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冬馬「ドッキリしようぜドッキリ」 P「ふむ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 10:51:46.90 ID:MmyrFQlKO
P「また唐突だな」

冬馬「暇なんだよ」

P「暇って……ジュピターの仕事は?」

冬馬「今日から三日オフだ」

P「だからって765プロに遊びに来なくても……」

冬馬「い、いいだろ。あんたがいるから来ただけだぜ」

P「……」

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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 10:52:37.11 ID:MmyrFQlKO
冬馬「なんだよその目」

P「いや、なんかこう……あらぬ誤解を招くんじゃないかと」

冬馬「あん……?」

冬馬「…………」

冬馬「……あ、お、おい、変な想像してんじゃねえぞ!」

P「……お前は何の想像をしたんですかねぇ」

冬馬「う、うるせえ! とにかく、ドッキリだドッキリ!」

P「はぁ……なんでそんなドッキリがしたいんだ?」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 10:54:11.93 ID:MmyrFQlKO
冬馬「この前ドッキリの番組視ててよ。俺も仕掛け人やってみたいなーってな!」

P「案外子供っぽいな」

冬馬「うるせえ! それで、やるのか、やらないのか、どっちなんだよ?」

P「やるに決まってるだろ」ガチャガチャ

冬馬「お、おう、即答……しかもご丁寧にカメラまで……」

P「良い画が取れれば営業にも使えるからな」

冬馬「ふーむ、そういう姿勢は勉強になるな」

P「はっはっは、もっと褒めてくれても良いんだぞ」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 10:57:11.44 ID:WsblXTwiO
P「んで、出社したアイドルにドッキリ仕掛けるってことで良いのか?」

冬馬「ああ、それでOK」

P「過激なのはよせよ。無視するとか」

冬馬「わかってるよ、仮に高槻にそんなんやったら耐えられる気がしねぇ」

P「お、お前もわかってるじゃないか。もしかしてファンとか?」

冬馬「おはよう朝ご飯は目覚ましに使ってるぜ!」

P「なにしてんだ……まあいいや、そんで肝心のドッキリ内容は?」

冬馬「事務員の机にクジ箱が置いてあったからこれ使おうぜ」

P「なんだこれ、音無さんのか?」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/06/07(土) 10:58:10.59 ID:WsblXTwiO
P「なになに……「765プロアイドル用ドッキリクジ箱」……まーたえらくピンポイントだな」

冬馬「なんでもいいじゃねえか、ちょうど良いし」

P「まあ、音無さんだったら内容については安心できるか」

冬馬「そうそう、それじゃ引こうぜ!」

P「クジの内容は絶対遵守か?」

冬馬「当たり前だろ。プロとして当然、だぜ!」

P「じゃーカメラ回すぞ、ほれ引け冬馬」

冬馬「まかせな!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 10:58:49.06 ID:na040xrzo
ホモでロリコンですか
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/06/07(土) 10:59:04.77 ID:WsblXTwiO
バッ

冬馬「最初のドッキリはこれだ!」



冬馬「えーとなになに……『交際開始の報告をする』」



P「 」

冬馬「 」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 11:01:13.26 ID:Y15vf/CCo
961とPの中がいいSSは名作と決まっている
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:01:22.88 ID:AV6Lc6YDO
冬馬「交際って……?」

P「まあその、お付き合いとかそういう……?」

冬馬「お、俺とあんたが……?」

P「まぁ、仕掛け人は二人しかいないからな……」

冬馬「お突き合い……だと……!?」

P「おいなんか不穏な表現じゃないか?」

冬馬「なんてこった……」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:02:44.93 ID:AV6Lc6YDO
P「やめて他のクジを引くか。うん、そうしよう」

冬馬「……」バッ

P「おい、何故止める?」

冬馬「……やめてくれよ。ここで逃げちゃプロとして俺は俺を許せねぇ」

P「はい?」

冬馬「いいか、俺が765プロの奴らに並び立つアイドルになるには」

冬馬「どんな高い壁があってもそれに立ち向かう気概を持たなくちゃならねぇんだ」

冬馬「だから俺はやるぜ、プロデューサー!」キリッ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:04:31.25 ID:AV6Lc6YDO
P(こいつこれがドッキリだとわかってんのかな)

冬馬「なあに、交際報告なんて軽い軽い、楽勝だぜ!」

P「……お前がそう言うのなら俺は構わんが」

冬馬「俺とあんたがつきあい始めたってことを伝えりゃいいんだろ?」

P「あー、そうだな。……抵抗ないのか?」

冬馬「ん? まあ俺が女だったら、あんたを選ぶだろうしな!」

冬馬「とはいえライバルは多いか、ははっ」

P「いや、違う! 俺を選ぶことに抵抗があるか聞いてるんじゃねえよ!」

冬馬「あ、ああ、そうか……俺はいったい何を……」

P「もし自分が女だったらとかいう仮定は止めろ。深みに嵌って抜け出せなくなる」

冬馬「た、確かにな……俺は一瞬禁断の領域に足を踏み入れちまったぜ……」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:08:07.02 ID:AV6Lc6YDO
冬馬「それじゃまずは交際報告な!」

P「ああ、うん……良い笑顔ですね」

冬馬「仕掛け人になってみたかったんだ」

P(仮にこれを公開したら冬馬はホモって噂が立ってしまうのでは……?)

冬馬「早く出社しねえかな」

コツコツコツコツ

P「春香の足音だな」

冬馬「なんでわかるんだよ怖ぇな……」

ガチャッ

春香「おはようございまーす!」

春香(えへへ、今日は私が一番乗りかな。プロデューサーさんとちょっとだけでも二人きり!)
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/06/07(土) 11:10:28.99 ID:3Fg21ps9O
P「おう、おはよう春香」

冬馬「邪魔してるぜ天海」

春香「あ、あれ、冬馬くん? おはよう……なんで事務所に?」

冬馬「今日はオフだから遊びに来たんだ」

P「まあ、そういうことだな」

春香「そ、そっか……むむむ、二人きりならずかぁ。残念……」ハァ

P「?」

冬馬「……あぁおい、プロデューサー」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/06/07(土) 11:11:40.88 ID:ZMXcE0EB0
あまとうフリーダム
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/06/07(土) 11:13:12.26 ID:0hr12MJTO
冬馬「もっと近づけよ」

春香「……え?」

P「へ」

冬馬「これじゃドッキリの信憑性が薄いだろうが」ボソッ

P「あ、ああ、そうだったな」

冬馬「へへっ、そうそう、もっと近くにいろよな」

春香(あ、あれ、あれれ、あれぇ……?)

P「……春香? 顔色がよくないぞ」

春香「あ、ちょ、ちょっとだけ戸惑っちゃって。あはは……」

春香「ないないそんなことないよねプロデューサーさんは女の子が好きしっかりしなさい天海春香」ブツブツ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:17:21.10 ID:AV6Lc6YDO
冬馬「ツカミはバッチリ、だぜ!」ボソッ

P「春香の表情が目まぐるしく変化してるんですがそれは」ボソッ

冬馬「大丈夫大丈夫。さて、あんたもちょっくら攻めてみろよ」ボソッ

P「攻めるって……?」ボソッ

冬馬「それとなく交際を匂わせるんだよ」ボソッ

P「うへぇ……」


春香「プロデューサーさんは女の子が好き女の子が好き……」

P「なぁ春香」

春香「ひゃ、ひゃい!」

P「質問があるんだけど……さ」テレッ
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/06/07(土) 11:20:24.93 ID:zu0p0w9bO
春香「質問?」

P「同性間の恋愛って、アリだと思うか?」ジーッ

春香「 」

冬馬(いいぞ、良い演技だぜ!)

P「……理解は、されないのかな?」

春香「え、あの……その……プロデューサーさん、は、もしかして……」チラッ

冬馬「……すまねぇな」

春香「――!?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/06/07(土) 11:24:33.71 ID:mNnjBN0eO
P「もうネタバレか?」ボソッ

冬馬「引張りすぎてもな。鉄は熱いうちに打て、だぜ!」ボソッ

P「あいよ」ボソッ

春香「……本気、なんですか?」

P「ああ、本気の質問だ。春香だったら、どう思う」

春香「……偏見はない、つもりです……つもり、でした……けど」

春香「いざ、その、言われると……と、戸惑っちゃうって言うか……」

春香「わ、わたしの想像は、間違ってないのかなーって……え、えへへ……」

冬馬「……いや、きっと間違ってねえ」

春香「や、やっぱり……」

冬馬「お前たちのプロデューサーは、俺の恋人だ」ゲッチュ!

P「うわ、急に抱き寄せるな!」

春香「――ッ!」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:28:43.18 ID:AV6Lc6YDO
春香「あ、あはは……お、おめでとう……」

冬馬「ああ……すまねぇな天海……」

春香「謝らないで……謝られたら、み、みじめになっちゃうよ、あはは……」

春香「ずっと、ずっと想ってたのに……急に出てきた子に……」

春香「そ、それも、男の子に、取られちゃうなんて……」

春香「そんなの、すごく……すごくみじめじゃない……?」

春香「う、うぅ……うぇぇ……」グスッ

P「春香……俺は……」

春香「……プロデューサーさん……」

P「冬馬の人生を全力でプロデュースするよ」

冬馬(追い打ち!?)
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/06/07(土) 11:31:41.26 ID:MW/tMW0+O
春香「……はい……」

春香「冬馬君を泣かせちゃ、ダメですよ……?」

P「ああ、もちろん。夜は啼かせちゃうかもだけどな」

春香「そ、それ、セクハラじゃないですか……もう……」グスッ

冬馬「何で変なところでノってきてんだよ!」

P「お、おっと……そうだった」

冬馬「すまねえな天海」

春香「もう謝らないで……。私、まともに冬馬くんのこと、見れない……ごめんね……」

冬馬「いや、Pを奪ったことに対する謝罪じゃなくて、実はだな」

P「うむ、これだ」


「ドッキリ大成功」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/06/07(土) 11:32:27.53 ID:ZMXcE0EB0
春香さん完全に告白になってる
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:35:52.01 ID:lOq5GlnSO
春香「ふぇ……?」

P「別にこいつと付き合ったりとかはしてないから」

冬馬「そうそう。恋人でも何でもねぇってことだ」

P「よくあるだろ、ドッキリだドッキリ!」

冬馬「だから泣きやめよな」

春香「ど、ドッキリ……。ドッキリかぁ……」

P「ああ、騙して悪かったな」

春香「……ほ、ほんと、ですよぉ……もう!」

冬馬「そこそこの演技だったろ?」

春香「全くだよ! ほんとにプロデューサーさんを取られちゃったかと思ったんだからね!?」

P「俺は誰のものでもないんじゃ……」

冬馬「それを突っ込むのはヤボ、だぜ!」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:40:33.35 ID:lOq5GlnSO
春香「へえ、冬馬くん提案のドッキリなんだ」

P「どうしても仕掛け人がやりたいって言うからな」

冬馬「天海へのドッキリ、もうちょっと引張ってもよかったかもしれねえな……」

春香「い、いいよあれくらいで……。頭真っ白になってホントぐちゃぐちゃだったんだから」

冬馬「あ、そういや天海お前、ドサマギに告白しやがったな」ボソッ

春香「ふえっ!?」

冬馬「まー、アイドルにゃ御法度だが……個人的には応援しとくぜ」

春香「あ……うん、ありがとう!」

P「どうした」

冬馬「なんでもないぜ、鈍感さんよ」

春香「そうですよ! ねっ」

冬馬「おう!」

P「仲良くなってる……」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/06/07(土) 11:43:23.70 ID:lOq5GlnSO
一時停止
ぶっちゃけあまとうとPが書きたいだけ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 12:32:46.96 ID:C4MbYJ7DO
乙!
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/07(土) 12:52:51.24 ID:PiJ+iM7X0
ああ、今回のあまとうは駄目だったよ。もっとやれ乙
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 12:53:42.46 ID:25MZUgwDO
ピヨェ…
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 13:59:54.03 ID:/DT4dMMAO
やっぱりホモじゃないか!
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 15:01:24.72 ID:c0eEBqCvo
無言で撮影開始する小鳥さん
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 15:41:45.59 ID:66dg4m840
乙!
やはり、ジュピターとPが中いいSSは名作だったか……。
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 15:42:23.93 ID:66dg4m840
>>30
○仲がいい
×中いい
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 16:35:03.84 ID:Kd6IQYdmO
中いい(意味深)
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 18:17:59.91 ID:lOq5GlnSO
冬馬「さて、それじゃ次のドッキリ、だぜ!」

P「ノリノリだな……」

春香「プロデューサーさん、ドッキリの内容ってどう決めたんですか?」

P「あぁ、音無さんが作ってたこれを使って」ヒョイ

春香「くじ引き……」

冬馬「次のお題目、ゲッチュ!」

ピラッ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 18:19:45.42 ID:AkSLXioSO
冬馬「えーと……『修羅場』……」

P「修羅場……?」

春香「ちょっと難しい題目ですね」

冬馬「なぁに、簡単だぜ! といっても、天海の協力がいるけどな」

春香「へっ、私?」

冬馬「ああ。プロデューサーを俺と天海が取り合うってのでどうだ?」

P「なんで男二人で春香を取り合うって発想に至らないんだ……?」

冬馬「恋人なんだからいいだろ?」グイッ

P「演技を引き摺りすぎだろ」

春香「ちょ、ちょっと冬馬くんガチだったの!? プロデューサーさんも抵抗ないんですか!?」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 18:22:30.03 ID:lOq5GlnSO
冬馬「いや、冗談だぜ」パッ

P「こいつ悪ノリが過ぎるんだよな……」

春香「……」ホッ

冬馬「さて。恋人役はくれてやるぜ。せいぜい恋人らしくしてみろよ」ボソッ

春香「え……と、冬馬くん……」

P「おい、どうしたんだ?」

冬馬「なんでもねえよ。それより演技の設定を詰めようぜ」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 18:22:53.79 ID:AkSLXioSO
P「あ、ああ……」

春香「ぷ、プロデューサーさんと私が、こ、恋人の設定ですよ!」

P「あ、今度はそうなるのか……いや、ていうか演技とはいえアイドルと恋人……」

冬馬「男と恋人設定だったんだから今さらだろ」

P「違いない……」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 18:27:08.56 ID:Ar+l8BbsO
P「じゃあ流れとしては俺と春香がその……事務所でイチャイチャしていると」

春香「は、はい……」

冬馬「まずはドッキリ第一段階、だぜ」

P「ほんで、ある程度イチャイチャし終わったら冬馬が登場する、と……」

春香「これがドッキリ第二段階、ですね」

P「俺と春香がイチャイチャする必要あるのこれ?」

春香「そ、それはありm」

冬馬「あるに決まってるだろ。ドッキリへののめり込み度がダンチだぜ」

春香「そ、そうです、うん、きっとそう!」

P「そうか? まあ二人が言うなら構わないけど」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 18:28:44.86 ID:FLKgZUQjo
わた春香さんが微笑ましい
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 18:33:03.33 ID:JZXbTZ1HO
冬馬「それじゃ俺は社長室に隠れてるぜ」

P「うい」

春香「あ、あの、冬馬くん」

冬馬「あん?」

春香「ありがとね」ボソッ

冬馬「なーに、気にするなって!」

P「仲が良くて何よりだがウチのアイドルとスキャンダルは止めてくれよ……」

冬馬「お、嫉妬か? どっちにだ?」ニヤニヤ

P「やめなさいよ!」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 18:34:30.39 ID:lOq5GlnSO
冬馬「じゃあな!」ガチャ

P「行ったか」

春香「そ、それじゃあプロデューサーさん……」

P「ああ」

春香「い、イチャイチャ、しましょうか……?」

P「え、もう!?」

春香「え、演技時間が長ければ長いだけ役にのめり込めますよ!」

P「プロデューサーに演技力はいるのか……?」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 18:35:45.99 ID:JZXbTZ1HO
春香「と、とにかく、短い間だけでも私たちは恋人なんですから……」

春香「そ、それなりのこと、してほしいなーって……」

P「まあ、騙した手前言うこと聞くのもやぶさかじゃあない……」

P「……それじゃ、ソファに行こう」

春香「は、はい」

P「……っと、春香はここでストップ」

春香「え?」

P「俺がまずソファに座って……と。よし」



P「おいで、春香。可愛がってやるよ」

春香「ぷ、プロデューサーさん……」ドキドキ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 18:36:19.72 ID:8S/mtIlBo
(無言でカメラに収める音)
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 18:39:38.89 ID:lOq5GlnSO
春香「い、いいんですか、飛び込んじゃいますよ」

P「はは、俺に可愛がって貰いたいって言ったのは春香だろ?」

春香「……そ、そうですよね。はい、それじゃ……」

P「膝の上に座れよ?」グイッ

春香「ひゃあっ!」

P「はは、顔が真っ赤だぞ春香」

春香「そ、それはだってそのプロデューサーさんの膝の上ですしっていうか向かい合って私こんなひゃああ……」

P「……可愛いよ、春香」ボソッ

春香「ひぅ……」ゾクゾク

P(……この顔はまずい。蕩けすぎてて営業には使えないな)

春香「ぷ、ぷろでゅーさーさん……」ギュッ

P「はは、春香は甘えん坊だな?」

P(春香もいつも頑張ってるし、こんなんで喜んでくれるならたまにはいいか……)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 18:43:20.88 ID:lOq5GlnSO
【社長室】

冬馬「へっ……やるじゃねえかプロデューサー」

冬馬「だがドッキリはまだまだこれからだからな……」

コツコツコツ

冬馬「お、アイドルが出社してきたか」

冬馬「さて誰が……」


ガチャッ

伊織「スーパーアイドル伊織ちゃんの出社よ! 挨拶なさい、にひひっ♪」

冬馬(水瀬か……なんとも反応が想像しやそうでしにくい相手だな)
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 18:46:55.34 ID:lOq5GlnSO
伊織「……ちょっと、挨拶はないわけ? 伊織ちゃんが来たってのよ?」

伊織「なによ、まったく……」フン

冬馬(口ではいつも強がってるがたまに見せるしおらしさ……このギャップは流石水瀬だな)


「プロデューサーさん……もっと、もっと欲しいです……」

「まったく春香はおねだり上手すぎるなぁ……?」

「ふわぁ……耳元で、ダメですよぉ……」


伊織「――!?」

冬馬(気付いたか)

伊織「この声、あの馬鹿と春香よね……な、なんでこんな、事務所で蕩けたような……」

伊織「……! ま、まさか誰もいないからって……そんな……」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 18:50:38.19 ID:JZXbTZ1HO
P(そういえば伊織が出社してきた声が聞こえたが……)

春香「もっと囁いて……プロデューサーさん……」トロン

P(もはや春香が別次元にトんでる気がする……)アセアセ

春香「ねぇ、もっと……」ギュッ

P(演技演技これは演技……だよね?)


伊織「ちょっとアンタ、春香のまずい声が聞こえたけど変なことしてんじゃないでしょうね!」バッ

P「い、伊織!」

春香「あっ、もうプロデューサーさんってば、他の子なんか見ちゃダメですよ」グイッ

P・伊織「春香ァ!?」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 18:53:56.26 ID:dppfhfCKO
春香「ずっと私だけを見ててくれないと……」

伊織「なっ、なっなっ……」

P「おい春香役に入りすぎだ落ち着け」ボソッ

春香「ダメですよプロデューサーさん、耳元で囁くのは愛の言葉じゃないと、ね?」

伊織「な……春香! ちょっと、アンタ早くそこの馬鹿の膝から下りなさい!」

春香「え? どうして伊織にそんなこと言われなきゃいけないのかなあ?」

伊織「どうしてって、ズル……じゃなくて、アイドルとしてアウトだからよ!」

春香「ふーん、そっか……じゃあ尚更聞く理由は無くなっちゃったかなあ……」

P「あの、春香さん、ちょっと演技熱籠もりすぎじゃ」ボソッ

春香「……ふふっ」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 18:59:34.99 ID:lOq5GlnSO
春香「ごめんね伊織、もうプロデューサーさんは私の物なの」

春香「プロデューサーさんは私なしではいられないし」

春香「私ももう、プロデューサーさんなしではいられないカラダになっちゃったから……」

春香「ううん、されちゃった、が正しかったかな……くすっ」

伊織「 」

P(おおう……春香、こういう蠱惑的な演技も出来るんだな)

P(売り出し方に幅が出来そうだ……。しかしそれはいいが、冬馬はいつ来るんだよ!?)

伊織「な、それ、あんた、春香……えっ、そんな……」ガクガク

春香「プロデューサーさん、今晩のプロデュース、よろしくお願いしますね……?」

春香「さ、もっともっと見せつけ……じゃなくて、演技ですよ」ボソッ

P「……ああ、そうだな……春香の腰使いはオーバーランクだもんな」

伊織「――――」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 19:05:03.64 ID:dppfhfCKO
伊織「なんてことなの……」

伊織「春香、アンタ……いつの間に……」

春香「いつからだろうね? でも伊織には関係ないじゃない?」

伊織「……くっ……こんなの、あんまりじゃないの……」

伊織「プロデューサー、アンタ! 私をトップアイドルにするってのは嘘だったわけ!?」

P「嘘じゃないさ。もちろん伊織をトップアイドルにする。だけどな」

P「俺の心のトップアイドルは春香だけなのさ」ギュッ

春香「ひゃあっ」

伊織「……っ、そう、そうだったのね……なんか、あたし、馬鹿みたいね」

伊織「昨日、アンタ、褒めてくれたわよね。ただ……それだけで、舞い上がって……」

伊織「今日もまた褒めて貰おうって……期待して……。馬鹿よ、ほんとに……」グスッ

春香(ああっ、伊織が泣いちゃう……)

P(冬馬ァー! 早く来てくれェー!)

冬馬「――ああ、ホントに大馬鹿だぜ……テメェ……!」バッ
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:07:07.21 ID:25MZUgwDO
キターーーーー!
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:07:14.70 ID:C4MbYJ7DO
もの凄いタイミングで、あまとう登場ww
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 19:11:13.03 ID:dppfhfCKO
伊織「あ、天ヶ瀬冬馬……」ゴシゴシ

冬馬「おい、天海に何してんだよアンタ」

P「春香に? お前に関係あるのか、冬馬」

伊織「……え、なに……?」

伊織(もしかしてプロデューサーと冬馬が春香を取り合ってる……の?)

伊織「春香、アンタ……ッ!」キッ

春香「なぁに、その目……?」クスッ

伊織「見損なったわよ、女として……!」

冬馬「見損なったぜ、プロデューサー!」

伊織「え?」



冬馬「昨日あれだけ俺を愛してくれたアンタはどこへ行っちまったんだよ!?」

P(あ、伊織が口あんぐり開けてる)
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:14:17.48 ID:KDDX8HzyO
順応性高すぎぃ!
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 19:15:17.17 ID:lOq5GlnSO
伊織「は? え、こんどは、えっ、春香が? あれ?」

冬馬「いくら電話しても連絡つかねぇから探しに来てみれば……なにしてんだよ!」

P「え、いや、なにって……」

春香「冬馬くん、私のプロデューサーさんに何か用?」

冬馬「お前にゃ話を聞いてねぇよ……俺が用あんのはそこの鬼畜眼鏡だ」

P「……おいおい人聞き悪いな」

冬馬「ッ……あれだけ愛してるって囁いて……あれだけ出した癖によ……!」

冬馬「なんで天海なんかと抱き合ってやがんだよ! 俺とは遊びだったってのか!?」

伊織「 」

春香(伊織がこの世の終わりみたいな顔してる)
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:19:01.43 ID:Y15vf/CCo
ホモまつり(褒め言葉)
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 19:20:39.53 ID:lOq5GlnSO
春香「ちょっと……黙って聞いてれば好き放題言ってくれるね?」

春香「プロデューサーさんが冬馬くんのことを愛してるって? 冗談きついよ……」

冬馬「はっ、お前こそ、何したり顔でプロデューサーの膝の上に座ってやがる」

冬馬「そいつの膝の上は俺だけの玉座、だぜ!」

春香「へぇ……」

伊織「 」

P「お、落ち着けよ二人とも、な」

冬馬「大体プロデューサーがお前の物だなんて片腹痛いぜ」

冬馬「男を悦ばせるのが上手いのは同じ男に決まってるだろうがよ……」

春香「ハァ? プロデューサーさんは私の下で切なさそうに啼いてくれるんだよ?」

冬馬「テメェ、プロデューサーを下に組み敷いてやがんのかよ……!」

P(風評被害風評被害!)
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 19:25:22.04 ID:lOq5GlnSO
伊織「あ、あんたたち……ほんとに……」ガクガク

冬馬「おい答えろよプロデューサー。本当に愛してるのは俺だよな……」

春香「いいえ、私ですよね、プロデューサーさん……?」

P「え、いや……」

冬馬「選べよ……選んでくれよ、俺を!」

冬馬「アンタなしじゃ……もう俺は輝けねぇ!」

冬馬(もうそろそろネタバレで良いだろ)ボソッ

春香「いいえ、私を選んで、プロデューサーさん!」

春香「プロデューサーさんを愛せない世界なんて、いらないから……ッ!」

春香(もうちょっときついかなってぇ!)ボソッ

P(と、とはいえこれは……あ、これ……)

P(よし)  ポチッ

58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:27:13.88 ID:qmLTu9IIo
            -- 、    -‐く    /
           /    /      ー'´\
            / イ /ィ}     Y⌒ヽ  |    ポチッとな
          ´   V }リ',二二7 ゝ __ノ /
             〈/ニ、(。__)|\    /
                  V{゚f⌒iーく -、\/|   /
                / ┌、_」↑ / /´ ̄ ̄
                /  ィ´ ー ナ′ /ー、__ノ-
              (__/イ__/  /   / l \
                || /   /   r'- V
             _ └ー'^ヽ_/  /  ∧
           /   `ヽー―--r'´  /
        r―f´ ̄ ̄` l  \     /
       「 l l  f_´〉 jノ     |  _/
        {!_{__j  |ノ{__ノ    /ー'´
            l  |ーく __/
        _ {___ノ_
      /` ー―一'ヽ
      {二二二二二}
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 19:34:49.63 ID:ttgFH+rOO
デッデデ デーンデーンデーンデーデーデー ♪
   デーデーデーデーデーデーデーデーデ ♪

  スッパーンッ!


春香(これは!)

冬馬(「relations」!)

P(踊れるな、二人とも!)

春香「はいッ!」

冬馬「任せなッ!」


「relations」 
「歌:天海春香/天ヶ瀬冬馬」


春香・冬馬「アノコにもしも飽きたら すぐに呼び出して」

春香「こーわーれるーくらいに だーきーしめてー!」

冬馬「こーわーれるくらーいにー」

春香・冬馬「あーいしてぇー!」

P「WowWowWowWowWow」

デレッデンッ!


「ドッキリ大成功」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 19:37:43.22 ID:lOq5GlnSO
伊織「……はい?」

P「近くにrelationsの音源が投げ出されていてよかった」

春香「綺麗に締まりましたね!」

冬馬「歌詞と言ってること違うけどな!」

P「ははは、じゃあ春香はそろそろ降りなさい」

春香「えー、もっと愛してくれないんですか?」

冬馬「おいおい、演技を引き摺るのは厳禁、だぜ!」

P「どの口が言いやがる……」

伊織「ちょっと待ちなさいバカ共」

P「お呼びだぞ冬馬」

冬馬「俺じゃねえだろ、抜け駆けしすぎな天海だ」

春香「えっ、プロデューサーさんじゃ……?」

伊織「全員よバカァ!」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:43:43.04 ID:C4MbYJ7DO
いおりんマジ正論!

次は泥沼の四角関係か?もしくは、コウノトリかwww
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 19:43:56.10 ID:lOq5GlnSO
伊織「で? ドッキリだったと」

春香「そうです」

伊織「プロデューサーは春香と爛れた関係でもないし、冬馬とあ、愛し……あってもないと」

冬馬「ああ。普通に考えりゃわかんだろ」

伊織「黙りなさい。……そんで、アンタが居ながらなんで止めなかったのよ」

P「……面目ない」

伊織「面目ないで済んだら世の中簡単すぎでしょ?」

伊織「だ、だいたい……、ほんとに、焦ったんだから!」

伊織「もう二度と私のことは見てくれないんじゃないかって……」グスッ

P「ああ、悪いな伊織。ちゃんとトップアイドルにしてみせるからな」ナデナデ

伊織「ふぁ……も、もっと……って、こら! ニヤつくんじゃないわよ!」

冬馬「へへ、良いモン見せてもらったぜ!」

春香「ごめんね伊織、ちょっと熱が入り過ぎちゃって」

春香「あんなに囁かれちゃったらもう戻れそうにないや……」エヘヘ

伊織「ず、ズル……じゃなくて、うらやま……でもなくて、春香はやっぱりあの馬鹿と距離置きなさいよ!」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 19:45:11.27 ID:lOq5GlnSO
一時停止

さて次はどうしたもんかね
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:46:32.39 ID:kDED4Q3lO
ダブルデートのプランを立ててるとこに遭遇とか

実は兄弟(妹)だったことが発覚とか
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:46:42.81 ID:25MZUgwDO
事務所がバイオハザードとか?
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:48:49.80 ID:1/k+dWB8o
実は兄弟いいな
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:53:10.40 ID:8S/mtIlBo
Pが突然の移籍or解雇
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 19:54:24.33 ID:C4MbYJ7DO
P→長男
あまとう→次男
春香→長女(義理)
伊織→次女

で、どうだろうかwww
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 19:54:44.00 ID:lOq5GlnSO
冬馬「おし、そんじゃクジ引くぞ」

伊織「へぇ、クジで内容をねえ……」

春香「うん」

P「前二回を鑑みると安心出来ないな……」

伊織「にひひっ、折角だから楽しませて貰うわよ」

冬馬「これだぜ!」

バッ
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 20:00:05.22 ID:lOq5GlnSO
伊織「見せなさいよ」グイッ

冬馬「あっ、おいやめろ水瀬」

ギャースカ

P「ふぅ……」

春香「どうしたんですか、プロデューサーさん」

P「いや、今考えるとアイドル達になんつー事を言わせてしまったのかと……」

春香「わ、わたしは、嬉しかったですけど……」

P「ありがとな……」


冬馬「おい決まったぜ、次は『実はきょうだい』だ」

P「冬馬と春香がか?」

冬馬「特に指定はないんじゃねえか?」

伊織「とはいってもプロデューサーと冬馬か、春香と冬馬の二択よね」

伊織「水瀬だとちょっと信憑性ないし」

P「春香でも俺でも信憑性ないと思うがな……」

冬馬「じゃ、こっちでいくぜ!」


安価下

1.春香と冬馬が姉弟
2。Pと冬馬が兄弟
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 20:01:08.42 ID:savBeVB8o
1
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/07(土) 20:01:11.28 ID:fI2t9clk0
2
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 20:02:18.55 ID:na040xrzo
ナニ兄弟ですかね
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 20:07:13.70 ID:fT7mYF2Ko
棒姉妹でいいんじゃないかな
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 20:08:40.26 ID:lOq5GlnSO
冬馬「天海、また協力して貰うぜ!」

春香「うん、任せてよ冬馬くん!」

伊織「あら、あんたたち仲良いわね。恋敵同士通じ合うのかしら?」

春香「ち、違うよ伊織っ!?」

冬馬「へへっ、負けねぇぜ天海!」

春香「冬馬くんも誤解を招くような事言わないで!?」

P「今回俺達の出番は少なそうだな」

伊織「いいじゃない。じゃ、私たちはこっちで休みましょ」グイッ

P「あ、おい伊織」

伊織「春香にだけ、ズルいじゃない?」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 20:12:25.78 ID:C4MbYJ7DO
これは千早が来て、さらに泥沼フラグ
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 20:12:49.56 ID:BD3msBt9O
冬馬「とりあえず俺が天海の兄貴で良いか」

春香「えー、私がお姉ちゃんじゃないかな?」

冬馬「うーん……」

春香「はい、決まり! ちゃんとお姉ちゃんって呼んでね!」

冬馬「いや、この歳でお姉ちゃんはちょっと……」

春香「えー……」

冬馬「ぐっ……そんな不満げな目で……」

春香「私も冬馬って呼ぶから!」

冬馬「お前だけハードル低すぎだろ!」

ワイワイガヤガヤ

伊織「ほんとに仲いーわね」

P「だな。冬馬が打ち解けられて何よりだよ……。ところで伊織」

伊織「なによ?」

P「なんで俺の膝の上に……」

伊織「う、うるさい! いいから黙って椅子役こなしなさいよ!」

P「はいはい……」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 20:16:25.96 ID:lOq5GlnSO
春香「さんはい、お姉ちゃん!」

冬馬「ま、待て、せめて姉貴か姉ちゃんにさせてくれ……」

春香「じゃあ姉ちゃんでも良いかなあ……」

冬馬「はぁ……」

春香「あっ、ねぇねぇ、冬馬もリボンつけてみない?」

冬馬「ハァ!?」

P「おお、いいじゃないか新境地だ」

伊織「いっそさっきのrelationsみたいにデュオ組んだら?」

春香「ね、いいでしょ冬馬! きっと可愛いよ!」

冬馬「いや、可愛いとか言われても嬉しくねえから……」

P「きっと可愛いぞ冬馬」

冬馬「なっ、べ、別にアンタに言われても嬉しかねぇよ!」

伊織「……この反応……いやいや考え過ぎか」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 20:20:06.98 ID:lOq5GlnSO
春香「はい、じっとしててね冬馬ー♪」

冬馬「ちくしょう、なんだってこんな……おい天海、まだか?」

春香「お姉ちゃん」

冬馬「……」

春香「お姉ちゃんでしょ、冬馬」ツンツン

冬馬(近い近い近い近い!)

春香「言ってくれないと、お姉ちゃん拗ねちゃうぞー」

冬馬「役にのめり込みすぎだろ……」

春香「さっきの冬馬も十分のめり込んでたよ?」

冬馬「ぐぅ……わーったよ……あー……」

千早「おはようございます」ガチャッ

冬馬「……姉ちゃんは今日も可愛いな」

春香「冬馬も凄くカッコ良いよ、えへへ」

千早「 」トサッ

P(千早が荷物落とした)

伊織(固まってるわね)
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 20:23:13.74 ID:C4MbYJ7DO
さあどうなるww
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 20:24:16.40 ID:ax4oHTVMo
春香を4月に産んで、1ヶ月で冬馬を妊娠、出産と考えれば計算が合うな!
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 20:26:12.60 ID:lOq5GlnSO
冬馬(今度のターゲットは如月か……)

春香「あっ、ち、千早ちゃんおはよう!? えっとね、これはね!?」

P(役に入るの早いなあ春香……)

伊織(意外と演技派なのよね)

千早「……お、思わず固まってしまったけれど……あの、今のは……」

春香「あ、あれは違うよ、えっと、そういうプレイって言うかー……」

P(そっちのがまずいだろ)

伊織(アイドルがそう言うこと口走っちゃダメでしょ)

冬馬「おい、もう取り繕うのは止めようぜ姉ちゃん」

春香「でも、冬馬……」

冬馬「悪いな如月、驚かせたよな」

千早「……いえ」

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 20:39:17.40 ID:lOq5GlnSO
冬馬「まー、なんだ、実は俺達姉弟で、な……」

春香「と、冬馬!」

冬馬「いいだろ、遅かれ早かれバレることだ」

春香「……」

千早「春香と天ヶ瀬さんが姉弟……年齢的に……」

冬馬「ああ、それか。公式には17歳だが、俺16なんだ」

P(さらっと嘘吐くな)

千早「そう、だったの……」

春香「千早ちゃん、あのね、確かに961プロとは色々あったけど……冬馬のこと、嫌わないであげて」

冬馬「お、おい、よせよ姉ちゃん……」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 20:42:03.28 ID:uuASIBsSO
春香「でも冬馬……」

冬馬「ぐ……」

千早「……本当に、姉弟だったのね」

春香「へ? ……あ、うん」

伊織(今素に戻ったわよ春香)

P(千早は気付いてないみたいだけどな)

千早「天ヶ瀬さん……いいえ、冬馬と春香、確かに似ているところがあるから」

冬馬「へ? そ、そうか……」

伊織(急に呼び捨てたわね)

P(春香の弟だし、ってことなんだろうか)

千早「そのリボン、そっくりよ」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 20:47:40.85 ID:lOq5GlnSO
春香「リボン……」

冬馬「リボン……」

P(他にないんだろうか)

伊織(リボンさえつければ春香ときょうだいになれるのかもね)

千早「ふふ……冗談よ」クスッ

春香「あ、そ、そうだよね……流石にリボンだけで姉弟認定はないよね」

千早「ええ。春香も冬馬も、自分の道にひたすら一生懸命でしょう。そういうところ、姉弟らしいと思うわ」

伊織(……アンタ、これ録画してるのよね)

P(ああ……)

伊織(ネタバラシしたあと千早に見せたら悶絶するんじゃないのこれ)

P(ちょっと封印すべきかも知れないなぁ……)
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 20:50:30.44 ID:25MZUgwDO
実際アリだと思うわ、冬馬と春香が姉弟

ただし春香が姉、これ重要
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 21:10:25.38 ID:lOq5GlnSO
冬馬「ありがとよ……如月。ところでその、急に呼び捨てなのは……」

千早「あ、ああ……ごめんなさい」

千早「春香の弟相手に、なんだか他人行儀過ぎるかと思って……」

春香「あはは、冬馬嬉しいんだよ。千早ちゃんに名前で呼ばれるなんてさ」

冬馬「バッ……」

春香「ほら、照れない照れない♪」

冬馬「くそ姉貴め……」

千早「ふふ、仲が良いのね」

春香「うん!」

冬馬「まあ、な……たった一人の大事な姉貴だし……」フイッ

P(役に入り込んできたな)

伊織(そろそろネタバレで良いんじゃない?)
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 21:15:38.28 ID:lOq5GlnSO
P「さて、場も暖まってきたし今度は和やかに締めようか」

千早「あら、プロデューサー。おはようございま……なんで伊織が引っ付いて?」

伊織「べ、別に……?」

春香「あー、ずるいよ伊織!」

冬馬「そうだそうだ!」

千早「えっ冬馬えっ」

P「ごもっとも。というわけではい」


「ドッキリ大成功」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:15:42.62 ID:mDF3DA6SO
以前に似たようなので千早が素晴らしい手のひら返ししてたのあったなあ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:18:34.35 ID:25MZUgwDO
>>89
Pと冬馬が兄弟の話か
千早が自称Pの嫁のやつ
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 21:19:46.61 ID:OHpmtRJaO
千早「……」ズーン

春香「ま、まあまあ千早ちゃん……」

冬馬「悪かったとは思ってる」

千早「だいたいなんでこんなドッキリなんて……」

冬馬「ま、俺が仕掛け人をしてみたかったから、だぜ!」

千早「……まったく。まあ、いいですけど」

P「お、立ち直ったか」

千早「ええ。罪のないドッキリですし、そこまで気に病むことでもないかと」

春香「さっすが千早ちゃん!」

冬馬「話がわかるぜ!」

千早「でも春香と冬馬は反省しなさい。人を騙したことに変わりはないのよ」

春香「で、ですよねー」

冬馬「了解、だぜ……」

伊織「ふぅん……?」

P「ああ、地味に地味に打ち解けてきてるよな」

千早「あと伊織とプロデューサーはくっつきすぎです」

P「飛び火した」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 21:27:02.61 ID:lOq5GlnSO
そして再びの一時停止

冬馬とPがホモホモしくない 訴訟
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/06/07(土) 21:32:03.52 ID:ZMXcE0EB0
じゃあ机の上にPとあまとうが裸で抱きあってる写真でも置いとくとか
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:32:33.40 ID:na040xrzo
トイレとほくほくマダー?
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:34:00.48 ID:25MZUgwDO
>>93
ピヨっ!?
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:37:42.68 ID:iXA8kd/zo
ホモが好きなら相撲取らせたら?ローションまみれで
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:40:31.46 ID:zfHNq0zDO
ローション相撲を雪歩あたりに見せよう
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:42:05.17 ID:pg5pBtcPO
実はPがおねえだったとカミングアウト
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:44:00.45 ID:sc2Kmr1bo
実は穴兄弟
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 21:45:46.32 ID:lOq5GlnSO
春香さん役得すぎたので次はちーちゃんとPとあまとうで何かしらかな
今晩はとりあえずOFAやってきますぅ
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 21:53:15.14 ID:pg5pBtcPO
Pが頭を打って幼児返り
なぜかあまとうをパパ、千早をママと呼ぶ
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 22:02:37.35 ID:lOq5GlnSO
春香「それじゃ次引こうか!」

冬馬「なんでお前がノリノリなんだよ」

P「まあいいじゃないか……」


千早「……伊織、こんなのを目の前で見せられたの……」(視聴中

伊織「ええ……頭がおかしくなりそうだったわ」

千早「……春香、羨ましい……」

伊織「やっぱりそういう感想出てくるわよね」


冬馬「それじゃ、今度はこれ、だぜ!」

バッ
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 22:05:30.04 ID:OHpmtRJaO
冬馬「えっと、『未来の息子が訊ねてきた』……?」

P「だんだん雑になってきてないか」

千早「息子?」

伊織「ふぅん、息子、ねぇ」

春香「息子がいるってことは両親も、ですよね?」

P「息子役は冬馬だとしても……え、親父は俺?」

冬馬「しかないんじゃないか?」

P「もう今さら演じることについて文句はないがこれドッキリになるのか」

伊織「そ、それより誰が母親役なのよ」

P「あ、もう母親役の選定もしなきゃならんのね……」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 22:10:21.37 ID:lOq5GlnSO
P「えーと……じゃあ千早で良いか」

千早「……」グッ

伊織「何で千早なのよ!?」

春香「そ、そうですよ!」

P「……まず春香はさっきの件があるからちょっと」

春香「……ま、まぁ……確かに」

P「で、伊織なんだけど」

伊織「うん」

P「……歳的に不味くね?」

冬馬「アイドルに手を出してる設定の時点で十分不味いがな」

P「お前がドッキリやるって言ったんだろうが……」

千早「落ち着きなさい冬馬。それにあなたも。折角の家族水入らずでしょう?」ニッコリ

春香「千早ちゃん役に入り出したよ」

伊織「切り替え早いわね……」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 22:10:43.50 ID:C4MbYJ7DO
未来から息子って・・・

やよいか貴音辺りなら信じそうだけどww
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 22:13:21.23 ID:OHpmtRJaO
千早「冬馬……よく会いに来てくれたわね」

冬馬「お、おう……」

千早「あなたも、こっちに来て冬馬を抱きしめて上げて下さい」

P「お、おう……千早、のめり込んでるな……」

千早「演技力の向上は、まぁ、悪いことではないでしょう?」

春香(照れが隠し切れてないよ千早ちゃん!)

伊織(でも未来から息子が会いに来た設定を信じてくれるアイドルって居るのかしら)

春香(うーん……)
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 22:16:34.62 ID:rmn9obhio
むしろこの後来る人が母親の方が、かなりのドッキリになりそうな設定だなこれ
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 22:18:16.67 ID:lOq5GlnSO
ガチャッ

貴音「皆、おはようございます」

春香(あ)

伊織(信じてくれそうね、案外)

P「……よお貴音、おはよう」

千早「……おはようございます、四条さん」

冬馬「……よ、よう」

貴音「あなた様、千早、それに天ヶ瀬冬馬……三人顔を突き合わせて何をしているのですか?」

P「ああ、いや……衝撃の事実が発覚したばっかでな」

千早「ええ……まだ信じられないけれど……」

冬馬「信じてくれよ、二人とも。俺は誓って嘘なんか言ってねえ……」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 22:21:42.57 ID:OHpmtRJaO
千早「……そう、よね」

P「いや、だが俺は……うぐぐ……」

冬馬「……」

貴音「……春香、伊織、これは一体どうしたことです?」

春香「あ、えっと、私たちもついさっき聞かされたばかりでビックリなんだけど」

伊織「そこの天ヶ瀬冬馬、未来から来たプロデューサーの息子なんですって」

貴音「なんと……!」

P(何とも言い難い反応だな)

千早(伊織、母親が誰かの大事な情報を伝え忘れてるわよ!)

冬馬(無理があるなさすがに……)
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 22:24:50.12 ID:mDF3DA6SO
未来人といえばあまとうって時かけのチアキに似て…ないな
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 22:28:43.13 ID:lOq5GlnSO
貴音「なんと……天ヶ瀬冬馬が……」ブツブツ

千早「……にわかには信じがたいわね」

冬馬「本当なんだ、信じてくれよ……」

P「……仮にお前が俺と千早の子だとして、いったいどうして2014年に」

冬馬「それは、もう、家族揃ってなんて望むべくもないから……」

冬馬「父さんも、母さんも、姉貴も……」

貴音「……」ブツブツ

春香(なんかもう貴音さんそっちのけだね)

伊織(千早も張り切ってたのに哀れねぇ)

千早「いったい未来で私とこの人に何があるというの?」

冬馬「そ、それは……」

冬馬(決まってねえよんなもん……)

貴音「それは私がお話ししましょう、お母様」

全員「 」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/06/07(土) 22:31:04.28 ID:ZMXcE0EB0
おいwww
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 22:34:22.61 ID:OHpmtRJaO
貴音「天ヶ瀬冬馬……いいえ、愛しい我が兄上……」

貴音「まさか遠く離れたこの時代で巡り会うことが出来るとは、露とも思いませんでしたよ」フフッ

P「 」

千早「 」

冬馬「 」

貴音「……いえ、そうですね。申し訳ございません、あなた様、千早……」

貴音「しっかりとご説明いたしましょう……」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 22:35:54.48 ID:lOq5GlnSO
>>111 ミス!

姉貴→妹で
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 22:38:11.00 ID:OHpmtRJaO
貴音「私はこの時代の人間ではなく、未来からたいむすりっぷして参った未来人なのです」

冬馬「……」

P(エマージェンシーエマージェンシー! この場合の対応は!?)

千早(の、乗りますか? 乗っちゃうんですか?)

冬馬(だが四条のいうことだから妙に信憑性が……!)

貴音「わたくしが幼き時分に離散した一家……いつかまた家族水入らずで出会える日を夢見て……」

貴音「この過去へと飛んで参ったのです……」

貴音「両親がアイドル関係者であることだけが唯一の手がかりでしたが……」

貴音「ようやく……ようやく、夢が、夢が叶いました……ぁ」グスッ
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 22:41:40.22 ID:FLrKgPdgO
千早から貴音は無理があるって思うな胸的に
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 22:43:55.35 ID:lOq5GlnSO
P「あ、あの、貴音……お前も本当に、俺達の娘、なのか……?」

貴音「はい……私には兄もおりました故……お三方のお話を聞いている限り、これはもう……」

貴音「違えようもなく、わたくしの家族でございます……」

千早「貴音さん……」

貴音「いやです……」フルフル

千早「え」

貴音「貴音は……貴音は今日まで一人で頑張って参りました……たとえ、この時代では私の方が年上だったとしても……」

貴音「あなたには……母上には貴音、と……名前で……」グスッ

P「…………」

冬馬「…………」

春香(お、思わぬカミングアウトだねこれどうしよう)

伊織(……う、嘘とは断じづらい……真に迫りすぎてる……)
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 22:49:38.13 ID:lOq5GlnSO
千早「た、かね……」

貴音「お母様……!」パァァ

千早「……ふふ、なんて顔をしているの……」

貴音「こ、これは……ぁ……う、れしくて……」ゴシゴシ

千早「いいのよ……辛かったでしょう、よく頑張って……よく、会いに来てくれたわね……」ウルッ

貴音「お、おかあさまぁ……」フルフル

冬馬「そうか……俺はあんたの息子だったのか……」

P「……いや、それは違うだろ……」

貴音「おとうさま、おにいさまも……たかねを……たかねをほめてくれますか……?」

P「あ、当たり前だろ貴音! お前は俺の大事な娘だ!」ナデナデ

貴音「ふわぁ……おとうさまぁ……」

冬馬「へっ……ったく、お前も俺と同じで、過去に飛んで来ちまうとはな……」

貴音「おにいさまがこちらにきているとは、しりませんでした……けれど……」

貴音「もういちど、おあいできてよかった……」

冬馬「……ッ、た、貴音ェ! よく、よく来たなぁぁぁ!」ナデナデ

貴音「おにいさまぁ……」


春香「うぅ……よかった、よかったよぉ……」

伊織「……な、なによ……な、泣かせるじゃない……」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 22:53:47.93 ID:OHpmtRJaO
貴音「もう、貴音を離さないでくださいますね……」

P「ああ……貴音はずっと俺達と一緒だよ……」

千早「ええ、そうよ……もう離さないわ、愛しい貴音……」

冬馬「俺も、兄貴代わりなら、いくらでもしてやるよ……」

貴音「いいえ、あなたは間違いなくわたくしのお兄様です……」ピトッ

冬馬「っ、ああ、そうだな……ああ……!」

春香「……」

伊織「……」

貴音「でも、お父様……」

P「ん、どうした貴音」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 22:56:47.30 ID:OHpmtRJaO
貴音「貴音は悪い子です……」

貴音「お父様にはお母様がいらっしゃると、わかってはおりますのに……」

貴音「お父様に……一人の女として愛されたいと……そう願ってしまうのです……!」

P「 」

千早「 」

冬馬「 」

貴音「お父様にこうしてお会い出来たのはとても嬉しく思います……」

貴音「けれど……けれど……っ」

貴音「知らぬままでいれたら……わたくしは……あなた様を……っ」

千早「貴音……」

冬馬「……父娘は、流石にまずいぜ」

P「貴音……お前はそんなに……」

貴音「うぅ、うえぇぇ……」グスグスッ
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 22:59:32.61 ID:OHpmtRJaO
P「……千早……冬馬……」

千早「いいのよ、あなた。今はあの子を抱きしめてあげて」

冬馬「ああ、そうだぜ、父さん……」

P「ああ……」

貴音「うぅ……ふぅ、ひぐっ……ぐすっ……」

P「貴音……辛かったよな……それに、急で、ゴメンな……」

P「これからゆっくり、家族らしいこと、していこうな……」ギュッ

貴音「お父様ぁ……」ギュッ

P「貴音……!」

貴音「……ふぁ……」




貴音「ドッキリ大成功でございますね?」ブイッ

P「 」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 23:05:09.74 ID:lOq5GlnSO
貴音「ふふふ、逆ドッキリというのもなかなか乙なものです」

春香「な、なんだ、そうだったんだ……」

冬馬「ま、まあ、そうだよな……」

伊織「そ、そう、よね? そうよねぇ……?」

千早「……わ、私はなんて恥ずかしいことを……」

P「うああああ、穴掘って埋まってたいとはこの事か……」

貴音「ふふ、あなた様に抱きしめて頂けるなど役得でございました」

冬馬「……ほ、本当に未来から来たとかじゃないよな?」

貴音「ふふ、答えはわたくしの心の中に、ですよ……お兄様?」

冬馬「……」

貴音「ふふ」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/07(土) 23:11:27.26 ID:lOq5GlnSO
冬馬「四条の件でどっと疲れた……」

P「おうお疲れ……」

千早「責任取ってくださいプロデューサー」

伊織「どさくさに紛れて何言ってんのよ千早」

春香「あぅぅ……ちょっとこのVTRは公開出来ないなあ……」

貴音「ふふ、お父様お父様、貴音はお腹が空いてしまいました」

P「おいマジでお父様は止めてくれ」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 23:12:44.82 ID:OHpmtRJaO
千早「いいじゃないですか、あなた? ふふっ」

春香「……うーん、じゃあ、私も娘ですよ、むーすーめ! さ、冬馬、お父さんに甘えよう!」

冬馬「うげぇ……おい伊織、お前もだ」

伊織「は、はぁ!? あんたに伊織呼ばわりされる筋合いなんて……」

貴音「良いではないですかお姉様。家族仲良く、ですよ」クス

伊織「お姉様……ふ、ふん、悪くない、わね……」

P「あーはいはい、んじゃみんなでどっか飯食い行くか……」

春香「やったね! これも冬馬がドッキリ始めたお陰かな?」

千早「そうね、役得だわ。感謝します」

伊織「次は千早の役はわたしが頂くわよ、にひひっ♪」

貴音「私でも構いませんよ、あなた様?」

P「はーやれやれ……ドッキリはもう当分勘弁、だぜ!」

冬馬「あー、真似すんなよな!」


おわり
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/06/07(土) 23:13:31.53 ID:OHpmtRJaO
無理くりだが締めです。
お突き合いいただきありがとうございました!

それでは
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 23:15:31.36 ID:tP0apbJKo
乙!
お前と突きあった覚えはない!wwww
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 23:16:09.21 ID:fT7mYF2Ko
さすがお姫ちんは格が違った

128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/07(土) 23:18:15.49 ID:SEuZHldU0
乙です。
冬馬も含めて微笑ましい雰囲気で何より
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 23:18:23.07 ID:UEm8VTKL0
乙! 話の勢いがあっていいなww
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sagesaga]:2014/06/07(土) 23:24:25.19 ID:ZMXcE0EB0
おつかれちゃん
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 23:41:57.73 ID:C4MbYJ7DO
さすが、お姫ちん
そこに痺れる!憧れるぅ!
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 23:44:52.29 ID:Y15vf/CCo
おつかれ
またティンときたら書いてくれよな
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 23:51:34.96 ID:qHZKn4bDO
よし、じゃあケツだせ!
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/08(日) 00:53:51.07 ID:5W61gvUQ0
面白かった
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 01:00:41.59 ID:2xU7CcsDO
アー!

まだ9人残ってるやん!全員書いてくれないとあまとうがチャオ☆されてしまうので書いてください
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/08(日) 06:40:36.15 ID:2px/sC2t0
千早がいおりんを名前呼びしてたからそっち系の深い関係になった話なのかと勝手にワクテカしてた
このときめきどうしたらいい?
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/06/08(日) 07:13:47.46 ID:Pu32O1egO
千早っていおりんのこと名前呼びじゃなかったか ミスった
まあ二人の間に名前呼びに至るなにがしかのドラマがあったと言うことで……

遅まきながら依頼出してきます
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 08:32:51.79 ID:dMvC441Io
まあ高槻さん(年下に苗字+さん)とか律子(年上に呼び捨て)とかややこしいからな
ともあれ乙 あまとういいキャラしてるわ
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 08:44:35.66 ID:fslkT5OQO

結局公開出来るVTR一つもないじゃないか
140 : ◆ScWa69xlZ. [sage saga]:2014/06/08(日) 09:17:00.98 ID:Pu32O1egO
もう少ししたら出てこなかった数人メインのをちょっと書こうかなと思ってますので
お突き合いして下さると嬉しいです
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 09:44:28.57 ID:nAgsXEsHo
全裸で舞ってる
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 09:46:44.23 ID:K6FxyvJrO
もうきてるぜ
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/08(日) 14:57:59.68 ID:ITVRmee30
余計な世話かもしれんけど
次スレ
冬馬「今日これから始まる私のドッキリ」 P「またかよ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402187624/
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 23:23:10.10 ID:hmVmrzMKo
いいssだった、かけ値なしに
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