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男「アマゾン探検……?」 -
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1 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 18:00:14.13 ID:boHJVnt50
10年以上前に書いていた小説のリメイク版なので、クオリティはお察し
それでも良い方はお読みください^_^
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1401094813
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/
トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/
【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/
ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/
2 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 18:00:53.19 ID:boHJVnt50
ベルク「う……ここは……どこなんだ」
ぐらぐらする頭を抑えながらベルクはむくりと起き上がった。
彼はイギリスのあるテレビショッピングに出演している23歳の男性である。
ビルソン「おいベルク、ここは多分アマゾン川の中流域だぞ、ハアハア」
デブい奴が喘ぎながら走ってきた。
彼の名はビルソン、ベルクの幼馴染であり大飯食らいで有名だ。
3 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 18:02:08.11 ID:boHJVnt50
ビルソン「秘境探検に出かけたら、飛行機が墜落してこのザマだ!」
ベルク「説明ご苦労、ビルソン。他のメンバーも起こしてくれ」
ベルク「朝飯の時間だ」
朝飯はスープとパンで済ませた。
ビルソン「で、これからどうすんのさ。救助は期待しない方がいいね、ハアハア」
ベルク「だろうね、取り敢えず探索に越したことは無い」
4 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 18:03:05.68 ID:boHJVnt50
行く手を阻むツルを切りながら暫く歩くと、巨大な白い壁が目に入った。
ベルク「こんな所に壁……? 文明的な物が……おかしい」
ビルソン「と、豆腐に見えて来たんだけど、食べていいかな?」
ベルク「君がそう思うなら、好きにしてくれ」
???「待て、勝手な判断を下すな!」
5 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 18:05:43.87 ID:boHJVnt50
列の後方から、鋭い声が飛んできた。
声の主はジャックだった。
ジャックは隊長であるベルクより三歳年上の26歳だ。
故にいくら生意気な事を吐こうが暗黙の了解で許されている。
無論、性格のキツさから隊の中で孤立気味にもなっている。
ジャック「ベルク、ナイフを貸せ」
彼はナイフの柄にロープを縛り付けると、壁に投げた。
6 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 18:07:26.58 ID:boHJVnt50
ジャック「よし、反対側に刺さったみたいだな。貴様ら、死にたくなければオレについて来い」
ジャックはオールバックの髪を自慢気撫でながら言った。
ベルク「ちぇっ自分が隊長だとでも思ってるのかね、偉そうに」
ジャック「いいや、オレはただ生き延びたいだけさ」
彼はヒョウの様なしなやかな動きで登ってしまった。
7 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 18:09:35.90 ID:boHJVnt50
ビルソン「な、なぁベルク……向こうの茂みがガサガサいってるよ」
ビルソン「まさか虎なんじゃ……」
ぞわりと全身が総毛立った。
ベルク「気をつけろ、案外近いぞ!」
ジャック「ふふ、アマゾンの主が臭いを嗅ぎつけて来たみたいだな」
ジャック「さっさと登れ!」
恐れを成したベルク、ビルソン他15名の隊員達はあっと言う間に壁を乗り越えたのであった。
8 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 18:10:48.11 ID:boHJVnt50
ーその夜、キャンプ場にてー
夕餉はアワと粗末な味噌汁だけだった。
ビルソン「粗末だ……」
ベルク「え?」
ビルソン「いくらなんでもお粗末過ぎるよ! 普通なら缶詰に白米だろ!」
駄々をこねるビルソンを、ベルクは優しく嗜める。
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sagesaga]:2014/05/26(月) 18:16:27.63 ID:2du1b8lp0
わんぱくでもいい
10 :
◆cfXCvNv02ERN
[saga]:2014/05/26(月) 19:03:22.74 ID:boHJVnt50
ベルク「まぁねぇ。しかし今は異常事態だ、少しでも食糧を節約しないとな」
ジャック「フン、生ものは早めに処理した方がイイぜ。ほらよ」
ベルク「おいジャック! 勝手にバックから生肉を取り出さないでくれたまえ!」
ジャック「お前の臆病な考えに付き合っていられる程、オレはお人好しじゃない」
二人の間に険悪な雰囲気が漂う。
ジャック「隊全体に伝えておく、明日は朝5時に出発だ。寝過ごさない様目覚ましでもセットしておけ」
それだけ言い残すと、彼はテントの中へ入ってしまった。
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[ Aramaki★
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