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パワプロ「雅ちゃ―ん」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/13(日) 23:51:09.63 ID:jXKb1uMO0

パワプロ「一緒にキャッチボールしない?」

雅「いいよ。やろっか」

パワプロ「やったー!!」



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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/13(日) 23:54:23.91 ID:dkzyqxat0
パワプロは久しぶりに見るな
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/13(日) 23:57:36.72 ID:jXKb1uMO0

パワプロ「やったー!!」

雅「あはは、パワプロ君嬉しそうだね」

パワプロ「雅ちゃんと一緒にいられるからね」

雅「え?」

パワプロ「だから、雅ちゃんと一緒だからだってば!」

雅「あ、あのさ、冗談だよね?」

パワプロ「冗談なんて言うもんか!」

雅「!?」

パワプロ「あ、ごめん。怒鳴っちゃって」

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/13(日) 23:59:56.45 ID:IL7vdOnB0
いいゾ〜
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 00:01:58.35 ID:GJXZhAsN0

雅「ううん……気にしないで(パワプロ君の目、まっすぐだったな///)」

パワプロ「雅ちゃんといられるのが嬉しくって」

雅「ぱ、パワプロ君///」

パワプロ「雅ちゃん///」

雅「パワプロ君……」

パワプロ「雅ちゃん……」

みずき「はいはいそこまでー」

雅「!?」

あおい「場所はわきまえようよ、ね?」

パワプロ「みずきちゃん!? それにあおいちゃんも!?」

6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 00:06:49.71 ID:GJXZhAsN0

パワプロ「ええ? 俺は雅ちゃんと」

あおい「投手は投手同士、ね?」

パワプロ「え? それを言うならバッテリー同士じゃ?(力強いよ……)」

雅「あの、キャッチボールくらい誰とでも」

あおい「そうだ、ボクのマリンボール教えてあげるよ。ね?」

パワプロ「いや、俺は雅ちゃんが」

あおい「ね?」

矢部「それを言うなら同級生でありライバルであるオイラ」

みずき「メガネ先輩は黙ってて。プラモ的当ての的にするわよ?」

矢部「お邪魔したでやんす……」

あおい「ね? だからボクと」

パワプロ「う、うーん」

雅「パワプロ君、僕違う人とやるね。あはは」フリフリ

パワプロ「そんなあ」

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 00:15:34.30 ID:GJXZhAsN0

雅「じゃ、またね」

パワプロ「う、うん……」

あおい「さあやろっか」

パワプロ「う、うう……」

聖「先輩泣いてるぞ?」

みずき「気にしない気にしない」

聖「でもあの表情」

パワプロ「なぜだ、なぜなんだ」ブツブツ

あおい「ほーら、可愛い女の子とキャッチボールだよー」

聖(死人のような表情で引きずられているぞ……)

みずき「……」

聖「みずき?」

みずき「……ん? あ、気にしないで」

やる気が下がった

雅ちゃんの評価が下がった

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 00:29:01.54 ID:GJXZhAsN0

…………キャッチボール後

あおい「ふう、楽しかったー」

パワプロ「……ありがとうございました」

あおい「うん、またやろうね」ギュッ

パワプロ「そうだね、あおいちゃん」

あおい(ストレッチの時抱きついたのに、反応が薄い……)

聖「元気がないぞ、みずき。それに上の空だ」

みずき「え、あれ?」

聖「そんなに先輩が気になるのか?」

みずき「馬鹿言わないでよ! 誰があんなホモ……」

聖「私が言ったのは早川先輩の方なんだが……」

みずき「何であんなホモ相手に……え?」

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 00:34:56.96 ID:GJXZhAsN0

聖「全く、うちの投手陣には困ったものだぞ……」

みずき「ち、違うから、違うってば」

聖「はいはい……」

みずき「聖―!」

パワプロ「ウォーミングアップも済んだし、各自練習するように」

そこのお前ら「うーす!」

パワプロ「投手陣は……」

あおい「パワプロ君はボクと特訓ね。マリンボール、投げたいでしょ?」

パワプロ「いや、俺は二刀流だし、内野の、雅ちゃんとの」

あおい「さあマウンドへレッツゴー」

パワプロ「いいやぁああああ!」

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 00:40:52.74 ID:GJXZhAsN0

聖「さ、私たちも始めるぞ」

みずき(先輩の隣……)チラッ

あおい「さあ、手とり足とり教えてあげるね―」ムニッ

パワプロ「くっつき過ぎだよ、あおいちゃん」

あおい「えー? セクハラ?」

パワプロ「酷い冤罪だよ」

聖「パワプロ先輩は相変わらずだな」

パワプロ「聖ちゃん達もピッチング練習?」

聖「うむ」

パワプロ「お互い頑張ろうね、聖ちゃん」ナデナデ

聖「こ、子供扱いするな///」

パワプロ「はいはい」

聖「ハイは一回!」

パワプロ「みずきちゃんも頑張ってね」

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 01:15:01.94 ID:GJXZhAsN0

みずき「っつ、そうだ!」

パワプロ「どうしたの?」

みずき「パワプロ先輩、特別にクレッセントムーン教えてあげよっか?」

パワプロ「みずきちゃんの決め球の?」

みずき「そう!」

パワプロ「いや、悪いし良いよ……」

あおい「そうそう。シンカー系なら『ボク』のマリンボールを、覚えれば良いんじゃないかな?」

パワプロ「それは決定事項なんだ……」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/14(月) 01:16:40.83 ID:GJXZhAsN0

みずき「えー、先輩左利きだしー、『私の』決め球の方が良いんじゃないですか〜?」

あおい「いやいや、同級生の『ボク』が」

みずき「いいえ、私が」

あおい「いやいや、左右でマリンボール。それに同級生カップル。何だか素敵じゃない?」

みずき「私のボールの方が使えますから。それに、誰が彼女ですか!」

あおい「……は?」

みずき「え〜?」

あおい「決着つけようか」

みずき「良いですよ」

聖「何だか騒がしくなってきたぞ」

パワプロ「聖ちゃん、俺筋トレしてくるよ。みんなに伝えといてくれないかな?」

聖「そ、そうなのか、わかったぞ」

パワプロ「鬼鮫さんの所へ行こう……」

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 01:17:48.07 ID:GJXZhAsN0

聖「先輩の体はいつ見ても逞しいぞ」

パワプロ「お礼にきんつば買ってくるから」

聖「約束、絶対だぞ!」

あおい「今日こそ決着付けてあげるよ!」

みずき「ふふーん、いっつも先輩にくっつき過ぎなんですよ!」

あおい「なっ、それは関係ないでしょ!」

みずき「それに先輩と海、行ったらしいじゃないですか……二人で」

あおい「……行ったけど、それが?」

みずき「むかっ」

あおい「みずきこそ、パワプロ君とクリスマス、部室でなにしてたの?」

みずき「内緒でーす」

聖「先輩がいなくなった……はっ!」

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 01:21:53.08 ID:GJXZhAsN0

あおい「ま、みずきがパワプロ君に手をつけるなんて、無理だろうけどね」

みすき「理科器具に欲情もしないと思いますよ」

あおい「理科器具?」

みずき「三角フラスコ」ボソッ

あおい「……」ブチッ

聖「この状況、とばっちりを受けるのは私じゃないか! 酷いぞ先輩!」

雅「パワプロ君、どこ行っちゃったんだろう……」

矢部「バッティング始めるでやんすー!」

雅「あ、はーい!」

あおい「聖ちゃん、パワプロ君には勿論私だよね?」

みずき「ホモ先輩を正常にさせるには、やっぱり私みたいな〜、可愛い女の子じゃないと」

あおい「ふん、生意気なだけじゃん」

みずき「ひーじーりー、このわがまま先輩に何か言い返してよ―!」

聖「私が!?」

あおい「聖ちゃん?」

みずき「聖?」

聖「パワプロ先輩酷いぞ―!」

聖ちゃんの評価が下がった
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/14(月) 01:22:22.79 ID:GJXZhAsN0
今日ここまで
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/14(月) 04:01:00.19 ID:7b76xcOtO
三角フラスコはアカン

乙やでー
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/15(火) 22:51:56.51 ID:asFMFPHc0

某トレーニング室

パワプロ「雅ちゃん……」

ギシッ ギシッ

パワプロ「ふっ、ふっ」

ガシャン ガシャン

パワプロ「はあ……」

「『せい』が出てるね」

パワプロ「あ、見ていたんですね、鬼鮫コーチ」

鬼鮫「ああ、君の若さ溢れるその体、筋肉、見事なものだ」モミモミ

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/15(火) 22:55:49.26 ID:asFMFPHc0

パワプロ「全部鬼鮫コーチのおかげですよ。感謝しています」

鬼鮫「良い肉付きだ。急速もだいぶ伸びたんじゃないかい?」モミモミ

パワプロ「ええ、おかげさまで。150キロ後半を常時出せるようになりました」

鬼鮫「それはすごい!」

パワプロ「それに、コーチから教わった山なりボール。それら二つを用いた緩急ピッチング。これで俺は名実ともにエースになりました」

鬼鮫「けれど君には悩みがある。違うかね?」モミッ

パワプロ「……」

鬼鮫「どうしたんだい? いや、答えなくても良い」サワサワ

パワプロ「鬼鮫コーチ……」

鬼鮫「気の迷いは筋肉の迷い」サワサワ

パワプロ「コーチ……」

鬼鮫「語らずとも、君の筋肉が私に語りかけてくるよ」ギュッ

パワプロ「!」

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/15(火) 22:57:13.17 ID:asFMFPHc0

鬼鮫「あの少年だろ?」

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/15(火) 23:05:25.63 ID:oOMry1V1O
続けたまえ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/15(火) 23:05:29.45 ID:asFMFPHc0

パワプロ「……コーチには敵いませんね」

鬼鮫「人の色恋は自由だよ、パワプロ君」

パワプロ「そんな、俺はただ……雅ちゃんと」

鬼鮫「しかしなパワプロ君、私は彼を君に進められんのだよ」

パワプロ「何故です、コーチ! 雅ちゃんのどこがいけないんですか!」

鬼鮫「彼のことが気になって一度、君の高校へ見に行ったことがある。そうだ、コレは私が作ったお稲荷さんだ。食べるかい?」

パワプロ「いただきます」モキュモキュ

鬼鮫「どうだい?」

パワプロ「黄金いろに輝いていて、甘みもあって美味ひいです」

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/15(火) 23:15:46.21 ID:asFMFPHc0

鬼鮫「うんうん、いい食べっぷりだ。頑張って絞り出したかいがあったよ」

パワプロ「絞り出す?」

鬼鮫「こっちの話さ。ドンドンんお食べ」

パワプロ(なんだろう……)モキュモキュ

鬼鮫「うんうん、それは良かった。これレシピのメモね」

パワプロ「どうも。……話を戻します。雅ちゃんをどうして……」

鬼鮫「グラブさばき、スローイングまでの早さから見ても、守備技術は上々。パワーは無くとも、当てるのも上手い。野球センスは中々の物といえる」

パワプロ「そうです! 雅ちゃんには俺には無い柔らかさがあるんです!」バンッ

鬼鮫「しかし彼の筋肉は甘い、ところどころ男にはあるまじき、『脂肪』が付いているんだよ」

パワプロ「でも、雅ちゃんはそれを気にしてランニングや」

鬼鮫「うむ、しかしな……彼は何か秘密が」

パワプロ「コーチのバカ! もう知らない! 御馳走様でした!!」

ダダダッ

23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/07/15(火) 23:16:38.58 ID:asFMFPHc0

鬼鮫「パワプロ君! ……行ってしまったか」

鬼鮫「……若いな。だが、その若さから滲み出る甘さが……なんともいえん」ニヤァ


鬼鮫の評価が上がった

球速が1キロ上がった

筋力ポイントが上がった

疲れが取れた

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/16(水) 02:45:05.25 ID:Nl5IJlNxO
二人ともホモやないか
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