。口を開けて」
柩「あー…んっ」
千足「ふぅ。どうだ?」
柩「んぅっ…千足さんの、すごい…濃厚ですね。ちょっと、んくっ…飲み込み、にくい…」
千足「大丈夫か?すまない…随分久しぶりだったから」
柩「いえ…これが千足さんの味なんですね。すごく、あったかくて、おいしい…です」
千足「そうか…よかった」
柩「千足さん…あの、僕、もっと…」
千足「なんだ、もっと欲しいのか?ふふふっ、これでは、大事な後からの分がなくなってしまいそうだ」
柩「あっ、それは困ります!」
千足「なら、少しだけ我慢だな」
柩「はいっ」



鳰「…なにやってるんスか?」
柩「あ、走りさん!千足さんがお料理してるんですよ!」
千足「エビフライと、特製タルタルソースを作っているんだ…なんだか、恥ずかしいな…柄じゃないだろう?」
柩「そんな!ソースまで手作りなんて、やっぱり千足さんは素敵な女性です!」
千足「…も、もうすぐエビフライも揚がるぞ、走りも食べていくか?」ジュワーン
鳰「……や、ウチはプチメロがあるんで、お二人でごゆっくりどうぞっス」

っていう千足さんの千足タルソースをひとりじめする桐ヶ谷さんのSSくれ
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/19(木) 12:44:18.92 ID:FPb5SbfCO
>>204

晴「…えーっと、ミョウジョウ学園、ミョウジョウ学園は…っと…」キョロキョロ

ドン

「わっ!」

晴「ひゃっ…!?ご、ごめんなさい!怪我は無いですか!?」

柩「あ、はい。こちらこそ…よそ見をしていたもので」ペコッ……バサバサ

晴「あ、荷物が…」ヒョイッ

晴「!……ミョウジョウ学園入学案内…ミョウジョウ学園の生徒さんですか!?」

柩「は、はい。行くのは今日が初めてになりますけど…」

晴「!実は晴もこれからミョウジョウ学園に行く所なんです!」

柩「!…本当ですか!?」

晴「あのっ」

柩「なら」

晴柩「「一緒に連れて行って貰えませんか!?」」

晴柩「「…え?」」

晴柩「「……」」

柩「…えっと……実はぼく、道に迷ってしまって…」

晴「……えへへへ…実は、晴も…」

晴柩「「……」」

柩「…」クスッ

晴「…ふふっ」

晴「一緒に探そっか」

柩「はい…!」

晴「あ、晴…じゃなくて私、一ノ瀬晴って言います」

柩「ぼくは、桐ヶ谷柩です。よろしくお願いします」ニコ

晴「柩ちゃんは小学生?一人でここまで?」

柩「しょっ!?…違います。ぼく……」


という感じの出会いなら思い付いた
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/19(木) 20:48:41.09 ID:mKF0AB/Ho

春紀「どうってことないご挨拶」






恵介「で、君はどこの馬の骨なのかな?」ニコニコ

春紀(やっべ…殺気!?)

恵介「悪いね、でも大事な一人娘に、悪い虫がついたって聞いたら君だってこう言うんじゃないかな?」ニコニコ

春紀(ほらやっぱり!伊介様、なにが全然大丈夫、だ!)チラ

伊介「」

春紀(固まってるし!)


〜数日前〜


伊介「春紀ぃ〜」

春紀「ん、なに?」

伊介「私たち、付き合って結構経つじゃない?」

春紀「ああ、そうだね」

伊介「それでね、ママに付き合ってる人がいるーって言ったら、会いたいーって」

春紀「え、そうなの?」

伊介「女の人よ、って言ったんだけど、会ってみたいって」

春紀「そっか、いいよ、あたしも一度ご挨拶に行こうかと思ってたから」

伊介「ご挨拶って///」

春紀「やっぱりこういうのはきっちりしないとな」

伊介「そんな構えなくても全然大丈夫よー、ママより優しい人なんてこの世にいないもん」

春紀(うーん…確か伊介様のママって、男の人で、暗殺者なんだっけ?ちゃんと挨拶とか考えておかないとな)

213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/19(木) 20:49:57.89 ID:mKF0AB/Ho

〜現在〜


春紀「寒河江 春紀です、今日は娘さんと交際していることのご挨拶にきました」

恵介「なるほど」ニコニコ

春紀(罵られてもまともな挨拶できるか試したのか…何も考えず来てたら殺られてた、絶対)

伊介「ま、ママ?どうしたのそんな怖い顔」

恵介「伊介は黙っていなさい」ニコニコ

伊介「はぁい…」

春紀(弱!?)

恵介「それで、君は伊介とどういうつもりで交際しているのかな?」ニコニコ

春紀「む、娘さんとは、浮ついた気持ちではなくて、真剣にお付き合いさせてもらってます」

恵介「なるほど」ニコニコ

春紀(殺気が濃くなった!?)

恵介「では、仕事はなにをしてるのかな?」ニコニコ

春紀「あ、暗殺者を…」

恵介「…それで、失礼だけど年収は?将来の具体的な目標も聞かせてもらえるかな?」ニコニコ

春紀「……え、と……」

春紀(だめだ…じわじわと嬲り殺しにされている気分だ…!)

伊介「」

春紀(伊介様からの援護は期待できない…!このままじゃだめだ、もう思ってること全部言うしか!)

春紀「あたしは、お金とか全然持ってないし、頭も悪いし、こんな仕事してるけど!」

春紀「伊介様のことは、ずっと大切にしていきたいと思ってます!それだけです!」

伊介「春紀…」

恵介「…」

春紀「…」

恵介「なるほど…」

春紀「…」

恵介「すまなかった、不愉快な質問をしてしまったことを許してほしい」

恵介「娘のことは、世界で一番大切に思ってるからね。君の事を試させてもらった」

伊介「ママ…///」

恵介「それでは春紀さん、娘と仲良くしてやってくれ」ニコニコ

春紀「はいっ!」

恵介「今度うちにも遊びにきなさい」ニコニコ




春紀「ふぅぅーーーーーっ……」グテー

伊介「ね?全然大丈夫だったでしょ?」

春紀「いや、3回ほど死を覚悟したよ…いったいどれだけの時間がたったんだ…」

春紀「10分!?」



おしまい
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/19(木) 22:27:06.52 ID:ikXonjv2o
固まる伊介様かわいいな
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/19(木) 22:37:32.52 ID:QFhKAzVQO
>>211
最高だから続けて下さい
モニター室で床に伏せてる理事長がどうしても読みたいって言ってるっす
どうか続きを…
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/20(金) 04:44:00.79 ID:i1GYrPz3O
春紀「」スタスタ

千足「ん?」

春紀「」ストン

千足「どうしたんだ寒河江?何か用か?」

春紀「んーいや、ちょっと桐ヶ谷を見に来ただけ」

千足「桐ヶ谷を?」

柩「むぅ?サタン強い…4連鎖以上は無理…っ」ピコピコ

春紀「可愛いなーと思って」

千足「?……そうだな。桐ヶ谷はいつだって可愛い。でも何故急に?」

柩「千足さーん!またやられちゃいました…ボクの仇をとってくださいっ」サッ

千足「あ…すまん桐ヶ谷、私はゲームはからっきしで…」ワタワタ

春紀「…はは、可愛ーなー」


春紀「」ポケー

兎角「…目が虚ろだぞ、何を見ている?」

春紀「ん?あぁ、ちょっと晴ちゃんをさ」

兎角「一ノ瀬を…?」

春紀「そんな怖い顔すんなよ。可愛いなーって思ってただけだよ」

兎角「なんだと!」ガタッ

春紀「ちょ、なんで逆にいきるんだよ。暗殺的な要素ないだろ」

晴「どうしたんだろう兎角さんと春紀さん…喧嘩?」


春紀「」ハァ

伊介「ちょっと」

春紀「ああ。なに?」

伊介「辛気臭い顔やめてくれなぁい?こっちまで気分悪くなるわ」

春紀「そんな顔してたかあたし?ごめん、気を付けるよ」

伊介「変なのー。教室でだってやたらおチビ達に絡んでたし?」

春紀「はは」

伊介「空元気だし♪」

春紀「……。やっぱらしくないよな。…よし。ごめん、ちょっと外す」スタスタ

伊介「……」ジッ

春紀「…もしもし?冬香?」

伊介「っ」

春紀「うん、姉ちゃんだよ。元気にしてるか?いや、特に用事はないんだけど…家族の様子が気になってさ。みんな変わりはないのか?」

伊介「なーんだ」

伊介「自分が寂しかっただけかぁ…♪」

春紀「マジで?くそーアイツ帰ったらしばく。はは、うん。冬香も無理はすんな」

伊介「……」

伊介「伊介も、ママに電話しよーっと」
おわり
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/21(土) 21:37:39.00 ID:otjf1n7qo
流れ切ってすまんけどツイッター見ると乙しえが公式になったって事でよろしいのでしょうか
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/21(土) 22:56:16.81 ID:rrXJ8cpfO
伊介「春紀とこういう店来るの初めてよねぇ。あらこれ可愛い♪」

春紀「ブレスレット?この花の飾り凝ってんなぁ、可愛い」

伊介「ピンク」スッ

春紀「お?」

伊介「似合ってるわよぉ♪」クスクス

春紀「マジ?やったーどうどう?」スチャッ

伊介「似合ってるってば。じゃあ伊介は赤ね♪」スチャッ

春紀「紫じゃなく?」

伊介「今は赤が好きなんですー」

春紀「へへっ」

伊介「柄じゃないけど気に入ったしぃ、買うかこれ。お揃ね♪」

春紀「えっ、お揃い…」ジッ

春紀「……ごめん、伊介様だけ買って?」

伊介「は?なんで」

春紀「ごめん、気分が乗らないんだ」

伊介「……ノリ悪ぅ」


数日後
伊介「ん?春紀じゃない?どこに行くつもり?…100均?」ガー

伊介「初めて来たわねぇ。庶民臭ぁ♪」

春紀「」ジー

伊介(アクセサリーコーナー。春紀の腕に付けてるやつとか安っぽいと思ったけど、まさかここで買ってたわけ?)コソッ

伊介(やだ伊介笑っちゃうー♪)クスクス

春紀『贅沢はできないな。うちは家族が多いから』

伊介「……。」

春紀「…似ても似つかないけど、ちょっとはそれっぽいかなぁこれ。花じゃなくてピンクのリボンモチーフ」ジャラ

春紀「あんな高いのは買えないけど伊介とお揃い欲しかったなぁ」

春紀「金ないから買えないなんて言えないし、そうすれば伊介が出すとか言いかねない」ハハッ

春紀「ずっと仲良くしたいから、お情けで金を出してもらうなんて事したくない」

伊介「……」


***********
春紀「ただいまー」

伊介「おかえり♪」

春紀「あれ?い、伊介様それ…前買ったやつじゃないよな?つーか、え?あれ?」

伊介「安っぽいけど可愛いでしょ?赤いリボンモチーフのブレス♪つーかアンタも似たのしてんじゃない、真似すんな♪」

伊介(今まで貢がれてきた伊介の貢ぎを拒否するなんて生意気ぃ♪ほんっといい度胸じゃないの)

伊介「うふふ、これでお揃いね♪」天使のスマイル
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/21(土) 23:28:13.66 ID:QuFp1w/00
天使のスマイルがBBAぽい伊介様可愛い
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/22(日) 00:48:15.32 ID:rvg2Sk0Ko
純情な伊介様かわいい
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 02:52:45.44 ID:WT49Y75IO
春紀の溝呂木ちゃん呼びが可愛いと小耳に挟んだので。


春紀「」ポケー

春紀(…左手、潰れちまったな。入院代とか治療代もバカにならない。完治を待たずにトンズラこいてやろうか)

溝呂木「さ、さ、寒河江ーー!!」バーンッ

春紀「…はっ?溝呂木ちゃん!?」ビクッ

溝呂木「ギプスをして…あぁぁああ複雑骨折って何があったんだ、大丈夫か寒河江ぇええ」

春紀「うるさっ。ちょ、落ち着け。なんでアンタがここに」

溝呂木「理事長に頭下げて教えてもらったんだ。急に転校、しかも大怪我したって聞いていてもたってもいられなくて」スンスン

春紀(緩…。一般人を暗殺者に過干渉させるなよバカ理事長)

春紀「短い間だったけど世話になったね。この通り怪我はしてるけど平気、今までありがとーございました」ニッ

溝呂木「いや、これで終わりじゃない」

春紀「は?」

溝呂木「一度受け持った生徒を転校したからサヨナラ、なんて切り捨てられるわけないだろう!!これからも寒河江は先生の大事な生徒だ!それは変わらない。だから悩みがあればいつ如何なる時でも先生に相談してくれれば良い。そうと決まればLINE!LINEのID教えてくれ」キリッ

春紀「話が駆け足すぎだぞ溝呂木ちゃん…」

溝呂木「バーコードでも良いぞー。お、これが寒河江のスマホだな」

春紀「ちょ、勝手にいじん…っ痛!」ズキッ

溝呂木「ああ!大丈夫か寒河江!誰か、誰か救急車をー!!」

春紀「ここ病院だからな。あーもー溝呂木ちゃん静かにしてくれよ、傷に響く」

溝呂木「うう、すまない…。……先生は寂しいんだ」ポツリ

春紀「ん?」

溝呂木「武智、神長、寒河江といなくなって次に剣持も病に倒れ入院転校…」

春紀(…病、ねぇ。脱落したんだなアイツも)

溝呂木「その翌日、創立祭の直後桐ヶ谷と生天目も顔を見せずに転校していって…」ブワッ

溝呂木「武智と桐ヶ谷と生天目は音信不通、連絡が繋がらないしどこにいるかも分からない。神長は施設にいるからそこに連絡を取ってみるんだが施設の人が神長に電話を代わってくれない上に、何か煙たがられてなぁ。はは。唯一居どころが分かるのは寒河江と、剣持くらいだよ」

春紀「……」

溝呂木「俺が初めて受け持った生徒達が次々にいなくなって…こんな別れ方をするのは寂しいよ」ナデナデ

春紀「溝呂木ちゃん…」

溝呂木「……剣持にも会いに行かないといけないから長居はできない。二人とも入院だもんなぁ、痛々しい。けどまた会いに来るからな!その時までにLINEIDを交換する準備整えておいてくれよっ」ニッ

春紀「…はは、しょーがないな」

溝呂木「残り6人、特に寒河江が可愛がってた犬飼一ノ瀬は先生が必ず支えるから安心してくれ。またな!」

春紀「鈍いと思ってたけどよー見てんのね。またなー」フリフリ


春紀(…明日にでも病院を抜け出すか)

春紀「日向の世界の住人とはお近づきになれねーよ。眩しすぎる」バサッ
おわり


カプって訳ではないけど、百合ドルと名高いこの作品で男女の絡み書くのは若干怖い(震え)叩かないでね
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 04:20:21.49 ID:y7EEJ5q+O
乙!
溝呂木先生好きなんでこれくらいの絡みは全然ありッスよー!
しえなちゃんへのお見舞いも見たいww
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/23(月) 04:21:33.77 ID:y7EEJ5q+O
乙!
溝呂木先生好きなんで、これくらいの絡みは全然ありッスよー!
しえなちゃんへのお見舞いも見たいww
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 04:22:22.49 ID:y7EEJ5q+O
すまんミスった…
しかも上げてしまったすまん…
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 10:57:39.32 ID:xhMpdPNbO
ここ速報の住民ってどれだけノンケ好きなんだ?もう女しか出てこない原作でも男とか作りそうだわ
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 11:08:57.31 ID:+1nbf70+O
>>217
やったじゃん、これで乙晴とかいうお前らの受け入れられない同室カプ以外を絶滅させられるな
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 11:09:59.77 ID:OlJXlbGBo
恋愛でもない男女物を叩くのはただの臆病ですぞ
アズマだからって9話まで暗殺を渋った伊介様以上に臆病
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 11:18:36.22 ID:6KgY4m3Eo
なんかマイナーカプ厨って色んなスレでやたら喧嘩売ってるよね
印象悪くするだけなのになんでだろ
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 11:41:55.13 ID:KD0GYAQbO
色んなスレで王道カプ主張してる人が言っても説得力なさすぎて大草原
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 11:46:49.70 ID:rpIydnP/O
「マイナーカプ厨」なんて言い出すのでお察しなんだよねぇ

それより男女おkならサイコロ野郎が問題ですと称して東を陵辱する話書いてもいいっすか?
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/23(月) 11:55:21.02 ID:wu2NahrJO
マイナーって…晴乙って十分マイナーじゃないと思うんだけど…
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:01:05.14 ID:6KgY4m3Eo
あーそうだなマイナーカプ厨っていうか同室カプをやたら敵視して喧嘩売ってる人がいるって言い換えたほうがいいか
ただのネタレスやスレそのものに文句言ってる人がいて驚いたよ
233 :唐突にひつちた [sagasage]:2014/06/23(月) 12:09:32.22 ID:2/QZNK2oo
千足「うぅ……ぁ」ハァハァ

柩「ふふ、どんな気分ですか、千足さん」

千足「どう、いうつもり、だ……桐ヶ谷……」ハァハァ

柩「さっき千足さんに注射したこれ、今千足さんが実感しているとおり、媚薬なんです」

千足「なん、で……そんな、桐ヶ谷……なんでだ……」ハァハァ

柩「ぼく、もう一ノ瀬さんの暗殺とかどうでも良くなっちゃったんです」

千足「答えに、なって、ない……」ハァハァ

柩「暗殺の報酬なんかより、千足さんが欲しくなっちゃったってことですよ」サワ

千足「あぁ!!」ビクン

柩「ふふ、かわいいです……やっぱり千足さんは女の子ですね」ナデナデ

千足「うぅ……ふぅ……」ビクビク

柩「本当はもっとちゃんとした形で千足さんと結ばれたかったんですけど……もう我慢できなくなっちゃって」

千足「頼む、桐ヶ谷……今なら無かったことにするから、これを外してくれ……」ガチャガチャ

柩「それはダメですよ、だって力じゃぼくは絶対に千足さんに敵いませんから」

千足「桐ヶ谷……」ハァハァ
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:12:24.94 ID:0I2nDWRnO
>>232
それを言うなら乙しえスレ伊春スレでわざわざ乙晴や伊晴春晴ネガキャンしてる人いて驚いたわ
もしかしてお前晴アンチなんじゃね?
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:17:16.70 ID:nUljMBiZo
たしかにネタに「兎晴厨には頭が下がります」とか言ってる妙な人はいたな
同室カプ好きを少しでも匂わせる発言をするだけで煽る感じ
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/23(月) 12:22:05.69 ID:2/QZNK2oo
柩「心配しないでください、千足さん」プチプチ

千足「あっ! だめっ」ガチャガチャ

柩「ちゃんと気持ちよくしてあげますから……」スル

千足「やっ……」

柩「やっぱり千足さんの胸……素敵です」モミ

千足「んんっ」ビク

柩「声、我慢しなくてもいいんですよ?」クリクリ

千足「ひゃあぁぁあ!?」ビクン

柩「あは……すごいですね、そんなに気持ちいいですか?」カリカリ

千足「ひっ、やめっ! うっ! ぐっ……あぁ!」ビクビク

柩「千足さん、そのトロトロになっちゃった顔……最高です」ゾクゾク

千足「きり、がやぁ……」ハァハァ

柩「おもちゃも色々用意してあるんです……いっぱい気持ちよくなってくださいね、千足さん」

千足「やだぁ……ゆるして……」ハァハァ

柩「あぁ……もっと、もっとその表情、見せてください……」ゾクゾク



おわり
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:24:51.03 ID:nUljMBiZo
途中で遮った形になってすまない、乙
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:30:06.26 ID:DiZRalIao
大正義柩千足
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:31:25.68 ID:tnwIPUGy0
乙おつ!
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:32:56.88 ID:y4wqDp/KO
>>237
お前は何も悪くないよ
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/23(月) 12:35:18.23 ID:tnwIPUGy0
乙しえ「怖い話し」
*・*・*・*


TV「……続いては、世にも恐ろしい都市伝説を再現ドラマ付きでご覧頂こう」

しえな「…」ゴクリ

乙哉「何見てんの?」

しえな「ひゃっ!?」ビクッ

しえな「……な、何だ武智か…」ドキドキ

乙哉「あはは、驚き過ぎだよしえなちゃん!可愛いー」

乙哉「んで、なになにー?“世界の都市伝説”…しえなちゃんこんなの好きなの?」

しえな「好きって程じゃないが……ま、まぁ良いじゃないか」

乙哉「ふーん…」

TV「【ベッドの下】…その日、A子さんは自宅に友人を招いていた…」

しえな「…」ゴクリ
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/23(月) 12:36:46.80 ID:tnwIPUGy0
TV「…突然コンビニに行こうと言う友人…」

乙哉「…しえなちゃんって、こういうの信じちゃいそうなタイプだよねー。あんなん嘘っぱちに決まってるじゃん」

しえな「…くっ///……黙って見てろ」

乙哉「はいはい」

TV「……友「ベッドの下に、斧を持った男が…!」…皆さんも、ベッドの下にはご注意を……」

しえな「…」ゾゾー

乙哉「…」

乙哉「…斧なんてごっついもん使う訳ないじゃん」ボソ

しえな「え?」

乙哉「ん?」

しえな「…」

乙哉「…てゆーか男とか失礼しちゃう。色々間違ってる」ボソ

しえな「…武智?」

乙哉「ん?なぁにしえなちゃん?」ニコッ

しえな「…」

TV「【メッセージ】」

乙哉「あ、ほら次始まるよ!」
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/23(月) 12:37:27.05 ID:tnwIPUGy0
TV「……忘れ物を取りに友人宅へ戻ったAさん。A「電気消えてる…起こしちゃ悪いかな」…暗い室内を手探りで探すAさん……」

TV「……次の日、友人がその部屋で遺体で発見されたという…。警察「…このメッセージに何か覚えは無いでしょうか?」A「メッセージ?」《電気つけなくて良かったな》……会場「きゃー!」」

しえな「…」ゾク

乙哉「本当危なかったよー。暗いおかげで顔分かんなかったからさー…好みのタイプだったらヤるしかないじゃん?さすがに2人続けてはキツいから焦ったよーあはは」

しえな「ふぁっ!?」

乙哉「ん?」

しえな「……武智」

乙哉「もー、さっきからなぁに?」

しえな「いや、お前が何なんだよ「ほら、また次始まるよー?」

しえな「……」





しえな「……もうこんな部屋嫌だ」グスッ

おわり
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:44:11.30 ID:nUljMBiZo
おつ哉
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:44:19.00 ID:AKNY+1zmO
ボソボソ言う乙哉ちゃんかわいすぎるやろ
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:49:24.00 ID:6KgY4m3Eo
一つ目の話と二つ目の話が繋がってるのかと思って混乱したよ乙しえ乙
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:51:19.77 ID:jVvwj840O
ちたひつ乙しえ乙
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:56:35.97 ID:BJe4Rb2jO
晴伊で書きたいんだけれど書いたらいけない雰囲気
スレ立てた方がええんかな?
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 12:59:15.33 ID:tnwIPUGy0
>>246
すまんイニシャル変えれば良かったッス…

>>248
気にせず書いたら良いッスよー!
長くなるなら立てた方が良いと思うッス!
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 13:00:14.34 ID:Eks4f09+O
うーんスレ立てたら?
正直そういうマイナーカプは別でやってもらったほうが、ね?
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 13:07:07.49 ID:aPyd1PIxO
変なアンチわいてるね
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 13:07:48.74 ID:ka4rsXiDO
晴伊になったら春紀さん兎角さんがすぐにでも刃傷沙汰起こすじゃないですかーヤダー。
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 13:11:43.16 ID:5RMyQN93O
こういうアンチ共が涌くから別スレがいいと思います!ちゃんとカプ表記も忘れずに!
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 13:16:00.63 ID:Kd52zASXo
アンチっていうか流れに便乗した煽り・荒らしだと思うます

先にカプ表記すればここでもいいじゃないッスかね
1〜2レス完結SSならいちいち立てるのも面倒そうだし
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 13:23:17.69 ID:6KgY4m3Eo
煽ってる奴全員末尾Oの単発なあたりやっぱ愉快犯の自演なのかな

>>248
短いSSならここでいいんだよ
ただ今やると荒らし湧いちゃうから気を強く持てよ
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 13:36:05.67 ID:Y2tj5NXXO
百合SSに必ず沸いてくるアンチだな
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 14:05:49.30 ID:fZDfBHy7O
リドルは公式も同室カプ推してるからな
せっかく13人もいるんだし色んなカプあってもいいも思うんだが
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/23(月) 14:17:02.31 ID:CEOE6Dlq0
だれか晴がゴンさんだった場合のss書いてくれ
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 14:21:18.37 ID:OMgtXIeNO
>>257は同室が公式だといいたいのか
同室だけじゃなく柔軟にいろいろ見たいといいたいのか
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 14:26:41.02 ID:7g0j8yR9O
レス数200超えるスレには単発なんていくらでもいるわ
んなことより公式を傘にして同室カプ推すだけじゃなくマイナーなんて悪態つく辺り単純に同室カプ厨なんじゃん
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 14:27:44.50 ID:y4wqDp/KO
対立煽ろうとしてるのみえみえ
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 14:54:05.54 ID:6KgY4m3Eo
>>260
レス数200って言ったって平日のこの時間帯じゃさすがに普通じゃないと思うけどね
あと俺同室カプ推した事ないからな
>>229>>234のは捏造だから荒らしだと思ってスルーしたけどちゃんと言った方がよかったかな
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 15:55:26.59 ID:OlJXlbGBo
荒れた流れを鎮めるのはどんな優れた理屈よりも一本のSSである
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 16:30:49.52 ID:HmWeowwTo
正直百合ならマイナーだろうが王道だろうがなんでもいいですわ
公式と明言されてるカプなんて数える程ですし
と言うかリドルでもこう言う話題になるのな
さあはよ書くんだ
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 16:45:38.97 ID:AXnVxMyao
SS投下スレであって下らない争いをする場ではないのです
喋りたいならSS投下をしてからにするのです
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/23(月) 16:50:24.74 ID:tnwIPUGy0
乙しえ・その2「ボクの最高の友達」
(※かなーり微妙にッスが、原作ネタバレ含む?ッス)
*・*・*・*

しえな「武智、あんまりくっつくな…歩きにくい」

乙哉「えー?良いじゃん別に。こうして二人でお買い物なんて滅多にないんだしさっ!」ギュウッ

しえな「…ちょっ///」

乙哉「あ、あのお店可愛いー!しえなちゃん、あそこ入ろっ!」グイ

しえな「わっ…と……ったく」ハァ


乙哉「しえなちゃんしえなちゃん!これ!これ付けてみてよ!」

しえな「そっ…そんな可愛いの似合う訳…///」

乙哉「絶対似合うって!……ほら!あはは可愛いー」

しえな「ーーーっ///」

キャハハハ…ナニソレヤバー


しえな「!」バッ

デサー…エーウソー

しえな(……嘘…前の学校の……何であいつらが…)

乙哉「しえなちゃん?どうかした?」

しえな「!…なっ、何でもな…」ガタ…ドサドサ

乙哉「ひゃっ!…ちょっ、しえなちゃん何してんのー大丈夫?」

しえな「ご……ごめ…」

ネェ、アレ…。エ?…ウワッマジダ

しえな「!」

しえな(…やば…気付かれた?)ドクン…ドクン
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/23(月) 16:51:00.93 ID:tnwIPUGy0
乙哉「?…しえなちゃん?」

「あ、やっぱりしえなちゃんじゃーん」

しえな「!」ビクッ

乙哉「?」

「最近全然学校来ないじゃん?心配してたんだよー?」ニヤニヤ
「あれ?転校したんだっけか?」
「え?そうなの?きゃはは!知らなかったーウケるーw」

しえな「……っ…」ガタガタ

乙哉「…」

「ねぇ、何で黙ってんのぉー?しーえなちゃーん?」ニヤニヤ
「また仲良くしようよー。前みたいに遊んであげるからさww」


しえな「……っ」カアァァ

しえな(…止めろ……よりによって、武智の前で)

乙哉「しえなちゃん、誰この人達?…友達?」

しえな「…えっ…と……」

「はぁ?友達の訳ないじゃーんwwこんなキモい奴ww」
「つーか相変わらずだっさい髪型してんねー、切ってやろっか?」
「ぷっ、可哀想だってw」

乙哉「……ふーん」
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/23(月) 16:51:35.14 ID:tnwIPUGy0


乙哉「だってさしえなちゃん。行こっか」

しえな「!……え…武智?」

乙哉「だって友達でも何でもないんでしょ?相手するだけ無駄じゃん。……可愛い子以外と話したくないし、あたし」

「!は、はぁ!?何こいつムカつくんだけど」

乙哉「さ、行こ」

しえな「武智…」

「ちょっ、シカトしてんじゃねー……よ…………え?」バサッ

しえな「!?」

「………っ…や、やだっ…髪が…!?」

乙哉「あ、ご・めーん。だっさい髪型してるから、つい」チョキチョキ

乙哉「でも良かったぁーズレなくって………なんせあたし、方向音痴だからさぁ」ニタァ

「……ひっ」


乙哉「行こっしえなちゃん」グイ

しえな「……あ」
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/06/23(月) 16:52:29.56 ID:tnwIPUGy0


乙哉「…」

しえな「……」

テクテク

しえな「……武「しえなちゃん」

しえな「!…は、はい?」

乙哉「何で敬語なの?」クスッ

しえな「…えっ…と」

乙哉「……まぁ良いや。お腹空いたねー」ニコッ

しえな「…え」

乙哉「ん?」

しえな「……武智、聞かないのか?何も…」

乙哉「んー……まぁ良いじゃん?別に」

しえな「…」

乙哉「知って欲しくないなら聞かない」

しえな「!」

乙哉「…あたしは、今のしえなちゃんが好きだよ?それ以前の事なんて関係ないよ」

しえな「……武智」

乙哉「あれ?もしかしてあたし今超良い事言ってる?」

しえな「……」

乙哉「ちょっと何で黙るのー?しえなちゃーん!」

しえな「…武智」

しえな「台無しだ」プッ

乙哉「…あははっ」




しえな「……ありがとう、武智」ギュッ

おわり

ニュータイプにて、しえなちゃんガチいじめられっこという事判明して興奮が止まらない…
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 16:53:11.50 ID:tU9WhZwUO
しえなちゃんがかわいすぎて嫉妬してるんだよきっと!!
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 21:49:57.18 ID:mrHgL3JSO
乙しえ乙
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/23(月) 23:39:59.95 ID:LYyMZzAnO
涼香っぽいもの。捏造有り

涼「ほう。同窓会、のう」

涼「何回目じゃ。3回…いや4回かの」

涼「楽しみじゃのう」フフ



鳰「皆さん揃ったッスね?それじゃカンパーイ!」

晴「揃ったって言っても乙哉さんいないけど、ね」

兎角「当たり前だ。またしても脱獄した指名手配犯が来てみろ、会が台無しだ」

柩「指名手配…でも。剣持さんとはちょくちょく連絡取ってそうですよね?」クルッ

しえな「ひっ!何でそれを…」

千足「まぁ、何となく皆分かっている事さ」

春紀「ん?ごめん旦那から電話だ。少し抜ける」

伊介「どうせ双子のチビちゃん達のことじゃない?よそに預けてこれば良かったのに♪」

純恋子「わたくしも3人の子供がいるので分かるのですが、やはり人様にお預かりいただくのも気を使いますのよ」

真昼「うちは1人です。1人でも大変なのに…純恋子さん、すごいです」ニコ

純恋子「真昼さんったら。再会する度に気さくな方になられて…素敵ですわ」

鳰「ま、うちや伊介さんみたいな独身今後結婚予定ナシのはぐれもんには無縁の話題ッスよねー。ついでに兎角さんも」

兎角「うるさいな」

晴「もったいないよ。兎角さん美人さんなのに…もっと男性を相手にしてあげたら?」

春紀「ただいまっと。伊介様もさーその美貌ならお誘い絶えないんじゃないか?もうとっかえひっかえして遊べる歳でもないんだし、腰落ち着けなよ」

伊介「結婚なんて面倒臭いことこの上ないじゃない。それに伊介が心から愛せるのはパパとママだけなんで♪」


涼「ほー…」

涼「みーんな、次元が違うのう」ゴクゴク

店員「あの、すみません」

涼「ん?」

店員「お酒の年齢確認のほうを失礼します」

涼「ふっ。よく見てみい、これはノンアルコールじゃ」

店員「あ…失礼しました!」

涼(回りからは大人の中に中高生が混ざってるように見られとる)

涼(自分の中の違和感が徐々に大きくなり、周りに伝染し、内輪を侵し、いつしか皆の心に惑いを灯すじゃろう)

涼(既に違和感だらけじゃ。話にもついてゆけん。いつもの、事。ここまでくればもう成長を楽しむ保護者目線じゃなけりゃやってけんのう)

柩「あ、そう言えば今日来てないのって」

涼(…のう)

千足「…ああ。神長も来れれば、な。施設の者も元同士を討つとは…」

涼(こんな時、香子ちゃんならなんて言ってくれたんじゃ?)


格好よく「バカな事を言うな」と一喝してくれたのではないか。時間に置いてかれると嘆くわしを叱責してくれたのではないか。
それは望みでしかないけれど。
真面目で大志を抱く、彼の人によく似た貴女を想ふ。


『涼さん!俺はいつか全てを統べる偉い男になってみせますよ。見ていて下さいね!』

『今日から長をやるのでよろしく。長といえば全ての長だ。文句がある奴は言ってくれ、勝負する』
おわり
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 23:45:26.89 ID:Kd52zASXo
すばらしい

すずこうはお互い先輩とあのお方っていうハードルがあるけど
そこを飛び越える的な話が凄く好きなんだよね
もちろんイチャイチャしてるのも大好きだが
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/24(火) 00:36:50.98 ID:+u0jy2xSO
>>272
感動した
こういう設定もいいなぁ…
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/24(火) 01:13:29.21 ID:gEwZXWQUO
涼は最終話で未練を断ち切った感じだったが香子はなあ
原作だと涼に対しても敵意あったしな
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/24(火) 06:37:52.72 ID:/meksHiSO
>>275
敵意つーか余裕ないだけだあれ
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/24(火) 22:51:06.48 ID:VMjiadaio
>>275
涼→香は問題ないんだが香→涼がな・・・
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/25(水) 01:58:05.79 ID:RV7sS+G3O
取り戻した日常はパパもママも居てなんの不自由ない。のに、味気ない。
で、考えてみたらそうかアイツがいないんだって気付いた。伊介のご機嫌取りが得意で、身の回りの世話をしてくれる人。なるほどねぇ、うん。家政婦的なのが欲しいわねぇ。

<ねぇママ、家政婦雇ってほしーなぁ。>

恵介「仕方のない娘だな。ふむ…近々探してきてやるよ」

<ちょっと待って。…アテがあるの。>


裏社会の情報屋から『寒河江春紀』の住所等の情報を受け取り、手紙を送った。犬飼家、もとい犬飼伊介の家政婦として働かないか?という勧誘。距離があるし住み込み、働くというからには勿論給与は与えるつもりで。アイツ以外に家政婦を勤められても意味がない気がした。
アイツの情報の中にあった『暗殺者』の3文字で思うところがあったらしく、ママは奇妙な事を聞いてくる。

恵介「家政婦ねぇ。黒組にいた子なんだろ?こんな回りくどい事して、本当は友達になりたいんじゃないのか?」

<なーにママったら。伊介はパパとママがいれば幸せなの。ただ楽に暮らしたいだーけ♪>

手紙を送ってからの数日は、やけにワクワクした。
のに、返ってきた返事を見て伊介は憤慨したわ。だってお 断 り だったんだもの。バカ丁寧に綴られた丸文字は、引き受けたいんだけど兄弟達に引き止められて泣く泣く…といった内容が記されていた。兄弟って、おい。伊介より兄弟が大事なんだ?ふーん、ふーん、生意気ぃ。

伊介がうさぎのぬいぐるみをナイフでメッタ刺しにしていたら(どうせ捨てる気だったもん♪)ママが「迎えに行くか」と提案してくれた。
え?ママがここまで伊介のわがまま聞いてくれるなんて珍しい!
お言葉に甘えて行くことにした。飛行機に搭乗、伊介とアイツの距離は遠かった。

着いた。古くっさい家。呼び鈴を鳴らして伊介の誘いを断るなんて生意気ぃって悪人面で、出てきた女の腕を引っ付かんだら、意外にも嬉しそうに伊介様!会いに来てくれたのか?ってアイツは笑った。
でも気が収まらなくて良いから来いって強引に引っ張ったら、ママに制止された。ここからは、強いつよーいママのターン。

お金の話。良い条件。アイツにとって優良な話を持ち出しつつ殺気は忘れない、それがプロの暗殺者のトーク術。
怯まないまでも観念はしたらしいアイツが、頭を掻きながら振り替えって心配そうにこっちを窺う兄弟達に言い放った。「新しい仕事先は遠いけど、姉ちゃん頑張ってくるから留守番よろしく」。
流石ママ!うふふ、これで楽な毎日が過ごせるわね♪

と思ったら次は兄弟達のターン。アイツのくびれにしがみついて泣き出した。もうどこにも行かないでー!みんなで一緒に暮らしたいよー!…うるさ……殺しちゃおうかな?
でもね伊介、すごくモヤモヤしたのよ。アイツも困った顔してる。そして極めつけ。まだ14、5歳くらいの女の子がトコトコ近付いてきて、「はーちゃんを連れて行っちゃうんですか…?」って。潤んだ瞳で。少しだけアイツ…春紀に似てるから余計に重かった。

はーちゃんって呼ばれてんのね。
もし伊介が、長期間ママとパパから引き離されたら?

<…ママ、やっぱりもういいわ。もう寒河江春紀はいらない>

恵介「別の家政婦にするのか?」

<ううん、家政婦はいい。意味ないもん…>

恵介「…伊介。今からでも遅くない。『友達になりたい』ってちゃんと気持ちを伝えなさい」

<や、やぁね何よぅいきなり>

恵介「俺はお前に暗い世界の事しか教えてこなかった。でもその実、普通の女の子としての青春も送ってほしいと思っていたよ。二十歳近いお前にやっとこんな事を教えるのも何だが、仲良くしたい子には素直にその気持ちを伝えなさい。ママは嬉しいんだ。犬飼伊介が誰かに執着するなんて今までなかったじゃないか。その気持ちがなんなのか、深く考えずに誤魔化すのか?」

ーーただ、楽しかったのよ。


弟を抱き締めてしゃがみ込んでる春紀の後ろに、立つ。

身体も心もむず痒い…。でもママから貰った苦しい程の情愛に背中を押されて、挫ける兆候は皆無よ。伊介はゆっくり、ゆっくり開口したわ。

伊介「ね、ねぇ。春紀…」
おわり
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/25(水) 02:01:30.61 ID:RV7sS+G3O
ごめんsage忘れた
何かこう、いちいちやり方を間違っちゃう伊介様とそんな伊介様を温かく見守る恵介さんの美しすぎる親子愛が好き
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/25(水) 03:15:05.51 ID:h9J3FBsUO
>>262
捏造?実際しえ乙スレとか見た?
やっぱり「晴乙より乙しえだな」って言ってる人いて「悪いけどネガはNG」って言われてたぞ、他にも晴伊スレや晴ハースレでも似たようなレスあったし

あ、気になったから言っただけで他の人はスルーしてくれ
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/25(水) 03:35:22.43 ID:tig4pixSo
>>279
乙乙
伊介様可愛いのう
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/25(水) 12:14:07.54 ID:vJq7cAghO
>>278
いいですわね!
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/25(水) 14:02:22.18 ID:MjVWzN9to
>>280
2行目の俺がやったかのような唐突な晴アンチというレッテル貼りに言ったんだよ
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/25(水) 22:30:22.79 ID:l+2DF+xk0
絶対に笑ってはいけないお茶会*今夜は前夜祭ですわね編*


真夜「…お前もどうだ?」

純恋子「……私は…」

真夜「あぁ…お前はそれじゃ意味ないんだったなァ」

純恋子「…」

真夜「…なんたって……っ…その…」

真夜「さ、最強になりたいんだもんなぁ…!…っ…ぶふ…」

デデーン番場ー、アウトー

純恋子「…」

真夜「…げほげほっ……や、悪りぃ」

純恋子「……はぁっ!」バリバリ(ヘンシン)

真夜「ぶっwwwwやめてwwwww」

デデーン番場ー!アウトー!

真夜「wwwwwwwげほっwww」プルプル




純恋子(………イケる!)


285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/26(木) 00:05:12.62 ID:cfVRptISO
真夜ちゃんはちょろい!
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/26(木) 00:54:46.12 ID:kZqnwS1sO
春紀「じゃー行ってくる。あとよろしくな皆」

伊介「ママ、行ってくるね♪」チュッ

??「…ふふ」カチカチ

香子「はい。必ずや成し遂げて見せます…」

涼「懐かしい貴方。久しぶりじゃのう。全てにケジメをつけようと思うての、報告に来たんじゃ」

??「うふふ」ニコニコ、カチカチ

柩「楽しみですねぇ、次はどんな発見ができるのか…」

千足「エンゼルトランペット。必ずや、この手で…!」

??「うふっふふふふ…」カチッカチカチッ

鳰「…あの、何やってんスか?」

純恋子「私が最強。必ずや証明しなくては」

真昼「聖遺物…聖遺物…欲しい、貰いに行くます…」

??「んふ、んふふぁふふ…」カチカチカチカチカチ

鳰「あのー、聞こえてますぅ?」

乙哉「黒組かー。可愛い子、いるかな?あははっ」

しえな「皆の為にも必ず果たしてみせるぞ、決めたんだ」

??「選び放題…選択の自由…うふふぁ」カッチャカチッチッ

鳰「理事長ー!せーんせぇー!!」

百合「はっ」

鳰「何やってんスか?」

百合「来てらしたの。ふふ、新しい黒組開講を前に寮のペア決めをしていたのよ」

鳰「ほーう?その為だけに皆さんの住居に隠しカメラを設置したと。何の為です?」

百合「相性は大切ですから。不和で相部屋同士が潰し合えばつまらないでしょう?」

鳰「なるほどぉ」

百合「受け攻めの属性も見極めなくちゃね」ポツリ

鳰「んあ?」

百合「ふふ、ふふふふ…」
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/26(木) 00:56:33.60 ID:kZqnwS1sO
*黒組開講*


乙哉「あちゃー。これじゃしえなちゃん、無理だね」

百合「」ニッコニコ

乙哉「晴っちー!」

百合「…はぁ?」

春紀「伊介様寝てたじゃん」

百合「まぁまぁ…」ニッコニコ

春紀「晴ちゃん、頑張ってたもんな?」

百合「あ゛ぁ?」

鳰「理事長先生怖いッス…」

百合「同室カプは王道!こちとら見極めてペアにしてやったんだからマイナーのフラグ立てんなや雑魚どもが!!」ガンッ

鳰「ちょ、落ち着くッス!」

百合「うるせぇマイナーカプ厨が!!」

鳰「いやウチどの組み合わせを支持してるとかないんで酷い事言わないで!」

百合「はぁ…はぁ…おのれプライマー…大正義伊春と勢いづいてきた乙しえを崩壊に導くか…。そうはさせん、させんぞぉ!」

鳰「理事長…理事長先生ぇ…」ワナワナ

鳰「理事長先生は酷いッスよぉ!」ウワーン

百合「! 鳰さん…?」

鳰「同室同室!カプカプ!って、そればっかじゃないですか!ウチは理事長先生の為にこんなに頑張ってんのに褒めてくれないし、見向きもされない!こんな事ならウチも…同室作ってもらって大正義カプ築いて、理事長せんせに萌えられたかったッス!!」ウワァアア

百合「…なんて事言うんですか」

鳰「ウチは…理事長先生の為に…」グスッエグ

百合「貴女は私の物です」

鳰「うぇ…っ?」

百合「貴女は私以外の相手とカップリングを成立してはいけません。萌えるどころか嫉妬に狂ってしまうではないですか。だから、貴女は1人部屋」

鳰「…り、り…」

百合「でも貴女の部屋のベッドは何故かツイン。今日はやっとサイズに見合った使い方ができるかもしれませんね」フフッ

鳰「理事長先生ぇ…」ウルウル…

百合「おいで、鳰。貴女の部屋でたっぷり、たっぷり可愛がってあげますからね」

鳰「うっ、うっ…大好き!理事長先生大好きっ、お願いしますッスー!」ギュウー
おわり


呼称とか口調が間違ってるかもしれない。
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/26(木) 00:59:14.16 ID:clyhsbJGo
>>287
理事鳰いいね
こういう前日譚もおつなものだ
ただ涼ちゃんはあのお方のこと「お前」呼びッスよー
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/26(木) 03:31:42.34 ID:ApFHVWGmo
いいねいいね
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/26(木) 12:30:44.44 ID:KZwpG5Ymo
晴「お邪魔しまーす」

鳰「どうぞどうぞッス」

晴「…鳰の部屋他のみんなよりなんだか大きくない?」

鳰「…気のせいッスよ」

晴「なんだかベッド大きくない?」

鳰「べ、ベッド2つのスペースに急遽一つ置いたから、キングサイズになったッス」

晴「…枕2つあるよ?」

鳰「………」

晴「…なんだか大人の女性の匂いがするようなー…」

鳰「ウチの香水の匂いじゃないっスかね…ハハハ…」

晴「そう言えば、理事ーー」

鳰「わー!わー!百合さんは関係ないッス!ただの雇い主ッス!」

晴「私まだ何も言ってないよ?」

鳰「あ」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/26(木) 14:09:55.98 ID:+F9iQO+Yo
Q&Aの鳰は理事長のお気に入りでニヤニヤしたわ乙
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/27(金) 21:30:45.14 ID:r2037zIwO
春伊春。下品。


春紀「んー伊介様」

伊介「なによ」

春紀「ほどいてー」

伊介「嫌♪」

春紀「このままじゃ伊介を抱き締められない」

伊介「…ちょっと。誰が伊介を呼び捨てにしていいって言った?」グイッ

春紀「キスもできない」

伊介「…」チュッ

伊介「伊介からいくらでもしてあげる♪」

春紀「…今日は何曜日?」

伊介「木曜日だけど」

春紀「ほら!今日はあたしが主導権握っていい日じゃん!ルール違反だぞ?」

伊介「受けたいって気分じゃないのよ。察しなさいよ」

春紀「伊介週4、あたし週3って譲歩したほうなんだけど。約束守んねーような奴は…こうだ!」グイッ

伊介「きゃっ」

春紀「へへ、形勢逆転だな」

伊介「拘束されてどう攻めるつもり?そんな態勢じゃ甘いのよ!」ドカッ

春紀「ぐっ!」ドサッ

伊介「ふふ、このままレズレイプしてあげる♪」ビリッビリッ

春紀「…とうっ!」頭突きっ

伊介「が…っ!」ドサッ

春紀「今日は妥協しねーぞー。そのでっかいの、舐めさせてよ」

伊介「はっ、伊介とやんの?いい度胸ね♪」ムクッ

春紀「そっちが守んないのが悪いからな。本気で行かせてもらうよ」


この後めちゃくちゃセックスした。
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/28(土) 03:45:21.91 ID:+6XSLXXq0
こういうノリも嫌いじゃない
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/28(土) 12:23:45.81 ID:HiJoo/8ko
喧嘩セックスか!
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/29(日) 12:25:35.35 ID:q5+4l8Bxo
香子「ハァ・・・ハァ・・・」

香子「これで最後だ・・・」 パスン

シスター「ぐあぁっ」バタリ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

脱走直後に送られてきたホームからの追手を逃れた私は、とある街に潜伏していた

香子(ここまでなんとか逃れたのはいいが・・・)

香子(ホーム時代に貯めていたお金も底をついてしまった)トボトボ

香子(支給品を売って得た分も、そのうち尽きるだろう)

照り付ける陽が、心の奥の暗い感情を光の下へ引きずり出す

香子(やはり、私にあそこからの脱出なんて無理だったのか?いっそ、ここで始末されてしまう方が・・・)

少女「あのぉ、どうしたんですか?かなりやつれた顔していますけど・・・」

香子「!!」ビクッ

少女「やだなぁ、怖がらないで下さいよ。ここに来る旅の人にしては、暗い顔してるなぁって思っただけですから」

香子「あ・・・えっと、その・・・」

少女「旅の人・・・ですよね?」

思えば・・・脱走の後にまともな会話をしたのは、これがはじめてだった。
その会話で、真っ正面からされたこの質問に、私はついーーそう、「つい」という表現が最もふさわしいーー正直に答えてしまった

香子「逃げているんだ、私の犯した・・・罪から」
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/29(日) 13:08:52.79 ID:q5+4l8Bxo
クローバーホーム日本支部・支部長室

支部長「クソ!神長香子はまだ始末できていないのか?」

シスター「はい、シスター達を差し向けたのですが、力及ばずに皆命を落としました」

支部長「なぜこれほどまでに手こずっているのだ!確かにプランニングにおいては優秀だったが、実戦においては無能の極みであったろう!」

シスター「はい、その点はわたくし共も疑問に思います一応、ホームに残れる程度の実力を有してはいましたが、あの数のシスターを全て返り討ちにできるはずが・・・」

支部長「言い訳などどうでもいい!奴のせいでここが甘く見られている。昨夜も、また脱走者が出たのだぞ!」

シスター「申し訳ありません」

支部長「・・・まあ、一人二人の脱走者であれば、いくらでも始末はつく。それよりも、このまま神長を取り逃がし続けることで、ホームの拘束力が弱まる事が最もマズいのだ。大至急、神長香子を始末しろ」

シスター「了解致しました」

prrrr...prrrr...

支部長「出ていってよし」

シスター「はい、失礼致しました」バタン

支部長(今真にマズいのは、私の首と立場だろうがな)ガチャリ

支部長「はい、こちら日本支部支部長室、支部長の・・・」

???「フフ、いつも言っているでしょう?そこまで丁寧に言わなくてもよろしいと」

支部長「これは、私個人の心の整理と、事務としての意味を兼ねているのです・・・室長。」
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/29(日) 14:11:28.69 ID:q5+4l8Bxo
室長「あら、本日はそんな話をしようとした訳ではありませんでした。日本支部のイレギュラー、神長香子についてでしたね」

支部長(クローバー・プロジェクト執行室の室長、つまりはホーム全体の統括者にして監視者・・・やはり、この人の放つ言葉は異質だ。熱を感じさせないが、いつでもその感情を露にしそうで・・・例えるならば、金属)

支部長「その件につきましては、全くもって私の失態でございます。大した案件ではないと見ていた黒組で、奴がこのような事を考えるとは・・・」

室長「想定していなかった、というのね。今の彼女は、言うなればガン細胞。症状が出たときには皆言うのよ、 『 気づかなかった』って」

室長「日本支部のcancerは、早めに取り除いておくべきよ。そうじゃないと、それは器官全体に影響する。転移しそうならば、プロジェクトからはよろこんで切除させてもらう」

支部長「・・・はい、一刻も早く奴を排除します」

室長「焦って余計な部分まで切り取るのは喜ばしくないけれど、宿主を滅ぼしたらおしまいなの。期待してるわ、それではまた」ガチャ

支部長「・・・」ツーツー

支部長「終わらせるものか、私の復讐を・・・」
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/29(日) 14:12:41.43 ID:q5+4l8Bxo
ここまで書いて気付いたが、これ大分長くなりそうだ
また後日スレ立てます
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/29(日) 14:50:42.23 ID:scPHCJeVo
たのしみ
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/29(日) 18:06:08.40 ID:jSQVtIzao
スレたてるのか
期待しちゃうっスよ
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/29(日) 18:06:18.92 ID:zslLIBX2O
香子ちゃんがメインとは期待が膨らむのう
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/29(日) 21:35:47.90 ID:x2X+Y2c+o
期待
スレ立て待ってるよ
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/30(月) 21:56:33.05 ID:AQupDjcPo
しえな「武智…」グイッ

しえな(裏声)「し、しえなちゃん…」ドサッ

しえな「武智、ボクに身を任せて」

しえな(裏声)「だ、ダメだよしえなちゃん。あたし怖いよ…」

しえな「可愛いよ乙哉」チュッ

しえな(裏声)「しえなちゃ…あっ…だめ、だめぇ…」


しえな「なーんて!なーんて!!武智は可愛いなぁもう!!今夜は一杯可愛がってやるからな!!!」ゴロゴロ

乙哉「…」

しえな「乙哉。乙哉。ふふふ、今夜は寝かせ…」ピタッ

乙哉「…えっと、ナンパ失敗したから帰ってきたんだけど…」

しえな「ちが…違うんだ…これは違うんだ、違うんだ!!!!」

乙哉「あ、あたし何も見てないから!ね、しえなちゃん!?ね!?」

しえな「違うんだ!乙哉っていうのはこの…この枕の事なんだ!!!」

乙哉「…それあたしの枕?」

しえな「…」ギュッ

乙哉「しえなちゃん?何で枕抱いたの?隠さないでよ。しえなちゃん?」

しえな「これはボクのだ!」

乙哉「えぇ!?どう見てもあたしのじゃん!」

しえな「うるさい!!もう一人にしてくれよぉぉぉぉ!!」ウワーン

乙哉(…これどうしよう)
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/30(月) 23:22:58.36 ID:UGWHR32Do
乙しえ!乙しえ!
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/30(月) 23:31:57.05 ID:GRi2CDnnO
クロスss。


春紀「もしもし。あ、お姉さん?うん、久しぶり!」

伊介「あらぁ?」

鳰「はて、誰っすかねぇ春紀さんの電話の相手。あの人のご兄弟に姉貴さんなんていなかったはずっスよー」

香子「本物の姉じゃないから『お姉さん』なんだろう」

涼「うむ、実姉をそう呼ぶのは不自然じゃ」

晴「春紀さん、嬉しそう」

春紀「うんっ、え?今?嘘…」バッ

晴「?」

春紀「ホントにいるし…今行く!」ダッ

伊介「なぁにアイツ、はしゃいじゃって。どこ行くつもりよ」

鳰「校庭のほう見てたッスねぇ」ヒョイッ

鳰「おや!」

晴「え?なに?なに?」ヒョイッ

鳰「ほらあそこ!遠目から見ても麗しゅう黒髪の美女がご登場ッスよ!」

晴「うわわ、ホントだ…!綺麗!」

伊介「なんなのよ?」ヒョイッ

鳰「あ、春紀さんが…美女の元に駆け寄って?マジすか、まさかさっきの電話のお相手が…」

伊介「はぁ?あれ本当に春紀?ガキも同然に騒いでんじゃない」

涼「見事な黒髪じゃなぁ。香子ちゃんの次に」

香子「私を引き合いに出すのはやめてくれ首藤。しかし寒河江のやつ、部外者を学校の前まで寄越すとは…委員長としてこれは放って(ry」

乙哉「みんな大した野次馬根性だと思わない?しえなちゃん」

しえな「興味ない。そんな私とうって変わってお前は興味あるらしいな武智。とりあえずそのハサミをしまえ」

乙哉「だって皆が息を飲む美女が今学校に来てるんでしょ?あはは、春紀さん紹介してくれないかなぁ…♪」



春紀「お姉さん!どうしたの急に。学校まで会いに来てくれんなんてビックリしたよ」ニコニコ

お姉さん「急にごめんなさい。貴女のお母さんの事で少し」

春紀「母さんの?」ピクッ

お姉さん「貴女には言うなと言われたけれど、彼女、もう限界が近いわ。こんな学校はさっさと辞めて会いに行ってあげて。少しなら金銭的に援助してあげる」

春紀「…お姉さん、この学校の秘密知ってんの?」

お姉さん「そうかもね」

春紀「……ごめん、今日はもう帰ってくれ。母さんも金できちんとした治療を受ければきっと助かると思う」クルッ

お姉さん「春…」

春紀「兄弟も母さんも、あたしが守る」タタッ

お姉さん「春紀…」
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/30(月) 23:34:40.30 ID:GRi2CDnnO
ーー病院ーー


お姉さん「失礼するわ」ガチャッ

??「あら、来てくれたの」

お姉さん「ええ。彼女の容態は?」

??「今は落ち着いているけど安定しないわ…」

春紀母「はは、悪いね。二人して見舞いに来てもらうなんて…ザマァないよ」

??「気にしないで。私達は仲間じゃない」

お姉さん「今春紀に会ってきたところよ、これから冬香達のほうの様子を見てくるわ」

春紀母「ありがとう。…春紀、元気にしてた?」

お姉さん「ええ」

春紀母「アイツには苦労掛けてるからな…母親失格だよあたしは。抱き締めて、やりたいなぁ」

??「佐倉さん…」

春紀母「もう寒河江だよ、マミ」

マミ「あ…ふふ、そうだったわね。つい昔を思い出して」



お姉さん「それじゃあ行ってくるわ。負けないでね、寒河江杏子」


杏子「なんでフルネームなんだよ。ん、頼んだよ。

暁美ほむら」



杏子「春紀を、キュゥべぇの手の内から救ってやってくれ…」
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/06/30(月) 23:39:50.99 ID:GRi2CDnnO
ほむら(10年黒組。これまで幾ばくも繰り返されてきた社会の闇)

(永久に魔女を葬り去るという願いを代償に概念となり消えてしまった少女、まどかの後に残されたのは魔獣が蔓延る憎しみと悲しみばかりを繰り返す世界だった。それは魔女の存在した世界線から逸脱してその形を変え、治安は悪化の一途を辿っていった)

(呪いはいつしか人間の心底に身を潜め、殺意や憎悪と化す。普段は何気無い日常も裏を返せば暗殺や殺し暴力といった生業に需要が浴びせられ、闇に生きる人間が増えた。殺し専門の学校が設立され、幼子にもその影響が及ぶ程に…)

(それに目を付けたのがあの白い悪魔…インキュベーターだ)

(かつての世界で存在した奴等は膨大な因果を才能と呼び、具有する少女を探し出しては甘い誘惑を持って彼女達を堕落させた。しかし魔獣しかいない世界、希望と絶望の相転移によるエネルギーを得られなくなったこの世界ではインキュベーター達の戦略は大きく変わってしまった)

(質より量。無いものは自ら生成する。魔法少女の過多な生産戦略。魔法少女となるのに必要な因果量をインキュベーター達の手により課し、本来ならば魔法少女になり得ない少女達を引き込む算段)

(人間に干渉する事で、魔法少女を生産する舞台は目に見える形で整えられた。それが10年黒組。使命を果たせた者がただ1人、どんな願いでも叶えられる闇の誘惑。…『どんな願いでも』。奴等の戦略の根本は変わっていないのだ、いつだって少女達の弱味につけ込む)

(しかし願いが叶えられたが最後、彼女達は人間ではいられない。黒組により積み重ねられた因果が彼女達をがんじがらめに縛り上げ、魔法少女へとその姿を変えてしまうだろう。事前の説明は、勿論ないまま。白い悪魔は言うのだ)

(聞かれなかったからね、と)


(……インキュベーターに協力し、少女達を生け贄に甘い汁を吸う者がいる)

(あの悪魔の事、きっと協力した人間にも何か条理にそぐわない奇跡の一端を与えているのだろう。畜生の宇宙人の肩を持ち、幼い少女を泣かす人間を私は許せない…!!)

(友人の娘、まるで自分の実の妹のように可愛がってきた、春紀。彼女を巻き込むなら今更よ)

(魔法少女の娘を標的にして舌なめずりをしているでしょうお前を、私は絶対に許さない。今回の黒組…いえ、今後一切の黒組の計画を破綻させてやるわ。全面戦争と行きましょうか、インキュベーター…)



春紀と杏子似てるなと思って書いてみた。
涼さんハイランダーとかそれっぽい事言ってるけど、実は魔法少女で姿が変わらず何十年も…とか夢が広がる…。
クロス苦手な人いたらごめん、誰か続き書いてくれても良いです。
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/30(月) 23:44:41.50 ID:GRi2CDnnO
>>288
遅くなったけど教えてくれてありがとう。
そう言えば墓前でお前呼びしてたな、年下だからか
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/30(月) 23:56:32.50 ID:3tSqZlxSO
クロス系もありなのか
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/01(火) 05:01:39.47 ID:+Pw2sZDAO
あんこちゃんなんで何も考えずに10人も産んだんだ…
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 07:42:53.29 ID:qWHlBNCSO
鳰「桐ヶ谷さんおひさッス」

柩「走りさん…お久しぶりです、どうしたんです?ぼくなんかに」

鳰「あんま自分を卑下するもんじゃないッスよ、まだ若いんだし…今日はただのおしらせ係ってやつッスよ」

柩「おしらせ…ですか?」

鳰「エンゼルトランペットの後任が決まったみたいッス」

柩「………………そう、ですか」

鳰「まぁこれでアンタは組織に完全に死人として認定されたわけッスよ、追手もかからず万々歳ってね」

柩「罪は消えないですけどね…ところで後任は誰かわかります?」

鳰「この娘だそうですよ」ピラッ

柩「……」

鳰「どうしたんすか?」

柩「後輩でした、出来はそこそこですが真面目な娘…こんな世界に向かない娘…はぁ……ぼくの仇討ちとかくだらない事かんがえてなければいいけど」

鳰「仇って言っても千足さんも死人扱いッスからね」

柩「一ノ瀬晴の暗殺を実行する事で仇討ちになるとかやらなきゃいいんだけど…」

鳰「とばっちりもいいとこッスね」

柩「うちの組織に依頼したの一ノ瀬一族を消し去りたいとか思ってる人だったんですよ」

鳰「あー兎角さんに迷惑かからなきゃいいッスね…」


この会話の数週間の後、新旧エンゼルトランペットの戦いがあったという
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2014/07/06(日) 02:09:55.13 ID:lRMzKwWRO
春紀と乙哉。下品。

乙哉「春紀さんと一緒にいると安心するんだー私」

春紀「へー。なんで?」

乙哉「切っても気持ち良くならないってハッキリ分かるから」

春紀「性の対象じゃないってか。あたしみたいなのタイプじゃないもんな」

乙哉「そそ。柔らかくなさそう」

春紀「はは、柔らかいほうが良いんだ?」

乙哉「あったり前じゃーん。乳房とかね、興奮ヤバイよね」ハァハァ

春紀「分からんなー。分かりたくもないけど。性ねぇ」

乙哉「春紀さんは普通にえっちして気持ち良くなっちゃうタイプなの?」

春紀「分かんねーけど普通はそうなんじゃないか?」

乙哉「体弄られてもイケないんだよー。やっぱり血と、美少女の悲痛な声、悶える顔がないと…♪」

春紀「それ、あたし以外にあんま言わないほうが良いぞ」

乙哉「言えない言えない。いやしえなちゃんには一度言った事あるんだけどさ、極限にキモがられた」

春紀「だろうなー。武智はさ、自分のそれが異常だって自覚はあんの?」

乙哉「えー多少は?でも仕方ないじゃん、私だって気持ち良くなりたいし。春紀さんだってオナニーくらいした事あるでしょ?」

春紀「どうだかなー秘密秘密。ただあたしはそんな性欲強くないと思うぞ」

乙哉「またまたー清純ぶっちゃって。そういう人ほど意外と遊んでるから世の中怖いよねー貧乏だからお金持ちのパパ見付けてぇ…きゃっ♪」

春紀「勝手に想像すんなよ」

乙哉「春紀さんも服を脱がされればただの女なんだね。ふふ、あはは…火ぃ付いてきたぁ。しえなちゃん切り刻みたいよ…♪」

春紀「そこあたしじゃないの武智らしいよな。あんまイジメてやるなよー」

伊介「つーかここ2号室だって忘れてなぁい?武智、あなた春紀に何ソフトにセクハラかましてんのよ殺すわよ♪」

思い付き。乙哉との会話をツッコミを入れずに成立させられるのは春紀くらいかなと思う。


>>311
乙。続けろ下さい
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/06(日) 16:18:41.86 ID:jQqEtw7FO
英晴書きたいが書きづらいからスレ立てるべきか?
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/06(日) 16:21:28.38 ID:xUtvAHbUo
短いならここでいいんじゃないんスかね
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/06(日) 16:22:58.94 ID:hjYS+Ws/o
純晴とか俺得すぎる
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/07/06(日) 17:43:46.95 ID:fYVeMgdV0
春伊 伊介様がくすぐり弱かったら萌えるなぁと思って


二号室

春紀「伊介様、そろそろお風呂行かねー?」

伊介「待ってよ。今いいとこなんだから」

春紀「はぁ。ドラマばっかり見て……。全く」

春紀(最近、全然構ってくれないし……)

春紀「早くしないと大浴場の利用時間過ぎちゃうんだけどー?」ワキバラツンツン

伊介「……っ!?」ビクッ

春紀「!?」

春紀(なんだ、今のリアクション。不意打ちだったからか?)

伊介「さ、先行ってなさいよ」ゲシゲシ

春紀「あぅ。そんな冷たいこと言うなよー。伊介様ー」チョン

伊介「ふぐっ……!?」

春紀(脇腹触られると声出ちゃうのか。なんか可愛いな)ニヤニヤ

伊介「……さっきからべたべたと触らないでくれない? 手垢ついちゃうでしょー」

春紀「うわっ、ひでぇ。そういうこと言う子は……」

春紀「こうだっ」コチョコチョ

伊介「ひっ……!?」ビクン

伊介「は、春紀っ、やめっ……。ぁはっ、ちょ、タンマっ!」ジタバタ

春紀「手垢まみれにしてやる」コチョコチョ

伊介「ん、ひゃっ、このっ……調子、乗んなっ」ドンッ

春紀「あいたっ」シリモチ

伊介「しつこいのよ。そんなに構ってほしいわけ?」

春紀「えっ、ちょっ!?」

春紀(やばっ、マウントポジションとられた……っ!?)
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/07/06(日) 17:45:12.65 ID:fYVeMgdV0

春紀「伊介様……何を……!」

伊介「倍返しね❤」サワッ

春紀「うひゃ!?」

春紀(動けなっ、うわ、腋に手いれられた!?)

伊介「こちょこちょこちょこちょ❤」

春紀「ひっ、んひゃははははははっ!? あははははっ!!」

春紀「くすぐったい!! く、はははははっ! 伊介様やめっ、ははははは!!」

伊介「伊介の気が済むまでやめてあげなーい」

春紀「無理だってっ! ひゃはっはははは! ごめんっ! 謝るからぁ、ははは!!」

伊介「だめ❤」

春紀「そ、そんなぁ……! ふひゃひゃひゃっ! あはははははは!!」

春紀(やばいっ、これ! きつすぎるっ! 息できないっ! どうにかしないと!)

春紀(そうだ! ここは一か八か……!!)

春紀「んはははは、ひひっ、くひゃひゃ! す、隙ありっ……!」ムニッ

春紀(伊介様のがら空きの脇腹……もらった!!)

伊介「にゃっ!?」

春紀(怯んだ! 今だ!)

春紀「どっせーい」ガバァ

伊介「きゃあっ!?」

春紀「ふっふっふ。形勢逆転」ニヤリ
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/07/06(日) 17:46:51.44 ID:fYVeMgdV0

伊介「……い、伊介疲れたー。じゃれ合いとかいいからお風呂行かない?」アセアセ

春紀「いやだ❤」

伊介「あんたに拒否権とかないから。怒るわよ?」

春紀「もー。可愛くないなぁ」ツン

伊介「やんっ!?」

春紀「伊介様って実はくすぐったがりだよねえ。脇腹とかすっごく弱いんだろ?」

伊介「……別にそんなことないわよ」

春紀「へえー? じゃあ、こうやって脇腹撫でられても我慢できるよね?」サワサワ

伊介「くっ……!? あ、当たり前じゃん……っ。ていうか、伊介お風呂行きたいんだけど……!」プルプル

春紀「声震えてるけど、本当はくすぐったいんじゃないのー?」サワサワ

伊介「震えてなんかぁ……ない、わよ……っ」ガシッ

春紀「それじゃあ、この手は? なんであたしの腕を掴んでるんだ?」

伊介「それは……」

春紀「くすぐったくないなら手、離せるよな? ほら、離して?」

伊介「わ、わかったわよ……」スッ

春紀(指先カタカタ震えてる……。笑い堪えてる顔もなんだかちょっとえろくて可愛い……)

伊介「春紀、もういいでしょ。いい加減、どいて……、く、ふふっ!?」

春紀「あれ? おへそだめなの?」サワ

伊介「ちがっ、驚いただけ……、ん、んんっ!」

春紀(人差し指でおへその周りをくるくるなぞられるの流石に耐えられないみたいだな)
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/07/06(日) 17:47:58.30 ID:fYVeMgdV0

伊介「ひ、っ! ん、ふふふっ!」

春紀(おへそに指入れたらどうなるんだろ……)ツプッ

伊介「はぅっ!!?」ビクンッ

伊介「ゃひゃははははっ!」

春紀(笑った……! 伊介様の爆笑顔、かわいいな……。いつもはすましたような笑顔しか見せてくれないから、なんか新鮮だ)

伊介「や、やめなさいよ! あははっ! きゃははは!」バタバタ

春紀(これ以上やると苦しくなるからやめてあげようか)スッ

伊介「ぜぇー……はぁー……。人の身体で遊ぶのも大概に……」

春紀「やっぱり、伊介様くすぐり弱いじゃん」ニコリ

春紀「なんで意地張ってたんだよ?」

伊介「う、それは……」

伊介「キャラじゃないからよ。……悪い?」

春紀「えっ? そんな理由?」

春紀「確かに、普段あんまり声あげて笑わない伊介様があんな風に笑い転げてるのは意外性があったというか、ギャップ萌えみたいなのを感じたけど……」

伊介「分かったらどいて。今ので汗かいちゃったし、早くシャワー浴びたいのよ」

春紀「もう一つ聞いていい?」

伊介「……なに」

320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/07/06(日) 17:50:31.90 ID:fYVeMgdV0


春紀「伊介様くすぐったがりなのに、どうしていつもお腹露出してるの?」

伊介「はぁ? そんなの伊介の勝手でしょ」

春紀「いや、もしかして誘ってたりするのかなーって思って」

伊介「何言ってんの。きもい❤」

春紀「伊介様にそのつもりはなくても、十分誘ってるんだよ」グイッ

伊介「ちょ、春紀……!?」

春紀「シャワーの前にもう一汗かかない? 伊介様の可愛い声聞きたいな」ワキワキ

伊介「ま、まだやるの……!? これ以上はいくら春紀でも許さ……っひゃひゃひゃ!?」

春紀「睨むなよー、伊介様。ほら笑って笑ってー」コチョコチョ

伊介「ふざけっ……ふにゃっはは! ひはは、っ! あはははっ!」

春紀「あーもう、可愛いなー! 伊介様は!」



おしまい



春伊大好物です
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/06(日) 23:24:44.24 ID:Gsma9Gcgo
おつおつ
くすぐりってなんかエロく感じてしまう
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/07(月) 07:35:14.71 ID:Xw0oy5CF0
乙っス
伊介様かわいい
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/11(金) 18:14:31.91 ID:hakFl8cSO
〜それはなんのことはない普通の日常〜


鳰「何をやってるんスか?」

香子「見てわからないか?寮の窓拭きだが」

鳰「いえ、一応みなさんゲスト扱いなんで掃除なんて業者任せでも」

香子「走りよ、私は寮長だ寮のみんなが快適にすごせるよう働くのはそんなにおかしいことだろうか?」

鳰「いや普通に考えれば立派な事だと思うッス」

香子「だろう?」

鳰(いやあんたそれ以前に暗殺者なんスよ!?)

涼「香子ちゃん、ゴミ出し終わったぞ」

香子「うむ、首藤お疲れさま」

鳰(あんたもか!)
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/11(金) 18:34:55.63 ID:hakFl8cSO
涼「いやいや寒河江と一ノ瀬達も手伝ってくれたからあっという間じゃったよ」

香子「一ノ瀬は協力的で本当に助かるな」

鳰(標的!そいつあんたの標的ッスよ!?)

涼「1号室はゴミの分別だけでなくペットボトルも洗浄して蓋も別けてくれるから助かるのう」

鳰(あいつら主婦か!?)

涼「二号室は寒河江のおかげで分別もしっかりされているし、他もうまいこと回っておるようじゃ改めて分別したりすることもないから楽なものじゃったよ」

香子「走りの所は一応運営サイドになるから手を出してはいないがゴミの日に部屋の前に出して置いてくれればついでに回収するから安心してくれ」

鳰「はぁ…ありがとうッス…」
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/11(金) 18:52:39.21 ID:hakFl8cSO
鳰(なーんて事があったッスねぇ…神長さんと首藤さんが退学してからは晴が兎角さん巻き込んでやってるみたいッスが…)

鳰「生まれが違えばああやって普通に学生してたんすかねぇ…みんな……」

鳰「ゴミ捨てながら妄想とかウチも焼きが回ってきたッスかねえ…いやいや!残りも三人曲者揃い!ウチの仕事はこれからが本番ッス!張り切っていくッスよー!」

兎角「おいゴミ捨て場で騒ぐな変人がさらに変人に見えるぞ」

晴「ひどいよ兎角さん!におーおはよー」

鳰「これはこれは晴に兎角さん、おはようさんッス!ウチ朝弱いからちょっと気合い入れてただけッス」

兎角「走り、それは授業中起きてるやつが言っていい台詞だ」

鳰「こいつは手厳しい!」

鳰(たまにはまともに授業受けるのも悪くないかも知れないッスね、神長さん達は受けたくても受けれないですし)



とくにオチもなく終わる
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/11(金) 20:25:07.98 ID:UT35fch2O
このスレ見てると晴ちゃん全く人気ないね、まあ個性ないから仕方ないけど
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/11(金) 21:13:13.94 ID:Gt0iE6LJo
感情移入しやすいキャラ付けなんじゃないか
そのせいで兎角のオマケ扱いだけど
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/11(金) 21:17:48.30 ID:cQph0Gdi0
黒組一の武闘派で体にチタンを埋め込んでる超人が個性がないと
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 00:02:15.14 ID:4qBUVeMxO
いつものやつだから無視無視
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 01:37:00.11 ID:VyxHxqM+o

退学生徒の影響受けてきてる鳰可愛い
寮なんだからこういう日常もありえたよなあ
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 09:50:35.77 ID:PgCTJ9zyo
英さんは掃除は業者に任せようとしてそうだけど真昼ちゃんが掃除してて結局自分もしてそう
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 12:48:49.74 ID:l1dWJNoeO
>>329
お前みたいな奴が乙晴?いらね、乙しえ寄越せよとか言うんだろうな…
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 12:53:59.37 ID:+x94f0Qeo
対立煽り兄貴オッスオッス
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 12:58:48.50 ID:MSJsrnV/O
英真厨ウザすぎ
バカみたいに数レスでスレ立てまくってんじゃねーよ
ここで書けよ
何の為の短編スレだよ
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 13:00:47.30 ID:HR0iKmAlO
最近の厨房って自分から喧嘩売っといて都合悪くなると認定しだすんか、たまげたなぁ
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 13:01:09.98 ID:uAkry4AOo
いい加減秋田
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 18:59:25.24 ID:xeYdsSJAO
実際8レスもいかないSSならこっちに投下してくれとは思うけど。
338 : ◆NUnlNzd9tkdI [saga sage]:2014/07/15(火) 06:46:12.12 ID:QZyZpLV30
思いつきで初めてSS 無人島?にて

 「兎角さーん こっちーー!!」

どう考えても純粋な休暇とは思えぬこの状況で
はしゃいでみせる一ノ瀬はやはりイカれている
二人で班を組んで島に散らばったフラッグを探してください、
数に応じて泊まるコテージのランクが決まります、なんて
あからさまに罠だろうこれ

体を覆うことを優先した水着にパーカーを羽織り
サンダルから履き替えた運動靴で駆け出していく細い足
海岸から少し離れた岩場に確かに目印はあった
監視カメラの位置から考えてもこのあたりに何かありそうだが……

放置された背の低い丸太の、その向こうに何かを見つけたのか
足を止めたと思えばすぐに走ろうとする

「晴 待て!!」

一ノ瀬の乗ろうとした丸太に新しい縄が不自然に巻きついているのに
気づいて制止するにはただの一瞬遅かった だが

 「え?どうしたの?」

何も起こらなかった 本当に何も

驚いて動きを止めた一ノ瀬を慎重に丸太から遠ざけて確かめると
丸太に何か乗ると縄がたるんで罠が作動する仕組みのようだった
辿った先には大量の水風船、中身は妙に黒く不透明で重い
うんざりした顔を互いに見合わせると、向こうはいつの間にかフラッグを手にしていた

 「やっぱりこれ……」
「ああ 罠はここだけじゃないだろ」

本人の活発さにまぎれて忘れそうになるが一ノ瀬は軽い、ガリガリといえる程
罠が動かなかったのも多分その所為だ
今まで生き延びてこられたのは奇跡的にバランスがよかったのか
欲を言えばもう少しスタミナをつけてほしいとも思うが

ともあれ安全な寝床を確保するためにも歩を進めなければ
まわりは罠だらけ、警戒してしすぎることは無い
まわりは敵だらけ、向こうは1人でも2人組でも行動できる
奪われる程ヤワではないが無駄な争いは時間のムダだ、こいつの為にも避けたい
他のやつらに極力気づかれないよう、手近で目立たない目印から巡ることで意見が一致した

「野ざらしで寝るのはゴメンだ 急ぐぞ一ノ瀬」
 「フフフフフ……」
「なんだ不気味だな」
 「夢に思ってたことが叶うのがうれしくって」
「またそれか」
 「はい また」

何がおかしいのか上機嫌の足取りだ
ただフラフラといなくなることさえなければそれでいいかと受け入れて
隣を進んでいたわたしも多少イカれていた
こいつが他の奴らをコテージに入れてあげようなんて言い出すお人好しだったことは
この時すっかり忘れていた    おわり

なわのたるまなさいちのせはるののるはせのちいさなまるたのわな
縄の弛まなさ一ノ瀬晴の乗るは背の小さな丸太の罠
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/15(火) 12:57:06.56 ID:J7MNOOkHo
回文スゲー!!
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/15(火) 19:19:26.13 ID:b3K0gEcYo
考えられてていいね
本編でもこういったテレビ番組みたいなノリで無人島編やって欲しい
341 :1/4 [saga]:2014/07/18(金) 21:03:24.11 ID:Y+akb64Vo
春紀「あんまりにも伊介様のこと馬鹿にするやつが多いからそんなことないってテストで証明することにした」

伊介「え〜?伊介めんどくさい。いいじゃないそれくらい」

春紀「よくない!伊介様が馬鹿にされるとあたしが悔しいんだよ!」

伊介「……しょうがないわねぇ」

春紀「ってことでこれが問題だ!伊介様!今からクラスメイトの名前を全部漢字で書け!」

伊介「えー。やだ。もっとすぐ終わるやつにしてよ」

春紀「駄目!伊介様がクラスメイトの名前もろくに覚えてない薄情者疑惑も同時に払拭されるしこのテストは一石二鳥!さあやれ!!」

伊介「んもう、しょうがないわねぇ…」サラサラ

春紀(ま、7割方できてたら合格かな)
342 :2/4 [saga]:2014/07/18(金) 21:04:26.33 ID:Y+akb64Vo
伊介「はい、できたわよ」

春紀「よし、それじゃあ1つずつ順番に見ていこうか」

犬飼 伊介      春紀「まあ、自分の名前は間違えないわな」

一ノ瀬 晴      春紀「晴ちゃんも正解」

番場 真昼と真夜  春紀「これもOK」

首藤 涼        春紀「いいね!順調じゃん!」

生田目 千足     春紀「おお!やるぅ!これは読みがわかりにくいよ!」

武智乙哉       春紀「へえ!哉なんて結構むずい字なのにこれも書けてっし!」

神長 香子       春紀「髪長なんてベタなボケもしてないな、うんうん!」

英 純恋子      春紀「英なんて普通の人は絶対書き方知らないよ!よく覚えてたね、さすが伊介様!」

桐ヶ谷 柩       春紀「柩も書けてる……驚いた。まさか今のとこ全問正解なんて流石にあたしも予想外」

なんとか しえな   春紀「まあ仕方ないな。おまけでセーフ!」

走り 臭        春紀「わ、わざとかもしんないからセーフ!」

東と角         春紀「……金と銀みたいだからセーフ!」
343 :3/4 [saga]:2014/07/18(金) 21:05:12.34 ID:Y+akb64Vo
春紀「やるじゃん伊介様!ほとんど書けてる!合格点だよ、見なおしたよ!」

伊介「ふふん。伊介にかかればざっとこんなものよ♥」

春紀「で…えーと、さ」モジモジ

伊介「ん?」ニコニコ

春紀「肝心の名前がまだ書かれてないなーって…」モジモジ

伊介「えー?伊介黒組のみんなの名前もう書いたじゃなーい♥」ニコニコ

春紀「いや…その……や、やだなぁ。いじわるしないでよ伊介様。あたしの名前がまだないじゃん」モジモジ

伊介「……ああ。忘れてた」

春紀「伊介様!?」

伊介「くすくすくす。ごめんごめん。それじゃあ今から書くね」クスクス

春紀「う、うん。たのむよ?まったく……」ブツブツ

伊介「…」ニヤッ

春紀「…」ソワソワ

伊介「」ニヤニヤ

春紀「い、伊介様……?ど。どうしたの?早く書いてよ、って…」

伊介「ねえ、春紀の名字ってなんだったっけ♥」

春紀「えええええ!?」
344 :4/4 [saga]:2014/07/18(金) 21:06:13.71 ID:Y+akb64Vo
伊介「あっはっは!ほんとごめんごめん。いっつも春紀春紀って呼んでたから、かえって名字が印象に残ってなくて」

春紀「マジかよ……。伊介様、あたしの名字覚えてなかったのかよ。やばい、存外にショックでかいこれ。…寒河江だよ」

伊介「ああ、言われてみればそんな感じの珍妙な名字も名簿で見かけたわねぇ」ニヤニヤ

春紀「珍妙って……もういいよ。早く書いてよ。そしたらあたしもう部屋に戻って寝るから」

伊介「〜♪」サラサラ

伊介「はい書けた♥」

春紀「どれどれ……って」

寒川江晴樹

春紀「…」

伊介「あってるでしょ?」ニコッ

春紀「う……うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!伊介様の馬鹿ぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ダッ

伊介「…何よ。馬鹿って言ったそっちのが馬鹿よ。ばーか」クスッ

伊介「〜♪」サラサラ

寒河江春紀

伊介「伊介のこと試すような真似するからこんな目にあうんだっつの♥」


終わりッス
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/18(金) 21:13:54.79 ID:ILL39yye0
春伊は最高ッス
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/18(金) 21:24:54.27 ID:DwB5GRMyo
伊介様はかしこいお方…
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/18(金) 21:29:12.95 ID:LN0t2+BkO
むしろ犬飼春紀って書いてもよろしくてよ

いや、寒河江伊介か?
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/18(金) 21:31:15.70 ID:g89NEdRw0
いずれ犬飼春紀になります
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 00:06:34.69 ID:G3QNUkUAO
>>347
えいすけ!
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 01:25:14.06 ID:dtmBQCUAO
春伊いいですわぁ〜
それにしても犬飼春紀って新しいなww
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 15:54:42.59 ID:rmcj/eTrO
夏ッスね〜
VIPのスレも
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 16:10:01.01 ID:wbbXKIUZO
千足「・・・」サワサワ

柩「さっきからどこ触ってるんですか」

千足「お尻だね」

柩「そうですね……じゃないです!」

千足「急にどうした桐ヶ谷?」

柩「お尻触られるのって結構恥ずかしいんですよ!」

千足「そうか」サワサワ

柩「もおおお!!」
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 16:16:51.78 ID:k78c2zWkO
ちたひつ!ちたひつ!

立千足さんって1レスネタは多いけどSSそのものは少ない印象
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 16:40:04.66 ID:MfzFiXj2O
ちたひつやっほい!
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/07/19(土) 18:31:45.51 ID:XHhhdfjSO
乙哉「カウンセリングとか無駄だと思うけど…仕方ないかぁしばらくは我慢するって決めたわけだしー」

ガチャ

??「よお元気にしてっか?殺人鬼」

乙哉「はぁ!?」

カイバ「おいおい先生にたいしてはぁ!?はないだろはぁ!?は、ちゃんと義務教育受けてんのかおい?殺人鬼」

乙哉「人をいきなり殺人鬼呼ばわりする人をセンセーだなんて思いたくないなーあたし」

カイバ「だが、事実だ、そうだろ?」

乙哉「ムカつくよ!あんた!」

カイバ「いいね、監視カメラの死角をついた見事な攻撃、ボールペンでも人を殺すにゃ充分だ」

乙哉「避けないで解説とか余裕ありすぎてつまんないなー…ちぇっ」

カイバ「だから馬鹿なんだよ殺人鬼、てめーが俺を殺すメリットなんてゼロだからな、ま、俺が女だったらあぶねーかもしれないけどな?」

乙哉「センセー意外に面白いわー女だったら一晩かけてゆっくり殺したいくらいだよ♪」

カイバ「おめーがうちの馬鹿と最初にやりあったって聞いて会いにきた」

乙哉「?」

カイバ「東兎角、殺しもできねえできそこないの暗殺者おれの自慢の不良品だよ」
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/07/19(土) 18:57:26.17 ID:XHhhdfjSO
カイバ「で、せっかくここの会話も聞こえないようにさたり色々仕込んだわりによぉ」

乙哉「なにー」

カイバ「おまえ一ノ瀬と剣持?とかいう女の話ばっかじゃねーのよ」

乙哉「しょうがないよねーほとんど話せなかったもん東さん…私に近寄るなー!的なオーラびんびんでさー他にかわいい娘いたんだから仕方なくない?」

カイバ「あー、あー容易に想像できるわ…あいつ本当にあぶねえだろ?」

乙哉「晴っちが来なければもうちょい遊べたんだけどねー、ちょー強いくせに薄皮しか切れないからうまくやればあたしにもチャンスあったと思うんだー」

カイバ「おもしれーだろあいつ?」

乙哉「あのアンバランスさはいいかもねーもっと精神揺さぶったらあたし好みになったのかな?」

カイバ「おめーの趣向はともかくあの馬鹿にはいい薬になったかもな」
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/07/19(土) 19:12:52.10 ID:XHhhdfjSO
乙哉「…センセーって東さん好きなの?」

カイバ「一番出来が悪い教え子だから心配なだけだよバーカ」

乙哉「ふーん」

カイバ「俺、ホモだし」

乙哉「嘘!?」

カイバ「くくく…嘘だよ、おまえこういうほうが釣りやすいな」

乙哉「あームカつくなー」

カイバ「…まぁいいや少しとはいえ当時のあいつの話は聞けた、そろそろ帰るよ…脱獄とかすんなよ?」

乙哉「今はしないよー♪」

カイバ「適当に内容でっちあげてやっから模範囚のままでいてくれよ武智」

乙哉「あははははまかせてー」
358 :デッドプール :2014/07/19(土) 19:22:07.22 ID:XCZHbPCn0
10年黒組でカラオケ行く話作って欲しい
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 19:27:56.86 ID:2jR0E3qFo
乙哉ちゃんにはラブソング歌って欲しいな
晴ちゃんを見つめながら
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 22:56:34.10 ID:AvRjE3GV0
晴ちゃんは兎角さんと無理矢理デュエットしそう
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/20(日) 00:14:40.86 ID:4WRbJ8lCO
ダルそうにして歌わない伊介さまが春紀に「あたし伊介さまの歌聴いてみたいなー」って言われて照れつつマイクを持つ姿が目に浮かぶ
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/20(日) 03:03:18.85 ID:6/HQrCtAO
そしてママ仕込みの舟唄を歌うんですね分かります
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/20(日) 15:13:38.82 ID:xzjsa0lO0
涼が歌う曲が演歌ばっかりで香子ちゃんが「なんで首藤は演歌しか歌わないんだ?」とかいいそう
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/20(日) 16:35:59.69 ID:xIwdC0F4O
>>360
晴ちゃんはコミュ力高いから皆と歌うよ
もちろん乙哉ちゃんともね
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/20(日) 19:48:34.75 ID:GUo1sblrO
このスレってVIPのリドルスレ民しかいないの?
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/20(日) 20:14:09.23 ID:TMcICtwHO
うん
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/20(日) 20:23:09.08 ID:XA4c66A0O
俺もいるぜ
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/21(月) 01:29:11.88 ID:Mh/eTJh9O
おまえは誰なんだよ
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 17:55:40.84 ID:HcoyV0iSO
兎角「ただいまー、おそくなってすまなかったな晴」

鳰「おかえりなさいっス」
伊介「おかえりー」

兎角「……おい」

晴「あっ兎角さーんおかえりー今ごはん作ってるから」

兎角「晴、不審者は部屋に入れるなっていっただろ…」

伊介「ひっどーい[ピーーー]わよ?」

鳰「ウチと晴はマブダチっスよぉ」

兎角「…はぁ…とりあえず寒河江に連絡するか」ピッピッ

伊介「ごめんなさい東さんそれはやめて」

鳰「伊介さん平伏させるとかどんだけっスか…」

兎角(晴のあの様子だと人数分作ってるよなぁ…ああめんどくさい)

兎角「…とりあえず家にいる理由を聞こうか」

伊介「ママと」
鳰「理事長と」
伊介、鳰「ケンカして家出しました」

兎角「…………はぁ」
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 18:05:44.38 ID:HcoyV0iSO
兎角「で、寒河江のとこはすぐバレると」

伊介「そうなのよ、しかも最近ママと仲良いのあいつ、たまにスーパーで二人してタイムセール品とか買ってたりしてさ」

鳰「ウチ、ママさん見たことあるっスけどあのイケメンと春紀さんがスーパーで買い物カゴ持って歩いてるとかシュールすぎやしませんかね」

兎角「転がり込めば説教されてすぐに送り返されるわけだ」

伊介「さっすがー理解が早くて助かるー」

兎角「だからといって殺そうとした相手の家に来るか?普通」

伊介「伊介は普通の枠にはおさまらない女よ?」

兎角「……そうか」

鳰「お疲れっスね兎角さん」

兎角「そう思うならおまえだけでも出ていけ」

鳰「だが断るっス」
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 18:16:02.34 ID:HcoyV0iSO
兎角「走りは…ま、晴くらいしかいないもんな」

鳰「いやーストレートなdisりっぷりがたまらないっス、まぁ友達いないの事実っスけど」

兎角「…ごめん」

鳰「やめて!本気であやまられると本当に傷つくからやめてほしいっス!」

兎角「まぁそれはそれとして、だ」
鳰「流された!?」

兎角「家出するほどの原因てなんだよ、おまえら親子仲良いらしいじゃないか」

伊介「ママがハードな仕事受けれないように手を回してるみたいなの…」

鳰「潜入任務とか内偵とかの仕事から下ろされてしばらく学生やれとか言われたっス」

兎角「…怒るほどでもないだろそれ」

鳰「伊介さん!こいつも敵っス!」

伊介「東さんはこっち側だと思ってたのに!」
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 18:27:39.15 ID:HcoyV0iSO
兎角「わざわざ死にたがる必要もないだろうに」

伊介「伊介はママのような立派な殺し屋になりたいのよ、その為に必要なのは何よりも経験だとは思わない?」

兎角「まぁ一理あるな」

伊介「でしょ!」

兎角「でも…おまえ詰め甘いし」

伊介「今度こそ殺すわよ?!」

鳰(その詰めの甘さのおかげで晴死なずに済んだっスよ…)
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/22(火) 19:00:48.98 ID:r/SSWIBz0
春紀に勝てない伊介様可愛い
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 19:03:09.08 ID:HcoyV0iSO
兎角「走りの方は多分私のせいだな」

鳰「まぁ、あれガチで死にかけたっスからねぇ」

兎角「おまえで処女卒業するかと思ったら、かなり複雑な気分だったから生きててくれてうれしい」

鳰「…悪意しか感じねえっス…」

伊介「あら、まだ処女なの東さん?」

兎角「あの時、殺さないって言ったろ」

伊介「あまっちょろいわねー」

兎角「殺し屋になりたいわけでもないからな私は」

伊介「もったいなーい」

兎角「そうか?向いてないらしいけどな私は」

兎角(くそ、あのサングラスの顔思い出したぞ胸くそ悪い)
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 19:31:49.44 ID:HcoyV0iSO
晴「はーい!晴特製ドライカレースペシャルだよー!」

鳰「大皿から取り分けるタイプっスか…なんか某怪盗三世とかトライ◯ン思い出すっスね」

伊介「…話の腰を折られたわね」

兎角「どうせ平行線だ、それに私がどうこう言っても晴が追い出すのに反対するだろうからな」

晴「お互い頭を冷やす時間は必要だよ、それにお泊まり回とか憧れてたし」

鳰「お泊まり回っスか」

伊介「けっこうマジなんだけど伊介の問題」

兎角「晴のマイペースは変わらないから慣れろ」
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 19:38:06.23 ID:HcoyV0iSO
お泊まり会だよお泊まり回ってなんだ
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 20:04:11.44 ID:jc3uADQ2o
仲良いなww
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 20:08:36.37 ID:HcoyV0iSO
鳰「晴って料理できたんスねー」モグモグ

伊介「なかなかやるわね、晴ちゃん」モグモグ

兎角「おまえら…遠慮というものがないな」

晴「ふっ…夏バテ防止の自信作です」フンスッ

鳰「で、相変わらず毎日カレー食ってんスか?」

兎角「そんなわけないだろバカバカしい」

三人(黒組時代に誤解されるような食生活してた人が悪いと思う)
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 20:33:18.33 ID:HcoyV0iSO
晴「…あ、でも兎角さん、この前晴が朝から出かけた日に三食レトルト、カレーメシ、レトルトで済ませましたよね?」

兎角「なんのことか忘れたな(棒読み)」

鳰「なんというカレーキチ」

伊介「引くわーマジ引くわー」

兎角「いや、さ、三食カレーとかちょっとした夢だろ?!」

鳰「ないっスわー」
伊介「ないわー」
晴「たくさん夢がありましたがそれはないです」

兎角「おまえらなんで息ぴったりなんだよ!殺し合いしたくせに」
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 20:42:35.37 ID:HcoyV0iSO
晴「昨日の敵は今日はホモってやつだよ!」

鳰「最悪っスね」

伊介「………ありね」ボソッ

兎角「犬飼!?」

鳰「あーこの人、親がホモでしたね」

伊介「素敵な両親だからね笑ったらこ・ろ・す♪」
兎角「なら早く帰れ」

伊介「それは嫌」

兎角「つか私だけか知らなかったの?」

晴「晴は殺されかけた時に聞かされました」

鳰「嫌なカミングアウトっスね、なんで喜んでんすか晴は」

晴「ほら、クラスメイトが家族の事を話してくれるとかなかったから」

兎角「すごいだろ?」

鳰「いや良くこの人守り抜いたもんスね」
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 20:51:19.81 ID:HcoyV0iSO
兎角「先に言っとくが別にストレスから殺そうとしたわけじゃないからな?」

鳰「あははー」

晴「え!?晴、負担になってたんですか!?」

兎角「晴が自由すぎて疲れただけだ、特に武智の時」

鳰「スパロボでミデア護衛してる心境っスね良くわかるっス」

伊介「東さんも殺れないなりに先に全員怪我でもさせて退場させちゃえばいいのに」

兎角「その手があったか!」

鳰「溝呂木ちゃんが心労で死ぬからやめて」
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 20:59:16.26 ID:HcoyV0iSO
晴「多分それやってたら今の生活はなかったと思います、流石に引きます」

兎角「ダメか」

伊介「ボコボコにしたあと無理矢理予告票書かせて脱落させるとかありだと思うけど」

鳰「伊介さんが守護者にならなくて良かったっス…まぁ英さんには勝てるかあやしいっスが」

伊介「あの金持ちそんなにヤバイの?」

兎角「実は、私負けた」

鳰「英さんが調子こいてロケランやらフリーで置いとかなかったら普通に晴が殺られてたと思うっス」

伊介「…マジ?」
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 21:07:47.46 ID:HcoyV0iSO
鳰「英の誇る最強サイボーグって言ったら信じます?」

伊介「ギャグ?」

兎角「マジだ腕飛ばしたり、シャンデリア片手で投げてきたり」

伊介「いや意味わかんない」

兎角「私も自分で言っててわけわからん」

晴「あのシャンデリアは兎角さん死んだかと思って心臓にわるかったよー」

鳰「終わった後に監視カメラの映像で見て…悪いとは思ったんスが爆笑したっス…でもあれ勝因は兎角さんのスタンガンで内部機械に異常出てたかららしいっスよ」

兎角「…なんとか面目は保ったか」
伊介「今度見せてね、にお」
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/22(火) 21:17:06.51 ID:HcoyV0iSO
ピンポーン

晴「ありゃ珍しいお客さんかな?」

兎角「通販とかじゃないか?」

晴「頼んでないよ?」

兎角「私が出てくる」

鳰「…第六感にくる嫌な予感が」

伊介「うちの方はここ知らないだろうから安心だわー」


兎角「お客さんだ」

百合&恵介「こんばんわ」


続くかも
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 21:46:11.87 ID:HcoyV0iSO
ちなみに兎角さん伊介様に止められて春紀にワン切り→春紀がだいたい察する→恵介さんに電話という流れ
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 21:48:18.39 ID:NLINjY9/o
伊介様のことを分かりに分かってる春紀&ママっていう図がいいね
続きも含めて20レスくらいになるんならスレ立てちゃっていいんですのよ?
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 22:11:13.12 ID:BirL2dj3O
晴ちゃんが真夜さんの聖遺物として監禁されて可愛がられる話下さい最近晴ちゃんがちゃんとヒロインしてるSS少ないんで下さい
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 23:07:12.39 ID:WV7/CjYGO
自分で書いてみたらどうっスか?
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 00:28:32.93 ID:DNdEsgQAO
>>385
乙、面白かったww春紀と恵介ママのコンビいいねww
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/24(木) 01:30:58.55 ID:u1FaDQhtO
>>387
テメーで書けよ
供給ない時点で需要ないって気づけ
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/24(木) 17:40:31.24 ID:pPe2wNs70
春紀の誕生日

クリスマスイヴ

伊介「はーい、プレゼント!」

春紀「うそっ!伊介様あたしの誕生日知ってたの!」

伊介「誕生日?クリスマスでしょ、ボケてんの?」

春紀「え、クリスマスってプレゼント貰えるの?」

伊介「あんた貰ったこと無いの?」

春紀「ああ、あたしの家貧乏だったからそういう習慣無かったんだな・・・」

伊介「・・・それ返せ♡ 」パシッ

春紀「あ」

伊介「ほら、行くわよ」グイッ

春紀「い、行くってどこに?」

伊介「あんたの誕生日プレゼント買いに行くにに決まってるでしょ♡ 」

春紀「いや、それで良いよ」

伊介「これはクリスマスプレゼントよ♡ 」

春紀「いや、プレゼントには変わりないじゃん」

伊介「クリスマスプレゼントとして買ったものを誕生日プレゼントになんか出来ないっつーの♡ 」

春紀「伊介様・・・」

伊介「これは明日みんなでパーティーするときに渡す♡ 」

春紀「うん・・・」

伊介「だからあんたも今から伊介のクリスマスプレゼント買って明日渡すこと♡ 」

春紀「うん」

伊介「あと伊介の誕生日は6月29日だから♡ 」

春紀「分かった、ちゃんと渡すよ」

伊介「三倍返しね♡ 」

春紀「うわ、ひでぇ」

伊介「嘘よ♡ あんた貧乏だしー♡ 」

春紀「・・・ありがとう、伊介様」

伊介「もし忘れたら殺すから♡ 」

春紀「絶対忘れないよ」

伊介「あ、それと」

春紀「ん、何?伊介様」

伊介「誕生日おめでとう、春紀♡ 」

春紀「うん、ありがとう伊介様」
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/24(木) 19:01:47.40 ID:138t0OP/O
シンプルでいいね
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/07/24(木) 19:16:59.94 ID:ywuFBc28O
ハルイスイイネ…

>>390
なんでそんな喧嘩腰なんスか
肩の力抜けッス
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/24(木) 21:43:06.42 ID:7ZKcuqy50
いつもの人だからスルーしとけって
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/25(金) 05:44:52.11 ID:/9HDoPiv0
面白いの書くつもりがなんか真面目になってしまった

春紀「冬香ー、ただいまー」

冬香「お帰りお姉ちゃ・・・誰?」

伊介「はぁーい♥」

春紀「ああ、紹介するよ。姉ちゃんの彼女の犬飼伊介っていうんだ」

冬香「ど、どうもはじめまして」

伊介「これあんたの妹?」

春紀「ああ、冬香っていうんだ」

伊介「ふーん、よろしく。伊介様って呼んでねー♥」

冬香「よ、よろしくお願いします」(か、彼女?大丈夫かなこの人)

春紀「伊介様、あたしの部屋こっちだよ」スタスタ

冬香(何かビッチっぽいし騙されてるんじゃ・・・)

伊介「ふーん、狭ーい♥」

春紀「文句言わないでよしょうがないだろ。今飲み物取ってくるよ」

伊介「早くしてねー♥」

春紀「おう伊介様」

冬香(それにお姉ちゃん、様付けで呼んでるし・・・)

春紀「えーと・・・」ガチャガチャ

冬香(夜覗いてみようかな・・・)
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/25(金) 05:45:35.51 ID:/9HDoPiv0
春紀の部屋の前

冬香(まだ起きてるみたいだけど・・・)

冬香(や、やっぱりエッチとかしてるのかな・・・)

「ん、あっ♥」

冬香(な、なんかやらしい声が・・・)

「気持ち良い?」

「う、うん♥」

冬香(ドア越しじゃどっちの声か分からない)

「お、お願い、もう・・・」

「何?」

冬香(やっぱりあの人がお姉ちゃんにしてるのかな・・・)

「あ、ああぁ♥」

「ほらほら、声抑えないと聞こえちゃうよ」

冬香(・・・)ドキドキ

「も、もうお願い・・・春紀」

冬香(え、今声出してる方がお姉ちゃんの名前呼んだ気が・・・)

「するときは春紀様って呼ぶ約束だろ?」

「んっ、は、春紀様・・・」

冬香(も、もしかしてお姉ちゃんがしてるの!?)

「聞こえない、もう一回」

「は、春紀さまぁーーーーー♥」

冬香(お、お姉ちゃんが様付けさせてる!)

「はい、良く出来ました」

「あ、あああぁーーーーーっ♥」

冬香(誑かしてるのってお姉ちゃんのほうなの・・・)

「はぁはぁはぁ♥」

「昼間はあんなであたしより一個上なのにねぇ」

冬香(しかも年上・・・ダメだ混乱してきた寝よう)スタスタ
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/25(金) 05:46:21.24 ID:/9HDoPiv0
翌日

冬香「お、お姉ちゃん?」

春紀「冬香、早いな?」

冬香「あ、あの人は?」

春紀「ああ、まだ寝てるよ。伊介様は朝弱いんだよ」

冬香「そっか、あのさお姉ちゃん」

春紀「んー?」

冬香「お、お姉ちゃんはあの人とどういう関係なの!?」

春紀「いやだから彼女って言ったじゃ・・・」

冬香「嘘よ!」

春紀「ふ、冬香?」

冬香「お姉ちゃん、お金貰ってあの人と付き合ってるんじゃないの!?」

春紀「は?なんだよそれ?」

冬香「だって女同士だし、変に露出高いし」

春紀「あ、いや、それは・・・」

冬香「昨日の夜聞いたよ、お姉ちゃんより年上だし、お互い呼び方強制してるし、エッチもしてたじゃん!」

春紀「ぬ、盗み聞きしてたのか!?」

冬香「そういうの援交っていうんでしょ?お金ないからそんなことするんでしょ?」

春紀「そうじゃなくて・・・」

冬香「お姉ちゃん。お金なんかなくても良いから、頑張らなくて良いから、もう無理しないでよ」じわっ

春紀「冬香・・・」

冬香「お願いだからもう止めてよ、わたしはこれ以上お姉ちゃんに辛い思いしてほしくないよ・・・」ポロポロ

春紀「ごめんな、心配させて・・・」ギュッ

冬香「もう良いから、お願いだよお姉ちゃん・・・」グスッ

春紀「冬香、姉ちゃんと伊介様はそんなんじゃないよ」

冬香「・・・」

春紀「女同士だし、まあ呼び方はちょっと変かもしんないけど。もちろん金なんか貰ってないし」

春紀「姉ちゃんは本気で伊介様のこと好きだし、伊介様もあたしのこときっと好きでいてくれてる」

冬香「本当に?」

春紀「ああ本当だよ、だから冬香はそんな心配しなくて良い」

春紀「まあ、姉ちゃんは冬香たちを守りたいから頑張るなってのは無理かもしれないけどな」

冬香「うん・・・」

春紀「だから冬香たちには姉ちゃんが頑張ってきたら伊介様と一緒に笑って迎えて欲しいんだ」

冬香「うん」

春紀「それに冬香たちだって色々手伝ってくれるから姉ちゃんはすっごく助かってるからさ」

春紀「信じてくれるか?」

冬香「うん、お姉ちゃんのこと信じるよ」

春紀「ありがとうな、冬香」
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/25(金) 05:47:03.14 ID:/9HDoPiv0
春紀「よし、じゃあ早いけど飯の支度するかな」

冬香「お姉ちゃん、まだ時間あるから少し伊介さんのお話聞かせて」

春紀「ああ、良いよ」

冬香「どんな人なの?」

春紀「そうだな。普段はちょっと我儘だし、なんかこう偉そうで、キツイけど・・・」

冬香「ホントに大丈夫?・・・」

春紀「ははは、でも良いところもたくさんあってさ」

冬香「たとえば?」

春紀「ああ見えて、根はすっごく優しいんだよ」

冬香「そうは見えない・・・」

春紀「姉ちゃんも結構アドバイス貰ったり、助けてもらったりしてさ、ちょっと甘えさせてもらってる」

冬香「へー」

春紀「あと伊介様も家族のことで事情があってさ」

冬香「そうなんだ」

春紀「だから家族をすごい大切にしててさ、そういうとこも姉ちゃんと気が合ったのかな」

冬香「他には?」

春紀「あとはすっごく可愛いところもあるんだ」

冬香「セクシーとかじゃなくて?」

春紀「もちろん見た目もあるけど、ちょっと甘えん坊だったり、照れ屋なとこもあってさ」

春紀「頭撫でててあげたりすると嬉しいのに素直に喜ばなかったり、撫でて欲しいのに言わなかったり」

冬香「ふふ、小っちゃい子みたいだね」

春紀「ああ、ホントだよな。姉ちゃんはたくさん面倒見てきたからそういうのが可愛く見えるんだよきっと」

冬香「お姉ちゃんの言う通り可愛い人だね」

春紀「そう、でも助けてくれるときはちゃんと助けてくれるからさ。お互い様なんだ」

冬香「そうだね。良かった、お姉ちゃんも頼れる人が出来て・・・」

春紀「ありがとな、冬香」

冬香「ううん」

春紀「まあ、ちょっと変わってるけど冬香たちも伊介様と仲良くしてあげてくれるか?」

冬香「うん、分かったよ」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/25(金) 05:48:32.21 ID:/9HDoPiv0
ボーン、ボーン

春紀「あ、そろそろ時間だな」

冬香「みんな起こしてくるね」

春紀「ああ、そうだ伊介様のことも頼むよ」

冬香「はーい」

春紀「あ、それと冬香。伊介様の呼び方なんだけど」

冬香「うん、伊介様って呼んで起こせば良いんだよね?」

春紀「うん、じゃないと機嫌悪くするから」

冬香「分かったよ、お姉ちゃん」

春紀「よろしくなー」

冬香「うん、みんなー朝だよー」スタスタ

・・・

バタバタ

妹弟達「姉ちゃんおはよー」

妹弟達「おはよーはーちゃん」

春紀「おう、おはよう」

妹弟達「まだねむーい」ごしごし

春紀「眠いなら顔洗って来ーい」

伊介「おはよー春紀♥」ごしごし

春紀「おはよう伊介様」

妹弟達「だれー?」

妹弟達「ふしんしゃだー」

妹弟達「おっぱーい」

妹弟達「おばさんだれー?」

伊介「何こいつら?ウザーい、殺すー♥」

ワイワイガヤガヤ

400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/25(金) 05:49:15.38 ID:/9HDoPiv0
春紀「ほらほらみんな紹介するから席着けって、伊介様も」

春紀「冬香ー、皿だしてくれー」

冬香「はーい」

わーわー

おばさーん

ホントに殺すー♥

キャー

春紀「あーもう早く座れって、姉ちゃん今よそってるから冬香ちょっと頼んだー」

ワイワイ

冬香「みんな座ったよー、お姉ちゃんも早くー」

春紀「おう」

春紀「えーと、じゃあ紹介するな、この人は犬飼伊介っていうんだ」

妹弟達「えー、変ななまえー」

妹弟達「何ででそんな名前なのーー」

伊介「変じゃないわよ」

春紀「伊介様はしょっちゅう遊びに来るからみんな仲良くしてなー」

妹弟達「はーい」

伊介「何よその伊介が仲よくしてもらうみたいな言い方、ムカつくー♥」

妹弟達「よろしく伊介様ー」

妹弟達「伊介様よろしくねー」

春紀「そんじゃ、いただきますするか。ほら伊介様も」

伊介「え、いやよ♥ガキっぽい♥」

妹弟達「いけないんだー」

妹弟達「ダメなんだよー伊介様ー」

妹弟達「そうだよ伊介様ー」

春紀「ほらチビたちもああ言ってるしさ」

伊介「わ、分かったわよ。やれば良いんでしょ、やれば」

春紀「よーし、じゃあせーの・・・」

全員「いただきます」

あんたたちうるさーい♥殺すー♥

あー、殺すって言っちゃいけないんだー

春紀(母さんに冬香たちに伊介様、守りたいものが増えたけどそれはきっと重荷じゃない)

あーこぼしたー

わーきゃー

春紀(人の命を引き替えにしなくても、全員の笑顔を糧にあたしはこれからももっと頑張れる)

わーわー

ほらみんな少し静かに食えー

春紀(みんなこんなに大事な家族なんだから)

終わり
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/07/25(金) 07:10:01.44 ID:Z0uXagvbO
なんかほのぼのするなー
乙ですわ
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 08:21:46.30 ID:oEIplf6jO
>>394
いつもの人()
お前にとって喧嘩腰は皆いつもの人か
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 10:52:17.69 ID:KV/VW6az0
ワイワイ ガヤガヤ

柩「千足さんっ、ボクカラオケって始めてです!」

千足「ふふ、そっか…思いっきり楽しもうね」ナデナデ

柩「はいっ!」ニパッ

千足(かわいい)



しえな「まさか黒組の同窓会を計画してたなんて…」

乙哉「しえなちゃぁ〜ん♪しえなちゃんにまた会えて、アタシ嬉しいよぉ〜♪」ギュ

しえな「あーもう、ひっつくなってばぁ!」



香子「…にしてもよく全員集まったものだ、場所がこういう場所になったのは、私達らしくはないが…否、学生らしい、か…なぁ、首藤?」

涼「そうじゃな…儂には似付かわしくない場所じゃが、それもまた一興じゃな」ピッピッ

香子「ふふ、そうだな…そういえばどんな曲を歌うつもりなんだ?」

涼「そうじゃな…菅○都々子なんか如何じゃろう?」



兎角「何か頼むか?ゲソ天なんてのもあるぞ?」

晴「ハル甲殻類は、ちょっと…共食いしてる気分になって…」

兎角「そう、なのか?」

晴「うん、ちょっと苦手かな…兎角さんは何か食べたいものは無いの?」

兎角「そうだな………やはり無い、か」

晴「兎角さん、流石にカラオケにカレーは無いと思うよ…」アハハ
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sag]:2014/07/25(金) 11:59:34.12 ID:KV/VW6az0
鳰「〜〜♪」ペラペラ

純恋子「これが、カラオケ…走りさんは何をしてらっしゃるの?」

鳰「これっスか?新曲の情報をチェックしてたっスよっ。最近あるスクールアイドルの曲にどハマりしてるんスよねぇ…」ペラペラ

純恋子「スクールアイドル…ですの?私、少し世論に疎くて…」

鳰「あー…何と言うか…学校のアイドルってヤツっスよ、それで歌ったり踊ったりして、学校をPRしたり、活動するみたいっス」

純恋子「そうなんですの?ふふ、楽しそうですわね…」クスクス


真昼「……良かった、ね…真夜…」

真夜『あぁ?何が良かったんだよ?』

真昼「ま、また…みんなに、会えて…」

真夜『知らねぇよ、つい最近までヤり合ってた連中だぞ?』

真昼「…う、うん…でもた、のしい、よ…?」

真夜『……まァ、なら良かったな、真昼…』

真昼「うんっ…!」ギュ



春紀「にっしても伊介さままで参加するとは思わなかったなぁ…」

伊介「だぁって、パパとママはお仕事だし…連れてってくれなかったしぃ…」

春紀「ふぅん…まぁ何にせよ、あたしはまた伊介さまに会えて嬉しいよっ」ニコッ

伊介「……ふふん、あたしもちょぉっとは会いたかったよ、ハルキ」ピッピッ ピピピ

春紀「お、伊介さま歌うの?めずらし…っ!?」

伊介「ふふふ、一番、いすけいっきまぁ〜す♪」

〜〜〜♪

伊介「Kosmos,Cosmos 跳び出してゆく 無限と宇宙の彼方〜♪」

皆「「「 」」」


ネタ要素多めでカラオケを妄想してみた、イメージ壊してたらすみません
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/25(金) 16:08:43.39 ID:/9HDoPiv0
春紀が休みのある日

春紀「おーい、二人ともやめろってー」

伊介「春紀は今日伊介と出かけるのよ♥」

冬香「ダメ―、お姉ちゃん今日はわたしのー」

春紀「おーい」

伊介「黙れ♥てか春紀は伊介のだしー」

冬香「お姉ちゃんは伊介様のじゃなーい!」

春紀「二人ともー」

伊介「何と言おうと春紀は伊介のよ♥」

冬香「でも伊介様はお姉ちゃんと夜いつも一緒でしょ!」

春紀「おいってばー」

冬香「伊介様はもう大人のくせにー!」

伊介「生意気ー、ムカつくー♥」

春紀「ほっとくか・・・」

冬香「とにかく今日はだめー!」

伊介「ガキはさっさと寝てろ♥」

冬香「うるさい!おばさんのくせに!」

伊介「黙れ♥」デコピンッ

春紀「あ!」

冬香「痛っ、お返し」ビンタッ

春紀「ああ!」

伊介「ちょ、マジ殺す♥」

冬香「何よ!」

春紀「二人ともいい加減にしろ!!!」

伊介、冬香「!?」ビクッ

春紀「何二人して手が出るまで喧嘩してんだよ!」

伊介、冬香「でも・・・」

春紀「でもじゃない!」

伊介、冬香「!?」ビクッ

春紀「伊介様も小さい子相手にマジになった上に先に手までだして!何考えてんだよ!」

伊介「ご、ごめんなさい・・・」シュン

冬香「そうそう、お姉ちゃんの言う通りよ」

春紀「冬香もだ!先に悪口言ったのは冬香だし、やり返しただろ!」

冬香「ご、ごめんなさい・・・」シュン

伊介「そうよ、春紀の言う通りよ」

春紀「どっちもだって言ってんだろ!」

伊介、冬香「はい・・・」
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/25(金) 16:09:18.68 ID:/9HDoPiv0
春紀「しかもこんなくだらないことでこんな大喧嘩して!」

伊介「くだらないことじゃないわよ・・・」グスッ

冬香「大事なことだもん・・・」グスッ

春紀「折角の休みだってのにあたしのこと怒らせて!」

伊介、冬香「だって・・・」ポロポロ

春紀「もう疲れたからあたし休む、今日は遊ぶの無しだ!」

伊介、冬香「・・・ご、ごめんなさぁーーーーーい」ボロボロ

伊介「だ、だって春紀と一緒にいたかったんだも〜ん」うわーん

冬香「わ、わたしもお姉ちゃんと遊びたかっただけだも〜ん」えーん

春紀「はぁ・・・」スタスタ

伊介、冬香「うえぇーーーーーん」

春紀「全く」ギュッ

伊介「春紀・・・」グスッ

冬香「お姉ちゃん・・・」グスッ

春紀「だったら最初っからみんなで一緒に遊んだりすれば良かっただろ?」

伊介、冬香「うん・・・」

春紀「あたしはこの家のみんなのものだからさ・・・」ナデナデ

伊介、冬香「ごめんなさい・・・」

春紀「だからもうこんなことで喧嘩なんかするなよ?次やったら拳骨だからな?」

伊介、冬香「はい・・・」

春紀「じゃあ二人ともちゃんと仲直り」

伊介、冬香「ごめんなさい」ペコリ

春紀「よし、じゃあ二人ともみんなのこと呼んできて一緒に遊ぼうな?」

伊介、冬香「はーい」

冬香「行こ?伊介様」スタスタ

伊介「分かってるわよ♥」スタスタ

春紀(全く手のかかる家族だわ・・・)

春紀(でもなんかこういうのって本当に幸せだな)

わー

伊介が先ー

きゃー

みんなはやくー

春紀「ははは、さーてと、何して遊ぶかなー・・・」

寒河江家のある日の出来事でした

おしまい
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 16:15:48.78 ID:aVUHE1Bx0
乙っス!
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 16:21:04.18 ID:+D3bOyB1o
乙ッスよ〜
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 16:32:08.67 ID:Yuik2/MSO
寒河江家いいなぁ
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/26(土) 00:54:29.99 ID:607G1ojAO

新番組さがえけくるか……
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/26(土) 01:35:50.25 ID:C/6L9xBW0
途中からエロになってしまった

伊介「春紀ー、ペディキュア塗ってー♡ 」

春紀「足ぐらい自分で塗ってよ伊介様ー」

伊介「何でよ? 」

春紀「だってさっきはマニキュア塗ってあげたじゃん」

伊介「だって春紀に塗ってほしいんだもん♡ 」

春紀「全くしょうがないな」デレデレ

伊介(チョロ過ぎ♡ )

春紀「この色で良いの?」

伊介「そう、春紀の髪と同じ赤♡ 」

春紀「そっか嬉しいな」デレデレ

伊介「くすぐったくしたら殺すから♡ 」スッ

春紀「はいはい。伊介様は足もキレーだなー」ジー

伊介「早くやれ♡ 」

春紀「分かったよ」

・・・

春紀(でもホントに足もキレーだなー)ペタペタ

伊介「おっそーい、早くしてくんない?」

春紀「もう少し待って。はい、右足終わったよ」

伊介「じゃあ次左ー♡」スッ

春紀「!」(あれ?今見えた気が・・・)

伊介「早くってばー」

春紀「あ、ああ。うん」ペタペタ

春紀(気のせいだよな・・・)チラッ

春紀(やっぱり見えてるし!)

春紀(ピンクか・・・)

伊介「♪〜」

春紀(き、気付いてないよな・・・)

春紀(もうちょっとぐらいなら・・・)チラッチラッ
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/26(土) 01:38:03.57 ID:C/6L9xBW0
伊介「・・・」

春紀(ヤ、ヤバい目が離せなくなってきた・・・)ジー

伊介「ねぇ、何見てんのー♡」

春紀「は、はい!?」

伊介「どこガン見してんだって聞いてんの♡」

春紀「い、いや別に。ななな何も見てないよ」

伊介「伊介のパンツずっと見てたでしょ?」

春紀「ず、ずっとだなんてそんな滅相もない」ブンブン

伊介「ずっとは?へぇー、じゃあちょっとは見たんだー」

春紀(し、しまった。何とか言い逃れを・・・)

春紀「い、伊介様が足を組み直したときにチラッとだけ・・・」

伊介「あんたさぁ、あんだけガン見してたら分かるんだけど」

春紀(だ、ダメだ完全にバレてた・・・)

伊介「まだ言い逃れする気?」

春紀「ご、ごめんなさい・・・」

伊介「ねぇ春紀」

春紀「は、はい・・・」(こ、殺される・・・)

伊介「何でず〜っと見てたの?」ズイッ

春紀「は、はい?」(わっ、今度は胸が!)

伊介「何で見てたかって聞いてんの♡」

春紀「えーと、いや、そのですねぇ」チラッ

伊介「ちゃんと答えろ♡」

春紀「つ、つい目が離せなくなって・・・」

伊介「あんた、気付いてたのに言わないんだー?」

春紀「い、言ったら怒られると思って・・・」

伊介「でも普通言うのが常識じゃない?」

春紀「ご、ごめんなさい・・・」チラッ

伊介「ホントは見たくて見てたんじゃないのー♡ 」

春紀「そそそ、そんなことは無いです」アセアセ

伊介「てかあんた今、伊介の胸もチラチラ見てたでしょ♡ 」

春紀「み、見てません!」(こ、これはホントにマズイ!)

伊介「あんたスケベねー♡ 」

春紀「ホ、ホントに見てないです」(殺されるじゃ済まない・・・)ダラダラ

伊介「ねぇ春紀?」

春紀「はぃ・・・」
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/26(土) 01:38:34.51 ID:C/6L9xBW0
伊介「もっと見たい?」

春紀「はい?」(聞き間違いだよな?)

伊介「もっと見たいんでしょ?」

春紀「え、いや・・・」(え、どうなってんの?)

伊介「春紀になら良いわよ、もっと見せてあげても♥」

春紀「い、伊介様・・・」(マジで?)

伊介「どう?伊介のこともっと見たい?」

春紀「・・・はい」

伊介「じゃあベッドに行くわよ♥」

春紀「は、はい」
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/26(土) 01:39:07.94 ID:C/6L9xBW0
・・・

ドサッ

春紀「い、伊介様・・・」

伊介「ほら、色々見たかったんじゃないの♥」

春紀「あ、えと・・・」

伊介「好きにして良いわよ♥」

春紀「あ、あたし実はさぁ・・・」

伊介「あれ、あんたもしかして処女?」

春紀「う、うん・・・」

伊介「そうなんだー♥」ニヤニヤ

春紀「あの、だから・・・」

伊介「そういうことなら伊介に任せて♥」

春紀「お、お願いします・・・」

伊介「春紀可愛いー♥」チュ

春紀「ん・・・」

伊介「大丈夫よ、優しくするから♥」

春紀「うん・・・」

伊介「まずは胸から・・・」ペロッ

春紀「あっ」

伊介「ふふ♥」チュー

春紀「んあっ」ピクッ

伊介「春紀胸大きくないのに感度良いのね♥」

春紀「う、うっさい」

伊介「生意気ー♥そういうこと言うと」クチュ

春紀「んっ」ビクンッ

伊介「ちょっと胸弄られただけで濡れてんのー♥」

春紀「い、伊介様、そこは・・・」

伊介「ホントにスケベねー♥」クチュクチュ

春紀「あ、ああっ、んん」ビクッ

伊介「すごい濡れてきてる♥春紀可愛いー♥」ツプッ
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/26(土) 01:39:51.61 ID:C/6L9xBW0
春紀「ひっ!も、もう指挿れんの?」

伊介「大丈夫よ、一本ずつだから♥それに優しくするって言ったでしょ♥」ヌプッ

春紀「んんっ」ビクビク

伊介「春紀、力抜いて・・・」

春紀「う、うん」

伊介「ちょっとずつ挿れるから、痛かったら言いなさい♥」ヌププッ

春紀「あっ」ピクッ

伊介「まだ大丈夫ね♥」グッ

春紀「」コクン

伊介「春紀、もう少しよ♥」ズッ

春紀「・・・」

伊介「最後少ーし痛いわよ♥」

春紀「わ、分かった・・・」

伊介「えいっ♥」ズプッ

春紀「ッ!」ビクッ

伊介「もう入ったわよ♥」

春紀「はぁはぁはぁ」

伊介「春紀、痛い?」

春紀「だ、大丈夫」

伊介「なら少し動かすわよ♥」クニ

春紀「あっ」ピクッ

伊介「大丈夫そうね♥」クニクニ

春紀「あっ、ああ」

伊介「そろそろもう一本挿れるわよ♥」

春紀「うん」

伊介「今度はすんなり入りそうね♥」ヌプッ

春紀「はっ、あっ」ビクッ

伊介「初めてなのにこんなに感じて♥」クチュ

春紀「あっ・・・」

伊介「すぐイカせてあげる♥伊介は速攻だから♥」グチュグチュ

春紀「あっ、ああ、伊介様・・・」ビクビクッ

伊介「春紀♥」

春紀「い、伊介様、あ、あたし、もう・・・」

伊介「じゃあキスしながらイキなさい♥」チュッ、レロレロ

春紀「んっ、んんんんんっーーー!!!」ビクンッビクンッ

伊介「ん、ぷはぁ」

春紀「はぁはぁはぁはぁ・・・」ビクッビクッ
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/26(土) 01:40:47.15 ID:C/6L9xBW0
・・・

伊介「気持ち良かったでしょ♥」

春紀「うん・・・」

伊介「優しくやってあげたんだから感謝しなさい♥」

春紀「うん、ありがとう伊介様」

伊介「それじゃあ伊介、お風呂入ってくるー♥」

春紀「あ、あたしも行くよ・・・」カクンッ

伊介「何してんの?」

春紀「あ、あれ、力入らないや」

伊介「はぁ〜?あんたどんだけマジでイッたの?」

春紀「じ、自分でもしたこと無かったから・・・」

伊介「・・・じゃあ少しなら待っててあげても良いわよ♥」

春紀「ありがとう伊介様」

伊介「早くしてよね♥」

春紀「どう早くすんのさ・・・」

伊介「気合よ気合♥」

春紀「てか伊介様さぁ、その、何でしてくれたの?」

伊介「何でって、それは・・・ただの暇つぶしよ♥」

春紀「そっか、でもあたしは伊介様にしてもらえて嬉しかったよ・・・」

伊介「何それ♥キモーい♥」

春紀「あたしは、その、伊介様のこと好きだからさ・・・」

伊介「そんなの知らなーい♥」

春紀「・・・伊介様はあたしのこと嫌い?」

伊介「嫌いじゃないわよ」

春紀「じゃあ、あたしのこと好き?」

伊介「・・・好きよ」

春紀「ありがとう、伊介様大好き」

伊介「伊介もよ・・・」

春紀「ホントに大好きだよ、伊介様」

伊介「・・・もう行くわよ♥」スクッ

春紀「うん、伊介様」ムクッ

ガチャ、バタン

終わり
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/07/26(土) 02:04:34.42 ID:aAvCnScJ0

スバラデスワー
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/26(土) 14:46:20.44 ID:HhiEbtrN0
乙 伊春もいい
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/26(土) 14:51:40.58 ID:HhiEbtrN0
もし、伊介が犬飼家じゃなく寒河江家に助けられてたら

ちなみに伊介は長女


ピピピピ♪

春紀「姉ちゃん起きて」ユサユサ

伊介「あと五分……」モゾッ

冬香「はーちゃんご飯できたよー」

春紀「おうっありがとう…姉ちゃん起こしてくれ」

冬香「分かったよ」

春紀「さてと…チビ達の世話しなきゃな」イーチャンオキテー

朝食

『いただきます!!』

冬香「わああっ…こぼしてるよ……」

春紀「こら!ちゃんと座って食べろ!」

伊介「…ふわぁあ…おはよー……」ゴシゴシ
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/26(土) 14:56:26.20 ID:HhiEbtrN0
「いーちゃんおはよーっ!」

「寝坊だ寝坊〜!」キャッキャッ

伊介「ったくうるさいわね…こぼしてるし…」フキフキ

春紀「姉ちゃんおはよ」

冬香「いーちゃんおはよー」

伊介「ん……顔洗ってくる」ノビー

春紀「げっ…こんな時間だ…」

冬香「はーちゃんバイトでしょ?」

春紀「あぁ。準備して行ってくる」

冬香「後はいーちゃんとやっておくから」

伊介「なんで伊介まで!?」ヒョコッ

春紀「ありがとな。頼むよ」

伊介「はぁ…めんどくさぁ……」

冬香「いーちゃん早くご飯食べてっ」

春紀「じゃあ行ってくる」

『いってらっしゃい!』
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/26(土) 15:00:10.90 ID:HhiEbtrN0
夕方

春紀「ただいま…」

「おかえりはーちゃん!」

「お疲れ様!」

春紀「いい子にしてたかー?」ナデナデ

伊介「んー…あ、春紀。おかえり」

春紀「ただいま。飯は?」

伊介「今冬香が買い物行ってるから、そしたら作るわよ」

春紀「おっ!?今日姉ちゃん作るの!?」

伊介「まぁね」

春紀「やったー!うまいんだよなぁ…」ジュルッ

伊介「ちょっ…汚い……」

春紀「ごめんごめん…」

冬香「ただいまーっ!」ガララ

422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/26(土) 15:08:08.39 ID:HhiEbtrN0
夕食

伊介「春紀、それ切っといて」

春紀「分かった」

伊介「冬香、お皿とって」

冬香「はいっ」

伊介「よし…切り終わったら乗せといて」

春紀「はーい」

伊介「みんな運んでーっ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

春紀「食った食った…」

伊介「やっと洗い物終わった……」

春紀「チビ共も寝たし……」フゥ

伊介「春紀、久しぶりに一緒にお風呂入ろっか」

春紀「マジ!?分かった!入る入る!」

お風呂

春紀「(姉ちゃん背中スベスベ……)」

伊介「いつぶりかしらねぇ…一緒に入るの」

春紀「んーと…あたしがー…中3だった時…以来かな」

伊介「それにしてもー…アンタでかくなったわよね」

春紀「へ?何が?」

伊介「背だけしゃなくて、胸も♪」

春紀「っな…ば、バカじゃないのか!?///」バッ

伊介「照れてるー♪春紀かーわいいー♪」ギュッ

春紀「あ、当たってるって…///」

伊介「当ててんのよ♪」
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/26(土) 15:12:56.23 ID:HhiEbtrN0
寝室

春紀「(まさか一緒に寝るとは……)」

伊介「ほらっ春紀おいで♪」

春紀「し、失礼します…」モゾモゾ

伊介「すっかり遅くなっちゃったわね」

春紀「…うん」

伊介「……ごめんね春紀」

春紀「何が…?」

伊介「…いつもアンタに任せて」

春紀「いいよいいよ」

伊介「…伊介さ、絶対この家を守って見せるから。いつか必ず」

春紀「…姉ちゃん……」

伊介「…寝よっか」

春紀「うん」

伊介「おやすみ春紀」

春紀「おやすみいーちゃん」

おしまい

長くなった。すまん。
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/26(土) 16:30:35.08 ID:YCa48Oj9o

文句を言う訳じゃないが、寒河江家に拾われたら犬飼伊介じゃなくなるな
伊介様の本名って何なんだろう
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/26(土) 16:59:06.70 ID:1UgL4NHXO
あそこまで酷い親ならDQNネームの可能性もあるな

樹里亜とか
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/26(土) 21:07:56.95 ID:wE1uAvvW0
純恋子さんは若干キラキラネーム入ってるッスね
菫子なら普通ッスけど
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/27(日) 10:51:42.99 ID:Ot2/RFIvo
そもそもまともな名前が少ないような…?
428 :とりけらとぷす :2014/07/27(日) 11:55:59.27 ID:M4TKAUrzO
ちんこが痛い、どうしよう!
429 :とりけらとぷす :2014/07/27(日) 11:59:06.96 ID:M4TKAUrzO
ねぇどうしよう
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/28(月) 01:06:45.14 ID:pnxrwrNhO
リドル展に行ってきた!

しえなちゃんの缶ストラップと一緒に乙哉も買った…つもりが間違えて純恋子さんのを取ってしまっていたらしい
あちゃーと思いつつ、用事済ませてから数時間後に再び乙哉買いに寄ったが売り切れだった…orz

とりあえず真昼ちゃんの缶ストラップ追加で買って帰ってきたので近々すみまひでも書こうと思う
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 01:08:11.27 ID:Avl0yBn+o
間違えても相方のグッズ買ってしかもss書くとかリドラーの鑑ッスね
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 02:30:52.73 ID:4VieUQ8SO
純恋子「計画通り」
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 06:37:59.56 ID:uX6NRrjK0
悪魔のリドル展の女の子の意外な多さに焦る俺
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 10:27:45.05 ID:KZ4arcH/o
がゆん原作な上にわりと女子に毛嫌いされる作風じゃなかったしね
兎角さん人気だし
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 17:02:16.83 ID:KKX5ywyDO
兎角さんだけじゃなく春紀と乙哉も人気あったように感じた
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/07/28(月) 19:31:10.37 ID:fr2cg7R9O
乙哉「おっじゃまっしまーっす!しえなちゃん元気ー?」

しえな「うわっ」

乙哉「えー?何その反応…傷付くわぁー」

しえな「って、ちょ!勝手に入って来るなよ!」

乙哉「あ、ポテチ発見!んもーしえなちゃん、こんなんばっか食べてるからそんな不健康そうな顔になるんだよ?」ツンツン

しえな「触るなつっつくな放っとけよ」

乙哉「ねぇー、しえなちゃんあたしお腹空いちゃった!」

しえな「お前ほんっと自由だな」

乙哉「あははー!そぅお?」

しえな「はぁ…じゃあそこのカップ麺やるから、食ったら出てってくれ」

乙哉「えー…カップ麺嫌いー」

しえな「…うぜぇ」

乙哉「あ!じゃあ、あたし何か作ってあげるっ!しえなちゃんもお腹空いたでしょ?」

しえな「え…良いよ。帰ってよ」

乙哉「台所借りるねー」

しえな「…聞けよ」
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/07/28(月) 19:32:05.30 ID:fr2cg7R9O
乙哉「…あちゃー、なんも無いねぇ…しえなちゃん家」

しえな「放っておけよ!」

乙哉「じゃ、買い出しからかぁー…それとも何か食べ行く?美味しいラーメン屋さん知ってるよ!」

しえな「なんで一緒に食べる前提なんだよ」

乙哉「えー?だって…」

乙哉「しえなちゃんと食べた方が特別美味しいもんっ」ニコッ

しえな「!…ばかじゃないのか」

乙哉「さっ、行こっ!外で食べるのとあたしが作るの、どっちが良ーい?」

しえな「…っ…」

しえな「…買い出し…行くぞ…っ///」

乙哉「はいはーい!おっけー!」



しえな「手、離せよ…ばか///」ボソッ


ガイドブックから妄想してみた

おわり
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 19:39:59.20 ID:KKX5ywyDO
乙しえッス

好きな食べ物 ラーメン
嫌いな食べ物 カップ麺

と意外なこだわりがある乙哉可愛い
439 :sage :2014/07/28(月) 19:44:11.56 ID:hzNulCPv0
乙哉「野菜炒め完成ーっ!」

しえな「…いじめだ」
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 21:36:21.58 ID:z6mwicJ4o

乙しえいい…
441 : ◆kpE90ZB9p5FB [sage]:2014/07/29(火) 08:10:13.94 ID:iqqIOnbPO
テスト
トリップ付けてみた
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 08:11:08.02 ID:iqqIOnbPO
すまん
上のは誤爆です…
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/02(土) 21:24:57.49 ID:e/udOu1h0
誰かはよ
444 :1/5 [saga]:2014/08/04(月) 01:18:23.89 ID:cBF1Zw9wo
鳰「理事長、どうして未だにウチのこと子供扱いするッスか?」

目一「ふふっ。あら。そんなことはないわよ?鳰さん」ナデナデ

鳰「…むー」プクー

目一「随分不満そうな顔ね?」

鳰「そうやっていっつもウチのことからかって。理事長は大好きだけど、理事長のそういうとこは嫌いッス」

目一「あらあらあら。嫌われるのは困るわね」

鳰「ふーんだ。もう知らないッスよ。ウチは晴ちゃんと兎角さんのとこ行ってくるッス」

目一「でもそうやってすぐむくれるところとか、まさに子供みたいじゃない」クスクス

鳰「…」ピクッ

目一「高校生にもなって野菜がほとんど食べれないところもお子様」

鳰「…理事長、今日意地悪ッス」

目一「ふふふ。だって鳰さんのほっぺた膨らませた顔可愛いんだもの」

鳰「がるるる」

目一「あら噛み付かれちゃうかしら?」

鳰「ウチ怒ったッスよー。早急な待遇改善を希求するッスよー」

目一「うふふふふ。つまり?」

鳰「ウチのこと大人のレディーとして扱うッス」

目一「今日はいつもに増して甘えん坊ねぇ」ナデナデ

鳰「むうううう!がるるるるるる!!」

目一「はいはいわかりましたから。首筋に噛み付くのはやめて頂戴。甘咬みとはいえちょっと痛いわ」

鳰「わざとちょっと痛くしてるッスもん。当然っしょ」カプカプ

目一「とは言ってもねぇ……。鳰さん、私の前で全然大人のレディーっぽい振る舞いしてくれないんですもの。こんな風に」

鳰「……最近はレタス食べてるッスよ」

目一「ハンバーガーに挟まってるしなしなのやつでしょ?あれで野菜摂ってるって言われてもねぇ」

鳰「うー……じゃあどうすりゃいいッスか。あ、野菜食べるってのは無しの方向で」

目一「そうねぇ……。あ、そうだわ。ならいい機会だし、私が鳰さんの為にコーヒーを淹れてあげるから飲んでみなさい。どう?大人の飲み物よ」

鳰「…え〜。コーヒーッスか?それ。苦いだけだしウチはあんま好きじゃないッス」

目一「あら、だったらやっぱり鳰さんはお子様かしら」クスクス

鳰「むっ。そこまで言われたら引き下がるのも癪ッスね。いいッスよ。ご馳走になります」

目一「ありがとう。でもね、本当のコーヒーは甘いものよ。今からそれを御馳走してあげる」

鳰「……本当の?理事長のコーヒー好きは知ってたッスけど、でもいつも飲んでるブラックは本物のコーヒーじゃないんッスか?」

目一「ええ。あれはね、本物ではないの。私には自愛の精神が足りないからね」

鳰「…?……?なんでそこで自愛の精神が出てくるんッスか?なぞなぞ?」

目一「ふふふ…なぞなぞ。それも面白いかもね。それなら答えはあとでのお楽しみ」

鳰「……?どういうこと?……ん〜……」

目一「それじゃあ、コーヒーが入るまでちょっとお待ちなさいね」
445 :2/5 [saga]:2014/08/04(月) 01:19:05.15 ID:cBF1Zw9wo





目一「はい、完成。どうぞめしあがれ」

鳰「……理事長」

目一「何かしら?」ニコニコ

鳰「……砂糖入れてくれたのは嬉しいッスけど、入れ過ぎっしょ。コーヒーも濃くて、なんかドロドロッス」

目一「ええ。これが本当のコーヒー、冷めない内にどうぞ」

鳰「なんッスか?理事長、もしかしてウチのこと嫌いなんッスか?」

目一「心外ね。鳰さんに飲ませるならうんと黒くて、熱くて、純粋で、甘いコーヒーじゃないと駄目なのよ。それこそ泥のような、ね」

鳰「…」

目一「ほら、嫌そうな顔をしていないで飲みなさいな。それともお子様扱い続けて欲しい?」

鳰「……卑怯ッスよそれ」グイッ

鳰「…」コクッ

鳰「!」

鳰「……ほわぁ」コトッ

目一「おいしい?」

鳰「……おえっ。めちゃくちゃ甘くて、苦いッス」

目一「くすっ。そう、それは成功かしら」

鳰「……どういう意味ッスか?」

目一「その前に、さっきのなぞなぞの答え合わせをしようかしら」

鳰「いや、そんなのはどうでもいいッスけど……」

目一「よいコーヒーとは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い」

鳰「…?……?」

目一「ふふ、フランスの政治家タレーラン=ペリゴールの名言よ。鳰さんに飲ませる私のコーヒーはうんと甘くするって決めてたの」

鳰「……つまりそれって」

目一「ええ。この甘さは私の鳰さんへの愛。なんて、ね。洒落だけど、こんな機会でもなけれれば鳰さん、コーヒーなんて飲みたがらないでしょう?」

鳰「…」

目一「……くっ…くくっ……」

鳰「……あ、わかった!ウチからかったついでに、かこつけてウチにコーヒー飲ませたかったんっしょ!!」

目一「あははは!正解!」

鳰「理事長の意地悪!!」

目一「あっはっはっは!」
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/04(月) 01:21:21.90 ID:/bFuFpgt0
乙哉「しえなちゃんただいまー、ねぇ、これみて!」

しえな「今本読んでるから後でな」

乙哉「えー?チラッとくらいは見てくれたっていいじゃん、ひどくない?」

しえな「なんだよ、どうせろくでもない…って、生け花展のポスター?」

乙哉「そうだよー」

しえな「これがどうかしたのか?」

乙哉「これにね、出展してみようかと思うんだ」

しえな「そうか、がんばれ」

乙哉「しえなちゃん冷たいなー、そんなに本ばっか読んでるとしえなちゃんを生け花にしちゃうぞー?」

しえな「言ってる意味が分からないぞ、そもそも僕は花じゃない」

乙哉「あ、自分で言ってて面白いかもって思った」

しえな「どこが?」

乙哉「ねぇしえなちゃん、活けていい?」チョキチョキ

しえな「ダメに決まってるだろ!ってか鋏しまえ!」

乙哉「大丈夫、しえなちゃんは切らないから!ちょっとPOISONするだけだから!」

しえな「するなよ!POISONってなんだ!?」

乙哉「え?睡眠薬で眠ってもらうだけだよ?」

しえな「睡眠薬は毒じゃないぞ、間違った言い方をするなよ」

乙哉「じゃあいいんだね!」ガバッ

しえな「いや、良いとは一言も…」

乙哉「えい」つ催眠スプレー

しえな「いや、聞け…ヨ……(あ、意識が……)」

しえな「…」zzz

乙哉「ごめんね、しえなちゃん」




       −−−数時間後−−−


しえな「で、僕を眠らせてる間にこれを創ったと?」

写真<タイトル:一番美しい瞬間=棺桶+花の絨毯+しえな

乙哉「ちょっと主旨が変わっちゃったけど、しえなちゃん最高に綺麗だったよ!」

しえな「いじめか?」

乙哉「これをいじめで済ませちゃうあたり、しえなちゃん流石だよね」



【この後普通の生け花を出典しました。  入賞しました。】

というのをふと思いついた。
オチが微妙とか文才がないとか言われそうだから先に言い訳しておく。
僕、理系なの。
447 :3/5 [saga]:2014/08/04(月) 01:21:35.36 ID:cBF1Zw9wo
鳰「ゔ〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」

鳰「……はぁ。もういいッス。結局。今のウチじゃ理事長に敵わないっての再確認しただけッスね。完敗ッス」ズズズ…
                                                                                         晴「完敗に乾杯」
目一「まあまあ。ごめんなさい鳰さん。ちょっとやり過ぎたわ」

鳰「…ほんっと、理事長の悪ふざけに付き合わされる身にもなってほしいッスよね〜」ズズズズ

目一「コーヒーもちゃんとした適度な甘さのを淹れ直すから無理に飲まないでいいのよ」

鳰「嫌ッスよ。絶対これは飲み干すッス」ズズズズ

目一「もう、そんなに意地にならないでも貴女はちゃんと歳相応、いえ、それに立派なレディに成長していっているわよ」

鳰「そうじゃないッスよ。もう、理事長ったらこんなこともわかんないんッスか?」コクコク

目一「……え?」

鳰「……わかってないならなぞなぞッス」

目一「…?」

鳰「…ふぅ。ごちそうさま」コトン

目一「……?あの、鳰さん?」

鳰「ふー。さて、それじゃあそろそろウチは部屋に帰るッス。部屋に戻っとかないと委員長の点呼返事しなかったらしつこいんッスよ〜」

目一「ちょっとちょっと。鳰さん待ちなさい」

鳰「おや、なんッスか?理事長」ニヤニヤ

目一「……わからないわ」

鳰「おんやぁ〜?なにが?」

目一「なにって…………もう!鳰さんからのなぞなぞの答えよ!」

鳰「なぞなぞ?ウチそんなのしたっけかッス」

目一「……鳰さん!」

鳰「はっはっはー!それじゃ、失礼します!理事長!」ビシッ

目一「あっ、ちょっと……足じゃ敵わないわね」

目一「なぞなぞの答えを言わずに逃げるのは反則だわ、鳰さん」

目一「……気になってしょうがないじゃない」
448 :4/5 [saga]:2014/08/04(月) 01:24:05.76 ID:cBF1Zw9wo
鳰「ただいまマイルーム〜ッス♪」ガチャッ

鳰「いや〜気持ちよかったッス!まさか理事長に一泡吹かせることができるなんて!」クルクル

鳰「これ、ウチ的にすっげー快挙じゃないッスか?うっし!鳰ちゃん常に成長し続けてるッスよ〜。再確認ッス!」ボフッ

鳰「委員長の点呼にも間に合ったし絶好調!!」バタバタ
                                                                             晴「神長さん点呼中にすってんころりん」
鳰「…ふふっ。それにしても理事長ったらあんな簡単ななぞなぞもわかんないんッスか?」

鳰「…」

鳰(だって、あの理事長の言葉のとおりなら。コーヒーの甘さは、甘さの分だけ全部ウチへの愛なんっしょ?)

鳰(だったらウチがその愛を、お残しできるわけがないじゃないッスか)

鳰「……ねっ?」
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/04(月) 01:25:23.96 ID:/bFuFpgt0
ぶった切ってしまって申し訳ない。
450 :5/5 [saga]:2014/08/04(月) 01:25:33.94 ID:cBF1Zw9wo

















鳰「……理事長のドロドロした(意味深)真っ黒な(意味深)愛(意味深)のせいで寝れねー(意味深)ッス」ギンギン(意味深)




終わり
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/04(月) 01:26:29.49 ID:cBF1Zw9wo
>>449
だらだら投下してたウチが悪いから気にすんなッス
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/04(月) 01:31:09.57 ID:/bFuFpgt0
>>451
いえ、進行を確認せずに創ってあげた僕の落ち度でした。
すいません。
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/04(月) 01:32:25.83 ID:6ii2YZY00
二人ともGJ
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/04(月) 01:34:18.28 ID:kDfbK3BD0
めーにおも乙しえも良いね!乙っス!

あと晴ちゃんまた退学したいの?
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/08/04(月) 01:38:15.04 ID:AptCO7TKO
めーにおの甘いSSで隠れてギャグをかます晴ちゃん
転校必至ッス
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/04(月) 01:41:11.28 ID:gyW8Rr3ao
素晴らしいですわ
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/04(月) 02:38:34.44 ID:ny8yvm/Go
百合鳰は良いものだ…
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/04(月) 09:15:17.58 ID:lihW0Djco
理事鳰!弄られてる鳰ッスかわいいなあ
乙しえもGJ
飾り付けられたしえなちゃんがリアルに想像出来て笑っちゃったッス
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/04(月) 15:06:27.74 ID:OU/mF7kO0
「しえなちゃんって舞台とか好きなんだよね?それ系のバイトあるんだけど一緒にやらない?」って乙哉に誘われて、ワクワクしながら行くも、遊園地のヒーローショーのチケットもぎりだったという事を当日に知ってがっかりするしえなちゃん。

更に司令塔のお姉さんみたいなエロ可愛い格好させられて真っ赤になりながら「詐欺だ…」とプルプルするしえなちゃん。

「しえなちゃん似合わないねー」なんて笑いながら乙哉に抱きつかれて更に真っ赤になるしえなちゃん。

そんなSSを誰かお願いします。
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/05(火) 00:23:13.26 ID:5YASAg7a0
〜風呂場にて〜

伊介「ねぇ、武智乙哉って[ピーーー]ことで性欲を満たしてる快楽殺人者なのよね?」

春紀「あぁ、そうらしいけど、いきなりどうしたんだ?伊介様」

伊介「じゃあさ、その快楽殺人者に媚薬を盛ったらどうなるのかしらねー?」

春紀「そりゃあ……どうなるんだろ?」

伊介「ね、気になるでしょ」

伊春「……」

涼「何じゃ?二人して何を困ったような顔をしておる?」ガラガラッ

しえな「寒河江はともかく、犬飼までそんな顔をするなんてよほどのことだな」ガラガラッ

伊介「何それ、喧嘩売ってるの?」イラッ

春紀「まぁまぁ、伊介様」

伊介「まぁいいわ、今回は許してあげる」

涼「ところで何の話をしておったのじゃ?」

春紀「実は…カクカクシカジカ」

涼「ほう、確かに気になるのう…」

伊介「でしょ」

しえな「(武智の話題ってだけで嫌な予感しかしない…)」

涼「これは実際に盛ってみるしかないのう」

しえな「(ほらきた)さて、僕はもう上がるよ」ザバッ

伊介「春紀、確保」ニヤッ

春紀「ほいきた」ガシッ

しえな「な、なんだよ、離せよ!」

春紀「悪いな剣持、伊介様の命令なんだ」ニヤッ

涼「よいではないか剣持よ、今入って来たばかりであろう」

しえな「良くないよ!僕は関わりたくない!」

涼「しかしな、同室のお主が適任なのじゃ」

しえな「そんなこと知らない!僕は嫌だからな!」

伊介「いいじゃない、お薬を飲ませるだけの簡単なお仕事よ」

しえな「何が簡単な仕事だ!そもそも媚薬なんて誰も持ってないだろ!」

伊春凉「あ…」

461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/05(火) 00:23:39.74 ID:5YASAg7a0
〜風呂場にて〜

伊介「ねぇ、武智乙哉って殺すことで性欲を満たしてる快楽殺人者なのよね?」

春紀「あぁ、そうらしいけど、いきなりどうしたんだ?伊介様」

伊介「じゃあさ、その快楽殺人者に媚薬を盛ったらどうなるのかしらねー?」

春紀「そりゃあ……どうなるんだろ?」

伊介「ね、気になるでしょ」

伊春「……」

涼「何じゃ?二人して何を困ったような顔をしておる?」ガラガラッ

しえな「寒河江はともかく、犬飼までそんな顔をするなんてよほどのことだな」ガラガラッ

伊介「何それ、喧嘩売ってるの?」イラッ

春紀「まぁまぁ、伊介様」

伊介「まぁいいわ、今回は許してあげる」

涼「ところで何の話をしておったのじゃ?」

春紀「実は…カクカクシカジカ」

涼「ほう、確かに気になるのう…」

伊介「でしょ」

しえな「(武智の話題ってだけで嫌な予感しかしない…)」

涼「これは実際に盛ってみるしかないのう」

しえな「(ほらきた)さて、僕はもう上がるよ」ザバッ

伊介「春紀、確保」ニヤッ

春紀「ほいきた」ガシッ

しえな「な、なんだよ、離せよ!」

春紀「悪いな剣持、伊介様の命令なんだ」ニヤッ

涼「よいではないか剣持よ、今入って来たばかりであろう」

しえな「良くないよ!僕は関わりたくない!」

涼「しかしな、同室のお主が適任なのじゃ」

しえな「そんなこと知らない!僕は嫌だからな!」

伊介「いいじゃない、お薬を飲ませるだけの簡単なお仕事よ」

しえな「何が簡単な仕事だ!そもそも媚薬なんて誰も持ってないだろ!」

伊春凉「あ…」

462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/05(火) 00:24:20.59 ID:5YASAg7a0
千足「なんだ?騒がしいな」ガラガラッ

柩「皆さん、こんばんは」ガラガラッ

春紀「よぉ、相変わらず仲がいいねぇ」

涼「おぉ、ちょうど良い所に」

柩「何の話をしていたのですか?」

春紀「実は…カクカクシカジカ」

千足「確かに気になるけど後が怖いな…」

柩「でも少し面白そうです」

しえな「…何も面白くないぞ」

涼「じゃが肝心の媚薬がなくての」ボソッ

柩「それなら僕が用意しますよ」ボソッ

千足「桐ケ谷、どうした?」

柩「なんでもないです」ニコッ

涼「フフッ、これで完璧じゃの」

しえな「完璧じゃない、僕は協力しないからな!」

柩「あんまり聞き分けがないとPOISONしちゃいますよ」ボソッ

しえな「……」サァァ

千足「桐ケ谷、どうした?」

柩「なんでもないです」ニコッ

涼「逃げ場なしじゃの」

伊介「面白くなってきたじゃない」

春紀「悪いな、剣持」

しえな「いじめだ!」

伊介「決行は明日ね」

涼「ワシは走りあたりに隠しカメラでも頼んでおくかの」




千足「話についていけてないんだが…」

柩「千足さんはそれでいいんだと思います」ニコッ


463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/05(火) 00:26:07.89 ID:5YASAg7a0
〜翌日の5号室(風呂上り)〜

しえな「…ハァ(気が重い…)」ガチャッ

乙哉「あ、しえなちゃんおかえりー!今日は遅かったね」

しえな「あぁ、ちょっとな」

乙哉「まぁ良いや」

しえな「興味ないなら聞くなよ!」

乙哉「アハハ、ごめんごめん」

しえな「ったく……な、なぁ武智、のど乾かないか?」

乙哉「ちょっと乾いてるかも、なんで?」

しえな「(もう引き返せない)い、いや、飲みかけで良ければ水いるかな、と思って…」

乙哉「しえなちゃん大胆だねー、せっかくだしもらうよ」

しえな「ほ、ほら」つ水in媚薬

乙哉「ありがとー」ゴクゴク

しえな「(ごめん、武智)」
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/05(火) 00:27:40.86 ID:5YASAg7a0
--数分後--

乙哉「ねぇ、しえなちゃん」

しえな「な、なんだ?」

乙哉「なんかさ、身体が火照って来たんだけどさっきの水に何か入れてた?」

しえな「い、いや…その……」タジッ

乙哉「ふぅん、しえなちゃん、襲って欲しかったんだ…」スッ

しえな「…武智?」

乙哉「し・え・なちゃーん…」ダキッ

しえな「お、おい武智!?」

乙哉「しえなちゃんが悪いんだよ、媚薬なんて飲ませるから…」ペロッ

しえな「ひゃんっ!!」ビクッ

乙哉「お、しえなちゃん意外とかわいい声で鳴くんだね」ペロッ

しえな「ひゃっ、や、やめろ、た…けち」ビクビクッ

乙哉「あぁ、しえなちゃん可愛いー、我慢できなくなっちゃう」チョキチョキ

しえな「…!!!」ゾッ

しえな「う、うわあぁぁ!!」ドンッ

乙哉「イテッ」ドテッ

乙哉「もう、ひどいよしえなちゃん」ムクッ チョキチョキ

しえな「武智!鋏はしまえ!怖いから!」

乙哉「えー、やだよ、身体がうずくんだもん」



乙哉「            気持ちよくなりたいって……        」



しえな「ヒッ!」ゾッ

乙哉「どこから切ってほしい?アタシとしてはそのおさげからがいいんだけど…」

しえな「待て!武智、落ち着け!(足がすくんだ…やばい…)」

乙哉「ムリー、もう自分の性欲を抑えきれない…」チョキチョキチョキチョキ

しえな「お、おい…」

チョキチョキ

しえな「た、たけち…」

チョキチョキ

しえな「う…ぁ…」

チョキチョキチョキ

しえな「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/05(火) 00:29:53.34 ID:5YASAg7a0
〜数日後、病院〜

鳰「いやぁ、おもs…怖いものを見せてもらったッス」

しえな(全身包帯)「今、面白いって言いかけたよな!僕は死にかけたぞ!」

鳰「ホント生きてて良かったッスね、まさに”リドルじゃなきゃ死んでた”ってやつッス」ケラケラ

しえな「走り、退院したら覚えとけよ…」イラッ

鳰「ごめんッス、まぁうちの医療スタッフは優秀ッスから安心するッス」

しえな「それでもお前らは許さない…!」

鳰「まぁまぁ」

扉<コンコン

鳰「お見舞いッスかね?…どうぞーッス」

しえな「勝手に入れるなよ!武智だったらどうする… 武智「しえなちゃん、この間はごめーん」

しえな「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

  <おわり>

こんな妄想をしてしまった……僕はもう駄目かもしれない…

駄文、キャラ崩壊は見逃してくだされ…

PS.思ったより長くなってしまったのとsagaミスはすいませんでした。
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/08/05(火) 01:02:36.75 ID:5YASAg7a0
良く考えたら上げな意味なかった…
あげ失礼
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 02:23:42.03 ID:JVr7OkTF0
乙しえ良い!
乙っス
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 13:25:22.28 ID:6YFrBQJSO
柩「…こんばんわ」

しえな「ん?なんだ桐ヶ谷」

柩「ちょっと愚痴を聞いてもらおうかと」

しえな「珍しいな…ってなんでボクに」

柩「細かい事は置いといてまぁ聞いてくださいよ」

しえな「細かいかなぁ…」

柩「今日、千足さんとデートだったんですよ」

しえな「うん知ってる」
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 13:41:11.12 ID:6YFrBQJSO
柩「で、ぼく海鮮系が好きなんで千足さんが店予約してて」

しえな「のろけじゃねーか」

柩「で、最初にお通し出てきたんですが、これがなまこ酢で」

しえな「あー生田目が苦手なやつか」

柩「ぼくはわりと好きなんでもったいなし千足さんの分も食べたんですよ」

しえな「相変わらず見た目にくらべて好みが渋いよなおまえ」

柩「ぼくの好みはどうでもいいんです…ちなみにごはんですよと白米を美味しくいただけない人間とは仲良くなれる気がしません」

しえな「あれたまに食いたくなるよなー母さん出掛けていない時によくあれですませた気がする」

柩「コホン、ちょっと脱線してしまいました…まぁそれ以後は楽しく食事の時間を過ごしたわけなんですが」

しえな「良いことじゃないか」

柩「問題はそのあとでして…」

しえな「なんかあったのか?」

柩「だいたい帰りに公園ちょっと休んでいこうという話になるじゃないですか」

しえな「…なるのか?」

柩「なるんです。で、夜景とか眺めながら少しいい雰囲気になるわけですよ」

しえな(やっぱりのろけだよな)

柩「で、いざキスという流れになった時にですね」

しえな「さらりと大胆な話するな」

柩「千足さんが一瞬だけですけど、そういやこいつなまこ食ったよなって顔したんですよ」

しえな「うわぁ…」

柩「ぼくだってね、この流れを予想して食べ終わった後化粧室で携帯歯みがきで歯磨いたり、ブレスケア飲んだり色々と気を回したりしたんですよ!」

しえな「うん」

柩「なまこになんの罪があるんですか!?」

しえな「桐ヶ谷落ち着けちょっと混乱してるぞ」
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 13:49:37.02 ID:6YFrBQJSO
柩「すいません少し熱くなり過ぎました…」

しえな「なんていうか誰が悪いというわけでなく間が悪かったというかなんというか…」

柩「で、気まずくなってしばらく部屋に帰りたくないんです」

しえな「まぁボクも今一人だからお互い落ち着くまで待ったらいいさ、生田目も多分今落ち込んでるだろうし」

柩「でしょうね、先に帰るって置いてきたら項垂れてましたし」
しえな(何故か光景が容易に想像できる…)
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 18:00:23.78 ID:6YFrBQJSO
しえな「時間つぶすのが目的ならボクの話も聞いてくれないか?」

柩「ちょっとスッキリしたのでいいですよ」

しえな「最近、武智に好かれているのか自信なくなってきてさ…」

柩(話の切り出しから重すぎですよ!?)

しえな「まぁ…シリアルキラーとか気持ち悪いとか思ってたこともあるし、ちょっとキツいこともあるしさ嫌われてもしょうがないかな…と思わないでもないんだけど」

柩「シリアルキラーを普通に受け入れられる人間なんてそういないと思いますよ、で何か嫌われたと思うような事でも?」

しえな「…今朝の話なんだけど」
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/05(火) 18:24:11.05 ID:6YFrBQJSO
〜回想〜

しえな「武智、ずいぶん早起きじゃないか珍しいな」

乙哉「うん、ちょっと出掛けようと思って」

しえな「鋏も全部身に付けて気合い入ってるな…っておまえまさか…」

乙哉「ちょっと最近晴っち成分が不足してるからねー摂取してこようと思って」

しえな「一ノ瀬か…東に邪魔されて終わりだろどうせ」

乙哉「そろそろ東さんとも決着つけていいと思うのよあたし」

しえな「東のアズマ?とかいう名門だろあいつ、やめとけやめとけ怪我するだけだ」

乙哉「確かに強いけどさー東さん殺しはしないらしいし、その辺に勝機がありそうな気がするんだよねー」

しえな「…そんなに一ノ瀬がいいのか?」

乙哉「いいね、あの娘刻むの考えるだけで興奮してきてさ…止まらなくなりそうになるんだ…あははは」

しえな(たまに見せるシリアルキラーとしての顔だ…こうなると何言っても無駄なんだよな……)

乙哉「だからさ、ちょーっと遅くなるかもしれないけど心配しなくていいよー」

しえな「心配なんてしてないから返り討ちにあってこい馬鹿」
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 18:31:41.98 ID:6YFrBQJSO
しえな「やっぱり武智は一ノ瀬が一番好きなんじゃないかって思うんだよボク」

柩「んー、そうですかねぇ…何かひっかかりますが」

しえな「いや、ボクなんて地味だし、眼鏡だし…やっぱりああいう明るいかわいい娘のほうが好かれるのは仕方ないと思う」

柩「卑屈すぎますよ、いつもの無駄に負けず嫌いなあなたは何処にいったんです?」

しえな「だってあんなに楽しそうに出てくんだぞ!?ボクと出掛けても多分あんな顔してくれない」

柩「多分…ってまだデートのひとつもしてないんですかあなたは」

しえな「そうだけど?」

柩「どんだけ奥手なんですか」
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 19:27:59.43 ID:6YFrBQJSO
しえな「だってさ誘って…断られたら…」ガクガク

柩「何処に誘っても断りませんよあの人」

しえな「そ、そうかな…?」

柩「間違いないので帰ってきたらデートに誘いなさいそれで全て解決します」

しえな「えー、それはまだ早いような」

柩「誘いなさい」

しえな「…はい」

柩「演劇の演技指導やってた時くらいの鬼攻めを見せてくださいよ剣持監督」

しえな「あの話はやめて…思い出したら恥ずかしくなってきた」

柩「熱中すると人格変わるタイプでしたか」
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 19:29:56.63 ID:XRm2tWEvo
見てるぞー
すげえツボなので続けて欲しい
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 19:45:41.98 ID:Ao695YObO
珍しく仲良くしてるの良いね!
期待ッス!
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 20:14:10.44 ID:wdRXTzUpo
しえひつ好き
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 20:19:15.14 ID:6YFrBQJSO
柩「はぁ…ちょっと愚痴をこぼしにきたはずだったのになんでこんな事に…」

しえな「すぴー」

柩「…寝不足になるくらい悩んでたんですね……酷いと思いませんか?武智さん」

乙哉「ありゃ気づかれてたかー何時から?」

柩「ダチュラの元エースをなめないでください最初から気づいてましたよ、ぼくが愚痴ってる途中からいましたよね?」

乙哉「さっすがは桐ヶ谷ちゃんだねー」

柩「趣味がいいとは言えないですよ盗み聞きなんて」

乙哉「なんか普通に入れる雰囲気じゃなかったから気配消して入ってみただけだよ?」

柩「盗み聞きする気満々じゃないですか」

乙哉「でも、まさかしえなちゃんがくだらない事で悩んでるなんてねー」

柩「当事者にはけっこう重い問題なんですよ他人にはたいした問題じゃなくても」

乙哉「そんなもんかねー」

柩「毒打ち込んでいいですか?」
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/05(火) 20:33:23.77 ID:6YFrBQJSO
乙哉「普段はスキンシップしてるし大丈夫かと思ってたんだけど」

柩「節操ないだけにみえるんです特にあなたの場合」

乙哉「でもさー、分散しないとヤバイ訳よあたしの場合」

柩「あー、そういう事ですか」

乙哉「その点、晴っちは東さんいるからあたしが暴走しても止めてもらえるんだわ」

柩「それで治まるんですか?」

乙哉「溜め込むよりはマシってとこかな…東さんさー前に殺りあった時より強いからほとんど流血沙汰にならずに腕間接極められて負けちゃってさ、不完全燃焼だったよー」

柩「正面から勝てる相手じゃないでしょうに」

乙哉「まー勝ったら暴走したまま晴っち殺しちゃうし、いいんだよこれで」

柩「めんどくさいカップルだなぁ」

乙哉「後は、事情話せば多分しえなちゃんは殺さない程度になら斬ってもいいとかいいだしかねないとこあるから言えないんだよ」

柩(あながち否定できないところが怖い)

乙哉「かといってどっかでおねーさん引っかけて殺すのも怒られそうだし」

柩「それやったら理事長も流石にかばってくれませんよ」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 20:49:50.48 ID:6YFrBQJSO
乙哉「鳰っちに幻術で衝動を抑えるのとかできないか?って聞いた事もあるんだけど…」

柩「無理なんですか?」

乙哉「あたしの根本から改編することになるんで人格形成に問題が起こる可能性があるからオススメしかねるっスって言われた」

柩「幼児退行とかされても困りますしね」

乙哉「!?…幼児退行してしえなちゃんに育ててもらう手もあるのか…」

柩「こんなデカイ幼女育てたくないと思います」

乙哉「ダメかー」

柩(こんなのと同室だなんて…剣持さん今後はちょっとやさしくしてあげよう)
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/05(火) 21:10:58.80 ID:6YFrBQJSO
柩「まぁ、こんなとこで解決法が見つかるなら苦労してませんね」

乙哉「だよねー」

柩「とりあえずデートくらいはしてあげてください、それでヤバイなら最悪、理事長あたりに頼み込んで暗殺の仕事でも回してもらえばいいんです」

乙哉「うちの理事長何者?」

柩「知らないなら知らないほうがいい事もあるのですよ?」

乙哉「…………おっけー」

柩「ぼくもからかうなら元気な剣持さんのほうが楽しいので関係改善しておくように」

乙哉「まとめに入った!?」

柩「あなた流に言わせるとそろそろ千足さん成分が足りなくなってきたんで帰りたいんですよ」

乙哉「ラブラブでうらやましいよ」

柩「うらやましいなら踏み込んでください、問題は後からでも解決できます」

乙哉「それもそうか、わかった来週の休みはデートに誘ってみようかな」

柩「あっちから誘ってもらってください、けしかけたかいがありません」

乙哉「そういやそんな話してたね」

柩「それじゃ帰りますから後はよろしく」

乙哉「おつかれー…さてとりあえずお姫様をベッドに運びますか」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 21:12:09.38 ID:6YFrBQJSO
とりあえず思い付いたネタ書きなぐってみた

デートへのお誘いはまた今度
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 21:51:14.03 ID:Gg3SCtos0
乙しえ乙!
普段敵対してる同士が仲良くしてるって凄く萌える…
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 21:57:00.35 ID:6YFrBQJSO
柩ちゃんは千足さんとラブラブなんで本編より精神的に余裕があるという
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 23:13:01.19 ID:eeXNAO39o
確かに千足さんと完全にくっついてたら憧れる程度で嫉妬することもあるまい
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/08/05(火) 23:19:21.18 ID:FNDJ38350

乙哉「ねぇ、しえなちゃん」

しえな「なんだ?武智」ペラッ

乙哉「しえなちゃんって演劇とか舞台とか好きなんだよね?」

しえな「好きだぞ、それがどうしたんだ?」ペラッ

乙哉「いやさー、それ系のバイトの話があるんだけどさー、興味ない?」

しえな「へぇ、面白そうだな、裏方スタッフか何かか?」ペラッ

乙哉「ううん、代役」

しえな「へぇ、そうなn…はぁァァ!!」ガバッ

乙哉「どしたの?急に?」

しえな「代役って、舞台に上がれるのか?」ガシッ

乙哉「痛いよ、しえなちゃん」

しえな「す、すまん…」パッ

乙哉「いいよー、で?どうする?」

しえな「え?あぁ…興味はあるが…どうしよう…」

乙哉「折角だしやろうよ、あたし、しえなちゃんが適任だと思うんだ」

しえな「そうか?確かにこんな機会は滅多にないしな…やってみようかな…」

乙哉「ホント?しえなちゃんありがとう!」ガバッ

しえな「た、武智!?」カァァ///

乙哉「来週の日曜だから楽しみにしててね」ボソッ

しえな「あ、あぁ」///

487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/08/05(火) 23:21:07.06 ID:FNDJ38350
〜バイト当日〜

しえな「おい武智」

乙哉「何?しえなちゃん?」

しえな「なんで、遊園地なんだ?」

乙哉「バイト先だからだよ?」

しえな「この衣装は何だ?」

乙哉「え?ヒーローショーの子供を焚き付けるお姉さんの衣装だけど?」

しえな「…詐欺だ!!!」

乙哉「別にあたし、嘘はついてないよ」

しえな「だ、だけどな…」

乙哉「はいはい、早く着替えて」

しえな「ま、待て!武智!自分で着替えるから脱がすな!」///

     −−しえな更衣−−

しえな「なぁ、露出高くないか?長い手袋してるとはいえ袖なしだし、脇は広く空いてるし…」///

乙哉「しえなちゃん似合わないねー」ニヤニヤ

しえな「う、うるさい…こっちを見るな!」///

乙哉「でもー」ダキッ(後ろから)

しえな「なっ、おい!?」カァ///

乙哉「こうすれば似合うよ」ボソッ シュルシュル

しえな「お、おさげを解くなよ……」カァァ///////

乙哉「いいじゃん、今はそっちの方がかわいいよ」

しえな「…あ、ありがとう…」ボソッ

乙哉「え?しえなちゃん何か言った?」

しえな「な、何も!!」////

乙哉「そう?まぁいいやあたしもそろそろ着替えてくるねー」

しえな「あぁ…そういえば武智は何を着るんだ?」
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/05(火) 23:21:47.33 ID:FNDJ38350
     −−乙哉更衣−−

乙哉「いいでしょー、両手が鋏の怪獣のキグルミだよ」ジャーン

しえな「…武智は怪人になっても凶器は鋏なんだな…」

乙哉「バル○ン星人みたいでしょー」

しえな「おい!人が折角スルーしようとしてたのに…!」

乙哉「そんなことより早く行こー」グイグイ

しえな「お、おい、引っ張るなよ……」

<ネェ、バイトオワッタラカンランシャノロー

<シリアルキラートミッシツデフタリキリナンテイヤダゾ

<シエナチャンノケチー

<オバケヤシキナライイゾ?

<アタシアレキライ・・・




春紀「……行ったか…まさかあの二人がこのバイトを受けていたなんてな」ゴソゴソ

戦隊ピンク(春紀)「さて、行くか」

     <終わり>


PS.>>459
面白そうだったんで書きましたが満足していただけましたかな?
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/05(火) 23:35:21.31 ID:8JzxqHK/0

えらく強そうなピンクだなおい
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 23:37:20.45 ID:l0gU/J3tO
うおお!
そのネタ書いてくれって書き込んだものだが…良い…実に良い…!

そしてオチにワロタww
乙です!
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 00:14:04.32 ID:5KcxqZuJo
たまにプリキュアショーの着ぐるみに、本業暗殺者だろってぐらいの身のこなしな人がいるのはこういうことだったのね
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 00:27:24.57 ID:k+TjrYLJ0
レッド(千足さん)
ブルー(兎角さん)
イエロー(英さん)
ブラック(乙哉)
ピンク(春紀)


強い(確信)
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 00:58:28.08 ID:yLJCJBUUO
大概イエローだけでなんとかなりそう
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 02:49:20.58 ID:HLZcw+x/O
目一鳰スレきてたわっほい
ということで目一鳰短編読みたいなー(チラッチラッ
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 03:00:26.78 ID:iHoZGaQSO
兎角「イエローは私に譲れ!」

純恋子「はい?」

兎角「イエローはカレー好きだから私の為にある色じゃないか!」

純恋子「そうなんですの?」
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 08:19:43.57 ID:eOEQyMcuO
情熱レッド:千足さん
年齢ブルー:おばあちゃん
カレーイエロー:兎角さん
経歴ブラック:乙哉さん
ベビーピンク:春紀

悪の女幹部:純恋子さん

これで完璧だな
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 09:03:33.58 ID:manHaPKSO
そこは伊介様だろ!
そして女幹部伊介様と恋に落ちるピンク
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 10:03:30.67 ID:5KcxqZuJo
純恋子さんは巨大変形ロボ
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 11:45:15.46 ID:4zsoW7yYO
変態ロボ?


あっ(察し)
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 12:26:35.02 ID:eOEQyMcuO
なら

香子ちゃん、番場さん、柩ちゃん、伊介様で四天王
その上のボスが純恋子さん

香子ちゃんは本当は悪の組織から抜けたいと思ってて、おばあちゃんの優しさに触れて組織を裏切るんだよ。

で、追っ手の残り三名にやられそうになるんだけど、柩ちゃんはレッド、伊介様はピンクと恋に落ちてしまうんだ。

最終的に四天王は崩壊。
「…皆私から離れていってしまった」と落ち込む純恋子さんに、「わたすがいるます…」とそっと手を差し伸べる番場さん…。

で、end…
と思ったら、ラスボス鳰の存在、更にはそれすらも支配する百合さんが現れたりと、俺たちの戦いはまだ終わらない…!な展開へ。


ちなみに晴ちゃんは物語のキーを握るメインヒロイン。

巻き込まれる一般人にしえなちゃんを入れれば、黒組戦隊リドレンジャー完成だ!


501 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 13:29:19.27 ID:+WzAtD4T0
夢で見てスレにあげたやつですけどまとめます
夕方

春紀「あれ?伊介様は?」

冬香「え?知らないよ?」

春紀「恵介さんも居ないな」

冬香「そういえば、そうだね」

春紀「電話してみるか・・・」ピッ

ヴ―ヴ―

春紀「あれ?電話置いてってる、仕事にしちゃ時間早いけど・・・」

春紀「ま、まさか出てったんじゃ」

冬香「そ、それは無いってお姉ちゃん」

春紀「で、でも最近してないし・・・」

ガチャ、ただいまー?

春紀「良かった!帰ってきた!」ダダッ

玄関

春紀「お帰り伊介s・・・」

伊介「ちょ、ストップ春紀!」

春紀「ど、どうかしたの伊介様?」

恵介「ただいま春紀くん」

春紀「あ、お帰りなさい恵介さん」

冬香「二人ともお帰りなさい」スタスタ

春紀「てか心配したんだよ伊介様、電話置いてくし」

冬香「お姉ちゃんたら伊介さんが出て行ったと思って慌ててたんですよ」

恵介「ああ、すまなかったねわざと置いて行かせたんだ」

春紀「は、はぁ」

恵介「今日はちょっと伊介と病院に行っててね」

春紀「え!伊介様どっか悪いの!?大丈夫なの!?」

恵介「いや、そういうわけz・・・」

伊介「あ、ママ、伊介自分で言う!」

恵介「そうか悪かった」

春紀「な、なんかヤバイ病気とか!?もしかして仕事で怪我した!?」

伊介「もう落ち着いてよ春紀、ウザい?」

春紀「ご、ごめん」

伊介「伊介は別に病気じゃないわよ」

春紀「ならやっぱ怪我!?」

伊介「最後まで聞け!」

春紀「はい・・・」

伊介「伊介は怪我もしてないしどこも悪くないわ」

春紀「何だ、良かったー」ほっ
502 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 13:30:21.08 ID:+WzAtD4T0
伊介「ねぇ春紀?」

春紀「何、伊介様?」

伊介「一か月だって?」

春紀「へ?」

伊介「」ニコニコ

春紀「一か月って・・・まさか」

伊介「デキちゃった?」

春紀「う、うそ、マジで?」

伊介「嘘じゃないわよ、ホントよ?」

春紀「や、や、や、やったーーーーー!!!!!」ジャンプ

春紀「マジで!マジで!マジで!」

伊介「うん?」

春紀「いっっっよっしゃーーーーー!!!!!」

伊介「アンタどんだけ喜んでんのよ」

春紀「だって、だってだって伊介様とあたしの赤ちゃんだろ!」

春紀「めっちゃ嬉しいって!やったー!バンザーイ!バンザーイ!」

冬香「お、お姉ちゃん少し落ち着いて・・・」

春紀「だって冬香は嬉しくないのかよ!てか冬香、赤飯だ!赤飯炊け!」

冬香「もうご飯出来てるよ・・・」

春紀「わーい!わーい!」

冬香「と、とりあえず伊介さんも恵介さんもご飯出来てますから・・・」

春紀「伊介様ー!ありがとう、ありがとう」だき

伊介「はいはい、もう分かったから」

春紀「うぇーん、伊介様ー」

伊介「アンタ大丈夫?」

冬香「お姉ちゃんもとりあえずご飯食べよ?」

伊介「伊介もお腹空いた―」

春紀「そうだね赤ちゃんに栄養あげないと!運ぶよ伊介様」

伊介「いや、自分で歩けるし」

春紀「お腹の子に障るだろ!」

伊介「障んないっつーの」
503 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 13:31:20.57 ID:4oPPIXNJ0
・・・

数か月後、病院

春紀「な、長すぎないか?」

冬香「ま、まだ30分だよお姉ちゃん・・・」

春紀「・・・」

春紀「・・・もうかなり経ってない?」

冬香「全然」

3時間後

オギャーオギャー

看護婦「良いですよー」

春紀「伊介様!」ガラッ

伊介「うるさい、死ね♥」

春紀「あ、赤ちゃんは?」

看護婦「男の子ですよ」

春紀「う、うわーーーーーん、どっぢもぶじでよがっだー」

伊介「何でアンタが赤ん坊より泣いてんのよ・・・」

看護婦「難産じゃないんですけどねぇ」

伊介「ほら赤ん坊ちゃんと見なさいよ、パパ♥」

春紀「う、うん」メソメソ

春紀「すっげー可愛い」グスッ

伊介「でしょ?」

春紀「ん、よしよし」

看護婦「それじゃあ一旦連れてきますね」

春紀「あ、はい」

伊介「伊介寝るから」

春紀「うん、お疲れ伊介様」

冬香「じゃあ報告しに帰ろっかお姉ちゃん」

春紀「そうだな」

・・・

しばらくして自宅

春紀「退院おめでとう伊介様、赤ん坊抱かせて?」

伊介「イヤよ、この子伊介のだもん」

春紀「えぇ!あたしの子でもあるじゃん!」

伊介「冗談に決まってんでしょ?うるさいわね、ほら」

春紀「あぁ〜可愛い、伊介様と同じくらい可愛い」ナデナデ

伊介「アンタホントに大丈夫?」

春紀「ごめん、幸せすぎて死にそうなんだよ・・・」

伊介「何でも良いけどちゃんとしてよね、春紀♥」

春紀「うん、分かってるよ伊介様」

チュッ

終わり、長くなったすまん、いい夢だったんでつい・・・
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 15:03:03.33 ID:5KcxqZuJo
うむ、これぐらいの長さならこっちで投下するほうがいいね
いい夢見れてよかったな
505 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 17:59:13.82 ID:+WzAtD4T0
前書いたペディキュアの続き

2号室にてそれぞれベッドに座っていたときのこと

春紀「暇だね、伊介様」

伊介「そうね」

春紀「テレビもつまんないしなぁ」

伊介「・・・春紀♥」スルッ

春紀「な、何すんのさ伊介様」アタフタ

伊介「ん〜?何がー?」ニヤニヤ

春紀「い、いきなり後ろから首に手回されたら焦るよ」

伊介「えいっ♥」ムニュ

春紀「い、伊介様、む、む、む、胸・・・」

伊介「胸が何よ〜?」ニヤニヤ

春紀「あ、あた、あた、あた、当たってる・・・」

伊介「ちゃんと言いなさいよ〜♥」グイグイ

春紀「い、意地悪しないでよ伊介様」

伊介「意地悪なんてしてないわよ♥」ムギュ

春紀「ま、マジで、伊介様・・・」

伊介「ふふ、ねぇ春紀?」ギュッ

春紀「な、何、伊介様?」

伊介「しない?」

春紀「え、と・・・するってアレのこと?」

伊介「他に何があんのよ?」

春紀「いや、無いけど・・・」

伊介「したくない?」

春紀「いや、でも・・・」

伊介「伊介は春紀としたいなー♥」

春紀「う・・・」

伊介「春紀は嫌なの?」

春紀「い、いやとかそういう問題じゃなく・・・」

伊介「しようよ、春紀♥」耳パクッ

春紀「ひゃ!」

伊介「春紀は伊介のこと嫌い?」耳ペロペロ

春紀「あ、あう、と、とんでもない」

伊介「なら決まりね♥」

春紀「へい・・・」
506 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:00:47.31 ID:+WzAtD4T0
・・・

ベッド

春紀「うう・・・」

伊介「まだ恥ずかしいの?」

春紀「まだって一回しかしてないじゃん」

伊介「こないだは伊介がしてあげたから、今日は春紀からしてもらうわよ♥」

春紀「いや、あたし分かんねえよ・・・」

伊介「はぁ、仕方ないから教えてあげるわよ」

春紀「お、お願いします」

伊介「まず相手を優しく抱きしめる、ほらやって」

春紀「は、はい」ガチッ

伊介「固めてどうする、もっと優しくよ♥」

春紀「こ、こう?」ギュ

伊介「ちょっと強いけどまあ合格、次はキスよ♥」

春紀「も、もうキス!?」

伊介「他にあんの?」

春紀「・・・」

伊介「相手の唇に重ねるようにそっとするのよ」

春紀(こ、こんな感じか?)チュ

伊介「んっ」

春紀「ど、どう?」

伊介「一発合格♥」

春紀「マジで!」
507 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:01:44.89 ID:+WzAtD4T0
伊介「じゃあ次は舌入れてみなさい、いきなりじゃなく少しずつゆっくりよ」

春紀「うん・・・」チュ

伊介「ん」

春紀(す、少しずつ少しずつ)レロ

伊介(ふふ、春紀頑張ってる♥)

春紀「ん」レル

伊介(良い感じよ春紀)

春紀(な、何も言わないってことは続けて良いんだよな)レロレロ

伊介「んっ」(少しぎこちないけど上出来ね)

春紀(なんか、すごく興奮する)レロレロ

伊介(ふふ、乗ってきてる、入れ返しても大丈夫そうね)レロレロ

春紀「んっ!」(い、伊介様も入れてきた)グッ

伊介(ダーメ、放さないわよ♥)グイッ

春紀(い、伊介様ぁ)レロレロ

伊介(んっ、春紀)レロレロ

春紀「ぷはっ」ドキドキ

伊介「春紀、キス上手じゃない♥」

春紀「む、夢中だったから・・・」

伊介「でもそれ大事よ?」

春紀「そ、そうなの?」

伊介「そりゃ好きな相手じゃなきゃ気持ちよくないもの」

春紀「ま、マジか、なら良かった・・・」
508 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:12:06.85 ID:+WzAtD4T0
伊介「じゃあまた続き♥次はアンタが舐めたり触りたいところを決めて」

春紀「わ、分かった」(む、胸かな)

伊介「決めたらそこと少し離れたところを触るか舐めるのよ♥」

春紀「う、うん」(は、離れたところか・・・首とかかな)ペロッ

伊介「んっ」ピクッ

春紀(く、クラクラしてきた)ペロペロ

伊介「ふふ、首ってことはもしかして胸が目的〜?」

春紀「うん・・・」(や、ヤバい、胸超舐めたい)

伊介「まだ駄目よ、もう少し焦らさないとね♥」

春紀「はあ、はあ」チュ、ペロペロ

伊介(必死な春紀可愛い♥)

春紀「も、もう良い伊介様?」

伊介「良いわよ春紀、好きなだけむしゃぶりつきなさい♥」

春紀「い、伊介様!」パクッ

伊介「あんっ♥」ピクンッ

春紀「はあ、はあ」チューチュー、モミモミ

伊介「もっと先っぽ狙うのよ春紀、んっ」

春紀「はっ、はっ」(伊介様のおっぱいマジでヤバイ)ペロペロ、クリクリ

伊介「んっ、気持ちいいわよ春紀・・・」ナデナデ

春紀「ふー、ふー」チューチュー

伊介「アンタ興奮し過ぎ♥」

春紀「だって伊介様の体最高なんだもん」チュパ
509 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:12:51.47 ID:+WzAtD4T0
伊介「なら胸だけで良いの?」

春紀「・・・あ、アソコも舐めたい」

伊介「ならまた同じ手順で・・・」

春紀(お、お腹かな)チュ

伊介「んっ」ピクッ

春紀(伊介様のおへそ可愛い)ペロペロ

伊介「春紀、上手よ♥」ゾクゾクッ

春紀「そ、そのちゃんと気持ち良い伊介様?」

伊介「大丈夫だから続けて良いわよ・・・」

春紀「ああ、伊介様、伊介様・・・」ペロペロ

伊介「もう我慢の限界?」

春紀「うん・・・」はぁはぁ

伊介「なら良いけど優しくよ?デリケートなんだから♥」

春紀「伊介様、すごい濡れてる」

伊介「春紀が上手だからよ♥」

春紀「伊介様のここすごいやらしい匂いがする・・・」ペロッ

伊介「あっ・・・」ピクッ

春紀「はぁはぁ」ピチャピチャ

伊介「良い、春紀、もっと」

春紀(伊介様、感じてる・・・)レロレロ、ペロペロ

伊介「んんっ、は、春紀・・・」

春紀(もっと伊介様の可愛い声聞きたい・・・)チュプチュプ

伊介「ふっ、んっ、・・・ねぇ春紀」
510 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:14:13.99 ID:+WzAtD4T0
春紀「は、はい」(ヤベッ、なんかしたか・・・)ガバッ

伊介「その・・・指、挿れて欲しいんだけど」

春紀「わ、分かった」

伊介「あ、あと実は伊介もここまでするの初めてだから・・・」

春紀「そ、そうだったんだ」

伊介「こないだ伊介がしてあげたみたく優しくしてね、春紀・・・」

春紀「分かったよ伊介様」

伊介「痛くしたら殺すから♥」

春紀「うん、じゃあ挿れるよ伊介様」クチュ

伊介「うっ」ビクッ

春紀「すっごいトロトロしてる」クチュクチュ

伊介「春紀っ、気持ち良い・・・」はぁはぁ

春紀「もう少し挿れるよ・・・」ツプッ

伊介「はっ・・・」ブルブル

春紀「少し動かすから」ヌチュヌチュ

伊介「あっ、ああっ、んっ」ビクッ

春紀「大丈夫?」ヌチュ

伊介「う、うん」

春紀「そろそろ奥まで挿れるよ?」

伊介「うん、怖いから抱きついて良い?」

春紀「良いよ」

伊介「ありがと・・・」ギュゥ
511 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:15:13.75 ID:+WzAtD4T0
春紀「んっ」ズプッ

伊介「っ!」ピクピク

春紀「ど、どう?」

伊介「大丈夫・・・」

春紀「動かすよ」ズチュズチュ

伊介「ひゃ、は、春紀ぃ」ビクビク

春紀「可愛いよ伊介様」ズプッズプッ

伊介「もっと、もっとして・・・」

春紀「二本目挿れるよ」ヌプリッ

伊介「ひゃんっ!」ビクッ

春紀「ああ、伊介様」ズチュズチュ

伊介「春紀、もっと上の方・・・」

春紀「こ、このへん?」グチュ

伊介「ああっ、そこ、そのあたり」

春紀「伊介様、キスして良い?」

伊介「う、うん」

春紀「ん」チュ

伊介「春紀、伊介もう・・・」

春紀「分かった、少し早くするから」ジュプジュプ

伊介「春紀っ、好き、大好き!」ビクッビクッ

春紀「あたしも大好きだよ伊介様」グイッ

伊介「あっ!あ、ああああああああああああっ!」ビクンッビクンッビクンッ
512 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:16:10.22 ID:+WzAtD4T0
・・・

春紀「伊介様大丈夫?」

伊介「はぁはぁはぁはぁ・・・」

春紀「えっと、気持ち良かった?」

伊介「・・・とっても♥」

春紀「なら良かったよ、あんまり見たことも無かったからホント分かんなくてさ・・・」

伊介「すっごく上手だったわよ」

春紀「その、教えてくれてありがと伊介様、あと処女貰っちゃってごめん」

伊介「伊介も気持ち良かったし、伊介も春紀の貰ったからお互い様♥」

春紀「うん・・・」

伊介「春紀ぃ〜♥」だきっ

春紀「ん、よしよし、今日はこのまま寝ちゃう?」

伊介「そうね、伊介疲れたし」

春紀「じゃあそうしよっか」

伊介「うん、春紀優しー♥」スリスリ

春紀「お休み伊介様」

伊介「お休み春紀♥」

チュ

・・・

数日後

放課後の教室

春紀「伊介様可愛いよー」ナデナデ

伊介「春紀ー♥」だきっ

春紀「あーもうホント可愛い!」ギュ〜

伊介「大好き♥」スリスリ

春紀「あたしもだよー、愛してるよ伊介様」

鳰「二人とも部屋でやって欲しいッス」

春紀「あたしと伊介様の愛を邪魔すんのかよ!」

伊介「そうよ鳰、邪魔する気?」

鳰「マジ部屋行けッス・・・」
513 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:19:00.55 ID:+WzAtD4T0
終わり

いつかまた続き書くかも・・・
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 18:44:43.81 ID:5KcxqZuJo
こんだけ濃厚なの書いてまだ続くのか…
515 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 18:54:38.26 ID:4oPPIXNJ0
>>514
予定じゃ第5ラウンドまであります
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 19:53:55.68 ID:eOEQyMcuO
春紀おじさんにここでも会えるとは…w
乙ッス!続き楽しみッス!
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 19:56:33.47 ID:eOEQyMcuO
>>500続き


しえなちゃんは、隣に住むクレイジーサイコレズに、悩まされてる一般人なんだ。

そんなある日、たまたま悪の手下に襲われそうになった所を颯爽と救ってくれた、リドレンジャーブラックに心を奪われる。

正体不明のブラックに淡い恋心を抱きながら、一方で顔を合わせる度にハサミで追い回してくる隣人に対し「こいつも少しはブラックさんを見習ったら良いのに…」なんてため息。

乙哉はというと、しえなちゃんのブラックに対する想いに勘付きつつも、絶対に正体は明かさないんだよ。

他のメンバーには「しえなちゃんに自分がブラックだと言えば好きになって貰えるよ」と言われるも、「こんな経歴が真っ黒なあたしじゃあの子を幸せになんて出来ない…だからせめて、あの子の憧れたあたしを守り通したいんだ」と人知れず涙を流すんだ。


…そんな乙しえが見たい。


518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/06(水) 20:57:45.52 ID:ySA3kLst0
それはもはやスレが立つレベルの作品になる気が……
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 21:47:09.81 ID:manHaPKSO
春紀おじさんいたwwww
乙ッスよ〜
520 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 23:44:44.08 ID:kZu4xdnd0
>>517
続いてたのに割り込んじゃったみたいですいません

>>518
前にスレ立てたらあんまり長くならなかったもんでここに
春紀「もしかして嫌われた?」とか怖がらせシリーズ、イジメ撲滅キャンペーンとかも自分です

春紀おじさん分かる方どうもですw気付いたら名前入ってましたw
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 23:49:31.59 ID:hSEOo/Azo
>>520
春伊SS良かったエロかった

ただ一応エロだから投下前に一言注意書きが欲しかったかな
本格的で良かったから余計にね
522 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 23:52:15.19 ID:kZu4xdnd0
>>521
すいません、次から気を付けます
523 :しえにすと [sage]:2014/08/06(水) 23:54:37.21 ID:4EKkkEt0O
>>春紀おじさん

続いてるというか、ただ妄想垂れ流してだけなんで平気ッスよww
気使わせて逆に申し訳ないっす!

あのSS達そうだったんスか!全部読んでるッス!
524 :春紀おじさん [saga]:2014/08/06(水) 23:58:40.32 ID:kZu4xdnd0
>>523
すいません、読んでくださってありがとうございます

最近スレ建てたのだと春紀「ママ」ですね、ここにも色々頻繁に落としてますけどw

怖がらせシリーズはどの部屋も半分くらいで止まっちゃてるんですよね、続き思い付いたらまた書きます
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/07(木) 01:08:33.02 ID:mnFyMAmSO
乙ッス
待ってるッスよ!
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/08(金) 01:21:54.71 ID:w/9OD63J0

しえな「(僕は剣持しえな、安アパートに下宿するごく普通の高校生…のはずだ)」

しえな「(最近引っ越してきた隣の武智乙哉とかいうクレイジーサイコレズに目をつけられた事を除けば…な)」



チュンチュン・・・・・・ピピピッピピピッ

しえな「……ん…朝か、さっさと着替えないと…」ヌギヌギ

乙哉「しえなちゃん、おっはよー」バーン! チョキチョキ

しえな「……」ヒュッミ辞書

乙哉「あぶぁっ」ゴスッ

しえな「学生の朝は忙しいんだ、少しは自重しろ」

乙哉「酷いやしえなちゃん…あたし…は、ただ…おこs…」ガクッ

しえな「どんな理由にしろ鋏を持って部屋に来るなよな」ハァ

ーー通学路ーー

晴「あ、剣持さん、おはようございます」

しえな「(彼女、一ノ瀬晴はこの夏休み前という変わった時期に転校してきた僕の新しい友人だ)」

しえな「おはよう一ノ瀬、もう学校には慣れたか?」

晴「はい、剣持さんのおかげです」ニコッ

しえな「僕は特に何もしてないさ、行こう」

晴「はい!」
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/08(金) 01:23:02.63 ID:w/9OD63J0
ーー学校中略、帰り道ーー

しえな「今日は学校が終わるのが早く感じたな」

晴「一行でしたもんね」

しえな「?何を言っているんだ、一ノ瀬?」

晴「あ、なんでもないよ…今日は終業式だったもんね、アハハ」アセアセ

しえな「変な奴だな…あ、僕は右だから」

晴「あ、はい、それじゃあまた」オテテフリフリ

しえな「ああ、またな」

しえな「(一ノ瀬はちょっと変わった奴だ、どこかポワポワしてるというか……)」スタスタ

しえな「いつか誘拐されたりしてな」スタスタ


晴「…キャー」

しえな「い、今の声はまさか一ノ瀬!?」ダッ
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/08(金) 01:24:48.53 ID:w/9OD63J0
晴「は、離して」ジタバタ

したっぱ「大人しくしろ!」ガシッ

晴「だ、だれか…!」

しえな「い、一ノ瀬!」シュッミ辞書

したっぱ「がっ…」バタッ

しえな「見たか、変態武智でさえ一撃で気絶させる鈍器、広○苑!」

晴「け、剣持さん!」

しえな「一ノ瀬、大丈夫か?」

晴「は、はい」

したっぱ「うぅ…キ…サマ…!」シャキン

しえな「ナイフ!?一ノ瀬、逃げるぞ!」ガシッ ダッ

晴「け、剣持さん!?」

しえな「いいから走れ!」

したっぱ「に、逃がさん!」シュッ三ナイフ

ザクッ

しえな「あぐっ!?あ、足に…」

晴「剣持さん!」

したっぱ「ハハ…さっきのお返しだ」フラフラ

しえな「(しまった…ここは一ノ瀬だけでも…)」

晴「剣持さんには手を出さないで!」バッ

しえな「い、一ノ瀬…にげろ!」

晴「晴だけ逃げるわけにはいきません!」

したっぱ「友情ごっこか?まぁ、どのみちそこのおさげは殺すけどな」シャキッ

しえな「(僕、こんな所で死ぬんだな…)」

しえな「死ねぇぇ!」

???「そこまでだよ!」

シュッ三鋏

ザクッ

しえな「な、鋏!?」

したっぱ「ぐっ、右手が…だれだ!?」
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/08(金) 01:26:36.75 ID:w/9OD63J0
戦隊黒「聞いて驚け!」

戦隊青「見て笑え!」

戦隊黄「我ら」

戦隊桃「平和を守る」

戦隊赤「正義の味方」

五人「黒組戦隊リドレンジャー!!」シャキーン

しえな「(なんなんだ、いったい?)」

したっぱ「…チッ」クルッ ダッ

戦隊黒「あ、逃げた」

戦隊黄「逃げたな」

戦隊赤「追うぞ!ブラックとイエローはその二人を頼む」ダッ

戦隊青桃「…」ダッ

しえ晴「……」ポカーン

戦隊黒「じゃああたしこの子の怪我を見るからあとよろしく」

戦隊黄「わかった」

戦隊黒「さてと、足大丈夫?し…お嬢ちゃん」

しえな「大丈夫に…みえる?」アセダラダラ

戦隊黒「軽口が言えるなら大丈夫だね、腱とかも切ってないみたいだし」チョキチョキシュッシュッ

しえな「うっ…(なんて手際のいい手当てなんだ)」

戦隊黒「はい、おわり、これなら病院行かなくても大丈夫」

しえな「あ、はい…(結構深く刺さった気がしたけど…)」

戦隊黒「でも、歩けないよね、あたしが送ってあげる」ヒョイッ(お姫様抱っこ)

しえな「なっ!?」///

戦隊黒「家に着くまで寝てていいよ」シュッ

しえな「ぇ………」zzz

戦隊黒「かっこよかったよ、しえなちゃん」
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/08/08(金) 01:29:15.47 ID:w/9OD63J0
ーーしえなの部屋ーー

しえな「う…うーん……」パチパチ

乙哉「あ、しえなちゃん、目が覚めた?」

しえな「ここは…(夢…だったのか?)」

乙哉「しえなちゃんの部屋だよ」

乙哉「さっき特撮ヒーローみたいな人がしえなちゃん抱えてきてビックリしちゃった。

しえな「そうか…(足の怪我、夢じゃなかったんだな)」ボーッ

乙哉「通り魔に襲われた友達を助けて足刺されたんだってね」

しえな「あぁ…(あのブラックって人、かっこよかったな…)」ボーッ

乙哉「通り魔なんかにつけられた傷なんて嫌だよね、あたしが上書きしてあげる」

しえな「あぁ…って、は?」

乙哉「…」ニコニコ チョキチョキ

しえな「や、やめろおぉぉぉ!!」


ーー一方その頃ーー

したっぱ「すいません、追ってはまきましたが確保には失敗しました…」

真夜「ケッ、つかえねぇな」

伊介「同感♡」

香子「…」

柩「フフフ」シュパッ

したっぱ「ウッ」バタッ

柩「使えない部下は要りませんよね、ボス」

純恋子「そうですわね、でも死体は片づけてくださいね」

柩「はい」




<続く…?>

とりあえずここまで書いてみました。
正直続きは書ける気がしません。
挑戦はするつもりですが…とりあえずお目汚し失礼しました。

PS.>>517
最初の方だけですが書かせていただきました。
思った感じの作品になったでしょうか?
531 :春紀おじさん [saga]:2014/08/08(金) 01:37:08.99 ID:d6BONTRI0
春紀が売春もしてた説が出てたんで書きました。

春紀と冬香で内容はほとんどエロです。

まだ地の文では書けなさそうです・・・

次から本編です。
532 :春紀おじさん [saga]:2014/08/08(金) 01:38:05.01 ID:d6BONTRI0
寝室

春紀「いつも見てたよな冬香?」

冬香「・・・」

春紀「しょうがないな、姉ちゃん上手いんだぜ」

冬香「ど、どうして?」

春紀「もう冬香も大人だから教えてやるけど、まともな仕事だけじゃみんなを養えないんだ・・・」

春紀「だから姉ちゃん何度も体売ったし人も殺した」

冬香「お、お姉ちゃん・・・」グスッ

春紀「・・・可愛いよ冬香」チュ

冬香「なっ!お、お姉ちゃん////」

春紀「興味あるんだろ?」

冬香「でも・・・」

春紀「色んな人に抱かれてるの知って姉ちゃんのこと嫌いになったか?」

冬香「そ、そんなことない!だってお姉ちゃんは私たちのために頑張ってくれてたんだもん・・・」

春紀「ありがと、姉ちゃん嬉しいよ」二コッ

冬香「や、やっぱり駄目だよ」

春紀「でも姉ちゃんのこと好きなんだろ?」

冬香「・・・」コクッ

春紀「なら来いよ、優しくしてやるからさ」ギュッ

冬香「・・・」ガタガタ

春紀「怖いのか?」

冬香「うん・・・」

春紀「大丈夫、優しくするって言ったろ?」

冬香「うん・・・」

春紀「じゃあ、服脱がすぞ・・・」パサッ

冬香「んっ・・・」ビクッ

春紀「冬香の体久しぶりに見た、こんなに綺麗に育ってたんだな」

冬香「////」

春紀「今姉ちゃんも脱ぐからな・・・」パサッ

冬香「お、お姉ちゃんもすごく綺麗///」

春紀「ありがとな、じゃあベッド行こうか」
533 :春紀おじさん [saga]:2014/08/08(金) 01:38:39.57 ID:d6BONTRI0
・・・

春紀「冬香、キスして良いか?」

冬香「うん」

春紀「冬香・・・」チュ

冬香「んっ」

春紀「次、舌入れるぞ」チュ、レロ

冬香(お、お姉ちゃんの舌が・・・)

春紀「ん」レロッ

冬香(な、何だろう、すごく変な感じ)

春紀(可愛いよ、冬香)レルレル

冬香「ん・・・」(な、何か気持ち良い・・・)

春紀「・・・」レロレロ

冬香「んんっ・・・」(は、激しい)ビクンッ

春紀「ぷはっ、どうだ冬香?」

冬香「な、何か変な感じ・・・」

春紀「気持ち悪いか?」

冬香「ううん」ふるふる

春紀「なら続けて大丈夫か?」

冬香「うん・・・」
534 :春紀おじさん [saga]:2014/08/08(金) 01:39:20.67 ID:d6BONTRI0
春紀「次は胸な・・・」ペロッ

冬香「ひゃぅ」ゾクッ

春紀「どうだ?」ペロペロ

冬香「く、くすぐったい感じ・・・」

春紀「吸うよ・・・」チュー

冬香「くっ、ふっ・・・」ピクッ

春紀「声出して良いよ冬香・・・」チューチュー

冬香「んあっ」ビクッ

春紀「もう片方も攻めてやるよ」キュッ、ペロペロ

冬香「あっ」(抓まれるの気持ち良い)

春紀「舐められるより弄られる方が良いか?」

冬香「・・・うん」

春紀「分かった」クリクリ

冬香「ん、んっ、お姉ちゃ・・・」

春紀「感じてる冬香可愛いよ」チュ

冬香「ん〜」(ダメ、変になりそう・・・)

春紀「こんなに感度良いなんてな、自分でもあんましたことないのか?」

冬香「ぜ、全然、し、したこと、ない・・・」とろん

春紀「ならとびっきり気持ち良くしてやるからな冬香」クリクリ

冬香「あっ、ああっ、お姉ちゃん、何か私・・・」
535 :春紀おじさん [saga]:2014/08/08(金) 01:40:12.47 ID:d6BONTRI0
春紀「なら次はこっちな」スッ

冬香「ふぁっ、お姉ちゃんそこ、ダメ・・・」ピクッ

春紀「こんなに濡れてる」ピチャッ

冬香「や、お姉ちゃん、ヤメテ」

春紀「ホントに嫌なら止めるよ冬香?」

冬香「・・・」

春紀「どうする?」

冬香「し、して・・・」

春紀「エッチな子だな冬香は」

冬香「はぁはぁ・・・」

春紀「じゃあ痛くないようにもっと濡らすぞ」クニッ

冬香「ああっ!」ビクンッ

春紀「気持ち良いか?」クニクニ

冬香「んっ、うっ、あっ」

春紀「しがみついてて良いぞ」クニクニ

冬香「お、姉ちゃ、んっ」ギュッ
536 :春紀おじさん [saga]:2014/08/08(金) 01:40:57.96 ID:d6BONTRI0
春紀「よし、指先だけ入れるぞ」クチュ

冬香「はっ・・・」

春紀「こんなにトロトロだ、2本でも平気そうだな」ズッ

冬香「あ・・・」ゾクッ

春紀「まずは半分くらい入れるぞ」ズヌッ

冬香「んんっ」ビクッ

春紀「痛くないだろ?」

冬香「大丈夫・・・」

春紀「動かすよ」クチュクチュ

冬香「はっ、んんっ、あんっ」ビクビク

春紀「もっと声聞かせて」グチュ

冬香「ああっ!気持ち、良いよぉ・・・」

春紀「可愛いよ」グチュグチュ

冬香「も、もう、入れて、お姉ちゃん」

春紀「まだ痛いかもしんないぞ?」

冬香「お願い、我慢できないのぉ・・・」

春紀「分かった、いくぞ・・・」ズプリッ

冬香「んっ、ああ、入ってる」

春紀「痛くないか?」

冬香「大丈夫」
537 :春紀おじさん [saga]:2014/08/08(金) 01:41:47.47 ID:d6BONTRI0
春紀「じゃあ最後までしてやるからな」ズニュズニュ

冬香「ああっ!入ってる、お姉ちゃんの指ぃ」ビクビク

春紀「気持ち良いだろ?」ズチュズチュ

冬香「気持ち良い、気持ち良いよぉっ、お姉ちゃん!」ビクビク

春紀「もうキツそうだな、思いっ切りイって良いぞ」ズプズプズプズプ

冬香「ふあぁ、お姉ちゃん、お姉ちゃん・・・」ビクンビクン

春紀「そら」ジュプジュプジュプジュプ

冬香「お、ねえ、ちゃ、あっ、ああああああああああ!」ビクンビクンビクンビクン

プシュッ

冬香「はぁはぁはぁはぁ・・・」ピクッピクッ

春紀「凄いな冬香、潮吹いたぞ」

冬香「お、姉、ちゃん・・・」ギュッ

春紀「よしよし、お疲れ様冬香」ナデナデ

冬香「はぁはぁ・・・」

春紀「気持ち良かっただろ?」

冬香「う、ん」コクッ

春紀「動きにくいだろうから冬香はこのまま寝な」

冬香「うん・・・」
538 :春紀おじさん [saga]:2014/08/08(金) 01:42:56.57 ID:d6BONTRI0
春紀「じゃあ姉ちゃんシャワー浴びてくるから、お休み」スクッ

冬香「あっ・・・」

春紀「ん?どした冬香?」

冬香「最後に、チュー、して・・・」

春紀「ああ、分かったよ、冬香」チュ

冬香「ありがとう、お姉ちゃん、大好き」

春紀「姉ちゃんもだよ」

冬香「お休み・・・・・・」スゥスゥ

春紀「はは、もう寝ちゃったよ」スタスタ

春紀「お休み冬香、また今度な」ギィ

パタン

終わり


見てくれた方ありがとうございます、リクエストあったんで書きました。

冬伊のリクエストもあったんでこれの続きのストーリーで書くかもです。
539 :しえにすと :2014/08/08(金) 11:19:54.63 ID:UInYAq19O
>>530
>>517ッス!

良い…良いぞ…
乙しえだけじゃなくて、悪の組織の所も良かったッス!!
晴ちゃんとしえなちゃんクラスメートって妄想もしてたからドンピシャでしたw

続き欲しいッス…チラッ
540 :しえにすと [sage]:2014/08/08(金) 11:21:23.61 ID:UInYAq19O
春紀おじさん乙ッス!冬伊楽しみッスよー!!
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/08(金) 13:26:12.57 ID:r5Xhpd7SO
>>529
なんで名乗りがおじゃる丸なんだよw
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/08(金) 22:09:02.56 ID:kMc35faW0
>>541
悪ふざけ…ですかね?
543 :しえにすと [sage]:2014/08/08(金) 23:16:55.99 ID:+pQxcbay0
>>517から

香子ちゃんは四天王の中でも最弱なんだ!
他三名からは(何故こいつが四天王に…?)と常に思われてるんだけど、それは昔四天王の一人だった、イレーナ先輩とかいう人物の一番弟子だったから。という理由だけで四天王入り出来たんだよ。

そんな香子ちゃんだけど、常日頃から自分達の行いについて疑問を感じているんだ。
本当はこんな事したくない…でも、先輩の思いやこんな自分を四天王に入れてくれた純恋子さんを裏切って良いのか?といつも苦しんでいるんだ。

そんなある日、香子ちゃんは戦隊部隊の雑用係に粉し、スパイとして潜り込む。そこでおばあちゃんに出会う訳だね。

戦隊の秘密を探りつつ、なんとか陥れようと画策する香子ちゃん。しかし、何かと世話を焼いてくれるおばあちゃんにだんだんと心引かれていくんだ。

そして、なんやかんやで香子ちゃんがスパイだと皆にバレる日が…。
詰め寄る戦隊…そんな中おばあちゃんだけが香子ちゃんを庇うんだ!
「ワシはこの子を信じるよ」と。

おばあちゃんは本当は最初から気付いていたんだ…!



…そんな涼香はありますか?
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/08(金) 23:28:43.50 ID:kMc35faW0
>>543
もうスレが立つほど壮大な物語になりそうッスね
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/09(土) 00:59:19.97 ID:mO6FyKHSO
むしろもう立てろよってレベル
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/09(土) 08:09:19.12 ID:ziotHj7Eo
むしろ立ててやってくださいってレベル
ここに需要はあるぞ
547 :しえにすと [sage]:2014/08/09(土) 13:36:16.77 ID:4CkFx29aO
実はラスボスの鳰は、兎角がレンジャー入りする前のかつてのイエローだったんだ。
ある日敵との戦闘中に命を落とす…。

でもそれは全て鳰の幻覚で、鳰は最初からレンジャーを裏切るつもりだったんだよ。

四天王との戦い、ボス純恋子さんとの死闘を乗り越えた時、全てが明かされる…。

新旧イエローの戦い…!晴ちゃんの握る秘密とは…!?

辿り着いた先には、一体何が待ち構えているというのか……


…誰かスレ立てて下さい。
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/09(土) 20:38:13.08 ID:MsxKAMEdO
柩「走りさんは小学生に間違われたりしますか」

鳰「うーんあんま記憶に無いっスねえ」

柩「……」ジー

鳰「……?」

柩「身長は同じなのに、なぜ……」ボソボソ

鳰「そ、そんなジロジロ見られると恥ずかしいっスよ」

柩「……アホ毛」

鳰「へ?」

柩「やっぱり、そのアホ毛でかさ増ししているからですか?」

鳰「アホ毛? ああ、この飛び出た毛のことっスか」

柩「……」コクン

鳰「こうしないとなんか落ち着かないんスよ」

柩「……ズルいです。武智さんを呼んできます」

鳰「ちょ、まっ、何させる気っスか!?」
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/09(土) 20:39:34.59 ID:MsxKAMEdO
鳰「なら、柩さんもアホ毛作ったらどうっスか?」

柩「アホ毛はアホっぽく見えてしまうので却下です。ぼくは鳰さんのようにアホではないので」

鳰「オゥフ……でも学力の事を言われると返す言葉も無いっス。でも髪型を変えてみるのはありかもしれないっスよ」

柩「でも、この髪型は千足さんが可愛いって褒め――」

鳰「あー悪かったっス。ウチが悪かったから別の方法を考えるっス」
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/09(土) 20:41:01.99 ID:MsxKAMEdO
鳰「じゃあ服装はどうっスか?」

柩「服装……ですか?」

鳰「高校生にもなってその服は無いと思――」

柩「過ぎたことを言うと殺しますよ?」

鳰「怖いっ、無慈悲な暗殺者怖いっス」

柩「走りさんだって暗殺者じゃないですか」

鳰「じゃあとりあえず、ウチの制服着てみるっス? 身長が同じだから寸法合わせる必要ないし」

柩「……お願いします」

───
──


柩「着替え終わりました」

鳰「どれどれー」

※各自脳内補完して欲しいっス

柩「……どう、ですか?」

鳰「うーん……子供が背伸びした服着ているようにしか見えないっスね」

柩「他に言い残すことはありませんか?」スッ

鳰「どうどうどう。とりあえずそのヌイグルミを置いて欲しいっス」

アッデモシャシンニトッテホシイデス チタルサンニミセタイノデ
ハイハイワカッテルッスヨ
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/09(土) 20:42:32.94 ID:MsxKAMEdO
柩「……」ペタペタ

鳰「……?」

柩「確かに丈はピッタリなのですが、胸の辺りが余ってぶかぶかです」ペタペタ

鳰「ミョウジョウの制服はオーダーメイドっスからね」

柩「……」ジー

鳰「だ、だから見つめられると恥ずかしいって――」

柩「……」ペタ

鳰「ひゃん!?」

柩「大人に見られるのは、やっぱりこの胸が……」モニュモニュ

鳰「ちょ、ちょっと柩さん。どこ触ってるんスか!?」

柩「……を」モニュモニュ

鳰「へ?」

柩「何を食べたらここまで大きくなるんですか?」モニュモニュ

鳰「ひぅ!? わ、分からないっスよ。むしろ、偏食だったのになんで胸だけ大き――はぅッ///」

柩「さては……理事長に」モニュモニュ

鳰「揉まれてはいないっスよ!?」
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/09(土) 20:46:18.81 ID:MsxKAMEdO
柩(結局バストアップの秘密は教えて貰えませんでした……一体何を食べればあんなに――)

柩(あれ? そういえば走りさんは、普段プチメロンパンしか食べていませんね)

──────────

鳰「ミョウジョウ学園の名物は、このプチメロっス!」

──────────

柩(走りさんは元々ミョウジョウ学園の生徒……ミョウジョウ学園の名物プチメロ……)

柩「……!」


───
──


柩「……」モフモフ

千足「……桐ヶ谷?」

柩「なんでふか? ちたふさん」モフモフ

千足「その大量のプチメロンパンは何だ?」

柩「モフモフ……大きくなるんです……」

千足「?」


END
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/08/09(土) 20:51:03.48 ID:MsxKAMEdO
リドル展で鳰と柩の身長が同じことを知って驚いたのがきっかけで書いた。

152cmなら小学生と間違われたりしないんじゃないかな……
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/09(土) 21:18:40.40 ID:heHlFHkP0

ガイドブックのゆん先生コメントでとにかくかわいい子で自分のことを良く分かってる子って言ってたから
意図的に幼さを演出してるんだろうね


ただ胸が真っ平らなのは気にしてるらしい
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/09(土) 21:33:06.81 ID:ziotHj7Eo
乙!この二人の会話結構いいね
メロンパン食べてる柩ちゃんかわええ

柩ちゃんは実際アニメかどっかで「なんでここに小学生が…」って言われてた気がするぞ
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/09(土) 22:23:39.46 ID:J7iaPpCSO
リアルでも低身長で年相応に見える人と中学生に見える人がいるからな
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/10(日) 00:34:55.83 ID:rqaVkSP00
多分>>530の続き

ーー敵地ーー

鳰「以上が報告ッス」ビシッ

純恋子「…へぇ、特撮ヒーローみたいなふざけた方達ですこと」

鳰「そうッスよね、実はもうアジトの割り出しは終わってるッスよ」ニオッ

純恋子「そう…仕事が早いのね、では早速スパイでも送り込もうかしら?」

鳰「一気に潰さないんッスか?」

純恋子「敵の戦力もよく知らずに潰しに掛かるなんて愚か者のする事ですわ」

鳰「そうッスか…ちなみにそれ、ウチがやるんッスか?」

純恋子「走りさんには他の仕事を用意してるわ、こちらの方は神長さんにでもお願いしようかしら?」

鳰「…へぇ、いきなり四天王を動かしちゃうんッスか?」ニヤニヤ

純恋子「あの子は特別なのよ、だって本当の四天王はイレーナさんなのですから」フフッ

<ソレデ、ウチノシゴトッテナニッスカ?

<アア、ソウデシタワネ、ソレハ・・・



香子「……」ギュウッ
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/10(日) 00:41:09.28 ID:rqaVkSP00
ーーしえなの部屋ーー

しえな「(夏休み、学生の誰もが待ち望む大型連休…その筈なんだが…)」

乙哉「しえなちゃーん、もう逃げ場はないよー」チョキチョキ

しえな「く、来るなー!」

しえな「(でも僕にとっては変態に絡まれる頻度が増す休み、しかも長期…早く夏休み終わらないかな…)」

しえな「(足は怪我して走れないから部屋の端に逃げるのが精一杯の抵抗なんて…惨めすぎる…)」

乙哉「追い詰めたよー」ガシッ

しえな「は、離せ!」

乙哉「はいはい、大人しくしましょうね」チョキチョキ

しえな「じゃあせめて鋏を手放せー!!」ズルズル



乙哉「〜♪」チョキチョキシュッシュッ

しえな「(ただの包帯の交換かよ…逃げ損じゃないか)」ハァ

乙哉「ため息ついてどしたの?…はい、終わり」

しえな「なんでもない…(鋏が絡むと手際がいいな、でも変態なんだよな…)

しえな「(武智もあのブラックさんを見習えばいいのに…)」ハァ


ーー晴の家ーー

しえな「……ってことがあって…」

鳰「のろけッスね」

晴「だねー」

しえな「どうしたらそう聞こえるんだよ!」

しえな「ってかお前誰だ!?」

鳰「え?ウチは鳰ッスよ?…何言ってるんッスか?」ニヤッ キッ

しえな「え…あれ?そうか、すまない僕はどうかしてたみたいだ」

しえな「(鳰は同じクラスの友人…なんで忘れてたんだろう?)」

鳰「いいんッスよー、よくある事ッス」ニオッ

晴「剣持さんおっちょこちょいだね」ニコッ

しえな「か、からかわないでくれ…」///



鳰「……(潜入成功、ちょろいッスね)」ニヤッ
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/10(日) 00:42:55.40 ID:rqaVkSP00
ーー戦隊基地(会議室)ーー

乙哉「やっほー、武智乙哉、只今参上ー」

涼「遅いぞ武智よ、あの時の娘の世話か?」

乙哉「まぁねー」

兎角「そんな奴放っておくか病院にでも任せればいい」

乙哉「えー、やだー、しえなちゃんはあたしのものだもん?」

兎角「いや、百歩譲ってもお前のものではないだろう…」

乙哉「うんうん、東さんのそういう所は嫌いじゃないよ」

兎角「気持ち悪いな、お前」

千足「よさないか、わたしは喧嘩をさせるために集めたんじゃないぞ」

乙哉「はーい」キャピッ

兎角「すまない」

千足「寒河江も黙って見てないで止めてくれ…」ハァ

春紀「あれ?ばれてた?」

千足「お前な…」

涼「生田目よ、お主も脱線しておるぞ」

千足「あ、すまない」

千足「話はあの少女を襲った奴のことだ、東は彼女から何か聞いてないか?」
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/08/10(日) 00:44:25.10 ID:rqaVkSP00
兎角「いや何も、ただ、ああいった状況に慣れている感じがした」

春紀「慣れてる?」

兎角「ああ、あまり怯えていなかった、それに…」

涼「それに?」

兎角「いい匂いがした、日向の匂い」

涼「…」

乙哉「東さんって変態さん?」

涼「(お主には言われたくなかろうて)」

兎角「ま、まぁ、それはともかく…」プイッ

涼「(誤魔化したの)」クスッ

兎角「…あの少女を襲ったのはただの通り魔や誘拐犯じゃない、そこが少し気になる」

千足「そうだな、ただの通り魔がわたし達三人から逃げきれるとは思えない、大分訓練されていた動きだった」

春紀「考えすぎじゃないか?」

乙哉「そうとも言えないかもよー?」

春紀「根拠は?」

乙哉「勘」

千足「おいおい」

扉<コンコン

五人「!!!」
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/10(日) 00:47:10.87 ID:rqaVkSP00
香子「失礼します、清掃です」

モブs「……」ゾロゾロ

涼「ああ、そういえば清掃班の初仕事は今日からじゃったな」

千足「…出るか」ハァ

五人「…」ゾロゾロ


ーー戦隊基地(別室)ーー

兎角「誰だ、清掃なんて雇ったのは?」

涼「わしと武智じゃよ」

兎角「勝手なことを、スパイが紛れ込む可能性があるだろ」

乙哉「なら東さんが代わりにここ掃除してくれるのー?」

兎角「……」

涼「大丈夫じゃよ、面接もしたしの、雇った中に悪そうなのはおらんかったよ」

乙哉「実は最近イエローになったばかりの東さんがスパイだったりして…」ニヤッ

千足「武智!東は信頼できるとされたからわたし達の仲間になったんだぞ!」

乙哉「分かってるって、冗談だよー」ヒラヒラ

乙哉「っていうかさ、このメンバーで不毛な論争するよりさ、誰かがあの子を監視してみればいいんじゃない?」

兎千「それだ!!」

涼「…フフッ、脳筋ってやつじゃの」クスッ

乙哉「もう帰っていいよね…」

春紀「いいんじゃね?……眠…」フワァ〜
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/08/10(日) 00:50:11.31 ID:rqaVkSP00
ーー所変わって清掃班(会議室)ーー

香子「(驚いた、ただのコスプレ集団かと思ったが外は一軒家なのに地下に特撮スタジオ顔負けの部屋が沢山…)

香子「金と技術の無駄だな…」ボソッ

涼「何が無駄なのかの?」

香子「ッッ…!?」ビクッ

涼「すまんすまん、驚かす気はなかったんじゃ」クスッ

香子「おどかさないでください、…何か用ですか?」

涼「おお、そうじゃった、昼休みにしてくれと言おうと思っての」

香子「そうでしたか」

香子「全員休憩だ、再開は追って知らせる」

モブs「はい!」ゾロゾロ

香子「これでいいですか?」

涼「すまぬな」

香子「じゃあわたしも昼ごはんに…」

涼「まぁ、待て、昼食ならわしに付き合ってくれんかの?」

香子「…どうして?」

涼「お主にちょっと興味があるから…かの?」

香子「(まさかスパイだとバレた?いや、そんなはずはない)…で、でも」

涼「おお、そうじゃった、まだ個人的には名乗ってなかったの、わしは首藤涼、よろしく」手スッ

香子「…(あれ?強引に流されてる?しかし好都合か…)あ、ああ、わたしは神長香子…って知ってますよね」

涼「今は休憩中じゃ、堅苦しい敬語はなしでいい、こーこちゃんも無理しておるのじゃろう」

涼「他の清掃員への態度見とれば一目瞭然じゃ」

香子「そうか、じゃあ遠慮なくそうさせてもらう、だが首藤、その呼び方はどうにかならないか?」

涼「ならんの、ささ、休憩時間は限られておるぞ時間は有効に活用せねばの」スタスタ

香子「おい、誘っておいて置いていくなよ!」スタスタ


ここまで頑張ったッス…いいのか、これで?
正直面白く書けてるかわかんないッス…
終わりも見えないッス…
なんかもういろいろ分からなくなってきたッス
でも取り敢えず上げてみるッス
文句は全て受け止めてやるッス
563 :しえにすと [sage]:2014/08/10(日) 00:55:40.77 ID:5qwAGkpeO
(…幸せ)
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 02:12:17.64 ID:aEOF6HtNO
ちょろこーこちゃんかわいい!
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 05:58:13.08 ID:/o6ANI6SO
書けそうなやつ複数でリレー式でいいからもうスレ立ててくださいよー
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 16:33:48.67 ID:pGFQBttV0
リレー式とか嫌な予感しかしない
ちょくちょく変な奴出るしそいつにメチャクチャされてエタりそう
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 20:15:09.04 ID:GoDoRGlHo
>>562
面白いッス大丈夫ッス
すずこう可愛いのう
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/11(月) 19:19:32.31 ID:6o+TL2sSO
涼「おーい一ノ瀬いるかの?」

晴「はーい!首藤さんどうしたの?」

涼「うむ、入学してきた時にストラップ貰ったじゃろ?」

晴「はい、渡しましたね」

涼「それでな、わしからも何かお返しができないかと思っていたのじゃが…ほれ」

チリーン

晴「わぁ風鈴ですね!」

涼「下町に行って来たのじゃがそこで見つけてな暑くなってきた事だし調度よかろうと思ってな」

晴「でも、いいんですか?本当に」

涼「気に入らんかの?」

晴「いえ素敵です!でも晴のストラップじゃつりあわないですよー」

涼「ようは気持ちじゃ、ストラップの価値とこれの価値はわしにはさして変わらぬものと思ってくれれば良い」

晴「わかりました!ありがたく頂戴いたします」ビシッ

涼「うむ」ビシッ

兎角「なんでおまえら部屋の前で敬礼してるんだ…?」

晴「あ、兎角さんおかえりー♪見て見て!首藤さんから風鈴貰ったんだー♪」

兎角「……そうかそれは良かったな」
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/11(月) 19:29:07.75 ID:6o+TL2sSO
晴「もー!兎角さんたら反応薄ーい!」

兎角「えー…まぁいいんじゃないかかわいくて」

晴「えへへー」

涼「ただの礼じゃ他意はない、安心してよいぞ東よ」

兎角「…別に私は…」

晴「もしかしてヤキモチですか?」

兎角「調子にのるな」

ビシッ

晴「あいたー!酷いよ兎角さーん」

涼「ふふ…まぁわしの用はこれで済んだ、では二人供仲良くな」

晴「はーい!ありがとうございまーす!」

兎角(あいつはなんかやりずらいな…)

晴「さっそく窓際に飾りますしょー♪」

兎角「本当にいつも楽しそうだな一ノ瀬は…」

晴「えへへーだって友達からプレゼントされるなんて初めてですよー」

兎角「……友達か」
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/11(月) 20:05:26.12 ID:6o+TL2sSO
涼「……友達か」

チリーン

涼「この音色を聞くとあの方を思い出す、夏の始まりに風鈴を吊るし庭先で西瓜を食べたりしたものじゃった…」

チリーン

涼「…わしの我が儘は一ノ瀬の命を奪ってまで叶えるほどなのじゃろうか?」

涼「走りの言うような悪童であれば躊躇することもなかったんじゃがなぁ…」

涼「はぁ…けじめをつけるつもりが余計迷いを生むとは滑稽なものじゃ…」

涼「…いっそゲームにでもして賭けてみるかの…あの二人に」


7話ちょい前のエピソードとして書いてみた
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/11(月) 21:53:16.96 ID:+va20Yw4O
切ない
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/11(月) 21:59:47.13 ID:qIIuxqW+o
詰め将棋に興味持ってたし将棋を教えてもらう晴涼なんてのもあったかもね…
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/11(月) 22:03:49.70 ID:vfdXp9YY0
おばあちゃん……
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 06:42:40.69 ID:MGIjoCEi0
鬱春紀投下してもいいでしょうか?(若干のグロあり)
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 06:47:26.78 ID:6K1Lvs0AO
>>574
人選びそうなネタは投下前に注意書き書いとけばいいと思うよ。
私は読みたい。
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 07:16:13.60 ID:MGIjoCEi0
では春紀SS投下します。鬱微グロのため閲覧注意です。
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/08/12(火) 07:17:44.85 ID:MGIjoCEi0
「あいつら驚くだろうなぁ……」
手には駅前にある人気店のケーキ。金銭的に余裕はないが今日は特別だ。なんと言っても今日は大学の合格発表で見事合格したのだ。
そんな自分へのご褒美と家族への感謝としてのケーキなのだ。
生活費と学費を稼ぐために家にいる時間は殆どなかった。さらに受験勉強もしなくてはいけないので睡眠時間もあまり取れなかった。
そんなハードな毎日を支えてくれたのは家族だった。
家事は全てやってくれた。学費が僅かに足りないとなった時にはいつの間にか家族総出でやってたらしい内職で貯めたお金をポンと出してくれた。

「私の病気やこの子達のために頑張ってきた春紀ちゃんがやっと自分のために頑張っているんだもの。余り力になれなくて親としては情けないけど、いつだって支えてあげるわ」

「お姉ちゃん。私、今のお姉ちゃんのほうが好きだよ。前より一緒にいられないけど生き生きしてるお姉ちゃん見てると嬉しいの」

「あたしもねーちゃんすきー」

「おれもおれも!」

その時初めて妹や弟の前で大泣きした。本当に救われた気がした。
だから家族には感謝しているのだ。
家族それぞれが好きなケーキを詰め合わせた箱を大事に大事に抱えて家の前に辿り着いた。
第一声はどうしよう?どんな反応だろうか?ケーキ喜んでくれるか?
などと色々と考えながら玄関を開けた。
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 07:19:23.21 ID:MGIjoCEi0
“それ”は綺麗に並べられていた。

最初は何だかよくわからなかった。

何か丸い物が転がっているくらいしかわからなかった。

「は、はは……あいつらボール出しっ放しじゃねーか……」

わからなかった?否、ただそう思い込みたかっただけだ。

「お、お姉ちゃん、け、ケーキかってきたんだぞ……」

見た瞬間に分かる。伊達にあの世界にいたわけじゃない。こんなの嫌と言うほど見てきた。
しかし認めたくなかった。もし認めてしまえばきっと自分は壊れてしまう。


開けっ放しの玄関から風が入り込む。
丸いソレの一部分がさらさらと靡く。

「う、あ……ああ……」

ーーソノスキマカラ

「ああああぁぁ……」

ーーメガアッタ

「ああああああああああ!!」

愛する妹、弟、母。家族全てが首だけでそこに居た。
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/08/12(火) 07:20:59.26 ID:MGIjoCEi0
恨まれることなど数え切れない程やってきた。実際に報復されることは少なくなかった。
それでも無事でいられたのは殺し屋としての才能と強い覚悟があったからこそ。弱味を握られるなどありえなかった。
だが今は違った。あの学園に行ってから牙を抜かれ希望という光を見つめ出した彼女に、背後に忍び寄るドス黒い影に気付く事ができなかった。

犯人に対しての怒りとこの結果を招いた後悔と家族に対する謝罪と大切なものを失くした喪失感。あらゆる感情が爆発し彼女は叫び泣き嘔吐し続けた。

「……んっ……っ!」

何かが聞こえた。居間の方からだ。
これをやった犯人かと思ったが様子がおかしい。
ふと、目の前の顔が足りない事に気付いた。あまり直視をしたくはないが自分の招いた結果だ。確認し目に焼き付けておかねばなるまい。

「冬香がいない……冬香!いるのか!?」

急いで居間に向かうとボロボロになり縛られた冬香が転がっていた。殴打され無惨な姿だがまだ生きていた。春紀は急いで駆け寄り猿轡を外す。
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 07:21:57.08 ID:MGIjoCEi0
よかった。生きていた。
もう家族は冬香だけだ。もう二度とこんな目には合わせない。これからは何があろうとも守ってみせる。

ごめんな冬香。お姉ちゃん頑張るから。

「……ぇちゃ、ん……逃げ……」

閃光

爆発

衝撃



ほぼ同時に襲いかかった。
冬香の縄解こうと動かした瞬間春紀は見た。冬香の体の下にあった機械。それが爆発した。
冬香の胴体を吹き飛ばし胸元から上と下半身は壁に叩きつけられた。春紀の両腕を吹き飛ばし右頬から顎にかけて抉れ視界が暗くなる。
コンマ数秒の出来事だが春紀にはスローモーションでその悪夢の出来事が見えた。
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 07:24:48.06 ID:MGIjoCEi0
部屋の外まで吹き飛ばされた春紀は思う。

(人の道に一度でも外れた者の末路なんかこんなもんか……なのに夢見ちゃって、バカだなぁあたし……)

体が焼けている。恐らく爆発により出火したのであろう。しかし痛みは感じない。意識が遠のく。

(バカなお姉ちゃんでごめんな……痛かったよなぁ……怖かったよなぁ……)


炎は全てを包み寒河江家のあった場所は消し炭しかなかった。


582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 07:41:17.16 ID:MGIjoCEi0
春紀好きの伊助様お目汚しすみませんでした。僕も春紀大好きです。
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/12(火) 10:11:57.73 ID:BFAnVIKb0
紆余曲折があると面白かった
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 11:07:36.91 ID:bgFzxPAHo
紆余曲折作っても短編に納められないんじゃないか?
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/12(火) 22:01:40.15 ID:JDEAcmjSO
>>582
乙ッスよ!
鬱SSもっと見たいッス
586 :春紀おじさん [sage]:2014/08/13(水) 03:54:51.37 ID:0pa1wLfC0
乙です・・・
でもありえそうな話だよね。黒組のあとは純恋子さん、兎角さんとかももう牙無さそうだな・・・
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/13(水) 04:05:18.23 ID:iwdcMirSO
春紀はその辺頓着してなさそうだからなぁ
引っ越せるほど金ないし
588 :春紀おじさん [sage]:2014/08/13(水) 04:36:00.40 ID:0pa1wLfC0
伊介様にお金出してもらうしかないな
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/13(水) 11:45:46.57 ID:wFPCrRdfO
むしろ犬飼ハウスに住まわせて貰おう
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/13(水) 14:12:31.75 ID:iwdcMirSO
http://i.imgur.com/5VDYhTz.jpg
テレビもないっスからねえ
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/13(水) 17:18:05.03 ID:aAgABZGHO
エンゲル係数高そう
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/13(水) 17:20:13.42 ID:Orxruja1O
伊冬楽しみにしてるっスよおおお
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/13(水) 18:00:24.58 ID:/zzygORoo
このクソ狭い中にあれだけの人数がよく住めるな
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/13(水) 21:55:58.84 ID:K61QXX9n0
乙っす
たまには後味悪いのも良いよ
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/13(水) 23:50:55.18 ID:rBBgioo/O
真昼「誕生日」




真昼「…は…英さ……あの…」

純恋子「何かしら?番場さん」ニコ

真昼「……あ……あの…その……」モジモジ

純恋子「?…番場さん?」

真昼「…えっと……あの……お…」

純恋子「?」

真昼「お……お……っ…///」モジ…

純恋子「お?」

真昼「……っ…な、なんでも……ない…っ…ます…」

純恋子「え?……そう」

真昼「…ぅぅ」

純恋子「じゃあ、そろそろ出ましょうか。遅刻してしまいますわ」ニコ

真昼「……ぁぅぅ……はい」
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/08/13(水) 23:51:28.18 ID:rBBgioo/O



『…真昼…真昼!』

真昼『!…し…真夜ぁ…』

真夜『お前、まだ言えてねぇのかよ…』

真昼『…ぅぅ……』

真夜『たった一言だろうが…』ハァ

真昼『…だ…だって……』

真夜『…誰かに先越されても知らねぇぞ?』

真昼『!…そっ…それは…』

真夜『嫌だろ?なら、もうちっと頑張れよ…オレも付いてっから』

真昼『ぅ…うん……』
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/08/13(水) 23:53:09.50 ID:rBBgioo/O




純恋子「…番場さん?」

真昼「!…ひゃっ、ひゃい!?」

純恋子「あら、驚かせてしまったかしら」クスッ

真昼「…い…いえ……あの…す…すみま…すみ…」

純恋子「クスッ…ねぇ、番場さん?」

真昼「!…は、はい…?」

純恋子「折角の良い天気ですし、今日は学校なんて行かずに二人でお茶でもしません?」ニコッ

真昼「え…え…?…あの…///」

純恋子「…」

純恋子「ふふ…冗談ですわ。番場さんは真面目ですものね」フフ

真昼「…そ…そんな……「あんれぇー?英さんに番場さんじゃないッスかぁ」

真昼「!」
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/08/13(水) 23:53:46.72 ID:rBBgioo/O
純恋子「あら、走りさん。おはようございます」

鳰「おはよッスー!…あ、そういえば英さん」

純恋子「?何かしら?」

鳰「英さんってぇ、今日お誕…がはふっ!」ドゴォ

純恋子「!?」

鳰「がはっ…うぇ……な、いきなり何スか…番場さん…」ヨロ

真昼「はっ!…ぁ…す…すみま…」

春紀「おーいどした?今すげぇ音したけど…」

伊介「うるさぁーい?」

鳰「いや…何か番場さんにいきなりボディブローを…」ゲホッ

春紀「はぁ?番場さんがやるか?んな事……っと、よぉ英サン!」

純恋子「え?えぇ…おはようございます」

春紀「チラっと聞いたんだけどさー」

真昼「!」
599 : [sagasage]:2014/08/13(水) 23:54:57.04 ID:rBBgioo/O
春紀「英サン、今日誕生…もががっ!」

純恋子「!?」

春紀「…ぷはっ!な、何?番場さん」

真昼「はっ!…ぁ…あう……あの……」オド

純恋子「…ば、番場さん?」

真昼「………はう……えっと……その…」

晴「あ!英さーん!!」タッタッ

真昼「!」

純恋子「!…一ノ瀬さん」

晴「英さん!お誕…「英さんっ!!!」

純恋子「!?」

晴鳰春紀伊介「「「「!?」」」」

純恋子「…ば、番場さん…?」

真昼「はっ!」
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/08/13(水) 23:56:47.49 ID:rBBgioo/O
真昼「…あ……あの……あの…っ…////」

純恋子「…番場さん?」

真昼「…っ……」

真昼「おっ…お誕生日っ!」

純恋子「…え?」

真昼「…………お…おめで……とう………ます………////」

純恋子「!」

真昼「…////」カァァァ

純恋子「…番場さん」






鳰「……はいはーい、邪魔者は撤収ッスよー」パンパンッ
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2014/08/13(水) 23:58:11.73 ID:rBBgioo/O



純恋子「…番場さん」

真昼「…っ…///」

純恋子「朝から何か言いたそうだったのって…」

真昼「……は…はい…その…っ…一番に…言いたくて……///」モジ

純恋子「…ありがとう……番場さん」ニコ

純恋子「今までで最高の誕生日ですわ」

真昼「…そ…そんな……///」

純恋子「ねぇ番場さん…やっぱり今日は、二人でお茶にしません?」ニコ

真昼「え…え…?…あの…」

純恋子「…駄目かしら」

真昼「……きょ」




真昼「…………今日は…特別…ます……///」



この後めちゃくちゃお茶会した

おわり
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/13(水) 23:58:51.59 ID:rBBgioo/O
間に合った…急いだんで雑ですがw
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 00:01:34.20 ID:5Jhhe+3zo
んはあああああああああああああん最高ですわあああああああああああ
604 :春紀「それからのあたしら」 [saga]:2014/08/14(木) 00:31:40.00 ID:q7mrhv0io





あれはいつだったか、夏の暑い日の話だ。




その頃のあたしは、建設現場で働いてた。
昔は暗殺者なんてアコギな商売してたこともあったんだけどさ。
まあ、そういうのは、ちょっと色々あって廃業。

……って、アンタらなら全部知ってるわな。いまさら隠すようなことでもないのは重々承知。
黒組の敗者を機に真っ当な仕事しながら家族養うんだって決めたのもその頃。

晴ちゃんと東のやつに負けて退学になってからさ。色々考えて。
自分を赦す……っていうのかな。そういうことがようやくできるようになってきた時期でもあったんだ。
家族のためとはいえ、自分の手を汚すのも、他人の命を奪うのも、間違ってたんだよな。

……で、なんだっけ。
えーっと……そうそう。話はそっから少し後。話かったのは。聞いて欲しかったのは。



それからのあたしら。



605 :春紀「それからのあたしら」 [saga]:2014/08/14(木) 00:32:40.82 ID:q7mrhv0io
話しを戻すね。そう、それは夏の暑い日の話だ。
……いや、夏ってのはいつだって暑い日ばっかなんだけどさ。
特にあたしみたいに建設現場で働いてるような女にとってはね。でも、その日は今までの夏の中でも特別に暑かったんだ。
その日も勿論仕事でさ。確か、何十階建てだったか、でっかい高層マンションの基礎組みに入ったばっかりの頃。

その頃あたしはまだ土方入って間もない頃で、力にはそこそこ自信あったけど仕事じゃまだまだ新人もいいとこ。
何するにしても手間取っちゃって、よく先輩土方のおっちゃん方にどやされてたっけ。たは。DIYそこそこやってた程度じゃそりゃ本職には敵わないわな。
最近の土方って結構凄いんだぜ?見ただけじゃさっぱり使い方わかんねーような機械使いこなして、熟練にもなるとこまっかい字で数字書かれた図面とかも
見ただけでひょいひょいって間違い指摘したりさ。あんなの立派な大学出てる監督さんだって型なしだって。

また話が逸れた。で、その日の仕事も汗を拭き拭き、重い重いって内心愚痴りながら延々鉄筋運んでた(普通女にそればっかやらすか!?)わけ。
ま、それでもお昼前には一段落自分の仕事終えて、ポケットの塩飴と監督の差し入れの冷えたコーヒーで一服入れてたとこに親方が来たんだ。あたしは身構えたね。
いっつも苦虫噛み潰したような顔したおっさんが、ニヤニヤしながらあたしのとこ来て、財布取り出し始めたもんだからさ。
あ、これまたパシらされる(飲み物とかの買い出しは下っ端の役目だ)、って思ったもんだから。そしたらあのジジイ、なんて言ったと思う?
「お前今日はもうあがっていいぞ」って、財布から万札と駐車場の切符出して無理やりあたしの手に握らせて。(つまり車使っていいってことだ)
はぁ!?ってなもんだ。この仕事、たま〜に現場でトラブルが合った場合とかは早く帰れることあるんだけど、その時はそんな感じでもなかったしさ。

呆気に取られて鳩(鳰じゃないよ)が豆鉄砲食らったみたいな顔してたんだろうな、あたしは。
その顔を見て、親方と、ついでにいつの間にか集まってた職場の連中がみんなで一斉に爆笑したんだ。感じ悪。
しまいには現場仕切ってる監督(普段めっちゃ怖い)まで出てきて「今日は定時上がりで付けといていいから」って。一瞬担がれてんのかと思った。

で、ここに来てようやく何か自分の預かり知れぬところで巨大な陰謀が動いているらしいことを把握したあたしは、その犯人の存在に勘付いたわけだ。
このムサイおっさんどもが嬉しそうにあたしに愛想振りまいてるなんて、原因は一つしか無い。そう思って辺りを見回したら……居た。二秒で見っけた。
男所帯の建設現場の一角、プレハブで出来た現場事務所の中に場違い過ぎるほど場違いな扇情的女王様オーラを放つバカ。全てを悟ったあたしは、ため息一つ。
足取り重くそいつの元へ歩いてったわけだ。そしたら普段電気代ケチってほとんど動かすことすら無いエアコンをガンガンに効かせて。
おまけに普段あたしに物覚え悪いんだよ!ってゲンコツ食らわしてくれるいかつい兄ちゃん(根はいいやつ)に飲み物まで用意させて(鼻の下伸ばしてんなよ……奥さんにチクるぞ)
偉そうに現場所長の事務机に足乗っけてたそのアホ女がこうおっしゃられるわけだ。「遅い。春紀のくせに伊介待たすとかどうゆう了見?殺すぞ♥」
はい。我が現場のアイドル。兼女王様降臨。
606 :春紀「それからのあたしら」 [saga]:2014/08/14(木) 00:33:32.38 ID:q7mrhv0io
「待たすも何も……今日伊介様が来るなんて知らなかったし。ってか、今日は仕事なんじゃなかったっけ?」
「そんなの速とっくに片付けたに決まってんでしょ。伊介は速攻なの♥」
この存在の何もかもが脳みそスカスカ感醸し出してる女は、あたしが今の職場に就職してからしばらくして、突然現れた。
黒組以来で最初に会ったのは、マンションの骨組みをする前。あたしらが現場に入る前の、下見で来た時だ。
突如現れたこのエロテロリストに現場は騒然となった。そりゃそうだろう。こんな綺麗でエロい女、グラビアアイドルにだってそういない。……っつーかいない。

「それは知ってるけどさ。恵介さんの話じゃ今回はでかい山だって。随分心配してたみたいだけど」
「もう。ママは心配症だから。伊介ももう大人なんだしもうちょっと頼りにしてくれてもいいのに」

そしてもってこのあーぱー美人は、一瞬で現場の男どもを虜にしたわけだ。
おかげで知り合いであるあたしに対して周りが急にちょっと優しくなった時期もある。……数日だけ。
で、伊介様はというと、その数日が過ぎても待遇がぞんざいになるどころか、どんどんランクアップしてくわけだ。
気付いたら頑固者で通ってたあたしのとこの親方も、堅物で通ってた鬼所長も骨抜きにして。
こうやってたま〜にうちの現場に顔を出しては仕事の邪魔をしていく。
ちなみにあたしが前に邪魔だってストレートに言ったら親方からのストレートが飛んできた。
それ見て伊介様めっちゃ嬉しそうだったし。畜生。

「で、今度はなにしにきたわけ?あたしもう帰れって言われたんだけど。まだ仕事あんのに」
言外にお前のせいでな。という意味を含ませてやるが当の本人はどこ吹く風。
「あらよかったじゃない。伊介のお陰で堂々仕事サボれたんだから感謝しな♥」
ふざけんな。って思った。

「いやん♥春紀顔怖い♥」
わざとらしくぶりっ子する伊介様に、さっきから鼻の下伸ばしてた所帯持ちが更に鼻の下を伸ばす。
マジで奥さんにチクってやろうと決めた。っつーかこれは後日談だが、マジでチクった。その翌日顔に青痰拵えてきたのにはビビったけどな!
……ま〜た話逸れた。
607 :春紀「それからのあたしら」 [saga]:2014/08/14(木) 00:34:08.68 ID:q7mrhv0io
「ふざけんなっつの!あたしは見ての通り今仕事してんの!早く一人前になって!給料上げて!
下の奴ら一人前になるまで食わせなきゃ駄目なんだから遊びに付き合ってる暇なんか「春紀、最後に休んだのいつ?」……え?」

いい加減一回怒っとこう。そんでちょっとアドバンテージ一回奪っとこう。そんなあたしの打算を含んだ大声を途中で遮ったのは、いつになく真剣な伊介様の声だった。
伊介様の真剣な声なんて随分久しぶりに聞いたもんだから、脳みそが理解に追いつくのが遅れたくらい。でも、相手の目を見たら、全部わかっちゃったんだ。
「……春紀、いっつもそう。そうやって自分のことなんか振り返らず誰かのためみんなのため、って。バカじゃないの?心配する方の身にもなりなさいよ!!」
説教だった。あたしの身を案じた、本気の説教。まさかこの人に説教食らうなんて、って愕然としたもんさ。助けを求めようにも所帯持ち鼻の下伸ばしオヤジはいつの間にかその場から姿を消していた。
いらんとこで空気読みやがって。それにあいつの気配遮断能力。その気になれば相当な暗殺者になれるぞ畜生。あたしがお墨付きしてやる。

この話題になったらあたしはもうサンドバッグみたいなもんだ。それくらいは学習してた。だから平謝りの一手だ。
「ああ…わかったよ。わかった。ごめん。確かに最近は親方に無理言って休みの日も仕事出させて貰ってたもんな。心配させて悪かった」
「本当に悪かったって思ってんの?いっつも口だけなの伊介お見通しよ?」「ぐう……」
一瞬で封殺されて押し黙ったあたしに、伊介様は珍しく優しい感じで笑った。

「ま、そこが春紀のいいとこでもあるって、みんなわかってるから。だからたまにはゆっくり休め♥」
これ。今日も今日とて遊びに来た伊介様が、あたしに会う前に親方と世間話(意外なコミュ力だなぁおい)した時に、あたしが全然休まねぇ、って愚痴を聞かされたらしい。
なんだかんだ親方、あたしのこと心配してくれてんだよなぁ……。まだまだ大丈夫だって言ってんのに。
あー……。確かに作業効率が最近下がってきてるとか監督にデータ持ちだされた時はちょっと考えたけど。……うん。ちょっと意固地になってたかもな。あの時は。
そんな頑なになって働き続けてたあたしの頑固っぷりを知った伊介様が、なら伊介にまかせて。はーと。って感じで一肌脱いだってのがことの真相だったらしい。

今になって思えば、親方が有無を言わせず「帰れ!」って言ってきた時に内心「あたし今日なんかやらかしたか?」って
怯んで車のキー受け取っちゃったって時点であたしの負けは決まってたのかもしれないな。
そこまでお膳立てされた上で伊介様のとこに連れてかれて、こんな話聞かされたんじゃね。これはもう休まないわけにもいかない。
謎の敗北感を覚えながらも、ぱぱっと私服に着替えて(と言っても作業服を脱いで上着羽織るだけだけど)親方や先輩方に挨拶だけして回って、現場を後にすることにした。
「おう!」とか「おつかれ!」みたいな普通の声もあれば「しっかり英気養ってこいよ」だの「やっと休む気になったか」だのの声もあり。
そういうのはまだいいんだけど、「デート楽しんどいで」だの「しっかりキメてこいよ」だの。
「ヒュー!」って口笛に至っては結束線と番線使って久しぶりに暗殺術の腕披露してやろうかと思ったよ。
608 :春紀「それからのあたしら」 [saga]:2014/08/14(木) 00:35:09.44 ID:q7mrhv0io
で、そんなこんなで現場用のミニバン(もう一台ハイエースがあるんだけど、そっちはムサイので
ギュウギュウ詰めになるってんであたしは普段もっぱらこっちを移動用に使せてもらってる。今更ながらに気づいたのだが、どうやらあたしはなんだかんだ女扱いされているらしい)
に乗って、くっついてきて勝手に助手席に乗った伊介様に汗臭いだの車が汚いだの文句言われながら家路に就いたわけだ。

「あ。帰りにド●キ寄ってっていい?」「ブランドのバッグ買ってくれるなら許す♥」「ざけんな金持ち」
通常ウチの会社の現場仕事は半分日払いの残りが月末に口座振込みで、つまり親方に手渡されたさっきの万札は今日の分の日給。プラス、ちょっと色つけたやつ。
……これも後日談だが、別にボーナスをくれたとかじゃなく後日払いの分を多めに日払いに回しただけだった。畜生。それならそうと言え。
そのちょっと色付いた(ふうに見せかけた)万札で気が大きくなっていたあたしは、家への最短ルートを少し迂回し、フラフラと最愛の店、すなわち某ディスカウントショップに立ち寄った。
ところ狭しと陳列されたいろんな商品の数々に、否が応でもワクワクしてしまう。
「貧乏性ねぇ。つーか、春紀この店に似合いすぎ」「うるさい。そっちだってこの店に溶け込んでるぞ。主にケバケバしさとか」「この場で死ぬか♥」
そんな軽口を叩き合いつつ目当ての品を見つけ、手に取る。「なによそれ?ダサいスニーカー?」「見てわかんない?安全靴」「…」
「ダメだこいつ」みたいな顔してあたしを見るこの女に、いかにこの靴が現場作業者の安全を守ってくれているかを力説しようと思ったがなんだか虚しくなって止めた。

「アンタさぁ。暗殺者辞めてからこっち、女もついでに辞めてない?」「失礼な。そんなわけないだろ。何を根拠に」「御洒落止めたじゃない」「金無いもん仕方ないだろ」
「だからって、最低限の身だしなみってものがあるでしょうに」「なに常識人みたいなこと言ってんだよ」

女物の真っ白なランニングシャツを手にとってサイズを確認するあたしに、深い溜息を吐いて伊介様が言う。
「ああ。またそんなださいシャツ選んで……」「安いし経済的なんだよ。それに現場仕事にお洒落して行ってどうすんのさ」
「私服に着替えるでしょ?その時おしゃれして帰ればいいじゃない」「現場用のミニバンに乗って?」「…」「はい論破。あたしの勝ちな」
「……まあ、伊介には春紀がシャツ買うのに対する異議はないわ」「なんで?」「最近いつ会ってもあっっっっせ臭いし!!」「なっ!生理現象に対する中傷は卑怯だぞ!!」
「あー臭い臭い。ちょっと近寄らないでくれる?汗臭いの感染っちゃう。制汗剤買ってあげようか、伊介の奢りで。あ、それじゃ効果薄い?消臭剤がいい?」「ふざけんな!しまいにゃ泣くぞ!」
「あははははは!春紀おもしろ〜い♥」「……はぁ」

……敵わない。って思った。奔放過ぎるだろこの女。

ようやく静かになった伊介様にしばしば頻繁に茶化されながらも(あれ、全然静かになってなかった?)、それからしばらく買い物をしてた。
伊介様は途中で飽きたんだかなんだか(とその時は思ってた)どっかにフラフラ行っちゃったけど。
ようやく目当ての買い物が全部終わって、腹減ったなーと携帯の時計を見たら、ようやく正午。
仕事してないとこんなに時間って経つの遅いんだなーって、働き者っぽいことを考えてると伊介様がニコニコしながらあたしのとこに戻ってきた。手にブランド物のバッグ持って。
609 :春紀「それからのあたしら」 [saga]:2014/08/14(木) 00:35:53.04 ID:q7mrhv0io
「マジかよ……」「可愛いのあったから買っちゃった♥」「ブルジョワジーだな。庶民の敵め」「でかい山越えたって知ってんでしょ?その分今の伊介はお金持ち♥」
「暗殺者ってほんと儲かるよなぁ」「復帰する?なんなら伊介とチーム組む?」「冗談。あたしは真っ当な道歩むって決めたんだ」「あっ、そ」

つまらなさそうに伊介様が頬を膨らます。こいつは暗殺者って職業に誇りを持ってるから、事あるごとにあたしをそっちの道に再度引きずり込もうと誘惑してくるのだ。
主に金銭面でこうやって金遣い荒いことやって、欲しくもないブランドバッグ見せびらかしてくるのもその一環だろう。ま、あたしはそんな見え見えの悪魔の誘惑には負けないけどね。

「ぶー。春紀、つまんない。もうちょっと物欲しげな豚みたいな卑しい顔見せなさいよ」「そこまで言うか」
訂正。この女、そこまで深く考えてないかもしれん。ただあたしに色々見せびらかしたいだけなのかも。

「ところで伊介様、お腹減んない?」「何よ?春紀が暗殺者に戻る気ないなら奢らないわよ?」「誰も奢ってくれなんて言ってないじゃん」「ほんと?本当は伊介に奢って欲しいんじゃないの?」
「奢ってくれるなら感謝の言葉くらいはくれてやるぞ」「いやですー」「じゃあ感謝しない。、むしろその反対」「感謝の反対語って何よ」「……逆恨み?」「身に覚え有り過ぎるわ〜」
「暗殺者に対する恨みなんて正当なものばっかじゃないの?」「冗談。暗殺されるような事してる奴らが悪いのよ」「伊介様ってほんといい性格してるわ」「あらありがと♥」
「……皮肉だかんな」「知ってる」「…」

そこまで話したところで、埒が明かないと判断したあたしは話題を戻すことにした。
「いや、せっかくここまで来たんだし、今日はちょっと給料も色つけて貰ったし、久しぶりに贅沢して外食もいいかなって思ったんだけど」
どうせ家に帰ってもうちの奴らはあたしが帰ってくることなんて知らないしな。いきなり帰っても一人分だけ作り直させるのは気が引ける。そう思っての判断だった。
「へえ?珍しいこともあるわね♥」「伊介様も来る?一応、職場の連中に連れられて何度か行ったことあるんだ。味は保証するよ」「奢り?」「絶対自分持ち」「えーどうしよう♥」
無駄なやりとりだった。どうせ来るなって言っても付いてくるのはわかりきってたしね。
610 :春紀「それからのあたしら」 [saga]:2014/08/14(木) 00:36:46.06 ID:q7mrhv0io



「なにこの汚い店」
ラーメン屋に着いて開口一番、この馬鹿女はあたしに喧嘩を売った。
綺麗どころにそういうこと言われるのは慣れているのか、チンピラ上がりと言う割には温厚な店の店主は「はは」と笑ってお冷を二つ寄越す。砕いた氷がたっぷり入っててありがたい。

「何言ってんだよ。この店夜は伊介様みたいな格好した風俗嬢いっぱい来るんだぞ。安くて旨くて遅くまでやってるから」
「へえ、春紀伊介のことそんな風に思ってたんだ。今ここで死ぬか♥」「あたしにだって譲れないものはある」

まるでこれから決闘でも始めそうな物騒な会話を交わしながら、あたしの目は開いたメニューを真剣に追って、脳みそは何を頼もうか真剣に悩んでいた。
ちなみに伊介様はお冷に夢中だ。外は相当暑かったしな。
この店の目玉は味噌ラーメンだ。形が崩れるまでコトコト煮込んだ野菜ベースのスープにピリ辛味噌がガツンと来る、ニンニクとしょうがの効いたパワーが付くやつだ。
これを食べると全身に熱が駆け巡って、わけがわからないほど走り出したくなる。仕事で本当に疲れた時とか、しんどい仕事の後にたまに親方が連れてきてみんなに奢ってくれるのだ。
今日はそんなに疲れてないけど、そういうのとは関係なくたまに無性に食べたくなる味でもあって、今はそのたまにに該当する。そうと決まるともうほかのメニューは見えなくなった。
「よし、決めた。伊介様は何にする?」「担々麺。辛いやつ」
メニューも見ずにのたまった。

「おいおいメニューも見ずに決めんのかよ。まあ、幸いこの店担々麺あるけどさ。無かったらどうするつもりだったの」「ばーか」
小馬鹿にしたように言われ、むっとして反論する。売り言葉に買い言葉。
「何が馬鹿だよ。そっちこそさっきから我儘もいいとこじゃないの」「なんで担々麺頼んだら伊介が我儘なのよ」
「だってそうだろ!?メニューになかったら店の迷惑になるわけだし!そんなに人困らせて楽しいのかよ!」「ははっ。うける♥」「ああん!?」
なんだかわけがわからないくらい無性にイライラして伊介様の胸ぐらを掴もうとしたあたしを制したのは、以外にも店主のおっちゃんだった。
(湯切りが目の前に来てビビった。いくら無口だからってせめて一声かけて欲しい)
止めてくれるな!とおっちゃんの顔を見たあたしに、店主は黙ったまま口元だけで苦笑して、親指で店の奥を指し示す。

「あ……」

その先には、【店主オススメ!担々麺 820円(税込み)】の張り紙が……。

「ばーか。しゃしゃってんじゃねーぞ早漏♥」
呆然とするあたしに向かって、横から容赦無い追い打ちが浴びせられた。オーバーキルとかほんとこの女はひどいやつだ。
敗北者のあたしは惨めな気分でお冷を一気に飲み干した。トドメとばかりに氷も全部がりがり噛み砕いてやったもんね。この、この、まいったか。がりがり。
ん。ラーメン?美味かったよ。伊介様も文句言いながら美味そうに食ってたしね。
611 :春紀「それからのあたしら」 [saga]:2014/08/14(木) 00:37:55.38 ID:q7mrhv0io

……と、ちょっと待って。

あ、やべ。親方から電話だわ。あ、うん。ごめん、席外すね。
ああ、それじゃあ話の続きは……。うん。ごめんね。

……それじゃあ、話の続きは、また後でってことで!


じゃっ!
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/14(木) 00:42:57.17 ID:q7mrhv0io
終わりじゃ。
春紀と伊介様でドンキデートしてるDQNカップルみたいな一日を書きたかったのですわ。
一応あと2,3回分の構想はあるけど書くとしてもいつ書くかわからんし
続きを書くか書かないかもわからんのでスレ立てせずにキリ良く書いたと見せかけてここに投下しますた。
地の文疲れるッス。
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 01:06:03.29 ID:45PRegUW0
電話はいつ終わるんすか?早く続きを聞かせて欲しいッス!
614 :春紀おじさん [sage]:2014/08/14(木) 14:02:48.84 ID:XjB3GJnF0
乙!
続きプリーズ!
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/14(木) 15:43:45.47 ID:AdWAbsGC0
>>612
もう別でスレ立てていいじゃん。続き早よう!
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:14:26.63 ID:v5riUGeN0
春紀の妹、冬香ちゃんのお話し
こんなの冬香のイメージじゃない!って感じになるので閲覧注意ッス
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:14:37.91 ID:/a0uBplgO
春紀「ただいまー」

冬香「おかえりな……あ」

伊介「相変わらず狭い家、引っ越せばー?」

春紀「お金溜まったらな。冬香、伊介様泊まってくから」

冬香「う、うん……こんにちわ」

伊介「あら、冬香だっけ。伊介様がお邪魔してあげるわね」

冬香「……ほんと邪魔」ボソッ

伊介「なーんか言ったー?」

春紀「ほら玄関突っ立ってないで入りなよ」

伊介「……わかってるわよ」

冬香「…………」
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:15:32.90 ID:/a0uBplgO
冬香(私はあの人が嫌いです。自分勝手だし態度でかいし胸がでかいしはーちゃんをこき使うし)

冬香(はーちゃんもはーちゃんだよ。なんであんな奴の言いなりに……)

春紀「冬香〜」

冬香「え、あ!なにはーちゃん?」

春紀「ご飯作ろうか。今日は冬香の好きなチキンカレーだ」

冬香「本当に!?」

春紀「しかもいつもの安い胸肉じゃなくモモ肉と手羽元入りだ!」

冬香「そ、そんな大丈夫なの!?」

春紀「給料入ったからな。じゃあ野菜の皮むき頼むよ」

冬香「うん!ありがとうはーちゃん」
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:16:50.50 ID:/a0uBplgO
冬香(やっぱりはーちゃんは優しいなぁそれなのに……)

伊介「お腹すいたー。春紀ーご飯まだー?」

冬香(はーちゃんは騙されてる!はーちゃんは渡さない!はーちゃんは私が守る!)


伊介「春紀ー」

春紀「またかよ、ホント人使い荒いよな伊介様は、はいあーん」

伊介「もぐもぐ……そんなに言うなら伊介が食べさせてあげるわよ、あーん︎」

冬香(このクソアマぁ……私の、家族の目の前でイチャコラしてぇ……)

荘太「おばちゃん!俺にもあーんしてよ!」

伊介「おばちゃんじゃなくて伊介様っつてるでしょ?[ピーーー]わよ︎」

アキヒ「いーちゃんあーん!」

伊介「だから伊介様って……あーむ」

春紀「ははは、すっかりうちの家族と馴染んだな伊介様」


冬香(馴染んでない!少なくとも私は認めない!認めないんだから!)

花鈴「冬ちゃん機嫌悪そう……」

愛瑠「いーちゃんくるといつもだね……」
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:18:32.42 ID:/a0uBplgO
………………
…………
……


春紀「じゃあ電気消すぞー」

全員「「「おやすみなさーい」」」

ーー1時間後

冬香(……そろそろかしら)

伊介「……ねぇ春紀ー︎」

春紀「……ぅん?どうしたの伊介様?」

伊介「するわよ︎」

春紀「いやいや、ここ実家だかんね?」

伊介「もうみんな寝てるわよ。伊介の言うこと聞きなさい︎」

春紀「そういう問題じゃ、ひゃうっ!」

伊介「お互い仕事忙しくて溜まってるし、伊介我慢出来なーい︎」

春紀「ちょっ……!ほんとダメだっ……あ、うぅん……」ビクビク

冬香「ブアックショーイコンチキショー!!」

伊春「「……!?」」
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:20:08.34 ID:OJP/mNXC0
冬香「……」

伊春「「…………」」

冬香「……ぐうぐう」

伊春「「ほっ……」」

冬香(ほっ……じゃねーよこの発情牝豚が!何私のはーちゃんに手出してるのよ!しかもこんな所で、脳みそまでピンク色なの!?)

冬香(まあ、これで何とか阻止出来……)

伊介「……さっ、続きしましょ︎」

春紀「何でだよ!」
冬香(何でだよ!)

冬香(ビッチもここまで来ると清々しいわね……かくなる上は)

冬香「う、うーん……ぁーちゃん……」

春紀「い、伊介様ちょいまって」

伊介「……ちっ」

冬香「……はーちゃん」

春紀「ど、どうした冬香?」

冬香「怖い夢見て……ぐすっ、だから一緒に寝てもいい?」

春紀「え、あ……お、おう!勿論だよおいでおいで」
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:23:03.60 ID:/a0uBplgO
冬香「えへへ、ありがとうはーちゃん。それじゃあお邪魔しまーす(ニヤリ)」

伊介(……!今こっち見て笑った?)

春紀「冬香とこうして寝るのも何年振りかなぁ」

冬香「うん久しぶり……やっぱりはーちゃんと一緒だと落ち着く(ニヤリ)」ギュー

冬香(そう簡単には渡さないんだから、淫乱ピンクビッチ!……あぁ、それにしてもやっぱりはーちゃんいい匂い)

伊介(……そういう事ね。いいわ、生意気なクソガキがこの伊介様に喧嘩を売ったこと後悔させてあげる)


こうして嫁(?)と小姑(?)の長い長い小競り合いが勃発した。
当の春紀はそんなこと露知らず、2人のじゃれ合い(春紀にはそう映っている)に顔を綻ばせる毎日でしたとさ。
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:24:31.17 ID:/a0uBplgO
以上ッス!
春紀を中心とした人間関係がたまらなく好きッス
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 18:58:26.21 ID:SnYJJfnSO
なんかきっかけがあるとすごく仲良くなりそうな二人に期待
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/14(木) 19:53:42.52 ID:SVp6mJF8O
この冬香ちゃん好きッス!
続編期待ッスよー!
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/14(木) 23:00:33.53 ID:NpFBcQ9r0
面白かったw
今後に期待
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/16(土) 22:52:19.83 ID:PIeS7aRCO
伊介様のキャラは妹が受け入れられないのも仕方ないわ…
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/26(火) 04:53:37.46 ID:eZrxAzcl0
乙ッス
伊×春←冬とか俺得すぎる……こういう三角関係大好物ですわ……
>>627
実際冬香ちゃんと同じ様な状況(家族の為に身を削って生きてきた大好きな姉が我が儘ビ○チにしかみえない年上の女を彼女として連れ込んだ)だったらそりゃ動揺するし戸惑うわなw
しかしこの伊冬はなんだかんだ仲良くなりそうだw
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/27(水) 01:51:36.20 ID:WFwxhwHC0
乙!
あなたが神か……
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/28(木) 03:11:22.49 ID:7jA4D7XX0
ーー七号室ーー

鳰「いやー、平和ッスねー、そりゃもうウチが暇なほどに」ニヤニヤ

鳰「皆さんヤル気あるんッスかね?」ハァ

鳰「こう何かイベントとか起きないかなー」ノビー

ドア<フラグタテタナ

???「は、走り、すまないが入れてくれないか?」コンコン

鳰「……なんか数秒前の自分の口を塞ぎたくなったッス」

鳰「はいはい、今開けるッスよー」ガチャガチャ

しえな「すまない、助かる」イソイソ

鳰「取り敢えず座るッス、茶でも煎れるんで、まぁペットポトルッスけど」

しえな「なんでもいい、ありがとう」

鳰「で、どうしたんッスか?」つPET茶inコップ

しえな「実は…」

ドア<オッテガキタゾ

???「ねぇ、しえなちゃーんいるんでしょー?」コンコン

鳰「……」チラッ

しえな「……」フルフル

鳰「…武智さん何ッスかー、こんな時間に?」

乙哉(ドア越し)「しえなちゃんがこっちの方に逃げたの、匿ってるでしょ」チョキチョキ

鳰「ウチは子供のいない虎の巣穴に入る趣味はないッス」

しえな「……」コソコソつカンペ

鳰「…あ、あー、そういえば部屋の前を誰かが走る音を聞いたッスよ」

乙哉(ドア越し)「そうなの?ありがとー、しえなちゃん逃がさないぞー」バタバタ
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/28(木) 03:12:22.92 ID:7jA4D7XX0
しえな「……行ったか?」ヒソヒソ

鳰「……多分」ヒソヒソ

しえな「ひとまず助かった…」ダツリョク

鳰「そうッスか、ウチは違う意味で脱力したいッスよ…」ハァ

しえな「巻き込んだのは謝るよ、すまない」

鳰「巻き込んだからには説明してくれるんッスよね?」チャクセキonベット

しえな「あぁ…」チャクセキon床


ーー回想ーー

乙哉「ねぇ、しえなちゃん」チョキチョキ

しえな「なんだ、武智」ペラッ

乙哉「あたし、最近欲求不満なんだけど」チョキチョキ

しえな「へぇ、花を切るのはいいがちゃんと片付けてくれよ」ペラッ

乙哉「そうじゃないの……もう花じゃダメなの」チョキチョキ

しえな「へ?」ピタッ

乙哉「ねぇ…切らせて」スッ

しえな「いや、待て武智」タジッ

乙哉「おさげでもいいから」

しえな「ダメに決まっているだろ!」

乙哉「でも…もう我慢できないの」チョキチョキ

しえな「う、うわああぁぁぁ!!」ダッ

乙哉「なんで逃げるのー?アハハッ、待ってよー」
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/08/28(木) 03:13:18.59 ID:7jA4D7XX0
ーー戻って七号室ーー

しえな「ってことが…な」ハァ

鳰「……欲求不満ならちゃっちゃと予告状出してほしいッスよ」ハァ

しえな「まったくだ」

鳰「もう剣持さんが予告状出しましょうよ」

しえな「それにはまだ情報が足りない」

鳰「そうッスか…で?」

しえな「で、って?」

鳰「今夜はどうする気ッスか?」

しえな「……泊めてくれ」

鳰「……床ッスよ」

しえな「あぁ、構わない、ありがとう」

乙哉「そこはベットを譲るもんじゃないのー?」

鳰「何でッスか、ここはウチのh…へ?」

しえな「た、武智!?鍵は…」サァ

ドア<マモレナカッタ・・・

乙哉「鍵?…あぁ、もっといいもの付けないとピッキングの良い標的だよー」チョキチョキ

鳰「良くここにいるって分かったッスね」

乙哉「ちょうど晴っちにあってさぁ、誰も見てないって言うから…ねぇ?」

しえな「……」

乙哉「もう逃がさないよー、3Pがいいならあたしはそれでも…」チョキジュルッ

しえ鳰「う、うわああぁぁぁ!!!」

〈この後無茶苦茶逃げ回った〉
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/29(金) 12:30:06.89 ID:+YZyPHV40
乙しえ乙
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 18:12:30.42 ID:dKza9VGh0
前にvipで読書好きの柩と香子の可能性があったので書きますた
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 18:13:26.82 ID:dKza9VGh0
柩「あ、こんにちわ」

香子「桐ヶ谷か。お前も読書か?」

柩「はい。昨日借りた本が読み終わったので続編を読みにです」

香子「珍しく生田目は一緒じゃないのか?」

柩「好きな人でも四六時中一緒って訳じゃないですよ」

香子「そうか」



香子「……ふう」パタン

柩「帰るんですか?」

香子「いや、読み終わったから別のを読むだけだ。そうだ桐ヶ谷、さっき返した本のタイトルは何だ?」

柩「○○ですよ。結構面白いのでオススメです」

香子「ありがとう。ついでに飲み物でもとってこよう。何がいい?」

柩「ありがとうございます。では紅茶でお願いします」
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/08/30(土) 18:14:31.12 ID:dKza9VGh0
香子「……」ペラッ

柩「……」ペラッ

香子「……」ペラッ

柩「……」チラッ

香子「……グスッ」

柩「……!大丈夫ですか?」

香子「え?……あっ、こっこれはその何と言うか……!」

柩「ふふっ……私もその本で泣いちゃいました。どこのシーンですか?」

香子「……大切な人を誤って殺してしまったシーンだ」

柩「……ぼくもそこで泣きました。自分がその立場になったらと思うと胸が締め付けられて……」

香子「間違ってもお前はそうならないよいに気を付けろ。とても悲しい事だからな……」

柩「神長さん……?」

香子「すまない。長たるものみっともない姿を見せた」

637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 18:16:33.45 ID:dKza9VGh0
『完全下校時刻まであと15分です』

香子「もうこんな時間か。そろそろ帰ろう」

柩「はい。何だか神長さんとお喋りするのが新鮮で楽しかったです」

香子「お喋りと言うが殆ど無言で本を読んでいただけじゃないか」

柩「でも楽しかったですよ。沈黙も苦になりませんでしたし、泣き顔なんて珍しいものも……」

香子「……お前は意外と腹黒いな」

柩「ぼくはピュアですよ?」


千足「桐ヶ谷、遅くなってすまない。さあ、帰ろう」

神長「ほら、王子様のお出迎えだ」

柩「はい。ではまた明日……その本の主人公ですけど、最後は全てを背負って強く生きるハッピーエンドですよ」

香子「……私に背負えるだろうか」

柩「神長さんなら大丈夫です。もし辛くなっても首藤さんや他の皆がいます」

香子「なぜ首藤なんだ」

柩「仲がいいじゃないですか?では今度こそさようなら」

香子「ああ、また明日な。遅刻は厳禁だからな」
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/08/30(土) 18:18:19.19 ID:dKza9VGh0
千足「神長と一緒だったのか。すまなかった、お喋りの邪魔をしてしまって」

柩「大丈夫ですよ。千足さんは優しいですね」

千足「そうかな?普通だと思うが」

柩「普通……ですか」

千足「…………他の人にはここまでしないかもしれない。き、桐ヶ谷だから……」

柩「……!千足さん、ありがとうございます」



ぼくはもう取り返しがつかない所まで来ている。自惚れかもしれないが千足さんもぼくに好意を持ってくれている。
それが尚更辛い。何故ならぼくは千足さんのターゲットの『エンゼルトランペット』だから。
裏切るとは相手の心を殺す事。だからぼくはいずれ千足さんを殺す事になる。
ぼくには耐えられない。だから現実から目を背けて今の幻想に甘んじる。時期が来れば自ら命を断ち現実から逃げ出す。

ぼくには背負うことは出来ません。だから、神長さん。

ぼくの分まで強く生きてほしいです。



おわり
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 19:53:55.31 ID:HP7DTFJMO
おつ
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/31(日) 00:32:16.79 ID:IdEcYf3d0

ひつこう(略称わからねぇ)もいいね
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/02(火) 01:38:30.73 ID:AF3zU0dS0
アニメでしか観たことがない&どんな話かうろ覚えの未来日記にリドルのキャラをテキトー半分趣味半分で当てはめてみたがSSとして書く力は俺にはなかった
ほぼ思いつきだが考えたネタだけ置いておくので誰か書きたくなったらどうぞ。誰が○○日記所有とかまでは思い付かなかった

1st 東兎角 「ふざけるなっ……おまえ……超ストーカーじゃないか!」
いつも無表情で無愛想、人付き合いが苦手な「普通」の少女。ある日、自分の未来が解る未来日記を手にしたことで彼女の運命は変わり始める。
2nd 一ノ瀬晴 「刺せないよ――そういう未来だから」
兎角のクラスメートの優等生。いつもニコニコ日だまりの様な笑顔でお人好しな明るい少女。ある日、未来日記を手にして戸惑っていた兎角に近付いてきて……。
3rd 武智乙哉 「あー……目撃者出しちゃったかぁ」
兎角の通う高校の先輩。ちょっとソッチの気があるけど明るくて男女問わずモテる美少女、だが……。
4th 寒河江春紀 「おまえの負けだよ、9th。その怪我じゃ動けないだろ?」
女子高生を振る舞うが、正体は警察の抱える特殊捜査員で構成された組織の問題児。サバイバルゲームを終わらせるべく兎角に協力を持ちかける。
5th 番場真昼/真夜 「わたすは……オレは、ただターゲットを[ピーーー]だけだぜ? 殺しのエリート的にさァ」
兎角の家に居候することになる少女。顔に傷がある等謎めいていたが、ある日その正体を現す。
6th 英純恋子 「わたくしの人生は、四肢を捨てたあの日から――全て塗り変わったのです」
英財閥の令嬢だが、両親を事故で失ってから大きく運命が変わってしまった悲運な少女。
7th 生田目千足&桐ヶ谷柩 「東兎角、おまえは愛というものを信じるか?」
兎角を襲う同性愛カップル。過去に悲惨な経験があり、それらを乗り越えて結ばれた為、お互いの存在以上に欲しいものなどないというが――。
8th 神長香子 「わたしは……ここでやめる訳にはいかないんだッ!」
児童養護施設で暮らす生真面目な少女。将来は施設の長になることを切望していたが、未来日記を手にしたことで段々と思想が変わり始める。
9th 犬飼伊介 「ここにいる生徒全員、伊介様の人質だから♪ 勝手に動いたらぁ――殺しちゃおうかな?」
セクシーで強気な美少女で、正体は某国を騒がせているテロリスト。兎角の高校を襲撃した際、兎角に左目を刺され重傷を負う。4thとはそう遠くない昔に会っているらしい。
10th 首藤涼 「のう……香子ちゃん。わしの様な悪い人間になってはいかんぞ」
古めかしい口調でどこか謎めいた少女。兎角が晴と共に犬飼伊介襲撃後に転校した学校先の先輩であるが……。神長の児童養護施設とは何らかの繋がりがあるらしい。
11th 走り鳰 「さァ、ラストスパートッスよ、お二人さん」
飄々とした人物で、兎角と晴の転校先のクラスメート。実は最初からずっと日記所有者の戦いを観測していた。
12th 剣持しえな 「どうだ9th……ボクのこの姿は。カッコいいだろーー!?」
表向きは眼鏡をかけた地味な高校生だが、実はヒーローや正義の味方に憧れていて実際に慈善活動も行っている少女。ふざけている様に見えて様々な技能をもち頭もいい。
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/02(火) 01:53:09.50 ID:AF3zU0dS0
ごめん一応読み返したら変な文があったので訂正。10th 涼バーチャンの項目で、
兎角が晴と共に犬飼伊介襲撃後に転校した学校先の〜
→兎角と晴が転校(犬飼伊介に通っていた高校を襲撃、破壊された為)した先の高校の〜

あと4thの春紀は某西島刑事の役割も兼ねています。連レス失礼したッスよ。
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 20:13:07.48 ID:ZmvQ+G4SO
最終回後、ネカフェでハッキングしてたしえなちゃんが鳰に捕まって百合さんの所に連行されたという設定っス


鳰「理事長、剣持を連れてきたっス」

百合「あら、ご苦労様鳰さん」

しえな(拘束するわけでもなく護衛も走りだけ…なめられたものだな………まぁ実際何もできないけど)

百合「さて、剣持さん…あなたは何を思ってあんな事をしたのです?」


しえな「ボクはやられっぱなしじゃ終われない…せめて黒組の秘密でも暴いて一矢報いてやる…そう思っただけだ」

鳰「ま、ダミーっスけどね、ハッキングしたの」

しえな「……」

百合「ですが、剣持さんの経歴とあの機材で出した成果としてはなかなかのものでした」

鳰「まっ、簡単に破れるもんじゃなかったっスからね」

百合「そこであなたの資質を見込んでうちで働く気はありませんか?」

しえな「…………はい?」

百合「優秀な手駒は幾つあっても足りるものではありませんからね」

しえな「…手駒か、はっきり言うじゃないか」

百合「甘い言葉はかける気はありませんからね、切り捨てられる覚悟くらい決めてもらわないと困ります…でも、あなたはまだ手駒に数えられるほどの実力を持っていない」

鳰(今日の理事長は飛ばしまくりっスね)

しえな「……」

百合「あなたの若さと素質を見込んで声をかけているに過ぎないと理解なさい」

しえな「…でも、ボクには組織が…」

鳰「集団下校ならあんた切り捨てられたっスよ?」

しえな「…え?」
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 20:31:27.33 ID:ZmvQ+G4SO
鳰「うちにケンカ売るような馬鹿を庇うほど優しくないっスよ?」

しえな「嘘だ…そんな……」

鳰「あんたのケータイっス、ほら見てみたらどうっスか」

しえな「ゆかりんからメール…」


from ゆかりん

ゴメンねしえなちゃん、私じゃみんなを説得できなかった
ミョウジョウに逆らって組織を存続するなんて難しいから剣持の事はいなかった事にするって決まったの…
本当にゴメン
許してねしえなちゃん


しえな「あ…あ…うあ…ああああああああああああああああああ!」

鳰(報酬の話した時も感じたっスがこいつにとってあの組織は本当に大事なものだったみたいっスね…)

百合「泣き叫べば誰かが助けてくれるわけではありませんよ?現実を受け入れなさい」

鳰(鬼だ鬼がいる…)

しえな「あ…あ…はぁはぁ……げ、んじつ?」

百合「ただ組織に依存して働くだけではこうやって切り捨てられる…今のあなたの現実です」

しえな「………うぅ」
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 21:18:18.78 ID:ZmvQ+G4SO
百合「………おや、目はまだ死んでいませんね…もう一度聞きますうちで働く気はありませんか剣持さん?」

しえな「ボクは…」

鳰「理事長」

百合「鳰さん、少し黙っていなさい今は剣持さんと話しています」

鳰「…はい」

鳰(大丈夫なんスか?このまま剣持のやつ壊れたりしないっスか?ちょっと気持ち整理させる時間くらいあげても…)

百合「組織に依存していたあなたは死んで、今生まれ変わる機会を与えられたのですこれを活かすか逃すか…考えなさい」

しえな「そんな事を言われても…まだボクは…」

百合「なら死ぬ?」

しえな「え?」

百合「あなたの大好きな集団下校はすでにあなたの存在を抹消したのよ?それに殉ずるなら死ぬしかないでしょう?」

しえな「あ、え…え?」

百合「虐めを苦にして自殺した女子高生S・Kさんなんて明日のニュースで流れたら少しはあなたを切り捨てたことを後悔してくれませんよ?死に場所に希望があれば聞いてあげるけれど?」

しえな「…………嫌だ」

百合「?」

しえな「こんなところで死んでたまるか!良いさ、駒にでもなんにでもなってやるよ!」

鳰(お?)

しえな「くそっ!みんなバカにして!ボクがどれだけやれるか見せつけてやる…ボクを切り捨てた事を後悔させてやるんだ…!」

百合「その気持ち忘れないように…ようこそミョウジョウへ、剣持しえなさん」
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 21:39:02.79 ID:ZmvQ+G4SO
百合「ではさっそくですが初仕事ですが」

しえな「いきなりですね」

百合「人手が足りないのは本当ですからね…あなたには武智乙哉さんの監督役についてもらいます」

しえな「は?」

百合「覚えてるでしょ?武智乙哉さん」

しえな「あいつは…忘れたくても忘れられないですけど」

百合「あの娘の戦闘力は腐らせておくのはもったいないんです、だから買い上げました」

しえな(金持ちの考える事はわからん)

百合「ああ、あなたは武智さんの戦闘力を知らないんですね…仕方ありません、鳰さん」

鳰「はいはいー♪兎角さんと英さんとのあれ流せばいいっスね?」

百合「ええ」

鳰「ういっスVTRスタート」

〜3話、10話の戦闘シーン上映中〜

しえな「」

百合「どう?」

しえな「あの…武智より英が気になって仕方がないんですが…」

鳰「気持ちはわかるっス」

百合「まぁ彼女は気にしないように」

しえな「…まぁ、あれ相手に一撃入れたあいつの技量はすごいと思います…本当に素人なんですかあいつ?」

百合「ええ、訓練を受けた過去もありません天性の資質だけであの戦闘力です欲しいと思うでしょう?」

しえな「そう、ですね…」
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 22:10:55.03 ID:ZmvQ+G4SO
しえな「あいつの戦闘力って殺したい相手にしか発揮されない…?」

鳰「まぁ、女子ならだいたい発揮されるんじゃないっスかね…」

しえな「妙齢の女子ばっかり暗[ピーーー]るのか?ボクと武智で?」

鳰「それどんな事態っスか!?」

百合「どんな時でもあの娘を使えるようにする…あなたの役目ですよ?」

しえな「あの気分屋をやる気にさせるって事か…」

百合「そう、ブレーキ役もね」

しえな「頭痛くなってきた」

百合「ふふふ、簡単な仕事からなんて甘いことはしないのよ」

しえな(でも…武智をボクの味方に引き込めれば…いやいや…無謀な事は考えるな、失敗するのは懲り懲りだ)
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 22:40:11.82 ID:ZmvQ+G4SO
百合「とりあえず会ってみたらどうかしら?」

しえな「そう…ですね…話してみたら何か浮かぶかもしれないし…」

鳰「地下の独房にいるんで外にいる黒服に聞けばいいっス」

しえな「ボク一人でいいのか?」

鳰「もうウチの後輩っスからね、裏切ったらきっちり殺してやるから安心しろっス」

しえな「ま、ボクはまず武智に殺されないようにしないといけないけどな」

鳰「そんな軽口叩けるようなら大丈夫っスね、頑張れ剣持後輩」

しえな「鳰先輩とか呼ばなきゃダメか?」

鳰「いや…いいっス…」
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 22:45:37.48 ID:ZmvQ+G4SO
しえな退出後

鳰「はぁ…どうなることかと心配したっスがうまくまとまりそうっスね……」

百合「鳰さん」

鳰「なんスか?」

百合「ちょっと悪の組織の黒幕っぽい感じでやってみたんだけどどうだったかしら?」

鳰「あんなそんな事を考えてたんスか!?」
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 23:22:49.69 ID:k+w9HbU6o
こういうif好き
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 00:20:52.93 ID:3HVS+YsR0
乙!しえ
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/05(金) 20:39:05.09 ID:6e856rTP0
目一ちゃんの声て悪の幹部とか洒落にならん
653 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:07:08.03 ID:uzFPYB3g0
久々に投下します。
伊介様と兎角さんです。
かなり前にスレでリクエストもらって投下するの忘れてたやつです。
設定は適当です。

朝、金星寮2号室

春紀「伊介様ー、遅刻するよー?」

伊介「う〜ん、まだ眠い・・・」

春紀「遅刻しても知らn・・・ああ、あいつに起こしてほしいのか」ニヤニヤ

伊介「ち、違うわよ、伊介はただ眠いだけよ」

春紀「邪魔しちゃ悪いから先行くわ〜」バタン

お、晴ちゃんおはよー

あ、おはようございます春紀さん

一緒に行こうぜ

はい!

伊介「やっと静かになった・・・」

伊介「・・・」ウトウト

ギィ、バタン

兎角「おい、もう朝だぞ伊介、起きろ!」ガバッ

伊介「ちょ、何すんのよ兎角!」

兎角「遅刻するって言ってるだろ!」

伊介「伊介はまだ眠いの!」ガバッ

兎角「おい!伊介!」

伊介「・・・」

兎角「もう勝手にしろ!わたしは先に行くからな!」スタスタ、バタン

伊介「・・・」

伊介「・・・」ムクッ

伊介(兎角のやつホントに先に行っちゃったの?)

伊介(あー、もう、諦めないで起こしなさいよ!)スクッ

洗面所

伊介(何よあのケチ)ジャー、フキフキ

伊介(もう行ってるわよね・・・)スタスタ
654 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:07:58.50 ID:uzFPYB3g0
2号室前

兎角(一体何考えてるんだ伊介のやつ、遅刻するって言ってるのに・・・)

兎角(こ、これだって別に待ってる訳じゃない、時間が余ってるから居るだけだ)

兎角(そ、そうだ五分、五分だけ余ってるから時間を潰してるだけだぞ・・・)

ギィ

兎角・伊介「!?」ビクッ

伊介「ま、まだ居たのアンタ?」

兎角「べ、別にお前を待ってた訳じゃない、じ、時間を潰してただけだ!」

伊介「そ、そう」

兎角「そ、そうだ」

伊介「い、行かないの?」

兎角「行くに決まってるだろ」

伊介「なら早くしないと遅刻するわよ」スタスタ

兎角「なっ、ま、待て、誰のせいだと思ってるんだ!」タッ

伊介「だって別に伊介を待ってた訳じゃないんでしょー?」

兎角「当たり前だ」

伊介「なら伊介には関係ないもーん

兎角「ふ、ふざけるな!」

伊介(何よ、やっぱり待っててくれたんじゃない兎角、優しい)

兎角(全く、世話の焼ける・・・今日も伊介可愛いな///)

伊介「ほら、行くわよ」

兎角「分かってる」
655 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:09:04.62 ID:uzFPYB3g0
・・・

キーンコーンカーンコーン

伊介・兎角「ぜぇぜぇ・・・」

溝呂木「ギリギリだぞ二人とも〜」

兎角「こいつが悪いんだ、わたしのせいじゃない」

伊介「はぁ?伊介が悪いっての!?アンタが勝手に待ってたんでしょ?」

兎角「人を待たせておいて何だと!」

伊介「何よ?伊介とやる気!?」

溝呂木「と、とにかく座れー」

伊介・兎角「ふん!」

溝呂木「じゃあ授業始めるぞー」

伊介(何よアイツ、あんな言い方しなくても良いじゃない!)

兎角(何なんだあいつ、人が折角待っててやったのに!)

・・・



伊介「アンタよくカレーばっかで飽きないわね?」カチャ

兎角「カレーは完全食だからな」ドヤッ

伊介「何それキモーい」ガタッ

兎角「うるさい、お前に関係ないだろ」ガタッ

伊介「はぁ?何その言い方!?」

兎角「文句があるのか?」

伊介「ムカつくー、[ピーーー]

兎角「やれるものならやってみろ」

春紀「おいおい二人ともその辺にしとけって」

晴「は、春紀さんの言う通りです。二人とも喧嘩はダメですよ」

伊介・兎角「・・・ふん!」

春紀「お前ら仲良いのか悪いのかどっちだよ?」

伊介(何よ、少しあげようと思ったのに)パクパク

兎角(折角完全食のカレーを分けてやろうと思ったのに)モグモグ

晴「オムライスとカレーですけど食べるタイミングが全く一緒ですね春紀さん」ボソッ

春紀「やっぱこいつら仲良いんじゃんかよw」ボソッ

伊介「・・・」(もう喋ってあげないんだから)パクパク

兎角「・・・」(もう口聞いてやらん)モグモグ

春紀(何だよこいつらw)

晴(二人ともきっと素直じゃないんですね)ニコニコ
656 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:09:46.97 ID:uzFPYB3g0
・・・

放課後

伊介「・・・」チラッ

兎角「・・・」チラッ

伊介・兎角「!?」プイッ

春紀「伊介様、帰らないのかい?」

伊介「・・・」そわそわ

晴「兎角さん、戻らないんですか?」

兎角「・・・」そわそわ

春紀「ダメだこりゃ、晴ちゃん一緒に戻ろうぜ」

晴「あ、はい」

春紀「伊介様ー、先戻ってるから」

晴「先に帰ってますね兎角さん」

ガララッ、ピシャ

伊介(何黙ってんのよコイツ、謝ったら許してやろうと思ってたのに・・・)

兎角(何で謝って来ないんだ、謝れば許してやるのに・・・)

・・・

寮の廊下

晴「兎角さんと伊介さん、結局お昼から一切喋ってませんね」

春紀「確かにいつもと少し違うかもな」

晴「春紀さん」

春紀「何?」

晴「あの二人仲直りさせれませんかね?」

春紀「んー、あの二人のことだから回りくどいことはしないほうが良さそうだけど・・・」

晴「どうしたら良いでしょう」

春紀「そうだ!無理矢理部屋に二人っきりにでもさせれば良いんじゃないか?」

晴「でも、どうやれば」

春紀「あたしが伊介様を1号室に行くように説得するよ」

晴「じゃあ晴は兎角さんにちゃんと仲直りするように言って2号室に行きますね」
657 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:10:21.07 ID:uzFPYB3g0
・・・

教室

溝呂木「あれ、まだ居たのか二人とも?もう帰るんだぞー?」

伊介「セクハラ

兎角「うるさい」

溝呂木「と、とにかくまた明日なー」スタスタ

伊介・兎角「伊介かーえろ/帰るか」

伊介・兎角「・・・」プイッ

・・・



2号室

伊介「・・・」イライラ

春紀「いい加減仲直りしてくれば、伊介様?」

伊介「アンタには関係ないしー」

春紀「昼から一切話してないだろ?」

伊介「関係ないって言ってんでしょ?」

春紀「ならもう東のやつと二度と口聞かなくて良いのか?」

伊介「・・・」

春紀「ちゃんと話して来いよ?向こうも一緒だろうしさ」

伊介「何で伊介から」

春紀「伊介様のほうが年上だろ?」

伊介「子供扱いすんな

春紀「なら東のことあたしが呼んでくるか?」

伊介「ちょ、余計なことしないでよ!?」

春紀「じゃあ行って来いって」

伊介「分かったわよ、行けば良いんでしょ、行けば」(でも晴ちゃんいるわよね、どうしよ・・・)
658 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:11:38.87 ID:uzFPYB3g0
・・・

1号室

兎角「・・・」イライラ

晴「兎角さん?」

兎角「何だ?」

晴「そろそろ伊介さん来ますよ」

兎角「どういうことだ?」

晴「春紀さんと話して兎角さんと伊介さんに仲直りしてもらうことにしたんです」

兎角「勝手なことを」

晴「でも、このままで良いんですか?」

兎角「・・・」

晴「晴は2号室に行ってるんで頑張ってください!」タタッ、パタン

兎角「えっ!ちょ、一ノ瀬!?」

兎角(二人っきりなら謝れるかもな・・・)

・・・

2号室

春紀「行かないのかよ・・・」

伊介「も、もう少ししたら行くわよ」

コンコン

春紀(お、来たな)

春紀「開いてるよ〜」

晴「お邪魔しまーす」

春紀「いらっしゃい晴ちゃん」

伊介「アンタたち謀ったわね」

晴「えへへ」

春紀「ま、そういう訳だから仲直りして来いよ」

晴「ドアも開いてるんで入っちゃって良いですから」

伊介「分かったわよ」スタスタ、パタン

晴「仲直りしてくれますかね・・・」

春紀「ちょっとヤバい気もする・・・」
659 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:13:17.77 ID:uzFPYB3g0
・・・

1号室

ガチャ、パタン

兎角「!」

伊介「・・・」

兎角「・・・」

伊介(何か言いなさいよ・・・)

兎角(何か言えよ・・・)

30分後

伊介「・・・」

兎角「・・・」

伊介(こ、このままじゃ埒が明かないし伊介の方が大人だから先に喋れるだけよ)

伊介「あ・・・」

兎角「!?」

伊介「・・・」ジー

兎角「・・・」ジー

伊介・兎角「・・・」

さらに30分経過

伊介「・・・」

兎角「・・・」

伊介(何で何も言ってくんないのよ、いっつもうるさいくせに・・・)

兎角(いつも騒がしいくせに何で何も言わないんだよ・・・)

伊介(兎角と二人でこんなに静かなの初めてね・・・)

兎角(伊介と居てこんなに静かなのは初めてだな・・・)

伊介・兎角(何か寂しいな・・・)

伊介・兎角「あ、あの・・・」

伊介・兎角「!?」

伊介(ここで黙ったらまた繰り返しよ伊介!)

兎角(ここで黙ったら同じことの繰り返しに!)

伊介・兎角「ご、ごめんなさい!」

伊介・兎角「・・・」キョトン

伊介「え、と今ごめんなさいって?」

兎角「お、お前こそ謝ったのか?」

伊介「だ、だからその、悪かったわよ。いきなりキモいとか言って・・・」

伊介「ただ、いつもカレーだから少し伊介のもあげようと思っただけなのよ」

兎角「そうだったのか。わ、わたしもあんな言い方して悪かった・・・」

兎角「実はわたしも伊介がカレーを食べてるの見たことなかったから少しあげようと思ってたんだ」
660 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:15:24.78 ID:uzFPYB3g0

伊介「そうだったの、伊介達同じこと考えてたのね・・・」

兎角「ああ」

伊介「も、もしかしてさ、もう喋ってあげないとか思ってた?」

兎角「い、伊介も思ってたのか?」

伊介「うん・・・」

兎角「・・・」

伊介「ぷぷっ」

兎角「フフッ」

伊介「ふふふ、何で二人して意地張ってたのかしらね」

兎角「ああ、全くそのとおりだな」

伊介「二人して同じこと考えて、同じ理由で喧嘩してってバカみたいね」

兎角「本当にバカらしいな」

伊介「まさか思考が一緒だなんてね」

兎角「でも、逆に相性が良いってことなのかもな」

伊介「自分の気持ちが相手の気持ちってことよね

兎角「その通りだな・・・」

伊介「その、ホントにごめんね兎角、あんな言い方しちゃって」

兎角「いや、こっちもあんな言い方して悪かった、ごめん伊介」

伊介「・・・これで仲直りで良いのよね?」

兎角「そ、そのはずだ」

伊介「うん、兎角と仲直り出来て良かった

兎角「わたしも伊介と仲直り出来て良かった」

伊介「春紀と晴ちゃんに感謝ね、じゃなかったらいつまで喧嘩してたか」

兎角「うん、今度何か二人にお礼をしないとな」

伊介「じゃあ何か一緒に考えよ兎角

兎角「うん、伊介」

伊介「明日からまたよろしくね

兎角「こちらこそ」

661 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:16:30.86 ID:uzFPYB3g0


伊介「もうこんな時間か、あいつら寝てるわよね」

兎角「部屋に戻るのか?」

伊介「それはめんどくさいからイヤ

兎角「じゃあどうするんだ?」

伊介「晴ちゃんのベッド借りて良い?」

兎角「勝手には駄目だろ」

伊介「うーん・・・そうだ!兎角のベッドで一緒に寝ない?」

兎角「ふ、二人で寝るのか!?」

伊介「良いじゃない一緒に寝るぐらい

兎角「あ、う、うん」

伊介「じゃあお邪魔しまーす」モゾッ

兎角「へ、変なことしたら怒るからな」

伊介「くっつくぐらいは良いでしょ?」

兎角「・・・」コクッ

伊介「やった」ギュ

兎角「////」

伊介「温かーい、お休み兎角

兎角「あ、ああ、お休み伊介」
662 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:17:05.30 ID:uzFPYB3g0
・・・

2号室

晴「春紀さん、もう眠いです・・・」

春紀「いつまで掛かんだよあの二人・・・」

晴「う〜ん・・・」

春紀「しょうがないよ、もう寝ちゃおうぜ晴ちゃん」

晴「でも寝る場所が」

春紀「こっち来ちゃえよ、あたし兄弟多いから慣れてるしさ」

晴「すいません、じゃあお言葉に甘えます」モゾッ

春紀「お休み晴ちゃん」

晴「お休みなさい春紀さん」

・・・

翌日

教室

春紀「ぜぇ、ぜぇ、まさか寝坊するとは・・・」

晴「ごめんなさい、晴も起きれませんでした・・・」

春紀「いや、晴ちゃんのせいじゃないよ」

伊介「あら、アンタたち寝坊?」

春紀「伊介様が帰ってくるの遅くまで待ってたんだよ」

伊介「ごめんねー、もう寝てると思って1号室で寝ちゃったの」

春紀「まあ良いよ、こっちも途中で寝たし」

伊介「てか伊介のベッド使ったの?」

春紀「勝手にはマズいからあたしのベッドで寝たよ。な、晴ちゃん?」

晴「はい!でも寝るの遅くて寝坊しちゃいました・・・」

兎角「こっちと同じか、でも寝坊しなかったぞ」

春紀「じゃあそっちも一緒に寝てたのか?」

伊介「そうよ

晴「じゃあお二人とも仲直り出来たんですね!」

春紀「みたいなだな、良かった良かった」

兎角「二人のおかげだから今度何かお礼する」

晴「良いんですよ別に」

春紀「あたしも晴ちゃん手伝っただけだしな」

溝呂木「よーしみんな座れー」ガラッ
663 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:18:09.55 ID:uzFPYB3g0
・・・



春紀「あいつら変だよな、他は部屋別に仲良くしてるのに」

晴「確かにそうですね」

春紀「もう、どっちかと入れ替えて良いじゃね?」

晴「そのほうが良いかもしれないですね」

・・・

伊介「ねぇ兎角、お昼食べに行かない?」

兎角「ああ、いいぞ」

伊介「今日こそ伊介の頼んだやつ兎角に分けてあげるから

兎角「ありがと、伊介にもカレーあげるよ」

伊介「ありがと兎角

・・・

春紀「あたしらも行くか」

晴「はい!」

・・・

食堂

伊介「兎角、あーん

兎角「じ、自分で食べるからいい///」

伊介「何照れてんのよ?」

兎角「て、照れてなんかない////」

伊介「ほら、あーん

兎角「・・・////」パクッ

伊介「じゃあ次、伊介にもあーんして?」

兎角「・・・あーん」スッ

伊介「ありがと」パクッ

・・・

春紀「完全にバカップルだなあいつらw」

晴「でも前より仲が良くなったみたいで安心しました」

春紀「そうだな」

・・・

伊介「ねぇ兎角?」

兎角「な、何だ?」

伊介「今日の帰りどっか行かない?」

兎角「す、好きにしろ」

伊介「やった」ギュ

兎角「や、やめろ!くっつくな!////」

伊介「何よ、嬉しいくせに

兎角「う、うるさい。た、食べ終わったなら行くぞ!」スクッ

伊介「ちょ、待ちなさいよ」ガタッ
664 :春紀おじさん [sage]:2014/09/10(水) 21:19:12.45 ID:uzFPYB3g0
何か半端ですけどこれで終わりです。
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 21:57:35.93 ID:1hM2VRO90
犬兎だ!犬兎いいゾ〜
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 22:03:01.96 ID:bAmPSqLXO

新しいな
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/11(木) 01:39:14.49 ID:EE8e7l1Ko
面白いCPだな
春晴の絡みもほのぼのしてていい感じ
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/12(金) 01:17:05.07 ID:blYHa/lk0
伊介様の好みがガテン系と聞いて想像した春伊

春紀「伊介様の好きなタイプってどんなの?」
伊介「ハァ? そんなのガテン系に決まってんでしょ♪」
春紀「ガテンっ? ヘェー、なんか意外」
伊介「どういう意味よ」
春紀「なんていうか伊介様って王子様タイプっていうか、金持ち好きそうだなーって思ってたからさ」
伊介「勝手に決めつけんな♪ まァ金持ちは付き合うのは悪くないかもしれないけど、好きなタイプじゃないわね♪ 王子様系とか論外♪」
春紀「そりゃまたどうして?」
伊介「伊介の経験上、そういう奴って考え方が偏ってんのよ。突飛なことをされたりするし、高い物をプレゼントされることもあるけど一緒にいて楽しいのは最初だけで、なんか違うのよねぇ」
春紀「……ふーん。流石伊介様、経験豊富なんだな。でもあたしもそういうタイプは好みじゃないかも」
伊介「アンタにも好きなタイプとかあるのね、意外♪」
春紀「あたしも一応女だからね。聞きたい?」
伊介「……まァ暇つぶしに聞いてあげる♪」
春紀「あたしの好きなタイプはね、まず髪が長い」
伊介「ヘェ、アンタロン毛が好きなのね」
春紀「で、スタイルがすっごい良くて爪の手入れもしっかりしてる」
伊介「ずいぶんこだわりがあるわね。ていうか見た目ばっかじゃない」
春紀「他にもあるよ。ワガママで気まぐれで傍若無人でちょっとしたことで拗ねたり怒ったりする、端から見たら面倒で扱いにくい人なのかもしれないけど」
伊介「……え」
春紀「実はすっごく家族想いで優しくて、寂しがり屋のくせに不器用で、甘えてくるととんでもなく可愛くて――」
伊介「……春紀?」
春紀「――あたしの中の余計な気持ちなんかぶっ飛ばして、『ずっと一緒にいたい』の一拓しか選択肢を準備してくれない。そういう人があたしの好きなタイプだな」
伊介「……」
春紀「……なぁ伊介様」
伊介「……なによ」
春紀「DIYって知ってる? あたしの趣味なんだけど」

続かない
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/12(金) 07:29:39.69 ID:WMxELSq80
続いてくれよおおおおお
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/19(金) 01:33:12.32 ID:cmSkJ5CM0
DVD四巻の八話オーコメ(諏訪さん、浅倉さん、安済さん)の伊介様話により浮かんだ春伊
二人は付き合ってます

伊介「〜♪ どうってことないsympathy〜♪」

今日は待ちに待った春紀とのデート当日。
楽しみ過ぎて、今ならあのポンコツ処女に「おまえ、臭いな」って言われてもおでこをツンとつついて「アハ♪ もう東さんたらぁ♪」って赦せちゃうでしょうね。

春紀は暗殺から足を洗って、今はいわゆるガテン系の仕事で毎日頑張っている。
黒組にいる頃に趣味がDIYって聞いた時は、何となくこういう道の方が春紀には似合うって思ってたけど、やっぱり今の春紀は前よりも輝いて見えるわね。
……殺しに対する良心の呵責とか倫理観? 同情? っていうのかしらね。とにかく、「そういうこと」について言及するつもりはない。
でもね、伊介だって……本気で好きになった相手に気を遣うくらいの真心は持ち合わせているのよ。
何が言いたいかって、要するに春紀にデート行こうって誘われた時、「ほとんど休みなく働く春紀の休日を伊介で埋めちゃっていいの?」って柄にもなくちょっと悩んじゃったの。
だって、春紀にも帰りを待ってる家族がいる訳でしょ。……何よ、春紀が退学する前に「邪魔なものは片付けちゃいなさい」みたいに言ったことはこれでも反省してるわよ。
だからってモヤモヤしたままじゃイヤだし、伊介はソッコーがモットーだからって自分に言い聞かせて、本人に直接聞いたわ。そうしたらアイツ、

「昼間は二人で出かけて、夕方になったらあたしの家で一緒にご飯作って皆で食べよう。冬香達にはあたしから話しておくから。それなら心配いらないだろ?」

あんまりサラッと言うもんだから一瞬反応出来なかったわよ。
だってそれって何だか……ううん、考えちゃダメよ伊介、こういうのはぶっつけ本番くらいが案外とイケるものよ。
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/19(金) 02:09:03.23 ID:cmSkJ5CM0
まァ、結局は春紀とのデートを楽しむ以外に選択肢はないって気付いたから、今こうして待ち合わせ三時間前に待ち合わせ場所に立ってるワケ。
……我ながら早すぎたわ。思春期の中高生かっての。あ、でもちょっと前まで一応高校一年生やってたから別におかしくはないわね。

……。
あーあ、伊介、何やってんのかしら。黒組にきて春紀と出会う前は、むしろ相手を待たせる方だったのに……。

……春紀、早く来なさいよ。
周囲から、特に男から変な目で見られてることに気付いてるけど、アンタに見てもらわないと意味ないっての。
アンタの為に、アンタに可愛いって言ってもらう為に、普段以上にお洒落したんだから。
アンタが嫌がるだろうからって胸元の露出は抑えてるけど、アンタの喜んでくれそうな服をママに苦笑いされるくらい何時間もかけて選んだんだから。

あ、どうしよう。
ヤバい、さっきから春紀の笑顔しか浮かばない。あと三時間で会えるのに、それが途方もなく長い時間に感じる。
何だっけ、こういうのって特殊相対性理論? っていうのかしら。
一緒にいたい相手を待ってる時は時間の流れをバカみたいに遅く感じて、長く側にいたい時ほどあっという間に感じるってやつ。あんまり覚えてないけど。

……ホント、早く来なさいよ、春紀。
早く、伊介に……天使みたいな笑顔を見せてね。
そうしたら、今度は伊介が天使のスマイルをあげるから。
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/19(金) 02:43:28.63 ID:cmSkJ5CM0
――しばらくの間、どうにかして時間を潰そうと春紀のことを考えて過ごしてたけど……流石にトイレに行きたくなってきたから、待ち合わせ場所を離れて近くのコンビニに入った。

用を済ました後、コンビニで焼肉弁当があるのを見かけて春紀が焼肉好きだったことを思い出し、今度家族みんなでバーベキューにでも行こうかしら、春紀はたくさん食べそうだから肉を多めに――と思案して我に返った。
無意識の内に、家族の中に「寒河江春紀」が浮かんでいて……あぁもう勘弁してよ。ここが暗殺決行現場だったら伊介今頃ターゲットに気付かれるどころかボディーガードに勘づかれて人生から退学よ。

自分の中で春紀の存在がとんでもなく大きくなっていることに気付く度に、胸の中がキュゥッと締め付けられる様な感覚に陥り、それを息苦しく感じるどころか……身体の中から飛び出るんじゃないかってくらい温かいもので満たされる。

……うわ、伊介、ホントにヤバいかも。

春紀のことが身体に染み込みすぎて、もう春紀抜きの人生とかありえない。春紀に拒絶されたらどうなるか分からない。下手したら、泣き喚いて、すがり付くかも。
……伊介って、こんなに重い女だった?
そんなことを考えていたら、雑誌コーナーにある女性向け雑誌の特集に「アナタも要注意! 重い女から卒業しよう」というのがあるのが目に入ってきて、思わず手に取って読み始めてしまった。
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/19(金) 02:56:14.62 ID:cmSkJ5CM0
ハッとして顔を上げ、コンビニの時計を確認するともう待ち合わせの約一時間前。
読み始めてから三十分以上も経ってるとかどんだけ読み込んでんのよ、と自分に呆れつつコンビニを後にした。

でも、春紀なら一時間前でも来ているかもしれないわね。アイツガサツな癖にマメだし。……そうよ、そういうトコも気に入ってるわよ、何か文句あるの?

待ち合わせ場所まで目測で100メートル近く。

……やっぱり、いた。
いつもの様に赤い癖っ毛をポニーテールにして、待ち合わせ場所に立ってるのが見える。

そうね、会いたい会いたいってずっと春紀のことを考えて待ってたんだもの、自分のキャラじゃないって思っても嬉しくて駆け出したいに決まってるわ。


春紀の隣に、伊介の知らない女が立ってなければね。
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/19(金) 03:03:45.87 ID:cmSkJ5CM0
なんていうか――率直に言うけど。

[ピーーー]。

誰をって、そんなことは置いといてね。

とりあえず、[ピーーー]。

今自分がどんな顔をしているか、びっくりするぐらいよく分かるわ。
暗殺者としてじゃなく、一人の女として。

ぶち[ピーーー]。
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/19(金) 03:06:38.86 ID:cmSkJ5CM0
ピーーは「殺す」ッス
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/19(金) 03:48:28.05 ID:cmSkJ5CM0
春紀「ヘェー、いいね、それじゃあ今度あたしからも何かお礼しないとな」

女「お礼なんて……そんなに気を遣わなくていいよ、春紀。私達の仲なんだし」

春紀「いや、そういう訳にもブッ!?」

女「!?」

”彼女”と普通に話していたら、突然後頭部に硬いものがぶつかってきた。
誰かに何か投げつけられた!? と痛む頭を動かして周囲を見渡したら、犯人が誰か、何故後頭部に衝撃がきたのかすぐに分かった。

片っぽだけハイヒールを履いたアンバランスな状態で、実にいい笑顔を受かべている般若様――もとい、伊介様が、あたしの後ろから10メートル程先で腕を組んで此方を見ていたからだ。

あ、何か今日の伊介様いつも以上に可愛い。服も靴も凄い似合ってるなぁ。……なんて思ってる場合じゃないな。”彼女”も戸惑ってるし。
あたしは”彼女”に被害が及ばない様にちょっと待っててと声をかけ、地面に落ちていたハイヒールの片っぽを拾い上げ伊介様に近付く。
あぁ、近くで見るともっとヤバい。同じ女なのにあたしと違って可愛すぎるよ伊介、なんて内心では思いつつ、全く笑っていない目を見つめて切り出した。

春紀「伊介様」

伊介「なぁに春紀♪ 死ね♪」

春紀「聞いてくれ。伊介様の考えてることは誤解だよ」

伊介「誤爆はポンコツ委員長の特権でしょ♪ 死ね♪」

春紀「とりあえず神長なんかすまん。それより、誤解なんだ、誤解。”彼女”とはさっきあたしが待ち合わせ場所着いた時に偶然会ってさ。久しぶりだったからちょっと話してたんだよ」

伊介「ヘェー、随分と仲のいい”彼女”なのね♪ 死ね♪」

春紀「あー、”あの子”。あの子な。あの子は小さい頃にうちの近所にいた子でさ。引っ越してからは音沙汰なくて、本当に久しぶりだったんだよ。だからあの子とあたしは幼なじみとも呼べないし友達ってほど仲がいい訳でもない間柄」
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/19(金) 03:59:34.58 ID:cmSkJ5CM0
眠いので寝ます。続きはその内、また書けたらうpします
ドラマCD、全CP楽しみすぎる
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/19(金) 06:05:26.48 ID:Avhdtosm0
乙!伊介かわいい
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/19(金) 07:39:07.86 ID:6amzoI+8O
早くしないと[ピーーー]わよってピンク髪のお姉さんが言ってましたよ
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/19(金) 09:30:47.80 ID:uJ7vRtgco
乙ッス!
ピーーってなってるのを避けたかったらメール欄にsageだけじゃなくsagaって入れると良いッスよ
故意に入れてないのなら余計なお節介だが
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/19(金) 18:13:20.31 ID:JaQYUkjSO
ピーってのが伊介様の場合なんかハマるから困る
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 13:28:10.87 ID:T5Sffr3X0
>>670です。春紀も伊介様も原作とアニメで印象違うんで難しいッス助けて百合さん
>>680
いえいえ、お気遣いありがとうございます。では、ゆっくりですが投下します。今さらですが細かいことは完全食でお願いします

伊介「フーン、つまり春紀にとっては人生に全く影響を与えないどうでもいい奴ってことね?」

春紀「言い方に毒がありすぎだけど間違ってはいないな」

女(凄い、よくわかんないけど私めっちゃdisられてる。ちょっと距離あるのに聞こえてるよ)

伊介「……なら、さっきのアレは何よ」

春紀「アレ?」

伊介「『あたしからも何かお礼しなきゃ』『私達の仲なんだし』……何の話をしてたのか、0から100まで教えろ♪」

春紀「え……うーん、まァいいか。別に隠す様なことでもないし。この間、あの子とあの子の弟とあたしん家の弟達が公園で仲良くなったらしくて、今もたまに遊んでくれてるそうなんだ。あたし、最近は仕事から帰ってくるの遅かったら、そんな風になってたなんて知らなかったんだよね」
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 13:43:30.57 ID:T5Sffr3X0
伊介「……」

春紀「私達の仲云々は……言葉の文じゃないかな? さっきも言ったけど、実際あたしとあの子って友達でも幼なじみでも何でもないし。社交辞令的な」

女(ハッキリ言い過ぎだろ)

春紀「ね、ただそれだからさ伊介様。機嫌直してくれるかい?」

伊介「……あのさぁ」

春紀「ん?」

伊介「何で伊介がムカついたのか、アンタホントに分かってる?」

春紀「……あたしが伊介様とのデート当日によりにもよって待ち合わせ場所で浮気してると思ったから?」

伊介「は?? そうなの? あ、そうなんだ。ハイりょーかいぶち殺す♪」

春紀「違うからね!?」
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 14:03:38.66 ID:T5Sffr3X0
春紀「っていうか、違ったのか。あたしはてっきり」

伊介「アンタが我慢は得意だけど浮気は苦手なことぐらい分かってるっての。まァもしされても殺すだけだしかーんたん♪」

女(ねぇこの人怖いんだけどマジで、てか春紀この人と付き合ってんの……?)

春紀「じゃあ、何で……」

伊介「……自分で考えろ♪」ビキビキ

春紀「……………………」

春紀「………………」

春紀「…………」

春紀「……」ハッ

春紀「え、伊介様って結構嫉妬深いの?」

伊介「」
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 14:15:46.24 ID:T5Sffr3X0
春紀「えっと……待ち合わせ場所に来てみたらあたしが知らない女と話しててヤキモチ妬いたってことだよな?」

伊介「……普通、ていうか逆の立場だったらアンタだって妬くでしょうが」

春紀「うーん、あたしは別に……『お、知り合いかな』くらいで済ませる、かな」

伊介「……」

春紀「そんで、伊介様に伊介の彼女よって紹介してもらうな」

伊介「……」

春紀「それとも、こういう場合って妬くのが普通なのかn
伊介「バーーーーーーカ!!!!」

春紀「!?」
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 14:48:02.07 ID:T5Sffr3X0
伊介「バーーカッ!! 鈍感難聴ラノベ主人公!! クソバカ!! 死ね!! いっぺん死ね!! 二回死ね!! ていうか殺すマジそげぶ!! ニンニク!! トッポギ!! キムチ!! コチュジャン!! サンチュ!! ビビンバ!! ホルモン!! カルビ!! 牛タン!! ロース!! 豚トロ!!」

春紀「あたしの悪口言いたいのは分かったけどだいぶ意味わかんねぇから伊介様落ち着いて!?」

伊介「アンタホントに何なのよ!? 前提からしておかしいってのよ、伊介は待ち合わせ三時間前には来てたのよ!! どんだけ楽しみにしてたと思ってんのよ、
どんだけ会いたかったと思ってんのよ、どんだけショックだったと思ってんのよ!? 」

伊介「自分が重い女だってことぐらい分かってるわよ、それでも伊介は嫌なの、アンタが他の女に笑顔を向けてるのがムカつくのよ!! よりにもよってデートの直前にそんなの見せられてみなさいよ、妬くに決まってんでしょうが!!」

伊介「何でアンタは誰にでもそうなの、笑顔とか優しさが無意識の内に誰かを惚れさせてるかもって考えないの、自分の可愛さとかかっこよさを自覚しないの」

伊介「何でこんなに――どうしようもなく」

伊介「アンタを好きになっちゃったの」
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 14:58:40.56 ID:T5Sffr3X0
春紀「……」

伊介「……」グスッ

春紀「……伊介様」ギュッ

伊介「……はるきぃ……ごめんね……重いって、ホントに分かってるの……でも……」

春紀「うん」

伊介「大好きなの……春紀とずっと一緒にいたいの……だから」

春紀「……うん」

伊介「きらいにならないで……伊介を放っていかないで……」ギュッ
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 15:19:16.58 ID:T5Sffr3X0
春紀「……伊介様はバカだなぁ」

伊介「……バカ、じゃないわよ、賢いわよ……」

春紀「はは、黒組のテスト白紙で出した人がよく言うよ。というか、そうじゃなくてさ」

春紀「確かに、伊介様はちょっと重いタイプの女かもしれない。伊介様の言い分を聞くと、つまりは誰とも喋るな笑いかけるなって言われてる様なモンだからな。そりゃちょっと無理な話だ。まァ、デート前に待ち合わせ場所で他の子と話してたのは少し反省するけど」

伊介「……」

春紀「でも、そういう部分も含めて”伊介様”だろ? あたしは伊介様のことが大好きだよ。出来ることなら、ずっと一緒にいたい――むしろこの人以外考えられないってぐらいにはね」

伊介「……春紀……」

春紀「これから先、何度もヤキモチ妬かせちゃうかもしれないけどさ。それも”あたし”ってことで、お互い受け入れて生きていこう。だから、ここは一つ……赦してくれないか?」

伊介「……」
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 15:37:25.87 ID:T5Sffr3X0
伊介「……しょうがないわね。伊介、年上だし赦してあげる♪」

春紀「はは、そりゃよかった。ああそれと、言いそびれてたんだけど」

伊介「?」

春紀「今日の伊介、いつも以上にとんでもなく可愛いよ。いつもよりオシャレしてくれたんだな」

伊介「……っ」

春紀「それに、三時間前には来てたって……ホント、伊介可愛すぎ」

伊介「〜〜〜〜っ!! バッッカじゃないの!? アンタに可愛いって言ってもらう為に準備したとかそんな訳ないでしょ!? 調子に乗んな!!」

春紀(ねえこの人マジで可愛すぎるんだけどホントどうしたらいいの?)

伊介「……それより、早くしなさいよ」

春紀「ん? 何を?」

伊介「あの子に、あたしの紹介。するんでしょ」

春紀「……忘れてた」

女「おいコラ」


女(ギャル同士の百合……姉御気さくおおらか系×ワガママで嫉妬深いけど一途系……これはいつか何かの作品に入れよう)

後の悪魔のリドルである
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/21(日) 15:42:10.32 ID:T5Sffr3X0
以上です。もっと短くするつもりが結構長くなってしまった……これが春伊の力……?行き当たりばったりで途中からグダグダになりすみませんッしたァ!
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/21(日) 17:36:05.18 ID:9vdyBL0rO
19歳児は可愛い
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/21(日) 18:15:56.10 ID:ZRxXYPo60

最後の諏訪ちゃんで再生されてワロタ
693 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 08:19:56.40 ID:I1Dlgtk30
盛ってない春伊書くと言ってしまったから溜ってるのより先に書きました

2号室

春紀「あれ〜、どこしまったっけー?」ガサゴソ

伊介「アンタ何してんの?」

春紀「いや、マニキュア塗り直そうと思ったんだけど見つからなくてさー」ガサゴソ

伊介「はあ・・・春紀、あっち」

春紀「え、どこどこ?」キョロキョロ

伊介「ベッドの横」

春紀「あ、ホントだ」

伊介「アンタもしかして物探すの下手?」

春紀「いやいや、そんなこと無いって」

伊介「まあどっちでもいいけど。早く取ってくれば?」

春紀「うん、でも先にこれ仕舞わないと」ゴソゴソ

伊介「・・・」スタスタ

伊介「ほら」ヒョイ

春紀「え、あ、ありがとう」

伊介「良いわよ別に」

春紀「あと場所も教えてくれありがとう伊介様」

伊介「別にー、ほっといたらアンタ死ぬまで探してそうだし〜」

春紀「えー、そりゃないよ伊介様ー」

伊介「冗談よ♥それより早く塗りなさいよ?」

春紀「ああ、そうだな」
694 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 08:21:01.36 ID:I1Dlgtk30
・・・

ペタペタ

伊介(真剣にマニキュア塗ってる・・・)ジー

春紀(し、視線を感じる・・・)ペタペタ

伊介(体大きいのに縮こまっててなんか可愛い・・・)ジー

春紀「えっと、伊介様?」

伊介「な、何よ?」

春紀「何でずっと見てるの?」

伊介「別にー、伊介の勝手でしょ?」

春紀「いや、なんというか気になるんだけど」

伊介「気にすんな♥」

春紀「う、うん・・・」

ペタペタ

伊介(どうしよう、凄く可愛い・・・)ジー

春紀「・・・やっぱ気になるんだけど、どうしたの伊介様?」

伊介「・・・伊介が塗ってあげようか?」

春紀「はい?」

伊介「ほら貸しなさい」ヒョイ

春紀「あっ」

伊介「ほら、手出して」

春紀「あ、うん」スッ

伊介「動いたら殺すから♥」

春紀「う、うん」

伊介「」ペタペタ

春紀「な、何かあったの伊介様?」

伊介「何が?」

春紀「いや、いつになく優しいからどっか悪いのかと」

伊介「何それムカつくー♥それじゃあまるで伊介が優しくないみたいじゃない?」

春紀「あ、いや、そういう意味じゃないんだけどさ」

伊介「・・・ただの気まぐれよ」

春紀「そっか、何も無いなら良いけどさ」

伊介「とにかくじっとしてなさいよ」

春紀「あいよ」
695 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 08:21:53.52 ID:I1Dlgtk30
ペタペタ

伊介(コイツ、ガタイの割に手綺麗ね・・・)ペタペタ

春紀(伊介、やっぱり綺麗だなー・・・)ジー

伊介(・・・てか何でじっと見てんのコイツ)ペタペタ

春紀(な、なんだろう・・・凄く可愛い////)ジー

伊介「何?」

春紀「へ?」

伊介「何でずっと見てるか聞いてんの♥」

春紀「あ、ごめん。そんなに見てた?」

伊介「思いっ切りね♥」

春紀「マジか、全然意識してなかった」

伊介「どっか他所向いててよ、気になるから」

春紀「あ、うん・・・」

伊介「」ペタペタ

春紀「あのさ?」

伊介「何よ?」

春紀「さっきと逆の状況で同じこと言ってない?」

伊介「それが?」ペタペタ

春紀「もしかしてさ、その、同じようなこと考えてたのかなーって・・・」

伊介(な!?な、何言い出してんのよコイツ////)ペタペタ

春紀「い、伊介様?」

伊介(お、落ち着くのよ伊介。別に考えてたことが同じとは限らないし////)ペタペタ

春紀「も、もしかして図星?」

伊介「あ、アンタが何考えてたかなんて伊介知らなーい」ペタペタ

春紀「・・・あたしは伊介様のこと可愛いなって思ってた」

伊介「なっ!?ば、ばば、バッカじゃないのアンタ!?////」
696 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 08:22:24.98 ID:I1Dlgtk30
春紀「い、伊介様は何考えてたの?」

伊介「い、いい、い、伊介もう忘れちゃったー♥」アセアセ

春紀「・・・その、同じこと考えて同じことしてたんならちょっと嬉しいなーと思ってさ」

伊介「な、何でよ?」

春紀「な、なんていうか、その、通じ合ってる感じがしてさ。家族や兄弟とかみたいな感じでさ・・・」

春紀「その、伊介様はそういうの嫌かな?」

伊介「こういうときは普通夫婦とか恋人って言うでしょ・・・」ボソッ

春紀「な、何?伊介様」

伊介「な、何でもないわよ!?////」

春紀「いや、絶対何か言ったじゃん、顔も赤いし!?」

伊介「う、うるさい!?///」べちょ

春紀「あ、ひでえ!?顔に付けた!?」

伊介「あ、アンタが変なこと言うからでしょ!?////」

春紀「いや、絶対伊介様何か言ったじゃん!?」

伊介「言って無いって言ってんでしょ!?」ヒュン

春紀「うおぅ!?てか勿体無いからやめろって!?」

伊介「し、知らないわよ!?」

春紀「だからどんだけ動揺してんだって!?」

伊介「だ、黙るまで付けるわよ!?」

春紀「マジやめろって!?」ガシッ

伊介「あ」

春紀「よっしゃ抑えた!」

伊介「ちょ、放しなさいよ!?」

春紀「じゃ、じゃあ何て言ったのか教えてくれたら放す」

伊介「・・・」

春紀「恥ずかしがらずにさ」

伊介「夫婦や恋人でしょって・・・」ボソッ

春紀「え」

伊介「だからああいうときは夫婦や恋人って言うもんでしょって言ったのよ!////」
697 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 08:22:51.39 ID:I1Dlgtk30
春紀「な、な、なななな////」カアァ

伊介「そ、それだけよ・・・」

春紀「な、何言ってんだよ!?////」

伊介「あ、アンタが言えって言ったんでしょ!?////」

春紀「そ、そ、そんなこと言ってると思わないだろ!?////」

伊介「し、知らないわよ!?////」

春紀「い、い、い、伊介様のバカァーーーーーッ!!!////」ダダダダッ

バタンッ

伊介「な、何よバカって・・・」

伊介「・・・ねぇ春紀、さっきそういうの嫌かって聞いてきたけどイヤなわけないじゃない」

伊介「伊介だって嬉しいに決まってるでしょ・・・」

伊介「だって・・・こんなに春紀のこと好きなんだから♥」
698 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 08:24:37.17 ID:I1Dlgtk30
急いで書いたから雑ですいません。

盛って無い春伊あと二個書かなきゃ
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/26(金) 12:48:54.13 ID:DJ0GR0JkO
春伊はプラトニック可愛い
ああ可愛い……
700 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 15:39:18.87 ID:I1Dlgtk30
黒組の後、伊介様が心配でたまに暗殺手伝ってる設定



春紀「あたしダメだな伊介様のこと助けに来たってのに・・・」

伊介「アンタ仕事で怪我してるくせに無茶し過ぎなのよ・・・」

春紀「はは、ごめんな伊介様、あたしはここまでみたいだわ・・・」

伊介「は、春紀!?」

春紀「伊介様はちゃんと生き延びてね・・・」

伊介「い、イヤーーーッ!!」

・・・

伊介「!?」ガバッ

伊介「はぁはぁはぁ・・・」

伊介「ゆ、め・・・」

伊介「は、春紀?」

春紀「スースー」

伊介「寝てる・・・」

春紀「う〜ん」むにゃむにゃ

伊介「寝よ」モゾ

伊介「・・・」

伊介「寝れない・・・」

伊介「ね、ねぇ春紀」

春紀「ん、んん・・・」

伊介「春紀ってば・・・」

春紀「何?伊介様・・・」

伊介「そ、そっち行って良い?」

春紀「ど、どうしたの急に?」

伊介「な、何でも良いでしょ。で、どうなのよ?」

春紀「べ、別に良いけどさ・・・」

伊介「あ、ありがと」モゾ

春紀「な、何かあったの?」

伊介「何でもない・・・」

春紀「ん、なら良いけど、じゃあお休み」

伊介「お休み」
701 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 15:39:59.59 ID:I1Dlgtk30
・・・

伊介(寝れない・・・)チラッ

春紀「スースー」

伊介(ちゃんと居るわよね・・・)ギュッ

春紀「ん・・・い、伊介様?」

伊介「・・・」ギュ〜

春紀「ちょ、苦しい苦しい、どうしたの伊介様?」

伊介「春紀も抱きしめて」ギュ

春紀「はい?」

伊介「抱きしめてって言ってんの・・・」

春紀「お、おう」ギュ

伊介「もっと・・・」

春紀「こ、これくらい?」ギュッ

伊介「もっと強く」

春紀「こ、これ以上強くしたら痛くない?」

伊介「大丈夫だから早く」

春紀「う、うん」ギュー

伊介「っ!」

春紀「や、やっぱり痛いんじゃんか」パッ

伊介「春紀」ギュ

春紀「ど、どうしたんだよ伊介様」

伊介「春紀、ちゃんとここに居るわよね」

春紀「ど、どういうこと?」

伊介「夢とか幻じゃなく春紀は今伊介と一緒に居るわよね?」

春紀「う、うん」

伊介「・・・お願いだから居なくなったりしないで」

春紀「伊介様・・・」

伊介「お願いだから伊介の前から消えないで・・・」

春紀「だ、だからどうしたのさ?」

伊介「怖い夢見たの、春紀が無茶して死ぬ夢・・・」

春紀「うん・・・」

伊介「夢なのは分かってるけど、凄く怖くて・・・」
702 :春紀おじさん [sage saga]:2014/09/26(金) 15:40:45.51 ID:I1Dlgtk30
春紀「そうだったんだ・・・」

伊介「だから、お願いだから・・・」ギュ

春紀「伊介様・・・」

伊介「仕事も伊介を手伝うのもあんまり無茶しないで・・・」グスッ

春紀「ありがと、一応心配してくれたんだよね?」

伊介「そうよ・・・」

春紀「そっか、まああたしどうしても無茶しちゃうときあるしなー」

伊介「もしあんまり無茶するなら伊介が殺すから」

春紀「ははは、それじゃ本末転倒じゃんよ」

伊介「うるさい・・・」

春紀「でもそうだな、気を付けないとな」

伊介「無茶したらホントに許さないから」

春紀「はは、夢でさえこんなに心配掛けちゃうのに現実で無茶してるの見られたら伊介様死んじゃいそうだしな」

伊介「ホントよ・・・」

春紀「分かったよ、あんまり無茶し過ぎないようにするよ。だから伊介様も心配しないで」

伊介「約束だからね」

春紀「うん、約束する」

伊介「じゃあ許す」

春紀「ありがとね伊介様」ギュ

伊介「伊介もう眠い・・・」

春紀「はは、落ち着いたみたいで良かった」

伊介「うん、お休み春紀♥」ギュ

春紀「お休み伊介様」ギュ

終わり
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/27(土) 01:24:17.17 ID:Y6jxCAS/0
乙ッス
セクシーだけでなく純愛な春伊もたまらんね
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/01(水) 19:46:23.39 ID:Kc7rELU2o
良かったッス
乙?
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/07(火) 01:22:18.89 ID:SSaiviJNo
乙です
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/21(火) 00:53:55.75 ID:V8PVfSxdo
新しいの誰か書かないかな〜
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/23(木) 01:48:52.46 ID:c0KOY7/HO
春紀と伊介様の立場が逆だったらというif

あたしの名前は犬飼春紀。

ミョウジョウ学園10年黒組――ターゲットを一番早くこの世界から「解放」した者に何でもひとつ報酬が与えられるデスゲーム――に参加することになっている、暗殺者の一人だ。

正直こういうのは性に合わないし気乗りしないんだけど、"母ちゃん"からの勧めだったしまぁやってみるかと引き受けることにした。望む報酬は「両親が老後生きていくのに困らないだけの金」。

母ちゃんは、困窮と過労で気付いたら息をしなくなっていた"母さん"の傍らで死にかけていたあたしを拾って"娘"として育ててくれた、かけがえのない大切な人だ。その母ちゃんの大切な人であるあたしの父ちゃんも当然、大切な人。

そう、絶対に、意地でも守りたい家族なんだ。
だからあたしは人を[ピーーー]。
母ちゃんから教わった暗殺の技術を継ぐために、父ちゃんの与えてくれた優しさを想いながら、あたしはこれからも罪を背負い続ける。
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/23(木) 02:29:10.99 ID:SqzJIO+IO
「それじゃ、伊介が留守の間、頼むわね冬香♪」

笑顔でそう言って、妹の冬香の頭を優しく撫でる。
冬香は寂しそうな表情で、でも小さく微笑みながら「うん。行ってらっしゃい、いーちゃん」と頷いた。……ごめんね、冬香。

伊介「ソッコーで終わらせてくるから」

寒河江伊介、それがあたしの名前。
女なのに伊介って変ってよく言われてイラッとするけど、あたしはカッコイイと思って気に入っている。だから、自分のことを呼ぶ時は今は「伊介」って言ってるわ。

下には九人の妹弟がいて、パパは中学の時に天国に逝ったから親はママ一人。そのママもパパがいなくなったことで一所懸命働き過ぎて今は病弱。

要するに、今とぉっても貧乏で……貧乏すぎてヤバイのよねぇ。
働きに出れるのはママを除けばあたしと冬香しかいなくて、その冬香には家のことを任せている。
病弱なママにまた働きに出てもらおうなんて冗談じゃないから、稼げるのはあたし、伊介だけ。

とは言っても、まだ十代半ばで中卒になったあたしがやれることなんてハッキリ言ってゼロ。

それでも何でもやってやるって思って風俗なんかも考え始めた時に、ゼロを百に変えられる仕事を知った。

そこから、暗殺者としての「伊介」が始まったワケ。

伊介「ミョウジョウ学園……ね。金持ちばっかでうっざ」

まっ、報酬として決めてある「家族が一生生きるのに必要な資金援助」はこの立地を見るだけでもちゃんと払われることが保証されてるかしらね。
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/23(木) 03:07:43.72 ID:SqzJIO+IO
黒組に参加する生徒は二人一組で寮生活させられるらしく、割り振りのプリントには二号室が宛がわれていた。

伊介「フーン、同室相手は犬飼春紀、ね♪」

そう呟き、あたしはプリントをビリビリに破いて部屋にあったゴミ箱に放り投げた。

なんつーか。
メンドくさい。

これでも大家族の長女だから、多人数で狭い場所で暮らすのは平気。
でもそれが、全くの見知らぬ人間と――それも暗殺者と二人で過ごさなきゃならないってなると話は別なのよねえぇ。

部屋自体はテレビドラマで出てくるホテルの様な造りで、綺麗だしベッドも二人一緒に寝てもお釣りがくる様な大きさで、金持ちの学園って感じがビンビンくるけど……。

伊介「……いくらこういう暮らしに憧れててもねぇ……」

なんだか落ち着かないので、あたしはボロいキャリーケースを開けて整理することにした。

着替え、日用品、化粧品……「え?」

確認の作業中、いつも愛用しているハンドクリームがないことに気が付いた。

伊介「……うっわ最悪……マジで……ありえないんですけど……」

あたしは貧乏だろうが美容に関しては――お金のやりくりが出来る範囲でだけれど――手を抜かない様に心がけている。髪の一部を巻いたり、爪の手入れをしたり、そうするだけで楽しい気持ちになるし、家族も「綺麗だね」と誉めてくれる。
ハンドクリームもそのひとつで、家族があたしの誕生日にくれた大切なものだ。
それを忘れてきたなんて、なにしてんのよ。
あぁイラッとする。ホントに最悪の気分だわ。
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/23(木) 03:24:47.89 ID:SqzJIO+IO
黒組のオリエンテーションで晴ちゃんと兎角サン、鳰サンと真昼サンという個性的なメンバーとの顔合わせが終わり、寮へと続く道を歩く。

にしても、あんな感じのが他にも来るワケだよな。ハハッ、そういう意味では飽きそうにないか。
そういや、晴ちゃんのストラップのことで兎角サンが反応してたのはもしかして面白い収穫かもしれないな。ただの勘、だけどさ。

アイツ、確か晴ちゃんと同室だし。
……厄介なことにならなきゃいいけど。

ロッキーをかじりながらそんなことをつらつらと考えている内に、豪勢な廊下を抜けた先――二号室を発見。

……そういや、同室誰だっけ? 変わった名前だった気がするけど……プリントなくしちまったしなァ。

まァいいや、とあたしは鍵をガチャリと外し、勢いよく(あたし的にはいつも通り)扉を開けた。



そこには明らかに不機嫌……いや落ち込みオーラか? を発揮し四つん這いになっている長い髪の女がいた。
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/23(木) 03:34:14.08 ID:SqzJIO+IO
一旦切ります。
このあとは大して続きませんが、うp出来たらその内に。
今更ですが細かいことは完全食でお願いするッス
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/26(日) 08:44:58.07 ID:sMYDHq4e0
>>711
早くお書きになってくださる?わたくし待ちきれませんわ
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/10/30(木) 22:46:06.23 ID:fWJtBEZCO
>>711です。続きを投下します

その女は、しま○らとかで売ってそうな安物の服ーーというか緑色のパーカー ホットパンツ ブーツってどこかで見たことある格好である気がするーーを身に纏っていてどことなく貧乏な感じがするものの……後ろ姿だけでも「美人」である様な気がした。

何というか、髪をポニーテールにしているので白いうなじが凄くキレイでーーって何を見とれてるんだよあたしは。

ハッと我に返り、先ほどから反応のない女にどうしたもんかと頭をポリポリ掻いて少し悩む。

……まっ、そんなの数秒で終わったけどな。
こういうことで悩むのはあたしの柄じゃない。
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/30(木) 22:58:12.03 ID:fWJtBEZCO
春紀「なぁおまえ。何か困り事でもあったんかい?」

初対面なんて気にせず声を掛けた。

すると、女はピクリと反応を示し、ユラリと顔を動かしてあたしの方へと振り向いた。

……うわぁ、やっぱし美人だったか。しかもどえらい美人。今めちゃめちゃ睨まれてるから目付きがひどいことになってるけど、それすら様になっているほど別嬪さん。……こんな人本当に存在するんだな。
つーか、何でそんな機嫌悪いんだ? あたし何かしたか? この部屋入ってまだ一分も経ってないんだけど。

あたしは女から感じる謎の殺気に無意識の内に身構えながらも、女からの反応を待った。

女の桃色の唇が開かれた一瞬をスローモーションの様に感じたのは何でだったのだろう。
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/30(木) 23:09:11.89 ID:fWJtBEZCO
伊介「あのさぁ」

春紀「ん?」

女の声はどこか甘ったるく、扇情的とでもいうのかねーーとにかくそういう、何か吸い取られそうな可愛い声質であるみたいだ。今はドスが効いてて、大の男でもチビりそうな殺気を孕んでいるが。

あたしの気の抜けた応答をどう思ったのか、女はすっくと立ち上がって片手を腰に添え、真っ正面からあたしを見た。
……胸でっかいな。スタイルもメリハリがあってメチャクチャいい。でもそれだけじゃなく、鍛えられた体躯が内に隠されている様にあたしは感じた。

つまりは、こいつはあたしと「同じ」だと本能的に感じた。

そんなあたしの思考をぶったぎるかの様に、女の低い声が響く。
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/10/30(木) 23:34:28.94 ID:fWJtBEZCO
伊介「初対面の人間に向かって『おまえ』って呼ぶとその人をイラつかせちゃうって学校で習わなかった?」

一瞬何を言ってるのか分からず反応が遅れる。

春紀「……あー」

なるほど、コイツはそういう所が気になるタイプだと。あたしは女の言いたいことをひとまず理解し、こう答えた。

春紀「や、ごめんごめん。もう知ってるかもしれないけど、あたしは犬飼春紀。アンタと同じ二号室だよ。よろしくな」

気さくな対応。黒組というデスゲームの"ライバル"であることは分かっていたけど、こちらは同室相手に敵意
はないことを理解してもらうには有効だ。

と、思ったんだけど。

伊介「不合格」

春紀「へ?」

伊介「『アンタ』も却下。伊介のことは『伊介様』って呼んでよ」

……。

あぁ思い出した。寒河江伊介だ。
変な名前だと、思ったんだった。
名前の通りというか、ヘンな奴。

春紀「……まァ構わないけど、何でまた『様』付け? 伊介って名前自体ヘンな気はするけど」

伊介「ヘンじゃないわよ、カッコイイわよ」

春紀「そーかなぁ」

伊介「アンタのそういうところにイラッとしたからよ。つーか春紀とかいう名前の方がよっぽどヘンだろ」

春紀「あたしを『アンタ』って呼ぶのはアリなの?」

伊介「当たり前のことを聞かないでくれる? うわ、どうしよう……アンタマジでムカつく♪」

何つーか、めちゃめちゃ理不尽な気がするんだけど。
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/10/30(木) 23:57:16.60 ID:fWJtBEZCO
兎角サンとか他のクラスメートも癖が強いとは思ったけど、コイツは一際である気がする。

……けど、なんだろ。
別にイヤじゃない。
むしろ、付き合いやすそうな、好きなタイプかもしれない。

春紀「なぁ伊介様、苗字はなんての?」

伊介「聞くのおせぇよ♪ 寒河江伊介。よく覚えときなさいよ。間違えたら殺すから♪」

春紀「……寒河江伊介、サガエイスケ、かぁ」

伊介「なに? まさかアンタ、苗字にまでケチつけんのかしら? アハ、殺しちゃおうかな?」

あたしは苦笑してコイツの前を通り過ぎ、手に持っていた荷物をよっこらしょと置いて何気なくこう言った。

春紀「変わった名前だと思うけど、寒河江伊介っていう響きが凄くいいなと思っただけだよ」

さっきコイツの名前を思い出した時からそう感じていたが、本人の口から聞いて改めてそう思った。
寒河江伊介。
ヘンだけど、いい名前じゃん。
……あたしの"母ちゃん"と、似た名前だし。

そう思って、ふとコイツの方へと振り向区と。
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 00:14:53.91 ID:gED+iRefO
振り向区と・振り向くと ッス


春紀「……? 伊介様?」

さっきまでの殺気はどこへやら、目を見開いて呆然とあたしを見ているコイツの姿。
え、なに。急にどうしたの。

すると、あたしの視線に気付いたらしく、コイツは急にあたふたとし始めて、

伊介「ーーっ、バッカじゃないの!? ホントムカつくイラッとする!!」

何故か罵倒されても、あたしには何がなんだかさっぱり分からない。
そうこうしている間にも、コイツはポニーテールをほどきパーカーを脱ぎ捨て、バタバタと浴室まで早足で向かう。
浴室に入る寸前、何故か顔を赤くしたコイツは、捨て台詞にこう残した。

伊介「覗いたらマジでぶち[ピーーー]から!!」

バッターンっ、という効果音と共に浴室の扉が閉まる。
シャワーでも浴びるのだろうか。

……いや、つーかあたし女だしそういう趣味ないし。
一体急にどうしたんだろうな。

あたしは苦笑しつつ、床に落とされたパーカーをしゃがんで手に取る。まだ体温が残ってるな。男ならこういう時、「ヘンタイ」なことをするんだろうか、とくだらないことを考え、あたしはパーカーを畳んで伊介様のキャリーケースの側に置いた。

……ふと、キャリーケースの中身を見る。
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/10/31(金) 00:33:48.46 ID:gED+iRefO
着替え、日用品、化粧品……
美人な見た目に反して、持ってるものは何というか……意外と質素なんだな。基本的なものとか最低限の道具を一通り揃えている感じだ。

その中で感じた違和感。

……オシャレに気を遣ってそうな割に、ハンドクリームが見当たらない。

ケースの中の何処かにしまってあるのかもしれないし、浴室とかベッドにもう置いてあるのかも知れないけど、もしかして忘れてきたのか? それでさっき四つん這いになって不機嫌オーラを出してーー
……って、いくらなんでも考えすぎ、か。
今日会ったばかりの女の所持品について考えを巡らせるだけならまだしも、勝手に想像した挙げ句勝手に相手の状態を探って……あまつさえ「手助けしよう」と思うなんてどうかしてる。

まァ、もし「ハンドクリーム貸して」って言われたら、悩む間もなく貸してあげるけどさ。
断る理由もないし、何よりあたしがアイツを気に入ったんでね。

しっかし、面白いルームメイトが出来たもんだぜ。
母ちゃんに話したらツボにハマって気に入るかも……はは。

と、まァ……ってな訳だ。こんな趣味の悪い集まりだけど、

仲良くやってこうぜ、伊介様?
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/10/31(金) 00:35:23.27 ID:gED+iRefO
以上ッス
グダグダサーセン……肝心な所でsagaのやり忘れとかちょっと伊介様に蹴られてくる
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 18:55:57.54 ID:vRUwqcep0
1号室

晴「兎角さん兎角さん、トリックオアトリートにゃ!」

兎角「は?」

晴「トリックオアトリートにゃ!」

兎角「なんだそれは?呪詛の類か?」

晴「えー!ハロウィンですよ!?知らないの!?兎角さん!?」

兎角「い、いちいちうるさい・・・そんなもの知らないな」

晴「はぁ・・・今日は仮装してお菓子貰う日なんですよ!それでお菓子くれないとイタズラするっていう風習なんです」

兎角「だから猫耳まで付けたのか。だがあいにく甘い物は無い。残念だったな」

晴「やっぱり・・・じゃあ次は兎角さんの番です。えいっ」

兎角「おい、やめろ!」

晴「兎角さん猫耳似合う!」

兎角「な、なんなんだこれは・・・」

晴「さぁさぁ」

兎角「さぁって・・・」

晴「ほらほら言って下さいよ兎角さん」

兎角「・・・トリック・・・オア・・・トリート?」

晴「えへへ、兎角さんったら恥ずかしがって。はいじゃあお菓子上げます!」

兎角「ウサギのクッキー?」

晴「はい!兎角さんのために焼いてきました!食べて食べて!」

兎角「あ、ありがとう・・・」

晴「えへへ、どういたしまして。来年は兎角さんも晴の為に何か作って下さいよ?」

兎角「でもカレーくらいしか作れないぞ」

晴「あー・・・じゃあ来年までに晴と一緒に練習しましょう!1年あれば兎角さんも何か作れる!・・・はず!」


兎角「やけに自信が無いな。まあやってみるさ。それで、私はどんなイタズラをされてしまうんだ?」

晴「??」

兎角「お菓子を渡さなければ罰としてイタズラされるんだろう?」

晴「罰ってほど大袈裟な物じゃ無いですよ兎角さん・・・特に考えて無かったなぁ・・・」

兎角「まあ思いついたら言ってくれ」

晴「あっ、じゃあこうしましょう」

兎角「?」

晴「そのクッキーを半分晴がもらっちゃいます」

兎角「罰として没収か」

晴「ふふふ、それだけじゃありませんよ!兎角さんが晴に『あーん』するんです!」

兎角「・・・ば、馬鹿馬鹿しい」

晴「嫌でもやって貰いますよ?それが嫌ならウサクッキー全部晴が食べちゃいます」

兎角「はぁ・・・こっちこい」

晴「はい!」

このあとメチャクチャあーんした
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 18:59:45.66 ID:vRUwqcep0
2号室

春紀「これでいいか」

伊介「なにやってるのよーさっきからー?」

春紀「ん?ほら、今日ハロウィンだろ?だから一旦実家に帰ってお菓子やらねぇと」

伊介「ふーんくだらなーい。大変ねー家族多いと」

春紀「まあなー。でも楽しいぜ」

伊介「伊介ハロウィンとか興味ないしー」

春紀「ふーん。でも伊介さまって魔女の仮装とか似合いそうな気がするけどなー。勿体無い」

伊介「・・・うるさいわね」

春紀「あはは」

伊介「・・・似合うの?」

春紀「え?」

伊介「なんでもなーい。伊介ちょっと出かけるー」

春紀「お、おう。行ってらっしゃい。あと今日は遅くなるぞー」

伊介「・・・」

春紀「無視か・・・」

数時間後

伊介「ただいまー・・・って春紀のやつまだ帰ってないの?」

伊介(せっかくあんたのためにダサい店でコスプレグッズ買って来たのに)

伊介「うーん・・・しょーがないしこれ着て待つわ」

数分後

伊介「なによこれ暑い・・・やっぱ全身覆う服って苦手だわぁ」

ガチャ

伊介(あ!丁度春紀のやつ帰って来たみたいね)

春紀「ただいまー。うー寒い」

伊介「あら遅かったわね〜あと少し遅かったら殺してたわよ・・・ってなによその服」

春紀「い、伊介さまこそなんだそれ?本当に魔女の仮装したてくれたのか?」

伊介「暇だったから着てやっただけよ。で、あんたのそのコスプレはなに?」

春紀「ああ、これは狼女らしい。妹に着てって言われて」

伊介「へぇ〜。あんたにしては露出度高いわね?お腹とか普段のあたしくらいじゃない?」

春紀「あ、あんまりジロジロ見んなって・・・伊介さまは普段寒くないのか?あたしは寒くて寒くて」

伊介「意外と貧弱ねぇ〜伊介なんてこの服着てて暑いわよ」

春紀「体質なのか・・・暖房かけるのも悪いし暖かい部屋に避難するわ」

伊介「えーようやく帰って来てもうどっか行くの?」

春紀「だってしょうがないだr・・・うわっ!どうしたんだ伊介さま!?」
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 19:00:43.59 ID:vRUwqcep0
伊介「うふふ。こうやってくっついてたら伊介は涼しいしあんたは暖かいしでオトクじゃない?」

春紀「で、でもこれは・・・」

伊介「あら?もう暖まったのかしら?顔真っ赤だわぁ?」

春紀「ど、どうしたんだ今日は?」

伊介「・・・伊介、ちょっと怒ってるから。帰ってくるの遅すぎよ」

春紀「わ、悪かったって・・・」

伊介「だからその分伊介に構いなさいよね?」

春紀「はぁ・・・分かったよ。じゃあとりあえずもう少し暖めてくれ」

伊介「うふふ。風邪引かれたら困るから暖めてやるわ」

このあとめちゃくちゃ暖めた
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 19:03:50.47 ID:vRUwqcep0
3号室

香子「・・・おかしいな」

涼「おや?どうしたんじゃ香子ちゃん」

香子「ここに置いてあったチョコレート知らないか首藤」

涼「わしはしらないのぉ」ニヤニヤ

香子「おい、なぜにやける」

涼「そういえば今日はハロウィンじゃったのぉ、香子ちゃん」

香子「・・・」

涼「お菓子が欲しい時はなんと言うんじゃ?とりナントカじゃったか?」

香子「お前が隠したのか・・・」

涼「はて?なんのことかのぉ?」

香子「あくまでとぼけるつもりか首藤」

涼「おほほ〜」

香子「・・・言えば返してくれるのか?」

涼「どうかのぉ〜」

香子「まったく・・・トリックオアトリート。チョコレートを返さないなら爆破する」

涼「・・・」

香子「・・・おい」

涼「・・・なんか違うのぉ」

香子「違うって何がだ?」

涼「いやね、ワシはもっと恥じらいながら言う香子ちゃんが見たかったんじゃよ・・・」

香子「わ、わけがわからない」

涼「それに爆破ってなんじゃ。イタズラの度を超えておるぞ香子ちゃん」

香子「言葉だけに決まっているだろう!もういい、売店で買ってくる」

涼「ああ香子ちゃん待っておくれ、これで最後じゃ」

香子「なんなんだ!」

涼「ほれこれを見てみぃ。きっと香子ちゃんならこれの価値が分かるはずじゃ」

香子「一体なんd・・・それは!」

涼「ふっふっふ・・・やはり食いついたのお。英に頼んで入手してもらったんじゃ」

香子「ハロウィン限定のCODIVA最高級チョコレート・・・!」

涼「そうじゃよ。もし香子ちゃんがわしの要望を聞いて言ってくれたら隠したチョコレートに加えてこれもやろうではないか」

香子「卑怯者め・・・で、要望はなんなんだ」

涼「もちろん恥じらいながらなんじゃが無理そうじゃの。というわけでこんなのはどうじゃ?」


725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 19:04:17.17 ID:vRUwqcep0
・・・

涼「おお香子ちゃんの雪女姿似合ってるのぉ!」

香子「くそっ・・・コスプレなんて・・・」

涼「いつも以上に可愛いぞ香子ちゃん!」

香子「やめろ!それ以上言うな!」

涼「おぉおぉ赤くなって可愛いのぉ!ささ、早く言っておくれ」

香子「やめろと言っただろ!トリックオアトリート!そのチョコレートくれなければ今度こそ本当に爆破する!!」

カシャッ

香子「あ!おい首藤!なぜ写真を撮っている!」

涼「ええじゃないか別に減るもんじゃなかろうし・・・それにこの方が思い出になるじゃろ?」

香子「くっ・・・そんなしみじみというのはズルいぞ・・・」

涼「あと一枚!お願いじゃ!」

香子「ほ、本当にこれで最後だろうな・・・?」

涼「うむ、絶対じゃ!あ、あと次はちょっと可愛げに・・・」

このあとめちゃくちゃ写真撮られた
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 19:07:00.47 ID:vRUwqcep0
4号室

柩「えーと次は生クリームを・・・」

千足「おや?誰かいるのか?」

柩「ちっ、千足さん!?」

千足「なんだ、桐ヶ谷か。珍しいな共同キッチンにいるなんて」

柩(どうしてこんな時に千足さんが・・・)

柩「は、はい・・・千足さんはどうしてここへ?」

千足「少し小腹が減ったから何か作ろうと思ってな。桐ヶ谷も少し食べるか?」

柩「ぼく・・・は大丈夫です」

千足「そうか。ところで桐ヶ谷は何を作っているんだ?みたところお菓子か何かか?」

柩「ええと・・・その・・・」

柩(せっかくサプライズで千足さんにイチゴの乗ったショートケーキを作ろうと思ってたのに・・・)

柩「ぼ、ぼくはケーキでも作ろうかなって思って」

千足「ん?また作るのか?出来たら私も食べて見たいな」

柩「元から千足さんに食べて貰おうと・・・」

千足「え?なんだって?」

柩「いえ、なんでも無いです」

千足「??」

柩「じゃあぼくは料理に戻りますね」

千足「そうか・・・ん?ホイップ作りか」

柩「は、はい・・・なかなか泡立たなくて」

千足「貸してみろ」

柩「大丈夫ですよ千足さん。これくらいぼくだって」

千足「ある程度とろみがつくまではコツがいるんだ。それに桐ヶ谷の腕力じゃ大変だろう。手伝うよ」

柩「でもっ」

千足「それに数日前に作った時にも失敗してたじゃないか」

柩「うっ・・・じゃ、じゃあお言葉に甘えますけどそれ以外は全部自分で作ります!」

千足「やけに気合いが入っているな・・・」

柩「そりゃそうですよ・・・」ボソッ

千足「ん?桐ヶ谷、少しじっとしていろ」

柩「??」

千足「・・・」サワッ

柩「!!どうしたんですか突然!」

千足「ああ、すまない。ほっぺたにクリームが付いていたから」ペロッ

千足「うん・・・やっぱりまだまだだな」

柩「千足さんって自覚無しにそういうことするから本当に卑怯です・・・」

千足「ん?なんか言ったか?」

柩「な、なんでも無いです!」

このあとめちゃくちゃホイップ混ぜた
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 19:09:55.10 ID:vRUwqcep0
5号室

乙哉「しえなちゃん!トリックオアトリート!お菓子くれないとイタズラしちゃうよー!」

しえな「おいやめろ、ハサミをしまえ!」

乙哉「あははーじゃお菓子ちょうだいよ!」

しえな「あーもう!ほらこれ」ポイッ

乙哉「・・・なんとなく予想はついちゃってたけどさぁ、しえなちゃん・・・ハロウィンにポテチは無いよ」

しえな「う、うるさい。これしか持ち合わせていないんだからしょうがないだろ」

乙哉「普通はキャンディとかクッキーとかだと思うよー・・・まぁ無いならトリックの方だね」チョキチョキ

しえな「うわ待て!分かったから!すぐコンビニで買ってくるから!」

乙哉「でもなー・・・今はケーキとか食べたい気分なんだよね、コンビニのとかじゃなくてちゃんとしたトコの」

しえな「ほんっとコロコロ猫みたいに変わるな・・・でもハロウィン当日の夜なんてもう売り切れなんじゃ無いかな?残念だったな」

乙哉「そりゃもう売り切れだろうね・・・」

しえな「明日買って来てやるから諦めてもう寝ろ」

乙哉「じゃあさ、しえなちゃんが作ってよ!」

しえな「はぁ?なんでボクが!そもそも材料が無いだろ」

乙哉「材料なら昨日買って来たんだよね。冷蔵庫に生クリームとかあるの気がつかなかった?」

しえな「あっ」

乙哉「ほ、本当に気付いて無かったの?しえなちゃんってもしかして鈍感?」

しえな「普段からそんなの気にも留めて無いんだからしょうがないだろ!」

乙哉「そういうのを鈍感って言うんだよしえなちゃん・・・と言うわけでしえなちゃんケーキしえなちゃんケーキ」

しえな「でもボク作り方なんて分からないし・・・」

乙哉「えー?女子力低くない?」

しえな「ほっとけ!だいたい武智は作れるのか!?」

乙哉「作れるよ?」

しえな「・・・無駄にスキルあるんだよなぁ、無駄に」

乙哉「あははーありがと。じゃあさぁ、一緒に作ろっか」

しえな「は?」

乙哉「あたしが1から教えてあげるよー。ほらエプロン着て」

しえな「うわっ!急に腹触るなっ!」

乙哉「だってしえなちゃんエプロンの着方なんて分からないでしょー?」

しえな「別にエプロンくらい・・・」

乙哉「よし、完了!」

しえな「なんかこれキツく無いか・・・」

乙哉「しえなちゃんさ・・・」

しえな「な、なんだよ」

乙哉「似合ってるじゃん!可愛い!」

しえな「うぅ・・・つ、作るならさっさと作るぞ!」

乙哉「恥ずかしがってるしえなちゃんも良いよー食べちゃいたい」

しえな「ああもう!ボクにくっつくな!卵投げつけるぞ!」

乙哉「素直じゃ無いんだから・・・じゃあまず・・・」

このあとメチャクチャケーキ作った
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 19:12:34.51 ID:vRUwqcep0
6号室

純恋子「真昼さん、今日はハロウィンですわね」

真昼「えっ、あ、はい・・・」

純恋子「と言うわけで今日こそお茶会しませんこと?特別にいろいろお菓子を揃えましたわ」

真昼「だ、ダイエット続けないとま、また太るって真夜が・・・だから、ごめんなさい・・・」

純恋子「あら残念ですわね・・・ところでハロウィンの起源をご存知かしら真昼さん?」

真昼「起源・・・?」

純恋子「ええ。今ではお祭りごとのような扱いですが大昔は違った物だったそうですわ」

純恋子「ケルト人はこの日に親しかった死者が帰って来ると信じていたそうです。ですがそれと同時にやって来る悪霊から身を守る為に仮面を被りそれが今の仮装の原点だとか」

真昼「へ、へぇ・・・勉強になるます・・・」

純恋子「まあ私もつい最近調べて知りましたわ・・・ところでお茶会をしないとなるとお菓子が余ってしまいますわね、もったいない」

真昼「え?あ・・・ご、ごめんなさい・・・」

純恋子「しょうがないですわ。そういえばもったいないで思い出しましたわ。『もったいないおばけ』なんて妖怪さんがいらっしゃいましたわね 。ハロウィンですからもしかして」チラッ

真昼「ひっ・・・」

純恋子「では私はお菓子と紅茶を処分してきますわ」

真昼「あっ、待って下さいます!」

純恋子「どうかされましたの?」

真昼「今日はおちゃ、お茶会するます」

純恋子「あら!では早速紅茶を淹れないと!真昼さんもお手伝いして下さる?」

真昼「は、はいっ」

・・・

純恋子「では頂きましょうか」

真昼「はい・・・い、いただきます」モグ

真昼「あ、このケーキ凄い美味しい・・・」

純恋子「真昼さんもこのケーキがお好きなのですね。私の1番のお気に入りですわ」

真昼「甘酸っぱくて素敵・・・こ、こんなの始めて」

純恋子「ふふ、そんなに喜んでいただけると私も嬉しくなりますわね。また買わないと」

真昼「あっ、でも太っちゃう・・・から・・・」

純恋子「たまになら大丈夫ですわよ。それに」

真昼「えっ?あっ」

純恋子「腕や背中が少し細すぎませんこと?」サワサワ

真昼「ひゃっ!」

純恋子「あら、ごめんなさい。ですが無茶なダイエットは身体を壊してしまいますわよ?」

真昼「で、でも真夜が・・・」

純恋子「真夜さんには私から厳しく注意しておきますから安心なさって?もしお2人に体調崩されたら私も悲しいですわ」

真昼「英さん・・・嬉しい・・・」モジモジ

純恋子「ふふ。では次はこちらのマカロンも・・・」

このあとめちゃくちゃお菓子食べた
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 19:13:53.30 ID:vRUwqcep0
とりあえず以上雑妄想SSっス
すずこう難しいっス
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 19:36:31.61 ID:988FB7+i0
素晴らしいッス
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 20:05:28.78 ID:VQXQz1U7O
よし、みんなイチャコラしてるな
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/31(金) 22:48:08.18 ID:d8P7VXsf0
これは素晴らしいものだ
ハロウィンコスプレ大会とか黒組で開いてほしいね
溝呂木チャンあたりが「うちのクラスは美人揃いだからな!」とか言ってさ
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/31(金) 23:37:27.19 ID:MiYV5dWd0
if春伊やハロウィンとか今日は最高だぜ
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/01(土) 09:22:42.20 ID:g2UWGjKDo
滅茶苦茶ホイップ混ぜたってなんかエロくない…?
みんなイチャイチャして最高!
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/01(土) 22:27:23.40 ID:2oh64kzso
ゆかりん「ああ…しえなちゃん……私が守ってあげる」ポチポチ


しえな「ゆかりんか…!なになに?」

『今度会ってみない?私、しえなちゃんともっと仲良くなりたいな♪』

しえな「ゆかりん……!よし!」ポチポチ

『もちろんだよ〜!ぼくもゆかりんと会いたい!』


ゆかりん「ふふふ、しえなちゃん……」ポチポチ


しえな「!早いな、なになに?」

『じゃあ、私の家においでよ』

しえな「いいのかな…」ポチポチ

『いいの?親とか大丈夫?大丈夫なら遊びに行きたいなー』


ゆかりん「ふふ、準備はバッチリだよ、しえなちゃん」ジャラジャラ


しえな「来週はゆかりんと会うぞ!楽しみだなー」ワクワク
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/01(土) 22:28:19.43 ID:2oh64kzso
しえな「ここでいいのかな……」ドキドキ

ゆかりん「しえなちゃん!」

しえな「ゆかりん!?ゆかりん!」

ゆかりん「しえなちゃん!初めまして?かな?さあ、上がって上がって!」

しえな「おじゃまします」

ゆかりん「やっぱり、想像通りかわいいね!」

しえな「そんなことない!ゆかりんの方がかわいいよ」///

ゆかりん「ふふ、ありがと」


ゆかりん「はい、お茶だよ」コトッ

しえな「ありがとう!」ゴクゴク

しえな「……うっ…」バタン

ゆかりん「ふふ、しえなちゃん…これでしえなちゃんは私のもの…ふふ」チュッ



しえな「……はっ!なんだ!」ジャラジャラ

ゆかりん「しえなちゃん、おはよう」ニコニコ

しえな「えっ、なにこれ……ゆかりん?」

ゆかりん「しえなちゃんだめだよー、無用心なんだからっ」フフ

しえな「なにこれ?え?遊びだよね?」

ゆかりん「遊びでこんなことしないよ、本気だよ、しえなちゃんは私のもの、私が守ってあげる」スッ

しえな「ひっ……」ビクッ

ゆかりん「あはっ、しえなちゃんかわいい!」チュッチュジュルル

しえな「ふっ…んっ…」

ゆかりん「ふふふ、しえなちゃん、愛してるわ」

しえな「……(え?なに?キスされた?嘘…)」

ゆかりん「これからたっぷり可愛がってあげるね」



737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/01(土) 22:44:49.13 ID:2oh64kzso
ゆかりん「薬、打とうね」スッ

しえな「なに、それ……」

ゆかりん「気持ちよくなる薬、媚薬だよ」フフ

しえな「やめ……いや……」

ゆかりん「えいっ」プス

しえな「あ、あ、あああああ、助けて!武智!」

ゆかりん「えー?武智って同室のシリアルキラー?」

しえな「ひぃぅ……!」

ゆかりん「ふーん、まあいいや、どう?効いてきた?」

しえな「ふぅ……ふぅ……」ハアハア

ゆかりん「……」ツン

しえな「ひゃあ!」ビクッ

ゆかりん「いいじゃん」ゾクッ

ゆかりん「もっと気持ちよくしてあげる」モミモミ
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/01(土) 22:45:20.79 ID:2oh64kzso
しえな「あっ、やめ……ふっ…ひぃ」ハアハア

ゆかりん「気持ちいいの?」クリクリ

しえな「気持ちよく!ん!…なんてない!んん!」ハアハア

ゆかりん「へー、じゃあもっと激しくしちゃうね」ペロペロ

しえな「うあん!んんっ!あっ、ひゃ……」ハアハア

ゆかりん「どう?」ペロペロコリコリ

しえな「あああ!んあ、くっ…」ハアハア

ゆかりん「ふふ、しえなちゃんかわいい」サワサワ

しえな「ひっ…!」ハアハア

ゆかりん「濡れてる……しえなちゃん、無理やりヤられて濡れてるよ?」ツプッ

しえな「んう、あっ!」ハアハア

ゆかりん「変態……」クチュ

しえな「いっ!だ……め…んん!!」ハアハア

ゆかりん「だめじゃないよね?こんなに濡れてるんだもん」クチュクチュ

739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/01(土) 22:46:19.56 ID:2oh64kzso
しえな「あっ!はん!いやっあ……」

ゆかりん「あっ、もしかして、気持ちよくない?じゃあ、これ!」ブブブブ

ゆかりん「ハアハア、しえなちゃん」ブブブブ

しえな「ひやあああああ!んっ!あんっ!」ブブブブ

ゆかりん「しえなちゃん!しえなちゃん!」ブブブブ

しえな「武智!武智!うわあああ!」ブブブブ

ゆかりん「は?」

しえな「んくっ、」ハアハア

ゆかりん「ねえー、いま武智って言った?私とヤってるのに、他の女の名前出すの?」

しえな「ん、んん!」モジモジ

ゆかりん「うふっ」ニコ ブブブブ

しえな「うわあああ!いや!ああああ!」

ゆかりん「お仕置きだよ♪」

しえな「むにゃああああ!やめ、はっいっ」ブブブブ

ゆかりん「」ニコニコ

しえな「」プシャ

ゆかりん「あれー?もうおしまい?気絶しちゃったー」


ゆかりん「起きたら続き、しようね」


ゆかりん「しえなちゃんは私だけ見てればいいの」ニコ
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/01(土) 23:07:51.14 ID:2pG0uCVm0
ゆかしえ!ゆかしえだ!
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/11/02(日) 02:15:48.90 ID:LfQU6wrN0
これは新しいw
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/05(水) 16:00:07.13 ID:Vaf9qSrto
「おい!舐めろよ」ハアハア

しえな「くっ…」ギッ

「なに睨んでんだよ、ほら舐めろ」ズイッ

しえな「うぅ……」ペロペロ

「んっはあ、もっとだ!」ハアハアサワサワ

しえな「んーっ!」ペロペロ

「ああ、いいぞ、んっ」ハアハアサワサワ

しえな「いやっ」

「勝手に休むな!」ギュッ

しえな「ひっ」ペロペロ

「ふー、ふー、ああ」ハアハア

しえな「んん」ペロペロ

「あー、イく」ハアハアグイッ

しえな「むぐっ」ペロペロ

「ふぅ…もういいぞ、帰れ」

しえな「……はい」
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/05(水) 16:01:02.41 ID:Vaf9qSrto
しえな「うぅ、ひっく、ひどい…いじめだよ……」ポロポロ


「あ、しえなちゃーん、今日は私お願いねー」クスクス

しえな「ぁ、あ、はい……」

「じゃ、よろしく〜」


「ねー、ほら一人でヤって見せて?」ハアハア

しえな「う……はい……」

「ほら早く」ハアハア

しえな「んっ、んん」ハアハアクチュクチュ

「わー、本当にヤっちゃうんだ変態だね」ゾクゾク

しえな「んんんっ、はあ、あっ」ハアハアクチュクチュ

「ふーん、手伝ってあげるね」ヴィンンンン

しえな「あ、いやあ…」

「えいっ」ヴィンンンン

しえな「いやああああああ!んんんんっ、あっ、あっ」

「気持ちいい?ねえ気持ちいい?」ヴィンンンン

しえな「あっ、あっ、ひぃやああ、んんんっ」プシャー

「あーあもう終わり?相変わらず感じやすいんだね」クスクス

「ほーらいいから私のことも気持ちよくさせてよ?」

しえな「……はぃ」


しえな「やっぱりぼくはイジメられてるんだ…」


744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/18(火) 06:57:23.55 ID:HelMSX8SO
スレチだけど質問があります
悪魔のリドルのSSでオススメのSSを教えてください
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 02:32:57.34 ID:+qYBTaKqO
URL今送れないけど、
真剣ゼミとTwitterのヤツは短くて見やすいし、面白い
あと兎鳰のヤツで長いけど、『仕事を一緒に始めてから…』っての
タイトル覚えてなくてすまんな
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/28(金) 17:06:25.54 ID:fEKRVQdlO
>>3->>5
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/16(火) 06:36:39.08 ID:jZUv5/7SO
過疎ったのう
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/16(火) 13:06:42.94 ID:HA4exi200
クリスマスSSでも書いてるんじゃろう
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 02:31:45.10 ID:13zEH/hn0
伊介「ねー春紀、今日は何の日か知ってる? クリスマスイヴって答えたら[ピーーー]から♪」
春紀「? イヴじゃないの? イヴ以外何かあったっけ? 納めの地蔵?」
伊介「アンタの頭は地蔵並みに硬いのかしら? ていうかイヴ言うなって言ったわよね」チャキ
春紀「クリスマスを付けずにイヴとしか言ってないからノーカンだろ、ってことであたしの頭に当てられた銃を降ろしてくれ」
伊介「あててんのよ」
春紀「こんなあててんのよはイヤだ」
伊介「ねー、マジで分かんないの? 脳筋にも程があるでしょアンタ」
春紀「や、いつもイヴは家族に少しでも楽しい気持ちを味わってもらおうって思ってばかりでさ。他に何があるとか考えたことなかったんだよ」ハハ
伊介「…………」
伊介「」ギュ
春紀「伊介様? どうしたのさ」ナデナデ
伊介「……バッカじゃないの。自分の誕生日を忘れてんじゃないわよ」ギュゥ
春紀「――あ」
伊介「ったく、ホンットバカね♪」
春紀「……最近家に帰ると決まって皆コソコソしていたのはそれだったのか」
伊介「でしょうねぇ。アンタ今日は一日中仕事だったから、きっと朝起きたらサプライズが待ってるわよ」
春紀「はは……。……なーんで気付けないかなぁ、あたし。そっか、今年もあたしの誕生日がきたのかぁ」
伊介「……春紀が産まれた大切な日よ」
春紀「ん……なぁ、伊介様も何か祝ってくれるのか?」
伊介「ハァー? 当たり前だろ♪ 何の為にこんな遅くにアンタに会いに来たと思ってんのよ」
春紀「お? 意外だな、んなわけねぇだろとかツンデレ発揮されるかと思ってたよ」
伊介「思ってもないこと言ってんじゃないわよ、伊介が家族認定したら何よりも大切にするオンナだってことぐらい知ってるでしょ」
春紀「はは、ホントにな。――なぁ伊介様、よかったらプレゼントお願いしていいか?」
伊介「聞いてんじゃないわよ、早く言え♪」
春紀「じゃあさ……」トサッ

春紀「あたしの性欲、全部伊介様にあてていい?」




伊介(――なんてめっちゃカッコいい顔と声で言ってくるもんだから『おめでとう』って言いそびれたじゃない……)朝チュン


勢いで書いた
春紀誕生日おめでとう
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 02:33:01.76 ID:13zEH/hn0
saga忘れた
すみません伊介様
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 08:45:05.53 ID:Tw0aSV660
わぁい春伊だ〜
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/26(金) 22:01:59.74 ID:FMi5nrVO0
春伊だ!やった!ありがとう!おめでとう!
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/03(土) 23:14:40.00 ID:7bij/iG40
まひすみ

純恋子「番場さん、甘酒ですわ」

真昼「あ、ありがとうございます・・・」

純恋子「美味しいですか?」

真昼「は、はい・・・とっても美味しいます」

純恋子「まだまだ沢山ありますからどうぞ」

真昼「はい・・・」

Aさん「あけましておめでとうございます英さま」

純恋子「あらAさん、あけましておめでとうございますますわ」

Aさん「今年もよろしくお願いします」

純恋子「こちらこそよろしくお願いしますわ」

真昼(美味しい・・・)ゴクゴク

・・・

部屋

純恋子「はぁ、年末年始は毎年疲れますわ・・・」

純恋子「番場さんもあんなに沢山人が居る場所に来て大丈夫でしたか?」

真昼「・・・」

純恋子「番場さん?」

真昼「はなぶささん」

純恋子「はい」

真昼「れずせっくすするます」

純恋子「は、はい?」

真昼「れずせっくすます」

純恋子「い、今はちょっと・・・」

真昼「なんでしないますか?」

純恋子「少し疲れてしまって・・・」

真昼「するます」

純恋子「ば、番場さん!? よ、酔ってらっしゃるんですの?」

真昼「よってないます」

純恋子「でもお顔があk・・・」

真昼「うるさいます、ぬがすます」グイ

純恋子「え、やめ・・・」

真昼「もんどうむようます」ビリ

純恋子「ちょ、あっ・・・////」

・・・

真昼「zzz・・・」

純恋子「はぁはぁはぁ・・・」

純恋子「まさかあんなに激しく攻めてくるなんて、番場さんて酔うと怖いですわ・・・」

純恋子「でも悪い気はしませんでしたわね・・・////」
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/03(土) 23:52:10.57 ID:WbA7RFQSO
わぁいまひすみ
755 :星人 [saga]:2015/01/16(金) 21:24:52.97 ID:G7pMwwsW0
溝呂木「じゃあテスト返すぞー」

溝呂木「あ!それと珍回答あったからまとめといたぞ!」ニカッ

Q.メロスは何故走っただろうか。

A.セリヌンティウスを助けるため。
又は約束を果たすため。
など

東兎角の場合

兎角「………」カリカリ

Qメロスは何故走っただろうか。

A.王を殺しに行くため
756 :星人 [saga]:2015/01/16(金) 21:29:20.11 ID:G7pMwwsW0
犬飼伊介の場合

Q.メロスは何故走っただろうか。

伊介「だるぅ……」

A.タイトルが走れメロスだから


寒河江春紀の場合

Q.メロスは((ry

春紀「…ん〜」

A.トイレ行きたかったから


走り鳰の場合

Q.メロスは((ry

鳰「…………」

A.友達がセリヌンティウスしかいなくて、死なれたらぼっちになるから。
757 :星人 [saga]:2015/01/16(金) 21:32:49.92 ID:G7pMwwsW0
溝呂木「みんなちゃんと勉強しろよー」ガララ

鳰「……」

鳰「いや、別に!?ウチはぼっちじゃないっスよ!?えぇ!!断じてそんなことは!!」アセアセ

兎角「…いい加減認めたらどうだ」

柩「……見苦しいです」

千足「……本当だな」



鳰「理事長ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ウワーン



テスト珍回答



たいしておもしろくないと思いまっせ。
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 03:17:16.28 ID:stwgnq6To
鳰ちゃん…ww
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 11:31:47.19 ID:A6uQaJxl0
>>757
正直伊介様がMVPである気がする
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 12:03:41.63 ID:cTIFJaYSO
白紙提出をやめただけでも伊介さまは誉めてあげていい
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/18(日) 13:05:03.87 ID:08tbsfGSO
伊介様wwwwww
762 :星人 [saga]:2015/01/23(金) 22:37:52.19 ID:AmaLCA0d0
ネタ詰まってて更新できない
助けて

ノートに書いたやつです。
兎伊←春

雪の向こうにあなたを想う。


分かってたさ。どうせあたしのそばにいないことなんて。
期待してた自分がバカみたいだ。
これは昔の話。
763 :星人 [saga]:2015/01/23(金) 22:43:13.10 ID:AmaLCA0d0
その日は今日みたいにとても寒くて、雪が降りそうな日だった。
「寒いなー」

「そうねぇ」

同室の伊介…あたしの想い人は白い息を吐きながらそう言った。

「雪降りそうだよな」

「降るんじゃない?」

「あのさっ…その今度一緒にーー」

「犬飼」

「…兎角」

そうこいつ。伊介が付き合っている東兎角。
数ヵ月前に東から告白して付き合っているらしい。

「…どうぞお二人でごゆっくり」

「春紀別に気にしなくても」
あたしが傷つくんだよ。
「じゃあ先行くな」

結局弱いあたしは何もできない。

「しょうがねぇじゃねぇか」
一言呟いて、走り出した。
764 :星人 [saga]:2015/01/23(金) 22:49:55.94 ID:AmaLCA0d0
授業が終わって足早に寮へと帰った。

「…もうちょっと後に出す予定だったんだけどな」

予告表を取り出し名前を書きこむ。
決行日は明日。

ガチャ

ドアが開く音が聞こえたので、あわてて予告表を隠した。

「ただいま」

「おかえり伊介様」

伊介様はバッグを放り投げ、ソファーに座った。

「今何時?」

「6時30分だよ」

「んー…7時になったら起こして」

とそのまま寝てしまった。

「(…いいよな東は)」

別に憎いわけじゃない。
あたし自身が悪かっただけだ。

「(もっと早く伝えてればよかった)」

後悔しか残らない。
どうせ明日の暗殺は失敗する。
暗殺なんて言い訳だ。
ただ今すぐここから出ていきたいだけ。
自分が一番分かっていた。
765 :星人 [saga]:2015/01/23(金) 22:50:48.01 ID:AmaLCA0d0
また後で投下します
766 :星人 [saga]:2015/01/24(土) 15:24:29.21 ID:AqRuac3V0
あたしは伊介様を起こしたあと、一人食堂へと向かった。

「…よっ」

「バレバレだ」

「…だよなー」

剣持は元同室だった武智が好きだった。
けれど思いを伝える前にあいつは退学になったんだ。
今はあたしの唯一の相談相手。

「…やっぱりダメか」

「…明日予告表出す」

「お前っ…」

「…いたって意味ないだろ」

「…」

飯も食わずに食堂を後にした。

767 :星人 [saga]:2015/01/24(土) 15:33:23.19 ID:AqRuac3V0
部屋に戻ってからはシャワーを浴びて、ソファでテレビを見ていた。

「まだ起きてたの?」

大浴場から帰ってきた伊介様。

「…今寝るとこだった」

「あっそ」

胸が痛い。

「おやすみ」

返事が返ってこないのは知っていたからすぐベッドに入った。
768 :星人 [saga]:2015/01/24(土) 15:38:58.77 ID:AqRuac3V0
「…」

時計を見ると6時30分。
ゆっくり制服に着替えて食堂に行こう。
そう考えていると伊介様が珍しく起きた。

「…ん」

目をこすって時計を見る姿は本当に子供みたいだった。
今日でここともさよならだ。
楽になれる。全部終わる。

「…春紀?」

「…おはよ」

「…ん」

また伊介様はベッドに寝た。

「…あたし先に行くよ」

「ん」

「…じゃあな」
769 :星人 [saga]:2015/01/24(土) 15:42:02.34 ID:AqRuac3V0
マニキュア手入れをして、手にガントレットをつけ、荷物をまとめた。
いよいよだ。

「…あんた何してんの」

伊介様が扉を開けて立っていた。

「…」

「…行くの?」

「…あぁ。ありがとな」

「…別に」

伊介様の横を通り過ぎる。
あたしは一度も振り向かなかった。
770 :星人 [saga]:2015/01/24(土) 15:48:59.99 ID:AqRuac3V0
「大丈夫か」

セットの下じきにあたしはなった。
ほら、失敗した。
できなかった。

「ざまぁないね」

悔しかった。

「あーあ…これからどうしようか」

伊介様。

「…お前なら大丈夫さ」

東。

「春紀さん…」

晴ちゃん。

何も手に入らなかった。
全部失った。

「…伊介を頼むよ」

「…あぁ」
771 :星人 [saga]:2015/01/24(土) 15:53:38.29 ID:AqRuac3V0
昔の話だ。
あいつらがどこにいるのか今は知らない。
結局は後悔したってことだ。

雨が降ればあなたの昔の話を。
晴れればあなたとの思い出を。
くもればあなたが怒ったことを。

雪が降ればあなたを想う。

おわり

人気だったら伊介ver.も投下します。
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/24(土) 16:47:55.85 ID:tyn5gaHAO
おつ
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/24(土) 18:44:24.34 ID:C6l/JVuAO
おつ
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/26(月) 13:03:02.97 ID:Jma2ejfR0
乙ッス
伊介様バージョンもどうぞ恵んでくださいッスからね!
775 :星人 [sage]:2015/01/26(月) 16:04:04.58 ID:JgQGSck70
実は四人書く予定でして
春紀、伊介、乙哉、しえなちゃんとありますww

今日乙哉制作終了しましてあとはしえなちゃんだけです
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 18:36:01.66 ID:5eGaxjASO
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 17:04:16.82 ID:xxS9vMg/0
乙哉「しえなちゃんの誕生日をどうしよう…」

晴「今日しえなちゃん誕生日だったんですか!ストラップは前に上げちゃったし…兎角さんどうしよう?」

兎角「カレーパーt」

乙哉「はい次の意見」

兎角「ふざけるな!」

乙哉「どっちがふざけてるんのさ」

兎角「まったく…ん、どうした晴?」

晴「それ、ナイスアイデアです兎角さん!」

乙哉 兎角「「え?」」
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 17:15:28.04 ID:xxS9vMg/0
     

      ====放課後 黒組教室====

しえな「一体どうしたんだよ放課後に…」

乙哉「いーからいーから、この教室入ってよ!」

しえな「全く…うわっ!!?」パパパーン!!!

皆「しえなちゃん!誕生日おめでとう!」

しえな「え…あ、今日ボクの誕生日」

乙哉「なんだ忘れてたの、皆でパーティーの準備したのにー」

晴「良い誕生日プレゼントが思い浮かばなかったので、その代わりにおっきなパーティをしようって!」

しえな「うそ…」

溝呂木「今日は放課後貸切にしておいたからな!楽しんでくれ剣持!」

兎角「皆わざわざ手作りで料理も作ったんだ、残すなよ」

伊介「伊介まで手伝ったのよ、残したら殺しちゃうかも」

春紀「こんなこと言ってるけど結構頑張ってくれてたんだぜ伊介様」

伊介「何余計なこと言ってんのよあんた、ムカツクー」

千足「ケーキも作ったんだ、つい苺を多くしてしまったが自信作だ」

柩「ぼくも手伝ったんですよ、千足さんと一緒に作ったんですから安心してください」

しえな「東と犬飼まで…」


779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 17:31:59.69 ID:xxS9vMg/0


香子「料理とは難しいんだな…」

涼「香子ちゃんも頑張ったんじゃ、たくさん食べてやってくれ」

真夜「真昼の奴も必死に作った料理だ、心してお食べやがれ!」

純恋子「カレーに串焼き肉などの料理、ケーキにチョコなどの各種デザート、全てたしかな品質の材料を用意しましたわ」

乙哉「あたしも手作りでポテトチップ作ってみたんだ!いやーカラッて揚げるのが難しくて…あれ、しえなちゃん」

しえな「…」

晴「しえなちゃん」

しえな「突然なんなんだよお前等…馬鹿だぁ…」グスグス

溝呂木「け、剣持…うぅ」グズグズ

伊介「やだ、なに泣いてんのよ暑苦しい、ダッサーイ」

春紀「とか言いながら、嬉しそうじゃん伊介様」

涼「頑張って良かったの、こーこちゃん」

香子「ああ、なんだか、嬉しいな」

柩「喜んでもらえてよかったですね、千足さん」

千足「桐ケ谷も手伝ってくれたおかげだよ」

780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 17:44:17.32 ID:xxS9vMg/0


純恋子「ふふ、これで真昼さんの夢も達成ですわね」

真夜「ああ!楽しくお誕生日会するのが真昼の夢だからな!」

兎角「自信作なんだからな、カレーが冷める前にさっさと食べろ」

晴「もう、兎角さん!しえなちゃん、乙哉さんが今日のお誕生日のこと教えてくれたんですよ!」

しえな「武智…」

乙哉「そうだよしえなちゃん、どう、あたしのこと好きになっちゃたりした?」

しえな「…」

乙哉「あっははは、冗談だよ、じゃあ「武智」」

しえな「ありがとう…その、ちょっとは好きになった…かも」

乙哉「え……うん、その、ど、どういたしまして」

しえな「ああ、皆もボクのためにありがとう」




鳰「全く、なにやっちゃってるんッスかねえ、付き合ってらんないッスよ」



しえな「あれ、このプチメロンパンって」

晴「鳰が置いてったよ、こういうのは柄じゃないって帰っちゃったから…」

しえよ「いいよ、これだけで十分だ」


781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 17:44:46.00 ID:xxS9vMg/0
以上です
しえなちゃんは幸せになれ
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/16(月) 21:32:26.21 ID:RznsALgR0
おつおとや
しえなちゃん誕生日おめでとー!
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/17(火) 18:57:43.02 ID:KUQaCFWB0
乙ッス
しえなちゃん誕生日おめでとう
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 11:24:01.12 ID:gNDGDAt4o
こんなことされたら改心して殺しなんてできなくなりそうなしえなちゃん
785 :星人 [saga]:2015/02/26(木) 12:17:31.83 ID:ZI6suD440
春紀がもしあの時死んでいたら。
っていうお話。ある曲で浮かんだので。

春伊。
主に春紀視点。ちょい長めかも。
次から→
786 :星人 [saga]:2015/02/26(木) 12:24:14.94 ID:ZI6suD440
もしもあの時もう少し違う所にいたらあたしは生きてたかも。とか今も思うんだ。

ほんとバカだよな。

これはあたしがもし生きてたらって話。






もしもあたしが伊介様ともっと一緒にいれたなら「好き」って後悔が残らない言ってた。

結構憎らしいとこある伊介様だけど、根はホントいい奴なんだよ。

あ、これ内緒な。

もしもあたしが伊介様に料理作るとしたらカレーかな。

「マズイ」とか言いながら食べそうだよな。やっぱ素直じゃない。

こうやってやりたい事を思ってる今でも伊介様は一秒ずつ進んでるんだ。

あたしは止まったまま伊介様を見ることしかできなくて、すげー辛いよ。

今すぐ会いたい。

787 :星人 [saga]:2015/02/26(木) 12:27:38.54 ID:ZI6suD440
だけどそれはもう無理なんだ。

あたしは死んでるから。




それでもあたしは伊介様を忘れないよ。

何も見れないまま、聞こえないまま歩きだしたあたしは。

伊介の声も聞こえないし、笑顔もみれないけど、









それでもあたしは




伊介が大好きだよ。
788 :星人 [sage]:2015/02/26(木) 12:29:15.69 ID:ZI6suD440
>>786

×残らない言ってた
○残らないくらい言ってた

すみません
789 :星人 [saga]:2015/02/26(木) 12:40:27.75 ID:ZI6suD440
春紀死亡直後

「…………」

「はーちゃんっ…はーちゃぁん!!」

あたしの目の前にいたのは元気なあいつじゃなくて、あいつの。

寒河江春紀が消えた後のものだった。

「はーちゃん帰ってきてよ!!」

遺体の周りにはあいつの弟、妹がいて「はーちゃん」と泣き叫んでいた。

対するあたしは目の前の現実が受け入れられず立ち尽くしたままだった。

「…伊介さん…ですよね」

「……そう…だけど」

「妹の冬香です」

「……バカの妹は苦労したでしょ」

「……いい…お姉ちゃんですよ」

「死んだら元も子もないでしょーが…」

「…そ…うですね」

いつの間にかあたしの目からは涙がこぼれていた。

「あ…んたなしでっ…伊介は……誰に世話やいてもらうのよっ……!」
790 :星人 [saga]:2015/02/26(木) 12:45:17.60 ID:ZI6suD440
あたしの中の春紀の存在は大きかった。

だからこそ前を向かないといけないと思ったの。

だってあたしの中で春紀はずっと生き続けるから。

あたしと一緒に進むから。

「ね、春紀」

あたしは春紀を一生忘れない。















あたしは一生春紀を愛し続ける。
791 :星人 [saga]:2015/02/26(木) 12:51:28.81 ID:ZI6suD440
あたしは伊介様にひとつ大切なものを置いてったんだ。

ベビーピンクのマニキュア。

あれはあたしの涙と思い出と家族と



好きが詰まってる。

伝えられなかったものはそれに詰め込んだよ。



これ、約束な。




これからも笑っていて。
伊介の笑顔があたしは好きなんだ。







もしもあたしが生きてたなら。
君にどれだけ「好き」を伝えられたかな。
恥ずかしくてあまり言えなかったけど。
言ってあげたいな。












伊介にいつか。


おわり
792 :星人 [sage]:2015/02/26(木) 12:52:28.29 ID:ZI6suD440
長々とサーセン

書きたかったんです。
曲流しながら書きました。


許してくだせぇ。
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/26(木) 14:19:50.34 ID:bzJ/KKGu0
乙ッス
リドルはこういうのも想像出来て困る…春紀サン死んだら色々な意味で寒河江家おしまいかな…冬香ちゃんと伊介様が協力すれば何とかなるかな…
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/26(木) 16:47:10.58 ID:sonJqRFwo
これは辛すぎる
リドルの中でも一番死んじゃいけない子だよな
背負ってるものが多すぎる…
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/17(火) 21:06:26.91 ID:3nk9kVNSO
ほしゅ
796 :星人 [saga]:2015/03/30(月) 00:29:35.64 ID:BH9JRKJk0
「…伊介様顔赤くない?」

「あ、…暑いのよ!!あんたに関係ないでしょ!?」

嘘。全部あんたのせいだ。
あたしの顔が赤い理由も。
手が震えている理由も。

全部。全部。

春紀のせいだ。




「寒河江春紀だ!よろしくな〜」

「…」

寒河江春紀。

なんかウザイって思ってたけど嫌いじゃなかった。

結構気に入ってた。

「…寒河江……春紀」

授業中誰にも聞こえないぐらい小さな声で呟いてみたりとか。

気づいたら考えてたりとか。

す、好きとかそんなんじゃないけどっ……。
797 :星人 [saga]:2015/03/30(月) 00:40:29.41 ID:BH9JRKJk0
事件が起きたのは2時間位前。

「…伊介様掃除してよー」

「ヤダ」

あたしが体育座りして掃除をサボってた時の事なんだけど。

あいつは真面目にやっててバカみたいと思ってた。

すると。

「やってよ伊介様〜」

あいつがあたしの前にしゃがんで説得し始めた。

「ヤダっつってんの」

春紀のほっぺをつねる。

「いててて!」

つねったほっぺをさすりながら春紀はまだ説得してきた。

「頼むよ」

「いーやーだーって言ってるでしょ」

事件が起きた。


春紀があたしの両手をつかみながら。



「…だめ?」




って言ってきた。

「や、っ…そのっ…」

あたしは耐えられず目をそらしてしまった。

「(…やっばいすごくドキドキしてる)」

あの瞬間。

あたしの視界が綺麗な色で満ちた。

「…伊介様」

「わ、分かった…分かったから…て、手離して…」

「あぁ…ごめん。ありがとう♪」

春紀はニコニコしながら持ち場へ戻った。

「…うぅ」
798 :星人 [saga]:2015/03/30(月) 00:44:56.15 ID:BH9JRKJk0
それからずっと春紀の事ばっかり考えてて。

あたしらしくないって思ってたけど。
気づいたらもう遅かった。







あぁ。あたし恋に落ちたんだなって。





「…春紀…」

「ん?どした?伊介様」

「あ、…あたしっ……」

「…んぉ?」

言葉が出ない。

「…ごめん…やっぱ何でもない」

「…ん。そっか」

「…」

勇気が出なくて。
スカートの裾を握る事しかできないくせに。

あたしに何ができるのよ。

伊介のバーカ。
799 :星人 [saga]:2015/03/30(月) 00:47:13.25 ID:BH9JRKJk0
また明日投下するっス
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/30(月) 01:12:31.60 ID:701jvV1K0

頑張れ
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/30(月) 02:30:35.92 ID:SHZ6I8Jr0
乙ッス
乙女な伊介様と春紀の「だめ?」の破壊力よ
802 :星人 [saga]:2015/03/30(月) 08:34:41.07 ID:BH9JRKJk0
「ったぁー!疲れたー!」

「…んー」

あれから何も出来ず、かれこれ一週間が経った。
経ってしまった。

「伊介様?帰んないの?」

「…帰る」

油断していたのか、歩き出すときこけてしまい、

「っとと…大丈夫か?」

春紀が支えてくれたものの、足を捻ってしまった。

「…だ、大丈夫…っ」

思いのほか痛い。

「……なぁ」

「…?」

「さっき足捻ったろ」

見抜かれていた。

「…大したことないわよ」

誤魔化してみるが、通じない。

「…バッグちゃんと持ってて」

「はぁ?なにいっ…ちょっ春紀!?」

お姫様だっこをされた。

当然あたしはパニックになる。

「痛いんだろ。それじゃ歩けないだろうし」

「べ、別にいいから!降ろして!」

「大人しくしてろ」

「…っ……///」

あーもー…

暑い。







「よし…これで大丈夫かな」

寮へ帰ると春紀が足の手当てをしてくれた。

やけに上手い。

多分妹や弟がいるからだろう。

「…ありがと」

「ははは、礼言われるほどじゃねぇよ」

若干照れている様子の春紀。

「あたしお風呂入ってくる」

「あ、待ってて!行く!」

春紀が慌てて準備する様子を見ながら待っていると。

「やーごめんごめん。じゃいこっ……うぉっ!?」

「春っ…」

803 :星人 [saga]:2015/03/30(月) 08:39:53.11 ID:BH9JRKJk0
春紀がこけた。

それだけじゃ済まない。

ガシャンドタッガシャガシャ

「ったた…」

「んぅっ……」

目を開けるとそこには。

「あ」

春紀の顔が至近距離にあった。

「や…ごめ…ち、違うんだ…」

春紀は顔を赤くして説明している。

「…早くどいて」

「…ごめん」

「…あと先行ってて」

「了解です…」

バタン

「…〜〜〜〜〜///」

思わず春紀が出た瞬間しゃがみこんだ。

「(近すぎ…近すぎだから!)」

心臓の鼓動がうるさくて。
とてもお風呂に入りに行ける状態じゃなかった。

「っんの……」

ばか春紀。
804 :星人 [saga]:2015/04/01(水) 22:35:31.35 ID:NyoHGeeQ0
バタン

「っ……」

何だあれ。

やっべー……。

「(危うく襲いかかるとこだった)」

手で顔を覆った。

顔が熱い。

「らしくねー…///」

さっき起こった事を考えないよう大浴場に向かった。


約一時間後。

2号室

ガチャ

「たっだい…!?」

あたしがドアを開けて前を見ると伊介様が着替えていた。

「やっ…そのごめ…」

「別に女同士だから慌てる事ないでしょー…」

そういうと伊介様は冷たい目をしたまま着替えを続けた。

けれど。

「…あれ?伊介様耳赤…」

「黙れ!!うっさい!!死ね!!///」

あ、怒った。

可愛い。

「…ごめんごめんつい可愛かったからさ」

「っ!」

「…ね、伊介様」










「あたしの事…好き?」
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/02(木) 03:00:55.71 ID:gKjf8zui0
続ききてた
これは…
806 :星人 [saga]:2015/04/02(木) 10:40:18.57 ID:xbJVTKbW0
「は…はぁ?何言ってんのあんた」

ドンッ

「あたしの事好き?って言ってんの」

「っや…」

逃げ場がなくなった。

足の間には春紀の右足。

頭の両脇に春紀の手。

上を見れば真剣な顔の春紀。

「ね…伊介」

「っ!///」

キュンって胸が高鳴って締め付けられる。

「……春紀」

「何…伊介様?」

「…………好き」

やっと言えた。

言えなかった一言が。

「…あたしもだよ。」






そのあとの記憶は残ってない。
朝気づいたらベッドの横で春紀が寝てて、あたしが顔を赤くしたぐらいしか。

まぁ…よかったのかな。

結局あいつは暗殺失敗して退学しちゃったけど。



あいつとあたしはいつも繋がっているから。


おわり
807 :星人 [saga]:2015/04/02(木) 10:41:26.70 ID:xbJVTKbW0
長々とすみませんでした

近々スレ立てするかもっス
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/02(木) 10:47:39.31 ID:Wh/vbpqD0
乙!
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/02(木) 11:12:06.90 ID:gKjf8zui0
乙ッス
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/29(水) 16:24:18.06 ID:zg/HMEMA0
何か書こうと思っても頓挫しちゃうね
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 07:07:28.79 ID:FqXQ2oZSO
近所に古びた屋敷があった
誰も住んでいないばかでかい屋敷が

幽霊屋敷と言われて大人さえ近づかないというそこに子供だった俺達は肝だめしに入った

俺以外のやつはすぐにビビって逃げ出したけど
負けず嫌いな俺はなんとか奥まで行って自慢してやろうと無謀な探索を続けた

そして腐っていた床板を踏み抜いたせいで尖った木片で足を切り怪我をしてしまった

泣き叫んでも助けはこないのはわかっていた、でも痛みと恐怖で涙も声も止まらない


「なんじゃ?うるさいのぅ」

声がした
女の人の声だ

「なんじゃ子供が探検ゴッコかい?」

奥から現れた女の子?はあきれ顔でそう言った
どうやら幽霊ではなさそうだ

「ヒック、だっ、て…だって…」

泣きすぎてうまく話せない
女の子は俺の怪我に気づくと

「なんじゃ、怪我しておるではないか!少しまっておれ」

どこから薬箱を持ってくると俺の傷を消毒し包帯を巻いてくれた

「とりあえずはこれでよかろ、坊よ帰ったらちゃんと診てもらえよ破傷風にでもなったら大変じゃ」

はしょーふーなんて言うのはよくわからないがとりあえず首をぶんぶんとふって頷く

「うむ、少し休んだら帰るがよい」

と満足気に笑った
すると
くぅ〜
安心したのか腹の虫がないた
かなり恥ずかしい

「なんともかわいいなき声じゃの」
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 07:20:54.14 ID:FqXQ2oZSO
「…たいしたものはないが」

と荷物の中から箱を取り出すと入っていたおはぎを俺にくれた

「甘いものは大丈夫か?」

「すき、です」

なんとか返事をすると
もらったおはぎにかぶりつく…甘い
けれどとても優しい甘さだ
ただ無心で頬張ってる俺に

「良い食いっぷりじゃが、逃げないからゆっくり噛め詰まらせたら事じゃぞ?」

と声をかけてくるので
しぶしぶゆっくり食べる事にする
見た目はちょっと年上にしか見えないが婆ちゃんみたいな迫力?があった
あとすっごい美人だと思う

「麦茶もあるから飲みたくなったら言うてくれ」

「うん」

笑顔が眩しくてなんだか目をあわせられなかった
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 07:42:34.63 ID:FqXQ2oZSO
まぁ、それが二十年前の話になる


「ねー、もしかしてその時のおはぎの味が忘れられなくて和菓子職人になったの?」

「悪いか?」

後、その人にお返しがしたくて考えてるうちに気づいたらこんな風になってたとか恥ずかしいかコノヤロウ
くっそこんなヤツに話すんじゃなかった

「あははーいいんじゃないかな、ロマンチック?でさ、てんちょーさんのお菓子おいしいよ本当」

嘘くせえなぁ
うまそうに食っちゃいるけども

カラカラと入口が開くと
たまにしか来ない常連さんが顔をだす

「なんじゃ武智もここに来るのか?」

ゲッ!?このクソガキ知り合いだと!?

「首藤さんもここ来るんだーおいしーよねー」

「うむ、本当はもっと頻繁に通ってやりたいのじゃが多忙の身でな」

「ふーん?どしたのてんちょー?」

「なんでもねーよ、あ、あの涼さんなんにします?」

何テンパッてんだよ
もう十数年も付き合いのある常連様だろうに

「すあまはあるかの?あと抹茶を頼む」

「はい喜んで!」



ただのくだらないヘタレの話だ
恥ずかしいからこんなとこで終わる

お耳汚し失礼
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 08:07:47.64 ID:FqXQ2oZSO
五十年に化け物あつかいした涼さんと和解したじいさんばあさんが老人会で将棋打ってたりとか
妙な方向に妄想が膨らむ変人です

二十年間前じゃなくて三十年前というミスですが
まぁうちのSSのキャラなんでどうでもいいよね
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 09:37:06.63 ID:0My5flnJ0
久しぶりにこのスレにSS投稿されてて嬉しい

面白いよ
モチベ上がったらまた書きに来てww
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 19:10:36.74 ID:4X89WCJSO
ほしゅ
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 14:54:07.25 ID:fyUmWyYD0
リドルのキャラが学園都市にいても色んな意味で違和感ないな、あるとすれば髪の色くらいか
晴の女王蜂能力とか鳰パイセンの幻術とかガッッツエイさんの不老能力とかスキルアウト兼暗殺者春紀さんとプロ暗殺者伊介様の日常とか妄想が膨らむ
そういうSSを書く力がほしいッス
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 16:07:04.23 ID:hPZzWtWSO
英さん完全に木原一族系じゃないですかー
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 16:52:10.09 ID:rTlFSd8aO
ほぼ義体だから攻殻機動隊の世界観と合いそう
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/20(土) 18:49:18.62 ID:jI/C4M3TO
このスレに行くと楽しいよ
P『アイドルと入れ替わる人生』part11【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434553574/
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/07/18(土) 10:17:42.89 ID:wyyaf+xSO
純恋子「落ちませんわよ」
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 01:07:39.88 ID:2vOicElEO
レズレズなしえなちゃんのSS書いてるけど長編になりそうな悪寒
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/21(火) 12:06:02.00 ID:QvezilvV0
>>822
待ってるッスよ
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/07/30(木) 11:26:03.62 ID:+Mwh/gbSO
乙しえ「でんでんででん♪♪でんでんででん♪でんでんででんでん♪」

しえな「かっきーん!」
乙哉「しえなちゃんかっこいー!」


乙哉「しえなちゃんいつものやったげて!」

しえな「聞きたいかボクの武勇伝!」

乙しえ「武勇伝♪武勇伝♪武勇でんでんででん♪」

しえな「何にもしないで退学処分」
乙哉「すごい!EDソングも歌えない!」

乙しえ「武勇伝♪武勇伝武勇♪でんでんででん♪」


しえな「原作掘り下げやっときた!」
乙哉「組織の名前が集団下校(笑)」

乙しえ「武勇伝♪武勇伝♪武勇でんでんででん♪」

乙しえ「意味はないけれどムシャクシャしたからー」
乙しえ「ネカフェでミョウジョウハッキングー♪」

乙しえ「でんでんででん♪でんでんででんでん♪でんでんででん♪でんでんででんでん♪でんでんででんでん!ペケポン!」
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/09(日) 15:21:52.80 ID:hoG/pP920
またずいぶんと懐かしいネタを
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/10(月) 11:18:51.25 ID:f25mBZGH0
千足「……」カチカチカチ

乙哉「あれー一人で珍しいね生田目さん、なにやってんの?」ヒョコッ

千足「た、武智かビックリさせないでくれ!」

乙哉「そんなビックリしなくてもいーじゃない、で、一人で携帯弄ってなにしてんの?」

千足「いや…リドルSSを検索していたんだが…ないんだ…」

乙哉「どんなSSなの、一緒に探してあげよっか?」

千足「違う…ないんだ…」

乙哉「ない?」

千足「紫夢ちゃんの…紫夢ちゃんの出てるSSが…!」

乙哉「え、誰それ…」

千足「ああ…AK勢だからな…出ていない武智が知らないのも無理はない…」

乙哉「うっわーなんだろう、ちょっと苛っとくるねー…」

千足「京 紫夢(かなどめ むむ)135pのBカップ、ガーデニングが趣味の…9歳だ!!」

乙哉「そこ強調しなくていいんだけど…というかAKって何?」

千足「"悪魔のリドルAK"…数年前からすでに配信されていたが何故か原作キャラがいないせいで黒歴史扱いされていたソシャゲーだ」

乙哉「なにそれ…通りであたし全然知らない訳だよ」

千足「それどころか出演している数少ない原作キャラも配信当時まだキャラが固まっていなかったのかキャラがおかしいんだ…」

乙哉「千足さんとかアニメ一話の時点でもキャラおかしかったもんね」

千足「東が"メロンパンを食べたい…"と言い出した時は気でも狂ったのかと思ったぞ」

乙哉「あ、それはおかしいね、うん」

千足「しかしAKのキャラクター自体は魅力的なんだ…十分SSで使えるポテンシャルを秘めている」

乙哉「ほうほう、たとえば?」

千足「先ほど言った紫夢ちゃんだが、養護施設で育ったもののイジメを受け、周りの人間を皆殺しにしてしまった過去がある」

乙哉「9歳なのに!?」

千足「自分に危機が迫ると身体のリミッターが外れて怪力になるらしい、本人にその間の記憶はなく気が付けば…といった感じだ」

乙哉「ほうほう、武器は10s近いチェーンソウと…殺しの間に意識が無い割にチェーンソウは綺麗にデコってるんだね」

千足「しかしイジメといえば剣持がいるし、またはこの"私"といい感じに組み合わせられるんじゃないか」

乙哉「うん、本当にそうなんだけどなんなんだろう、邪な気配を感じる」

千足「まぁキャラの性格はゲームを進めていると起こる会話イベントで知るしかないのが少々面倒なのだが…」

乙哉「えーたしかにそれ面倒だよー外見が気に入ったキャラがいても使えないじゃーん」

千足「ふっ、安心しろ…最近は有志がwikiに会話の内容を載せてくれている!」

乙哉「おー!それがあればちゃっちゃとSSで使うことは出来そうだね!……なんだろうこの通販番組みたいなノリ…」

千足「9歳の少女、ツンデレな姉と毒舌な妹の双子姉妹、俗に厨二病と言われる性格の少女、さらには吸血鬼までキャラは様々だ!」

乙哉「今調べたけどそれ全部ロリっ子だよね、全員身長150p切ってるよね…」

千足「武智と関連するならシリアルキラーも一人存在するぞ、武智とは全くタイプの違うようだが…」

乙哉「日月 氷影(たちもり ひかげ)さんね、幼い頃に捨てられてサーカスに入団、その後とある事件で団長を殺して目覚めたと」

千足「幼い子を手作りのお菓子でたぶらかすとんでもない奴だ…碌な奴じゃないな、全く」

乙哉「ふーんそれにしても色々いるんだね、その割にはSSで全く使われてないけど」

千足「それが悲しいんだ…といっても少し前までは全くのブラックボックスだったからな、ようやく少しづつ認知はされてきている」

乙哉「wikiを見てみても最近まで全然更新なかったみたいだしねーこれを機に流行ればいいね」

千足「全くだ…ただこれ以上私のロリコン化が進むと不安になって来るな…」

乙哉「いやもうその属性外せないでしょ…」
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/10(月) 11:21:00.61 ID:f25mBZGH0
AK流行らないかな…
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/11(火) 13:02:51.77 ID:SmVZWqDC0
リメイクされたらきっと…そんなこと起きないか…
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/11(火) 13:53:48.51 ID:1BGs37USO
とりあえずキャラの戦闘法とかはっきりさせてくれマジで
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/11(火) 14:46:19.77 ID:dMgi8rgxO
妄想
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/13(木) 14:59:04.72 ID:O6WvD3l+0
乙哉「うーん…」

千足「む、どうしたんだ武智、浮かない顔をして」

乙哉「いやーAKキャラをSSで使いたいんだけど、戦闘方法が良く分からないキャラばかりで困ってるんだよねー」

千足「ほう、だが大丈夫だそんなもの」

乙哉「え、なんかとっときの情報とかあるの!?」

千足「>>830も言っている通り妄想でどうにかすればいい…イマジネーションだ武智」

乙哉「いやそれでいいの!?」

千足「逆に考えるんだ…明確にされてないから好きにしちゃえってさ」

乙哉「えー…」

千足「そんなこと言っても…原作キャラの剣持だって暗殺方法が良く分かっていないじゃないか」

乙哉「しえなちゃんはハッキングとか分析とかそういうのだっていうのは一応分かってんじゃない!一応!!一応だけど!!!」

千足「"私の想像の〇〇と違う"となるかもしれないが、そもそも二次創作自体そんなものだろう?」

乙哉「まーそうっちゃそうだけどね、でもさー厨二病の女の子の山崎千代ちゃんとかさーどうするのこれ」

千足「そうか…彼女に関しては一般人だったな…」

乙哉「すごくおっきい鎌を使うけど一般人で島根出身なうえただの米農家の子だし、適当に鎌振るわせる感じ?」

千足「そうだな…ここは元農家という点に着目して、本気を出したら稲刈りとかに使う小さな鎌を使うとかどうだ」

乙哉「いやいやいやそんなもので戦えるの!?」

千足「安心してくれ、沖縄古武道には二丁の鎌を使う型が残っている、それを参考にすればなんとか書ける筈──」

乙哉「いやいやいや、おっきい鎌捨てちゃってる時点でダメでしょ!」

千足「そ、そうか…」

乙哉「えーっとじゃあ千足さんご推薦の双子姉妹、九条院姉妹だっけ?」

千足「しっかりものだが妹に甘いツンデレの九条院有栖ちゃんと、毒舌で甘い姉を利用しつつも姉が大好きな九条院来栖ちゃんだな」

乙哉「お姉さんは糸とか針とか使うのかな、まぁ糸使いは寒河江さんがいるからまー分からないでもないよ」

千足「ということは…」

乙哉「妹の来栖ちゃん、なにこれ…人形操ってるの?」

千足「まぁ…そういうことだろうな、巨大な人形を操らせればいいんじゃないか?」

乙哉「いやいやいやいいのそれで!?」

千足「本編にサイボーグがいる時点でもういいんじゃないかな…」

乙哉「半分ヤケクソになってない?」

千足「そうでもないとやってられないだろ、勢いだ…イマジネーションだ!」

乙哉「納得いかないなー…」

千足「それも含めて二次創作だ、みんなが武智の考えるAKキャラを好いてくれる訳ではないが、きっと好いてくれる人もいるさ」

乙哉「たしかにね、二次界隈だとこうやってキャラを模索していく中で固まっていくキャラもいるもんね」

千足「最近ちらほらAKキャラを見かけるようになってきたが、私は各作者それぞれのAKキャラを見るのが好きだぞ」

乙哉「皆がそうとは限らないけど、そういう人もいるって訳だね」

千足「それにAKキャラは知ってる人もそこまでいないだろうし好き勝手やっても大丈夫じゃないか?」

乙哉「それはダメでしょ!?というかそれもう完璧ヤケクソだよね!?」

千足「正直何故原作キャラをしっかり出さないのか理解に苦しむからな…」

乙哉「そうだよ!あたしも何故か画像は出回ってるけど基本手に入らないし!しえなちゃんと首藤さんなんて影も形もないじゃん!」

千足「桐ケ谷も画像はあるがなにかの特典だったんだろうな…英も同じだ…」

乙哉「しえなちゃーん……」

千足「桐ケ谷……」
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/13(木) 15:56:21.34 ID:ZuZ2tNjSO
ちなみに桐ヶ谷は一応バレンタインイラストがあるがしえなちゃんは…
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/02(水) 15:56:51.06 ID:Zq1Odtow0
何となくやってみたくなったのでけいおん!のパロディ
キャラ崩壊とか設定改変あるかも注意、伊介様のハートは♪で代用

ここは私立ミョウジョウ高校
他の学校同様様々な部活動が存在し、それぞれが日々活動している
その中の一つが、

武智「あたし達軽音学部である!」

春紀「いきなり何言ってんだおまえは、暑さで頭なくなったか」

武智「おかしくなったとかじゃなくてもはやあたし首なし人間!? はるきんひどくない!?」

兎角「首なし人間っていうか……脳みそのないゾンビ?」

武智「生きてすらいない!? そもそもゾンビに脳みそって必要なの!?」

伊介「そこじゃねーよ♪ 今日も武智ってるわねぇ、うっざ」

武智「うざい=武智!? あたしのアイデンティティーってうざ可愛い美少女なの!?」

純恋子「誰もそこまで言ってませんわ。それよりも、もっと静かに出来ませんこと? わたくしの煎れた紅茶と英家オリジナルスイーツが台無しですわ」

……と、まぁ
いつもの様にあたしに対する総スカンを終え、軽音部の各々は紅茶を啜る。
静かになった今がチャンス、あたし達の自己紹介を始めるよ!

まずはあたし、武智乙哉!
軽音とか何やるのかすら知らなかったけど、幼なじみのしえなちゃんに「おまえを受け入れてくれる部活に頭下げなきゃいけないから早く決めろ」
と言われたので掲示板で一番最初に目に入った軽音学部にうっかり入部、そこでギターを適当に触ったらそのままギタリストになることになっちゃった主人公だよ!
一年の時に立候補して歌も歌ってます! 昔見たアイドルアニメでちょっとそういうの憧れてたんだよね〜♪
軽音メンバーは美少女揃いで某新世界の神(仮)の様なゲスい笑みを浮かべて今すぐ可愛がってあげようと思ったけど、それはあたしが甘かったね……。
だってここにいる娘達個性的だし強いんだもん!

一人目は軽音部部長の寒河江春紀、(あたしの中の)通称はるきん。
長い赤髪に一見ギャルの様な出で立ちだけど、中身は男前で姉御肌な人! 高校入ってから何回も告白されてるみたいだねぇ、主に女の子に。
まぁそれはあたしもなんだけどしえなちゃんに毎回妨害されてうまくいったことない……。おっとっとぉ、余談だったね。
大家族の長女で、家はあんまり裕福ではないけど入学前に猛勉強して特待生になったからこの学校に来れたんだって。
何で私立に来たかって、それは勿論伊介さんの学力で通えるのがここだったからだよ! それ以上のことを聞くのは野暮ってものじゃない? というか聞いたら足払いされたし。
今も部活やりつつバイトしてるみたいで、実は忙しいらしいよー。昔は巻き込まれ喧嘩もよくしてたみたいだけど、まぁそれはいっか。伊介さんとか家族を守る為とかだろうしねー。
気さくでおおらかであっけらかんとした性格からか、担当はドラム! 靴ひもキュッと固く結んで豪快にビシバシ叩くよ!

二人目ははるきんの幼なじみで大親友なセクシー美女犬飼伊介さん。
育った環境が特殊らしくて、かなりツンデレかつ極端な性格になっちゃったみたい。その結果が「伊介様と呼べよデコ助野郎」なんだけど、はるきんしかそう呼んでないのが笑っちゃうよね。敬意もへったくれもなくあだ名になってるし。
普段は凄い毒舌で思ったことを包み隠さずザクザク言うドSなお姉さんだけど、
実は極度のあがり症で失敗出来ない場面になると固まっちゃう可愛い所があるんだよねぇー♪
……一回指摘したら「ママ」譲りのハイキックをお尻に食らって悶絶したからもう言わないけど
ちなみに担当はベースとボーカル! 一年の時のあたしのうっかりで歌うことになっちゃってからは、あたしとダブルボーカルだよ! 苦虫を潰したような顔だったけどね!
あと軽音部内での極秘になってるけど、作詞もしてるんだよね。恋の歌が多いけど、誰を想って書いたんだろうねー♪

多分続く。夜になったら書くかも。
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/03(木) 03:46:09.94 ID:4QNIGjxaO
>>833の続きッス。

三人目は絵に描いたようなお嬢様こと英純恋子、(あたしの中の)通称英ちゃん。
見た目も口調もTHE・お嬢様で、実際に英コンツェルン? とかいうどでかいお金持ち一族の跡取り娘なんだとか。
さっきさらっと言ったけど、あたし達軽音部が部室でする活動の大半はズバリお茶会! 美味しい紅茶やケーキを楽しみながら雑談するのって女の子の特権だよね〜♪
まぁそんなことが可能である理由は、英ちゃんがいつも部室に「家で余った貰い物」を持ってきてくれるからなんだけどね。後は……権力もあったりして? なんちゃって。
でもプライドの高い英ちゃんがどうして軽音部にいるのかは未だに教えてくれないんだよねー。あたしが言うのもなんだけど殆どくっちゃべってるだけだよ? 一回聞き出そうとしたら無言で見つめられただけなのにシャンデリア投げられた様な威圧感を覚えたからもうやめとくけど。
とは言うものの、本当は理由知ってるんだけどね。ヒントは顧問の先生!
あ、ちなみに担当はキーボードね! ピアノ習ってたらしいからすんごい上手だし、何と作曲も出来るんだよ!

最後は軽音部唯一の一年生、つまりあたし達の1個年下の女の子・東兎角、通称兎角さん。
何で後輩なのに「さん」付けかって言うと、あたしが最初「あずにゃん」って呼んだら物凄い嫌がられて、たまたまその場にいた妹の晴に助け船を出された結果なんだよね。あずにゃんって可愛いと思うんだけどなぁ。
後輩といっても、軽音部の面子に対しては敬う気持ちは全くないみたいで、ずっとタメ口の生意気ちゃん。可愛いけどこわいんだよねー。
でも音楽に関しては部内で一番真面目に取り組んでるみたいで、入部してすぐの時は軽音部のあまりのユルさに「世界はユルさに満ちている」と言い残して校庭で腕立て伏せしたり奇行に走る程退部するか悩んだみたいだねー。
そもそも何で入部したのか聞いたら「においだ」とか言ってたし……野生児か! ってつっこんだら「おまえ、五月蝿いし臭いな」って言われたのが懐かしいなぁ。
担当はギター! 家の事情で色々なものを習った中で一番楽しいと思ったからハマったとかで、そこらのギタリストより多分遥かに凄い腕前だよ!

とりあえずここまで。続き書けたら書きにくるッス
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/04(金) 00:19:11.46 ID:OUaqQTL60
AKにもギタリストがいたッスね
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/30(水) 19:21:55.59 ID:ZmHBxms80
AK終わるッスね…
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 01:17:48.43 ID:QQN/ZsZz0
千足「AKが…終わるんだ…」

乙哉「むしろこれよくここまでもってたよね、プレイバックに加えてレアガチャの内容も相当前から変わってないよ」

千足「アイテムを使わずともコツコツ真面目にやっていれば普通に10位以内に入れるからな、上位の評価点は凄いことになってるが」

乙哉「会話集めようとしたらそれは無理だけどねー、レアでないキャラはノーマル使うしかないし」

千足「しかしwikiは驚く程充実したな、見てない会話を見つけたので更新しようとしたら既に書かれていた、なんかは日常茶飯事だ」

乙哉「このwikiさえあればSS書くのはできるだろうねー、不幸中の幸いって言うか…なくなるのは寂しいけどねー」

千足「大丈夫だ、これからはSSの中で彼女たちは生き続けるよ」

乙哉「ていっても最近はリドルSS自体少ないけどね」

千足「そ、それ以上言うんじゃない武智…!!」

乙哉「放送一年過ぎても固定ファンがガッチリいるのは凄いけどねー原作の漫画はまだ続いてるけどアニメと大筋は同じだし」

千足「既に退場したキャラのファンからすれば寂しいだろうな、私たちの所謂ロミジュリ回は大きく変わっていたが」

乙哉「あたしの回はアニメですっごく変わっちゃってたねー、兎角さんが弱くなってた気もしたけど」

千足「10話での再登場と言い武智は優遇されてたな、最初に退場したから多少出番を増やすのは良いと思うが…」

乙哉「それよりしえなちゃんをどうにかしてあげてって感じだよ!」

千足「しかし皮肉にもそんな状況の中で"キャラは悪くない"とAKが再評価されたのだがな」

乙哉「原作キャラ出てないせいですっごい扱い悪かったもんね、でも女の子が主人公なのはいいねー分かってるって感じ」

千足「ありがちな男主人公ではないのは大きな評価点だな、そのAK主人公にも近頃ある特徴が付け加えられた」

乙哉「え?そうなの?」

千足「"おっぱい好き"なんだ」

乙哉「えええええええええええええええ!!?」

千足「Dカップ、Eカップの胸を無言で掴もうとしたし、巨乳が気になるという発言と犬飼の胸を見つめる選択肢がある」

乙哉「…wiki見たけど、本当だね」

千足「選択肢からするに小柄で黒い目、服装は"寒そう"らしいな、といっても憶測にしかならんが」

乙哉「なんか良く分からない要素だけ残して終わっていくね、AK…」

千足「逆に考えるんだ…妄想が捗るんだ…と」

乙哉「AK主人公は薫子さんとの組み合わせがちょっと浸透してきてるね、薫子さんって兎角さんっぽいし」

千足「胸はDだからその点でも大丈夫だな、AK主人公はエピソードの方の会話があるから文章媒体のSSだと書きやすいかもしれん」

乙哉「イラストよりかはねーあたしは皆の中のAK主人公ってのも見てみたいけど」

千足「そういうのは言い出しっぺが描くものだと相場が決まっている、さぁ頑張るんだ武智」

乙哉「えー!生田目さんこそ趣味が美術館巡りなんだしそういうの得意そうじゃん!」

千足「そうか、それなら仕方ない、私が描こ──」

乙哉「あ、やっぱいいよ、絶対ロリっ子になるのは分かってるし」

千足「くっ…でもこういった形で個人の嗜好が丸出しになるからな…そういう意味では面白いかもしれない」

乙哉「〇〇の人、とか呼ばれるんだろうねー生田目さんならロリの人って感じで」

千足「私をロリコンに仕立て上げるのは止めろ!」

乙哉「だからそれもう無理だって!」

千足「推定15歳程年下の走りが"お気に入り"の理事長の方が危ない気がするんだが…」

乙哉「い、一応手は出してないっぽいから…というか歳の差なら首藤さんと神長さんの方が危ないし」

千足「あれは特殊すぎる事例だから赦してあげて欲しい…」

乙哉「まぁそうだね…なんかさー本当この作品って…」

千足「ん?」

乙哉「キャラ、濃すぎない?」

千足「おかげでファンも濃い人ばかり残ってしまったな、良いことなんだろうが…」
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 07:00:02.56 ID:Ey7xubbSO
草摩さん相手にいきなり「揉ませて」なんて選択肢出るんだから仕方ねえよ
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/01(日) 09:12:58.87 ID:8IOwvpVy0
>>838
マジかwwwぶっ飛びすぎwww
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 07:32:34.68 ID:0rBsAyoSO
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/13(日) 17:21:23.72 ID:gtZeg4P/0
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/21(月) 23:29:45.41 ID:MEYgmGMp0
鳰「何が起こってるんすか・・・」

伊介「はい鳰、あーん♪」

鳰「あ、あーん」

伊介「かわいい〜♪」ナデナデ

鳰「ははは」モチモチ

兎角「おい 口を開けろ」

鳰「う、兎角さん・・・はい」アーン

兎角「美味いぞ」

鳰「おいひいっふ!」モチモチ

春紀「おいまだか?少し独占しすぎだぞ二人とも」

ババア「そうじゃぞ」

晴「そうだそうたー!」

兎角「地・・・仕方ないな」

鳰「しかし一体なんなんすかこれ・・・」


みたいな鳰が
843 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 22:21:40.17 ID:WiR1SrnSO
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/15(月) 17:58:26.43 ID:4AQybdHSO
バレンタインSSとかなかったな
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/15(月) 20:18:35.00 ID:EV67AO6SO
そもそも人がいない
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/17(水) 14:25:25.11 ID:f4LPBLUD0
公式からの供給が無さすぎるから…仕方ないわな…原作以外にも何かしらの燃料がないと辛い
454.25 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)